双子でツンデレなおすすめアニメランキング 27

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの双子でツンデレな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月12日の時点で一番の双子でツンデレなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

87.2 1 双子でツンデレなアニメランキング1位
バカとテストと召喚獣にっ!(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (3161)
18247人が棚に入れました
進級テストの成績で厳しくクラス分けされる先進的な進学校「文月学園」。秀才が集まる設備も整ったAクラスに対して最底辺のFクラスの設備はボロい卓袱台や腐った畳だけ。そんなFクラスの生徒である吉井明久は、訳あって同じクラスとなった健気な才女・姫路瑞希のため学園が開発したシステムを使ったクラス争奪バトル「試験召喚戦争」に挑戦する。果たして、Fクラスは上位の強豪クラスに勝利することができるのだろうか――

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、水橋かおり、鈴木達央、加藤英美里、宮田幸季、磯村知美、竹達彩奈、寺島拓篤、平田真菜、南條愛乃、井上喜久子、大塚明夫、津田健次郎

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女性陣から色んなオーラが出てますよ♪

■いよいよ2期始まりましたね°゚°。。ヾ( ~▽~)ツ ワーイ♪
まずは、1期を観てない方でも楽しめますが、当然のことながら1期からの視聴を推薦いたしますよ♪
とにかく、1期から続く「肉食系女子」と「草食系男子」のおバカなドタバタコメディは相変わらずの面白さで、スタートとしては申し分なかったですね♪

4話まで視聴したところ、1期よりも個人的には評価は上ですよ!
正直、1期の物語で中心になっていました「試験召喚システム」による召喚戦争は、斬新な設定でしたけど、最初の方はあまり面白く感じてなかったのです。( ̄ο ̄)え~
でも、1期の後半からラブコメ要素が強くなってきた辺りからの展開はとっても楽しくて好きでした♪

2期でも注目といいますか、大好きなキャラの翔子ちゃんの行動を温かく見守って行きたいですね(^^)
翔子ちゃんの愛情の表現は過剰すぎて、超肉食系ですけど「雄二のお嫁さんになる」と言う長年の想いを、是非色んな形で見せて欲しいのです♪
アイアンクロー!!・・・目潰し!!三三三(σ´□`)σ☆0☆;)フギャー!!
そんな攻撃も受け止められる雄二はきっと翔子ちゃんの愛情も受け止められるはずですよー♪

他にもたくさんの個性的キャラがクオリティの高い描写で表現されているので、いきいきとした楽しい雰囲気がとっても印象的で好感がもてますね♪
1話が短く感じられる内容なので、毎話楽しみにしてみていけそうでーす!


■総評
2期も相変わらずのバカテスワールドで楽しく最後まで観ることができました♪
独創的な演出・作画はかなりの出来で、テロップの使い方、思い切った色彩やカット割り、幾何学模様的な背景など2期になって益々良くなってる気がします。
同時期に始まった「輪るピングドラム」も独特な演出が魅力な作品なのですけど、斬新さにちょっとだけ嫌味な感じを受けるのです。
その点「バカテス」の場合は、この手の演出が洗練されて、ギャグパートとシリアスパートでちゃんと使い分けるように、複雑でありながら自然で温かみを感じる程に考えられているところがすごいなぁって感心しちゃいました。

ストーリーの方は、1期に較べると召喚戦争の描写が減った代わりにキャラの恋愛を中心に物語が構成されていたように思います♪
ここらへんの評価は、視聴者の好みで分かれそうな気がしますけど、σ(・・*)アタシは1期よりもよかったと思っていますよ♪
2期では美波ちゃんが明久を想う心理描写がとっても良く描かれているので、かなり美波ちゃんファンが多くなったのではないでしょうか?
私は瑞樹ちゃんの髪飾りのうさぎさんの表情が豊かで、可愛くってしょうがなかったです♪
もちろん瑞樹ちゃんも可愛かったですよw

最後に、雄二&翔子の子供が生まれるまでキッチリ続編を作って欲しいです♪
また素敵な皆に逢えることを願っていますよ(*^o^*)


■MISIC
OP曲『君+謎+私でJUMP!!』
歌:Larval Stage Planning(桐島愛里、舞崎なみ、朝見凛)
アニソンの世界で今後の活躍が期待できそうな3人組みユニットです!
可愛らしい歌声で軽快でポップな曲になってますね♪

ED曲『エウレカベイビー』
歌:麻生夏子
閃いて (Pa!) 輝いて (Pi!) 電 (Po!) 球 (Pa!) ぴっかんこ (はいっ)wwww
電球のように明るく元気な歌声で聴いているこっちも元気になるようなナンバーです♪

ED曲『バカと個室と孤独飯』(7話)
歌:milktub
ネタ曲ですねw「卵かけご飯です~」っておバカな歌ですね♪

挿入歌『Hi-Ho!!』(11話)
歌:milktub
雄二&翔子の幼少期のシーンが思い出す熱いナンバーですね♪


2011.07.30・第一の手記
2011.10.01・第二の手記(追加:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 84

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

バカもテストも召喚獣も徐々に影の薄くなるアニメです。

1期と2期を併せた感想です。

バカ、テスト、召喚獣。
インパクトキーワードが並ぶアニメタイトルです。
早い話、ある意味バカな奴らがテストの点数で召喚獣戦争をするアニメでした。
2期ではこれも薄れてましたけど・・・
だからこのアニメは基本、ドタバタラブコメです。
スピーディーな強引さが好印象。
たびたび下品混じりの笑いですが、私好みですね。

主人公の吉井明久はバカだけど誠実。
好感度大です。
声は、癒し系男声の盟主、下野紘さんです。
おとぼけ調の柔らかい声が役にフィットしてますね。

よくある設定ですが、ダブルヒロインの胸は格差社会です。
美波の板胸は鉄板ネタでした。
気にしているのがどうもかわいい。
ホントは気にする必要はないんですけどね。
当然、私は・・・・・美波派です。
2期の過去話は、不意打ちでした。
まさかこのアニメで感動するとは。

1期のOP曲はテンションの上がる魔法の音楽。
落ち込んでいる時に聴くと復活すること請け合いです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 60
ネタバレ

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あにこれ版バカテスト~♪

今回のレビューはいつもとは違う、バカテスに合わせた趣向のレビューにさせていただきました。
名付けて・・・あにこれ版バカテスト~♪
オー""ハ(^∀^*)パチパチパチ♪


【第1問】
バカテス2期の見どころを挙げなさい。

●偽ニュー隊長の答え
{netabare}
   「出演キャラクター達の恋模様」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    とても良い答えです。見どころは人それぞれとらえ方が違いますが、この2期は1期と比べて恋愛描写が進みより強く描かれていましたね。
{/netabare}

●せもぽぬめの答え
{netabare}
   「雄二と翔子の子供が出来るまでの愛の軌跡♪」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    雄二君は逃げ回っていたような気がしますが・・・。
{/netabare}

●だんちょーの答え
{netabare}
    「水着回・浴衣回などの私の衝動を満たす素敵な構成(;゚∀゚)=3ハァハァ」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    いきなり危ない答えで先生この先、君の回答に不安です。
{/netabare}


【第2問】
以下のキャラを演じている声優を答えなさい。
①吉井明久②姫路瑞希③島田美波

●偽ニュー隊長の答え
{netabare}
   「①下野紘(他出演作)神のみ:桂木桂馬
    ②原田ひとみ(他出演作)ひだまり:乃莉
    ③水橋かおり (他出演作)まどマギ:巴マミ、鹿目タツヤ、ワルプルギスの夜」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    正解です。他の出演作品も答えてくれるとはさすがですね。
{/netabare}

●せもぽぬめの答え
{netabare}
   「①しもっち
    ②むっちりーに
    ③みずはっしー」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    可愛いあだなで答えても正式な声優名で答えないと正解はあげられません。
{/netabare}

●だんちょーの答え
{netabare}
   「①ヨスガノソラのプレイボーイ(;゚∀゚)=3ハァハァ
    ②ごめんなさい、リアルに知りません・・・
    ③まどマギのマミたん(;゚∀゚)=3ハァハァ」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    声優名を覚えましょうね。
{/netabare}


【第3問】
召喚獣とは何か答えなさい。

●偽ニュー隊長の答え
{netabare}
   「テストの点数に比例した強さを持ち、召喚者をデフォルメした姿の全長80cm程の分身。クラス間抗争試験召喚戦争の手段として使用する。」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    正解です。簡潔にまとめた良い答えでした。
{/netabare}

●せもぽぬめの答え
{netabare}
   「召喚者のデフォルメねんどろいど」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    そんな物では戦えません。
{/netabare}

●だんちょーの答え
{netabare}
   「 ( ´,_ゝ`)フヒヒ 完全犯罪の道具?(;゚∀゚)=3ハァハァ 」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    ちょっと職員室に来なさい。
    ノノノ_(≧。≦_)ψ(`Д´)ψコッチニキナサイ
{/netabare}


【第4問】
召喚獣を召喚する時の詠唱呪文を答えなさい。

●偽ニュー隊長の答え
{netabare}
   「試獣召喚『サモン!』」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    正解です。さすがにこの問いは簡単過ぎましたね。
{/netabare}

●せもぽぬめの答え
{netabare}
   「サモン!!・・・・・ほうさく??」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    まぁ一応それでも召喚獣は出てきますが・・・野球選手は出てきませんからね。
{/netabare}

●匿名希望の答え
{netabare}
   「たけ---(´Д`)---たつ!!」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    竹達彩奈は絶対出てきません。
{/netabare}


【第5問】  
あなたの気になるヒロインを2人挙げなさい。

●偽ニュー隊長の答え
{netabare}
   「島田美波(ツンデレ代表)
    霧島翔子(クーデレ代表)」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    なるほど。その系統できましたか。
{/netabare}

●せもぽぬめの答え
{netabare}
   「翔子ちゃんと瑞貴ちゃんの髪飾りのうさぎちゃん♪」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    髪飾りに負けた女性キャラが不憫です。
{/netabare}

●匿名希望の答え
{netabare}
   「霧島翔子、清水美春。翔子はおしとやかで可愛いので(;゚∀゚)=3ハァハァ。清水さんは、たけ---(´Д`)---たつ!!なのでどちらかというと清水さんの方が好み、というか、豚野郎と呼ばれるだけでも(;゚∀゚)=3ハァハァ。この豚!!はぁ~いwwwwwwwww (;゚∀゚)=3ハァハァ」
{/netabare}
○撫子娘教師のコメント
{netabare}
    君も職員室に来なさい。
    ノノノ_(≧。≦_)ψ(`Д´)ψコッチニキナサイ
{/netabare}


以上!あにこれ版バカテスト終了!
偽ニュー隊長様、だんちょー様、せもぽぬめ様、匿名希望様、このレビューへのご協力大変ありがとうございました。
☆⌒(*^▽゜)vありが㌧ m(_ _"m)ペコリ
(匿名希望様はご本人様のご都合によりこのように表記させて頂きました)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 57

71.9 2 双子でツンデレなアニメランキング2位
おとめ妖怪ざくろ(TVアニメ動画)

2010年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (809)
4619人が棚に入れました
改暦をした文明開化の時代、妖怪(妖人)と人間が共存する世界。月の満ち欠けと共に生活を営んでいたこの国が、突如として太陽の巡りとともに生活するようになったことで、「改暦」に反対する妖怪の過激派の取り締まりのために組織された「妖人省」。そこは妖怪側の代表と人間側の代表とで作られていた。妖人達の起こす不思議な事件の数々を解決するために、半妖人の西王母桃(ざくろ)、薄蛍(すすきほたる)、鬼灯(ほおずき)、雪洞(ぼんぼり)の4人の少女と、陸軍少尉の総角景(あげまきけい)、芳野蔓利劔(よしのかずらりけん)、花桐丸竜(はなきりがんりゅう)の3人がタッグを組んで、悪さをする妖人たちと可憐に戦うというストーリー。奔走するざくろ達妖人と、若き軍人達の姿がコミカルに描かれる。

U-tantan-U さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

艶やかで穏やかな雰囲気を堪能する美しい作品。

女性原作だけあって、完全に少女漫画系の作品ですが、男性でも十分楽しめると思います。少なくとも私は楽しめました^^


妖怪が登場するという設定の、明治の日本が舞台となっています。基本的に人間と妖怪は相容れない存在となっていて、様々な問題が巻き起こっている。そんな事を解決していくために半妖(妖怪と人間のハーフ)の女の子たちと人間(男)が依頼、問題をこなしていく間に心を通わせていくというお話。


ラブコメがメインの作品ですが、対立構造や半妖に対する世間からの偏見とそれを乗り越えようとするヒロインたちの葛藤が上手いこと描かれています。また、作画が非常に良く、ヒロインたちの可愛らしさ、着物や飾りの美しさや艶やかさが細部まで表現されて、和が感じられるのも良さです。ここがこのアニメのイチバンの魅力だと思います。


少女漫画原作だけあり、誰と誰がカップルになるのかはっきりしています(1話の時点でわかるw)3組もいるというのは
珍しめかな?


この3組(双子含む)がそれぞれ心を通わせていくまでの過程が非常に微笑ましく、穏やかな気持ちにさせてくれます。鬱展開があまりないのでニヤニヤして楽しんでましたw


そして、毎度毎度言っている気がしますが、ヒロインが非常に豪華!本当に豪華!脇役までずらりと名の通った声優が並びます。ヒロインだけ挙げていくと、

ざくろ→渚役の中原麻衣。渚のイメージとは全く違う。幅が広いなあ^^

ほたる→花澤香菜。清楚で美しい!

ぼんぼりとほおずき→豊崎愛生と堀江由衣。すごいシンクロ!このシンクロは豪華すぎる^^ 聞き分けが難しいくらい^^

ヒロイン以外も豪華なので、そこを楽しむことも出来ると思います。


正直2クールでやって、もっと広げてもよかったかも、、とは多少思います^^細部まで見たかった。


ただ最終話は本当に良くて、13話見切ってかなり満足できる出来でした。


ラブコメ好きな方にはぜひ。そうじゃない方もぜひ。純粋にニヤニヤできます^^w

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ヘタレイケメンいいね

この作品は女性キャラよりも男性キャラに魅力があります
もちろんざくろや薄蛍も可愛いのですが
それ以上に男性陣3名が魅力的
でも男の私でも楽しめました
なので男性にもおすすめしたい作品です

特に顔はいいのにヘタレの総角さん
キザなキャラは苦手なのでこういう人で良かったです
彼は良い意味でヘタレっぷりを発揮してくれました
やるときはやる人ですけどね

それと利劍さん
これぞ真の男
かっこよすぎです
薄蛍と利劍さんには幸せになってほしいな


それと音楽に力入ってるなぁ…
OPも良い曲ですがEDもバリエーションがあって面白かったです
3曲あるのですが一番お気に入りは
ざくろと総角さんの「初戀は柘榴色」ですね
総角歌えよww
※総角さんは喋ってるだけでざくろしか歌ってません※
これでデュエット曲なので私は怒ってるんです
なに!? 語りだったのかあれは!なら仕方ない…
ギャラはざくろに8割ですよ?
まとめると総角さんが好きです良い曲です何度もリピートしちゃいます


ラブコメ色強め+バトル作品
最初キャラデザ苦手でしたが慣れてきました
なかなか面白かったです
最終回もいつもの調子で終わってくれたので満足です

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アニメ界きっての優雅な戦闘シーン

時代設定は明治初期。
軍人3人と半妖4人からなる妖人省が、妖怪による事件を解決する話。

基本は恋愛アニメで、半妖の悲哀をベースに物語が進行。
4人の半妖のヒロインがそれぞれかわいく描かれています。

回が進むにつれ盛り下がってくるのが少々残念です。

1話のざくろたちによる妖怪退治シーンが美しくて優雅。
ここイチオシです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

86.7 3 双子でツンデレなアニメランキング3位
バカとテストと召喚獣(TVアニメ動画)

2010年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (5283)
25848人が棚に入れました
科学と偶然とオカルトによって開発された「試験召喚システム」を試験的に採用し、学力低下が嘆かれる昨今に新風を巻き起こした文月学園。
振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされるこの学園で自信満々にテストの結果を受け取った主人公・吉井明久(よしいあきひさ)を待っていたのは最低クラスであるFクラスの、学び舎とは思えない最低の教室だった――。
この状態を改善するにはテストに応じた強さを持つ「召喚獣」の戦争「試召戦争」で勝ち上がるしかない!新感覚、バトル学園ラブ?コメディ!!

声優・キャラクター
下野紘、原田ひとみ、水橋かおり、鈴木達央、加藤英美里、宮田幸季、磯村知美、竹達彩奈、寺島拓篤、平田真菜、南條愛乃、津田健次郎、大塚明夫、井上喜久子

ゼロスゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

初めてアニメで爆笑した作品

俺が今まで見たアニメの中で1,2を争うほどの最高のギャグアニメですね。
何回みても飽きないおもしろさがあります。

ギャグもいいんですがそれ以上に明久のツッコミが最高です。
やはりツッコミがいいと自然とおもしろくなりますよねw
下野さんナイスです(σ゚∀゚)σ

このバカたちを見てるとなんか元気になれますね~
そんな風に思えるアニメでした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 62

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

性別ネタが多いよ!

原作未読。

学力でクラスを分けられる学校。
テストの点数が召喚獣の強さに反映される。
バカ、クズ、何とでも言え。
召喚獣を用いた、バカどもの反逆が今始まる!


……ってな感じです。
生徒それぞれが学力に応じた召喚獣を持っています。
バトルに勝つことで上位のクラスに上がっていけます。


しかし、話の流れとはあまり関係がありません。
内容はほとんどがラブコメ。
召喚獣戦はおまけみたいなものです。
RPGのステータス画面のようなものも出てきますが、数字に意味がありません。

ラブコメ部分は、男女の垣根がないのが特徴です。
男×男、女×女、そっち系のネタで笑いを取ってくることが多いです。
女装とか男装とか。
性別が「秀吉」なんてのもあります。
秀吉かわいいよ秀吉。


むちゃくちゃな日常から始まり、笑いを交えて、ちょっぴりいい話で終わる。
そんなパターンが毎話のように続きます。

テーマ性を見つけるのはちょっと無理っぽいです。
コメディですし、それで全然いいのですが。


日常部分はちょっとドタバタしすぎですね。
何の脈絡もないストーリーです。
いい方向にバカな始まり方ではなく、単にやかましく感じました。
終わり方はいいんですが、導入部が物足りなかったです。

それでもそこそこ笑えました。
多分、1話に2~3回くらいクスッときています。
でも、声を立てて笑うようなことはなかったかな?

それもそのはず。
この作品は、原作なしのオリジナルだそうです。
原作があるのは2期のほう。
1期でのできごとをある程度引き継ぎつつも、原作に忠実なのが2期です。

このアニメは、原作の人気にあやかって作られたオリジナルストーリー。
少し物足りなく感じるのも、仕方ないのかもしれません。


なお、キャラはよく立っています。
すぐに名前を覚えられると思います。
ムッツリーニとかムッツリーニとかムッツリーニとか。
その分、モブキャラの扱いがちょっとひどいですけどw

音楽については特筆すべき点がないです。
可もなく不可もなくといったところ。

少なくともストレスとは無縁の作品です。
このアニメを見てシリーズの評価を決めるのではなく、2期へのステップとして見るのが正解かもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 58

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

馬鹿のテンションで笑いを取る!!このテンションに乗れればとても面白い作品!!【総合評価:87点】

2010年冬に全13話で放送された作品。

この作品は笑いと恋愛の二つの要素を盛り込んだ作品ですね。
自分としては、恋愛よりも笑いを求める作品だと認識していますので悪しからず。

舞台は振り分け試験の成績で厳しくクラス分けされる文月学園
A~Fまであるクラスは、最高ランクのAクラスより、教室設備が徐々にランクダウンし、最低ランクのFクラスは最早、学び舎とは思えない最低の教室を割り当てられると言う厳しさ。
主人公、吉井明久は最低ランクのFクラスに割り当てられる。
そして、病弱で振り分け試験の当日に風邪の為、試験を途中退室し全教科0点とされてFクラスに割り当てられてしまったヒロインの姫路瑞希

文月学園には、「試験召喚システム」 と呼ばれる試験の点数に応じた強さを持つ「召喚獣」を償還できると言うシステムが存在
その「召還獣」使用した戦争「試召戦争」にて勝利することが出来れば、クラスの設備を入れ替えることが可能
姫路を本来の実力に相応しい環境で勉強させてあげたいと吉井はFクラス代表の坂本雄二を焚きつけて試召戦争へと立ち上がらせ、打倒Aクラスを目指して奮闘する。


と、大筋はこんな感じなのですが、これだけだと、真面目な勉強アニメって感じになってしまいます。
ですが、この作品はそんなお堅いのではありません。

馬鹿馬鹿しくも個性の強い面々によって繰り広げられる笑いを追及したアニメ
基本的にメインキャラのFクラスの馬鹿なやり取りや行動は、馬鹿のテンションだからこその面白さがあり、会話劇と言うよりもその場の勢いで笑いを取ってきますね。
馬鹿なキャラばっかりなのに、どのキャラも憎めない愛着の持てるキャラと言うのがポイントです。
そして、こう行った勢いで笑いを取るタイプの作品で重要となってくるのは、声優ですね。
主人公、吉井明久を演じる下野紘は正に適任だったと思います。
このキャスティングだったからこそ、この作品の笑いの要素はより輝かしいものになっていると言っても過言ではないでしょう。

そして、パートに節目にあるコーナー。バカテスト。
文章で表示されるだけなので見逃す方も居るかもしれませんが、それは勿体無いですので、そこは注意してほしいです。
教科などはランダムですが、普通の問題が出題され、それを各キャラクターが回答すると言う単純なコーナー
ですが、珍回答続出で面白いので、是非ともこのバカテストにも注目していただきたいです。

作画に関してですが……
取り立てて際立っていると言うのはありません。誤解の内容に言わせてもらいますが、決してお粗末だと言うわけではないです。
パステルカラーを用いた、若干オシャレな演出など普通に良好だとは思います。
ただ、作画が際立って素晴らしい作品に比べたら、そうでもないなって事です。

各キャラクターのデザインや召還獣のデザイン、どれも酷評を受けるようなものでもないと思われます。
作品のタイトルでもある召還獣による戦闘は、まぁ期待するほどのバトル物ではないですね。
この召還獣による戦闘シーンは結構ある割には若干残念な気もしますが、まぁ基本は笑いを求める作品だと自分は思っていますので、そこまで気にする事もないです。

と言った感じで、この作品の紹介とさせて頂きます。
テンションに任せ勢いで笑いを取るタイプなので、この作品の持つ勢いが合うか合わないかで、この作品の笑いの要素に対する評価は変わってくるでしょう。
個人的には、この馬鹿なテンションは合っていたので、とても面白く視聴できました。
未視聴の方は試しに数話視聴して、面白いと思えば最後まで安定して楽しめると思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 55

74.5 4 双子でツンデレなアニメランキング4位
SKET DANCE[スケットダンス](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (835)
5079人が棚に入れました
人助けの部活動にも関わらず依頼がなくグダグダしていたスケット団に、依頼者の山中一郎が現れた。彼曰く、中学のときから付き合っていた『なっちゃん』に突然理由も無く別れを告げられ困っているとのこと。彼から譲られた写真から『なっちゃん』がスイッチと同じクラスの渡辺菜三子であると踏んだ3人は、早速調査に乗り出す。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

<最終回まで視聴完了> 気楽に観ていられた楽しい作品

『週刊少年ジャンプ』に連載中の篠原健太による漫画作品を
原作にしたアニメ。

物語内容は、人助けを目的とした高校の部活動
「スケット団」の日常と活躍を描いた学園コメディで、
大抵はケラケラ笑っておしまいなのだが、
時折ボロ泣きしてしまうような、ハートフルないい話があったりで、
そのメリハリとテンポの良い見せ方、3人構成のスケット団の紅一点 
ヒメ子の関西弁のおかげもあり、小気味良いボケとツッコミのある会話も
笑わせてくれるし、それに何より学園の生徒、先生をはじめ、
登場人物たちのすべてのキャラが、すごく立っているのが面白く、
つくづくよく出来ているなぁと感心してしまうほど。

また、回を追うごとにわかってくる人物の過去や相関関係なども
よく練り込まれていて、ほんと・・観ていて飽きなかったし
毎回楽しみだった。なので突然来た最終回が残念でならなかった。

女の子たちも日本の昔ながらのアニメっぽいキャラデザだし、
生徒会の男子達のキャラデザなんかは、
昭和から平成にかけてのアニメの主人公を
並べたような感じの風貌がまた、懐かしくてww

ちなみに、作中で学園祭のひとつであるロックフェスティバルが開催され、
声優も務めているGACKTが実際に歌ったり、スケット団の3人によるバンド
「The Sketchbook(ザ スケッチブック)」は、楽曲、メンバーともに
この作品のオーディションイベントで起用されたもので、
現在はOP、EDも歌っているのだけれど、
主人公のボッスンが歌ってるとしか思えないほど声質が似ていた。

毎回、気楽に観ることができて元気をもらえていた作品だったので
いつかまた銀魂のように戻ってきてくれることを期待している。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42
ネタバレ

puuuusan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

SKET DANCE!! we can do it! 3,2,1 LET'S GO!!

【スケットダンスってこんなの!】
学園生活支援部、人呼んで『スケット団』

パソコンで喋るスイッチ!
ツッコミ担当の紅一点ヒメコ!
赤ツノチリ毛虫のボッスン(笑)

彼ら3人とその仲間たちが送る学園ギャグコメディだ!

個性の強い依頼者やヘンテコな相談にヒメコが突っ込む!
スイッチがかぶせボケする!
……ボッスンは、、集中する!(笑)
といった感じです。
※ボッスンはリーダーです※

全77話と多いですが面白い話が多いので楽しめるはず…

クソゲー回や桃太郎改編話、ガチャガチャ回……
他にもたくさん印象に残ってる話がありますね。

なんのこっちゃって人は見てみてくださいな
わかる!って人は語り合いましょう!

【アニメならではなとこ!】
①何と言ってもあの回
{netabare}カイメイロックフェスでしょう。
アニメ専用にオリジナルスリーピースバンド『The Sketchbook』が作られましたね。
歌う曲もオリジナルソング『道』に変更されていました。かっこいい!
これがそのままOP2となるわけですが…
かっこいいわヌルヌル動くわで感動した覚えがあります。
その後もオープニングエンディング劇中歌と大活躍でした。
{/netabare}

②SEが面白い
アニメとなって音がつくわけですが、SEが面白かったです。
こればっかりは聞かないとわかりませんね。
{netabare}ボッスンが巨大アフロになる回で、トコローション10で伸びた髪を切るときの『パッツン』はいまでも覚えています{/netabare}
他にも{netabare}『見せられないよ☆』とかもありましたよね。てへっ☆ってしてるボッスンでモザイクしてありました。多分ペロキャンで吐いたときです{/netabare}

他にも放送部の八木ちゃんの友達『倉ちゃん』をやたら推してきたり
銀魂コラボの時の声優被りはアニメならではですね。

ギャグはレベル高いと思います。気に入った方はぜひぜひ原作も手にとってみてください♪


ここから先は真面目な話になりそうです。
どうでもいいや♪って方はスルーしてください。
見てくださってありがとうございました!

【アニメ・スケットダンスについて】
アニメについてちょっと苦言を呈します。
{netabare}終盤からお色気シーンが過度になったと思います。雑になっていった気もします…
そんな漫画ではないので残念でした。売り上げの関係もあったのでしょうね…{/netabare}

【スケットダンスという作品】
ここでは2つお話してみたいと思います。
①{netabare}評価の分かれるシリアス回
3人の過去に触れたお話です。
特にスイッチの話はスケットダンスでは段違いに重いと思います。
作者曰く設定は元から決まっていたようで、作者自身もやるかどうか悩んでいたといいます。
スケットダンスという作品を「ギャグ漫画」として認識していた人にとっては受け入れづらかったことと思います。
自分はなんの情報もなく見ていたので身構えずにすみました。
そのせいか気にならなかったどころかこの作品にハマるきっかけにもなりました。

スケットダンスを語る上で欠かせないシリアス回。どうか非難せず見届けてほしいです。
それとこれから見る人にもシリアス回が重いことは内緒にしておいた方がいいかもしれませんね。
すみません、偉そうに語ってしまいました。{/netabare}

②{netabare}銀魂との比較
スケットダンスはよく銀魂と比較されます。
作者さんも「劣化銀魂」と銀魂コラボの時に銀さんに言わせていましたw
同じジャンプ作品でギャグ路線だったので比較されてしまうのでしょうか。
自分は銀魂も大好きなのですが

はっきりいって銀魂には勝てません。

銀魂は偉大すぎるのです。
これはスケットダンスが面白くない!ということではなく、銀魂が大きすぎるってことです。
比較対象が大きすぎて、スケットダンスが霞んでしまうのはちょっと悔しいです。
3人組という設定こそ似ているものの、ギャグの成分は違っていてどちらも素晴らしいです。

『スケットダンス単体で見てほしい!』
これが僕の願いです…

ここまで見てくださった方、どうもありがとうございました!
{/netabare}


【スケットダンスクイズ!】
モブキャラやどうでもいいキャラ、どうでもいい設定が多いスケットダンス。
第二回人気投票では応募キャラ総数が600を超えていました。
まあなかには『ベル坊』『池上彰』とか全然関係ないキャラもあったみたいですけどねw

そこで、ちょっとクイズを出したいと思います。
まずは2問いってみたいと思います!
クイズスタート!
(思いついたら更新するかもしれません)

第一問
ウォン老師発案のクソゲーシリーズ『ヒュペリオン』
男しかハマれないという将棋のようなゲームに登場する切り込み隊長の名前は?
{netabare}ドドンドンドドンでした!まだまだ序の口!{/netabare}

第二問
ボッスンたち3人がガチャガチャの魔力にとりつかれた回。
そこでヒメコが3回連続で当てたキャラの名前は?
{netabare}アンソニー……ですがぁ〜
そいつのTシャツにプリントされていた文字は何?
{netabare}I♡NY
マニアック問題でしたw{/netabare}{/netabare}

お付き合いいただきありがとうございました!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

結構面白かったなあ・・・

篠原健太による漫画が原作の作品です。

学園をより楽しくするためのサポート集団と

いう建前の便利屋の三人組が

様々なことに巻き込まれながら

全力で向かっていく感じでした。

ほかの作品とのコラボなど新鮮なところ

も時々感じられて良かったと思います。

コメディ主体ですが時折重たい話が

混ざっていて面白かったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

78.8 5 双子でツンデレなアニメランキング5位
魔王学院の不適合者(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (648)
2560人が棚に入れました
二千年の時を経て蘇った暴虐の魔王――だが、魔王候補を育てる学院の適性――《不適合》!?人を、精霊を、神々すらも滅ぼしながら、延々と続く闘争に飽き、平和な世の中を夢見て転生した暴虐の魔王「アノス・ヴォルディゴード」。しかし二千年後、転生した彼を待っていたのは平和に慣れて弱くなりすぎた子孫たちと、衰退を極めた魔法の数々だった。魔王の生まれ変わりと目される者を集め教育する“魔王学院"に入学したアノスだが、学院は彼の力を見抜けず不適合者の烙印を押す始末。さらには、伝説の魔王は自分とはまったくの別人という事になっていた。誰からも格下と侮られる中、ただひとり親身になってくれる少女ミーシャを配下に加え、不適合者(魔王)が、魔族のヒエラルキーを駆け上がる!!「摂理だろうと運命だろうと、奇跡だろうと、俺の眼前ではただひれ伏し消えるのみだ。」

声優・キャラクター
鈴木達央、楠木ともり、夏吉ゆうこ、松本忍、豊崎愛生、小清水亜美
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

坂の上のKoUMOn

原作未読 全13話


概要は作品タイトルと公式あらすじでほぼ説明可能範囲。
主人公名をもじり「さすがアノスさま」が連呼される清々しいまでの異世界主人公最強系です。
どんな感じか簡単に差別化しとくと、


 司馬史観 + 水戸黄門


司馬遼太郎の歴史の捉え方を土台に往年の時代劇のお作法を乗っけた感じでした。どこかしら親近感が湧きそうな仕様だからなのか完走するのにそれほど抵抗はありません。
{netabare}※尚同じ“しば”でも「さすがお兄さま」でお馴染みの司波達也様とは一切関係御座いません…たぶん{/netabare}


1.司波…じゃなかった司馬史観

『坂の上の雲』『竜馬がゆく』でおなじみの小説家司馬遼太郎の歴史の捉え方とみなされてるもの。触りだけ説明すると、明治までの日本人は立派だったけど昭和にかけてどんどん劣化していって無謀な戦争に突っ込んでいった、みたいなやつ。

【司馬遼】
列強支配の世界情勢に危機感を覚え明治維新を興し日清・日露戦争でピークに。以降は藩閥政治の悪弊や官僚主義に陥って硬直した組織は弱体化。

【不適合者】
絶えぬ争いに業を煮やした魔王アノス・ヴォルディゴードが一念発起し種族間を4つの壁で区切り平和が到来。以降は直参部下の系譜“皇族”とその他とで扱いが変わる身分制度が硬直化し魔の軍勢は弱体化。

2000年後に転生(復活?)した魔王さまの「我が末裔どもよ。弱っちくなって情けねーな」が基本スタンスです。良かれと思って頑張ってみたもののいつの間にか変なことになってるぞ、が物語起点であり、あたかも幕末志士らが近衛文麿内閣を見てため息つくようなものに近いかと思われます。個人的には“司馬史観どうかと思う”みたいなところあるのですが関係ないので置いときます。まあこんな感じ。


2.水戸黄門

えらい人が身分隠して庶民の中に紛れ込み、悪いやつを泳がして、いい感じの場面で身分を明かしお灸をすえる定番時代劇です。

こちらの魔王アノスさまはわりとオープンにしてます。そもそも“暴虐の魔王”と認知されてないところがあってフリーハンドで動き回れるのが往年の時代劇との違いでしょうか。
黄門様も大岡越前も遠山の金さんに共通するのはピンチに陥ることがほぼないこと。ご老公が悪人の手にかかって膝をついたり、越前守がお白洲で斬りつけられたり、桜吹雪が舞う前に力尽きたりすることは許されないのです。
主人公最強系ってみんなそーじゃんってところはありますが、実力だけでなく地位・身分もやんごとなき設定なので本作はより強めな印象ですね。


もともと最強だった人物が違う時代に転生してというわけですから、最弱ニートが異世界に転生して強くなっちゃった系とは違うんでしょう。
“暴虐の魔王”と認知されてないのは何故?が一種の謎解き要素にもなってることも興味を持続させる要素になってます。
終盤は…うーんノーコメント。もの凄い良いということは全くない。よくわかりませんでした。


親近感芽生えそうな世界観とちょっとした謎解き要素が魅力となる異世界主人公最強ものの佳作になるかと思います。



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2020.10.03 初稿
2021.06.19 タイトル修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 56

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

魔王の役割

最初は中二病っぽさが引っかかったけど、気づけばカッコいいって思っていて、とても面白かったです!

主人公は桁違いの力を見せつける場面と、力ではなく絡め手で倒そうと迫る敵に苦戦する場面とのバランスが良く、適度な緊張感があって面白い
キャラクターも魅力的でクオリティも高く、いいアニメでした

主人公は自信過剰、自意識過剰でちょっとイタイ発言や行動が魔王学院にいる時には多かったけど、その自信は決して過剰じゃなくてむしろ謙虚すぎるのではないかってだんだん思うようになりました
主人公は罵倒されても、差別されても怒ることはないし、動揺することもない
でも、自分の大事なものを傷つけられることは絶対に許さない
傷つける者には死ぬよりも恐ろしい絶望を与える
この作品は可愛いヒロインよりも、主人公の圧倒的なカリスマ性によって支えられているとおもいました

魔王様は世界を滅ぼす?世界を救う?
小さい小さい。そんな些細なことにこだわる小さな器じゃないのです!!
魔王はただ、己の野望のために進むだけ
誰も及びもしない崇高にして唯一無二の野望のために!

始祖の魔王様は偉大でした

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

清々しいほどの主人公最強

== [下記は第5話目まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第5話まで視聴終了した時点でこのレビューを書いています。元々は「小説家になろう」に掲載されていた原作ライトノベルがあるのは知っていますが、読んではいません。

じゃあ楽しめていないのかというとそんなことはなくて、アニメは毎回、次回はけっこう楽しみにしています。どちらかというと少なくともアニメ放送中は原作を読まない方が楽しめそうという判断はあります。

大雑把にいうと、「暴虐の魔王」と呼ばれたアノス・ヴォルディゴードが魔族の安寧と引き換えに身を滅ぼし、2000年後に転生した世の中でのお話となります。

この作品の良さとして感じるのは、魔王の転生者であるアノスのメンタルがきちんと「王様」っぽいところです。転生に至る経緯もそうですが、それを実行する実力が伴ってのこととはいえ自身にとっての「民」にあたる魔族や自身の末裔たちへの対応が、一見ハチャメチャなようでも意外と王様としてのそれかなあと考えさせられることがけっこうあります。

結果、2000年前の魔王ジョークがスベったりはしますがそこはご愛敬。

アニメ化の範囲では歴史が歪められて暴虐の魔王に関する伝承が正しく伝わっていない辺りの話がどこまで解明されるのかわかりませんが、他の魔王学院の生徒はもちろん、先生や七魔皇老にしてみたところで最終的にアノスに敵わないというのがむしろ物語的な安定感につながっていると思います。

ミーシャ・ネクロン、サーシャ・ネクロンという双子のダブルヒロインがいますが、お話をここまで観た限りではそれほど強くハーレム風味は感じないしいわゆる「ラッキースケベ」的な描写もないので、そこが気になる人でもわりと見るのに抵抗はないような気もしますが、それはひとそれぞれというところでしょうか。

とりあえず、あんまり頭を使って観る感じのアニメではないです。
== [第5話目まで視聴時のレビュー、ここまで。] ==

2020.10.3追記:
最終話放送当日に観終わっていたのですが、更新が遅れていました。

何だかんだいってSAOやRe:ゼロを差し置いて2020年夏クールで話題を最も集めたのは本作品ではなかったでしょうか。

主人公アノス様の性格が良かったことが、とてもストレスレスな本作の視聴につながったと思います。

後の出来事の伏線も意外と丁寧に明示されていて、見返してみると「確かにそんなこともあったな」と納得できるシナリオ的にもなかなか面白かった作品でした。

面白かったので、結局原作も読んでいますしね。楽しいアニメを、どうもありがとうございました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

66.6 6 双子でツンデレなアニメランキング6位
Myself ; Yourself -マイセルフ・ユアセルフ(TVアニメ動画)

2007年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (627)
3604人が棚に入れました
W県の南端に位置し、太平洋に面した人口5000人ほどの閑静な田舎町「桜乃杜町」に生まれ育った少年「佐菜」は、幼馴染の少女「菜々香」や従姉の「麻緒衣」、男友達の「修輔」、その姉「朱里」らと共に毎日楽しく暮らしていた。
 小学5年の時に両親の仕事の都合で東京へと移り住んでいた佐菜は、5年後単身で再び故郷へ戻ってくる。そこで彼は初恋の相手だった菜々香との再会を果たしたが、彼女は5年前のような優しい笑顔を佐菜に向けることはなく、それどころか彼に平手打ちを浴びせたのだった。

ロロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

OP詐欺

かなり前に見た作品ですが、今評価しても総合的に見て結構おもしろい、好きな作品でした


というのは、ただのラブコメでは無かったってところです。あまりいうとネタバレになりますので控えますが、内容は衝撃の展開をしていきます
予想を何度か裏切っていきました
そのすごさだけで言うと『ひぐらし』ほどのすごさがありました(見てない方すいませんw)
そういう意味で退屈にならないで楽しめて見れますが、その衝撃の展開には鬱要素がかなり入ってますので苦手な人は注意してください


そして題名にあるOP詐欺の意味を実際に見て理解してもらえればうれしく思います
そのOPだけでもかなりいい曲で、何度か聞いているうちに
大好きになりました
だから音楽の評価5にしました

あと個人的に残念だった点をいうと、内容が詰め込まれすぎていて、最後の方がおしかったなというところです


好き嫌いが分かれそうな作品ですが、1度見てみる価値がある作品だとおもいますよ















投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

感想

全13話。学園・恋愛・ラブコメもの。

あらすじ
心に傷を抱えていそうな主人公の日高 佐菜が昔住んでいた土地に5年ぶりに戻ってきて、
当時遊んだ仲間たちと再会しそこから新たな物語が始まる。

前半は雰囲気が学園ハーレムものか?と思わせるような雰囲気があり、
明るく楽しくほのぼのとした爽やかなラブコメ展開で進んでいきます。
その中で、後半の展開を予感させる伏線が多く張られていました。
この前半はかなり良かったと思う。

中盤の8話から物語は動き始めます。
後半は前半の明るい展開からがらりと変わって、暗くて重く鬱でシリアスな展開。
また、登場人物のキャラに暗い過去のトラウマがあって、少しドロドロ展開にも。
この中で物語の真相が明らかになっていきます。

そして、駆け足ぎみでEDへと向かいます。
これはラストで評価を下げた作品かと思います。
後半をもう少し丁寧に作ってくれたら良いと思いました。

各話にしっかりとした伏線が張られていて、その回収もそれなりで良かったかと。
でも、1クールものにしては伏線の量が多すぎかも。

全体的には昼ドラを軽い萌えアニメにしたような感じでしょうか。

感じたことなんですが、キャラが多い割に尺が足りないですね。
話を詰め込みすぎていて、後半では話をまとめきれていないと思います。
特に主人公とヒロインの話についてはもっと丁寧に描いて欲しかった。
この作品は2クールで観たかったというのが正直な感想です。実に惜しい作品かと。

この作品は様々な悩みや不安を抱く思春期の登場キャラ達の葛藤と成長に、
人間の心の中に棲む闇などが描かれていて、
特に葛藤の部分が純粋に描かれていて見所であり良かったと思います。

OP曲は結構良い曲でした。

山あり谷ありの起伏のあるストーリー展開で結構面白かったです。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20
ネタバレ

フーカム さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ラブコメだけどいい意味で裏切られた

ラブコメや伏線、意外な展開が好きな人にオススメ
最初から最後までとても見やすく面白かったです
しかし話数が少ないせいか少し物足り無さを感じたのが残念でした

卒業、転校、転職、転勤、結婚、引っ越し…
大半の人が経験すると思います、そうして自分の所属(居場所)が
学校、部活、会社、家族…
さまざまに移り変わるその過程で今まで自分と近しい存在だった人と疎遠になってしまうこともあるのではないでしょうか?
そして、思い出の中にあるその人と現在のその人が変わらないままでいてくれるのか不安に感じたことはありませんか?

物語は主人公が昔住んでいた地元の学校に転校し、戻ってくるところから始まります。そして自分の知る昔のままの旧友たちに再会していく………初恋の相手であった彼女1人を除いては………

次々と明らかになる登場人物の様々な背景に目が離せなくなりました

特に11話が好きなのでぜひみてもらいたい
また、次回予告も面白くつくられているのでそこも見てほしい

 ここからはネタバレを含む自分なりの感想なので作品を見終わってから読んでください
違ってたり こうじゃない? などあればご指摘下さると嬉しいです
{netabare}
 まずタイトル「Myself;Yourself」
直訳して「私自身あなた自身」という意味なのだが
セミコロン;が間に入っている
通常セミコロンは繋がりのある文を区切る際に用いるものだ
なので"私"と"あなた"は区切られているものの繋がりがあるといったそんなニュアンスを含ませており、この物語に合ういいタイトルだと思った

 このアニメにはさまざまな伏線やミスリード、アイディアがうまく詰め込まれており、一般の評価としては低評価な作品になっているものの13話という短い時間の中によく収まっていると私は思う
アイディアに関して挙げると

          "作りかけのメロディ"
           "川原の小石" 
           "秘密のポスト"
          "先生とキャラメル"
           "電車と別れ"
           "洞穴の景色"

どれも斬新であり "思い出に繋がっている" のです。
川原の小石だけ分かりづらいので補足すると、昔のサナとナナカの文通でナナカが怖い夢を見て眠れないと聞いて川原で拾った白い小石をあげていました

最初ナナカが小石をもらってご機嫌になったのは、同じものを買ってしまった手鏡と模造できないこの世で1つの川原の小石を対比したからだと思ったのですが、こういった過去もあったからなんですね
また昔の小石の色が白なのは "これから様々な色に染まる" こと、川原で渡した石がサクラ色だったのは "これから青春に染まっていく" ことの暗示になっているのではないでしょうか?

 そしてよく聴くとこの物語は全てOPとEDに要約されているのです。
では歌詞を書いたのち感想など少し書きます
ぜひ物語を振り返り歌詞の意味を考えながら読んでもらいたい
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
OP 曲名/歌手:Tears Infection/Kaori

      息を殺して時を止める
      終わりにしようこのメロディ
      鋭い痛みが熱をさらい
      黒く流れて瞳を閉じた
      震えている心の片隅に
      キミが泣いていた
      自分じゃない誰かのためなら
      そう何かを今変えられる
      確信なんて程遠いけど
      ボクはただ…

      閉じ込めた記憶に
      キミを見つけ出したくて
      素顔のままであの場所に帰ろう
      花びらも散るような目に見えない風が吹き
      つまずきながら笑い返すよ
      だからもう泣かないで
      綺麗な未来(あす)がボクらを必要としている
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 この曲については詩を読めばすぐに理解できるストレートな内容なのだが物語に沿って内容をうまくまとめている
この曲の素晴らしさは前半の暗い内容を絶妙に表現しかつ明るい曲調でそう感じさせないところや映像が歌詞や物語に隠喩的にリンクしているところである

最初サナが音楽プレイヤーを持って曲を止めるシーン、これはナナカからのプレゼントであった作りかけの曲の完成を待たずして息を殺して静寂を迎えようとする様子を表現
 続いてナナカが壁にもたれて日陰に入っているシーン、これは熱をさらいという詩にマッチしており日の光(日高佐菜)を必要としていることを表現
 そして若月兄弟が時計台を挟んで背中合わせしているシーン、これは時計は24時を指し示そうとしているが秒針が震え今日から明日、もっというとシュリの側へ行けずホシノのシュリへの嫌悪感と好感の間で揺れて二人の間に入れずに苦しんでいることを表現
 またヒナコが人形を追いかけて背景の時計などが歪んだ世界に入り込むシーン、これは不思議の国のアリスの再現でありヒナコがシュウのために大きくなりたいと思う心があらわれているのだ
 そして暗い過去が描かれていなかったため回収されていないが、アオイは砂時計の上に乗っていることから何かしらタイムリミットがあったのだろう

個人的に好きなのは「確信なんて程遠いけど」という歌詞のところだ
これにリンクするのはサナがシュウからナナカの過去を聞いたときのシーンである
事実を知り、なんで言ってくれなかったんだ!と迫るサナに対してシュウの

 「言えばどうにかできたのかよ!俺は何もできなかった…何もしてやれなかった…」

という返答にサナは落ち付きを取り戻すが考えこんでしまう
しかしそのあと先生に励まされ頑張ろうと決意し

 「分からない…何ができるか、どうすればいいかなんてわからない…
     でも何かやらなくちゃダメなんだ!頑張らなくちゃダメなんだ!」

たった一行の歌詞これだけで「何かを今変えられる」という詩を薄っぺらいものでなくより重厚なものに感じさせてくれる

「あの場所」というのは後に説明する

「花びらも散るような目に見えない風が吹き」は仲直りのきっかけになった音楽室に桜風が吹く描写のことであろう(今思えば全ての始まり)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ED 曲名/歌手:キミと夜空と坂道と/いとうかなこ

      ボクたちは そう、ボクたちは遠回りをするのさ
      ただ夜空を見つめて

      長い坂道を下った場所には
      思い出と呼べる景色があり
      それは不思議な昔話で
      書き込まれたフィクションのように
      思いがけない二人のシナリオ
      時はただ止まらず記憶を刻んだ

      ねぇ悲しみは そう、悲しみは
      同じ向きじゃなくて
      ボクらしく そう、キミらしく
      ただ夜空を見つめる
      鮮やかに萌ゆ
      あぁ まばゆいプライム(青春)が
      今微笑み返した
      あの日と違う色で…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

この曲はOPと違い隠喩を用いた表現がされているため一見わかりづらいがOP同様物語の要約となっている
まず "夜空" とはそれぞれの "過去の暗闇" のことであり、各々がそれと向き合っていることを歌っている

そして "坂道" とは "人生" のことであり、

"小土川から洞穴までの坂道"

を示しているのだ
歌詞を見ると

 「長い坂道を下った場所には 思い出と呼べる景色があり」

とある、これは坂道の下に昔みんなで遊んだ思い出の川原があり、そこを登っていくと洞穴("過去の暗闇")があるということ

さらにその洞穴の奥の暗闇を見つめると"真っ暗な中で輝く綺麗な景色"があるというそれぞれが自分の過去と向き合って光を見出そうとする様を歌っているのではないでしょうか?

なのでこの曲のタイトルである
「キミと夜空と坂道と」
の最後の"と"に続くのはおそらく"光"や"星"といった明るい言葉
もしくは、夜空の中にこの表現がすでに入っていると考えれば"ワタシ"や"ボク"といった1人称のワードなのかもしれない
私は後者であると思っている
なぜならタイトルが「Myself;Yourself」であるため、人生の暗い過去と先の明るい未来を共有共感した2人だから
キミとボクというワードで夜空と坂道を挟んで繋がっているということなのだろうと思いたいからだ

また考えてみると登場人物の名前には

    日高佐菜
    八代菜々香
    若月修輔
    若月朱里
    星野あさみ
    織部麻緒衣
    藤村柚希
    持田雛子

【日】【月】【星】【八】は天体
 ※【八】は太陽系の惑星の数(水金地火木土天海)、そして惑星は中心の太陽【日】に引かれる(惹かれる)、【日】は【月】と共に存在ができないので【月】がいるときは【日】が、【日】がいるときは【月】が姿を消さなければならなかった、【星】は【月】の輝きに憧れていたが影(涙)を見せてくれないことに嫉妬した。【星】の【月】への告白が過去の暗い記憶(暗闇)だけを刻み続け止まった世界を回し(運命を廻し)始めた

*補足:【水】は小土川の川、【金】は政治の癒着、【地球】は梶井のおばあちゃん、【火】は火事、【木】は自然公園か双子丘の大きな木、【土】は小土川の土、【天】は麻緒衣ちゃんの天然のことであり物語を【織】る者、【海】は最初のトンネル(暗闇)を抜けた電車の中から【海】が見える描写で表現してるのかな?

【雛】は暗闇から空へ飛び立てず鳥籠にこもった思春期の生徒たちを表現している?

【野】【村】【田】【里】【菜】【衣】は舞台となる田舎風景
 ※【田】は資産、【雛】子は資産や頭脳は【持】っているが家族愛に恵まれず孤独を感じたため【日】を兄、【麻緒衣】(青い空)を姉とした、そして【日】照時間は限りがあり【麻緒衣】空は紅に染まり、やがて夜の暗闇が訪れ輝く【月】に向かって羽ばたきたいと憧れた

また先生は【藤】と【柚】の2つの花の名を持ちその花言葉はそれぞれ"優しさ"と"汚れ無き人"、"幸福"といった意味があり、そのため先生は佐【菜】や【菜】々香へ【希】望を与え育てる存在
さらに「同じ向きじゃなくて…夜空を見つめる」というのは暗闇を見るそれぞれの嫌悪感や好感、嫉妬心、擁護心などが誰に向けられているかの方向を表しているのだと思う


 最後の歌詞「あの日と違う色で…」のあの日とはサナとシュウが初めてその洞穴の綺麗な景色を見つけた日のことで
それが今ではまた違った特別なものに感じたのであろう
だからサナは、誰にも言わない2人だけの秘密というシュウとの約束を破ってまで洞窟の景色をナナカにどうしても見せたかったのだと思う

{/netabare}

こんなスケールのデカいアニメだと思っていなかったので今一度しっかり見ようとしなかったら絶対気付けなかった…
どんなアニメでも意図を掴もうと見ることの大切さを改めて学んだ気がします

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

76.7 7 双子でツンデレなアニメランキング7位
ローゼンメイデン(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1153)
6797人が棚に入れました
引きこもりの日々を過ごす少年・桜田ジュン。彼はネット通販で買った商品を、期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しむという、鬱屈した性格の少年であった。
ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。すると翌日、薔薇の装飾金具の付いた重厚な革製の鞄が送り付けられて来た。
鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアンティークドール(少女人形)が収まっていた。興味半分にジュンが螺子を巻くと、人形は目覚め、「ローゼンメイデン(薔薇乙女)の第5ドール真紅」と名乗り、ジュンに対して、自分と契約して家来となる事を要求する。
最初こそ真紅の尊大な態度に反発したジュンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちに真紅と止む無く契約を交わしてしまう。こうして、真紅に関わる事により薔薇乙女達の争いに巻き込まれてしまったジュンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていく事になる。

声優・キャラクター
真田アサミ、沢城みゆき、野川さくら、田中理恵、力丸乃りこ、倉田雅世、桑谷夏子
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

少女たちに囲まれてるけど、ハーレムアニメじゃないよ

原作未読。

引きこもり中学生、桜田ジュンの元に、「真紅」という人形が現れる。
ゼンマイを巻くことで、まるで人間のように行動する真紅。
真紅は「ローゼンメイデン」と呼ばれる人形たちの1体だった。
しかし、ジュンはローゼンメイデンの争いに巻き込まれてしまう。
戦いの中、ジュンがドールたちを通して成長していく話。


ローゼンメイデンのドールたちは、自分の力だけでは動くことができません。
誰も見つけてくれなければ、永遠に動かないままカバンの中にいるしかありません。
対して、ジュンは自分の力で動くことが可能なのに、部屋に閉じこもって出てこない。
この対比がストーリーの中核を担っています。


また、本来心をもたない人形がジュンの心を成長させる。
そういう切り口で見ると深いテーマが隠されていそうですが、そこまで立ち入っていません。

あくまで「戦いの中で得る成長」がテーマです。


ただ、ジュンが引きこもるきっかけは弱い気はします。
まあそこはご愛敬。
本編でもちゃんとフォローされていますので良しとしましょう。
{netabare}
真紅「時には雨が降り、嵐が吹き荒れることもある。景色が移り変わり、放っておくと取り返しが付かなくなることもあるの。その度に、アナタは戦い続ければならない。それが……」

ジュン「それが"生きている"ことだから」

このように、
「生きることは戦いである」ということを、今まで何度も戦い続けてきた人形に教えてもらったわけですね。
{/netabare}

今でも色あせないキャラクターデザインと、各キャラの個性の強さ。
また、ギャグとシリアスのバランス、物語のテンポもいいですね!

階段回は大爆笑でした。

ペース配分が絶妙なので、一気に見てしまう勢いがあります。
ドールのネーミングも独特で素敵です。
ただし、人名は……。


老若男女問わずオススメできる作品。
麻生太郎も絶賛です。

↓ローゼン閣下の真相↓
{netabare}
司会:『ローゼンメイデン』を読んだことはありますか?

麻生:「あります」

何でこの話を聞いたかというと、『ローゼンメイデン』っていう本がたまたま羽田の飛行場で売ってたんですよ。で、このローゼンメイデンというのを、「これが、『ローゼンメイデン』って言うのか』って思ってたまたま見てたら、そこに中学生の修学旅行がいて、パシャパシャパシャって(携帯電話で撮られて)。それがあっという間に流れて、「麻生は少女漫画を読む」って話になっちゃったんです。たまたまこれが、と。
だけど、最近みんなこう……どれもこれもやたら目玉が不必要にデカく描いてある漫画が多くて、『ゴルゴ13』みたく目の小さいのってのは本当に少ねぇな。ははははっ。ねぇ、どうしてこんなに大きく目玉が描いてあるんだろう。

司会:あれはたまたまだったんですか?

麻生:『ローゼンメイデン』はそう。ただ、「ローゼンメイデン閣下」(というフレーズ)がいつのまにか何となく(広まって)、とにかく、何だろうね(私に対する)ハンドルネームまで「閣下」みたいな形になってたりしてるでしょ?

http://www.garbagenews.net/archives/1447038.html
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 81

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

だって・・生きることは闘うことでしょ?

20歳前後の頃、球体関節人形の展覧会に行って以来、その魅力の虜になり
人形制作を趣味にするようになった自分としては、
とても興味を惹かれる作品ではあったが、放送当時はまだアニメを
今ほど理解も視聴もしておらず、人形のデザインは可愛く感じたものの
人間達のキャラデザや、雛苺の萌えを意識したような口調に
違和感を覚え、数話観て切ってしまっていた。
今思うと、なんてつまらないことに拘っていたんだろうと思う。

それから数年が経ち、アニメに対しての向き合い方が変わって
もう一度観てみたら、すっかりドツボにはまり、後半9話から最終話までは
胸が苦しくなるほど感動してしまっていた。

まずこの作品はあくまでも、主人公である桜田純の心の成長が
物語のメインであり、ドールたちの日常とバトルはそのための
手助けをする役割として描かれている、ということを言っておきたい。

バトルの理由であるアリスゲームに関しての詳しいことや
第1ドールである水銀燈がなぜ、第5ドール・真紅を目の敵に戦いを挑むのかは
ここではほとんど語られないので、そちらのほうをメインで観た人は
もしかしたら不満を覚えたかもしれない。

でも、不登校でずっと自宅に引きこもり、食事すら自室でしかしなかった純が
人形達と出会い、生活を共にする中で少しずつ変化を見せ
やがては自分の心の奥底と向き合い、さまざまなことに気づき
這い上がっていく様子には何度も涙腺が壊れた。

もちろん、ゴスロリファッションやドールが元々大好きな自分としては
彼女達を見ているだけで幸せだったりもして。
放送当時に観た時、憤慨したはずの口調は逆に可愛く感じるようになっていて
なんだ・・自分もアニメへの向き合い方がかなり変化していたんだなと、
はじめて気づかされた作品でもあった。

コメディパート+バトルパート+日常パートと、テンポも良く飽きないし
それぞれに流れる音楽もとても良かった。
それに、胸に刻みたくなるような良い言葉もたくさんあった。
中でも特に、真紅の語るセリフがいい。

ドール達の中でもひときわ知性と気品にあふれ、
立ち居振る舞いのすべてがエレガントな真紅の魅力は
時々見せる羞恥心も含め、個人的には一番理想のドールだったけれど
翠星石の独特な口調は、意地悪さと優しさが複雑に交じり合った彼女にぴったりで
アニメ的にはこういうのもアリだな・・と思ったし、
雛苺の純真無垢な、幼児のようなキャラもあってこそ、物語を面白くもしていた。
ちなみに翠星石の双子の妹である蒼星石のボーイッシュさと裏腹な性格も
共感する部分がかなりあったりで、ほんと・・バランスが良かったと思う。

なお、水銀燈に関しては、彼女の悪魔的狂気の原動力となっているものが何か
わかってて観るのとそうでないのとでは、印象がだいぶ誓うので
そのあたりを中心に描いたOVA『ローゼンメイデン・オーベルテューレ』
のほうを先に観ることをオススメする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

メリハリの効いた作品。「だって、生きることは戦うことでしょ?」

制作はノーマッドで原作は漫画です。
ジャンルはファンタジーです。


引きこもりの少年桜田ジュンはある日「まきますか、まきませんか」という手紙を受け取り、軽薄に答えてしまう。
その瞬間、部屋の中に箱が出現し、中に綺麗な一体の人形が入っていた。
彼女のねじを巻いてみると、突然動きだして…。


当初の印象だとダークファンタジーで暗い話なのかな?と勝手に思っていたのですが、なかなかのキャラアニメでギャグも多かったですね。
特に5話は突き抜けていて面白かったです。
一期に登場するドールは5体でそれぞれ性格が全然違います。
具体的にはクーデレ、ロリっ子、ツンデレ、ボクっ子、冷徹。
キャラ設定が複合施設状態なので多分気に入るキャラが一人くらいは出てきそうですね。
私は水銀燈がお気に入り。キチっぷりが良い。

ですが、やはり暗めの話ではあります。
日常回を効果的に入れて、だんだんと真紅と水銀燈の戦いに物語が終局していく形はなかなかスマートで美しかったです。
欲を言えば、ラストのようなストーリー上の盛り上がりがもう一つくらいあればよかったかなとは思います。
蒼星石の話は若干インパクトが薄かったような。


このアニメの一つの特徴として、水銀燈一人だけが完全に悪役として描かれている点があげられます。
見ている側も自然と「この畜生が!」となります。

このアニメ全体で描いているものは「戦いの中での成長」でしょうか。
最初の内は主人公にイラつくこと請け合いですが、彼にも複雑な事情があるのです。
誰にでも挫折してしまうことがあります。
そこから立ち直れるかどうかに「人間力」が関わってくるわけです。
だって、生きることは戦うことでしょ?


総括して、若干予想したものとは違いましたが面白かったことに変わりはないです。
とりあえずドールが可愛いねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

63.4 8 双子でツンデレなアニメランキング8位
フタコイ オルタナティブ(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (151)
1033人が棚に入れました
都心から電車で15分の小都市=二子魂川市。そこで小さな探偵事務所を営む『双葉恋太郎』と、その押しかけ助手である『白鐘姉妹』。とある秋の季節、彼らが送った平凡で、そして平凡だからこそほんのりとしあわせだった毎日。
双葉恋太郎は桜月組に拉致されていた。組長の大切なインコをあずかっていた恋太郎はインコをネコに食べられてしまうという失態を犯してしまったからだ。その頃、双樹は夕飯の買出しをし、沙羅は助けを求めて事務所にやって来た金を連れてマフィアから逃げ回っていた。責任を取るべく賭けボクシングの試合に無理やり出場させられてしまう恋太郎だが、予想を裏切り相手をノックアウトしてしまう。怒った桜月親分は、恋太郎拳銃で撃とうとするが・・・

声優・キャラクター
水橋かおり、門脇舞以、関智一、堀江由衣、小清水亜美、伊月ゆい、綱掛裕美、長谷川静香、長谷優里奈、吉住梢、桑谷夏子、たかはし智秋、三五美奈子

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

三人でいたいーー。

双恋の第二作目にあたる作品。
キャラは前作を引き継ぐ形となっていますが、
その立ち位置やその他の大部分の設定が一新されており、全くの別物とみて間違いないでしょう。
制作会社もテレコム・アニメーションフィルムからFateシリーズでおなじみのufotableに変わり、
なぜユーフォなのか納得できる内容になっていたと思います。


さて、ではその内容についてです。
この作品を観る前の前提条件として、
私は前作をあまり楽しめなかったことがあります。
すなわち期待値はかなり下降してました。
しかし、いざ蓋を開けてみればあらびっくり。

面白ェェェ!うっうっ。。

ブッ飛んだ世界観が心を踊らせる・・
脈絡のなさそうな展開や荒唐無稽で意味不明にみえる敵など、
普通ではゲンナリしそうな内容ですが、
この作品はそれを勢いと熱さと可愛さとそれだけでは語れない何かで、魅力的に仕上がっていました。
笑いあり涙ありの心に響く作品です。
(※評価点よりお気に入り。)



物語はとある経緯から探偵事務所の2代目となった主人公と一組の双子をメインに進みます。

その双子とは、前作においてサブ的な立ち位置だった白鐘姉妹(双樹&沙羅)。
この双子を主役に据えたこと。
その他の双子の出演が抑えられたこと。
これが個人的には評価したいポイントです。
白鐘姉妹にスポットが集中してるおかげでより魅力的な個性を覗くことが出来ました。
これですよこれ!私の求めていたものは。
双子の良さを上手く引き出してくれてます。
二人ともかぁいいよぉ~お持ち帰りィ~!


それと、前作より表情が豊かになりました。
顔も体もよく動く。
ここはユーフォの力ですかね?
ピョコピョコ動く双樹ちゃんたちを輝かせるロングスカートな制服も可愛らしい。

双樹ちゃんも沙羅ちゃんも主人公くんも面白可愛かった。
三人の日常会話が笑える萌えるで最高。
一見の価値アリです。
そうそう、主人公くんはけっこういいキャラしてて好きですね。


他の双子ちゃんもちょいキャラとしておまけ程度の登場でしたが、
彼女らも双樹ちゃんたちと比べて短い出演のなか、
存在感を示ししっかりと爪痕を残してくれました。
面白かったです。



OP「New World」 歌-ベ・ユミ
ED「ぼくらの時間」 歌-eufonius

OPの疾走感の凄さよ。
映像もよく動くしブッ飛んでるしw
これで心を掴まれたといっても過言ではない出来映え。



――――――――――――――――――――――――――――――――――――



白鐘姉妹の声優強くね?
双樹ちゃん役を務めるのはイリヤなどで知られる門脇さん、そして沙羅ちゃん役がマミさんで有名な水橋さん。
元々、門脇さんは大好きなのですが水橋さんの演技が沙羅ちゃんにハマりすぎててヤバいです。
ほんと二人とも可愛い。


それと、舞台となる二子魂川は二子玉川がモデルのようですが、
二子玉川にはたまに行くのでここも何となく嬉しいポイントです。


物語の中身についてはほとんど触れずにごめんなさい。
でもこれは知らずに観たほうが良いのでは?と思ったためであり、
怠惰が招いた結果ではないことをご理解くださいましヽ(´ー` )ノ(ドキドキ・・)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

奈悠 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

設定演出がむちゃくちゃだよ?!だがそれがいい!!

全13話。最初からなんだこれは!?ってのが最初の印象。

しかし、しっかりとしたストーリーがその過剰な設定などでも十分生きてます。
何も考えずに本編楽しめばいいよ。いや本気で。

中盤あたりでどうしてこんな生活を送っているか回想シーン含め見応えあります。
沙羅&双樹との出会いのきっかけ。「私達を探してください」

終盤も本気だったのかこの設定って・・・。
だがそれがいい!!って本気で言えるような内容でした。

演出は細かな心理描写も含めかなり見応えがあります。
男らしく成長していく恋太郎もいいですね。

ドタバタラブコメっぽい始まりだったけど、ちょっと変わった3人のお話。
愛の物語を感じてください。

私的に“もっと評価されるべき”と思える作品です。


こんなお話
“――3人でいたい――”

原作はメディアワークス電撃G's magazineにて連載中の双恋。
双恋のプロジェクトとして同じ原作を2つの制作会社が全く違ったアプローチで作るとどうなるか?
という「双恋」ならではの企画で進んでいた作品です。2004年10月よりテレビ東京系にてO.Aしていた老舗の制作会社テレコム・アニメーションフィルムの「双恋」に対し、「フタコイ オルタナティブ」は新進気鋭の制作会社ユーフォーテーブル(ufotable)が担当!
「主人公と双子の3人が一緒にいることが、主人公視点による“嬉しい”じゃなく、視聴者視点で、それが彼等3人にとっていちばんの幸せであるように観てもらうためにはどうすればいいのか?と、ひたすら考え抜いて作っています。」
銭湯へ行ったとか、帰り道に肩を並べて歩いたとか。本当に日常の些細な幸せ・・・
フタコイが描くのはそんな幸せです。
(公式より引用)


OP「New World」 ベ・ユミ(1st Single)
ED「ぼくらの時間」 eufonius(上記Singleのc/w)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

双恋 or フタコイ? 原作と全く違う視点でした^^

双子との恋愛を題材にした作品で、
2つのアニメーション制作会社が
それぞれ違う視点で製作する企画だったそうです^^

もともとの原作「双恋」は
テレコム・アニメーションフィルムさんの制作で、
こちらは当時駆け出しだったufotableさんの制作です。

ufotableさんといえば。。今も劇場版がテレビ放送されて
いる「空の境界」の制作会社さんですね^^
(「空の境界」は私のお気に入りですw)

主人公の立場やヒロイン達の設定は全て見直されて、
全く違う作品に出来上がっていますw

原作よりも「責任感」などが少し出ていて
ちょっと大人っぽいと感じました^^

内容としてはある意味「何でもアリ」「ハチャメチャ」
に見える部分もあって私としては「双恋」のほうが
安定しているな~という感じを受けましたw
でも作画はこちらのほうが好きでしたね^^

これからどちらかの作品を見られる方は
せっかくなので2つの作品を
比較してみるのもいいかもしれませんね^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

71.3 9 双子でツンデレなアニメランキング9位
ローゼンメイデン トロイメント(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (704)
3962人が棚に入れました
生きたアンティークの人形とその下僕となった中学生の少年の不思議な戦いを描く。ジュンは二学期から登校するため勉強中。一方ドールたちは、以前と変わらず賑やかな日常を送っていた。そこに薔薇水晶と名乗る新たなドールが現れ、闘いを仕掛けてくる…。

声優・キャラクター
沢城みゆき、真田アサミ、田中理恵、野川さくら、桑谷夏子、森永理科、後藤沙緒里、志村由美、力丸乃りこ、倉田雅世、小野大輔、櫻井孝宏

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

平穏な日々と戦いとの天秤

2004年版ローゼンメイデンの続編です。
「トロイメント」とはドイツ語で「夢見るように」の意味。

1期レビュー→http://www.anikore.jp/review/463515/

1期での戦いで、真紅はトラウマを心に抱えてしまった。
そんな中、ドールたちの戦いが本格的に始まろうとしていた。
真紅は何を選択するのか。


2期は焦点がドールたちの心に当てられています。
戦いの運命、姉妹としての平穏な日々、ドールたちはどちらを選択するのか。
それが物語のテーマとなっています。

物語の前半はギャグの多いエピソードで、平和を象徴しています。
ところが、後半に進むにつれ、シリアスな展開が増えていきます。

そんなギャグとシリアスのギャップがテーマを深いものに変えてくれます。
日常シーンが楽しければ楽しいほど、シリアスなシーンの重みが増します。
つまり、日常シーンでのドールたちのやりとりをどれだけ楽しめるかに、物語の面白さが左右されます。

なお、くんくん探偵はスパイスを話に加えています。
すると、彼は影の立役者なのでは……?


ALI PROJECTの歌うOPテーマ「聖少女領域」もイメージによく合っていますし、1期が楽しめた私は、2期も十分に楽しめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 56
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ローゼンメイデン 達が、戦う事でしか生まれない存在なら 間違ってる!

原作 漫画 未読

2期

全12話

1期のエンディングで、 更正の兆しを見せた主人公 ジュン。
{netabare} この2期の始まりでは、2学期から登校できるよう、夏休み中、毎日 夜遅くまで勉強しています。
頑張ってる姿には、ちょい感情です。^^
それに、ちょっと性格も丸くなっています。(´ω`)
{/netabare}

序盤は、新しく登場した金糸雀(カナリア)や、雛苺、翠星石達の騒々しい日常なんですが、中盤以降 アリスゲームがメインとなり、次第にシリアス展開です。

{netabare}
このカナリアが、雛苺と精神年齢が近く、二人よく似た姉妹に見えました。
二人でクレヨンで絵を描いてる姿は、微笑ましかった~(=´ω`)
もう一人、新しく登場するのが、薔薇水晶 と云うドールなんですが、この子はちょっと感情が欠落した感じで、可哀想にも見えました。

個人的に、気に入ってるキャラは、翠星石です。(*^ω^*)
典型的なツンデレで、口が悪く素直じゃなくて・・・
でも、本当は優しくて妹思いの良いお姉さんなんです。

ジュンと契約を結びたいけど、ツンデレなもんだから素直になれなくて・・・
この件は良かったな~ (●´ω`●)

あと、TVの「くんくん探偵」に夢中になる真紅達も可愛かったです。
特に、いつも大人びて見える真紅が、このアニメ番組にはまってるのには、ギャップでうけました。
(^ー^; )

1期のアリスゲームで、真紅に敗れた水銀燈が、ローゼン(正確には、自称ローゼンの弟子で、名前は槐)によって治され、再登場します。
水銀燈は、柿崎めぐ に、一方的に契約を結ばれます。
この めぐは、心臓に難病を抱えており、自らをジャンク(壊れた子)と言い、早く死にたいと願う 悲しい子です。

そして、新しく 槐(えんじゅ)によって造られた薔薇水晶に、アリスゲームですべてのローザミスティカ(ドールの魂)を集めて めぐ にそれを与えれば、病は治るとそそのかされた水銀燈は、めぐの病気を治す為、積極的にアリスゲームを仕掛けてきます。
健気だ・・・(@´▽`@)

蒼星石が水銀燈に敗れ、動かなくなった件
雛苺が、前の主人である柏葉巴の腕の中で眠りにつく件では、悲しくて涙がでました。 (TдT)

ラストで、水銀燈が薔薇水晶の不意打ちにより敗れてしまうのですが・・・
ここも、観てて やっぱ悲しかったですね~。

その後、真紅が薔薇水晶にとどめを刺す瞬間! ジュンが止めます。
その隙に真紅が薔薇水晶に刺されてしまい、敗れてしまいます。
真紅のローザミスティカが奪われるシーンは辛かった・・・
゜(゜´Д`゜)゜

なんでローゼンは、姉妹であるドール同士の戦いを望むのか?
真紅、翠星石、蒼星石、雛苺、金糸雀・・・みんな本当は戦いなんてしたくないのに・・・
ジュンじゃないけど、観ててローゼンの考えが理解できなかったです。

そう思ってたら、ドールのお父様である、ローゼンだと思ってた 槐(えんじゅ)は、実はローゼンの弟子だと分かり・・・

真紅達のローザミスティカを取り入れた薔薇水晶は、その力に体が耐えられなくなり崩壊、嘆き悲しむ槐と共に光に巻き込まれて消えます。

ジュンは、動かなくなった真紅を抱きかかえ、何処かにいるであろうローゼンに訴えます!
すると、ローゼン?が現われ!? ドール達のローザミスティカが元にもどり・・・

なんか、夢か幻か?あやふやなシーン。

真紅が目覚めます。
ローゼンの言葉に「アリスゲームだけが、アリスになる方法じゃない」と、教え聞かされる訳だけど・・・

真紅が目覚め、元に戻ったのは素直に嬉しかったけど。。。

なんか腑に落ちないラストと云うか・・・何と云うか・・・
ローゼンにも、いろいろ突っ込み入れたいし・・・
こう思うのって、自分だけかな~? (。-`ω´-)
{/netabare}
今回は、1期と比べて萌える所は少ない印象でした。
{netabare}
中盤からアリスゲームがメインとなり、バトルばかりでシリアス展開です。
個人的には、バトルより真紅達の日常をメインで、ジュンの学校復帰、その後のお話にして欲しかったです!
(`・ω・´)キリ
{/netabare}
それでも、1期の続きで、また真紅達を見れたのには嬉しかったです。(●´ω`●)ゞ

あと、余談なんだけど、{netabare}1期で、姉の のり に想いを寄せる山本が、この2期でも出てたんだけど、たった2回、しかもほんのチョイしか出て来なくて、当然 全然進展しないくて残念でした。
しかも、やっぱり不幸なキャラでした。^^;
{/netabare}

1期を楽しめた方、沢城みゆきさん、ゴスロリ、クーデレ&ツンデレがお好きな方には オススメです^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 42

Key’s さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

3期が始まったので見てきました♪

まず僕は一期を見てないですw
そんな僕でもこの作品は充分楽しめました
でもストーリーが大体しか分からないので
もちろんおすすめは一期から見始めることです

結構シリアスな回が多かった気がするが
個人的にはギャグ回の緩くやってるノリが好きw
特に真紅のシリアスな時とのギャップが可愛いw

キャラがみんな可愛く
一番好きなのは翠星石ですw
あのツンデレもいいw
可愛かったな~♪

みんな基本的に良い子で
主人のためやマスターのために
嫌だけど闘うのが健気で
それだけに争ってどんどん消えていくのが
悲しかった・・・

水銀燈も最初悪いやつかと思っていたが
過去になにかあったっぽいし
主人のために戦うのが良かった

BGMなどの音楽も良くて
特にOPが良かったです♪
EDも雰囲気に合ってて物悲しくなります

バトルもそれはそれで楽しめたし
ストーリーも以外に深く良かったですが
個人的にはギャグオンリーで作った
ほのぼのアニメになった方が好きになれたかも?

でも充分楽しめたので良かったです
3期楽しみです♪
ってかその前に一期見たいw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 39

69.4 10 双子でツンデレなアニメランキング10位
きまぐれオレンジ☆ロード(TVアニメ動画)

1987年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (150)
847人が棚に入れました
超能力一家の長男に生まれた春日恭介は、父の隆、双子の妹まなみとくるみの4人家族。超能力が使えるのは家族だけの秘密なので、正体がバレるたびに転校を繰り返していた。ついこの間、くるみが100メートルを3秒で走るという騒ぎを起こしてしまったため、恭介は7度目の転校を余儀なくされてしまった。7度目の転校で引っ越してきた街で、恭介は赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、ひと目惚れする。だが、まどかは学園一のスケバン少女で、男子からも恐れられていた。最初の頃、まどかは恭介のことをあまり相手にしていなかったが、恭介の優しさに触れていくうちに、まどかも恭介に次第に惹かれていく(いわゆるツンデレ状態)。ところが、まどかの妹分である檜山ひかるも、ひょんな事で恭介を好きになってしまう。まどかは、姉という立場で2人を応援するが、3人の関係は奇妙な三角関係に発展してしまうのだった…。

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

我が青春のバイブル

原作:漫画(週間少年ジャンプ) 既読

全48話  

放送時期:1987年~1988年

学園恋愛ファンタジー


簡単に説明すると、主人公が超能力を使える恋の3角関係ものです。

あらすじ
転校で引っ越した街を散策していた恭介は、赤い麦藁帽子をかぶった少女、鮎川まどかに出会い、一目惚れ。だが後日、まどかは学園一の不良少女で男子からも恐れられている同級生だった・・・



主人公 春日恭介
中学生3年生です。
容姿はごく普通。性格は優柔不断。
特徴は超能力が使えます。
物を動かす能力
テレポート能力
予知夢能力   など・・・

超能力が使えるのは、恭介の他に双子の妹と、2人のいとこと、母方のおじいさんおばあさんです。
恭介の父親は使えません。母親は能力者でしたが、既に亡くなっています。


鮎川まどか
恭介のクラスメート。
黒髪ロングな美少女で、綺麗なお姉さん系。
大人っぽくて落ち着いた性格。
クーデレ(元祖クーデレだと思う)です。
不良していたが、恭介の影響でだんだん普通の女の子になって行きます。

檜山ひかる
2歳年下の中1
まどかと一緒に不良していました。
右目下にある泣きボクロとボーイッシュな栗色ショートヘア。外見は可愛い系で、恭介の前では可愛く振舞います。
まどかの幼馴染で、お姉さんの様に慕っています。
明るく、嘘はつけない性格。

3角関係の恋愛ものです。

当時ジャンプ読んでました。

アニメは中学時代、リアルタイムで観てました。

当時、同年代の恋愛アニメが少なかったせいもあり、リアルでもまどかはクラスの男子の憧れ的存在キャラでした。
自分もその一人で、よくノートにまどかの絵を書いてました。(ウイングマンも) (^^;

ストーリーは、今思うとベタだな~って思います。
映像も、今のアニメと比べたら全然です。^^;

でも、まどかを見るだけでも嬉しくて、ニヤニヤしてしまいます。^^

恭介は、超能力を使って二人の間をフラフラしてて、優柔不断です。
ちょっとイラっとしますが、まどかとひかるの関係上、仕方がないかな~っと。
(-ω-) 


2012年、何年ぶりかにもう一度見ましたが、自分的には懐かしくて思い入れのある作品なので、楽しく観れました。



あなたは まどか派?orひかる派?

恋の3角関係と、魅力的な二人のキャラ 
そこに超能力と云うスパイスが良い感じに加わって
面白くて楽しめる作品になってます。

恋愛ものが好きな方にはオススメです!
映像は温かい目で見てくださいね。^^;

OP
 「ナイトオブサマーサイド 歌 - 池田政典
*「オレンジ・ミステリー」歌 - 長島秀幸
*「鏡の中のアクトレス」歌 - 中原めいこ

ED
*「夏の蜃気楼(ミラージュ)」歌 - 和田加奈子
*「悲しいハートは燃えている」歌 - 和田加奈子
*「Dance in the memories」歌 - 中原めいこ

挿入歌
 「サルビアの花のように」歌 - 和田加奈子
 「危険なトライアングル」歌 - 池田政典
*「ジェニーナ」歌 - 和田加奈子
 「ふり向いてマイ・ダーリン」歌- 藤代美奈子
 「アゲイン」歌 - 藤代美奈子
 「ブレイキングハート」歌 - 坪倉唯子
 「NIGHT & DAY」歌 - BLUEW

*印は好きな曲です。
アルバム 勿論購入してます。
オススメです。 (*´ー`)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 62
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【懐古録】オレンジ☆ロードと私

作品紹介ではなくほぼ自分語りです。

80年代のラブコメといえば必ず挙がるタイトル。
あだち充や高橋留美子は“現代用語の基礎知識”レベルの一般教養だとして、ラブコメの+αを求めるなら女子は少女漫画の豊饒な大地から摂取し、男子は乾いた土地から数少ないものを選ぶか“基礎知識”のみで満足してたと思う。ガキンチョにとって必要なのは「お前はもう死んでいる」か「屁のツッパリはいらんですよ」くらい。思春期で色気づいてもおおむね“基礎知識”の中古本があれば無問題。
小学生だったこともあって正直なところJUMP連載中はむさぼるように読んでた記憶がありません。
漫画『きまぐれオレンジ☆ロード』の印象です。

そんな自分が思春期になって、あれはきっと再放送かなんかだったと思う。ブラウン管(古っ)から聴こえてくるやけに大人びたお姉さんの声とビジュアルをいいなと思ったのが運のツキ。
一時期アニメ雑誌を定期購読してた時がありましてヒロインランキングでも必ず顔を出してたのが鮎川まどかだったと思います。当時“嫁”という概念があったらおそらく自分史上初めてその座に躍り出たのが彼女。南ちゃんや響子さんとは全く違うのだけはわかってるんですけど何が魅力か言語化するのが難しい。なんかそっち行きたいんだけど踏み入れてはいけない大人の領域の象徴みたいな存在でした。


あわせて挿入歌と主題歌のクオリティが高くサントラを持っておりました。
野郎声も悪くないですけどここはやはり和田加奈子さんでしょう。

【OP】鏡の中のアクトレス/中原めいこ
 →「キャンセルの電話に嘘の匂い…」大人っぽいっす

【ED】夏の蜃気楼(ミラージュ)/和田加奈子
 →ザ・オレンジ☆ロードな楽曲。ずっと鮎川まどかのカット

【ED】悲しいハートは燃えている/和田加奈子
 →たぶんこの曲にしっくりきそうな女子高生ヒロイン今の時代いないっす

【挿入歌】サルビアの花のように/和田加奈子
 →アレンジが思いっきり80's

【挿入歌】ジェニーナ/和田加奈子
 →サルビアと同じく作詞が湯川れい子氏。明菜っぽい。せつないっす

【3期ED】もうひとつのイエスタデイ/和田加奈子
 →ルージュの伝言みたいな詞。高校生ですよ

こう挙げてみると高校生にあるまじきアダルティーな楽曲ばかり。そりゃドキドキするわけだ。


キャラに入れ込むとかグッズ(サウンドトラック)欲しくなるとかヲタ気質が具現したのはたぶんこの作品からなんだと思います。加えてスタッフに目配せするのもたぶんここから。
ファイナルファンタジーのシナリオで有名な寺田憲史さんがいるー、とわくわくして、キャラデザの高田明美さんをここで認知して『機動警察パトレイバー』へと流れていった気がします。『エヴァ』で有名な鷺巣詩郎さんですが私にとっては『ふしぎの海のナディア』の人ですね。
あらためてwiki見たら96年の劇場版では京都アニメーションが制作協力していて音楽を梶浦由紀さんが担当してたりちょっと驚きも。
もう一度観たいかと言われると微妙だけど、大事に心にしまっておきたい作品には変わりありません。



■されど時は流るる…

懐かしさも手伝ったのか数年前、『きまぐれオレンジ☆ロード』の単行本を手に取ったことがあった。

 {netabare}たいして面白くもなくて一抹の寂しさみたいなのを覚えましたね{/netabare}

エスパー設定とか妹が双子だったとか骨子部分もすこーんと抜けてる自分に気づく。
30年前というのはそういうことなんでしょう。
それでも不良っぽさとあどけなさの同居した大人びてる少女への憧れと共に、終わりゆく夏の夕暮れの記憶というものは自分の中に根付いてるわけで。

いい歳こいてお近づきになろうものなら下手すりゃお縄になるって今でも、私にとって鮎川まどかは大人のお姉さんのまんまそこに居続けるのよね、きっと。


 {netabare}「LIKE or LOVE ?」{/netabare}




2020年10月13日 まつもと泉氏逝去の報に触れて


― たとえれば「夏」 いくら年月が流れても
きっと ぼくらは この「季節」を忘れないだろう

4月 まどろむような陽射しの中で
初めて出会ったことや

6月 きらめく光と風の中を

8月 熱い浜辺をふたりでかけぬけて
いったことを

それは 単に 過ぎゆく「季節」ではなく
ともに過ごした「永遠の夏」の時代

夢のような80’s
このときめきは……忘れない ―

(きまぐれオレンジ☆ロード最終巻巻末より抜粋)




視聴時期:----- 

-----

2020.10.13 初稿
2021.08.28 タイトル修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 47
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

1つの出会いが、2つの恋に進み、3つのふるえる心が、優しい音色を奏でた。

■あらすじ
超能力を持つ少年・春日恭介と不良少女・鮎川まどか、そしてまどかの後輩・檜山ひかるの奇妙な三角関係を描いた
ちょっぴり甘酸っぱい青春ラブコメディ。

SF・恋愛アニメですね
TV、アニメ(全48話)

■キャラクター
♠春日恭介(古谷徹)優柔不断
♥鮎川まどか(鶴ひろみ)影のある大人びた女性
♥檜山ひかり(原えりこ)天真爛漫

時代に合った古き良きアニメ、ツンデレと三角関係が楽しめます。
思い出補正も加わりこの評価。

魅力的な2人のヒロイン
まどかとひかる貴方ならどちらを選びますか?
{netabare}私は、まどかさんです♪{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

79.2 11 双子でツンデレなアニメランキング11位
To LOVEる-とらぶる-ダークネス(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1218)
7457人が棚に入れました
物語は『TL』最終回の数日後から始まる。ララが結城家の居候となってからリトの日常は大きく変化し、現在の結城家は、従来の住人であるリト、美柑の兄妹に加え、ララや彼女の妹であるナナ・アスタ・デビルーク、モモ・ベリア・デビルークも居候する状態となっていた。姉のララ同様、リトに恋心を寄せるモモは、『TL』最終回でリトが春菜に告白しようとする場面を目撃していた。その後、ララの言葉を聞いたモモは、自分やララ、春菜など、リトに思いを寄せる女子が全員幸せになる方法としてリトを中心とした美少女ハーレムを思いつき、その実現を目指して行動を開始する。一方、リトの命を狙う刺客として登場した宇宙人の殺し屋・ヤミは、リトやララとの交流を経て、地球で平穏な生活を送っていたが、ある日、彼女に一人の少女が話しかけてきた。その少女は黒咲芽亜といい、彼女のマスター・ネメシスとともに、ヤミを殺し屋として復帰させる「ダークネス計画」を目論んでいた。こうして、モモが実現を目指す「ハーレム計画」と、ヤミをめぐる「ダークネス計画」の2つの計画を軸に、物語が展開されていく。

声優・キャラクター
豊崎愛生、福圓美里、渡辺明乃、戸松遥、矢作紗友里、伊藤かな恵、花澤香菜、名塚佳織、柚木涼香、新井里美、能登麻美子、櫻井浩美

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

真っ白けなアニメ♪

前作よりもエッチィ要素が何倍にもなったTo LOVEる-とらぶる-ダークネス!

一話からいきなりやっぱりの白画面だらけでしたね(*^_^*)
過激なシーンが多いのが売りでもあるので、そこを活かさないと失敗が見えているのでなんとか頑張って欲しいですね(^O^)!!!

なんか内容よりそういうシーン見たい人が多いのかな(笑)?

私はヤミちゃんのキャラ性がすごく好きです♪
たいやきというギャップがなんとも・・・ヾ(*´∀`*)ノ





※追記OVA感想

予約していたことすら完全に忘れていた単行本に付いていたOVAを見たのですが.....OUTです(笑)
男性は絶対に喜ぶと思いますけど^^;
これを地上波で放送したらもう.....笑

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

takumi@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

<最終回まで視聴完了> 割り切って観てみたが・・

男子高校生・結城梨斗(ゆうき りと)を主人公に、過激な描写や
アクションシーンを交えつつ展開していくハーレムラブコメディ。

1期、2期もあったようなのだが未読の原作とともにそちらは未視聴。

ハーレム計画とダークネス計画が企まれる中、
なんとも、おバカで間が抜けた感じのゆるゆる感。
官能的とかエロとかそういう表現とはまた別の、
ハレンチという言葉がふさわしいかな(笑)
いちいち見せてくれちゃうのだが、個人的には全然萌えないw
おまけに白い光の処理が雑すぎるよね。
別にここは見なくていいやって思ってても、
あれなら全部カットしたほうがきれいだ(笑)
ってそれじゃこの作品の意味がないか~

ハーレムアニメって基本、あまり観ないのだけれど
今まで観た中で良かった『セキレイ』と比べると
物語としての軸があまりに弱いような気がした。

っていうか、主人公のリトくんの魅力がイマイチだからなんだろうな。
肉食系じゃない今でもハーレム状態のモテっぷりを発揮するなら、もっともっと
彼の男としての魅力を出してもらわないと納得いかないよ。

でも、女の子たちはまぁまぁ可愛かった。
個人的にはやはり、みかんちゃんの出番がもっと欲しかった(笑)
もちろん、えっちぃシーンじゃなくね。
-------------------------------------
<6話の感想>

相変わらずだが、そういうアニメなのだから観る以上は割り切ろう(笑)
今回はルンに思わぬところでつい感情移入してしまった。
いや、感情移入とは違うな、うまく言い表せないけど。。
-------------------------------------
<5話の感想>

いやはやw今回ばかりは何と言うか・・・
白い光だらけ~に呆気にとられてしまって、
話の内容がのみこめませんでした(^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

アカデミックな手法によるダークネスの存在意義への一考察

VMC影の総帥かく語りき(前に書いたレビュー)
{netabare}『To LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロラブコメfeaturing戸松遥
『もっとTo LOVEる -とらぶる-』 → ハチャメチャエロコメ ハーレムソース ラブを添えて
と前2作にキャッチフレーズを授けた私であるが、
今作のレビューにあたってはたと困ってしまった。
1作目→2作目と進化(?)してきたこのシリーズであるが、
事実上の3作目となるこの作品で幾分趣を異にしたように感じられる。
この趣の変わったところをどう表現すればいいのか?
エロコメと言っていいのか?
エロ要素もコメ要素も主成分であることに疑いの余地はないのであるが、
エロコメと言ってしまうとちょっとニュアンスが違うような・・・
「エロコメ」という言葉は「ラブコメ」の派生語というか
その延長上にある言葉であり、どうもしっくりこない。
この作品においてはラブストーリーという側面は大きく後退している。
前2作の主要テーマであった「リト・ララ・春菜」の三角関係は、
今作においていは脇へ追いやられてしまった。
変わって今作の主軸となったのは、一つは「リトのハーレム計画」であり、
もう一つは「金色の闇の過去とこれから」である。
「ハーレム計画」の方はエロ要素をグンと高める効果が、
「金色の闇の~」の方はストーリー性を増す効果がそれぞれある。
これらを踏まえて、あえて名付けるなら・・・
ハーレムエロストーリーwithコメディバトルアクション 時にはラブも込めて
かな?

ダークネス最高!!
モモがエロくて可愛くて!
闇がえっちいのが嫌いで可愛くて!
古手川が真面目で可愛くて!
ナナがツルペタで可愛くて!
みかんが小学生で可愛くて!

なんかダークネスになってから色々吹っ切っているような気がする。
前からエロ全開だったんだけど、
エロに理由なんかいらないよね?
必然性がないと脱ぎませんとか関係ないよね?
みんなエロが大好きだよね?
って言う製作陣の気持ちがビシビシ伝わってくる!
そうだよ!
みんなエロが大好きなんだ!!
おっぱいもお尻も全裸もパンチラも大好きだ~~~!!!
エロい声はもっと好きだ~~~~!!!!!

モモの気持ちは恋なのか?
自覚が無いゆえのハーレム計画なのか?
とても気になる。
明らかになった闇の過去、
芽亜とマスターとの今後の展開は?
凄く気になる。
早く2期やってくれー。

おまけ
ザスティン・・・回想シーン以外に出番なし。それも1回きり。
校長・・・意外と出番あり。相変わらず作品1の変態。
霧崎 恭子・・・出番なし。

最後に、
私が気づいた限りのパンツの色を記すことでこのレビューを締めたい。
モモ ピンク
ナナ 薄い水色若しくは白
古手川 イエローと白
闇  白
芽亜 ピンク縞々
春菜 ブルー
ティア 紫{/netabare}

2ndに向けて復習することとする。
今回は学術的なアプローチを用いダークネスの真髄に迫ろうと思う。

第一話
モモ  半裸 全裸 パンチラ(白?)×3
ララ  全裸 パンチラ(薄いブルー?)
闇   パンチラ(白)×2 
古手川 パンチラ(ピンク)

第二話
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2
モモ  パンチラ(ピンク)×3
闇   全裸(美柑とセット)
美柑  全裸(闇とセット)
古手川 パンチラ(薄いブルー)

第三話
芽亜  全裸 パンチラ(ピンクと白の縞)
モモ  全裸(追憶) パンチラ(ピンク)×5 ヨダレ顔×3
ナナ  パンチラ(水色)
古手川 パンチラ(ライトイエロー) 下着姿(上下ライトイエロー)→全裸→シャワー→裸ワイシャツ

第四話
闇   パンチラ(白)×2 鞭に打たれて半裸
美柑  着替え パンチラ(白?)
ララ  バスタオル
モモ  シャワー
ナナ  裸(上半身)
春菜  パンチラ(水色)

第五話
ナナ  スク水 パンチラ(白?)×5 舌技責め(愛玩動物系)
芽亜  スク水 パンチラ(ピンクと白の縞)×4 舌技責め(マロン)
闇   スク水 パンチラ(白)
モモ  スク水
春菜  触手責め(巨大軟体動物系)
リコ  パンチラ(イエロー) 着替え(パンツ一丁)

第六話
リコ  パンツ一丁(イエロー)→一糸纏わぬ姿 弄ばれ(モモ&芽亜) 
モモ  パンチラ(ピンク)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)
ルン  パンチラ(ピンク?) メタモルフォーゼ→全裸

第七話
モモ  パンチラ(ピンク)
闇   極限まで食い込むパンツ→ノーパン制服(静のサイコキネシス)
ララ  パンチラ(ライトブルー&グリーン(追憶)) ショートパンツの脇からチラリ(ピンク)×2 着衣の著しい乱れ(半裸)

第八話
モモ  パジャマの上&パンツ(白)
古手川 シャワー→下着上下(薄ピンク)
美柑  シャワー パンチラ(薄ピンク)
九条  下着(スポーツブラ&白)→全裸

第九話
静   シャワー&洗いっこ(with御門) 全裸(憑依中)
御門  シャワー&洗いっこ(with静)
闇   パンチラ(白)×2 トイレ姿(降ろされたスカートとパンツ) シャワー&洗われ(byナナ)
ナナ  脱衣&シャワー

第十話
闇   全裸(幼少期)
ティア パンチラ(紺) 全裸(眼鏡&ストッキング着用)

第十一話
ナナ  パンチラ(薄いブルー?)
芽亜  パンチラ(ピンクと白の縞)×2 おっぱいポロリ
静   触手責め(植物系)
ティア 触手責め(植物系)

第十二話
ナナ  パンチラ(薄いブルー)
ララ  パンチラ(薄いブルー)
古手川 パンチラ(薄いピンク)
天条院 パンチラ(薄紫?)
モモ  入浴 スク水アイス(妄想) ショートパンツの脇からほんのチラリ(色判別不能)

結論
えっちぃのは大好きです。


 





 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

63.4 12 双子でツンデレなアニメランキング12位
月詠-MOON PHASE-(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (159)
1107人が棚に入れました
なぜか心霊写真ばかりを撮ってしまうカメラマンの森丘耕平は、取材に行ったドイツの古城で、ヴァンパイアの少女である葉月と出会った。その城に幽閉されていた葉月は、耕平の血を吸って、僕(しもべ)として城から脱出しようと考え、血を吸うも、全く効果が現れなかった。だが耕平が城の封印装置を壊したことにより葉月は城から脱出し、そしてあろうことか、生き別れの母の行方を求めて、耕平と共に(別行動だが)日本へ向かった。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ねこみみモード・・・ねこみみモード・・・♪

原作は書店で表紙を何度か目にした事のある作品だったので、ジャケットを見た時に少し懐かしさを覚えました・・・今回の視聴に至ったきっかけは、アニメーション制作が「シャフト」であるという事でした^^

この物語の主人公は、カメラマンの森丘耕平・・・彼はドイツの古い城を取材した際、誰も住んでいない筈のお城の屋根の上に女の子の人影を見かけます。真相を確かめるべく単身お城の中に乗り込んでいくと・・・そこで幽閉されていたヒロインである葉月というヴァンパイアの女の子と出会うのです。
葉月はお城から脱出したい理由がありました・・・
そして、主人公の協力も得て脱出に成功し・・・物語が動いていきます。

この作品は、幾つか特徴がありましたが、自宅にいる時の画面構成は、まるでドリフの舞台を見ているような感覚に陥りそうなほど独特でした。それに、お約束のオチもちゃんと用意されています^^
この自宅で物語が展開している時は、パロディを思わせる作品ですが、一度自宅を離れると一転してシリアスな展開になるので、全体的にメリハリが効いていたと思います。

そして、人物の描写や演出についてもシャフトさんらしさが感じられます。2004年の作品なので今から9年前に制作された事になりますが、改めてアニメ業界の技術の進歩に脱帽しました^^;
そして、シャフトさんの演出も・・・この頃から思うと、例えば今放送している「物語セカンドシーズン」の演出なんかはカミソリ並みの切れ味である事を実感しました^^

登場人物は、物語の中で様々な試練に直面します。特にシリアスモードでは色々あるのですが、最後には自分の「〜したい」という意志の強さや、仲間の協力で逆境を乗り越え成長していく姿を堪能する事ができます。

2クール26話(TV未放映エピソードを含む)の作品でしたが、アニメーション制作がシャフトさんだから見始めて、なぜ猫耳なんだろ・・・? と頭の中で?を並べながら視聴していましたが、この作品の演出に慣れた頃から止まらなくなって、結局一気に視聴してしまいました^^;
ヒロインの猫耳とツンデレを愛でつつ、パロディとちょっとハートフルな物語を楽しむ・・・こんな作品だったように思います^^
(今でもなぜ猫耳だったかは?ですが・・・^^;)

この作品は、2004年10月〜2005年3月に放送されていますが
原作は2009年まで連載されていたようです。これからに繋がる形で幕を閉じているので続きは気になりますし、原作のストックもありそうですが、続編は・・・難しいのでしょうか^^;

投稿 : 2024/05/11
♥ : 29

みけねこ+ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

そして今日もタライが降る。

シャフト制作で製作者の遊び心が光る作品。

・ドリフを意識したコントセットのような縦割りの家屋の見せ方。
・シリアスなシーンでも関係なく降り注ぐタライ。

上記の演出もあって内容は、ハートフルコメディになっています。

また、主演声優が斎藤千和・神谷浩史のコンビ、
ストーリーも吸血鬼繋がりで、おまけにシャフト制作
『化物語』つながる妙も面白い。

神谷浩史さんが演じる役で、無能力者というのも
珍しい気がします。

あと、中毒性のあるOPが猛威を振るう。
迷曲といって差し支えない「NEKOMIMI MODE」は
何度も聞いているうちに惑わされてしまう曲なので十分注意した方良い。

◆物語
カメラマン森丘耕平は、取材に行ったドイツの古い城でヴァンパイアの少女・葉月に出会う。城に閉じ込められていた葉月は、耕平の血を吸い、“シモベ”として城からの脱出を試みたが、耕平には効き目がない。しかし、ひょんなことから葉月は脱出に成功。そして、生き別れた母の行方を求めて日本へ向かう!(コピペ)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

シャフトの遊び心がうけた

今から9年前の作品だが、シャフトらしくて面白いと思った。

ストーリーは吸血鬼と人間のラブコメ、バトルものです。
ちょっと昔のドリフのコントを見ているようでした。
金タライやヤカンは絶妙のタイミングで落下しますね♪

キャラも結構個性的で好きです。
そしてなによりOP曲は一度聞いたら、忘れられないくらいインパクトありました(笑)

シャフト好きな人にお勧めのアニメです♪
(2013.5.14)

ところで続編はまだかいな・・・・。
(2013.9.23修正)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

62.3 13 双子でツンデレなアニメランキング13位
スタミュ(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (174)
857人が棚に入れました
音楽芸能分野の名門校・綾薙学園に入学した星谷悠太は中学の時に見たミュージカルで素晴らしいパフォーマンスを見せたこの学校の生徒に憧れていた。彼が目指すのは花形コースの「ミュージカル学科」。しかしここに入る為には学園の3年生のうち成績優秀者が所属する「華桜会」の指導を受けられる特別枠に入るのが近道であった。悠太はこの特別枠のオーディションで華桜会メンバー・鳳樹に見出され、同じように彼に選ばれたメンバー4人とともに「チーム鳳」としてミュージカル学科を目指す。素人同然の悠太以外のメンバーは演劇の才はあるがそれぞれが抱えた問題で候補生に残ることすら覚束ない状況で、加えて華桜会のリーダー・柊翼が彼らとは別に5人の候補生を選び「チーム柊」として立ちはだかる。

声優・キャラクター
花江夏樹、小野賢章、ランズベリー・アーサー、細谷佳正、前野智昭、岡本信彦、内田雄馬、興津和幸、KENN、松岡禎丞、諏訪部順一、平川大輔
ネタバレ

ホワイトマウス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「俺たちは、夢をあきらめる方法なんて知らない!」すてきなセリフ!!

見終わりました。

最終回、あれだけ練習してチーム鳳のみんなと一致団結したのに、 {netabare}華桜会の抵抗と天候悪化でミュージカル演技を断念しなければならない、でも、みんなで工夫して大逆転のストーリーで、
{/netabare}見ててとてもすっきり、感動しました。こういうお話、とっても好き! ストレス解消です♪

2期ぜひ見たいです。それに、花江夏樹さんはじめ、CVの皆さんも歌って踊っているような感じで、とてもスキルの高いCVの皆さんだったと思いました。

 全然お話が違うんですけど、この作品に出られた男性CVの皆さんにはぜひ、現在制作が企画されている銀河英雄伝説に出てほしいなあと、思っています。
(ヤンさんのCVは、諏訪部順一さん希望です♡♡♡)

以前のレビューです。
{netabare}
2015.12.14 22:56 最初は大笑いしたけど、元気になる作品です!

私、あまりミュージカルを見たことがなかったせいもあるんですけど、1話冒頭で華桜会メンバーが出てきて歌と踊りを始めた瞬間、こらえきれなくなっちゃって大笑いしちゃいました。

だって、あまりにもわざとらしいというか、なんか変!と思ったんです。
(大爆笑したけど、あとで隣の部屋まで聞こえたんじゃないかって心配!)

でも、みんな個性的なキャラが多くって、物語も見ているうちに楽しくなりました。それに花江夏樹さんや諏訪部順一さんなど、私の好きな声優さんがたくさん出ているので、目が離せません。それに、花江夏樹さんが演じる星谷君って、ハンデがあってもめげなくて明るくて、キラキラしているので、見ている私自身もなんか。幸せな気分になります。それにしても男子高校生の友情って、いいなあ。

これって、オリジナル作品なのでしょうか。まもなく最終回なのかな。気になります 
♪~(*´∀`*)~~(*´∀`*)~♪ラララ~ {/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌え要素はほぼ無し・・・ですがそれなりに楽しめた作品でした^^

この作品はオリジナルアニメだったようです。従って事前情報は殆ど無く、あったのはキャラデザが嫌いではないことくらい・・・取り敢えず1話視聴してみようと視聴を始めた作品でした。

物語の舞台は音楽芸能分野の名門である綾薙学園・・・この学園には入学後に希望した者にのみ受験資格が得られる「ミュージカル学科」が設立されています。このミュージカル学科はこれまで有名なミュージカルスターを輩出してきた生徒にとって憧れの学科なんです。
そしてミュージカル学科への近道は3年生の成績優秀者で構成された「華桜会」メンバーが直接指導してくれる「スター枠」に入る事でした。
勿論スター枠にも限りがあるため、選考でどんどん切り落とされる狭く険しい道のりです。

この物語の主人公である星谷悠太は、雨の日のステージで踊っていたこの学校の生徒の踊りに魅了されてこの学校への入学を決めここまで進んできました。
憧れの人はきっとミュージカル学科にいるはず・・・受かってもう一度会いたい・・・
その思いを胸に選考に臨み・・・物語が動いていきます。

「萌え要素は殆ど無し」は完走後の印象ですが、視聴前にそれが分かっていたら視聴を止めていたか・・・と考えると、きっと視聴していたと思います。
全体的に爽やかなんですが、ここぞという時にしっかり熱くなる・・・メリハリの効いた作品だったからだと思います。

チーム鳳の5人が主要登場人物となって物語が動いていくのですが、このチームのメンバー・・・皆んな我が強く最初はバラバラなのですが、中には凄い人もいるんです。

星谷 悠太(CV:花江夏樹さん):この作品の主人公で中等部からの持ち上がり。憧れの人に出会うまでは歌やダンスは「好き」レベル止まり。

那雪 透(CV:小野賢章さん):星谷と同じく中等部からの持ち上がり。

月皇 海斗(CV:ランズベリー・アーサーさん):父は有名演出家、母は女優、そして兄の遥斗は綾薙学園ミュージカル学科を卒業したスターというサラブレッド。

天花寺 翔(CV:細谷佳正さん):梨園という歌舞伎俳優の社会に生まれ、既に数多くの女性ファンがいるとか・・・

空閑 愁(CV:前野智昭さん):母子家庭で育ち、母の大好きなミュージカルのスターになって喜ばせたい、

これまで歩んできた人生も、今後の向かう先もきっと皆んなバラバラ・・・
最初は全くの不協和音でチームの存続も危ぶまれましたが、一番出来の悪い星谷が笑顔と行動で皆んなを纏めていこうとするんです。
一人・・・そしてまた一人とチームの仲間の事を意識するようになり、5人全員の気持ちが重なった時・・・チーム鳳で羽ばたこうと誰もが思ったと思います。

でも物事はそんな順風満帆には進まず、彼らを待っていたのは「試練」でした。

大切なのことはバラバラな5人が繋がること・・・
でもそれだけじゃ不十分でした。
本当に大切なのは、どんな状況に陥っても5人で最高のパフォーマンスを披露すること・・・
彼らは待ち受ける試練にどう抗うのか・・・そしてその先にあるモノとは・・・
気になる方は是非本編でご確認下さい。

タイトルで「萌え」要素は殆ど無しと書いた様にゼロではありません^^
那雪の双子の妹・・・ゆうき(CV:あすみん)とつむぎ(CV:金元さん)が抜群のタイミングで華を添えてくれています^^

1クール12話の作品でした。作画も綺麗でダンスもしっかり動いていたと思います。
何より「熱さ」の気持ちよかった作品でした^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

汗臭くない男子高校生の青春物

音楽芸能系の男子校を舞台にした青春物。
そこそこ楽しめました。
いちおう公式には青春ドタバタミュージカルストーリーというような紹介がされていましたが、観た印象ではキャラが芝居しながら歌うミュージカルとは少し違うようで、物語の途中で音楽が入るときは、なんというか唐突にキャラのPVが挿し込まれるみたいな場面が多くて、ちょっと独特な面白さがありました。
ストーリー自体は正統派の青春物という感じ。爽やかで天真爛漫な主人公が、最初は壁を作って打ち解けないチームメイトの心を徐々に開かせていって仲良くなり、皆で力を合わせて目標に向かって頑張るといった王道の展開です。男の視点からすると、男子高校生たちがあまりに爽やかすぎるかな、といった印象もありますが、基本的に女性向けの作品だと思うので、その辺りはまあ仕方ないでしょう。
最後までそこそこ楽しめたのですが、最初はインパクトがあって笑えた音楽シーンが、観ているうちに段々と慣れてしまったのか、普通に感じてしまうようになったのは少し残念でした。
ストーリーもキャラも全体的に非常に爽やかで、最初のインパクトの割には意外とクセが強くない作品なので、個人的にはもう少し「毒」あるいは「アク」ようなものが強ければもっと楽しめたかなと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

70.6 14 双子でツンデレなアニメランキング14位
デート・ア・ライブIII(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (254)
1349人が棚に入れました
人類は『空間震』と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその災厄は、精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。空間震を止め、災厄を人類から退けるために必要とされる措置は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは——『デートしてデレさせる』! 精霊をデレさせ、更に『キス』をすることでその力を封印できる——そんな能力を持っている高校生・五河士道。人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため——士道は彼女たちとの『デート』に奔走する。士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。精霊を殲滅するべく動く。精霊を利用せんとする。精霊との対話を試みる<ラタトスク>。そして、デレさせるべき新たな精霊——すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる——

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、真野あゆみ
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

世界から私だけ消えてしまっても

お話のざっくり概要
デートさせてデレさせてキスをする…まぁ1期2期を見た方が早いですw
他と違う点は選択肢ぐらいですかね。

豆柴~「ねぇ知ってる?{netabare} ”なつぅぅみぃ”っていう南の島の方言の意味は”愛してる”{/netabare} なんだよ?」

さすがに無理あるかなぁw

新キャラの七罪
序盤は七罪の攻略がメインですね。お題の謎を解くのがテーマ。
{netabare}
幼女だったか…化けてる対象は分からなかった…
(酔って見てたからと言い訳してみる)
殿町とのデートはカットされてる…憤慨
独占…やっぱ弓弦が一番いいなぁ~
でもやっぱ最初っからメンバー全員に説明すべきだったんじゃ?
{/netabare}
そして今回フォーカスされた折紙
こっちの展開はほぼ予想通りだった。(久々こんなに予想当たったの)
その分、王道って事なのかも?
{netabare}
折紙が犯人、士道は最初説得を試みて失敗する、父母を助ける為に士道が犠牲になる
まで予想が当たった! 七罪で外したからムキになってたかもです。
生まれ変わった折紙は普通…じゃない何か変態の片鱗はちゃんと残ってるw
っていうかどうして5年であんなに立派な肉食変態に育ってしまったのか…
{/netabare}
王道な分、良いストーリーです。折紙の魅力が一段と出た感じします。

どうでもいいけどさ、たまちゃん先生が悲しいお知らせって言ったら…
{netabare}
「お見合いでもダメになったとか?」「まさか結婚詐欺?」「マジ引くわー」
{/netabare}
必ずそう持ってくのやめません? もう誰かお嫁に貰ってあげてよw

本編は11話で終了で、12話はなんというかOVAっぽい内容でした。
まぁ本来なら11話終了でDVD特典で12話でもおかしくない所を放送してくれたのには感謝!
まさに本編後のファンサービスという内容でした。
だけど{netabare}俺をデレさせてみろ{/netabare}って展開は
美衣「マジ引くわー」が妙に当てはまる最終回でした。
結局、美衣ってバリエーション多すぎだけど「マジ引くわー」しか言ってないよねww
このまま一体どこまで引いてしまうのか…

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

私たちの新たな戦争(デート)を始めましょう

この作品の原作は未読ですが、アニメは1~2期と劇場版「万由里ジャッジメント」を視聴済です。

制作スタッフは1期からほぼ変化ありませんが、キャラデザはこの3期から変わっていたんですね。
それと、アニメーション制作会社も変わっています。

1期はAIC PLUS+さん、各話の制作協力という形でアニメに関わるケースが多いみたいです。
これまで「そらおと」「迷い猫オーバーラン!」「恋選」「はがない」など、しっかりキャラを魅せる作品を手掛けています。

2期はプロダクションアイムズさん、「いなり、こんこん、恋いろは。」「はいふり」など…
そして3期はJ.C.STAFFさん。
アニメーション制作会社の2期から3期の変更は諸事情により止む無しとしても、キャラデザが変わったのは何故だったんでしょう…?
作品の雰囲気がだいぶ変わった気がするのは私だけでしょうか…^^?
上記を踏まえると、雰囲気が変わったのはアニメーション制作会社のせいじゃないと思うんですけれど。

この作品はキャラをしっかり魅せる作品なので、キャラデザは生命線だと思うんですよね。
今回の変更がこの作品を良い方向に導いたかというと…個人的には微妙かもしれません^^;


人類は「空間震」と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。
空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその厄災は、
精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。
空間震を止め、厄災を人類から退けるために必要とされる措置は、
武力をもって精霊を殲滅する、若しくは…

「デートしてデレさせる」!

精霊をデレさせ、更に「キス」をすることでその力を封印できる…
そんな能力を持っている高校生・五河士道。
人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため…
士道は彼女たちとの「デート」に奔走する。
士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。
精霊を殲滅するべく動く<AST>。精霊を利用せんとする<DEM>。
精霊との対話を試みる<ラタトスク>。
そしてデレさせるべき新たな精霊…
すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる…


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
やっぱり、この作品…設定の面白さは抜群なんですよね~。

確かに面白くない訳じゃなかったんですけど…
これまでこの作品で感じたきた「キュンキュン度」がそれほどでもなかったんですよね…

そこで理由を考えてみました。

・新たに登場する七罪の能力は面白いものの、上手く活かしきれなかった。
・士道にデレた精霊の能力が低下しているので、戦闘シーンの凄みが少ない。
・精霊より強い魔術師が存在すること。士道の頑張りは骨折り損のくたびれ儲け…?
・鳶一折紙の物語。決して悪くはありませんでしたが、落としどころに疑問…?
・壊れた士道は今一つ…。これ、本当に必要だったんでしょうか?

ざっと5点ほど挙げてみました。
でも…この作品は決して嫌いじゃないんですよ。
何せこれまでアニメ本編2期と劇場版を積み上げた実績を持つ作品なんですから…
作品の持つ潜在能力は半端ないはずなんです。

物語って生き物みたいな一面を持っていると思うんです。
だからムラが生じるのも仕方ありません。
それに…無呼吸じゃ走り続けられません。
息継ぎをしないと死んじゃいますから…
だから、次期のために投じた一石と考えると納得できる…かな。
でもこのシリーズの一ファンとして視聴して良かったと思っています。

オープニングテーマは、sweet ARMSさんの「I swear」
エンディングテーマは、山崎エリイさんの「Last Promise」
sweet ARMSさん…待ちわびていましたよ♪
この作品の主題歌を絶対担当されると思っていたので、また曲が聞けて嬉しいです。

1クール全12話の物語でした。
皆さん、この作品に対してどんなレビューを書くんでしょう…?
原作のストックがどの程度残っているか分かりませんが、起死回生の一発を期待しています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

五河士道。男の夢を叶えた男

全ての男の夢ハーレム。

かつて中国の皇帝は紫禁城と言う城を作り、中国全土から集められた美女を囲い酒池肉林のハーレムを築いた。
かつて日本史上最長の王に君臨した徳川幕府もまた大奥という王以外の男子禁制のハーレムを築き、徳川二百数十年の1ページを記した。

共通するのは絶大な権力と暴力と経済力。大奥では毎日抱く女の選択は無く、見張り役として隣の布団で寝る女が付随し、隣室には面倒見役の女が控えていたと聞きます。そこには愛などなく、行き詰まる日常に月の半分も大奥に顔を出さない王もいたと記録に残されています。

そしてデート・ア・ライブ。五河士道と言う主人公。精霊達の誰にも戦闘力で劣りながら、いつだって分け隔てなく命懸けで愛し、守り抜く男。

8人の美少女達。幼女からツンデレ、妹、魔女っ子、痴女、歌姫、双子、ポンコツ大食いなどなど誰しもが琴線に触れる女達のハーレムを愛のみで築き上げた奇跡。
だってヒロインの1人とキスしてるのを、他ヒロイン全員に見られて、全く嫉妬されずに良かったね♪って見守られる男ですよ?「だから痺れる憧れるゥ⤴︎︎⤴︎︎」とDioに憧れるモブのように視聴者がなってしまう破壊力です。

今回3期作成にあたり、制作会社が変わってるらしく、1期、2期と比較して作画について批判的な意見があるみたいですが。「こまけえことはいいんだよ!!」って言いたいです。

そもそもデート・ア・ライブって奴は士道のデートとかわいい精霊と狂三が出ればオールオッケー。3期作ってくれてありがとうってなもんです。

私はとてもたのしめました。特に最終話の12話はちょっとウルっと来ました。デート・ア・ライブファンには最高の最終話と思います。4期あるのか分かりませんが私はいつまでも気長に待ちたいと思います

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

69.3 15 双子でツンデレなアニメランキング15位
リトルバスターズ!EX(OVA)

2014年1月29日
★★★★☆ 4.0 (315)
2421人が棚に入れました
秘宝を探して迷宮を探索している理樹と沙耶は、地下5階に足を踏み入れた。
沙耶の正体は謎のままだったが、いつしか理樹は彼女を愛おしく思うように
なっていた。
だが、なんとなくいい雰囲気になったふたりの前に、巨大な動く石像が
立ちはだかる!
沙耶は銃を抜き、理樹は知恵を絞って攻略法を考える。
次々と出現するトラップ。
その先には一体何が待っているのだろうか?
最終決戦の場が近づきつつあった―――。

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

きっとここはこういう事が起きうる世界なんだ・・・

佳奈多、佐々美、沙耶の個別シナリオが描かれた作品です。

全8話


あるテストの前日真人に貸した古文のノートが教室に置いてある

事を聞いた理樹はノートを取りに行く。そこで突然押さえつけられ

校舎の外に出るように言われる。外に出た理樹は変な気がして校舎

に戻ろうとすると銃声が聞こえた。そして校舎戻った所、生徒手帳

が落ちていたのだった・・・


沙耶の個別シナリオ4話、佐々美の個別シナリオ2話、佳奈多の

個別シナリオ2話の全8話構成です。佐々美と佳奈多はEXでヒロイン

に昇格、沙耶はEXでの追加の新ヒロインです。

沙耶シナリオはワクワクするような冒険を繰り返す感じでこのチーム

リトルバスターズがワクワクするような新たな遊びを考え実行していく

感覚と似ている気がして面白かったです。

佐々美シナリオは理樹が恭介らチームリトルバスターズと過ごしてきた

空間にまた違う力が加えられてこの世界ではそれがそんな事が可能なの

かと思う事を実感しその中できっと答えが導けるはずだとこの世界の

神秘の一部に近づいていく感じでした。

佳奈多シナリオは一期で描かれた葉留佳シナリオで少しずつ明かされて

来たこの二人の関係とその家元での関係性が深く絡んでくる感じでした。


曲は佳奈多シナリオのラストでの「Little Busters! -Ecstasy Short Ver.-」

と「Alicemagic -TV animation ver.-」のダブルパンチが一番

心に効きましたw

全体としてなかなか面白かったと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

アルカット さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

遂にアニメ完結。本編より面白い。

素直に私はそう感じました。
(半年かかりましたね。ようやく佳奈多ルートまで終了!)


□1~4話まで観て□
 沙耶ルート全4話まで見ましたが、沙耶のキャラが可愛くてしょうがないw
 さて、沙耶といえばOVA等での見切れ芸や、名曲「saya's song」で有名ですが、どんな姿を見せてくれるのでしょうか。

 沙耶ルートだからという事も有りますが、本編よりアクション性がずば抜けて強く、動きが良くて楽しめました。
 見終わったらあなたもきっと沙耶が好きになるでしょう。

残りの佐々美・佳奈多の話も楽しみです。


□5・6話を観て□
 佐々美ルートまで視聴終了。本編では適当な扱いを受けていた佐々美の可愛い一面が垣間見えるキレイなお話でした。猫好きの方は必見(?)。

 私自身、佐々美のキャラ順位は正直低かったのですが、これを観てグググン↑↑っとアップしました♪
 少ない登場人物や、2話と少ない話の中でも上手くまとまったのではないでしょうか? しかし、ねっこねこのぬっこぬこでしたね(笑)

 次は、佳奈多ですね!本編ではストーリーの関係上、結構なツンツンさんでしたが、どうなるか本当に楽しみです。


□7・8話を観て□
 ついに、エクスタシー最終章・佳奈多ルートが完結しました。
本編でも描かれていた、佳奈多とハルちん姉妹の強く固い絆に、観ていてこちらも胸が熱くなりました。
私にも兄がいるのですが、ああいう関係を築けたら最高だなぁと思いました。



~総評~
 沙耶・佐々美・佳奈多、どのルートもそれぞれ良い味を出していて見応えが有りました。
 個人的には、やはり全4話と他よりも2倍楽しめた沙耶ルートが面白かったです。「エンジェルビーツ」風のアクションは、こちらもアニメの世界に入り込んだような感覚が楽しめますねw


 本編1期の、2クールかけての自己紹介で退屈したという方が、リアルでもネットでも多かったのですが、このエクスタシーは間違いない作品だと思います。是非、手持ちに余裕がある方は手に取ってみてはいかが?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

result さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

久しぶりにリトルバスターズメンバーの声を聞いた

一年位前にリトルバスターとリフレイン(2期)を見たのでこのEXは初見だけど懐かしさを感じながら視聴。

当時は声優誰がやってるか?とか気にもせずkey作品だから見てただけなんだけど、、
リキ役てほっちゃんがやってるやんか!!
声聞いてわかったわww
私もアニメ好きになって1年以上たったのかww

本題ですが、
サヤ、ササミ、カナタ。
この3人の少女が一人ずつリキと迷宮探索したり、ネコになってしまう原因を探したり、双子の妹ハルカの為に自分を犠牲にしたりといったストーリーです。

少し声優陣の出番が少ないのは経費削減かなw
ササミのストーリーからはいつものリトルバスターズメンバーの声が聞けたので良かったですが、サヤの迷宮探索ではメインキャラ以外はほぼ皆無でした。

ただやはりリトルバスターズは裏切らない面白さです。
ササミとカナタのストーリーがめちゃくちゃ良かったよ~ヽ(´・∀・`)ノ
ほっちゃんお疲れ様でした(*^ω^)ノ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

60.1 16 双子でツンデレなアニメランキング16位
だんちがい(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (331)
1688人が棚に入れました
とある団地で暮らす仲野晴輝には姉が一人、妹が3人いる。才色兼備でまじめだけど、弟・晴輝と二人きりのときだけ『隙』を見せる長女の夢月。兄・晴輝のことが気になるけど、いつも素直になれない次女の弥生。晴輝にかまってほしいのか、イタズラばかりする三女・羽月。漫画・アニメが好きで、趣味の近い晴輝とはオタク仲間の四女・咲月。そんな4女1男の『自然にそこにある』団地暮らし―。

声優・キャラクター
明坂聡美、小松未可子、徳井青空、堀野紗也加、阿部敦

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

近親系薄味ハーレムアニメ

団地内5人兄弟姉妹日常コメディーアニメ。
登場人物は、姉、晴輝、妹、双子ロリ妹です。
晴輝がモノローグ担当。
残りの女性陣がひっかき回します。

姉夢月は完璧な良妻賢母型。
でも、晴輝の前ではちょっとドジ。
ギャップが魅力的な美人です。
妹弥生は暴力的なツンデレ型。
たびたび、晴輝が被害者となります。
デレ顔が魅力的な健康女子です。
なお、双子ロリ妹羽月咲月は、おまけ的な扱いです。

この4人が晴輝好きなので、やや近親ハーレムの様相。
その軽快ドタバタ劇がこのアニメの見どころとなっています。

姉と妹、どちらに軍配を上げるか。
私は、ギャップ萌えで姉の方です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

5人きょうだいの微笑ましい日常

原作未読 全12話 1話3分ちょっとの作品

団地に住む1男4女のきょうだいの日常生活を描いたコメディ作品。

話数に一号棟~十三号棟というように団地を意識していますね。

両親がいないのもお約束(多分出張か転勤など)で、長男と他の姉妹が絡むお話が多いですね。

ラッキースケベ的な展開もありますが、きょうだいなのでその後の進展はありません。

和気あいあいとした楽しい作品でした。

一番下の双子さんが長男と絡むところが微笑ましくて好きでした。

短い作品なので箸休めにどうぞ~

最後に、男子1人で長男さんは大変でしたねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 20

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

仲野5兄弟の仲睦まじい日々を描いた作品です^^

この作品の原作は未読ですが、可愛らしいキャラデザを目を惹かれて視聴を決めた作品です。
5分枠のショート作品なので、思い切りキャラを愛でる作品に仕上げられています^^
誰を推しで見るか・・・私はそんな事を考えながら視聴していましたけれど^^;

そんな5兄妹の構成は以下の通りです。
長女 夢月(CV:明坂聡美さん):高校2年生で頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗、スタイル抜群である上、家事も高いレベルでこなす完璧なお姉さん。

長男 晴輝(CV:阿部敦さん):高校1年生でゲーム、漫画、アニメが大好き・・・中学生の頃は暗黒の何かと戦っていたらしい^^;

次女 弥生(CV:小松未可子さん):中学3年生で運動神経は抜群だが勉強が全くダメ^^;

三女 羽月(CV:徳井青空さん):小学3年生で双子のお姉さんで悪戯好き^^;

四女 咲月(CV:堀野紗也加さん):羽月の双子の妹でボクっ娘・・・アニメや漫画が大好き^^

まずは、素直に晴輝クンのポジションに羨ましさを感じずにはいられませんでした^^;
長女の夢月さん・・・普段は完璧なのに、晴輝の前で見せるあの態度は何・・・^^;?
なんでこのお姉さん・・・そんなに反則級のギャップを積んでいるの・・・?
このギャップに終始胸がキュンキュンでした(//∇//)
普段ならお姉さんが文句無しの一推しになるなずなのですが・・・

次女弥生の表情と態度のギャップが、お姉さん一推しの強烈な抑止力になっていました^^;
何かあるとすぐ晴輝に手を出してしまうのですが、自分と晴輝の事になると直ぐ真っ赤になっちゃって・・・
もう、なんて分かり易い・・・^^

羽月と咲月も頑張っていましたし、どちらも可愛らしいと思いますが・・・個人的にはお姉さんチームの方がポイント高かったです^^;
最近の小学生キャラを描いた作品って、どれも小学生らしからぬ色気を備えていて・・・それに何度も魅せられてきたので、アブノーマルな世界に足を踏み入れてしまったかと思っていましたが、どうやら大丈夫だったようでホッとしています^^;

1クール12話で1話5分のショート作品でした。1時間でこの満足度が得られるなら、かなりお得な作品だと思います。
原作は未だ連載中のようなので、続編があるなら絶対に視聴したいと思います^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

69.3 17 双子でツンデレなアニメランキング17位
学園ベビーシッターズ(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (189)
780人が棚に入れました
両親を飛行機事故で亡くした竜一&虎太郎兄弟。そんな二人を引き取ったのが、同じ事故で息子夫婦を亡くした森ノ宮学園の理事長だった。でもその条件は、学園内に設けられた保育ルームで竜一がベビーシッターをすること!お母さん先生のために学園内に設けられた保育ルーム。竜一はそこの人手不足を補うために作られた「ベビーシッター部」の部員第一号となり…!?

声優・キャラクター
西山宏太朗、古木のぞみ、梅原裕一郎、三瓶由布子、小原好美、齋藤彩夏、種﨑敦美、本渡楓、前野智昭、小野大輔、宮寺智子

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

あにこれの採点に「優しさ」という項目があったなら、満点をつけたい作品

両親を飛行機事故で亡くした高校生・鹿島竜一は、まだ幼児の弟・虎太郎(こたろう)とともに、森ノ宮学園の理事長・羊子に生活の面倒を見てもらうことになり、その代わりに、ベビーシッター部の部員となって、女性教員のために学園内に作られた保育ルームで子供たちの世話をするようになる、といったストーリーのハートフルコメディ。少女漫画原作で全12話。
とても面白かったです。
最大の長所は、作品全体に溢れる優しさです。登場人物は見事に善人ばかり。悪い人は全く出てきません。ベビーシッター部に預けられている子供たちは、すぐに泣くわ、騒ぐわ、駄々をこねるわ、喧嘩もするわ、ときには人の大切な物を傷つけてしまったりなんかもして、とにかく手間がかかるのですが、涙目になったときのウルウルの瞳や、大好きな家族のために何かを一生懸命にやったりするときの姿などは本当に皆かわいくて、観ていると毎週癒されたり、泣かされたりで、なんとも爽やかで温かい気持ちになりました。もし、あにこれの採点に「優しさ」という項目があったならば、躊躇なく満点をつけたいところです。
キャラで、いちばん印象に残ったのは虎太郎。幼いながらも他の人の迷惑にならないように振舞っている姿は健気で、お兄ちゃんのことが本当に大好きな様子や、まだしっかり喋れないので大半は「うー」という言葉なところも、すべて愛らしいです。主人公の竜一も真面目で嫌味のない好青年で、弟や他者への思いやりにも富んでいるので、ナチュラルに好感が持てます。その他のキャラも、腕白な鷹くんや、おませな奇凛ちゃんといった子供たち、パッと見は厳格なお婆さんだけど実は心の温かい理事長、なんでも出来るスーパー執事的な理事長秘書の犀川、不愛想でちょっと乱暴だけど根は優しい野球部員の狼谷(かみたに)など、魅力的に描けています。また、真面目すぎて不器用な性格の優等生・猪又まりあ(絵に描いたようなツンデレキャラですが、かなりかわいいです)というヒロイン?っぽいキャラも登場して、ラブコメ的な要素も多少あります。
作画、声は、普通に問題なし。音楽は、ED曲が作品の雰囲気に合っていて良かったです。
観始めたときは特に期待もしていなかったのですが、善良で温かい空気に徐々に心惹かれていき、途中からは毎週楽しみにしていました。最後も綺麗に終っていて良かったです。面白い作品がとても多かった18年冬アニメの中でも、個人的には特にお気に入りの作品となりました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感動させる為には、シリアスな設定って、必須なのかな?

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
少女漫画原作らしいが、そこまで恋愛要素が強いわけではなく、基本は「小さな子供」と「イクメン」を愛でるアニメなのかな、と(笑)

男でも普通に観られるアニメでしたよ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
「親を亡くしたから、子育て(家事)をすることになった」という作品はいくつかあるけど、私は、「甘々と稲妻」が好きでした。やはり、育てる側が大人だった(ちゃんと父親だった)からかな。

親を亡くした子供が、子供を育てる。

その辛さに見処があるのだろうけど、やはり、いい年したオッサンとしては、「可哀想」が先に立ってしまうので(汗)

本作は、小さい子に癒される、という人ならそれだけで満足でしょうが、私はそれ(子育て)だけだとちょい退屈でした。

だから、中盤以降、猪又さんや雪ちゃんが出てきて、ラブコメが混ざってきたくらいが面白かったです。猪又さんとか雪ちゃんの不器用な感じとか、結構好きでした♪

あと、犀川さんが好きでした♪ 良い人でしたね♪ 特に12話の、(亡くなった)旦那様とのクダリやクリスマスのクダリ、切ないし、あったかくなりました。

一番印象に残ったのは、11話目の「小さい子が、小さい誰かじゃなく、一人一人の誰かになったら、好きになれる」という竜一の言葉です。真理ですね。小さい子にも、人格や個性はあるもんね。

やはり難点としては、「明るく温かく柔らかい作風」と引き換えに、「両親の死」という悲劇が、軽くなってしまった部分です。一応、1話で、竜一の苦悩や、乗り越えるシーンをガッツリシリアスで描き、最終話のシーンでもふれるなど、「大切に扱っている」というテイは整えているのですが、やはり取って付けた感はいなめなかったかと。

あまりにも「良い子」「物分かりが良いヤツ」の竜一に、やや違和感。

子供はもっと素直に泣いて、大人に助けてもらって良いのにな。。。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
「少年メイド」とかでも思ったけど、こういうハートウォーミグな作風に、「親の死」って必要なのかな? 昔のアニメによくあった、「変な実験で世界を飛び回ってる」とか、最悪、「行方不明」じゃダメなのかな? 背景重くするなら、どこかにシリアスな要素とか、それを乗り越える描写が必要になるだろうけど、、、。まあ、死は軽く扱わないでほしいな(今後に期待)。

免許も持たない、現時点では人間性も分からない中3一人に5人も子供任せて、法的に云々は別にして、親は心配しないのかな?

2話目
動物園回。いや、私立の学校なんだから、捨てるほどあるだろ、制服なんてw いやだから、あんだけ寝てて、ダメだろ、職務怠慢。幼児が死んだらどうすんだよ。猪又さん、ツンデレ(笑)? 狼谷のおんぶの仕方、肩関節柔らけえな、野球部だし、将来有望(笑)

3話目
バレンタインデー回。八木君、根津君、新キャラだな~。八木君、変態なんだね(笑) 少女漫画だけど、ヒロインらしいヒロインポジションは、不在のままいくのかな?

4話目


5話目
あの勘違いは恥ずかしいな~。

6話目○
猪又さん、突っ走ってるな~。なんでも、全部頑張ってるから格好良い、か。綺麗事っぽいが、作風に合ってるしな。弁当のクダリも、ラブコメもあって良かったし。

7話目
ラブコメ入ってきて、少し楽しくなってきた。少女漫画らしさも出てきたね。双子ちゃんの話。

8話目
狼谷、ヒドイこと言うよな(笑) 譲歩なんて単語、ガキに分かるわけねぇだろ(汗) オチはなかなか良かった。

9話目
ん? スロウスタートかな(笑)? 亡くなった親のメール入った携帯を壊されるは、笑えるレベル超えてるな(汗)。

10話目


11話目○
小さい子が、小さい誰かじゃなく、一人一人の誰かになったら、好きになれる。。。良い言葉だな。真理だ。小さい子にも、人格や個性はあるもんね。

12話目
犬か(笑) 犀川、泣けるな~。このアニメ、最萌えシーンだな(笑)

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 18

ミホ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

枯れ果てた母性に潤いを与える

自分にはもう母性が枯れ果てたと思ってたら、意外とまだあったのかもしれない。こたろうとか赤ちゃんたちが可愛いです。癒されました。ほのぼの系。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

63.3 18 双子でツンデレなアニメランキング18位
超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (443)
2581人が棚に入れました
ここは、ゲイムギョウ界。「女神」と呼ばれる存在が国を司る、現実とは異なる世界である。 四人の女神が統治する四つの国家の名は、プラネテューヌ、ラステイション、ルウィー、リーンボックス。各国の間では、女神の力の源「シェア」をめぐる争いが、長年にわたって続けられてきた。しかし、互いの国力をいたずらに削る状況を危惧した女神たちは、シェアを武力で奪うことを禁じる「友好条約」を結ぶ。 友好条約のもと、新たな関係への一歩を踏み出す四人の女神たちと、その妹たち。ときに笑い合い、ときにぶつかり合い、ときに手を取り合う、カラフルな日々の幕が開ける。 ゲイムギョウ界には、どんな明日が待っているのだろうか──。

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ゲイムギョウカイの実情はキャラ優先!?

ゲーム原作をベースに忠実に再現されているのか不明ですが、キャラ萌のインパクトを売りに燃え、あざとい絵を使い突っ込ませるネタアニメっぽい創りにアレンジしており楽しめた。あざとい絵を差し替えれば日曜の子供向けとしてもいけそうだが、子供より中高生を狙ったゲーム販促・ゲームユーザーへのファンサービスと商業目的が伺える為にコンセプトからして深夜枠になってしまうのだろう。私的ながら、暇つぶしにゲームでも突っ込みながら楽しめそうではあるが飽きそうな匂いもする(苦笑)

 
ストーリー・キャラ設定の骨格は特別に活かされていないが、ゲーム業界を模倣したファンタジー世界となっており四人の女神が統治し売上・シェアーを競うなかで、敵は不正ハード機のマジコンという馬鹿げたシンプルな構成になっている。キャラは、既存のゲームハードもしくは架空のモノをイメージさせるネームセンスにして世界観に溶け込みやすくしている。

奇をてらうストーリーではないがキャラ萌え重視にしては安定感を保ち、ネタ要素になるスライム、ナスビ、触手コードとあざとい絵で楽しませるシリアス展開とのギャップがシェアー獲得に繋がっているのだろう。ストーリーラインは、四女神が暗躍するマジコン退治する中で互いを助け合い時にライバルとなり友情を育む絆を結んでいく。王道を通り越してベタベタなシナリオではあるが、キャラがブレず愛着をもてるオバカな姿が可愛く映り栄えする力があると感じている。

キャラを引き立てる設定は、オバカ姿なロリキャラ・バトル突入後シリアスになると変身Ver女神化とキャラデザで魅せる。容姿のギャップだけではなく、各々の心情変化にもメリハリを持たせており、声優の声色を変える工夫もされている。それだけに声優陣を活かしつつ楽しめる幅を利かせている。
働き過ぎの花澤さんのドSキャラが新鮮味あってツボに入ったり、堀江さんの健気なキャラもマッチした柔らかな声が好印象となっていた。むしろ、妹達の方が声優陣は魅力的と感じたのは私だけかな(笑) 

特に3~4話のエピソードでキャラアニメにしては、その展開は速くないか最終話ではないの? と感じたが、展開が読める中に惹きつける序盤として良い掴みになっていた。それだけに日常シーンよりバトルシーンに割き、地味に熱くさせるシリアス展開にメッセージを植え付けておりゲームらしい雰囲気は伝わって来た。欲を言えばキャラが多すぎてシナリオの詰め込み過ぎになっており、雰囲気を楽しむ要素が強くキャラ立ち中途半端になっている。 

キャラアニメではあるがゲーム販促としては充分に成功していると感じた。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

小倉&石原ペア  キタ━―━―━―(゜∀゜)━―━―━―!!

原作  ゲーム  未プレイ

全12話

ジャンル:バトルファンタジー


ストーリー
四人の女神が統治する異世界。
各国の間では女神の力の源「シェア」をめぐる戦いが長年続けられてきた。
しかし、互いの国力をいたずらに削る状況を危惧した女神達は、「シェア」を武力で奪う事を禁ずる「友好条約」を結び。。。

登場キャラは皆 女の子だけで美少女です。

女神は変身したら姿を変えるんだけど、その姿は
髪の色
髪型
目の色
性格
声(声優さんは同じ人)までもが変わります。

なので、1話で4人の女神が変身した時は、誰が誰で?
チンプンカンプンでした。^^;
2~3話観て やっと元のキャラと変身したキャラが、誰なのか把握できました。

最初は声まで変わられると難しいですね。^^;


ストーリーは・・・
皆、友達(仲間)になって、悪役倒したり、仲良くワイワイキャッキャしてるのを観てる感じで、特に気を惹かれるものは無いです。

キャラは幼女~女王様タイプまでいて、皆 可愛いくて美人です。
キャラ萌ありなので、キャラ目当てに観る作品かも・・・です。

個人的には 
「変態王子と笑わない猫」のWヒロインの声を演じた
小倉&石原さんの ロム&ラムの双子の妹キャラが可愛かったです。

あと、花沢さんが演じた プルルート! ^^
普段はやる気の無いおっとりした性格なんだけど、
このプルルートが女神に変身したら{netabare}女王様気質に変わり、{/netabare}観ていて面白かったです。

萌えあり、涙(10話)ありで、結構楽しめました。

万人にはオススメできないけど、
誰かお気に入りのキャラができれば楽しめる作品かな?

自分は小倉&石原ボイスが聴けたので満足でした。(●´ω`●)ゞ


OP:「Dimension tripper!!!!」 作詞・歌 - nao(chorus 守護女神)

ED:「ネプテューヌ☆サガして」(第1話 - 第2話、第5話 - 第9話、第11話 - 第12話) 歌 - アフィリア・サーガ
「Go→Love&Peace」(第3話 - 第4話)作詞・歌 - 彩音
「糸」(第10話) 歌 - アフィリア・サーガ

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

コマーシャルの連呼が気になってw

原作未プレイ 全12話

4つ世界を4人の女神が支配する異世界のお話です。ゲーム業界のパロディが出てきます。

女神は普段可愛いキャラで、戦う時には変身しお姉さまキャラで戦います。
変身前、後の声優さんは同じ方ですが、巧みに使い分けてましたね。
特にネプテューヌ役の田中理恵さん、いきなりローゼンメイデンの水銀燈のような声に変わるのでびっくりしましたw もう一人プルルート役の花澤香奈さんもですね~

この世界を引っ掻き回す連中や女神を狙う敵と戦ったりとストーリーはあるものの、基本的には可愛い女の子がいっぱい出てくるキャラアニメですね。
女の子が多すぎて、キャラに感情移入ができませんでした。

キャーキャーワイワイするお話とばかりと思いましたが、まさかこの作品で感動する場面があるとは思いませんでしたね^^

お気に入りのキャラがいたり、声優陣は豪華なので興味がありましたら1話を観て判断したらいいと思います。

OP コンピュータの合成音のような歌声でしたね~
ED 元気が出る曲です^^

最後に、CMでネプテューヌ役の田中理恵さんの声が気になって覚えてしまいましたw(○○○)○には数字が入ります。
戦略通りですねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

62.6 19 双子でツンデレなアニメランキング19位
緋弾のアリアAA(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (555)
3274人が棚に入れました
緋弾のアリアのスピンオフ作品。


武装を許可されたなんでも屋「武偵」を育成する教育機関、東京武偵高校。

ここには一人の先輩の下で、後輩が直接訓練を受ける特訓制度「戦姉妹(アミカ)」があった。

憧れの学園最強Sランク武偵、神崎・H・アリアと戦姉妹契約を結んだDランク武偵の間宮あかりが、仲間とともに奮闘する!

声優・キャラクター
佐倉綾音、釘宮理恵、茅野愛衣、M・A・O、悠木碧、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、今村彩夏、水瀬いのり、麻倉もも、橋本ちなみ、間島淳司、高橋美佳子、伊瀬茉莉也、石原夏織

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

AAの意味が分かってスッキリ(´∀`)ノ″

2011年放送「緋弾のアリア」のスピンオフ作品。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


物語の舞台はやはり武偵を育成する東京武偵高校。
なので、できれば1期からの視聴がベストかと。

スピンオフという事で勝手に派手なアクションものや
バトルものを期待……正解は百合ものでした(´∀`;)

武偵としてアリアに憧れる主人公・間宮 あかりと
その友人たちの姿を描いた作品になりまする。

百合要素がメインですが軽めなので笑って流せるかなw
本来、武偵という危険でハードなアクションものを
側面から描いた所は評価しても良いポイントだと思います。
本編好きの方にはちょっと物足りないかもですがw

序盤、中盤はその百合要素を多分に生かしたコメディ展開。
そんな中、伏線をちらほらと散りばめつつ終盤のシリアスへと
繋がって行きます。
「カギ」となるのは主人公の過去。

まぁ、正直可もなく不可もなくといったところ。
主人公の座を譲り、本編ほどではないものの
アリア役・釘宮理恵の存在感はさすがの一言です♪♪
豪華な女性声優陣が見所の1つになるかもですね。


1期から5年くらいでしょうか?
原作未読なので分かりませんが2期はどうなんでしょうね。
このスピンオフ作品は今後の本編には
絡んで来ないんですかね??
個人的には少しでも本編であかりや仲間たちの
活躍を見る事ができると嬉しいです(*´∀`)ノ2期早よ!

ゆるい百合ものや日常系が好きな方にはオススメ。



《キャスト》

間宮 あかり(CV.佐倉綾音)
神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)
佐々木 志乃(CV.茅野愛衣)
火野 ライカ(CV.M・A・O)
高千穂 麗(CV.ブリドカットセーラ恵美)
島 麒麟(CV.悠木碧)
夾竹桃(CV.堀江由衣)
風魔 陽菜(CV.今村彩夏)
レキ(CV.石原夏織)
峰 理子(CV.伊瀬茉莉也)
星枷 白雪(CV.高橋美佳子)
遠山 金次(CV.間島淳司)


《主題歌》

OP
『Bull's Eye』/ナノ
ED
『パルス』/Team AA [間宮 あかり(CV.佐倉綾音)×神崎・H・アリア(CV.釘宮理恵)]


《2016 04/09 レビュー投稿》

投稿 : 2024/05/11
♥ : 54

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

AAはブラのサイズではありません。よ~く、考えるように。

釘宮ツンデレアリアで有名な作品のスピンオフ漫画のアニメ化です。
本編のアリアは単なるツンデレですが、こっちのアリアは人が変わってます。
冷静沈着で思慮深く、周りを気遣い、厳しくも優しい。
「風穴を開けるわよ!」なんて言ったりしません。
驚きの人格崩壊?です。

もう一人の主人公は、あかり。
武偵ランクで言うと、最底辺。
要はダメダメな子です。
このあかりがアリアのアミカ候補となる所から話は始まります。

あかりの謎が物語の主軸ですが、そんなストーリーはどうでもいいでしょう。
終盤のなんじゃこりゃ展開はご愛嬌。
釘宮成分補給とともに、百合百合したキャラを楽しみましょう。
なんだかわからない嫉妬や策略やらで、てんやわんやです。

私の好きなクールでカッコイイ仕事人レキは、今回も登場シーンは少ないです。
ほぼ無言かと思いましたが、ほんの3言ぐらいしゃべったような気がします。
石原夏織さん、おいしい仕事ですね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

とにかくアリアは魅力的でした

原作既読(^^)♪

AAは緋弾のアリア(本編)のスピンオフ作品。
AAもメインキャラにアクセントは付けていますが、本編のメインキャラと比べると見劣ります。そして百合系なので、好みが分かれると思います。ただ、本編キャラに関してはオリジナルのまま変化は無いので、そこが百合が好みでは無い私にとっては救いです。特にアリアに関しての印象はすごく良くなると思います。本編の緋弾のアリアが好きでも、百合系が好きじゃない人には若干辛いかもしれませんね。
 
12話(最終話)
{netabare}最終話は水蜜桃を逮捕してめでたしめでたしの事件解決でしたが、アリアとあかりは戦姉妹契約の続行をかけて戦う。このあたりの描写や作画はとても綺麗でした。特にアリアは本当に綺麗に描けていて満足でした。基本的にあかりとその仲間の話ですが、個人的には本編以上にアリアの人間性を観ることができたので十分堪能できました。AAを観ると神埼Hアリアが好きになりますね。最後は白雪と金ちゃんも出てきたし、これを機に本編の2クール目を作成して欲しいです。夾竹桃はこの後からいい味が出てくるキャラだから消化不良感もありますが、全体的にAAの世界観は表現できてたと思います。最終話のアリアとあかりの話はとてもよかったと思います。OPはアリアのイメージでとてもカッコ良かったし、EDはあかりのイメージでふんわりした感じの曲で作品のイメージに溶け込んでいました。私は全体的にそこそこ満足できました!!{/netabare}
 
11話
{netabare}夾竹桃との決戦は鷹捲りであっけなく終了。夾竹桃の描写が観たかったので、とりあえず満足ですが、原作とかなり違う流れになっているのは1クールだけだからなのでしょう。夾竹桃はこの敗戦のあと、司法取引で武偵高に転入する。鈴木桃子と名乗るわけだが、桃子になってからの方がとても味のあるキャラになるので原作で楽しんでもらいたい。しかし・・・水蜜桃とは・・・こりゃいかがなものか・・・('ェ')?桃子に姉がいたというTV向け設定は正直いらなかったな。最終話で一応の完結をするための苦肉の展開なのだろうが、こういう適当な終わらせ方は好みじゃないなぁ。これなら、この次の新キャラを出して、2クール目を意識して終わった方がいいのでは・・・?とも思うが、2クール目は最初から考えていないということなのでしょうね。それなら、緋弾のアリア(本編)の2クール目をやって欲しいよ。締めくくりはなんとなく透けて見える感じだけど、夾竹桃の描写もまぁまぁだったし、残りはどう締めるのか注目したいと思います。{/netabare}
 
10話
{netabare}本当に困った時に共に戦ってくれる友人がいることを間宮あかりはアリアに気付かされる。あかりの妹に夾竹桃は2年前毒を盛っていた。毒に侵された妹を助けるため、夾竹桃から解毒剤を入手しようと、あかりは友人たちと夾竹桃逮捕に向かう。夾竹桃の声は堀江由衣さんがかなり雰囲気を出してくれています。夾竹桃の部屋も色合いがイメージ通りです。ここにきて作画も頑張ってくれていますね。次週が楽しみですね~♪{/netabare}
 
9話
{netabare}ようやく面白くなってきました。やはり、桃子とのエピソードまでが1クールなんだな。それにしてもAAのアリアは殊にいい女だね~。アリアをここまで多く出演させてなければアニメのAAは耐えられないかもね~。しかし来週からは面白くなりそうです。作画は随分安定してきたように感じます。来週から局面は大きく展開するはずです。{/netabare}

8話
{netabare}このままあかりの仲間たちの話だけで1クール終えるわけじゃないだろうな…('ェ';) しかし、まぁ~緋弾のアリアファンの為なのか、アリア・理子・レキ・白雪・金次の登場を多くしてる感じ。百合路線での放映に厚みを出すために、できあがったキャラの登場は必要なのかもしれないが、あかりの仲間達に秀でたキャラがいないことを露呈しているようなものだ。
桃子(夾竹桃)VSあかり軍団のストーリーまでやってもらえるとおもっているのだが、この調子だと10話くらいからかな・・・。ここまで引っ張るとは思わなかったが・・・。
まぁ~面白いっていえば面白いし、くだらないって言えばくだらない。そんな水着回でしたw{/netabare}
 
7話
{netabare}いつも通りのお話。放映中は完全にこの路線を堅持するつもりなのかな?百合が好きな方なら楽しめる話なのでしょうか?今日は友達の友達はみんな友達だ的なストーリー。あかりが敵対する二人の心を結び付ける力があるということを印象付ける話。夾竹桃を最後にチラつかせて、来週の水着回も見せようという企てに、私もまんまと嵌るわけですが・・・^^;
来週もたいした話になりそうもないけど、まぁ~観ますよ。 {/netabare} 
 
6話
{netabare}ベッタベタの百合展開・・・AAはそういう内容だから、いくら緋弾のアリアが好きでも耐えきれないところもある。救いはアリアやレキはクールなままというところ。気になるのは作画。目の扱いが雑すぎます。アリアはぎりぎり許せるが、他は雑すぎ。こぶいち氏のキャラは目が特徴的なので、もう少し目に気を配って欲しい。もういい加減、夾竹桃をメインにした話に持っていってくれませんかね・・・。この百合展開の連続じゃ~本編の緋弾のアリアまで霞んでしまうよ・・・。やっぱり緋弾のアリアの2期を先にやるべきだったと思うよ。そう思われても仕方ない。だって、百合好きじゃないと、AAは辛いもんね~。かく言う私も百合好きではないので、若干辛い。緋弾のアリアのスピンオフじゃなきゃ、途中で切ってるかもしれない。単純に夾竹桃待ちなんですよ。アリア・金次・レキ・白雪・理子が出てなかったら、6話まで持たない内容なので、話を進めて下さい!!・・・と思うのでした(´Д`) {/netabare}
 
5話
{netabare} ここまでの話は、間宮あかりの仲間となりうる1年生達の紹介といったところ(まだ仲間になる子はいるけれど)。もう少し丁寧に描き込んで欲しい場面も結構ありました。レキは登場するが、石原夏織さんは準備されてないのね(´Д`)出番が少ししかないから仕方ないか・・・。このペースでいくと、また中途半端な所で終わりそうです。ようやく夾竹桃が登場だけど、どういうふうに描くのか興味深い。堀江由衣さんは好きな声優さんだけど、夾竹桃のイメージじゃないかもなぁ・・・ちょっと不安です。ともあれ、次週以降は、原作通りに描写するのか、脚色するのか謎ですが、原作通りに描写するなら、美しく描いて欲しいものです。 {/netabare} 
 
4話
{netabare}高千穂麗が登場した。AAの基本的なニューヒロイン達が揃った感じです。アリア・理子・白雪を多めに登場させて新キャラのインパクトの弱さをカヴァーしている感じです。AAのヒロイン達のインパクトは正直弱い。アリア・理子・白雪はかわいさとキャラの濃さでAA組より数段勝る。白雪の戦姉妹試験は笑っちゃいました。改めて白雪の偉大さを感じるなぁ・・・。次週はカルテットの後半で、それが終わると、AAで唯一、輝けるキャラが登場するはず・・・。再来週あたりに登場するのかな・・・待ち遠しい。私は楽しく観ています。多忙だけど、毎週観ようと思える秋唯一の作品です~♪{/netabare}
 
3話
{netabare}金次はあかりのスカートがめくれたくらいで、ヒステリアになりかけるとはね・・・w、回避するために川に落っこちたシーンは滑稽だったw随所に緋弾のアリアのヒロインを小出しにするあたりは、ちゃんとファンのことを考えてくれていて嬉しいことです。ライカと麒麟が戦姉妹契約を結び、仲間が増えてきました。これ、緋弾のアリアファンならかなり楽しめるシーンがあるけど、初めての緋弾のアリアの方々にはどう映るのかな・・・?普通に楽しんでもらえてるのかな?金次が頭抱えて川に落っこちるシーンとか単に意味不明な行動ですからね・・・何も知らないと・・・それはそれで面白いかw ライカは1年生の中では強いが、本当は理子みたいな綺麗でかわいい女の子になりたいという願望がある。・・・が、現実は裏腹な自分の行動に葛藤している。あかりはそういうライカの気持ちを汲み取ってあげることができたのでした。[めでたし!]
来週は高千穂が登場します。個性的なキャラなので、どう描くのか楽しみです。まぁ~AAのノリは敵が出てくるまでは、総じてこんな感じです。 {/netabare}
 
2話
{netabare}志乃とあかりのエピソード回だけど、AAが百合っぽい展開であることはもう分かってもらえたでしょう。正直、そこがAAの評価を大きく分ける所だと思う。緋弾のアリアは好きだが、AAは、ちょっと・・・って思う人がいても全然不思議ではない。あかりのグループの話は正直つまらないのです。今後、闘いが始まれば、また展開も変わり面白くなりますが、2話で切られても仕方ない内容です。
レキが廊下を歩いていたが、案の定一言も話さず・・・そこが笑えたw
ここでつまらないと思っても、夾竹桃(1話の最後で理子と話してた子)が出るまでは我慢して観ててもらえたら・・・と思います。 {/netabare}
 
1話
{netabare}画は綺麗です。凛々しいアリアで、こっちの方が本来のアリアっていえば、アリアなんですけどね。戦姉妹契約を結んだあかりが今後気になりますね!!

原作未読の方にも十分楽しんでもらえる展開になると思います。ただ、難を言えば、男の出番が少ないところかな・・・。正直、1年生キャラは夾竹桃以外あんまり魅力ないかも。高千穂はまぁまぁですが・・・w
 
レキ・理子・金次・白雪もちょこっと登場してくれて良かったです。白雪はかわええ~(*´◇`*)橘書画子さんのアリアの画の方がこよかよしのさんのアリアよりも艶っぽさがあるので、見ていて美しさも感じます。
 
最後に夾竹桃が登場しました。はっきりと顔が映らなかったのは残念ですが、AAでは私のイチオシキャラなので、楽しみです♪{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

69.2 20 双子でツンデレなアニメランキング20位
戦場のヴァルキュリア(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (665)
3854人が棚に入れました
時は征暦1935年。ヨーロッパ大陸は東西の二つの大国に分断されていた。
鉱物資源・ラグナイトをめぐり勢力争いを広げる専制君主国家「東ヨーロッパ帝国連合(通称・帝国)」と、王政を廃した共和国の連邦国家「大西洋連邦機構(通称・連邦)」の両国がついに開戦する。
争いは、武装中立を国是とする小国・ガリア公国へも飛び火し、国境の町・ブルールで出会った少女アリシアと青年ウェルキンは、「必ず故郷へ戻る」ことを誓い、義勇軍への入隊を決意する。

声優・キャラクター
千葉進歩、井上麻里奈、櫻井孝宏、桑島法子、皆川純子、乃村健次、田中敦子、福山潤、大原さやか、大塚明夫、大塚周夫

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦場の荒野で育まれる愛・・・

この作品の原作は未プレイですが、PCやPSを媒体に複数作のゲームが制作されており評判も上々・・・そして、何よりジャケットの女の子が可愛いとなると俄然興味が湧いてくるわけですが、今回は皆さまのレビューのタイトルを少しだけ拝見させて頂きました。
2クールもの作品を全くの無知で挑んでいく事に少し抵抗があったので・・・^^;
目についたキーワードは「恋愛ファンタジー」で、この一言が私の背中を後押ししてくれて・・・今回の視聴に至りました。

この作品の舞台は架空のヨーロッパ・・・そして人類は大きく3つの民族が存在しています。
現代の世界を征する大多数を占める一般人類、超人的な力を備えたヴァルキュリア人、そしてかつて大陸を手中にしていましたがヴァルキュリア人によって打ち倒され、現在では差別される民族として苦汁の生活を送るダルクス人です。
そして、物語は自国の領土を広げようとする戦争の真っ只中・・・ガリアの義勇軍を構成している小隊を中心に動いていきます。

この作品の主人公はガリア義勇軍第7小隊長のヴェルキン・ギュンター・・・かつて「ガリアの英雄」と称えられたベルゲン・ギュンターの息子なのですが、大学で生物社会学を専攻する彼は、戦という単語が凡そ似つかわしくなく、生物のスケッチを趣味とするのんびりで穏やかな性格の持ち主です。

ですが祖国の保有する資源に目を付けた他国からの攻撃を受けたことをきっかけに戦争が始まってしまい・・・徴兵制度という法律の名のもとにヴェルキンも戦争に参加することを余儀なくされてしまいます。
そして、ただでさえ戦争が不似合いであるヴェルキンに課せられた枷はそれだけではありませんでした。
英雄の家系に生まれ育った彼は義勇軍の一個小隊の長になってしまうのです。
もともとは祖国を守るため・・・ですが戦争に出る前から守るべきモノが膨れ上がったヴェルキンでしたが、彼の冷静な判断と奇策が部隊の危機を何度も救うことになるのです。
こうしてもともと最前線で血を流している兵から決して快く思われる事のない士官候補生である彼は、自らの行動で仲間の信頼を勝ち得ていきます。
「部隊が危機を乗り越える」
言葉にすると単純ですが実践し・・・繰り返していく事はとても難しい事だと思います。
それが自らの生命のかかった戦争なら尚更です。
それをやり遂げられるのは、小隊の皆んなが隊長に命を預けているからに他なりません。
そして隊長はそれを自覚し・・・その責務を果たすためにあらゆる方向から物事を捉え、常に最適な答えを選択し続ける・・・
ヴェルキン隊長率いる第7小隊の人間模様・・・とても魅力的に描かれています。

そしてこの第7小隊・・・隊長が優秀なだけではありません。
傍らで隊長をサポートし続けるヒロインのアリシア・メルキオットも絶対に外せない存在です。
彼女は頭にスカーフを付けているのですが、そのスカーフは彼女がパン職人である証なんです。
例え戦争の様な過酷な状況でも自らの本分を見失わない・・・それだけでも十分に彼女は魅力的なのですが、明るくて・・・優しくて・・・正義感に溢れていて・・・そして愛くるしい彼女は、まるで第7小隊の太陽みたいな存在でした。
レビューの冒頭に記載した「恋愛ファンタジー」の鍵となっている彼女・・・彼女の一挙手一投足からは決して目が離せません。

アリシアが太陽なら第7小隊のお月様は、ヴェルキンの義理の妹であるイサラ・ギュンターだと思います。
イサラは・・・ダルクス人です。どの様に生まれるかなんて人に選択肢はないのに・・・彼女はきっとこれまで数え切れないくらいの偏見の眼差しに耐えてきたんだと思います。
その様な自分の持つハンデを理由に横道に逸れてしまう・・・或いは自分への下手な言い訳で本心を誤魔化そうとする・・・人間の心は弱し傷つくのも苦手だから仕方無いことだと思います。
イサラの偉いのは、周囲の目線に動じることなく、誹謗中傷にも怯むことなく自らの使命に没頭するんです。
彼女は亡き父が残してくれた「エーデルワイス号」という戦車の操縦士兼整備士なのですが、小隊の皆んなのため常にエーデルワイス号を最高の状態に整備し続けるんです。
小隊の中にはダルクス人を許せないくらい憎んでいる人もいるというのに・・・
私の中で言動に一番心が震えて・・・涙で前が見えなくなった存在だったと思います。

一部のキャラの紹介しかできませんでしたが、他にも魅力的なキャラがたくさん登場します。
戦争の行方・・・戦場で育まれる愛の行方・・・見どころはたくさんある作品だと思います。
圧巻の全26話でした。気になる方は是非本編を視聴してみて下さい。
視聴者が納得できる範囲までしっかり描かれていたと思います。

いま悩んでいる事・・・アリシアのフィギュアの出来が良いんですよね〜
とネットで見ていたらAmazonからアリシアのフィギュア情報がバンバン入るようになっちゃいました^^;
何度も見ていると・・・ホントに欲しくなるんですね^^;
これって新たな商法なの・・・^^;?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 21

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

戦争とは?を考えさせられる作品

原作はセガの発売したシミュレーションRPGゲーム作品。
架空のヨーロッパが舞台となり小国・ガリア公国と敵国の東ヨーロッパ帝国連合の戦いを描いています。

主人公は一応ウェルキン・ギュンターでヒロインはアリシア・メルキオットになります。

なかなか面白くハラハラしながら見終えました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

NoName さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

原作に劣らず面白い

ゲーム原作。登場人物達のやり取りを重視している為か物語の描写は少な目だが悪くは無い。原作済みの場合はより楽しめるが、初見でも問題無い内容なのも良い。全体的に前半は王道だが後半からは面白くなっていく。原作から戦闘ゲーム要素を削った分が上手く埋まっていた良いアニメだった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 16

69.9 21 双子でツンデレなアニメランキング21位
D.C.ダカーポ(TVアニメ動画)

2003年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (558)
3554人が棚に入れました
7年前から1年中枯れない桜が咲いているという不思議な島「初音島」。
主人公朝倉純一はそんな初音島の風見学園付属に通う3年生。彼には不思議な力があった。一つは「何も無いところから和菓子を生み出す力」、もう一つは「他人の夢を強制的に見せられる力」。
そんな彼が卒業間近に見せられた夢の中の幼馴染、目覚ましにやってきた同居中の義理の妹、「かったるい」とつぶやきながら通う学園で出会うクラスメイト・先輩・後輩の女の子達。そんなヒロインたちとはじまる「ちょっとこそばゆい」恋愛の物語である。

声優・キャラクター
野川さくら、田村ゆかり、神田朱未、堀江由衣、伊月ゆい、松岡由貴、松来未祐、秦勇気、岸尾だいすけ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

桜舞い散るその時には・・・

CIRCUSから発売された恋愛シュミレーションゲームを

原作とする作品です。全26話(そのうち2話は総集編)

原作未プレイ


けっして枯れない桜が咲く初音島の風見学園で主人公朝倉純一は

不思議な力を持っていた。それは「何もない所から和菓子を生み出す力」、

「他人の夢を強制的に見させられる力」である。

一緒に暮らす義理の妹や学校のクラスメイトや先輩との物語である。


D.C.シリーズの一番最初のテレビアニメ作品です。

前半は各ヒロインとのエピソードを主に1話完結の形で描いた

コメディ色の強い感じでした。

この島の枯れない桜や不思議な力に触れつつみんなで海に行って

みたり、学園祭があったりと笑える部分がたくさんありました。


後半はこれまでの雰囲気とはうって変わってこの島の桜が

とても大きく関わってくる物語展開でシリアスな調子が多い感じ

でした。枯れない桜は何故枯れないのか、ある一本の桜の木は

この島で何を生み出しているのか、そこにおいてヒロインらが

抱えている秘密とは・・・。

とそれぞれが乗り越えていかないといけない問題に直面していく

のでここまで変化して差があると見るのがちょっとばかりつらく

なってしまう所もありました。

でもこの島で新たな変化が生まれていく時にまた1つ消えていく

存在があり、違う何かが生まれていく。そうやって一歩踏み出して

いく部分は良かったと思います。


OPの「サクラサクミライコイユメ」は前半部分ではここから先に

向かって澄んだ世界が広がっていくような印象を受けましたが

後半部分になるとただひらけた世界が見えてくるだけでなく、その

奥にこの島の桜が今までとは違う形で咲き、その先を見せている

ような気がしました。

それとことりの挿入歌がその時のタイミングというか雰囲気というか

そういうのにマッチしているようで良かったです。


前半と後半で雰囲気がガラリと変わりましたがどちらもそれなりに

楽しめて良かったと思います。

◆個人的点数評価 79.969点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 33
ネタバレ

とってなむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

舞い散る桜に願いを込めて

聞いたことはあるが、シリーズが多くて何となく敬遠。
私恒例のパターンで今まで視聴をしてこなかったダカーポ。
いざ観てみると、思わず観入ってしまいました。
面白かったです。


舞台は桜が一年中咲いているという奇妙な「初音島」。
この島では魔法の力が働いているようです。
本作はこの初音島で風見学園付属に通う主人公・純一を中心として起こる、
ちょっと不思議な恋愛物語を描いています。
それにしても、この手の作品で純一と聞くとアマガミをついつい思い出してしまいました。


視聴を進めまず驚いたのが、意外にもファンタジックだったこと。
手から和菓子が出せるだとか、他人の心を読むことができるだとか。
後半の展開にも魔法が大きく関与しています。


内容は前半と後半で様変わりします。
極端にいえば前半は1話完結の恋愛ギャグアニメ。
ヒロイン一人一人のエピソードは観てて楽しかったです。
後半は下で感想として触れたいと思います。



以下、私の感想です。(音夢とさくらについて)
伏線はありましたが、16話からは特に盛り上がりました。
それと同時に軽く鬱になりかけました。
それもこれも、ドロドロした恋愛模様のお陰です。

{netabare}音夢 vs さくら は凄かったですね。
特にさくらの『音夢ちゃんだけはダメなんだから!』
と、音夢の『さくらちゃんだけはイヤ!』
の台詞の壮絶さから窺える屋上での直接対決。
息を呑む一幕でした。
二人の言いたいことは分かります。
どちらも純一を心から愛しているのですから。

こんな凄まじい修羅場が見れるのも、本作の魅力の1つかもしれませんね。


この作品で面白いと思うのが、
純一がわりと早い段階で相手を選ぶところ。
それが音夢なわけですが、そこから順風満帆に行かないんですよね。
さくらの逆襲が待っていました。
桜の魔法の力(呪い)も・・
私は音夢派なので、胸が苦しくなる展開。
口から桜の花弁だなんて、普通とは違ったエグさがありました。



音夢が好きなためか、視聴中どうしても思ってしまったのが
さくらの方がずるくね?です。
「「桜の木の下で約束したことは必ず叶う」」
そしてさくらは木の下で純一とのことを願いました。
それも木の陰に音夢がいることを知ってて。

さくらは自分がアメリカに行っている間、音夢が純一とずっと一緒にいたからもう十分、これからもだなんて欲張りだ!と主張してますが、ただの自分勝手にしか思えませんでした。{/netabare}


・・みたいに、相当感情移入して観てしまっていたようです。


{netabare}とりあえず音夢が死ななくて良かった・・{/netabare}
最終的にはこれに尽きます。
さくらにも感謝。
正直、さくらは当時は嫌いなキャラでしたが、今では(D.C.S.SやD.C.Ⅱも影響してか)かなりのお気に入りとなっています。


心残りは最終回、{netabare}正常状態での音夢とさくらが再会できなかったこと。
互いのことを改めて理解した二人がどのように再会するのか、楽しみにしていたので。{/netabare}
他にも全体的に、最終回はやや説明不足でした。
ですが、物語としては上手く纏まっていたと思います。
ほんと面白かったです。


音夢はドストライクでした。可愛い。



OP「サクラサクミライコイユメ」 歌ーyozuca*
ED1「未来へのMelody」 歌ーCooRie
ED2「存在」 歌ーCooRie

OPが素晴らしい。
CooRieの曲も相変わらず魅力的です。


--------------------------


これを書いている私は、D.C.S.Sを観終わり現在D.C.Ⅱを視聴中。
D.C.ワールド、存分に楽しめてます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

ともか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

≪酷評気味≫ 長いシリーズ作品の原点。 視聴前のハードルが高すぎたかも?

ゲーム原作(未プレイ)、全26話。

私は個性的なキャラを求めて、
ゲーム原作の作品に興味を持つことが多いです。
このシリーズはいわゆる「信者」の方が多い印象を受けているので、
私も楽しめれば嬉しいと思い、視聴を決めました。

こちらの「ファーストシーズン」が2クール、
続編の「セカンドシーズン」も2クール(全26話)ありますが、
ここでは前者単体についてコメントします。

前半はギャグパートで、登場人物の紹介のような位置付け。
主人公の妹・音夢は毎回登場し、彼女との関係を軸に
他のキャラとの絡みを描いていたようで、
恋愛よりもキャラの個性をアピールしていく。
物語15分と、残りの時間はPV映像付きのキャラソンという構成。
私としては後者は要らず、普通に物語を20分見せてほしかった。

後半は雰囲気が一変し、
主人公・朝倉 純一、音夢、従姉・さくら が繰り広げるドロドロの三角関係を中心に
他の女性キャラも絡んでくる展開。
さくらの行いが単なるやきもちなのか、何かの警告を放っているのか。
そこだけに興味があって視聴を続けたものの、シリアスで暗い話が多く、
前半のような楽しさは全く無くなってしまった。。
物語15分と、残りの時間は「サイドエピソード」という構成。
サイドエピソードは正直言って面白い物でもないけれど、
暗い物語を観てしまった後の口直しとしては良かったかもしれない。

ゲーム原作の作品は、物語をまとめるのが難しいと思う。
ただ、それにしてもこの作品はあらゆる場面において
「プロセス」の描写が全く不足している印象で、
あっちに行ったりこっちに来たり、編集面でも非常にたどたどしい感じ…


古い作品なので作画については全く期待していなかったものの、
桜の描き方がきれいでキャラの作画も及第点。思っていたよりも良かった。

キャラは、メインの2人が嫉妬深い感じの性格で、
ドロドロ展開も彼女たちによって起こされたので、今のところ嫌い。
他も、特別気に入ったキャラは見つからなかった。
1期の時点で私としては気に入らなかったけれど、今後の変化に期待。


音楽はどれを取っても、いかにも美少女ゲームという感じ。
個人的に雰囲気はわりと好きで、中でもOP曲が印象に残っている。
ED曲の「存在」も観てる(聴いてる)時は良曲のように思えたが、
後まで記憶に残るほどのものではなかった。

OP曲: サクラサクミライコイユメ
ED曲: 未来へのMelody
ED曲: 存在(第21話以降のみ。OP曲と差し替えられることも。)
ED曲: うたまるえかき唄(第8話と第15話のみ)


総合的に見て、私の期待度をずいぶん下回ってしまった。
今回は残念だったけれど、
『D.C.III 〜ダ・カーポIII〜』までトータルで5期に渡って続いている
長寿のシリーズなので、今回だけで懲りず最後まで見届けたいと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

58.3 22 双子でツンデレなアニメランキング22位
かみちゃまかりん(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (56)
389人が棚に入れました
「もし、人間が・・・神さまの力を持ってしまったら・・・。」大好きだった猫のしーちゃんが死んじゃって一人ぼっちになった花鈴(かりん)。一人でも強く明るく生きていこう!!と、決意する花鈴。そんな時出会った九条和音(くじょうかずね)という少年と、姫香(ひめか)という少女。美少年(☆ー☆)だけどとっても高飛車(-_-)の和音くん。・・・が、ちょっと気になる花鈴ちゃん。優しくされたり、冷たくされたり。一人ドギマギ・・・これって恋の予感なの!?・・・揺れ動く乙女心。しかし、そんな花鈴の思いをよそに、その出会いは花鈴の運命を大きく動かしていく。それは、偶然・・それとも、必然???神さまの力を司る指輪の秘密をめぐり、今ファンタジーの世界が扉を開ける!!

声優・キャラクター
中原麻衣、沢城みゆき、下屋則子、石田彰、浅沼晋太郎、甲斐田ゆき、加藤奈々絵、鈴木達央、吉住梢、こやまきみこ、宮崎羽衣、村井かずさ、吉野裕行

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アイアムゴッド ユーアーゴッド

神様の力を司る指輪
何の因果か、その指輪を持つ少年少女たち
それぞれの思いを胸に、運命の歯車が回りだす…!
てなおはなしです

ファンタジーな魔法少女ものです
バトルももちろんありますが、迫力は期待しないでください
バトルメインではないんだなと捉えてあげましょう


少し暗めの物語ではあるのですが、基本は明るい楽しい作品となっています
シリアス要素はそう多くないので、案外気楽に観れたりします
案外と言うのは、観る前私が勝手に覚悟してたからです
『魔法少女ものにありがちな重たい展開なのかな』と。
多少はそうでしたが、ギャグも多めで笑いながら観れる作品でした


キャラはなかなか魅力的です
主要人物はほとんどが中学生です
なので、それぞれの行動が突拍子もないことだったりして笑えます
特に姫香
彼女の動きを観察するだけでも楽しいです

それと、メインの花鈴と和音くん
花鈴の乙女心は可愛らしかったですね
それと和音くんのツンデレ可愛かったです


OP「暗黒天国」 歌ーALI PROJECT
ED1「アネモネ」 歌ー中原麻衣
ED2「空中迷路」 歌ーmarble

OPけっこう好きだけどこの作品には。。
ちょっと曲に世界観ありすぎかなとか思ってみたり
例えばですが、『屍鬼』とかのOPならフィットしてたと思います
EDは両曲とも落ち着いた雰囲気で好みです



指輪に隠された秘密はいったい何なのか
物語に一貫性があって良かったと思います
ただ、すごく面白かったというわけでもなく、
全体の満足度は普通です

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

「アイ アム ゴッド!!」VS「○○眼鏡っ子」

2007年4月6日 - 9月28日TV放送されたアニメ。全26話。
2002年12月号なかよしに連載された同タイトル漫画が原作。
なかよし=ちゃお・りぼんと並ぶ三大小中学生向け雑誌。

オープニングテーマ
「暗黒天国」歌 - ALI PROJECT

エンディングテーマ
「アネモネ」(第1話 - 第13話)歌 - 中原麻衣
「空中迷路」(第14話 - 第26話)歌 - marble
最終回は歌詞2番が流された。

ALI PROJECT大好きだけど何故こうなった?wという程に
絵が子供向けで可愛いのですが・・癖のあるデフォルメ。
子供向けアニメには雰囲気が有り過ぎるインパクトの曲♪

台詞がそこはかとなくアホっぽいw基本ギャグのよう♡
「神さま」=「神化」すると特殊な神技(能力)を発揮できる♡

要はファンタジー要素を含んだ魔法少女モノと変わらない。
目の大きさと平目位置が何とも微妙で好みが分かれそう。

展開は常に等身やデフォルメの崩れるギャグタッチになる
事が多くコミカルな雰囲気でコント風描写が多い。

主人公は薄幸の美少女と魅せかけ・・実は残念なアホの子。
天涯孤独の身になり困ってる所を和音や姫香と暮らす事に。

何故か母の形見の指輪を狙われ、謎に巻き込まれていく・・
襲撃されたのを切欠に神化する力を発揮するが・・

普通なら直ぐに解説なり説明なりで・・状況を把握するが、
アフォの子なので中々事態を飲み込めないままに翻弄され
結構長い事・・残念なままの展開が続く♪

「和音ーズ」「ミッチリアン」等ファンクラブがある人気者の
男の子がでてくる如何にも少女漫画・・というか男性向け
アニメのお馬鹿設定と共通の逆バージョン?の内容です。
ミッチリアンの4人の名無しに豊崎愛生、佐藤聡美がいる。

基本的には男尊女卑や毒舌気味の和音が何だかんだと花鈴
を見守ったり助けたり・・謎に迫っていくラブコメ風展開。
周囲の敵も含めも逆ハーレム妄想??な作風。

9話~オッドアイの石田彰さんが如何にもな役で更に混乱。
シリアス系のキリオが唯のメガネっ子キャラに、霧火には
毒舌で攻められたりの残念な人物に進化する?

要するに・・あほの子VSアホの子対決に愉快犯が加わる・・
BLや百合?女装男装のような腐女子の入り口の様なゆるい
ギャグやコメディ展開も多い、小~中学向け?作品なので
案外深夜枠の人も苦笑・失笑出来る内容があるかも?



花園 花鈴(声-中原麻衣)聖英学院桜ヶ丘中学部1年生。
両親は幼少の時に死亡している。伯母の元で育てられた。
現在は和音の家で暮らしている。勉強も運動も不得手。
ある日、両親の形見の指輪の力で「神さま」になってしまう。
神化する時のセリフは「アイ アム ゴッド!!」
力を借りている神は「アテナ」「アフロディテ」
武器は槍。先端に花の蕾とオリーブの実と葉がついている。


九条 和音(声-沢城みゆき)聖英学院桜ヶ丘中学部1年生。
花鈴が伯母と暮らしている時に出会った少年。左利き。
学園では「和音ーズ」というファンクラブが在る程の人気者。
幼少の頃のトラウマから気絶する程虫が大嫌い。
神化する時のセリフは「エゴ スム デウス!!」
力を借りている神は「アポロン」「三貴神の1人「ウラヌス」
武器は弓矢と自分の背丈ほどある杖。

九条 姫香(声 - 下屋則子)
和音の従妹。おっとりしていて優しく可愛らしい美少女。

ニャケ / しーちゃん(声 - 加藤奈々絵)
花鈴の昔の飼猫「しーちゃん」とそっくりの女神「ニケ」
花鈴に力を貸し、神化をすると盾になる。語尾は「~しー」

烏丸 キリオ(声-浅沼晋太郎)学園の生徒会長。
霧火の双子の兄で、妃路の母親違いの兄。
妃路を守るために色々な戦闘を花鈴達に卦しかけてくる。

烏丸 霧火(声 - 甲斐田ゆき)
キリオの双子の妹で、妃路の母親違いの姉。穏やかな性格。
力を借りている神は「ニュクス」花鈴に男と思われ慕われる。

烏丸 妃路(声 - 吉住梢)
キリオ達と一緒に住んでいる女の子。年齢他詳細不明。

錦織 みちる(声 - 石田彰/川庄美雪※6歳の頃)
イギリスからの転校生。ハーフという設定。
15歳だが1年間入院していたため、花鈴達と同じ学年。
男女構わず誰とでもフレンドリーで明るくオープンな性格。
トラブルメーカー。「ミッチリアン」という親衛隊がいる。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 3

さいわな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

なるほど

マンガで知ってから見ました

思ったよりギャグとかもあって、面白いと思いますw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 2

62.7 23 双子でツンデレなアニメランキング23位
シュガシュガルーン(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (65)
475人が棚に入れました
魔界に住む2人の少女、ショコラとバニラ。親友でも有り、魔界の次期女王(クイーン)候補のライバルの関係にある2人は人間界にやってきた。理由は人間のハート( = 自分への想いの結晶)をより多く集めてクイーンになる試験をするためである。

しかし人間界に行ってみると、魔界ではバニラよりモテたショコラがバニラに逆転された上に、謎の少年ピエールに一目惚れ。奪われたら永遠に魂をなくすと言われる唯一無二の魔女のハート。ショコラはそれを守ることができるのか?そしてクイーン試験の結末は…?

声優・キャラクター
松本まりか、井端珠里、小西遼生、津田健次郎、八十田勇一、横山智佐
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ヴァルプルギスの夜に魔女は集う

『なかよし』連載の安野モヨコ氏(※庵野秀明氏の奥様)の原作マンガを、吉田玲子氏がシリーズ構成し、吉田氏を始め金春智子氏・高橋ナツコ氏といった錚々たる女性脚本家が各話脚本を担当した2000年代の魔法少女アニメの名作、という定評が気になって視聴してみました。


◆「魔法少女」というより、そのままの意味の「魔女」アニメ?

一般に「魔法少女(magical girl)」というと、日本のありふれた学校に通う小学生から中学生(※まれに高校生)くらいの普通の少女(※実際には「伝説の~」の転生者だったり、特別な因縁で魔法の素質を備えていたりするのですが・・・)が、ある日ハプニングに遭遇して、そのとき現れた謎のマスコットに誘導されて「魔法少女」に変身する(または能力が発現する)・・・という展開が主流と思います。

でも、本作の場合は、ヒロインたちが最初から普通の少女では全然なくて、{netabare}魔界の将来のクィーンになる資格を賭けて、意図的に人間界に降下した{/netabare}、そのままの意味での「魔女(witch)」たちであり、彼女らを取り巻く関係者や敵対勢力たちも全員、(外見はともかく)最初から普通の人間とは全く違う存在として設定されている、という点で、一般にいう「魔法少女」アニメとは区別しておく必要がある、とまず思いました。

そして、ヒロインたちがそもそも普通の少女ではない、ということから、魔法少女アニメを視聴し始めて通常は間もなく生じるヒロインたちへの親近感といったものが、本作の場合は生じ難く、いかにも少女受けを意識したらしいちょっと尖ったキャラクター・デザインへの苦手意識も併わさって、(少なくとも自分の場合は)視聴の当初は見続けるのがちょっと辛い作品でした。


◆それでも、シナリオの見事さに次第に惹き込まれていく《感情描写系》の良作

ヒロインたちが普通の少女ではない、ということは、彼女たちが{netabare}「人間たちのハートが見えて、その見えたハートのゲットを目的とする」存在{/netabare}・・・ということに典型的に表現されています。
ようするに彼女たちは、『魔法少女まどか☆マギカ』のキュウベェが魔法少女たちの魂を回収して廻るのと同じ要領で、{netabare}人間たちのハートを回収して廻っている{/netabare}ので、その設定だけから見ると、私としては余り見てて心地よい作品とは思えなかったのです。

・・・そうやって一話一話の出来の良さ自体は評価しながらも、蟠(わだかま)りの気持ちを持ちつつ視聴を続けていったところ、2クール目の終わりに差し掛かる第22-23話に至ってようやく、ヒロインたちが{netabare}「ハートを獲るより大切なこと」に気付き始めて{/netabare}、いよいよ先の展開が気になってきました。

そこから第43話(※タイトルにした「ヴァルプルギスの夜」の魔女集会の回)までは、見応えのあるシリアスな心理劇が続いて目が離せなくなり、視聴し始めたときには思ってもみなかった嬉しい誤算になりました。


◆途中で期待してしまった分、終盤のまとめ方はちょっと残念

上記の第43話視聴終了時点までなら、個人評価 ★ 4.3 以上を付けようと考えていたのですが、その後のラスト8話は、そこまでの視聴で期待値が上がってしまったせいか、今度は思いがけずショボイ結末にちょっとガッカリ。
放送当時、連載中だった原作マンガ(※終盤の評判も良いらしい)の結末がまだまだ見えない段階で、強引にアニメ化企画を進めてしまったツケが、ここで出てしまったのかも知れませんね。

それでも全体として、視聴を始める前の予想を大きく超えて楽しめた作品だったので、個人評価は ★ 4.0 とちょい高めの点数に決めました。
今後、さらにもう一周すれば終盤の展開への感想も、また変わってしまうかも知れませんね。
それだけの魅力のある作品だと思います。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
「ハートは奪うもので奪われるものではない」→他人のハートをゲットする、というコンセプトの作品か?
・他人のハートが見える、ということで『彼女がフラグをおられたら』(フラグが見る少年の話、2014年)にちょっと似てると思った。
・第4話視聴終了時点
一話一話の脚本が良いと思った(これって《恋愛の達人》アニメ?)。
・第22話視聴終了時点
男子のハートを攻略していく展開は面白いのだけど、もう一歩踏み込んで考えて、そうやって発生した恋心を「魔法で摘み取っていく」という行為は果たしてどうなの?という点が、ここまで来て気になってくる(←「魔法で解決しても何にもならない=それは本当の解決ではない」という魔法少女アニメ最大のお約束のテーマ)
・第23話視聴終了時点
そう思っていたら、次の第23話で、ようやくショコラ&バニラが「ハートを獲るより大切なこと」に気付き始めて、いよいよ先が気になってくる。
・第25話視聴終了時点
ようやくシリアス展開に入り始めた感じ(魔女が魔法使いにハートを獲られたら・・・になってしまう、という設定が明らかになる)
・第26話視聴終了時点
ようやく半分を見終えたが、本作は典型的な《感情描写系》作品なので、視聴に注意が必要で、思っていた以上に視聴に時間とエネルギーが必要になってしまっている。
・第28話視聴終了時点
初の本格シリアス展開。
・第39話視聴終了時点
いよいよ鬱展開に突入。
・第43-44話以降は、オグル・ロワイヨーム両者の戦闘となるが、ここからの展開はイマイチ。{/netabare}


◆(※参考)ハートの色(・・・人の感情によって様々な色で発現する)
{netabare}
① 黄色   →ビックリした時、通称ピス(おしっこ)、一番安いハート(第1話)
② オレンジ→心がときめいた時(第8話)
③ ピンク  →はっきりした恋心の証(第3、28話)
④ 真紅   →愛情の証(第27話)
⑤ 漆黒   →嫉妬の証(第8話)
⑥ 緑    →友情の証、オレンジよりも高価(第9、33話)
⑦ 青    →尊敬の証(第35話)
⑥ 紫    →エッチな気持ちになった時{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      安野モヨコ(『なかよし』2003年9月-2007年5月連載)
監督         ユキヒロマツシタ
シリーズ構成     吉田玲子
脚本         吉田玲子、高橋ナツコ、金春智子、池田眞美子、長谷見沙貴、丸尾みほ、吉村元希
キャラクターデザイン 安野モヨコ(原案)、大竹紀子
アニメーション制作  studioぴえろ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
*付きはアニメ・オリジナル回(全部で28回→28/51=約55%)

============== シュガシュガルーン (2005年7月-2006年6月) ===========

- - - - - OP「ショコラに夢中」、ED「月の向こうの世界」 - - - - -
{netabare}
第1話 チョコとハートの流れ星 ★ ショコラ&バニラ人間界へ、萌黄学園入学(小5、10歳)、ハート集め開始
*第2話* かえるとねずみのラブバトル ☆ 謎の美少年ピエール(中等部生徒会長、14歳)、使い魔(デューク、ブランカ)
*第3話* 新聞部とつげきインタビュー ★ 西谷君の恋心、消える恋と消えない友情 
第4話 魔法のリップは恋の予感 ★ 真鍋(学級委員長)の演劇熱、心に思ってることを口に出せるリップ
*第5話* ドキドキハラハラ!!家庭訪問 ☆ 占いブック、幸子先生来訪と偽ロビン騒動
*第6話* ハートを狙え!恋のフェンシング ☆ ピエールとの賭け、魔界の掟、ピエールVSショコラ 
*第7話* ショコラ、女王候補失格!? ☆ 元老院査問会、女王の資質、氷雪のプリンス ※キャンディ女王&ショコラのお爺登場
*第8話* レディな気分のバカンスデート ★ ピエールの別荘招待、ショコラ大人のレディに変身、恋心の発生と嫉妬 
*第9話* 緑のハートがくれたもの ☆ 同級生アキラの飼い犬捜し、緑のハート
*第10話* ロビンに学べ!ラブラブ大作戦 ☆ ショコラ&バニラのTV局潜入
*第11話* 恋より大切!?友情魔法 ★ 白鳥さんの恋愛相談(バニラ)
*第12話* ショコラ、ネコになる!? × ※お約束の動物変身回(とくに見なくてよいと思う・・・) 
*第13話* 輝けハート!女王候補試験 ★ 女の子の虹色ハート獲得競争(中間試験)、女王のプレゼント(箒)、ピエールの馬車
第14話 魔法使いの転校生 ★ ウー&ソール中等部転入、テニス対決(ピエール、百利香)、黒く冷たい影
*第15話* あべこべマカロンで大混乱!? ★ ※お約束のヒロイン入れ替わり回だが、二人の気持ちが語られる点は〇  
*第16話* ショコラ、アイドルになる! ☆ 魔女ナイツ、魔界から来た先輩ココナッツ(ココ)
*第17話* おじい襲来!恋のダンス対決 ☆  
*第18話* 超こわ!ハロウィン肝試し!? ★ 百利香の招待、憎しみのノワール(黒い)・ハート
*第19話* 使い魔ブランカのちっちゃな恋 ★ チーズ店主へのブランカの片想い
*第20話* ショコラピンチ?かわいい魔女志願 ★ 同級生・滝川クリスの妹ソフィアの心を癒す話
*第21話* 魔法のティーカップは夢気分 ★ ピエールの夢の中へ(雪と氷の世界)
*第22話* ショコラ&バニラ恋の三角関係? ★ 堅物の優等生(篠原先輩)のハート攻略作戦
*第23話* 走れ走れ!友情リレー ★ ハートを獲るより大切なこと
第24話 バイバイ、ハートの髪飾り ★ オグルの気配、本当にショコラを思ってくれる人(サッカー少年森山君)、夢のプレゼント
第25話 ピエールの秘密、手帳の秘密 ★ 敵対する魔界の一族(オグル)、ショコラのママのアドバイス、ピエールの揺さぶり
第26話 クリスマスには恋するハート ★ X'mas会で同級生の森田&マユの恋を後押しする話
第27話 小さなハート、まっ赤なハート ★ アキラの従兄弟ミハル(4歳)と過ごすお正月、真紅のハート(愛情)ピックアップ
第28話 危ない!水族館デート ★★ 漆黒のハートの刈り手、ショコラ陥落寸前、デューク大活躍 
第29話 魔界創世紀、オグルの秘密 ★ クグロフ先生の結婚式(魔界一時帰還)、オグルvs.ロワイヨームの真実の歴史{/netabare}

- - - - - - - - OP(変わらず)、ED「デート☆デート」 - - - - - - - -
{netabare}
第30話 オグル宣戦布告!ハート工場危機一髪 ★ 第二回中間試験、オルグの使い魔来襲
*第31話* お騒がせ魔女・ワッフル登場! ★ ウーの追っかけ少女(8歳、小3)、ピエールの申し出、ショコラの自問自答
第32話 ショコラ、チョコにこめた想い ★ ヴァレンタイン・デー回、バニラの義理チョコ、ショコラの気持ちを封じ込めるチョコ
*第33話* 友情のハート、大切な想い ★ 気の合う悪ガキ三村君、友情は楽しくてハッピーなのに恋は苦しくて切ない・・・
*第34話* ショコラとバニラと夢の星 ☆ 二人の幼少期
*第35話* ワッフル、女王様になる! × 魔界通販の落し物ティアラ騒動 ※ただのギャグ回(見なくてもOK)
*第36話* おじいを止めろ!ばあやの(秘)大作戦 × ショコラの祖父のバカンス ※同上
第37話 黒いハートとオグルの罠 ★ グラシエ大尉来訪、ピエールの招待、拒絶、迷宮と黒猫、傷心のバニラ
第38話 ピエールの誘惑、引き裂かれた友情 ★ 生徒会長選挙 ※バニラの心情推移の説得力がイマイチ×
第39話 誕生、オグルのクイーン ★ 嫉妬心の発生、バニラ闇落ち、悲しみの種を撒く
第40話 嫉妬の黒い針 ★ 高村先輩(海南中)の好意、仕組まれた嫉妬
第41話 バニラと対決!秘密のスパイス ★ ウーの優しさ、バニラの混乱
第42話 ショコラ・ピエール、ふたりきりの冒険 ★★ 偽の海水浴場、忘れられた通路、二人の記憶
第43話 ヴァルプルギスの夜への招待 ★ 魔女の集会、クイーン候補お披露目、オグル来襲、謎のレディ
第44話 ママからのメッセージ ☆ オルグとの戦争の危機、シナモンの手帳内容 
第45話 ピエールの策略、バニラのハート ☆ バニラのノワール集め加速、身体の異変(2つのハート) 
第46話 ココア砂漠の魔女・アンブル ☆ マンドラゴラの花捜し
第47話 凍った記憶、ピエールの過去 ★ 銀色ベリー捜し、ショコラとピエールの出遭い
第48話 ノアールと友情の涙 ★ ピエールのピンクのハート、バニラ救出、フィルトレ(ノアールを浄化する者)、闇の大公 ※問題解決過程が安易な点は×
*第49話* クイーン最終試験、開始 ☆  
*第50話* ユニコーンからの課題、試される心 ☆ 闇の大公グラース復活
*第51話* 輝くハート!次期女王決定 ☆ ピエールのハート浄化 ※この手の魔法もの長編のまとめ方としてはイマイチ{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)31、☆(並回)15、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0

投稿 : 2024/05/11
♥ : 10

annabanana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

安野モヨコのファンタジーワールド

大好きです!

この作品は古本屋で立ち読みした時に出会ったのですが、当日に全巻大人買いしました(笑)

内容は原作とはところどころ違って、どっちかというと魔女である二人のファンシーでキュートな部分に焦点が置いてあった気がするのですが、まあそれもそれでかわいかったから全然オッケーです♪(^^)

ピエールさまとロッキンロビンにベタ惚れでした♥

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

にわとり。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

色合いが素敵。にゅん

魔女ってところにすごく惹かれて
幼い頃の私は無我夢中で
毎回見てた気がする

恋愛のお話しなんだけども
友情をとるか勝利をとるか
それとも命と引き換えに恋愛をとるか

子供のアニメにしては内容が
すばらしいですね

最終的にはみんなに平等であり
みんなに優しい人が幸せになるものです


ショコラのツンデレな感じと
バニラの純粋な感じ。

みんなちがってみんなイイ!\(^o^)/

ショコラだいすきだよおおお!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 5

63.3 24 双子でツンデレなアニメランキング24位
京騒戯画(Webアニメ)

2011年12月10日
★★★★☆ 3.6 (407)
1960人が棚に入れました
京騒戯画はネット配信アニメ。『不思議の国のアリス』をモチーフとして、街のイメージを京都、世界観を国宝として高山寺に伝わる『鳥獣人物戯画』の3つの要素を融合した作品です。ストーリーは「鏡の都キョウトに現実の世界から入ってしまったコトちゃんが、現実の世界に戻るために活動する話となっていますが、アクションあり、ドタバタのコメディありの作品になる予定です

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

待っていた第2弾をようやく視聴

ネット配信のこのアニメ作品、
不思議の国のアリス、鳥獣人物戯画、そして京都をモチーフに
作られているらしいと聞き、これはぜひ観なくては!と
期待を大に、まずは第1話を視聴。
ちなみに今後も、何話かに渡って?更新されるらしい。

始まって早々、感じたのは静と動のコントラストが鮮やかということ。
原色に彩られたポップな色彩は大正時代っぽいレトロ感もあり、
静寂感のある京都の風景が絶妙にマッチ。
そしてスピード感のある人物達の動きとカメラワークは
まるで万華鏡を手早く回転させているような感覚で、
彼らのハイテンションぶりに目が回りそうだった。
しかも、セリフの言葉遊びもなかなか秀逸。面白い。

きっと何度も観直せば、画面の隅っこや様々なところに
伏線めいた情報もたくさん仕掛けられていそう。

短いカットの中、登場人物をぱっぱと紹介していく。
制服を着た元気いっぱいの女の子 コト。
彼女と行動をともにするやんちゃな感じの双子 阿と吽。
仕事を抜け出して女の人と逢引している色男の僧侶 明恵。
この明恵は、コトや阿吽たちの面倒を見ている親代わりのようで。
そのほかにも、何かの研究室なのか白衣を着たショーコや男性。
腹黒そうで何か大きなギャップを感じさせる住職 鞍馬。
お城のようなお屋敷に住み、レトロなドレスを着た女性 八瀬。
そして、コトとの再会を嬉しそうにしていた謎のコト様。

彼らを見ただけでも、これから何が起きるのかワクワクしてくる。

wikiの情報どおり、舞台は京都らしい街並みや風景。
でもそこは外界から隔離されて時間が止まった京都=鏡都。
人間と妖怪が混沌となった世界でせめぎあう3つの勢力というのは、
おそらく登場人物の中の3人、明恵、八瀬、鞍馬だろうね。
この3人がどうやら「3人会議」なるものを企ている様子。
コトの知らないところで動き出しつつある計画とは何なのだろう。

そしてバースデーケーキに書かれた「コト」とは
鏡都に戻ってきたというコト様なのか。
コトを見てうれしそうに抱きしめていたコト様。
二人のコトの因果関係も気になるところ。

また、アリスの一部をモチーフにしているなら、
自分達の家に帰れなくなったコトと阿吽たちが
追いかけようと話していた黒いうさぎも、
今後何らかの鍵を握っていそう。

ってことは・・・ますます、置いてけぼりを食らわないよう、
しっかり注目していかないとw

とりあえず、つかみはOK~!の第1弾だった。
----------------------------------------
そして、数日前に第2弾を視聴した。

第2弾は3話構成になっており、コト、ショーコ、八瀬を
それぞれの話で主人公にして展開。
EDもまた、3話それぞれ違っていてなかなか良かった。
中でも個人的に気に入ったのは2話。
10分以内の短さなのに見応えがあった。

早くも次回作が待ち遠しい。
あんまり待たされると忘れてしまいそうだよ~

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53

Smog さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

期間限定配信を見なきゃ損!独特な世界観、緻密で勢いのある作画が楽しめる戯画。【第二弾終了につき改稿】

2012/12/24 第二弾終了につき改稿
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オリジナルアニメ。
第一弾は1話のみ。第二弾は全5話。

現実世界から切り離され、時間が止まった京都を舞台にしたファンタジー。
独特な世界観、細かいところまで動きにこだわった作画が印象的な作品です。

一番の見所は、独特な世界観でしょう。
不思議の国のアリスをモチーフにし、京都や鳥獣人物戯画の和のイメージ、デジタルな表現を組み合わせて魅力的な世界観に仕上がっていました。

ストーリについて、展開がとてつもなく早く、細かい説明はほぼありません。
一瞬で画面が切り替わるため、よそ見をしていたら置いていかれます。
何が何だかわからないうちにいつのまにか終わっているというジェットコースターのようなアニメでした。
普通なら説明不足による不満を感じそうなものですが、それ以上に作画の緻密さや独特な世界観の演出が秀逸で、圧倒されます。
抽象的で曖昧な展開ですので、解釈は人によって変わりそうですね。

自分としては、第一弾は第二弾へ向けて独特な世界観のプレビュー。
第二弾は各キャラ視点での世界観の説明&伏線回収だと解釈しました。
伏線回収といっても語られていないことが多かったり、何度か見直さないと勘違いしてしまいそうな伏線もありました。
1度だけでなく、何度か見直して欲しい作品です。

作画について、背景・人物など、細かいところまで丁寧に作り込まれていました。
第一弾と第二弾1話の最大解像度が360pなのがとても残念です。
第二弾2話からHD画質(1080p)で堪能できますが、1話あたりの時間が短く、作画の情報量は圧倒的に第一弾が上ですので、ぜひHD配信(もしくはBD販売)も行って欲しいです。

音楽について、第二弾5話の演出は必見です。
ここまで音楽で魅せる作品はなかなかないと思います。
第一弾から通してみると感動もひとしおですので、無料期間のうちにぜひご覧いただきたいと思います。

声優さんについて、かなり豪華です。
釘宮理恵さん、喜多村英梨さん、白石涼子さん、斎藤千和さんなどなど。
好きな声優さんがいればそれだけでも見る価値はあると思います。

余計なお世話ですが、これだけの仕上がりでどうやって収益を得ているのかとても気になりました。
ネット配信の試験的な取り組みだったのでしょうか。
詳しい方がいらっしゃったらぜひ教えていただきたいと思いますw

何にせよ2013年1月いっぱいまでは無料で見られますので、見ておかないと損な作品です。
これも あにこれ で紹介されなかったら見ることはなかった作品。
これだから あにこれ はやめられませんね!

どなたにでもオススメできますが、特に最近刺激的なアニメを見ていないと感じている方にオススメしたい作品です。

※ネット配信は2013年1月31日まで無料で見られる予定です。
http://www.kyousogiga.com/

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

最初にあらすじや、登場人物は調べてから見よう~!

原作:東堂いづみ
監督:松本理恵

東映アニメーション製作 オリジナル作品

全10話

0話 予習編
5.5話 京都実録編 (声優さんの実写)
10.5話 復習編

以前にWeb版で配信されたのは 全6話 未視聴

ジャンル:家族のハートフルファンタジー


外界から隔離され、時間が止まった京都=〈鏡都〉を舞台にしたファンタジー
(ウィキより)


前知識なにし見たんですが・・・
初めは、その独特の世界観、設定に???でした。
4話くらい観てから、流石に理解できない事とか、名前が同じキャラがいる事に気付いて、ウィキで調べました。

そしたら・・・
主人公の 「コト」 声 - 釘宮理恵
鞍馬、八瀬、明恵の母の 「古都」 声 - 久川綾

鞍馬、八瀬と兄弟の「明恵」 声 - 鈴村健一
鞍馬、八瀬、明恵の父の 「明恵」(先代)声 - 石田彰

で、「こと」と「みょうえ」と、同じ発音、名前が二人ずつでした。^^;

この事、知らなかったので、やっぱ4話までは理解できてなかったです。
最初から調べて知っておけばよかった!
そしたらもっと早く話について行けてたと思い、後悔しました。 ><

これから見る人には、公式のあらすじと、登場人物は読んでおくことをオススメします!



感想としては
ツンデレキャラがイメージの釘宮さんの声が、いつもとちょっと変えてて、なんか新鮮でした。^^
コトは、元気いっぱいの明るいキャラなので好きですね~

映像も、原色を多く使っていてカラフル
キャラもよく動いていて、見てて楽しい

ストーリーは単純で、コトの両親を探し、家族の再生がメイン。

コトと母親との再会シーンは、ウルウルで感動でした。 q(T▽Tq)
父との決着も良かったです。

めでたし めでたしで終わる話は好きなので、GOODでした
(≧∇≦)b OK   


釘宮さんや、ハートフル作品が好きな人にはオススメです!


OP:「ココ」 歌 - たむらぱん

ED:「疾走銀河」歌 - TEPPAN

OPの「ココ」は好きでCD購入
カラオケで歌ってますw ^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41

70.5 25 双子でツンデレなアニメランキング25位
無責任艦長タイラー(TVアニメ動画)

1993年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (184)
1123人が棚に入れました
時は未来、地球と惑星ラアルゴンとの戦争のさなか、主人公の放浪者ジャスティー・ウエキ・タイラーは楽な仕事がしたい!と、地球軍に入隊してしまい、あれよあれよという間にオンボロ駆逐艦「そよかぜ」の艦長にまで出世してしまう。持ち前の強運で数々の難事件を乗り切り、気づけばラアルゴン帝国の大艦隊を「そよかぜ」1隻で撃退するまでになる。そして、ラアルゴン帝国の皇帝ゴザ16世のアザリンはタイラーに興味を持ち始める……。

声優・キャラクター
辻谷耕史、天野由梨、速水奨、笠原弘子、関俊彦、麦人、西村知道、三石琴乃、成田剣、八奈見乗児
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

無責任で無鉄砲な漢。

疲れたとき見るのに最適!って感じですね。
スペースオペラ、ってなんだか敷居の高いものに感じられてしまうけど、この作品は設定を色々ゆるゆるにしてあってすごく見易かったです。

基本的な設定は地球とある惑星の間で繰り広げられる戦争。
宇宙を駆け巡っての艦隊戦が舞台です。

しかし。。。
初っ端から主人公のタイラーは軍隊への入隊理由として「楽がしたいからです!」と言い放って、そのままのらりくらりと戦争開始のどさくさに紛れて軍に入っちゃいます。
そんなのありえないだろ!と突っ込みたいところですが、戦争が始まっちゃったら仕方ないよな~人員不足だしな~と無理矢理納得させられてしまいます。

で、そのままのノリでタイトルの通り一隻の艦長にまで上り詰めます。

ここからが楽しいです。
タイラー擁する駆逐艦‘そよかぜ’はダメ軍人の流刑地だった、ということで乗組員にロクな人間がいないのです(笑)
一日中酒ばかり飲んでるのんだくれ軍医とか、
軍規に人一倍うるさい割に繊細で胃腸が弱い副艦長とか、
放っておくと乱闘騒ぎを始める世紀末なチンピラ兵士とか、
「お肌に悪いんで夜勤はパスねー」とか言って途中で寝ちゃう通信士とか。


例えると学級崩壊した小学校みたいなところです。
ここにダメ教師(艦長)であるタイラーが現れることで、皆が生まれ変わっていきます。
絆を深めていくクルー達、一向にやる気を出さない艦長。
反面教師タイラーです。


これ、原作のライトノベルのタイトルは『宇宙一の無責任男』ですが、アニメのタイトルの方が好きです。
タイラーがどう無責任なのか、具体的に示されているからです。
後から振り返ってみると、ああ・・確かにタイラーは無責任で最高の男だなって思えます。
{netabare}
つまり、艦長として、軍人としては失格ですが、人として大事な心を戦時中においても見失っていない。
敵であっても出来る限り殺したりしない。どんな時でも楽しく、自由に生きること。
タイラーが口だけの怠け者だったら失笑ものですが、彼は目立たない所できちんと自分のやるべきことをして、実行できるだけの力があるのです。
人間としては無責任どころか偉人の域でしょう。
{/netabare}

この男、何故か戦争で勝ちまくり女性にモテまくり。
それだけだと主人公が強いことに至福を感じるアニメかに思えますが、見進めていく内にじんわりとタイラーの人間的魅力が滲みだしてきます。
なんか、この絶妙さが素敵・・・(笑)


しっかりと宇宙の広大さを感じさせるシナリオも素敵です。
惑星ラアルゴン、っていう星の話がSFファンタジーっぽくてまた良い雰囲気です。
ライトノベルと一口に言っても、この頃のSFってけっこう侮れないというか、マニアックですよね。
面白おかしいだけじゃなくて奥深さが感じられました。



僕は『超時空要塞マクロス』が好きなので、マクロスが好きな人なんかには是非お勧めしたいですね。
ヒロインが皆可愛いし・・アザリンちゃんは特に異星人ヒロイン萌えの人にはたまらないです。


蛇足。
{netabare}
このアニメ、ヒロインの声優陣がすごく(個人的に)贅沢でした。

ユリコ・スター少佐・・天野由梨さん
キョンファ・キム中尉・・三石琴乃さん
ハルミ伍長・・岡本麻弥さん
アザリン・・笠原弘子さん
ユミ・ハナー&エミ・ハナー ニ飛曹・・かないみかさん


男性陣も速水奨さんや八奈見乗児さん、関俊彦さんまで出てて豪華すぎましたね。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ガチで面白いでしょ、これ

いや本気で面白い。エヴァの監督さんが影響を受けたってのも分かります。そのままナデシコに結果が出ています。
内容の方ですが、SFなのはもちろんですがタイトル通り主人公が無責任だってのが肝です^^;
序盤はたぶん主人公のおちゃらけ具合とご都合主義具合にうんざりしてしまうと思います。
しかし中盤・終盤と見ていくと、ご都合主義なのか策士のなの分からなくなってきます。
最後ら辺になるともう策として見てしまって、次に何をするのか期待してしまった感じでしたが^^;
そこに仲間たちとの連帯感も伴って途中あまりの良作ぶりに感動するぐらいでした。
音楽もいいところにクラシックを採用していたりして凄い愛を感じました。
OVAも良かったので、そちらと一緒に楽しんでもらえたらいいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

無責任とも思える行動の先には…

(2013.11/8)
全26話のSFコメディ作品。何といっても主人公であるタイラーの自由奔放さが周りのクルーや敵までも巻き込み、組織の中で人の在るべき姿とは何なのか?と問いかけているように思えました。

また、キャラ(モブキャラも含めて)魅力的なのは中々ないので2クールではなく4クール放送でも良かったんじゃないかと…^^;

まぁ、その辺はOVAで補完されているようなので視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 9
12
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