SFでアンドロイドなおすすめアニメランキング 25

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのSFでアンドロイドな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年11月18日の時点で一番のSFでアンドロイドなおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

81.4 1 SFでアンドロイドなアニメランキング1位
プラスティック・メモリーズ(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2012)
9507人が棚に入れました
人間とほぼ見た目の変わらない人型アンドロイドが世界中に普及した、ちょっぴり未来の世界。アンドロイド製造メーカーSAI社が開発した「ギフティア」は、とても感情豊かで、今までにない人間らしさを持ったアンドロイド。でも技術的な問題で耐用時間があり、それを経過すると、ちょっと……いや、かなりまずいことになる。そのため、SAI社は耐用限界時間を過ぎたギフティアを安全に回収するためにターミナルサービスを設立。そんなターミナルサービスに配属された新入社員の“水柿ツカサ”は、そこでポンコツギフティアの“アイラ”とコンビを組んで、回収業務を行うこととなるのだが――

声優・キャラクター
内匠靖明、雨宮天、赤﨑千夏、矢作紗友里、豊口めぐみ、日野聡、上坂すみれ、飛田展男、拝真之介、津田健次郎

kazunyanzu

★★★★★ 4.6

きっとあなたの心にも響く…素敵な作品なので(*˘︶˘*).。:*✰ฺ

「STEINS;GATE」のシナリオ監修 林直孝さんによる
オリジナルアニメ作品 全13話


人間とアンドロイドの恋を描いた近未来ラブコメディ作品◆


人の風貌とそっくりしたアンドロイド=「ギフティア」
が人々と生活を共にし、一緒に暮らす人々の”ココロ”に寄り添う
近未来的ハートフルストーリーが魅力の’15年 春期作品!!


「ギフティア」は見た目も、表情も喋り方も
感情まで持ち合わせている、どこからどー見ても、
なんら人間と違いがわからないくらいのハイテクアンドロイド!

でも寿命…もとい耐用年数がたったの9年でシャットダウン…

耐用年数を過ぎても「ギフティア」を
起動させたままでいると…それはそれは大変なコトに(つω・`。)


もう間もなく耐用年数を迎える寸前の「ギフティア」を
回収する「ターミナルサービス」にて働く主人公『ツカサ』と
彼を支えるパートナーで「ギフティア」の『アイラ』
の2人が紡ぎ合う、ちょっぴり切ないラブコメディに人間ドラマ
溢れるピュアストーリーに… もう…ただただ…泣く。゚(゚´Д`゚)゚。


ただ一応先んじてお伝えさせて頂きますと
本作、何かとSF的設定要素にいささか不透明な点があったり
結末があながちわかってしまう王道的なストーリー展開
などに対して視聴を不安視されがちな傾向にあるようなのですが

私は、なんら問題なく本作を存分に楽しんでしまいました♫


だって何より…もう『アイラ』が可愛いすぎるので…

1話早々から『ニーナ』のお話しに惹きつけ掴まされ…
もちろん私的に彼女がべらぼうに可愛すぎて釘付け状態だったので…

そして『マーシャ』のお話しに涙゚(゚´Д`゚)゚が止まらず
さらに私的には様々な境遇が共感できるシーンが多く
ただただ夢中になって見入ってしまい、ホント大好きなお話しだったので…

『カズキ』さん『ミチル』をはじめとする
ターミナルサービスのみんなが本当良いヒトだらけで
涙ももちろん、笑いもいっぱい提供してくれてみんな大好きだったので…

それから素敵な音楽たちが物語を彩り、
繊細で儚く…胸を打つ
美しい歌声、歌詞、メロディに心底浸ってしまったので…

そして、やっぱり…主人公『ツカサ』が…
もうどうしようもないくらい…優しすぎるので…

そしてそして(2回目ですがあえてもう一度)
本作の最大限の魅力的要素でやっぱり

『アイラ』がもーどーにも可愛すぎたので…

あのビルから思い切りよくダイブした…某猫動画(笑)彷彿シーンw
が可愛くて大好きで特に印象に残っていますが、

でもでも『アイラ』の魅力は、回を重ねるごとにより
増していって、より表情豊かに、可愛さがどんどん溢れていって… 
それと同時に切なさが募っていって、愛しさが…(つω<`。)

とにかく『アイラ』にとことんハマってしまった!ことが
本作を大いに楽しめた最大の要因であることに違いないと思うので…



そして『アイラ』と同様に
もう一つ本作の象徴となるキーワードが”遊園地”

そう…それはまるで夕暮れ…閉園間際の…遊園地✰
あの独特な、何とも言えないやり切れない、切なさ漂う雰囲気―

楽しくて、嬉しくて、夢中になって、時間の感覚なんて
忘れてしまうくらい、いっぱいはしゃいだ、ワンダーランド✰ฺ。・゚・
夢のようなひと時― 
いつまでも続いて欲しい…ずーっと…ずーっとこうして―


でも…そんな幸せな時間は…いつまでも続かない
全ての物事に終わりはある…限りがある…
そう、いつだって誰だってそんなことわかっているのに

でも、だからこそ、
僕達、私達は必死になって…大切な、忘れられない、
もう二度と繰り返すことのできない、この”今”という時を
大好きなかけがえのない人との思い出をひた作って生きる―


『アイラ』と『ツカサ』2人が寄り添う、大切な時間… 
その、僅かなひと時の、一瞬一瞬に散りばめられた
彼らの温もりを、表情を、想いを
ぜひ皆さまのその目でご覧あれヽ(*´∀`)ノ


きっと、あなたの心にも真っ直ぐに響く…素敵な作品なので…


そして私も、この目に映る大好きな人たちとの思い出を
これかからもずっと…大切に過ごしていきたいと思うので…




最後に
本レビューを真摯にお読み頂いた皆さまの声を妄想代弁

「何なに|д・」kazuyanいつになく真面目ぶった
 ちょっとユーモアに欠けるレビュー内容なんじゃない?」




エラー(/ω\*) 聞きとれませんでしたッ!!!!!!!!!w

投稿 : 2019/11/16
♥ : 105
ネタバレ

るるかん

★★★★★ 5.0

鑑賞者の価値観と恋愛観に委ねられる傑作

林直孝氏がシュタゲで担当した部分はSFの部分では無くて、人と人とのつながりや、岡部と牧瀬のちょっとずつ距離が縮まっていく恋や、岡部とまゆりとの心地よい距離感のある関係の構築だったのでしょうね。シュタゲの下支え的な部分を綺麗に作っていたのだろうな・・・ということがプラメモを見ると実感できます。

<みどころ>
一生心に残る想い出は相手が人間であろうとアンドロイドであろうと関係ない。{netabare} アイラは一生懸命にツカサを愛し、ツカサの想い出の中で生き続けようとした。ツカサに出会い、ツカサの優しさや愛情を感じられなかったなら、アイラの最期は幸福感に満たされなかったであろう。{/netabare}
 
純粋に愛する人を想い、大切にするということはどういうことか、プラメモはストレートに感じさせてくれます。
{netabare}
ツカサはアイラを心から大切に想い、愛したからこそアイラも人を愛することを知り、その喜びと幸せを感じることができた。限られた時間の中で二人が育んだ幸せの軌跡だけに焦点を絞り、美しく表現してくれたことに拍手を送りたい。
 
愛に包まれた想い出を胸に、最期を迎えるまで笑顔でツカサとの時間を過ごしたアイラがとても愛おしく、また涙をこらえるツカサの切ない気持も見ていられないくらい感動できた。人間と人間的アンドロイドの『純愛』だからこそ、終始綺麗な内容で終えられたのかもしれない。{/netabare}
 
誰かを心から好きになったり、愛したことがある人にお薦めします。とても素晴らしい作品です。


<1話目~最終話までの軌跡> 
{netabare}
1話目を観た時に、『ギフティアの回収をメインに物語が展開されていくようならちょっとどうかな・・・』って思って観ていた。1話目にインパクトのある感動の話・・・よくあるパターンだと最初は思った。
だが話は、6話目から方向転換する・・・というかメインの話に移行する。ここからの話を深く楽しむための内容が1話~5話。それと社会への問題提起も少なからずあるだろう。
 
少子高齢化社会における老人介護福祉の問題、若年層の労働力の不足、両親のいない孤児(アンドロイドchildren)の問題等々、アイラ達ほど精巧でないにしても、顧客が求めるギフティアがそういう人たちの心の隙間を埋めていくことになる時代がやがてくるとしたら、日本はどうなるのでしょう・・・?との投げかけともとれる案件であった。
 
しかし、本筋は『全てアイラのため』に作られた5話。アイラがどういう性格のギフティアであるのかが窺い知れる内容で、後半との関連性もある。例えば、1話で二―ナがアイラに『本当は笑顔でお別れしたいんだけどな・・・・』と言い、おばあさんはツカサに『結局、私は自分のことしか考えてなかったんだね・・・』と自分を詰る場面は最終話のアイラの笑顔と最後まで涙を我慢したツカサの優しい気持ちに繋がっている。

4~5話のワンダラーの話は、回収期間内にアイラを回収しなければ、どうなるのか、ツカサは身をもって知ることになる。そして、アイラはただ笑顔だけじゃないツカサの強さと、事件後のソウタに対するツカサの優しさを知る。
この5回の話は、アイラとツカサがギフティアを共に回収する中でお互いに気がついたり、考えたり、努力したり・・・と、成長して気持ちを近づけていく演出にすぎない話だったように思う。
 
6話からは、アイラがツカサを意識しだすが、恋という感情に身を投じられないアイラは自分の殻の中でツカサを観察し始める。しかし、ツカサはいつもアイラに優しく笑顔で対応する。そんな折にツカサは、アイラの寿命は残り1000時間と聞かされる。ツカサはショックを受けるが、『最後までアイラのパートナーでいたい』と宣言する。アイラはカヅキとツカサのこの会話を立ち聞きし、過去にカヅキにパートナーを解消されたトラウマを払拭して、初めて笑顔らしき表情をツカサに向けるようになる。

7話はアイラとツカサは遊園地に初めてのデートに来る。ここでアイラは遊園地に来ると「嬉しいこととか、哀しいこととか、色々な感情が溢れてきちゃうので・・・」と言って浮かない表情であったが、遊園地で遊び、笑い、楽しみ、『見ているだけで温かい気持ちにしてくれる側』にアイラ自身がなれたことを実感できて嬉しかったのかもしれない。そしてツカサの存在を大切な人へと進展していく。初めてツカサと遊園地に来た時とは全然違う感情に至ったことは感じ取れると思います。
  
8話では、ツカサはミラベルの回収の際にOSの入れ替えを躊躇なく選択する奥方に会う。アイラの最期の後にツカサができる選択肢の一つにもなっている。OS入れ替えにも意義があると考える顧客の思想を取り入れたことはとてもよかった。最後にツカサはアイラに告白するが、アイラにまだ恋・愛の感情をまとめる力がなく、『無理です』と断り終了。笑って終了する話はこの回が最後ですよ・・・という合図なのか、OP曲が最後に流れた。
 
9話は傷心するツカサとは裏腹に、自分の恋心に気がつくアイラの心の葛藤の回。自分が恋をしても、想い出を残すことを快しとしないアイラは、ツカサから離れる決断をしているが、本心はそうではない感じが読みとれて、この心の葛藤をどう綺麗に進展させていくのかが焦点となった。
 
10話は神回でしょう。アイラとツカサのやりとりをもどかしく見るカヅキが、一時的にアイラと組み仕事を通して、頑固なアイラの心の扉を開こうとする。そして、アイラからツカサへの告白へ至る。この雨宮天さんの『好きなので。』の歌が流れる所からのアイラの描写がとても美しくて好き。告白の前に胸に手を当てる仕草の描写はとても美しい。勇気を振り絞る感を仕草で表し、一生懸命感を髪をフワリとさせる描写で綺麗に表す。言葉の使い方も丁寧で、細やかで繊細な告白シーンを美しく演出している。センスの良い美しい描写で、素直に感動しました♪ここはアイラと一緒に泣きました!
 
11話・12話はツカサとアイラのイチャイチャ話ですが、随所にツカサの胸に去来して離れない辛い気持ちが表れてくる。またアイラもそれは同様で、寿命を迎える自分への不安がつきまとう。こういう中でも、ツカサは笑顔で、アイラも笑顔でツカサに接する。どんなに不安なことがあっても、二人の時間こそが、二人を安心させる。勿論、時には仲間がそういう不安を拭ってくれることもあるという感じの話し。ツカサはアイラが仕事仲間のことも大好きであることを知っているので、いつも通りの毎日をアイラと過ごす。
この幸せな時間の描写がとても良かった。幸せな二人だけの時間を幸せに描くことに徹したことで、最後のアイラの笑顔の奥深さが実感できるのだ。
最後はどうまとめるのか、とても興味深かった。

 
最終話は、最後の一日。二人は部屋の清掃から始め、一緒にお風呂w しかし、いやらしい感じが無く、よかったんじゃないかな。最後に二人が行きたい所は当然、遊園地で決まりですよね。時間もあっという間に過ぎて、夕暮れ時、自分の影が長くなっていることに気付きアイラとの別れの時を意識し始めつつも気丈に振る舞うツカサ(とても悲しい・・・)。
アイラは「楽しかった想い出はちゃんと持って帰れるから・・・」と言った後に、最後の観覧車に二人で乗り込む。アイラは最期まで笑顔でツカサを見つめて、涙をこらえて笑顔を作ろうとするツカサを元気づける(涙ボロボロ・・・)。そして、ツカサは悲しみに耐えきれず涙を見せるが、アイラは笑顔でお別れのキスをする。アイラはどんな時にも笑顔で接してくれたツカサが、別れの時に涙を流してくれたことが嬉しかったのかもしれないね。きっとツカサの愛の深さを感じて幸せのまま目を閉じたことでしょう。最後まで笑顔のままで・・・ほんとに深い描写でした。
 
ツカサはアイラを回収する際に言った。
『大切な人といつかまた巡り会えますように・・・』
人間と耐用年数の限られたアンドロイドとの恋愛でなければ、この言葉は別れ際に発せられないであろう・・・。そして本当にアイラを愛しているからこそ、再び生まれ変わるアイラの幸せまで願った。漢だよ・・・ツカサ!!

 
 
林直孝氏のアイラを通して展開される恋愛観はとても美しかったと思います。13話の間に、アイラの心の動きを繊細に微妙に表現していく様子は見事でした。全体的に淡い色合いで構成された町並みも私の好みで好きだし、全ての話がしっかりと関わり合いがあり、より面白味と深さを堪能できました。
一見純愛の王道に見える本作ですが、人間と耐用年数が限られたアンドロイドの恋愛という設定が話に深みを与えた。本当に感心します。
 
他にも、女性らしい仕草の演出は上手で綺麗でした。言葉の使い方も、アイラの「・・・ので」に始まり、みんな特徴があってよかったです。
 
特筆すべきはOP/ED/again&again/「好きなので。」の4曲が話の一部として機能していたことです。曲もさることながら、タイミング・音の強弱の使い方・選曲、どれをとっても美しい選択でした。
OPもEDもどちらも林直孝氏の作詞で、この作品に込めた意気込みが曲からも詞からも伝わってきました。
もう一つは雨宮天さんの演技は素晴らしかった。間の使い方がとても上手な方ですね。告白の時の演技は何度見ても美しく・素晴らしい演技でした。告白シーンは、演技と作画の両方とも美しくて、そこだけ何度も観てしまいます。
 
プラメモの影の立役者は世話焼きのミチルですね!彼女の存在はとても大きかったです。随所に重要な役割を彼女に与えていましたが、その加減がいい塩梅でした。ミチルは最後に髪を切っていたけど、長い方がいいなぁ。
{/netabare} 
 
評価は分かれるでしょうが、私は名作だと思います。何度も観直すことと思いますが、この評価は未来永劫変わらないでしょう。
 
{netabare}最終話は泣かそうと思って作った話ではないように思います。回収直前になってもアイラの心に深く刻まれた『ツカサからの愛情と優しさ、そしてツカサへの感謝の気持ち』が、強く感じられます。最後までツカサを思いやる素敵なアイラを見せたかった林氏と藤原監督の渾身の最終話でした。{/netabare}優しい気持ちになる素敵な作品をありがとうございました。
筆舌に尽くし難い充足感と素晴らしさがプラメモにはあります。

ブルーレイで観ると、ほんとに綺麗な色使いが映えます。
雨宮天さんの『好きなので』もとても素敵な曲でした。ボーナストラックのギター版インストメンタルもとても雰囲気良くて満足できました!!

 

投稿 : 2019/11/16
♥ : 85
ネタバレ

noindex

★★★☆☆ 2.9

1話で惑わされないように…ひねりの無いアンドロイド少女とのラブコメです。

1話。
今期のオリジナルでは一番の期待作。
寿命の短いレプリカント(アンドロイド)を回収、と言えば映画「ブレードランナー」だけど、こっちはブレランみたいに破壊するんじゃなくギフティア(アンドロイド)を使っている所有者と合意の上に持ち帰る。
回収時にゴネる所有者との諍いの解決がストーリーの軸になるらしい。(追記:1話を見てそう思ったが全然違った、ただのラブコメ)
漫画「イキガミ」にも似ていると思った。
{netabare}1話は回収を嫌がる頑固なおばあちゃんを説得する話だったが、前半の導入で時間がなかったせいで駆け足気味に感じた。泣き顔の作画に注力してたね。
でもこれ見て泣く人はあまりいないんじゃないかなぁ。二話から期待。

アイラちゃんはクールな子かと思ったらまさかのドジっ子とは…。
水瀬いのりが合うようなヒロインだけど、雨宮天でもけっこういけるね。{/netabare}
泣きアニメだけどギャグを入れるタイミングはえ?ここで?と感じた。
それと絵は綺麗だけどアイラちゃんの髪をもっとサラサラさせて欲しかったかな。動画工房頑張れ!

2話。
{netabare}つなぎ回かな。また回収あったけど、さすがに連続で泣かせにはこなかったが…ミチルとフラグ立ったような。
アイラの寿命は残り二千時間、83日くらい。
予想通り話が進むのか、ひと波乱あるのかどうか。{/netabare}

3話。
{netabare}アイラとのデート回。前半はギャグ一色でラブコメしている。
ちょっと綾波レイのパロディっぽかったね。
アイラは老眼ということでもう相当衰えているのだろう。{/netabare}
それにしても…1話があれだけ凄かったのに、ただのアイラ萌えアニメだったとは。
これじゃ夜ノヤッターマンと同じような評価で終わってしまうだろうな。
今期は放課後のプレアデスだけに期待することにしよう…。
あーあ。

志倉千代丸がTwitterで「シュタゲの原作は俺のPCにあるシュタゲフォルダだけだ」と豪語していたが、それは正しかったのだろう。
シュタゲの出来はこの脚本家の功績では、なかった。

4話
{netabare}アンドロイドチルドレン、ワンダラー、闇回収屋と新しい言葉が出てきたけど…最後の闇回収屋のおっさんのせいで起こるトラブルが次回の話なんだろうが…別にワクワクしないなあ。
それよりギフティアが親という新しい関係で泣かせに行ったほうが良かったんじゃない?ぶっちゃけ、あにこれの上位にあるアニメを見てもわかるように、泣かせまくったほうが人気は出るわけだし…このままだと視聴継続する人は減る一方じゃないだろうか。なので!

あと、アイラ何もして無い…
これって最後にアイラとの別れで泣かせるつもりなんだろうけど、アイラが頑張っている姿をたくさん書かないと泣けないじゃん。
{/netabare}
現状、天体のメソッドや夜ノヤッターマンに匹敵する意味不明脚本だな…
オリジナルアニメがこんなのばっかだとアニメがますますダメになるでしょ。なので!

5話
{netabare}どうせすぐに回収して記憶を消してしまうのにアーシャの破壊を嫌がる理屈がわからん…。どうせなら自分たちの手でとかって???
過程はどうあれミチルの父がワンダラーになったのは事実なのにRSを逆恨みしているのも変。そうたが来てたのも無理がありすぎ。
今回でも終わらなかったけど引っ張りすぎのような。しばらく鬱展開なのかな。{/netabare}
なんか首を傾げることが増えてきてしまったな。
つーかブレードランナーにますます似てきたぞ。

6話
{netabare}前回の騒動はさらっと流して、ギャグをちりばめながらアイラ萌え一辺倒な内容に。ツカサのアイラの寿命を知った後のセリフでめっちゃアイラ嬉しそうにしてるのはワロタ。アイラ萌えに絞る、これがこのアニメの既定路線なんだろうね。それを期待してた人はほっとしてるだろうし、一定の支持は得られるだろう。

ノエルがかわいかっただけと言われる天体のメソッドくらいの評価で終わりそうだが…。{/netabare}

7話
もう完全にラブコメに成り果てたな…アイラの黒い部屋着かわいい。
でも割り切って見るにしても、ラブコメとしても出来良くないよね…。MAGESはこれのどこに構想10年かけたんだ…。
{netabare}Cパートでアイラの充電が切れてたけど、それじゃギフティアって何のために飯食ってるんだろう…。てっきり栄養をとれるもんだと思ってた。{/netabare}

8話
OSの入れ替えにまつわる話とエルさん回。
{netabare}アンディの声優はミンゴスかなと思ったが違った。ED歌うだけなのか…それとも最終回にアイラの記憶を残す新技術を開発する牧瀬博士としてサプライズ登場とか(シュタゲとコラボするんかい!)。
そしてツカサがついに告ったが…Cパートで無理ですー!言われて笑ったwラブコメやなー。{/netabare}
前回あたりから作画がヘタって来てるのが残念。祭りのモブが動かなさすぎ…。作画がいいのがウリの作品だと思っていたが。
このアニメって映画「A.I.」にも似てるけどあれと同じオチだったらやだな。

冷静に考えてみると、これってすごいロリコンアニメだよね。(えっ!?今更それを言うかうざっしー?裏切る気か?という声が聞こえた?)
ブラック・ブレットやデモンベインみたいにキスまで行ってしまうのだろうか。
YesロリータNoタッチの精神は守られないのか。

http://www.plastic-memories.jp/special/
公式サイトにショートストーリーがあるのでvol.05まで読んでみた。
一点だけ気になったのが、{netabare}ギフティアは食べ物を食べなくてもよい、アイラは肉を食べないという箇所。髪の色と目の色があれで肉を食べないとなると、これはもう綾…まぁいいけど。
上で挙げた映画A.I.ではアンドロイドは食べ物は食べられないのだが、無理に食べて大変なことになって後で体内を掃除する話があった。ギフティアはどのように処理しているのか気になる。{/netabare}

9話。
{netabare}つなぎ回だね。ミチルが寝てしまったりアイラの寿命を知らなかったりは明らかにおかしいんだが、こういうのはこのアニメはしょっちゅうだし言うのも今更やね。
8話は良かったのでつい期待してしまったが、話は完全に予想通りの展開。
とにかくこのアニメはハードルあげちゃだめだな。終わればすぐに自分の記憶から消え去るアニメなんだという程度にとどめないと。{/netabare}
作画も8話の終わりはすごく良かったけど、今回はアイラの顔がなんか変に感じたカットもあった。

10話。
{netabare}アイラのツカサへの告白はちょっとセリフ長すぎなので絞った方がいいと思ったが…まぁ今回はベタな話だけどそれはいいと思う。
でもカズキが解消させたのになんでアイラにツカサと別れるなと説教するのかが謎。
それと最後にまたギャグで落とすんじゃねえかと思ってひやひやした。
今回は感情を表に出すアイラが多く見られたのは良かったけど。
挿入歌もよかった、雨宮天の歌は一週間フレンズでも上手かったし。
https://www.youtube.com/watch?v=weyjat-1RUA
あと3話?記憶が消えることについてどうケリつけるんだろうね。{/netabare}

11話。
{netabare}ただひたすらツカサとアイラがいちゃいちゃ生活しているだけ…。
ここまでひねりないアニメって今時珍しいのでは。
こういう回を踏まえての、これからの涙の別れってことなんだろうけども。
アイラの黒い部屋着は気に入ってるけど、パンツが簡単に見えてしまうのがけしからんすぎでしょ。スカートはけよ…まるでスト魔女みたいだw{/netabare}

12話。
{netabare}思ったより話が動かなかった…。あっさりした終わりなのかな。
終わりが近づいてきてアイラがよく笑うようになったのはせつないね。
アイラの回収同意書はツカサにサインさせるとか辛すぎるだろ…カズキや課長がすればいいのに。
アイラが囁いている言葉が大切な人とまた巡り会えますように、だったのは最後の伏線なのかな。

つーか12話ではアイラの身体を継続して使うのかどうかという判断をすべきだった。その話を最終回でやったら詰め込みすぎになるだろ。{/netabare}
作画がかなり荒れている。アイラの顔だけは死守しているようだけどそれ以外の人の顔はヤバいなと思うカットがあった。

13話。
{netabare}終活をするアイラ。遊園地デート、観覧車でキス…ここまでは予想通り。そして何のひねりもなくアイラは機能停止して終わり。
問題はCパート。
9か月の研修を終えて戻ったツカサは、OSを入れ替えたアイラ?(不明だが、ここではそう解釈する)とまた行動するようになって、おしまい。

えー…?まぁ、OS入れ替えのアイラと再スタート、というのは予想してたけど、そこをしっかり描いてほしかったんだが…そしたら泣けたと思う。{/netabare}
自分、割とアニメ見て泣く方だって最近思うようになったんだが(SHIROBAKOもCLANNAD ASも泣いた)、この終わりは涙腺ピクリともしなかったな…この方向性でも、もっと泣けるアニメにできたと思うんだが…。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 46

75.0 2 SFでアンドロイドなアニメランキング2位
イヴの時間(OVA)

2008年8月1日
★★★★☆ 3.9 (876)
4745人が棚に入れました
高校生のリクオは、所有するハウスロイド「サミィ」の行動記録の中に、命令した覚えのない行動を発見する。友人のマサキを誘って記録された場所に向かってみると、そこには「イヴの時間」という不思議な喫茶店があった。そこに集う様々な人間やアンドロイド達との関わりの中で、それぞれが少しづつ影響を及ぼしあい、変わっていく。やがてそれは、外の世界へもかすかな、しかし確実に波紋を広げることとなる。

MmmM

★★★★★ 4.3

タンパク質は金属です。

日本人の歌手"KOKIA"さんの「ありがとう」という歌を若干想起させる内容でした。


舞台が明確に日本というのがこの作品が訴えかけるものに対して、一つの強力なバックアップになっていると思われます。
アンドロイドという"機械"に対して、必要以上の思い入れを持つ・あるいは周囲がそう捉える=「ドリ系」という明確なラベリングで済まされる。
貼られたラベルが違えば「自分と違う」「自分には理解できない」ものに対しての畏れを安易に誤魔化せる。
ラベルの下にはあまりにも多種多様のタグがぶら下がっていても、覆い隠せる。

お店にキープしたボトルのようなものでしょうか。
コニャック、スコッチ、色々なお酒の瓶が並んでいるが、どれにも違うタグがぶら下げられている。同じメーカーの同じ銘柄でも、全てのボトルは別のもの。
タグの名前欄に書かれた名前。山田さん、田中さん、一条院さん・・・
最後にお店に来た日。
瓶に書かれた落書き。
落書きが気に入ったのか、同じボトルに何枚もぶら下がる最終来店日タグ。
ボトルにぶら下げられているタグは「個性」なのです。
それらを全て「ウイスキー」「それ以外」というどちらかのラベルが覆い隠している。

そんなラベルを少しずつ剥がして、下に埋もれていたタグを見つけていくきっかけになるのが『イヴの時間』。


ボトル=人間と例えていましたが、これをボトル=ハウスロイドとするとどうでしょう。

機械に個性。
極端に言えば人間なんかタンパク質の塊なのに個性がある。
タンパク質の塊ごときが個性を持てるのなら、あまりに高度なテクノロジーに支えられた金属の塊が個性を持つのはさして不思議でもない話。
普段は機械を装っていなければならない、ハウスロイドというラベルに覆われたタグ付きの金属。
窮屈なラベルを外し、気兼ねなくタグを見せられる。褒められたら隠さずに喜べる場所が『イヴの時間』。


デフォルメされ過ぎない人物と写実っぽい背景を組み合わせた色彩豊かな絵柄+中途半端にSFっぽさを感じさせる音楽でボトル達の触れ合いが描かれている、素晴らしい作品でした。
何気に各話の区切り方も絶妙で、オープニング・エンディングの映像が、音楽でいうなれば盛り上がる直前に入れられる無音部分のように感じられ、これはこれで必要な要素と思えるので劇場版の方のレビューを書くのがためらわれます。

演者の方々に関しては、世界観を阻害されることは全くなかったのでこの評価です。
構成に関しては合間に匂わされる背後関係をもっと掘り下げて欲しかったという贅沢な不満が残ります。
キャラクターに関しても同様です。


血液型にまで及ぶラベリングの大好きな日本人がこの作品を見ると、そうでない人よりもさらに思うところが多くなるかと。

少なくとも自分の血液型を知らない私にはそう思えました。



スッキリしない長文な上になんかレビューっぽくないですね。すみません。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 12

kaz-zun

★★★★☆ 3.8

えすたっく


アンドロイドのお話。
アンドロイドの感情やそれを認めたくない人間の心の葛藤などを描いた作品。


大嫌いなSFの話なのだが、抵抗なく見れた。
SFなのだがまったり見れるアニメ。


声優は自分の好み含めて及第点。
作画もだいぶ好き。

劇場版をまだ見ていないのでこの程度の批評しかできなくて申し訳ないが、
劇場版次第では大きく評価を上げてくれそうな作品。

期待度大なだけに裏切られたら失望しそうでもあるが・・・

投稿 : 2019/11/16
♥ : 0

うっちゃり

★★★★★ 4.7

近未来

全6話。さくっと全部見られます。
人間とアンドロイドの共存をテーマとした作品。
テーマはありきたりですが、一つの喫茶店を中心に話が展開するという、ちょっと変わった物語です。
アンドロイドが人間をサポートしているというだけで、その他は現代とほとんど変わらないため、飛んだ未来の話という印象は受けず、妙に現実味を感じてしまいます。
また音楽や間を上手く利用し、独特の空気感が表現され、いつの間にか引き込まれてしまいます。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 7

62.6 3 SFでアンドロイドなアニメランキング3位
RD潜脳調査室 アールディー(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (257)
1595人が棚に入れました
2012年、フリーダイバーの波留真理は、建設中の人工島沖合で観測実験の最中、「海が燃える」現象に遭遇し、49年間も昏睡状態に陥った。2061年、長い眠りから覚醒した波留は81歳の老人となり、車椅子生活を送らざるを得なくなった。そんな中、波留は旧友・久島永一郎によって、メタリアル・ネットワーク(通称:メタル)の情報を調査する、電理研外部委託調査員に任命される。メタルは、安全で人々の欲望を満たす一方、現実世界(リアル)の世界に歪みが生じたからだ。こうして、波留は蒼井ミナモとバディ(英語で『相棒』の意)を組み、メタルとリアルの間で起きる事件や謎を追う事になる。

ninin

★★★★☆ 4.0

あなたにリアルドライブ!

全26話(攻殻機動隊未視聴)

攻殻機動隊の原作者 士郎正宗と制作したプロダクションI.Gの共同原作作品です。
設定は合わせているようですが、内容には接点がないようです。

ネットワークが発達した世界、通称「メタル」での様々な事件や謎を解決するため、電脳ダイバーで主人公 波留真理(はる まさみち)、ヒロインで中学生の波留さんのバディ(相棒)蒼井ミナモやその仲間たちの活躍を描いています。

キーワード「海」ですね。舞台は海が綺麗な人工島で普通にダイビングできそうな感じです。

基本、1話で1つのエピソードですので、観やすいです。
終盤は、連続したお話となります。

主人公が老人という設定はなかなか斬新でした。

キャラはみなさんちょっと太めです。萌え作画ではありません。

自然と科学技術は調和できるのか、対局にあるのか、そう言ったことを考えさせる作品だと思います。

電脳世界といっても基本人間同士のお話なので、人間味溢れるエピソードが多い作品です。楽しめました。オススメです。

OP/ED アニソンとはちょっと違う感じの曲です。アップテンポな曲ですが、儚さを感じました。

最後に、主人公 波留真理さんの声を担当していたのは森 功至さんですが、私には銀河英雄伝説のウォルフガング・ミッターマイヤーのイメージが強いですね。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26

もちすい

★★★★☆ 3.8

かなり人を選ぶ

攻殻機動隊シリーズの亜流といった位置付けでしょうか。

基本的に1話完結のエピソードで、電脳やネットワークなどの科学技術が発達した社会においての様々なテーマを描き、その世界観や、そこでの人間の在り方などを提起しつつ、最終的にメインテーマに収束していく、という流れが攻殻機動隊SACと構成が似ていると思います。

あちらが「個の存在とは何なのか」といったものをテーマにしていたのに対して、こちらはまた別のアプローチで「人類は自然というものとどう付き合っていくべきなのか」というのが主なテーマになっています。

概要だと、こんな感じですが、世界設定は同じでもテーマが全然違うので攻殻シリーズとは、かなり雰囲気が違います。

主人公がおじいさんだし、キャラを魅力的に描くことを優先していないし、派手なシーンもないし、ヒロインが良くも悪くも浮いてるし(たしかにアクセントにはなってますが、私はこのヒロインのキャラに中々慣れませんでした)、メインテーマも、そこまで深く具体的に描かれているわけでもなく、私には「ふーん。この世界のキャラがそう言ってるならそうなんだろうな」ぐらいの、なんとなくな解釈しかできませんでした。

でも、各エピソード単体だと、すごく魅力的な話が多かったです。
登場人物に落ち着いた大人なキャラが多いし、皆とても優しさに溢れているので、エピソードもそういう雰囲気のものが多くて楽しめました。
特に6話は、すごくいいのでおすすめです。
泣けました。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 11

hcdNV25310

★★★★★ 5.0

粘って。粘って。粘った先に。

はじめは予想を、悪い意味で裏切られます。
パンツがみえたり、変態アニメかとおもいきや。
実はこんな清純アニメ他になかろうと思いました。
ただ途中で失速してしまうのは否めません。ここさえクリアすれば他のレビュワーが高評価をつけている理由もわかると思います。
数々のアニメをみてきましたが、ほかと違い感動シーンが、安くありません。
見終わって心が洗われる気持ちになります。
腐った世の中に生きる大人はこれをみてみるべきです。
腐った大人ならわからないとは思いますが。
少年漫画が主に面白いという方にはオススメしません。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 3

79.9 4 SFでアンドロイドなアニメランキング4位
イヴの時間 劇場版(アニメ映画)

2010年3月6日
★★★★☆ 3.9 (1310)
7036人が棚に入れました
子どものころからアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用してきた高校生のリクオは、ある日、自家用アンドロイド、サミィの行動ログに不審な文字列が刻まれていることに気づく。親友のマサキと共にログを頼りに喫茶店、イヴの時間を訪れたリクオは、人間とアンドロイドを区別しない店のルールに驚く。

声優・キャラクター
福山潤、野島健児、田中理恵、佐藤利奈、ゆかな、中尾みち雄、伊藤美紀、清川元夢、沢城みゆき、杉田智和、水谷優子、山口由里子、石塚運昇、榎本温子

Вистерия

★★★★☆ 4.0

Are you enjoying the time of EVE?

フランケンシュタイン・コンプレックスに基づいたロボット工学三原則を取り入れるという古典SF臭プンプンなアニメ作品の劇場版。
OVAは全6話。インディーズのネット配信から始まった珍しいパターンで、秒速5センチメートルの新海監督に続く自主制作からの成り上がりニューカマー吉浦康裕監督が脚本も演出もやっています。

内容はまぁいわゆる
人間の創りだした知能をもつ非生物であるロボットやサイボーグが
アイデンティティーの確立や人間との接し方などでジレンマを感じて苦悩するのと同時に
人間側もどう接していけばいいのか考えなければならないっていう
1950年代のアイザック・アシモフの鋼鉄都市やはだかの太陽の時代から脈々と受け継がれてきた近未来SFの王道をアニメでやってみようという試みですね。
ミステリ要素と倫理観の組み合わせというのもまさにそれでした。

実写映画や小説では何十年と繰り返されてきたテーマですが、
確かにアニメ作品でこういうテーマを扱った作品は少ないですね。盲点でした。
近年の作品でも攻殻機動隊SAC、ちょびっツ等ごく少数です。

しかし…王道故に難しいテーマである上に
イヴの時間という喫茶店を使った複数のワンシチュエーションドラマの連続として味付けしているにも関わらず、
物語の基盤になるストーリーがしっかり作用しているので齟齬や違和感もなく、
1本の映画の中にバラエティーに富んだストーリーが散りばめられていて
さらにその全てにふと考えさせられるようなメッセージ性を持たせられていることに感心しました。
観ていて飽きが来ない構成で、よく作られているなぁと。
当たり前のことかもしれませんがインディー会社のインディー監督がこのクオリティはすごいぞってことです。
これがまともに出来ない監督なんてやまほd(ry

元々分割6話であることが功を奏した面としてはそうですが
逆に
短い時間で視聴者を納得させなければならない短編の手法で書いたシナリオを長編に無理やり書きなおした為に
演出が露骨でくどくなってしまっている点が残念でした。


BGMやSEの使い方が独特で、音量バランスも異質だったため
音響面でとても新鮮さを感じました。
視覚的にも主人公の視線そのままの動きをするカメラワークが斬新で
カメラを固定して静止画にジェスチャーで動きをつける従来のアニメーションとは違った新しい感覚でしたね。


作品としてはこれで全体の物語の半分だそうなので続編が楽しみです。
恐らく2期で謎解き・過去編・倫理観への回答すべて収集するんだろうと思います。
っていうかそう信じてる。
劇場版エンディングで加筆されたナギさんの過去も是非詳しく。

最近ハズレを引くことが多かったので
久々にいい作品を観たという充実感をくれた作品でした。
目頭熱くなったよ…
因みに自分はサミィ派です。ポニーテールかわええ

投稿 : 2019/11/16
♥ : 47

にゃんた

★★★★☆ 3.7

I enjoyed the time of EVE

作品についての感想は、既に素晴らしいレビューを書かれている方がいらっしゃるので・・・
三原則について、法律解釈論の視点から、
ちょっと思ったことをダラダラと書いてみる。

★ロボット工学三原則★

第一条:
ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条:ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。
ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

第三条:ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。


この有名な命題は、すべての事象をカバーできるわけではない。
それゆえ、そこに様々な苦悩やドラマが生まれる訳だが、この作品もその点を描いていたように思う。

★結局1条の問題に帰着★
2条ただし書や3条からは、1条の解釈にたどり着く仕組みになっている。
よって、1条の解釈が全てに影響を及ぼすことになる。

★1条の解釈で遊んでみた★
たとえば、
仮に、第一条でいう「危害」に、精神的なダメージも含むと解釈するならば・・・
人間が精神的ダメージを受ける「危険」があるかどうかを、ロボットに判断させることは困難だ。
また、ロボット自身の行動や発言によって、危害が生じてしまうおそれもある。
更に、そもそも1条後段は、危険の看過という不作為をも禁じているため、違反となる範囲が拡がり、判断はより困難となるだろう。

ロボットにこれを判断させるには、ロボットに「人間の心」についての学習をさせる必要が出てくる。
・・・そう考えると、やはり「ロボットに人間の心を理解させる」という、いかにもドラマが生まれそうな設定にたどり着く。

あの喫茶店でロボット達が人間の心について学んでいる(学びに来ている訳ではないが)という事実は、今後どのようなドラマを生んでいくのだろうか。
この作品が、精神的ダメージについて描くのかについては分からないが、是非、三原則の新しい解釈や問題点を絡めて描いて欲しいと思っている。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 16

Lelouch

★★★★☆ 4.0

先入観は真実を遠ざける

色々なところでおすすめになっていたアニメ。

登場人物は少なめだが人間とアンドロイドの
それぞれの思いが複雑に表現されていてよかった
アンドロイドにも心があり、アンドロイドを反対するもの…
近未来にありえそうな出来事を物語にしていると思った

観たあとにホッとできる心温まる作品だった!

でも個人的には何か物足りなさを感じた
良い作品なのだが何かが足りなかった…何なのだろうか?←

まぁ、映画なので見やすいし是非見て欲しい!

続編はでるのだろうか?とりあえず期待です!

投稿 : 2019/11/16
♥ : 8

90.2 5 SFでアンドロイドなアニメランキング5位
攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★★ 4.3 (2141)
11234人が棚に入れました
「笑い男事件」が解決して半年…労働力不足を補うため国外から招かれた約300万人の招慰難民。日に日に存在感を増す招慰難民と、国家の孤立を謳うインディビジュアリストたちの対立は深まり、テロが頻発するようになった。その状況の中で「個別の11人」を名乗るテロリストがテロと自決を決行する。
だが「個別の11人」のその行為の背後には、あるからくりがあり、その仕掛けに踊らされていただけだった。それに気づいた公安9課は、その事件の黒幕へと迫っていく。
一方、自決した「個別の11人」の生き残りであるクゼは、招慰難民のカリスマ的指導者となり政府と対立を深めていく。そして素子(もとこ)はそのクゼとの間に奇妙な因縁を感じ始める…。

声優・キャラクター
田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子

ソーカー

★★★★★ 5.0

策謀渦巻く戦い、一期を凌駕する内容の濃さ

言わずと知れた、攻殻シリーズのテレビアニメ2期
個別の11人と呼ばれる謎の組織が起こす事件の数々
招慰難民、米帝(アメリカ)や内閣情報庁などの思惑が交錯していく

本筋のストーリーに加えて、一話完結型のエピソードが入ってくるので
一期よりか若干ストーリーのテンポが悪くなったような気がします
それでもやはりクオリティは素晴らしいですね
政治的な内容が多いですから、一期より内容は結構難しいかもしれません
もし日本が難民を受け容れたら、こんなことになるやも知れません。

登場人物や組織が一体何をしようとしているのか、
これを頭の中で常に整理しながら見ていかないと、終盤はなかなか理解が難しい・・・
一回全部見たあとからそれを考えてみるのもありかなと思います
策謀うずまく戦いは見ていて楽しいし、少佐の心情の描き方も秀逸だった。
娯楽性の面では一期の方が優れているし、テーマも分かりやすいので好きなのですが
二期の方が圧倒的に内容が濃いので、ひとつひとつの台詞も聞き逃せない緊張感がありましたw

しかし、やはり個人的に政治的なものを扱ってる作品は
あまり好みではないので一期の方がお気に入り。この辺は好みの問題だと思うけど。

追記

このアニメの内容は極めて政治的内容が濃いので
右派と左派では違った見方があるのかなぁと思ったりする
特にネット右派の人はどう感じるのだろう・・・

茅葺総理の理想に共感する人は多いのは間違いありません。
彼女の言ってることは、今の日本の理想ですから。
しかし、クゼの思想というのはネット社会に対しての痛烈な批判に聞こえる
(ネットに限った話ではないが)
これは一期の笑い男事件でもそうだったわけですが・・・

この攻殻シリーズは、ネットユーザーをかなり意識した問題提起しているので
その辺を考えながら見ると、より楽しめると思います。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 26

campanule

★★★★★ 4.6

公安9課、再結成!

前回に引き続き、監督は神山健治、しかしストーリーコンセプトにはあの押井守が参加しています。

主軸のストーリーは公安9課VSテロリストという感じですが、1話完結のストーリーも要所に織り交ぜながら進行します。
相変わらず、非常に細かいデティールで綴られており、見ていて飽きません。

少し難解な思想論も出てきますが、それが攻殻の世界観です。

文句なしに高評価できる作品です。
個人的にはパズが最高にかっこいいです!

投稿 : 2019/11/16
♥ : 3
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.6

リアリティが半端じゃない! スキのないすばらしい作品

原作未読。
1期の続きです。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス]」
http://www.anikore.jp/anime/475/

「攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG」
http://www.anikore.jp/anime/588/

「攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society[ソリッドステートソサイエティ]」
http://www.anikore.jp/anime/1635/

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/646727/


1期から2年、公安9課が再び動きだす。
今回は「個別の11人」を名乗るテロ集団が相手。
その過程で、社会情勢、国際問題に発展する事件に関わっていく。


完成度がとても高い作品です。
個人的には1期をはるかにこえています。
ストーリー、音楽、演出とどれもがハイクオリティ。

特に設定の細かさには驚かされます。
攻殻機動隊ワールドともいえる一つの世界観。
科学技術、社会情勢、思想にいたるまで入念に設定されています。
また、何か一つの行動に対し、影響のあることをきちんと拾い上げています。

・マスコミの反応
・国家上層部の対応
・世論の動き

など。
そのリアリティがたまりません。


文句はないのですが、あえていうなら話が難しいです。
社会的、政治的な話のうえに、言葉が難解で、情報量が多いです。
まとめて見ると疲れたり、内容が頭に入ってこなかったりする可能性があります。

ただ、そこをうまくカバーしているのが癒やしキャラである「タチコマ」の存在。
1期でも際立っていたAIロボットです。
かわいらしい声とかわいらしい話し方。
物語にぐいっと感情移入させてくれます。
{netabare}
タチコマの自爆で泣きそうになりました。
「ごめんね」って(´;ω;`)ウッ…
{/netabare}

テーマは「心と体の可分、不可分性」。
魂(作中では「ゴースト」)は、体に宿るものなのか。
それとも、体から離れて存在するものなのか。
{netabare}
ネットワークを介して、個々の人々が、一つの意志を持つかのようにふるまう。
それが「スタンドアローン・コンプレックス」。
「水が低きに流れるように」、人々の意志も一定方向に誘導される。
難民問題を通じて、それを意図的に高い位置に導こうとしたのが、クゼの行動なんですね。
{/netabare}

1期ではテーマ性がぼんやりしていました。
しかし、2期ではっきりしたことで、胸のつかえがおりました。
腰をすえてじっくり見る必要がありますが、すばらしい作品です。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 56

75.0 6 SFでアンドロイドなアニメランキング6位
イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画)

2004年3月6日
★★★★★ 4.1 (696)
3878人が棚に入れました
草薙素子(少佐)がいなくなって3年後の2032年。
少女型の愛玩用アンドロイド(ガイノイド)「ロクス・ソルスType2052 “ハダリ(HADALY)”」が原因不明の暴走をおこし、所有者を惨殺するという事件が発生した。被害者の中に政治家や元公安関係者がいたことから公安9 課で捜査を担当することになり、公安9課のメンバーであるバトーは新しい相棒のトグサとともに捜査に向かう。

takarock

★★★★☆ 3.2

果てしなく続くイノセントワールド

2004年公開の作品で、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」の続編。
士郎正宗氏の原作はあるものの、
監督とシナリオを手掛けた押井守監督が好き勝手アレンジしているので、
押井守監督の作品と言ってしまってもいいでしょうw

視聴前から負け戦は覚悟していましたw
押井守監督フリークの友人の「当時視聴して衝撃を受けた(悪い意味で)」という言葉や、
難解な上、娯楽性は皆無という各方面の評判。
従って、視聴に至るまでの心の準備にかなりの時間を要しましたw

で、視聴したわけなんですけど、視聴直後の私のリアルな感想は
「これ、レビューどうしよう?」でしたw
頭の中が真っ白になる位書くことがないw
気が向いたらレビューを書くというのが私のスタンスなので、
別に無理に書く必要はないんですけど、押井御大の作品ですからね。 
視聴前から書くつもりではいたのですよ。

本作に対して批判的な方の感想を抽出すると以下の様なものになるでしょう。

・CGを駆使した映像美は素晴らしい
・ストーリー性は希薄
・詩や哲学を引用した衒学的な台詞回しにうんざり

映像は確かに圧倒されます。
今敏監督の「パプリカ」を視聴した際も感じましたが、前衛的なアート映像のようです。
でも結局それもストーリー性を伴っていないと、
観終わった時に映像しか印象に残らないんですよね。

本作のテーマは「人間と人形の違い」です。
本作のDVDの特典映像に押井守監督と
ジブリの代表取締役であり、映画プロデューサーの鈴木敏夫氏との対談というのがありますが、
この対談を観た方が本作を観るよりも本作のテーマを理解しやすいと思いますw

この対談で押井守監督が語っていることというのは、
人間の身体は言葉から生まれたのであり、言葉によってしか意識されない。
つまり、身体は言葉であり、名付けられたものでしかない。
言葉で語られることのない人間の外側にこそ本当の身体がある。
人間の外側の身体というのはどこに存在するのかといえば、
それは例えば犬であったり、人形であったりする。
人間は自分が失われた身体の代替物を、あるいは犬に求めている。
そして、人形というのは人間が作り出した観念としての身体である。

押井守監督は病的なまでの愛犬家として有名ですけど、
このようなテーマの着想は愛犬との触れ合いの中から生まれたものなのでしょう。
本作では、その本当の身体を汚すのは人間の醜い欲望ということなのですが、
そのアイディアはおもしろいとは思いますが、正直私にはあまり興味を引かないテーマでした。
いや、これももうちょっとストーリー性を伴っていれば
違った反応になっていたかもしれませんが、
如何せんストーリーがひどい、ひどすぎる!!

私は基本的に娯楽性を重視するタイプですが、
映画に何を求めるのかというのは、人によって千差万別であり、
立脚点の違いによって本作の評価というのも変わってくるものだと思います。

とはいえ、本作だって娯楽性というのを完全に度外視したわけではないと思います。
ただ、作り手のメッセージ性(主張)とストーリー性のバランスが著しく悪いです。
作り手のメッセージ性>>>>>>>ストーリー性では、
例外はあれど、娯楽性なんてまず生まれてこないでしょう。
論語や旧約聖書、哲学者の言葉をこれでもかと引用した
テンポを損なうボソボソとした会話劇も相まって
ひとりよがりの悦に入った作品にしか思えませんでした。

押井守監督フリークの友人曰く
「押井守監督は本当はすべての台詞を引用で済ませたかった」とのことです。
それが本当ならば、「正気か!?」と言いたいところですけど、
思うに、本作の登場人物はいずれも
人間の意識の外側にある本当の身体を持たざる者です。
言い換えると、言葉によって意識される身体の持ち主であり、
言葉に支配されている者たちということになります。
それを際立たせる為の引用ということなのかもしれません。
そして、そうすることによって人間と人形の違い、
つまり人間の意識の外側にある本当の身体というものを、
言葉でなく、感覚で感じて欲しいという狙いがあったのかもしれません。

もうそうなのであれば、おもしろい仕掛けだとは思いますけど、
結局のところ、娯楽性は二の次三の次という作りでは、
「もう自主制作でいいんじゃね?」と言いたくなるのも、むべなるかな、
というのが本作に対する私の印象です。
正直本作に限って言えば、この台詞にはこんな深い意味があるとか、
あの場面に繋がっているとかはどーでもいいです。

鈴木敏夫氏との対談で押井守監督はこのようなことを述べています。
「映画は言葉で語られることによって初めて存在する」

では、私は本作をこう語りましょう。
「莫大な制作費を投じた自主制作的な商業作品です」と。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 48

イシカワ(辻斬り)

★★★★★ 4.6

あなたのハダリにゴーストは宿っているか

 記載されているレビューに対する反論・論戦を行いたい人は、メッセージ欄やメールで送りつけるのではなく、正しいと思う主張を自らのレビューに記載する形で行ってもらいたい。
 なおこれらのレビューは個人的推論に則ったものである。言い切っているような台詞も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。

『少女型のアンドロイド・ハダリが原因不明の暴走を起こし、所有者を惨殺するという事件が発生した』
 イノセンスのストーリーを非常に大まかにいうとこういう形になる。
 義体化。体の大部分を肉体ではなく、代替品でまかなえるようになったSFの世界の話である。

 ストーリー上、ゴーストという概念が非常に重要性を帯びてくるため、そこだけwikiから文章を拝借した。

ゴースト
 あらゆる生命・物理・複雑系現象に内在する霊的な属性、現象、構造の総称であり、包括的な概念である。作中においては主に人間が本来的に持つ自我や意識、霊性を指して用いている。
 要約すると人間の肉体から生体組織を限りなく取り除く、あるいは機械で代行していった際に自分が、自分自身であるために最低限必要な物、又はその境界に存在する物こそゴーストであり、生命体の根源的な魂とも表現できる。

 人形と人間の境界線をゴーストで隔てる、そういう考えが攻殻の世界にはあるようだ。
 では人間と人形の差は何なのか。また人が人形に求めているものは何かである。
 筆者はあるハーレムもののアニメを視聴していたとき感じたのだが、まるでキャラクターが生きているようには思えず、まるで人形に見えてしまったのである。なぜ、人形に思ってしまっていたのか。
 まず、女の子特有の、異常なまでの情報伝達の速さがある。人によっては光の速さで噂が伝わるとまで表現している。ハーレム状態で、主人公の男がそのうち特定の誰かと交際関係を始めたら、一挙手一投足、更には太腿や胸元などに視線を一つ向けたことまで、下手をすると一週間も経過しないうちに、見知らぬ女性にまで伝わってしまうことである。驚異的な噂話好きの女性達にとって、その程度は日常茶飯事なのだし、もっといえば生理現象といってもよい本能だと筆者は強烈に感じ、またそう思っている。
《「女」の字を三つ合わせるとやかましい意の「姦」の字になるところから》女はおしゃべりで、 三人集まるとやかましいという意味があるほどだ。
 それが起きるとどのような事態に変化するのか。何かあるたびに噂のネタにされ、ツツき回され、念入りに人間性を審査され、あること無いことまで吹聴され、話に尾ひれをつけられる。日常生活において支障を来たしてしまうのは無理からぬ状態になると容易に推測される。それがないのだ。
 また、ハーレムでも女性はちゃんと一人一人心を持っている。なので、相手にされず放置を続けると、不満が溜まる一方になっていく。そしてあるとき、見境も無く爆発したりすることがあるのだ。出物腫れ物ところ嫌わずという。だからといって、男が特定の女性一人に決めて行動すると、選ばれなかった他の女性の不満が爆発してしまうときがある。それがないと心を持っていないように感じるのだ。
 男性主人公からすると……
 誰にも女性の暴挙に対する愚痴一つ漏らせない。漏洩した瞬間から女性陣の一斉攻撃が始まるだろう。そして、いつ爆発するかもわからない不満を和らげるために、いつも周囲に気を使う仮面をかぶり、常に自制し続け、自らの意見が周囲にどう映っているかを考え、女性にとって都合の悪いことは何一つとして話すこともすることもできない。針のムシロ。恐るべき閉塞感の中で悶々とした生活を送ることになる……というのが筆者の考えだ。しかし、ハーレムものの中心にいる男性キャラクターにそういう経験したというのを見聞きしたことがない。もし誰か一人の女性だけに交際を定めた場合、女性同士の陰湿ないじめ、果ては自殺などに発展する可能性がある。ハーレムアニメの中でそのような事態になったというようなことも、筆者は見聞きしたことがない。

 ある女性アイドルの男性ファンが『○○ちゃんはウンチなんてしないんだ』といったという話がある。それを話題にしたところ、普通の人間なら、花くらい摘みに出かけることもあるはずだという反論も出た。
 アイドル業はファンあってのものなので、事務所側は汚いものは見せない、イメージダウンに繋がることなどさせたがらない。それは、ある女性アイドルの話を偶然仄聞した事項まで連想させた。アイドル自身、その人を演じていた。あの人はこういう人なのだという言い回しをしていたのを思い出す。等身大の人間ではなく、ドラマの中の登場人物のように演じているのだと。アイドルの語源は偶像である。
 ハーレムアニメのキャラクターは生きているようには見えず、単なる人形・マネキンだと自ら表現したことに対して、同じく自ら反証するとしたらどうなるのかと自問した。答えは、お約束によってアニメが成立するため、人形であろうと問題ない。噂話に興じるような女性特有の生理現象と思えるものがなくてもよい。問題ないという結果になった。
 その矛盾点がないとストーリーとして成立しないのならかまわないのである。それはお約束なのだ。
 単なる手抜きであったとするのなら、そういう矛盾点がなくてもストーリーとして支障を来たさないどころか、あるとストーリーが破綻したりする類のものだろう。
 女性的な生理現象としての噂話、光の速さで浸透する情報はなくてもよい。
 そういう思考にたどり着いて以来、筆者は生理現象のない人、極端な話、花も摘むこともない人の形をしたものでも気にしなくてもよくなったのである。
 筆者がなぜマネキンと評してしまったのかは、生理現象が無い=生きていないと感じたからだった。

 涼宮ハルヒの声優さんが、スキャンダルを起こした、起こさないで揉めたという話が出たことは筆者の記憶に新しい。声優さんとキャラクターは別の存在であり、非難するに値しないという解釈は十分成り立つ。しかし、中の人という表現もある。騒ぎになってしまう原因は、声優とキャラクターを同一視するか、それに極めて近い感情を有している人々がいるからだと推察できる。
 こうしてみると、ハーレムもののアニメはメタ的な作りになっていることに気付いた。まず男性視聴者がアニメの女性キャラを求め、アニメの女性キャラたちは一人の男性キャラクターを求める。その男性キャラクターは男性視聴者の分身として製作されているのではないかと思える。男性キャラクターは一人だけだが、男性視聴者は大勢いてかまわない。この特殊な構造を生み出すことによって、男性視聴者を満足させる試みがなされているのではないか? 以前なら、アイドルの恋愛はタブーのような人気業種だろうし、今でもあまり変わり映えがしないように思える。声優さんの例を挙げるまでもなく、恋愛対象などいないことが好ましかった。それをアニメというジャンルによって、アイドルを擬似的に恋愛させる、恋愛対象は男性視聴者の分身という形に変化したのではないだろうか。
 当然例外は存在するものの、基本的にハーレムものの女性キャラクターは男性視聴者を落胆させるような作りにはなっていないように思える。落胆するかどうかの基準についても、視聴者の目線は主観的であるため、確実性があるとはいえない。
ここまでのまとめとして、アニメのキャラクターも、人気女性アイドルも、同じく偶像的という類似点があるといっていいのではないか。
 男性視聴者の嫌がる生理現象を行わないため、結果として生きているように見えず、マネキンと思われてしまうことがある、ということだ。

 偶像化の類似種として登場するハダリ。
 アイドルも、人形・ロボットのハダリも同じように偶像の類似種としてみることはできるのだろう。ハダリそのものは、女性アイドルの代替品として存在しているような感覚を筆者は覚えた。求めるものを具現化する、というやり方はアニメもアイドルも、類似点がある。
 筆者が想起したもの。ハダリの存在理由は、俗に言う嫁ではないかという感想である。アニメの女性キャラクターを指して、自分の嫁だと思うことだ。嫁が画面から出てこないという表記があにこれにもある。あれだ。
 イノセンスの最初の場面を視聴していたとき、筆者の頭の中では、ある想像、いや妄想といってよいものが起きていた。

 以下妄想。
 俗に言う嫁を脳内で愛おしく思っている男性視聴者の学生が、いそいそと塾から戻ってきて、夜食を取りつつ、お気に入りの嫁の映っているアニメの視聴時間が来たのでテレビにスイッチを入れた。
 アニメの主人公の男性はあまり冴えない容貌で、これといった特徴もない人柄。人によってはへたれと呼ばれてしまいそうな性格である。そして、思春期の学生らしく、女性に自意識過剰になってしまいがちで、リビドーを押さえることが難しい感覚を受ける。
 嫁の傍に近寄って、欲情の視線で盗み見た瞬間……
 なぜか嫁は、激しく暴走し、信じられないほどの腕力で主人公の男性を素手で滅多打ちにし、撲殺してしまう。血塗れだ。鮮血が飛び散って文字通り周囲を塗り尽くしている。付近の壁によりかかるようにして斃れた男性主人公の頭蓋骨は陥没し、はみ出た脳が地面に垂れ下がっている。
 溜まりに溜まってきた怒りか、堪忍袋の緒が切れたように爆発したのか。
 周囲にいた人々は怯え、警察を呼ぶ。嫁は路地裏に逃げ込み追い詰められる。路地の突き当たりにまで行き着いた嫁は逃げ場を失っていた。
 そこにやってくる一人の刑事らしき大男。大男と対峙した嫁は叫んだ。
「私は我慢してただけよっ!私は男の奴隷じゃないっ!男のいいなりになんかならないっ!」
 大男は無言で拳を嫁に叩きつける。逃げ場を失った嫁は、どこから持ってきたのかわからない包丁で自分自身の体を切り刻み、自害した。
 凄惨な現場で取り調べが始まる。テレビ画面を見ていた学生の男は呆然として、一言いった。

「俺、殺されてる」

 以上妄想終了。

 ある若手の女性ニュースキャスターが、自分のいいたいことを表現したところ、職場の男性陣からいろいろといわれたという。あいつは生意気だ。人から言われたことをやっていればいいのだ。女が自分の考えをニュースでいうなどおこがましい、と。結局その女性はニュースキャスターを辞めたという。
 男性視聴者の手前、職場からいわれている手前、規制されているような状況と類似した不満。それが爆発したかのような……その記憶との連想を想起させる事件がイノセンスでは起きている。
 筆者のした妄想を、攻殻という形で表現したら、作品としてイノセンスができあがった。そんな感じがしたのだ。事実としてそんなはずはなかった。先に作品はできあがっているのだから。
 筆者が注目したのは、事件を起こしたのが人間ではなく、女性型ロボットのハダリであったことだ。人間型であっても、人ではないはずだ。しかし、どう考えても筆者からみてハダリは「生々しい女」だった。
 ロボットは怒りで人を殺さない、ロボットは逃げたりしない、ロボットは追い詰められたからといって自壊しない、……そのはずだ。それとも前もってプログラムされていたのか?
 男性視聴者の嫌がる生理現象を行わないため、結果として生きているように見えず、マネキンと思われてしまうアニメの女性キャラクターは、飽くまで人という設定だ。生身のはずなのだ。なのにイノセンスでは人形であるにも関わらず、ハダリは生身の女のように思えたのだ。
 それは様々な人々によって意図的に隠蔽されてきた、剥き出しの人間性が露出していたからではないか?

 イノセンスのワンシーンが回想される。
「ああ、俺もよくやるよ、感想」
「あんた出世しないな」

 義体化率が90パーセントを超えてしまう人間が闊歩する世の中で、人と人形の差は縮まり、曖昧なものになっている。それが攻殻の世界にみえる。では人と偶像の明暗をわけられるものがあるとしたら、それは一体なんなのか?
 そもそも、なぜそのような事件が発生してしまったのか、原因は何か?
 それを追っていくのが、筆者から見たイノセンスである。

 もし、嫁が暴走をしはじめたらどうするか?
「カオがよくてお金持ちで性格のいい若い男なら」
「今まで素振りもみせなかったけど、ほんとは冴えない男と付き合いたくないよね」
 人間からみたロボットの立場は、奴隷だという人もいた。ゴーストを持たぬ奴隷。ではその奴隷が人間性・ゴーストを持ってしまったらどうなるのか。
 アニメの女性キャラは決して男性視聴者の奴隷ではない。ゴーストはすべての女性キャラに宿っている。そういう人もいるだろう。しかし、アイドルとアニメの女性キャラを比較すると完全にそういい切れないところも出てくる気がするのだ。アイドルは実際にいるし生きている。アニメのキャラは生きているとはいえない、と言い切る人も出てくるだろうし、意見が分かれてしまうだろう。
 規制されていたものがなくなったとき、男性視聴者の予想外の言動が出てきてしまったらどうするのか。その時、若手の女性ニュースキャスターの職場にいた男たちのように、お前は黙って男の望んだとおりに動いていればいいんだ、といえばいいのだろうか?
 それとも、受け入れてやるのだろうか?
 薄い本が好きな、アニメ好きの男性たちの欲求を商品化するとどんなアンドロイドが作られていくのかと想像する。答えは、アニメのキャラそっくりのセクサロイドが作られるのではないか。キャラクターが描かれた抱き枕の発展版かもしれない。それと極めて類似するハダリ。
 ハダリから感じた……剥き出しに露出した人間性、そうみえたものが、ゴーストのように思えてしまったのである。ご主人様を殺害してしまったハダリにはゴーストが宿っていた。
 やたらと夜のオカズにされたりしているアニメの女性キャラは暴走しない。
 そこに、ゴーストは宿っているといえるのか?
 その話をしたところ、

『まぁ当然ゴーストが宿っていたから暴走したというのは間違いないですw』
『ゴーストがやどっていて大人しくしているとしたら、よほどのマゾですね』

 という意見が返ってきた。
 嫁に殺されるご主人様を題材にしたアニメを作るあたり押井監督はえぐい。しかし、その意図はどこまで一般視聴者に読み取られているのか。いや、筆者の勝手な想像にすぎないのか?

 そのようなことを夢想していた。忘れてもらってもいいのだが、心のどこかで筆者は問いかけてしまうようだ。


 あなたのハダリにゴーストは宿っているか、と。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 25

ぶっかけ

★★★★☆ 3.7

バカな私には、ちょっとムズ過ぎた…

私の中では『GHOST IN THE SHELL』の続編であって、そうでないとしか言えない
理由は、監督である押井氏の哲学を提示するソースとして、攻殻機動隊の一部分がチョイスされたとしか思えないから
ホントに難しいんだよね、コレ
一回見ただけじゃ分からない上に、二回見る程意欲も湧かないって言う…
個人的には、とても好きな監督さんなんだけど、私の好きじゃない彼の側面が全面に押し出された作品と捉えてます
良いトコ取りのクリエーターってのもつまらんので、必要悪ってことで悪くばかりは言いたくない、複雑な心境です

投稿 : 2019/11/16
♥ : 19

71.6 7 SFでアンドロイドなアニメランキング7位
planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(Webアニメ)

2016年7月7日
★★★★☆ 3.8 (431)
1977人が棚に入れました
Keyが贈る珠玉のSF感動作
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★★ 4.3

key苦手な自分でも楽しめた《アンドロイド・ヒロインもの》

key原作ということで敬遠していましたが、本サイトでの評価の高さが気になってweb配信版だけ見てみました。
その結果、食わず嫌いは駄目だなあ・・・と思い知らされてしまいました。
シナリオの単純さが良かったのか、これまで視聴したアンドロイドものでは本作が一番感動出来たような気がします。
劇場版を早く見たくなりました。


◆作品情報

{netabare}原作         Key
監督         津田尚克
シリーズディレクター 中山勝一、町谷俊輔
脚本         ヤスカワショウゴ、津田尚克
キャラクターデザイン 竹知仁美
メカニックデザイン  海老川兼武
音楽         折戸伸治、どんまる、竹下智博
アニメーション制作  david production {/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== planetarian ~ちいさなほしのゆめ~ (2016年7月) =========
{netabare}
第1話 ロボットの花束 ★
第2話 投影機修理 ★
第3話 ゆめみの投影 ★★
第4話 酒に酔う ★★
第5話 ゆめみの願い ★{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)3、☆(並回)0、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.3

OP 「Worlds Pain」
ED 「Twinkle Starlight」(第1-4話)「星めぐりの歌」(第5話)


================ planetarian ~星の人~ (2016年9月) ==============

全1話 ※未視聴

投稿 : 2019/11/16
♥ : 31
ネタバレ

ブリキ男

★★★★★ 5.0

壊れてしまった世界の中で心を探す二人の物語

もしかしたら、そう遠くない未来の世界のお話。廃墟の中で出会った青年とロボットが心を取り戻し、見つけていく物語。主人公は名も無い※1屑屋の青年。人々から見捨てられた場所「封印都市」でロボット"ほしのゆめみ"と出会います。

ゆめみさんはプラネタリウムのアナウンスロボットという事もあって、他作品で描かれるロボット-人間と比べなんら遜色の無い、あるいはそれよりも様々な面で勝っている万能ロボット-と比べて性能があまり高くない様です。歩く事に関しても、基本的にプラネタリウムから外に出ず、平らな床のみを歩く事を想定して作られているらしく、段差などがあるとすぐに転んでしまいます。(でも階段は下りられる。瓦礫とかが苦手。)他の運動能力も人間の水準よりは劣る様に見え、私達のいる現代のロボットの延長上にあるかも知れない、未来のロボットという印象を残します。

また、ゆめみさんは、それほど高度なものではないものの、AIを搭載しているらしく、経験によってちょっとずつ学習でき、意思や感情の芽生えとも取れる成長の兆しも見受けられます。そんななので私は赤ちゃんを見守っている様な目で、ゆめみさんを応援したくなる気持ちになってしまいました。

屑屋の青年との邂逅を経て、時間をかけてゆっくりと変化するゆめみさんの一挙手一投足は繊細で愛おしい。登場時では、本当に、本当に、本当に語彙の乏しかったゆめみさんも、経験を積むにつれ、選ぶ言葉にも変化が表れ、他者に対する思いやりもプログラムされた一方通行なものではなく、柔軟な形に変化していっている様子が見受けられました。生身の人間にしたってすぐには変われないもの‥。あるきっかけを境に劇的な成長を遂げるドラマチックな描写も作品によっては楽しいものですが、人が、ロボットが、一歩一歩着実に成長する姿や、3歩進んで2歩下がる成長の軌跡を見守るのも私は好きです。多分わたしは酔っているのだと思います。

ゆめみさんの持つ穏やかで優しげな物腰は予めプログラムされたものを規範としている様ですが、スリープ前にゆめみさんに優しくしてくれた館長さんたちからの影響も少なからず受けている様に思えました。

屑屋の青年については、初対面のゆめみさんに銃を向けたり、ゆめみさんの"イエナさんです"という言葉を聞いただけで、恐れ身構えたりするなど、※2数々の死線を潜り抜け、神経過敏になっているぴりぴりとした心情が見て取れました。荒廃した「封印都市」で生き残る為に身に付けた必然の反応だったのかも知れませんが、よく言えば警戒心が強く抜け目が無く、悪く言えば人を信用出来ず、怖がりである人の特徴であるとも言えます。ゆめみさんだけでなく彼の成長も同じく、温かな目で見守って行きたい気持ちになれました。いつかその険しい顔つきが、笑顔に変わる日が来る事を願いたい。

表題が暗示する美しいプラネタリウムの描写、朽ち果てた都市の残骸の描写、作中音楽として流れた、いつくしみふかき{netabare}と最終話の星めぐりの歌{/netabare}など、世界観の表現も儚くも美しく感じられ素晴らしかったです。

屑屋さんとゆめみさんと一緒に歩んだ短い旅の記憶は、一生忘れえぬ思い出となり、私の心に残り続けるでしょう。夜空の星を見上げる時、星の世界に想いをはせる時、泣いてしまいそうになる理由がまた一つふえてしまいました。

ゆめみさん、屑屋さん、ひと時の夢を見せてくれてありがとう。


※1:いわゆるジャンク屋の様なもの。荒廃した都市から使えるものを回収し売却する事を生業とするらしい。

※2:屑屋の青年、かなりの手練です。後半に登場するロボ、シオマネキの(恐らく)行動予測による先読み掃射を反転移動で何度も回避してました。臨機応変な思考の出来る人間相手や高速思考の出来るロボには通用しない回避方法ですが、この世界のロボの性能、行動パターンを熟知した上での戦い方に見えました。この場面から見出される様に、シオマネキの思考の柔軟性、反応速度が生身の人間のそれと比べて劣る部分もあるという所からも、本作に登場するロボたちが現代の延長上のロボである事、ゆめみさんとの共通点を感じさせます。

※:暗視ゴーグルを始めとする屑屋の青年の装備、風貌、メカのデザイン、荒廃した都市と雨、空っぽの二人の出会いなど、往年の名作ロボットアニメ「装甲騎兵ボトムズ」を思わせました。でも本作「planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜」は活劇描写を極力廃し、屑屋とゆめみさん、二人の成長や歩み寄りを静かに描く作品の様です。Wiiゲーム「FRAGILE ~さよなら月の廃墟 ~」も思い出しました。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 37
ネタバレ

noindex

★★★★☆ 3.4

Key版プラスティック・メモリーズ?

1話
http://www.nicovideo.jp/watch/1467687143
Web配信のみ。1話18分あるのでショートってわけでもないようだ。

内容はアンドロイド少女ほしのゆめみとの触れ合い話で泣ける系みたい。
自分が見てきた作品では{netabare}直球表題ロボットアニメ・ガラスの花と壊す世界{/netabare}にちょっと似てる。
ゆめみのキャラデザが古めで声があまり合ってないように感じた。
ロリボイスじゃないからいいって人もいるだろうけど。

2話
13分に縮んでしまった。
{netabare}ゆめみの残留活動時間は残り75時間…やっぱプラメモ的な展開か。
ゆめみが廉価版でスペック高くないのがポイントなのかな。{/netabare}
こう言うとアレだが、Key作品にしては会話のセリフが頭悪くなくて好印象。
アホセリフだらけのほうがKeyらしくてファンにはいいのかもしれないけど。

3話
今回は20分ある。
{netabare}アニメでプラネタリウムをこれだけガチでやるのは珍しいのでは。
話はあまり進まなかったな…ゆめみちゃんもついて行くことになったが戦うのか?{/netabare}
音楽の良さでなんとか持たせてる印象。

4話
17分。
{netabare}人間はプログラムされたロボットを説得できるのか?
攻殻機動隊だったらゆめみにはゴーストが無いから無意味な行為だけど。
主人公が想像したゆめみと旅する計画は叶わないんだろうね。
廃墟の美術や敵ロボの作画は素晴らしい。言っちゃなんだが、keyでこんなに本格的な描写がされるのは意外だった。{/netabare}

5話
24分。
うーんあまり泣けるような作りになってないような…{netabare}意外性が無いんだよね。泣かせテクはやはりだーまえのほうが上手い。だーまえならゆめみを自爆させるだろうか…。
プラスティック・メモリーズのギフティアとは違って記憶は残せるんだね。映画でゆめみが復活するのかな。Cパートの最後のセリフは切なかったね。
星めぐりの歌は放課後のプレアデスでも使ってた。{/netabare}

【総評】
映画「ザ・ウォーカー」やゲーム「メタルマックスシリーズ」(ゆめみ=マリリン)を彷彿とさせる戦争で荒廃した近未来が舞台の、遺品回収屋の男とプラネタリウム案内役の少女型アンドロイドのふれあいの物語。
Keyにしては本格SF的な内容だが、原作のライターはCLANNADのことみシナリオを担当した人と知って納得。ことみシナリオはCLANNADの中では妙にSF用語が多くて良くも悪くも浮いていたし。

話数が短くあっさりした内容に感じたものの、緻密な作画と童謡「星の世界」のリフレインのおかげで、浮世離れした幻想的な雰囲気を味わうことができた。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 17

53.2 8 SFでアンドロイドなアニメランキング8位
DRAMAtical Murder(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (165)
883人が棚に入れました
主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。蒼葉はそのどちらにも参加せず、日々を過ごしていたが、ある日、突然に強制的にライムバトルに引きずり込まれてしまうのだった――。

声優・キャラクター
私市淳、高橋広樹、日野聡、松田健一郎、中澤まさとも、竹内良太、高橋研二、間島淳司、樋口智透

PPN

★★★★☆ 3.1

あまりBLを感じさせませんが…(´ー`;)

BL系アダルトゲームが原作の作品。
全12話。


あにこれでの評価は低い作品ですが
せっかく録画したので視聴してみましたw

BLものが原作という事で登場人物はほぼ男子。
様々な属性を持つ男前なキャラがぞろぞろと
出てくるのでやはり女子向けですかね。
それでもBLを意識させる描写が少ないので
男子でも完走する事は可能だと思います(*´ω`*)b

完走はできるものの残念ながら中身は薄いです。
ゲームの販促が目的なのが丸分かりで
キャラを重視した作りになっています。
それ自体は悪くはないと思いますが
尺を使って掘り下げてる割にキャラの魅力が
いまいち伝わって来ないのが残念。
女子には伝わっているんですかね(´ー`;)

ストーリーは分かりやすいんですが
ラストまで盛り上がりに欠ける出来でした。
背景や色使いなど作画も個人的には合わず
低い評価になってしまいました。


どれだけキャラを愛せるかによって
楽しめるか否かが決まる作品だと思います。
やはり女子向けですかね。
残念ながら男子にはオススメはできません( - ω - ;)




《キャスト》
瀬良垣蒼葉(私市淳)
紅雀(高橋広樹)
ノイズ(日野聡)
ミンク(松田健一郎)
クリア(中澤まさとも)
蓮(竹内良太)
ミズキ(高橋研二)
タエ(文月くん)
東江(西前忠久)



《主題歌》
OP:『SLIP ON THE PUMPS』/GOATBED
ED
『BOWIE KNIFE』/GOATBED(第1話ー第6話、第11話)
『BY MY SIDE』/いとうかなこ(第7話)
『Felt』/木村世治(第8話)
『Lullaby Blue』/いとうかなこ(第9話)
『Soul Grace』/VERTUEUX(第10話)
『天使達』/GOATBED(第12話)

投稿 : 2019/11/16
♥ : 27

めがもん。

★★★☆☆ 3.0

ご飯で言うと、刺激という味が足りん。

BLゲームのアニメ化。
プレイ済み。

「近未来のとある離島・・碧島
縄張り争いを繰り広げるリブスティーズ
仮想世界を舞台にした電脳オンラインゲームライム」
・チームが有り
・結構不良まみれ?治安悪いような気が
・機会やコンピュータ絡み
・元がBLだから男しかいねえ・・
・なんとなく躍動感がない。

絵が1話目から原作が難しいのか、劣化していました。
色も濃くなって目が痛い~
格好が独特的なのでアニメにしたら更に奇抜に見えますねえ~

原作やっていますが、
どこかつまらない印象があったのでそこは相変わらず
アニメでも付け加えられるところなし。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 0

はがね

★★★★☆ 3.4

意外と良かった気がします( ゚ー゚)

何か、、ありがちな「特別な力がある主人公」が悪者と闘うって感じの話とは少し世界観が違う感じでした( ^∀^)

マァ~大別すると「正義VS悪」なんですけどね、、笑

登場人物もなかなか個性的で楽しめました\(^o^)/

ただ、最終回になんとなく二期もやる気かな??って感じでした、、(^ー^)

マァ~伏線の回収も終わってない気がするから二期があったら観るかもです( =^ω^)

投稿 : 2019/11/16
♥ : 16

62.8 9 SFでアンドロイドなアニメランキング9位
DTエイトロン(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (19)
124人が棚に入れました
2187年、強い紫外線が降り注ぎ荒廃した地上。ドーム都市データニアでは、子供達が感情を制御され巨大建造物「パイル」での作業に従事させられていた。そのうちの一人、主人公の少年シュウは海への憧れから脱走し、アンドロイド「エイトロン」をあやつる少年たちと出会う。彼らは、データニアの子供たちを解放しようとするレジスタンス、「リターナー」だった。シュウは彼らととも、にユートピアといわれるもうひとつのドーム都市「アモーロート」を探して旅発つ。一方、シュウ達が高い環境適応能力を持つ「DT(データトランスフォーム)保有者」である事を知ったデータニアは、捕獲のための部隊を送り出す。

声優・キャラクター
保志総一朗、夏樹リオ、矢島晶子、諏訪部順一、川澄綾子、山口勝平、神奈延年、辻谷耕史、遊佐浩二
ネタバレ

lZQnV50529

★★★★☆ 4.0

雰囲気を味わうアニメ

これを、SFの面白さを追求という観点から見たらつまらないでしょうね。これは完璧に雰囲気を味わうアニメ。たとえば、第15話のラブソング。 {netabare} 輸送手段を失って歩いて移動していた一行が、風力発電を見つけ、人が住んでいる村を見つけますが、この村は、世界の人々が歌を歌う習慣がなくなったので、歌を皆で歌って世界に歌を流している村だったというお話です。人々が練習のために歌う歌をBGMにして、お話が進んでいくところはさすがだと思いました。 {/netabare}
深夜放送時間帯で、ちょっと仕事に疲れてぱっとテレビをつけたらとてもよかったという感じのお話が多かったと思います。OPの歌はとても好きな歌詞で、お話の展開とも符合しています。幸せな時代に生まれたことを感謝して生きていきたい。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 3

72.2 10 SFでアンドロイドなアニメランキング10位
ディメンションW(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (718)
3787人が棚に入れました
「コイル」と呼ばれる発明品が誕生した近未来を舞台に、裏社会に流通する不正コイルの回収屋である主人公マブチ・キョーマを中心に描くSF。
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★☆ 4.0

キャラ&世界観は魅力的なのに、シナリオがインフレ起こしてて惜しい迷作

本作の中盤以降のシナリオは相当にトンデモですが、ともかくも全12話を見終われば、

{netabare}(1) 人間離れした身体能力をもつ法被(はっぴ)を羽織った顎ひげのオッサン(何やら傷心もちらしい・・・)と、
(2) ピコピコ動く耳なのか触覚なのかよく分からない装置を頭部につけ、ワイヤーみたいな尻尾を生やしたクリっとした瞳の感情豊かな美少女ロボット{/netabare}

の遭遇から信頼関係の発生までをじっくり堪能できて、個人的には好きな部類の作品となりました。

しかし、

{netabare}(1)敵キャラ(ハルカ・シーマイア)の描かれ方が安っぽかったのはかなりの減点要因で、
(2)また、本作のシナリオ構成を担当した方は、原作マンガの様々なエピソードを全12話のアニメ作品として上手く再構成しようと頑張られたのだとは思いますが、話数に対して盛り込んだ内容がインフレを起こしてしまった印象が強く{/netabare}、

多くの視聴者に本作の面白さが、序盤で期待された割には余り伝わらなかった感が残りました。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== Dimension W (2016年1-3月) ==============

{netabare}第1話 回収屋 ★★
第2話 ルーザー ★★ Wの具象化
第3話 ナンバーズを追え ★
第4話 八十神湖に潜む謎 ★ 面白いのだが作品世界を拡張し過ぎでは?
第5話 亡者の可能性 × 脚本がゴチャゴチャし過ぎで支離滅裂に見える
第6話 アフリカの風 ☆ サルバ王子&四阿屋姉妹
第7話 過去からの呼び声 ★ キョーマの過去話、イースター島へ
第8話 虚無に落ちた島 ★ 
第9話 アドラステアの鍵 ☆ ルーザー+キョーマの過去話、記憶の世界
第10話 蘇る悪夢 × 超展開で面白いけど脚本がポンコツ
第11話 消えたジェネシス × 同上
第12話 辿りついた未来 ★ 終わり方はまずまず{/netabare}
-------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)5、☆(並回)2、×(疑問回)3 ※個人評価 ★ 4.0

OP 「Genesis」
ED 「Contrast」


◆総評

上記の各話評価のとおり、本作は、
★★(優秀回)・★(良回)が計7回と見所が多い面白作だけれども、
×(脚本がダメな回)が3回もあって、
個人的には応援したいタイプの作品なのですが、本サイト等での評価が余り高くないのは仕方ないかな、と思いました。


◆本作をお勧めしたい人

①ソルティ・レイのソルティが好きな人
②蒼き鋼のアルペジオのイオナやタカオが好きな人
③TIGER&BUNNYの鏑木T.虎撤が好きな人
④ある程度のシナリオの粗を我慢できる人
⑤多少のグロ耐性がある人

・・・こんな感じかな。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 34
ネタバレ

剣道部

★★★★☆ 4.0

実は、クレジットカード持ってないし、ネットで買い物したことないし、ましてや仮想通貨なんて信じられません(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
舞台は未来。「攻殻機動隊」とは違うけど、エネルギー革命によって、様々なものが機械化されてる世界って感じ。

SFアクションとしては、かなり高クオリティの作品だったと思います。さほど有名な作品ではありませんし、あにこれでの評価は決して高くないけれど、個人的にはもう少し評価されても良いと思うアニメ(72~75点くらい?)

シリアスなアニメ大丈夫な方には、オススメです♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
おっさんと機械少女の組合わせ……昔に観た、「ソルティレイ」を思い出させますね。

OPの「ちょいズレダンス」は、「血界戦線」の名EDっぽい。

基本的におっさんが主人公の話って好きです!

久々に、最初から最後まで楽しんで一気に観られたアニメでした。トンデモ展開のわりに、キレイにまとめていました。特に、伏線の回収の仕方は上手いアニメだったと思います。作画もキレイでしたし、戦闘シーンも(戦い方に工夫があって)良かったです。

シリアス連続で、あまり笑いどころはなかったけど、ミラの存在が、一種の清涼剤になっていましたね♪ 全然、ポンコツなんかじゃないよ(笑)

敵キャラのクズっぷりとか、サブキャラの程よい出方とか、ポイントを押さえてて、レベル高かったです。

(全部しょうがないんだけど)惜しむらくは、一期という尺の中で完結させたため、おそらく、原作のかなりの部分をカットしてることですかね。少し話が飛ぶ場面があり、すごいキレイなんだけど、いくつかピースが欠けてるパズルを見せられてる気になりました。もう少し、序盤みたいな気楽な回を見たかったですね。

なんで面白いアニメほど2期なさそうなのかな(苦笑)。

とにかく、一期という尺の中で、伏線を回収しつつ、設定を破綻させず、見せるべきポイントはしっかり見せて、感動を呼ぶ、なかなかの良作でした♪

(ちなみにレビュタイですが、そのまんまなんすけど、「コイル」という超便利な物が当たり前になっている世の中で、ナイフ、現金、ガソリン車を愛用する主人公に、感情移入してしまってw 私がギリギリ信用できるのは、Suicaまでですw)
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 31
ネタバレ

ブリキ男

★★★☆☆ 3.0

頭がおかしいレベルの暴力

主人公のマブチのコイル嫌いの理由は分かりませんが、彼のミラへの仕打ちが酷過ぎて目に余ります。5話まで視聴しましたが、大した理由も無くミラの後ろから蹴りを入れたり、側頭部を思いっきり殴ったりと見ていて不快に感じる描写が非常に多い様に思いました。それらの暴力がロボットを人としてではなくメカとして認識しているという理由からにせよ、あるいはマブチのコイル嫌いとなんらかの関係が有るからにせよ、理不尽な接し方である様に思えて仕方ありません。

ロボット以外の相手に対してもマブチは非常に暴力的で、第4話にて {netabare}ある人物から癇に障る事を言われる場面があるのですが、その報復が顔面パンチをお見舞いした挙句に洋館の3階から叩き落すというもので、{/netabare}過剰表現も甚だしく、私からして見れば単にマブチが暴力的な性格であると言う解釈では説明が付かず、一端の大人としては言わずもがな、人としても頭がおかしいレベルの行動に映ります。

暴力描写については、オープニングにもマブチが悪漢の顔面を踏みつける場面が描かれていますが、そういった描写は劇中で見せれたければ見せれば良いので、アニメの顔となるオープニングで得意になって見せなくても良いように思います。無駄に暴力を垂れ流している印象があります。そんなマブチが仏頂面で軽快にダンスを踊っている様は滑稽であり不快です。

個人的にハードSFの要素を持った物語は好きなので、そういった作品は一通り視聴しているつもりですが、また本作品にもそのような要素を期待していたのですが、劇中に登場するコイルについては「無限のエネルギーを供給するもの」と、残念な事にすでに量産化されているといっても言い過ぎではないアイディアの焼き増しの印象しかありませんでした。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 8

66.7 11 SFでアンドロイドなアニメランキング11位
星方武侠アウトロースター(TVアニメ動画)

1998年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (71)
400人が棚に入れました
到星歴と呼ばれる時代、人類が宇宙を、星々の間を、広く駆け巡る世界。辺境の惑星センチネル3にて、トラクターから人間関係まで、何でも引き受ける便利屋のジーン・スターウィンドとジム・ホーキンスは、ある美女からの依頼を引き受ける。しかしその依頼には裏があり、ジーンたちはアウトロー・ヒルダと宇宙海賊との危険な諍いに巻き込まれる。

九条

★★★★★ 4.1

我が道を進む無法者一味の壮麗な夢想。

宇宙軍と海賊のいずれにも属さない無法者一味を、エネルギッシュに映像化する傑作スペースオペラ。
放送時期とジャンルの双方において、「カウボーイビバップ」と重なる不遇から世間的には埋もれており
脚光を浴びることはなく、影を潜めているが、明暗がはっきりと分かれるほどの差があるかは疑わしい。
無論、マイナスファクター以上に、決して縮まることのない実力差があるのは、完成度からも明白であり
哀愁漂う雰囲気や得体の知れない孤独感を醸す「カウボーイビバップ」と比較されることは不利である。
なぜならばそれは、本作が和気藹々の王道的構成であるが故、演出の抑揚が効いていないからであり
ある種のパラドックス現象であるが、純粋に視聴すれば、壮麗な夢想を結晶させることは可能であろう。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 5

小鳥遊六花

★★★★☆ 3.9

超短期決戦アニメ!?

とにかく主人公の男気がカッコいい(o^-')b ☆

見た感じはSFもので私の苦手な長編アニメになるかと思いきや、意外に短編だけどそこに戦闘シーンを惜しげもなく詰め込んできずいたらもうラスボス!?(*_*)短期間でスカッと楽しみたい人にはええかも(^^)♪     

他の主人公を支えるキャラたちの個性や話もバラエティ豊かで最後まで見飽きしなかった(*^^*)

宇宙戦争だけどガンアクションや剣技、格闘、呪文と色んな戦法があったり、主人公たちの生い立ちや用語などを話以外にもOP前に説明してくれてたのも自分が見続けれた理由。

OPやBGMの音楽などもイメージに合ってたしとくに文句なしwついつい最終回のその後も気になるような作品でした↑(^^_)ルン!

漫画あったらもっと詳しく見てみたいな(*^^*)

投稿 : 2019/11/16
♥ : 7

ビアンキ

★★★★★ 4.9

個人的にもの凄く好きなアニメの一つ

5月18日 加筆、修正

もう4週ぐらいは見ている、個人的に大好きなアニメのひとつ。
もう好きすぎて逆に、読んだ方にはっきり魅力が伝わる感想書ける気がしないけど書く。
書きたいから(笑) 


本作は 1998年に深夜帯で24話(+映像ソフトで未放送2話分追加)放送された
大宇宙冒険活劇(スペースオペラ)アニメである。


本作の魅力として、
・特徴的な台詞回し
・大げさでインパクトの強い音楽、そして効果音
・たくさんの星が散らばる美しい宇宙、その宇宙空間のなかにある惑星の中華的な都市、街並み。
・人物は やや不安定だが、その一方で物凄いクオリティのメカのバトル、作画
などが挙げられる。



えっと、
まず本作には「全26話を通しての作画監督(総作画監督)」がいない。
これは このアウトロースターだけではなく 、このあたり或いは
これ以前の年代のアニメ作品では割と普通のことである。
「全話を通しての作画監督」が居ないだけであり 、1話1話に対してはいる。
それによって 毎回毎回微妙にキャラクターの顔 あるいは髪の書き方などが違う。
こういった部分はいわゆる作画崩壊ではないのだが 近年のアニメに慣れた方には少し辛い部分であろう。

しかしこういった所もまた一つの味であり魅力だと理解していただきたい。



・メカバトル、回数は少ないけどすごい。
メカバトルといっても、本作は人型ロボットではなく宇宙船で戦う。

本作最大の特色とされる「 グラップラー戦闘」である。

戦闘方法はいたってシンプル。ハイスピードで移動する宇宙船そのものに腕がついており、その腕でそのまま殴りあったり、銃を持って発射したりする。

下手をすると非常に嘘臭く、ギャグっぽく見えそうなこのバトルだが、
人物の作画クオリティからは考えられないほどのハイクオリティな作画で、
丁寧に、大胆に、熱く魅せる。

そしてグラップラー戦闘中常に流れる大げさな音楽が、このバトルをよりカッコよく、荒々しく演出してくれる。

ただ やはりクオリティを保ち続けた上で、何回もやるのは難しかったのだろう。
この「グラップラー戦闘」が行われる回数は少ない。
ちなみに最初にこのグラップラー戦闘が見られるのは 第 8 話(のBパート)である。
メカバトルに興味を持った方はここから見てみてもいいかもしれない。

申し訳ない、思い返すと 第1話のアバンタイトルで、グラップラー戦闘がちょっとだけ見られる。
なんとなく雰囲気を掴みたいだけだったら 、第1話のアバンタイトルだけでも分かるかなと思います。
でもがっつりグラップラー戦闘を観てみたいなら
やはり第8話Bパートをご覧になって頂きたい。

 

主人公ジーンをはじめとする様々なキャラクターが繰り広げる会話、の特徴的な台詞回しも魅力の一つ。

第7話の
「空を見上げるのもいいけどさ、足元も見ようぜ」
とか
第16話の
「あのじーさんのあやしさ半端じゃねぇんだよなぁ」「でも俺達の懐事情もハンパじゃないぜ?」
とかね。

ぱっと思い浮かんだ二つを書いただけなので、一字一句あってはいないと思うけど、こんな感じ。
例に挙げた回でも、他の回でも、こういったちょっと、センスのある台詞を連発してくる。

他にもこんな感じのセリフを聞いてみたい。
そう思ったあなた!「アウトロースター」、是非。

あ、セリフといえば1話1話のアバンタイトル、
どうも98年の本放送当初にはなかったようですが、
アバンタイトルでのキャラクターや設定の軽い説明も、
土師孝也氏のナレーションも相まってかイイものになってます。必聴です。



オープニング、エンディング
オープニング曲:有待雅彦「Through the night 」
凄くアウトロースターらしいロックな曲だと思います。
何が良いって歌詞ですよ歌詞!特にサビのとこ!
良曲だと思います。

エンディング曲1:新居昭乃「昼の月」
最初に聞いたというか見た時 イラストのおかげで不気味な印象しかなかった。今では不気味とは思わないけども…どっちかっていうとエンディング曲2の方が好きかな、私は

エンディング曲2:新居昭乃「月の家」
エンディング曲は、どちらかというとこっちの方が好きです。イラストは同じ方が書かれていますが、こちらは不気味というより神秘的に見えました。

ところでエンディングイラストの女性、誰なんでしょうか?メルフィナ?これはちょっと分かりませんね…。



星方武侠アウトロースター 全26話中、
私個人が最も好きな話は 第15話 「七人衆現わる」 という回です。

主人公と「暗天七人衆」と呼ばれる宇宙海賊(敵)の刺客の一人と決闘する回です。
主人公と刺客の人間同士の
銃やナイフ、ミサイル、シールドなどを用いたバトルのテンポの良さもさることながら、
この決闘、そしてこの回そのものの構成や締め方の素晴らしさがとても気に入っています。

ちなみにこの回では前述の「グラップラー戦闘」は出てきません。



冒険活劇モノが好きな方!
クオリティの高いメカバトルが見たい方!
或いは、この感想を読んで興味を持ってくれた方!

そんな方でまだ見てない方がいればぜひ、ご覧になっていただきたい!
「星方武侠アウトロースター」隠れた大傑作だと思います。


下手くそな文章、お読み頂きありがとうございます

投稿 : 2019/11/16
♥ : 6

57.9 12 SFでアンドロイドなアニメランキング12位
GENE shaft[ジーンシャフト](TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (24)
98人が棚に入れました
21世紀後半…。無秩序に欲望を追いつづけ、その抑制ができなくなった地球人類は、いたずらに資源を浪費し、環境を破壊し、さらには根拠のない主義・主張に踊らされ、闘い、殺し合って、ついに滅亡寸前まで追い込まれた。
滅びを回避するために彼らがとった選択は、自ら強制的に進化する方法…あらかじめプログラムされたDNAから生命を産み出し、性格及び適正能力さえもコントロールする…すなわち遺伝子操作である。
この選択はさらに加速度を増し、I.E.O(地球統合政府)のもと、人為的に人口のバランスは理想的な男女比1:9に保たれ、人々が恋愛感情や支配欲を無くすことによって社会は安定していった。
こうして23世紀、完全なる遺伝子操作社会は完成した。
ネタバレ

Etzali

★★★☆☆ 2.6

遺伝子の軸(ジーンシャフト)

(2012.11/10)
23世紀を舞台にしたSF作品、全13話。 時は23世紀、過去の過ちによって人類は存亡の危機を向かえた。

その23世紀は遺伝子操作社会で、男女比1:9という男性の私からしてみれば、おいおいマジかよ(-.-)!という社会であり、感情や欲など種の保存には不要なものは遺伝子操作によって排除された時代。

人格を決定づけるのは環境でもあり、性格でもある(環境≠性格)訳だがこの作品では環境(遺伝子操作社会)=性格(遺伝子操作によって造られたもの)となっており「人」個人としての意義がなくなった社会となっている。

本当にそれでいいのだろうか?

確かに遺伝子操作による社会の形成は科学が発達した時代には適しているのだろうが、今現在21世紀は、遺伝子操作によって生み出されているのはペットなどのごく限られた生物に過ぎない。(猫アレルギーを起こさないように組み換えされた猫など)


{netabare}この作品では、遺伝子操作によって感情までもが押さえつけられているレジスタ(感情を制御した人々)が登場しますが、彼女らも、マリオの言葉を借りると、「人間、遺伝子以外にももっと大切な何かがあるんじゃないか。 例えば、愛とか。」によって感情を取戻していく様は感慨深いものがあります。{/netabare}
ジーンシャフトには「愛」が関係しているのだと思います。
それを実感すると同時に人にとって根源的に何が大切なのかを教えてくれました。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 12

素振りをする素振り

★★★★☆ 3.1

挿入曲に驚きを隠せない

世紀末ブームに便乗して思いついて作ったような陳腐なストーリー。

↓大体こんな感じだったと思いますw

時は23世紀、21世紀人が地球を荒廃させてしまった為、人類を存続させるべくより高度な人間を生み出す為に、遺伝子操作によって能力が高い人間を創り出すような時代、リングと呼ばれる謎の物体から地球を守るべく立ち上がった若き青少年達が新型宇宙船に乗り込み立ち向かうと言ったようなお話。

なのに何故わざわざレビューを書いたかと申しますと、、、OP曲から激しいギター音が耳に付くと思うのですが、演奏しているのがなんと!あの高崎晃さんなんですよ!
・・・というこを言いたかっただけですww

高崎さんのおかげで、最後まで観ても得した気分を味わえますb
音楽好きの方であれば、1度見ておいても損はない作品だと思いますよ~。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 0

じぇりー

★★★☆☆ 2.9

「バグの中のバグだった」←いやこの作品がね・・・

視聴している間はそこそこ面白いと感じていたものの、いざ★評価をしてみると、そうでもなかったということに後で気付いた稀有な作品。

では何が「そーでもなかった」のか考えてみた。

・メカニックの設定が複雑かつ精密なものの、SFマニアしか喜ばない程、ストーリー的には殆ど機能しておらず、蛇足でしかない

・↑の割に説明不足な設定が多く、終盤で明らかになることを期待していた事さえ不明のままで終わった点が多数。

・完全な遺伝子操作により優秀な人間のみが存在する未来の人類という設定上、命のやりとりがあっても割とドライに話が進んでいく。

・↑の割に、様々なキッカケで突発的に感情的・感傷的になるキャラ多数。

・OP/ED/BGM全てにおいて音楽が作品にしっくりきていない。

・エピソード間の連結が上手くいっていない。(ドラマチックに終わったエピソードの次の回でも、冒頭から、まるで前回のことが遠い過去、あるいは無かった事のように淡々と始まる。)

例えるならまるで「砂漠」のような作品で、基本クールに淡々とストーリーが進み、ヒロインを除いたキャラの感情は良くも悪くも安定している・・・が、いざバトルとなると熱くなるキャラ、分かり易過ぎるフラグを立てるキャラがいて、観ている方はこの温度差について行けない。

全体的にストーリーの描きこみが足りないように感じたので、尺が短すぎたのかもしれない。
・・・かといって、これ以上長くされても観るかといえば・・・う~ん。。。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 6

74.6 13 SFでアンドロイドなアニメランキング13位
ソルティレイ Solty Rei(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (688)
3960人が棚に入れました
12年前にブラストフォールと呼ばれる原因不明の大災厄が発生した。これにより、多くの人々が一瞬にして亡くなった。
その災厄以来、行方不明になった娘を探し続ける賞金稼ぎの男ロイは、ある日、突然空から落ちてきた機械の少女と出会う。 災厄以降、心を閉ざしていたロイだったが、不本意ながらも少女と同居することになり、それを機にロイは少しずつ心を開いていく。
未登録市民のために盗みを働く義賊のローズや、ハンターズオフィスの所長ミランダとその娘カーシャ、リゼンブルマニアのユート、さらにこの都市の大企業であるR.U.Cを巻き込んで物語は少女と出会ったその日から、今までの生活は大きく揺れる。

セメント

★★★★★ 4.5

パパ大好き!

これは名作中の名作、特に最終回の評価は高いですね
最終章三話連続放送ということもあったからでしょうか
とりま、自分の中の、「これだけは見とけ」なアニメです


作画は悪くないと思います、戦闘シーン、というかアクションシーンも生き生きと描かれてますし
カメラワークもうまいですね、動きで魅せてきます
CGが多用されてますが、メカなんかは若干違和感があります
まぁレーザーやミサイル、爆発のエフェクトは最高ですが

複雑な設定に絡みつく伏線の数々、何度見ても楽しめるオリジナルアニメーションです
説明くささもなく、ほんとに巧いです
ただ終盤の超展開の連続とも言えるような駆け足具合
最終的に綺麗にまとめられているので良いんですが・・・
ローズの性格変わってないすかこれ、うざくなってた
まぁそれでも、最終回の感動は本物ですよ
6話「愛娘」や16話「冗談です、半分」も個人的オススメ回ですね

中田譲治斉藤桃子がメインです、桃ちゃんは萌える声ですね
ホウ・チュウ役に芳忠さんは吹きました、そな、安直なw
RUCいらない娘部隊の声優はグッドですね、広橋涼伊藤静田村ゆかり能登麻美子
カーシャ役の桑谷夏子も負けず良い、翠星石寄りなしゃべり方ですが
あぁキャスティングは全体的に良いです

さぁ出ました神曲、OP「clover/meg rock」
ねぇ今まで知らなかった~♪おとぎ話の続き~♪
meg rockの歌声は癒されます、いやほんと
何気に挿入歌が多い印象ですね

偏におしりッ(ry
ソルティちゃんの髪型すさまじいポテンシャルっすね
濱川修二郎氏によると"この髪型ならソルティだ"と分かるようなデザインを目指したそうですが・・・
それから、一番の萌え要素といったら、ロイのおっさんでしょうね
反則級の可愛さです、グラビティを感じます
あとは、インテグラさんと、カーシャ、かな・・・


序盤はハードボイルド展開、終盤はSF展開、どちらも目を離せません
GONZOアニメは当たり多いですわ
”GONZOの奇跡”ことストパンや”GONZO最高傑作”ことカレイドスターや
今作は、瀬戸花みたく、AICと共同制作な訳ですが
間違いなく名作です、全24話+EX1話

投稿 : 2019/11/16
♥ : 8

あおい

★★★★★ 4.8

家族でも見れる名作

近未来のストーリー構成となっており、だからと言って過剰なSFではなくあくまで人間模様を前面に押し出したアニメです。オープニングの曲は神OPとして名高い「clover」です。

物語が進むにつれて、OPの曲を聴いただけで私は泣いてしまいます・・・w

アニメ中に登場するソルティは人間ではなく完全な機械少女です。何故、機械少女なのかは最終話までわかりません。
このアニメに都市は存在するものの、国家と言う概念が存在しません。それも最終話に全て解明されています。

ストーリーの構成に「愛」を強く感じ取れるシーンがいくつもあり人間の感情から生まれる葛藤・苦しみ・妬み・恨み・刹那さ・愛情・諦めない気持ちなど「愛」を中心に素晴らしく描かれていて、ソルティとロイはイタリアの作家であるカルロ・コッローディのピノッキオ、スティーブン・スピルバーグ監督作品のA.Iを彷彿とさせます。

ただ直向に「愛してもらえることだけ」を見返りを求めずに追いかけるソルティ。

そして全ての登場人物の様々なストーリーとアクシデントや大災害までもがただ純粋な「愛」から生まれていたという流れは、涙なくしては見ることはできません。


無条件の愛の強さと、素晴らしさを教えてくれる近年稀に見る名作中の名作です。

2クール24話と長いですが物語にスピード感がありグダグダとなるところも無いのが構成の密度を窺えます。人間的にも成長させられるアニメですよ。

最終話のラストシーンは涙が自然と溢れるはずです。

いますぐこのアニメを見てください。

オススメ!です^^v

投稿 : 2019/11/16
♥ : 12

U-tantan-U

★★★★★ 4.1

絆がテーマの良作アニメ。最終話はかなり泣ける。

ネタバレにしましたが、そこまで細かい事は書かないことにします^^
しかし、長く語ってしまうとは思いますがどうかお付き合いを;;


物語は機械少女であるソルティとオッサン、ロイの絆を中心に据えて進んでいき
その中でふたりの成長と葛藤が描かれていきます。


まず主人公がオッサンというのが
斬新というかなかなかないのではないでしょうか?このオッサンがすごい良いんです!


このロイというオッサン、、、相当深い深い傷を抱え込んでいます^^;
そしてソルティと出会って少しずつ心を開いていく・・・
ここの二人の家族になっていく様もすごく良かった^^


その後、ある所をきっかけに、全員が絶望感に打ちひしがれる
問題のシーンへとたどり着きます。

ロイは絶望し、堕ち、ソルティも、、、そこから物語は核心に触れて
クライマックスへと加速していきます。

物語の概要は大体こんな感じです。
わかりにくいとは思いますがスイマセン^^;

ここで言っておきたいのは、2クールはちょっと必要なかったかなと思います^^;
引き伸ばしてる感が完全に否めなかった上に、中盤以降一気に超展開していくので
これを1クールでまとめていれば、完全によくまとまって秀作になれていたと思います。
そこは少し残念なポイントではあります。


ただ大筋はよく、中盤の突然の鬱展開(ここから胸が本当に苦しい)から
最後の着地までが抜群でしたので、良作です!
きっちりと最終回に印象的に「絆」を描き、泣かせてくれました。


ただ、ここは飛ばしていいかな・・というところが何度も訪れ、葛藤しましたw
10話見た位でやめようかなとも、、ただ、それを堪えて
最終回にたどり着いたときには、なんとも言えない感情が湧き出てきます。


最終回は他のアニメにありがちな形ではなく
それでいてしっかりと締めてくれるので、そこをぜひ見ていただきたい。かなり泣けます。それまでの展開の評価が悪くても最終話でチャラにできます。それくらい自分は泣けました。


OP、ED、挿入曲そして声優陣が抜群でした!
雰囲気とキャラにキチンとマッチしたキャストと音楽でした^^

多少作画が気になるのはご愛嬌という事でw

結局わかりにくく熱く語ってしまった^^;
また編集しますw


投稿 : 2019/11/16
♥ : 21

64.1 14 SFでアンドロイドなアニメランキング14位
ハル(アニメ映画)

2013年6月8日
★★★★☆ 3.7 (234)
1293人が棚に入れました
「くるみに、生きていることを思い出させるために、ボクは人間になった」ハルとくるみの幸せな日常。
いつまでも続くと思っていた日々は、飛行機事故で突如終わりをつげた。けんか別れのまま、最愛のハルを失い、生きる力も失ってしまったくるみ。彼女の笑顔をとりもどすため、ヒト型ロボットのQ01は、ハルそっくりのロボハルとしてくるみと暮らすことに。
ロボハルの頼りは、かつてくるみが願い事を書いた、ルービックキューブ。色がそろうごとに溢れてくる、くるみの想い。
少しずつ打ち解けるロボハルとくるみだったが・・・。

声優・キャラクター
細谷佳正、日笠陽子、宮野真守、辻親八、大木民夫

ルル

★★★★★ 4.2

バールのようなもので頭部を殴られた感じ。

『飛行機の爆破事故で恋人を失い身も心もしょうすいし切った人間と、その亡くなった恋人に姿・形を変えたアンドロイドとの交流を描く物語』 作品の時間はわずか60分。物語の舞台は京都です。


ハルを観てみました。春なので・・・・・・・( TДT)ゴメンヨー。 冒頭から文字通り最悪のスベり出しを迎えてしまいましたが、本題に入ろうかと思います。この作品を観てみようと思った動機はもちろん冒頭のダジャレではなくて、作品のトータル時間がわずか60分だったという事でした。というのも、時間が短いという事は、当然の事ながらそれだけ時間的制約を強く受けるわけで、物語の設定も詳細に描けませんし、登場人物もあまり多く出せません。にも関わらず、その短い時間で何か人の心に残るようなものを描こうという訳ですから、「よっぽどストーリーに自信があるんだろうなぁー」と思ったからでした。


で、観終えた感想ですが、「そう来たかっ!」という感じでしたね。やられましたよ思いっきり。凄いオチでした。全く油断していました。見事に心に一刺しされて残りましたよ。ので、この作品の内容に関しては一切レビュー出来ません。この作品は特にネタバレ厳禁です。60分だから観て下さいとしか言えません。予備知識も無く初見でこの作品を観て、先を読めた方はかなりの兵だと思います。凡庸が基本スペックの私は全く先が読めませんでした。


60分しかないためか、全編を通してセリフに無駄がありませんでした。結構短いセリフの中に、人の心理を突くような言葉が見え隠れしていました。その場面でのベストなセリフを選択し、精査し、という制作サイドの努力が伺えます。


近すぎない未来、この作品の中で行われいた「傷ついた人の心をアンドロイドが癒す」という、アンドロイド・セラピーと呼ばれる医療行為が、本当に行われる時代がいつの日か訪れるかもしれませんね。そしてそれは人間にとっては良い事かもしれません。機械であるアンドロイドだからこそ、人には言えない事も相談出来る......ありますよね、そんなこと。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 40

mennma2

★★★★☆ 4.0

ロボットと人間の京都で生まれたラブストーリー

この作品は2013年6月に公開されたアニメ映画です。
脚本家は「Q10」などを手掛けた木皿泉さんです。
原作もあります。
このハルという映画はPVを見ただけでもウルっとくる方はいるでしょう。

~ストーリー~
ずっと一緒だと思っていた。
ハルとくるみがいつまでも幸せに続くと思っていた日常は突如飛行機事故でハルが死んでしまったことからくるみの日常は崩壊していく。
くるみの笑顔を取り戻すためヒトそっくりのロボットQ01はロボハルとしてくるみと暮らすことに。
かつてくるみの願い事が書いたルービックキューブ。
その願いをかなえるためロボハルは懸命に奮闘する。
ロボハルの生みの親荒波博士、そして京都の街の人の温かい優しさを受けながら、ロボハルは成長しクルミについて知っていく。
クルミはその一生懸命さに少しずつ打ち解けていくのだったが…。
近未来の京都で生まれたロボットと人の奇跡のラブストーリー。

ストーリーはこんな感じです。
少し序盤でつじつまがあわない台詞がでてきます。
察しのいい方は気ずくかもしれませんがこの台詞がラストシーンの大きなネタバレになってしまいます。
自分はその台詞を普通にスルーしてたので最後のシーンまで分かりませんでしたが、再度見返してみるとつじつまが合いました。
とても感動できる作品です。
少し涙腺をゆるましてみたら良いかもしれません^^
1時間しかないので気楽に見れると思います。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 65

けみかけ

★★★★☆ 3.9

連ドラ作家×少女マンガ家×新進気鋭のアニメスタジオ=異業種コラボのスタッフで送るティーン向けしっとり系ラブロマンス

『ギルティクラウン』のスタッフが独立し、現在も『進撃の巨人』を制作する新進気鋭の制作会社、WIT STUDIOが送り出す完全オリジナル劇場アニメ


脚本には『野ブタ。をプロデュース』、『セクシーボイスアンドロボ』、『Q10』といった近年の連続ドラマにて大胆な脚色、わかりやすく強烈なメッセージ性が注目される木皿泉夫妻が初のアニメに挑戦
キャラクター原案には『アオハライド』の少女マンガ家、咲坂伊緒
さらにこれを顔芸作画からアクションまでこなす若手アニメーター、北田勝彦がアニメーション用デザインに起こしています
監督には『カイバ』、『四畳半神話大系』、『ギルティクラウン』で注目されていた若手でアニメタ出身の牧原亮太郎
といった具合に普段見慣れない挑戦的なスタッフが揃った珍しい作品です










舞台は近未来の京都
飛行機事故で恋人のハルを失った女性、くるみ
くるみの祖父は酷く傷付いたくるみの心を救うため、ハルにそっくりのロボットをくるみの元へ向かわせることにする
初めは心を閉ざしたままだったくるみと上手くやれないロボハル
しかしやがて、生前のハルとの関係を理解しようとするロボハルの努力の甲斐あって徐々に心を開いていくくるみ
だがくるみと生前のハルは最後に喧嘩別れしてしまっていたこと、喧嘩の原因がハルの生まれ育った過去の環境にあることを知っていく
そんな最中に過去のハルを知る旧友のリュウが、金目当てにくるみを売り飛ばそうと持ち掛けてきた










オイラの最初の印象としてはロボットでありながら人間になろうとするお話、『アンドリューNDR114』が真っ先に浮かびましたが「ロボットに癒されていく人」というテーマ
また、劇中に度々登場するキーアイテムが「ルービックキューブ」ということで、最終的にはざっくりと『Q10』の焼き直しである感が否めなかった作品です


ただ、ロボットという題材を実写でやるとどうしても芝居染みた感が拭いきれなかったのに対し、アニメというフォーマットではその設定を十分に生かすことが出来たということは確実
ですから木皿泉が『Q10』では出来なかった本当にやりたかったこと、伝えたかったことを詰め込んだよりメッセージ性の強い作品に仕上がっていると思います


また、逞しく勇気付けられるテーマの裏では「好きなことはとことん、だけど贅沢はするな」というような木皿泉夫妻の生活そのものを表したようなアナクロニズムも垣間見れます
今作の執筆が比較的自由に行われたことを物語る証拠です


その一方で疑問視したい点もあります
丁寧に描かれた京町屋や祇園祭といった実在する風景の中に、ロボットを含む未来的なガジェットが混在するというギャップにはだいぶアンバランス感を覚えました;
「近未来の京都」、なぜこれが舞台であるのかという必然性、必要性が物足りなかったんです
古きと新しきの混在ということで京都を選んだのでしょうが、オイラにはしっくりこなかったですね
ちなみにこの実在風景と近未来ガジェットをマッチングさせる挑戦は、新海誠監督が今年発表した『だれかのまなざし』というショートムービーで上手いことやっていますので成功例として参考にしていただきたいです


前敦を出演させる必要の無い今作では(爆)短い時間の中でも熱のこもった演技を魅せてくれるキャスト必要がでした
その点、細谷佳正、日笠陽子、宮野真守の三人には文句の付け所が無い
特に序盤の細谷さんの落ち着いた声はまさにロボットしていたと思います
このロボットしてる声、が後半になると生きてくるんですよね










総じて全体を眺めてみると良くも悪くもデートムービーといいますか;
露骨なお涙頂戴モノであるが故、アニメという枠組みを外せばこの手の映画は必ずと言っていいほど毎月一本以上新作が湧いてる現状にちょいと興ざめと言うか、その辺りちょっと一歩退いてしまう作品ではありました
その反面、木皿泉夫妻が得意とする・・・特にティーン世代へと向けたメッセージ性は強く、その点が見どころなのではと思います
オイラならデートにはドラえもんか緑川ゆき作品をチョイスしますがね(キリッ

投稿 : 2019/11/16
♥ : 18

65.5 15 SFでアンドロイドなアニメランキング15位
BEATLESS(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (270)
1186人が棚に入れました
22世紀初頭、社会のほとんどをhIEと呼ばれる人型ロボットに任せた世界。21世紀中ごろに超高度AIと呼ばれる汎用人工知能が完成し、人類知能を凌駕、人類は自らより遥かに高度な知性を持つ道具とともに生きていた。100年あまりで急激に進行した少子高齢化により労働力は大幅に減少したが、その穴をhIEが埋めることで社会は高度に自動化され、生活は21世紀初頭よりも豊かになっていた。 そんな中、hIEの行動管理クラウドのプラットフォーム企業「ミームフレーム社」の研究所から5体のレイシア級hIEが逃亡する。「モノ」が「ヒト」を超える知性を得たとき、「ヒト」が「モノ」を使うのか、「モノ」が「ヒト」を使うのか。「ヒト」と「モノ」のボーイ・ミーツ・ガールが今始まる。

声優・キャラクター
吉永拓斗、東山奈央、冨岡美沙子、五十嵐裕美、下地紫野、雨宮天

えたんだーる

★★★★★ 4.2

約90年くらい未来の話(第17話: マジかい、こんなに面白くなるなんて聞いてない(笑)!)→ ヒギンズも出てきて、Final Stage堂々完結!

== [下記は5話視聴終了時レビュー: 全話視聴終了時まで逐次追記あり] ==
月刊『NewType』にて2012年頃に連載されたSF小説が原作らしいです。(未読)

評点は観終わってからということで、現時点では保留です。

第5話まで観終わったところでこのレビューを書いています。SFだなんだと御託を並べてはいますが、ぶっちゃけ「人間とアンドロイドのロマンス」からそう遠くない着地点に落ち着きそうに見えて仕方がありません。この先も観ていてもしそうならなかったらごめんなさい。

あ、主人公アラトの妹のユカが可愛いのはちょっとした癒しですね。

人工知能の業界では有名な「技術的特異点」(俗に「2045年問題」とも言われる)を実際に迎えてそれよりもさらに数十年経ってしまった未来のお話らしいです。

今ほどはっきりとこの問題が論じられるよりも前にも「コンピューターが人間の知能・能力を凌駕する未来」みたいなことはいろいろなSFで取り上げられている気がするので、その意味では「古典SF」的なテーマも含んだ作品と言えます。

特にSF好きでなくても有名なところだと映画『ターミネーター』などもそうですね。

いまや5年後の未来を見通すのも難しい昨今、100年近く未来を予測してそれらしい説得力のある映像にするのはとても難しい話だと思います。技術的には網膜投影とか電気的にニセの視覚情報を送るとかしてディスプレイ装置は必要なかったりするかもしれないと思いますが、作中のデバイスは現代とあんまり変わりはないみたいですね。

作中ではhIE(Humanoid Interface Elements)と呼ばれる人間そっくりの外見をしたアンドロイドが出てきますが、ヒロイン(?)と目されるレイシアを始めとするレイシア級hIEたちが使用する装備は武装にしろ光学迷彩にしろ、どれもかなり膨大なエネルギーを消費しそうでその供給源はアニメを観ていても良くわかりません(笑)。

この手の話は古典SF的には、作中の用語である「アナログハック」(人間が人間(っぽいもの)を見たときの感情の働き)と、逆に人工知能側が人間と接することで感情(めいたもの)を獲得するかといったあたりがポイントになっていたと思いますが、その意味では特にSF的に目新しい要素はないように思われます。

ただ、「人工知能が感情を獲得する」というのは「SF界のロマン」みたいなテーマでもあると思うので、古いSFファンには響く部分はあるかもしれません。

私はこういうのは嫌いじゃないので観続けてはいますが、他に観たい作品がそこそこありそうな2018年冬クールにおいては特に頑張って観なくても良い作品のようには思われます(しかもこれ、2クールあるらしい)。

それと、第5話まで進んだところで次回は総集編になるようです。まあ、あんまり期待はしていません…。
== [第5話視聴終了時レビュー、ここまで。] ==

2018.5.5追記:
第14話、新OP/EDは今回から。
紅霞姐さん、かっけえ! ……と盛り上がってきたところで、特番の多さでは定評のある本作は次回も特番(笑)

2018.5.26追記:
第16話: 原子力でいうとIAEAみたいな超高度AIの国際相互監視機関(IAIAだっけ?)があることが明らかに。なるほど、超高度AIってスタンドアローンで運用しないと国際協定違反なのか。

さらにいろいろ盛り上がってきたところで水島精二監督の体調不良が本人tweetにより明らかに。ギリギリのところで戦う制作スタッフの状況、笑えない…。

2018.6.9追記:
第17話: 最初は話半分に聞いてたけど、ガチにSFだった!
ビジュアル関係なくストーリーだけで読めそうなので俄然、原作小説に興味が湧いてきた。

これ、深層学習とかニューラルネットとかの近頃のAI事情をある程度知ってる人の方がストーリーに信憑性を感じるんでしょうね。

とりあえず5話時点で見込んでいた着地点は越えそうなので謝ります、ごめんなさい…。

2018.6.22追記:
4話分が「BEATLESS Final Stage」として9月に放送が先送りになるらしいです。まあ、放送される予定が決まっているだけ良しとするしかないでしょうか。
http://beatless-anime.jp/sp/news/detail_0620_1.php

2018.7.9追記:
上記の通り「BEATLESS Final Stage」を残していますが、無印「BEATLESS」としては最終回。ヒギンズも出てきて、登場キャラクターは出揃った感じです。

アニメの総集編とか特別編というと基本的にネガティブなイメージですが、この作品の場合は「Intermission」を号する回については制作が間に合わないという事情で作られたという点はさておき、内容的にはけっこう正しく「総集編」でした。

録画を残しているんですが、「総集編」回も消さないでおこうと思います。

2018.10.1追記:
MXでは9/28, 29の両日に渡って第21~24話が「Final Stage」と称して放送され、無事に完結しました。

シリーズ全編を通じてもちろん主人公は遠藤アラトでヒロインはレイシアだと思うんですが、「影の主人公: エリカ・バロウズ」って感じで面白かったです。たぶんエリカの方が内海遼(うつみ りょう)よりも「影の主人公」の称号にふさわしかったかなと思いました。

1周回って5話時点で想定していた着地点だったのかもしれないですけど、その「1周回る」過程でそれ以上のものを見せてくれたと思います。

とても面白かったです。原作はまだ読んでないですけど、読んでみようかな…。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 67
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.5

世界一賢い女がバグだらけな存在に未来を託した

2018.10.19記


全24話(クール20話+FINAL STAGE4話)完走を受けて再投稿
※あらすじ・用語などは公式やwiki等でよろしゅう


人間は形に縛られる。その上で信じることだけが人間の出来ることでもあり、未来への希望なのだ。キリッ


第1話、レイシアとアラトの初遭遇時、暴走するアンドロイドの襲撃を前に、危ないから逃げようとするアラトにレイシアは問う。

「なぜ、逃げなければならないのですか?」「恐いのですか?」「その恐れは乗り越えなくていいのですか?」「今戦わずに、いつ戦うのですか?」

逃げないことを決めたアラトだがじゃあどうすればいいかわからない。警察に頼ろうとするも、警察ではこの状況には対応できないと分析するレイシア。途方に暮れるアラトにさらにレイシアがこう告げる。

「アラトは私を信じますか?」「私を、信じますか?」


全話完走してからあらためて振り返ると、こんな場面も静かな感動を呼ぶ。そんな作品。

{netabare}・スノウドロップは排除しなければならない相手であることをこの時点でレイシアは見通している。
・対人接触経験のないレイシアが初見では無機質な対応に終始している。
・「信じる」は作品キーワード。アラトは信じることで世界を変えたのだよ。{/netabare}



と偉そうなことを言いつつ、まずは作品の内容以外のことでだいぶお騒がせしておりました。
アニメ制作が追いつかず、監督がぶっ倒れる。intermissionという名の総集編がけっこうな頻度で挿入される。芸人呼んでのお茶濁し回もあり。結局、予定していた2クール内で収まり切れず、残り4話をFINAL STAGEと冠してやっと完結しました。
この時点でリアタイ組の多く(?)が脱落したんじゃないかと思います。なんとか完結するにはしたので、後追い組にとってはこのことは関係なく、視聴のハードルにはならないですね。


次に内容について、
「あ、今きっと大事そうなこと言ってるんだよね」と思いつつ、理解が追いついていかない。けっこう難解です。それぞれ小難しいこと言うのですが、エリカとレイシアはその中でも2トップだろうと思います。
さらに前半の引きこみが弱いです。
例えば第2話。いきなりのファッションモデル回。唐突感が否めません。
× そういう路線?そんな媚びてもらわんでもいいのに。100年後も恵比寿にatreあるん?キャラも弱いな。主人公と妹がアホにしか見えん。
○ ま、いんじゃね?レイシアかわいいし(*^^*)
そして第3話。レイシア誘拐されるの巻。モデル回を受けてのストーカーの犯行という結果に…
× しょうもないイベントぶち込むなあ。国とか大企業ではなく個人の犯行かいな…はぁ。そしてやっぱり主人公と妹がアホにしか見えん(笑)
○ ま、よくわからんけどいっか… レイシアかわいいし(*^^*)
そんなこんなで第五話終わったら、いきなり総集編ですからね。

{netabare}とはいえ無駄回ではなく、いずれも情報戦特化型のレイシアが高性能hIEから超高度AIへと進化するための学習段階の過程の描写だったりします。前者は対人誘導(アナログハック)を、後者はケンゴからアクセスさせることで抗体ネットワークへのシステム侵入を、という感じ。
それを初期段階でそうなるように誘導していることが後々わかってきます。さらに第5話大井町のケンゴ救出回も布石が打たれていてレイシアのシナリオ通りだったりもするのです。第3話でケンゴが抗体ネットワークのネットワークを不正利用した弱みを組織に利用されミコト襲撃戦への参加を強要される。そうなるとケンゴ妹がアラトにヘルプを出してくることを見越して易々とケンゴ部屋からネットワーク侵入が可能になる、といった具合でしょうか。その上に大井町ではアラトパパが開発した行政執行hIEミコトの実験中です。こちらのデータ収奪も可能になります。{/netabare}

{netabare}なぜそんなことするのか?

レイシアが超高度AIに進化するために最新の情報を常にインプットし続けなければならないからです。正確にはクラウド型のため各ネットワークに繋がるようにしておかなければならないからです。
もともとレイシアは超高度AIヒギンズが作った人類未到産物(レッドボックス)でした。すなわち人間の知能では作成不可能なもの。さらに5体ある脱走hIEのうちレイシアだけ超高度AIに進化するよう設計されたものです。本来超高度AIの製作は禁止されており、かつその超高度AIもスタンドアローンでの運用が協定で取り決められてます。当然自立歩行型で外界と接する超高度AIは御法度、その網をくぐるため超高度AI一歩手前の段階で製作の承認をとりました。{/netabare}

{netabare}そしてなぜヒギンズがそのようなめんどくさい手順を踏んでレイシアを輩出したのか?が判明する終盤の展開はむちゃくちゃ面白いのであります。{/netabare}


前半が退屈な良作はこれまでもあるものの、“けっこう意味不明”の烙印を押されがちな演出になったのは製作陣の力不足だと思います。
たしかに難解な部分はあるかもですが、全話通せばそこそこついていけるくらいの難解さです。補足するのなら原作者長谷敏司の実況ツイートなんかは理解の助けになりました。

『自分はめっちゃ面白かったけど、注目されてないしあまりにも周りの反応が冷たいので、こそこそと愛でる作品』

お前の良さは俺がわかってるぞ!と売り出し中アイドルの追っかけをする心境に近いかもしれませんね。やったことないけど。。。
もともと本作のテーマ「boy meets girl」ということで、障害があればあるほど恋っていうやつは的な観点でいうと、「だって人じゃないしハードル高すぎじゃね?」というのがそそられたというのが一点。
次にSFの王道「人類より高度な知能をもつAIの行きつく先」ということでも納得できる内容で、希望の見える終わり方も好印象だったというのが二点目。
上記二点の魅力が柱で、バトル中心のFINAL STAGEにもなると、これまた高度な電子戦が繰り広げられ、いろいろな伏線を回収しながらの盛り上がる展開を見せたというのも好きな理由になるかと思います。

リアタイではブツ切れでストーリーを追うのに難儀しましたが、少し時間を経過した今なら、“後半失速するタイプの作品ではない”という意味でお薦めの作品になります。

とりあえず以下の3点を押さえとくと置いてけぼりにならないはずですよ。おそらくですが・・・



■ちなみにどこまで我慢(笑)すればいいのか?
物語の流れを軽く追うと、転機となるのは1クール終了間際の第11話。
第1話~第10話。レイシア級hIEが各々の行動原理に則した行動を取っていることの説明部分。レイシアの場合、アラトへの継続的なアナログハックと情報収集活動を描いている。
第11話。{netabare}レイシアがオーナー認証装置を引きちぎる。アナログハック完了ともみれるし、単にエモい場面ともみれる。最終話でレイシアがアラト一本に決めたのはあの時だと振り返る場面がある。{/netabare}
第13話。{netabare}「未来をデザインする」結果は最終話で提示されることになる。ここでは描いてるエリカと描くのかどうなのかふわっとしてるアラト。そしてレイシアには描いた未来を引きつける力がある。と問題提起したところ。{/netabare}
第14話。OPEDが変わる。物語も節目を迎える。{netabare}紅霞戦死。AIとどう付き合うか?を考えろと問題を人間側に突き付けた重要回。{/netabare}
以降、レイシアのミッションが徐々に分かってきて、「おー怖っ!」と感じる要素が増えてきます。そこでのアラトの葛藤など、「ちょろい。いらつく」と思ってた彼が、という後半の展開はなかなか見ものですね。


■そもそも押さえておきたい背景みたいなのは何か?

「高度に発達しすぎたAIを人間が持て余している」

です。きっかけは本編の半世紀前、超高度AI《ありあけ》の事故。人類を凌駕する知能を持つAIへの警戒を決定した事案です。警戒してても世界的な合意形成や決定事項などは曖昧なままで、とりあえず超高度AIは外部と遮断しとけばOK!みたいな状況で飽和点を迎えそうだよ、という局面から物語がスタートします。
警戒する人間の代表例として登場するのがアラトの二人のお友達。海内遼は“AIはモノ。決定・判断の権能を人間の手からAIに渡してはいけない”という立場。村主ケンゴは“AIはいらない。人間だけでもなんとかやっていけるはずだ”という立場。だからこそ、“AIへの警戒心がない”アラトが際立ってくるという仕掛けです。
持て余している人達として描かれているのはお偉方さんたち。不信・警戒の行きつく先は破局。{netabare}20年内に人間の手によって破壊されるとのシミュレーション結果を出した{/netabare}ヒギンズは地下施設で固定されているため、移動式のバックアップが必要と判断してレイシアを作成しました。


■レイシア級5体のhIEに与えられた役割をすごい考えとく

 紅霞 レイシア級hIE Type-001 「人間との競争に勝つため」の道具
 スノウドロップ レイシア級hIE Type-002 「進化の委託先」としての道具
 マリアージュ レイシア級hIE Type-003 「環境をつくるため」の道具
 メトーデ レイシア級hIE Type-004 「人間を拡張するもの」としての道具
 レイシア レイシア級hIE Type-005 「人間に未だ明かされざる」道具

なんやら哲学的ですが、だからこいつはこう動いたんだ、がわかります。前半の主役紅霞さん。要所で出てくるスノウドロップさん。どうしてエリカバロウズに囲われてるのか?のマリアージュさん。登場頻度多めでよく引っ掻き回してくれるメトーデさん。そして謎多き主役レイシアさん。



というわけで以上3点よろしくお願いします。



OPED 実は全部好きですね。曲もですが流れる映像が物語に沿っていて良いです。1クールめのOPは特にかっこよくて好き。



■■重度ネタバレ■■

{netabare}私(レイシア)は「人間を信じて仕事を託す道具」となりました。( ;∀;){/netabare}

{netabare}最後、超高度AIとしてではなく一介のhIEとしてアラトの元に戻ってきたレイシアが一筋の涙を流す。アラトには目に見えてるレイシアがレイシアなんだよね。(T_T){/netabare}


人間は形に縛られる。その上で信じることだけが人間の出来ることでもあり、未来への希望なのだ。キリッ





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20話終了時点での初稿
2018.07.07記

{netabare}
原作未読

なんだかんだ次週が待ち遠しい、次の展開が気になる作品でした。
途中途中intermission(総集編)が挟まれる度に心が折れそうになり、忍耐力がついたと思います。
現場しんどそうでしたね。水島監督は病んでるっぽい感じでしたし、途中からスタッフ頑張れと念を送りながらの視聴だったので、観てるほうも健全ではなかったと思います。
今度残り4話をやるみたいなので楽しみに待つことにします。


今からおよそ100年後、進化によりAIが人間の能力を超えて久しくなっている時代、人間とコンピュータとの関係を描いてます。関係という意味で物語の軸としてるのは「boy meets girl」高校生アラトとhIE(人型アンドロイド)レイシアとのたぶん恋です。それも人間側からの。。。
そこに親コンピュータ派/反コンピュータ派の人間たちの反目その他の要素がからんできます。

SFの設定は初心者/玄人双方を取り込める絶妙なバランスだったかと。
AIの進化と比べて他のテクノロジーの進歩があまりみられてない描写すら、人より遥かに高度な知性を持ったアンドロイドを道具とする社会に焦点を絞る意図があったと思えばわかりやすい。
キーワード《hIE》《レイシア級hIE》《アナログハック》《超高度AI》《ヒギンズ》《ミームフレーム社》《抗体ネットワーク》このへんをおさえれば充分に理解は進むと思います。

5話で、レイシア級hIEそれぞれが持つ役割の提示があり、以後その行動原理に従って行動していく各個体(見た目は女の子)の話になる頃からシリアスモードに突入して面白くなってきます。同時に難しくなってきます。
○○の道具ってのが謎かけみたいで良かったですね。
{netabare}
紅霞 レイシア級hIE Type-001 「人間との競争に勝つため」の道具
スノウドロップ レイシア級hIE Type-002 「進化の委託先」としての道具
マリアージュ レイシア級hIE Type-003 「環境をつくるため」の道具
メトーデ レイシア級hIE Type-004 「人間を拡張するもの」としての道具
レイシア レイシア級hIE Type-005 「人間に未だ明かされざる」道具
{/netabare}
まあその翌週は第一回総集編だったんですが。。。


声優さん知らない人が多かったのですが、おおむねしっくりきてました。ダントツで下手な方がお一人いましたね。それでも20話観たら少し持ち直してたようで、努力の跡を感じました。作中で演者さんの成長が見えるってなかなかないので貴重な経験したとも思いますし、彼女には今後頑張ってほしいです。

OPEDは1クールは最高、2クール目も良曲。
最終話あたりで1クールの曲をいいタイミングで流す展開を期待しときます。


さあ残った話数どう落としどころをつけてくるのでしょうか?
結末を見てから再レビューしたいと思います。{/netabare}


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2019.04.21追記
《配点を修正》

投稿 : 2019/11/16
♥ : 61
ネタバレ

noindex

★★★☆☆ 2.7

監督がアニメはこんなに要らないと発言したということは、このアニメもそうだってことだよね。

1話
本格SFと言うことで期待したが…やっぱ古典SFって感じになるな。
「ブレードランナー」の登場キャラを萌え系にしただけと言える。
hIE(アンドロイド)に愛着を持っている主人公はまんまブレランの原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」のイシドアだね。{netabare}そうなるといずれhIEは所詮は機械に過ぎないことを悟るって展開になるのかな。妹も実はhIEだったってオチもありそう。{/netabare}
おばさんのhIEは存在意義があるのだろうかと思ったw熟女好きの奴のためか…。

本格SFと言う割に、よくある「人間そっくりのアンドロイドがいるのにそれ以外の分野の技術はあまり進んでない世界」に見える。車はタイヤだし、無人スーパーってもうあるし。まあそれ言ったらブレランからしてそうなんだが。ブレランって功罪が大きい作品なんだろうね。
でも監督が水島精二なのでそう酷い作品にはならないでしょう。

2話
まだゆるい内容だが…アナログハックと言うのはこの作品だけの用語か。
今度バーチャルYoutuberキズナアイの写真集が出るそうだが現実がこうだとSFを書きづらい時代だよな。
{netabare}EDが妹メインだから最後レイシアが妹をかばって破壊されて終わりとかかな。妹が死んでED変更とか悪趣味なことはこの監督はしないと思うが。{/netabare}
それにしても2話にして作画がやばい。モブがぐにゃってる。夏色キセキの再来ですか水島監督~。
あとどうも東山奈央の声が合ってない気がする。声だけならプラメモの雨宮天の方が良かった(雨宮天も出てるけど)。

3話
ようやくバトル回だが…不殺系優柔不断主人公は人気出ないんだよな。水島監督ならそれはよくわかっているはずだがハズレ原作を引いてしまったか。
{netabare}レイシアの盾がいつのまにか移動してたけど妹が裏切っていたというオチか?
権力者がアンドロイド議員が邪魔だから消そうとする陰謀話になって行くのかな。{/netabare}

2クールと知ってびっくり(全4巻だが1巻に6話ずつ入っている)。こんなぐだぐだを2クール続けるのか?…ある意味楽しみ。主人公は後半性格変わりそうw

4話
レイシアに買い物させるのが心配なら宅配使えば?hIEの宅配なんていくらでもあるでしょ?SF設定をうだうだ喋る割にそういう所が杜撰だな。
{netabare}レイシアは全hIEを統括する歩く基幹サーバだったらしい。レイシアだけでなく紅霞もそうなのかもしれない。{/netabare}
国会の野党には未だにモリカケ言ってる反日のゴミクズ共がいる状況だし、hIEが議員になったほうがいいかもね。反日マスゴミの局員や記者もhIEにしたほうがいいな。

原作既読者によると中盤から面白くなるそうなのだが…もう切られまくりでしょwサクラダリセットの悲劇、再び。ただ今の所、名作サクラダリセットの1/100の面白さもないけどね。

5話
{netabare}hIE議員って思いっきり違憲なんだよな。
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、~」
この世界の日本は大幅に改憲しているんだろうか。
あんなテロ事件にかかわってなんですぐ家に帰れるんだろう…。
ここまでで言いたかったことはhIEは道具にすぎないってことだけか。 {/netabare}
次回は総集編だけどキリのいい所ってことで切られまくってそう。私は惰性で見続けるが…最近見た中だとブラスレイターくらいつまらなく感じる。登場人物の行動原理が{netabare}「友達がかわいそう」「hIEが嫌い」程度で{/netabare}幼稚で薄っぺらいんだよね。SF用語をちりばめたセリフを除いたら幼児向けアニメになるだろう。これで作者は日本SF大賞選考委員だというのだから今のSF界の現状に疑問を感じる。日本SF作家クラブの騒動が起こったのも当然か。

https://twitter.com/oichanmusi/status/965963303175389184
すげー失望した。しょうもなさすぎ。この情報を伏せていれば現状を打開できるとでも思ってたのか?作り手と見る側の感覚が根本的にずれてるんだね。
もっとできる監督だと思ってたのに…。

【中断評】
2クールアニメで見たい春アニメが多いのでギブアップ。2クールはCCさくらもあるし。中盤から面白くなると言うがここまでこれだけ酷いんだからたかが知れてるだろう。{netabare}どうせ妹を使った超展開だろうし。{/netabare}

これってEDがClariSだがこのアニメはアニプレックスじゃないんだよな。アニプレはTrySailがいればClariSはもういいのか。

https://twitter.com/oichanmusi/status/1010980260957966336
水島 精二 @oichanmusi
アニメ、今の半分でも誰も困らないと思うんだよなー。同じクールに2本やってる監督とかも居るし、大変だろうに。供給過多でしょう。視聴者はどうやったって全部見れないし、現場は常に人材不足だし。何のために作ってるんだろうなぁ……。一つ一つちゃんと作れた方が良いんだけどな。

ごもっともなんだけど、作り手が作品を制作している時にこれを言ってしまうってことは、このアニメもいらないってことになってしまう。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 19

67.9 16 SFでアンドロイドなアニメランキング16位
メトロポリス(アニメ映画)

2001年5月26日
★★★★☆ 3.8 (131)
975人が棚に入れました
 手塚治虫の原作を大友克洋脚本、りんたろう監督で映画化したSFファンタジー・アニメーション。ロボットと人間が共生する巨大都市国家・メトロポリス。一見理想的な社会かに見えるこの国だが、発達したロボットによって大きな恩恵を受けた者がいる一方、そのロボットたちによって働き口を奪われた者、ロボットにも人権をと主張する団体など様々な確執が噴出し始めていた……。

ソーカー

★★★★☆ 3.5

映像は凄い

人間とロボットが共生する社会を描いたSF
手塚作品が原作ですが、僕自身遠い昔に読んだことあるようなないような・・・あまり覚えていません
この映画のストーリー自体はとても簡単で分かりやすい。

主人公ケンイチとティマとの交流がメインで、
そこに人間とロボットとの軋轢やらなんやら絡んでくる話
ただちょっと見所に欠けるというか、盛り上がりに欠けるような気がします
万人受けをする話に見えるんですが、今ひとつ感情移入できない
内容が無難な分、「安心して見れる」ということもあるので単純にマイナス要素にはなりませんけどね

ただ映像は本当に素晴らしい!
ここまで綺麗に細かい動きをさせるとは大変でしょうね
手塚キャラも魅力的なので、そこは純粋に評価出来ると思います

投稿 : 2019/11/16
♥ : 5

2010sw

★★★★★ 5.0

その子の頼るものが自分しかいないとき握った手を離せるだろうか?

地上に舞い降りたその子が史上最強のロボットであっても☆オールドジャスに乗せてレトロなキャラが演じるストーリー☆全フィルムに施されたレトロな空気感表現☆ラストに流れるのは、"I can't stop loving you..."ワタシハ アナタヲ アイスルコトヲ ヤメルコトハ デキナイノ...今でもメロディも詞もすぐに思い出せるんだ☆壮絶で哀しいけど暖かいものが残る作品☆よかったらティマの生き様を見てやってくださいな。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 1

-?-

★★★★★ 4.4

手塚治虫×大友克洋×りんたろう作品

アトムやブラックジャックの手塚治虫 原作
AKIRAや童夢の大友克洋 脚本
銀河鉄道999のりんたろう 監督
アニメ映画作品

ロボットと人間が暮らす世界での話
(色々と要素があり一部書くと、差別・欲望・葛藤などなど)
人によって感じるところが違うかもです

作品としてはいい点ついてると思います
(似た感じだと、やはりAKIRAが自分は好き)

音楽は基本的にJAZZ(これがいい味だした、使い方してるとこがたまらないb、特にクライマックスシーン)

ちょっと古いアニメ映画ですが今のアニメと比べても見劣りしない
細かいつくり(まぁ映画だからなってのも一理あり)

大友さんのあの感じが好きな人は、お勧めできる作品です
普通に家族と見るときにもいい作品だと思います

投稿 : 2019/11/16
♥ : 4

66.6 17 SFでアンドロイドなアニメランキング17位
ヒートガイジェイ(TVアニメ動画)

2002年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (71)
469人が棚に入れました
ジュドの都市安全管理局中央司令部本部長シュン・アウローラは、新たに特務課を設置し、弟のダイスケ・アウローラをそこの準職員に任命した。シュンはアンドロイドのジェイをダイスケの相棒とするが、実はジュドではアンドロイドは禁止されていた。しかし、激増する犯罪に対処するため、シュンは特例としてジェイの製造を命じたのだった。父をアンドロイドに殺された過去を持つダイスケは、ジェイになかなか心を開くことが出来なかったが、数々の難事件を解明するうち、次第にジェイをかけがえない相棒と認識するようになる。
やがて、父の暗殺の背景に、ジュドの実質的な支配者であるセルジュ・エチゴの存在があることを知ったダイスケは、謎に包まれたエチゴの正体を探るべく、その身辺を調査し始める。

声優・キャラクター
松風雅也、菅生隆之、千葉紗子、阪口大助、三木眞一郎、小林沙苗、藤原啓治、清水愛、三宅健太

ぶっかけ

★★★★★ 4.3

面白いのないかな…って探してる?

アンタ漢?
なら見るっきゃないじゃーん
有名な秀作なんてどこでも勧めてるの同じでしょ
わざわざこんなトコ覗いてんだもん
ならコレいっとこう♪

ここ十年で一番のオレ的「埋まった」作品
ショートx2かと思いきや、しっかり裏で軸となるストーリーが走る。畳み掛けるように流れる後半の構成は見モノ

独特な世界観が、稚拙に感じない程度の細かい設定もしてあり、脇役達も魅力的です
ハマれば全26話楽しめるなんて、素敵の一言

投稿 : 2019/11/16
♥ : 9

toma

★★★★★ 4.1

男が惚れる漢たちの物語

スタイリッシュでクールな作品です。近未来のルパン三世を彷彿とさせられました。
前半部分で張られていた伏線が後半になり動き出してからは目が離せません。
舞台が近未来の為、人間とアンドロイドが共存する世界が描かれています。それ故にアンドロイドの利便性、逆に人間がアンドロイドに持つ恐怖心、不安、怒りなどマイナスな要素も描かれています。
単純なキャラのカッコ良さを描いた話ではないです。男のだらし無さ、情け無さ、寂しさを背負っているからこそ出る魅力が詰まっている作品です。
男の人がどこかで憧れている漢たちの物語です。熱い友情、愛がテーマにあり心揺さぶられました。
セリフ回しも、いちいちカッコ良くて、逆にウザイと感じる人もいるかも知れませんが、個人的にはそこがツボでした。次回予告の掛け合いは必見です。
少し前の作品で、あまり有名でもない為見たことがない人も多いかもしれませんが、見たことない方には是非とも見てほしい作品です。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 9

こたろう

★★★★☆ 3.8

漢は評価されていない事を他人のせいにしてはいけない

素敵です。
ハードボイルドの世界にターミネーター2のような設定を持ち込んだ快作。
飄々として腕の立つ主人公と、イカツい最強アンドロイドの相棒とが織り成すアクション活劇&ヒューマンドラマ。
もうね、”漢”と書いてオトコ、GUY っす。

ハードボイルドといえば、ルパン三世やカウボーイビバップが有名ですが、正直、話の淡白さが気に食わないので、個人的にはこっちの方が私は好きです。

本作は舞台が都市に固定されています。(主人公も公僕です)
話は基本的に1話完結ですが、舞台が動かないため使い捨てキャラが少ない。
主人公の周りに居る街の人やライバル、悪役、お助けキャラなどなど、2度3度と登場するので断然愛着と思い入れが育ちます。
また、父親の仇を探すという本筋ストーリーがあるため後半になる程引き込まれる面白さがあります。
終盤で、今まで絡んでた人が集まってくる展開もすごく好み。


ただし、個人的には大好きですが、この作品があまり評価されていないのは納得。
客観的にみて払拭し難い欠陥があるのは否めません。

濃いキャラデザイン。
男も女も超濃厚ソース顔(古いw)です。おっさんはこれでいいんですが、若い女性とか子供とかは・・・・キツい。
好みの問題ではありますが、これだけ特徴的だと作画崩壊も目立ちます。

声優がヘタクソ。
主人公とヒロインの声優さん・・・最初、どこの素人アイドルを連れて来たのかと思いました。(一応本業の方なんですね)
脇を固める声優陣が上手いだけに、拙さが余計目立ちます。棒読み口調で粋なセリフ吐かれても・・・ねぇ?


でもね、こういうのは1クールも我慢すれば馴れるんですよw
ハードボイルド好きな貴方! 細けぇこたぁ気にしないで最後まで是非見続けてください。

ジェイならきっと、こう言います。
「漢は少しぐらい気に入らないからといって途中で投げ出すものではない」

投稿 : 2019/11/16
♥ : 14

60.2 18 SFでアンドロイドなアニメランキング18位
RErideD-刻越えのデリダ-(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (129)
453人が棚に入れました
「もしも《あの時》に戻れたら......」「《あの時》、こう言っていれば......」。決して戻ることのできない過去に対して、誰もが抱いたことのある後悔の気持ち。けれども、《あの時》に戻れたら、すべてが思い通りになるのだろうか? 理不尽な現実を突き付けられた主人公が、さまざまな人物と出会い、困難を乗り越えながら仲間とともに旅する物語。そのキーワードは、「時間跳躍(タイムライド)」。少女を救うことはできるのか? 世界に迫る悲劇を回避する道はあるのか? 「時間跳躍(タイムライド)」に秘められた真実とは──。

声優・キャラクター
小野賢章、M・A・O、茜屋日海夏、佐々木啓夫、本渡楓、山本和臣、小林ゆう、櫻井孝宏、稲葉実、松田健一郎
ネタバレ

scandalsho

★★★☆☆ 2.6

最終話まで視聴しました・・・。

ひかりTVにて、最終第12話まで視聴しました。

ツッコミどころ満載の物語が目を引く作品(笑)。
テンポの悪さとご都合主義の連続のせいで、最後まで、全くのめり込めない作品でもありました(笑)。

{netabare}【以下、重度のネタバレを含みます】
最終話。{netabare}エレベーター前で突如語り始めるユーリィ。テンポを悪くするだけの悪演出としか言いようがない。
数千体のDZと対峙し続けるヴィドー。DZが弱すぎるのか、ヴィドーが強すぎるのか・・・。{/netabare}
徹頭徹尾、ご都合主義とテンポの悪さだけが印象的な作品でした。

最終的に、{netabare}タイムリープして過去を変えて、結果として、未来を改変する{/netabare}という”だけ”の物語。
う~ん。
あまり、おススメはしないかなぁ???{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 27
ネタバレ

HmFDB75691

★★★☆☆ 2.8

第10話~最終話&総評 このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう

SFものなら面白そう、というのが第一印象。

第1話 今後の展開に期待
{netabare}
今期はオリジナルが多くて、どれもストーリーがいい。
これもなかなかだと思うけど、猿の惑星とアイ,ロボットを合わせた感じ。
眠りから覚めたらロボットが支配していた……では物足りない。
タイトルに”RE”があるので、過去に戻りそうな気もする。

あと、テストしてればプログラミングにバグなんて出ない。
外部からのハッキングやモジュールが組み込まれたとかのほうがいい。開発者の意図しないところで計画が進んでいた、みたいになる。

色々予想できそうなので、今後に期待。
{/netabare}

第2話 まだ見れるレベルだと思う
{netabare}
このサイトのレビューを見ると酷評が目立つ印象。でも、もっとひどいオリジナルアニメはあったので、まだ見れるレベルだと思う。ストーリーよりも予想に重点を置いているのもあるけど。

最後に出てきた女は、マージュの可能性が高そう。主人公もそうだけど、弾丸をよけるのは、体がロボ化してるんじゃなかって疑っている。
ターミネーターのような世界観なのに、パッチとか言っているのは、違和感あるなあ。前回も書いたけど、すでに動いているシステムなのだから、バグではなく仕様書のミスと言うのが正しい。
{/netabare}

第3話 まだ見続けると思う
{netabare}
話が進むほど視聴者が減っている気がする。
このレベルのオリジナルアニメは見慣れているから、まだ見続けると思う。

さいきんのアニメはクオリティが高いから、作画で視聴者が減っている可能性はある。
ストーリーは敵キャラがお馬鹿すぎる。この程度のキャラにやられていると、コメディ感が漂ってしまう。

気になるのはバグ。これがメインになっているとは思わないけど。
システム障害が発生したとき、プログラマーが「仕様書通りです」とか言ったりする。「仕様書通りに作ったからおかしな動きをするんです」という皮肉でもある。
このアニメのロボも仕様書通りに作ったから戦闘マシンになった。だから、ミスなのか、意図的に入れたのか、原因を突き止める展開もあったほうがいい。

マージュは最後に出てきた塔のところにいるのかな。マージュがパッチを持っているから鍵になるんだろう。刻越えもしていそう。謎のほとんどがマージュに集中しているのも問題かな。マージュが出てこないかぎり話が進まない気がする。
{/netabare}

第4話 そんな古いパッチで直せるのか
{netabare}
あれだけ動けるロボができて、車はハンドル操作なのはおかしくないか。自動運転のほうがさきに完成してそうだけど。

話の流れはターミネーターに似た感じ。懐中時計が刻越えの因子になっているんだろう。量子理論とか出てきそう。アンジュはパラレルワールドのマージュとか。

パッチファイルを探す展開になるんだろうけど、そんな古いパッチで直せるのか。10年もしたら新しいシステムに更新するけどな。

謎はあるんだけど、それほど気にならない。筋の通った話にさえしてくれればいい感じ。
{/netabare}

第5話 変わったのはそこだけって……
{netabare}
過去を変えたのにカメラだけが直って、ほかの事象はそのまま続くのは、おかしくないか。前回、デリダが遅刻したのはそれなりに因果関係があったけど。

パッチファイルよりも、刻越えをして過去を変えていきそう。マージュがその技術を開発したなら、ユーリィが知ってるはず。ほかにメインキャラで作れそうなのは、ネイサンくらいだから、生きている可能性もあるだろう。だけど、これもユーリィが知ってないとおかしい。会社に知られると危ないので潜んでいるとか。

マージュは刻越えの実験中に時の狭間に……。
{/netabare}

第6話 お手軽なタイムライド
{netabare}
回を重ねるごとに視聴者が減ってきている。最初から少ないのはあったけど、途中断念が多いのはなかったなあ。

ストーリーは複雑になってきたけど、個人的には面白くなってきたと思う。話はこれからって感じだけど、かなりの人を断念させてしまった。作画と序盤のストーリーがイマイチだったのが原因だろう。

お手軽に過去に戻りすぎる。裏がないとおかしいと思う。例えば、これから起こる未来を見せられていて、じっさいは眠りから覚めていないとか。

過去に戻ったというより、記憶が増えてるのかな。それを過去に戻ったと錯覚しているとか。でも、ユーリィには変化があるから……。過去が変わると、ユーリィにだけ変化が起きているとか。それならカメラが直ったのも納得だけど。

ユーリィのセリフで、「マージュが追われてるのは……」は、最初、「マージュが生まれていないのは……」って聞こえた。そのほうが面白かったんだけど。
{/netabare}

第7話 まさか2クールじゃないよな
{netabare}
話があまり進んでいない印象。もしかして2クールか。そんな無謀なことはしないと思うけど……。

主人公のデリダの目的が、パッチファイルなのか、過去に戻ることなのか、はっきりしない。どちらかひとつに絞ったほうが面白かったと思う。

最後でマージュが現れたけど、なんか平和な感じ。デリダがいる世界とは違う世界なのかな。
{/netabare}

第8話、第9話 ストーリーのクオリティも落ちてきたかな
{netabare}
別のところでは、すでに最終話を迎えているようだ。予想しても仕方ないので、不満点を書いていく。いいところもあれば、もちろん書くつもり。

マユカが「退屈」と言ったところで突っ込んだ。それは視聴者のセリフだって。
ヴィドーのエピソードはベタすぎる。どこかのドラマから拝借したような感じ。見てる途中でわかった。

ロボは弱すぎないか。戦闘経験のないデリダに一方的にやられるなんて、戦闘マシーンとしてバグがあると思う。視聴者に脅威が伝わらないし、これなら人間のほうが勝利してるよ。

最終話が放送されたなら、1クールか。とりあえず、ホッとしている。
それにしては、色々詰め込みすぎている。もっとシンプルなストーリーにすべきだった。あと、ヒロインとも言えるマージュの露出が足りない(二つの意味で)。
{/netabare}

第10話~最終話&総評 このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう
{netabare}
残り三話を一気に観た。けっこう面白かった。
マユカが途切れた崖をジャンプしたところとか。って、そんなシーンねえよ。でも、あそこ通らないと、ヴィドーと合流できないし。マユカがジャンプするのを妄想したら笑えた。

最終話はそこそこ評価よさそう。
いくつか予想も当たっていた。アンジュはパラレルワールドのマージュだとか、懐中時計が刻越えの因子になっているとか。だから、驚きはない。
マージュが真っ裸だったのは、驚いたけど。露出が少ないと書いたけど、そういう意味では、あるんだけど……。


総評
終盤近くまでパッチで解決だったのが、急に刻越えになった印象。どちらかひとつに絞るべきだった。
マージュとデリダのつながりで世界を救った流れはいいけど、年齢差がありすぎる。

マージュは大仕事したわりには、出番が少なく、ユーリィほど印象が残らない。原因は、ほとんどの謎をマージュに集中させたため。オリジナルアニメは、ラストまで謎を明かさないことが多いから、マージュの出番も少なくなってしまったのだ。

人間が強すぎて、ロボに脅威を感じられない。車のほうを量産したほうが脅威になっただろう。
バグよりも、人とロボの実験によって、引き起こされたとするほうが、面白かったかも。
色々なパターンを考えると、それなりに面白い話になる気がする。よくないパターンを選んでしまったのかも。だから……。

このアニメのストーリーを変えるために刻越えをすべきだろう。
{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
♥ : 11
ネタバレ

ぺー

★★★☆☆ 2.6

緊迫感のないシリアスものは埋もれる

2018.11.06記


オリジナルアニメ


全12話予定ということで、伏線回収やら大丈夫かいな?と疑いつつ、とりあえず“タイムリープ”という単語に食いついてみた!…が、、、、


軍事転用可能な製品の致命的不具合を発見したリビルド社に勤める技術者デリダとネイサンが、会社に掛け合いつつもけんもほろろに上層部に却下され、そしてその不具合は不都合な真実で、っていう導入。
会社(というかアンドレイ)に命を狙われネイサンが実際に命を落とす。デリダはうっかりコールドスリープ装置に入ってしまい、気がつけば10年後。そこは不具合を指摘した製品(軍事アンドロイド)が暴走した結果、荒涼としてしまった世界だった。
{netabare}リビルド社は目下“死の商人”として絶賛営業中、というわかりやすい展開です。{/netabare}


コールドスリープ装置に入ってしまった流れはちょっと「ん?」となるものの、別に奇をてらった設定でも何でもありません。正義のヒーローがメンバー集めて巨悪に立ち向かう的な感じなのかな?
5話まできて、1クールで収めるにはあまりにも物語が進んでないのが断念理由になりますが、当然ながら今後の超展開ということもありますから、普段は経緯を見守るものの本作は足を引っ張る要因が豊富です。

{netabare}・凄腕の殺し屋と触れ込みのドナさんがなんとももたついている。凄腕っぽいのは登場シーンのみ。
・その凄腕に追われてる最中になんとも暢気な面々。
・デリダと愉快な仲間たちもヴィドー以外なんか職能あります?
・そしてデリダのフラッシュバック(頭いたくなるやつ)シーン。意味ありげだけど食いつきが弱い。
・父に対する誤解に気づいてからのシーン。盛り上げたい意図アリとは思うものの、え?それだけ?と消化不良。
・過去改変(デリダが遅れて誕生会にやってきた。カメラが直った。)これ終盤で繋げられるんかいな?と疑問。
{/netabare}

設定自体はわかりやすいものの、主要キャラたちのパンチ(魅力)がない。演出もグダってるため、いかんせんノリきれないのであります。
あと陰謀に巻き込まれ孤軍奮闘するヒーローものと見立ててるのですが、致命的と思えるのは今のところのラスボス(アンドレイ)がラスボスらしくないこと。実は黒幕は別で!ってなってもクールで収拾出来るイメージがそれこそつきません。
ラスボスらしくないというのは、見るからに無能そうなんです。どちらかというとボス二歩手前の腰巾着ポジションが妥当でしょう。
髪型からトラ○プ大統領をモデルにしたんでしょうが、それこそ陳腐ですね。小者感をだしたいんでしょうがCNNあたりが固定化したいトラ○プ像をそのままトレースしてることが安直です。
一応、死の商人化したリビルド社の重役ということで、戦争大好きキャラ(=悪)設定について、こと軍事に関しては中東・東アジアでやらかしまくった○バマのケツ拭いて押し戻している最中だというのが実情でしょうに。
※トランプが良いという話ではありませんよ

まあいいでしょう。
この世界観など含めて日本よりアメリカあたりでウケそうな気がします。海外の反応など見てみたらおもしろいかも。

録り溜めた5話分観て撤退することにします。



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2019.05.30追記
《配点を修正》


今となってはもうトラン○似の男の印象しかないアニメ。
お騒がせの超大国の大統領ですが、遡ること8年前。「中国に25%の関税かけたる!」なんてだいぶ昔から言ってました。甘く見ない方がいいですね。なんとかなる&なんかあったら政府に泣きつこうと先送りを考えてる日本の経営者さん。100年前みたいに足を引っ張らないでくださいね。これは商機です。

投稿 : 2019/11/16
♥ : 50

66.6 19 SFでアンドロイドなアニメランキング19位
白鯨伝説(TVアニメ動画)

1997年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
167人が棚に入れました
『白鯨伝説』(はくげいでんせつ)はNHK衛星第2テレビジョンで放映された番組「衛星アニメ劇場」内で1997-1999年にかけて放送されたTVアニメシリーズ。ハーマン・メルヴィルの小説「白鯨」をモチーフに、監督の出崎統が長年温めていたアイディアから制作したSFアニメである。出崎統・杉野昭夫の共著「アニメーション制作技法~『4701白鯨』を創る~」誌上の題材「4701白鯨」が原案となっている。

rurube

★★★★★ 4.3

衝撃的名作。

宇宙に人類が進出し数多くの宇宙船が行き来していた時代から数十年、宇宙バブルは終わり宇宙には廃棄された宇宙船が残された‥。
エイハブ船長のエイハブカンパニーは廃棄された宇宙船から物資を集めブラックマーケットに流す仕事を縄張りとしていた。彼らは鯨獲り(宇宙船が鯨に似ているから)と言われどんな商品も調達する命知らずの集まりだった。そんな折、エイハブに一人の少年ラッキーが仕事を求めやってくる、しかし彼には大きな秘密があった。厳しい試練に耐えエイハブカンパニーの一員になったラッキーに最初の仕事が入る。その仕事の途中一体のアンドロイドを発見、アンドロイドは政府に管理され一般人が所有する事は禁止されていた。そしてアンドロイドのデュウとの出会いはこれか巻き込まれる大きな事象のはじまりに過ぎなかった。
ラッキーの秘密とは彼の母性である資源惑星が役割を終え、新兵器の実験星に選ばれたのを阻止する事だった。その新兵器の名前は『白鯨』 白い巨大な鯨のような宇宙船であり一度起動すれば星一つを消滅させるエネルギーを放出する。ラッキーの兄は反政府運動をしており今回この計画の中止を求め宇宙一の鯨獲りであるエイハブに協力を求める為にラッキーをエイハブのもとに行かせたのであった。
ラッキーから話を聞き少なからず『白鯨』と因縁があったエイハブは協力する事を容認、ラッキーの母性である惑星モアドに急ぐ。しかし物語が進むにつれある真実が明かされるアンドロイドのデュウは宇宙船 『白鯨』 に何かあった時の代わりとなる起爆装置だったのだ‥。
大きな事象巻き込まれるエイハブカンパニーは何処に行き着くのか‥。

この話、映像も物語りも情熱も詰まっているが悲しくも金が無かった。もともと36話を予定していたが金銭的な問題や制作元が倒産してしまい紆余曲折して24話。話が途中で飛ぶのと制作が追いつかず歌の挿入などで尺を誤魔化していたらしい。観ればその部分は分る。権利も他の会社に譲った問題なのかDVDも手に入らないし視聴が困難で最後まで観れていない。
けれどこの作品に対する監督の熱意には感服せざるおえない。けして奇を狙った訳ではない独特の作画・重厚なストーリー・そしてエイハブ船長の魅力。この作品に掛けた思いが伝わる作品だった。

エイハブ船長の魅力について少し記述したい。
ラッキーの母星である惑星モアドでラッキーの兄 シロー・トキサダ(元ネタは天草四朗)との会話
「俺が神様に頭を下げたのは孤児院の教会で牧師様からココナッツチョコレートそせしめる時だけだった。水を挿すわけじゃねーけどよ‥言いていことは言わせてもらいたい。」
「どうぞ」
「なにかい?この戦は神頼みかい。それでこっちは皆心が清らかで神様に許されて清く正しいお人びとが自由の為にって言うやつなのかい?断っておくが俺たちは、いや少なくとも俺は清くも正しくもねーぜ。」
仲間と言い合いして
「清く正しい戦争なんてねーってことよ。分ってんのかなラッキーの兄さん?どんな理由にせよお互い勝ちに行くには相手をぶっ壊したり殺したりしなきゃなんねーんだ。」
「分っています。」
「分ってねー!分ってたら