スポーツで高校生なTVアニメ動画ランキング 25

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画のスポーツで高校生な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年06月10日の時点で一番のスポーツで高校生なTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

67.9 1 スポーツで高校生なアニメランキング1位
蒼の彼方のフォーリズム(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (590)
3180人が棚に入れました
反重力シューズ・グラシュの発明で人間が空を飛ぶことが普通になり、グラシュを使った新しいスカイスポーツ「フライングサーカス」(FC)が行われている世界。

かつてFCの有望選手だった日向晶也は、とある経緯で競技から遠ざかっていた。

そんな彼の通う久奈浜学院に内地から倉科明日香が転入してくる。

彼女にグラシュでの飛行方法を教える内に、晶也はFCへの情熱を取り戻して学院のFC部に加入。

ヒロインたちと交流しながら共にFCへ取り組んでいく。

声優・キャラクター
福圓美里、浅倉杏美、山本希望、米澤円、逢坂良太、若林直美、近藤孝行、種田梨沙、興津和幸、儀武ゆう子、緒方恵美
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

空中鬼ごっこ

ゲーム原作(未プレイ)全12話

空を飛べるシューズの開発で人間が空を飛べる世界、そのシューズを使って競技するスポーツであるフライングサーカス(FC)の大会を中心に、高校生たちの青春を描くお話。

舞台が南の島なので、空と海が綺麗に描かれていました。

また、ヒロインの一人が入部してからのお話なので、FCのルールを一緒に学べたのが良かったですね。

楽しいことばかりでなく、辛く悲しいことや見失って立ち直るお話なども含めていますので感情移入しやすいです。

競技も結構迫力がありましたね~{netabare}(水面から飛び上がるところが好きでした){/netabare}

恋愛要素はなかったのですが、FCをひたむきに一生懸命頑張っているヒロインたちを観てくださいね^^

OP 川田まみさんが歌っています。歌手活動年内で引退ということで寂しいですね。素敵な曲でした。
ED Rayさんが歌っています。こちらもOPに負けない素敵な曲でした。

最後に、綺麗な空と海があるところで、あんな風に飛べたら楽しいなぁと思うような作品でした^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

歌、絵、物語。古き良き、を感じる良アニメでした♪

[文量→中盛り・内容→各話感想が中心系]

【総括】
エロゲ原作ですが、それを(少ししかw)感じさせないいたって真面目なスポ根ものです。架空の競技「フライングサーカス」がなかなかに熱い。とはいえ、展開的な目新しさはなく、これぞ王道って感じです。嫌いじゃないです。良作です。

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エロゲ原作ながら、恋愛要素を完全に廃し、必要以上にルートを追いかけず、通常は1~2話くらい挟む日常回を、ヒロイン達が努力する回に置き換えたことが、この作品の成功の要因かと思います。まあ、原作組には不評かもしれませんが。

各話感想でさんざん突っ込んでますが、主人公(日向)の影の薄さも、しょうがないというか、むしろ英断でしたね。2期あるならともかく、12話の中で日向の過去とか復活とか細かくやりすぎちゃうと、みさきや明日香が、ここまできちんと成長出来なかっただろうし。

ただ、難点としては、(架空の競技である)フライングサーカスが、個人戦だったことかな。団体戦にすれば、各キャラの関連性や団結もより魅せられたし、(個性を生かした戦術など)競技自体の面白さも増したと思います。個人戦に比べ、対立軸は生みにくいけど。そこだけ、もったいなかったな~と。

好きなキャラは真藤と真白です。真藤は、男から見てもカッコいい奴でした♪ みさきと幸せにw 真白には何度も笑わせてもらいました。邪神Tシャツw 転校しましょう!(笑)
{/netabare}

【各話感想(レビュー)】
{netabare}
1話目
少し古めかしい映像とストーリー。あれは狙いだろうな。最近、近未来ものばかり観てる(そして全てイマイチだ)けど、これはなんか癒されるものがあった。少しだけ、凪あすを思い出した。

2話目
エアギア? スポ根にシフトしていくのかな? 明日香との試合を通し、日向をFCに戻そうとする、みさきの愛(友情?)が見えて良かった。

3話目
はいはい、合宿→お風呂回、ね(笑) 佐藤院、という名字は、お嬢様っぽいけど庶民っぽい、麗子にぴったりの絶妙なものですね。

4話目
真白が悩んでいる姿、努力している姿、1年生同盟の友情は良いですね。邪神Tシャツ(笑) てか、佐藤「院」は、自称かいw 3話感想で誉めて損した(笑) そろそろ、部長の上手さが見たいw

5話目
真白の「転校しましょう!」は、少し吹いたw 試合のスーツ、袖のヒラヒラが気になった。固定されてないから(ムササビのように)浮力は得られないし、無駄に空気抵抗増やしてどうする?

6話目
バトルメインの回。真藤の強さ、明日香の可能性、みさきの葛藤、ってとこですね。エアキックターンの連発が、なぜそこまで凄いのかが分かりにくかった。しかし、日向はどんどん空気に(笑)

7話目
素朴な疑問だが、スピーダーにして、相手が第1ブイに向かうのを無視して、斜め横断し、第2ブイに直行。相手が第1ブイに触った直後に第2ブイにタッチ→第3ブイに向かう、とかしたら勝てるんじゃ? ルール上ダメなのかな? というか、この競技は、個人戦より団体戦の方が色んな役割(編成)や戦術が出てきて面白そう。それこそ、ストーリー的にも。 最後にサクッと水着回。みさき×真藤 のペアは、なんかお似合いですね♪ それにしても、真藤に比べて、日向の存在感(笑)

第8話
さあ日向がんばれ、みさきを取り返すんだ、二重の意味で(笑) 有名な野球選手って、イチローやねw てか、部長も真藤も「筋力(体力)が大事」っ言ってるのに、男女一緒の競技(しかも女子が強い)なのは、(今更だが)違和感が残るな~。明日香の「天然ぽわ~ん」以外の面を見せたかった回かな。

第9話
雨降って、地、固まる。捨てネコ真白は、なかなか面白かったw 明日香の「答えは空にある」の後、みさきの髪が揺れる(風が吹く)とか、芸が細かくて○。みさきの心に新たな風が吹いたという(古典的な)描写ですね。やはり日向は、ダシに使われただけか(笑)

第10話
てか、日向も早く復帰しろよ。「連休中はFC漬けになってもらう」とか、どの口が言うのか(笑) 蒼の彼方、は、試合前にちゃんと努力の描写があって良いですね♪ 復帰したらしたで、なんか日向ムカつく(笑) 天才なんだろうけど、こんだけブランクあるのにいきなり強いと、ずっと努力してきた真藤の立場がないよね。

第11話
佐藤院VS乾 の試合、少しは見せてあげたらいいのに。この扱い&後のフォローがないのは、佐藤院が不憫だ。皆が健闘を称えるなか流すみさきの涙は良いですね。

第12話
作画、音楽ともに、流石最終回ってところでしたね。最後のあたりはもう、「つべこべ言わず、集中して観やがれ!」という、制作の気迫が伝わってきました。
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31
ネタバレ

アムールトラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

原作の体験版インストールしてしまった。本体もそのうち買うつもり。

作業用アニソンメドレーに良く出てくるという何気ない理由で見始めました。
そんなですから、前情報は
op『Contrail~軌跡~』川田まみ(最後のシングルですね。心に染みる曲です。)のみでした。

なので、視聴後に事実を知って仰天しました。
wikipediaによれば、
原作はspriteによるアダルトゲーム(18禁)。
『萌えゲーアワード大賞・ユーザー支持賞・11月月間賞の三部門を受賞している。』
だそうです。
もちろんゲームは未プレイです。

★先入観持たなくて良かった★
重要なことを言います。

「あおかな」というアニメは、全く断じてエロくないです!
それどころか、恋愛ものですらないです。
FC(フライングサーカス)を題材とするスポコンです。

前情報を中途半端に持っていて、恋愛系の展開を予想していたら、期待外れになった可能性は低くないかもしれません。
しかし、スポコンとして見れば実に良く出来た作品だと評さざるを得なくなる良作です。

才能に対する怖れや競争心理、同じ競技者としての連帯感などの描き方は漫画やラノベ原作の作品と比較しても遜色ないどころか、高水準と言えます。

下手に恋愛色を残さず、テーマを絞った点が僕にはとても好印象です。

★ものっそい綺麗★
絵柄を一目見て「恋チョコ」を連想した人は多いかもしれません。
だって同じ会社ですから。そして、その人達は理解してくれるでしょう。

キャラデザインが可愛いです。具体的にどんなところがとかは説明できませんが、可愛いです。綺麗です。

個人的には市ノ瀬莉佳が大好きです。

でも、それだけではないのです。
空が、海が、山が輝いている!
僕は今までこんなに綺麗な風景描写を見たことが無かったです。
特にopは圧巻です。曲調と声音、美麗なイラストの相乗効果で中毒性高し。

本編の作画については中盤以降乱れる部分もそこそこありますが、大きな減点にはならない程度だと思います。

風の香りが感じられますよ。それは扱うスポーツがスポーツだからでしょうね。

★FCというスポーツ★
FCでは空飛ぶ靴(グラシュ)を使います。
使用者の周囲の重力を操作することで自在に飛べるようになるというやつです。あこがれます。使ってみたいです。

このグラシュ、飛ぶとカラフルな軌跡(コントレイル)が残ります。これも芸術性に一役買っていますね。

そして、競技のルールが本当によく出来ています。
おそらくグラシュが実現すれば実際にスポーツとして成り立つと思います。

単純に飛行速度を競うだけではないというのがみそです。
コース(空中)に配置されたブイにタッチするか相手の背中にタッチすることでポイントが得られ、その合計点でタイマンするのです。
まだ見ていない人は見れば分かります。
一見容易な抜け道があるように見えて、見事に塞がれている絶妙なゲームバランスは率直にすごいです。
この現実味があるからこそ、物語の主題が際立ちます。

★スポーツを愛する全ての人へ★
主題が何か、作者は何が伝えたかったか。そんなことは分かりません。
作者しか分からないですから、考えません。

しかし、例え意図がどんなものでも、伝わってくるものがあります。僕はこの作品がスポーツと人の関わり方について本当に良く描いているなと思いました。
スポーツを楽しむ、スポーツで苦しむ、泣く、スポーツを愛する、避ける。

スポーツから逃げる。

様々なキャラクターが様々なスタンスでFCと向き合っていました。
大きくは取り上げられていなくとも、「あおかな」には多種多様な葛藤や苦悩が描かれていたと思います。

★萌える、萌える、萌える★
明日香のキャラ設定が最高すぎです。
天然キャラなのですが、この自然さといったらないです。
天然キャラの、面白さとここぞという時の力との相性がすさまじかったです。

みさきの設定も良いです。
好物:うどん。これはまあ狙ったなといえばそれまでですが、随分と奇抜なことで。
そして、低血圧。これがすごい。
これを利用した心情描写が自然でした。

真白はこれまた見事は後輩キャラです。
みさきに過剰な愛を持つ設定はありがちではあってもやはり面白い。
うどん屋の娘というのが絡んでとても良い具合です。
あと、邪神とプリントされたグッズをやたら持っているのですが、それがかわいいです。

莉佳はメインヒロイン。
僕の中ではそうです。
可愛いです。健気です。恋してる訳じゃないのにすごく健気です。

女子キャラがとにかく萌えます。
さすが萌えゲーアワードといったところでしょうか。

男子キャラもなかなかなものですよ。主人公最強設定とか、絶対王者の二つ名を持つ真藤とか、脳筋の受験生とか。
まあ、萌えはしませんけどね。

★壮大な伏線、そして綺麗なまとめ★
スポコンですから当然ラストバトルがあります。
そこでキーとなるシーンがある訳ですが、まさか{netabare}コントレイル{/netabare}に伏線が敷かれているとは思いもよらなかったです。伏線と呼べるか怪しいなとも思いましたが、原作体験版をプレイした感触では間違いないです。
アニメでは説明が簡略化されていましたが、初期段階でしっかりと説明されていたのです。巧妙です。

そして、大団円。
まさかあのキャラまで巻き込んで大団円!?と驚かされました。
明日香の天然天才の力はすさまじく、最高のラストでしめてくれました。
号泣するとかいう類のものではありませんが、ある種の感動は大きかったです。
胸がほかほかする感じです。

溜めが少し長く、やっときたかと思う部分{netabare}(主人公が飛ぶ場面){/netabare}もありましたが、徹頭徹尾きれいに美しくまとまっていました。

★所感★
「あおかな」は名作です。
アダルトゲーム原作であることを考えると恐ろしい限りですよ。
だって、このストーリーにエロがくっついたらやばいですもの。
――それは置いておいて。

このアニメ、たった一つのセリフ(?)に集約される気がします。登場人物達全員が、以下のセリフに沿った成長を遂げている気がするのです。

{netabare}「ダメなだーめな自分を、今とーきはーなーてー♪」{/netabare}

しかもこれがこのアニメ最初のセリフであるという。

★最後に★
あおかなの魅力に取り憑かれた方、及びそうでなくとも面白いなと思われた方、朗報です。携帯ゲームがもうすぐリリースされます。
今すぐ事前登録しましょう!(筆2016.5.13)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 31

86.2 2 スポーツで高校生なアニメランキング2位
ハイキュー!!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (1737)
9252人が棚に入れました
ふとしたきっかけでバレーボールに魅せられた少年、日向翔陽。
部員がいない逆風にも負けず、やっとの思いで出場した
中学最初で最後の公式戦で、日向のチームは「コート上の王様」
と異名 を取る天才プレイヤー、影山飛雄に惨敗。

リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩いた日向だが、
何とそこにはにっくきライバル、影山の姿が!?

青春のヒリヒリもイライラワクワクも詰め込んで、
熱血青春バレーボール物語、いざ開幕!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、神谷浩史、田中一成、浪川大輔、吉野裕行、中村悠一、梶裕貴、立花慎之介

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

バレーボールってこんなにおもしろいんだね☆

原作をちょこっとみたら
おもいのほかはまり今ではハイキュー原作もアニメも大好きになりましたd(>ω<*)☆

ハイキューは試合ももちろんおもしろいですが
ちゃんと笑える要素も盛りだくさんで
全然あきないで観れちゃいます。
キャラのやり取りや言動がとてもおもしろいヽ(´∀`*)ノ

キャラクターみんなそれぞれ個性豊かですごくバランスいいです!
個人的には月島が好き♡

単語の説明とかも分かりやすいので
バレーボール全然知らなくても楽しめる作品だと思います☆
なんか元気もらえるような気がします♪

2期楽しみです!
映画も決まりましたね♪(1期総集編みたいですが・・)


すごくオススメ作品です(●・ω・)b
お気に入り♪

読んでくださりありがとうございましたヽ(*´∪`*)ノ"

投稿 : 2024/06/08
♥ : 61

Baal さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

バレーボールと共にある高校生の青春

バレーボールに打ち込む高校生の青春スポーツ

物語です。原作未読。

小さな巨人に憧れ、バレーボールを始めた日向は

運動神経は優れているものの中学時代は

チームメイトに恵まれなかった。そんな彼が

中学時代惨敗した相手の天才セッター影山にリベンジ

するために選んだ高校で顔合わせしてしまう。

そんなところから始まった、県立烏野高校排球部

の青春でした。

お互い最初は反発し合っていたものの先輩や同級生

との練習や試合で烏野高校排球部の一員へと

成長していくのはとても良かったと思いました。

何かに熱くなることができ、そして成長していく。

そんな世界を押し広げていく、最後まで目の離せない

作品でした。

それにOPの『イマジネーション』と『Ah Yeah!』共に

良かったのもこの作品を最後まで見ることの出来た

要素の一つです。

スポーツアニメをあまり見ない私でも

最後まで楽しく、そして熱くなれるいい作品でした。

◆個人的点数評価 80.590点

投稿 : 2024/06/08
♥ : 61

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

久々に涙を流してアニメを観れました。
原作はだいぶ昔に読んでおり、物語の大筋は判っていたけど、泣けました。
すごく楽しかったですし、すごく良かったです。

この作品はスポーツ根性ものです。
そして、バレーボールというスポーツを通しての選手の成長がしっかりと伝わります。
バレーボールで勝ちたい日向。
才能があるゆえ孤立した影山。
レギュラーと取られた菅原。
自信を無くしたエース東峰。
試合に出たいと願う山口。
そしてライバルチーム。
どのエピソードでも挫折からの復活には涙が出てきます。

また、ハイキューにはピンチを救うシーンも沢山あり、そこも泣けるのです。
新チームの監督をする鵜飼監督の言葉。
リベロの西谷の行動。
顧問の武田先生の送り出す言葉。

更にうまいのは
高校3年生としての部活引退を含めたシーンも上手に取り入れています。烏野に負けて行くチームの思い出や烏野高校女子バレー部の話も涙を流してしまいます。

25話と長いけれど、心にグッとくる物語ばかりです。
熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 58

82.0 3 スポーツで高校生なアニメランキング3位
Free!(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1777)
9013人が棚に入れました
「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――

声優・キャラクター
島﨑信長、鈴木達央、宮野真守、代永翼、平川大輔、渡辺明乃、ゆきのさつき

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

筋肉賛歌

原作未読。

水泳を通して仲間になった幼なじみの男の子たち。
彼らが高校生になって再び集う。
そして、かつてのチームを作っていく青春物語。

京都アニメーションが絵の練習で作ったアニメです。
ウソです。
でも、そう考えちゃいます。
水の表現や筋肉の描き方にこだわりが感じられました。
特にOP映像は、水の透明感や抵抗が感じられて見事なものです。


さて、男性の水泳を描いたストーリー。
女性向けの色物アニメに見えますが、女性限定の作品ではありません。
男性でも普通に見られます。

しかし、違和感がありますね。
多分、登場人物の渚(なぎさ)が女の子以上に女の子っぽいからだと思います。
それから、腐女子向けの素材になりそうなシーンもあるからだと。
あくまで素材ですが。


テーマは「自分探し」……だと思うのですが、よくわかりません。
主人公の遙(はるか)がマイペース過ぎるうえに、自分を語ろうとしないからです。
無口な人間が無言で勝手に泳いでいる状態から何を読み取れと……w


むしろ、周囲のほうがしっかりと個性立てされています。
特に、サポート役として入った怜(れい)が圧倒的に主人公っぽい。
セリフの量も遙の何倍もあるんじゃないでしょうか。

もっと詰め込んでいいので、遙に関して深く踏み込んだストーリーにして欲しかったです。
伏線も全然回収されません。
この情報はいつ使われるのかなんて待っていたら話が終わります。

そのじらしプレイのおかげで、最後まで見せる力はあります。
しかし、あとには何も残りませんでした。
強いて言うなら、男としてああいう筋肉の付き方は理想だなぁと。
また、江(ごう)ちゃんの筋肉フェチっぷりにはしっかり笑わせてもらいました。
ギャグはなかなか鋭いです。

恋愛要素はまったくないので、見やすいアニメです。
オススメとは言いがたいですが、京アニのチャレンジ精神にしたがって視聴するのもありかもしれません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 74

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

キャラクターの魅力不足により物語は中途半端な印象に、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。【総合評価:68点】

2013年夏に全12話で放送された京アニ作品。
『中二病でも恋がした!』と同じく京都アニメーション大賞の第2回で奨励賞を受賞、KAエスマ文庫から発き売されている『ハイ☆スピード!』を原案とした作品。
過去の京アニ作品でも度々部活を取り扱った青春物作品はありましたが、今回はその中でも珍しく水泳と言うガチなスポーツ系の部活物となっています。

主人公は、泳ぐことが大好きで、「水」というものに独自の価値観を抱いており、 「水なしでは生きていけない」とまで言われるほど「水」に飢えている。
日常では朝から水着着用で水風呂に浸かり、下着の代わりに常時水着を着用、泳げる機会や場所を見つけるなり躊躇いなく服を脱ぎ出す等 「泳ぐこと」に関しては非常に特異な部分を見せる。
そこまで泳ぐことに執着する反面タイムや勝敗に関心はないのだが、唯一、フリーに対しては強いこだわりを見せているちょっと変わった主人公の七瀬遥。
主人公の七瀬遥は小学生時代、同学年の橘真琴やライバルの松岡凛、下級生の葉月渚と同じスイミングクラブに通い、町内の水泳大会でリレーに出場し優勝。
その後、松岡凛はオーストラリアに水泳留学、この辺りの話は原案となる『ハイ☆スピード!』で主に描かれていますが、本編でもちょくちょく触れられています。

そんな小学生時代を背景に、本作は主人公の遥が高校二年生に進級した時点からスタートします。
とある理由から中学時代に競泳をしまうものの、泳ぐことに関する独自の価値観などは変わらないまま、成長していた。
高校二年に進級し、後輩として小学生時代に共にリレーに出場した渚が入学、遙・凛・真琴・渚のチームがリレーで獲得、タイムカプセル優勝トロフィーを掘り起こすことになり、かつて通っていたスイミングクラブの跡地へと向かう。
すると、そこにオーストラリアにいると思われていた凛の姿があり、数年ぶりの再会を果した四人だが、昔とは違い凛は3人に非友好的な刺々しい態度になっていた。
水泳強豪校に編入していた凛ともう一度泳ぐべく遥達三人は水泳部を立ち上げ、新たな部員獲得や大会に向けた合宿、そして大会出場とスポーツ物としてお約束の展開を進んでいきます。

物語としては、スポーツ系の部活物としては王道的な作りとなっているので悪くない筈ですが、それを演じるキャラクターはデザイン重視な印象を受けました。
凛に関しては水泳に挑む姿勢や夢と現実に苦悩する姿などが描かれていて及第点
遥に関してもまぁ凛とのライバル関係やそれを通して泳ぐことへの価値観の変化、と凛を絡めるとそこそこの魅力を描けていたかも
しかし、その他のキャラクターの魅力に関しては本当に希薄、友情もひとつのテーマとなっているとあり、周囲のキャラクターの魅力不足はかなり致命的。
原案となっている『ハイ☆スピード!』を読むとまた違うのかもしれませんが……
京アニの作画はもう言うまでもないですが安定のレベルの高さ、特に水の描写に関しては水泳をテーマにしていると言うだけあって力が入ってました。
しかし、作画のレベルの高さに対し、物語そのものは及第点ながらもがキャラクターの魅力不足により中途半端な印象になった気がします。

物語自体は王道の部活物にも関わらず、魅力不足でデザイン重視のキャラクターが水泳して友情を深め合う。腐女子向けの作品と言われるのも仕方ないですねww
物語そのものは見られない事もないですが、映像面における京アニのクオリティーに助けられた感が否めない。
京アニのクオリティーだと、物語にも高めのハードルを設定してしまうのが難点、まぁスポーツ物としては王道な展開、作画のクオリティーの高さは抜群ですので、未視聴の方は一度視聴しておいて損はないと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 64
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3

これから見る人は要注意。女向けと言うかお姉向け(最終話まで

なんで男が沢山出るとホモって言われるかって?
その理由の1つが
前情報とかなしになんとなく見ていて普通のアニメだと思っていたらホモEND(キスとか)だった。
私はそういうアニメには殺意が湧いてくる。
そういうアニメが増えているので警戒してホモ展開になるんじゃないかと警戒しているのではないだろうか?
まぁいわゆる予防線ですね。


京都アニメーションなので安定の作画クオリティー。
水の表現に力を入れているとかなんとか。
BL展開に流れたら見るのやめます。
きっと京アニだからBLにはならないと願いつつ。
まっ普通に最後まで見る事は確定…しないかも…


■あらすじ(公式引用)
俺とお前の差を教えてやるよ!

「七瀬遙」は、「水」にふれること――「泳ぐこと」が好きだった。

小学生のころ、同じスイミングクラブに通っていた「七瀬遙」「橘真琴」「松岡凛」「葉月渚」
彼らは、小学校卒業前の大会での優勝を最後に、違う道へと進んでいく。

やがて時が経ち、高校生活を無為に過ごしていた遙の前に、突然、凛が現れる。
遙に勝負を挑み、圧倒的な強さを見せる凛。このままでは終われない。

そして、真琴と渚が再び集い、新たに「竜ヶ崎怜」を引き込んで、岩鳶高校水泳部を設立。
遙、真琴、渚、怜、そして、凛。
これは、躍動感あふれる男子高校生たちの、水泳と青春と絆の物語――


■WEBラジオ(wiki引用)
『イワトビちゃんねる』は、2013年6月17日よりランティスウェブラジオと音泉にて配信されているWEBラジオ番組。パーソナリティは、島﨑信長(七瀬遙 役)と鈴木達央(橘真琴 役)。毎週月曜配信。
http://iwatobi-sc.com/radio/


Freedom! [Free! MAD]
http://www.nicovideo.jp/watch/sm21542456
これには爆笑してしまったw


簡単にこのアニメの説明をすると、男キャラに女っぽい仕草と女っぽい展開をさせてゆるふわストーリーという感じ。
腐向けというよりお姉系好き向き?な感じ。
ホモホモしい所も沢山あるが、キスみたいな露骨な事は最後まで無いが明らかにホモホモしい想像ができるシーンが沢山あるので気持ち悪い。
単純にホモっぽい感じに男っぽい所が見れるのかと思いきや何処の層狙って作られたアニメなのかさっぱりわからないアニメでした。
水泳も適当だしスポ根でも無いしキャラ萌えだけなんだろうなぁと。ストーリーもひどいしなんだったんだろうこれ。


各話感想
{netabare}1話
って冒頭回想だったのか!!
水の表現はうーんなんか微妙な気がしないでもない。
鯖うまそう…水着にエプロンってww裸エプロンかい!
ホント京アニはタレ目好きだなぁ。先生がエルタソっぽい。
今って屋上開放されてる学校ってあるのかな?
飛び降り事件が多発して以来何処も上がれないんじゃないかな?
私は小さい頃から全部の学校で屋上は禁止でした。
砂糖かけてどうするw
劇場版中二病でも恋がしたい。っていつの間にCMになったんだよww全然気づかなったぞw
なんで写真残ってるんだよwトロフィーうめんなw
帰ってきた凛!宮野真守△海外でボロ負けたのかな?
そりゃ水貼ってるわけねぇよなww
ゴウちゃんとか名前がひでぇww浅井長政の三女がゴウだったのか!
なる程凛は水泳強豪校の選手なのか。
なんで脱いでるんだよww
勝手に人の学校で泳ぐなってかなんで開いてるしw全裸水泳ww
昔水泳習ってたけどフリーってなんだっけ。覚えてねぇ…
ライバル関係か。
なんかOPED微妙な気がする…


2話
なんで歯がギザギザなんだ?某忍者アニメのサメみたいなキャラのやつみたいじゃないか。
まぁ怒られるよね。女先生可愛い。
GOちゃんがリトバス鈴にちょいちょい見えてしまう。
まぁ髪型位なんですけどね。
アニキ水泳部じゃねぇのかよ。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工先生水着にならないのかよorz
まぁきっとフラグで後でどうせ水着になるのだろう。
どういう事なんだ。凛がキレる理由はなんだ?ハルが真面目に競わなかった事に腹を立てたのかな?
GOちゃん入るんかーい!なんて無防備な子。ってかあざといと思われても仕方ない。
プール潰れるのか。えw誰だよww佐々部コーチそんな見切れてたのか?w
遙と凛でこっそり勝負してたのか…凛それでグレちゃったのかな?
なる程それで遙も。


気づいてしまった。気づいてしまったんですよ。
違和感がなんなのかわかった。男なのになんで女の仕草してんだよ。
手を組んだり手を握ったりワクワクみたいな手の仕草したり。
リアクションも手を後ろに伸ばしたり。
http://p.twpl.jp/show/orig/nGpBv
喋り方とかもおかしい気がしてきた。なんか変だ。
渚と真琴がひどい。どうなってんだこの二人。後EDだな。
気持ち悪い。これだこれ。ここがホモホモしい原因だったのか。
いやホモってかおねぇってかなんていうかナヨナヨしすぎ。キモい。
京アニは女しか書けないのか?男の仕草がおかしい。
これに気づいてからそこばっか気になってしょうがない。
やばいキツイかもしれない気がしてきた。
EDのミスマッチ加減にもガッカリだ。


3話
なんだやっぱ風邪引いたのかよw
もう一人部員増えるのか。
あれこんなOPだったかな。なんかかっこいい。
あらっ小学生時代を文庫化ってアニメじゃやらないのかな。
イワトビちゃんストラップきもい。
屋内プール高そうだ。
うーん先生がエルに見えてくる。
あれ?竜ヶ崎くんレンズ入ってない?頭脳派なのか。
理論と計算w 何処の牧瀬紅莉栖だよこいつw
うわ棒に刺さりそうでこええ。
合同練習ノリノリだな相手の部長w
うーんやっぱ女臭い手の動きだ。
「すっごく綺麗だったんだよね!」の手がキモい。
ハルちゃんさんw 泳がないって見るだけなのか?
ゴウのエロ妄想が捗ってそうだ。
レイが盛大にずっこけたwww凹んでるw
泳げないのになんで脱いだしw
レイの興味の持ち方が変だ。レイ「ばっ!」ってなんだよw
強引だなレイの入部。
そして相変わらず謎の砂漠ED…


4話
やっと部活発足か。
レイ泳げるようになるのか怪しいなw沈んでるw
しかしまぁ泳ぐ所から始めるとかスポ根ものは望めなそうだ。
大会でてとか熱い流れあるのかなぁ…
えっ二三日で泳げるようにならんもんかね?やっぱり沈んでるw
まぁ背泳ぎとか色々やるなら無理か。
勉強のしすぎで頭が重いってどういう事w
水着関係無いだろ。淡々と日にちが進むなぁ。
度付きゴーグルなんてあるんだな。
あれ?水着って試着できるんだっけ?
凛vsハルで話が進むのかなやっぱ。
県大会なんて出れるのか?泳げない奴いるのにw
進まないww
そういや泳げない友人に毎年海で泳ぎ方教えても泳げるようになってないっけなぁ。
え?なんでいきなり泳げるようになったんだ?
バッタってバタフライ?無理じゃね?あれ程難しい泳ぎ方も無いぞ。
結構適当な水泳知識くさいなこれ。
そういや今回それ程金髪の変な仕草気にならなかったな。
あら?来週休みなのかな?


47 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/09(火) 08:15:26.52 ID:i4/JQwek0
ラジオで韓国からのメール紹介してて
非常に不快だったから苦情送っといた
ほんとメディアは隙あらばチョン関係をねじこんでくんな

174 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 15:26:19.25 ID:w/5xIe4G0
またラジオで韓国メール紹介してたな 
きっもちわる 
このタブリエコミュニケーションズってチョン企業なの?
ほんと吐き気がするわ

176 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/23(火) 20:07:27.92 ID:IDIt6CS00
>>174
自分も不快だったからメールで苦情送ったよ

188 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 09:14:51.91 ID:OvG/Ut5h0
放送作家誰よ

191 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 10:56:35.14 ID:Z886Vj4o0
>>188
南口企画・企画厨房@『Free!』WEBラジオ【イワトビちゃんねる】01回が更新。パーソナリティは七瀬遙役の島崎信長さん・橘真琴役の鈴木達央さん。
ラジオの感想、出演者へのメッセージ、各コーナーへの投稿宜しくお願いします。構成田原

192 名前:声の出演:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/24(水) 11:06:18.07 ID:lSbSaNVE0 [4/4]
>>191
なるほど 韓国推しはこいつの仕業か

うわうわラジオ韓国押しとか狂ってる…


5話
県大会まで48日。
イワトビチャンシークレットってなんだよw
フリーしかって意味がわからないんだが…
フリーのなんだよと。
地獄の無人島合宿。六位とか微妙すぎるwまぁ入賞するだけましかw
部費足らず。
締め付けが微妙に違う…(意味深
キャンプ道具すげぇなぁ。無駄に欲しくなる…
今更気づいたけど無駄に肩幅広いな。
まことの謎トラウマ?
先生何処へ行くつもりなんだその格好w
なんでプールあんだよ…
鯖みてぇな臭いってなんだよ唐突すぎ。
先生とGOだけ民宿とか舐めてんのか。
いやいや無理だろそんな遠泳とか…プールでやれよ。
なんだこの舐めきった水泳は。ありえんだろ。
先生マジ天使!
しかしGO兄妹はナツメブラザーズを思い出すなぁ。
鯖アンドホッケ 鯖アンドパイナップル ねぇよww
ピザのパイナップルだけは許せないって酢豚だろそれ。
ハルちゃんとがいいなぁ~ あっホモ発言。
うわーなんで夜に泳いでんだよ。はい。そうなるよね。
これはひどい展開。クレーム来るレベル。


6話
※夜の海で泳ぐことは危険ですので真似しないで下さい。
なんだこれ。だったら最初からそんなシナリオにすんな。
海荒れすぎだろ。一体ここまでに何十分経ったんですかねぇ…
あっさり救出してるし。
息が弱いと人工呼吸するもんなのか?まぁ未遂だったが。
実にホモホモしぃ…アングルとかのせいもあるのかな。
なんか体つき気持ち悪い気がしてきた。
ハルと一緒に泳ぎたいんだ。なんか気持ち悪い。
えぇっそこ怒るとこだろ…なんで怒るのやめたんだ…頭おかしいのか?
裸にエプロンまた出たww完全にホモアニメだなw
っつうか廃墟の缶詰食うってあり得ないだろ。
そもそもなんでテントに戻らないのか…
玲不遇すぎるだろ3面ってw
金髪がいちいち気持ち悪いなぁ…
3kmの距離で船が沈んだのか。
そんなトラウマあんのになんで遠泳したんだ?意味不。
泳ぎたかったから…動機付けが希薄。
あれがデネブアルタイルベーガ。
なんかこのセリフあちこちで使われるなw
なんで帰らないんだよ。普通事故ったら帰るだろう…ありえん。馬鹿なの死ぬの?


7話
県大会まであと五日。コーチ必要無いのか。
扉開いてるからって勝手に入るか?って夢か。おやじ?
フリーの100に出るのかハルカもリンも。
レイもリレーに出るだと!?その前に普通に泳げるようになれよw
半吉ってなんだ?待ち人きたる。
オヤジって親父?友達?愛称?親父か?わかりづらw
なんで親父の子供の映像が出てくるんだか。
県大会の当日か。一気にすっ飛ばしたな。
ってかなんで県大会なのに必ずリンと勝負する事になってんだ?水泳ってタイム競うからそういうものなのかな?
エントリーの申告タイム順なのか。
リンの勝ちか。予選落ち!?
どうせ遙勝つんだろうとか思ってたからこれは気になる。
こっから後半どうやって遙と凛をまた戦わせる展開に持ってくんだろうか。


8話
二度と泳ぐことは無い。はいフラグですね。
OPなかなか良いだけに内容が…
先生とコーチは知り合いだったのか。
ハルカのシャワーシーンのケツの筋肉おかしくね?腰の位置より高かったぞ…
勝ち負けじゃない別の理由?小学校の頃のリレー?
渚の動きがやっぱり気持ち悪いw完全に女だな。エルの顔にすげ替えたら可愛いかもしれない。
いーけいけいけいけいけまことー!ちょっと吹いたw
なんだろう見せ方の問題なのか競争の緊迫感が伝わってこない。
レイいつの間に泳げるようになったんだよwってやっぱバタフライなのかww
水泳で押せ押せってどういう事ww
なんか泳ぐシーンの作画が結構雑な気がする。
まだ1巻も出てないってのにクリアーファイルだのドラマCDだのキャラソンだの充実してんなぁ。さすが京アニ。売れてるのかな?
なんだ全滅かよ…
二日目だと?個人メドレーとリレーか。リレーそういやハルカやらないんじゃなかったっけ。一悶着ありそうだな。
風呂をGOちゃんが確認するのはどうなのよwwまぁGOちゃんになら覗かれたいかもw
メドレーリレーってクロールとか背泳ぎとか全部やるやつだっけ?
人んちで勝手に何やってんだっていう…ってか親いねぇのか?
まぁその辺アニメだからツッコんでもしょうがないか。
泳ぐんかーい!おいおい今まで拒否ってた理由はなんだったんだよw適当すぎんだろw
荒々しいダイナミックな泳ぎ!なんじゃそらw
手が伸びるような錯覚を起こすストローグ!w
なんだそのバッタはなってねぇ!ここひどいw
そして遙か。
割りと楽しめてるからそこそこ面白いアニメではあるんだけど突っ込みだすとキリがない位色々ひどい所が…


10話
ショタ回か。OP普通にいい感じの曲だよなぁ。
なんかもっとOPみたいなアニメだと思ってたんだけどなぁ…
桜のプールってなんだよw
スイミングクラブも一緒だったのか。
3kmちょっと走って通ってんのかよ。小学生にしては遠くないか?
花壇にって言い訳きつくないかw
なんだ遙急に走って帰るとか対抗意識燃やしてるのか?
水の中にいることが自然だからフリーって意味不。
凛がリレーに拘るのはなんかあんのかな。
花壇の案採用されてるしw
あれこれ1話の話だっけ。見たことのない景色見せてやる。どんな景色なんだ…
ゴローちゃんいつの間にコーチにw
ってかなんでちゃん呼びなんだ。
いやいやいやカメラセットありえんだろwwまぁアニメだからいいかw
遙下手くそになったって事かな?
カニチゲ鍋?ダイエットでもしたいのか?トマト鍋だったのか。
うっわ先生グラビアやってたのかよww水着関係の仕事じゃねぇw
先生清純派癒し系かと思ったのにガッカリした。
露出狂はAVでも出ればいいんじゃないんですか?
なんだろう。グラビアとか芸能界行っちゃう女って露出狂かミーハーにしか見えない俺は偏ってるのだろうか?
凛の親父はイワトビ一期生だったのか。
なんでオーストラリアなんだろう?水泳強かったっけ?
中学1年の冬休みに何があったんだ。
オーストラリアに行ってまで鍛えたのに勝てなくて折れちゃったのか。
レイが熱くなる意味がわかりません。
ってか凛やめた癖になんでまたやってんだろうか。
レイばっくれたか。まさか乗り込むのかよw
凛ちゃんさんってなんだよw凛さんですねでいいだろ。一々ちゃんつけるな気持ち悪いw
そうかこのアニメの違和感はちゃん呼びってのが気持ち悪いのか今更気付いた。
相変わらず意味不明な砂漠ED。曲は悪くないんだけどなぁ。
次回予告のブーメラン眼鏡wwwくっそ吹いたwまもww


11話
凛は世界を狙ってるのか。
ってかなんでそんなブーメラン眼鏡が熱くなってんだかよくわからん。
ほんとだよなぁなんでブーメラン眼鏡に話さなきゃならないんだっていう。
え?嫉妬?女かよこいつwwきもいw男にこの展開は無いだろw
ブーメラン眼鏡意味不明すぎるw当たり屋かよw
心配してくれたんですかってこいつガチホモかよw
あぁそうかホモだと思えば納得の行く展開だな。
「あんな人もういいんです。もう知りません。」発言が完全に女w
お見舞いに結局食べ物買ってきたのかよw
いやぁメロンパンには牛乳じゃないか?
凛は何かあったのか。
行くぞって言われてブーメラン眼鏡嬉しそうだなおいw
イワトビマスコットが気持ち悪いw
そしてこのBGMwwwダメだどうしてもあの動画が脳裏を横切ってしまうw
ヤバイかつ丼食いたくなってきた。
あれそういやなんの試合なんだ?県大会終わったのになんかあんのかな?
え?渚寝てなかったか?なる程レイがいなくなった後だったか。
渚抱きつくとか完全にホモww
今度は凛がブーメラン眼鏡呼び出したか。
海外でズタボロだったのかやっぱ。
リレーのせいでダメになったと思ってるのか。
ってかなんで呼び出したのか謎wまぁ話の都合なんだろうけど。
わざわざブーメラン眼鏡に喋る意味がわからない。
フリーの100だと?リレーに出れないのか。あらら。
来週フリーで遙とやりあって和気あいあいENDかな?


12話
日曜日に池袋アニメイト前に女の子がいっぱい集まってたけどフリーのイベントかなんかだったのだろうか?
凛なんでこんな駄目なんだ。荒れてんな。
ハルなんで一緒に泳げないの?わけがわらないよ。
ブーメラン眼鏡が気持ち悪い…
男の仲直りの仕方じゃないなこれ。
何の時間が無いんだ?凛はなんでハルにあたってんだ?
なんじゃこりゃww色々わけがわからないw
は?凛なんで同じチームになってんの?意味不明wご都合すぎ。リアルでもこういうの有りなの?
なんでハルの飛び込み姿見て( ゚д゚)ハッ!としてんだよww
なんで抱きついたwwwきもいwwアウトだなこりゃw
ブーメラン眼鏡の疎外感がひどいw
結局失格かよwwこれはひどいw
退部すんのかよ。なんじゃそら。なんだ辞めさせないのか。
ニトリの笑顔が気持ち悪いw
うわっこれで終わりかよ。なんじゃこりゃw
っと思ったらおっと凛転校してきたのか?合同練習で来ただけなのか?
最高の仲間に戻りましたとな。うーん感動しないなこれじゃ。
実にホモホモしいアニメだったなぁ。完全に女向けだった。
宮野真守出てなかったら途中で切ってた作品だったかな。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 58

78.1 4 スポーツで高校生なアニメランキング4位
弱虫ペダル(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1234)
6622人が棚に入れました
原作:渡辺航(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載) 監督:鍋島修 シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:吉田隆彦、メカニックデザイン:水村良男、メインアニメーター:堀内博之、美術設定:青木智由紀、美術監督:吉原俊一郎、色彩設計:中尾総子、CG監督:真田竹志、撮影監督:葛山剛士、編集:坂本久美子、音楽:沢田完、音響監督:高寺たけし 山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保 祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、潘めぐみ、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

゚(*´∀`.。oO~~ヒーメヒメッ♪ヒメッ♪ヒメヒメ大好きヒメッ♪ヒメッ♪~~Oo。.

原作未読 【弱虫ペダルアニメ第1期】 現在第2期まで放送終了!!


あ、タイトルすいませんm(_ _)m  つい口ずさんでしまいました゚(*´∀`.。oO~♪


それはさておき、

本作品は高校生男子による自転車のロードレースの全国大会で優勝を目指すという青春スポコン作品✩


スポコン作品は確かに私の好みであり、好きなジャンル✩
     ↓↓
だからおもしろいヽ(*´∀`)ノ


だけでは片付けられないほどこの作品にはヒトを惹きつける魅力があり実におもしろい、と私は思います★


スポコンアニメといえば爽快、痛快な展開が魅力の一つですが、

そんな息もつかせぬ展開もさることながら

こんなに涙が溢れて止まらないスポコンアニメがあったとは。゚(゚´Д`゚)゚。


では何がそんなに私を惹きつけこんな気持ちにさせたのか、その理由を私なりに考えてみました(# ゚Д゚)


❶【キャラはとりあえずイケメン揃えとけばOKしょ的なコトはしていない】

正直、キャラがみんなイケメンで爽やかに(*´∀`)ハハハーて自転車こいでる内容でしたらおもしろい訳がない!!

主人公はオタク!!

この世のモノとは思えない怪物のようなコや、不良少年、筋肉バカw

コレ本当に高校生なの?っていうカンジのおっさんも出てきますネ♪

あ、おっさんだけじゃないですからね~イケメンいますからネ~♪


❷【ルールや知識不要!誰でもわかるIt's Simpleな競技】

100㌔メートルぐらいの長距離自転車レースを誰よりもはやく、1番にゴールした者が勝ち!!

1チーム6人で誰か1人を1番にはやく

自分の学校のユニフォームをゴールに叩き込むヾ(`Д´*)ノ


❸【各チームキャラの掘り下げ 友情・信頼・誇り・想いがよく描かれている】

常勝チーム、それに挑むチーム、各チームのキャラの掘り下げがしっかりされ、

度々入るキャラの回想シーンも見どころ★

先輩や後輩、仲間、ライバルに向けた想い、絆がすさまじく伝わってくる)゚。・゚(゚`Д)゙.アツィーw


❹【自転車レースしながらみんなペチャクチャ喋りまくってます(# ゚Д゚)】

なんといってもこちらが醍醐味ではないでしょうか?

普通の自転車のレースてみなさんあんなにペチャクチャ喋りまくってるモノなのでしょうか|゚Д゚)))?

ただ自転車こいでるだけの絵では当然持ちませんからね( ´艸`)

喋るヒマあったら足回そうかーヽ(´▽`)/てツッコミどころも満載すよ♪w


❺【とにかく続き、続きが気になってしょうがないよ~|゚Д゚)))】

リザルト、スプリント、山間賞、アクシデント、ゴール前など小刻みに争われる熱いバトル、展開にハラハラドキドキ((〃゚艸゚))

とりまどっち勝つの?どーなるの?残り50メートルだけどまだ決着つかないの|゚Д゚)))?

次回持ち越しなの? ここで回想入るのネ? 一期ここで終わるの?w

と先が気になってしょがない展開で一気に見てしまいますヽ(*´∀`)ノ



スポコン好きはもちろんぜひ皆さまにご視聴頂きたい作品ですヽ(*´∀`)ノ

あ、インハイ始まるまではもしかしたらちょっとがんばってみて下さいm(_ _)m 私は大丈夫でしたがw

最後に
Cパートのお笑いコーナーのギャグは正に秀逸♪
大好きなキャラたちの壊れいく姿をぜひご堪能あれヽ(*´∀`)ノ―

投稿 : 2024/06/08
♥ : 56

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ビバ!自転車競技部!!ヾ(o´∀`o)ノ

自転車競技を題材にしたスポーツもの。
いや、熱くも爽やかなスポ根ものです!o(・∀・)o
3クール、全38話。

自転車競技を通じ成長する主人公・小野田 坂道の姿と
競技に情熱をかける高校生たちの激しい闘いを描いています。

個人的に久々のスポ根ものとゆー事もあり
序盤からがっつりハマってしまいましたw
自転車競技は未知の世界ですが
作中、丁寧な解説が入り理解しやすく作られていました。
これはとてもありがたかったです(^^)v

また、自転車競技だけでなく笑いを多く取り入れており
難しい題材をソフトなものにしてくれています。

ストーリーの構成を大きく区切ると
【1クール】導入、坂道の自転車競技部入部まで
【2クール】インターハイに向けた合宿
【3クール】インターハイ本番
こんな感じだと思います。

1クールは比較的テンポ良く展開して行きますが
2、3クールになるとスポ根もの特有のスローペースに^^;
1話に数百m使う。
各キャラの回想シーン。
ですが、もうこれはスポ根ものの定石w
突っ込んだ者負けですw

そんな展開の中
個性的で、クセのあるキャラ達がお話を熱く盛り上げてくれています。
味方はもちろんライバルも驚くほど魅力的♪
お気に入りのキャラが選べませんw
ほぼ男子キャラですが、個々の魅力を上手に引き出す作りが秀逸でした。

また、恋愛など余計な話しを絡めず
競技に集中し視聴できる環境作りも良かったです。
今後、恋愛を絡めた話しも見てみたいですけどね( ´艸`)

男子キャラが多い分、男性声優陣が豪華!
良い声を堪能させてもらいました♪
これは好きな方には堪らないですね。

ラストは「おいイイイ!そこで終わりってエエエ!!」的w
ここは突っ込んでいいと思いますw
それでも、2期が秋スタートとゆー事でひと安心。
彼らが見せてくれる熱い闘いの結末に期待して秋を待ちたいと思います♪♪

真剣勝負、熱い気持ち、仲間との絆などを通し元気をくれる1本!
男女問わず、ぜひオススメしたい作品です(*´∀`)/″


《キャスト》
小野田 坂道(CV.山下 大輝) 今泉 俊輔(CV.鳥海 浩輔)
鳴子 章吉(CV.福島 潤)   金城 真護(CV.安元 洋貴)
田所 迅(CV.伊藤 健太郎)  巻島 裕介(CV.森久保 祥太郎)
寒咲 通司(CV.諏訪部 順一) 寒咲 幹(CV.諏訪 彩花)
福富 寿一(CV.前野 智昭)  荒北 靖友(CV.吉野 裕行)
東堂 尽八(CV.柿原 徹也)  新開 隼人(CV.日野 聡)
泉田 塔一郎(CV.阿部 敦)  真波 山岳(CV.代永 翼)
御堂筋 翔(CV.遊佐 浩二)  


《主題歌》
OP
『リクライム』/ROOKiEZ is PUNK'D 
『弱虫な炎』/DIRTY OLD MEN
『Be As One』/チーム総北
ED
『風を呼べ』/アンダーグラフ
『I'm Ready』/AUTRIBE feat.DIRTY OLD MEN
『Glory Road』/チーム箱根学園

投稿 : 2024/06/08
♥ : 54
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全身全霊 全速力!

ディズニーXDの一挙放送を録画して休みの日に一気観しました。
以前からディズニーXDで再放送していましたが、
キャラデザが好みではなく、スポコンで面白いと聞きながらも中々手を出せずにいました。
一挙放送で一話一話待たずに観れたので良かったです。
最初は視聴もローペースでしたが、インターハイ編に入るとその勢いでいつの間にか一期分観終わっていました。

ロードレース (自転車競技)を題材にしていて、
今までロードレースと聞いてもイマイチピンと来ないまま
ツール・ド・フランスがくらいしか知らなかったけれど、
自転車ってこんなカッコよくて、熱いレースが繰り広げられていられるんだと知ることができて
様々な個性のある選手やそのエピソード(回想シーン)どれもいつの間にか共感していました。

主人公がアニメ好きで片道45キロメートル以上離れた秋葉原に往復自転車を漕いで通い続けるのが親近感を感じました。
アニメ部復活するために翻弄するなら、小野田くんは絶対あにこれに来れば良いのにって思ったくらい。むしろアニメについて語り合いたい。

感想{netabare}
小野田くんは一番前を走るより、一番後ろから目標を追いかける方が
モチベーションに繫がるって思いました。
ウェルカムレースでママチャリが故障して、「どうしよう・・!」と焦る小野田くんの気持ちがリアルに伝わってきたり、インターハイ一日目で100人抜き達成は観ていてドキドキしました。

丁度出かける前にこの回を観ていて、落車に巻き込まれて最下位でも、主将の約束を果たすこととチームのために「ラブ☆ヒメ」の曲を口ずさみながら走る小野田くんの姿に釘付けだったけれど、時間が来たからそのシーンで止めて出かけるのを躊躇したほどでした。小野田くんはやっぱ逆境に強い。

思わず泣いたシーンと笑ったシーンは、インターハイ2日目に田所さんが体調を崩し
それでもチームを心配させないよう、巻島以外に黙って元気なふりをしてレースに出たシーン。
「そんなに無理したら田所先輩、死んじゃうよ・・っ」と目がうるうるしましたが、小野田くんと田所さんの恋のヒメヒメぺったんこ☆デュエットシーンに思わず声に出して笑っちゃいました(笑)
あの、歌ってる時の田所さんが照れて恥ずかしそうにしてるのがツボですw{/netabare}

最初はよく知らなくて、エンディングが来るとそのまま録画分消去していましたが
インターハイ辺りからエンディング後のCパート観ました。あれ、キャラの素の姿とか面白かったです。
このノリで2期も引き続き視聴したいと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 48

77.9 5 スポーツで高校生なアニメランキング5位
ハイキュー!! セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (794)
4817人が棚に入れました
すべては、“進化”する―!!「週刊少年ジャンプ」で絶賛連載中・コミックス累計1,600万部突破の次世代王道スポーツ漫画、『ハイキュー!!』。2014年4月~9月に放送されたTVアニメの好評を受け、2015年10月から、TVアニメ セカンドシーズンが待望の放送スタート!監督には『おおきく振りかぶって』でアクション作画監督を務めた満仲勧を迎え、キャラクターデザインには『デュラララ!!』、『魔法少女まどか☆マギカ』の岸田隆宏。そして制作は常に最高のアニメーションを送り出し続けるProduction I.Gと、ファーストシーズンから引き続き、ヒットメーカーによる最高のチーム体制!
日向・影山を演じるフレッシュな若手を、実力派キャストが力強くサポート!セカンドシーズンでは、新たなライバルを演じるキャストも続々と参戦します!
3度のボレーで攻撃へと“繋ぐ”バレーボールに青春を燃やす少年たちの、チームメイトへの熱い思いと、ライバルとの死力を尽くす真剣勝負。本格バレーボール作品の魅力を、さらに“進化”したアニメーション表現でお届けします!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、田中一成、中村悠一、梶裕貴、立花慎之介、石井マーク、木村良平、逢坂良太、浪川大輔、吉野裕行、竹内良太
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

託す人、託される人

1期に続き大満足な内容でした
熱いスポ根好きにはたまらないです

キャラ一人一人感情移入しやすい掘り下げ方や
烏野高校以外の敵チームにも思わず声援を送りたくなるくらい個性的なキャラ達に心掴まれました

{netabare} 試合の臨場感やスピード感がアニメから伝わって来ます
烏野vs青葉城西戦が熱かった 3期では強豪・白鳥沢戦が観れると思うとワクワクする・・!
何かに夢中になって戦うことと、仲間がいることの心強さって良いですね。
今回もそうでしたが、敗者となったチームの悔しさが伝わってきて思わず胸がさっと熱くなった
その悔しさも、勝利に対する想いも、次に託していくのだろうと感じました {/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。2

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。
決して悲しさの涙ではありません。悔しさの涙と乗り越えた涙を堪能できます。
号泣はしませんでしたがその都度涙が溢れそうになりました。
1期から3期まで通してでも泣けるのですよね~不思議。

ハイキュー!!全体で言えることですが対戦相手にも物語がしっかりあります。
この作品はその点がとても上手だと思いますね。
対戦相手のエピソードでも不思議なくらい涙が溢れてくるんです。

条善寺
和久谷
伊達工業
青葉城西

各高校本当良い物語詰め込まれています。内容は観てのお楽しみ。

特に烏野のスポットライトは山口。
1期からあるトラウマを克服する描き方がよかったです。やっぱり涙が溢れそうになりました。

目から汗が出ること間違いなし!とてもオススメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

飛べ!FLY HIGH!!

原作未読 全25話

1期から観ることをオススメします。(全25話) 今回は、他校合同合宿から春体の予選の途中まで描かれています。

何度叩きのめされても立ち上がり這い上がる烏野高校排球部、泥臭い感じですがそこが魅力ですね。

主人公の翔陽と影山以外も他の部員のみなさんの成長が見られるところがよかったです。

新キャラもたくさん出てきます。色々と個性的なキャラばかりでしたw

作画は1期もよかったのですが、2期はさらに試合もスピード感と迫力を伝えるような観ているこちらまで熱くなる作画でした。

長さを感じさせない熱い作品です。スポーツアニメが好きな方は是非観てくださいね^^

OP 前半のSPYAIRさんの「アイム・ア・ビリーバー」も良かったのですが、後半のBURNOUT SYNDROMESの「FLY HIGH!!」も好きでしたね。
ED 前半はGalileo Galileiさんの曲を聴くと「青春」って感じがします。後半のtacicaさんのこの作品の雰囲気に合っている曲でした。

最後に、秋に3期決定しました。早く続きがみたいですね^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

72.4 6 スポーツで高校生なアニメランキング6位
弱虫ペダル GRANDE ROAD(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (691)
3911人が棚に入れました
インターハイ2日目もゴールまで残り4㎞。先頭を走るのは、箱根学園と京都伏見、そして坂道の活躍によりチーム全員が合流を果たした総北高校。3校の先頭争いが繰り広げられる中、追い込まれた御堂筋は〝フェイズ49〟を発動。箱根学園のアシスト、荒北に迫る!激動のロードレース後半戦、優勝を賭けた戦いが遂に始まる!

声優・キャラクター
山下大輝、鳥海浩輔、福島潤、安元洋貴、森久保祥太郎、伊藤健太郎、岸尾だいすけ、松岡禎丞、諏訪部順一、諏訪彩花、宮田幸季、前野智昭、代永翼、柿原徹也、日野聡、吉野裕行、阿部敦、遊佐浩二、野島裕史、関智一
ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

想いを繋ぐ

一期に続き、休みの日に録画ストックの分を全力一気観しました。
命懸けの熱いバトルが光るインターハイから目が離せなくて、
キャラの掘り下げや回想シーンに親近感が増し、共感しました。

観ていて面白いけれど、視聴中本当にドキドキして交感神経が優位になるので
すごく面白いのと同時に疲れます・・。
レース中にいきなり回想シーンや別キャラの話が長く入ってくるので
話に集中してたのが、突然何の話だっけ?と混乱することもありましたが、
この回想シーンがないとただの中継で面白みに欠けるので、制作スタッフも魅せ方を悩んだんだろうなって思いました。

キャラクターも個性が強くて、自然とお友達な人、筋肉に名前をつけて話しかける人、レース中突然ジャージを脱いで半裸になる人、雰囲気イケメンなのに本気で走ると顔が違う人(いろんな意味で)
動きが爬虫類っぽくて動くと粘着質系SEが「ヌチャァァァ・・」「グショァァァ」ってなったり、弱虫ペダル どころか 妖怪ペダル回し状態の人。
なんか、全員独特で体型や顔も一人一人違っていて、誰が誰だかわかりやすかったです。キャラの個性やストーリー性の強いアニメって本当に好きです。

感想{netabare}
御堂筋くんの突然の回想シーンはびっくりした。
どうしてあんな感じの性格になってしまったのか気になっていたけれども
あんなの見せられたらもう憎めないじゃない・・と思った。

お気に入りキャラは、箱根学園の荒北くんと京都伏見の石垣くん。
荒北くんは目つき悪いし、最初「この人超こわい・・」だった。
狼っぽくて今にも噛み付きそうな感じが、福富さんの前ではなんだか犬っぽくてギャップ萌えというか可愛い
石垣くんは初登場時からルックスが好みで、良識的で温厚な性格なのにレースで御堂筋を牽引する苦労人。御堂筋としっかり向き合おうとする姿勢なのが格好良い!
彼のエピソードはもっと観たかった・・石垣くんのいる京伏はもっと応援したかった!

このインターハイ戦で今泉くんや小野田くんが異様に成長を遂げたので今後が楽しみ。{/netabare}

以前、出掛け先で弱虫ペダルの原画展がやっていましたが
その時がまだ視聴していなくて知らなかったので行けなかったことを悔やむほどにハマりました。
3期が楽しみです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 44

PPN さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ぜひ3期を(*´∀`*)ノ

第1期(全38話)の続編に当たる、今や言わずと知れた
自転車競技アニメ『弱虫ペダル』第2期作品。
全24話。
原作:少年チャンピオン連載中の漫画(原作未読)


あらすじは飛ばします。

ずぶの素人ながら、この自転車競技アニメに
すかっりハマってしまった1期でしたがww
インターハイの2日目以降とテンションの上がる
シチュエーションからのスタート!!
申し分のない演出に感謝です(≧∀≦)ノ″″
↑ハマるとこれ位はしゃぐといういい例(苦笑い)

さてさて、軽く感想を。

はい、要はインターハイの決着を描くまでが
この2クールの重要な任務になっとります。

基本的な所は1期同様素晴らしい仕上がり。
作画、キャラデザ、声優陣とも安定してました。
ちょっと不安のあったキャラデザにも
すっかり慣れ楽しく視聴する事ができました!

全24話をほぼ使った高校生たちのインターハイ。
『熱い闘い』の中に絶妙なタイミングでの回想。
キャラクター1人1人の魅力・努力・懸命さなど
前作にも増して伝わってくるものが多かったです。
物語のスピード感は若干落ちますが問題ないと思います。

見所は多々ありますが敢えてあげるのであれば
団体(チーム)と個人(孤独)との違いでしょうか。
チームプレイでの駆け引きや作戦、それぞれの思い。
相手、己、孤独、疲労との闘いとなる1対1のバトル。
本当に熱い闘い彼等の自転車から目が離せませんでした。

ここまで熱くなれるものを見つけられた彼等が
とても羨ましく思えますね。
どういう形であれ何か1つでもこういう物を
見つけて生きて行きたいと考えさせられました。


こういう作品こそ男女問わず熱く楽しめる作品だと
思いますよ(*´∀`)♪
まだという方はぜひ1期からの視聴を!!
ぜひ3期もお願いします!!




《キャスト》

小野田 坂道(CV.山下 大輝) 今泉 俊輔(CV.鳥海 浩輔)
鳴子 章吉(CV.福島 潤)   金城 真護(CV.安元 洋貴)
田所 迅(CV.伊藤 健太郎)  巻島 裕介(CV.森久保 祥太郎)
寒咲 通司(CV.諏訪部 順一) 寒咲 幹(CV.諏訪 彩花)
福富 寿一(CV.前野 智昭)  荒北 靖友(CV.吉野 裕行)
東堂 尽八(CV.柿原 徹也)  新開 隼人(CV.日野 聡)
泉田 塔一郎(CV.阿部 敦)  真波 山岳(CV.代永 翼)
御堂筋 翔(CV.遊佐 浩二) 




《主題歌》

OP
『Determination』/LASTGASP(第1話 - 第12話)
『リマインド』/ROOKiEZ is PUNK'D(第13話 - 第24話)
ED
『リアライズ』/ROOKiEZ is PUNK'D(第1話 - 第12話)
『栄光への一秒』/MAGIC OF LiFE(第13話 - 第24話)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

kazunyanzu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

届ける―みんなのジャージ―を1番にε”ε”ε”(;ノ>Д<)ノ

原作未読 【アニメ弱虫ペダル―第2期―】全24話 (※第1期 全38話※)

待ちに待った…
あの熱い自転車ロードレースの戦いが、帰ってきた!!!
インターハイ2日目もゴールまで残りわずか…
3日間に渡って繰り広げられる激動のインターハイロードレースも
いよいよ後半戦に突入!!! 
各校優勝を懸けた熱い戦いの軌跡が―今、ここに刻まれる!!!


◆はじめに◆
当然のことながら1期からの視聴を強く、強く推奨致します(人д`*)

そして私、1期レビュも_((Ф(・ω・`)書いております
本シリーズ、未視聴の方、興味のある方はそちらも併せて読んで頂くことで
この「弱虫ペダル」の魅力を少しでも感じて頂ければコレ幸いと思います(。・ω・。)

個人的にですが本シリーズかなりオススメしています(◍>౪<◍)ノ"

日頃より「萌え」探しの旅に出ている私ですが
本シリーズでは正しく「萌え」ならぬ「燃え」な展開に激しく夢中になりました♪

1期+2期 あわせると全62話と、とても長丁場でとても気軽には手を出せない
印象を持たれている方もいらっしゃると思います

しかしこれが見出すと止まらない内容で、とにかく続きが気になり
全部観終わってみると…

え|ºдº)?5クール? ((((;゚;Д;゚;))))アワアワワワワワワワ

そ、そんなにやってたの?…ですね。。Σ(゚艸゚〃)アラビックリw

いや大げさに言ってる訳ではありません(*゚∀゚)*。_。)
全くもってそんな長さを感じさせない
それだけ、ただただ夢中にこの5クールをあっという間に
駆け抜けていった― そんな印象を強く感じました♪

まずは気軽に、とりあえず試しにどんなモノか観てみるかな(*´∀`)っピッ
と、あまり構えず気軽にご視聴頂ければと思います!!


◆本作(2期 GRANDE ROAD)の紹介・感想をヌメヌメと◆

それでは本作2期の感想、思いの丈を
ネタバレをギリギリかわしつつここに書しるしたいと思います(*`・ω・)ゞ

まずやはり最初に述べたいのが、1期さながら
強力なインパクト、ドラマのある魅力的な"キャラ"たちの存在です!!

今回主に主力級のキャラは

主人公チーム みんなで繋ぐチーム精神が強み         総北高校×❻人
昨年覇者常勝チーム 個々の能力、メンタル、チームワーク◎ 箱根学園×❻人
型破りな独裁チーム 1人最強キャラ(+1)要する        京都伏見×➋人 
本作のダークホース的チーム                    広島呉南×❶人  

                         かな…かなぁ((Ф(・ω・`)

他、主人公のお母さん、委員長ちゃん、マネージャーとそのお兄さん、
総北2年生他、等の脇役的キャラも魅力的で名演が光る!!

なんと言ってもキャラそれぞれの、
このインハイに懸ける想い、仲間への信頼や友情、絆が
観ているコチラにヒシヒシと伝わってきて胸の内が熱くなる!!!

ロードレースという自転車競技の試合展開そのものも
ストーリーを楽しむ上で大きな要素ですが…
その競技にいそしむ、キャラ一人一人にドラマがあり、
それぞれがその想いを"これでもか"と言わんばかりに
ぶつける、懸ける、胸熱感動ドラマにただただ涙゚(゚´Д`゚)゚


しかしながら本シリーズ通して、
よくマイナス点として指摘されがちなのが
"各キャラの回想の多さ" がストーリーのテンポを悪くしてしまう
との意見を私も目にした事がありますが…

私が思うに、感じるに…、正にこの回想こそが本シリーズの―"核"―

キャラそれぞれが、なぜにこーまでにこの戦いにこだわるのか―!?
そこに至るにはどーいった背景があり、どんな過程を踏んできたのか―!?

その部分が回想により "色濃く描かれる" 事により
その選手のレースでの活躍、奮闘の様
それに伴う結果、喜びの姿や散る姿…に観ているコチラが
とてつもなく感情移入するのであります *゚Д゚)ウ、オォォ...スゲェー


と言いつつもさすがに私も
本作始まってすぐ、2日目ゴールまで残り ―50m!!―
さー2日目決着!! どーなるコレ━(゚∀゚)━!

のシーンでの〇〇〇クンの回想シーンが入った時にはщ(゚д゚щ)ココデカァ--!?!?
と思いましたが…w しかしコレも大変良いお話しで゚(゚´Д`゚)゚イイッ

このおあずけ感もすっかりクセになりましたね(ノ∀`*)w

とにもかくにもこの”回想シーンの数々”をどれ程、”よしッ!!” と思えるか?
が本シリーズを楽しむ上で一つ、観る側のベクトルとなりそうです!!


長くなってますが…
最後にお気に入りのキャラへの想いを書かせて下さい(人Д`*)

それは総北高校 クライマー
ピークスパイダーこと『巻島祐介』巻島先輩です!!

1期はじめの印象は…口癖は「~しょ♪」
しょっしょっ言い過ぎw なんかチャラい人(。・ω・。)?
ん~…見た目もちょっと受け付けない感じかなぁ~|ºдº;)…

て思って観てました…
他人に気を遣ったり、会話したり、とにかく苦手な先輩…

ですが!!!
そんな彼が、彼だからこそ!! 同じクライマーでチームメイトで後輩の
主人公の『坂道』くんへ人一倍強い期待と深い信頼を持っていて…

そしてこの一見クールな雰囲気の彼のイメージからは程遠い
熱い想い、熱い名台詞、熱い名シーンの数々…

グギュウ゚(゚´Д`゚)゚泣く…これ泣いちゃうヨ…゚(゚´Д`゚)゚

涙が止まらないっしょ~━゚(゚´Д`゚)゚━!!! 
巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん巻ちゃん~ ♪w


そんな訳で、
男女問わず楽しめる作品と思いますので
この熱いスポコン感動ドラマの軌跡をぜひ一度ご覧頂きたく思いますヽ(*´∀`)ノ

最後に、本シリーズ劇中歌
「ラブヒメ -恋のヒメヒメぺったんこ-」 もうコレ歌うしかないっしょ♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 43

69.7 7 スポーツで高校生なアニメランキング7位
ダイヤのA(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (649)
3412人が棚に入れました
もう一度、あのミットに投げ込みたい‥・・。捕手・御幸一也との出会いが、少年の人生を一変させる。沢村栄純15歳。己の力を試すため、仲間に別れを告げ、野球名門校・青道の扉を叩く。そこには己のすべてをかけた誇り高き球児達がいた!

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、花江夏樹、櫻井孝宏、細谷佳正、浅沼晋太郎、小野友樹、浪川大輔、森田成一、岡本信彦、下野紘、羽多野渉、松岡禎丞、檜山修之、内山夕実、東地宏樹、鳥海浩輔、梶裕貴、前野智昭

♪せもぽぬめ♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

野球っていいね!!カキーン!""( ・_・)_/彡° ヾ(゚○゚;)アァ・・・

どんな話かと言いますと、
野球のスポ根ですW

野球のマンガだから、メジャー見たいなアニメ?
と思うかもしれませんが、

私は、メジャーと違ったまじめな野球のアニメだと思います。

メジャーは、どちらかというと、
野球以外にも、学校生活の様子も入れてきて、
ちょっとほのぼのした話ですが、

ダイヤのAは、ガチな野球アニメです。
本当の高校野球を見てる感じでとても面白いです。
メジャーよりも試合内容が深くて、
「どきどき」、「わくわく」しながら楽しんで見ることができました。

野球をやってる人にとっては、ダイヤのAの方が面白いと思います。

自分は高校野球が好きなので、ダイヤのAの方が好きです。

ですが、メジャーも好きです。

どちらも面白いので是非みてください∑d(≧▽≦*)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Stand and fight!

原作未読 全75話

田舎の中学校で投手として頑張ってきた主人公の沢村 栄純(さわむら えいじゅん)がスカウトされて野球の名門である青道高校に入部して監督や先輩、ライバルなど練習や試合を通して成長するスポ根王道作品です。夏の甲子園予選大会がメインとして描かれています。

沢村くんは明るく元気でとにかく騒がしいwので好き嫌い分かれそうですね。喜怒哀楽が激しいですw

好きなキャラは、滝川・クリス先輩です^^ 沢村くんとのやりとりは何度も感動しました。

敵も味方も強烈で個性的なキャラばかりなので、75話と長丁場でしたが間延びせず毎週楽しめました。あっという間でしたね。

熱い熱い作品です。最後はいい感じで終わりました。すぐに2期が始まります。新生青道高校野球部の活躍が楽しみですね^^

OPは、一番最初の曲「Go EXCEED!!」がこの作品に合っていて好きですね^^
EDは、一番最後の曲「FINAL VICTORY」が好きです。作画もみんなそれぞれピースしているところがいいですね。個性が出てますw

最後に、栄純とは真逆の性格のライバル降谷 暁(ふるや さとる)くんも負けず劣らず面白いキャラでしたw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「おーし、おし、おし、おぉーしっ!」

この作品の原作は未読です。振り返ってみると2013年の秋アニメとして放送が開始されてから1期の終わりまでで6クール計75話と、随分息の長い作品だったと思います。
そして引き続き第2期が放送される、という事はよっぽど人気のある作品なんでしょうね^^

でも、それも納得できます^^
今はワールドトリガーも視聴しているので別ですが、日曜朝の番組の中で個人的には群を抜いて面白かった作品だと思います。

この物語の主人光は、ピッチャーの沢村栄純・・・中学の時に素人同然の同級生たちと野球の試合に臨むのですが1回戦で敗退してしまいます。
でも、たまたまその試合を見に来ていた高校野球の西東京地区名門・青道高校のスカウトが沢村の投手としての天性の資質を見抜き、彼をスカウトするのです。
中学の皆んなとの野球は大好きだった・・・けれど、もっと強くなりたい、という気持ちと仲間の後押しもあり青道高校で野球を続けることを決意して、物語が動いていきます。

物語は激戦区である西東京地区で優勝し「甲子園に出場」するという単純明快なストーリーなのですが、名門と呼ばれる学校の練習の厳しさ・・・厚い層におけるレギュラー争いの熾烈さ・・・
「野球が好き」「レギュラーになりたい」は皆んな同じ気持ちです。
でも、その気持ちだけじゃ夢は叶わないため、夢を引き寄せるため皆んな死に物狂いで練習するんです。

沢村は、そんな野球漬けの世界に飛び込んできたんです。
中学の時とは何もかもが違う野球漬けの世界・・・
そこで、全力で野球と向き合うことを知り・・・己自身について身を持って知っていくことになるのですが、この場面は涙無しでは見れない場面でした^^
一流の名門校だけあって、素晴らしい素質を持った選手がひしめき合っています。
そんな中、教育係としてクリス先輩が沢村の面倒を見ることになったのですが、クリス先輩の一言一言・・・とても重いんです。
反骨精神旺盛の沢村は、クリス先輩の言葉の意味も重さも全く理解していませんでした。
でも、それを知る機会が訪れた時、彼が取った行動は・・・?
私はこの二人のやり取りに号泣でした^^;

こうして甲子園出場に全てを掛けて臨んだ地区大会・・・
激戦区だけあって多くのライバルが行く手を阻みます・・・
沢村1年の夏・・・地区大会の結果はどうだったのでしょうか・・・
気になる方は是非本編をご覧下さい。

1期全75話とボリュームのある作品です。
ストーリーが単純なので、レビューとして書けることも限られます。
高校野球が好きで・・・選手の熱い気持ちが好きで・・・時間に余裕のある方にはお薦めできる作品だと思います。
引き続き、2期の方も視聴していきたいと思います♪

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

79.8 8 スポーツで高校生なアニメランキング8位
ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (625)
3327人が棚に入れました
「堕ちた強豪、飛べない烏」―――。
かつてそう呼ばれた烏野高校が、ついに辿り着いた“頂"の舞台。
春の高校バレー宮城県代表決定戦、決勝。

インターハイ予選準決勝で青葉城西高校に惜敗し、春高予選へと再始動した烏野が、
さらなるレベルアップを求めて挑んだのは関東強豪チームとの合同合宿だった。
梟谷、生川、森然、音駒と並み居る全国レベルのチームとの力量差を痛感しながらも、
烏野高校はチームの“進化"を求めてただひたすらに挑戦をし続けた。

迎えた春高予選。
一度は封印した日向と影山の「変人速攻」もさらなる進化を見せ、
個々の歯車が噛み合い、チーム全体が動きだし、烏野は並み居る強豪を打ち破っていく。

そして宮城県代表決定戦準決勝で再び立ちはだかった、宿敵・青葉城西。
因縁の相手を前に一歩も譲らぬ攻防を繰り広げ、試合は総力戦にもつれ込んでいく。
ぶつかり合うプライドとプライドの果て、
体力の限界を超えた激戦を制したのは、烏野高校だった。

全国まで、あと一つ。

対するは絶対王者、白鳥沢学園高校。
超高校級エース・牛島若利を擁する県内最強のチーム。
激闘を制し、春への切符を掴むのは一校のみ。

烏野高校 VS 白鳥沢学園高校

今、烏野高校最大の挑戦が始まる――!

声優・キャラクター
村瀬歩、石川界人、日野聡、入野自由、林勇、細谷佳正、岡本信彦、内山昂輝、斉藤壮馬、増田俊樹、名塚佳織、諸星すみれ、神谷浩史、田中一成、竹内良太、木村昴、豊永利行、丹沢晃之、寺島拓篤、中尾隆聖、土屋神葉、福田賢二、大森大樹
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

熱い物語で泣きたい方は是非御覧ください。3

こんな良い作品とは思いませんでした。
ハイキュー作品を観るきっかけは本作品からです。
最近、BSで3期まで放送して改めて毎週楽しませていただきました。
やっぱり各所で泣けるんですよね。いい作品です。

こういう作品は再放送でもっと世の中にアニメ自体を知られてほしいと思います。
(私的にはお気に入り作品群のことですが・・・)



4話・・・この回はすっごく良いです。これはテレビアニメで久々感動しました。
6話もたまらないですね。
セットを {netabare} 取るところも震えますが、3年生の気持ちも短い時間ですが非常に伝わってきます。{/netabare}2回ほどグッと来ました!!

このアニメ、動きが早くて臨場感アリ。いろんなアングルで表現できるアニメの長所がとてもうまく使われています。
そしてガッツポーズがかっこいいですね。個性的に工夫しているみたいで。

私の中では今期ダークホース。正直、感動をくれそうだと思っております!!!
OP、EDも本編に非常に合ってますね!


最後まで観終わって。

正直に面白かったです。
3期の原作を読んでいませんのでどっちが勝つのか分かりませんでした。
烏野が勝ったら4期は春高シリーズ 負けても1,2年生の新体制シリーズなんて考えていましたので。
でも、{netabare} やっぱり(5セット目21-19でサッパリ(笑))勝ちましたね!{/netabare}
そしてアニメは4期へ!
まだ未定でしょうけど、是非観たいと思います。

私的に3期は4話が最高です。MVPは月島で全会一致。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 48
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ヒカリアレ!

原作未読 全10話

主人公が所属している烏野高校バレー部が、宮城県最強の高校である白鳥沢学園高校と春高バレーの出場をかけて戦うお話です。

事前に1期(全25話)・2期(全25話)を観ることをおススメします。

10話と短い作品ですが、1つの試合に的を絞ることで敵や味方の心理状態やそれぞれのキャラの過去まで丁寧に描かれていました。

どちらかといえば、主人公以外のキャラに焦点を当てていましたね。

この作品を観て以前より月島くんが好きなキャラになりました。

敵も味方も応援も精一杯、戦っているのがよく分かる作品です。みなさん凄かったですね^^

コンセプトの全く異なるチームの戦い、面白かったです^^

このお話で一区切りをつきました。原作にストックが出来たらまた続きを観たいですね。

OP 挑戦する感じが出ていて、そして力強い曲でしたね。このレビューのタイトルにしました。
ED のんびりとした感じの曲です。全キャラのイラストが横に切れずに流れていて、それぞれ個性が出ていましたねw

最後に、烏野高校コーチである烏養 繋心役の「田中一成」さんがこの作品の途中で突然お亡くなりになられました。8話までの収録だったそうですが、8話で繋心の最後のセリフ {netabare}「下を向くんじゃ ねえええええ!!!バレーは!!!常に上を向くスポーツだ」{/netabare}には感動しました。もっとお声を聴きたかったのですが、残念でなりません。合掌。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24
ネタバレ

にゃーん。@のんびり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

期待以上。ツッキー良かった!(๑˃̵ᴗ˂̵)و

原作未読です。(読みたいけど我慢我慢)
3期となる白鳥沢編。

2期は試合編より合宿編の方が好きだったので、
3期は正直ずっと白鳥沢との試合だけか…
大丈夫?長くない??飽きない??マンネリ化しない??
と心配だったんですが…

面白かったです!!*(^-^)*
ずっとこの熱い試合を観ていたい…と思うシーンもありました。

ストーリー、毎話見どころ満載です♪
色んなキャラクターが次々と活躍しています。

白鳥沢の新キャラクターも個性的で面白いです。特に赤い人!^^

そして何より…
ツッキー大活躍でした!!!!!(*>ω<)キャー!!

【8話感想】{netabare}
ご存じの方も多いと思いますが、
烏野高校コーチ、烏養繋心役の田中一成さんが10月にご逝去されました。
9話からは新しい声優の方が、役を演じてくださいます。

ハイキュー!!では最後の出演話となった8話ラスト。

「 下を向くんじゃねぇぇぇぇぇ!! 」

思わず涙が出そうになりました(T_T)

最後のセリフがこれって…奇跡みたいです。
最後に渾身の応援の声が聞けて、感動しました。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
{/netabare}

【ツッキー感想】{netabare}
4話の月の輪で牛島さんのアタックをブロックした瞬間!
かっこよかったです!コーチの言う通り、MVPですね(๑˃̵ᴗ˂̵)و

冷静にずっと隙を待ち続けてからのブロック!
ツッキーらしいプレイでしたね。
獲物を狙う鷹のような鋭い眼差しに見惚れました♡

そのあとの喜びようも、本当に嬉しそうでよかった*(^-^)*

その後まさかの怪我からの絶妙なタイミングでの復帰!
もうすっかり烏野にいなくてはならない選手になりましたね!

全国大会での活躍も楽しみです♪ {/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21

74.7 9 スポーツで高校生なアニメランキング9位
クロスゲーム(TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (596)
2821人が棚に入れました
スポーツ用品店の息子、主人公・樹多村光(きたむらこう)は、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の月島四姉妹と幼なじみ。
しっかり者の長女・一葉(いちよう)。光と大の仲良しの次女・若葉(わかば)。光とはウマが合わない三女・青葉(あおば)。そして、元気いっぱいの四女・紅葉(もみじ)。
小5の夏。若葉は、光と夏祭りに行く約束をして、キャンプに出かける。しかし、キャンプ先での事故で若葉はこの世を去ってしまう。二人で行くはずだった夏祭りに、独りで出かける光…。
高校生になった光は、若葉が最後に見た夢「甲子園」を目指して野球部のエースとして奮闘する。そして、青葉も選手として野球部に入部することになり、運命の歯車が動き始める。

声優・キャラクター
入野自由、戸松遥、神田朱未、豊口めぐみ、下屋則子、櫻井孝宏、野沢雅子、平田裕香
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

らしさの缶詰♪

あだち氏の漫画というと、、

潜在能力最強隠し持つ主人公(概ねエース)、
重要登場人物との別れ(概ね死別)、
ショートヘアとミドルヘアのダブルヒロイン、
△恋愛はヒネ気味(概ねショート)に軍配、
横恋慕型恋のライバル(概ねイケメン)、
勘違い型三枚目と太目の親友(概ねキャッチャー)
まるっこくかわいい無言画に込められた心象、間、
そして、、、、、、甲子園。
あだち氏漫画にらしさ上げれば沢山だけど、
本作には全部詰まってる感じがする、

嬉しいのはあだち漫画読んでる時の感触、
キャラの間とか行間の味みたいなものまで伝わる感じ、
氏のアニメ化作品というと、
みゆき、タッチ、日当たり良好、H2、に本作、
H2が中途半端だった印象もあり本作は、
タッチと並び氏のアニメ化作品としては、
作画含め内容的に私的ベストだと感じる、

あらすじ
{netabare}
主人公はスポーツ用品店・キタムラスポーツの一人息子である樹多村 光(以下「コウ」と記述)。近所のバッティングセンターを営む月島家とは、家族ぐるみの付き合いで、次女で同い年の若葉とは特に親しかったが、その反面三女の青葉とは犬猿の仲だった。
初めは野球に興味がなかったコウだが、三女青葉の投球フォームを見て憧れ、人知れずトレーニングしていた。そして小5の夏、若葉が突然の事故で亡くなる。
中学生になったコウは、野球部にこそ所属していなかったがトレーニングは続けていた。そして高校生になり、小学生の頃から親しかった中西、赤石と共に野球部に入部する、~wikiより抜粋
男子を上回る野球センスの持ち主青葉も、同じく中高野球部に所属するが規定で公式戦には出られない、反目しつつも気付かず主人公に自の夢を重ねる青葉であった、
{/netabare}

アニメでは初回にて {netabare} 若葉との死別が描かれる、
{/netabare}いきなりの鬱ではあるが、
以降49話に渡り図太い支柱一本貫き通し、
各登場人物の心象や記憶織り交ぜながら、
変わらないもの変わってゆくもの其々の、
成長が統一性維持しつつ物語られる、
主人公の事大嫌い?なヒロイン青葉ちゃんは、
大嫌い=意識しまくり、という事で主人公の最大の理解者、
野球センス抜群女子青葉ちゃんの女子野球回も、
アニメオリジナルだけど原作風味失う事無く、
予想外に面白かった、
我が青春のあだち漫画♪一話一話丁寧に描かれてて、
らしさのカンズメ実に楽しい無駄無しの全50話、
おススメです♪

2009年4月より全50話
原作 あだち充氏 監督 関田修氏 シリーズ構成 土屋理敬氏
制作 SynergySP

投稿 : 2024/06/08
♥ : 35
ネタバレ

B,sべる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

野球+恋愛

「タッチ」を描いたあだち充の野球漫画が原作です(全50話)

野球と恋愛要素が合わさったアニメで
割合はタッチが2:8だとしたらクロスゲームは6:4ぐらい…
どっちかといったら野球より(^ー゜)

内容は
スポーツ用品店の一人息子、樹多村コウと
近所のバッティングセンターを経営する月島家の次女
わかば は仲が良く両思い、三女あおば とは仲が悪かった…
けれど、あおば の野球をしている姿に憧れて
コウは1人で野球のトレーニングをはじめる
そんな時、わかば が交通事故で亡くなります。
わかば の事を引きずったまま高校生になり、
小学生から親しかった仲間と野球部に入部。
いろんな問題を乗り越えて、
次の年あおば も野球部にはいって
みんなで甲子園を目指すはなしです。

いろんなキャラの恋愛要素も見どころd(^_^o)
野球は中途半端なおもしろさです…
{netabare}
あだち充らしい終わり方だと思った
コウとあおばがくっついたけど、わかばと東は…( ̄▽ ̄)
作画や練習描写とか
あの体格で覚醒イベントなしに160k出すとこもらしい
ドラフト競合必須ですね(°_°)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 24

にゃっき♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

あだちワールド

主人公のキャラが同じ顔、同じ性格なのはいつも通り。
双子の弟やら母親やらが亡くなって何やら荷物を背負っているのもいつも通り。
でもいつも通りでいいような気がするのがあだちワールド。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

67.4 10 スポーツで高校生なアニメランキング10位
ベイビーステップ(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (517)
2813人が棚に入れました
勉強にしか興味のなかった主人公・栄一郎(15歳)は、運動不足解消の為に立ち寄ったテニススクールでの出会いをきっかけに、テニスの奥深さに目覚める。 全くの素人だった栄一郎は、身体面での不利を、持ち前の観察・分析力と、徹底して身に付けたボールコントロールで補っていく。
初めは栄一郎のことを相手にしていなかったジュニアテニス界の強豪選手たちも、彼のひたむきな姿勢に触発され、少しずつ意識を変化させていくことに…。

声優・キャラクター
村田太志、寿美菜子、浪川大輔、寺島拓篤、下野紘、柿原徹也、優希知冴

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

教科書的テニスアニメ

正統派テニスアニメと言えるでしょう。
スポーツとしてのテニスの魅力を十二分に伝える作品です。

主人公の栄ちゃんは、几帳面な性格。
すぐ何でもノート化する完全記録能力を持っています。
高校に入って、体力増進にでもと選んだのがテニス。
テニスの奥深さや爽快感に魅せられ、本格的に。
コーチや同僚、ライバルたちに触発され、徐々にプロを志します。

テニスは、限られたスペースの中で、死力を尽くす過酷なスポーツです。
体力・技術はもとより精神力・知力・視力・想像力を働かせなければなりません。
また、戦術的な面や相手に応じた柔軟な対応も求められます。
大いに感銘しました。
ホント奥が深いスポーツですね。

テニスプレイヤーにとって、教科書的なアニメではないでしょうか。
スポコン要素は小さく、栄ちゃんの目を通して理論的にテニスを解説・解剖しています。
私のような素人でも、「なるほど!納得!」ですね。
あまりに面白くて、毎回あっと言う間でした。
来年4月からの2期も楽しみです。

本筋には関係ありませんが、私が好きなキャラは姫子です。
純なメガネっ娘で応援したくなりますが・・・。
片想い、たぶん・・・です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 38

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ノートを綺麗に書ける少年の物語

原作未読 全25話 2015年春2期決定

成績優秀で几帳面な性格の高校生で主人公 丸尾栄一郎(通称:エーちゃん)があるきっかけでテニスを始めて、どんどんその世界に入り込みテニスを通じてプレイヤーとしても人間としても成長していくお話です。

試合や練習も特に派手さはなく、地味に展開してきます。

でもテニスを理論的に解説していますので分かりやすかったですね~

主にテニスことを中心に取り上げてますが、ヒロインとの恋愛や高校生活のイベントなども少しですが取り上げています。

キャラデザに癖があるので好みは分かれるとは思いますが、主人公の髪型以外は全然気になりませんでした。

お話としては地味ですが、試合での心理戦や相手との駆け引きなどなかなか見応えがありましたね。

ノートにこんなにも注目した作品は初めてです。(デスノートは違った意味で注目していましたがw)

綺麗にノートを使う方は尊敬しますね。

スポーツ作品が好きな方にはオススメです。

最後に、私はエーちゃんとは真逆でノートは落書き帳となっていましたw

投稿 : 2024/06/08
♥ : 33

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

テニスの話ならいろいろ語りたいことがry

【箇条書きアニメスペックメモ】
・全25話
・NHKスポ根
・割とリアルなテニスが描かれていて杉山愛も絶賛
・作画動かない。これから見る人は最初から期待しない方が吉。
・恋愛も少々。
・来年春~2期
・主人公が理屈っぽいので自分で自分を解説する分かりやすいスポ根
・試合中の心技体の駆け引き面白い


【錦織とベイビーステップ】
 錦織の今年の大躍進はテニス知らない人でも知っているんだろうけど、そんな一大旋風を巻き起こした錦織が今の日本人に一番足りないモノは、「自分を信じる力」と言っていたのを覚えている。ベイビーステップのOPのBlieve in yourselfの言葉まさにそのものだ。これは偶然だろうか。自分は相手より優れていると信じて戦う「自分を信じる力」とは、自分の才能や努力を最後まで疑わず戦い抜く力だと思う。これは本当に難しいことだと思う。結局、才能や努力の結果云々なんて言葉たちは他人が結果に対して使う極めて勝手な言葉である。なぜなら、自分自身が今まさに現実に相手と対峙する際には、これらの言葉は自分が乗り越えるべき言葉なんだと思うから。才能賛美でも努力賛美でもなく、才能が至らないかも知れないと思う自分の気持ちと戦い、打ち勝つ力こそ新世代スポ根なのではないでしょーか。そしてこれはベイビーステップ(意:よちよち歩き)の根本的なメッセージであるというのは深読みし過ぎだろうか。


【テニスしてる人目線で見ると】
 まず、WOWOW契約してテニス観戦している等、知ってる人ならOPがウィンブルドンであることは分かる。しかも、ベースラインとサービスラインの芝がハゲているとかかなりリアルなこだわりを感じて知ってる人はなんか燃えるだろうと。他にも、知っている人向けだなーと思ったのは各キャラのテニスのフォーム。江川逞はフェデラー、荒谷寛はナダルを明らかに意識したフォームの1コマがあるのもわかる人にはわかる作り。池爽児も2カットくらい錦織っぽいフォームのカットがあった。
 こういう風に知っている人向けの楽しめる要素を盛り込んであることに対して自分にとっては好感が持てるが、逆に知っているが故に不自然だと思うこともあったと思う。テニスのフォームが不自然なときがかなり多かった。特にフォアの高い打点。あんなにラケット立ててトップスピンとか無理。とか色々。仕方ないのかな。全体的に作画悪いし。あと展開分かりにくいので上空からのラリー3D視点入れて欲しかった。
 次、戦略の話。主人公が試合中に戦略をいちいち立てるのは面白かったし、その戦略が結構リアルだった。コートチェンジで戦略を立てたり、相手のフォーム見てコース読むのはテニスやる人ならみんなやる。ただ、ボールのコース配分を数字で確立計算するやつは今まで会ったことないけど笑。目の前の劣勢に対して原因の欠片を見出し、クリアするために試行錯誤しながら追求していく流れの描写が非常に繊細で細やか。そしてリアル。ただ丸尾の戦略が残念ながら2D過ぎる。オープンコートの作り方が速さと角度(コース)に限定されているのは残念。いやでもこれはテニスコンテンツの中では最優秀とも言っていい程現実的だったと思うから残念だったとはいえ賞賛に値するレベルかなと思う。
基本が弱点な話とか特にリアルですっげー面白かったし。


【余談】
EDがゆったりしていていい曲で超好きだった。
「また あしたねって 手を振って」
のところが
「なま あし らめぇって 手を振って」
に空耳で聞こえてしまって自分で自分に変態か!ってツッコミ入れたのは秘密
( ゚∀゚)ノオワリ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

68.6 11 スポーツで高校生なアニメランキング11位
MAJOR 第3シリーズ-メジャー(TVアニメ動画)

2007年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (378)
2567人が棚に入れました
基本的には原作に沿っているが、原作に含まれるパンチラ・暴力的・差別的なシーンを中心として一部のシーンや登場人物の設定に変更がなされている。これにより、原作のストーリー展開とは違った登場人物の軽い振る舞いがみられる。非常にハイテンポに物語が進む小気味良さが、特徴の1つとも言える。
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

また一から周りとの関係を作っていく物語。

MAJORシリーズの第三作目の作品です。

海堂高校を中退して、野球部のない聖秀高校に

転入して一からいやゼロから作り上げていこう

とする物語です。

男子が少ない中で、部員集めすら苦労し

そして自分の力だけで勝とうとするのに

愛想がつかされたりと様々な苦難を迎え

ながらもその持ち前の熱さで周りを変えていくのは

吾郎らしいなと思いました。

とある試合での事件で{netabare}(海堂高校との練習試合

の時にベースカバーに入った五郎の足をスパイクで

踏まれ、甲子園の県予選に普通に出場できなくなって

しまうという{/netabare}

大変なことになりながらも周りが支えてくれ

共に力を出し合い最後の試合{netabare}、海堂高校との

試合では痛み止めの効き目すらなくなって投球も

ままならない状況の中かつて苦楽を共にした仲間たちと

様々な策で立ち向かっていき、渾身の一球を投げたあと

力尽きて倒れてしまい、ボークでゲームセットとなっても

みんな後悔はないということ{/netabare}

が本当に良かったと思います。

それから、曲もOP、ED共に良かったと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

jack555 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

熱いアニメ

一応全シリーズ観てるんだけど、一番思い出深い3シリーズで感想を。

3シリーズまでは一応リアルタイムで観てましたがそれ以降はまばらに・・・。6シリーズは最近観ました。リアルタイム時は個人的にNHK土曜夕方枠では1997年の「YAT安心宇宙旅行」以来久々の当たりだと思って観てました。

物語進行はサザエさん方式ではなく登場人物が歳をとる珍しい(自分があまりアニメを知らないだけかもしれませんが・・・)作品です。ちなみに3シリーズは高校生編です。

MAJORはこのサイトで何故か全体的に評価があまり高くないようにお見受けしますが、個人的にはすごく熱い!同じスポーツ系でもスラムダンクほどではないですがそこまで劣らず、かなり感動できるアニメだと思ってます。たとえスポーツでなくとも、これを観てると無性に何かに夢中になりたくなる、とりあえず何か行動したくなります。

自分一人の個人プレーではなく、誰か自分以外の「仲間」という存在がいて、そういう関係の他者と目標に向かって何かをすること・・・、仲間とはいえ自分と全く同じ考えなんてことは100%ありえない、そういうなかで衝突し、ケンカし、痛み苦しみを分かち合って最終的に何かをやり遂げることの大変さ、素晴らしさを教えてくれるアニメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

ootaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

しっくりこない

主人公が海堂を出て、新しい高校に行って海堂を倒す目標がテーマのシリーズなのですが、その新しい高校に野球部がないのにソフトボール部があったり、あのキャラがいたり、ド素人チームが高校野球で勝ち進むのが舐めていると思ったなど辻褄が合わないことが少し不満でした。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

66.8 12 スポーツで高校生なアニメランキング12位
アイシールド21-EYESHIELD21(TVアニメ動画)

2005年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (384)
2235人が棚に入れました
私立泥門(でいもん)高等学校に通う気弱な高校生、小早川瀬那は入学早々ひょんな事から泥門高校アメフト部「泥門デビルバッツ」に主務として入ることになった。
その帰り道、彼をパシリにしていた不良たちに絡まれ、逃れるために泥門駅まで爆走して駆け込み乗車をした。それを目撃したアメフト部主将ヒル魔に翌日強制的に選手にされ、唯一の取り柄である俊足で選手登録名「アイシールド21」として試合に参加することになる。
多くの強豪と戦いアイシールド21として瀬那自身も成長していくことで、全国大会決勝(クリスマスボウル)出場を仲間達と共に目指していく。

麦チョコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

【 アイシールド21 】

どんな人間にも、必ずひとつ素晴らしい才能がある。
例えば、俺は「軟派」だ。( 意味不明@それは才能とは言わない。 )

このアニメは、俺の3大ジャンル、恋愛、スポーツ、
ロボットのスポーツ部門の頂点に君臨するアニメなのだ。

つまり、心情的には「神のみぞ知るセカイ」と、
ほぼ、同格に位置しているという事だろう。

マジに、このアニメを観て熱くなれなかったら、
大事な何かを失っているかもしれないよ。

俺もクリスマスボウル行ってみてぇ~!

俺は何でもいいと思うんだ、好きな事を精一杯やってたらね。
或は、それが出来るという事は幸せという事ではないだろうか。
普通の人は、そういうものを見つける事に苦しんでいる。

一生懸命な奴を斜めから見て、批判だけは人一倍するが、
実際は何もできない奴は多い。
そんな生き方、淋しいとは思わないか?

俺は、中学生の頃は陸上部、高校生の頃はヨット部だったが、
このアニメを観て、アメフトをやれていたら良かったのにぃ~!
と、強く感じた。

同じレビューをブログで公開中
http://perfectnet1004.blog.fc2.com/

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

mi-i さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

見てて熱くなるあにめ

ジャンプの漫画!!っていう感じ。
友情・努力・勝利の過程がはっきりしている王道のスポーツアニメ。

パシリでよわっちい主人公がアメフトを通して自分を見つけていくという定番のストーリーに、キャラの立ったメンバーが絡んで面白い。アメフトのルールはさっぱりわかりませんが、見てて熱くなるアニメです。

アメフトというスポーツの特性上、1チームの登場キャラクターが敵味方合わせてかなり多い。
多いのにそれぞれのキャラ個性がしっかりと立っていて良いです!スポーツといえどもアメフト。格闘技の雰囲気も強く、人間には無理だろっていう必殺技とか、絶対高校生じゃないだろコイツ的な好敵手が出てきたりと、むちゃくちゃなアニメですが見ていると次第にハマっていきます。

ただ、アニメの画面に使い回しの所や、ストーリーも繰り返しでまたこのパターンか。。。っていうところが多かったことが少し残念でした。
声優陣は、ロンブーの淳や中川翔子さんが参加していて、違和感はそれほど感じないものの、ちょっと物足りない感じがありましたが、総合して見て損はないスポーツアニメ好きにはおすすめできるアニメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

どんなに絶望的な状況でも最後まで絶対にあきらめない男たち

❏総評

原作者は「稲垣理一郎(原案)、村田雄介(作画)」。

ネタバレしない程度にあらすじ

部員2人で部活動すらままならない弱小の泥門高校アメフト部
「泥門デビルバッツ」が、主将のヒル魔(蛭魔)があらゆる手段を使って
仲間を集めながら共に成長し、ライバル校の猛者達と切磋琢磨
しながら、クリスマスボウル(※)出場を夢みて努力奮闘するという、
スポコンアニメの王道とも言える作品。

(※クリスマスボウルとは高校野球で言う甲子園決勝戦のこと。)


作者も公言しているが「リアル40%、ファンタジー60%」の作品なので
いわゆる少年漫画向けの一般的なスポコン漫画同様、演出は
かなりオーバーではある。反面、アメリカン・フットボールを全く
知らない人が見てもわかりやすく、アメフトがいかに面白いスポーツか
視聴者に感じさせるよう色々工夫されているように感じた。


❏アメフトアニメとしての見所

アメフトは他の一般的な球技と異なり、ポジションそれぞれに求められる仕事が
かなり限られているので、ジェネラリストだけでではなく「○○しかできないけど
他はからきしダメ」といったスペシャリストの活躍が許される唯一のスポーツ
と言っても過言ではない。

だから主将のヒル魔は、

小さい頃からいじめられっ子で不良にパシられてきた「逃げ足」だけが取り柄の
主人公のセナをスカウトしたり、野球部で2軍にも入れないが「ボールのキャッチ」
だけは誰にも負けないモン太をスカウトしたりして、他のスポーツでは活躍が難しく
埋もれてしまうような凡人達の個性、「アメフトの世界では光り輝く個性」を見極め、
スペシャリストの集団を作っていく。

しかし当然、1つだけできるより2つも3つももしくは何でもできる選手の方が
選手としては使いやすいのも確かである、しかしそのようなプレーヤーは
皆アメフトの名門高校でプレイしており、泥門高校には居ない。だからヒル魔は
そんな個性的なメンバーを自らの頭脳をフル活用して、効果的な場面で
効果的に使っていくことで本来勝てないような格上の相手にも勝つための
活路を見出してゆく。

アメフトは体力だけの戦いではなく、将棋のようにプレイヤーを駒として
どのようにプレイさせるかで戦局が変わっていく頭脳スポーツなのである。

これらの選手スカウティングから選手へのコーチング、さらに選手本人の
がんばりによる成長までの過程と、ヒル魔の試合中、試合前の頭脳戦/心理戦が
このアメフトアニメの最大の見所である。


❏原作>アニメ

途中、原作の連載に追いついてしまった際のオリジナルストーリーは
盛り下がるものの、原作に沿った方のストーリーラインは原作と遜色ない
レベルですごく面白くできている。

オリジナルストーリーは「ながら見」「1.5倍速」で見ればOK。

アニメの方はストーリーライン上かなり盛り上がってる所で
打ち切りになってしまったので、その後の話は原作で必ず読もう。
というか、読まずにはいられないはず。

主役の1人「ヒル魔」の声優がロンブー敦なのだが、かなりのハマリ役だった。
賛否両論あるが、個人的にはかなりキャラにマッチしていたと思う。
彼はプロの声優ではないので、最初ちょっと下手っぴーだったが、
徐々に良くなっていき途中からは声優として違和感を感じなくなっていった。

あとチアリーダーの「瀧鈴音」役の声優さんが素敵だったので、調べてみたら
なんと「しょこたん」だったw 全然気付かなかった…


❏蛭魔妖一という男

当作品の表の主人公を「小早川瀬那」とすれば
裏の主人公は「蛭魔妖一」である。

「小早川瀬那」はこのチームが勝つためのキーマンの一人であることは事実だが、
選手層も薄く、初心者ばかりのチームを勝利に導いていく大役を担っているのは
圧倒的にヒル魔の方なのである。

上にも記載した通りアメフトは同じプレイヤーで戦っても、戦術次第で強くもなれば
弱くもなる要素がとても強いスポーツなので、心理戦、頭脳戦を介して戦況に応じて
戦術を臨機応変に組み立てられるヒル魔こそが最大のキーマンなのである。

週間少年ジャンプの作品なので、セナが主人公だが、
青年誌向けの連載だったら、ヒル魔を主人公にする設定でもいいぐらいである。

大人(特に社会人)が見る場合は、ヒル魔の勝利への執念と行動力、
どんなに絶望的な状況でも心折れずに最後まで勝利までの道筋を
冷静に考え続ける姿勢に考えさせられる場面もあるのではないだろうか。


❏最後に

最後まで絶対にあきらめない熱い心
狡猾な心理戦、頭脳戦

色々な要素が楽しめるスポコンアニメの良作!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 3

64.5 13 スポーツで高校生なアニメランキング13位
プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (320)
1590人が棚に入れました
高校の部活動に始まり、全国的に人気を得つつある《ストライド》だったが、方南学園高校のストライド部は廃部寸前の状態に陥っていた。そんなストライド部にやってきた新入生の藤原尊と桜井奈々は、ストライド部を再始動させるべく、クラスメイトである八神陸に声をかける。《ストライド》だけはやりたくないと尊と奈々の誘いを断る陸。しかし2人にストライド部の部室へと連れて行かれた陸は、そこで入部をかけたストライド勝負をすることになってしまうのだが……。

声優・キャラクター
木村良平、岡本信彦、花澤香菜、小野賢章、小野大輔、下野紘、諏訪部順一、置鮎龍太郎、宮野真守、平川大輔、江口拓也、鈴木達央、小野友樹、豊永利行
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

街中障害物リレー

原作未読 全12話

ストライドという架空の競技がメジャーになっている世界、方南学園高校に入学した3人が廃部寸前となっていたストライド部に入り、他校との競技をへて成長していくスポーツ作品。

色々なルールはあるようですが、5人のリレーで指定されたコースの街中を駆け巡って、どのチームが一番早くゴールに到着するかを競う競技です。

練習や競技、部員たちの葛藤など描かれていて、テンポも良く、観ていて飽きませんでした。

ライバルたちも短いながら背景が描かれていたので、それぞれのストライドに対する思いもよく分かりましたね。
{netabare}
幼い頃からの3人の思いが一つになったタッチシーンが良かったですね^^
{/netabare}
あっさりした感じもしましたが、最後はうまく纏まってました。爽やかでお洒落な感じの作品です。気になる方は観てくださいね^^

OP OxTさんが歌ってます。爽やかな曲ですね。
ED 作中に出てくるアイドルグループが歌ってます。

最後に、こういった感じのスポーツをエクストリームスポーツというみたいですが、エクストリームというとスノーボードのフリースタイルというイメージがしますね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

街中を疾走するエクストリームスポーツ…激アツでした^^

この作品の原作は未読ですが、監督がいしづかあつこさんと聞いて触手が反応し…花澤さんの出演を知って視聴を決めた作品です。

ノゲラやハナヤマタに代表されるいしづか監督の作品はどれも色鮮やかで綺麗…
特にハナヤマタの時に思いましたが魅せたい被写体がとても鮮明で映像映えするので、今回も期待大でした^^

今回の題材はストライドというリレー形式のチーム戦で、街中を疾走するエクストリームスポーツです。
エクストリームスポーツは、一般のスポーツより危険だと位置付けられており、スポーツ性とマーケティグの両面が求められているんだそうです(wikiより)。
確かに試合中は街中の様々なトラップを掻い潜っていましたし、スポンサーの話題も物語の中で取り上げられていました。
そう考えると、このストライドはエクストリームスポーツの枠内でしっかり成立した競技になっていた事が分かります。

でも、この作品の大切な部分はきっとそこじゃないと思います。
風の様に駆け抜けながら走者一人ひとりの想いを繋いでいく…走者はリレーショナーと言われる指揮者を信じて合図と同時に飛び出し…トップスピードの状態で僅かなテイクオーバーゾーンの中でハイタッチをする…誰も後先の事なんて考えません…頭にあるのは自分が持てる力の全てを引き出して次の走者に最高の状態で繋ぐ事だけ…

やっている事はただ走ったり飛んだりしているだけなのに…リレーショナーと走者の一挙手一投足から目が離せないんです。
競技内容がシンプルで、そのキツさは万人が知っています…自分なら絶対失速すると思う場面でも走者はペースを落とさないどころか益々上げてくるんです。
この展開や想いが根底に脈々と流れているんです…アツくない訳がありません^^

物語の舞台は、東京の方南学園…かつてはストライドの名門校でしたが、現在は部員不足で廃部寸前の状態…
そこに1年生でリレーショナーを務めることになった桜井奈々、中学からストライド一筋で名が知れ渡っている藤原尊、そして最初はストライド部に入部する事を躊躇っていましたが、結局入部する事となった運動神経抜群の八神陸…この3人の加入でリレーのメンバーが揃い、東日本高校No.1を決める「エンドオブサマー」での優勝を目指した物語が動いていきます。

物語の華は花澤さん演じる桜井奈々のみ…という男子ばかりの作品でしたが、方南高校の前に立ちはだかるのは強敵ばかり…
純粋な速さのみを追い求めるのがストライドじゃないことは分かっています。
でも、リレーショナーを精神的に混乱させたり、走路上のブロックがやたら上手かったりする学校を見ると、小細工なしで勝負に挑む方南学園をどうしても応援したくなってしまいます^^;

方南の台所事情も決して潤沢ではありません。誰かひとり怪我でもしたら、みんなで掲げた目標に手が届かなくなる…そんなギリギリの状態です。
それでも実践では決して手を抜かない走者達…誰も絶対怪我をさせないため、ヘッドホン型をインカムから聞こえる走者の息遣いにも気を配りながら指示を出し続けるリレーショナーの重責は相当なモノだと思います。
でもそんなプレッシャーも立ち向かっているのは弱冠高校1年生の女の子なんです。
思い返すと、この設定もこの作品のアツさに拍車を掛けていたと思います。

方南学園の夢は…?
他校と繰り広げた試合の中で生まれたドラマは…?
気になる方は是非本編でご確認願います…激アツでしたよ^^

オープニングテーマは、OxTさんの「STRIDER'S HIGH」
エンディングテーマは、ギャラクシー・スタンダードさんの「Be My Steady」
個人的には疾走感のあるオープニングが好きでした^^
キーが高すぎてカラオケでは歌えないでしょうけれど…^^;

1クール全12話の物語でした。しっかり纏まっていたと思いますが、欲を言うと最終決戦の内容はもっと見たかったと思います。あと1話あれば…^^;
でもしっかり堪能させて頂きましたし、視聴して良かったと思える作品でした^^

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

もっともっと良くなる要素はあった

「蒼の彼方のファーリズム」「Free!」などが好きな方は合うかもしれません♪

【視聴終了】
{netabare}
ストライド、という架空のスポーツに取り組む男子高校生がテーマ。多分、イッテQとかでやってた、パルクール(フリーランニング)にリレーの要素を足したんでしょうね。「大暮維人」さんの「エアギア 」にも近い感じ。

このストライドの難しさや面白さに、もっとスポットを当てて、スポ根系にもっていければ、更に良くなった可能性もあった(バトンタッチとかの描写はあったが)。どちらかというと、男同士の友情やトラウマの克服、他校との人間関係に重心が置かれた印象。

オリジナル競技だから仕方がない、ではなく、オリジナル競技だからこそ、じっくり考えて欲しかった。

ストライドという競技で一番上手かったのは、「スポンサー集め」という考え方。街自体がフィールドになるのだから、権利やら何やらで色々お金がかかる。でも、そのイベントを開いた自治体にも(知名度アップ)などのメリットもあるというのはなかなか面白かった。まあでも、リアルにやったら、大会終了後の日常に戻っても、スクライドを真似る人がいて危なそう。夜に若者がたむろするとか、トラブルも起きそうだなw

主人公のポジションである「リレーショナー」も設定としては悪くない。街中を走るから、相手の姿が見えない、だからこそ、仲間の声をどこまで「信頼」できるかというのは、作品のテーマとして良かった。ただ、ハイタッチを行うのが十字路とかばかりなら分かるけど、普通の直線もあって、?と思った(だったらリレーショナリーいらないじゃん)。タッチの場所を様々に変えたり(高低差をつける、水上で、とか)、大会や会場によってレギュレーシションを変えたりだとか、何かもっと特別な条件付けがあれば、より戦術に幅が出て良かったと思う。

あとはやはり、400メートルという距離も微妙。400を全力疾走って、ガチのアスリートでもかなりキツい。しかも、障害物をよけながらとか。それを、わりと安易な気持ちで部活やってるような方々が、ね。(ただ走る)短距離コースや障害物だらけとか、それぞれのキャラに特化させるのも、もっとあって良かったかな。

各キャラの「走り」にも、キャラづけや努力の描写が欲しかった。「テニプリ」くらいにするか、もっと言えば「競女」ぐらい突き抜けた特性があっても面白かったと思います。
{/netabare}

【総評】
逆ハーレム、BLという要素がないわけではありませんが、どちらかというと「青春スポーツもの」と言った部分の方が大きい印象。

ただ、その「青春」は良いとして、「スポーツ」の部分がツッコミどころが多くてイマイチ。

「心の成長」や「心の繋がり」なら、普通の陸上のリレーだって魅せられる。だったら純粋に「スポーツ」を魅せた方がより面白くなった気がします(オリジナル競技だからこそ)。

そういう意味で、惜しさを感じました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

67.3 14 スポーツで高校生なアニメランキング14位
Over Drive-オーバードライブ(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (264)
1538人が棚に入れました
高校の自転車部に入部した主人公・篠崎ミコトが、仲間やライバルと共に挫折を繰り返しながらロードレースの頂点を目指していく姿を描いた、安田剛士原作の新感覚スポコンアニメ!

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「自転車」はみんなを繋ぐ絆だった・・これは「自転車部」のアニメです( `・∀・´)b

原作は少年漫画。全17巻。アニメは26話です。

私、スポコン物って何だかあんまり好きじゃないんですよね。
何でかって、まずはそのスポーツのルールを知らないとまるで楽しめないし、
これを言うと何でもそうなんですが、どれも流れが同じじゃないですか?
良く言えば「王道」って感じですかね?
結果から言えば、この作品もまさにその王道の流れ。

いじめられっ子の主人公が、
好きな子から自転車部に入れと言われるがまま入部し、
そこから成長してくって話。

そんな流れに見事にはまった私が居ました゚∀゚)・∵. ガハッ!!
何故でしょう?まずは、自転車部のアニメってのが珍しかったから。
(弱虫ペダルって自転車部の漫画を読んでるので自転車の面白さを知っていたからかも?)
そして、自転車部には難しいルールが無く、何も考えずに観れた事。
あとは、主人公の「篠崎ミコト」のキャラが見てて単純に面白かったから(特に前半)。
主にそん位ですかね?
なので、言ってしまえば、成長過程の前半の方が熱くて面白かったです。
後半は、自転車部で地元のロードレースの大会に出るんですが、
その1大会でラストです( ・`ω・´)ナン…ダト!?
だからと言って面白くない訳ではありません。
1大会と言ってもいろんな意味で、山あり谷ありですから。(ロードレースですからねw)
まぁ、最後は感動で泣きました。゚(゚´Д`゚)゚。(←多分私だけだ、ここ数年涙もろいので)
贅沢を言えば、「もっと観たかった!!」
って感じで、私はこの作品をメチャクチャ評価しますっ!!


※ここより下は超個人的感想なんでスルー推奨です↓↓

で、上記で書いた主人公・篠崎ミコト役を務めるのは、
今は主役ばかりこなしてる梶裕貴きゅん (*´∀`*)
「おまっwやっぱ理由はそこか!やっぱりお前は動機が不純だ!」
と、思ったそこの貴方!「はい、その通りであります( ー`дー´)キリッ」
きっかけは、梶きゅんが初主演をした作品だった事と
最近、TA◯IT◯RIを観てると、やたらとこの作品の
「DVDBOXが格安で出ます!」と主張するCMが目に付いた事です、はい。
で、そのCMで流れていた この作品のOPでもある
少年カミカゼ(懐かしすぎて涙が出るぜ(´;ω;`)w)
の「WINDER~ボクハココニイル~ 」が異常に良かった事♫
しかしTVver.に限ります・・1曲通して聴くと何故か残念でした・・。


てな感じで、いつものように趣味入りましたが、
久々スポコンで好きだなぁ~と感じた作品でした。
でも、個人的に男性はこういう主人公って嫌いじゃないか?
なんて思ったりもしました。
何となくぶっ飛んだ最後だったんで、原作に手を出そうと思ってます(*´σー`)エヘヘ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28
ネタバレ

momomax さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ロードレースって凄いなぁ~面白かった。ヘ(*^0^*)v

2013年秋アニメの『弱虫ペダル』が気に入ったので
自転車関係のアニメが観たくなり視聴。

第一印象は、キャラデザインが好みで
主人公の篠崎ミコトが気に入りました。
声も梶くんで、凄く合ってました!!
ヒロインもただ可愛いだけじゃなく、
思春期のあがきみたいなのがあり好感がもてます。

内気で運動音痴、日和見主義な主人公が
好きな子からすすめられた自転車を通して、
今までの自分を変えようと奮闘します。

人や物事との出会いって凄い力がありますよね。
それによって、どんどん変化していくのだから!!

ママチャリすら殆ど乗れない私からしたら
物凄いスピードで走るロードレースは圧巻でした。
無知な私は、サイクルロードレースのツール・ド・フランスを
このアニメを観て知りました。^^;
山あり、坂ありのコース、賞(山岳賞など)やルール、
いろんなタイプ(スプリンターやクライマーなど)の
選手がいることを知り、楽しかったです!

ロードレースの激闘では感動してうるってきました。
ミコトが健気で一途で応援しまくりでした。(笑)

スポ根だけでなく、おバカな高校生(1年)の妄想や
恋心なんかもあり、面白かった!

真面目な私は、それはダメでしょ!?って
ツッコミ入れたシーンもありましたが…
{netabare}
窓ガラス割っちゃいかんでしょ!
授業サボって自転車の練習はダメでしょ!?
子供がお金盗んじゃだめでしょ!?
表彰式で乱闘はダメでしょ!?
{/netabare}
そこは、まあ~スルーして
いろいろ楽しめる作品でした。(*^_^*)

*******
2013年10月26日にさいたま市で
「ツール・ド・フランス」100回目を記念した
自転車競技『さいたまクリテリウム 』が開催されます。

クリテリウム=ぐるぐる回るという意味で、
他の交通を遮断して街中に作られた短いコースを
何度も周回する自転車ロードレース。
通常のロードレースと違い観客の前を選手が
複数回通過し何度も応援できるのが特徴。

近いので行ってみたかったのですが
10/26は先約があり私は断念です。
タイムリーだったのに惜しいなぁ~~~。。。。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 22

あひるねこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

熱い

ロードレースには全く興味無かったけれど、最後まで楽しめた。
男同士の友情とか意地の張り合いとか見応えあった。
主人公が片思いしているヒロインも可愛いと思えた。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

65.6 15 スポーツで高校生なアニメランキング15位
DAYS(TVアニメ動画)

2016年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (292)
1356人が棚に入れました
何のとりえもない、特技もない、けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本つくし。
彼が西東京の名門、聖蹟高校サッカー部に入部した時、運命は激しく回転を始める。
孤独なサッカーの天才・風間陣、超高校級プレイヤーの主将・水樹寿人、トップ下に君臨するクールな司令塔・君下敦、
唯我独尊系大型フォワード・大柴喜一……。
クセ者の集う厳しくも優しい部活の中で、少年たちはかけがえのない絆を結び始める。
これは、ひたすらに熱く、どこまでも純粋な、聖蹟高校サッカー部の汗と奇跡と友情の物語!!

声優・キャラクター
吉永拓斗、松岡禎丞、浪川大輔、小野大輔、宮野真守、櫻井孝宏、伊瀬茉莉也、佐倉綾音、小西克幸、吉野裕行、石川界人、豊永利行、下野紘、岡部涼音、小林裕介、KENN
ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

つくしがだんだん強くなってゆくぞ。

最後まで観た感想
視聴して楽しかったです。
{netabare}つくしの成長に名門聖蹟サッカー部全体が引っ張られてチームも強くなってゆく。
試合の流れで皆が落ち込みそうな時にチームを盛り上げる。
一度、決定打をモノにできず試合に負けて悔しい思いをして、皆の励ましで心を支えられ、サッカー部に勝つことで恩返しをする。
!!!おぉOP、EDがあらすじだ!!!{/netabare}

つくしの成長が分かりやすくて観やすかったです。
残念なのは3期連続放送で決勝戦やって欲しかったなぁ~

〈過去レビュー〉
18話も良かったです。
最後のゴールはグッと来ました。
前話からの話が非常に反映されています。
つくしはこれから逞しくなるのではないかな?

16話はなかなか良い話。
DAYSはスポーツ根性ですがサッカーのルール説明は今のところ無し。
よって、気持ち全面のアニメで突き進みます!
これはこれでいいんじゃないかな。

タイトル見てもサッカー系とは思いませんし、
最初は興味ありませんでしたが、ちょっと視聴。
主人公だんだん成長してゆくね!
8話で{netabare}サッカー部の皆がつくしを心配してそれぞれメールを出すところは{/netabare}ウルッときちゃいました。
〇ojimaは友情物も好物でした。

ボールの模様が30年前からある古い模様は原作どうりなのか!
サッカーアニメはみんなそうなの?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 20

Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

over driveを読んでいたこともあり波長が合う。何も無い主人公がアホみたいに頑張って突破する作品

「サッカー漫画かあ・・・最近食傷気味なんだよね、ほら、サンデーを見てもジャンプを見ても(当時)サッカー漫画あるじゃん?ジャイキリだけでいいかな」

そんな食べず嫌いにより、マガジンを読む機会がありながら、スルーしていた作品でした。

さてアニメ化されてこの作品を見たのですが、BS11でやってるし一応見るか、という感じで二話から視聴。

感想としては、あー「over drive」っぽいなあって。まず主人公が天然、ちょっとヘタレな感じ。最初はサッカーを何も知らず、ビギナー特有のやる気のゴリ押し、人の創造を上回る頑張りを無自覚で行っていく主人公っていうのがとても既視感を覚えます。

いや面白いですよ?over driveもこんな感じに熱い作品だったなあって。自転車なりサッカーなりの知識が無くても、展開で面白い!というタイプの作品です。
ただ、やることが自転車からサッカーに変わっただけじゃないの、とも思ってしまうんですよね。

over driveでもそうですが、チームメイトが主人公のひたむきさに押され周りの士気が上がる、いわゆる「チームスポーツ感」が主人公を凄く見せさせる鍵だと思います。

人間どこかで「あきらめ」を抱いていたりしますが、主人公にはそれが無いので、周りに初心を思い出させてくれて、周りも主人公みたいにアホみたいに頑張るようになる、そんな作品ですね。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

これまで積み上げてきた時間が大切なんじゃない…大切なのは中味なんだ…

この作品の原作は未読です。実は最初は視聴を迷っていた作品でした。
スポーツモノは嫌いじゃありませんし、サッカーもそれほど嫌いじゃありません。
でもキャラデザに対する印象は普通…
キャラデザで視聴を切ってはいけないと知ってはいます…
けれど、毎期山の様に放送される作品全ては視聴できないので、何らかの篩にかけて選抜しなければいけません。
その選抜の基準にキャラデザがあってもおかしくはないと思います。
でも、完走して振り返ってみると視聴して大正解の作品だったと思います。
何しろ「がむしゃらに頑張る」という点においては頭一つ抜きん出た作品でしたから…

この物語の主人公は、聖蹟高校1年生の柄本つくし…彼は背が低く体格に恵まれている訳ではありませんし、スポーツに秀でていた訳でもありません。
それでも名門と言われるサッカー部に入部するんです。
もちろん、サッカーに関しては経験皆無の超初心者…
名門と呼ばれるところには普通上手なプレイヤーがたくさんいて、初心者に務まるのは雑用だけで居るだけで肩身の狭い思いをする…
普通はこんな風に考えて敬遠してもおかしくないと思います。
全国大会を目指すチームとなると尚更です。

それでもつくしはサッカー部に入部しました。
初心者の立ち位置を理解していない訳ではありません。
ただ、サッカーが大好きで、このチームでみんなと一緒にプレイしたい…
つくしはこのたった一つの原動力を糧にして物語と共に動いていきます…

見た目は怖そうな人も多いですが、懐に入ると温かさを感じる…
聖蹟高校のサッカー部はこんな感じでした。
でも1年生の扱いなんて、基礎体力を付けるために走るとか大体どこも似たようなモノです…
それでも名門チームに入るだけあってみんな運動神経は決して悪くありません。
ただ一人つくしを除いては…

運動神経、体力、サッカーの技術…つくしは全てが最底辺からのスタートでした。
周りとの実力差を何度も痛感させられたと思います。
きっと何度も心が折れそうになったと思います。
でも、つくしの心が物語の中で折れたのはただの一度だけでしたけれど…

きっとつくしの心はそれほど強くは無いと思います。
たった一つの原動力が心をも成長させたのだと思います。
そしてつくしの成長が感じられたのは、神が均等に与えた二つを誰よりも大切にしたからだと思います。
一つは時間で、もう一つは…努力する事です。
どんなスーパーマンにも1日は24時間1440分でしかありません。
そしてこの時間をどう使うかを決めるのは自分自身です。
つくしは開いている時間の全てをサッカーに注ぎ込んだのではないでしょうか…
それも常に自分を限界まで追い込んで…

つくしがどのチームでも同じことができたか…と考えると決してそんな事は無いと思います。
聖蹟のみんながいたから…一緒に居てくれるみんなに恩返しがしたいから…
ここまでへりくだって物事を見る必要があるか…というと実際にはそこまでの必要は無いと思います。

でもこれはフィクションなんです…アニメなんです…
だから熱く盛り上がって面白ければ問題無いと思います。
つくしのこの思いに共感できない人なんてきっといないでしょうから…
現に物語の中でつくしはどれほど周りをやる気にしてきたか…
どれだけ自分の思いを伝染させてきたか…
本編を見れば一目瞭然だと思います。

このつくしの気持ちに触発されたのは、マネージャーである生方千加子も一緒です。
最初は怖い女の子というイメージが先行しましたが、中盤以降…良い意味で存在感が増していったと思います。
つくしにかける言葉も最初は完全に上から目線…だけど必死に努力するつくしの姿は彼女の目にどう映ったのかは分かりません。
だけど、少しずつ言葉遣いが変わり…つくしの心が完全に折れた時には一生懸命励ます彼女にはもう怖いなんてイメージはなく、本心から立ち直って欲しいと思っているのが伝わってきます。
仕方ありません…あんな思いをしたのは、きっとつくしにとって初めての経験だったでしょうから…

でもこの辺りを境に彼女の言動が変わっていく事となります。
そして彼女の本気が垣間見えたのは物語の終盤…
やっぱりサッカーってフィールドの上だけで戦うスポーツじゃないんですね。
今後の彼女の変化が気になるところです。

オープニングテーマは、HOWL BE QUIETさんの「Wake We Up」と「Higher Climber」
エンディングテーマは、聖蹟高校サッカー部の「EVERLASTING DAYS」と、Shout it Outさんの「DAYS」

2クール全24話の物語でした。毎回気持ちが熱くなれるような物語の構成になっていたので、王道的な展開ながらも毎回の視聴が楽しみでした。
慣れるとキャラデザも気にならなくなりましたし…
何より嬉しいのは、続編の制作が既に発表されている事です。
マネージャーは聖蹟の智将へと進化するのか…
そして次の一戦の行方は…みんなどんな活躍をしてくれるのか…
もう気にし出したら止まらなくなってしまいます。
続編…楽しみにしています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

66.2 16 スポーツで高校生なアニメランキング16位
ダイヤのA ~Second Season~(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (236)
1292人が棚に入れました
月間野球王国編集部。峰は試合写真を見ながら地区予選を思い返す。市大を破ったダークホース薬師高校と、6年ぶりの甲子園出場を狙う青道高校。継投で繋ぐ青道を、強打者軍団の市大打線が攻め立て――。

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、櫻井孝宏、花江夏樹、細谷佳正、浅沼晋太郎、小野友樹、浪川大輔、森田成一、岡本信彦、下野紘、羽多野渉、松岡禎丞、檜山修之、内山夕実、東地宏樹、斉藤壮馬、杉田智和
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

激アツ!!

原作未読 全51話

青道高校野球部を中心に、野球に情熱をかける高校生たちを描いた作品です。

1期から観ることをオススメします。(全75話) 今回は、3年生が引退し1・2年を中心に練習・練習試合や秋季大会の模様を描いた作品です。

王道な展開ですが、番狂わせや新キャラ登場で、激アツな内容となっています。{netabare}(過去の映像が出てくるキャラが活躍するというパターンは1期から守られていますねw){/netabare}

魅力的なキャラいっぱいいますが、青道高校では、御幸 一也(みゆき かずや)、他のチームでは薬師高校の轟 雷市(とどろき らいち)がお気に入りです。

最終話は、泣きましたね。{netabare}(監督が引退した3年生に頭を下げて感謝するシーンなどは監督と一緒に泣いてしまいましたw){/netabare}

最後は、スッキリと終わっています。続きを観たいですが、これで終わってもいい感じがします。

1・2期合わせて121話、初見の方にはハードルが高いかもしれませんが、ひたすら野球に打ち込んでいく選手みなさんを是非観てくださいね。

曲は、「空が青空であるために」を歌うGLAYの曲が印象的でした。 

最後に、スポーツ作品は熱いですね。激アツはこの作品のキャラがたびたび使っていた言葉です。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

3年生から託された思いを・・・夢を実現に向けて本気で甲子園を狙いに行く青道高校のナイン達・・・

「ハイキュー」も「あおかな」も熱いスポコン作品でしたが、熱いスポコン作品という点においては、この作品も決して引けを取りません。

3年生と一緒に臨んだ夏の甲子園の地区予選決勝・・・このメンバーなら絶対に甲子園に行けると思っていましたが、絶対なんて約束がないのが勝負の世界・・・甲子園まであと一歩のところまでたどり着くもその切符を手にすることはできず涙の準優勝となりました。
あの時流した3年生の涙を1,2年は絶対忘れる事は出来ないと思います。

「先輩が成し遂げられなかった夢を叶える」これまでは、この事だけ考えていれば良かった訳ですが、御幸率いる新生青道野球部は、もう一つの問題・・・片岡監督の辞任問題を抱えて出発する事になるのです。
野球留学で優秀な人材を集める・・・私は高校野球には疎いのでよく分かりませんが、そういう学校は日本全国各地に存在するのだと思います。

ただひたすらに凌ぎを削り純粋に甲子園を目指す高校野球球児・・・監督の辞任問題はそんな金の卵を多く抱える学校ならではの問題なのでしょうけれど・・・
振り返って見ると片岡監督は確かに厳しい監督でした・・・でも選手の力量を把握し選手を信じる事のできる優秀なでもありました。
自分の信ずる野球は片岡監督の目指す野球と共にある・・・と思える位同じ釜のご半を食べた監督を失うという事は、選手の士気にも相当の影響が出る恐れがありました。

そして御幸らが選んだ選択は極めてシンプル・・・「秋季大会で優勝して春の選抜に監督を連れて行くこと」
所詮野球でしか返せない恩・・・だったら、これまで見たことの無い世界を監督と一緒に見るんだ・・・
言うのは簡単ですが、実行するのはとても難しい事でした。
青道高校は3年生が主力でしたが、他校の強豪は未だ現役の選手も多く戦力低下という面から見ると3年生が抜けた穴を埋める必要のある青道高校には決して分はありませんでした。
それでも彼らは茨の道を選択し・・・物語が動いていきます。

1回戦:夏の甲子園ベスト16入りした強豪・帝東高校
3回戦:夏の甲子園準優勝の稲城実業を激闘の末破った鵜久森高校
4回戦:文武両道の公立校・王谷高校
準決勝:強力打線が売りの成孔学園
決勝:一年生スラッガー轟雷市を有する薬師高校

こうして振り返って見ると、楽な試合なんって一試合も無かったような気がします。
自分達の見たこと無い世界を既に見てきた帝東高校
夏の決勝・・・忘れもしない稲実との敗戦・・・けれど、稲実に勝った鵜久森高校
野球バカしかいない青道高校とは異なり、頭を使ったクレバーな野球ができる王谷高校
野球はパワーだけでプレイするスポーツではありませんが、そのパワーをとことん特化して
武器になるまで磨き上げた成孔学園
薬師高校にとっても甲子園出場は悲願・・・そのためならどこまでも奮起する選手達・・・

力と力のぶつかり合い・・・そして「強い方が勝つ」という単純な構図・・・

青道高校だって3年生が抜けて力不足になっただけではありません。
1年生サウスポーの沢村栄純がここに来て開花するんです。
正直ここまで長い道のりでした。
でもクリス先輩の教えをしっかり守って作り上げたピッチングは、コーナーと変化球を自在に操るピッチャーに成長していました。
潜在的な度胸と身体の天性のバネ・・・それにコントロールが加われば鬼に金棒・・・青道にとっても貴重な戦力です。

彼ら青道ナインの戦いは是非本編でご覧下さい。
沢村の成長に感化される1年生エース古谷・・・
どんな時でもバッターを信じて準備を続けるピッチャー達・・・
思い出しただけでも、この作品の持つ熱さに胸がドキドキします^^
ラストで甲子園での一幕が描かれていますが・・・はっきり言って感動します・・・私は感動しました^^;

4クール計51話の作品でした。1年がかりで放送された訳ですが、しっかりと腰を据えて制作して頂いたスタッフに感謝の言葉しかありません。
ダイヤモンドの中にいる選手も、ベンチ入りしている選手・監督も、そしてベンチに入れなかった野球部の皆んなが一体で戦っていた感じが抜群に良かったと思いました。
原作の方は第1部が終わって第2部が始まったようですが、そちらもアニメ化される事を期待しています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 10

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

毎週月曜の楽しみだったなと

【20160403】
毎週月曜、仕事から帰るとこのアニメを観ながら夕飯を食べるという恒例行事がなくなってしまうのはかなり悲しいですね。

作品としては、熱き展開、ライバル、燃えますね!!

まあ、回想シーンが多いのは・・・・展開分かっちゃうなと、そこは余り良くなかったところですね

毎週の楽しみをくれたことに感謝です。

【20150913】タイトル:時々画面が汚れているようにみえる

ココ最近、実験的に文字や説明文とか入れているが、個人的にはあれは酷い、画面が汚れる感じがする。

話的には面白い、原作がしっかりしているのもあるし、アニメーション的にも毎回頑張って頂いているからだと思う。

毎週楽しみだから頑張って欲しい。

【20150426】(総編集を3話続けてやるアニメなんて初めてみたわ!!)

個人的には今まで観たアニメのなかで、総編集に関しては一番酷かった。三話続けてやるアニメなど聞いたこともない。

既存の視聴者としたは、毎週総集編をやられていると、流石に視聴する気が失せてくる。(印象に残らなくなってくる)

話は変わるが、個人的には、ナデシコの総集編が良かったなと

新しく枠が変わって新規の視聴者や、4クールやったからスタッフを休ませたいのはわかるが、視聴者としては酷い仕打ちを受けたと感じてしまった。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

63.6 17 スポーツで高校生なアニメランキング17位
ALL OUT!!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (189)
810人が棚に入れました
神奈川高校、入学式当日。
体格は小さいが負けん気は人一倍、初心者の祇園がラグビー部に入部し、物語は動き出す。
過去のある出来事からラグビーに打ち込めない同級生・石清水、
面倒見がよく部員を気遣う副キャプテン・八王子、
そして、圧倒的迫力と誰よりも熱い闘志を胸に秘めたキャプテン・赤山。
体格も個性もバラバラなメンバーが、青春というグラウンドでぶつかり合いながら成長して行く。
すべて出し切った先にある、最高の舞台を目指して――!

声優・キャラクター
千葉翔也、安達勇人、細谷佳正、逢坂良太、小野賢章、村田太志、庄司将之、小松史法、手塚ヒロミチ、濱野大輝、沢城千春、落合福嗣、酒井広大、河本啓佑、神原大地、永塚拓馬、小林大紀、西山宏太朗、真木駿一、上住谷崇、高塚智人、中尾一貴、深町寿成、浦田わたる、岡井カツノリ、橋本祐樹、太田悠介、佳村はるか、土師孝也、岡本信彦
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジャケツちぎれて闘へる感あり

原作未読


2019年ラグビーワールドカップ日本大会は大盛り上がりでしたね。
前回大会も五郎丸選手に注目が集まったり、着実に認知度を上げてきてる感がある競技がラグビーです。

ただしアニメに目を移すとラグビーを題材にした作品は、知る限り本作ともう一つくらい。知名度のわりには圧倒的に少ない。
希少価値だけで手を出しづらいとしても、時流を言い訳に乗ってみるのも悪くありません。


作品タイトルでもある 『ALL OUT!!』


 {netabare}ぜんぶ出し切れ!!{/netabare}


タイトル詐欺なんて言葉とは無縁。そのまんま正々堂々 “名は体を表す” 全25話の体育会系スポ根アニメでした。


ラグビーという競技の性質上、味方もライバルもあわせたらものすごい数のキャラが登場します。いくら25話あるといっても全員にキャラ回/キャラパートを振れるわけではありません。
じゃあ光を当てずに放っておくかといえばそうではなく、「表情やリアクション」「試合時のポジショニング」「プレイの選択」「つるむメンツの組み合わせ」あたりで変化をつけることでキャラの成長や心情を表現してたりと丁寧に作られてます。
名前を全員覚えているわけではないのですが、補欠を含めてチームの一体感を作品全体から感じることができたので満足よ。
自チームだけでなく県内ライバル校3校と県外チームいくつか出てきますが、キープレイヤーや学校の特色などすーっと覚えられる不思議。導線が自然でした。

これ重要なことだったと思います。
スポーツものは競技の魅力が伝わってこそ。今は旬なので皆さんも「献身」「犠牲」なるキーワードは記憶に残っているはずです。
仮にですが、突出した能力を持つ主人公が無双したり、ひ弱な主人公が這い上がったりみたいなヒーロー活躍型の設定だったら別の物の見方をしてたと思います。


競技が持つ根っこの部分を捉えていたら次に重要なのがルールや規則です。“やり方”を知れば“観戦の仕方”がわかるってやつです。
主人公を初心者の設定にしてチュートリアルを都度都度はさむ定石の展開でこれもクリア。
オフサイド知らなくてもサッカーは楽しめますが、ルールが複雑なラグビーではルール知ってる知ってないは肝になります。図解でのルール説明あり。ボールを持ってない選手の動きの説明あり。全く競技を知らなくても分かりやすい解説付きでしたので安心してくださいね。

試合中の描写は大写しの局地戦が中心でした。全体を見渡すようなカットは皆無。ここはメリハリが欲しかったところです。
引きの映像にすることでバックスのランの速さが際立つ。ボールを持ってないプレイヤーのオフザボールの動きが見える。といったゲーム戦術の理解に繋がるメリットはもちろん、似たようなカットの重複を避けてメリハリもできますしね。
捨てて得たのは体と体のぶつかり合い。迫力を全面に出す意図だったのかもしれません。それはそれでアリだと思います。


結局のところ、唯一!?のラグビーアニメが競技の本質を捉えたものと感じられるのは幸せなことなんじゃないかしら。
『スクールウォーズ』の時代から脈々と流れる

 “One for all All for one”

今なら『ONE TEAM』それを体感できる泥臭い作品です。なお、イケメンも萌え娘も出てきませんので悪しからず。
神奈川のラグビー弱小高校を舞台にチビの主人公が入学してとか、そこに良い指導者が現れてとか、詳細はあらすじをご参考に。
脚色やツッコミどころは当然あるものの、ラグビーらしいラグビーものに触れられる良作です。



※以下ネタバレ所感

■途中モブ化する主人公

ちびっ子で気の強い新入生が競技を通じて成長していく。主人公とは対照的な大柄で温和な性格の新入生をパートナーにして。
…と初めはそんな王道を匂わせながらこの主軸二人、祇園健次(CV千葉翔也)と石清水澄明(CV安達勇人)は途中から空気と化します。

{netabare}顕著になったのは1クール後半あたりから。部活外で他の部員の日常回や家庭エピソードがメインを占め登場回数が減りました。{/netabare}

{netabare}それでも最後の嶺蔭戦でチームの皆の心が折れそうだった時に怯まぬ勇気を示しチームを鼓舞したのは彼。きちんとおいしいところは持ってきます。

そして気づけば第1話ではクソガキとしか形容できなかった祇園が、これまでにやってきたこと。

・持って生まれたガムシャラさはそのままに
・己の武器を活かす方法を手探りで模索する
・自分中心から徐々に仲間に目を配れるように
・下手でも卑屈にならず努力を重ねる
・教えを乞う謙虚さもある

物語終盤では面構えの良い男に成長してました。

{netabare}人生初トライの時のリアクションが秀逸。小柄ゆえに活躍する期会すら与えられなかった青年が、やっと見つけた、いや見つけたと思いたかった居場所で不安を抱えながら努力を重ねてきたことの一つの結実。どう喜んだらいいかわからないというのがリアルでした。
それにモールからのトライだったというのも良い。チームメイトが「献身」「犠牲」を払わなければ生まれないものだからです。{/netabare}{/netabare}


■赤山のあれ

第1話ではコワモテのボスキャラみたいだった彼。
…某神バスケ漫画のゴ…みたいなキャプテンでしたが、蓋を開けてみれば先輩だってただの高校生でした。もちろん良い意味です。

{netabare}その突出した身体能力の高さゆえに自然に身につけたプレイスタイルがありました。
相手に捕まえられても引きずって敵方のフォローを誘い自分にマークを集めてからパスを出すっていうアレです。

{netabare}嶺蔭戦前半。神高ボールのラインアウトでモールを予想する敵方の裏を突きピールオフからトライを奪った場面。石清水からボールを受けた赤山が相手に捕まるより前に八王子睦に展開したからこそのトライでした。
作画を見てみたら、たしかに早く展開しないと密集からのヘルプに追いつかれるのとバックスが睦のランコースを防げる位置へ移動可能な勢い。コンマ何秒のナイス判断となってました。{/netabare}

視野が広がってきた。状況判断がついてきた。これをもって成長の証としても良いのですが、なにより彼の「上手くなりたい」がための謙虚さ真面目さが表れてたんじゃないかと思えるのです。{/netabare}



※以下は余談

■奥田民生プロデュース『全力少年』

1クールめのED曲です。説明不要の名曲。そして奥田民生が編曲しているという豪華さ。
民生は脱力してる釣り好きなおじさんではないですよ。めちゃくちゃ研究熱心で音楽に対して真面目なんす。
神高にもぱっと見はアレだけど実は真面目…っていうかわいい子たちばかりだったでしょう。曲はもちろん好きなのだが民生起用は「狙ってるんかいな!?」と思う。


■ウケない作品

棚に入れた:737 感想・評価:179 

2019年11月14日時点の数字です。
2016秋は棚入れ5000件超の『ユーフォ2期』を筆頭にそれから離されること31位の位置。レビューの数も30位。
放送本数が違うので単純比較はできかねますが、注目度が低いったらありゃしません。

あにこれ閲覧者マジョリティのニーズには合わないタイプの作品と言うよりも、開始前からふるいに落とされることで見落とされがちな作品です。
観てみたら案外いいものかもしれません!というのが、イケメンと萌え娘を抜いた体育会系スポ根アニメ。
似たようなもんばっか観てるな~、たまには趣向を変えてみようという時にいかがでしょうか。

同系統では2018年秋の『火ノ丸相撲』なんかもそうでした。こちらは

棚に入れた:465 感想・評価:148 

似たようなものです。このへんの数字に興味ある方は「放送時期別ランキング」をご確認いただければよろしいかと。条件に合わせてソートも可能です。



他にも

・籠(こもり)のじいさんマジかっけー
・残波の目の色どう見ても悪魔だから
・リアルの松島選手は桐蔭出身だったな

いろいろありますが長くなったのでこのへんでm(__)m


続きの観たいストーリーだし、みんなのその後も気になるので続編希望しますが気配すら感じません。
この25話で“ALL OUT(全部出し切った)”ということなのかしら。いや違うだろう、と思う自分がいます。



視聴時期:2019年7月~2019年12月 再放送  

------
2020.02.18

この作品ではないけれど、ラグビーをネタにしてスレンダーマッチョのイケメン揃えると途端に胡散臭くなるのでやめてほしい。そういう方にはステージで歌って踊らせるとか適材適所ってものがあると思います。山下真司程度(失礼!)を男前認定するくらいでラグビーはちょうどよい。※個人の意見です


2019.11.19 初稿
2020.02.18 タイトル修正/追記
2020.06.28 修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 45
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガンバれ! ニッポン!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総評】
ラグビーワールドカップ、いよいよキックオフです。にわかながら、血が騒ぐ!!!

熱いスポ根系は大好きなんで、楽しく視聴できました。今期(2016秋)はスポ根多かったですね。卓球娘しかり、競女wしかり。

その中で、最も熱いアニメ。展開は、ど直球の王道ながらも、魅せる力がありました。

自分のこれまでのアニメ人生w でもレアなんですが、結果「ジジイに萌えたアニメ」でした(笑)

やはり、ラグビーワールドカップの影響からなのでしょうか、ラグビーアニメが作られたのは。

個人的には好印象です。剣道もそうだけど、ラグビーのように(日本人的に)そこまで人気のない競技ほど、アニメや漫画で光を当ててほしい♪

※でも9話のみ、超酷評、というかイラッとした気持ちで書いたレビューです。

ラグビーは、好きです。ルールは(基本的なものは)分かりますが、テレビで大学の試合とかやってればたまに見る程度なので、あまり専門的なことは分かりません。

デカイ人が有利な競技(バレー、バスケ、アメフト等)に小さい主人公がぶつかっていく、という筋は王道ですな。ただこれにも2パターンあって、「チビならでは良さを生かす」か「チビだけど正面から挑む」か。前者は、バスケの「あひるの空」、アメフトの「アイシールド21」。後者なら、バレーの「ハイキュー!!」とかが近年の有名どころですかね?

この「ALL OUT!!」はラグビーという競技の特性上、「アイシールド21」のように、「各キャラがそれぞれの身体的・精神的特徴を武器に戦う」展開になるのかな? でも、主人公の祇園はタックル好きだし、ハイブリットな感じにしていくのでしょうか。

ただ、ラグビーアニメの難しさは、やはりキャラの多さでしょう。1チームの人数が11人のサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の「南葛」ですら、長野君や石見君など、ほぼモブキャラもいましたし。しかもアニメ尺ならなおさら難しい。結局、団体競技なのに、個人の争いみたいになっちゃうんだよね、人数が多い団体競技って(だから戦術面があまり見せられない。アイシールド21はそのへん、頑張った方だと思う)。

個人的には、「ラグビーならではの熱さ」「感情移入できるキャラを何人作れるか」に注目して観たいと思います!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
熱いアニメでした。ぶつかる、繋ぐ、泣く、笑う。

特に良かったのは、「名言」と「監督」。祗園の「俺らのボールだろ!」や岩清水の「でかい僕らで鬱憤を晴らしてるの?」などの名言はラグビーならではのもので熱くなりました。籠コーチは良かったです。淡々と正論を述べつつ、実は熱く優しい。意外とお茶目。監督キャラとしては最上位の渋さだと思いました。自分も、道場で子供たちに教えることもあるから、見習いたいな~と思いましたw

さて、この作品を考察する観点のうち1つ目の「ラグビーならではの熱さ」は当然よく表現されていました。原作者がラグビー経験者というだけあって、かなり細かいところまで描けてました。

「ラグビーの熱さ」とは、「生身のぶつかり」「繋ぎ」「ノーサイド」だと思います。

パスで一気に進めない以上、ランで少しずつゲインを稼ぐか、横パスを繋いで繋いで前に進むしかないラグビー。正に自己犠牲のスポーツ。生身でぶつかる、ほとんど格闘技としか思えない競技だからこそ、試合が終われば、敵味方なく互いを称え合います。

そういうシーンは随所に見られました(祇園の初トライがモールからの流れだった部分は、繋ぎや自己犠牲を表しています。慶常との合同練習や天竺戦終了後の雰囲気はノーサイドを表しています)。

観点の2つ目は、「いかに感情移入できるキャラを増やすか」ですが、ここは「学園青春モノ」としての側面でカバーしていた印象が強いです。

特に2クール目は、それぞれのキャラクターの「部活外」を通し、キャラへの感情移入を促す作りになっていました。だから、試合中にキャラが苦しい場面に陥ると、「頑張れ!」と応援したい気持ちになれます。ただ、その裏返しではあるのですが、ラグビーのプレー(技術的な)面でのキャラ付けが不十分でした。

具体的に言えば、プレー面でキャラが立ってたのは、祇園・岩清水・大原野・江文・松尾・貴船くらいで、実は赤山ですら、プレーの「色」は薄かったです(なんでもやれるだけに)。残りの、睦・賀茂・伊勢・諏訪・広田・春日(他)などは、プレーではなく、日常パートで色を出してた感じかな。

それが悪いわけではないのですが、私はスポーツアニメが好きなんで、もうちょいプレー(技術・戦術)面を見せてほしかったな~と。まあ、そこは原作連載中ゆえに、今後に期待ですね(原作も買おうと思うし)♪

最後に、1期EDの「全力少年」ですが、勿論名曲で、大好きな曲なんですが、だからこそ個人的には、「ある意味では合わない」なと思いました。あの曲は、新社会人とか、「変に利口になってしまった大人」に向かって作られていると思います。だから、視聴者である我々オッサンの心情は表していますが、今、青春真っ盛りの高校生である、登場人物達の心情を表しているわけではないのかなと。もっとも、松尾先輩の心情はよく表していて、そこをメインに考えているのなら、ぴったりな曲だとも思いましたが。
{/netabare}

【各話感想(レビュー)】
{netabare}
5話で籠コーチが来てから、急に面白くなった印象。弱小チームに名コーチが来てから強くなる、王道ですな(そういう意味ではあだち充作品は逆に凄いw)。そういうコーチが横暴なのはテンプレだけど、そこに逆らうよりも、素直に頭を下げられるってのは格好良かった。やる気になるヤンキー。はじめはバカにしてた奴らも認め始める。そしてチームがひとつになっていく。

祗園が、ただチビだからダメだったのではなく、精神的な部分にダメな理由があった。岩清水の「デカい僕らで鬱憤を晴らしたいからタックルしてるの?」って指摘は熱い。祗園の「俺らのボールだろ!」に並ぶ、ラグビーならではの名言。籠コーチは横暴なだけでなく、論理的で、チームを強くするために事実を述べてるだけで、ちゃんと褒めるポイントでは褒めるし、凄く魅力的な人物。これまでの「監督キャラ」の中でも、トップレベルに好きかもしれない(同ランクに、安西先生や田岡監督がいますが、それは言いすぎかなw)。

11話は各キャラの掘り下げが進んだ良回。一気にたくさんのキャラの「プレー」が理解できた。

2期目に関しては、熱さから一変、シリアスな展開が続きます。キツい部活、勉強との兼ね合い、家庭の事情。

14話の日常回は良かった。奥さんに負けている、籠コーチも良いわ~♪ 吉田先生との、大人な付き合いも良い感じ♪

VS天竺戦は、天竺のバラバラさとの対比で神高の良さを出す回。廉平はなぜ、もっと名門に行かなかったのかな?

天竺戦終了後の雰囲気、何より籠コーチの言葉は、「へ~」と思った。「勝ってもあまり喜ぶな。負けた相手のことを考えろ」は、剣道と全く一緒。「トライしてもあまり喜ぶな。皆で繋いだボール。たまたまお前が最後にいただけ」は、ラグビーならではだな~と思った。

20話以降は、再び各キャラを深めていく展開。ラストの嶺蔭2軍戦は、かなり、プレー自体を魅せていて良い感じだった。そして、最後に何の奇跡も起こせず終わるところも良かった。ラグビーって、番狂わせが起きにくい競技だと思うし。
{/netabare}

【余談1 ~ラグビー部に言うと喜ばれる言葉w~】
{netabare}
ラグビーやってる人に「アメフトと違って防具つけてないのに膝に頭から突っ込むって、ある意味アホっすよね」と明るく言うと、大抵は喜ばれますw

そしてその後に、「マジで怖くないんすか?」等を聞くと、生き生きと話してくれますw 大学でもラグビー部の奴等とはよく呑みました。あと喜ばれるのは、「剣道部が呑みで勝てないのは、ラグビー部と相撲部くらいだよ」とかね(笑)

でもその「生身でぶつかる」のがラグビーの魅力のひとつだと思うし、彼らが誇っていることでもあります(いや、アメフトも好きですよ! つか、スポーツには全てそのスポーツなりの魅力がありますし。アメフトの人には、「そんな防具なんて重くて固いもの着けて全力で突っ込むなんて、軽トラに突っ込むみたいなもんすね!」って言いますw)。
{/netabare}

【余談2 ~ラグビー漫画の主人公で多いポジションは?(色々調べてみましたw)~】
{netabare}
過去のラグビー漫画の主人公のポジションを軽く調べてみました(ネットで調べられる範囲ですが)。

・明刹工業高校ラグビー部→フルバック(15番)
・アップセット15→スタンドオフ(10番)多分
・HHORIZON→スクラムハーフ(9番)
・ノーサイド→スタンドオフ(10番)
・フルバック→フルバック(15番)
・IDATEN→不明、多分、ウィング(11番、14番)

と、ここまで書いて分かったこと。

①そもそも人気のあった(長期連載された)ラグビー漫画自体が皆無に等しく、いくらググッてもわからない部分が多かったです。

②そんな中、主人公にはバックス、しかもセンターラインのポジションが選ばれやすいようです。やはり、フォワードの巨漢ではイケメンを書きにくいとか、(読者の大半は普通の体型のため)共感されにくいとか、プレーが地味だとか、センターラインのポジションの方が様々な局面に顔だしやすいとか、色々あるのでしょう。

③意外とナンバー8が主人公として少ないです。やはりエースポジション、スーパースターとの認識が強く、努力や成長を書きにくいのかなと。

④フルバックは、まあ最近のは五郎丸さんの影響かな(笑) 昔のは、サッカーで落ちこぼれたとか、ヤンキーで蹴りが強いとか、最後のディフェンス残る(自分が抜かれたらトライされるポジションだ)とか、描きやすい部分もあるのかもしれません。

※そういった点を踏まえれば、今回の「オールアウト」で「祇園」が務める「フランカー」というのは新しいのかも。

「フランカー」はハイブリッドなポジションで、本来は速く強い人(現日本代表でいうと、リーチマイケル選手)が適正だけど、身体は小さいけど、タックルに特化し、気が強くスタミナのある祇園にはぴったりだとは思います(やっぱり小さいよりは大きい方が、良いけどね、フォワードではあるわけだし)。

まあ祇園の場合は、所謂「オープンサイドフランカー(フェッチャー)」というやつですね、ボール奪取に特化したフランカー。サッカーで言えば、山口螢選手や細貝萌選手、南アフリカW杯の阿部勇樹選手、往年で言うとガットゥーゾ選手やマケレレ選手、カンビアッソ選手のような、守備的ボランチ(日本風に言うとクラッシャー・アンカー)的な役割かな?

「弱虫ペダル」でもそうですが、最近のスポ根ものは、「縁の下の力持ち」的な役割の人が主人公になること、多いですですね。まあ、読者の大多数はスーパースターじゃないわけですし、(日本人)みんな現実的になって(小さくまとまって)きたから、「漫画に求めるもの」も、「憧れ」から「共感」に変わってきたのかもしれませんね。
{/netabare}

【苦言(9話 SLAM DUNKのオマージュについて)】
{netabare}
この作品がSLAM DUNKのオマージュだということは明らかだし、例をあげればきりがないです。キャプテンの名を「赤山」にしてることからも、原作者は隠す気がないんでしょうね。(赤木→赤城山→赤山 なのかな?)。

要素を真似るのは、まあ最悪、良いんです。創作物なんて、かなりやりつくされてますし。完全オリジナルなんて、ムリがあるし。でも、「昔」の「超名作」の「展開」を「あからさま」に真似るのは、どうなんでしょう? オマージュ=尊敬、としとけば、何でもOKなんでしょうか?

特に9話目。流血して「大丈夫だ、すぐ戻る」と言い、その後に「30点とりかえすぞ!」「俺たちは負けてない」という赤山。まんま、海南戦の赤木ですやん。

このアニメ好きなんですが、熱血スポ根ものなのに(もしかしたら今の子供には分からない、つまりはパクリとバレない)パロを入れてくる姿勢、しかもそれが個人的には聖域のSLAM DUNKのもの。SLAM DUNKファンとして、(ちゃんとネタですとしていないので)次第に腹が立ってきました。これは、(笑)無しのマジなやつです。

もしこのまま「熱血モノの中」で、SLAM DUNKのパロ、いや、パクリを平然とやり続けるなら、切ろうかと考えていました。なんなら今期(2016秋)で1~2番に楽しんでたアニメだったけど、SLAM DUNKへの愛はそれ以上です。ギャグアニメなら別に良いんです。「スポ根アニメの熱さをパロに頼る姿勢」なら、それは嫌いです。興ざめです。

10話目以降、あんまりに明らかなものは少なくなり、とりあえず溜飲を下げたので、完走できましたが、やはり気を付けてほしかったです。そこで、☆をひとつ落としましたm(._.)m
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 30
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

"番狂わせの少ない競技”の本当に……本当に地道な土台作り

原作コミックは未読。

本作で茶色のラグビーボールが出てくると思っていた程、ラグビーに疎かった私w

放送前、本作が“ラグビーを題材にした史上初のTVアニメ!”とアピールして来た時は、
高校ラグビーとか伝統があるのに意外だな……という印象を抱いていました。

実際、視聴してみて、選手の実力を反映しやすいように合理的に進化してきたと言う、
ラグビーの説明がてら、ストーリーが進行していくと、そのルールの合理性故に、
例えば超人主人公がミラクルプレイで試合をひっくり返すような、
どんでん返しで感動演出!というプロットなど、まず成立し得ない。
ラグビーという堅牢なスポーツに舌を巻くことになりました。
これは確かに漫画で連載し続けるのも大変だろうなと思いました。

本作はそこを全員主役で、全員練習で汗を書いて、泥にまみれて貰う。
モールの如くジリジリと押していく、地道なシナリオ展開で、
愚直にラグビーにぶつかっていった点が特徴。

どんなスポ根アニメも、練習したこと以上のものは試合では出ない。
と主張しますが、本作は徹底的。

{netabare}何しろ2クール全部、練習と練習試合と合宿。
公式戦を一試合も行わないまま消化してしまったのです。{/netabare}

よく部活アニメの感想などを見ていると、
たったこれだけの練習で上手くはならないよ~。
と言うコメントをちょくちょく見かけますが、
本作を観て、まだ練習量が足りないと言うなら、
部活アニメなど見ない方がいい。

それくらい土台作りを重視した作品でした。

地道ゆえ、退屈することがあったのも否定はしません。
ルールに基づいたスポーツと、スポ根のキャラ性、ドラマ性の両立の難しさを
痛感することも多々あった作品でもありました。

けれど、それを乗り越えて、成果を示された時は、
底からじっくり暖められた風呂の如く、
芯から熱くなるものを感じることができました。


好きなキャラは籠(こもり)コーチ。
練習も愚直なら、指導も愚直。
だからと言って、根性論には落ちず、
理論的な練習で教え子を明るい方向へ導く……。
それ故に、彼が語る言葉には説得力を感じました。

{netabare} 個人的にコーチ陣が酒席等で指導論などを語るシーンが好き。
「指導者は常に子供を驚かせる張本人でなくてはなきゃならない」
ノミュニケーションでは時に深い言葉が飛び出します。
もっとも酔い潰れて覚えていない方もいらっしゃるでしょうがw{/netabare}

【前半戦1クール感想】「お前ら、オールアウトって知ってるか?」

{netabare}男女構成比が極端な深夜アニメの諸作品。
ちょっと紳士の煩悩に流されるまま作品をチョイスしていると、
たちまち二次元世界で美少女たちに包囲されてしまいがちですw

尊氏の2016年秋もまさにそんな惨状w
何か漢(おとこ)たちが暑苦しくぶつかり合うアニメを投与して、
極端に極端をぶつけて中和せねばw

そんな謎の使命感で徘徊していた所、辿り着いたのが本作。


本作は神奈川県のとある弱小高校ラグビー部の男たちの青春物語。
各校部内に女子マネやイケメンラガーマンの追っかけ等が若干名いる他は、
(他に強いて言うなら、{netabare}作品内二次元世界にて撲殺系魔法少女が登場する以外はw{/netabare})
見事なまでに男しかいない。
筋肉ムキムキな男たちの飛び散る血と汗と涙!
魂のぶつかり合いがあるばかり。

前半戦は練習や紅白戦、合同練習試合等を通じたラグビールール初心者講座も兼ねた、
泥臭い地道な伏線張りが続く展開。
{netabare}GWですら遊びにもナンパにも行かず、校舎内で男たちがすし詰めに寝泊まりして校内合宿!{/netabare}
暑苦しいぜ!!


ただこのまま延々とぶつかり合ってばかりだと、
俺のスタミナはもたないのではないかw

そんな私の懸念が払拭されたのは、
{netabare}にわかに元全日本の老コーチが招聘されて以降。{/netabare}
ガムシャラ一辺倒の弱小ラグビー部に意識改革がもたらされてから。
その後、本作は私の中で単なる萌えアニメ中和剤じゃない。
次回が楽しみなスポーツアニメに昇格しました。


特に第六話の{netabare}「出し切ること」
レビュータイトルにも掲げた、
コーチによるタイトル回収のセリフから始まる教示が心に響きました。

「オールアウト」……全て出し切ること。
要するに死に物狂いでやれば全国大会にも行けるだろう。
だから一生懸命やれ。ってことなのですが、
私には部活にありがちな単なる根性論じゃない、
老獪かつ科学的な言葉の使い方を感じました。

部活に限らず、プロスポーツなんかでも、
低迷しているスポーツチームというのは練習して着実に強くなっていく、
そんな当たり前すら損壊しているもの。

一生懸命取り組むことにすら迷いが生じがち。
狭い練習場で空回りし、頑張る根拠を渇望する彼らに、
「オールアウト」というより広い世界の概念を与える。
その言霊パワーに震えました。{/netabare}

「ALL OUT!!」が実現した時、神奈川県大会にどんな旋風が巻き起こるのか?
成果を確認するのが楽しみでなりません。{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 21

63.5 18 スポーツで高校生なアニメランキング18位
南鎌倉高校女子自転車部(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (205)
748人が棚に入れました
高校入学をきっかけに長崎から鎌倉へ引っ越してきた女の子、毎春ひろみ。
新しい土地に新しい学校、そして新しい友だち。
そんなわくわくする日常との出会いではいつも自転車といっしょ!
鎌倉を舞台に女子高生たちの自転車に想いを込めた青春が始まる―――!

声優・キャラクター
上田麗奈、広瀬ゆうき、藤原夏海、高森奈津美、渡部紗弓、竹内恵美子、久保ユリカ、福緒唯
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

南鎌倉高校女子自転車「競技」部じゃないところが作風を決定付けている

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
自転車×女子高生 という組み合わせ。日常系をベースにしている毒のない作風ですから、観ていて不愉快になる方は少ないと思います。

自転車導入としては、正直イマイチ。前期(2016秋)の、「ろんぐらいだぁす」の方が上に感じました。つか、エンディング後の「A応P初めての自転車部」の方が、自転車導入としては優秀だったかもw

もっとも、「自転車部を舞台にしたキャラものアニメ」という点では、本作に軍配が上がると思います。また、鎌倉の美しい景色を眺めたり、有名観光地を擬似的に巡れるのも本作の魅力のひとつだと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
自転車部であって、自転車競技部じゃないのが、このアニメをよく表す特徴だと思います。サイクリングから始まり、レース、ロングライドと、「自転車」であればなんでもござれ。そのなんでもござれ感が独特のユルさを醸し出しています。

放送時期もあり、当然「ろんぐらいだぁす」と比べられると思うけど、作画以外は「ろんぐらいだぁす」の方が好きかな(僅差だけど)。

「南鎌倉高校自転車部」は、自転車の辛さや大変さを意図的に廃していて、「自転車最高!」って感じだけど、悪さもあっての魅力だと思うので。

「ろんぐらいだぁす」の面々が自転車のことを悪く言うときは、「それでも好き」「手のかかる子ほど可愛い」って感じが出ていました。深読みすれば、「酸いも甘いも知り尽くした大人な女子大生」と、「まだ恋に恋する女子高生」の違い、とも言えるかな(考えすぎw)。

自転車アニメを女子高生にやらせるとこうなるのか、なるほどと思ったのが、経済的負担を描か(け)ないということです。

ロードバイクなんて金食い虫、高校生の小遣いじゃムリだし。それを救うために、部費(&身内かつ理解ある学園長)、知り合いの自転車屋、理解がありポケットマネーを出してくれる顧問、金持ちの仲間、優しい他人の寄付と、かなりご都合主義的な好条件をそろえましたねw

まあそれが、独特の優しさやユルさを生み出しているので、一概に短所とは言えませんが。あまり、世知辛い女子高生なんて見たくないしねw

しっかし、主役の声が上田麗奈さんですか。キャラもかぶってるし、演技も「ばくおん」の「佐倉羽音」まんまでしたね。「ばくおん」であれだけロードをディスッていた一員が、これだけ自転車を楽しんでいる、というのも……ねぇ(苦笑) なぜ、こんなキャスティングにしたんだろうか、偶然ってことはないだろうけど(汗)
{/netabare}

【追記 特別編 感想】
{netabare}
第13話として、南鎌倉高校自転車部の面々が台湾に行く話。修学旅行の下見を授業期間中に(校長の身内の)生徒に行かせ、予算も学校持ち、出席扱いなんて、マスコミに叩かれそうなネタですねw

いや、修学旅行の下見のわりに、ご飯を食べる店が小さく、あそこに学年の生徒が全員入ると思えないな。いや、修学旅行で夜市に生徒を出すなんて、有り得ないかと。いや、臭豆腐、あれはキツいよ(汗) まあ、揚げたやつなら食べられなくもないけど。いや、唯一の引率教師が海外で夜に女子高生ほっぽり出してマッサージとか、処分の対象だから。いや、報告書は顧問が書かずに生徒に書かすんかい。

とにかく「修学旅行の下見」という設定に無理があったと思います。別に「商店街の福引き」とかで良かった気がします。

ただ、台湾を取り上げたのは自転車アニメならではで良かったと思います。きっと、ロケハンも楽しんだのでしょうね(邪推)w
{/netabare}

【余談 ~ 行かずに死ねるか ~】
{netabare}
自転車で世界一周した、石田ゆうすけさんの書いたエッセイ「行かずに死ねるか ~世界95,000㎞一人旅~」を、つい先日読んだ。かなり良いエッセイで、オススメ。旅に出たくなる。

実はこの本の後書きを、椎名誠さんが書いていた。その文章も秀逸。

椎名さんは、「自分も石田さんが観た景色はほとんど全て見ているが、自分は、仕事で車(他力)。自転車(自力)で観た石田さんとこうも感じ方、見える景色が違うのに驚いた」という主旨のことを言っていた。

この「南鎌倉高校自転車部」でも、「自力」の良さはたくさん描かれていた。

自転車に興味がある方、旅に興味がある方、このエッセイは絶賛オススメですよ♪

ちなみに、余談の余談で、上記の本が楽しかったので、「とまらない好奇心! ~次の旅を夢見て~:会社員 自転車で世界を走る」っていう、大島義史さんの本を読んでみたんですが、これがつまらないツマラナイ(笑) 内容じゃなくて、文体がね、鼻につく鼻につく。リアルな話なのにリアリティがない。比べて読むと、内容は近いのに、こんなに魅力が違うのかと驚きましたね(苦笑)
{/netabare}

【余談2 ~ 原作者は多分、赤松健ファンw ~】
{netabare}
本作には、「サンディ・マクドゥガル」という人物が出ますが、この名前、赤松健先生の「A・Iが止まらない!」に出てくる「シンシア(シンディ)・マクドゥガル」からとっているものと思います。「ラブひな」には、「サラ・マクドゥガル」も出てるから、合わせたのかな?

赤松作品のファンとしては、ちょっと嬉しかったです♪ もっとも、シンディ自体は「惣流・アスカ・ラングレー」をモチーフにしてるんで、キャラ(性格)は全然違うけどね。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
主人公のひろみ、びっくりするくらい「ばくおん!」の「佐倉羽音」なんだが(笑) ワザとか? 演技の幅が狭いのか? あれだけ「自転車よりオートバイ」って言ってたのにね(笑) キャラデザはなんか古くさいね。景色は普通に綺麗だけど。エンドカードが、妙にエロいw

2話目
なんかこう、インパクトに欠けるアニメですな。キャラは分かりやすく描き分けられているので、大丈夫そうですが。

3話目
良い回だ。自転車の魅力を、お年寄り(校長&祖母&大先輩)の目線から語られるのは良かった。歴史を踏まえての語りには説得力があるし、それを孫が復活させるのも胸熱。

4話目
勝負する意味が分からない。どうせなら、「水泳部入るって口約束してた」くらいで良かったのでは? つか、膝を故障してたのに、チャリの座りこぎで登り坂は自殺行為では? ヒロコ先輩、メッチャ男前w

5話目
やはり、ロードか。このまま、ママチャリのアニメも観てみたかったがw 大切な物を買うときほど、最後は一目惚れって、大事だと思う。

6話目
スカートでロードに乗るという、違和感w まあ、確かに女子高生なら体のラインは気になるよね。そこは「ろんぐらいだぁす」には無かったところだね。足がはまらなかったって、ムリにドラマを作らなくてもw それは良いんだが、早くスタート切ろうよ(苦笑)

7話目
初心者であり、今日初めて「トレイン」を習った巴と冬音が、「最後まで夏海さんに引いてもらうわけにはいかない」って? 「引く」という専門用語が出てくるのに違和感を感じた。完全に自転車競技。エースと準エースを勝たせるとか、マジで弱虫ペダル。

8話目
どう考えても一番凄いのは、熊さんw (ロード)バイクが話すとか、マジで「ばくおん!」w

9話目
鎌倉PR回。鶴岡八幡宮も銭洗弁財天も行ったことあるけど、良いとこだよね。自転車は本来競うものではない、ってこと? 学校行事とはいえ、制服で走る違和感。サンディ・マクドゥガル……原作者は「AIが止まらない(赤松健)」ファンだなw

10話目
なるほど、女子大生ではなく、女子高生になら、高いロードバイクもプレゼントされるわけか(苦笑) 先生、部活なんですし初心者なのに、大事故あったらどうすんの?

11話目
急に自転車レクチャー始まったけどw ハンガーノック→甘すぎ!→パンク って、「ろんぐらいだぁす」まんまやんw そして、観光案内も忘れないw え~のし~ま、どーーん!(釣り球)

12話目
校長の話、深いようで浅い気がするw てか、充分に楽しんでたやん(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/06/08
♥ : 34

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

主人公の初期値が絶望的…。→ ガチな競技要素!→ やっぱりゆるかった(笑)

同タイトルのマンガが原作のようですが、未読です。

とりあえず第1話を観ました。ネタバレになるかもしれないから詳しくは書きませんが、主人公の舞春ひろみ(まいはる ひろみ)の初期値が絶望的にひどい。これでこの先どうにかなるのだろうか…。

なお、OPはA応Pが歌っていて、メインキャラの一人である秋月 巴(あきつき ともえ)はメンバーの広瀬ゆうきがキャスティングされています。公式HPによると、その妹の秋月結花(あきづき ゆいか)にはやはりメンバーの福緒唯がキャスティングされているようです。

それと番組本編の後にロードバイク(公道でツーリングしたり競技に使用する自転車)の入門コーナーみたいな実写映像があり、広瀬と福緒が出演していました。

…どうなんだろうな、これ。この先、面白くなるんだろうか?

2017.2.22追記:
夜間のクリテリウムだと…?

OPで薄々そうかもとは思っていたけど、トレインはさておき、「発射台」とか「エースの脚を残して勝たせる」とか、こんなにガチな競技要素があるアニメだったとは…。

普通に楽しめそうな気はしてきたけど、第1話は何だったんだ(笑)!

2017.3.29追記:
全話視聴を終えました。とにかく「自転車は楽しい」と言いたいらしいです。そこは誤解無く伝わっていると思うので、まあ良かったんじゃないかと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 32

ローズ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

道草

長崎から鎌倉へと引越してきた舞春ひろみ。
自転車の乗り方を忘れてしまい、高校の入学式に遅れそうになる。
登校中に知り合った秋月巴の助けもあり、何とか式に間に合うのであった。

高校生活を過ごしていく中で重要な物。
それは勉学や友人関係、そして部活などがあるでしょう。
本作品は自転車部を申請して、活動実績を残して『部』として認めてもらえるように頑張ります。
その頑張った先に『部』として大切な物を見つける事ができるかどうか。
3年間という短い高校生活。
大切な仲間と過ごせる貴重な時間。
有限だからこそ、見失ってはいけないもの。
「時は金也」
多感な十代。
自転車部としての活動を通して有意義な経験をします。

レース展開もありますが、個人的には観光案内という印象があります。
作品の舞台となる鎌倉。
海岸沿いの道路を自転車で走るだけでも絵になりますね。
オリエンテーションで回った鎌倉。
小回りの利く自転車は有利ですね。

三浦半島に遠征もします。
個人的には海産物の恵みを頂くあたりで終わっても良かったのですが^^;
目標となったのは風力発電の風車。
目立ちますが、観光名所とは言えないような……
まあ、ハッキリとした目標や目的があるのは良い事。
一直線に進めますから。

本作品では「自転車を楽しむ事」が重要視されています。
勿論、自転車自体の値段が高価、食事を抜くとエネルギー切れになる等、
負の側面も描いています。
ただし、それらを考慮しても「楽しい」という事が伝わってきます。
自転車部として認可されるかどうか。
それは、部活動を通じて得られる貴重な体験。
オイラも疑似体験させてもらいました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 27

69.0 19 スポーツで高校生なアニメランキング19位
あひるの空(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (173)
698人が棚に入れました
バスケットボールでは決して有利ではない小柄な体格の車谷 空。身長を理由に中学時代スタメンに選ばれることのなかった空は、高校バスケ部に期待を膨らませて九頭龍高校、通称クズ高に入学。ところがバスケ部はほとんど機能停止状態。とてもバスケをできる環境ではなかった。しかし、空はバスケへの熱量で、クズ高バスケ部メンバーとぶつかり合いながらも、共に成長していく。次々に直面するあらゆる困難に、クズ高バスケ部メンバーはどのように立ち向かって行くのか…!?

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、小西克幸、谷山紀章、宮野真守、八代拓、堀井茶渡、KENN、千本木彩花、谷口夢奈、遠藤綾
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

乙女と不良が交差するとき

原作未読


出た!“新丸子橋”
リアル正式名称は“丸子橋”

橋名板をでかでかと映してくれたおかげで一発判明。本作冒頭で登場して以降ちょくちょく顔を出すその橋は、渋谷-横浜間を繋ぐ東急東横線の途上にあり東京都と神奈川県の県境/多摩川にかかった橋です。
本作と同時期放送『フルーツバスケット』でも登場したり、少し前の『荒ぶる季節の乙女どもよ』ではヒロイン達の通学路で使われてました。これがさもありなんと言いますか。『荒乙』ヒロインたちは神奈川県川崎市側から橋を渡って、東京都大田区側にある高校に通っている設定なんですね。それがどういうことか『荒乙』未視聴者向けに少しだけ触れるとヒロイン達はとってもいい子で普通の高校に通学中って前知識が僕らにはある。
これが橋を渡らずに川崎に留まるとどうなるかはサムネからお察し。ヤンキーが出没するちょっぴりスラム感の漂う設定へと変貌します。
なお川を挟んだ東京都大田区側はズバリ“田園調布”お金持ちの住む所です。少し川崎をフォローするなら丸子橋を渡って次の次の駅“武蔵小杉”は住みたい街ランキング上位エリア。本作のメイン舞台です。


 川崎市中原区アニメ


高校では今はどうか知らんけどその昔ギャルが軒並み持っていた“法政バッグ”の法政二高が有名。
…のっけからすみませんでした。めっちゃ土地勘のある地域だったもんでつい(^_^;)


本題に戻ります。
神奈川を舞台にメインどころで不良がからむ高校バスケのお話です。あの金字塔との比較しそうなところをぐっと堪えて楽しみましょう。あっちが海近くならこっちは川沿い。
別物には違いありませんが、それでも気になる方向けに一つだけ優位なものを。少なくともヒロインは確実にこちらがかわいいかと存じます。

黒髪ロングなんです。近くの女子に聞いてみてください。加齢とともにロングはしんどくなってくる。若さや青春の象徴ロングヘアーです。それなのに部活だからと髪をまとめなければいけないのでだいたい束ねっぱなしと出し惜しみします。ロングな黒髪はところどころでしか披露しないというこの贅沢。
さらにこの子ひょんなことから女の命“前髪”を無残に切られてしまいます。しかもやらかした前髪のまんま物語はしばらく{netabare}(インターハイ予選一回戦まで){/netabare}続くのです。前髪決まらないから学校休むリアル女子を見てきた私には衝撃でした。で学校マジックが発動。決まらない前髪を気にしない美形女子はモテる結果に。高校生なんてまだまだ素材に吸い寄せられるのです。教室でぶーちゃんがその美形女子に「ぜんぜん前髪平気よ。それに○○そんなん関係なく美人だし…」と言ってるのに聞き耳たてて、心の中で「うんうん」と頷いた経験は皆さんにもおありでしょう。

 若さの象徴“黒髪ロング” + “前髪気にしない”女子

これを一例に距離感がより高校生(等身大)に近いバスケアニメになってます。全50話とけっこう長丁場ですよ。原作はまだ完結してないので途中までですが、これまで二回ほどアニメ化を断り今回は原作者納得のアニメ化だったとのことです。


少なくとも長編のスポーツものに期待するものは満たせるのではないかと思います。

バスケバカな主人公車谷空(CV梶裕貴)がいて(冒頭)
休眠状態のバスケ部を掘り起こしていく
主人公に感化されて才能が徐々に集結していき{netabare}(前半終了間際に揃う感じ){/netabare}
強豪との練習試合もやったりなんかして(当然序盤)
インターハイ予選に臨むことになる{netabare}(後半開始部分がここ){/netabare}

1クールものと違い展開を急いでません。このへんを“停滞”って捉えるのはちょっと違うと思っていて、豊富に話数がある分“弛緩タイム”が用意されてるくらいで捉えてます。計算されつくした50話を否定はしませんが、それってずっと緊張を強いられことになり集中がもたないのではと思ってます。
行ったり来たりを楽しみながら腰を据えて楽しむ話数と思って堪能するのにちょうどよい。


不良ものにありがちな家庭環境トラブルが影を落として…みたいなのは薄め。
一度は好きなバスケに背を向けてたり、そもそも何かに打ち込んだ経験の無い連中の物語です。
彼らがこれまでの人生の中で無駄にしてきた時間の重さを見せつけられる場面は多々あり。試練にさらされる回数は他のスポーツものと比較して多いほうでしょう。
ありがちな一つ勝ったらさらに強い相手、的なライバルのインフレがなく、その分バスケットボールに向き合うことで自身の生き方を見つめ直すような内容になってます。まだ高校生なのに。

やってしまったことは元には戻らない。
しかしそこから逃げたままで果たしていいのか?

自分で蒔いた種を刈り取るというべきか、自分で自分のケツを拭くというべきか…

 {netabare}自分の弱さから逃げず新たに(再び)挑戦する{/netabare}

スターティングメンバ―ほぼ全てがミッチー(※注:三井寿)みたいなもんですかね。バスケの技術的な側面よりもキャラ達のチャレンジする姿勢に心打たれる良作でした。
ゆるいところはゆるいのでそんなに堅苦しくはないですよ。
大人たちもこの未完成で危うい面々にしっかり向き合って導きます。顧問の先生。主人公空のお母さん。いい大人がいるアニメにハズレ無し。

see you next time で終わっていたし、ぜひとも2期を期待したいところです。



※ネタバレ所感

■きっと原作でも名場面だったのでしょう

とあるお別れのシーンがあるんですが、そこに至るまでの前フリ、渦中の演出、そして声優さんの演技。素晴らしいです。

{netabare}#24と#29-#33が該当。遠藤綾さんになんか賞あげておくれ。
艶っぽいおねーちゃん役のこれまでのイメージが吹き飛ぶくらいの名演。{/netabare}

{netabare}それまで終始笑顔の絶えない人だったからなおさら。病室に入る時の空くんも頑張って笑顔。…と思ってても顔がひきつってる。

…無理。こんなん耐えられん。。。{/netabare}



■(余談)川崎市中原区及び多摩川沿い

“新丸子”“(北)住吉”“千年”“新城”“小杉”等々、丸子橋を起点に3駅以内の狭いエリアが舞台。
番組最後のバスケット講座担当の川崎ブレイブサンダースの本拠地等々力アリーナや川崎フロンターレのホームスタジアムもこの中原区内にあります。
川崎って全国区の事件もあったりで物騒なイメージあるかもしれません。たしかに川崎駅周辺の川崎らしい川崎を舞台にした『RELEASE THE SPYCE』はやや物騒なスパイものだったり。『ゆるゆり』のキャラデザをもってしてもつい物語を物騒にしたくなるような魅力的な街です。ある程度エリア限られますけどね。ぶっちゃけ武蔵小杉近辺でヤンキーを見かけたことはありません。

首都圏でも山手線を起点に八王子方面、練馬や埼玉、千葉方面で土地の雰囲気は変わることでしょう。神奈川方面では多摩川を挟んで雰囲気が変わります。多摩川を横切る路線はけっこうあって

(品川発)→地名は多摩川を挟んでの地名
・京浜東北線/京急線 蒲田(東京)/川崎駅(神奈川) 
(渋谷発)
・東横線 田園調布/武蔵小杉近辺
・田園都市線 二子玉川/溝の口近辺
(新宿発)
・小田急線 狛江近辺/登戸
・京王線 調布や府中/聖蹟桜ヶ丘

けっこうあるんです。アニメの聖地でみるとイメージつきやすいかもしれません。
丸子橋起点にしましょう。
下流8kmくらいが川崎駅近辺エリアです。もうちょい下ると羽田空港。
逆に上流いってみます。北へ北へ! 丸子橋から5.0km遡ると田園都市線の二子橋。
『ハイスコアガール』ヒロインとのデート帰りに打ちあがる花火に遭遇したのがこの二子橋。“溝の口勢”という単語が踊っていたようにこのアニメは溝の口近辺が舞台でした。ここも実は川崎市。中原区ではなく高津区です。他にも『天体戦士サンレッド』もこのへんらしい。
その二子橋からさらに上流5.2kmほどいくと小田急線。川崎市多摩区へ。
このへんまでが川崎市、南北に広いのです。『さくら荘のペットな彼女』はここ登戸駅と隣駅がよう出てきます。河川敷に目を向けると『風が強く吹いている』で寛政大学駅伝部が寮スタートのトレラン目的地としたのがこのあたり。東京側ではあるんですけどね。

川崎市が関係する多摩川沿いの聖地だけでけっこうあるみたい。掘ればもっと出てくるでしょう。聖地同士が近いといろいろニアミスしてて妄想が捗ります。

小田急からさらに上流行ったら行ったで稲田堤の鉄橋『クズの本懐』、『ちはやふる』の府中、『一週間フレンズ』の聖蹟桜ヶ丘がぼちぼち多摩川沿いで、『とある科学の超電磁砲』学園都市のモデルとなった立川あたりまで範疇に入ってきますがまあこれくらいで。


最後に川崎に戻って…
この作品の刺身のつま:実写のバスケットボール講座。15秒にも満たない尺で毎回なにか1プレー動作付きで解説いれてくれるのですが、第3回目が“ダンク”と「おいおいできねーよ」と突っ込み待ちみたいな茶目っ気があって好きでした。
ブレイブサンダースの社長ってここにくる前は横浜ベイスターズの社長やってた人だったかと思います。横浜スタジアムに人を呼び戻した豪腕。あの手この手でアリーナに来てくれるような仕掛けを行っていてプロスポーツのマネジメントとしてとても興味深い教材です。あひるの空とのコラボもその一環なんだろうなと思いながら観てました。放送時間が平日の夕方と若年層ターゲットなのも関係してるかもしれません。等々力アリーナに足を運んだこともありますがバスケ観戦もなかなか面白いもんですよ。



視聴時期:2019年10月~2020年9月 リアタイ

-----

2020.10.04 初稿
2021.06.19 タイトル修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 28

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いつまで休んどんじゃ、ボケ!

運動音痴の私が言うのもなんだが、バスケットボールはスリリングで面白いスポーツである。
双方合わせて10人の選手が入り乱れ、オフェンスとディフェンスを繰り返す。
怒られるかもしれないが、野球やサッカーのように、休んでいる“ように見える”選手がいないのだ。
いわゆる、ダレる暇のないスポーツであり、
そういう意味では、フットサルに近いかもしれない。

そう、休むことの許されないスポーツ、羽ばたき続けることを強いる競技のように感じるのだ。

そして、クズ高の連中は皆アヒルなのだ。
それもビッグマウスで“極振り”、しかし愛すべきアヒルたち。

そんな彼らがチームプレイを模索し、相手を信頼しようともがいてゆく姿に、何とか報われてほしいと願いながら駆け抜けた、あっという間の50話であった。

これは、とても清々しい気分を味わうことのできる、良質のスポーツコメディである。

大好きなトビくんの台詞、タイトルに続く一言を最後に。

「ワシ一人じゃ、どーにもならん、手ぇ貸せ!」

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

存在意義を、示せ。

この作品の原作は未読ですが、有名なので作品名は知っていました。
今回、放送前から全4クールで放送されることを知り、視聴を楽しみにしていた作品です。


バスケットボールでは決して有利ではない小柄な体格の車谷 空。

身長を理由にスタメンに選ばれることのなかった空は、
高校バスケ部に期待を膨らませて九頭龍高校、通称クズ高に入学。
ところがバスケ部はほとんど機能停止状態。とてもバスケをできる環境ではなかった。

しかし、空はバスケへの熱量で、クズ高バスケ部メンバーとぶつかり合いながらも、共に成長していく。
次々に直面するあらゆる困難に、クズ高バスケ部メンバーはどのように立ち向かって行くのか…!?


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

完走後にwikiをチラ見した時に知ったのですが、この作品は「バスケットボールを題材にしたスポーツ漫画、ギャグ漫画」なんだそうです。
スポーツは理解できますが、ギャグの要素ってありましたっけ…--^^;?
皆さん至って真面目にバスケやっていたと思うんですけど…

私も小学生時代はバスケをやっていましたが、身長を理由に中学ではテニス部に入りました。
テニスもやってみたら面白いスポーツだったので、バスケットから離れたことに後悔はありませんでしたが、この作品を視聴すると、懐かしさからか身体がウズウズして仕方ありませんでした。
バスケやっていたのは、もうずいぶん前のことになるのに…

きっとこの作品の持つ熱量にあてられたからなんだと思います。
オッサンがはるか昔のいバスケ熱を思い出すくらい、この作品の熱量は半端ありませんでした。

身長が150㎝にも満たないという、バスケにおいて致命的なハンデを背負った車谷空…
そして、身長の低さを弱さの言い訳にさせなかった母の由夏さん…
身長159cmの元・女子バスケ日本代表プレーヤーに言われたら反論なんてできる訳ありませんよね。
でも、一番悔しい思いをしていたのは由夏さんだったのかも…

ですが、NBAの歴史上、最も背の低い選手の伸長は160㎝なんだそうです。
だから、空にだって努力次第では可能性がゼロという訳ではないと思います。

きっと、由夏さんもに日本代表の切符を手にするため、血の滲むような努力を積み重ねてきたんだと思います。
だから、もし出来得るなら同じ轍を踏んで欲しくいないと考えるのは当たり前です。
でも、結果的に自分と同じ道を歩ませてしまっている…これが悔しく無い筈がありません。
だからこそ、「大きく産んであげられなくて、ごめんね。」の一言が深く突き刺さったんだと思います。
この一言に私の涙腺は何一つ抵抗できませんでした…

この作品のもう一つのポイントは、主人公を取り巻きに魅力的なキャラが多いことです。
個人的一推しは、「トビ」の愛称で呼ばれている夏目健二です。
喧嘩っ早い性格と、協調性のないプレイスタイルが最初は好きではありませんでしたが、彼のバスケに対する情熱は人一倍強く、その強さは自らの性格をも変えていくんです。

それと、クズ高男子バスケ部の紅一点である七尾奈緒さんは絶対に外せません。
女子マネージャーと監督の兼業は正直尋常じゃないくらい大変かと思いますが、それをおくびにも出さず、常に一歩先を考え続けているんです。
女子力が高いのも彼女の魅力の一端だと思います。

個人的に早く立ち直って欲しかったのが藪内円先輩でした。
序盤~中盤における空の理解者…
出来ることなら、その路線を突き進んで欲しかったんですけどね。
その分、奈緒ちゃんの存在が際立ったと思っているのは、きっと私だけじゃないと思います。

オープニングテーマは、the pillowsさんの「Happy Go Ducky!」、flumpoolさんの「ネバーマインド」、BLUE ENCOUNTさんの「ハミングバード」、ACIDMANさんの「Rebirth」
エンディングテーマは、sajiさんの「ツバサ」、内田雄馬さんの「Over」、宮野真守さんの「光射す方へ」、阪本奨悟さんの「太陽ランナー」

4クール全50話の物語でした。
50話までアニメ化されましたが、彼らの本当の戦いはこれからです。
今回のアニメ化で原作のストックがどの程度残っているか分かりませんが、ここで終わってしまったらあまりにも中途半端なので、しっかり続編が制作されることを願っています。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 16

71.4 20 スポーツで高校生なアニメランキング20位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (173)
583人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ものすごくいつものあだち充であった

原作未読
放送時間は土曜17:30!久々の深夜外アニメかもしれません。


「タッチと私」という題ならいくらでもいけるのですが我慢!
あの『タッチ』と比べてふんちゃらかんちゃらみたいなレビューにならないよう可能な限り気をつけます。ペコリ


あの上杉達也/和也と朝倉南の物語から30年後。視聴動機は説明不要の世代です。おいっ

・前期後期のOP『イコール』(sumika)『VS』(ポルノグラフィティ)歌詞の端々にあだち作品を彷彿させるワードが!
・各話サブタイトルは作中の登場人物のセリフ。鉄板です。
・ナレーションの天の声に反応できるキャラ達
・お待ちかねの作者いじり


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


あだち作品特有の少し長めにとった会話の間であったり、思わせぶりな言葉のキャッチボールだったりは健在というかよく表現されており、そこはわかってるね~という話でした。
オールドファンには懐かしく、知らない方には新鮮に映ると思います。

なお、ありがたいことに本家『タッチ』の視聴を前提としません。もちろんセルフパロディ満載ですが知らなくてもまたは後追いでも問題ないでしょう。


あらすじ省略。『H2』『クロスゲーム』野球はもちろん『みゆき』『ラフ』『陽あたり良好!』etc

どれか一つでもあだち作品に触れていればすーっと入っていける本編。キャラの名前が変わっても相関が変わっても流れてる空気は一緒でもちろんこれは誉め言葉。この味は先生以外出せないものでしょう。


 ものすごくあだち充であり
 安定のあだち充である


私にとって『タッチ』は昭和でアニメに触れ、平成でコミックをむさぼり読んだ作品です。
連載終了してから数年経ってるとはいえ、部室に置いてある単行本をたまにめくりながら、ガチで甲子園を目指していた球児でした。

あれから20年ちょっと。令和の時代に続きの物語を拝めるのは感謝しかありません。現実の甲子園で応援曲の定番となった岩崎良美『タッチ』。アニメでは逆輸入されて主人公の妹がアルプススタンドで吹いてます。西村勇役の中尾隆聖さん。『タッチ』からの30年越しの継続登板です。ナレーションの日髙のり子さんと合わせて感慨深いものがあったことは想像に難くありません。もう歴史的文化遺産でいいんじゃなかろうかってくらいです。

{netabare}中尾さんが次の回に登場する際の予告で、「顔がパンのに殴られるアニメ?7つのボールを集めるやつ?」とさらっと内田真礼さんが煽ってたのがツボでした。{/netabare}


あの、朝からダラダラ再放送のアニメを見て過ごす夏休み。それと似たようなことを今年の夏は再体験することが出来ました。

{netabare}すげー中途半端なところで終わった気がしないでもないですが、このもやっとした後味もあだち節の一環です!と言ったらまるで信者だな、こりゃ(-_-;){/netabare}


『タッチ』ファンは必見。懐古趣味的にもアリ。
深夜アニメに食傷気味な方にも新たな南風を送る全24話です。



視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴

-------


2019.09.29 初稿
2020.04.12 タイトル修正/修正

投稿 : 2024/06/08
♥ : 39

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

SB千賀投手のテイクバックが気になる今日この頃

<2019/5/12 初投稿>
見始めなので評価はデフォルトの3.0です。

原作未読。
第6話まで見終えました。
あの名作青春野球漫画「タッチ」の30年後が舞台なのだそうです。


中学生の立花三兄妹、兄の走一郎、弟の投馬、妹の音美と、そして6話で出てきた大山春香を中心に進む
野球と青春と恋愛と軽いコメディを軸としたお話(たぶん)


と言いましても私。
実はタッチ、よく知りません。
アニメ観てないし、原作は和也が亡くなるところぐらいまでしか読んでない。
顛末はなんとなく想像つくけど、というぐらい。

なので「タッチ」の後継と言われても本作にはあんま興味湧かなかったんですよね。

ところがです。
いざ観始めたら意外や懐かしい既視感がそこかしこに・・・

本作「MIX」はどうやら「あだち充作品の集大成」のようです。

「タッチ」はもちろん、あだち充御大の過去の人気作「みゆき」「陽あたり良好」「ナイン」などを彷彿とさせる設定やエピソード、細かなガジェットなどなどエッセンスが散りばめられてる印象。
(上記の三作は既読です)

それも熟練・洗練され具合良く混ぜられてる。
だから「MIX」なのかな。

三兄弟のキャラクターも関係性もあだち作品らしく丁寧に深掘りされていて、そして魅力的。
ストーリーもゆったり進みながらもメリハリ効いてます。

これは面白くなりそう!!


ところで最近福岡ソフトバンクホークスのエース千賀投手の投球フォームが気になります( ・∇・)

テイクバックの時に右手の甲が三塁側向いてるんですよね。
普通のオーバースローピッチャーと逆。

ちなみに投麻の右手の甲は一塁側向いてました。

気になるわー( ・∇・)

<2019/10/6 追記>
昨晩は千賀投手が打たれて負けちゃいましたね。
ちなソフバンファンというわけじゃないです( ・∇・)

さて最終24話まで観ました。

徹頭徹尾あだち充でしたね。

野球のシーンでの投馬のピッチングの凄みを間接的に演出する他キャラの言動とか
日常の何気ない会話ややりとりにほんのちょっとヒネリを加えるところとか
ラブコメとか
サービスシーンとか 笑

全部30年前と変わらない。
もはや老舗名店の味

ラブコメなんてついつい「◯◯と◯◯」の組み合わせを応援してしまったり
そうしたカップリング(専門用語( ・∇・))を楽しみやすいのも、らしさ満開。

もちろん世代の人には超おススメですし。
そうでない人も絵柄とテンポが大丈夫ならおススメです。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あだち充はショート好き

あだち充ヒロイン総選挙、ヒロインの顔同じ…
ってちょっと話題だったけど。

ヒロインの基本ヘアースタイルはショートかショートボブ。
妹キャラ、主人公に一途のいじらいし系。
岸本かすみ(陽当たり良好)・若松みゆき(みゆき)・中里美夏(スローステップ)・月島青葉(クロスゲーム)古賀春華(H2)

もう1つのヒロインタイプ
肩まで掛かるセミロング系
お姉さんキャラ、才色兼備系で主人公の面倒見がいいタイプ。
中尾百合(ナイン)・鹿島みゆき(みゆき)・浅倉南(タッチ)・雨宮ひかり(H2)


主人公もだいたいタッチの上杉達也顔で才能が埋もれてるキャラ、出来のいい弟がいて弟に隠れてる…
長男の物悲しさがw

父親はちょび髭、ポンコツ系。
母は天然でおおらかな人が多い。
買ってる犬はポッチャリ、だいたい名前はパンチ。
主人公の友人は太ってるキャッチャーで主人公の良き理解者。
同級生に調子のいいお茶らけ系キャラ、H2の木根タイプ。
主人公のライバルはやたら男前で完璧な男子。

あだち充テンプレに今回どこまで当てはまってる?


視聴完了
他の方のレビューでも触れられてる様に、Theあだち充のアニメ。
アニメとしては途中で終わった…

野球漫画だけど野球描写はファジー(雑)で日常や恋愛描写がメイン。

30年前は日常描写メインのスポーツ漫画が当時は無かったので受け入れられた。
当時無かったラノベなど新しいコンテンツが増えたから、若い人に今のあだち充が受け入れられるか微妙かも。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 23

70.2 21 スポーツで高校生なアニメランキング21位
ダイヤのA actII(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (92)
440人が棚に入れました
2年生となる沢村栄純(さわむら・えいじゅん)が、ついに春のセンバツ甲子園のデビューを果たす! 目指すは全国の頂点のみ!! 名門復活へ。青道高校野球部の快進撃が始まる!!

声優・キャラクター
逢坂良太、島﨑信長、櫻井孝宏、内田雄馬、浅沼晋太郎、花江夏樹、武内駿輔、山下大輝、村瀬歩、畠中祐

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

最高の野球アニメ!

私はスポーツ漫画、スポーツアニメが大好きですが、野球漫画で一番好きなのはこのダイヤのAです
作者自身が名門高校野球部の部員だったという実体験から描かれた名門野球部の実態はとても興味深いですねー!

主人公の沢村は才能はあるけど、まだまだ粗削りで欠点も多い
チームは名門野球部のため、中学時代ではエースでも名門野球部ではベンチ入りすることも難しい
名門野球部は部員が100人くらいいますからねー

この作品は部内に何十人もいる選手一人一人にスポットをあてていて、チームの主力メンバーはもちろんのこと、ベンチとレギュラーを行ったり来たりする人達や、ベンチにすら入れない人、下手だけど一生懸命な人、能力は低くても別の方法でチームに貢献しようとする人、ケガで離脱した人、いろいろな立場の部員一人一人をちゃんと描いているところがすごい
主力はほぼ固定なわけですが、そうじゃない部員もみんな必死でレギュラーになるために努力しているんだってところを描いています

チームメイトとの熾烈なレギュラー争いの末に、勝ち取った背番号だからこそ価値がある。背番号を背負うことの重み
優しい先輩や、ケガをしたライバル、血のにじむような努力をしていても試合に出れないチームメイト達の想いを背負ってマウンドに上がるエース
時には失敗し、ライバルに力の差を見せつけられ、焦り、泣き、もがき、苦しむ
それでも流した汗の量は、裏切らない。
そうやってやっと勝ち取ったレギュラー
でも、今度はライバルチームが立ちはだかります
名門野球部とはいえ、必ず甲子園に出られるわけではない
どこのチームも必死に甲子園目指して練習している
部員とのレギュラー争いの次に待っているのは、他の名門野球部や勢いづいた無名野球部との、たった一枚の甲子園の切符の争奪戦

その地方大会に出てくるライバルチームも、1年夏、秋、春、2年夏と大会ごとにどんどん新チームが出てきて、どこも個性的で一筋縄では勝たせてくれない
1年夏に出てきた強力なライバルチームも、秋の大会では思わぬ伏兵にやられたり、ライバルチーム同士の対戦が描かれたりと、ライバルチームにもドラマがあって必死に甲子園目指している様子が描かれます
どれだけ強いチームでもあっさり負ける時は負ける
入れ替わり立ち代わり現れるライバルチームの存在が、甲子園への道がいかに遠く、困難な道であるのかがわかりますねー

甲子園に出られるチャンスはたった3回しかない、一度負けたらそれで終わり
ただ一回のミスで3年間思い描いてきた夢が潰える圧倒的な緊張感
だからみんな一生懸命練習する
だから熱いドラマが生まれる
そんな高校球児たちの濃密な部活風景を描いた作品!

とてもオススメの作品ですが、なかなか話が進展しないところが嫌がる人もいるかも

投稿 : 2024/06/08
♥ : 12

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新体制が纏まっていくお話

原作未読 全52話

ダイヤのAの3期です。1〜2期から観ることをオススメします。

東京にある青道高校野球部の活躍を描く作品。

春の大会と主人公達が2年生に進級して新入生が野球部へ入部、練習や練習試合を行い、夏の大会の予選の途中まで描かれています。

新メンバーも入り、チームが纏まってこれからというときに終わりました。

原作が続いているので仕方がないのですが、続きを観たい作品です。(前作より3年期間がありましたのでそれぐらいかかるかもしれませんね)

OPはGLAYさん、EDはOxTさん、内田真礼さん、三森すずこさんが歌っています。

最後に、1期(1期75話・2期51話)からかなり長丁場なので、原作好きな方・1期から継続して観ている方以外は大変かと思います。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「どんな状況だろうと俺は俺を全うするっ…!」

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ1~2期まで視聴済です。
第1期:全75話、第2期:全51話、第3期:全52話とすっかり長寿番組の仲間入りとなったこの作品ですが、今期も作品の持つ熱さはヤバいくらい凄いです。

物語はほぼ原作と一緒なんだと思います。
今期は春の選抜甲子園に挑むところから始まり、沢村達の2年目の夏が描かれています。

この作品の最大の魅力は「挫折から始まり、逆境を乗り越えて成長していく沢村と降谷の雄姿」そのものではないでしょうか。
2人の投手は入部した時の立ち位置も目指すべき投手性もまるで違う…
でもチームを勝利に導きたい…勝利に貢献したいという思いが2人とも物凄く純粋なんです。

泥水を啜りながら這い上がったのは、やっぱり沢村栄純でしょう。
入部仕立ての頃は、130㎞/hに満たない球速と酷いクセ球という、投手としては恐らく底辺だったでしょうから…
しかも同期の降谷は150㎞/h前後の剛速球を投げる怪物ピッチャーとして1年の頃からマウンドに上がっているんです。
沢村に焦りが無いと言ったら嘘になると思います。

本気で悔しいと思ったことだってきっと1度や2度じゃ無い筈です。
ですが、沢村が良かったのはクリス先輩の教えを忠実に守り続けたことではないでしょうか。
周りにじっくりと育てて貰ったと言っても過言ではありません。
こうしてじっくり熟成させた沢村が覚醒するのが彼が2年生になってから…
この展開…燃えない筈ありませんよね。

一方降谷は沢村と真逆の野球道を歩んできました。
今でこそ怪物ピッチャーの名を欲しいままにしていますが、途中突然の不調や怪我に悩まされた時期があったのは否めません。

そんな二人を上手にコントロールする御幸 一也は青道の大黒柱的存在です。
彼が時折投手の狙い通りの球に満面の笑みをこぼすことがありますが、その笑顔が実は大好きだったり…
大黒柱的存在でも反応は高校生…この辺りがキチンと描かれているのは流石と思います。

そして青道と言えば、二遊間のコンビを外すことはできません。
遊撃手の倉持洋一と、二塁手の小湊春市の2人です。
俊足堅守の1番打者である倉持が出塁して、2番打者の春市が巧みなバットコントロールでヒットを量産して倉持をかえす超協力打線を担うと共に、春市との二遊間は春市の兄である亮介に勝るとも劣らない鉄壁さを誇っていますから…

今年は1年生も入部してきました。
期待の新人…というより、昨年と明らかに意識レベルの高さの違いを見せつけられた、という感じです。
ベンチ入りできるメンバーには限りがあります。
全員がベンチに入れるほど、青道は甘い学校ではありません。
3年生がこの夏にかける思いは凄まじいモノがありますが、それでも人数を絞らなければならないのは監督の苦渋の判断です。

でも、この作品の凄いのまはここからです。
もし、3年生で自分がレギュラーになれなかったら、どこまで真剣に野球と向き合うことができるでしょうか。
私は心底向き合うことなんてできないと思います。
でも、青道高校野球部の3年生にそんな奴はたったの一人もいませんでした。
自分自身よりチームを優先するんです…

そしてそれはベンチ入りできた1年生も同じ…
「自分がチームのために何ができるか…そればかり考えている」
中学から上がりたての高校生の台詞じゃ無いと思います。
彼らが選択した青道野球部は1年生の意識すら改革してしまう、そんな部だったという事です。
彼らはどこまで切磋琢磨していくのか…どんな高みまで昇りつけることができるのか、楽しみで仕方ありません。

紅一点のマネージャーの存在も忘れちゃいけませんね。
あれ、この声…?
と思ったら、あやねるが3期からマネージャー役を演じていたんですね。
ゆみりんといい充実した面子だと思います。

オープニングテーマは、GLAYさんの「はじまりのうた」と「流星のHowl」
エンディングテーマは、OxTさんの「ゴールデンアフタースクール」と「Everlasting Dream」
まややんの「鼓動エスカレーション」と、みもりんの「チャンス!」

この作品とGLAYさんとの相性は抜群だと思います。
特に、「流星のHowl」はメチャクチャ格好良い楽曲だと思いました。

4クール全53話の物語でした。
第3期までで全178話もあるので、腰を据えて視聴する必要のある作品ですが、気持ちを入れて視聴した分だけ、この作品の熱さが享受できると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
私はしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9

62.8 22 スポーツで高校生なアニメランキング22位
サークレット・プリンセス(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (105)
355人が棚に入れました
AR技術の発展によるMR-ミックスド・リアリティ-システムを応用したインフラが普及した社会。MR技術を応用し、女子高生を中心とした新しいスポーツ、その名もサークレット・バウト。人気スポーツとなったサークレット・バウトは学園だけでなく、地域を巻き込んだエンターテイメントに急成長し、スター選手は国民的人気者になるほど盛り上がりを見せていた。一方、今や部の存続すら危うい弱小チームと化したかつての強豪校、聖ユニオン学園に一人の転校生が現れた。サークレット・バウトに魅せられ和歌山の山奥からやってきた、彼女の名前は佐々木優佳! 果たして、優佳は聖ユニオン学園の救世主になれるのか!?

声優・キャラクター
長妻樹里、中島沙樹、生天目仁美、水橋かおり、後藤麻衣、種﨑敦美、平井祥恵、相川奈都姫、立石めぐみ、谷口夢奈、近村望実、丸山有香、藤田彩、櫻井浩美、湯浅かえで

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

変に世界の平和とかを背負っていなさそうなのが良い。

DMMがリリース予定のゲームと同じ世界観を持ったアニメらしい(アニメ放送がゲームのリリースに先行)です。

適当に観ているだけなのですがとりあえず近未来のお話で、VR(バーチャル・リアリティ)技術の延長上にあるMR(ミクスト・リアリティ: Mixed Reality)技術で実現された「サークレット・バウト」という武器使用型の近接格闘タイプのスポーツ(?)が成立しているようです。

主人公の佐々木優佳はスポーツ部活物にありがちの「経験はないが才能はある」タイプのようですが、見たところストーリーの骨格としては弱小校が勝ち上がっていくタイプの定型的な高校スポーツ部活物の体裁なので、突飛さはないように思います。

目標となる高みにいる選手(藤村千景)がいたり、実力を測る目安になるライバル校(鷹森学園)が出てきたりと王道中の王道を行く感じなので、目新しさもないですが大失敗もしないだろうという感じでキャラクターの良さが出てくればある程度伸びる感じの作品だと思います。

女子高生が戦っていてゲームが関わっているというと『バトルガールハイスクール』や『スクールガールストライカーズ』などもあるのですが、これらは人間じゃないものと闘う特命女子高生(笑)みたいな感じなので、人間同士がスポーツとして戦う本作の方が気楽に観られるという感じはあります。

おまけ: 同じ聖ユニオン学園の黒田さんの使用武器が「槍」っていうのはやっぱり狙ってやってるんですかね、「黒田」だけに…。
おまけその2: 設定として「応援が力になる」が入っているんですね。支持する観客数が多いと攻撃の威力も増すみたいです…。

2019.3.28追記:
「型通り」という言葉がふさわしい競技系の部活物の王道展開でした。MRに関して物理フィードバックとかどんな風に実現しているんだろうとか、素朴な疑問を感じつつもストーリー的には良くも悪くも特筆すべき点は無く無難に終わった感じです。

相沢親子の関係も、この手のストーリーでの科学者ないしは技術者にありがちな感じでしたしね。

競技時に身に付けているボディースーツみたいな奴を見ていて、『アイドルメモリーズ』のVRステージに入るときのスーツを思い出しました。そういえばあれは観客にだけ衣装が見えていたのか、本人たちにも見えていたのかが謎だな…。

ギャラリーを味方に付けて人気がある方が有利になるあるという競技設定は面白いですね。これはゲームでも実装されているんでしょうか?

ということで、つまらなくはありませんでしたが特にお勧めはしません。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 29
ネタバレ

すがさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

謎スポーツアニメ

OP曲は冬クールで一番好きだった。

「サークレット・バウト」という未来スポーツで覇を争う部活ものなんだけど、最後まで観ても勝敗基準がわからない…。
{netabare}中でも最後の千景戦は超次元すぎた。{/netabare}
そして、肝心の試合シーンに迫力が無さすぎてなんだか哀しい気持ちになってくる。

ストーリーはゲームに繋がってるのかな?
ゲームにR18版があるということで、CVを務める声優さんは私の知らない方ばかりだったので、キャラクターの声が新鮮に感じた。良い意味で。
歩ちゃんの喋り方が可愛かった。

他には、鷹森の「えらそうな人」と「こわい人」がお気に入り。


[4/30追記]
4/18にゲームがリリースされましたが、意外と面白かったのでまったり続けてみようと思います。
ただ、アニメの内容で積み上げてきたものが完全にリセットされていたのと、キャラクターの性格や過去が微妙に違っていたのはちょっとガッカリでした。
そして、鷹森のキャラがまだ実装されていない(怒)

投稿 : 2024/06/08
♥ : 19
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ボイスコマンドの戦闘民族AI?

1話は期待せずにみたら、割と面白かった。

お話のざっくり概要
なんか未来のスポーツでMR技術を使ったサークレットバウトってのが
流行っている世界らしい。
どのアニメでもその題材の奴は流行ってる設定だよね。
(ミニ四駆しかり、ガンプラしかり、カードゲームしかり、麻雀しかり)

武器選択の原理は全く分からないけど、
人によって合う武器が支給されるのかな?
それを使って戦うスポーツみたいで、アクション多めなら楽しめそうかも

ただ、1話だけで尻すぼみになるかもと
これまたあまり期待せずに2話観たら
謎の美少女… まさかのCV堀川亮!!!!!
おい、戦闘民族の王子さん何やってんの!?www
(戦闘力やばかったんだけど、腹筋が一発で持ってかれた。9000以上だ!)

続きが気になって仕方なくなったから視聴決定だよー
あ、でも私、B級グルメハンターだからそんな感じですw

堀川さん喋るたびに面白いっす!こいつは掘り出し物ですよ。
そうそう名前がつきました。{netabare}「ジーク」
ジークなんて俗な名だ、だがキルヒアイスという性はいいな{/netabare}
ってあんた違うw それ言った側w

2019.04.21
見終わって

映像としては1話が最高でどんどん右肩下がりかな。
一応真面目にレビューすると、あんまり女の子に魅力が無いのが痛いかな
{netabare}
梅干し5人で掲げる所とか、某アニメの●ン●ン●ーナッツのオマージュかな?(黒丸部分には同じ単語が入ります)
なんていうか女子力…どこかに置き忘れたのかしら
しょっぱくて酸っぱい青春ナノネー
{/netabare}

あと、サークレットバウト自体にはかなり謎が多い
{netabare}
金突っ込んだ方が強いって…それなんてスマホゲー?
最終的に殴り合いになってまうw
殴り合いなら最初から最後までそれで描いた方が良かったかな
{/netabare}

結局、最大にして唯一の見どころは堀川亮の演技に始まり、その演技に終わる感じでした!
堀川亮さんの演技面白かった~w

投稿 : 2024/06/08
♥ : 18

63.5 23 スポーツで高校生なアニメランキング23位
巨人の星(TVアニメ動画)

1968年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (65)
231人が棚に入れました
星飛雄馬が中学生の頃。彼が通う隅田川中学校の2年B組に首席のインテリ青島光彦というクラスメートがいた。いやみで典型的なガリ勉タイプの彼が最も恐れる授業、それが体育の時間である。通常の授業では自信に溢れる態度でも、この時ばかりは他の生徒からもの笑いの対象でしかなく、加えて星飛雄馬が体育時間に抜群の運動神経で憧れの橘カオルに注目されているのが気に入らない。ある日、不良高校生にからまれた所を星に助けられ、あろう事かその現場を好意を寄せる橘カオルに目撃された事で、青島は星の地位転落を画策した。鉄棒の授業時間あらかじめ塗られた油によって模範演技を失敗する飛雄馬。だが全てを見抜いていた彼は何ごともなかったようにさりげなく油を拭き取り鉄棒を続けた。完全な敗北感に打ちのめされた青島。そんな彼を見た飛雄馬は野球の紅白試合を提案すると相手チームの応援団長の橘カオルに最後の打者に青島を出すように指示する。星の大活躍で試合は紅組のリード、そして白組はパーフェクトに押さえられていた。そして最終回、星の指示通り橘は青島を励まし打席に立たせた。

声優・キャラクター
古谷徹、加藤精三、白石冬美、井上真樹夫、八奈見乗児、兼本新吾

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

野球にばかり目がいきがちですが

言わずと知れた超有名作。
野球アニメの金字塔とされていますが、原作者の梶原一騎氏によれば、本作で表現したかったのは野球ではなくヒューマンドラマなんだそうです。
(豆知識ですが、主人公の「飛雄馬」という名前は、「ヒューマン」から付けらているとか)


魔球や特訓などスポーツまんがとしての面白さと見所が多数あって、実際にそんな部分の印象が強いですが、巨人の星をじっくり見ると、人間ドラマなんだという原作者の意図がはっきり見て取れます。
野球は動機、目的、手段、そして障害。
巨人の星とは、超名門プロ野球団の幻の名選手としての栄光が忘れられない妄執に獲り付かれた父親と、その父親を色々な意味で乗り越える少年の、挫折と成長の物語。
そのための舞台装置としての「野球」です。
まぁ、その舞台装置のイジり方が、ズバ抜けて秀逸だったからこその”名作”なのですが。


ストーリーを今更語る必要もあませんが、物語は主人公が幼少の頃から始まって、20歳前後で引退するまでの僅か十数年間。人生と呼ぶにはあまりにも短く、しかし濃密な期間を描いています。
いわゆる思春期と青春時代ってヤツです。
長島や王と出会い野球に身を投じてから、甲子園優勝、高校中退、巨人入団、致命的欠点発覚、魔球開発、恋人の死、親友との別れ、父との対決、怪我による引退・・・・・とまぁ激動の10代。
(有名作なので、これぐらいのネタバレはご勘弁ください)
父の性格を受け継いでか、激情家でセンチメンタルな彼は、何かにつけ人一倍大袈裟に悩み、感動し、絶望し、決意し、奮い立つ。クソ真面目にこれを繰り返します。
そのたび、地面に突っ伏し感涙を流し、雄叫びをあげて感情表現する飛雄馬。
ほんと、人間くさいですねぇw。まさしく、ヒューマンドラマです。


野球アニメとしてだけでなく、青臭い主人公の喜怒哀楽にも着目すれば、より楽しめる作品。
目の中に燃える炎や、滝の様に流れる涙は、本作にとって重要な感情描写なんです。
傍目からは芝居がかってて可笑しいですが本人達は大真面目。笑っちゃダメですよ

投稿 : 2024/06/08
♥ : 14

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

飛雄馬(この名前もとんでもないな)

日本のアニメ&スポーツ業界にとんでもない
影響を与えた作品ですね。
恐らくこの作品の存在が日本サッカーの歴史を
10年は遅らせたと思っています。
(逆に10年早めたのがキャプ翼)

まず、主人公の一生がすごい。
(今なら、間違いなく幼児虐待レベル、
それが根性と認められた時代。)
親父がまた凄い!
(後にプロ野球の監督になれるくらいなら、あんなに
貧しくはないのでは、、、
それとも息子を鍛える為にわざと?)
そして、ライバル役の2人もすごい。
花形と左門(ライバルとして、もう一人の主人公格と
完全な当て馬役、そのバックグランドの差が凄すぎ。)
特に左門の家はそのまま「おしん」の世界。
そして最後は伝説となる大リーグボールと大リーグボール要請ギブス。
みんな凄すぎ!
是非マー君やダルに見てもらいたい日本アニメの金字塔。
「とうちゃん」と言っていた彼は再びアムロで世界を掴む。

ちなみに今でも私が忘れられないシーンが、
飛雄馬(この名前もとんでもないな)が幼少の時
わざと家の壁(もちろん木製)にボール1個分の穴をあけていて、
外にある的にボールを当てて寸分の狂いもなく自分のところに
帰ってくる一人キャッチボールをしていた時、、、

投稿 : 2024/06/08
♥ : 7

REI さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

残念ながら、今の時代では通用しなくっなったスポ根アニメ第1号

プロ野球選手を目指す物語です・・・

父親が強制的に子供を野球選手するように育てます。暴力ありです(オイ
後に父親は息子の敵チームの監督になる・・・
(この当時は当たり前にあったようです・・・この世代が現実の世界で問題起こしてるんですよ・・・パワハラとか・・・)

何故、巨人の星かというと当時、プロ野球の中で巨人(ジャイアンツ)が1番強かったので、そのチームでスターになれということですね。

男尊女卑、DV、パワハラ、オンパレードです。
まぁ、でも当時は普通だったのが怖いですね・・・

はっきり言って私は子供の頃、このアニメを観て野球を嫌いになった者ですので良い印象はありません。
(今はスポーツ全般好きですよー(笑))

当時の野球の時代背景を知るにはいいかもしれないです。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/06/08
♥ : 6

63.3 24 スポーツで高校生なアニメランキング24位
ハングリーハート WILD STRIKER(TVアニメ動画)

2002年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
176人が棚に入れました
主人公・恭介はサッカーが好きでストライカーとしての天分を持っているのに、敬愛する天才MFの兄・成介が実の兄ではないと知ったショックと、にも関わらず常に兄と比較され貶められるのは自分だというコンプレックスから、サッカーから逃げ荒れた生活を送っていた。
が、女子サッカー部の美紀や、男子部マネージャー・森など、サッカーが好きでたまらない人達と出会いを契機にサッカーへの情熱を取り戻す。兄・成介とその恋人・香織、村上監督や養父母らに見守られ、サッカー部の仲間とぶつかり合ったり、美紀と互いに不器用な想いを寄せ合ったりしながら成長していく。

声優・キャラクター
鳥海浩輔、加藤夏希、日比野朱里、石塚堅、高塚正也、松山鷹志、荒木香恵、井関佳子、森訓久、永野善一

ぼちお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

王道のスポ根

久々に全話観た。子供のころに観たの覚えてて見直したけど、意外におもろい。てかまじ根性論半端ない。笑

突っ張って、粋がって、最後は皆がまとまって、家庭や友人、皆が支えて事が成り立つ。そんな当たり前が描かれてるアニメだともいえるかも。

少し生き過ぎてる所は、御愛嬌ってことにしてくれれば面白いサッカーアニメだと思う。特にOPは好きだ。あのBGMがアニメ進行中に聞こえてきたら、それは最大の見せ場であり、チャンス。久々に昔を思い出したな。

キャプテン翼書いてた人が、書いたアニメらしいけど、キャプテン翼よりは控えめのサッカーかな??主人公無双は半端ないけど…笑

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

uppo さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

とにかく熱いサッカーアニメ

キャプテン翼の作者の高橋陽一さんが描いたサッカー漫画をアニメ化。
4クール。
確か当時アニマックスでしか放送されてなかったため、知名度が低いと思われる。
漫画の「俺たちのフィールド」が好きな人にはオススメしたい。
得点力不足、ストライカーがいないとか言われてた当時の日本代表だったが高橋さんは主人公をFWにしてそのポジションの重要性を訴え、将来日本人ストライカーが現れたらと思って描いたとか。
主人公の兄の叶成介はACミランの10番で司令塔。
今のセリエAは、ブンデス、プレミア、リーガエスパニョーラに負けてるかもしれないが、この当時は世界1,2を争うリーグだったと思う。
実際にその名門チームで10番を背負う日本人が誕生するなんてこの頃は誰も予想してなかったと思う。
主人公の叶恭介はそんな優秀過ぎる兄がコンプレックスで一時期サッカーから離れるが、とある理由で復帰。
茜が丘高校サッカー部に入部して全国No.1を目指していく。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「キャプ翼」よりも人間の内面にスポットを当てている

キャプテン翼の原作者が書いたサッカー漫画のアニメ化。「キャプ翼」と違って原作を見てなくて、アニマックスで放送していたので何気に見ていた。兄がACミランの10番で、主人公は高校生ストライカー。同じチームにブラジル人のゲームメーカーとイングランドに留学していたGKがいたのは個性を出す為の演出か? ただ、それら全ての設定自体が無駄になるほど、現代の日本サッカーが進化しているのは、とても面白い。ちなみに内容は?というと取り立てて特出する点はない。「キャプ翼」よりも人間の内面にスポットを当てている。

投稿 : 2024/06/08
♥ : 1

53.6 25 スポーツで高校生なアニメランキング25位
トライナイツ(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 2.5 (61)
132人が棚に入れました
未来がみえないまま高校に入学した遥馬理久は、グラウンドでふと目に入った、野生の獣のような動きに目を奪われる。誰よりも高く跳び、早く駆け、トライを決める。狩矢光がプレーするのは、かつて理久が諦めたラグビーだった。粗削りな走りに、思わずアドバイスをする理久。その言葉で理久の中にあるラグビーへの熱を感じ取った光。頭脳<タクティクス>と肉体<フィジカル>、2人の出会いによって、理久の未来を新たな光が照らし始める…

声優・キャラクター
阪本奨悟、KENN、前田誠二、森嶋秀太、中島ヨシキ、佐藤拓也、福井巴也、浦田わたる、石谷春貴、堀江瞬
ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

ワールドカップの足を引っ張る問題作

ラグビーワールドカップを盛り上げようとして日テレ系で放送された本作ですが
盛り上げるどころか本作を放送したことで逆効果になったのではないでしょうか?

動かないアニメーション
高校ラグビーの基本ルール(ギアヘッド装着義務)も無視
一回負けただけで {netabare}心が折れて二度とグランドに立ちたくないと思うメンタル弱すぎるキャプテンとメンバー {/netabare}
なんなんですか?
よくこんな作品をラグビー協会が協賛しましたね 驚きです

ラグビーのスピード感や重量感を感じさせない ひ弱な感じのキャラデザ
高校最強のチームはなんか場違いな感じの気持ち悪さ
{netabare}【わが君】 {/netabare}の連呼にはもう場違いを通り越し 憤りさえ覚えましたよ

でもね この酷さが最後までどうなるか?が気になって結局完走したわけですが 時間の無駄でした

こんなのやるくらいなら 以前やってたラグビーアニメの【オールアウト】の続編やってもらった方が張るかに良かったし ワールドカップも盛り上がったのではないでしょうか?

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

ラグビーの良さって?

ラグビーが急に人気出てきたから慌てて作って放送したのかなー?

力強さとかスピード感とか迫力がなくてディフェンスの動きの角度とか、手の動き、走り方もおかしくて、試合のシーンがとても残念でした
これだけ作画が悪いといくら話が良かったとしても厳しいかなあ

シナリオは悪くなかったので、ちゃんと作れば良かったのにもったいない

投稿 : 2024/06/08
♥ : 11

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

<戦略(タクティクス)>で勝つ!!

この作品はオリジナルアニメ作品だったんですね。
完走してwikiをチラ見するまで知りませんでした。


未来がみえないまま高校に入学した遥馬理久は、グラウンドでふと目に入った、
野生の獣のような動きに目を奪われる。
誰よりも高く飛び、早く駆け、トライを決める。
狩矢光がプレーするのは、かつて理久が諦めたラグビーだった。

粗削りな走りに、思わずアドバイスする理久。
その言葉で理久の中にあるラグビーへの熱を感じ取った光。
頭脳〈タクティクス〉と肉体〈フィジカル〉、2人の出会いによって、
理久の未来を新たな光が照らし始める。

「俺の勘は外れねえ。お前は絶対、俺に必要な男だ。」
「お前に首輪を付けてやる。狩矢光!」


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品って、公益残団法人 日本ラグビーフットボール協会が協力しているんです。
これをオープニングテロップで見たので、リアルなラグビーアニメが見れるとばかり思っていました。
加えて、ラグビーのワールドカップが日本で行われるというタイミングでもありましたし…

普段、アニメばかり見ていると世の中の流行に付いていけない局面って絶対にあると思います。
かく言う私も、世の中の流行とは完全に隔離された場所で行きていると言っても過言ではありません。
それがいきなりワールドカップとか流行の最先端じゃん…
(アニメでですけどね…^^;)

こうして視聴を始めた訳ですが…
うーん…一言で言えば全体的に「微妙」な作品だったのではないでしょうか。

ラグビーに限らず、勝負事全般において戦略は必要不可欠です。
だから戦略で勝負が決まるのは世の常…
戦略のみを前面に打ち出すより、チームごとに違う戦略がどの様に絡むのか、それによって得失点差や精神面にどの様な影響を及ぼすのか…
など、もう少し具体的に戦略を見せてくれないと、視聴者は物語から振り落とされてしまいます。

それに作画…こちらももう少し頑張って欲しかった気がします。
アニメとして動いている感じがあまりしなかったような…
しかも、高校ラグビーはヘッドキャップの着用が義務付けられているというのに…
この作品では誰一人着用していなかったのではないでしょうか。

確かにヘアデザインはキャラの個性を演出するのみ好都合だとは思います。
ですが、これではヘルメット無しで野球をプレイするのと同義になりますが、流石にアニメでもヘルメットを被っていない作品は思いつきません。
これも表現の仕方次第の様な気がするんですけどね…

完走後、レビューを書きながらwikiをチラ見していたところ、製作委員の中に「グッドスマイルカンパニー」の名前が目に入りました。
グッスマはこの作品のフィギュアを作るのかな…?
果たして需要あるのかな…?
などと思わず気になってしまいました^^;

オープニングテーマは、大石昌良さん、奈良悠樹さんの「無限のトライ」
エンディングテーマは、Ivy to Fraudulent Gameさんの「模様」

1クール全12話の物語でした。
ラグビーを心から愛し、様々な出来事を脳内補間できる方ならきっと楽しめる作品だと思います。
しかし…王者赤麗高校との試合では、結構コテンパンにやられていたと思いましたが、思ったほど点差が付いていなかったのには少しビックリしました。
戦術云々言う前までの蒼嵐高校が既に強かったのか、赤麗高校が噂ほど大したことなかったのか…
その謎だけは残っちゃったかな^^;

投稿 : 2024/06/08
♥ : 9
ページの先頭へ