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「君の名は。(アニメ映画)」

総合得点
91.0
感想・評価
2499
棚に入れた
11411
ランキング
42
★★★★★ 4.1 (2499)
物語
4.1
作画
4.5
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.0

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君の名は。の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観たいんだけども

「どいつもこいつもやたら」は「有名人がこぞって」と言う意味した。

頭の中ではそういう意味だったので、主語を入れ忘れました。

有名人=鈴木敏夫、秋元康、岩井俊二等々

有名人がこぞって褒め千切るので、

自慢の天邪鬼が火を噴いた、みたいな感じ。

騒動が落ち着いたら観たい。

しかし早速タグが多いな、

アンケートの回答だけでも一仕事やな。

投稿 : 2019/07/28
閲覧 : 437
サンキュー:

37

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

色々言われているけど、やっぱり名作だと思います

この作品が『秒速5センチメートル』に対する新海監督が示したアンチテーゼの回答。
絶望を描いたあの作品は、9年の歳月を掛けて救われ、そして見事終わりを迎える。
多くの方が語るように僕もそう思います。

隕石によって街が消滅するという一見突拍子もない設定も、『秒速5センチメートル』で
登場したロケットを見上げる美しい映像と重ねる為とするなら、何となく納得出来ます。
しかし何故彗星の欠片である隕石が1,200年毎に同じ場所へ落下するのか、という疑問は
今でも残ります。

美しく描かれた飛騨の町並みや風景、地味な場面への拘りの描写は凄みを感じるところ。
曲の入りもとてもスムーズで絶妙です。こういう細かい部分も一切手を抜かないところもいい。

色々言われている声優陣は個人的にも決してBestでは無いと思うけど、
感情がしっかり伝わるいい演技をしていたとは感じました。

一度の視聴では分かり辛い伏線や謎は、視聴を繰り返すことで物語の面白さがより理解出来るし、
感動も一段と増すのでお勧めです。

〈ちょっとしたネタバレです〉
{netabare}
代々受け継がれる宮水家の入れ替わりの由来。組紐を編み、巫女として「口神酒」を
供え、やがて来るその日の為に町を守る役割を持つ家系であったこと。
そして日本書紀に纏わる『瀧』と宮水家との結びつきも必然であったこと。

入れ替わりは時間差を超えて起こっていることに気付かず、直接会いに行った三葉が
3年前の瀧に組紐を預けたことは、二人の結びつきを示すものです。

そして三葉を助けたいと思う瀧と、様々な必然が結ばれ奇跡を起こすことになる。
{/netabare}

分かっていてもラストの再会シーンは、何度見ても感動します。

投稿 : 2019/07/23
閲覧 : 187

モンロー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

期待はずれ

ものすごく話題になっていたので
どれ程のものか見てから
大したことないと盛大にDISってやろうと思って
見に行ったが想像以上に面白かった。
少なくともここ最近のアニメ映画で1番の出来だった。

投稿 : 2019/07/20
閲覧 : 233
サンキュー:

11

scandalsho さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画はきれいだった。もの凄く!だけど・・・、

物語としては、『見終わった後に何も残らない作品』という印象。
個人的には『この世界の片隅に』、『聲の形』の圧勝だな~。やっぱり。

様々なSF要素の詰め合わせは、アニメ初心者には斬新に見えるでしょう。
だけど、私には目新しさよりむしろ、矛盾とご都合主義が気になってしまう。

普段アニメをあまり見ない人たちがこぞって見に行った結果が、空前の大ヒットなんでしょう・・・。
まあ、私のようなアニオタがこぞって見に行ったくらいでは、あそこまでの大ヒットにはならない。
『素人をいかに取り込むか!』
この部分に特化した作品ということなのでしょう。

最後に。
やっぱり声優はプロの声優さんに任せるべきだと思うんですよ!
誰とは言わないけど、ひどい人がいた!

投稿 : 2019/07/14
閲覧 : 1341
サンキュー:

115

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場視聴!面白かった!!

封切2日目くらいに観にいきました!

やっぱり背景きれい^^

話ももちろん面白かったけどこの背景だけを大画面で観るだけでも良かった!!!

入れ替わりがただの入れ替わりじゃ無かった!
途中で「ん?あれ??どうなった??」ってなりつつ最後までドキドキで楽しめました♪


*** 地上波視聴 ***
1度劇場で観てたけど、改めてみると確かに「あ、ここがあれの伏線か~」ってシーンがあって「なるほど!」とwリピートする人の気持ちがやっとわかった!

二人がお互いの記憶をなくしていくシーンは泣いてしまいました。切ない~

そしてやっぱり新海アニメは絵を描くシーンがすごく好き。。

*** 地上波2回目 ***
提供ロゴ入れ替わりとか、CMが新海バージョンになってたりって楽しめた~♪

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 248
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男女入れ替わりといえば

男女入れ替わりといえば大林宣彦監督の”転校生”の世代ですが(笑)
また違った男女入れ替わりで面白かった。
SF好きとしては突っ込まずにはいられない箇所が多々あるが、新海誠氏といえばバッドエンドが多いので、これでいいのだ!でしょう。

投稿 : 2019/07/08
閲覧 : 140

なのん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

映画館で観れば良かった…と後悔

作画のクオリティに圧倒される。そして、都会と田舎の対比が良く描かれていた。

ただ盛り上がりピーク時は、最初のみ。終わりにかけてが長く感じたのは気のせいだろうか。

レンタルしよう!まではいかないが、地上波放送したら見ようと思える作品だった。

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 169
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「誰そ彼」「君待つ我そ」

「誰そ彼とわれをな問ひそ九月の露に濡れつつ君待つ我そ」
「誰と私に尋ねないでください。あれは9月の露に濡れながら君を待つ私」

主人公の瀧が残した「誰だ、お前!」というスケッチ。「誰そ彼」に結ばれ即ち「君を待つ私」宮水三葉であるということ。漠然と観ているだけでは決して気付くことがない、深い意味がここに込められています。

三年前に糸守町には彗星が落ち、その後三葉と瀧の入れ替わりも無くなってしまう。なのに何故別の時空を生きる二人があの山で再び出逢うことが出来たのか。

「黄昏時」即ち「片割れ時」だけお互いの姿を見ることが出来ると語った一葉の言葉。御神体の中で組紐を持った瀧が三葉の口噛み酒を飲むことで無事に入れ替わりを起こし、再び二人は山頂で逢うことで悲劇を無事に回避することが出来ました。

そして名前を忘れた二人がエンディングで再び出逢う劇的なフィナーレへ。


何度観ても素晴らしい、歴史に残る感動作品です。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 170

テレ美 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

今や世界で話題になっている映画(らしい)のですが、そこまでじゃないだろという直感みたいなものがあったので見てませんでしたが、友達に誘われてしまったのでみて来ました。
うーん。面白かったけど…やっぱり今話題になっている程の超大作ではない気がしました。
意味が分からなかった訳でもないし、興味のないジャンルだった訳でもない、時間軸のズレやねじれもアニメオタクの第六感みたいなもので理解できてます(笑)
でも、秀逸な何かを感じるでもなく、感動するでもなく…。
見終わった後に「ああ、見てよかった!」という感じもそんなになかったですし…。
うーん、ホントになんと言えばいいのか。
やっぱあの「忘れる」の描写が引っかかってるのかな。
「入替りは必ず忘れる」という確固たるルール付けならまだすっきりできたかも?
「夢は忘れるもの」と言われたから「いやそんなことない。覚えてる夢あるし、忘れたいのに忘れられない夢もあるよ私」という小さな考えの相違からあの忘れる演出やラストのお互いを見ても思い出せずぼや~っとしたヌルい再開が残念すぎたのかも。
そこまで強烈な夢を見たら、何かをきっかけに「あっ」と思いだすものだから。私の知ってる「夢」は。
一瞬見て「あっ」とは思ってるのに思い出せないのかよwっていうあの演出は逆に…その程度の「好き」かって失笑しちゃうというか。
「夢」とデジャヴを混ぜたような演出が何か後味の悪いモノになってたような。
「入替りは忘れる」という確固たるルール付けがある上で、向かいあった瞬間、詳細は全く思い出せなくてもその存在だけでも思い出す奇跡があった方が感動できたかもね。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 212
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見るたびに「面白いな」と感じる希有な作品

私には合わない作品でした。
正直、好きにはなれませんでした。
ただ、三葉は可愛いと思いました。
舞台が「ひぐらし」と同じ飛騨もしくは白川郷な点は興味が持てました。

---------------------------------------------

地上波初放送を見てみましたが、今回はなかなか良いと感じました。
不思議なものですね。
とにかく絵が綺麗でしたし、物語もなかなか良いなと感じるようになりました。

---------------------------------------------

最初に視た時は「話題になってるのに絵が綺麗なだけでつまらないアニメ作品だな」と酷評しましたが、
不思議な事に二度目、三度目と見るたびに面白いなと感じるようになりました。
ヒロインの三葉もさらに魅力的に感じられるようになりました。

こういうアニメも珍しいです。
まあ、私が変わったのか、最初見た時は「こんなに話題になってるんだから面白いに決まっている」と決めつけて非常に高いハードルを設けて見たので失望があったのかもしれません、

このアニメはテレビ朝日が相当に押しているようで、これからも何度も放送が繰り返され、
放映されるたびにネットで盛り上がる日本テレビの「ラピュタ」や「千と千尋」やフジテレビの「アナ雪」同様に定番性の高い「お祭り作品」というふうになって行くのかもしれませんね。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 319
ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

時間を越えた恋の物語!

新海誠さんの話題作品。

ストーリーの綺麗さ。作画の綺麗さ。構成。キャラの個性も光るものがあります。



ミツハと瀧は眠ると入れ替わってしまうことがある、それははじめからミツハが瀧君に助けを求めていたのかもしれない、入れ替わることでそれぞれ絆を深めていき、しかし、入れ替わることがなくなって記憶から互いに消えてしまいそうになってしまう、そんな中でも瀧はミツハを救いたい、それは素直で純粋な恋愛感情だったんでしょう、少しだけでいいからこの状態を続けていたい。好きな人と一緒にいたい。幸せはそういうふうに感じられるものだと思った。 組紐が人と人との繋がりを表していた。はじめは見終わったときに感想はのべずともよいと、くそみたいなことを思ったけど、話さずにはいられなかった♪


しかしタイムリープものだったとはほんとに驚きです(ネタバレですけど)、新海誠さんらしいラストでした♪二人は幸せになることを願ってます

あとゆき先生(言の葉の庭の先生、花澤さん)もいたことに驚き、あの村の人が救われたってことはまだてがみつづけてるんだろうね、うれしい♪

小説も読んだけど、映画見た人にはさらに深く作品に入り込めるって感じでした!

そしてRADWIMPSのmvのバージョンだと早い段階で三葉は瀧君に出会ってるんだね♪大学生なのかな!どちらにしろ二人は幸せになってくれるといいんですけど(幸せになれますよね♪) mvを見て改めて作画がきれいすぎて、光の具合がスゴすぎましたね♪


久しぶりにみました。1年ぶりですかね♪やっぱりこの手の作品は何度みてもドキドキしてしまいますね♪
瀧くんと三葉の時空をも越えたような恋愛物語は見る人の心を掴みますね!曲もこの作品の魅力ですが、なんといってもストーリーと世界観、そして映画だけあって作画が素晴らしいです!この作品は自分のなかでは評価が高いです。誰がなんといってもいい作品だと思います!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

テレビで放送。やはり良い。たきみつ、いい。

三葉かわいすぎました。2828できました。

投稿 : 2019/07/01
閲覧 : 305
サンキュー:

36

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

末永く爆発しろ!!

久しぶりにアニメ見たけど、めっちゃオモロイやん!
新海監督の作品は秒速しか見たことなくって、どうせ風景がきれいなだけの内容かなって思い込んでたけど、良い意味で裏切られた気分です。
よくこれだけのストーリーを2時間に詰め込んで、インパクトのあるシーン盛り込んだよ〜
設定は割とベタだしクッサい台詞もあったけどそこが良かったと思います。ラッドの曲も良かったです。秒速のときも思ったけど、本編が曲のプロモーションビデオっぽくなりますね。(笑
特に田舎と都会の対比が素晴らしかったです。

一般受けするのも納得ですよ。ファンタジーを志向しすぎない丁度良いリアリティだと思います。そういう意味で、次作の天気の子はちょっと不安ですけどね。
全体的に重くなりすぎず軽くなりすぎない、ザ・大衆作品って感じですね。自分はこれ大好きです。(笑
こういう作品見てると、まだまだアニメいけるやんって気持ちにさせてくれますね。

投稿 : 2019/07/01
閲覧 : 186

h さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神作品!

私にとっては一生忘れられない最高の作品。
世界中であまりに評価されまくったせいで、遅めに見た人は過剰に期待し、そうでもなかったと言ってる人が多いように感じる。細かい設定もしっかりと理解し、この作品の核心に触れることができれば、あれだけの人気がでるのも本当に頷けると思う。
見てない人は細かいところもしっかり確認しながら見て欲しい!

投稿 : 2019/06/26
閲覧 : 197
サンキュー:

8

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

裏設定が多いらしいが良く出来ている

劇場公開後に、DVDで見た作品。

序盤の流れだと良くある話かなぁ…と思っていたけど、中盤から様相が変わり最後まで見入った。

主人公の少年が、彼女の腕に残した言葉が、機転がきいていて素敵だった。

「この東京で、交差点や駅のホームとか、貴方と私はきっとすれ違ったりしていた」とはこのアニメとは関係ない曲だけど、まさにそんな感じだよね。

投稿 : 2019/06/20
閲覧 : 225
サンキュー:

18

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメが変わる

今更、この作品についてどうのこうの言う気はない。

しかしながら、昨今のアニメや漫画の状況が激変していることについて述べたい



その① マンガ雑誌、TVアニメの衰退

2017年現在、マンガ雑誌の衰退は顕著になっている。出版不況は以前から言われていたが、ここにきて我々の文化の一つである「マンガ」もまた区切りがついてきた。単行本の売れ行きは一部を除いて減少してるし、週刊誌、月刊誌の発行部数は歯止めがきかない。少年マガジンは100万部を切り、日本1売れている雑誌あのジャンプでさえ200万部を切った。新人作家の枯渇も叫ばれる中でなかなかヒット作が出ていないのも原因らしいが、何よりも読者層となるべき若い世代(10代、20代)が雑誌でマンガを読まないのである。
 
しかし、マンガ自体は読まれているしアニメも見ているのになぜ衰退なのか。
一重に行ってしまえば、読む、観る「媒体」が変わったのである。

雑誌やTVを観る世代は30代後半までが限界であり、今の時代、カルチャーはPCやスマートフォンで観るのが当たり前になってきている。無料で手早く操作できるPCやスマートフォンは使い勝手が良いため、これからも利用する人口は増え続けるだろう。


現に出版社やアニメ会社の大手はネット配信、webやアプリでの配信に力を注いでいるし、このまま進めば雑誌<ネットの関係になるのはもはや必然となる。数年で逆転してしまうに違いない。



その② クラウドファンディングによる制作体制の見直し。

ご存知の方も多いかもしれないが、漫画家やアニメ会社は出版社やTV局、おもちゃ会社などのスポンサーによって成り立っている。
漫画家はマンガが売れるまで出版社から原稿料をもらって生計を立てるし、アニメ会社も制作委員会というスポンサーから出資してもらって会社を経営をしている。
これはつまり、資本主義の原則からすると株主に相当するものであり、基本的にはその株主からありとあらゆる制限(表現規制、上映時間、ページ数、給与など)をコントロールされることになる。これが業界全体の様々な軋轢になっていることは昔からいろいろ言われてきたが、「インターネット」の登場でこれが激変するかもしれない。

要するに、資本主義ではなくクリエイター主義に変わるのだ。

その一つが「クラウドファンディング」であり、今まで作家と読者の間に存在していた垣根(出版社、テレビ局、おもちゃ会社)がなくなり、読みたいマンガなりアニメなりを作るクリエイターに直接資金を提供できるシステムである。
現に去年公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」はクラウドファンディングによる一般の投資で大成功した典型例だし、「ワンパンマン」や「モブサイコ100」の原作者であるONEは、インターネットで無料公開による莫大なアクセス数を稼いで、逆に出版社からスカウトされた事例がある。

それから、2018年公開予定のヤマカンこと山本寛監督のアニメ映画作品はクラウドファンディングにより制作することが決定して、目標の資金調達の数字を軽く超えたとのニュースもあった。


その③ 「君の名は」の歴史的大ヒット

「君の名は」の歴史的な大ヒットはアニメ業界を震撼させただけでなく、すべてクリエイターたちに多大な影響を与えただろう。

何故なら、「メジャーなタイトルでもないのに一般に受けたと言っていい初めてのアニメ映画」だからである。

超有名なジブリアニメでもなければ、大手の人気漫画タイトルでもある「ワンピース」「ドラえもん」「名探偵コナン」でもないのにもかかわらず、「君の名は」は社会現象になるまで売れた。新海誠監督は以前から、細田守や庵野秀明同様にポスト宮崎駿と言われていたことは確かだが、それにしてもあまりにも「売れすぎた」のである。
これはアニメ業界的には異常なことであり、大昔のニッチな産業だったアニメ業界というものがついに一般に認知されたことに他ならない。

それは一重に、今の若い世代がオタク文化にほぼ抵抗がなく許容できるということでもあり

もうアニメはオタクの物ではなく、一般の娯楽の仲間入りなのだ。


まだまだ語りたいことは山ほどあるのだが、もしもっと深いことがききたい方は僕に直接メッセージを送ってもらいたい。(笑)できるだけ真摯にお答えしたい。映画レビューもやっております

投稿 : 2019/06/06
閲覧 : 559
サンキュー:

33

ひろくん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったケド、新海 誠っぽくは ないの鴨。

作画はほぼ問題ナシ。

お話しは 一般的娯楽作品。

構成、 上手いなぁ。また、セリフ/モノローグ/ナレーション
に於いて 説明っぽいヤツを 一切入れないのがイイんだよね。


今回、キャラクターデザインは 田中将賀くん。
田中くんのキャラは魅力があって好きなんだケド、
彼が単独で作画監督とかやっちゃうと

横顔の時、骨格を強調し過ぎて描くクセがあるので ちょっと
心配していたのですが、もう一人メインのキャラデザ&
作画監督の安藤くんが上手く折り合いをつけてくれた模様で
三葉ちゃん、とっても可愛く描かれていてスッゴく良かったデス。
(…これ、スケジュールの都合により・・・ジンジャーくんの原案で
安藤くんがキャラデザを起こし、更にOPで そのキャラデザを元に
ジンジャーくんが作監をやると言う とても複雑な事情があったそうです。ww)


中身が入れ替っている時の微妙な変化とか、
・・・ホント、上手かったなぁ。。。( しみじみ。)



あっと、アタクシ的 作画でのマイナスポイントは新幹線の座席配置が
海側と山側で逆になってたトコ!(ソコかよ!w)
もう一個、飛驒古川駅に於いて 特急ひだ号は 1番線に到着しますで。

しっかし、新海くんはナゼか主役に絶対的上手さを持つ声優さんを
起用しないパターンがあるんだよねぇ。・・・何だろう、
キャラクターの設定年齢との整合性かな?若しくはアタシの気のせい?
・・・・・やっぱ、“ お・と・な・の・事・情 ”・・・?ww

でも、上白石ちゃんの演技・・・純朴さは良く出せてました。



・・・大ヒット、否、超絶大大大ヒットだよねぇ〜!

アタクシは楽しめましたが、新海的成分はちょっと
薄めだった鴨。新海マニア達には凡庸と映ったかしら。

・・・・・でも 新海くんらしさは出てたし、面白いよぉ〜!!!
ハッピーエンドの方が好いしね•••、もっかい観に行こうかなぁ。
(ちょっと文章がアレだな、後で書き直す鴨。)


・・・で、もっかい観てきた。

なんだか、お話しの 途中から度々 ぼろ泣き。(笑)・・・なんで?

投稿 : 2019/05/29
閲覧 : 218
サンキュー:

14

uppo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どれだけシナリオがまとまっていようが、作画が綺麗だろうがテーマが無ければ響かない

社会現象にまでなった作品だから温めておいたけど、面白かったが淡々と見れてしまって終わってみればこんなもんかという印象。
人によって作品に求めるものが違うわけだが、この作品は単純にシナリオを楽しみたい人用の作品。
何かしらテーマ・メッセージが欲しい自分向きでは無い。


自分がプレイして大好きなギャルゲ作品で隕石が絡む作品は2作ある。
「eden*」と「そして明日の世界より―」の2作。
この作品らは「どう生きるか」にテーマを追いた作品。
どうしてもこの作品と比べてしまっている自分がいる。
ちなみに「eden*」の制作会社のminoriのopに新海さんが何作品か関わっている。
そのminoriも最近解散してしまったみたいだが・・・・。

投稿 : 2019/05/18
閲覧 : 206
サンキュー:

11

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新海誠さんの代表作品

【視聴きっかけ】
minoriが終わってしまって2か月が過ぎてしまいました。
minoriと言えばOPやEDの良さですよね。
私が始めて新海誠さんを知ったのは 代表作品『ef』シリーズです。
実際に知ったのはこの作品ですが、初めての作品として見たのは
ムービー監督をしており、minori時代にいた新海誠さんの作品が初でした。

昔の作品とも言えない今の作画よりも繊細に描かれており
「これが美少女ゲームなのか!?」と思ってしまったOPでした。

しかし私はアニメーション作品は見たことがなかったのです。
それは致命的なので、まずは代表作品から見ようと思い視聴を始めてみました

【良い点】
まずは安定の新海誠さんらしい演出と風景がやばかったですね。
efの頃からもう町の風景を描くのは凄いことは知っていましたが
アニメーションを超えている感じがします。

そして、演出面ではあの世と繋がるような線と線が繋がる感じが
まさに彗星が割れたように表現されて、ねじれている感じが
最高です。

また、始まりの冒頭らへんから何かいろいろと凄かったですね
最初はいろいろと笑えることや共感することを視聴者に与えて
興味を引かせて、後から純愛ものにしてくる感じは
CLANNADみたいだなあと思いました。

これは余談ですが、最後のスタッフロールで制作協力が凄すぎました
私たちの知っているアニメーション会社がずらりと載っていたので
驚きましたね。

誰がどこの担当していたかは分かりませんが、「ここはこの制作会社が請負していたのかなあ」と想像が出来るのも日本アニメーション映画の醍醐味なのかもしれませんね。

新海誠先生はefから凄いこと知っていますが、この作品以外にも名作は絶対にあるので、機会があったら見ようと思いました。



全然感想になっていない感じはしますが、これからも感想書いていくので
よろしくお願い致します。

投稿 : 2019/04/30
閲覧 : 229
サンキュー:

23

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名前の定義

体の入れ替わり。その時、何かが起こった。運命?それとも宿命?まさに神のみぞ知る。勿論、貴方のみぞ知る。
もし貴方に叶えたい夢があるなら、まずは行動すべきだ。何でもいい。全ては貴方のために存在するのだから。

君の名は。は史上最も成功したアニメ映画として挙げられています。あくまで僕の推測ですが。説明するまでもなく名作に等しい出来です。
僕は本作を公開日に観に行きました。非常に美しい映像、RADWIMPSによるロッキーで最高の音楽。これらが本作への第一印象でしたね。
それだけではありません。主要キャラも掘り下げもしっかりしています。間違いなく立花瀧(たちばなたき)と宮水三葉(みやみずみつは)を気に入るでしょう。二人は本作の主人公です。
彼らは人の気持ちに敏感で、誰かを大切にする傾向があります。これらは人としてすごく大切な事です。故に僕は二人が好きです。特に瀧。
ある日、彼らは出逢った...別の形で。二人にまつわるストーリーは貴方が思うほど複雑ではありません。実際の所シンプルですが、若々しくて尊いです。
誰もが青春と人生を持っています。僕も生きる上でそれらを大事にしています。でなければ僕の人生は台無しです。僕はそんな事を望んでいません。
本作に登場するキャラも同じです。瀧は社会に出ようと頑張っています。三葉は永遠の幸せを欲しています。それぞれ目標は違いますが、核心は力強いです。
だから変化が起こりました。偶然ではなく必然的な出来事です。自由は奪われた。二人はこれからどうなる?この点については貴方の解釈次第です。
忘れられない物があります。誰かを忘れたくない。その思いが何かを変えます。まず最初に、人間の強さです。良い方向に進みます。
何故なら人間のセオリーだからです。既に僕はそれを理解しています。貴方もそう思うでしょう?名前も大切です。あの時の思い出を忘れたくないと切に願う。瀧と三葉のように。

他に長所を述べましょう。声の演技がすごく良いです。殆どの方々が俳優さんであるにも関わらず、ぴったりとそれぞれのキャラに息を吹き込んでいます。
中には名の知れた声優さんもいます。そういう訳で僕は本作のキャラが大体好きですね。特に瀧の顔と声!イケメンすぎてドツボです。
作画も実に素晴らしいです。今まで観た中でかなり優れています。美しすぎる(褒め言葉)。新海誠監督の芸術的センスは健在です。彼はアニメーションの作り方をよく解っています。
音楽は完璧ですね。RADWIMPSの歌が場を盛り上げます。初めて聴いた後、サントラを買ったぐらいですから。実に「ロック」です。
僕は生まれながらロックとメタルが大好きです。当然彼らの曲も好きになりました。このバンドは天気の子(新海誠監督の最新作)も手がけます。

ストーリーテリングと一部キャラの掘り下げが弱かったですね。尺の都合もあるので仕方のない部分ではありますが。
本筋がほぼ予測可能で意外性が無いです。発想は斬新ですが、それをあまり活かしきれていません。結果として、話の流れが分かりやすいです。
加えて、奥寺ミキ(おくでらみき)さんの行動原理が僕には理解し難かったかな。瀧と三葉以外のキャラもストーリーに振り回されている感がありました。少し残念です。

全体を通して、君の名は。は驚くほど面白くて革新的です。新海誠監督はまたとんでもない物を作ってしまいました。歴史を塗り替えましたね。
上記の欠点も大して気にしていません。行動は言葉より雄弁というように、説明的な箇所があまり無いからです。つまり、そこまで問題ではないという事です。
僕は本作のBlu-ray版を購入し、もう一度視聴しました。そこに新たな発見がありましたが、それは...トップシークレットです。

投稿 : 2019/04/24
閲覧 : 186

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

映画館で5回観た。

当時はアニメにそれほど、関心が無かった。
私がアニメにはまるきっかけを与えてくれた作品であります。

時間もあったので、
映画館に足しげく通ったほど
見入ってしまった。

いろいろ批判もあった作品でありますが
私としては心に残る作品でしたよ。

音楽もストーリーもよかったですし。

都会のイケメン、田舎の美少女。
なかなか非現実的な出会いではありますよね。

そんな青春もおじさんにはあったかな。
甘口でない辛口な青春時代を少し思い出しましたね。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 212
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16

ネタバレ

mkt03 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

爽快青春ファンタジー!

予告編が非常に面白そうだったので、観に行きました!

まずストーリー素晴らしかったです。
主人公2人が入れ替わるというところまでは
予告で分かっていましたが、
そこから時間軸のズレ、ヒロインの死、
過去改変と飽きさせない展開でした。
テンポも非常によく、本作はいわゆるW主人公なのですが、
その切り替えが非常にスムーズで物語に入り込めました。
また、序盤に出てきた「カタワレ時」や「口噛み酒」等が
しっかりと後半に生かされており、素晴らしい脚本でしたね。

次にキャラクターですが、
まずW主人公の立花瀧と宮永三葉良かったです。
個人的な印象ですが、どちらも最後まで諦めない精神や
行動力を持っており
凄く似た者同士って感じでしたね。
だからこそ、あれだけ距離や時間が離れていても
惹かれあったのかなと思います。
あるいは、2人の魂みたいなものは
元々1つだったんじゃないかなと思いました。
あれだけすれ違っても結びつき合い、
最後に会えるというのは、元々1つだった
2つのものがまた1つに戻ろうとしているように感じましたね。
2人が出会ったのは偶然ではなく必然で、生まれる前から
もう結ばれていたんじゃないかなと思います。

主人公以外にも魅力的なキャラクターばかりでした。
特に三葉側のテッシーとさやちん、
それから冷静にツッコんでくれる妹の四葉などなど。
欲を言えば、彼らとの日常がもっと観たかったですね。

また、作画は期待通りの高クオリティでした。
三葉が暮らす糸守町の自然溢れる風景の描写は
もちろん素晴らしかったですが、
瀧の暮らす東京の描写も良く、
憧れる三葉の気持ちが一層伝わってきました。

音楽ですが、予告で何度も聞いた「前前前世」は良い曲ですね。
ちなみに巷で某バンドっぽいと言われていますが、
私も最初聞いた時はてっきりそのバンドの新曲かと思いました。
他の曲はそうでもないんですが、この曲だけ、
もっと言えばサビの部分が凄い、っぽいんですよね。
それはさておき、劇中で流れる他の曲も良曲揃い。
特にOPで流れた「夢灯籠」は彗星の美しい描写と相まって、
切ない感じが凄く好きです。

ここからは個人的に物足りなかった部分について。
映画である以上、時間の制約からしょうがない部分もあるんですが、
やはりところどころ説明不足に感じる所がありました。
そして、特に最終盤はかなりダイジェストに感じましたね。
三葉達がどうやって避難を完遂させたのか、
そしてその後どうしたのか。
もちろん、ちゃんとこちらで補完できるだけの
情報は与えてくれるんですが
そこもしっかりと描いて欲しかったです。

それからラスト。2人がすれ違いそうになりながらも再会し、
タイトル「君の名は」の台詞でエンドロールに入ります。
ここは、個人的にはもっと感情を爆発させて
欲しかったですね。
あれだけすれ違いながらようやく逢えたのに、
ちょっと冷静過ぎるように感じました。
多分、2人の時は事件以来止まっていたでしょうし、
ここから動き出すという意味でも
序盤の青春まっしぐらな疾走感を最後にまた見せてほしかったです。
なので、曲も「前前前世」をもう一度流して欲しかったですね。

ということで、タイトルにも書いたとおり
本作は紛れもなく「ファンタジー」であって
それ以上でもそれ以下でもないと思います。
いろいろ疑問に思ったりするところはあるのですが
それはさて置けるほど、魅力がたっぷり詰まった作品でした!

【追記】
映画では描かれなかったエピソードを
オムニバス形式で収録した関連本
「君の名は。 Another Side:Earthbound」
を読みました!
主に三葉を中心とした糸森町の背景が詳しく描かれており
特に、三葉の父と母のエピソードは素晴らしかったです。
映画ではあまり描かれなかった父親の心情を丁寧に描いており
映画の補完としてこれ以上ない作品でした。
まだ読まれてない方はぜひぜひオススメです!

投稿 : 2019/03/25
閲覧 : 352
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39

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ip さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新海誠監督の新作だと期待していたのに

待ちに待った新海誠監督の新作!!
だと期待していたのになんだこれ?今までの作品のかけらがみえないんだけど・・・今までの作品は思春期特有の悩み苦悩があったのに今回はただ絵が綺麗になっただけの恋愛映画に成り下がってるんだが。今までの作品を見てない人やアニメをあまりみない人は面白いかもしれないけど、何年もアニメを見ていた人や監督のファンには物足りなさがあったと思う。
 音楽については、RADWIMPSがすべて担当しているが、はっきり言って4曲も歌いりませんから(怒)。何OPとか入れちゃってるの?邪魔でしかない。RADWIMPS好きな人ならいいけどファンでもなんでもない人は4曲も入れられてうざいだけ。
 物語は、結果がハッピーエンドという監督らしからぬ終わり方。いつもハッピーエンドともバッドエンドとも言い難い終わり方で見終わった後考えさせられる?ような終わり方なのに最後には「これなら深夜の恋愛あにめ見てたほうがまし」とついつい思ってしまった。この話って新海誠監督じゃなくても書けるような・・・。何年もファンやってたけどやめたくなりました。

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 365
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18

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

私が『君の名は』を肯定できない理由

映像は素晴らしい。完成度は高くとても美しい。
しかしそれで何が物語られただろうか?
希望だろうか?絆だろうか?努力だろうか?夢だろうか?

私はあえて作品について細かく語らない。
この作品が好きな人は、もう一度見た方がいい。
設定の矛盾とかどうでもいい。絵が綺麗とかどうでもいい。

この作品は誰のために、何のために作られたのか?
社会を象徴したが、個人を誰も象徴していない。
そこには実感がない。

社会現象になった理由をしっかり考えなければならない。
この作品はとても現代社会を象徴している。
しかし私は、だからこそ私は、この作品を肯定できない。

だからこそ、この作品は希望を与えた。
赤い糸はあるとか、二人の力で災害を乗り切るとか
でもその希望は欺瞞だとこの作品自体が証明してしまっている。

もっと言うとこの美化されてノイズを限界までカットした作品が何故ここまで社会現象になるまで受けているのか?
それは現実が正反対だからだと私は思う。
今私たちは痛みを伴わない快楽を渇望している。
それほど今の社会に絶望している。
その様に私には見えた。

私たちは何も乗り越えていない。

投稿 : 2019/03/07
閲覧 : 243
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プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

深夜アニメっぽい感じのアニメ映画

主人公は男女1名ずつ。
寝て起きると、主人公とヒロインの意識が入れ替わっている話。
主人公男「俺、女になってる!」
主人公女「私、男になっている!」
という感じですね。
そして再び寝て起きると、元に戻っていますが「あれは夢だったんだろうか?」と思うも、実際にあった事で、身に覚えの無い事が起こっていた事に気付きます(入れ替わっているので、当然その日の記憶は無い)。
それが何度も繰り返された後、{netabare}主人公達が、同じ時間で生きていない事に男側が気付きます。
入れ替わった相手(女)は既にある出来事で死んでいる(街が滅んでいる為)事に気付く。
最後は盛り上がりましたし、二人が滅んだところで一瞬会えたところ等の演出も良かったと思います。{/netabare}

終盤が良かっただけに、その終盤に行くまでが長く感じました。

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 236
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13

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さすがのエンタメ作品

地上波で放送されたものを1年ほどHDD内で温めていたのだが、インフルエンザにかかって休みをとったのを機に視聴開始。

さすがに記録的な興行収入をあげた作品だなと感じさせるだけのエンタメ作品だった。

{netabare}
そりゃあ、よく考えなくても、3年も時差があったら流行りやスマホなどの身の回りのものが違ってくるだろうし、お互いスマホに日記を残していたようだから、カレンダー画面でも何でも見ればおかしいことには気付くはずで、三葉と瀧が時差に気付かなかったという設定は正直ザルだと思う。

でも、ワクワクさせるような序盤の入れ替わりの展開から、中盤の謎解きパートでぐっと見る人を引き込み、最後に彗星の衝突から避難するまでのハラハラ感を感じさせる展開は見事だと思う。
{/netabare}

作画も音楽も上手く作品を盛り上げていて、見る人を画面に引き込ませる力があった作品だと思う。

またこんな作品を作ってくれないかなぁ

投稿 : 2019/02/20
閲覧 : 265
サンキュー:

13

ネタバレ

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

脚本の問題のせいで足切り

大ヒットしたせいで、大まかな筋はなんとなく耳に入ってきていましたが、核となるネタの部分は知らないまま見ました。でまあ、SFファンの私としては、{netabare}2人の人間の心が入れ替わることや、そこに時間軸のずれが生じることや、彗星が分裂して地球に落下して大災害を引き起こすこと{/netabare}などは信じられても、{netabare}入れ替わった人が入れ替わり先の住所を調べなかったり、スマホで日記を付けておきながら年を確認しなかったり、曜日が違うことに気づかなかったり{/netabare}ということは信じられませんでした。

よくこの脚本で行くことを決めたな、と思いました。それでも大ヒットしたのだから、これで良かったのでしょうが、私としては、こういった基本的な脚本の問題のせいで、登場人物たちのあり方に根本的なところでまったく現実味を感じられませんでした。

投稿 : 2019/02/15
閲覧 : 322
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9

ネタバレ

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

催眠映画

ラッドウインプスのスパークルが流れてる場面は白昼夢を観てるような気分で映画の世界に引き込まれていきました。PVみたいだと言う人もいるけど今までにあまりない斬新なやり方ではないかと思います。催眠術をかれられたような。
劇場と円盤あわせて10回近く鑑賞してしまいました。
最後に観てから時間が経ちましたが、冷静になって考えるとなんであんなにのめりこんだのか不思議に思えてくる。

{netabare} カタワレ時で瀧が「名前忘れないように書いとこうぜ」て言っておいて、なんで「すきだ」なんて書いてあるんだて冷静になると思えてくるしなんか恥ずい感じ。ヘタしたら三葉が「すき田くん」だと勘違いしないか?笑 {/netabare}

今はあまり観る気がしない。そんな作品。

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 276
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29

ネタバレ

ごー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

記録

期待しすぎた。面白くないわけじゃないけど特に面白いわけでもない。あと、手には名前書けって言ったやん、だから後で会えないんだよ、「忘れた気がする、大切な何かを…」じゃないよ、自業自得やん…

投稿 : 2019/02/10
閲覧 : 242
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7

ネタバレ

lcXEE65136 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新海アニメらしい物語だが・・・。

新海アニメらしい物語だが、SFを取り入れるとこの人の場合”不自然さ”が出るのがね・・・。


{netabare}
たとえば、瀧が3年前に彗星が落下したのを忘れてるっていう・・・。
1000人規模の死者がでた出来事を忘れるか?

他にも、入れ替わった時に起こった事を携帯にメモして残すって・・・。
普通何か起こったら、そのつど電話やメールで相手に連絡をとってから、相手の言う通りに行動するほうが自然だろう。
この不自然さってのは3年のラグを隠すために起こってる。

他にも細かい部分では結構ある。
前前前世の挿入歌の後の三葉が起きたシーンでブラをしている。
普通寝る時はブラせんやろ。

{/netabare}

秒5や庭に比べると・・・。
普段アニメ見ない人は見ても感動できると思う。

※追記
イルマーレという2006年の映画みたのだが。
似てる所が結構あるのねん。

投稿 : 2019/01/30
閲覧 : 224
サンキュー:

14

ネタバレ

りゅうき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

とてもいい作品だと思います。
作画、音楽 very good!
ただ、瀧が三葉のどこに惹かれたのかが分かりにくかったのは少し残念だった。
個人的には「聲の形」のほうが好きかなぁ

投稿 : 2019/01/24
閲覧 : 195
サンキュー:

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君の名は。のストーリー・あらすじ

新海誠監督による長編アニメーション。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
言ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す(アニメ映画『君の名は。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年8月26日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム

声優・キャラクター

神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島﨑信長、石川界人、成田凌、谷花音

スタッフ

新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン:田中将賀、作画監督:安藤雅司、音楽:RADWIMPS

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