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「少女終末旅行(TVアニメ動画)」

総合得点
83.6
感想・評価
969
棚に入れた
3885
ランキング
315
★★★★☆ 3.8 (969)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.8

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少女終末旅行の感想・評価はどうでしたか?

エメ氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

静かなほんわか

物語は少女が世界を二人で楽しく旅するというもの

本来ならゆるふわ系なのですが、時代設定が戦争に

よりほぼ人類がいなくなった後で緑もなく雰囲気は

とても静かで絶望的です。しかし、その静けさの中に

やはり、ほんわか要素があってほかのゆるふわアニ

メとは一味違う面白さが味わえました。opからその

雰囲気を十分に伝えれるもので良作と言えるでしょ

う。ぜひ、みてみて下さい。

投稿 : 2018/08/01
閲覧 : 215
サンキュー:

6

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界の終わり

異色系不思議物語。

総評:
「単調なストーリーだけど不思議な雰囲気を持つアニメ」

投稿 : 2018/08/01
閲覧 : 220
サンキュー:

4

ネタバレ

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラはギャグタッチなので軽いお話だとばかり

.
メカや風景が繊細に描かれていましたが
なぜかキャラデザはギャグタッチ…

環境は過酷なのに
ゆる~い描写

なんとも興味が湧いてきてしまいました


ゆるいゆるい キャラ達に
のほほ~ん とした
気分になってしまいましたが

設定は 全くユルくない…

{netabare}
辛くなるくらいに
考えさせられてしまうくらいに
二人の明るさに反比例の状況に愕然と

少し心が痛くなってしまいました
{/netabare}

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 245
サンキュー:

7

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆるい展開だけど、常に影がある

チトとユーリのゆるーいやり取りが続きます(´・ω・`)
でも世界は崩壊して二人しか生きていない、常に世界観やセリフに影があります。
それと、ユーリの自由奔放っぷりがすごいですが…。
一回、貴重な食糧を銃突きつけて全部食べたりとか(# ゜Д゜)
そんな感じで終始二人かなと思いきや、二人ぐらい登場人物出てきます。あくまでもちょいと出てくる回です。
最後のキノコのセリフだと二人とももう死んでしまったのかな…(-.-)

絶望的と仲良くがテーマですね(*´-`)

投稿 : 2018/07/24
閲覧 : 278
サンキュー:

12

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

終末旅してますか? 燃料ありますか? ごはんもらっていいですか?(3の倍数になると「短編映画」になっちゃう!)

同タイトルのマンガ原作は未読です。

第1話を観た限りでは、なんで世界が「滅んで」いるかは視聴者には良くわからないまま、少女ふたりが世界をさまよう「日常」を追いかけるお話のようです。

背景とか物とか人物の動きとか、作画はけっこう良いですね。

なんで乗り物がケッテンクラートとか、ふたりの服は軍服っぽく見えるし銃器もあるけど元軍人というわけでもなさそうだしとかツッコミどころはありますが、ツッコんだら負けな感じですね。

基本的に「生産」というものが行われていない世界のようで、食料も燃料も基本的には遺物に頼るしかなさそうな世界観。

一応、世界が滅ぶ原因は戦争だったようなことは風景やふたりの会話の内容でわかりますが、どんな戦争だったのかは謎でした。

頭脳担当のチトと体技担当のユーリ、非日常的世界のなかでの「日常」を描く物語のようで、この先も楽しみです。

2017.10.14追記:
「エンディングアニメーション: つくみず」- 原作者本人、マジか(笑)!

2017.10.16追記:
原作マンガを読み始めたら止まらなくて一気読みしてしまいました。ちなみに未完です。どこまでアニメ化されるんでしょうね。あと、原作のこの先も楽しみ。

2017.11.4追記:
第5話、音響最高! 演出最高!! 特殊ED最高!!!

2017.12.23追記:
最終話まで視聴完了。うーん、「アート」だなあ…。

シリーズ構成でわざとそうしたのかたまたまなのか知らないんですけど、3の倍数回はわりとその1話でも観れてしまうような「短編アニメ映画」的になっています。

アバンタイトルからのタイトルの出し方や、EDでのクレジットの出し方、脚本(本編中でのイベントの配置)…。

これはやっぱり、狙ってやっていると考えた方がしっくりきますね。

やー、こいつはスゲーや…。

2018.7.18追記:
情報更新。原作は全6巻で完結しています。それと、公式アンソロジー・コミックが1巻出ていて、つくみず先生本人の8ページ作品も収録されています。

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 1038
サンキュー:

86

かにぱん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

演出が大きな魅力

戦争により退廃し、人類がほぼいなくなった世界を、チトとユーリの2人が旅する物語。

大きなストーリー展開は特に無く、日常系とカテゴライズしてしまえると思う。しかし、作品通して描かれるのは終わった世界の旅。「絶望と、仲良く。」というキャッチコピーの下、どのシーンを切り取っても、楽しげな2人の裏にある避けられない絶望が感じられ、どこか不安な感情を抱かずにはいられない。
また、生命とは?とか神様とは?とか、何気に考えさせられる場面も多くあり、それでいて頭を使わなくとも内容がスルスル入ってくるいい感じの「哲学×ギャグ」のコラボ。なんだか上手くできてるなぁ、と、アニメ初心者の感想。

あとこの作品の特徴といえば、なんといっても音。ケッテンクラートの走行音や銃の音、水の流れる音など、かなりのリアリティを持って視聴者に魅せてくる。また、映像の演出も魅力で、特に1話の回転しながら射出される弾丸目線の映像には圧倒された。
こういったリアルな演出が、デフォルメされまくった登場人物のデザインや終わった世界という非日常と同居することで、2人の少女の運命をまるで自分のことのように感じられるようになっていると思う。

多分自分が誰かをアニメの世界に誘うなら、最初はこれをおススメする。

投稿 : 2018/07/04
閲覧 : 195
サンキュー:

10

Tnguc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゆる~いポストアポカリプスな日常

~
「少女」たちが、
「終末」と化した世界で、
「旅行」をするだけの作品

 普通、終末が舞台の作品(ポストアポカリプス)というのは過酷な世界であるのが定石であるが、この作品に限ってはその雰囲気をあまり感じさない。そこはかとない終末感は確かにそこに存在するものの、当の少女たちは危機感をあまり持っていない様子。2人の少女・チトとユーリによる、安定期に入った夫婦みたいな関係性も相まって全体的に日常モノの雰囲気が漂う。そこには、何もない世界から何かを求めて進み続ける2人の日常が刻々と映し出されている。もしかしたら、2人は数年後には「婦人終末旅行」をやっているのかも知れないし、数十年後には「老婆終末旅行」をやってるのかも知れない。はたまた「少女終末旅行」のまま彼女たちの旅行は終わってしまったのかも知れないし、ひょっとすると旅行を終わらせることが出来なかったのかも知れない。そもそも彼女たちの旅行には終わりがないのかも知れないし、旅行が生活の一部になっているだけで、実は何も始まっていないのかも知れない。そんな2人の、ユルいようでユルくないような毎日を眺めているだけで、荒廃した世界の歴史や未来なんて分からなくても、この作品はそれだけで満足ができるのかも知れない。時が止まった世界の中で、少女2人だけが持っている「今」という毎日は、荒廃した世界の上でひときわ輝いているように見えた。

個人的評価:★★★☆☆ (3.0点)

投稿 : 2018/06/30
閲覧 : 309
サンキュー:

19

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゆるふわして始まらない真の終末世界

原作コミックは未読。

特に大きな事件を起こさなくても作品を維持できる。
これまで日常系作品が積み上げて来た成果が終末に最接近した。
そんな感じの珍品でした。


文明崩壊後の世界や、人類が滅亡に向かう絶望を描いた物語は数多いですが、
終ってるはずの世界でも、まだ超人的なヒーローが立ち上がれば、再起出来るはず。
こんな感じで文明が発達している我々の世界よりも
余程スペクタクルな伝説が、むしろ始まりまくってる作品が大半。

けれど本作に関しては、凡庸な少女二人が
豆大福みたいなゆるい顔面を並べて、
とりとめもないトークを延々と繰り広げていくばかり……。
人類起死回生の大逆転劇など始まる予感すらしません。


私にとっては初回冒頭がとにかく衝撃的でした。

{netabare}二人の最初のセリフ。「暗い」「暗いー」「暗ーい」「くーらーいー」と滑り出す件。

私にとって文明亡き後の物語世界における暗闇とは、
失われた人類の遺産に挑んだり、破滅の真相に肉薄したり……。
己の存在意義を試される神聖な領域。

……などと勝手に美化されていたため、
二人の率直な感想はもの凄いインパクトでした。

いや、ま、確かに暗いんだけどさ~w

いきなり先制の膝カックンを喰らった気分w
そこから私は為す術もなく?一気に作品世界に引きずり込まれましたw{/netabare}


終末世界にだって凡人はいる。
この視点から繰り出されるセリフの数々は、
伝説的武勇伝の構成等には全く役に経ちませんが、
庶民目線ゆえ、ハッとさせられる要素が数多くありました。

文明が終る時は、チョコレートが失われるだけでなく、
チョコレートという概念そのものが人々の記憶から失われていく。
亡くした当たり前の概念をいちいち再確認していては始まりませんが、
端から始めるつもりなどない二人にとってはノープロブレム。

それどころか、我々が普段問い直すことがない常識について、
認識なき無自覚がふわっと盲点を突いてくる。
それらが現代社会に対する批評の風味も醸して、
本作の作品価値を高めていると思います。


この観点や、今の季節から、思い出されるのは、第5話の「雨音」

{netabare}「音楽」という概念が消えかかっている二人が、
金属を叩く雨音から音楽を認識していくお話。

文明が滅び去り、科学や武器が失われても、音楽や芸術は残る!
と古より作家らは頑強に主張して来たわけですが、
それにまつわる記憶や知識が人々の脳裏から欠落していけば、
楽譜や書物などただの暗号文。

天候変化など、もっと人類の原初的な体験から音楽の一端が再生されていく。
これまた庶民目線に裏をかかれた良回でした。{/netabare}


今後、本作より終末に迫るエンタメ作品は、
迫る動機を見出せるか否かも含めて、なかなか現れない気がします。

ゆるく終っていくこの世界で、ゆったりと思索に耽る。
一日の締めなどにも適した?終末アニメです♪

投稿 : 2018/06/30
閲覧 : 528
サンキュー:

53

漆羽16 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待値通り

キャラと担当声優だったのが正直な視聴理由。

でもそれなりに高めにしてた期待値を良くも悪くも裏切ることないストーリー展開で最後まで楽しめた。つまりは裏切る面白さがなかったのが不満とも言えるが。

投稿 : 2018/06/27
閲覧 : 238
サンキュー:

3

ネタバレ

バジリコver1.5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

終末ものであり、日常ものであり、百合要素あり、SF要素ありでもそれらがきっちりハマってる

荒廃した空気感 ポストアポカリプス、所謂終末もの作品の日常アニメなんて素晴らしい組み合わせだと思う。
設定の出し方も上手くて特に人類がどう滅んだのかはボカしつつも、なんとなく読み取れる作りになっていて上手いなぁと
このなんとなく読み取れる程度に収めているおかげで主人公のゆーとちーちゃんと一緒に何があったのかボンヤリと考えたりして参加して楽しむ作品にもなっているし、世界に残された二人だけの仲間というその状況にならないと分からないであろう関係性や登場人物の世界観からこう思うのかなぁ…と俯瞰的に楽しんだりと見方次第で色々感じ取れます

彼女らの諦めというより達観した姿勢には最後までなんとなくついていく感じで完璧にシンクロ出来ませんでしたが、最終話の「仲間」で{netabare}先程まで遠い世界の出来事のように「こんなことがあったのか、知れてよかった」と戦争の映像が流れてるにもかかわらず遠い目をしていたちーちゃんが仲間を失う恐怖に泣きながらも立ち向かうシーン{/netabare}でなんとなく二人の関係性や二人にとっての世界が理解出来た気がする。

というのも、二人にとって世界が終末を迎えたことは別段どうでも良いことで二人で上を目指すことが再優先事項
だからこそ最後に機械文明を破壊する上位生物が現れても抗うこと無く、壊れるんだ…という諦めとも違う境地に立っていられるのがゆーとちーちゃんにとっての世界の価値なんだろう

こういった小難しい哲学的な話はもちろんだが、ちゃんと日常アニメらしくキャラの掛け合いも楽しめる。
それに演出が世界観にハマっていて視覚的にも楽しい。特におすすめは「雨音」のオシャレなED、CDにも入っているので音だけでも楽しめるが映像つきだと更に楽しい。原作も気になります。

投稿 : 2018/06/26
閲覧 : 220
サンキュー:

7

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

究極の絶望

今までみたどんな物語よりも絶望的な状況でした。
文明の崩壊後の物語はよくありますが、これはさらにその世界も滅んだ後の話。おわりのおわり。

彼女たちは、最後の人間。
彼女たちの足跡をみるものも無ければ、土に還ることもない。

そんな状況ですが、2人の女の子は能天気に旅をしています。
考えたって仕方ないし、2人一緒だし。

その二人の内、一人がいなくなったら…

ああ

ダークファンタジー
子供に見て欲しい作品です。

投稿 : 2018/06/21
閲覧 : 171
サンキュー:

2

ネタバレ

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

退屈だが

映像と音はすごい。
ストーリーに大きな変化はないので、
忙しい人は、1話、5話、12話だけ見ればいい感じ。

投稿 : 2018/06/17
閲覧 : 224
サンキュー:

6

ポトフの味噌煮 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

OPが最高です

本編は、ゆっくりと終わりに近づいていく世界で、たくましくもまったりと生きていく少女たちの物語です(まあ、タイトルとビジュアルから想像つくでしょうが)。

この作品の魅力は、とにかくOP。
3、4がなくてOP。

曲は最高。
ムービーと曲の絡みも神がかり的。

今でもカーステレオのヘビーローテーションです。

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 212
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

今期の作品とは知らずに見てしまった

こんな隠れた作品があったのかと思いきや新作でした

今のところ凄いお気に入りです

評価は最終話まで一気に見てから書きます

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 189

Mist さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この世界観は見ないとわからない

タイトル通り、終末を迎えた世界で少女二人が旅をするアニメですが独特な世界観で引き込まれました。力が抜けていながら力込める場面もあり、新しいジャンルのアニメで、とても深いです。私にはこのアニメをうまく表現できる言葉が出てこないので是非一度見ていただきたいアニメです!

投稿 : 2018/05/23
閲覧 : 244
サンキュー:

12

木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少女が終わった世界を旅行します

面白かったです。
かつて栄華を極めていたと想像できる超未来のそのまた先、極めきった出がらしの終わった世界を少女たちが旅します。

ちょっと不思議な空間でしたね。少女たちは生き延びようと旅をしているんですが、そこまで栄養が足りていないのか教育が足りていないのかガツガツしておらず、ゆるく淡々としています。
本当に終わった世界というイメージにピッタリ、タイトルのまんまのアニメでしたが、それでいて引き込まれるものがありましたね。どうしてこういう状況になったのかとか、ゲストキャラもちょっと変人が多くて、謎や不思議感が引き込まれる理由だったのかな。

円盤売上が振るわなかったらしいですが、正直この期では上位に来る作品だったと思います。オススメです。

投稿 : 2018/05/16
閲覧 : 182
サンキュー:

7

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

静かでゆったりとした作品

文明が崩壊し人類がほとんどいなくなった世界という陰鬱な設定だが、キャラクターのデザインや性格もあり比較的ほのぼのとした雰囲気の作品。

廃墟の世界を食料も生活用品も十分なく旅を続ける2人は、本来絶望的な状況だが、悲壮感漂う世界を悲壮感を感じさせずに静かにゆったりと描いている。
ぼーっと観ていると分からなかったが、じっくり観ると生きている意味とか色々な事を考えさせられる作品。

投稿 : 2018/05/09
閲覧 : 203
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛情

詩人が書いた小説、のような作品で、
基本的に架空の世界の一枚絵を描いて楽しんだ作者が、
無理やりその世界での生活を描いた、という印象です。

だから物語としてはすこし単調で、
いわゆる「日常系アニメ」の範疇だと感じます。
「終末」を描くなら、架空の世界でなく、
現実の世界の延長線上にある世界を描かないと、と思いました。
特にケッテンクラートのような史実上の魅力的な機体を利用するのなら、
それを作品全体でするべきだ、というのが正直な感想です。

しかし、OPやEDの質が高くて、
特にEDはそれだけで短編アニメとして賞をもらうに値するものだと思います。
アニメ全体の作画の質も高くて、まったく手抜きをせずに、
愛情たっぷりに作った作品だということが分かります。

{netabare}
ひとつだけ惜しいのは、原作版のラストが良かったので、
それをアニメでやれていれば、もう文句なしだったのにな、と。{/netabare}

酷評しましたが、特別な作品で、
いままで観たアニメの中でも、特に印象に残った作品です。

投稿 : 2018/04/29
閲覧 : 155

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<70> 戦争で荒廃した終末世界を旅するミリタリックな SF 日常系。

戦争で荒廃した終末世界を旅するミリタリックな日常系。
ゆるいキャラ絵の落ち着いたロード ムービー的日常系。終末世界に静かで確かな存在感があって、ゆっくりとだけど、その中心へ近付いてく緊張感がある。
結末には賛否あると思うけど、そこへ至る過程は自然。
OP も ED も割と好き。特に ED。

<55> 戦争で荒廃した終末世界のミリタリックな日常系。
1 話視聴。
戦争で荒廃した終末世界のミリタリックな日常系。
ゆるいキャラ絵で描写は細かい。日常系好きには堪らないと思う。でも、なぜか死体の無い世界。
好みじゃないけど、保留。

投稿 : 2018/04/27
閲覧 : 218
サンキュー:

6

ネタバレ

おきらく さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメは完成度が高いが終末の原因がわからない

アニメは原作4巻の終わりまで描かれており、「月まで行こうよ」とユーリーが言うところで希望が持てましたが、原作6巻では「?」な終わり方だったし、「公式資料」を買いましたが、何で文明が滅びたのか読者の想像力に任せるしかない状態です。少しおもしろくないのとがっかりしました。

何で戦争が始まったのか、その戦争はいつの時代なのか?撮影された映像からすれば、そんなに遠くない未来かもしれない。人によっては「警告」ともいえるディストピアSFアニメですが、暗い気持ちにも胸糞悪さもなく、絶望と仲良くなっているのがいいです。何となく洋画「地球最後の男・オメガマン」に共通したところがあります。第三次世界大戦をしたのに町中に死体がないところが共通しています。ただ原作単行本は、5巻ではショックな場面が。6巻では、せつない描写があり、徐々にほのぼのした雰囲気がなくなってきています。でも最終話では、あのまま二人仲良く天国へと旅たったので、それはそれでよかったのではないかと思います。

タルコスキー監督がいたらぜひとも実写化して欲しい作品です。平坦さとたいくつさとユーリーがとんでもないことをするハラハラ感のコントラストがあるので、見る方も目が釘付けになります。ある意味、ソ連のSF映画っぽい雰囲気をしたアニメで、このようなアニメは、個性的すぎです。

投稿 : 2018/04/20
閲覧 : 268
サンキュー:

9

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切ないポストアポカリプス

原作未読
今期一番期待していた作品、予想とは違う形の作品だったが非常に良かった
崩壊したであろう世界を二人だけで旅をする、というと非常に悲壮感がありそうだが二人の掛け合いもあり暗い雰囲気にはならずライトにみられる雰囲気を作っている
原作者がBLAME!に影響を受けているようだがその美術観をアニメで見事に表現しており、アートワークだけで充分惹き込まれた
キルミーベイベーのように声優が少ないため音楽や美術に費用を割けたのかな、という印象を受けた
OPのチップチューン的なローファイサウンドを上手く使った動く、動く。この曲には一発でやられてしまった
EDは特別気に入ったわけではないが特殊EDの雨だれの歌もまた素晴らしいクオリティになっておりOPと合わせて購入してしまった

ストーリーは人類の衰退自体に焦点は合わせず、要素をチラ見せしていく形に留め、メインは別でほんわかと進んでいく様はけものフレンズを彷彿させる
基本としてストーリーに大きい盛り上がりなどはないがそれがまた心地よい
音楽など演出の効果も最大限に生かされており胸に仄かな印象を残してくれる

要所要所で作者の哲学観が見えてきたり、蟲師のような諸行無常
あるものはあるがままに、というスタンスが最高に良かった
9話あたりから徐々に物語が大きく振れるようになり最終回で見事な昇華と着地を果たした
原作未読なのでアニオリなのか原作通りなのかわからないが非常に満足のいく最終回になっており胸を張って人に勧めることができる、そんな作品になってくれた

メイドインアビスといい2期連続でこんなに素晴らしい作品を見られたことに感謝
原作者さんにスタッフさん、ありがとうございました。

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 243
サンキュー:

17

ネタバレ

デュフフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

地球終わるんだって

軋む世界に二人ぼっちの物語
『そこに階層があるから上るのだ』
♪だから123で歩き出せ

終末世界を描いた童話のような作品
登場人物が少ないこともあり
「星の王子様」や「銀河鉄道の夜」あたりがイメージされた

ストーリー自体は
大衆受けするような見せ物的?エンターテイメント性が少ないので
個々人の好みや感性により評価は変わるかと思いますが
虚飾を削ぎ落した絵画を鑑賞するようなイメージで鑑賞できました
虚飾の少なさ故素直に鑑賞でき
世界観や雰囲気、解釈と十分に楽しめました

ストーリー自体のエンターテイメント性は少ないけれど
映像化や音楽によるエンターテイメント性は十分に表現されており
その点も十二分に楽しませてくれました

「ワクワクする自殺」で地下に降りていく作品 ({netabare}メイドインアビス{/netabare})と
対となるような作品だと感じました
ほぼ同時にこの2作品を見れてよかった


絶望と仲良く

生命って終わりがあるってこと

破壊の先の創造がなければ終わるだけ

二人ボッチの世界は

軋む

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 230
サンキュー:

14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

12話だけじゃ物足りないщ(゚Д゚щ)クレクレ

終末と付くだけで、闇アニメかなぁと思ってた(ノ∀`)アチャー

「最終兵器彼女」みたいなのかなぁとも思ってた(ノ∀`)アチャー

結局、二人の可愛い女の子の終末の話だった(´∀`*)ヘヘ

もっと続きが見たかったのに、たった12話で終わってまうなんで悲しすぎるorz
原作は続いてるのかしらん?
このさいOVAでも映画でもいいから、続きを熱望します(人´∀`*)

【本当に終末になったら…】
{netabare}ユーとチーちゃんみたいに過ごせるかしらん?
私なら食い物を奪い合ってしまいそうorz
もしくわ、性欲に走るかԅ(¯﹃¯ԅ)グヘヘヘ

出来れば好きな人とこうやって、のんびりと過ごしたいものだけどね(´∀`*)ヘヘ

最終話で戦争がおきて人がいなくなったみたいだけど、中性子爆弾で生き物が消滅したのかしらん?
でも2人を見てたらそんなのどうでもいいかと思ってしまう♪

私はユーとチーちゃんの過ごし方さえみれれば、それでいいのである(〃艸〃)
{/netabare}

【おい!カナザワ!】
{netabare}あんなカワイイ2人に何もしないとは、それでも男か!( ✧Д✧) カッ!!

と、言いたいところだが、この作品の世界観とは違うわな(´∀`*)ヘヘ

アホで巨乳でデカいユーと、ちんちくりんでお利口さんのチーちゃん…
私ならたまりまへんԅ(¯﹃¯ԅ)グヘヘヘ
{/netabare}

【OPだけでご飯3杯いけます♪】
{netabare}もう「動く、動く」がたまりまへん!( ゚∀゚)ウヒョー!!

歌も尚更、絵も最高です!( ゚∀゚)ウヒョー!!

OPって歌はよくっても、本編の使い回しがほとんどで、この作品みたいに曲にあったのにしてくれてないんだよなぁorz
制作費が足りないのかしらん(;-ω-)ウーン

EDもこっててくれて嬉しいかぎりでした(〃艸〃)
{/netabare}

【ヌコが気に入って♪】
{netabare}ヌコが気に入って画像を検索すると、アニコレのアイコンにバッチリなのが見つかった(๑•̀ㅂ•́)و✧グッ!

かなり編集ほどこしたが、いいのが出来たと思う(。 ー`ωー´) キラン☆

アニコレのアイコンは画質が悪くて、いいのを探すのが難しいのよねぇ。
もう、これ以上いいのを探せそうにないから、これで定着かな(´∀`*)ヘヘ
{/netabare}

【他の人のレビューを見てみたら…】
{netabare}このアニメって哲学的やったんか!
全く気づきませんでした(´∀`*)ヘヘ

語ってるレビューが多く見られたけど、理屈で見てる人が多いのかしらん?
アニメは感情的に魅入りたい方なので、このアニメは情報を入れないで良かった♪

いつも深く考える方なんだけど、ユーとチーちゃんとOPのおかげで、気持ちよく見れた(〃艸〃)

脳に響く見方って、理論的?感情的?

その人やその時の状況によって変わってくるかな( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
{/netabare}

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 152
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Endless Journey

ここは何もない世界
灰色の空に鳥はいない
虫の声すら聞こえない

瓦礫の街にかたかたと
ケッテンクラートの音が鳴り響く

人が作りしテクノロジー
行きつく先のカタストロフィー

チトは考える
人の生きる意味だとか
感情の生まれる場所だとか

今はもうなきコミュニティー
無から生まれるフィロソフィー

ユーリは思う
誰もいなくて寂しいんじゃなくって
二人じゃないから孤独じゃない
何もないから退屈でなんじゃなくって
些細なことでも楽しい

それが絶望と仲良くなるための心がけ
"終わるまでは終わらないよ"というトートロジー

More One Night 命ある限り旅は続く

-------------------------------------

 原作を最終話まで読み終えて、ようやく感想らしきものを書けそうな気がしたので追記します。(ネタバレありです)
{netabare}
 少女終末旅行はチトとユーリ、2人の少女しか登場人物がいないことに大きな意味があると思う。道中でカナザワ、イシイの2人と出会うが、(アニメ版の)最終話でエリンギのような人工知能から「現在生きている人間は君たち2人しか知らない」と告げられる。この言葉通りならカナザワもイシイも既にこの世を去っている。残された2人が男女でないということは、子供を作ることはできない。つまり、チトとユーリの死はそのまま人類の歴史の終わりを意味する。

 ストーリーにおいて、2人が上層へ向かう理由付けは特にされない。普通に考えると生きるために必要な水も食料も燃料も、上に向かうほど入手が困難になるだろう。なぜ上を目指すのか放送中ずっと気になっていたのだけど、実は2人が上へ上へと向かうのは天国に向かうことのメタファーだったのだと今は思う。

 原作者のつくみずさんは第3巻のあとがきで、「生命も文明も宇宙も、ちゃんとどこかで終わっていてほしい。終わりがあるというのはとても優しいことだと思います。」と記している。滅びゆく世界を描いた物語なのに2人の少女から悲愴感を感じさせないのが少女終末旅行の大きな特徴だが、それは作者の死生観が投影されているからだろう。

 本作を「人類のお葬式」と表現した人がいたけど、言い得て妙だなと思う。チトとユーリがケッテンクラートで移動しながら体験してきた出来事は第5話で音楽を「再発見」したように、文明の回顧録のようなものだった。人間は音楽を聴きはじめたり、宗教を作り出したり、ペットを飼い始めたり、料理をしてみたり、戦争をしてしまったり、神様の真似事をしてみたり。振り返ると色んな事をしてきたなぁ、と。そう、このアニメは「12話の走馬燈」だったのだ。
{/netabare}

投稿 : 2018/04/10
閲覧 : 393
サンキュー:

52

ネタバレ

tachikoma さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最上階までの旅をアニメでも観たかった。
ヌコの声が花澤香菜さんだったのには驚いた。

投稿 : 2018/04/02
閲覧 : 196
サンキュー:

3

夢猫 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心地のよい終焉を描いた作品です。

心地のよい終焉を題材にしながら
二人の少女の放浪を丁寧に描かれています。
ノスタルジー、廃墟、喪失感に浸りたい気分を
探し求める方は是非、一度ご覧下さい。

投稿 : 2018/04/01
閲覧 : 170
サンキュー:

10

零弍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんか、、、いい

なんかゆわゆわ観てた
雰囲気は最高
ほのぼのともシリアスとも言い難い
この絶妙な感じ。
結構新体験なアニメな気もする。
SEだったりBGMだったりそのバランスだったり、
心を落ち着かせる、穏やかにするっていうのかな。
声優のチョイスも完璧だと思う。

なんか評価下げにくい。
このアニメ 好きになる予感。

とまあ視聴時(前)の感想でして、
最後まで見終わった後も、
同じ感じの感想かな。
繰り返すようだけど、雰囲気がとにかく最高、
なるべく静かで、寒くて、暗い中で観る。
これが至高の視聴方法だ、という自論の元、
当時は冬の夜窓開けて冷気の中、布団かぶりながら観てましたね。音が本当に細かく作られてて、世界に入り込んでいくようでした。おススメです。

投稿 : 2018/03/29
閲覧 : 206
サンキュー:

13

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なにも起らないI am Legend

結局のところ何も起こらず、何も伝わらずだが、1話完結型だし、緩く自然に走破出来た。12monkeys的な人類滅亡後の世界観はいいのだが、そこから特にエキサイティングな展開もなく淡々と。

投稿 : 2018/03/28
閲覧 : 173
サンキュー:

3

まる さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

唯一無二の終末アニメ

終末世界が舞台のアニメは多々あれど、こんな終末系アニメは今までありませんでした。

このアニメは、終末世界で少女二人が人類の存亡をかけて偉大な事を成し遂げるわけでも、世界を滅ぼさんとする強大な敵と戦うわけでもありません。

「終末世界を生きる少女二人の物語」、ただこれだけです。

ここで見る人が分かれると思います。全12話で、階層都市の最上層を目指すという目的、話の柱はあれど、物語の起伏は極めてなだらかです。それをつまらないと言う人も勿論いて当然ですが、こんなアニメだからこそ描けるものがあると思います。

考えてみれば、全12話の中で様々な内容を詰め込むのは難しいものです。それを上手くやってのけているアニメは面白くなりますが、失敗してつまらなくなってしまうアニメもあります。

少女終末旅行はその点で、二人の物語だけを、それだけを追求するため、物語に強い芯があり、1話から最終話まで一貫して安定させることに成功しています。
この安定を生むためには、スタッフの並々ならぬこだわりが不可欠です。やはりアニメ制作側がこだわりまくったアニメというのは、どこか刺さるものがあるものです。
例えば、少女終末旅行は音響が特に素晴らしいと話題になりました。ほとんど人類が絶えた終末世界にどう音付けするのか?終始無音にするのかと思いましたが、このアニメはそこに逃げず、きちんと終末にあった音をつけたのです。BGMも完璧にマッチしていました。アニメを見終わったあとサントラが欲しくなるやつです。

1話ぐらい見れば、このアニメの雰囲気が分かると思います。そこで合わなかったら残念ですが多分最終話まで合わないでしょう。逆に1話で何かを感じ取った方は、是非、最後まで、お酒でも呑みながら終末世界の少女二人を見届けると良いと思います。きっと優しい気持ちになれるはずです。

投稿 : 2018/03/25
閲覧 : 170
サンキュー:

13

しるまりる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

少し期待しすぎた

顔のデザインが独特で、スライムが溶けたような。
かわいいといえばかわいい。

観る前に、

文明が崩壊した世界!
軍服姿の少女二人旅!
おもしろそう!

とかってに期待していたのですが、
少し期待しすぎたようです。

けっして悪い出来ではないのですが、
ドキドキしたりワクワクしたりザワザワしたりするような
…心が動かされる展開がほとんどなく。

ひたすら錆びた鉄とコンクリートでできた巨大都市の残骸を旅して、
過去の文明の遺物に遭遇してはこれなんなんだろうねー?
の繰り返しの構図です。

舞台となる巨大都市が、どうも「この世界の人間が造った」という感じがしなく、「物語の作者が創った」感が強いです。

OPとEDの曲はなかなかいい曲だと感じました。
特に特殊ED曲の「雨だれの歌」はいい感じなので、CD購入決定Amazonぽちっでした。

物語はたぶん続いていると思うので、2期があったら今度はもっとニュートラルに観ます。

[追記]
なんか2期ないみたいですね。残念。

あと、この作品の主眼はどうも「哲学性」というところにあったみたいですね。なるほど、たしかに主人公2人でなんかそれっぽいこと毎回言っていたなーと。
でも、僕はそこ深く考えずスルーしていました。
なんでかっていうと、崩壊した世界で主人公2人が得られる情報は極めて少なく、そして偏っています。なので、主人公2人の考察は広がりや深みを見せることなく、想像や妄想を広げたものなのですね。
それでもこちらの世界でも通じるようなもっともらしいことは語られるのですが、それは単に作者のバイパスがかけられているからかなぁと。
例えば、「戦争ってなんで起こったんだろ」「価値観が違ったからじゃなかな」みたいなこと言っているシーンがありましたが、まともに考えちゃうと「いやいや戦争の原因なんていっぱいあるから。資源獲得とか国内の不満そらしとか単純に好きだからとか」ってツッコミしたくなるからスルーすると。
とはいえ、色々と考えるきっかけにするには適した作品かもしれないので、この作品の一番の扱い方って、中学生くらいの子供にさりげなく見せてみて反応を見るとかかもしれないですね。

そんな感じ。

投稿 : 2018/03/21
閲覧 : 226
サンキュー:

11

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少女終末旅行のストーリー・あらすじ

繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしまったのか、いつから終わっているのか、そんなことを考えることさえなくなった終末の世界であてのない旅を続ける二人の少女。チトとユーリは今日も愛車ケッテンクラートに乗って廃墟の中を彷徨っていた。

終末の世界をほのぼのと生き抜くディストピアファンタジーが今、幕を開ける。(TVアニメ動画『少女終末旅行』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
WHITE FOX
主題歌
≪OP≫チト(CV.水瀬いのり)ユーリ(CV.久保ユリカ)『動く、動く』≪ED≫チト(CV.水瀬いのり)ユーリ(CV.久保ユリカ)『More One Night』

声優・キャラクター

水瀬いのり、久保ユリカ

スタッフ

原作:つくみず(新潮社『くらげバンチ』連載)、 監督:尾崎隆晴、シリーズ構成・脚本:筆安一幸、キャラクターデザイン・総作画監督:戸田麻衣、ケッテンクラートデザイン・モデリング:相馬洋、プロップデザイン:岩畑剛一/鈴木典孝、美術設定:ヒラタリョウ/イシモトタカヒロ/イシモリレン/森木靖泰、美術監督:三宅昌和、色彩設計:金光洋靖、特効監修:谷口久美子、撮影監督:染谷和正、3Dディレクター:菱川パトリシア、編集:後藤正浩、音響監督:明田川仁、音響効果:古谷友二、音楽:末廣健一郎、音楽制作:KADOKAWA

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