コメディで文化祭なおすすめアニメランキング 27

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコメディで文化祭な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番のコメディで文化祭なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

75.2 1 コメディで文化祭なアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-(アニメ映画)

2022年12月17日
★★★★☆ 4.0 (160)
538人が棚に入れました
秀知院学園の生徒会で出会った
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。
2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、
お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。

しかし未だ明確な告白には至っておらず、
恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、
お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。

“完璧でありたい”白銀と、
“完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。
これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。

ファーストキッスは終わらない。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

揺れ動く乙女心のデフォルメ

クリスマス編(原作未読)のアニメ化作品をTV放送に先駆け劇場上映する企画。

【物語 4.0点】
白銀会長とかぐや副会長。
文化祭でのファーストキッスという決定的な恋のビッグイベントを越えてもモヤモヤした生徒会の2人。
クリスマスの喧騒を前に2人の心を掘り下げることで課題を明示。
さらには恋愛に頭脳を使うことの意義も問い直す。
外面は華やかなクリスマスムービーだが、内容は内面的な恋愛作品。

弱さを隠して高嶺の花と並び立ちたい白銀。
弱さも含めて全部曝け出して欲しいかぐや。
論点は典型的な男女のボタンの掛け違い。
ですがメイン2人の幼少期回想も含めた内面整理は丁寧。
これまで、もどかしいと思っていた“恋愛頭脳戦”泥沼化の深層もクリアになり納得。

過去のシリーズサブタイトル・1期『~天才たちの恋愛頭脳戦~』→2期で打消線。
本作にて仮面(ペルソナ)で本心を隠し合う恋愛頭脳戦そのものが2人の恋愛成就の障害となり得ることが示唆され味わい深さが増しました。

3期『-ウルトラロマンティック-』はカッコいい所を見せたい白銀の究極到達点。
これを受けた本作は素朴で普通のロマンティックを求めるかぐやのカウンター。
対比によりこちらもコクが出て来ました。

そして本作の『-ファーストキッスは終わらない-』も含蓄があります。
(※核心的ネタバレ){netabare}ファーストキッス後のモヤモヤ&ドタバタを締めたセカンドキッス。胸キュンでした。{/netabare}


【作画 4.0点】
自在なデザインでパロディ含めた各種ギャグに対応する多彩さは相変わらず。
それにしても、{netabare}激レアな幼女キャラ・かぐやちゃんがスクリーンに現れた時はどうなることかと思いましたw
身長低すぎて髪の毛とリボンしか見えなかった時は、贅沢な画面の使い方だなと苦笑w{/netabare}

加えて、かぐやのキャラ発現に応じて色彩から変容する背景美術も心情表現を好アシスト。
“氷のかぐや姫”の背景は体感温度も寒かったです。

瞳による心理描写も繊細。
孤独の理由を紐解かれた氷のかぐや姫の赤眼は一段とさみしげに見えました。


【キャラ 4.5点】
ヒロイン・四宮かぐや。
キッスの衝撃を経て、笑撃のかぐやちゃんを始め、“氷のかぐや姫”も乱入および再顕現し、
脳内法廷は紛糾w

こんなん男からみたら混沌とした乙女心にしか見えずに対処に空回りするのは必然。
乙女心のデフォルメが上手すぎてツボにハマります。

対する白銀御行がカッコつけたい理由に
{netabare}母に認められたかった{/netabare}というトラウマが追加されたのも収穫でした。
会長がアホになることが恋愛頭脳戦終結の鍵と感じました。
(いや、もうかぐやちゃんと一緒にアホ化してるかw)


こじれる2人を見兼ねて?{netabare}かつて、かぐやに恋の病を宣告した“ヤブ医者“も再登場。
少年患者にも中々いい意見(オピニオン)出しますね。ナースさんの方も。{/netabare}


同時並行で脈が続く石上&つばめ先輩。
つばめの回答猶予要請についても恋愛経験由来の慎重さであると占われ、
こちらも内面掘り下げによる土台固めは順調。

【声優 4.5点】
今回、特に素晴らしかったのが、四宮かぐや役の古賀 葵さん。
“氷のかぐや姫”の冷酷ボイスから、新アホキャラ・かぐやちゃんの可愛らしい“効果音”までカバーする幅広い芸当。
脳内裁判を繰り広げる原告被告証人裁判官まで一手に引き受けるセリフの物量も圧倒的でスクリーンを制圧。

【音楽 4.0点】
心情曲からパロディ要素まで手広く対応するシリーズBGMは100曲を突破。
今作ではクリスマスムードも付加。
石上会計のシーンで、何かの原住民音楽が鳴り響くのがジワジワ来ますw

OP主題歌「Love is Show」は鈴木 雅之さんが4作連続。
ゲストボーカルに、ももクロ・高城れにさんを侍らせ、キッス以後も続く白銀会長のロマンティックを熱唱。

ED主題歌は鈴木 愛理さんが「heart notes」で3期から連投。
さらに挿入歌として投入されたhalca「ロマンティックマニフェスト」は{netabare}フェイクED演出{/netabare}の役割も果たす。
いずれも、かぐやの心情を汲んだ良曲。

OPの白銀による先制攻撃、EDのかぐやの反撃という歌詞世界の図式。
今回はかぐや側を2段構えにすることにより、3期で仕掛けた白銀への、かぐや様の猛反撃の構図を際立たせる。

【余談】
一応、近年稀に見るくらいS○X連呼する(苦笑)クリスマス恋愛映画ですが、
観客にカップルは1組だけで、あとは私含めて、むさ苦しい男どもばかりw

だが、これでいい。
この作品において浮かれたムードを醸すクリスマスは、
かぐやが望む素朴な恋の障害として敵役となる、白銀のウルトラロマンティックな見栄の暗示にも感じます。
だからこそ(※核心的ネタバレ){netabare}かぐや→白銀への告白もクリスマス後に突発的に行われる。{/netabare}
イブに向けてムードを高めていきたいカップルにはオススメし辛いですw
むしろ{netabare}正月とクリスマスを悪魔合体する藤原家の奇祭{/netabare}でムードぶち壊しまであると懸念しますw
幸せに酔いたいカップルの皆さんはこんなん観てないで、渚&翼を見習って素直にランデブーしましょうw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ロマンティックは、ちょっと寂しい

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期~第3期までは視聴済です。
原作は赤坂アカ先生…
赤坂アカ先生と言えば、現在大絶賛で放送中なのが「【推しの子】」ですよね。
この物語の面白さも相当ヤバいですが、YOASOBIさんの楽曲「アイドル」の勢いが止まりません。
何せ本楽曲はオリコン、Billboard JAPANの両チャートにおいて、史上最も早くストリーミング1億回再生を突破した楽曲となったそうなので(wikiより)。
まぁ、【推しの子】の話はそちらのレビューの時に改めたいと思います。

そう言えば、このかぐや様と【推しの子】って、接点があるそうなんです。
私は原作未読なのでその接点が良く分かりませんが、かぐや様で接点の分かる部分をアニメ化してくれると嬉しいです。
まさか、これで終わらないでしょうから…


特別で普通な二人のクリスマス。
凍り付いた心は、
雪の降らない東京に空に溶けていく。
ただいま、ラブコメディ――

秀知院学園の生徒会で出会った
副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行。
2人の天才は長きにわたる恋愛頭脳戦の末、
お互いの気持ちを伝え合い、“奉心祭”で初めてのキスをした。

しかし未だ明確な告白には至っておらず、
恋人同士になるかと思われた2人の関係性は曖昧なまま、
お互いをより強く意識して、クリスマスを迎えることに。

“完璧でありたい”白銀と、
“完璧じゃない”所こそを求めるかぐや。
これは天才たちによる、いたって“普通な”恋の物語。

ファーストキッスは終わらない。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

いやぁ、今回もメッチャ面白かったですね。
これまでは、ここちゃん演じる藤原千花や石上優が面白さのポテンシャルを引き出している傾向が強いと思っていましたが、流石メインヒロイン…かぐや様がちょっと本気を出すと、こんなにも面白かったんですね^^;

事の始まりは秀知院文化祭・奉心祭でのキャンプファイヤーの一幕。
白銀とかぐやはそれぞれ相手に対して一歩踏み出しました。

ただ、かぐやの踏み出した一歩があまりに大きくて…
それを知らずにチャレンジできる度量が凄いと言うか…
本当に白銀を好きじゃなきゃ出来ないことであることは間違いありません。
好きなら、もうそれで良いじゃない…シャンシャンと物語を締めくくることも出来たと思いますが、かぐら様のプライドがそれを許しませんでした。

所謂後日談というヤツなのですが、これがかぐらを相当にこじらせていましたね。
普段と態度の違うかぐらのあおりを受けて白銀もおかしくなってしまうし…
どちらもプライドだけは富士山並みに高いんですよね。
どっちもその前にただの高校生だと言うのに…

まぁ、分からなくもありませんよ。
本心を知られるのが怖い、とか、自分から認めてしまったら相手に有利な立場を与えてしまうんじゃないか、とか…
でもこれらは、全て付き合う前までの話。
次第にそんな気持ちは薄れていきますよ。
何故なら、そんなことより大事なことが沢山あるんですから。

そう考えると、キャラの設定が【推しの子】と真逆に思えてきました。
嘘が溢れかえっているのが【推しの子】なら、この作品には巧妙な心理戦はあるものの、基本全員嘘吐きではありません。
こういう設定を考え出せる赤坂アカ先生はやっぱり凄い!
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、鈴木雅之さんとフィーチャリングボーカルは高城れにさんによる「Love is Show」
エンディングテーマは、鈴木愛理さんによる「heart notes」

ということで、全4話しか無かったので視聴はあっという間でした。
現時点で続編情報ありませんよね?
原作も完結しているようなので、ラストまでアニメ化されるのを期待いています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

hidehide さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

総じて面白いとは思うが…

『めんどくさ!!』
『マジ、めんどくせっ!!』

1000を越える子会社を傘下に従えた大富豪の令嬢。

努力の結果とは言え、超秀才でスタンフォード級の
頭脳の持ち主。

プライドの権化と負けず嫌いの塊の2人。

この2人の恋愛がココまで来てやっとキス…
そして、本作は、それをどうのこうの…と…

また?
そこから引っ張るの?
長くね?
この先、1テーマで1クールやる気?

総じて面白かったのですが、
今までの日常回が面白いのであって、
この2人の進展のしなさ、に関しては、
まどろっこし過ぎて

『めんどくさ!』の一言に尽きると思いますが…

富豪、秀才 が、告白できない…

知らんわ!

早坂の苦労が浮かびますね…

…その早坂 = 花守さん。
カラオケでの歌、超上手かったですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

70.8 2 コメディで文化祭なアニメランキング2位
桜Trick(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1119)
5705人が棚に入れました
廃校を三年後に控えた高校に通う春香と優。二人が、互いを「特別なもの」とするために行った「キス」は二人の関係をより深めていく…。楽しくも切ない女の子同士の青春。甘酸っぱい気持ちをあなたに届けます!

声優・キャラクター
戸松遥、井口裕香、相坂優歌、五十嵐裕美、渕上舞、戸田めぐみ、藤田咲、麻倉もも、遠藤ゆりか
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

Exposure

原作は未読です

他のレビュアー様のレビューを拝見し
百合色の強い作品という認識をもって
録り溜めていたのをイッキに視聴しました

自分自身
百合というものについては
「ゆるゆり」や
「レールガン」の「くろこ」ちゃんくらいの耐性レベルしか持ち合わせていなかったので
どんな内容なのか
少々懐疑的でもあったのですが

やっぱり
前半はついていけず
何度も視聴を断念しそうになりました


内容は
かわいい女子高生の学園日常系といった感じで
結構ほのぼのとした感じなのですが

そんな日常的な流れから
毎話繰り返される
“キスシーン”への急展開

これ
“キス”・・・なんて
ブルジョワなレベルのものを通り越して
(なにがどうブルジョワなのかわかんないけど^^)

“ちゅー”ですよ“ちゅー”!

しかも濃厚な“べろちゅー”

某○語シリーズの「○○ヶ原」さんも大好きなべろちゅーなんですよ~^^

しかも
いっちょまえに
喘ぎ声というリップサービス(?)までついてやがる(怒

ちょっと緩めの日常のお話が
突然
ちゅー(しかもべろちゅー)という
“生産活動の一歩手前”にまで
発展してしまう異常さ

でも
序盤こそは
そんないそがしい展開についていけなかったものの
中盤あたりからはだんだんと慣れてしまって

しまいには

そろそろちゅーかな~

{netabare}おぉ!・・・・・・^^
舌入れてやがる・・・・・・^^
そうそう!そこからイッキに!・・・・・・^^
ちっ・・・イマイチだな・・・・・・^^;{/netabare}

などと
どっかのエロオヤジみたいに
じっくり観察することもしばしば

これだけ極端な展開であっても
そんな状況に毎回“晒され”てしまうと
人間って
自然と順応してしまうものなんですね(私だけかも)

恐れ入りました


それよりも
そんなたくさん出てくる“ちゅー”のシーンなのですが
なにも根拠もなくちゅーをしているわけではありません

ちゅーのほとんどは
主人公の
「高山春香(たかやまはるか)」ちゃんと
友達の
「園田優(そのだゆう)」ちゃんの間でなされているわけですが

ちゅーが二人の関係を繋いでいるようなもの

それは
恋愛という関係というよりも

友情・・・
それも少しばかり独占欲の強い友情からくるものであること

はるかちゃんがゆうちゃんに対して
自分が特別な友達でありたいという願望からなのです

だから
ちゅーは
自分とゆうちゃんとの間に
{netabare}他の子がしないようなことをしよう{/netabare}
っていう
ちょっと行き過ぎた友情の証

見ていて思ったのは
ちゅーそのものは対等に見えるのに
普段の行動や
ちゅーにいたるまでのシチュは明らかに
はるかちゃんがリード役になって
ゆうちゃんがなんとなくふらふら揺れ動いてるって感じ

たまに
ゆうちゃんが他の女の子とイチャ付こうものなら
はるかちゃんの嫉妬心が
炎のごとく燃え上がるっていうお決まりの展開です

そんな嫉妬深い性格に愛想を尽かされ
ゆうちゃんに{netabare}「SBJK(嫉妬深い女子高生)」{/netabare}とまで皮肉られるほど

とりあえず
最終回でようやく
お互いが{netabare}「好き(なのかな?)」{/netabare}ということを意識してたようです


でも
よくよく考えたら
こんな展開って
百合作品の要素のひとつなのでしょう

単に
女の子同士が好きになって
ちゅーして
ナニしてっていう
ビジュアル性重視の単純なお話なんかでは
(それはそれで大好きという人もいますね)
見る人ほとんどがドン引きしてしまう

磁石でいうところのN極とN極を
無理やりくっつけようとしてるところを見せられても
見てるほうは
不自然なものにしか感じない

それは
女の子同士であってもしかりなんですが

それじゃあ
片方の女の子を男の子っぽくしてみたら・・・

それもそれでありなのですが
普通に見てたら
結局は女の子同士の恋愛劇にしか終始しない

ノーマル(?)な視聴者にも受け入れられる百合展開って
やっぱり
バランスなんですね


プラスがあってマイナスがある

明があって暗がある

陽があって陰がある

凸があって{netabare}モリサマ・・・じゃなかった^^;
凹がある{/netabare}

陽子があって電子がある(イミフです)

お酒があって肴がある^^

お互いをバランスよく繋ぐ関係・・・

お話の流れでいったら
“押し”のはるかちゃんに対して
“引き(抵抗)”のゆうちゃん

バランスの取れた二人の関係を
ちゅーという行為で表現したっていう感覚なのかな


ちゅーそのものは少々強引という印象はありましたが
各お話毎の
ちゅーにいたるまでの展開には
ある意味説得力を感じてしまう作品でした


ちなみに
ちゅーをたくさんすると寿命が5年ほど延びるって
なにかのテレビ番組で紹介されてましたが
私は
ちゅーのシーンを見るとドキドキしてしまって
それだけで
寿命が縮まる思いをしてしまいますね~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37
ネタバレ

おなべ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

百合百合じゃのう…【追記】

日常アニメ定番のきらら枠が今期もやってきた!
と期待して衝撃を受けた方は多いのではないでしょうか。
でもOPのイントロから「これは百合成分の高い作品です」と言ってくれます。OP見て「合わないかも」と思った方は正にその通りなので回れ右をしましょう。


お話としては、主人公の春香ちゃんと優ちゃんが毎回何らかの流れでキスをします。
ガチの百合ものだと、葛藤とか苦悩とか、そういったシリアスな雰囲気が少なからず漂うものだと思ってましたが、桜Trickには今のところそういうのはありません。女の子同士がひたすら仲良しで、キャッキャウフフ♪なキマシタワー空間の甘さが凄まじいです。

主人公の春香ちゃんは中々変態チックな妄想をしますが、わりと嫌いじゃないです。いつも何度でも優ちゃん優ちゃんって恋人みたいに言ってるんです(あ 恋人か)。変態主人公もこれまた悪くない。

ただ、お話はやはり出オチ感があります。キス以外目新しいエピソードがあるかと言ったらそんなに…。物語に起伏はないし、AパートBパートぶつ切りで、繋がりも特にないのが残念。演出と背景も絵巻物みたいに記号的です。シャフト?のような演出もちょっとくどい。心理描写がもう少し丁寧だともっと引き込まれるだけどなー。

でも毎回何だかんだで、彼女達の百合百合っぷりには「ま、細かいことはいっか☆」と思って見てしまいます。これがキマシタワーの力だというのか…。




【追記】

そして気付いたら全話視聴してたござった。
いえーいキマシアニメ堪能しちゃったぜひゃほーい\(^o^)/

一息付いたところ…全話見ても1話と印象は左程変わらなかったのが率直な意見です。女の子同士がキスしまくるスタンスは終始変わりがありません。いやね、あちら側の本人達はきっと幸せでしょうが、第三者である視聴者からするとその光景に疑問を持つのが普通なんですね。でも桜trickは疑問に応えてくれるばかりか、それがさも当然のようで躊躇の余地がなかったのが、ある意味新鮮だなと感じました。
ただ「特別な関係」に対して本人達も一歩引いて考えてみる、「普通だったらどうなんだろう?」と一般人の立場になってみる、そんな私たちも入り込みやすいシーンがもっと多くあったら、視聴を脱落する人も少なかったのかもしれません。

所々心理描写でもいいシーンがあるんです。
{netabare} 春香と優がお互いを意識し出してすれ違う回が良かった。ようやくこういう話が来た!とぬか喜びしました。でもこの話が終わるとまたいつもの状態…あっさりなんですね。さっきの2人の葛藤は何だったんだ笑
桜trickで外せなかったのが優の姉美月会長。
会長は春香への複雑な想いを自身でも理解出来ずに、ずーっと悶々していて、終盤になってようやく「私は春香さんのことが好きなんだ」と気付きます。会長の春香への想いをやっと伝えることが出来た最終話は切なくて良かった。「今度はアクシデントじゃないわね」のデコチューは本編で一番綺麗なキスのように感じました。
会長の自問自答が面白おかしく描かれているのもあって、特に疑問を持つことのない妹の優よりも、よっぽどラブコメをしていましたね。会長がヒロインで良かったかも。{/netabare}
ふと心が揺れる描写自体はいいものの、乱発されるシャフト的な演出がどうにもこうにも苦手で、話が流れから途切れてしまいそうでした。キスシーンだけでなく演出にも力を入れて欲しかったです。


主人公の春香はもてまくりです。でも彼女は愛する人の為に奔走し奮闘する。着いて行けない妄想もよくしてましたが、ただひた向きで真っ直ぐな姿は素敵でした。春香を愛した人たちはそんな彼女の強さや心優しさに惹かれたのでしょうね。
しかし、春香がどうしてそこまで優を好きになったのかが謎でした。そこらへんも説得力を付けて描いて欲しかったなあ。


こんなレビューをするくらい、私は「桜trick」に引き込まれていたのでしょう。目新しい作品が見れて妙ちくりんな経験をしたのだと信じたいです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 32

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

百合の定義を言語化してくれました。キスシーンの唇の粘度がいい。

 キララ系の女子だけキャッキャうふふの日常系かと思いきや…ですね。非常に百合百合してます。百合百合度だとトップクラスではないでしょうか。それがキスですね。

 親友であり特別である証としてキスをしあう仲、という関係性って都合のいいように見えて、実はリアリティを感じます。
 性愛の芽生えと友情が深まる時期のマインドとして、恋愛を意識しないでべったりといつもくっついている女子同士というのは結構よく見る気がします。思春期の一過性の同性思慕ですね。
 その特別の関係の象徴としてのキスというのが妙に納得がいきます。私は女子ではないのでリアルかどうかわかりませんが、妙にマインドが生々しい作品でした。

 で、そのキスシーンです。この時の唇の感じとか表情とか手の位置とか足の絡み合いとかそういうのが、非常に生々しいです。正直エロ漫画もちょっと見習えと言うくらい素晴らしいと思います。
 肉体性があるというだけでなく、その時の唾の味とか吐息の香りとかそういうのまで写し取ったような作画はちょっと他の百合ものではあまり見ません。唇の粘膜の粘度を感じさせるこだわりの作画に注目です。

 総作画監督は坂井久太という人らしく絶対女性が作画をやっていたと思ってたのにおかしいなあ、と思って、今回性別を検索したらやっぱり女性らしいですね。わかります。

 ついでに、原作者も調べたらやっぱり女性でした。納得の生々しさでした。

 絶対シャフトだろうと思うとスタジオディーンでした。妙にシャフト演出に似ているなあとおもったら監督・絵コンテの石倉賢一氏は「ひだまりスケッチ」「まりあほりっく」の絵コンテ・演出の方でしたね。エフェクトとか動きは少ないけど面白い作画は、非常にシャフト的でした。

 シャフト的であるということは間(ま)が良いということで、単調な話ですが、毎話面白いのは大したものでした。髪飾り等でキャラを記号化させる演出が特徴的でした。

 最終回のお姉ちゃんの絡み方については伏線回収とも取れますが、どうでしょうね?ストーリーとしては面白いし、ヒロイン春香の自覚と言う点で効果的でしたけど、若干引っ掛かりはありました。もうちょっとお姉ちゃん視点でそのにおわせがあった方が…うーん、あったのかな?私は過保護に見えてました。読み取りが浅かったかもしれません。

 ということで、ジャンル「百合」で言えば、これ以上ないくらいの百合でした。レズビアンと百合との差はここにあるのかなあ、という気はします。
 20歳越したレズビアンについて、私は百合というのに違和感がありました。それを言語化し、百合とは、女性同士の思春期の親友と恋愛の境界線の曖昧な時期の精神・肉体を含む交流という定義をしてくれた作品のような気がします。
 つまりレズが精神的であっても肉体的であっても性愛・恋愛であるというのと、百合とは違うということですね。友情と恋愛の未分化な状態を百合と定義したいです。たとえ本作以上のハードな肉体的な交わりがあっても内面の問題ですね。自分勝手な定義ですけど。

 と言うことでストーリー、キャラが素晴らしいです。最終回のちょっとした違和感があるのと、ストーリーそれ自体は単調なので、それぞれ4.5とします。作画というより演出とキスシーンが素晴らしいです。本来的な動きという評価でないのでやっぱり4.5にします。
 音楽は…OPEDいかにもきららっぽい感じがちょっと安っぽかったかなあ。ここに独自性があれば作品としてもっと良かったのに、と思います。3.5とします。
 声優さんはキャラに引っ張られますので、4にしておきます。


 なお、桜の花ことばは「精神美」「優美な女性」「純潔」ですね。本作はこちらの意味よりも桜吹雪であり、時間の流れの表現でしょう。ですが、ちょっと花言葉も百合の精神に重なる気もします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

75.8 3 コメディで文化祭なアニメランキング3位
からかい上手の高木さん③(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (323)
967人が棚に入れました
「からかい」が縮める、二人の距離――。 2022年、見守りたい初恋が、ここにある。 とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。 高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。 どうにかして、高木さんにひと泡吹かそうと奮闘する日々…。 移ろうものは季節だけではなく、西片の心にも…? 一方、優勢とみられた高木さんにも、ゆらぐ事態が―? スキを見るか、スキを見せるか― ニヤキュン指数100%の「からかいバトル」、 いよいよ最終ラウンドに…!?


声優・キャラクター
高木さん:高橋李依
西片:梶裕貴
ミナ:小原好美
ユカリ:M・A・O
サナエ:小倉唯
中井:内田雄馬
真野:小岩井ことり
高尾:岡本信彦
木村:落合福嗣
浜口:内山昂輝
北条:悠木碧
田辺先生:田所陽向

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ウィークポイント・ゲッター

自尊心 VS 自負心。

からかいは、気負い過ぎるプライドをチクリと突いて、ウイークポイントをストロングポイントに切り替えるハイテクニック。
そこにはちゃんとしたルールがあって、ちょっとだけ自尊心をくすぐり、ちょっとだけ自負心を軽くさせるのがセオリーです。

間違っても、容姿をあげつらったり、悪意を滲ませたりするのはミスリード。
そんな思惑は、高木さんレベルの手にかかれば、西片くんの横にも立てない破目になるでしょう。


~     ~     ~     ~


髙木さんにとっては "ハンカチ王子" にも見えた西片くんなのですから、なおのこと "上手を気を揉むからかい" だったはずです。

それを乙女心とひとくくりするなら、西片くんへの恋心をじっくりと観察して、男ぶりを磨き上げてほしいと思います。

二人がくりだすあの手この手の応酬は、キモチをグイっと乗せたり、ヒラリと躱(かわ)したりしながら、恋へと成就させていくさわやかなキャッチボール。

3クールにわたる高木さんの変化球は、西片くんをどれほど色めき立たせ、ストライクゾーンを広げたことでしょう。

それは、実のところ・・・髙木さんのリードのままは悔しいし、変に気遣われると、そこはプライドとしてどうなのか?と・・・。

とは言いつつ、いったいいつになったら、高木さんの構えたミットに燃えるストレートを投げ込むのかな?とヤキモキしながらの観戦はとても楽しかったです。

そんなわけで、西片くんのとんでもなワイルドピッチにも、サイン違いの逆ダマにも、神業対応するのが高木さんのキャッチング。

頭脳的な配球術も、軽やかなフットワークも、西片くんの球筋があんまり魅力的すぎて、どんなふうにでも応えますってキモチなんでしょうね。

 
~     ~     ~     ~


西片くんのリアクションが、予想外のファインプレーを見せる時に限って、髙木さんにはカウンターパンチならぬジャイアントキリング級のサプライズが訪れます。

それは、時を止めておきたいhappinessと、時を進めてみたくなるdesire(おねだり)とが、一瞬同居したかのような表情になる高木さんですからすぐに分かります。

西片くんは、どうしてそんな乙女心の萌(きざ)しにも、今ひとつ核心のコースを攻めきれないじれったいピッチング。
そもそも「100%片想い」が愛読書では、コーチングに全然役立ってないんじゃない?と勘ぐってしまいます。

だって、高木さんのプレイングは、漫画の主人公とは真逆をいくタイプなんです。
ゲームプランのしたたかさを見れば、片思い路線のままでは、イメージトレーニングには結びつきませんよね。

でも、右往左往するゲーム展開があるから、攻めどきの逆転満塁ホームラン(それともせめてポテンヒット?)の期待値をあげてしまう髙木さんなのでしょうね。

こんなにドキドキさせられるバッテリーには、球場いっぱいに陣取ったサポーター(視聴者)のリアリティをグイグイと刺激するはず。

ペナントレースの最終ゲーム、9回の裏ツーアウト満塁の場面で、ピッチングマウンドに立つ西片くん。
正面に構える高木さんのミットに、どんな球を投げ込むかと、ファンならなおさら目が離せませんね。


~     ~     ~     ~


からかいあって想いに触れ、からかわれて思いを重ねてきた西片くんと高木さん。
二人を見守るサブプレーヤーたちも、彼らを優しく見守るグラウンド装置も、とても素晴らしかったです。

1期のOP、大原ゆい子さんの「言わないけどね」には惹き込まれました。
EDもたくさんの楽曲が歌われて、工夫も凝らされていました。
高橋季依さんの涼やかな声に中てられた方も多かったのではないでしょうか。

からかい上手とは "好きこそものの上手なれ" の気持ちです。
何事も、好きであってこそ上手になる。
いまは遅々と感じても、ときに未熟だと凹んでも、本当に好きならばゲームの流れを捉える熱量は尽きないはず。

西片くんへのからかいを上手にと努めてきた高木さんのスタンスは、まずはそこがスタートなんですね。
目の前の勝ち負けよりも、口に語らい、手のひらを重ねるひとつ一つのサインの交換に、シンパシー(共感)とエンパシー(思いやり)に心をときめかせていたのでしょうね。

いつか、二人のからかいがからかいでなくなる "ここぞの勝負どころ" が巡ってきます。
ゲームセットの日は、晴れて紳士淑女なステディを始められる記念日にきっとしたい二人なはず。

からかいの先に見えてくるのは、二人だけの世界に通じていく "好き上手" 。
そのときのお作法は、からかいとは違う言葉で表現するのが相応しいでしょうね。

もしも4クールがあるのなら、新しいゲームプランがトッピングされていることでしょう。
ペア&パートナーになった二人もほんわかとしたイメージで微笑ましいのですが、トリオ&ファミリーになっていく彼らもにぎやかで楽しそうです。


~    ~    ~    ~


二人の初々しさがブーストする瞬間にきゅんageするのは、実は西片くんのリアクションにトキメクからなんです。
西片くんは、本当はからかい下手じゃなくて、ちゃんとしたからかわれ上手なんですね。

女心を漏れなく下からすくい取る西片くんの絶妙なハンドリング。
万一トンネルしちゃっても、最後までフォローに奔走する西片くん。
男性の方、この意味、分かっていらっしゃいますよね?


もちろん、忘れてはいけないことなのですが、実は、高木さんにもウィークポイントはちゃんとあります。
それは、そもそも最初に惚れたのは高木さんのほうだということ。
その弱みを西片くんに隠しながら、隠しきれないところです。


西片くんの愛読書「100%片想い」は、当然、高木さんも読み込んでいるわけで・・・。
漫画に憧れていた恋バナを、「100%両想い」へとステップアップしていく二人のやり取りは、観ていて本当に楽しかったです。

私はそれを見届けたいがために作品を追いかけてきたようなものです。
劇場版で一区切りとなった本作ですが、コミックには「その後の二人」が描かれています。

はたしてどんなシーソーゲームを魅せてくれるのか。
ご興味のある方は是非 getして、お読みになってくださいませ、ね。


PS

ウィークポイント・ゲッターの意味は、弱みも引け目も負い目も全部ひっくるめて自分のもの、お互いの絆にするという意味です。

西片くん、グッジョブ!
髙木さんも、グッジョブ!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ホップ ステップ そんでステップ

原作未読


3期めということでご新規さんは1期からどうぞ。
私個人としてはちょい飽きました。若干修正変化はあるものの、ホップ→ステップ…ときて次ジャンプかしら?と思いきやもう一回違う足でステップした感じ。
CMで毎度やってた公開ネタバレの影響あるかもわかりません。

 1 (元)高木さん…と二人の未来がわかっている
 2 今夏(2022年)劇場版公開…とピーク後ろ倒しがわかっている

結末(未来)提示されてるので“付き合う(ピーク)まではいかないんけど進展くらいはあるやも”との勝手な期待値をもって臨んだ3期。そういう作風だと言われりゃ反論はできませんが。
中継ぎでいくら良い仕事をしても年俸で先発・抑えに適わんのと一緒ですね。評価は1期(3.7点)2期(4.0点)ときて3期(3.7点)としてます。野球でいえば試合を壊してないし、アニメとして物語的に上積みもある。興行の実行計画としても正しい。導き出せるのは

 この世界観を気に入ってるか否か

中学生男女の微笑ましいやりとりでほっこりするなりニヤリとするを楽しむ日常劇を3期まで観ておいて「飽きた」というのも無粋この上ありませんがそういうことです。
以下は3期めの気づき箇所です

【季節感】
 ざっくり2期は夏で3期は冬。季節ならではの盛り上がりイベントがありました。ただしそれは予想の範囲内。違う足でステップしたと評した理由です。

【土地勘】
 特定の地名が出てきました。瀬戸内の持つイメージが良い方向に働いてます。海が見える教室で机並べて同じ月日を過ごしてる二人も良いのですが、隣町に遠征する校外イベントもちらほら出てきます。
きちんと一年生二年生と年次を重ねて行動範囲が広がっていることがわかります。


別作品で瀬戸内を物語の舞台に選んだ理由を“懐かしさを呼び起こす土地柄”とされてたアニメ監督さんのコメントを聞いたことがあります。西片や高木さんに在りし日の自分が見えるかもしれません。
その昔。夏と冬の間に置かれた春と秋って中途半端だけど知らないうちに心動いちゃう季節だよね~って曲がありました。夏冬の盛り上がりイベントを経て桜舞う季節に3期は幕を閉じました。

 {netabare}このころはなんとなく 心楽しくて
 知らないうちに 誰かを
 好きになったりします{/netabare}

となるかどうか、続きは劇場版で! 私は配信待ちかなぁ。



※ネタバレ所感

■今期のおうた

もはや風物詩となった毎話の名曲カバー。今回のラインナップはこちら↓

{netabare}① 夢で逢えたら/大瀧詠一(1976年)※いろんな人がカバー
②③Over Drive/JUDY AND MARY(1995年)
⓸⑤ひまわりの約束/秦基博(2014年)
⑥ 学園天国/フィンガー5(1974年)※いろんな人がカバー
⑦⑧じょいふる/いきものがかり(2009年)
⑨ サンタが町にやってくる/スタンダード曲
⑩⑪スノーマジックファンタジー/SEKAI NO OWARI(2014年)
⑫ 花/ORANGE RANGE(2004年){/netabare}

第1話のエンディング曲は予想とビンゴでした! だがそこまで。以降は外しまくりです。

{netabare}なお選曲について自分にはイマイチでした。大ヒットナンバーに隠れて、そのアーティストのファンが歓喜しそうな選曲だった1期。2期はヒット曲ばかりでイマイチだったんだけど思い入れのある曲がきて轟沈したのと1期EDを持ってくる変化球を評価。
実際に1期のレビューでジュディマリ『Over Drive』ではなく『自転車』持ってくるセンスがナイス!と激賞しといたから3期第2話ではしご外されましたよ。自分自身もセンス抜群とは言いませんが今回の選曲ぶりとは相性悪かったみたいです。救いはセカオワっすね。
なんと言いましょうか。ラブソングで「好きだ」「I love you」を連発したらつまらないじゃない。直接ではないけどどう見ても好きなことがわかる言葉回しがオサレなのよ。そもそもそういった作風じゃん。今回ので言えば文化祭回で⑥『学園天国』ってありきたり過ぎるチョイスってことなんです。今度3年生になる二人ですが卒業で『3月9日』持ってきたらきっと残念がると思います。{/netabare}


■今期のご両人

{netabare}“銀座No.1が転生したら…”が高木さんとは以前とあるレビュアーさんが言っていて頷いたものです。タイトルにもある高木さんその人をまずはご紹介といった趣きの第1期。2期は西片もしっかり出張ってきてラブ要素増えましたよ、っと。
ほぼ100%相手の考えてることわかっているとなにかと楽でしょうね。そこふまえて西片への好意を持っている高木さんですから選球眼は良いのでしょう。いい娘といい坊やだから我々も安心できます。
そんな高木さんでもほぼ100%相手の行動を制御できない(しようとしない)ので物語に嫌味はないですね。不可抗力要素が残ってますからたまにキュンとなれます。{/netabare}

{netabare}着目したいのは攻守ともレベルの高さが見える高木さんでしょうか。1期のサムネ(2022年4月現在)にも代表されるあの首の角度と上目遣いは攻撃力高めです。よくよく見ると西片にしか使ってないのでライバルへの魔除けにもなりますし、これ重要なんですが女子の敵を作りません。
3期では高木さんと西片以外のクラスメイトとの絡みも増えてました。気さくに対応しつつも嫌味なく一線を引けるポジショニングも秀逸ですね。つくづく思います。なんでこの娘中学生なんだろう、と。{/netabare}

{netabare}西片は一歩ずつ大人の階段登ってる感じ。男女の性差で精神年齢女子上めなのはしゃーないしそこ突っ込むのも無粋ではありますがこういった関係性の作品多いですよね。
中学生なら手探りながらでももう少し恋愛や性欲模索するでしょうに。どうも未成熟な♂を甘やかしてくれる理想の♀的な構図が世に溢れていて食傷気味です。マッチョ志向流行らんのかな。{/netabare}



視聴時期:2022年1月~2022年3月 リアタイ

-----

2022.04.16 初稿

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

応援したくなる初恋

途中から見ても楽しめますが、必ず1期から見てください。

個性的なキャラは何人か出てきますが恋愛関係は髙木さんと西片の二人だけの世界ですし、シリアスな展開とか修羅場とか浮気とか全然ないピュアな恋愛模様なので安心してみていられますね。

3期もとても良かったです。
相変わらず高木ちゃんの表情変化がとても生き生きしていて力入っているのがいいですね。
特に不意に嬉しいことがあったときの間のとりかたと、直後の表情がすごく良くて、喜びをかみしめている感じが出ているのが可愛くていいなあと思います。

西方も相変わらず反応が可愛くていい!
全然進歩しない子だけど、根が優しいのがすごくよくわかるエピソードも多くて、高木ちゃんが好きになるのもわかる。

3期見て思ったんですが、男子中学生ってこんなに恋愛に疎いもんなんですかね?
クラスの男子がみんなあまりにも恋愛に無関心すぎるような気がしたけど、私の感覚がおかしいんでしょうか?
西方はありえないくらい鈍いですが、クラスの男子の中では数少ない女子を意識している男子ですね。

あと、細かいことですが1期はほとんど西方以外と絡まなかった高木ちゃんが、2期3期と他の女の子と仲良くしているシーンが増えたのは良かったと思う。最初は友達いないのかなこの子?って思っていたので。

マンネリじゃないの?って意見はその通りだと思いますが、私は二人の恋愛模様をもっと見ていたいのでとても満足しています。

【1期~3期までの高木さんの変化と恋愛模様】
{netabare}
一期からやっていることがほとんど変わらないように思われるかもですが1期2期3期とこのアニメを楽しむポイントは少し変化していて、

1期は西片視点で話が進んでいて髙木さんの心理描写がないので、ラブコメなのはわかるけどどういう方向に進展するのかわからなかったんですね。
そうしたら一期後半でだんだん髙木さんの気持ちが描写されるようになってきて、最後は実はずっと西片を一途に思っている髙木さんの絵を見せて締めていました。
髙木ちゃんこんなに西片好きだったんだ、なにこれかわいい、これからどうなっていくんだろう?ってところで終わった1期。
2期はそんな髙木さんの気持ちがわかって見ているから、普通のラブコメのつもりで髙木さん積極的でかわいいって思いながら見てました。
でも髙木さんの核心が良くわからないところは一緒で、髙木さんはどういうつもりでこういう関係を続けているのかがわからなかった。

1期から髙木さんには好きな気持ちを隠す気がないのは一緒だけど、1期のときはまだ西方が恋愛を意識していないのは明白でした。
2期になるとはたから見たら完全に付き合ってるようにしか見えないくらい親密になっていて、なんで付き合わないの?って疑問もありましたが、髙木さんが友達以上恋人未満の関係が心地よくて、今の関係を続けたいからこれ以上の距離に踏み込まないのかなって思っていました。

でも3期でそれはちょっと違うんじゃないかって思った。

西片との思い出を積み重ねるたびに少しずつ髙木さんのアプローチにも変化がでてるんですよね。
3期見て髙木さんはただ西片の気をひこうとしているわけじゃなくて、西片が大人になって女として自分を見てくれるまで待っているんじゃないかって思った。

西片が髙木さんを友達以上に見ているのは髙木さんもわかっているでしょうし、高木さん主観でも好きって告白すればOKもらえそうな関係ですよね。
でも西片はまだ子供っぽいところも多くて、恋愛がなんなのか良くわかってない。
そんな西片に告白して強引に大人のステップに進むよりも、西片がそういうステージに上がるまで待っている感じがして

髙木さんは積極的にアプローチするタイプだから、普通の女子中学生なら「好き」って言いたくてうずうずしていると思うんですよ。
好きって言いたいけど勇気がでないか、勇気出して言っちゃうかの違いはあっても、積極的にアプローチしておいて伝えずにいるのは結構しんどいと思う。
でも髙木さんはすごく心に余裕があって、「好きって言いたいのにもどかしい」とか「西片気づいてよ」とか「見ているだけでドキドキしちゃう」とかそういう惚れた弱みが全く見えなくて
ずっと西片をてのひらの上で遊ばせてるような感じが、なかなかできることじゃないと思う。まるで熟練の夫婦のような余裕なんですよ。
しかも周囲の目気にせずアプローチすることで他の女子が寄ってこないようにしているところが上手い!

ただ、恋愛って早い者勝ちなところあって、両想いでも他の人から告白されたらあっさり付き合っちゃうことってよくあることで
髙木さんのこの恋愛スタンスはかなり危うくて、じっくり関係を進めているうちに好きな人を泥棒猫にとられて後悔することもありそう。

それでも西片の気持ちが自分に向くのをじっくり待っている感じがとてもいいなって思いました。
CMのキャッチフレーズで「応援したくなる初恋」ってありますが本当にその通りだなと思いながら二人を眺めていました。
{/netabare}

【3期で気になったこと】
{netabare}
不思議なのは、高木さんがお姫様で王子様役を決めた時に西方以外の男子が高木さんを意識している感じがなかったことかな。
何人か照れて赤くなる子がいてもおかしくないと思うけど

西方と高木ちゃんの娘が出てきましたね。外見が高木ちゃんで性格は西方似かな?
でも娘ちゃん西方以上にちょろそうで、西方が娘離れする日も早そうですね。

高木さんが宮沢賢治の春と修羅を読んでいましたが、何か意味があるんでしょうか?
結構この作品そういうの意味があることが多いけど、私は読んだことないのでわかりませんでした。
そのうち読む機会あったら確かめてみたいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35

74.5 4 コメディで文化祭なアニメランキング4位
SKET DANCE[スケットダンス](TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (835)
5079人が棚に入れました
人助けの部活動にも関わらず依頼がなくグダグダしていたスケット団に、依頼者の山中一郎が現れた。彼曰く、中学のときから付き合っていた『なっちゃん』に突然理由も無く別れを告げられ困っているとのこと。彼から譲られた写真から『なっちゃん』がスイッチと同じクラスの渡辺菜三子であると踏んだ3人は、早速調査に乗り出す。
ネタバレ

もずメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

追加中。。。

順次追加していきます。。。
止まったら察してください。。。

第一話「学園のSKET達」
☆あらすじ  
  {netabare} 開盟学園高校に転入したばかりの哲平は、クラスメイトのボッスン達から学園生活支援部こと「スケット団」への入部をしつこく迫られている。そんなある日、哲平が謎の男「ペンキ仮面」に襲われた。スケット団はペンキ仮面を探し出し、事件を解決しようとする。
(あらすじはテレビ東京の公式サイトより引用) {/netabare}
☆感想
  {netabare} スケットダンスの第一話。面白い…と実は最初は思わなかったんだな笑
 今見返すと面白いのだけど、ギャグが合わないと思ったんだな。それはそのうちキャラが好きになって笑えるようになったけど。
 葉鶏頭事件のネーミングセンスが最高だ。伊藤先生には悪いけど、笑ってしまう。
 この名前を命名したのは多分スイッチだろうな。。。
 あとちょくちょく入るギャグがじわじわと来る。「あったかいものはそこにあったかい?」とかね。「サムっ」と言いたくなるけど、でもじわじわと来る。
 ヒメコの体内に流れてる酸性の液体とか、ごっつ気になるけど、一番気になったのは序盤のスイッチの口ずさむ音楽だな。哲平くんが押されながら購買部に向かうときに後ろから迫ってくるスイッチの奏でる音楽。どっかで聞いたことがあるような…ん~思い出せん。
 今回はいじめの話だったな。一話目にしたのはやっぱりそれが学園のスケット団っていう感じがするからだろうな。。
 「勇気を出して立ち向かえとか、そんな無茶は言わねぇよ。それがムリだから、ここまでの事をしたんだろ。」
 「だったら、俺に言えばいいだろ。」
 キザすぎるけど、こういう事辛い時に言ってくれるボッスン優しいよ。困っている人は助けてやんよ、俺やってやんよ!のボッスンだなやっぱ。
 地味だし、ジャンプの主人公にしては打たれ弱いけど大好きだ。

視聴日2022年8月1日夜というかほぼ2日だな。

{/netabare}

第二話「ペパーミント侍」
☆あらすじ
  {netabare} 武光振蔵は侍オタクの剣道部員。彼の目下の悩みは主将になってから試合で連敗続きということ。彼は地区大会までに本来の実力を発揮できるようスケット団のもとで修行を行う。そこで振蔵はボッスン達が提案する数々の修行をこなすのだが、どれも効果はいまひとつ。果たして振蔵は本物の侍になれるのか・・・!!
(あにてれより引用) {/netabare}
☆感想
  {netabare} 第二話は振蔵と矢場沢さんの登場回。前半は振蔵で、後半は矢場沢さんです。
 この回からヒメ姉さん御用達のペロキャンこと、ぺロリポップキャンディが登場。お味はレバ刺し味。~これは微妙そうだ。
 やっぱりあれだな。ちょっとボケが力技気味よな。ツッコミもノリノリな感じが凄い。視聴者のテンションと乖離しているな、これは。でもこの感じがいつの間にか心地いいスケット団の雰囲気に変わるというね。
 振蔵の「レ・プ・リ・カ」の癖がね、、、なぜかプとリで目が上を向くんだな。
 そういえばスリングショットもこの回で初お披露目だった。後の回で学園に取材に来た漫画家が言ってたけど、スリングショットって二番手三番手の武器っぽいよな。地味だなボッスン。でもカッコいいぞ。
 なんか全体的に吹き出しが多かったけど、なんでだろう。そのおかげでヒメコが走って、ソフトボール部を爆弾魔イエティの手から救うシーンでは、かなり面白い演出になってた。あれもう一回どこかで見たいな。
 ソフトボール部と言えばまだキャプテン見てないな。あれ、いつから出て来るんだっけ。一話でいじめっ子として悪役に徹した城ケ崎を恋する乙女にまで変えたキャプテンの登場が楽しみだ。
 金城先生のセリフ、ほんの一瞬しか映らなかったけどボッスンの表情が険しくなったの良かった。くっとなってたな。
 “ゆくところのない人間が寄り集まってるだけ”
これこそシャラップや、ねぇヒメ姉さん、ガツンとやったってくださいよ。
 てなわけで二回の感想もこのへんにしておこうかな。感想というか備忘録っぽいけどな。言い忘れてたけど振蔵の試合が勝って終わった時に駆け寄ろうとしたボッスン達が、試合の最後、礼の号令できちんと止まるのカッコいいな。メリハリのある感じだ。
 
視聴日㋇2日
{/netabare}

第三話「伝説の鬼姫」
☆あらすじ
 {netabare} ヒメコはかつて、伝説のヤンキー鬼姫として不良達から恐れられていた。今はすっかり丸くなったのだが、「最近あの鬼姫がまた暴れ回っている」という妙な噂を耳にする。そんなある日、自らを「鬼姫」と名乗るヤンキーがヒメコの前に現れて・・・ {/netabare}

☆感想
  {netabare}キャプテン出て来たな。やっぱりキャプテンがいなきゃスケットダンスじゃないからな。そして次回はついに城ケ崎とマッチアップだな。
 今回の話はパチモンの鬼姫とマジモンの鬼姫とが衝突する話だっだな。ギャグもちょっと少なかった。公園に駆け付けたボッスンとスイッチが打ち合わせのポーズするの、スイッチだけふざけるのフフっとなるな(キッパリ)。
 ヒメコが最後に言ってたように、自分に正直に生きてきたからと言って、後悔しない生き方をしてきたわけじゃない。過去にどう意味を見い出すかで、大きく違ってくるような気もするな。どんなに辛い目に遭っても、そのおかげで今があると思えるならちょっとは増しに捉えられるかもしれないな。そのためには今が良くないといけないんだけどな。
 百香もこれから声優にアイドルに歌手に役者になるとはな。過去がどんなものでも、それを糧に頑張っていきたいな。まぁ、それはそれとして魔法のペテン師 リアリティマジのシニカルステッキが後々伏線として回収されるとはな。こんな初めから出てたんだなこのアニメ。
 よくよく考えると鬼(ヒメコ)が桃太郎(百香)、犬(乾)、猿(去川)、雉(木島)を従えるってかなり危機的状況だな。これは退治しに行って失敗したという世界線だろうな。。。それとも桃太郎が結婚した姫が一番の鬼だったというオチなのか。。。?
 このへんで今日の感想は終わりにしておくよ。ついでにいっておくと今回の話に出てきたペロキャンの味はブルーチーズ味、しおから味、レバ刺し味、さば味噌味、ドリアン味の五種類だ。私だったら店頭で見たら買ってしまうな。。。じゃあ、また次回。
視聴日㋇3日
{/netabare}

第四話「ロマンティック坂の上のファインディングペロリン」
☆あらすじ
 {netabare}漫研部・早乙女ロマンは、帰宅路の坂道で「王子様」に遭遇する。彼にもう一度会いたいロマンはスケット団に王子を探して欲しいと相談する。スケット団は、ロマンの似顔絵を手がかりに王子探しをすることになったのだが漫画家志望とは思えない彼女の画力に捜査は難航するのだった。(あにてれより引用) {/netabare}
☆感想
  {netabare}早乙女浪漫の登場回。かなりメタキャラだと、最初は驚いたのを思い出す。後々彼女自身が言うように主人公を最初に好きになった乙女にも関わらず、あまり登場しないキャラになってしまったな。。楽しむなら今のうちということだな。
 あまり物語に関係ないが、序盤でヒメコが学生向けのファッション誌っぽいのを読んでいるな。たしかにヒメコって部屋が可愛いらしかった記憶があるな。やっぱり関西人の血が強すぎて、女子っぽいイメージを持たれにくいんだろうな。
 今回サラッとだけどスイッチの絵が登場していた。私は彼のキャラの目が必ず寄り目に描かれてしまう所が好きだ。後々ボッスンの絵も描くが、それがあそこまで可愛いとはな。。。
 あとスイッチとヒメコの夫婦ボケ好きだな。あのノリこの後何回か見たけど、もっと見たいぜ。
 ジョー・キサラギがあんなになってしまったな。というか占いに一喜一憂するのは、根が乙女っぽいな。。しかも乙女座らしいしな彼。だからこそキャプテンみたいな凛とした女子に惹かれるんだろうな。
 ただ最終的には白子ポン酢味に敗北するんだけどな。。。
 キャプテンと言えば、彼女の亡くなった母親がペロりんに全く似てないのが面白いな。あれ、、似てないよね?私だけなのかな。そう思ってペロキャンの場面で笑ってたけど、あれれ。
 そして最後にぺろりんッて顔したヒメコかわいかった。
 今日の感想はこのあたりで。感想と言うか、覚書きっぽいけどな。。
 あれ…前にも同じこと言った気がする…。
 ちなみに今回出てきたペロキャンの味は、ナス田楽味、白子ポン酢味、海鼠腸(このわた)味、さば味噌味、カニ味噌味、ぬた味噌味の6種類だ。
 あとペロキャンの㎝らしきもので、レバ刺し、塩辛、卵白、くさや、焼き蛤、リブロ―スも紹介されてたな。。というかあのペロキャンガールは何代目なんだろうな。。
 じゃおやすみ。
視聴日8月5日だったはずが、もう6日になってるな。。 {/netabare}
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
ネタバレ

puuuusan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

SKET DANCE!! we can do it! 3,2,1 LET'S GO!!

【スケットダンスってこんなの!】
学園生活支援部、人呼んで『スケット団』

パソコンで喋るスイッチ!
ツッコミ担当の紅一点ヒメコ!
赤ツノチリ毛虫のボッスン(笑)

彼ら3人とその仲間たちが送る学園ギャグコメディだ!

個性の強い依頼者やヘンテコな相談にヒメコが突っ込む!
スイッチがかぶせボケする!
……ボッスンは、、集中する!(笑)
といった感じです。
※ボッスンはリーダーです※

全77話と多いですが面白い話が多いので楽しめるはず…

クソゲー回や桃太郎改編話、ガチャガチャ回……
他にもたくさん印象に残ってる話がありますね。

なんのこっちゃって人は見てみてくださいな
わかる!って人は語り合いましょう!

【アニメならではなとこ!】
①何と言ってもあの回
{netabare}カイメイロックフェスでしょう。
アニメ専用にオリジナルスリーピースバンド『The Sketchbook』が作られましたね。
歌う曲もオリジナルソング『道』に変更されていました。かっこいい!
これがそのままOP2となるわけですが…
かっこいいわヌルヌル動くわで感動した覚えがあります。
その後もオープニングエンディング劇中歌と大活躍でした。
{/netabare}

②SEが面白い
アニメとなって音がつくわけですが、SEが面白かったです。
こればっかりは聞かないとわかりませんね。
{netabare}ボッスンが巨大アフロになる回で、トコローション10で伸びた髪を切るときの『パッツン』はいまでも覚えています{/netabare}
他にも{netabare}『見せられないよ☆』とかもありましたよね。てへっ☆ってしてるボッスンでモザイクしてありました。多分ペロキャンで吐いたときです{/netabare}

他にも放送部の八木ちゃんの友達『倉ちゃん』をやたら推してきたり
銀魂コラボの時の声優被りはアニメならではですね。

ギャグはレベル高いと思います。気に入った方はぜひぜひ原作も手にとってみてください♪


ここから先は真面目な話になりそうです。
どうでもいいや♪って方はスルーしてください。
見てくださってありがとうございました!

【アニメ・スケットダンスについて】
アニメについてちょっと苦言を呈します。
{netabare}終盤からお色気シーンが過度になったと思います。雑になっていった気もします…
そんな漫画ではないので残念でした。売り上げの関係もあったのでしょうね…{/netabare}

【スケットダンスという作品】
ここでは2つお話してみたいと思います。
①{netabare}評価の分かれるシリアス回
3人の過去に触れたお話です。
特にスイッチの話はスケットダンスでは段違いに重いと思います。
作者曰く設定は元から決まっていたようで、作者自身もやるかどうか悩んでいたといいます。
スケットダンスという作品を「ギャグ漫画」として認識していた人にとっては受け入れづらかったことと思います。
自分はなんの情報もなく見ていたので身構えずにすみました。
そのせいか気にならなかったどころかこの作品にハマるきっかけにもなりました。

スケットダンスを語る上で欠かせないシリアス回。どうか非難せず見届けてほしいです。
それとこれから見る人にもシリアス回が重いことは内緒にしておいた方がいいかもしれませんね。
すみません、偉そうに語ってしまいました。{/netabare}

②{netabare}銀魂との比較
スケットダンスはよく銀魂と比較されます。
作者さんも「劣化銀魂」と銀魂コラボの時に銀さんに言わせていましたw
同じジャンプ作品でギャグ路線だったので比較されてしまうのでしょうか。
自分は銀魂も大好きなのですが

はっきりいって銀魂には勝てません。

銀魂は偉大すぎるのです。
これはスケットダンスが面白くない!ということではなく、銀魂が大きすぎるってことです。
比較対象が大きすぎて、スケットダンスが霞んでしまうのはちょっと悔しいです。
3人組という設定こそ似ているものの、ギャグの成分は違っていてどちらも素晴らしいです。

『スケットダンス単体で見てほしい!』
これが僕の願いです…

ここまで見てくださった方、どうもありがとうございました!
{/netabare}


【スケットダンスクイズ!】
モブキャラやどうでもいいキャラ、どうでもいい設定が多いスケットダンス。
第二回人気投票では応募キャラ総数が600を超えていました。
まあなかには『ベル坊』『池上彰』とか全然関係ないキャラもあったみたいですけどねw

そこで、ちょっとクイズを出したいと思います。
まずは2問いってみたいと思います!
クイズスタート!
(思いついたら更新するかもしれません)

第一問
ウォン老師発案のクソゲーシリーズ『ヒュペリオン』
男しかハマれないという将棋のようなゲームに登場する切り込み隊長の名前は?
{netabare}ドドンドンドドンでした!まだまだ序の口!{/netabare}

第二問
ボッスンたち3人がガチャガチャの魔力にとりつかれた回。
そこでヒメコが3回連続で当てたキャラの名前は?
{netabare}アンソニー……ですがぁ〜
そいつのTシャツにプリントされていた文字は何?
{netabare}I♡NY
マニアック問題でしたw{/netabare}{/netabare}

お付き合いいただきありがとうございました!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 20
ネタバレ

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

主人公たちの過去話を見逃すな!

TVシリーズ全77話及びOVAを完走

最高に愛すべき作品に出会えた感じ

放送当時原作切れのため最後の方が
少々グダグダになってしまっていたのが悔やまれます。

しかしそれを除けばパーフェクト
なので総じて満点を付けています。

本作の最大の魅力
それは独断と偏見を込めて
ヒメコ(鬼塚一姫)というキャラクターの存在にあると断言します。
CV白石涼子さんの関西弁、弾丸突っ込みトークに夢中
セリフを聞いているだけで幸せという中毒状態になります。
あまりのテンポの良さにプレスコ収録したのかと思ってしまうくらい素晴らしい

次点がスイッチ
ご存知CV 杉田智和さんのキョン(ハルヒの憂鬱)を思わせるスーパー解説風セリフ
口の動きに合わせなくても大丈夫なキャラクターゆえに
リミッターが解除されたような勢いで
その表情とは裏腹にメチャメチャ生き生きとしています。

主役が三番手になってしまいましたが
ボッスンのCV 吉野裕行さんも決して引けを取りません
(上記2名がスバ抜け過ぎている)
ヒメコのトークのボケ役は「よくぞここまで」というくらいノリノリ

アニメでこれだけセリフがかぶってかぶりまくる状態が
自然に見られるなんて嘘のようです。
しかし笑いました笑い転げまわりました。
アニメキャラの掛け合いが、これほどまでに面白いとは!!

キャラと笑いの話題が先行してしまいましたが
本作は泣いて笑って感動できるエンタテインメント作品
その「泣き」と「感動」のパートの話が
この手の作品では考えられないくらい超シリアスストーリー

その担い手ともなるのが、スケット団3人の過去の物語
何が彼らを「人助け」という衝動に駆り立てるのか?
まだ青春を走り始めたばかりの彼らにどんな事があったのか
そこには私達が想像し得ない
挫折という言葉が軽すぎると感じるような
あまりにも深い闇が存在します。
その深遠なる闇に彼らの若き魂の炎はフッと吹き消されてしまいます。
跡形もなく粉々に・・・(SF的な意味ではありません)
ヘビーです。
このヘビーさが現在の彼らの活動をまばゆいばかりに輝かせます。
彼らはどのようにして魂を取り戻したのでしょう・・・
取るに足らない小さな善意が、やがてその輪を大きく広げ
希望に満ち溢れたものへと変えていく様に
驚きと共感を得るのではないかと思います。
そして、必ず忘れ得ぬ作品の一つになるはずです。

放送当時、原作は完結しておらず
下記リストの中でも「スイッチ」の話が決着していません
現在では原作も完結しており「スイッチ」に関しても
その話の決着を見ているので
視聴後、原作に触れてみるのも良いかと思います。

全77話のボリュームなので参考として過去話をリストアップしておきます。

【スイッチ】
24話「兄・弟」
25話「スイッチ・オフ」

【ヒメコ】
36話「OGRESS」
37話「薫風」

【ボッスン】
40話「ステイクアウト・ブルース」(基礎知識)
46話「Happy Birthday 前編」
47話「Happy Birthday 後編」
48話「Happy Rebirthday」
51話「会えて嬉しい」

ギャグ中心と思われがちな本作ですが上記 過去話とは別に
「感動」回も少なくありません
独断と偏見のリストを記述しておきます。
ただし、これらはそれなりに前後の人間関係の知識を
必要とするものもありますので注意が必要です。

3話「伝説の鬼姫」
6話「鬼姫の目にも涙」
7話「夏の桜」
16話「カイメイ・ロック・フェスティバル」
17話「スケッチブック」
21話「オタクトオカルト」
22話「ランニングホームラン(改)」
44話「ドロップ」
56話「楽屋に行っていいかい?」
59話「椿と雛菊」
62話「Skip!」
70話「The last day of president」

また本作では「銀魂」とのコラボ回があります。
話がまたがるようなクロスオーバーではないので
特に「銀魂」を見なくても本筋への影響はありませんのでご安心ください
順番としては「銀魂227話」→「スケットダンス26話」の順番です。

ちなみに原作23巻前半(全32巻)くらいまで網羅されている内容ですが
所々端折っている話もあるようなので
23巻まで完全に網羅されてるとは言えないようです。

未見の方には是非見ていただきたい作品です。

{netabare}余談ですが
75話「SOLITUDE」は行き過ぎた表現だと思います。
本作における唯一の残念です。
たとえ過ちとはいえ、拉致監禁はいけません
それが例え悪徳教師としてもです。
処分も2週間の停学レベルではなく
本来的には警察沙汰のハズです。
原作では、事のあらましが配信され続けたことによる
配慮であるとフォローがあり
本作においても、同等あるいはそれ以上のフォローが必要だったと感じます。
キリがツバキに対する考え方を改めるきっかけともなった話なので
はずす事が出来ないエピソードである事情からしても
一般社会「常識」ではなく「良識」に準ずる
考え方を熟考し行使していただきたかった{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

69.9 5 コメディで文化祭なアニメランキング5位
4人はそれぞれウソをつく(TVアニメ動画)

2022年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (198)
600人が棚に入れました
リッカ、千代、関根、翼は、同じ女子校に通うなかよし4人組。 普通の中学2年生に見える彼女たちだけど、じつはみんな誰にも言えない秘密があって……。 宇宙人×抜け忍×超能力者×女装男子!? “うっかり”で、教室が、地球が、滅びちゃう!? 曲者だらけ、秘密だらけの4人だけど、ウソのおかげで一緒にいられる―― ウソつきは“なかよし”の始まり…!?な、新感覚“カオス”学園コメディ!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

1話切りは損

{netabare}
1話見た時は秋アニメ一つまらないと思ったけど...。
なぜか1話が一番つまらないっていうね。

好みは分かれそうだけど、2話以降はそれなりには面白いドタバタコメディに。
宇宙人・超能力者・男装女子・抜け忍の四人が織り成すなんでもありの不条理ギャグアニメ。
だいたいリッカのせいだけど、色々とぶっ飛んだ展開の数々で面白かった。
男装女子とか扱いづらそうと思ったけど、どのキャラも満遍なく出番があって不遇なキャラが一人もいなかったのも良かった点。
ぱっと見記号的なキャラ付けだけど、その特徴を色んな方面から活かして話が作られていてマンネリ感がなかった。
超能力者と言っても色んな変な設定が追加されて行ったり、男装女子と言っても女性のふりをする方法が多彩だったり、もしくは本当に女になる回があったり、とにかく切り口が豊富。

とは言ってもここまでだとそれなりに面白いギャグアニメ止まりだったけど、最終回がすごく良かった。
嘘をついていた4人が嘘を明かして友情の再確認をする展開はベタとは言え感動できた。そして、その後のまさかの展開。
無限ループに入るだろうし見方によってはバッドエンドだろうけど、何でもありのこの作品にはすごく合ってるオチなのであれで良し。
あのED映像が伏線になってるとはw

全体を通して一個不満点を挙げるとすれば、ナレーションが寒いこと。
見て理解できるギャグの解説をされることほど面白くないものはない。
そこ意外はいい作品でした。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
ハルヒみたいな? 既につまらんぞこれ大丈夫か?
キルミーベイベー? アーニャじゃん。女装男子だけしょぼくて草。
ぼっちざろっくとネタ被りしてて草。
死ぬほどつまらん

2話 ☆2
霊幻か? 行政に期待だけ笑った。間のとり方が悪すぎる。EDだけいい。

3話 ☆7
てっぺんっで見た繰り返し。冥土戦争かな? 1部の性癖に刺さりそう。
トラックどうなったし。今回ぶっ飛んでて面白いな。万能洗脳能力。
どういう理屈だw

4話 ☆8
なげー。しょうもない質問ガチで考えんなw むしろ喜んで入れよ。
女水着持っとんのかよw 胸も盛られてる? あっ…。
なんかフツーに楽しめるようになってきたなこれ。

5話 ☆6
ナレーションいらない。忍者なのに体育も取れてないのかよw
あざとすぎる嘘泣き。すかしまでちゃんとしとけよw

6話 ☆5
いつの時代の家だよ。ナレーションがうざい。
ナレーション意識するようになってしまって更に冷める。
見たら分かることいちいちナレーションで説明しなくていいから。ツ唐突な百合アニメ化。ネズミの肉ってマジ?
ペットじゃなかったんかw サノバウィッチ?
実は超能力者が最強キャラだった…?

7話 ☆5
パリピ孔明ですか。パロディ要らんわ…。外れ回。
宣言されても結局運ゲーになる。

8話 ☆5
このアニメ1話で想像したよりかは遥かにいいけど、そこまで面白くは無いな。勢いで誤魔化してる感ある。
そしてその勢いとノリが見ていて疲れる。
入れ替わった? 半蔵くんメインキャラかな?

9話 ☆7
アバンなんだったんだよ。腐女子アニメになってしまった。
ツバサは男か女どっちなんだ結局。メガネは可愛くない。
普通にリッカに伝えろw ペットじゃなかったんか。

10話 ☆6
来店客数でよう数えとったな。1度女と認識されたらな。
この髪型の方が可愛い。マジで髪型ずっとこれにしろ。
マガポケの宣伝するな。あっ…。きっつ。
この騙し方何回するねん。結局温泉は。なぜ曲を2回流した。

11話 ☆10
謎のSEOP。バレてて草。男の娘の声変わり展開初めて見ました。
もっかいバカにしないと。急に真面目に。OP何回流すねんw
乗り込めるのかw 着地点こうなると思ったけどすごく好きだ。
EDそういうことかよ。無限ループって怖くね?

↓曲評価(好み)
OP「エクリプス」☆5
ED「For 4 Forever」☆5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

出落ち感はあるが大きく失速せず完走

【レビューNo.4】(初回登録:2022/12/31)
コミック原作の2022年作品。全11話。

「4人はそれぞれウソをつく」のタイトル通り、登場人物にはそれぞれ
{netabare}
「宇宙人」「抜け忍」「超能力者」「男の子」
{/netabare}
というぶっ飛んだ秘密がある。
それぞれの秘密を隠しながら、平和な学園生活を守るためにドタバタを
繰り広げるコメディ作品になります。

このぶっ飛んだ設定を生かしたテンポのいいギャグ展開に1,2話は
引き込まれ、「これは大当たりか!」と期待したのですが・・・
結局3話以降も基本同じことの繰り返しで伸び悩んだって感じですかね。

・基本4人で回すのでどうしてもマンネリ化してしまう。
 でサブキャラで局面打開を図りたいが、出てくるサブキャラは少なく出番
 自体も少ない。それに4人の個性に比べ大分見劣りしそこまで魅力がない
 ので大きな展開に発展しない。
 (たまにアクセントになって面白いシーンもあるが)
・4人の関係性や成長等にストーリー性が見られない。
 例えば同じ4コマ原作の「まちカドまそく」なら主人公の成長やライバル
 との関係性の変化や絆の深まり等の過程を楽しむことができるが、本作は
 友情を再確認するようなエピソードはあるが、スタート時点からある程度
 友情はしっかりしてるので、大きくなにか変化があるわけでもない。
・4人の秘密の露見は・・・
 この作品の見どころのひとつが「それぞれの秘密」がいつ露見するかと
 いうドキドキ感だと思うのですが・・・
 {netabare}
 最終回にあっさり露見するも「宇宙人」の特殊能力で解決という禁じ手
 で何もなかったかのように大円団で終わってしまったので、いささか
 拍子抜けだった。原作がどうなっているかはわからないが、これ多分
 2期作る気ないんだろうな(笑)
 {/netabare}

個人的にはスタートダッシュが素晴らしかったので、期待値が高く少し
残念なところがあったが、
「パンチの効いたギャグを挟んでくる、JCの緩い日常系アニメ」
と考えれば、毎回わちゃわちゃしつつそれなりのレベルの面白さでしっかり
作られたので、最後まで楽しむことはできたかなと思います。
あと中毒性のあるOPも個人的にはツボ。

(2023/1/21追記)
・予定調和の4人だけのクローズされた世界
 同様の日常系ギャグアニメに「女子高生の無駄づかい」という名作がある
 が、こちらは主要キャラ3人+サブキャラ5人の8人体制で話を広げやすい
 というのもあるのですが、こちらは個性がぶつかりつつも「相手の良さを
 引き出す」という巧さがあり、化学反応で「10×10×10=1000」の面白さ
 を生み出しています。片や本作は4人の関係が強固で役割分担が固定して
 しまっているというか、お約束的に予定調和で終わる感じなので、安定感
 はあるが「10+10+10+10=40」以上の笑いには発展しないという印象です
 ね。それに「女子無駄」の方は担任の先生も絡んできて更に作品に奥行を
 与えていますが、本作は4人の世界をぶっ壊す魅力的なサブキャラもいない
 ので、あと一歩殻を破れずに終わってしまったというイメージですね。

(2023/1/27追記)
【レビューNo.24】「女子高生の無駄づかい」のレビュー追加。
今作に興味を持たれた方はそちらを参照下さい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「ハヤテのごとく」みたいだったなあ、というのが感想です。

 ちょっとサブカル系を期待しましたが、そうでもないというか、よくわからないというか…と思って結局ズルズル最後までみて、で、最後の最後の場面ですね。そっくりのエピソードがありました。それで「ああ、ハヤテのごとく」に似てたのかあ、と思いいたりました。非日常的ドタバタ感や、ちょっと品がないギャグ、翼のモノローグとか、雰囲気がそっくりです。

 途中見ながら、ギャグセンスとか間合いとかどこかで見たなあ、と思いました。初めは「キルミーベイベー」の要素はあるよなあ、という結論で納得しかけましたがあの声優芸とはちょっと違います。

 正直、あまり笑いはしませんでした。が、つまらない訳でもなく。で、モヤモヤしながらラストを見て腑に落ちました。とはいえ「ハヤテ」ほどキャラ萌えでもラブ要素もないので、あんまり私とはあいませんでしたが、切るほどでもなく、いつの間にか完走してたなあ、という感じでした。

 ひょっとしたら、謎とか伏線とかあるのか?という気分もありました。まあ、一応あったと言えばありましたけどね。

 ということで3以外に付けられないアニメだったなあ、という評価です。評価せずのオール3ではありません。




以下 1話感想です。

{netabare}  「11人いる」とか「アナザー」あるいは嘘つきに関するロジカルクイズのコメディ版かな?とおもって見ると「涼宮ハルヒ」-(ハルヒ)+(アーニャのもどき)という感じです。性格はシャッフルされてますけど。

 出落ち感がすごいんですけど、キャラが増えたり設定が増えればギャグを増やせますので枯渇しないのなら、70点くらいのギャグアニメを毎週楽しむ分には面白そうだと思います。毎週みないと駄目でしょうね。一気見には向かないでしょう。

 女子校ギャグですけど、ちょっと…かなり品がない系なので、少年向けは意図してない感じですね。青年誌なら受けないでしょうね。別冊マガジンということで、よくアニメ化にこぎつけましたね。掲載誌が合っていない気がします。キララ、コミックバンチとか思い切ってビームコミックの方があってるのでは?内容見てないので何とも言えませんけど。

 地球に関するクイズのところの作画だけ妙に良かったのが印象的でした。気になってマンガ版の画像を検索したら絵がかなりレベルが高いのでびっくりしました。

 それと、UFOのセンスがちょっとニーアアンダー7的でした。あと「ニコちゃん大王」のオマージュだと思われるギャグもありました。
 原作者が絵師的だし2次創作的なマインドもありそうなので、化けるときは化けるでしょうけど、同人誌で終わる可能性もあるかなあ。ほどほどに期待します。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

72.3 6 コメディで文化祭なアニメランキング6位
さよなら絶望先生(TVアニメ動画)

2007年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (902)
5472人が棚に入れました
始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首をくくる「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。
 望が受け持つ2のへ組は、望や可符香に負けず劣らず癖の強い問題な生徒ばかり。レトロ調の世界の中、些細なことで「絶望した!」と嘆く望と、へ組の生徒達が、日々騒動を巻き起こす。

声優・キャラクター
神谷浩史、野中藍、井上麻里奈、谷井あすか、真田アサミ、小林ゆう、沢城みゆき、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、上田燿司、水島大宙、矢島晶子

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

胸がざわつくような雰囲気と女子たちに惹かれました。

 当時、この題名って教師ということもあって「さよならミスワイコフ」(多分15禁くらい)から引用したのかなあ、と思って見だしました。この映画も絶望がテーマですから。まあ、単なる思いつきな気もしますけど。

 さて、1話の冒頭ですのでネタバレもないでしょう。首〇りで始まる強烈な導入と、カフカの吹っ飛んだ対応。そしてカフカの不幸自慢とキャラのギャップ。非人間的な目。そう「絶望先生」に「カフカ」ですからね。名前からしてどうなるんだろうという感じ。桜は死の匂いがする樹木なのでかなり「彼岸」的な雰囲気でした。

 そうなんですよね。冒頭の感じで引き込まれましたね。後から振り返ると1話で何か妙な世界観に引きずり込まれた感じです。
 
 不思議な絵柄でした。新房監督のセンスと不思議とあったんでしょうね。作り物みたいなキャラたちが結構機能していました。記号的なキャラなのに背景に個性があって、誰が誰だかわからなくなることは無かったです。で、この明確なキャラ付けをこれでもかとギャグに落とし込んでいました。

 不条理、ブラックジョークという要素もありますが、あるあるギャグでもありました。それも心の中にひそかに思っている恥ずかしい部分や悪意などの黒い心を掘り起こすような。
 あるいは今のネット界隈の本来裏に隠しておくべきだった社会の公然の秘密を暴露して「ああ、言っちゃった」のような感じもありました。
 
 キャラは全員が絶望先生ラブではないですが、ハーレムものの要素もありましたし、エロも入っていました。が、なんというかネタとしてのエロであって直接的なエロは感じません。感じませんが不思議な色っぽさというか原作者の中にある歪んだ性癖を感じて少しモヤモヤというか胸がざわつくことはありました。
 包帯眼帯とか移民の少女とかひきこもり少女はその意味ではある程度のエロスは明示されていました。
 この辺は、計算なのか私小説なのかわかりませんが、妙にひっかかります。そしてそこが本作の人気の秘密の気がします。
 キャラとしては、比較的面白さが分かりやすくて、なかなか可愛い木津千里がお気に入りでした。

 本作の2期目くらいまでは原作の最終回を知りませんでしたので、初見では意識してませんでしたが、今考えると1話の意味って…と思ってしまいます。この雰囲気って最終回の設定を既に決めていたんでしょうか?30巻もありますから後付けにも思えるし、数巻で終わる前提なら決めていたかもしれません。カフカ…不条理の象徴ですからね。深読みしちゃいます。

 総評すると、3期まで続いただけあって面白いです。不思議な世界観がある作品でした。後付けかもしれませんが死の匂いはあった気がしますが、考えすぎかもしれません。
 プレ化物語という感じで、独特の動かない作画、演出も優れているし、テンポもよく、キャラ付けが明確なので見やすいです。ギャグはブラックなところにちょっとニヤリとしたり、不条理に困惑されたりします。萌えは感じませんが、不思議なモヤモヤを女子に感じます。このモヤモヤしたい感じが本作の優れたところかなあ、と思います。

 感性のあうあわないが大きいし、時代性もあるので1話2話見て、自然に継続しているなら面白いと思いますし、ナンジャコリャ、ならずっと同じ調子なので諦めればいいと思います。


 

 
 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

恥ノ多イ生涯ヲ送ッテ来マシタ

物事をネガティブに考える糸色望。
様々な特徴を持った学生のいる学校の教師をしていた。
桜の花が舞い散る時期から絶望先生の授業は始まった。

特徴のある学生たち。
名前から特徴が分かります。
テレビシリーズは通算3期まである作品。
本作品は、その1期目。
登場人物の紹介と考えた方が理解しやすいです。

たまに実写映像の差し込み。
坊主頭の男性はキビシイかも。
ただし、そのマイナス点を差し引いても魅力のある内容。
エッチな作品だったら不思議な光補正があります。
坊主頭も同様に捉えたほうが簡単。
少し気持ち悪いかもしれませんが、演出の一環と考えましょう。

昔は定期的に映画などを放送していました。
日テレ・フジ・テレ朝などは夜9時頃からだったかなぁ。
淀川長治・水野晴郎・高島忠夫さんなど著名な評論家の解説。
初心者でも分かりやすい内容でした。
その番組冒頭のパロデーィネタ。
学生さんでは分からない年寄り向けの小ネタを使用。
他にも映画の小ネタを。
チャレンジ精神がありますね。

冬眠したい。
私も同じような事を考えた事があります。
現代の人間社会は働かせすぎ。
寒い冬や暑い夏などは長期休暇があってもいいのでは?
新型ウイルスで活動自粛というのと少し違います。
積極的な社会に対する不参加表明です。
作中では家の隙間を目張。
練炭で暖を取ろうとしています。
結果は分かりますよね。
永遠の眠りとなるかどうか。
こういうブラックな作風……好きです。


クセの強い久米田作品。
好き嫌いは、ハッキリ別れるかな?
個人的には大好物。
現在、放送中の『かくしごと』のほうが優しい出来。
まずは通過儀礼の洗礼を浴びましょう。
気づいた時には沼にハマっています。
毒の強い久米田作品。
現実世界での鬱憤を払う事が出来ます。
自然と毒耐性を身につける事ができますよ。
続いて2期目を視聴してきます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

糸色先生の日常 B

原作未読

本作の主人公・糸色望(いとしきのぞむ)先生は、何事もネガティブにしかとれない男、と言われていますが、少し違っているように思います。私としては、言動の一つ一つをとってみる限り、彼は何事もシニカルに捉えて、周囲を翻弄し、或いは困惑させようとする、一種の愉快犯のように思えるのです。

私も学生の自分には物事をシニカルに捉えて、周囲を困惑させることがしばしばでしたので、その頃に糸色先生のような言動ができたならどんなによかっただろうか、と思ってしまいます。今でも、嫁から「どうしてそんな風に考えるの?」と怒られることがあるので、その癖は完全には治っていないようです。

そんな私が糸色先生を見てどのように思ったのか。学生時代の自分よりはるか上をいっているので、「絶望した!」ではなく「感心した!」というのが正直なところです。これで、他の登場人物がまともな人ばかりだとしたら、糸色先生の痛々しさだけが目だってしまうと思うのですが、周囲もおかしい人だらけなので、嫌味なところは緩和されていると思います。

糸色先生と同じタイプの人が本作を見たとすると、鏡を見ているようで非常に嫌に感じるか、同類に嬉々として非常にウケルかのどちらかだと思います。

では、シニカルな発言に困惑させられる側の人(普通の人)が見た場合にはどう思うでしょうか。単純に考えると、不快感を感じると思うのですが、案外好評のようです。畳み掛けるようにネタが振られ、人を困惑させるだけの放言ではなく、話がおかしな方向に展開していく様が、面白いという印象を与えるのではないかと思います。勿論、駄目な人は徹底的に駄目だと思いますが。

いろいろな人を魅了する糸色先生は、実は愛しき先生なのではないかと思います。(締めは駄洒落かよ!)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28

71.7 7 コメディで文化祭なアニメランキング7位
ひだまりスケッチ(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (775)
4448人が棚に入れました
憧れのやまぶき高校美術科に、見事合格したゆの。
自宅から遠いため、親元を離れ学校の門前にあるアパート「ひだまり荘」で一人暮らしをすることなった。
隣室に住む同級生の宮子、階下に住む上級生のヒロ・沙英とともに、やさしくあたたかい仲間に囲まれながらも、4人が巻き起こす楽しくもにぎやかな日々を描く。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり、後藤邑子、新谷良子、松来未祐

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

あんハピ♪でストーリーの所々でキャラクターがSDキャラになる・止め絵のアイキャッチなど本作を意識しているシーンが多い。

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

ひだまりスケッチ 1(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第1巻。
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、アパート「ひだまり荘」でひとり暮らしを始めた彼女の日常を綴る。
第1話「1月10日 冬のコラージュ」と第2話「8月21日 ニッポンの夏」を収録。

ひだまりスケッチ 2(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第2巻。
デッサンの授業へと向かったゆのは、教室で全身に布を巻いた美術教師・吉野家先生と遭遇。
自らデッサンのモデルになると言い出した先生は…。
第3話「6月17日 またはインド人」と第4話「5月18日 ふかふか日和」を収録。

ひだまりスケッチ 3(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第3巻。
風邪を引き、学校を欠席したゆの。
昼過ぎに目を覚ました彼女は、額の上に濡れタオルが置いてあり、新しいパジャマに着替えていることを不思議に思い…。
第5話「2月13日 こころとからだ」と第6話「7月14日 ひんやり・まったり」を収録。
第3巻映像特典 ゆの役(阿澄佳奈)インタビュー

ひだまりスケッチ 4(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第4巻。
曇天のある日、宮子たちの下校時間にはすっかり風雨が強まっていた。
宮子は自分の部屋に置いてある乾燥剤が雨漏りにより発火することを心配し…。
第7話「10月12日 嵐ノ乾燥剤」と第8話「「3月13日 3%の希望」を収録。
第4巻映像特典 宮子役(水橋かおり)インタビュー

ひだまりスケッチ 5(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第5巻。
宮子と一緒に通学したいたゆのは、道端に落ちていた宝くじを拾う。
落とし主のサラリーマンに渡すと、謝礼としてくじを何枚か貰い…。
第9話「9月4日 裏新宿の狼」と第10話「11月3日 ゆのさま」を収録。
第5巻映像特典 ヒロ役(後藤邑子)インタビュー

ひだまりスケッチ 6(オーディオコメンタリー2話収録)
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した第6巻。
校外学習で動物園を訪れたゆのたち。
お弁当の時間、動物に見立てたおかずを見せ合う一行だったが、宮ちゃんのお弁当にはキャベツが丸ごと入っており…。
第11話「4月28日 まーるキャベツ」と第12話「12月24日 ChristmasEve 12月25日 サヨナラ…うめ先生」を収録。
第6巻映像特典 沙英役(新谷良子)インタビュー

病気療養中の声優・松来未祐さん死去 「ハヤテのごとく!」鷺ノ宮伊澄、「這いよれ! ニャル子さん」クー子など演じる
アニメ「ハヤテのごとく!」の鷺ノ宮伊澄役などで知られる声優の松来未祐(まつきみゆ)さんが27日に死去していたことがわかった。38歳だった。2日、所属事務所の81プロデュースが公式ホームページで発表した。

ホームページでは「病気療養中のところ平成27年10月27日 38歳で永眠致しました。ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げます」と松来さんの死去を伝えた。

また松来さんの公式ブログでも死去を発表。葬儀は、遺族の意向により親族のみで執り行われた。

松来さんは今年7月14日に自身のブログで「今年に入って熱が下がらず、病院で検査を繰り返していたのですが、急性の肺炎で検査を重ねたところで、少しでも早く治療に取り組まないといけない病気であることが分かりました」と明かし、病気療養のために当面の活動を中止すると発表していた。

松来さんは1998年にプレイステーション用ゲーム「御神楽少女探偵団」で声優デビュー。アニメ「D・C・~ダ・カーポ~」の鷺澤頼子や「這いよれ!ニャル子さん」クー子、「ひだまりスケッチ」吉野屋先生の声などで知られ、ファンには「まつらいさん」の愛称で親しまれていた。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

2007年1月からTBSほかで第1期全12話が放送された。

内容は原作にほぼ忠実だが、各話の順番はバラバラで、また時系列順でもなくバラバラである。第1期ではゆのは1年生である。

このアニメの大きな特徴として、実写取り込み画像とスクリーントーン状の背景を効果的に使用していることが挙げられる。特に第1期では料理の実写取り込み画像が多用されており、オーディオコメンタリーによれば、スタッフが実際に調理した物を撮影して使用している。

パートの冒頭には映画のフィルム音と併せた5秒前からのカウントダウンが流れ、1期では太陽を見立てたデザインのものが使われている。

蒼樹は「主要登場人物のフルネームは設定しておらず、今後新たに設定するつもりもない」と語っている。

オープニングテーマ
「スケッチスイッチ」

エンディングテーマ
「芽生えドライブ」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 42

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これが本来の日常系なのかも。だが異色に見える。

物語:3.2 作画:4.0 声優:4.6 音楽:3.4 キャラ:4.8 【平均:4.0】                           (67.9)

ジャンル        :学園、美術、日常生活、ギャグ
話数          :12話+特別編2話
原作          :蒼樹うめ(四コマ漫画)
アニメーション製作 :シャフト
総監督         :新房昭之(第1期のみ)
シリーズ構成     :長谷川菜穂子
キャラデザイン    :伊藤良明
音楽          :菊谷知樹
主人公声優      :阿澄佳奈
OP           :「スケッチスイッチ」作詞 - 秋乃零斗 / 作曲 - 前澤寛之 / 編曲 - 安藤高弘
                         / 歌 - 阿澄佳奈、水橋かおり、新谷良子、後藤邑子
ED           :「芽生えドライブ」作詞 - micco / 作曲・編曲 - 菊池達也 / 歌 - marble

参照元         :Wikipedia「ひだまりスケッチ(アニメ)」
公式ページ      :http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/1st/

【あらすじ】
 憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。 ひだまりスケッチ公式「STORY」冒頭

【特徴】
①日常系、ほのぼの
②時系列シャッフル(1年間)
③新房昭之、シャフトらしい演出(一様な柄の背景、平面的に見せる、実写の取り込み、コミカルなSE等)
④時々キャラのデフォルメ化
⑤放送回によって雰囲気が異なる

【特徴の補足】
①ひだまり荘に住む4人の1年間を描く日常系作品。またその他の登場人物として、ゆのと宮子の担任である吉野屋先生と、いつも吉野屋先生を叱る校長などが登場する。
②始めのうちは意味の分からない事もあるが、後の回でその意味が明らかになります。
③上記で挙げた演出以外では、主に口以外の動作の無い体の一部をアップしたカットを多用します。
④手は腕だけ、顔は更に横長に、目は縦棒という具合にキャラを大胆にデフォルメします。これだけ大胆にデフォルメする作品は珍しく、本作の主な特徴になります。 
⑤基本的に温かいエピソードですが、回によってコメディー、ほっこり、ほのぼの等エピソードの主軸が異なります。従っていつも面白おかしい事柄だけでは無く、実際の日常で起きそうなエピソードで構成されています。

【総括】
 終始顔がほころんでしまうような内容の日常系作品でした。しかしその反面強く笑いを誘うオチが少ない気がしました。その為、"ほのぼのエピソード"がメインとなる作品に感じました。また独特な演出を始め、時系列シャッフルや回によって微妙に方向性を変えるなど、その他の制作会社の日常系作品と被らぬよう工夫を凝らしていると感じました。しかし、ローコスト感を強く感じさせてしまうのは玉に瑕で勿体無いとも感じました。
 最後です。どの様な人にお勧め?と問われたら「本当にほのぼのしたい方にオススメ」と答えます。


【思った事・蛇足】

観終えてみるとゆの達のほのぼのとした話より
新房昭之×シャフトの演出について色々と頭に浮かんできてしまって
自分が本当に楽しめているのか疑問に思ってしまいました。
うーん。
これだけインパクトの強い演出だと仕方のないことなのかもしれませんね。



それから
私の感覚ですが
本作はシャフトらしさを色濃く感じました。
だからシャフトの演出がダメと言う方が本作を完走出来た場合
他のシャフト作品も問題なく観ることが出来るのではないかと思いました。



さて
中身についての感想ですが
良くも悪くもフラットになりました。
心が。
含みのある言い方に感じるかもしれませんが
コレが正直な感想です。
ひだまり荘の4人については少し離れた所から
頬杖を突いてニッコリ微笑みながら見守る感覚で観ていました。



それで私が4人のこと以上に面白味を感じていたことは何なのかと言うと
吉野屋先生と校長先生のバカバカしい遣り取りです。
この2人はギャグ担当でした。
吉野屋先生は教員にあるまじき行動をする変わり者でしたが
校長に至っては頭は細長いわ全身が常に震えてるわで
容姿から既にギャグ。
怒った時のリアクションなんかは可笑しくて結構好きでした。



それにしても
4人に対する感想が浮かんできませんが
次期を観ることで何かしらの感想が浮かんでくることを信じます。



因みに「ひだまりスケッチシリーズ」は全4期です。
1期ではゆのと宮子は1年生ですが
シリーズを追う毎に時間が進み、進級し
更にはキャラも増えるようです。
これは仲良しの輪も広がって
面白味の幅も増えるということなのでしょう。



うん。
是非ともシリーズの最後まで観てみたい!



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-37.html

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

智慧ノ輪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

個人用メモ

【製作】
シャフト
【CV】
ゆの - 阿澄佳奈
宮子 - 水橋かおり
ヒロ - 後藤邑子
沙英 - 新谷良子
乃莉 - 原田ひとみ
なずな - 小見川千明
吉野屋先生 - 松来未祐
校長先生 - チョー
大家さん - 沢城みゆき
夏目 - 福圓美里
智花 - 釘宮理恵
うめ先生 - 蒼樹うめ(原作者)
{netabare}
※蒼樹うめ先生による4コマ漫画原作のアニメ。
美術の学校が舞台なのでシャフトの演出が合ってると思う。
時系列をバラバラにしてるのもいい感じ。

関係ないけど、ゆのっちと吉野家先生の会話シーンを(声優が同じだから)
這いニャルのニャル子&クー子に脳内変換してみるのにハマってますw

アニメではカットされてるけど原作1巻のゆのっちが酔って愚痴?を言うシーン、普段では見れない黒い部分が新鮮で好き♪
{/netabare}
ここから先はネタをネタとして見れる人しか開いてはダメかもしれない。
{netabare}
『本当は怖いひだまりスケッチの世界』


その1 【恐怖!101号室に潜む伝説の魔物】

仮にここではHさんとしておこう。Hさんは普段とても大人しい姿をしているのだが、主にひだまり荘の202号室の住人M子さんとの会話中に時折本来の姿を現す。そしてこの生物は、髪の毛があたかも生きている蛇の様に動き出すのだ。オカルトや神話に詳しい方ならピンときたかもしれない。そう、ギリシャ神話の伝説の魔物「メデューサ」そのものではないか。伝説とされている魔物は確かに存在したのだ。しかも「ひだまり荘」というこのアニメの中で一番描かれている場面の多い建物内にだ。筆者はこの事実に気付いた時、あまりの恐ろしさにしばらく震えが止まらなかったのを覚えている。…話を戻そう。この魔物の暴力的かつ残虐的な行動は語るまでもないのだが、その他にもこの個体には顕著な特徴がある。それは「食」に対する異常なまでの執着心。真夏に暖房をガンガンに効かせて鍋を食したり、鍋の締めとして鍋いっぱいのお汁粉を用意したり…と、その異常性は極めて高い。ちなみに余談ではあるが、メデューサの神話は芸術面においても関わりが深い。古代ギリシャやローマでは武具や防具にその首が描かれていたり、子供の悪戯防止と魔除けの意味を込め、竈にメドゥーサの絵を描いていた物も残っている。ひだまりスケッチの舞台となっているのが、やまぶき高校美術科だというのもなにか関係があるのかもしれない。

その2 【驚異!狐が憑いた女】

怪談でしばし語られる中には「呪われた○○」というものがある。いわゆる「いわくつき」というヤツだ。このひだまりスケッチの中にも例外なく登場しているのだ。1期2話をご覧になって欲しい。内容は浴衣を着て夏祭りに出かけるという、一見ごく普通のお話。そして浴衣を持ってなかったM子さんは、Hさんが子供の頃に着ていた魔法少女モノの浴衣を借りる事に。しかし、ここからが本編なのだ。その浴衣は着ると色々と悪い事が起きる「狐が憑いた浴衣」いわゆる「いわく付きな浴衣」だったのである。案の定それを着て夏祭りに出かけたM子さんが取り憑かれるのだが、その顛末は皆さんにアニメを実際に見て確認してほしい。

その3 【怪奇!やまぶき高校に棲む怪異】

「学校の七不思議」というのを聞いた事がある人も多いだろう。怪談では定番となっている物だが、勿論ひだまりスケッチに登場する学校にも存在する。其の中でも最も筆者が恐ろしいと感じたのは、学校の代表とも言える存在「校長先生」がとても人間とは思えない異形の姿をしているように見える…というものだ。一言で言えば「在り得ない程に頭部が長い」のである。この校長は度々出現しているので、これも実際にアニメを見て確認をしてみてほしい。またこの他にも妖怪の類だと思われる「チクリン」の存在や、過去の卒業生が彫った「やまぶき地蔵」にまつわる伝説、学校の目の前に佇んでいる「血溜り荘」(お黙り荘と呼ばれる事もあるらしい)と呼ばれる建物…等々が七不思議には存在する。こちらも検証が済み次第、記事にしていこうと思う。


…え?ひだまりスケッチは癒し系の日常アニメだって?
「お前がそう思うんならそうなんだろう。お前の中ではな。」(CV阿澄佳奈@黒ゆの
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

74.2 8 コメディで文化祭なアニメランキング8位
田中くんはいつもけだるげ(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (760)
4072人が棚に入れました
爽やかな朝。とある高校の中庭でのんびり朝寝をしていた田中は、クラスメイトの太田に拾われて教室まで運んでもらう。
机についてもスヤスヤと眠る田中。そのマイペースすぎる姿はいつものことで、クラスメイトたちも仕方がないなあと見守っている。
ところが、そんな田中が進んで体育の授業に出ようとする。なんでも長時間ダラダラしてもしびれない&傷めない体つくりを目指すという。
田中は太田とペアを組み、バドミントンを始めるが……。

声優・キャラクター
小野賢章、細谷佳正、高森奈津美、小岩井ことり、諏訪彩花、悠木碧、東山奈央、興津和幸、井口祐一

かさい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

川面監督のスタイル

監督:川面さん
シリーズ構成:面出さん
キャラデザ:飯塚さん
美術監督:栗原さん
制作:SILVER LINK.

のんのんぶりの川面監督作品。
リズムやテンポはのんのんを髣髴とさせるものの作風は全く異なる新しいアニメ。
1話切りした人勿体無いと巷で話題の女の子も可愛いアニメ。
とにかく良さで溢れていたので何が良かったかをレビュー。


【良かった点】
〈太田と田中の距離感〉
一番最初に挙げなければいけない点。
メインは太田と田中という男二人のキャラで構成されている。
1話目がこの二人だけで構成されていたため1話切りをした人も少なくは無いと思う。
他のアニメの男キャラが言ったら大変な事になりそうなセリフがバンバン飛び交う。それでもしっかりホモ臭さを感じさせないのは12話の間につくりあげてきたキャラのイメージと二人の徹底された距離感。

・太田も田中も普通の男子
やっていることは極めてアニメ敵で二人の関係も決して現実的ではないが、しっかり高校生男子であることは間違いない。そういった判断をさせるような描写を少しづつ積み重ねていたと思う。

・二人の距離感
決して近くないといは言えない二人の物理的な距離感。太田が抱えたりもする。しかし、会話中の二人は横並びでも、対面でも友人同士以上の距離感にはならない。この丁度いい距離感が個人的には絶妙に感じた。

〈キャラクター〉
・ぶれない太田と田中
太田は田中にどんな状況でも尽くしてしまう。男女問わずに優しくそして見た目が厳つい。
田中はいつもけだるげ。特に何もしないし出来ないがゆるぎのない自己を持っていて、しっかり自分の意見は言える。
そんなぶれない二人を見ていたらなんだか楽しくなってくる。
当たり前のやり取り、必然的なやり取りが見ていて心地が良い。
珍しく、キャラに愛着を持ってしまった。

・けだるげなだけ。起動哀楽はしっかりある。
感情はなさそうなビジュアルの主人公だが、実は常にある。
だるいという感情は大前提として、甘えたり、喜んだり、エロいことも考えたり。そういった当たり前だけど、普通の男子、人間らしさに好感が持て、知れば知るほど好きになってしまう。
意外と気を遣えたり、人の気持ちを考えたりなどセリフ数は少ないが、そういった点もしっかり踏まえられた脚本になっていると感じる。


・サブキャラの魅力とバランス
メイン二人でも十分楽しめそうだが、サブキャラも十分魅力的。
キャラの成分についてもかなり個性的だし、キャラの個性のバランスも良い。
キャラ間の関係性も曖昧ではなくしっかりはっきりしていて、どのキャラがどのキャラをどのように思っているのかが明確に描写されているので見やすい。
何よりキャラは多いが、出番回数のバランスとタイミングが素晴らしい。


・萌え萌え媚び媚びしていないデザイン
顔もシルエットもシンプル。
瞳のハイライトは少な目で飯塚さん寄り。
メイン級の女の子はメガネやちびやヤンキーなどやる気あるのかと言わんばかりの色物ラインナップ。
しかし、王道からあえて外しているようにも思える感じがいいですね。
しかし、女キャラにもしっかり、可愛い思える仕草やセリフが備えられていて、本当にバランスが良い。

・感情移入はない圧倒的第三者視点
あくまで個人としては、感情移入するようなアニメではないと思う。
どのキャラの勘定も様々でとても豊かだし、プロットやアップも少なくないので感情を押し出すカットはあるが、あくまでそれはキャラたちの世界で起きている日常の中の出来事や感情であると,とらえられry

〈こだわりのデザインと場面設定〉
・斬新で新しい学校デザイン
見せるBG、一拍置くBGはのんのんにも少なくなかった。
まず、キャラがどこに居るかのロングショットやBGオンリーカット。
それと、シチュエーションに合った構造とデザイン。
雰囲気があるシーンは自販機あたり。
構造や日の当たり方などがピッタリ来る。
スローテンポなら屋上。
勿論バックにはマンションなど映らなければならない物は必ず映る。
その点ではゆゆ式に通ずるものはあるかもしれない。
学校以外の場面でも、1カット毎にレイアウトがしっかりしていた印象。

〈演出関連〉
・時間の使い方
明らかに他のアニメとは違う。
マイペースの田中に関しては、話しかけたら数秒返事がなく終いには寝ていたなんてオチも。
会話の中での間、リアクションの取り方なんかはかなりのんのん風な気がする。
数秒かけた場面転換なんかもある。太田が田中を担ぎながらトボトボ歩いて行きそれがワイプになる。

・OP、CM挿入
お決まりの。川面監督発案かなぁ。
フェードアウト方式。

〈作画関連〉
・絵はそこまで動かない。動かす必要もない。
しっかりキャラを描いて、影を付けて、場面に応じて光を当てて。

【残念な点】
・終わって
ほしくなかった

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

正直1話にはビックリでした・・・

この作品の原作は未読ですが、嫌いなキャラデザでは無かったので取り敢えず1話視聴してどうするか考えよう・・・視聴前はこんな感じの位置付けの作品でした。

そして1話を視聴して少し・・・いえ正直かなり動揺してしまいました。
陽だまりがポカポカと温かそうで、肌に心地良い風が吹き抜けていく・・・
そんなまどろみの様な学校の一画では、一人の男子学生が日々如何にダラダラするか・・・そんな事を真面目に考えている風景が画面一杯に広がっているんです。

「勤勉なサラリーマンに喧嘩売ってんの・・・?」
これが最初に田中君を見た第一印象です。

そもそも学校はダラダラする場所ではなく、勉強や部活動をするところです。
確かに高校は義務教育ではないので、行く/行かないは本人の意志による所が大きい訳ですが、行くと決めたら、子供としてその責務を全うする義務がありると思うんですよね。
学費を捻出しているのは親です。

田中君がダラダラしている時、親は生活のために汗水流して働いているんです。
貴方を学校に通わせる・・・それも立派な働く理由です。

そもそも男子学生のダラダラを1クール通されたら、絶対途中で挫折する・・・いえ、既に1話の出だし5分で再生を止めていましたし・・・
「これは初の1話切りかな・・・」
と思い、友人に相談したところ2話目から展開の変わる兆し有りとの事だったので、見始めたら正にその通り・・・なんだ、ちゃんと華が出てくるじゃないですか。

そして華の出現に伴い、田中君のダラダラも物語の展開上、影を潜め始め・・・
気が付いたら、たくさんの華が登場する作品に化けていて、面白さも加速度を付けて一気に上昇し始めた印象を持つことができました。

やはり持つべきは「アニ友」です^^

物語的には基本的にダラダラしている田中君の身の回りで起こる日常を描いた作品です。
だからしっかりキャラ立ちしていないと、印象の薄い作品になってしまうのですが、結果的にこの作品・・・その点に対しても抜かりは無かったと思います。

面倒見の良い太田と田中は名コンビ・・・
二人の掛け合いも面白いのですが、やはりヒロインパワーは絶大でした。

宮野さん(CV:高森奈津美さん)・・・小柄ですが何でも全力で頑張る女の子です。田中を師匠と呼び、素行を真似ようとするのですが、頑張ってダラダラする・・・という矛盾を引き起こしています。

越前さん(CV:諏訪彩花さん)・・・太田の幼馴染で、見た目はヤンキーですが実は可愛いものが大好きな一面を持っています。

白石さん(CV:小岩井ことりさん)・・・この作品における私の一推しキャラです。才色兼備なクラス委員長なのですが、また違った一面を持っており、そのギャップに可愛らしさが感じられるキャラです。
等身大の彼女の魅力は半端ありません・・・そして彼女もまた頑張り屋さんなんです。
この3人の中では間違いなく女子力が一番高いのですが、嫌味を微塵も感じさせない彼女はやっぱり凄いと思います。

他にも田中の妹(CV:悠木碧さん)や太田の妹(CV:東山奈央さん)も登場するのですが、出番は少なめでした。
1話で田中のダラダラに費やした尺をこっちに振ってくれれば・・・と考えてはいけないのでしょうね^^;

オープニングテーマは、Unlimited toneさんの「うたたねサンシャイン」
エンディングテーマは、CooRieさんの「BON-BON」
エンディングアニメが可愛くて仕方ありませんでした(//∇//)
基本的に止め絵なのですが、白石さん可愛い・・・
それに一瞬画面に入ってくる宮野さんのポーズもなかなか・・・
でも一番印象に残っているのは走っている白石さん・・・
ただ走っているだけなんですけど、どこに向かって走ってるのかな・・・とか、走りながら内を考えているのかな・・・などと想像が膨らむ時間だったと思います。

1クール12話の作品でした。最初に躓きかけましたが、宮野さんがきっかけを作ってくれて白石さんで軌道に乗れた作品でした。
作品の導入部分って・・・やっぱり難しいんですね^^;
原作は続いているようですので、続編があるなら絶対視聴したいと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

太田君に支えられる田中くんはいつもけだるげ

競争欲や焦燥感、敏捷性とは無縁な存在、それが田中くんです。よく眠り、あまり食べず、労力を控え出来るだけ動かない、常にマイペースを崩さない自由な生き物。そんな田中くんの生態を保護者の太田君を通して、生暖かい目で観察している様な気持ちになれる脱力系日常アニメです。

男の子ばっかり登場するのかなぁと男子高校生の日常の様なものを想像していると、意外な肩透かしを食らうかも知れません。2話以降、田中くんの弟子志望で心身共に小学生みたいな”みゃーの”、その親友で見た目はヤンキー、心は乙女な男前の越前さん、才色兼備で一見すると完璧超人だけど‥?な白石さんなど面白キャラが続々と登場します。

他の方もおっしゃられている事なので、ことさら指摘する程の事では無いかも知れませんが、主人公の田中くんの習性は"ねこ"のそれに良く似ています。長くねこと生活した事のある人なら知っていると思いますが、基本的に※年経たねこは同居人やねこ仲間に対しても無関心です。それでいて意外と思いやり深い生き物でもある様で、心身ともに弱っている者が近くにいれば傍で見守り、時には寄り添って慰めを与えてくれる事もあるのです。田中くんにもそんな所があり、悩んでいる人がいるのを見ると中々放って置けない性質の様です。一方で、怠け心がゆき過ぎた結果、却って面倒事を増やしたり奇行に走ったりして自爆する所は、田中くんならではと言う感じがします。傘を差すのが面倒なので、それを怠けたい一心で妙な妄想に憑かれて※雨に打たれる田中くんの姿はその極端なケースの一つです。高校生なのに、流石にそれは無いでしょ!(笑)と思わざるを得ませんでした。田中くんと比べると、ねこはよりリスクを嫌い、より賢く振舞う事が出来るので、さながらけだるげ道の神さまと言った所です。けだるげ道を極めんとする人は、田中くんからではなく、ねこさんから学びましょう。
{netabare}
7話では田中くんの妹の莉乃ちゃんが登場しますが、嫉妬の為に太田君にイジワルをしてしまいます。年の差が一つ位では分かりませんが、少し年上の兄姉を持っている人なら、莉乃ちゃんの気持ちが少しは分かるのではないかと思います。子供の頃は父母や兄姉が自分以外の人間と仲良くしているのを見ると、面白くない気持ちになってしまうものです。私にも似た様な覚えが有ります。

9話では太田君の妹の早夜ちゃんも登場します。引っ込み思案で声が小さいので、田中くんを目の前にして緊張してしまった様で、莉乃ちゃんの通訳を必要とする程でした。(かわいい‥)

時たま見せる田中くんの慧眼に驚かされたり、安定の太田君の優しさに癒されたりで、最期まで楽しく視聴出来ました。莉乃ちゃんや早夜ちゃんなど今期ではあまり出番が無かったキャラにも、2期があれば活躍の場を与えてあげて欲しいなぁと思いました。
{/netabare}
全話視聴を終えて、全編を通して太田君役の細谷佳正さんの声が落ち着いていて、耳に心地良く、独特の口調も相まって、いい塩梅に脱力できました。太田君を何かに例えるなら、まさしく優しいお父さんです。このアニメそのものも、田中くん同様、太田君に支えられているという印象を強く感じました。太田君(細谷佳正さん)ありがとう。


※:1老猫と子猫の行動はかなり違います。肉体的な衰えも原因なのでしょうが、精神的な成長が感じられ、落ち着いていてあまり動きません。性格的にも寛容さが見られる様になります。人間の成長と似てるなぁと思った事があります。

※:2スウェーデン映画「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」で大きくなりたい一心で堆肥の上でばんざいして雨を浴びているロッタちゃんの姿を思い出しました。田中君の発想は幼児並み?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 29

85.4 9 コメディで文化祭なアニメランキング9位
女子高生の無駄づかい(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (832)
3314人が棚に入れました
ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!

声優・キャラクター
赤﨑千夏、戸松遥、豊崎愛生、長縄まりあ、富田美憂、高橋李依、佐藤聡美、M・A・O、興津和幸
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

あだ名がみんなに浸透しているのが凄い。田中のこれは許せる枠結構言われたら傷つくよな。バカもどうかとは思うけど。
一番笑えたのはショッピングモールのゲーセンで寝そべって動かなくなったシーン。{netabare}掃除のおじさん連れてきて、てこの原理とか爆笑必至。{/netabare}
留年回避の勉強会は大変そうだった。暗記パン食べて生活しているのか。しかも、精力剤でぎんぎんに。

ヲタが腐っているときの目は印象的。一番まともと見せかけて美味しいもの食べるときはうるさいし、そこまでまともな奴ではないような。11話が凄い良かったなあ。{netabare}憧れのPが担任って少しショックもあるけど、夢を再認識できた。まずは膝が曲がる絵を描かないとね。膝が曲がらない呪いは辛い。{/netabare}

おばあちゃん子のロリ可愛い。やさぐれようとしてもメイクをしようとしても失敗して空回り。素のままでいいぞ。

ヤマイは中二病こじらせ中。包帯かぶれが大変。{netabare}顔はめパネルに頭がはまって抜けなくなったままバカと登校するのあほすぎて笑ってしまった。{/netabare}

リリィは男が苦手。もとい触るとぶつぶつが。{netabare}バカは男性ホルモンに溢れているのかゴライアスガエルみたいな感触なのかリリィに蕁麻疹を出させる特殊能力を備えている。{/netabare}まじめのことが好きなのかな。想いは通じてないけど。

まじょはスプラッターとか魔術的なのが好き。そんなに印象に残ってない。

鷺宮まさかの文系かあ。微生物大好きだからどう考えても理系じゃね?結局どの道に進みたいんや。実は文学少女?それとも、文学的に微生物学者?それとも、原作者の中に女性は文系という偏見が?だとしたら酷いですね。考えすぎとは思うけど。

色々と笑わせてもらえた作品だけど、あそびあそばせの上位互換ではないという印象。女子校は男子校と似たようなものだから、さらに暴れてもらいたい。

OP
輪!Moon!dass!cry! 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
ED
青春のリバーブ 歌 田中望(赤﨑千夏)、菊池茜(戸松遥)、鷺宮しおり(豊崎愛生)
さいのたま女子高等学校 校歌
OPはカレーが食べたくなるBGM。独特すぎる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
浪費する、青春──。 WEBコミック誌「コミックNewtype」で大人気連載中の学園ガールズコメディが待望のTVアニメ化決定!ちょっと残念な女子が集う、さいのたま女子高校を舞台に、とてつもないバカ・田中(通称:バカ)、アニメや漫画を愛するオタク女子・菊池(通称:ヲタ)、いつも無表情でロボットのような少女・鷺宮(通称:ロボ)を中心に、個性豊かで魅力的な仲間たちが、女子高生というキラめきに溢れた青春を無駄に浪費していく抱腹絶倒のJK学園コメディが今、幕を開ける!


第1話 すごい
かつてとあることをきっかけに何となく疎遠になってしまっていた田中、菊池、鷺宮の三人は、偶然にも同じ高校に進学したことによって再会を果たす。久しぶりに会う旧友を前に、ぎこちなさを隠せない菊池だったが、昔と何一つ変わらない田中と鷺宮のやりとりを見ているうちに、自然とツッコミを入れてしまう。クラス分けでも同じクラスになった三人は、そのまま入学式に出るが、途中から何やら落ち着かない様子の田中。入学式を終えて、教室へと向かう途中で、田中は取り返しのつかない失敗をしてしまったと話し始める。

第2話 まんが
クラス全員にあだ名をつけるという田中の試みによって、菊池はヲタ、鷺宮はロボ、そして田中自身はバカというあだ名が定着したある日の日曜日。ヲタはベッドに寝転びながら、低所得Pの新曲を聞いたり、アニメを観てみたり、漫画を読んでみたりと、週末を満喫していた。バカから暇過ぎるからという理由で、大量に送られてくる自撮り写真を完全に無視して、趣味を謳歌するヲタは、いつか自分も有名になって夢の印税生活をしてやると奮起し、描きかけで止まっていた自らの漫画を描き始める。

第3話 わすれもの
百井咲久は、その可愛らしい見た目から、周囲にいつも小さくて可愛いと言われ続けてきた。自分の容姿にコンプレックスを抱き、グレてやるとまるで尖ったナイフのように生きているのにも関わらず、周囲の反応は変わらない。そしてバカにロリというあだ名をつけられてしまい、事あるごとにあだ名を連呼されることに怒ったロリは、もうバカとは口を聞いてやらないと宣言するが、バカの巧みな誘導によって、つい返事をしてしまう。さらにはバカの嘘にまんまと騙されてしまい、ロリはバカに対して最高の悪口を言うのだが……。

第4話 まじめ
高校受験当日、高熱をはじめあらゆる体調不良によって、志望していた高校に落ちてしまい、さいのたま女子高校に入学することになったマジメこと一奏。辛い3年間が始まると落ち込んでいたマジメだったが、入学式のクラス分けが貼られた掲示板に、ずっと憧れていた鷺宮しおりの名前を見つけ、奇跡が起きたと喜ぶ。しかし、そんな喜びも束の間、中学では一度として崩れなかったロボの表情が、バカによっていとも簡単に崩されてしまったのを見て、衝撃を受けるマジメ。マジメはどうにかロボとお近づきになろうと、バカの観察を始めるのだが……。

第5話 りりぃ
バカたちのクラスに転入生がやってきた。転入生の名前は染谷リリィ。さらさらのロングヘア、ぱっちりとした大きな瞳、瑞々しくぷるんとした唇、扇情的な隆起を描く豊かな胸、きゅっとした細い腰に、すらりとした長い足、そして透き通るような白い肌という、リリィの完璧な美少女ぶりを見て、ヲタは思わず格差社会かと叫んでしまう。リリィはにっこりと微笑んで、自己紹介をするのだが、その内容が好き嫌いのくだりに入ったとき、その可憐な容姿からは想像もつかない斜め上の言葉が次々と飛び出していき……。

6. まじょ
ファミレスで、いつものようにバカのすごい話を聞いていたヲタとロボ。そんな三人に久条琥珀という見知らぬ少女が話しかけてくる。琥珀の話によると、双子の姉である翡翠が、バカたちと同じさいのたま女子高校に通っているのだが、とある事情で数えるほどしか学校に行っていないらしい。このままでは出席日数が足りずに、退学処分になってしまうかもしれない。翡翠にどうにか学校に通ってもらうため、バカたちに翡翠と友達になって欲しいという。話を聞いたバカたちは、快く友達になることを引き受けるのだが……。

7. やまい
屋上の給水タンクの上に座って、人間はもっとプライドを持たなければならないとつぶやくヤマイ。そんなヤマイに話があるから降りてこいと言うワセダだったが、ヤマイはワセダの言葉には屈しないと返す。しかし、ワセダが内緒で饅頭を一つやろうと言うと、あっさりと降りていき、いつものごとく進路指導室へと連れて行かれる。ワセダはヤマイの包帯がいつもに増して多いことを心配していて、いったい何があったんだと問いかけるが、ヤマイは大したことじゃないから案じるなと反論し……。

第8話 みずぎかい
ある夏の昼下がり、ファミレスに集まっていたバカ、ヲタ、ロボの三人。するとバカが、もしかして人生で一度きりの16歳の夏休みを無駄に過ごしている自分たちは、ものすごい贅沢をしているのではないかと話し始め、さらに女子高生が水着で武装すれば無敵じゃないかと語る。このあたりに海はないと返すヲタに、電車に乗ればすぐ海に行けるし、なんだったら海外でもと言うバカ。すかさずそんな金はないとヲタに一刀両断されるバカだったが、都合良く福引きで特賞が当たるなんてこともあるかもしれないと言い、三人は量販店に向かう。

第9話 おしゃれ
ある日、スーパーで買い物を終えたロリは、帰り道で同級生をいじめている小学生たちを見かける。彼らにいじめをやめるように注意をするロリだったが、小学生たちは言うことを聞くようなそぶりもなく、ロリに対してどこの小学校に通っているんだと凄む始末。小学生に間違われたことに憤慨し、自分が高校生であると主張するロリ。しかし、小学生たちはロリの言うことをまるで信じようとしない。高校生ならもっと胸が大きいはずだと言われたロリはショックのあまり、買い物袋を落としてしまい……。

第10話 ろぼ
廊下の掲示板に張り出された2年生に進級したときのコース分け。事前に文系か理系かを選択し、そこには選んだほうが記載されているはずにも関わらず、バカのところには未定と書かれていた。まだ進路希望の紙を提出してなかったのかと聞くヲタに対して、ちゃんと出したはずと答えるバカだったが、そこにワセダが現れ、お前は進路希望を意味を理解していないと、バカを進路指導室へと連れていく。進路指導室から教室に戻り、貴重な休み時間が減ったと喚くバカに呆れるヲタ。そしてふとしたことからバカとヲタの喧嘩が始まってしまい……。

第11話 ゆめ
年末が近づいたある日、机に向かって漫画を描いていたヲタだったが、中々アイディアが浮かばずスランプに陥ってしまう。気分転換をするために、低所得Pの楽曲を聞き始めたヲタは、こんなに素敵な曲をどうやって作っているのか、作っている人はどんな人なのだろうと恋にも似た思いを馳せる。どうにかしてこの熱い思いを届ける方法はないかと考えているうちに、ヲタはかつて歌ってみたをやるために、機材一式を買い揃えていたことを思い出す。一度は難しくて挫折してしまった歌ってみただったが、低所得Pに気持ちを伝えるため、ヲタは再び歌い始める。

第12話 なかま
年明け早々にワセダから、今度の期末で相当頑張らないと留年してしまうことを宣告されたバカ。どうやら1教科でも赤点を取ったら本当に留年してしまうらしい。落ち込むこともなく笑いながら、ワセダから留年するかもしれないと言われたことをヲタやロボに話すバカに対して、ヲタは一つも笑えないと返す。さらにマジョからも占いの結果が良くないことを示していたと言われるが、どこ吹く風のバカ。どうやら以前からとっておきの勉強法を実践しているから、何の心配もないと言うのだが……。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

おバカすぎる女子高生の日常アニメ

とある女子高の個性的すぎる女の子たちのおバカすぎる日常のお話。
毎話のタイトルが、その話のメインキャラのあだ名が特徴になることが多いみたい。
いつのまにか、今期アニメで一番楽しみなのはこれになってました。
最初は面白そうなアニメだなあ、と見始めましたが、最終話まで見て、これはなかなかの良作だと思いました。
OPは妙に耳に残る良曲でしたし、EDもいい曲で良かったです。
ホント2期やってくれないかな。。またバカたちのおバカな日常が見たいです。
最終話まで見てから、あらためて1話を観てみました。冒頭のヲタのアルバムを見るシーンや、バカ、ヲタ、ロボが入学の日に再開するシーンに思わずじわっときました。その後の話も最初観た時よりも面白く見れました。これ、意外と2周目の方が楽しめるかもしれないですよ!
以下、各話のレビューです。

1話「すごい」。{netabare}田中(バカ)メインの話。
すごい女子高生ってなに(-_-;)家族が裸族とか田中アホすぎw
「それでも町は廻っている」の歩鳥を数倍アホにした感じ?
まさに「バカ」って感じ。でもこういうキャラ好きだなあ(*^_^*)
他の登場人物もみんな一癖あって面白い。もちろんワセダもね。{/netabare}
2話「まんが」。{netabare} 今回は菊池(オタ)メインの話かな。
パセリ丼ってどんなん(-_-;)パセリ嫌いにはありえんわ。。
鷺宮(ロボ)の漫画評ズレてる分だけえげつない。。ヒザ曲がらないとか(-_-;)
くすっと笑えるネタはいくつかあったけど、1話に比べてちょっと落ち着いたかな。
一番笑ったのは、山本(ヤマイ)とワセダの絡みかなあ。ヤマイ回が楽しみになりました♡{/netabare}
3話「わすれもの」。{netabare} 今回は百井(ロリ)の話かな。
バカは相変わらず、すごいを連発。心臓を守るために胸毛必要って(-_-;)
ロボは相変わらずマイペース。この2人を足して割れば良くなる・・わけないか(・_・;)
ロリ今でもサンタさん来ると思ってるんだね(*^_^*)かわいいなロリ。
はじめてのおつかいみたい。。気持ちも行動も見た目も小学生なんだね。
でも買い物でお金が足りなくてお肉よりもお菓子を選ぶとか、小学生というか幼児レベルだよ。。
バカ、床に寝て張り付いて離れないとかバカというか幼児レベルでしょ(-_-;)
バカって相手かまわず誰にでもバカみたいに接するんだね。お前も幼児か!と言いたい。。
今回はロリ回に合わせたのか、幼児っぽいギャグが多かったかも。。{/netabare}
4話「まじめ」。{netabare}今回は一(マジメ)の話だね。というかタイトルまんまだし。
バカ、いつも同じようなすごい会話してんのね。これ毎話冒頭のテンプレなのかな。
ロボに対して密かに憧れてるマジメ。何か勘違いしてるような。。
バカはポッキー口で大量に咥えたり、友達のジュースに細工するとかやってることが子供すぎ。
ロボと仲良くなりたくて、バカ観察ノートをつけてるマジメ。
でもバカが文字を見ると眠くなってノート読まれなくて良かったね。
ハゲカツラかぶって登校する女子高生いたら面白い超えて変人だわwでも笑った(^O^)
あと学校に培養してる菌が入ったシャーレを持ち込んでるロボはやっぱり変人だと思った。。{/netabare}
5話「りりぃ」。{netabare}今回のすごい話なんだろと思ってたら・・バカらしいなー(-_-)ロボは無駄に知識すごいし。
今回は・・ん?転校生の話なの?変化球きたな。女の子とオスって露骨すぎ(-_-)
そんなリリィにお菓子食べながらだいぶ変わってる奴だなと面と言えるバカもだいぶ変わってると思うよ(^O^)
リリィはバカが苦手なんだね。でワセダに訴えて席替えしてもらうリリィ。
リリィのキャラってヤな感じだけど、バカたちにいじられ役になると面白くなるかも。
何か今回はメイン話よりも、ロボがさりげなく実験やハンダ付やってたり、ヤマイが木に登ってたりしたとこはくすっと笑えたかな。ED後のヤマイとワセダの面談もね♪{/netabare}
6話「まじょ」。{netabare}3年ものの食パンって中学の頃から保存してたのかよwキモすぎでしょ(-_-)
あれ?また新キャラ?今回はどうやら翡翠(マジョ)の話。不登校の子なのかな?
というか、ホルマリンの瓶が並んでる部屋って(+_+)
バカの誰でも平気に会話できるとこはいいとこだね。おかげでマジョはバカたちと友達になれて。
わかってくれる人だけ大事にすればいい・・ロボいいこと言うね。
恋愛映画を観るマジョ姉妹とロリ。三者三様の感想が面白い(^O^)
ヤマイって高いとこが好きなんだね。木とか下駄箱の上とかw
マジョがロリをほのぼの映画に誘うけど・・(゜o゜){/netabare}
7話「やまい」。{netabare}オタの挙動からパンツの話を思いつくバカってすごいな。
今回は私待望のヤマイの話。まずは安定のワセダとの絡みから。
まんじゅう1つで陥落するヤマイの信念。。肌弱いのに包帯巻いてあせも誘発ってバカだ(-_-)
ダイオウグソクムシ娘のぬいぐるみ・・キモかわいいから意外と人気でるかも。私はいらないけど。
マジョ妹の部屋も真実の口のレプリカ飾ってるとかなかなか。ガスマスク持ってるマジョには負けるけど。
カラコンすると充血はあるあるだよね。目には良くないけど。
マジョのガスマスクをメ○カリで入手して学校に持ってきてかぶるヤマイ。
マジョからガスマスクの由来を聞いて引くヤマイ。マジョの話はヤマイと違ってガチ話だからね。
とここまではいつもの感じだったけど・・!
ははは(^○^)なにこのヤマイ鹿とバカコアラ!おかしすぎる。。お茶飲んでたら絶対噴きだしてたわ!
しかも首が抜けなくなってそのまま2人で学校に行くとか、ワセダが一緒に記念撮影するとかもうね。。
バカの一本締めとか、さいのたま校歌とかも面白かった。{/netabare}
8話「みずぎかい」。{netabare} ヲタ意外とスタイル良くてびっくり。
今回はサービス回なのかな?というかずいぶんストレートなタイトルだな(-_-)
ロリが忘れたスマホを取りに夜の学校に行くけど、なぜかみんな学校にいるしw
あれ?屋上のプールあんなに汚かったのに綺麗になってるし。バカたちが掃除したの?
で急に雨が降って濡れるみんな。あーここでマジメの濡れるのが好きネタが来るとはうまいなあ。
なんで学校に水着が置いてるのか知らないけど、水着に着替えるみんな。
マジメもスタイルいいんだね。バカが胸大きかったのは意外だった。
ヤマイは相変わらず高いとこが好きなんだね。
翌日、バカがまたプールに行ってみると・・ってえーーっ!そういうオチ!?だから話が出来すぎてたのか。
結局ヲタ以外のスタイルはバカの妄想だったってことね(-_-;){/netabare}
9話「おしゃれ」。{netabare}んー。今回もある意味サービス回なのかな?
ロリのまゆげボーンは笑った。なぜそうなる(-_-)しかも鉛筆で書いてるとか。。
着せ替えロリ人形可愛いかった(*^_^*)
なるほど。百合=Lilyなんだ。今頃気づいた。。
今回はあまり笑えるところが少なかったけど、かわいい子とか百合好きの人は面白かったのかな。{/netabare}
10話「ろぼ」。{netabare} なんでロボくち動かしてんの?動画ミス?と思ったらガタンゴトンて(-.-)
今回はロボの話。そういえばまだやってなかったんだね。
ぷちぷちとか鉛筆けずりとか糸通しとかで、はあっ♡となるバカ。バカらしくない声色出して笑った。
そんなバカたちをうまくとりなすロボってすごい。
そんなロボがバカとヲタと一緒の高校を選ぶくだりはちょっとじわっときた。
ヲタが大好きな低所得Pってワセダだったんだね。それヲタが知ったらどうなるんだろ。{/netabare}
11話「ゆめ」。{netabare}ワセダの話から始まったけど、今回のメインなのかな?
ヲタが憧れてやまない低所得P。ボカロPの即売会に出店したワセダ。そこにヲタが逢いに向かって。。
今日のヲタかわいいな。そして変装?したワセダに自分の想いを打ち明けるヲタ。
そして、ワセダもヲタを追いかけて、自分が低所得Pだと打ち明ける。。ショックを受けるヲタ。
でも・・あらためて自分が低所得Pが好きで憧れてる気持ちを再確認して自分も漫画家を目指そうとするヲタ。
なんだろう。。美容院のおじさんとか、即売会のぴーなっつおじさんの難解例えとか笑える要素はあったけど、今回の話はじわっときてちょっとうるっときてしまいました。。{/netabare}
12話「なかま」。{netabare}あれ?今回はすごいアバンないの?
タイトルからして、今回が最終話なのかな・・・ちょっと寂しいな。
こたつでみかん食べながらのゆるーい会話いいね。
バカがワセダに次の試験で赤点とると留年だと告げられて(゜o゜)
ヲタやマジメが勉強を教えてあげることになるけど、バカのマジボケがバカらしくて笑った。
勉強が嫌になって学校をサボってなぜか養豚場でバイトしてるバカ。でもなぜ養豚場?
ブタがそれぞれ各キャラの声でブヒブヒ鳴いてるし。
その中でヲタとロボとのイイ話が展開するけどブタの声がうるさくてイイ話がぶち壊しw
そして年度が変わり、2年になったみんな。またワセダが担任なんだ。あれ?でも・・
バカがロボだと思って話しかけてる人はよく見ると良く似た別人だし、ヤマイは異世界だと騒ぐし(-_-;)
ワセダがおじいちゃん先生になってたとこは笑った。。でもあの席よく空いてたな。
と思ったらロッカーからピンク髪の子が出てくるし(゜o゜)
謎の新キャラ?こ、これは2期の伏線・・・じゃないよね(・_・;)
ラストはいつものバカのすごい話で締めくくり。。あーもうこれで終わりなんだよねー・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 37
ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「キャラを丁寧に描き、シナジー効果で威力を倍増」→日常系コメディの鉄則を体現した優秀作

【レビューNo.24】(初回登録:2023/1/28)
コミック原作の2019年作品。全12話。
「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで本作に触れたので、ちゃんと
レビューしておこうと。

(ストーリー)
バカ・ヲタ・ロボ(あだ名)は幼馴染であったが、いつの間にか疎遠になっていた。
そんな3人は女子高で再会を果たす。しかしここには他にも個性あふれる面子がそろっていて・・・
再びつるむことになった3人を中心に、いろいろと残念な女子高生たちが「無駄づかい」の日々を
過ごしていく。

(評 価)
・「日常系コメディは『キャラが命』」をしっかり理解している
 日常系コメディでは際立った設定や仕掛けがないため、彼女たちの会話劇が作品の中心となります。
 だからこそ登場人物たちがしっかり「キャラ立ち」しているかが、作品の「生命線」となります。
 この作品は本当にそこを理解しているなっと。主要キャラ3人は
  ・バカ:説明不要
  ・ヲタ:{netabare}漫画家志望でBLが大好きなヲタク{/netabare}
  ・ロボ:{netabare}いつも無表情で感情表現が乏しい{/netabare}
 この「あだ名」が秀逸な仕掛けで、このあだ名だけでそれぞれがどんなキャラなのかが大体わかる
 ようになっています。サブキャラも
  {netabare}・ロリ、ヤマイ(厨ニ病)、マジメ、マジョ、りりィ(本名だが百合女子を暗示){/netabare}
 とバラエティ豊かにしっかりとキャラ付けされています。
 皆かわいい(除くバカ?)のに「残念女子」です。でも「残念さ」の『さじ加減』がまた絶妙です。
 個性を強調するあまり過剰な設定をする作品も多いですが、この作品は全体調和を考慮し程よくバラ
 ンスが取れています。バカが暴走して多少はみ出すところもありますが、ヲタやロボがきちんとフォ
 ローするので作品としてしっかり収まるよう構成されています。

・10×10=100 シナジー効果で威力倍増
 ストーリーとしては、序盤は主要キャラ3人が各サブキャラと絡み、サブキャラを視聴者に印象付け
 ながら各々の魅力を引き出していきます。その過程が丁寧で好感が持てます。キャラが増えていくと
 「主要キャラ×サブキャラ×サブキャラ」「サブキャラ×サブキャラ」
 との掛け合いになっていきますが、誰かの個性のボケに対し誰かの個性できちんと受け止め、投げっ
 ぱなしで終わらせない。ギャグ展開の基本ですが、これができていない作品が意外と多いです。
 (特に受けが雑な作品が多い)
 だからそこにシナジー効果が生まれ、「このキャラとこのキャラでこういう面白さに発展するのか」
 というエピソード展開が可能となります。「10+10=20」でなく「10×10=100」となる仕掛けです。
 それも序盤で視聴者にキャラに対する愛着がわくよう、丁寧にキャラを印象付けているからです。
 「キャラを大事に扱いそして育てていく」基本的なことですが、それをしっかり実行しています。
 あと生徒間だけでなく、担任(ワセダ)等の個性ある教員も登場して、エピソードに幅が出るような
 工夫がなされています。

・意外な終盤展開
 本作は彼女たちの「無駄づかい」の日々を描いていきます。4コマ漫画原作らしい小気味いいテンポ
 で日常コメディが展開されていきますが、
 {netabare}
 11話で「ワセダ×ヲタ」でヲタの成長物語を、最終話で「バカ×ヲタ・ロボ」の友情物語が描かれて
 います。最終話でのヲタのセリフ
 {netabare} 
 「あいつ(バカ)とつるんでいるのは、もしかしたら自分より下がいるっていう安心感を得たいから
  なんじゃないかって」→そして彼女は何を思うのか・・・{/netabare}{/netabare}

 これらもこれまでの日常系コメディからの積み重ねがあればこそ活きる展開です。
 でも最後はこの作品らしい締めで、きちんとコメディ作品として終わらせてくれます。

「【レビューNo.22】『月刊少女野崎くん』」でもレビューしたように
 ・王道パターンを丁寧かつ全力でやる。
 ・サブキャラも丁寧かつ魅力的に描き、キャラを育てていく。
 ・それをテンポや演出等で効果的にアニメとして面白く魅せる。
本作品もその基本を忠実に守り、しっかりとした面白さがある作品に仕上がっています。
特にこの作品はキャラが育ってきてこそ、その本領を発揮します。
だから序盤はバカのイラっとくる言動やスポットの当たるキャラの好き嫌いにより、イマイチという
感想を持つかもしれませんが、5話ぐらいまで温かい目で見守ってやってください。中盤以降期待に
応えてくれると思います。

OPは歌詞も曲もイミフな魔訶不思議な感じで、それに中毒性を感じる人も多いようですね。
EDはキャラソンで「青春のリバーブ」→「残響」という意味らしいのですがさてさて・・・

(追 伸)
この作品を観ていただければ「【レビューNo.4】『4人はそれぞれウソをつく』」のレビューで少し
辛口めいた感じだった理由が分かると思います。あの作品はあの作品なりの良さはあるんですが。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

72.4 10 コメディで文化祭なアニメランキング10位
あずまんが大王(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (686)
3307人が棚に入れました
舞台は、とある高校。10歳だが優秀なので編入してきた美浜ちよ、元気が取り柄の滝野智、一見恐そうだが実は動物好きの榊、関西人というだけであだ名が決まった大阪こと春日歩や、恐らく登場人物中もっとも自己中心的で身勝手な担任のゆかり先生などなど、それぞれキャラクターの突出した登場人物達が繰り広げる、楽しくどこにでもありそうで、でもなさそうな日常。大仰なタイトルとは裏腹に、簡略化された線と抑え気味の演出で進行する。笑いのポイントを意図的にずらすこともよく行なわれ、ベタとシュールの間を行ったり来たりする独特の空気感があるアニメ。

声優・キャラクター
金田朋子、浅川悠、松岡由貴、田中理恵、樋口智恵子、桑島法子、野川さくら、平松晶子、久川綾、石井康嗣

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ありのままの自分で過ごせる気楽な仲間たち♪

あずまきよひこ先生により、
1999年から連載された漫画を原作とするアニメ。

この作品、有名だと思ってたけど、
原作は4巻までと意外と短いのですね。

特別な事件は何も起こらない、
平和でちょっと騒がしい高校生の日常。

全26話です。


● ストーリー
ある高校の1年生。

その学校の1年3組には小学校から高校へ飛び級で編入した
10歳の天才少女・美浜(みはま)ちよがいた。

ちよちゃんを初めとし、
個性豊かなメンバーがわいわいと過ごす高校生活。


教室での他愛のない話から
体育祭や文化祭などの行事まで、
仲良しメンバーによる学校生活がメインです。

原作が4コマ漫画だというのもあるからか、
正直30分は長くて辛かったです。笑

1年生、2年生、3年生…と時間は流れていくのですが、
行事も同じだし、メンバーも同じだし、
同じような流れが繰り返されていきますw

26話も長かったなー。
私は8話ぐらいで飽きてきていましたw

だけどこういう日常系作品の良さは、
時間が経てば経つほど彼女たちの生活に愛着のようなものがわくところ。

気が付けば彼女たちの似たような生活にも慣れていて、
何気ない会話や出来事を一緒に楽しめるようになっていました^^

1年生から卒業式まで、きちんと描くのがいいですね。
卒業式は、さすがにうるうるときました。


1話がいくつかの話で構成されていますが、
メインキャラがそろっていたり、誰かにスポットライトが当たっていたり、
パターンはいろいろです。

ギャグはそこまでおもしろくないですw
似たようなネタも多いです。

でも時々ツボに入るから、
油断はできませんw


● キャラクター
メインとなるキャラクターは、
ちよちゃんを含めて6人。

ちよちゃんだけ年下だけど、
精神年齢はみんな似たような感じで(笑)、
なんならちよちゃんが一番常識人な気もしますw

ロリっ子天才少女ちよちゃん、
マイペースすぎる大阪(おおさか)、
常に暴走している智(とも)ちゃん、
冷静で常識的でダイエットに悩む暦(こよみ)、
クールで運動神経抜群、かわいいものが大好きな榊(さかき)、
ボーイッシュな水泳部員の神楽(かぐら)。

こうして書き出してみると、
キャラの方向性がてんでバラバラだなww

よく仲良しチームとしてまとまってたもんだw

先生たちもちょっと普通じゃなくて、
とにかくにぎやかなキャラたちがボケまくりです。笑

私は大阪の天然発言に一番笑っていましたw

思いついた疑問を考えずに発する天然さも、
くだらないことを真剣に考える天然さも、好きw


● 音楽
私は動画配信サイトで視聴したためか、
OPとEDはカットされていました。

OP「空耳パンケーキ」を聴きましたが、
不思議な曲でした。

彼女達の個性をみーんなミックスしてみたら、
こんな曲ができました!というぐらい、安定しない不思議なメロディーww


● まとめ
高校生だけど大人びてなくて、
みんなフランクでいい子ばかり^^

だからみんな、
楽しい3年間を過ごせたのだろうなあ。

ありのままの自分で気楽に過ごせる、
いい仲間だと思いました^^

どちらかというと、
教師のほうがおかしな人が多かったかなw

木村先生の変態キャラも好きでしたw
自分の学校にはいてほしくないですけどw

そんなわけで、楽しいキャラのシュールな笑いを体験したい人には、
おすすめの作品です。笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女子高生とか好きな方へ

制作はJ.C.STAFFで原作は漫画です。原作既読。
ジャンルは萌え・日常系です。


10歳ながら天才で飛び級した高校生、美浜ちよ。
彼女を中心に、入学から卒業までの三年間を描く。


本作と「よつばと!」で知られる、あずまきよひこ氏の漫画原作アニメ。
本作は日常系萌え四コマ漫画の走りと言われています。
作者曰く「主人公はいない」らしいですが、便宜上主人公はちよちゃんということで。


「あずまんが大王」というよく分からないタイトルですが、学園物の日常系。
日常系萌えアニメが苦手な方でも楽しめている方が多いようです。
この手の作品をいろいろ見た私感ですが、単に走りだから持て囃している感もありますけどねw
でも面白いことは面白い。

日常モノあるあるで、序盤は微妙、終盤は侘しくなるというパターンを強く感じる作品。
最終話できっちり完結するところが、日常系アニメ好き以外にも受けが良いところかな?
最終話とかね、ちよちゃんのせいで泣きそうになったよw
{netabare}「仰げば尊し」は最強ソングだということが分かりましたw {/netabare}


本作最大の強みはキャラの良さでしょう。

天才ロリのちよちゃん。
超ド天然の大阪。
暴走バカのトモ。
ツッコミ担当のヨミ。
寡黙少女趣味の榊。
根が真面目バカの神楽
榊マニアのかおりん。

どのキャラも可愛らしくて、ちゃんと女子高生やっています。
キャラの絡みに不思議な空気感を感じますね。
この手の作品にしては百合を感じることがないのも特徴(百合キャラはいるけど)。


加えて、アクの強い教師陣も見どころ。
教師としてあるまじきほどのインモラル、ゆかり先生。
{netabare}酔った勢いで夜の保健体育の授業{/netabare}を始める、みなも先生。
変態紳士の鑑、木村先生。


好き嫌いが最も分かれるのは“間”でしょうね。
個人的にはあまり“間”にハマらず。
尺の無駄使いに感じてしまいましたw
あと、序盤の猫推しが頂けないかな。


総括して、正統派日常系萌えアニメ。
この手の作品はいろいろありますが、スタンダードといってもいい作りだと思います。
でも個人的には原作漫画の方が好み。




どうでもいいですが、木村語録でも貼っておきますね。

○教師になった理由を尋ねられた際
→{netabare}「女子高生とか好きだから!」{/netabare}
○フォークダンスの際
→{netabare}「ようこそー!次は私ー!」{/netabare}
○水泳部の屋台を訪れた際
→{netabare}「水泳部のお店なのに、どうしてみんな水着じゃないのかな?」{/netabare}
○落とした写真に写る女性について尋ねられた際
→{netabare}「MY WIFE」{/netabare}
○「かおりんって呼ばないで!」に反論する際
→{netabare}「だってみんな言ってるじゃん!私の事もキムリンって言っていいよ?」{/netabare}
○学級委員長を決める際
→{netabare}「はい!かおりんがいいと思います!」{/netabare}
○お参りする際
→{netabare}「世界人類が平和でありますように」{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 33
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

元祖!天才少女ちよちゃん なのだ! 

当時国内外で人気を博した“あずまんが大王”全26話。
高校生の日常が柔らかな空気感で進行する、入学から卒業までの3年間を描くアニメ。

軸となるストーリーは無く主人公も居ません。
小学校から飛び級してきた10歳の少女「美浜ちよ」(ちよちゃん)や、
転校生の“大阪”(春日 歩)など、若干の狂言回しはいますがそれだけです。

Webアニメ、TVアニメは勿論のこと、ムックやサントラ、劇場短編にゲームなど、
メディア展開やそれに対する需要がすさまじいタイトルでした。

同作者の“よつばと”も、アニメ化が期待されているコミックス上位に常にいる人気作。
まさに2000年代初頭のオタクコンテンツ必修科目ともいえるタイトルだったのです。


まずはどんな作品なのか触れていきましょう。

月刊コミック電撃大王で連載されていた4コマ漫画。
巷で言われる“日常系”であり、本作以降のジャンル分けで“空気系”と呼称されている。

アニメでは学生の緩やかな日常を劇伴担当の、「栗コーダーポップスオーケストラ(栗コーダーカルテット)」が多彩な楽器によって演奏。リコーダーやピアニカに木琴、弦楽器など、オーケストラさながらの音が印象的。

OPの「空耳ケーキ」やED「Raspberry heaven(ラズベリー・ヘブン)」含め、
作中での空気感を決定する音楽が、この映像化の特筆すべき要素。


ほぼ原作通りにストーリーを展開するのですが、唯一19話だけがオリジナルストーリーとなっていて、原作で出番の少ないキャラクター中心で構成されており、作中のラジオで聞こえてくる曲を、実際の声優(浅川悠)を歌手としパーソナリティが紹介する、スタッフの遊び心が伺える場面も。
{netabare}
単行本が4巻ということもあり、26話で学生生活すべてを描ききります。

この4コマ漫画がアニメ化に向いていたのはショートショートでありながら時間の経過をちゃんと持っていたことも重要な点であると思っています。空気系,日常系と呼ばれるジャンルは軸となるストーリーがありません。アニメ化するときは起承転結がないものに、無理やり“結”を求めなくてはいけない。それが成功しているものも有れば、失敗している“オチ無し”と呼ばれるものも存在します。

ですがドラマをメイキングする為の「卒業」という明確なオチを付けられる事は、“何も起こらないだけのストーリー”を、ただ観たという事以外の、後味や余韻の類。本来、無味無臭であるアニメに対する強い印象が生まれるのでしょうね。

最近だと、未確認で進行形や月刊少女野崎くんはアニメオリジナルで見事なオチをつけていました。
日常4コマ漫画、アニメ化最大の見せ場であり、最大の難関でもありますね。
{/netabare}
近年は良い日常系がたくさん出てるので、今更あずまんが大王をオススメはしませんが、
当時は画期的でみんなハマっていたものです。 懐かしいですね。

もう15年前だって! はっやい!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

63.1 11 コメディで文化祭なアニメランキング11位
うぽって(TVアニメ動画)

2012年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (612)
3012人が棚に入れました
青錆学園に赴任してきた、新米教師はいきなり病院送りに…。それもそのはず、彼の生徒達は突撃小銃だったのです!? 個性豊かなてっぽう少女が大暴れする、学園美少女“てっぽう”コメディ♪ただいま、ゆる?りと制作中

シス子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

セーラー服とてっぽう

原作は未読で視聴しました

自動小銃が女の子になったら?というトンデモ設定の作品

最初はまったくついていけませんでした
というより100%理解する自信もなかったのですが
観ているうちに段々と慣れてきたというのが正直なところです
まあ
女の子のキャラデザインがそれほど嫌いな感じではなかったので
最後まで視聴できたというのもあるのですが

女の子と兵器で
思い出される作品として「ガールズ&パンツァー」がありますが
(製作は「うぽって」のほうが先です)
ガルパンは女の子が兵器を操るのに対して
この「うぽって」は銃がそのまんま女の子になったらという感じで
さらに
その銃を女の子本人が使用するというとんでもない設定です

なので
銃の各部分が女の子の体の部位に連動しているという
これもとんでもないことになってます

ある部分がお尻ということで
その部分を触られたら恥ずかしそうに悶えたり

ある部分がお口ということで
その部分の部品が外れたら
「オエェ~」ってなったり

さらに
随所に銃についての説明が入れられていたりして
銃に対する理解を深めてもらおうという工夫が
感じられます

女の子のキャラ設定も本格的(?)で
銃の特徴がそのままキャラ属性になった感じです
たとえば
主人公の「ふんこ」ちゃんですが
モデルになっている銃はベルギー製の「FNC」という名前の自動小銃
だから名前が「ふんこ」
ストック(銃の後ろの部分)がスケルトンなのでパンツがTバック
他の同程度の銃と比べて重量が重いので本人も体重を気にしている
などなど
まんま銃の特性がキャラの特性になってます

まあ
例外的にアメリカ製の「いちろく」ちゃんが
関西弁という
よく分からない設定もありますが

キャラデザについては
登場する女の子はみんな可愛く描かれています
でも
なぜかみんな少しばかり
ぽっちゃりしてます
元が銃なんだったら
もっとスマートなほうがイメージに合うと思うのですが


そして
当然のことながら
兵器がメインのお話なのでバトル(サバゲーっていうの?)も本格的です

自動小銃と生身(?)の女の子ということで派手さはありませんが
戦術がとても凝ってます
各々の銃の特性を生かした戦法
逆に相手の弱点を突く攻撃

さらに
次から次に出てくる
しつこいほどの「説明」(しまいには銃の歴史まで語りだした)
途中で「もういい加減にしてくれ~」ってなっちゃいました
そのためなのか
バトルのシーンはガルパンに比べて少なめです^^

その分
文化祭やら
お買い物やら
日常のお話が結構入っているのですが
随所に銃や兵器の話題が絡んでて
もう気分はミリタリーオタクです


この作品
私のような素人にも分かりやすくする努力は
とてもよく伝わってくるのですが
やっぱり
ミリオタ向けなのかな?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24
ネタバレ

papa0080 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

グサっと突き刺さされた

このアニメを見るにあたって、まずは銃の知識が多少はないと始まりません
このせいで大分と敷居が高く感じられるアニメとなっていますが
昨今FPSと呼称される戦争を題材にしたゲームをプレイした人も少なくないでしょう
そのため少しは敷居が低くなっているかも?

登場人物は実在する銃を擬人化しその特徴を生かした設定をされています
例外として1人、新たに赴任した主人公の担任の先生は人間
銃の例として有名なAK47やM16A等、これは主にベトナム戦争において登場した銃です
AK47は非情にお安いお手頃価格で色んな状況で使える頑丈さん
M16Aは初期不良が多かったものの、改良を重ね現在はゴルゴ13も愛用の銃だとか
劇中ではアメリカ産という事もあり?リーダーな位置です

他にもL85という欠陥銃が登場、これは未だに使用されているものの
非情に故障が多く100発撃てばジャムったり(弾づまり)、マガジン(弾が入ってる物)が勝手に抜けたり
この設定のためこの擬人化キャラは特に特徴が出ていて可愛いボケ担当
知識がある人にはとても面白いキャラに出来上がっています

ちなみに軍用銃というのは意外な程安くAK47においてはアフリカでは50$しないという安さ
日本円なら5000円以下で現地では鶏よりも安いとかなんとか

キャラは個人的には結構可愛いし、微エロ有りやらきゃっきゃっうふふでコメディのほほん展開
真剣なシーンもそこそこあるのですが鬱!といった感じもそうありませんし
演習という名目で行われる銃撃戦もなかなか面白い出来になっています
色んな銃が出てくるのでWIKIでどういう特徴でキャラに反映されてるか調べたり楽しめました
アニメ好きでミリタリー好きなら結構いけるアニメじゃないかなと思います

しかし最終話の最後の最後、一気に色々と現実に引き戻されます
キャラ可愛いし銃の擬人化興味あるし見て見ようかな?なんて考えてる人は要注意

{netabare}「私達(擬人化した銃)を作ったのは人間だろうが」といったような言葉
人殺しの道具を望んで作ったのは人間、一瞬で痛い所を突かれました
平和ボケした日本では戦争なんて全く現実感のない事なんですが
紛争地域では少年兵がAK47を持って殺し合っているのを忘れてました

それどころか戦争や殺し合い、死を扱うアニメやゲームを楽しんでる自分
何を考えて気楽にのほほんと楽しんでたんだろうと思わされます
これには本当にまいりました、しばらくはそういった物を楽しめそうにないです

ラスト三分くらいのたった一言で鬱な気分にさせるのを元々考えていたのでしょうか
休日朝からのほほん楽しんでたらこうなるとは思いもよりませんでした
非現実な世界から放たれた現実への言葉の重み、凄いものですね・・・{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

ともか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

萌えで解説する鉄砲アニメ

漫画原作(未読)、 1クール(全10話+TV未放送1話)、 2012年春放送。
TV未放送分は未視聴。


鉄砲を擬人化した、日常パート多めのキャラ萌え系ガンアクション作品。
実在する様々な種類の銃が登場し、
登場人物たちは皆、その銃の性質に合わせたキャラ設定になっています。
(体格、能力、性格など)

内容は かなりマニアックですが、
ある程度の対戦シーンに加えて、日常シーンにはギャグもあり、
私のように全く知識のない素人でも楽しめる内容になっていると思えます。

新キャラ(銃)が追加されたとき、故障したとき、キャラ(銃)同士を比較するとき等々
素人にも図や動く絵を用いて分かるように、その都度解説してくれます。
アニメでこそ出来ることだと思うし、
制作陣のこだわりも 相当なものだったと感じます。

仲間と連携しながら銃撃対戦シーンを切り抜けていく場面が、
この作品の最大の見どころでしょうか。
学内の相手と対戦した後、後半は他校との対戦シーンも出てきました。
緊張感はあまり強くないですが、私にとっては観やすかったです。

あくまでも銃器の擬人化のため、
撃たれても出血したり死んだりせず、ダメージを負って故障するだけ。
修理してすぐに復活するという安心感があります。
グロ要素は全くありません。

各話のサブタイトルを読み上げる時に、
銃声の数がその話数と一致している辺りは、少し珍しい工夫だと思いました。
(たとえば、第2話は銃声2回、第8話は銃声8回、といった具合。)


作画は、雑な絵ではないのですが全体的にもうひとつ。
また、二次元としては太めのキャラ絵も特徴的で、
私は問題なく観ていましたが、受け付けない方も居るかもしれません。
http://www.upotte.jp/ (アニメ うぽって!! 公式サイト)
アニメ作中でも↑この絵柄のイメージでほぼ合っていると思います。

キャラについて、
様々な性格(性質)のキャラ(銃)が揃っていて、敵らしい敵も登場し、
面白さを演出するには足りていましたが、
後まで記憶に残るほどのものはなかったです。
演じている声優陣は、イメージからかけ離れることがなかったので良かったです。

音楽は可もなく不可もなし。
OP曲は疾走感のある曲、ED曲は対照的に少し癒される静かな曲。
OP曲: I.N.G.
ED曲: ひめくり



内容的に万人向けとは言い難く、他人にお勧めするのも難しいです。
視聴前にハードルを下げていたこともあって、個人的には比較的楽しめました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35

67.8 12 コメディで文化祭なアニメランキング12位
げんしけん二代目(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (585)
2945人が棚に入れました
椎応大学現代視覚文化研究会、通称「現視研」。その新会長となった荻上千佳は、昨年の新歓活動の反省を踏まえ、新入生の会員獲得を目指していた。新歓会場では、相変わらずコスプレをして自分だけが楽しんでいる前会長・大野加奈子を横目に、荻上は大きなイラストを即興で描く姿を披露した!それに反応した女子が2名、新入生の吉武莉華と矢島美怜が現視研に入会した。類は友を呼ぶのか、2人はいわゆる「腐女子」であった。
そして更に、入会希望で部室に現れた栗色の髪の清楚な美人―。だが、その正体はウィッグを着けた「男の娘」で・・・。
超個性的な新入生を迎えた、『げんしけん二代目』の活動が始まる!
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

オヤジの栄光時代はいつだよ・・・・全日本のときか? 斑目は・・・・・・・・斑目は今なんだよ!!

げんしけんシリーズの感想を書いていくうちに、2代目の感想で書きたいことが大分浮かんできました。
ということでほぼ全部書き直しです。

【短い感想】
散々げんしけんの凄い所を挙げてきましたが、それでもまだ凄いところがあるから、最早流石としか言いようがありません。
2代目でその描写が顕著に見られますが、それは“自分に対する劣等感”についての描写です。
オタクとか腐女子とか色々出てきますが、私もそうですが中々人に堂々と言えなくないじゃないですか?
履歴書に趣味アニメ鑑賞、BL鑑賞とか書けないでしょ?(笑)
私も人に言う時は野球とかボーリングにとどめています。
人には言えないけどやめられない自分の趣味、このもどかしさや悩む様子に注目していただきたいなぁと思いました。

ほかにも腐女子の生態系の描写や超強力になったパロディー描写も面白いし、魅力的です。
そして再び主人公として返り咲いた我らが斑目さん!
ていうか、卒業して社会人になっている先輩が大学のサークル舞台にしたアニメで主役級のスポット浴びるとか、作者さん斑目のことめっちゃ好きなんでしょうね(笑)
かまわん!もっと目立たせろ!私たちも斑目さんが大好きだ!


【長い感想】
○劣等感について
{netabare}げんしけんに出てきた登場人物の多くが持っていた感情でしょう。
笹原も斑目も大野も荻上も、そして今回の新入生も持っていた感情です。
実際問題、一人でBL趣味オープンにするなんてまず無理じゃないでしょうか?
オープンに出来るのは、周りに同類がいて、開き直ることができるからだと思うんです。
まぁあくまで予想です。本人どころか、私は男なので本音はわかりません。

波戸くんの描写は本当によく考えられていると思います。
BL趣味はほかの人には言えない、それでもやっぱり誰かと語りたい、高校の時は結局突き放された、それでも自分の趣味をやめれないから女装してまで輪に入っていた。
ただの女装キャラとか、性同一性障害とかそういうものでは絶対にありません。
悩んだ末に、自分を隠してまで趣味を貫こうとした結果だと思います。
誰でも見せたくない、知られたくないことってあると思います。
吉武は浪人したことを隠し、大野も最初はガチムチ趣味を隠し、荻上もBL趣味を隠してきた。
荻上に関してもよくわかります。
オタクが嫌い、オタクである自分が嫌い、だから人には見せたくない、でも趣味はやめられない。

書いててキリがなさそうなので、斑目さんのあのセリフでしめておきたいと思います。
「なろうと思ってなったもんじゃねぇからやめる事もできねぇよ」{/netabare}


○11話:いい最終回だった…
{netabare}げんしけんシリーズを通して一番の神回といっても文句ないと思います。
告白の内容、表情の作画、声優の演技、間、今までの描写内容、告白に対しての咲さんの返事、全てにおいて完璧としか言いようのない告白回でした。
告白してフラれる場面がこれだけ絵になるアニメってまずないっしょ。

げんしけんには理由になる描写、エピソードがあると他の感想で書いてきましたが、今回もしっかり繋げてきましたよね。
間も完璧でしたよね。
マンガのこの回を読んだことありますが、間違いなくアニメの方がいいです。
マンガだと、すぐ次のコマに目がいってしまいますが、アニメは言ってしまえば次に行かせない、数秒間あけることによってよりリアルな雰囲気を出しています。

あー…思い出したらまた見たくなってきた。
オタクとは正反対の人間がオタクの告白に対して真剣に答えて、その後にオタクを気にして我慢できずに泣いてるんだぜ?
普通考えられますか?はいはいフィクションなんでもありですねーで片付けられますか?
それだけの描写をして、関係を築いてきたからこそ、この告白シーンを成立させられるんです。
げんしけんの集大成といえる回ですよ。
全部合わせたら40話近く、その末の告白だからこそより一層くるものがありますが、それでもこれからの恋愛物はこういう理由になる描写や本気度が伝わって来るシーンをしっかり見せて欲しいし、げんしけんを見習って欲しいと思いました。

あと、すごく贅沢な注文ですが、ここでクラブハウスサンドを流してくれればなぁ…
すごく素敵な歌詞、というか斑目本人を表したような歌なので、良ければ読んでみてください。

クラブハウスサンド  ゆうまお   げんしけん2ED(2番)
{netabare}全然 くだらないことで 話し盛り上がって すぐ最終チャイム
そして 休講掲示板の前を通り過ぎて 見送るモノレール
気付いた恋にフタをして 永遠のトモダチを選ぶ
それでいい それもいい 答えはもう出てる

たしかに ボクらは変わってゆくだろう 変わらない思い出 持って
決して 笑いあえない笑い話
怒りっぽくて 涙もろい キミが好きでした

はぐれた青春 とりまく現実 立ち戻ることで また進めるなら 逢いたいよ

たしかに ボクらはここがだいすきで 笑顔で言えたんだ Bye bye
いつでも キミの味方になりたいと
思い出すとき アイはそこに 必ずあるから{/netabare}{/netabare}


【最後に】
パロディがバカみたいに増えましたね。
昨今の日本のアニメ、マンガなどのオタク文化が急速に進んだのが伺えるようでした。
げんしけんのパロディは他のアニメと同じように笑いをとるという木液もあると思いますが、それだけでなく、彼らの日常を表す手段として用いられていたと思います。
現代的な視覚情報を扱ったサークルなだけに、アニメの話なんてたくさん飛び交うだろうし、その中のネタやセリフを仲間同士で言い合うことってよくあると思います。
私もそうでしたし(笑)
日常とかまどマギの名言友達と言い合ってましたし。

他のアニメとはパロディの使い方には少し違う意味が含まれていると思いました。
アウトブレイク・カンパニーなんかもげんしけんとは少し違いますが、またこっちはこっちで独自のものを築いていると思いました。

つーかタイトルめっちゃ悩んだ(笑)
やっぱスラムダンク縛りは少し無茶だったかもw
まぁ意味はあってるかな、ハーレム的にも、11話的にも、主人公的な意味でも。
本当はこっちのタイトルにしようとしてましたが、ネタバレになりそうなので…
{netabare}告白したことがあるというのがいつか大きな財産になる{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中身と外見と。斑目、本当の卒業。

オープニングの歌声がとてもかわいくてキャッチー。
歌詞にあるように「男だから女だから レーベルだけで中身まで決めつけないで」そんなテーマですね。

BL趣味なハトくんの設定、特殊だなあと始めは思ったのですが、性別逆にすれば、そうだよな、実際女性で男性向けや女同士ものを描いてる人はたくさんいるわけで(男装まではしないだろうけど)ありなのかもな〜とグルグル考えてしまった。

************

6話まで {netabare}
荻上、後輩の事を「最近の子は」って。そうですね、視聴者は通して見てると時代の流れを感じてそう言いたくもなりましょうが、荻上はまだ同時代を生きているはず…。

クッチー、部室入れないのか不憫…と思ってたら手負のリスみたいな攻撃、ダメだよー。
スーの突っ込みは万能ですね。
いろんなネタやコスが楽しいけど、そこばっか見なくてもわからなくても、皆の主張を聞くのが楽しい。
女子会もいいけど、班目の恋心のオトシマエが気になります。

声?そういえば変わってるけど、絵柄もこぎれいに変わったので、あまり気になりませんでした。
{/netabare}

************

8話
ハトくん、斑目先輩との会話から自分のBL妄想が先輩を追い詰めてるのではないか、と不安になる。
「好きなこと、やったらいいよ」という斑目の寛大な許容に、本腰いれてBLでない漫画に取り組んでみようという決意。
むむ、男っぽい!

些細なことにも妄想を自由自在に膨らませて夢中になれてしまう、ハトくんの中の、BL魂の妖精さん。
女性向け同人の独特の「自らの愉しみに貪欲で旺盛」なところですね。

{netabare}私自身は、若い頃はおたくなんだろうけど腐女子にはなりきれず、「楽しそうだなー。」と外側から見ていました。
関係性に萌える=人と人はくっついた方が楽しい!面白い!って信じてるって事だから。大なり小なり愛を信じて夢見てる人達なんだよな…と。

愛云々は大げさかもしれませんが…恥ずかしい事ですが、たぶんね。
女の子たちがなぜ萌えるのか、自分は萌えられるのか?を理解出来てから、自分は男の人を好きになれたので。いやはや。

女の子達は、小さいうちから「好き・嫌い」の関係性の定義に敏感だよね。
荻上は以前「女おたくが嫌いです。」と自己嫌悪で言っていたけど、本当に共感出来なくて自分を知って欲しくも無いなら、あえてその人たちの前で言う必要も無いわけで。
その輪の中に居るから、言いたくなったのかな。
{/netabare}
ハトくんのBL妖精さんは、自分一人で誕生させたワケではないようですが…?謎がチラリ。
吉武ややじまっちの、作品作りのためのディスカッションとか、見てて楽しいな。
何か目標をもって作るって、大変だけど面白い。

************

10話でハトくんの過去と会合。
面白いね〜〜。高校時代の話は、せっかくカミングアウトできたのにひとりぼっちで不憫だったけど…、同級生も後悔してて、いい話になってジーンときた。今野かわいいじゃないか。
一時代の話で終わらず、時を経て収拾される青春の話って好きだなあ。

************

11話 泣けた…。泣いたよ…
ほんとに卒業って感じだった。
斑目と、さきちゃんのこれまでの歩みが、確かめられてしまった。
斑目の自覚もせずに守ってきた気持ちと、言葉では表現しきれないってこと、さきちゃんの「伝わった」に泣けた。
さきちゃーん。斑目にすればいいのに…。なーんーでー。でもそれが、他人の恋路。


「なんだ現実か」「お前ら本当はゲイ嫌いだろ」に笑った。脳内の話以外は、バッサリ興味を示さないご様子。

笹原妹が感じて口にした、ハト君に身内のことなんでも知ってるって顔されるウザさ。確かにねー。斑目に関してハト君はちょっとひとりよがりかも。
そういうところをちゃんと指摘する人物もいるのが、この物語の良いところだな。
「本当に、楽しかったんだ」
斑目の言葉が染みる。

************

最終回

あー、終わっちゃった。
終始絵が綺麗だった。やじまっちですら綺麗な温泉シーン。
最終回はとくに、スーの蹴りが冴えていた〜。進撃の巨人ネタ…(笑)色んなネタに気づければもっと楽しいかも。
スーのテキパキとした面倒見のよさは何なんだ。一番働き者に見えた。

楽しかったなー。続きますように…
斑目、再就職決まりますように。

11話は、単体ではなくてここまでの時間が生きてくるような回だったなぁ…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

本当に・・・楽しかったんだ・・・(-ω-)

原作 漫画 

3期目  

オタクサークルの日常系

全13話

1期→OVA→2期  視聴済み


いつも、レビューは観終わってからしか書きませんが、(SAOは書いたか^^;)
どうしても言いたかったので・・・ (。-`ω´-)


今回、1話見ただけですが、キャラの声が、皆 総入れ替えで・・・(> <) 
何で変えるかな~?
キャラと声って、凄く大事なのに!
イメージが変わっちゃいます!! (。-`ω´-) プンプン

斑目の声なんか、好きだった檜山修之さんで、凄く良かったのに・・・

荻上だって、好きな水橋かおりさんだったのに・・・

大野も、好きな川澄綾子さんだったのに・・・

特に、この3人の声には違和感でした。
前の声に慣れてしまっているので、残念でしかたないです。
ε-(ーдー)ハァ

前の主人公の笹原と、金髪のスザンナの声は、そんなに違和感無かったですが・・・^^;


映像は、前より綺麗なんだけど、キャラデザも変わってしまってて、違和感ありました。
目の描き方が変わったのは致命的です。><

時期に慣れるのかな・・・?

内容は、新キャラ登場で、面白くなりそうです。

声が変わったのは残念ですが、
今後も毎週楽しみに視聴します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最終話まで見た感想

げんしけんにハマリ、この2代目の途中から原作コミックを読みました。

そしたら、2期から この二代目までの間の重要なエピソードがカットされてて、愕然でした!

{netabare}
2期の終わりでは、笹原と荻上が この先どうなるのか?
って所で終わっているんですが、
この二代目のはじめでは、もう既に笹原と荻上は付き合っていて・・・

原作で描かれてる 笹原の告白がカット・・・

それに、荻上が自分のラウマを克服する件もカット・・・

笹原、高坂、春日部の大学卒業もカット・・・

う~ん、めっちゃ残念です。><

できれば、ちゃんと2期の終わりから見せて欲しかったです!
{/netabare}
まぁ、このアニメの二代目は、ちゃんと原作の二代目から始まってるから「しゃーなしだな」・・・なんですけどね。
ε- (´ー`*) フッ
なので、二代目ではなく、3期として2期の続きから製作して見せて欲しかったです。
(> <) orz


内容的には、腐女子と女装趣味でBL好きの男の娘が増え、
2期までの雰囲気が変わりましたが、
卒業した斑目や、笹原もちょい出てくるので ガッカリ感は無かったです。

個人的には、11話が最高潮でした!
{netabare}
斑目が春日部へ告白するシーン

斑目ぇ・・・・・このへタレめ!  ε-(ーдー)ハァ

あとは、スーが10話で斑目のほっぺにキスをして・・・

その後、原作では 斑目を意識して3倍赤面するシーンがあるんですが、
それもカットされてたのには・・・
残念です。 見たかったのに・・・
{/netabare}

げんしけんって、オタク、腐女子、BLなど、マニアな趣味を持った人が集まったサークルの話なんだけど、
結構 恋愛も絡んでいるので楽しめるんですよね!

自分も大学に行き、こんなサークルに入ってキャンパスライフを満喫したかったな~って思えました。

自分にはドストライクな作品でした。

斑目じゃないけど、「本当に・・・本当に楽しかったんだ。。。」

万人にはウケないだろうけど、1期見て面白かったなら、この二代目もオススメです。
⊂( ^ω^)⊃


OP:「げんし、女子は、たいようだった。」歌 - 上坂すみれ

ED:「アオくユレている」歌 - 荻上千佳(山本希望)、吉武莉華(上坂すみれ)、矢島美怜(内山夕実)、波戸賢二郎(加隈亜衣)


最後に
斑目の声、最後まで違和感でした・・・( ̄Д ̄;;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 52

69.8 13 コメディで文化祭なアニメランキング13位
ひだまりスケッチ×365(TVアニメ動画)

2008年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (469)
2873人が棚に入れました
『ひだまりスケッチ×365』は、「ひだまりスケッチ」の第2期シリーズ。
「365」とは、1年の365日と人間の平熱である36.5℃との2つの意味があり、蒼樹うめ自身の案によるものである。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、釘宮理恵、福圓美里、沢城みゆき、チョー、木川絵理子、蒼樹うめ

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

松来未祐さん、家族の意向で病名公表 死因は「悪性リンパ腫」

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

ひだまりスケッチ×365 第1巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第1巻。
「ひだまり荘」で暮らす主人公・ゆの、同級生の宮子、上級生のヒロや沙英の日々を描く。
第1話「4月5日 2月9日、10日、14日、15日 はじめまして!うめてんてー」と第2話「2月6日 サクラサクラ」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第2巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第2巻。
先生が紹介してくれた神社へ写生しに向かったゆのたち。
神社へ着き絵を描いてい彼女たちの前に、ひとりの少女が現れる。
第3話「5月27日 狛モンスター」と第4話「3月16日-23日 まろやかツナ風味 10月31日 ガガガガ」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第3巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第3巻。
高校の合格祝いも兼ねて、智花がひだまり荘にやって来た。
ゆのたちは智花が好きな餃子を作るのだが…。
第5話「3月25日 おめちか」と第6話「7月30日 さえ太 11月11日 ヒロえもん」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第4巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第4巻。
入学式当日を迎え朝から落ち着きのないゆのたち。
そんな中、朝食の準備をしていたひだまり荘へ、ある人物がやって来る。
第7話「4月7日 入学式と歓迎会」と第8話「10月13日 お山の大将」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第5巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第5巻。
夏休み中の生徒に暑中見舞いを書いていた吉野屋先生だが、校長から仕事を押し付けられ…。
第9話「8月5日 ナツヤスメナーイ 12月3日 裏新宿の狼 PARTII」と第10話「6月8日 まーるニンジン」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第6巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第6巻。
お昼休みに屋上で寝たせいで眠気まなこで体育をしたゆのは、体育館にジャージを忘れたことを思い出し…。
第11話「9月28日 パンツの怪」と第12話「7月7日 見ちゃダメ 7月8日 四人」を収録。

ひだまりスケッチ×365 第7巻
「月刊まんがタイムきららCarat」で連載中、蒼樹うめ原作の4コマ漫画のTVアニメ新シリーズ第7巻。
両親との再会を果たすために帰省していたうめ先生が、ひだまり荘に戻って来て…。
第13話「1月10日 おかえり…うめ先生」とTV未放映エピソード「2月24日 ポラロイドン 2月25日 忘れてないよ」を収録。

松来未祐さん、家族の意向で病名公表 死因は「悪性リンパ腫」
アニメ『ふたりはプリキュア Splash☆Star』のチョッピや『ひだまりスケッチ』シリーズの吉野屋先生の声を務め、10月27日に亡くなった声優・松来未祐さん(享年38)の病名が「慢性活動性EBウイルス感染症」で、最終的な死因が「悪性リンパ腫」だったことが、わかった。15日、松来さんの公式ブログで公表された。

「松来未祐を応援してくださった皆様へ」のエントリーで更新されたブログでは「昨日12月14日、松来未祐の四十九日が無事に終わりました」と報告。「ご遺族の『同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しいので、病名を公表したい』」との意向があったとし、病名「慢性活動性EBウイルス感染症」、死因は「悪性リンパ腫」と明かした。

また、松来さんのこれまでの経緯について「体調不良が続き検査を重ねていましたが、原因がわからないまま、6月30日に急性肺炎で緊急入院をすることとなりました。精密検査の結果『慢性活動性EBウイルス感染症』という非常に症例が少なく、難病指定もされていない難しい病気であることが判明し、そこから松来未祐の闘病生活が始まりました」と説明。「9月4日には奇跡的に一時退院が認められましたが、9月18日再入院。10月27日午後10時18分永眠いたしました」とした。

「私どもスタッフから見ても、辛い治療にもいつも前向きに立ち向かっていて、必ず完治して復帰できると信じておりました」と無念さをつづり「本人も、いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたいと考えていました 今回の公表を機に、より多くの方に『慢性活動性EBウイルス感染症』という病気を知っていただき、早期発見と治療法の進展に繋がることを願っております」と記した。

最後は改めて「松来未祐を支えてくださった全ての方々に、スタッフ一同、心より感謝申し上げます」と伝え、両親からのメッセージを添えた。

松来未祐さんご両親のメッセージ

「娘の闘病生活については頭が下がるほど立派でした。ただ、ただ、仕事に復帰したい一念だったと思います。亡くなる直前まで意識はあったようで、言葉を発することはできませんでしたが、こちらの問いかけにはコックリと頷いていました。声優仲間の他ご縁のあった方々からの多大なご協力、ご支援、ご厚情に親として驚くとともに感謝に堪えません。また、これまで長い間松来未祐を応援してくださった多くのファンの皆様、本当にありがとうございました」

声優・松来未祐さんが38歳の若さで逝去。突然の訃報に関係者やファンからショックの声多数
7月より病気療養のため休業していた声優・松来未祐さんが、平成27年10月27日、38歳で永眠されました。松来さんといえば、『ひだまりスケッチ』吉野屋先生、『這いよれ! ニャル子さん』クー子、『さよなら絶望先生』藤吉晴美、『たまゆら』八色ちもなど、数々の人気キャラクターを熱演。ラジオや音楽の分野でも大活躍してきました。今回の発表は、所属する81プロデュース、および松来さんの個人ブログにて報告されています。

ご自身のブログでもたびたび「私は治療がんばるぞ!」、「早く治して、迎えにいきます!」といった治療に専念している様子が書かれていたほか、9月には楽しげな誕生会の様子を公開していたこともあり、多くの関係者・ファンが突然の訃報にショックを受け、「早すぎる」「悲しい」といった声が寄せられていました。

松来さん生来の明るさや優しさを悼むコメントも多く、松来さんがいかに周りの方々に笑顔を振りまいていたかが伺えます。

在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

2007年11月18日に開催された番組イベント「超ひだまつり」において、第2期『ひだまりスケッチ×365』(さんろくご)が製作されることが発表された。「365」とは1年の365日と人間の平熱である36.5℃との2つの意味があり、蒼樹自身の案によるものである。2008年7月より第1期と同じ放送局で全13話が放送されたほか、DVD用に特別編が一本製作されている。

内容は原作にほぼ忠実だが、各話の順番はバラバラで、また時系列順でもなくバラバラである。第2期ではゆのは1年生。

このアニメの大きな特徴として、実写取り込み画像とスクリーントーン状の背景を効果的に使用していることが挙げられる。特に第2期では料理の実写取り込み画像が多用されており、オーディオコメンタリーによれば、スタッフが実際に調理した物を撮影して使用している。

パートの冒頭には映画のフィルム音と併せた5秒前からのカウントダウンが流れ、2期ではヒマワリやウメなどの花を見立てたデザインのものが使われている。

ひだまりスケッチの新たな挑戦として、アニメ業界史上初、作品単体のテレビショッピング、 その名も『ひだまりスケッチ テレビショッピング』がTOKYO MX 8月14日(火)21時~22時『ゴールデンアワー』内にて放送された。

対象商品
ひだまりスケッチ×365 Blu-ray Disc Box(8月22日発売)

オープニングテーマ
「?でわっしょい」

エンディングテーマ
「流星レコード」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 41
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

メゾンひだまりカルテット2期・・・もう、こっちが1期でいいんじゃない??

てんてー、なんかの嫌がらせですか?

◇4コマ漫画原作、全16話?、1クール+3話?、4期まで続いたシリーズものの2期

おいどんのぉ~ハートを~、ワッショイされてしまったで~~ごわすぅ。

ひだまり初心者は1期よりも先にこちらを観ることをオススメします。
まずOPだけで観ようと思ってしまいます。心を神輿に担がれます。
そして最初の回が原作の最初に当たるし、ついでに言うと、その続き1話分も作中で扱われている。


ひだまり荘に一人暮らしする美術科高校生4人と愉快な仲間たちの日常物語。

簡単にキャラ紹介、1期の感想で紹介したメインキャラは適当に、他はまあノリで。
◆1期の感想 → http://www.anikore.jp/review/613958/

ゆのさま ちっちゃいよ!
住めば都 天才
寛の海  母
新谷眼鏡 関白亭主

牛丼17 イイ変態

なつめ  高2、対メガネつんでれ緑
校長先生 プンデレろんぐw
桑原先生 保健の先生、まともな銀髪
大家さん 職業不明やにポニテ
釘宮ちか 中3、シスコンええ妹

キャラデザは5頭身ぐらいだが、1期よりも丸みを帯び、眼が大きく、背が若干伸びてた?
1期の方が好きかも。特別編は3期絵っぽい。


お馴染みシャフト演出、時系列シャッフル、実写を駆使しした、時空自在アニメ。
キャラはより滑らかに動き、よりテンポ良く、話の展開はゆるい漫才みたいに向上している。
全体的に色づかいは優しく、柔和な雰囲気が保たれている。
{netabare}誰かさんがサウスポーだとよく分かる演出とか、にくいわー。あれで気づいたし。{/netabare}

見どころはやはり、ひだまりスケッチでしかなかなか見れない登場人物が描く作品の数々。
画面越しに見ることができる作品が増えて、感激♪

あと、薄々気づいていたが、ぽっちゃりネタをここまで果敢に攻めているのも珍しい。
男キャラがデブネタで天丼はよくあるが、「女性」「ぽっちゃり」というグレーゾーンを堂々と歩いている。
大したことなさそうでも、致命的でないにしても小さくない問題なんだよ。
私も部活動をやめ、たまたま計った体脂肪率が3%増しになったときの衝撃を忘れません。筋トレしているのに。
しかもネタが「デブ」→「太ってないよ、ぽっちゃり!」とかワンパターンではない。
{netabare}横綱、食べ過ぎ・逆、ダイエット食品・グッズ、ボトムス・姿見、など多角度から下腹部や二の腕を狙撃w{/netabare}


豊富なペアリングネタも堪能できる。
武蔵丸×曙、ゆの{netabare}すけ×よしこ{/netabare}、くせ毛×メガネ、夏×眼鏡、みや×猫…
なつめファンが増えたのは間違いないだろう。
横綱メガネ夫妻ファン歓喜回あり♪{netabare}サエさんが1年のときの展示wwwww 狙っているのか?{/netabare}

苦悩して苦労いるときの描写がすごい丁寧になったかも。
物語、というか小さな成長を読み取れる。

神社回は商売と女性との会話の参考になりますww
料理で調理の描写や順序、完成品とか料理ネタも手抜きせずにやってて、好感♪

それにしても予告編も気合入ってるなぁ、最後まで楽しめるのはやっぱすげーなぁ。
{netabare}くせ毛イジリがひどいwwwww{/netabare}


一つだけ文句あるが、てんてー出しゃばり過ぎ。半分ぐらいのセリフと尺を他へお願いします。
※ 脚本のせいなので、リアルの先生は悪くないと思われます。


OPはノリノリでテンションMAXになります♪ ただ歌詞が雰囲気マシマシで意味不明ww
歌とアニメーションだけで見れば1番好きだが、シリーズに合っているかで言えば1期に負ける。
このOPでの遊びが顕著で、みやこ好きには辛抱たまりません。
2番もええ。{netabare}「土日のファッション、サンキュッパーーー♪♪」{/netabare}
EDは地味にイイ。キャラのアイコンも確立したようだ。
BGMは明るくしみじみアレンジとオリジナル。あの「デデデッデデデッデーンデン」が衝撃過剰かも。

1話を除くと時系列シャッフルだが、初見さんでも比較的楽しみ易くできていると思う。
2期の、しかも途中の回からひだまりスケッチを知った自分だが、OPと実写演出でハマりました。
ひだまりスケッチを観たい人には2期→1期(3→4)の順で観ることをオススメします。
普通に日常系としてもよくできた作品なので、キャラデザ・演出が苦手じゃなければオススメ☆


な、夏目のことなんか好きでもなんでもないんだから、
・・・わ、わた、私は、みやこと吉野家先生の二筋よ!? ・・・ワッショーイ♪


前の感想 → {netabare}2013.07.07平均満足度:★★★★☆3.8(作画・物語3.5点)

≪普通の人の知らないステキな日常☆ そして、実写が使われる最後・・・?≫

アニメ見て、実写と融合してて、「お、何だこれ!?」って初めてなった作品だと思う。

超元気なOPから始まって、確か漫画の一話?に当たる時系列で一番古いものがここで登場。
なので、逆に2期から入って見やすかったのかも。

ひだまりの良さって、日常なんだけど「美術科」という一般人とは異なる世界だから、
淡々とちょっとした非日常を見せてくれるのが楽しい。
私は芸術科のある高校に通っていたので分かるけど、音楽科や美術科の生徒って雰囲気全然違う。
だから登場人物にちょっと親近感がわいてた。

絵柄も少し変わってかわいくなったかな。
OPでの芸の細かさも良かった☆

記憶が正しければ、実写が散りばめられていたのはこれが最後かな。
あの独特な静止画がかなり良かったんだが・・・

それにしてもこの4人、キャラええわ~{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キャラクターごとの物語を感じました。

{netabare}
|ストーリー
|
きらら作品の中でも『物語』があると感じました。
個人的には、ヒロさんと沙英さんの仲直りのシーンが好きでした。
私も友人たちと喧嘩はしないというか、まず私が怒らないというか、怒っても何も解決もしないという点が大きいので私だったら・・・どうなるんだ?
何も起きなさそう
---------------------------------------------------------------
|作画
|
この頃は、制作会社がシャフトでしたが、シャフトらしい演出があった日常系アニメでした。結果的にはキャラの安定さはあったと思いました。
---------------------------------------------------------------
|声優
|
ゆのちゃんの声がほんとにかわいい。
---------------------------------------------------------------
ムービー
|
|OP ☆3.6
|
この曲は何度聞いても飽きないぐらい好きです。聞くと元気になるような曲ですよね。
---------------------------------------------------------------
|
|ED ☆3.1
|
シャフト感が溢れたEDで、最初のキャラクターのシルエットシーン、これこそシャフトだよ!!シャフトが好きなので過大評価し過ぎかもしれない・・・
---------------------------------------------------------------
|キャラクター
|
みんないい子だと思いました。校長先生と吉野家先生のシーンほんと好きでした。吉野家先生みたいな先生が担任だったら絶対楽しそう。
---------------------------------------------------------------
| +α
|
|OPED中毒度 ☆3.4
|
1期よりかは聞く回数が少ないような感じました。
でも、普通にいい感じでした。アニュータで毎日学校の登校中に頻繁に聞いています。
---------------------------------------------------------------
|再視聴度  ☆3.0
|
まずまずといったところ・・・何故かというと日常系アニメは癒しアニメでもありますが、ひだまりスケッチの場合続編が多いので、鬱系や異世界系などを見たあとの癒し候補としては個人的にいいかもしれないです。
---------------------------------------------------------------
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

69.4 14 コメディで文化祭なアニメランキング14位
ひだまりスケッチ×ハニカム(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (473)
2471人が棚に入れました
『ひだまりスケッチ×ハニカム』は、「ひだまりスケッチ」の第4期シリーズ。
憧れのやまぶき高校美術科に、見事合格したゆの。
自宅から遠いため、親元を離れ学校の門前にあるアパート「ひだまり荘」で一人暮らしをすることなった。
隣室に住む同級生の宮子、階下に住む上級生のヒロ・沙英とともに、やさしくあたたかい仲間に囲まれながらも、4人が巻き起こす楽しくもにぎやかな日々を描く。

声優・キャラクター
阿澄佳奈、水橋かおり、後藤邑子、新谷良子、松来未祐、釘宮理恵、福圓美里、沢城みゆき、チョー、蒼樹うめ

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

故・松来未祐さんの病名、慢性活動性EBウイルス感染症だったと明かされる

憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
親元を離れ、学校のまん前にある小さなアパート『ひだまり荘』で一人暮らしをはじめたゆのは、そこで同級生の宮子、先輩の沙英とヒロの三人に出会う。
美術家の変わり者が集う事で有名なひだまり荘では、毎日がてんやわんやな出来事ばかり。
しかし、慣れない生活に戸惑いつつも、優しく温かい仲間に囲まれながら、ゆのは今ゆっくりと夢に向かって歩き出す。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第1巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第1巻。
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
「ひだまり荘」でひとり暮らしを始めた彼女は、優しく温かい仲間に囲まれながら、夢に向かって歩き出す。
第1話「5月6日 - 5月15日 狭い日本 そんなに急いで どこへ行く 5月16日 - 5月18日 どこでもでっかいどう」と第2話「5月18日 - 5月19日 上からゆのさま」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第2巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第2巻。
憧れの私立やまぶき高校美術科に入学したゆの。
「ひだまり荘」でひとり暮らしを始めた彼女は、優しく温かい仲間に囲まれながら、夢に向かって歩き出す。
第3話「8月31日 夏休み最後の来訪者 9月1日 おかしもち」と第4話「9月15日 勝利のシャッターチャンス!! 勝つのは宮子だ!!」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第3巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第3巻。
いきなり明後日両親が遊びに来ることになったなずな。
手料理を食べたいと言われた彼女はゆのさんに相談すると、ヒロさんとふたりで教えてくれることに。
第5話「4月20日 オンナノコのきもち 1月31日 まっすぐな言葉」と第6話「10月15日 空の高さも木立の影も 4月26日 - 4月27日 恋愛上級者」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第4巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第4巻。
コンペでやまぶき祭のパンフレットの表紙絵を描くことに。
表紙になれば校外の人にも見られ、やまぶき高校のホームページにも載ると張り切るゆのだったが…。
第7話「10月5日 - 10月6日 パンフコンペッペ 10月6日 - 10月8日 ひみつのデート」と第8話「10月11日、10月30日 恐怖!やまぶき祭 準備編 11月3日 怪奇!やまぶき祭 当日編」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第5巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第5巻。
大家さんがデパートのクジで当たった人生体験ゲームをもらった沙英は、そのままじゃつまらないと、ひだまり荘版に改造することに。
第9話「11月10日 ほほえみがえし」と第10話「12月2日 学べる雪合戦 12月15日 ひだまり応援団」を収録。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第6巻
蒼樹うめ原作の人気4コマ漫画をアニメ化した新シリーズ第6巻。
吉野屋先生の部屋の美術書が増え過ぎたため、一部をやまぶき高校に寄贈することに。
すごい量の本を運ぶのを手伝うことになったゆのたちだったが…。
第11話「12月22日 お姉ちゃんだったのですね 12月21日 - 12月24日 うろおぼえうた」と第12話「12月31日 - 1月1日 ゆく年くる年」を収録。

【アニメキャラの魅力】ミニマム、家庭的、お風呂好き!(たぶん)主人公「ゆの」の魅力に迫る
『ひだまりスケッチ』は、『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった蒼樹うめ氏による漫画作品およびアニメ作品で、やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた物語です。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯などさまざまな場所が舞台。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■ゆのとは
ひだまりスケッチの主人公です(たぶん)。ひだまり荘の201号室に住んでいて、隣人の宮子とはクラスメイトでもあり、親友です。はじめは、自身の芸術への取り組み方について悩んだりもしていましたが、ひだまり荘の住民や周囲の人と交流しながら、少しずつ成長していく様子が描かれています。

身長144cm。今時の小学生高学年の平均身長くらいのミニマム。そして、身長の話題になると暴走状態になってしまいます。そして、声優「阿澄佳奈」さんの声が、さらに彼女の魅力をアップさせています。

■家庭的
ゆのは、ひだまり荘に来たとき、若干ホームシック気味になったことがあります。そのためか、乃莉となずなが来たときには、沙英さんやヒロさんのように後輩の面倒を積極的に見ようと奮闘します。沙英さんとヒロさんとはまた違った、ひだまり荘の家庭的な雰囲気を作り出しているのが彼女といえるでしょう。料理が得意で、おふくろの味の輪切り人参入りきんぴらごぼうは、なかなか他では見られない素敵メニューです。

■努力家
ゆのの登場シーンはとても多いですが、その中でも物事がうまくいかずに悩んでいるシーンが多い気がします。他の登場人物と比較すると、やや地味な感じもしますが、努力して一生懸命に物事に取り組む、そんな姿勢は私たちも見習いたい部分ですね。

■お風呂大好き
ゆのはお風呂が大好きで、アニメではほぼ毎回彼女の入浴シーンがあります。入浴シーンの需要も、きっと(そこそこ?)あるのでしょう。彼女以外の入浴シーンが気になるなら、時々ひだまり荘の住民達で近所の銭湯に行っているようなので、そちらも確認してみてください。ちなみに近所の銭湯は“正の湯(まさのゆ)”で、のれんには「ゆのさま」と表記されています(笑)。作者のセンスに脱帽なのです。ただ、同じ水でもプールは苦手で泳げません。

癒し系ミニマム芸術少女「ゆの」の魅力について語ってみました。まさに『ひだまりスケッチ』の主役にふさわしく、たくさんの長所と短所を持った、とても魅力に溢れる少女ではないでしょうか?

【アニメキャラの魅力】ムードメーカーでトラブルメーカー!ハラペコ貧乏少女「宮子」の魅力
『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したもの。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた人気作品です。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯など、さまざまな場所を舞台としています。

■宮子嬢ってどんなキャラ?
宮子嬢は、福岡県出身で家族は両親と兄がいます。一言でいうと、既存の価値観にとらわれない自由人でとても感性豊かな女の子です。彼女はひだまり荘の202号室に住んでおり、部屋にはなぜか、親が持たせてくれたというビニールプールが・・・。一方で、水道料金を払い忘れて水が出ないなど、うっかりさんな所も。今回は、そんな宮子嬢の魅力について紹介したいと思います。

■ハラペコ健康少女
家庭状況が作品中で語られることはほとんどないですが、その口調からどうやら貧しかった様子。ひだまり荘でも家賃の一番安い、大家さんが自力でリフォームした部屋に入居しています。作品中でも食べ物にまつわるエピソードには事欠きません。女の子はみんな体重や食事の量を気にするものですが、宮子嬢は逆に“たくさん食べることが幸せ”という考えを持っています。健康的でよく食べる女の子はとっても魅力的ですよね。

■スタイル抜群
同性から見ても魅力的なそのスタイル。身長165cmと、同世代の女子学生より長身でありながら、出るところはしっかり出ています。さらに、日頃はお金が無くてなかなか買えませんが、トリートメントをすると髪質も良くなるなど、ルックス・スタイルともにパーフェクトなのです。いつも植木屋の兄に散髪をしてもらっているのはもったいないですが、お金がないなら仕方ありません。ぜひ宮子嬢にトリートメントを買ってあげたいです。

■文武両道
宮子嬢は推薦入学でやまぶき高校に入学しており、美術だけでなく全体的に成績は優秀なようです。作品中でも、妙なところでマニアックな知識を披露したりも。一方で、屋根に登ったり、ひだまり荘の2階から飛んでも全然平気など、運動神経もかなり高いです。一般的な文武両道なお嬢様とはちょっと違いますが、運動、勉強、芸術的にも優れている宮子嬢はやっぱりパーフェクトなのです。

■仲間思い
宮子は、ムードメーカーで時々トラブルメーカー。ひだまり荘の仲間をとっても大切に思っており、隣人でクラスメイトであるゆのの事はとくに大切にしています。ゆのが体調が悪くなったときには、彼女なりに看病してあげたり、後輩の面倒を見てあげたりしています。宮子嬢に看病してもらえたら一発で復活しますね。

宮子嬢なくしてひだまりスケッチを語ることは出来ません。優しくて優秀で時々ボケ・・・、魅力満載な彼女ですが、やっぱり一番はその自由で天真爛漫なところでしょうか。少しでもご興味を持たれた方は、ぜひ一度ご覧になってみて下さい!

【アニメキャラの魅力】敵はカロリー!?ひだまり荘のお母さん的存在「ヒロ」さんの魅力
『ひだまりスケッチ』は、『魔法少女まどか☆マギカ』で一躍有名になった蒼樹うめ氏による漫画・アニメで、やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた作品。ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯など、さまざまな場所を舞台としています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

「ヒロ」は、やまぶき高校の美術科に通う女の子で、ひだまり荘101号室に住んでいる、ひだまり荘のお母さん的存在。一言で表現するなら「良妻賢母」といったところですね。今回は、そんなヒロ嬢を紹介していきたいと思います。

■料理上手なみんなのお母さん
ひだまり荘の住民は、途中で入居したなずなを除いて、同じやまぶき高校の美術科ですが、ヒロ嬢が作品を作っているシーンはあまりないように思います。その代わり、ひだまり荘の住民みんなを招いて料理をふるまうシーンが多く描かれています。現実には、同じアパートに住む住民が一堂に会して食事をすることなど、あまりないとは思いますが、それを可能にしているのが、ヒロ嬢の「料理力」に間違いありません。

■女の子どうし
ヒロ嬢は沙英とは同級生で、ひだまり荘では隣人にあたります。ヒロ嬢と沙英の関係は、周りから見れば夫婦に見えるらしく、北海道への修学旅行はハネムーンと言われていました。2人の関係は、いわゆる「百合」と呼ばれる関係というより、あくまで友達の延長上にあるライトなイメージで、どこか安心して見ていられますね。卒業した後も2人はずっと仲良しでいて欲しいものです。

■カロリー大敵
ヒロ嬢は、普段は常識人ですが、カロリーや体重の話にはとても敏感。その手の話題が持ち上がると、とたんに暴走してしまいます。体重を気にする当たり、年頃の女の子という感じです。それでも、ついうっかり食べ過ぎて落ち込んでしまうのはご愛嬌。体を壊さないように注意してほしいものです。

料理上手で、ちょっぴり体重の話題に敏感なヒロ嬢の魅力についてお伝えしました。沙英さんと一緒に無事にやまぶき高校を卒業して、新たなる人生のステップに進んだヒロ嬢をこれからも応援していきたいですね。

【アニメキャラの魅力】ひだまり荘に住む文学眼鏡少女「沙英」の魅力とは?
『ひだまりスケッチ』は蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したものです。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちの日常を描いた作品で、ひだまり荘をはじめ、やまぶき高校やプールや銭湯などさまざまな場所を舞台としています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■沙英ってどんなキャラ?
沙英は、ひだまり荘102号室に住んでいる眼鏡文学少女です。家族に妹がいるためか、しっかりもののお姉さんですが、ひだまり荘のポジション的には女の子なのに、まるでお兄さんのような感じです。

身長167cmでスレンダー体型、運動神経抜群。ただ、運動神経を宮子と比較すると、どちらが上かは甲乙つけがたいです。しかし、胸が無いことをいつも気にしており、胸の話になるとちょっと落ち込むことも・・・。一方で、コイバナなどに過剰に反応する乙女な一面もあり、それがとてもカワイイのです。ちなみに声は新谷良子さんがあてています。

■学生だけどプロの小説家
普段は学生生活を送りながら、プロの小説家としての仕事もこなす、2つの顔を持つ沙英。徹夜での執筆などをしながら学校にも通っており、かなりプロ意識が高く、いろいろ悩みも抱えている様子。学生の時からプロの世界で活躍したり、様々な悩みを経験しているので、きっと将来素敵な大人の女性になれますよね。今後が楽しみです。

■女の子どうし
ヒロさんとは同級生で、ひだまり荘では隣人です。沙英とヒロさんの関係は、周りから見れば夫婦のようで、よくネタにもされています(沙英が夫、ヒロさんが妻)。恋愛経験がなく、コイバナに過剰に反応して暴走してしまうことがあり、沙英の弱点の1つともなっています。ヒロさんと一緒にいると沙英も安心するようで、これも一時期流行した「女の子どうしのカップリング」の形の1つ。卒業した後も2人はずっと仲良しでしょう。

■気配り上手
沙英はひだまり荘のメンバーの中では、もっとも気配り上手で、ある意味苦労人ですね。また、妹の智花のことも気にかけていますが、顔を合わせるとなかなか素直に言葉が出てこない、少し不器用な良いお姉さんです。

ひだまり荘のまとめ役で、ある意味ストッパー的な役割を果たしている「沙英」。眼鏡キャラの少ない『ひだまりスケッチ』においては、眼鏡文学少女はかなり希少価値が高いです。無事にやまぶき高校を卒業し、新たなる人生のステップに進んだ「沙英」を、今後もみんなで応援していきたいですね。

【アニメキャラの魅力】作品最大のトラブルメーカー「吉野屋先生」の魅力に迫る!
『ひだまりスケッチ』は、蒼樹うめ氏による漫画作品をアニメ化したものです。やまぶき高校のすぐ目の前にある学生アパート「ひだまり荘」に入居する住民たちや、その周りを取り巻く人達の日常生活を描いた作品となっています。メインはひだまり荘に住むやまぶき高校の生徒ですが、その他にも担任の先生や大家さんなど、個性的なキャラクターが多く登場します。

■吉野屋?牛丼屋?
今回ご紹介する「吉野屋先生」は、やまぶき高校の美術教師で、やまぶき高校の卒業生です。ちなみに、作品中でも牛丼ネタが使われていますが「吉野家」は間違いです。年齢不詳でまだ独身。両親と一緒に暮らしており、既婚の弟がいます。また、透明感のある素敵な声は松来未祐さん。美人なのになかなか結婚できない、そんな吉野屋先生の魅力について語ってみたいと思います。

■作品中最大のトラブルメーカー
宮子をひだまり荘のトラブルメーカーとすれば、吉野屋先生は作品最大のトラブルメーカー。そのおこないの数々は作品中でも伝説となりつつあり、正直現実ではマネできないことも多いです。下手したらクビになるのではないかと心配でなりません。生徒にヌードモデルを募集する先生はなかなかいません・・・。いつも校長先生に怒られていますが、校長先生は吉野屋先生に甘いから大丈夫です。きっと。とりあえず、生徒にセクハラはだめです・・・。

■生徒を大切にする教師の鑑
生徒を大切にする姿勢は、教師として(たまには)尊敬してもよいかな?と思う時もあります。これまでの教え子全員に年賀状や暑中見舞いを送るのはただ単に自分のコスプレ写真を見せたいだけの気もしなくはないですが・・・。授業風景もいいかげんに見えることが多いですが、ごくごくたまに生徒の心に響くような言葉を口にすることもあります。

■コスプレ大好き
美術準備室は吉野屋先生のコスプレ衣装で埋め尽くされています。共用している先生のことも少しは考えてあげてほしいと思いますが・・・無理でしょう。美術の授業のときのコスプレはもはや美術科の風物詩です。また、みんなでお正月に初詣に行くときには、一瞬で着物に着替える早業を披露しています。

吉野屋先生みたいな教師は現実にはなかなかいないでしょうが、こんな先生が居たら、きっと学生生活も楽しいでしょうね。彼女が次にどんな事件を起こしてくれるのか、とても楽しみです。

故・松来未祐さんの病名、慢性活動性EBウイルス感染症だったと明かされる
遺族の意向で病名が明かされました。

声優の松来未祐(まつきみゆ)さんが10月に38歳の若さで亡くなってから1カ月強。12月15日に81プロデューススタッフにより松来さんのブログが更新され、四十九日の法要が終わったことが報告されました。

同エントリでは、これまで伏せられていた松来さんの病名が「慢性活動性EBウイルス感染症」であったことが明かされています。これは、「同じ病気の一人でも多くの人が、早期発見により助かって欲しいので、病名を公表したい」という遺族の意向によるもの。

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は、現在でも有効な治療法が確立されておらず、最終的に多臓器不全や悪性リンパ腫などを発病することで高い致死率を示す疾患。EBウイルス自体は大多数の人が感染を経験しているものの、通常は特に問題にはならず、まれに何らかのきっかけでウイルスが再活性化し、体内での免疫制御が不能となることが知られています。

松来さんは、体調不良が続き検査を重ねていましたが、原因不明のまま6月30日に急性肺炎で緊急入院。9月4日には一時退院が認められましたが、9月18日再入院。10月27日に永眠しました。松来さんの最終的な死因も悪性リンパ腫だったと報告されています。

松来さん自身、いつか手記を出して同じ病気に苦しむ人の支えになりたいと考えていたということで、今回の公表を機に、より多くの方に慢性活動性EBウイルス感染症という病気を知ってもらい、早期発見と治療法の進展につながることを願っていると結ばれています。

ブログでは、松来さんの両親からのメッセージも記され、改めてファンへの感謝が述べられています。

「松来未祐、君はとても素敵です。ずっと大好きです」 声優・後藤邑子が明かした“投薬・治療さえも笑いに変えた日々”
11月2日、芸能事務所・81プロデュースが、所属タレントである声優・松来未祐(まつき・みゆ)さんの訃報を発表。38歳というあまりに短い生涯に、多くのファンや関係者が哀悼の意を表する中、声優・後藤邑子(ごとう・ゆうこ)もまた、自身のブログで想いをつづった。松来さんとの胸に刺さるような追憶のブログに、両ファンからコメントが殺到している。

『ひだまりスケッチ』シリーズや、『さよなら絶望先生』『ハヤテのごとく!』など、多くのアニメで共演してきた松来さんと後藤。自然と仕事先で会うことも多く、親しくはあったようだが、決してプライベートで遊ぶ間柄ではなかったという。その松来さんから、今年6月末に突然連絡が届き、後藤は不思議に思ったのだが、話すうちに合点がいった。

松来さんが、後藤に電話をした理由は病気(病名は不明)。後藤は自己免疫疾患の持病を持っており、中学時代には国指定難病医療費等助成対象疾病である突発性血小板減少性紫斑病による闘病生活を送っていた。当時の主治医が、後藤の両親に死を告知するほど大変な病だったが、医療の進歩により完治には至らないまでも、上手くコントロールしていけるくらいには回復した。しかし2012年、そんな後藤は「全身の臓器に原因不明の炎症が起こる全身性エリテマトーデス」と診断され、無期限休養を発表。同年10月に、松来さんとの共演作品『ひだまりスケッチ×ハニカム』で仕事復帰を果たすも、今現在、あくまで様子を見ながら仕事を続けている状態である。

今月4日に更新した、後藤のオフィシャルブログ「TSUBUYAKI」。“君が好きだと叫びたい!てゆうか何度も叫んだ!”と題したブログで、松来さんからの突然の電話について「最近まで入院治療を経験していた私が、病気の件に関しては話しやすかったんだと思います」と振り返る後藤。その後、一緒に「病気って平等で嫌だなぁー」と泣いたという。

しかし、皮肉にも病気をきっかけに仲良くなった松来さんと後藤は、毎日1時間くらい「LINE」でやり取りするようになった。「愛してる!結婚しよう!」「私も愛してる!だが断る!」「私とあの娘どっちを選ぶの!?」「どうしたキメ(投薬)てんのか!?」「この薬しんどい!!」「今使わずにいつ使うのだ!?」「投薬にそのセリフ使うの今、日本でここだけや!(笑)」など、病状や治療すら笑いに変えた応酬をするうち、後藤はどんなに体がしんどくても毎日何かしら笑わせようとしてくる松来さんがどんどん好きになっていった。

松来さんが一時退院した際は、寂しがる彼女のマンションに訪れ、カツサンドやシュークリーム、ポテチやジャガリコといったスナック類を「私ら男子高校生かよ!?」と言いながら食べたり、「治る。私も信じる。君は強い。優しい。丸い。可愛い。才能がある」と前向きに諭しながら、やはりポテチを食べたりした。また、松来さんと親交が深く、長く闘病生活を支えてきたメンバーで形成される「LINE」のグループに入れてもらったり……。

そのグループからの連絡により、容態が良くないことを知った後藤が、病室に足を運び「あっ……」という小さな言葉を聞いた数日後(先月27日)、松来さんは死去した。享年38歳。

「私が君と個人的に付き合った期間はとても短い。友人と名乗るのも気がひけるほどのたった4カ月間。でもそれがやけに濃くて、しんどくて愛しくて、整理がつきません――最後に発してくれた言葉は勝手に『ありがとう』か『愛してる』だと解釈して何度も反芻して君を忘れずに歩きます。松来未祐、君はとても素敵です。ずっと大好きです」

同ブログを読んだ後藤のファンはもちろんのこと、松来さんのファンからも「このブログを読んで大泣きしました。本当にありがとうございます」「ファンの一人として、松来さんに想いをそそいで頂けた事に感謝いたします」「後藤さん自身もお体に気をつけて“松来魂を持つもの?”としてこれからの活動応援しています」「邑子さん、みゆみゆのことを最後まで支えてくださって、本当に、本当にありがとうございました」「後藤さんと、ここにコメントをいただいた方々に心から感謝します。松来さんの分まで精いっぱい生きましょう」「松来さんは、がんばったんですね。後藤さんに教えていただき、心の整理が出来ました」など、感動&感謝のコメントが溢れている。

後藤は「ブログに書くのも迷いました」とつづっているが、「彼女の虜になった一人として発信」したという。

松来未祐さん、心よりご冥福をお祈りします。

『魔法少女まどか☆マギカ』から『ひだまりスケッチ』まで秘蔵資料&作品多数! こだわりの“蒼樹うめ展”10月3日より開幕

●内覧会には蒼樹氏も登場! ライブドローイングを披露
マンガ『ひだまりスケッチ』や、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクター原案などで知られる蒼樹うめ氏の展覧会“蒼樹うめ展”が、2015年10月3日(土)~12日(月・祝)の期間、東京・上野の森美術館にて開催!オープン前日となる本日10月2日(金)、報道陣向けの内覧会が行われた。

蒼樹氏初の個展となる本展では、マンガ原稿やイラストだけではなく、初公開の設定資料やデザイン画、描き下ろし作品など、貴重な作品・資料が一挙展示! キュートで華やかな“蒼樹うめの世界”を存分に味わうことができる。

そして内覧会には、蒼樹氏ご本人も登場! 報道陣を前に、その場でイラストを描く“ライブドローイング”を披露してくれた。登壇した蒼樹氏は、「最初に個展のお話をいただいたときには、なんと分不相応なと、大変不安でした」と率直な感想を語り、「私なりに、肩肘張らずにリラックスして、ニコニコと観ていただける展覧会ができたらいいなと思い、今日までコツコツと作らせていただきました」と本展をアピール。展示はもちろん、グッズなどの細部に至るまで蒼樹氏の意向が反映されているそうだ。

ライブドローイングでは、本展のメインビジュアルにも登場している『ひだまりスケッチ』のゆのと、『魔法少女まどか☆マギカ』キュゥべえを生描画。色えんぴつで頭の大きさなどのアタリを取ると、そのまま太さの違う2種のサインペンで直描き! 約20分ほどの間で、ゆの&キュゥべえが描かれていく。ちなみにゆのは蒼樹氏の美大生時代に生まれたキャラクターだというが、キャラクター自体は「私が落ちこぼれていた、予備校生時代の分身」とのこと。本展の作品には蒼樹氏直筆の制作秘話も併せて展示されており、こういった制作秘話を知ることで、より一層作品を楽しむことができそうだ。

さて、ここからは展覧会の模様をちょっとだけご紹介。第1章~第5章の章立てで、幼少期から学生時代、『ひだまりスケッチ』に『魔法少女まどか☆マギカ』、そしてイラスト制作や同人活動などの多岐にわたる創作活動まで、蒼樹氏の歩みを一望することができる。実際に蒼樹氏が使用している機材を展示した“原稿の部屋”も必見だ。

◆第1章“蒼樹うめとは”
蒼樹氏の幼少期の作品や、学生時代のデッサンなどが展示。蒼樹氏手作りの焼きビーフンを再現した食品サンプル(!)の傍には、レシピも!

◆第2章 『ひだまりスケッチ』の世界
4度にわたりテレビアニメ化もされた、蒼樹氏の代表作『ひだまりスケッチ』。各種イラストや原稿のほか、“ひだまり荘”を再現した一角も!?

◆第3章 原稿の部屋
蒼樹氏の仕事場を再現したコーナー。幾多の作品が、すべてこのコーナーと同じ環境で制作されたのだ。

◆第4章 キャラクター原案『魔法少女まどか☆マギカ』
社会現象にもなった『魔法少女まどか☆マギカ』は、蒼樹氏がキャラクター原案を担当。キャラクターたちの魅力を、蒼樹氏みずから解説している。

◆第5章 「蒼樹うめ」の仕事
連載作品やイラスト提供、企業とのコラボなど、さまざまな作品も一挙展示! コミックマーケットのカタログイラストには、蒼樹氏の熱い想いも添えられていた。

本展では作品展示やグッズ販売のほか、蒼樹氏が不定期で来場し行うドローイングイベントやサイン会、蒼樹氏本人や声優の阿澄佳奈さん(『ひだまりスケッチ』ゆの役)、悠木碧さん(『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役)による音声ガイド(700円[税込])など、“蒼樹うめ展”を味わい尽くす仕掛けが盛りだくさん!

蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」 7月3日から前売り券が全国にて発売開始
10月3日~12日に上野の森美術館にて開催される人気イラストレーター・マンガ家の蒼樹うめさん初の個展「蒼樹うめ展」。前売り券が7月3日から発売されることがWebサイトや公式Twitterアカウントにて発表されました。同時にWebサイトもリニューアルされ、「見どころ」「チケット情報」「関連イベント」が新たに公開されています。

日常系アニメ
あ、今日は何も考えたくないや、、、
真面目な話というのも疲れるわ、、、
まったりと笑ったり癒やされたい時に。
日常系アニメ は良いですぞ。

ほんわか系日常ストーリー『ひだまりスケッチ』
日常系アニメの殿堂入り作品。「まどマギ」を見た後にこの作品を見ると、「ほんわかしてるけど、こいつら可愛い顔して銃撃戦とか始めたりするんじゃ、、」みたいに思わなくも無いです。非常に作りこまれた作品です。

「TBSアニメフェスタ2011」において第4期シリーズが製作されることが発表され、「アニメ コンテンツ エキスポ 2012」においてタイトルが『ひだまりスケッチ×ハニカム』であることと、2012年10月より放送されることが発表され、同年12月までに全12話が放送された。「TBSアニメフェスタ2012」において2012年5月より病気療養中だったヒロ役の後藤邑子の復帰の目処が立ったことにより、続投することが発表された。
TBSとBS-TBSでは第10話にて副音声で阿澄佳奈と水橋かおりによるオーディオコメンタリーが実施された。

2013年3月3日に行われた「超ひだまつりin日本武道館」において、「沙英ヒロ 卒業編」の制作が決定したことが発表され、同月8日にはアニメ公式サイトで正式な告知とプロモーションビデオが公開された。

内容は原作にほぼ忠実だが、各話の順番はバラバラである。
ゆのは第4期が2年生。

このアニメの大きな特徴として、実写取り込み画像とスクリーントーン状の背景を効果的に使用していることが挙げられる。

パートの冒頭には映画のフィルム音と併せた5秒前からのカウントダウンが流れ、4期ではゆの→宮子→ヒロ→沙英→なずな→乃莉の順に並んで表示されたデフォルメ絵のデザインのものが使われている。

コラボレーション
2012年10月より放送開始となるTVアニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』と10月より公開開始となる『劇場版まどか☆マギカ』。『ひだまりスケッチ』の原作、『まどか☆マギカ』のキャラクター原案として、漫画家の蒼樹うめ氏が深く関わる両作品の初コラボが実現した。
両作品の開幕を祝した今回のコラボでは、平成元年以降、一切の看板掲出などが無かった「芳文社」の壁面に"24年ぶり"となる「大型コラボレーションボード」を掲出。
いずれも蒼樹うめが『魔法少女まどか☆マギカ』ではキャラクター原案を、『ひだまり』では原作を手がけており、芳文社が関連書籍を発行、アニプレックスとシャフトがアニメーション制作に携わり、TBS系列で放送されたという関連性がある。

オープニングテーマ「おーぷん☆きゃんばす」
エンディングテーマ「夢ぐも」

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

12話鑑賞済み。総評らしきものも。

原作既読。
アニメ1~3期鑑賞済み。

総評らしきもの。思いつきで追加したいと思います。
{netabare}
・前作までのテンポや雰囲気などを壊さず、良い意味で安定した出来だったと思います。さすがは「新房シャフト」と言ったところでしょうか。
・今期で特に目立って感じたのは、1年生sの躍進でしょうか。贔屓はありましょうが、2年・3年のどちらのお話にも絡んでくれて、お話に幅があったように思います。
・それと夏目さん。ひだまり荘に招かれてみたり、読者だとバレてみたり。すれ違いといいますか、何処か交わっていなかった沙英さんとの関係が、ようやく触れたような気がして、感慨深かったです。
・EDは安定のmarbleさん。彼らの歌を聴くと、問答無用でひだまり荘を思い浮かべます。OPには(僕的には)2012年からよく耳にするようになったZAQさん。「おーぷんきゃんぱす」もノリ・テンポ共に良い、楽しい楽曲だったと思います。
・そんなこんなで、やはり前作を観たことない方々には、そちらを先にオススメしたいです。当然4期もオススメなのですが、キャラ関係とかネタ的な部分もありますので。
{/netabare}

以下各話感想です。
{netabare}
12話鑑賞後----------
大晦日から正月1日にかけてのお話でした。
「武装神姫」とコレが年を跨いでの最終話だったわけですが、内容が内容なだけに、こっちは年内で観ておきたかったな~と。

ひだまりメンバー6人・先生2人・大家さん・夏目さんと出てきて、主要メンバー勢揃いでしたね~。最終話にふさわしい面々だったと思います。

受験前ということでか3年生の出番は控えめで、他の4人がメインだったような感じがします。世代交代と捉えてしまうのは、先走りすぎでしょうが、何となくそんな風にも・・・。

夏目さん、見事なデレっぷりでしたw

7~11話鑑賞後--------
まとめてのレビュー更新になってしまいました。
故に、輪をかけて長文になってしまいますこと、お許しくださいw

7-A 文化祭パンフコンペ
・普段はあまり自己主張をしない大人しい印象ですが、何気に目標意識の高い子だな~と。昔のネタにも思い当たる節があるような気がします。

7-B 秘密のデート
・ゆの&有沢さんの組み合わせと言うともう少し落ち着いた印象だったのですが、今回で「普通」なテンションの会話もできるんだな~と。そして有沢さんのキャラが僕の中で崩れていきます、良い意味でw
・沙英さんやヒロさんとは違った方向性での「先輩」になるんでしょうね、きっと。「友達に近い先輩」とでも言いましょうか。ケータイを忘れてきたことが、こんな風につながっていくのは、素敵なことかと思います。

8-A やまぶき祭準備編
・乃莉がやるなら、ロミオでしょ?w あ~でも、髪を下ろした乃莉も捨てがたい・・・。

8-B やまぶき祭当日編
・うどんを「飲む」宮子を見ていたら、何かデジャヴw ファーストコンタクト時(2期1話)に近いネタがあったな~とw
・おばけやしき前~途中まで、強気そうに振舞う乃莉でしたが・・・やっぱり涙目に。申し訳ないが、ポイントアップでw
・アトラクション最後に最大?の仕掛けをするあたり、凶悪かな?と。

9 ほほえみがえし
・夢の中と思えるシーンで、「雪の中」「顔の赤いゆのっち」「タライトラップ」と来ると・・・。また風邪でも召したんじゃないか?と心配に。
・ボードゲームを改造。お手製のマス目とか各々の個性が出ますね~。紙粘土製?ミニチュアひだまり荘の出来が素晴らし過ぎてw 宮ちゃん相変わらずスペック高いな~と。
・マス目のイベント内容が、ひだまり荘での思い出になっていて感慨深かったです。この回は特に、3期までを観てからの方が楽しめると思います。
・沙英さんの「ニャン」がバカ受け。智花の容赦ないリアクションも良かったです。

10-A 学べる雪合戦
・吉野野先生、コスプレに命懸けすぎです。ま~今回に限ったことではありませんがw

10-B ひだまり応援団
・今期初登場になる智花。声だけはありましたね。
・ヒロさんの将来の夢、沙英さんの志望校、受験というワード。意味するのは3年生sの卒業が近づいているということ。そう思うと、しんみりしてしまいます。2人のいないひだまり荘・・・正直想像できません。
・で結局餃子パーティにw

11-A お姉ちゃんだったのですね
・吉野野先生・・・弟さんいたんですね。てっきり一人っ子か末っ子かと思っていましたよw
・いくら甥っ子にとはいえ・・・妙なことを吹き込まないw

11-B うろおぼえうた
・夏目とひだまりメンバーとのエピソード。
・感想からになってしまいますが、これは泣けました。1期からの沙英と夏目のやりとりや距離感などを見てきていると、これは涙無しには観られません。
・ついに夏目が小説の読者とバレてしまうわけですが・・・良かったね、沙英さん。

6話鑑賞後------------
Aパートは2年生コンビのやりとり。
相変わらず宮ちゃんの発想は面白いですね。
ゆのっちのデッサン(でしたっけ?)もカッコ良かったです。
「普段見ない表情の宮子」がすごく見てみたいw

Bパートはヒロさん回。
3年生ということで、やはりそこまで考えてしまいますよね。さすがの吉野屋先生に見透かされてしまいましたが、その気持ちは分かる気がします。

色々悩むヒロさんや周囲の皆の姿を観ていたら、また泣けてしまいました。
最近涙腺ゆるんできたのかな~?なんてw
・SAOアインクラッド最終話とか
・さくら荘とか etc...

5話まで鑑賞-----------
一応原作既読でアニメも観ているクチなのですが・・・やはり1年生コンビが好きなんですよね。
どの学年の2人も絶妙なバランスなのですが、乃莉&なずなが個人的にツボです。

そんな2人メインの5話は・・・良かったですね~。
どちらかというと乃莉推しなのですが、今回は特になずなさんが可愛かった。
観ている方からすれば両親にバレると分かっていても、苦手な料理にチャレンジする姿とか。失敗しつつも先輩方の助力で何とか乗り切れて一安心なところとか。

ところで・・・なずな両親共にですが。
方言に毒されるの早過ぎでしょうw しかも名古屋弁!?w

辞書は「紙派」は「電子派」か、ですが。
手軽さでは電子に一票ですが、自分の学生時代の経験からか、やはり紙媒体ですかね~。辞書に限らず、小説も漫画も。
電子書籍を手にしたことはないので、単純に比較できてはいないのですが。ゲームソフトとか映像面でも「形」にして持っていったいタイプです。

満足度的に採点してみたところ・・・おや?今クール最高点を付けた模様w

3話まで鑑賞-----------
いや~さすがに4期まで続いてる作品だけありまして、コメントが浮かばないw 良い意味でバツグンの安定感です。

これで一通り主要キャラ再登場ですかね~。強いてまだ出てこないのは智花くらいですか。個人的に彼女と1、2年生とのやりとりが好きなんで、期待していたり。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

輪になれば太陽みたい。ほらほら、手を繋ごう♪

ひだまりスケッチ4期です。

これまでのエピソードを知っている方が
4期をより楽しめると思います。

なので、1期からの視聴をおすすめします♪

全12話。いよいよ卒業の日が近づく…。


● ストーリー
やまぶき高校に通う女子高校生。

2年生・・・ゆの、宮子(みやこ)
3年生・・・ヒロ、沙英(さえ)
1年生・・・なずな、乃莉(のり)

6人は学校の目の前の“ひだまり荘”に住んでいる。

学校やひだまり荘でのほんわか楽しい日常ストーリー。


ひだまりスケッチも、
とうとう4期まできました。

4期は時系列に沿って
エピソードが進んでいきます。

◇1年生2人
・ひだまり荘に馴染んでいく様子。

◇2年生2人
・去年の楽しかった思い出を振り返りながら、
 新しい日々を楽しんでいる。
・先輩として頼りになる存在となっていく。

◇3年生2人
・高校生活の思い出を味わいながら、
 残りの日々を噛みしめている。
・受験に向けてあっという間に過ぎていく日々。
・受験に向けて自分の進路と向き合う様子。

など…。

時間の流れ方は同じはずなのに、
視点が変わると時の流れ方の感じ方も随分違う。

それぞれの視点から感じられるひだまり荘には、
暖かさも、これから迎えるであろう別れの寂しさも、

いろんな感じ方があります。
なので、今までで1番中身の詰まった内容だった気がします。

3年生の卒業を意識して、
最後の時間を噛みしめながら味わう。

それがひまだり4期なのです。

ひだまり荘オリジナル人生ゲームのエピソード(9話)など、
楽しい思い出を作ると同時に、

楽しい日々を振り返る話も多かったです。


● キャラクター
キャラの可愛さは安定♪

それぞれのキャラの良さや可愛さを
今回も存分に味わえました♪

6人いるとにぎやかで楽しくて…
この居心地の良さは手放したくない!

6人でいる時も、
同学年でべったりしている時も、
異学年の珍しい組み合わせも、

組み合わせによって
色がちょっとずつ変わって観飽きない♪

なんだか期を重ねるごとに
ブヒれる度が上がっていっているような…。

これは私がひだまりの世界にどんどん
ハマっていっているからなのかしら?ww


● 音楽
【 OP「おーぷん☆きゃんばす」/ ゆの(阿澄佳奈)、宮子(水橋かおり)、
                ヒロ(後藤邑子)、沙英(新谷良子)、
                乃莉(原田ひとみ)、なずな(小見川千明)】
【 ED「夢ぐも」/ marble 】

OPは今回も楽しい♪

作詞・作曲はZAQ。

初めは強いZAQ感(笑)がやり過ぎな感じで少し苦手でしたが、
聴いているうちにどんどん好きになっていきました^^

ちなみにレビュータイトルは、
OPの2番の歌詞から引用しています^^

そしてEDは安定のmarbleです♪

賑やかなOPに始まり、安らぎのEDで終わる。

このスタイルは4期も変わらずでした^^


● まとめ
1年生コンビもひだまり荘にすっかり馴染み、
とても賑やかで明るく楽しいひだまり荘。

こんなに素敵な居場所、
なかなか手に入らないよ。

ひだまり荘のみんなは幸せ者だなあ。
うらやましい!

この幸せな時間が永遠に続けばいいのに、
現実は止まってはくれない。

なにもう、卒業編とか絶対泣く;;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 21

66.7 15 コメディで文化祭なアニメランキング15位
ばくおん!!(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (563)
2338人が棚に入れました
女子高生の佐倉羽音は、登校途中の坂道にへこたれたことがきっかけで、バイクに興味を持ち始める。
すでにバイクに乗っている同級生の天野恩紗とともにバイク部に入部することになった羽音は、
個性的で楽しい仲間達に支えられながら、無事に二輪免許を取得。
愛車のオートバイも購入し、ついに念願のオートバイ・ライフをスタート♪
実際にオートバイに乗りはじめてみると毎日が驚きと発見の連続で…!?

声優・キャラクター
上田麗奈、東山奈央、内山夕実、山口立花子、石塚運昇、日笠陽子、三木眞一郎、岩田光央、荒浪和沙、田所あずさ、井上喜久子、木戸衣吹
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ガン・ス〇ーク、懐かしすぎるw

6話視聴
 前回が北海道ツーリングネタだったもんで意外と単車だけに限らないネタが多かった印象に比べて、今回は言いたい放題すね(汗)

外車乗りの自慢話・リターンライダーの金の落し方は単車に限らない話な気はしますけど。自分のところで売った単車以外は面倒見ないって店はBM等の正規ディーラーでなくとも結構多いですしね。赤男爵な店もそうだし。
売り手としては止むを得ない戦略としても、正直乗り手側としては腕も信用出来るかわからない店に整備託したくは無いのが本音すよね。
 私も某社の新車買ってホイールのハブベアリングがリコールになった時、ショウガナイから正規代理店に打ち換えさせたんすよね。
そしたらホイールのハブボルトの締め付けトルク不良で、引き取った帰宅の最中にホイールが振れだして。片持ちスイングアームの車種だったんで、アクスルシャフト無いから振れちゃうんすよ。おかげでディスクも歪んじゃって。腹立ったんで二度とその店には行かなかったすよ。
正規店が駄目で街のバイク屋が安心とは言いませんが、車以上に命に直結する乗り物だけに整備託す店の選択肢はユーザー側に委ねて欲しいすよね。

 来夢先輩の"欲しい単車が有る"からのGPz250ネタは凄いすね。
私も現物見た事無かったしw
GPX250は結構多かった気がしますが・・・バイクブームで女性ライダーの取り込みの一環で女性的な色使い・ラインの単車多かった時期ってありましたしね。VTのFGとかね。
見てて話の流れとして、欲しい単車=GPZ1000RXで900ニンジャの後継車だったのに実はさほど進化して無い単車だった(笑)のネタフリかなと思ったんですが予想を裏切る展開。

 チューンとカスタムと"オカルト"は多分誰もが通る道で、私も耳がイタイです(汗)
私もスプリットファイヤとかマイクロロンとか実際使ったし。
でも、〇ンスパークとノロジーは流石に胡散臭すぎてスルーしましたけどね。
まぁ結局のところ気分の問題と締めたところは核心をついてますねw
ここら辺の話は車も似た様なもんだし。車もぺなぺなの粗悪エアロでcd値改善されないのは判ってても付けちゃうのが子供心ってなもんで。

んで、後方排気ね。
確かに古いネタが多い作品なのにレーサーレプリカが出てこないなと思ってはいましたが。リッターマルチのフラッグシップとは別の意味で技術革新の本流だったのは事実だったジャンルですし、そこで後方排気を出してくるなんて憎いチョイスだと思います。究極の2stレプリカとしてRZV500でも良かったかもしれませんが・・・
恩紗の"2stが絶滅したホントの理由が判った"はなんとも世代的には感慨深いもんがありますね。もう今じゃMX・トライアル・EDのレーサー位しか新車じゃ手に入らないんすもんねぇ。私は2stの魅力はピーキーさだけでは無いと思いますが、各社のターボ車と共に淘汰された今となっては憧憬ってもんはやっぱ有りますわね。

んで、ラストにまさかのホンダマルチのモッズ化で締めるという(汗)

 自分でもレビュー書いてるのか単車の思い出話書いてるのか判らなくなっちゃってますが、このばくおん!!というアニメも多分"アニメとしての出来の良さ"は見失っちゃったニッチな作品な気はしますw
正直、私もコレがアニメとして面白いのか否かは客観的に見れてません。
自分では乗らない方のレビューの方が俄然参考になる作品だと思います。

/////////////////////////////////////////////////////
4話視聴
4話は結構普通に面白いアニメになってた様な。
相変わらずスズキ愛に溢れてるし。
んで、乗ってた人間には相変わらずのあるあるネタで楽しめて、出来のいい回だったと思います。
内地もいいですけど、北海道ツーリングは確かに格別ですしね。
フェリー乗り場での乗船待機の時間もなんともイイんすよね。
{netabare} 羽音のキツネの絵、かわいいけど確かにイラッとするw
というかキタキツネ、テント泊してるとゴミ漁りに寄って来るんですよ。
テントの前室に置いとくと、持ってかれて散らかすんで困るんすよね。
私も何度もやられました。
そういう点で、キタキツネに対する妄想と現実が描かれたAパートは素晴らしい出来じゃないかと(汗)

 キャノンボールって確かに私も若い頃噂で聞いた事有るけど、ホントだったんすかねぇ・・・スタート地点も秘密で七夕の夜だった様な。
でも、セローでは金積まれてもお断りしたいすねw
私も旧セロー乗ってたもんで、想像しただけで疲れます。
伐採林道とかは足漕ぎ出来て超強いですしイイ単車すけどね。
流石に400マルチや大型と同行はキツイですし、凛が言ってた様にセローのペースに合わせる同行者も疲れちゃいますもん。

 んでイヤミな現行ドカ乗りが酷い目に合うと(汗)
今でもドカってサイドスタンドがオートリターンなんすかね?
欧州車は国産みたいなフールプルーフな作りじゃないんで、オンオフ問わず多いんすよね。作りもアルミで華奢なの多いし。

 んでも敵作るの覚悟で書きますが、確かに旅先で出会うドカ・ハーレー・BM乗りは「どうよ俺の単車?」的イヤミなヤロウの率が高い気がするし某老舗弱小メーカー乗りだった私的には痛快なシーンでしたw
絶対あのシーン、その意図有ったと思う。
{/netabare}


それにしてもラウンドケースの750SS何台持ってんでしょ・・・
//////////////////////////////////////////////////////
3話視聴
{netabare}
相変わらず水冷カタナを餌食にするスタイルすね(汗)
水没ネタもキリンでしょうし。
多分、原作者の方スズキ好きなんでしょね。
マルチは赤ベコとか乗ってたけど、スズキいいですしね。
スタイルは色々とアレですが、それも味の内だし。

 YSPの看板外れてた絵は流石に大丈夫なのか?と言うキワドサが。
ニコイチしちゃうような店だから とアニメではやんわり濁してますが、多分弱小小売店の苦しさを遠回しに皮肉ってるのかなと。
各社共看板掲げると大したうま味も無いのにかなりノルマ厳しいらしいですし。
昔、馴染みの店にARK店やらないかと誘いが有った時に店主に聞いた話思い出します。
最近の事は判らないですが、今でも逆車は対象外としてプ〇スト等の各社のト〇×ル会社から引っ張らないとならないんでしょうし。

それにしても今でもピースとか手あげて挨拶なんてするんでしょか?
私の頃ですら北海道以外では殆ど経験無かったけど・・・

私も今じゃ手元に小さいのしか無いけど、このアニメ見てると乗りたくなってきますね。
意外とネタ(になってる単車)が古い事考えると、むしろリターン層の掘り起こしには一役買える作品なのかも。{/netabare}



////////////////////////////////////////////////////
2話観ました。
かなり古い単車乗りにしか伝わらないネタが多い気がします。
ノリが昔のミスターバイク誌系かと。
アニメとしてコレはアリなのか?と思わないでも無いですが、私は超楽しいですw
でもバイ太がお話してくれるって設定って、結構アリだなと。
単車乗らない人にもすごく判り易いと思いますし。
{netabare}
ラストでインジェクション車と代替で引き取られてきましたけど、EDのニコイチモータースって店の事考えると布石なんすかね?
知らないうちにお別れはちと悲しくなってしまいました。
{/netabare}

なんか誰得アニメな事になりそうですが、個人的には出来云々は別として今期では一番楽しんでます。

{netabare}
 大型免許を教習で取る≒免許を金で買う の部分はかなり敵を作るようなw
昔はそういう風に冷やかしもしたけど、今時一発で受けに行く人がどれだけいるんだか・・・私は一発を5回落ちました(汗)
因みに私の地元では大型教習始まってから、一発の採点が更に厳しくなったと聞いたような。一本橋だけでなくスラロームにも秒数下限が設けられたらしく。メンツなんて気にせず教習でキチンと教習受けた方がいいんじゃないかなとは思いますけどね。
ハーレー売りたいというアメリカのゴリ押しが教習化の後押しとなったと当時は言われてましたが、実際のところはどうだったんでしょうねぇ。

 東本昌平のキリンの一般的知名度が判らないんですが、結構苦しいネタな気が。特に「キリンは泣かない」の件はマンガ雑誌に移籍する前の4巻迄の話ですし(汗)

 400カタナの"まがい物"ネタは、個人的にはちと耳がイタイです。
発売当時、中免だった友人そそのかして買わせちゃったりしたもんで(汗)
ジウジアーロのデザインのショーモデルに一番近いのが250カタナで、作中で言ってた通り量産の750/1100に似せて売られたのが400なんす。

 聖の船付き750SSがスクエアケースかラウンドケースかは見分け付きませんでしたが、ランンドケースなら水没なんてさせたら金持ちでも顔面蒼白だと思います(汗)

{/netabare}

///////////////////////////////////////////////////
原作未読です。
 スズキ乗りを敵に回す作品みたいですが、愛は有ると思いますw
SW-1が教習所に止まってたりしてますしね。
それにしてもトリアージXといい、なんでGSF1200SSが・・・
イタ車もネタにされてましたが、今時のはそんなに稼働率悪くねぇですよ。
私、通勤に毎日使ってたもん(汗)
まぁ多分他社もネタにしてくスタイルなんでしょうね。
単車乗りなんて皆、アバタもエクボで自分の単車の事ネタにするの好きな人多いですし。私もホンダLOVEの友人よく冷やかしてたし。
出てくる登場人物は女子高生ですが、毒の無い愛の有るディスり合いに関してはとても忠実に単車乗りの本質を描いてる気がしますw

 ネタとして個別車種・メーカーをネタにはしてても、意外と真面目に単車乗りへの誘いとしていい印象かなと。多分単車乗りが路上で体験する嫌な部分は描かないそうな感じですし。

ローリングガールズみたいなトンデモ単車は出て来ませんし、意外と単車の絵も書き込まれてます。セローの特徴的なシフトリンクも真面目に絵にしてたのは素直にへ~って思いました。
アニメの一作品としてアニメ好きにウケるかは別として、単車好きはニヤニヤ観れる作品ではありそうです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

バイク愛が根底にあるから面白いんだな♪

最終話
{netabare}
バイクが無くなった世界を夢で体験して悲しくなる羽音の話は、車と自転車の中間に位置するバイクの魅力をなんとなく実感して、よりバイクを好きになったようですね。最終話にしては、ちょっとまとまりがなかったけど、2期目も視野に入れてるのでしょう(・・・と勝手に思ってます。。)バイクは馬鹿が乗って、賢いやつは自転車に乗るっていうのは賛同し兼ねます。{/netabare}
ばくおん、なかなか楽しめました!バイクのコアな話しもあって、単純に女子高生のママゴトにしなかった点は良い所だったと思います!!

11話
{netabare}
100万自転車さんが登場したけど、本格的な自転車は本当に各パーツが高いから総額でオートバイ超えちゃうことが普通にあるんだよね。ただオートバイや車に対して、それほど競争意識は持っていないような気がするから、少し過剰な描写だったかと思う。SUZUKI菌には笑ったけど、ばくおんは総じてSUZUKIをネタにするね。SUZUKIはそれを可としているってことだから、アニメに協力的ないい会社ともいえそうだ。凛ちゃんの動じないSUZUKI愛を強く印象つけるためのSUZUKI批判として、見る側も受け止めて欲しいな~♪千雨も免許を取って、スクーターに乗って登場。1期はどう締めくくるのかな?
{/netabare}
 
10話
{netabare}
千雨がレーシングドライバー(サーキットのみなら免許はいらないので・・・)から公道で走る為に免許を取得するために聖と一緒に教習所に通うまでの話。印象に残った所は千雨がシート高の重要性を語って涙を流すシーンは良かった。レーサーとしてバイクを見る視点とバイク部の人たちの視点の違いをコミカルに表現してあって楽しめる所がとてもいいです。よく考えられていますね。今日も楽しめました。しかし、聖の養成ギブスには笑ったw{/netabare}

9話
{netabare}
千雨が登場。公式ページによるとNSF100(渋~)みたいですね。確かNSF100ってレース仕様で押し掛け専用だったと思うけど、公道用に直すのかな?彼女の体系にはピッタリのバイクです。空冷4サイクル単気筒でシート高は68.1cmだから、正に彼女にはピッタリなかわいいバイクですが、サーキットではなかなかのスピード感があるカッコいいバイクです。
バイクで青春っていうのは省略しちゃダメだねw 聖が『バイ春』って首からぶらさげてたのは笑った^^; 千雨はバイク部に入るのかな?凛ちゃんみたいな感じになるのかな・・・?毎週楽しく見ることができています。{/netabare}

8話
{netabare}
もう季節は冬なんですね!羽音の天然で優しい性格がとてもかわいくていいですね!メインヒロインとして十分に存在感があってストーリーを楽しいものにしてくれてるし、バイクの魅力も初心者の視点から伝えてくれているのもいい。凛も恩紗も聖もそれは同様でそれぞれの個性があってほんとに楽しい。来夢先輩の存在意義も非常に重要だし、なかなかよく考えられた設定だな~って思います。{/netabare}

7話
{netabare}
SUZUKI贔屓の私にとっては、レースで凛が勝ったのは嬉しいね♪
KATANAを心から愛し、信頼している凛はマジでバイク好きって
感じ取れるし、勝者にふさわしいと思った。勝った後の「SUZUK
Iを買え~!!」も良かったw
レースでバイクに乗ることは、彼女らにとっては新しい経験で、観る側
の女子高校生も新鮮な感覚を得たに違いない。バイクの楽しみ方を、や
んわりと教えてくれるマイルドながらこだわりも伝えている感じが丁度
よくて楽しい。 {/netabare}

6話
{netabare}
レースをする為、各々がバイクチューンアップをするという話。
文化祭でオートレースをやるようだが、どこでやるのかな・・・?
恩紗が2ストのTZR250に乗るようなので、優勝に1歩近づいた
感じですね。2ストの特性もしっかり描写されていました。7000回転
過ぎた所でパワーバンドに入り一気に加速するあたりも、しっかり
描写できていたので、満足です♪レースが楽しみです!{/netabare}

5話
{netabare}
北海道ツーリングも無事に終了。凛ちゃんの前にキタキツネが現れるが、急停車で転倒も事故も免れる。憎いはずのキタキツネが助かったことに涙する凛ちゃんは優しい女の子だね~^^
旅行から戻ってきて自分のバイクを洗車するシーンは失笑しちゃったが、まぁ~これくらいのご愛敬は深夜ということでお許しを・・・みたいなw{/netabare}

4話
{netabare}なんか、バイク愛が伝わってきますね~。北海道にツーリングに行くあたりの行き当たりばったりさなんて、超いい加減だし、ツーリングもハチャメチャですけど、そんな中にバイク乗りの色々な一面が垣間見られて、私はこういうの好きですね~。羽音が助けてあげた神様?(キリスト?)もバイク好きらしいしね~(笑)おじいさんがドゥカティで飛んだ時は「おお~」と思ったが、海に落っこちるしね・・・他にも色々と笑えたし楽しめました!{/netabare}

3話
{netabare}
凛ちゃんのSUZUKI愛が面白さを引き立ててるね。KATANAの特性をしっかり
把握してるからこその件(くだり)は笑えました。
羽音のCB400SFも渋いけどいいバイクですからね~。現代の女子高生に
過去の名車を乗せてくるあたりのミスマッチ感がいいよね~。
バイク愛に満ち溢れていて、観てて清々しい気持ちになります。
凛ちゃんのツンデレ感も可愛い感じで心地よいしね!面白いですよ!{/netabare}

2話
これって、けいおんに似てるんですかね?けいおんは、ちょっと肌に
合わなかった作品で断念しましたが、ばくおんは、{netabare}バイク
を通じた女子高生の青春の話で、この時代にKATANAを出してく
るあたりも好感が持てて、視聴継続できそうです。
 
羽音ももうすぐ免許をとるし、三ノ輪さんというワルに憧れた?ちょ
っと古いタイプの女子も登場し、いよいよこれからバイク部の活動と
いうことになりそうです。バイク寄りの話ではなさそうな感じがプン
プンしてますが、まぁまぁ楽しめています。{/netabare}今後の展開は・・・
いい意味で想像を裏切って欲しいところです。

1話
面白かったです。これからどれくらいバイクにこだわりをもった
展開になるのかが楽しみです。
春は、これだけは観ようと思っていましたが、1話を観て続きも観た
くなりました。{netabare}SUZUKI信者の凛ちゃんのバイクはGSX400S-KATANAですね。親父から譲り受けただけのことはある名車です。RGシリーズでもよかったかなぁ・・・。{/netabare}
とにかく、2話以降も楽しみにしたいと思います♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

今、そこに在る翼

スクーターではなく、「オートバイ」なのがいい。

両手両足を使って操作し、車体と一体化して全身で操縦するオートバイこそ二輪車の王道だ、と勝手に思っている。

しばしば「鉄の馬」と喩えられる二輪だが、実感としては、意識するだけで反応する自分の手足の筋肉のように、拡張された「仮想筋肉」の方が近い。
馬という速い「乗り物」を操作という「入力」を介してコントロールする例えはむしろ四輪のドライビングに近しいもので、「オートバイ」のライディングという「操縦」を意識しない人車一体の感覚は、仮想の「筋肉」という比喩こそふさわしいと思う。
過剰に愛車にのめりこむオートバイライダーの振る舞いも、高速移動を可能にする「自分の筋肉」という感覚に根拠づけられている気がする。

主人公が、中排気量以上のマニュアル操作する二輪車を、「バイク」ではなく「オートバイ」と呼ぶことも、オジサン的にはポイントが高い。


そもそも、16歳になると同時に教習所に飛び込んで中型オートバイに乗り始めた元高校生ライダーとしては、オートバイに関心を持たない高校生キャラクターにリアリティを感じることができない。

私的なバイアスはさておいて、女子高生がオートバイに乗ろうとする物語は現代では不自然に空想的なのかもしれないが、地方都市の高校を舞台にする昨今のアニメで、貧弱な公共交通網によって移動行動に制限を受ける描写があるにもかかわらず、オートバイどころか原付バイクにすら関心を示さないキャラクターたちこそ不自然感を感じさせ続けてきた。

飛躍的に行動の自由を拡大する「力」を与えるものが、すぐ目の前に存在して手に入れることができるのに、その存在自体がまるで視野に入っていないかのように振る舞うキャラクターたちは、ネットユーザーが、フィルタリングされた検索結果しか知らず、何がフィルタリングで排除されているのか、排除されているものの存在すら気づくことができないのと同型的に、思考をフィルタリングされているような不気味な違和感をもたらす。

フィルタリングを突破して躍り出たオートバイに乗る高校生は、ひさびさに私的な「リアル」を感じさせてくれた。
いやおうなくありのままの世界に飛び込んでいかざるを得ないオートバイという乗り物によって駆動される物語は、結果的に、フィルタリングされない「世界」を見出そうとする志向と共鳴しているように見える。
この志向を担うのが女子高生であるというのが、現代性の現れなのだろうか。


女子高生の放課後オートバイライフを愉快に描く物語は、ライダー以外には少し敷居が高いかもしれない。
オートバイの魅力は体感的なものなので、魅力を「語ろう」とすると「ポエム」になることがどうしても避けられないからだ。
恩紗の「語り」が、作中で一向に理解されないすれ違いで笑いを生むのは、こうした必然による。
決して、ライダーという人種が片岡義男や東本昌平の物まねをするのが好きだからではない。

その分、オートバイライダーにはツボに入る「あるある」ネタのオンパレードだ。
往時と比べれば新車種が殆ど開発されないと言ってもいい現状を反映して、登場するオートバイが旧車ばかりなので年配の視聴者にも楽しめるだろう。
(「キリンは泣かない」と言いながら水没カタナに乗る女子高生に、笑わない中年ライダーがいるだろうか)

数多のアニメやマンガと異なり、本作内では、真剣なレースやスピードが焦点化されることはない。
オートバイの魅力の本質は、他人と「競う」事ではなく、移動することそのもの、「自分の」世界が拡大していく事そのものであると、明確に把握しているようだ。
OPの楽曲と映像が、それを良く表現している。

アニメ自体ではなく、オートバイについて語りたい気分を挑発するのは、むしろ本作の本懐であるかもしれない。
「世界」を変えるものは、すぐ目の前の手に届くところにある。


長い間オートバイと共に暮らしてきたが、新居の都合で手放さざるを得なくなった。
が、ヘルメットとライディングジャケットだけは処分できずに手元にある。

共に走った仲間も、ある者は降り、中には病気で乗れなくなった者もいる。
だが、それでも皆、オートバイという乗り物が、今でも大好きだ。

いつかまた、仮想の筋肉で移動する「力」を得る夢を、本作は見せてくれる。



一つだけ若い視聴者のためにネタの解説をしておきたい。

現在では教習所で取得できる大型二輪免許は、かつては合格率一桁%といわれた難関の試験場技能試験を突破しなければ取得できなかった。
そのために大型二輪免許を特別視するライダーが作中にも登場するのだが、大型二輪という区分が誕生したのは1975年の免許制度改正からで、それ以前は免許制度上は大排気量オートバイは特殊なものではなかったのだ。

「大型」二輪免許にこだわるライダーは、つまり、比較的に「若い」部類に入る。
昔から大型オートバイが「特別」であったわけではない。それは時代的なものなのだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

60.9 16 コメディで文化祭なアニメランキング16位
ファンタジスタドール(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (415)
1933人が棚に入れました
鵜野うずめは勉強も運動もそこそこのごく平凡な中学2年生。だがある日、彼女の運命は大きく変わってしまう。特殊な能力を持つ女の子・ファンタジスタドールを実体化できる不思議なカードを手に入れてしまったのだ。

うずめはカードマスターとなり、5人の個性的なドールたちと契約。街を、いや世界を救うための戦いを始める……“どうしよう、私には無理”とあわてるけれども、うずめはもはや逃れられない。

さまざまな武器やコスチューム、特殊イベントのカードを組み合わせて戦っていかねばならない。しかもドールたちは、次々と、可愛い要求をつきつけてくる。うずめは世界を守れるのか!? いや自分自身を守れるのか!?

声優・キャラクター
大橋彩香、津田美波、徳井青空、赤﨑千夏、長谷川明子、大原さやか、三澤紗千香、上坂すみれ、名塚佳織、保志総一朗、津久井教生、倉田雅世、山岡ゆり

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

放送時間、まちがってますよ~

アニメオリジナル作品。
カードゲームをベースにした、女の子向けっぽいお話です。有り体にいってしまえば、お子様アニメのような雰囲気。
主人公とカードから出てくるドールと呼ばれるキャラクター達との信頼関係と友情の構築。
ドール達のマスターとしての成長を描いた内容になっています。
アニメとともにメディアミックスとしてソーシャルゲームもサービスされていますので、販促的な意図も見え隠れします^^;

色々とアレだという前評判は聞いたうえでの視聴でしたので、それほど失望感はなかったんですが、問題有りと評される要素はたしかに確認できました。
なんていうかコレ、色々とチグハグな仕上がりなんですよね。
完全な低品質アニメというより、何かをちょっとヘンな方向に間違えているク○アニメ・・・とでも言えばいいでしょうか。
嫌悪感はないんですが、残念さは充分味わうことができましたw


まずは良いところ。
ちょっとありがちすぎるとは思いますが、全体のプロットは悪くないと思います。
ドール達に出会って、一人一人と絡んだうえで親好を深めて、彼女達との絆を強くしていく。まさに友情と努力。
終盤でドール達の過去と敵対勢力の事が明かされ、最後に決戦を・・・・といったいかにもな安定感。
いがみ合っていたライバル達との関係も徐々に変化していくのもお約束。
定番的な爽やかさに溢れた構成になっています。

キャラの造形も可愛い。
ドール達の装備や技も、それぞれで個性が違っていて、ファッショナブルです。
カードを保存するアイテムや、ドール達が普段待機している空間などはファンタジックで、まさに女の子にウケそうな要素が盛り沢山。
もともと、ソーシャルゲームにする目的に企画されたものらしいので、アイテムやキャラクターが豊富なのは当然といえば当然なのですが。
朝アニメのシリーズにして、おもちゃとか作れば、そこそこ売れるんじゃないかと思える基礎はしっかり作り込まれている企画です。


ただ、これは1クールの深夜アニメ。
構想段階では女児向けのテイストでよかったのかもしれませんが、それをちゃんと練り直さないで世に送り出してしまった・・・そんな感じでした。
これじゃ、大きなお友達は納得しません^^;

以下、残念だった部分です。

まず何といってもバトルがダメダメ。
せっかくのカードゲームなのに、キャラの装備強化や連携技、トラップや駆け引きの要素がお粗末すぎます。
緊張感がないのは作風だとしても、ドール達の能力や特性もはっきりしないまま、ゴチャゴチャ&バタバタと小突きあいをするだけの戦闘。
結構戦う機会は多いんですが、1話から最終話までバトルの見所が膨らむことは決してありませんでした。
(ただ、みなさんの批判に対象になっている、技やアイテムが超バカバカしいのは私としてはアリでしたw)

また設定が全然活かせていない。
変身のバンク映像などを見る限り、ドールの装備や装束はチェンジできて、いろんなバリエーションになるんだろうな~と誰もが想像するのですが、その想像は空虚なものに終わります。
ドレッサーにズラッと並んだ多彩な衣装の数々は披露されることはなく、少なくともこのアニメではただのコケ脅しな演出にすぎません。
ソーシャルゲームには着替えをさせる機能があるそうですから、それに基づいた映像化なだけなのかもしれません。
作中に着替えさせてあげる機会なんかいくらでもあったのに、これは勿体無い。

あと、致命的なのがキャラがうすい。
一人一人のエピソードが用意してあるのに、結局そのエピソードを経ても、ドールがどんな性格でどんな戦いをするのか、イマイチ伝わらない。
どこかで見たようなお決まりのエピソードがキャラにくっ付いてるんだけど、義務的にそれを消化していて、キャラに愛着が全然わいてこないんです、何故か。
すったもんだするけど見た目ほど個性が立っていないと思えます。
5人もいるのに主役回以外は言動の足並みが揃いすぎていて印象がものすごく薄いドール達。
アホな特徴をもった敵のドールの方がむしろインパクトあって良かった気が・・・(^-^;)


とまぁ、いろいろダメ出ししましたが・・
一番ダメなのは、何をやるにしても突飛すぎな所が極めつけだと思います。
キャラが突然怒り出したり、コロっとデレたり、特に悩みもキッカケもなく行動原理や考え方を変えたり、ユルユルでグダグダなブレ方をします。
コイツラ、分裂症じゃなかろうか?と思えるほど説得力に欠けています。
王道のストーリーラインのくせに、動機付けを見せるための定番演出がまったくヘタクソ。
普通にやってれば大きくコケはしないと思うのに、妙な部分で大きな欠落があるシナリオがなんとも不思議でした。
明るくおバカな雰囲気にしようとして、失敗した?


なんというか、謎な作品。
ゲーム販促用のアニメが残念な結果になるのは珍しい事ではありませんが、本作は何かが違う。
ゲームで売りにしたい筈であろう部分、カードバトル用のアイテム類や特殊能力の事を殆ど扱っていないので宣伝にもなりゃしません。

さりとて、キャラを売りにするわけでもなし、
おバカ路線で笑いをとりたいわけでもなし、
萌えや美麗なバトル作画を見せつけてオタを引き込みたいわけでもなし。はてさて・・・・


深夜に迷い込んだ、女子児童向けアニメ。

やっぱり、こう評するのが一番しっくり来る気がします^^;

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31
ネタバレ

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

無料視聴キャンペーン、始まるよ!(白目

http://www.fantasistadoll.com/news/index.html#id001
>「ファンタジスタドール」全12話無料視聴キャンペーン!

>アニ玉祭プレ・ステージ出演&Blu-ray、DVDvol.2発売を記念して
>「ファンタジスタドール」全12話の無料視聴キャンペーンを実施します!
>ぜひこの機会にご覧ください!

>『ファンタジスタドールチャンネル 第1話〜第12話無料視聴キャンペーン』
>【 期   間 】2013年10月14日(祝月)10:00 〜 10月25日(金)23:59
>【 内   容 】「ファンタジスタドール」第1話〜第12話の無料配信
>【 視聴ページ 】http://ch.nicovideo.jp/fantasistadoll


コメントなしで観るのはかなり骨の折れる作業になる可能性がありますがw
興味のある方は是非。(以上2013/10/11追記)


日曜朝の女児向けなカードバトルアニメを大きなお友達向けにした結果…
実況付きで見るのに特化したギャグ、コメディアニメに。

具体的に挙げると…
6話終盤、主人公うずめとカードから使役した5人のドールの帰り道、橋の上でのシーン
うずめ 「あっ! そうか」
ドール達「お?」
うずめ、欄干に駆け寄って川を見つめる
うずめ 「わたし、わかったかも」
カメラはうずめの視線の先の川面へ。
水面に浮かぶ鴨の親子が右から登場、左へ横切っていく。
…と言った塩梅。
しかもこの鴨、6話冒頭で既にいわくありげに出演済みなんす。
鴨は平穏、日常の描写、演出とも取れますが、
それ以上にダジャレギャグのために伏線…
ツッコむキャラは劇中にもちろんおらず、視聴者に委ねられる趣向。

他にも
・うずめの5人のドールは、ささら、マドレーヌ、カティア、小明(あかり)、ときてしめじ。
・しめじの二つ名が素手喧嘩(すてごろ)のしめじ。
・しめじの声優がキルミーベイベーやすな役赤﨑。
・ドールの変身空間でコスチュームを運んでくるのが謎新幹線
・罠カード発動で出現するのがちくわ。
・プールでのバトルでカティアが着用するのが鯖の着ぐるみ。
・鯖の着ぐるみを着ると鯖臭くなり、風呂で洗ってもなかなか匂いが落ちない。
・三つ指ついて『伝説の不採用通知』を申し出るとドールの意思でマスターから解放される。
…といった事柄が、特にツッコまれることもなく進行します。
バカバカしく、ご都合・超展開、手のひら返し、がてんこ盛り。
カオスすぎて一人で見てるとツッコみが追いつかないw

日曜朝な感じをトレースしてるだけあり、友情推しなストーリー展開で、
大筋はわりとちゃんとしてる気がするけど、まずはこのバカバカしさを楽しむのがたぶん正解。

実際、ニコ生ではウケてる模様。
視聴後アンケ-トの満足度も毎回高いし、コメントはやたら多い。
視聴者数はせいぜい2万程度にも関わらず、
開場から終了までの約40分で10万超のコメ数を叩き出してます。
ニコ生ユーザーも面白がりからのコメ数稼ぎ露骨になってるのでまあw


なお、円盤売り上げは1巻初動3ケタ、爆死した模様w
以下、最終話まで視聴後、振り返って追記。(2013/10/06)


バトルをする理由は妥当なケースが多いし、
元々はデータでしかないドールも大切な友達であるとする主人公、
とストーリーは根幹もぶれず好感が持てる。
{netabare}バトルに勝つことではなく、って敵わなかっただけなんだけどw、
ラスボス小町さんを説得、協力することで解決した最終回、
〆め方も良かった。

11話終盤、うずめはこのままではささらたちに二度と会えない…
かつては敵視されていたが和解に至ったかがみとまないに励まされて小町さんとの対峙を決意、
うずめ「私は友達と一緒にいたいだけなの」
小町 「それがあなたの希望なのかしら」
うずめ「…うん」
で引き、の一連の流れなど瞬間的にグッと来るシーンもけっこうあったし。

ただ、殆どの超展開などは意図的に仕込まれたギャグなんだし、で笑い飛ばせたんですが、
小町さんだけはちと腑に落ちず。
命の恩人とは言えソネット復活のためにかつての自分のドールを生け贄に、
なんていまいち整合性取れてないように感じるとか、
もこっちばりのクマ顔見て「よく眠れた?」て言っちゃうゲスな性格
それまでの小町さんキャラと比べて違和感あると言うか。

そうは言っても、最終回まで全くブレることなくギャグぶっ込んでってるし、
枝葉末端とみなして、こだわるのは野暮ってもんかも。
11話、謎会見場で、かがみ「お、お兄ちゃんは今どこにいるんですか!?」
おもむろに背後の扉開いてジミーちゃんがピョコピョコ入ってくる
の見たらこっちのシリアス気分維持すんの無理でしょw
失踪してずっと探し続けてた兄が着ぐるみに入ってるとか発想凄すぎw{/netabare}


例えば某ヴヴヴ1クールは意外性狙いすぎて結果的にシュール、笑えるアニメでしたが、
いやもしかしたら狙ってる部分もあんのか?ってくらい意外すぎる諸々満載でしたが、
この作品はたぶんほとんどが意図的に笑わせようとしてるアニメ。
一発ギャグとかパロディギャグに頼らない、
キャラのボケ・ツッコミのなしのコメディ、ギャグアニメ
として自分の中で金字塔ですわ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

キャラは可愛いです♪

ファンタジスタドール
デバイスに登録したカードマスターが使役する謎の少女。
外観は人間の少女と同様。身体能力は人間を遥かに凌駕。
個々に人格を持ち、御飯やお菓子を食べ・・風呂に入る。
実際にはデータであり・・カードにより召喚される設定。

デバイスにて呼び出したドール同士のカードバトルもの。
※超SF(ファンタジーの領域)

物語/演出/作画全て子供向けの可愛い仕様。
実際の子供は視ないだろう※深夜枠アニメ。
バトルは可也ライトな雰囲気で滑稽な展開も多い。
一応カードバトルを通して主人公が成長していく物語。
主人公はグズでのろまで優柔不断なタイプなので苛々な
エピソード中心で成長を見守って上げる感じかなぁ~。

細かい設定はない・・見守る謎の組織と戦闘を煽る謎の
集団がいる程度の設定。

DIH(防衛省情報本部)がカードとデバイスの技術が拡散
しないように監視・保護したり犯罪防止対応をしてる。

カードを狙う謎の組織(希望相互扶助委員会)が居る。

※デバイスやカードの出処(製造元?)やバトルの理由他
一切不明でローカルルール的な補足説明程度。

バトルにも明確なルールは無く、カードを賭けた勝負に
勝つと対戦相手のカードが手に入る設定。
でも・・基本全員倒される前に逃げるドローばかり・・

つまり・・可愛い美少女キャラが沢山出るということが
メインで一度に大勢出す為にバトル物にした設定しか無い。
※wikiにも原作や設定が存在しない。

5人程の関係者に複数(上限なし)のファンタジスタドール
が居て同時に召喚可能で常に5:5以上の状態+別介入有り
で・・デバイサーも入れると15~20人の混戦も多い・・

主人公とそのドールの5人?でも個々の人格で友情劇的な
エピソードが有り・・主人公の友人や仲間?組織等含む
と・・50人以上のキャラが1クールに登場・・無理だろ・・

敵味方入り乱れて重複声優が殆どでぐちゃぐちゃ・・

基本小中学生の登場人物に10才~18歳?位のドール多数。
キャラデザはテンプレの萌えキャラで服飾は少女趣味。
ロリ萌え特化で可愛い感じ。

色々ツッコミどころが多く破綻したエピソードばかりで
だからなに?って感じだけど・・単純に美少女だらけの
可愛いトークや触れ合いを愉しむ感じかな~
そう思うと友情やら成長やらって最低限のテーマは有る。

問題は10話のバカ設定エピソードだろうか?
「育児放棄」して子供を「捨てた」母が・・立派に育って有名
人になった途端に母親ですと名乗りをあげる様なグロ話だ。

死人を出せば涙が貰えるというお手軽エピにもドン引き・・
そういったクライマックスにもギャグや小ネタをいれる
時点で酷評大前提の狙った作品に感じる。

12話・・これ又酷い・・ドールを人間の友達と同等に扱う
エピソードで蘇生は不味いだろ・・限りある生命の刹那が
微塵も感じさせないこの10~12話で萌え依存で視てた人も
大爆笑?失笑?落ちなど要らないからだらだらと萌え萌え
してれば良かっただろうに・・プロトゼロの立場もない・・

普通馬鹿でも小町がプロトゼロに対しての認識改善でOK
なアニメだって考えるのでは?そこノータッチで・・最後
までソネット復活で美談扱いって・・気持ち悪すぎ・・

物語3.5から2点に下げてしまった・・1,0にしたいくらい。


鵜野 うずめ(大橋彩香)私立聖悠学館中等部の2年A組。
子供の頃「タナセの白い稲妻」の異名を取るほどの凄腕
カードバトラーだった。気弱な性格でホラーが苦手。

ささら(津田美波)リーダータイプの好奇心旺盛なタイプ。
カティア(徳井青空)元気でわがままお姫様タイプ。
しめじ(赤崎千夏)料理やお菓子作りが得意な妹タイプ。
小明(長谷川明子)無口で陰気なゴスロリタイプ。
マドレーヌ(大原さやか)天然なお姉さまタイプ。

戸取 かがみ(ととり かがみ) 三澤紗千香
羽月 まない(はつき まない) 上坂すみれ
清正 小町(せいしょう こまち) 名塚佳織

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

63.8 17 コメディで文化祭なアニメランキング17位
わかば*ガール(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (407)
1830人が棚に入れました
「ウルトラスーパーアニメタイム」内にて放映される。

見た目は清楚だがギャルに憧れているというちょっとズレたお嬢様・小橋若葉を中心とした少女たちの日常を描く。


声優・キャラクター
小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣
ネタバレ

シス子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

お嬢様+ギャル=普通の女の子

女の子4人の日常のお話

普通の・・・
ごく普通のありふれた日常です


いままで私が観てきた“日常系”アニメ作品の中でも
最上位に入る普通さです

私の“日常系アニメ”のイメージといえば
だいたいの作品は“日常”とは言いながらも
そんな平穏な日常の生活に適度な刺激を与える
アイテムやキャラ設定のような
スパイス的な要素があるものがほとんど


“バンド”とか(お茶会も楽しそう)

“百合”とか(ゆるいのとかちゅーするのとか)

“喋るうさぎ”とか(喫茶店でうさぎのフルコースが堪能できる)

“異能”とか(“○○バトルは~”・・・ってタイトルの時点で既に日常を逸脱している)

“いなか”とか(都会にはない非日常)

タイトルそのまんまとか(ロボとか喋る猫が出てくる)

“金髪碧眼幼女”とか(物○シリーズ・・・じゃないよ^^)
(ちなみに同じ作者様の作品です)

どれもが
なにかが起こることを期待させてくれる
刺激のある“日常”です


でも「わかば*ガール」って
そんな刺激(?)要素がよくわからない
というか・・・
刺激そのものがない

刺激がないという意味で
似たような作品をあげるとしたら
「Aチャンネル」でしょうか

こちらもとても普通な日常のお話

ちなみにWikiによると

Aチャンネルは
「るん、トオル、ユー子、ナギの女子高生4人の日常を描く。天然のるんが放つボケに周囲の人間がツッコむギャグが主な内容となっている。」

一方
わかば*ガールは
「いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。」

と紹介されています

単純に比較判断できるものではありませんが
「わかば~」のほうが
より“Wikiでも書くことがない”くらい普通の日常なのかな?


お話は・・・
というよりこれくらい普通の日常アニメ作品の場合は
登場する女の子達のことを書いたほうがわかりやすいかもです


主人公の「わかばちゃん」は物凄いお金持ちのお嬢様で
頭の悪い女の子
(物凄い頭の悪いお金持ちのお嬢様ではない)

ちょっと女子力があるっぽい「もえちゃん」

パギャル(中途半端なギャルらしい)の「まおちゃん」

なんか腐ってる女子(腐女子です)の「しばさん」

なんだかインパクトの弱い子ばかり


そんな女の子達が日々
学校やお家(といっても出てきたのはもえちゃん家とわかばちゃん邸のみ)や
どこか洒落たお店で
“女の子”してる様子が繰り返される

とても普通の日常


そんな普通の女の子達の日常のお話なのに
なぜか“応援”して
なぜだか“感動”してしまいます


実はみんなそれぞれ
ちょっとした目指すもの
つまり目標がお話の中で出てくるんですね

多分誰もがつまらないと思うことなのですが
本人たちはいたって真剣です

わかばちゃんは{netabare}“ギャル”になりたい{/netabare}

もえちゃんは{netabare}もっと“運動ができるように”なりたい{/netabare}

まおちゃんは{netabare}“お嬢様(キャラ)”になりたい{/netabare}

しばさんは{netabare}学校の“ミスコンで優勝”したい{/netabare}


お話の展開がまったりとしているせいかもしれませんが

みんなとてもゆるい目標だけど(ミスコンは無謀に見えたが)
女の子達のゆるいながらも頑張る姿
そして
みんなで応戦する姿を見ていると
毎回ホロリと涙が落ちてしまいます

最後は“ゆるく”号泣してしまいましたよ(ToT


普通でしかも短い(一話8分間)お話ですが
女の子達のゆる~く頑張る姿がとても印象に残るお話でした^^



さて
そんな普通で刺激のない日常のお話の「わかば*ガール」でしたが
オープニングはなかなか刺激的でした^^

{netabare}{netabare}ここで
失礼ながら
わたくしごとではございますが

最近では飲みに行く度に
飲む相手が友人関係だろうが会社関係だろうが構わずに
カラオケでは必ずといっていいほど
“アニソン”を歌わせてもらってます

普通に受けそうな“なんたら48”とか“かんたら48”の曲をわざとはずし
よせばいいのに
一般ギャラリーが知るはずもないような最新のアニソンを
一般ギャラリーがドン引きしている前で
泥酔状態で躊躇なく歌っている自分がいます
(そして翌日後悔してる自分がいます){/netabare}


Rayさんが唄うOPテーマの「初めてガールズ!」
作品のイメージによくあってて
とても乗りがいい

何より
“若くて”!
そして
“かわいい”!!

{netabare}も~私にピッタリじゃないですか!!^^
(苦情・誹謗中傷はお受けいたしかねます(--!){/netabare}


というわけでいきなり
“youtube”に侵入し
“初めてガールズ! Full”で検索
そして
Google先生にて“初めてガールズ! 歌詞”で繰繰り
準備はOK~!!

早速レッスン開始とあいなりました^^


先にアニメ作品のほうで曲のイメージは掴んでいたので
メロディやキーの高さなんかは心得ています

リズムは普通かちょっと早めくらい?
キーは後半高めかな・・・?

な~んて
{netabare}ふっふ~ん自称“○○の歌姫”と勝手に思い込んでいる私には(○○には勤務先名が入る)
そんなの全く問題ないもんね~

{netabare}でわ・・・

{netabare}私の歌を聴けぇぇぇ~~~!!!(○ェリルかよ!!){/netabare}{/netabare}{/netabare}


{netabare}(ここから先は歌詞と私の歌いながらの“つぶやき(&絶叫)”をお送りします)

「Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong 体験しよっ♪
Ping-Pong 鳴らして Ping-Pong-Pong がんばれっ♪」

{netabare}初っ端からかわいいフレーズ^^
ますます(自分が)かわいく見られるよ~^^!{/netabare}

(中略)

「新鮮だよいつも♪」

{netabare}私もピチピチだよ~^^{/netabare}

「おんなじ星の生物なのかい?聞きたくなるけど♪」

{netabare}ある意味宇宙人より宇宙人かもね~^^!てへっ(爆){/netabare}

(中略)

「わーいわーいって腕を組んでもっと仲良くなっちゃえ♪」

{netabare}えっ・・・腕組んでいいの?いいの~?(笑){/netabare}

(中略)


{netabare}さ~ここからサビいくよ~^^サビまくるよ~(爆{/netabare}

「初めてがいっぱいあるからね(おっけ~)♪」

{netabare}オッケ~!!(>o</~{/netabare}

「いっしょに体験しようよ♪」

{netabare}なになに?ナニするの~?^^{/netabare}

「初めては何回でもいいね(いいよ~)♪」

{netabare}いいんかい?!(笑{/netabare}

「いっしょに笑いだして♪」

{netabare}なんかわかんないけどアハハハ^^{/netabare}

「さあこれで合格だ!ガールズがんばって!!♪」

{netabare}ナニに合格したのかわかんないけどがんばるよ~^^{/netabare}

(間奏)

{netabare}2コーラスめ~!!{/netabare}

「騒然などいかが?」

{netabare}・・・なんか疲れた・・・{/netabare}

(中略)

{netabare}さ~2回目サビいくよ~(汗{/netabare}

「あーピンポンダッシュを♪」

{netabare}ピ、ピンポンだっしゅ・・・?{/netabare}

「もっと進化させたらディンドンダッシュ♪」

{netabare}でぃ・・・んどん・・・?{/netabare}

{netabare}えっ?えっ?・・・っていうか・・・ラップ??{/netabare}
{netabare}(このあとついていけなくなった){/netabare}

{netabare}・・・プチ(停止のクリック音)^^!


{netabare}いや~若いって羨ましいですね~(^^!

年増は早々に退散するとしましょう(汗


ということで
みんなでカラオケに行ったら
その場の空気を読んで
歳相応の曲を歌いましょ{/netabare}{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

夢は女子高生。そんな若葉が、みんなと過ごして気付いた本当の夢は…♪

「きんいろモザイク」と同じ原作者による作品というのを聞いて
気になっていた作品です。

個人的に主人公の若葉が序盤からあまり好きになれなかったので、
飽きずに観続けられるか不安でしたが、

ショートアニメ(8分程度)なのが幸いして
それなりに楽しく観続けることができました。

全13話です。(+未放送1話あり)


● ストーリー
小橋若葉(こはし わかば)は
憧れの女子高生になった。

同じクラスになった3人と仲良くなり、
女子高生ライフを満喫しようと張り切る。


◇小橋若葉(こはし わかば)
 …お嬢様。ギャルに憧れている。

◇時田萌子(ときた もえこ)
 …お菓子作りが好きなメルヘン少女。おっとりさん。

◇黒川真魚(くろかわ まお)
 …元気なお調子者。「~~っす。」というしゃべり方が特徴的。

◇真柴直(ましば なお)  
 …ボーイッシュで腐女子なメガネ女子。女の子らしさに憧れている。


お嬢様の若葉が、
友達と一緒に遊びに行くことにそわそわしたり、
学校行事を楽しんだり、

そんな日常的なお話が多いです。

家の都合でこれまで友達を作れなかった若葉が、
友達と一緒に学校生活を本当に楽しそうに満喫することで、

ありきたりな学校生活が
新鮮に見える不思議。笑

学校行事や友達と遊ぶことって、
学生時代の特権ですものね。青春だ♪


高校生になって初めて出会った4人が徐々に仲良くなる様子は
観ていて微笑ましい♪

初めは若葉の浮き具合がとても気になったけれど、
3人がいい子なのでいい感じに受け入れられていきましたね。


ギャグはあまり…。
真魚のボケと柴さんのスピードに乗ったツッコミはよかったけれど、

全体的に寒いギャグが目立ちました。
若葉の金持ちキャラによるギャグも好きじゃなかったな。
友達にお金を渡そうとするな!

感動的なエピソードも目立ちましたが、
こちらもあまり…。

8分という短時間で
世界観に浸りきれないからなのかもしれませんが、

それよりも友情や感動を前面に押し出してくる見え見えのストーリーに、
ひねくれ者の私は素直に感動できませんでした(笑)


どちらかというと微笑ましくて笑えるストーリーを期待していたのですが、
そちらは期待外れでしたし、
感動的なエピソードは中途半端だったし、

そもそも私が主人公の若葉を好きになれない時点で
お気に入りにはなりえない作品でした^^;笑


● キャラクター
お気に入りは真魚でした♪

「~~っす」のしゃべり方がうつってしまって、
普段の生活でも使いまくりですw

毎回髪飾りが違っていたりと、
見た目にも飽きなかった^^


そして萌ちゃん!

萌ちゃんとセットになった時の若葉はよかったな~。

萌ちゃんと若葉の
手つなぎスキップの可愛さは破壊力抜群でした…(*´Д`)


● 音楽
【 主題歌「初めてガールズ!」/ Ray 】

初めて聞いたときは
好きなのか嫌いなのかよくわからない曲でした(笑)

何回も聴いているうちに
その原因がわかりました。

曲時代は明るくて可愛くて好きなのですが、
初めや合間に挟まる「ピンポン♪」の掛け声が嫌いなのだw

このアニメで加えられた掛け声なのかと思いましたが、
原曲にも入ってました。

なんて余計な…。

しかし曲自体は好きなので、
この曲きっかけで最近はよくRayの曲を聴いてます♪


● まとめ
ちょうど1年で終わる、
全体の構成は見事でした♪

出逢ったばかりだった4人が
13話を通して積み重ねる絆は観ていて微笑ましかった♪

ただ、ギャグに関しては
もっとキレのあるボケ&ツッコミを楽しみたかった。

真魚と萌ちゃんの可愛さで
なんとか楽しめたようなもの。

悪くはないんだけど、また観たい!と
強く思うこともないだろうなー。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 22

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

いわゆるお嬢様で女子高生の小橋若葉と、クラスメートとの日常を描く。

「ごきげんよう! 小橋若葉ですわ」

小橋若葉、春から高校1年生。

正真正銘のお嬢様ですが、普通の女子校に入学しました。
新生活では見るもの全てが新鮮で、毎日はしゃいでしまいます。
そんな彼女の目標は……ギャルになること!?

変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く
4コマコメディ、いよいよTVアニメスタート!

各話リスト
一葉「夢は女子高生です」
二葉「Dカップでお願いします」
三葉「ギャルへの道のりは遠い」
四葉「これが包丁ですか」
五葉「お嬢様はずるい」
六葉「布の面積が少なすぎます」
七葉「もしかしてスナイパー」
八葉「ドンドコドコドコ」
九葉「若葉ちゃんフィーバー」
今回のエピソードでは、本作の主題歌を担当しているRayさんがCVを担当したキャラクターも登場しているので是非チェックを!!
十葉「それは無理ですわ~」
十一葉「堕落人間製造機械」
十二葉「その目をやめろ」
十三葉「普通の女の子」

『きんいろモザイク』でお馴染みの原悠衣さんが手掛ける4コママンガ『わかば*ガール』がTVアニメ化! 
変なお嬢様と個性派クラスメイトたちの交流を描く4コマコメディ、要チェックです!!

2015年夏アニメ注目の作品を紹介!
40本以上の作品が勢揃いした2015年夏アニメ。怒濤の新番組ラッシュを前にして、どのアニメを見ればいいのかとまどっている人も多いだろう。

■「ウルトラスーパーアニメタイム」
TOKYO MXとBS11でスタートしたオムニバスアニメ枠。ウルトラスーパーピクチャーズ(USP)が立ち上げに関わっており、サンジゲンやライデンフィルムなど、USP傘下の作品を中心に3本のショートアニメをオンエアする。2015年夏は、堀江由衣さんがキャラ原案と主演を務める「ミス・モノクローム-The Animation- 2」、荒ぶる黄獣が三度帰ってきた「うーさーのその日暮らし 夢幻編」、普通の女子高に通うお嬢様の日常コメディ「わかば*ガール」をラインアップ。秋以降もニュースアプリをアニメ化した異色作「ハッカドール THE あにめ~しょん」をはじめ、同枠ならではのユニークな作品が控えている。
USPのイメージキャラクター・スピカとスマ子は番組のナビゲーターを担当し、オープニングでは歌とダンスを熱演している。スピカ役は石原夏織さん、スマ子役は小倉唯さんと、声優ユニット・ゆいかおりの2 人が起用され、今後の企画も気になるところ。作品でコラボレーションなども行われるのか、予想の付かない展開でファンを盛り上げていく。

『わかば*ガール』は、原悠衣による日本の4コマ漫画作品。2010年から2011年に掛けて創作工房の雑誌『乙女通信』で第3話まで連載された。同誌の休刊により未完となっていたが、著者のブログ「Hara*Rira」に掲載された第4話、描き下ろしの最終話を加えて、2013年に、まんがタイムKRコミックスレーベルから単行本として刊行された。

2015年3月19日発売の『まんがタイムきららMAX』誌上で、本作がTOKYO MX、BS11の『ULTRA SUPER ANIME TIME 1stSEASON』内にて短編テレビアニメとして放映されることが発表され、同年7月より9月まで放送された。

2015年7月より9月まで、ウルトラスーパーピクチャーズが企画するアニメ枠『ULTRA SUPER ANIME TIME』で、『うーさーのその日暮らし 夢幻編』、『ミス・モノクローム -The Animation- 2』とともに、30分枠の3本立てショートアニメのうちの1本として放送された。1話約8分・全13話。なお、アニメーション制作のNexusはウルトラスーパーピクチャーズ傘下ではないが、同社が協力としてクレジットされている。

オープニングテーマ
「初めてガールズ!」
歌(第1話 - 第8話、第10話 - 第12話) - Ray
歌(第9話) - 一年藤組(小澤亜李、井澤美香子、M・A・O、村川梨衣) 第13話は未使用。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

60.7 18 コメディで文化祭なアニメランキング18位
進撃!巨人中学校(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (308)
1605人が棚に入れました
今日から中学一年生。
学校中、いや世界中の巨人を駆逐してやる!
そんな夢と希望を胸に入学式の朝を迎えたエレンはさっそく寝坊してしまう。
幼馴染のミカサに起こされ、遅刻ギリギリに家を飛び出すエレンは通学路を爆走するなか、
サシャ、ジャン、コニーといった他の小学校出身者たちと出会う。
「ここが進撃中学校か」エレンたちが見上げる先にはそびえ立つ巨大な壁と校門。
ここをくぐれば入学式が待っている。
しかし、エレンは知らなかった。
この進撃中学校は人間と巨人が共に通う人巨共学の学校だということを!
果たしてエレンは巨人を駆逐することができるのか!?

声優・キャラクター
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、谷山紀章、嶋村侑、小林ゆう、三上枝織、下野紘、逢坂良太、細谷佳正、橋詰知久、藤田咲、神谷浩史、小野大輔、朴璐美、千葉進歩、川田紳司、三戸耕三、相川奈都姫、鷄冠井美智子、三宅健太

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品・・・パロディだけど熱かったッス^^

この作品は、かの有名な「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。このスピンオフ自体の原作が未読なので、どんな感じの作品かは不明でしたが、胸を熱くしながら視聴した本編を思いだし視聴を決定しました^^

物語の舞台は進撃中学校・・・この中学は巨人棟と人間棟に分かれています。
そして物語の主人公はエレン・イェーガー・・・その他にヒロインであるミカサ・アッカーマンや友達のアルミン・アルレルトといった本編に登場した人物がそのまま中学生として登場します。

注目の1話・・・本編が超シリアスだったので、どんな物語になのか興味津々でした。
そして冒頭からいきなり懐かしい風景が・・・と思いきやエレン、ミカサ、アルミンと皆んなちっちゃい・・・^^
キャラはデフォルメされていたんですね^^
でもそれはエレンの夢・・・現実に引き戻されたエレンはミカサと共に登校し・・・物語が動いていきます^^

物語も面白いのですが、1話目からオープニングにハマッてしまいました^^;
本編と同じLinked Horizonさんが歌っていて本編のイメージがそのまま踏襲されたような感じです。
この歌をバックにデフォルメ×中学生化した本編よりだいぶ可愛くなった登場人物が所狭しと学校内を走り回るのですが、随所に本編の雰囲気を感じるんですよね^^
立体起動装置を使った時のカメラワークなんかは本編さながらです^^

超巨大巨人の登場シーンも雰囲気バッチリで、巨人に向かっていくために立体起動装置で次々に空に舞い上がっていく人間達・・・
でも手に持っている武器には笑わせてもらいました^^
そしてオープニングのタストでエレンが高々と上に突き上げた手にも・・・^^

こうして物語が始まります。展開的には学校生活のごく一部を切り取った形なのですが、基本的に本編同様熱いパロディでした^^

エレン「巨人を一匹残らず駆逐してやる」
ミカサ「エレンが行くなら私も・・・」
本編では何度も耳にした台詞ですが、そこはこの作品も一緒です^^

でも制服を着た彼らを見ていると、
「エレンはミカサの事どう思ってるなろう・・・」
という事が凄く気になってしまいました(//∇//)
ミカサは・・・相当可愛い部類の女の子だと思います。
それなのにエレンのミカサに対するフォローが殆ど無いんですよね
幼馴染だからいつも一緒にいるのが当たり前・・・って決してそんな事は無いんだよ。
きっとエレンは失ってから大切さに気付くタイプなんだろうなぁ・・・と勝手に思っていました^^;

もう一つ不思議だったのがアルミンの格好です^^;
本編でそんな設定あったかかな・・・正直思い出せないです^^;
でもその格好を立体起動装置に代用するとか、そういうお茶目なところは好きでしたけれど^^;
しかし・・・アルミンの格好に対する拘りは凄かったと思います。

1クール12話+特別編1話の計13話の作品でした。30分枠のAパートがアニメでBパートがキャラの声優さんがとある学校を舞台に冒険を繰り広げるような事が放送されていましたが、私はAパートを主体に視聴しました。
Aパートのみでもこの作品の面白さは十分伝わったと思っています。
そして本編とこの作品は監督が違うのに本編の雰囲気はしっかりと醸し出されていたと思います。
気になるのは本編の続編情報です。2016年に予定されていると聞いたことがありますがどうなんでしょう^^?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

進撃のキャラが好きな人向け・・・かな^^

原作未読 全12話

進撃の巨人のパロディアニメです^^

では感想を
キャラはめっちゃ可愛かったです♪

エレンやミカサ、アルミン。
2頭身で進撃のキャラたちが動きまくりです。
個人的に推しはミカサとクリスタ&アニ(≧m≦)ぷっ!

あの(ねんどろいど)だったらちょっと欲しいって思ってしまったのは内緒の話です
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

グロイ部分が排除されて完全にギャグコメアニメになっておりました。
物語の進行も本編とは違います。

が、本編のセリフとか似た進行もあります。
面白さを追求するなら(進撃の巨人)から(進撃の巨人中学校)が王道だと思いますね。

タイトルでも書いた通り、進撃のキャラが好きな人向けアニメだと思います。
見ないなら見ないでもいいかな~ってwww

進撃ファンでも(茶番だ~!)(進撃を馬鹿にしてるのか!)って怒る人がいてもおかしくない作品。
シリアスな進撃を後押しするアニメって感じはしません。

個人的には嫌いな作品ではなかったので、アニパロが許せる人は見ちゃってくださいな♪

本当に2頭身キャラたちの可愛さは必見ですよ
o(>▽<o)(o>▽<)oキャハハ


では最後に一言
絶望した~!ねんどろいどを買いそうな自分に絶望した~!
ラブライブやSAO、けいおんですら欲しいって思わなかったのに、初めてねんどろいどを欲しいと思いました~!
それぐらいミカサやアルミン、クリスタが可愛かったで~す。

・・・女性(大人3歳)がねんどろいどをカバンに付けていたら引かれるのかな?
ヾ(>▽<)oきゃはははっ!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

チーハンw

原作未読 本編全12話・実写全13話最終話のみ30分)

「進撃の巨人」のスピンオフ作品です。

本編と同じようなキャラと巨人がいる中学校で起こる様々な出来事をコミカルに描いています。

制作は本編の制作に協力しているProduction I.G、キャラの声優はすべて本編と同じ方が演じているところが凄いですね。

最初は本編とギャップありすぎて、慣れるまで3話ほどかかりましたw

それぞれのキャラによっては性格を本編よりさらにくだけた感じにしていて、セリフも本編のものをうまく使ってますね^^

キャラデザも中学生なので幼くしていますが、中にはちょっと無理があるような生徒もいましたw

進撃の巨人のスピンオフらしいお話、学園ならではのイベントもあって飽きはこなかったですね。

本編を知っているとより楽しめると思います。賛否両論あると思いますが、1話観て判断されるといいかもしれません。

OP こちらも本編同じLinked Horizonが歌ってます。紅蓮の弓矢に似てますねw
ED エレン、ミサカ、ジャンの中の人が歌ってます。

最後に、実写パートではエレン役の梶裕貴さん、ミカサ役の石川由依さん、アルミン役の井上麻里奈さん、ベルトルト役の橋詰知久さんが様々なことにチャレンジしてます。巨人君たちのコメントが面白かったです。またサシャ役の小林ゆうさんのコーナーありましたが、なんというか色々と凄かったですねw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 24

63.8 19 コメディで文化祭なアニメランキング19位
てさぐれ!部活もの あんこーる(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (281)
1483人が棚に入れました
4月。ちょうど1年前、鈴木結愛(ゆあ部長)、佐藤陽菜(ひーな)、高橋葵(あおい)の3人に勧誘されて「てさぐり部」に入ることになった田中心春(こはるん)は、これまでの1年間を思い出していた。
4人でいろいろな部活を考えて挑戦し、てさぐりしてきた12ヶ月。
"ありきたりじゃない高校生活を送りたい"と願っていたこはるんの希望はてさぐり部に参加することによって、いつの間にか叶えられていた。
そして、3年生のゆあ、ひーなの卒業。
そんな大切な12ヶ月の思い出を胸に、今年も新入生を勧誘するべく1年前と同じ場所にテーブルを構えて勧誘活動をする、あおいとこはるん。
今年はどんな新入生が加入するのか?

声優・キャラクター
西明日香、明坂聡美、荻野可鈴、大橋彩香、上田麗奈
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドーンです!

15分のショートアニメ
終わったと思ったらすぐに始まった第2期

登場キャラとやってることは1期と変わりません
逆に変わったこと
・OPが1番から2番に
・「カメラが下からグイっとパンしてタイトルロゴがドーン!!」の部分が各個人のセリフ調に
・結愛先輩とこはるんが改名!?{netabare}鈴木結愛→ニップレ鈴木、田中小春→ドンちき田中{/netabare}
・EDも変わっちゃった
まあこんなところですかね
上記のとおり基本スタンスは変わってないのですが、アドリブコーナーのカオス具合は増しています
下ネタを言っては爆笑しまくる(明坂聡美さんは若干引き気味ww)
ただただ中の人が楽しんでるだけじゃないのか!?
そういう文句があるかもしれませんが、僕はそういうところが大好きですヽ(*´∀`)ノ
さすが2期といった感じです


好きなキャラは鈴木 結愛先輩
やっぱりよくわからないんだけど惹かれるものがありますね


以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}今までの総集編みたいな感じだったなあ
ラストで新入部員の勧誘だ!
と思ったらもう一回同じ1年間を過ごすことに・・・
そんなわけでお帰りなさい結愛先輩、陽菜先輩ヽ(´▽`)/
来週からが楽しみです{/netabare}

第2話
{netabare}魔法の言葉「パラレル」
「えぇ〜、カメラが下からグイっとパンしてタイトルロゴがドーンです」byこはるん
キャラが全然動かねええええ
ほぼ静止画じゃないかよヽ(`Д´)ノ
今回はバスケ部
スラダンとバヌケのイメージしかないわ
こはるんワールドが炸裂!
ドンチキ!ドンチキ!{/netabare}

第3話
{netabare}「さあカメラがyo!下からyo!グインてyo!パンしてyo!タイ○▼※△☆▲※◎★●・・・・・・・・・・・・・!?」by葵
今回も経費削減
映像を使いまわす作戦に出たみたい
なかなかひどいことになってるなwww
「中の人の話です」品○、貧×
ドンチキ田中可愛いな
そしてニップレ鈴木の誕生です
EDのキャストがwwwwwww{/netabare}

第4話
{netabare}「君の友達のいない寂しい心をそこそこ埋めましょう」by陽菜
今回はあまり派手に動いちゃいけないらしいですよ
美術部はオタクっぽいそうですよ全国の皆さん
さすがに美術部からバトル展開は無茶があるんじゃないかな〜
面白そうだけど
陽菜(明坂聡美さん)のアドリブコーナーがゆとり2人のせいで台無しにwww
しかもそれで終わってしまうなんてな・・・
{/netabare}

第5話
{netabare}「さあクタパン脱いだらポイポイポイポポイポイポポイポポーイ」
頭おかしいんじゃないですか!?
こいつらのせいでバレー部員の方々がMにしか考えられなくなってきた
ヒドすぎるwww
意味深ババアとかひどい言われようだな
結愛先輩今日は絶好調でしたね
意味がわからないよ・・・{/netabare}

第6話
{netabare}「今年の4月は税率アップね、あくせく働こう」
放送部は地味お調子者
放送の全国大会ってあるんだな、勉強になります
突発的にアドリブコーナー入れるのが今の流行なのかな?
ポイポイが陽菜先輩の一人舞台になってるよ( ゚Д゚) ス、スゲー!
こはるんあざとかったのか・・・
EDが変わった!?{/netabare}

第7話
{netabare}「さあカメラが下からグイっとパンしてタイトルロゴが、、、だめですよぉ〜♡」
そんなことより
ラグビー部キタ━(゚∀゚)━!!
経験者目線で見れるとは素晴らしい!
めっちゃ葵先輩に馬鹿にされる(>_<)
なんかポイポイがガルパンにしか思えない・・・
最近のアニメだから印象に残ってるだけかもしれないけど
下ネタ大爆発www夜のハグビーとかwwwww
経験者として悲しくなってきた・゜・(ノД`)・゜・{/netabare}

第8話
{netabare}「さあカメラが下からク"イ"っ"と"パ"ン"し"て"タ"イ"ト"ル"な"ん"で"だ"よ"お"ぉ"ぉ"」
今回は部活じゃなくて文化祭がテーマ
こはるんのお腹が鳴ったwww
バッタとイナゴとオタマジャクシとヤゴがごっちゃごちゃ・・・
現代っ娘は怖いですね
まさかのライブがなかなかいい出来でした
これは買うしかないですね{/netabare}

第9話
{netabare}「ボンジョルノーボンジョルノーボンジョルノーボンジョルノーボンジョルノーボンジョルノーボンジョルノー」
気がふれてしまったのかと思いましたよ
今回はめんどくさ賢いクイズ研究会がお題
でたなポイポイという陽菜先輩の独壇場
そしてそこから下ネタへ・・・
ここまできたら逆に清々しいですねえ{/netabare}

第10話
{netabare}「さあ確定申告期限はもうすぐ、書類整理はどう?」
今回はなぞなぞに対するお話
「食えないやつ」って言葉は万能なんですね
次は新しい体育祭を考えようのコーナー
「霊長類なめんな」
まあまあ似てた気はする
なんていうかすごいぶっ壊れたアニメになってきましたねwww{/netabare}

第11話
{netabare}「ドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドンチキドーンです!」
萌舞ちゃん6人も加わって剣道部のお話
イケメンならなにされてもいいのかドンチキよ!
剣道は早々に終わり、次は落語研究部
萌舞ちゃんが全て持っていった、いや無茶ぶりによく耐えたというべきかwww{/netabare}

第12話
{netabare}去年の新入生(葵)勧誘からのスタート
そのまま去年の部活(青春模索部)のお話
まさか大喜利までやるとは思ってなかったwww
てか最終話にしてこはるんの出番が全然ないなんて・・・
3期はないかな?
「さあ昨日の自分にさよなら告げたら明日へ向けてGO!」{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

タナボソ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

洲崎西リスナーとか中の人のやり取りを楽しんでる人は観てるんだろうけど、そうじゃない人にはけっこうスルーされてるんだろうなと思うと少し寂しい + 本編と全く無関係の追記

「『に』で始まる、幸せ満載なセリフと言えば?」のお題で
「にっこにっこに-」「にゃんぱすー」の弾幕の流れから
「西明日香w」「にゃんぱすー(CV:池田秀一)」コメで爆笑。
ご本人による「西住みほです」でさらに笑い。

なお↑はてさぐれとは全く関係ない
『チャンネルはオープンソースでっ!』第40回(14/02/04)の話。
だっててさぐれ好きな人りえしょんも好きでしょ。3分で3回事故っていく尺泥棒。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv167561090
↑期間過ぎてダメな場合、ニコニコ動画でうpされるのを待ってどうぞ。

りえしょんこと村川梨衣さんをご存じない方に説明しますと、
『のんのんびより』ほたるん役の声優さん。
もしそこでしか知らなかった方には
中の人と演じたキャラのギャップを楽しんでいただけたらと。
Z/Xにも出てるはず。その特番がまた凄かった。
また、ちゃんおぷ番組MCは渕上舞さん。
西住殿とかイオナとかペトラルカが好きな人も見てみるといいかも。

てさぐれ関連だと直近で38回にへごちんが出演。上がってました。
http://www.nicovideo.jp/search/%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%8A%E3%81%B7
つかへごちんの由来って以前のちゃんおぷからだったとは知らなんだ。


『「てさぐれ!部活もの あんこーる』を見たことない人にその魅力を伝えるには?
軽く思案しましたが、どう書いたらいいか判らず。
放棄した結果↑になりましたw
公式も巡回済みの危険などんちきマジ危険。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm22708920/videoExplorer
どんちき♪└(^ω^ )┐♫┌( ^ω^)┘どんちき♪
(4話まで視聴 14/02/06初up)


14/03/03追記
友達のいない寂しい心をそこそこ埋めましょうと視聴者つか俺等ことニコ厨をディスるばかりか
監督は臭いと4人から総攻撃「このラジオは臭い監督と共にお送りしています」と
プロデューサーまでにもコメを打たれる始末、
逃げ場はどこにも誰にも作らないスタンスを貫き通してます。
遺産目当ての話題で○籐♪ちゃっちゃっちゃっちゃー 
とか今後の仕事に差し障りないんかいと本気で心配になるけどw ホリプロ所属のへごちん…

表面上からは窺えませんが、現場は大変なようで。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw952918 ←なぜかオリジナル記事のURLはNGワードに
8話はアニメ制作班死力を尽くした回なんだそうな。
軽音部の代理で出演することになった文化祭。まずは楽器を置いて普通にコント。からの…
不覚にもグっときてしまったw

1期製品版収録の二度目ンタリーも新しかったですが、
本あんこーるにはお友達コメンタリーが収録されるとのアナウンスが。
https://twitter.com/tesabu/status/439414882610319361
1巻には早速洲崎綾さん登板。
本編には全く未出演の声優がコメンタリーに出演。新しい!


◆BD1巻特典お友達コメンタリーと西洲崎聴きました(14/05/02追記)
本編のコメンタリーと洲崎西パクリ企画、西洲崎。
要は併せて計1時間の洲崎西でした。
洲崎さんは3期があったら出演したいと話しておられましたね。
園田萌舞子役でw それは無理だろうけど、監督に直接訴えていたので叶うかもしれません。

後はうまく言えないないので動画で確認してください
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23402238

作品の好き度6/7


どこに書いていいものかわからないのでここに軽く落書き(14/06/13)
洲崎西 養豚場ミーティング先行チケ予約落選にしょんぼりしつつも(´・ω・`)、
アニメと言えば私的にピンポン、ジョジョ、蟲師、シドニアから
ダイミダラー、一週間フレンズ、マンアシ、神々の悪戯等々と堪能中。
とは言え仕事は絶賛繁忙期中につきかなり久々書き込みしてみます。

日笠陽子さんゲストの電波諜報局を視聴しようと、鷲崎健でニコ生検索してみたついさっき。
ヒットしたのが星野源ニコ生初出演、MC鷲崎健の番組でした。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv181111436
6/10放送らしいので6/17まではプレ垢持ちなら観られそう。

アンケ結果で言っときます。1が98.4%。うろ覚えの数字で多分そのくらいw。来場者5万超え。
これだけでアニメ重視だけどジャンル特化じゃないニコ生ユーザー的ならマストウォッチでしょ。
面白けりゃなんでもいい派の方はぜひご覧になっていただきたいのです。

星野源に関しましては、地獄でなぜ悪いこそ観たものの、
SAKEROCKもまともに聴いたことすらない私。
そんな私でも十分以上に楽しめる番組でしたし、その音楽も実にナイス。
ただ古い音楽をトレースしたものとは全く異なります。
わっしーからの振りだけど、確かに踊りたくなる。

今回リリースのシングルCDも付属するDVDが収録時間70分超で、
オーディオコメンタリー付き、と来ればてさぐれみたいなもんだ。
明日休みなんで夜勤明けシドニアのちょっとした展示見物ついでに渋谷タワレコ寄ってきますわ。
タワレコ渋谷のミニ展示(※有料)ピンポンのやつも行きましたが良かった。
OPの原画で脳内変な汁出ましたわ。
少なくともまどマギ展の1億倍は楽しめましたですよw

そう、そもそも星野源はアニメ好きでニコ生ユーザーらしいっすよ。
2hにも言及してたし「じょじょじょ」なんて発言もあったり。
わっしーのことははゆかりちゃんねんねるではっきりその存在を焼き付けたそうで、
ゆかりんのライブBDも購入したのだとか。
Wikiの記事によれば自身のラジオでざーさんにコメントをお願いしたり
小野坂昌也さんを尊敬しているとのこと。
まあそんな感じよ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

『てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』4月4日より日本テレビにて放送開始!

2013年10月から、個性豊かなキャストとスタッフで放送した3DCGアニメ『てさぐれ!部活もの』、『てさぐれ!部活もの あんこーる』。今まで様々なコラボを行ってきた『てさ部』ですが、続編では月刊「少年シリウス」(講談社)にて漫画連載中の『みならい女神 プルプルんシャルム』とのコラボが決定! タイトルも『てさぐれ部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう』となり、今まで15分の放送でしたが、今回は30分放送です! そして、その続編の放送開始日が決定しました。2015年4月4日(土)25:55より、日本テレビにて放送開始です!

★講談社の月刊誌「少年シリウス」にて漫画連載中の「みならい女神 プルプルんシャルム」に登場する5人のみならい女神「有栖川凛」「十六夜花音」「宇佐美陽菜」「円城寺結衣」「小此木友美」は「てさぐれ!部活もの」の5人とどのようにコラボし、どのような化学反応を起こすのか…!? 1・2期は15分での放送でしたが、続編では30分での放送!

待望の続編制作が決定! 音楽ゲームmaimaiにはOPテーマ「Stand Up!!!!」の導入が決定
個性豊かなキャストとスタッフで、まさにてさぐり(!?)ながら放送を2013年10月から開始した3DCGアニメ『てさぐれ!部活もの』。そして2014年1月からは2期「てさぐれ!部活もの あんこーる」が放送! そしてこのたび、待望の続編制作が決定しました!
また、音楽ゲームmaimaiに、「てさぐれ!部活もの」OPテーマ「Stand Up!!!!」が導入されることも決定です!

鈴木結愛(ゆあ)、佐藤陽菜(ひーな)、高橋 葵(あおい)、田中心春(こはるん)、そして園田萌舞子(もぶこ)。5人のキャラクターで繰り広げてきた物語、今度はどんなアドリブで、どんなステージへ進むのか?
新たに始動する自称萌えアニメ、「てさぐれ!部活もの」に乞うご期待です!

「maimai」は、リズムにのってボタンをタッチ&画面をスライドするだけで、誰でも簡単に遊べる新感覚音楽ゲーム! 現在「maimai GreeN PLUS」が全国のゲームセンターにて好評稼働中、2014年9月18日より、最新作「maimai ORANGE」が順次稼働予定です。
その「maimai ORANGE」に、「てさぐれ!部活もの」OPテーマ『Stand Up!!!!』が収録されることが決定しました! 「maimai ORANGE」では、『Stand Up!!!!』収録を記念して、専用ICカードを使用して遊ぶとてさ部メンバーのアイコンがもらえる期間限定のゲーム内キャンペーンも開催予定。

2014年1月より3月まで日本テレビにて放送された。全12話。
大喜利は基本的に全員が発表するが回によっては1人だけというパターンがある。2期では前半でのある台詞から小規模の大喜利が出るようになった。
部員の苗字は「日本の苗字ランキング上位4位」、名前は「2012年度新生児名前ランキング(女の子)で10位までに入ったもの」からそれぞれ付けられている。

オープニングテーマ
「Stand Up!!!!」
第2期では歌詞が2番のものになり、冒頭のセリフが毎回変えられている。第1話ではEDで使用。第12話では使用せず。

エンディングテーマ
「それぞれの12ヶ月」(第2話 - 第5話)
曲自体は「12ヶ月」と同一。歌い手によっては通常よりキーを下げたものを使う場合がある。
「心春日和」(第6話)
「ひらめいチャッチャ!」(第7話)
「てさぐり部部歌」(第8話)
この曲では演奏時のてさぐり部のモーションキャプチャにLiLiのメンバーが協力しており、エンディングでクレジットされている。
「フウセンカズラ」(第9話)
「Call Me "Lazy"」(第10話)
「とりかえっこ」(第11話)
「ちゃんとStand Up!!!!」(第12話)
曲自体は「Stand Up!!!!」と同一。この曲ではメタフィクション要素はなく、文字通り「ちゃんとした」歌詞になっている。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

61.8 20 コメディで文化祭なアニメランキング20位
てーきゅう 第5期(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (223)
1070人が棚に入れました
テニス部でありながらテニスをほとんどしない女子高生4人組を描いたコメディの第5期!!

声優・キャラクター
渡部優衣、三森すずこ、鳴海杏子、花澤香菜

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

やっぱり早口

早口でしたけど、面白かったです。
シーンの使いまわしがあるような...。
段々作品についてのコメントというか感想が浮かばなくなってくる。

主題歌
Qunka! 板東まりも(花澤香菜)
Qunka!は好きな曲です。変態すぎる歌詞が凄い。花澤香菜さんは一体どんな顔で歌ってたんでしょうか。パンツは茹でても良いですな。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第49面 先輩とターミナル
商店街の福引で”とある場所”への当選券が手に入った4人。なんと場所は海外ということで、諸々と身の回りの準備を始めていくが…。

第50面 先輩とキリング・フィールド
行きついた先はカンボジア。トゥクトゥクに乗って遺跡を見たり遺跡を見たりと、オーソドックスな観光スタイルを取ろうとする一行であった。

第51面 先輩とビューティフル・ドリーマー
いつしかの体育祭部活対抗リレーで負けたため、学校の中庭でゴミ拾いをすることになったテニス部の4人。「社会のゴミがゴミ拾いをするとは皮肉なもんやで…」とつぶやくまりもだったが…。

第52面 先輩と猫の恩返し
いつしかの体育祭部活対抗リレーで負けたため、学校の中庭でゴミ拾いをすることになったテニス部の4人。「社会のゴミがゴミ拾いをするとは皮肉なもんやで…」とつぶやくまりもだったが…。

第53面 先輩とダイ・ハード3
「たこ焼きパーティーするぞ!」と大はしゃぎのかなえ。食材をスーパーへと買い出しに行くさなか、関西人のまりものテンションがやたら高くなっていく...!

第54面 先輩とエイリアンVSプレデター
謎の宇宙人(?)トマリンに密着取材することにしたうどん子。二人はなぜかナイスなコンビプレイでボケツッコミを炸裂させ、インタビューを進めていく。

第55面 先輩とレザボア・ドッグス
いきなり吐血しながら教室に入ってきたかなえ。まりもは驚き、悲しみ、傷つけた相手への怒りが収まらない。そしてかなえの仇を取るべく、まりもは復讐の女神となる…。

第56面 先輩とミッション:インポッシブル
いきなり吐血しながら教室に入ってきたかなえ。と、ここまでは前回と導入部分が一緒だがそんなことは気にせずライバル校への偵察を決行する四人であったが…?

第57面 先輩と賢者の石
焼きイモをすることになった4人。スイーツに詳しい人といえばあの人だが、それはひとまず置いておいて、枯葉がなかったり火起こしのためのマナが足りなかったりと道のりは前途多難で...。

第58面 先輩とデイ・アフター・トゥモロー
季節は流れ冬…冷たい空気の街を歩くユリは、凍った水たまりで延々と転び続けるまりもを横目に、珍しくマスクをしているかなえを見かける。

第59面 先輩とソーシャル・ネットワーク
めでたく新年を迎え、板東家で地球のお正月を堪能するトマリン。お年玉や和服など、まりもはさまざまな仕来りを教えようとするが…。

第60面 先輩とジョンQ
かなえの大好きなB-CHANGの手術が決まった。連れられてお見舞いに行くユリだったが、行き着いた先はまさかの焼肉屋だった...。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

殆どテニスしていないのに・・・いつの間にやらもう5期です^^;

タイトルにも記載しましたが、どうしてタイトルが「てーきゅう」なのに全然テニスをしていないんですよね^^;
それなのに5期まで続いてる・・・これってホントに不思議な現象です^^;
主題歌を含めて1話2分程度の中に内容がぎゅうぎゅうに押し込められているので、濃密な2分間を体験できるところが人気の秘訣なのでしょうか^^;?

この作品は、これまで殆ど亀井戸高校テニス部の4人に焦点を当てて描かれてきましたが、今期は4人以外のサブキャラにも焦点が当てられているのが、前期までとの違いです。

亀井戸高校テニス部
新庄 かなえ(CV:三森すずこさん)
高宮 なすの(CV:鳴海杏子さん)
板東 まりも(CV:花澤香菜さん)
押本 ユリ(CV:渡部優衣さん)

気になったサブキャラ
トマリン(CV:小倉唯さん)

5期まで来てテニス部の掛け合いの構成がようやく把握できました^^;
基本的に新庄 かなえと板東 まりもがボケ担当で、なすのさんは腫れ物にはあまり触れず、ツッコミ担当がユリ・・・という感じです。
主題歌のアニメを見ていても、激しく弾けているのはかなえとまりもですもんね^^;
今期も二人のボケにはしっかりと楽しませて貰いました^^

でも、今期個人的に一番気になったのは、トマリン演じる小倉さんでした^^;
この作品は展開、テンポ、セリフといった全てにおいてハイスピードなんです。
この作品のスピードに小倉さん・・・ついていけるのかな^^;?
が率直な疑問でした。
これまで小倉さんが演じた作品で、超特急なセリフのキャラは居なかったと思いますし・・・^^;
と、なんかドキドキしちゃいましたが・・・小倉さん、一生懸命で良かったと思います^^

主題歌は板東まりもの「Qunka!」
パンツ好きの彼女らしい曲だったと思います^^
でも、フライドパンツって・・・^^;?

1クール12話で1話2分のショート作品でした。
既に現在6期が放送されtれいますが、この作品・・・どこまで続くんでしょうね^^;
もちろん、引き続き6期も視聴する予定です^^

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こ・ん・ど・う・と・ま・り・ん

{netabare}とまりんと近藤さんの回が一番おもしろかったw{/netabare}

・・・ちょっと勢いが弱くなってきた。
慣れてきたか、飽きてきたか。

けど「愛してると最近言わない」ようになってからが本番です。
それが浮気をしているのか、空気になってきたのか、あるいはそれ以外かは、
あなただけが知る、否、本人は気付かない気付けない。

私の場合、
なすの先輩は薄い方がかわええ、
かなえ先輩とまりも先輩の通常運転だと心休まる、
ゆりちゃんはかわええ。

・・・いつまでも生きざまを見届けるぜ!!!!!



◆1話感想◆{netabare}
2015.07.08 04:58 ★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0
『気づかなかっただけで関連付けられてたのかな? ~1話感想~』

サブタイトルとね♪

さて、通常運転です。
5期という未知の世界まで達したので1話はメンツだけ豪華だったのかも?

OPがテンション低めで期待値が高まります。{netabare}くんかくんかはぁはぁ{/netabare}

特に言うことないっす。

内に秘めたる4人のランキングで

かなえ先輩
ゆりちゃん
まりも先輩
なすの先輩

の順だったのが、まりも先輩株上昇中です♪{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

71.4 21 コメディで文化祭なアニメランキング21位
古見さんは、コミュ症です。(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (277)
943人が棚に入れました
“コミュ症”とは──人付き合いを苦手とする症状。またはその症状を持つ人を指す。留意すべきは──苦手とするだけで、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。桜舞う高校1年、極度のコミュ症である古見さんが出会ったのは、“普通すぎる”クラスメイト・只野くん。人前で緊張してしまう古見さんの夢は、「友達を100人作る」こと。古見さんの「1人目の友達」になった只野くんは、残り99人の友達づくりを手伝ってくれることになりました。個性派ぞろいの高校で、古見さんの夢は叶うのでしょうか?伝えたい、でも伝えられない…そわそわ、どきどき、思わずにやにやでも時折、胸にチクリと突き刺さる?沈黙の美少女・古見さんのコミュ症コメディーです。
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

「コミュ症」という言葉を考えすぎないほうが楽しめる気がします。

 23年夏に再視聴しています。前はまあまあかなと思ってましたが、一度見始めたらあまりに面白くて、もう1周してしまいそうな勢いです。

「コミュ症」というタイトルになっているので、リアル視聴時は、テーマ性をどう読み取るかと肩ひじを張って見ていました。

 ノイズとなるのは古見さんが美少女という点で、これは古見さんの孤独をかなり薄めてしまいます。ルックスのコンプレックスがあってコミュニケーションで苦しんでいる子からは共感されないだろうと思いました。

 また、只野が世話を焼きすぎな上に、なじみが余りにコミュニケーションに関しては俺TUEEEなので、古見さんが自力でなんとかしようという構造になっていないことが気になりました。

 それと話がラブコメの構造をしていますが、只野にとって人の弱点につけ込むような話が展開して行くので、愛情が軽い気がしていました。

 これらの事からコミュニケーション問題を本当に丁寧に描けているのか?と思ってしまいました。

 ただ、今回の再視聴であまり斜に構えずに気軽に見ると、純粋なコメディとしてかなり面白いことはわかります。テンポがいいし、エピソードに緩急があってギャグと感動が上手い配分になっていました。古見さんの顔芸がセリフが無い分引き立っていてそれが不思議な面白さにもつながっていました。

 そして、そうやって物語を素直に見ると、只野を初め出てくるキャラほぼ全部がコミュニケーションに問題があることがわかります。古見さんは極端ですが、見た目、方言、愛情の距離感、テンポ、勝ち負け、厨2病等々いろんな種類のコミュ症が配置されていて、どこか知っている人間、あるいは自分にある要素がキャラ化されてていることがわかります。これは高校の設定から言って計算なんだと思います。

 と考えたときに「聲の形」というコミュニケーション問題を極端にデフォルメした名作がありますが「硝子」つながりで、共通要素が多い気がしてきました。
 あちらの作品も無駄にイヤなキャラを置いたわけでなく、実在のキャラや自分の内部のペルソナを強調していた感じでした。

 つまり、本作は気軽に見るとコメディとして面白いですが、そうやって素直に見ると「聲の形」と同様、伝わらない苦しみをテーマにできている気がしました。悪い面なのか善い面なのかという表裏はありますが、サブキャラの中にいる自分を見出したりして、コミュニケーションやペルソナについて上手く描いている気がしました。

 それとアニメの出来です。これは作画、構図、背景、テンポ、演出が素晴らしいと思います。文字芸がうるさいかなと思っていましたが、今回見たら古見さんのセリフの無さを上手く補っていました。

 OPもセンスが良かったです。あの作画はかなりエモく的確に古見さんの内面と取り巻く状況を1分半のアニメにまとめたと思います。

 原作も少し確認しましたが、絵柄的にはアニメの方が圧倒的に見やすいです。が、古見さんの美少女具合は原作の方が説得力がありました。

 ということで、22年1月時点の評価は3.8でしたが4.3に変更。今回見てストーリー、キャラの評価が爆上がりです。ストーリー、キャラとも4を4.5にします。声優も調整で同じく4.5にします。
 作画はかなり過小評価していたのでこれも3.5を4.5にします。動きというよりは構図や演出の評価です。

 本作を見るコツはテーマを探そうとしないことでしょう。感情に素直になった方がいいと思います。そうやって自然に感情移入するとかえって見えなかったものが見えてくる気がしました。

 本作の段階では気が早いですが、軽い話だからこそ古見、只野の行く末についてはある程度の信頼感がもてます。一方で2人ともコミュ症を卒業したら別れる方が未来につながる気もします。それは最終回があれば考えたいところです。



 以下、22年1月時点のレビューです。


ヒロインを美少女にしてコミュニケーション障害の苦しみが描けるか?

{netabare}  ヒロインが美少女で良かったかですね。美女、美少女というのは特殊な存在です。そこにいるだけで人が近寄ってきます。孤独を解消しようと思えばすぐにハードルを乗り越えられます。
 古見さんはクラスの男女を虜にするくらいのスーパー美少女です。その意味で自分も孤独を抱えた経験がある視聴者が共感できるかどうかですね。(あんまり絵だと美少女に見えないんですけどね。ウイッチクラフトワーク的な演出で乗り切ってましたね)

 もし美少女の孤独を描くなら、その存在感…というより存在価値から言って、他人からアプローチが多々あるはずです。下心や一方的な好意に対する不信感ならわかります。本作は逆に美少女故に助かっている部分が多々あります。友達が作れない設定に違和感を感じます。
 ヒロインは病的なコミュ症ではあるのでしょうが、基本的に人が寄ってくると「うれしい」という正常な感覚を持っています。その点においてコミュニケーションの苦しみを真摯に描き切れたとはいえないかなあと思います。

 言葉がでない苦しみは映画「心が叫びたがってるんだ」みたいに容姿が平凡な少年少女じゃないと成立しないと思います。その点において、本作はヒロインの設定のせいでテーマがぶれたかなあ…と思います。

 ということで本作のように誰もが憧れる美少女ヒロインであるとしたら、本当の意味でコミュ症を克服するスポットライトは只野君に担って欲しかったと思います。若干彼のサイドからみた孤独の表現がありましたが、あの幼馴染キャラを出したことで悩みがかなり解消されてしまいました。

 もしこのコミュニケーション障害を克服するのがテーマなら只野君をもっとうまく使うべきかなあと。サブキャラの設定から言って原作者もそういう意図が当初はあったのかなあと思います。

 
 で、ストーリーです。話は面白いと思います。コミカルで楽しめる部分もあれば、ホロリとするシーンも共感できる部分もあります。

 問題は青春ラブコメとして考えたときですね。まあ、甘酸っぱい感が無くはないですけど、唯一ヒロインの苦しみを知って、手を差し伸べてくれた主人公…という非常に狭い選択肢の中の恋愛ですからね。構造的には成長するにしたがってうまくいかなくなる恋愛の典型例ですからね。ここをどう見るか、でしょうね。

 コミュニケーションがテーマならここは成長した証として、お互いがお互いを頼らなくなって、結果的に2人は別の道に進んで…というほうがテーマとしては深くなると思います。が、そこまでは描かないでしょうね。

 2期くるみたいですね。この作品内でハッピーエンドだとしても、いろいろ考えると2人に関して言えばバラ色の未来は想像できない構造でした。

 ということで、コミュニケーションをテーマにするのはいいのですが、美少女設定と幼馴染の登場で、焦点がチグハグになった気がします。ストーリーは面白いです…が1期を超えて、2期以上になった場合は類似のエピソードの繰り返しになる気がします。

 そして、本当にテーマに肉薄して思春期のコミュニケーションを描くならシリアス展開は避けられないと思います。それをしないならマンネリ化の果てに2人が付き合って大団円で終わりでしょうか。
 そうなるとよっぽどエピソードを工夫しないとレベルがどんどん下がる気がします。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今年のギャグアニメで一番つまらなかった

コミュ症を患った古見さんが主人公のギャグアニメ

{netabare}
まあギャグ作品なので好みはあるんだろうけど、自分の評価は上記通り。

まず、キャラが良くない。
喋れない古見さん、はっきり言って作中人物視点だと魅力0、いくらかわいかったとしてもそこまで好感の持てないであろうキャラを全員が頭おかしいぐらい崇拝しているのがかなり気持ち悪かった。
ギャグだとしても明らかにやりすぎで視聴者視点だとかなりイカれているように感じる

古見さんを除いても、キャラも全員寒かったし、ギャグも一話に一回面白いと感じられるところがあればいいぐらいだった。
特に中二病キャラとかどうやったらあんなに寒くできるんだってレベルで寒かった。
本当にこのアニメで面白いと思ったキャラ、魅力のあるキャラが一人たりともいない。
ギャグは上で述べた通りだいたい古見さん万歳のワンパか、古見さんがデフォルメで震えてるだけの気持ち悪目のギャグで本当に面白い要素が一つもなかった。
デフォルメはほんと寒いし、漫画風の吹き出しで突っ込みや解説をするのもかなり滑ってる。
不要な場面でもめっちゃこういう演出を入れてきて却って寒くなってるし、はっきり言って過剰演出

OPとEDはめっちゃよかったです。
今期で二番目ぐらいに見るのが苦痛なアニメだったから、二期は見ないかもしれない。
正直言って弱キャラ友崎くんの方がまだこれよりは5倍は面白かった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
こういう系ダメそう。 2人ともコミュ障か?
こういう適当な名前付け面白くないって
コミュ障ではないよなぁこれ。
コミュ障じゃなくて喋れない人じゃん。
コミュ障は黒板でも会話できないよ、コミュ障だから分かるけど…
まあ喋ろうと努力するヒロインというのはいいかな。
けどこんなに文字かけるのはコミュ障では無いよなやっぱ。
壮大なbgmいいな。
上手くやれば友崎くんの上位互換になりそう。
自分はコミュ障だけど人と関わり持ちたくないけどねw
学校の設定は面白いなw

2話 ☆4
自分はコミュ障でも他人とかかわり持ちたくないけどね。
主人公もコミュ障じゃないの? 
こういう適当な名付け嫌い。
こいつはハードル高いだろw
これやっぱりつまんないな。
コミュ障が誇張されすぎで糞つまらん。
受け答えぐらいはできるだろ。
ホモ?w スタバ店員の下りだけ面白かった。

3話 ☆3
あがり症は初めて聞いた。あほくさ
友達って作ろうと思って作るものではないでしょ。
ガラケーw ほんとバカらしいアニメ。あのゲームなつい

4話 ☆2
こういう名付けほんと嫌い。デフォルメのノリも寒すぎる。
自分の嫌いな要素が詰め込まれすぎている。
何でこういうときだけ震えてないんだよ
これ見ると友崎くん前半の方が10倍面白かったわ。
ギャグとしてやってることをシリアスにとらえて感動展開にするの嫌い。

5話 ☆3
ラーメン美味そう。このアニメ記号的な性格でしかキャラを描けてないよね。中二病寒い。

6話 ☆2
何だこのくるっとする見せ方w
は?唐突にそんなの書ける奴コミュ症じゃねーよ。
このアニメのデフォルメくっそ嫌い。
何でチャイナドレス。名前の雑さ。
最後のシーン、初めて只野意外に話せたという成長を描いてるんだろうけど、コミュ障が完全にファンタジーのコミュ症だから何とも思わないんだよね。
だからこのアニメにはギャグしか期待してないんだけど、そこもお世辞にも面白いと言えないしなぁ。

7話 ☆4
プール回。親とすら喋れないってどうなってんの
水着回嫌い。からの気持ち悪いキャラ。
こんなに水着楽しみにする他人いる?
ここはその通りだな、変に合わせるより遊んだほうが気を使わなくて済む。
古見さんも楽しめて他の皆も楽しめる物を探す流れは好き。
父譲りかよ。

8話 ☆4
男の方の陰キャ感w
射的のとこギャグ見せ方が下手なのか全く面白くない。
1000本くじのおばちゃんのゲーセンゲーム感。
このパートは面白かった。中二病ほんと寒い。

9話
今時こんな田舎者いなそうw 何でティッシュをわざわざほしい方とか言って配るw 普通無言で受け取るだろw
必要ないことまで漫画風のセリフ演出するの嫌い。
コミュ障は名前で呼んでくれなんて言わない。

10話 ☆2
冷え冷えなのはこのアニメ
芸術点ってなんだよ。いやしょーもな。
何でそんなジャッジするんだよ。
中二病がこんなに寒く感じるのはこの作品が初めて。
なんで古見さんにみんな椅子譲ったりするんだよ。
ギャグでもさすがに行き過ぎてて面白くない。
朝アニメのギャグでもこれより面白いぞ。
コケたのに追いつけるの草。他の奴ら本気でやってる?
冷え冷えだよ...。ここのコミュ症の紹介はちゃんとしてるのに。
プリクラもおもんないなぁ...。

11話 ☆1
ブルピリのためにネトフリ入ったから今回は初めてPCで視聴だけどどうだろう。
自分テレビよりPC、スマホで見た方が楽しめる気がするから。
ギャグとは言えここまで全員が古見さんのことを考えてるのは気持ち悪く感じる。
くっそ退屈。古見さん持ち上げが気持ち悪い。
喋らないのにここまで持ち上げられるのが。
テレビで見た時より余計につまらなく感じたわ。

12話 ☆2
OPカットとかこのアニメの二つの楽しみのうちの一つがないようなもんじゃん...
笑いがずっと止まってるんだが。
漫画風の演出が過剰、デフォルメもいらん ほんとに退屈。
この吹き出しで解説するのがほんとに寒いんだよ。
曲名パロだけは少し面白い。
1話に一か所面白いと感じる点があればいいアニメ。

曲評価(好み)
OP「シンデレラ」☆8.5
ED「シンパシー」☆6
ED2「ヒカレイノチ」☆9
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古見さん、バイブレーション♪

“コミュ症”だが本当は友達100人作りたい美少女・古見 硝子と
変人だらけの私立伊旦高校の日々を描いた同名コメディ漫画(未読)のアニメ化作品第1期。


【物語 3.5点】
上品。

"コミュ障”ではなく"コミュ症"
人様のコンプレックスを底辺と見下して嘲り嗤う下品な"イジり”芸ではなく、
明快に性格をデフォルメされたキャラたちの掛け合いを通じてクスリと笑いを取りつつ、
対人関係あるあるを拾っていく繊細なタッチ。

ヒロインの古見さんもカースト下位でやさぐれているタイプとは異なり、
容姿端麗でルッキズムの視点に晒されても貶められることは無く、
むしろ、無口でも好意的に誤解され、"神"に祭り上げられる有様で、
いっそうコミュ困難になるのが基本のギャグパターン。

少しずつ人間関係が進展するため、構成はゆったり平坦。
けど古見さんがコミュ取って達成したかった当たり前の学生生活が実現する度に、
放たれる空気は確かに神々しく、後味は綺麗。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・OLM(TEAM KOJIMA)

高水準。

背景は桜並木などを描き込み季節を好表現。
人物も、例えば古見さんも、黒髪ロング&凛とした瞳というザ・サンデー美人って感じのリアルタッチから、
丸目が可愛いコミカルタッチまで崩さず描き分ける。
CGも隠し味に調整しながら、多数の人物が交錯しても映像の遠近感が保たれ、
工程の安定を感じる。


正直、漫画ならではの吹き出し文字表現等を流用する演出は、私はあまり好みではないです。
基本アニメーションは絵で魅せて欲しいと言いましょうか。
ただ、古見さんに限っては、喋れない彼女の心情を精一杯描いた上での
テロップ追加説明なので斟酌できます。


特筆したいのは、古見さんは、字も綺麗なのがステキです♪
憧れ、そして、習字をサボって来た、我が人生を悔いますw


【キャラ 4.0点】
"コミュ症"だから、古見 硝子(こみ しょうこ)
波風立てない凡人でいたいから、只野 仁人(ただの ひとひと)
みんなの幼馴染になれる位コミュ力お化けだから、長名(おさな) なじみ。

人物名の語呂合わせで外面を視聴者に覚え込ませた上で、
掘り下げて、意外な一面を見せて興味を繋ぐ、明快なキャラ構成。


この高校は変人度がキツイので、
仮に、私が入学したら速攻ロックマンの如く四散してゲームオーバーでしょうねw
山井 恋の{netabare}拉致監禁{/netabare}を伴う病みっぷりは言うに及ばず、
友ではなく{netabare}イヌ{/netabare}になり下がる上理 卑美子ですらアクが濃すぎてしんどいレベル。
友達100人も要らない。上の三人だけでいいw


古見さんの母親で自称永遠の17歳・秀子も美人さん。
父親も古の寡黙な親父の系譜を継ぎ、娘と会話したいけど中々できないシャイっぷりで、
古見さんの容姿、性格の遺伝に説得力を持たせる。
古見家・父娘による沈黙のコミュニケーション。昭和の親父はコミュ症ですw


それとコミュ症から顧客満足を勝ち取るカリスマに圧倒される新人美容師の新井さん。
カリスマへの道、陰ながら応援致しておりますw


【声優 4.5点】
古見さん役・古賀 葵さん。
喋らずに息遣いでリアクション&感情表現、自身の振動効果音?まで。
たまに出す声は凄く可愛い。しゃっくりも可愛い。という無茶振りに対応。

それ以上に、なじみ役・村川 梨衣さん。
声色だけで友達100人作れそうな人たらしボイス。
古見さん”サボウェイ”にパシらせたり、結構キツイことも言って、
そもそも性別どっちだよ?とツッコミどころも多いはずなのに、
あっと言う間に懐に入り込んでくるのはこの声質あってこそ。

その他、只野くん役・梶原 岳人さんの声から滲み出る優しさ&安心感とか。
声質で性格を体現する声優の力を実感。


ナレーションには日高 のり子さん。
『PSYCHO-PASS』ドミネーター役でもお馴染みの淡々とした執行ボイスで、
コミュ症が、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。
など留意事項を注意喚起。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は橋本 由香利氏。適宜ポップなサウンド等でコミカルな場面にも対応。
が、やはり印象的なのは古見さんがコミュの階段を昇って気持ちが高まる場面で、
ピアノ、ストリングス、アコースティックギターで優しく寄り添うメインフレーズ。

OP主題歌はサイダーガール「シンデレラ」
丁寧語で語りかける男性ボーカルが、只野くんの古見さんへの心情に重ねやすい良好なアニソン。
"気の利いたことは言えないけど”などと謙遜していますが、
“一緒に猫に会いにいきませんか”とか、こんな洒落たこと中々言えません。

ED主題歌はKitri「ヒカレイノチ」
女性ボーカルに柔和な音を幾重にもアレンジした、古見さんの心情を重ねやすい一曲。
Kitriのピアノ連弾シスターズとしてのアーティスト性がより現れた「シンパシー」
古見さんの最初の一歩を軽快なピアノサウンドで後押し。


【感想】
ドドドドドド……。

昨秋の視聴中、古見さんのコミュ力が限界値(初期値低め)が突破した際の、
心音&振動のコミカル演出が病みつきになった私。
その供給が絶たれたこの冬期。私は禁断症状が辛いので、
震える古見さんのLINEスタンプをスマホのロック画面に仕込み、ますます症状を悪化させましたw

春から始まる2期。震えて待ちます。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 27

57.8 22 コメディで文化祭なアニメランキング22位
ワガママハイスペック(TVアニメ動画)

2016年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (172)
921人が棚に入れました
都心からやや離れた町・新城市(しんじょうし)にある元お嬢様学校・桜翠学園(おうすいがくえん)に通う少年・鳴海幸樹。彼は学生生活を送る傍ら、周囲には秘密で漫画家としても活動していた。ある日、幸樹は学園の生徒会長・鹿苑寺かおるこが、自分の漫画の作画担当者であることを知る。生徒会の男子役員を探していたかおるこはそのことをきっかけに生徒会に加入することを幸樹に提案する。しかし、副会長の桜木・R・アーシェは幸樹の入会に強く反対。話し合いの結果、一か月の試用期間を設けるということで幸樹は生徒会に入ることになった。その後、生徒会には幸樹の妹・鳴海兎亜や兎亜の親友・宮瀬未尋も加入することになる。

声優・キャラクター
本多真梨子、櫻川めぐ、後藤麻衣、桜咲千依

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

キャッチフレーズは「ハイスペックな人々の、ロースペックな日常。」

この作品・・・原作は成人向け美少女ゲームだったんですね^^;
どうりで、作画・・・特にキャラデザの可愛らしさは今期のショート作品の中でも群を抜いていたと思います。

レビューを書くためにwikiをチラ見した時に気になったのが原作のゲームのジャンル・・・
「才能豊かなヒロインたちと送る生徒会系学園恋愛コメディ」
こんなピンポイントな設定をジャンルとして括って良いのでしょうか・・・^^;?
なんて思っちゃいましたけれど^^;

この物語は、桜翠学園の生徒会役員の日常を描いたモノですが、潔いほどバッサリ切ったのがゲームでは主人公である鳴海 幸樹の存在でした。

毎話出欠ホワイトボードのシーンから始まるのですが、色々な理由から鳴海 幸樹はいつも不在なんです。

面白いのが不在の理由・・・
「自分探しの旅」だったり「行方不明」だったり・・・
この徹底的な排除っぷりが逆に気持ち良く感じました。

その分・・・と言っては何ですが、タイトル同様登場する女の子はハイスペック揃いです。

鹿苑寺 かおるこ(CV:本多真梨子さん)少し天然の入った黒髪ロングの生徒会長さん。
桜木・R・アーシェ(CV:桜川めぐさん)食欲旺盛な金髪ツインテールの副会長さん。
鳴海 兎亜(CV:後藤麻衣さん)面倒臭がりで妹キャラ定番な水色ロングの会計さん。
宮瀬 未尋(CV:桜咲千依さん)実家が洋食屋で料理が得意な桃色ヘアーの・・・何さんなんだろ^^;

日常系なので、物語に抑揚はありませんが可愛らしい彼女たちだけでお腹一杯になれます。
そして彼女たちは可愛らしいだけじゃなくスタイルも抜群です。
物語の展開上、そんな彼女たちのあられもない姿が見れちゃったりして・・・(//∇//)
気になる方は本編で彼女たちの可愛らしさを堪能して下さい^^

作品の構成は1話3分30秒程度・・・でも本編の時間は2分くらいで、残りの1分30秒で主題歌と設定紹介のミニコーナー・・・という感じです。
本編以外の時間もしっかり取られていますが、個人的にはこれだけキャラが可愛いのだったら、もう少し本編に時間を割いて欲しかったのが本音です。

主題歌は、大島はるなさんの「ハイスペックDays」
作風に合ったノリの良い曲調もGoodでしたが、エンディングアニメで登場する彼女たちのきゅんキャラの可愛らしさが半端ありませんでした。
久しぶりに好みど真ん中のキャラデザに出会えたように思います。

1クール12話の作品でした。
最近は作画にこだわる事なく作品を視聴していますが、この作品の様にキャラの可愛らしさを前面に押し出した作品が毎期1作でもあると嬉しく思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17
ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

恥を捨てたアニメであった・・・

元はエロゲ???

たった5分枠ながら、すごい女の子を主張してくるアニメでした。

勢いに勝るものはなし!って感じかな。

{netabare}1話からエアコン壊れたで、脱ぐわ脱ぐわ・・・

と思ったら、2話では脱がず・・・

3話では百合っぽくなって

4話ではゴキと闘って

5話ではホラーみたいになって

6話ではやることなくなって←

7話は爆睡して

8話ではロボをこき使って

9話では猫を拾って(イイハナシ)

10話では映画を作って(予告だけ)

11話では水着回で、水着がとれて

12話でやっと主人公登場・・・しない!!!(しないんかいっ!!!)
{/netabare}

なんか、オチもなく終わったりで、しっくりこない部分は多いんだけど、
「え?終わった・・・」って笑いが込み上げるような内容。

くだらなすぎて、別に観なくてもいいかなって思った事もしばしば・・・

女の子は狙ったかのようにナイスバディ~
ワガママハイスペックってワガママボディのことかな?

主人公観たければゲームしろって事?
それとも主人公はゲームでもあの立ち位置なのかな?

なんにせよ、ゲームが気になったのは確かであって・・・
ゲームの宣伝にはいいアニメだったんじゃないかな。

最後に、どーでもいいけど、ゴキブリがゴキゴキ鳴いてて笑った。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

Cyg さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

原作予約済み(^^♪

アニメ化をきっかけに、初めてまどそふとの作品を購入(予約)させて頂きました笑
発売まで数ヶ月待ちきれない(><)
アニメが先行でやるのだし、最初のうちはネタバレも無く快適に見れると思います~。
4/28後は...(^^;
ストーリーを少しでも齧ってみたい方は公式サイトで体験版公開されてるのでやってみてください。
※あくまでも原作の評価でレビューしているのでアニメ全話終了後再び編集してレビューさせて頂きます。

何故か、詳細不明になっているので、原作公式サイトのストーリー文をお借りします。

学生でありながら、とある週刊誌で連載を持つ漫画原作者の主人公「鳴海幸樹」。
だいぶエッチなラブコメを書いている手前、周囲にはマンガのことを打ち明けておらず、知っているのは妹の「兎亜」とその友人の「未尋」だけ。

ある日、ひょんなことから生徒会長の「鹿苑寺かおるこ」が自分の漫画の作画担当であることが発覚。
ちょうど男子役員を探していた会長から生徒会加入を打診され、隠し事がある手前断りきれず、漫画のことを内緒にするという約束で役員になるのであった。

しかし、主人公の事情を知らない副会長「アーシェ」は役員入りに猛反対。さらにそんな中、学生からの依頼やトラブルが舞い込み......。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

72.6 23 コメディで文化祭なアニメランキング23位
劇場版 ハイスクール・フリート(アニメ映画)

2020年1月18日
★★★★☆ 3.9 (86)
414人が棚に入れました
今からおよそ100年前、プレートのずれにより、多くの国土を水没によって失った日本。国土保全のため、次々と築かれた水上都市はいつしか海上都市となり、それらを結ぶ航路の増大に伴い、海の安全を守る職業「ブルーマーメイド」が女生徒たちの憧れとなっていた。そんな「ブルーマーメイド」に憧れ、横須賀女子海洋学校に入学した岬明乃は航洋艦「晴風」の艦長に任命され、クラスのメンバーと共に海洋実習に参加する。艦を動かし、目的地へと向かうだけの安全な航海のはずが、彼女たちを待ち受けていたのは、数々の危機ピンチ。教員艦からの突然の発砲、暴走する他学生艦との戦闘、救難船の救護活動など、数々の困難を辛くも乗り越え、無事に陸に帰還したことで、メンバー同士の間に固い絆が結ばれた。その騒動から1ヶ月後、テスト休みを満喫する晴風メンバーに新たな危機ピンチが訪れる。それは晴風クラスが解体されるというもの。晴風メンバーは、動揺しながらも再び一丸となり、クラスの解体を阻止したことで、絆をより深めていくのだった。こうして数々の困難を乗り越え成長した晴風メンバーたち。そんな彼女たちに訪れる、新たな"危機ピンチ"とは―――?

声優・キャラクター
夏川椎菜、Lynn、古木のぞみ、種﨑敦美、黒瀬ゆうこ、久保ユリカ、澤田美晴、菊地瞳、田中美海、丸山有香、田辺留依、中村桜、彩月ちさと、大地葉、宮島えみ、山下七海、藤田茜、小林ゆう、高森奈津美、相川奈都姫、清水彩香、福沙奈恵、小澤亜李、金子彩花、新田ひより、大橋歩夕、麻倉もも、伊藤かな恵、大津愛理、阿澄佳奈、雨宮天、鶴岡聡、五十嵐裕美、森永千才、清水彩香、福沙奈恵

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

守るべき艦(いえ)、進むべき航路(みらい)

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版とOVA前後編は視聴済です。
物語はTVアニメ版とOVAの続きが描かれているので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
因みにdアニメストアでは早速劇場版が視聴できるほか、「劇場版お疲れさま会でハッピー!」というdアニメストア特番まで用意されていました。

陽炎型駆逐艦である晴風の唯一誇れるのは速力のみ…
他の全ては比叡や武蔵などの大型艦より圧倒的劣位という状況の中、満身創痍になりながらも「越えられない嵐は無いんだよっ!」と砲撃に耐え、そして戦火をくぐり抜ける展開が繰り広げられたTVアニメ版は、正に激アツそのものでした。
そして満を持して公開された劇場版…
これが気にならない筈、ありませんよね。

アニメーション制作がProduction imsさんから、A-1 Picturesさんに変わったのも加点要素と捉え視聴に臨みました。


海に生き、海を守り、海を往く――
それがブルーマーメイド!

そして、晴風クラス解体危機から3ヶ月──

横須賀では、呉・舞鶴・佐世保を含めた全女子海洋学校の生徒が
一堂に会し文化祭と体育祭を行う「競闘遊戯会」が開催され、
明乃たち晴風クラスのメンバーも歓迎祭の準備に追われていた。

大和・信濃・紀伊など超大型艦のクラスも集い、
様々な演し物や競技で賑わう中、
彼女たちに新たな“危機(ピンチ)”が迫っていた……!


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

TVアニメ本編でも凄いと思いましたが、劇場版のクオリティは総じて半端無いレベルだったのではないでしょうか。
大和級の戦艦が続々登場する様は圧巻です。
少し「蒼き鋼のアルペジオ」の「霧の艦隊」に似ている雰囲気もありましたが、気にするレベルではない些細な話…
それに、鬼懸かった晴風の躍動感というか、晴風の活躍っぷりが些細なことなど吹き飛ばしてくれましたから…
小さい船体が波に煽られ、それと同時に訪れるピンチをかいくぐる様は、まるで晴風がドリフトしているみたい…
実際に船にそんな動きが出来るのかは分かりません。
でも、状況のギリギリ感と、晴風の必死さはビンビンに伝わってくるんです。

晴風に課せられたミッション…
これまでの海洋実習も十分危険でしたが、今回は桁が違います。
だって、相手は本気の殺し合いを仕掛けてくるのですから…

彼女たちはブルーマーメイドの卵…
だから海を守るために、自分たちにしかできないことを見極め進言する…
例えそれが最も危険な役回りだったとしても進んで自分たちの本分を全うする…
そんな海の仲間を守るために、ブルーマーメイドが一丸となって作戦を実行する様は鳥肌モノです。

確か晴風って、ブルーマーメイドの試験の成績が芳しくない人の集まりだった筈ですが、今の彼女たちに落ちこぼれの様なレッテルは微塵も感じません。
寧ろ、幾度となくピンチを乗り越えてきた経験が彼女たちを高みに押し上げたのでしょう。
きっと今ではトップクラスのメンバーになっていると確信しています。
現にそれを感じられる場面が本作にもありましたから…

大和級だから凄いんじゃない…
先輩だから凄いんじゃない…
そんな晴風のクルーを含めた真骨頂を余すことなく堪能できる作品です。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

上映時間100分強の作品でした。
主題歌は、TrySailさんの「Free Turn」

想像の遥か斜め上を行く面白さでした。
そして晴風の雄姿…もう中毒になりそうなくらい見惚れてしまいました。
続編の可能性は低いかもしれませんが、これだけの作品を見せられると期待したくなっちゃいますよ…
思いきり堪能させて貰いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

4Dでピンチ!

【物語 3.0点】
相変わらず、清々しいくらい強引な“萌えミリタリー”

軍艦を戦場の主役に持っていくための日本水没、
航空機排除などの基本設定はそのままに、
今回も危険な任務に当たらせてはいけない学生に、
その中でも小型で装備も貧弱な教育艦・晴風(はれかぜ)に、
命運を託さなければならない。サイコロで1が連続するが如きレアなピンチが襲ってくる。


学生たちを危険に曝すのは不本意だけど云々……
と大人たちが言い訳?する流れ。
私にはそろそろ邪魔に感じます。


ピンチなのは養成校の女生徒たちであり、“ブルーマーメイド”の女性隊員たちなのですが、
彼女たちのハイスペックぶりに、見ていて段々、
この国にちょっかいを出して来た賊の方が、ピンチに思えて来ました(苦笑)

それよりも、岬と、ましろの関係の方がピンチに見えました。

私のツボ:{netabare}「べんてん」から送り込まれた“ブルマー”強制執行課・隊員たちの、
精鋭特殊部隊級の盤石の潜入、鎮圧ぶり。海賊たちは襲う国、間違えてますよ。{/netabare}


【作画 4.0点】
晴風を始めとした軍艦やボートが“空中含めて”良く動き、火を噴くCG作画が眼福。
{netabare} 軍艦に脱出劇の王道を走らせる無茶振りもアクロバットに表現。{/netabare}

その他、日常シーンの作画はカロリーを抑える所は抑える、劇場版としては標準レベル。


但し、今回、4D上映企画に合わせて、作画もブラッシュアップされたとのこと。
私は改良前のバージョンは観ていないので、どこが良くなったのかは分りませんが……。


【声優 3.5点】
新規も含めた女性声優陣が一部英語、ドイツ語、
広島弁、船乗り“専門用語”等にも対応し、萌えと燃えを提供。
すっかり任侠に目覚めてしまった
ドイツ人、ヴィルヘルミーナ役・五十嵐 裕美さんの守備範囲の広さ。


ミリオタでもない私としては、できれば英独だけじゃなくて、
“専門用語”にも字幕が欲しいです(苦笑)

それでも、萌えボイスでしっかり燃える状況報告で、
事態の緊迫感と、報告を咀嚼してジワジワと理解できる
彼女たちエリートのしでかした戦果のヤバさは十分に伝わり戦慄。


【音楽 4.0点】
ED主題歌「Free Turn」はTV版に引き続きTrySailが担当。
ましろの転機を見守る岬の心情を斟酌。

劇中、美味しいところはやはり「High Free Spirits」が持って行く。

劇伴は適度にミリタリー調。
それをバックに放たれる“大和級”大型艦四隻の咆哮が本作の聴き所。


【キャラ 3.5点】
萌えキャラ搭載過多。

TVアニメ版を観ていれば晴風乗組員とその周辺くらいなら把握可能だが、
それ以外も含めてとなると、余程意識しない限り顔と名前の一致は困難。

序盤は“競闘遊戯会”にて主要キャラのネタを一巡するが、
大所帯のため、それだけでも盛りだくさんに。


宗谷家は核に匹敵する日本の抑止力だと再認識。


私のツボ:{netabare} 岬&ましろ。TVアニメ版ではリーダー像の相違から衝突したこともあったのに、
いつの間にかシンクロ率抜群になっていた艦長・副長コンビ。
(彼女たちなら賊どころか使徒が襲来しても迎撃できそうですw){/netabare}


【4D】
4DXにて鑑賞。海上がメインとあって、ウインドやミストの機能が活躍。
座席のムーヴは後付け4Dとしては及第点。
それでもついに晴風に搭乗できた!という満足感は得られたまずまずの4Dでした。
{netabare}晴風が水柱めがけて突撃した時は飛沫も含めて激しかったですw{/netabare}


尚、ムーヴに長がある4DXに対しMX4Dの方は香りに力が入っているとの評もあるとか。
お風呂とか色々匂いを嗅いでみたい方はご検討下さいw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

緩い最悪

視聴前 どんな感じなんだろ

視聴後 青春やなぁ

この話は競闘遊戯会での話
ジャンルは戦艦・お祭り・学園・青春
まぁ深く考えちゃいけないのだと本編で悟りました
内容は無いわけではなかったのですが、(おそらく)キャラから成り立った作品なおで今回もこうだろうなぁと考えていました。結果はまぁ同じですね。TVアニメを延長した感がものすごく伝わります。なんとなくこれ以上同じ轍を踏まないようなストーリーを制作側が考えた結果「想定できる最悪の事態」なんていうなんとも頭の悪そうな言葉がでてくるわけです。予想ではこれからでる続編(出るのか分からないが)はこういう系だと思っています。「最悪だ!」ろか「これはまずい!」とか。まぁそうしないとただの船乗りの学園生活映してるだけですからねwそれだったら舟要素無くてもいいって話になって固定ファンも離れちゃいますしね
話をもどしますが、キャラからできた本編を無理やり伸ばした劇場版。突っ込みどころは多多ございますが、もう「はいふりだから」で通じます(?)はいふりだからこそ許されるものでありこれが全く知らない作品だったら批判の嵐ですよ。いや嵐ではないかな。
圧倒的に効率の悪い行動(演出上仕方のないことなのだろうが)、圧倒的に不自然な行動に気づかない異常な純粋さ(鈍感さといってもいい)、かなりのご都合主義。これらが許されるのは(二回目)はいふり特有の緩さのおかげです。
しかし大きな問題点があります。それはこの作品で「最悪」を歌っているからです。pvでも言ってましたが最悪が起こるのです。「最悪」なことが「ほぼなんでも許される緩い」アニメで起きるのです。まぁなんてかみ合わないんでしょう!(うっとり)そして結果はなんととても緩い最悪、実感のない最悪に仕上がりました!
しかし、見てて飽きずになおかつ緩くキャラの魅力が伝わる日常系アニメとして総合評価が高いです

総監督は信田ユウさん。ハイフリの監督を担当した方ですね
監督は中川淳さん。
脚本は鈴木貴昭さん、岡田邦彦さん。
キャラクターデザイン・総作画監督は中村直人さん。本編のキャラデザを担当した方ですね
劇伴は小森茂生さん。本編の劇伴をした方ですね
制作はA-1 Picturesさん。

作画は良く、戦艦同士の戦闘シーンも丁寧でした
主題歌はTrySailさんの「Free Turn」
声優さんは素晴らしくキャラの魅力が存分に伝わる演技でした

総合評価 緩さはなんでもあり(??)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

61.9 24 コメディで文化祭なアニメランキング24位
マジきゅんっ!ルネッサンス(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (87)
382人が棚に入れました
アルティスタと呼ばれる魔法芸術家の卵たちが集まる私立星ノ森魔法芸術高校を舞台とした作品だ。私立星ノ森魔法芸術高校に転校生として通う主人公と、未来のエンターテイナーを目指す6人の男の子によるスクールライフを中心とする。

声優・キャラクター
千本木彩花、梅原裕一郎、KENN、小野友樹、羽多野渉、蒼井翔太、江口拓也、小西克幸、大塚明夫、新垣樽助、平川大輔、皆川純子、田村ゆかり

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

魔法芸術のエンターテイナーを目指して…

この作品はADVゲームが基になっているようですが、こちらは未プレイです。
1人用ゲームでレイティングはC…主人公のみ名前を変えられたり、主人公以外のキャラクターボイスが設定されている…そして、主人公は女の子…所謂乙女ゲーという類のゲームなのでしょう。

こういうゲームをアニメ化する際、主人公役の声優さんをどの様に決めるのか個人的に興味がありますけれど…
この作品の主人公である愛ヶ咲小花を演じたのは千本木さん…
千本木さんといえば、甲鉄城のカバネリで無名を演じた時に共演した内田真礼さんのコメントが強く印象に残っています。
今回も千本木さんが出演されると知り視聴を決めました。

芸術に魔法を取り込む力を持った人が活躍する世界…
そんなエンターテイナーは人々から「アルティスタ」と呼ばれていました。
そしてアルティスタの養成機関である「星ノ森魔法芸術高校」に主人公の愛ヶ咲小花が転入してくるところから物語は始まります。

千本木さん演じる小花は、華道の名家に生まれ伝統的アルティスタだった母に憧れ、母の母校であるこの学校に転入してきました。
小花の母は世界に名を轟かせた伝説のアルティスタで、在学時代にはアルティスタの頂点であるアルティスタ・プリンセスになる程の人でした。
そんな凄い人の直系である小花は、転入したばかりの頃からみんなの注目の的…
この学校で母親の存在は既に伝説と化していましたから…

でも…小花は魔法芸術が使えなかったのです。
決して小花が努力を怠っていた訳ではありません。
母に憧れ、母が残してくれた魔法芸術を忠実に再現しようと練習を積み重ねる小花…
だけど、どうしても魔法芸術のキラキラが出てくれないんです。

魔法芸術が使えない…アルティスタになれない人はこの学校にいられない…
ここはアルティスタの養成機関…資格の無い人が居て良い場所ではないのです。
もがき苦しむ小花…彼女がアルティスタとしてのキラキラを手にする事ができるのか…
この作品の見どころなので、気になる方は是非本編でご確認下さい。
ガーリッシュナンバーのちーさまとは、また一味違った千本木さんを見る事ができると思います。

一方、小花と共に学校の文化祭である「星ノ森サマーフェスタ」の実行委員を務めた6人の男性キャラ…それぞれの個性のぶつかり合いが良かったと思います。
王子様系、守ってあげたい系や男子ツンデレ系と、決して被ることのない個性がアルティスタのキラキラと共に輝いているんです…この輝きは、普通に男性が見ても女性と同じように感じる事ができると思います。
そういう意味からすると、この作品は乙女ゲーが原作ながら男性目線でも違和感無く楽しめる作品だと思います。

この作品の基となっているゲームのジャンルは「きゅんきゅん弾けるきらきら魔法!ADV」という、きっとこのジャンルの作品はきっと本作だけ…と思えるようなカテゴライズがされていますが、男性の放つキラキラも本当に綺麗なんです。
女子枠なのでキャラデザも綺麗だし…男性が視聴する事に対するハードルが決して高くない作品だと思います。

でも、この作品…もう一捻り入ってました。アルティスタの放つキラキラの儚さ…そして危うさ…誰もが想像しえなかった事態によって展開が一変するんです。
そこにあるのはこれまで見たことの無いアルティスタの光…これまで見たことの無い冷たさと鋭さを宿したキラキラ…
小花は言っていました…みんなのキラキラは優しくて暖かくて、そして綺麗だと…
でも今、目の前のキラキラは小花の言っていたキラキラとはまるで真逆…
そして事態は更なる悪化に歩みを進めるんです。

この世で一番大事なのは光り輝く綺麗なキラキラ…?
絶対違うと思います。
けれど、一度でもこの輝きに心を奪われてしまうともう後には戻れないんです。
アルティスタの放つ輝きって他人だけではなく自分すら魅了する輝きなんですから…
この物語の顛末…気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープンニングテーマは、「マジきゅんっ!No.1☆」
エンディングテーマ「Please kiss my heart」
どちらもこの作品に出演している男性陣からなるArtiSTARsが歌っています。

1クール13話の物語でした。個人的には好きな作品の部類だったので、毎週の視聴が楽しみな作品でした。
気になるのはこの物語の結末です。
ゲームが発売されたばかりなので、きっとアニメでは本当の結末までは描かれていないと思うんです。
どの様な結末が待っているのか…どんな結末だったら私たちが納得できるのか…
完走して振り返ってみると本当の結末の気になる作品だったような気がします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

じぇりー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

原作ゲームのプロモーション感満載のアニメ

キャラクター原案が由羅カイリさんだという理由だけで見た作品。
EDで由羅先生のイラストが見られたのは良かったが、これは一度見れば足りること…。
…まず、作品タイトルからして期待外れの予感がプンプン匂ったのは私だけだろうか。

乙女ゲームが原作の本作。ゲームが発売された1か月後にアニメ放送。
つまり、これはゲームの人気に後押しされてアニメ化された作品ではなく、抱き合わせでリリースされたようなものだ。
そう考えれば、このアニメはまさに「原作であるゲームの壮大なプロモーション」である。

その実、OP/EDを含めたら一体何曲キャラソンのストックがあるのだろうかと思う程の数である。
攻略対象のメンズ一人ひとりにスポットが当たる回があるのだが、その度に流れる気恥ずかしいキャラソンと映像。
だが残念なことに、そのキャラソンのクォリティーも良いとは言えない。
特にセンター格の一条寺帝歌の歌唱力が、「歌唱の天才」という設定に追いつけていない感が残念すぎる。

ストーリーも、ゲームへの導入を意図しているかのように出来ていて、ネタバレを避けるためかあまりキャラクターの掘り下げもなく実に薄っぺらで、ラストの終わり方も曖昧でどこかスッキリしない。

特に不満なのが、{netabare}その年最も活躍したと認められた男女1組の「アルティスタプリンス&プリンセス」のみ上ることを許される「スカラ・アルティスタ」という螺旋状の階段の話が冒頭で出てきておき、ヒロインも帝歌もそれを目指すと言い切りながら、結局ラストでは誰がそれに選ばれたかも明確にされぬまま、ヒロインとメンズ全員でかけ上るシーンがあった点だ。
この手の逆ハーレムもので、ヒロインが特定の一人の相手を選ばずに曖昧なままエンディングを迎えるのはよく見られることだが、このラストはご都合主義的すぎると言わざるを得ない。{/netabare}

作画は良かったと思うが、それ以外に褒められるべき点が見つからなかった作品。
まさに、ゲームの購買を促すための、キャラと世界観の紹介PVという感じの商業的なアニメであった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

公式HPを見に行きましょう(笑)

公式HPのspecialで7人目のアルティスタが見れますよ(笑)

一条寺帝歌の声優さんが梅原裕一郎さんなんですが、同時期に放映されているガーリッシュナンバーの烏丸悟净役でもあるんですよね。

そして小花役の千本木彩花さんがガーリッシュナンバーの烏丸千歳役という(笑)


1~2話感想
{netabare}
物語
まさか小花ちゃんが墨まみれになるとは。クスッときてしまった。
小花と帝歌の対立を見てると、芯があって面白いヒロインだなと思います。

その他感想
乙女ゲーっぽさがありますが、歌プリ1期と同じく男でも見れる幅の広さがある作品。
そんなにギャグ寄りではないですが、小花が頑張り信頼を集める青春物として見ています。

{/netabare}

3話感想
{netabare}
小花役の千本木彩花さんってガーリッシュナンバーの烏丸千歳役の人だったのですね。
イメージが180度違うなあ。
今週「そんなあ!」というセリフがあったのですがガーリッシュナンバーでも同じセリフを延々と練習してる描写があったので少しクスりときました。

小花は実は天才という設定なのだろうか?最近流行りの俺強系ヒロインだったか・・・(笑)

{/netabare}

4話
{netabare}
たけのこが出て来て笑いを誘うのは、少女漫画に異物が出て笑ってしまう事と同じロジックではないでしょうか。

今回の話は小花の華道にたいするひたむきさ、好きなことを好きと言える素直さで、他人の心を動かす話でした。同時期に同じような話を別アニメがやっていると少し後味が悪いですね…。言葉だけで人が変わる、しかも言った本人は自然体。なんだか、一人相撲ですが、良く言えば彼は救いを求めていたのかもしれません


{/netabare}

9話
{netabare}
8話の終わりの後、帝歌となんもなかったんかい!というツッコミがまず出ました。

ですが帝歌の兄達を仲間達と作り上げたアートセッションで感動させて、自分の主張を分からせる実に気持ちの良い展開でした。帝歌が兄達に認めてもらったその時の帝歌の嬉しさが伝わってきます。

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 17

57.1 25 コメディで文化祭なアニメランキング25位
まえせつ!(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (117)
293人が棚に入れました
お笑い芸人を目指す4人の若き乙女たち19歳(北風ふぶき、凩まふゆ、新谷りん、朝生祇なゆた)は、日夜バイトに明け暮れながらも一生懸命にネタの練習に励んでいる。笑いでみんなを幸せに!みんなの幸せで私たちも幸せになる、というきれいごとを大義名分に頑張るも、なかなか芽が出ない4人だった。そんな4人には「お笑い界の武道館」、なんばグランド花月の舞台に立つ!という目標があった。しかし、とりあえずまずは身近なところからいっとこか、ということで、東京渋谷の無限大ホールのいっちばん最下層、ファームクラスの舞台に立つことを目指して頑張っていくことにした。彼女たちのライバルであり(勝手に彼女たちが思っているだけ)、まふゆの妹のまなつとその幼なじみの金成かなえの高校の先輩でもある現役女子高生芸人「JKクール」を目標に、まなつとかなえの女子高1年生組も芸人を目指し始める!総勢8人、4組による、お笑い日常奮闘記。“牛乳は吹き出す!笑いは隠せない"

声優・キャラクター
大西亜玖璃、大空直美、五十嵐裕美、中村桜、高田憂希、古木のぞみ、相田あすか、清水彩香、富田純基、うぶのハツナ、山本正剛、鮫島一六三、村井理沙子、荻野晴朗、利根健太朗、下田レイ
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

これは「お笑い(ギャグ)アニメ」ではない。「芸人(職業)アニメ」である。だから、笑えなくても良いのである!、、、良いのか?

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
これを「ギャグアニメ」と捉えるとキツいですね。

これは、「芸人アニメ」。

「ゲーム制作アニメ」とか「卓球アニメ」と同じようなくくりで、「芸人という職業を紹介するアニメ」だと思うこと、これが本作を楽しむポイントです。

つまりは、「序盤は笑えないけど、仕方ないよ」ということです(だからといって、終盤に笑えるかは保証しませんw)。

レビューでは、このアニメの構造的な難しさを書きたいと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品は、荊の道。この設定(作り方)でヒット作を生み出すのは、メチャクチャ難しいと思った。

以前、「ゴットタン」という番組の中で、キングコングの西野さんが、水口さんという素人と喧嘩。水口さんが、「キングゴングより面白い漫才作れる」と言ったのに激怒。

「梶原連れてこい、漫才バトルしようぜ」「オマエは素人のフィルターがかかっているから笑ってもらえているだけで、プロの現場に出ろ!劇場に出てみろ!」「プロと名乗った瞬間に、お客さんは厳しくなるぞ!出ろ!」

の連打。最終的に、なぜか西野さんが劇団ひとりさんのケツを舐めるこの回は、かなりの名作です(笑)

閑話休題。

まあ、西野さんが面白いかどうかはこの際おいとくとして、西野のさんが言う、「プロのフィルター」ってのは正しいと思う。

YouTuberさんの中でもそういう方はいますが、「素人だから笑える」ということはあって、YouTuberさんがテレビ番組出て、軒並み結果を残せないのを見ていると、ダウンタウンさんとか、やっぱり完全にすげぇよな(別格だ)と思う。

(ちなみに、私が1番好きな芸人さんは、さまぁ~ずさんです。二人の雰囲気が好き。ネタなら、NON STYLEさんとかサンドウィッチマンさん、陣内智則さんなんかはクオリティ高いと思う。フリートークなら、博多大吉さん、有吉弘行さん、麒麟川島さん、オードリー若林さん、くりーむしちゅーさん(2人とも)、バカリズムさんなんかは、凄いと思う)。

本作も、プロ(お笑い芸人)のフィルターがかかっている。だからだろうか、ネタがツマンナイ、笑えない。

日本人は「楽しむのが下手だ」と言われる。マジックとかお笑いもそうだけど、欧米人は「驚こう」「笑おう」と思って観に行くが、日本人の場合、「審査」的な感覚で、「見抜いてやろう」「どう笑わせてくれるかな?」みたいな視点を持ちがち。

新喜劇なんかそうだけど、冷静に考えれば大して面白いことを言っていないと(少なくとも私は)思っている。でも、「あのギャグで笑おう」という積極的な気持ちで観に行くから、笑えるのだと思う。人生、その方が得なんだけどね。

まあ、本作の場合、積極的に笑おうと思っても、笑えないクオリティだってのもあるけど(苦笑)

それから、「お笑い」をアニメとして扱う構造的な難しさを感じたのが、「客の存在」。

ギャグアニメの場合、「客」とは「我々(視聴者)」を指すのだけれど、本作の場合、文字通りの「客」がいる。その「客」が笑えば、「これは面白い(と制作が考えている)ネタ」であり、スベれば、「面白くない(と制作が想定した)ネタ」となる。それが、自分の笑いのツボとピタリとハマるなら良いんだけど、「自分がつまんないのに客が笑った」り、「自分が面白いのに客が笑わなかった(てのはほぼないが)」りすると、どんどん気持ちが離れていく。

一般のバラエティーなどでも同様の演出(客の笑い声)はあるが、あくまで、客の(一応自主的な)声。本作の場合、制作の自作自演なので、殊更にサブい。

あと、ネタの監修が「天心の向さん」てのが。まず、「そんなに売れてない芸人さんがネタの監修しても」とは思うけど、(ネタが面白くて)売れてる芸人さんは、アニメのネタ監修なんて(暇じゃないし、リスキーだから)やるわけない。

それから、吉本所属の芸人さんが、本人役で出ていましたが、正直、アニメの足を引っ張っている。

単に「声優として下手」なだけではない。

「作品の世界(お笑い界)では先輩」であるため、「とこなつ」や「R凸」に対して上からものを言うのだが、「アニメ業界としては声優さんの方が上手い」から、「(声優として)上手い奴が下手な奴に怒られている」というねじれ現象が生まれ、アニメの世界観を壊していた。

このへん、「それが声優」では、本人役で出たのが「野沢雅子さん」や「堀江由衣さん」ですからね、違和感なさすぎた。(当たり前)w

(それにこれ言ったらなんだけど、売れっ子のJkクールも、とこなつやR凸と同じくらいつまんないってのも)

また、本人役で出る芸人さんも、(申し訳ないが)「誰やねん」という方ばかり。これが、普通にテレビで出ている人なら話題にもなるし、声優として下手でも「本人」として違和感なく混ざれる。

少し調べたら、アニメ関連の仕事を手掛けてる芸人さんが多い。つまり、「このアニメをきっかけに仕事を増やそう」としているのではと邪推できてしまう。それは、「アニメのために吉本が協力している」のではなく、「吉本のためにアニメを使っている」だけであり、純粋にアニメを楽しみたいと思っている我々アニメファンにとっては、百害あって一利なし。むしろ、印象が悪くなる。

原作を売りたい、アニメにゲスト出演で知名度を上げたい、歌手として成功したい。そういう狙いはあっても良いし、そういう会社が金を出すからアニメは出来上がるんだけど、全ては「アニメのクオリティ」が大事であることを、いいかげん分かってほしい。鬼滅が良い例じゃん。関わった人、皆が幸せになっている。

もしここに安西先生がいたら、「吉本のために『まえせつ』があるんじゃねぇ、『まえせつ』のために吉本がいるんだ」と激怒しているだろう(笑)

さて、ではそろそろ(少し)誉めるところをw

総括でも書いてるけど、本作は「芸人の成長物語」ですから、9話で「ボケとツッコミを入れ替える」流れがキーになります。オードリーさんやぺこぱさんも、それで売れた。確かに、とこなつは、ずっと違和感あってスベってて、その伏線をここで回収するわけだけから、上手い構成にはなっていたと思う(誉めのここまでw)。

ただ、これが「テニスの前衛と後衛」みたいなら、視聴者も(いつか強くなると)我慢して観るけど、もし本作を「ギャグアニメ」として(笑いたいと期待して)観てしまっていた場合、「ただのつまんない2人」として、前半で切られてもしまう可能性が高いと思いました。

ていうか、「芸人としての成長」を描く以上、「売れていない芸人」を主人公にする必要があり、ということは、ネタが笑えたらダメなわけで。

という、自分で自分の首を絞めるような設定でしたね。結局最後までネタでは笑えなかったので、成長も掴みにくかったですし。1回でも爆笑できれば良かったのですが。

これは蛇足ですが、最終話、NON STYLEさんのゲスト出演には驚いたけど、まず、キャラデザが似てないし、NON STYLEさんクラスの芸人が、こんな若くて可愛いくて実績なくて事務所にも入っていないつまんない芸人に直接声かけにくるって、あわよくばヤろうとしてるんじゃないかと、邪推しかできないラストシーンでした(苦笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
高校の文化祭。しんちゃんモノマネでどんスベり。これ、「笑いのハードル高める」厳しい設定のお笑いアニメだよな。

2話目 ☆2
まずシンプルに、ネタが笑えない。ライブつまんない。

3話目 ☆2
その、「すごい女子高生コンビ(JKクール)」が、大して面白くないってのがね、なんとも。

4話目 ☆3
温泉営業。保険だって、悪くない。こういう営業って、いくら金出るの? ドン滑り。共感性羞恥なので、こういうのキツイ。客イジリから、客に合わせて。こういう部分を魅せるのは良いし、ネタを途中で切るのもアリだと思う。

5話目 ☆2
ちょっとイラッとした。この程度のアニメで、ゆるキャンをガチでパクるなよと。地元ネタをやるのは、確かにウケるから良いと思うけど、それってツカミで使う程度で、本ネタに引っ張っていくべきじゃないかと思うんだけど。まあ、「ウケないなら本ネタ捨てる」というプライドの捨て方も、プロといえばプロなんだろうけど。

6話目 ☆2
う~ん、感動させに来てるけど、感動しない。

7話目 ☆2
なんばグランド花月。行ったことない。てか、大阪もちょっと通ったくらいなんだよな、行ってみたい。スパイク、全然面白くない、ヤバイ。ウーマンラッシュアワーも、ちょっとメジャーでも全く。ティーアップ、ベテランなのにな。

8話目 ☆2


9話目 ☆3
ボケとツッコミを入れ替える流れかな? だよね。

10話目 ☆3
なんだろう、ゆるキャンが「どうでしょう」をネタにした時は嬉しかったのに、この程度のアニメが「どうでしょう」を扱うと、イラッとするな。これ、どうでしょうの「四国八十八カ所」をネタにしてるんだろうね。審査員はいい話なんだ。ダウンタウンの松本さんはじめ、みんな「難しい」「やりたくない」「得がない」って言ってたけどな。

11話目 ☆2
マネー&カネーが、一番売れそうな気がする。いや、そこで常夏のネタカットかい。う~ん、客と自分の笑いがずれて気持ち悪いな。んで、R凸をフルで流すということは、R凸が落ちて、常夏が上がる流れかな。

12話目 ☆2
これ、常夏やR凸がスベるのは良いけど、JKクールが笑えないのはダメだよな。NON STYLEクラスの芸人が、こんな若い可愛いつまらん芸人に直接声かけにくるって、あわよくばヤろうとしてるんじゃないかと、邪推しかできない(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 28
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
ほう、芸能人監修ですか。
ふと“落語天女おゆい”を思い出したけどあれって売れたっけ?
似たような試みの作品は他にもあるだろうけど…最近だと“ポケモン”でオードリーの春日が出演して「バラエティ持ってる作品は強いなぁ」と思ってたらこっちが本確定に切り込んできたって感じか。

いやぁ最近思うことがあってねぇ、アニメしか知らないアニヲタがアニメーターになってアニヲタ向けにアニメを作る縮小再生産?近交弱勢?まぁそういったのが起きてない?っていう問題。
なので畑違いの人を取り込むのは悪いことじゃないと思うのだけど、なーんかどれもぱっとしない印象、結局餅は餅屋なのかなぁ。
ってことでこういった作品は頑張って欲しいトコロなんだけど…う~んどうだろう?

のはらしんのすけ(矢島晶子、小林由美子じゃないよね)のモノマネをする泉こなた(平野綾)のモノマネをする大空直美…ん?平野綾成分あった?
話ちょっと逸れるけど、かつて“装神少女まとい”のネットラジオで「殺意コーナー」というのがありました。
正確には「殺意を覚えるくらいムカつくキャラを演じる」というもので、ゆまちん役の大空直美はそこでひらすたぶりっ子キャラを演じてたのだけど、それが結構“聖痕のクェイサー”のカーチャ(声:平野綾)に似てるなーと思ったことがありまして。
因みに大空直美のぶりっ子演技自体は「ハハ可愛いじゃん」で全然ムカつかない、ってかこれが評価されて“宇崎ちゃん~”が決まったってことは…まさかね?
なーんてことがあっての今作なので、まさか殺意コーナーで「あ、平野綾に似てるじゃん」と思った人が業界に居て採用されたとか…ままままさかね?

で、こういう話を展開するんだったら平野綾だけじゃなくて矢島晶子も出演したりするするもんじゃないのか?もしくは私が見落としてる?
モノマネ芸ってご本人登場が一番盛り上がると思うのだが…それともこのネタ次回以降に引っ張るのかね?

それにしても…物凄くタイミングが悪い。
同期放送の“神様になった日”の方がよっぽどお笑い芸人のコントみたいな掛け合い(悪いと言ってるのではなく)をしてて、こっちの特徴?は全部そっちに持ってかれちゃった印象。
え、コロナでずれ込んだだって?うわぁそれはついてなさ過ぎる、見てるこっちが悔しくてぐぎぎと言いたくなる。
冒頭で書いた通り頑張って欲しい、「アニメスタッフが作ったアニメでは実現できない内容」を期待するのだが…高望みし過ぎかなぁ。{/netabare}

2話感想{netabare}
1話で触れてたクスリ芸?(そんな呼称初めて知った)なるものを2話まで引っ張らなかったのは評価。
1話感想では「まだ1話だしそんな批判的なこと言わなくてもね」と避けてたのだけど、クスリ芸は結構不愉快でして。
「そのネタつまらんから止めればいいのに」というのをずっと見させられるこっちの身にもなってくれよと。
ずっと見てるウチに段々慣れてきて面白くなるって?、それはあくまで出演(観客の目に入る機会)が保証されてる立場の言い分ではないか?とも。
まぁ1話感想ではああ書いといたけど、視聴者(観客)のことなんか無視した、芸人視点の身勝手な主張を聞かされるのかな?という危惧はありました。

ということで2話は、クスリ芸こそ無かったもののやっぱりどこか…な~んか身内ネタというか楽屋オチというか、そんな雰囲気。
漫才での銃の扱いが顕著だったかな。
舞台や芝居では「そこには無いものをあたかもあるものとして見なす」(もしくは黒子のように居るけど居ないものと見なす)ってお約束があるけど、これをそのまんまアニメで再現というのは…う~ん?
1話のエアギターと同じと言えばそうかも知れないけど、な~んか違うような…もうちょっとやり方あったんじゃないかな?と思わなくもない。
漫才とアニメは相性悪いのかねぇ?
ネタそのものがつまらなくても漫才なら「あ、ネタ出しの順番ミスって辻褄合わせに苦慮してるな」とか「相方がネタ合わせの時にはしなかったボケを突然やってアドリブで返してるな」とか、瞬発力というか緊張感が見所だと思うんだ。
何度でも取り直しの可能なアニメでそれをやられても…そりゃあ面白くないっしょ。
「プレスコにして一発撮りでミスってもそのまま使います」とかならまだ面白みもあるだろうけど、スタッフの負担考えるとこのアニメでは無理そう。
というかグダりそう、ネットラジオ聞けばいいじゃんってことになっちゃうかw
それと声優がね…「えっお前レギュラーなの!?」っていう。
“ソマリと森の神様”の柴田理恵は上手いと感じたのに、何が違うんだろう?{/netabare}

5話までの感想{netabare}
4話、美水繋がりでのハルヒネタなんだろうけど、今更お寒いっつーか身内ネタ臭いというか…わざわざオッサンに「ミクル伝説」歌わせるなよ!
美水ファンはここでやったーと喜ぶところなのか?
若手声優って詳しくないけどせめてそいつらに歌わせろよ、せめて!
ということがあった上での5話、エンディングが“秘湯ロマン”のパロ。
だからなんでオッサンが歌うんだよ!大空直美じゃダメだったのか?
ってか下っ手クソで円広志が汚された気分。
この感覚…ペドロアンドカプリシャスの前ボーカルの前野曜子のコブラを後藤邑子が歌った時の感覚を思い出す、それもこれもミクル伝説のせい。
“ゆるキャン”のなでしこが出た時は「なんか似てない(“おちフル”の方がよっぽど…ゲフンゲフン)けど5組が描くとこうなるのか」と好意的に受け取ってたのに、エンディング見てからはなんか汚された気分。
パロられると不名誉に感じるってよっぽどだぞ!?
こりゃもう“D4DJ”で「静かな戦士」のリミックスを期待するしかあるまい、多分無い。

んで本編についてだけど、漫才ってこんなんだっけ?「ネタ集め」ってそういうことだっけ?
見てきたものをヒントに脚色するとか、もしそのまま使うにしても面白おかしく伝えるようにするとかじゃないのか。
なんか見てきたものをただ言っただけのような気が…結局面白かったのは芸人ではなくチョーさんだったのでは…あれ?{/netabare}

6話感想{netabare}
妹が「ハイスクールマンザイ」に応募するも落選してめっちゃ落ち込むという話。

そんなに落ち込むほど気合入れてたっけ?なにか強い思い入れってあったっけ?
JKクールの片割れがムカっと来るくらいフザけた態度で臨んだ…のではないのか。
…。
と、よくよく考えてみると、これはシナリオをしっかりと練った上でなのか、はたまた単なる偶然か。
「なにか勘違いしてしまうような手応えでもあったのだろうか?」に考えが及び、そういえば前の回までで「身内にはウケてた」ってシーンがあったことを思い出した。
これで「受かって当然」と思い違いをしたところで落ちて大ショックって話の流れであるなら、まぁ変でもないかな?
あー勘違いしちゃったかー身内ウケって怖いなーって話だと受け止められる。

この作品自体が身内ウケ臭いんだけどね!

あははw自己批判かコレ?
「アニオリ改変けしからん」と主張しといてそのアニメがアニオリ改変してた“いもいも”を思い出すw

それはそうと途中、高田憂希と古木のぞみの「つんどら」による挿入歌が流れました。
できるんじゃねーか!!!
5話エンディングを差し替えよう。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

"お笑い"でみんなを幸せにしたいっ! 世知辛い世の中だけど、私たちの"お笑い"で少しでもみんなに元気になって欲しい!

この作品の原作は未読ですが、「らき☆すた」を手掛けた美水かがみ先生の作品と知り、視聴を楽しみにしていた作品です。
お笑いを題材にしたアニメってどんなんだろう?
でも、「じょしらく」のような落語を題材にした作品だってアニメ化されているので、漫才でも何とかなると視聴前には思っていました。
まぁ、「じょしらく」は殆ど落語はしていませんでしたけれどね^^;


目指せ!なんばグランド花月!!
お笑い芸人を目指す4人の若き乙女たち19歳(北風ふぶき、凩まふゆ、新谷りん、朝生祇なゆた)は、
日夜バイトに明け暮れながらも一生懸命にネタの練習に励んでいる。

笑いでみんなを幸せに!みんなの幸せで私たちも幸せになる、
というきれいごとを大義名分に頑張るも、なかなか芽が出ない4人だった。

そんな4人には「お笑い界の武道館」、なんばグランド花月の舞台に立つ!という目標があった。
しかし、とりあえずまずは身近なところからいっとこか、ということで、
東京渋谷の無限大ホールのいっちばん最下層、
ファームクラスの舞台に立つことを目指して頑張っていくことにした。

彼女たちのライバルであり(勝手に彼女たちが思っているだけ)、
まふゆの妹のまなつとその幼なじみの金成かなえの高校の先輩でもある
現役女子高生芸人「JKクール」を目標に、まなつとかなえの女子高1年生組も芸人を目指し始める!

総勢8人、4組による、お笑い日常奮闘記。

牛乳は吹き出す!
笑いは隠せない


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まずはじめに、この作品は漫才を楽しむ作品ではありません。
一流芸人を目指して日々奮闘する漫才コンビの物語です。
だから、この作品に漫才の面白さを求めたら肩透かしを食うことになります。

この作品には、主人公を擁する「とこなつ」と「R凸」という2つのコンビが登場するのですが、練習したネタを本番で披露する姿に、白鳥やチアリーディングを彷彿しました。

白鳥の水面を進んでいる姿は一見優雅ですが、水の中では一生懸命足をばたつかせています。
チアリーディングはみんな笑顔…どんなに苦しくてもその仮面の剥がれることはありません。
「とこなつ」と「R凸」を見て受ける印象は必死であることでした。

もちろん、「とこなつ」と「R凸」以外の漫才コンビも出てきますよ。
ほぼ先輩のコンビばかりですけど…
年期が入っている分、漫才のネタも面白いんですけどね。

きっと、お笑いには才能が左右する局面って絶対あると思いますが、才能だけでやっていける甘い世界では無いと思いました。
私は最近テレビではニュースくらいしか見ないので、お笑いとは疎遠になっていますが、テレビで放送される漫才コンビも「とこなつ」と「R凸」と同じような道を進んできたんでしょうね。

この手の作品の難しさは、漫才と日常のバランスだと思います。
漫才だけでは、下積み時代で藻掻いている様が分かりませんし、日常だけではテーマがぼやけてしまいます。
その点を踏まえると、この作品のバランスは悪くなかったのではないでしょうか。
比較的しっかり漫才もしていましたが漫才一辺倒ではなく、葛藤や高みを目指すための気付きといった日常パートもしっかり描かれていましたから…
漫才と日常の比率は3:7といったところでしょうか。
ちょうど良いバランスだったと思います。

そしてこの作品の特徴は、笑いと涙がある点だと思います。
漫才をしているので笑いがあるのはある意味自然ですが、涙要素だってこの作品にも盛り込まれているんです。
この作品でウルっとするとは私も想定外でしたけれど…
原因は波乱含みの最終話…まさかの展開に私の涙腺は抵抗できませんでした。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「ピッピッピハッピー」
エンディングテーマは、「いかがわしいバイキング」
どちらも「とこなつ」と「R凸」が歌っています。

1クール全12話の物語でした。
この作品は、アニメーション制作会社で作風がガラリと変わるのではないでしょうか。
今回のアニメーション制作会社は、Studio五組さんとAXsiZさんでしたが、例えば「らき☆すた」と同様に京アニさんが作ったら、また一味違った作品になっていたと思うんです。
例え原作に沿っていたとしても演出の違いで、印象はガラリと変わりますから…
私にとってそんなことを考える機会を貰った作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
12
ページの先頭へ