マッチョおすすめアニメランキング 11

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番のマッチョおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.3 1 マッチョアニメランキング1位
ぐらんぶる(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (583)
2820人が棚に入れました
北原伊織は大学進学を機に、伊豆にある叔父のダイビングショップ「グランブルー」へ居候することになった。
聞こえてくる潮騒、照り付ける太陽、一緒に暮らすことになるかわいい従姉妹…
青春のキャンパスライフ!
そんな伊織を待ち受けていたのは――野球拳以外のジャンケンを知らない屈強な男どもだった!!

入学早々大学のダイビングサークル「Peek a Boo(ピーカブー)」に目をつけられてしまった伊織は、会長の時田信治と、三年生の寿竜次郎に唆され、いつの間にかサークルの一員としてバカ騒ぎに加わることとなる。

大学で知り合った、イケメンだが残念なオタク・今村耕平も加わり、彼らの青春はどんどんおかしな方向へと転がっていく。

居候先にはかわいい従姉妹である古手川姉妹がいるのに、
妹の千紗には汚物扱いされるし、姉の奈々華は重度のシスコンで相手にされず。

愛すべき全裸野郎どもに囲まれた伊織の大学生活、一体どうなってしまうのか……。

声優・キャラクター
内田雄馬、木村良平、安元洋貴、小西克幸、安済知佳、内田真礼、行成とあ、阿澄佳奈
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

全力でトッキー先輩とブッキー先輩を擁護するスレ

2018.08.12記

原作はちょっと既読。

まずは番組冒頭に必ず流れる注意書き ↓

======================
この番組はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴席での破廉恥な行為等についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグアニメとしてご覧ください。
なお本作の登場人物は全て20歳以上の成人です。
======================

推して知るべし、です。
そして、そういうものとして受け入れましょう。


東京から伊豆大学入学を機に叔父のもとに越してきた新入生北原伊織(20)が主人公。叔父はダイビングショップ『Grand Blue』を経営。そこを根城にしてる大学サークル『Peek a Boo(PaB)』の面々に巻き込まれ気味に新生活スタート。同居する従妹に美人姉妹を据えてむさ苦しさに一石投じてます。

大学デビューを狙って空回るアホな面々をアホだなーって堪能するアニメです。酒と裸を主成分にした「稲中」「アフロ田中」と思えばわかりやすいかも。

作中では大学ということもあって、サークル活動、講義(ガイダンス)、女子大との交流(インカレ)、学園祭、合コン、バイトといった要素が万遍なくちりばめられてます。普通の大学生なら必ず通る道ばかり。
現役世代はもちろん、その時代を通り抜けた社会人にこそ観てほしい作品です。


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2018.10.06完走後追記


↓視聴後

毎週楽しく、次の回が待ち遠しい、そんな秀作ギャグアニメでした。
間違いなく今年の10本には入ってきそうです。

酒と裸(×繰り返し)→学内イベント→酒と裸(×繰り返し)→無駄に豪華なMIXVOICE→酒と(・・・しつこい)→やっとダイビング

だいたいこんな感じです。
繰り返し褒めますが、堪能しました。笑いました。そして涙が出ました(?)。

概要は前述の通り。
乱痴気騒ぎに目がいきがちなものの、けっこうギャグの鉄板どころをおさえています。

・美女を複数配置
 ⇒やらかす男をゴミを見る目で蔑むキャラは必須。他、天然、素直な子、奔放、と役被りががない。
 ⇒なお、ぶちゃ子を入れるとピントがぼけそうなので入れないで正解。
・メインに二人を据え掛け合いを見せている
 ⇒ぶつかり合う。墓穴の掘り合い。共闘して失敗する。そしてたまに友情、というギャップ。勢い重視の作品においての掛け合い漫才は必要。
・緊張と弛緩の連続
 ⇒まじめパートから落とす。恋愛モードから落とす。一話の中で複数回訪れるため、テンポが良く中弛みしにくい。

お笑いほどツボに個人差があるので、「ひとまず観てみよう」以外の言葉が見つからないところですが、わりと正統な作りをしてますので見た目ほど受けつけ難いということはないと思います。

それでも、お酒が絡んで脱いでのバカ騒ぎという題材からして入口で拒否感を持たれてしまうことはしょうがなく作品の宿命だとは思います。
さらに、大学生活でのイベントをわりと忠実に描いてる分、自身の大学生活を思い出し場合によっては悪感情が生じて途中断念もあり得るでしょう。

なので、そういう場合は早々に撤退して他の作品鑑賞に時間を費やしましょうね。

 誰一人嫌悪感を抱かないお笑いは毒にも薬にもならない!

のです。



それでは本題。

大学時代、PaB気質のサークルに身を置いていた経験のある知人の言を借りまして、作中では悪魔の如き、時田信治&寿竜次郎の両先輩の魅力について語ってまいります。彼に言わせるとPabは「全くもってヤリサーとは根本的に違う」とのことです。 


まず飲み会には暗黙のルールがあるようです。※以下、文調が変わります。


その1 「当たり前!」
男には弁解の余地なし。命令は絶対。それで結束を強めていくんだよ。場合によっちゃ命の危険があるスキューバだからこそ、バディとの絆は絶対だろ。そりゃ無茶してさらけ出してーの飲みニケーションが手っ取り早いわ。
灯油ポンプ持ってこないだけでもマシってもんだろう、このサークル。

その2「女には酒を無理強いしない」
男がバカやってるのを遠巻きに見れる位置、というのを男は死んでも守れ。決して無理に酒を勧めてはいけない。宴席の場で手を出してもいけない。そうしないと女は離れてく。たまに新入生あたりがオイタしにくるからその時はヤキを入れろ(=呑ませ潰す)。ただ女を過剰に守ってはダメ。必ず1~2杯ぐらいは振って「あたしさっき飲んだわ」と言い訳できるようにさせとけ。疎外感を感じさせちゃいけない。
梓はともかく古手川姉妹、ケバ子らがなんだかんだサークルを辞めないのは、ここらへんトッキーやブッキー先輩あたりがにらみを効かしているからだろう。テニサー「ティンベル」のギスギスぶりとの違いはここにある。

その3「地味男、地味女を舞台に上げろ」
ノリのいい奴だけで固まるな。無口な奴、ブサ男、童○、その他実生活で日の当たってなさそうなのにスポットライトを浴びせ、そいつのキャラを引き出すんだ。そこが彼らの居場所になる。
そうやって鍛えられたのが、最終話でいきなり出てきたように見えるこれまでモブだった横手先輩と東先輩だ。根拠はないが、風貌から大学デビューに間違いない!3年になった彼らを見てみろ、頼もしいじゃないか。

その4「そもそもヤリサーって」
外部(他大学)調達しないとまわらん。近場で手を出せば女は去るからな。そんな集団で女を酔い潰すマネするくらいなら、ストリートに出て自分磨くわ。
あーただ「王様ゲーム」やっちまってたな。アニメ仕様でソフトにしてたがリアルじゃしゃれならんことになるで。


以上



先輩たちは酒の席とスキューバの時とでガラッと変わったように見えますが、違います。大なり小なり危険なスポーツに取り組むとか団体スポーツをやってるという場合は激しい飲み会を経て結束を深める、という手法は合理的であるように思えます。
時田&寿先輩はサークルメンバーは仲間だと思ってるからこその愛に満ちた行動(スピリタス)なんでしょう。{netabare}事実、バイト先のBarでの寿先輩は紳士的ですし、引っ越しバイト中の時田先輩はとても謙虚です。{/netabare}

メリハリが効いてその振れ幅が広いというギャップ。ガタイの良さ。そこそこ見れる顔。まあ普通にモテるでしょう。
{netabare}その点、宮古島の空港に着いていきなりOrion空けようとする伊織と耕平はまだまだ1年生って感じですね。{/netabare}
まだまだこれからの1年生コンビですが、シラフの時はそこそこ気が回りますし、これから年次を経て成長していってほしいと思います。それでギャグとして面白いかどうかまでは責任取りません。


OPEDは作品に合ってるというか、飲んだ後のカラオケで盛り上がれる仕様になってます。こだわりなのかどうかはわかりませんが細部まで飲み会重視と徹底しているのも好感です。


ということでみなさま、お酒は飲んでも飲まれるな。自分の限界を知って楽しくお酒を飲みましょう。
そして、お酒の限界値をなるべく若いうちに伸ばしときましょう。
大人になって無茶すると、しばらく前にあった「草○クン、六本木の公園で全裸で逮捕」みたいなニュースの発信源となりかねませんから。



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2019.03.16追記
《配点を修正》

投稿 : 2024/04/20
♥ : 53
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

スキューバって基本エロいと思う

<2018/10/2追記>
思ったんですけどね。
湘南乃風も良いんですがこのアニメにはこんな曲も合うんじゃないかと。
「サマーヌード」真心ブラザーズ

「ぼくーらーいーまーっ♪
はーしゃぎ過ぎってーるー♪
なーつの子供さー♪
胸と胸 からまるー指♪
ウソだろ 誰かおーもーいだーすなーんてさー♪」
チェキラッチョ♪♪♪」

ある意味ぴったり
男ども4人でPV作ったら大爆笑できそう

<2018/9/18初投稿>
原作未読。
以前より面白いと評判だったので期待してました。

主人公伊織は伊豆にある大学の新入生。
親戚が営む下宿先のダイビングショップ「グランブルー」には従姉妹の奈々華・千紗の姉妹も住んでいて一見羨ましい環境のはずが・・・。

「グランブルー」に毎日やってくるムキムキな先輩達に強制的に大学のダイビングサークルに入会させられ、それからは真っ裸(まっぱ)がデフォルトの大宴会の毎日。

というお話。

迷惑な先輩達という定番なサイドキャラクターをかなり中心に寄せた懐かしい感じのコメディです。

脱いで笑いを取るタイプのアニメ、と考えると新しいのかも。
こういう笑いはすぐ陳腐化してしまうものですが、あの手この手で笑いを取りに来て飽きさせません。

恋愛模様もなくはないですが、忘れた頃にちょっとだけ出す感じ。

スキューバのシーンは多くはないですが、ちゃんと描かれてるようです。
私は一度体験でやっただけなのであんま言えないんですが、少なくともその時の印象とほぼ同じ。

そして
「ウェットスーツを半脱ぎした女の子はエロい」
ウェットスーツの下はみんな薄いです。

ただ一つ嫌な感じがしたのは{netabare} 梓(♀){/netabare} の初登場のとこ。
男どもが真っ裸で酒盛りをしている時に野球拳で乱入して一蹴するところ。
その絵面がね。
なんかね。
ヤリサーっぽいんですよね。

もっとファンタジーな設定や絵柄だったら気にならなかったのかもしれませんが、大学生活をそこそこちゃんと書いてる分、そういうイメージと重なってしまいます。

私自身はヤリサーの宴会の経験ないですが、知人から聞いた「実際にあったシャレにならないやつ」の話とそんな変わんない。

でもそっか。
スキューバは元からいろんな意味で開放的。
すぐそばに海のある大学生が集まってこんなんだったらヤらんわけないよな。
そんな環境なのにヤリサーになりきれなかったアホなサークルのお話として楽しめばいい。

という考え方もあるか。

笑いとしては古風な分、スタンダードに面白いとも言えます。

追伸:伊豆あたりで5年ほど仕事したことありますが。伊豆には大学はできないだろーなー。あんなとこに住んだら誰も勉強しなくなるよ。それぐらいのんびりしてます。

<2018/9/29追記>
最終話見終えました。
やはり印象としては古風な笑い。
その分安心して見てられます。
そして、ヤリサーになりきれなかったサークルという印象もやはり 笑。
昔、趣味を選ぶ際にスキューバかテニスか迷い、それぞれ試してみて結局テニスを選んだのですが、またスキューバもやってみたいですね。
海は楽しいし、水着女子いるし 笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 44

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

青い海と青い空の青春物語…という幻想の作品

【6話まで】
原作未読。

湘南乃風のOP、青空と海、大学生のキラキラな青春物語…ではありませんでした。でも、突き抜けて面白いです。自分の笑いの線にぴったり合ったため、毎回腹抱えて笑っています。

酒が主役(?)のため、一年生なのに無理やり二十歳以上の二浪にしてしまうあたり、いかにも現代の世相が反映されて残念な感じもしますが、差し引いても面白いです。

「汚いあまんちゅ」との評もありますが、全部引っくるめて誉め言葉だろうと思います。暑すぎる夏、これだけ頭の中空っぽにして見れる作品はかえって清清しい(すがすがしい)です。

【視聴を終えて】
暑い夏のせい…を理由にしたいくらい、この作品が気に入りました。
頭空っぽにして、笑ってみているだけでOK。
このご時世、コンプラだかテンプラだか分からないが、クレームを気にしすぎて表のTVは優しいものばかり。ネットや深夜に昔見ていた「なんでもあり」を期待するしかありません。とはいえ、この作品も酒が入るので年齢あげたり、けっこう気を使って作っているのが分かりました。

とにかくテンポもいいし、キャラもたっているし(たいがいアホだがそれが良い)、無駄な場面も無駄に感じないくらい流れが良いです。下らなすぎる話も良いですが、個人的には伊織と千紗、愛菜の微ラブコメチックな関係も良かったと思います。

けっこうネットでは好きなヒロインで千紗派と愛菜派に分かれていた感じですが、断然、愛菜派。ケバコとのギャップ、ケバコのくせに突っ込み役、伊織へのほのかな思いで顔赤くなったりするところが可愛い。

来年の夏、また暑ければ見直してみたい。頭空っぽにして。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38

82.5 2 マッチョアニメランキング2位
荒川アンダーザブリッジ(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (2479)
13572人が棚に入れました
主人公・市ノ宮行は世界のトップ企業社長の御曹司。幼い頃から父に「他人に借りを作るな」と教えられ、その教え通りに借りを作らずに生きてきた。
しかし、ひょんなことから溺れかけた際、荒川河川敷に住むニノに命を救われる。「命の恩人」という余りに重すぎる借り。その恩返しとしてニノが行に要求したのは「私に恋をさせてくれないか?」という事だった。こうして行はニノの恋人となり、自身も橋の下で生活することになる。
荒川の橋下では常識から外れた人々がいっぱい住んでいた。行は「リクルート」という名前を与えられ、橋下の住人の一人として暮らす事に…。

声優・キャラクター
坂本真綾、神谷浩史、藤原啓治、杉田智和、子安武人、沢城みゆき、斎藤千和、大塚芳忠、小見川千明、三瓶由布子、新谷良子、小山力也、チョー、田中理恵、中村悠一、立木文彦、後藤邑子、小林ゆう

cross さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

強力な個性による無駄に高いテンションの笑いとオシャレな演出の良作。【総合評価:86点】

2010年春に全13話で放送された作品。

荒川の河川敷に住まう、かなり変わった面々
そして、常識人?な主人公が送るギャグ満載の作品です。

各キャラクターにツッコミ所満載な設定
強烈なキャラクター同士のやり取りは、互いの個性を殺す事無くより強力にしています。

当初、視聴する予定には無かった作品だったのですが、一応確認程度に視聴をしてみると……
第一話の冒頭から、シャフト独特の演出と耳に残る音楽、ギャグの融合に引き込まれました。
テンポは物凄く早く、笑いを次から次へと放り込んできます。
バックミュージックもギャグシーンをより面白く演出しています。
軽快なテンポ、台詞回し、勢いのあるツッコミ、作画とバックミュージックの質の高い演出
非常にレベルが高く、今まで自分が見てきたギャグアニメでもトップクラスです。

そして、超豪華な声優陣、大半の声優が一度は耳にした事のある方でした。
声優陣の演技力もギャグの面白さを大いに引き立たせています。

そして、ギャグの合間に人間味溢れ心温まる話が組み込まれています。
ギャグから唐突に温かい話を組み込んでくるのも憎い演出でした。


ギャグアニメの中でも自分はこの作品を一押しします。
是非とも一度視聴をしてみて下さい!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 64

私、598歳です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

実際の荒川河川敷で、友人とビールを飲みたいと思った。

いやはや、面白いです。
間違いないですね、ハイセンスです。

荒川は原作も読んでるのですが、原作の中のカラー絵等の印象的で少し抽象的な数ページ等も、アニメできっちり再現されていて『美しい』の一言です。

パッケージ的には6,70年代のポップアートからサイケデリックに至る感じを可愛らしく落とし込んだ感じだと思います、オープニング曲と映像辺りで。
物語としてはゆっくり進んで行くとゆうか、既にあったレールをこれから辿っていく感じなんでしょうか、キャラ毎に細かく設定ありそうですしね、ニノは特に。

とにかく荒川ってキャラを楽しむとゆうのが醍醐味なのではないでしょうか。
近年稀に見るぶっとび設定ですよね。
特化しすぎて苦手な人もいるかも知れませんが、中盤辺りまで観れば、
凄く心暖まるエピソードやシーンもたくさんありますし、その作品毎に慣れってゆうモノはあると思うので、そこに至るまでは観て欲しいなと思います。
私自身初めはこの作品を観たとき、狙いすぎてちょっととゆう感はありましたが、段々と心惹き寄せられましたね。

声優陣のハマり具合も文句なしですね。
特にコレ皆さんもそうだと思うのですが、主人公リク役の神谷さんなのですがツッコミはもちろんですけど、主人公の心の声の語りとかあるじゃないですか?他作品ですけど夏目友人帳やら化物語やら、あれでも効果的に使われてますけど、なんか神谷さんの語りって凄く真摯なんですよね。凄く誠実な言霊みたいな。男の私がゆうのもちょっと気持ち悪いんですけど、凄く心地いいんですよね。皆さんは思わなかったでしょうか?

とゆうか少し脱線しましたが、『荒川アンダーザブリッジ』
間違いなく良作だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 25

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シャフトの技

この作品に登場するキャラは、全員個性の塊ですw
例えば、
自称、金星人の電波美少女
河童のスーツを着た村長
元軍人のシスター(男)
孤児院出身のチンピラ幼女
鉄仮面を被ったエスパー兄弟
星のマスクを被った元プロミュージシャン
などなど、、、、
他にもまだまだ個性溢れるキャラクターが沢山いて、その人達が荒川の河川敷に住んでいるのですw
そこに主人公である大企業の社長の息子が一緒に生活をする事になるのです。
もうこの設定だけでも面白いはずなのですが、それが豪華な声優陣とシャフト特有の演出と間の取り方が見事にマッチして、この荒川アンダーザブリッジの世界観を表現してくれてます。
この笑いは一度ハマると抜け出せませんww
是非おススメします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

88.5 3 マッチョアニメランキング3位
ようこそ実力至上主義の教室へ(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1437)
6866人が棚に入れました
『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台となるのは希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという名門校・高度育成高等学校。
ここは優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校で、入試で手を抜いた主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてしまう。
しかしそのクラスで成績は優秀だが性格に難のある堀北鈴音、気遣いと優しさでできた少女・櫛田桔梗らと出会うことで、状況に変化が生まれていく。

声優・キャラクター
千葉翔也、鬼頭明里、久保ユリカ、M・A・O、竹達彩奈、逢坂良太、岩中睦樹、日高里菜、日野聡、東山奈央、若山晃久、小松未可子、梅原裕一郎、小原好美、佐藤利奈、金元寿子、岩澤俊樹、竹内栄治、阿部大樹、郷田翼、水中雅章

陽太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「能ある鷹は爪を隠す」って感じの主人公天才アニメ

頭脳バトル×主人公天才 って感じのアニメ。1期は、まだまだ話は続きますよって感じの序章の状態なので、ちょっと不完全燃焼かな。

■良かった点
・設定が良い。特に前半は面白く、ワクワクした。
・途中で流れる音楽が素敵。

■残念だった点
・序章って感じなので、不完全燃焼感がある。特に中盤は微妙に感じた。
・主人公の声は、好みが分かれる気がする。個人的には、キャラに合っていたので、悪くはないかな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

テンプレキャラVS天才風主人公=評価が難しい作品

原作未読。最終話まで視聴。

『これが本当に高校1年生か?』と目を疑いたくなるようなテンプレキャラ祭り状態のアニメ。
これがこの作品の第一印象。

見終わった感想は『この手の作品は評価が難しい』

物語に爽快感を出すため、敵キャラの大物感を演出するのは常套手段だと思うけど、大物感を出すための演出が稚拙。
主人公が天才なのを際立たせるため、周囲にお馬鹿キャラが多いとか・・・。

これを、『仕方がないこと』と受け入れるか、『ご都合主義』と批判するか・・・?

作画は回によって乱れることがある。

主人公の口調は好みが分かれるかも。
私は低評価。
普段は良いけど、驚いた時くらい、もう少し感情的が露わになった方がリアルかと・・・。

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毎月10万円相当のポイントが支給される。
希望する就職・進学先にほぼ100%答える全国屈指の名門校。
{netabare}
【第2話】
そんな名門校で、1年1学期の中間試験から落ちこぼれって???
『優秀な生徒が集まっている』って訳でもないのかな?

【第4話】
C組の連中、何を飲んでんだ?
これがシャンパン以外なら逆に凄い!
龍園の隣にいる女子生徒はホステス的な人?
黒人の用心棒までいるし・・・?

須藤が売られた喧嘩を軽々しく買ってしまう???
やはり『優秀な生徒が集まっている』という訳ではないらしい。

【第8話】
レストランのくだり。
場違いな言動をとがめられ、挑発に乗って須藤が相手の胸ぐらを掴む???
反省ゼロ?

本当に、主人公の周りにはお馬鹿キャラが多過ぎる。{/netabare}

『全国屈指の名門校』って設定はどこへ行った???

----------------------------------------

さて、肝心の物語の方ですが、後半{netabare}の無人島の試験編{/netabare}の導入部は、わりと面白かった。
原作者はこういう話が書きたくて『クラス対抗』設定にしたのかな?ってくらい良い設定だと思った。

しかし、その後の展開が尻すぼみというか・・・。
もう少し、知恵比べが見られるかと思ったんだけど。
{netabare}
なぜどのクラスも1位を取りにいかないんだろうって思った。
A組はスポットの占有ポイント狙い。リーダー当てポイントはC組頼み。
B組も同様に、スポットの占有ポイント狙い。
C組はリーダー当てポイントのみ。

う~ん。複数の占有ポイントを狙う組は無し。
リーダー当てのために行動を起こしたのはC組だけ・・・。
主人公も正面突破で各組の動向を探りに行ったのが、唯一目立った行動・・・。

あとは、ひたすらD組の内輪もめしか描かれない。{/netabare}

最終話。
{netabare}結局、ポイントの事とか、いまいちよく分からなかった。
視聴者がポイント計算をする必要はないのかも知れない・・・。

A組のリーダーの件、葛城でない理由はともかく、戸塚がリーダーである理由が、主人公の説明では説明不足。
(あくまでも、主人公の想像の域を出ない説明)

C組のリーダーに至っては、主人公の説明の中に理由が無い。
こちらも説明不足か?

たった数日のサバイバルで{netabare}ヘビを食べるかな?しかも1匹じゃなかったよね?{/netabare}
必死な龍園を軽くあしらう主人公を描きたかったんだろうけど、演出としてやり過ぎでは?{/netabare}

あれ?褒めてるつもりがいつの間にかツッコんでいる?

まあ、この手の作品にはありがちですよね。
どうしても、限られた時間内では説明不足っていうか、主人公にとってご都合主義っぽくなっちゃったりとか・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 61

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルが実力至上主義の「学校」へじゃないのは…(原作は7巻まで発売中(2017月12月現在))

なるほど、個人の評価じゃなくてクラス連帯での評価なんですね。
ラノベ原作未読でしたが超有名タイトルで気にはなっていました。

クラスに優劣があって個人評価でクラス替えって設定はわりと多いし現実の習熟度別クラスみたいなのも普通はそうですが、クラス全体が評価されるこの設定はなかなか面白いかも。

あ、でも『バカとテストと召喚獣』(バカテス)とかもクラスでの評価ですね。異能要素ゼロっぽい本作は楽しみではあります。

※評価は暫定で、視聴状況で変える予定です。

2017.7.21追記:
1話視聴後に原作を読み始めて、4.5巻まで読み終えた時点で2話目を視聴しました。

どうやら原作1巻には3話目まで使うようです。原作4巻くらいがキリが良さそうなので、アニメ化はその辺りまででしょうか。

シリーズ構成・脚本は原作物としては今のところ上手くまとめていると感じます。

2017.8.24追記:
1ヶ月近く前に原作の既刊分を読み終えていましたが、どうもアニメでは原作よりも堀北さんの扱いが良くなっているようです。逆に3、4巻あたりから目立ってくる軽井沢さんの扱いは悪くなりそうで残念です。

7話の元になるエピソードは4.5巻に収録の短編なのですが、原作では時系列的に3巻と4巻でそれぞれ「特別試験」(アニメではまだやっていないエピソード)があって、そこでメインキャラに浮上した軽井沢さんがアニメ7話で活躍した堀北さんに代わって活躍するエピソードなのでした。

個人的には原作の軽井沢さんが好きなので、ちょっと残念だったのでした。

2017.8.31追記:
8話で島編突入。残り話数を考えると、これは原作3巻までのエピソードで終わる可能性もありますが、4巻目まで到達するのかどうなのか…?

2017.9.28追記:
原作3巻相当のエピソードで終了。ということで軽井沢さんは活躍せず(笑)。

主人公の出自関連の情報は、もしかしたらちょっとだけ原作よりも多かったかも。なのでアニメでの原作からの改変についても、一応原作者との調整はついているのだと思います。

原作の販促アニメとしてはまあまあの出来だと思います。アニメ単体でどこまで評価されるか未知数ですが、私自身は原作の方が面白いと思います。ただ、原作への興味を持たせてくれたアニメ化にはありがとうの言葉を送りたいです。

2017.12.8追記:
原作は本編7巻+1(4.5巻)の計8巻が発売中です。アニメは3巻までの範囲でしたが、7話で4.5巻のプールエピソードを先取りした影響で(わりと目立つ)ストーリー変更がありました。

わりと各登場人物が頭を使っていろいろと画策する中、佐倉さんはすっかり癒し系キャラになっています。原作、面白いですよ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 65

70.0 4 マッチョアニメランキング4位
俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」としてゲッツされた件(TVアニメ動画)

2015年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (855)
5277人が棚に入れました
「あなたは、我が校の“庶民サンプル”に選ばれました」ごく平凡な高校生・神楽坂公人は、ある日突然、『清華院女学校』に拉致されてしまう!伝統と格式あるこの学校に通うのは、名家の令嬢ばかり。おまけに外の世界に出たこともなければ、同世代の「男」を見たこともないという超絶箱入りっぷり。異性と世間に免疫をつける教育のため、「庶民サンプル」として選ばれた公人だったが、ケータイ、ゲーム、漫画すら知らないお嬢様たちにとって「庶民」は憧れの存在で…!?いきなりお嬢様にモテモテ生活スタート!ハートフル学園ラブコメディ。

声優・キャラクター
田丸篤志、芹澤優、立花理香、桑原由気、森永千才、大西沙織、原由実

うち. さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

四話から面白くなってまいりましたわ

・一話感想
 主人公の部屋の間取りを完全再現出来るなら庶民サンプルとは言わず「庶民施設」とか建てて主人公だけじゃなくて普通水準の人間を大量に集めてそこで生活させて、体験授業方式で教育した方が効率良くないですかね?
それが無理だったら庶民見学とか庶民体験とか色々出来そうなんだけどなー
 それでは箱入り娘という設定が死んじゃうので駄目か。まあ私の疑問点が解消されるかもしれませんし、されないかも知れません。

四話感想
 なかなか面白いアニメになってきました。
 コメディもシリアスも面白いしキャラも好きになりつつあります。
 麗子の嫉妬が可愛いやら怖いやらなんと言ったらいいのか迷うところですが、限りなく可愛い反応だったのではないでしょうか。ツンピュアさんも可愛いですけどね。
 見所は麗子の嫉妬ですね、間違いない。

今更ですけど、お嬢様学校にしてはスカート短すぎません?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

俺がお嬢様学校で庶民として浅い知識を披露してたらたくさんのお嬢様をゲッツしていた件

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
という、フツーのハーレムラブコメですw メインヒロインズは、いずれも可愛いくて、キャラが良いアニメだな~と。

とにかく、ふざけているアニメでした(褒め言葉)。パロネタも多く、分かる人には分かる部分も。スタッフの悪ノリで作られてる感じがして、おバカアニメとしては、かなり良かったという印象です。

あと、OPが個性的でオススメです。絵も歌もカオスで、毎回観ちゃいました。EDは普通に素敵で良い曲でしたね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ハーレムものとして、安易であまり好感の持てない設定です。、、、でもでもでも、そんなの関係ねぇ(笑)ですw とにかく、キャラが全員可愛い♪

愛佳のツンピュア感。麗子のちょっと黒いお嬢様感。白亜のロリロリしさ。可憐のダメさw

個人的には可憐が好きだったのだけど、登場回(3話)で、(自分だけ仲間に入れてなくて)「私も入れて(涙)」がMAXで、あとはただの変態さんになっていったのが残念だったな~と。

次は愛佳ですかね。ツンピュアさん、良い人だな~。最終的には、彼女がメインヒロインなのだろうか?

注目は最終回。スタッフの悪ノリが極まった回。完全に楽しみながら作ってるってことが伝わってくる良回です。無駄に熱い作画にロボにマトリックスにと、もう何が何やらw ツッコミが追い付かない。あのツンピュアさんの素敵な台詞の中に、むりくりゲッツを押し込んでくるセンスとか、思わず笑ってしまいましたよ(笑)

これは、2期を期待したい作品。 九条さんの謎とか、幼馴染み声優さんを含めた5角?関係とか、まだまだ楽しめそうな点は多い。愛すべき、バカアニメでしたねw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
まあ、ハーレムですな。しかも、「なにも秀でていない」のに、ただ、「庶民」というだけでモテモテになれるという、インスタント妄想の具現化ですな。

2話目
ダブルヒロインだけど、今のところツンピュアさん一択だな~。

3話目
お前、どこの召喚獣だよ(笑) 新キャラ二人とも、良い感じだな。「私も入れて涙」は、萌えたw

4話目
ツンピュアさん、良い娘だな~。女子のガチ喧嘩、あんまり見ないな~。

5話目
芋餅、みたらしタレつけようぜw なんだよ、ゲームかよ(笑) ゆるゆり、ガチで見せるなや、そして、あかりんを的確にディスるなや(笑)

6話目
公人、ナイスノリツッコミw 1発目で、全身のフリが合うとか、天才か。可憐はいつでもダメだな~(笑)

7話目
太腿フェチw 可憐、ドM(笑) あら? 麗子さん、嫉妬? ツンピュアさん、メールの冒頭、太宰ですやんw 人工呼吸、ちゃんと手順踏んでるし、お嬢様の嗜みなのかな(笑) ん? どんな展開?

8話目
期待の可憐回だったけど、ちょい残念。もうちょいハネると思ってたのに。

9話目
萌え萌えキュンのSEが、蝿w 白亜回。強制的に萌えさせてくるけど、幼女はな~。

10話目
ダンディさん、そのまんまやん(笑) 太腿の描写に力入れすぎ(笑) ちなみに、この作品のタイトルって本来、『俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件』で、拉致→ゲッツに変わってるんですよね。配慮かな。

11話目
盛り上がってきましたね~。ツンピュアさん、良い人や~。OPの筋肉の人、ちゃんと登場人物だったんですねw

12話目
バトル作画、力入れすぎ(笑) ロボとかマトリックスとか、なんかもうごちゃ混ぜw え? 作中時間、まだ1ヶ月ちょいしか経ってないの? なぜ、その感動シーンにゲッツを入れたんだよ(笑) お母さん、結局は良い人。特殊EDで良い感じに締めようとしても、手遅れだぞ。最後まで、ゲッツアニメだったな(笑)
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 29

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

うう~ん( ´ ` ;)

主人公である平凡な高校生がお嬢様学校に
拉致(ゲッツ)されてしまうお話。
学園ハートフルラブコメディだそうです。
全12話。
原作:ラノベ(未読)


タイトルそのままのストーリーでしたね。
そりゃ、おれもゲッツされたいと思いましたよw

舞台となるのは主人公がゲッツされた「清華院女学校」。
とある事情から立ち上げられた庶民部の活動が主題。
容姿、性格ともに個性豊かで魅力的なキャラクターが
主人公・神楽坂 公人の周りに集い物語がスタート。

このジャンルが好きな視聴者の為に抑えるポイントは
しっかり抑えているという印象ですね。
テンプレな展開の中にも多少なりともこの作品の
「お嬢様×庶民」という特徴が出ていたところは
評価できるかなぁと思います。

それでも物語の評価がいまいちなのは右肩下がりの
展開だったと個人的に判断しました。
ギャグ、キャラなどは良かったんですけどねぇ。

それから作画。キャラデザが雑。
ちょっと油断すると顔のパーツのバランスが崩れる
マイナスなポイントがとても気になってしまいました。
キャラ自体は魅力的だったのでとても残念でした。


総評としては尻すぼみで終わってしまった惜しい作品。
ちょっとキツい言葉だと「観なくても損はしない」
という評価になってしまいますかね。
それでもハーレム好きなら楽しめるかな??

余談。ドラマCDの声優陣がめっちゃ豪華ww




《キャスト》

神楽坂 公人(CV.田丸篤志)
天空橋 愛佳(CV.芹澤優)
有栖川 麗子(CV.立花理香)
汐留 白亜(CV.桑原由気)
神領 可憐(CV.森永千才)
九条 みゆき(CV.大西沙織)
花江 恵理(CV.原由実)
来待 早百合(CV.本田貴子)



《主題歌》

OP
『イチズレシピ』/アイドルカレッジ
ED
『トワライトに消えないで』/原由実

投稿 : 2024/04/20
♥ : 49

76.1 5 マッチョアニメランキング5位
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (763)
4399人が棚に入れました
ジョースター家の宿敵・DIO復活の影響で、「幽波紋(スタンド)」と呼ばれる能力を身につけた青年・空条承太郎。DIOの呪縛によって倒れた母・ホリィを救うため、祖父・ジョセフや仲間と共に打倒DIOの旅に出る。長き旅路の中で、次々現れる刺客を退けながら、ついにDIOのいるエジプト上陸を果たした承太郎たち。だが、そんな彼らの行く手を阻むかのように、奇怪にして恐ろしき新たなる敵の影が迫っていた――。

声優・キャラクター
小野大輔、石塚運昇、三宅健太、平川大輔、小松史法、福圓美里、子安武人、大川透

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

鳥肌♡

23話事、47話のOP見ました?
絶対にとばしちゃいけないよ。
鳥肌ものだったので書く事に決めました。
かっこいいよ、すごく
もう何度みた事か…
繫ぎとか入り方とかカメラワーク?とか
もう、もうねw

見逃した方は

JoJo's Bizarre Adventure Episode 47 【Special OP】で
検索してみて下さい。

JOJOの素晴らしさとかテーマとかを綴ってみる。

人間讃歌がテーマのJOJOですが
絵柄で見ないなんて損してると思うのです。
1期からOPとEDや作画、声優、音楽などなど
拘りや尋常ならざるスタッフの意気込みや
熱の入れ方が他のアニメと全く異なる。

見所は全部。
名言がぎゅっと詰まってるこのアニメ。
EDは多分、荒木先生の趣味だろうし
作画の色指定迄してるんじゃないかな?と思うぐらいの色使い。

喩えがおかしい事や真面目に描いてあるだろうけど笑っちゃう場面や
名言、場面、擬音、JOJO立ち沢山ありすぎてもう…♡
動物に厳しいとこや女にも容赦ない(何故か凄く柄悪いw)
荒木先生の当時のセンスで描いてるので
これは今時の人にわかるのだろうか…という昔風なところや
ちっちゃい”あ”に拘ってるところや
1部に関しては、それ台詞だったの!?とアニメ化になって
驚いた事も多々あり原作に忠実。
忠実すぎて余韻を残させてくれないところは
┐(´д`)┌ヤレヤレだぜって感じだけど
アニメ陣営の本気度がこれでもかと伝わって来る。
色んな思いがありすぎて書ききれないけれど
3部のヒロインはエンヤ婆だと私は断言する。

凄く愛されてるって思うアニメはJOJOが一番じゃないかな?
アニメで見れて良かったなって思うのも個人的には
JOJOが一番。
OPも最初は?って感じで見てても
いつのまにかしっくり馴染んで
歌ってしまうぐらいの溢れてこぼれ落ちる程の愛
キャラの面々も癖はあるけど愛着が出て来る。
系譜が好きな方には是非共オススメしたいアニメ。

一言で表現すれば「愛」
もう終わりが…ってなってくると胸が熱くなる。
多分、見終わって追記書くと思うけれど
終わって欲しくないのと、4部からまたないかなとか
JOJOファンにとっては良いアニメ化だったと思う。

書かないと決めていたJOJOレビュー
勢いで書いた後悔は(ちょっとだけしてる)

という訳?でall 5 です。
スペダン2期からの2作目の5です。
女でも面白いと思うけれど、ジャンプなのにオタ向き作品かもしれない。
アニオリ部分は評価が別れるけど
私個人で言えばアリでした。
(アリアリアリ、アリーヴェデルチ!なんて絶対に言わないんだからねっ!!)

では…

ノミっているよなあ・・・ちっぽけな虫ケラのノミじゃよ!
あの虫は我我巨大で頭のいい人間にところかまわず攻撃を仕掛けて 戦いを挑んでくるなあ!
巨大な敵に立ち向かうノミ・・・これは『勇気』と呼べるだろうかねェ
ノミどものは「勇気」とは呼べんなあ

それではジョジョ!「勇気」とはいったい何か!?

「勇気」とは「怖さ」を知ることッ!「恐怖」を我が物とすることじゃあッ!
人間讃歌は「勇気」の讃歌ッ!!
人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!!
いくら強くてもこいつら屍生人は「勇気」を知らん!
ノミと同類よォーッ!!
人間讃歌は「勇気の讃歌」ッ!!人間のすばらしさは勇気のすばらしさ!! 




アリアリアリ、アリーヴェデルチ!

追記
48話でラストでしたがOPにSE入ってかっこよさが増したw
4部5部も好きで面白いけど個人的には6部を見たい。
アニメ化しないかな。
凄く良かった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 49

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

david productionはジョジョだけではなく「魔法少女まどか☆マギカ」にも制作協力している。

マンガ好きが選んだ、「絶対に無理だろうけど…実写化してほしいマンガ」
昨今のドラマや映画は、原作モノが多い。とりわけ、小説ではなくマンガを原作としたものは、その“トンデモ設定”をいかに実写化するのだろう…と話題になりがちだ。最近でいえば、『暗殺教室』『進撃の巨人』『テラフォーマーズ』などなど。

そこで今回は、全国のマンガ好きを対象に、「絶対に無理だろうけど…でも実写化してほしいマンガ」についてのアンケートを実施してみた!

♠リアルなジョジョ立ちは、ぜひ見てみたいもの
3位:『ジョジョの奇妙な冒険』(荒木飛呂彦/集英社)
20年以上にも渡り連載されている長寿タイトルもランクイン。ときに哲学めいた複雑な会話やストーリーが展開され、理解不能と脱落する者も少なくないが、ハマってしまえばもう抜け出せない。それゆえに、「登場人物の雰囲気を出せる人がいない」と、ファンの想いは熱烈なものだ。バトルシーンのカギとなる、精神エネルギーを具現化した能力“スタンド”に関しても、「CGだとしょぼくなる」という声が寄せられている。ちなみに、本作を語る上で外せないのが、“ジョジョ立ち”と呼ばれる、登場人物たちの奇妙なポージング。イラストだからこそ許されているが、これが実写化されてしまったら、どんなにシリアスなシーンでも爆笑してしまう自信がある。

どのアニメを視聴するか迷っている方に。今期アニメを制作会社からチェックしてみよう!

まだ単なるアニメ好きだったころ……どれくらい作品自体に惹かれるかで視聴を決定していた若者も多いだろう。しかし、アニメ好き→アニオタへと大人の階段をのぼったとき、気になるのがアニメーション制作会社。今期の「(会社名)の作品はコレか……視聴してみよう!」となっているファンも多いはず。

ひと昔は少々コアなアニオタたちが決める手法ではあったのだが、どうやら最近ではライトなアニメファンにも広がっている様子。筆者の周りのライトなアニメ好きの口から「来期のシャフトは~」といった話が出たときには驚いた。

思い返してみれば2006年あたり、「涼宮ハルヒの憂鬱」を京都アニメーション(通称:京アニ)が制作したあたりから、ライト層にも制作会社で視聴を決定する傾向が強まったように感じられる。

【david production】
今期放送中:ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 後半
過去の作品(例):超次元ゲイム ネプテューヌ(2013)、妖狐×僕SS(2012)、ベン・トー(2011)

とにかく毎回驚くようなクオリティの絵と動き、演出に魅了されるジョジョ。そのため、ジョジョのイメージが非常に強いのだが、実は「魔法少女まどか☆マギカ」や「黒子のバスケ」などヒット作にも制作協力している。

魔法少女まどか☆マギカ
魔法少女というモチーフとかけ離れた驚愕のストーリーは話題を呼び、社会現象にまでなった。
「自分が知る限り、これは完璧なアニメ!」と太鼓判を押すのが『魔法少女まどか☆マギカ』。
「ビジュアルは驚くほどクリエイティブで、サントラもパワフルで刺激的。
物語とあらゆる要素が完璧に細工されたオルゴールのように所定の位置に置かれている!」。

『ジョジョの奇妙な冒険』から「911」の描写が削除! 同時多発テロ事件への配慮か
2015年1月からスタートした、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ~スターダストクルセイダーズ~』のエジプト編。1989~1992年まで週刊少年ジャンプで連載されていた漫画シリーズの第三部が原作となっている。

・近い未来を漫画として予言する能力
三部には、未来を予言する能力をもった少年ボインゴが登場。彼は近い未来を漫画として予言することができるのだが、原作とアニメで一部の表現が変化しており、視聴者の間で話題となっている。

・Tシャツに書かれた911の文字
ボインゴの予言の漫画には、日本人漫画家が交通事故に遭い、電柱に刺さって死亡する描写がある。実際に登場する日本人漫画家のシャツにも「911」と書かれており、それが予言の漫画にも反映されているわけだ。

・飛行機の描写もなくなっている
しかしアニメ版には「911」の描写がなく、さらに予言の漫画に描かれていた飛行機の描写もなくなっているのだ(原作では、電柱に突き刺さる日本人漫画家の背景に飛行機の描写があった)。

・911に関するジョジョの噂話
日本人漫画家のTシャツに「911」の数字 → 2001年9月11日に同時多発テロ発生
日本人漫画家は「おっ10時半だ」と言ってバスに乗る → 世界貿易センタービル崩落が10時28分
日本人漫画家がバス事故で死亡した背景に飛行機 → 同時多発テロを連想させる描写
日本人漫画家が突き刺さったシーンに電柱が4本 → 同時多発テロでハイジャックされた飛行機は4機

・アメリカ同時多発テロ事件
そもそも、『ジョジョ』の911描写は、2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」よりも前に描かれたものである。よって、作者の荒木飛呂彦先生は事件をもとに911を描いたわけではない。

・たべっこドーナツにも注目!!
しかし、「911」と「飛行機」と「死亡」の描写が予言の漫画にあるため、テロ発生後、読者の間で大きな話題となった。そのため、アニメでは描写を控えたのかもしれない。

・忠実すぎて感動した!
この件に関してジョジョマニアに話を聞いたところ「それよりアニメにもしっかり『タベッコドーナツ』の描写があったのが素晴らしかった。ボインゴの漫画のほうだけ平仮名で『たべっこドーナツ』になっていたのも忠実すぎて感動した!」と言っていた。

2013年10月18日、テレビアニメ版公式サイトなど各メディアにおいて、原作のPart3『スターダストクルセイダース』のテレビアニメ化が正式に発表された。テレビアニメとしては第2シリーズということになる。『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』のタイトルで、2クールずつ分割で合計4クール放送。前半2クールが2014年4月から9月まで放送、後半2クールはエジプト編として2015年1月から6月まで放送された。
花京院がチェリーを食べる時に発した擬音のような台詞「レロレロレロレロ」は、2014年度アニメ流行語大賞金賞(第1位)を受賞した。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31
ネタバレ

コエンマ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作:荒木飛呂彦

小野大輔:空条承太郎
石塚運昇:ジョセフ・ジョースター
平川大輔:花京院典明
三宅健太:モハメド・アヴドゥル
諏訪部順一:テレンス・T・ダービー(アトゥム神)
子安武人:DIO

41話
{netabare}ミニ四駆ゲーム対決?花京院敗れる。次は承太郎が野球ゲーム対決。コツを掴み勢いづくが、ダービーに何か読まれてるようです。承太郎はヤバくなるが最後になぜか投球予告外角高めストレート{/netabare}

42話
{netabare}承太郎の予告は嘘をついてないと分かる。ところがシュートw
魂までコントロールは絶対出来ないとダービーは思うが、かなりの動揺。承太郎がイカサマをしてることが分かる。ただどういうイカサマかダービーは分からない。
承太郎は、読心術がハイかイイエしかないみたいだなとダービーに話す。
段々追い込まれたダービーは、花京院の魂を解放してしまう。解放した時点で負けを認めたことになる。
コントローラーにジョセフのスタンドがのびていて、やっとダービーはイカサマの正体が分かります。勝ち!
DIOにダービーの負けを伝えに来たヴァニラ・アイスが登場。DIOが血を認めヴァニラ・アイスが自ら首をきる。DIOがお前の血はいらないことで、首を繋げてあげる。なんだ、この茶番劇は!
建物に入る前にポルナレフとイギーにアヴドゥルは、お互い目的のために助け合わず先を進むように約束し合う。
中に入り柱かな?「このラクガキを見て うしろを ふり向いた時 おまえらは 死ぬ」!!!を見つけたアヴドゥルは振り返り、両腕だけしか残らない状況に。ヴァニラ・アイスのスタンドで消された。
{/netabare}

43話
ポルナレフ死す!?
あばよ、イギー。

{netabare}実はポルナレフ、生きてた。

Dioの能力は、まさかの時を止める‼最強すぎる。
それを知らない花京院が死ぬ直前に時計台でヒントを。

はしょる
生き残り
ジョナサン・ジョースター
承太郎
ポルナレフ(フランスに帰る){/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

63.3 6 マッチョアニメランキング6位
RD潜脳調査室 アールディー(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (272)
1684人が棚に入れました
2012年、フリーダイバーの波留真理は、建設中の人工島沖合で観測実験の最中、「海が燃える」現象に遭遇し、49年間も昏睡状態に陥った。2061年、長い眠りから覚醒した波留は81歳の老人となり、車椅子生活を送らざるを得なくなった。そんな中、波留は旧友・久島永一郎によって、メタリアル・ネットワーク(通称:メタル)の情報を調査する、電理研外部委託調査員に任命される。メタルは、安全で人々の欲望を満たす一方、現実世界(リアル)の世界に歪みが生じたからだ。こうして、波留は蒼井ミナモとバディ(英語で『相棒』の意)を組み、メタルとリアルの間で起きる事件や謎を追う事になる。

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あなたにリアルドライブ!

全26話(攻殻機動隊未視聴)

攻殻機動隊の原作者 士郎正宗と制作したプロダクションI.Gの共同原作作品です。
設定は合わせているようですが、内容には接点がないようです。

ネットワークが発達した世界、通称「メタル」での様々な事件や謎を解決するため、電脳ダイバーで主人公 波留真理(はる まさみち)、ヒロインで中学生の波留さんのバディ(相棒)蒼井ミナモやその仲間たちの活躍を描いています。

キーワード「海」ですね。舞台は海が綺麗な人工島で普通にダイビングできそうな感じです。

基本、1話で1つのエピソードですので、観やすいです。
終盤は、連続したお話となります。

主人公が老人という設定はなかなか斬新でした。

キャラはみなさんちょっと太めです。萌え作画ではありません。

自然と科学技術は調和できるのか、対局にあるのか、そう言ったことを考えさせる作品だと思います。

電脳世界といっても基本人間同士のお話なので、人間味溢れるエピソードが多い作品です。楽しめました。オススメです。

OP/ED アニソンとはちょっと違う感じの曲です。アップテンポな曲ですが、儚さを感じました。

最後に、主人公 波留真理さんの声を担当していたのは森 功至さんですが、私には銀河英雄伝説のウォルフガング・ミッターマイヤーのイメージが強いですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

hcdNV25310 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

粘って。粘って。粘った先に。

はじめは予想を、悪い意味で裏切られます。
パンツがみえたり、変態アニメかとおもいきや。
実はこんな清純アニメ他になかろうと思いました。
ただ途中で失速してしまうのは否めません。ここさえクリアすれば他のレビュワーが高評価をつけている理由もわかると思います。
数々のアニメをみてきましたが、ほかと違い感動シーンが、安くありません。
見終わって心が洗われる気持ちになります。
腐った世の中に生きる大人はこれをみてみるべきです。
腐った大人ならわからないとは思いますが。
少年漫画が主に面白いという方にはオススメしません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

かなり人を選ぶ

攻殻機動隊シリーズの亜流といった位置付けでしょうか。

基本的に1話完結のエピソードで、電脳やネットワークなどの科学技術が発達した社会においての様々なテーマを描き、その世界観や、そこでの人間の在り方などを提起しつつ、最終的にメインテーマに収束していく、という流れが攻殻機動隊SACと構成が似ていると思います。

あちらが「個の存在とは何なのか」といったものをテーマにしていたのに対して、こちらはまた別のアプローチで「人類は自然というものとどう付き合っていくべきなのか」というのが主なテーマになっています。

概要だと、こんな感じですが、世界設定は同じでもテーマが全然違うので攻殻シリーズとは、かなり雰囲気が違います。

主人公がおじいさんだし、キャラを魅力的に描くことを優先していないし、派手なシーンもないし、ヒロインが良くも悪くも浮いてるし(たしかにアクセントにはなってますが、私はこのヒロインのキャラに中々慣れませんでした)、メインテーマも、そこまで深く具体的に描かれているわけでもなく、私には「ふーん。この世界のキャラがそう言ってるならそうなんだろうな」ぐらいの、なんとなくな解釈しかできませんでした。

でも、各エピソード単体だと、すごく魅力的な話が多かったです。
登場人物に落ち着いた大人なキャラが多いし、皆とても優しさに溢れているので、エピソードもそういう雰囲気のものが多くて楽しめました。
特に6話は、すごくいいのでおすすめです。
泣けました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

69.9 7 マッチョアニメランキング7位
旗揚!けものみち(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (349)
1249人が棚に入れました
最強覆面レスラー・ケモナーマスク。アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた!はずだったのだが…試合の最中突如リングの上から異世界に召喚されたケモナーマスクこと柴田源蔵は、アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の退治を言い渡される。しかしケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!「魔獣だって愛情を持って接してやれば、無闇に人を襲ったりしない!」彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?

声優・キャラクター
小西克幸、関根明良、八木侑紀、櫻庭有紗、稲田徹

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

技をかける者がいて、技を受ける者がいて、そしてプロレスが始まる

この作品の原作は未読ですが、原作者が暁なつめ先生である事を知り視聴を楽しみにしていました。
暁なつめ先生と言えば、「この素晴らしい世界に祝福を!」が有名ですよね。
「このすば」は、私の「お気に入りの棚」序列70位に入る超が付くほど大好きな作品ですから…
きっと視聴のハードルも勝手に上げていたんだと思います。


最強覆面レスラー・ケモナーマスク。
アリーナの大歓声に包まれて、宿敵MAOとの決着をつける
世界タイトルマッチのゴングが今、鳴り響いた! はずだったのだが…

試合の最中突如リングの上から異世界の召喚された
ケモナーマスクこと柴田源蔵は、
アルテナ姫から魔王と邪悪なる魔獣の対峙を言い渡される。
しかし、ケモノを愛する源蔵はその依頼を断固拒否!
「魔獣だって愛情を持ってせっしてやれば、無闇に人を襲ったりしない!」

彼の真の夢は、ケモノに囲まれてペットショップを経営することだったのだ。
源蔵はこの異世界で、輝かしい第二の人生をスタートすることができるのか!?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今回はINTRODUCTIONを見て正解だったと個人的には思っています。
大切なことを思い出せたことと、見出せたこと…

思いだせたことと言えば、源蔵が異世界に召喚された理由です。
そういえば第1話でアルテナ姫から魔王退治を言い渡されていたんでしたっけ…
普段そんな素振りを微塵も見せないので、本来召喚された目的をすっかり忘れていましたよ^^;
まぁ、1話から強烈なジャーマンスープレックスにお目見えしたのも、忘れた原因の一つになっていると思いますけれど。

そして見出せたことと言えば、「このすば」との共通点です。
流石原作者が同じだけのことはありますね。
この共通点はきっと皆さんもお気づきのことと思います。
そう、どちらも魔王退治の冒険をちっともやらないことです。

この点でいえば、「このすば」の方がまだ可愛げがあると思います。
運だけが良い引きニートの佐藤和真、アークプリーストの残念女神アクア、アークウィザードの爆裂娘ことめぐみん、全然攻撃の当たらないクルセイダーのダクネス…
このすばも「アクセルの街」からさっぱり出ようとしませんが、まだ冒険者っぽいですからね。

ところが、本作品は冒険者っぽさの欠片もないんです。
源蔵の普段は、ケモノをモフって餌をあげての毎日…
時折遠征しては新たなケモノをゲットしてきたり…
これのどこに冒険っぽさを感じろと言うのでしょうか^^;

冒険っぽさは微塵も感じないのですが、異世界っぽさは時折感じることがあります。
リアルじゃ存在しない獣人が存在したり、人間サイズの昆虫がいたり…
まぁ、異世界モノでは見慣れたモノばかりですが…

それでも、異世界でプロレスの興行が見れるとは思いませんでしたし、これはこれで斬新なのではないでしょうか。

一つだけ合点がいかない点があるとするなら、アニメ放送におけるラスボスの名前でしょうか…
マカデミアンオーガ…フルネームなら何の問題もありません。
ですが、普段「MAO」って呼ばれているんですよ。
「魔王」と掛けたシャレだということは理解できます。
でも文字で表現されると、「M・A・O」さんと勘違いしてしまうじゃありませんか…

一番ビックリしたのが完走後にwikiをチラ見した時のことです。
MAOのキャラネームにも反応してしまったのですが、一番ビックリしたのが「演-MAO」と記載されていたことです。
「何で…MAOさん女性なのになんでここに載ってるの?」
と思ったら、リングネームがMAOというリアルのプロレスラーがいらっしゃったんですね。
すみません…全然知りませんでした^^;

こんな異世界っぽさはあるものの、本当に異世界である必要があったかは少々微妙…
だけどしっかり笑いのツボを心得ているこの作品…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、NoB with ケモナーマスクの「闘魂(ファイト)!ケモナーマスク」
エンディングテーマは、ももすももすさんの「アネクドット」
個人的にはエンディングに軍配です。

1クール全12話の物語でした。
頭を空っぽにして見れる楽しい作品だったと思います。
個人的には天ちゃんの活躍の場がもう少し欲しかったような…
楽しませて貰いました!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

動物好きレスラーが異世界魔獣と戯れるアニメ

動物大好きレスラーの源蔵が、異世界に召喚されて、魔獣と戯れるお話?なのかな。。
色物の雰囲気がぷんぷんしてたので、とりあえず1話だけ見ようかな、と思って見たら・・・
あるシーンで(゜o゜)となり、これはイケるかも!と思いました(>_<)
色々と変化球の多いアニメで、そこも面白いなあと思ってましたが・・・
9話までみました。1話で面白かったシーンの大安売りでちょっとげんなり(-_-;)源蔵もただの強いわがまま男なので飽きてきました。。
最終話まで見ました。引っ張り続けてやっと実現したMAOとの対戦でしたが、試合をもっと熱く描いてくれたら良かったんですが・・ちょっと残念でした。キャラは立ってるので、もう少しお話を工夫して欲しかったです。
以下、各話の簡単なレビューです・・けど7話までしか書いてません(-_-;)

1話
{netabare}試合の途中で異世界の姫に勇者として召喚されてしまったレスラーの源蔵。
魔獣たちを倒してほしいと姫に頼まれて、逆に姫にプロレス技をかける源蔵(・_・;)
これはびっくりしました(゜o゜)今までにない感じで、これ見て俄然、視聴継続する気になりました(・o・)
確かにパンツ姿で街歩いてたら変態だよねー。しかも獣を見るとモフモフしたくなるとかいいキャラしてます(-_-)
ケルベロスを手懐けてしまうとこは笑った。なんか色々と変化球の多いアニメだなぁー。{/netabare}
2話
{netabare}隣のアリがすごく気になる(-_-)アシスタントさん?
理想のペットショップを作るためのお金を稼ぐためにクエスト稼ぎをする源蔵たち。
でもいきなりサラマンダー討伐って・・というか、すぐ懐かれるのね(-_-;)しかししぐれ腹黒いな。。
しぐれの裸体<ユニコーンのマミちゃんは笑った(^○^)
オークのボスと武器なしの格闘勝負。やっぱり最後はジャーマンで決めるんだね\(-o-)/
お屋敷から家出したお嬢様。源蔵の仲間になる?{/netabare}
3話
{netabare} 毎回OPの最後にこっち見る人がかわるんだね♪
源蔵に助けられた家出少女。
アリ、意外とコミカルな感じでお手伝いしてる(-_-)
家出少女、肉食なのかな?源蔵のペットたちが食料庫に見えてるし(-_-;)え?ドラゴン?
なぜわざわざケモナーマスクの恰好になってるの(-_-)闘いの正装だから?
家出少女はどうやら魔王の配下の花子というドラゴンハーフみたい。
そこに従者のヴァンパイアのカーミラも花子を連れ戻しに追いかけてきて。
花子はひろゆきが気に入って源蔵のところに居候になるみたい
というか、最後はお約束のジャーマンで終わるんだね\(-o-)/{/netabare}
4話
{netabare}姫再登場!源蔵のせいで姫の威信が・・(-_-;)
しぐれが源蔵たちの浪費のせいでやりくり苦労してるのがなんかいじらしい(>_<)
しぐれってちょい悪キャラかと思ってたけど、あの中では一番しっかり者なんだね。
お金を稼ぐためにグリフォン退治(捕獲)に出かけることに。
しかし源蔵、姫といいカーミラといい、女性とか関係なしで技かけまくるんだ(-_-;)
グリフォンは強くて(美味しくなくて)無理だったけど、子供は捕獲成功!すぐ巨大になって食費が(-_-;)
でもちゃっかり拾った剣を売るあたりはやっぱりしぐれはちょい悪なんだね(^O^)
次回、魔王が登場する? {/netabare}
5話
{netabare}今回のOPは誰がこっちを見るのかなと思ったら、二人で見てるし(・_・;)次回は残りの二人なのかな?
MAOって宿敵という割には毎回ケモナーマスクに負けてるのね(-_-;)
ケモナーマスクが突然消えて、どうしていいかわからなくなってるMAOって意外と純粋な人なのかな?
ケモナーマスクロスのところを魔王の配下に召喚されて、異世界に来たMAO。{/netabare}
6話
{netabare}花子と同じく魔王の配下のイオアナがMAOを召喚して、勇者?の源蔵と戦わせようとしてるみたい。
イオアナにとって花子は因縁の相手と思ってるけど、花子は全然眼中にないんだね(-_-)
花子って天然ぽいけど、時々醒めた目をしてる時もあったりしてよく分からないけど、食べ物のことばかり考えてるのは間違いなさそう(-_-;){/netabare}
7話
{netabare}ハンターのセリスが源蔵の弟子にして欲しいとやってきたけど・・
源蔵、相変わらず誰彼かまわず技かけるのね(-_-;)
最初弟子にする気はなかったけど、セリスの肌がリザードマンの鱗なので、弟子にすることに。
なにげにいるアリさんのエプロン姿かわいい(*^_^*)
色々あって(-_-)セリスとギルドのハンターが対決することに。
最後はセリスがジャーマンで勝利\(-o-)/{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

大喜利時代に突入した“異世界転生”なるジャンル

暁なつめ原作


聞き覚えのあるお名前で調べたら『このすば』の作者さん。となると不必要に期待しちゃいます。
異世界転生ものの変わり種。2019年秋期はジャンルの転換点を迎えているのかもしれませんね。

 大航海時代

ならぬ

 {netabare}大喜利時代{/netabare}

に突入した感ありです。ポスト“ひきこニートが転生先であははうふふ”を探ってる感じです。
本作も旧テンプレへの異議申し立てあり。『このすば』の作者さんであるからなのかコメディだろうの事前の期待があって、その通りお笑い要素多めの作風となってます。


で本作です。
『ムツゴロウとゆかいな仲間たち』という2001年まで特番スタイルで20年くらい続いた番組があるんですが、ご存知でしょうか?
そこでのムツゴロウさんという傑出したメンタリティを持ってるおじいさん(存命らしい…)のようなキャラ設定を施されたのが本作の主人公柴田源蔵(CV小西克幸)です。動物に盲目的な愛情を注ぐ好々爺がムツゴロウさん。それを若返りさせてレスラーにしたのが柴田源蔵と言ったところで通じそうです。
ある程度おっさんしかついてこれないと思いますのですみません。設定は公式をご確認くださいませ。


軽く『このすば』と比較するとわかりやすいかも。
主人公♂がぶっとんだお仲間♀に右往左往するのを楽しむのが『このすば』とします。作者としてはある程度そこで結果を出したので切り口変えたくなったんでしょうね。
ぶっとんだ主人公♂が暴走するためお仲間♀が右往左往するのを楽しむのが本作『けものみち』。と役割を逆転させてみたって印象が強いです。



魔物(≒けもの)が世界には存在していて、こやつらは本気でかかってくるのですが、源蔵にとってはけものとのじゃれ合いに過ぎず、彼がモフモフして懐柔する、という基本の流れ。それが繰り返しになるのでけっこう飽きました。
原作者の手グセみたいなものもあります。笑いの勘所は同じ作者なら180度変わるということはないでしょう。『この素晴らしい世界に祝福を』前例があるので視聴済みの方は参考といいますか試金石ぐらいにはなるでしょう。

 ・『このすば』作者への期待
 ・異世界転生の変化球を試したい 
 ・プロレス好き

このへんがひっかかりそうならどうぞどうぞ。
うしろ3つめは初出ですがご参考まで。

 “鍛え上げられた肉体の出来レース”

つまりシナリオはドラマチックだったらなんでもあり。ご都合展開を甘受できる素地があるのがプロレスです。このケレン味が嫌いじゃない方は相性良いかもしれません。
それとカウントナレーションの声は斉藤貴美子さんとありました。格闘技イベントのPRIDEやRIZINの入場コールを担当しているレニー・ハートさんをリスペクトしているのは間違いないですが、よくここまで真似られるんだなと感じました。人によっては最大の見どころ足り得ます。

他にも無口な召使いのアリさん、尻姫様、コボルト奥さんを筆頭に面白いキャラが多かったです。キャラだけだったらこの期の作品群の中では最も立ってたと言って良いかもしれません。
{netabare}※そういえばお姫様が大股開きになった時の股間の盛り上がり方が妙にリアルというか土手のラインの線画にすごい力が入ってるなぁ、と無駄に感心もしとりました。{/netabare}


続編を匂わせつつも一区切りつけて終わりました。続きあれば観ると思います。
プロレスの良さって、相手を見極めながら受けて攻めての繰り返し。出来レースと言う勿れ。ガチガチの敵対関係とは別の意味で信頼できる関係が存在すると言えます。善悪別れるファンタジー世界では異色の優しい世界。『このすば』にも通ずる作者の手グセと言えるかもしれませんね。
そして補完するかのような主人公のムツゴロウさん的愛情でしょうか。

単なるギャグと思いきや愛に溢れた作品なのかもしれませんよ。けっこう私は満足しました。



視聴時期:2019年10月~2019年12月   

------


2020.01.12 初稿
2020.07.12 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 48

65.9 8 マッチョアニメランキング8位
魔法少女 俺(TVアニメ動画)

2018年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (254)
1105人が棚に入れました
駆け出しアイドルユニット・マジカルツインで日夜、芸能活動に励んでいる卯野(うの)さきの憧れは人気アイドルグループ・STAR☆RICEの御影 桃拾(みかげ もひろ)。

彼の為なら何だって出来る。

そんな想いがまさかの奇跡を起こしてしまった! 私、今日から魔法少女です!

声優・キャラクター
大橋彩香、石川界人、三澤紗千香、羽多野渉、豊永利行、遊佐浩二、森久保祥太郎、久川綾、一条和矢
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カオスな作風を許容できれば楽しめる

2018年春アニメ。全12話。
漫画原作、未読です。
春の本放送の時期に一度配信で見ていて、夏にBSで録画して再視聴しました。


ヤクザみたいな妖精と契約して(本当に契約書があるw)魔法少女になるんだけど、変身するとフリフリ衣装を着た筋骨隆々の男性の体になってしまうシュール&カオスなギャグアニメ。ほろりもあるよ!
女の子姿で魔法少女姿になることは最後まで無し。一度でいいから見たかった…(苦笑)

この作品で一番良かったのは、ベースがオーソドックスな魔法少女ものだったこと。最初のカオスなテイストが楽しみで見始めたわけではなかったので、内容がだんだん落ち着いてきてかえって楽しめるようになりました。

{netabare}
音楽が結構印象的でした。童謡やクラシックぽい曲を長く使っていたりとか、OPEDも良い曲なんだけどシュールで作風によく合ってました。
声優さん皆良かったです。カオスなアニメだけど楽しそうだったw
さきの大橋彩香さんとオレの石川界人さん特に良かったです。大橋さんは歌も上手なのに本編中では披露する機会が無かったねw
作画は…好きだけど、良いとは言えないかも。意図的作画崩壊とか挑戦的なのは評価したい。
女の子が可愛くて個人的に好みだったのと、無口な桃拾の表情に力を入れていて良かったです。エンドカードが怖い…けど毎週楽しみでしたw


個人的には最初は絵面的にBL?って雰囲気があってあまり…って感じだったのですが、NL、GLも満遍なく入っていてBLの印象が薄れたのと、問題の5話で吹っ切れて最後まで見ることが出来ました。…なんでもアリならむしろ行ける‼と思ってw

主人公のさき可愛かった。ストーカー気味だけどw
魔法少女になるには誰かへの「ラブパウワー」が必要、というのがやっぱり魔法少女でしたね。
愛ってやたらと言われてましたけど、シュールギャグだからクスッとしてしまうw真面目にやり過ぎるより私は好きでした。

この作品で言われる「愛」は相手に振り向いてもらえなくても良いっていう「献身」が根底にある気がします。
桃拾は助けたいけど正体を知られるわけには行かないさき、振り向いてもらえないのはわかっていても変身する桜世や、単純に未散を好きで好きで仕方ない瑠可。(未散はツンデレすぎたねw)
変身するわけではないけれども桃拾ちゃんは特にそうで、小さい頃さきと桜世を必死で助けたし、最終回では電撃を受ける覚悟で魔法少女オレのために矢茂さんを助けている。

それに対して矢茂さんがしたことは愛じゃなく「エゴ」。
魔法少女として桃拾のために戦う中でさきが守りたいのは桃拾だけではなくなっていたことや、桃拾もまたさきを守ったこと、矢茂さんの気持ちの変化はちょっとだけ感動した。
大筋だけ見れば正統派魔法少女ものだったなと思います。
{/netabare}

カオスなシュールギャグなのでお勧めはしにくいですが、話の軸が王道だったので私は楽しめました。(2018.9.23)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

haiga さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

やりたい放題だなwwめっちゃ笑ったアニメ

今観終わりました。石川界人さんすげえなw

簡単に説明すると。

アイドルユニットマジカルツインのメンバー、さき。メンバーの桜世の兄であるスーパーアイドル桃拾に憧れる中学生です。

ある時突然家にココロと名乗る男が尋ねてきます。
ココロは自分が妖精であること、元々さきの母親が魔法少女として街を守っていた事を告げ、さきにも魔法少女にならないかと尋ねます。

その時、突然現れる妖魔。あろう事か憧れの桃拾が妖魔に襲われている事を知ります。桃拾を守るためさきは魔法少女に変身するのでした~~じゃじゃーん。パフパフ♪♪




え?一言も嘘は書いてませんよ?
これじゃあ普通の魔法少女アニメやんけって?

しょうがないなあ。


魔法少女に変身したら筋骨隆々の男になります!!

以上。

そうなんです。とにかく吹っ切れた魔法少女(男)のお話なんですねwでも出てくる女の子は可愛いし、魔法少女(男)はムキムキマッチョでカッコイイしワケがわからなくなる。

登場人物の好きな相手の矢印の向きがハチャメチャで百合なんだかホモなんだか混乱します。とにかく可笑しいアニメなのでゆる~く観ると楽しめると思います。

あ、パンチラもあるよ!!(ゲス顔)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

魔法少女…でいいんだよな?的なアニメ

【先行2話視聴】
個人的に好きな部類っぽい。
PV見たときは結構ハードなものかと思ったら、かなりギャグより。場面場面で腹抱えて笑ってしまいました。魔法ものやアイドルもののパロディをあちこちにちりばめ、どうしてこうなる?という突っ込み満載なところとか、かなり行けています。{netabare}キューティーハニーっぽい歌とか、硝子の銀河とか、「わてと契約して魔法少女になってや」とか…マスコットかい!、寝坊遅刻の朝飯それ? あぁやっぱり最後は肉体言語! ラブコメ?百合?BL?四角関係なのかどうかワケわからん…{/netabare}

なにより、中の人がノリノリ。なので、とても見やすいです。作画も悪くないし、2018春アニメで結構話題になりそうな予感。

【視聴を終えて】
全編ギャグでした。正直、話の中身は何も残りません(笑)。でも、それで良いのだと思います。この作品に「魔法少女」の何かを求めるのは間違っていますし、流し見て、笑えるところがあれば笑って見流す、そういう作品です。作画がきれいなのと、中の人のノリノリ感を楽しんでほしいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

63.6 9 マッチョアニメランキング9位
ALL OUT!!(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (189)
810人が棚に入れました
神奈川高校、入学式当日。
体格は小さいが負けん気は人一倍、初心者の祇園がラグビー部に入部し、物語は動き出す。
過去のある出来事からラグビーに打ち込めない同級生・石清水、
面倒見がよく部員を気遣う副キャプテン・八王子、
そして、圧倒的迫力と誰よりも熱い闘志を胸に秘めたキャプテン・赤山。
体格も個性もバラバラなメンバーが、青春というグラウンドでぶつかり合いながら成長して行く。
すべて出し切った先にある、最高の舞台を目指して――!

声優・キャラクター
千葉翔也、安達勇人、細谷佳正、逢坂良太、小野賢章、村田太志、庄司将之、小松史法、手塚ヒロミチ、濱野大輝、沢城千春、落合福嗣、酒井広大、河本啓佑、神原大地、永塚拓馬、小林大紀、西山宏太朗、真木駿一、上住谷崇、高塚智人、中尾一貴、深町寿成、浦田わたる、岡井カツノリ、橋本祐樹、太田悠介、佳村はるか、土師孝也、岡本信彦
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ジャケツちぎれて闘へる感あり

原作未読


2019年ラグビーワールドカップ日本大会は大盛り上がりでしたね。
前回大会も五郎丸選手に注目が集まったり、着実に認知度を上げてきてる感がある競技がラグビーです。

ただしアニメに目を移すとラグビーを題材にした作品は、知る限り本作ともう一つくらい。知名度のわりには圧倒的に少ない。
希少価値だけで手を出しづらいとしても、時流を言い訳に乗ってみるのも悪くありません。


作品タイトルでもある 『ALL OUT!!』


 {netabare}ぜんぶ出し切れ!!{/netabare}


タイトル詐欺なんて言葉とは無縁。そのまんま正々堂々 “名は体を表す” 全25話の体育会系スポ根アニメでした。


ラグビーという競技の性質上、味方もライバルもあわせたらものすごい数のキャラが登場します。いくら25話あるといっても全員にキャラ回/キャラパートを振れるわけではありません。
じゃあ光を当てずに放っておくかといえばそうではなく、「表情やリアクション」「試合時のポジショニング」「プレイの選択」「つるむメンツの組み合わせ」あたりで変化をつけることでキャラの成長や心情を表現してたりと丁寧に作られてます。
名前を全員覚えているわけではないのですが、補欠を含めてチームの一体感を作品全体から感じることができたので満足よ。
自チームだけでなく県内ライバル校3校と県外チームいくつか出てきますが、キープレイヤーや学校の特色などすーっと覚えられる不思議。導線が自然でした。

これ重要なことだったと思います。
スポーツものは競技の魅力が伝わってこそ。今は旬なので皆さんも「献身」「犠牲」なるキーワードは記憶に残っているはずです。
仮にですが、突出した能力を持つ主人公が無双したり、ひ弱な主人公が這い上がったりみたいなヒーロー活躍型の設定だったら別の物の見方をしてたと思います。


競技が持つ根っこの部分を捉えていたら次に重要なのがルールや規則です。“やり方”を知れば“観戦の仕方”がわかるってやつです。
主人公を初心者の設定にしてチュートリアルを都度都度はさむ定石の展開でこれもクリア。
オフサイド知らなくてもサッカーは楽しめますが、ルールが複雑なラグビーではルール知ってる知ってないは肝になります。図解でのルール説明あり。ボールを持ってない選手の動きの説明あり。全く競技を知らなくても分かりやすい解説付きでしたので安心してくださいね。

試合中の描写は大写しの局地戦が中心でした。全体を見渡すようなカットは皆無。ここはメリハリが欲しかったところです。
引きの映像にすることでバックスのランの速さが際立つ。ボールを持ってないプレイヤーのオフザボールの動きが見える。といったゲーム戦術の理解に繋がるメリットはもちろん、似たようなカットの重複を避けてメリハリもできますしね。
捨てて得たのは体と体のぶつかり合い。迫力を全面に出す意図だったのかもしれません。それはそれでアリだと思います。


結局のところ、唯一!?のラグビーアニメが競技の本質を捉えたものと感じられるのは幸せなことなんじゃないかしら。
『スクールウォーズ』の時代から脈々と流れる

 “One for all All for one”

今なら『ONE TEAM』それを体感できる泥臭い作品です。なお、イケメンも萌え娘も出てきませんので悪しからず。
神奈川のラグビー弱小高校を舞台にチビの主人公が入学してとか、そこに良い指導者が現れてとか、詳細はあらすじをご参考に。
脚色やツッコミどころは当然あるものの、ラグビーらしいラグビーものに触れられる良作です。



※以下ネタバレ所感

■途中モブ化する主人公

ちびっ子で気の強い新入生が競技を通じて成長していく。主人公とは対照的な大柄で温和な性格の新入生をパートナーにして。
…と初めはそんな王道を匂わせながらこの主軸二人、祇園健次(CV千葉翔也)と石清水澄明(CV安達勇人)は途中から空気と化します。

{netabare}顕著になったのは1クール後半あたりから。部活外で他の部員の日常回や家庭エピソードがメインを占め登場回数が減りました。{/netabare}

{netabare}それでも最後の嶺蔭戦でチームの皆の心が折れそうだった時に怯まぬ勇気を示しチームを鼓舞したのは彼。きちんとおいしいところは持ってきます。

そして気づけば第1話ではクソガキとしか形容できなかった祇園が、これまでにやってきたこと。

・持って生まれたガムシャラさはそのままに
・己の武器を活かす方法を手探りで模索する
・自分中心から徐々に仲間に目を配れるように
・下手でも卑屈にならず努力を重ねる
・教えを乞う謙虚さもある

物語終盤では面構えの良い男に成長してました。

{netabare}人生初トライの時のリアクションが秀逸。小柄ゆえに活躍する期会すら与えられなかった青年が、やっと見つけた、いや見つけたと思いたかった居場所で不安を抱えながら努力を重ねてきたことの一つの結実。どう喜んだらいいかわからないというのがリアルでした。
それにモールからのトライだったというのも良い。チームメイトが「献身」「犠牲」を払わなければ生まれないものだからです。{/netabare}{/netabare}


■赤山のあれ

第1話ではコワモテのボスキャラみたいだった彼。
…某神バスケ漫画のゴ…みたいなキャプテンでしたが、蓋を開けてみれば先輩だってただの高校生でした。もちろん良い意味です。

{netabare}その突出した身体能力の高さゆえに自然に身につけたプレイスタイルがありました。
相手に捕まえられても引きずって敵方のフォローを誘い自分にマークを集めてからパスを出すっていうアレです。

{netabare}嶺蔭戦前半。神高ボールのラインアウトでモールを予想する敵方の裏を突きピールオフからトライを奪った場面。石清水からボールを受けた赤山が相手に捕まるより前に八王子睦に展開したからこそのトライでした。
作画を見てみたら、たしかに早く展開しないと密集からのヘルプに追いつかれるのとバックスが睦のランコースを防げる位置へ移動可能な勢い。コンマ何秒のナイス判断となってました。{/netabare}

視野が広がってきた。状況判断がついてきた。これをもって成長の証としても良いのですが、なにより彼の「上手くなりたい」がための謙虚さ真面目さが表れてたんじゃないかと思えるのです。{/netabare}



※以下は余談

■奥田民生プロデュース『全力少年』

1クールめのED曲です。説明不要の名曲。そして奥田民生が編曲しているという豪華さ。
民生は脱力してる釣り好きなおじさんではないですよ。めちゃくちゃ研究熱心で音楽に対して真面目なんす。
神高にもぱっと見はアレだけど実は真面目…っていうかわいい子たちばかりだったでしょう。曲はもちろん好きなのだが民生起用は「狙ってるんかいな!?」と思う。


■ウケない作品

棚に入れた:737 感想・評価:179 

2019年11月14日時点の数字です。
2016秋は棚入れ5000件超の『ユーフォ2期』を筆頭にそれから離されること31位の位置。レビューの数も30位。
放送本数が違うので単純比較はできかねますが、注目度が低いったらありゃしません。

あにこれ閲覧者マジョリティのニーズには合わないタイプの作品と言うよりも、開始前からふるいに落とされることで見落とされがちな作品です。
観てみたら案外いいものかもしれません!というのが、イケメンと萌え娘を抜いた体育会系スポ根アニメ。
似たようなもんばっか観てるな~、たまには趣向を変えてみようという時にいかがでしょうか。

同系統では2018年秋の『火ノ丸相撲』なんかもそうでした。こちらは

棚に入れた:465 感想・評価:148 

似たようなものです。このへんの数字に興味ある方は「放送時期別ランキング」をご確認いただければよろしいかと。条件に合わせてソートも可能です。



他にも

・籠(こもり)のじいさんマジかっけー
・残波の目の色どう見ても悪魔だから
・リアルの松島選手は桐蔭出身だったな

いろいろありますが長くなったのでこのへんでm(__)m


続きの観たいストーリーだし、みんなのその後も気になるので続編希望しますが気配すら感じません。
この25話で“ALL OUT(全部出し切った)”ということなのかしら。いや違うだろう、と思う自分がいます。



視聴時期:2019年7月~2019年12月 再放送  

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2020.02.18

この作品ではないけれど、ラグビーをネタにしてスレンダーマッチョのイケメン揃えると途端に胡散臭くなるのでやめてほしい。そういう方にはステージで歌って踊らせるとか適材適所ってものがあると思います。山下真司程度(失礼!)を男前認定するくらいでラグビーはちょうどよい。※個人の意見です


2019.11.19 初稿
2020.02.18 タイトル修正/追記
2020.06.28 修正

投稿 : 2024/04/20
♥ : 45
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガンバれ! ニッポン!

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総評】
ラグビーワールドカップ、いよいよキックオフです。にわかながら、血が騒ぐ!!!

熱いスポ根系は大好きなんで、楽しく視聴できました。今期(2016秋)はスポ根多かったですね。卓球娘しかり、競女wしかり。

その中で、最も熱いアニメ。展開は、ど直球の王道ながらも、魅せる力がありました。

自分のこれまでのアニメ人生w でもレアなんですが、結果「ジジイに萌えたアニメ」でした(笑)

やはり、ラグビーワールドカップの影響からなのでしょうか、ラグビーアニメが作られたのは。

個人的には好印象です。剣道もそうだけど、ラグビーのように(日本人的に)そこまで人気のない競技ほど、アニメや漫画で光を当ててほしい♪

※でも9話のみ、超酷評、というかイラッとした気持ちで書いたレビューです。

ラグビーは、好きです。ルールは(基本的なものは)分かりますが、テレビで大学の試合とかやってればたまに見る程度なので、あまり専門的なことは分かりません。

デカイ人が有利な競技(バレー、バスケ、アメフト等)に小さい主人公がぶつかっていく、という筋は王道ですな。ただこれにも2パターンあって、「チビならでは良さを生かす」か「チビだけど正面から挑む」か。前者は、バスケの「あひるの空」、アメフトの「アイシールド21」。後者なら、バレーの「ハイキュー!!」とかが近年の有名どころですかね?

この「ALL OUT!!」はラグビーという競技の特性上、「アイシールド21」のように、「各キャラがそれぞれの身体的・精神的特徴を武器に戦う」展開になるのかな? でも、主人公の祇園はタックル好きだし、ハイブリットな感じにしていくのでしょうか。

ただ、ラグビーアニメの難しさは、やはりキャラの多さでしょう。1チームの人数が11人のサッカー漫画の金字塔「キャプテン翼」の「南葛」ですら、長野君や石見君など、ほぼモブキャラもいましたし。しかもアニメ尺ならなおさら難しい。結局、団体競技なのに、個人の争いみたいになっちゃうんだよね、人数が多い団体競技って(だから戦術面があまり見せられない。アイシールド21はそのへん、頑張った方だと思う)。

個人的には、「ラグビーならではの熱さ」「感情移入できるキャラを何人作れるか」に注目して観たいと思います!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
熱いアニメでした。ぶつかる、繋ぐ、泣く、笑う。

特に良かったのは、「名言」と「監督」。祗園の「俺らのボールだろ!」や岩清水の「でかい僕らで鬱憤を晴らしてるの?」などの名言はラグビーならではのもので熱くなりました。籠コーチは良かったです。淡々と正論を述べつつ、実は熱く優しい。意外とお茶目。監督キャラとしては最上位の渋さだと思いました。自分も、道場で子供たちに教えることもあるから、見習いたいな~と思いましたw

さて、この作品を考察する観点のうち1つ目の「ラグビーならではの熱さ」は当然よく表現されていました。原作者がラグビー経験者というだけあって、かなり細かいところまで描けてました。

「ラグビーの熱さ」とは、「生身のぶつかり」「繋ぎ」「ノーサイド」だと思います。

パスで一気に進めない以上、ランで少しずつゲインを稼ぐか、横パスを繋いで繋いで前に進むしかないラグビー。正に自己犠牲のスポーツ。生身でぶつかる、ほとんど格闘技としか思えない競技だからこそ、試合が終われば、敵味方なく互いを称え合います。

そういうシーンは随所に見られました(祇園の初トライがモールからの流れだった部分は、繋ぎや自己犠牲を表しています。慶常との合同練習や天竺戦終了後の雰囲気はノーサイドを表しています)。

観点の2つ目は、「いかに感情移入できるキャラを増やすか」ですが、ここは「学園青春モノ」としての側面でカバーしていた印象が強いです。

特に2クール目は、それぞれのキャラクターの「部活外」を通し、キャラへの感情移入を促す作りになっていました。だから、試合中にキャラが苦しい場面に陥ると、「頑張れ!」と応援したい気持ちになれます。ただ、その裏返しではあるのですが、ラグビーのプレー(技術的な)面でのキャラ付けが不十分でした。

具体的に言えば、プレー面でキャラが立ってたのは、祇園・岩清水・大原野・江文・松尾・貴船くらいで、実は赤山ですら、プレーの「色」は薄かったです(なんでもやれるだけに)。残りの、睦・賀茂・伊勢・諏訪・広田・春日(他)などは、プレーではなく、日常パートで色を出してた感じかな。

それが悪いわけではないのですが、私はスポーツアニメが好きなんで、もうちょいプレー(技術・戦術)面を見せてほしかったな~と。まあ、そこは原作連載中ゆえに、今後に期待ですね(原作も買おうと思うし)♪

最後に、1期EDの「全力少年」ですが、勿論名曲で、大好きな曲なんですが、だからこそ個人的には、「ある意味では合わない」なと思いました。あの曲は、新社会人とか、「変に利口になってしまった大人」に向かって作られていると思います。だから、視聴者である我々オッサンの心情は表していますが、今、青春真っ盛りの高校生である、登場人物達の心情を表しているわけではないのかなと。もっとも、松尾先輩の心情はよく表していて、そこをメインに考えているのなら、ぴったりな曲だとも思いましたが。
{/netabare}

【各話感想(レビュー)】
{netabare}
5話で籠コーチが来てから、急に面白くなった印象。弱小チームに名コーチが来てから強くなる、王道ですな(そういう意味ではあだち充作品は逆に凄いw)。そういうコーチが横暴なのはテンプレだけど、そこに逆らうよりも、素直に頭を下げられるってのは格好良かった。やる気になるヤンキー。はじめはバカにしてた奴らも認め始める。そしてチームがひとつになっていく。

祗園が、ただチビだからダメだったのではなく、精神的な部分にダメな理由があった。岩清水の「デカい僕らで鬱憤を晴らしたいからタックルしてるの?」って指摘は熱い。祗園の「俺らのボールだろ!」に並ぶ、ラグビーならではの名言。籠コーチは横暴なだけでなく、論理的で、チームを強くするために事実を述べてるだけで、ちゃんと褒めるポイントでは褒めるし、凄く魅力的な人物。これまでの「監督キャラ」の中でも、トップレベルに好きかもしれない(同ランクに、安西先生や田岡監督がいますが、それは言いすぎかなw)。

11話は各キャラの掘り下げが進んだ良回。一気にたくさんのキャラの「プレー」が理解できた。

2期目に関しては、熱さから一変、シリアスな展開が続きます。キツい部活、勉強との兼ね合い、家庭の事情。

14話の日常回は良かった。奥さんに負けている、籠コーチも良いわ~♪ 吉田先生との、大人な付き合いも良い感じ♪

VS天竺戦は、天竺のバラバラさとの対比で神高の良さを出す回。廉平はなぜ、もっと名門に行かなかったのかな?

天竺戦終了後の雰囲気、何より籠コーチの言葉は、「へ~」と思った。「勝ってもあまり喜ぶな。負けた相手のことを考えろ」は、剣道と全く一緒。「トライしてもあまり喜ぶな。皆で繋いだボール。たまたまお前が最後にいただけ」は、ラグビーならではだな~と思った。

20話以降は、再び各キャラを深めていく展開。ラストの嶺蔭2軍戦は、かなり、プレー自体を魅せていて良い感じだった。そして、最後に何の奇跡も起こせず終わるところも良かった。ラグビーって、番狂わせが起きにくい競技だと思うし。
{/netabare}

【余談1 ~ラグビー部に言うと喜ばれる言葉w~】
{netabare}
ラグビーやってる人に「アメフトと違って防具つけてないのに膝に頭から突っ込むって、ある意味アホっすよね」と明るく言うと、大抵は喜ばれますw

そしてその後に、「マジで怖くないんすか?」等を聞くと、生き生きと話してくれますw 大学でもラグビー部の奴等とはよく呑みました。あと喜ばれるのは、「剣道部が呑みで勝てないのは、ラグビー部と相撲部くらいだよ」とかね(笑)

でもその「生身でぶつかる」のがラグビーの魅力のひとつだと思うし、彼らが誇っていることでもあります(いや、アメフトも好きですよ! つか、スポーツには全てそのスポーツなりの魅力がありますし。アメフトの人には、「そんな防具なんて重くて固いもの着けて全力で突っ込むなんて、軽トラに突っ込むみたいなもんすね!」って言いますw)。
{/netabare}

【余談2 ~ラグビー漫画の主人公で多いポジションは?(色々調べてみましたw)~】
{netabare}
過去のラグビー漫画の主人公のポジションを軽く調べてみました(ネットで調べられる範囲ですが)。

・明刹工業高校ラグビー部→フルバック(15番)
・アップセット15→スタンドオフ(10番)多分
・HHORIZON→スクラムハーフ(9番)
・ノーサイド→スタンドオフ(10番)
・フルバック→フルバック(15番)
・IDATEN→不明、多分、ウィング(11番、14番)

と、ここまで書いて分かったこと。

①そもそも人気のあった(長期連載された)ラグビー漫画自体が皆無に等しく、いくらググッてもわからない部分が多かったです。

②そんな中、主人公にはバックス、しかもセンターラインのポジションが選ばれやすいようです。やはり、フォワードの巨漢ではイケメンを書きにくいとか、(読者の大半は普通の体型のため)共感されにくいとか、プレーが地味だとか、センターラインのポジションの方が様々な局面に顔だしやすいとか、色々あるのでしょう。

③意外とナンバー8が主人公として少ないです。やはりエースポジション、スーパースターとの認識が強く、努力や成長を書きにくいのかなと。

④フルバックは、まあ最近のは五郎丸さんの影響かな(笑) 昔のは、サッカーで落ちこぼれたとか、ヤンキーで蹴りが強いとか、最後のディフェンス残る(自分が抜かれたらトライされるポジションだ)とか、描きやすい部分もあるのかもしれません。

※そういった点を踏まえれば、今回の「オールアウト」で「祇園」が務める「フランカー」というのは新しいのかも。

「フランカー」はハイブリッドなポジションで、本来は速く強い人(現日本代表でいうと、リーチマイケル選手)が適正だけど、身体は小さいけど、タックルに特化し、気が強くスタミナのある祇園にはぴったりだとは思います(やっぱり小さいよりは大きい方が、良いけどね、フォワードではあるわけだし)。

まあ祇園の場合は、所謂「オープンサイドフランカー(フェッチャー)」というやつですね、ボール奪取に特化したフランカー。サッカーで言えば、山口螢選手や細貝萌選手、南アフリカW杯の阿部勇樹選手、往年で言うとガットゥーゾ選手やマケレレ選手、カンビアッソ選手のような、守備的ボランチ(日本風に言うとクラッシャー・アンカー)的な役割かな?

「弱虫ペダル」でもそうですが、最近のスポ根ものは、「縁の下の力持ち」的な役割の人が主人公になること、多いですですね。まあ、読者の大多数はスーパースターじゃないわけですし、(日本人)みんな現実的になって(小さくまとまって)きたから、「漫画に求めるもの」も、「憧れ」から「共感」に変わってきたのかもしれませんね。
{/netabare}

【苦言(9話 SLAM DUNKのオマージュについて)】
{netabare}
この作品がSLAM DUNKのオマージュだということは明らかだし、例をあげればきりがないです。キャプテンの名を「赤山」にしてることからも、原作者は隠す気がないんでしょうね。(赤木→赤城山→赤山 なのかな?)。

要素を真似るのは、まあ最悪、良いんです。創作物なんて、かなりやりつくされてますし。完全オリジナルなんて、ムリがあるし。でも、「昔」の「超名作」の「展開」を「あからさま」に真似るのは、どうなんでしょう? オマージュ=尊敬、としとけば、何でもOKなんでしょうか?

特に9話目。流血して「大丈夫だ、すぐ戻る」と言い、その後に「30点とりかえすぞ!」「俺たちは負けてない」という赤山。まんま、海南戦の赤木ですやん。

このアニメ好きなんですが、熱血スポ根ものなのに(もしかしたら今の子供には分からない、つまりはパクリとバレない)パロを入れてくる姿勢、しかもそれが個人的には聖域のSLAM DUNKのもの。SLAM DUNKファンとして、(ちゃんとネタですとしていないので)次第に腹が立ってきました。これは、(笑)無しのマジなやつです。

もしこのまま「熱血モノの中」で、SLAM DUNKのパロ、いや、パクリを平然とやり続けるなら、切ろうかと考えていました。なんなら今期(2016秋)で1~2番に楽しんでたアニメだったけど、SLAM DUNKへの愛はそれ以上です。ギャグアニメなら別に良いんです。「スポ根アニメの熱さをパロに頼る姿勢」なら、それは嫌いです。興ざめです。

10話目以降、あんまりに明らかなものは少なくなり、とりあえず溜飲を下げたので、完走できましたが、やはり気を付けてほしかったです。そこで、☆をひとつ落としましたm(._.)m
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30
ネタバレ

pop22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

時代逆行ラグビー青春アニメ

女性は回避推奨。
マッチョ好きなら止めない。

ラグビーのルールを知らなくても見れる。

ラグビーがメインのスポーツアニメだが、
自分にはどちらかというと人間関係青春ドラマがメインに見えた。

主人公は割と空気。
というか主人公は誰?と聞かれたら指導陣も含めたメンバー全員と答える。
そんな扱い。

コーチのキャラ、最高。
こんな人にリアルで出会いたかった。

▼やや具体的な内容
{netabare}反則グレーの攻撃をされたら
こちらも反則グレーのラフプレーでお返し。
卑怯な手を受けても
なるほどこれも戦法の一つか!勉強になったぜ!
となる。

このノリ大好き。
どんなに綺麗事を言っても、リアルでこれが出来ない奴は
やられっぱなしで追い落とされるだけという現実。
マジで笑えない。

こちらはあくまで正しく、清き方法で正々堂々相手を打ち倒す!
ど根性で卑怯な手を乗り越え打ち倒す!
などワンパターンでうんざりするスポコン王道を打ち破った。

「殺す!」とか言いながらタックルかます敵キャラにも吹いた。
元々、口の悪い設定のキャラだが、このご時世、さすがにPTAに怒られる。

最終話、強敵を前にして味方までもが
「くそがあああ!ぶっ殺してやる!」
と叫び、タックル。
このアニメの凄いところはこの後。
その気概を敵に褒められる。
↓本作の迷台詞
{netabare}「ぶっ殺してやるって気持ち、すっごい大事だと思う。
 俺も君たちに対して思っているよ。
 ぶっ殺してやるって♡」
着メロにしたいw {/netabare}
{/netabare}

▼まとめ
非常に青春していて面白かった。

アニメにお金を出さない一般層向けの内容、
イケメンがいない、いてもマッチョという女性層の財布も期待できない、
キッズアニメのようにおもちゃが売れるタイプでもないという
地獄モードのスポーツアニメ。
よくアニメ制作Goしてくれた。
こういうアニメ、絶滅寸前だけど頑張って欲しい。

↓関係ない駄文
{netabare}このアニメを見ているとき、
ちょうど日大のアメフト問題が取り沙汰されていてワロタ。
ちなみあれは「証拠」映像があり、
マスコミが騒いだから巨悪に勝利できた例なので、
勘違いしないように気を付けなければいけない。 {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

61.4 10 マッチョアニメランキング10位
ダンボール戦機W(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (48)
340人が棚に入れました
『ダンボール戦機』は、小型戦闘ロボット「LBX」をカスタマイズし、「強化ダンボール」内でのバトルを行うプラモクラフトRPG。近未来の世界を舞台に、主人公の少年・山野バンが、謎の女性から託された超高性能LBX「アキレス/V」と共に戦いを繰り広げていく。

声優・キャラクター
久保田恵、下野紘、花澤香菜、小田久史、喜多村英梨、梶裕貴、中村悠一、佐藤健輔

ふもふも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なんか名前で損してる気が・・・・。昔メダロットにはまった人ならOKかも。

最初は「子供向けだし、題名がちょっとなぁ・・・。」と敬遠していたアニメ。


でも思い切って見たらこれが結構面白い。メダロット(アニメorゲーム)とか好きだった人には結構あうかもしれない。


戦闘シーンが結構いい感じですね。ロボット達が良く動く。強敵との戦いはBGMが地味に良い事もあって、なかなか熱い。特に3話、13話は見応えがありました。(ジョーカーつえぇ)。


突っ込みたいところも有るけれど、それは割りきって見れる範囲。ストーリーはそんな複雑ではないので気楽に見れます。昔メダロットにはまった人にはちょっと見てほしい作品かも。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

1期と同等のLEVEL

 面白さは1期と同等

ジャンルは バトル『プラモデルの戦い』

今回の主人公はバンだけでなくヒロが登場 また、新ヒロイン登場

ヒロ・・・おたく少年、ゲーム・アニメ大好き
     動体視力などがいい

ラン・・・空手少女 直観タイプ

 バン・ヒロ・ランが物語の中心

また、強大な敵へとたちむかっていく話

面白かった点は何って問われたら 私はこう答えよう

『カズのビジュアルだけ変わりすぎだろ・・・』

前=不良かぶれっぽいビジュアル 今=ワイルドなソフトマッチョ系

さすがに、成長しすぎだよw

 まぁ、これはダンボール戦機面白いと感じた人じゃないと見れない

レベル5のアニメが好きな人は是非(*´ω`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

59.5 11 マッチョアニメランキング11位
指先から本気の熱情 -幼なじみは消防士-(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (36)
119人が棚に入れました
「ほら、俺ってチャラいから?」幼馴染の消防士・颯馬に、合コンのセッティングを頼まれる日々を送る涼。こんなチャラ男は恋愛対象外…そう思っていたある日、マンションが火事に遭い、颯馬の部屋に泊めてもらうことに!一つ屋根の下で、警戒して距離を取ってみるものの…火事から助けてくれたときの怪我を見てつい近寄ってしまい――こいつとは、ただの幼馴染の方がよかったのに。初めて見るアツい眼差しを、もう…拒めない――。

声優・キャラクター
《通常版》伊東健人、高森奈津美、高塚智人、駒田航、本多真梨子、井澤詩織、原嶋あかり《完全版》マーガリン天狗、桃山いおん、井伊筋肉、あさぎ夕、青葉りんご、月野きいろ、鹿瀬紫卯

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「ほら、俺ってチャラいから?」

この作品の原作は未読です。
数え間違いが無ければ、僧侶枠10作目の作品に相当します。
僧侶枠の作品が2桁に到達するとは正直予想外でした。
やっぱり…密かに需要あるんですね^^


幼馴染の消防士・颯馬に、合コンのセッティングを頼まれる日々を送る涼。
こんなチャラ男は恋愛対象外…
そうおもっていたある日、マンションが火事に遭い、颯馬の部屋に泊めてもらうことに!
一つ屋根の下で、警戒して距離を取ってみるものの…
火事から助けてくれたときの怪我を見てつい近寄ってしまい――

こいつとは、ただの幼馴染の方がよかったのに。
初めて見るアツい眼差しを、もう…拒めない――。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

思った以上にズバッと直球のINTRODUCTION…
起承転結の「起」は正にINTRODUCTIONに記載の通りの展開でした。

5分枠で全8話の作品なので、寄り道・回り道している尺の余裕は無いのでしょう。
綺麗で可愛い幼馴染のヒロインが本作の主人公で、周りはイケメン消防士だらけ…
消防士はイケメンだけじゃなく、大柄で鍛え抜かれた体格というオマケつき。

夏アニメに消防士関連の作品が重なったのは全くの偶然なんだと思います。
本作の他には、夏から2クールで放送されている「炎炎ノ消防隊」が該当するのですが、まさか全世界を震撼させた京都アニメーションの火災事件が起こるなんて…
どちらの作品も番組の内容を一部変更して放送されましたが、作り手の皆さん、そして原作者の方に落ち度はありません。

私はどちらも原作未読なので、何をどの様に変更したのかは分かりません。
どちらも1週間遅れての放送となりましたが、アニメーション制作に1週間という時間は余りにも短くて、手を入れるにしても限界があったと思います。
しかも、制作遅れによる放送遅延だったら予め出来る覚悟もありますが、今回の場合はあまりに突発的な出来事だったから、何一つ準備なんてありませんでした。

それでもこの2作品はやりきったと思います。
地に足の着いた仕事って、きっとこういう事を言うんでしょうね。
物語の展開はやっぱり僧侶枠…
ですが、今回のこの配慮に対しては「お疲れ様でした」と言わせて下さい。

主題歌は、3人のイケメン消防隊ユニット「桜ヶ丘消防隊」による「「BLAZING LUV!!」
因みに通常版と完全版では主題歌を歌うユニットも異なっているようです。

1クール全8話の物語でした。
高森奈津美さんやしーちゃんが起用されているのも、個人的には視聴のポイントでした。
僧侶枠の行方は如何に…!?
ここまで来たらトコトンお付き合いしましょうか^^

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

火事で閉じ込められた時、カンカン音を鳴らすと良いそうです

僧侶枠と言うそうですが、いつもの女性向けエロ枠。まあいつものにしては作画はマシな方では。男がマッチョで割と格好良いです。

一点だけ良いと思ったポイントがあったので少し評価。火事で閉じ込められた時、カンカン音を鳴らすと救助しやすくなるって話。
サバイバル系もそうですが、こういういざという時役立つ知識って、知らない人が瞬時に思いつくとは限らないので、知っているかどうかで生存率が変わってきます。
このアニメを見たおかげでこういう役立つ知識が頭の片隅に入っていると、どこかで人の命を救った立派なアニメになるかもしれない。
というわけでちょっと良いと思いました。
ま、これ以上続きを見る必要は無いかもしれませんが。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

続編が作られるだけあって割と良く出来てると思う

僧侶枠の作品の中でも一番声優陣が豪華なのではないでしょうか。

絵柄もなかなか良さげでそれゆえにショートアニメなのがちと勿体ないかなと思ったけれども、そこは完全版だと濡れ場シーンがメインとなっている僧侶枠のため仕方ないのかな。

それにしても、消防士という肉体派が多い職業のためか筋肉を全面に押しているのは良い意味で振り切ってる感がある印象で、作中、筋肉同士で壁ドンの誰得なシーンには少しニヤリとさせられました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
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