兄妹でラブコメなおすすめアニメランキング 20

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの兄妹でラブコメな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番の兄妹でラブコメなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

95.6 1 兄妹でラブコメなアニメランキング1位
かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1689)
7403人が棚に入れました
家柄も人柄も良し!!将来を期待された秀才が集う秀知院学園!!その生徒会で出会った、副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずだが…何もないまま半年が経過!!プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、"如何に相手に告白させるか"ばかりを考えるようになってしまった!? 恋愛は成就するまでが楽しい!!新感覚"頭脳戦"ラブコメ、開戦!!

声優・キャラクター
古賀葵、古川慎、小原好美、鈴木崚汰、花守ゆみり、青山穣
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

かぐやさん可愛いくてたまらない。

このアニメを見て原作を読みたくなった。かぐやさんのあまりの可愛さにキュンキュンしっぱなし。古賀葵の演技も役にぴったりで好き。心の機微が何とも言えない。所々、バカップルと化している。
お仕えしている早坂も好き。

続きもアニメ早く。

印象に残ったところをネタバレ込みの感想
{netabare}
最初はお互いに告白するというなら付き合ってやらないこともないみたいな感じだったけど、いつの間にか両想いに。
会長は子供が9人欲しいだなんて。
7話の石上君の彼女持ち運動部嫌いの話は凄く共感してしまった。
ちんちんで爆笑するという小学校低学年で経験することを高校生になって経験するかぐやさんはツンツンしつつも、面倒見も良い。
11話。駄菓子屋のじいちゃんに謝れ。
唐突に始まるグルメ。謎すぎるラーメン戦。豚骨とかバリカタとか福岡好きなの?ラーメン四天王濃い。
ずっとコメディできてたのに、急にかぐやの切ないエピソード。呼びつけておいて放置プレイする父親くそすぎて腹立つ。予定を変更してまで行こうとした花火大会に行くことを許されない。自転車を飛ばしてかぐやさんの元へ向かう白銀と早坂の協力を得て屋敷から脱出し、ラーメン四天王の運転するタクシーに乗るかぐやさん、行き違い。さらに、花火に間に合わず、泣いて悲しむかぐやさんの元に白銀が花火を見せてやると登場するとかかっこいい。ラーメン四天王の力を借りて千葉までぶっ飛ばす。かぐやさん惚れるに決まってる。気持ちは分からんでもないけど、格好良かったから後からそんなに恥ずかしがらなくても。かぐやさんの好き避けで余計に辛い。CROSSOVERからのアスタリスク、デルタ。良い雰囲気になったのに、最後をしっかりギャグで締めてくれて最高。痛いの意味が違う。そして、例のカップルうぜえ。
{/netabare}

OP
ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花 歌 鈴木雅之
アニソン界の大型新人。こんな凄い人が新人だなんて半端ないって。映像のキャラクターの動きが演出と相まって癖になる。千花の動きも良い。
ED
センチメンタルクライシス 歌 halca
チカっとチカ千花っ♡ 歌 藤原千花(小原好美)
ダンスが可愛いと少し話題に。一回しかEDで使われなかったのは残念。ドーンだYO♬



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 映画に誘わせたい/かぐや様は止められたい/かぐや様はいただきたい
将来を期待された秀才が集う秀知院学園。その生徒会副会長・四宮かぐやと会長・白銀御行は互いに惹かれているはずなのだが、プライドが高く素直になれない2人は、面倒臭いことに、“如何に相手に告白させるか”ばかりを考えるようになってしまう。何もないまま半年が経過したある日、書記の藤原千花が懸賞で当てた「男女で観に行くと結ばれるジンクスのある映画のペアチケット」をきっかけに、”恋愛頭脳戦”の火蓋が切って落とされる…。

2. かぐや様は交換したい/藤原ちゃんは出かけたい/白銀御行は隠したい
恋愛は百戦錬磨というイメージを付けられていた白銀は、交際経験がゼロなのにもかかわらず、ある男子生徒から恋の相談を受けてしまう。もしここでボロを出してしまったら、生徒会長としての威厳が保てない。焦った白銀は「恋愛のことなら俺に任せろ!」と無理を承知で引き受けてしまった。その様子を見ていたかぐやは、会長の恋愛観を探るチャンスを逃すまいと盗み聞きをするが、白銀のアドバイスはあまりに予想外で……。

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3. 白銀御行はまだしてない/かぐや様は当てられたい/かぐや様は歩きたい
校長が没収してきた不健全な雑誌をチラ見した藤原は「初体験はいつだったアンケート」のページを読んでしまい大慌て。なんと高校生の34%が経験済みだという。実際はそこまで高くないはずと藤原をなだめる白銀に対し、かぐやは「私は適切な割合だと思います」と言い放ち、自分はすでに経験済みだと告げる。恋愛をしたことがない白銀は突然の告白にショックを受けるが、その反応を好機と見たかぐやは「彼女居ないんですか?」と煽ってきた!

4. かぐや様は愛でたい/生徒会は言わせたい/かぐや様は送らせたい/白銀御行は話したい
パリの姉妹校との交流会に向けて、藤原のアイディアでなぜかコスプレをすることになってしまったかぐやと白銀。かぐやは内心くだらないと思いつつも、猫耳を付けて「にゃあ…」とポツリ。だが大の猫好きである白銀にとって、その姿がまさかの大ヒット。あまりのキュートさに平常心が保てなくなっていく。さらに白銀も猫耳を付けると、今度はかぐやが大興奮。可愛いという気持ちを隠しきれず、だんだん二人の様子がおかしくなっていき……。

5. かぐや様はこなしたい/白銀御行は見せつけたい/かぐや様は差されたい
勉学において右に出るものはいないものの運動センスは絶望的な白銀は、放課後の体育館でバレーボールの練習に励んでいた。しかしどうやっても成長の兆しすら見えない。バレーの授業は来週に迫っており、このままでは完璧な生徒会長というイメージが崩れてしまう。そう一人落ち込んでいたところに、藤原がやってきた。白銀は恥を忍んで教えを請い、藤原の熱血指導によるトレーニングの日々が始まった。果たして人並みのサーブを打てる日はやって来るのか?

6. 石上優は生き延びたい/藤原千花はテストしたい/かぐや様は気づかれたい
生徒会第4のメンバー・石上優は、1年生であるにもかかわらず白銀にスカウトされ、生徒会の会計を任された逸材である。根暗な性格ゆえに普段はあまり目立たないが、彼なしで生徒会は成り立たない。そんな石上が突然「生徒会を辞めたい」と白銀に話を持ちかけてきた。必死の説得にも応じず、彼の決意は固い。どうやら止むに止まれぬ事情があるようだ。そして石上は目に涙を浮かべながら、そのワケを語り始める。「僕、多分殺されると思うんです」と……。

7. 白銀御行は働きたい/かぐや様は入れたい/かぐや様は堪えたい
柏木の彼氏から、またしても恋愛相談を受けてしまった白銀と、またしても盗み聞きをしようとするかぐや。白銀のアドバイスのおかげで柏木と付き合うことはできたが、付き合って1ヶ月が経つのに、まだ手も繋いだことがないのだという。「どうやったら手を繋げますかね!?」という低レベルな質問にかぐやは呆れかえるが、白銀は交際経験がなくても答えられそうな悩みに一安心。だが白銀のアドバイスは今回も予想外の方向に……。

8. かぐや様は呼ばせたい/白銀御行は負けられない/そして石上優は目を閉じた
期末テストが迫った生徒会室では、いつも以上のプレッシャーの中で、かぐやと白銀の心理戦が繰り広げられていた。白銀に勉学では勝てないことにプライドを傷つけられた万能型の天才・かぐや。生徒会長として学年トップの座を誰にも譲るわけにはいかない努力型の天才・白銀。二人は相手を出し抜くために嘘を付き合い、権謀術数をめぐらせていく……。ついに訪れた期末テスト当日。勝利の女神は一体どちらに微笑むのか!?

9. かぐや様は送りたい/藤原千花は見舞いたい/四宮かぐやについて①
かぐやが風邪で学校を休んでしまい、白銀がプリントを届けることになったと話すと、藤原は「私が行きます!」と大興奮。藤原が言うには、風邪を引いたかぐやは「あまえんぼ」になってしまうそうだ。素直で可愛いかぐやの姿を妄想してドキドキの白銀だったが、生徒会メンバー全員で家に押しかけたら迷惑がかかる。そこで誰がお見舞いへ行くのか、神経衰弱で決めることに。石上も巻き込み、真剣バトルがスタートした!

10. かぐや様は許せない/かぐや様は許したい/白銀御行は出かけたい
お見舞い事件のせいでケンカをしたかぐやと白銀は、お互い素直になれず険悪なムードになってしまう。そんな中、かぐやは恋人がいる柏木に、友だちの話だと偽って恋愛相談をしてみることに。その一方、白銀もラブコメ好きの石上に、どうしたらケンカした異性と仲直りできるのかを相談してみたところ、石上のテンションがどんどんヒートアップしていく……。様々なアドバイスを聞いているうちに、かぐやと白銀は自分の本当の気持ちに気付き始める。

11. 早坂愛は浸かりたい/藤原千花は超食べたい/白銀御行は出会いたい/花火の音は聞こえない 前編
学校が夏休みに突入してから半月、生徒会がないため白銀と会うことができず、かぐやはもどかしい日々を過ごしていた。しかし夏休みの後半には、生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束がある。財閥の令嬢として厳しく育てられたため、夏休みの思い出を作れてこなかったかぐやは、皆と一緒に遊べる日が来ることを心待ちにしていた。ついに花火大会当日、夏らしく浴衣を着て出かけようとしたかぐやのもとに、父の執事が現われ……。

12. 花火の音は聞こえない 後編/かぐや様は避けたくない
生徒会のメンバーと花火大会へ行く約束をキャンセルしてしまったかぐやは、暗い自室に一人閉じこもっていた。落ち込んだ様子を心配した侍女の早坂はかぐやを励まし、屋敷を抜け出す計画があることを告げる。執事たちの目をかいくぐって、何とか会場に辿りついたかぐやだったが、花火大会はすでに終わっていた……。皆と一緒に花火が見たかったと涙するかぐや。そこに「だったら俺が見せてやる」と懐かしい声が響く。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

満足のいくアニメ化でした!2期にも期待!

~・~・~・~・~・~・~・~放送前レビュー~・~・~・~・~・~・~・~
1~2話先行上映に行ってきました

ヤングジャンプ(以下YJ)連載中のギャグマンガ
もともとはミラクルジャンプつまりはYJの増刊号での連載でしたが
人気が出たのでYJ本誌へと栄転してきました

移籍後も高い人気は維持されており
これまでにも何度かアニメ化のうわさが流れ
そして今回ついに待望のアニメ化となりました

しかしYJ作品のアニメ化ですが
まず非常に打率が低い・・・
そして数少ない当たった作品も
原作がアニメ化以降急に失速したりと
まぁとにかくYJ作品にとってアニメ化は鬼門です

何度か他作品のレビューにも書いているので
現在連載中の作品に絞ってみましょう

キングダムのCGは伝説級のクソ
原作は今でも変わらず面白いですが
アニメが函谷関目前で終わって
続編の報が途絶えてしまったのは
明らかにあの同人レベルのCGのせいでしょう
今度実写映画もやるみたいですが・・・

ゴールデンカムイもはっきり低予算でした
しかしアニメだけ見ている人達にはそこそこ好評で
原作の売り上げもだいぶ上がったようなので
商業的には低コストな分だけ
コストパフォーマンスが上がっているとみることもできます
個人的にはだいぶ不満が残りますが
アニメ化自体は成功といっていいでしょう
しかし連載中の原作のロシア編が
どうしようもなくつまらないんですね
どうしてこうなった・・・

テラフォーマーズのアニメはよく知りませんが
原作がそもそも読む価値のないレベルの出オチ作品なので
あれをアニメ化してしまったこと自体が
YJの生み出した不幸の一つとしか言いようがありません

銀河英雄伝説に関してはYJからのアニメ化
と言うにはだいぶ語弊があるので
今回は評価対象外としておきます

とまぁネガティブな情報ばかりを並べましたが
かぐや様はいったいどんなひどい目に遭うのか?
もういっそYJ作品はアニメ化なんてしない方が幸せなんじゃないか?
なんて思いつつ観に行った先行上映会の感想は・・・

藤原書記がとてもかわいい!!!

もうこれだけでこのアニメは安泰ですねW
他の部分で何をどんなにやらかしても
これだけで十分アニメ化の価値はありましたd(・x・

という冗談はさておき
原作信者目線で気になった点を何点か

アニメ版は非常にテンポよく進みます
上映会はもともと1話の先行上映という触れ込みでしたが
サプライズで2話まで見せてもらいました
多少順番が前後はしているものの
アニメ1話2話どちらも
原作1巻から3話分ずつ抜き出してありました
基本的にギャグアニメなので
テンポがいいことは悪いことばかりではないのですが
話がサクサク進み過ぎて余韻が足りないイメージを受けました
あくまで原作ファンだからそういう印象になっただけで
アニメから入った場合は気にならないのかもしれません

もう一つはナレーション
登場人物たちの状況・心情などを
セリフを使わずコマの中で言葉で解説してあるものが
全部ナレーションという形で入るのですが
そのナレーションがオーバーアクションというか仰々しすぎる
イメージとしてはカイジですかね
あの作品も状況説明などを文で入れてあり
アニメではかなりアクの強いナレーションがつきました
あれはあれで慣れると癖になるというか
漫画を読んでいても勝手に脳内再生されるくらい
最終的には違和感が無くなったので
もしかしたらこの作品でも
しばらく見ていたらいつの間にか気にならなくなっている
あるいは原作未読なら最初から気にならない
という可能性はあるかもしれません

あと、スピンオフでYJに本家と一緒に連載されている
かぐや様を語りたい
の連中が今のところ顔見世程度ではあるものの
原作以上に出てきているので
あのスピンオフが嫌いな人は今後要注意かもしれませんね

最近になってOPは鈴木雅之が担当すると発表され
放送開始前から話題になっていますが
先行上映では1話はOP・ED無し
2話はOP無し・ED映像なし楽曲のみでした
2話ラストに真っ黒な背景にテロップだけの状態で流れていたのは
halcaのセンチメンタルクライシス
年末に新宿ReNYでのLiveにて初披露されていたのを
既に生で聞いていたのもあって
どうせならOPを聞いておきたかったところです

~・~・~・~・~・~・~・~舞台挨拶レポート~・~・~・~・~・~・~・~

先行上映の後は舞台挨拶もありました
{netabare}
四宮かぐや役
古賀葵

落ち着いたかぐやとは違いだいぶ天然系
話が要領を得ないのが笑いを誘うタイプ
残念ながらラジオ等と違い面白い部分だけを使えないので
舞台挨拶だとただの時間ドロボーに成り下がる
かぐや役と千花役が逆だったらすごく納得していたと思う

白銀御行役
古川慎

上映会は男女半々くらいでしたが
女性はだいたい彼のファンだった模様
YJ作品の読者層が男女半々なわけがないですよね
ツイッターフォロワー限定の無料イベントだったので
単純な抽選じゃなくてツイート内容から精査してるのでしょうね
そして女性を集めていったら
原作ファンではなく声優のファンが集まったと・・・

印象に残った回を聞かれて
バレーボールの特訓回と答えた際
会場の原作ファンから歓喜の声が上がってました
うん、特訓シリーズ面白いよねw
千花役の小原さんは
演じてるうちにイライラしてきて
素で切れてたら
「もう少し藤原に寄せてください」
とダメ出しをもらったそうな
これは放送が楽しみですね!

藤原千花役
小原好美

印象に残った回を聞かれてあげたのは
ラップパート
原作にもある千花のラップパートですが
台本には歌詞だけが載っており
メロディは演者が即興で作るという
とんでもない声優泣かせのトラップ
共演者の弁によると
初回の時よりも緊張してガチガチだった
のだそうな
何という無茶ぶり・・・

石上優役
鈴木崚汰

石上がでるのはまだ先のようで
今回はまったく出番がないのに
舞台挨拶だけ呼ばれたようです
メイドインアビスといい流行ってるのかな(--;
出番がないということは
当然アフレコにも参加していないということです
1話2話の映像に関してはジャンプフェスタで見せてもらったそうで
視聴者の目線で会話に加わりたいと思います!
と意欲は見せたものの
あまり見せ場を作れず終わりました
これまたなんという無茶ぶり・・・ {/netabare}

~・~・~・~・~・~・~・~1話見て~・~・~・~・~・~・~・~

なんですかね・・・
曲が悪いとまでは言いませんが
作品にマッチしているとも
強烈なインパクトがあるともいえない
ただ大御所連れてきました!ってだけですね

鈴木雅之はアニソンを担当するのは
今回が初めてだそうです
しかし、彼が活躍した時代を考えると
正直それで喜んでる世代の中に
このアニメの視聴者となる層がどれほど入っているんでしょう・・・
たぶんここに鈴木雅之を起用することが面白いと感じてしまう
そんな世間との感覚のずれが
YJアニメを屍の山にしてしまったような気がしてなりません

いろいろ不安要素はあるものの
普通に作れば十分に佳作となるはずなので
変な冒険せずに無難にアニメ化してほしいものです

~・~・~・~・~・~・~・~全話観て~・~・~・~・~・~・~・~

全体的によくできていました
石上は声がついて原作以上に味のあるキャラになりました
また、3話のEDは驚異のクオリティで話題になりましたが
逆にそこがピークなんて評価に落ち着いてしまった感もあります
終盤にもう一回くらい特殊EDを入れられれば
もう一段階ブーストできたかもしれません

全体的にラブ<コメディな作品ですが
終盤にシリアス回を持ってきたのは好みが分かれるところかもしれません
基本的にバカバカしいギャグ作品をやっている中で
ときどきがっつりシリアス展開をやるのはこの作品最大の魅力であり
そのギャップがそれぞれの良さをグッと引き立てていると思いますが
前情報なしに単純にコメディ路線だけを期待していると
終盤に肩透かしを食らって消化不良に終わりそうです

原作ファンからするとYJ作品には珍しい
非常に恵まれたアニメ化になったと思います
評判も上々のようなのでこのままぜひ2期へとつないでほしいですね!

仕事はできるが性格的にはかなりポンコツ揃いの生徒会ですが
2期になればあの中に混ぜても石上に並ぶレベルのポンコツ
会計監査伊井野ミコが登場します
個人的には作中ヒロインの中で一番(お)かわいいと思っているので
早く2期をやって動くミコの姿を拝ませてほしいですね

投稿 : 2024/05/04
♥ : 39

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メガネの色

OP主題歌の鈴木雅之が、なんとも強烈だ。

現代的なアニメ絵の映像なのに、歌のパワーだけで視聴者の時間を90年代へ引き戻す。
いや、OP映像の終わり近くの、女子キャラの「チェキッ」ポーズも、ひょっとして『め組のひと』のオマージュなのだろうか。(わからない視聴者は、お父さんかお母さんに訊いてみよう)

劇番の中に『ラブストーリーは突然に』を思わせる曲が混じっているのも、90年代トレンディドラマを意識しているようだ。


頭脳戦、というキャッチコピーだが、展開されるのは、素直に好きだといえない高校生男女のすれ違いを描くラブコメディ。

思春期男女のよくある自意識のコジレが駆動するラブコメは、しょうもない、と苦笑しながらも(生)暖かく見守ってしまう。

全体に微笑ましく笑えるコメディだが、興味深いものを感じるのは、このコメディを視聴者に提出するための「舞台装置」の方だ。


フィクションは、何のメディアであれ、受け手=読者=視聴者の現実感覚に接続する「設定」を設けて、作中世界へと引き込まなくてはならない。

それこそ90年代のニューアカかぶれのテクスト主義者であれば、読者が解読する「正解」としての作者の「意図」などないと妄言を吐くのだろうが、妄言に過ぎない。

〈作者-読者〉間で、何らかの理解の共有がなければ、そもそも物語を語り=読み取る視聴体験など生じるはずがない。
物語を受け手に理解可能な形で提出する手段として、まず各種の「設定」が作者によって構築される。

本作では、自意識こじらせ男女のすれ違いを笑わせるために、すれ違いは、まず「頭脳戦」として設定されている。
「先に好きだと打ち明ける」ことは「負け」=将来的に「損」、という了解が、ラブコメを「頭脳戦」と規定する設定を生み出すのだが、なるほど「損得という考え方をしていれば『恋愛』なんてできるはずは無いよなあ」という視聴者の納得を喚起して、すれ違いの物語へ入り込む導入口の役割を巧妙に果たす。

いよいよ興味深いのは、この「頭脳戦」を導くものは、主人公たちが「天才」であるから、という理由付けであることだ。

作中の「天才」性の描写は、彼らが成績優秀者であると描写することに終始するが、いかにも偏差値教育的な偏見を感じさせる。

偏差値とは、言うまでもなく特定集団内での「順位」を示す指標だ。
「天才」を証拠立てる描写として、作中では一貫して成績の学内順位ばかりが描かれるが、しかし、集団全体の能力が低ければ、その集団内での順位=偏差値は、能力の高さを保証しない。
まして、「順位」を高めるための手段が他者の足を引っ張ることに終始するならば、なおさらだ。
「天才」という絶対値での「頭のよさ」を根拠づけるには、相対順位である「偏差値」はほとんど説得力がない。

ここで作者=製作者の設定が杜撰であると指摘したいわけではない。
読者=視聴者に「天才」と納得させるためには、偏差値=順位を持ち出せば有効だろうと作者=製作者は判断した、その判断が興味深いと感じたという事だ。
多くの視聴者=読者にとって、「頭がいい」とは「順位」が高いことなのだろうと作者=製作者は判断している、という事が。

「頭がいい」が「順位」という「上下」関係に規定されている、という設定は、「なぜ」ヒロインは「天才」なのかという理由付けが、「家柄がいい」からである、という設定へと進んでいく。
「上流」の、格「上」の家庭に生まれたことが、成績「上」位の天才である理由付けになる。

要するに「貴族」のように、生まれによって決定されているのだ。

いや、本物の貴族制では、貴族様と庶民は全く接点も相互理解もなく、互いに「そういう存在」としか認識されていない。
が、「家柄がいい」から「頭がいい」という理由付けは、「頭がいい」から支配する権利があるという循環論法として、「貴族」に支配される「庶民」が自分を納得させてしまうという点で、なお悪質と言えるかもしれない。

作中のナレーションではおざなりに否定されているが、そもそも舞台の学園が「良家」の子女が集まる「名門」校であり、ここでも「生まれ」によって特権を相続する新たな「貴族」階級が形成されている設定が貫かれている。

繰り返すが、作者や製作者による社会認識が前近代的であるとか言いたいわけではない。

21世紀の読者=視聴者は、「いい家柄」に「生まれついて」既得権や財産を継承する者は「頭のいい」天才であると思うはずだ、と作者=製作者によって判断されているという事が興味深いのだ。


自意識をこじらせたドタバタコメディを笑うには、コメディを乗せた舞台が「現実」と接点があると視聴者を錯覚させなければならない。
もしも原作マンガが人気を博し、アニメが好評であるとしたなら、この錯覚は成功しているという事になるだろう。

作中に登場する、コイバナに喰いつく「恋愛探偵」は、ピンクの色のついた色メガネでネタを探す。

「上流」の「いい家柄」では子供に既得権を引き継いでも当然であり、特権を引き継ぐ「から」頭のいい「天才」であっても当然であると設定を了解する視聴者は、どんな色のついた色メガネで社会を眺めているのだろうか。

それとも、作者=製作者の判断とは無関係に、別種のリアリティに支えられてコメディを笑っているのだろうか。

いずれにせよ、「頭脳」戦として「損得」を過剰に意識する「偏差値」の高い「天才」の「頭の良さ」は、「世襲」される「いい家柄」のハビトゥスと「既得権」に保証されているという設定を提出することは、作者=製作者が、読者=視聴者をどういう視線で捉えているかを暴露しているとはいえるだろう。

本作を視聴していて、時折『ブギーポップ』を想起した。
両作とも、製作者の目には90年代のままの視聴者が映っているようだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

86.4 2 兄妹でラブコメなアニメランキング2位
五等分の花嫁(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1087)
5040人が棚に入れました
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!? 毎日がお祭り騒ぎ! 中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

声優・キャラクター
松岡禎丞、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

5人の女の子に家庭教師してみたい

冒頭のウェディングドレス姿が気になる。
一卵性の五姉妹。2000年5月5日生まれ。合計身長は795センチメートル、合計体重は250キログラム、合計バストサイズは441センチメートルらしい。バストにばらつきが。調べたら一卵性で4人くらいまではいるらしいけど、5つ子ってどんだけの確率なんだろ。ちなみに、一卵性三つ子で確率は200万分の1らしい。
松岡禎丞は羨ましい役をできていいなあ。

長女の一花はアシンメトリー調のショートヘアと右耳に填めたピアスが特徴。
揶揄い上手の小悪魔的な性格だが、面倒見のよいお姉さん。風太郎にもお姉さんぶっては時折アドバイスを送る。私生活はかなりズボラで自室は汚部屋で寝る時は半裸。また、常に姉妹の事を考える余りに自身の気持ちを押し殺してしまうことも。駆け出し新人女優であり、学業の傍ら家族にも秘密にして細々と活動。自分の夢を応援してくれた風太郎に、好意を抱く。数学が得意。花澤香菜もすっかりお姉さん役が板についている。

次女の二乃は前髪ぱっつんでロングヘアと黒いリボンが特徴。
毒舌だが、姉妹で最も繊細であり、姉妹を守るために風太郎を敵視したり、姉妹全員で花火大会を見ようと奮闘したり姉妹思い。料理好きでオシャレに気を遣うなど女子力が高く、社交的で友人も多い。当初は時折荒っぽい言動が目立ったが、次第に女子高生らしい口調に統一された。五つ子の自宅に踏み込んできた風太郎を最も煙たがり赤点を取れば家庭教師はクビということを知った後はチャンスと思うほどだったが、月日が経つにつれ態度は軟化し、今では彼を徐々に強く意識するようになっている。男の趣味はちょっと謎なところがあって、金髪に染めた風太郎の顔が好みらしい。暴力系男子が好きなのかも。

三女の三玖は右目が隠れる斜め分けのセミロングとヘッドフォンが特徴的
口数が少なく、クールだが、信頼した人物にはとても素直で風太郎への好意も認めている。積極的に風太郎にアプローチしようとしているが、恋愛に関して奥手で進展しない。大の運動音痴で料理下手だが、他の姉妹への変装が一番得意。成績は姉妹の中では一番良いが、それでもやはり赤点候補。
ゲームがきっかけで大の戦国マニアになった歴女だが、変わった趣味であることを自覚していたため他の姉妹にもずっと隠し続けてきた。しかし、そんな自分の趣味と向き合ってくれた上、激励してくれた風太郎に好意を抱くようになる。当初は感情表現に乏しかったものの、次第に口数が増え表情も豊かに。五つ子の中で一番最初に風太郎に心を開いている。

四女の四葉はボブカットとウサギ調のリボンが特徴的。
明るく前向き。頼み事を断りきれないお人好し。自分の本心を明かさなかったり、自分に自信がなかったり無邪気なだけではない。身内以外には丁寧語で話す。国語が得意と言うが、姉妹中もっとも成績が悪いが、最初から勉強会に参加してくれた。今だに小学生の頃の下着を着用。
運動能力が非常に高く、女子バスケ部や陸上部から助っ人を頼まれ本格的な入部を請われるほど。風太郎の頭を抱えて好きと言ったところはキュンときた。

五女の五月は若干クセのあるロングヘアーに、頭頂部から生えたアホ毛と星柄のヘアピンが特徴的。
真面目だが何かと要領の悪い性格で、勉強もやる気があるがうまくいかない。誰にでも丁寧語を徹底している。
食いしん坊で、食事シーンが多い。ホラーが苦手。理科が得意。風太郎と高校で最初に出会った姉妹で、クラスメイト。当初は自分から勉強を教えて欲しいと頼むも断られた挙げ句デリカシーのない一言を言われ、風太郎とは最悪な出会いを引きずり不仲が続いたが、次第に気を許し、喧嘩も少なくなっている。後に、母と同じ教師になる夢を抱くようになる。男性に対しては父親が家庭を捨てて蒸発したために少し潔癖な所がある。{netabare}上杉君と呼ぶことから一花に変装してたけど、ばれちゃった。{/netabare}

最初は自分の中では四葉一択かなと思ってた。あんなに元気に話しかけられたら惚れてまう。だけど、話が進むにつれて、三玖の不器用な可愛さとか一花が強がるところが可愛いなんて考えが変わってた。ヒロインみんなに個性があって魅力的。みんなにキュン要素があった。

あるなら2期がみたい。終わり方の感じ的にはどうかな?{netabare}急に、上杉らいはが大人びててびっくりした。前田がお前誰だって感じに。結婚式のシーンになるわけだが、相手は誰だろう?自分には今のところ五月のように感じられる。最初に出会っているし、最終話でも話題の中心みたいなところあったから。{/netabare}

OP
五等分の気持ち 歌 中野家の五つ子(花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり)
歌の冒頭で姉妹ごとにそれぞれ違う上杉の呼び方がいいね。名前の呼び方が実は鍵を握っているかも。
ED
Sign 歌 内田彩
内田彩の歌声好き。小鳥ちゃんボイス。
ごぶんのいち 歌 中野家の五つ子(花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり)


教え子はなんと同級生!!しかも五つ子だった!!全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児!最初の課題は姉妹からの信頼を勝ち取ること…!?毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子が贈る、かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

第1話 五等分の花嫁
家が貧乏な高校二年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師のアルバイトの話が舞い込む。ところがその教え子は最悪な出会いを果たした同じクラスの転入生、中野五月だった!何とか五月のご機嫌を取ろうと近づく風太郎だが、行く先々に現れる四人の女の子たちに振り回されてしまう。どうにか五月のもとまで辿りついた風太郎だったが…

第2話 屋上の告白
「五つ子を無事卒業させる」という依頼を引き受け、家庭教師をすることになった風太郎。しかし赤点候補の上に極度の勉強嫌いな五つ子は、事あるごとに風太郎から逃げてしまう。五つ子との距離を縮めようと奮闘する風太郎だが、突然三玖から屋上に来るよう呼び出される。

第3話 問題は山積み
三玖と打ち解けた風太郎は、この調子で他の五つ子とも仲良くしようと勉強会を開く。そこへ風太郎のことが気に食わない二乃が、邪魔に入ってきた! 風太郎を助けたい三玖が、負けたら邪魔をしないことを条件に二乃と料理対決をすることになり…

第4話 今日はお休み
初めて給料が入った風太郎はらいはの望みを叶えるため、五月と三人でゲームセンターにやってきた。その帰り道、花火大会に向かっていた他の五つ子に遭遇する。『お祭りに行きたい』と言うらいはのため、五つ子と一緒に風太郎も花火大会に行くことになるのだが…

第5話 全員で五等分
花火が始まっているのに、バラバラに逸れてしまった五つ子。そんな中一花は『みんなと一緒に花火を見られない』と告げ、一人離れようとする。放ってはおけないと風太郎は一花を追いかけていく内に、自分と五つ子との関係について一つの答えを導きだす。

第6話 積み上げたもの
ついにやってきた中間試験。五つ子のうち一人でも赤点をとったら家庭教師をクビと宣告された風太郎。そこで彼女たちに勉強をさせようとするが、一人頑張ろうとする五月に風太郎はつい言い過ぎてしまう。五月を怒らせてしまった風太郎は何とか仲直りをしようとするが…

第7話 嘘つき嘘たろう
中野家に泊まりこみで勉強を教えることになった風太郎は、結局五月と仲直り出来ずにいた。一方の五月も、一人勉強をするも上手くいかず悩んでいた。そんな二人の様子を見ていた一花が二人にアドバイスを与える。二人は無事に仲直りできるのか? そして中間試験の結果は─?

第8話 始まりの写真
三玖の手作り料理を食べ過ぎた風太郎は腹痛を起こしてしまう。ちょうどそこへ五月と二乃がやって来た。二人にも勉強をさせたい風太郎は、四葉に何とか二人を引き留めてもらおうとする。すると困った四葉は『風太郎が重い病にかかっている』と嘘をつき…

第9話 結びの伝説1日目
明日からいよいよ林間学校。〝フィナーレの瞬間に踊っていたペアは、生涯を添い遂げる縁で結ばれる″キャンプファイヤーの伝説に周囲は浮足立っていた。そんな中、一花に身代わりをするようお願いされた三玖は、一花と間違われある男子から告白をされることに。

第10話 結びの伝説2日目
林間学校に無事に合流できた風太郎と五つ子。肝試しの実行委員を任された風太郎は、四葉と一緒にお化け役をやることになる。そんな中、五月とペアを組んで肝試しに参加していた二乃は、途中五月に置いて行かれてしまった。ひとりぼっちにされ不安な二乃の前に現れたのは…

第11話 結びの伝説3日目
キャンプファイヤーの準備を手伝っていた風太郎と一花は、手違いで倉庫に閉じ込められてしまう。一方、二人が帰ってこないことを心配した三玖・五月・四葉は、二人を探しに行くことに。そこで風太郎からキャンプファイヤーの伝説を聞いた一花は、三玖の気持ちに気づいてしまい…

第12話 結びの伝説2000日目
林間学校の最終日。自由参加のスキーに来ていた風太郎たちだったが、朝から五月の姿が見当たらなかった。遭難しているかもしれないと全員で五月を探すが、なかなか見つからない。果たして五月を見つけることは出来るのか!? そして五つ子の気持ちの行方は─

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

船頭多くして船山に上る

原作は雑誌でパラパラと


視聴動機は、マガジン案件だったから。けっこう近年のマガジン頑張ってるんですよね。
そして蓋を開けてEDのキャスト陣を見たらこれまた豪華。

中野家のご姉妹
長女 : 一花 (いちか) CV 花澤香菜
次女 : 二乃 (にの) CV 竹達彩奈
三女 : 三玖 (みく) CV 伊藤美来
四女 : 四葉 (よつば) CV佐倉綾音
五女 : 五月 (いつき) CV水瀬いのり

進級も危うい五つ子ちゃんの家庭教師を請け負う学年一の秀才上杉風太郎主演のハーレムラブコメとなります。風太郎の声は松岡禎丞さん。日本にはハーレムラブコメに松岡さん以外を出演させると禁固刑となる法律でもあるのでしょうか?出ずっぱりです。
富裕層中野家と貧民層上杉家の対比です。バイト代の高さを動機付けになにかとたいへんな五人の成績を上げるべく奮闘しながら、とはいえ同学年の美人五姉妹相手に健康な高校生男子が何も思わないわけでもなく、、、いやその前に先方が機先を制してデレ始める鉄板の展開でした。
わりきって観る感じでしょうか?キャラとストーリーを持て余してる序盤です。


観終わって、、、
ぶーぶー言いながらも後半面白くてそれなりに満足しました。
結局のところ、

{netabare}五人まとめてかかってこいやー!{/netabare}

というわけで選べん。


まずは良い点。キャラの配置から。五人がそれぞれ個性的でキャラが被りません。おかげ様で名前と顔の一致が早い。

一花:THEお姉ちゃん。ふわふわしながら締めるところは締める。長子の割に合わないところを飲み込んで責任を全うしようとしてる。意志の強さがショートヘアーに表れているのか?{netabare}良い{/netabare}
二乃:勝気さと家族思いのギャップ。女子力も高い。風太郎への警戒は人一倍強いが、こういった子のバリアを突破した時に見せるだろう情の深さは楽しみである。{netabare}良い{/netabare}
三玖:不器用女子。人との距離の取り方に難があれど、あばたもえくぼってやつ。心根の良さと頑固さが見え隠れしほっとけないタイプ。{netabare}これまた良い{/netabare}
四葉:奉仕の心。明るくアホそうに見えてそのくせ周りへの気遣いを欠かさない。もっと自分だしていいんだよ、の守ってあげたいタイプ。{netabare}なんだかんだ良い{/netabare}
五月:キタ!ツンデレ。頑張っても結果が出ない。そこを男のValueで彼女の不足を補ってあげるぜ!と勘違いしたい。主人公にだけ冷たい。落としたい。{netabare}というわけで良い{/netabare}

声優さんの魅力もさることながら、誰がヒロインでも一本書けそうです。さらに風太郎の妹らいはも存在感出してくるので侮れません。


ただしこちらは全体のバランスを無視して単品で一人一人に焦点を絞ったら?という前提が必要。

 みんな良い = {netabare}どうでもよい{/netabare}

なのです。
・みんな巨乳はやりすぎでは?安直な感じもします。
・狭い空間(中野家のマンションの中)が主戦場なので一対一になりにくく、かといって姉妹同士牽制しあう描写もソフトで消化不良。
・順に攻略した末での落としどころが見えづらい。結局情感揺さぶられるほど感情移入するにはせいぜい三角関係ぐらいにしとかないと破錠するよね。難しい設定。
・言っても同年代5人ですから。先輩後輩のような縦の関係もないと物語を膨らませることは難しい。これも設定になるのかな。


こういった背景もあって、数話観ると割りきってブヒる視聴姿勢で臨むか、嫌気さすかどちらかになりそうな気配です。

{netabare}アバンの結婚式描写などご都合展開飛び越えての超展開も期待できそうな伏線は配置されてますが、{/netabare}

作品の焦点をどこに置けば良いのかイマイチ掴みきれておらず、途中しんどかったです。船頭多くして船山に上る感じ。
まるで、ホテルのビュッフェで和洋中華それ以外と単品のクオリティがそこそこ良いけど全部食べろと言われると持て余しちゃうような感覚に近いかもしれません。

それと、五つ子全員お勉強が出来ないというのもなんか釈然としません。
勉強ができるのと地頭の良さは別物とはいえ、一定の尺度の中でだったり要求水準を求められて成果を上げるとか努力することって人として必要でしょうに、それがないというのが一点。それなりにインプットがないとアウトプットするネタに困るのが人間だと思うよ、が二点め。
それが揃いも揃って全員かよ!ある意味すごい姉妹だと思われます。

 {netabare}お母ちゃんも空の上で泣いてるで。{/netabare}


{netabare}林間学校編に突入してから{/netabare}加速していった後半が良かったのでOK!とします。
ちょっと五人それぞれが揺れ動いてくるあたりから物語が締まってくるので序盤で切っちゃうともったいないかもしれません。


OPの ご ・ と ・ お ・ ぶ ・んっ  もTHEアニソンらしくて良かったですよ。
{netabare}タイムリーにスキー場で流れてて、ウチの子供は「きもっ」って言ってましたが。。{/netabare}



視聴時期:2019年1月~3月 リアタイ視聴
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2019.04.06 初稿
2019.09.16 修正
2022.02.10 修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 64

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

五等分の花嫁 レビュー

この作品の設定は、深夜向けというより一般ドラマ向けなんじゃないかと思うのですがどうでしょう。
視聴前の印象は、女性声優さん達が新人声優とは言いがたいけれども、若手声優さんの中では「売れっ子」な人達を集めて、おお、気合の入ったメンツだなあ、と感じましたね。
しかし、キャラクターデザインに少し古さを感じるところもあり、期待値的にはやや低めという感じでした。印象的なのは五つ子の髪色や服装の強めの配色や、2019年では少しシンプルな瞳のデザインなどでしょうか。
現時点では5つ子を一人ずつフォーカスしていく地道なラブコメディの展開ですが、1話冒頭及び原作でも提示されている、「主人公の花嫁は誰なのか?」という謎により、五つ子達の主人公への気持ちの傾き、恋心への変化を視聴者に敏感に感じとろうとなってしまう仕組みがにくい!

可憐で個性豊かな五つ子達によって描かれる日常とロマンスの魅力を紐解いていきましょう。

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Introduction(公式サイトより引用)
貧乏生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、
好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。
ところが教え子はなんと同級生!しかも五つ子だった!!
個性豊かな中野家の五つ子は全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児!
最初の課題は彼女たちからの信頼を勝ち取ること…!?
毎日がお祭り騒ぎ!中野家の五つ子たちが贈る、
かわいさ500%の五人五色ラブコメ開演!!

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さて、冒頭に書いたとおり、私としては、一般向けドラマ的印象がありますね、この作品。
どこにそんな要素があるのでしょうか?
まず、設定を整理しましょう。主人公である上杉君が貧乏で、教え子となる五つ子は美少女でお金持ち。そして上杉君は頭がよく、五つ子は勉強嫌い。
対照的ですね。
この対照設定が、その要素の一つだと思います。逆シンデレラストーリー。貧富の差を越えた恋物語はいつのでも大衆向けかもしれません。上杉君で一般的よりも少し貧しい生活を描き、五つ子達で華やかな高校生活を描く。こうして、どんどんと「差」を描くことで、対比が強くなっていくのかなと。
成立した時のシンデレラ感があるのかもしれないですね。最初は上杉君に対して五つ子は最初は仲が悪いですが、嫌いからの好きになるという関係の変化を描く恋物語展開はありがちですが素敵ですよね。
最初から上杉君と五つ子が一緒に行動しないというのが、この作品の重要な骨組みだと思います。上杉君が行動している間に、五つ子達は別の事をしている。または、上杉君に協調しない。
5人それぞれの個性を描いていますよね。それぞれが別の友達を持っていたり、別の趣味を持っていて、五つ子の個性が多彩だと感じました。
5人それぞれが多彩な個性を持っているので、コメディとしてのドタバタ感がよく引き出されています。最終的には、上杉君の家庭教師の場に全員集まるのが理想ですが、現状では皆が別々なことをしてしまっている。その別々なことを描くことによって、物事が予定通り進まない、ドタバタ、を描いているのだと感じます。それが少しずつ整理されていくのが、物語が進むに当たって気持ちがいい所かもしれません。


作品を語るにあたって、やはり登場人物の魅力には触れておかなければならないのですが、まだ五つ子全員のフォーカスは終わっておらず、核心的な魅力はつけないかもしれません。
4話まで終わり、三玖と二乃には触れられましたね。
私は元気で明るい子のほうが、恋愛で曇ると素敵に見えるので、四葉が好きです。これからの展開に期待ですね。

作品のEDについても触れておきたいです。
多分このED曲が「ドラマ」感が強い(笑)。
「Sign / 内田彩」ですね。日本コロムビア(株)のYouTube公式ページで試聴できます。「運命の恋の予感に胸のベルを高鳴らせる気持ちを切々と綴る」楽曲だそうです。
恋をストーリーのベースに、女性の心の繊細な変化や可憐さ、運命感のロマンチックな想いを歌いあげていますよね。
映像の方も、五つ子それぞれの個性、可愛らしさや意地悪っぽさ、いじらしさなどがよく出た表情をしていると思います。
薄いピンクのバラやマニキュア、リップなど、大人びた女性をイメージできたり、花嫁という華やいだ女性の美しさをイメージするのにピッタリだと思います。
運命の赤い糸が五つ子と絡まりながら、恋の関係性や女性としての変化を、グラスの水の変化やケーキ、マニキュアの形で表現しているのかもしれませんね。女性的な美しさや大人の女性らしさを物の鮮やかさによって表現した素晴らしいEDだと思います。

さて、いかがだったでしょうか。本編映像面で少し劣ることもあるかもしれませんが、楽曲や物語の大筋はとても魅力的になっていると思います。
ED詐欺?(ヾノ・∀・`)ナイナイ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34

65.2 3 兄妹でラブコメなアニメランキング3位
兄に付ける薬はない!(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (104)
456人が棚に入れました
中国の人気Webマンガ「快把我哥帯走」を原作としたアニメ。バイオレンスな妹がおバカな兄を殴る蹴る!兄弟愛!恋!グルメ…?など全部入りの学園コメディ。監督・脚本は「やわらか戦車」「アグレッシブ烈子」「英国一家、日本を食べる」など数多くのアニメ作品を手がけているラレコが担当。

声優・キャラクター
中村悠一、雨宮天、小野賢章

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

中国国内での合計閲覧数が5億回を超える作品…

この作品の原作は未読です。
タイトルにも記載しましたが、中国国内での合計閲覧数が5億回を超えているとか…
確かに絶対数は凄いと思いますが、中国は人口の母数そのものが多いので、回数と人気度の関係は日本と一緒じゃないでしょうから、この数字の持つ意味は正直良く分かりません。
この作品に食いついた理由はただ一つ…天ちゃんが出演されたからです。

天ちゃん…1週間フレンズ。の藤宮香織で初ヒロインを演じられたのがちょうど3年前…
まだ3年…?
もう3年…?
と考えると、きっと前者の感覚の方が強い気がします。
その間、7つの大罪のエリザベス、プラメモのアイラ、モン娘のミーア、このすばのアクアなど魅力的なヒロインをたくさん見せて貰いました。
エリザベスとアイラには前が見えなくなるほど号泣しましたし、ミーアとアクアには何度も爆笑させて貰いました。
2014年以降の出演作品は、ほぼ主要キャラである事からも彼女の人気が伺えると思います。
私の中でかなり推している天ちゃんが出演されるのであれば、私に見ないという選択肢はありません。
こうして視聴に臨んだ訳ですが…

作画はお世辞にも綺麗とは言えないと思います。
それでも完走できたのは、出演された声優さんの力量にほかなりません。
2人の兄妹の日常を描いた作品で、しょうもない事をする兄を妹が暴力で粛清するある意味お決まりの展開…
天ちゃんは妹役で兄が中村悠一さん、兄の友人として小野賢章さんと花江夏樹さんが出演されています。
中国の作品で5分枠のショート作品にも関わらずこの配役…正直かなりレベルが高いと思います。
実際に声優さんの演技は相当レベルが高かったですけど…

特に天ちゃんの演じた時秒(シーミョ)のはじけっぷりは半端ありませんでした。
普段兄には暴力的な一面ばかりを見せていますが、時折物凄くしおらしくなる事があって、そのギャップが彼女の魅力になっているのですが、それを見事に演じ切っていたと思います。

でもここまで暴力的なキャラって初めての配役だったのではないでしょうか…?
あ、WWW.WORKING!!の鎌倉志保もそうだったかな…?
でも志保はラストの方で頭にお花が咲いていましたからね…
そう考えると、「超」が付くほどのツンデレキャラを演じるのが抜群に上手いのかもしれませんね。

1クール12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、天ちゃんの魅力溢れる作品…という気がします。
中国版では違う声優さんが演じているようですが、きっと作品から受ける印象はだいぶ違うんだと思います。
彼女のファンなら視聴して損をする事は無いと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

ラレコのお陰かな?

監督・脚本がラレコだからかな。『ガ◯活』みたいで入りやすかった。中国アニメはことごとく低評価が多い中やっと観れるのが来たかな?と思います。
声優さんの中村悠一さんや雨宮天さんのチカラもありますね。『京◯』と『アク◯』か。

残念な部分はやはり中国主体になってるので風潮やお金なども中国では当たり前を使ってるのでそこら辺は分かりづらいかな。『元』と『円』は相場が分かってないと2話の所の面白さは感じ辛いかな。

中国アニメは『知ってて当たり前』や『後半(早ければ中盤)失速』が多いので様子見ですかね。どれかに当てはまったら切ると思います。

中村悠一さん、やはり兄役合うな~…おっと(・・;)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

大体兄が悪い

主人公の兄とヒロインの妹が繰り広げる学園日常アニメ(ショート)。
「長いアニメ見るの面倒なんだよね」
という人には、こういうショートアニメって良いですよね。

ちなみに中国産という事で、タイトルやOPとか名前が不明という事で、ここで好みが一気に分かれそうです。

肝心の内容はというと、普通に面白かったです。
・何か問題が起きる→大体兄が原因
・何かしようとする→大体兄がややこしくする
大雑把に言うと、こんな感じです。

あくまでショートアニメとして、暇潰しとして見る分には面白いと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

86.5 4 兄妹でラブコメなアニメランキング4位
アマガミSS(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (3026)
15544人が棚に入れました
橘純一はとある過去の経験から、クリスマスに苦手意識をもっている高校2年生。すっかり恋に臆病になった彼は彼女を作ろうともせず、寂しい学園生活を送り続けていた。そんな生活を続けていた純一は、ふと「このまま何もしないで高校生活を終えて本当にいいのか?」と思う。そして恋に対する苦手意識をなんとか跳ね除け、今年のクリスマスは女の子と過ごせるようにと一念発起する。\n様々な女の子と出会い…純一の迎えるクリスマスとは!?

声優・キャラクター
前野智昭、名塚佳織、新谷良子、佐藤利奈、今野宏美、ゆかな、伊藤静、阿澄佳奈、寺島拓篤
ネタバレ

田中タイキック さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

童貞を必ず殺すシチュエーションラブコメディ

2010年7月~ TBS、CBC、MBSにて放送 全26話(1期)
2012年1月~ TBS、サンテレビ、CBCにて放送 全13話(2期)
原作プレイ済み

1期2期合わせてレビュー。
所謂「アマガミ方式」と呼ばれるオムニバス形式。
同時期にやっていた「ヨスガノソラ」も同じ方式で両作とも一定以上の成功を収めていて
美少女ADV原作のスタンダードになるかと思いきや、、、あんまり定着しませんでしたね。
いろいろ難しいんだとは思います。ヒロイン一人ひとりに均等に尺を与えても、どうしても密度に差が出てしまうし
時間軸をバッサリ切って次のヒロインへってゲームによっては絶対にアカンやろって作品もあるだろうし
(アマガミに関しては原作に1日前に戻る機能とかがデフォルトで実装されていて、その辺の違和感は無かった)
ヒロインを変えても主人公のやってることは一緒なので、飽きさせないためにも感情移入しやすい平凡な主人公像を形成しにくい
一人4話という尺ではどうしても薄味になってしまう。本作はかなり上手くやっていたほうですが。
原作では後半本当に面倒くさくなって飛ばしたくなるほどある膨大な会話パート、そこから派生する個別のサブイベント
それらを経てようやく本ルートに乗る過程。その蓄積をすっ飛ばして扇情的なシーンにばかり注力していて
ヒロインの感情変化に納得感を持たせられる展開じゃなかったルートもあります。
おい!お前その問題放り投げてキスして終わりかよ!!みたいなね。
マクロで見ると冗長、ミクロで見ると尺不足、痛し痒しな場面が目立ちました。


そんなことを抜きにしても!!


ヒロイン達を魅力的に描くことに関しては超一級品でした。
言ってしまえば凄く革新的なデザインをしているわけでも無く、変わった属性が付いているわけでもない。
ぱっと見普通なヒロイン達に絶妙に男心をくすぐる性格に言動、細かな仕草。
声優さんの演技も魅力を底上げしてるし、雑気味だった作画も2期でかなり改善されています。
そして何より、シチュエーションの妙ですよね。
登下校、休み時間、部活中、バイト場
有り得そうなシチュエーションで有り得ないことが起こる配分が絶妙。
男なら誰もが一度はした妄想のさらに斜め上に突き抜けていて、ある種の痛快感すらあると思います。
ヒロイン一人につき6話(1期4話、2期2話)6人いて36話+3話で全39話と長いと感じるでしょうが
ハマればびっくりするほど早いです。そしてアマガミロスに陥ってゲームを買いに走るでしょう。
時期的に本当に死にたくなるのでプレイには注意ですけど。



グダグダとヒロイン毎の雑感
{netabare}

森島はるか
{netabare}1期では一話から森島先輩編だったので序盤は作品説明に時間を取られて少し割りを食った印象。
故に詰め込みすぎ感は否めなかったけど膝裏キス→ニャンニャン攻撃→ラーメンプレイと欲しいイベントは拾っていたので満足。
構成的な側面で見て最初に森島はるか編を持ってきた意図みたいなのを推量すると
変態的なイベントのインパクトもそうだけど、主人公が一番恋愛に対して能動的に動くルートだと思っていて
作品的な色を一番強く押し出せるルートだなって感じがします。
お互いが全身全霊で実直な恋、まさしく青春時代にしか出来ない恋愛を描き切った印象。
んで膝裏キスの場面。これ原作では場所をある程度選べます。教室でもいいし、プールサイドで水着姿のまま出来たりするんですが
っぱポンプ小屋っすよねぇ・・・。リアルでもポンプ小屋とはいかなくても学校の離れに人が近寄らない個室とかあったりしますけど
こんな場所は絶対に不良がタバコ吸う場所になるし女子と宜しくやる場所になるわけですよ!
そんな所に穢れを知らない先輩を連れ込むっていう背徳感がたまらないわけですよ!ベストチョイスなわけですよ!!
こんな感じで変態度は高めなんですけど先述したとおり詰め込みすぎで忙しない印象が1期にはあって
森島先輩はもっと出来るだろ!って思いがあったんですが2期で見事に補完していましたね。
産婦人科ごっことかレベル高すぎぃ!2期ではフィナーレにあたる話数だったので大胆なストーリー展開も印象的。
Gガンダム並みに恥ずかしい告白。当時の放送時期も卒業式の季節に合わせていたりして
1期2期ともに構成でさらに魅力を引き上げたヒロインでしたね。{/netabare}


棚町薫
{netabare}ゲームプレイ当時一番最初に攻略したヒロインです。
だって割と序盤で耳に噛み付いてくるんですよ!こんなん俺のこと好きやん!ってなるじゃないですか。
アマガミってヒロイン全員がどこかしらに甘噛してくれるゲームなんだって思いました。
別に全員に噛まれるわけじゃなかったんですけど。
棚町編は主人公とヒロイン両方の視点から描かれているのが特徴的。
森島編では終始、主人公目線で語られていたのに対してお互いが対等な立場っていう関係性に配慮していた印象。
悪友、腐れ縁っていう関係からの恋愛っていうパターンは往々にして劇的な出会いも出来ないし
些細なきっかけで恋に発展するから心の変化が十分に描かれないっていう問題があって
尺不足も手伝い中々伝えきれなかったのかなーっていうのが正直な感想。
母親関係の問題も何かなぁなぁで片付けちゃった感じだし何より森島はるか編でいう塚原先輩みたいな
お助けサブヒロインである田中さんが有効的に動けなかったってことのもデカイです。
バイト関係も生かされなかったし人間関係にあまり広がりが無かった印象です。
逆に付き合っている最中を描いた2期に関しては純粋に、何のノイズも無くニヤニヤしっぱなしで見れました。{/netabare}


中多紗江
{netabare}口数が少ないキャラなのかモノローグを極力廃してナレーションに進行させることで変化をつけた中多紗江編。
そのナレーションに中田譲治さんっていう時点でもう8割成功って感じがするけれど
中多さんの人見知りを直すため主人公が協力するっていうシナリオだったので全編通して自由度が一番高かったルートだと思いました。
ドン引きしそうな状況もナレーションの効果で上手くギャグテイストに仕上げていたし
シリアスに傾きすぎないバランスが良かった。同時に人見知りだけど行動力のあるヒロインの魅力を底上げしていて
アニメ化で最も株を上げたヒロインだったと思います。
場面転換が豊富で様々なシチュエーションから色々な服装を楽しめたのもポイントが高いです。
スク水、ビキニ、メイド服。そこから覗く中多さんのフカフカまんま肉まん・・・。
そういえばローソンでまんま肉まん売ってましたよね。普通の肉まんの1.5倍くらいデカくて150円だったので
普通にコスパ良くて結構食ってた思い出。レギュラーメニューにしてほしいんですけど無理ですかね。。。?{/netabare}


七咲逢
{netabare}『決して大きいとは言えなくても、毎日の部活で鍛えられた胸筋に内側から押し上げられ、
外側からは抵抗をなくすために開発された競泳水着によって圧迫されている胸!
僕はその美しく火薬のように爆発しそうなほどのエネルギーを蓄えた感じが見たくてついつい覗きに来てしまったんです。
本当にすみませんでした!』
って覗きを疑われた主人公の言い訳名セリフですけど文字に起こすと本当に意味がわからないですね。
ネガティブな第一印象からスタートしたにも関わらず若干デレが早いなぁとは感じたんですけど
普通に作れば普通以上の出来になるほどヒロイン力の強いキャラなので弟に関するエピソードなどを意図的に削っていたり
部活の問題もサラッと流してたりと、恋愛に集中できるような構成になっていました。
ただラブコメ純度高めすぎでしょ!バカップルにも程がありすぎる。
2期とかもうアカンって…ほぼセックス!!ニアリーイコール!!!
七咲の魅力の大きな部分である「年下後輩キャラなのにお姉さん属性」を見事に表現していた
ゆかなさんの名演技もたまらないものがありました。薄々思ってたんですけどゆかなさんって天才なのかなっ!?
一緒におでんを食べるシーンが一番好きなんですが、咀嚼音が可愛いすぎるでしょ!!
世界一かわいい咀嚼音。SKS{/netabare}


桜井梨穂子
{netabare}当時1期を見たあとは「んだらああああああああああ」みたいな声にならない叫び声を上げたほど
賛否両論なストーリー展開。ただの日常系茶道部アニメじゃねーか!って感じで自分的には無いわーだったんですが。
2期できっちり恋愛方面に決着をつけていたのは良かった。
終始、梨穂子目線で語られていた物語はピュアな度合いでいったらシリーズ1番だったのではないかと思います。
ただやはり構成上、原作で人気のあったイベントの多くは消化されず、
梨穂子ファン的にはもっとあるだろ!って声が上がるのも理解できます。
ただ先述したとおり恋愛物としての純度を物凄く高めていて、言ってしまえばアマガミらしくないくらいに
真っ直ぐな青春恋愛劇は新鮮でした。特に2期は幼馴染だからこその心の距離感とか本当に良く出来てるので
梨穂子編は1期、2期合わせて連続で見ると印象が大分変わると思います。{/netabare}


絢辻詞
{netabare}アニメだけを見ていた人にとっては最終章にあたるルート。
それまで20話以上、所謂ホワイト絢辻さんをずっと見てきてその蓄積からの
絢辻編1話最後の黒辻さん降臨。その辺の劇的な構成が非常に上手かった印象。
絢辻さんはキャラ造形的にパーツとしての個性が大きく無いデザインをしているので
2面性のある性格が余計に映えてましたね。
白辻さんと黒辻さんという絶対に混ざり合わない両面を主人公の関わりの中で徐々に溶かしていくっていう過程は
やはりゲームでやらないと表現しきれないのではないかという心配があったのですが、アニメも綺麗にまとめてました。
絢辻さんと主人公の関係性に1本軸を置いたシンプルな物語だったおかげでもあるし
主人公と同じでクリスマスに因縁をもっているという特別感もあって最後を飾るには本当にふさわしいヒロイン。
クリスマスに始まりクリスマスに終わっている物語的な収まりの良さもあった。
不満点があるとすれば姉辻さんを出したはいいがあまり関わらなかったことと
2期は完全におまけ回程度のインパクトに落ち着いちゃってたのが気になった。
あとアニメのラストはベストENDじゃないんですよね。つまり好感度を最高まで上げたエンディングが別に存在するんですけど
個人的にエピローグで結婚しましただの子供出来ましただのは、あまり必要無いと思っている派です。
ただ幸せというのを分かりやすく形にすることで本当の意味で絢辻さんが救われるのであればありだったのでしょう。
ショートカット絢辻さんが激烈に可愛かったので良し!さすパケ{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23
ネタバレ

ともか さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あなたは、どんな恋愛がお好みですか? (゚ー゚*)

原作ゲーム(恋愛アドベンチャー)未プレイです。


主人公はどこにでも居そうな、わりと普通な感じの高校生。
登場人物の性格はみんな「個性的」の範囲内なので、
アニメ・ギャルゲのファンではない方でも
ある程度楽しめるのではないかと思います(個人的見解)。


この作品には6人(+α)のヒロインが登場し、
1人につき4話ずつで物語を区切っています。

4話で1人というハイペースさ ゆえに
内容が非常に濃いので、逃す所なく完全に見たい場合は、
結構真剣に観ていないとダメかもしれません。

全体的に2~3割増しくらいのペースで駆け足に思えて、
物語略しすぎじゃない?と感じる場面が多々あった点が玉に傷でしたが、
26話があっという間で飽きずに楽しむことができました。


心の変化など心理描写がとても良くて、
物語もアニメとしては比較的現実に近い感じ。
仮に実写版ができても、割と違和感が無さそうに思えます。
↑あくまでも「ギャルゲ原作としては」です


作画はわりと平面的で何となく少し古い感じがしたけど
そのおかげで目が疲れにくいし、
絵も丁寧できれいに描かれてるので好印象です。

演出が派手でないことも、私個人的には
逆に楽に観られるプラス要素として捉えています。


それと、この作品のカメラワークはくっじょぶ(b^ー゚)
主人公が思わず向けてしまう視線がよく表現されていて、
「気持ち分かる^^;」って感じでしたw


6人それぞれ性格が全く違うので、
おそらく各個人に合う・合わないヒロインが居るかと思います。

時間が少ない方には気に入った性格のキャラだけを観るという方法も
アリといえばアリだと思います。

ただ、最初から順番にキャラの設定等が分かっていくような感じになっているので、
できれば最初から順番に視聴することをおすすめします。

第25話は「真相」的な内容が語られているので、
ほぼ【必見】として推したいと思います。


OP曲は前期・後期の2曲でどちらも優しい感じ、
ED曲はキャラごとに異なり、各キャラの性格が表れていると思います。
OP曲・ED曲一覧
前期OP: i Love
後期OP: 君のままで
はるかED: キミの瞳に恋してる
薫ED: きっと明日は…
紗江ED: あなたしか見えない
逢ED: 恋はみずいろ
梨穂子ED: 恋はあせらず
詞ED: 嘆きの天使
裡沙ED: 恋のゆくえ
美也ED: 素敵なある日


各登場ヒロインの性格を簡単に書いておきますので、
これから観ようと思っている方は参考までにどうぞ。

1人目(1~4話):森島はるか
主人公より1つ年上の先輩、学内のアイドル、
優しくて可愛く、Sっ気も強くない。

2人目(5~8話):棚町薫
同級生で中学からの悪友、すでに友達として3年間の付き合い。
積極的、活発でノリが良く、面白おかしいヤツだけど、
困ってる人のことは放っておけず正義感が強い。

3人目(9~12話):中田紗江
新学期からの転入生で主人公の後輩、人見知りな性格。

4人目(13~16話):七咲逢  
主人公の後輩、主人公の妹のクラスメイト、水泳部に所属、
最初のうちはちょっと毒舌。

5人目(17~20話):桜井梨穂子
主人公と幼馴染、同級生、茶道部に所属。
幼いころからずっと主人公に片思い…(なのか?)

6人目(21~24話):絢辻詞
主人公のクラスメイト、クラス委員、創設祭実行委員も兼任。
結構キツい部分があってプライドが高く、S気も最初のうちほど強い。

7人目(25話):上崎裡沙
目立たないタイプ、小学校から同じだったことに主人公は気付いていない。

8人目(最終26話):橘美也
主人公の1つ年下の妹、とても仲良し、
兄の事を気にかけてくれる良い子。


-------------------↑↑レビューはここまでです↑↑--------------------

あとは、私が観ていて途中で思ったことをずらずらと書いていきます。
どちらかと言うと書き残して物語の詳しい内容を
覚えておくための「自分用メモ」って感じです。

盛大にネタバレしますし、バカみたいに長いので読まなくておK(* ̄∇ ̄)/


{netabare}
最初に登場したヒロイン「森島・L・はるか」が個人的にかなりタイプで、
他の娘に対していきなりハードル上がってしまい、
その後は彼女以上のお気に入りキャラが出てきませんでした(^_^;
転倒して昼食を落とした時に拾ってくれたのが
はるかとの出会いのきっかけ。
「橘くん、優しいから」口癖のように言う。
実は全ヒロイン中で、主人公側からアタックしたのって、はるか1人だけかも。
EDの後に将来のシーンがあり、結ばれていました^^

にしてもさすがギャルゲの主人公、モテすぎですww


薫の物語は最初から仲良い状態でスタートし、
お泊りデートの翌日までで物語完結。


紗江は人見知りで、バイト面接の特訓に主人公が付き合っていく中で
だんだん接近していきます。
そして紗江から誘われて遊園地でのデート。


逢は1年生なので後輩だけど、
うっわ何か怖い(゚ロ゚ノ)ノ って思ってしまった。
最序盤で偶然にしてはいくら何でも会い過ぎな気がした。
水道場で、早くも逢のほうから2人きりになれるように誘われるのだけど、
それまでのプロセスが急すぎてイマイチな印象。
逢は数学の追試を受けなくてはならなくて、
不合格だと補習により部活動できなくなるというピンチ、
図書室で、数学だけが取り柄な主人公が教える
逢には、言う事聞かないわりに甘えたがる小学生の弟がいて、
「同じ男子で、子供っぽい主人公なら接し方が分かるのではないか」
というスゴい言葉で告白(だよね?)される
呼び方こそ「先輩」だけど、妙に子ども扱いしてくる。
遊園地での幻覚(?)の描写は、私には意味が理解できなかった
女子水泳部のおでん屋で主人公が手伝い、逢と2人きりとなって売る。
山の隠れ温泉でお互いに「大好き」言う。
その後、海辺の膝枕でfin.
主人公は普段は頼りないけど、ここぞという場面ではチカラになり、
お互いを頼り合う良い関係に思えた。


梨穂子は主人公の幼馴染で、
幼いころからずっと主人公に片思い…って言うけど、
主人公もそれなりに好意は持っていそうに思えた
(近道を広げて、遅刻がちな彼女が通れるようにしておくとか)
梨穂子ルートは「恋愛」要素は薄く、むしろ
部活動(茶道部)がテーマだったように思える。
茶道部部員は卒業間近の3年生2人と梨穂子の合わせて3人だけ、
部活動存亡の危機で、主人公に入部してもらえるように誘うという設定。
この4話では時系列だけがずいぶん進むけど、
2人の関係は最初からほとんど進展せず、
イベントも他キャラと比べると少なめ。
いつか梨穂子の熱い思いが届くといいなぁ、のままで終わり、
ダイエットも成功せず、これってどうよ…
物語面では5人目にしてこれまでで最も残念な印象を受けてしまった。
先輩たちが卒業してしまう間際に、
「卒業祝い」として主人公が入部届けを出して
部活動が存続し、いちおうハッピーエンド。


詞は主人公のクラスメイト、クラス委員で、創設祭実行委員も掛け持ちし、
責任感が強い。優しいようでキツい部分があって、
プライドも非常に高く、S気も最初のうちほど強い。
詞ルートは「創設祭実行委員の仕事」というテーマを通して
恋愛が進展していく様子が描かれていた。
うーん、優しいんだか怖いんだかワケが分からん・・・(゚_゚i)・・・
多重人格??と思ってしまった。
物語を通してその理由が分かったけど。

他キャラのルートでは詞が真面目なお人好しに思えてたけど
物事を自分でやり遂げないと気が済まず、
それが原因で孤立してしまう場面も。

創設祭の準備が間に合いそうにない状況となり
主人公からかけられた言葉によって性格が変わる
「昨日までのあの子はいなくなっちゃったの」と言われ、
それに対して主人公は
「これまでの全部をひっくるめて絢辻さんが好きだったのに」と。

そして素直になって皆に協力を求め、
クラスのみんなを上手くまとめられるようになる。
「自分の力で、みんながクリスマスを幸せに過ごせれば」という気持ちから
いつのまにかそれが自己満足になってしまっていた、
その事を主人公が気付かせてやった。

10年後のクリスマスのシーンで2人結ばれてて子供がいる。
「世界中のみんなが今の私たちみたいに幸せでありますように」
fin.
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

6人×4話+2話=26話

A.なぜこのタイミングでこのアニメのレビュー?
Q.ニコ生一挙放送があったからに決まってますよね(笑)私がアニメを見る上での生命線です(笑)
いつもどおりのパターンということで、この機会に感想をということで。

【短い感想】
嫌いじゃない、むしろ好きといってもいい作品です。(かなり上から目線ですが、大好きってわけでもないので、表現が難しい)
全26話というよりは、6人×4話+2話という別々の話が6つ集まって成り立っていると言える大胆な構成の作品です。
まぁ、大胆というかこれ以外の展開は無理ですよね。
これを1つの線にして物語を作るとか、それこそどれだけの原作クラッシュになるのか。
ただ、この作品以外のオムニバス形式のアニメって他にはほとんどないので、すごいチャレンジだったと思うし、リスクももちろんあったと思います。具体的に思ったことは後に載せます。

主要キャラは誰ひとりとして嫌いなキャラがいない、みんな愛着が湧くキャラばかりで、私にとっては結構珍しいことだったように思います。
最近自分に合わないキャラばかり見てきたから感覚麻痺しているかもですが(笑)
また、話が完全に別々であるために、主人公の取り合いみたいな醜い争いとか、あまり嫌な部分が描写されていないという理由はあると思いますが。
あと、主人公の橘さん、私結構好きなキャラなんですよ。
いくらヒロインが可愛くて魅力をもっているとしても、主人公次第では魅力を発揮しきれないことって絶対あると思うんです。
常人では理解できないような行動もしたりしますが、それも含めて魅力のあるキャラだったし、橘さんでなければ6人のヒロインと美也とスト子はここまで輝けなかったと思います。
とにかくキャラが濃かった。濃すぎた。(良い意味ですよ)
話の内容とか掘り下げて考えても中々面白いと思いますが、まずはキャラを楽しむ、いわゆるキャラアニメだと思います。
この濃すぎるキャラたちだからこそ、6人×4話という特別な構成で展開することが出来たと思います。

笑って、度肝を抜かれて、悶えて、(心の中で)壁ドンしたアニメでした(笑)
あと、Azusaさんのopめっちゃ好きです。今でもよく聞いてます。


【長い感想】
○6人×4話の利点
{netabare}恋愛ゲームはいくつかしかやったことありませんが、(アマガミはニコ動の実況で結構見てました)ヒロインごとのエピソードがあって、いわゆるルート選択になりますよね。
今作は6人のルートをそのままアニメ化したので、限りなく原作に近い形でエピソードについては再現出来たと思います。
また、6人全員のエピソードを同じ話数で展開したため、空気になったり埋もれてしまうキャラが出ることなく展開出来た(はず)だと思います。

恋愛ゲームのアニメ化は、それぞれのエピソードをどのようにして繋いで1つの物語を作るかが一番の難点だと思います。
あの京アニのclannadですら二人のルートを扱いきれずに後々アナザーストーリーとして展開したくらいです。
アマガミは“どう繋いで1つにするか”ではなく、“最初から6つの物語として展開する”ことを選びました。
まぁこれ以外は厳しいですよねぇ。{/netabare}


○6人×4話のリスク
{netabare}言ってしまえば、1つのアニメではなく6つのアニメとして展開しているようなものです。
化物語のように前後の繋がりがあるいくつかのエピソードというわけではありません。
化物語がリレーだとすれば、アマガミはシャトルランです。
橘さんがヒロインとゴールをむかえたら、再びスタート地点に戻って他のヒロインとゴールを目指すといった感じです。
そのため内容についてはどうしても26話ではなく、4話としての評価しか出来ません。
各ヒロイン4話の話で他の13話、26話のアニメと比べるようなものです。
ということで問題になるのは、尺不足、パンチ力不足といったところです。
それでも流石のキャラの濃さによって大分カバー出来ていたとは思いましたが、もっと掘り下げて欲しかったところ、原作にある面白い場面をもっと入れて欲しかったなど、要望は結構あります。

また、間接的な描写ができなかったのもきつかったかなぁと思います。
例えば、他のアニメであれば何話か連続で展開するヒロイン①回があるとすれば、その回の間にヒロイン②、③などとの関係進展だったり、感情変化などを描写出来ます。
つまりは各回で複数のヒロインの描写を積むことが出来て、後々の自分がメインの回に生かせるということです。
アマガミではそれが出来ません。
出来るとしても各キャラの性格描写くらいで、感情変化は絶対に無理です。ていうかそれをしたら矛盾というか、タイムリープしたことになりかねません。
4話終わったらリセットされてスタート地点に戻るため、各ヒロインとも4話という限られた尺で全てを出し切らなければなりません。これも中々の難点。

あとは各ヒロインとも4話と平等に振り分けられた尺について。
全員同じ尺だとすれば、それだけ内容の濃さ、物語の完成度が浮き彫りになると思います。
物語はどのエピソードも悪くないのですが、やはり後半の3人は…というか梨穂子が大変な目に遭ってしまいました。
唯一付き合いなし、キスなしの梨穂子がアマガミ屈指のインパクトだった七咲と絢辻さんの二人に挟まれてしまうとか、かなりキツいものがあると思います。{/netabare}


○その他
{netabare}橘さんと深く関わらなかったヒロインたちの行動の違いの描写は結構良かったなぁと思います。
これは4話×6人だからこそ出来ることですね。
・薫…クリスマスは勝手に純一との予定を入れていた(メイン回)、クリスマスはもちろんバイト(メイン以外の回)
・紗江…先輩とベストカップルコンテストで優勝したい(メイン回)、コンテストに恥ずかしくて出れない(メイン以外の回)
・七咲…どのキャラよりも友達にも見せないような様々な表情、テンションを見せる、橘さんになら見せれるというような安心感みたいなものを感じます。
・森島先輩…普段から何も考えずに感覚で生きているように見えるだけに、橘さんについてあれだけ悩んでいたのは、かなりの本気度を伺えます。
・綾辻…絢辻さんは裏表のない素敵な人です!
・梨穂子…全話通して特に変化なし。元々純一が好きで、他のヒロインのように途中から好きになったわけではないため。他のヒロインとは根本的なものが違う面白いヒロイン。

それから、アマガミはサブキャラの働き、描写がすごくいいです。
サブキャラ不在で進んだのは絢辻さんくらいなんじゃないですかね。まぁこの回も薫や梅原がサブとして動いたのはありますが。
塚原先輩に田中さん、美也、香苗、茶道部の先輩というように豊富かつ抜群のサブキャラ陣だったと思います。
橘さんの主人公っぷりも良かったですが、このサブキャラ陣があってこその各エピソードだと思います。
はっきり言って、私としてはアニメリトバスよりもアマガミのサブキャラたちの方がよっぽど友情っぽいことしてたと思いましたよ。{/netabare}



【どうでもいい最後に】
なぜ橘純一をさん付けにしているのか。
それは橘さんは思考も言動も行動も本当に紳士なお方だからです。
アニメも面白かったし、原作もまだほんの一部しか見ていませんが、明らかに原作の橘さんの紳士度はぶっ飛んでいます。
詳しくはニコニコ動画、ニコニコ大百科にて。
要検索
・橘純一
・アマガミ上級者向けリンク
・ポルノ野郎
・狂乱の暴走ロケット
・変態という名の紳士←ニコニコ大百科にてこれに認定されているアニメキャラは、発言者のクマ吉くんと橘さんだけです

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

84.4 5 兄妹でラブコメなアニメランキング5位
未確認で進行形(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (2204)
11716人が棚に入れました
ごく普通の生活を送る高校生・夜ノ森小紅の16歳の誕生日。許嫁なのに影が薄い三峰白夜と、小姑なのにどう見ても幼女の三峰真白が現れた。ブリーフィング無しでいきなり始まった奇妙な同居生活。シスコンで変態な姉・夜ノ森紅緒まで加わり、事態は相当ややこしいことに。小紅の生活は普通じゃなくなった。

声優・キャラクター
照井春佳、松井恵理子、吉田有里、羽多野渉、愛美、佐倉綾音、藤田咲、角元明日香

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

アニメは制作会社で選ぼう!

ごく普通の生活を送る高校生・夜ノ森小紅の16歳の誕生日。
許嫁なのに影が薄い三峰白夜と、小姑なのにどう見ても幼女の三峰真白が現れた。
ブリーフィング無しでいきなり始まった奇妙な同居生活。
シスコンで変態な姉・夜ノ森紅緒まで加わり、事態は相当ややこしいことに。
小紅の生活は普通じゃなくなった。

各話のサブタイトルは登場人物の話した台詞となっている。
#01「何事も最初が肝心です」
家事万能、巨乳安産型、その他はごく普通の高校生・夜ノ森小紅。
そんな小紅の16歳の誕生日。
突然訪ねてきたのは許婚・三峰白夜(影薄い)と、その妹の小姑・三峰真白(どう見ても幼女)。
なぜか始まる同居生活。
実姉・夜ノ森紅緒は今日も元気にシスコンで変態だ。
果たして小紅の生活は一変するのか、しないのか。
うまく言えないので確認してください。

#02「ロリ小姑ってのも悪くないわ」
突然許婚と小姑が現れて困惑する小紅。
許婚・白夜はさておき小姑・真白はどう見ても幼女。
なのにまさかの同級生。
展開についていけない小紅をよそに、姉・紅緒は語る。
「あるのもないのもすばらしい」。
見た目も幼女、中身も幼女な幼女高校生・真白だが、小紅と白夜に起こった昔のことを知っているような、いないような。
よくわからないので確認してください。

#03「ラブコメの波動を感じる」
体育の授業。
小紅は跳び箱が苦手。
同級生のまゆら曰く「ハンデがあるからね♪」。
そんなこんなで日曜日。
家事にいそしむ小紅。
手伝いを申し出る紅緒。
平和な休日が過ぎゆくかに思われたそのとき、突如響き渡る紅緒の絶叫。
溢れ出る真白の絶望。
禁断のBPが今明かされる。
BPについては本編で確認してください。

#04「あれはただのへんたいです」
紅緒によって明かされた過去のこと。
突然の話に小紅はショート寸前でビックリ緊急ダウン。
代わりに台所に立つ紅緒。
生み出される悪夢の数々。
小紅のありがたみを知る真白。
一方白夜は小紅に嫌われたと思い込み、逃走というより暴走。
今回の白夜はよくしゃべるとかしゃべらないとか。
実際のところは確認してください。

#05「これが経産婦だと」
和装の美女がやってきた。
どう見ても若すぎるが、真白の母・白雪らしい。
緊張する小紅。
身構える真白。
白雪の若さを前に苦悩する紅緒だが、結論的には「かなりアリ」。
そんな中、白雪の口から驚くべき話がとび出す。
混乱する小紅。
果たして語られた内容は真実なのかどうなのか。
言葉だけでは伝わらなさそうなので、その目で確認してください。

#06「そうだ、小姑でうめよう」
チョコレートを前に小紅が悩む。
白夜が悩む。
真白も悩む。
まゆらは笑う、「バレンタインっていろんな人間ドラマがあって面白いよね」。
そう、2月といえばバレンタインデー。
ネッシー。
モンゴリアン・デスワーム。
雪男。
ネッシー。
ネッシー。
ネッシー。
さて問題です、このお話でいったい何回「ネッシー」と言うでしょう。
よく聞いて確認してください。

#07「それはそれ、これはこれ」
生徒会書記、末続このは。
強烈な紅緒信者である。
その友人、大野仁子。
空気の読めない新聞部員である。
真白に嫉妬心を燃やすこのはに調査協力を申し出る仁子。
「こっそり」とか、そんな寝言は寝て言おう。
そしてなんだかこのはの言葉づか(略)真白とこのはの戦いが今始まる!
俺たちの明日はどっちだ!?
略されたところは確認してください。

#08「妹の悲しみをいやすのは、妹」
「一言でいうと、よくあることだ。ムー的な視点で言えば。」尻が大きいのは悪いことじゃない。
乳が大きいのも悪いことじゃない。
むしろいい。
それはともかく、真白とこのはの戦いはまだ続く。
ついに迎える屋上決戦。
まったく関係ない紅緒様。
いつも通りと思いきや、突然の急展開があるとかないとか。
やっぱりあるので確認してください。

#09「くつじょくです、はずかしめをうけました」
思いがけず新展開。
忠実な白夜。
小紅は否定されたらちょっとショックな自分に気づく。
目にゴミが入っただけという弁解。
それに対する紅緒の愛。
白夜も愛。
小紅のスクープを狙う仁子。
紅緒の変顔を狙う真白。
そんななか、ついにデレ期到来か。
誰のデレ期がきたのかは確認してください。

※一迅社のCMを一年ぶりに視聴。
No.12までは2014年視聴済。
No.13は2015年視聴。

#10「デレ期という単語を調べたら」
ホワイトデーをめぐって、白夜が悩む。
真白は叱咤する。
紅緒は悶絶する。
小紅は俺の嫁。
デレたらデレたなりに物語は進む。
小紅はいい子。
このはもいい子。
仁子もいい子だけど、今日も元気に暴走中。
念願の記事掲載は叶うのか。
そしてなんだか今回は、意外な人がツッコミ役に。
その切れ味を確認してください。

※一迅社のCM No.14を2015年に視聴。

#11「ハンカチを楽しんでるのよ」
ハンカチは楽しむものらしい。
先週に引き続き、白夜は悩む。
仁子はなんとUMAを目撃。
夕暮れ時でも油断は禁物です。
一方、小紅と白夜の仲に進展が。
なんとデートに出かけることに。
コブつきで。
不良の第一歩。
春休みに入ったり、新事実が発覚したり、色んな要素はあるけれど、とりあえず初デートはどこへ行ったのか。
確認するのはそこからだ。

※一迅社のCM No.15を2015年に視聴。

#12「わかってる? わかってる」
白夜と真白が姿を消した。
なくなった荷物。
途絶えた連絡。
静かな我が家。
不安と心配に苛まれる小紅だが、まゆらに背中を押されて三峰家へ。
山に分け入り、懸命に白夜と真白を探す小紅。
そこで彼女が見たものは...?
これからどうなるかはわからないけれど、冬は終わり、春が来る。
最後までどうぞ確認してください。

※一迅社のCM No.16を2015年に視聴。

【アニメキャラの魅力】とにかくずば抜けて可愛い!萌えアニメの主人公「夜ノ森小紅」の魅力とは?
『未確認で進行形』は、アニメで一気に評価を上げたタイプの作品のひとつだと思います。それゆえにアニメ化されてからの反響が大きく、アニメの続編を望む声も多いです。当然キャラクターも可愛らしい女性キャラが多く、ロリ、妹属性に目のない「紅緒」、その属性にぴったり当てはまる「真白」。そして今回ご紹介する、その中でもダントツで可愛い(と個人的に思っている)「夜ノ森小紅」。

この3人が歌い踊るOP映像は、近年稀に見る傑作だと思います。OPのイントロで流れる写真風イラストは可愛さ&色気を感じさせ、歌が始まれば小紅の豊満な胸揺れと真白と紅緒の楽しそうな(イヤイヤそうな)絡みもあり・・・。このOPだけでも魅力を最大限に発揮している3人なのです。

■妹で巨乳で微ツンデレで男口調でツインテール
小紅はとにかくたくさんの属性を持っています。紅緒の妹であること、真白曰く巨乳安産型であること、許嫁となった白夜へ対しての微ツンデレ、少し変わった丁寧な男の子よりな口調・・・。どれもキャラクターのイメージを語る上で大切な要素です。

しかし、筆者が最も驚いた属性はその口調です。漫画で読んだ時には「変わった女の子だな」というくらいの印象だったのに対して、アニメを見たとたん、その口調があまりにもマッチしており、その上今まで聞いたことの無い“萌え”を醸し出しているではありませんか。完全に撃ち抜かれました。

■次々と見せつける圧倒的な萌えボディスタイル
小紅は、真白曰く“巨乳安産型”。胸はかなり大きいです。それこそOPでぷるんぷるんするくらい。下半身の描写はあまりありませんが、全体像が見えるとその良さがわかります。可愛エロスなのです。容姿すべてが。もうたまりません。

■可愛い外見に負けない内面の愛らしさ
小紅は性格も良いのです。つまり完璧超人なのです。料理をすれば真白のお子様舌に合わせて料理をし、イベントがあるごとにあれやこれやと考え、全てのキャラクターに懸命に寄り添っています。もうここまで来ると逆に狙いすぎて嫌われかねないのですが、そこを見事にクリアしているのが「夜ノ森小紅」です。まだ観ていないという方は、ぜひご自身の目で「夜ノ森小紅」の魅力をご堪能下さい。

TVアニメ化が決定した『三者三葉』気になる放送時期が判明! アニメ制作は『未確認で進行形』を手がけた“あの”会社!
原作・荒井チェリー先生からのお祝いコメントも

「まんがタイムきらら」で最長12年の連載を誇り、そして現在も絶賛連載中の『三者三葉』。先日TVアニメ化が発表され、このたび2016年春に放送決定となりました。原作は、元気はつらつの大食い娘・小田切双葉、腹黒委員長の葉山照、元・お嬢様の西川葉子という、名前に「葉」の字がつく“三者三様”の性格の女子高生が織り成す、キュートで愉快な日常模様を描いた人気コミック。そして今回、アニメのキービジュアル第1弾、公式HP・Twitterのオープン、さらにアニメスタッフの情報が解禁となりました!

◆キービジュアル第1弾公開!

★今回解禁されたキービジュアル第1弾では、双葉・照・葉子の3人の仲の良さがよく描かれています。そしてこのビジュアルを使用したhttp://sansyasanyou.com (ティザーサイト)も本日オープン! ティザーサイトでは、原作・荒井チェリー先生からのお祝いコメントも掲載されているので、こちらも要チェックです♪

◆スタッフ情報も公開!
●アニメーション制作を務めるのは、同じく荒井チェリー先生原作の『未確認で進行形』や『ゆるゆり、ゆるゆり♪♪』で知られる動画工房。
●そして監督・木村泰大氏、キャラクターデザイン・山崎淳氏、シリーズ構成・子安秀明氏という布陣となっています。

◆TVアニメ『三者三葉』作品概要

<放送情報>
2016年春TVアニメ放送開始

<INTRODUCTION>
大食娘・小田切双葉、元お嬢様・西川葉子、腹黒委員長・葉山照の仲良し三人組に加え、クラスメートで永遠の二番手ツンツン娘・西山芹奈や、親切心からひと言多い近藤亜紗子、陰謀が大好物な葉子様の元メイド・薗部篠…、ゴーイングマイウェイな面々がマイペースに大騒ぎします!

<STAFF>
原作:荒井チェリー(芳文社「まんがタイムきらら」連載)
監督:木村泰大
キャラクターデザイン:山崎淳
シリーズ構成:子安秀明
アニメーション制作:動画工房

デキるオタクはここで判断している?
2015年秋アニメも出そろいましたね。しかし、度胆を抜かれたというか……想像していた方向とまったく異なっていたのが「おそ松さん」ではないだろうか。初回の放送がスタートしてからカオスなネタと相次ぐパロディの連続に、ネット界隈を中心に「なんなのこれww(褒め言葉)」状態に。

その一方で「銀魂の監督とスタッフなのか。だったら納得」「監督の過去の作品からすると当然の展開」といった声も。うーむ……どうやらコアなアニメファンは監督などからも事前に情報を得て、放送開始前から内容を想定しているようだ。

【げそいくお氏】
2015年秋放送:「ハッカドール」
過去に関わった作品(例):「未確認で進行形」/「キルラキル」/「プラスティック・メモリーズ」

げそいくお監督……?と不思議な名前に釘付けになった方も多いはず。思わず声に出して読みたくなる名前の彼は、1987年生まれと若いながらも現在はフリーで活動をしている実力者。他にも奥居久明、ikuoといった名義でも活動中とのこと。

アニメは制作会社で選ぼう!
【動画工房】
NEW GAME!(2016)
干物妹!うまるちゃん(2015)
プラスティック・メモリーズ(2015)
月刊少女野崎くん(2014)
恋愛ラボ(2013)

視聴回数2回以上の作品
三者三葉(2016)
未確認で進行形(2014)
ゆるゆりシリーズ
ゆるゆり♪♪(2012)
ゆるゆり(2011)

「うまるーん」へのときめきが止まらない中、2015年秋は「緋弾のアリアAA」を制作している動画工房。他にも「月刊少女野崎くん」といった2期が待たれる作品が多数。……「恋愛ラボ」も期待しております。

【動画工房】大注目のアニメ制作会社、その人気の秘密とは?
昨今では、季節毎に物凄い数の新作アニメが放映されています。その際に作品をチェックする取っ掛かり的なポイントがアニメファンには色々あります。

原作漫画や小説のファンであるとか、好きな監督の新作であるとか、大ファンの声優さんが出演しているとか、そういう作品に着目するきっかけになる各要素。そうした中で、ファンにとって特に重要なポイントになっているのが、アニメ作品を作る<製作会社>です。

『涼宮ハルヒの憂鬱』『らき☆すた』といったメジャー作を世に送り出した京都アニメーションや、斬新な映像表現を武器に『ひだまりスケッチ』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』をクリエイトしたシャフト、硬派な雰囲気とスピード感のあるアクションシーンに定評のあるBONESなどなど、アニメファンから熱狂的な支持を受けている人気会社が沢山あり、一種のブランドとなっています。

この会社が作っているから観てみる。この会社ならば作画も出来も期待ができる。アニメファンにとっては、製作会社ってとっても大事なものなのです。

そうした中でも、近年大きな注目を集めている人気急上昇中のアニメ制作会社が、「動画工房」です。

その美しいアニメーションでアニメファンを楽しませてくれる優れた作品をリリースし続けている動画工房。そんな動画工房の作品、その魅力を探っていきたいと思います!

■とにかく可愛い女の娘を観てください!  『未確認で進行形』
『未確認で進行形』は、女性漫画家である荒井チェリー先生の四コマ漫画を原作としたラブコメアニメ。女性しかいない夜ノ森家の次女・小紅は、16歳の誕生日に自分に許婚がいることを初めて聞かされます。そして、なし崩し的に始まる彼女の許婚、三峰白夜とその妹、真白との同居生活。突然自分に将来の夫が出来たことに戸惑いを隠せない小紅。しかも、白夜と真白には重大な秘密があり……という、ちょっとファンタジックな要素を取り入れたラブコメです。

本作の何よりの魅力は、キャラクターの可愛らしさでしょう。女の娘らしいグラマーな体型(ただし、本人的にはそれが大きなコンプレックス)の持ち主で、白夜の読めない行動に翻弄されつつも、徐々に彼との距離を縮めていく小紅。その小紅を溺愛する重度のシスコンである姉の紅緒。小紅の"小姑"として、ちっこい身体で思いっきり背伸びした行動をする真白。こうした個性豊かで可愛い女の娘が次々に登場し、動画工房の流麗なアニメーションで描かれるのです。

そして、本作の魅力はそういった"萌え"の要素だけではありません。原作漫画での女性作家らしい繊細な心理描写を動画工房はアニメ版でも見事に再現。メインヒロインである小紅のモノローグを多用した作劇やエモーションに満ちた演出の数々は、ドラマに深みを与えると共に、作品内に独特の感性を付与することに成功しています。

放送時期とシンクロした劇中の冬景色も相まって、何とも言えない情感に満ちたラブコメ作品となった『未確認で進行形』。"みでしみん"と呼ばれる熱狂的なファンも生み出した本作の人気の秘密がそこに凝縮されています。

ちなみに、本編は勿論のこと、小紅、紅緒、真白によるユニット"みかくにんぐッ! "が歌うオープニング主題歌とエンディング曲は、そのポップな曲調もあいまって素晴らしいアニソン、キャラソンとなっています。そんな楽曲の素晴らしさを見事に映像化してみせたアニメーションも、これまた凄い出来でアニメファンならば必見です!  嬉しいことに、TOHO animationの公式YouTubeアカウントでも公開されていますので、未見の方は是非ともチェックしていただきたいと思います!! 

アニソン好きライターが独断で選んだ「2014年ベストアニソン」
『未確認で進行形』の『とまどい→レシピ』
『月刊少女野崎くん』といい、この『とまどい→レシピ』がオープニング曲に使用された『未確認で進行形』といい、2014年の動画工房の勢いと制作作品のクオリティは本当に凄かったですよね。2014年、大人気のアニメーション制作会社さんです。

そんな動画工房の素晴らしいアニメーションも目を引く『未確認で進行形』の『とまどい→レシピ』も、個人的な2014年のベストアニソンから決してオミット出来ない楽曲。「ふぅふぅらったった」という抜群の語感を持つリリックから始まり、物語のストーリーや劇中でキーアイテムとなるお菓子の名称で巧みにデコレーションしたチャーミングな歌詞で突っ走る。

物語の主役である3人の女の娘、小紅、紅緒、真白ちゃんの3人組ユニットである「みかくにんぐッ!」によるヴォーカルもナイス! 何より、この歌と音がアニメーションに重なった時の高揚感が凄いんです。滑らかに動きまくるアニメーションにシンクロしたメロディとリズムは、視覚的にも聴覚的にもとにかく気持ちが良くて、ひたすらに楽しい気持ちにさせてくえます。アニメのオープニングやエンディングに使われる楽曲って、やっぱりアニメーションと一緒に観てこそおもしろいのだな、なんてことを再認識させてくれた1曲。

作曲を担当したのは、ネット発の音楽クリエイターで、ヴォーカロイド関連の楽曲を動画サイトにアップしていたというJunkyさん。Junkyさんは、エンディングの『まっしろわーるど』も制作されており、こちらもポップなメロディと、真白ちゃんのキャラクター性を凝縮した歌詞、そして、デフォルメキャラがちょこまか動きまくるアニメーションに惹きつけられる名曲です。

『アニメ流行語大賞2014』投票結果はこうなった!
今年のノミネートは35コ。今年は第2期の作品も多く、新しいセリフが生まれにくかったように感じました。さて、2500票を超える投票の結果は?

5位:ラブコメの波動を感じる(未確認で進行形)

2014年1月から3月にかけて放送された。全12話。
テレビアニメ化は2013年9月21日に発表され、公式サイトの開設に併せてキャストやスタッフも公表された。また、同年10月20日には制作発表番組「テレビアニメ『未確認で進行形』制作発表 〜番組内容は確認しておきます。〜」が、12月8日には特別番組特番「TVアニメ『未確認で進行形』放送まであと1ヶ月くらいSP 〜初だし情報もあるらしいけど、それが何なのかは確認しておきます。〜」が、それぞれニコニコ生放送で配信された。

2014年3月19日発売のBD / DVD第1巻にテレビ未放送の温泉編を描く新規OVA「見て。あれが私たちの泊まっている旅館よ。」を収録したり、ユニット「ひばり高校1年3組」(小紅、真白、まゆら)のオリジナル楽曲を録り下ろしたキャラクターCDを同梱するなど、全6巻のソフト販売への注力も推進されている。

2014年2月12日にはレコチョクの同年冬アニメランキングで第7位を記録したことが報じられた。同年2月26日にはアキバ総研の同年冬アニメ実力ランキングで第3位を記録したことが報じられ、同年4月10日には同サイトの同年冬アニメ満足度ランキングで第2位を記録したことが報じられた。

監督の藤原佳幸は『GJ部』の第1話を担当した彼の絵コンテを見た東宝プロデューサーの吉澤隆による依頼、キャラクターデザインの菊池愛は『GJ部』のオープニングアニメーション原画を気に入った藤原の要望を聞いた動画工房プロデューサーの鎌田肇による提案、シリーズ構成の志茂文彦はプロデューサー陣による推薦で、それぞれ起用された。

まず、藤原は原作の第1巻で小紅の身体にある幼い頃の傷跡を真白が見つける入浴シーンをそのままアニメ化すると、お色気の強い作品だと誤解されそうな懸念を持った。そのため、アニメではシチュエーションに変更が加えられ、第4話の後半で寝込んだ小紅の汗を真白が拭いてあげた際に傷跡を見つけるという展開になっている。そういった原作のエピソード整理が為された第1話は絵コンテの段階で尺を5分オーバーしたため、オープニングを最後で流すという構成になった。また、第1話は藤原が『伝説の勇者の伝説』の助監督時代に実力を見込んで今回直に依頼した、編集の平木大輔にも助けられている。

キャラクターの掛け合いの魅力を損なわずにアニメとしても成立させる点に配慮する一方、キャラクターデザインについては巨乳安産型である小紅が服の上からでも胸の大きさがわかるものの太っては見えないように藤原が配慮し、菊池もそれに応えた。また、小紅だけでなく全キャラクターのデザインに関しては輪郭部に原作にない白いハイライトが入れられたが、これは舞台を雪国にすることと作品の時間軸を放送時期に合わせることが決まったため、白が基調の背景と色の強いキャラクターのマッチングを考えてのことである。

紅緒の変態ぶりの表現など声優たちのアドリブに助けられたところは大きく、小紅役の照井春佳、紅緒役の松井恵理子、真白役の吉田有里はオーディションで選ばれたが、その際に照井は「最初から『あ、小紅がいる』」「まんま、小紅だなあ」、松井は「変態っぽく湿度がある感じに聞こえるけれど、その中に上品さもある」「小紅や学校の生徒が見ている『紅緒の素晴らしさ』のニュアンスも含まれている」、吉田は「飛び道具が来たな」「(オーディション中に真白として台詞を喋っている声と、挨拶に来てくれた時の声が変わらないため)正直、すごいな」という印象をそれぞれ藤原から持たれた。

オープニングアニメーションは、絵コンテを制作デスクの梅原翔太による下描きを元に、藤原が清書や修正を担当した。梅原は、最初の2回は完成版とは全然違う形でずっとキャラクターが踊っているような感じで描いたところ、全てボツにされたそうである。完成版は曲のイントロの長さを利用して小紅たちの本編では見られない姿が描かれているが、これは藤原の趣味によって盛られた部分が大きく、フェティッシュな絵が多くなった。

エンディングアニメーションは、絵コンテと演出を『GJ部』でもそれを担当していた武山篤が担当したが、彼は平木や美術監督の川口正明、音響効果の小山恭正などと同じく、藤原の依頼で『GJ部』から引き続いて起用された。エンディングアニメーションの絵コンテは、その可愛さから即OKとなった。

夜までみんなで╭( ・ㅂ・)وぐッ!
ニコニコ生放送各回終了後の毎週日曜22:30 - 23:30に配信していたトーク番組。アニメ終了翌週の2014年4月6日まで配信。

オープニングテーマ
「とまどい→レシピ」(第2話 - 第4話、第6話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用。第5話では未使用。

エンディングテーマ
「まっしろわーるど」(第2話 - 第11話)
第12話では未使用。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 46
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

このレビューを「みかくにんぐッ!」に捧ぐ!

こ、小紅が可愛い!
可愛いったらありゃしない!!
あまりの可愛さに紅緒とのシンクロ率が相当上がった。
白夜への小紅の気持ちが高まる度に、
「ラブコメの波動がする~!」と
紅緒と一緒にのたうち回っていた。
小紅には誰のものにもなって欲しくない、
でも、
小紅が初めての感情に戸惑う様子を愛でていたくもある。
で、
ど、どうすればいいんだ~!
と、のたうち回ることになる。

OPとEDの出来も良い。
共に「みかくにんぐッ!」(小紅・紅緒・真白)によるキャラソンなのだが、
楽しくて毎回飛ばさずに観てしまった。
特にOP冒頭のみかくにんぐッ!メンバーのスナップショットの高速スライドショー、
おお!とか思っている間にドンドン進んでいくから目が離せない!
え?思わず目を離してしまった?
そんなあなたのために、
「スナップショット全部解説&ランキング」(やっぴ基準)
やってみました!
なお、解説の順番はスライドショーの順番となっています。
{netabare}
こべに:正面バストアップ、白と薄紫のビキニ?左の壁に微かにもたれかかる、こぼれんばかりの胸、儚げな表情 S
ましろ:砂浜にうつ伏せバストアップを左から、水着?顎を砂浜につけ両手は顔の横、目を閉じ心もち満足げな表情 B
べにお:公園のベンチ?に座ったところを正面から、制服、右膝を立てて座り両手で右の靴下を直すしぐさ、見えそうで見えない、いくぶん挑戦的な表情 A
ましろ:草原に寝そべったところを右から、ゆったりとした黒いワンピース?に赤い靴とリボン、うつ伏せ気味に身体をくねらせ、肘で上半身を起こし、右膝を上に膝を重ねる、少し驚きに表情でこちらを見つめる B
こべに:しゃがんだところを正面から、制服に赤いマフラー・黄色い長靴、雪をつかんだ右手をカメラマンに差し伸べる、ほんのりと上気した頬、雪が嬉しくてたまらないという表情 A
こべに:左上半身を正面から、紫の下着?左ブラの肩紐に左人差し指をかけ、やや左を向き僅かにうつろげな表情 A
こべに:ベッドに左を下にして横向きに寝た顔のアップ、左手は胸のあたり、右手は顔の前、一見すると何も羽織ってないように見える、髪が少し顔にかかり恥じらいと戸惑いの表情 A
こべに:体育館に女の子座りしてるのを上から、制服、右手は後ろ、左手は足の間、不思議そうにこちらを見つめる A
こべに:動画、顔のアップを左から、制服にエプロン、手のひらについたクリームを舌で舐めとる、舐めながら目を閉じる A
べにお:バストアップを正面から、制服、メガネ、教科書を広げた自分の席に着き、机に上に両手を重ね、そこに突っ伏した姿勢から顔をあげ、重ねた手の甲に顎を乗せ、右斜め下を見るともなしに眺めやる、寂しいようなつまらないような表情 B
こべに?:口元のドアップ、僅かに開いたピンクの唇から覗く上の前歯と今まさに舌なめずりをせんと口中を蠢く舌 A
ましろ:右から全身を、明るめの赤いコートに白いマフラー、下は制服か?黄色い傘(猫のワンポイント)を手に降る雪に顔を輝かせている B
ましろ:かなり引いた全身を正面から、紺と白のボーダーのタンクトップに水色のキュロットスカート?長く続く石段に足を投げ出して座り両手とも膝の上、夏の陽光のもと暑さに閉口した表情 B
こべに:顔のドアップ、ベッドで首を右にうつ伏せ、右手は顔の前、右肩もわずかに覗き一見すると一糸纏わぬ姿、前髪が顔の大半を隠し、小さく開いた口でスヤスヤと眠る A
こべに:全身を正面やや上から、制服、学校の階段に足を延ばして腰かけ、手は太ももの上、右に鞄、うつろげな表情で視線はやや下 B
こべに:膝から上を正面から、白いワンピースに淡い黄の半袖のカーディガン、湖でオールを手にボートを漕いでいる、閉じられた膝、楽しげで満足感も覗く表情でこちらを見る A
べにお:やや左から全身、制服、畳に膝を立てて座り両手を後ろにして体重を支える、膝をくっつけた絶妙な足の角度により見えない、やや首をかしげ何か問いたげな表情 A
べにお:動画、ほぼ顔のアップ、茶のコートに紫のマフラー、公園?の水飲み場で水を飲むところを左から、右手は水飲み場の淵に軽く添え、左手で髪を抑えながら噴水状に吹き上がる水を目を閉じて、日常的な仕草に浮かぶ神々しさ A
べにお:木製のベンチに仰向けに横たわる全身を右から、制服、鞄を枕にし左膝を軽く立て両手をお腹の上で組む、目を閉じリラックスした寝顔 B
こべに:膝上の全身をやや左から、制服、線路をバックに金網に軽く身体を預けている、両手を後ろで組み心もち前傾姿勢、心からの信頼を感じさせる表情でこちらを見つめる A
ましろ:突堤に女の子座りを正面から、白いブラウスに濃紺の膝丈オーバーオール・ストライプのベレー帽と赤い蝶ネクタイがアクセント、左手に黄色い弁当箱、右手に箸、大きいおめめともっと大きなお口、そのお口にタコさんウインナーが投入される瞬間 B
こべに?:おしりより上の全身を右斜め後方やや上より、清らかな泉にて全裸で沐浴するこべに、勢いよく立ちあがったその瞬間を捉える、全身を反らし両腕を広げ首も大きく反らす、髪は直立するように真上に舞い上がる、女神の沐浴としか表現のしようがない S
ましろ:正面からのやや近いバストアップ、襟元が白い緑のワンピース?、右手に持ったポッキーを顔の左に寄せ、満面の笑み B
べにお:膝より上の全身を正面から、ショートパンツに白いパーカー・頭にはカウボーイハット、両手をポケットに突っ込み挑戦的な笑みを浮かべてこちらを眺めやる B
こべに:草地に膝を立てて座る姿を正面から、制服にローファー(茶)、どうして見えないのかわからないくらい際どいがやはり見えない、両手は後ろ首をやや左にかしげ虚ろげに目を逸らす A
ましろ:膝を抱えてしゃがんところを左から、ノースリーブの白いワンピースに赤紐のサンダル、住宅街の小径に流れる人工の小川に魅入られるましろ、夏 B
ましろ:動画、制服、腰から上を真後ろから、木立の向こうに沈みゆく太陽に渾身のダブルピースを贈りながらの垂直ジャンプ A
こべに:全身を左から、制服、書架から本をとろうと踏み台の一段目に爪先立ち、右手で身体を支え左手に本を持ち、やや驚いた表情でこちらを見つめる B
べにお:立てた左膝に寄り添うところを左からアップで、緑のビキニ?ちらりと覗く胸元、立てた膝を舐めるように突き出された舌、ややうつむき加減に無表情を装った視線を向ける A
べにお:部屋にクッションを抱いて座る姿を正面から、タンクトップの上に緩めのTシャツ?大きめのハートのYESクッションを股の間に両足で抱き、両手はクッションの上にダラリと垂らす、チュッパチャプス?を咥え不敵にこちらをにらむ B
こべに:教室の椅子に座るところをやや左から、制服、左膝を椅子の上に立てそのつま先を左手で掴む、どうしてこれで見えないんですか?背もたれのせいですか?左膝に顎を乗せややうつむき加減、視線も下に向け寂しげな表情 A
べにお:神社?の石段に腰かけたところを正面から、シャツ?の上から紫のカーディガンを羽織る、ショートパンツに薄紫のニーソックス・白い靴、足をやや開き左足を上に足首辺りで重ねる、股の間に両手をつき、フレーム外の誰かに話しかけるようにやや右を向く、楽しげな表情 B
ましろ:正面やや右から立ち姿を、制服、届いたばかりの宅配ピザをつまみ食いしているところを撮られて狼狽、1ピースを両手で持ち、チーズがトローリと口から伸びている B
べにお:顔のアップをやや右から、制服?左手を左頬に添え視線は右斜め下、何かを思い詰めたような可憐な少女を演じているフリ B
ましろ:フローリングに豪快に頭からダイブ!メイド服に赤い革靴、床に散乱するトレイ・カップ・ソーサー・右靴、ぶちまけられたコーヒー、ヘッドスライディングよろしく床に突っ伏すメイド、混乱の極み B
ましろ:全身をやや左下から、ノースリーブの白いワンピース・裸足、草原を両手を広げ大きなストライドで飛ぶように走る、その顔は楽しくて仕方ないと訴えている B
{/netabare}

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふう、大変だった。
こんな企画やめときゃよかった。

しかし、撮影者は誰なのであろうか?
かなり際どいショットもあるうえに、
3人の魅力をこれ程までにを引き出している。
白夜?
それはあるまい。
真白はともかく、
もっと深い関係にならないと小紅のあんなショットは撮れまい。
ましてや、紅緒からかような表情を引き出すなんて出来っこない。
う~ん、
篠○紀信にでも頼んだ?

 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 35
ネタバレ

ギータ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

このアニメに出会えて良カッター!!

【感想】
やっぱりこういう作品は1クールに1つは欲しいですね。
小紅、真白、紅緒が本当に魅力的!
この3人のやり取りに癒され、天然で一途な白夜の行動にタジタジになる小紅を見てニヤニヤして、真白にニヤニヤし、紅緒様の暴挙に爆笑し、撫子のツッコミが笑いに拍車をかける。
日常のやり取りに関しては本当に満点と言ってもいいくらいかなと。
視聴し終わったあとに胸がいっぱいになるんですよ。
「あー…楽しカッター」「面白カッター」「癒されたー」ε= (´∀`)
映画とか見終わった時にたまになりませんか?
見終わったあとに溜めに溜めた溜め息が漏れるやつ。
きんモザやのんのんびよりでもおんなじ感じだったんですが、みでしもそれらに肩を並べられるくらいの出来栄えだったと思います。

作画も丁寧で、料理シーンの描写だったり、小紅の体の描写あたりは本当に気合を感じる作画でしたね。
小紅エロすぎww
BGMもかなり良かったと思うんですが、出し惜しんでる印象がありました。
BGMなしで環境音(足音や鳥の鳴き声等)だけのシーンが結構多くて、「BGMあんまり流さないなー」という印象を受けました。
悪いわけではないんですけど、スコーン作ってるときのBGMとか、めちゃめちゃいいBGMだっただけに、もっと使っても良カッターんじゃないかと。
ラジオではスコーンのBGMループでひたすら流してるのにね(笑)
そして極めつけは3人の主人公声優ですよね。
夜ノ森小紅役:照井春香(ぱるにゃす)
夜ノ森紅緒役:松井恵理子(カッター)
三峰真白役:吉田有里(ゆーきち)
はっきり言って無名、吉田さんに関してはデビュー作ですからね。
ゆるゆりの時も同じ感じでしたが、両作品を制作した動画工房は今後京アニに変わる新人声優の登竜門になるかもですね。
特に凄いのは、吉田さんは真白の声を作っているのではなく、あれが地声ということ。
金田朋子さんの後継者がまさか現れてしまうとは…
それ以上に暴走具合がとんでもないお方ですがね(笑)
それも含めて金田さんの後継者となってしまうのかどうか…
あと、「ラブコメの波動を感じる」は使い勝手が良くて、今後のニコ動のコメントで流れそうですね。
わさわさ…→パン人間か!→きん!ぱつ!→田舎なのん?イタチですよ→ラブコメの波動を感じる
みでし難民とかも発生するのかな。ていうかもう発生してるのか。

とにかくあらゆる要素から楽しめたアニメでした。
今後のみでしの展開、動画工房、声優さんの今後の活躍を期待しています。


【最後に】
ゆゆ式→きんモザ→のんのんびより
2013年に放映された日常作品は多くの視聴者を魅了し、“日常アニメ”というジャンルを強固なものとする素晴らしいアニメばかりでした。
私も日常アニメにすっかり虜にされ、2014年冬も新たな日常アニメが出ることを望んでいました。
そして桜Trickと未確認で進行形という2つのアニメに出会いました。
この2つは今までの日常アニメに比べれば少し異質ではありました。
みでしは本来であればラブコメであり、伏線もいろいろあるストーリー性をもったアニメでした。
しかしそれらを強く押しているアニメかといえばそういうわけではなく、一番押していたのはキャラ同士の日常のやり取りだったと思います。
だから、ラブコメやストーリー展開に注目していた人から見れば物足りなく感じたり、のんのんびよりのような日常物を望んでいた人からすれば、ラブコメが邪魔に感じた人も中にはいたかもしれません。
私としては、ストーリーやラブコメはオマケ、日常のやり取りを中心に楽しんで視聴した作品でした。
まぁアニメに求めているもの、楽しみたいこと、注目したいことは人それぞれなんですよ。
だからこそ色んなジャンルのアニメがあるわけで。
4月5日のニコ生一挙放送のアンケート結果、最高評価の1が97.3%ですよ!?
これは歴代4位の評価です。
それだけこのアニメが好きだった人も多かったということです。
思った以上に否定的な評価が多かった作品な気がしたので、私なりに理由を考えて書いてみました。
求めるものがそれぞれ違うから、いろんな意見が飛び交うアニメになったのかと。
色々な要素があるアニメってやっぱり展開難しいのかな。

この作品に出会えて本当に良カッターです!
カッター、カッターうるさくてすみません(笑)
詳しくは松井恵理子、カッターで検索してみてください。
「カッターで良カッター!松井恵理子です。」


【以前の感想】
{netabare}ゆゆ式→きんモザ→のんのんびより
まさかこのバトンを繋ぐことができるアニメが現れるとは思いませんでした。
今までの作品に比べれば、キャラの濃さ、展開、設定などから万人受けするとは思いませんが、私はこの作品大好きです。
今挙げた3作品よりなら、ゆるゆりとかに近い印象です。


【3話まで見ての感想】
「のんのんびよりからのバトンを繋げるアニメなんてあるわけない!」
こういう気持ちで今期アニメを見てました。
のんのんびよりからのバトンを繋げる条件、それは「すべてが面白いこと」これが私の中での条件でした。
あまりにも無茶ぶりですが、これだけハードルが上がってしまうのも仕方ないと思うんですよ。
その代わり、設定とか形態はあまり気にしてないので、このアニメは今までとは形態がかなり異なりながらも、自然に受け入れることが出来ました。

1,2話も中々面白かったのですが、3話が別格なくらい面白かったです。
1,2話で大体の設定を固め、準備万端となった3話からは本領を発揮するだけだという印象を受けました。
このアニメも私が日常アニメに求める「ずっとこのキャラたちの日常を見ていたい」状態になりそう、ていうかもうほぼなっています。

ポイントは紅緒の見せ方かなと個人的に思います。
紅緒みたいなウザキャラは諸刃の剣だと思います。
・「うぜぇwwww」
・「うぜぇ…」
同じうぜぇでも感じ方では天と地ほど違います。
いかにして心地良いウザキャラに出来るか、これがうざキャラにとってかなり重要だと思います。
これに一役買っているのは、真白と小紅、そして撫子でしょう。
このキャラたちのやり取りによって嫌なうっとおしさは解消出来てるし、紅緒がすごく良いキャラに見えてきます。
紅緒の滅茶苦茶行動が物語の起点になることが多いため、このウザイやり取りを楽しいと思えたら、この作品は最後まで楽しめると思います。

とにかく、1クール何卒宜しくお願いします。


【オマケ:気に入っていること】
・小紅の口調
丁寧語キャラに見えるけど、なんか男っぽい喋り方をするんですよね。
姉への言葉遣いは本当に合わせてあげてるだけだと分かるし、ギャップを感じてすごく新鮮なキャラに見えます。

・BGM
3話のスコーンを作ってるときのBGMはマジで神!久々に流れた瞬間に「良い!」と思うBGMを聴いた気がする。

・真白が学校に通うこと
最初は違和感ありまくりでしたが、真白が学校にいるのといないのでは作品の面白さが大分変わるだろうと3話を見て思いました。このあたりはアニメだから許されることかなと。

・真白の素直さ
紅緒をウザイと思いつつも、妹の小紅はしっかり認めている、白夜に小紅のためにもしっかりしろと促す。キャラの思考や行動もしっかりしているし、矛盾とか気にすることとか特になく、安心してこのアニメを楽しめそうです。

・声優さん
新人かな?にしてはすごくいい感じにはまっていると思うし、動画工房制作だけあって、無名だった声優陣を一期に押し上げたゆるゆりをやはり思い出します。


【4話感想】
4話を見た限りではのんのんびよりとかの流れとはやっぱり違うのかなと思いました。
別に面白くないというわけではなく、違う魅力のある作品かなと思います。
{netabare}思った以上にストーリー性が強くなってきました。
また、設定も結構手が込んでいて、伏線を結構張っているような印象を受けました。
真白と白夜、そして三峰の謎、このあたりを徐々に明らかにしていくストーリーなのかなと。
もちろん小紅と白夜の恋愛というのはありますが、もうほとんど傾いているので。
あとは、白夜の秘密を知ったときの小紅の気持ち、白夜の気持ち、そのあたりがメインになってくるストーリーなのかなと予想してみます。
謎、秘密に関しては結構伏線っぽい描写があるので、ある程度は見えるかなと。
あとは、ストーリーもそうですが、やはり楽しい日常描写をもっと見ていたいなぁという気持ちです。
ストーリーと日常、レールガンでもそうでしたがこの2つをうまく絡めて展開出来るかどうかが鍵になってくると思います。
今後の展開に期待です。{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26

93.8 6 兄妹でラブコメなアニメランキング6位
エロマンガ先生(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (1817)
9136人が棚に入れました
高校生兼ライトノベル作家である主人公和泉正宗には、引きこもりの妹和泉紗霧がいる。一年前に二人は兄妹となったのだが、妹はまったく部屋から出てこないほど徹底した引きこもりである。

ある日和泉正宗は、担当イラストレーターエロマンガ先生が自分の妹であることに気づき……。


声優・キャラクター
藤田茜、松岡禎丞、高橋未奈美、大西沙織、木戸衣吹、石川由依、小松未可子、島﨑信長
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

10話で断念

2話まで視聴
編集ってそれで儲けられるのであるなら子供のお守りもせにゃならんのか…大変だなぁ。

8話までの感想
{netabare}原作未読、原作者が同じらしい俺妹はアニメも見てません、ってことで色眼鏡無しに見れるかなー?と思ったけどそうは行かなかったっぽい。
同期放送のアニメに覆面系ノイズって作品があるため…ってその件は後で話します。

きっとここ(アニコレ)では絶賛されてるんだろうなーと感想をざっと見てみたら、辛うじて否定的な感想もいくつかありました。
その中でで目に付くのは「ご都合主義」って点。
これは自分も感じてる…っていうより自分が感じた印象の根幹を分析するとそこに行き着くんだろうなぁ。

中高生を子供と呼ぶのは適してるかどうか不明だけど、とりあえず社会人と区別するために子供と呼称すると──
イラスト描くのも小説書くのも子供、ライバルの小説家も子供で書店の店員も子供。
別に子供しか出てこないのが悪いということではなく、それに対し扱う題材が噛み合ってないと自分は感じる。
この作品は全国に販売されてるハズのラノベを題材としてる以上、大人も関わってるハズで、それが出ないとどうにも違和感が…。
そして、この違和感を違和感なく受け入れる理屈…理屈といっても実際は無意識に行われてることなんだけど、自分的にはどうにもトゥルーマンショーに帰結させる傾向があるっぽい。
要は「大人の用意した舞台の上で踊らされる子供を観察してる世界」って感じの設定を補完してしまう。
違和感、言い換えれば不快感に対する防衛本能で、反射的にそう思ってしまうんですよね自分は。
「この理屈なら違和感無いぞ」ってね。
実はラノベのカテゴリーに高校生部門とかあるのかね、そうであるなら問題ないんだけどねぇ。

一応OPで大人キャラ(だよね?)が出てるので、早く本編に出ないかなーと思いつつ見てるのだけど、なっかなか出てこないですね。
そして見てるうちに段々と気持ち悪さが加速してるような?
つかこれ、こどもの時間(アニメはどこまでやったか知らんけど原作の)の九重家みたいなもんでしょ。
誰か児童相談所に通報しようよ、親が見たら泣くぞ。
そういうシリアスに見るもんじゃないってのは分かるけど、仕事で大人の世界に首突っ込んでる以上、その言い分は自分にはどうにも受け付けられない。
妹が兄に好意を寄せるのも、結局それは「他に男知らんからでしょ?」という考えが先に立ってしまい、見てて虚しさが…。
ヲタは美少女を閉じ込めて自分以外の男に会わせないでいるとホっとするんでしょ、と言われてるみたいでなぁ…いやぁそれはちょっと。
それと作家とファンってテーマとしてはミザリーが頭をよぎるけど、そっち方向に行ってもおかしくない状況になっていってるような?
誰がミザリー役でも当てはまる。
なーんかふわっふわの綿菓子で首を絞められてるというか、善意で舗装された地獄への道を歩んでるというか、なんかこええッスよ。{/netabare}

9話までの感想
{netabare}やっとOPで出てる大人キャラ出たー、と思ったら同類か…。
それ以上に声が子安じゃなかったことに驚いたのはナイショだ。
それと身内に「亡くなる」にはちょっと違和感…だけど、お父様お母様言ってるしまぁいいのか…小説家だけど。
あとモテる女性は普段から告白され慣れてるのか、自らが惚れた男性に告白することは無く如何に告白させるかに拘るとかナンとか。

ってか、結局山田家も家族ぐるみで児童虐待か…。
文筆業は労基の埒外だから気にされないけど、もし勤務時間が明確に分かる業種であるなら児童福祉違反に当たると思う、エルフはまだ義務教育でしょ?
って、自分はマンガ・アニメがPTAなどから不条理な誹りを受けてきたのを嫌という程見てきた世代なので、アニメファンである自分は決してPTAのようなことは言うまいと心に誓ってはいるんだけどさ。
(なのでBPOに通報だー、BPOに注意されたから○○だー、児ポ法違反だーと言うのは大嫌いです、お前PTAの回し者かよと)
だた問題は、よくないことを善しとして書いちゃうのはどうなんかなー、と。

以下話はズレます、ってか多分に自分語りをしてしまうけど、見る人それぞれがこれまでどんなものを見聞きしてきたかで目の前の作品の評価が変わるので…ってことでご容赦を。

{netabare}同作者の俺妹は見てないと↑で書いたのですが、正確には最初の何話かくらいは見ました。
そこでも同じ構図というか、似た現象はありまして…18際未満が18禁エロゲーにハマるって点ね。
これって未成年者の飲酒・喫煙シーンと同じようなモノで、フィクションなんだし別に構わんだろとは思うものの、それを作品として発表することでまーた規制派に餌を与えることになるんじゃないかなーとヒヤっとした記憶があります。
大昔無修正が普通だったパソゲがモザ入れなきゃならなくなった事件とか、コンプティーク出してる角川が知らないハズないので。
それプラス、そのことを悪いこととして描いてない(むしろ是として描いてた)のに呆れて自分は見なくなってしまったワケだけど。
でもって次の作品?のエロマンガ先生でもそういうことをやっていて、ああこの作者はそういったギリギリのラインを攻めるのが作風なのねーと解釈しました。

また、妹ネタ…特に角川系に多い気がするのだけど、これに関しては石原都政に対する当てつけなんじゃないかなー?と思ってたり。
こういう場(アニコレ)を覗いてて知らない人は居ないと思うけど、かつて石原都知事が青少年健全育成条例の改正をしようとして、それに反対する出版社とで大揉めし、特に角川はTAFの当てつけでアニメコンテンツエキスポを開催したりと、かなり派手に反対してたのは記憶に新しいかと。
で、結局石原の行った条例改正箇所は「近親相姦賛美はアカン(小説は除く)」ってところで落ち着いたワケだけど、それを煽るために角川は必死に近親相姦ネタを繰り返してるんじゃないかなーと思ったり。

更に時代は遡り石原以前にも規制強化の動きがあった頃(年代までは覚えてないなぁ)、反対派が撒いたビラに描かれてた一枚イラストを今も鮮明に覚えてます。
鎌やんって人の描いた「健全育成健全育成とそんなに子供が大事なら檻に閉じ込めて一生外に出すな」って意図のイラストで…実はそれがその…エロマンガ先生の妹と被るんですよねー。

考えすぎと言ってしまえばそれまでだけど、ひょっとしてこの作者、結構表現規制問題に精通してて、特に推進派を皮肉る・煽るのが好きなタイプなんじゃないかなー?と思ったり。
いやぁ、いつ虎の尾を踏むんじゃないかとヒヤヒヤなんですが…。
そう考えるとエロマンガ先生というタイトルも受け取り方が変わる、単にセンセーショナルなワードを選んだだけってことでもないかも?
煽り・皮肉りってどちらかといえば負の感情で決して褒められるものではない、大っぴらに喧伝していいものではない。
世間に対しては恥ずかしいモノであり「読むときは陰で隠れてコッソリとね」という思いを込めた優しさなのかも知れない。
たまに「この作品別にエロくねーし、健全だし」といって表に出したがる意見を目にするけど、それはカンベンしてくれと個人的には思ってしまいます、規制推進派を刺激すんなよと。
推進派からしたら「まぁマイノリティが陰でコソコソやってる分には見逃してやるか」って程度なんだからさ…所詮深夜アニメなんてそんなもんだって。{/netabare}


ところで、↑でも書いた違和感を違和感でなくするために防衛行動として納得のいく設定を補完する、だけど、それの延長で「じゃあどこがどうだったら受け入れられたか」を考えてみた。
なんかグチグチ文句書いちゃったけど、その考えをわざわざしようって思い至ったのはそれだけ評価してると思って頂けたら幸い。
んで、ひとつ思いつきました、妹がキレイ過ぎるんだ。
別に不潔にしろとかブスにしろってことではなく、その生活でいながらその見てくれはないだろう、って意識が働いてるっぽい。
どうしてもそこで嘘くさい、実は児童虐待と大して変わらないのに目を背けてる、都合がよすぎるってのが鼻につくのかも。
そうさね…妹のビジュアルを“私がモテないのはどう考えても~”のもこっちだったら…ひょっとしたら自分はハマってたかも知れない。
個人的にもこっち好きなのもあるけど、引きこもりでずっとモニターと睨めっこしてるのなら目の下にクマくらいあって然るべきだろう、と。
病弱で寝たきりなら食事も病人食だろうし食も細いんだろうな~って補正がかかるけど、普通の人間と同じ食事をとってマトモに運動してないのなら(しかも成長期)もっと不健康な体になるだろう、と。
手足細くてアバラも浮き出てるのにハラだけ出てるとか。
引きこもりやってると色々ヤバいっすよって兆候が見える見てくれだったら、多分それ以外の「これ変だよなー」って部分は気にならなくなるかと。
う~ん、そういうビジュアルでも可愛く描けると思うんだがのう。
むしろそんな妹でも愛せるか?って方のが話も盛り上がるような…主人公の決意にも説得力が増すような?

とりあえず「ああ、そうすれば(自分的には)良かったのか」と勝手に思いついて勝手に納得して勝手に評価がちょっと上がりました、惜しいって意味でね。{/netabare}

10話で断念
↑であれこれ書いてきたけど、10話までで視聴断念することにしました。
{netabare}OPで居た「大人」がどう振舞うかを期待して見続けたけど、同じ穴の貉だったし、もういいかなぁ、と。
ってかやっぱねぇ…引きこもりの妹を外に出すために悪戦苦闘する話ならまだしも、引きこもりでもいいんだってノリで進められると、ちょっと…。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12
ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺の妹は引きこもりロリ少女 修羅場の無いストレスフリーなハーレムラノベ

ロリ娘たちのお色気とハーレム展開。
『俺妹』のような修羅場はほとんどなくて終始平和な物語。
インパクトは弱めなので、記憶にはあまり残らなそう。
女の子は可愛いので、好みの女の子がいたら観るといいよ。

---

『俺妹』の作者、伏見つかささんの次回作。
原作者とイラストは元より、アニメ化スタッフが一部共通していることと、兄妹ものであること、作風は似ている点などから、どうしても俺妹がちらついてしまうのは仕方ない。
ただ、物語自体は全然違う。


修羅場はなく、基本的に明るい展開でストレスフリーで観られる。

ヒロインたちはロリ系が多い。
俺妹と同じく中学生が多いんだけど、モデルやってたり大人っぽいのに対して、こっちが普通なのかも。
序盤は主人公以外は女性キャラしか出てこない。
が、途中から人数は少ないもののちゃんと男性も出てくる。


あと分かりやすいハーレム展開。THEラノベ。
俺妹は設定こそアレだけど途中までは独自路線だったように見える。途中からテンプレ強くなっていった。
作者さん、ホントはこういう路線をやりたいわけじゃないんじゃないかな。勝手な想像だけどね。商業作家は大変だね。
親が出てこない件については、{netabare}作中ではっきり説明されてないみたいだけど、事故で亡くなったのか? どんな事故かは分からなかったはず。第11話でそれぞれそっくりな親が回想で出てくる{/netabare}。


ハーレムにする根拠には、クリエイター同士の共感、というのが主軸にあるのかな。この辺は『冴えカノ』に似ている。
クリエイター以外のキャラは蚊帳の外な感じがあるし。



主題歌は、まあまあ。
ClariSの曲はまどマギと俺妹1のOPの出来が良すぎてそれ以外はちょっと霞んでしまうんだよね。
でも、OP,EDともに割と印象に残っている。


俺妹のことに触れすぎたかな・・・


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≪基本情報≫

ラノベ原作。『俺妹』の作者の次回作のアニメ化作品。
これまたスゴイタイトルだなー。でも名前が長いのは多すぎて却って目立たないからいいんじゃない?

高校生ラノベ作家の主人公。義妹がいる。
1年前に何かがあってから義妹は引きこもり。だが、その義妹は実は・・・


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≪視聴状況≫

前情報一切なしだが、俺妹好きなので視聴決定。
リアルタイムで視聴。予備情報なしで観始めた。
第5話までリアルタイムで観てたのだが、6,7で2週遅れ。残りは放映終了後に視聴。


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≪総合評価≫

おそらく今の(萌え?)アニメのツボを押さえた作品。
全体のクオリティーも高いと思う。
でも、揺さぶられて引っ張り込まれるような感覚は無かった。
良く言えば平和、悪く言えば単調。
作風が合えば楽しめるのでは。

物語:
前述の通り。

作画:
すごくキレイ!というわけでもないけど、目に見えて悪い点は無かった。
女の子は可愛い。

声優:
特にスゴク良かったり悪かったりは無い。
卑猥な言葉を言わせている。

音楽:
可もなく不可もなく。

キャラ:
めぐみとムラマサ先生がお気に入り。
めぐみはロリだけどビ●チであざとくて可愛い。あまり登場回数が多くなかったのは残念。
ムラマサ先生は着物もいいけど、水着はヤバかった。
紗霧は人気あるみたいだけど変人だから私はちょっと・・・



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≪各話の感想≫

{netabare}
▼第1話 - 似てました

俺妹と似ている。
当たり前な話、原作は元より、アニメスタッフもキャラデザの人が同じなどの共通点がいくつかあるようで。

とりわけ、妹がアリエナイ趣味という設定は、前作に似ている点の中でも両作品特有のものでは。


女の子はあざとい可愛さ。
ロリっ娘?は、私はあまり得意ではない。
他にもハーレムっぽい予感がちらほら。
可愛いけど、今のところ「これは」ってのは無い。

まだプロローグ的な話だけでどんな物語になるのか分からない。
次回に期待。


▼第2話 - 羞恥プレイ?

声優さんの、ね。羞恥プレイ。
それにあざとい。委員長、あざとい可愛さ。でもちょっと好きだこういう子。そしてこういうプレイも悪くないな。
巷では紗霧のほうが人気あるのかな? 私は委員長ちゃんの方が好み。

本当に好みなのは、編集者さん(神楽坂さん)の方だが。大人だし。あと中の人的にも。


前回はアリエナイ趣味の設定が似ていると書いたけど、よく考えると前作のリア充であの趣味というインパクトに比べると、今回の妹は非リア(ただし美少女)だからそれほどでもないのか。


登場人物が揃ってきた。やはり男は出ないのね。分かってたけど。
絵が綺麗なので特に女の子が可愛く見えるね。

話はどうなるのかまだ見えないけど続ける。


▼第3話 - 3人目か、1話1ヒロインペースだな

エルフ、これまた色々とベタだなあ。

今回は、原作者の実体験も混ざっているのだろうか。実際、前作でどのくらい儲かったんだろうか(下世話)。


ロリっ子のエロにはいまいち燃えないなあ・・・。


そうだ、全作との共通点で、ClariSが主題歌ってのが抜けてた。歌は前作の1期のが好きだけど、ClariSなのはちょっとうれしい。(中の人も変わってるんだよね。)


次で1巻分の完結だったりする? 続行する。


▼第4話 - たぶん序盤のクライマックス

ラブレター?


▼第5話 - いいドタバタだ

この作者らしいドタバタ劇、特に今回は好みの展開。


OP曲はなんかクセになる。
曲はそうでもないんだけど、やっぱりClariSの声は落ち着くからかな。

お、三石さんチョイ役。


▼第6話 - めぐみんキター

私はロリコンじゃないのだが、なぜかめぐみちゃんはいいなあ。
主人公の発言でビ●チキャラらしいことが分かったが、それでか?

なんか目隠しと、あと・・・これってソフトえ(以下略
でもアレはやりすぎじゃないか? 取っちゃうのは。
P●Aとかに目をつけられそうで怖い。


和装の美少女も来たね。
和服なんだから簡単に脱がすなよ?
(追記:水着回で脱がしてたね・・・でも正直最高だった)


▼第7話

(書き忘れたので無し)


▼第8話

また羞恥プレイっすか。

テレビに、見たことある人出てきた。

シドウ先生、好青年すぎる。他がまともじゃないから特に。

なんか、作画がちょっと変な気がする。
観たの久しぶりだったからかな。

脚本、原作者だったのか。
もしかしてオリジナルエピソード?


▼第9話

エルフ回?

エルフ先生はまだまだ発育途上かなあ。
村正先生はいい感じだ。

なぜか前回からホモネタが定着してきたな。

妹、やはりヘンタイだった。


▼第10話

ムラマサ回?

リゾート編、よかった。
旅行好きだからこういう回は
必然的に評価が上がってしまう。


▼第11話

水着と下着ってどう違うの? 未だによくわからん。
下着は生地が薄いからってのは分かるけど、露出は同じじゃないか?

なんだ、クローンか(違)。
(両方の親子のこと)


秋葉原、ゲー研の人たちらしきキャラが。メルルとかメイド喫茶とかも。
と思ったら、もっと分かりやすい奴らが出てきた。

また原作者の脚本か。
さて、ラストはどうなるんだ?


▼第12話

今回の沙霧は可愛いな。

ちょ、ヤバくないですか!?R18? R15?
●●の位置が違うとか。マサムネは伏字ではなく声に出してる。

おお、最後の最後でめぐみ出てきたー。

ダビデ像、そうきたか。


あっさりした終わり方だなー。
2期確定かな?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

妹愛とハーレム

伏見つかさ原作。今作も妹愛を感じる作品。血が繋がってはいないけれども。さらに、エロゲではなく、エロ漫画。厳密にはちょっとエッチな作画しているっていうだけ。そして、ハーレム。妹にモテるのはまだしも、他の娘にもモテるのはなんでだろうね。

キャラクターはみんな可愛い。飽きずに見られるラブコメだけど、紗霧には少しもやもやしちゃう。2期があれば、見たいとは思う。このまま行けば、俺妹みたいに妹と結ばれる展開かもしれん。

原作者はClarisが好きなのかな。俺妹同様、OPはClaris。ヒトリゴトも良曲。EDはTrySailのadrenalineでテンションが上がる。紗霧の踊りがOP、EDどちらも可愛い。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 「妹と開かずの間」
ライトノベル作家で生計を立てる高校生・和泉正宗は、一年間部屋に引きこもっている義理の妹・紗霧と二人きりで暮らしていた。ある日、同じクラスの高砂智恵に、自身の小説の挿絵担当でもある正体不明のイラストレーター「エロマンガ先生」が、ネットで正宗を揶揄していたことを聞かされる。「エロマンガ先生」の動画配信の生放送を観ることになった正宗は、そこで「エロマンガ先生」の正体を知ることとなり――!?

2. 「リア充委員長と不敵な妖精」
和泉家を前触れなく訪れた、紗霧のクラスの委員長・神野めぐみ。彼女の目的は「紗霧を学校に連れていく」ことだった。意気込むめぐみの強引さと、話をする気も無いという紗霧の頑とした態度。両者に挟まれ困惑する正宗だったが、紗霧はどんな娘か?というめぐみの問いに対して、本人が聞いているとも知らずにその思いの丈を語りはじめる――。

3. 「全裸の館と堕落の主(あるじ)」
和泉家の隣に建つ空き家の洋館は、近所で噂の「幽霊屋敷」だった。その窓に白いドレスの幽霊を見たと言い張るめぐみを正宗は気のせいだと一蹴する。しかし紗霧までもが、隣家からピアノの音が聞こえたと言い出す。怖くて絵が描けないという紗霧のため、洋館に乗り込む正宗。そこで正宗は、意外な人物の衝撃的な姿を目にすることとなる――。

4. 「エロマンガ先生」
年下の人気ライトノベル作家・山田エルフの「仕事」を見せてもらったことで彼女と打ち解けた正宗。そんな二人の仲を疑い、やきもちを焼く紗霧に、正宗は自らのある決意を伝える。それは紗霧に自分を本当の兄と認めてもらうため、あるものを題材にしたライトノベルを書くということだった。「究極のラノベ」にするという正宗の言葉に、信じないと言う紗霧。そんな紗霧をよそに、正宗は猛然と作品を書きはじめる――。

5. 「妹とラノベ企画を創ろう」
正宗が書き上げた原稿をきっかけにして、ぎこちないながらも正宗に歩み寄ろうとする紗霧。正宗の鈍感さが仇となり、想いがすれ違う二人だったが、夢への第一歩として、新作を本にするための企画書づくりに取り掛かる。次第に紗霧との共同作業に没頭していく正宗の元に、山田エルフから、一通のメールが届くのだった。その文面は、「助けなさい!いますぐ!」――

6. 「和泉マサムネと一千万部の宿敵」
「和泉ちゃんが好きなものを好きになりたい」 紗霧と友達になるための手掛かりとしてめぐみは自分もライトノベルを好きになろうとする。智恵の協力(?)の甲斐あって、ほどなくライトノベルに夢中になっためぐみ。正宗は彼女に、紗霧に本を借りにくるよう提案する。はじめは面会を断固として拒否する紗霧だったが、彼女は正宗にある条件を出す…。ついにめぐみを部屋に迎え入れた紗霧がとった、驚くべき行動とは

7. 「妹と世界で一番面白い小説」
新作の出版を急く正宗は、担当編集者・神楽坂から提示された小説コンペ「ラノベ天下一武闘会」への参加を即決する。しかしそこに居合わせた大人気作家・千寿ムラマサが同じくコンペ参加を申し出、正宗の前に立ちはだかる。正宗たちの夢を「つまらない夢」と呼び、妨げる彼女に、賭けを持ちかける正宗。エルフの助力を受けつつ、改稿作業に取り組む正宗の元を訪れた意外な人物、それは千寿ムラマサその人だった――。

8. 「夢見る紗霧と夏花火」
「好きな人がいるんだ」 正宗がそう言ってムラマサの告白を断ったと聞き、喜ぶ紗霧。だが不器用な二人の距離は簡単には詰まらない。そんな中、新作の文庫化に向け、泊まり込みの仕事に出掛けて行く正宗と家で一人留守番をすることになる紗霧。二人それぞれに気掛かりなのは、お互いのことと浴衣姿、準備が進む花火大会のこと――。

9. 「妹と妖精の島」
「名付けて『夏の取材&執筆合宿』!」 エルフの思いつきから、南の島へと旅行に行くことになったラノベ作家たち。山田家所有の豪華な別荘に驚きつつも、一同が羽を伸ばすなか、エルフは正宗に、自分の「彼氏役」を務めるよう言いつける。「取材」を言い訳にして、いつにもまして積極的な彼女が、はしゃぐ笑顔の後ろ手に、隠し持つ本心とは――。

10. 和泉マサムネと年下の先輩
山田家の別荘にて、正宗の「お蔵入り小説」を熱心に読むムラマサ。自分の作品を心から好いてくれるムラマサの反応に、正宗も照れながらも嬉しさを隠せない。正宗の提案でその日は仕事をしながら、成り行きで「ムラマサの好きな人」の話題で一同は盛り上がる。変わらぬ恋心を隠しもしないムラマサの、その胸の内で起こっていた変化とは――。


11. 「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」
合宿から帰宅する正宗。正宗の帰りを喜ぶ紗霧。二人は新作の発売日を迎えることとなる。作品が並ぶ本屋を見に行く道すがら、正宗はタブレット越しの紗霧に小説を書き始めた頃のことを語りはじめる。ある「きっかけ」があって小説にのめり込んだという正宗。同じ頃、登校拒否をしていた紗霧もまた、ある「きっかけ」のおかげで学校に通うようになったのだという。二人の過去と現在を繋いだ、これはその「きっかけ」の話――。

12. 「エロマンガフェスティバル」
正宗と紗霧の新作、『世界で一番可愛い妹』が発売になった。相変わらずお面をかぶって、部屋からの動画配信を続けている紗霧は「ふぇすてぃばる」の幕開けを宣言する。一方、『世界妹』2巻の執筆中にアイデアに詰まった正宗は、紗霧に相談を持ち掛ける。その相談とはなんと、「かわいい妹の、かわいいところが見たいんだ!」――!!?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

70.8 7 兄妹でラブコメなアニメランキング7位
ブラッドラッド(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (1036)
6625人が棚に入れました
魔界のとある地区で“ナワバリボス”をしている吸血鬼・スタズ。吸血鬼然としている事が嫌いで、ジャパニーズカルチャーを愛する彼のナワバリにある日、日本人の少女・柳冬実が迷い込んでくる。ナマの人間、しかも日本人に会えたスタズのロマンチックは止まらない! だが、ちょっとナワバリを狙った侵入者を退治している間に、冬実がモンスターに食べられて死んでしまった!! 幽霊となってしまった冬実を前に、必ず生き返らせると血意したスタズだが・・・!?

声優・キャラクター
逢坂良太、野水伊織、寺島拓篤、ブリドカットセーラ恵美、木村良平、南里侑香、斎藤千和、米須太一、山本和臣、遊佐浩二、稲田徹、梶裕貴、浅野真澄、岸尾だいすけ、徳本英一郎、ロア健治、白川周作、松田健一郎、イッキ、菊タロー、明平鉄平、つぶやきシロー、三石琴乃、藤原啓治、若本規夫
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

中途半端すぎ(最終話まで

全10話。打ち切り?


●関連URL
・番組公式サイト:http://bloodlad.jp/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/anime_bloodlad
・原作漫画特設サイト:http://www.kadokawa.co.jp/sp/201108-01/


あらすじ

東魔界でナワバリボスをしているオタクな吸血鬼・スタズのもとへ、ある日、人間の女子高生・柳冬実が紛れ込んでくる。
戸惑いながらにも冬実に会ったスタズは、自分の中から湧いてくる気持ちを整理出来ずにいた。
しかし束の間、冬実はナワバリ破りに来た魔物に喰われ、幽霊となってしまう。
スタズは自分の気持ちの整理のためにも、彼女を生き返らせようと「血意」する。


どうやらはたらく魔王さまの吸血鬼版って感じですね。
取り敢えず見てるけど取り立てて面白いわけでもないしつまらないわけでもないから困る。


各話感想は1~4と8話~
{netabare}1話
吸血鬼の話なのか。
なんか自分語りがどっかで見たことあるような。
はたらく魔王みたいな感じのアニメかな?
OP見る限りキャラ多いな…
Ω\ζ°)チーン骨でした。
魔界なのかここ。なんで吸血鬼が惚れてんだよ普通逆だろ。
おい世紀末な服が転がってるぞww
すしTシャツwwwお前は外国人かw
チンピラ同士の縄張り争いアニメなのか…
あのゲームってFF書いてあったぞ今ww
あら?急に漫画みたいにセリフ出てきた。
完全に今季のはたらく魔王枠だな。こっちはチャラいがw
心臓がパンッ!超良い音だったぞwww
食われてるうううううううううwwww
えええええええええええええw
/(^o^)\
衝撃的すぎるww
って全裸になってただけかww何があったんだww
うわー食われて死んだのかよww
VVV1話ばりの衝撃度w生き返らせる事が出来るのかよw
あったまっちゃうwwエロいなw
人間じゃなくなっただけで手のひら返しすぎだろw
どらがむぼーるw
7つの玊集めるのかよww神龍ww
ふっかつのじゅもんwwぱわすわーどだろそれw
ブラックカーテン。
三つ目がとおるwww
見破りのサーチアイズ!?キッラキラしてんな。
占いでもなんでもねぇw
これはパンダみたいなのが本体なのか?
ミミック吉田w
眼鏡が三つ目分だけあったwww
ミミックさすが変身能力。
トイレちけえええええw
なんか黄色目のハゲがバトーさんに見える。つちのこ!?


2話
まさかのシリアス展開で消えちゃうのかと思った。
なかなか吸血鬼様がカッコイイ。給血鬼!w
オニクロw
ブラックカーテンどういうシステムなんだ。
何故ダーリンにするんだw
オニのパンツってそれラムちゃんのじゃねぇのか!w
給血鬼強いなw 人体蘇生の書!
次の敵はウルフか。幼馴染であり宿敵なんですかー(棒
どうせ大した奴じゃないんだろw


3話
縄張りボスwあれなんか想像と違うキャラだった。
「持ってんじゃん」
なんだそのすげーアイテムw異次元パンチだな。
DBだかでそんな敵がいたようないなかったような。
ハトムネ運送w クルゥックゥククルゥって鳩ってどこでも同じ鳴き方するよなぁ。
仲良しだったのかよ。
女をやるなw顔がひどくて吐いてるんじゃないだろw
絶対ハトムネ運送酔だろ!
なんでボーリング… え?ボクシング?わけがわからないよ。
ふゆみwwラウンドガールwどんだけおっぱいでかいんだよ。
おいハムスターじゃなくて三つ目の動物なんで頭にウルトラマンの仮面かぶってるんだw
今度はあれか明日のジョーのおっさんか。
元に戻してやりたいって理由が希薄だよなぁ…
え?何処に消えたんだ?
謎の女だな。人体蘇生の書持ってたのかよ。
なっ!?

うーんどうも面白い展開になる気がしない…
微妙すぎる。まぁもうちょっと見てみるか。


4話
なんだアニキ吸血鬼の王なのか。どうせ大した事無いんだろうw
殿堂魔界…超強い奴の集まりなのか。
なんだ狼結構強かったのか。
巨大リュック女はホント何のためにいるんだかわけわからんな。
くまのぬいぐるみ目が3つあるw
服アホっぽいってより子供っぽいな。
フユミも泣いてるw
巨乳女の下乳いいなぁ。私が見たいもの?モノ?完全に誘ってやがるw
なる程力が封印されてるのか。兄さん怖いwまるでアダムスファミリーだなw
スタズ頑丈だなおいw
魔力を抑えこむ拘束弾。なる程封じるためだったのか。
スマホに興奮すんなw
トレジャーハンターだったのか。ただの巨乳だと思ってた。
ほう。強いのかこいつ。あれ?異次元に取り残された?
あっ足また消えてる。あれ?魔界じゃなかったっけ?
ただ眠いだけかと思ったらそういう事か。
リズ?妹?姉貴?何者だ?ダースベーダーか?
フランケンシュタインが医者なのかw
妹だったか。
ジャッジメントインパクト。なんか凄そうだ。
最大にして最強の刑務所。おもちゃ箱なのか。
なんのボタンなんだ…処刑でもされんのか?
むむっゾンビでも出るかと思ったらなんか違うようだ。
なかなか次週が気になる。


8話
割りとOPが良いんだよなぁ…
何故ここまで人気が出ないのか不思議だ。そこそこ面白いんだけどなぁ。魔法少女モノよりよっぽど良い気がするんだが。
謎だ謎すぎる。エロや萌えが無いからなのだろうか?
負け犬の首輪。アンダーチョックチョーパー?
リズは常に仮面外しておけばいいと思う。ってかなんで付けてるんだか。
HEYYOU!耳が魚だよ!
雪男がつぶやきシローっぽいしゃべり方だなwってかつぶやきシローなのか?
妥協ラーメンってなんだよ何に妥協したんだよw味か?味なのか?味玉妥協すんなw
フユミなんでそんなとこにいんだっけ?ダメだすでに先週の記憶が無い…
フユミの股間キックwひどいw
おまえら姉弟だったのか。ママセクシーすぎんだろw
足をちょっとだけだして逃げるのかよw
限定一点物w完全にフィギア感覚だなw
何この異次元使い。強すぎ。スタズもっと強かったw
ぜっ全裸だと?wうっはパンツスーハーしちゃうのかよwこれは下半身が反応してしまうw
どういう理由でパンツをお宝認定してんだw
ベルどんだけスタズ好きなんだよw下半身スッポンポンじゃないかw


9話
何者が心臓を握っていたんだ…
なんか新しいの出てきた。眼鏡好きなのか。
お宅の可愛い部下に拘束?
お父さんのそっくりさん?
若本さんだと!?かっけぇw王様なのか。
ベル移動が自在過ぎるなほんとwえ?ベルとラブラブ中だと?
スタズは連れなのか。男連れ…余計ヤバイ気が。
はい惚れてます。
スタズいきなり振られたw鳥頭かよw
ベル側のおかあさんか。なんでフユミを知ってんだよ。
マグカップまで眼鏡かよ。
王様は何処の王様でなんなんだ?
王への宣戦布告しにきたのか。
なんかよくわかんないけど戦争になりそうだ。
なっなんだ?自分でかみきって何がどうなってんだ。
って首輪を外すためだったのか。
なんかすげぇ転がってるなww
ベルママとフユミママ同一人物だったのか。
血を操れる特権魔術便利だなぁ。
あれ?ってかフユミとベルは種違いかなんか?あれ?同じ人間ならこいつらも一緒になるはずじゃ?
あっ生き返ったら寧ろくっついちゃうのか?
わけがわからないよ。しっかしまぁこれからって所で終わっちゃうんだなぁ。10話までとかどうなってんだ。


最終話
謎のドラゴン現れる。
ベルの親父だったのか。なる程フユミをこっちの世界の子にするのか。
そりゃ女の取り合いになるよなぁ…子供もだけど。
フユミは一人で育てのか…いいおやじだな。
なんだフユミはスタズの事気になってたのかよって生き返ってみなきゃわからないってなんじゃそりゃw
呪いの団子。近い破れば死ぬのか。
何このりかちゃん人形…wっておっさんが持ってたフィギアかよw
フユミなんで下着なんだよw
母親だけ傲慢だな。ベルの親父もフユミの親父も良い奴だ。
クールデシジョン。頭に触れないと発動出来ないとかしょぼいw
リズ間に合ったか。なんかカッコイイ戦闘だったな。
クソでかい神?ベル親父は神だったのか?
あら?スタズおかしいぞ?
なんだか魔界も荒れてるな。ハト郵便懐かしいww
生き返ったら記憶無くなるのか…
フユミ空気読めない子ww
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
これで終わりかよ…なんという中途半端感。
元々10話のつもりだったのか打ち切りになったのかどっちなんだろ。
残念過ぎる。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

楽しめた吸血鬼コメディでしたが…

オタク文化を愛する吸血鬼:スタズが死んで幽霊になってしまった少女:柳冬実を救い
元の人間に戻そうとする吸血アクションコメディ。

※1話感想{netabare}
今回の成分 吸血鬼3:幽霊2:血意1:オタク1:ナワバリ1:影武者1:カーテン1

期待していませんでしたが1話目から面白そう…というか面白かったです。
会話のテンポも良くギャグもプッと笑えますしアクションもなかなか。
カーテンや影武者がタイミング良すぎるなど都合の良さはありましたが
広がりそうなストーリー性もあってラストは少し感動の予感もします。
万人にウケそうでコレならもうちょっと今期注目作の上位に来ても良さそうなんですが。
(現在16位以下)
…話題性がないのかな?癖のある作画かな?

物語としては柳さんが魔界に来た理由が気になります。偶然ではない様に思いますが。
誰がブラックカーテンを用意したのでしょうか?裏で何者かが動いている気配がします。
次回は人間界に乗り込んじゃうみたいですがどうなる事やら楽しみです。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
今回の成分 マインドコントロール4:空間魔術師4:給血2

前半で冬実の設定を固めました。
生き返る希望が見えているので気楽にコメディが楽しめます。

そしてハッチャケた魔術師が土足で登場。
ブラックカーテンは盗まれた物のなのでしまえないらしい。
もっとシリアスな理由があるのかと思ってたけどそうでもなさそう。
ご都合主義もスゴいけどこのコメディ展開なら気にならないからまぁいいか。
深く考えず楽しみます。

次回は魔界に戻り狼男との戦いが待っているようです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
今回の成分 ライバル4:ボクシング3:ウェスタン1:鳩1:人体蘇生の書1

西魔界でライバルの狼男と対決でシリアスになるかと思ったけど仲良いのか。
もう茶番な対決なんだけどなかなか楽しめたからいいかな。
ミツ目の小動物は意外と出番が多そう。
ミート君&丹下はチョット古い気はするけど。
次回はお兄さんの所に行くらしい。フルッフー♪
{/netabare}

※4話感想{netabare}
今回の成分 兄弟(妹)4:殿堂魔界3:監獄1:好奇心1:マッドサイエンティスト1

テンポ早くて目まぐるしいです。
監獄入れられるとは思いもしなかったわ。
空間魔術師のサービスカットがありましたがどうも色気を感じない。(^_^;)
明るくて嫌いではないんだけどな。
次回は監獄から出る様です。冬実もビンチみたい。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
今回の成分 封印5:人造魔人4:魔素1

もう封印解いちゃいました。このアニメ全然引っ張らないのか。
何故封印したのかという秘密も想像通りでした。
スタズがナワバリを統一してからこんな展開になるのかなと思ってたのですが
スキップして初期設定は踏み台だったみたい。
息切れしないで何処まで行くのか見物になってきました。

フランケン先生の理論はよく分からないけれど
冬実の方もスタズの血を飲ます設定を早くも捨てて純粋な幽霊になるみたいです。
現世には戻れなくなっちゃわない?とも思うけど人体蘇生成功させれば良いか。
次回は人造魔人(正確には魔造魔人かな)退治の様です。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
今回の成分 タイマンバトル5:親友3:空間転移1:雑種1

このアニメどこ行っちゃうのかと思いましたがやっと伏線と繋がってきました。
オタク設定にも意味が出てきましたし魔道具泥棒とも関わりが見えてきて
ストーリーとしてまた楽しめそうです。

スタズガ強くなりすぎてバランスおかしくなるかもと心配しましたが、
パロディを織り交ぜつつ激しいバトルは観ていて楽しめました。
ウルフくんの意地も見えました。今後、彼も強くなって欲しいですね。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
今回の成分 魔界体験7:誘拐2:巨乳1

リズが世間というか魔界を知る話。
リズの掘り下げでキャラに魂が入りました。可愛くて好感触。
今まで孤独で兄しか居なかったのだろうけど
冬実の優しさに触れて心が少し動いたみたいです。
「魔界には悪い子しかいねーんだよ」の決めゼリフもやっと活きて来ました。

拉致された冬実は何処に?そして何故!?ベルは鳴るのか!?いざ南魔界に!
結構面白くなってきました。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
今回の成分 異空間バトル4:姉弟3:恋愛1:ぱんつ1:つぶやき1

まさかコッチも姉弟でしたか…そして母の存在まで。
冬実に何の用なんだろう?バトルした理由は?気になります。
それにしてもベルは乙女らしい。
ちょいちょい態度に出てたけど完全にスタズに惚れてたんですね。
何時何処で惚れたのだろうか?
{/netabare}

※9話感想{netabare}
今回の成分 血3:ドッペルゲンガー2:メガネ2:姉妹1:玉座1

あーなるほど、ドッペルゲンガーだったのか!
…とはならないよね。まぁ強引な設定に丸め込まれてあげるけど。
何だかんだ言いながら楽しめたこの作品も早くも来週最終回みたいです。
まだ色々あるけど上手く纏まるかな?
リズ回のキャラ掘り下げが良かっただけに他のキャラの掘り下げも観たかったな。
{/netabare}

※10話感想&総評{netabare}
今回の成分 ダークヒーロー3:呪い2:父親2:ハイドラ1:作り笑い1:ライバル1

それにしても親兄弟が小出しに出てくるアニメですね。
そして予想通りやはり戦いはまだ続くEDでした。
期待してなかった分気楽に楽しめはしたんですが、これ続編やるのかな?

完全に中途半端で色々気になるこの段階ではきちんと評価出来ないです。
キャラについてもリズ以外は出ただけで掘り下げが足りないので感情移入出来ませんでした。
あえて強引に走る展開は嫌いではないですけど、
ここで終えられてしまうと何の印象も持てません。
詰まらなくはないですが終わりが締まらないと結局は時間の無駄に感じてしまいます。
続編が出ない事には誰にもお勧めできません。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 36

ギータ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメって1話にしてこれだけ評価が変わる作品もあるんですね

切りました。
ある意味衝撃的な作品でした。

1話と2話であれだけ評価が変わってしまったのはこの作品が初めてだし、おそらく最後になるのではと思わせられるほどでした。


このアニメでの失敗、いや大失敗といえる設定が2つあります。

①死んでしまったヒロインに対して主人公が全く魅力を感じなくなってしまったこと
せめてですよ、全くではなく、魅力が半減したくらいに抑えてほしかった。
1話では私もヒロインに魅力を感じていましたし、死んだのも面白かったですが、それで主人公が魅力を全く感じなくなると、不思議と視聴している私も魅力を感じなくなってきます。
アニメキャラとの共感を考えれば、この設定は大失敗です。
キャラが笑っているからこっちも笑顔になる、泣いているからこっちも悲しい、同じように魅力を感じないからこっちまで魅力を感じなくなってしまう。この考えはそんなに的外れではないはずです。
また、主人公がヒロインを生き返らせたい執着心が全く見えてきません。
これもヒロインの魅力を下げることに拍車をかけています。
ヒロインが死んだ後だけでなく、生前も魅力がなかったかのような気分になります。
生き返らせたいという行動はでていますが、心情描写や表情の表れ、回想などそういうものが弱く、行動と心情が一致してないように感じました。

②死んだヒロインがわりと普通の生活を送ってる
これで完全に冷めました。
2話にして「もう無理かも」と思わせるほどでした。
主人公はヒロインが死んだことによって魅力を感じなくなった、しかし視聴者側からすれば三角布がついただけにしか見えないんです。
その上で、他の人の記憶に影響が出ているものの、普通に学校に行ったりと「は?」となるような描写をしてきました。
「えっ?死んで魅力がない設定にしたヒロインに普通の生活させるの?それでなくても、死者が生きている人達と学校で勉強するっておかしいのに?」
※見返してないので曖昧です。大きく間違ってはいないはずですが、間違っていたらすみません
→ちょっと見返しました。そういえば不思議スプレーがありましたね。んでもって生き返った時のヒロインに配慮した行動だったと。主人公の行動には納得できました。でも、設定、アニメ全体を考えたらやっぱ変な気がします。なんかどうしても噛み合わない。

視聴者側からすればヒロインは普通の生活をしている、生前とあまり変わらないように見えるのに、主人公は魅力が全くないと申しているんです。
全く噛み合いません。感情移入しろと言う方が無理だし、感情移入したらさらにヒロインに魅力感じなくなりますよね(笑)
2話にしてこのアニメが大崩壊したように感じました。


そのほか気になるところや見どころがあれば視聴も続けたのですが、1個も見出せなかったので切ります。
ヒロインの魅力すら否定してるわけですからね(笑)
まぁ珍しいものを見れた気分にはなったので、これはこれであr…いや、ねーべ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

67.0 8 兄妹でラブコメなアニメランキング8位
世界征服~謀略のズヴィズダー~(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (908)
4586人が棚に入れました
過去の指導者たちが思い描いた世界征服は、ただの妄想に過ぎなかった。世界征服とは―いまだかつて誰も為し遂げたことのない栄光。一人の幼女、星宮ケイトに為されるまでは、それがどれだけ恐ろしく輝かしい行いなのかを知る者は存在しなかった。「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」

声優・キャラクター
久野美咲、花江夏樹、M・A・O、伊瀬茉莉也、花澤香菜、寿美菜子、鳥海浩輔、広田みのる、山崎エリイ
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

幼女と歩む世界征服

「我らがズヴィズダーの光を、あまねく世界に!」
幼女:星宮ケイトと歩む世界征服への道のり。

幼女の戯れ言かと思いきや本当に世界征服を目指す組織の物語でした。

補助輪チャリだったりたどたどしい口調や動作だったりあどけないケイトですが
一度演説させると、その知識と信念とカリスマ性を強烈に感じさせてくれます。
このギャップは癖になってしまいそう。
観る前はチョット下らない系かな?なんて思っていましたが
意外と知的なストーリーが軸になりそうです。
まだ活躍はありませんがケイト以外のキャラも濃そうですし
それに他の組織(正義の組織!?)も絡んでこれからどう進むのか楽しみです。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※2話感想{netabare}
前回はバタバタしてたので改めてキャラ紹介回って所ですね。
ヴィニエイラ様(ケイト)、ドヴァー(明日汰)、プラーミャ様(逸華)、
ピェーペル将軍(吾郎)、アジーン(ヤス)、ウーム教授(ナターシャ)、ロボ子
皆、特徴的で楽しいメンバーではあります。
プラーミャとピェーペルは名字同じなので兄妹とかですかね?

後、どう見ても駒鳥さんはロビンなのだけど
コチラとはお約束通り恋が芽生えたりするのでしょうかね?

今の所、悪の組織視点ではあるけど王道を歩んでいます。
このまま無難にキャラものとして楽しめる作品になるのか、
シナリオ捻って勝負に出るのか。興味津々です。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
喫煙者死すべし! 喫煙者の方には痛い話だったかも知れません。
時代の流れからすると一見、善行にも見えますがやり方が過激でやはり悪の組織でした。
とはいえ、彼女たちは悪を成すと言うよりは自分達の欲求・欲望のために
全力でワガママを通す生き方をしていて痛快さを感じてしまいます。
その辺りがこの組織の魅力の様です。

メンバー同士の深い付き合いもちらりと垣間見られた今話でしたが
次回は更に掘り下げた過去が観られそうです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ズヴィズダーのエネルギー源がウドだったとは…。
今回はその親株探索とナターシャ掘り下げ回でした。
暗闇の中ケイトはナターシャへ光を与え絆が生まれた事が分かったと同時に
ナターシャの両親の行方、ロボ子の正体、妖精とは何なのか等
多くの謎がバラ撒かれストーリーとしても楽しめそうです。
【予想】{netabare}
ズヴィズダーの他にも妖精を崇拝する別の悪の組織でもあるのかなという気もします。
ロビン達と共闘する展開もあるやも知れません。
{/netabare}{/netabare}

※5話感想{netabare}
明日汰と駒鳥さん互いの正体がバレそうでバレない
こういうアニメでのお約束の展開でした。
でもこれでは余りに王道過ぎて満足できないです。
5話までかかって使い過ぎに思いますが、
ここまでで各キャラ紹介が終わったので
次回からストーリー&ケイトのカリスマ性の復活に期待したいです。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
全員で中学に潜入!というゴリ押しで来ましたが
やっとこの作品のらしさと言うか色が出て一話で感じた期待感が戻ってきました。
(3話以外は王道でやや不満がありましたので…)
幼女が世界征服という無茶を立ち上げたのですから
王道を歩むのではなくこういう道無き道を歩む痛快さ、無茶さが欲しかったのです。
スベるの必至状態での明日汰への無茶ぶりとか気の毒でしたがね…。
後はケイト中心に良く喋らせてテンポよく楽しませつつキャラを引き立て
そのカリスマ性を匂わせてくれれば成功する作品だと思います。

肝心の宝探しの方はどうやら白鷺さんやホワイトライトの罠の様です。
ズヴィズダーがどう切り抜けるのか後半が楽しみです。
…そしてロビンのドジっぷりも何気に楽しみです。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
頭が「?」まさかこんな展開になるとは!
まるで夢幻…このまま幼女が魔神化して世界征服を成す事となって行くのでしょうか?…

ケイトが意志を持ち、そのわがままを通していく事で征服していく展開を思い描き
また楽しみに期待していたのですが、
無意識の中、魔神化(巨大化)したケイトがまるでゴジラの如く暴れる意味不明な展開に
面食らい期待とのズレに困惑と不安を感じてしまいました。

が、しかし!終盤現れた都知事の存在で気持ちが一変。
今後の展開に含みを感じますし今までの言動も色々と伏線になっていた事を感じ
キャラ物に止まらず意外にちゃんとしたストーリーが楽しめる作品なのだと思い直し
当初の期待と別の期待が生まれつつあります。

今回単体で観ると意味不明な事が多いのですが将来的には色々繋がって
話としては纏まると思っています。

明日汰の家族について【考察と予想】{netabare}
今回終盤で色々ヒントと思われる描写が出ていますので
現状での考えや予想を書き留めておきます。

・1話冒頭で明日汰が言い合いをしていたのは父の都知事と判明
・その電話では「家に帰っても誰もいないだろ!」とか
 「世界征服でもしろ!」とか言っている
・家族写真には明日汰と共に妹らしき人物が写っているが眠っている様子

等から色々と推測して
今回プールで見た世界は明日汰の妹が見る夢の世界と繋がっているのだと思います。
ケイトと彼方の世界で話していたのも明日汰の妹で
きっと彼女はどこか別の所で眠り姫の様になっているのではないかなと思っています。
ケイトも明日汰の妹もぬいぐるみを抱いているので
これが精神をリンクさせるアイテムになっている模様。
二人は同一の可能性もありますが…。

都知事が電話していたのはナターシャの話(4話)にも出てきた謎の組織で
ナターシャの両親同様に子供を救おうと組織を手助けしているのでは?
今時、黒電話で話していたのも古風な組織の雰囲気を匂わせています。
都軍やこの組織との戦いは不可避になりそうです。

また、都知事が喫煙者である事も分かりますのでコチラも含みになっていそう。
謎の霧モヤとタバコの煙って因果関係がありそうです。
ついでに言うとドヴァーのガスマスクが途轍もないお役立ちアイテムになるのかも。
{/netabare}
現時点ではかなり想像力に頼った予想で確証はなく的中率低いかも知れませんが
予想と異なったとしても個人的にはストーリーとして期待できるかな
と思える根拠になっています。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
ホワイトライト指令と鹿羽一家の悲しい因縁が見えた回。

一話完結にするのは勿体ない気のする内容でした。
ピエールの男気や香織の心境等もう少し背景をじっくり見せれば
緊張感や感動に繋がった気がするのですがやや即席だったかな。

ただ鹿羽一家と香織については次回以降更なる掘り下げは望めそうです。
何があって裏切り裏切られる事になったのか興味を惹かれます。

ケーキを美味しいと喜ぶ今回の締めは好きでした。
吾郎にとってピエールが作ったケーキの味は忘れられないでしょう…。
{/netabare}

※9話感想{netabare}
温泉でのんびり回と思いきや
ロビンがドヴァーやイーグレットの正体に気付く展開は勿論ですが
他にも
『温泉での底の方で繋がっていたのか発言』(ウド地下と掛けている?)
『ケイトのおねむの時間』~『破壊された街並』(この間に魔神が暴れてる?)
『指令の車の助手席にぬいぐるみ保持したヤス』(やはり繋がってたけど目的は?)
あと、細かいのだと『大量のみやげを買う指令』『日光を眩しがるケイト』
等、気になるカットや台詞が多く気が抜けませんでした。

かなりの伏線が残っていますが終盤に向けどのように展開するのか見物です。

色々な展開が予想出来るこの作品ですが、大きな鍵となっていそうなのは『夢』。
夢に焦点を当てて一つの仮説を考えてみます。
【考察】{netabare}
『この世界はケイトの夢で出来ている』という説が私の中で生まれています。
全部が夢とか、結局夢オチという訳ではなく、
夢の中に入り込んだ者達の群像劇になっているのかなと。

明日汰との出会いでも「夢を見せてやる」でスタートしていますし
他メンバーも何らかの不安を抱えてこの世界に入り込んでいるのではないでしょうか。
そしてホワイトライト(白光)の人達はそういった人を
起こそうとしている人達なのかなという気がします。(ヤスも多分そっち側)
駒鳥さんに関してはちょっと異質な気がしますのでケイトの分離体なのかも。
家族写真の明日汰の妹らしき人物はケイトに駒鳥さんを少し足した雰囲気でもありますし。

世界征服者=夢を見ている張本人と言う事ではないでしょうか。
皆が目覚め誰も居なくなれば自分だけの世界となり征服が達成されると言う事なのかも。
今回ケイトは眩しがっていましたので目覚めの時は近いのではないでしょうか。

伏線回収や説明がしきれない部分も多々ありますし
私自身も確証している段階ではないのであくまでも仮説の一つと言う事で。
現実を夢が浸食してる説とかもありますが、それは書かなくてもいいかな…。
{/netabare}{/netabare}

※10,11話感想{netabare}
強者こそ正義と言わんばかりの都軍の侵攻。ズヴィズダーピンチ!
都知事が一気に支配欲に駆られ行動しているみたいでどうなってるんだ?
なんて思っていたら既に人ではない様子。
ラストスパートに入り、かなり無茶苦茶で展開が荒い気がするんですが
伏線やらも回収して上手く着地してくれるんだよね?…大丈夫だよね!?
{/netabare}

※12話感想{netabare}
ドタバタと今まで征服してきたものも利用して都知事退治で締めくくり。
バラ撒いたはずの伏線には触れる事のないものも多数あり消化不良。
この終わりだと夢や巨大とか振り返るとやはり意味不明で道筋が繋がっておらず
シナリオが至る所でささくれ立っています。
もう少し洗練されたシナリオに期待していたのですがね…。
世界征服にしても皆と知り合いになると言う知名度的な意味が強く
そういう意味なら過去世界征服した人居るんじゃないか?とも思ってしまいます。

それとピエール生きてたのか!
{/netabare}

【総評】
可愛かったり味のあるキャラが多くドタバタコメディとしては楽しかったのですが
シナリオとしては意味深なシーンやカットがありながらもその殆どを放置してしまい
とても満足できる内容ではなかったです。
これなら下手に凝らずにキャラの魅力で押し切れば良いのにな…っと思わずには居られません。

毎週楽しんで期待も膨らんだんですがラスト3話でチープな着地に導いてしまい
印象を落としました。
これだとオススメっていう訳にはいかないですね…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 38
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

カワイイ系世界征服物語

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
ハイテンションなギャグアニメ、時折シリアス、といった作風。

世界観はなかなか面白かったので、あと一歩踏み込めれば、名作になれたかもしれない勿体なさを感じました。

まあ、けっこう楽しめたんですけどね。

まずOPにやられた~♪ 坂本真綾さんファンとしては喜ばずにいられない! 坂本さんといえば、「あまんちゅ」のOPのようにゆったりした曲調が多いけど、こういうアップテンポな曲も良いよね~♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
このアニメの上手さは、「日本中が内戦状態の中、中立地帯として自治を守ってきたウド川市」を舞台にしている(のにそれを終盤まで視聴者に伏せる)というところ。

だからこそ、「世界征服」を掲げる「ズヴィズダー」にも一定の正義が生まれる(しかも、悪の結社が主人公サイドであるという前提はギリギリまで守られる)。

そうでない(平和な日本国の中での話だ)と、テロリストを賛美するという、今の時代だと色々と叩かれそうな要素を抱き込むことになるからね。

キャラ的には、たくさんの女性キャラが出てきて、皆カワイイものの、皆さんぶっ飛び過ぎてて、イマイチ萌えられず(汗)。強いて言えば駒鳥さんには切なくさせられた。吾郎は好きなオッサンキャラだった(そして9話のパロネタには笑わされた)が、ラストの展開でえぇぇ~!?ってなった(義理の妹やん)。

全体を通し、「ハイテンションなギャグアニメ」という枠を突き破りきれなかった印象がある。「ローリング⭐ガールズ」や「キルラキル」に芸術性で一歩及ばずといった感じ。

せっかく、2話~5話でテンポ良くキャラの紹介を済ませたのだから、6~8話を使って、ガラッとシリアスにして、独特の世界観を深めて(例えば、古代ウド川文明の時のケイトの話をするとかして)いき、9話の温泉回はそのまま生かし、ラストに繋げていくような構成の方が良かったと思う(放課後秘宝倶楽部編はイマイチだった)。

やはり、ケイトの言う「世界征服」が何なのかが分かりにくかったし、その動機もよく分からない(重みがない)感じだった。だから、「ズヴィズダーファミリー」の関係性も、希薄に感じた。なぜ命や人生の全てをケイトの夢(世界征服)にかけられるのかが伝わってこない。「命を救われた」だけでは、不十分に思う。

そこさえクリアできていれば、更に良いアニメになったと思う。「可愛さと気楽さとシリアスの程よい落とし所」を狙ったというのはわかるので、まあ(私がシリアス好きだから)好みの問題なのかもしれないが。

もっとも、それ(シリアス展開)を期待させたのは、第1話冒頭の「征服後の世界」を見せられたからで、その点は、何も伏線回収していないと思うんだが……大丈夫なんかな(アニオリ作品で大風呂敷広げすぎたか)?

いずれにせよ、「戦いはまだまだ続く」的なラストなので、2期があるなら(冒頭の伏線回収にも)期待します!
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
第1話
世界征服後の世界? それとも、ラストが第1話に繋がってるパターンかな? ケイトは、異能力者なんですね。世界をどうこうしたいから征服する、ではなく、世界を征服したいから征服する、しかもそれがヒロインというのはなかなか新しいですかね。

なんだろう? 不思議なアニメですが、どこか「廻るピングドラム」を思い出した(あそこまでぶっ飛んでませんが)。

第2話
逸花回。逸花の飯を食べた時の明日汰のリアクションは、古典的だけど笑ったw 明日汰の名前を連続で間違えるくだりは、化物語を思い出させ、少ししんみりした。

第3話
吾郎&安兵衛回。立てよ国民?w 私は非喫煙者者だけど、あんまり気にならないけどな、煙草の煙。私は健康面&金銭面から吸わないけど、煙草吸ってるキャラとかシーンとか、普通に格好良いとは思う。これまではふざけつつもストーリーを流してたけど、今回は一時停滞? こっち(ギャグメイン)でいくのかな?

第4話
ナターシャ&ロボ子回。キャラの掘り下げを二人まとめて行い、テンポを早めているということは、中盤以降はストーリー重視かな? ナターシャが意外と若くてびっくりw

第5話
駒鳥さん回。そして触手回w 意外な展開&真の意味で正しい「別にあんたの為にやったんじゃないんだからね」……あれは笑った(笑) ラストは二重だまし。ナイスな脚本でした♪

第6話
学校生活を見せるわけですね。なぜか何度も寝落ちしたw

第7話
トンデモ展開の後に、説明不足のまま無理矢理に収束。まあ、伏線になっていることに期待しよう。

第8話
世界征服は、いつ進むんだろう? 敵(政府)側にはズヴィズダーの身内が多いようですね。家族ネタ(和解)をメインにするつもりかな?

第9話
安定の温泉回。そして、吾郎の食レポは「孤高のグルメ」の「井之頭五郎」のパロディ(笑) 吾郎つながりやね(視聴対象的に、分かる人少ないんじゃないw)

第10話
なんだ、ロリガのような世界観だったのか? 敗退後のロボ子の扱いには、胸が痛くなった。戦場で「正義」をうたった「勝者」がどのような行いをするのか……ニュースでしか知らないことだけど、アルことなのかなぁ。

第11話
ケイトの真実。なんかちょっとだけ、「鋼の錬金術師」の「お父様」を思い出した。駒鳥さんと明日汰のやりとりは、胸が切なくなる良いシーンであった。

第12話
やはり、なんかロリガっぽい(笑) それがこの作品の良さなのだろうけど、途中途中にはさまれるギャグ要素が邪魔だった。最終バトルは、思いっきりシリアスにして、熱い展開にした方が、ギャップが効いてて良かったと思う。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 26
ネタバレ

GvwT さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

感想

アニメオリジナル作品
世界が1人の幼女によって征服されるお話

以下各話感想的なもの
第1話
{netabare}主人公の明日汰は家出中
なんなんだ戒厳令って
いきなり街の店やらなんやらが閉まってる
変な幼女キタ━(゚∀゚)━!!
「我が名は星宮ケイト、またの名を悪の秘密結社ズヴィズダーの総帥ヴィニエイラ様だ!」
うん、可愛い

戦闘員的な奴らのキャラが濃すぎる
こんだけの力があったら世界征服できそうな気がするな
てか冒頭の感じからすると本当に世界征服するんでしょう

ラストの白いのは正義の味方かな?{/netabare}

第2話
{netabare}飯に釣られてズヴィズダーの拠点に来た明日汰
あのちっこいプニプニはクルクルって名前なのか

いきなり奥から怖い人だ!
逸花が料理担当だと分かった途端食卓から消える一同
まあそういうことですよね、察してくださいww
名前がロボ子とか安直すぎる
メシマズをちゃんと指摘できる明日汰くんすごいです!{/netabare}

第3話
{netabare}ヴィニエイラ様のタバコへの憎悪が異常なのです
まあ俺もタバコの臭いは嫌いですけどね
非喫煙者の庶民もズヴィズダーに賛同し、何やら大変なことになりそうな予感
てかどんだけ非喫煙者いるんだよ
5人に1人くらいは喫煙者じゃないのか?

西ウド川市の喫煙者が排他されていく
そしてヤスも・・・
生き残った喫煙者たちは「最後の楽園」へ集結
そして全面戦争へ!
怒ったヴィニエイラ様ってそんなに強いのか!?
3話にして早くも征服失敗(・ω・`){/netabare}

第4話
{netabare}僕もナターシャと同じ布団で寝たいです(-_-)゜zzz…
一万二千年周期か
どこかで聞いたことのある数字だなヽ(´▽`)/
西ウド川市の地下に古代遺跡が1?

すぐお昼寝しちゃうヴィニエイラ様カワイイ
ナターシャってウクライナ出身だったのか
両親はどうなっちゃったんだろうね
おしべとめしべをピーするんですね
わかりますwww
なんかいい話チックに終わったけど、果たして本当にいい話だったのだろうか??{/netabare}

第5話
{netabare}あれ?いきなりバトルしてる?途中の回抜かしてしまったか??
と思ったらそんなことなかったε-(´∀`*)ホッ
まさか蓮華ちゃんがホワイトロビン!?
バレバレですよね...

女子更衣室に入って「女の子の匂いがする」とか完全に変態さんです
とうとう出やがったぜ、お決まりの触手攻撃
さすがにそれはマズイと勢いでロビンを助けてしまった明日汰
これは後々(○゚д゚)ャバィカモ・・・
逆上がり出来て良かったねヴィニエイラ様!{/netabare}

第6話
{netabare}学校は安息の地、聖域だから守りきる
完全にフラグを立てて即効で回収しましたね明日汰くん(笑)
明日汰の学校にあると噂になってる秘宝"ウドの花嫁"を潜入捜査するズヴィズダー一同
五郎さんの潜入の仕方が不憫すぎる・゜・(ノД`)・゜・

秘宝倶楽部への潜入に成功
なぜかウド川踊りを無茶ぶされる明日汰
これはひどい・・・
しかし倶楽部そのものが罠だったみたい
ここからどうなることやら{/netabare}

第7話
{netabare}結局駒鳥さんも参加することに
相手がホワイトライトということに気づいた五郎さん
しかし足の親指だけじゃ通信が上手くできない(-_-;)
明日汰が踊ったら石が光りだした!?
明日汰の踊り恐るべし!

変な集団が結界を破って突入っしてきた
その最中、ケイトと明日汰は石の光ってたプールの中へダイブ
変な世界にワープしてケイトが巨大化して再び元の世界に帰ってきた!?
どういうことだってばよ???
明日汰は征服されない能力の持ち主みたいです
そして突入してきた集団は都知事(明日汰の父親)直属の部隊ということが判明Σ(゚д゚lll){/netabare}

第8話
{netabare}ホワイトファルコンが登場!
久しぶりに羽を伸ばすことになった明日汰
ケイト&ロボ子と一緒にロボ執事ショーを見ることに
メイド役をやっているファルコンに洗脳をかけられたケイトたち3人
どうなることやらアワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

ピエールのおかげで団員のもとへ駆けつけることに成功した五郎さん
そのままファルコンとの戦闘へ、、、
意外といいバトルしてたな
ファルコンの正体は五郎さんと関わりがあったみたい
てか今回は五郎さん回だったな
ヤスはどうなるの???{/netabare}

第9話
{netabare}ズヴィズダー一味とホワイトライトが慰安旅行で同じ温泉宿に
また仮面かよ、、、
温泉でベタなすれ違いキタ Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
ドヴァーとホワイトロビンが角でぶつかるというまたもやベタな再開を果たす
しかしそこをイーグレットが目撃(・□・;)

イーグレットの勝手な行動で争いが始まってしまった
やはり注目の戦いは旅館の老夫婦ですねwww
イーグレット&ドヴァーの正体を知ってしまった駒鳥さん
そして裏切ったであろうヤス
さらに最後の爆発
急展開すぎるぜ!!!{/netabare}

第10話
{netabare}開始早々基地を爆発されたズヴィズダー
この顔にズヴィーときたらズヴィズダー、ということでめっちゃ指名手配されてる
敵に囲まれてしまったズヴィズダー
五郎さんとロボ子が犠牲になってしまった、、、

罠だとしても行くしかない
ケイトがいるから大丈夫!
ケイトへの過剰とも言える信頼はどこからきてるのだろうか?
見事に罠にはまるものの、ホワイトロビンいや駒鳥さんが自分の中の正義を信じて行動を始める
テライケメン(//∇//)
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

60.8 9 兄妹でラブコメなアニメランキング9位
銃皇無尽のファフニール(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (576)
4136人が棚に入れました
突如現れたドラゴンと総称される怪物たちにより、世界は一変。やがて人間の中に、ドラゴンの力を持った“D”と呼ばれる異能の少女たちが生まれる。存在を秘匿された唯一の男の“D”である少年・物部悠は、“D”の少女たちが集まる学園・ミッドガルに強制的に放り込まれ、さらに生き別れの妹・深月と再会した悠は、この学園に入学することになり……


声優・キャラクター
松岡禎丞、日高里菜、沼倉愛美、金元寿子、花澤香菜、徳井青空、内村史子、佐倉綾音、井上麻里奈、早見沙織、山口立花子、檜山修之
ネタバレ

超しじみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

(9話まで視聴)サービスシーンはただのサービスシーンではない!?

序盤の話から感じていましたが、6話で確信しました。サービスシーンは、ただのサービスシーンじゃないです!
{netabare}2{/netabare}話のシーンも、{netabare}4{/netabare}話のシーンも、{netabare}5{/netabare}話のシーンもそうです! 必ず、何かしらの意図がある気がします!(それぞれの回を伏せ文字にする意味があるかどうかは不明・・・w)


7話視聴時点で追記:この作品、今期のダークホースなんじゃないですか!?ありとあらゆる場面に伏線が仕込まれています!
物語が進むにつれて、それまで気付かなかった伏線が次々と露わになります!もう隅から隅まで見逃せないです!!


感想は、それぞれの回ごとに書いていきます!

1話
{netabare} 最初の回ということで、この作品の設定を話すシーンが度々出てきます。でも、堅苦しく語ってこないで、物語の中に自然に組み込まれているので違和感を感じないです! そして設定以外にも、主要キャラのイリスとクラスメイトの関係が何となく分かる気がします。
 この回の後半で、後々にも関わってくるミッドガルの新しい役割を知ることになります。その役割は、Dに接近してくるドラゴンを迎え撃つための「迎撃要塞」であるということです。イリスの戦闘能力を見る限り、ドラゴンを迎え撃つための戦力にすらならないというのは容易に想像できますw 流石にそんな状態では、Dに対して優しい施設だからといっても、“対ドラゴン戦に向けた特別カリキュラムが組まれたブリュンヒルデ教室”では呆れられますよねw
 そんな彼女に、悠は深く関わっていきます。そして、ここで描かれているイリスとのやり取りをするシーンは、物語が進む上で大事なシーンがたくさんあると思います。イリスに触れるときや、イリスの過去の話と決意などなど、見逃せない場所が盛りだくさんです!
 最初の回ということで、お色気やアクション、次回への引きなども上手く詰め込まれていたと思います! {/netabare}

2話
{netabare} ドラゴンの接近に向けて、迎撃の準備を進めるお話です。
 深夜アニメでは定番ともいえる、エッチなシーンがたくさんあります。でもこのシーン、キャラクターの感情がしっかりこもっている気がします!
 イリスはドラゴンに見初められていて、この先生きていられるかさえ分からない不安な状態でいます。だからこそ、1話で優しく接してくれた悠に対してお礼ができなくなる前に、必死に恩返しをしようとしています。スカートをたくし上げるシーンは、悠に対する強い気持ちや死への覚悟などが詰まった、とても素敵なシーンだったと思います! また、悠にDの紋章を見せるときのシーンでは、イリスが一切の照れを見せず「物部のえっち」とつぶやくシーンがなんとも切ないです。イリスが「私、強い子じゃなかった」と言って、死にたくても死を選べないもどかしさや弱さから涙を見せるシーンも、とても見ごたえがありました!
 悠とイリスの関係ですが、かなり進展したんじゃないですか!?w 最初は頭を撫でられるだけで怖がっていた(びっくりしていた?)イリスが自分から意を決して腕を組むシーンがそれを物語っていると思います!別で想いが込められていそうですが、悠のことを信頼してきている証だと思います!
 悠の回想は少しずつ鮮明になってきて、だんだんと気になってきます。それと同時に、イリスを気にかける理由や強気なセリフの根拠もはっきりしてきています。悠は自らの力にそれだけ自信を持っているんでしょうね。
 いろんなキャラクターの過去や感情が見えた回であり、次回への緊張感も高まる回だったと思います! {/netabare}

3話
{netabare}  いよいよドラゴンを討伐するお話です。
 悠の回想がついに全て明らかになります。やっぱり悠は強かったですね! 主人公が秘めた力を持っているのはよくありますが、それでもそ秘めた力を使うシーンは迫力があって、見ていて圧倒されました!
 悠の力ですが、秘めた力を使う代償に、自分自身の記憶を捧げるというものでした。秘めた力を最後まで使わずにいたのは、理由があったんですね。そして、これまでの回で度々出ていた悠の自信の正体がはっきりと分かりました!
 他にも、悠がイリスに対して戦う覚悟を問うシーンも良かったです。イリスの空間把握能力を最大限に生かすために、悠はわざとああいった聞き方をしたんだと思います。1話の、イリスが戦う理由を話すシーンとも重なって、イリスの戦う決意がより鮮明になったんだなと分かります。
 最後の方で、悠が代償に捧げた記憶が何なのかがうっすら分かります。きれいに締めた回でしたが、次回への引きも入っていて良かったです。 {/netabare}

4話
{netabare} まさかの新キャラ登場です! てっきり、これ以上は増えないと思い込んでいました。
 新しく登場したティアは、やんちゃでとても子供らしいキャラクターだなと思いました。私はいとこに6歳の子がいるんですが、本当にこんな感じですw 関わってると疲れるんですが、やっぱり憎めないんですよねw
 そして冒頭からサービスシーンでしたw でもやっぱりただのサービスシーンじゃないんですよね。悠の受け答えを聞いた限りだと、“血のつながった兄弟”って感覚で話していると思います。ですが2話の回想を見ると、別居しているんです! 恐らく、竜災などの経緯をたどって、血のつながっていない兄弟になったんだと思います。些細なやり取りでしたが、記憶の欠落を、サービスシーンを入れて上手く描いていたシーンでした。
 イリスも可愛らしかったです!2話では大胆な行動をたくさんしましたが、4話では積極的であっても加減をしてる・・・とも言い切れないですねw でも少しは遠慮をしていると思います。2話との感情の違いが表れていて良かったです。あと、やっぱりドジですねw これまでの回でドジなのはよく分かりましたが、ここまでとは・・・w 2話で竜紋を見せたときもノーブラでしたし、下着を忘れるのはよくあるみたいですねw
 本編では、ティアがクラスに馴染んでいくまでの流れを、短い時間の中で上手く表現していたと思います。最初は悠以外は部外者みたいな感じでしたが、少しずつ心を開いて、クラスのみんなとも話せるようになりました。リーザが悠の代わりに勉強を教えると言ったときに見せたティアの反応が、クラスに馴染んだという象徴だと思います。
 新キャラの登場で、物語がさらに盛り上がってくると思います。それと物語とは関係ないですが、ティアの声を担当した佐倉綾音さんの、幼い子供っぽさを表現した見事な演技が素晴らしかったです!見ごたえも聴きごたえもある回でした! {/netabare}

5話
{netabare} ティアの過去に迫るお話、そして水着回でした! 後半のサービスシーンだけでなく、序盤からラッキースケベもてんこ盛りでしたねw
 4話で紹介された新キャラのもう一人「穂乃花」も登場しました。ちょっと特殊(この次元では普通?)な出会い方でしたね。主人公と関わりを持ったということは、この先の物語にもきっと絡んでくるんでしょうね。
 さて、ティアの過去については、自分自身のことをドラゴンと呼ぶ理由が明らかになりました。ずっと「あなたはドラゴンよ」と言い聞かせられてきただけでなく、家族との記憶も“ニセモノ”と教えられてきたんですね。ずっとそう思い込んできたため、ティアは自分の過去の記憶と向き合うことをせずに反抗をしようとしたんだと思います。
 ですが、この回で悠に人間として生きることを迫られて、“ニセモノ”と思い込んできた記憶とついに向き合うことになります。
 口から発せられる言葉では必死に「嘘だから平気」と言っていながら、心では「本物の記憶だった」と涙を流す・・・。ようやく人間として生きる選択をし始めた証拠だと思います。これまでの描写が少なく、さらに回想のときもセリフがあまり無いためティアの過去の悲惨さは伝わりきりませんが、複雑な心情をよく表していたシーンだったと思います。
 水着回のBパートですが、ここではティアとイリス、そしてティアとリーザのやり取りがありました。
 イリスとのやり取りですが、なんだかハーレムらしい展開でしたねw 4話では「可愛い」で満足していたティアですが、5話では悠にそれ以上の言葉を求めています。・・・恋のライバル誕生です! ティアは、今まで見下してきたイリスを無視できなくなってしまいましたね。積極的な2人らしい仲の深め方だったと思います!
 リーザとのやり取りですが、これまでの回ではあまり伝わってこなかった、リーザの「クラスメイトは家族」という考え方が明確に伝わってきました! これは、Bパート冒頭でティアが言った「ママみたいなの!」というセリフとも関わってくると思います。深月がキラキラした目で見つめていた彼女たちのやり取りは、まさに家族のように見えました。ちょうど深月が一番顔をほころばせたときにリーザが言ったセリフは、わが子を心配する本物の母親のような感情がこもっていたと思います!
 最後にヘカトンケイルも現れて、これからどうなるんでしょうか? バジリスクの討伐も動き出していますし、先が怖いですね・・・。{/netabare}

6話
{netabare} ドラゴン信仰者団体のリーダー「キーリ」の登場、そして、ティアが“人間”と“ドラゴン”のどちらとして生きるかを選択するお話です。
 現れましたね、キーリ・・・。強すぎですw でも手加減をしていますよね。
 あれだけの実力差があれば、いくらでもリーザのことを殺せる機会はあったはずです。たぶん、リーザが“D”という貴重な存在だからなのでしょう。たくさんの人間を殺してきたキーリでも、迂闊に命を奪うことができなかったのだと思います。
 この回の山場ともいえるティアが“人間”として生きるか“ドラゴン”として生きるかを選択するシーンでは、これまでのティアの周囲で起こった様々なシーンがよみがえってきます。クラスメイトたちとの幸せな思い出、悠のお嫁さんになる前に阻んでくる恋のライバル、家族のように守ってくれていたリーザ・・・。一度はドラゴンとして生きることを選択しますが、あらゆる出来事を思い出し、ティアは人間として生きる道を選択します!手をグーにして強く語りかけるティアの姿は、幼いながらも勇敢で格好良かったです!
 その後、キーリに命を奪われそうになるシーンで見せる何もできずにただ立ちすくむ姿は、それまでの強気な行動からのギャップがあって良かったです。ティアはまだダークマターの扱い方すら教わっていないのですから、あんな状態になるのは当然なのです。
 ところで、この回では、意味深なものが多かったと思います。
 まずはヘカトンケイル。ミッドガルに所属しているキャラクターのセリフを聴いた限りでは、空間移動をしてきたように思えます。
 次に、キーリ。一つは「目」。悠がつぶやいた「こいつはドラゴンとして生きることを選んだんだな・・・。」というセリフから察するに、“D”の力なのではなく、ドラゴンの力なのかも知れません。もう一つは「技」。あの水色に光る技は何だったのでしょうか? 次のシーンで映ったティアを見ていると、催眠術のようなものとも捉えられます。
 最後に、悠の技。3話で使用したバベルには、まだ何か秘密がありそうですね。そしてキーリに対して無意識で使った技も気になります。もしかするとキーリと同じで、上で書いたとおりドラゴンの力なのかも知れません。
 人間として生きる道を選んだティアが、これからどのような力を発揮して活躍していくのか気になりますね!{/netabare}

7話
{netabare} ヘカトンケイルを撃退するお話と、悠の記憶を巡るお話でした。
 先週にキーリと悠が見せた能力は、やはりドラゴンの力なんだと思います。そのように読み取れるシーンが色々とありましたね。
 あと、深月が言った「撃退しました!」というセリフ。あれは本当に“撃退”なのでしょうか? <本当は討伐してるのでは?>と、私は勝手に考えていますw
 さて、この回の見どころは、後半の悠と深月のやり取りですね!
 尺を十分に使い、静かに語られる二人のやり取りには魅入られるものがありました。もう少し画に動いて欲しかったですが、セリフに引きつける力があったのでそれほど気になりませんでした♪
 まず、この二人の会話のやり取りで、悠から消えた記憶がさらに明らかになりました。悠は、2話の回想で出てきた記憶を失っています。そうすると、深月が4話で「兄さんのバカ」と言い放つシーンと、この回で「一番悪いのは兄さんです」と捨て台詞を吐いていくシーンが繋がりますね。深月のあの態度は、、悠が忘れている思い出(代償で失った記憶)に対してのものだったと分かります。まさか、ギャグパートにまで伏線があるとは・・・。
 さらに、その記憶を失ったために二人の気持ちに食い違いが起こります。Bパートの後半、深月が部屋から出ようとしているときに悠が発した「思い出を無かったことにしろだなんて、ウソでも言うな」というセリフ、深月自身は“兄さんの優しさ”と捉えています。ですが悠は、自分自身が記憶を失ったからこそ、そういうものを大事にしてほしいという思いを込めて言っています。悠の“優しさ”にも近いかもしれませんが、どこか違う、叱責のような感情から発せられた言葉なのだと思います。このセリフから感じ取れる二人の気持ちのすれ違いには、感慨深いものを感じました。
 そして、その後の悠が引き止めるシーンで、もう一度二人の心情のずれを見せてきます。ここでも、記憶の消失によって、お互いの言葉に懸ける想いが違っています。深月は悠とイリスのことを想って、自分の願いを押し殺しています。でも悠が告げた「俺は絶対に、お前の幸せを諦めないからな」というセリフは、逆に深月の心を揺さぶる結果となってしまいます。悠の行動は深月から見たら、ただの鈍感な主人公です。ですが悠にはその記憶が無いのです。鈍感な主人公でも、一味違った見せ方だなぁと思いました。
 事情を知らない深月に、胸が締め付けられます・・・。
 {/netabare}

8話
{netabare} バジリスクの侵攻に備えて、迎撃作戦を決行するお話でした。
 迎撃に向けての準備をするお話でしたが、今回は悠の性格の描写がメインだったように思います。
 また、その影響で、たくさんのキャラがフラグを立てていましたw
 なので、フラグが立ったキャラを少しまとめてみようと思います。

 ・深月
 深月は7話の最後に、悠の記憶の欠落による食い違いで誤解をし、フラグを立ててましたね。
 8話でのやり取りは、悠の家族愛的な要素が強かった気がします。
 ・イリス
 3話の時点からイリス自身は悠を「友達」という認識でいましたが、今回、悠の何気ない一言でフラグを立てました。今までのアプローチはスルーされてきたのに急に「わかるようになりたい」なんて言われたらキュンと来ちゃいますよ!
 ・フィリル
 最初は「惚れるの早っ!」って思いましたが、これまでの悠の活躍を見てきて、さらにあのムードなら惚れるのも納得です。あと、読書好きらしい隠喩でしたね。
 ・リーザ
 リーザはどっちなのかは確信がありませんが、少なくとも惚れてはいると思いますw 一瞬<フラグが立った?>って思いましたが、悠の行動が深月のためであると知ってからは、いつもの感じな気がします。きっと、自分自身のことを理解してくれたと思ったから、あのような表情を見せたのでしょう。

 こんなところでしょうか。
 それぞれのキャラとのやり取りの中には、悠の“相手を知りたい”という気持ちや、負けず嫌いなところが出ていたなと思いました。
 あとは鈍感なところもですねw まあ、本心で言っているから無自覚なのでしょうけどw
 
 ところで、バジリスクがミッドガルに向けて進んでいることから、悠は<ティアが狙われているのでは?>と考えています。でも、5話でヘカトンケイルが現れた時にティアの竜紋が変色しているんですよね。その後の描写が無いので真相はわかりませんが、これは本当にティアを狙っているのでしょうか?
 それと、バジリスクの能力を聞くと、キーリの技と似ている気がします。キーリの技はバジリスクの力なのかも知れません。
 {/netabare}

9話
{netabare} 温泉回と、バジリスクの生体が明らかになる回でした。
 穂乃花の企画で、火山島で温泉へ行くことになりました。
 そして、この企画に便乗して、フィリルが8話でのリーザと深月の進展への感謝を込めて、悠を温泉へ誘います。
 ・・・とのことですが、もう一つ、フィリルには8話で悠にからかわれた仕返しという気持ちもあった思いますw あのニヤケ顔はそれが理由だと思います。
 この温泉での計画は、それらをまとめて解決できる手段だったようです。よくあるハプニングですが、この展開には納得できます。

 バジリスクの生体についてですが、赤い閃光の正体は、「物質の風化」でした。海の水が塩になってしまったのは、風化して水分が失われてしまったからだったんですね。
 あと、この赤い閃光、触れると1秒で約2000年が経ってしまうらしいです。しかも射程距離は5000m。怖すぎます・・・w
 他にも明らかになった、「第3の目」。出力が半端じゃないですw 上空にいた輸送機まで喰らってしまうほど、範囲が広かったです・・・。これ勝てるんですか?ww
 さて、今回でバジリスクの生体が明らかになるとともに、ティアの竜紋も変色しました。やはり竜紋に反応していたのは、バジリスクだったようです。いや、もしかしたらヘカトンケイルにも反応していて、二体のドラゴンと共鳴し合っていたのかも?
 真相は分かりませんが、それはそれで良しとしましょうw

 今回は、新しくディラン少将が登場しました。ティアやブリュンヒルデ教室のメンバーとのやり取りに意味深な態度を見せていて、過去にどんなことがあったのか気になりますね。
 それと穂乃花も。今のところ、企画を立案するのが好き?というくらいしか分かってないです。これからどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。
 {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

永遠の初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

8話まで見た感想

原作読んでません。なので、毎週とても楽しみにしています。
ドラゴンとDの関係性が深い気もするのでとりあえず最後まで見てみようかなと・・・。
ちなみによくある設定とかあんまり気にしてません。
1話見れば自分にあってるか、あってないかがよく分かると思います。

また、OP、EDともに良い曲だと思います。私は好きです♪
音楽は人それぞれ好みが違うと思いますけど・・・。

EDの方は1/28に発売されたので早速EDフルを聴いてみたところ・・・。
歌詞も私的にはとても良かったと思います(*^^)v

●8話まで見た感想(途中経過){netabare}
深月がミッドガルにきてからの3年間のことが明らかになりましたね。
深月には、昔、親友がいたみたい。
深月のことを守るために、自分からクラーケンの方に向かっていってすごいなぁって思った。なかなか出来ることではないと思う。親友はクラーケンになってしまって、深月が2体とも討伐したけど、親友を自らの手で討つっていうのはどんな気持ちなんだろうと考えさせられましたね。

悠のことも少しずつ明らかになってきてる感じがしますね。
ユグドラシルはなんで悠の記憶と引き換えに力を与えるんだろうと不思議に思いますが・・・。

キーリのことはまだまだ謎に包まれてますね。
これからも関与してくることあるのかな。だとしたら、これから明らかになってくるかもしれないですね!

8話まで見ても、話の内容はバトルだけの話になってないと思いますね。


次の感想の更新は全話見てからになりそうです。
{/netabare}

以下各話の簡単な流れみたいなものです。
見終わった後に更新していきます。
<現在8話まで視聴済み>


第1話 竜園のミッドガル{netabare}
唯一、男のD物部悠がミッドガルに強制的に送り込まれて・・・。
そこでイリス・フレイアと出会う。さらに妹の物部深月と再会。
物部悠がミッドガルに入学することになる。
そこでドラゴンに見初められた者は、ドラゴンになってしまうという事を知る。
ミッドガルは、ドラゴンに見初めれたDの保護と、ドラゴンを迎撃するための要塞らしい。
イリスはすっごい頑張り屋なんだけど、失敗ばっかり・・・。
夕方、悠とイリスが一緒に話してる時に、ミッドガル内に緊急警報が鳴り響く。
「レベルCってやばいのか?」
「レベルCは時々あるよ」 
イリスの竜紋が光っていた・・・。{/netabare}

第2話 白のリヴァイアサン {netabare}   
ミッドガル内にレベルCの緊急警報が鳴り響く。
ニブルのロキから連絡がきて、見初められたDの処分をしてくれないかと頼まれる。
白のリヴァイアサンがミッドガルに迫っていた。
イリスの姿が見えない・・・。悠は必死になって探す。
イリスの竜紋は変化していた・・・。
警戒レベルがAに引き上がる。
この件にニブルが関わってくるかもしれない・・・。
そして悠がイリスの護衛をすることになる。
幼少時代の回想が流れる。
「代償は汝の記憶」謎の声が・・・。
白のリヴァイアサンがミッドガルに!{/netabare}

第3話 咆哮のファフニール{netabare}
発射!とともにミサイルやレーザーなどがリヴァイアサンに向けて発射されたが、アンチグラビティで全て防がれてしまう。   
ニブルの特殊部隊が侵入!?
兄妹ゲンカが・・・。
リヴァイサンが第3次防衛ラインに接近!もう後が無い・・・。
イリスが戦う事を決意する。
悠がユグドラシルとの取引の続き?をして・・・。
あの謎の声はユグドラシルだったようですね。
とにかくイリスが助かって良かった!
最後はお決まりのあれ(笑){/netabare}

第4話 竜人のティア{netabare}
最初は回想からスタート。悠と何か関係あるのかな?
リーザから「クラスメイト見習い」に格上げされる。
イリスまさかの穿いてない状態。
臨時の健康診断を受けることに。もちろん悠は別部屋なので学園長室へ。
赤のバジリスクが行動を開始したため、竜紋の変化を調べるためのものだったらしい。
そんな中、ミッドガルに2人の少女が転校してくる。(保護されることになる)
悠がティアのサポート役になる。
ティアはすでに赤のバジリスクに見初められていた。
ティアは自分のこと、「ドラゴンなの」というけど何かあったのかな?
ティアがクラスのみんなと仲良くなれて良かった~
架空武装の作り方を教えようとした時に・・・。あ~ぁ{/netabare}

第5話 禍焔のムスペルへイム{netabare}
ティアがドラゴンになるが、リーザがティアを目覚めさせる。
ニブルのロキから連絡がきて、ティアを取り戻すために、ドラゴン信奉者の団体が動きだし、
ミッドガルに敵対するキーリが暗躍をはじめたということを知る。悠はその状況を知って顔を曇らせる。
ティアの過去、自分のことを「ドラゴンなの」と言う理由が明らかになりましたね。
ティアは、「あなたはドラゴン」と言われ続けてきただけではなく、どうやら優しかった両親がいたけど、そのことをニセモノだと教えられてたみたい。
悠はティアに人間として生きることを選んでほしいみたい。
そんなティアもクラスのみんなとなじんできている感じで良かったです。
帰ってきたティアが謝ったことに対してみんな優しかったですね。
リーザはクラスみんなのお姉さん的存在かと思ってたけど、今回のは完全にお母さん的な感じでした。
イリスの提案で海に行くことに。
水着みんなきれいだったな~
その夜、ミッドガル内に青のヘカトンケイル登場・・・。
防衛ラインとか意味無い・・・。

次回は、キーリという人物が関わってくるのかな?そこら辺も気になるところですね。{/netabare}

第6話 紅翼のティアマト{netabare}
突然ミッドガルに出現した青のヘカトンケイル。
ミッドガル内にレベルAの緊急警報が鳴り響く。
深月がリーザにティアの護衛をお願いする。
どうやらヘカトンケイルは不死身のドラゴンみたい・・・。だけど悠は3年前にユグドラシルとの取引でヘカトンケイルを消滅させているらしい。ならヘカトンケイルを一時的にも撃退できるのは悠だけ。と深月は考えていた。
深月は悠があの力を使ってもだいじょうなのかと心配しているみたいでもあった。
なぜか動かないヘカトンケイル・・・。
その一方で、退避しているリーザとティアにキーリが迫る。ティアを守るためにキーリと対峙するリーザ。
だが、リーザの攻撃はキーリに効かない。
そして、キーリの攻撃にリーザは倒れてしまう。ティアはキーリに捕まってしまった。
そこに悠が駆け付ける。だが、すぐにピンチに陥ってしまう。
ティアは「ドラゴンのお嫁さんになるの」と言っってしまったが、悠の言葉に揺らぐ。
ティアはクラスみんなとの幸せな思い出、恋のライバル、リーザのことを思い出して涙が・・・。
そしてティアは「人間の女の子なの」と言う。この言葉をティアが言った時は
ティアの【人間として生きていきたいという気持ち】がよく伝わってきて、安心できたなぁ~
そんな安心もつかの間、ヘカトンケイルがついに動き出してしまう。

次回はヘカトンケイルと戦うのかな。不死身のヘカトンケイルをどのように撃退するのか気になるところですね。{/netabare}

第7話 スカーレット・イノセント {netabare}
最初は総集編らしきものからスタート。本編はOPの後からw
キーリが「せいぜい頑張ってね」と行って消える。
学園内だと大規模な攻撃が行えないからみんなで風を作って海に押し出すみたい。
ヘカトンケイルがティアを見つける。やっぱりティアが目的なのか?
カウントを始め、深月の「放て!」でみんな一斉に風を生成する。腹部を狙って放たれ見事に命中するのだが、重すぎて倒れただけだった。しかもよりによってティアのすぐ近くって・・・。
ティアの本当の架空武装は {netabare}光の翼{/netabare}だった。
「もっと遠くに飛ばさないと」悠がそう言うと急にユグドラシルが出てくる。倒したドラゴンの能力を継承できるってことなのかな。
悠がアンチグラビティを使ってヘカトンケイルをぶっ飛ばす。そして悠の必殺技を準備する。悠はこれ以上大事な思い出を失いたくないみたい。深月達も再び風を生成するみたい。
ヘカトンケイルは風によって海の方へ押し出されていって・・・。最後は悠の必殺技が命中・・・。悠強すぎ。 どうやら撃退に成功したみたい。
みんな無事で良かった。リーザはひどい怪我だった・・・。
激しい戦いで宿舎が壊れてしまったみたい。誰の部屋にいくことになるんだろう・・・。イリスは積極的だな~ ティアもイリスには負けたくないみたい。ここで深月が登場。結局 {netabare}深月の隣の部屋になったみたい。
悠と深月が一緒の部屋にいる時に、{/netabare}深月は悠から聞きたかったことを話す。
悠は深月とのファーストキスをしたことを覚えてないみたい。これが代償?
悠の最後の言葉って・・・。

結局キーリのことはよくわからないままだったけど、これからどうなっていくか。次回はバジリスクが登場するのかな。そこら辺も楽しみです。
{/netabare}

第8話 侵攻のバジリスク{netabare}
最初は深月の夢からスタート。篠宮都は深月と仲が良かったのかな?
ティアとイリスは悠の飲み物に砂糖を入れてあげるみたい。ポチャンポチャンポチャンポチャンって入れすぎ~ 絶対甘すぎるよ(・_・;) リーザの怪我はまだ完全に治ってないみたい。
そんな中、ニブルからの報告が。サハラ砂漠から移動を開始していたバジリスクが昨夜から海を渡り出したという。
バジリスクの能力は{netabare}瞳から赤い光線を出して、その光線に触れたものを石や塵、塩にしてしまうというものらしい。{/netabare}バジリスクはミッドガルに向かっているらしい。狙われてるのはティア。
バジリスクの能力によってヘカトンケイルの時よりもたくさんの被害が予想される。そのため、船で無人島に移動してバジリスクをおびき寄せ、そこで島ごとバジリスクを吹き飛ばしてしまうという。・・・危険なのかなw
夕方、海岸で悠とイリスが2人きりに。悠は自分の想像を超えていくイリスのことがわかるようになりたいみたい。イリスも悠にならもっと自分のことを知ってもらいたいみたい。
次の日の朝、無人島に向けて出発。ニブルも今回の作戦に加わるみたい。ブリュンヒルデ教室のメンバー。その他に選抜テストでトップになった穂乃花が今回の作戦に参加することになった。
イリス達は外ではしゃいでるから大丈夫だったけど、フィリル達は船内で本を読んだりパソコンしてたりしてたから船酔いしちゃったみたい。
悠がフィリルが読んでいた本を取り上げる。船内を歩いていると、深月とリーザが喧嘩している・・・。
悠が部屋にいるとフィリルが本を取り返しにきて・・・。
悠は深月とリーザを仲直りさせたいみたい。
悠は深月に親友だった人の話を聞かせて欲しいと頼む。深月はあんまり話したくないと言うが、お願いを聞いてくれたら頑張れるらしい。そして、都のことを話し始める。
その話を聞いた悠は深月にアドバイスをする。リーザは結局深月のことを恨んでなかったみたいだし、これで仲直りできればいいなぁ~
船が火山島の近くに。

次回予告に出てきたあのおっさん誰? 次回は温泉あり?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

最終話まで視聴済。総評と再採点を。

原作関連についてはノータッチだったのですが、
表紙のイリスの可愛らしさに、コミックに手をつけました。
(原作はともかく、アニメより可愛いとは思います。)

総評らしきもの-----
6話以降各話書く気になれなかったので、この形にします。
結論から書いてしまえば、色々中途半端だったように感じます。

●物語●
{netabare}
「D」と「Dの力をもつ少年少女」
「つがい」「異能」「代償」などの
基本的な設定は悪くなかったと思います。
「何と何のために戦っているのか」が見えていたのは、
このクールのラノベ枠としては重要だったとも思います。

が・・・尺の問題なのでしょうが、
何とも決着が付いていないという中途半端さだけが残りました。
対ドラゴン、対キーリ、対軍隊(対立の有無は不明ですが)。
原作の途中までを形にしたのでしょうから、当然の結果でしょうが・・・。
{/netabare}
●声優●
●キャラ●
{netabare}
メインヒロインであろうと思っていたイリスが、
中盤以降あまりクローズアップされないのが残念でした。
2~3話辺りの積極性は一体何処へ行ってしまったのかw

深月をリーザの関係性も、
時間かけて見せてもらえたら印象に残ったかもしれません。

キャストも豪華だったと思うのですが、
キャラと合わせてみても、こう印象深いものが無い。

悠の力の代償である「記憶」が
どう物語や人間関係を左右していくのか見えてこなかったのも、
残念なポイントかもしれません。
{/netabare}
●作画●
{netabare}
大荒れすることはありませんでしたが、
極めて美麗だったわけでもなく。可も無く不可も無く。

各キャラの異能の描写が、使い回しのようで、
毎回似たような画になってしまったのも評価できない点かと。
{/netabare}
●音楽●
{netabare}
OPもEDも悪くなかったのですが、
他の番組ほど優先順位が高くなる曲でも無かったです。
どちらかといえば、イリス&深月のED曲が好みでした。
{/netabare}


5話視聴後-----
{netabare}
新たな「D」を加えて、物語は新たな局面に進みました。
が・・・ティアという少女。彼女自身の謎。彼女を狙う組織。
それらが絡まった(多分また説明不足?)為に、
イマイチ流れが掴めない展開に。

更には「ミッドガル」に敵対するDまでいるらしい。
何となく誰のことかわかる気がする~と思っていたら、
直後にあっさりとバラしてくれましたw

ティアのドラゴン化は、もっと深刻なダメージになるかと思いきや、
リーザ一人で対処できてましたね。

Bパートはうって変わって、水着回。
イリスが結構サービスしてたせいか、今一つありがたみが・・・w
折角ですから、イリスにはいつもの積極性を発揮して欲しかった。

ラストにはいきなりドラゴンに攻め込まれて(?)ましたけど、
ミッドガルは、色々な意味で大丈夫なのでしょうか・・・。
{/netabare}
4話視聴後-----
{netabare}
ユグドラシルとの接続は、主人公の記憶に影響を及ぼす模様。
今回ですと「深月との記憶の一部」でしょうか。
実兄妹では無いはずが、影響で実の物として認識されてしまっていると。

何故だか・・・穿き忘れてくるイリス。
お約束のように健康診断(臨時)w

ラノベ物の学園長や理事長(に近い立場)というのは、
幼女でないとダメのでしょうか?w

今回も無駄に積極的なイリスですが、盛大に空回りしてましたね~。
自爆して、妨害されて、スルーされて。

過去の戦いでの、深月と確執はあるのでしょうが、
リーザが高圧的なだけの嫌なキャラで無いのは良かった。
いつか深月を許す日は来るのでしょうか?
{/netabare}
3話視聴後-----
{netabare}
イリスの積極性・空回り部分を除くと、
結構シリアス要素が目立つ作品なのだな~と感じています。

Dがドラゴンと同等と解説されてましたが・・・
結構劣勢なバトルシーン見てると、
「同種」であって「同等」ではないかな?と。
相対するドラゴンの特性や相性などはあるのでしょうが、
ドラゴンを倒せる気はしなかったですね。

世界観やノリやキャラは嫌いではないですが、
設定などの細かい所に穴が多いように感じます。
当然説明されてない部分や、描かれていない部分はあると思います。
アニメ用展開であって、原作はキチンとしてるのかも知れません。
ですが、あの戦い振りでどうクラーケンを倒したのか?と。
{/netabare}
2話まで視聴-----
{netabare}
日高ボイスのヒロインの『予想外の積極性』と
『斜め上をいく暴走っぷり』は
観ていてテンポは悪くなく。
一種のアクセントにはなっていると思います。

が・・・結構、設定・背景やキャラの説明も無いままに、
1匹目(?)のドラゴンが襲来する展開に。

更に別の思惑を持つであろう勢力(主人公の元職場?)が絡んできて・・・。
言わんとすることはわかるが・・・何というか気持ちの良い内容では無かった。

ドラゴンの目的が「つがい探し」というのは面白い。
目を付けられた「D」を守りきれないと、
最終的に仲間に手を下さなければならなくなるというのは、
物語が重苦しくなりそうな要素ではあると思います。
果たして、その辺主人公がどうしてくれるのか。

丸々1話使って、まだリヴァイアサンが届いてないのはビックリですw
防衛ラインはあっさり抜けられてたし、一体何が何から守っているのやらw
他諸々ツッコみたい処は多々ありました。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

76.6 10 兄妹でラブコメなアニメランキング10位
徒然チルドレン(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (568)
2651人が棚に入れました
本作は、どこにでもいる様な、ごく普通の高校生たちが、
恋に燃えたり、揺れたり、悩んだり、
笑ったり、泣いたり、傷ついたり、
うまくいったり、いかなかったりしながらも、
かけがえのない青春の日々を過ごしていく様子を描いた、青春群像劇です。
主人公は、登場人物全員。
あなたもきっと、誰かの気持ちに乗っかれるはず。

声優・キャラクター
石川界人、水瀬いのり、前野智昭、小倉唯、小野賢章、佐倉綾音、熊谷健太郎、三宅晴佳、花澤香菜、天崎滉平、戸松遥、浪川大輔
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

笑えて萌えてニヤけて感動して、リア充爆発しろを楽しむ、幕の内弁当風ラブコメw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
いや~、楽しい! 恋愛系のショートアニメではトップレベルに好き!

ショートアニメなのに、更に分割しているオムニバス形式で、様々なカップルが登場します(15分で4エピソード)。それが、カップルによってラブコメだったり純愛だったり片想いだったりギャグだったりするので、飽きがこないところが良かったです♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
これは、好きなキャラではなく、好きなカップルで語るアニメかな~と♪

ということで、個人的に好きなカップルは、


1位 赤木正文×梶亮子
肉食系生徒会長(男)と純情ヤンキー(女)という異色の組み合わせ。見所は梶さんの萌え度の高さ。「だがしかし」の「サヤ師」を思わせます。梶さんは、個人で見ても成長しましたね(テストのくだりとか)。ドSと、実はドMな感じが良かったです!

2位 内村千秋×飯島香奈
一番コメディ色の強い夫婦漫才カップル。4話の「もののけ姫」ネタは笑ったw ジブリに怒られるぞ(笑) 剛田&上根を実況中継してる回も好きだw なんだかんだ、安定感があった。最終話も良かった。こいつら、結婚するなw

3位 古屋純×皆川由紀×古屋ほたる
ドSの由紀にからかわれ続ける兄妹。ここはむしろ、由紀とほたるの掛け合いというか、あしらわれている ほたるが面白いw フレーフレーお兄ちゃん!(相手をフレと、頑張れのダジャレ)は、笑ったw

4位 菅原卓郎×高野千鶴
なんか、一番普通っぽいカップル。高野(ちーちゃん)のイマイチ自分に自信がない感じは良いね。最終話、積極的になる高野に萌え。なんか、応援したくなるカップルでした。

5位 香取慎一×細川数子
No.1ギャグカップル。香取先輩の言動は、ほぼ,NON STYLEの井上さんw イチャラブ系のカップルが多い中での清涼剤的というか、彼らが出てくると、不思議とほっとする(笑)

6位
加賀優樹×七瀬薫
お隣同士の幼馴染カップル。キスシーンの後に、家の用事で訪問するのには萌えたw もっともっと観たかったカップル。

7位
山根隆夫×栗原ちよ
オタク男子と美少女という妄想の産物カップル。二人の恋路よりも、山根と本山の友情、というか本山君の男前さが際立ったw

8位
高瀬春彦×神田沙希
勘違い&すれ違いカップル。アンジャッシュさんのすれ違いコントみたい。心理戦だね。

9位
剛田武×上根綾香
湯川ひでき×笹原さつき
天文部カップル。付き合うきっかけになるシーンは良かった。後輩君との絡み含め、この四人でアニメ1本作れる。もっと観たかった。

10位
No.1いちゃラブカップル。おしとやかそうに見えて積極的な上根と、武骨ながらも優しい剛田にニヤニヤできるか。むしろ、女子らしい女子の上根に萌えられるかがポイント。


原作未読ですが、Wikiなんかを観ると、まだまだカップルはいるみたいですね。正直、全然物足りないですw (もっと観たい!)

色んなカップルの結末までちゃんと観たい。2期があれば、と言わず、4期くらいまで観たいって思いました。ショートだし、この構成なら飽きずに観られそうだし♪ 期待してます!
{/netabare}

【余談~ タイトルを直訳するとw ~】
{netabare}
にしても、「徒然チルドレン」を直訳すると、「やることがなくてヒマな子供達」ですね。ヒマだから恋愛しているという意味ですか(笑)?

いや、勿論「もの思いにふける」「しんみりして寂しい」「なるがままに」という訳もあり、そっちで使っているのは分かりますけどw 「徒然」というと一般的に「徒然草」を思い浮かべるわけで、じゃあ、「やることがなくてヒマな」と訳されちゃってもしょうがないっすよw
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
生徒会長とタバコヤンキーの話は良かったな~。

2話目
妹の、「フレーフレー」は笑ったw

3話目
幼馴染漫才、楽しいw 続いてドツキ漫才w

4話目
ジブリに怒られるぞ(笑)

5話目
なんかエピソードとも純愛ニヤニヤ系だね。幼馴染も登場。

6話目
このカップル好き♪ ヤンキーなのに可愛いw このカップルも好き♪ 夫婦漫才w 本山くん、超格好良いわ(笑) 香取先輩もバカで良いわw

7話目
この三角関係も笑えるよねw んで、一番の純愛カップルか。ここは微妙。すれ違いカップル。

8話目
微笑ましさNo.1のカップルやね。言い換えれば、リア充爆発しろNo.1カップルw ヒーローインタビュー風のいちゃつきw 外した~オチ(笑) マジバカップルw 相変わらずのドS(笑) 香取先輩、No.1ギャグ要員w イチャラブ三連発の後に、落ち着くわ~w

9話目
ドリフのコントかいw この二人はなんとなく、普通だよねw 色々考えすぎのすれ違いカップル。

10話目
本山君、格好良すぎw 実況中継w 酔った勢いでマジ切れ。そりゃそうだ。

11話目
女子会、珍しいパターン。まあ、ビリギャルもいるけど、あれ、あくまで進学校の学内偏差値30なだけで、普通の奴よりずっと頭良い子だしね、もともと。しかも、英語と小論文の2教科入試だから、英語が苦手じゃないなら、短期間でも受かる可能性あるし。

12話目
ファイヤーショット、何歳まで通じるかな(笑) 次はカミソリシュートかw ラストは、まあ良いところに落としたかな、感動系で。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 29
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

十組十色の恋模様のエッセンスがぎっしり♡

15分×12話、実質はオープニングを除くと本編11分30秒×12回のショートアニメに、
10組弱のカップルのエピソードがぎっちり詰まった、{netabare}楽しいラブコメ作品です。
放送時にリアタイ視聴してましたけど、あらためてリピートしてみたら、
138分の作品の中で、合計45話のエピソードが目まぐるしく、
でも不思議とスピーディな感じも無く丁寧な感じに展開されています。
こんなにお花畑な高校があったら、きっとその他のモブ系生徒は堪らないよね~ってところも、実はしっかり押さえてたりで、
あらためて視聴してみて、「上手いこと作られているなあ」って感心してしまいました。


ショートアニメって、30分の作品より一格下に見られ勝ちだけど、
声優さんも、石川界人さん、水瀬いのりさん、前野智昭さん、小倉唯さん、小野賢章さん、佐倉綾音さん、花澤香菜さん、戸松遥さん、鬼頭明里さん、浪川大輔さん、下野紘さん、加隈亜衣さんなど、そうそうたる顔ぶれ!
各回、基本4話、たまに3話のエピソードで構成されていて、
最終回の「球技大会」、「夏が始まる」だけは、ほぼオールキャストの特別回だけど、
他の43話には高校生の恋愛事情のエッセンスがたっぷりですw

作品上では高瀬君と神田さん、菅原君と高野さんの2組のカップルがスタンダードで、
仲良し男女が彼氏彼女に、すんなりと、なれるかなれないかのムズムズと、
恋にまだ無自覚、というか未発展な女子とその子に恋しちゃってる男子のムズムズを、
外野から、ニマニマしながらその恋の顛末を楽しむ感じ。
高瀬君と神田さんのエピソードは、1話「告白」、5話「Re:」、7話「アドバイス」、9話「ふりだし」、11話「テスト」で、
菅原君と高野さんのエピソードは、2話「雨」、3話「掃除当番」、4話「君は輝いている」、7話「全部熱のせい」、9話「視線」、12話「夏が始まる」で、
それぞれ、実は意外なほど、丁寧に描かれています。
2組とも、「こんな高校生カップル、あるよねえ」って感じの等身大の感じが親近感♡
それから、剛田君と上根さんのカップル!
恋にすこしずつ慣れて行って、最後はいちゃいちゃしまくりな、運動部で武骨で硬派の剛田君と、おとなしい感じのキャラなのに積極的になっちゃう上根さん。
あるよね~こういうの!

で、そのほかのカップルについては、
ちょっとリアルではそんなの無いよねって感じではあるんですが・・・

エピソード1回で完結する、1話の「スピカ」、卒業を控えている天文部の湯川部長と後輩の笹原さんだけは、1話でめでたくハッピーリタイアするのですが、
号泣しながら心を通わせる笹原さんが可愛くて。そのうえ、このカップルはこれっきりなんだけど、新年度に笹原さんが天文部の部長として、
2話&5話に再登場して、アクシデント(笑)で幼なじみの加賀君と七瀬さんのキューピッドになっちゃうのも可笑しくて。

カップル模様としては、西川さんと古屋君。
西川さんが「高木さん」の原型みたいな「からかいキャラ」なんだけど、
「恋」に全振りした「からかい」なんで、
もう観てて楽しくて楽しくて。
こういうキャラを演じるときの花澤さんは、本当ツボにはまります!
今回リピートしてみたのも、実は「久保さんは僕を許さない」視聴の流れでまた観たくなってだったし。
とくに、古屋君の妹「ほたるちゃん」出て来てからの絡み、大爆笑wwww

千秋君と香奈ちゃんの至近距離恋愛カップルも、こんなのないよ~!って思いながら、笑って観ちゃうのは、鬼頭さんのCVあればこそって感じでww
「小僧。怖いのか!」「ならば来い!その首嚙み千切ってくれるわ」とか、たまりませんw

リアルじゃなくても恋は見ていて面白いっていう2組でした。

絶対あり得ない!って感じなのが、
生徒会長と梶さん。
本当はもともと不良な訳じゃないけど、
落ちこぼれて、ヤンキーの振りしちゃって、孤立している女子。
こんな子にとっては、生徒会長との、こういう出会いと進展って、
女の子の思い描く、ちょっとイジワルな理想の王子様像なんじゃないかな?

ただのコメディ要員なはずの香取先輩が、松浦さんや細川さんとギャグやるだけじゃなくて、高瀬君の背中を押したり、生徒会長と絡んだり、意外と活躍しているのも素敵だし。
やはりモブに過ぎないはずの本山君が、自称不細工な山根君と栗原さんに、すごく気遣いと思いやりのある振る舞いしてくれているのが素敵だったり。

こうして思い返すと、ビックリするぐらいゴチャゴチャ(笑)と、
花びら舞いまくる恋模様満載なのに、
観ている時に、きれいにまとまって見えるのが不思議。

きっとシリーズ構成とか、いろいろ考えられて、よく練られての
こういう出来上がりなのかな?

カップル1組あたり、平均では15分もかけられていないのに、
なんだか{/netabare}濃密なラブストーリーを鑑賞したみたいな気分にさせてくれる、
お勧めラブコメ作品です(^^♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

徒然なるままに 高校生男女のよしなし事を そこはかとなくアニメにすれば 恥ずかしうこそものぐるほしけれ

徒然草風レビュー!
各カップルを発熱順にランキングしてみた。

まず第一位は!「ピュアな想い、それが恋だよ」
<高野と菅原君>
{netabare}感情が平坦な高野は恋愛がわからない。
自信がなく、思い込みも激しい。
そんな高野のことが好きな菅原君。
自分の気持ちが旨く伝わらない。
鈍感な高野、菅原君の気持ちに気づけ!

何度か菅原君と触れ合っていくにつれ、気になる存在に。
なにやらボーっとする高野。
胸が苦しく、風邪と勘違い。
水泳の授業中、互いに目が合う。
ホント、微妙な距離感。
そして、「見てたのは、高野だよ」って。
「えっ」ドキドキの高野。
それが恋って言うんだよ高野!

「菅原君は海に行かないの?」
「菅原君がいないと楽しくないと思う。」
「じゃ、水着買わなくちゃ。」
・・・そして夏が始まる。{/netabare}

次点第二位は・・・「実直男と遠慮女のたどたどしい恋」
<上根と剛田君>
{netabare}硬派実直鈍感の剛田君。
剛田君を陰ながら想う、恥ずかしがり屋の上根。
でも何この展開!
付き合うことに。

付き合ってもぎこちなく。
剛田君の気持ちがわからない上根。
そんな時はスキンシップ。
と突然のキス。
初キスでむせた上根はキスをやり直したい。
再びの公園。
寄りかかる上根。
ついに膝枕。
思わず寝る剛田君。
あやうく・・・
もうどうにでもしてくれ!お幸せに!{/netabare}

第三位はというと、「親友カップルのすれ違い」
<千秋と香奈>
{netabare}友達関係からなかなか脱却できない関係。
つきあっているけど、会話がついついコント。

ある日の千秋の部屋での出来事。
残念!母親が邪魔に入る。
土手でもふざけているうちに変な雰囲気に。
それでもふざけるちあき。
で、またチュー未遂。
サッカーキスにトライ
なかなかゴールにちかづけない。
そして、はずした。
またまた千秋の家。
誰もいない。
酔った勢いで千秋がついにキス。

女心がわからない千秋。
怒る香奈。
スマホポチャッと事件でまたまたすれ違う。
下駄箱で再びの告白。
涙、だー。{/netabare}

第四位の発表。「すべてをお見通し、生徒会長編」
<生徒会長赤木と梶さん>
{netabare}一見真面目な生徒会長、自信満々でグイグイ来る。
不良の梶さんは虚勢を張りつつ純情。
生徒会長に完全に翻弄されている。

生徒会長の確信ボケにツッコム梶さんがかわいい!
けんか腰梶さんの上を行く生徒会長。
すべてお見通しの生徒会長はストレートだ。
勉強するって、キス。
切れる梶さん、正直な生徒会長
「じゃ私のいい所は・・・」
「すべてが好きだよ」
真っ赤っか梶さん。

梶さんの決断は、生徒会長と同じ大学に・・・
勉強する梶さん。
人の優しさが身に染みる梶さん。
感動のラスト・・・{/netabare}

第五位はなんと・・・「すべてをお見通し、皆川さん編」
<皆川さんと古屋君>
{netabare}皆川さんがナチュラルで大胆、好きだとついついからかっちゃうタイプ。
それに翻弄される古屋君はおどおど。

ブラコンほたる登場、そして発狂。
それでも余裕しゃくしゃくの皆川さん。
ああ哀れ古屋兄!

返事をしたい古屋君。
すべてをお見通しの皆川さん、なかなかの策士。
にんまり皆川さんがかわいい!

ほたるライン乗っ取り事件発生。
でも皆川さんはお見通し、ほたるが返り討ちに。
ほたる「そーゆーことかー、うあああああ」
ああ哀れ古屋兄妹!

そんなある日、「好きっ」って皆川さん。
翻弄される古屋君。
そして、キス?
やっぱり翻弄。
小悪魔だぁ!皆川 由紀。{/netabare}

第六位。「メールでの告白はやめましょう。」
<高瀬と神田>
{netabare}メールで告白。
タイミング悪!
えーーーーーー

その後、学校で気まずい雰囲気に
それが1か月も続く。
お互い好きなのに、すれ違う。
やっぱりタイミング悪!{/netabare}

そして、ラスト第七位は「ぶ男物語」
<栗原さんと山根 WITH本山君>
{netabare}助けた栗原さんに誘われデートへ。
テンパル山根、目がまん丸。

ぶ男本山君登場
親友山根に映画の先約を譲る本山君。
本山君の優しさに山根事実を告白。
ぶ男同盟解除も本山君は全力で応援する。
本山君の男気が眩しい!{/netabare}

番外編。「神出鬼没。恋愛マスター香取先輩」
{netabare}香取先輩はめんどくさい性格、そして神出鬼没。
トイレに出現、木の上から登場、あなたは忍者ですか。

気障が代名詞の恋愛マスター香取先輩。
女の子に「子ネコちゃん」って
「ウィー」って、「やけどするよ」って。

傷つき倒れる香取先輩。
追われている?香取先輩。
再び「子ネコちゃん」って、「ふふっ」って。
残像攻撃って?
なんだこのコントは!{/netabare}


恋に落ちると自分ではどうすることもできない。
だからこそ、様々なドラマが生じるのだ。
そして、喜怒哀楽を内に秘め、知らず知らず自分が変わっていく。
好きだなあ、このアニメ。
青春を感じる。
2期よ来い、そして夏よ始まれ! 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 31

76.8 11 兄妹でラブコメなアニメランキング11位
ぼくたちは勉強ができない(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (490)
2319人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった学園きっての天才美少女たち! 完全無欠の学力と思われた彼女たちだが、苦手教科に関してはとことんポンコツだった…!? 個性的な「できない娘」たちに振り回されつつ、成幸は彼女たちの入試合格のために奔走! 勉強も恋も「できない」天才たちのラブコメディ、ここに開幕!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

女子と勉強とは羨ましいものだな

理系の天才で文系は全然できないのに文系を目指す緒方理珠と文系の天才で理系は全然できないのに理系を目指す古橋文乃、スポーツ得意だが勉強はからきしの武元うるか、さらに真冬先生は医学部目指して浪人中だが、理科が苦手な小美浪あすみとかと主人公唯我成幸がお勉強。

正直言ってこんな状況羨ましすぎる。ということで見始めはかなりイライラしつつも段々このハーレムに慣れてきて完走に至った。やっぱり面白かった。あすみが今のところ推し。やっぱりうるかも捨てがたい。

最初は緒方理珠にイラついてしまったのだが。単純に文系科目苦手なだけなら分からんでもないけど{netabare}人間の感情興味なさそうなのに、心理学を専行したいとはこれ如何に。{/netabare}
その他だと運動出来れば勉強できなくてもいいとかいう風潮は僕嫌いです。両方しっかりできてこそ。というか日本は運動部が無駄に練習しすぎなのが問題だろうけど。
あと苦手な科目があるほうの進路を選びたい気持ちは分からんでもないけど、苦手科目の負担が軽いところ選ぶとかもう少し工夫あるのでは?高校3年生で数学Ⅰ・Aできないのは致命的。理系全振りは文系全振りより人間的に大丈夫か心配になる(偏見)

2期あるらしいので、見るつもり。やっぱりどうなるのか気になる。


OP
セイシュンゼミナール 歌 Study[古橋文乃(白石晴香)、緒方理珠(富田美憂)、武元うるか(鈴代紗弓)]
ED
Never Give It Up!! 歌 Study[古橋文乃(白石晴香)、緒方理珠(富田美憂)、武元うるか(鈴代紗弓)
OPはこだまさおり作詞で安定してる。主題歌は聞けば聞くほど心地よい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」を得るために、受験勉強に苦戦する同級生たちの教育係となることに。指導する相手は「文学の森の眠り姫」古橋文乃、「機械仕掛けの親指姫」緒方理珠といった 学園きっての天才美少女たち!完全無欠の学力と思われた彼女たちだが、苦手教科に関してはとことんポンコツだった…!?個性的な「できない娘」たちに振り回されつつ、成幸は彼女たちの入試合格のために奔走!勉強も恋も「できない」天才たちのラブコメディ、ここに開幕!!

1. 天才と[X]は表裏一体である
一ノ瀬学園には文系の古橋文乃、理系の緒方理珠という2人の天才が存在する。そんな彼女らを後目に「特別VIP推薦」を目指す秀才・唯我成幸。彼は推薦の条件として、文乃と理珠が志望校に合格するための「教育係」を命じられる。教育係となった成幸だが、文乃は理系、理珠は文系という才能と正反対の志望に困惑! さらに彼女らの苦手科目の実力たるや、点数が一桁という散々な状態!! 成幸は進路変更を助言するが…!?

2. 魚心あれば、天才に[X]心あり
成幸の中学の頃からの友人で、将来を期待される水泳の天才・武元うるか。スポーツ推薦を志望する彼女だが、学業がまったく手についておらず推薦自体が危ぶまれる状態! 成幸は学園長に命じられ、うるかの勉強も見ることに。 勉強を嫌がるうるかだが、成幸が教育係と聞いて急に張り切り出す! 実はうるかは中学時代から、自分を認めて助けてくれる成幸に恋していたのだ。文乃たちを意識して、うるかは密かに闘志を燃やす!!

3. 天才は[X]にも心通ずるものと知る
中間テストを前に、成幸の教育係としての成果が試されようとしていた。自分たちの成績が上がらないと教育係が変わってしまう…成幸に続けて欲しい文乃たちは、テスト勉強にさらに意欲を高める!後日、成幸は理珠に頼まれて彼女の家が経営する「緒方うどん」を訪れる。店を離れることができない理珠の勉強を見るためだ。不安な自分を優しく励ましてくれる成幸に、頬が赤らむのを感じる理珠。そして試験当日、予期せぬ問題が理珠を襲う…!?

4. 彼女が天才に望むもの即ち[X]である
ここ最近、急に体重が増えてしまった文乃はダイエットを決意! しかしお菓子を勧めるうるか、うどんを差し入れる理珠など、学校には太る要因がいっぱい。空腹をこらえる姿を心配する成幸に、文乃は「触って確かめて」とお腹を差し出して…!? そんな中、自習中の理珠の前に現れた白衣の女生徒。自称・理珠のライバルの関城紗和子だ。彼女は理珠が文系を志す理由を成幸が好きだからと誤解し、理珠の恋心を試そうとするが…。

5. 林間の天才は[X]に迷走する
一ノ瀬学園名物・2泊3日の学習強化合宿が始まった。山の合宿所で勉強にはげむ成幸たち。そんな中、理珠は成幸が気になって仕方がない。成幸と文乃たちの楽しそうな様子を見て不機嫌になり、ついには一方的にキレて合宿所を飛び出してしまった!夕方、理珠がいないことを紗和子から聞いた成幸は、理珠を探しに外へ。土砂降りの山中を駆け回り、崖の上に理珠を発見!助けよう手を伸ばす成幸だが、理珠は足を滑らせて…。

6. 天才[X]たちは、かくして勉強ができない
元・教育係の桐須真冬先生に呼び出された成幸は、合宿の山中で理珠とキスしていたことを問い詰められる。生徒指導室のドアの前では、心配した文乃が聞き耳を立てていた。聞こえてきた「不純異性交遊」という言葉を頼りに、文乃たちは入れ替わり立ち替わり成幸の弁護をするが…。真冬との面談から数日後。うるかは成幸が誰かとキスをしたことを知る。落ち込んだうるかは「友達の話」として文乃に悩みを打ち明ける。

7. 前任者の秘匿領域は[X]な有様である
校舎裏で成幸と話す中、文乃はバランスを崩して成幸に抱きついてしまった。その背後には険悪な目つきの理珠が!成幸が好きな理珠を怒らせてしまったと慌てる文乃。文乃はさっきのハグをチャラにしようと…?放課後、猫を助けてケガをした真冬を送るため、成幸は彼女の部屋を訪れることに。成幸はそこで真冬の面倒見の良さや、散らかし放題でだらしない私生活など、怖い先生の意外な一面を知ることに。

8. 天才の一挙手一投足は時に[X]を翻弄する
福引でスマホを手に入れた成幸は、辞書やスケジュール管理アプリで勉強に活用しようと大張り切り。さらにお風呂での勉強が効果的であることを知り、さっそく実践することに。邪魔が入らず防水スマホで調べものも楽!お風呂での勉強がすっかり気に入った成幸。しかし操作を間違えて文乃にメッセージを送ったり、理珠に電話をかけたりと大騒ぎ。入浴中のうるかにつながった際は、うるかが間違ってビデオ通話設定にしてしまい…!?

9. 禁断の地にて彼は、[X]が為奮闘する
真冬のマンションの前を通りかかった成幸は、彼女に呼び止められて部屋に招かれる。部屋にゴキブリが出たとのことだ。入ってみると、以前と同様に散らかりまくった酷い惨状…。ゴキブリを駆除するまでと引き留められる成幸だが、そこに出前で理珠が訪れた!成幸と真冬の関係を誤解してか、理珠はふくれっ面で部屋に居座ってしまう。理珠と真冬を仲直りさせようと、成幸は理珠の好きなカードゲームで遊ぼうと提案する。

10. かの新天地にて迷える子羊は[X]と邂逅する
教育係のご褒美として、予備校の夏期講習を受けることになった成幸。自分の成績のために意気込む成幸は、そこで学園OGの浪人生・小美浪あすみと出会う。そして予備校の帰り、道に迷った成幸は店の呼び込みに引っ張られてメイド喫茶に入ってしまう。慌てて出ようとする成幸の前に、人気No.1の「ピクシーメイド・あしゅみぃ」が登場。可愛くポーズを取る小柄なそのメイドは、予備校で出会ったあすみ先輩だった…!?

11. 威厳ある先任者は時に[X]にかしづく
夜の繁華街。真冬はいかがわしい店に入ろうとする成幸を見つけて呼び止める。そこは真冬の元・教え子のあすみがバイトするメイド喫茶だった。店内で成幸を注意する真冬だが、事故で店員にケガをさせてしまった!彼女は代わり働くことを申し出るが…!?。成幸の心配通り、ドジっ娘メイド・真冬は失敗の連続。そんな自分を前向きにフォローする成幸に、真冬は優しさを感じる。そして真冬が彼に告げた言葉とは-。

12. 天才は時に[X]をともに分かち追懐する
うるかと気まずくなった成幸から、「友達の話」として相談を受ける文乃。直後、今度はうるかからも同じ悩みを打ち明けられる。文乃は彼らに、思い切って2人で話し合うよう助言する。後日、湖畔のベンチに並ぶ成幸とうるか。しかし緊張のあまり、会話は早々に途切れてしまう。変装して見守っていた文乃は、2人それぞれにスマホから助言を送る。しかし文乃が提案する話題は、ことごとく場の空気を重くしていき…!?

13. 天才の目に天の光はすべて[X]である
お祭りを訪れた成幸は、会場で出会ったうるかと屋台を回ったり、理珠の出前を手伝ったり、ケガをした真冬をあすみの父の救護テントに連れて行ったりと、相も変わらず世話焼きで大忙し。さらには迷子の子供のために駆けずり回ることに…。結局、人の世話で帰りの終電を逃してしまった成幸。そこに星空を眺めて時間を忘れてしまった文乃が現れた。帰りの手段がなく途方に暮れる2人は、旅館の明かりを前に--。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

天才 VS 勉強方法! さて、『X(エックス)』の『解』は如何に!?

他社ですが『五等分○花嫁』と設定が似てる部分がありますね。どっちもヒロイン5人…
ま、作者同士が交流あるくらいだし同じジャンルで大体同じくらいの時期に連載になったから『パクリ疑惑』も仕方なかったのかな。

(※2019:7/23追記・ジャンプ本誌で人気投票の間違いを確認。編集部の人に確認。記事は人気投票の結果のとこに記載。)

原作・ジャンプ掲載分全て。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


ちょっと物足りなく感じてしまいました。原作の絵の方が好きだったのでアニメの作画は少し合わなかったです。
同社の作品、『ゆらぎ荘の幽奈さん』と比べるとラッキースケベはソフトな作品なので私はこっちの方が合ってました。ラッキースケベが過度だと少々キツいので(汗)


この作品のテーマは『受験』。なので高校3年生から物語が始まる。
主人公『唯我 成幸(ゆいが なりゆき)』が貧しい家族を楽させたいけど大学には行きたい。しかし『成幸』が通う【一ノ瀬学園】には大学進学に掛かる全ての費用を学校側が負担する【特別VIP推薦】の制度がある。その推薦枠を獲得しようと日夜勉学に励んでいたがある天才達に遅れをとっていた。

ある日推薦審査面談の時に条件付きで推薦を許可される。その条件とは『緒方 理珠(おがた りず)』と『古橋 文乃(ふるはし ふみの)』の2名の教育係になり、2人の志望する大学に合格させること。
理系の天才『緒方』、文系の天才『古橋』、何故この2人の教育係に?と思ったら『緒方』は文系の大学へ、『古橋』は理系の大学への進学を希望。
天才達だから少し教えれば…と思った『成幸』だがそうは問屋が卸さない。
両者の天才は進学したい分野は壊滅的な内容。しかも高校3年生で。『緒方』と『古橋』で教え合えば…と助言したがどちらも天性の感覚でやってるので教えれない、何が分からないのかが分からない。

前途多難ではあるが彼女たちの本気でやりたいことを聞いた『成幸』は彼女たちの希望する進路を尊重しようと奮闘する。
ただそこにスポーツ特待生『武元 うるか(たけもと うるか)(勉強全般苦手)』の面倒をみることになったりや、才女2人の無謀な選択を拒否する『桐須 真冬(きりす まふゆ)※酒に弱い』をどう説得するか、予備校で出会った一ノ瀬学園OGの『小美浪 あすみ(こみなみ あすみ)』と出会い何故か彼氏役になったりなど『成幸』はこれからどうなる!?
…と、簡単ですが。


『成幸』は大変ですね。努力型の秀才タイプだけど天才達に勉強を教える事になろうとは。プレッシャーがパない。が、培ってきた勉強法などが教育方法に生き、教える事に関しては天才肌。
『緒方』と『古橋』は天才タイプなので表現も良かったと思います。天才タイプの方って呼吸する様にその科目や競技などが出来るので教えるのは不向き。しかも割り振りがそこに全振りしてるのか!?ってくらいに他が穴!(例・勉強は出来るが運痴など)

『緒方』は天才タイプ+年相応か少し幼いくらいの子供っぽさがよく表現出来てたと思います。変にムキになったり嫉妬したり、てね。面倒くさいとこが合う合わないがあるのでこのキャラの好き嫌いは別れるでしょうね。

『古橋』は天才タイプ+毒が凄い(笑)
流石は文系の天才、人の心の機微を読むことに長けてるからか悪意のない辛辣な物言いが結構笑えました。口に出す毒も笑えるけど心の声の時の毒も結構楽しめました。…ププ、浴衣。

『武本』はスポーツ万能+勉強苦手。
快活でマイペースで憎めないキャラ。料理や歌が得意で『成幸』と居るとたまに乙女になるとことか結構このキャラを好きになる人は多い様に思います。
ま、『武本』って別に勉強が出来ないって訳じゃなく「苦手意識」が強いイメージがありますね。
プールを使った勉強法では覚えも早かったし本当はかなりの天才かも!?


とまぁ、1期は殆どこの3人が主だったのでこんなもんかな。個人的には『桐須』や『小美浪』のエピソードが好きなので2期に期待。
私個人はこの2人のエピソードが綺麗だったのでこの2人推しです。ここは原作をしっかり表現してほしいなぁ。


因みに↓
第1回人気投票

1位・桐須真冬(5233票)

2位・古橋文乃(4194票)

3位・武本うるか(3552票)

4位・緒方理珠(2421票)

5位・小美浪あすみ(2323票)


第2回人気投票(2019:7/13発売号より)

1位・桐須真冬(14598票)

2位・古橋文乃(3259票)

3位・武本うるか(2980票)

4位・緒方理珠(1803票)

5位・小美浪あすみ(1488票)

です。(残念な事に人気投票欄のとこの『小美浪あすみ』の文字が『小美「波」』と間違っているのはマイナスです!最新号(2019:7/22)でこの事を編集部が何も書いてなかったので2019:7/23にジャンプ編集部に確認したところ間違いであった事を確認。コミックスでは直ると回答を頂きました。)

桐須先生のエピソードやギャップ、文化祭やなぜあの様な教師になったのか、などがこの結果に結びついたのかな?と思います。魅力的な表現もあったし。
しかし第2回は2位と4倍近くの差ってのは凄いな。ちょっとビックリです。


ラブコメ物+ラッキースケベ物としてはソフトタイプなので初心者向けの作品かな?と思います。ラブコメを結構観てる方には物足りなく感じるかなと思います。
あ、CM入る前のアイキャッチは少し笑えます♪

後気になったのは最近では都内や府内の学校等は板書は電子黒板だし検索も出来る。しかも生徒もノートを書かなくなったりデータや黒板を写メするとこが増えてきてます。作品も観た感じ都内の高校ぽかったのでどうかな?って思ったりと。
なのでそこら辺も表現の古さを感じました。


さてさて第2期は10月から。
1期ラストは少々『古橋』がリード?かな。
2期ではサブキャラにも動きがあるので楽しみです!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あ、そう言えば作中にあった『古橋』のセリフから少し論文の一つを。…これより書くのは無駄話です。暇な方はどうぞ。

甘い物を食べると集中力アップ!とかストレス減少!とかを『シュガー・ラッシュ』って言うんですがこれをイングランドのワーウィック大学が分析・検証したようです。論文が確か31本だったかな?
で、結論から言うと「効果はほぼ無し!」だったそうです。逆に砂糖を摂ると逆効果の結果が出て砂糖を摂った30分後には疲労感増加、眠気、1時間後には集中力低下を確認。(1,300人検証)
糖尿病やメンタル部分は落ち込ませる原因になる可能性も?ともあります。
ま、セロトニン(幸せホルモン)は感じれるでしょうけどね。

意外と昔から言われてた事が全く根拠が無かったと出てくる論文は面白いなと思いました。(作中のキャラ、科学部部長の関城は知っててほしいな。変な発明はよくしてるし(笑))

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

うるかにしてください

お静かに!って意味合いではもちろんございません。
原作は週間少年ジャンプ連載中。いつもながら未読です。

努力型秀才である貧乏男子高校生が、大学進学に係る費用の一切合切を学校に賄ってもらえる “VIP推薦” をエサに同級生女子に勉強を教えるというお話。
主人公男子は貧乏であるにこしたことはありません。トキワ荘以来の伝統芸能です。
同級生女子は二名。得意科目はほぼ満点だが苦手科目はてんでダメというのと、進路希望・将来の夢の観点だと苦手科目を超絶レベルアップさせないと進学もおぼつかないという点が共通する二人です。

 「お勉強」 + 「ラブコメ」

あらすじや第1話からそんな話かなぁという出だしでしたが、これがまた絶妙につまらなかったです。
少し経って{netabare}(第2話){/netabare}からもう一人、武元うるか(CV鈴代紗弓)が投入されて、元からの二人である古橋文乃(CV白石晴香)、緒方理珠(CV富田美憂)の三名体制となり屋台骨が出来たことで好転していきました。

 「ラッキースケベ」 +「ハーレム」 featuring「お勉強」

早々に路線変更です。真面目に言うようなことでもありませんが、、、路線変更です!


実際にお勉強要素の配分が多いまま、まっとうに学力向上を目指す内容でしたら視聴継続はしんどかったでしょう。リアル志向でもエンタメ志向でもなくガバガバの設定でしたので。
・学校側が生徒の学力向上と進路指導の責任を放棄してる時点でOUT!(これ大事)
・文乃と理珠の出来ないっぷり描写にもいろいろ言いたいことはある
設定もそうなんですがいまさら英語の構文や数学の公式にお付き合いするのもなんだかねぇ。

{netabare}「Don't you kiss someone , NARIYUKI?」(6話)
意訳) あんた成り行きでキスまでしたんとちゃう?成幸だけに(嘘)
   {netabare}しかもあんたの名前を音読みしたら・・・きゃーっ(もっと嘘){/netabare} 

これ文法だとanyoneが正解じゃなかったっけ? うるかが必死こいて覚えた構文を頑張って使ってみたけどちょいミスがあってかわいいじゃん、と普通なら思うところなんですが、ここに至るまでに、「この作者(編集含む)は絶対まともに勉強したことなさそうだな」の説得力ない描写が連発してましたので、素直に受け取れません。なお現場ではanyだろうがsomeだろうが通じるっちゃ通じます。{/netabare}


いざラッキースケベハーレムアニメとの立ち位置が固まってしまえば、お作法に則ってすんなり観ることのできる普通の作品でした。
小学校高学年ないし中学入学したての芽生えの時期にお世話になった(かもしれない)少年誌の『お色気マンガ』の佇まいです。

 {netabare}※注)『お色気マンガ』と『エロマンガ』は違うからね。{/netabare}

ヒロインの裸を見たり接触する程度の描写に留まるのが通例で、また、何かしらのトラブルに巻き込まれてサービスカットを披露する「お約束」のアレです。

肉体関係ありの最近のマガジン案件(あれはあれで良い)と違い、こちらジャンプ案件はきちんとお色気止まりにしているのが良いですね。なんとも懐かしい香りがしていて、その雰囲気を楽しむような感覚。
自分の場合このへんのルーツは連載終盤の『やるっきゃ騎士』(※ナイトと読む)でしょうか。
少年の夢と希望とスケベ心が詰まったこういう品は、健全な少年が親に見つからないようにどきどきしながら観てほしいタイプの作品です。


最終話で3か月後の2期放送が発表されました。
私の視聴優先順位としては低いです。少し懐かしい匂いを堪能したところでややお腹いっぱいかしら。自分にとってはそんな位置付けでした。



■オマケ1
どうせなら健全なお色気ものだったらよかったのに。
{netabare}ブラコン妹が登場して、兄のふとんをくんかくんかしてましたが、アニメ向けアレンジでしょうか?
視覚的なお色気どまりだったほうが健全な気がしていて、フェチまで踏み込むと大人向け指数がアップしちゃいます。なんかもったいない。{/netabare}

■オマケ2
球技大会にクレームw
{netabare}自分が高校生の時だったら、和気あいあいの男女混合なんてありえんと思ったでしょう。
勝ちにいきたいのに遠慮が入っちゃうから。クラス対抗ならなおさら負けるわけにはいかないのです。
当方の高校時代は、クラス対抗の雌雄を決するガチ系イベントだったので男女くっきり別れてました。混合だと体力面で劣る女性がやりづらくはなかろうか。イチャコラなんて別途いくらでもできるし。
このアニメに限らずいつも思うのですが、学園ものの校内イベントって文化系の目線で描かれてることが多いですよね。自分が知りえなかった高校生活を疑似体験できるのをもって良しとすればいいのかもしれません。だがしかし、なんとなく腑に落ちないのです。{/netabare}



視聴時期:2019年4月~2019年6月

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2020.02.06 追記

後半2クールめのほうが好み。


2019.07.02 初稿
2020.02.06 追記
2020.07.24 修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 59

74.5 12 兄妹でラブコメなアニメランキング12位
可愛ければ変態でも好きになってくれますか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (482)
2159人が棚に入れました
彼女いない歴=年齢な普通の高校生、桐生慧輝に宛てられた突然のラブレター。遂に彼女ができると喜んだものの、そこに差出人の名前はなく、しかも何故だか純白のパンツまで添えられていて……???彼をとりまく可愛い女の子たちは誰もが怪しく、そしてちょっぴりワケあり風味!?果たして“パンツを落としたシンデレラ"は誰なのか?謎が謎を呼び、変態まで呼び寄せてしまう、新感覚変態湧いてくる系ラブコメがはじまる……!!

声優・キャラクター
下野紘、竹達彩奈、日高里菜、野水伊織、本渡楓、大橋彩香、春野杏、河本啓佑
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

大変な変態略して大変態

女性は好意を持った相手にしか性癖曝露しないと思うというか男性もそうじゃない?好意持ってない相手から性的な視線を向けられるのはきつい人が大半だろう。
という考えが僕の中にあるから、主人公の状況が羨ましくてしょうがない。変態な女の子好きなんです。相当ハードコアでない限りは受け入れられる自信がある。自分で何言ってんだという感じだけども。
なので、あのハーレムを拒絶してしまう主人公にいらっとさせられてしまった。

ラブレターだけでなく、パンツまで置いているとびっくりするよね。ちょっとしたミステリー作品。周囲にいる女性の誰がパンツの持ち主か探しまわる。こういうノリの作品は個人的に好みなんです。共感できるという方は少なそうなのが残念ではあるが。

ヒロインはどの娘も個人的には好きだけど、一人だけ選ぶなら紗雪先輩かなあ。なんだかんだ趣味を隠していれば、一番まとも。
{netabare}主人公の周囲にはドMな朱鷺原紗雪。ドSな古賀唯花。主人公とその友人である翔馬を実は腐った目で見ている(多少の照れ隠しぽい様子で描写されている気はする)南条真緒。翔馬のことをストーキングしている小春。匂いフェチな藤本彩乃。そして、妹。モテモテですなあ。{/netabare}

純粋に翔馬がロリコンっていうところが一番気持ち悪い。
{netabare}ロリコン故に年齢にこだわりすぎ。一学年の違いがなんやねん。小春可哀想やった。でも、翔馬が友達からお願いしますと言った直後に教室中に貼られたストーキング写真を発見してしまったシーンは笑えた。結局、受け入れてるし、行動を逐一記したメモ見つけて恐怖を感じても仲良し。お似合いのカップル。{/netabare}

ミステリーも11話でついに決着が。謎の本格ミステリー感を出すのはいらないです。
{netabare}回収パンツを履くかどうかで見分けるとは。やはり妹。途中からそうだろうなという予感があって、その通りだった。血縁関係でなかったのか。主人公に救われたわけだから、好きになるのは当然だよなあ。最後に露出癖があるというカミングアウトにはびっくりした。まともと見せかけて変態だった。最後まで隙なし。紗雪先輩のノーパンに実は共感していたという。地味な伏線回収?{/netabare}

カミングアウト後とかに流れBGMが凄いぴったりで頭に残るし、好きだった。
あれを常に流していたい。

OP
ダイスキ。 歌 大橋彩香
ED
無謬の花 歌 Mia REGINA
ステラ 歌 TRUE
挿入歌
流星 歌 Mia REGINA
ダイスキ。のリズムが意外と癖になる。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
第1話 パンツを落としたシンデレラ!?
部長命令で書道部の掃除をする桐生慧輝は彼女いない歴イコール年齢の高校生。女の子に囲まれつつも、自分に好意を持つ者は誰もいない……と思われた放課後、部室に一人残った慧輝を待っていたのは自分宛てのラブレターだった。しかし、そこには肝心の差出人の名前がない。しかもなぜかパンツが添えられていて……?? 友人翔馬のアドバイスを受け、かくして“パンツを落としたシンデレラ”探しの日々がはじまった!怪しいのはあの日掃除に参加していた女の子たち!!手はじめに書道部部長、朱鷺原紗雪に探りを入れてみると、予想通り彼女には秘めた想いがあるらしかったが、彼女の告白は、慧輝の想像を超えるものであった……。

第2話 優柔不断な王子様!?
図書委員も兼任する慧輝には、古賀唯花という小柄で金髪クォーターの可愛い後輩がいた。紗雪先輩にかき回されながらも図書委員の仕事をこなす二人だったが、この日はなんだか唯花の機嫌が悪い。どうにか機嫌を直してもらおうと悩む慧輝は、ひょんなことから唯花と初デートをすることになる。ウインドウショッピングに映画、会話の弾む食事……。楽しい時間の中で見せる彼女の態度は、彼女こそがシンデレラなのではないかとも思わせる。妹、瑞葉のアドバイスもありなんとかデートを終えた慧輝は後日、唯花からの呼び出しを受ける。ついにシンデレラからの告白なのか!?待ち合わせ先で見せられた唯花の本性とは……!?

第3話 恥ずかしがりやのシンデレラ!?
実は慧輝のペットになりたい朱鷺原紗雪、実は慧輝をペットにしたい古賀唯花。本性を見せられて以降、すっかり二人に振り回される慧輝の日常。今日も悪夢で跳ね起き、唯花のいたずらに頭を抱えて一日が始まる。放課後は絵本作家志望の唯花お手製、監禁絵本の読み聞かせ、セルフ拘束バニー姿の紗雪に翻弄され、しまいには唯花による慧輝監禁拘束にまで至り、更にそこへ紗雪まで乱入してきたからもう大混乱。たまたま通りかかった同級生、南条真緒の手により救出された慧輝だったが、その真緒からも意外な告白を受け……。彼女の告白は彼女いない歴への終止符か?それとも更なる波乱の幕開けとなるのか??

第4話 素直になれないシンデレラ!?
クラスメイトの南条真緒は、なんだかこの頃元気がない。元気づけようと声をかける慧輝にもつれない素振りの真緒だったが、それでも翔馬を加え三人でゲームセンターに行くことに。真緒の久しぶりの笑顔にひと安心の慧輝。翔馬とのゲームに白熱するが、そんな二人を見る真緒の目はどこか意味ありげで……。“三人ではなく、これからは二人で進みたい…”翔馬と分かれた帰り道、真緒から出た言葉に戸惑う慧輝。突然の豪雨で雨宿りをする二人はふとしたきっかけで口論となり、すれ違いの日々がはじまってしまう。業を煮やした慧輝が真緒を問い詰めた末、彼女から聞かされた意外な真実は、新たなる恋の幕開けとなるのか……!?

第5話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦
度重なる衝撃の告白の末、変態の巣窟と化した書道部。だが慧輝の身にはそれどころではない問題が降りかかっていた。彼と紗雪との痴態写真をネタに呼び出された先に待ち受けていた小さな影。その正体は上級生の鳳小春であった。彼女は翔馬の事が好きで好きでたまらないというが、当の翔馬は年下にしか興味がない。小春に翔馬との仲を取り持つよう頼まれた慧輝は『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦を敢行することとなる……!翔馬との顔合わせは上々。しかし他人の恋路ばかりにかまけてはいられない。そこで新たな相談役、小春から聞かされたのは新たなるシンデレラの可能性だった。そんな折、慧輝の目の前に女の子が落ちてきて……!?

第6話 落ちてきたシンデレラ!?
階段から足を踏み外し慧輝の前に落ちてきた生徒会副会長の藤本彩乃。ちょっと不思議な彼女のふるまいに翻弄される慧輝だったが、恋するストーカー小春の恐るべき調査能力により、その彩乃がシンデレラ候補として急浮上してくる。そんな彩乃から奉仕活動の手伝いを頼まれ、河川敷へと赴いた慧輝は、嫉妬に燃える紗雪の誘惑も機転を利かし乗り切りつつ、ゴミ拾いを進めていった。ハプニングで水に濡れてしまった彩乃に貸したジャージのお礼にと、生徒会室でのおもてなしを受ける慧輝だったが、居心地の良いその環境には彩乃の願いを叶えるための数々の策略が隠されていた。我らが慧輝の貞操が危ない……!?

第7話 『小春ちゃんは一年生だよ☆』大作戦 完結篇
見た目は子供だけど、実は年上の鳳小春。一年前、秋山翔馬と運命的な出会いを果たして以降、彼のことを思い続けてきた小春は、慧輝の助けもあって翔馬との仲を順調に近づけていた。次なるステップへ向けてあと一押しが必要と考えた慧輝は、ボウリング場でのダブルデートを提案する。それを機に更に距離の縮まる二人だったが、同時に小春の感じる違和感も募っていくのであった。そしてついに小春はある決意をする。知ってもらおう。偽りのない、本当の自分の姿を。果たして翔馬は小春の本当の姿を目の当たりにした時、それを受け入れることができるだろうか……?二人の恋に決着がつく……!?

第8話 パンツをなくした王子様!?
休日の昼下がり、妹の瑞葉とのんびり過ごす慧輝。しかし、そんな平穏は変態一号朱鷺原紗雪の来訪によって打ち砕かれた。紗雪によるセクシャルなハラスメントを受け、瑞葉にあらぬ誤解を受ける慧輝。紗雪が去ったところに追い打ちをかけるように訪れる変態二号の古賀唯花。彼女もセクシャルなハラスメントを実行し、またしても兄妹の信頼関係は崩れ去っていく……。桐生家にようやく訪れた静寂。風呂上がりの瑞葉に甘えられて髪を乾かしてやる慧輝。慌ただしかった一日が終わるかに思えた慧輝だったが、ベッドの裏に隠していたシンデレラのパンツがいつの間にか消えていた。持ち去った人物こそ、シンデレラだ……!

第9話 『慧輝くんはご主人様だよ★』大作戦!!
一日限定でご主人様となることを決意した慧輝は、紗雪をペットとして遊園地デートを決行する。浮かれ気味の表面とは裏腹に、ちょっとした風に揺れるスカートを気にする紗雪。違和感を持った慧輝は、紗雪がスカートの下にシンデレラのパンツを穿いているのではと疑い始める。様々なアトラクションを駆使し、スカートの中を確認しようとする慧輝。しかしはっきりしないまま時は過ぎ、一日が終わろうとしていた。慧輝は意を決し、ご主人様命令として紗雪にパンツを見せるよう求める。恥ずかしそうにスカートをめくりあげる紗雪。ついにシンデレラの真実が明らかになる……と思われたが、スカートの中身を目にした慧輝は驚愕の表情を浮かべる。

第10話 奴隷になった王子様!?
後輩の唯花に弱みを握られた慧輝は彼女の奴隷になってしまい、無茶な要求に追われる日々を送っていた。慧輝の部屋から盗まれたシンデレラのパンツを彼女が持っていれば不遇な日々に終止符が打てるのだが……。なんとか立場を逆転しようとその時を虎視眈々と狙うある日、慧輝にチャンスが訪れた。バスルームに消えた唯花を尻目に、慧輝がタンスに手を伸ばしたその時、唯花の悲鳴が届く。駆けつけた慧輝はうっかり唯花の裸を見てしまい、さらに立場を悪くしてしまう。その後、偶然の事態により唯花との奴隷生活から解放されるが、その後天文部で目にした一枚の写真から慧輝は、ある真実へとたどり着く……!

第11話 水着を脱いだシンデレラ!?
遂にシンデレラの正体にたどり着いた慧輝。だがそれを立証するためには、その人物がシンデレラのパンツを持っている現場を押さえなくてはならなかった。そこで慧輝は書道部員や妹を交え、突然のプール行きを決行する。ある目的をもって。あいかわらずの変態部員たちに翻弄される慧輝はプールでバイト中の小春と出くわす。彼女は告白大会の参加者が集まらなくて困っているという。かくして、優勝したら「一度だけ慧輝になんでも命令できる権利」をかけて参加を決めた女子たちの、熱のこもった告白大会が繰り広げられる。そして迎える決着の時--。真実を追求するためにとった慧輝の行動とは?そして判明した衝撃の事実とは!?

第12話 可愛ければ××でも〇〇になってくれますか?
“パンツを落としたシンデレラ”の正体に激しく動揺する慧輝。変わっていく彼女との距離に戸惑い、家出を決意し街に飛び出したものの、行く当てもなく彷徨うばかりだった。先々で出会った温かい友人たちの言葉も、根本的な解決には至らない。やがて降りだす雨が彼の身体を濡らす。思案の末ひとつの結論に至り、家へと帰り着いた慧輝だが、高熱を出してそのまま倒れてしまう。入れ替わり立ち代わり看病に訪れる女の子たち。長い一夜が明ける。変わるもの、変わらないもの、それを受け入れるために変わるべきか否か……。果たして慧輝の出した結論は?すべての謎が明かされた時、変態たちの夏が、熱く燃える--!!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

観終わった

1話感想{netabare}
えっ、伊魔崎が30分TVアニメの監督だって!?
あいまいみーからのステップアップってことでいいのかな。
そりゃ“かくりよ”でも下積みやってたけど…だだだ大丈夫なん??

カットがおかしいのはそりゃ当然、パースやアングルがおかしいのもそりゃ当然、だって伊魔崎だもん。
ハーフリータ(ってよりいちご大福?)の頃から知ってるワケだけど…マンガ方面は詳しくは黙っとこう。
アニメでは“メタルジャック”が作画悪くてヒデーヒデー思いながら見てたら突如絵柄がガラっと変わる回があって(内田順久の面影ゼロ)、スタッフ見たら伊魔崎の名前があってビビったのも遠い思い出。
彼が標榜してるのは金田というか山下系で、個人的な印象としては「作画のいい国際映画社」。
なので80年代のノリだと思って見るのが肝要かと。

でもって本編の感想だけど、これはまだ犯人は分かってないってこと?
部長以外の女性キャラも色々変態揃いみたいだけど、変態な内容よりもそれを受けた主人公のリアクションの方が、作品の面白い・つまらないを決定付ける要因な気がしてきた、最近。
ってことで主人公のリアクションに期待、それこそ伊魔崎なんだから派手にやっちゃって良いんじゃないなか。
あんまり大人しい作品は向いてないっしょー。{/netabare}

5話までの感想{netabare}
一人変態美少女を出してそれにスポット当てた話を3・4話くらいかけて、そしたら次の変態少女を出して3・4話かけて…を繰り返す方式「ではない」のねー。
デトアラ方式?青ブタ方式?まぁ呼称はどうあれそういうタイプかなー?と思ったらそうじゃないっぽい。
キャラクターは次々にカミングアウトして、そろそろOPに出てるキャラの登場・紹介が終わりそう。
ひたすら次々に新たな変態が出てくるだけだったら1クールでも辛いところだけど、このペースだと主要キャラが全員出揃ってから何かあるのかな?
お互いの得意ジャンル(変態)を生かした駆け引きが展開されるなら面白そうだけど…一応それの片鱗は出てる?BL本報酬にするとか。
というか、そうでないと一人一人が薄味な予感。
折角デトアラのよしのみたいのが出たと思ったらすぐに次のキャラに話が移って…って、そっちのキャラはレムじゃね?いや“わたてん”のみやこ??
詳しくないからワカンネー、もっと似てるの居るんかね?
とりあえず主人公は変態に振り回されて「トホホ」である限りは楽しめてる、これが「デヘヘ」になると考え物だけど。

ところで年をとっても見た目ロリってのはロリコンには理想なんじゃないのか。
のじゃロリとかロリ先生ってそういう願望の顕れだと思うのだが…年下好きとロリコンを混同してる予感、ひょっとして前フリ?
あと腐といっても実在の近しい人物をモデルにして本出すのは立派な変態じゃないかなぁ。
身内をネタにする場合ナマモノと呼ぶのかどうか知らんけど、それで利益を得ている(同人で評判らしいし)のならモデルにいくらかは還元してやろうよ、とは思う。
ナマモノの何がマズいのか自分も上手く説明できないけど、それとは外れるかもだけど思いついた例ではプリティダービーで一部の馬が居ない理由を考えれば分かり易いかと。
グリッドマンの同人誌でも可。
同性愛だから毛嫌いされてるって方向に話進めたがる勢力が居るけど、本質はそこじゃない…と思う。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
パースが妙なのは監督がそうだからしょうがないってことで気にはならないのだけど、別の方向で気になって仕方ないことがありまして…。
ずっと気にはなってたんだけど、これ言うとそれまで気にしてなかった方も気になり出してしまうかも?と思って最終回まで黙っておこうと思ってたんだけど…もう限界~。

まばたきする度に前髪動いてヘン

元々作画の労力を減らそうという工夫なのか「目」のアップが多い。
それだけだったらスルーできたのだけど、前髪がいちいち動いてると「目と髪は別レイヤーじゃないのか、それって逆に手間じゃね?」と気になって気になって…。
ってかまばたきに要するコマ数もなんか違う気が…これは気のせい?
絵に関してはツッコむことはすまいと思ってたけど、こんなところで引っかかるとは、う~ん。

内容に関しては概ね良好、ケーキショーマ小春で陣営組んで残りの女子を探る感じになるのかな?
ケーキがいちいちドギマギしないで呆れるリアクションをしてくれるのは助かる。
自分(ケーキ)の身に危険の及ぶ変態はカンベンだなぁと思ってたが、一番それに引っかかりそうな唯花も登場時以外は抑え目な感じ?
妹も何か持ってそうな予感を匂わせてるが…どうなんかな。
↑でも書いたがもうちょい女子同士の絡み・駆け引きが見たいが、まだ話数あるしそこら辺は好意的に期待。{/netabare}

総評{netabare}
後半もっと派手なバカ騒ぎになると思ったら予想以上に大人しい展開で…悪くはないのだけど「ふーん」って感じで終了。
序盤で登場した様々な変態キャラの変態性が生かされなかったというか、スタートダッシュは良かったけどすぐに徐行モードになっちゃったというか。
ぶっちゃけキャラの紹介エピソードだけで終わって、そいつらによるイベントが何も無かった、って感じ。
最後妹ネタでしんみりさせるのはもはや見飽きたっていうのもあるかも?
主人公…でなくても登場キャラにツッコミ&受け流しタイプがちゃんと居る作品は好きなので、マイナス印象ではないもののすぐに忘れそう。
…あいや、監督いまざきだったのを覚え続けるか。

で肝心の伊魔崎だけど、金田フォロワーの中で一番下手なのでパースが変とかは当初から気にしないように努めてたけど、↑でも書いた通り「まばたきする度に前髪が動く」のが気になって仕方無い。
1回や2回ではなく全話に渡ってそうなので意図的だと思うのだけど、その狙いが分からない。
例えが古いけど“天使になるもんっ!”では頬が揺れる表現を試みてて、それが果てしなく気持ち悪くて「流行らなくて良かった」と胸をなで下ろしたもんだけど、同じ感じで何か新たな表現でも模索してたんだろうか?

余談
ハーレム系ではお約束なので突っ込むのはヤボかも知れないけど──
「自分は変態だ」と思ってる人間は一般人には言い寄らないと思う、惚れることは無いと思う、もし惚れた相手が一般人だったら自分の変態についてガチ悩みするのが普通だろう。
なのでケーキが言い寄られるのは「同質の匂い」を感じ取ったか、もしくは御し易そうとナメてたか──と睨んでたのだけど、本編見てみた限り前者ではなさそう。
一方で後者を感じさせる描写がチラホラ見受けられた。
ケーキに限らずショーマも、ロリコン矯正は迫られるがコハルのストーカーは野放し(ガマンを迫る)に思える。
要はヒロインズは総じて「私は変態だけど治す気は無い、お前が合わせろ」って態度ばかりで、果たしてそれは変態として正しい姿かどうか疑問。
タイトルではいかにも腰が低そうだがその実は上から目線。
「治せると思って治せるなら変態なんかしてない」と言われそうだけど、だったらノンケに声かけるなと。
そこら辺のジレンマや、いっそケーキも変態性を垣間見せる一面でも描いてくれたら良かったんだけどねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

変態の匙加減は、難しい(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
皆さん、「アイドルの、生ぬるい変顔」とか、「モデルの、可愛さを残したスッピン風自撮り」って、どう思います?

逆に、「アイドルの、ガチ引くレベルの変顔」とか、「モデルの、不細工過ぎるガチスッピン自撮り」は、どうですか?

どっちが好きですか?

本作、変態ということを推していますが、良くも悪くも受け入れられる(可愛いと思われる)レベルの変態ばかりでした。

つまり、前者的な変態。

それを良しとするか、生ぬるいとするかは、賛否がわかれるところでしょう。個人的には、あと2歩くらいは踏み込んでほしかったかな。

ちなみに、後者的な変態であり、未だにそれ以上の変態に出会えてないのは、「変ゼミ」という作品です。

まあ、もう出会いたくはないんだけどさ(笑)


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かりやすいほどのハーレムラブコメ。

コメディの部分は、「緊急家族会議~!」とか、良いフレーズがあり、なかなか楽しめました。紗雪と唯花の口喧嘩や、小春のぶっとんだ発言とか、いくつか良いものはあり、そういう意味でのワードセンスは感じられました。

OPも、明るく楽しく、かなり好きでした。2019夏の中では、トップレベルに良いな~と思っていました。

ただ、ハーレムの要素がな~。

個人的に、ハーレムものを楽しめるかは、

①女性キャラが同レベルで魅力的か。
②それぞれの女性キャラが主人公を好きになる過程に納得いくか。
③主人公がハーレムを築くに足る人物か。

という3点が大きいのですが、その観点から見て、①は及第点でしたが、②③が落第点でしたね(ちなみに、自分の中でこの①②③がバランスよく高いと思っているのが、「俺修羅」)。

さて、本作の①ですが、唯花と彩乃が特に可愛かったかな。唯花はなかなか笑えるというか、声優さんとの相性もよく、早口でたまに本当に可愛らしい時がありました。彩乃は、いちゃつきっぷりが可愛かったし、一番まともでしたし。匂いフェチって、そんなに変態か? 自分の体臭を好いてくれるのは、ただラッキーなだけじゃね? 瑞葉も悪くない。特に恋心をなんとか隠そうとしている前半が良かった。私は、妹を恋愛対象とすること自体が嫌なのでそこだけ気になりましたが、まあ、義理ならギリOKですし、そこを瑞葉が分かった上での行動で、家族としての繋がりも大切にしていたのは、良かったと思います。

でも、②と③がな~。

②なんて、あんなんで惚れてくれるなら、誰でも落とせそうだし、ただの尻軽に思われるだけ。③はハーレムテンプレの鈍感優柔不断フニャチン野郎なだけで、特に何の魅力もなし。あんだけ美少女に言い寄られてるんだから、据え膳食らわば皿までですがな。バカなのかな?

だって、可愛くて変態は、短所ではなく、むしろ、ちょu、、、いや、何でもないっす(汗)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
分かりやすいハーレム。街中で頭撫でてなんて、実際は恋人でもなかなかやらんぞ。キャラデザ的には良いんだけど、いきなり主人公にベタ惚れだからな。最後、ドMオチか。これ、ラブコメに流れるか、エロに流れるか。

2話目 ☆2
ということは、ヒロイン全員が変態なんだね。女王様もいるんだろうし、BL(男の娘)とかもいるんだろうな。これだけイチャコラしてユイカと付き合わないとか、気が狂っているんだろうか。やっぱり、ユイカは女王様か。だろうな、と。あとはなんだろう、痴女とか? 先輩と被るか?

3話目 ☆3
ユイカはまだしも、サユキ先輩は基本的に、ご褒美では? ハーレム全開だな。

4話目 ☆3
まあ、BLだろうな。これは予想通り。次あたり、男の娘、とかかな? もっと、ななめ上の変態がほしいな。

5話目 ☆3
天文部さん、ストーカー、か。まあ、変態というか、可愛らしいよな。新キャラ、匂いフェチ? それって、変態のカテゴリーか?

6話目 ☆1
犬に例えての尻揉み。不快でしかないな。藤本さんは、今までのキャラでは一番可愛らしいかな。

7話目 ☆4
ボーリング、私が苦手なのもあるけど、あんまり楽しめないんだよな~。ロリコンっても、外見がロリっぽいのが好きな人の方が多いんじゃ? 年齢に惚れるロリコンは、まあ、犯罪の気配がするけど、翔馬はたぶん、見た目が好きなだけだろ? じゃなけりゃ、高一を好きにはならんだろ。

とりあえずキープ、その通り(笑) まあでも、小春ちゃんは可愛いし、良いラブコメで、良い最終回だったな♪ 特殊ED。イイね!

8話目 ☆2
妹、典型的な妹キャラだが、まあ、可愛いかな。どこかでみたやりとりだけど。ドMのプライドは良いけど、「なぜ認めているか?」を知りたいな。そんな兄妹はいない。これで、俺を好きだとは思っていないって、頭大丈夫か?

9話目 ☆2
なんともドキドキしないデート回だな。だからもう、ヤれば良いんじゃないかと。これだけコクられまくっているような状況で、シンデレラ探しは意味あるのか?

10話目 ☆3
あそこまでキッパリと乳論を言われると、清々しいな。乳に貴賤はないってのはその通りだが、私はリアルでもアニメでも、巨乳はそんなに好きじゃないです。普通が一番。

11話目 ☆2
水着は、胸小さい方が、むしろエロい(笑) 環太平洋アークだっけ? 水着告白大会ですが、俺修羅場と比べると、いかにレベルが低いかがよく分かる。

12話目 ☆3
家族恋愛ネタは、ちょっと苦手だな~。でも、慧輝の選択には好感が持てる。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 23

73.4 13 兄妹でラブコメなアニメランキング13位
ぼくたちは勉強ができない! 第2期(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (343)
1555人が棚に入れました
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!?さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ!そして密かに恋の気配も…?「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、 勉強も恋もまだまだ続く!!

声優・キャラクター
逢坂良太、白石晴香、富田美憂、鈴代紗弓、Lynn、朝日奈丸佳
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

確かにうるかも可愛いけど僕はやっぱり

9話と10話が好きだった。なんだかんだ親子。そして、父親と衝突しても説得しようと諦めずに努力しようとする姿勢に好感。やっぱり自分はつくづく古橋文乃派だなと思ってしまった。清楚系ヒロイン派推しは個人的に負けかなとか思ってしまうが、苦手な家事に奮闘したり、もたれかかったりと可愛い。
父親がまさかの大学で数学をしている人で数学の天才である妻を亡くしてから落ち込み、娘と向き合えなかった。でも、影で娘を心配してたし、遺品である論文をいれている(嘘)パソコンを通して関係も改善されて、めでたいことこの上ない。

成幸の進路気になるなあ。自分のしたいことやってほしいなあ。
稼ぎたいならパイロットかなあ。それかゴールドマンサックスとかの外資系いいよな。できる奴は収入が青天井で羨ましい限り。
と思ってたら{netabare}教育者かあ。大変やろうけど、ええやん。{/netabare}

高校3年生とは思えない勉強のしてなさ。受験あるんでないの?こんなもん?
全然わからない。{netabare}合格してるから、いいか。ポテンシャル高すぎ。{/netabare}

卒業して大学行った後まで描いていたな。{netabare}花火のジンクスはやはり、うるかだよね。大勝利。{/netabare}青春だなあ。あの展開はアニメオリジナル?

個人的には好きな終わり方したと思うし、良かった。ただ、もうアニメでは見られないと考えると寂しい。


OP
Can now, Can now Study
ED
放課後のリバティ halca
関係≧方程式 Study
挿入歌
ワンダー・ピュアマジック! 川瀬あゆ子(大地葉)、海原智波(阿澄佳奈)
星空のプレリュード 武元うるか(鈴代紗弓)
仰げば尊し


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
苦学の高校3年生・唯我成幸は、大学の学費が免除される「特別VIP推薦」獲得のため、学園が誇る3人の天才・古橋文乃、緒方理珠、武元うるかの教育係を引き受けることに。苦手科目にはとことんポンコツな彼女らを導き、志望校合格を目指すが…!? さらに、冷血に見えつつ超ドジっ子な教師・桐須真冬、メイドのバイトをしながら医学部を目指す先輩・小美浪あすみも加わり、成幸たちの勉強はさらなる追い込みへ! そして密かに恋の気配も…? 「できない」天才たちが繰り広げるラブコメディ、勉強も恋もまだまだ続く!!

1. 天才と彼はその[x]なる判定に銘々慮る
夏休みも予備校で勉強に励む成幸たち。この日は模試の結果が出て、理珠の志望校判定はE判定。「Eになった」と落ち込む理珠に文乃たちは騒然!…というのも、なぜか胸のカップ数と勘違いしていたからだ。そして理珠は、成幸が自分の胸に興味を示していると勘違いして…。後日、成幸たちは夏期講習の総まとめで予備校の合宿へ。勉強を終えて風呂に入った成幸は、なぜか男湯にいた文乃たちと鉢合わせ! そこに男子たちも入ってきて…!!

2. 先人の誇りは時に[x]どもの事情と背反する
あすみのバイト先のメイド喫茶が家事代行サービスを開始。成幸はあすみとともに依頼主の元へ向かうが、なぜか真冬やうるかといった知り合いばかり。しかもそれぞれ家事代行を恥じてか、あすみは仕事をさせてもらえずイライラ…!そんなある日の小テスト、普段以上に威圧のオーラを漂わせる真冬。実は徹夜でテストを作成したため、必死で眠気をこらえていたのだ。そして下校中、成幸は自動販売機の下をあさる不審な真冬を見かけるのだが…!?

3. 天才は変遷する季節と[x]模様に憂う
父親のせいで、うっかり前髪を切り過ぎてしまった理珠。最初の内は気にならなかったが、徐々に恥ずかしくなって成幸から顔を隠すように。被り物までして自分から顔を隠す理珠に、成幸は自分が嫌われたと勘違いしてしまう!また別の休日、親友・理珠とのお出かけにはしゃぐ紗和子は、完璧なプランで理珠を楽しませようと大張り切り! その途中、偶然に成幸と出くわした2人。紗和子は親友の恋のために身を引こうとするが…!?

4. 時に天才は限定された[x]において奮闘する
図書館で勉強する成幸の隣に、見知らぬ美少女が座って話しかけてきた。成幸は逆ナンと緊張するが、その正体は美容院でイメチェンした理珠だった。そうとは気づかない成幸は、勝手に誘惑されていると勘違い!翌日、英語面接に備えてスピーキングを練習するうるか。うるかの目も当てられない英会話に成幸は、この日の会話は英語以外禁止というゲームを提案する。しかしうるかとの英会話はかみ合わないどころか、勘違いの連発で…!

5. 心尽くしの賜物は時に[x]の錯綜となる
成幸の家で勉強した帰り、文乃は成幸から誕生日プレゼントを渡される。初めての男子からのプレゼントに「どんなもの」でも嬉しいと喜ぶ文乃。しかし開けてみると、そこにはブラジャーが…。果たして成幸の意図とは!?ある日、母親の代わりにバイトへ向かう成幸。そこはいつぞやのランジェリー店の店長が営むマッサージ店だった。あの時と同じく、着ぐるみでマッサージのバイトに励む成幸。そこに文乃と理珠が来店する!

6. 彼らは安んぞ面する[x]の志を知らんや
マンションの風呂が使えないため、真冬は銭湯に行くことに。途中であすみ、成幸たちと出会い、真冬とあすみは一緒にサウナへ。暑くて朦朧とする2人は、成幸との秘密を口走ったり、水風呂で戯れたり…。漏れ聞こえる2人の嬌声に、男湯の成幸は緊張しっぱなし!数日後、真冬を相手に模擬面接が行われる。文乃、理珠は弱点を突く真冬の質問に、すっかり心が折れてしまった。そして成幸の番…彼は真冬に何を語るのか!?

7. 人知れず天才は彼らの忖度に[x]する
オープンキャンパスを訪れた成幸、理珠、紗和子の3人。しかし成幸と紗和子はそれぞれ相手を理珠と仲良くさせるために、変に譲り合っては理珠を放り出すことに…。そんな中、理珠は数学の教授に才能を見出されて数学科に誘われる。あすみのメイドカフェでボードゲームイベントが開催! レアなボードゲームにつられた理珠は、メイドとなって手伝いで参加することに。メガネっ娘メイド・理珠に群がる客たち。理珠のゲームの才能が火を噴く!

8. ゆく[x]の流れは絶えずして…
成幸の体育の成績が赤点目前! うるかが成幸に水泳を教えるが、教え方があまりに下手で一向に効果なし。監督していた真冬が見かねてプールに入り、成幸の手を取るが…。プールの一件で真冬に勇気づけられたうるかは、全国水泳大会で見事に優勝! そして彼女には海外留学の話が。成幸に言い出せずに悩むうるかは、ファミレスで文乃に相談を持ち掛ける。そこに成幸が現れて、うるかはとっさにテーブルの下へ!

9. 最愛の星に[x]の名を(前編)
一ノ瀬学園で三者面談。家のために進路を決めようとする成幸に、母・花枝は自分がやりたいことをするべきと忠告。そんな中、オープンキャンパスで出会った数学教授が現れ、再び理珠を数学の道へ勧誘する。彼の名は古橋零侍、文乃の父親であった。三者面談で零侍と喧嘩した文乃。勢いで家出した彼女は、そのまま唯我家に居候することに。花枝の許可も得て成幸と寝食を共にする内に、どこか新婚生活みたいな雰囲気に…!?

10. 最愛の星に[x]の名を(後編)
唯我家での居候を続ける文乃。この日は花枝たちが出かけてしまい、家には成幸と文乃の2人きり。文乃は居候のお礼をすべく料理や掃除に挑戦するが、ことごとく惨敗! しまいには風呂に入ってきて、成幸の背中を流そうとする!?その後、星空の下で成幸に後押しされた文乃は、零侍と向き合うために家へ戻る。天文学への進路を認めようとしない零侍に、文乃は母が残した動画データを突き付ける。生前の母は何を語るのか…。

11. 祭のはじめは矢継ぎ早 彼らに[x]が降りかかる
文乃、理珠、うるかが希望進路を決める一方、成幸は「自分が本当にやりたいこと」を見出せずに悩んでいた。そんな成幸の悩みとは裏腹に、一ノ瀬学園は文化祭の準備で大忙し! そしてうるかたちは「後夜祭の1発目の花火を触れ合って見た男女は、必ず結ばれる」というジンクスを聞いて…。文化祭当日。理珠のクラスが出店するうどん屋にトラブルが発生! 理珠の父の勘違いで、模擬店の域を超えた大量のうどんが納品されてしまったのだ。

12. 祭の騒ぎは留まらず[x]どもは茨の道を往く
文化祭はますます大盛況! 水泳部のライブステージでは、なぜかフルピュア衣装を着た真冬が海原&川瀬と共演。真冬のダンスのキレに沸く観客。そして続いて登場したのは、見慣れない真っ黒な衣装に身を包んだうるか…!?うどんの宣伝で校内を周る成幸は、ある着ぐるみを着ることで、なぜか先生たちに追われてしまう。あすみの手引きで体育館へ逃れる成幸だが、そこでは文乃主演の演劇が修羅場を迎えていた!

13. 祭の終わりは寂しくも華やかに[X]どもを祝福する
着ぐるみの成幸の乱入により、文乃たちの演劇は大絶賛で終演。しかし着ぐるみ越しにキスした相手が分からず、文乃はただただ混乱…。一方、理珠のクラスのうどん店は、みんなの協力で大量のうどんが売り切れそうな盛況ぶり!そして「一緒に花火を見ると結ばれる」というジンクスがささやかれる、後夜祭の時間が近づいてきた。成幸と一緒に花火を見る、運命の相手とは…!?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

未来はわたしたちの手の中に!!

1期は『うるか』『古橋』がエピソード的にやや優勢だったと思いますが、この2期は結構『古橋』エピソードで応援する人が増えそうかな?と思います。
ただ個人的に最終話は原作全て見てる身としてはあまり好きじゃなかったですね。ま、アニメだけなら良いのかも?


原作・ジャンプで全て。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


今年(2020年)で廃止される『センター試験』。来年からは『大学入学共通テスト』に名称が変更になります。
現実世界では受験生をただただ混乱させた文部科学省に絶望しましたよ。「この程度かよ…」って感じです。
だってこの変更をする文部科学省の連中の理由、「マークシートだから」ですからね。しかも出される問題やテストの用紙、やり方等も見ずにただ会議で「選択式はアカンやろ」みたいなノリで決まったみたいです。
ま、私が説明するより『池○彰さん』の本や番組で言ってたのでそちらをどうぞ。
本当、受験生は今後の人生をも変えるかもしれない事なのに文部科学省は何やってんだか(汗)


さて、思いっきり脱線したので戻しますね。
あらすじは2期だから書くのはやめときます。


今回はラブコメやコメディ部分が強かったかな。
ま、少年誌のラブコメ系としては丁度いいレベルだと思います。ただちょっとセクシャルなのが多かったのでそこを受け付けないと評価は下がるかなと思います。♯5と♯6が特に。
1期と比べると勉強系はあんまりだったなぁ。個人的には残念。ただ『桐須先生』の教え方や面接の部分は好きだったな。「大人でも自分の長所なんて…」や「才能あるものの特権」とか共感や感心しました。
後は『唯我』の「自分のやりたいこと」についてかな。指摘されるまで決めてなかった事、そしてちゃんと自分で答えを出せた事。教育係をやってたとしてもやはり『唯我』も一生徒なんだなと。

ツボだったのは『武本』の運動天才なのに教えるのがとても下手な部分やアイキャッチ、『古橋』の毒や『小美浪』のツッコミ等も面白かったです(笑)
歌はED曲の方がノリも良く、キャラも可愛くて好きですね。


♯9〜♯10は『古橋』の株が上昇したんじゃないかな。てかさ、もう新婚やん(笑)
家庭ってそれぞれ事情があると思うし、不器用だから伝わらない・伝えないで向き合えてなかったからこそこうなってたんだな。
詳しくは書きませんがここのエピソードはいい流れだと思います。そして『古橋』にとって今後大変だなと私は感じました。
だってねぇ…、『武本』と『緒方』のねぇ…。
これは『唯我』にとっても難題だな。合格通知は誰になるやら。


♯11からは文化祭なんですけど… …

ラブコメ物としてブッ飛んだ事が多いですね。

…文化祭ってこんなカオスだっけ?

ま、まぁそれは良いとしてもやはり賛否両論の3DCGダンス。これは好き嫌いがハッキリしそうですね。
ダンス後にアニメ絵に戻るから違和感は残ります。
他作品で例えるのは恐縮ですが『かぐや様○告らせたい』の♯3のED曲『チカっ○チカ千花っ♡』みたいなダンス表現だったら違和感もなくて良かったのかな。

でも後夜祭やジンクスもオチも「らしい」終わり方だなと思います。ま、これは後で書こうかな。


さて、原作を見てた私としては最終話のED曲後のエピソードは嫌でしたね。まぁリアルタイムに放送されてる時は連載中だったからこの表現になったのかもしれませんがこの終わり方だと3期は作らない前提な感じがして残念感が強いです。
何故かと言いますと私個人は『桐須先生エピソード』と『小美浪エピソード』が綺麗で好きなのでアニメで表現してほしかったです。それはもう叶わなそうだなと。
アニメだけの表現だと『小美浪』と『桐須先生』の魅力は伝わらないと思います。ただのサブキャラ感が(汗)『桐須(妹)』も出れずだし。

今現在(2020年3/15現在)は1つのストーリーとしては完結を迎えました。中々綺麗な終わり方だったので私個人は評価は良い方です。
ジャンプでは『ニセコイ』が散々な終わり方をしたので心配をしてましたが安心しました(汗)

明日発売(2020/03/16)のジャンプでは『ぼく勉パラレルストーリー』が開幕します。作者の『筒井さん』は「どの物語が本当の結末かは読者の皆様次第です」と言ってます。
やり方としてはギャルゲー・乙女ゲーみたいだなと思いますが試みは面白いかなと。
読者(ファン)に対し『X=???』と解はそれぞれに、って事ですね。
アニメでは♯11と♯最終話の『ジンクス』と『後夜祭』がキー、原作では『問69』のシーン。

なので題名は原作にも書かれた表現と一緒にしました。その意味は…原作見たら多分すぐ分かると思います。さて、最愛の『X』の解は如何に?
気になる方は明日本屋、もしくは電子ですね(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

1期→うるか推し。から、2期→文乃推し。と、浮気w あ、物は投げないで下さい(汗)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
正統派のハーレムラブコメ。

難しいこと考えたり書いたりするアニメじゃないですね。

シンプルに楽しめる作品ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1期で私が好きだった順は、うるか→文乃→桐須先生→理珠→小美浪先輩。

2期を観て、文乃→うるか→理珠→桐須先生→小美浪先輩、に変わりました。

文乃、怒ってる時が一番可愛いって、どんなキャラだよ(笑) ツンデレのツンではなくて、ただ普通に怒ってるだけってのが良いよね。

でも実際、怒ってる時が可愛いらしい女性って良いですよね、リアルでも。あれ、(怒ってる姿みて、引いちゃう人と)何が違うんだろうね?

怒ってる時が魅力的な人って、愛嬌があるパターンと、サッパリしているパターンがある気がしますが、文乃姫には、その両面があると思います。

怒ってることは大抵正論だし、わりと他の人のためだったりするし、ちょっと照れるしw ガチで怒ってるのに笑顔ってのも、ポイント高いかも。

ナリユキともお似合いだと思うし。ナリユキは尻に敷かれてる方が良い(笑)

と、文乃さんの話ばかりになってますが、私の中の「歴代好きなヒロインランキング」でも、20番以内に入るかも? というくらいにお気に入りですね。

でも、なんとなく正妻にはなれないんじゃないかなと(汗) なんか、最後の最後に、自分(文乃自身)から引いちゃいそうな気がします。

以前からよく書いてますが、王道ラブコメは、展開よりキャラなので、良いキャラが揃ってる本作は、良いアニメです。受験(最終回)まで、追っかけたいですね。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
男子が胸ばかり気にしてるのは間違いないが、だからといって巨乳好きとは限らない。私は、CかBが好きですが、FよりはAです。だからといって、AAやAAAは、そんなにですが、、、って、何のカミングアウト?(笑)

2話目 ☆4
みんな、金で解決(笑) オプションなのか(笑) 居眠り(笑) 学園長の話、苦痛だよな(笑) てか、寝てる先生なんて普通にいたし、それにとやかく言ったりしなかったけどな。温泉卵(笑) ポンコツ先生(笑)

3話目 ☆4
てか、思春期男子が女子の変化に気付かないのって、鈍感ってのもあるけど、恥ずかしくて女子の顔をちゃんと見られていないってのもあると思うんだけど。関城紗和子、良い奴だよな~。回想、良いね。

4話目 ☆4
あのイメチェン姿を見た、文乃のハイテンションが見たかったな(笑) ランジェリー好き(笑) 意外な単語(笑) ①が(笑)

5話目 ☆5
これは予想できひんわ、ホンマに(笑) 文乃さんのツッコミが冴えるな(笑) イメージ伝わった(笑) 「文乃の巨乳化にナリユキ以外は気づくでしょ?」という視聴者の疑問を、アイキャッチで鮮やかに回収。素晴らしい。

デジャブ(笑) フニャフニャじゃねぇか(笑) 声優さんにエロい声を出させるためにやってんのか?(苦笑) ウルカさん、怒ってる(笑)

6話目 ☆3
どうも、キリス先生回は萌えないな~。ナリユキに贔屓しすぎ。

7話目 ☆3
酔いデレは安定的に萌えるな~。サイコロ倶楽部かな?(笑)

8話目 ☆3
うるか回。沈むのやめな(笑) もうちょい、プールでナリユキとうるかのラブコメ観たかったな~。海外留学か~。水泳の場合、日本も世界トップレベルにあるわけだし、うるかみたく英語で苦労してしまうより、日本で競技に集中した方が良い気がするけど。文乃のツッコミ(笑)

9話目 ☆4
文乃回。まさかのお父さん。そこで落ち込むのではなく、怒るあたりが、文乃(笑) 女子トーク、あかんでしかし(笑) よこそこに隠れられたな(笑) 文乃の怒りキャラ、好きだな~。

10話目 ☆5
ダメ文乃さん(笑) いやいや、風呂はやり過ぎ(笑) 「起きてる」は、なかなかの破壊力w これで文乃も正式参戦して欲しいな、ナリユキ争奪戦にw

11話目 ☆4
ダンスシーン、頑張ってますね。でも、やっぱり手描きが好きだな~。なんか、違うキャラにも見えちゃうな。だったら、先生出なくて良かったんじゃ(笑) 文乃の登場ばかり楽しみにしている自分がいる(笑) 先生、ちょろいw キス未遂から流れが楽しみ♪

12話目 ☆5
文乃さん、国語力生かしてる(笑) それもう、プロポーズやんけ(笑) 恋人食いwww ホンモノっぽくなったw 怒ってる文乃が一番輝いてる(笑) メインからサブまで、ほとんど全員に見せ場がある、素晴らしい最終回だね。時と場所と人数(笑) ハーレムエンド(笑) ん? シルエット的には、正妻はやはり緒方?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 25

61.8 14 兄妹でラブコメなアニメランキング14位
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 2.7 (409)
1433人が棚に入れました
「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」は主人公の永見祐が、美少女で成績優秀、生徒会長も務める妹の永見涼花が”兄を溺愛する妹の小説”を書いてラノベ大賞を受賞したことから、ラノベを知らない妹の代わりに作家デビューすることになるラブコメディ。

声優・キャラクター
畠中祐、近藤玲奈、小倉唯、赤﨑千夏、荒浪和沙
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

アア、オワッタ…

1話感想{netabare}
やっべぇ、冒頭のシスプリシーンを本編と思ってそこで切っちゃった人続出みたい。
なにもそんなとこまで“妹さえ~”を真似しなくてもいいのに。
といいつつ本編の作画も大概で、何故か知らんが自分は“おまもりひまり”っぽいと思ってしまった…ホント何故?
内容は例によって石原の青少年条例(近親相姦ダメゼッタイ)に喧嘩売る系…いつまでやるんだ?そんなに「妹ぱらだいす2」のこと恨んでるのか?
さもなくば担当によっぽどソレ系が好きな人が居座ってるでもなければこんな続かない気がするんだが。
それほど需要ないと思うんだがなぁ。{/netabare}

2話感想{netabare}
うわー、うわあああ、作画が…作画ががが。
監督とキャラデザと総作監が同じ人で…オリジナル作品やショートアニメならまだしも、原作付き30分枠でこういうのって珍しくね?
と、2話のOPで妙に「古川博之」って名前が目立ってちょっと変わった系を期待してしまったのだけど…あちゃあ、こりゃ「他に人員確保できなかったから」ってことか?
可哀想すぎだろー、いや裏事情知らんけどさ。
なんつーか、こういう事態になると酷評しづらいのよね…“メルヘンメドヘン”もあんま強く言えんかったし。
作品に対して酷評はしてもアニメーターいじめはしたくないねん。
ってことで絵に関しては見なかったことにして2話感想。

妹の書いたラノベが冒頭で注目作品として紹介されてたけど、もうこの段階で「売れてる」ってことだったのか。
んん?
出来栄え見てーの・発行部数決めーの・発売してーの・そこで初めて客の目に触れて売れてる売れてない(評判の良し悪し)の段階になるんちゃうの?
なんか途中めっちゃスっ飛ばした予感、発売前のドキドキがスッポ抜けてるというか。
ってか初版でバカ売れってのは無いでしょ、紙媒体だし…賞の規模がどんなもんだか知らんが新人でしょ?
なんでそんなこと気にするかといえば、印税どうなってんの?
主人公は相変わらずバイトやってるし…“妹さえ~”では大して売れてないって設定なのに悠々自適な生活しててドリームだなぁって思ったもんだけど、こっちはこっちで夢が無いというか。
今後ドカンと大金が入ってきて大ワラワって話でもあるんだろうか。

でもってクラスメイトに売れっ子作家が居て大ファン、と。
んでそれが家に押しかけてきて云々。
とってもテンプレだけどやり取りはテンポあってコントとしては面白かったぞ、絵を見なければ。
主人公の「それストーカーじゃあ」や「もう帰れよ、送ってくから」、編集との電話では「あんたプロの編集失格だよ」等、ツッコミが的確というか…意外にも常識人。
この作品、主人公はマトモで周囲が変人ばかりでトホホとなるタイプか?「もーイヤッ、こんな生活!」ってタイプ?
それだったら個人的には見やすい、絵は見ないけど。

でもって妹とデートしてパソゲ屋行ってダブルピース先生と遭遇、と。
絵に関して突っ込みするのは可哀想で止めときたいのだけど、ここだけは言わせて。
妹が店の中の商品見て恥ずかしがるってシーンだけど、肝心の陳列されてる商品が全然エロくなくて意味不明になっとる…多分画面見ないで音声だけの方が内容理解しやすいぞコレ。
そして妹がウブすぎるっつーか変人だな、地方コミケクラスで卒倒しそう。

もうね、あんまりにも監督が不憫で…メドヘンではカントクが不憫で(←うまいこと言った)、判官贔屓が発動してるのかも知れないけど絵にさえ目を瞑れば主人公のツッコミが冴えてて存外面白かった。
判官贔屓といっても限界あるけどね、「ならラジオドラマでいーじゃん」って言われたら全くその通りですし。
また、これは2話だけって可能性も高いんだよなぁ…メドヘンもロシアチームメイン回だけ面白かったって現象あったし。
シリ構も死んでてその回担当の脚本が得意なことをやったんだろうと推測してるけど(根拠としては前後の回とで辻褄が合ってない)、「主人公は常識人で周囲の変人にツッコミ入れまくる」って作風が2話だけなのかこの作品全体なのか判断できない。
もうちょい様子見ですかね…最後まで放送してくれるよね?{/netabare}

3話感想{netabare}
2巻を執筆するに当たり、書きたくない物でも書かにゃアカンとか締め切りに追われて大変だとか、妹ツライツライで兄が応援するって構造は分かるが…分かる、が

アニメーターのほうが辛そう

って思って全然感情移入できないぞ。
ってか何故横向き多用?
本当はアップでパンさせる予定だったけど撮影に手間かける余裕が無かった?発注先から上がってきたのが解像度低かった?
描きこみ的には引いた方が面倒な気がするが…。

でもって絵の方は見なかったことにして内容について。
ラノベって読まんので標準的なパターンって知らんのだけど、作中の描写の限りでは1巻でひとまず完結する内容だったのかな?
2巻はその人気を受けての続編って感じ?
ラノベは知らんがアニメなんかでも2期になるとなーぜーか新キャラ投入ってのが決まりみたいみたいになってて、それでコケたのを結構見た記憶は、ある。
コケないにしても新キャラが全然活躍しなくて入れた意味が無いじゃんって思ったり、こんなんだったら新キャラに尺使わずに初期キャラの掘り下げをもっとやってくれよとイラついたりすることは、ままある。
作者はそこら辺の不満をブチ込んだ?
まぁ「書きたいものを書けばいいんだ」って主張にはドリーム臭を感じるが…これ作ってるアニメーターはそんなこと言ってる暇も無かろう。
この問題に対しては“こみっくがーるず”の爆乳姫子先生が直面してた気がするけど、どっちかっつーと「自分の作品のどこがウケたのか」が見えてないってことなんだろう、と好意的解釈。

いくらなんでもパンチラを知らないってのはどうなん?とか1巻の印税どうした?とか気になる部分は多少あるにせよ、基本的に話のテンポはスムーズ。
2話感想で書いた「主人公自体は至ってマトモだけど周囲が変人だらけでトホホとなる構図」は健在でした。
あ、思い出した、↑では「マカロニほうれん荘」を例に挙げたけど、最近のでは“しょびっち”が同じ構図じゃないかな。
この路線で突き進む限りは面白いと思うのだが…絵を見なければ。
主人公も段々と慣れてきて周囲の変人行動も軽めのものはサラっと受け流すようになってくると更に面白いのだが、果たしてこの先どうなるかのう。
あんまシリアス路線には行かないほうが良いと思う、説教orドリーム臭くなるので。{/netabare}

6話までの感想{netabare}
何度も繰り返しになっちゃうけど「主人公自体は至ってマトモだけど周囲が変人だらけでトホホとなる構図」は健在。
ここまでそれが続いてるってことはこの作品の方向性と判断して大丈夫かな?
いやホント、このパターンが最後まで続いてくれたら良いなぁ。
けど、だ、引っかかる部分が無いというワケではない。

6話、Wピースよ、18歳未満には見せるな、最後尾の看板乳首隠せ、渋谷のハロウィンパーティーじゃねーんだぞ。
アホ臭い話だけど外ヅラ良くしたがる日本としては外国人が大量に来るオリンピック控えて今そこら辺スゲーナイーブなのよ(オリンピック終わったら緩和されるとは言ってない)。
ってか作者は沙織事件(説明面倒、ググって)知らなかったりして?
“俺妹”の作者は分かっててワザとやってたフシがあるが、こっちはそれを表面的に真似ただけで真相を理解してるかどうか謎。
20歳未満の飲酒喫煙シーンがあんなにうるさいのにこっちはそんなに騒がれないっての、なーんか怖いのよねぇ…。

でもって同じく6話、Wピースの旧友がトワノチカイを貶して「こうなったら麻雀で…もとい同人で勝負だ」って流れ。
妹よ、「よく読んでもないのに」とか「面と向かって言うことじゃない」ってことで怒るなら分かるが、作品を否定されたから怒るって…それが当然とされてるなら困る。
合わん人には合わんだろうなって精神は持ち合わせといて欲しいトコロ。
かくいう自分は…前期やったアニメ“ハッピーシュガーライフ”はかなり好きなんだけど、その一方でこれに否定や不満の声が上がってなかったらそれはそれで怖い、社会を憂うぞ?
なにより怖いのは「ナニが悪いのか誰一人言わずただ売れない」、そんな状況がお望みか?
って考えたら、妹はあくまで一発当てた新人ポジだし別にそれで食ってこうって思ってもなさそうだし「負けたら断筆」ってのも大した代償ではないのかも知れない。
取材と称せば兄とイチャイチャできる体のいい道具程度って認識だったりして?
ってことで兄は兄で「これを機会にゴーストライターから足を洗える」と現状維持とで逡巡するのかな?と思ったら、迷いなく現状維持を目指して「?」。
更にはこの回の脚本が久慈マサムネで「??」、あンたナニやっとんww

追記
あっと、自分の文章見返してみたら言葉足りてなかったんで追記。
18歳未満に見せるな云々は「そういう描写はするな」ってことではなく「リアルなコミケ描写ではない」ってことね。
特にそれを実行してるWピースが無頓着なのがどうにも変で…お前の好きなジャンルが消えるかもしれん行いだって自覚が無さすぎる。
成人向けの有無によってスペースに三角折りした札置かなきゃいけなかったり、入場の際年齢確認する同人イベントが増えてきてるって知らんのか、と。
下書きではこの後ゴチャゴチャと年寄りの愚痴めいたことが長々続いたけど割愛。
まぁその、もちっと取材してくれよと、グレーゾーンをさ迷ってるアニメーターの方が詳しいんじゃないかな。{/netabare}

7話感想{netabare}
一週開いたけど7話は前回の続き、売れ線狙って書きたくないものを書くか、売れ線(一般ウケ)無視して書きたいものを書くか、をテーマにした内容。
でもってエロばっか描いてるWピース先生をもっとメジャーな舞台で描かせたいとちょっかいを出す神坂姉妹に対してどうこうって話。
…。
現実カドカワはエロ同人から作家引き抜いて全年齢作品描かせて潰した例っていくつもあって…うろたんがいい例か?
といいつつ実際潰したかどうかは不明で、「絵の才能」と「その道でやってく才能」ってのは違うんだろうなぁってことも思ってて。
でもって「やりたいことをやってそれがウケる」ってのは理想だけど、活字ならまだしもアニメでやられるとなんともウソ臭い。
だってねぇ、「そうもいかない・つまらないと分かってても作らなきゃいけない」という状態で作ったとしか思えないアニメが多いんだもの。

ところで昔見た何かのインタビューだったかなぁ、マンガ家の島本和彦は“炎の転校生”を描く傍ら“風の戦士ダン”っていう原作者が別にいるマンガの作画をやってまして。
で、描いてた当事ダンはツマンネーって思ってたらしい、連載終わってずっと経って見直したら「あれ面白いじゃん」と考えを改めたって後日談込みでね。
他には“男たちのメロディ”ネタをあにこれで書くことがあって最近調べてみたら、ボーカルの人は当時この曲が嫌いだったらしい。
そうそう、アニメで言えば以前もどこかで書いた気がするけど安彦良和は食ってくためにアニメーターになっただけで、関わる作品自体が面白いかどうかは気にしなかったとかなんとか(そういったことに拘りが無かったからこそ今まで続けられたってのは色んなインタビューでよく言ってる)。
湖川友謙も請けた仕事を淡々とこなすだけで中身は気にしないんだとか。
ラノベでも、硬派な作品書いてたけどウケがイマイチで美少女バンバン出る軽めの作品書いたら売れた例があるとかないとか…自分ラノベ方面は詳しくないので聞きかじり程度しか知らんけど、まぁあるだろうねぇ。

果たしてこういった「大して好きでもないけど作ったら売れちゃった」ってのがどれだけあるのか…よくあることなのか例外と言っていい程少数なのかワカランけど、個人的には“妹妹”の主張内容にはちょっと疑問。
ここら辺は↑でも書いた“こみっくがーるず”の爆乳姫子先生絡みのエピソ-ドのほうが真摯に向き合ってる気がする、どっちかに極振りするんじゃなくどう折り合いを付けるかになるんじゃないかなぁ。
いやぁでも若いうちはそれで良いのかな?
けど極論「好きなものしか書かない」は長続きしないと思うんだがのう…すぐエタりそう(エタる→永遠になる、出すもの出してスッキリするのか、引き出しが枯渇するのか未完のまま失踪すること)、作家大量消費時代には向いてるのか?


ここまで書いて自分の文章がなんか考えフラフラしてるような書き方になっちゃってるのは、その考えも良くわかるからでして…。
かくいう自分も「細かいことはどうでもいい、オレはこれが書きたいんじゃあ」っていう一点突破型は嫌いじゃない。
最近?だと“sin七つの大罪”の8話とかね。
あとなろう系は大抵それに当たるのかな、ただそっちはその突出した部分が大したことない作品が多くて、まぁ、うん。

ってかね、なによりもね、こんなゴチャゴチャしたことを考えてしまう理由はね、このアニメの監督が作画監督も兼ねてるせいでして。
アニメは違う・絵を描くのと話を書くのとでは事情が違う、と割り切りづらい。
どうしても話の内容に対し監督の心中はどうなん?ってのを気にしてしまってのう…。
それと上で挙げた例とは真逆の例で、宮尾岳はアニメーター時代「オレ今つまらない作品の絵を描いてる」ってのが非常に苦痛だったらしい、マンガ家への転身はそれが原因だろうってのはオタ友の考察。
まぁそういう人も居るよねぇ…監督はどっちなんだろう?
ってか80年代OVAがそんなノリ(アニメーターが好きなものを好きなように作れば良い)だったワケで、“天地無用! 魎皇鬼”より前のソレがどんなだったか考えれば…ねぇ?
作中の「その印刷代どこから出たん?」っていう今のアニメ業界では一番コワイ部分スルーしてる辺り、所詮ドリームってことで処理しちゃってるのかなぁ。

あ、それと6話に続き7話も脚本は久慈マサムネでした、“魔装学園H×H”の人ね。
あンた何やっとん…ってかこの人も「好きなものだけを書いてきた」ってタイプっぽい、が、この作品の脚本やる時はどんな心境だったんだろう。
今回の話を上で挙げた「大して好きでもないけど作ったら売れちゃった」タイプの人が脚本書いてたらどうなってたんだろう…大差ない?そこまで原作いじらない?
でもって7話の同人イベントはコミケでいいのか?
一応学園祭を挟んだとはいえ前回のイベント(夏コミ)から一気に4ヶ月飛んじゃったワケで…しかもこのテの話では鉄板なクリスマスも過ぎちゃった。
架空のイベントでクリスマスより前に開催されるってならそれでいいけど。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
ひえええええ。
作画云々にしろその内容にしろ「この作品に関わってるアニメーターはどんな気分で作ってる?」ってのが気になって仕方ない作りの中、作中アニメ監督登場で更に「うひゃあ」状態。
こんな態度取れる監督ってどれだけ居るんだ?
強気に出て・鼻息荒げてアニオリ展開にして、それなのにこの作品のように作画崩壊したら目も当てられないワケで…。
とはいえ、作中監督はプロデューサーが大学の先輩らしく、後ろ盾(予算やスタッフ確保)が確約されてるってことかな?ってことで違和感を抑える設定にはなってる、ここら辺は評価していいんじゃない?

ってことを8話段階では思ってたのだけど、9話でまた「うひゃあ」と思うことに。
8話で持ち直してた作画が9話でまたアレになってしまい、内容とはリンクさせずに見ようとする意思を削ぐ削ぐ。
トワノチカイとしては「アニオリ改変はヤダ」ってことだけど、現実のこの作品はそれ以前の「全話放送できるのか?」が危ぶまれる出来なワケで…。
現実は小説より奇なり宜しく、現実は小説より深刻なワケで、「作中のトワノチカイの願望なんて大したことないじゃん」「なに贅沢な悩みでワチャワチャしとんねん」とついつい思ってしまう。
そう思わせるのが狙いでこの作画ってことなら大したモンだと思うけど、そりゃありえないでしょ~、大冒険すぎるって。
ってかね、この作品ね、内容こうなのにね…アニオリ展開バンバン入ってるらしい。
原作では声優の登場がもっと後だったり、9話の遊園地にしても参加者はもっと少なかったらしい。
キャラ推ししようと登場を前倒しや、居ない場面でも居ることにして画面に出そうと企んだ…のかな?
…。
当然そんなことすればキャラを描く量も増えて手間がかかるワケで…あれれ?トワノチカイの主張が正しいということになっちゃってないか?
果たして原作通りにやりさえすれば作画が崩れることは無かったのかどうか疑問だけど。{/netabare}

最終回の感想{netabare}
アア、オワッタ…
最後まで放送できるかどうかヒヤヒヤな作品だったけどどうにか完走しましたね、スタッフお疲れ様です。
10話で終了ってのはカドカワ系ではよくあることでなにも特別って訳ではなかろう。
内容は…トワノチカイの作品は兎に角滅茶苦茶超スーパーウルトラ神オブ神ゴッドで、もはやその内容にケチをつける人は居ないってのが前提みたい。
その霊験たるや読んだ人が男なら妹好きになり、女なら作者に惚れる呪いレベル。
だったら豪邸買って左団扇な生活でも送れば良いのに相変わらず本屋のバイトしてて夢が無いのうと思わなくもないけど、その前段階(世間に認知される前)ってことなのかな。
“サルまん”のとんち番長みたいな展開になったら面白そうだけどそうはならんかー。
最後妹がクルクル回ってたの、天にも昇る気持ちで舞い上がってたのは分かるけど、演出がどうにも過剰で「うわぁ“ハピシュガ”のしおちゃんみたいになっちゃった!?」と思わんこともない。{/netabare}

総評{netabare}
ひと言で「ハーレムもの」ってジャンルはあれど、その中身はいくつかに分かれると思う。
女性に言い寄られて主人公(≒視聴者)が「デヘヘ」なり気付いてないだけでその実「まんざらでもない」態度とってる系と、「こんな人に迫られてもちょっと…」と若干引く系。
この作品は後者寄りで、例えどんなに美人でも性格的にノ-サンキュー、言い寄る女性は恋愛の対象よりも迷惑の対象って比重のがデカい。
個人的に前者は苦手で後者は好きなパターンでして…ここら辺の違いを無視してすわハーレムものはアカンと断ずるのは勿体無い気がする、踏まえた上でアカンってのならいいけど。
ってことで、この作品に出てくるキャラは総じてどこか頭がおかしく、↑で何度も書いてるけど「主人公自体は至ってマトモだけど周囲が変人だらけでトホホとなる構図」になってます。
この構図自体は昔からギャグマンガではよくある黄金パターンで、悪くないんじゃないかな?

と、誉めるのはここまで。
所謂ラノベ作家が主人公のドリーム作品な訳だけど、そのドリーム臭がどうしても目立つ。
作画がアレで「創作物の中身よりも現実の方がずっと深刻じゃん」ってことを嫌でも思ってしまって、現実に引き戻されるというか作品に没頭できない。
更には作中でアニメ監督やプロデューサーまで出て来て、これじゃあメタ的なことを考えない方のが難しい。
判官贔屓な気持ちもあるけど、今後似たような出来の作品が生まれないように(可能性高いよねぇ)見せしめとして叩かれたりイジられたりするのはやむなしとも思う。
そして主張としては「妹萌え最高」ってことなんだけど、これも個人的にはカドカワの私怨(妹ぱらだいす2 不健全図書でググって)から当てつけでしつこくプッシュしてるだけだと思ってて──だってそこまで需要のあるジャンルに思えんのよね──その考えを改める程の説得力はありませんでした。
そりゃ私だって妹キャラで好きなのも居るけど、そういう目線(萌だか恋愛だか)で見るときの立場は兄の視点ではない。

ゴーストライターの件は共同名義の延長みたいなものだろうって感じで自分はあんまり気にならなかった。
作者偽ってその結果おいしい目に合ってるでもないし…妹の代わりに賞賛を浴びることよりも、矢面に立ってる側面が強いお陰だと思う。
実際それで言い寄られても迷惑がってるワケで。
ただ、「お前が心酔してるその作品書いたのオレじゃないんだ」ってのがバレた時は刺されても仕方ない(言い寄ってくるのは変人ばかりだし)くらいの覚悟は見せて欲しかったかも?
バレた時のリスクがあんまり大きく感じず(校則違反ってだけだよね?因みに副業が原則禁止されてる公務員ですら文筆業は認可されやすい)、最終回では発端だった学校を卒業してしまったし、必死に作者を偽る割にはそこまで頑張る必要性を感じなかった。
一度吐いた嘘が雪だるま式に膨れ上がって引き返せなくなったって感じもしないし。

まとめると、作画がこんなんだから色々考えたり書いたりしてしまったけど、もしこれが作画普通だとしたら…“しょびっち”と似た評価かな(しょびっちの作画も大概だけど)。
ってかそれ系として見るのが一番健全な気がする。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

不器用な兄妹がラノベで繋がるラブコメディ

この作品の原作は未読です。
兄妹のどちらが主人公かは置いておいて、兄妹を題材にした作品はこれまで数多く輩出されてきました。
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」
「お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ」
「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!」
「おねがい☆ツインズ」
「あかね色に染まる坂」
「妹さえいればいい。」
「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」
探せばきっとまだまだあると思います。
この様に最強ともいえる兄妹シリーズの牙城の一画を担える作品たるや…というのが、視聴前に気になった点でした。

完走して思ったこと…
牙城の一画はともかく、今期の話題になった作品である事は間違いないと思います。

この物語の主人公は、ラノベ作家を目指す高校1年生の永見 祐…
取り柄も特殊なスキルも持ちえない彼の作品は毎回予選落ちという、どちらかというと残念系の男の子なのですが、彼はある意味最強のカード保持者でだったんです。
最強のカードとは、容姿端麗、頭脳明晰、品行方正と非の打ちどころの無い完璧な妹の存在…
そんな完璧な妹が気まぐれでラノベ新人賞に作品を送ったところ、大賞を受賞し作家としてデビューすることになってしまうんです。
ですが、妹は家族の許しが貰えないだろうと考え、妹の代わりに兄が作家デビューすることになり…物語が動いていきます。

まず、作家デビューとなった作品のタイトルですが、「お兄ちゃんが好きすぎて困ってしまう妹の物語です。」
何故妹がこんなタイトルの作品を書いたのか…それはこのレビューでは敢えて触れないことにしておきます。
物語の核心の一つでもありますし、書くときっと主人公に腹正しさを感じるだろうから…

偽作家としてデビューした祐ですが、妹の書いた大賞作品は重版を繰り返す程、超人気作品になるんです。
こうなると周りが祐の事を放っておかなくなるのが世の常…
完璧な妹だけでも羨ましいのに、次から次へと美少女に囲まれる展開となるのに、そう時間は掛かりませんでした。

このお決まりお約束の展開に一番戸惑っているのは祐本人であるのは分かっています。
これが本当に自分で書いた作品だったら私も納得します。
でも所謂「虎の威を借りる狐」状態なんですもん。
状況を素直に喜べない側面はゼロじゃないと思います。

そしてそれを含めて設定が特別突出しているとは思いません。
それなら、何故今期の話題作になったのか…
巷でも話題になっていますが、やはり「蕩ける作画」が一番の原因だったのではないでしょうか。

他の作品でも作画の乱れを感じるときはあります。
でも大抵は気にならないレベルなので、気にしないことにしています。
ここばかり突いても本質であるアニメを楽しむことができませんから…

でも流石にこの作品の作画は気になりました。
こういう作品って「キャラデザ命」の側面があると思うんです。
そこにメスを入れるとは…

あくまで個人的見解ですが、これって新たな円盤の販促方法なのではないでしょうか。
少し前に放送された作品もテレビ版では度々作画崩壊が指摘されていましたが、円盤では見違えるようなクオリティに変貌していましたから…
それに、普通に放送していた場合より話題になったと思いますし…
このジャンルの作品でキャラデザのクオリティが飛躍的に向上したら…やっぱり見たくなりますもん。

でも最初から意図的に…とまでは思いません。
誰だって王道で勝負したいと思いますし、同じ話題になるなら良い話題でと作り手の皆さんは頑張っているのですから…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ピュアリーモンスターさんの「Secret Story」
エンディングテーマは、純情のアフィリアさんの「起・承・転・結・序・破・急」
ピュアリーモンスターさんの楽曲は、「セントールの悩み」のオープニングテーマだった「教えてダーウィン」以来です。
私は「教えてダーウィン」が大好きだったので、今回の楽曲を楽しみにしていました。
もちろん、AMAZON MUSICの配信もチェック済です。

1クール角川10話枠作品でした。
色々な意味で目立った作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

kororin さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

サルでもわかる“作画崩壊”アニメ。(笑) 打ち切り確定間違いなし!(に、なるのではなかろうか?)

2018.10.19

「ラノベ作家(兄)・妹・ラブコメ(エロコメ)」として成功した、「エロマンガ先生」「妹さえいればいい。」に続いての二番煎じ。(と、思われてもしょうがないよね)

万年一次選考“落選”のラノベ作家志望の高校生「永見祐」。妹の中学生「涼花」はシッカリ者。祐に対しては何かと口やかましくいう世話焼きお母さん気質でツンデレ&ブラコン。
涼花が何気に出したラノベが大賞受賞、デビュー決定という事態に。しかし涼花の学校はアルバイト禁止。祐に相談した結果、
・作家名“永遠野誓(とわのちかい)”を祐が演じ、
・原稿を涼花が執筆
という“ゴーストライター”でやりすごす事態に・・・


第1話では野暮ったいストーリーにも「最初はまあ仕方ないか」と思いつつ「ソノ」兆候はありました。しかし、第2話からあまりの変わりように話題騒然! ギクシャクした動きに下手な作画、ヘッポコ演出に寒い小芝居、変化の薄い表情、スマホがガラケーに一瞬で変わるマジック等、と見事に“作画崩壊”がキマってます。声優さんも全編プレスコだったのか、演技のつけ方が難しかった(?)ように思えます。
2話のエンドクレジットを見ると、
・原画 武遊
・第二原画 武遊
・動画検査 武遊
・動画 武遊
・仕上げ 武遊
と“武遊”が悪目立ち。噂では内部崩壊(描ける人材が全然居ない)している制作会社のようですね。 人材不足はこの業界もかなり深刻な事態のようです。

さて、そんな先の見込みが無いような駄作確定アニメですが、「キワモノ」見たさで暫く見てみようと思います。(笑)


2018.11.22
何とな~~~~く予感はしてましたが、7話の納品が間に合わず(?)「6話の再放送」に踏みきりました。いよいよ『メルメド症候群』が確定してきてるようです。(笑)


2018.12.20【完走で感想(笑)】
いや~~~っ楽しかった!(悪い意味で)
今時このレベルで、恥し気も無く放映を踏みきる厚顔無恥に感心、感心!(悪い意味で)
2話から雪崩のように始まる『アレ(作画崩壊)』に全然歯止めが利かず、大陸の方(洛〇動画有〇公司)にネット発注しても「感性の悪い仕事」しか返ってこないありさま。(だったのでしょう) シナリオ・演出も変態性を熱く語るものの、『普通』を熱弁しているだけで面白味が無く、視聴している我々に響くものは殆どありませんし、さらに追い打ちをかけるように声優・畠中くんの演技が今回モノスゴク浮きまくってます。
そんな炎上叩かれまくりの「いもいも」のアニメ。スタッフ給料未払い事件の噂も挙げられて悪印象も拡散。(ドコが悪かったのだろう?Pかな?制作スタジオかな?)

2018年の最期に酷いモノを見てしまいましたが、これもある種の教訓。
年初めの「メルメド」にその兆候はあったのかもしれませんが、
・大量に溢れ過ぎるアニメ作品なのに次々と新作を作ろうする姿勢の現状
   ↓
・手間のかかる仕事なのに『簡単』に企画を持ち出すP
   ↓
・手間のかかる仕事なのに「綿密な打ち合わせ」もせず見切り発車
   ↓
・手間のかかる仕事なのに手配がつかなかったり人材が不足(薄給なので誰もやりたがらない&他作品に関わって手が回らない)
   ↓
・手間のかかる仕事なのにスケジュールは無常に(何も進まないまま)過ぎていく
   ↓
・目途がたった下請はアニメを作った事のない「ド素人」
   ↓
・少数精鋭ならぬ『少数凡才』で来る日も来る日も修正しまくる「地獄のような日々」
   ↓
なんとか、なんとか上がったものの、その『出来栄え』は・・・・・・・・・・・・「何じゃ、コリャァァ!!!」
なんて事があったかもしれません。

宣伝素材『だけ』は良質カットや画を使うという、まるで初期のネット通販詐欺(写真と送られた実物が呆れるほど違う)みたいなアニメでした。(笑)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

70.6 15 兄妹でラブコメなアニメランキング15位
デート・ア・ライブIII(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (254)
1348人が棚に入れました
人類は『空間震』と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその災厄は、精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。空間震を止め、災厄を人類から退けるために必要とされる措置は、武力をもって精霊を殲滅する、もしくは——『デートしてデレさせる』! 精霊をデレさせ、更に『キス』をすることでその力を封印できる——そんな能力を持っている高校生・五河士道。人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため——士道は彼女たちとの『デート』に奔走する。士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。精霊を殲滅するべく動く。精霊を利用せんとする。精霊との対話を試みる<ラタトスク>。そして、デレさせるべき新たな精霊——すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる——

声優・キャラクター
島﨑信長、井上麻里奈、富樫美鈴、竹達彩奈、野水伊織、真田アサミ、内田真礼、ブリドカットセーラ恵美、茅原実里、真野あゆみ
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

観終わった

1話感想{netabare}
あれ、また始まるんだ。
ハンドシェイカー→ウィズもそうだけど、こういうの評価スゲー困るなぁ。
かつてのシリーズが未完で終わったことを理由に低評価下したものは、考え直しをしないといけなくなるのか?

といいつつデートアライブの前作は感想どころか棚にも送ってなかった模様。
一応見てたハズなんですけどね…確か世界を滅ぼしかねないヤベー奴(精霊=女の子)は主人公と恋仲になることでそのヤベー力が封印される、つまり主人公側の計画が成功すると戦闘力的には弱体化されるという、ちょっとジレンマを抱えた内容になってたのが自分的には興味を引いた。
で、この先どうなるんかなーと見続けたら、二期はアイドル話が主体になって(どうでもいいステージシーンが多くて)大して世界の存亡に関わる問題(本題)が掘り下げられず、未完で終わったせいでイマイチって印象なんだけど…。
続きやるなら今度こそ本題に迫ってくれることを期待…していいのか?{/netabare}

2話感想{netabare}
なるほど「ニセモノ探り」としてそれまでの登場人物の過去話をすることで前作見てない人・見てたけど忘れちゃった人への説明をするって流れか!
…と思ったらそんなことは無く。
えええマジで?折角のチャンスだと思うのだが。
2話はやや持ち直したものの作画もアップアップだし、前作の映像使って回想話すれはいいのにと思うのだが、ん?制作違うし使えなかったりするのか?
そういうことあるのん?
キャラが出てくるたびに「ああ、こんなの居たなぁ」と自分の記憶を掘り返す作業。
なんでか知らんがビックリするくらい覚えてない。

話逸れるけど自分は早い段階で“とある”シリーズは脱落しました。
で、現在続編が放送されてるけど、噂では前作までの内容をガッツリ覚えてないと理解できないらしい(覚えてても理解し辛いとも)。
「あら大変ねぇ」と他人事だったのに、まさがそれが自分にも起きようとは。
あっ、フルメタルパニックもあったか、あれも早いうに脱落してたのでやっぱり他人事だったのに。

今後こういうの増えるのかなぁ、前作知らないとキツい作品ね…せめて3年くらいじゃないかなぁ、間置いて大丈夫なの。{/netabare}

4話までの感想{netabare}
(1話に比べて)作画持ち直した?と思ったら4話で再び妙な感じに。
作画っていうか、コンテになるの?
オリガミが解雇通知された直後ヒットマン?が自宅に侵入してきて隠し通路?を使って外に出るシーン、通路の出口見せない。
学校でナツミが能力使って幼女達を…水着姿にしたってことだよな?1キャラを一瞬映したけで何が起きたのか分かりにくい。
児ポ絡みで画面に映せなかったのかな?と思ったらその後バニー姿にされたのは全員映してるし、そういう理由ではなさそう。
なにより正体現したナツミの見た目がブサイクでない、これじゃあエステ後の「変身」に説得力が無い。
予算か?予算なのか??

同じ監督が前期務めたアニメ“コンセプション”でも、星神祭(作中では学園祭みたいなものと言われてる)が客で賑わってる(ハズ)シーンを画面に一切映さないという荒業をやってまして。
監督がヘボいってことではなく、むしろ低予算でギリギリのところをどうにか誤魔化し誤魔化し見れるように苦労してる感じがして、なんか大変そう。
ってか大人ナツミを口で美人だ美人だ言ってるだけで画からの説得力が悲しいくらいに、無い。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
前半はナツミ編、後半はオリガミ編、そして最終回はボーナストラックで受け攻め逆転編って構成でした。
ナツミ編はちょっと厳しかった。
特にニセモノかどうか探るために前作までのキャラ達とデートをするって展開なのに…折角前作見てない・もう覚えてない人に説明する格好のチャンスだったのに回想ナシで話を進めて、ついてくだけでも結構大変。
トリックは変に凝ったものじゃなくて助かったけど(前作を思い出せない自分としては、凝ったトリックされたら理解できてなかったと思う)、本体ナツミが言葉で説明するほど「ブスとしての記号」が無いのに違和感。
そりゃあキャラ商売だから可愛くなきゃいけないんだろうけど「ブスとしての記号を当ててはいても絵的には美少女」ってのは…できんもんかね?

と、前半はイマイチだったのですが、後半のオリガミ編はそこそこ面白かったかな?スゲー面白いって程ではないけど。
便宜上オリガミ編って書いてるけど実質活躍したのはクルミで、作品全体的に作画ヘボかったのだけどクルミは頑張ってた気がする。
(登場シーンが少ないから目に付くヘボ画が少なかっただけかも知れない)
よくあるタイムリープモノで、同期自分が見た作品だけでも“えんどろ~”“リヴィジョンズ”とあるくらい飽和を起こしてるネタでしたが、変にヒネてなくて分かりやすい。
特に「過去改変しても修正力ってのがかかるんじゃないのか」「理屈上どうこう言っても誰かが実証した訳じゃないし実際やってみなきゃわからない」ってやり取りがあって、まぁその通りだなぁと。
タイムリープに限らず理屈だけで「そういうこと」として話を進めちゃう作品もある中、個人的にはこういった実証主義の方が好感が持てる。
で、実際修正力が働いたんだかどうだか、「精霊によってオリガミの両親が殺される」という過去を改変したら「オリガミが両親を殺す」ってことになってさぁ大変って展開。
シドウはその時間に居たクルミに頼んでもう一度時間跳躍してなんとか解決…とするも、元の時代に戻ってきたらなんか違う、と。
で、この手のネタって過去改変の記憶保持能力者とそうでない人との話の合わなさがダラダラ続いて面倒臭くなりがちだけどそれもなく、妹は普通~に理解を示してくれてホっと安心。
ここら辺気を使ったのかなぁ?原作でこのパート発表されたのはいつくらいなんだろう?
で、最後は何故かオリガミも改変前の記憶を保持してて、改変前にやらかした罪を背負ってどうこう…で、個人的にはパラレル世界の責任まで負うのはカンベンだなぁとは思うのだけど、これがこの作者としてのタイムリープの解釈ってことなのかな?
なんせ実証した人居ないからね~。
もしくはクルミの時間跳躍が不完全だったとか?

そして最終回の受け攻め逆転編、これが一番面白かった、1話だけなのに。
シドウは素に戻ったら自己嫌悪果てしないだろうなぁ、と思うとニヤニヤしっ放しでした。
ってか最も一期二期のノリに近かったんじゃないかなぁ、今作を見てる間「こんな話だっけ?」と思ってたのだけど最終回で「あー、そうそうこんな作品だったわ」と、やーっと思い出せた気分。
オリガミがちょっかいかけて自滅は鉄板だよなー、“上野さんは不器用”で何故思い出せなかったんだ?

一方でアイザックやエレン関連はようワカラン。
ギャク的なやられ役勢力だと思ったら妙にシリアスだし、それでいて大して掘り下げしないし。


総評
兎に角作画が悪い。
それは演出にも影響が出てて色々と脳内で補完が必要になるレベル。
一期二期を見た方なら見ても大丈夫とは思うけど、いきなり今作を見ても「?」なだけだと思う。
一番面白いのは最終回で、しかも一話単発なので、見ようかどうか迷ってる方はまず最終回を見て判断するのもアリかも知れない。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

私たちの新たな戦争(デート)を始めましょう

この作品の原作は未読ですが、アニメは1~2期と劇場版「万由里ジャッジメント」を視聴済です。

制作スタッフは1期からほぼ変化ありませんが、キャラデザはこの3期から変わっていたんですね。
それと、アニメーション制作会社も変わっています。

1期はAIC PLUS+さん、各話の制作協力という形でアニメに関わるケースが多いみたいです。
これまで「そらおと」「迷い猫オーバーラン!」「恋選」「はがない」など、しっかりキャラを魅せる作品を手掛けています。

2期はプロダクションアイムズさん、「いなり、こんこん、恋いろは。」「はいふり」など…
そして3期はJ.C.STAFFさん。
アニメーション制作会社の2期から3期の変更は諸事情により止む無しとしても、キャラデザが変わったのは何故だったんでしょう…?
作品の雰囲気がだいぶ変わった気がするのは私だけでしょうか…^^?
上記を踏まえると、雰囲気が変わったのはアニメーション制作会社のせいじゃないと思うんですけれど。

この作品はキャラをしっかり魅せる作品なので、キャラデザは生命線だと思うんですよね。
今回の変更がこの作品を良い方向に導いたかというと…個人的には微妙かもしれません^^;


人類は「空間震」と呼ばれる新たな災害に見舞われていた。
空間を揺るがし、あらゆるものを破壊し尽くすその厄災は、
精霊と呼ばれる存在が臨界から顕現することにより発生するものだった。
空間震を止め、厄災を人類から退けるために必要とされる措置は、
武力をもって精霊を殲滅する、若しくは…

「デートしてデレさせる」!

精霊をデレさせ、更に「キス」をすることでその力を封印できる…
そんな能力を持っている高校生・五河士道。
人類の平和のため、なにより精霊たちを救うため…
士道は彼女たちとの「デート」に奔走する。
士道に心を開いた精霊・十香、四糸乃、琴里、耶具矢、夕弦、美九。
精霊を殲滅するべく動く<AST>。精霊を利用せんとする<DEM>。
精霊との対話を試みる<ラタトスク>。
そしてデレさせるべき新たな精霊…
すべてを巻き込み、新たな戦争<デート>が始まる…


公式HPのIntroductionを引用させて頂きました。
やっぱり、この作品…設定の面白さは抜群なんですよね~。

確かに面白くない訳じゃなかったんですけど…
これまでこの作品で感じたきた「キュンキュン度」がそれほどでもなかったんですよね…

そこで理由を考えてみました。

・新たに登場する七罪の能力は面白いものの、上手く活かしきれなかった。
・士道にデレた精霊の能力が低下しているので、戦闘シーンの凄みが少ない。
・精霊より強い魔術師が存在すること。士道の頑張りは骨折り損のくたびれ儲け…?
・鳶一折紙の物語。決して悪くはありませんでしたが、落としどころに疑問…?
・壊れた士道は今一つ…。これ、本当に必要だったんでしょうか?

ざっと5点ほど挙げてみました。
でも…この作品は決して嫌いじゃないんですよ。
何せこれまでアニメ本編2期と劇場版を積み上げた実績を持つ作品なんですから…
作品の持つ潜在能力は半端ないはずなんです。

物語って生き物みたいな一面を持っていると思うんです。
だからムラが生じるのも仕方ありません。
それに…無呼吸じゃ走り続けられません。
息継ぎをしないと死んじゃいますから…
だから、次期のために投じた一石と考えると納得できる…かな。
でもこのシリーズの一ファンとして視聴して良かったと思っています。

オープニングテーマは、sweet ARMSさんの「I swear」
エンディングテーマは、山崎エリイさんの「Last Promise」
sweet ARMSさん…待ちわびていましたよ♪
この作品の主題歌を絶対担当されると思っていたので、また曲が聞けて嬉しいです。

1クール全12話の物語でした。
皆さん、この作品に対してどんなレビューを書くんでしょう…?
原作のストックがどの程度残っているか分かりませんが、起死回生の一発を期待しています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15
ネタバレ

プクミン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

シリーズで一番ストーリーがまともだった。

この作品は1期2期を見ていないとさっぱり分かりません。
なので、設定やらあらすじやらは割合。

先に評価についてだが、物語が4.0となっているのは、2期より良かったからという理由で上昇。
相変わらず強引な物語作りには変わりない。

内容とか感想とかその他諸々。
{netabare}
7番目の精霊がやって来るところから始まり、化ける能力を保持。
そして、主人公へ「どれに化けているか」というゲームを出して来る。
12枚の写真!!ここ、楽しめたね。
ちなみに個人的には、こう思っていた↓↓↓
{netabare}
1位:十香。メインヒロイン。こういうのが危険だよね。
2位:折紙。十香のライバル的存在で、化けててもおかしくない。
3位:美九。2期からの出て来た事もあり、キャラを出す為という都合上ありえる。
4位:四糸乃。よしのんを上手く使えるかどうかで化けているかどうか分かりそうだけにありえる。
5位:琴里。七罪からの手紙を出す前に、主人公の腹に膝アタックを食らわせた事から可能性は低い。
6位:珠恵。教師だが、こういう独り身の一般人が意外と危ないかも知れない。
7位:宏人。唯一の男。いやいやこれは無いだろ?と思わせておいてあるかも知れない。
8位:亜衣。金髪ポニー。3人1組なので、この線はまずないだろう。
8位:麻衣。ボブ。3人1組なので、この線は(ry
10位:美衣。3人1組+「マジ引くわー」さえ言ってれば、騙せそう。だがそれでは視聴者は納得しないから、上2人より更に無い。
11位:耶倶矢。常に夕弦と一緒。化けてたら夕弦が気付くから無い。
11位:夕弦。常に耶倶矢と一緒。化けてたら耶倶矢が気付くから無い。
さあ、どうだ!?
大外れでしたーーーー!!
{/netabare}
そして、その精霊も無事封印し終えて、ずっと気になっていた折紙の話へ。
「やっとこの話が来たか」
1期の時からずっと気になっていた、イフリートへの復讐。
色々あって折紙も精霊化。
更に狂三の力を借り、折紙は過去へ戻り過去を変えようとするも、両親を殺してしまった精霊は自分だった。
「過去に行かなければイフリートが折紙の両親を殺してたって事になるのかな?」
ここら辺は良く分からないね。

そして闇落ちした折紙を助ける為に、今度は主人公が過去へ行き、原因を知る。
でも、折紙の両親を助けれなかった。
一体どうすればいいんだっ!!
「普通に、折紙の両親を別の場所へ避難させればいいんじゃない?」
と思っていたが、主人公はそんな事をせず、相変わらず叫ぶしか能がない!!イラッ☆彡

それでも色々あって、無事折紙を救う事が出来ました。あー、良かったねー。世界線変わっちゃったねー。もう訳分からないけど、折紙の話があって良かったよーーー(棒)。

そして最終話。
主人公が暴走し、ヒロイン達が全員で主人公をデレさせキスするという話。
これよこれ!!
本来この作品はこうあるべきだよねっ!!
戦闘シーンなんていらないからさ、こうイチャイチャネチャネチャやってればいいと思う。
{/netabare}
1期のノリをこの最後の方で出して来たのと、一応物語としてずっと気になっていた部分が解消されたので、シリーズの中では、この3期が一番好きでした。
3>1>2 と言う感じ。
ただ、ヒロイン達の顔がところどころおかしな感じ(作画)になってたのは気のせいではないはず。作画-0.5。

好きなヒロインは、
1位:五河 琴里(義妹)
2位:八舞 夕弦(双子の独特な喋り方の方)
3位:七罪(3期で出て来た精霊)

おまけ
{netabare}
ところで、自称実の妹の真那は、一切出てなかったよね?
どこいったの?
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

69.1 16 兄妹でラブコメなアニメランキング16位
食戟のソーマ 豪ノ皿(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (205)
900人が棚に入れました
実家の定食屋「食事処ゆきひら」で料理の腕を磨いていた幸平創真は、父親の勧めで超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学。ライバルとの食戟、仲間との研鑽を重ね、料理人として徐々に成長を続けていた。時が経ち、2年生に進級した創真はついに学園の頂点、遠月十傑評議会“第一席"の座へと、のぼりつめたのだった――。そんななか、世界的な料理コンクール「THE BLUE」の招待状が遠月学園へと届く。「THE BLUE」とは、若手料理人たちが名声を懸け競う正統派な美食大会――しかし、今回は従来とは趣向が異なり、常軌を逸したお題ばかり!?新たなライバルが現れ、波乱の予感が漂う「THE BLUE」の行方は……!?次代の料理界の担い手を決める食戟が、幕を開ける!

声優・キャラクター
松岡禎丞、金元寿子、高橋未奈美、花江夏樹、諏訪部順一、赤﨑千夏、岡本信彦、大西沙織、櫻井孝宏、福山潤

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ふたつの才能が出会いそして結集した「玉の世代」 ともに研鑽し続け果てなき料理人の頂へ…

この作品の原作は未読ですが、TVアニメは第1期~第4期まで視聴済です。
まさか第5期まで続くとは思ってもいませんでしたが、物語をラストまで描き切って貰えたことに感謝します。


実家の定食屋「食事処ゆきひら」で料理の腕を磨いていた幸平創真は、
父親の勧めで超エリート料理学校「遠月茶寮料理學園」に入学。
ライバルとの食戟、仲間との研鑽を重ね、料理人として徐々に成長を続けていた。

時が経ち、2年生に進級した創真はついに学園の頂点、
遠月十傑評議会“第一席”の座へと、のぼりつめたのだった――。

そんななか、世界的な料理コンクール「THE BLUE」の招待状が遠月学園へと届く。
「THE BLUE」とは、若手料理人たちが名声を懸け競う正統派な美食大会――
しかし、今回は従来とは趣向が異なり、常軌を逸したお題ばかり!?

新たなライバルが現れ、波乱の予感が漂う「THE BLUE」の行方は……!?
次代の料理界の担い手を決める食戟が、幕を開ける!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

司 瑛士や、小林 竜胆という遠月十傑評議会の第1席と第2席が抜けた後、面子が随分と様変わりしたようです。

幸平創真が1年生の頃の遠月十傑評議会のメンバーは、
遠月学園総帥:薙切 仙左衛門(CV:銀河万丈さん)
第1席:司 瑛士(CV:石田 彰さん)
第2席:小林竜胆(CV:伊藤 静さん)
第3席:女木島 冬輔(CV:楠大典さん)
第4席:茜ヶ久保 もも(CV:くぎゅ)
第5席:斎藤 綜明(CV:小西克幸さん)
第6席:紀ノ国 寧々(CV:香菜ちゃん)
第7席:一色 慧(CV:櫻井孝宏さん)
第8席:久我 照紀(CV:梶裕貴さん)
第9席:叡山 枝津也(CV:杉田智和さん)
第10席:薙切 えりな(CV:ひーちゃん)
メンバーは物語の進捗によってちょいちょい変わるので、とある時点での暫定版になります。

そして幸平創真が2年生に進級すると、こう変わります。
遠月学園総帥:薙切 えりな(CV:ひーちゃん)
第1席:幸平創真(CV:松岡禎丞さん)
第2席:一色 慧(CV:櫻井孝宏さん)
第3席:久我 照紀(CV:梶裕貴さん)
第4席:葉山 アキラ(CV:諏訪部順一さん)
第5席:黒木場 リョウ(CV:岡本信彦さん)
第6席:薙切 アリス(CV:赤﨑千夏さん)
第7席:タクミ・アルディーニ(CV:花江夏樹さん)
第8席:叡山 枝津也(CV:杉田智和さん)
第9席:紀ノ国 寧々(CV:香菜ちゃん)
第10席:田所 恵(CV:たかみな)

司 瑛士が第1席だった第90期生の時代も錚々たるメンバーが連なっていますが、やはり核となって物語を動かしてきた幸平を始めとする第91期生のメンバーが名を連ねる遠月十傑評議会は、やっぱり思い入れが違います。
きっと第90期生も何度も食戟を繰り返して席次を決めたのでしょう。
ですが、第91期生が繰り返してきた激闘ほど第90期生の戦歴を見ていない、その差が決定打なんだと思います。

ですが、第5期ではこの十傑の席次は、第1話の「海の家」以外、殆ど意味を持っていなかった気がします。
そう、物語が世界的な料理コンクール「THE BLUE」に大きく軸足を移したからです。
新任講師の鈴木先生から発せられた一言が全ての元凶…
こうして「THE BLUE」の頂点を賭けた争いの火蓋が切って落とされたのです。
様々な思いが交錯する中、遠月十傑の出場者はいつも通りの通常運転。
そりゃ、そうです…これまでどれだけ修羅場を潜ってきたか…
どれだけみんなと研鑽を積んできたことか…
優勝の枠はただ一つしかなく全員が掴める訳じゃありません。
ですが、自分の手の届くところまでは決して諦めないのが遠月流…
今回もその真髄を心行くまで堪能させて貰えると思いますよ。
演出の効果も乗じて鳥肌モノの戦いばかりですから…

薙切えりなが「神の舌」を持っているのは、この作品を知る人なら周知の事実だと思います。
優れた味覚が下した評価は絶対で、他の料理人の人生すら左右させるほどの影響力の持ち主…
ですが「神の舌」は持ち主を幸せにする能力なんかじゃなかったんです。
その波紋は、薙切家全体の問題にまで広がっていくのですが、その伏線は今回でちゃんと回収されるので、気になる方は是非完走頂ければと思います。

オープニングテーマは、nano.RIPEさんの「ラストチャプター」
エンディングテーマは、渕上舞さんの「Crossing Road」
nano.RIPEさんは毎度お馴染みなので抜群の安定感がありました。
ビックリしたのはエンディング…「Crossing Road」滅茶苦茶格好良いんですけど!

1クール全12話の物語でした。
第5期まで全86話+OVA全6話という骨太の作品になりました。
OVAは原作同梱版のようなので私は未視聴ですが、いつか機会があったら是非視聴したいと思います。
何より、アニメで物語のラストが見れたのが嬉しくて堪りません。
作り手の皆さま、本当にありがとうございます。
欲を言えば、もう少し先の展開…幸平創真と、薙切えりなの食戟の顛末やその後…まで見れたらもっと嬉しかったんですけどね^^;
ですがラストまでしっかり堪能させて頂きました!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作の終わりまでちゃんとアニメ化^^

原作既読(発行巻購入済み) 全13話

あらすじ
料理勝負で全てを決める学校。そこの生徒たちのお話し


では感想を
原作の最終話までアニメ化しました
でもアニメは個人的に4期(神の皿)で止めておくべきだったと思います^^;

豪の皿(Blue編)ですが、展開早過ぎwww
まあ、原作もちょっと違いますけど、こんな感じですけどね(苦笑)

豪の皿に関しては料理勝負と言うより下着姿しか印象がありません
料理勝負が少ないので余計に(いらねっ)って場面が多いです。

伏線回収(創真君のお母さん、えりな様のお母さん)の為のアニメです
食戟のソーマファンなら視聴するべきですが、そうでもないなら見なくても問題なしwww

原作も個人的に(Blue編)はいらなかったな~って思っている私ですwww

展開が早いのでさくさく視聴できますが、その為なのか、満足感は少ないです

恋愛スパイスがちょっと増えてます
ギャグスパイスは声優さんが頑張っていますよ


作画は相変わらず標準以上
よく動いていますし、崩壊もありません

声優さんもそれなりに豪華でしたね
個人的に津田健さんはツボりましたよ^^

音楽は普通
OPの絵は個人的に好きでしたけどね

キャラは最終クールなのでオールスターです
あ~いたな~って感じの懐かしいキャラとか出てきますよ


アニメが原作最終話まで終えました。
これから食戟のソーマを視聴される方は必ず1期から順序良く見てくださいね^^

食戟のソーマ
食戟のソーマ 弐ノ皿
食戟のソーマ 餐ノ皿(列車編を含む)
食戟のソーマ 神ノ皿
食戟のソーマ 豪ノ皿

です。間違えないようにレンタルなりしてくださいな

視聴すれば完走は出来ると思います
面白いと思うかどうかは別問題ですけどね

個人的には(原作コミックでいいや)と思っています
アニメは2周目はしません!

嫌いじゃないんでけど、満足感が得られないアニメはな~(爆笑)

ってわけで自己判断で視聴をどうぞ(投げやり)




では最後に一言
絶望した~!色んな女性の下着姿に絶望した~!
なんですか、あの格好は!
あんなにみんながみんな、上下が揃っているわけないじゃないですか!←そこかいっ
今は上下が揃っている下着を付けている方が珍しいんですよ!
女性は上下が揃っている下着を付けているなんて、男性の都合のいい妄想ですよ!
そ~ゆ~所だけ夢を見させるアニメに絶望した~!


男性の皆さん
揃っていないとだらしなく思えるとか彼女や奥さんに言っちゃいますと
軽く引かれるレベルですのでご注意を(爆笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

安定・安心の料理対決アニメ(大団円)

言わずと知れた週刊少年ジャンプ連載漫画が原作のアニメ化作品です。

ジャンプ連載が本誌を追われずに完結し、アニメ化も原作の最後までなされるというのは近頃だと案外珍しいことなのかもしれません。とりあえずパッと思いついたのが『バクマン。』くらいかも。

アニメ化の時系列的には3期目以降が素直に数字ではなくそれをもじったタイトルになっていて:

食戟のソーマ(1期目: 2クール)
~ 弐の皿(2期目)
~ 餐ノ皿(3期目: 分割2クールの前半)
~ 餐ノ皿 遠月列車編(3期目: 分割2クールの後半)
~ 神ノ皿(4期目)
~ 豪ノ皿(5期目: 本作品)

ということになっています。ただ、ストーリーの区切りとしては3期目2クール目と4期目は特に境目は無くて、一連の作品としてつながっている感じですね。

本作「豪ノ皿」の特徴としては対決する相手がこれまでは遠月学園の関係者(生徒やOBなど)ではなくノワールという裏社会で活躍する料理人が出てくることや、主人公である創真の家族、ヒロインである薙切えりなの家族に関わる様々な確執が露になる点でしょうか。

作品内容的には1期目から本作まで、終始一貫して主人公の幸平創真(ゆきひら そうま)を始めとする料理人による対決と、その勝負における審査員たちのリアクション芸(良くわからない言葉を発したり服が脱げたりする)が支える形になっています。

そしてその勝負が行われるに至る過程や因縁、そして料理修行といった感じの『ミスター味っ子』あたりから完成されたと思われるテンプレートに乗っかっている作品です。

そして1期目から各話の進行はその期通じての話数を表すアイキャッチ的な画像からスタートしてラスボスのシルエット的な画像で終わるとか、2期目以降はnano.RIPEをOPまたはEDに起用し続けるとかこの作品自体の様式も確立してきました。

そういう意味ではシンフォギアにも似た「様式美」を特徴とする作品でもあるかもしれません。飽きる人は途中で飽きるかもしれませんが、安定性は抜群でそれはこの5期目でも変わりませんでした。

同一クールに並んだ作品とは充分に戦えるポテンシャルは視聴前から期待していましたが、その期待にキッチリと応えた作品だったのではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13

67.0 17 兄妹でラブコメなアニメランキング17位
いつだって僕らの恋は10センチだった。(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (175)
854人が棚に入れました
桜丘高校の入学式。合田美桜と芹沢春輝は桜の樹の下で出会う。 「美しい桜って書いて、美桜」 「俺は春輝。春が輝く」 春生まれの二人は親近感を覚える。 それ以来、気づいたらお互いは目で追うようになっていた。 美術部の美桜は大人しく、映画研究部の春輝は快活で周りにはいつも誰かがいた。 二人は全く違うタイプだが、いつの間にか一緒に下校する仲になっていた。 付き合っていると勘違いされることもあるが、ずっと友達以上恋人未満の関係。 本当はお互いに「好き」という気持ちを抱えながら―。 いつも帰り道に寄る高台の階段に腰をかける二人。 「春輝君って、好きな人とか、いる?」 思わず聞いてしまった美桜に答える春輝。 「好きなやつ、いるよ。…美桜は?」 二人のその手の距離は 10 センチ。 たった 10 センチなのに、その距離が縮まらない―。

声優・キャラクター
鈴村健一、豊崎愛生、神谷浩史、戸松遥、梶裕貴、阿澄佳奈、緑川光

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

今、この時を1分1秒を絶対忘れない様に…。

この作品は、HoneyWorksによる楽曲シリーズ・プロジェクトがベースになっているそうです。
それぞれのキャラにメインの楽曲がそれぞれ決まっているとか…
メディアミックスも展開されていて、小説、劇場版が先行して発信されています。
私は小説・劇場版とも未視聴ですが、劇場版とアニメでは主人公が入れ替わっているようなので、違った切り口から物語が楽しめるのだと思います。

最近流行りの0.5クール作品…前情報も何も無かったので視聴するか悩みましたが、キャストを見て考えが一変しました。
男性陣:鈴村さん、神谷さん、梶さん、木村さん…
女性陣:豊崎さん、戸松さん、あすみん…
なに? この豪華すぎる声優陣は…?
劇場版からキャストがスライドしているから…?
詳しい事は分かりませんが、声優さんに視聴する後押しをして貰いました。

この物語の主人公は、高校3年生の芹沢春輝…
春輝は仲間たちと一緒に映画研究部に所属しており、高校生活の集大成となる自主映画を作っていました。
そして夏の盛り…自主映画で使用する絵を描いて欲しい、と美術部に依頼するところから物語が始まります。

映画研究部員と美術部員のメンバーは以下の通りです。
芹沢春輝(CV:鈴村さん):本作の主人公で映画研究部に所属。監督としてのセンスが抜群。
瀬戸口 優(CV:神谷さん):映画研究部の部長。恋愛に対して無頓着。
望月 蒼太(CV:梶さん):映画研究部の副部長。意中の人がいるみたい…
合田 美桜(CV:豊崎さん):本作のヒロインで美術部の副部長。心優しく内気で控えめな少女。
榎本 夏樹(CV:戸松さん):美術部に所属。スカートと学校指定のジャージが彼女独特の組み合わせ。
早坂 あかり(CV:あすみん):美術部の部長。腰まで伸びたストレートヘアーと笑顔が素敵な女の子。

この作品のタイトルにもなっている「10センチ」は額面通り距離を示したものですが、この作品はこの距離をとても大切にしています。
思い返してみると、誰にでも経験があるのかもしれません。

「10センチ」という距離自体は、日常生活では「ほぼゼロ」に近い距離です。
一歩踏み出す様な改めて行動を起こす距離ではありませんし…
でも、その10㎝の間に立ちはだかる見えない壁があるかの如く、距離を縮められない時があります。
心は直ぐにでも距離をゼロにしたいと思っていたとしても身体が言う事を聞いてくれなくて…

10㎝の距離が停滞している…
身体中の全神経がその1点に集中して胸がドキドキ、喉もカラカラ…

10㎝の停滞…
その距離の先で、君はその距離をどう感じているんだろう…
この距離はただの偶然…? それとも…?
希望と絶望…両極端な結末を想像してしまいます…
簡単に縮められない…乗り越えなきゃいけない…大切な意味を持つ距離…

でも…二人の間に立ちはだかる障壁は簡単に乗り越えられる…時間の問題だと思っていました。
でも…たった6話しか無い物語なのに、ちっとも簡単な距離ではありませんでした。

その隔たり…たった10㎝しかないのに、その溝がそんなにも深かったなんて…
自分を見つめ直して、本当に進みたい道を見出して進む物語…
二人の導き出した答え…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「ノンファンタジー」
エンディングテーマは、「東京ウインターセッション」と「Re:初恋の絵本 feat.合田美桜(豊崎愛生)」
どれもHoneyWorksさんが楽曲を提供しています。

声優さんの演技が光る全6話の物語…
展開に斬新さを感じた訳ではありませんが、高校生の恋愛あるある的な背伸びをしない普通の恋物語だったので、安心して視聴できる作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16
ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

少々ベタだけど悪くはない

☆物語&感想☆

11月から放送って中途半端な時期から始まる作品やなぁ、と思いつつ、
ある程度観る作品が固まって来て、時間があったので試しに視聴。
全6話ってことですが、10分や15分じゃなく枠としては30分。
なかなか珍しいですが、結果的には良かったと思いますね。
短い枠の作品の場合はどうしても毎回OPやEDで尺も取られるし、
展開がどうしてもこれからって所で毎回切らないといけなかったりするので、
あっさりしたものになりがちだったりするし。

内容に関してはそこまで目新しいものじゃなく、去年あたりにやってた虹色デイズとかあっち系で、
高校生男女3人づつの恋愛模様を描いたもの。
いつも一緒に居て好きだけど気持ちを伝えることもないまま3年間過ごして...って感じの展開、
まぁ作品タイトルそのままですけど笑
物語のメインはほぼその中の2人と言っても過言じゃない感じで、
意外な事実が2人の距離を遠ざけることに...って大体観てたらそうやろな~って予想は付くベタな展開です笑
でも6話という限られた中では起承転結良い感じにまとまってるので、
少々ベタな展開ではありますが、サクッと観れたしまずまず楽しめました。

{netabare}ただ、作中の流れでは卒業制作の映画が結構メインで展開していた感があるので、(恋の絵の件とか)
結局未完成でどうなったのか分からない、っていうのは少々不満。
最終話できちんと何かしらのオチに繋げることは出来なかったのか、と思いました。{/netabare}

☆声優☆

キャスティングはメイン以外のちょい役でも人気声優を使ってたり、そつが無いですね。
主演の豊崎愛生さん、自分は今まであまり注目したこと無い
(単に自分が観てる作品にあまり目立って出てないだけかも)声優さんでしたが、
本作での演技は上手かったですね。
フェミニンなふわっとした少女漫画系主人公のキャラに声の相性が良く、
5話の感情むき出しの演技(恐らくこの作品で一番の重要シーン)では思わずホロッときました。

その他戸松遥さんとかはイメージまんまって感じのキャラでよく考えた配役でしたし、
女性3人(男性3人も)は声の個性の違いがかなりハッキリ出てて良い組み合わせだったと思います。
先生役の緑川光さんとかイケボ過ぎるやろと。。

☆キャラ☆

恐らく原作は女子向けの作品と思われますが(メイン2人、比重としては女主人公かなと思うので)
男性女性問わず観れるキャラ立てで癖も無かったように思います。
主要6人のうち2人以外の恋はおまけ程度だったのは、全6話だから仕方ないでしょうか。
神谷浩史演じるキャラが少々存在感が薄かったかな~という気も。

☆作画☆

比較的新しい制作会社で全6話の物語でしたが、
手抜き感はなく予想外に結構まとも、というかそつのない作画で特に不満も無かったです。

☆音楽☆

全6話にしてはBGMのバリエーションも豊富でセンスも良かったと思います。
原作&音楽が同じ?っていうのが最初良くわからなかったんですが、調べてみて納得。
今はこういった展開でアニメや映画になったりするんですね、ネット時代を象徴してるなぁと思ったり。
EDのキャラ6人の掛け合いで歌う楽曲はなかなか面白かったです。


たぶん中高生の女子向きっぽい作品かな?とも思いますが、
大抵の男性アニメファンでも普通に観れる作品かと。
自分の年代からするとやや?ベタな感はありますが、上手く纏めてあると思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

TAMA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

届かなかった10センチ…やっと届いた10センチ

学生向きですね。青臭く、真っ直ぐでちょっとした事が許せなかったりすれ違ったり、大人であれば普通な事でも学生時代では『それ』はとても重く難しいこと…
よく表現出来てたと思います。

原作・未読…未視聴。
アニメ・全話視聴。

告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜。
この作品を知ったのは学生さんに教えて貰い視聴しました。女子中高生の方に結構反響が良かったと聞いています。確かコミケでもあったような気が…

観た感じだとあまり大人の方には向かないかな?と思いました。イラッとする場面があるので。
しかしそれはそれまでの知識があるからで、対処の仕方や何かで観た等の事を知ってるから。
まだ箱庭の世界しか知らない子達、色々覚えていく学生の方には胸に来る場面が色々あるかな?と。
大人になるといろんな知識を持てて嬉しいですが、こーゆー学生時代のちょっとした事が気になる事を見つけてやれなくなるのは寂しいと私は思ってしまいました。

ストーリーはタイミング良すぎじゃない!?って事がありますが、全6話でよくまとまってたと思います。青春だな〜とね(笑)
ヒロインの合田美桜は内気で控えめな娘なので観る人によってはイラッと来る人も居るかもしれません。行動にも出てるので。
主人公の芹沢春輝は見た目ヤンキーっぽいが面倒見が良い子。だが恋愛に関しては奥手。
こーゆー2人なので問題解決は難しくなりますね。

ある所で夢を諦めかけるんですが「なぜそんな事で諦めるの?」って思う方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、芸術関係や作家など「モノ」を作りあげる人は「見えなくなった」や「イメージが沸かない」でも酷く苦悩する方がいらっしゃいます。なので春輝の苦悩は『親族の○』+『自分の夢だったのか』+『美桜の突然の…』=などの苦悩が重なり合ってあーゆー行動をとったのかな?と思います。(後、学生で心の未熟さも)
ま、こんな心理状態で『外』に行っても潰れるのは分かってるので春輝は多少冷静な判断は出来てたんだなとも思いました。…投げやりになってたとも取れますが;

最終話を観てこのストーリーだと良いまとめ方だと思いました。あの日の10センチがやっと…
しかし春輝、気をつけろ!榎本夏樹に花嫁姿でグーパンされるぞ(笑)(詳細は最終話で☆)

HoneyWorksが好き、『月が○れい』『徒然チ○ドレン』や学生恋愛物が好きな方にはオススメですね。
恋愛物が嫌い、恋愛に青臭さは必要ない、大人の恋愛が良い等の方にはオススメしません。


榎本夏樹役のCV戸松遥さん、なんか非常に合ってたと思います。「戸松ちゃん、まんまやん(笑)」って。
CVの方々もかなり上手い方達なのでそこも作品が盛り上がってたと思います。EDの「東京ウインターセッション」feat.主要キャラ6人の歌は凄く耳に残りました♪
笑い合えること、恋をする贅沢な時間を魅せてくれてありがとう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 11

60.0 18 兄妹でラブコメなアニメランキング18位
シスタープリンセス(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (125)
788人が棚に入れました
高校受験で不合格となり、志望校への進路を絶たれた海神航は海外へ赴任している父に代わって自分の世話をしてくれたじいやとも別れ、途方に暮れていた。ところが、唐突に乱入して来た黒服の男たちに「星見が丘西学園」への推薦入学が決まったと告げられ、強引にトラックへ乗せられる。
船着き場でトラックを降ろされた航は対岸の「プロミストアイランド」と呼ばれる島へ渡航する船でやはり新学期から同じ学園に入学すると言う山田太郎と眞深の2人と知り合うが、島の船着き場で桟橋へ飛び移り損ねて溺れてしまった。
どうにか海から助け出された航は新居であるウェルカムハウスへ向かう途中、街でそれぞれ咲耶・花穂・雛子・可憐と名乗る少女たちと出会う。
日暮れ前にようやくウェルカムハウスへたどり着いた航を待ち受けていたのは、街で出会った4人でしかも、この4人全員が航の妹であると言う事実を告げられ、航は困惑する。
さらに翌日、衛・鞠絵・白雪・鈴凛・千影・春歌・四葉・亞里亞と名乗る妹が続々と登場したうえ、船に同乗していた眞深まで航の妹であると名乗り、数奇な運命の許に集った14人の共同生活が始まるのだった…。


声優・キャラクター
野島健児、桑谷夏子、氷青、望月久代、神崎ちろ、小林由美子、川澄綾子、堀江由衣、かかずゆみ、千葉千恵巳、半場友恵、柚木涼香、水樹奈々、氷上恭子、山口勝平

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もっと気に入れたはず・・ そう思わずにはいられないが、何にしても妹たちが可愛かった

~簡単なあらすじ~
高校受験で落ちた主人公が様々な経緯から
「プロミスアイランド」と呼ばれる島に渡航。
その地で、十人十色の女の子たちと出会う。
その子たちはみな妹!?
ここに今、妹12人+兄1人の共同生活が始まる――。



女の子多数、それに舞台が島ということで、
雰囲気としては「流されて藍蘭島」に近いかもです。
シスプリは主人公の他にも数名、男がいますけど。
加えてあんなにドタバタしてませんけど。



設定が馬鹿げてます。
"実は妹が12人もあなたにはいたのです"
唐突すぎますって。
後半でさらなる真実が明かされるとはいえ、
そこでもツッコミを入れてしまった・・。



ジャンルとしては、ハーレム?日常系?
妹全員が主人公に好意を抱いており、この感情的な面においてはハーレムものだと言えます。
が、恋愛方向への展開は少ないことから、日常系であるとも思えます。
妹たちの扱いが平等だった点も、こう思わせるファクターになってるのではないかと。


内容は、大半は主人公と妹たちが関係を深める1話完結のようなエピソードのカタチです。
一人一人の物語があってけっこう楽しいです。
ただ、最終回付近は個人的に微妙でした。



キャラについて。
まずキャラデザは好みです。
それと面白いと思ったのが、おにいちゃま、あにぃ、にぃやなど、
妹それぞれに主人公への呼び方があるところ。
作者はよく何通りも考え付いたな、なんて感心してしまったり。


お気に入りは可憐と花穂、白雪ですかね。
白雪は『ですの』の言い方がツボでした。

他にも、クシシシシが可愛い雛子。
(*´∀`*)ポッ(*´∀`*)ポッ が印象的な春歌。
水樹奈々さんの演技が凄かった亞里亞。
など、よりどりみどりでした。



結論:みな可愛い。



OP「Love Destiny」 歌ー堀江由衣
ED「翼」 歌ー堀江由衣

アイタイアイアイアイアイのに♪
クセになるOPでした。


--------------------------


"妹萌え"出来るかが楽しめるどうかの境目。


私はこの点はclearでしたので、
後半の展開は何なの?とか、作画崩れすぎじゃない?
などと苦言を呈するような真似はしないでおこうと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 30

あべまろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

当時大切なものを考えさせてくれたアニメ

12人の妹に囲まれてワカチコワカチコー★


いや、このアニメはそこじゃない。

「リアルを改善したい」
「考えるきっかけがほしい」

そんな勉強に忙しい「学生さん」は見て損はありません。


このアニメ。
受験勉強漬けで目がランランとしてた主人公が、
エリート高校進学という夢を奪われたところが良かった。

アイデンティティの否定。物語はここからスタート。

そこから自分の行動の動機について振り返る。
忘れていたものを思い出す。
自分でリスク背負って歩き出す。

この過程の描写を妹たち(年下の女子)に助けてもらうかたちで表現していた。そこが良かった。

その情けなさに共感できました。



【以下イタイ話です】

これは当時完全に僕個人と当てはまった。
同じように高校受験勉強に必死すぎて、
自分より偏差値低いやつ見下してたりしてたけど。

深夜に勉強しててテレビつけたら
マークシートがずれて受験失敗したっていう衝撃映像。
なんとなく見てたら段々習慣になってきて…
(受験勉強をしないことへの背徳感も刺激だったなぁ)

大切なものって何?おいおい、僕はなんで勉強してるんだ?
とか考えるようになって。

好意を持ってくれてる人に対して絡んでくるのめんどくさいからって無視するのをやめたり、
同級生と勉強以外の話をしたり、
自分から人を好きになったり…

リアルに光が差しましたね(笑)

結果、高校は2ランク下の偏差値まで落としましたが、
今となってはむしろそれで良かったと思えます。


という思い出補正を抜きにして、
勉強しすぎでヤサグレた学生さんは見たほうがいいです。

自分の将来は自分で考えよう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

心底に来るアニメ切望 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

画が当時の製作が21世紀初頭と差し引いても酷過ぎ…。ストーリーも典型的萌アニメで新鮮さを全く感じられず…。前評判の高さや主要キャラ達のビジュアルの(表面上の)良さで取り敢えず最後まで観ましたが…。

数年前配信サイトで暇で観ましたが…。結論から言いますが決して心底に来る刺さるアニメでは残念ながら全く無かった感じませんでした…。
タイトルにも書いてある通りに画がとにかくとても酷い(この当時はアナログからデジタルへの画の制作方式の移行期の真っ最中かつ萌アニメの製作が頻繁に行う事になったのが重なって、元請け下請け共に各制作会社はキャパオーバーで画を書きざるを得ずに、結果あの様な人物や顔が大崩れで殆ど動かず等…とかなり酷い作画に…。日本のアニメ業界が本格的に産声をあげた1960年代から今も続く日本アニメの制作現場の超過酷な状況は世紀が変わった21世紀初頭でも同じだった事は、本当にとても辛いのと同時に数年後貴重な人材が来ない育たずに質が壊滅的に低下する恐れも感じてしまいます…。)のもありますが、一番はやはり物語展開が勉強(学歴)より妹達とのスローライフ?の方が大切さを訴えた?青春ラブコメ(ハーレム)モノ…と言ってもパンチが超弱く、むしろ表面上のビジュアルが可愛いだけのテンプレ感満載なシスター達のやり取り(ハーレム)を楽しむだけの典型的萌アニメ感がかなりして、そこが全く魅力に感じられず残念ながら決して観ていて心底から全然楽しめ無かったです…。
ただ主題歌と主要キャラ達の声優陣は今や不動のエースや実力のあるベテランが多く出ており、歌も演技も普通以上に本当にレベルが高いです。今や有名なあの声優さんのデビュー期のアニメ作品が無性に観たくなったら、取り敢えずですがこの作品をおすすめします。(ただ内容自体は決して面白いとは言えないので少し観ただけで良いと思います…。)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

71.4 19 兄妹でラブコメなアニメランキング19位
MIX(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (172)
583人が棚に入れました
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・親の再婚によって、血は繋か?らないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花走一郎」と「立花投馬」は、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹て?、投馬とは血の繋か?らない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒か?しい。やか?て高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

声優・キャラクター
梶裕貴、内田雄馬、内田真礼、花澤香菜、高木渉、井上喜久子

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あの栄光の夏から30年。明青学園野球部が蘇る。

「タッチ」で主人公の上杉達也らが所属していた明青(めいせい)学園野球部。
甲子園優勝から約30年後の明青学園野球部の物語です。

今まであだち充作品はあまり読んだことがなくて、
タッチも読んでいません。あらすじはなんとなく知っていたけど。

主題歌が好きだったので、興味を持って観てみることにしたのですが、
そうでなければこの作品もスルーしていたかも。

きっと「タッチ」を知っている方がもっと楽しめたのかもしれませんが、
「タッチ」を知らない私でも十分楽しめたし、
ストーリー自体は「タッチ」とは関係なかったです。

全24話です。


● ストーリー
かつで一度だけ甲子園優勝を飾った明青学園野球部。
今は低迷が続いていた。

明青学園中等部の野球部に所属する立花投馬(たちばな とうま)と、
立花走一郎(たちばな そういちろう)。

彼らは両親の再婚による義兄弟だったが、
兄弟バッテリーとして活躍することを夢見ていた。

しかし、野球部には監督への圧力により、
今は力のない投手がエースとされていた。


物語は中等部から始まります。
作中で時間は流れ、後に高等部に進学しますが。

投馬たちの家族関係や、野球部に流れる何か訳ありな空気など、
最初は謎だらけです。

それらが徐々に明かされていき、
周りが固められていく。

最初からすべてを語らず、
少しずつ分かるのも面白いなと思いました。


野球部の話がメインですが
前半は試合メインではなく、

妹の音美(おとみ)のことや、野球部での練習などの、
周りの人物との関わりを描くシーンが多いです。

それでも安定して面白かったです。

キャラ同士のやり取りは、
テンポと笑いがいい感じです。

ギャグとまではいかないけど、
微笑ましく笑えるワードセンスがいい^^

後半は試合も増えましたが、
それはそれで展開の読めない戦いを楽しめした。

まだまだチームとしては未完成の明青学園野球部が、
強豪校相手にどこまで、どう戦っていくか、ハラハラドキドキでした。

ラッキーによる部分も多かったですが、
この作品はこれでいい気がしていました。

そんな気楽さが今の明青学園野球部や投馬らしいなと思えたので^^


● キャラクター
メインとなる立花三兄弟が安定しています♪

投馬(cv.梶裕貴)は野球のことしか見えていないマイペースな子。
妹の音美に対する優しさがかっこいい♪妬いちゃうわw

もちろん、投手としての成長からも目が離せません。


走一郎(cv.内田雄馬)はキャッチャーとしてチームを支える大黒柱。
もちろん、投馬を支える妻役も忘れていません。

一番投馬のことを理解している、
キャッチャーとしても兄弟としても完璧なところが魅力的♪

女の子にモテモテで、
デートに忙しいところは投馬とは正反対なところですね。


妹の音美(cv.内田真礼)は学校一の美少女。

本人はそんなことには疎く、
投馬と走一郎の野球に夢中。

兄たちの野球の一番のファンであり、
周りからのやっかみや視線も気にしないマイペースさは、
容姿以上に魅力的でした♪

兄妹として互いを大事に思っているけれど、
音美と投馬にはそれだけで終わらない何かを感じます。

この何とも言えない距離感もまたくすぐったい♪


それぞれの声優さんも役に馴染んでいて、
キャラの魅力が増していたように思います^^

他にも、タッチでのライバルキャラやその息子が登場したりと、
タッチファンなら嬉しい仕掛けもありますよ♪


● 音楽
【 前半OP「イコール」/ sumika 】
【 後半OP「VS」/ ポルノグラフィティ 】

もともとsumikaが大好きで、
主題歌を担当すると聞いたのがこの作品を見ることにしたきっかけでした。

曲はアニメを見る前からずっと聞いていましたが、
アニメと合うとまた違った感じ方ができて、かなりいい感じでした♪

爽やかな曲が、
すごく雰囲気に合っていると思いました^^

しかし後半のOPがまたよくてですねー。

爽やかな前半OPに対して、こちらはかっこよさが加わって、
さらなるMIXの魅力が引き出されている!

同じ作品でも曲を提供する人たちによって、
こう描き方や味が違うというのはおもしろい♪

ポルノグラフィティの曲を久しぶりに聴きましたが、
この曲はかなりのお気に入りとなりました^^


【 前半ED「君に届くまで」/ Little Glee Monster 】
【 後半ED「君に伝えたストーリー」/ Qyoto 】

EDがまた良曲ぞろいで^^

OPも大好きでしたが、
EDもまた大好きなのです。

作品に沿っているかと言われれば、
OPに比べるとそうではないのですが、

曲単体だけでもう魅力的。
幸せです。笑


● まとめ
原作はまだ続いていますが続編を作る気はないようで、
24話できれいに話はまとまりました。

野球部の話だけど、野球の話だけで終わらないところが、
私には合っていたのかもしれません。

途中からは「作中の時はちゃんと流れてますよ~」と示すために野球の試合があるのかと思ったほどでしたからw

タッチを知っている方や、
のんびりと野球ものの作品を楽しみたい方にはおすすめです♪

投稿 : 2024/05/04
♥ : 18

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

笑いと情熱のあいだ

 【First impression ~ review】

 とある配信で公開されていたので、一気に見てしまった。

 あだち充の作品は学生の頃は好きだったが、社会人になって新しい漫画が出ても買わなくなっていたが、このMIXという作品の名前は知っていたし、タッチの舞台であった明青学園でもう一度という懐かしさからワクワクしてしまう設定ではあるが、様式美のそれはあるとしても、もはや新しさを感じることがないので、漫画を読むかとなるとちょっと躊躇われていたところがあった。

 しかし、アニメを観てみると、再放送で小さい頃に見たタッチへのリスペクトがスゴイ感じられる脚本となっていて、あだち充の作品の良い所を引き出したアニメの演出があって、ただ明青が懐かしいわけではなく、アニメ作品としてもマルっと懐かしさがあるんです。

 タッチのアニメを見て、漫画を中古で買い揃えてみゆき、ラフ、H2、KATSU!とあだち充作品に触れてきたが、久しぶりにその頃を思い出してもう一気に見てしまった。

 さて、一気に見てしまったので、第一印象がそのまま今回のレビューになります。

 ズバリ、どこが良いのかって話をします。

 タイトルにもありますが、スポーツ×ラブコメの代名詞にもなっていると言っても過言ではないあだち充ですが、そのバランス感覚の良さと、どうなるか分からない恋の行方が良いです。

 アニメはまだ続編を乞うご期待という感じなので、まだまだ恋愛の行方がこれからどうなっていくのか分かりません。
 ラブコメの中には恋愛対象が矢印で見えてしまうレベルに分かりやすい作品が少なからずあります。こういった作品は表現が重たくなりすぎるように思う(ズバリ鬱陶しい)。
 好きだと分かっていて、それを成就させるために奮闘する姿を見せる自己投影型の恋愛作品って、観ている側に想像力を使わせない作りなので、全然面白さが分からん・・・。となってしまうんですよね。つまり、共感【してもらわなくては】始まらないので、説明的過ぎたり、分かりやすく演出しすぎたりするきらいがあるんです。自分の経験と重ならないと共感できないって人にはこれしか嵌らない。

 『MIX』では、誰がどう思っているのかを想像しなが視聴できるように、セリフの伝え方や間の取り方、表情、音楽などでキャラの心情をみせてくれます。
 恋愛模様の面白さって誰がどう思っているのか、そしてどうやって変化していくのかの余白を常に残していて、それを想像しながらそれぞれのキャラの気持ちを考えることが共感【する】ことに繋がりそこが面白い。
 例え間違えていても良い、人によって解釈が変わるんだから。
 『それは違うよ』とか観た人同士で話合うことができるそんな作品の方が個人的に楽しいと思うし、このあだち充の作品群はそういった面白さがしっかりある。もちろん今回も。
 脚本、と書いたけれど、原作の良さをそのまま出している脚本であって、原作あってこそだとこの作品については思いました。


 視聴者を意識している作り方。
 これはタッチの頃からそうだったけれど、メタ的なセリフがあったりする。原作も作品の中に作者がちょろっと顔を出したりするけれど、話が重くなりはじめると、しっかりと閑話を入れてくる。
 それを邪魔だと感じる人もいるだろうが、あだち充節に調教されている私やなどにはむしろ心地よく感じてしまい、この緩急のテンポだからこそ、一気にみても全然疲れない。
 視聴者を意識した脚本づくりとなっていると感じる次第です。


 タッチへのリスペクト。
 そもそも作者が同じなんだからリスペクトっていうのはなんか違うようにも感じるのですが、まぁ言葉の綾ですね。
 この30年前の舞台装置がまだ生きていて、少し彼らのドラマに影響を与えています。それが不自然でなく、確かにそうなるかもなと感じてしまう都合の良い頭なのですが、大きく絡めてしまうとそれもご都合主義かよと思ってしまう。
 そこは多分、注意して物語を作っているんじゃないかなって感じます。あくまでも主軸はMIXの主人公たちなのですから。


 ナレーターが南ちゃん!
 永遠のヒロイン南ちゃんの声をあてていた日髙のり子さんがナレーターです。これが良いです。そして南ちゃんをしていないところがまた良いですね。ここにも、前述したように、タッチという舞台装置を都合よく使いすぎている感を出さないようにしつつちょうどいいバランスを保っているように感じました。


 総括
 都合よく捉えている部分は多分多くある。
 こういった良い所を挙げていったけれど、それが逆に鼻につくという人もいるだろう。
 ただ、当時のタッチを好きだった人には須らくおススメであることは間違いない。
 タッチを美化しすぎて、汚されたなんて思わずに、今ある明青野球部をどうか一緒に応援してもらいたいですね。

 では、よしなに~

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

伝説、ふたたび。

この作品の原作は未読ですが、このタイトルを見て心の踊らない訳がありません。
物語の舞台が『タッチ』で「上杉達也」「上杉和也」「浅倉南」らが甲子園を目指したあの明青学園なんですから…

思い返せば、幼馴染って良いなぁ…と思ったのはタッチが初めてだったかもしれません。
家が隣でいつでも気軽に行き来できる間柄…
しかも相手が浅倉南の様な女の子だったら、きっと他には何も望まなかったでしょう。

作品を完走して『タッチ』のwikiを見て初めて知ったことがあります。
和也は事故死してしまいましたが、当時の編集部は大反対だったそうです。
だから原稿を受け取った担当者は、隠れて校了を終わらせて編集部から逃亡したんだそうです。
しかも、アニメで和也が亡くなった際には実際に告別式まで執り行われたんだとか…
鉄道橋の下で電車の通る音にかき消されながらも南が大粒の涙を流していたシーンは、今でも鮮明に覚えています。
当時テレビアニメは全部で101話もあったとか…
いかに偉大な作品だったかが窺えます。


舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」

「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、
今、運命の兄弟が物語の扉を開く…

親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、
双子?の兄弟となった
「立花投馬」「立花走一郎」は、
明青学園高等部に進学し、野球部に所属する。

走一郎は捕手、打者として活躍。
投馬は人並み外れた投手の才能を隠し持ち、
1年生エースとしてマウンドに立つ。

走一郎の実妹で、
投馬とは血の繋がらない義理の妹立花音美は
中学3年で人気者。

投馬や走一郎との関係が気になる監督の娘、大山春夏や、音美を追いかける西村拓味、
立花3きょうだいの周囲はなにやら騒がしい。

立花兄弟は、
甲子園の土を踏むことができるのか…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

立花投馬が上杉達也、立花走一郎が上杉和也、そして立花音美が浅倉南と同じような立ち位置と考えて差し支えないと思います。
唯一違いを上げるとするなら、走一郎と音美は実の兄妹なので、音美の二人への当たり方が微妙に違うことくらいでしょうか。

しかも音美役にまややん、春夏役に香菜ちゃんが起用されているんですよ。
こんなの、もう滾るしかないじゃありませんか…
もう期待値MAXで視聴に臨みましたよ。

この作品の魅力は、明青学園が30年振りに甲子園を目指す道筋だけじゃありません。
30年前に上杉達也と同じグラウンドに立っていたメンバーが立花3兄弟の廻りに溢れているんです。
嬉しさ、悔しさ、そして悲しみを共有した当時の仲間の記憶が少しも褪せていないのが、この作品を視聴できる嬉しさを助長します。

私は甲子園には縁遠い存在でしたが、夏の甲子園の優勝校…3,000校の頂点として立つ甲子園のグラウンドの空気はどんななんでしょう。
もちろん、登場する大人が全て甲子園の決勝を経験している訳ではありません。
途中で夢破れて悔しい思いをしたからこそ今がある…そんな人だって当然存在します。

だから戦うのは選手だけじゃないんです。
大人も30年前から蓄積した思いを野球にぶつけ合って戦うんです。
これが燃えないはず…ありませんよね。
あだち充先生の描くキャラは飄々とした人が多いですが、内面は触れる事ができないほど熱く滾っているんです。

強豪ひしめき合う東東京地区…
もちろん、簡単に甲子園に行けるほど甘い地区では無いのは十分分かっているつもりです。
でも、何故か期待しちゃうんですよね。
立花兄弟の外見が上杉兄弟と似ているから…?
音美の言動が南ちゃんを彷彿させるから…?
音美の期待に応えようと二人が全力全開のギアを上げ続けるから…?
実は私にも良く分かっていないんです^^;
でも、いつかみんなの期待に応えられる結果を、二人で導き出して欲しいと思っています。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、sumikaさんの「イコール」と、ポルノグラフィティさんの「VS」
エンディングテーマは、Little Glee Monsterさんの「君に届くまで」と、Qyotoさんの「君に伝えたストーリー」

2クール全24話の物語でした。
これでアニメ化が終わること…ありませんよね。
これまでのあだち充先生の作品同様、最後まで描かれるのを期待しています。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

63.8 20 兄妹でラブコメなアニメランキング20位
新妹魔王の契約者 DEPARTURES(OVA)

2018年3月28日
★★★★☆ 3.3 (50)
345人が棚に入れました
上栖綴人のライトノベルをアニメ化し、2015年にテレビシリーズが計2期放送された「新妹魔王の契約者(テスタメント)」の新作OVA。主人公の東城刃更が新米魔王の美少女・成瀬澪と義理の兄妹関係になったことから、勇者族や魔族の繰り広げる戦いに巻き込まれていく姿を描くラブコメ&バトルアクション。魔界全土を巻き込んだ覇権争いに決着をつけ、平穏な日常を取り戻した刃更たちは、ある日、プールに出かける。ところが刃更のふとした行動がきっかけで、澪が催淫の呪いを発動してしまい……。

声優・キャラクター
中村悠一、朝井彩加、ブリドカットセーラ恵美、福原香織、野水伊織、吉田聖子、浅川悠、杉田智和

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

えー、ここで終わっちゃうの…!?

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ版の第1期~第2期は視聴済です。
とは言え、視聴したのは今から5年前…記憶もおぼろげだったので、本作の視聴に際し、再度第1期から再マラソンしました。

結果的に再マラソンしたのは正解でした。
何故なら、本作は第2期からの続きを描いた物語だったからです。


魔界全土を巻き込んだ覇権争いに決着をつけ、平穏な日常を取り戻した刃更たち。

澪たちによる「いけない浴室泡三昧」から始まったある日、万理亜の勧めで一行は屋内プールに。
ところが、刃更のふとした行動で澪が催淫の呪いを発動してしまう! 
切なく悶える澪のため、意を決した刃更はプールの中で……!? 

一方、不穏な動きを見せる勇者の里から、柚希と胡桃にある指令が下される。
束の間の休息、刃更たちの色めくバケーションの幕が上がる!!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

完走して振り返ってみると、本作は「箸休め」的な立ち位置の作品だったと思います。
まぁ、第2期では魔界で散々暴れまわりましたからね…
元々の本分は学生なんですから、普通の生活を送るのは当然の権利だと分かってはいます。

ですが、その日常をサキュバスのマリアの悪戯でちょいちょいハーレム臭漂う展開がやってくるので、決して平穏に見えないのが彼らにとっての日常なんですよね。

本作もR15+指定であること、wikiをチラ見して知りましたが、かなり過激なお色気シーンが支持を集めている作品らしいので、原作ほどでは無いようですがそれなりのお色気シーンは描かれています。
ですが、そこにどうしても納得できない点があるんです。

ヒロインで刃更の妹である成瀬 澪と、刃更の幼馴染である野中 柚希は、学校で「澪姫」「柚希姫」と言われるほど絶世の美少女…
それに刃更の取り巻きはマリア、第2期からくるみ、第2期の中盤からゼストと着実に増殖しているんです。
しかも容姿端麗な美少女揃い…

彼女たちたくさんのヒロインが懸命に刃更に屈服されようと懸命に頑張っているにも関わらず、刃更の反応が回を増すごとに鈍くなっているような気がしてならないんですよね。
淡々とした口調で「あぁ…」とか「分かった…」という反応ってどういう事!?
「妹を…家族を守る」と豪語している刃更と、どうにもギャップを感じてしまいます。
勿論、絆を深める方法は一つじゃないので、その他の方法で頑張れば良いんですけど、でもそこで目一杯の優しさを感じさせるのも、刃更のお役目だと思うですけどね。

この作品は「箸休め」的立ち位置だと先述しましたが、その一番の理由は物語の構成にあります。
この先彼らを待ち受けるのは一世一代の大舞台…
これから起こるであろう展開の激しさに期待もテンションも最高潮…
というところで終わっちゃうんですよね^^;

途中から時間配分がおかしいなぁ…とは思いましたが、敢えて考えないように視聴していました。
ですが、やっぱりこうなったか…という感じです。
正直、これで続きが無いなんて有り得ない…と思いますが、アニメーション制作はプロダクションアイムズさんなんですよね。

これは続編は難しいのかな…?
でも、ハイスクール・フリートの様な事例もありますよね。
TVアニメ版はプロダクションアイムズさんでしたが、劇場版のアニメーション制作ははA-1 Picturesさんに担当が変わって上映されたケースです。
どうせ大人の事情が絡むなら、前向きな結論を期待したいです。

上映時間はが約1時間の作品でした。
原作も完結しているようなので、この作品もアニメで結末が見られるのを期待しています。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

マージマジマジーロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

ファンのためのサービスOVA

【物語】
初っ端からエロ全開のOVA。二期の続きからではあるが、話はそこまで進まず、ファンに向けてのサービスがメイン。
勿論戦闘シーンはおまけ程度。
三期の制作を匂わせる終わり方だったが、本作公開後から4~5年経っていたり、制作会社が潰れているとなると可能性は低い。それでも箸休めとして本アニメは続きが気になる作品である。

【作画】
一・二期と左程変わらないデザイン。

【声優】
遂に浅川さんまでセクシーボイスが堪能できました。
一・二期に引き続き女性陣の頑張りが凄い。恥じらいなく演じることで視聴しててかなり興奮した。

【音楽】
主題歌は二期OP(Over The Testament/Metamorphose)を採用。

【キャラ】
長谷川先生、好きです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

フランホーファー線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

エロいだけじゃない、そこがいい!

BDを買いました。10150円と値段は、しましたが、いろんなのが付いてきてお得だったと思います。
買って良かったです。

さて、ネタバレ程度にならないように書くと、
2期が来るのかな?って感じの終わり方でした。内容は個人的には面白かったです。
中には、ありきたりと思う人もいるかも。
そして、
僕的には、1期、2期通して、
ただエロいだけ、内容ぐちゃぐちゃ。そんなアニメでは無いのがいいと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
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