怖いおすすめアニメランキング 51

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早速見ていきましょう!

71.9 1 怖いアニメランキング1位
ひぐらしのなく頃に業 新編(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (288)
1156人が棚に入れました
都心から遠く離れ、色濃く残る自然に囲まれた集落──雛見沢村。かつて、ダムの底に沈むはずだった村は、今もなお昔と変わらない姿で、転校生・前原圭一を迎え入れる。都会で暮らしていた圭一にとって、雛見沢の仲間と過ごす賑やかでのどかな生活は、いつまでも続く幸せな時間のはずだった。一年に一度行われる村の祭り、綿流し。その日が来るまでは…。昭和五十八年、六月。ひぐらしのなく頃に。日常は突如終わりを告げ、止まらない惨劇の連鎖が始まる──。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、茶風林、大川透、伊藤美紀、関俊彦
ネタバレ

カカオ副担任 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

ひぐらし卒でどう巻き返すのか?期待していいのだろうか?不安しかない…

原作から入った私としては内容は粗方わかっているので
大好きな作品がどんな展開になるのか楽しみです。(旧作と比較しています)


3/19 追記/ツークール目の全体の感想(猫騙し編~郷壊し編)
{netabare}
猫騙しは梨花を主軸に黒幕を突き詰める物語、
郷壊しは沙都子が黒幕になるまでの過程の物語でした。
グロは旧作よりもはるかに上回るスプラッターになっていますが、
不安や恐怖を感じる前提である独特な雰囲気が上手く描かれていないため
シリアスなギャグに見えてしまうシーンはいくつかありました。

ただ16話の腸流しはかなり怖かったです。グロも過去最高でした。
あれはぜひ竜騎士のテキストで見てみたいです。

業で一番ショックだったのが、人を信じても報われないという
ことが一貫している点です。旧ひぐらしのテーマを徹底的に否定的に
捉えているのが何故なのかいまだに良くまかりません。
色々な人の考察を見る限り反転説が有力ですが、そのような伏線が
今まで回の中にあったのか疑問に残ります。


ツークール目で黒幕が沙都子だということが明かされます。
綿騙しの神経衰弱から若干疑っていましたがまさかほんとに
黒幕だったとは思いませんでした。「一体どんな理由があって?」と
期待を背負って郷壊し編に突入しますがその期待は一気に落胆してしまいます。
沙都子と梨花は偏差値が高いであろう聖ルチーア学園に入学し
成績の問題で二人の間に距離ができていきます。ここなんですけど、

沙都子は「勉強がしたくないが梨花と共に過ごしたい」
→この学校は自分には合わない。でも梨花と遊びたいから入学する。
 (入学後、二人で過ごしたいためクラスメイトがいるときは
  差し伸べられた梨花の手を断ってしまう。やがて成績は下がり
  今までことは無かったように梨花が悪いと逆恨みをしてしまう。)

梨花は「一緒に学園生活を送る機会は用意する予定だから入学しよう」
→長き惨劇をようやく突破できたのだから自由に生きたい。
 沙都子もいれば高校生活はもっと楽しくりそう。
 (入学後は約束通り沙都子に手を差し伸べたものの、
  ほんの数回断られただけであっさりと沙都子を見切ってしまう。
  今までの惨劇で得られた最後まであきらめないあの志は何処へ…)

本編を見ればわかりやすいと思いますが、元々二人の馬は合わないのです。
しかし二人とも貪欲なため無理に理想を抱え込んで学園生活を送ります。
その結果、沙都子は自分の理想の為に偶然出会ったエウアの力を使って
梨花と共に躊躇なく心中してしまいます。死に対して全く抵抗がなかったのです。

本編を見たとき、「ホントにこれはひぐらしなのか?」と疑ってしまいました。
あれだけ惨劇を起こさせておいてその動機がただの逆恨みだったなんて
思いもしませんでしたからね。ただただ残念でした。
しかも沙都子の株はダダ下がり。ただのサイコパスじゃないですか。
結局最終回まで一貫していましたが、ここから株を巻き返すことは可能なのでしょうか…
キャラがぶれないこと自体は好きですけど、今までただの悪ガキだった彼女が
本当にただのサイコパスに変わってしまうのは流石にドン引きですよ。

しかし物語が進んでいき内に「これは完結しないのでは?」と
思うようになっていきました。明らかに尺が少なかったのです。
そして24話以降にも物語があると思い本編を見ると、意外と楽しめました。
「この先にもまだ捻りがあるのでは?」と思えるからです。

その後予想は見事的中し、ひぐらしは密かに続編が作られていたことが分かりました。
(AT-Xの件はどうやら違っていたようですね。)
ホントに安心しましたよ。なかったら原作レイプもいいところです。
わざわざアニメ化したことですし、ひぐらしらしいオチを期待してますが、
ここから旧作のように(?)風呂敷を畳むことはできるのでしょうか?
不安ですけど楽しみではあります。はやく7月が来て欲しいです。
{/netabare}



12/30 追記/ワンクール全体の評価の決定(18話まで変更なし)
     (キャラデザや演出などについて)
ワンクール終わりましたので作品について書いておこうかなと思います。
↓1つのまとまりとして括っているのでネタバレはしていません。
{netabare}
・物語について
今作は2006年に作られた『ひぐらしのなく頃に』シリーズの新作となっています。
リメイクではないので注意してください。旧作は原作の同人作品を端折りながら、
合計で50話近くの長編作品となっていますが、業はその約半分の24話となっています。
13話の時点ですが、今のところ出題編という物語の謎が出される計3編の構成となっています。
各編の内容は旧作の鬼隠し編・綿流し編・祟殺し編の3編の内容に
寄せながら、後半で大きく異なる「○騙し編」となっています。

今作の物語の各編の前半は良くも悪くもほぼリメイクとなっているため
旧作を視聴してる人にとっては多少飽きてしまう時があるかもしれません。
ただ、後半は旧作を知っている人でも茫然となってしまうような
展開の連続でとても面白いです。現に私は、掲示板や考察動画を見ながら
あーでは無いこーでは無いと推測して楽しませてもらっています。
ストーリー原案がひぐらし作者の竜騎士07であるため伏線が沢山あり、
物語を通して考察をするのが好きな人・ひぐらしファンにとってはオススメできる
作品となっています。(ただし、考察勢は旧作を視聴して尚好きな人に限る)


・キャラデザ/作画について
キャラデザは物語シリーズやグリザイヤの果実で有名な渡辺明夫氏。
今作は渡辺氏の個性的なキャラデザと原作の独特な絵が合わさって、
原作の絵が上手く現代版にリメイクされたキャラデザになった印象です。
ただ、絵のクセは他のアニメと比べてかなり強めとなっています。
旧作よりもクセは強いです。実際に見れば早いですが、口元が「ω」こんな感じです。
自分は原作の独特な絵に慣れてしまったので特に悪いとは思わなかったです。

制作会社は、異種族レビュアーズやひなこのーとなどを制作したパッショーネです。
作画の良さをひぐらしシリーズで表現すると、旧作2期>今作>>旧作1期
みたいな感じです。特に崩れる描写はありませんが個人的には2期の方が
よいと思っています。(業2話の演舞シーンは作画がとても良いので必見です。)


・声優について
声優は旧作と同じ声優陣が担当しています。
まさか旧作から約16年経った今でもほぼ同じ声質で演技できるのは正直感動しました。
特に沙都子を演じているかないみかさん(メロンパンナは今でも健在)は
昔よりも声がはっきりしていてクセも抑えられていてとても聞きやすかったです。
逆に、富竹を演じている大川さんや圭一を演じている保志さんは多少他の
声優陣と比べたら劣っていた印象でした。しかし年のせいもありますが、
大川さんに関しては病気を患っていたのでしょうがないと思いますけどね。
しかし、演技はベテランということもありとても良いと思っています。


・演出について
個人的な意見としては、旧作の方がとても良い出来だと思います。
特に怖さ・グロの魅せ方はあまり良いとは思いませんでした。
「グロは規制されているからしょうがないじゃないか」とかの意見も
あると思いますが、私はそこに関してではなくホラー・グロ描写になるまでの
雰囲気作りが旧作に劣っていると視聴しながら感じました。
ホラーは雰囲気が作られているからこそ怖さが増していくと思っています。
旧作ではその手法を上手く使っていたのですがですが、
業はその逆でいきなり来る怖さを多く使っていると感じました。
これが好みだという人もいると思いますが、私は前者の方が不気味な雰囲気を
味わうことができますし、簡素なグロでも怖く感じてしまう利点があると思っています。

グロ描写に関しては、旧作以上です。血の量はこっちのほうが多いです。
よく規制が厳しい世の中ここまでできたのは凄いと思いました。
ただ、勘違いしないで欲しいのはたとえグロが凄くても
それに伴って怖くなっていくことは限らないということです。
個人的にはEDの絵のようになにか不穏な雰囲気が感じ取れるような
描写を増やしてほしいです。まだ、13話までは直接的な描写が少なかったので、
14話以降で、怖いと思えるような描写が増えてくれることに期待したいです。
{/netabare}


以下感想

第一話 感想
{netabare}冒頭、いきなりグロシーンが来ましたね。
このシーンは旧作よりも作画の気合が入ってたので嬉しいです!
意外と規制は掻い潜れているのかな?これから先のグロシーンにも期待です。

まず印象に残ったのが声優ですね。もう10年以上もたっているのに
ほとんど変わっていなくてびっくりしました。特に女性陣の皆さんは
全然変わってないww しかし、さすがに年のせいか男性陣は少しキレが
衰えた印象でした。でも、予想してたよりも変わっていなかったので、
そこまで違和感は大きく感じることはありませんでした。

作画に関してはあまり気になったところはありませんでしたが、
キャラが遠くに書かれたときは少し雑味があった印象です。
でも、旧一期のと比べれば、安定はしていますし、全然問題ないと思っています。
ただ、解の時と比べてクセが強めになっているので、好みが分かれると
思います。しかし、ここからどう怖くなっていくのかは見物ですね。

物語は旧作の鬼隠し編よりかは少し原作寄りのペースでした。
「ただ絵を綺麗にしただけなのかな?」と思っていましたが、
所々旧作との相違点がありました。

気になった相違点
・部活がジジ抜きではなくマジックペン探しだった。←既にやっていたらしい
・部活が終わった後のレナの調子が少しおかしかった。
・ゴミ山の宝探しでレナが圭一に話しかけられたときにちょっと焦っていた?
・ラストで梨花ちゃんが二人を見つめていたこと(しかも目が真っ赤)
これも今後の伏線か何かなのでしょうか?
よく考えればタイトル自体「鬼隠し編」なんて何処にも書いていません。
もしかしたら、鬼隠し編に寄せた新たなオリジナルストーリーなのかもしれません。
ネタバレ込みで個人的な考えですが、 {netabare}レナが雛見沢症候群に感染していって、
さらに圭一も感染するルートなのかもしれません。レナがオドオドしているのを見る限り、罪滅し編でレナが部活メンバーに見つからずに死体を埋めているIfの世界線に鬼隠し編が混ざってしまった可能性があります。実際、原作では死体を解体していた時のレナの心身はとても疲れていましたからね。{/netabare}
となるとこの物語は何編になるのでしょうか?次回予告が気になりますね。

あと曲!!そのまま旧作を引き継いでくれるんですね!最高です!
まだOPになるかどうかはわかりませんが、もしなったら新曲で変にがっかり
しなくて済みそうです。仮にそうでなかったとしてもどんな雰囲気の曲に
なるかは期待しています。できればEDと予告もそのままであって欲しいです。

総括
一話の掴みとしては未視聴・視聴済みでもよかったと思います。
礼までしかプレイしていない私としては、これからどんな展開が待ち受けているのか楽しみで仕方ありません。いいリメイクになることを心から願っています。
{/netabare}

第二話 感想 
{netabare}
明らかに展開が変わりました。
序盤の場所は恐らく梨花がカケラ集めをした場所でしょう。
しかも羽入も早速登場です。本来なら解からの登場なのですが、
こんなにも早く登場させてしまうんですね。さすがにびっくり。
これでリメイクではなく、新作だということが明らかになりました。
どうやら梨花はまたあの惨劇の六月に舞い戻ってしまったようです。
セリフから察するに祭囃し編→賽殺し編→ココ
のルートを辿っている可能性が高いです。…惨劇はまた繰り返されるのか。

OPはノリノリになりました。旧OPは特殊だったのでしょう。
タイトルもここで「業」となることが明らかになりました。良いサプライズです!
個人的には旧OPのほうが怖さもあって好きです。
でも映像の怖さなら業の方がいいと思います。

「しかしこれ…新規楽しめるのか?」
置いてけぼりじゃないですかw
再放送は何度も放映していましたがが果たしてどうなるのか。
でもまだ二話目なのでいずれ説明は来るでしょう。

物語は梨花が惨劇を知っていた上で鬼隠しに似た「何か」に変化しています。
一話でも鬼隠しと何かが違うと匂わせていましたが、二話からはもう隠す気はなさそうですね。
部活が終わり約束のケンタ君人形を掘り出しに行きますが、
レナの違和感は相変わらず変わりません。圭一が鉈で掘り出していると
なんと、鬼隠しの惨劇の記憶を思い出します。やるな圭一。
しかし圭一がレナに顔を向けると不気味な目が据わっていました。
レナに一体何が起こってしまったのか?気になります。

何日が経ち、綿流しがやってきました。
ここで少し疑問に思ったのですが、梨花は惨劇の対策をしているのか?
見た限りでは、富竹に時報の忠告もしていませんし、何もしていない印象です。
もしかしたら今回は様子見or既に対策をしているのかもしれません。
※いきなり対策したら新規は「??」になってしまいますからね。
これが正しいなら後に説明してくれるでしょう。

そして演舞本番。ここ凄い良いですね!めっちゃ動きます!
正直ここまで作画が丁寧なら他の雑な部分をもっと頑張ってほしかったです。
ですが、ここまで丁寧なら次回から安定してくれることに期待したいと思います。

EDは絵がめっちゃ怖いです…特に圭一の撲殺シーンは鳥肌が立ちました。

総括
衝撃的な展開を迎えた第二話。もう知ってる人からは良いサプライズでしたが、
新規の人がついていけるのか不安です。
でも今更知らない人なんて少ないのかも…
ストーリー展開の予想がつかなく来週の放送が楽しみです。
{/netabare}

第三話 感想
{netabare}
と、富竹が行方不明だって!?時報の役割は!?
今回の話でただの鬼隠し遍ではないのが完全に明らかになりました。
富竹が行方不明ってことは梨花が何かしら動いたのかもしれません。
2話のなでなでは「わかってる」の暗示だったのかもしれません。

そしてひぐらし名シーン「嘘だッ!!」のシーン
いまいち迫力がありませんでした。恐らくですが、
旧作の圭一は雛見沢症候群に感染しているからこそ
あのように怖いレナが見えたのかもしれません。
つまり、今回の圭一は雛見沢症候群に発症していない可能性があります。
逆に、レナはセリフから罪滅し編でのリナを殺していると思われます。
今のレナは部活メンバーに処理工程を見られなかった後のレナだと思います。
つまり、本作のレナの「嘘だッ!!」は本来の圭一がみる嘘だなのだと思います。(作風が丸くなったから怖くなくなったとは言いたくない…)

あとレナの後ろで見ていたシーン、正直旧作より怖かったです…
旧作よりペースが遅い分ホラーシーンが良くなっています。

総括
富竹の行方が気になる3話でした。
鬼隠しと罪滅しと新シリーズが混じった新展開で次が気になります。
{/netabare}

第四話
{netabare}
レナがついに発狂し圭一を殺そうしていましたね。
梨花の助言はほぼ無意味になってしまった。可哀想。
グロシーンはよくこのご時世ここまでできましたよね。制作人に感謝です。
しかし、肝心のホラー演出面に関しては正直残念でした。
レナの滅多刺し自体は良いと思うのですが…旧作の方が雰囲気は合っている感じがします。
惨劇シーンはなんかschool daysに似た何かを感じました。

しかし、ストーリーは頭を悩ませるばかりでとても面白いです。
まず、圭一のタフさ。普通あんな刺されて死なないはずがありません。
恐らくレナが机の角に当たった時にすでに死んだのでしょう。
そのあとは圭一の症候群レナによってが爆発して幻覚を見ていたのだと考えられます。
病院でネックガードが付いていたのが証拠です。
病院側は圭一が発症していると判断し、治療を行っていたのだと思われます。

入江診療所が畳んでしまったのも気になりますね。
鷹野が行方不明になったので指示する人がいなくなり東京が畳むのを早くしたのでしょうか?
まだ情報が少ないのでこれぐらいしかわかりませんが、
鷹野が黒幕の線は薄そうな予感がしました。

以下はネットの参考
梨花と沙都子の死亡シーン。
入江診療所が畳んでしまったので、沙都子の薬が切れて発狂したのだと思いました。
しかし、魅音(かな?)から情報を教えてもらいましたが、
「2人とも“同じ包丁で”首を何度も刺されて…」のセリフの違和感がすごいです。
何故そんな詳しく知っているんだ?警察が指紋を確認したとなれば話が早いですが、
昭和の時代であんな血塗れの包丁を短期間で指紋鑑定できると思いません。
もしそうだとすると…

総括
だいぶ急展開で一幕下ろした鬼騙し
演出に少し不満を持ちましたが、ストーリー展開がなかなか面白かったです。
{/netabare}

第五話 感想
{netabare}
今回は綿流し編の原作ベースで話が進んでいるように思えました。
ただ、綿騙し編ということもあって変更点もいくつかありました。

まず、試合中に沙都子と魅音が途中で退席している場面です。
これは私の記憶が正しければ原作にもなかったシーンのはずです。
ただのティータイムと考えればそれで終わりなはずですが、
わざわざ描く必要はないと思います。
もしかしたら、魅音?と沙都子は裏で何か手を組んでいるのでは?
そうだとしたら目的は…まだ大きな変化が起こってないので解りませんね。
考えすぎだと思いたいです。

そして、分岐点となる人形のシーン
人形が不細工なのは当時の時代のリスペクトと考えたほうがよさそうでね。
経験者の梨花は綿流し編を避けようと魅音?に渡そうと圭一に助言します。
それだけでは惨劇は回避できませんよ梨花ちゃん…
はたしてどうなるのか。

詩音と圭一の対面シーン
綿流しベースなら詩音ですが、反応から魅音としても疑いきれませんね。
綿騙し編と書いてある以上、常に魅音か詩音かは疑いを持つべきでしょう。
ここのシーンはまだ詩音と思えるのですが、
弁当を渡してきたシーンは魅音の可能性がありますね。
旧作の魅音は圭一がひもじい思いをしているから弁当を作りましたが、
今作の魅音は人形のお礼だそうですね。
魅音は恥ずかしがり屋なので詩音に変装して渡してきそうです。

(ちょっと気になったことですが、↑と↓の間で梨花と沙都子が演舞の練習でどっか行ってしまうシーンがあるのですが、二人がどこに行ったのか気になっています。しかし旧作でも同じことをしているので特に大きな問題ではないのかもしれません。一応気になったので書かせていただきます。)

ヤンキーとの揉め事シーン
ここも詩音と考えるべきなのでしょうか。
変わっていたとしたら動機は何なのか。圭一のそばにいたいから?
まだ解りません。これは続きを見ないとどうしようもなさそうです。

総括
新たな幕開けの綿騙し。詩音参戦もあって物語は複雑になった気がします。
渡した相手が魅音になったことで一体どんな展開に転がっていくのか、
来週でその片鱗が見れるとうれしいです。
{/netabare}

第六話 感想
{netabare}
今回も原作とあんまり変わった感じはありませんでした。ですが、
詩音と魅音が今回ではっきりしたので前回の姉妹判別はなんとなくわかってきました。

序盤のエンジェルモートは詩音だと思われます。
詩音は魅音と違ってダム計画の噂あっさり言ってしまうので恐らく詩音でしょう。
前回言ってたお弁当の件はやっぱり魅音でした。
そこよりも、魅音の 知らない知らないブンブン(>_< )( >_<)ブンブンが可愛すぎです。

…しかし詩音もなんか裏がありそうな感じを醸し出していますね。
「でも、許せないなーって所は色々ありますよ」(本編抜粋)
これは旧作には無かったと思われるセリフですね。
圭一が魅音に人形を渡したことが関係ありそうです。

魅音「ジャーンッ!圭ちゃんから貰ったんだ!大事にしよっと♪」
詩音「私は悟史君から人形なんてもらってないのに…許せないッ!!」
…なんか短絡的な感じもしますが、
あの詩音ですから、あり得ない話ではないです。
わざわざ魅音にあげた人形を買わせようとしたのもなんか怖いですね。
さすがヤンデレ四天王。16年経ってもキレは衰えていませんね。

声優のゆきのさつきさんの演技は素晴らしいです。
旧作と全然変わらないどころか魅音・詩音をはっきり分けて演じられるのは
中々できないことですよね。

総括
詩音・魅音でごちゃごちゃな綿騙し。混乱の中で新たな惨劇が幕を開けようとしていた。
そして、祭具殿に入る鷹野一味。祭具殿の中は一体どうなっているのか。
来週からは本格的に怖いエピソードとなるはずなので演出に期待です。
鬼騙しのようなギャグっぽい捉え方もできる惨劇にならないで欲しいです。
{/netabare}

第七話 感想
{netabare}
う~ん?展開が全然違うぞ?
いや、分かってはいたのですが、伏線らしきものが多くあって現在困惑中です。
一応綿騙しということもあるのでの綿流しのおさらいをしていきましょう

<綿流し編について(本来のパターン)>
三四は雛見沢村の歴史と鬼隠しの噂を教え、
鬼隠しは村人による殺人事件だと圭一に吹き込む。…①②③
↓…④
魅音に富竹について問い詰められ、
「圭ちゃんは何も悪いことしていないって言っておくよ」と意味深な言葉をかける。

放課後、詩音に誘われ興宮の図書館に行くと、
偶然にも大石と出会い、そそくさと詩音はその場を立ち去る。
大石は圭一に園崎家が鬼隠しと称して村人の怪死事件に関わっていると吹き込む。

その日の夜、詩音(魅音)から電話がかかってきて富竹と三四が死んだことを圭一は知る。…⑤

翌日、村長の行方不明の話が広がり始め、鬼隠しにあったと噂が広まる。
ここで圭一が梨花に祭具殿に入ったことを打ち明ける。…⑥⑦

ーーーーーーーーーーー内容が似ているのはここまでーーーーーーーーー

沙都子・梨花が行方不明になる。
レナの推理により魅音(詩音(魅音))が犯人だとわかり
園崎家に向かいますが返り討ちに合い惨劇となる。(終)


次は解答編となる目明し編
<詩音(魅音)の行動経緯>
詩音は悟史に恋していたが、悟史の両親が園崎家に逆らったので
悟史と沙都子は村八分の目に合っていた。
詩音は悟史を助けたいと思いますが、園崎家は許してくれなかった。

村八分と養親の虐待により沙都子は情緒不安定になり、
ついに悟史は鉄平の奥さんを殺害し、そのまま失踪。

詩音は悟史の苦しみは沙都子と園崎家の長である祖母のお魎のせいだと
思い込み、2人を殺害する。沙都子は殺される直前まで悟志に会うまで
絶対泣かないという自らの誓いを守って死んでいった。
詩音は自分の罪を魅音に着せるため魅音と入れ替わり、
魅音を殺害し、自分は魅音として圭一に自分が殺害の犯人だと自供して逃亡する。

しかし魅音の幻に苛まれた詩音は、魅音の想い人である圭一を
殺害することでふっきろうとするが、圭一を殺害後に悟史の言葉を
思い出し我に返る。後悔と失意の元、その後詩音は自殺。(終)


今回の大きな相違点について考えていきます。
・オヤシロサマ像の片腕が壊れていなかったこと。①
 また、頭がすでに二つに割れていたこと。②
・詩音(魅音)が発症の兆候である羽入の足音を聞いていない。③
・翌日ではなく、綿流しの晩に大石に富竹について聞かれる。④
・詩音?は圭一に電話で富竹・鷹野が車で雛見沢を脱走したと伝える。⑤
 ↑どこで聞いた話なのか疑問に残るが騒ぎで聞いた可能性大。しかしなぜ本家?
・公由村長が綿流しより一日早く失踪する。⑥
・ブラック梨花を早々に圭一に魅せて、完全に諦めモード。⑦

⑦の梨花は完全に八つ当たり状態でしたね。何か対策をしていたらいいのですが…

まず今すぐにわかることは③から詩音(魅音)は発症していない可能性が高いことです。
鷹野の怪談話を最後まで聞いていた以上発症は無いと考えたほうが良さそうです。

⑤は一体何が起こったのか?今のところ緊急性があったとしか分かりようがありません。
梨花の助言が関係していると真っ先に思ったのですが、
黒幕鷹野の前で梨花が話すとは思えません。鷹野が作戦を遂行しなかったのも気になります。
雛見沢を逃げるということは、
鷹野が自分が見捨てられることによる寝返り
or 命の危険を感じたぐらいしか理由が思いつきませんね。
もしかしたら、第三者が故意に関わっていたり、この話自体嘘の可能性もありますね。
鬼騙しでも同じようなことが起こったのでしょうか?謎だらけです…

⑥はそもそも詩音に殺される予定の人物です。魅音が犯人だとすると、
詩音が悟志を思って村長に相談したと同じように魅音も
祭具殿に入った圭一たちのことを悟って村長に相談したのだと思います。
しかし、目明し同様園崎家は許されるものの、圭一が許されなかった。
魅音は憤怒し、詩音と同様に殺しに手をかけたのではと私は考えます。

①②は過去の出来事が消えている、あるいは改変されていることが分かります。
あの片腕は本来沙都子が過去にかくれんぼで壊してしまったものです。
そこで彼女はそれから起こる両親溺死や虐待をオヤシロ様の天罰だと思うようになります。
それがなかったとなると、彼女は賽殺し編のようにただの甘えん坊になってると考えられます。
しかし、この出来事は梨花が旧作でループできる範囲より前の出来事なので
梨花・羽入が過去改変できるとは思えません。
となると、第三者の動きが関係してきそうですね。

黒幕となると個人的に沙都子が怪しいと思ってしまいます。
気になる点としましては、OP・神経衰弱で圧勝・あっさり泣く・そして何より
レナや魅音?と二人きりになる場面があるところでしょうか。
旧作にはないシーンであり、ただえさえ尺が足りないのに描写するということは
伏線の可能性が高いと個人的に思っています。
動機は恐らく悟志関係か鉄平の虐待が関係していると考えています。

総括
伏線だらけの第七話。綺麗に伏線回収されることに期待です。
梨花のホラー演出は、いままでよりかはまぁ怖かったので良しとします。
考察しながら初見のような気持ちでアニメを見れるのはとても楽しいです。
{/netabare}

第八話 感想
{netabare}
完全に置いてけぼりにされてしまいました。
疑問に残る点が多すぎて頭がパンクしそうです。

<感想>
ホラーではなく、ミステリーとして終わった綿騙し編でした。
ホラー絵自体はあまり怖くはないのですが、声優の凄さに思い知らされます。
考察しがいのある良いストーリーとなっていますが、
これを初見に進めるのはやはりできませんね。
新規は是非旧作・ゲームを見て視聴することを勧めます。

以下色々と考えてみる

・梨花の失踪について
早速失踪ですか… 魅音によると作業員と話していたといっています。
圭一が便槽に手をかけるとそれを止めるかのように梯子に居たと話します。
その後そこで梨花の死体が見つかりますが、これは暫定魅音が犯人だと考えられますね。
しかし、これはホントに魅音なのでしょうか。
その後の展開を見る限り魅音が圭一に対してここまで狂乱になる
シーンはないんですよね。となると詩音なのでしょうか?
…梨花の遺体を見る限り絞首で死亡。一番疑わしき暫定魅音が犯人。
 とっさに殺してしまったため人気の少ない便槽へ捨ててしまった。
 今までの過程から暫定魅音は詩音よりも症候群が重度の可能性が高いですし、
 好意を寄せていた圭一に梨花が「どうせみんな死ぬ」っていったもんだから
 罰を与えようと誤って殺してしまったのではと私は考えます。

・沙都子・暫定魅音の相打ち
状況を見る限り真ん中の銃(しかし魅音が持って行った銃ではない)
が使われた感じですね。血だまりを見ると魅音は額をぶち抜かれて
殺されていますね。ということは他殺?あの銃は沙都子ので沙都子が
魅音を殺してしまった?そもそも何故園崎家に?
…これは前半の梨花失踪で魅音を疑った沙都子が(或いは感づいた)
 魅音についていったと私は考えます。銃は山狗から貰ったのでしょうか?
 沙都子とほぼ同時期に侵入してきたのは山狗ですし、他にアテになる
 人は見つかりません。もしかしたら、沙都子&山狗なのかも。

{/netabare}

第九話 感想
{netabare}
今回は原作とほぼ変わらずの話でしたね。
内容はもう知っているのであまり話すことは
ないのですが気になる点が一つありました。

バーベキューでの詩音のねーねー発言。
これは祟殺しでは無かったものですね。
これは詩音が目明しを経験していることが分かりますね。
もし経験していたとするならば、詩音が沙都子を守るために
鉄平を殺す未来が見えますね。

それと旧作にはあった場面、帰り道魅音がレナのオヤシロ様妄言に対して
ビンタをする場面がカットされていますね。
尺の都合上かもしれませんが、もし故意的にカットしたならば
圭一が過去の怪死事件をオヤシロサマの祟りだと勘違いしなくなりますね。
そうなると旧作では鉄平が圭一に殺されていたものが詩音が殺しそうになりますね。
久々の惨劇シーン到来なるか。楽しみです。
{/netabare}

第十話 感想
{netabare}
今回は沙都子の虐待に対しての対処の過程は少し異なりましたが、
最終的に原作通りの沙都子が嘔吐する場面へと収束する話でした。
あんな可愛かった沙都子が令和でゲロインになってしまうとは…大暴落。
しかし、なんか違和感があるんですよね。圭一が沙都子の頭を撫でる時、
沙都子がハッとした顔をしたんですよね。演技っぽく見えるのは気のせいでしょうか。
もし演技なら沙都子がループしていて、まるでこの場面を行わないといけないような感じがしますね。

もし違うなら…演出としては微妙な所ですね。今回は全体的に演出面では微妙でした。
冒頭の圭一がバットを振りかざす場面も何故目が狂った感じにしないのでしょう。
折角作り出した雰囲気が台無しです。もっと瞳孔を小さくして怖くするべきです。
沙都子が鉄平の家に帰るために旧館から荷物を取りに持って帰る場面の演出も微妙でした。
鉄平が帰ってくるルートは稀なカケラの話なはずです。梨花ならもっと驚くはずですし、
BGMも落ち着いた感じではなく、不安を煽るような曲を選曲するべきです。

本来の祟殺しは綿流しや鬼隠しとは違って比較的グロシーンは少ない分
精神的に胸に来るシーンが多くあります。その大台に立つのは沙都子の虐待です。
勿論今回は祟騙しなので話は全然違うのですが、今回までは比較的に同じ構成となっているため、
せめてシリアスシーンは旧作のように不安に駆られる雰囲気を醸し出してほしいです。

<総括>
沙都子がゲロインとなってしまった。
原作と比較的同じ構成となっていたため特に驚く点もありませんでした。
ひぐらしはグロだけではなくシリアスシーン見ものとなっているので
制作会社には是非頑張っていただきたいと思っております。
{/netabare}

第十一話 感想
{netabare}
祟騙しとなっているためさすがに変化はありましたね。
沙都子の虐待と関係性がある皆殺しを混ぜ込んできました。
皆殺しの時と同じようにいくらみんなが言葉を投げかけても
児童相談所の人たちには思うように行動してくれません。
詩音も沙都子を守れなかったことを悔やみ怒り心頭です。
本来の皆殺しならここから大逆転への道が開かれていくわけですが、
はたして、今の圭一にはそんなカリスマ性があるのか。あまり期待はできなそうです。

もしこのまま皆殺しのルートに行くことになって沙都子を救い出せなかったら、
沙都子ははたしてどうなってしまうのか。仮にもし彼女がループ者で今回の黒幕であったら、
予想は尽きませんね。そもそも鉄平のトラウマを克服しているかどうかも謎です。
まだ誰がどうして、どういった目的でこの騒ぎを起こしているのか、
ここまで溜まった伏線が後半クールで回収されるのも楽しみです。
しかし、いくら変化とは言え、皆殺しと同じ内容では流石に退屈です。
個人的には、旧作視聴者にしか分からない事実とかをこっそり流して欲しいですね。
{/netabare}

第十二話 感想
{netabare}
いくらなんでも同じ構成過ぎませんか?
旧作見ている人ならわかると思うのですけれども、
同じ話の総集編を見ているようにしか思えないんですよ。
来週で今季も終わってしまうんで、何かしらの変化はあると思うのですけれども、
いくらなんでも三週間連続ほぼダイジェスト映像なのは流石にしらけました。

そして、演出に関しても正直あまり良いとは思えない出来だとは思えません。
今回の話は公由とお魎の説得の話でしたが、
部活メンバー説得にいまいち覇気を感じ取れないんですよね。
特に圭一の説得に関しては旧作より出来が悪いように感じました。
新規勢もこれでは感情移入ができないのではないでしょうか。
恐らくカットの多さなどが原因なのでしょうね。

次回で沙都子を救う回になりますが出題編なので結果的に誰かしら
死んでしまう話になると思います。私はこの物語の構成が好きではありません。
鬼騙しのような過程を通して考察できるような構成にして欲しいです。
そうでないと「ひぐらしのなく頃に業は各編の最終話だけ見ればよい作品」となってしまいます。
後半クールではこういう構成はやめて頂きたい。
今回は時間を無駄にしてしまった印象でした。

ただ、公由村長の声優担当の山野史人さんの声が、
前任の塚田正昭さんの声に寄せていたのは嬉しかったです。
{/netabare}

第十三話 感想
{netabare}
もう誰も信じられません。綿騙し同様意味が分かりません。
沙都子を助けるために役所まで相談していったのはわかります。
しかし大石が直々に沙都子を訪ねたいと提案してから段々おかしくなっていきました。
ただでさえ、1~4話がほぼダイジェスト映像だったので
ヒントが少ないこの現状に新たな謎を考察して答えを考えるなんて無謀を極みですよ。
次回は暇騙し編ではなく猫騙し編だったので少し調べてみたところ、
猫殺し編という外伝があるらしく話数から察するに小さな物語なのでしょう。
しかし、猫騙しが出題編なら解答編は追いつくことはできるのでしょうか。
もしかしたら業自体全て出題編で続編が存在したりするかもしれませんね。
それはそれで嬉しいことですけどね。


以下考えのまとめ
・沙都子のシャワーシーンから鉄平への虐待による外傷はないことが分かります。
(となると、鉄平はただの厳格な人だったのかなw)
そういえば祟り騙し冒頭で鉄平は薬を服用していました。
もしかしたら鉄平の出番が少なかったのは家に籠っていたからなのでしょうか。
そうなれば、何故沙都子は嘘をつく必要があったのでしょうか?謎が深まるばかり。

・沙都子が渡したかったものは兄として認めたので悟史のバットか
相当恥ずかしい何かなのでしょうね。しかし、圭一は鉄平とバットでもみ合いに。
幻覚と考えていいのでしょうか?しかし、もしそうなれば何故圭一は、
首を掻かずに生き残っているのでしょうか。大石が手を組んでいたと考えるなら、
鉄平は家にいたことになりますが、圭一を殺す必要はないですよね。
そういえば、圭一は各編で毎回生き残って沙都子は死んでいましたね。
意図的にそうさせているのか新たなルールなのかはまだわかりませんが、
猫騙しでも同じような出来事が起こったのならもう少し深堀していきたいと思います。

・大石の件も気になりますね。誰かが発砲したのかは確定していませんが、
考えられるとしたら、山狗・黒幕・沙都子・レナ・大石ですね。
山狗なら女王感染者の保護かL5による虐殺、
黒幕・沙都子なら何かしらの目的のため、レナはL5?(ないと思いますが)
大石なら正当防衛かL5ですね。もし正当防衛なら村中感染者になりますね。
役所への陳列で段々感染者が増えていったのでしょうか。
もしそうなら、原因は沙都子のトラウマによる嘔吐で虐待が起こっていると思い込んでしまったと考えます。やはり鉄平は厳格説ありえるか。
雛見沢症候群は基本突発的に発症することはないので
富竹に使われていた注射が使われていたと考えてもよさそうですね。
(圭一の場合はよく解りませんが)沙都子のトラップとかが
発動して無理矢理起こさせたのかな?

ヒントが少ないので考察ではなく、ほとんど推測しかできてませんね。
猫騙しで何かしら得られればいいのですが。
{/netabare}

第十四話 感想
{netabare}
いやぁやはり完全に新しい話になるとここまで楽しめるものなんですね。
羽入も久々の登場でしたけど、残りのパワーを使い切って梨花の最期の記憶を残らさせて
あっさりと退場してしまいました。またしばらくの間は登場しないんでしょうね。残念。
しかし、羽入があそこでパワーを使ったのは梨花がまたこの繰り返しの惨劇の回避できると
信じているからだと思ったのでしょうね。そんな梨花はズタボロでしたが。
そんな梨花を見て繰り返しを消滅する鬼狩柳桜の情報を伝える羽入。
要するにこの剣を使えば梨花はループせずに死んでしまうということなのでしょう。
梨花にはそんなことしないで惨劇に挑んで欲しいですね。頑張れ梨花ちゃん。

さて、前半は祟騙しの惨劇の内容が明らかになりレナの言う通り
大石が発症して魅音・詩音が銃で殺されてしまいました。
レナ曰く、沙都子も死んだらしいですが直接的な描写が今回もなく
本当に殺されたかどうか分からない結末でした。(ループしてるなら自ら命は落とすでしょうね)それに加え、血まみれになっていたことから
鉄平との騒動は完全な幻覚では無かったようです。
やはり今作の圭一はかなりタフな体をお持ちのようですね。
鉄平が幻覚ないということは虐待がなかったため大石に釈放されたと
考えるべきでしょうか。うーん折角解放されたのにまた警察沙汰になるとは思わないんですよね。
(まぁ相手が鉄平なので絶対ということはないですけどね)

大石は疑心暗鬼になる理由としては園崎ぐるみでありますけど
今まで急に発症するということはありませんでしたからL5注射を誰かに
打たれて急激に発症したと考えれば色々と辻褄は合います。
大石が血まみれのバットを持っていたはずなのに服には返り血が無いことから
沙都子の悲鳴や何かしらの理由があって圭一と鉄平の現場に潜り込み
バットを手とったと考えられます。L5はここで発症したのでしょうか。
現状はこんな感じですね。

綿騙し同様、羽入が言っていた剣はなくなっていました。
しかしカケラがあったことから誰かが梨花よりも先に剣を盗んだことがわかります。
これに関しては黒幕なのでしょうが見当がつかないので省略。
綿騙しといへば今回魅音が便槽の鍵を持っていましたね。
単純に考えれば綿騙しで梨花を殺しったのは魅音だとわかります。
もしそうなら捻りがなくて意外ですね。ここは新規でも考えられる内容なのでしょうか…

梨花はあと5回惨劇に挑戦するといっていたのでメタ的に考えれば
だいたい2話に1回死ぬ展開になりそうですね。それにしては尺が足りないように感じますね。
やはり3クール目が存在していたりするのでしょうか。期待したいです。

<総括>
完全オリジナル内容となったひぐらし業。
視点が梨花になり世界の謎が紐解かれようとしています。
梨花の宣言通り5回で死ぬならこれからは惨劇シーンになりそうです。
梨花に頑張って欲しいと思える1話でした。
{/netabare}

第十五話 感想
{netabare}
ちょっと今回はショックが大きすぎた1話でした。
前からグロが弱いとか言っていましたが今回は笑えません。
dアニメ環境で視聴していたため規制なしで見てしまいました。
TV版で見ていたら規制もあってギャグっぽく見れたかもしれませんが…

今回の話で赤坂が初登場。この時凄い嬉しかったんですよ。
なんせ赤坂は祭囃子編で希望を与えてくれた最高のキャラだったのですから。
そんな赤坂が即落ちで…ショックでした。
「君を助けに来た」あのセリフをここで使うなんて、竜騎士は悪趣味が悪いです。
そこから茜・公由・圭一まで惨劇が起こってしまいました。
梨花が不憫で見ていられません。

今回の肝は前回の予想を大いに外れてくれた点です。
「あと5回…」と梨花が言っていたものですから「1回死ぬごとに解決していくのかな」と
予想していましたがまさか1話で残機を4つも減るとは思ってもいませんでした。
グロ描写もかなり過激になっていたため気分は悪くなるばかりです。
前々からグロ描写が弱いとは言っていたのでそこは評価したいと思います。
ただ少々雑な展開だった印象でもありました。赤坂の回想シーンはもう少し
増やしてほしかったです。

今回で考えられる要素としては発症者が治療薬を求めているという点。
そして女王感染者で、近くに居れば発症しないといわれていた梨花の近くで
発症している点。そして何より発症条件が注射などによる強制発症の可能性が
高いということが分かりました。15話の時点で発症していないのが、
沙都子・鷹野・富竹・入江・鉄平ですね。注射を使うキャラとしては
入江・鷹野の2人ですね。何故強制発症させる必要があるのでしょうか。
そういえば羽入が記憶を継続させてから強制発症が早いですね。
まさか羽入は早く梨花を死なせたいのでしょうか。何か関わりがあったりして。
前から伏線として出されている高校生版が気になります。
今のところ私の頭ではこれぐらいしか思いつきません。
きちんと伏線回収してくれることを願うばかりです。
{/netabare}

第十六話 感想
{netabare}
今回の話はものすごく進展があったと思います。
まず沙都子が惨劇の実行犯に関わっているというところ。
猫騙しでの惨劇は死んだふりをしていたのでしょうね。
沙都子は監督から貰った注射を持っていたことから、入江も関わっている可能性が高いです。
発症しているので真実かどうかはわかりませんが、正気は保っていそうです。
ただ、部活メンバーも皆殺しにしたのはなぜなのでしょう。
以前のループの記憶でしょうか?

梨花が雛見沢を離れたいと思ったことから始まった惨劇。
まさかの賽殺し編みたいな展開でしたが、まさかこんなオチなわけがありません。
梨花は惨劇を通して雛見沢を戻りたくないと思っていましたが、
無理矢理に考えを変えさせられたようにしかみえません。洗脳みたいなもんです。
猫騙しといっている訳なのでこの考え自体が騙しで、真の真相はこの先にあるはずです。

ひぐらしでは久々に見た水着回、ここの場面凄く良かったです。
惨劇から解放されて平和に見えるはずの場面が何故か怖く見えてしまいました。
その後も順調に続く流れで余計に怖かったです。下手したらグロより怖いかも。

その後の鷹野の話が気になる終わり方でしたが、もしかしたら鬼狩柳桜関係の話かもしれませんね。
鷹野は綿騙しで知的好奇心を満たすために祭具殿の中にしばらく居続けましたが、
もしかしたら鬼狩柳桜のカケラを盗んだんじゃないでしょうか。
祟りか入江関係かはわかりませんが鷹野がわざわざイレギュラーを行っているため
何かありそうな予感がします。もしそうだったら熱い展開ですね。
続きが気になる一話でした。
{/netabare}

第十七話 感想
{netabare}
どうやら本当に沙都子が黒幕側だったようです。
今までの沙都子の怪しい行動も伏線回収されていきました。

今回のひぐらしはある意味初見で見たほうが真実にたどり着けそうな
順当なストーリーになっていますね。余計な情報がなくて羨ましいです。
(鷹野や機関がちんぷんかんぷんかもしれませんが)

「郷壊し編」
次回がまさかのダジャレで笑いました。
しかもこれ郷(ごう<業>)壊しとも読めるので実質解答編ですね。
ここから沙都子の経緯が解っていくはずなので楽しみです。

これまでの伏線回収を振り返っていこうと思います。
・鷹野と富竹がトラックに乗っていったのは…
→全編通して鷹野は改心していた。祭り逃走後番犬を要請し機関を制圧。
 突然改心したため小此木は個人的に34号文書を施行しようとした。
 ・鷹野が突然改心した原因は?
 →フラバの可能性が大。業序盤で圭一が実証済み。
  あるいはうみねこ関係…ファンサービス程度にして欲しいですね。
  解最終回で家族が生き残った鷹野のその後説を推していましたが残念。

・H173について
→いろいろな人が発症していたのはこれが原因。
 入江経由で沙都子が貰った或いは盗んだ可能性が大。
 映像を見る限りH173がひとつなくなっているため黒幕が
 だれかを発症させるのはいつでも可能。

・沙都子について
→拳銃を所持。やはり機関から盗んだか貰った可能性がある。
 梨花が雛見沢から離れるのを悲しがっており、何もしなければ惨劇は起きない。
 恐らく五年後の話でしょうね。前回で梨花が話していました。
 …ここは羽入が記憶を継続させる能力を継承させていたのがまさかのファインプレー
  黒幕がバレて殺してしまってもその後の世界で戦うことは可能。

「鬼騙し編」<ここからループが始まっているのか?>
・びっくり箱を知っていたのはループのため。
・「鬼ごっこ」で初見っぽい反応をしていたのでもしかしたらここからループしている
→しかし、梨花と沙都子が相打ちになったのはよく解らなくなる。
何故ここで死んでしまったのかは明かされていない。

「綿騙し編」<ここからループは明白になっている>
・神経衰弱を初見で一発で終わらせることができるのはこれが原因。
・魅音と沙都子がおもちゃの店から出て行ったのは何かしらの意味がある?
・沙都子と魅音の相打ちで落ちていた銃が魅音が
 所持していたのと異なっていたのは沙都子の拳銃だったため。
 →漫画版で瓶があることから梨花と同じくお醤油を取りにいったかもしれない

「祟騙し編」
・虐待の痕がなかったのはループ経験のおかげ。表情や嘔吐は全て演技。
→村ぐるみの訴えは全て意味がなかったことに。
 なぜ演技する必要が?梨花に世界線の異変を感じ取らせないため?
→なぜ圭一を家に連れ込んだのか?勇気ある行動が悟史みたいに見えたため?

かなり多く回収されました。
まだまだ謎があるあたり今後ももっと楽しめそうです。
{/netabare}

第十八話 感想
{netabare}
猫騙し1話のようにAパートは猫騙しのその後を描くかと思っていましたが、
まさか祭囃子編のその後を描くとは思ってもいませんでした。

しかし、何故雨が止んだばかりなのに服に水滴がついていないんでしょうか。
全体的に雑っぽいです。ちょっとがっかりです。

そして沙都子が言っていた学園の受験の状況が明らかになりました。
ブロッコリーとカリフラワーの違いも分からない沙都子が受かる学校なのでしょうか…
そもそも私立ですし裕福でない古出家にお金はあるのでしょうか。
詩音のように園崎家が優遇するのかな?

沙都子のことですし梨花と過ごすために必死で努力しギリギリ受かるのでしょう。
が、思うように成績が伸びないとか学校に上手くなじめなかったとかで
いじめが起こりそうな展開になっていきそうです。

EDもやけに不穏ですね。バッドエンドっぽい雰囲気。
こんなに悠長な回想ならもしかしたらもうワンクールありそう。
そうなるとこの郷壊し編は沙都子の動機物語となるのですかね?
裏側にさらなる黒幕がいるとは思いますけど。
{/netabare}

第十九話 感想
{netabare}
大方予想通りの展開。なのでこれといった面白味は特になかったですが
こういう世界観が実際にありそうである程度予想していても少し怖かったですね。
竜騎士ならここからかなり胸糞悪い展開などを広げていきそうです。
例えば沙都子が気に入らなくて取り巻きがいじめをして沙都子の勉強時間を阻害。
補修クラスに堕ちないためにも必死に勉強するが睡眠時間が日に日に無くなっていき
授業中に寝てしまってクラスのイメージが下がり悪循環が起こってしまう。
取り巻きのせいで何も救えず、ただ見てるだけの不器用な梨花が
まるで取り巻きと同じ輪に入って自分を見捨てたように見えたしまった
沙都子は「梨花と学園生活を送る」あの約束を余計に根に持ってしまう。
結局学校の成績はどんどん落ちていき梨花にとっては無縁の補修クラスに堕ちてしまう。

ここまでは現実的にありえそうな推測。ここからは完全に個人的な妄想。

何もかも嫌になった沙都子は
詩音と同じく脱走を決意するが失敗に終わり教職員の管理下に置かれてしまう。
いじめも過激になっていき、教職員には見放され完全に闇落ちしてしまう。
沙都子は例え逆恨みでも梨花を殺すまではいかないと思うので
いままでの過度なストレスが再び症候群を発症起こさせてしまい
学園はパニック。沙都子の大量虐殺が始まっていく。悪の経典みたいな。
そして最終的に梨花を殺してしまい、首を掻きむしって死ぬ。死後羽入のような神的存在に
「部活メンバーが集まったあの頃に戻って梨花と一緒に暮らそう」と言われ
梨花を自主的に雛見沢に住むまで沙都子は何度もループ生活をしていった…
ここまでの展開にはならないともいますが、ちょっと期待しちゃいますね。

沙都子の動機が逆恨みがきっかけであって、そこから膨らんでいったと願いたいです。
逆恨みだけが動機ってなんか単純で浅っいです。高野一二三先生の為に神になる
鷹野の決意とは比べ物にもならない。旧作以下の動機は流石にご勘弁。
そもそも沙都子は梨花に依存しすぎていますね。周りを全く見ていない。
詩音が脱走するレベルの学園なのに何故聞かなかったのでしょう。
悟史が帰るまで雛見沢に残るというあの志はまだ残っていますよね?
ツッコミどころはありますが、まだ編は終わっていないので気長に待ちます。

ここで思ったのですが、ひぐらし業の「業」の意味は梨花の依存なのではと
思いました。
思えば今話の中学生活での沙都子は梨花といることを優先しすぎて、
他の友達と遊ぶこと避けてしまい、クラスメイトとの接し方もまるでやり方が
全然わからないように見えました。一種の発達障害ですね。
いつも梨花に頼ってばっかりで精神的に幼い沙都子こそが業のテーマであり
その沙都子を完全に独立させることこそが業のゴールなのかなぁと思いました。

そしてひぐらしシリーズの最大の目標である
「犠牲が誰一人存在しない無い素晴らしい昭和58年を築き上げる」
個人的にはこれも解決してくれれば自分は大満足です。

郷壊し編になって梨花と沙都子の高校生姿が見れて新鮮でよかったです。
レナと圭一の大学生姿も見たかったですけど。卒業ぐらい会ってやれよ…
そして未だにEDは明かされないのですね。ネタバレ要素が沢山あるのでしょう。
高校生活で完全に闇落ちした沙都子が映ることを希望します。
{/netabare}

第二十話 感想
{netabare}
沙都子の動機の悪化もあまり変化せず、詩音や悟史などのツッコミの解説もなく
しまいにはうみねこで初登場し、かけら?の世界に存在するフェザリーヌを登場させ終了。

まさか…竜騎士がこんな手を使うなんて思ってもいませんでした。
予想はしていましたが期待が多かった分、がっかりが大きいです。
なんせうみねこで出てくるキャラなので…繋げずに独立してほしかったです。

無いと思いますが、もしこのままうみねこ路線にいったら視聴はやめようと思います。
熱が冷めたアニメを見る必要なんてありませんですし。
旧作の思いでが汚れていきそうで見るのがつらいですからね。

せめてこのフェザが完全体の羽入という設定ならいいですけど。
まだうみねこに繋がるフェザとは言い切れませんので。
「久しいな」と言っていたのでその可能性はあると思います。
それなら祭囃子後の羽入は眠りについたその後として説明できると思いますので。

まず沙都子の動機があまりにも幼稚すぎる。このまま悪化しないのであれば
ほんとにしょうもないです。新作を作ることが業でしたと思えるレベルです。
しかもなんでトラップをあんな高いところに仕掛けるのですか?
ケガするなんてすぐわかるのに反省の色もなしですか。
梨花の事ばかり考えているから他のことは何も気にしないと…
ここまで沙都子の株が落ちるなんて思ってもいませんでした。
そしてただ嫌われているだけの沙都子は闇落ちしたわけでもないので、
黒幕という点では今のところ完全にフェザの仕業ですよね。
まだ登場しただけなのでどう転ぶかはわかりませんけど、
このまま変化なく物語が進んでほしくないですね。

話は変わりますが、部活メンバーの声優さんの演技力は素晴らしかったです。
声が微妙に低くなったまま細かい演じ分けができるのはホントに凄いです。
特にレナ役の中原さんは少し落ち着いた雰囲気を醸しながら
演技できているのは流石プロだなと思いました。

ここから後4話でどう畳むのか、今まで考えた予想以外では全く見当がつきません。
というか完全に畳みかけられること自体が不可能な気がしてきました。
やはりもうワンクールありそうですね。でるとしたら解答編ですかね?
もしそうならいいのですが…
以上

誤字修正を行い、再投稿
{/netabare}

第二十一話 感想
{netabare}
今回の話は郷壊し編の中では一番面白かったです。
悪く言えば一番マシって意味ですが。久々に先の展開が気になりました。
うみねこらしい要素も今のところないですし、あのフェザっぽい人は
羽入と同様にループ装置としての役割を持っているだけなので今のところ
問題なく視聴していけそうですね。

とりあえず、沙都子について語っていきます。
やはり今回の事件に至った動機からですね。沙都子の気持ちはわからなくもないです。
「一緒に楽しく過ごしたい」と梨花に念を押してまで約束したにもかかわらず
まるでもう忘れてしまっているかのように振舞っている梨花には
流石にブチギレていいと思います()

ただ、沙都子は一緒に過ごしていたいという思いがあるのならば
勉強すればいいだけじゃないですか。高校ではそれが普通の事ですよね?
なのに苦手・やりたくないという幼稚な理由で放棄をするのはどうかと思います。
そもそもそれが嫌ならルチーア学園に受験する必要もないです。
ですが、梨花と一緒に居たいと沙都子は思いとどまり結局受験してしまう。
うーん…沙都子は欲張りですね。精神的な幼さはいまだに残っているのですね。
やはり業のゴールは他人からの自立なのですかね…

折角フェザから授かったループ機能があるならさっさと勉強しなさいよ。
しかもループ機能を手に入れた途端に殺人を惜しまないのですね。
ドン引きしました()竜騎士はそこまでして沙都子を嫌わせたいのですか?

今回の話で2クールで完結するとは思わないと確信したので、
もうワンクール以上の尺を使って今後なにかしらの理由やもっと深い事などを
説明していくと思いました。従ってその確証もない展開に期待して今は業を視聴しています。
(もしこのまま2クール以内でで終わるとするならば、
ひぐらしは解で終わったと脳内保管すればいいだけですしね。)

そして今回の話でもう一つ確信したのが、業は人を信じても報われないという
ことが一貫しているという点です。これはつまり旧ひぐらしの展開を
徹底的に否定的に捉えているといことになります。何故このようなことを?
竜騎士の思惑がさっぱりわかりません。隠し玉でもあるのでしょうか。

続編があるという期待無しでの全体の感想は業は駄作だったということになりますかね。
悟史や詩音ついてなどの多くの謎を残したままですし、
沙都子の動機が薄っぺらい為、同情もできず今までの謎も陳腐に見えてしまうからですね。
果たしてどうなることか。

個人的に今回で特に面白かったのはEDの映像ですね。
やはりネタバレ要素盛りまくりでしたか。螺旋状に堕ちていく演出は面白かったです。
「不規則性エントロピー」も好きなので今季見てる中では一番好きなEDでした。
{/netabare}

第二十二話 感想
{netabare}
先週に引き続き展開は遅めでしたが割と楽しめました。
ただ真相が純粋な沙都子の闇堕ちが理由ではないという前提での感想です。
前から言ってますが、これが真相ならひぐらし業は完全に蛇足です。
祭囃子編で綺麗に完結した話を、幼く薄っぺらい沙都子の動機で掘り上げるのは
正直見ても面白くありません。2クールで完結しないと悟ると意外と楽しめます。

展開的に沙都子視点の動機が明らかになりました。
今回はそこに至るまで少し鬱展開でした。相変わらず怖いというのは無いのですが、グロいです。
特に祟殺し編で死体が雑に扱われていたのは胸にくるものがありした。
ひぐらしのメインテーマをここで流したのはとても良かったです。
やはり今聞いても良い曲ですね。色褪せないです。

ここまで二人の気が合っていないのなら、元々馬が合わないのでしょうね。
互いによくばりで楽しく過ごしていきたいと願っていますが、
根本的な考え方は異なっていますね。沙都子は梨花と比べるとあまりに幼稚ですが。
そんな沙都子は今回で闇落ちルートをブレずに進んでくれました。
ここまでブレていない精神はかなり好きです。しばらくは突っ走っていって欲しいです。

今回で一番気になったのがフェザが羽入ではなさそうだというところです。
かといって公式がフェザと公認していないので真相はわからずじまい。
一体何者なんでしょう。あるとしたら桜花だったりするのでしょうか。
フェザということはないと思いますが。

それと今回沙都子が悟史を見捨てるのあっさりすぎませんか。
あんなに旧作では兄に会うために必死に頑張ってきた思いはどこにいってしまったのでしょう。
もしかして、全て丸く収まった場合に悟史を助けていくのでしょうか。
闇落ちルートに入るとここまで沙都子がキャラ崩壊していくものなんですね。
沙都子が好きな人にとっては悲しい話でした。
{/netabare}

第二十三話 感想
{netabare}
散々ネットで使われていた綺麗な鉄平がまさかの公式が反映。
いやぁ良かったです。今まで悪役を背負ってきた鉄平が改心するルート
なんて二次創作以外では見ることはないだろうと思っていました。
※シン・エヴァのネタバレ
{netabare}
親父が改心するネタが同じ週で放送されるなんてもはや奇跡ですよw
{/netabare}
となると、祟騙し編での圭一と鉄平の惨劇の鉄平は幻覚ではなく
本物である可能性が浮上してきました。鉄平が改心しているならば、
圭一が家に訪れた時、不良の時のように沙都子を虐めてきたと
思って圭一を襲ってきた。しかし、発症した圭一に逆に返り討ちに
あってしまい相打ちになってしまう。もしこうなら鉄平が余りにも悲しすぎます…

発症した原因も今回初めて名前が明かされたフェザではなくエウアが
関わってきそうです。あの惨劇の時確かシャリンシャリンと鈴が鳴っていたはずです
恐らくですが、ここで圭一の発症にエウアが間接的に関わってきそうな気がしました。
もしそうなら、何かしらの大きな理由があって起こしたのだと思いたいです。

祟騙し編のもう一つの惨劇である大石の行動も気になります。
悟史のバットを持っていたため、沙都子の家を訪れていたことが分かります。
そこで大石がその事故現場を見てどのような経緯で発症していったのか。
どう説明をつけるか楽しみです。あるとしたら園崎関係ですかね。

しかし…悟史に対する沙都子の対応のあっさりさがどうも腑に落ちません。
鉄平改心は面白かったですけど、旧作では沙都子の心の支えになっていた
彼がどうしてここまで影薄く対応があっけなく終わってしまうのか。
鉄平と同じように報われてほしいです。
今後悟史のセリフを聞くことはできるのでしょうか。

沙都子の殺人の動機も少しずつ確かなものになっていきそうですね。
逆恨みではないとするならば、やはり復讐ですかね。
祟騙し編で圭一や梨花が勝手に虐待だと思い運動を起こしたため
鉄平が一時的に捕まってしまう。折角平和に過ごしていたのに
勝手な思い込みによって日常壊されてしまったため恨むことになった。
あるいは、罪滅し編の時のように鉄平がレナを主軸に部活メンバーによって
殺されてしまうため恨むことになってしまう。
状況にもよりますが、人が殺人を犯すようになる理由としては、
親や親友が殺さてしまったことへの仇が一番納得がいきますね。

そして最後に、AT-Xで30話まで放送されることが確定したらしいですね。
おめでとうございます。やはりパチンコマネーの力は絶大ですね。
ここまで来たので最後まで見させていただきます。
次回ついに2クール目最終回です。
{/netabare}

第二十四話 感想
{netabare}
予想通り、鷹野はフラバを初めとして改心することになりました。
まさか一二三先生はその後認知症に患うことになってしまうんですね。
確かにそれなら鷹野は動いてくれそうですね。
元々鷹野は一二三先生が大好きな少女だったのですよね。
ホント根はいいキャラしてますよ。幼少期時代の鷹野も可愛かったです。

…一方、沙都子は擁護できない領域まで足を踏み入れていました。
パスワードを開けるために何度も何度も自殺してループを繰り返していました。
笑えませんよ。沙都子はもうサイコパスに成り代わってしまいました。
どれぐらいループを繰り返していたんでしょうか…数十回はいきそうですよ。
ただただ胸糞悪く微妙な回でした。前回の鉄平の盛り上がりは何処へ…
{/netabare}
10月1日 投稿 3月19日 終

投稿 : 2021/06/19
♥ : 17
ネタバレ

やぎゃあ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

リメイクかと思いきや、まさかの『続編(完全新作)』

※文章の前半は、24話完走後に書いた初見向けレビューです。

※文章の後半は、視聴中に不定期に書いていた感想です。

【この物語について】
新作発表頃は発信情報が少なく、少なくとも私は旧作のリメイクだと思って観始めましたが、実際は旧作からの『続編(新作)』でした。ひぐらし(無印)、ひぐらし(解)を知らない方は途中から話に着いて行けなくなるので、先に旧作を観ることをおすすめします。

ちなみに、ひぐらし(業)で新たに描かれる世界観を深く理解したい方は、別の作品『{netabare}竜騎士07氏 原作/うみねこのなく頃に{/netabare}』の内容も事前に理解しておくと良いです。ただし、こっちは知らなくても支障はないです。

あと忠告をしておくと、もし旧作を観て『熱い展開に泣いた』『切なくて泣いた』など、特に思い入れの強い方は、もしかしたら ひぐらし(業)は観ない方が良いかもしれません。決してつまらないという意味ではありません。ただ、旧作への思い入れが強い人ほど無事では済まないです(意味深)。

旧作が放送されたのは10年くらい前でしょうか・・・あの頃は『YOU』という ひぐらしのイメージソングに合わせて様々なMADが作られ、私もそれらを見漁ってよく泣いていました。そんな人ほど、業を観て受ける衝撃は大きいです。どういう意味での『衝撃』かは言えません。初見向けレビューで言えるのはここまで。

24話完結時にひぐらし(卒)の放送も発表されましたので、まだどういう結末を迎えるかわかりませんが・・・できればハッピーエンドを迎えて欲しいかな、個人的には。

【キャラデザ、作画、表現規制について】
新作発表頃にWEB上で公開されたPVなどを観て、デフォルメ感が強くなった事をやや心配していましたし、現に視聴開始当初は旧作とのギャップに抵抗を感じましたが、1クール見終わる頃には全く気にならなくなってました。ギャップに関してはあまり心配しなくて良いと思います。

作画は所々 体や顔、髪型のバランスが崩れるシーンはありましたが、普段作画を気にしてない人なら気づかないレベル・・・かな。(私も普段は気がつかない方だとは思うのですが・・・)

あと、グロ表現については現代の規制下で攻められる限界までは攻めていると思います。とはいえ、しっかりがっちり自主規制はかかってますがw 見えていてもグロいですし、見えてなくても音と動きで想像を掻き立てられてグロいです。その上で物足りないと感じるか、満足するかは観る人の好みでしょうかね。私は満足。(グロに満足と言うのもちょっと変ですけどw)

ただ細かい演出に関しては・・・下の方のネタバレ含むレビュー(16話以降)の方に書きます。

【声優さんについて】
旧作と同じ声優さんを起用しているのはやや驚きでした。視聴した感想としては、10年前と同じ声を出すのがちょっぴり辛そうな方もいますが、概ね違和感なくてすごかったです。

【音楽について】
私はどうしてもPCゲーム(原作)時代のdai氏のBGMの印象が強いので、旧作も新作もしっくりこないですね・・・。ただゲームとアニメではシーンごとの尺も違えば演出も違うから、同じ曲を使いづらいというのはあるのでしょう。

もちろん川井憲次さんは大御所の作曲家ですし、アニメの楽曲も良いです。ただ私のように原作のイメージに囚われ続けている人だけ、やや抵抗を感じるのでしょう。これは私の問題。

【キャラについて】
本作では、キャラの評価がそのまま物語の評価に直結すると思うので、ここではノーコメント。下の方の16話以降からのネタバレレビューで触れます。


※以下は、アニメ視聴中に不定期に書いていたレビューです。こっちはネタバレを含みます。(本格的にストーリに対する感想を述べるのは16話以降)

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{netabare}
※5話の時点での初見向けレビュー
{netabare}
アニメの旧作は視聴済みで、そのリメイクのつもりで観始めました。

ところが序盤ですぐに『ん?ストーリーが変わりそうな演出が所々に・・・?』と違和感を感じ、公式HPを見に行ったらまさかの『完 全 新 作』の表記があって驚きました。

よく見たら章題も『鬼隠し編』だと思ってたら『鬼騙し(だまし)編』、『綿流し編』かと思いきや『棉騙し(だまし)編』でした。これは嬉しい誤算w

鬼騙し(だまし)編を観て、なるほど章題の意味を納得。細かくは言えないですが『旧作を知っている人』と『知らない人』とでは、楽しみ方がまったく変わりそうです。

新作からでもひぐらしの世界観を楽しめるとは思いますが、新作の『その展開・その演出の意味』が違って見えると思います。時間がある方は旧作を先に観ることをお勧めします。

今のところ新編ストーリー “は” 期待以上です。(※認識を改めましたので16話時点での見解を下の方に加筆します)

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ただ・・・良いことばかりでもなく、視聴前に感じていた不安も的中。

キャラデザが慣れない。時間に解決してもらうしかないのですが・・・とにかく慣れない。オープニングムービーのキャラデザは格好良く描けていますが、本編中のデザインは慣れるまでに相当時間がかかりそう。

キャラのデフォルメ感が強くなったので、鬼気迫るシーンもあまり怖くは感じませんでした。狂気じみた表情もあまり怖く見えなかったです。

あとキャラデザだけではなく、作画もやや怪しい気が・・・。

例えば圭一の髪型がシーンごとに安定してない時がありますね。あと1話冒頭、朝起きるシーンの圭一の足も違和感が・・・。うまく説明できないのですが、体のバランスがおかしく見えました。
{/netabare}

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※16話時点の感想

【ストーリーについて】
上記で “新作からでも楽しめそう” 的なことを書きましたが、間違っていました。むしろ『旧作を見ていないと訳がわからないだろうな』と感じました。

視聴を続けていて徐々に察しましたが、13〜16話あたりで決定的になりました。『旧作の登場人物や結末を知っている前提』での描き方になっていますので、『続編』だと思って見た方が良いです。

というか旧作を知っていても、展開があまりにも唐突 というか脈絡がなさすぎて、いまいち受け止めきれないです。『{netabare}旧作の展開や結末を書き換える(騙す){/netabare}』というコンセプトにこだわっているのは伝わってきますが・・・所々うまく演出できていない印象を受けました。

【演出について】
{netabare}旧作は『ホラー的な恐怖』と『スプラッター的な衝撃』の両面をしっかり追求していましたが、本作は恐怖は置き去りで 衝撃だけを追求している印象を受けました。

旧作のような “ あぁ怖い・・・やだやだやだ怖い!・・・ぎゃあああああ!!” と、徐々に不気味にし →恐怖心を膨らませ →最大限張り詰めさせてから →大きく破裂させる、という演出ではなく、

目の前までの日常シーンから →ぶつ切りで惨劇シーンに切り替え、 “あははは・・・・え?” みたいに唐突に惨劇を叩きつけられる演出が多く、ゆえに『脈絡(経緯)』が描かれません。恐怖心が膨らむ前に穴が開いてしまう印象。

ジェットコースターのように『上げて上げて上げて落とす』ような恐怖も、上昇時間を省けば恐怖は半減しますし、極端に発車と到着を繋いでしまったら『動いてない』のと同じです。

心が追いつかないので『恐怖』というより『唖然』としました。スプラッター的に衝撃は受けますが、ホラー的な恐怖は今のところは感じていません。(鬼騙し編で少し恐怖を感じたかも?)

特に13〜16話は{netabare}惨劇に至る経緯を一切省き、唐突に『残忍さ』と『グロさ』を押しつけられるばかりで、肝心の『ストーリー』がおざなりに感じました。

恐怖より『何でそうなったの?』とか『これ全部、あの人がそうなるよう そそのかしたの?』という疑問ばかりが先行してしまいました。

察するに 作者 もしくは 演出家としては、そこは『事件が起きたという結果』だけが重要であって 経緯はどうでも良かったのかもしれませんが、観ている私としては『あの人物たちが これだけの事件を起こすのに、そりゃないよ』の連続でした。

(余談)ゆえに13〜16話は、これまで描いてきたキャラごとの『信頼感』を、バーゲンセールで叩き売りしているような印象を受けました。売ったことが悪いのではなく、売り方の問題。ストーリー自体が空白なのか、演出(脚本)で省かれたのかはわかりませんが、キャラの信頼感を裏切るなら『相応のストーリー』を描いて欲しかったです。{/netabare}

『ひぐらし業』は随時コミカライズされているらしいですが、そちらではちゃんと話の経緯を描いてくれるんでしょうかね?あるいは、すでに大量にあるスピンオフ作品のいずれかで細かく描いているんですかね?であれば、そっちも買って読みたいところですが・・・。

いや今のアニメも、もしかしたら旧作と同じように『ひぐらし業・解』がこのあと来るんですかね?そうであればまだ期待はできますが・・・。
{/netabare}

もう少し様子を見て、感想を書き足そうと思います。 

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※20話時点の感想(郷壊し編〜)

物語の大部分は沙都子に同情しますが、{netabare}沙都子と梨花の心が離れていくことになった最初のきっかけは、沙都子が作ったように思います。

沙都子は「梨花が聖ルチーア学園に順応しようとする様」を面白くないと感じ、また、学園のお嬢様たちが梨花に話しかけるのを横目に「その輪に馴染めない」と感じ、自ら距離を置いてしまいました。梨花が沙都子もちゃんと招き入れようとする描写はあったのに・・・。また、梨花が沙都子の成績を心配し勉強の面倒を見ようとする(※)も、沙都子は強がって突っぱねてしまいました。(※恩着せがましくという意味ではなく、そうやって受験を乗り越えてきたからこそ)

19話で沙都子は『ねぇ梨花、あなた言いましたわよね? “私と一緒に学園生活を送りたい” ...そう言いましたわよね?ねぇ梨花、これは・・・どういう事ですの?』と闇落ちしてましたが、梨花が何度か差し伸べてくれた手を、掴もうとしなかったのは沙都子の方でしたよね。

かつて北条鉄平の魔の手から、沙都子を救い出そうとする『圭一たちや雛見沢の村民たちの手』を掴めなかった時のように。かつての『変化を恐れ、このまま自分が耐え忍べば良いんだ』という悪い思考がぶり返したかのよう。

と言っても、沙都子の生い立ちに起因する『臆病な性格』が災いしたせいとも言えるので、おかしな展開ではないですけどね。というか、現実でも割と起こりうる人間関係のトラブルなので、妙な生々しさがありますね。

雛見沢分校で培った『お転婆な性格』や『トラップ芸』も、聖ルチーア学園では裏目に出てしまうというのも災いしてますし。

もし『梨花が沙都子を見捨てた』というストーリーにしたいなら腑に落ちない展開ですが、私は今のところ『沙都子の逆恨み』というストーリーだと解釈しています。

まぁ強いて言うなら、梨花の落ち度は『沙都子を聖ルチーアに誘ったこと』でしょうかね・・・。ただ沙都子を誘わずに雛見沢を出ようとしたら、1つ前のシナリオと同じ展開になったのでしょう。それでも梨花が外の世界に出たいと思うなら、沙都子と一緒に出るしかなかったでしょうし・・・。これでまた惨劇に会うようなら、いよいよ梨花には救いがないのかも・・・?
{/netabare}

さてさて、20話のラストは今までの話に繋がりそうな幕引きだったので、これは次週に期待しちゃますねぇ。いくつか謎のまま終わった章があったので、そこにつながるんでしょうかね?

最後に出てきた人って、もしかして別の作品『{netabare}うみねこのなく頃に{/netabare}』に出てきた『{netabare}観測者(フェザリーヌ){/netabare}』に関係してるのかなぁ?・・・それとも羽生の親とか、成長した羽生自身なのかな?

久々に続きが気になる展開でした。

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※21話時点の感想

ストーリー上は狙い通りなのでしょうが、この時点での沙都子の行動原理が理解できません・・・。
{netabare}
20話の感想通り、私は『梨花が差し伸べた手を、沙都子がつかもうとしなかったこと』が原因で起きた悲劇だと解釈しています。また、21話で梨花も私と同じことを言い返していたので、作者自身もこの部分は聞き手にそう聞こえるように描いているはずだと思います。

ならば、沙都子がループ後に再挑戦を決意したのち『なぜ同じ過ちを犯す?』という疑問が拭えません。

再挑戦するということは『一度目とは違う未来』を望んだはず。梨花であれば、自分の望む未来にたどり着く『奇跡』を求め、常に結果を変えようとしてきました。・・・一方、沙都子は?ループ後の再挑戦で『何を変える努力をしたのか??』という重要な部分が描かれませんでしたね。

ですが、再挑戦した世界で梨花が反論した内容からして、沙都子は『一度目と同じ行動(過ち)をとったのではないか』と推測できます。同じ行動を取れば、同じ結果になるのは当然。『やることやってダメだった』ならまだしも、『変わろうとせず、変えようとせずにダメだった』では逆恨み根性にさらに拍車がかかっていますね・・・。
{/netabare}

話は飛びますが、例の謎の女性は予想通り 別の作品『{netabare}うみねこのなく頃に{/netabare}』の 『{netabare}観測者(フェザリーヌ){/netabare}』でほぼ間違いないですね。本作では別の名前になっていますが、おそらく同一人物ということでしょう。

ちょっと話の方向性がやばいことになりそう・・・嫌な予感がしてきました(汗)


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※24話時点の感想

アニメに現実の感覚を持ち込むのは野暮でしょうが、{netabare}沙都子が聖ルチーア学園の学力や気品に適応できないなら、梨花とは別々の進路を歩むしかないでしょうに。仲の良かった親友と『進路を違えること』なんていくらでもありふれているでしょう。

それにいつかはそれぞれが恋をし、結婚し、それぞれの家庭を持つであろうと想像すれば、必ずどこかで『それぞれの人生を歩み出す日が来る』はずなのに、沙都子はそれすらも拒むのでしょうかね。沙都子の『梨花に対する執着』はいつまで続くのでしょうか。

でも、梨花と別々の人生を歩むことを納得できない理由が沙都子にはあるはずなんですよね?『狂人と化してでも、自らの手で仲間たちを惨劇に陥れてでも、梨花を引き止めたい理由』が。であれば、沙都子がなぜそこまで梨花に固執するのかを続編でしっかり描いて欲しいです。

正直、ここまで沙都子が狂人と化したことはショックです・・・。
{/netabare}

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※完結後、全体を通しての感想

{netabare}旧作で起きた出来事のすべてが『書き換わってしまった』という事実がかなりショックです。

部活で仲間たちと競い合ったり、鉄平の恐怖支配を克服しようと勇気を出したり、山犬を撃退するために戦ったあの純粋な沙都子はもう存在しない....というより『純粋な沙都子なんて初めから存在しない』って事に設定が書き換わったんですよね?

沙都子はエウアの能力を授かったことで、何百年、何千年分という世界のかけらを『観測』できるようになり、そのかけらを『記憶を継承したまま自由に行き来できる存在』になり、その全てのかけらに『干渉』していったんですもんね。『梨花の心を再びくじく』というエゴのために。(この解釈であってますよね?)

となると、必然的に旧作の物語に対する見方も書き変わっちゃいますよね。旧作で立ち回ったあの沙都子は、実は『とんでもないエゴによって 無限ループを繰り返している沙都子』という事に書き換わってしまったんですよね?・・・それがショックです。面白かったは面白かったですけど・・・ショックです。できれば、ひぐらし(卒)でひぐらし(業)の設定を全部打ち消してくれないかな〜・・・なんなら夢オチでリセットしても良いのでw
{/netabare}

そういえば16話時点で私が不満をこぼした点『大量の惨劇の裏側』については、ひぐらし(卒)の放送が発表されたことで ちゃんと描かれる可能性が出てきましたね。実はここ以外にもいろいろ説明不足だなと感じてた箇所はありますが、すでに続編を用意しているから多くは語らないって事だったんでしょうね。おそらく旧作で言うところの解答編という位置付けなのでしょうか。

・・・と言っても23・24話で描かれた鉄平と鷹野のエピソード、それと特に24話のラストシーンで、ほぼ全てのピースが揃ったようなものですけどねw

途中、時系列がわからなくなって混乱しかけたところもありましたが、24話まで見てほぼ全ての話を整理できました。あとは卒の方でどういう描き方をするのかに期待しましょう。


少し脱線しますが、24話のおかげで別の作品『{netabare}うみねこのなく頃に{/netabare}』の方の設定の謎も1つ解けそうですね。『{netabare}絶対の魔女(ラムダデルタ){/netabare}』のモデルは沙都子か鷹野三四かで視聴者の意見が分かれていましたが・・・公式に沙都子ということで・・・良いのかな?いやでもどうだろう。『絶対』とか『絶対の意思』というキーワードは二人とも口にしてますしね。まだ断定できないのかな。


さてさて、では3ヶ月後のひぐらし卒(解答編?)を期待して待ちましょう。

{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 13
ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

考察終了。さて、答えは?

視聴終了。相当な長文レビューになってしまったので最初に視聴後の感想を簡潔に書きます。
時代は1983年、村の絵は完全に白川郷がモデルですが、
白川郷をモデルにした話ではないようです。
かなり刺激の強いシーンが多いので、怖いのが苦手なかたはやめたほうがいいかも。
キャラデザは結構癖がありますね。
この人の絵、笑いをこらえたような口元がすごい苦手なんですよね。
旧作も癖がある絵でしたが、人を選びそうではあります。
それから、やっぱりキャラクターが魅力的だし、
何が起きるかわからない怖さがあって、
怖いもの見たさと、推理欲を同時に満たしてくれる良作だと思います。

そして業はひぐらしファン向けのアニメですね。ファンとしての評価をするならとても面白かったですが、惨劇が起きる動機とかカラクリがかなり残念ですね。これ以上の何かがまだ隠されていることに期待したいところです。
特に、とあるキャラクターの好感度が著しく下がりました。
これこそまさに「嘘だ!!!!」って叫びたくなりましたね。
ただ、ひぐらしの世界はまだまだ終わらないと私は信じる。
是非ともファンが納得する世界をいつか見せて欲しい。



さて、ここから下はかなり真剣に考察をしたつもりです。
ひぐらしをよく知っている方以外は読まないようにお願いします。

※基本的に、各話を見ながらその時点でわかる情報から考察して記録を残していますので、間違った考察をしたと後から気づいても訂正はしません。

3話まで視聴後、これはリメイクではなく続編だと知り、旧作を十分に視聴した後戻ってきました。
※最下部にひぐらし全く知らない状態で視聴した3話までの感想残しておきます。
これは確実に前作の続編なので、旧作先に観たほうがいいですね。
先に旧作を見てから、業を視聴することを推奨します。



感想と考察を書いていきますが、基本的にネタバレ前提で書いています。

1~4話 鬼騙し編
{netabare}

基本的には業になって追加された新たな要素、新事実がないという前提で考察しています。新事実がもし判明した場合、考察のやり直しになりますかね。

鬼隠し編をベースにしてちょっと展開が違って最後わけわからんことになる話。適当に見るとそうなってしまうのだが、実はかなり複雑怪奇なことが起きているのではないかと私は思った。

あくまで旧作の設定を踏まえた上で何が起きているのか考察してみると
圭一とレナとさと子と詩音のL3~L5症状が同時発生しているというのが結論です。

りかちゃまは旧作のどの時点の記憶を持っているかはわからないが、かなり実態を把握していると思われます。もしかしたら完全解決後に再びループしてきたのかも。
祭りの夜にりかちゃまが富竹の頭を撫でたうえで何か話をしています。
たぶん、惨劇回避のための助言でしょうね。
ただ、その行動の結果なのかはわからないが
富竹と鷹野は死亡ではなく行方不明扱いであり、旧作とは違う展開になっている。これは新要素なのか、それとも複雑なフラグが絡み合った結果なのか不明だが、この富竹ジロウ死亡と鷹野鬼隠し事件は雛見沢で起きる出来事に左右されず必ず起きていた事件なため、新要素が発生している可能性が高いとみている。旧作で判明している要素で推測するなら、可能性としてはループ記憶を保持しているりかちゃまが惨劇回避のためにとった行動が影響しているのではなかろうか。
ただ、詳細は不明で憶測の域を出ないためひとまずは無視しておく。

ただ、この事件により鷹野が行方不明になった結果だと思うが、4話で入江診療所の引っ越し(撤収)が発生しており、その結果さと子への処置が行われなくなるため、さと子がより悪化したのではないかと思われるので無視できない要素だ。

圭一が疑心暗鬼になる過程は鬼隠し編とだいたい一緒だが、恐らくレナは罪滅ぼし編のフラグが着々と進行しているため、ゴミ捨て場で圭一と宝探ししているシーンは、恐らく本当に殺害した2人を埋めている最中に圭一に犯行がバレているんじゃないかとレナはビクビクしながら症状を悪化させていると思われます。
レナの異変については、レナが保健室で休むシーン、レナの可愛いモードが出てこないことなどから1話の時点でフラグを見せてましたね。
ケンタくん人形の運搬のくだりでもレナの様子はおかしかったです。
日付的に考えたらまだ殺害していないはずですが、この時の様子から恐らくはすでにリナと鉄平を殺害した後だと思われます。
嘘だッ!!のシーンはレナも圭一も疑心暗鬼状態なのでお互いに様子がおかしいですね。一触即発とはまさにこのこと。
また、日付けこそ全体的に早めにずれているものの、レナの暴走関係が罪滅ぼし編のタイムラインと被るんですよね。恐らく天候か、他の人の行動の結果か、綿流し祭りの関係でちょっとだけずれてますけどね。
基本は罪滅ぼし編のレナの暴走過程をなぞっています。
と言うことは、レナは暴走しているという結論でいいと思います。


圭一自身もL3症状であるため、妄想が入っていますが、レナがナタ持って襲ってきてクビを掻きむしっていたシーンは、恐らく本当に襲い掛かってきたのだと思われます。過去の記憶を圭一を前世の記憶みたいにフラッシュバックしている圭一なので過去ループ記憶で首を掻きむしる光景から来た妄想というせんもありますが、この世界線では圭一はクビ掻きむしりという行為は脳内にないはず。まあ、断言はできませんが。

そして首を掻きむしる行為から、レナは恐らく殺人を犯した後の極度のストレスを経験しており、圭一よりもはるかに重度の症状であることがわかりますね。ゴミ山のシーンで殺されなかったのは奇跡だったのかもしれない。
さらに言うと、ゴミ山での圭一の行動や言動は、レナ視点だとレナが殺人を犯して死体処理をしているところを感づいたようにもとれるはずなので、やはり殺人が圭一にバレたのではないかと勘違いしている可能性が結構高い。
圭一は純粋に村に隠された秘密が気になっていただけだとは思うが、その疑問への追求が、死体処理をしているレナには自分の犯行が気づかれたようにも見えるわけで、正に最悪なタイミングなわけです。

さと子のほうは部活の鬼ごっこで圭一がついた「両親が迎えに来ている」という嘘のせいでスイッチが入り暴走したものと思われる。さらに入江診療所撤収によりL5を抑える薬が切れているだろう。
りかちゃまは圭一の助力が得られない状態で一人さとこを止めようと奮闘した挙句、刺されて死亡したのではないだろうか?
普通ならそういう考察になるが、もう少し踏み込んで考えると、2人とも詩音が殺害した可能性がある。と言うのも、綿流しのお祭りの時の魅音のセリフがかなり違和感があり、詩音がすでに魅音と入れ替わっている可能性があるからだ。
つまり、描写がないだけで詩音も暴走しているということで、この場合、おりょうとか村長とか魅音も犠牲になっていると思われる。

本来なら滅菌作戦が行われる条件を満たしているが、鷹野が失踪しているのが本当ならそれは起きないはずだが、どうだろうか。

圭一のほうはりかちゃまの言葉で疑心暗鬼からの脱却を果たせたようにみえる。
元々圭一が暴走すること自体がレアケースな上に圭一は暴走しても回復しやすい。
そう旧作を見た視聴者は考察するだろう。
だが、これこそが鬼「騙し」編のポイントではなかろうか?
騙しというのは言うまでもなく視聴者を騙しているのだろうから。
つまり、圭一は脱却したと見せかけて実は疑心暗鬼の呪縛から抜け出せていなかったというのが私の考察だ。

その理由を説明したい。

最初にそういう可能性を考慮したきっかけは、レナが圭一をあまりにも積極的に狙いに来ている点が気になったからだ。
レナは罪滅ぼし編を含めて圭一を積極的に殺しに来ることはなかった。
ゴミ山で圭一に犯行がバレたのではないかと思って症状が悪化した部分はあるだろうが、それにしても圭一への元々の好感度の高さから積極的な危害は加えないはず。
恐らくは圭一自身の疑心暗鬼も手伝って、圭一への警戒度が罪滅ぼし編よりも高かったためではないだろうか?
そう思ったのだが、旧作を思い返してみると、レナが積極的に圭一を殺しに来た描写があった編が一つだけある。
そう、鬼隠し編です。
つまり、圭一は疑心暗鬼を克服などできていないんですよ。

この編の一番不審な点は、圭一はあれだけめった刺しにされてよく死ななかったなということです。
あれだけ刺されてたらまともに動けるわけないし、内臓の損傷か出血多量で絶対に死ぬし、奇跡的に死ななかったとしても意識回復まで時間かかるし、病院の設備ももっと大げさな設備じゃないと生命維持が困難だろうし、回復してもしばらくまともに動けないはず。
これが示唆するところは、レナが最後に圭一を襲ったシーンが圭一の妄想である可能性があるということです。(ただの描写ミスでなければの話だが)
レナは確かに暴走しているでしょうが、圭一同様、りかちゃまが動いて症状改善している可能性はあり、その場合、見間違えた可能性はある。
おかしな道具が入っている様子は圭一ではない視点から描かれているが、これも「騙し」の部分じゃないだろうか?
と言うのも、持ってきたのは凶器ではなく死体処理の道具であることがポイントだ。何故、死体処理の道具だけを持ってきたのか?
包丁が圭一の家にあることは普通は疑わないだろうが、レナはナタも所持しているのだからわざわざ包丁にするメリットはないはず。
包丁って、確実性があまり高くない凶器なんですよね。
力の差がある相手にはそれほど有利な武器とはいいがたい。
先述したように、レナは恐らく鉄平とリナを殺害しているのはほぼ確実。
そのため解体道具を持ち歩いていた可能性は否定できない。
また、病院での圭一は首に何か巻いてるし、頭にガーゼ当ててるし起き上がってるんですよね。
腹を刺されているのなら、数日入院した程度で起き上がるのは無理ですよ。
レナのせいかはわからないが、頭を打ってレナを刺したストレスで首を掻きむしってる時に救出されたのではないだろうか?

どちらにしても、あれだけ包丁で腹を刺されたのに、あれだけ動けるのはあり得ない話なので、レナが包丁で襲い掛かってきたのが圭一の妄想である可能性はかなり高いように思う。
そう考えれば、レナが何故かやたらと圭一を積極的に殺しにきている描写になる説明もつく。

最後に看護師から首がかゆくなったりしませんか?と聞かれて掻いてる。
看護師が注射をしたせいなら、鷹野失踪がフェイクの可能性がある。
だが、レナに刺されたのが圭一の妄想である可能性が高く、その場合は鷹野関係なく、純粋に圭一の容態を心配して声をかけたのだろう。

各種暴走の日程が早まっているのは、恐らくですが、同時に暴走が起きたことで症状の進行が早くなったのではないかと。

つまりこの編は3名+恐らく詩音が暴走するというひぐらし史上最悪な惨劇が発生しているというのが考察した結論です。滅菌作戦は起きていないと思われますが、鷹野がどうなっているのかでかわりますかね。

気になるのはEDアニメで6月22日仏滅のカレンダーだけやたらと強調されているところ。まあ、意味がないわけがないですよ。
何らかのターニングポイントがこの日に用意されているんでしょうね。
旧作だと22日は鬼隠しは2人のお見舞いおはぎ事件、綿流しは詩音の豹変を圭一が察知した日、祟り殺しは滅菌作戦実行日ということで重大な事件が起きた日ではあるが、共通点はない。恐らく業世界におけるターニングポイントなのだろうと推測する。



{/netabare}

5~8話 綿騙し編 考察
{netabare}
綿騙し編ですが、間違いなく最高難易度でしょうね。
何しろ双子入れ替え+死亡時期の未確定人物多い+殺害方法の未確定が多い+ループ記憶+主人公意識失うということで、未確定情報多すぎて無限に可能性が考えられる。 完全に的中させるのは無理でしょうから、一つ一つの事象について、色々と考察していく。考察した内容の半分でも的を射ていれば満足だが、見当はずれだったとしても、楽しいからいいか。

鬼騙し編との共通点は鷹野・富竹がともに失踪している点。
→入江診療所閉鎖によりさと子暴走のトリガーが入っていると思われる

りかちゃまは鷹野のことをはっきり「死んでいる」と断言しているのが気になる。旧作の記憶があるなら、鷹野が死んでないことを知っているはずだが、何か旧作にはない出来事をりかちゃまは知っているのだろうか?

【綿流し編との明らかな違い】
祭具殿侵入時のドタンバタン音を富竹と詩音が聞いていない。
→羽入がいないのか、二人がL3状態にないのかのどちらか。
特に詩音は、魅音が泣いて相談するイベントが発生していないはずなので
L3まで上昇していない可能性が高い。富竹は不明。
それから、この時の詩音が実は魅音である可能性もある。しかもこの可能性も結構あると思っている。理由は、祭具殿に入った詩音の様子だが、綿流し編では詩音は結構怖がっており、圭一から離れようとしなかったが、綿騙し編では怖がっている描写がない。これは、中身が魅音なのであれば説明がつくのではないか?魅音は中に何があるのかだいたい知っているだろうし、詩音よりも精神的にタフなので。

オヤシロ様の右腕は、さとこが昔祭具殿に入った時に誤って壊してしまったというエピソードがあったはずだが、何故か両腕ともついていました。
→過去のさと子の侵入して壊して、りかちゃまが怒られるエピソードがなかったことになっている可能性が高いですね。
そうなると確実にさとこの性格や行動パターンには影響が出てくるでしょうし、当然さとしにも影響はあるし、さとしと詩音の関係性にも違いがあるかもしれません。

祭具殿から出てみんなと合流した時、魅音が綿流しのことを聞いたら圭一は綿流しがどんな祭りなのか知らないからと言った時の魅音のリアクションが驚いているように見えるので、これは中身が詩音で、圭一が綿流しの祭りが初めてであることを知らなかった、あるいは魅音になりすましているのでボロがでそうになって焦ったという可能性はないだろうか?
この時のリアクションが不自然だ。
さらに、別れ際に「詩音と会わなかった?の後に富竹さんと鷹野さんに合わなかった?」と聞くパターンは綿流し編では鷹野さん富竹さんについては聞かなかった。
この時点で失踪事件が魅音の耳に入っているとは思えないが、中身が詩音なら富竹さんと鷹野さんのことを気にしている理由もわかるような気もする。

祭り終了後、大石が圭一の自宅で接触してきます。富竹と鷹野がトラックを奪って失踪したと。さらに詩音から2人が失踪したことを告げる電話が。従来は翌日のはず。展開がかなり速い。
圭一にかかってくる電話をかけているのは詩音の家ではなく園崎家っぽいし詩音の服装をしている。中身が魅音なら何故詩音の恰好を?あと圭一が怒りをぶつけるのは一緒だが、詩音が途中で謝罪をしているところも違う。
あとは、この時の電話で詩音は、まるで富竹と鷹野がオヤシロ様像を落としたような物言いなのも引っかかる。自分が落としたのに?
つまり、中に入った詩音とは別のほうが電話の相手だということは確定だろう。
そしてこの時の詩音は詩音の服装をしているので、中身が魅音だとすると詩音の変装をして詩音として誰かと会っていたことになる。

私の予想では、祭具殿に入ったのは魅音で、祭りの後合流したのと直後に電話してきたのは詩音だと思う。根拠については後述する。

地下祭具殿で魅音?は、拷問道具が使われてないと発言
過去に詩音がさとしの件でケジメとして拷問道具でツメをはいでいるはず。
その事件がまるまるなかったことになるか?
そうなると、詩音はさとしのことを何とも思ってない可能性も高い。

詩音がさとしのことにこだわっていない
→詩音ではなく魅音である可能性、もしくは詩音がループ記憶で克服済、あるいはこの世界では詩音がさとしに恋愛感情がない可能性もある。
上述したように、さとこがオヤシロ様の腕を壊していないと思われるので、さとこが旧作のようににーにに甘えてさとしが壊れてのくだりがない可能性もあり、そうなるとさとしは壊れず、詩音がさとこを恨む理由もなくなる。
もしかしたらさとしと詩音が出会うことすらないかもしれない。
そう考えれば詩音がさとしにこだわらない理由も説明がつくのではないだろうか。
そして、村の御三家、祟りシステムのほうに憎悪を向けているところは注目すべき点だろう。


村長の失踪が一日早い→何かが影響しているのだろう。
祭りの晩は御三家は集まって酒盛りをしているはずなので、村長は魅音か詩音かに何らかの理由で監禁か殺害され、姿を現さない村長を心配して失踪事件が当日騒ぎになったのではないだろうか?


地下で圭一が詩音と会わない→すでに殺されているのか、外で生きているのかすら不明。

・猫さん犬さんのたとえ話を圭一のほうがしている→ループ記憶が一部あることを示唆しているが、りかちゃまは過去のループで自分がしたたとえを嘲笑するのは不自然。ループ記憶があるはずでは?あの赤い目状態のりかちゃまは何かに憑依でもされているのだろうか?口調にも違和感があるし。

・さとこは何故、圭一だけを遊びに誘ったのか?りかちゃまも一緒にいたのに? りかちゃまを一人にさせるのが狙いの可能性も。そうなると詩音あるいは魅音と組んでりかちゃまを殺したという可能性が浮上してくる。
昼休み後にりかちゃま失踪。さとこは先ほど圭一と話していたことを指摘→魅音が作業着姿の人と話していたことを証言。魅音の証言で「作業着姿の男」というのは本当の可能性が高い。嘘をつくならそんな学校で目立つ人物を挙げるとは思えない。

・りかちゃまを捜索する時、さと子はトイレのほうを気にしている様子だった。圭一がトイレの戸を触った直後に魅音が屋根の上!と言って注意をそらしたように見えるが、この時の魅音の口ぶりだとりかちゃまをすでに殺した後とは思えないセリフだ。他の人が屋根の上に登ってそれを見た可能性もあり得る。ただ、さと子にそんな時間があるとは思えない。

・圭一が詩音に拷問されていない→本当に魅音だったのなら圭一を拷問などするわけがないし、詩音だったとしても人形の相談がなかっただろうから圭一への好感度が綿流し編より高いのは確実だろう。


双子の入れ替えについて
・放課後、詩音のことを褒めて照れてた魅音→ほぼ間違いなく詩音(根拠:この時の魅音はこの後バイトだと最初から言ってる、弁当届けたのは魅音で確定しているため、この後バイトなのにあんな豪勢な弁当を用意して圭一の家に持っていけるとは思えないので、これは詩音と言うことになる。また、圭一から褒められたときのリアクションが旧作の魅音とは違って本当にうれしそう。ちが、わた、おじさんと言い直している、レナに紹介したことがあったかどうかも曖昧な返答)
・弁当を届けた→魅音で確定(この時の演出で鏡に映った詩音、まるで2人いるようにも見え、恐らくは魅音と詩音二人の気持ちが圭一に向いていることの暗喩ではないかと)
・弁当箱を返した→届けたのが魅音で確定しているので、こっちは詩音だと思う。もし両方魅音なら、弁当を持って行ったことを詩音が知らない可能性が高いので。まあ、魅音が詩音に話した可能性もあるが。
・不良を追い払った→魅音(根拠は、5年前のことを武勇伝みたいに語るところと大石をにらんでいる、詩音の怒った時のしゃべり方ではない)
・その晩、電話した相手とスイーツフェスタ→詩音で確定
・祭り前日の時→入れ替わりがないと思う。
・綿流しでみんなと一緒にいたほう→魅音?
・祭具殿→魅音だと思う。(理由は祭具殿を怖がっている描写が全くない、オヤシロ様の顔が最初から割れていたことを知っている、詩音なら怖がるはず、ただそのあとおやしろ様の祟りの話をはじめたのは詩音っぽいが)
・綿流し後の電話詩音→祭具殿に入っていないほうなのは確定。根拠は、オヤシロ様の首を落とすという罰当たりというセリフ。落としたのは詩音?のはず。富竹が入ってきたときに扉が開いていたので、恐らく中を見た外にいるほうは、富竹が落としたと勘違いしたんでしょうね。そして祭具殿は恐らく魅音なので、本当に詩音が電話をかけてきたんですよ、これは。もしこれが魅音ならば何故、詩音の服装で電話をしているのかという疑問があるのですが、詩音本人なら何もおかしくありません。そして、詩音のふりをして祭具殿に入って圭一の好感度を下げた魅音に対する怒りがこの時生まれたかも。
・本家で会った魅音→詩音だと思う。 おやしろ様の祟りへの解釈が詩音っぽい。魅音ならこういういい方はしない。

詩音のことを圭一が詩音本人に全力でほめている上、返された弁当を見て綺麗に食べることを褒める(圭一に興味を持っていることがわかる)、デザフェスでオタクから身を挺して守る、これでさらに聡史にホレてないのだとしたら、圭一に本気でホレていても不思議ではない。

綿流し以降、圭一と接触している魅音は詩音な気はするが断定はできない。
圭一を地下にかくまったのは魅音っぽい行動ではあるが、直前の本家での会話内容はどっちかという詩音っぽいので、詩音の可能性が高いとみている。

詩音が暴走するトリガは人形渡さない→魅音が相談→キレるというパターンなので、人形渡していることで回避されている可能性がある。
現に、はしごのシーンでもさとしのことにこだわっていなかったし。(魅音であった可能性もあるが)

圭一を閉じ込めたあとのことが不明だらけだが、
旧作でもそうだが、警察は魅音と詩音を明確に見分けている。
つまり井戸に落ちたのは詩音であり、さと子と一緒に死んでたのは魅音で間違いないはず。

さとこと魅音の死因は頭部への銃弾?
銃が一丁しかないので、二人が撃ち合ったわけではないと思う。
誰かと交戦して二人とも殺されたとみるべきだろうか?

そしてレナ。この編ではレナが全編通して非常に存在感が薄く、全く関わってこないが、地下に閉じ込められて出てきたなんていう圭一を心配しないわけがないのにも関わらず登場しないのが不自然。裏ではリナ・鉄平を殺害し、キレている可能性があるかもしれない。キレているのであれば部活メンバーと距離を置くはずなので関わってこないのも納得がいく。

りかちゃまは学校の便槽だそうですが、これには違和感がある。
雛見沢症候群が悪化しているとは言え、このような不潔な場所に死体を遺棄しようという発想が、そもそも女の子の発想ではないと思うが、考えすぎか?
相当な怨恨があれば話は別だが。
でも山狗の犯行ではないだろうから、犯人は魅音か詩音かさと子だと思う。

りかちゃま殺しの犯人は、魅音あるいは詩音の可能性が高いだろうか?
暴走しているならばレナの可能性もある。レナがもしりかちゃまの豹変を目撃したのならば、疑心暗鬼を悪化させても不思議ではない。

あとはさと子と魅音(あるいは詩音)が共犯の可能性もあるし、双子が共犯の可能性もある。

圭一は牢屋に何度か体当たりして壊していたが、壊れるわけがない。
鍵をかけて閉じ込められたというのは妄想である可能性がある。

山狗が動き回っている理由が不明。鷹野を捜索しているのだとは思うが、殺すためなのか救出するためなのかでだいぶ違う。それとも全く違う理由なのだとしたら推測のしようもない。
銃が一丁しかない上に二人の死因が恐らく一緒であるだろうから、さとこと魅音は山狗に殺された可能性があるが、だとしたら殺害理由も不明だ。
園崎本家に連れ去られたあるいはかくまわれていると思い込んで踏み込むために邪魔だから殺した?それにしては、軽トラで走り去るのを村人が知ってるわけだから行動がおかしい気も。わからん。


【何が起きたのかまとめ】
さて、疑問点が多すぎたので前置きが長くなりましたが、何が起きたのか推理してみました。根拠はあるもののほぼ想像で申し訳ないです。
魅音と詩音の双子入れ替わりのパターンが確定できないため3通り考えました。
どれもあり得る話じゃないかと思うのですが、ひぐらしファンの皆様はどう思われますか?

【パターン1、背景には姉妹の恋愛戦争があり、殺害動機は大好きな圭一を守るために戦った】
人形をもらった魅音は圭一への好意を募らせるも、詩音のいたずらにより
詩音にも人形が渡され、詩音に圭一がとられるのではないかと心配になる。
詩音はさとしへの想いがこの編ではあまり大きくなく、ストレートに好意を向けてきてエンジェルモートで身を挺してかばってくれた圭一に惹かれていた。そのことを魅音は察知し、圭一をとられるんじゃないかという不安から疑心暗鬼を強めていく。
詩音は圭一と仲良くなりたくて、祭りの日に魅音と入れ替わりたいとお願いして入れ替わったが、魅音は富竹と鷹野が祭具殿に潜入しようとしているところを察知し、詩音と圭一の接近を防ぐのも兼ねて出し抜いて詩音になりすましたまま圭一を誘って祭具殿へ、中身が魅音なので鷹野の話に恐怖することはない。一方の詩音は富竹が祭具殿に入っていくところを発見し、圭一の動向を知りたくて詩音や富竹や鷹野と会ったのか聞いた。
富竹鷹野が失踪したことを聞きつけた詩音はすぐに圭一に詩音として電話をし、かまをかけてみたら圭一が憔悴していて事の重大さに気づく。
二人の失踪も含めて祭具殿の件が村人の重役に知られ、4人を責めるような論調になり、村人は別に殺そうとするつもりはなかったが、疑心暗鬼に陥った詩音は、自分と圭一が殺されるのではないかと危機感を募らせる。
詩音は自分と圭一を守るために御三家を全滅させないといけないと思い込み、公由とおりょうをまず殺害、そして翌日りかちゃまを殺害後、圭一を地下祭具殿にかくまった。そのあと、魅音に感づかれ揉めた末に詩音のほうが敗北して死亡。井戸に遺棄される。
さと子は魅音がりかちゃま失踪と関係があると思い、問い詰めに行ったが、そこに山狗がやってきて2人とも殺される。
※このシナリオ案の場合、詩音と魅音の役をいれかえれば流れは変わるが成立はすると思うし、途中まで二人が協力して圭一を守ろうとした可能性も考えられるだろう。ただ、魅音は御三家がそんな絶大な力を持っているわけではないことを知っているはずで、魅音が犯人だとすると、詩音以外の人物を殺す動機が不明だ。よって、おりょう、りかちゃま、公由の3人は詩音が殺害、詩音は魅音が殺害で、さと子は黒幕が殺害だと思う。


【パターン2 詩音が圭一への罪悪感と好意から圭一を守ろうとした】
パターン1とそれほどは変わらないが、祭具殿侵入は詩音で、
詩音は圭一と自分が御三家によって殺されると思い込んでおり、
圭一に対する好感度が綿流し編よりもかなり高いため、圭一は安全なところにかくまって単独で圭一と自分を守るために戦った。
綿騙し編の詩音はさとしへの想いが強いように見えないし暴走するスイッチも入っていなさそうなので、純粋に圭一を巻き込んでしまったという罪悪感が強かったのではないだろうか?
このシナリオの場合、詩音には山狗も御三家の手のものだと見えているだろう。

【パターン3 詩音とさと子がそれぞれ独自に御三家をつぶそうとした】
パターン2と動機が一緒だが、さと子はりかちゃま失踪の謎を追っており、
御三家の仕業だと思ってそれぞれが動いたが、最後に山狗に一緒に始末されたか、仲たがいして殺し合いになった。

とりあえず3パターン考えたが、鬼騙し編以上に色々未確定情報が多すぎるため、無限に可能性は考えられるのが厄介だ。
そもそも単独犯であるという保証は何もない。犠牲者全員が違う人から殺されている可能性も十分にありうるだろうし、魅音さと子が一緒に死亡したかどうかも不明だ。
一番単純に考えたらパターン2だと思うけど、ストレートすぎてひねりがなさすぎるか?

どちらにしても、詩音は圭一に対して好感度がものすごく高そうなことはわかった。そのことは事件の真相と無関係ではないだろう。

とりあえず、圭一とレナは助かったと考えるべきだろうか?
このケースだとりかちゃまが死亡してからかなりの時間が経っているので
滅菌作戦は起こらないはず。

{/netabare}



9話~ 祟り騙し編(考察はまだ途中です祟り騙し編終了後にじっくり時間をかけて考察したいと思います)
{netabare}

【不審な点と考察】
・鉄平の家の匂いが酷いという苦情
→死体がある可能性。 リナか?

・鉄平が頓服薬を服用している
→何のため?鉄平自身の状態が旧作とは違う可能性が高い
 例えばリナを殺してストレスから雛見沢症候群を発症しているなど

・詩音はさと子のねーねー気取りで親しい様子
→少なくともさとしへの異常な傾倒はなさそうである。ループ記憶がある可能性も。

・レナもオヤシロ様が話題に出ても錯乱していない
→レナもループ記憶で克服済なのか?となると、他の編でキレているのは別の要因がある可能性が高い

・野球の助っ人の電話をかけたのはさと子ではなくレナ
→さと子はループ記憶があって圭一を呼ぶ必要がないことを知っているのでは?
 自分が呼ばなければレナが呼ぶことすら知っている可能性も

・甲子園ピッチャーから小細工なしでホームラン打つさと子
→ループ記憶があってどんな球が来るのか知っている?
それでも小学生の筋力でホームラン打つのは無理があるとは思うが
ループ記憶があることの示唆な気がする

・鉄平の脅威が去ったのなら、何故リカのところに戻らないのか?
→一人で北条家に留まらなければならない理由があるのだろう。死体処理とか。

・さと子の入浴シーンがあるが、旧作と違い怪我をしていなさそう
→他にも虐待のシーンがないことから考えても、さと子は虐待などされていないのだろう

・大石は、北条家の状態を児童相談所に見せておきたい、圭一のことを今は華を持たせましょう
 正しいことをしていると思っている、茶番に付き合う、などとかなり意味深なこと言ってる
 たぶん、大石は北条家で虐待が発生していないことを知っていたのでしょうね。
 ただ、それなら何故止めないのか、何故真実を話さないのか不明。

・圭一とさとこの電話。「耐えることが勇気だと思っていた」
 このセリフはりかちゃまがさと子を説得したセリフだったはず。
少なくともループ記憶がある程度あるのは確定でしょう。
大石は前述のとおり、さと子がどういう状態なのか知っているものと思われる。
虐待の痕がないことから考えても、鉄平が暴力をふるわなくなったか、鉄平をさと子が殺したか
どちらかの可能性が高そう。
だが、鉄平がすでに殺されているのならば、大石はさと子から目を離して圭一の様子を見る理由がないので
すでに殺したのならおかしい、鉄平が何らかの理由で大人しくなっていたんじゃないかと推測する。
たぶん、何か別の薬をさと子から盛られていて、廃人みたいになっていたんじゃないですかね?
りかちゃまと同様にループ記憶があるのなら、鉄平に従うふりをして薬を盛るくらいできそう。

・綿流しの時にさと子は旧作も含めて初登場の衣装を着ていた。
→同じ日を繰り返しているはずの雛見沢で今まで登場しなかった衣装を着ているのは
絶対に何か意味があると思うんですよね。例えば鉄平を殺して血がついたから着替えたとか

・学校で圭一に頭なでられて錯乱し、嘔吐した事件
→旧作の祟殺しのさと子はもっと壊れている感があったが、この時のさと子は元気がなさそうには見えるが
 そのあとの嘔吐も含めて、追い詰められている感じがあまりせず、演技の可能性が高い

・綿流しの晩に鉄平が何故、北条家にいたのか
→さと子との電話で圭一がタイホされたと思い込んでいるだけで
 鉄平が逮捕された描写がないので何とも言えない。

・最後、鉄平が圭一をバットで殴る
→冷静に考えれば鉄平は圭一が児童相談所に直談判した件を知らないはずで
圭一を殺す動機などないはず。圭一の妄想と考えるのが自然でしょうね。
つまり、さと子に薬をうたれてL5になったということ。

刑事との病院での話で、圭一はよく覚えていないと証言している。
あれだけ衝撃的なことがあってよく覚えていないのはあり得ないのでは。
また、本当に殺しているにしては警察の態度がただの被害者と接しているようにしか見えないし
殺した動機とか色々聞くのが普通だろう。
部屋が真っ暗だったので仮に本物の鉄平だったとしても、圭一だと思って襲い掛かったとは思えないし、
鉄平も薬でL5症状だった可能性がある。

・りかちゃま演舞を見ずに北条家へご招待
→りかちゃまの演舞は長い棒で布団を叩く動作だったような。
それを見てフラッシュバック記憶で何か思い出したかも
この直後ににーにーがどうのと急に圭一に甘えだした。
思えば鬼騙し編でもさと子はみんなと離れてるんですよね。

・雛見沢大災害の代わりに大石?が銃乱射事件が発生
→大石がそんなことをする動機がないんですよね
レナも大石さんが拳銃を、とは言ったが大石さんがみんなを撃ち殺したとは言ってない。
いくら警察とは言え、大好きな友達を皆殺しにした人をさん付けで呼ぶのは不自然な気はする。
また、さと子は圭一を自宅に連れて行って圭一が昏倒した後、祭り会場に戻って撃たれたことになる。
恐らく圭一に薬を盛ったのだろうから、圭一が暴れるのを見届けた後、祭り会場に戻った。
何故、そんなことをするのだろうか、意味不明だ。

・レナだけ生き残った理由
 鬼騙し編のレナの錯乱は、私は圭一の妄想だと考えている。綿騙し編でも生存しており、
レナは旧作も含めてかなり精神が強いのは間違いない。


さて、このシナリオを見てさと子に対してあった疑惑が強くなり、黒幕の第一候補に躍り出ました。
旧作通り、~騙し編には全編で共通する事柄もあるはずです。さと子は全編共通して怪しいんですよね。
ただ、恐らく黒幕は違うと思います。さと子は何か別の目的のために暗躍していて
真の黒幕とは目的が違うのではないでしょうか。
と言うのも、鬼騙し、綿騙しで山狗が動いているんですよね。
さと子が山狗を動かせるわけがないので、少なくとも東京関係の黒幕はいるでしょうね。

普通に見たら意味不明なシナリオですが、恐らく最後の鉄平が襲い掛かってきたのは圭一の妄想でしょうね
それまで圭一は正常に見えたので、たぶん北条家で圭一が頭痛がすると言っていましたが、
あの時にさと子に例の薬を注射されてL5症状になったのではないかと思っています。
そして鉄平が襲い掛かってきたと思い込んでいた。

その後のレナの報告はだいぶ疑わしい。
レナ自身が錯乱しているし、レナが正気かどうかもわからない。
まあ、レナがキレる原因であるリナはこの編では死んでいる可能性が高いため
レナは恐らくキレてはいないとは思うが、レナだって薬で豹変する可能性はある。
自分が乱射した後、嘘をついていることもないとは言い切れない

さと子は恐らくリカちゃま同様ループ記憶があるのだと思われます。

さと子は圭一との電話で、すべて解決して助かったようなことを言っていたが、
電話で言っているだけなので実際、何が起きているのかわからない。
そもそも虐待などなかったと思われるので、教室で弱り切っていた様子は全部演技の可能性が高い。
過去の記憶がフラッシュバックして一時的にそうなった可能性も否定できないが。

さと子の目的は、恐らく叔父叔母の抹殺あるいは無力化と雛見沢症候群関係でしょうね。
その行動と黒幕の思惑が重なって、意味不明なことになったのではないでしょうか。

黒幕についてはわかりません。まだ手がかりが足らないように思います。



{/netabare}

猫騙し編前半(14・15話)
{netabare}
冒頭でいきなり大石が本当に狂ったことが明かされて衝撃でした。
予想外れましたね。激しく外しました。

注目すべきは大石が血のついたバット持っていたことと、さと子が血を浴びていることでしょうかね。
つまり祟り騙しで圭一を殴ったのは大石?
さと子の行動が不明だが、さと子はループ記憶があると私はにらんでいるので、たぶん目的を失敗してループするためにわざと暴走する大石に殺されに来たんじゃないかと思いました。
ループ記憶あるのなら、普通はわざわざ暴走中の危険人物に接近はしないでしょう。

さらに赤坂や茜や公由など、どういう展開なら暴走するの?って人達も
暴走してリカを殺しに来る。それも途中の過程をすっ飛ばして暴走した後の結果だけを見せてくる。
なるほど、つまり彼らの暴走の過程はどうでもいいということですよね。

まあこれは、十中八九間違いなくL5症状に強制的になる薬の仕業でしょうね。そうとしか考えられません。
彼らの暴走はダイジェストみたいにそうなった経緯を飛ばしているということは、大して真相とは関係がないということです。
となると、ひぐらし業の一連の暴走事件はL5薬を打たれたことが原因である可能性が高くなってきました。
そして、必ずリカが狙われることに変わりはないので、やはりリカが話の中心なんだとは思う。
リカ真犯人説はこれでほぼ否定されたかな。

そしてこの猫騙し編、出題編じゃなくて解答編ですね、恐らくは。
今までの事件の裏側をさりげなく見せてきているので。

なので一つ一つの事件の原因を考察するよりも、物語の核心になる、何故旧作とは違う新たな惨劇が起きているのか?を考察していくことにしたいと思います。


暴走した人は、みんなL5薬のせい(仮)とはいえ、本人の抱いている思いからあまりにかけ離れたことはしていませんでした。
恐らく、その人の根底にある怒りとか悲しみとか憎しみのような負の感情がL5によって増幅され、暴走するのでしょう。
大石は雛見沢の闇、赤坂は寄生虫、公由は祟り、茜は御三家の暗部、みんな正常時にうっすら心に引っかかっていたところが噴出しているのが特徴です。
でも圭一はかゆいかゆいしか言ってなかった。
圭一には元々村への怒りとか負の感情がないんでしょうね。
原作でも圭一が暴走するのは稀なケースだとリカは言っていたし。


{/netabare}

猫騙し(16話)
{netabare}
さと子だけは猫騙し14話・15話で暴走した皆さんとちょっと様子が違った。薬の投与とはちょっと暴走の仕方が違うっていうのもあるし
猫騙しでリカを狙った人はみんなそれぞれ別の脅威と戦っている(という被害妄想を持っている)わけですが、
さと子はリカ本人の文句を言っているところが違う。
つまり、他の人は誰かにL5薬を投与されたうえで「リカが原因だよ」って唆されているのではないか?
だからあんな荒唐無稽なことを言っているわけだが、さと子はリカそのものに不満があったということ。

さと子はリカがオヤシロ様の祟りにあっていると、それは巫女なのに雛見沢から逃げ出したいと思っているのだと指摘。
リカは思い当たるフシがあると言って反省したが、たぶんさとこはそんな内面のことを言っているのではなく、直接不満に思うことがあるんでしょうね。
何しろ、さと子にリカちゃまの心を読む能力などないだろうから、雛見沢から逃げ出したいというのはリカから将来?直接聞いた言葉なんだろうと思う。

そして、なんか参考書が登場しました。さと子は「リカの夢」と言っているので、将来リカちゃまは受験勉強をして雛見沢から遠い高校にでも進学するのでしょうかね?
それを止めようとしている?
わたしは雛見沢でリカと一緒に暮らしたい。それだけでいいと涙を流しながら言っている。
これは薬による暴走には見えないので、さと子の本心なんだと思う。

未来からやってきたさと子が、リカが雛見沢から出ていくのを止めようとしている。これが真相なのだろうか?

でも、それにしては鷹野や東京の動きはさと子がどうこうできるのか?
いくらリカを雛見沢に戻すためとは言え、大切なはずの圭一やレナに暴走させる薬など投与するだろうか?という疑問がある。

さと子が未来からリカを雛見沢に留まらせるために飛んできたというのは一つの真実かもしれないが、それとは別の思惑がありそう。

{/netabare}

17話
{netabare}
リカが己の過ちを認め、雛見沢が大好きだと言って安心したように見えるさと子。
ハッピーエンドかと思いきや、最後にさと子がびっくり箱を知らないはず
なのに知っているそぶりを見せてリカはループ記憶がさと子にあることに
気づく。それを指摘したら銃をリカに向けるさと子。

やっぱり終わりじゃなかったね。
そりゃそうだよ、りかちゃまの内面のことだけでさと子があんな暴走するわけないですからね。

ループ記憶持っていることは祟り騙し編でそうかなと思っていたから意外でもなかったし、リカが雛見沢のことを嫌いって言ったからその言葉を撤回させるためにこんな惨劇を起こしているなんてのが真相のわけないですね。

さて、さと子は何故ループ記憶があるのかという疑問と、
さと子の目的は何なのかということが最大の疑問になりましたね。
あとは、さと子以外に暗躍している人物がいるのかということでしょうか。

{/netabare}

郷壊し編 考察(18話~19話)
{netabare}
さと子とリカちゃまの聖ルーチア学園に受験する話と学園生活が描かれましたね。
なるほど、さと子は学園生活が嫌で、雛見沢で楽しく生活していたあの頃に戻りたいという気持ちが強いということでしょうかね?

しかしリカちゃまがさと子の意思を尊重しない上にさと子の面倒も放置するところもどうかとは思うが、さと子も学園生活に一切溶け込む努力すらしないところもどうなんだろうなって思う。リカが助けてくれる、約束守れ!じゃなくてお前も努力しろよと思う。どっちもどっちだ。

なんかちょっと残念だなこれは、推理とかよりも、さと子とリカがこんなことになったのがとても残念だ。
素直に感想を述べるならそういう感想になる。

だが、恐らく視聴者は騙されている。

18話に出てくる神経衰弱のトランプ。クローバーの6のクローバーがよく見ると7個あるんですよね。
そのことを誰も指摘しないという違和感。
さらに19話のカレンダー。
ずっとやたら日付けやカレンダーを強調してくるので何かあるのかと思いながら注目していると、衝撃の事実が!!
問題のカレンダーは、聖ルーチアの合格発表の日、1987年3月1日。
上側は1987年って書いてあるのに、富田豆腐店と書かれた下側は1983年と書かれているシーンが登場しました。
1983と言えば、原作の舞台、5年目の祟りの年ですね。
ずっと1話からEDアニメでも不自然なくらいに日めくりカレンダーに注目させてきておいて、満を持して出てきたこれがただのミスのはずがない。絶対に何か意味があるんですよ。

では何を意味するのか?
私の考えは、これは現実の出来事ではないですよということの暗示な気がする。夢って、こういう些細な部分のつじつまが合わないこと多いですよね。
これ実は夢なんじゃないでしょうか?

と言うのも、リカの行動がちょっとリカらしくないんですよね。
学園で友達を作ったって言ってもさと子をあまりにも放置しすぎているし、言動も冷たい。さと子も負けず嫌いな性格の割にあっさり授業について行くことをあきらめるところにも違和感がある。
意図的にゆがめられているような感じがして。
なので、たぶんさと子にループする能力与えている存在が見せている幻覚なんじゃないかって思います。

さと子は羽入のような神のような存在に騙されてリカを追い詰める兵隊に仕立て上げられている。
そして業の一連の惨劇は、魔女の先兵にされたさと子が
雛見沢の惨劇メカニズムを完璧にコントロールした結果起きたこと。

これが私の最後の考察になるでしょうか?残り話数も少ないですしね。

{/netabare}

郷壊し編(20話~22話)
{netabare}
やっぱりさと子は魔女によってループ能力与えられていましたね。
まあここはさんざん示唆されてたしそんな驚くようなことではないと思う。

そして受験を止めるためにループするさと子。
しかしうまくいかない。
そして学園に進み、やっぱり落ちこぼれになるさと子。
いやいやいや、ループしているのに何で落ちこぼれるのか?
100年の追体験をさと子もやると言っているが、
100回惨劇繰り返すくらいなら、高校の問題全部暗記して優等生になったほうがはるかに楽なんだが・・・。
何しろループってことは同じ問題しかでないわけだし。
そこまでしてさと子視点で「裏切り者」のリカを雛見沢にしばりつける気持ちがわからん。
もうリカなんぞ知らんって言って自分だけ雛見沢で生活すればいいじゃん。

もしかしたら100年分追体験したっていうのも魔女が見せている幻覚かもなあ。
100年繰り返した割にはさと子の人格がそこまで変わっているようには見えない。

さて、残り2話。どういう結末で終わるのでしょうか?

{/netabare}

第23話
{netabare} さと子とおじさんの話。
祟り騙し編でも周辺住民が臭い臭い言っていたが、やはりリナの死体の匂いだったのだろうか?不明。
ただ、鉄平が飲んでいた薬はどうやらループ記憶で悪夢を見続けた結果精神がやられたのが原因のようですね。
さと子が何か盛っていたのかと思ったが、そんなわけではないようで少し安心しました。
さと子のループの影響で何度もロクでもない最後を体験させられ、心を入れ替えたおじさん。
綺麗な鉄平の誕生である。

さと子としては複雑でしょうけど、個人的にはいいエピソードだと思う。
何しろ、悪人ですらループ記憶の影響で改心させられるというのはリカがずっと苦労してきたことがやっと報われるということだから。

ひぐらし世界の呪い、すべての惨劇が綺麗に一掃されるフラグかもしれない。

しかし、やはりさと子は虐待などされていなかったことが確定しましたね。
あと、恐らくさと子は他の〇騙し編でも鉄平を殺していたわけではないということもわかりましたね。
リカに対してはあんな残酷なことができるのに鉄平に対してやらないのは、恐怖心ゆえだろうか?
でもさと子の目的はリカちゃまを雛見沢から出ていかないようにすることのはず。
惨劇のメカニズムを理解してコントロールしているのだろうとは思うが、さと子が目的のために大石や茜にL5薬を投与するのならまだわかるが、圭一やレナにまでL5薬を注射するとは思えない。
さと子にとって大事なのはリカだけではないはず。

そうなると、さと子とは別の何者かが投与しているわけですが・・・

ここで整理すると、
・鉄平や鷹野はループ記憶により改心済、別ループの自分の悪行を反省しています。リナは出てきていないが、同じかもしれません。
・小此木は鷹野が改心して下りたため自分も下りるようなことを言っていたが、納得できない山狗の誰かが裏で動いているかどうかは不明

正直、全部さと子が裏で何かやったせいとは思えないが、他に黒幕がいるようにも見えない。
鉄平と鷹野が改心した。山狗も下りた。じゃあ誰が?
今さら、おりょうさんが実は悪人だったもあり得ないし、別の誰かも実は魔女に操られていたなんて言われても、そういうそぶりは他のキャラクターにはみられない。


前の話でカレンダーとトランプを根拠にこれは魔女がさと子を洗脳するために見せている夢であって現実の出来事ではないと推測したのだが、ひぐらし業の新章はすべて夢。それがすべての真相なのかもしれない。

ということで私が出した結論は「夢」オチ。
みなさんはどう思われますか?

{/netabare}

最終話(24話)

{netabare}

やっぱりさと子がL5化薬を使って暗躍していたようですね。
もっと複雑な何かが起きていたのだと推測していたので、
L5薬投与したから惨劇が起きたというのが真相のすべてならばあまりにも残念すぎるかも。

正直、さと子が直接手を下している可能性は考慮していたけど、
信じたくなかったな・・・。
挙句の果てに、自分の理想の未来ルートをたどるためなら他のカケラは全部夢なので友達がどれだけ悲惨な目にあっても関係ないとかあまりにも酷い思考に染まるさと子。
さすがにこんなさと子見たくなかった。

ウソだ!!!!!

正にそう叫びたい気分だった。

これ、最終話だけどこれが解答なのか?消化不良じゃないか?
と思いながら視聴していくと、さと子が闇に落ちていく感じがして

あ、これひょっとして業で終わりじゃないのか?続編あるのか?
って思ったら案の定、7月に続編決定のようです。

2クールで終わりだとずっと思ってメタ推理までしていたくらいなので
完全に騙されました。
ひぐらし業で一番騙されたのは2クールで終わりだと思い込んでいたことかも。

まあ、こんなところで終わったらシナリオとしてつまらないうえに
さと子の好感度だけ無駄に下がって終わりだから続編決定は歓迎。

7月からの放送は解答編になるんでしょうかね?

{/netabare}



最後に、旧作ひぐらしのなく頃にを視聴する前、まったくひぐらし知らない状態の時に書いた感想を下に。全く知らないため頓珍漢なこと書いてますが記録として残します。
1話
{netabare}
絵はかなり綺麗。時代設定は1983年か。
街並みは完全に白川郷だけど、白川郷がモデルなのか?
実は去年行ったばかりなので、すごく良く似ていると思う。
1983年の時点でああいう街並みは白川郷しかないのでは?

というか、高いところから村全体を見渡した風景、
白川郷で実際に見られる風景と完全一致しているから、間違いないと思う。
キャラデザは化物語の人ですね。
この人は、口の描き方が気になる。
なんで時々、笑いをこらえているような口するんだろうか?

なんか私服の子がいたり、制服の子がいたりごちゃまぜ。
それどころか年齢もばらつきがあるような?
田舎の学校にある、多学年が一緒に勉強する環境っぽい。
しかも小中一緒?制服も統一されてないのか?よくわからん。
夕方のシーンで本当にひぐらしの鳴き声が入っているのが風情があっていいですね。

レナとかリカの口癖とかは癖が強くてちょっと気になる。


白川郷って、ダム作ってなくなるなんて話あったっけ?
知らないだけか・・・?

レナ怖すぎ。あからさまな凶器持ってケイイチを見てたけど、この後どうなるんだろう?
ゴミ山で死体埋めているところを見られたから、消すつもりなのか?

最後にその様子を眺めるのはリカ?? 眼が怖い。
みんな何かしら隠し事をしていそうですね。

さすがは有名作品。興味の引き方が上手いですね。
来週が楽しみだ。
{/netabare}

2話
{netabare}
冒頭シーンからいきなり神様視点的な世界に。リカは一体何者? 
はにゅう?とリカは神様とかそういう存在なのだろうか。
2人の話を素直に受け止めるのなら、
過去をやり直す能力があって、何度もやり直しているということだろうか?
それともリカちゃんに神様か何かが降臨しているとか?
もしくは妄想っていうせんもあるだろうか。

最初のシーン、レナは何故ナタを振りかぶっていたのか?
殺そうとしたけど気づかれたから誤魔化した?
ただ、それでも振り下ろせば殺せるような気はするが。

ケイイチがナタを持とうか?と聞いたら「大丈夫」と冷たく強めに断るレナ
でも直後にケイイチがナタを持ってケンタ君人形を掘り起こしているから
結局は渡したってことか。拒否したのはなんだったんだ?
たぶん意図的にこういう描写にしているはずだけど、ちょっと意味がわからん。
ケイイチがレナに敵意を持っているとは思えないから渡しても安全だと考えた? でもレナがケイイチを警戒している感じは特にしないが。



そのあとに1話冒頭の残虐シーンが目に浮かぶケイイチ。
ケイイチもリカ同様、何度もやり直しているとか?
そしてやり直している上で記憶喪失?
それとも予知夢の能力があるとかだろうか。
色々可能性は考えられるね。

夜の祭りでリカちゃんがトミタケの頭を撫でたのは何故か?
冒頭でやり直すとか言っているリカがこのような行動、すごく意味深。
この後、不幸なことが起きるとかそういうことだろうか。

2話は「鬼騙し編その2」とあるが、
やっぱり時間ループ系なんでしょうかね?

そして1話にはなかったED、すごい絵が不気味ですね。
3話以降の展開が非常に気になります。


{/netabare}

3話
{netabare}
綿流しの晩、トミタケさんと女性が話していて、ケイイチが邪魔しちゃ悪いかって言って立ち去る様子を木陰から見ていたレナ。
直後に2人が失踪。

レナのあの表情は一体? トミタケのことが実は好きで嫉妬している?
それとも何か良からぬことをたくらんでいるのだろうか?

翌朝、刑事さん登場。岐阜県警の警察手帳を見せる。
やっぱり白川郷がモデルのようですね。

翌日、ケイイチが寝てるふりをしている間に近くでレナとみおんが事件のことを話している。
放課後、刑事とメイド喫茶?へ
毎年祭りの夜に起きる殺人事件と失踪者。

そしてレナの豹変。
ケイイチは隠し事をしていないのは嘘だと断言。
レナはケイイチが隠し事をしているだろ?してないよ→嘘だろ!
って強めに指摘したら急に豹変してケイイチこそ嘘つきだって言い出した。
そのあとなんかよくわからんことを言い出した。
これが有名な「嘘だッ!!」ってやつか。
怖っ!!

様子がちょっとメンヘラ気味ではあるが、ケイイチが嘘をついたのは事実だからなー。どうなんだろ?
ケイイチも嘘ついているのに、お前嘘つきだろって言われたらイラっとするのもわからなくはないからな。
レナは気が短いのか、それとも地雷踏んだのか。

大石との電話。
レナはひなみざわから栃木に引っ越して校舎を破壊して戻ってきた?
かなりヤバいエピソードですな・・・。

ケイイチ部屋で大石刑事と電話でレナの話をしているところをレナに聞かれる?
そのまま声をかけずに帰宅。

この場面だけど、レナはケイイチ父と会った後、上に上がってケイイチに声をかけずに帰宅したわけでしょ。
電話の会話をどれだけ聞いてたかはわからんけど、

ケイイチは「なにをですか? きかせてください レナが転校してきたことは知っています。 レナが? なにがです? 驚いた声 なんで雛見沢に来る前のレナがオヤシロ様なんて レナが雛見沢に」これだけの言葉を発しているので聞かれた可能性がある。

それで、最初のあたりはともかく、ほとんどの言葉はもし耳にしたのであれば黙って帰るか?って思うんですよね。
声をかけなかったってことは、部屋の外でも電話中であることに気づいたわけでしょ。
そうなるとケイイチが気になる言葉を発しているのを聞いている可能性が高い。

ここでレナが何もやましいことがないのなら、電話しているから今日は遠慮しようとかえっていったということ。もしかしたら「レナ」って言葉を聞いちゃって気になったけど我慢して帰ったのかもしれない。

もしレナが何か悪いことをしているのなら、盗聴器でも仕掛けたとか、どこかに潜んでいるってことですよね。
なにか悪意があって電話でなんか話しているのを盗み聞きできる状況で途中で帰る選択肢なんてないはず。父親には見られていて友達と認識されているわけだし立ち聞きの言い訳は可能。帰ると逆に怪しまれるから黙って帰ることは普通しないだろう。

そういうわけで、レナは普通に遊びに来ただけなのか、ケイイチの家に潜伏あるいは盗聴器しかけて帰ったのどっちかだと思う。
そうなると、ケイイチの動向が筒抜けってことかな?
次の話が気になるー!!!

うーん、行方不明者2名にレナの怪しい態度。そして警察。
いよいよ事件が動き出しましたね。

まあ、序盤から露骨に怪しい人は犯人ではないと相場は決まっていますが・・・。
まだ2人が失踪後にどうなったか知らんけど、これでレナが犯人ならあまりにも短絡的すぎるから違うのだろうと思う。

レナの校舎を破壊したエピソードも、犯人と発覚した後ならともかく、まだ失踪した後どうなったのか未確定な段階で怪しい情報だけを刷り込まれると、ミスリード誘っているんじゃないかと疑ってしまう。
何しろここでレナが殺人を犯したっていうのなら、他の登場人物がいる意味は?ってなるよな。
そんな単純な話なわけない。

推理ドラマの傾向だと犯人は、先生、みおん、トミタケ、トミタケと一緒にいた女性の4人のうちの誰かかな。 レナはダミーで。
これでさとこだったら凄いな色々な意味で。

いい意味で予想を裏切ってくれることを期待したい。


{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 44

65.4 2 怖いアニメランキング2位
裏世界ピクニック(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.2 (208)
635人が棚に入れました
「くねくね」「八尺様」「きさらぎ駅」……。実話怪談として語られる危険な存在が出現する〈裏世界〉。そこは、現実と隣合わせで、謎だらけの世界。紙越空魚(かみこし そらを)は廃屋内の扉から〈裏世界〉を発見し、そこで仁科鳥子(にしな とりこ)と出会う。この出会いが空魚の人生を一変させる。鳥子は空魚に〈裏世界〉の探索の協力を依頼する。彼女は〈裏世界〉で行方不明になった「冴月」という女性を探していた。探検と研究、そしてお金稼ぎのため、空魚は鳥子と行動をともにする。非日常へ足を踏み入れた二人は様々な怪異と遭遇し、危険なサバイバルが始まる。

声優・キャラクター
花守ゆみり、茅野愛衣、日高里菜、富田美憂

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

女子大生コンビが「裏世界」に足を踏み入れるホラーSFエンターテインメント百合作品(アニメ化としてはやや微妙)

原作は早川文庫JAから刊行で、現在第5巻まで刊行済みです。原作付きのアニメ化作品の中で、私が2021年冬クールの新作で最も期待しているのが本作です。

たまたま「裏世界」で遭遇して以来、「生命の危機」を互いに助け合って乗り切る、紙越空魚(かみこし そらを)と仁科鳥子の女子大生コンビによる冒険活劇物です。

昔なら人づての噂話として伝わり、現代では「ネットロア」などと呼ばれるネット上でも語り継がれる実話怪談によるホラー要素や、タルコフスキー監督によって映画化された『ストーカー』などのSF作品リスペクト、原作者が『そいねドリーマー』などでも取り組んでいる「百合」要素、そして作中で扱われる銃器などのミリタリー要素といった属性満載のエンターテインメント作品です。

どのような映像化がされるのか、期待が止みません。今夜1/4深夜、いよいよ放送開始!

== [下記は第1話視聴終了時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
第1話「くねくねハンティング」では、エピソードの内容的にも今後の戦闘シーンのアクションがどのくらいのレベルに描かれるかは判断がつきにくいですね。

用語規制をクリアするのに、キャスト自らに「ピー」って言わせるのは面白い演出だと思いました。まあ、この場合円盤などの商品でもそのままになるのは自明ですけどね…。

OPに市川夏妃(いちかわ なつみ)がいますし、話の区切りを考えるとおそらく原作3巻当たりまではアニメ化されそうです。ファイル11の映像化がされるなら楽しみです!

※そういえば、瀬戸茜理(せと あかり)がOPだけじゃなく空魚の大学の学食にもいましたね!
== [第1話視聴終了時のレビュー、ここまで。] ==

2021.1.12追記:
第2話まで視聴終了。

第三のメインキャラ、小桜さんが登場ですね。基本的に自宅に引き籠っていますが外出できないというほどでもない、そして登場キャラの中では比較的常識人な彼女が鳥子と空魚に振り回される様が見物です。

お金のやり取りの場面は「裏世界」というよりは少し「裏社会」風味…(笑)。

余談: Cパートの打ち上げは第1話と同じ居酒屋だったようなんですが、原作で打ち上げが居酒屋じゃない回のときに場所はちゃんと居酒屋以外に変わるんでしょうか…?

2021.1.19追記:
第3話まで視聴終了。

原作者の宮澤伊織先生によるアニメオリジナル脚本回でした。原作では第2話のエピソードのすぐ後にくるはずだったエピソードは第4話以降に先送りになるんでしょうか?

宮沢伊織先生ご本人のtweetによると「原作ではもう入れる隙間のないエピソード、初期の空魚鳥子の空気感を思い出しながら書きました」ということでしたので、この時点での二人の関係性の掘り下げ回ということだと理解しています。

原作本編では内心の描写がされるのは空魚ばかりで鳥子の内面描写はないんですけど、アニメもこれは変更しないみたいですね。内面描写は第1、2話と比べると多めだった気はしています。

2021.3.7追記:
エピソード順変更以外に10話もサブタイトルからするとアニメオリジナル回がありますね。

原作だとわかっていることなんですが、アニメ版で在日米軍はどうなってしまったんだろう…?

2021.3.29追記:
第12話(最終話)まで視聴終了していましたが、レビュー更新が遅れていました。懸念された在日米軍問題は一応の解決を見たので、それは良かったです。

製作委員会の名称として「DS研」がクレジットされていたのですが、本編中でDS研は最後まで名前すら出てくることはなかったので残念です。

アニメで興味を持ってから原作ないしはコミカライズ版に流れてくるのであればあまり違和感はないのかもしれませんが、逆だと単にエピソードがカットされている以上の違和感があるだろうと思います。

ただ、キャスティング自体は良かったんじゃないかと思います。アニメ化された小桜さんは可愛かったです。

「まだかな~。空魚ちゃん、まだかな~…。」

投稿 : 2021/06/19
♥ : 38

レオン博士 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

一番の被害者は誰か?

一言で言うと、単純に面白くない。
原作を台無しにする最低なアニメだ。

基本的にはホラーなんだろうけど、全く怖くない。
どうも原作のマンガは絵が上手だし、結構怖いという評価もされているようで、原作者としてみれば、アニメが原作の魅力を台無しにしているという事実が一番のホラーだろう

作画や音楽も不気味さが足らず、全然怖くない。
ただでさえ怖くないのに、頻繁に無意味な百合シーンが入ってきて緊張感を著しく損ねている。そんなことしている場合なのか?
なるほど、彼女達はこの絶望的な状況もピクニック気分なわけか。
そりゃ、視聴者と気持ちが共有できないのも無理はない。

戦闘シーンはメインではないのだろうが、
銃器の入手法も撃ち方も挙動もどれも適当で興ざめする。

シナリオはアニメ見ているだけではいろいろな設定がまずよくわからない、なにがなんだかわからない展開で、説明もなく置いてけぼりを喰らったままどんどん話が進む。

これ、きっと妖怪のせいだよ!!
妖怪の~せいなのね~そうなのね?
妖怪ウォッチのフシギな現象がそういうノリで許されるのは子ども向けのコメディ作品だからですよ・・・。

このアニメが視聴者を怖がらせることには失敗したようだが、どうやら原作者を青ざめさせることには成功したようだ。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 30

椛華(もか) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

見てて苦痛。3話まで見たが耐え切れず断念

メモがてら、何点か箇条書きで。

1.キャラクター(作画とか表情)はかわいい。
 ちょくちょくCGが挟まるので違和感を覚えるが
 キャラクターのカットはかわいいし、作画崩壊もあまりない。
 ただ敵側(怪異)の作画や演出がエロアニメレベルのクソクオリティ。
 最近のアニメとは思えないレベルの出来でがっかり。


2.声優も豪華。ただ、間違いなくキャスティングミス。勿体ない。
 花守ゆみりさんと茅野愛衣さん。サブキャラには日高里菜さんなど
 超大御所声優が多い。ただ、
 みゆりさんや日高さんにダウナーキャラやらせるのは
 「大御所声優を使っとけば間違いないやろ」感が凄まじく、評価できない。
 無名声優でもピッタシなキャスティングをすれば良作アニメは作れる
 というのにこの監督は適材適所という言葉を知らないのだろうか…?


3.中学生が自由時間に書いたようなストーリー。見てて恥ずかしくなる
 「ピクニック」でも「ファンタジー」でもどっちでもないのよね。
 この後どうなるんだろう?のドキドキ感が一切ない。
 冒険もしない。得体のしれない何かが来ても
 どーせどうにかなるんだろうな。→結果なんじゃそりゃ。しか感想がない。
 展開は完全に作者の”ご都合展開”しか進まない。
 こんなの見せられて面白いと思うと思ったのだろうか?

 次、怪異を退治する方法がすべて単純。
 「ぼくの考えた最強能力が発動して その時不思議なことが起こった!」
 がお決まりパターン。んで怪異撃退→やったー!!!の繰り返し
 これが面白いと思う奴はストーリーペラッペラでも
 かわいい女の子と人気声優使っとけば「神アニメ」って言いそう。


【総括】
キャラクターの可愛さを台無しにするくらいにストーリーが糞。
キャラがかわいい百合アニメとして見れば面白いんじゃない?
声優さんの一言一言の演技を楽しむという面ではいいと思う。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3

80.4 3 怖いアニメランキング3位
昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (862)
3952人が棚に入れました
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!?

声優・キャラクター
関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

芸道修行と愛憎トライアングル - BLコミック出身作家、畏(おそ)るべし -

「落語」「人情噺」「ホモ/BL(※因みにこれは誤情報です)」といったタグがついている本作を視聴する予定は、元々全くなかったのですが、2016年放送・上映アニメの個人的BEST10を作ろうとして、同年の本サイト作品ランキングを確認したところ、本作が第14位(2017/1/31時点)に入っており、かつ、総合 4.0 (物語も 4.0)という高い評価を取っていたので、これを見ないでBEST10を作るのは拙(まず)いだろう・・・と考え直して、さらっと流すつもりで視聴を始めました。

そうしたら、これが第1話(※実質2話分のスペシャル回)から退屈する暇なしの面白さで、ラスト手前(第12話)の山場+謎の回収もピッタリ決まり、最終第13話は投げっぱなしだった第1話ラストに確り話を繋げて、かつ今後の新展開をも期待させる上手い締めくくり方で、見終わった直後から「これはもう一回、最初から確り見直さなければ・・・」という思いに駆られて、そのまま2周目に突入してしまいました。

そうやって、

(1) 1周目は、全体シナリオの整合性が確り保たれている作品なのか?にとくに留意して完走し(=シナリオ・チェック型視聴)、
(2) 2周目は、今度はシナリオは頭に入っているので、それを踏まえて個々の登場キャラクターが、各々のシーンでどのような心の動きをしているのか?そして、そうした心情が果たして映像として過不足なく描き出されている作品なのか?を見極めることに留意して完走し(=感情描写チェック型視聴)、
(3) さらに念を入れての3周目は、OP/EDや、作品中に登場する小ネタ(落語の演目内容や登場キャラクターたちがふと口にする言葉など)に、何か隠された/見落としている含意がないか?等を慎重に見極めつつ、もう一度、シナリオ&感情描写の両方を総合的に確認していく気持ちで完走して(=総まとめ的視聴)、

・・・結局、見始める前は考えもしなかった3周完走となってしまいました。
こうした3周コンプは、2016年放送のTVアニメでは、『Re:ゼロから始める異世界生活』(※個人評価 ★★ 4.6)、『響け!ユーフォニアム2』(※個人評価 ★★ 4.8)に続いて3作品目で、本作に関しては、

①全体シナリオの整合性が確り取れており、
②個々の登場キャラクターの感情描写も的確で、
③なおかつ、OP/EDや個々の会話に秘められた謎解き・含意も楽しめる、

・・・三拍子揃った《優秀作》と認定して、個人評価を『Re:ゼロ』と同点の ★★ 4.6 とすることにしました。


◆作品内容

本作の原作者(雲田はるこ氏)はBLコミック作家として商業デビューした方とのことですが、本作自体は、決して《ホモ/BL作品》ではありません。

本作の内容を強(し)いて挙げるなら、
{netabare}
①同日に落語名人の師匠に弟子入りし、兄弟分として育った落語家の青年同士の、厳しい《芸道修行》と、
②師匠の妾(めかけ)として彼らに出会った年上女性と彼らとの間に生じる《恋情と執着》の進行過程、
③そして迎える《悲劇的な結末》、を描き切った《濃密トライアングル愛憎劇》
{/netabare}
・・・といったところでしょう。


◆制作スタッフ
{netabare}
原作コミック     雲田はるこ
監督         畠山守
シリーズ構成     熊谷純
キャラクターデザイン 細居美恵子
音楽         澁江夏奈
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各作品タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============ 昭和元禄落語心中 (2016年1-3月) ============

- - - - - - 与太郎放浪篇 (昭和50年代) - - - - - -
{netabare}
第1話 ★★ 強次の出所、弟子入り、寄席(出来心、初天神)、失態、八雲師匠の長話 ※約48分(2話分){/netabare}

- - - - 八雲と助六篇 (昭和初期~30年代) - - - -
{netabare}
第2話 ★★ 坊(ぼん)と信さんの弟子入り、初高座(菊比古、初太郎)、二人の実力差
第3話 ☆ お千代との逢瀬、満州皇軍慰問と疎開、終戦、寄席の復活、師匠・信さん帰国、二つ目昇格、みよ吉登場 
第4話 ★ 信さん助六に改名、菊と助六の共同生活、菊とみよ吉の馴れ初め(踊り・小唄の稽古)
第5話 ★★ 助六・菊それぞれの嫉妬、菊とみよ吉の逢瀬、美鈴座(鹿芝居、女形(弁天小僧))
第6話 ★★ 何のための落語、菊の開眼(艶笑噺(えんしょうばなし)・廓噺(くるわばなし)・・・品川心中)
第7話 ★ 助六人気と増長・反感、師匠の巡業同行要請、菊・みよ吉の心のすれ違い
第8話 ★★ 上方巡業、鬼灯(ほおずき)市の宵(助六の懸想、菊・みよ吉破局)、落語の将来、先代助六、名跡の重み
第9話 ★★ 真打昇進披露、別れ話と恨み、助六破門、傷心同士の同棲・転落、助六の本心吐露
第10話 ★★ 入門志願(樋口少年)、師匠の過去話(初代助六との因縁)・葬儀、祖谷(いや)温泉(小夏との出遭い)
第11話 ★★ 助六との再会、芸の肥やし、助六の借金返済、子夏の髪切り・野ざらし
第12話 ★ 有楽亭二人会、助六の人情もの(芝浜)、みよ吉との再会、違え心中 ※脚本は良いが演出が残念×
第13話 ★ 小夏引き取り、八雲襲名・落語心中の断、因果、与太郎の真打昇進内定、三代目助六 ※後半は昭和末期~平成初期{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)8、★(良回)6、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★★ 4.6

OP 「薄ら氷心中」(第3-8話、10話、13話) ※第1話のみEDとして使用(背景は文字のみ)
ED 「かは、たれどき」(第2-9話、11話、13話)


※本作(アニメ第1期)は、原作マンガの第1巻~第5巻途中までの内容を収録。
※2017年1月より放送が始まっている続編(アニメ第2期)は、原作マンガの続き~最終第10巻までの内容を、おそらく幾分改変しつつ収録するものと考えます。


◆視聴メモ

{netabare}・昭和16年(1941年)の時点で、信さん・菊比古とも18歳(1923年頃の生まれ)、そして、みよ吉はその5歳年上なので23歳(1918年頃の生まれ)
・第9話で、みよ吉が、まもなく「赤線(※売春防止法施行以前に公娼認可のあった区画)」が廃止されるので置屋(※芸者を置いていた店)から出なくてはいけない、と言っているので、この時点で昭和32年(1957年)頃(→助六&菊比古34歳、みよ吉39歳)
・第10-11話で登場する小夏は、かなりの才覚があるにも関わらず未だ小学校に通っていない様子なので、この時点での彼女の年齢を6歳と仮定すると、昭和38年(1963年)頃(→助六&菊比古40歳、みよ吉45歳)
・第1話で、助六没後20周年特集の落語雑誌が出て来るので、この時点で昭和58年(1983年)頃(→八代目八雲師匠(=もと菊比古)60歳、小夏26歳、与太郎21歳くらいか?)
・第13話後半は、第1話からさらに10年近く経った後の話なので、平成5年(1993年)頃(→八代目八雲師匠70歳、小夏36歳、与太郎31歳くらいか?)
{/netabare}


◆本作のモチーフ考察 : 歌舞伎の《助六心中》の落語家バージョンを狙った?

落語家といえば、《滑稽噺(こっけいばなし)》を次から次へと繰り出して、ひたすら寄席の客を爆笑させる人、という楽しいイメージが強くて、たまにシンミリとする《人情噺》や、冷やっとする《怪談噺》を語りだすことがあっても、さほど深刻な内容にはならずに適当なところで切り上げてしまうもの、という先入観があって、本作についても、見始めたばかりの頃は、《落語》を題材にした作品ということで、幾らかシリアスな展開があるとしても一定の限度があるのだろう、とばかり思ってました。

ところが、第3話で初めて映像付きで流されるOP「薄ら氷心中(うすらひしんじゅう)」を見て、その曲調や歌詞の醸し出す雰囲気が、自分のそれまで持っていた本作のイメージと大きくズレていて、ことにその映像中の女性の描かれ方が、「心中」を示唆する歌詞とともに半端ない違和感を喚起して、本作の主要キャラクターの一人が、「助六」という落語よりは歌舞伎由来の名前であることと併せて、視聴を進めながら不穏な気持ちになってしまいました。

そして、物語に大きな動き({netabare}※助六が師匠から破門され、みよ吉は菊さんから捨てられてしまう{/netabare})があった第9話の真ん中ほどで、{netabare}失意のまま桜咲く河原を一人歩く助六に、同じく傷心のみよ吉が初めて自分から声をかけるシーン{/netabare}が来て・・・

{netabare}「ねえ、お花見は花川戸に限るわね。・・・・花川戸の助六さんね。」
「あたし、菊さんに振られちゃった。」
「何かあったの?話、聞いてあげる。」{/netabare}

ここにでてくる「花川戸(はなかわど)」は東京都台東区の浅草寺境内と隅田川の間に今もある地名で、とくに花川戸公園は桜のちょっとした名所になっているそうです。
だけど、ここで注目すべきは、{netabare}みよ吉が、わざわざ「花川戸の助六さん」と声をかけたこと{/netabare}で、引用が長くなりますが・・・

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◎助六(wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A9%E5%85%AD

『助六』(すけろく)は、歌舞伎の演目の一つの通称。
本外題は主役の助六を務める役者によって変わる。
江戸の古典歌舞伎を代表する演目のひとつ。
「粋」を具現化した洗練された江戸文化の極致として後々まで日本文化に決定的な影響を与えた。
歌舞伎宗家市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番の一つで、その中でも特に上演回数が多く、また上演すれば必ず大入りになるという人気演目である。
(※以下、省略)

◎すけろく【助六】(旺文社古語辞典)

〔人名〕「助六劇」の主人公。
江戸中期、京都で男伊達(おとこだて)万屋(よろずや)助六と島原の遊女揚巻(あげまき)が心中した事件は、上方(かみがた)では「京介六心中」「助六心中紙子(かみこ)姿」など、歌舞伎(かぶき)・浄瑠璃(じょうるり)の「助六心中物」に仕立てられた。
これが江戸に移され「助六所縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」などの「助六劇」として定着した。
江戸では主人公は花川戸助六という侠客(きょうかく)(実は曾我五郎(そがごろう))とされ、江戸っ子の代表として理想化された。

◎すけろく-しんじゅう【助六心中】(精選版日本国語大辞典)

(1) 宝永年間(1704-11)初年に大阪であった万屋助六と島原の遊女揚巻との心中事件。
(2) (1)を脚色した浄瑠璃「紙子仕立両面鑑(かみこじたてりょうめんかがみ)」、歌舞伎脚本「助六心中紙子姿」、一中節(※浄瑠璃節の一流派)「万屋助六道行」などの通称。

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・・・ここまで来て、ようやくOP「薄ら氷心中」のおどろおどろしい曲調・歌詞・映像に合点がいきました。
この後、{netabare}傷心の二人は同棲を始めて、もろともに転落していく{/netabare}のですが、その結末は既にここで暗示されていますね。

以上から、本作は《落語家》の世界を作品舞台としながらも、実際には、《落語》の「滑稽噺」「人情噺」「怪談噺」ではなく、《歌舞伎》の「心中もの」をモチーフとするストーリーを展開させている、という構成になっており、それによって、

(1) 表面上は、「滑稽さ」「人情噺っぽさ」を上手く醸し出しつつも、
(2) その基底部分に、どうにも逃れられない「悲劇性」を潜ませる。

という、両様の魅力を作品に与えることに成功しているように私には感じられました。


現在放送中の第2期にも大いに期待したいと思います。

※2018.8.22 第2期のレビュー投稿。
事前に期待していたほどの出来ではなかったけど、第1期の後日譚としてまずまず楽しめる内容でした(個人評価 ★ 4.1)。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 36
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

実写映画化してもヒットしそうな印象を受けた=シナリオとテーマ性に長けたリアル系のアニメ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
落語をテーマにした、唯一無二の作品。

声優さんの力を感じる、名作。

アニメ史にキッチリ残すべき作品だと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、ド正面から「落語」に向き合ったアニメってのは珍しいですね。第1話で「出来心」という演目をまるっと見せてしまう(そして、それを楽しんで観られてしまう)驚き! 落語そのものの魅力に自信がある、もしくは伝えたいって気持ちが伝わります。

私は落語には疎いです。実際に落語を観たのも寄席に行ったのも付き合いで数回ってところです。好きな咄家さんもいません。素朴な疑問として、(初見ならまだしも)「ストーリーが分かっている話を何度も聞いて面白いのか?」というものがあります。

それを落語好きな友人に話を聞いてみると、「落語は音楽。歌だって、好きな歌手の好きな歌なら何度でも聞きたいって思うし、ファンなら、年月を重ねるごとの変化、その日の体調や気分によって微妙に変わる歌い(話し)っぷりを楽しめる。それから、同じ曲でも歌い手が変われば、カバー曲みたいで楽しめるよね。客との関係性(即興性)も、例えればジャズだよ」と言われました。

なるほどな~と思うました。私の大学時代の(文学部の)恩師の持論で、「ミステリーは基本的に古典になり得ない」というものがありました。それは、「ミステリーとは基本的にストーリーを楽しむもので、一度読んでオチが分かってしまえば再読しようと思えない。でも、ストーリーが分かっているのに何度も読みたくなる文章というのは確かにある。それは、表現の妙だったり言葉のリズムであったり、そこに日本語の美しさ、心地よさがある文章だからである。そういう作品こそ、再読にも再々読にも耐えられ、読解にも値し、古典になっていける作品である」というものがありました。

アニメでもそうですよね~。例えば私は、「とらドラ」とかストーリー分かっていても何度も観ちゃうけど、あれは「とらドラの空気感に浸りたい」ってのが大きいんですよね。耳に目に、心地いいんですよ。

落語の魅力ってのも、そういう類いのものなのでしょう。「昭和元禄落語心中」にも、そういう「落語の魅力」が詰まっていました。

また、ストーリー的にもそれぞれの登場人物が辛い過去を抱え、その傷を落語を通して乗り越えていこうともがく様子には感動を覚えました。七代目八雲の苦悩、血の繋がりを越えた師弟愛。そして、八代目八雲(菊比古)と助六との友情を越えた絆。月と太陽のような対照的な二人。菊比古が助六に、助六が菊比古に抱く、嫉妬やら憧れやらの混ざりあった複雑な感情。そして、女の怖さ、愛憎劇。偏愛。死。所々、落語の話を元ネタにしたようなストーリーも。(一期の)ラストはちゃんとコメディで占める。なんだか色んなものを詰め込んだのに、それを一本の筋としてまとめきった素晴らしい脚本。それ自体が落語のような物語でした。

最終話でいきなり与太郎が真打ちになってて、? って思ったけど、よくよく考えれば、「前座→二枚目→真打ち」の流れは菊比古編で描いているわけだから、あえてスパッと切ったのは英断ですね。そして与太郎を使い、助六が経験できなかった、真打ちになってからの苦しみや喜びを表現する、と。うん、無駄がない。

さらに、戦争という時代を描いた社会派の物語としても一見の価値あり。戦中戦後に、落語などの日本の伝統的な娯楽産業がどのように落ちぶれていったか、また、その中で落語を残そうともがく人々の様子。終戦後に初めて行われた寄席の緞帳が上がった時の、「何も無ぇ時代だからこそ、舌三寸の落語の腕の見せ所よ」という助六の台詞にはグッときた。昔、ある咄家さんが、「座布団一枚と扇子に着物があれば、どこででも落語は出来る」と言っていたのを思い出し、落語の強さを感じました。

う~ん、このアニメはやっぱり、タイトルで損している気がする。私も、「元禄」「心中」あたりにひっかかってて、視聴を避けてましたし。あ~、観て良かった♪

最後に、やはりこのアニメで光ったのは声優陣の凄さでした。いや、だって、落語になってるしね(汗)どれだけ練習したんでしょう? 凄いね、声優って。

2期決定らしいですね。1話最後に八雲が、「長い夜になりそうだ」と言っていたけど、(2~3話の過去編かと思っていたのに)ここまで長い夜になるとは思わなかった(笑) 2期前提ってことだったのでしょう。2期ではきっと、与太郎の成長が見られるのだろうし、楽しみです!!
{/netabare}

【余談 ~実写化した場合の配役案w~】
→以前書いた文章
多分、いつか実写化するはず。そして、この中の何人かは当たる気もする(笑)

→やっぱり実写化されましたね。実際の配役は、

八代目 有楽亭八雲(菊比古)…岡田将生。
有楽亭与太郎…竜星涼。
小夏…成海璃子。
みよ吉…大政絢。
有楽亭助六(初太郎)…山崎育三郎。
松田さん…篠井英介。

でした。アニメ放送当時に希望した、私の配役案と、どっちが良いですかね?(笑)

{netabare}
与太郎編の配役。 ( )内は第2希望

与太郎→生田斗真(小栗旬)
八雲→堺雅人(佐々木蔵之介)→白髪バージョンは無しの方向でw
小夏→二階堂ふみ(戸田恵梨香)
松田さん→近藤正臣(中原丈雄)
ヤクザ兄貴→やべきょうすけ(千原ジュニアw 落語大好きだし)
ゲスト出演→春風亭昇太(か、林家たい平。笑点メンバーのガチな落語を観たい人は多いはず。落語界にもメリットはある)


菊比古編の配役(妄想)

菊比古→二宮和也(窪田正孝)
初太郎→桐谷健太(山田孝之)
七代目八雲→立川談春(風間杜夫)
みよ吉→菜々緒(仲間由紀恵)

こんな感じでどうでしょう(笑) 全体的に(原作に比べて)年齢層高めになっちゃったのと、与太郎と小夏、菊比子とみよ吉の年齢が逆転しちゃったのが難点ですが、イメージ重視の配役です(だって、10代の演技力無いジャニタレには落語は無理そうだし、そうなると、相対的にアラフォー女優さんになるけど、それで若い人を呼べるか疑問にも思うから)。

さて、レビュータイトルの件ですが、素直にそう思いました。このアニメ、とても良いアニメで久々に(このすば以来の評価5で)夢中になれましたが、このリアリティある作風に重厚なストーリー。冷静に考えればあえてアニメである必要はないとも思いました。むしろ、実写向きでは?

与太郎は、ジャニーズでもイケメン若手俳優でもいけそうだし、小夏も、若手の人気女優(清純派女優の新たな一面を見せるとか)いけそうだし、(8代目)八雲に関しては、堺雅人さんにしか思えない(笑) あとは、リアルガチな大物咄家さんをゲスト出演させれば、話題は作れる。最近は落語ブームで、若い女性も観に行くらしいですし、中年以降の落語ファンにもウケそう。イメージは「ちはやふる(劇場版)」。

ストーリー(八雲と助六の過去編)を短縮(か省略)させて、(おそらく2期で描かれる)与太郎の成長にしぼれば映画の尺でもいけそう! そしてヒットしたら、八雲&助六の過去編をスピンオフで劇場公開(笑) もしくは、先に八雲&助六の過去編を公開。続いて後編として与太郎編を公開(アニメ通りの構成)。うまくいけば、落語ブームという社会現象を起こせるかもよw
{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 60

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

流行に阿らない作品?(NHKで実写ドラマ化、10/12より放送)

同タイトルの漫画が原作らしい。(原作未読)
このレビューは1期目のもので、2期目の制作が決まっているらしい。

本作の登場人物には落語を演じるシーンが必要な人がいるわけだが、それらのキャストのオーディションでの当落基準に「落語を演じられること」というのがあったらしい。

その真偽は確認していないが、それが信じられるくらいにキャストは落語を熱演している。

そして本作品の登場人物のの人間臭さと、噺の中の登場人物の人間臭さとが重ねあわされるようなストーリーにはなかなか重厚感があると思う。

キャラクターデザインはおそらく原作を踏襲しているのだと思うが、いわゆる「アニメ絵」風ではない。だがそれは「キャラクターデザインの問題」であって、作画が悪いということではなくむしろ良い。

演出や美術なども近年の作品にはあまりない感じであまり似ている作品は思い浮かばない。(もしかしたら『御先祖様万々歳!』とかは少し似ているかも? でもあれはもっと「舞台劇風」な画面だしなあ…。)

いかにも老舗のスタジオディーンが制作しているっぽい作品である。

とにかく作品全体から「世の中に愛される『落語』であって欲しい」という願い、危機感みたいなものが随所に感じられることと「落語は人生そのものだ」みたいな娯楽としての落語の意味みたいなものがにじみ出ている。

すごく面白かったが、これがアニメ作品として売れるかどうかは良くわからない。売れたら良いね…。

2018.10.6追記:
10/12よりNHK ドラマ10枠で連続ドラマとして放送されるそうです。さて、どうなることか…?

投稿 : 2021/06/19
♥ : 69

77.3 4 怖いアニメランキング4位
進撃の巨人 The Final Season(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (256)
1054人が棚に入れました
「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。自由のために戦った。名は――進撃の巨人」ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。それでもなお、彼らは進み続けなければならない。壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

声優・キャラクター
梶裕貴、石川由依、井上麻里奈、下野紘、小林ゆう、三上枝織、谷山紀章、細谷佳正、朴璐美、神谷浩史、子安武人、花江夏樹、佐倉綾音、村瀬歩、川島悠美、松風雅也、沼倉愛美、増田俊樹

アニメ好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

やりやがったなMAPPA

最初の製作者側はカッコイイと思ってるオープニングを見た時、このダサさ…これはまさかMAPPA制作のアニメじゃないだろうな…
と思ったらほんとにMAPPAが作っててガッカリした。マッパというかツインエンジン制作が嫌いなんですけど。マッパとの関係性がよくわからん

体操ザムライと呪術廻戦でマッパやるやんと見直していたのだが、同じ会社でもアニメによって全然完成度も毛並みも違うのは一体なぜ?
呪術廻戦とはアニメとして天と地の差があるぞ?

とりあえず今季の進撃の巨人は自分とは合わなさそう。
1話見た感想
オープニングだっさ!エンディングも変な曲でアニメション手抜きか?
登場人物目の周りの縦線多用してるのがめっちゃ腹立つし気になる!ちびまる子ちゃんかよ
目の周りの縦線は原作漫画でシュールなギャグやシリアスなシーンで多用されてきたものなのに常時付けてるのなんなの!?原作愛なしか?

原作読んでても話しに全く引き込まれない1話の構成、これ意味不明で1話切りする人多そう。

など、3期まで進撃のアニメ凄いなぁと思ってたのに、制作会社が変わって積み上げてきたものが全て壊れたような感想しか出てこなかった。
褒めるところを考えたのだが、どうしよう、思いつかない…

私は上手く言語化できないけど何がこんなにも違うんですかね。
wikiみたら監督もシリーズ構成もキャラクターデザインも全部人が変わってて、そこらへんがこの違和感に繋がってるんだと思います。

なんか楽しみにしてただけに悲しい。
2期に駄目にされたけものフレンズ事件を思い出した
2話から良くなっていくのかな!?見る気起きないけどここから良い作品にしてくれるんだよね!?

投稿 : 2021/06/19
♥ : 10
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

The Final Season

マンガの完結に合わせてのアニメ化でOK?
まさかの分割2クールとは…

16話
{netabare}
やはり、ライナーは抗い続けるのか…
イェーガー派 vs マーレの戦士
{/netabare}

14話~15話
{netabare}
エルディア人救済計画が兄弟揃って一致しているとは…

ミカサとアルミンを突き放したのは、全てに決別するため?
最後は、イェーガー兄弟消滅エンドとか?
{/netabare}

13話
{netabare}
ガビやらかす。
元マーレ兵のニコロさんを激高させる(サシャ殺した自慢で)
助けてくれたお姉さんをを激高させる(サシャ殺したので)

洗脳教育怖いわー
佐倉さんひくわー

この回のMVPは、サシャ父でしょう。
「大人の責任」って言葉は重いよ。
{/netabare}

12話
{netabare}
イェーガー派により、エレン脱獄。

それよりも、オカッパが女だった方が驚き。
車力の巨人が潜入していたから、何かやりそう。
便乗でガビも、また人殺しそう…
{/netabare}

11話
{netabare}
カビ、看守を殺し脱走する。
脱走先でお世話になったのは、サシャが助けた女の子だった。

洗脳教育怖いわー

お姉さんが、サシャ殺したのがガビって分かったら発狂するんじゃ…
{/netabare}

10話
{netabare}
ミカサのルーツが、アズマビトの将軍家の末裔だったとは…
パラディ島の資源を独占して敗戦国から脱却したいってのは分かるけど、
エレンがキレてたし、パラディ島以外、全滅させられそう。

あとは、ヒストリアの懐妊も衝撃だった。

最後に、ジークが写っていたので、次回こそ何かしてくれるだろう。
でも、ガビとファルコが脱走するようだから、
ガビの方が人殺しとかしそうな感じもする。
{/netabare}

9話
{netabare}
3年前に話は戻り、ジークと考えを同じとする、
エルディア人を解放するための義勇兵として、
オカッパは、調査兵団と接触していたのね。

3年間入念に策を練っていれば、8話のアレが
上手くいくのは理解できる。

で、次回、ジークは、どうやって信用を勝ち取るのか?
{/netabare}

8話
{netabare}
獣の巨人裏で調査兵団と組んでいた…
ジークに協力したオカッパ誰だっけ?

サシャがあっさりガビに殺されるとは、
新リヴァイ班、初戦死者?

洗脳教育だから仕方ないけど、
ガビとファルコは処刑されるのだろうか?
{/netabare}

7話
{netabare}
顎の巨人の顎で、戦鎚の巨人の核をカチ割って喰らうエレン。
次に顎の巨人の顎を喰らおうとした時にライナーが再起動する。

ライナー、最終回まで生きちゃうフラグ?

アルミンは、初巨人化だったようで。
獣の巨人は、あれでは死んでないよね?
{/netabare}

6話
{netabare}
戦鎚の巨人、タイバー家当主の妹だったとは…

エレンが戦鎚の巨人を喰らおうとした時、
顎の巨人がエレンに襲い掛かかる。
その時に兵長登場。美味しすぎる登場シーン。

その他、キャラが色々年を取ったせいか分かり難い。
ミカサが男前過ぎるのとジャンは変わり過ぎて
名前呼ばれるまで分からなかったよ。
{/netabare}

5話
{netabare}
自分が生きたいから、壁の中の住人殺すって、
タイバー家当主、ぐぅ鬼畜だった。

エレンは、ライナーがやったことをやり返すみたいだけど、
戦争だし、仕方ないよね…

次回、エレン vs 戦鎚の巨人

戦鎚の巨人って、タイバー家内にいるのかな?
{/netabare}

4話
{netabare}
タイバー家という偉い人が登場。

ガビは少々ウザキャラだなぁ(佐倉さんひくわー)

病院にいた、片目、片足損傷のクルーガーさん、エレンだったとは!
次回、エレンが虐殺始めるのかな?
{/netabare}

3話
{netabare}
ライナー、ぐう畜生だった。
そして、訓練兵時代のエレンに自分を重ねアドバイスを送る。

前半戦は、ライナー主人公なのかな?
{/netabare}

2話
{netabare}
獣の巨人(エレンの腹違いの兄)側で話が進んでるけど、
主人公サイドは何話で出てくるのかな?

獣の巨人は余命1年だけど、ライナーは何年?
{/netabare}

1話
{netabare}
マーレ軍が戦争をしている所からの再開。

ナレーションで、戦争終結に4年と言っていたから、
ライナーが老けて見えるのは、そのせい?
{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 3
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

大義名分で舗装された道

原作は途中から控えたMEN
1クールにしてはボリューミー全16話です。
※以下3期までのネタバレは隠してないのでご注意を。


エレンたちが海に辿りついてから4年。太平の世が終わりエレンのおかんが食われて9年後の世界。

本放送中に原作が完結したりいよいよか!な〝FINAL”と銘打ちながらまだまだ続きがあるようです。
放送時期毎に感想書いてるとネタがつきてくるもんですが、そうはならない数少ない作品。毎度新たな一面を見せてくれ、それでいて一本筋が通ってるのが特長。

「あれ!?なんか観るアニメ間違えたかしら?」
{netabare}「あれ!?どちらのゴールデンカムイでしたっけ?」{/netabare}

そんな冒頭でさえ不安にならないのはひとえに積み上げたものへの信頼です。きっと回収するはず!
そんなひとつ。見上げた空に羽ばたく鳥たちのオープニングカットは1期第1話を彷彿とさせました。

 「あーいよいよ完結するんだなぁ」 
 「あーこのあと壁の中はえらいことになってたよなぁ」

そんなオープニングカットからの連想。前者は大河ドラマ並に重厚な物語が終焉を迎える高揚感と一抹の寂しさ。一方で後者が示唆するものはやや不穏。1期で壁内人類を襲った悪夢の再来です。
そうしてFinalseasonはお馴染みの面々抜きで海の向こうの国〝マーレ”側の視点から幕が開きます。ひとまず此度の16話をまとめるなら

 〝16話分のキャラ回”

1クール群像劇なら6話~8話あたりで適宜挿入されるアレ。キャラ評価の逆転を狙う目的なら終盤10話あたりまでと何処にでも挿入可能性あるアレ。敵味方問わず登場人物たちを深掘りし物語に深みをもたらすアレをまるまるやっていただいた印象。
思えば主人公エレン(それとアルミン)の原動力は〝駆逐してやる!”と〝璧外への憧憬”の二つ。憧れを象徴する台詞が「海を見たい」だったと思います。海をイタリア語で〝マーレ(Mare)”と言いますが、そんな海を冠した壁内人類との因縁浅からぬ国と対峙するぞ!というところで3期は終幕してました。
おさらい兼ねて駆け足で振り返る59話↓

 第1期(#01-#25) 人類対巨人の絶望的なパワー差でも抗う人類の意志を描き
 第2期(#26-#37) 絶対真理と思っていた『打倒巨人』の前提に揺らぎが生じ
 第3期(#38-#49) 揺らぎや萌芽が形となって壁内の人間同士の争いへと発展
 第3期(#50-#59) 明かされる世界の仕組み。壁内人類の災難はマーレ起因らしいことが判明
 第4期(#60-#75) 今ここ

そのままマーレを敵認定した組み立ても成立したでしょうがそうはしません。キャラ回をあっさり1話ちょっとで終わらせず、新キャラも順次投入し厚みを持たせていました。代表はガビ♀とファルコ♂の四月に嘘ついてそのうち神様になりそうな実力派声優コンビで息もぴったり。

 戦争は対峙する両者がそれぞれの正義を掲げ絶対的な善悪など存在しない

散々言われてきた使い古されたモチーフです。善悪二元論に傾かない最近の例で超絶ヒットした『鬼○の刃』でも鬼側の事情を丁寧に描くことに奏功してました。

そこに良い意味でえげつなく足を踏み込んでるのがこのFinalseasonではなかったでしょうか。単に相手側の事情説明に終わっていないのが良い。
対立してる二つの視点を擬似体験させる手法が徹底しているため、今目の前で繰り広げられてることや向けられるセリフ随所に〝かつての○○と同じ”フラッシュバックする場面わんさか。その意味ではガビ&ファルコはニコイチでかつてのエレンと見立ててました。死にたがり野郎成分多め「駆逐してやる」状態エレンを担当するのがガビ。その対極、勘はいいけど思慮浅めで戦士適正が低い落ちこぼれエレンなファルコ。


明かされていく伏線に唸るのももちろん楽しいですが、〝かつての○○”がいちいち刺さり、その最たる犠牲者!?ともいえるライナーが第1話(#60)声優紹介のトップを飾っていることがなによりのメッセージかと思われるFinal前半でした。
ただの知識でしかなかった善悪の曖昧さを疑似的に体験できる貴重な経験を得られるかと。文科省推薦にして夏休みの課題アニメにしたらいいと思います。
善悪に関する哲学的な思考。歴史観。各々の価値観次第でなにかしら引っかかるものがある傑作なことは言うまでもないでしょう。



※ネタバレ所感

■仕方なかったってやつだ

{netabare}「尊敬してたのに」とエレンを面罵するファルコ。昔同じこと言われたライナーの表情が蒼ざめる。
「友達だと思ってたのに」と姉の仇ガビに憎しみをぶつけるカヤ。そりゃそうなのです。

「人類を救うためです」シャーディス教官に答えた若き日のライナー。そう!人類を救うためなのよ。

パラディ視点で始まったこの物語は100年続いた安寧をマーレ側が破ったことが発端。抗戦の大義名分ありまくりです。
一方世界からみればパラディ(壁内エルディア人)は長年巨人使って残虐行為の限りを尽くしてきたわけで、それが辺境の島に残存戦力抱えて逃げ込んだ挙句〝地ならし”なんて切り札持ってる連中から「平和を望んでいる」と言われたところでそんなん信じられるか、ボケ!ってのは頷ける話です。

作者の性癖かもわからん。悉くブーメランがライナーに刺さるのが痛ましいのであります。
そして信じてたものが切り崩されてく絶望というものをガビとファルコが受け止めてくれました。おかげでガビの心がガビガビに…(自粛){/netabare}


■まあそう思っちゃうよね

ワルシャワのゲットー(跡地)をほっつき歩いた経験から、居住制限区域が対ユダヤ人のそれに見える。
{netabare}その前提に立つと、腕章での住民ラベリングやちょび髭の閣下風なあの人の登場だったりで、国家マーレにおけるマーレ人とエルディア人の関係はゲルマン人(アーリア人)とユダヤ人とのそれですわな。
密告社会だし、少年兵はヒ○ラーユーゲントだし、ヴィリーダイバーの真実の中に適度に嘘を散りばめた演説がゲッペ○スのそれにも見えるわけでして。

ドイツ人これ観てどう思うんだろ?{/netabare}


■そしてこんな風にも見えるよね

『山河燃ゆ』って大河ドラマをアメリカで放送した時、現地の日系人から猛烈に抗議を受けたそうな。どんな内容か?
{netabare}原作は山崎豊子の『二つの祖国』。その名の通り、大東亜戦争時の日系人の葛藤を描いた意欲作。
それで猛抗議する日系人の事情も配慮しないとですよね。アメリカ人として日本のことなど全く考えもしないという姿勢を見せないと移民国家では悲しいかな生きていけないのです。

被差別民族の忠誠心競争も、そんな彼らを地雷原や最前線に送り込むのもよくある話。
冒頭の戦役は203高地攻略っぽいし、エレン派のクーデターは二・二六事件になぞらえることも可能です。エルディア人=ジャパニーズ説。だいたい鎖国してる島国に列強が襲ってくる図式なんてまんまそれに見えなくもない。{/netabare}


ドイツにせよ日本にせよまたそれだけに限らず、歴史の表裏や機微を上手く表現してるからどの歴史にも代入できるんでしょう。外人さん政治/歴史大好きだから海外でウケるのには納得しますわ。

{netabare}始祖の巨人奪還作戦も示唆に富む気がします。始原への執着は宗教戦争に発展するわけで…
ユダヤ・キリスト・イスラムと聖地エルサレムを巡る三すくみの例は言うまでもなく、人類の始原をアーリア人(インドヨーロッパ語族)とすることで優秀なアーリア人とそれ以外はオマケと見做す選民思想に酔ったハーケンクロイツな面々なんかそうでしょう。これは麻薬にも似た誘惑があるのか、隣国からナンデモ起源説が無くなることもありません。

 優れた我々のルーツ

合理性とは異なる尺度で争いは始まります。2000年単位のエルサレム界隈では対処するための知恵を蓄積してますが、うしろ二つは歴史の長い文脈でいえばまだまだ若い。
始祖マンセーな歴史と最終兵器としての〝始祖の巨人”とでは厳密には話は異なりますが、〝ルーツ”を争いの元としてる点が一つのメッセージのように思えるのでした。{/netabare}



■オマケ

1.制作会社変更
私にはあまり違和感なく移行できてるように見えました。
{netabare}ただピークちゃんのデザインがなんとなく伊藤潤二氏の漫画に出てきそうな見た目だったのが残念。{/netabare}

2.道半ば
2021秋からスタートするクールで完結するらしい。。。
{netabare}まだまだどうなるかわからんですね。いったん地ならししないと収まらん気がします。エレンがミカサやアルミンら守るために偽悪を演じてる可能性も捨てきれず。それで次世代への継承みたいな感じでファルコやガビが新たな世界を歩んでいくような。いずれにせよエレンの未来は暗そう。{/netabare}

3.楽園
イタリア語でもう一つ。楽園を〝パラディソ(Paradiso)”言いますもんね。
{netabare}囲われた島パラディが楽園というのも皮肉が効いております。作中でも罪を犯したエルディア人にお注射ちっくんして島に置き去ることを『楽園送り』と称してるあたり、楽園は薔薇色ではないんですよね。{/netabare}


 地獄への道は善意で舗装されている

ポジティブさの裏に潜む地獄。作中用語であれば〝善意”を〝仕方なかった”に置き換えればよい。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 34

71.2 5 怖いアニメランキング5位
はたらく細胞BLACK(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (233)
847人が棚に入れました
毎日せっせと体中に酸素を運ぶ、新米赤血球。しかし彼の職場(世界)の労働環境は、徹底的にブラック――!!飲酒、喫煙、ストレス、睡眠不足……不健康の総合商社のような世界で、過重労働の末に細胞たちは何を思うのか?これは、あなたの体の物語――。

声優・キャラクター
榎木淳弥、KENN、日笠陽子、Lynn、内山夕実、鳴海崇志、久保ユリカ、椎名へきる、ブリドカットセーラ恵美、平川大輔、津田健次郎
ネタバレ

休止中の足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

右肩下がりの虚無感こそBLACKの本質

不健康な人体で過重労働を強いられる擬人化細胞たちの日常を描いた、
『はたらく細胞』の同名スピンオフコミック(3巻までレンタル)のアニメ化作品。

【物語 4.5点】
乱れた生活が招く重大疾病
→免疫低下中の現場では対処し切れず崖っぷち
→外部からの抗生物質等の運で首の皮一枚つながる。

皆、一生懸命頑張っているのに!
俺たちは何のために働いているんだ!?溢れる感情、涙……。

定型をブラック企業風の3K脚色で繰り返しながら、
主人公の赤血球らが心身共に追い詰められて行く絶望感を、
1クール3巻途中までのスローペースで、
一部“出張版”や“第二部”のエピソードを先取りして構成しつつジックリ消化。

各エピソードの急性的な悲哀、憤怒だけでなく、
慢性的な消耗の蓄積により感情が爆発する、
あの時、勇気を貰った言葉へのアンサーなど、伏線回収も良好。

公式HPは“はたらく人たちに勇気を贈る、大人の“はたらく細胞”開幕!”
などと銘打っているが、
よくぞここまで、はたらく苦しさを斟酌してくれた!と奮起できるか、
もうダメだ……と、めり込むかは視聴者次第(私は前者でしたが)
メンタルヘルスは“自己責任”でお願いします。


【作画 3.5点】
制作のライデンフィルムもかつては、
序盤の勢いが続かず、徐々に作画が息切れする傾向もあったが、
近年のスタジオや人員の増強で戦力は整ってきている模様。

人物等にデッサン風の陰影を描き込み、疲労感を増強。
背景美術も、寂れた工業団地の如き体内組織を構築し、ディストピア感を演出。
序盤から血管内に汚泥となって積もるプラーク(こぶ)の描写も手を抜かず、
破滅への序曲を奏でる。

暗い体内で輝きを放つのはもはや、
巨乳白血球さんたちの純白な胸元しかないのか?(←錯乱w)
ですが彼女たち好中球の斬撃や“貪食”のグロ描写も容赦しませんw

{netabare}ネオン街風の街並みで“抜いて”くれる肝臓や、
汚れた身体を洗い流してくれる腎臓{/netabare}も大人(アダルト)向けw


【キャラ 4.0点】
主人公の赤血球(AA2153)……真面目なメガネ男子
同期の赤血球(AC1677)……サボる要領も弁えた主人公のバランサー男子
白血球(1196)……落ち込んだ主人公のカンフル剤にもなる長髪巨乳剣士

彼らを軸に、各臓器、器官の惨状を行脚。

胃の主細胞のおっちゃんや、クレーマーおばさん細胞など、
劣悪な環境に毒され終わってると思われたキャラが、
時折、人情を見せたりもするが、基本的にBLACK。

ここはCV.久保ユリカさんの血小板ちゃんで幼女成分を補給しよう……。
が、BLACKは血小板リーダーすらも、口が悪いガテン系w残念w


【声優 4.0点】
ナレーション役は津田 健次郎さん。年季が入った渋いボイスで、BLACKに拍車。
尚、人間ドラマへの没入重視のためか、解説の際、テロップ表示もほぼありません。
……新入りに優しくないw

主人公・赤血球役の榎木 淳弥さん。ポジティブからネガティブまでカバーする
アップダウンの激しい熱演でBLACKを体現。

脳細胞の司令官役には平川 大輔さん。
常にギリギリの対応に追われる狼狽ボイスが修羅場を好演出。

あと、{netabare}淋菌役の高橋 伸也さんの「淋しい~」{/netabare}が脳裏から離れず、夢に出て来そうですw

【音楽 4.0点】
劇伴は菅野 祐悟氏。特に勇壮な管弦楽の主旋律に、
心電図モニター音をアレンジしたメインテーマは、
感情が限界突破したシーンで多用され、ハートを揺ぶる。

OP主題歌は「走れ!withヤマサキセイヤ(キュウソネコカミ)」
大変、前向きなロックチューンなのですが、
このシナリオ下で聴くと多分に空元気w
でもOPアニメはキャラの表情も明るいオアシスです。
{netabare}で、これすらも夢落ちって……そりゃ、ないよ~(泣){/netabare}

EDは「上を向いて運ぼうwith 赤血球&白血球」
明るい曲調で“はこ~べ♪はこべ~♪”“フレー♪フレー♪細胞♪”
などと歌う、もはや破れかぶれなブラック企業社歌の様相。
二番では“タイムカードの意味はないよな”
との爆弾発言まで飛び出し、労基署通報待った無しw


【感想】
不健康な生活への警鐘アニメであると同時に、
BLACKについて、思う所が多々ある私にとっては、
涙無しには見られないシーンが多い、お仕事アニメでもありました。

例えば、{netabare}暴走の末、「もう働かなくていいんだ」と涙するキラーT細胞とか、
赤血球AA2153とAC1677の友情とか、
自暴自棄になった主人公に「世界を壊すことじゃない」と抱擁する白血球とか。{/netabare}

長いデフレ不況下における、ブラック労働の何処が悲惨かと言うと、
皆の日々の頑張りは、マイナスをゼロに保ち続けるだけの防衛戦でしかなく、
働いても働いても、定昇も成長も見込めない。
むしろ右肩下がりに衰退していく虚無感にある。

その観点からも本作のBLACKは本物だったと思います。
人体の不摂生だけでなく、社会の不健全についても考えさせられた作品でした。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 28

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

勃起するとゆうことは

この体は男だな。

とゆーことはあれか。フツーの方は女なのかな。
なので白血球さんと赤血球が男女入れ替わってるとか。

いや根拠はないすけど。

ブラックの方は白血球さん長刀なのね。

あと血小板ちゃんがブラックの方は上履きだ。
フツーの方はブーツだけどさ。

細かいとこ微妙に違っててそおゆうのん探すのも楽しいね。

:::::::::::::::::::::::

なんかまあリアルでしたね(笑)。
特に腎臓と肝臓がやはりとゆうかなるほどとゆうか。

体いたわらなきゃあなあと思うことしきりでしたわん。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

BLACK de 連想

あらかじめお断りしときます。筆が進みません(当社基準)。

ナレーションが能登麻美子さんから津田健次郎さんへ
赤血球が女子から男子へ…ざーさん出てきません
逆に白血球は女子へと変貌

別の体だからという理由でした。『はたらく細胞』スピンオフ作品です。
“BLACK”といえば富山のご当地醤油ラーメンが真っ先に思い浮かぶ私ではありますが、こちらの作品はおそらくブラック企業の“BLACK”を念頭に置いてます。
不摂生だったり、過度のストレス下にあると身体にガタがくると言われてますけど、それを見える化しちゃったぞな全13話です。よって“WHITE”な世界からは想像つかないくらい酷使されてる細胞さん達とのお付き合い。ラインナップはこちら↓


 {netabare}第1話 喫煙、細菌、終わりの始まり。
 第2話 肝臓、アルコール、誇り。
 第3話 興奮、膨張、虚無。
 第4話 最前線、淋菌、葛藤。
 第5話 過重労働、脱毛、錯乱。
 第6話 腎臓、尿路結石、涙。
 第7話 カフェイン、誘惑、嫉妬。
 第8話 ふくらはぎ、肺血栓、機転。
 第9話 異変、水虫、働く意味。
 第10話 胃潰瘍、友情、喪失。
 第11話 自暴自棄、痛風、反乱。
 第12話 復帰、心臓、終焉。
 第13話 心筋梗塞、蘇生、変化。{/netabare}


正直な話
真面目な話
いやいや変な話ぃ

これまで観てきた「やれ鬱アニメだ」「胸糞展開だ」「グロ注意!」などの作品群なんて鼻で笑っちゃうくらい陰鬱とした気分になりました(当社基準)。何話か観ていたたまれなくなって視聴ストップしたのは私史上初です。
理由は明快。宿主と自分がそう変わらず実際死にかけたから。そもそも真っ先に醤油ラーメンを想像してしまう自分の浅はかさを省みて自己嫌悪に陥るのです。
だがしかし作品は悪くありませんよ。人相悪めの血小板ちゃんが悪態ついてたり、過酷な環境だと人心が荒廃してくる様子なんか元々の『はたらく細胞』との良い対比になってます。
“人間(細胞)は環境の生き物”だなぁってのが良くわかる良品でした。



※一言

生活習慣変わるよね、マジで

投稿 : 2021/06/19
♥ : 34

85.0 6 怖いアニメランキング6位
傷物語 鉄血篇(アニメ映画)

2016年1月8日
★★★★☆ 3.7 (1632)
12617人が棚に入れました
それは3月25日― 春休みのある日のこと。
私立直江津高校に通う高校二年生・阿良々木暦は、
偶然に学校一の優等生・羽川翼と知り合う。
彼女の口から飛び出したのは、最近出没するという「金髪の吸血鬼」の噂だった。

普段人との関わりを避けているものの、気さくな翼のことを好ましく思う暦。
その夜、暦は噂の吸血鬼と遭遇する。
“怪異の王”キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード。
金髪金眼の彼女は、四肢を切断され、周囲に血を撒き散らしながら、暦に助けを請う。

求められるままに、キスショットに自分の血を与える暦。
次に目覚めたとき、彼は彼女の眷属に生まれ変わっていた。戸惑う暦に、キスショットは告げる。

「ようこそ、夜の世界へ―」と……。

声優・キャラクター
神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏

チヒロ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼

原作読んだものです。

化物語と違って、戦場ヶ原さんなど、
主要メンバーがでてきません。

唯一羽川だけが登場します。

化物語と違って、数話完結のストーリーが複数あるのではなく、
大きな続きもののストーリーが1つあるだけなので、
前回とは違ってだれるんじゃないかなぁ~と思ってみたり。

あと言葉遊びの要素はハチクジがいない為、希薄です。

ここまでいうと、「つまらないといいたいんだね」と思われてしまうかも知れませんが、それは違います。

期待せずにはいられない自分がいるのも確かだからです。

アロハと鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼がいるからです。

キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードが、一体どんな作画なのか楽しみです。

シャフトに期待。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 9

ほめ太郎 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

アニメ「物語シリーズ」で出てくる伏線の数々

アニメ「物語シリーズ」を好きな方々は絶対に気になっている作品
というか原作においても物語の根幹を担う作品なだけに公開が待ち望まれている作品

アニメから物語シリーズに入った方は随分気になっている数々の物語に出てくる『地獄のような春休み』『阿良々木暦が吸血鬼になった物語』として語られる物語がこの『傷物語』というお話です。

当初、TVアニメ「化物語」の続編として2012年公開される予定だった映画で、現在2015年冬においても公開されるどころか公開予定すら公開されてない始末の問題作品です。
あまりにも待たされすぎてアニメ好きにとってはネタバレとなる原作小説「傷物語」のみを購入したアニメユーザーも多いと聞きます。しかし、そんな話が出てもおかしいと思えないほど「傷物語」というお話は「物語シリーズ」において重要な作品です。

それゆえなのでしょうか、現在でも「制作中止」されることなく未だ「制作中」という噂です。

自分の勝手な分析として制作が遅れる原因は物語を追うごとに原作でキャラがころころコロコロと変わる阿良々木暦&忍野忍の史上最強ツーマンセルのせいだとおもいます(笑)
しかし、原作でもある程度区切りのついた頃ですしそろそろ公開されてもよいのでは?

長々と書きましたがまとめますとこの作品は
アニメ「物語シリーズ」を観ている者にとってどんなに待たされても必ず観ておかなければいけない物語。
『語られない怪異は怪異たりえん』のであれば物語も当然叱り
『語られない物語は物語たりえん』のですから。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2

メア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

おかしいな。。。

あれ、おかしいですね。
自分のレビューを見てみたら以前に書いていたのが【2011/04/29】でした。つまるところ少なくとももう2年も前になるじゃないですか、制作が決定していたのは。
それに何故かこの後の作品のはずの偽物語なども終わってしまっていますよね。。。
シャフトさん、何を思ってこれほどまで延期をしているのでしょう? また、何故映画―――偽物語は延期しているのに偽物・猫物は完成しているのでしょう?
よほど手の込んだ作品になっているのでしょう、これは期待してもいいのでしょうね(皮肉。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 11

74.0 7 怖いアニメランキング7位
ソウナンですか?(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (466)
1725人が棚に入れました
家もない…。食べ物も、水もない…。女子高生4人組は、どこかもわからない無人島でソウナンしてしまい大ピンチ! …のはずが、けっこう元気です! なんにもないから、なんでも作る! なんでも食べる! 知恵と勇気の無人島サバイバル!

声優・キャラクター
M・A・O、河野ひより、安野希世乃、和氣あず未、大塚明夫

かんぱり さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

生理的に無理(>_<)

原作未読です。でも同じ原作者の「山賊ダイアリー」は読んだことがあって、面白かったので、どんなものかと見ることにしました。

無人島に遭難したのに、あまり緊迫感が感じられない。。
あそうか、これギャグアニメなんだね。
キャラの中にサバイバルマスターっぽいのがいて、色々とサバイバルな知識を披露してくれるところがへえーって感じです。

でも。。。○○っ○出して飲ませようとしてるシーンで、あこれ私だめなやつだ(゜o゜)と思いました。。ツバ飲ませたりとか。。。生理的に無理です。

視聴断念します!すみません(>_<)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 20
ネタバレ

スラえもん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最終話のインパクトはアニメ史に燦然と輝くだろう

<2019/9/18 初投稿>
原作未読

女子高生4人が海で遭難、無人島でサバイバル生活送る話です。
内約1名、SAS(英国陸軍特殊空挺部隊)の教官並みのサバイバル技術持った女子高生がいます。

で最終12話の前半
※超ネタバレなので未視聴でこれから観る可能性のある方は絶対に開かないでください!

{netabare} ①海の真ん中、イカダの上で、
②脱水症状起こしかけてる女子高生2人が、
③コウモリの糞に汚染され、口から飲むと感染症を引き起こす泥水を大腸から吸収するため、
④その泥水を口に含み互いに相手の肛門に口移しで泥水を注入する
{/netabare}
という前代未聞のシーンが地上波で放送されました。

大爆笑の激レア体験 笑

頭では理解してるつもりでも、感性が理解することを拒否してなかなか意味が飲み込めなかった 笑

これで一気に評点上がりましたよ、ええ

投稿 : 2021/06/19
♥ : 33
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

括約筋肉少女帯

なんでもかんでもJK出しときゃいいと思ってんと違いますか?

・・・大見得を切って昨今のJK花盛りな風潮を揶揄した自分を殴っていただいて構いません。
えーあのー、、、JKいいね ボソッ

ここ2,3クールの15分ものの中では一番好き。


 タイトル 『ソウナンですか?』

Q なるほど。遭難した時に役立つサバイバル知識満載の教育系アニメですね?
  ↓
A そうなんですけどちょっと違います

Q となるとそのまんま愛でたり鼻の下を伸ばしたりするアニメなんですね?
  ↓
A いやほんとまぁそうなんですけどなんかちょっと違います


 {netabare}恥じらいを捨てた{/netabare}

 {netabare}または恥じらいの皮を一枚ずつ剥がす途上にある{/netabare}

 {netabare}若い娘さんの生命讃歌に目を細めるアニメです{/netabare}


修学旅行中の飛行機事故という絶望的な経験をしたのにクラスメイトや先生の話題なぞどこ吹く風 (笑)
原始的欲求と文明的理性との狭間でユルく葛藤する遭難者4名の観察日誌です。ちなみに原作は未読。


 それでも生きていかざるをえない!


かつてオーケンはダメ人間に向けそう語りかけました。
無人島サバイバルのような原始的環境において、恥じらいや見栄は不要であるとの現実。
昆虫食も尿による水分補給も肯定されちゃうのです。
だって生きていかざるをえないんですもの。

これがもう少し歳を取って分別のある大人になってればエロチシズムを感じたのかもしれませんが、親の庇護下にあるだろう女子高生たちから感じるのは、守られてる身分からの自立の胎動です。
・・・実際はだいぶユルイです。悲壮感がないなどとことさら目くじらを立てるほどではありません。アニメですから。


アイディアの勝利でしょう。
普段なら眉間に皺をよせてしまうデリカシーのない表現は置かれてる状況が免罪符となりました。
突発的なえっちい描写もそうは言ってもしゃーないだろうよと説得されてしまう環境下に生きる彼女たちであります。

 {netabare}とってつけた感がないのです!キリッ{/netabare}

よくあるラッキースケベやお約束水着回などに飽きがきてる方でも許すことが出来ちゃう仕様です。


なおメンツはこちら ↓

 鬼島ほまれ(CV M・A・O)
 鈴森明日香(CV河野ひより)
 天谷睦(CV安野希世乃)
 九条紫音(CV和氣あず未)

ダントツでほまれですね。遭難歴複数回のエキスパートの彼女。心地よいのは行動 / 言動になんら躊躇がないこと。即断即決は頼もしかったりギャップボケを生じさせたり、かといって他の三人に歩調を合わせる柔軟さもある。プランAで同意を得られないならすかさずプランBと次善策を講じます。そのプランBは周りの意見を咀嚼した上での最適解なのでいったんここでアクションに移れます。ズルズルと第3第4の案に流れたり話し合いでループすることもありません。
自称脇役マニアの私には珍しく主役鬼島ほまれが最も魅力的なキャラクターに映りました。


ついでに、回想に出てくるほまれパパ鬼島丈一(CV大塚明夫)とほまれとの掛け合いもじわじわくる。

{netabare}「いいか?ほまれ」で始まる回想 @ どこぞで遭難中
ここから丈一によるほまれへのサバイバルチュートリアルが展開される。例外なく自信満々である。なんというか屈託がない。
対するほまれのリアクションは一定。「うんっ!」その瞳はきらきらと輝いているのである。{/netabare}

手を変え品を変え繰り返される親子の会話シーンも毎週の楽しみでした。
OPEDの印象は薄いかも。サクッと15分の手軽さ。毎度次週が待ち遠しかったです。



※最終回ネタバレ

{netabare}私、何かを失った?
いえ、ちがうわ。
命をつないだだけよ。
うん。
きっとそうよ。
だって{/netabare}

それでも生きていかざるをえない、な満足の全12話でした。
置かれた状況がシビアであればあるほど、そこからの落差でお笑いが映えてくるものなんです。
徹頭徹尾シリアスに振れずギャグで貫き通した点も評価が高い一品です。


{netabare}紫音がひと皮むけて躊躇なくウ〇コハンドクリーム塗ってたらさらに点数上げてましたね、きっと。{/netabare}




■(余談)鬼島ほまれを雇いたい

仕事でも頼れるリーダーとして能力を発揮してくれそうです。
仮に彼女をヘッドハンティングできなくても育てる手というのもある。新人研修にはほまれ父を招聘し1年くらいどっかに放り込むとか。研修コストは飛行機代くらいだし。
雇用なので給与支払義務は生じるとしても帰還後の伸びしろに期待できそうです。
従業員も税法上 “ 非居住 ” 扱いで納税額を減免されますし、手をつけてない1年分の給与所得が口座に振り込まれてるわけですから、それほど悪条件ではないと 勘違いしてくれるかもしれません。
もちろんそんな会社に応募があるかどうかはまた別の話です。



視聴時期:2019年7月~9月 リアタイ視聴

-------

2019.09.18 初稿
2020.04.06 修正

投稿 : 2021/06/19
♥ : 56

69.5 8 怖いアニメランキング8位
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。(TVアニメ動画)

2019年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (310)
1277人が棚に入れました
若くして頭角を現し、その名を知られる凄腕冒険者の青年「デイル」。とある依頼で深い森へと足を踏み入れた彼は、ガリガリにやせ細った幼い魔人族の少女「ラティナ」と出会う。片角を折られ罪人の烙印を押されたラティナをそのまま放置できず、保護者になることを決意したデイルだったが――「ラティナが可愛すぎて、仕事に行きたくない」――気づけばすっかり親バカ全開に!?

声優・キャラクター
高尾奏音、岡本信彦、小山剛志、沼倉愛美、桑原由気、高野麻里佳、田村睦心、広瀬ゆうき、福原かつみ、井上雄貴、福緒唯、芝原チヤコ、関俊彦、中村桜、米内佑希、井澤詩織

taijyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

娘は可愛らしく内容は悪くもないが作画レベルは低め…

1話感想
異世界転生では無いファンタジーもの。
まあ娘を拾って育てるのは珍しくもないですが、まあ普通に悪くない内容です。
娘は可愛らしいし主人公にも好感は持てました。
ロリコンでは無いですが普通に父性を持って見ました。
でもまあ成長した娘を嫁にするならそれはそれでOK。流石に今この状態で嫁にするのは有りえませんが。

とはいえ作画のレベルが低い…。
原作とかコミカライズはなかなか絵も良さそうなのですが、どうしてアニメはこう微妙なのか。
悪くない内容なのだからもうちょっと頑張って欲しかったかなあ…。
悪くは無いので見たい気持ちはあるのですが、優先順位を付けて見れる順に見たら多分入らないと思います。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

笑顔が止まらないホームアニメ

このアニメは心がほのぼのとなります。
ラティナの笑顔が可愛くて可愛くて、すごく癒されます。

18歳の凄腕冒険家デイルは、ある日、森の中で魔人族の女の子ラティナに出会います。
ラティナの父親(?)は森の中で死んでおり、ラティナは独りぼっちでした。
孤独な幼子をほおっておくことができないデイルは、ラティナに食べ物を与えて町に連れて帰り、面倒を見るようになります。
デイルが下宿している居酒屋の夫婦も、ラティナのことを大切にしてくれます。

そしてこの居酒屋は、怖い面相の荒くれ男たちがたくさん出入りしていますが、その荒くれ男たちも、ラティナに優しくしてくれます。ラティナの前では、ただの優しいおじさんに変わるのです。
そのギャップがとてもほのぼのします。
まるでホームアニメのようです。

ラティナは賢い子です。デイルがいない間、ラティナは居酒屋のお手伝いを自発的にします。自分が置かれている立場を幼いながら理解しているようです。
そしてラティナがけなげに店のお手伝いをする様子が、大変愛らしくて癒されます。


ラティナの笑顔を見て、私は、我が子が赤ちゃんのときに見せた笑顔を思い出しました。
どんなにつらいことがあっても、この笑顔のためならば、我慢できる。
そう思わせてくれる笑顔です。


ラティナのためならば、デイルは本当に魔王でも倒せるかもしれません。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 41
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

イベントが始まらない

1話感想{netabare}
ロリとロリコンは違う。
ロリコン言うのが恥ずかしかろうがロリと略すのは止めてくれ。
それって「京アニ厨」を「京アニ」って呼ぶのと同じだぞ、と(京アニに他意は無いです)。

拾った少女の面倒を見る系ってよくある話だけど、いい加減「説明したからそういうことなんだよ」って設定はどうにかしてくれんかのう。
この作品に限った話ではないので殊更にツッコミ入れるのも悪いとは思うけど、「孤児院に預けてもこの町の財政ではロクなことにならない」ってのなら、同世代の乞食を出そうよ。
それだったら魔族の子はどこも引き取り手が居ない、で良かったんじゃないかな?
今後同世代の友達が出来るかどうかが個人的な見所かなぁ…?

それにしても…シリ構が吉岡たかをで爆笑したところ、キャラデで西田美弥子と舛舘俊秀の名前見つけて大爆笑。
何が爆笑って、これ“異世界はスマートフォンと共に”とスタッフ同じ(吉岡たかをは別)で、ひょっとして…と思って調べたら美術と色彩も同じでした。
因みに西田美弥子は湖川友謙の一番弟子だそうで、湖川のチャリティーにも来てたみたいで、そこに行った友人はイセスマの色紙を貰ったと自慢しております(羨ましい)。
また、イセスマの後は“ユリシーズ”で関わってて「なんかビミョーな作品ばっかやってるなぁ」って印象で、ここで一発バチっと(作画だけでも)クオリティの高い作品をやって欲しいなぁと湖川ファンの自分としては願わずに居られない。
ってか湖川自身が名義伏せて原画参加とかしてたりして…。{/netabare}

追記{netabare}
あちゃー、時間置いて文章読み返したら説明足りてなかったので追記

まず吉岡たかをで爆笑した理由。
アニメをパっと見ての印象で“このはな綺憚”っぽさを感じ(※1)、「そっちの方向を目指してるのかなー?」と思ったらシリ構が同じで「お、当たった!?」と思ったから。
但しこの人“七星のスバル”もやってるんだよなぁ…あれは原作が悪くてどうしようもなかったってことなんかなぁ?
次に大爆笑したのは、イセスマが例の通り例のアレで、作画も酷くて(※2)、それでいてスタッフ同じでこっちは作画がずっとマシだとしたら…イセスマがどういうポジだったか分かるかなぁ、と。
ひょっとしたらアニメーター育成でイセスマは踏み台扱いだった?そんなことある?
単に予算の違いなのかなぁ、こっちが予算かけてるのか知らんけど。


※1
あれも尼さんが雪の中拾った幼ケモっ娘が丁稚奉公?(成長)する話で、まぁ共通点高いかなと。

※2
そうはいっても一部妙に頑張ってるカットもあったり。
例えば遺跡の前でくつろぐシーンで、普通に座らせれば良いだけなのに半分寝そべった手間の掛かるポーズ取らせたりしてます。
ここら辺もアニメーター育成っぽい印象を加速させてる?{/netabare}

3話までの感想{netabare}
ぐぎぎ、3話で作画ヘタれかけてる…大丈夫か?この先。
個人的にはタクシー用のワイバーン?のショボさに特に目が行った、ひょっとしてデザインとか起こしてなくて回された原画マンに任せた?
そして内容は…これは「仕事とはいえ深く考えずに殺してきたことを、ラティナ絡みで後悔する」展開への前振り?
そうでないと斬り殺した魔族?の女が無駄に可愛すぎる気が…。
ってかグレゴール剣何回抜くんだw
ガクシャって学舎でいいのかな、孤児院と違って家から通う形?{/netabare}

4話感想{netabare}
あれ?
「魔族を恨んでる人間が居る」と「人間と魔族では寿命が違う」は別問題だよね?
あのメンヘラ教師が寿命の違いによる悲劇によって魔族を恨む様になったのなら分かるのだが、そうじゃないよね?
それぞれエピソードを分けて掘り下げたほうが良かった気が…特に「人間と魔族では寿命が違う」に対しラティナがそこまで悲観するのがちょっと分からない。
察しが良すぎるというか、そこまで実感するような体験してなくない?
むしろ多感な時期だからこそってことなんだろうか?
2つの問題を一緒くたにしたせいで個々の追求が薄味になってしまった予感。
また「魔族を恨んでる人間が居る」に関しては作中デイルも「こんなの八つ当たりだ」と語ってた通り、根本原因は何も解決されてなくて前回斬り殺した魔族の件も含め宿題が増えた感じ。
こっちは今後掘り下げてくれることに期待するが…スタッフ信用してだ、大丈夫かなぁ?

作画はかなりヤバい領域に突入。
と思ったらこの回作監に西田の名前ナシ…うぇ~い、今週コップクラフトで見たと思ったらあらまぁ。
取り掛かってる時期と放送される時期は一致しないのでたまたまなんだろうけど、なんかウケる。{/netabare}

5話感想{netabare}
サプライズプレゼント…定番過ぎて逆に笑える、女児アニメでももう少し捻り入れると思うのだが。
ラティナの鼻歌ビデェ、と思ったらそっかそっか音痴って設定だったか。
鼻歌の部分でもちゃんと再現してんのねー。
一方で作画…こっちはフォローできんぞオイ。
治安がいま一つの地区だとはいえ、冒険者が屯す酒場の看板娘を狙うかね?{/netabare}

9話までの感想{netabare}
うーんつまらない。
つまらないと言っても「アニメとしてダメだ」って意味じゃないところがもどかしい。
これは自分が最近のアニメ(特になろう原作系)に馴らされてしまってるせいかも知れないけど──
特に大きく話が動くワケでもなく、日常系みたいなノリでキャラ萌えで引っ張ってくにしても、ラティナ一人だけじゃ荷が重過ぎる・物足りない。
あと2・3人カワイイ娘用意してー(キャバクラに来た気分で)。
そうはいっても原作がそうだったのなら仕方ない、とも思っちゃうワケで。
むしろ「これアニメ化して」と原作渡された時「もうこの方向で攻めるしかない」と、他はどうなろうがとにかくラティナの絵だけは絶対に崩れないように徹底したアニメスタッフの判断は正解じゃないかな。
それ以外どうにもできない…こりゃまた厄介な仕事受けちゃったねぇ。

一応内容に触れると、“台詞だけで”魔王が何人居てどんな属性かを説明されても…困る。
そういうのってキャラの経験を通じて視聴者に伝えるのがセオリーじゃない?
もしくは4クール以上続いて「今後出てくるんだろうな」って保証がある場合、けどこの作品はそうじゃないでしょう。
それならもう魔王1万人居て、一人一人のプロフィールの朗読だけで1クールやったほうが面白いんじゃね?と思ったり。
(唐沢なをきのマンガでそういうのがあったような…)
でもってデイルは地元の名主の坊ちゃんかよ。
これはちょっと…アーハイハイ玉の輿ね、って感じで呆れた。
面倒臭いお家の問題・長男問題は次男が継ぐという形でクリアー…おいおい、あからさまだなぁ。
元は底辺のクズでラティナに出会ってから努力するようになって変わったって話の方が男の自分としては共感できるのだが、作者は女性…なのか?
ここら辺は感性の違いかなぁ?

ところで西田美弥子の名前“手品先輩”でも見たんだが…あれ?
なんかなかじまちゅうじ化してきてないか?{/netabare}

最終回までの感想・総評(↑と重複した部分もあるのでこれだけ見れば良いかも){netabare}
物語が…始まらないで(放送が)終わった、そんな感じ。
ゲーム買ったけどプレイしないで説明書を読んだだけ~みたいな。
同期放送の“魔王様リトライ”が「全然進まない」ならこっちは「全然始まらない」で、どっちがマシだったのかは…一応最後まで見れたのでこっち?
辛うじて絵がマシだっただけな気がしないでもない(クオリティ高いという意味ではない)。
じゃあ物語を追うのではなくキャラ押し(萌え)作品として見ようと思っても、ラティナ1人だけで1クール押し続けにはどうしても飽きが…。
二期は見てないけど“からかい上手の~”だって、メインの二人だけでなく3人組や他のカップルにスポット当てたパートがあったじゃない?
また、ラティナ自体が「一切隙の無い良い子ちゃん」で、あまりに完璧過ぎるととっつきにくい、自分は。
いやだって、普通、せめて、最低限、デイルと大喧嘩するエピはあるもんじゃない?

魔王がどうこうもさることながら、デイルが仕事で魔族を殺してたことや幻獣製のアクセサリーを新調したとか幻獣がラティナを追って街に来たとか「さぁ何か起こりそう」「この件でひと悶着ありそう」って予感は振りまくけど実際は何も起こらない。
他の方も指摘されてるけど山場が無い、イベントが始まらない。
じゃあ世界観が独特でそれを見るだけで楽しめるかといえば、所詮「なろう異世界ツクール」の基本情報レベル、正に説明書。
何か始めて「そんなんアリかよ」と文句言われる作品も多いけど、それ以前の「何も始まらない」は…なんというかそういう俎上に上がることから逃げてるみたいで、う~ん。


「物語?無いじゃん」ってことで評価の物語の項は☆1を付けといたけど、「物語が存在した状態で酷い」ではないので1は違うのかも?
けど、じゃあ幾つなら良いんだか分からんし…やっぱり「物語作ることから逃げた(あくまで私が感じた印象)」として1が妥当、かなぁ??{/netabare}

投稿 : 2021/06/19
♥ : 16

62.7 9 怖いアニメランキング9位
青春×機関銃(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (393)
2391人が棚に入れました
ある出来事から、半ば無理やりサバイバルゲームを始めることとなった女子高生・立花蛍。

ホストとエロマンガ家という個性たっぷりな仲間に囲まれ、仕方なくプレイしつつも、いつの間にかサバゲーの魅力にハマっていって、とうとう大きな大会を目指すことに…。

声優・キャラクター
小松未可子、前野智昭、松岡禎丞、興津和幸、喜多村英梨、堀江由衣

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

7話まで

始まる前に1番(じゃないかもだけど)期待していた(⁉︎)アニメ。本屋さんのポスターを見かけて面白そう〜と思っていた…(声優さんもある程度解る)だけに…全然面白くない…←m(_ _)m
サバゲーに興味ないからかな…
好きな声優さんいないからかな…
ただ極普通に30分が過ぎる…
って感じで5話まで観たけど観なくても良いかな…と...(((;´ω`)ススス
6話からまた溜めて気がむいたら観るかなぁ… 2015/08/04
あれから↑7話まで観て放置してました。レコーダーの容量が50以下になったので、夏アニメ削除じゃーって事で、7話いつ観たのか⁉︎内容も全く覚えてないし…ダァも観なさそうだし削除です…(T^T)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「青春」と書いて「アオハル」と読みます・・・

この作品の原作は未読ですが、小松さん、松岡さん、喜多村さんが出演される事を知り視聴を決めた作品です。
私はサバゲーには疎いのですが、現実で私の周辺でもサバゲー体験者が少しずつ増えています。
サバゲー自体の人気が上がっているのでしょうか^^?
きっとハマったら面白いのだと思います^^

この作品は、主人公である立花蛍がひょんな事からサバゲーのチームである「トイ☆ガンガン」に無理やり入る事になってしまうところから物語が始まります。
蛍はこれまでサバゲーの経験はゼロ・・・銃すら握ったことはありません。
あるのは、これまで鍛え上げてきた精神力とそれを支える肉体と・・・獲物を嗅ぎ分ける嗅覚の様な何か・・・^^;

興味を持って取り組み始めるのと、個人の意志とは無関係に半ば強引に押し付けられるのでは最初のイメージも、その後の成長スピードも全く違うと思うのですが、ちょっとしたきっかけで人は変われるんですね^^
蛍は「トイ☆ガンガン」の皆んなとのサバゲーに没頭していくのです。

そんな「トイ☆ガンガン」を構成するメンバーは、リーダーの松岡 正宗(CV:前野智昭さん)、雪村 透(CV:松岡禎丞、さん)、そして蛍の3人です。
蛍がサバゲーに没頭できた理由の一つにチームの雰囲気の良さがあったのだと思います。
リーダーの松岡を中心に幸村がサポートに入るというチームの基本パターンに、切込隊長的役割で蛍が加入・・・相手を倒すために個々人の役割を遂行し銃の引き金を引く、という動作そのものは個人プレイですが、その一挙手一投足全てがチームと・・・2人と繋がっていると感じられるのが、堪らなく嬉しいんだと思います。

チームプレイにおける勝利の喜びは「分かち合うもの」という見方ができますが、一方で「人数分だけ喜びを倍化できる」という見方も有りだと思います。
皆んなで一緒に喜び合えるのがチームプレイの醍醐味・・・その麻薬の様な快感を知ってしまったらやめられなくなるのも分かる気がします。

チームが好き・・・
サバゲーが大好き・・・
この純真無垢な気持ちは、物事を楽しむ上での基本だと思いますが、「トイ☆ガンガン」にはその純粋すぎる気持ちを受け止める事に対して迷いを生じさせるトラウマを抱えていました。

そのトラウマを払拭するには、どうしても乗り越えなければいけない壁があるのですが、その壁の何と高く険しいことか・・・

チーム皆んなの力を結集してその壁を乗り越えようとします。
ですが、その壁は常に自分達より一歩も二歩も高みに位置しているんです。
乗り越えられない壁の前での単純な物理法則は「落ちること」しかありません。
落ちても怪我する事が無いのがサバゲーである所以ですが、心には何のガードもできません。
だから・・・時にはポッキリ折れてしまうこともあるのです。
傷付いた心は簡単には癒せません・・・

そこに残るのは「壁を乗り越えられなかった」という事実と「またダメだった」というトラウマを助長させる心だけ・・・

「トイ☆ガンガン」はこのトラウマとどの様に対峙するのでしょうか・・・
気になる方は是非本編をご覧下さい^^

オープニングテーマは、トイ☆ガンガンの「The Bravest Destiny」
エンディングテーマは、小松未可子さんの「群青サバイバル」
群青サバイバルの格好良さが半端ありません^^
特に活き活きとした笑顔の蛍がとても印象的です^^

1クール12話の作品です。展開としては一区切りなのかもしれませんが、物語としては正直中途半端な状態で終わっています。
これまでは序章で、ここから本格的に面白くなっていくのだと思っているのですが・・・
原作の連載が開始されたのが2013年2月〜なので、ストックが無くなったのでしょうか。
「トイ☆ガンガン」の進んでいく軌跡がしっかりと描かれることを期待しています♪

投稿 : 2021/06/19
♥ : 15

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女子向け作品っぽいが面白い!

漫画原作。未読。

主人公が女子なのに男子限定のサバゲーチームにそれを隠して入る話。
何か雰囲気が女子向け作品っぽいんだよね。BLっぽい感じするし。

主要キャラの人数が絞られていて覚えやすくてイイ。
その分各キャラの掘り下げがしっかり出来ていて気持ちが良く伝わってくる。
よって物語に感情移入出来る!

まぁ女子が男子の身体能力上回っててカワイイなんて無いだろうが、そこはアニメなんで(^^)

CVの皆さん良かったけど、特に・・・
小松未可子譲頑張ってた!
松岡 禎丞氏もう~ん!上手いね!

作画が特別キレイとは思わないけど見苦しいことはなかったかな。

ナカナカの良作ですよ!

投稿 : 2021/06/19
♥ : 16

63.5 10 怖いアニメランキング10位
笑ゥせぇるすまんNEW(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (179)
604人が棚に入れました
私の名は喪黒福造、人呼んで笑ゥせぇるすまん。ただのセールスマンじゃございません。私の取り扱う品物は心、人間の心でございます。ホーホッホッ…。この世は老いも若きも男も女も、心のさみしい人ばかり、そんな皆さんの心のスキマをお埋め致します。いいえ、お金は一銭もいただきません。お客様が満足されたらそれが何よりの報酬でございます。さて、今日のお客様は一体どんな人なんでしょうねェ…ホーッホッホッホッ・・・」これはあなたにも起こるかもしれない物語。「ドーーン‼︎」

声優・キャラクター
玄田哲章、江口拓也、阿澄佳奈、関俊彦、斉藤壮馬、宮田幸季、金谷ヒデユキ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

私はこれで会社を辞めました

1989年。
昭和から平成へ。
未曽有のバブル景気。

X'mas EXPRESS'が素敵な恋を運ぶ。
ジングルベルを鳴らすのは帰ってくるあなたです。
クリスマスイブのCMに切なくて泣く(^^;

初代「笑ゥせぇるすまん」は、
そんなバブリーに浮かれた時代だったからこそ、
意味があったような気がします。
あなたの「心の隙間」お埋めします。
オーッホッホッホッホッ!
欲に溺れ、欲に転んだ人々を笑い飛ばし、
人間の本質である弱さ愚かさを描く、
ブラックコメディの秀作でした。

あっ!?この年マクラーレンホンダに、
セナもプロストもいるのか。
そりゃ強いわ、反則ですね。

ネットインフラが進み、
もうここで描かれている世界を知ってしまった。
自分自身が経験した人もいるでしょう。
やはりインパクトは薄くなった気がします。
ただ時代は変われど人の本質は変わりません。
安定したエンタメ作品でもあります。

エンディングテーマは高田純次。
そう言えば初代当時、
高田純次VSオスマンサンコン死ぬ程笑ったなあ。
早朝バズーカ最高でしたねー。

ご利用は計画的に。
ドーン!!!されちゃいますよ。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 56

yuugetu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

インパクトには欠けるけれども時代を反映した作りは面白い

2017年春アニメ。全12話。
原作未読、1989年アニメ版未見、TVドラマは何となく見ていたような…。

伝奇ものや後味悪い系は嫌いではないので、それなりに面白く見られました。
30分に2話構成なので短くて見やすい反面、30分でテーマを濃く深くした話数もひとつかふたつ見たかった気もします。
毎回1話は原作のエピソード、もう1話はオリジナルなんですね。会いに行ける系アイドルの話やチャットの話があったりスマホが出てきたり、時代を反映したエピソードは新作だそうです。
時代背景は古くても人間の弱さは変わらないもので、そういう点は違和感なく見られました。新作エピソードも各話出来に差はあるものの、なかなか悪くないと思います。
ただ、喪黒のセールスで客が痛い目に遭う展開は王道なんですがこればかりでワンパターンに感じたので、もっと暗いインパクトの強いチョイスをするか、ハッピーエンド系などもあったほうが良かったかも。寓話ならもっと深い内容でも良かったかな。

キャスティングがすごく良かったです。中堅とベテランの演技力は流石で、喪黒役の玄田哲章さんと共演して負けない声優さんばかりで聞き応えがありました。

作画は基本的に安定していました。最終話の「ニッポン海外旅行」は監督の脚本・コンテ・演出でくるくる動き、特に見応えがありました。
背景も凝っていて、昭和の飲み屋街などは特に味があって良かったです。
細かく見ていると小物のデザインが可愛かったり、ビビッドな色彩やテクスチャの使い方が面白かったり、ビジュアルも見所が多かったですね。
原作に近い古い絵柄ですが女性キャラはなかなか可愛い。

OPはモダンで現代的、EDはレトロ系でどちらも好きでした。
特にOP曲が個人的に理想的なタイアップ曲で、歌詞の内容も作品に嵌っている上にアーティストの個性もしっかり出ていてお気に入りです。

原作との比較などは出来ないのですが、もう少し深い内容が見られればさらに良かったかなと思います。
全体的に良い出来だったので、興味のある人は視聴してもいいかもしれません。(2017.8.7)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 13

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

昔ながらの中華そば

あえて言うなら、「昔ながらの中華そば」みたいな作品。
時代が変わっても同じ味。たまに食べたくなる。
この作品も同じ、時代が変わっても同じ面白さ。たまに見たくなる。

でも毎週は見たくない。A/Bパートで別の話をする2話構成なので、おなか一杯になるのが早いのか?昔ながらの中華そばも毎週二杯も食べれば流石に飽きてくる。オチは買い手側の破滅とわかっているのも変化が無い。サザエさんを毎週見たいとは思わないように、たまに見るのが一番いいのかもしれない。

また、現代に生きる私達は最新の重層な味のラーメンも食べているので、シンプルな味では物足りないところがある。キャラクターデザインは、喪黒にあわせるために仕方なかった部分もあるが、時代遅れ感があるため、初見で見たときは少し抵抗を感じた。舌がこなれたという言葉を言い換えて、目がこなれてしまったように思えた。

しかし、時代に取り残された中華そば屋も、最新のラーメンに負けまいと、惜しみない努力をしている。時代背景を現代社会にあわせ、声優も比較的若い人も使っていき、OPはオシャレに作りこみ若い人にも受けが良い。いわば付け合せの部分は時代に合わせ変化をつけている。

しかし本質の部分は変える必要が無い。ベースとなる部分は人間の普遍的な欲求や不安を題材としている。ベースということはスープだろうか?時代が変わっても人間の欲求は変わらないということをこの作品は教えてくれる。昔ながらの中華そば屋が今でも残っているのはそういうことかもしれない。

人間の大罪につけ込むセールスマン喪黒は、スープを絡み取る麺としよう。この麺、中華そばの癖によくスープを絡みとる。人間の欲求をさらに増幅させ、破滅に追い込む。いつのまにかスープがなくなっているのだ(?)


喪黒が自分の周りに突如現れるのが容易に想像できる。また、喪黒自身については私は苦手だ。それは現代社会に設定を変え、人間の本質的な欲求や業の部分に共感を覚えてさせていることに成功しているからだろう。私の中のそれくらいいいじゃないかという気持ちが喪黒を嫌いにさせるが、その気持ちがある以上、簡単に喪黒につけ込まれてしまうだろう。

時代が変わって変えていく所は変えるが本質的な部分は変わらない味を残している、再構成された作品としては良いクオリティだと感じている。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 26

61.0 11 怖いアニメランキング11位
わすれなぐも(アニメ映画)

2012年3月24日
★★★★☆ 3.5 (93)
435人が棚に入れました
かつて上代に手練れの陰陽師が大蜘蛛を封印したと言われる一冊の本。それを入手した古書店の硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀の前に、身の丈20センチほどの小さな娘蜘蛛が現れた。寂しげに母を求める娘蜘蛛のいたいけな姿に、硯は自分の師匠からヒントをもらって、あるべき場所へ物の怪を返そうと試みる。だが行動をともにする瑞紀からは、硯はすでに娘蜘蛛に取りつかれたようにしか見えなかった……

声優・キャラクター
土田大、下田麻美、金田朋子、星野充昭

けみかけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「なんと!めごい、これはめごい!あろうことか、愛らしい幼女ではないか!」 這いよる幼女とシュールなラストの作画アニメ

アニメミライというプロジェクトがあります

文化庁が年間2億円かけて国内アニメ業界に働く若手アニメーターの育成環境を整えるという計画でして、選抜された制作会社には30分のアニメ作品を一本作るだけの予算として3800万円が与えられます

このプロジェクトの趣旨の大事なところは国の金を使ってアニメを作ろう、っていうことではないです
ソコが重要!

制作会社や参加アニメーターには様々な制約が課せられます
○監督他メインスタッフが主導となれるよう、オリジナル作品であること
○作画には積極的に若手アニメーターを起用すること
○参加アニメーターには一定以上の報酬を支払うこと
○海外制作会社への作業発注を禁止すること
○参加アニメーターが今作の制作に集中できるよう、作品の掛け持ちを禁止すること
などなどです

これらは全て若手のアニメーターにOJTの場を与えるための工夫となっています

また単にお金だけ渡すのではなく、参加者に向けて現在の業界ではあまり取り入れられていない、アニメーター向けの講習会が開かれたりもします

このプロジェクトの意義とはコレをきっかけにアニメ業界の教育環境が整備され、やがて制作会社が自主的に若手教育に力をいれるようになってくれることにあるのです









さてさて、今作はそんなアニメミライの平成23年度分に選ばれたものの1作です
実制作スタジオはプロダクションI.G

かつて名のある陰陽師が退治した大蜘蛛の妖怪が産み落とした幼い娘の姿をした子蜘蛛
その娘蜘蛛は書の中に封印され、時を経て現代の古書店にひょんなことから顕現する

古書店の店主の硯(すずり)は、次第に娘蜘蛛に取り憑かれたように惹かれていく・・・
それを懸念した古書店の常連、瑞紀は娘蜘蛛を親蜘蛛の元に返すことを手伝うのですが・・・



アニメタ育成を課題にしているだけあって、作画クオリティは本当に凄いです!
序盤の陰陽師と大蜘蛛のバトルシーン
前半の縦横無尽に暴れまわる娘蜘蛛の愛くるしい動きと瑞紀ちゃんのコミカルな表情
後半のロトスコ(ロトスコープ)と思しき丁寧な動きと巧みなレイアウトの追跡シーン
とにかくどれも凄いですよ!

ただこのお話のオチは・・・;
いわゆる「妖怪との共存系」のゆったりアニメではないし、「妖怪とのガチバトル系」のアツイアニメでもありません
とにかく笑えないし、泣けもしない、ちょっとゾッとするシュールなラストが待ってますよ;

投稿 : 2021/06/19
♥ : 20
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

幼女蜘蛛(^_^;

2012年アニメミライ作品 25分

蜘蛛苦手なんだけどな~、十二単の幼女は可愛いしな~困ったな、
と言いつつ観てしまう、
{netabare}
とある古書店で、日本古代(平安時代みたいな)ある陰陽師が町荒らす人食い大蜘蛛退治封印したとされる書物手にした家主の娘の女子高生←普通にいい娘、古書棚奥に変なモノ居るし!で悲鳴、どうしたんだい?間借り古書店店主←ちょとイケメンお兄さん、ガサガサガサ、居たのは古書から這い出てきた?物の怪?可愛い幼女なんだけど下半身蜘蛛、キチキチキチ、、鳴き声?糸吐くし噛みつくし、、、でも可愛いどうしよう、、
{/netabare}
25分ものだから観てもらった方が早いんだけど、
{netabare}
蜘蛛娘ダンボールに入れて山奥隠れ里?目指す過程等、
{/netabare}
コミカルな描写もあるし、店主心配する女子高生もいい娘だし、

蜘蛛娘の里らしきもの見つけ、
廃墟恐る恐る入ってくあたりから、、
店主の様子がおかしい、
魅入られてる、憑りつかれてる?

蜘蛛嫌だな~でも幼女だしな~どうなるのかな~、
ついつい観てしまう私も魅入られてる?、、、、

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

ラスト。。。

それは無いだろう、想った、

けどね、

色々解釈もあるようですが、、
{netabare}
「これはロリに対する警鐘だ」「いやロリ賛美だ」
「幼女蜘蛛=ロリータの象徴、女子高生=既に煩い存在って事?」
「十二単衣幼女=ロリは時代を超える、」
「ロリ元祖クラリス様だろが!」「クラリスちゃん幼女か?」
「と、、とりあえずロリから離れて普通に投げやりじゃね?」
「いやプロット丁寧だしやっぱ計算上の帰結だろ、」
「元々怪異談って化物語みたく可愛いもんばっかじゃないし、」
「んでも観る方からすりゃ可愛くて気持ちよけりゃそれ越したことないし、」
{/netabare}

私の中のアムネジアが騒いでるけど、、、

相手は物の怪、
京極夏彦氏の小説で女郎蜘蛛の理ってあったけど、
物の怪の性(さが)って事かな~、

後味はけっしてよくありません、
ただ怪異談としてはアリかもしれない、

でもやっぱり、、、、蜘蛛は苦手。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 20

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

ラストがストーリーの肝 B+

アニメミライプロジェクトの作品です。
アニメミライとは、正式には「若手アニメーター育成プロジェクト」といい、文化庁が主導し、2010年から実施しているアニメーターの人材育成事業のことです。
労働環境の悪化、過度の海外委託、低収入・長時間労働が、人材の使い捨て、喪失につながっているということが背景としてあり、日本の将来を担うアニメーターを育成するということを主な目的で行われるのが本事業です。
その他副次的目的もあるようですが、詳細はWikiでご覧になってください。

私たちの見ているアニメは、アニメーターの劣悪な労働環境の上に成り立っているもので、製作現場はいつも危機的状況にあるようです。
この企画の恩恵が及ぶのはごく一部だとしても、お役所にしては良い仕事だと思います。

さて、アニメミライばかり語ってしまいましたので、そろそろ本題に入ります。

物語の最初、古の陰陽師が登場し、大蜘蛛を一冊の本に封印します。
そして現代、古書店を営む硯とビルのオーナーの孫娘・瑞紀が、ひょんなことからその本を発見してしまいます。
本から現れたのは20センチ程の小さな娘蜘蛛でした。
瑞紀は蜘蛛を物の怪として非常に怖がりますが、硯はそんな素振りは見せません。
むしろ、寂しそうに親蜘蛛を求める娘蜘蛛を見て、親蜘蛛の元へ返そうとします。
そんな硯に瑞紀もついて行くのですが・・・。

この作品に登場する娘蜘蛛は、ロリというには小さすぎますが、見た目は人型なので、可愛い物好き+ロリの方は要注意です。
表情や仕草を追うだけで満足してしまう人もいるかもしれません。
私としてはそれよりも、娘蜘蛛を怖がる瑞紀という女の子の方がツボなんですけどね。

まあ、それは良いとして・・・。

物語自体は特段思いがけない展開がある訳でもなく、淡々と進んでいる感がありますが、ラストは思わず「え、そうなったの?」と言いたくなるような結末が待っています。
良い意味で想像外のラストでしたが、本当にあの最後で良かったのだろうか。
これは絶対にネタバレせずに見るべき作品です!

気になった方はぜひ見てみてください。
といっても、これDVDとか出てるのかな?

投稿 : 2021/06/19
♥ : 13

65.9 12 怖いアニメランキング12位
妖怪人間ベム[第1作](TVアニメ動画)

1968年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
254人が棚に入れました
無国籍的な雰囲気と異形の主人公たちの独特の哀愁が人気を集め、幾度も再放送された怪奇アニメの名作。どこかの研究所で生まれた怪異な3匹の生物。彼らベム・ベラ・ベロは気高い正義の心を宿しながらも、決して人間ではない妖怪人間だった。善行を重ねればいつか本当の人間になれるという信念から、世の中の悪人や魔性の存在と戦い、人々を助ける旅路を歩み行く彼ら。だが、そんな3人に、人々は必ずしも理解の目を向けなかった。

声優・キャラクター
小林清志、森ひろ子、清水マリ、藤本譲

ぱっつあん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

早く人間になりた~~い!!

おどろおどろしい奇怪なナレーションから始まるオープニング・・・その後耳を覆いたくなる悪魔の叫び声!!ぎゃぁあ~ぁあ~~
これ程恐怖感のあるアニメは他にない、大男(ベム)と口の裂けた女(ベラ)、主人公である全身タイツの少年(ベロ)が1日も早く人間になるため人間に対して良心に問いかける行動をするが、妖怪なので怖がられたり、相手にされない自虐的ストーリー。最終話では人間になれたか、妖怪のまま死んでしまったのか曖昧のまま終わってしまいます。これはテレビ局の都合で終わってしまったので、作者は続編を放送するためにこのエンディングにしたそうです。早く続編がみた~~いww

投稿 : 2021/06/19
♥ : 2

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

人間を醜いと 子ども心にも初めて感じた作品

何度も再放送していたおかげで、すっかり主題歌を覚えてしまったけど、
最終回、彼らが無事人間になれたのかどうかを
まったく覚えていないのでした。

気になって調べたところ、次回作に持ち込むために
作者はあえて曖昧なまま終わらせたんだって。そうだったのか~

いまだに妖怪モノが好きな自分にとって、おそらくこのアニメが
一番最初の妖怪アニメだったと思います。
ほぼ同じ時期に「ゲゲゲの鬼太郎」も度々再放送してたけれど、
妖しげな音楽とともに、異国情緒のある洋館やおしゃれな車が登場する
こちらの作品のほうが好みでした。

しかし妖怪といっても、ベム、ベラ、ベロの3人は人造人間であり
昔ながらにいる妖怪たちとは別物なんですよね。

「早く人間になりたい・・」と強い希望を持ち、
人間に対して善意100%で向き合い、信じ、
人々を苦しめる悪者をやっつけるのに、外見の恐ろしさのあまり、
多くの人間達から迫害を受けてしまう彼らが不憫でなりませんでした。

見かけはどうあれ、美しい心を持っている彼らが、
エゴ丸出しで愚かな人間たちを見てもなお、
どうして人間になりたがるのか、子ども心にも不思議でしたが、
時々やさしい人間とも出逢い、友情を築けたりすると
つい信じたくなってしまってたのかもしれないですね。

で、観ている当時の自分も、彼らの友達になりたくて仕方なかった・・
「自分なら彼らといいお友達になれる!彼らのことをわかってあげられる」

今、これ綴りながら、そう思ってたことを思い出しましたw

そうか、そうだったんだよな・・・やっぱり。

でもこの作品、大人になって観てみると
人間社会への風刺とか、道徳的なこととか、家族愛とか、
けっこういろんなメッセージが込められてたことに気づきます。

だからやめられないんですよねぇ・・古い作品の発掘^^;

投稿 : 2021/06/19
♥ : 21
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

時代性と普遍性を備えた名作

1968年10月~1969年3月放送のテレビアニメ。全26話。
放送50周年記念ということで2017年10月から2018年3月までBS11で再放送されたので初視聴。全26話ですが、諸事情から第5話「せむし男の人魂」、第8話「吸血鬼の寺」、第15話「狙われた目玉」は放送されていません。

国籍を設定しない独特の世界観で、毎回舞台となる街が変わります。三人の妖怪人間ベム、ベラ、ベロは正義の心で正しい行いをしていれば人間になれると信じ、悪い妖怪や怪異から人間を守るというストーリー。
全て一話完結で、様々なバリエーションを持たせています。昔のアニメなので細かい部分は突っ込み出せばキリがないですけど、時代を問わない内容の深さがありました。
60年代作品なので作画や演出は荒いですが、慣れてしまえば独特のパワーにあふれていて魅力的。
ベム、ベラ、ベロのキャスティングがよく合っていて素晴らしかったです。


{netabare}
作品全体に、昭和43年の社会背景がどこか反映されている印象がありました。昭和40年代といえば高度経済成長期。(日本社会はいざなぎ景気と言われて湧き立っていたのと同時に、調べてみれば三億円事件などの大きな事件があったり公害病が認められたり、海外でもベトナム戦争があったり他にも色々…混沌としてますね)
忘れられ葬り去れらていく怪異や妖怪が描かれたり、人間に住処を追われた生き物の物語があったり。
とはいえ同年にアニメ版ゲゲゲの鬼太郎第一作目も放送開始ですし、妖怪に憧れる時代だったかも知れませんね。

「呪いの幽霊船」では、願いが叶えば魂を捧げるという約束に従いおじいさんは帰らぬ人となるのですが、これには人智の及ばない存在に対する畏敬の念を感じます。
逆に「鉄塔の鬼火」では鉄塔の下に置き去りにされた亡者の恨みや怒りを人間は知っていながら葬り去ってしまいました。「恐怖の黒影島」では、人魚のふりをさせられていた少女は妖怪の世界から解放され、人間の世界に帰ります。
他にも色々なお話がありますが、基本的に妖怪や怪異は消え去り、人間の社会に何か影響を与えることはありません。

皮肉なのはベム達三人は葬り去られる側であること。人間に味方しながら妖怪でもある彼らは孤立してもいるわけですね。
三人の絆は強く、明確に家族の関係性を意識した描き方がされています。
ベムとベラはベロをいつも見守り、手に負えないと思えば助けに入り、ベロが大きな間違いをしても、それを理解して謝れば二人は笑って許します。
子どもならベロに、大人ならベムかベラに感情移入できる点も本作の大きな魅力。妖怪人間である彼らに人間的だなんて言うと不思議な感じがしますど、それ以外に言い表しようがないんですよね。

本作のお話は非力な人たち(女性や子どもが多いかな)が怪異に悩まされ、見かねたベム、ベラ、ベロが彼らを助ける展開が基本。登場する子どもたちはベロと仲良くなっていくのですが、個性的で可愛らしくて和みます。
でも最終的にベロが良い友達として別れられるかどうか、三人が気持ちよく旅立てるかは別。
特に「すすり泣く鬼婆」はベロにとっては辛い話でしたが、恐ろしい目に遭った母子を責めることは出来ません。

そのため妖怪人間たちは板挟みとなり悩むことになる。特にベラとベロは顕著です。
ベラは序盤で人間になれない苛立ちをベムに諫められるシーンがありますし、女性特有の苛烈さも時には見せる。ベロは家族とも呼べる仲間はいても友達が居なくて寂しがり、人間に疎まれれば酷く傷つく。
彼らの人間味溢れるキャラクターにとても共感します。

もちろんすべての人間に嫌われるわけではなく、妖怪人間たちには救いもあります。
「怨みの髪の毛」で出会った姉妹とは、正体を隠したままではありますが穏やかに別れることができました。また「ベロを呼ぶ幽霊」で三人の正義の心を理解してくれる占い師の老婆もいました。けれども彼女は三人に感謝しながらも、街の人達に三人が誤解されてしまうだろうと街を離れることを強く勧めるのです。

そして、そのお話の後にあの最終回というのが何とも言えないですよね…。
生きた人間の体を乗っ取れば自分たちは人間になれるけれども、罪のない人を犠牲にすれば正義の心は失われ、人間には見えない悪を倒す力も失うことになる。時に癇癪を起こすほど人間になることを望んでいたベラさえ、妖怪人間のままでいることを何も言わず受け入れるのです。
ただベロに対してだけは人間になる機会を得て欲しいという様子でした。それをベムは理性的に押しとどめる。
二人の母性と父性が明確に表れたシーンで好きでした。

最後には、人智を超えた存在を受け入れない警察の手によって、火を放たれた屋敷の中で三人は消息不明となる。ですが「命とは魂だ」という言葉を信じて、三人は消え去ったわけではないと思いたいですね。ラストのナレーションからも、視聴者に対して希望を残しておきたいという制作側の気持ちが見て取れました。{/netabare}


古いアニメに抵抗のない人にはぜひおすすめしたい作品です。
妖怪人間たちの生き様と業の深さ、人間の温かさや醜さを淡々と突きつけてくるのが印象的でした。これを子ども向けとして制作した(できた)ことが最も時代を感じる部分かもしれません。(2018.5.24)



地元のレンタル店で借りたDVDで第5、8、15話、パートⅡのパイロット版を視聴。{netabare}

【第5、8、15話】
どれも良かったと思います。一番好きなのは「吸血鬼の寺」かな。ラストで囚人がベムに明るく「坊や。君は人間かい?」と聞いて笑って刑務所へ戻っていくシーンが好き。
理解し合って仲良くなれそうな人が登場したことが本作の悲劇性をさらに強めています。

【パートⅡ】
1982年制作のパートⅡのパイロット版の2話分(「血をむすぶ楡の木」「雪降る町の妖鬼」)について。

物語は妖怪人間たちだけでなく人間側のドラマも濃くなっていて、教訓めいた台詞も多くなった印象。
作画は80年代らしい美しい背景と、見やすく丁寧な画面作りが印象的。パイロット版だからか効果音や音楽の使い方に若干違和感もありますが、内容はテレビ放送できる完成度でした。
ちょっと勿体ないのがホラー演出が影を潜めてしまった点。
ですが代わりにドラマパートにはかなり尺を割いていて、一話分としてはかなりのボリューム。
アクションも洗練されてます。当然といえば当然だけどね。

68年版との大きな違いは二つ。
一つ目は舞台設定。68年版は無国籍だったのに対し、パートⅡは19世紀半ばから20世紀のヨーロッパ北部の物語と設定され、全体的に世界名作劇場のような雰囲気になったこと。
二つ目は妖怪人間たちも敵となる邪悪な妖怪も、より深く人間社会に潜り込んでいること。ベムとベラが人間社会に溶け込むために苦労する描写もあります。
とはいえ、脚本家と声優さんは続投なのでテイストは十分残っています。26話全部制作されていたら、時代性をどのように反映したかとても興味があります。

キャラクターデザインが柔和(3本指はそのまま)になり、声優さんたちの演技もそれに合わせてだいぶ変わっている感じ。イメージはベムはそのままで、ベロはストレートに可愛くなっています。
ベラはやっぱり美人だけど、スカートにスリットが入りました!戦いの中で髪がほどける演出などもあって。なんかもう可愛いなおいw
68年版のベラはグラマーで苛烈な美人、こちらはスレンダーで優雅な美人という印象。2006年版も観ていますが、そっちも好き。いずれにせよお母さんポジなんだけどw{/netabare}
(2018.5.28)

投稿 : 2021/06/19
♥ : 22

79.3 13 怖いアニメランキング13位
火垂るの墓(アニメ映画)

1988年4月16日
★★★★☆ 3.8 (810)
5322人が棚に入れました
1945年(昭和20年)9月21日、清太は省線三ノ宮駅構内で衰弱死した。清太の所持品は錆びたドロップ缶。その中には節子の小さな骨片が入っていた。駅員がドロップ缶を見つけ、無造作に草むらへ放り投げる。地面に落ちた缶からこぼれ落ちた遺骨のまわりに蛍がひとしきり飛び交い、やがて静まる。太平洋戦争末期、兵庫県武庫郡御影町に住んでいた4歳の節子とその兄である14歳の清太は6月5日の神戸大空襲で母も家も失い、父の従兄弟の未亡人である西宮市の親戚の家に身を寄せることになる。当初は共同生活はうまくいっていたが、戦争が進むにつれて諍いが絶えなくなる。そのため2人の兄妹は家を出ることを決心し、近くの池のほとりにある防空壕の中で暮らし始めるが、配給は途切れがちになり、情報や近所付き合いもないために思うように食料が得られず、節子は徐々に栄養失調で弱っていく。

声優・キャラクター
辰巳努、白石綾乃、志乃原良子、山口朱美

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

全世界の人々に見てもらいたい

戦争の悲惨さを語るのにこれ以上の作品はまず見当たりません。

◆この作品の概要は・・・
戦時中の孤児となった兄妹のとっても切ないお話です。
戦争の影響とは厳しいもので、栄養失調でどんどん弱っていく妹となんとか生きようとする兄の過酷な運命を描いています。

◆キャッチコピーは・・・
「4歳と14歳で生きようと思った」です。
この言葉を聞くだけでも涙が出そうです。

◆とっても泣けます・・・
泣ける映画として、一般的に最初に頭に思い浮かぶのはこの作品ではないでしょうか。
すごく悲しい内容だけに一度見たらもう二度と見たくない・・・「見たくない」ではなく「見れない」。
もちろん決して悪い意味ではありません。
それほど衝撃的で心を打たれた作品です。
節子の「兄ちゃん」と呼ぶ声や、ドロップ缶を振る音やその時の節子の笑顔がいつまでも心に残りました。
ホタルの光が短く儚い光のように、この兄妹の命も短くて儚い。
ホタルの光は儚いけどとても綺麗なように、この兄妹の生きようとする命の光は綺麗に光っていました。

◆ホタル・・・
通常ホタルとは「蛍」と書きますよね。
でもなぜこの作品では「火垂る」と書くのか?
調べたところによると「火垂る」とは当て字らしいですね。
焼夷弾という兵器があり、火のついた焼夷弾は雨のように落下するらしいです。
その落下する姿をこの作品の作者の妹が死に際に「まるでホタルが飛んでいるよう」と言った事からきているらしいです。
このエピソードもとても切ないですね・・・。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 29

- JIN - さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

気を張らざるを得ないぐらい優秀なアニメだが・・・

戦争アニメとして有名だから見ようとする方には遠慮頂きたい問題作です
映画「パールハーバー」と同じ原理であると言えばご理解いただけますか?
自伝(原作主観)なのですから史実としてではなく創作物(鑑賞者視点)として
本作品を味わっていただけたらと切に願います
(という私も危険性について教えられた者の一人でした)
.
本作品は「引き込まれる」「強く衝撃を受ける」「名言/名シーン」という
意味でアニメーションとしては非常に良くできております。
非常に良くできた創作物であるということも忘れるぐらいに・・・
「自分ならどうしたのだろう」という問題提議について思案すると共に
「でわ現実の戦争とは?」というきっかけには十分なりえます
.
結論:アニメなのに気を張るというのもこれまた如何に?

投稿 : 2021/06/19
♥ : 1

keylove さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これにレビューは必要なんでしょうか?一応書いておきますけど。

アニメの棚にあるものにレビューを評価をつけてないのが気になってしまうので書いておきます。
ただ、ここまでテレビのゴールデンタイムでやられるとレビューもネタばれもあったもんでもなくて、今さら何を書けというのか、という感じですよね。

個人的には、もちろん泣きましたね。
これで泣けないって、アニメを本当に作り物だと観ているのか、感情が乏しいのか、怖い描写が苦手すぎるのか、という人に限られるんじゃないでしょうか。
いわゆる深夜アニメの感動系とはまたぜんぜん違った作品で、本当にどこかしこであったことを描いているようなものなので、日本人なら観ておいて損はないですよね、アニメの枠を超越していますもんね。

個人的にジブリは好きなんですけど(深夜アニメと比べて言っているわけではありません)
ここまで押し売り的に放映するという感覚に着いていけない感は否めません。

ということで、一応レビューとしておきます。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 10

67.1 14 怖いアニメランキング14位
うみねこのなく頃に(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (975)
5030人が棚に入れました
時は、1986年10月4日。舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。

しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように、反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、自らの命だけでなく、親族郎党・資産のすべてを生贄として捧げ、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っていた。

声優・キャラクター
小野大輔、井上麻里奈、堀江由衣、鈴村健一、釘宮理恵、小林ゆう、麦人、小杉十郎太、篠原恵美、伊藤美紀、広瀬正志、小山力也、田中敦子、小清水亜美、船木まひと、上別府仁資、羽鳥靖子、石住昭彦、佐藤利奈、遊佐浩二、茅原実里、大原さやか、田村ゆかり、緒乃冬華、井上喜久子、杉田智和、甲斐田ゆき、斉藤佑圭、米澤円、日笠陽子、吉田聖子、新名彩乃、山岡ゆり、豊崎愛生、喜多村英梨、水野マリコ、廣田詩夢

櫂寿 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

動く魔女たち!!

作画が綺麗で、声優さんの迫真の演技が素晴らしいです!
ただ、物語が早送りなのがもったいない…;;

アニメから入って作品のファンが増えるといいなとは思いますが、アニメでは放送時間の関係からか、カットされてる場面があったり、1話分使って欲しいような盛り上がるシーンが早送りだったりと、すこし残念な部分もあります…!
アニメから入ってハマった方には是非、原作のPCゲームをプレイすることをオススメします。

ただ、原作ファンの方もアニメでおさらいできたり、原作では文字のみだった表現が映像化する事によりヒントが増えたと思います。考察の素材のひとつになるのでは??

投稿 : 2021/06/19
♥ : 6

御玉杓子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がないと面白さは伝わらない・・・

この"うみねこのなく頃に"は前作の"ひぐらしのなく頃に"と同様に平行世界を軸にした物語で六軒島という島の中で起きた事件を主人公が魔女に対しファンタジーをミステリーで説明していくという内容となっています。
原作はEP1~8に区切られており、1期ではEP4まで放送されました。

個人的に"うみねこのなく頃に"は考察をすることで楽しむアニメだと感じているので、1期を見ただけでは大半の方が肝である事件の考察をするのも難しいのではないかと思います。


理由としてはファンタジーで物語を締められたら考察要素が極端に狭まるし、普通の人はあれだけの情報、解き方のノウハウを知った程度で考察は難しい(多分)ということが挙げられます。
個人的な意見としては原作で言うEP5まで行けば相当考察が現実的なものになると考えています、だから私は二期を推しているのですが・・・。

現時点の評価がそこまで良くないのも上記の理由と無理にグロ系にしたことやキャラが突飛すぎて一般受けしないからじゃないかなぁと私は考えています。
でも、物語の構成は良いし原作をした人ならわかる作画の質の高さには魅かれるものがあると思います。


出来るだけネタバレに抵触しないよう説明したつもりなのでただでさえ拙い文章が更に拙くなりましたが、少しでも興味を持たれた方がいたら是非アニメ鑑賞&原作プレイしてみることをお勧めします。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 10

YOSHiRoo-- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

一期だけでは意味がない

「ひぐらしのなく頃に」で有名な竜騎士07による第二作。

まずこのアニメ版については円盤の売り上げが伸びなかったせいか、原作の半分(漫画版の巻数で見ると三分の一)にも満たない出題編で終わってしまっているためこれだけでは何もかも意味不明のままである。
また原作についてもろくな答え合わせもなく、納得できないまま終わってしまっている。
しかし漫画版については、作画の方々の独自の解釈も含めた大幅な変更(特にepisode8)もありかなりの良作に変貌している。前作「ひぐらしのなく頃に」の解釈を揺るがす様な描写もありひぐらしファンとしても嬉しい内容であった。この雰囲気が好きな人であれば読む価値のある漫画版である(ただし入手が困難)。
よって漫画版へのつなぎとしての意味ならあるアニメではあると思う。いずれまたアニメ化の機会があればぜひ漫画版を元にしてほしい。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 4

70.8 15 怖いアニメランキング15位
地獄少女(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (782)
4911人が棚に入れました
最近、巷に或る都市伝説めいた噂が流れていた…。
深夜0時にだけアクセスできる「地獄通信」に怨みを書き込めば、どこからともなく「地獄少女」が現れて、憎い相手を地獄に堕としてくれる。晴らせぬ怨みや世に不条理はつきもの。納得できない理由や状況に抗えぬままに悲惨な運命を辿る者は多い。
地獄少女=「閻魔あい」は彼らの悲痛な叫びを聞きとげ、依頼主に契約の証である藁人形を渡し、「地獄流し」へ至る方法を語る。ただし、「その代償として自分自身も死後は地獄で永遠に苦しむことになる」とも言う。
地獄少女は全てを見通すかの様な涼やかな瞳を相手に向け、ただ一言告げる。「あとは、あなたが決める事よ」と…。

声優・キャラクター
能登麻美子、松風雅也、本田貴子、菅生隆之

たま。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鬱アニメ

 最近世間で、ある都市伝説めいた噂が流れていた。「午前零時にだけアクセス出来るホームページ『地獄通信』に晴らせぬ怨みを書き込むと、地獄少女が現れて憎い相手を地獄に流してくれる」 。 しかし、その噂は真実だった。。。

 1クール目は一話完結型で話が進みます。水戸黄門のような勧善懲悪ものもあれば、ドロっとした居たたまれない話もあり、しっかりとした内容です。2クール目も一話完結型で話は進むのですが、ところどころにはじめちゃん&つぐみが現れ、地獄少女について調べていきます。この展開がかなり面白い。特にラストの話の鬱具合と言ったら。。。
 私は当時はちょっと泣きました。



投稿 : 2021/06/19
♥ : 18

. さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

いつの世も人の恨みの連鎖は消えません。だから私は流します。貴方の恨み、地獄へと

とても暗くて重いお話。基本鬱アニメです。苦手な方は視聴を避ける事を強くお勧めします。


そんな作品ですが、私はこの作品がとても好き・・・。そして閻魔あいさんがとても好き・・・。何故って? それは人の心を写す鏡の様なお話だから。人の心を覗いて、人の怖さを思い知る。そうして自分の気持ちを考える。あんまり見ていてスカッとする様なお話では無いけれど、こういう作品もあって良いと思うのです・・・。


(はじめに)
2005年に最初に放送されたTVアニメです。少し古いですね。
主人公の閻魔あいさんの声を担当されるのは能登麻美子さん。彼女の代表的な作品と言っても過言ではありませんね。儚く悲しげな雰囲気をもつ閻魔あいさん。能登さんはその声を、”か細く”、そして”囁く様”に話す事で表現しました。とても雰囲気にあった素晴らしい演技だと思います。私はこの作品から能登麻美子さんのファンになりました^^


(ストーリーについて)
基本コンセプトは必殺仕事人の世界の表現です。
とっても憎くて悔しくて、そして自分ではどうにもならない恨みやつらみ・・・。そういったものを地獄少女である閻魔あいさんが代わりに晴らしてくれると言う物語。
恨みやつらみを持つ依頼人は、地獄通信と呼ばれるインターネット上のwebサイトに、地獄送りにしたい相手の名前を書き込みます。だけど地獄通信は興味本位でアクセスしても開きません。本当に強い恨みを持つ人だけがアクセス出来るのです。そして無事に地獄通信に相手の名前を書き込む事が出来た依頼人は、地獄少女である閻魔あいさんから”藁人形”を渡されます。藁人形の首に巻かれた真っ赤な糸。この糸を引けば相手を地獄に流すことが出来るのです。但し古の昔より言われる通り、”人を呪わば穴二つ・・・”。相手を地獄に送った依頼人には大きな代償を求められます。その代償とは、自分も死んだら同じ様に地獄に流されると言うこと。生前は地獄行きを約束する刻印を胸に押され、常に死の恐怖を感じながら生きる事になります。そうして死んだら、今度は自分が閻魔あいによって地獄へと流されるのです・・・。


自分の地獄行きと引き替えにしてでも晴らしたい恨み・・・。本当に相手と差し違える覚悟が必要ですね。地獄行きへの恐怖を感じながら、依頼人が赤い糸を引くまでの心の揺れ動きの描写が素晴らしいです。
お話は26話構成。それぞれの回では”恨みの内容”こそは異なりますが、基本は依頼人の恨みを閻魔あいさんが地獄に流して解決するという構成になります。なので連続して見ると途中で中弛みを感じてしまうかも知れません。但し、物語は中盤から少しづつ違った展開を見せてきます。
地獄送りを繰り返す閻魔あい。その行動をある少女が垣間見る事が出来る様になるのです。そしてその少女と父親は閻魔あいの謎を追い始めます。閻魔あいは誰なのか?どうしてこんな事を繰り返すのか?そして何が彼女の目的なのか・・・。少女と父親はいつしか閻魔あいに翻弄され、そして閻魔あいの悲しい過去と正体を知ります。とても悲しく衝撃的なラスト。必見だと思います。


(私なりに考えてみたよ)
閻魔あいさんはとても美人。真っ白な透き通る様な肌に、真っ黒でサラサラの長い髪。日本人形の様に美しい彼女。だけどその目はとても悲しげ。そして見開いた瞳は人の心を見透かすかの様です。
地獄送りにする相手は基本的には恨みを買うような悪い人。だけど人の恨みって言うのは、いつ、何処で誰から買うのかは解りません。例えば良い行いをする為に悪人を懲らしめる。そうしたらその悪人の子供は親を懲らしめた相手を恨みますよね?コレが人の恨みの連鎖・・・。いつまでも消える事の無い悲しい恨みの鎖。だから閻魔あいは時には良い人さえも地獄へ流します。悪人も、良い人さえも、依頼があれば地獄へと流してしまうのです。閻魔あいは決して正義の味方では無い・・・。何が悪で、何が正義かなんて、当人同士にしか解らない事だから・・・。
だからかな。彼女の目はいつも悲しげ・・・。自分の感情を押し殺し、心の扉を閉ざして地獄送りを行います。そこに正義や悪を考える余地はありません。ただ黙々と地獄送りをこなすのです。彼女は悲しみを知っています。人の業を知っています。それ故に彼女は全てを背負う事が出来るのかも知れません。


そんな彼女がたった1度だけ、物語の最後で自分の感情を爆発させます。私はこの時の閻魔あいさんがとても好き。普段は人形の様な彼女だけど、彼女が見せる初めての感情。変な表現ですけど、彼女にとても親しみを感じ、そして包み込んであげたい愛おしさを感じました。

彼女が見せる涙・・・。どうして泣いたのかは作品は語りません。だから私は作品を観終わった後でも時々思い出すのです。彼女の悲しげな顔と涙を・・・。そして、人間らしい閻魔あいさんをとても愛おしいと思うのです。


今宵も閻魔あいさんは誰かを地獄に流しているのかも知れません。誰かの恨みを小舟に乗せて・・・。


さぁ・・・「あなたの恨み、地獄へと流します・・・。」


投稿 : 2021/06/19
♥ : 43

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

その場限りの救い

「いっぺん死んでみる?」
閻魔あいのこの台詞は、案外奥深いものがある、とは思う。

人の恨み、憎しみはどうやったら消えるのだろう?
憎しみや哀しみなどの負の感情が芽生えるとき、
その人間にとって実際に報われる時というのは、
相手が消えてなくなる時なんだろうか?

誰かから、これでもかというほどの酷いいやがらせを受ける。
当然、哀しみに打ちひしがれ、相手を恨んでみたりするものの、
自分さえいなければ・・とまで思い詰める。

そんなギリギリの感情がMAXに達したとき、閻魔あいたちが登場。
「あなたの恨み 晴らします」

そう、かつてのTVドラマだった『必殺仕事人』そのものの台詞。
仕事の請け負い方と、それぞれの顔ぶれもそっくり。
だけど、ただひとつ違うのは、そのシステム。

お代の変わりとなるのは、「人を呪わば 穴二つ」

つまりは、自分の恨みを晴らして相手を地獄送りにしたら、
自分も同じ地獄送りになるよ、ということ。
それを納得させた上で、仕事は実行されるというわけだ。

結局、嫌がらせを受けたりする発端も、
憎しみや嫉妬からきているわけで、もちろんそれは正しいこととは
言えないまでも、嫌がらせをしてくる相手を恨んでしまったら
同じ立ち位置になってしまう、ということなのだ。

だから自分も地獄送りになる? 恨みを恨みで返す?
そのループがどうにも哀しすぎて、1話完結型であるがゆえになおさら
毎回救いようのない虚しさを覚えてしまい、観ているのがつらかった。

そしてさらに、あい達、仕事人達によって成敗してもらうという
他力本願なところも、あぁそうか・・人を使ってやらせるから
罪が重くなるんだよね、なんて思ったりもした。

憎んだり恨んだり、己のことを呪ったりした時、
心の底から報われるには、やはり他力本願でもいけないし、
人のせいにしていないで、自分の力で這い上がらないと
どうしようもないのじゃないかなと。
また、嫌がらせしてきていた相手と直接、自らが渡り合って
想いをぶちまけ合うことは必要だと思えてならない。
そうした上で、自分を自力で変えることができたり、
何かに気づき報われた時、人間は成長するのだと僕は思う。

というわけで、どうしても共感できない想いを抱えたまま、
次は何か進展するだろうと信じて観続けてしまった。

この物語は2期、3期と続くので、もしかしたら今後
閻魔あい自身の地獄少女となった所以とか、違った解決法とか出てくるのかもしれない。
なので近々続きを観てみようかと思う。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 82

64.5 16 怖いアニメランキング16位
惡の華(TVアニメ動画)

2013年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (1114)
4407人が棚に入れました
中学編 クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯とつきあうことになり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになるが・・・。
現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと向かっていく。
高校編 中学校編から3年後、春日高男は中学時代を過ごした群馬県から引っ越し、埼玉県で高校生活を送っていた。ある騒動以降仲村と離れ離れになりながらも春日は仲村への思いを捨て切れず、そして抜け殻のように毎日を過ごしていた。そんな春日はあるきっかけから男子の憧れの的である常磐と交流を深め、常磐の中に仲村の影を感じていく。

声優・キャラクター
植田慎一郎、伊瀬茉莉也、日笠陽子、松崎克俊、浜添伸也、上村彩子、原紗友里

ソラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

その人を知りたければ、その人が悪の華に対して何を感じてるかを知れ

レビュタイ通り本作も充分おもろいんだけど、本作を見た視聴者の反応を伺うってのもまたおもろいんですよね。
それは、これに対する反応でその人がアニメはもちろんのこと、アニメ以外について消費者としてどういう価値観を持っているのか、
どういう向き合い方しているのかが分かりやすく読み解くことができるからなんですよね。
あと、賛否両論以前にレビューの書き方のバリエーションが豊富でおもろいんだよね。
なので、あにこれのレビューとか定期的に覗かせてもらってます。


▪️感想

とある郊外の文学少年・春日くんが自分で自分を客観視できるようになっていき、中二病から高二病へと成長していく良い意味で薄気味悪い物語。

この話、主に3つに分類すると、
自分の変態性を自覚していて開き直り、自覚のない人間を見下す仲村さん視点。
自分が少数派な存在だと自惚れながら少数側と多数派の間で揺れてる春日くん視点。
承認欲求が高いがために少数側の気持ちを承認しようとした佐伯さん視点。
この高い自意識からくる3つのタイプが入り混じり、それぞれに賛否、共感、達観しながら成立しているわけです。ま、こういう自意識って自分が多数派であることを信じ、少数派を否定する考え、いわゆる世論が引き起こしてるもんなんだけども。

自分の個性、変態性に必死にもがき苦しみながらも向き合い続ける心情や、自分が認識できる狭い範囲のマジョリティ側に背を向けマイノリティ側(山の向こう側)へ行こうとする探究心に関しては制作者気持ちと悪の華の登場人物達とはシンパシーを感じました。
そんな登場人物達の狂った描写なんかは貴重でおもろかったです。そうやって苦しんでもがいて悩んで狂った後の傷痕が後にいい思い出になるはず。ここらへんも二次創作に対して、シナリオがおもろいのが最優先と考えるか、シナリオの中で見え隠れする制作者の心理を最優先にするかどうかで、見え方も大分変わってくるだろうけど。

扱っているシナリオ、テーマ、技法が希少でありながら、どう作品として成立させるか。希少価値が高いほど難しいが、成功させた時の達成感が大きい。ま、それは一個人の視聴者側の勝手な都合による見解であって、書き手にとっては気にせず、ただ自分が表現したいもの自分の趣味思考が大衆の趣味思考とは違っただけと感じながら二次創作として成立させている人が多いのだと思う。だからこそ斬新で感情移入がしにくい設定やシナリオでも自然に演出ができているのでしょう。

実写トレースなんてせず、そのまま実写でやればいい。という意見を聞く、確かに実写で公開されたのはなかなか好評だったらしいけど、アニメでもやってくれてよかった。
そもそも私は『アニメはこうあるべきだ。』や『実写はこうあるべきだ。』という勝手な思い込みを捨てるようにして見ていて、失敗を恐れずどんどん新しいことに挑戦していって欲しい。と思っている身勝手なタイプの人なので、あまり目くじらを立てようとは思えない。そもそもそんな固定概念が表現の幅を狭めているみたいで好きになれない。
てか、最近は感情移入できる、できないか、という論争は二の次で、少数派か多数派か、新しいのか新しくないのか、という枠組みに重きを置いてるような気がします。なのでそういう面で物事に興味あるかないかの判断にきびしくなってきてます。

てか正直技術的なことは分らんけど全編ロトスコープでやる意味が分らないっていう批判が沸くってのは絵で物事を描こうとする限界を指しているのかもしれないですね。想像画とロトスコープの良いとこどりってやり方なら色々やりようがあるみたいだけど。ま、ネタとして楽しめました。
長濱監督は実写に関しては素人だから、うまいはずがない。という意見を目にした。ならば、実写に慣れている監督さんとかの作品でロトスコープを試してみたらどうなるのかな。と単純に疑問を持った。
最近ではロトスコ演出増えっていってるようなので手書きとCGとロトスコなどの技術を上手く組み合わせて頑張って欲しいですね。

まーそもそも私は4、5年くらい前までは実写ばかり見ていた人で、近年は実写の表現だけでは限界があるなと思いながらアニメも見ているので、アニメと実写の美味しいとこどりしてるって状態、アニメも住み分けして見てます。

それと、私、一見マイノリティを擁護しまくってるマイノリティ中毒者のように見えるけど、根はけっこうミーハーな野郎でして、流行りものや話題性のありそうなのはできるだけチェックしようとするスウィーツ(笑)的な部分もあったりします。でもなんか流行ってる一定のシステムというかロジックがある程度分かってしまったら、あっさりと手放して深くはのめりこもうとしない、というなんとも冷ややかな付き合いばかりしています。

投稿 : 2021/06/19
♥ : 34

あめんぼ さんの感想・評価

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