ロボットでバトルなおすすめアニメランキング 23

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのロボットでバトルな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月17日の時点で一番のロボットでバトルなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.2 1 ロボットでバトルなアニメランキング1位
天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★★ 4.1 (4244)
19919人が棚に入れました
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。

声優・キャラクター
柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『超絶』ってどういう意味でしょう? "\( ̄^ ̄)゙ハイ!! 「グレンラガン」です♪

●大多数の人が思い描くグレンラガンの第一印象(゚ω゚;)(-ω-;)ウンウン♪
「天元突破 グレンラガン」というタイトルを見て、まずロボット系アニメかなって認識ができますよねー!
まして、朝の良い子の時間に放送されていたアニメなので、どうせ子供向けのロボットアニメでしょって考えてしまうと思うのです♪
しかも、本作品に登場するロボットのデザインがお世辞にもかっこ良いとはいえないのです!
だって「ガンメン」って呼ぶロボットですよ! ∑('◇'*)エェッ!?
大きい顔に手と足を付けたロボットなのですよ! (゚ロ゚;)エェッ!?
表情が変わるし、涙ながすし、グニャグニャしたりするんですよ! (≧◇≦)エーーー!
作画もひと昔前のロボットアニメを観ているような感じなのです♪
なぜならば、手書きで描くセル画を使った作品だったのです!!
しかもかなりラフなタッチで描かれているのです!
このCG全盛期の時代にですよ!!
なので第一印象が完全に時代遅れの子供向けのロボットアニメって思った人も多いと思うのですw
 
 
●そんな不利な印象も吹っ飛ばすほどのグレンラガンの魅力(゚-゚*)(。。*)ウンウン♪
この作品は決して子供向けだけの作品ではありません!
老若男女、幅広い層で楽しめる作品と言うことをまず言っておきますね!!
 
ストーリーはロボットアニメの王道ですけど、「天元突破」と言うだけあって、破天荒で規格外のエネルギーあふれる熱い作品になってます!
※「天元」とは・・・万物生育の根源や碁盤の中央を意味する。
まさに「王道」でありながら「王道」の枠を真正面から打ち破った名作中の名作だと私は思います!
最近のロボットアニメって鬱展開な作品が多い中、「グレンラガン」はとにかく熱いのです!!
熱い展開のアニメの中ではまさに頂点に立つ作品といっても過言ではないと私は思ってます!
 
舞台は地下で生活していた主人公のシモンとアニキ分のカミナ、穴掘り中に見つけたミニドリルとでっかい顔、地上から落ちてきた顔型ロボット「ガンメン」との戦闘で生死をかけた長い戦いが始まるわけなのです♪
後半になればなるほど広がりを見せる広大な世界観と、その中で活躍する個性豊かなキャラクター達がとにかく魅力的です!
そのなかでもグレン団のリーダー「カミナ」の存在感はずば抜けていましたね♪
まだ観たこと無い人は序盤しっかり彼の行動や言動を心に刻みつけて欲しいのです♪
もちろん、シモンの成長にも注目ですよ!
ネガティブなシモンを支えるカミナの存在、そんなカミナの背中を見て漢になっていくシモンの姿もかっこよかったです♪
そんな熱い男達がたくさん出てきますので、男性キャラの声優陣の気持ちのこもった演技にも注目して頂きたいと思うのです!
 
ストーリーも節目々々で盛り上がりを魅せてくれるので、2クールもあっという間で、本当に見ていて飽きなかったですよ!
それでもって、すべてが型破りなので、Σ\( ̄ー ̄;)ナンデヤネンってつっこみどころ満載ですけど、、いちいち気にしていたら全部つっこむはめになっちゃいますよw
それと、熱いだけではなくて、ロボットに表情があるなど、コミカルな描写もあり、笑わせてくれるシーンが多いので毎話楽しく観ることができました♪
 
そしてグレンラガンに使われる曲も作品にあっているロック調の曲で雰囲気を盛り上げてくれていましたね!
もちろん、OP曲「空色デイズ」を歌っていたしょこたんが「自分の人生を変えた作品」と言うだけの「グレンラガン」に対する想いも伝わってきた気がします♪
 
 
●総評
今思えば、セル画を使った作画にした事は、制作者サイドの作品に対する意欲を感じるよい決定だったとも思います。
アナログを知らない世代だとこの意味が解り辛いかもしれませんね!
CGだと綺麗すぎちゃって無機質な冷たさを感じちゃうのですね♪
こういう味のある泥臭く熱い作品はセル画の方が作り手の熱い想いが直接伝わってくるというものなのです♪
後半作画崩壊気味でしたけど・・・ゞ( ̄ー ̄ )そんなのいいじゃない!って感じになります♪
それもグレンラガンらしさなのですからw
キャラクターの心理描写なんかは作品の破天荒なイメージとは違って細部まで丁寧に描かれているので感情移入もしやすかったですしね♪
だから、感動できて、笑えて、元気にさせて、前向きな気持ちにさせてくれる、そんな作品だったと思います♪
まだ観てない人が居ましたら、必ず一度は観て欲しいなって思います(*^o^*)
 
 
●お・ま・け
ブタモグラのブータのお肉が美味しそうでしたねヾ(@⌒¬⌒@)ノ
 
 
2011.08.24・第一の手記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 93
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

とことんストレート勝負で変化球は一切なし

全27話 製作は懐かしのGAINAX


タイトルが“天元突破”です。○○戦士なんちゃらとか○○機兵なんちゃらではなく、突破ですから突破。タイトルからして真っ直ぐな意思を感じます。

物語は4つのパートに分かれた編成になっていて、大筋内容は回毎に流れる菅生隆之さんの以下、渋いナレーションがわかりやすいです。


これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。
これは、運命と闘い続ける男の物語。
これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。
これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語。


「運命」「男」「物語」なにやらアツいものを感じます。
視聴きっかけは職場同僚の「アツいから観てみろ!」でした。例えば、

CASE1 飲み会で
「は?知らんの?人としてありえん」と40代半ばの元上司から。
その場にいた10人中5人くらいが同調するとかよくわからん状態に。
CASE2 別の飲み会で
「とにかくアツいので観てください」と20代半ばの後輩から。
なお、こちらから話題を振っていたわけではない。

着目すべきは、サンプル2件ではあるものの幅広い年齢層のファンがいること、例外なく薦めてくるのは男であること。視聴理由としては充分です。

一般認知度高いのなんでだろう?と思ったら、これ日曜朝に放送してたんですね。つくづく放送時間帯って大事だと思いました。

この作品の評価は物語としての良し悪しという本筋の部分の横に、もしかすると幅広い年齢層の非ヲタ一般人の男連中が好意的に受け止めている、またはアニメ入口の勧誘ツールとして使えるという側面があるとも言えるかもしれません。
日曜朝の視聴に耐えうる体裁を保ちつつ、エンターテイメントとして完成度高めということは、マヒしきった私達では気付かないトラップを掻い潜った非ヲタ向け推奨アニメでもあるとは言い過ぎでしょうか。


前置きが長くなりました。


いわゆるSFでロボットものに分類される作品です。
主人公は穴掘り得意なシモン。兄貴分のカミナ。そしてヨーコが軸。その他けっこうな数の人物がでてきます。詳細は公式をどうぞ。

まずはそのロボットについて。ロボットものにあるまじきガンメン(この作品でのロボ)のコミカルな造形。はっきり言ってダサいです。戦闘も緊迫感があまりない。たまにカミナがきゃんきゃん吠えてるくらいで、タイムボカンのようなコミカルドタバタ劇みたいな序盤でした。
またガンメンの動力や性能向上の要因が、一言で“気合”(゜o゜)
{netabare}(折れそうな心を奮い立たせたら動くとか、合体すると強くなるとかね){/netabare}SFに求められがちな科学的合理性はガン無視です。

この“気合でなんとかする”の基本プロットは、始めから終わりまで貫徹させました。アツいと言われる理由がここにあるのでしょう。

また、“ドリル”が象徴的なものとして扱われてます。ドリルのねじりながら真っ直ぐ掘り進むという基本特性を活かして、{netabare}それがまた宇宙の真理みたいな扱われ方をし、{/netabare}ひたすら真っ直ぐ突き進む物語となってます。


全話観た結果どうだったか?

『アツさで胸が震えたかは微妙』

『ただ、ひたすら真っ直ぐを徹底したバカさ加減に乾杯!』

直球過ぎて深みがないのです。しかし、プレイヤーの気迫は伝わってくる。
まるで大谷がストレートしか投げずに完投勝利するような試合。清々しいくらい変化球は一球も投げません。
そこで変化球投げたら楽に打ち取れるのに、、、
こんなピンチでストレートを待っている相手に投げたら打たれるのに、、、
ええいうるさい!ことごとくストレートです。


こういった潔い作品は好きです。


深みがないのは戦闘時のセリフや行動がパターン化しているだけで、4章に分かれた物語の構成はそつのない作りになってます。
コミカル序盤がある意味ミスリードとなって、意外な展開{netabare}(カミナ死亡){/netabare}、からのいったんの結末。ここまで第一章~第二章。
2クールめ中盤以降はガラッと変わり、SFの顔を覗かせてきます。ナディアやエヴァっぽさを感じる展開、GAINAXですね。
菅沼さんのナレーション「運命に裏切られながらも・・・」が意味するものはなかなか過酷です。最終回も綺麗にまとめてるように感じました。の後半第三章~第四章。
{netabare}最終回手前でやっと名前覚えたかなぁという面々が次々に踏み台となっていくのはしんどいシーンだが、モブに近い面々だったのでショックはそれほどない。ショックは最終回に取っといたんでしょう。{/netabare}


キャラはシモンとカミナの補完しあう関係という設定が魅力的でした。
{netabare}ヨモコ先生回のヨーコは輝いてました。{/netabare}
{netabare}意思を奪われて操られる少女というのはGAINAX作品のおハコなんでしょうか?ニアも涙を誘います。{/netabare}
人気の高いカミナはごめんなさい。私にはそれほど魅力的な男には映りませんでした。


音楽はOP「空色デイズ」が頭一つ抜けてるでしょうか。
しんどい中学時代を耐えて、花開いたしょこたんがこの作品の主題歌を歌っていることに一番感動したかもしれない。


製作陣に敬意を表したくなる、一芸を磨きに磨いた職人の一品です。



視聴時期:2018年8月


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2019.04.26追記

推薦いただいた方曰く、「グレンラガンの後はキルラキルな!」とあって、2019年4月からの再放送で『キルラキル』も観てみます。なんでもスタッフ変わらずで似たようなアツいお話なんだとか。

本作を気に入られた方はその流れで挑戦してみても良いかもしれません。


2018.09.22 初稿
2019.04.26 追記
2020.03.13 修正

投稿 : 2024/05/11
♥ : 80

こなぱんだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

なんで今まで見なかったのでしょう・・・

なんで今までこの作品を見ないままでいたのでしょう・・・
なんであらすじや絵を見ただけで、ロボット系...子供向け...などの浅はかな先入観で見ることを今まで躊躇ってしまったのでしょう・・・

見終わって本当に後悔しました(T_T)

こんなに熱つくて、元気を貰えて、感動と切なさでボロ泣きしてしまうアニメ久々に見ました!

多分皆さん同じ事を考えられたと思うのです。

確かに、最初見始めた頃はえ?なにこれ?やっぱり...
というような感情は有りました。
作画も演出も、う~ん...と思うことも有りました。
このデザインでロボット??と思うことも有りました。

でも見ていく内にそんな事はどうでもよくなって行きました!!


ストーリーは完全王道なロボットアニメなのですが、多分感じるものは違います☆

「地下で生活する人類。舞台はジーハ村という地下の村に住み、毎日ドリルを使い穴を掘って村拡大に務めている主人公のシモンと、シモンの兄貴分でとても熱く、情熱的な性格をしているカミナ。
ある日シモンがいつものように穴掘りをしていると、緑に光る小さなドリルと顔だけの強大なロボットを見つける。
兄貴として慕っているカミナにその顔を見せようとした時、突如、村の天井が崩れ巨大ロボットとそのロボットと戦っている大きなライフルを持った少女・ヨーコが降ってくる。」

そこから、シモンとカミナの険しく壮大なロボットとの戦いが始まっていきます!!


この作品ではお話を4部作に分けて全27話で放送されました。
1~8話。9~15話。前半の総集編である16話を挟んで、
17~22話。23~最終話といった感じで4つに分かれています

部に分かれるから時系列がごっちゃになるなどということでは
ないですし、もちろん全体のストーリーは繋がっています。

最初の一部前半は確かに子供向けで抵抗は有ると思います。ですが一部後半からはその考えを改めさせられます。
そして、その先からが本編だと言ってもいいぐらいです!


このアニメの魅力は、キャラの個性と熱さ。人を想う心や愛。それに絆。
なによりシモンという男の生き様ですヽ(=´▽`=)ノ


女の子のキャラクターもかわいいです☆☆
一部のキャラには熱烈なファンもいるようですが(;・∀・)



本当に見て後悔はないと思います!むしろ私は今まで見ていなかったことに後悔です!

ここのランキング上位にあるのにも納得しました!

でも決して楽しく熱いお話だけではありません。
笑いもあればバトルのハラハラドキドキもあります。
そして、悲しく切ない事もあります。

正直、完璧な演出・脚本ではないと思います...
え?と思う展開もありますしイライラする事もあります。

ですが、視聴されるなら最後まで見て下さい!!

最後に何を感じるかは、各々違うと思いますが。それでもいいんです!!

ちなみに私は大号泣した派です...

視聴済みの方は私と同じ派だった方も多いはずです!


もう一度言いますが、完璧な脚本でもないですし、展開に疑問を感じることも有るかもしれません。

ですがそんな細かいことは気にせずに最後まで見て下さい(≧∇≦)/


本当におすすめの作品です!!!☆☆

投稿 : 2024/05/11
♥ : 77

84.5 2 ロボットでバトルなアニメランキング2位
IS [インフィニットストラトス](TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (6606)
28774人が棚に入れました
女性にしか反応しない兵器「インフィニット・ストラトス」(IS)の操縦者を育成するための学校・IS学園。そこでは世界各国から集められた少女たちが候補生としての勉強に日々励んでいる―はずなのだが、男なのになぜかISを起動させることができた織斑一夏は、この学校に強制入学させられてしまう。当然、彼の周囲には女の子ばかり。「世界で唯一ISを使える男」である一夏に、彼女たちは興味津々。幼なじみの篠ノ之箒をはじめとしたクラスメイト(少女限定)に囲まれた、一夏の波瀾万丈のスクールライフが始まる!?

声優・キャラクター
内山昂輝、日笠陽子、ゆかな、下田麻美、花澤香菜、井上麻里奈、豊口めぐみ、下屋則子、田村ゆかり、小幡記子、保村真
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

表彰します!あなたは、くだらないけど笑えちゃうキャラクターアニメ部門No.1です♡!

バトルも恋も熱く燃えて全力で頑張っちゃう♡
そんなアニメです。

魅惑の美少女戦士たちがロボット化。スピーディーで迫力あるアクションを、それは艶やかに!華やかに!
時に凛々しくも見せてくれます。

この作品のジャンルはロボットアニメ?
ISを巡るロボットのアクションはカッコイイです!けれどこの作品はロボット以上に強い「ラブコメ要素」でグイグイ迫ってきます。

なんといってもキャラクター力が抜群に高いです。観たら最後、きっとあなたも誰かのファンになってしまう、そんなキャラクターばかりです。

ストーリーはISのキャラクターのインパクトには到底及びません!!

多様な国から選ばれた魅力ある可愛いキャラと一夏のやり取りが楽しく、気がついたら病みつきに、画面に釘付けになって観てしまいました!!

基本、ストーリーはあってないようなもの。笑えます!笑いしかないのかもしれません!以上。
その結論が深く考えないこと、細かいことは気にしないこと、それが「IS」です!

ここは、萌えと、お色気がいっぱい詰まったワンダーランドです♡

主人公の一夏 (いちか)は女性しか操縦できない「IS」を何故か扱えます。特別な一夏は常に女子の興味の真ん中。戦いでは危険も顧みず仲間のために戦い、全ての女子に優しい。好意を寄せられるのは頷けます。女子が喜ぶことを無自覚でしてしまう納得のモテ男。
私も一夏を好きな一人です!!

そんな一夏の魅力に惹かれ、次から次へとバラエティー豊かなヒロインが登場します。

恋に鈍感な一夏とヒロインたちが過ごす賑やかな学園生活、バトルがとにかく華やか。
・・あと、ちょっぴりえっちです(笑)

ここで一夏を囲むヒロイン5人を紹介します。
{netabare}
・篠ノ之 箒 (しののの ほうき)「ファースト幼なじみ」黒髪ポニーテール。侍のような口調の武士道女子です。実は乙女なツンデレちゃん。隠しきれない胸は武器になるのかな?

・セシリア・オルコット。金髪ロングで毛先縦ロールが目を引く美少女。お嬢様でプライドが高く、高飛車。こういう女子が恋するとどう変わるのかな?

・凰 鈴音(ファン リンイン)実は私一番好きかも?イタズラっぽい笑顔や八重歯がすごく可愛い!素直になれない不器用な鈴(リン)を応援しています。この作品内でリンの扱いが悪いのがかなり気になります「セカンド幼なじみ」といい二の次扱いはやめてあげて!!

・シャルロット・デュノア。顔、性格、スタイル、声(花澤香菜)可愛すぎます。パーフェクトヒロイン!やっぱり「一夏のえっち」という必殺技があるせいなんでしょうか、好待遇ヒロインです。

・ラウラ・ボーデヴィッヒ。銀髪ロングで左目には眼帯を付けています。軍人気質です。登場時からは想像出来ない後半のデレっぷり。意中の彼を「嫁」と呼ぶところがツボ。
{/netabare}
一夏は誰が好きなのかはっきりしません。いつしかヒロインたちの間で勃発する一夏を巡る争い
見渡す限りライバル!ライバル!ヒロイン達は揺れます。
それぞれが「好き」を伝えるため、愛を表現し、彼の一番になるため奮闘します。

私がその立場ならきっとそうする。それで一夏はどんな反応?とか近いアピールするヒロインを見て妙に親近感がわいたり。時々そんな風に入り込んでみたり!!

ヒロインたちのあの真剣な表情を見てください。
皆、恋にバトルに勝つために一生懸命です!!そんな姿見せられたら作品共々応援してしまうじゃないですか♪

沢山笑えてちょっぴりえっちな作品
もし、もうちょっと、えっちが観たいのならワールド・パージ編(私の棚にあるよ)を是非ご覧下さい♪

最後に・・
OPの「STRAIGHT JET」すごく好きな曲
1日1回は聴いちゃいます♪

止まらないスピードで

想いが溢れていく

負けたくはない

誰よりも輝いていたい♪

恋もバトルも白熱・・・
果たして一夏のハートを射止めるのは、だ~れだ♡

投稿 : 2024/05/11
♥ : 80

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメ

原作未読。

IS(インフィニットストラトス)という新兵器が登場して幾年か。
日本の研究機関に織斑一夏(おりむら いちか)という男性が編入してくる。
当初、女性にしか扱えないとされていたIS。
世界で初めての男性の搭乗者に、周囲は沸き立つのだった。


ロボットアニメの皮をかぶったハーレムアニメです。

1.主人公がおそろしく鈍感
どうしたらここまで無神経に育つのか。さっぱり分かりません。登場人物にまでつっこまれています。

2.なのになぜかモテる
モテます。理由もなくモテます。「何で?」って何度思ったことか……。顔か、顔なのか?

3.サービスシーンを忘れない
お約束のHな事故や、水着、お風呂や○○も忘れません。


さて、ISは「乗る」より「まとう」のほうがしっくりきます。
兵器搭載のスーツを着る感じです。

戦闘シーンは迫力があってよかったです。

しかし、ISの主な利用目的が「競技」。
そのため、メインストーリーが緊張感に欠けます。
一応終盤にはちょっとした仕掛けがあるのですが。

また、一夏の攻撃パターンが特攻ばかりです。
最後まで強さがよく分かりませんでした。


目立っているのがハーレムシーン。
一夏を除き、登場人物がほとんど女性です。
男性もいますが、むりやり登場させたイメージがありますね。

……で、とにかくモテます。
どんなに積極的に言い寄られてもまったく気付かない一夏。
まあ、女性関係に鈍感なのはお約束だからいいです。
しかし、ISの扱いや日常生活にまで鈍感さがおよんでいます。
「分かんねぇ」が口ぐせ、はっきり言うとバカです。
だからISの操縦も特攻主体なんですね。
そんな一夏に感情を移入するのはけっこうきついです。

私の楽しみ方はこうでした。

・主人公のバカさにツッコミを入れる
女性陣と一緒になって「ありえねえええ!!」とツッコミを入れていました。

・やたらモテる状況やサービスシーンにツッコミを入れる
「どうしてそこでほれる!?」とか、「どうしてそんなトラブルが起こるんだ!!」と毎話のようにつっこんでました。

ツッコミどころが満載。
見ていて楽しかったです。
こういう楽しみ方ができるのかと。

本来はロボット好きとハーレム好きの両方をターゲットにしているのだと思います。
しかし、キャラの行動やストーリーに、ひたすらツッコミを入れられる状況にもなっています。
そんなふうに別の楽しみ方もできてしまう作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 72

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

2期に向けて予習

メカロボ系ハーレム・・・・
この手の作品は多々あるけど、これぞって所は正直ないように思えます

バトル物としてはそこそこだけど、最後の敵がなぁ~
出来レースなのか、2期になってちゃんと地球を脅かすような敵が出て来るのか

因みにシャルロット派です。w

投稿 : 2024/05/11
♥ : 61

84.7 3 ロボットでバトルなアニメランキング3位
フルメタル・パニック!(TVアニメ動画)

2002年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (1621)
9634人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。かくして、宗介は素性を隠し、普通の高校生として都立陣代高校に転校し、秘密裏!?にかなめのボディガードをするのだが…平和な日本の生活こそが最大の敵だった!?
そんな中、陣代高校の修学旅行中に飛行機がハイジャックされてしまう。しかも、その首謀者は宗介が過去に対峙したことのある最悪のテロリスト・ガウルンであった…。


声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、三木眞一郎、根谷美智子、ゆかな、木村郁絵、能登麻美子、大塚明夫、西村知道、田中正彦

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

面白い? 肯定だ 問題ない。

原作:ラノベ 未読

第1期 全24話

放送順
1期:フルメタル・パニック! 2002年放送
2期:フルメタル・パニック? ふもっふ 2003年放送
3期:フルメタル・パニック! The Second Raid 2005年放送
OVA:フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 2006年発売

ジャンル:SFアクション学園ラブコメ

時代背景はブラックテクノロジー(何十年先の未来兵器を持つ)によって歴史が変わった現代の地球で、軍事組織ミスリルの傭兵である主人公が、仲間と共に1人の少女の護衛任務を命じられる所から始まるストーリー。


紹介系レビュー

主人公の相良宗介は、無表情で無愛想、基本的に口数は少ないが、真面目人間。
幼い頃からゲリラや傭兵として世界各地の戦場を廻ってきた凄腕の兵士。

ヒロインの千鳥かなめは、見た目は美人の高校2年生。
活発で行動的だけど、悪く言えばガサツ。
「ウィスパード」と呼ばれる特殊能力を備えた人間であり、その能力を欲する組織から狙われている。

簡単にいえば、宗介達ミスリルが、かなめを守りながら戦うお話し。

はっきりとした敵(とあるゲリラキャラ)がいて、解り易い設定。

ロボット同志の戦闘もあり、アクション性も高い。
ただ、一部未来兵器での戦闘があるので、何でもアリかよ!的にも感じる。

途中、戦闘で何人か仲間が死ぬ場面があるので、話は結構シリアス

主人公の宗介が、戦闘能力高いので、戦闘シーンはカッコいい!(声優の関智一さんの声が、これまたカッコいいんだよね!)
ですが、学園でのマニアックな行動が可笑しくて笑えます。

ちょい3角関係の恋愛模様もあるけど、主人公の宗介が恋愛に疎いせいで、なかなか発展しないから、見てるこっちはもどかしいです。


総評すると平均値の高い良作。

ロボあり、潜水艦ありの、アクション性の高さと
学園でのコメディーありで、シリアス回とのギャップが楽しめます。
(メリハリがあるのはいいですね!)
ヒロインのかなめは、ちょっとガサツなので好き嫌いありそう
16歳の美人艦長テレサ・テスタロッサは可愛い。
主人公がカッコよく、真面目過ぎてギャップで女性は好きになりそうだし、ヒロインのかなめの性格からして、感情移入し易そうなので、女性でも楽しめるはずです。
恋愛もあるので、シナリオ的にも飽きずに面白いです。

個人的には、24話一気に視聴できた程だったので、まずまずの面白さでした。
(この作品見てて、ちょっとナデシコと、ガンダム 第08MS小隊を連想した)
この辺が好きな人ならおススメです。


この次は2期の「ふもっふ」視聴します。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 65

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

派手さは無いけどたっぷり楽しめる作品です(o^-')b グッ!

■「フルメタルパニック」ってどんなアニメなの?(*'ω'*)
ラノベ原作の軍事SFロボットアニメでありながら、コメディ要素も入っていて、シリアスなストーリーを楽しむのも良し、ギャグパートで思いっきり笑うのも良しって作品なのです♪
ちなみに「このライトノベルがすごい! 2008」で第一位になった作品なんですけど、残念ながら私は未読ですo(´^`)o
 
本作品の舞台背景は概ね20世紀後半の現実世界に準じた設定となっているのです〆(^∇゚*)フムフム♪
平和維持活動および「ウィスパード」とよばれる特殊能力者の人道的保護を行っている対テロ極秘傭兵組織『ミスリル』の一員で主人公の相良宗介[sagara sousuke]が、都立陣代高校に一般生徒として編入して、本作品のヒロインの千鳥かなめ[chidori -]の護衛をする事になるのところから物語がはじまるのです!
 
 
■ちょっと覚えておきたい専門用語   \_(*゚▽゚) オボエテオイテネ♪
【ウィスパード】
ソ連で行っていたオムニ・スフィアの実験中に発生した事故の瞬間に生を受けた一部の人間の事。
現在社会の技術水準では到底考えられない「存在しない技術」ブラックテクノロジーを
もたらすことの出来る存在でもあるのです♪
それゆえに、テロリストの標的になってしますのですね!
ウィスパードの力はその人間の成長と共に覚醒して行き、天才的な知能を発揮していくのです。
(テッサのように子供の頃から覚醒している人間もいるようですよ♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!)
 
【ブラックテクノロジー】
ウィスパードの知識によってもたらされた、現代の技術水準を上回る技術のことなのです。
・AS(アーム・スレイブと呼ばれる人型兵器)
・ECS(ドラえもんの透明マントのような電磁迷彩システム)
などに応用されている技術なのですね♪
 
【ラムダ・ドライバ】
正式名称「オムニ・スフィア高速連鎖炉」とも言われるブラックテクノロジーなのです。
精神世界(オムニ・スフィア)と物理世界の目に見えない干渉を使用者の意思でより強力な干渉反応を引き起こし増幅させることによって膨大な物理エネルギーを生じさせる装置なのです!
そのエネルギーを使って、防御壁を作り相手の攻撃を防いだり、膨大なエネルギーを武器に変換して攻撃することも出来るのです。
 
 
■総評
2002年に制作されたフルメタル・パニック!第1期作品なだけに、作画は多少古臭さは感じなくも無いですけど、そんな些細な点は・⌒ ヾ(*´ー`) ポイって感じなのです♪
この作品は「シリアスパート」と「ギャグパート」のバランスのよさと、舞台背景、兵器、キャラ、特殊能力の設定が綿密に練られている点がとっても印象的でした(・ω・)bグッ
 
ギャグパートの最大の魅力は、幼少の頃から傭兵として世界各地の戦地を巡ってきた生い立ちと、「バカ」が付くほどの真面目な性格の相乗効果で出来あがった「戦争ボケ男」キャラの宗介と、かなめちゃんを筆頭に他の人たちとの生活感に圧倒的温度差があるところがとっても面白かったですよね♪
 
シリアスパートの魅力は、地味な戦闘シーンとキャラ特性を生かした心理描写にあると思っています♪
派手な空中戦などは無いのですけど、傭兵組織と言うだけあって、小規模な部隊によって行われる襲撃や待ち伏せや破壊活動などのゲリラ戦法での仲間との緊迫した通信でのやり取りや、白兵戦における戦闘シーンでは緊迫感があって良かったと思います。
また、仇敵ガウルンの冷徹で残虐な性格とラムダ・ドライバ搭載機がアクセントとなっていてより一層戦闘シーンを盛り上げてくれましたね♪
 
また、戦闘シーン以外の宗介を巡る女の戦いも良かったです!
「かなめ」VS「テッサ」
ドロドロした内容ではなくって、気持ちよい掛け合いは好印象です!
どこまで宗介が気付いているかは疑問ですけどね・・・ヾノ'д'o)㍉㍉
 
個人的にはテッサの最後の涙のシーンが大好きです!
ウィスパードゆえに若くして艦長となったわけなのですけど・・・
時折見せる年頃の女の子らしさと決して弱さを見せず艦長の重責を果たそうとする姿が素敵でしたよ♪
そんな彼女がガマンできずに涙したシーンに涙しちゃいました・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
 
思った以上に良く出来た作品だなぁって感心しちゃいました♪
続編の2期「ふもっふ」3期「The Second Raid」OVA 「わりとヒマな戦隊長の一日」も見るのが楽しみになってきましたよ(o^∇^o)ノ
 
 
2011.10.30・第一の手記

投稿 : 2024/05/11
♥ : 49
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ロボット&バトル作品としてはイマイチでしたが、学園コメディとして楽しめました(※第4期視聴後、追記)

TVシリーズ(3期49話)+OVA(1話)=計50話、もある西暦2000年代前半を代表する長編ロボットアニメで、2017年秋には続編となる新作『フルメタル・パニック! Invisible Victory』の放送も決まっている人気作・・・ということで、ようやく既放送分を完走しました。
(※追記:第4期は2018年4-7月の放送となりました)

◆総評
{netabare}
・キャラクターデザインはさすがに一昔前のもので、とくにメイン・ヒロイン(千鳥かなめ)が余り可愛くないのが残念(代わりにサブ・ヒロインのテッサ隊長が可愛い)。
・デザインだけでなく、個々のキャラクターの設定もテンプレの域を出ない。
・この年代の深夜アニメのひとつの特徴なのか、とくに第1期は無駄なパンチラ・シーンが多くて閉口してしまいました。
・敵ボスがただの破壊狂の小物でしかないのに、彼の話を延々と第3期の終盤まで引きずっていたのがとても残念。
・そして何よりも、既放送分だけでは本作最大の謎「ブラックテクノロジー」の真実が一向に明かされないことにガッカリしてしまいました。
・原作の方は、この後シナリオに大きな動きがあって、敵の大物やブラックテクノロジーの真実等も確り明かされていくようなので、続編にはちょっと期待したい気もするのですが、既放送分だけだど、この手のロボット&バトル作品に一般に期待されるものには全然届いていない、内容の薄さを感じてしまいました。
・本作の良さは、ロボット&バトルものとしてよりも、むしろ第2期にあるような一風変わった学園コメディとしての部分にあるように思いました。{/netabare}

・・・ということで、本作の個人評価はそこそこに留まりました。
(※制作時期が新しくなる毎に作画・演出のレベルが上がっているので、その分小刻みに評価点数を上げています)

決して面白くない作品ではないのですが、これまで見てきたロボット&バトル系作品にくらべると、やっぱり肝心な所で内容が薄い点が惜しかったです。

(※追記:第4期『Invisible Victory(IV)』は第3期までの緩い展開を完全に覆すシビアな展開で、本シリーズのこれまでの私の見え方がだいぶ変わってきてしまいました←これは嬉しい誤算。続編が作られれば是非見たい作品となりました。)


◆シリーズ別評価

第1期   ☆  3.6 (24話) 2002年 ※シリアス
第2期   ☆  3.7 (12話) 2003年 ※コメディ
第3期   ☆  3.8 (13話) 2005年 ※シリアス
OVA    ☆  3.9 (1話)  2006年 ※コメディ
------------------------------------------------------
総合   ☆  3.7 (計50話)

※追記
第4期   ★  4.3 (12話) 2018年 ※シリアス


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ フルメタル・パニック! (第1期) (2002年1-6月) ===========
{netabare}
第1話 気になるあいつは軍曹(サージェント) ★ 相良宗介(都立陣代高校)転入、千鳥かなめ護衛任務開始
第2話 守ってあげたい ★ テレサ・テスタロッサ司令官登場、口領駅回
第3話 ランジェリー・パニック ☆ 下着泥棒、修学旅行開始
第4話 キッド・ナップ ★ ハイジャック、極東ハンカ自治州、かなめ救出作戦開始
第5話 囁かれし者(ウィスパード) ★ 続き、AS(アーム・スレイブ)同士の戦闘、3人の脱出行
第6話 STILL ALIVE ★ 続き、かなめの特殊能力(ブラックテクノロジー)
第7話 ボーイ・ミーツ・ガール ★ 続き、かなめと宗介の共同戦、ガウルン撃破、ラムダドライバーの謎
第8話 パートタイム・ステディ ☆ 偽恋人役 ※日常回 
第9話 あぶないセーフハウス ★ 人質・久我山琢磨(ラムダドライバ)、テレサ大佐と千鳥の遭遇
第10話 ラン・ランニング・ラン ☆ 続き、敵襲、人質救出作戦
第11話 ベヘモス覚醒 ★ 続き、ベヘモス起動・市街地破壊の危機
第12話 ワン・ナイト・スタンド ★ 続き、かなめに再び異変、テレサの恋の宣言
第13話 猫と仔猫のR&R(ロックンロール) × テレサvs.メリッサ ※日常コメディ回だが色々と脚本安直
第14話 習志野は燃えているか? ☆ 習志野空挺師団vs.練馬師団 ※コメディ回
第15話 故郷に舞う風・前編 ☆ ヘルマジスタン騒乱鎮圧作戦(対ガウルン再戦)
第16話 故郷に舞う風・中編 ☆ 続き
第17話 故郷に舞う風・後編 ★ 続き
第18話 深海パーティー ☆
第19話 エンゲージ・シックス・セブン ☆ 宗介&ウェーバーの入隊事情~活躍
第20話 ヴェノムの火 ☆ ウィスパード同士の共震、対ガウルン再々戦
第21話 ディープ・トラップ ★ ガウルンの艦乗っ取り事件
第22話 ジャック・イン・ザ・ボックス ★★ 続き、米軍イージス艦攻撃 ※ここで急に超能力設定をだされても・・・
第23話 巨人のフィールド ★ 続き、艦管制奪還、対ガウルン最終決戦
第24話 イントゥ・ザ・ブルー ★ 続き、後日譚{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)13、☆(並回)9、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「tomorrow」
ED 「枯れない花」 


========== フルメタル・パニック? ふもっふ (2003年8-11月) =========
{netabare}
第1話 南から来た男/妥協無用のホステージ ★
第2話 すれ違いのホスティリティ/空回りのランチタイム ★ ※京王線だったのね笑
第3話 鋼鉄のサマー・イリュージョン ☆
第4話 芸術のハンバーガー・ヒル/一途なステイク・アウト ☆
第5話 純で不純なグラップラー/善意のトレスパス ☆
第6話 押し売りのフェティッシュ/暗闇のペイシェント ☆
第7話 やりすぎのウォークライ ☆
第8話 女神の来日(受難編) ★
第9話 女神の来日(温泉編) ☆
第10話 仁義なきファンシー ★
第11話 ままならないブルーバード ★
第12話 五時間目のホット・スポット ☆{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

OP 「それが、愛でしょう」
ED 「君に吹く風」 


======= フルメタル・パニック! The Second Raid (2005年7-10月) ======
{netabare}
第1話 終わる日々 ★ 中東バリク共和国、難民救助任務、対政府軍戦
第2話 水面下の状景 × ラムダドライバの説明 ※オカルト現象が唐突で学園シーンと中東某国シーンの組み合せ方も稚拙
第3話 迷宮と竜 ★ 分断中国南京市人質救助任務、罠、ヴェノム再出現
第4話 デイライト ★ 続き、クレタ人の嘘、形勢逆転 ※敵の逃げ方が安直×
第5話 うるわしきシチリア ☆ 裏切り者ブルーノ身柄確保任務
第6話 エッジ・オブ・ヘヴン ★ テロ組織「アマルガム」、双子姉妹の組織離脱、かなめ護衛任務解除
第7話 とりのこされて ★ もう一人の護衛者、居なくなった宗介
第8話 ジャングル・グルーブ ★ 宗介ミスリル作戦本部帰投
第9話 彼女の問題 ★ かなめの追跡者たち、レナード・テスタロッサ登場、ユイラン死亡
第10話 ふたつの香港 ☆ 宗介の任務放棄
第11話 彼の問題 ☆ 
第12話 燃える香港 ★ ガウルンとの再会、ユイファン・ユイラン姉妹の目的
第13話 つづく日々 ★★ かなめと宗介の再会、宗介出撃、ヴェノムとの決戦、宗介の成長{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)8、☆(並回)3、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.8

OP 「南風」
ED 「もう一度君に会いたい」 


== フルメタル・パニック? The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 (2006年5月) ==

全1話 ☆ 3.9 {netabare}テッサ隊長主役のコメディ回{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 38

74.9 4 ロボットでバトルなアニメランキング4位
革命機ヴァルヴレイヴ(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (1355)
6940人が棚に入れました
「革命機ヴァルヴレイヴ」は、宇宙都市の開発によって、総人口の7割が宇宙で暮らす時代が舞台。軍事同盟から発展した「ドルシア軍事盟約連邦」と、貿易協定を拡大させた「環大西洋合衆国(ARUS=アルス)」の二つの巨大な勢力があり、間にある中立の小国「ジオール」は、経済的繁栄を手に入れていた。ジオールで暮らす高校生・時縞ハルトは、ドルシア軍の侵攻をきっかけに謎の人型兵器「ヴァルヴレイヴ」と出会う。

声優・キャラクター
逢坂良太、木村良平、瀬戸麻沙美、戸松遥、小野友樹、茅野愛衣、福圓美里、吉野裕行、中村悠一、浪川大輔、寿美菜子、悠木碧、羽多野渉、堀江由衣、福山潤、宮野真守、細谷佳正、梶裕貴、小野大輔、水樹奈々
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」EDITED Ⅰ上映会(21時~

【会場のご案内】2013/09/20(金) 開場:20:50 開演:21:00
http://live.nicovideo.jp/watch/lv153064788?ref=top&zroute=index
■イントロダクション
9月13日(金)シネマート新宿で上映されました、
「革命機ヴァルヴレイヴ スペシャルエディション」EDITEDⅠ・Ⅱ・Ⅲの配信が急遽決定致しました!!
EDITEDⅠでは#01~04、EDITEDⅡでは#05~08、EDITEDⅢでは#09~12を中心に革命機ヴァルヴレイヴの魅力をお届致します。
本作とはひとあじ違った、革命機ヴァルヴレイヴをお楽しみください。


◆関連サイト
番組公式サイト
http://www.valvrave.com/
http://www.mbs.jp/valvrave/
番組公式
Twitter:http://twitter.com/valvrave


■このアニメの楽しみ方(とある人が黄金√発見)
1,ニコニコでアニメを見た後に
2.ニコニコ動画で
「革命機ヴァルヴレイヴ 総統閣下」で検索
この動画で反省点を見て爆笑する。
3.その後にラジオで声優の反応を楽しむ。(個人的に追加)
4.VVV本スレとアンチスレの荒れ具合を楽しむ。
これで抜群に楽しめるはず。


是非とも皆様絶対に「ニコニコのコメント付き」で見てみて下さい!
一人でコメント無しで見てたらイライラするでしょうから。
特にストーリー重視の人や考察好きな人は。
コメント付きなら爆笑出来ると思います。
これは実況むきアニメです!!
もうここまで来ると脚本家はわざとやってんじゃないだろうか?

兎に角先が読めなくて面白い!こまけぇこたぁーいーんだよ!
まぁでも突っ込まざるをえないですが、このアニメはあえて細かい描写を省いてるようなので最後まで誰も予想が出来ない方向へ2クール目もぶっ飛んで行って欲しいですね。
次回は10月ですね!こっちの記憶がぶっ飛びそうです/(^o^)\


以下ネタの見どころ各話感想↓
1話~12話
{netabare}エルエルフ神の軌跡

1話
・ハムエッグの黄身について熱く語る。どうやら相当のハムエッグマニアらしい
・「導き出される答えは…」とか言って自己陶酔してるLL
・俺はまた勝ったよ…リーゼロッテ→直後に後ろから噛まれて「アーッ!!」

2話
・サキを人質にした際に肌に触れ、さらに捕まえる直前にパンツを見た疑惑
→エロエロフのあだ名を与える根拠に。以降、愛称エロフさん
・666を越えた先には「可能性だ」と大マジメに言う
・サキにも縛られ、アルスにも縛られる

3話のネタポイント更新
・一人旅団(ぼっち旅団)
・ニューギニア条約を守って縄プレイ
・男にしか噛みつかないハルト
・サキのビンタで正常に戻るハルトに後ろから普通に噛まれたエルエルフ
・自由を取得したエルエルフ
・「導き出される結論は…時縞ハルト」←独り言多すぎのエルエルフ
・最強の受け身と最強の爆薬攻撃(なお、爆薬の入手経路は不明)
・汚物は消毒だーっ→速効宇宙へダストシュートされる
・どこから飛んできたのか分からない謎のミサイル反撃
・自分が死亡フラグブレイカーであることを悟った無敵女子高生ショーコ
・アキラのペットボトル(意味深)
・スモークで混乱してとりあえずバック→衝突爆発
・サンダー殺してプラ ンD7完了
・ソースはアルス(有るス)?
・「あいつ(エルエルフ)が言ったんだ!」←ユウスケの驚異的な視力
・僕と契約して革命起こしてよッ!!(大マジメ)
・予告でピースとドヤ顔。学園生活を盛大にエンジョイするエルエルフさん

4話のネタポイント更新
・ピースサインでハルトに契約を迫るLLFさん
・ショーコを出せと言われたので脱ぎ出したショーコ
・「モーゼと呼べ」(フィガロ上院議員 翌週にして早くも暗黒面に堕ちる
・またもピースサインでハルトに迫るLLFさん←ハルト(VVVの中からじゃ伝えようがないんだけど…)
・今度はショーコにピースされる(LLFさんの新たなアイデンティティかと思われたピースが奪われる
・縄で縛られていたハルト。2、3話を通して縄文化は世界共通らしい
・モジュール切り離し(物理)
・「楽しそうっ!」→独立
・「こんなに笑ったのは初めてだ」(楽しそう
・「俺の予言は絶対にはずれない」→結局はずれました
・オタクは英雄(通気口の存在を彼が教えなかったらどうなっていたのか…?

・【悲報】一連の↑のせいで、体を張ってフィガロを阻んだサンダーさんの存在感著しく低下

5話のネタポイント更新
・開幕平和
・平和すぎてうっかり暴れるショーコ
・平和すぎてエロ映画鑑賞するサンダー
・平和すぎて道路に萌え絵描く暇人集団
・子安ドルシア総統
・フィガロ上院議員が行方不明
・金に貪欲すぎる先輩
・会長「電気屋は?」→いません
・ジングルベルショーコ
・二宮タカヒの憂鬱
・究極的にツッコミ役に徹するサキ
・電力ボタンのありえない意味不明な位置
・ミ ュ ― ジ カ ル 配 信
・サキ、ついにツッコミ役をやめる
・遺影でイェ~イ♪
・誰得オタク投げキッス
・残酷殺害のわりに純情なOS子
・で、結局出番のなかったLLF

今回はミュージカルぽゆぽゆ♪ぽゆぽゆ♪で盛大に吹かせて頂きました。最高に面白くなってまいりました!
予測、サキちゃんはスパイだった!

6話
いきなりぽゆぽゆ♪www
あ~あサキちゃんただの枕営業の糞ビッチだったのか…
面白い流れに期待したんだけどなぁ…
スパイだったらまだ面白かったのにやっすいキャラになっちゃったな~
しかし清々しい位の開き直りは超分り易い悪女っぷりですね。
しっかしキチガイしかおらんなこのアニメの女の子は…
でもやっぱショーコちゃん可愛いんだよなぁ反応が。
良く錯乱してるけど…w
エキスには爆笑したwww
なんで二人という扱いなのか…普通二機じゃね?VVVが人間扱いなのか?
まぁ勘ぐっても意味ないアニメだからダメかw
露出狂ってコメントも多いけどアイドルなんだし元々だろっていう。
さて今回でボクジャナイwwwボクジャナイwwwのEDも終わりだったかな。残念だ。

やっぱコードギアスもそうだけど女の子の扱いがいちいちひどいのは変わらないな。
今回は珍しく突っ込みどころがだいぶ減ったなぁ。
ってかありきたりな流れになっちゃってきたというか…
つまらなくなりそうな予感がしてきちゃった…
もっとぶっ飛んで欲しいのになぁ…
しかし次回はED変わるはずだし何か急展開が期待出来るのかも?

1つ気付いた。サキちゃんはラストエグザイル-銀翼のファム-のファムに似ている。
戦争中だから自衛のために敵を倒して人殺しするのは問題ない。しかし何か違和感があると思ったらこれだ。
この子は自衛のためじゃないんだ。
ファムの場合はグランレースがしたい。
サキの場合は有名になりたい。
なんという餓鬼の発想…もう誰が感情移入出来るのかと…
まさにこれだ。人を殺す理由が有名になりたい。
主人公にキスしてでも有名になりたい。
これに気づいてしまってからはサキちゃんはゴミクズ以下と確定しました。

7話
見どころ
・200年後のサキ
・ハムエルフ公式認定
・一人旅団の無双
・盾にされるハルト
・アイナちゃんあぼーん
・ロリエルフ
・ボクジャナイEDが変更

なんだろう…ネタアニメとして見ていたのにいつの間にか毎週楽しみで仕方なくなってネタ扱いのEDだったはずがいつの間にか惚れ込んでしまっていたようだ…
何を言っているのか わからねーと思うが. おれも 何をされたのか わからなかった…ry
やたらOPがカッコイイのに比べてEDのネタ感がとんでもない!


いきなり200年後とか本当に先がまったく読めなさすぎて面白すぎる。
ってかサキちゃんが200年生き残るってのがわかったけど凄くガッカリした。
サキはいらんだろう…

疑問点
・所でこの学園どっから補給してんだ?食料とか水とかry
・噛み付き衝動の設定忘れてないか?

8話
なんだろうこの今更感…
メガネちゃんがタヒっただけじゃないか…
序盤にいっぱい死んでなかったか?
ってかメガネだけ持ってくるとかギャグにしかみえないw
遺影でイェーイしてた癖に何を今更w
ショタエルフは可愛かったなぁ。
寝るエルフやら名前がどんどん増えていくハムエッグさんw
「アキラがあたし意外と…」なんなんだこのセリフw
いよいよパイロットスーツのお披露目ですね!
「コーヒーは」の下り名言ですね。
一人旅団無双すぎるww
謎のハラキリとルーンの光…何が起こってるんだよっていうw
幼女もとい王女がマジ天使!なんか良くわからんけど感動した。
ボクジャナイEDじゃなかった…やっぱりもう聞けないのか…

で、誰があの大穴を塞ぐんですか?
水抜いちゃって何処で補給するんですかね?
ってかどっから食料やらなんやらを補給してんだ?
電力とかエネルギーとかry
ツイッターで集まった募金の使途はどうなったのか?
もう疑問点がバンバン増えていくなぁこのアニメ…

しかしまぁこのアニメの本スレは荒れ放題だなぁ。
なんであんなにキャラ厨まみれなんだ…
もう業者としか思えない。

9話
アイナちゃん追悼コーナーとか全力で笑わせに来てやがる!がしかしこれはひどい。
モジュールをVVVで押してる絵がシュールw
まぁ予想通りサンダーさんが黄色だったか。
ご都合バリアどうせなら全自動でいいんじゃないのかw
まーた突っ込むサキちゃんww
ショーコちゃんなんで無理やりヨウカン突っ込んだしw
本格的に戦闘になってきたなぁ。
停電はサンダー達を乗らせる為のものでしたね。
青い機体マジかっけぇ!ってか強すぎw
黄色の機体腕が10本とかどうなってんだww
プラモにできんのかよこれw
機体が一々斬新でいいなぁ。
まぁ王道ですね学園から何からVVVの為って設定は。
いやぁ面白かった早く次回がみたい。

10話
あーあやりやがったよ。
だーめだこりゃ。(・ー・) オワッタナこのアニメ。
話題作りの為にヴァルヴレイプしちゃうなんて。
ってかまぁ実質和姦だろうけど…
ホントムチャクチャなアニメだなぁこれ。
アンチになりそうだわ。

11話
「月に着いたらきっとうまくいく」完全にうまくいかないフラグ。
ノブライトニング。
政治ごっこww
アキラがキーボードクラッシャーにw
「ひとりぼっちからふたりぼっちになれればよかったのに」
まさかの展開でハルトと二人ぼっちになる為に学園ふっ飛ばしたりなんて面白い展開は無いかなw
敵の副官は毎度女。
ハラキリブレイドww
ハゲとの会話中LLFが銃に手をかけたのは、恐らくショーコが駄目だった場合に撃ち殺すつもり、もしくはショーコを人質にして取引をしかけようとしていたように思う。
しっかしハラキリブレイドどういう原理なんだよほんとw
まっショーコ親父はハラキリでふっ飛ばしても死ぬし、ほっといても死ぬしでどっちにしろ死ぬからしょうがないね。
ピットが破壊されてVVVが戻れない+冷却が出来ないってのは結構重要な部分。
でもなぜか普通に1号機が戻ってる件ww意味不w
そして求婚www
この戦いが終わったら結婚するんだ的な死亡フラグだけどこれは特に意味はなさそうだ。
どうせ死なないし。次回サキちゃんがどうせ断るんだろう。
いやしかしこのアニメだし普通に結婚もありうるか。
ここまでサキとハルトがラブラブにたんたんと進んでるからこの先きっと一気に落とされる展開が来ると予想。
まぁメインヒロインのショーコとどうせ最後はどうにかなるんだろうし。
まぁでもギアスでも女キャラは基本ひどい役しかいなかったしショーコと何も無いのもあるか。
しっかしEDなんでボクジャナイから変えちゃったのか…
これ次で最後なんだろうけどどうやって区切りつけるんだろ。
楽しみすぎて2クール目まで待てない。

12話
子供がいたのかサキってまた未来の物語かよw
サキ「ばっかじゃない?あんなのやりまくり」
クソ吹いたwwwまぁテレ隠しなんだろうがこのアニメじゃ信用ならん。
そもそも枕営業疑惑のあるサキは本当にやりまくってそうだから困る。
ってかそっちのが信ぴょう性高すぎる。
今までの描写が明らかにビッチだしなぁサキは。
ここまで死ねばいいと思うビッチヒロインも珍しい。
子供は誰と誰の子だよ。サキとハルトの子だったらもう糞アニメ。
君が望む永遠の水月のがまだましだな。
ホントまともなヒロインのいないアニメだ事…
そしてそいつとくっつく主人公も死ねばいいと思うよw
そしてごん太ドリルww毒ガスまき散らしながら掘ってるのかw
重力設定が一々適当すぎw
さてさて学園崩壊が見えてきたな!
マシンガンパンチ?wムジンガンパンチ?wなんて言った?w
アイロンwwwwwおいwwホットアイディアだな!www
まーたハルト蜂の巣かww
オーバーヒート設定はこれを活かす為だったか。なんとも斜め下を行ってくれる。
瞳を貰ってやるだと!?写輪眼だったのかエロエルフ!w
だから未来が見えたのか!ww
やっばいこれ10月まで待てない予感…
ショーコ逝ったーーーー!と見せかけて…
スーパーハカーアキラちゃんやっぱ乗るのね。
生きてたかショーコ。
もうハルトが主人公なのにショーコとの絡み最初だけじゃねぇかw
どんだけ名ばかりヒロインなんだよショーコ!扱いホントひでぇな。
ショーコをヒロインにした理由がさっぱりもって意味が無い。
シリタクナイwwwシリタクナイwwwキタ━(゚∀゚)━!
ED復活キタ――(゚∀゚)――!!もうここ一番熱いじゃないか!
ボクジャナイwwwボクジャナイwwwやっぱEDはこっちじゃないとな!!!
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?なんですかカインは人間じゃないのかよ!
EVAのカヲル君かと思ったわw
新OS子キタ――(゚∀゚)――!!これは熱い展開だった。
音楽的な意味で…ry
恋愛模様はもうどうでもよすぎる。
それと戦争もどうでもよくなって…あれ?
10月には記憶無くなって熱も冷めてどうでもよくなってそうだ。
分割2クールにしては引きが弱かった気がする。
音楽でしか盛り上がってなかったなぁ…
そういや最後の最後で
「我らはマギウス世界の裏側にあるもの」
なんて言ってたけどゼーレですか?EVAですか?
総統閣下が待ち遠しい。
10月まで記憶が持たない事間違いない。{/netabare}

総評
{netabare}しかしまぁ評価が難しい。まだ終わってないし。
突っ込みどころ満載だから面白いっちゃ面白いし次回も凄い気になるんだけど…
ストーリーの雑さは否めないし、うーん。

注目集めるためのセックス回だったり、それのせいで噛み付く設定壊して自爆してるし。
ムチャクチャなんだよなぁ…
主人公もダブルヒロインもまったく感情移入出来ないし。
ショーコの親父が死んだとことかせっかく選挙演説してる裏でハルトがセックスしてるのは同情したけどさ…
カップ麺ばらまくはぽゆぽゆするわ、こんな時だから文化祭やろうとか欲張りキングとか、服脱ぎだしたりとか皆を革命しようとか先導しだしたりするわでキチガイだし。
まぁ名ばかりヒロインで同情はするけどねぇ。

サキはヤリマン枕営業で可哀想アピールしてかまってちゃんだし、それでいて強がりで素直じゃないしただのわがまま女で都合のいい女なのにモテてる気がしちゃってるキチガイだし。
サキに関しては一切の同情の感情もわかない位いらない子。
何処にこいつの擁護できる要素があるのかわからない。

ハルトはもうどうしようもない。
ショーコが好きなのに、人間じゃなくなったからサキと秘密を共有出来るからサキとキスして…
噛み付き衝動危ないってわかっててもフラフラして案の定噛み付き暴走して何故かセックス。
挙句責任取るから結婚して下さい。
おまえはショーコが好きだったんじゃねぇのかよ?と。
100万回死んでくるべきだな。どうせ不死身だし。

サンダーさんとエルエルフには期待出来る。
あとメガネのアイナちゃん…
あの子一番まともで良い子だったのにな。
しれっと復活させてくれてもいいんだぜ?w

敵側も結構期待したいんだよなぁ~。
カインはもちろんラスボス的な役割になりそうで期待は出来るけど、個人的にハーノインこと宮野真守は好きだから活躍して欲しい。
アードライはなんかホモホモしいけどエルエルフと何があったのかとても興味をそそられる。

主人公とヒロインが駄目なアニメってホント糞アニメになるんだよなぁ。
それでも製作者が何かを伝えようという意志があるならまだしも…
とっちらかってる感じが否めない。勢いだけな感じだし。

どう評価すべきなのか。

まぁ良くも悪くもプラスマイナス0って事で3にしよう。
いや興味が惹かれる分もうちょっと付け足してもいいか。
OPもいいしEDは悪い意味で盛り上がるので+評価だし!{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 63

リクポテ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

ぶっ飛びすぎσ(^_^;

サンライズのオリジナルアニメーション
ジャンルはSFロボットものです。

分割2クールの作品でこれは1クール目にあたります。


一言でいうならばとにかくぶっ飛んでいる!

1話からすでにいろんなことを詰め込んできて置いてけぼりでした^_^;

とにかくストーリーとキャラの行動、言動に突っ込みどころが多すぎでした。声優さん超豪華なのに……
脚本どうしちゃったんでしょう……


作画と音楽はすごく良いと思います。
戦闘シーンもよく動いてなかなか迫力あって良かったし、OPはT.M.REVOLUTIONの西川さんと水樹奈々さんという豪華なコラボ曲、1stEDもネタソングながらかなりの良曲、2ndEDも大好きです!ただ1クールなのに曲が変わるのは違和感がありました。

致命的といえるストーリーとキャラのマイナス点をこれらの分野で何とか補っている感じでした。


完全にネタアニメですが、そう割り切ってしまえばなかなか面白かったです。最終回も伏線を大量にバラまいて終わっています。

続いて2クール目を見てみます。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

導き出される結論は・・・

色々もったいなかった。
特に2期の終盤は最低限やるべきことを処理するのに手一杯で、
画面の中の盛り上がりとは対照的に、スーっと気持ちが冷めていくような感覚。

この作品は「皮肉」に満ちていると思った。
メインの登場人物の思いや願いが報われることなく、
それどころか結果的に戦火を拡大させて被害を増やしただけという結末が最たるものだろう。
耳障りの良い演説の裏で魔女狩りやレイプシーンを挟むという手法にも、スタッフの底意地の悪さを感じる。

民衆が情報に簡単に踊らされて、周囲に流されるままに手のひらを返しまくる場面も印象的だったが
かなり極端な描かれ方なのでギャグにしか見えないのが残念。
唯一、皮肉が上手く効いてると思ったのは、
戦死した生徒をネットに祭り上げて「安からにボタン」をポチッと押して弔おう!という描写。
現実にもツイッターで「黙祷なう」とかいう理解しがたい風潮が(一部に)あるわけで、
それと同質の薄ら寒さを感じる。イベント感覚で皆で何かをする一体感を得たいだけだろ?っていう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

80.4 5 ロボットでバトルなアニメランキング5位
異世界の聖機師物語(OVA)

2009年5月22日
★★★★☆ 3.8 (1360)
8328人が棚に入れました
異世界の聖機師物語 1 [DVD] 「ジェミナー」には地球同様、多くの国々があり、互いに覇権を巡り争いが絶えなかった。当然、兵器にも亜法の技術が使われていたが、その主力は、古代遺跡で発見された「聖機神」と呼ばれる巨人体の複製、「聖機人」である。だが「聖機人」に搭載されている高出力亜法動力炉には、回転時に脳生理機能を阻害する、特殊な振動波を出す大きな欠点があった―――「聖機師」とはこの振動波に高い耐性を示す者の事であり、より高い耐性を示したのは、召還された異世界人であった……。

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

常軌を逸したハーレムアニメ。ただし、主人公はそんな気全くありません。

地球(異世界)から召喚された万能主人公剣士を巡るドタバタハーレムロボットアニメ。

主人公剣士の強さとモテ具合は常軌を逸しています。
前半はほとんど鬼ごっこ状態で、終盤に物語が動き始めます。

世界設定は緻密かつ面白いです。
また物語もなかなか凝った作りです。

我儘で自信過剰なラシャラ様と超恥ずかしがり屋のユキネさんが笑える性格。
そして、めずらしく悪役のくぎゅ、明らかに似合わない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 31

NoName さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

隠れた良アニメ

王道なのに不思議と面白い。OVAなので作画も良い。登場人物もテンプレが多いが要素は揃っており、物語の内容こそ薄めだがキャラ同士やり取りは見ていて楽しい。残念ながら知名度は低いが良いアニメだと思う。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

YOSIMIX さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

意外とおもしろい!

私も皆さんのレビューを見て初めて知った作品でしたあらす
じやストーリー性などにこだわる事無く、一度は見ておいて
『 損 』はない作品だと思いますよ。

ハーレム学園もの!?と思いつつもストーリー性は良く、
そこまで恋愛要素や馴れ合い要素が強くもなく、アクション
的な要素もバランス良く描かれていて、コメディー的な見か
たもできた色々な方向性から楽しめる作品でした。

確かに主人公最強であるものの、どことなくそれを許せてし
まう辺りが、自分も観ているうちにこの作品のファンになっ
ていたということだと思います。特に個性的なキャラ設定が
よく、観始めたころから比べて中盤辺りまでの間に、既にお
気に入りキャラ等もできつつあって個々の展開や動きも気に
なりつつ、次の流れを楽しみにする事が出来るという、連作
のもっとも確信的なものが備わった作品だと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

73.9 6 ロボットでバトルなアニメランキング6位
鋼殻のレギオス(TVアニメ動画)

2009年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (1003)
7307人が棚に入れました
時の果てとも言うべき遠い未来。世界は“汚染物質”に覆われ、大地の実りから見捨てられていた。
人の住めない荒野には“汚染獣”と呼ばれる異形の怪物たちが闊歩し、人類は、それ自体が意識を持ち、歩行する自律型移動都市(レギオス)の中で暮らしていた。
互いの存亡を賭け、《都市》と《都市》の間で繰り広げられる戦い。そして天を覆い、地を埋め尽くす巨大モンスター“汚染獣”の群れ。数ある《移動都市(レギオス)》の1つ 「学園都市ツェルニ」にやってきた少年・レイフォンは、入学式で他生徒の起こしたトラブルに巻き込まれ、ツェルニを守る“第十七小隊”に入隊するはめになる。ところがそこは、とんでもない“落ちこぼれ部隊”だった!

隊長として小隊を率いる猪突猛進少女のニーナ、無口な少女フェリ、やる気のないナンパ男シャーニッドなど、個性的な“第十七小隊”のメンバーに囲まれた、レイフォンの新たなる学園生活。そして過去を語りたがらないレイフォン自身と、《移動都市》に隠された秘密とは……。

声優・キャラクター
岡本信彦、高垣彩陽、中原麻衣、谷山紀章、子安武人、阪口大助、高橋美佳子、大亀あすか、仙台エリ、緒乃冬華、飯島肇、小清水亜美、鳥海浩輔、鹿野優以、諏訪部順一、桐井大介、渡辺明乃

えんな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

感想

荒廃した未来のSFバトルモノ?
なんか伏線未回収で終わってしまって、なんだかな~てな感じ

2期を作る気が無いならあんな終わり方やめてほしい・・・

フェリの嫉妬だけが可愛かった。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 35

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

壮大なんだろうな、よく分からないけど

私個人の感想としては、まずタイトルにしたとおりです
何となく雰囲気で楽しめる系ではないかと…

1.世界が汚染物質に侵されている
2.人の住めない荒野に汚染獣なる怪物が存在
3.人間は安全のために移動都市で生活
というのが簡単な設定というか世界観というかです

つまり、生き残るために汚染獣や別の都市と戦う
というのが大まかな主旨と言っていいでしょう
(別の都市との戦いは試合形式っぽいです)


世界観は悪くない…てか好み
ですがシナリオ構成がイマイチだと感じました

特に気になったのが、
外国語のシーンは何だったのかということです
原作未読の私には何なのか分からない、意味不明
観終わった現在でもよく分かっていません
原作的には大事なのかなとは想像出来ますが、
アニメ単体としてはいらなかった気がします
そのシーンが多かったのもマイナスの印象です


キャラはフェリがとても魅力的
むくれるところが可愛かったです
他のキャラは…悪くないけど特に何とも…
主人公は最強だしニーナは一人で突っ走っちゃうし。。
あんまり合わなかったかもです


音楽面は良かったです
OPはこういうアニメに合ったカッコいい感じの曲で、
映像共によく出来ていたと思います
EDも前期後期、2曲とも作品をしっかりと締める感じが好きです


総合して。。
ちょっと非難しがちなレビューになりましたが、
何だかんだでこの作品、案外楽しめました
設定や世界観、次回が気になるような終わり方、
フェリの可愛さ、登場人物たちの恋愛に関する心情の変化
などなど、満足した点もたくさんあります

細かいことを気にせずに観れば、ある程度楽しめるはずです
いや本当は気にするべきなのかもしれませんが、
もうよく分からなかったので、私は雰囲気で楽しみました

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

観た時期ってのも大事だよね、アニメって(汗)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
主人公が無双して、ハーレムで、閉ざされた世界で、なんか外敵がいて、学園を舞台に小隊でバトルしてる。

、、、と、スゴくありがちなラノベ原作アニメな感じです。が、かなり古い作品であり、当時としては、既視感は少なかったんですよね(むしろ、自分的には、この作風は、この作品が初めてだったような)。

ISを酷評しているくせに、なぜ本作が☆4なんだと問われれば、「先に観たから」「これを観た時はアニメ若葉マークだったから」としか言えないかも(汗) 私は、「いつ観たか」という、思い出補正を排除しきれない、ダメなレビュアーっすね(苦笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
全ては、中途半端に終わってしまったラストの展開に不満が残る。

が、それ以外は楽しめた。

好きなキャラは、フェリ・ロス。嫉妬深くてロリで先輩で表情死んでるのにたまに豊かで、萌え度は高かった♪
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 17

75.6 7 ロボットでバトルなアニメランキング7位
蒼穹のファフナー(TVアニメ動画)

2004年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (1021)
5848人が棚に入れました
真壁一騎や皆城総士らが住む平和な竜宮島。そこに突然「あなたはそこにいますか…」という叫びがこだまする。それは未知の生命体『フェストゥム』による侵略だった。
一騎は総士から、人類を滅亡から救うために、ファフナーに乗って戦って欲しいと懇願される。やがて一騎達は、人類が数十年も前にフェストゥムの襲撃により壊滅的被害を受け、既に日本列島も存在しない事を知る。
自分達が信じていた平和が、実は幻想であった事を知った少年達は、フェストゥムや竜宮島が独占的に有する兵器 ファフナー・ノートゥングモデルを欲する人類軍との戦いに否応なく巻き込まれていく…。


声優・キャラクター
石井真、松本まりか、喜安浩平、松来未祐、入野自由、新井里美、斎賀みつき、白石稔、仲西環、小林沙苗、堀秀行、田中正彦、中田譲治、葛城七穂、河相智哉、小山力也、石川静、高瀬右光、玉川砂記子、ゆかな、篠原恵美、沢海陽子
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

最期の瞬間に少年少女達は何を思う?

制作はXEBECのオリジナルアニメです。
ジャンルはSFロボット・ヒューマンドラマです。
全編シリアスなので苦手な方は注意です。


竜宮島(たつみやじま)で平和に暮らしていた島民たち。
「あなたはそこにいますか?」
この言葉とともにフェストゥムと呼ばれる生命体が島に襲いかかる。
それまでの偽りの平和が破られ島の真実を知るとともに、子供たちは戦いに身を投じることになる…。


鬱アニメとして結構有名なロボアニメ。
この話はとりあえず暗いw
ロボットアニメだから派手なドンパチがあるのかと思いきや、未知の生命体にいいように人間が蹂躙されます。
それに唯一対抗できるのは、ファフナーと呼ばれる人型戦闘機に乗ることができる子供たちです。

親たちはファフナーをサポートはしますが、ともに戦うことはできません。
つまり表だって死んでいくのは子供たちです。
パイロットが死亡・戦闘不能になったときの悲壮感が、演出も相まってハートブレイクしてきますw
日常がクローズアップされるので対比でよりきつい。
残された親たちの反応も見ていて苦しくなる。


この作品のテーマは「存在証明」です。
「そこにいる」とはつまりどういう状態を指すのか。
作中で何度も言われています。
これについてはカノンのエピソードが印象的。
{netabare}彼女は戦いに身を投げ続け、命令を遵守し、死に場所を探していた。
そんな彼女に一騎は選択をさせ、初めて物事を考えさせた。
そして彼女は選択して生きることを選び、この世で「存在するもの」とはじめてなれた。{/netabare}

自分がそこにいるということを自分で認識し、相手に自分を認識してもらうことではじめて存在することになる、というのがこの作品の答えでしょうか。


このアニメは序盤がつまらないのが欠点ですw
しかし12話から冲方氏が脚本に入ってからキャラクターたちが動きだし、面白くなってきます。
このアニメの起爆剤となるのは女性陣です。

音楽はかなりこだわっているようで終始鳥肌が立ちっぱなしでした。
OP、EDは曲・映像が合わさって、とても素晴らしい出来です。
ぜひ聞いてみてね。


総括して、夏っぽいアニメですが爽やかさは露程もありません。
あるのは悲壮感だけ。
暗いアニメが好きな人ならば見てみるのも良いかもしれませんね。
欠点も多いので決して傑作ではないと思いますが、私自身が本当に大好きな作品の一つですw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 53

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ベテラン声優陣が光る作品(・∀・)b

未知の生命体「フェストゥム」の地球侵略を止めるべく
戦場に身を投じる少年少女の姿を描いたロボットもの。
オリジナルアニメ。 全26話作品。

2015年に第2期の放送が決定している関係か
MXでされた再放送を録画視聴しました。


舞台は太平洋に浮かぶ孤島・竜宮島。
突如飛来し侵攻を始めた「フェストゥム」により
美しかった島は地獄と一変する。
「フェストゥム」への対抗組織である「アルヴィス」は
人型決戦兵器「ファフナー」を駆って戦いを挑む。
…まぁ、ざっとこんな感じのあらすじです。

概要はよくありがちなロボットアニメといった所ですが
実は鬱よりのシリアス系アニメです。
ストーリーのテンポや進展が遅いのに輪をかけて
ロボバトルに派手さが見られず鬱蒼感が増している印象。
メッセージ性も掴みづらく、難しい用語も多々あるので
2、3周するか補足しながらの視聴が必要かなぁと(´▽`;)
この辺りが作品の足を大きく引っ張るマイナスポイント。

それでもストーリー自体はよく練り上げていると思います。
世界観や細かい設定もしっかりとしていて良かったですね。
特に人間関係、親子関係などのヒューマンドラマが色濃く
丁寧に描かれている点は非常に良かったと思います。
それだけに上記のマイナスポイントが痛かったですね。

この作品のメインはあくまでも少年少女なのですが
親・大人達の心情や表情、人間味も上手に表現されていて
ベテラン声優陣の好演と相俟っている所が見所の1つですよ!

世界観に合ったOP曲『Shangri-La』は絶対のオススメです♬


長々と書きましたが総じて鬱展開が続く作品なので
鬱や人の死が苦手な方にはオススメできません。
ロボットもの好き、ヒューマンドラマ好きな方には
オススメできるかも知れません!
あとベテラン声優ファンね(*´∀`)/″



《キャスト》

真壁 一騎(CV.石井真)
皆城 総士(CV.喜安浩平)
遠見 真矢(CV.松本まりか)
皆城乙姫(CV.仲西環)
羽左間 翔子(CV.松来未祐)
春日井 甲洋(CV.入野自由)
要 咲良(CV.新井里美)
近藤 剣司(CV.白石稔)
小楯 衛(CV.斎賀みつき)
真壁 史彦(CV.田中正彦)
真壁 紅音(CV.豊口めぐみ)
狩谷 由紀恵(CV.沢梅陽子)
遠見 千鶴(CV.篠原恵美)
遠見 弓子(CV.ゆかな)
羽左間 容子(CV.葛城七穂)
要 澄美(CV.石川静)
近藤 彩乃(CV.玉川紗己子♡)
溝口 恭平(CV.土師孝也)
日野 道生(CV.堀秀行)
カノン・メンフィス(CV.小林沙苗)



《主題歌》

OP:『Shangri-La』/angela
ED:『Separation』/angela


【2014 11/03 レビュー投稿】

投稿 : 2024/05/11
♥ : 50

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「あなたはそこにいますか?」

この作品の存在は少し前から知っていましたが、ロボットもののため、視聴の優先順位が下がっていた作品でした。
まぁ、何も分かっていなかった頃に自分勝手な優先順位を付けてしまっていただけなのですが・・・^^;
でも、2015年の冬アニメとして続編の放送決定を知り、今回の視聴に至りました。

時は2146年・・・地球は未知の生命体であるフェストゥムによって侵略を受け、全滅の危機に瀕していました。
物語の舞台となる竜宮島も同様です。
そして、島を守るべくファフナーという巨大ロボットに搭乗する14歳の少年少女達の生き様と、これまで竜宮島を守り子供を育ててきた大人たちの葛藤を描いた群像劇・・・そんな作品です。

この作品の設定は、かなり奥が深いです。そのため、序盤の物語の展開は設定の説明もあってスローペースです。そして、序盤の説明でも不明点は残りますが、物語の展開に合わせて少しずつ明らかになっていきます。
なので、序盤で切らず6話位まで見ると物語の動きが感じられるようになります。
個人的には、その起点となる出来事が一番見たくなかった場面でしたけれど・・・^^;

この作品は登場人物の心情がとても丁寧に描かれているのが特徴だと思います。

島の命運を年端のいかない少年少女に委ねなければならない大人たちの歯痒い気持ち・・・
我が子には頑張って貰いたい…だけど、危険な目には決して合わせたくない親心・・・
あいつだけには負けたくない…もっと…もっと強くなりたい…守れるように…
どうして自分だけ…何もできないんだろう…誰の役にも立てないんだろう…
あなたの住む島…ちゃんと守れたかな…?

登場人物それぞれが、色んな思いを胸に抱きながら戦地に赴きます…
小さな気持ちに気付かなかったり、誰かに遠慮したり、選択肢を間違えたりと決して順風満帆な彼らではありません…

それに加え、ファフナーに対する適正差がそのまま能力差となって…少年少女たちの大きな足枷となっていました…
能力の高い少年少女は羨望の眼差しを集めます…
世の中、決して能力の高い人ばかりじゃないのに…

誰もが願うことは自由…けれどファフナー搭乗の副作用も相まって中々思いを遂げることはできません…
でも、この物語では…能力によらず自分の願いを叶える少年少女も居るんです。
それは、自分の全てをかけて願いを叶えようとして、その人の本気が能力差に打ち勝つ瞬間に見ることのできる、最高に輝いたとても切なく儚い夢…
もう、私は涙無しには見れませんでした(/_;)

それだけじゃありません…
全てを知ってしまって…自分の身の振り方も分かってしまい…
それが自分の望む全く逆のものだったら、その事実を素直に受け入れられるでしょうか…?
私なら、きっと無理だと思います。
でも、自分を律しながら一言一言を噛み締めるように自分に言い聞かせる登場人物…
これも、私は涙無しには見れませんでした(/_;)

この作品のオープニングテーマとエンディングテーマは共にangelaさんが歌っています。
オープニングは「Shangri-La」、エンディングはSeparation
どちらも恰好良い上、作品にピッタリなのでどちらも毎回欠かさず視聴しました^^

2クール全26話の作品です。
最初は静かです…でも見応えのある壮大なスケールの物語がちゃんと待っていてくれました。
そして、視聴した後の余韻…とても気持ち良く感じることのできた作品でした^^

引き続きOVAを視聴しようと思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

85.0 8 ロボットでバトルなアニメランキング8位
Re:CREATORS(レクリエイターズ)(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1065)
5235人が棚に入れました
自室でアニメ “精霊機想曲フォーゲルシュバリエ” を観ていた水篠颯太の目の前に、画面の向こうに映っていたはずのアニメのキャラクター、セレジア・ユピティリアと、軍服を纏った謎の少女が現れる。
両者の戦いに巻き込まれた颯太は、2人を追って代々木公園へと向かう。そこにPCゲーム “追憶のアヴァルケン” のキャラクターであるメテオラ・エスターライヒまで現れて──

声優・キャラクター
山下大輝、小松未可子、水瀬いのり、日笠陽子、坂本真綾、雨宮天、村川梨衣、鈴村健一、豊崎愛生、小西克幸、金元寿子、杉崎亮、柳田淳一、濱野大輝、寿美菜子、恒松あゆみ
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

あれ?真鍳は?この作品の一番の問題は、主人公の少年が贖罪を終えた気持ちになっているところかな。

【はじめに】
この作品の評価は、主人公の高校2年生の少年・水篠颯太の評価によって大きく左右される。
正直、私には受け入れがたい人物だったので、「物語」と「キャラ」の評価が厳しくならざるを得なかった。

物語の世界観や、彼以外の登場人物は、それなりに高評価していたんだけど・・・。

【物語】
「マンガ、ラノベ、アニメ、ゲームの登場人物が現実世界に現れて・・・」
物語の発想は突飛で面白いと思った。

会話が多く、物語の展開が遅く感じたのは低評価。
テンポ良く話を進めると2クール持たないので、会話を多くして間を持たせている印象しか受けなかった。

主人公には問題がありすぎる。

{netabare}前半は主人公の思考と行動が不可解。
この一大事に仲間たちには隠し事。
あげく、敵方のキャラ(まみか)に秘密を告白し、事態を複雑にしてしまう。
《まみかはこれが原因で殺されたのだから、責任重大!》

中盤。創造主でも被造物でもないのにエリミネーション・チャンバー・フェスの企画室に自由に出入りできる特権が与えられる。
《創造主と被造物以外ではたった一人だけ特別って・・・?》

終盤。彼の被造物である「シマザキセツナ」が世界を救う。

ラスト。すべての贖罪が終わったかのような晴れ晴れとした表情。{/netabare}

主人公特権と、ご都合主義としか受け止められない。
これでは他の創造主や被造物が、気の毒すぎる。

【声優】
21話の豊崎愛生さんと大橋彩香さんの熱演は圧巻。
13話の”黒”メテオラ(水瀬いのりさん)は爆笑必至。

【キャラ】
創造主・被造物ともに、個性的で人間味あふれた好人物ばかりだった。
返す返すも、主人公の少年だけが・・・。

【作画】
終盤、時折乱れることもあったが、相対的にとても見やすかったと思う。

【音楽】
作品のイメージには合っていたと思います。
個人的には、あまり好みではなかったけど・・・。(笑)

【最後に】
視聴しながら感じた疑問点をいくつか・・・。

{netabare}真鍳の能力は7話で共有されているにも関わらず何の対策も無しだったのはなぜ?
一番対策しやすそうなキャラなのに、不思議・・・。

------------------------------------------------------------

セツナが制作した二次創作にすぎない『軍服の姫君』アルタイルって、凄すぎじゃないですか?
被造物をこっちの世界に呼び寄せたのも彼女でしたよねぇ?
こっちの世界では、『プロの創造主』達が、彼女に対抗すべく、必死に知恵を振り絞っているというのに、一蹴って!

------------------------------------------------------------

アルタイルを説得した『シマザキセツナ』は主人公の少年の被造物って話でしたよね?
ということは、ここにいるシマザキセツナは『主人公の少年が設定した人物』ってことですよね?

ということは、『シマザキセツナの言葉』=『主人公の少年の言葉』ってこと?
ということは、アルタイルを説得したのは主人公ってことになっちゃうんじゃ?

それとも、被造物に故人の遺志が宿ったってことなのかな?
そんな設定ありましたっけ?

------------------------------------------------------------

私たちはこの作品を『アニメの作品として』視聴しているので、全く違和感を感じませんが・・・?
『被造物たちは、この世界では2次元の姿で存在している?それとも3次元の姿で?』

被造物って『アニメやゲーム、漫画のキャラ』でしたよね?
ということは、やはり2次元の姿で存在しているってこと?
そう考えると、主人公の少年がセレジアやメテオラをすぐに本人だと見抜けたのが納得がいくけど・・・。
3次元の姿で突然目の前に現れたら、普通、コスプレにしか見えないですよね?

だけど、2次元の姿で現実社会にいたら違和感有りすぎですよね。
それだけで大騒ぎになっちゃいますよね?
ということは、やはり3次元の姿で存在していると考えるのが普通ですかね?
ただし、そうなると、なぜ主人公の少年にはすぐに本人だと見抜けたのか?ってことになっちゃいますけど・・・。

しかし、エリミネーション・チャンバー・フェスの会場のモニターに3次元の姿が映っていたら・・・?

一般の観客には意味不明でしょうね。
『誰だこれ?』ってなっちゃいますよね。
単なるコスプレにしか見えない!

ということは、リアルと同時進行(じゃないのかもしれないけど)で、アニメ化して映しているって解釈で良いのかな?

さすが、政府主導。
もの凄い技術だ・・・!

------------------------------------------------------------

ところで、真鍳はどうなったんだ?
他の登場人物と違って、彼女は普通に”殺人犯”なのに・・・。
放っておいていいの?

{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 88
ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

一秒あれば世界は変わる

原作「BLACK LAGOON」広江礼威、
監督「アルドノアゼロ」あおきえい。

精霊機想曲フォーゲルシュバリエ、
この作品内の大人気アニメですが、
アニメキャラが現実世界へやって来る。
セレジアがかわいい、メテオラも素敵だ。

アニメやゲームの空想上のキャラクターたちが
現実世界に現れるありそうでなかった設定。
{netabare}自分たちの世界や或るいは自分の存在そのものが、
単なる娯楽の産物だと知り、被造物と、
それを創り出した創造主との大きな衝突に発展する。{/netabare}

主題歌「GRAVITY WALL」が素晴らしい。

最終話視聴追記。
{netabare}新キャラが続々と登場し序盤は楽しめる。
ただ中盤以降の物語が弱いように感じます。
私としては主人公である颯太が物語の軸に、
成り得なかったのが原因でしょうか。
颯太はトラウマを乗り越え、創作活動を再開しますが、
彼の成長物語としてもう少し丁寧に、
背景や葛藤を描いて欲しかったと思います。

ただ期待した程ではないと言うだけで、
タイトル回収からのGRAVITY WALLは感慨深く、
最後までメテオラ様々でしたね。{/netabare}

まずまず、楽しめました。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 81

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「承認力」というパワーワード(笑)とともに記憶されるだろう作品

メディアミックス展開はされましたが、原作無しのオリジナルTVアニメと言って良いと思います。

ストーリーへの賛否は分かれると思いますが、本作以後には「承認力」という言葉がアニメ、漫画、ライトノベルなどの感想や批評に普通に使われるようになることでしょう。

そして本作を通してみたとき、きっとあなたは颯太くんとは別の人物をもう一人の主人公、あるいは「真の主人公」と感じていることでしょう。

たぶん普段から創作について考えている人にとってこそ面白いお話であって、受け手に徹している人にはさほど響かないお話なんだろうと思います。悪い言い方をすると「業界内輪ウケ」という非難もついて回るような気がしますが、私は楽しく視聴できて満足です。

ということで評点についてはおそらく私は他の方のレビューにはない高評価だと思われますので、普段の私の評点とよほど意見の合う方以外は参考になさらないように(笑)。

余談: 食べ物を頬張って喋る、何を喋っているかわからないメテオラがメッチャかわいい。
(以上、2017.9.17全話視聴時記載。)

========= 以下は1話目視聴時点の記載 =========
アヴァンタイトルのあの女性を、作中キャラが探しているってことで良いのかな?
だとしたら、たぶんどちらの世界にも既に悲劇が起きていますね。

主人公以外のメインキャラクターの設定や能力は厨二バトルものっぽいけど、それはシナリオ上の必然で本筋自体はメタなお話っぽいからこれはかなり面白そう。

レビューを改めて書くのは、たぶん視聴終了後になります。
========= 以上が1話目視聴時点の記載 =========

2017.7.2追記:
放送終了後に更新のつもりでしたが、(予定された)総集編だった13話が面白過ぎて、思わず更新してしまいました。

今後の展開で予定されている作中のクロスオーバー企画に備えて各キャラの作中設定が掘り下げられました。

そして総集編のはずが過去映像が改変されていたり、ナレーションのメテオラの台詞がいつもの抑揚のない感じのまま、所々黒かったり、「メテオラ(妄想)」がでてきたり…。

「総集編だから観ない」とかはナシです。この「13話」(ナンバリングも正規)は、超絶面白かったです!

2017.7.24追記:
放送キー局である朝日放送が「テレビ朝日系列」としての番組編成でゴルフ全英オープン(7/22深夜)と世界水泳(7/23早朝)を中継するため、放送時間をずらすなどの対応も無理ということで第15話と第16話の間で1回休み。

他の放送局では水瀬いのり(メテオラ役)、小松未可子(セレジア役)、日笠陽子(アリステリア役)の3人による謎の穴埋め番組が放送されました。

たぶん内容はさておき、この特番を入れるスケジュールは当初から決まっていたと思います。なので公式HPとかで早めにアナウンスしても良かったと思うのですが、「万策尽きた」という誤解が一部に広まっている模様。

まあこういった事情での特番なので、13話と違ってこれを観なくても本編視聴に実害はないはずです。セル版の円盤の映像特典には入るかもしれません(笑)。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 63

80.0 9 ロボットでバトルなアニメランキング9位
フルメタル・パニック! The Second Raid(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1010)
6251人が棚に入れました
世界中の紛争の火種を秘密裏に消して回る軍事組織ミスリル。その中でも選りすぐりの傭兵の相良宗介に与えられた今回の任務は、「ウィスパード」と呼ばれる特殊な能力を持つ日本人の女子高生・千鳥かなめを護衛すること。
長編の『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したものだが、第1話~第4話は、原作には無いエピソードとなっている。
シリアスが中心なためコメディ的な要素は抑えられているが、前作「~ふもっふ」同様、学園内のテンポの良いドタバタラブコメ要素は健在。グロテスクな描写がみられるので、R-15指定された。

声優・キャラクター
関智一、ゆきのさつき、ゆかな、三木眞一郎、根谷美智子、小山力也、大塚明夫、西村知道、田中正彦、浪川大輔、大塚芳忠、篠原恵美、沢城みゆき、木村郁絵、能登麻美子
ネタバレ

文葉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

The Second Raid

フルメタル・パニック『終わるデイ・バイ・デイ』をアニメ化したもので、
第1話から第4話は、原作には無いエピソード。東京と香港が舞台。
全13話。R-15指定相当の描写あります。3話から早速残酷なシーンがあります。

・・ですが、個人的にアニメ3作品の中でも今作TSRが一番好きです。
「フルメタル・パニック∑」や
「フルメタル・パニックふもっふ」の雰囲気と違い、
重めの話と濃い心理描写が魅力でシリアスで濃密な作品です。

観ている間キャラに感情移入しすぎて多少暗い気持ちになりましたが、
逆に最終回の爽快っぷりがたまりません。

感想;{netabare}
個人的に特に忘れられないエピソード
第5話「うるわしきシチリア」
東洋人の美女の正体・・(;゚Д゚)!

第8話「ジャングル・グルーブ」
宗介に感情的になり声を荒げるテッサ
上官としては失格ですが・・切ない。そして可愛い・・!

第9話「彼女の問題」
一番印象が深い回
この回で一気にかなめの強さと脆さの虜になった
「獲物を前に舌なめずりは三流のすることだ」という宗介がシュールだなぁ
家に居るのさえ危険を感じ、
(おっさんを仕留めてw)ホテルに行って服を脱いでから
ほぼ半裸状態で銃を持って戦うかなめカッコよすぎる・・!
雨の似合う女だとかいきなりポエムな発言する
テッサの(痛い)兄のレナード・テスタロッサがファーストキス奪うとか
ひどい、ひどすぎるよ!
雨の中泣きながら拭うかなめが切ない。

最終回
ゲイツ様「もみあげがちょっと短かったかな・・」
まさかの敗因もみあげ・・。
ラストのテッサの喜び様とかなめと宗介の何気ない感じがとても良かった。{/netabare}

聖地巡礼
舞台は京王線沿線
とりあえず「調布駅」と
作中では泉川駅になってる「仙川駅」に降りてみて
陣代(神代)高校へ行って見ました。
リアルタイムではありませんでしたが
観ていた時学生だったので学校帰りに制服のまま巡礼です☆

高校も一文字違うだけで劇中のままで
制服でチラッと見に行っただけなので特に怪しまれませんでした(笑)
駅もアニメに出てたそのままの感じでちょっと感動!
続きアニメ出ないかな・・と思っても難しそうだけど、
物語の舞台が実際に見たい!と思うほど視聴当時ハマったので
今でもフルメタ大好きです(*´ω`*)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 41

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

重厚シリアスだが隠れた名作(だと思う)。

原作未読です。
無印・ふもっふとともに、当時リアルタイムで見ていた
のですが、このTSRはかなりのお気に入りでした。
この度、十何年ぶりの新作解禁ということで、
設定の復習を兼ねて再視聴。

現在放送されている4期もシリアス路線ですが、
このTSRも負けず劣らず、シリアス路線まっしぐらです。
とにかく重いし、すこしグロイ。
しかし、主人公の宗介の葛藤、ヒロインたちの成長を
無駄なく描き切っているので、
とても密度の濃い1クールとなっています。
作画も京アニなので、とても10年以上前に製作されたもの
とは思えないクオリティです。

また、他のアニメをそれなりに見てきて感じたことは、
結構演出が独特であるということ。
宗介たちが無言のまま時間が過ぎるシーンなどがあり、
映画的な演出だと思っていたら、ヤマカン演出なんですね。
6話みたいな演出がもっとアニメに普及してもいいなと
感じました。

あにこれでは評価があまり高くないのですが、
個人的には隠れた名作だと思いますよ。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28

Smog さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一気に向上した作画に注目。シリアス寄りにシフトしたフルメタ3期。

ライトノベル原作。
全13話。原作未読。
3期のみのレビューです。

アーム・スレイブというロボ兵器が存在する世界を描いたSFロボバトル&コメディ作品。
1期はシリアスとコメディが半々、2期はコメディ100%でした。
3期はシリアスとコメディですが、シリアス寄りの仕上がりです。

一番の見所は、作画でしょう。
この作品は2期から京アニが制作を担当しています。
2期は1期からそれほど作画が向上したという印象はありませんでした。
しかし3期は、衝撃を受けるほど劇的に向上していました。
3期は2期から2年後に放映されたのですが、2年間でこんなにも変わるものなのかと思ったほどです。
特に、1期2期でもの足りなかったバトルシーンの迫力は一見の価値ありだと思います。

ストーリーについて、前半は引き込まれる内容でした。
前半は、設定をうまく活かした展開、登場人物の心理描写、バトルのかけひき、とてもよく練られていて引き込まれました。
1期のシリアスパートでご都合主義が目立ちすぎていただけに、感動もひとしおでした。
ところが残念なことに、終盤に唖然とするようなご都合主義が展開されました。
新キャラの存在価値がいまいちよくわからないとか、ちょい役で出たキャラがおいしいところを全部持っていったりとか、尺の関係なのか、描写不足がとても目立っていました。
実は語られていない裏設定があるのかもしれませんが、作中でもっと丁寧に描写して欲しかったです。
ご都合主義も誰かの陰謀によるものだとか、ちょっとした裏設定の存在があればもっとおもしろくなると感じましたので、原作ではどうなっているのかなぁと気になるストーリーではありました。

音楽について、特筆すべき点はありません。
1期2期同様、違和感はありませんでした。

声優さんについて、1期2期から引き続き安定の布陣でした。
3期はゆかなさんのサブヒロインの演技がすばらしかったです。
1期2期からかわいいキャラだなぁとは思っていましたが、3期で見事にハマりました。

くり返しになりますが、前半がとても良かっただけに、後半の展開がとても残念でした。
ただ、作画とゆかなさん演じるサブヒロインの魅力を楽しむという目的だけでも、視聴する価値はあると思います。

ロボやバトルが好きな方、1期2期を見て楽しめた方にオススメしたい作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

69.6 10 ロボットでバトルなアニメランキング10位
革命機ヴァルヴレイヴ 2ndシーズン(TVアニメ動画)

2013年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (816)
4344人が棚に入れました
人類が宇宙に進出した時代、中立平和国家ジオールは突然ドルシアからの攻撃を受ける。政府が無条件降伏する中、学園や友人たちの危機を救うため、時縞ハルトは人型兵器ヴァルヴレイヴに乗り込み、ドルシア軍を撃退。学園のあるモジュール77はジオールから分離し、新生ジオールとして独立する。

声優・キャラクター
逢坂良太、木村良平、瀬戸麻沙美、戸松遥、小野友樹、中村悠一、悠木碧、福圓美里、吉野裕行、浪川大輔、寿美菜子、羽多野渉、堀江由衣、福山潤、宮野真守、細谷佳正、梶裕貴、小野大輔、水樹奈々、豊崎愛生、茅野愛衣、代永翼

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

終盤面白くなってきます!

サンライズ制作のオリジナルアニメ

分割2クール 
1st 12話
2st 12話  
全24話

2ndシーズン目

ジャンル:SFロボットもの

分割2クールなので、1stが終わってから期間が開いてしまってるので、正直記憶が曖昧になってしまった。

観ていくうちに、ああ~そうだったな~って思い出す始末 ^^;
できれば分割しないで欲しかったです。

20話くらいから怒涛の展開で、いくつかの複線回収もあり、面白くなりました。

学生達の手の平返しにはすっごいムカついたし、
味方の死には泣けました。

ラスボスとの一騎打ちは、力入った映像も凄かったし、
命燃やし削っていく戦闘なので、胸にグっと来る物がありました。
ウルウルです。(TдT)

ラストは、予想通り 
「やっぱりそうなるよね~」だったので、なんだか残念な気持ちに。。。
(自分的には、ハルトがTV版 Zのカミーユより可哀想でした)

あとは、終結後の話を、もっと詳しく丁寧に見せて欲しかったです。

いや~見応えありました
時間に余裕があれば、もう一度最初から一気に観たいですね。

ちょっと説明不足な所もあるけど、なかなか楽しませてもらえました。

1stシーズンのレビューは酷評気味でしたが、
2stシーズン見終わってみれば・・・
面白かったです!!!




2ndシーズン
OP:「革命デュアリズム」(第14話 - 第24話) 歌 - 水樹奈々×T.M.Revolution

ED:「REALISM」(第14話 - 第18話)歌 - ELISA
「赤いメモリーズをあなたに」(第19話 - 第23話)歌 - かなでももこ


1nd&2ndシーズンの全てのOP&ED曲 良かったです!
全部CD購入。(僕じゃないは、CD出ていないのでアルバムをレンタル)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

世界に暴かれたのはお前だ~ヴァルヴレイヴ!!!

まず、1期視聴をしなくとも雰囲気で楽しめる作品。
楽しめるという表現を含ませ濁す理由は、サンライズの革命を見せたかったと感じる。サンライズといえばガンダムを始め数多くのロボットアニメを世に輩出してきた制作会社ではあるが、コードギアス、TIGER&BUNNY、ラブライブなどとガンダムイメージが強いものも次世代に受け入れられる作品を試みている。だが、ヒット作は簡単に生まれるわけがない(笑) その屍になる作品が革命機ヴァルヴレイヴ。 

私的になりますが、脚本家である大河内一楼に原因があると感じている。代表作といえばコードギアスが有名な一方、ギルティクラウンの失望は大きかったではないだろうか。過去の栄光に縋っているといえば語弊があるかもしれないが、やっていることはギアスから変化ない。
中2設定で過剰演出に加えネタキャラにティスティングして台詞回しの勢いで押し切るストーリー展開になっている。これをギルクラの失敗で気づいていないのかと私は感じている。
だから、大河内が変化しない限り停滞気味の作品ばかり量産される。

作品としての感想は2クール必要だったのか? 
2期から本気出します俺!みたいな1クールの伏線構成から駆け足すぎる展開。
伏線回収は出来ていたが、作品としてのシナリオ構成に問題があった。 

革命機ヴァルヴレイヴは何だったのか?
{netabare}マギウスから地球を救う為の人類の兵器であったが、噛みつき衝動に加え記憶欠落・腹切りブレイドとリスクを抱え死ぬという絶望的な機体だが、鬱展開よりキャラ設定を濃くするあまり危機感・鬱要素といったものが欠けてしまい、ストーリラインに押し切られ見せ場となる演出が薄い。マギウスの存在を世界に暴く展開は、視聴者としては分かりきった展開で、その先は・・・となるのだが、他者(異星人)との共存を育む戦争だった。と伝えたいメッセージはわかるが、楽しませる要素としてキャラ設定が一味違うだけでは本気で観て拍子抜けしてしまう。{/netabare}

バトルシーンで悲壮感を見せる演出が多々あったが、思い返すと腹切りブレイドしか覚えていないような(笑) 機体の特性もキャラの生い立ちや素養を活かしていたが、見せ場となるシーンが簡素すぎる。
そう考えると所々にインパクトを植えつけることには成功しているが、声優陣・力を注いだOP・ED曲ではあるが歯車が合致していない作品であった。

ネタキャラティストにして話題性を駆り立てるキャラ設定の失敗。
まさに僕の所為じゃない気分です(苦笑)
ハルトとエルエルフの立場が違えど、互いの目的を果たすのだが結局はエルエルフに移り栄えする展開が多くキャラ贔屓が目立つ。

恋愛においても{netabare}ハルト・エルエルフともに報われない恋という形で終止符を打っている。{/netabare}この時代を犠牲にして成り立った未来を表す道具として使われていた。だが、間延びが多くサキとショーコの絡みといった展開がなく置き去りが否めない。

ボスである{netabare}マギウス {/netabare}が弱すぎる。それゆえ興ざめしてしまい、『え、もう終わりなの?』と余韻に欠けてしまう。シナリオ展開と演出のアンバランスが際立ち世界観が薄っぺらく見えてしまう。

ギャグにしか見えない行動キャラ・恋愛・バトルと1つの水準は高いが、ただ、それだけという印象に終わってしまう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 34

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

世界を曝く・・・second season

この作品は、分割2クールの後半に当たるものです。1期を未視聴の方は、物語に繋がりがあるのでそちらからの視聴をお薦めします^^

物語のあらすじは複雑で短く纏めるのが難しいので割愛しますが、最初から視聴すれば頭に入ってくるので構えずに視聴して問題無い作品だと思います。
キャッチコピーは「世界を暴く」・・・正直最初はちんぷんかんぷんでした^^;
でも、ラストまで視聴すると、そのキャッチコピーの意味も理解できるようになります^^

前期では、咲森学園の学生がモジュール77を統治するまでが描かれていましたが、今期は物語のスケールが格段に大きくなります。
ジオール、ドルシア、環大西洋合衆国といった国家間で外交戦術が交錯する中、マギウスや101人評議会という新たな謎が盛り込まれた上、個々人の心理描写にまでスポットを当てているので、色々と盛り沢山な感じに仕上がっています。

そのため、序盤〜中盤までは物語の展開がめまぐるしく変化していくので、付いていくのにちょっぴり苦労しましたが、それも終盤に向けて収束していくので、私的には問題ありませんでした。

ヴァルブレイブでの戦闘シーンは圧巻のひと事でした^^;
排熱問題など欠点も色々とある機体ですが、全体的に煌びやかなフォルムは格好良かったですね。
特に、1号機のフル・インパクトは見栄えする機体だったと思います^^

こうして物語は終盤を迎えるのですが・・・ここに行き着くまでに悲しい出来事が沢山ありました・・・
絶望・・・どん底を味わいました・・・多くの仲間を失いました・・・
中にはかけがえの無い・・・絶対に亡くしたく無い人も戻らない人になってしまいました・・・
だから、せめてラストくらいは・・・と思っていたのですが・・・^^;

物語は最終的に前期の1シーンに戻ります・・・前期を視聴した際には、2期のラストが想像できなかったので、全く違う展開を想像していました。
そう考えると、1期の帝国暦214年の時に流木野 サキが4号機の中で発した台詞・・・その言葉の意味は重かったんですね^^;
彼女には個人的に推していて、幸せを掴んで欲しいと思っていただけに、気持ちは複雑です^^;

オープニングテーマ「革命デュアリズム」/歌:水樹奈々×T.M.Revolution
エンディングテーマ「REALISM」/歌:ELISA 
「赤いメモリーズをあなたに」/歌: かなでももこ
1期に引き続きOPは迫力のある曲でしたね。このコンビは合っているように思います^^
また何かの機会に二人がコラボした曲が聴ければ・・・と思います^^
個人的にはELISAさんの「REALISM」が印象に残る曲でした^^

分割2クール計24話の作品でしたが、途中間が空いたので忘れている部分もあるかと思います。
一気見するとまた印象が変わるかもしれない作品だと思います。
時間がある時に、また視聴してみたいと思える作品でした♪

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30

70.9 11 ロボットでバトルなアニメランキング11位
ガン×ソード GUN×SWORD(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (609)
3554人が棚に入れました
宇宙の底の惑星、「エンドレス・イリュージョン」は、荒野に夢が、街に暴力が溢れる星である。

この惑星にいる流浪人・ヴァンと、少女・ウェンディは、カギ爪の男を追って旅に出る。1人は「絶望」を、1人は「希望」を見つめながら…。

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

童貞主人公による痛快娯楽復讐劇

花嫁を殺された男(童貞)が復讐に燃えるストーリー。
よくある「復讐からは何も生まれない」的な展開はなく
多少の葛藤はあれど、最後まで信念を貫き通したことが何より素晴らしい。
この点だけでも本作は評価できる。

キャッチコピー「痛快娯楽復讐劇」の名に相応しく
復讐劇だがシリアス一辺倒というわけではない。
爽快なロボアクションだったり、おバカなノリで笑えたり、水着回もあるなど
娯楽要素満載で気軽に楽しめる作品。

ストーリー前半は気怠い話が続くが、後半からは一気に盛り上がりを見せる。
特にラスト3話の盛り上がりは異常。最高に熱いし、泣けるし、締めも完璧。

敵味方共に個性的なキャラが勢揃い。
敵組織の親玉の常軌を逸したイカれっぷりはインパクト抜群。
また、主人公のヴァン同様、復讐に燃えるレイの生き様が素晴らしい。
ヴァンとレイの対比のさせ方は上手かった。

その他良かった点
・最高にカッコいいOP(話が進むにつれ映像が変化するのも見所)
・声優の熱演(特にヴァン役の星野貴紀)
・思わずゾクゾクするような、キャラの狂気に満ちた表情

谷口監督の作品の中でもあまり知名度のない本作。
序盤は序盤で楽しめる話もあるので、何とか乗り切って欲しい。
最後まで見ればきっとスッキリ満足感が得られるはず。もっと評価されて欲しい・・・

投稿 : 2024/05/11
♥ : 36
ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

痛快娯楽復讐劇!00年代ロボットアニメの知る人ぞ知る不朽の名作!(けものフレンズの先輩!?)

「コードギアス」の谷口悟朗監督がコードギアスの1つ前に制作したロボットアニメです。全26話。
復讐劇でハードボイルドかと思いきや、明るく前向きな活力も満ち溢れている。
色んな要素てんこ盛りな内容や、放送局の少なさ故か、広範な層にメガヒットしたコードギアスに比べ「知る人ぞ知る」感じですが、完成度や魅力はヒケを取らぬ不朽の名作です。
私的に絶対外せぬお気に入りアニメの一角です。復讐譚史上では最高傑作。

※(皆勤は)二人旅、ロードムービーで、1話完結~からの全体貫く一貫したストーリー、要所で引き込まれる引き、完璧で無駄の無い伏線、ゲストのキャラが濃い…
2017年大ブレイクした「けものフレンズ」に感じていた懐かしい良さ、久々にガンソードを観て、(ああ、これだ!)と思った。
全っ然作風違いますが、脚本構成の基礎が相通じる。
…レビューでは、けものフレンズとの共通点も書いてみます。

{netabare}『物語』
最愛の女性エレナを殺され復讐に生きる流浪の男ヴァンと、攫われた兄を探す少女ウェンディが共通の敵「カギ爪の男」を追う旅をする。
舞台・世界観は「トライガン」っぽい「西部劇風の惑星で実はSF」(最愛の人をラスボスに殺されている、ラスボスに忠誠誓う幹部の雰囲気なども似ている)
「ロボットアニメ」「西部劇風惑星」「敵討ちで旅」「作風がポジティブ」「主人公にその気はないが、いつの間にか世界を救う一味が集う」…「戦闘メカザブングル」の系譜でもあり。
「ヨロイ」と呼ばれるロボットによるバトルも、雰囲気の異なるヨロイごった煮なのも含めて見応えバッチリでした。
ヴァンが彼のヨロイ「ダン」に搭乗するシーンやバトルは、谷口監督の後発「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」っぽい。
巨大ロボットですが、アクティヴレイド的な強化服バトルな雰囲気も。

序盤は1話完結でヴァンとウェンディのキャラや関係性を描きつつ、奇妙なこだわりを持つ変人とヨロイバトルしていく。
物語の本筋が急加速する中盤以降に比べて地味…
でも、なかなか心を開かぬヴァンと、苦悩し少しずつ成長する健気なウェンディの二人旅は良エピソードばかり。
シリアスとコミカルの配分が良い感じ。
…3話「勇者再び」が熱い!(爆笑)
過去の栄光で酒飲んで騒ぐばかりで若者からバカにされている老人たち、街の危機にスーパーロボット「エルドラV」で立ち向かう!
「忍空35話・大空の勇者」の老パイロットを彷彿とする話でした。
谷口監督の後発作「アクティブレイド」でも、同様の話あり。
いやー、お年寄りがカッコイイのは良いなぁ。

本作の凄い所は1話たりとも無駄な回がないところ。
3話の老人チームは1発ネタのゲストかと思いきや、後にレギュラー入りして大活躍したり。
まったくさりげないシーンやゲストキャラが、後の展開にちゃんと意味がある。
伏線…というよりも、全部含めて物語の一部という感じ。
17話の水着ギャグ回でさえ、ファサリナさんがミハエル君を救う重要な伏線だったりと、配慮に抜かりなし。

物語の一番大きな軸「ヴァンのカギ爪の男に対する復讐」がブレない他にも、出逢うキャラひとりひとりに各々の生き様や目的が明確、なりゆきで会ったり別れたりしつつ、ごく自然にヴァン一行に合流していく。
復讐一辺倒だと重苦しいし飽きる、ヴァンという男も序盤は魅力が分かり辛い。
だが本作はヴァン以上に芯の強い仲間たちひとりひとりのドラマが良いので、飽きさせないです。
9話「カルメン故郷に帰る」も、終盤のファサリナとの因縁で彼女ひとりを取っても主人公にヒケを取らない。
もうひとりの復讐者・レイがヴァンと共闘する話で既にユキコに婚約者の面影見ていたのが、後々意味があったり、地味なシーンにも一切無駄がない。
終盤怒涛の展開を見せる中で、序盤~前半のさりげないエピソードが尽く回収されていき、カタルシスを静かに盛り上げていく。
…ついでに序盤の敵が変人なのも、1話毎に雰囲気変わって飽きさせない。
10話の海の男カイジが面白すぎるw

中盤、ウェンディが兄・ミハエルと再開、カギ爪の男の狂気が見えて以降面白さが加速していく。
カギ爪の男の吐き気を催す「善良さ」が凄まじい!
一見、彼の方が建設的で未来を見据えている善、ヴァンやレイは過去の復讐に囚われし悪なのか?
「過去を捨て未来しか見ないのは、善であっても何かキモチワルイ」です。
多くの作品で過去に囚われるのはダメ的な主張が主流な中で、本作は「過去を捨てない生き様こそが、人間賛歌」になっている。
ここが本作の魅力で、ありがちな「復讐心は何も生まない」「過去を捨て未来に」な理屈を、理屈抜きの生き様で捻じ伏せる!
それも虚しい修羅ではなく、またセリフで語らせず、明るい活力に溢れたヴァン一行の在り方自体が示す。
カギ爪の思想を、最高に気持ち悪く描いているのも、王道な勧善懲悪のカタルシス十分。
人間性全否定な善を、人間的な悪がブチのめす!これぞ痛快!

敵幹部「オリジナル7」(ヴァン除いた6人。トライガンのガンホーガンズポジの敵幹部)たちとて過去に囚われし者多かった(過去全捨てはミハエル、ガドヴェド、ファサリナの3人)けれど、ヴァンたちとどこで差が付いたのか…
過去に向き合う事が出来なかった3人(ウー、カロッサとメリッサ兄妹)は、悲劇的な末路辿る…。
徹頭徹尾過去の復讐に囚われ続けたヴァン(とレイ)が救われたのは、良き仲間達との関係で過去と向き合えたからであろうか。
…ここら辺は明確には語られずとも、全編通したドラマから、なんとなくそう読め(なくもない)です。
序盤削って、もっとオリジナル7の個別エピソードやれば良かったという声もありますが。
あえて過去回想でテンポ損なう事無く、生き様の対立のみで語らせた事も、本作を名作足らしめていると思う。

終盤に向けて、カギ爪のヤバ過ぎる野望が明かされていき、対するヴァン一味も意外な味方が自然すぎる流れで勢揃い。
まさか3話の老人たちが合流すると3話時点では思うまい…
この他にも、初期からのキャラやエピソードが尽く回収されていく。
17話の最終決戦前のギャグ回以降が一話たりとも目が離せぬ。
悪化していく戦局、敵味方含めて各々の想いが交錯、力強く成長したウェンディとジョシュアとユキコ、吐き気を催す善意を阻止できるかどうかギリギリなハラハラ感。
レイの命を懸けた僅かな時間稼ぎ…からの大逆転!
ヴァンは中盤の敗北や師ガドヴェドとの対峙で復讐の意義を揺さぶられながらも、ついに最後まで貫いた。
痛快という他ないです。
終盤のカタルシスならば、全アニメ中でも上位に入る!

総じて…
改めて不朽の名作だと再認識しました。
復讐というネガティブな感情と行為を、ポジティブな人間性賛歌に繋げるオンリーワンなテーマ。
全26話に渡り一切無駄の無い完璧な脚本。
素晴らしいです。


『余談』「けものフレンズ」との共通点
かたや復讐劇ロボットアニメ、かたや「わーい!たーのしー!」なんですが、意外や共通点が多い。
{netabare} ガンソードはヴァンとウェンディ、けものフレンズはかばんちゃんとサーバルちゃんの2人旅
全編通しての大きな目的、序盤は1話完結で小事件解決しつつ、3話に面白回(エルドラ回、トキ回)、中盤(ガンソード12話、けものフレンズ6話)でかなり重要ワードで気になる引き、後半突入手前にガンソード17話水着回けものフレンズ8話ライブ回(どちらも実は伏線だった)、序盤から実は丁寧な伏線を終盤に全部回収、終盤仲間たちが勢揃いでラスボスと戦闘…
OPが回が進む程にキャラ増えていく作り、終盤の見せ場でOP流れる
…いくつかこじつけてますが、丁寧に伏線張りキャラ大事にする脚本構成が相通じる。
全編に渡り無駄が無いのも。
「全編通したテーマや大目的」と「1話1話の丁寧さ」が合わさった良作。
けものフレンズに感じた、近年忘れていた良さ…12年前のガンソードがまさにそれでした。
これぞ王道、お手本のような良脚本!{/netabare}

『余談2』スーパーロボット大戦K
空気読めない迷セリフの数々で悪名高いミストさんから
ミスト「復讐心は悲しみの連鎖を生むだけですよ、ヴァンさん」
ヴァン「てめぇが言うな!」


『作画』
木村貴宏さんのキャラデザ、コードギアスより好みです。
ウェンディちゃんプリシラちゃん可愛い。キャラデザは好み的に最近のアニメにヒケを取らんです。
ダンやヴォルケインなどヨロイのデザインもカッコイイ、エルドラVも別ベクトルでカッコイイ。
ロボットバトルもスピード感とスーパー系の迫力併せ持ち大満足。
何気に生身でのアクションも良いです。

本編も申し分ない以上に、OP映像が素晴らしい。
最初はシルエットで、キャラ登場(そして退場)する度に変化していく。
特にカギ爪一味登場した回のOPは鳥肌立ちました!
…OPをストーリー進行とリンクさせる、無限のリヴァイアスなど、谷口作品の醍醐味出ている。


『声優』
ヴァン役の星野貴紀さん「遊☆戯☆王5D's」のジャック・アトラスと並ぶ代表役。
ダウナー系だが復讐に滾る凄味など、ヴァンといえばこの人。
…意外とお若い、桑島さんより年下なんですな。

ウェンディは桑島法子さん、可愛らしさと芯の強さ併せ持つ好演でした。
次回予告の声はかなり大人びているのは、最終話で何故だか分かる…

カルメンの井上喜久子さんのイイ女っぷり、プリシラの千葉紗子さんの可愛い系も良いですが、ファサリナさんの倉田雅世さんの妖艶さも最高でした。
倉田さんは後の「アクティヴレイド」のボス(かわいい)でもあり。
メリッサちゃんの斎藤千和さんの可愛さもバツグン。

クールなレイを櫻井孝宏さんの美声、櫻井さんはアクティヴレイドの瀬名颯一郎でもあり。
美少年・ミハエル君は保志総一朗さん。谷口作品の主力の一人。
「スーパーロボット大戦K」では同じ保志さんキャラのキラ・ヤマトと絡んだり。

最高に気持ち悪い善人・カギ爪の男は堀内賢雄さん。
滲み出る狂気は絶品でした…憎々しい!
…銀河万丈さんの次回予告も、最終話意外な事実が。


『音楽』
OPは歌詞無いですが、雰囲気抜群の名曲。
EDも各キャラやエピソード個別の良曲用意されていてドラマを盛り上げている。
BGM含めて楽曲面でも素晴らしいです。


『キャラ』
復讐者の代表的主人公ヴァン、ダウナー系でだらしなかったり、調味料全乗せしたり、色々と欠点は多い。
決して人格者ではなく、余裕が無くイライラしてウェンディに冷たく当たる事も多かったり、必ずしも彼自身は手放しでカッコイイと褒められる主人公ではない。
…それでも。最後まで理屈抜きの生き様が、周囲を巻き込んでいくのは、抜群の魅力あればこそ。
下戸だったり通り名など色んな属性あり、コメディー要員としても欠かせぬ主人公だったり。

ラスボス・カギ爪の男が最高にクレイジー!アニメ史上最悪のサイコパスなのでは。
悪党ではなく、善良過ぎて狂っているという、最悪の敵でした。コワイ!
キャラ評価5点はヴァンではなく、彼がいるから。
後にも先にも、カギ爪の男を超える吐き気を催す気持ち悪い敵は中々いない。
…彼の絶大なカリスマは、納得できる。
舞台のエンドレスイリュージョンは世紀末状態、絶望して彼の理想に惹かれる者が多いのは理解できる。
思想に賛同する者には実際優しいですし。賛同者に慕われるのは分かる。


本作はヴァン以外の主要キャラ全員主人公と思える。
実質ウェンディも主人公。足手まとい?そんなことはない!彼女がいなければヴァン持たなかった場面多いです。
幼さ故の未熟さを痛感しつつ、最終的に自らの生き方を選んだ強いヒロインでした。

カルメンさんほんといい女でした。ウェンディから見て、大人のイイ女。
9話含めて彼女もヴァンやレイにヒケを取らぬドラマあり。

ジョシュア君もシリアス・コメディー両面で存在感大。
女子トイレ突撃で逮捕とか…美少年でなければ許されなかったw
頼れる天才肌な一方で、兄レイとのドラマ、終盤の大成長も熱い。

遅れてきたヒロイン・プリシラちゃん素直な可愛さ。
バトルも恋も屈託が無くて、萌え的にはウェンディちゃんを脅かしていた。
OP映像のシルエットでも存在感大。

クールな美形復讐者レイ、ジョシュアとの兄弟の絆が尊い。
ベジータポジといいますか、彼の合流は燃える。
意外とヴァン以外との関係性で変わっていくのが見所、ユキコさんとの出逢いや、エルドラの老人との関係も意外だがとても良かった。

本作で絶対外せない、元気なお年寄りエルドラチーム!
老害かと思いきや実際強いぞ!
人生の先達として、プリシラやレイに良い影響与えた。
年配者が活躍するアニメは良作多い。
…寝たきり状態なカルロスの覚醒が熱い&爆笑(初めまして、カルロスです)

敵幹部オリジナル7で多分視聴者から一番嫌われてそうな、ミハエル君。
若く純真に理想に殉じた…若すぎたか(ムッターカさん)
他幹部にも言えますが、先にもっと色んな出逢いがあればまた違った答え出していたのかも。

ガドヴェドは狂信者ではあったが生き様はカッコ良かった…
(意志の弱い私がヴァンだったら、なびきそう…)
全身全霊でぶつかった師弟対決も熱かった。

ウーは唯一ヴァンに土を付けた男、オリジナル7最強では。
でも性格は一番情けない。いや、境遇はムリもないのか。
同じ、過去に囚われし者でも、ヴァンとの明暗が分かれた。

カロッサ&メリッサ兄妹、特にメリッサちゃんとっても優しい良い子で可愛いです。
この双子は可哀想だった。

ファサリナさん、強さも美しさも、愛も狂気も、抜群の女幹部でした。
他メンバーよりも、ちゃんと自分自身の意志でカギ爪に殉じる生き方選んでいる強さ感じる。
ミハエル君とのオネショタ萌え、実際情が深く、絶対悪ではない深みがあった。


この他ゲスト含めて無駄キャラが殆どいない。
1発ネタキャラと思われた海の男カイジのインパクト大。
平和主義な紳士ジョー・ラッツも印象的な男、ヴァンの復讐に対するアンチテーゼとして1話退場が勿体ない程。{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ヴァンの魅力的なアホっぷり

<2017/9/11初投稿>
<2018/9/1加筆訂正>

宇宙の吹き溜まりの惑星エンドレスイリュージョンを舞台とした痛快娯楽復讐劇。

復讐なのに痛快はともかく娯楽???
間違ってはいません。
まんま、その通り。

端々に笑いや緩さはあるけど、ベースは極めてシビアな復讐の旅の物語です。
ちなみにロボものでもあります。

謎の主人公ヴァンがよいですね。
細身の長身に鋭角なテンガロンハット、着た切りでヨレヨレのタキシードで猫背。
いつも眠そうにボーッとダラーっとしてる。
腰にはクネクネした不思議な細身の長刀。
ロボを呼び出して戦ったりもできるのですが、そのシーケンスがこれまたカッコ良い!

{netabare} 結婚式で新婦を殺された{/netabare} 彼は復讐のため「かぎ爪の男」を追い続けます。
アホでカッコよくて、強くて、情けなくて、そしてぶれない。

そんな彼の名言がこれ!(大したネタバレじゃないので興味ある方は開いてみて下さい)
{netabare} 「悪いな、俺童貞なんだ。てめえに俺の純潔は渡せねえなぁっ!」{/netabare}
格好良すぎ 笑

ヴァンと旅を共にするのが、誘拐された兄を追うウェンディ。しっかり者の常識ある少女です。
マイペースにもほどがあるヴァンにブンブン振り回される役どころ。
兄が残した銃を大事に持ち歩いてます。
つまりヴァンの剣とウェンディの銃で「ガン×ソード」

敵役「鉤爪の男」は一言で言うと「気持ち悪い」
こんなのと話してると頭おかしくなりそう。
そんな人。
放送当時、その異様なキャラクター性がネットではかなり物議を醸したそうです。

他にも個性的な面々がワラワラと出てきて、SF(ちょっと不思議)な復讐股旅ストーリーが展開されていきます。

opも個性的。
尺八と和太鼓、そしてホーンを主体としたインストゥルメンタル演奏は一度聞いたら忘れられなくなるようなカッコよさ。何度も繰り返し聴きたくなります。

こんな感じでトータルかなり個性的な作品に仕上がっています。

谷口悟朗作品としてはコードギアスのちょっと前のものになりますが、私はこっちの方が好きですね。

最終回観終えての感想はただ一言
(注意!)重度のネタバレです

{netabare}アホなヴァンは再会したウェンディのことをちゃんと幸せにしてあげられたんだろうか{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

71.8 12 ロボットでバトルなアニメランキング12位
神様ドォルズ(TVアニメ動画)

2011年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (1181)
6379人が棚に入れました
故郷の村を後にして、東京で平穏な大学生活を送る匡平は、想いを寄せていた日々乃に告白しようとしていた。だがその日、彼女と2人きりになったところで惨殺された遺体を見つけてしまう。さらに帰宅途中、正体不明のモノに襲われた匡平のもとに、故郷から案山子と呼ばれる奇妙な人形を操る、妹の詩緒が訪ねてきて……。

声優・キャラクター
岡本信彦、福圓美里、茅野愛衣、木村良平、村瀬克輝、小林由美子、沢城みゆき、高垣彩陽、山口理恵、花澤香菜

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ちょっと暗めなお話だけどオススメです(*´∀`)♪♪

閉鎖的な村の仕来り・掟が起因となり人々の思惑が
絡み始めていくファンタジー色の強い物語。
原作は漫画。 全13話。

主人公・枸雅匡平の生まれ育った空守村には古くから
「神」と崇められる「案山子」とそれを操る資格を持つ
「隻」が存在した。
匡平が「隻」の資格を捨て、村を離れ上京した事をキッカケに
物語が大きく動き出します。

ロボットもの、バトルものにもなるんですかね。
木製でありながら大きく変わった形状の「案山子」同士が
それぞれの思惑の為に激しくぶつかり合います。
通常のロボットアクションとは一味違ったバトルシーンも
なかなか迫力があり面白いものでした。

そんなロボットバトルの多い作品でもありますが
物語の根幹は登場人物の人間模様に重点を置いた
作りになっています。
村の古い仕来りや掟に縛られた人間関係や
それぞれに抱える逃れられない過去などを
伏線を張りながら上手に描いています(*´∀`*)
設定や世界観がとても魅力的ですぐに引き込まれましたw

大きな魅力ポイントはあと2つ。
1つはキャラ。
登場人物個々がとても個性的で作品を盛り上げています。
その中でも、匡平の妹である詩緒とヒロインの史場日々乃が
めっちゃ可愛かったw まさに幼女とおっぱい(≧艸≦)
特に詩緒の可愛さは本当にズバ抜けてましたw

もう1つは主題歌です。
石川智晶の歌うOPとEDは作品の世界観に合った
素晴らしい曲だと思います♬
ぜひ飛ばさずに聴いてほしいですね♬

声優陣は人気のある実力派が揃っています。
詩緒役の福圓美里は本当に好演だと思います!
イメージにぴったりで詩緒の魅力を最大限引き出してます。
木村良平のヒール役もイメージに合った演技でした。


シリアスとコメディのバランスの取れた作品です。
全体的に少し暗めな作品印象をシリアスなシーンの中に
小さいコメディを入れるなどで明るく見せる努力は◎
伏線もある程度は回収していて2期を期待させるような
ラストになっています。

ぜひ続編を期待したい作品になりました♪
男女問わず楽しめる内容だと思います。
沢山の方にオススメしたい1本ですね(´▽`)/″




《キャスト》
枸雅 匡平(CV.岡本信彦)
枸雅 詩緒(CV.福圓美里)
枸雅 阿幾(CV.木村良平)
史場 日々乃(CV.茅野愛衣)
史場 慎吾(CV.斧アツシ)
日向 勾司朗(CV.村瀬克輝)
日向 桐生(CV.小林由美子)
日向 まひる(CV.花澤香菜)
杣木 靄子(CV.高垣彩陽)
空張 久羽子(CV.沢城みゆき)



《主題歌》
OP:『不完全燃焼』/石川智晶
ED:『スイッチが入ったら』/石川智晶
:『夏の庭』/石川智晶(第7話のみ)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 52

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がつまらなかったら承知しないんだからね(○`ε´○)

■一気見して正解だったかも(*^-゚)
実は2話まで観て放置してたんですよぉーこの作品・・・(*゚ー゚)>
そんでもって、もう内容忘れてたので・・・(。--)ノ最初から一気に10話迄観たところ、だんだん面白くなってくるではないですか(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
 
ストーリーの方はと言いますと、なんとなく「ひぐらし」の雛見沢村や「GOSICK」の名もなき村を思い出すような設定ですね♪
人里はなれた閉鎖的な故郷・空守村で神と崇められている見た目ロボットな「案山子(カカシ)」とそれを操ることが出来る「隻(セキ)」呼ばれる特別な人間がいるのです。
村人以外には知られていないような特別な村に、日向家と枸雅家の二大名家があるのだけれど、両家の間ではなにやら確執があったみたいですね♪
 
そんな自分の村と「隻」という特別な立場をすてて、普通の生活を望むべく上京した主人公の枸雅 匡平(kuga kyouhei)なのでしたが・・・
ある事件をきっかけに幽閉されていていた筈だった、幼馴染みでもある枸雅 阿幾(kuga aki)と何年ぶりかの再開で、空守村の因縁から逃げられないと気付き物語が動き出していくのです♪
 
 
■途中まで観た印象は(*゚・゚)ンッ?
前半は物語のテーマがなかなか見出せなくって、ただ見てるって感じでしたε-(ーдー)ハァ
「案山子」が神様ってなんなの・・・
動くとなんで歌が聞こえてくるの?オルゴールなの・・・
匡平と阿幾ってなんでいがみ合ってるの・・・等々・・・
とにかく疑問ばっかり浮かんでましね(*'ω'*)?
なので、前半は各キャラクターをよーく観察して後半に備えておく感じでした♪
 
結構キャラの表情は豊かに描写されていて、詩緒(utao)ちゃん見てても可愛いなって思うところがあれば、ちょっと怖いかもって思える表情があったりして喜怒哀楽を丁寧に表現している印象を受けました♪
それは、他のキャラも同様なのでそんなところに注目してもらっても良いかもですね(*^o^*)
 
それと、この作品はロボット・・・じゃなくって神様だから、バトルを楽しむ作品ではないですね!
やっぱり、キャラの心理描写で楽しむタイプの作品って気がします♪
 
中盤に差し掛かってくる頃から、じわじわ物語の全貌も見えてくるので、ストーリーの方も楽しめるようになってきますよ!
後半に来て新キャラ登場とか、最終的にどういう形の結末を用意しているのか解りませんけど、最後まで目が離せなくなって来た感じなのです♪
 
 
■総評
やっぱり後半に入ってからストーリー的に盛り上がってきましたね♪
まだ、空守村にはまだ謎が多いような気がしますけど、概ね主要キャラも出尽くした感じで、だいぶキャラ同士の相関関係が理解できて、面白くなって来た感じなのです。
前半がプロローグだとしたら、後半は起承転結で言えば物語の導入部分あたる「承」ってところではないでしょうか?
なので、多少は盛り上がって来たのですけど、これからが本番っていう印象なんですよ!
そんな状態の中で1クール終了って・・・それでは中途半端って言われてもしょうがないですねw
でも、無理矢理に山場をつくって(゚Д゚) ハア??って言われるよりは良かったのではないでしょうか(>o<")
まぁできれば2クールでしっかり完結してくれるのがベストだったような気がしますけどね(T▽T)
完全にお預け状態になちゃいましたよぉ♪
でも、2期で1期以上の盛り上がりを見せてくれたらちゃんと許してあげるんだからね!!
キョウヘイとアキがきっと私に感動を届けてくれるはずなので首をながーくして待ってますよ♪
o┤*´Д`*├o アァ~2期の前にもう一回復習が必要になりそうな気がします♪
 
 
■MUSIC
OP曲『不完全燃焼』
 歌:石川智晶
 本当に物語は不完全燃焼だったんだからねw
 
ED曲『スイッチが入ったら』
 歌:石川智晶
 本当にスイッチが入ったら1期終了だったんだからねw
 
ED曲『夏の庭』
 歌:石川智晶
 7話の空守村で起こった悲しく切ない事件を思い出すナンバーです♪
 あきぃぃぃぃー!!Σ(T▽T;) って思わず叫びたくなっちゃいますね♪
 
※石川智晶の詩・曲・歌は力強くてストレートに心に響くんですよ(*^o^*)
 
2011.09.08・第一の手記
2011.09.29・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不完全燃焼なんだろ?そうなんだろ?そうなんだろ?(70点)

全13話。
漫画原作。原作未読。

個人的満足点:70点(75点)
アニメ系統:鬱系ファンタジーバトル

予備知識なしで観始めたんだが
この絵柄からは想像できないような陰鬱な物語。
独特の世界観。
個人的にはかなり好きな部類。

ただ、ちょいと残念なのは、物語の展開スピードが少し遅いこと。
かなり色々謎があるのだが、少々日常パートに時間を使いすぎな感があり、
肝心のストーリーが進まないことがある。
盛り上がってきたのに、また盛り下げる的な印象が少しあった。
この辺りにスピード感があればもっと良かった。

もっと残念だったのはラストだが・・・・
ネタバレになるといけないので控えておく。
そんなわけで70点とした。
個人的な物語の好みから言えば75点なのだが。

キャラデザはいいと思うが、あのロケットおっぱいだけは
どうも受け付けないw
物理法則無視してるだろw
それ以外は作画ともに結構いいと思う。

声優陣も結構豪華。
花澤さん演じる「まひる」がいつもの癒しボイスではなく
いっちまってるキャラだったがこれもなかなか良かった。
茅野さんもがんばってるねえ。
今年、ブレイクだね。
橘勇魚とめんまと続いてロケットおっぱい役。
秋もかなりの作品に出るようだし、益々活躍しそう。

OPED曲は皆大好きな石川智晶さん。
両曲ともにかなりいい。
独特の歌声が作風にマッチしている。

とにかく、総合的にかなりいいと思う。
鬱系が苦手でなければ1度見てみてはいかがだろうか。


と、まあ色々書いてきたが
つまり、何が言いたいかというと

不完全燃焼なんだよ!
仕方ねえ原作買うか。

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以下、毎話後の感想。
ネタバレを含む場合があるので
未視聴の方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
これは来たか鬱物。
可愛い絵柄からはそんな展開だとは思わなかった。
好物展開を期待したいものだが、どうなるのだろうか。

作中、色んなものが狂っていそうだが
あのロケットおっぱいは狂いすぎだろうw
物理学的におかしいぞw
偽ニュー隊長としては討伐せねばw

まあ、今後の展開には期待している。
もちろん作品的にだw

2話視聴。
匡平の過去がほんの少しだけ見えた。
これが今後のストーリーに関係してくるのか?
そして、新キャラ久羽子(クウコ)登場。
物語とどうかかわってくるのか?
なかなかシリアスぽいので今後にも期待したい。

3話視聴。
詩緒の日常風景が可愛い。
シリアスな話の中のほっと一息といったところ。
ケーキ食いすぎwww

物語は伏線ばらまきまくり。
一気に新キャラ2人もでてきて、謎だらけ。
先は気になるので継続。

4話視聴。
くうこ、こえええw
沢城さんの演技はんぱねえ
やっぱりこの人すごいわ。
で、物語は相変わらず伏線ばらまき。
何か謎だらけなんですけど。
これ全部回収できるのかね。
先は気になるので継続。

5話視聴。
何か面白くなってきた。
これから少しずつ伏線回収が始まるのか?
段々続きが気になってきた。
来週から楽しみだ。

6話視聴。
ちょっと中休み的感じ。
来週はきょうへいの過去が語られそうだ。
その話にはかなり興味がある。
いよいよ後半に入る。
ここから盛り上げてほしいところ。

7話視聴。
匡平と阿幾の過去が語られた。
これは面白くなってきた。
鬱好きにはたまらない展開に。
折り返し地点からの益々の盛り上げに期待したい。

8話視聴。
ちょっと生き抜き回かな。
一旦仕切りなおしといった感じ。
さて、後半に突入だ。
今後、匡平と阿幾がぐっと絡んでくるのか?
匡平の本性とか出てくるのだろうか?
出てこないと盛り上がらないとは思うが。
今後も楽しみだ。

9話視聴。
今一物語が進まない。
もう少しサクサク進んで欲しいところだが。
新キャラ登場。
まひる=中の人花澤さん!
癒しボイス花澤さん登場で物語りはどう展開するのか?
来週からぐっと動くかな。

10話視聴。
まひる、何かいっちまってるw
そして、まひると匡平と阿幾の3人の過去が少し語られた。
匡平かっこいい。
しかし、今一ゴールが見えない。
原作も終わってないから、中途半端に終わるのかな?
結構面白くなってきたから、うまくまとめて欲しいところ。
後3話注目したい。

11話視聴。
まひるなんかいいねえ。
花澤さんのはげしい性格の役も何かいい。
そして、匡平かっこいい。
しかし、終わりが見えないなあ。
これは2期へって展開かな?
後2話どういう結末を迎えるのか楽しみ。

12話視聴。
禍津妃(マガツヒ)暴走。
匡平ピンチ。
さて、来週どうなるのか?
個人的予想は玖吼理(ククリ)を操るんだろうなと
そんな妄想をいだいて、来週を迎えたい。

13話視聴。
ちょっと待てええええ。
不完全燃焼すぎるだろ。
おい、この終わり方はねえだろ。
続きを見せろ。
いや、見せてください、お願いします。

仕方ねえ原作買うか。。。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 44

69.5 13 ロボットでバトルなアニメランキング13位
シャーマンキング(TVアニメ動画)

2001年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (434)
2949人が棚に入れました
森羅学園中等部に通う少年小山田まん太は、ある日帰宅途中の墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。
霊の存在など全く信じていなかったまん太は翌日まで混乱していたが、さらに追い討ちをかける出来事が起こった。その少年が転校生として自分のクラスにやって来たのである。
不思議な少年の名は麻倉葉。あの世とこの世を繋ぎ、霊を自分の体に取り憑かせてその能力を再現する力を持つ「シャーマン」であることを知ったまん太はいくつかのトラブルに巻き込まれるうちに葉を理解し、行動を共にするようになっていく。

声優・キャラクター
佐藤ゆうこ、林原めぐみ、犬山イヌコ、小西克幸、朴璐美、辻親八、田中正彦、高木渉、うえだゆうじ、高山みなみ、水樹奈々、堀内賢雄、子安武人、沢海陽子、くまいもとこ、堀江由衣、高瀬右光、緑川光、根谷美智子、神奈延年、落合るみ、津村まこと、伊東みやこ
ネタバレ

★☆零華☆★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

よみが~え~れ~♫•*¨*•.¸¸♪

週刊少年ジャンプで惜しくも打ち切りになってしまった作品。
コミックスは売れていたのに、アンケートでは人気が低迷して
最終的に打ち切りになったのかな?

ですが、シャーマンキングを打ち切りにした際に苦情が殺到して
それ以降は長く続いた人気作品は、キチンと最後まで描かせるようになったそうです。
例で上げると、『BLEACH』とかかな。


簡単なあらすじ説明
シャーマン=霊媒師みたいな者。
500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加して優勝し
個々がそれぞれの願いを叶えてもらう為に、シャーマンキングを目指すお話。


オープニング、エンディングを飾るのは全て林原めぐみさん。
林原めぐみさんは、声優アーティストの原点となった声優さんでもあります。
また林原めぐみさん自身も、ヒロインの恐山アンナを演じています。

それに今では有名な大御所の朴ロ美さん(鋼の錬金術師のエドワードなど)や
他にも豪華な声優さん(小西克幸さん、高山みなみさんetc.)がわりといる作品。


内容は週刊少年ジャンプっぽくて一見王道物ですが
{netabare}ラスボスの麻倉ハオが圧倒的な力を持ち過ぎて、最後まで倒すことが出来なかった。
ジャンプ作品にしては非常に珍しい作品。

【ハオがヤヴァい3点ピックアップ】
①125万という圧倒的な巫力値。(主人公の麻倉葉ですら最終段階で10万)

②原水爆・中性子爆弾・X線レーザーなどの大量破壊兵器をも完全に無効化する。

③殺しても、殺しきることが出来ない。(無限に輪廻転生できる為){/netabare}


ちなみに原作とアニメの結末は全然違うので、注意です⚠
私はこのアニメの結末は好きではないので、ストーリーの評価は★2つ分を減らしています。
最後までにいく間のストーリーだけですと、★5です。


余談というかネタなりますが
私の知り合いに、シャーマンキングの最初のOPである『Over Soul』で痛い目にあった方がいます。
その方が何をやらかしたのかと言いますと、親戚の葬式の際に、携帯電話の着信音を『Over Soul』に設定していて
お坊さんが有り難いお経を唱えている最中、電話がかかって来てしまい
「よみが~え~れ~♫•*¨*•.¸¸♪」と音が鳴ってしまいました。
当たり前ですが親戚が蘇ることはなく、その知り合いは酷く怒られたそうです。


『Over Soul』は決して、葬式のときに流してはいけませんよ。笑

投稿 : 2024/05/11
♥ : 19

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

幽霊や精霊を相棒にして戦います

世界中のシャーマン達がシャーマンキングを目指す王道バトルアニメ

物語が進むにつれて、主人公率いる仲間達が経験値の積み過ぎで最強になっていきます。


いわゆるバトルインフレと呼ばれる現象ですね。
ドラゴンボールの悟空が段々と最強になっていくのと同じパターンです。

そのせいで、原作の方は打ち切りという形で終了しました。
でも後に出た完全版では最後まで書き下ろしてあります。

それなりにまとまっていたので、是非読んでみてください。


アニメの方の終わり方も曖昧な感じですが、最終話らしくって悪くは無かったです。

あと主題歌は林原めぐみさんが歌っていて、めっちゃいい曲なので元気がほしい時こかに聴くと最高です☆

投稿 : 2024/05/11
♥ : 8

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

いいと思うよ

まぁまぁおもしろかったです。
王道バトルアニメで典型的なジャンプ作品ですね。
アンナちゃんはツンツンしてて可愛いですよw
アイアンメイデンもやっぱ捨てがたいなw
ハオの強さがインフレなのが少し気にはなりましたが
仲間とともに闘う姿はかっこいいですね。
まぁ基本的に少年向けアニメではありますけどね。
OPはあまり知られていませんがかなり良いです!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7

67.4 14 ロボットでバトルなアニメランキング14位
蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH(アニメ映画)

2010年12月25日
★★★★☆ 3.9 (280)
1449人が棚に入れました
 2004年にTV放映され、翌2005年にはその前日譚となるスペシャル版も製作された人気SFアニメ初の劇場版作品。宇宙から襲来した“フェストゥム”の脅威をはねのけ、平和を取り戻した“竜宮島”を舞台に、主人公・一騎たちを待ち受ける新たな戦いの行方が描かれてゆく。脚本はTV版に引き続き、2010年本屋大賞受賞でも注目を集める「マルドゥック・スクランブル」の冲方丁が担当。

声優・キャラクター
石井真、木村良平、喜安浩平、松本まりか、仲西環、白石稔、新井里美、小林沙苗、佐々木望、福圓美里、白石涼子、梶裕貴、田中正彦、篠原恵美、ゆかな、諸星すみれ、石川静、葛城七穂、京田尚子、高瀬右光、土師孝也、てらそままさき、遠藤綾、豊口めぐみ

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「命をもったフェストゥム 人になりたかった… そう皆城総士という名の人間に だから俺はここに来たんだ」。

この物語は、テレビアニメ版の後日談を描いたものです。物語の内容に繋がりがあるので、前作を未視聴の方は是非そちらからの視聴をお薦めします。

時は2146年・・・地球は未知の生命体であるフェストゥムによって侵略を受け、全滅の危機に瀕していました。
物語の舞台となる竜宮島も同様です。
そして、島を守るべくファフナーという巨大ロボットに搭乗する14歳の少年少女達の生き様と、これまで竜宮島を守り子供を育ててきた大人たちの葛藤・・・
でも、皆んなの住む竜宮島を守るため、フェストゥムのコアを破壊すべく最後の蒼穹作戦を決行し・・・
重大な損失を負いながらも人々の平和を守ることができた・・・ここまでがテレビアニメ版で放送されたあらすじです。

そして、2年の最月が過ぎた灯篭流しの日・・・フェストゥムの船が竜宮島に漂着するのです。
船の中では1人の少年が眠っていましたのですが・・・彼は進化したフェストゥムでした。
こうしてまるでこれまでの平和な生活がかりそめであったかの如く、少しずつ悲しい連鎖を引き起こしていた状態に引き戻され・・・物語が動いていきます。

まず最初に感じるのは、フェストゥム自身の著しい進化です。
これまでは単体で敵に向かって行くことしかできませんでした・・・
だけど、人間から色々なモノを吸収し、周囲と連携すること・・・作戦を練ること・・・
そして武器を使うことを覚えていきます。

その統率の取れた動きは、最早見事と言わざるを得ない状況です。
それに比べ、己の利権や欲にしがみついている人類は・・・相変わらずでした^^;

でも、この作品はこれまでのように未知の生命体であるフェストゥムを悪とした勧善懲悪モノ・・・というわけではありません。

これまで感情を一切持たなかったフェストゥムが人間を通して感情の一部を理解し・・・
そこから、人として大切な感情に気付いていく様がとても丁寧に描かれています。

知らないモノを知ろうとするとき・・・未知なるモノには恐怖を感じます。
でも、その恐怖を乗り越えるには・・・選択しなければなりません・・・
それに伴う痛みは受け止めなければならない・・・

でも、その痛みが大切な人のモノだったら・・・
決まりに・・・常識に・・・神に・・・大切なモノを守るためにあなたはどこまで抗えますか・・・?

人間もフェストゥムも自分の感情に素直になって大切なモノを見つめた時・・・
導き出される答えに違いはあるのでしょうか・・・?

思い・・・願ったその先に手は届くのか・・・
その答えは本編の中で示されています。

今回もファフナーに搭乗する少年少女は島を守るために踏ん張ります・・・
そして、島を守るのはファフナーに乗る事だけじゃない・・・
自分にしかできない事に全力を注ぐ彼らは、相変わらず眩しい存在でした^^

この作品の主題歌はangelaさんの「蒼穹」でした。
もうこの蒼穹シリーズとangelaさんは切っても切れない関係なのではないでしょうか・・・
今回も歌も抜群だったと思います♪

2015年の1月から「蒼穹のファフナー エグゾダス-EXODUS-」が始まりますが
ようやく視聴体制が整いました。放送を楽しみにしています^^

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27

しゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

個人的に何度でも観たい劇場用アニメ

2004年のTVアニメ「蒼穹のファフナー」最終話の約2年後を描いた劇場作品。
2010年12月に公開されて池袋で1度、2011年7月に地元で公開されて
もう1度観に行き、9月にはBDを買うという入れ込み方をしましたが、
なかなかレビューが書けずに気付いたらこんな時期でした…。


ストーリーはとにかく観てほしいと言うしかないのですが、
映画全体でTV版とRIGHT OF LEFTのことを思い出すことが出来る
様々な工夫が非常にファン冥利に尽きる内容になっています。
TV版後半などで感動した人には是非観てもらいたい物語です。
視聴後には蒼い空が見れることの喜びを感じずにいられませんでした。


美麗なCGを使用してスピーディーな戦闘シーンを描きながらも視聴者の
動体視力をイジメないような丁寧なカメラワークが気に入っています。
シリーズを通して音楽を担当されてきた斉藤恒芳さんの楽曲は
既にファフナーに欠かせない一要素になっていると思いますし、
angelaの挿入歌、エンディングも素晴らしい聴き応えです。


難癖をつけるのであれば、今までのファフナーほど
憂鬱になりきらないところとラストあたりで私にとって
気になるキャラクターの描写が少しおざなりだったところでしょうか。


書いていて思ったのですが、好きなアニメのレビューほど
落ち着いて書くことが出来ないということもあるんですね…。

最後に、先程も少し触れたことではありますが、
本作までのファフナーに思い入れのある人専用のアニメです。
出来るならシリーズを観る前に本作を視聴することは
避けておいたほうが良いと思います。
シリーズを視聴して気に入った方には是非にとオススメします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

平和は取り戻せたのか

シリーズ通して終始シリアス
SFロボ系として大変楽しめる作品でした

異星人を受け入れ対話し理解し会う
このテーマに終わりはない

最後の人類軍のあの行動、げせないな。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 23

64.1 15 ロボットでバトルなアニメランキング15位
シュヴァルツェスマーケン(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (326)
1678人が棚に入れました
アージュの人気ゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ作品。

1983年のヨーロッパを舞台に、東ドイツ軍の戦術機部隊“第666戦術機中隊”(通称:黒の宣告(シュヴァルツェスマーケン))に所属する青年・テオドールの物語が描かれる。

声優・キャラクター
鈴村健一、田中美海、山本希望、南條愛乃、安野希世乃、安済知佳、加藤英美里、村瀬迪与、三宅健太、田村ゆかり、成田剣、沼倉愛美
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

説得力がにゃい

正体不明の地球外起源種BETAと人間の戦いを描いた物語。
マブラヴオルタネイティヴの外伝作品です。

ゲーム版の本編はプレイ済みです。
ラノベのシュヴァルツェスマーケンは未読。


さて、この作品、世界観の説明がほとんどありません。
主軸が置かれているのは人間同士のドンパチ。
そのため、人類共通の敵であるはずのBETAが添え物状態です。

もし詳しい背景を知りたければ、本編を知らなければいけません。
一見さんには辛い作りです。


しかし、本編を知っていると今度はシュヴァルツェスマーケンが微妙に感じてしまいます。
キャラにも物語にも説得力がないんですよね。


冒頭こそ斜に構えて舌打ちばかりしている主人公。
しかし、2話3話であっという間に柔らかくなり、「お前を守る!」みたいなヒーローキャラに変身します。
登場人物はドイツ人なので、名前も当然ドイツ語。
馴染みのないドイツ語の名前を覚えるより先に、主人公が覚醒!
さすがに早すぎて笑ってしまいました。

他の人物も、人類の存亡をかけた戦いなのに頭がお花畑で、どうにも好きになれません。

いつも重要人物ばかり生き残る……みたいな展開もちょっとね。
拾った女の子がいきなり最強の部隊の人員に加わるなんてのも苦しすぎます。
もうちょっと納得の行く説明が欲しいところ。

「あ……そうなの」ってな感じで、「見せられている」感覚に陥りました。


ただ、原作の評判はいいみたいです。
つまり、1クールにおさめるため、スピード重視になり、説得力が殺されたということなのかなぁ。。

それに決して見られない質というわけではありません。
最後まで見せる力はあると思いますし、着地点は無難。

シリアス一辺倒としては色んな面で押しが足りないなぁと思ったのです。


なお、前作のトータル・イクリプスで原型が出来上がったのか、BETAや戦術機がちゃんと動くようになりました。
前作放映時は紙芝居でしたからね……着実に進歩しています。

オルタネイティヴ第二計画とある通り、少しずつ材料を揃えて、いつかは本編をやるのかも。
本編は大好きなので、もしやるにしてもこけて欲しくないです。

こうして外堀を埋めていくのはいいのかもしれません。



以下、これだけ分かればなんとかなるかもしれない、簡単な年表とバックボーン。
{netabare}
1944年 第二次世界大戦終結。日本は負けたが、軍は解体せず帝国のまま
1950年 軍事・宇宙開発が加速し、惑星探査計画開始
1957年 宇宙探査用の多目的ユニットが実用化
1958年 火星探査機が未知の生物と接触し消息不明に
1967年 月面探査チームが謎の生物と接触し全滅。BETAと名付けられ、交戦状態に
1972年 アメリカが宇宙開発用のユニットをベースに拡張・武装した「戦術機」の存在を公表
1973年 月から今の中国あたりにBETAが飛来。レーザー種という航空戦力の天敵が現れる
1974年 カナダにもBETAが飛来するが即座に核で殲滅。カナダはオワタけどアメリカは無事

以降、ユーラシア大陸の大部分にBETAが広がりハイヴという巣が作られる
戦術機が実戦配備され、各国での戦術機開発競争が始まる

1978年 ヨーロッパが主戦場に
1983年 東ドイツ、今作のシュヴァルツェスマーケンの舞台
2000年 アメリカ、前作のトータル・イクリプスの舞台

* BETA単体は飛べず、基本的に徒歩でしか侵攻できない
* 地上戦を含む3次元動作が可能な戦術機は、航空戦力の代わりに進化(名前が現実の戦闘機と同じ)
* 航空戦力が使えないが、レーザー種がいなければ爆撃等が可能になる
- レーザーの出力を落とせるのが重金属雲
- 懐に飛び込んでレーザー種だけ倒すのがレーザーヤークト
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

BETA? ナンノコト? メインは人同士の戦い、謀略に裏切りが盛りだくさん!

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
「マヴラヴ オルタネイティヴ」(エロゲ)のスピンオフ作品ですが、本編の前日譚のため、本編プレイは必須ではありません(私も未プレイですから、多分ですが)。本編は、迫り来る異形の者(BETA)と人類の尊厳をかけて戦うセカイ系作品らしいですが、本作は、冷戦時の東ドイツの世界観を下敷きにした、人間対人間の戦い(謀略)がメインです。

本作、「BETA」のデザインがかなりキショイので、「アニメでもそういうのムリ!」って人には合わないと思いますし、人間関係においても、途中でかなりえげつない描写もあります。アニメに癒しを求める方にも合わないでしょう。

そんな感じで、色々と尖ってる作風ではあるものの、見所もあるアニメです。毎話、「次はどうなるのかな!?」ってドキドキは楽しめるので、興味があれば、是非。


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
何の予備知識もなく(マヴラヴと知らず)観た初回、レーザー級が出た時に、懐かしさで泣きそうになりました(トータル・イクリプスは視聴済みだったので)。まさか、あんなキモいのに再会し、感動する日がくるとは(笑)

グロは嫌いだけど、戦争もの(特に化け物相手だと)だと不思議と観られます。戦術機は完全にヴァンツァーにしか見えませんね、戦闘画面の緑色の線とかはARMORED COREだしw

旧東ドイツやその秘密警察を下敷きにした世界観は、様々な議論をよびそうですね。私は、フィクションはフィクションと割り切ってるんで、その辺は気なりませんでしたが。

途中までは興味深く観ていたのですが、第6話の兄妹のゴニョゴニョで完全にドン引き(義妹とはいえ、個人的に、生理的にダメなんです)。視聴断念を考えました。

視聴を継続できたのは、ひとえにレーザー級への愛ゆえに(笑) というのは半分冗談としても、最初から最後までずっとシリアス&悲劇で、続き&結末が気になったのは事実。

作品の中盤以降は、正に「死が死を呼ぶ」展開。最終回なんて、歴代ガンダムシリーズを思わせる死にっぷり。でもまあ、無駄死にはしてないし、作画も良かったんで満足かな。

「失ったものは大きく、得たものはない。だが、これは前進である!」と、どっかの砂の国の国王もおっしゃっていますので、これからの666中隊に期待したいです! (と、思いたいんですが、この作品がマヴラヴ オルタネイティヴ以前の世界を描いたスピンオフである以上、今後の結末は規定路線なんだよな……鬱)

最後に、文句をひとつ。リィズの死に際のシーンで、テオドールに「お前のお兄ちゃんなんだからな」なんて言わせるくらいなら、それこそ6話のゴニョゴニョは不要、むしろマイナスでしょ。だったら最後まで(テオは)兄妹愛を貫こうよ。リィズの歪んだ愛情を表現したいのだろうけど、リィズに迫らせて、テオドールが断ればいいだけ。誰であれチャンスがあればとりあえず抱いとくとか、エロゲの主人公か!(いや、エロゲですがw) 本当は評価4にしたいけど、6話で-1です。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

どんな状況でも人々の争いはなくならない

原作未読 全12話

前に放送されたトータルイクリプスより前のスピンオフ作品。ヨーロッパで謎の生物BATA(結構気持ち悪いですね)の進攻を食い止めようとしている東ドイツの最強の戦術機部隊666中隊を中心に、BATAとの戦いや国内の争い・陰謀・愛憎などを描く作品です。

世界観、乗っている機体や戦闘服などにはトータルイクリプスと共通点もあるもののお話自体は独立しているので、トータルイクリプスを観なくても大丈夫です。

現実とリンクしている部分もあるのでリアリティもありました。(秘密警察や東西ドイツやベルリンの壁など)

キャラは、シリアスな作品の割に女の子は可愛く描いていますね。(トータルイクリプスも同様でしたが)666中隊も女子の比率が高いです。

BATA側でのお話はない(内情は描かれていませんね)ので、人間側のお話が中心となります。重く悲しいことが多いですが、最後は希望が残るお話でした。

戦争ものなのでたくさんの人が死にます。苦手な方は注意してくださいね。

トータルイクリプスは私には合わなかったので視聴するかどうか迷いましたが、コミカル部分をいれたり中途半端で終わったトータルイクリプスに比べて、突っ込みどころはありましたがシリアスで中だるみもなくきちん終わっているこの作品を観てよかったと思っています。

OPはfripSide、EDはキーマンの2人の女性を演じた声優さんが歌っています。どちらもこの作品に合っていましたね。

最後に、ドイツのお話なので名前がなかなか覚えにくかったですねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

63.7 16 ロボットでバトルなアニメランキング16位
俺、ツインテールになります。(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (647)
3899人が棚に入れました
少女向けの髪型「ツインテール」をこよなく愛する高校1年生男子・観束総二は、ある日突然、異世界からやって来た美少女・トゥアールからツインテールの幼女戦士「テイルレッド」に変身する力を授けられる。属性力(エレメーラ)を糧とする異世界の怪物・エレメリアンによって世界のツインテールが危機にさらされる。空想装甲(テイルギア)を纏い、彼(?)は地球のツインテールを平和を守るため、幼馴染の津辺愛香が変身するツインテール戦士「テイルブルー」と共に、敵に立ち向かうのだった。

声優・キャラクター
島﨑信長、相坂優歌、赤﨑千夏、内田真礼、上坂すみれ、日笠陽子、五十嵐裕美、M・A・O

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

属性を熱く語るベテラン声優陣が(`・ω・´)b

ツインテールをこよなく愛する主人公が
仲間と共に地球を守る変身アクションもの。
全12話。
ラノベ原作。(未読)


属性をメインに繰り広げられる
正義と悪のバトルが中心のストーリー。
まぁ……バカげた戦いですが
当人たちは至ってマジメですw

リアルでもこんな論争が行われてそうだが(;´∀`)
論争ならまだしも殴り合いなどは止めましょうねw

さて
変身アクションものと書きましたが
最終的にギャグものとして視聴してましたw
アクションも悪くはなかったですが
個性的で充実しているキャラたちの笑いに
引っ張られた感じです( ´艸`)ププ
いや~「属性」って挙げればキリがないですねww

視聴した方には多い意見だと思いますが
中盤より見受けられる作画の崩壊が目に余りました。
美少女を扱う作品としては致命的な欠点に…
ギャグ要素に助けられた感が強いですかね(^^;)

メインキャラを演じている女性声優陣が
自分の好きな『中二病でも恋がしたい!』と
被っていたので期待しつつ注目。
当然ですが、キャラが違えば声も変わるもの。
中二病とは違った演技でキャラの魅力を
引き出していたと思います。
さすがは『声優』と改めて感心しました♪

また、脇・敵キャラを演じる声優陣が豪華です!
大物やら渋いベテラン声優まで多数。
ギャグからバトルまで幅広い演技力はさすがです。

完全な蛇足になりますが
白衣をまとい博士的なポジションの
トゥアールを演じている内田真礼。
彼女は同じような役どころを『アキバレンジャー』
という実写ものでも演じていましたねw
初めて内田真礼を認識した作品、懐かしいですw


2期あるんでしょうか??
色(味方)が増えたりするんですかねw
作画さえしっかりしていれば悪くないと思うので
期待して待ちたいと思います(*´∀`*)ノ






《キャスト》

観束 総二(CV.島﨑信長)
テイルレッド(CV.上坂すみれ)
トゥアール(CV.内田真礼)
津辺愛香/テイルブルー(CV.愛坂優歌)
神堂慧理那/テイルイエロー(CV.赤﨑千夏)
イースナ/テイルブラック(CV.日笠陽子)
観束 未春(CV.五十嵐裕美)
桜川 尊(CV.M・A・O)
神堂 慧夢(CV.井上喜久子)
メガ・ネプチューン=Mk.Ⅱ(CV.田村ゆかり)
ドラグギルディ(CV.稲田徹)
アラクネギルディ(CV.速水奨)



《主題歌》

OP
『ギミー!レボリューション』/内田真礼
ED
『ツインテール・ドリーマー!』/ツインテイルズ
                  テイルレッド(CV.上坂すみれ)
                  テイルブルー(CV.愛坂優歌)
                  テイルイエロー(CV.赤﨑千夏)

投稿 : 2024/05/11
♥ : 55

自分はなんだったのか さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

1期に1枠は必ずある?ヒーロー系かな…

焦点をツインテールに置いた何とも言えないおバカ者達の戦い

ヒーロー物は嫌いではないけど、正直見てて飽きてきた
好きなキャラが出来ないと、ながら見程度になっちゃうね。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 45
ネタバレ

Baal さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今日も熱い情熱を込めて「テイルオン!」

水沢夢によるライトノベルを原作とする作品で

全12話、原作未読。


ツインテールをこよなく愛する観束総二は幼馴染の

津辺愛香と一緒に高校の入学式の日を迎えていた。その

帰り道、異世界からやってきたというトゥアールという

人物からツインテールの危機と言われ奇妙なブレスレッド

を押し付けられるのだった・・・


ツインテールに限らず様々な属性をこよなく愛するものが

敵味方と本当に種々様々出てきていました。

眼鏡やら巨乳、貧乳、男の娘・・・etcとものすごい数出て

来ていて毎話毎話一体どんなのが来るんだと思いながら

見ていました。

主に敵の奴らがいろんな属性で来るのですが、その敵キャラ

がまた属性が多数あるように個性もものすごい感じでした。


さらにその敵キャラの声優がまさかの一回限りかもしれないのに

こんなすごい人を使うのかと出てきては毎回驚いていました。


物語もそんなに悪くなく・・・と言うよりはお決まりのパターン

をただひたすら繰り返しながら主人公とその周りの心が変化して

いったり、ツインテールという属性と主人公の関係性や

その愛とかが成長していったりという感じでした。

頭を空っぽにして笑いながら見れるといった感じにも思えます。


そして正直私が一番印象に残っているのがOPとEDです。

OPはトゥアール役の内田真礼さんが歌っているのですが

それは置いといて基本的にニコ生で新クールのアニメは見て

いるのでコメントの弾幕がものすごい事になっていて

それが何故だか一番インパクトが強かったです。

特に出だしの(ニコ動じゃない人はこんな弾幕ができていたんだ

とぐらいに思ってください。それと気を悪くする人もいるかも

しれないので(弾幕が苦手な人とか)開くときはご注意をw){netabare}

「Why? 君に問いたい→わぁwww君ニートみたいwwwwww」

に変化していたのはよくそんな風に空耳で聞こえて変換したなと

思いました。他にもいろいろあるのですがやっぱりこの弾幕だな

と思います。{/netabare}

(勝手に言いたかっただけなのでスルーでOKです)

EDはうって変わってなんかスーっとするような感じで

歌詞の「テイルオン!」というところが映像も含めて

具体的に言える理由は不明ですがなんかいいなあと思います。


全体的に頭をそんなに使わなくても見れる感じに思えたので

頭を休ませながら楽しめた作品でした。

一時作画がまずい事になってしまったのは残念ですが

BD/DVDでは・・・かもしれないのでそのことは置いといて

楽しく見れた作品で面白かったです。

◆個人的点数評価 82.294点

投稿 : 2024/05/11
♥ : 43

67.5 17 ロボットでバトルなアニメランキング17位
フレームアームズ・ガール(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (291)
1195人が棚に入れました
ある日の早朝、普通の女子高生あおの元に届けられた謎の小包。
開けるとそこにはフレームアームズ・ガールと呼ばれる完全自立型の小型ロボット「轟雷」が入っていた。

おもちゃだ!プラモデルだ!

しかし轟雷はただのフレームアームズ・ガールではなかった。

通常の人工知能以上に高度な、人格を有する人口自我、AS(アーティフィシャル・セルフ)を搭載した最新型の試作機だったのだ。
しかも轟雷を起動できたのは世界中であおたった一人。

バトルデータを収集し、感情を学んでいく「フレームアームズ・ガール・轟雷」。
フレームアームズ・ガールの知識0(ゼロ)の「少女・あお」。

かくして、あおと轟雷、少女とフレームアームズ・ガールの奇妙で楽しい、きゃっきゃうふふな日常がスタートする!


主人公「あお」と「轟雷」たちFAガールたちの日常生活と成長する感情のストーリー!

声優・キャラクター
日笠陽子、佳穂成美、綾瀬有、長江里加、山崎エリイ、山村響、樺山ミナミ

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

コトブキヤの宣伝アニメ?(けど意外と面白い。そしてここに真のプロ魂を見た!)

フィギュアやプラモデルを中心に売っているコトブキヤという模型屋さんのオリジナル企画「フレームアームズ」(以下、「FA」)の派生シリーズであるところの「フレームアームズ・ガール」(以下、「FAガール」)が作中で活躍する販促アニメ。

…というのは売る側の都合の話で、アニメ視聴者としては「武装したフィギュア(AI搭載で自我や感情を持つ)が、特に模型が好きということでもない普通の女子高生の下に集い、ワチャワチャ楽しく日常生活を送ったり、たまに武装で戦ったりするアニメ」ということで良いのだと思います。

観るのに頭は使いません。けっこう楽しいです。

「フィギュアが戦う」ということで『プラレス3四郎』を思い出すのは、ただの年寄りです。(あれだけ自律的に戦える柔王丸やエル・ウラカンにもAIめいたものは載っているだろうけど彼らに「感情」はなさそうですしね…。)

『武装神姫』を思い出す人は若者かも? しかしマスター理人くんよりは本作のあおちゃんの方がカワイイと思います。

なお、FAガールに付き添う「充電くん」はFAガールの充電台兼サポートメカで、充電くん自身もロボットに変形して自律的に動けるほか、ただの充電台ではなくレストチェアに変形したりします。

カットのつなぎでFAガールの尻拭いのために働く充電くんたちの姿がカワイイです。

以下、おまけ:

FA自体はゲームの「カルネージハート」に出てくるような感じの架空ロボット兵器で、FAガールはFAのデザインを元に「MS少女」や「マジンガールズ」みたいな感じでロボットを女体化したキャラクターです。

FAのデザインをしたのが柳瀬敬之氏で、そこから島田フミカネ氏がキャラクター原案を起こしたみたいです。

あんまり詳しくないですが、FAとFAガールの兵装M.S.G.(モデリングサポートグッズ)は共通仕様だったと思います。きっと、コトブキヤのオンラインショップを見れば詳しいことがわかります(笑)。

2017.05.23追記:
OPのFAガールが3DCGじゃなくて手描きに変更されていたっぽいけど、なぜ…?
(なお、構図に変更はない模様。)

2017.06.14追記:
9話の謎の学園モノといい、11話のセッションベースによるVR温泉回といい、まったく思いもよらない展開に驚かされます。FAガールのお風呂シーンなんていったい誰が予想した…(笑)?

2017.06.20追記:
キャラソンでのライブまでやり遂げての完走、製作スタッフの皆さんおつかれさまでした。FAガールの設定から必然となるバトル要素を控えめにしつつ、セッションベースのVR設定を最大限に活かした「非日常的日常」要素で「やりきった」感溢れる楽しい作品が出来上がったと思います。

販促アニメの本分を守りつつ、それを逆手にとっての楽しいストーリーと演出で攻め切った名作だと思います。事前にはまったく期待していなかったのですが、良いものを見せていただきました。実に「プロの仕事」でしたね!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 37

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

模型屋の美少女ミリタリープラモ宣伝アニメ

FAガールという、擬人化した美少女プラモがバトルと日常を送るという内容。登場人物が極端に少ないのが特徴。主人公であるあおとコトブキヤの申し子であるブキコ(もっと良い名前は付けられなかったのだろうか…)くらいなもので、あとはFAガールたちがわいわいとしている感じです。
設定が豪快(強引ともいう)で、FAガール側の主人公である轟雷が手違いであおの家に送られてきて、他は起動しなかったのに、あおのものだけ動いたというところから始まります。
轟雷とバトルデータを取るためにあおの家には次々とFAガールたちが送られ(または勝手にやってきて)、轟雷とバトルを繰り広げます。ただ、どちらかというと、バトルよりもあおとFAガールたちの日常生活のほうがメインな展開です。なぜか無理やり銭湯の回も差し込んでいるという、まさに男向けです。頭を空っぽにして見てもなんら問題はありません。むしろ、そのほうが楽しめるのではないかと思います。ラストはなんだかジャンプのバトルものっぽい爽やかな終わりかたでしたが、CGでのライブシーンはかなり良い出来と思います。

島田フミカネ氏がデザインしている女の子たちですので、ガールズたちは本当にかわいいデザインだと思います。特に轟雷と迅雷(個人的な好み)。パンツを思い切り見せるのはストパンで慣れているので(慣れてどうすんだ)気にはなりませんが、あざといと言えばあざといように感じます。メカ的なものを言うと、好みはバーゼでした。どうみてもストライクフリーダムと言ってしまいたくなる様なガンダムチックな装備に惹かれました。あと充電くん、これ、スマホ用に作ってくれないだろうか、欲しいです。

このアニメ、製作委員会方式を取っていないんですね。コトブキヤの完全な宣伝アニメとして製作されたようですが、余計なものが混じっていないから、堂々とコトブキヤの宣伝を話しに入れ込んでおります。作画はがんばっていたように感じました。手描きと3Dをうまく溶け込ませていたように思いますが、後半のOPの手書きがあまりにもきれいだったので、正直、手書きは良いなと思ったしだいです。

この作品は流し見したほうが楽しめるかもしれません。萌より美少女系アニメが好きな人にお勧めかもしれません。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 30
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

フレームアームズ・ガールの日常

プラモデルの販促目的のアニメとのことでしたが、プラモ素人の私にも普通に楽しめました。

ジャンルは『日常ほのぼの系ドタバタコメディ』。
バトル要素も少しありますが、そこを期待すると確実に裏切られちゃうかも・・・。

人物もフレームアームズ・ガールたちも皆、個性が溢れていて面白い。
個人的には、{netabare}武希子の出番がもう少し多くても{/netabare}良かったかな?

OP・EDとも、作品のイメージにぴったりな良曲でした。

{netabare}続きがありそうな終わり方だったけど、{/netabare}第2期とかあるのかな?
『面白かったので、ぜひ期待したい』と思えるような作品でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 26

70.1 18 ロボットでバトルなアニメランキング18位
ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(アニメ映画)

2018年11月10日
★★★★☆ 3.7 (85)
423人が棚に入れました
まだ幼かったあの日。
父はアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
アネモネの小さな胸に深く残る後悔。彼女の心を支えたのは、ぬいぐるみのガリバーとAIコンシェルジュ・ドミニキッズ。
7年が経過し、アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
アネモネは実験部隊アシッドが実行する作戦の要として、人類の敵「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と戦わなくてはならないのだ。
エウレカセブンにより追い詰められた人類は、もはやアネモネに希望を託すしかなかった。
そしてアネモネは、エウレカセブンの内部へとダイブする――。

声優・キャラクター
小清水亜美、名塚佳織、三瓶由布子、山崎樹範、沢海陽子、山口由里子、銀河万丈、三木眞一郎、内田夕夜、辻谷耕史、玉野るな

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「世界か、愛する人か―ひとりぼっちの少女たちの、究極の選択」。

この作品は、交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション全3部作のうち、第2部に相当します。
本編では正直アネモネは決して幸せと言えるキャラでは無かったので、逆転の展開を期待しながら視聴を始めました。


まだ幼かったあの日。
父、ケン は幼いアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
ちゃんとお別れを言うことができなかったアネモネの小さな胸に深く残る後悔。

7年が経過した。アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
人類の敵、7番目のエウレカ=エウレカセブンと戦うための組織・アシッドの一員として、
アネモネには人類の希望が託されていた。
そして、アネモネはエウレカセブンの中へとその精神を送り込む。

アネモネがエウレカセブンの中で出会ったのは、ドミニクという青年と、エウレカという青緑の髪をした少女。
この出会いは何を意味するのか。そして、見え隠れするレントンという名の少年の姿。

アシッドに囚われていた謎の男・デューイは予言する。
「お前たちが見ているエウレカセブンはエウレカセブンではない。
偽りの神が創っては破棄した無数の不要な世界。いわばゴミの山だ」

アネモネとエウレカが出会った時、全ての真実が明らかとなり、新たな世界の扉が開く――。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

視聴したらきっと皆さん気付くと思います。
もう過去作の設定云々を気にしている場合じゃなくなっていることを…

本作の主人公はアネモネ…
ですが、彼女にはもう一つの顔があるんです。
彼女は、石井風花という日本で暮らす女の子なんです。

東京に住む女の子がどうやってエウレカやレントンのいる世界に行くのか…
序盤からいきなり頭の中に?マークが浮かぶことになるのですが、視聴を進めるとちゃんとその謎も明らかになります。
エウレカの世界にアネモネが行く方法…結構画期的だと思いますよ^^

それと間違えてはいけないのが、この物語で万人に周知されている「エウレカ」は、私たちの知っている名塚佳織さん演じるエウレカでは無いということ…

この世界におけるエウレカは、世界各地で増殖し続けるスカブなんです。
そしてとうとう日本に7番目のスカブがやってきました。
7番目のスカブだから「エウレカセブン」と呼称されていましたけれど…

現実世界の「エウレカ」は物理攻撃の効かない存在…
そんなエウレカを撃退するため、アネモネも所属する国連の戦略部隊アシッドは、「ある特別な方法」を駆使しながら世界中のエウレカと対峙しているんです。

アネモネ…
いつも頭痛に悩まされ、大量の鎮静剤が欠かせなかった彼女…
エウレカと何かと比較され続け、激しい憎悪を剥き出しにしていた彼女…
ようやく自分の気持ちに気付いて大粒の涙をボロボロ流す彼女…
本編のアネモネに対する私の印象はこんなところです。

本作品での彼女は大量の鎮静剤が必要なわけでも、エウレカに憎悪を燃やすこともありません。
ですが、公式HPのSTORYに記載されている通り幼いころに最愛の父を亡くしていたので、寂し気な表情を見せていたり、一人でポツンと考え事をしていることが多い感じ…
決して自ら積極的に誰かと交友を深めようとすることはありませんでした。

物語が進み、やがてアネモネは究極の選択を迫られることになります。
もう周囲を顧みず、自分の事ばかり優先することなんてできません。
だって悲しみに沈む沢山の人の顔を見てきたから…
自分たちに向けられた視線に対する意味も分からない訳じゃないから…
これだけ色々周りが見えているにも関わらず選べない選択肢…
彼女がどう決断するのか…本作品の見どころだと思います。

この辺りまで視聴するとだいぶこの作品が面白く感じられると思います。
物語の内容も第1部との繋がりが見られるようになりますので…

そして終盤…
これで大団円でも良かったのでは…?
という展開が待ち受けていましたが、それは単なる通過点でしかありませんでした。
ここまで視聴すれば、何となくですが第3部の着地点は想像できると思います。
ですが、第3部の物語にアネモネがどう絡んでくるのかは気になるところです。

上映時間95分の物語でした。
第1部だけでこのシリーズを評価しなくて正解だったと思います。
第2部で格段に面白くなりましたし、アネモネとエウレカとの絡みは泣けるポイントが満載ですし、何より前作まで視聴を続けてきた人へのサービスカットも見れましたし…

第3部の上映は2021年とのことです。
今度はどんな物語が展開されるのか楽しみにしています。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

どんなにつらくとも生きて、生きて…

交響詩篇エウレカ7のテレビ版を見たことがない人がこの映画を見ると全く支離滅裂に感じられると思います。だから先にテレビ版を見ることをお勧めします。

それではテレビ版を見られた方がこの映画を理解できるかというと、おそらく理解はできないと思います。
でも、感じるはずです。きっと何かを…

そう、この映画は頭で理解しようとしてはいけません。
心でしっかりと感じ取ってください。アネモネの心を、そしてエウレカの心を。

内容はテレビ版とも異なります。でも、登場人物はほぼ同じ。
今回はアネモネが主人公。もちろん、どんなときでもアネモネを守り続けるドミニクも登場します。
やはり、アネモネとドミニクの二人は、世界がどんなに違っていても強い絆で結ばれているのですね。

そして、エウレカとレントンも…


人間はいつか亡くなるときが来ます。
親や恋人もしくは妻や夫に先立たれる人は多いはずです。

親しい人が亡くなると、悲しみに明け暮れます。
そして、その後は愛する人がいない世界で生きてゆきます。
どんなにつらくとも生きてゆく。それが私たちに課せられた定めです。

もし、愛する人が決して死なない世界があったら、あなたはどうでしょうか?
但し、その世界には決して未来がやってこない。そんな世界だったら…

未来がやってこない世界。それは、死んでいるのと等しい空虚な世界だと思います。

だから私たちは、どんなにつらくとも生きていかねば…
そう感じさせてくれる映画です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こんなややしい話

こんなややしい話にしてエウレカをわざわざやらないでも…な一言。京田監督ほどの方でも新しい企画が通りづらいのかなぁ~なんて余計な心配をしてしまう。


エヴァ後に無数に作られたロボアニメで、謎の敵というパターンの作品は無数にあるが、エウレカもその系列だけど、最終的には謎とかどうでもええわ!な青春恋愛ロボ作品になったところが良かった。


 それをエヴァ的なややしい話、かつテレビじゃなく劇場版の短い尺でやられても、それこそ釈然としない。ちなみにエヴァ後な作品で傑作はファフナー1択。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

66.3 19 ロボットでバトルなアニメランキング19位
あした世界が終わるとしても(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.4 (86)
345人が棚に入れました
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

声優・キャラクター
梶裕貴、内田真礼、中島ヨシキ、千本木彩花、悠木碧、水瀬いのり

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界と中二病は終わらない

2019年1月公開のアニメ映画。
Huluで公開された『ソウタイセカイ』という作品を
ブラッシュアップして劇場アニメにしたもの。

本作はスマートCGアニメーションで制作されているのだけど、
要はフジ系列の+Ultra枠の「revisions」「INGRESS」とルックは同じ。
制作・監督は「INGRESS」と同じで
「revisions」を観ているとこの映画のCMが流れてくる。
3Dは動きの速いシーンは綺麗なんだけど、
そうではない場面ではフワついた動きが気になるんだよね。
まぁ発展中の技術ということで仕方ないのかな。

で、映画の内容ですが、公式サイトにはあまり説明はなく
2つの日本を舞台にしたアクション・ラブストーリーとしか書いてなくて
「こういう内容だとは思わなかった!」という意外性が楽しい作品だろうから
ちょっと書きづらいんだよな。

まぁ、はっきり言ってしまうとB級パニック映画の類です。
幼なじみの高校生男女の日常をニマニマ眺めるシーンから始まり、
微妙に不穏な空気を感じつつ、いい雰囲気の場面で超展開が起こり、
古谷徹のナレーションで「ここで解説しよう!」とばかりに
中二病全開の世界観説明が行われる。
この時点で多くの人が「この映画はヤべエ!」と感じるであろう。

そこからは、中学生の黒歴史ノートを
そのままCGアニメーションにしたような怒涛の展開となる。

特にラストは「THE適当」という感じで、ある意味面白い。
作品タイトルをど~んとスクリーンに大写しにして
スタッフロールが流れれば、
どう解決したのか全然説明がなくても終わりなのだから仕方ないな。
投げ槍な終わり方に反して
あいみょんの主題歌が普通にいい曲なのがジワジワくる。

と、ここまでディスっておいてなんだけど
B級映画は好物だからそれほど不満はないです。
終始半笑いで楽しく観させていただきました。
水瀬いのりさんが双子の妹キャラで好演していたので
彼女のファン(特にReゼロのレム好き)は観に行く価値があるかも。

でも感動の青春ストーリーなんかを期待していた方は
「俺はあいみょんの曲を聴くために、
1800円払って劇場に来たんじゃねえゾ!」
と怒りに肩を震わせて映画館を出ることになったかもしれない。

それにしても、
20年以上たってまだ新世紀エヴァンゲリオンのオマージュをやってる
アニメ業界は大丈夫かぁ?

投稿 : 2024/05/11
♥ : 25

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

人命は空気よりも軽い

幼い頃に母親を突然死で亡くした真。
幼馴染の琴莉とデートしている時に父親も突然死で亡くなったという連絡が来る。
戦時中に日本軍が開発した研究のため、時空に歪みが生じて2つの世界に分かれて、
片方の世界の人物が死ぬと、もう片方の人物が死んでしまう世界となってしまった。

物語自体はありきたり。
目新しさはありません。
SF作品で使われるパラレルワールドですね。
現世と異世界に同一人物が存在して、
片方が死ぬと もう片方も死ぬ、というのがオリジナル要素かなぁ。
私が知らないだけで、すでに同じような設定を使った作品があるかもしれません。

タイトルとサムネだけで、
「恋愛ものかなぁ? まぁ、ラブコメでもいいし」と軽く考えたのが間違いの始まり。
一番、問題なのは画ですね。
背景や戦闘シーンなどは一級品。
手書きだったら、相当困難な作業になるでしょう。
ただし、人物が……
『梶裕貴・内田真礼・中島ヨシキ・千本木彩花・悠木碧・水瀬いのり』などなど、
声優陣は力が入っています。
問題は顔。
特に感情を表す表情です。
さすがにレベルが高いのかなぁ。
声と表情が合いませんね。

とりあえず、CG使って原画作業。
魂は声優さんに吹き込んでもらいましょう、みたいな感じ。
あとは、バンバン人間が死んでいくので、見る人を選びますね。

CGの進化は画面から伝わってきます。
デジタルの進歩は日進月歩。
これからもCG作品が多くなってくるでしょう。
ただし、今は過渡期の段階。
温かい眼差しで見守りましょう。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 15

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アラ探しはし無粋

ツタヤで先行レンタルされてたのでDVD借りて観ました。

ざっくり説明すると
第二次世界大戦に開発したなんたらの影響で次元に歪が生まれ、もう一つの地球が存在する現象が起きてしまう。
そこには同じ世界、日本があり、自分と相対する同じ人物が生存していて、どちらかの世界の人間が死ぬと、もう片方の世界の自分も突然死として死んでしまう設定で、もう一つの世界の日本では、荒れた世紀末のような世界で、「日本公民共和国」と名乗り、そこのヤバいTOPが主人公の幼馴染となる人物なので、そいつを殺すため、簡単に殺せるこっちの世界の幼馴染を殺すため、あっちの世界の主人公たる者がこちらへやってくるというSF映画のようなお話。

最初感じたのが、う~ん 中二病のなろう系かな?です。 ^^;
でも、この前やってたrevisions(リヴィジョンズ)にもなんとなく似てるかなぁ...でした。

映像はフル3Dで綺麗です。
数年前と比べれば、キャラの動きも大分スムーズだし、そんなに違和感はなかったです。(ちょっぴり感じますけど)

声優さんでは、
梶裕貴さん 内田真礼さん 千本木彩花さん 悠木碧さん 水瀬いのりさん
と、豪華なので安定の演技されてます。

話は、疑問に思うことや突っ込みたいことも多々ありましたが、それらに目を瞑れば概ね楽しめました。
どうしても言っておきたいのは、メインヒロインの扱いについて。
個人的には、恋愛も含まれた作品なのにあれはない。
最後も、う~んで、あまり納得いかなかったです。

全体的には、まぁ時間つぶしには十分良くって面白かったかな。
過度な期待は厳禁ですけどw 

投稿 : 2024/05/11
♥ : 12

76.7 20 ロボットでバトルなアニメランキング20位
ローゼンメイデン(TVアニメ動画)

2004年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (1154)
6799人が棚に入れました
引きこもりの日々を過ごす少年・桜田ジュン。彼はネット通販で買った商品を、期限ギリギリでクーリングオフしてスリルを楽しむという、鬱屈した性格の少年であった。
ある日、彼は怪しげなダイレクトメールを受け取る。そこに書かれた、「まきますか まきませんか」との問いに、軽い気持ちで応えてしまう。すると翌日、薔薇の装飾金具の付いた重厚な革製の鞄が送り付けられて来た。
鞄を開けると、中にはまるで生きているかのように精巧に作られたアンティークドール(少女人形)が収まっていた。興味半分にジュンが螺子を巻くと、人形は目覚め、「ローゼンメイデン(薔薇乙女)の第5ドール真紅」と名乗り、ジュンに対して、自分と契約して家来となる事を要求する。
最初こそ真紅の尊大な態度に反発したジュンだったが、突如窓ガラスを割って侵入してきた人形に命を狙われ、訳も分からぬうちに真紅と止む無く契約を交わしてしまう。こうして、真紅に関わる事により薔薇乙女達の争いに巻き込まれてしまったジュンは、様々なドール達やその関係者達との出会いを通じて、その心を成長させていく事になる。

声優・キャラクター
真田アサミ、沢城みゆき、野川さくら、田中理恵、力丸乃りこ、倉田雅世、桑谷夏子
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

少女たちに囲まれてるけど、ハーレムアニメじゃないよ

原作未読。

引きこもり中学生、桜田ジュンの元に、「真紅」という人形が現れる。
ゼンマイを巻くことで、まるで人間のように行動する真紅。
真紅は「ローゼンメイデン」と呼ばれる人形たちの1体だった。
しかし、ジュンはローゼンメイデンの争いに巻き込まれてしまう。
戦いの中、ジュンがドールたちを通して成長していく話。


ローゼンメイデンのドールたちは、自分の力だけでは動くことができません。
誰も見つけてくれなければ、永遠に動かないままカバンの中にいるしかありません。
対して、ジュンは自分の力で動くことが可能なのに、部屋に閉じこもって出てこない。
この対比がストーリーの中核を担っています。


また、本来心をもたない人形がジュンの心を成長させる。
そういう切り口で見ると深いテーマが隠されていそうですが、そこまで立ち入っていません。

あくまで「戦いの中で得る成長」がテーマです。


ただ、ジュンが引きこもるきっかけは弱い気はします。
まあそこはご愛敬。
本編でもちゃんとフォローされていますので良しとしましょう。
{netabare}
真紅「時には雨が降り、嵐が吹き荒れることもある。景色が移り変わり、放っておくと取り返しが付かなくなることもあるの。その度に、アナタは戦い続ければならない。それが……」

ジュン「それが"生きている"ことだから」

このように、
「生きることは戦いである」ということを、今まで何度も戦い続けてきた人形に教えてもらったわけですね。
{/netabare}

今でも色あせないキャラクターデザインと、各キャラの個性の強さ。
また、ギャグとシリアスのバランス、物語のテンポもいいですね!

階段回は大爆笑でした。

ペース配分が絶妙なので、一気に見てしまう勢いがあります。
ドールのネーミングも独特で素敵です。
ただし、人名は……。


老若男女問わずオススメできる作品。
麻生太郎も絶賛です。

↓ローゼン閣下の真相↓
{netabare}
司会:『ローゼンメイデン』を読んだことはありますか?

麻生:「あります」

何でこの話を聞いたかというと、『ローゼンメイデン』っていう本がたまたま羽田の飛行場で売ってたんですよ。で、このローゼンメイデンというのを、「これが、『ローゼンメイデン』って言うのか』って思ってたまたま見てたら、そこに中学生の修学旅行がいて、パシャパシャパシャって(携帯電話で撮られて)。それがあっという間に流れて、「麻生は少女漫画を読む」って話になっちゃったんです。たまたまこれが、と。
だけど、最近みんなこう……どれもこれもやたら目玉が不必要にデカく描いてある漫画が多くて、『ゴルゴ13』みたく目の小さいのってのは本当に少ねぇな。ははははっ。ねぇ、どうしてこんなに大きく目玉が描いてあるんだろう。

司会:あれはたまたまだったんですか?

麻生:『ローゼンメイデン』はそう。ただ、「ローゼンメイデン閣下」(というフレーズ)がいつのまにか何となく(広まって)、とにかく、何だろうね(私に対する)ハンドルネームまで「閣下」みたいな形になってたりしてるでしょ?

http://www.garbagenews.net/archives/1447038.html
{/netabare}

投稿 : 2024/05/11
♥ : 81

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

だって・・生きることは闘うことでしょ?

20歳前後の頃、球体関節人形の展覧会に行って以来、その魅力の虜になり
人形制作を趣味にするようになった自分としては、
とても興味を惹かれる作品ではあったが、放送当時はまだアニメを
今ほど理解も視聴もしておらず、人形のデザインは可愛く感じたものの
人間達のキャラデザや、雛苺の萌えを意識したような口調に
違和感を覚え、数話観て切ってしまっていた。
今思うと、なんてつまらないことに拘っていたんだろうと思う。

それから数年が経ち、アニメに対しての向き合い方が変わって
もう一度観てみたら、すっかりドツボにはまり、後半9話から最終話までは
胸が苦しくなるほど感動してしまっていた。

まずこの作品はあくまでも、主人公である桜田純の心の成長が
物語のメインであり、ドールたちの日常とバトルはそのための
手助けをする役割として描かれている、ということを言っておきたい。

バトルの理由であるアリスゲームに関しての詳しいことや
第1ドールである水銀燈がなぜ、第5ドール・真紅を目の敵に戦いを挑むのかは
ここではほとんど語られないので、そちらのほうをメインで観た人は
もしかしたら不満を覚えたかもしれない。

でも、不登校でずっと自宅に引きこもり、食事すら自室でしかしなかった純が
人形達と出会い、生活を共にする中で少しずつ変化を見せ
やがては自分の心の奥底と向き合い、さまざまなことに気づき
這い上がっていく様子には何度も涙腺が壊れた。

もちろん、ゴスロリファッションやドールが元々大好きな自分としては
彼女達を見ているだけで幸せだったりもして。
放送当時に観た時、憤慨したはずの口調は逆に可愛く感じるようになっていて
なんだ・・自分もアニメへの向き合い方がかなり変化していたんだなと、
はじめて気づかされた作品でもあった。

コメディパート+バトルパート+日常パートと、テンポも良く飽きないし
それぞれに流れる音楽もとても良かった。
それに、胸に刻みたくなるような良い言葉もたくさんあった。
中でも特に、真紅の語るセリフがいい。

ドール達の中でもひときわ知性と気品にあふれ、
立ち居振る舞いのすべてがエレガントな真紅の魅力は
時々見せる羞恥心も含め、個人的には一番理想のドールだったけれど
翠星石の独特な口調は、意地悪さと優しさが複雑に交じり合った彼女にぴったりで
アニメ的にはこういうのもアリだな・・と思ったし、
雛苺の純真無垢な、幼児のようなキャラもあってこそ、物語を面白くもしていた。
ちなみに翠星石の双子の妹である蒼星石のボーイッシュさと裏腹な性格も
共感する部分がかなりあったりで、ほんと・・バランスが良かったと思う。

なお、水銀燈に関しては、彼女の悪魔的狂気の原動力となっているものが何か
わかってて観るのとそうでないのとでは、印象がだいぶ誓うので
そのあたりを中心に描いたOVA『ローゼンメイデン・オーベルテューレ』
のほうを先に観ることをオススメする。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

メリハリの効いた作品。「だって、生きることは戦うことでしょ?」

制作はノーマッドで原作は漫画です。
ジャンルはファンタジーです。


引きこもりの少年桜田ジュンはある日「まきますか、まきませんか」という手紙を受け取り、軽薄に答えてしまう。
その瞬間、部屋の中に箱が出現し、中に綺麗な一体の人形が入っていた。
彼女のねじを巻いてみると、突然動きだして…。


当初の印象だとダークファンタジーで暗い話なのかな?と勝手に思っていたのですが、なかなかのキャラアニメでギャグも多かったですね。
特に5話は突き抜けていて面白かったです。
一期に登場するドールは5体でそれぞれ性格が全然違います。
具体的にはクーデレ、ロリっ子、ツンデレ、ボクっ子、冷徹。
キャラ設定が複合施設状態なので多分気に入るキャラが一人くらいは出てきそうですね。
私は水銀燈がお気に入り。キチっぷりが良い。

ですが、やはり暗めの話ではあります。
日常回を効果的に入れて、だんだんと真紅と水銀燈の戦いに物語が終局していく形はなかなかスマートで美しかったです。
欲を言えば、ラストのようなストーリー上の盛り上がりがもう一つくらいあればよかったかなとは思います。
蒼星石の話は若干インパクトが薄かったような。


このアニメの一つの特徴として、水銀燈一人だけが完全に悪役として描かれている点があげられます。
見ている側も自然と「この畜生が!」となります。

このアニメ全体で描いているものは「戦いの中での成長」でしょうか。
最初の内は主人公にイラつくこと請け合いですが、彼にも複雑な事情があるのです。
誰にでも挫折してしまうことがあります。
そこから立ち直れるかどうかに「人間力」が関わってくるわけです。
だって、生きることは戦うことでしょ?


総括して、若干予想したものとは違いましたが面白かったことに変わりはないです。
とりあえずドールが可愛いねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 51

64.2 21 ロボットでバトルなアニメランキング21位
戦国BASARA[バサラ](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (334)
1790人が棚に入れました
『戦国BASARA』(せんごくバサラ)はカプコンから発売されているアクションゲーム、およびそのシリーズ名。ロゴタイプは、伊達家の家紋「竹に雀」を背景に「戦国」と「BASARA」を二段に分けて書かれたものである。「BASARA(婆娑羅)」の意。
【ストーリー】時は戦国、群雄割拠の時代──。
天下統一を狙うべく、全国各地で兵(つわもの)たちが鬨の声を上げる。ある者は己の野心のため、ある者は気高き理想のため、各々に譲れぬ信念を胸に抱き、戦乱の世を駆け抜ける。

dbman さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

“歴女”という造語の産みの親

原作ゲームプレイ済。

伊達政宗、真田幸村のふたりを主人公に迎えた無双系アクションゲーム『戦国BASARA』の大ヒットからテレビアニメ化。この作品の人気により、当時“武将ブーム”が起きたことから「歴女」という造語が誕生したと記憶しております。

このアニメが放送されたのは2009年の4月からで、私は同年7月に宮城旅行の一環として、伊達政宗騎馬像のある青葉城(仙台城)や宮城縣護國神社なども観て廻ったんですが、そこに掛けられていた絵馬が戦国BASARAのイラスト入り絵馬で埋め尽くされている異様な光景を目の当りにしたのを強烈に覚えております(写真も数枚あるのでお見せしたいw)。どれほどに「戦国BASARA」人気が凄まじかったのかその片鱗だけでもお伝えできればと思います。

ちなみに同じく仙台の『かんなぎ』聖地やご当地イベントも立ち寄ったのですが、公民館のような場所で催されていた「かんなぎ神社」の方は私ら以外に人がおらず閑古鳥が鳴いておりました。絵馬を掛ける台はスッカラカンでたったの4枚しかなく、しかもその一枚は関係者によるイベント祈願という…。こちらは例の“かんなぎ騒動”によるショックが大きかったようです。


して戦国BASARAは、ゲームも相当にやり込めるほど楽しめましたが、このアニメも毎回熱い展開で面白かった。放送当時に視聴したこととゲームの内容とで混ざってしまっている箇所もあるかもですが、伊達政宗を演じた声優・中井和哉さんの格好よさが際立っており、なぜかあの独眼流政宗が「Let's Party!!」など英語を織り交ぜ話すキャラと化していたのもよかったw

そしてもうひとりの主人公・真田幸村(声:保志総一朗)は少年マンガに登場するような熱血キャラでその熱さはぶっ飛びまくっています!

武田信玄(声:玄田哲章)との
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」
「親方さまあああああああああ!」
「幸村あああああああ!」

といったふたりのよくわからない掛け合いのシーンは爆笑せずにはいられなかったw

ちなみにこれを綴っていて気づいたんですがキャストが豪華すぎる! そこまで声優に詳しくない私でも知っているベテラン方がぎっしりでした。(以下は一部)

伊達政宗(中井和哉)
真田幸村(保志総一朗)
片倉小十郎(森川智之)
武田信玄(玄田哲章)
猿飛佐助(子安武人)
かすが (桑谷夏子)
お市 (能登麻美子)
明智光秀(速水奨)
織田信長(若本規夫)
松永久秀(藤原啓治)
長曾我部(石野竜三)
毛利元就(中原茂)
島津義弘(緒方賢一)


若本規夫さんが演じた織田信長なんぞは、第六天魔王どころかもはや人外。そのほか登場する多くの歴史上有名な人物もやりすぎなほどにキャラが立っており、キャラクターを観ているだけでも十分に楽しめる作品と思います。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 14

ソーカー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

踊る阿呆に見る阿呆。

この作品のゲームは1だったか2だったか忘れましたが結構やってたんですよねぇ・・・
光栄の劣化版としか思えない出来で、呆れつつも半ばクソゲーをやる気分でやってました。
キャラはやたら個性的で笑えましたが、無双シリーズより明らかに「つまらない」という残念な記憶が。
こんなわけわからんキャラゲーが大ヒットするとか、一体どういうことなんだと。
なんだかんだでゲームのあほくささは割と好きでしたけどね。

史実もクソもない、原作と同じく振り切れ方が半端でないという
戦国ファンには安易には見せられないほど酷い作品です。
まぁ徹頭徹尾情け容赦なく史実をぶち壊すのはむしろ心地いいですが。

原作ファンからしたら面白かったですけど、かなりストーリーは適当。
とりあえず魔王信長を倒せーという熱いバトルを勢いだけで見れば面白いとは思います。
キャラが好きになれなければしょーもないバトルアニメでしょうね。
忠勝の出番をもっと増やしてくれればもっと面白かったのにw
二期は未視聴だけど、ちょっと見る気になれない。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ストーリーのぶっ飛びさを堪能するアニメ。

 つ 忠実の歴史


昇o(#-_-)竜( #-)o拳(  )ノ☆


(/>.<)/ ドッカーン


正にこんな感じです。
忠実の歴史の跡形がありません。完全にBASARAオリジナルのストーリーです。
『戦国』とタイトルにありますが、戦国武将の真似した人間たちが、忠実を無視して暴れまわってるのを想像して頂ければありがたいです(笑)
例えば、この作品出てくる伊達政宗は喋る時にかっこつけて英単語を使っちゃうぶっ飛んだキャラクターです。
真田幸村と織田信長がなぜか一緒の時代にいたり、本田忠勝がロボットであったり、色々とぶっ飛んでいます!((
それはキャラだけではなくストーリーもそうで、忠実の展開無視でめっちゃくちゃ展開が繰り広げられます。

キャラクターだけは魅力的で、かなり個性的なキャラクターが揃っています。
お約束のごとく、主要人物はイケメンばかり....。
まぁ、でも、原作がそういうゲームなのですから仕方ありません!((

私のお気に入りは前田慶次s((殴



で。
ストーリーは馬鹿馬鹿しいですけれど、
「相変わらずストーリーは馬鹿みたいw」
「めっちゃくちゃ笑えるw」
とか、思ってる内に全話見ちゃうようなそういう面白さです。

これとよく似た感覚だと、
顔芸や一発ギャグを見ているような
そういう感覚。

『ぶっ飛びさ』を馬鹿にしていたら全部見てしまった。
そういう面白さです。

ストーリーのぶっ飛びさを堪能するアニメ。
そういう笑えるアニメを観たい方には戦国BASARAをおすすめします。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 11

60.9 22 ロボットでバトルなアニメランキング22位
武装神姫(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (414)
1988人が棚に入れました
「マスター、起きて下さい。朝でーす!」
海外生活から帰国した理人は、高校入学初日、アーンヴァル型の神姫・アンに起こされ慌しい朝を迎えた。 大量の引越し荷物の中から出てきたのは、アルトアイネス型のアイネス、アルトレーネ型のレーネ。
全高15センチの彼女たちにとっては、片付けは大仕事!マスターのためにはりきる3人が、掃除や片づけを一生懸命進めていると、「大切」と書かれている箱が…。
この箱の中身はいったい…理人の「大切」なものとは?

声優・キャラクター
阿澄佳奈、茅原実里、水橋かおり、中島愛、加藤英美里、水島大宙

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

好きなキャラが見つけられるかどうかがポイント。フィギュアサイズのロボという設定をうまく活かした作品。

フィギュアなどのメディアミックス作品。
全12話。

自分の意志を持つフィギュアサイズの小型ロボットが、持ち主であるマスターのためにがんばる話。
小型ロボットという設定を活かして、キャラの立て方への違和感を薄めるというアイデアが斬新な作品です。

一番の見所は、キャラクターでしょうか。
主要なキャラはすべてロボットです。
フィギュアサイズのためいちいち仕草がかわいらしく、「小さい子が一生懸命何かしようとしている」ような感じが良かったです。
ロボゆえに、ありがちなわかりやすいキャラクター設定もすんなり受け入れることができましたし、マスターに従順&マスター大好き!ってしてても違和感はありませんでした。
また、小さいのに戦闘能力が高かったり、力持ちというギャップも楽しめました。
このあたりは設定がうまく活用されていた印象です。とても斬新でした。

ストーリーについて、基本はマスターのためにいろいろがんばるという話です。
設定を活かしてバトルあり恋愛(?)ありの展開で構成されています。
これといってインパクトのある話はありませんでしたが、キャラ萌枠として見れば特に気になりませんでした。

作画について、意外にも戦闘シーンが見応え十分でした。
キャラ萌枠として視聴していたので、なんだかもったいないなーと感じてしまったのが残念です。
そういう意味では、ストーリーに厚みがあれば、もっと楽しめたのかもしれません。

音楽について、特筆すべき点はありません。
特に違和感なく見ることができました。

声優さんについて、阿澄佳奈さん、茅原実里さん、水橋かおりさんなどがメインで出演されています。
また、加藤英美里さん、喜多村英梨さん、 堀江由衣さん、田村ゆかりさん、井上麻里奈さん、悠木碧さん、竹達彩奈さん、白石涼子さん、釘宮理恵さん、豊崎愛生さん、神谷浩史さんなど、ちょい役の声優陣がとても豪華でした。
キャラ萌枠は声優さんも大事だと思いますので、好きな声優さんが出演されていれば楽しめると思います。

総評としては、ちょっともったいない感じだったでしょうか。
前述のように、ストーリーに厚みがあれば、もっと楽しめたと思います。
キャラ萌枠として視聴しましたが、お気に入りのキャラが見つからなかったため、終始眺めて終わってしまった印象です。
お気に入りのキャラが見つかれば楽しめる作品だと思います。

蛇足ですが、制作会社がIS<インフィニット・ストラトス>と同じです。
ISもストーリーよりキャラ重視、しかも戦闘シーンの作画がスゴイという印象でした。
そういう意味では、ISフィギュア版といった印象も受けました。

好きな声優さんが出演されている方、キャラ重視の方にオススメできる作品です。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何かが足りないような・・・ちょっと惜しい。。。(-ω-)

1話見た感想

う~ん、「インフィニット・ストラトス」「そらのおとしもの」+メイド要素って感じでしょうか?
萌え系も入っているし、ストーリー次第では、人気出そうな予感です。

小さい人形が、バトルするのを見てて、一瞬、大分昔に見た「プラレス3四郎」を連想したが・・・(笑)

ちっちゃくて可愛い女の子達が、マスターの為に尽くす所なんかは良いですね~^^

今後、バトルメインになるのかな?
個人的には、バトルメインより、ほのぼの、泣けて笑える等の、ドラマティックな展開がいいけど・・・。^^

なんにしても、これからが気になります!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最終話まで見た感想
{netabare}
タイトルに、武装って付いてるから、てっきりバトルメインかと思ったら、終始キャラ萌え系でしたね~
(´・ω・`) 
あれなら、武装する意味が分からなかった。
武装するんだから、「目指せ!最強神姫」で、大会メインで
もっとバトルしてもよかったかな?って思います。

でも、神姫が可愛いから、バトルは似合わないかもですが。。。(^^;

出てくる神姫達は皆、マスターに忠実で、マスターが大好きです。
健気で可愛かったですね!^^

ストーリー的には、これと言った感動がある訳じゃないし、
続きが気になる展開も無かったので、ちょっと残念な気がしました。
(=^・ω・^)
もっと、泣けるとか、感動できるドラマチック風にして欲しかった・・・って言うのが、素直な感想でした。
(-ω-)

OPの歌が、途中から声優さん別に毎週代わって歌ってたのが良かったです。^^
{/netabare}

キャラ萌え系が好きな人にはオススメです。!(*^ー゜)b!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 27
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

フィギュアが働きます!話します!戦います!そして、ちょっとおっちょこちょいですw

全12話 オリジナル作品

神姫と呼ばれる小型のロボットが、様々な用途に使用されて人々の生活の中に溶け込んだ世界。一人暮らしの高校生、理比 理人(りひ りひと)にも3体の神姫アン、アイネス、リーネを所有し、その後もう一体ヒナが合流します。マスター(理人)と4体の神姫たちのほのぼのとした日常を描いた作品です。

基本的に1話完結でシリアスな展開も何話かありましたが、基本的にはほのぼのしてます。{netabare}(マスターを追ってみんなで沖縄まで行くお話が好きでした){/netabare}

4体の神姫が主体でお話が進むのですが、他にも色々な神姫が登場します。量産型なので同じタイプの神姫も出てきますね。{netabare}(理人がアンと同タイプの中に混ざっていたのをすぐに発見したところは、絆を深く感じました){/netabare}

神姫は基本マスターに忠実なので、良くも悪くもマスターの味方になってくれます。マスターを思うところは神姫みんな同じなのでちょっと悲しくもあり健気でした。{netabare}(捨てられた神姫の世界はちょっと悲しいお話でしたね){/netabare}

アンやアイネス、リーネ、ヒナたちのちょっとドジなところもご愛嬌ということでw、マスター思う神姫たちの活躍を観てくださいね。

OP 4人の神姫CV阿澄佳奈さん、茅原実里さん、水橋かおりさん、中島愛さんが歌ってます。作曲が織田哲郎さんという人選も渋いですね。可愛い曲です^^
ED azusaさんが歌ってます。ほのぼのしてますね。

最後に、この作品に出てくる色々な部屋に変化する神姫ハウスはほしいですねw

投稿 : 2024/05/11
♥ : 24

63.4 23 ロボットでバトルなアニメランキング23位
軒轅剣・蒼き曜(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (40)
150人が棚に入れました
機関獣と、神秘的な古代のアイテムが織りなすバトル。軒轅剣シリーズ12作品中で人気の高い「外伝 蒼之濤(そうのとう)」(2004年)、そこにつながる物語を描く作品となる。


時空をつかさどる古代神器『太一輪』(たいいちのわ)。その力によって、歴史は大きく変貌した。太白帝国は『機関獣』を量産し、強大な武力によって神州大地を掌握。更なる国土を求め、世界征服を目論んだ。


太白歴99年、太白帝国と、それに抗う反抗軍との戦闘が各地で続いていた。
遡ること3年前、帝国軍の襲撃によって両親を失った苻 殷(ふ いん)と苻 寧(ふ ねい)の姉妹、二人は村々を回る旅芸人で生計を立てていた。旅の途中、姉の殷(いん)は偶然、数百年間置き去りにされていた『天書(てんしょ)』を手にする。太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた伝説の剣『軒轅剣(けんえんけん)』で太白軍を撃退する。
一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗(ぷ しょう)は太白の奴隷となっていた。蒲釗は、自分の村を襲った帝国の戦闘装置“機関獣”に魅せられていく。
反抗軍に加わった殷と寧の姉妹。軒轅剣を持つ姉の殷と、勝気な妹の寧、様々な能力を持つ反抗軍のメンバーで、反抗軍は次々と機関獣を撃退する。
しかし、争いに疑問を感じながら妹をかばって戦う殷と、自立をあせって戦いたがる寧は、気持ちがすれ違っていた。
戦いの中、殷、寧、釗の再会の時が訪れる。敵同士として相対した時、互いに死んだと思っていた3人の運命の歯車が大きく回転する。

声優・キャラクター
松岡禎丞、水樹奈々、釘宮理恵、上坂すみれ、能登麻美子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エセ中華帝国+超古代文明=?「フレンダー、GO!!!」← それは違う(笑) 第10話: 奇をてらわない分、普通に面白いです。「水滴刑」が話題に!→ 全話視聴終了

== [初回視聴時レビュー: 以下、追記あり] ==
原作は台湾で作られたコンピュータRPGらしいです。本アニメを観るまで全く知りませんでしたけど。

古代中国っぽい舞台においてロボット(的な物)やアンドロイド(的な物)、光線や電撃を発する武器や舞空術的なものがあったりと何となく藤崎版『封神演義』や『霊剣山』あるいは『剣王朝』といった感じの世界観ですね。

モブの民衆は雑に死にそうな感じや、自分を襲ってきた化け物をいざ退治してみたらその肉を食おうとかそこら辺はいかにも中華メンタルですね。機関獣(ロボット的な物)の作画は今時な3DCGでした。ゲーム原作だったら既にモデリングされていたかも?

そしてアニメ制作スタジオは『霊剣山』でも実績のあるDEENだそうです。

爆死をも予感させる原作と制作体制でしたが、少なくとも第1話を観た限りでは作画はまずまず(『霊剣山』第1話にはたぶん勝ってる)なのと、ストーリー的な掴みが悪くなかったのでしばらく観てみようかと思います。
== [初回視聴時レビュー、ここまで] ==

2018.10.16追記:
第3話まで視聴。第2話が回想回で、この回を観ると主要キャラの生い立ちがわかります。かくして幼馴染みだった姉妹と近所のお兄ちゃんは、それぞれの生死がわからないままお互いに相手が死んだと思って生き別れに。

そして第3話で時系列的に元に戻って、ここでの戦いで当面の主要装備やおおよその性能がわかります。

良い意味で普通なシリーズ構成と脚本で、わりと面白いです。

実現テクノロジーの違いはあれど帝国側の兵器は現代の局地戦用陸戦兵器とおおよそ近いレベル、姉妹側は超古代文明によるオーバーテクノロジー感溢れる装備だけど少人数ということで、パワーバランス的にはなかなか良い感じです。

別途組織された反乱軍に姉妹が参加する形になるのはOPでほぼほぼネタばれしてますが、普通に戦記物になりそうで楽しみです。

2018.12.04追記:
第10話まで視聴終了。澄(ちょう)が釗(しょう)絡みの一件で動揺する中、太白帝国では謀反の影が…。

飛びぬけてはいないですが、ストーリー的には安定感はあります。いろいろありましたが、水滴刑は無駄に(いや、無駄じゃない(笑))作画が良かった気がします。

2018.12.25追記:
第13話(最終回)を視聴終了。特に気になる設定的な矛盾などは感じないまま、無難に観終えることができました。まあ、軒轅剣(けんえんけん)の刃で瓦礫をぶっ叩くのはどうかと思わなくもないですが、「神剣的なものだから大丈夫」と思えば大した問題ではありません。

征天(せいてん)はもろに「飛行戦艦」的なもので、黒火砲の発射に関する演出はほぼ「波動砲」でしたね。松本メーターの代わりに風水羅盤っぽいものが付いていたのが中華風味ではありましたが(笑)。

いわゆる「おれたた(俺たちの戦いはまだこれからだ)エンド」でしたが、続編やスピンオフはいろいろ作れそうな「正しいおれたたエンド」だったと思います。戦記物として実質的な戦いの期間が短くて物足りなさもある気はしますが、個人的には期待していた以上に楽しめてまあまあ満足でした。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 28
ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

くぎゅうに〇〇を垂らすアニメ

なんの前情報も無く、OPが奈々姫だったのでリアタイ視聴しました。

お話のざっくり概要
戦闘用のからくり機械っぽいものを使って帝国が世界征服しようとするお話
主人公は妹と幼馴染と一緒に帝国に村を襲われて命からがら生き延びた
旅芸人として日々の糧を稼いでいたけど、途中で能登さんをゲットだぜ!
してからは反乱軍に身を投じる事になる。

作画は悪くないけど、動かない。戦闘シーンとか割と止めスライドが多くて
その辺りはマイナスかなーと。
ただ、なぜかは分からないけど戦闘じゃないシーンですごく気合入れてた所がありました。
{netabare}
問題の水滴刑の所ですね。くぎゅうに「う゛っ!」「ん゛!!」とか言わせ
水滴が落ちた瞬間に身悶えるだけのシーンにすごく枚数を割いてました。
……能登さんに水滴刑だったら円盤を衝動買いしてたかも知れませんw
{/netabare}

声優は有名所も多く、安定して聴いていられました。
ナレーションはさすがですね。能登さんは最高だ。(個人の感想です)

キャラはメイン以外はかなり薄かったかなぁ…
仮に二次創作する際にセリフや行動が明確にイメージできない感じです。
メイン3人もその思考に至った経緯がいまいち希薄なので
あんまり感情移入できない感じでした。

決してつまらない訳では無くて、それなりに楽しんで見てました。
ただキャラや、そのキャラの感情の経緯がいまいちで
そういうストーリーに動かされている感が拭えなかったです。
そこと戦闘シーンが良くなれば化けた可能性があるだけに少し残念。

投稿 : 2024/05/11
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

旅芸人の「殷」と「寧」、そして少年奴隷「釗」を軸とした「想い」の物語…

この作品の原作は、台湾の大宇資訊股份有限公司(ソフトスター)が開発したゲームだったみたいですね。
しかもこのシリーズはとても長寿で、1990年に第1弾が発売されてから今年で28周年を迎え、本編・外伝合わせて12作品もリリースされているそうです。
この人気を受け、様々なメディアミックスに展開されているとか…
そして、今回テレビ東京と台湾企業の共同制作により遂にアニメ化が実現したんだそうです。

私は原作未プレイの上、メディアミックス展開についてもアニメ完走後にwikiをチラ見して知りました。
作品のジャケットを初見した時、日本発のアニメ作品では無いことはピンときましたが、起用されている声優陣に、奈々様、くぎゅ、上坂さん、能登さんに松岡さんと錚々たる顔ぶれが並んでいるのを知り視聴を決めた作品です。

本作の主人公は、奈々様演じる14歳の苻 殷(フ イン)
殷は、くぎゅ演じる13歳の妹の寧と一緒に旅芸人をしながら生きるための日銭を稼いでいました。
ですが二人は元々旅芸人ではありませんでした。

元々…3年前までは一遊牧民の集落で暮らしていたんです。
その頃、殷と寧の他に松岡さん演じる釗(ショウ)という17歳の男の子と3人は仲の良い幼馴染だったんです。
殷と寧にとって釗は優しいお兄さん…
物心が付き、釗に対する殷と寧の気持ちが恋心だと気付いた頃…
太白帝国によって故郷の村が焼かれ、釗は奴隷として連行されてしまいました。
それだけじゃありません…
村が焼かれた際、妹の寧は太白帝国の軍勢に両腕を切り落とされ失ってしまったのでした。
運良く生き延びた殷と寧の二人は、旅芸人として生きていくことを決め…今に至ります。

そんな二人は、旅の途中で訪れた廃村で不思議な竹筒を見付けました。
殷が竹筒に触れると竹筒は光を放ち、中から木甲術仕掛けの少女型人形の雲(ユン)と、伝説の剣・軒轅剣が現れたのです。
こうして二人は抗う力を手に入れた頃…奴隷として連行された釗は、太白帝国の主力兵器である機関獣を独学で勉強していたところ、彼の才能に太白帝国の皇帝・澄(チョウ)が目を付け、太白帝国の機関師に抜擢されたのです。

村を襲い、自分達から釗を引き離しただけでなく、妹の両腕を切り落とした太白帝国を殷は絶対に許すことができません。
だから妹と一緒に新しく得た力を太白帝国に反旗を翻す反抗軍の一員として行使することに迷いはありませんでした。
しかし、釗は太白帝国のために尽くすことでしか生きる道はありません。
こうしてお互いが敵対する関係となり…物語が動いていきます。

この物語の主人公は姉の殷です。
公式HPでの紹介されているので間違いは無いのですが、運命に一番翻弄されたのは妹の寧です。
殷と寧…釗に抱いていた気持ちが複雑なのはお互いに分かっていました。
自分の事も大切…けれど、同じくらい相手の事も大切なんです。

妹を幸せにしてあげたい姉の気持ち…
自分の事をいつも大切にしてくれる姉に幸せになって欲しい妹の気持ち…
どちらの気持ちも痛いほど分かります。
きっと危ういながらも心のバランスを保つのはお互い可能だったと思います。
但し、お互いが五体満足だったなら…ですけど。

そう、寧には姉から自立しなければ…というもう一つの枷も自身に課していたんです。
課した枷は一つだけだったかもしれない…
けれど、その枷はこれまでの生き様を否定するほど大きく重い鎖…
この枷が導く物語…ここでただ一つ言える事は、くぎゅが妹役に抜擢された理由が良く分かった、ということです。
そう言えるくらい、くぎゅの演技は鬼懸かっていたと思います。

そして、太白帝国の釗の周りでも様々な陰謀や思いが蠢き始めます。
国家が大きくなればなるほど一枚岩になるのは難しいんですよね。
そんなこの物語の顛末の気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、奈々様の「嘆きの華」
エンディングテーマは、9nineさんの「願いの花」
どちらも良い曲なので、通勤途中に繰り返し聞いています。

1クール全13話の物語でした。
物語としては一応ある節目までは描かれたと思います。
ですが、原作がまだ続いているからなのでしょうか。
物語は完結せず、「私たちの戦いはこれからだ!」という場面で終幕します。
続きが気になる方はゲームで…ということなのでしょうか。
しかし、12作品ものゲームを追える気が到底しないんですけど…
今回のラストを本作品の顛末と位置付けても良いのかもしれません。

これまでハオライナーズ枠の作品を視聴してきた方なら抵抗なく視聴できる作品だと思いました。
私は堪能させて頂きましたよ!

投稿 : 2024/05/11
♥ : 7
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