初恋おすすめアニメランキング 84

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年04月06日の時点で一番の初恋おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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91.0 1 初恋アニメランキング1位
月がきれい(TVアニメ動画)

2017年春アニメ
★★★★★ 4.1 (1401)
5599人が棚に入れました
キャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」で、中学3年で初めて同じクラスになって出会った水野茜と安曇小太郎の成長、周囲との関わり、思春期の恋などが描かれる。

声優・キャラクター
千葉翔也、小原好美、田丸篤志、村川梨衣、筆村栄心、金子誠、石見舞菜香、鈴木美園、千菅春香、井上ほの花、広瀬裕也、石井マーク、白石晴香、熊谷健太郎、岩中睦樹、東山奈央、岡和男、井上喜久子、斎藤千和、前川涼子
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

思春期の出来事と恋の話を詰めこんだ作品…多くの人が通りすぎたあの頃を描いた傑作

岸誠二監督というと、瀬戸の花嫁、AB!をお気に入りの作品に入れています。作風が違うのですけど、場面の転換がすごく上手くて、ところどころに入れるホロッとするようなシーンがすごく印象深いなと思います。予告見て絶対に見ようと思っていた作品です。青春のほのかな、そしてグッときそうな予感がします。このような話は大好物なだけに期待します。

1話…出逢い
{netabare}中学3年の新学期。人見知りする茜はクラス替えで緊張していた。友人と戯れる小太郎は教室に入ってきた茜に目が行く。小太郎は小説好きで自分でも書いている少年。一方の茜は陸上部に入っているスポーツ少女だった。
ある日の夕方、家族でファミレスへ行く茜。そのファミレスには小太郎の家族も来ていた。互いに存在に気づいて気まずくなる二人。上手く言葉も交わせず、見栄をはって珈琲を選択してしまう小太郎。帰り際、内緒にしてほしいと茜は小太郎に頼むが、茜は堂々と学校のジャージを着ていた。
体育祭の用具係になる小太郎と茜。係りを集めるにはLINEを使うといいというクラスメイトのアドバイスを受けた茜だったが、小太郎だけは声を掛けられないでいた。
ある日の放課後、小太郎は係りの仕事をサボったことを叱られるが、小太郎には連絡が届いていなかったのだ。居合わせた茜が小太郎に謝り、仕事を手伝う。そしてLINEのことを教え、二人は初めてLINEのやり取りをするのだった。

うんうん、実に青春。あるある、分かる分かるの連続で、見ている方が何故か赤面したくなります。小太郎が茜を目で追いかけるシーンは本当に…懐かしい感情だ。好きになるちょっと手前の感じです。
桜がすごく綺麗です。今期は桜の綺麗な作品が多くて嬉しい限り。背景がとても丁寧なのが良いです。
キャラデザインですが、横顔がどことなくあだち充風に見えましたがどうでしょう。額から鼻のラインが特徴的です。今期の茜は綺麗な茜ということで…。
はっぴいえんどを出すとは渋い。あんな本屋が少なくなってきているだけに、貴重ですね。
始まりがすごく丁寧で、これからの展開が楽しみです。陸上部の彼は必ずや絡んでくるんだろうな…。{/netabare}

2話…体育祭
{netabare}夜遅くまで制作に没頭する小太郎。朝は眠そう。母から体育祭行こうかと聞かれるも断る。父からは好きなことをやれと励まされる。
体育祭当日。200メートル走に出場する茜。緊張を解すために人形をモミモミ。スタートすると圧倒的な速さでぶっちぎり。走る姿に見とれる小太郎。
小太郎が走る、しかしコケる。傷の手当てに行くと茜の友人の千夏がいて、はねてる君のあだ名を聞き、雑ながらも手当てしてもらう。
準備係の作業中に人形を落とす茜。焦って探すものの見つからない。借り物競争の準備物もままならず、小太郎がフォロー。そして締めのリレー。選手だった茜だが、バトンを落とすミス。
落ち込んで帰るところに現れたのは人形を見つけた小太郎だった。茜にそのままでいいと精一杯の励ましを送る小太郎。二人の距離が少しずつ縮まる。小太郎も少しずつ前向きに。それまで誰にも見せなかった小説原稿を見てもらい、アドバイスを受けるのだった。

等身大な話でとても良いです。両親もリアルなデザインでさらに共感できます。茜と小太郎の距離感がスゴく初々しくて、あぁ…始まりってこんな感じだよね、思い出しますね。
この作品見てるとどうしても村下孝蔵の「初恋」が頭に浮かびます。「放課後の校庭で走る君がいた、遠くで僕はいつでも君を見ていた」この世界観なのかな?だとすると儚い…{/netabare}

3話…中間テスト(1学期)と部活動
{netabare}中間テストが始まる。冴えない顔の小太郎。実は応募した小説が選考から漏れていたのだ。勉強に身が入らない小太郎は思いきって茜にLINEする。何気ないやり取りに元気が出る小太郎と明るくなる茜だった。
中間テストが終わり、部活解禁。大会も近い茜は走れることが嬉しそう。部活に行く途中、小太郎を見つけた千夏が声をかける。友達になったという千夏にキョトンとする茜。部活では修学旅行前に付き合い始めた同級生がいるとの話題。比良のことでけしかけられるも、戸惑うばかり。一方、小太郎は茜が気になるが、帰りに千夏たちの会話が聞こえ、さらにやきもき。
小太郎は茜とLINEを続けていた。茜が出場する大会の日は、祭りの太鼓の稽古がある小太郎。神社でお祈りするからと約束。稽古前にお祈りをする小太郎。走る茜。
茜の結果が気になり稽古に身が入らない小太郎。LINEが入ってこないためにさらに身が入らない。茜の携帯は充電切れだった。落ち込んで帰る小太郎の前に現れたのは茜だった。茜は神社に小太郎がいると思って来たのだ。
月夜で会話する二人。LINEだと気軽なのに、直ではぎこちない。思いが募る小太郎、好きを伝えるには「月がきれい」ということをとっさに思いだし、「月が…」で止まる。茜が「月、きれいだね」という言葉に小太郎は「付き合って」と告白したのだった。

最後の3分、なぜかこっちまで緊張してしまいました。よく言った小太郎。
もう二人の互いに目で追うシーンがほんと、胸が締め付けられます。意識しあっているけど、目が合わないようにそらしている風がなんとも言えません。LINEだと気軽なんだけど、直ではなかなか話せないところも初々しくてもう…。時代は違えど、そんなもんだよね、電話や手紙みたいなのだと何でも話せる感覚なんだけど、あったあった。
さて、小太郎の告白、どうなるんでしょ。千夏と比良も絡みそうだし、先が気になります。

初恋、まさかBGMで使うとは…。原曲使ってほしかったけど、あの雰囲気だとバラードっぽい方が良いのかな。それにしても、この作品、余計な説明台詞がないのが良いです。会話と場面だけで情景わかるし、流れる雰囲気がとっても良いです。それと、個人的な感情の台詞を無意味に入れないのも良いです。{/netabare}

4話…修学旅行
{netabare}東京駅、修学旅行への出発。小太郎は茜を、茜は小太郎を見てもどかしくなる。小太郎の告白は保留だったのだ。先生の荷物検査をろまん君の機転ですり抜ける小太郎のスマホ(ポテチの袋ね…どっかで見た気がする…)。
それぞれ友達と旅行を楽しむが、何か気が気でない微妙な二人の距離感。土産物売り場で茜と千夏が部員たちへの土産を選んでいるとひょっこり現れる小太郎。千夏が気づき、土産物はどれが良いと気軽に聞いてくる。茜はそこそこと逃げて、小太郎が気づく。
夜、小太郎が茜にLINEしようと悩む。茜はクラスメイトと恋ばな。茜は気になる人と、告白されたことを話すが、小太郎のこととは知らない。繋がる二人、が、小太郎はろまんたちとのいざこざからスマホを没収されてしまう。しかも、茜に待ち合わせの時間と場所だけ伝えて。
翌日は自由行動だった。小太郎のLINEが中途半端で気になる茜だが、友達と出掛けることに。茜を見つけても話せない小太郎。
時間が気になる茜。友人にも本当のことが話せない。それを悟り、茜を一人にする友人。茜は指定場所で待つが小太郎は来ない。小太郎も雨の中、傘も差さずに向かうがすれ違う。千夏を見つけ、思いきってスマホを借りるが、茜の番号が分からない。千夏が気づき、茜に繋ぐ。ワケわからないといぶかる茜。
改めて二人きりになる。茜は小太郎に今の気持ちを伝える。「もっと安曇くんと話したい」と。それが告白の答えだった。

くぅぅぅぅ~、何で毎回ラスト3分、心が締め付けられるんだよ‼ もう…茜の答えがキュンキュンするんですが‼ ちくしょう、あの日に帰りたくなる。
スマホがあってもすれ違いはこうして起こるんだ、それをうまく描いていたなと思います。それと、京都の景色が綺麗。だからこそ、良い話に見えるんですよね。作画班、素晴らしいです。
今はまだ、二人のことが周りにはバレていない状況の話で、千夏だけが気づきはじめている感じです。これから二人は付き合うことになるのだろうけど、友人やクラスメイトに知られるようになったときにどんなに状況になるのか、気になります。まず間違いなくこの辺りの話が描かれるのでしょうけど、どうなることか。
気になると言えば、茜のスマホはどう検査をすり抜けたのでしょうか。気になります。{/netabare}

5話…日常
{netabare}小太郎と茜が付き合い始める。教室で顔を会わせるも、目線で照れる二人(実に初々しい)。
テストの成績が思わしくない小太郎は先生から呼び出し。その帰りに千夏に呼び止められ会話する。なぜか張り切る千夏。
付き合いということがよく分からない小太郎と茜。それぞれ人に聞いたり、ネットで調べたり。いつもの通りLINEでやり取り。図書室へなにげに誘う小太郎に行くと返事する茜。翌日、図書室で待っている小太郎のもとを訪ねたのは千夏。
急いで図書室に向かう茜が見たのは小太郎と千夏が会話しているところだった。小太郎の通っている塾を紹介してほしいとのことだった。茜は軽く嫉妬した。
競技のタイムが上がらない茜。気持ちが乗っていない。比良に励まされるも、比良も頑張れと言うのが精一杯。小太郎には千夏が塾についてきていた。。
茜の周りでは茜が誰かと付き合っていることは感づいている。なかなか状況が厳しい。古書店に誘われる茜。小太郎と二人きりになれる。お互いが好きなことを確認できる。そのとき、千夏から茜にLINEが。それは千夏が小太郎のことが好きになったという内容だった。

「手~を、繋ごうよ」CHARAで来たか。そのシーンはぎゅううううぅっと来るのよ。もう見てるこっちが恥ずかしくなるのは何故だ!二人ともかわいいのなんのって。
千夏が絡むとは思ったけど、ストレートすぎて。普通(ってなんだと言いたくなるが)だと茜の好きな人を奪いたいという展開なんだろうけど、この物語だと純に好きになっただけだと思うんだよね。要は小太郎と茜が付き合っているのを周りが知らないから起こることだと思います。こそこそ付き合うから小太郎も茜もどうしようにもなくもどかしくなっていると。でも…そこがいい。二人とも純すぎて、周りに付き合っていると言えないタイプだろうし。どうしたら良いか分からないんだよね。でも二人きりになると本当にお互いが意識しあっていることが確認できて、それも燃えるんだよね。
さて、三人の関係はいかに…でも、どろどろにはならないと思うんだよね。この作品には合わないもの。切ない話しにはなると思うけど。{/netabare}

6話…日常その2
{netabare}千夏メールが気が気ではない茜。その事は知らず祭りの稽古をする小太郎。
朝の図書館で会う二人。小太郎は出版社から電話があったことを伝える。小太郎が出版社に行く日は茜の大会がある日で、二人は頑張ろうと指切りした。が、茜は千夏のことを伝えられなかった。
出版社に向かう小太郎。大会に挑む茜。しかし、待っていたのは現実だった。小太郎は担当者から純文学では話しにならない、ラノベ挑戦しろと言われる。茜は最後まで集中できず予選落ち。二人は落ち込んだ。その夜、会いたいというLINEで気持ちを伝える。
翌朝、図書館で結果を伝え会う。茜が好きなことをしているので頑張ると言い、小太郎も気持ちを新たにする。
帰り、茜が千夏に小太郎と付き合っていると告白する。千夏は知っていた。そして、諦めるために小太郎に告白すると宣言した。

「3月9日」はこのバックには違う気がしました。
二人の気持ちが支えになっているのに、その事で新たな悩みも抱えてしまうのはツラいね…。千夏は真っ直ぐなので共感できるけど、展開的には邪魔な存在になってしまうには可哀想な気もします。千夏は告白すると思うのですが、どう答えるんでしょうか、小太郎は。ここ、中盤の見せ所ですよね。
小太郎と茜の近づき方が本当に良いんですよね。今時こんなピュアがあるかい!と突っ込みたくなる人も多いと思いますが、中学生のころの恋って、こんなものじゃないかなと思います。だからこそ、多くの人が共感できる作品なんだと思います。{/netabare}

7話…デート
{netabare}千夏が父親からもらった遊園地のチケット、茜と小太郎を誘う予定が、いつの間にか茜の女子グループや、比良や、ろまんも一緒に行くことに。
千夏以外、小太郎と茜が付き合っているのは知らない。千夏は小太郎と仲良くしたい。そのため、小太郎と茜はチグハグ。比良と茜を仲良くさせようとする女子たち。小太郎は面白くない。逆に千夏と小太郎がいい雰囲気になっているのが気になる茜。
ろまんが熱中症でダウン。小太郎が駆けつけ、話の中で小太郎が茜と付き合っているのを察した。そのとき、LINEで比良と茜が二人きりになっていることを知る。小太郎は茜を探す。
茜を見つけた小太郎は、比良に茜と付き合っていることを告白する。戸惑う比良だった。小太郎は茜を連れて二人で駆けていく。その姿をみた千夏は涙した。
仲間とはぐれ、二人で楽しむデート。二人が付き合っていることを知った周り。それぞれの中で花火がうち上がる。

小太郎は肝心なところで男になる。こういうところがもてちゃうんだろうか。
二人の初々しいデート、見てる方が恥ずかしくなる。見てる方が恥ずかしくなるシーン、何回あるんだ? キスはお預けね。
とうとう周りみんなが付き合っていることを知りました。これまでは序章。二人が付き合っていくことに、周りがどう動くか。節子たちは小太郎とは全く考えてなかったから、茜とどう接するのか。諦めてなさそうな比良、諦めきれなさそうな千夏。それから入試に向けて、特に小太郎は成績が思わしくなく、母親も絡んできそう。けっこう重たくなって来そうな予感。そんな中、二人はちゃんと向き合っていけるのか。後半も楽しみです。{/netabare}

8話…夏休み
{netabare}小太郎と茜が付き合っている話はLINEであっという間に広まった。夏休みの登校日、クラスではその話で持ちきりのようで、小太郎と茜が教室に入ると注目の的になったが、友人たちは普通に接してくれた。
その日、小太郎と茜は部活後に二人で昼食を食べ、小太郎の稽古に茜が同行する。稽古が終わり、二人は風鈴祭りに出掛ける。二人はデートを楽しむ(後略)。

この回は内容云々書いてもしょうがない。それくらい幸せそうな二人の回でした。壁がボコボコになった人多数ではないかと(笑)。このままラブラブで終わっていい…というわけにはいかないんだろうな…。
茜は小太郎の稽古を見て顔を赤らめ、小太郎は茜の浴衣姿に顔を赤らめ、もうね、二人とも純で良いよ。デートでも二人とも思いやりが伝わる行動とるし、これは互いに惚れちゃうでしょう。登校日に茜が節子たちどこが好きか問われて、「分からない」と言っていたのに、休み明けに同じこと問われて今度は「一緒にいると安心する」ですってよ!でだ、最後の場面、分かっていたけど、あれを見せられると、もう勝手に幸せになってくださいというしかありません。(見ててほっこりやら、にやにややらが止まりません)。二人にとって大切な夏休みだったのでしょうね。実に気分が良くなる回でした。
細かいけど、千円を援助してくれたおじさん、本当にGJ。中学生の千円は大きいんですよね。茜が誕生日のプレゼント買うにもお金で躊躇したように、このアニメ、中学生の金銭感覚や金銭事情もきちんと描いているところが好感持てます。{/netabare}

9話…進路
{netabare}進路調査で悩む小太郎。茜とどこへ進むか話す。その夜、茜は父親から転勤になると言われ、戸惑う。小太郎は母親から進路についてキツく言われる。
茜にとって中学最後の大会。小太郎は大会を見に来ないでと言われていたが、こっそり見に行った。茜は自己ベストをマーク。小太郎はそれを見届けて帰る。
小太郎は父親から進路について励まされる。いつものように小太郎と茜はLINEで会話。小太郎は大会を見に行ったことを伝え、茜は引っ越すことになりそうなことを伝える…。

そんなに幸せな時間は続きません。進路、茜の引っ越し、中学生である小太郎にとっては、すごく大きな問題に感じることでしょう。これから卒業までの半年でさらに大きく変わっていくはずです。二人はこのまま付き合っていけるのでしょうか…。
小太郎の両親、父親と母親の対比が実にリアルです。男から見ると父親の励ましかたを見習いたいものですが、現実にはなかなか言えないものです。母親の言っていることも本当のこと。小太郎が進路を本気で考えていないことを見抜いての小言です。でも、これって、子供にとっては本当に「嫌」なんですよね。嫌でも言わなくちゃいけないほど、小太郎が心配なのも気持ちわかります。難しいものです。{/netabare}

10話…祭
{netabare}茜の引っ越し話に動揺する小太郎。茜は三者面談で千葉の高校に進むことを話す。
川越祭の当日。小太郎の晴れ舞台である。茜は陸上部の面々と見物。茜の前を小太郎の山車が通りすぎる。茜は見とれていた。その後、茜は比良と二人になる。比良は茜に告白した。しかし、茜は断った。その様子を見ていた小太郎。
休憩時間に逢う二人。しかし、小太郎の様子がおかしい。茜に対してぶっきらぼうだ。茜は戸惑う。正直に聞かせて欲しいという茜に対して、小太郎は比良と二人きりで話していたのが気に入らなかったのだ。そして茜を突き放すように去っていく。茜は泣いた…。
小太郎は自分自身に苛立っていた。そしてひとつの決意を固める。
茜が塾へ行く茜が目指している高校の本が置いてあった。気づく茜、小太郎を追いかける。小太郎は茜に自分も茜の高校を目指すこと、ずっと一緒にいたいことを伝え、先日のことを謝った。茜は小太郎に抱きついた。

いや~最後のキスは「もうどうにでもなれ、このやろう!」(ニヤニヤ壁ドン!)という感じでした。幸せそうで何より、というか、このまま幸せな形で終わるのだろうかっていう、ラスト2話が怖いです。

小太郎の嫉妬、ものすごく分かるわ…。このくらいの年齢の時の恋愛って、好きな娘が他の男子と話しているだけで嫉妬しちゃうんですよね。しかもそれが彼女だったら気分最悪。ゆとりがないというか、独占欲というか、もしゃもしゃするんですよね。それが彼女に伝わって微妙な空気になると、後は「選択」。どう転ぶかは二人次第。そのままダメになるパターンもあるし、今回の二人のようになる場合もあるし、難しいものです。茜は良すぎる子ですね、小太郎にはもったいない(笑)。いや、小太郎は男子中学生の「理想」かもしれません。いざというとき男になるし、気づかいできるし、やさしいし、一直線だし。どこにでも居そうな男子なんだけど、実はなかなかいない(というより行動できない)。このあたり、実にうまくキャラ設定しているなと感じました。{/netabare}

11話…クリスマス、そして受験へ
{netabare}小太郎の三者面談。勉強しだした小太郎に期待をかけるようになる母親。しかし、小太郎は茜が受験する高校を受験すると言う。家に帰り、母親から叱られ、反抗する小太郎。それでも本気な小太郎は勉強を続けるものの、母親とはしっくり行かない。小太郎の部屋を掃除した母親は小太郎の本気を感じて…。
一方、茜はクリスマスプレゼントに贈るマフラーを編んでいた。姉から小太郎とは別れることになるかもしれないと話されるが、ひかない茜。
クリスマスのデート。家族の応援は大切だと話し合う二人。茜は高校に合格した。
ある日、父親から受験しても良いと伝えられる。そして、母親が小太郎が本気になっているので受験させてあげたいと担任に話したことを教えられる。
さらにがんばる小太郎。母親の話もチキンと聞くようになった。そして受験当日を迎える。


う~ん…「未来へ」はダメだ、泣けと言っているようなものだ。実際泣いたけど…。今回は両親との話、特に母親と子供のすれ違いに、本気の子への両親の思いがすごく良く伝わってきた回でした。そうだよね、本気になっている子供を押し付けるような親では、親ではない(当然、間違った方向でないことが条件だが)。小太郎が反抗する気持ちもよく分かる。が、そこで本気で挑んでいることが大切なんでしょね。中途半端は見抜かれますから。
茜の姉が言っていたことも正論。今の二人には通じない言葉だろうと思いますが、実際はそうなんだよね。このあたりも実にリアルだなと思います。

さて、もう最終回になってしまいます。たぶん、小太郎の受験は失敗すると思います。これまで成績が悪いと散々描いているわけですし、上がった描写もないです。このアニメの作り方を見る限り、二人揃って合格ハッピー!はありえません。あったらかえってがっかりです(超個人的な考えだが)。二人、離れ離れになってどうなるかがこのアニメの最大の評価になる、そんな予感がします。千夏がずっと切ない表情なのも気になるんだよね…。
どんな結末になろうが、お気に入りを変えるつもりはありません。それだけのものを見せてもらいましたし。楽しみだ。って、BS11、放送日変更?少し我慢しろってか!{/netabare}

12話…卒業
{netabare}小太郎の受験は失敗だった。落ち込む小太郎を慰める茜だったが、小太郎と離れるのが不安だった。小太郎は大輔から小説を書くことを勧められる。
市立の合格発表。小太郎は合格。そこに千夏が現れ、千夏も合格したこと、小太郎と一緒なのが嬉しいこと、そして…小太郎が好きだと告白した。小太郎は断った。
千夏が茜に合格と告白したことを報告。茜は動揺する。
卒業式当日の教室では思い出づくりが行われていた。小太郎と茜は友人たちに急かされ、一緒に写真に収まる。ろまんから小説を投稿したらと勧められる。
茜の引っ越しが近づく。小太郎と茜がデートをするものの、茜の気持ちが溢れ出す。小太郎への思いと訳の分からない不安と、ぐちゃぐちゃな心。キスをして走り去る茜。小太郎もどうして良いか分からず立ち尽くすことしかできなかった。
茜が旅立つ日。千夏から小太郎の小説のことを知る。小太郎が投稿した小説は茜との出合いからこれまでの軌跡だった。
小太郎がコメント欄を見て茜が読んでいたことに気づく。終章を読む茜。小太郎の思いを知り泣き出す。小太郎は追いかける。茜の乗った電車に心の底から「大好きだ!」と叫んで。二人の中学での恋は終った。

最後の最後までグッと来る展開で、本当に良かった。茜が不安でどうしようにもない切ない思いと、それを見てもどうすることもできない小太郎の戸惑い、見ていて痛々しいし、互いが本気で好きなんだというのが伝わりました。幼い恋心だと思っていたのが、本物になっていった過程を見たなという感じでした。
EDでの種明かしは薄々気づいていたとしても、絵を乗せられると感動すらします。小太郎が叫んだところで終わっても全然良かったのですが、これは見ていた人へのボーナスだと思いました。中学の頃の恋がそのまま伴侶になる例は多くはありませんし、ましてや遠く離れて別の高校時代を過ごして一緒になるなんて…。でも、この二人ならそうあってほしいなという、どこか願ってしまうくらい、良いものを見せてもらったと思います。
Cパートカップルや主人公のその後も見たかったですね。なにか動きがあればなと思います。
全12話、素晴らしい青春+恋愛ストーリーを堪能させてもらいました。{/netabare}

個人的には今期一番の作品となりました。文句の言いようがありません。中学時代の恋と悩み、友人関係、親子、それを丁寧に丁寧に描いていたと思います。
軸は小太郎と茜の恋模様なんですが、じれったいのとキュンキュンするのと、ワケわからない感情が毎回続いて、最後まで掴んで離しませんでした。

1話ごとのレビュータイトルには話に織り込まれた行事を入れたのですが、見直してみると夏休みが8話なんですね。つまり、二人の出会いから恋心を抱いて、カップルになっていく過程をじっくりと描いたということです。恋ってこの過程がもっとも重要なんだなと改めて思いました。

小太郎と茜の気持ちや行動に心動かされる人が多かったのはそれだけ多くの人が思い当たる過去があったからだろうと思います。もちろん、逆もしかりで全く理解できないという人もいたことでしょう。この作品の最大の見所は「どこにでもありそうな」という話をアニメにしたことだろうと思います。そしてもうひとつ重要な点はどこにでもいそうな人物でありながら実のところそうはいないという点です。
小太郎の行動はまさに「理想」。茜への思いを伝えるシーンや一途で千夏に振り向きもしないところなんかなかなかな男前。そして小太郎の両親も理想過ぎる両親像。こうあれば、こうであったならば、そんな理想像が共感を得たのかもしれません。

難癖つけるとすると東山さんの歌。東山さんの声は大好きなんですが、歌となると別です。川嶋あいの曲、イメージにぴったりですが、一週間フレンズのイメージが強いだけに、ここは歌がとても上手い人を使っても良かったのではないかと思いました。作画もキャラデザインもイメージに合ったものだと思います。それ以外にも書きたいことはヤマほどあれど、もう二周くらいしてから書こうかと思います。まずは素晴らしい作品をありがとうです。

青春の甘酸っぱく、純でピュアな作品が見たいという人にお勧めします。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 67
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

愛とは互いに見つめ合うことではない。ふたりが同じ方向を見つめることである。 ~「恋」が「愛」に育つ物語~

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
まず、かなり好評価です。その上でこの作品をアニメにする意味があるかと問われれば、正直微妙なのですが、美しい風景は十分に視聴者を引き付けるし、「響け ユーフォニアム」の「黄前久美子」を彷彿とさせる、「小原好実」さんの押さえた演技は作風にピタリと合っていました。音楽も素晴らしいです。たくさんの言葉や大袈裟な事件を重ねるのではなく、細やかな描写の積み重ねで人物の心象に迫る手法は、まさに小説そのもの。いずれにせよ、純愛モノとしては、過去を見てもかなり高水準な、あるいは新しいタイプの良作だったのではないでしょうか。

もちろん、私はオッサンなので、「キュンとする」というより、「生暖か~い目」で、若人達を見守っていましたが(笑)


【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
不易流行(変わらないもの、変わり続けるもの)がテーマだと思う。

例えば、教科書にも載っている、与謝野晶子の有名な短歌。

「なにとなく 君に待たるる ここちして 出でし花野の 夕月夜かな」

(なんとなく、あなたが待っている気がしたから、外に出てみたら、美しい月明かりに照らされた花畑が広がっていました)

なんて、ロマンチックな経験をすることは、今はもうないのだろう。

スマホでいっぱつ、「今、何してる?」で、事足りるからねw

自分らが中学の時の恋愛も、今よりもっと不便だった。家電(あれ? 死語?)にかけて、親が出るとか、お姉ちゃんが出たのに勘違いしてタメ口きいちゃって、「あっ、妹に替わります」なんて気まずさ、今はないんだろうなw

つまりは、文明の利器(あれ? 死語?)により、いつでも意思の疎通が「可能」になった時代。それが、本作の舞台。

その「時代の変化」が、「流行」。

でもそれは、「can」であって「do」とは限らない。

伝えられても、伝えられない気持ちもある。

そこに漂う、もどかしさや切なさといった人の心は、科学技術の進化にとらわれず、不変で普遍のものである。

という「人間」が、「不易」。

最終話、LINEを止めて、「走って」「大好きだ」と「叫んだ」ところなんて、分かりやすい。「走って大好きだと叫ぶ」なら、平安時代でもできるしねw

男と女、というより、男子と女子の恋愛を徹底して描いた作品だったと思う。綺麗なだけじゃなく、ドロドロも微エロも爽やかも、色んなものがあった。

この作品の上手さは、茜と小太郎に、互いの愛を確信できる「何か」が、ずっとなかったという点だろう。二人は幼馴染でもなければ、世界を救う仲間でもない。部活も違うし、これといって何か重大な事件を乗り越えたわけでもない。ただ、「なんとなく惹かれ」「なんとなく付き合っているだけ」。そんな二人だから、自分達の恋愛に自信が持てず、相手の気持ちや行動を疑ったりもする。実に普通の中学生だ。というか、その「確信」を探し続けている期間を、「恋」と呼ぶのかもしれない。


さて、この作品、「愛を日本語に訳す際に、月が綺麗ですね、と夏目漱石が言った」という話を大事に使っている。

その逸話自体は都市伝説だが、ただ、当時の日本に「I love you」にあたる日本語がまだなく、沢山の翻訳家や学者が苦労して捻り出していたのは事実。つまり日本人は、「愛とは言葉にして伝えるものではなく、自然と伝わるもの」だと考えていたようだ。

つまり「I love you=月が綺麗ですね」は、「同じものを観て、同じことを感じられるのが、愛だ」ということ。それはレビュータイトルのサン=テグジュペリの言葉とも重なる考え方だ。

第3話、神社での告白シーンであり、タイトル回収の重要な場面。両者とも、「月が綺麗」という感想では共通していたものの、茜は空の月を見ていて、小太郎は水面の月を見ている点に、二人の微妙な違い、まだ交わりきっていない心を観ることができた。その伏線が、最終話にしっかりと生きてくる。

最終話、「大好きだ」という小太郎の力強い再告白。(ネット小説も含め)ここで二人は、微かな「確信」を得たのだろう。そこに登るのは、「昼の月」。3話とは違い、二人が同じ月を見ているという点で、「恋」から「愛」に成長している描写にしたのは上手い。しかし、そもそも「昼の月」とは、「見えてはいても存在感の希薄なもの」という意味もある。所詮は、15,6歳の恋愛なんてそんなもんだろう。

だが、それを一気に深めたのが、ED。結婚→出産まで見せちゃう流れは、蛇足か? とも思ったが、LINEの文面までしっかり読んでいくと、実に微笑ましく、「これはこれでアリ」と思えた。小説が大事なテーマだけに、「行間を読め」ということかな。

結局二人には、その後も大きな事件は起きなかった。それでも、共に過ごす「時間」を、「日常」を大切にしていくことで、「自然」と、「恋」を「愛」に変えるような確信がもてたのだろう。

そんな、いわば「普通の恋愛を普通に描いた」作品であるため、ともすれば退屈に思えてしまうのがやや難点ではあるものの、アニオリで12話で破綻なく、ブレずに純愛アニメをやりきった制作に、拍手を送りたい。
{/netabare}


【余談 ~サブタイまとめ(文学部的レビュー)~】
{netabare}
1話目「春と修羅」{netabare}
宮沢賢治が生前に唯一刊行した詩集として有名。表題作である「春と修羅」は、美しい現状(春)についていくことのできない自分(修羅)の心の揺らぎや(特に妹を失った)悲しみを描いていると思うんだけど、この第1話との繋がりは特に見えてこないな。これが自分の読解力の無さ故のものなら良いんだけど、「春」「四月」なんて単語に引っ張られているだけだったら、正直がっかりかな(文学好きな主人公だけに)。{/netabare}

2話目「一握の砂」{netabare}
石川啄木の歌集として有名。「春と修羅」もそうだけど、中には色んな詩や歌が入ってる(し、全部理解している訳でもない)から、もしかしたらなんかぴったりのがあるかもしれない。ただ、個別のタイトルまで示されているわけではないから、表題作を考えるしかないんだけど、確か二首目に「一握の砂」というワードが使われていたはず。その意は「一人一人のちっぽけな人間、一瞬一瞬を大切に生きていこう」みたいなことだったかと。う~ん、まあ、関係あると言えば、関係あるか? 無いと言えば無い。

ところで、なんで賢治と啄木が続いたのかな? 二人の共通点と言えば、「岩手県出身」「売れる前に若くして死んだ」ってことだけど、調べたら監督も構成も関西だから、岩手は関係ないか。まあ、「若くして死んだ」ってことで、「命短し恋せよ乙女」的ななんかなの?{/netabare}

3話目「月に吠える」{netabare}
日本近代詩の父と称される、萩原朔太郎ですね。「月に吠える」は全編を通し、死や絶望といったネガティブな雰囲気満載だけど、まあ確かに新人賞に落ちた話だし、ネガティブと言えばネガティブ。ただ、それを茜に慰められニヤニヤしてるくらいだから、朔太郎の雰囲気は感じられない。

過去3話の共通点、「岩手」「夭逝」は崩れたけど、「その詩人の第1詩集」という共通点は生まれたかな。「若さ」ってこと?

いや、これは、1話「始業式→春」、2話「体育祭→砂」、3話「月」という、なんの深みもないサブタイですな。。。{/netabare}

4話目「通り雨」{netabare}
……誰の作品かな? これまでのパターンだと、近代に活躍した詩人や歌人なのかな? 正直、分からない。なんなら、「雨ニモマケズ」で良かったんじゃ?
→ニャンキチ君さんから、情報提供。宮本百合子さんの小説と判明。短編だったんで、青空文庫で読んでみました♪
→確かに、雨宿りの小説だったんで、これまでで一番作品の内容の繋がりが深い。そして、これまでで一番マイナーな作品。邪推すると、「今までのサブタイはタイトル重視でメジャーな作品を選び、今回はたまたま、小説の内容も知っていたから、本編との内容まで関連させてみた」とも考えられますね。{/netabare}

5話目「こころ」{netabare}
夏目漱石の代表作ですね。まあ、三角関係繋がりで分かりやすい。にしても、じゃあ最後に、茜も千夏は自死を選択することになるのかな、「こころ」展開なら(もちろん、それはないけどw) 「しかし、 君、恋は罪悪ですよ」{/netabare}

6話目「走れメロス」{netabare}
ここでようやく、太宰ですね。有名な短編だからしっている人も多いだろうけど、友の命をかけて走る話で、「信頼」「真の友情」なんかがテーマ(ほんとはもっと深い解釈はあるけど)。まあ、茜が陸上部で「走る」つながり、親友の告白を許容できるかで、「真の友情」と、内容とも少しリンクするサブタイでしたね。{/netabare}

6.5話目「道程」{netabare}
高村光太郎の詩。海外留学を通し、これまでの自分の人生のルーツを考えてきた時に、自らに流れる父親の教えや日本の文化が根底にあったことを自覚し、今後の人生を自らの力で切り開いていこうという、「自立」「決意」の詩。まあ、これは内容には関係なく、(これまでの)「道程」をおさらいするという、タイトルだけで決めた感じですね。{/netabare}

7話目「惜しみなく愛は奪ふ」{netabare}
よく分からんからググったら、有島武郎の評論集? 当然、読んだことないよ(笑) wikiによると、「人を愛するということは、相手の全てを奪って自己のものにする」という思想(エゴイスティックな愛)を表しているらしいけど、なんか、「アイラブユー=月がきれい」と、逆の捉え方じゃない? このタイトルで、良いのか? {/netabare}

8話目「ヰタ・セクスアリス」{netabare}
森鴎外の小説だね。ラテン語で性欲求的生活。まあ、二人とも、芽生えてたしねw{/netabare}

9話目「風立ちぬ」{netabare}
言わずと知れた、堀辰雄さんの小説。ジブリで一気に知名度上がりましたね。愛する男女の別れ。まあ、遠恋にかけてるんだろうね。{/netabare}

10話目「斜陽」{netabare}
またもや太宰。サブタイでの同一作家は初めてですね。つかこれ、没落貴族を題材にした、滅びの美がテーマなのだが、二人の恋愛は崩壊していくってことかい?{/netabare}

11話目「学問のススメ」{netabare}
言わずと知れた、福沢諭吉の名著。まあ、勉強しろってことですねw{/netabare}

12話目「それから」{netabare}
まあ、あんまり深い意味はなく、「それからの二人はどうなった?」だけだと思います。一応、「それから」も恋愛の話で、主人公が結婚を決意する話だけど、もし、「それから」の主人公を小太郎に重ねるのなら、小太郎は無職のロクデナシなのに、茜を嫁にもらったということになるよ(笑){/netabare}

〈結論〉
多分、サブタイは響きやタイトルの言葉の意味だけで使っていて、その小説の中身とアニメの内容まではリンクさせていない。いや、一部リンクはしてるんだけど、まあ、「内容まで合うなら合った方が良いよね~」くらいにしか感じない。途中でそれは分かったんだけど、書き始めたから最終話まで書かなければいけないという、苦行だったw
{/netabare}

【各話感想(アニオリのため、ここも長いw)】
{netabare}
1話目
{netabare}
犬大大募集のクダリは、(大人から見れば)クダラナイことでも楽しんでしまう子供の有り様を表したいんだろうね。鍵の貸し出しBOXとか部活の雰囲気とか、結構リアルです。格好つけてアイスコーヒーね。親同士の挨拶とか、マジ恥ずかしいよね。親に思春期と言われる恥ずかしさw ヒロインの声、棒かリアルか悩むところ。作風には凄く合ってるけどね。男子中学生なんてホントにちょろいから、あの程度のことでもちょい好きになっちゃうよね。
{/netabare}

2話目
{netabare}
中学生があまり太宰に傾倒するのは感心致しませんなw 茜のフォームだけ、ちゃんと陸上部っぽく描いてるのは芸が細かくて○。目線がいちいち男子中学生だなw 女子中学生も、嫌な感じw
{/netabare}

3話目
{netabare}
修学旅行前に付き合う? ドコノセカイノハナシデスカ? うちの学校は海外だったからか、男女別でしたよ(涙)。陸上の大会の雰囲気はかなりリアルだね。作法をやたらしっかり守った参拝。小太郎と拓海、静と動の対比ですな。ここで、「月が綺麗」……なんかこう、痒くなるなw 両者とも、「月が綺麗」では共通してるものの、茜は空の月を見ていて、小太郎は水面の月を見ている点に、二人の微妙な違い、まだ交わりきっていない心を観ることができて、そこは上手かったです。
{/netabare}

4話目
{netabare}
まあ、そこに携帯隠すのは、女子ならすぐに思い付くよね。修学旅行初日に箱菓子買うなんて、旅行初心者だねw 送信だけで、スマホ没収はなかなか良い展開。色んなパターンいけるね。でも、最近の修学旅行でスマホ持ち込み不可とかあり得ないと思うんだけど、安全面考えても。学校も持ち込みOKでしょ、授業中にいじらなければ。そこで不機嫌になる茜、なかなか萌えポイント高し。ここで付き合うということは、この後色々波風がたつのでしょうね。そして、最後に同じ月を見られれば、3話での伏線が生きてくるけど、果たして二人の見る月の違いが伏線だったかは、微妙かな。それはともかく、Cパート、修学旅行で当たり前のようにラブホに行くカップルって、(茜達との対比かもしれないけど)作品の世界観、ぶち壊してない? あそこ、慢喫じゃあダメだったの?
{/netabare}

5話目
{netabare}
誰にも知られずに付き合ってる、思春期特有のあの感じ、良いよね♪ なんか少し、少女漫画展開? 付き合うってなにするの、ね。検索世代めw しかしこの作品、不易流行というか、(スマホを使いこなす)最近の中学生の中にある、昔から変わらない部分(純愛)を徹底して描いてますね。自分が中学生だったら、普通に千夏の方に惹かれるかも。小太郎が千夏と昼休みを過ごすのは嫉妬するのに、自分が拓海と放課後を過ごすのはOKなんて、ホントに女子ですね、茜さん。漱石はまあ、三角関係好きだしねw あと、漱石はアイスクリーム好きです(関係なしw) 最後のは、太宰の「斜陽」の一節ですね。この展開、千夏が「茜が小太郎を、もしくは小太郎が茜を好き」なことを知ってるか知らないかで、小夏の評価って180度変わるよね。
{/netabare}

6話目
{netabare}
アイス一口頂戴って、彼氏はあげないよってことの伏線だね。出版社からの呼び出しが大会当日って、これは、夢か恋か?の展開になるのかな。470円が高いと思うなんて、中学生だな~。なぜ、3月9日? 先にちゃんと言う茜は偉いが、分かった上での行動なのね、千夏さん。千夏の評価は、ややダウン? まあ、確かに純文学は儲からんが、その言い方は、純文学にもラノベにも角川(山)文庫にも失礼じゃ? 渡されたラノベ、「小林さんちの台所事情」って、なぜに異種間交流させようとするかな(笑) 夜に「会いたい」「私も」なのに、あくまで朝早く図書室ってところが、中学生(笑) 小夏、ちょっとやりすぎ暴走しすぎで、中学生らしいけど、評価は下がるだろうな。
{/netabare}

前半抄
{netabare}
ガチの総集編だった。新カットもないし。OP映像だけ変わったけど。Cパートでもなんでも、少しくらいおまけがあっても……。まあ、ここまでかなり作画は頑張っているので、許します(上目線)w 後半もファイトです!
{/netabare}

7話目
{netabare}
東京ドームシティ、大学近かったから、何回行ったか分からんくらい行ったな。千夏さん、(このアニメが好きな層からの)好感度だだ下がりっすね(汗) ここまでプラトニックな恋愛や、中学生ならではの不器用な恋愛を描いてきて、それが好評だった中での、この三角関係展開。吉と出るか凶と出るか。コタ君、格好良いな~。まあ、ヒラ君からすると、「ふざけんなよ~。思わせ振りな態度とりやがって~。」だよな。千夏さんの涙で好感度回復した剣道部は、ちょろいw すごいどうでも良いんだけど、今、たまたまレンタルで観てるのが「私モテ」で、落差がパナイ(笑)
{/netabare}

8話目
{netabare}
いや、よほどの有名人以外は、付き合ってる程度で注目されんでしょ、今日日。まあ、同じクラス内でってのは気まずいし、リスク高いけどね。宿題のワーク(表紙)、超リアルw 両者とも、浮かれてますね。いや、握らせるの千円って、ケチか(笑) アホだな~、中学生の恋愛なんて、金使わずに楽しめることこそ、醍醐味なのにね。大人になったら、金使わずになんて無理だし。いちいち許可制ってのが、中学生だね。先週からキスしか頭にないね。夏祭り、やっぱ良い曲だよね~。
{/netabare}

9話目
{netabare}
進路と恋愛。遠距離になりそうですね~。茜と小太郎、どっちが相手に依存しているのかな? どっちもかな? 女子で13.70は、普通に考えて速いけど、まあ、市ではというレベルで、県には届かない感じですね。千夏さん、ヒラ君、未練ですな~w
{/netabare}

10話目
{netabare}
県外なのに一緒の学校受けるとか、引くわ~。と、ならないところが、中学生だね。中学生通しの寒いノリがリアル。ちなみに、男にとって、純粋な意味での女友達なんていないけど、女性には純粋な意味での男友達がいるというのは、自分の経験則です。小太郎、の心狭~い。中学生の恋愛、暴走中ですね(笑)
{/netabare}

11話目
{netabare}
親が金ださなけりゃ、県外の私立なんて行けないしね。お姉ちゃん、正論w まあ、親が死んでも腹は減る、とも言うしな。まあ、普通は引くよな。親の心、子知らず。まあ、中学生なんてガキんちょだという話。試験に落ちる展開を期待してしまうな、リアル路線できているだけに。
{/netabare}

12話目
{netabare}
やはり落ちたね。まあ、そうだろうね、この作風なら。流石に、受験に落ちた程度で、人間失格はやり過ぎw 千夏さん、もう少し待ったらチャンスくるのに(笑) まあ、そこまで打算的に動けない、ということかな。いや、普通は告られたことなんて、言わないよ(苦笑) 千夏さん、どうやって見つけたの(笑)
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 63
ネタバレ

丸太旭日旗六四天安門 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

中学生の甘酸っぱい初恋の顛末

1話。
監督が岸誠二、脚本がファンタジスタドールの柿原優子のオリジナルアニメということで期待していた作品。
思春期の中学生の初々しい初恋が描かれるようだ。
なんで高校じゃなくて中学にしたんだろうかと疑問だったが、見ていて中学生男女の不器用な感情表現を描きたかったからかなと思った。岸監督はJCだけしか出てこないゆゆゆを作ってるうちに、男子とのからみも描いてみたいと思ったのかもしれない。
{netabare}ファミレスで出会って気まずい雰囲気とか{/netabare}実にリアルに描けていた。ヒロインの茜の声がかわいくて、見ててニヤニヤしてしまった←キモい
でも自分が中学の頃には、ギャーギャーうるさい女子ばかりでこんな内気でおとなしい子なんかおらんかったぞ…。
主人公の小太郎が文学少年なので中学にしては知識をつけて大人びている所があって、そこが話の鍵になるのかな。

作風としては萌えを抑えたドラマっぽい作りで、このまま最後まで平和な雰囲気でもいいかなと思うが、岸監督のオリアニだからどっちかがいきなり事故で死んだりするんじゃないかと戦々恐々している。

作画は背景が綺麗で新海誠モドキって感じだけど、少し実写トレスっぽいなと思った。
OPとEDは両方とも東山奈央が歌っているけどちょっと推し過ぎじゃないだろうか。

2話。
2話にして早くも壁殴りたくなってきたぞ…。
{netabare}茜の揉んでるやつ見てると四畳半神話大系のもちぐまん思い出すな。
ろまんだけ髪がピンク色だけど主人公のイマジナリーフレンドってオチじゃなければいいが。{/netabare}
Cパート含めて1話ほどリアル路線って感じじゃなくてラブコメっぽくなってきた感あるな。
公式サイトのキャラ紹介と相関図見ると先の展開が読めてしまうんだが、見ない方がいいかもしれない。

3話
{netabare}アッハー浪越とか「初恋」とかネタがおっさん向けすぎるやろwwwそらのおとしものでも使ってたね。色褪せない名曲。
夏目漱石の月が綺麗ですねネタはグラスリップでもやってた。
終わりのニヤニヤタイムから一気に告白して勝負に出た小太郎。意外と展開早かったな…岸監督は今回は3話で仕掛けないとダメだと思ったのかな。ゆゆゆの3話がにぼっしー登場だけの回で叩かれたのを根に持ってるのだろうか。{/netabare}

4話
{netabare}やはり小太郎は早まったかと思ったが、結果オーライだね。
女のめんどくさい感じが良く出ていた。千夏は応援してくれているけど今後ちょっかいも出してくるかな。
Cパートは中学生でそれはちょっと…と思ったけど未来日記も中学生同士でやってたしな。{/netabare}
背景は良く描けているけどCGのモブをどうにかしてほしい。

5話
{netabare}千夏乱入キター!まぁ公式サイトの相関図で分かってたが…。
りえしょんは損な役をやることが多いな。アニメ声なのでこの作風ではちょっと浮いているし。優れたアニメ声優であるのは確かだがそれが仇かも。茜をほたるんの声で聴いてみたい気もするが。
中学生がクラスでラブホの話するのはちょっとリアリティに欠けるんじゃないかと思う。
あと大学受験は成功したが高校受験で失敗した身としては小太郎には勉強しろと言いたい。{/netabare}
なおYahoo!知恵袋が出てくるアニメはワタモテ、クロムクロに続き3つめ。

6話
公式Twitterによると制作がひっ迫してるそうだけどこのこだわりの背景作画じゃ大変だろうね。
{netabare}なんか千夏腹黒いよなあw天然トラブルメーカーかもしれんが…茜は千夏のせいで動揺してタイム悪くなったのが明らかだし。千夏は諦めるために告白するとか言ってるが、なんか策を用意している気がする。小太郎に茜の悪口を言う、まではしないだろうが…ラブコメでよくあるいきなりキスして既成事実を作る、かな。それで茜が怒って別れれば万々歳。
どうもさやかと仁美を思い出してしまう。ゆゆゆもそうだが岸監督はまどかをかなり意識してるような…。
小太郎の出版社の件はなんかカドカワをdisってるようなwカドヤマだけど。
小太郎は純文学にこだわらないで、文学っぽいラノベを書けばいいんじゃね。キノの旅とかココロコネクトとか俺ガイルとかグリムガルとかいくらでもあるでしょ。その辺、編集者がちゃんと指導しろよと思うが。十代のラノベ作家として売り出したいんだろうけど。
Cパートは…美羽性格悪いw稲葉は愛想尽かしそうw{/netabare}

7話
{netabare}OP変わった。やっぱり実写のままは嫌だったのだろうかw
遊園地でそれぞれ意中の相手に積極的に迫る拓海と千夏だったが二人とも時すでに遅し、小太郎が打ち勝った。察してくれた盟友ろまんに勇気づけられたのかな?そしてキスまで…。ここまでくると残り話数はどうなるんだろう。
千夏はウザく感じてたので泣いているのを見てざまぁと思ってしまったが、さやかちゃんの姿がオーバーラップもしたな。
負け組同士で佇んでいたけど、拓海は男らしく身を引けるのだろうか…。
Cパートはまた濃いw女子トイレ談義はリアルに感じた。実際はどうなのかは知るわけないけど。
さくらは相変わらず痛かったが地味だけど可愛い設定なんだろうか?それともブスなのかな。
それにしても中坊でラブホは無いわーと思う。{/netabare}

8話
{netabare}恋愛物にはトラブルが付き物なのだが、この作品はそうではなくストレス無しに二人の関係が進んでいくようだ。
周りも応援してくれているようで、千夏は茜に「いいなー」とか言ってるけど内心どうなんだろう。
ジッタリンジンの夏祭りはワタモテでも使ってたな。
最後はしっかりとキス。これ以上は進まないよな…まさか未来日記みたいに中坊でも最後まで行ってしまうのか?
Cパートがだんだん面白くなってきたw美羽相変らずひでえw
さくらは初めて可愛いと思った。
葵はこういうキャラなのかw陸上部のゴッド姉さんだな。{/netabare}
人物の作画が崩れ始めているのが残念。背景は頑張ってるけど。京アニだったらなあと思うが、京アニの演出だとクドくなりそう。やっぱ関西の会社だよな。

9話
{netabare} やっぱりすんなりとはいかないね。
茜の引っ越しは公式サイトのキャラ紹介で読めてた。ネタバレを抑えた内容にしたほうが良かったと思う。でも埼玉と東京住みなら近いからいいじゃんって最後は割り切るのかな。
小太郎は底辺高行ったらあの花のじんたんみたいに不登校になりそう。
ラノベを書いてみるようだが勉強はずっとやらないのか…。
拓海は全然諦めてないのでどこかで仕掛けてくるのだろう。同じ高校行けばワンチャンあると思っているんだろうね。
Cパートのラブホネタがくどいけど、どうせ岸が「俺は中学で行ってたし!」って言って作らせてんだろうな。この監督はそういう嫌な所があるんだよね。ゆゆゆでも嫌いな部分は結構ある。{/netabare}
茜の母親がマスクをしていたのは公式Twitterによると実際に斎藤千和さんが風邪をひいていたからとのこと。プレスコ&オリジナルアニメだからできることだな。

一つここまでずっと違和感を覚えていたことがあるのだが、{netabare}小太郎が勉強か小説の執筆かという二者択一を迫られているのがおかしい。
中学の勉強ごときがしっかりできてないのに小説を書こうとか論外。作家には文章力だけでなく、英語や歴史や理科や数学、神羅万象の知識が必要だ。有名作家の大半は一定の学歴を持っているものだし(小太郎の尊敬する太宰治は東大入ってる)、稀にリアル鬼ごっこやケータイ小説のような酷い文章でも売れた作品もあるけど、それこそ小太郎から見ればラノベ以下の軽蔑すべき作品だろう。アニメ化された小説をいくつか読んでみたが、やはり京大卒の森見登美彦が一番小説家としては優れていると感じる。
この辺ちゃんとしてないのはアニメ業界人が作ったオリジナルだからなんだろうね。{/netabare}

10話
{netabare}ずっと練習してきた川越祭りは後味の悪い結果に。小太郎がすねたのは色々なことが上手くいかなくてむしゃくしゃしたんだろう。祭りで頑張ってもなんか報われなかったし。
小太郎は親に遠い高校を受けたい理由をどう説明するんだろうか?まさか好きな子がいるからとは言えないだろう。
最後のキスは壁殴りものだった。
Cパートは…全然活動してない文芸部の状況は問題視されないのだろうか。{/netabare}

11話
{netabare}小太郎の希望は理不尽だしそりゃ親も怒るわな。が、一人息子にはやはり甘くて折れたw
二人の恋愛はもう上手くいきすぎて、まるで呼吸をするように普通にキスしやがる!でも千夏がなんか思案ありげだったが…ラストアタックを仕掛ける気か?
小太郎のプレゼントが茜と比べてあまりにしょぼかったのはリアルかな。男のプレゼントは適当w
茜の姉貴が言った責任取れるの?ってのもごもっともだよなあ。中学からずっと一生つきあうわけないのに、くらいのスタンスのほうがいいのかも。
なんだかんだCパートが無いと寂しい…。
次で最終回だが(番組表確認済)ゆゆゆのインタビューでああ言ってた岸監督のことだから小太郎も合格してハッピーエンドじゃないかなぁ。でも千夏もかわいそうだし…とか思ってるかも…{/netabare}

12話
{netabare}偏差値60超えの志望校には小太郎の付け焼刃の受験勉強は通用せず不合格。
そして小太郎の前にラスボス千夏がたちはだかる。小太郎はもちろん断ったが、ぐずる茜。めんどくさい女のようにも思えるが、ここは10話と逆の形で相似になっているんだよね。10話では茜が告られて小太郎が腐っていたけど。茜の場合、告白したのを言ってくれた千夏よりも言わない小太郎とまだ距離があると感じて悲しくなったのかな。
そして小説家になろう…じゃなくて目指そうに恋の顛末を投稿してレスをつけることで、愛を確かめ合う二人であった(なろうに実名で投稿って…)。
でもこの展開は映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」と同じなので残念だった。ALWAYSの場合芥川賞候補作が雑誌に掲載されてそれをヒロインが読むという違いはあったが。昔は紙媒体で今はWeb。
エンディングは二人のその後の結婚に至るまでが描かれて(ここまでのEDのLINEの種明かし)、まるでアマガミSSみたいに感じたが、小太郎は結局小説家にはなれなかったね。個人的には二人が別れて小太郎が作家になるENDの方が良かった気もする。二人は大学くらいは一緒の所に行けばよかったのにと思うが小太郎が茜の学力にずっと追いつけなかったのかなwでも茜の方が就活で苦戦しているようだったけど。{/netabare}

【総評】
主人公とヒロインが息遣いやうなり声や沈黙をリアルに演じてアニメらしい演技を一切しない(脇役は別)、実写ドラマのような甘酸っぱい思春期恋愛アニメ。それでも実写よりキャラクターが記号化・抽象化されいてるというアニメの特性は生かしていると思う(逆に言えば今の時代に若手のいい役者がいないという問題があるのかな)。
古典的な内容ではあるが、LINEやWebサイトといった現代のアイテムを使って「今の中学生」を描いている。
ただ難を言うと、最終回の展開が映画{netabare}「ALWAYS 続・三丁目の夕日」{/netabare}に酷似しているのと、OPED挿入歌を歌うのが全て東山奈央なのに辟易した。決して下手なわけじゃないけど。
あとCパートの面々のその後が見たかった。先生や美羽やさくらを特に。EDを二人のその後じゃなくて同窓会にすれば他のクラスメートを出せて良かったと思うんだが。その辺はBDの特典かな?

投稿 : 2020/04/04
♥ : 36

79.2 2 初恋アニメランキング2位
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(アニメ映画)

2019年6月15日
★★★★★ 4.1 (209)
1167人が棚に入れました
空と海が輝く街“藤沢"に暮らす梓川咲太は高校二年生。先輩で恋人の桜島麻衣と過ごす心躍る日常は、初恋の相手、牧ノ原翔子の出現により一変する。何故か翔子は「中学生」と「大人」がふたり存在しているのだ。やむなく翔子と一緒に住むことになった咲太は「大人翔子」に翻弄され、麻衣との関係がぎくしゃくしてしまう。そんな中、「中学生翔子」が重い病気を患っていることが判明し、咲太の傷跡が疼き始める――。

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、水瀬いのり、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

初日舞台挨拶にも行ってきました

~・~・~・~・~公開記念舞台挨拶に行ってきました~・~・~・~・~

第一希望の上映後舞台挨拶は落ちて
上映前舞台挨拶に行ってきました

上映前ということはつまり
これから見る人に向けたメッセージですから
原則ネタバレ無しということです

本当はネタバレありで面白い裏話をたくさん聞ける
上映後舞台挨拶の方が好きなのですが
まだ観ていない大多数の方にも
ネタバレなしでトークの内容をお伝えできる点は
いいかもしれませんね

原作は現在読んでいる途中で
まだ劇場版相当部分に辿り着いていませんが
映画の内容は原作の6巻と7巻にあたるようです
TVシリーズは
1巻バニーガール先輩
2巻プチデビル後輩
3巻ロジカルウィッチ
4巻シスコンアイドル
5巻おるすばん妹
までを中心に
最終話で6のエピソードを少し添える形で
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
という題名で放送していましたが

今回の劇場版は
6巻ゆめみる少女
7巻ハツコイ少女
の二つを
青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない
というタイトルでアニメ化しています

1~5巻がそれぞれ
麻衣、朋絵、理央、のどか、かえでの話なので
舞台挨拶に行くまではゆめみる少女という題名から
翔子がメインの話だと思っていました
しかし舞台挨拶でこれから見る人たちに向けて監督から出た言葉は
「TVシリーズはそれぞれの女の子達の話でしたが
劇場版は咲太の話です」
というもの
そして実際翔子が重要な役割を担って入るものの
咲太が自身に起きている思春期症候群を解決するため奔走する話であり
TVシリーズで少しずつ蒔いてきた伏線を
がっつり回収する構成になっています

したがってTV版見てないよ!という方は
これを観る前にTV版を見てくるか
原作小説を5巻まで読む必要があります

逆にTV版を観たのであれば
ぜひ劇場版もセットで見るべきだと思います
TV版とは独立したエピソードというよりは
TV版の完結編とでも言うべき作品なので
(原作はそこで完結せずにそのまま続いていますが)
これを見ることでTV版の評価も変わるんじゃないかと思います

一般公開前ということもあり
内容に関してのより突っ込んだ話は控えることにして
一般公開後に原作読了状態で
再び劇場に足を運ぶ予定なので
そのあとでまたレビューしようと思います

おまけ:舞台挨拶雑感(ネタバレ無し)

{netabare}監督:増井壮一

4日前まで今日が何曜日かもわからないような
忙しい生活を続けていた
ふらふらと入ったコンビニで
ちょうど青ブタコラボをやっていて
コラボ商品をぼんやり眺めながら思ったのは
「へぇ・・・青ブタ映画やるんだなぁ」

あんたがボロボロ二なりながら作ってるやつだよ!

梓川咲太役:石川界人

作品の見どころを聞かれて

「人間の限界を越えようと頑張ったけど
実際には全然できてなかった
あれは山寺宏一さんにしかできないやつだと思う」

簡単に説明するとテンションの違う二人の掛け合いを
一人芝居でこなさなきゃいけないシーンがあるんですね
実際には無理だったということなので
おそらく2度に分けて録ったのだと思います

彼は山ちゃんにしか無理と言っていましたが
君嘘フィナーレにおける朗読劇では花江夏樹が
公生と黒猫の一人芝居を見事に生で演じきっていましたよ?(・x・;

桜島麻衣役:瀬戸麻沙美

水瀬「アフレコがだいたい・・・2月くらいだったと思うんですけど」
瀬戸「あれ?3月じゃなかった」
石川「いや4月だったような気も・・・」
瀬戸「それはないよ!4月じゃ昨日じゃん!」

いや・・・昨日ではないと思うよ?
というかそこはそんなに掘り下げ必要かなw?

牧之原翔子役:水瀬いのり

事前情報の無いサプライズ登壇でした
水瀬「この後でみんながツィッターとかにあげて
私のファンが悔しがるやつですよ(にやにや)」
石川「でも、絶対欠かせない役だし、水瀬さんのイベントスケジュール確認して、サプライズ目当てでここにきてるファンもいるかもしれませんよ?」
水瀬「・・・」
司会「今日水瀬さんが来るのを予想してここに来た人っていますか?」
ぱらぱらと手が上がったのを見て、心の底から嫌そうに
水瀬「怖っ!!」

ファンにそういう態度とってるとまた換金所のババァって言われちゃうよw

思春期症候群の話になって
それぞれどんな思春期を送っていたかという質問になりました

監督:増井壮一

「高校の時は勉強とか全然してなかった
数学の二階建ての公式が覚えられなくて
こんなもの覚えて俺の将来に何の役に立つのか?
と先生に訊いたけど
『とにかく覚えろ!』しか言わないから
それ以来勉強するのをやめた」

まぁ勉強なんかしなくてもほかの手段で食べていけるなら
それはそれでいいと思いますねw

梓川咲太役:石川界人

石川「高校生くらいの頃は・・・周りに誰もいませんでしたね」
司会「それはぼっちというやつでは?」
石川「人の傷をえぐらないでください(悲)」
石川「まぁ・・・人間が嫌いでしたからね・・・」

桜島麻衣役:瀬戸麻沙美

瀬戸「高校に入って知り合いが全然いない環境になったのをきっかけに
いわゆる高校デビューってやつで
クールな一匹狼キャラになろうと思った
そういうのがカッコいいと思ってた
でも入ってすぐにクラスの子に話しかけられて
すぐ仲良くなって部活とかにも入って
全然そういう感じにならなかったw」
石川「( ゚д゚)<・・・」

一匹狼がカッコいいとか言い出した時は
石川君のフォローしてあげるのかな?
とか思ったんですが最終的には
石川君のぼっちぶりが際立つ方向にw

牧之原翔子役:水瀬いのり

水瀬「高校生くらいの頃は
大人のどこがえらいのか?
ちょっと30㎝くらい大きいだけで
なんでそんなに偉そうなのか?
オーデションに行っても
お前ら私を評価するとか何様のつもりだよ!?
って思ってました」
瀬戸「評価してもらうために自分からオーディションにきて
評価されたくないって矛盾してますねw」
水瀬「ほんとその通りですよね
まぁそれでたくさん炎上したりもしました・・・」
瀬戸「自分からほじくり返さないでいいからw」

どうやら炎上の件を多少は気にしている模様w
{/netabare}

~・~・~・~・~公開記念舞台挨拶にも行ってきました~・~・~・~・~

原作をしっかり読んだうえで初日舞台挨拶に行き
その翌日に3回目をあにこれメンバーといってきました

これでもかというくらいぎゅうぎゅうに詰め込んだ作品なので
原作からはいろいろ削られてる部分があったり
地の分の説明が無くなってわかりにくくなっているところがあったり
原作で補完してから見た方がより引き込まれる作品でした

実際初見のときより原作読んでから見た2回目の方が
一人一人の細かい心情まではっきりとわかって倍くらい泣けた
というか上映時間の半分くらい泣いてた気がします(つдT)

おまけ:舞台挨拶雑感(ネタバレ込み)

{netabare}司会(天津向)

どうも!司会のムカイオサムでーす

へー・・・天津の向って下の名前おさむだったんだね
とか思ってたら

梓川咲太役:石川界人

石川「どうも梓川咲太役の向井理です」
向「それさっきダダ滑りだったから!
  傷口に塩塗り込まないで!
  大体やったらバカウケだよって煽ったの君らでしょ!」
石川「いやー・・・面白かったですよね?」

観客に同意を求めるもまばらな拍手

向「義理の拍手すら最低限じゃん!」
瀬戸「そろそろ挨拶してもいいかしら?」
向・石川「…」

初日の映画のヒットの話になって

石川「僕いつもエゴサしてるんですけど・・・」
周りがみんなかわいそうな目で見るのを受けて
石川「エゴサ位したっていいだろぉぉぉ」
周り「・・・」
石川「エゴサして全部のツイート読むようにしてるんですけど
  #青ブタがトレンド入りして
  読んでも読んでも読み切れなくなってる
  嬉しい悲鳴」
水瀬「皆さんこれ終わった後タグ付けてつぶやけば
  もれなく石川さんに読んでもらえますよ!」

たぶん客層的にいのすけに読んでほしいオタクの方が多いと思うんだw

桜島麻衣役:瀬戸麻沙美

「初日舞台挨拶ももう4回目
朝から初日舞台挨拶してきましたが
ようやく初日なんだなぁって実感がわいてきました!」

いやもう夕方だよ!
これ最後の舞台挨拶だよ!
初日の上映終わっちゃうよ!

牧之原翔子役:水瀬いのり

「最初にタイトルを聞いたときに受けたイメージとは全然違ってすごく素敵な話だった
みんなが自分を犠牲にしてでも誰かを救いたいっていう
すごく優しい世界だった」

青ブタは本当にタイトルで損してる作品だと思う・・・

古賀 朋絵役:東山奈央

「キグルミの咲太はどういうつもりで飛び込んだのかすごく気になってます
結果的にはとってもいい結末を迎えたわけだけど
ああいう風になるって事前にはわからなかったわけじゃないですか
私の考えでは咲太はあの時代の咲太を助けて死んで
自分の心臓を翔子ちゃんにあげて
麻衣さん含めた全員を助けるつもりだったんじゃないか?
って思ってます」

なるほど・・・確かにあの結末は結果論で
最悪はねられた方の咲太に収束して
何一つ解決しない可能性もあったわけだなぁ

さすがインテリ声優目の付け所が違う!

双葉理央役:種﨑敦美

(見どころを聞かれて)
「全部が見どころ
見どころが思いつかないんじゃなくて
見どころしかないんです
私もう3回見てるんですけど
見るたびにどんどん序盤の何でもないようなシーンが好きになっていって
後半のいろんなシーンも含めて
全部が見どころだと思ってます」
・・・というようなことを
たどたどしく断片的に
あの独特の話し方でしゃべっていました
しかしそれだけ引っ張っても最後には
「踏切で最後に理央が小声で感情を吐き出すところ」
と無理やり見どころを吐かされていましたw{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 24

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

この映画無くして『青ブタ』は語れない_眠れない_トロイメライ_今作に携わった全ての人達に「ありがとう」「がんばったね」「大好き」を伝えたくて(おまけ追記)

まだ記憶にも新しい2018年秋期に全13話のテレビシリーズが放送された『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』(以下、『青ブタ』)
テレビシリーズの中では紐解かれなかった主人公、梓川咲太の胸の傷の謎と咲太の初恋の相手、牧之原翔子の秘密を軸に描かれるシリーズの完結篇となる89分の劇場作品
「思春期症候群」と呼ばれる不可思議現象を発端に描かれるSF青春ドラマです
基本的にテレビシリーズ全話で張られていた全伏線の全回収でありつつ、尺の都合であらすじ等も全てカットした上で矢継ぎ早に展開が進んでいくのでテレビシリーズを最初から最後まで把握していないとさっぱり着いていけないと思います


3年前、小学4年生の牧之原翔子ちゃんは将来のスケジュールという学校の課題を書けずに思い悩んでいた…
実は翔子ちゃんは心臓移植を受けないと治らない病に侵されており、中学の卒業を待たずしてこの世を去る運命にあるのだという
3年後の12月8日、花楓の人格と記憶が元に戻る騒動が落ち着いた梓川家に来訪者が現れる
それは梓川咲太の初恋の人であり、咲太に心の支えが必要なここぞという時に現れる大人の姿をした牧之原翔子さんだった
無理矢理に梓川家に居候する翔子さんと、それを良しとしない現・彼女の桜島麻衣さんの間で火花が散る
そんな修羅場も落ち着かないまま、咲太は病院で中学生の姿の牧之原翔子ちゃんと出くわす
翔子ちゃんから幼い頃から入退院を繰り返している事や心臓移植に関する話を打ち明けてもらった咲太は、翔子ちゃんと翔子さんが同時に存在するのは翔子ちゃんの未来への不安が起こした「思春期症候群」の一種だとして解決策を模索する
やがて翔子さんは移植手術を成功させた未来からやってきた事、そしてその心臓は咲太の心臓である事が明かされていく
翔子ちゃんを救う為、咲太は自分の命を捧げるべきなのか困惑する…


テレビシリーズのレビュでも書きましたが、このシリーズは【ゼロ年代ヲタク文学の総決算】です
○○の“パクリ”と見下すことは簡単なのですが、その一言では片付けられない高尚な、ヲタク文学への愛とリスペクト、そしてSFへの昇華が込められてる作品だと思うのです
その上で今作では2010年前後に隆盛を極めた作品の要素も補完する方向にシフトしています
具体的にオイラが思い浮かべたのは『Angel Beats!』『CLANNAD』『STEINS;GATE』『アスラクライン』辺りです


また、主題に“生命の選択”や“人は何の為に生きていくのか”という普遍的な内容を孕んでいる為、今後新たに世に出てくるであろう無数の作品達と今作を比較してみるのも面白いと感じました
つい昨日も『響けユーフォニアム~誓いのフィナーレ~』(「がんばったね」のくだりについて)や『ミュウツーの逆襲』や『トイストーリー4』や『ニノ国』(生命の選択や自己犠牲を美化するか否か)に絡めて『青ブタ』の方が上手く纏められてるのでは?とか、そんな話ばっかをぽ~か~さん達と話してましたw
アニメだと自己犠牲って美談として描かれがちですが、冷静に考えて17歳の少年が自分の命を捧げる、なんて事が良い話なわけがない
クライマックスまで観ていただければお解りの通り、今作は自己犠牲を否定する作品なんです


もちろん本編の全体の出来栄えがとにかく素晴らしい
ざっくり言って“お涙頂戴モノ”ですのでハッキリと苦手な人の方が多い内容だとは思います
でも面白くなかったらオイラだって計11回も劇場に足を運びませんからねw
人生で一番多くリピートした映画になりましたよ
テレビシリーズから順当に考えると今作は“翔子のお当番回”と考えたくなりますが、これまでもヒロイン達を救う為に必死になってきた咲太が、遂には翔子の為に自らの命を捧げなければいけない、とまでに追い詰められます
そしてこの絶体絶命の咲太の助けとなるのがテレビシリーズで咲太に助けられたヒロイン1人1人だというのがアツい
この辺のくだりは涙を誘う展開と熱量を感じる展開が交互に繰り返されて非常に滾るものがあります
そして広い意味で今作をもってしてシリーズ全体の“咲太の物語”に一区切りが着くことに気付くと思います
咲太を演じた石川界人さんは今作を持ってして完結とするのが一番幕引きに相応しいのでは?と、今後続篇があるとは思っていないようです


それにしてもこれほどの内容を89分に纏め上げた横谷さんの脚本力、それをテレビシリーズ終了から僅か5ヶ月弱で実現した増井監督率いるスタッフの手腕、そしてキャストによる渾身の演技、どれも大変素晴らしいです
先日、スタッフトークショーに参加してきましたが89分という尺は予算の都合上の絶対条件だったそうです、本当にお疲れ様でした
逆に濃密に内容が詰まったテンポ感こそ『青ブタ』だと思うのでこの選択は結果的に正解だと思いますb
最近、アニメ映画にタレントキャストは必要なのか?という話題を度々目にしますが、逆に考えればプロ声優の底力を感じる映画こそがこの『青ブタ』なんだとも思いますね
それにテレビシリーズからこんなにも早期に映画化の企画が為されたにも関わらず、キチンとした作品を完成させたことは本当に賞賛されるべきことだと感じます
完成が遅れて延期に次ぐ延期とか、そもそも企画された枠の中に納まらずお蔵入りとか、完成したものが極端に低クオリティ…とかいう作品も蔓延っているのが現代のアニメ業界の現実ですからね


唯一失敗と言える事を強いて挙げるのであれば、テレビシリーズ放送前から映画化が決まってたので作品人気の度合いが計り知れず、ファーストランの上映館が経ったの31館しか稼げなかった事でしょうか
おかげで連日満員、入場特典はおろかパンフすら瞬殺
あんなバズり方をするアニメ映画は至極久々です


ところで『青ブタ』の場合、テレビシリーズから一貫していた内容を短い尺に詰め込むことや、音を減らしてセリフを聴かせる、といった演出類が“映画だから”と奇をてらわずに実行されてるのが褒め称えたい
特にエンドロールでいつも通りのエンディングテーマ『不可思議のカルテ』で締め括るというのが感無量


オイラの一番お気に入りのシーケンスは12月31日の晩、ICUの前で寝てしまう咲太がこれまでの全ての出来事が走馬灯のように振り返えられていくフラッシュバックで時間が巻き戻る様を表現したカットですね
あの場面に合わせて作った、というfox capture planのBGMのピアノリバースがバッチリとハマっているのが気持ち良いです


正直いまは何の映画やアニメを観ても『青ブタ』との対比になってしまうwという我ながらメンドクサイ状態に陥っていますw
それほど今作を心の底から好きになれているのです
とにかくいま言いたいことを要約すると、今作に携わった全ての人達に
「ありがとう」
「がんばったね」
「大好き」
を伝えたい
これに尽きると思います


はなまる頂けましたかな?w


【おまけで追記】
双葉の髪型がポニーテールとナチュラルロングが日によって変わっていることに気付いた方もいると思います
何か法則があるのかと思い、テレビシリーズ含め"双葉の髪型のみ"を注視して鑑賞した結果を報告します
ずばり日付の末尾が奇数か偶数かで交代してることに気付きました!
…なんだそれだけかって?
基本的に日付の末尾が奇数だとナチュラルロング、偶数だとポニーテールになってました
これはテレビシリーズ8話で2人の双葉が融合した後の9月1日以降、両方の双葉がお互いを尊重し合っている、というメタファーなのでは?と受け取ってます
もちろん髪型以外の性格描写には変化は見受けられません
ちなみに映画劇中で咲太が「大人の梅ソーダ」を呑んだ際に一度リセットされ、奇数日がポニーテール、偶数日がナチュラルロングになってます
その後の大晦日から年明けに掛けて再リセットが起こり、ラストシークエンスの1月6日、つまり偶数日にはポニーテールに戻っています
何が言いたいのかって?
どっちも可愛いので両方交互に出て来てお得感凄い!制作スタッフGJ!って話がしたいだけですよw

投稿 : 2020/04/04
♥ : 20
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

青春ブタ野郎は泣きゲー的奇跡を起こす

【概要】
 「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は2018年秋クールに放送されたTVアニメ「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」の劇場版作品。原作の6巻と7巻に相当し、TV版(全13話)の完全な続編として制作されています。イメージとしては14話以降が劇場公開になっているという感覚で良いでしょう。したがって、先にTV版を全話見ておくか原作を5巻まで読んでおいてから劇場に向かうべき作品となっております。内容は主人公の初恋の人、牧之原翔子の思春期症候群と主人公の胸の傷に関するお話です。

【劇場版の感想と評価】
{netabare}
 青ブタの長所である心理描写が丁寧さとヒロインズの可愛さは劇場版でも変わらず。ただ人の命が関わっていることがあって、これまで以上に重い話になっています。主人公は自分を殺して心臓を捧げて初恋の人を助けるか、それとも見殺しにするか、という究極の選択を迫られます。咲田は前者を選ぼうとするのですが、自分の命を犠牲にしてまで翔子を救おうとする選択には、少し共感しづらかったですね。

 「お願いだから生きて」と麻衣さんが必死に訴えかけているし、そうそう自分の命を捨てるなんてできないと思うのです。青春ブタ野郎が聖人になりすぎて、ただのブタ野郎のワイには遠い存在になってしまった・・・

 あと気軽にリピートできない劇場アニメとしては少しストーリーが凝り過ぎかなぁ。後半は急展開すぎて、理解が追い付かないところがあって劇場を出てから状況整理してました。原作を読んでいる場合や2周目なら(あるいは状況をスッと理解できる頭脳明晰な方なら)もっと感動できたかもしれません。

 作画はTV同等のクオリティという感じでした。ED曲は不可思議のカルテを全ヒロインがメドレーで歌うという粋な演出。本編でもこれまで登場したヒロインそれぞれにきちんと出番があるので、総じてファンには嬉しい劇場版になっていると思います。原作に魅力を感じた方は観に行って欲しいですね。
{/netabare}

【シリーズを通しての雑感】
{netabare}
 TV放映中から化物語・ハルヒ・俺ガイルなど色々な作品との類似点を指摘されることが多かった作品でして、劇場版もリゼロとかシュタゲとかいった作品名がちらほら挙がっています。ただ全体を通してみると古き良き時代の美少女ゲームの系譜に連なる作品だったかなぁという感想です。

 美少女ゲームで、ヒロインを攻略するにはどうすればよいか?顔を合わせる機会を増やし、話す機会を増やし、一緒に遊ぶ機会を増やし・・・という恋愛ハウツー本のような手順を踏むことはむしろ少なくて、ヒロインが抱えている悩みやトラウマから解放する、これが攻略の鍵になっていることが非常に多いようです。心の悩みから解き放たれた時、ヒロインは主人公に心を許してくれるわけですね。(18禁ゲーなら体も・・・)

 青ブタは各ヒロインの思春期症候群を治癒する、という流れが様式化されている作品です。思春期症候群は心の病。やはりヒロインが抱えている悩みやトラウマを知り、それを解消することが咲田のミッションになっています。ただし本作には桜島麻衣という正ヒロインがいて、早い段階で恋人になる。では以降のヒロイン攻略にはどんな意味があるのか。主人公を成長させるため?それもあるでしょうけど、僕は最後に「奇跡を起こすため」だと思うのです。

 CLANNADという著名なノベルゲーム作品があります。アニメ版も人気ですね。実は「CLANNADはドラゴンボール」という面白い説があるのです。CLANNADには人々の願いが形になった、光の球という概念があります。この光の球は人助けをすることで増えていく。CLANNADで奇跡を起こし、TRUE ENDに物語を導くためには光の球を集めて幻想世界に転送しなければならない。成功すれば、町が主人公の朋也たちを救ってくれる。このCLANNADの世界観は、「ドラゴンボール集め」と似通っていますね。

 さて、青ブタに話を戻しましょう。牧之原翔子は咲田か麻衣、いずれかの犠牲によって心臓を譲り受けて自分が助かる道は選ばず、小学生の咲田と出会わない世界を選ぶことで咲田も麻衣も死なずに済む、という第3の道を選びました。
 
 その結末は、改変後の世界では麻衣がホラー映画ではなく心臓移植の映画に主演し、その反響でドナー登録する人が増え、翔子は助かる。咲田は麻衣と再び出会うことができ、やはり2人は結ばれるというハッピーエンドになりました。めでたしめでたし。しかしどうして改変後の世界で、咲田や麻衣は翔子との記憶が意識の奥に残っていたのかという疑問は残ります。

 この件について既に色々と考察があるようですが、僕はシンプルにこう考えたい。咲田がここまでに何人ものヒロインを苦しみから救ってきたから、彼は奇跡を起こすことができたのだと。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 27

88.3 3 初恋アニメランキング3位
中二病でも恋がしたい!(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (5943)
27312人が棚に入れました
高校1年生の富樫勇太は中学生時代、邪気眼系中二病を患っていた。
しかし、そんな黒歴史を中学とともに卒業し、高校ライフを満喫していた。勇太は周りには中二病だったことを隠していたがひょんなことからある日、クラスメイトで現役中二病患者の小鳥遊六花と半ば強制的に契約を結ぶことになってしまった。

声優・キャラクター
内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、天野由梨、福原香織、設楽麻美、保志総一朗、井上喜久子、仙台エリ
ネタバレ

助手さ~ん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

人は思い込みの中を生きているのかもしれない。中二病は身近な物だと感じた。

タイトルどうり、中二病ラブコメです。
京アニの作画や面白おかしなキャラが魅了ですw

前半は中二病全開のギャグがメイン、後半は恋&シリアス展開となってます。
最初は中二病全開のギャグアニメで恋をどこに入れるのか気になってましたが終わってみると最初にこの作品を見たイメージとは全く違うものでした。
まさかここまで中二病で重い設定になるとはおもいませんでした。
シリアス展開で少し好み分かれそうだけどいい話もあったし僕は好きでした^^
ちょっと切なくなりますね(^^;
意外とラブコメとしても優秀かもしれません。
ギャグは面白いですね~
特に真剣に中二病なのが面白いですw
過去の実績が面白い人も・・・w(モリサマー)
京アニのバトルシーンやBGMもいいですよ^^
挿入歌も凄くいい!

【曲の紹介】
・「Sparkling Daydream」 歌 - ZAQ
この作品のopです。
中二病でも恋がしたい!の『恋』を扱った曲。
映像の立花の指回しに中毒性有りw
テンションの上がる曲です。

・「INSIDE IDENTITY」 歌 - Black Raison d'être(小鳥遊六花、丹生谷森夏、五月七日くみん、凸守早苗)
この作品のedです。
中二病でも恋がしたい!の『中二病』を扱った曲。
立花をはじめとするキャラが歌っている曲です。
カッコイイ曲かと思います!
くみん先輩意外と歌上手いですw
モリサマーの声はカッコイイです!

・「始まりの種」 歌 - ZAQ 
第8話の挿入歌として使われた曲です。
電車の中で立花とゆうたが会話してたときに流れた曲。
浄化されるようないい曲です。
始まりを予感させる曲ですね~
{netabare}すべての始まりは2年前か。。{/netabare}

・「きみのとなりは」 歌 - ZAQ
第10話の挿入歌として使われた曲です。
{netabare} 立花とゆうたが告白するときに流れた曲です。
曲と映像のシンクロ率が高すぎw
『背中あわせじゃなくて』の歌詞のところと映像は軽く鳥肌です。
この曲があったからより演出がリアルに見えました。
早くフルが聞きたいです^^
いい曲なので是非聞いて欲しい。{/netabare}



【中二病について感じた事】
{netabare} 中二病って人が何げに思った事を想像し思い込みその思いが強い人なんだと感じた。
誰しも昔は○○ライダーになりたいだとかプ○キ○アになりたいだとか思うかもしれない。
でもそれは年を追う事に薄れていきやがて消える。
理由は多分なる必要もないし周りもやってないしなどなどだと思います。
でも立花みたいに自分の世界を変えたい、こうありたいと思う気持ちが強い人はその思いを行動にし貫き通すから中二病と呼ばれるのだろう。
何故人々は中二病を笑うのか、それは誰もが行動には示さないけどこうありたいと思った事があるからではないか?
中二病はやってる本人も恥ずかしいと思わないかもしれないけど見てる人も恥ずかしくなりますよねw
笑うということは少なくとも理解しなければ笑えないのでこの作品を見て笑ったあなたは既に中二病は身近な存在ではないだろうか?w
人は思い込みの中を生きているとしたら中二病は身近な存在だと思いました。
まあちょっと行き過ぎちゃったのが中二病ですねw
でも自分に素直で一番楽な生き方かもしれないですね(^^;
オススメはしませんがw
ちょっと色々考えてしまった(^^;
本来そんな作品ではないですので楽しんで見てくれるといいですw
僕も楽しんで見てました~{/netabare}



  【ここから下は各話の感想です】
{netabare}
【1話感想】
{netabare} とりあえず1話の感想です!
まず京アニの作画とopに魅了されました~
opの絵はとても良かったです!

アニメの内容はタイトルどうり中二全開でしたww
ここまで引っ張るかと思うほど攻めてきましたね~
しかしクドさを感じず楽しめました^^
むしろ笑えましたww
ここまで中二ネタやられると新鮮で、すがすがしいですねw

作画も安定していてキャラクターも可愛かったですね^^

正直タイトルで中二病のキャラが出るのかなと予想してはいましたがまさかここまでとは・・・w

これからどうなるか楽しみです!

2話も楽しみですね~{/netabare}

【2話感想】
{netabare} 2話でも相変わらずの中二病全開です!
会話のほとんどが中二病で普通なら違和感を感じるはずなんですが・・・何か慣れてきたのかな?
それとも僕が中二病なのかな?www
今回も面白かったです^^

六花と姉のバトルシーンは凄かったです!(妄想)
クオリティー高いですねw
すみませんが他のバトル物のアニメも見習って欲しいくらいの出来でした。(あれこれバトルアニメじゃないよね?w)
立花と委員長さんは今回も可愛かったです^^{/netabare}

【3話感想】
{netabare} 今回のお話では新キャラ、部活動と物語が動きそうな予感を感じる回でした。
部活動はやっぱり青春って感じがしますね^^
まあ立花は空想の世界を生きてますがw
新キャラも中二病でしたね^^
部活動作ろうと思った理由と部活名が痛々しすぎますね!
僕があの学校なら何回かすどうりして笑いこらえるのに必死ですよw
中二病が二人いると普通の会話してるように感じるのは不思議です!w
中二病が2人いるとめんどくさいですね~
でも楽しそうです^^
にぶたにさんは何故か部活に入りたいと接近してきました!
その心はいかに・・・
次回も楽しみです^^ {/netabare}

【4話感想】
{netabare} 今回のお話で丹生谷さんの過去が明らかに・・・w
今回も妄想バトルがありましたがクオリティーが毎回高いですね!
戦ってる本人達にはあれが見えているのか~
レベル高いなww
丹生谷さんの過去は魔術師で精霊使いでしたかww
またレベルの高いことw
魔法陣分かるはずですよね~
普通の人だと思ってたんですがどうやら間違いでした^^
凸守さんは語尾のデースがウザすぎるww
でもクセになるのでokです^^
元中二病と現役ではやはり現役の方が強いんですね!
新たな発見ですw
モリサマーとダークフレイムマスターはあの部活にいちゃいけない気がするww(復活したらどうするの?w)
モリサマーは可愛かったですが怖いですね~
5話も期待です!{/netabare}

【5話感想】
{netabare} 今回の話では立花好きにはたまらない回ですね^^
表情の変化が可愛かったですw
まだ見てない方は注目です^^
ちなみに僕が好きなのはモリサマーですw
数学は僕もダメなので立花の気持ち少し分かりますw
あいつら何考えてるのか分かりませんw(冗談です)
流石に2点はないですが・・・
そしてまさかの凸守!
中等部学年トップが中二病で変な喋り方って理不尽すぎるww
他の人もう少し頑張ってw
僕は泣きたくなってきたのデースww
凸守は安定のウザさでした^^
黙ってれば可愛いのに黙ってれば・・・w
ユウタかっこよかったですね^^
立花はやっぱり友達少ないのかな?w
でも本人が楽しいならそれが一番です^^
それとも本当はさみしいから中二病になったのかな?
次回も期待です!{/netabare}

【6話感想】
{netabare}今回はいっしきがメインの話でしたw
いっしきの男の生き様はかっこよかったですw
なんだろう謎の感動?ww
いっしきの坊主無駄に可愛いですね^^
モリサマーと凸守笑い過ぎでしょww
いっしきは男にモテるパターンだね!
いつか女にもモテるといいけど。。。


モリサマー怖いですね(^^; 
何あの脅したあとの眩しい笑顔w(可愛いw)
ダメだ騙されるww
凸守とモリサマーの対決はこれからも続きそうですね~

電車の前で立花とゆうたが手をとるところは良かったです!
風が騒がしいな・・・w
そして訪れる夏!
次回も楽しみです^^{/netabare}

【7話感想】
{netabare} 前半笑わされて後半しんみりするいい回でした!
くみん先輩は癒されますね~
一色はデレデレしすぎww
出番あって良かったね^^
相変わらず凸守はうざいなww
面白すぎるけどw
凸守とモリサマーはいいコンビですね^^
日焼けww
本当仲いいなw 意外と似たもの同士なのかな?w

立花のお父さんの話はしんみりしました。
立花はパパが死んだ事を信じたくないんだね。
もしかしてさみしいから中二病になったのかな?
不可視境界線を探す理由が分かった気がする。
立花の涙とBGMが反則過ぎて少し泣けました^^
次回はバトルから入るのかな?w
続きが気になりますね! {/netabare}

【8話感想】
{netabare} 今回の話も良かったですね^^
ゆうたと立花の距離感が絶妙ですね~
中二病のことはやっぱり中二病の人しか分からないよね。
自分と同じ境遇の人だからこそ立花を分かってやれるんだと思いました。
回想シーンのゆうたww
きっと立花にとってダークフレイマスターは憧れなんだね。
今は恋に変わってきてるみたいです^^
でも立花は気づいてない様子。
次回も楽しみです!{/netabare}

【9話感想】
{netabare}立花がとても可愛かったです^^
中二病設定と現実の感情に揺れる所がいいですね。
応援したくなりますね。
モリサマー、くみん先輩との会話も良かったですw
天然と中二病は相性がいいのかな?w
凸守はやっぱり頭がいいみたいです(^^;
クラスでは意外と人気者なのかもw
最後のゆうたと立花が抱き合うところも良かったです!
次回も楽しみ^^{/netabare}

【10話感想】
{netabare} 立花もゆうたも自分の気持ちに気づきました。
凸守はアホだけどいい奴ですね^^
立花の事を理解している良きサーヴァント・・・
じゃなくて友達だねw
立花とゆうたの告白シーンで流れた曲が凄くあってて良かったですね~
見てるこっちも恥ずかしくなったけど恋っていいなと思いました^^
小指を繋ぐとことか特にいいですねw
立花がお父さんの好きな曲歌ったところとか凄く切ない気持ちになりました。
そしてついに眼帯を。。。。
次回も見所ありそうです!

あと一色お疲れ様ですw
流石くみん先輩タイミング素晴らしいww
モリサマーは今年で716歳か・・・w
長い生きだねww{/netabare}

【11話感想】
{netabare}最初に中二病は決していいことだとは思わないと定義w
今回の話は立花が中二病を卒業して3週間後のお話。
立花が眼帯を外しぎこちないながらも普通の会話をしていたがその時点で違和感がw
凸守はアホで中二病かもしれないが生き生きしていたのに対し立花は何か我慢している様子でした。
さなえちゃんwww(凸守の下の名前)
凸守は何度も立花を本来の形に戻そうと頑張っていた所が印象に残りました。
今日1日で何回デースを聞いたことかw
モリサマーが凸守を抱きしめるところは流石コンビだね^^
ちょっと感動w
立花もゆうたも現実にとらわれて本当にしたいことや信じたい物に素直になれんかったと思いました。
それが普通なのかもしれないが。。。
みんなそんな物は本当にはないと分かってでも結局人は無いものねだりなのだろう。
中二病も一つの個性と考えると今の立花は抜け殻。
それはとても悲しいことだと思う。。
現実と空想の狭間で揺れる彼らがどんな答えを出すか次回に期待!次回最終回かよw ちょっとさみしい^^
爆ぜろリアル!弾けろシナプス!バニッシュメントディスワールド!!をもう一度立花の口から聞けることをひそかに期待しておこうw
一色も頑張れ!!(ついでw) {/netabare}

【12話感想】
{netabare} いよいよ最終回!
あれ、凸守らしき人が・・・w えええええww
凸守も違和感が(^^; 
メッチャ普通に可愛い女の子になってるしw
くみん先輩はついに目覚めたのかw
立花にそっくりでした(^^;
みんな立花とゆうたの事を心配してて暖かいな~と思いました。
結局一色は最後までいいとこなしw
痴漢役にさせられてかわいそうww (顔やめてw)
今頃は刑務所かな?w

モリサマーの『人はいつも何かに病んでいる』という言葉が印象的でした。人は結局思い込み、イメージの中を生きてるのかなと思いました。
それがたまたま中二病になっただけで根本は同じなのかもしれませんね(^^;

立花とゆうたは青春って感じで良かったです^^
立花はダークフレイマスターに元気をもらい自分の現実(父親の死)を少しでも変えたいと思い中二病になったんだなと思いました。
最初はダークフレイムマスターに憧れ最後は恋したんだなと思いました。
それにしても2年前のゆうたは捕まるレベルww
でも本気でアレができるのは凄い!
中二病が人の心を動かす事もあるんだね。
立花にとってダークフレイマスターは特別でダークフレイマスターじゃなきゃダメだったんですね^^
まさか中二病でこんなに壮大な話になるとは思わなかったけど楽しませてもらいました!
僕たちは少なからず中二病とは関わってるのかなと思いました。
不覚にも中二病でも少しはいいのかもと思ってしまった自分がいるw
僕も私も中二病でもいいじゃないか?w
決めるのは皆さんです^^{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 77
ネタバレ

ゆ~ま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

DVD7巻(Lite全話と13話)を観ての感想。

原作小説未読。

総評的なもの。
{netabare}
・個人的にはくみん先輩が好みでした。
・たまに見せる、素の六花もなかなかw
・物語としては序盤~中盤の、ドタバタコメディ&ラブコメパートが好きでした。終盤のシリアス展開辺りは微妙に納得できないです。
・勇太&六花以外の面々にも、もう少しスポット当てて欲しかったかな?と思います。が・・・1クールでは厳しいですよね。かと言って2クールにして間延びしてちゃ台無しでしょうし・・・。
・画的な点は・・・素晴らしい出来だったと思います。人物・背景・動きどれをとっても良かったと思います。
・故に惜しいのはキャラデザかな?と。「京アニ」ブランドとしてみれば当然の選択なのかもしれませんが、やはり同社製の他作品と(他社製の物とも)ダブる部分が否定できません。
・OP、ED共にお気に入りです。個人的にはOPのが上位ですね。アニメそのものに対する感想ではないですが・・・ED曲もZAQさんverのが・・・。作詞作曲担当のZAQさんには、これからも注目していきたいと思います。
{/netabare}

以下各話レビュー。
{netabare}
13話・Lite全話鑑賞後----
まずは改めて・・・この作品はコメディ要素を前面に押し出した方が面白いな~と感じました。確かにそれだけではいずれ飽きてしまう可能性が高いとも思えますし、シリアス要素そのものを否定するつもりは無いのですが・・・。

ジャケットのあらすじを読んで正直・・・「え!? あの2人のクリスマスネタ!? 何も起きないでしょ。」とか思いましたw
ま~実際・・・お膳立てしたのは周囲な気もしますし、一色は相変わらずでしたし、何より「何か起きたのはそこか!?」とw

いや~面白かったです。
こんな方向性でなら2期に期待したいと思います。

12話鑑賞後-------------
最終話ということで、普段以上に気合入れて視聴。

11話終盤からどこかギクシャクした勇太&六花でしたが・・・想像以上に深刻でした。六花はともかく勇太は・・・ちょっと自覚無さ過ぎかな?とも。いや、横から観てるだけだからそう思えただけなんでしょうね。当事者になっていたら、そうは思えないでしょう。

序盤から出てくる、くみん先輩による「二代目・邪王真眼」がかなりハマりました。弾け具合は初代に比べ控えめだったように思いますが、雰囲気は見事な再現っぷりでw 浅倉さん、GJです。

凸守は・・・結局何者なんですか?w 六花実家に来ていたときの車は何?w 運転手っぽいのいませんでしたか?
そして中二病発病前(というのか?w)の気持ち悪さと言ったらありませんでしたね。見事に勇太とセリフが被りました。

丹生谷さんのセリフは一理あるかと。
「人はいつでも何かの病にかかっているのでは?」という意味合いと理解したのですが、ラストのナレーションに通じる物が感じられました。
表現方法や方向、傾向が異なるだけで、何歳になってもその意味としてはあまり差が無いのではないか? そんな風に思えました。

実は六花の恋心はもっと以前から存在していた、という点は素直に驚き、納得できました。確かに初対面からにしては接近が速かったですからね。

ただ・・・。
父の死にきちんと直面できなかった、という六花の心の傷?という点は理解できますが、そこが起点に中二病を患ったみたいな展開は頂けないかな、と。結局はその時に見かけた勇太の姿に憧れて、ということにはなるわけですが・・・。
何かイマイチ納得できないといいますか、安くなってしまっているといいますか。上手く表現できないです。

11話鑑賞後-------------
物語前半殆どがテンション高め・明るい・(ラブ)コメディ展開(ちょっと伏線風味?)だった分、ここ終盤での「落差」がそれなりに激しいように感じます。

が・・・その落差も個人的には今一つでして。
先が読みきれてる部分(あくまで勝手な予想ですが)、何か一つ筋が通っていないように感じる部分(特に勇太君)、六花の中二病の要因の1つと思しき「父の死」。
それらが落差を安くしてしまっているように感じます。
今思い返してみると・・・実家でしょうか、祖父母の家に行った辺りでのやりとりを、少々長く扱い過ぎていたようにも思います。
「落差」をもっと急激に出してくれたら、感情移入できたかな?と思います。

次回最終話ということなので、ここらの物語の感想は次回に持ち越したいと思います。
勇太&六花の進む先は・・・?

10話鑑賞後-------------
どうやら勇太も六花も自分の気持ちに自覚できたようで何よりです。そしてお互いがそれを口にすることで、互いに伝える。ニヨニヨ好きな人間としましては、大変美味しく頂くことができました。

で・・・「2012秋BEST」に書いたことと若干矛盾してくるんですが。個人的にはこれ以上のゴタゴタは見たくないんですよね・・・。
「くっついて終わり」では他のキャラの存在とか適当すぎる気がするので、彼らなりのエピソードが欲しいところではあります。
ですが、ここから勇太&六花の間に更に何か起こされるのは、何か違うような・・・。六花の家庭の事情とか無視できる点では無いとも思えますが。

9話鑑賞後--------------
8話では小鳥遊家の事情が明かされ、2話続けてテンション低めのお話だったと思います。
そして六花と勇太は小鳥遊実家から逃避行、と。

一色君の扱いがやはり酷いといいますか、可哀想になってきますw

で・・・まさか9話でようやく気持ちを自覚するという展開になるとは思わず・・・。いや「らしいもの」には気付いていたけど、そのものの正体を知った、というところでしょうか。
動揺しっぱなしの六花さんは、可愛いですね~。
(というか可愛い娘が焦ったり、慌てたり、揺れ動く姿が好きなんだと再認識・・・)

丹生谷さんが六花のフォローに回る辺り、さすが委員長と。元中二病を隠す為だけかと思いきや、元々こういう気質なんでしょうね。バイオレンス気味で口が悪いだけかと思ってましたが、評価up。
そしてくみんさんは・・・天然モノの天然さんだと信じたいです。狙ってとかキャラ付けとかは・・・勘弁してくださいね、ホントw

7話鑑賞後--------------
くみん先輩が白かったw
丹生谷さんと凸森さんの日焼けが驚きでしたw

そして何より・・・ここまではテンション高めの物語だったのが、今回はシリアス成分多めで。こちらも意外でした。
小鳥遊家の家庭の事情が見えてきて、六花の行動の起源のようなものも見えてきて。

良い意味で期待を裏切ってくれてます。

6話鑑賞後--------------
丹生谷さん、放送当初から見事なまでのキャラ豹変ぷりですねw そして見事な脅迫ぷりw (「キルミー」のやすなさんとcv同じわけですが・・・同じに聴こえないw)

一色君のフォローをしたいわけではないですが・・・確かに見つかったのはマズいね。
発案者として、坊主頭にして他の男子を守ったことは評価に値するかと思います。

アジト(部室?)に設置された(電飾)魔方陣が意外な活躍をみせますね。今回の一色君の頭は光り過ぎだと思います~。

小鳥遊姉の依頼で幕を引いた6話。
次回はどんな方向にお話が向かうのでしょう?
というか、どこに来てくれと・・・?w

5話鑑賞後--------------
近頃「次回予告が無い」もしくは「次回予告になってない予告」な作品が多い気がしますが・・・。
コレもその1つかとw
別にそれが悪いとも思いませんし、むしろ魅力になっている物もあると思います。

で、正直この作品の目的地って何処なんでしょう?
各キャラ一通り出揃って、何か展開あるのか?と思ったら・・・むしろ停滞気味?
唯一進んだように思えるのは、勇太と六花の関係の一歩というところでしょうか。

何だかんだで封印しているはずの勇太君の中二病、結構漏れ出てると思いますw

それにしても2点か~。
いえ学生時代、数学で200点中1ケタとかやったことあるんで全く笑えない立場ですがw

4話鑑賞後--------------
丹生谷さんが部活?同好会?に入って、ハーレムちっくな展開になるのか?と思っていましたが。

何ともまぁ、彼女まで(元)中二病患者だったわけでw それは予想してませんでした。しかも凸森さんは六花にベッタリなのでハーレムな展開にはなりそうも無く、余計な心配でしたw と勝手にひとまず安心していたりします。

「類友」とはよく言いますが・・・周囲の中二率(もしくは変人率?)高すぎでしょうw

3話鑑賞後--------------
今回も無駄に?w気合の入ったバトルシーンでw 寝転がっての再現かよ!?とw

物語的には・・・「中二っぽい」というより「ハーレムっぽい」匂いがしないでも無いですが・・・w

凸森さんも登場して、丹生谷さんも正式に参戦?して、これからが本領でしょうか?

とりあえず3話の時点で、今クールの軸に認定したいと思います。極端にハーレム展開されたり、あまりに勇太君が優柔不断だと評価が逆転しないでもないですが。

個人的にはくみんさん推しでw

2話鑑賞後--------------
お姉さんと六花のバトルシーン、気合入ってましたね。そして現実とのギャップがまたw どんな、おたま使いかと。

きめらって・・・あ~確かに、背中に羽、蛇っぽい何かが付いてるw

登場順から、次は丹生谷さんかと思いきや・・・。
「五月七日」で「つゆり」か~。うん、初見では読めないですねw
どこかで聴いた声だと思って、結局EDまで分からなかったのが情けない。ごめんなさい浅倉さん。
六花と勇太の会話を普通に聞いているあたり、彼女の立ち位置がどこら辺なのか不思議です。

登場するどの女性キャラも可愛らしく描かれていて、今のところその方向では満足しております。
 
1話鑑賞後--------------
物語については今後次第といいますか、本題にも入っていないでしょうから、追々。

声優さん達についても、追々。
キャラ出揃ってないでしょうからw

秋アニメを放送前にキャスト・スタッフ・スケジュールなどをチェックして気になっていた1つが、この作品のOP曲でした。「咲-阿知賀編-」EDを担当してらしたZAQさんの曲です。こちらについては文句無く。一度何とかフルコーラス聴いてみたいですが、CD待ちですかね~。

画方面ですが・・・良くも悪くも京アニですね。
個人的には悪い方に、気になっています。
恐らく京アニ純粋培養なタイトルなんでしょうが、過去に観たことのある京アニ作品に近すぎるように感じます。
スタッフや製作会社などが近ければ、作風が似てくるのは仕方がないこと、むしろそれこそが「社風」なのかもしれませんけども。
OPは若干観づらい(画面の切り替わりが早いので、目がチカチカします)ですが、面白いとは思えました。
が、EDは・・・正直初見で「どこかの軽音楽部っぽい」と思えてしまいました。いや、これが持ち味だとも思えますが・・・。

主人公のcvは福山さんですが・・・あの声が聴こえて、他に「小鳥遊」というキャラがいると、凄い違和感がありますねw

初回だけですが、ちょっと酷評気味になってしまいました。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 34
ネタバレ

アスピリン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

何度見ても最高の作品だと断言できる!

放送終了から1か月ぐらいでBDなども発売していますが、何度見ても最高の作品だと断言できますね!

まずテンポのいい会話に飽きることがないですし、各キャラの個性も強い、また最高の作画や最高のBGMなど本当に完成度の高い作品。

個人的な話になってしまうかもしれませんが、やはり六花の可愛さは他の作品のヒロインを凌駕しているんじゃなかろうかと?思っています(笑)
(その六花のの可愛さを引きj立てているのも他の3人の部員のお陰だとも感じます!)


テレビの放送は終わってしまいましたが、今後OVAなどのタイトルに期待したいかなーって気もします。
ただ、変に内容のない2期にするぐらいならこのままいい思い出で完結していてもいいのかなーって気もするんですよね・・・


タイトルで観る気がしないという人もいるようですが本当にいい作品なので是非とも見てもらいたいです!!!!

絶対に期待を裏切らない作品だと思うので・・・・
(私はこの作品をタイムリーに見ることが出来たことがうれしかったです!)










11話感想{netabare}

これまでで最大の鬱回だったと思います。
森夏の言う通りでお互い意地を張っている感じで、無理やり中二を内に押しこめている感じ。

六花は勇太にそのことを言って欲しいと思ってるみたいだし、勇太もそれを言いたいけど 言ったら無責任ということで言い出せない感じがなんとも言えませんでした。

そのことをデコに指摘され、わかってて言えない現状へのモヤモヤをデコにぶつけてしまいましたね。
(本当にデコがかわいそうだった・・・・・・・)

中二のいいところである笑顔要素が全くない鬱回でかなしい11話でした。 {/netabare}

10話感想 {netabare}

六花も勇太も自分自身が好きな相手を認識したところで・・・ものすごく痒い展開になってましたねw

六花はなんとなく勇太のことが好きなんだろうっていうのはわかってましたが、勇太があれほどまで六花のことを好きだったとは・・・・(笑)

何はともあれお互いの気持ちを確認したところで、文化祭に突入したんですが、ここで六花を中二に突き動かした要因になったかもしれないであろう 母親がお弁当を持ってきて勇太と遭遇。

なんかお母さんがすごくかわいそうな感じでしたね・・・
それを感じる勇太・・・

ここは回想シーンだけとなりましたが、眼帯を外すように指示する勇太と拒む六花。

落ち込む勇太でしたが、最後のシーンでの六花の右目と歌っている曲に色々詰まっているみたい。 {/netabare}

9話感想 {netabare}

ここまででも十二分に満足だったし、面白すぎたんだけど9話を見終わって「最高すぎるでしょ!!!」と更に文句のつけようがないです!

ストーリー構成もそうだし、キャラデザインの秀逸さもそうだし、背景絵の綺麗さもそうだし、その背景絵を引き出す意味でのBGM、またカメラワーク(視点切り替え)もすごい! 
もちろんキャラが可愛いっていうのは言わなくてもいいぐらい

ヒロインである六花が既に勇太に抱いている中二妄想が恋であることを認識しているあたりがすごくストレスなく見れましたし、それに当然気づかない主人公、アシストする森サマーも素晴らしい!

ラストのシーンとか言葉を失ってしまうぐらい綺麗な校舎まわりの背景・・・圧巻。。。
(ただ屋上?の手すりの適当さはBDなりで修正したほうがいいかもね?w あれは現実離れしすぎている危なさです・・・。)


来週も楽しみすぎるんですけど、あと3話ぐらいしかないと思うと寂しい・・・・・・・・・・。
絶対OVAとかは出して欲しいし、この作品の世界観にもっと浸っていたいな~    真面目に。 {/netabare}

8話感想 {netabare}

すごく惹きつけられる。
どうしたって観たくなる。
それが中二病の特徴かと思いますね~

本当に面白すぎるんだよなー、今のところ今期ナンバーワンは中二かなって思ってるぐらいです!
(同意見の人は多いはず!)

今回でひと段落しそうな感じだったので、次週からまた可愛い邪王心眼を拝められそうです(笑)

来週が待ちどおしい~ {/netabare}

7話感想 {netabare}

前半からどこか六花が実家に帰りたがらないな~って雰囲気があったんですが、てっきり実家のおじさんなどが嫌いなのかな~って思ってました。

ただ、それ以外にもやっぱりありましたね。

六花は父親がまだ生きていると思い込み続けているのが原因みたいですね。

思い出の地が売地っていうのもさびしかったですね・・。

ラストのシーンが中二戦闘への導入だったので次回は戦闘から始まるのかな??


あと、勇太はいい子だね~。
こんなやさしければ中二でも恋はできるだろ!(笑)

またキャラデザインは今期の作品でダントツの1位だと思います。サブキャラにも凝っているあたりがすごいよね~{/netabare}

6話感想{netabare}

タイトル通りで踏切のカットはあまりにも印象的なシーンでしたね。(このような感じで作品の分岐点となりえる箇所をあえて他の演出とは一線を反して製作しているのは本当に素晴らしく記憶に残ります!
今までで1話で中二病たちの残骸を捨てずに取っておく選択をした際のBGM、加えて今回の踏切シーンのBGMは異質でいいな)

まだ6話までですが、ここまでの総括でいうと
やはり細部までしっかりと作られていて 丁寧に且つ大事に作られている気がします。

こういった作品はもっともっと評価されるべきですし、もっともっと多くの人にタイトルで観るのを止めたりしないできちんと観て欲しいですね!それだけの価値は十分!


はやく7話がみたいなー。。。 {/netabare}

4話感想 {netabare}


のことをてっきり普通の可愛い女の子で物珍しさだったり主人公への興味で入部希望したのだと思っていたんですが、まさかまさか自身も中二病だったとはwwww

しかも結構有名人なのかな?!


全体的には こういう予想外の展開でストーリーが進んでいくのは見ていて面白いですし次回以降が楽しみでなりませんね!(中二病戦闘の力の入れ方からのリアル戦闘へのシーンの切り替えとかもうね・・w)


一応これでメンバーは揃ったみたいなのでこれからさらに楽しくなっていきそうです!

2話感想 {netabare}

しかし、、、ものすごい中二力ですねw
なんかここまで来ると普通に呆れを通り越して可愛さ満点です!(笑)

中二力を存分に生かしたキャラ作りは素晴らしいですし、これだけ評価+注目度が高い作品ですが、単純に中二を極めるだけでなく、ストーリーにも目を見張る展開を期待したいですね!(まだ2話なんでストーリーで魅せろっていうのは難しい話なんだけど、2話でいうと姉からの相談っていうのが割と真剣み味があってよかった)


また中二全開バトルシーンの作画はすごかったですね・・・・・本当に労力の無駄使いって感じだよ(笑)
加えて、BGMがその辺の安っぽいバトルアニメなんかより気合が入っていて笑ってしまったよw

もうこの辺がさすが京アニメってことになるんだろうね。 {/netabare}

3話も期待! {/netabare}

1話感想 {netabare}

中二病はかなり重症でしたね(笑)
1話を見ただけなんで何とも言えませんが、なとなく京アニ補正ってあるんだなって思いました。


それを感じたのがタイトルにあるようにBGMを用いた雰囲気作り。
はちゃめちゃな展開からいきなりムードを変えたり、最後の場面みたいに切ない空気を演出するためのBGMにしたりと、やっぱりこだわるところが違うな京アニ!

加えて、京アニの作画は安定していて、もう言うことなしです。素晴らしい。


で、原作未読の私が最も気になっているのは、果たして単純に中二病の2人を描いていくのか、それとも本当にSFをかすめるぐらいの展開になるのかってことです。
(個人的には"電波女と青春男"のOVAみたいなギリギリSFをかすめるぐらいがあるんではないかと期待していますw)

あとはなんといっても六花が可愛いってことかなw
まさに愛らしいとはこの事か!!って思いましたよ!


今後、更に期待していい作品トップですね。 {/netabare}

開始前レビュー {netabare}本日、京アニチャンネルなどで配信されました学校編。
私のイメージとだいぶ違っていましたね。

てっきり無口な中二病の女の子かと思っていたんですが、実際は可愛いらしい普通に喋る中二病の女の子でしたw
と言うか、ドジっ子って感じのほうがニュアンス的には近いのかもしれません。(6分ぐらいの短編だからこそ、製作側の意図が表れていると信じたい(笑))


情報によると「涼宮ハルヒの憂鬱」に被せたみたいな不思議な方向にいく可能性もあるみたいですし、なんでも長門をイメージしたとかw
ってことはですよ!ハルヒみたいなSF要素がどれぐらい入ってくるかも期待したいところですよね。


なんとなく普通の学園アニメって感じがするんですが、SFテーマが入ってくるって事なら話は全く変わってきそう。


また、少し話がそれますが、CVが非情に良い感じですね!
声優で勝負するのではなくて、物語で勝負って感じがとっても好印象です!!
京アニの力を見せてもらいたい!



TV放送開始まで楽しみですね。 {/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 14

85.3 4 初恋アニメランキング4位
君に届け 2ND SEASON(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (1787)
9204人が棚に入れました
長い黒髪と陰気な見た目のせいで「貞子」と呼ばれ、クラスメイトたちから避けられてきた黒沼爽子。しかし、高校に入学し、明るく爽やかで男女問わず人気のある男の子・風早翔太との出会いから勇気をもらい、友情や恋、ライバルや友達の失恋などいろんな「初めて」を経験し、大切な関係を築いていく…。

声優・キャラクター
能登麻美子、浪川大輔、沢城みゆき、三瓶由布子、中村悠一、平野綾、宮野真守
ネタバレ

ドラれもん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

雨のち晴れのち曇りのち爽風

泣いたり・笑ったり・くよくよしたり・一途に風早を想う爽子の事を見て 僕は爽子を一期の頃から応援していました

☆未視聴の方へ
純愛です あなたに耐久力がなければ 皆の一途な想いに悶え苦しむかもしれません

あなたの目はきっと、少女漫画のヒロインのようなクリックリのキラッキラの目になるでしょう。

この先は視聴してから読んで頂いた方がいいです
{netabare}



☆「爽風」 タニザワトモフミ オープニングテーマ

この爽風って歌は風早が爽子の事を想って書いた歌詞なんじゃないのかな~って想像を 僕はしてしまいます

君に届けの中で僕は一番大好きな曲です


まさかギャグやバトル漫画等が大好きだった自分が 少女漫画のアニメにまで手を出すとは・・

でも僕、能登麻美子 さんの声好きなんですよ(。・_・。)

爽子のキャラに のとまみってハマリ役だと僕は思うんだけどなー


一期の頃から見ていてじれったい爽子の事を応援目線で楽しんでいた、

そんな僕の思考回路がショートしたあの!

  9話のラスト!

今まで何度も自分の脳内では爽子の背中を押していたのですが(頑張って気持ちを伝えろっ!爽子!って)

急いで教室に走って行った時の爽子の風早への想いが詰まったセリフとあの音楽!(良いっ!凄く良い!)

「届いて欲しい・・」 

「届け・・」

「届けっ・・・!」 には


ドラれもん「届くよーー絶対に届くよーー頑張れーー!」

・・ってもう完全にテレビにかじりついていた僕は

ドラれもん「えーー!今いい所なのにここで終わりー? 早く続きがーー」ってなりまして

  で、10話 

すれ違う二人の想いに・二人のその熱演に魅入っていました(ここ大好きなシーンです)

風早に出会ってから今までの沢山の 「ありがとう」 を一生懸命に伝える爽子

それでこの後の爽子のあの言葉に 完全に理性の失った!危険な風早が(←この風早は冗談で書きました^^)・・

教室のドアをガラガラって 爽子の手を引き寄せ教室の中へ!・・


ドラれもん「ウオーーッ!かーーぜーーはーーやーー!!!やーーめーーろーーーっ!!」 


と、のた打ち回りながら心の中で叫んでしまった僕はひょっとしたら、

爽子の事を心の中で応援しているうちに

段々と爽子の事を好きになっていってしまったのかも知れません



でも良かったです本当に 君に届け 最後まで見る事が出来て


どうしよう・・2NDの続き見たいけど でも少女漫画はさすがにな~ 
家にお客さん来た時に誤って部屋に入られたらな~~

そうか! ベッドの下に・・ってエロ本かっ!! みたいな事を今でも考え漫画の購入をどうしようか悩んでいます(゚-゚;)

{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 20

クロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

うれしいな。 一人で完結してない世界は、 思ってたより、 ずっとうれしい。

これでもかってコソバユイ
でも話にすっと入って行けた構成は上手いとおもった。

本作は「 ピュア少女 ・ 爽子の成長が心に響く青春グラフティ 」の副題が示す通り、主人公「 黒沼爽子 」の心の成長と、ささやかな恋愛を描くドラマなのですけれども、「 爽子 」と「 風早 」の織りなすほのぼのとした「 気になる 」展開の中に、「 千鶴 」と「 あやね 」との友情を描く『 友達編 』やライバル登場の『 くるみ編 』、親友「 千鶴 」の失恋を描く『 千鶴ロストラヴ編 』が、3つの山場となって展開します。

個人的には『 友達編 』が最も感動の強かったパートに思われまして、続く2つのピーク、『 くるみ編 』も『 千鶴ロストラヴ編 』も『 友達編 』ほどのヴォルテージを越えられなかったのが非常に残念に思いましたね。
良い事は良いのだけれど『 友達編 』ほどの感動はなく、いわゆる「 竜頭蛇尾 」形のようになってしまったということでしょうか。

「 爽子 」と「 風早 」の仲も、 2ND SEASON のようなスレ違いや誤解もなく、何となくダラダラと進展した感じでした。
特にそれは終盤の「 クリスマス編 」や「 初詣編 」に強く感じられまして、この2人のラヴドラマは 2ND SEASON まで待たなければなりません。

主人公の「 爽子 」に関しては、初めの頃の「 何もできない 」、「 何も知らない 」 爽子が次第に友達もでき、恋愛感情を持つ普通の女の子に近づくにつれ、魅力が徐々に失われてきたような気もしましたね。
ただ、狼狽したり、勘違いした場面などで登場する「 スーパーデフォルメキャラ爽子 」は極めて可愛かったとは思います。

脇役では「 風早 」以上に「 千鶴 」と「 あやね 」の活躍が目立ちました。
この2人の縁の下の力なくしては、この作品は有り得なかったと言っても良いでしょう。

なお、『 くるみ編 』の途中だったか、本編終了後の番組宣伝のコーナーで、とんでもない「 ネタバラシ 」が暴露されてしまい、その後の視聴意欲が減衰してしまったのは大きな事件でした。
思うにこれが本作の最大の落とし穴だったかなぁ、と。

基本的には詩情あふれる「 良い 」アニメだったと今でも思っています。
エンディング曲、何を歌ってるのか良くわかりませんでしたが、本編の余韻に浸り、激しく感涙に噎ぶことが多々ありましたね。

本作を1期、2期に分けて評価しろ、というのも如何なものかと思われますが、本作は 2ND SEASON と併せて視聴してこそはじめてその良さがわかるというものでしょう。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6

ふきゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

THE 少女漫画2期

少女漫画、少女漫画してましたねー!


じれったいし、ニヤけてしまうし、すれ違い多いし、
「あー、もう!!」と何度言ってしまったことか(笑)


クラスから避けられがちで自分に自信のない陰気な女の子が
超爽やかでクラスの人気者に憧れ恋しながら
徐々に友達を作り友情を育んだり、
恋敵や厄介者に振り回されながら成長していくお話。


能登さん演じる爽子、普通に可愛いのになぜに貞子?と思いましたが、本当に自信なさすぎだし、
逆自意識過剰といいましょうか、自分を下に見すぎで少しイライラした時もありましたが、充分可愛らしいキャラでしたbb
浪川さん演じる風早くん、この子爽やかすぎ!!!さすが少女漫画の男の子でしたbb
いい子だけれども少し短気だったり照れ屋だったり可愛らしい所もあり
あんな子いたら絶対惚れるよね(笑)って感じのキャラでした!
沢城さん演じる矢野ちん、いい姉御!!!
洞察力の鋭さといい、ドSっぷりといい、気の強さといい、本当に良い友達!!
THE姉御。貴女に一生ついていきやす←
三瓶さん演じる千鶴ちゃん、カッコ可愛い子ですbb
鈍感だし少しアホっぽいし色気に欠ける所もあるけれど
運動神経抜群で義理と人情に熱いとってもいい子でした!!
中村さん演じる龍、何だかんだ言っていい奴bb
マルちゃんや甘酒を請う姿が可愛らしい(*´Д`*)
ある意味一番同情し、応援してしまうキャラでした(笑)
平野さん演じる胡桃ちゃん、嫌な女してましたねー。
ずるくて(可哀想な意味で)可哀想な女の子だったけれど
最後は正々堂々としてたのでよかったんじゃないかと思いますbb
宮野さん演じる健人、マジイライラする何コイツ憎めないんだけど(笑)←
まあでもコイツのおかげで絆も深まった...?
よくいる偽善者というかなんと言うか、仕方ないキャラでしたb
小野さん演じるピン、この人本当にウザいけどウケます(笑)
Good jobな時とコイツ...って思う時もありますがいていいキャラですb


声優陣は上の通り声優ヲタには(?)豪華でして皆様いい役してましたbb
原作から見ていないので合ってるか合ってないかはあまりわかりませんが、個人的に浪川さんの風早には結構キュンキュンしてました(笑)←


作画についてはそんなに目に付くようなことも作画崩壊も
あまり見受けなかったので問題なしの文句なしかとb...?


1度は見た方がいい少女漫画恋愛アニメ作品だと思いますbb

投稿 : 2020/04/04
♥ : 13

79.3 5 初恋アニメランキング5位
クズの本懐(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (878)
4381人が棚に入れました
報われない恋 切ない恋 片想い それってそんなに美しい物ですか 高校二年生の安楽岡花火は、叶わぬ恋に身を焦がしていた。大事な人を傷つけ、傷つけられながらも求めてしまう人のぬくもり。これは、あまりにも純粋で歪んだ恋愛ストーリー。

声優・キャラクター
安済知佳、島﨑信長、戸松遥、井澤詩織、野島健児、豊崎愛生
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エッチシーンを見せて青少年からお金を搾取する制作者が一番のクズ

恋愛ものにありがちなご都合主義を感じるものの、今期のアニメでは期待できる。

第1話 あのシーンを分析してみた
{netabare}
お互いに好きな人がいて協力しあう話はよくある。この作品はちょっと違う。
退廃的なエッチシーンがあった時点で、好きな人と結ばれるハッピーエンドは消えた気がする。協力し合った相手と結ばるベタな展開にもならないのだろう。

代わりに触ってもらうというのは無理がある。妹や弟という設定でよく似ているなら体を求めるのはわかる。似てもいない人にそこまでの行為は求めないだろう。同じ境遇だからと解釈するのも不自然。妄想力が高くても脂ぎったデブだったら触られたくもないはず。

ベッドシーンに至ったのは、イケメン、美少女だからであって、それ以外の理由はない。
花火の心理描写を疑っているというのもあるが、このほうがタイトルにあっていると思う。

安楽岡花火役の安済知佳さんは、麗奈をやっていた声優。また実らない?恋をする女子高生役。ちょっとまえにチャイカをやっていたとは思えない。
{/netabare}

第2話 百合か
{netabare}
花火が百合に目覚めて男を見切る話ならいいなあ。
ただ、絵鳩早苗役の戸松遥さんが某ウォッチアニメの少年役の声みたいで、百合というよりショタ。タチ位置を考えるとこういう声になってしまうんだろう。
OPを見てる時点で百合だとは思った。五人が寝ているシーンが人物関係を示しているように見えたから。

鴎端のり子(モカ)はcvが井澤詩織さんなので、もっといじわるなキャラと思っていた。お笑い担当みたいだった。高校生には見えないし、制服も違うから中等部なのか。井澤さんは声が特徴的で、主役キャラを演じたら面白いアニメができると思う。

恋愛相談にきた女子高生キャラの演技がうまいのでEDを調べたらけっこうな声優さんを起用していた。たぶん、津田美波さんと朝井彩加さん。「ユーフォ」の葉月が麗奈に相談していると考えるとちょっと面白い。この恋愛相談だけど、花火の状況とさして変わらない気がする。

EDを見てて気になったのは、早川芽衣(cv:藤井ゆきよ)。麦が思い浮かべたショートヘアの女性だと思う。藤井さんは「甘城ブリリアントパーク」でラティファをやっていた声優さん。
{/netabare}

花火の心理を分析してみた
{netabare}
花火の心理状態は、お兄ちゃんに振られたくないから、同じ境遇を理由にイケメンの麦と一緒にいる、とみている。
これは、テスト勉強中に掃除をしたくなる心理とよく似ている。テスト(お兄ちゃん)、部屋の汚れ(同じ境遇)、掃除(麦)と考えればいいだろう。
調べてみたら「セルフ・ハンディキャッピング」という名前があった。テストの結果が悪かったとき掃除をしていたからと言い訳をするためらしい。

つまり、花火は振られたときの言い訳のために麦とつきあっている(本人にはそんな意識はないだろうが)。

「わたし、全然勉強してないんだ」と同じように、「わたし、クズのようなことしているんだ(だからお兄ちゃんに振られてもしかたない)」と思うことで、傷つくことをやわらげようとしているのかもしれない。

恋愛相談の花火の回答は、「苦しみきったほうがいい」だった。花火が心情を吐露したように見えるがそうではない。花火はテスト勉強(苦しみ)をせずに掃除(麦)をしているのだから。

女子高生としては常軌を逸した行動もわかってくる。一般的にはやけ食いで済ませるが、花火はその程度ではバランスをとれない。それだけ想いが深いといえる。エッチシーンに目を奪われがちなアニメではあるが、こう分析するとずいぶん印象が変わると思う。
{/netabare}

第3話 三人の女性キャラは花火自身でもある?
{netabare}
花火と早苗(えっちゃん)が似た者同士だとわかるシーンがある。

「知ってるよ。だって花火のこと見てたもん。わかるもん」(第3話の早苗)
「ずっとお兄ちゃんだけ見てきた。だからお兄ちゃんより先に気づいてしまった」(第1話の花火)

二人のセリフがよく似ているのがわかる。早苗の花火に対する気持ちは、花火が持っているものと同じくらい大きい。
早苗に対して重いと感じたことは、当然、花火にも該当するのだが、前回書いたように花火は逃避(掃除)しているので、その重さや苦しみに気づかずにいる。
麦と同じことを早苗にさせなかったのも、まじめに勉強している人(早苗)より、サボっているやつ(麦)を誘うのが自然な行動だから。

モカが叫んでいたセリフも、好きでもない男をもてあそんでいる茜も、花火自身に当てはまる。
まとめると、早苗=苦しみ、モカ=純粋な気持ち、茜=嫌悪感、といった感じで三人の女性キャラは花火自身を表している気がした。

花火と同じ気持ちになぜ麦がならないのか。花火は好きになりたいと言っているが、麦は過去に同じことをしていて結局は別れることを知っているからだと思う。

花火と麦は同じ境遇で苦しんでいるとは見ていない。現時点で苦しんでいるのは早苗とモカがちょっとだけかな。行為が過激になっても、これは逃避行動なのでむしろ危険な兆候だと考える。その手の恋愛ものはよくあるので。
{/netabare}

第4話 えっちゃんとあれした理由を考えてみた
{netabare}
えっちゃんは相当なテクニシャン。いくらなんでも女性を男の代わりにはできないから、花火は女の子の指に感じていることになる。「じゃないと、これやめる」の焦らしプレイに花火は新しい世界を知ったんだろう。

では、ここからはまともな感想。
雨に注目する感想がなかったのは意外。麦とエッチしたときも雨が降っていた。花火が一線を越えたときのシチュエーションなんだろう。男から女に乗り換えたとは思えないけど。

花火は恋愛に関してストレスを受けると逃避する。茜に告白していたところを見て麦の所に向かった。だけど、麦が振られたときの顔を見るかもしれない。これは茜に感じていた嫌悪感に通じる。(花火は茜がしていることに薄々感づいているんだと思う)

そして、えっちゃんと会う。
えっちゃんの好意を拒否することはできない。なぜなら、大事な友達が振られたときの顔を見たくないから。その結果、女の子同士のエッチなシーンに突入、そう解釈した。


ネットの感想を読むと、花火は切なく、茜はクズというのが多かった。だけど、花火も”搾取される側になりたくない”から、好きでもない麦に逃避していた。
”好きな気持ち(好意)を向けられると気持ちよくなる”も、早苗との会話で似たようなことを言っている。

第3話で、「この空みたいにすっきりした気持ちなの」と花火が思ったのがよくわからなかった。今回の話とつなげて考えると、茜が男を連れていたのを見て、麦が搾取された側だと花火は考えたのではないだろうか。それに気づかない麦を見て、すっきりした気持ち(快感)になったのではないか。

さらに、誰も見抜けなかった茜の本性を花火だけは気づいた。花火と茜は同類だという証拠にもなる。
{/netabare}

もう一人の花火(子供花火)が出てきた理由を考えてみた
{netabare}
子供の花火が出てくる心理描写がある。素直に解釈すれば、"早苗(えっちゃん)の好意を利用してなぐさめてもらった"となる。だけど、なぐさめてもらったら仲は深まるので、「もうえっちゃんとは友達に戻れないね」と矛盾する。
それに、早苗が自覚しているように、花火の逃避する心に付け入り、体を求めているのは、麦や早苗のほうである。

”他人の好意を利用する”これを茜に適用すると、こうなる。
茜は鳴海(お兄ちゃん)の好意を利用して、花火を傷つけた。
同じように花火に適用した場合、
花火は早苗の好意を利用して、Aを傷つけた、となる。
Aは早苗を好きだと思っている人物で、花火しかいない。

花火は早苗の好意を利用して、早苗を大好きと思っている花火を傷つけた。
もう一人の花火が出てきた理由とも考えられる。

こういうことではないかと思う。
体だけでも触れたいと思う早苗の好意を花火は拒絶できなかった。なぜなら早苗が傷つく姿を見たくないから。だけど結果的に早苗を好きだった花火を傷つけてしまった。だから、もう友達に戻れないと子供花火が言った。
{/netabare}

第5話 やってるシーンばかりだった
{netabare}
エッチシーンを見せると視聴者が喜ぶから仕方ないけど、多かったなあ。あってもなくてもいいかなって感じ。見せないほうが返って色っぽくなったりするし。

芽衣が再登場したのも、麦が気づいていたのも意外だった。男キャラの心理は分析する気はないけど、ストローを嚙むところがちょっと興味を引いたかな。芽衣が登場したときも噛んだような気がする。嫉妬かほかに意味があるのか、わからない。

花火は鳴海(お兄ちゃん)が茜に接近するたびに逃避している。茜に対する好意に気づいたときは麦、告白したときは早苗。じゃあ、茜とやっちゃったあとは? 残っているのはモカしかいない。花火がどこに逃避するのか、興味深い。

ストーリーはもう少しシンプルなのがよかった。花火と茜の対立を主軸にして話が進むほうがもっと楽しめたような気がする。今後はインパクトのある出来事が起きてほしいかな。数年後にこのアニメを思い出したとき、”エッチなアニメだった”としか記憶にないアニメになってほしくない。

エッチシーンばかりだったので、今回は書くことが少ない。なにか思いついたら追加すると思う。
{/netabare}

三人の女性キャラについて考えてみた
{netabare}
高級レストランでなく立ち飲み屋、シティホテルでなくラブホテル、金品を要求せず、好きになってくれた男に体をささげる。これが茜というキャラ。心理描写のせいで少しオーバーに受け取られている。茜は刺激を欲しているより、執着している気もする。

芽衣はデータ不足なので判断が難しい。ストローを噛んでいるのはストレスだろう。麦が一年で芽衣が三年なら、受験が考えられる。芽衣は麦が好きなような気もする。根拠は、芽衣が茜の本性を教えたところ。麦を好きでないなら、茜のことを諦めさせたりしないから。

最後に花火。まず、前提条件として、麦は茜とベッドインしていないこと(エッチシーンが多いのでそうなのか覚えていない)。この前提条件があると、花火は麦に対して好意を持っていないと断言できる。なぜなら、茜が搾取していないから。茜の獲物を捕らえる嗅覚はとてもするどい。花火が麦ではなく鳴海が好きであることを見抜いている。麦に好意を持ち始めたかどうかは、茜を見ていればわかるだろう。
あと、子供のころに離婚があるとなると、花火はほんとうに鳴海が好きなのか疑いたくなる。
{/netabare}

第6話 なんであんたが男の落とし方を知ってんだよ
{netabare}
今回もAVみたいになるのかと思ったけど、セーブした内容だった。女性声優さんの喘ぎ声が聴けるので貴重っちゃあ貴重だけど。

見てて何度か突っ込んだ。
まず、早苗(えっちゃん)が、「男を落とすのなんて簡単だよ」と言ったところで、なんで男の落とし方知ってんだよ、って突っ込んだ。早苗が好きなのは女の子だろ。もしかしたら、花火を口説いたときの方法を言っていたのかも。

子供花火は、「おめでとう」って言ってどっかに行ったんじゃなかったのか。花火の純粋な部分が消えたと思っていた(まだ残っていると考えればいいのかも)。

久しぶりのモカ登場。井澤さんの声って、ラジオでしゃべっているときとほとんど変わらない。

あとは心理描写がくどかったなあ。女子高生がそこまで考えて恋愛するのかって、思ったりした。演技しても男に見抜かれている気もするし。

印象に残ったのはこんなところかな。また思いついたら書くつもり。
{/netabare}

ターニングポイントについて考えてみた
{netabare}
花火はショックを受けたとき、逃避するように麦や早苗と一線を越えた。今回も誰かとエッチすると思った。チャラ男に処女を奪われそうにはなったが、一線を越えたとは言えない。ほかのシーンも過激ではなかった。
茜と鳴海の肉体関係を知っても動揺しないほど、花火は変わったと考えられる。ターニングポイントは早苗とエッチしたときだろう。

失恋したからといって同性エッチは無理がある。きれいに描かれてありそうに見えるが、ノーマルな男に置き換えれば、まずありえないとわかる。ありえないことをしたのだから、花火にとって早苗の存在は鳴海と同等か、それ以上と言える。
花火が変わったなら、それは茜に鳴海を奪われたことでなく、早苗との関係を壊したことが原因とも考えられる。
{/netabare}

ここまでの花火の行動をまとめてみた
{netabare}
花火には好意を寄せる男がわんさかといて、搾取される側とは縁遠い状態だった。花火の行動は自尊心を守るためとも考えられる。花火のこれまでの行動を三段階に分けて説明してみる。

・搾取されるまえ(茜に対する鳴海の気持ちを知ったとき)
搾取される不安から、花火は麦に逃避した。麦とつきあうのは自尊心を守るためでもある。
体を求めたのは麦(後ろから抱きついたのはあるが)で、妄想しながらのエッチを花火に伝授した。麦が妄想エッチを経験済みなのは、「あのカテキョの女が好きなんだろ」という芽衣のセリフからうかがえる。

・搾取中(鳴海が茜に告白したのを見る)
花火は搾取された側になった。逃避する理由もなくなったので、麦のところに行かなかった。
早苗(えっちゃん)とエッチしたのは、早苗との関係を壊したくない気持ちと、早苗がその気持ちを利用したにすぎない。

・搾取されたあと(茜から「しちゃった」と言われた)
花火は自尊心を守るため、麦とつきあうと告げる。
早苗は花火をよく知っている。花火の嘘も見抜いているから、「だから、なに」と言った。男の落とし方を教えたのも花火がチャラ男のようになっている間は、早苗もいちゃいちゃできると考えているから。花火が真剣に恋をすれば、早苗もじゃまはしないだろう。

搾取される不安から解放されたが、花火は傷つけられた自尊心を回復させるため、茜に勝ちたいと思い込む。とても幼稚なことなので、子供花火にガキ呼ばわりされた。子供時代の回想シーンから考えて、子供花火は花火自身を過剰に傷つける存在かもしれない。
{/netabare}

第7話 モカも、か……
{netabare}
モカのエッチシーンはないと思ってた。驚いたというより、若干引いた。エッチシーンを見せるためにキャラをクズにさせている気もする。全キャラクターのエッチシーンを見せられて、もうおなかいっぱい。

モカの服装や振る舞いは童話のお姫様からきていた。麦(王子様)にとって特別な存在(お姫様)で、モカもそれを自覚していた。だけど、二人の関係はシンデレラでも白雪姫でもない。
だから、モカは人魚姫を選んだ。
デートのあと別れたら物語は完結し、モカの頭の中で何度も再生できた。

キスはモカが涙を見せて誘った。子供のころの頭なでなでがバージョンアップしたと考えればいい。
涙が落ちたあと波紋になったのも、周りに影響を与えること(モカが可愛いと思ってしまう)を意味している。だから、切ないシーンではないと思う。

モカは早苗(えっちゃん)とよく似ている。
花火にとって早苗は大切な友だちで、早苗はその気持ちを利用して、花火に触れた。
麦はモカを大切に思っていて、モカはその気持ちを利用して、麦に触れようとした。

好きな相手を振り向かせる過程をすっ飛ばして、触りたい気持ちを優先させたところも共通している。
{/netabare}

映画と涙は伏線になっている
{netabare}
ネットの感想を読んでも映画や涙の形について書く人はまったくいなかった。二度出てくるので伏線だと疑いたくなると思うんだけど、モカの脱がされっぷりがよすぎたんだろうな。

モカが映画を観ていたとき流した涙が泡になっていくのは、人魚姫のラストを示唆している。
麦がエッチをやめたときにも同じ涙をモカは流している。
映画と涙が伏線になっているのは明らか。その根拠がこのセリフ。

「麦と同じ世界に行きたかっただけよ。それが叶わないならそんな特別なんて……」

人魚姫は王子様と同じ世界に生きられず、海の中で泡となって消えた。
麦にとっての特別な存在(お姫様)である限り、麦と同じ世界には行けないので、モカの中のお姫様も泡となって消えた、こう解釈できる。

"行きたかった"なのか"生きたかった"なのかが、アニメではわからない。どっちもあてはまりそうだけど、方向を差すと思ったので、"行きたかった"を選んでみた。
{/netabare}

第8話 意外な展開を期待したが、普通だった
{netabare}
まず、ここにきて新キャラ出すな。話を収束せず拡大させてどうする。花火から早苗を引き離すための前フリか?

花火と麦の告白結果は普通。意外な展開を期待したので残念。

花火は逃避ばかりしていた。苦しみぬいたあげくに告白したわけではない。告白を決めた動機も薄っぺらい。いまの状況から抜け出すために告白を選んだようにも見える。
だから、告白シーンに感動はない。でも、感動するように描いているのが違和感あった。

茜は搾取される人を見て喜ぶキャラなので、麦に手を出す理由がわからない。二人が振られたあとにつきあうことを見越して麦を搾取したなら、ラスボス感たっぷりだけど。麦に対して特別な感情を持っているとも考えにくいし、茜が麦の告白によって心を入れ替えたとも思えない。
{/netabare}

花火が見た夢について考えてみた
{netabare}
花火が誰かと結ばれる結末はないと思っている。だから、手を繋いでいるのは花火ではない。その前のシーンを涙と考えれば、涙を流しながら去っていく二人を花火が見ている感じ。
それから、花火が処女のまま終わるのも不自然。茜に搾取された麦を取り戻すために麦と寝る。だけど、麦が選んだのは花火でも茜でもなく、モカだった。花火は茜と同類だと気づかされ、涙を流しながら手を繋いで去るモカと麦を見ている……。夢が伏線ならこんな感じがいいと思う。

問題なのは、早苗。新キャラは花火から早苗を引き離す役としか思えない。その場合、早苗を両刀使いに変えなければいけない。これは難しそう。
花火のロストバージンがあるのか、早苗が両刀使いになるのか、今後の展開でその点が気になる。
{/netabare}

第9話 つきあっちゃえばいいじゃん
{netabare}
きれいに終わらせるためか、キャラクターがまともになってきた。急な感じもするし、クズからまともになる過程が描き切れていない。
花火が失恋したから早苗(えっちゃん)も身を引いた……この展開に違和感がある。花火は失恋が嫌でクズに逃避して、チャラ男のようになった。そんな花火だから早苗はエッチまでした。早苗が身を引くほどの変化は花火にまだないと思う。

告白はしたけど、早苗に感じた"重さ"を見せていない。恋愛ものなら花火が本気で恋をするのが一番大事なところなのにそれがない。クズになる過程は面白かったが、恋愛になると薄っぺらい感じがする。

それに、花火が失恋したなら、早苗にとってはチャンス。早苗を代わりにする必要もないし、花火も女の子同士のエッチに目覚めてきた。仕切り直して二人がつきあうのが自然な流れじゃないか。百合がテーマではないから無理だけど。

あとは、雨で始まって雨で終わったのは、麦とも同じことがある前フリかなって思った。
{/netabare}

第10話 いろんな茜が出てきて面白かったけど……
{netabare}
豊崎愛生さんのいろんな声が聴けた回で、そういった意味では貴重だった。
ストーリーのほうはトーンダウン。最終回が近づいていっせいにまともになるのはどうかと思う。

麦が執着心を捨てて変わろうとするのは、モカの影響だろう。デートをするところも似ている。まともになる経緯を心理面で済ませるから物足りない。それに麦が執着するのは下半身。茜が美人でなければ麦の心理描写も説得力あった。

茜にいたっては、クソビッチと言ったり、これしか知らないとか、寂しい女を視聴者に印象付ける安っぽい手法。茜はラスボスなのだから、そういった一面は最終回の去り際に見せればいい。茜ですら、まともなキャラにしようとしている。

なかなかまともになれないのが、本物のクズだと思う。きれいに片付けるよりは、泥臭くしてほしかった。"クズの本懐"というタイトルがふさわしくない作品になりつつあるのは残念だ。
{/netabare}

第11話 茜というキャラについて考えてみた
{netabare}
冒頭見てて"当事者意識"ってなんだよって、突っ込んだ。温泉に行くから湯治とかけたのか。ネットの感想を読んでもあいかわらず考える人は皆無なので、勝手に解釈してみた。

茜の恋愛は一人称の"わたし"ではなく、三人称の"先生"や"女"だと思う。先生としての茜が男に抱かれているのを、茜のなかの"わたし"は、絵画でも鑑賞するように俯瞰(ふかん)して見ていた。そうなったのは高校時代で、搾取される側になりたくないから、傷つきたくないから、俯瞰するようになり、当事者意識も薄くなった。
求められるままに身体を許したのも、茜のなかの"わたし"ではないから。

鳴海が茜を抱かなかった理由は、鳴海のセリフからわかる。花火を傷つけた経験からそう言ったのだろう。
問題はそのあとの茜のセリフ。

「欲しがって欲しがって、めいいっぱい傷ついても、それがきっと特別な傷なら強くなれるから」

花火のことだと考えるのが自然。"特別な傷なら強くなれるから"は、鳴海を慰めるために茜のなかの"わたし"が考えて言った。悲しむ男の心理がわからなかった茜が理解しようとしている、そう解釈した。

そして、茜のなかの"わたし"を鳴海が抱きしめて(”見つけた”のほうがいいかも)、俯瞰していた茜が消える。

「気持ちいい」と言ったのは、花火と早苗のエッチシーンと同じで、好きな人に触れられたから。つまり、茜が鳴海を好きだと認めたことを意味する。
{/netabare}

茜の言う当事者意識について考えてみた
{netabare}
「あるじゃないわたしにも、当事者意識」と茜が言った理由について考えてみる。冒頭部分を見る限り、このアニメにおける当事者意識は恋愛に関するゴタゴタに対してだと思う。だから、茜が当事者意識があると気づいたのは、この会話がきっかけだと思う。

「大切な相手をいつか傷つけるんじゃないかって」
「それは違うわ。きっと、欲しがって欲しがって、めいいっぱい傷ついても、それがきっと特別な傷なら強くなれるから」

花火のシーンが差し込まれるので、花火に関係しているのは間違いないはず。それと、茜の恋愛経験からこのセリフが出ることはない。つまり、考えて言ったはず。

花火が振られた原因は、茜。つまり、茜は当事者である。
花火と鳴海の関係に割り込んだ当事者だから、鳴海を励ます言葉を投げたのだととれる。そのあとハッとなり、当事者であることに茜は気づく。空中にいる茜を見て驚いたわけではない。

ただ、この時点で当事者意識が芽生えたとするなら、俯瞰する茜は消えてなければおかしい(若干薄くはなっている)。たぶん、消えることを視聴者にわからせるための演出なのだろう。
{/netabare}

最終話 花火の夢の伏線は、回収されたのか
{netabare}
可もなく不可もない順当な終わり方だった。
最終話なのに泣ける要素はまったくなかった。花火と麦が別れるところが泣けるんだろう。だけど、第1話のレビューで書いたように、二人が結ばれる結末はないとわかりきっている。
エッチしたりチュッチュッしてたのに、さらにハッピーエンドまでつけたらサービスしすぎだろ。

花火と茜の確執があっさり片付いているのも気になった。茜が変わったと視聴者はわかるけど、花火にはわからないはず。茜を改心させるほどの包容力が鳴海にあることを、花火の視点でもっと描くべきだった。

それと、女子高生の茜が消えたように、子供の花火が消えるシーンがない。花火が変わったとわかる場面もほとんどないので、茜との確執が残っているほうが自然な気がした。

花火の夢に出てきた手をつなぐ二人は、花火と麦でいいのかな。茜と鳴海も考えられるが、手をつなぐのではなく、繋いでいた手を離すというほうが伏線の回収っぽい。
{/netabare}

総評 エッチシーンを見せて青少年からお金を搾取する制作者が一番のクズ
{netabare}
面白いアニメだったが、この作品でだれが一番クズかと問われたら、制作者と答えたくなる。
では、よかった点とイマイチだった点を挙げる。


よかった点

・クズになる過程
好きな人がいる男女が協力する話はよくあるけど、そこにエッチシーンを混ぜることでクズにさせたのは面白い。エッチなシーンはクズと見なされる傾向があるので、それをうまく使ったようにも思える。

・わかりそうでわからない心理描写
答えのない謎を解くようで楽しめた。簡単に答えが出たら物足りなかっただろう。いろいろ解析してみたが、はっきりと答えは出ず、アニメが終わってもモヤッとしている。中途半端というより余韻を残したと好意的に考えている。

・音楽
これはアニメに対する評価となる。
第七話で、モカから流れ星を見ている花火に切り替わるときの音楽がとてもよかった。いつもそばにいた麦がモカのところにいて、それを知らない花火が流れ星を見ているのが切ない。曲の入り方もよかった。
茜のときも流れたので心理面に変化があったときに流れるのだろう。原作をさらにバージョンアップさせたと思っている。


イマイチだった点

・クズになる過程は面白かったが、恋愛になると薄っぺらい感じがする
花火がまともになってから周りのキャラも、じゃあ、おれも、わたしも、って感じで、次から次へとまともになるのは、きれいに片付けすぎ。

第7話の花火はかなり追い込まれていた。だから、告白を決心したのも逃避行動に見える。「搾取される側になりたくない」が茜のクズの出発点だったように、第7話が花火の原点だと思った。流れ星とかで気持ちが変わる展開もあるのはわかる。だが、クズっぷりが濃厚だっただけに、薄っぺらい感じがした。

・インパクトのある出来事がなく、エッチシーンで補っている気がする
恋愛ものは事故や事件があって二人の仲が急接近する展開がよく見られる。この作品ではそれがなく、代わりにエッチシーンが多かった。クズっぷりを見せるためだが、茜だけでよかった気がする。アニメはパンチラだけで十分と思う。


このアニメはサラッと見るほうが泣けると思う。深く見ると恋愛ものにも関わらず、主役の花火が本気で恋愛していないし、心理面の変化を描ききれていないことがわかってしまう。
それと、花火と麦がチュッチュッするのを思い出しても、花火の葛藤を思い出す人は少ない。この作品は心理描写が面白いのに、エッチなアニメと記憶されそうなのが残念。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 13
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

めんどくさい男女間の恋愛模様を描いた作品…初恋の終わりと本物を探す答えを問う

高校生と先生の恋愛観を一人の女の子目線から描く物語といったところでしょうか。どろどろっぽいですが、単に「めんどくさい」恋愛と見た方がいいように思いました。
好きな相手に好きって言えず、ズルズルと似たような状況の男の子と恋愛にもならない付き合いをする日々。好きな先生の思い出に浸り、だからなんだ…と言いたくなります。その先生の相手の女性教師、どう見てもビッチでしょう。この流れだとそんな予感がします。

と、なんだかんだと言いながら見ちゃうんでしょうね…だって面白そうだし。

2話…どうしてこうなった?
{netabare}めんどくさい二人にさらにめんどくさい幼馴染みと親友が加わりました。
花火の麦に対する気持ち、最初とは違ってきているけど、気づかないという展開なんだろうか。ただ、最後にえっちゃんとやっちまってgdgdがさらに大きくなりそうな悪寒。どうしてこうなった。
麦は花火以上にめんどくさい男と見た。ビッチ先生一筋なんだろうが、イメージがでかすぎて花火にキス以上のことができない。のり子(自称モカ)は麦に何されても良い感じなのにキープにすらなっていない。据え膳食わぬは…と思うが、ピュアっていったらピュアだし、あ~めんどくせぇ~。{/netabare}

3話…花火「あ~めんどくせぇ」(視聴者の多くがそう思ってるっちゅうの)
{netabare}えっちゃんは花火に恋をしていた。花火はそれに気づかないまま泊めていたのだ。我慢しきれないえっちゃんはとうとう…(で、最後までいったかどうかは不明)。もやもやの花火、これまでの言動がブーメランとなっていて心を襲う。
一方の麦、厨房時代のことを思い出す。心が寂しい先輩にいいようにされていたこと。そこに花火が訪ねてくる。麦のベットに入り込む花火、麦は焦る、男全開だったからだ。(中略)。行為が終わったあと、二人でファミレスへ。そこにのこのことビッチ先生が若い男を連れてくる。疑う花火、麦は家庭教の教え子だという。ビッチ先生に向き合う花火、何だか火花散りそうなところで次週へ。

花火軸に展開しているから、花火の心の動きはよく分かります。形は違えど、いろいろフラフラしたり、気持ちが明後日に行ったりした覚えがあるし。麦もビッチ先生のことは全部分かっているんだけど、気持ちが否定しているのだろうと思います。
思っていた以上に青春のボロボロ感が出ていて面白いです。いよいよビッチ先生の本領が発揮されそうで、gdgdがさらに倍になりそうで…楽しみだったりします(変だろうか)。{/netabare}

4話…鳴海「あまりにも出来すぎている」(あんた、幸福者だわ)
{netabare}茜の過去が語られる。茜は他人のものを搾取するのがたまらないのだ。その為に美人であること利用する、可愛らしさを演出する。他人が評価しなくなった男には興味がなくなる。まさしくビッチ先生であった。花火を見て花火から奪うことを考えていた。同族と思ったようだ。
お兄ちゃん(鳴海)は茜と初対面で惚れた。母親を亡くしていた鳴海は心に穴があり、穴を埋める存在が茜だったということなんだろうか。そして茜に告白した。それを花火に見せつける茜。クズというより見事なクソ女っぷりである。
心が病んだ花火は麦の家に向かうが、躊躇して帰る。その時、えっちゃんが声をかける。完全にストーカーである。花火に迫るえっちゃん。花火は分かっていても止まらない。二人で家に向かい、ベットに押し倒すえっちゃん。もう止まらない(自己規制のため後略)。
再びビッチ先生こと茜と対峙する花火は問う、好きでもない男に好かれて楽しいかと。茜は答える「男から向けられる好意ほど気持ちいいものはない」と。

心が錯綜してるなぁ…。茜みたいなクズ女に穴に落とされる男が一番悪いんだけどね。気づけよ、っていっても夢中になったら男って見えなくなるからなぁ。これだけ荒いと過去に捨てた男とトラブルになっていそうなもんだが、さすがにそこまでは描かれないか。
花火はとうとうえっちゃんと一線を越えちゃった。本懐遂げたのはえっちゃんだった。花火は思っていたり、考えていたことがブーメランとなっていて刺さってくる。こういうところが茜に同族と見られちゃうんだろうな。
今週は麦なし。麦は茜のこと全部分かっていて好きなんだと思うんだが。一番大人なのは麦だったりするかも…いやいや、花火とのこと見ているとお子さまだし…。やっぱりこのアニメめんどくせぇ。{/netabare}

5話…花火「なんでかな」(知ったこっちゃない、勝手に悩め)
{netabare}花火がえっちゃんとともにベットで朝を迎えるなか、麦はビッチ茜のことを思い出していた。麦は全部を知っていた。それも含めて好きなのだ。何かモヤモヤするものを解消すべく麦は先輩を呼び、体を求めた。
モヤモヤしていた麦と花火が屋上で会う。キスをするが、今までとは違う感じで気持ちいいらしい。互いに別の人としていたことが分かった。麦に家に行く花火はしてほしいと願った。もはや約束はどうでもよくなったくらい心がモヤモヤだ。しかし、最後の一線は越えられなかった…。
一方、茜は心が空っぽだった。退屈感だけが残り、鳴海と飲みに行く。酔った茜が倒れそうになるのを鳴海が助ける。その時、鳴海から花火の名前が出たことに茜の心が燃えた。ホテルへ行き、鳴海と…。
翌日、茜が花火とスレ違い様に「昨日しちゃった」と言い次週へ。

茜が現実に先生やっていたとしたら、ビッチ先生としてとっくに学校中に噂広間って辞めていると思う。風俗行って男タブらかした方がいいでしょう。
鳴海と本当にしたのか?たぶん、してないんじゃないかなと思います。この作品なのにキスだけの描写だし、してない方が面白いです。茜にとって屈辱だと思うし。
麦と花火の関係も微妙だなぁ…。近いようで精神状態は全く逆です。花火の方がよりぐちゃぐちゃです。麦はなんだかんだで花火をよく見てます。どうなるんだろうね、この二人。{/netabare}

6話…麦「疼くよ、俺のクズ女レーダーが」(便利だな、そしてお前もクズだがな)
{netabare}クズ女から攻められる花火はどんどん迷走していく。麦に付き合おうと言い、えっちゃんとは友達に戻ると言う。しかし、えっちゃんは花火を逃さない。えっちゃんはえっちゃんで、堕ちていく花火が見たいし、すべてを受け入れるという考えだ。
ある日、クズ女とファミレスに来ていたクズの教え子とばったり。奪ってやると考えたものの、男はクズが二股どころでは無いことを承知で付き合っていたのだ。ぐちゃぐちゃな花火だが、最後の一線は越えられない。
麦はえっちゃんからカマをかけられるが、クズ女レーダーが反応した。モカが現れ、麦になんだかんだ言いながらデートの約束を取り付ける。

もう、ぐちゃぐちゃすぎて笑うしかないです。よくもまぁこれだけの男女関係を描けるものだ。でも、前回も書いた通り、ビッチ先生は噂流してしまえば簡単だと思うんだけどな、今ならSNSとかいろいろあるし。といっても、花火の人間関係が絶望的過ぎるからな…
最後、どうまとめるんだろうか。まとめ方で最後の印象全然違うでしょうね。ホント、めんどくせぇ…{/netabare}

7話…のり子(本人いわくモカらしい)「ハッピーエンドでなければ、消えた方がいい」(じゃあ消えるだろう)
{netabare}お嬢様気取りのモカ(のり子)、実は普通の家の子。自ら作ったキャラだ。麦とデートのためにいつも以上に可愛くいないといけないらしい。
一方の花火はビッチの教え子とデート(?)。このチャラ男、清々しいくらいのバカである。とにかく花火にやろうぜと迫る。「男の性欲なめんなよ」…実に清々しい。花火は難を逃れた(?)
モカとデートする麦。モカは麦が本気で好きだから…実は言い訳だった。モカは可愛いことを利用していた。麦にどうしても自分を好きでいてほしい、その一点だった。
家に連れ込む麦。頂けるものは頂く、男の本懐を実践する男である。が、寸前のところで止まる。モカは麦が本気では振り向いてくれないことを感じたのだ。
花火と会う麦、二人は邂逅し始めた。お互いに本気で好きな人にぶつかって砕けようと話し合うのだった。

のり子の回でした。どうしてもモカは言いたくないんですよね。正直、この子は嫌いなタイプ。一見、健気で麦を振り向かせようと可愛そうに見えるが、実のところ、自分の可愛いところを最大限に利用する茜と同じ。ただし、茜は奪うことに喜びを覚え、のり子は自分が好きな男のためだけのために他を利用するだけの話です。
当たって砕けろ…そう簡単には行かないさね。まためんどくさそう…{/netabare}

8話…麦「知っているのを知ってた」(はいはい…性欲には負けるくせに)
{netabare}えっちゃんこと早苗のいとこのアツシが登場。アツシはえっちゃんが好きだった、しかも本気で。えっちゃんには好きな人がいるのも分かっていたが、押す。えっちゃんは男は好きにならないと言い放つが、アツシは引かなかった。
麦と花火はいつも通りにキスをするが、今までとは違う。これまでは本命を思いながらだったのに、麦も花火も完全に互いを意識し始めていた。当たって砕けたあと、互いが思い重なる気になっていたのだ。
麦は鳴海に、麦は茜に連絡を取り、それぞれ告白する。麦は茜を罵ろうとするが、体がついていかない。完全に茜のペースだ。花火は鳴海に本気を伝えて鳴海の胸で泣いた。

麦よ、正直に生きよう。男は性欲の塊だ、花火にそう言え、言ってしまえ。なんだんかんだカッコつけてもやりたいだけだろうお前。どうもこの男には親近感と嫌悪感が同時に湧きます。麦の思いは分からないでもないんだな…。本気で好きだったわけだから、その目の前で近づけてしまったら、そうなるかも知れない。が、花火みたいな思い重ねる子ができたら、茜など勝手に拒否してしまうのも本当だと思う。本当に…めんどくせ~{/netabare}

9話…篤也「あんたさ、誰のことが好きなの?」(たぶん、ぐちゃぐちゃだろう…)
{netabare}待ち合わせに麦は来なかった。ダルくなっていた花火にえっちゃんから旅行の誘いがあり、受ける花火。しかし、このままずるずるえっちゃんと関係を続けるわけにもいかないと感じていた花火は決着をつけるつもりだった。
別荘に着くと、何故か篤也がいた。篤也は篤也で早苗の気持ちを察してのことだった。
二人で寝た翌朝、篤也から諭された花火の気持ちはぐらぐらしていた。街をブラブラした夜、花火は早苗と決着をつけようとしたが、早苗から話を切り出された。花火は友達でいたいと訴えるが、それは残酷な言葉でしかなかった。早苗は本気で花火が好きだったのだ。それでも引かない花火の言葉が早苗に届いた。翌朝、花火は帰っていった。
新学期、花火はボッチだった。のり子に渇を入れられ、ハッとする花火。一方、その頃、麦は茜の家庭訪問という名の…

花火はけりを着けたのですが、誰かに頼らないと、思いを寄せないとふらふらな娘。いるよね、こういう人。この感覚は分かりません。一人だって良いじゃない、人間だもの(かぜを) そうやって強くなっていけば良いのだけど…。
篤也が大きな鍵を握るとはね。あまりにもストレート過ぎて引いてしまうが、この作品のなかで一番の常識人に見えるから不思議。どんだけクズが揃っているだろう…。
さてさて…クズオまっしぐらな麦はビッチ女の虜。この二人、不幸にならないかな…そう思ってしまいます。ホント、クライマックスに近づいてもめんどくせ~。「冴え…」のCM見て、早く始まらないかなとマジで思ったこの回でした。{/netabare}

10話…考えが薄い男女がやっているだけ
{netabare}茜に翻弄される麦は茜の体から逃れない。茜にデートを申し込むも、簡単に突っぱねられた。茜曰く、その日は鳴海の日だという。茜の過去が語られる。(でも薄い、薄っぺら過ぎて腹が立つ)。モヤモヤした麦は行くなというが…。
鳴海とのデート、今度は茜がモヤモヤしていた。鳴海は体を求めてこないからだ。こんなタイプは今までいなかったので戸惑っているのだ。もういいやと思ったとき、過去に翻弄してやった男にばったり。鳴海の前での茜をくそビッチと罵って去っていった。鳴海に本当のことだと言い、去ろうとしたとき、鳴海は茜にそのままで良いからと言う。混乱する茜は麦を求めた。麦は分かっていた、茜が孤独で実は子供っぽいところを。そして自分を知り、自分が変わらきゃと思い、茜に本音をぶつけた。思わず赤面する茜だった。

ビッチとクズオの掛け合い、実にめんどくせ~。
茜みたいな性格はやっぱり理解不能。でも、麦の「子供じゃねぇか」は最もぴったりする感じがしました。体は大人で中身は子供、どこかの名探偵の逆を行っていると思います。
麦は麦で、茜を好きだと言うことがどういうものか、ようやく理解したのかな。嫌われるのが恐い、これは分かる気がする…。
さてさて、鳴海と麦に翻弄されるビッチ茜はこのあとどうなることやら…。どっちか選ばないと話が進まないし。{/netabare}

11話…(鳴海)「好きな人には元気で生きていてほしい」(この作品は最高の名言だと思ってしまった)
{netabare}鳴海と一泊旅行に向かう茜は調子が狂っていた。鳴海がこれまでの男とは違うからだ。自分のペースで進めようにも乗ってこない。鳴海は茜の上をいく自分のペースで進んでいたのだ。
茜は鳴海にぶっちゃける。しかし、鳴海は気に止めることもしない。茜は困惑する。鳴海の言葉に、気持ちに涙すら流す茜。もう鳴海を受け止めるしかなかった。というより、初めての気持ちになっていた。鳴海はプロポーズをし、茜は頷いた。
鳴海との旅行の後に、茜は麦とデートの約束をしており、律儀にもデートをした。楽しんでいる茜を見て、この人を変えたいと思う麦だったが、茜から結婚することを告げられる。不思議な感情がわき出す麦だったが、茜と別れるとき、本音をぶちまけた。茜はこれまで見せたことがない笑顔で麦と別れた。麦の恋は終わった。

茜が幸せになるのは解せない。が、鳴海みたいな男が合うのも分かります。実際に似たようなケースを見たことがあるので…。なので、けっこうリアルに感じてしまいました。
麦は思いっきり振られました。花火を思いながら、抜けきれなかった茜への思い…男ってバカだわ…って、自分にブーメランだわ…麦の気持ちが痛いほど分かるから…。う~ん…思い出してしまう、あの頃…。
もうラストだけだ。麦と花火はうまくはいかないと思う。互いに振られて、でも思いあっているから付き合う、安易すぎてそんな最後はどっちらけです。どうまとめるのか。{/netabare}

12話…(麦&花火)「でも…さようなら」(感情残したままだと将来つらいぞ…)
{netabare}月日が流れ、すでに秋深し。鳴海と茜の結婚を知り、麦とは話もしなくなっていた花火は、文化祭のステージ係された。空いた時間に校内を見て回ると、ファッションショーの出し物をしているクラスを見学。そこに、ドレスに身を包んだ美少女が登場し、会場がどよめく。のり子(自称モカ)だった。花火は曇りのなさそうなのり子を見て何かを感じた。
文化祭も佳境になり忙しく働く花火。体育館に物品を運んだついでに倉庫でサボる。ふと麦との会話を思い出す。するとそこに麦が…
月日はさらに流れて新学期。鳴海たちの結婚祝いをクラスで行うことに。またも働かされる花火。物運びでクラスの男子に手伝いをもらい、その子から告白される。戸惑っているところに現れたのは髪を短くしたえっちゃんだった。うまくフォローされ、花火も丁重に断った。えっちゃんとはまた友達になれたのだ。お祝い会。そこで茜から一輪の花を無理やり押し付けられる。「今度は取られちゃ駄目よ」と言われながら。
帰り、麦と鉢合わせになりそうなところだが、避けた。文化祭での出来事を振り返る。互いに思いを伝える。今までなら体を寄せ合っていたはずなのに避けるようにして会話する。互いに気持ちが通じ合っていることは分かったが、二人が出した答えは「でも、さようなら」だった。
桜舞い散る中気持ちを押さえながら歩き出す花火、何かを思い出したように振り返る麦。これが「二人のストーリー」だった。

まさに「平行線」な終わり方。この曲が最後の最後に生きた感じです。
これが正解ということはないのでしょうけど、これまでの流れ考えたら付き合わない答えは一番しっくり来ます。でも、最後のシーン、花火には笑ってほしかったな。この終わり方、麦も花火も思い残したままなんだもん。モカもえっちゃんもそれなりに答えだして、茜もなんだかんだ言いながらも最も幸せ掴んで、肝心の主人公がとりあえずの答えだしたけど、描写がやっぱり寂しい顔に感じたので…。うん、やっぱり笑顔だよ、笑顔。

全体を振り返ると、麦と花火の中に何が残ったのだろうと考えてしまいます。契約といいながら、互いのことを知っていくうちに気持ちが揺れて、それでも「初恋」にとらわれ、翻弄され、決着も思いっきり振られて、からっぽ。残ったのは互いを思う気持ち。実はこれが本物という気がしないでもありません。でも別れる選択をして。う~ん、最後の最後まで「めんどくせ~」{/netabare}

最初は「恋に恋しているだけ」と思ってみていましたが、そうではなく、ちゃんとした「恋心」が描かれ、それに合うような展開がされていました。深夜アニメらしく(?)、エロ描写が強かったのはもったいないけど、入れることによってより深く心情をあぶり出していたようにも思います。必要悪(もっといい表現はできないものだろうか…)なのかもしれません。

作画は綺麗でした。花火は可愛かったですね。止め絵を多用していましたが、言葉とマッチしていたので、かえって効果的ではなかったかと思います。中の人に関しては、花火はちょっと前まで麗奈でしたし、何かありそうな美少女の声が合うんですね。ほかのキャラもみんな合っていたと思います。OPの「嘘の火花」、EDの「平行線」もこの作品に本当に良く合っていて盛り上げていたと思います。

純愛でも恋愛でもない、リアルな心を表現した「心情系」または「感情系」という表現が合いそうな気がします。鬱展開の重い話に見えて、実はそうでもありません。作品通して「考える」ことが好きな人にお勧めしたいです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 69

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

自己愛の微分方程式

【未評価】
*2017/03/10 少し追記

「本命」の相手とストレートに関係を創る事の出来ないねじれを、「クズ」というタイトルで表現したつもりなのだろうか。


他人に向ける「好意」を、これは「友情」、これは「恋愛感情」、これは「特別な親友の友情」と細かく微分して「仕訳」していく事にどんな意味があるのかよく分らない。
ましてや、この感情は「友情」だからこの行為を「しても良い/してはならない」、「疑似恋愛」だから「しても許される/許されない」と区分けすることは、想像の範疇からも越えている。

心理学的には、女性はこの「微分」にシビアで、微分した「友情A」には「行為A」を、「恋愛B」には「行為B」を対応させる仕訳を行い、「友情A」に「不適切な」行為Bを与えることに抵抗を感じるというのだが、本当なのだろうか。

微分された「好意」から、それにふさわしい「行為」を導き出す微分方程式は、心理それ自体というよりも、社会制度が心理に影響する結果のように見える。


社会において安定的に生殖と労働を管理する単位として、「婚姻」は規定される。
言い換えれば、婚姻は社会を安定的に維持していく為に都合の良い形として、各社会ごとに形態が定められる。

一夫一婦制が主流であることは間違いがないだろうが、社会によっては「一夫多妻」や「通い婚」など多様な形態があることは周知のとおりだ。

古い少女マンガで典型であった「互いに両想いになり、周囲から恋人同士であると承認され祝福される」ハッピーエンドが、現実の一夫一婦制の婚姻制度に疑似的に重ねられたものであるのは明らかだろう。
現実の「一夫一婦の夫婦として社会に承認される」婚姻「制度」が、架空の恋物語のハッピーエンドの形をも規定している。

だが、中島らもは稲垣足穂を参照して「恋愛は歴史に対して垂直に立つ」と指摘した(うろ覚え)。
ここでいう歴史とは、事実的な現象の連鎖の意だ。
日常世界の出来事の連鎖と言ってもいい。

時間の経過とともに現象の振幅が生じる二次元のグラフのような、心電図の様なかたちとして「歴史」をとらえることが出来る。
が、恋愛は、そのグラフに対して「垂直に」立つ、時間の経過ゼロで無限の振幅が生じるものとして中島には把握される。
事実的な出来事の連鎖である日常世界の「外部」から、瞬間的に到来する超越的な経験として。

西欧でも、恋に落ちることが「キューピッドの矢」に貫かれると例えられているのは、恋愛は「外部」から「到来」するものとして、「私」の意思的な行動とは次元の異なる「超越」であると、普遍的に把握されているのだろう。

超越的な経験であるがゆえに、意思的な行動の連鎖である「日常世界」の規範に、時として「恋愛」は矛盾し、昔からいくつもの「規範」とぶつかり合う」悲恋物語が生まれてきた。
そして、悲恋を、「規範」を超えて「私の真実」に殉じるものとして肯定的に賞揚するロマン主義が、近代の「人間」の確立と共に誕生する。
恋愛の官能に生きる「私という人間」の真実は、社会が定める「規範」よりも優越するものであると。


遊びに夢中になる幼児は、しばしば大人を振り返る。
遊びの快楽に熱中しながら、この「遊び」が大人に許されているか、大人の顔色を確認する。
大人に承認されなければ、幼児はこの「自分自身の」快楽に浸ることを肯定できずに、不安になるからだ。

「規範」と無関係に自身の内的倫理=モラルによって自己肯定できるのが「大人」であるとすれば、規範なしで行動を決められない「子供」が大人に変わる過渡期が思春期だろう。

規範がない「超越」であるはずの恋愛において、社会制度を擬製して「規範」を擬態する古典的な少女マンガの「ハッピーエンド」は、思春期の少女の過渡期の不安を慰める装置でもある。

本作のヒロインによる、「好意」の微分も、「規範」を十分に撥ね退けることのできない思春期の過渡期性の産物だ。

規範に逆らう「好意」をそれ自体として丸ごと自己肯定できない不安が、「好意」を微分する強迫を生む。
好意を「微分」する作為が守っているのは、「好意」=自身の欲望を肯定してしまえば規範から逸脱してしまうという「不安」から逃れようとする「自己愛」だ。

微分方程式で「していい行為」と「いけない行為」を導きだすことで、「規範」から逸脱して社会「制度」と正面衝突しようとしない言い訳を用意する「自己愛」の防壁。
「行為」が外見的にどれほどインモラルに見えようとも、「規範」との対決を回避するための「自己愛」の防衛機構であることに変わりはない。

強迫的に微分された「恋愛」を、悪無限的に「恋愛A」「恋愛A′」に再微分し、相応しい「行為A」「行為A′」を計算する微分方程式の連鎖は、自己愛の防壁を分厚くしていく。
が、壁が厚くなるほどに、肉体的な行為の描写と裏腹に、恋愛の超越的な官能からは遠ざかるばかりだろう。


描かれているのが「恋愛の苦悩」ではなく「自己愛の悲鳴」である事態を示しているのが、タイトルの「クズ」だ。

歪んだ恋愛(?)を自覚していることを示すように挿入されている「クズ」は、冷静な「自覚」などでは無く、学生のコミュニケーションに有りがちな、いちいち「自分はアタマが悪いから」と前置きして話し始めるのと同型的な、セルフハンディキャッピングに見える。

互いに自分の欠点を宣言し合うような学生のコミュニケーションが、自己愛から生まれるセルフハンディキャッピングの自己防衛であるように、「クズ」の宣言は、あらかじめ免責を期待する自己愛の発露だ。


規範を侵犯する怯えも、モラルをまだ持てない不安も、全ては思春期という過渡期の物語にはふさわしいとは言える。

が、「クズ」という自虐に見せかけたセルフハンディキャップを掲げている限り、恋愛の官能はおろか、失恋というカタルシスすらも手には入らないだろう。

作中に漠然と漂う「不潔」な印象は、ヒロインの行為自体ではなく、セルフハンディキャップの姑息な計算高さが生み出しているようだ。
年齢も性別も異なる視聴者には、「恋愛」はともかく、セルフハンディキャップで誤魔化す少女の自堕落な自己愛に付き合う事は出来そうもない。





強く勧める人がいて続きを少し視聴してみたが、やはり肯定的な感想は持てそうもない。

以下を、勧めてくれた人への回答として記したいと思う。


作中で頻繁に繰り返される性行為だが、最も強い快楽を得られる性行為とは、好きあった者同士で行うときだろう。

綺麗事に聞こえるかもしれないが、セックスレスを研究する心理学者によると、性行為を阻害するもっとも大きな要因は「怒り」の感情であるという。
「怒り」程ではなくとも、相手に対してネガティブな、拒絶的な感情があれば、性行為を阻害するし、行ったとしても快楽は十分に得られない。

裏返せば、快楽を得るには、「好きあっている」というのは理想的に過ぎるとしても、相手に対して、何らかの意味で心が開かれていなければならないということだ。

そうした点から見ると、登場人物たちは、その性行為からほとんど快楽を得られていないように思える。行為中に頻繁に挿入される心理描写が、行為の最中においてすら、眼前の相手を見つめてはいないことを表している。

性の快楽を求めるのは、ある意味では健全で自然なことだ。
何かからの逃避として快楽を求めることもあるだろう。

が、逃避としての快楽も無しに性行為を繰り返す姿は、不健全な、あえて言えば精神病理学的な強迫を感じさせてならない。
やはり、こじらせた自己愛の防壁が、快楽すらないという意味での不毛な性行為を強迫しているようで、ついていきかねる。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6

78.6 6 初恋アニメランキング6位
Just Because!(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (707)
2808人が棚に入れました
高校三年の冬。
残りわずかとなった高校生活。
このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。
突然、彼が帰ってくるまでは。
中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。
季節外れの転校生との再会は、
「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、
小さなスタートの合図を響かせた。

声優・キャラクター
市川蒼、磯部花凛、村田太志、芳野由奈、Lynn、櫻庭有紗、貫井柚佳、近藤玲奈、千本木彩花、天﨑滉平、山本祥太、柳田淳一、小林大紀、大川透
ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

気持ちの揺らぎを感じとりつつ・・・

好き、嫌いの感情の白黒じゃなく、そのときどきの感情の揺れや移り変わり・・・、卒業間近の高校3年生達が恋をあきらめたり、恋が芽生えていく過程や揺れ動く心情・心理の方に命題を置く本作は非常に秀逸な作品です。登場人物はみんな高校3年生としては真面目で賢い一般的な生徒達で、かなりリアルな設定となっている。ラブコメのようなバカっぽさや面白さは全然ないので、好みじゃない方も多いでしょうが、私には今年一番の作品であり、傑作と断言できる作品です♪
{netabare}
メインヒロインである夏目美緒と泉瑛太は割と似たようなタイプのように思える。 二人とも共に不器用で自分の気持ちを想う相手に率直に表せない。想いを明確に表すことで心地よい関係が無くなってしまうことも避けたかったのだろう。この切ない想いを抱いたまま中学・高校生活を送ってきた二人の心がどのように変化をしていくのか、そしてどのように気持ちを近づけていくのか、その『なんとなく』近づいていく二人の距離(恋)をどのように捉えるのかが視聴する側に大きく委ねられているように思う。だからいろいろな見解があっていいと思うし、良否も分かれる作品だと思う。的外れなレビューは相手にしないが、恵那や葉月推しのレビューがあっても然りだと思う。恵那ルート&恵那エンドを望む方がいても全然意外には思いません。
 
メインキャラクターそれぞれに、その性格に見合った恋愛観があって、優劣がつけられないように気を配ってあったと思う。美緒は陽斗への好意を自分のこころの中で大切にし過ぎて、決着(告白)をつけることから逃げていた。自分の中から『陽斗への想い』が無くなってしまうことや、告白をして実らなかった時の怖さもあったのでしょう。普段は活発そうに見えても実は臆病で繊細な子のように印象付けた。そして、陽斗が森川葉月のことを好きだということを、なんとなく陽斗の行動から分かっていたから自分の気持ちを自分の心の中にしまい込んでいたのだと思う。私はこういうタイプの子が好きなんだろうねw・・・切ないけど、美緒はかわいいなって思いました。
 
瑛太は柏尾川高校に転校して来てから再会した美緒がまだ陽斗への想いを引きずっていることにすぐに気付き、そんな美緒を前に進めようとする。しかし、瑛太自身も美緒への想いを抱き続けていた為に、心から美緒と陽斗がうまくいくことを望んではいなかったのだろう。もうただただ切なく地味なシナリオを鴨志田氏は序盤から丁寧に表現していたと思う。
二人とも想う相手の気持ちを考えて行動するが、結局それは自分のためになっていない・・・ただの『いい人』になっているところを、本作では『不器用』と表現しているのでしょう。
 
陽斗と葉月の関係ももどかしいものになったが、陽斗は想いを告げて葉月の答えを待つことになる。葉月は恋愛経験も無く、しっかりとした地味で真面目な女の子だったことがJBを綺麗に輝かせた一因でもある。葉月は陽斗の気持ちをしっかりと受け止め、考える時間をとって答えを出すわけだが、その答えも、堅実で真面目な彼女らしい内容で良かったと思う。高校卒業間近のしっかりした女の子らしい答えで終始葉月のままで物語が終わったことも評価できる。変わらなきゃいけないということも自覚し努力していた所も可愛かった。(明確な陽斗への返事は10話)
 
葉月は陽斗の告白を断った後に美緒に相談を持ちかける場面があったが、そこはとても大切な場面でした。美緒は、真剣に陽斗の気持ちを受け止め考えている葉月と話をして、女性として自分よりも葉月の方が上だと感じ、『自分の想いは叶わない』と感じたのではないかと思う。だからこそ、陽斗の告白を断ったにもかかわらず、真剣にもう一度考えようとしている葉月の気持ちを受け止め、アドバイスができたのであろう。自分(美緒)はこんなことはできないと痛切に感じながら・・・。葉月が陽斗のことを話している時に葉月をチラリと見る美緒の目が全てを物語っていた。美緒の気持ちを考えるとほんと切ないシーンでした。
 
自分の好きな陽斗が告白した相手から相談を受けるなんて、ちょっと冷静になれないと思うが、美緒は真剣にその相談を受けとめ、精一杯の助言をする。女子高生の切ないながらも、そのホスピタリティには感動せざる得ない。美緒の魅力の一端を垣間見た気持ちになりました。いい場面でした。
 
初詣の時に、陽斗に対する気持ちを引きずり続けて苦しんでいる美緒に対し、瑛太は強く咎めるような口調で美緒に現状の可否を問う。しかし、これは瑛太にとっても当てはまることで、彼自身も傷ついたであろう。核心をつかれた美緒は逆切れするわけだが、瑛太の指摘を痛感したに違いない。そして、瑛太じゃなかったら言えないことだったことも美緒は自覚したのではなかろうか・・・。後日瑛太に謝罪に行く場面があったが、美緒にとって、厳しくも温かい指摘であることに彼女自身が気付き理解したからだろう。美緒は素直で賢いいい子なんだな・・・って強く印象づけられた。
 
瑛太の美緒に対しての想いは、陽斗への劣等感に苛まれていたように思う。陽斗は親友であったが、中学の野球部では常に陽斗の方が檜舞台にあがる人気者で、瑛太は逆だったのだろう。瑛太が美緒への気持ちをハッキリさせるためには、陽斗との勝負に勝たなければならないという自分なりのプライドと意地があったように思う。野球の一打席勝負に込めた強い想いが瑛太から滲み出ていたところ(6話)も彼のこだわりが感じ取れて切なかった。瑛太と陽斗は中学の時の親友だったから、野球勝負以外では男同士の友情が描かれていて見てて気持ち良かった。男の友情と恋は全くの別物として描かれていたところも好きでした。
 
6話くらいまで、瑛太には陽斗、美緒には葉月という高いハードルがあり、飛び越えることができなかった瑛太と美緒の心情はただただ切なかった。瑛太は密かに美緒と同じ大学を受験することを志したわけだが、自分の気持ちを受験にぶつけ合格をして告白をしようと考えていたのでしょう。それはそれで彼らしい自分だけの美緒への愛情表現だったのかもしれません。高校在学中に美緒に告白しても陽斗のハードルを越えられないと思っていたのでしょう。後半はもう両想い状態だったので、見ている方も胸が苦しかったです。

もう一人重要な人物は後輩の小宮恵那ですね、彼女のファンは多いのではないかと思う。自分の気持ちを率直に表現できる恵那は依子(葉月の親友)の言うように男子から人気があったでしょうね。美緒を「会長」と言って慕い、コンテスト用の写真の件で瑛太と親しくなり、瑛太が美緒に気があることも察知すると、最初は応援する気持ちでいたが、美緒に対して一途で不器用な瑛太を気になりだし、彼の不器用な中にある優しさや思いやりに惹かれていく。彼女の天真爛漫さは地味な本作の清涼剤のようでした。小宮や依子の存在はJBの潤滑油になっていて、楽しく見ることができた理由でもあります。ペットのプータはなかなか主思いの粋な奴でした(8話)^^
 
6話は瑛太、美緒、陽斗、葉月の心が揺れ動いた大切な話でした。瑛太と陽斗はそれぞれの想いを懸けて校庭で一打席勝負をする。陽斗が勝ったら葉月のLINEに躊躇していた返事をする、瑛太が勝ったら(美緒への)気持ちをハッキリさせるという勝負だった。この勝負を美緒と葉月も遠くから見ていた。小宮もカメラを構えながら見ていた。瑛太は1球目に陽斗めがけて悪球を投じる。それは美緒の想いにひとつも気付かない陽斗に対しての怒りの投球のように私には思えた。2球目はスローボールを投じた。どんなことをしても陽斗に勝って、美緒への想いをハッキリさせたい(告白するということだと思うけど・・・)と思う瑛太の気持ちが伝わってくるようだった。そして、3球目からは全力の直球勝負で陽斗から三振を奪いにいく。

自分の気持ちを美緒に伝えるには陽斗に勝つことが瑛太にとって最重要なことだったからだろう。美緒は全力で投げる瑛太を見て、葉月は、懸命に打とうとする陽斗を見て、心を動かされるのである。延々とファールで粘る陽斗を見ていた葉月は突然吹奏楽部の部室へ走り出す。陽斗が好きだったトランペットを吹く姿を捨ててしまってはいけないと感じたのだろう。陽斗の気持ちに対して如何に真剣に向き合おうとしているかが分かる葉月の所作でとても感動した。恵那はファインダー越しに陽斗に負けた瑛太の姿に、何か違う想いを感じ取ったのだろう。「なんだろう・・・この感じ・・・。」と呟いた恵那の一言が、瑛太の負けたこと以上に、色々な感情がこもった悔しさを表現していたように思う。

一方美緒は、瑛太からの想いの欠片(初詣の時に気付いていれば・・・)を持っている状況で、陽斗に懸命に勝とうとする瑛太を見て中途半端な自分の気持ちに踏ん切りをつける決心をする。中学の時に陽斗にもらった消しゴムを返す時に、陽斗と一緒にいた瑛太は美緒が陽斗に告白をするのかと勘違いして先に帰ろうとしたが、その刹那に美緒から「ダメ、すぐ終わるから居て。」と言われる。そして消しゴムを返した後、最後に瑛太に視線を向ける(ここは見逃してはならない!)。ここの解釈が難しいが、瑛太に『ハッキリさせたからね!』という物言わぬ視線のように私は捉えた。
しかし、たまたま通りかかった葉月はその場面を見て美緒が陽斗を好きなのではないかと思ってしまう。ただ物語に大きな影響を与えたわけではなく、葉月は、あくまでも自分の気持ちと真摯に向き合った方に重点が置かれていた。(そこもとても良かった所です。)

美緒のアドバイスを受けていた葉月は、野球勝負の後、陽斗へもう一度考えてから答えを出すと告げる。葉月の真面目で真剣な姿勢はとても好き。ラストは瑛太が小宮に抱きつかれている所をたまたま目撃した美緒が動揺するところでED曲へ・・・。6話はそれぞれの想いが交錯した内容の濃い回で唸ってしまいました。
 
7話は恵那にとっての写真部存続の重要性を瑛太は知り、瑛太がコンテストへ写真を出すことを承諾するところから始まる。男心をくすぐるような普段とは違う恵那の真剣な言動が瑛太の承諾を引き出した。恵那は瑛太が真剣な自分の気持ちを理解してくれたことで、『人として好き』から『瑛太が好き』に気持ちが変化し、ここから瑛太を恋愛の対象として強く意識していくことになる。ただ、律義なのは、会長(美緒)とのことを応援すると言った約束は決して忘れてなくて、その後も会長との仲を恵那なりに気にかけるが、そんなことが上手くいくわけがなかった。恵那の心の移り変わりや応援から自分の気持ちを優先する過程の表し方がとてもリアルで、10話のラストで恵那が告白するというアニオリ引きで終わる。小説を読んだ人ですら、ひょっとしたら恵那エンドもあるのか・・・?と思わせる本当にうまい演出でした。

センター試験当日(7話)は雪で交通網が麻痺し、美緒は会場に行く手段を失くし路頭に迷う。瑛太はその状況を察知し駅まで全力で走る。半ば受験をあきらめかけていた美緒を見つけ、瑛太なりの激励と応援をしてセンター会場まで美緒を送る。ここまでやったら、「好きだ!」って言ってるのと同じようなもんだと思うけど、中学時代から困った時に助けてくれた瑛太のことを美緒はまだこの時点では恋愛感情としてみることができていなかったのかもしれないし、センター試験が優先でそこまで考えられなかったのかもしれません。

でも「聞きたいことあるかも」「ある!」と言ってた所から察するに、瑛太に対して今までとは違う感情が生じたということは十分理解できた。帰りの電車の中で、瑛太との中学時代のエピソードを回想する場面で、困ったときにいつも自分を助けてくれたのは瑛太だったことを美緒は振り返り、瑛太が大切な存在だったことの記憶と共に、気持ちは恋へと傾きかけていく。
引きの作画は残念だったけど、ラストの小宮に語りかけながら階段を降りる美緒の横顔の描写は気持ちのモヤモヤが吹っ切れたようなとても綺麗な表情と演技(CV)でした。一連のBGMも抒情的で良かったです。
 
そして誰もが唸ったであろう名場面7話最後の『・・・・・・ダメ』は衝撃的過ぎるラストでした。まだこの時点では瑛太のことを恋愛の対象として意識していなかったはずなのに、反射的にイヤだと思った美緒の素直な感情表現でほんとに胸に響きました。「・・・ダメ」と明確に意思表示させたラストは本当に素晴らしかった。シナリオのセンスはこの場面だけじゃなく、全体的に本当に秀逸でした。この7話のラストで感動できなかったら、もう見る必要はないんじゃないかな。「・・・ダメ」までに至った経緯とその重みすら分からないのではJBを楽しむことは無理だと思う。
 
もう一つ、センター試験の帰りの電車の中で、美緒が回想し終えた後に「損な性格はどっちよ・・・肝心なことは何も言わないんだから・・・」と呟くシーンがあった。
肝心なこととは・・・『告白してくれてれば・・・』ということなのかちょっと分からなかったが、陽斗への想いに区切りをつけた今だからこそ言える美緒の素直な気持ちなのだろうと解釈した。
 
8話の美緒の行動はとても重要。6~7話では小宮の言動に揺り動かされ、小宮とのデートに向かう瑛太に偶然会った美緒は、予備校へ行くと言いながら、わざわざ遠回りとなるモノレールまで瑛太について行く。この行動が意味するものは、美緒の瑛太に対する気持ちが恋へと発展したことを表現している。ただ、美緒は、その気持ちを完全に自覚できず、瑛太に対して冷たく接してしまう。そして自己嫌悪する。小説にはこのシーンで本気モードで瑛太のことを想う自分を嬉しく思った・・・と表現してあったが(アニメでは10話)、8話では嬉しい様子まで表現されてなかったですね。美緒の予備校までの遠回りは、瑛太のことが好きな自分の気持ちをかなり自覚できた行動だったわけです。

もう一つ、小宮に会う前に美緒に会った瑛太は、小宮に抱きつかれた場面に遭遇したことを美緒から遠まわしに告げられるが、彼は言い訳も否定もいっさい言わなかった。美緒もそれ以上の理由を聞かなかった。センターの時に聞きたかったことの一つだったはずなのに聞かなかった。この場面は二人が似た者同士で不器用であることを表現していたように思った。お互いに好きだと言ったわけでも言われたわけでもない。中学時代の友人同士という状況で、言い訳したり、問い詰めることは自分が『好き』であると告げることになると思ったからだろう。そして、そうすることで関係が疎遠になることを恐れていたのでしょう。なんか面倒くさいなぁ・・・と思う人がいるかもしれないが、『なんとなく』続いているいい関係を保つため、二人とも好きな人に好きと言えず数年間心の中で想い続けたわけだから、これくらいのことで自分の気持ちをあからさまに表現するようなことはしないだろう。地味だがよく考えれば二人の不器用さをよく表したシーンだった。こういうところに不合理な点が無い所も、細部までよく練られてあるなぁ~と感心しました。
 
「ダメ。」と言ったにもかかわらずデートに誘った恵那に対する美緒の視線はちょっと怖かったですが、美緒に許可を取りに行った恵那は、行った理由を「なんとなく」とあっけらかんと答えた。(美緒は怒るわな・・・)
美緒は恵那のような天真爛漫さを持ち合わせていないので、自由に感情表現をする恵那を羨ましく思っていたに違いない。これはパーソナリティの違いとはいえ、この時期の女の子にとっては、かなり辛いことだったのではないかと思う。

陽斗の時には葉月が越えられないハードルになったように、今度は恵那がそうならないか心配で・・・且つ、なんで自分は素直になれないのか・・・という自己嫌悪の渦に美緒は巻き込まれてる感じが可哀想でした。恋するって苦しい時もあるけど、美緒はずっとその状況ばかりで、報われて欲しいと思わずにいられなくなりました。

瑛太は恵那と一緒にいる時には素の自分を出すことができていた。それは、美緒に対する気持ちを恵那が知っていて、応援すると言われていたからだろう。瑛太も美緒への想いを隠し続けていることに辛さを感じていたことの証しで、後輩である恵那には利害関係は無いと思い気を許していたのだろう。親友である陽斗は、瑛太が中学時代から美緒のことを好きだったということを知っており、且つ、美緒の意中の人だったわけだから、親友とはいえ自分の気持ちを吐露できなかったのであろう。
しかし、8話後半でコンクールで賞を取ったら告白すると恵那に言われて驚く。そもそも瑛太は恵那に対して恋愛感情は無かったと思うので驚いたのでしょう。(照れてちょっと頬を染めてましたが・・・)美緒だけでなく、瑛太の鈍さも天下一品なので、美緒の気持ちにいつ気が付くのかヤキモキしました。
ラストの葉月の変身登場で終わる演出も絶妙でセンスの良さを感じました(笑)。ただ変身前の方が、私は好きでしたけど・・・w 葉月はどっちでも普通にモテますよ。女子力は本作中1番だし、文句なしの素敵な子です!!

10話はほとんどアニオリで、しかも恵那、美緒、葉月それぞれのシナリオにそれぞれの固まった気持ちが表現されていて、文句無しの出来栄えでした。美緒が瑛太のスマホの壁紙(待ち受け変えとけよ!!)となっていた小宮の画像を見て走り去るときの切なさ・・・せっかく思い切って自分の想いのまま頑張って行動したのにVデーのチョコも渡せず、涙を見られたくなくて走り去るシーンは胸が痛かった。でもここで、美緒は瑛太への想いをしっかりと確信できた自分が嬉しくて、泣きながら笑うシーンでしたが、抜群の改編でした。相当考えたね、この大切なシーンの入れどころを・・・。

その場面をこっそり見ていた恵那は瑛太のスマホ画面を直しただけで、手作りチョコを渡せず走り去る。も~モヤモヤがいっぱいでしたが、写真部の男の子二人が面白くて悲壮感を和らげてくれましたね。(この鉄マニの二人はいつも笑わせてくれました♪)
葉月と陽斗の話もほぼアニオリで演出も綺麗で良かった。堅実で真面目で思慮深い葉月の返答も表情も完璧でした。
恵那のお守り集めも最後の告白もアニオリで、ラストシーンの作り方は本当にうまかったです。

他にも作中で、相手の真剣な告白に対して難聴になったり、はぐらかしたりしなかったこともJBの優れている所です。
4話で陽斗の告白に『ごめん。付き合えない。』とはっきり答えた葉月や、7話ラストの美緒の『・・・ダメ。』とか10話の葉月の返事や恵那の告白も、すべていい加減にはぐらかさなかった。こういう作品を作りたかったのだという意識が多分に感じられたし、とても良かった。 
 
美緒のお姉さんは美緒にとって、とても大切な存在であることも見ていて感じました。お姉さんは美緒と違ってさばさばとした素敵な人物で瑛太と美緒が中学時代からいい関係であったことも知っていたのでしょう。(11話)女友達との間でも自分の気持ちを隠し続けた美緒が素を出せる存在が瑛太であったことは、潜在的な『好き』が美緒の心の中に宿っていたことも表している。美緒が陽斗から瑛太に心変わりすることの整合性も充分でした。

美緒は葉月に瑛太が好きであることも告げている。美緒にとって葉月は心底信頼できる素敵な女性としての位置づけであることも11話で描かれていた。何から何までしっかりと作られている。感服です。
受験の前日の夜に、美緒と瑛太はベランダに出てお互いの家の方を眺める。二人の『受験に込めた万感の想い』が伝わってくる静かないい場面でした。(11話)
 
JBのラストを私はどう捉えたかというと、二人とも想っていても決して言えなかった『好きだ!』という言葉を、ようやく言える自分になった・・・つまり成長し大人になったということと、本当に人を好きになるということは喜びであるということ。最後は美緒と瑛太が笑顔でお互いの距離を詰めて終了とは美しいエンドだと思いましたよ。物足りないと思う方もいるでしょうが、あそこで涙流して抱き合ったんじゃ、リアルを追求してきた鴨志田氏のシナリオに泥を塗ることになりますからね。

もし、転校先で突然美緒と恵那が目の前に出てきたら、恵那を選ぶ人の方が多いかもしれません。それくらい恵那はいい子でしたよね。だけど瑛太は恵那を選ばなかった。それは美緒と過ごした中学時代の数々のエピソードと不動の恋心があったからです。恵那の告白に微塵も美緒への恋心を揺さぶられることはなかった瑛太の強い想いは分かる人にしか分からないかもしれないですね。美緒の気持ちは卒業式の答辞が全てでしょう。なんか凄く懐かしい光景を見せられているようで私は感動しました。リアリズムってのはこうでなくちゃいけないんです。最後まで徹底した小林監督と鴨志田氏の姿勢がこの作品の品性をとても高めていました。『君じゃなきゃダメなんだ!!』っていう気持ちをここまで地味に熱く表現されると感服の域に達しますね。{/netabare}

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葉月には親友の依子がいて、美緒には大好きな姉や友人たちがいて、陽斗には猿渡や陸生、そして瑛太がいて、瑛太には陽斗や恵那がいて、恵那には清水や山口(写真部の二人)そして瑛太がいて、周りを取り巻く友人たちにも案外重要な役割があって、作品の質をあげてくれました。アニメ版の素敵な学園ドラマを見せてもらいました。人間が演じるよりも、もっと人間らしい感覚を得られたのは、それぞれの演技(キャラクターや声優)・演出・構成が素晴らしかったからでしょう。こういう作品は年に1回は見たいですね!!

陽斗と葉月、瑛太と美緒の恋の分岐点となった5話と、神回だと思った10話はプラメモの林直孝氏が演出を担当したようで、彼の演出はここでも冴えていました。この系統の作品なら彼は間違いなく素晴らしい演出家だと私は思っています。特に10話はとても良かったです。7話もやって欲しかったなぁ~。
 
原作・シリーズ構成・脚本の鴨志田氏はアニメありきで小説を書きおろしたことは間違いないでしょう。小説は美緒と瑛太の視点のみのストーリーで、アニメでは読みとりにくい二人の心情をしっかりと書いてあります。

アニメの肉付けに不合理な点や不可思議な点が一切なく、むしろ小説以上の出来栄えである構成と脚本になっていたと思うので、鴨志田氏はアニメの方に力を入れていたのだろうと思われます。そのあたりも大いに評価できる。美緒と瑛太以外のキャラクターが活き活きと描かれていたことからも、そもそもアニメで全てを語ろうという意図があったのでしょう。

気持ちのすれ違いの多い地味で味わい深い人間関係を、まとまりのあるシナリオにできていたことも、小説執筆以前にアニメ視点でこの作品の構成を考えていたからだと思う。美緒と瑛太に関してはアニメでは描ききれないから、小説で読んで下さいと言われているように感じました。読む価値は十分にありましたよ!
 
私が見た今年のアニメの中では一番内容の詰まっている美しい作品です。こういう地味な傑作にはなかなかお目にかかれないだろうなぁ・・・って思います。人を選ぶ作品だと思うので誰にでもお薦めできる作品ではありませんが、私にはどっぷりと嵌れる作品でした。円盤は作画が良くなってることを期待して絶対に買います♪
プラメモ以来、久々に円盤買うぞ!!と思った作品でした♪
 
卒業間近の17~18歳(高3)の若者たちの数カ月のドラマをリアルにアニメで再現したようなシナリオは、そこいらの実写学園もの映画とは比較の対象にならないほど完成度が高く、アニメだからこそのリアルさ、面白さがありました。鴨志田氏が描きたかった美緒と瑛太のリアルな物語に膨大な味付けと、きめ細かいキャラ設定を施し、全話が連鎖している構成・脚本の完成度の高さは、もはや圧巻としか言いようがないです。微細な感情の変化をこれだけ綺麗にまとめあげた優秀なスタッフの皆様にも拍手と感謝です。本当にありがとうございました。私の3作品目の5.0作品となりました♪

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評価は5.0なので、全て5.0評価にしていますが、作画は4.0程度の評価が妥当だと思います。しかし構成・脚本が秀逸な作品で総合評価が5.0相当なので、5項目を5・0評価にしてあります。
 
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各話のエピソード♪ 

12話{netabare}
最後まですれ違う二人。それでも二人の気持ちは赤い糸で結ばれていた。
美緒は本当の恋を知り、瑛太は好きな人に告白する強い気持ちをもてた。それは、友人たちの力でもあり、人が生きて成長していく上で大切なものは何か?・・・というこの作品のメッセージでもあったと思う。
好きな人と気持ちを分かち合うまでの過程を、微細に美麗に描いた素敵な作品でした。最後の二人の笑顔が二人の始まりなのです。感動しました。続きがあったら是非見たいものです。{/netabare}
 
11話{netabare}
私の中で絶対に必要なシーンがもう一つあったのだが、それがしっ
かり入っていました。それは、美緒のお姉さんと瑛太による車内で
の会話です。
ここで美緒の姉は、美緒は瑛太の前ではかなり素を出すということ
を話している。瑛太はそれをネガティヴに受け止めていたが・・・。
この部分も瑛太と美緒の関係がとてもフランクであったことを表す
大事なシーンでした。そして、美緒のお姉さんは二人の関係がいい
ことをかなり以前から感じ取っていたことも分かった。
美緒の姉は、とってもいい人だなってしみじみ感じる場面でした。
 
グループラインでの友達の応援シーンも心温まるシーンでした。
 
試験問題を解いている時に今までの二人の気持ちを表す各話の印象
深い会話が流れた。
この二人がどんな気持ちで試験を受けているのかを伝えるための
いい演出でした。
原作のいい所はしっかり入れてあり、改編も文句なし。ここまで
完璧に作られてるシナリオは本当に感動的です。約70%くらいは
改編で構成も変えているのに、原作の遥か上をいくアニメ作品なん
てなかなかお目にかかれないです。早いうちから傑作だと言いまし
たが、間違いなく傑作です。最後はどういうシナリオと構成で魅せ
てくれるか楽しみにしたいと思います。
美緒、合格おめでとう!!{/netabare}

10話
これは神回だな。
ほとんどアニオリで、素敵なシナリオです。これ以上の形容はない。
絵コンテと演出にプラメモの林直孝氏の名前がありましたね。
10話の演出の妙に納得しましたね♪彼が絡んできたことはとても
光栄で嬉しいことです♪
しかし、ほぼアニオリなのでラストはどうなるか分かりませんね。
アニメオリジナルなラストも十分あり得る展開だし、どうなるか
最後の2話は必見です!!
{netabare}終わり方がさ・・・ほんと心憎い。 
瑛太、美緒だぞ!美緒じゃなきゃいかんぞ!!
「がんばれ!!美緒!!」・・・と言いたくなる話でした。

葉月と陽斗のシーンも良かったよ。葉月らしい陽斗への返事で、
この二人は、きっとうまくいくんじゃないかな・・・。

美緒が自分の本気に気付いて笑顔で涙するシーンがしっかりあった
ので感動しました。この場面は絶対に必要だと思っていたので、ここ
できたか~って感じです。

小宮さんも、本当にいい子なんだよね・・・。瑛太にチロルチョコを
渡す時の心境を思うと胸が締めつけられます。
シナリオも構成も一級品です。JBを見て本当に良かったよ。
来週も楽しみです♪ {/netabare}

9話{netabare}
美緒が自販機でコーヒーを買った。森川が髪形を変えたように、
美緒も飲み物を『なんとなく』変えてみたのだろう。誰にでも
経験のあることではないだろうか・・・?鴨志田氏の構成・脚本
は、本当に素晴らしい。小説はアニメの為に書いたものだろう。
これだけ肉付けが完璧な作品は賞賛しかないよ。紛いなき傑作を
私は見ていると感じています。
美緒と葉月の陽斗に関する会話は、美緒が葉月に陽斗に対する好
意があったことをしっかりと話した。
美緒は一歩でも前進しようと葉月に話したのだろう。そして本当
に好きな人がいることも葉月に告げた。大学も自分の気持ちを率
直に汲んで瑛太が推薦で合格している大学を受験しようと決めた。
瑛太と美緒はやっぱり、好きな人に対しての姿勢が似ているよう
です。二人とも合格したら、一体どうするんだろうね・・・。
 
JB待ちの木曜日の夜中はとても楽しみですが、あっという間に
終わってしまって、はやく次が見たいです。シナリオは完璧に鴨
志田氏の思った通りに仕上がっているのでしょうね。鴨志田氏の
アニメ用のシナリオとストーリー構成は練りに練られてあること
が小説を読むと分かります。安心して残りのシナリオを堪能して、
監督はじめ、他の優秀なスタッフを称えたいと思います。
 
皆さんは、小宮派でしょうか?美緒派でしょうか?葉月派でしょ
うか?私は美緒派になりました。最後に幸せな美緒を見て終われ
ればいいのですが・・・。{/netabare}

8話{netabare}
絵コンテや原画の人数を増やしたようですね。かなり画がまとま
って全体的に綺麗でした。8話を見て確信しました。この作品は
素敵な作品に仕上がると思います。やはり、アニメの脚本は原作
にほどよい脚色を加えてより良い作品になっています。
今回は小宮と夏目の気持ちと森川の気持ちをほどよく表していま
した。JBは人物のアップ画はとても繊細で心情を表している場
合が多く、各話の随所で目を中心とした表情の構築に気を配って
いると思います。小宮は気持ちをストレートに表す子なので分か
り易いですが、夏目は胸の内に秘めた感情を表に出さないので、
その表情がとても大切な言葉になっています。全話見たら、その
あたりも含めてレビューを書きたいと思います。
夏目は、泉に対する自分の気持ちを自分の行動で再認識して、う
まく気持ちを表現できない自分に葛藤しつつ受験勉強に取り組む
という苦しい状況なんだと思う。そのあたりも上手く表現できて
いました。やっぱり小説はそのあたりの夏目の気持ちを理解する
為の補完本となりますね。
全体的に原作のいい所を残し、邪魔をしないような脚色を加え、
見応えのあるシナリオになっています。8話も良かったです。
後半に向けて作画も安定しそうですし、次週以降も期待できる
と思います。ほんと楽しみです。JBは円盤買おうと思います。
こういう作品はまたしばらくお目にかかれなそうだし・・・。
小宮のペットのプータはいい味出してましたね♪{/netabare}
 
7話{netabare}
最後の『ダメ・・・』の一言に至るまでの過程がとても綺麗でし
た。この一言に集約されている想いや記憶、そして夏目が泉に対
して抱いていた中学時代からの感情が全て込められた一言。この
二人の気持ちが徐々に近づきつつある今、中学時代に遡った場面
を挿入し、今思えば・・・と思える数々のエピソードが二人には
もっとあるのだろうと推察できるストーリー構成で大いに意味が
あり、刹那的な感情ではないことを印象付ける丁寧なシナリオで
した。
6話まではため息の多いジリジリとした内容でしたが、後半は
微妙にズレていた夏目の想いや気持ち、森川の想いや気持ちが微
妙に変化していく過程を、どのように見せてくれるのか楽しみで
す。夏目は泉の想いに気付いていたんだろうね。そして今回、そ
れが確信に変わって、小宮のデートの申し出を拒絶したのだろう。
夏目も泉のことを大切な存在として認めた『ダメ』の一言で終わ
るところが心憎い演出です。いい作りをしています。
半信半疑で見始めた作品でしたが、こんなに次回が待ち遠しく思
えるなんて、嬉しい誤算でした。小宮と待ち合わせた駅での夏目
の作画がちょっと荒かったのは残念でした。{/netabare}
 
6話{netabare}
個人的に感慨深い場面がありました。森川の演奏を相馬が聴いて
いる場面。好きな人が自分だけの為に演奏してくれるって凄く感
動するんだよね。だから相馬が「やっぱり好きだわ・・・」って
森川に言う場面が心の底から共感できました。
なんか自分のとても大切な想い出のシーンと重なってしまい、こ
の二人を応援したくなっちゃったなぁ・・・。この場面は相馬君
の心の中に一生美しく残る、そんな素敵な一幕です。
受験が終わったら夏目はどうなるんだろう・・・。なんか切ない
気持ちに覆われそうですね。胸が痛くなるシーンもあったり、
素敵なシーンもあったり、とっても構成がいいです。もう早く次が
見たいです。森川の性格を考えると、夏目の気持ちに気をつかって
またジリジリ展開になりそうな気もするけど、要はそれをどう見せ
るかが大切。でもこのシナリオを作っている方のセンスは何気なさ
を上手に表現されているので期待できそうです。ここまでは、とっ
てもいい作品ですね!!{/netabare}

5話{netabare}
森川と夏目の心の動きをゆっくりと進めていて気持ちの交錯部分を
丁寧に表現しているように感じます。こういうシーンはきっと何か
につながる大切なシーンなのではないかと思います。夏目の友人3
人(佐藤・鈴木・高橋)は相馬と夏目を応援しているが、その気持ち
に素直に喜べない夏目の気持ちの揺らぎを感じるところまでストーリー
にハマっちゃいました。森川の相馬に対する気持ちもまだ明確では
なく、自分の本当の気持ちに鍵をかけたまま泉と接している夏目と
相馬が障壁となって夏目にあと一歩踏み込めない泉の微妙な気持ち、
どれも繊細で微妙な思春期の一幕で、どう展開していくのかとても
楽しみです。不思議なことに、この作品にはご贔屓キャラがいない
のです。でもそれがこのストーリーに没頭できる一因になってる気が
します。どう終われば納得がいくのか、自分でも分からない状況な
ので、中盤の核になる事象を見逃さずに堪能していきたいです。{/netabare}

4話{netabare}
夏目と泉、森川と相馬、夏目と相馬、どの組み合わせも成就しない
恋愛感情が交錯しててなかなか良い。これをどうまとめていくのか
とても興味深いです。森川が誰を好きなのか??・・・・もともと
恋愛気質って感じじゃないキャラに仕立ててあるものの、なかなか
な思わせぶりを発揮し、あっさり相馬の告白を賺すあたりは森川
の気持ちの中により強い何かがあるのだろう。それが何か気になる。
恋愛が成就しない話はよくあるが、リアルにありそうな状況でなん
か見てるこっちの気持ちも切なくなる。ここまでは妙な暗さで話が
澱んでいて、個人的に感情移入もできている。今後の展開がとても
楽しみです。今の所、今期で一番興味深い作品になっています。 {/netabare}

3話{netabare}
ストーリーとキャラクターに派手さがないおかげで独特の雰囲気と
世界観が伝わってきて心地いいです。夏目さんと森川さんの女心を
どう描くのか・・・そこはとっても重要な気がします。
この二人に共通する所は、前向きなように見えてネガティヴさが
根本にあるので、それが今後どのように変わっていくのかも見どころ。
また、物事に冷めた感じがある泉がどのように変わるのかも見どころ。
いい作品に化ける要素は十分にある作品だと個人的に思っています。
CGと作画のバランスは微妙なところもありますが、ストーリーで
魅せてもらいたいです。まだそれぞれの環境の中での個人的な感情
にしかタッチしていない段階なので、今後のメインキャラ達の心模様
をどう表現していくのか、期待したいと思います。
雰囲気や色合いはとっても好みなので感動して泣きたいなぁ~  {/netabare}  

1~2話{netabare}
入口は平凡な学園青春ラブストーリーっぽい感じでした。
画は若干雑かなぁ・・・って思うけど、夏目と泉のフワフワ
した関係をどう深めていくのかがこの作品の肝だろうね。
制作者のセンスに共鳴できるかどうかが、視聴者の賛否に反映
しそうだから、意見が分かれそうな作品です。
夏目も泉も真面目な賢い子って感じなので、イライラ系の
話になりそうだけど、感慨深い作品になるといいな・・・と
期待しつつ継続視聴したいと思います。{/netabare}

==================================
追記
Blue-R 1枚目は特典もあり良かったです♪

そうそう・・・美緒の口癖のような、「ほんとにほんと」には肯定文と疑問文があるんですよね!そこが可愛いです。
それに育ちのよい女の子って感じで、ちょっとしたことでも「ありがとう!」って言える子でしたね。そういうとこも美緒のいい所でした!!

投稿 : 2020/04/04
♥ : 53
ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

高校生活の終わりに始まるストーリー…スタンダードな青春恋愛物語が心地良い作品

恋愛の名作(になったと思う)「月がきれい」の放映中に情報が流れたこの作品。キャラデザインも設定も好みです。青春ものとして名作になる予感がします。が、ハードルを上げすぎるのも良くないです。じっくりと見てみたい作品です。

1話…高校3年冬の始まり、みんな微妙なのだ
{netabare}高校3年の終わりに転校してきた瑛太。そこは中学2年まで過ごした町そこで中学の同級生だった陽斗とばったり。何かが動き始める…という内容。

どこにでもあるような高校、どこにでもあるような3年生後半の一場面がとても新鮮に感じてしまいます。そういや、この時期は受験生もいれば、就職活動している生徒もいれば、もう先が決定している生徒もいたな…もううん10年前のことだけど、よく覚えています。それと、陽斗気持ちというか、なんかやり残しもあったような感覚ね。

期待感が高まる始まりだったように思います。メインの登場人物を少しずつ出し、その子達がどんな様子なのかを描いた感じです。瑛太と陽斗、美緒と葉月と恵那、この5人がどう絡んでいくんでしょうね。楽しみです。{/netabare}

2話…再会と思い
{netabare}陽斗が告白しに行ったのは葉月だったが、へたれやがった…。結局は瑛太と美緒も巻き込んだ日曜デートになる。
瑛太は中学の時の美緒を思い出す。美緒は陽斗が好きだったのだ。美緒はその事を隠した。瑛太だけが知っている話だった。
日曜、水族館には瑛太と陽斗、美緒と葉月、葉月の親友の依子、そしてなぜか葉月の弟たちが集まった。陽斗の思いとは裏腹に弟に好かれる陽斗。美緒はなんか複雑そう。そして葉月は陽斗の気持ちに気づいていない。
水族館を出るときにみんなでLINEの交換。高校生みたいだと葉月は言う。帰り道、瑛太は恵那につかまる。

まだまだ序盤でハッキリしないところがあるけど、思い交錯系の恋愛ものっぽいな。交錯系の恋愛ものって、落としどころ間違えると物語全部がガタガタになるので難しいんだよね。うまく繋いでいってほしいな…。
主人公の瑛太の気持ちがいまいち分からない。美緒も今はどう思っているのか分からない。葉月は苦労人ぽい鈍感系の娘(プラスして卑屈)だけど、こういう子がモテたりするんだよね、なぜか大人っぽく見えるし。陽斗は真っ直ぐだけどヘタレ系。たった3ヶ月の物語だけど、まだまだ先は長そう。{/netabare}

3話…すれ違い
{netabare}恵那から付きまとわれる瑛太。撮影した写真をコンクールに使いたいから許可がほしかったようだ。瑛太は当然のごとく断ったが、恵那の押しのつよさにLINEを交換した。
陽斗と葉月は進まない。陽斗の思いに気づかない葉月を依子が取り持ち、散歩に呼び出すが…犬の苦手な陽斗は顔面蒼白に。

恵那の、良く言えばフレンドリー、嫌な言葉だと「押しが強くてしつこい」は好き嫌い別れるかもしれない。ここから恵那と瑛太の物語も始まるんだろうな。瑛太の気持ちは美緒だし、どうなることやら…。
陽斗と葉月はちょっと厳しい感じ。あまりにも葉月が陽斗に感心無さすぎて…。{/netabare}

4話…勢い
{netabare}陽斗の犬嫌いを克服するためになぜか巻き込まれる瑛太と美緒と恵那。帰りに陽斗との会話で複雑な思いになる美緒…
初詣でとうとう陽斗の告白。が、爆死…。
美緒の心情年吐露に思わず告白しそうになる瑛太。

思いがあっち、こっちそれぞれ絡まりそうで絡まない。どう転ぶからないのがとても面白いけど、ちょっとイライラします。にしても陽斗の告白からの「お断りします」、けっこう早い回できたな。これで二人の話が終わるとは思えないがはたして。
思わず告白しそうになる瑛太だったけど、たぶん自分なら勢いで言ってしまうかもしれないな。だって、中学の時からの思い引きずって、会えることもないかもというところからまた出会って、しかも変わらないし、奇跡だと思っちゃうもん。{/netabare}

5話…交錯
{netabare}冬休み明け。一人で別教室に席を置く瑛太、告白断られ無理に普段を装う陽斗、気まずい雰囲気漂わせる葉月、瑛太に言い過ぎたことを悩む美緒、写真の許可がほしい恵那。
美緒は瑛太に謝りにいくも、恵那と仲良さそうにしているところを見ていらっする。告白が爆死だった陽斗。草野球で少しは前向きに。葉月は告白に戸惑い断ったが、陽斗のことをゆっくり考えたいという。美緒と瑛太がバス停でばったり。初詣の時のことを互いに話す。

初詣がひとつのヤマになっていたので後日譚という感じでした。
美緒は陽斗のことが好きだったのだろうけど、現時点では思いが別の方向に。瑛太と恵那を見ていらっとしたの見て、瑛太を考えているんだろうという感じがした。二人の微妙な距離感がたまらなく好き。{/netabare}

6話…前へ
{netabare}葉月のLINEを受けた陽斗は返事できずに瑛太に相談。ホームランを打ったら返事したら良いと勝負に誘う。真剣勝負の二人を見て動く美緒と葉月。恵那は心の微妙な変化を感じる。
美緒は消しゴムを返してスッキリさせ、葉月は陽斗に今の気持ちを伝える。
恵那が警察沙汰になっているところを瑛太が見つけて…。

依子のキューピット力が高すぎる。
葉月が陽斗に正直な気持ちを伝えていたけど、美緒のことが気になるんだろうな、美緒が陽斗を好きだということに感づいて。陽斗のニブチン力の高さよ…。
美緒の告白というか、思いを絶ちきる場面を瑛太に立ち会わせたのは瑛太に陽斗のことは終わったことなんだと伝える意味のあったのかもと邪推しました。{/netabare}

7話…確信
{netabare}恵那が撮影していて警察沙汰に。偶然通りかかった瑛太に救われ(たかどうかは分からない…)、なぜか八つ当たり。瑛太は恵那の真剣さを知り写真の許可を出す。嬉しさのあまり抱きつくところを美緒に見られた。
センター試験当日、センター試験名物(?)の雪による交通障害で試験会場に向かえない美緒の元に駆けつける瑛太。美緒を落ち着かせ、会場まで連れていく。安心した美緒は試験に望む。
モヤモヤする恵那は美緒を呼び出す。瑛太をデートに誘っていいか?と伝えた恵那に「…ダメ」と言う美緒だった。

おぉ、すごく動いた回だ。
瑛太マジイケメン。いつも一言足りない瑛太だけど、行動で示すんだよね。恵那も気持ちに気づいたし、美緒も思わず「ダメ」って言っちゃうし、もう3人の関係がどうなるのか分からない。恵那と瑛太の相性良さそうだし、恵那の真っ直ぐで、小悪魔的で、明るいところとか、普通にヒロイン像だよ。
でも、この物語の主人公とヒロインは瑛太と美緒なんだよね。どうしてもこの二人を中心に見ているので、何とかこの二人で決着してほしいと思う。
にしても、最後の「…ダメ」は破壊力抜群の演出だった。思わず壁叩き壊しそうになったではないか!{/netabare}

8話…思い
{netabare}葉月の家に瑛太、陽斗、美緒、依子が集まり美緒のセンター試験の慰労を兼ねた鍋パーティー。美緒の素顔を見て葉月と依子は親近感を覚える。
恵那が瑛太をデートに誘う。当日、瑛太は美緒と遭遇。恵那とデートと悟り、思わず付いていく美緒。恵那と対面して駅に降りる。
恵那の行動力に戸惑いながらも付き合う瑛太。気が気でない美緒だったが…。
瑛太の気持ちが美緒から揺るがないことを悟った恵那は「コンクールで賞を取ったら告白する」と事実上の告白。

恵那の揺れても真っ直ぐな感情がすごく良く伝わる回だった。この子が人気あるのはキャラデザインが可愛いのもあるけど、喜怒哀楽の表情がとても豊かな点ではないかと思います。他のキャラが表情をあまり変えないのとは対照的です。それと、ギャップ。ツンデレではなく、恋する乙女心に至った時の可愛さは特筆もの。それでも美緒に行ってほしいんだよね…。
それと最後の〆、本当にこの作品は上手です。次が気になる。葉月の髪切ったあとに瑛太と遭遇シーン、面白い。{/netabare}

9話…繋いで
{netabare}髪を切って綺麗な感じの葉月にざわつく教室。心ここに有らずな美緒。瑛太を変に意識してしまう恵那。
葉月と話す美緒。葉月は美緒に陽斗のことを聞く正直な感情を話す美緒。美緒は今は好きな人がいるという。恵那は瑛太に不器用ながらもまっすぐに向かう。
葉月は陽斗が声をかけてくれないのが寂しい。陽斗は髪を切った葉月をわいわい言うことにモヤモヤだった。気持ちを伝えた陽斗に葉月は嬉しそうだった。
美緒は進路を迷っていた。しかし、決断する。それは瑛太が推薦決めていた大学を受験することだった。

今回も引きが良い…。美緒の決断と対照的に美緒の大学を受験しようとする瑛太。なぜすれ違うんだ…もう互いに気持ちが交わっているのに…。気になるではないか‼
葉月がどんどん陽斗に向かっているのが伝わります。この二人の決着もすごく気になります。就職する陽斗と遠くへ行く葉月。どうなるんだろう…。{/netabare}

10話…涙の理由(わけ)
{netabare}美緒は瑛太が合格している大学をじゅけんすることに決めた。一方で瑛太は美緒が受けるといっていた大学を受験しようとしていた。
2月の登校日、その日はバレンタインデーで美緒も恵那も瑛太にチョコを渡そうと考えていた。美緒が先に瑛太に会ったが瑛太のスマホを見て愕然、その場を立ち去る。恵那はそのシーンを見ていて瑛太に謝るが…。美緒の気持ちは本気になっていた。
陽斗は葉月に誘われグラウンドに。そこで葉月から付き合えないと伝える。葉月は本気でこの先を考えてのことだったが、その先まで好きでいてくれたら付き合ってくださいと告白する。
恵那が瑛太を呼び出す。恵那は合格祈願のお守りを瑛太に渡そうとしていた。ぶっきらぼうな瑛太だったが、恵那の頑張りを認めて優しい言葉を掛けた。恵那はやっぱり瑛太が好きだと伝える。

青春してるなぁ…。とても良い感じで進んでいる。
葉月と陽斗の話はこれで決着かな。葉月はちゃんと陽斗のことを考えていたんだな。髪切ったあとの葉月の陽斗への表情や態度見ていたら、まんざらでも無さそうな感じはしていたけどね。現実的な回答も葉月らしくて良いかもしれない。
瑛太と美緒、互いに気持ちを伝えられるのか? 気持ち伝えても付き合うことにならない感じがするんだよね…この流れで行くと。こういう話って、大抵は切ない〆をしたがるものだし…。
恵那が健気すぎて瑛太は罪作りなのだが、凪あすの美海を思い出してしまう。恋して大人になるパターンで締めるのか…。
とにかくあと2話、どうまとめるのかです。まとめ方によっては最高の作品になるし、ドン引きにもなるし(個人的にだけど)。{/netabare}

11話…春の始まり
{netabare}受験が迫る。瑛太と美緒は互いの受験のことを知らなかった。瑛太と陽斗、美緒と葉月がそれぞれ心境を話し合う。
受験当日、瑛太と美緒はそれぞれの会場に向かう。学校でばったり出会う陽斗と葉月。そこで瑛太と美緒がすれ違いだったことを知る。
受験結果、恵那のコンクール結果の日になる。帰宅した美緒が封筒を開けると「合格」の文字。恵那はコンクール会場で写真を見て微笑む。瑛太は掲示板で口が緩む。

瑛太のニブチンめ!美緒をずっと見てたら気持ち気づくだろうに…いや、ずっと好きだったし、普段どおりだったら自分に気持ち来ているとは思えないかも知れないな。くそ、この構成にやられる。

ラスト、ハッキリと結果出したのは美緒だけなんだな。恵那、瑛太は笑っただけ。普通ならあの笑顔は良い結果だろうけど、持ち越すとは…くそ、やっぱりこの構成にやられる。

いよいよラスト。3人の結末が気になってしょうがない。OPの歌詞がかなり意味深。フルコーラスだともっと意味深なんだな。楽しみなような、寂しいような、ドキドキするような…{/netabare}

12話…卒業(たびだち)、そして…
{netabare}瑛太の受験、失敗だった…
卒業式、そこには卒業生代表で答辞を読み上げる美緒の姿があった。答辞の言葉が瑛太に響く。卒業式後の教室は別れを惜しむクラスメートで賑わう。
それぞれの別れ。そんな中、美緒は瑛太を探す。LINEを送るも瑛太からの返事はない。
瑛太は恵那を尋ねる。そこには写真コンクール金賞の盾が。しかし、それは恵那のものではなく、同じ部員のものだった。その写真は瑛太を撮影している恵那を写したもので、表情が素晴らしいとの評価だった。
瑛太が恵那に答えを出す。それは恵那にとってツラいものだった。
美緒は瑛太に会いたいことを伝えるが、瑛太は答えられないでいた。陽斗が瑛太をバッティング勝負に誘う。瑛太は打ち返す、あのときの陽斗のように。意を決して美緒のもとに走り出すが…
一ヶ月後。瑛太は推薦で合格していた大学に入学していた。しかし、どこか気持ちは晴れない。美緒にLINEを送る。すぐに返事が返ってきた。瑛太が後ろを振り向くとそこには少し髪が伸びた美緒が立っていた。瑛太は告白する、美緒が好きだと。美緒も答える、瑛太が好きだと。

収まるところに収まったという感じです。山場は恵那に答えを出すシーンだったかもしれません。切ないシーンだった…。恵那が良い娘だっただけになおさらね。
卒業式からクラスメートたちとの別れを惜しむところが良かったです。懐かしい雰囲気を存分に感じる、とても良い場面でした。
これで終わりなのか…4ヶ月の間の話だったけど、内容は2クールやっても申し分ないくらい濃かった気がします。{/netabare}

とてもスタンダードな青春恋愛ものでした。卒業間近の高校生たちの心の動きが分かりやすく、捻りはないけど、それがかえって物語を締めていて好感が持てました。
惜しむらくはそれぞれの気持ちの描写、特に主人公である瑛太とヒロインである美緒のそれぞれが互いに思っている心理や心の移り変わりとか薄い。恵那の気持ちは痛いほど伝わるのに、肝心の二人が繋がっていくところが伝わりにくい感じです。ここが残念ながら「月がきれい」には及ばないと思います。
主人公がぶれない、二人の間に割って入る女の子、気持ちは繋がっている、LINEが重要など、似ているところは多いです。でも、陽斗と葉月のことや、本編(二人の恋愛模様)に入る前段が無駄に長いなど、実にもったいない感じです。

それでも高校生の恋愛ものとしては十分に楽しめる作品だったと思います。特に7話のエピソードはキュンキュンします。最後の締め方は特筆です。それと、毎回の引き方、上手に思います。

高校生の恋愛模様。青春と恋愛、ともに楽しみたいというh方にお勧めできる良作です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 52
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

タラレバばっかり言ってたら高校生活が終わってしまった

PINE JAM制作オリジナルアニメーション。
イマドキの高校生たちの姿を飾らずに描く青春ストーリー。
タイトル「Just Because」の意味は「ただ、なんとなく」。

【Just Becauseらしさ】
さて、本作でまず褒めるべきは雰囲気作りが非常に良くできている所だと思います。
おそらく写真を加工していると思いますが、
舞台となる鎌倉の深沢周辺の風景をふんだんに使った背景の上に、
歩く、走るといったキャラクターの日常芝居を丁寧に書き込むことで
空気感や生活感を出すことに成功しています。
劇伴も控えめで、冬の校舎の静かな雰囲気もうまく演出できていたと思います。

また演出も凝っています。
例えば第4話の初詣のシーンでは
画面に映される焚火で燻っている二人の恋心を表現したり、
第9話の冒頭、お気に入りのイチゴ牛乳ではなくコーヒーを選ぶところで
夏目の心境の変化を表現したり。
こういった細かな仕掛けを様々なシーンに忍ばせ、
少ない台詞でキャラクターの微妙な心情を引き出そうとしています。
モノローグを使わないのもこだわりなのでしょう。

キャラクターやストーリーに派手さはありませんが、
現実にいそうなキャラ、起こりそうな出来事で話を組み立てる。
いわゆる「生っぽさ」出すための気遣いが随所に感じられます。
Just Becauseらしさというものが、この作品にはありました。

僕がJust Becauseで一番感心したのが友達の描き方ですね。
野球部のバカ3人組、写真部の冴えない男2人、リア充感漂う美緒の友達、
それぞれが気の合う仲間でつるんでいるときの楽しさや居心地の良さを自然体でうまく出せている。
依子と葉月の気心の知れた関係、奥手な葉月をさり気無くフォローする感じも好印象でした。
物語上それほど大きな要素ではないのですが、文句なしに素晴らしかったと思います。
ぶっちゃけ恋愛よりも友情の方がうまく描けているような気がします。

【タラレバ高校生】
{netabare}
本作は恋愛物です。恋愛物で大切なのは雰囲気よりも登場人物への共感。
「ああ、その気持ち分かる」と思わせることが何よりも大事だと思います。
思いっきり個人の好みが出る要素ですが、ここが弱く感じました。

部活引退したら…
ホームランを打てたら…
消しゴムを返せば…
センター試験が終わったら…
コンクールで入賞したら…
お互いの新生活が落ち着けば…
志望校に合格したら…

このアニメの登場人物は誰もかれも思い切りが悪い。まるでタラレバ高校生です。
リアルといえばリアルなのかもしれないが、そこに対して作り手が無自覚なのはいただけない。
無自覚ゆえに、それぞれが自分自身の臆病さを克服するという成長感を感じられる場面を作れない。
また、せっかく高校3年生の最後の冬という舞台を用意し、
主人公に季節外れの転校生という興味を引く設定を与えたのに
「今やらなければもう時間はない」という切迫感や
「あの時ああしておけば良かった」という後悔が表現されていない。
結局最後もLINE頼み。既読がつかなければそこから行動に移せない。
類似点が指摘されるアニメ「月がきれい」の最終回で
主人公はLINEでヒロインと連絡を取ろうとして思い止まり走りだす場面がある。
対照的な主人公の行動、どちらが視聴者の共感を呼ぶかは言うまでもありません。

というか、この主人公が両ヒロインに好かれる理由がいまひとつ分からないのです。
意外と付き合いが良い所もあるけれど、基本的に不愛想で痛い所を突かれると不機嫌になる癖がある。
決して心象が良いキャラとは言えない。別に容姿が優れているわけでもない。
何か秀でているものがあるわけではなく、人を惹きつける要素は見当たらない。
意味なくモテる、まるでライトノベル主人公のようだ
…と思ったら原作者はライトノベル作家だった。
{/netabare}

【負けヒロイン】
{netabare}
登場人物たちの煮え切らない行動が目立つ中、自分の気持ちに一番素直なのが小宮なんですね。
「私もコンクールで賞取ったら先輩に告白する」という事実上の告白だったり
合格祈願のお守りを渡して自分は身を引こうとしたのに
「私…やっぱり瑛太先輩が好き」と言ったり。
彼女は、気持ちを邪魔する障害物があったとき、遠回りせず飛び越えられる
たった一人の人物です。
だからJust Because!のキャラで圧倒的一番人気なのでしょう。

しかし残念なのは小宮をただの負けヒロインにしてしまったことです。
せっかくの良いキャラクターをあまり物語の中で活かせていない。
彼女のひたむきさに心を動かされ、美緒や瑛太が積極的になる…という展開にもならない。
要するにこのアニメは群像劇の体をなしていないのです。

美緒に関しては、陽斗と葉月の現在進行形の恋を見て、
中学生の時から前に進めない自分の恋が馬鹿らしく思えてきて、
片想いを終わらせるという流れが一応あるのですが、
小宮については話のつながりがあまり感じられず、
もったいない使い方をしてしまったなぁという感想です。

「本作は型にはまった物語ではなく自然体の恋愛描写を志向している」という反論もあるかと思う。
それにしては推薦を蹴るとか最終話の1ケ月LINE放置とか不自然な話運びが目立ちました。

結局、受験勉強で主役の二人をあまり動かせず受け身な印象を拭えなかったように思います。
これを解決するには受験が終わってから卒業するまでの期間に
話の山場を持ってくるべきだったのではないでしょうか。
{/netabare}

【総評】
ライトノベルと少女漫画を足して4で割ったような薄味の内容。
演出は上々、作画もリソースが足りないなりに頑張ったとは思います。
でも繰り返しになりますが恋愛物で一番大切なのは雰囲気ではなく、共感できるかどうか。
私は脇役以外にあまり共感できるキャラがいなかったので評価が低くなります。
ストーリーも作り込みが足りないように感じました。
残りわずかの高校生活、季節外れの転校生という設定をもう少し活かして欲しかったです。
合格点(3.5以上)はギリギリつけられないかな…


【各話コメント】
毎週各話コメントをつけていましたが、
本文がそれなりの長さになったので大幅に削ってあります。
{netabare}
第1話「On your marks!」
恐ろしく地味な立ち上がり。
恋愛物の第1話で主人公とヒロインの顔合せすらないというのは前代未聞じゃないだろうかw

第2話「Question」
どうも相関図的には
瑛太(主人公) → 夏目(メインヒロイン) → 陽斗 → 葉月
という一方通行パターンのようですね。
OPアニメーションで駅のホームに登場人物が並ぶカットがあるのですが、
この時のキャラクターの目線に注目すると
小宮 → 瑛太⇔夏目 陽斗⇔葉月
という関係に進んで行くのではないかと思います。

第3話「Andante」
アンダンテの意味は「歩くようにゆっくり」
しかし第1話の「On your marks=位置について」から始まって
陽斗は勢いよく飛び出したけど、主人公カップルは全然動かんよな。

第4話「Full swing」
この回は犬と猫を使った演出が面白かった。
犬が飼い主を案ずるような表情をしていたり、猫もジト目で瑛大のことを見ていたり。
実写でも十分な内容だけど、こういう表現ができるのは漫画やアニメならでは。

第5話「Rolling Stones」
うーむ退屈なエピソードでした。
このアニメの欠点は色々あるけど、「キャラが薄い」のが一番いただけないね。

第6話「Restart」
ヒロインが昔に消しゴムをくれたことをずっと忘れず大切な思い出にする、
という話は「恋と嘘」でもあったんだけど、ジャスコの方が上手く使えていると思う。
このエピソードってはっきり言ってガキくさいじゃないですか。
第2話の台詞を使えば「高校生っぽい」感じではない。
だから夏目がここで片想いを終わらせるという選択が自然にみえる。
彼女の恋心はあの神社の焚火のように燃え尽きる間際だったのだろう。

第7話「Snow Day」
夏目と小宮がライバル関係になることで、話は盛り上がる。作画は完全に崩壊。

第8話「High Dynamic Range」
1週間の総集編を入れて作画は回復。内容は平凡。

第9話「Answer」
やっぱり話に大きな動きはないけれども、
この素朴さがJust Becauseらしさなのかもしれません。

第10話「Childhood's end」
このあたりでキャラクターの恋の行方にあまり興味を持てなくなってきた。

第11話「Roundabout」
受験本番でのカットバック演出はなかなか良かったです。

第12話「Get set, go!」
LINEに依存しすぎだろ君たち!!
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 49

70.0 7 初恋アニメランキング7位
世界一初恋(TVアニメ動画)

2011年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (456)
2427人が棚に入れました
小野寺出版の御曹司小野寺律はコネ入社と言われるのが嫌で父親の会社をやめて新しく文芸をやろうと意気込んで丸川書店に入社する。だが配属されたのは、変人ばかりで他の編集から避けられ、乙女部とまで言われている少女漫画部門・エメラルド編集部。その上、編集長高野政宗が自分の初恋の人だったと知りパニックになる律に、高野は「もう一度俺を好きって言わせてやる。覚悟しておけ」と宣言する。

声優・キャラクター
近藤隆、小西克幸、堀内賢雄、立花慎之介、中村悠一、神谷浩史、岡本信彦、緑川光、森川智之

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

とある出版社の恋愛模様(/ω\)☆

BL。ボーイズラブ。
そう、この作品のジャンルはBLです。

全体の雰囲気はコメディ要素も多いので、
初心者にも優しいBL作品♪

BLは私にとって初挑戦のジャンルです。

男性を愛している友人(♂)がいるので、
そういう関係に偏見も萌えも感じないのですけれども、

2次元に関しては
ちょっと抵抗があったんですよね。
だって同人誌とかすごいじゃないですか。
(幼い頃に普通の漫画だと思って開いてしまったトラウマ…。笑)

そんなこんなで楽しめるのかどうか、
ちょっとドキドキしながら手に取った作品です。

さて、私の新たな扉は開くのか!?笑

全13話です。


● ストーリー
小野寺律(おのでら りつ)【♂】は、
丸川書店に転職してきた25歳。

高校時代に付き合っていた先輩【♂】にひどい振られ方をし、
それを今でも引きずって恋愛ができない。

そんな彼が配属された部署は、少女漫画。

敏腕編集長・高野政宗(たかの まさむね)の厳しい指導を受けながら
新人編集者として仕事を覚えていく。

そしてある日、気付く。
編集長は昔好きだったあの人だ…。


ベッタベタの展開ですが、
この作品の場合、ストーリーはさほど重要ではないのでいいんです。笑

だって大事なのは
「くっつくの!?」「ドキドキするシーンに突入するの!?」という
恋の駆け引き。

ドキドキできればなんでもいいんです。笑

BLと言っても艶やかな感じではなく、
どちらかというとギャグっぽい描写も多い。

イケメンにきゃーきゃー言うノリで楽しめるので、
イケメンが好きなら間違いなく楽しめます。笑

自分でも驚くぐらい、
どんどん続きが観たくなっていました^^


この作品、
ストーリーが3種類あります。

◇小野寺律の場合
・・・昔好きだった先輩に迫られ、振り回されながらも、
   自分の気持ちは恋じゃないから!と頑なに認めない。
   新入社員として今は仕事を頑張るぞ!

◇吉野千秋(よしの ちあき)の場合
・・・男を好きになる?そんなことには疎いけれども、
   幼馴染のあいつならいいかな…。
   というか、あいつのことが気になって仕方がないよ。

◇木佐翔太(きさ しょうた)の場合
・・・男を顔でしか好きになれない。
   結果、本気で恋愛をしたことがない。
   今気になっているのは、書店で働くあいつ…。


3人とも丸川書店のマンガ家さんだったり編集さんだったりです。
まったくいけない会社だこと(/ω\)

3つのストーリーはランダムで構成されています。

3つの話に共通しているのは、
迫られる男の子は「みんな可愛い」ということです。笑

可愛い男の子がモテるのですね、わかります(/ω\)

「そこまでやっちゃうと激しい…(/ω\)」
なところもありましたが(笑)、

相手に振り回されてどぎまぎしたり、
そんなところは普通の恋愛作品と何ら変わりなくて。

可愛い女の子が登場しなくて、
可愛い男の子が登場するだけですよw

ね、ハードル下がるでしょ?笑


● キャラクター
私のお気に入りは、
りっちゃんこと小野寺律です。

とにかくりっちゃんの可愛いこと!!!!!!
何度キュン死の危険を感じたか(*´Д`)

高野さんは積極的にりっちゃんに迫る。
そして赤面して逃げ出すりっちゃん。

「くっそー。悔しいけどときめくぜ。」
な表情がやばいかわいいきゅんとする…(*´Д`)昇天

そして相手の高野さんは
仕事ができるクールなイケメン。

「どんな恋愛しても、俺はお前が忘れられなかった。」
「もう一度俺を好きって言わせてやるよ。覚悟しておけ。」
↑普通に言うだけでもドキドキするこの台詞を
 さらっと言えちゃう高野さんマジイケメン…。
 (ただし男に向かって。笑)


結論:この作品、私には相性ぴったりでした。

照れる可愛い男の子、
大好物ですもの(*´Д`)(りっちゃんに限らず)

クールなイケメン男子が迫り、(キャー(/ω\))
可愛い男の子が照れて恥じらい、(キャー(/ω\))
両想いのような片思いのような、もどかしい関係。

いやー、男同士とかそんな偏見無駄でしたわー。
もうずっとドキドキきゃーきゃーしながら観てました(*´Д`)

刺激の強い恋愛アニメを観ているような…。笑

攻めるのが男なら、
受けるのも男。

積極的な男性が好きでも楽しめるし、
恥じらう男性が好きでも楽しめる。

一度で二度おいしいじゃないっすか!(/ω\)

恥じらうりっちゃんが可愛すぎて、
それだけでもう大満足な私です(*´Д`)

恥じらうりっちゃんをずっと観ていたい…(*´Д`)←変態


● 声優
キャラの見た目はなんだか全員似ているのだけど(笑)、
私の大きなお気に入りポイントは「声」です。

どのキャラもいい声をしていて、
耳に心地よかった♪

特に羽鳥芳雪(はとり よしゆき)役の中村悠一さんが素敵でした♪

「俺をやる。」←中村ボイスの破壊力よ…。
現実的に考えると笑えちゃう台詞なのですけど、
この素敵ボイスで言われたら恋に落ちてしまうわ。(確信)


● 音楽
【 OP「世界で一番恋してる」/ 喜多修平 】

歌詞が作品にぴったり♪

曲はポップ調で、
話の内容によっては合ってない気もしたけれど、

私はこの曲好きです^^


【 ED「明日、僕は君に会いに行く。」/ ワカバ 】

OP以上にこちらの方が好きです♪

ちょっぴり切ない感じが、
作品が持つ「背徳感」の雰囲気によく合うのですよねー。

好きな気持ちに違いはないのに、
「男同士」というだけでちょっと秘密が大きくなった気分。

その分こちらはドキドキが増すのですけれども♪


● まとめ
イケメン同士いちゃいちゃするのは
思ったほど悪くなかった。

そんなわけで、
私の新たな扉は見事に開きましたー\( 'ω')/Open the door!

どの話も完結しておらず、
2期に持ち越しです。

まだりっちゃんの話を楽しめるのかと思うと嬉しい(*´Д`)早く観たい!

男性にはおすすめしにくいですが、

恋愛ものやイケメン男子が好きな女の子には
おすすめできる作品だと思います♪

投稿 : 2020/04/04
♥ : 18
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

くそっ、なんてBL物なんだ!

私の初のBL物への挑戦作品となった本作。
正直BLなんて気持ち悪くて観る気はしなかったのだが
とにかく少しだけ見てみようと挑戦した。

まず、本作は3人の主人公が出てくる。
そして、それぞれの話が個別に進んでいく。
そのため、いきなり主人公が変わり???になることがある。
絵もキャラが似ているため、区別が付き難く
わけがわからない状態に陥ることも。

私は序盤の律編から千秋編に代わったときに
???になってしまった。
あれ?何か話がつながらない。
え?なんか微妙にキャラ変わった?
なんだ?なんだ?ってな感じw

その辺りがもう少し分かりやすいと良いと思う。
と、マイナス要素から入ったが1つ1つのストーリーはなかなかよいと思う。
個人的には特に律編が面白いと思う。

漫画編集での上司と部下の話はかなり面白く
律と高野のやり取りから目が離せなくなってしまった。
この律編はBL要素も抑え気味だったのも良かった。
(無いわけではないので注意w)

BL要素が強いのが千秋編なのだが、
個人的にはここは我慢我慢だったw
とにかく律編が観たいがために我慢していた。

木佐編もBL度が結構あるが千秋編ほどではない気がした。
話もなかなか面白い印象だった。

と、3人のBLストーリーが展開していく。
個人的には律編だけで構成してくれたほうが良かったのではと思う。
律編はBLさえ抜けばかなり面白かった。

OPED曲はかなりいい。
特にEDはその週のBLどんより感をきれいに洗い流してくれたw
BLなんか観たくないって人も曲だけでも聴いてくれw

なかなかひどい評価だが最後まで観れたのは
このアニメがそれだけの物を持っていたからではないだろうか。
勇気のある方は1度チャレンジしてみてくれ。
新しい世界が開かれるかもしれない。

そして、更なる新しい世界。
2期がこの秋に決定した。
2011年10月から待望?の2期が始まる。
未視聴の方は今から視聴して準備していただきたいw

とまあ色々書いてきたが
何が言いたいかというと

やっぱり女の子がいいと再認識したwww


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以下、これまでの視聴後の感想履歴。
微妙にネタバレ含むかもしれないので
見てない方はスルー推奨。

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{netabare}
1話視聴。
BL物と思ってかなり抵抗があり、なめてました。
恐る恐る見てみたら結構面白い。
そこまできついホモ度でもなかった。
(ところどころありますけど・・・)

それより、今後の展開がすごく気になった。
怪しい漫画編集部に配属され、さてさてどうなるのやら。
今後に期待したい。

2話視聴。
何これ面白い。
BL部分がなければ最高なのだが(笑)
BLに抵抗はあるが続きが気になって仕方ない。

3話視聴。
出版社ってあそこまで手いれるんですねえ。
漫画ってほとんど作者が作るんだと思ってた。
それよりも・・・・

くそ面白い。
BLには抵抗ありまくるのに
続きが気になって仕方ない。
どうしたらいいんだ・・・
来週も見るしかないじゃないか。

4話・5話視聴
BLがかなりきつくなってきた。
キャラもなんか見分けがつきにくくなってきた。
ここまでなかなか面白かったのだが
少々きつくなってきた。
しかし、まだ、がんばってみる。

6話視聴。
千秋編に入ってからホントきつい・・・
BL三角関係。
ここまで来たんだ最後まで見てやる・・・
でも、ED曲はいいんだよね。

7話視聴。
戻ってまいりました。
小野寺律編。
やっぱこっちは面白いわ。
千秋編はホントBLきつかったけど
小野寺と高野のやり取りが面白い。
また、見る気が出てきた。

8話視聴。
木佐編。
またまたBLきついいいい。
うぐぐぐぐ。
だが、面白い。
雪名のキャラが良すぎる。
木佐の心の動きがなんとも言えない。
BLは寒気するんだが、でも観たい。
この俺の気持ちはどうしたらいいんだ。
くそっ、仕方ないから来週も視聴する。

9話視聴。
雪名、ちょwwwww
いい男だが、これ男女ものじゃダメなのか?
木佐を脳内で女に変換するしかねえw
くそおBLがああああああ。
うわあああああああああああ。
寒気がするううううううう。
でも、来週も観るわw

10話視聴。
今回は千秋編。
やっぱり千秋編はダメだああああ
本能的に受け付けない。。。
ぐぼあああああ。
千秋をおんにゃのこに脳内変換する機能が欲しい。。。
しかし、ところどころで吹いたwww
それと毎度、ED曲に救われるわ。
この曲聴くと取り合えず変な気分は無くなるw

11話視聴。
やって参りました、律編。
相変わらずの面白さ。
ちょっとうぷっとなるシーンはあるもののw
ここに来て新事実発覚か?
盛り上がってまいりました。
来週も律編かな。
さて今週もED曲でさっぱりするかねw
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 38

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この変などきどきはどうしたらいいのですか。(結局変などきどきは置き去りにされました。が、また戻って来るようです(ll゚Д゚ノ)ノ)

さよならしたはずなのに・・。
また、戻って来やがった!12.5話「羽鳥芳雪」の場合、視聴(o・ω・o)

あの奇跡のトライアングルを観せてくれた、
吉野千秋と羽鳥芳雪。あれ?優は?
トライアングルは終焉したのか?(´`:)
【男が男を激しく取り合いする】のが、あの話の見せどころだったのに!
本編では、取り合ってる事を祈ってww
とりあえず、優抜きの2人のLOVELIFE♥なお話♪
しっかり者でクールなトリ。天然で明るい千秋。
全く似ても似つかないが、お互い【大好き】なのだ(苦*´・艸・`)(`・艸・´*笑)
現実にぶち当たる2人。しかし、そんな中で感じた変わらない事実。
トリは見つめる、千秋は赤くなる・・近づく唇。
この瞬間、久々に感じる変なドキドキと「こわい、こわい、こわい、こわい、こわい、こわい、
こわい、こわい、こわいΣ(゚∀。;)」
の私のつぶやき。
あの先にある現実を受け入れる事は、
果たして出来るのでしょうか?非常に先行き不安です(;´∀`)・・ァハハハ

とか言っても観るけどね!ニヤ(・∀・)ニヤ
1期のレビュー↓↓

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私の「BL」デビュー作。
まさか「BLなんて・・」と言って遠くから見ていたのが何ヶ月前。
ある軍団の話題に便乗し、
新たな世界に足を踏み入れてみました。
「片足位でいいや~」(的な気持ちで)
と観始めて書いたレビューが下記にあります。


しかし完走結果・・・
「マズイ」が「ナゼカタベテシマウ」
そして最後、心の中に「何か」を残して去っていかれました。
ナンダロウコノキモチ・・・


少女漫画の編集部。
そこで働く(関わる)男性達の花園のお話。
下記にも書きましたが、詳しくは「3組」いや?4組?
の「BL」が繰り広げられれいます。
では一つづつ紹介して行きましょう。


※「小野寺律の場合」
この作品の「主」のお話。
うむ、一言で言えば「一番激しかった!」
ですかね。目を覆う様なシーンの数々(/ω・\)チラッ←(実はめっちゃ観てる私。)
.∵・(゚ε゚ )ブッ!!となる「高野さん」の「臭い」いや「くさい」台詞の数々。
しかし「律」は顔を赤らめる。
しかし「律」は最後までツンデレでした。


※「吉野千秋の場合」
これも新しい。なんてったって「トライアングル」ですもの。
「羽鳥」と「優」の「千秋争奪戦」
「千秋」ったら罪な男でした。
勝利者やいかに?・・・


※「木佐翔太の場合」
本屋のアイドル店員「皇」に片思いをする「翔太」。
とあるきっかけでお近づきに。
しかも「皇」はめちゃくちゃ積極的。
本で隠すナンテドラマダケダロ・・・
2話だけにするのはもったいない!


という感じでした!
私が特に好きだったのは
「男に顔を赤らめる男」
これは3パターン全てにおいて言える事です。


最後に、この作品を通して多くの方達と繋がりあった気がします。(そこのあなたです!!)
みなさんの心の中にある「腐」の部分に触れた気がしました。
感謝します。


「ありがとう、世界一初恋」


完。


-------------------------------------------------
8話まで視聴。

今回また違う1組が増えました!
今回のドキドキは何かが違う。
観てて本当にドキドキしちゃいましたw(大丈夫か自分w)
翔太の気持ちがすごく分かってしまったから・・・
こんな感じでさらーっとキレイに終わってくれたらいいと思うのですが・・次回また「おぇ」しちゃう予感・・・
 

下記7話までのレビューです!


BL初挑戦の火蓋が今切っておとされた!


え?1組ぢゃなくて何組もLOVEるの?
えっ?そんな言葉でせめちゃうの?
えーっ?そんな事・・そんな、そんな事まで・・・
えーーっ?何やってんすか!!?
きゃー!!ぎゃー!!!    「おぇ。」


いや、恋愛は自由だと思います。


投稿 : 2020/04/04
♥ : 35

61.7 8 初恋アニメランキング8位
ももくり(Webアニメ)

2015年12月24日
★★★★☆ 3.5 (167)
703人が棚に入れました
高校二年生の栗原雪は、一つ年下の後輩・桃月心也に一目惚れする。遠くから彼の姿を隠し撮りした“ももくん写メコレクション"が100枚になり、栗原は告白を決意。二人は恋人として付き合い始めるが、依然として栗原はももくんの姿を隠し撮りしたり、彼の触った物を収集したりと、行動がどこか変で…? 不器用な二人が繰り広げる、一途で残念なゆるいラブコメディ!

声優・キャラクター
加隈亜衣、岡本信彦、大空直美、前田玲奈、仲谷明香、竹下礼奈、山谷祥生、永塚拓馬

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

簡単に言うと、ももくんをストーカーしたり、ももくんの使用済みの物を収集する栗原さんがももくんとイチャつく話。

ももくんは背が低く、頭もよくないし、運動ができるわけでもないけど、何気にモテている。羨ましい限り。だけど、ももくん見てるともやもやしてくる。

ショートアニメで10分を超えるくらいなんだが、退屈なのか割と長く感じられてしまった。キャラクター自体は可愛いんだけど、もうちょっと尺を短くしてもよかったかなと。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. 第1話 告白… ももくんと栗原さん
一目惚れした1つ年下の桃月心也(ももくん)に告白した高校2年生の栗原雪(栗原さん)。晴れて付き合うことになった2人だけど、実は栗原さんはももくんのことならなんでも知ってる、ちょっと(?)変わった女の子だった!

2. 第2話 衣替えの季節に
正式にお付き合いを始めたにもかかわらず、ももくんを待ち伏せしたり使用済みストローをこっそり保管したり相変わらずの栗原さん。そんな栗原さんに呆れつつも、温かく見守る親友の水山のりか。一方ももくんは、栗原さんの不思議な言動が気になり始めて……

3. 第3話 はじめてのデート?!
ももくんをデートに誘った栗原さんは、学校では見られないももくんの私服姿やまだ知らなかった一面を知り大興奮する。そして恋人同士になってから初めてのももくんの誕生日。栗原さんは気合を入れて手作りのプレゼントを用意したのだが……

4. 第4話 勉強会
ももくんのクラスメイトの理人と翔太、そして親友のりかを誘って期末テストに向けた勉強会を企画する栗原さん。一同でやってきたももくんの部屋に、栗原さんはドキドキが止まらない。一方、ももくんは、理人や翔太と仲良く話す栗原さんの事が気になってしまう。

5. 第5話 莉央、私の守りたい桃月!!
スーパーへ買い出しに行った栗原さんとのりかは、偶然出会った少年?にジャガイモの種類を教えてもらう。その少年?、実は、ももくんのクラスメイトの少女・莉央だった。ももくんのことが気になっていた莉央は、彼女である栗原さんが彼にふさわしい女の子だと認めたくないようで……

6. 第6話 ももコレ200枚☆
理人たちから、栗原さんとの間に距離感があるのではないかと言われて気にしてしまうももくん。2人の距離を近づけるために精一杯の勇気を振りしぼる。一方、栗原さんは、いつも通りこっそりももくんを覗いていたところを、目撃されてしまう! その人物とは……。

7. 第7話 はじめてのキモチ…
期末試験をなんとか乗り越えたももくん。しかし、大事な用事があると先に帰った栗原さんが、クラスメイトの莉央と一緒にいるところを目撃してしまう。一方、栗原さんは、ももくんのことをもっと知ろうと、莉央を巻き込んである行動を起こしていた。

8. 第8話 莉央と栗原、急接近!?
栗原さんが自分よりも莉央との用事を優先したことが気になって、モヤモヤが消えないももくんは、思い切って栗原さんに直接聞いてみる。すると……何故か、栗原さんが大変なことに!? そんな折、仲良しの1年生みんなでバーベキューに行くことになり、ももくんは栗原さんにお誘いの電話をかける。

9. 第9話 BBQ(バーベキュー)
バーベキューに参加することになった栗原さん。準備のためにのりかと2人で買い物に出かけたり超気合が入っている。バーベキュー当日は、ももくんの友人たちとの会話も弾み、とっても楽しそう。だけど照れ屋なももくんは、ある言葉を口にできなくて……

10. 第10話 従兄妹と、水着と
お肉を食べてはしゃいだり、シャボン玉を飛ばしたり、栗原さんたちは、思い思いにバーベキューを楽しむ。しかし気温が上がらず川遊びができなくなってしまい、このままではせっかく買った水着をももくんにお披露目できない!?と、テンションが下がってしまう栗原さん。そんな栗原さんを見てももくんは……

11. 第11話 夏祭り♪
2人で縁日に出かけたももくんと栗原さん。栗原さんのかわいい浴衣姿に顔を紅く染めるももくん。屋台を回っているうち、年上の栗原さんにリードされていることに気づいたももくんは、しっかり自分がリードしようと決心するのだが、栗原さんと人ごみの中ではぐれてしまう。

12. 第12話 迷子にて
お祭りの中で莉央に助けられたももくんは、携帯のバッテリーが切れて連絡が取れないため、はぐれた栗原さんを探す協力を頼む。実は、栗原さんの連絡先を知っていることをももくんに言い出せず、莉央は栗原さんと連絡を取り、神社の境内に2人で落ち合うことにするのだが……

13. 第13話 ももくんの憂鬱、風邪の日に
理人や翔太と一緒にファミレスで夏休みの宿題をしている最中、ももくんが熱を出してダウンしてしまった。理人の計らいで、栗原さんがももくんの家にお見舞いにやって来る。風邪をひいたももくんと、看病をしに来た栗原さん。部屋で2人きりの時間が過ぎる。

14. 第14話 心也と雪
熱を出して眠っているももくんを、つい写メしたいと考える栗原さんだが……、思い出したようにおかゆを作り出す。ぐっすり眠っているももくんの顔を起きるまでただ眺める栗原さん、起きたももくんに声をかけ帰っていく。その後、布団の中でももくんは、ある日の出来事を思い出すのだった。

15. 第15話 ビーチボールパニック
ももくんたちとプールに出かけた栗原さんは、初めて見るももくんの水着姿にドキドキウキウキ♪ 帰り道、いつものようにバス停まで栗原さんを送るももくんは、リードされてばかりの関係を挽回するため、ついに行動を起こす!

16. 第16話 ぐるぐる栗原さん
栗原さんを引き留めてみたものの、ももくんは上手にリードができなくて空回り。相変わらず栗原さんが自分を「男」として見てくれていない気がしたももくんは思わず栗原さんに……。見たことのないももくんの姿に栗原さんは戸惑ってしまい……

17. 第17話 家庭の事情だす!
夏休みが明けて、新学期。プールの日以来ももくんと会っていなかった栗原さんは、久々のももくんを前に緊張してしまう。様子がおかしいと思ったももくんは、その夜、栗原さんに電話する。一方、栗原さんの行動が周囲にどう見えているか心配したのりかは、理人にこっそり探りを入れていた。

18. 第18話 遊園地デート
遊園地デートにやってきたももくんと栗原さん。ももくんは栗原さんをリードしようと頑張るが、お化け屋敷の中で腕にしがみついてくる栗原さんにドキドキしてしまって気が気ではない。すると突然、お化け屋敷の照明が消え、2人は暗闇の中に取り残されてしまう。

19. 第19話 合唱祭
合唱祭の仮装コンテストで、ももくんはクラスの代表として莉央と一緒に仮装をすることになった。栗原さんとの距離がなかなか縮まないことに悩んでいるももくんは、自分にヤキモチを焼いてくれない彼女の態度が気になり始める。

20. 第20話 お菓子の代わりに…
コンテスト当日、仮装したももくんの姿に大興奮の栗原さん。一向にヤキモチを焼いてくれる気配のない栗原さんにしびれを切らしたももくんは、ステージから飛び出して栗原さんの手を引き屋上へ連れ出す。

21. 第21話 HANAくま
絆が深まった2人だったが、ももくんの使用済みグッズを集めていることをカミングアウトしてしまった栗原さんは、嫌われるのではないかと不安になってしまう。そんな栗原さんをゲームセンターへ誘うももくんの行動には、いつもと違う余裕があって……

22. 第22話 タルタルオムライスの秘密
栗原さん手作りのお弁当を食べるももくん。おかずはどれも彼の好きなものばかりだが、栗原さんにその事を話した覚えはなく、不思議に思う。いつの間にかリサーチされているももくん情報。実は栗原さんの持っているももくん情報の背後には、隠れた協力者がいたのだ!

23. 第23話 waku!waku!クリスマス
2学期末のテストを前に、再びももくんの家で勉強会を開く栗原さんたち。クリスマスの補習と追試を免れるため、ももくんは必死に勉強を教わるが、あえなく赤点を取ってしまう。その一方で、クリスマスを楽しみにしていた栗原さんにも問題が起きていて……

24. 第24話 風邪の日に-part2-
クリスマスイブ、みんなとクリスマスパーティーを企画していたにもかかわらず、風邪をひいて参加できなくなってしまった栗原さん。落ち込む親友のため、のりかはこっそりとももくんを栗原さんの家に呼んでいた。栗原さんは突然の訪問に驚きながらも、ももくんに一緒にいてほしいと思い……。

25. 第25話 温泉旅行
みんなで温泉旅館にやってきたももくんと栗原さん。柚姫・莉央・育絵の女子会に混ぜられたももくんは、タイミングの悪いことに、女の子に囲まれているところを栗原さんに見られてしまう。弁解する柚姫たちだが、栗原さんはまったく気にしていない様子。そんな彼女に苛立ちを隠せないももくんは、その場を立ち去ってしまう。

26. 第26話 ふたりのキモチ
温泉旅館で気持ちがすれ違ってしまった2人。ももくんは、自分の「好き」と栗原さんの「好き」が同じ好きではないのかもしれないと感じ始めていた。ももくんを追いかけてきた栗原さんは、彼のまっすぐな想いに応え、自分の想いをすべて告白してしまう。栗原さんの気持ちを受け止めたももくんは……

投稿 : 2020/04/04
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

「私の好き…「恋×」「変」ですか?」

この作品の原作は未読ですが、comicoのアプリ内で配信されていたアニメをチラッと見て面白そうだと思っていた作品です。TVアニメ化される事を知り首を長くして放送を待っていた作品でした。

物語は、高校2年生の栗原 雪が1コ下の桃月 心也に一目惚れしてしまい、「桃くんコレクション」と称する写真が100枚溜まったら告白するという願掛けをしてほどなく達成…思い切って告白したら2つ返事でOKを貰って付き合い始めるのですが、付き合い始めてからの二人の恋物語が描かれています。

まず栗原さんのCVが加隈亜衣さんなのですが、超が付くほどハマリ役でした。
フワッとしていて、少し天然が入っていて…恋愛行為に恥しがる彼女をものの見事に演じきっています。
この作品を見ていると、栗原さんは本当に桃くんの事が好きなんだと思います。

好きな人の写真や使っているモノを欲しいと思うのは当然の欲求だと思います。
栗原さんは、桃くんで自分の好きを一杯に満たしたい…
ただ彼女は少し度が過ぎているだけ…
でもその言動に明確な線引きができないのも事実です…
自分の欲求に対して素直に行動したら、こうなっちゃいました…という感じなので、嫌味は感じません。むしろそこまで好かれる桃くんが羨ましいくらいです。

でもこれは第3者の目線で見ているから、栗原さんが微笑ましく感じるだけなのかもしれません。
実際に誰か分からない人からストーカー行為を受け続けたとしたら…やっぱり怖い…若しくは気持ち悪い感じるでしょうし、事と次第によっては警察沙汰に発展してしまう可能性だって秘めていると思います。

でも一方で桃くんの気持ちが分からない訳ではありません。
本気で好きな人は独占したいし独占されたい…そう思う気持ちは十分理解できます。
だって、大切な人なんですもん…
こればかりだと嫉妬の塊みたいになってしまって息苦しいだけですが、少しは心配して欲しいと思う事だってありますよね。
でも完走して振り返ってみると、その部分の行き違いは解消されていないように思います。

そう考えると、琴線に触れるラインに個人差があるように、栗原さんも嫉妬はするんだと思います。ただ、その境界線が分からなかったのと、そこまでの事が起きなかったから結果的に行き違いが生じてしまったんですよね。

一方、ももくりの取り巻きにも良い感じのキャラが揃っています。
一番は栗原さんの親友であるのりかちゃんでしょうか。
栗原さんの度が過ぎた行為に対する彼女の突っ込みの切れ味は抜群だったと思います。
普段は二人を見守っていますが、彼女自身には浮いた話が全く無いのが気になります。
男性に興味が無いのか…或いは言えない事情があるのかは分かりませんが、いつも一緒にいる仲間の思いに方向性が生まれてきている中で彼女の向かう先は一体…?

そして個人的に頑張ってほしいのが、前田玲奈さん演じる早柿 莉央ちゃんです。
今の思いの本懐を遂げて欲しいという意味ではありません。
本懐を遂げて欲しくない…と思っているわけでもなく、ここは正直複雑な気持ちです。
でも莉央ちゃん…ホント良い娘だと思います。
彼女自身のスペックは相当高いですが、結果的に一歩引いた立ち位置になっているのが勿体なくて…
普段はクールな佇まいですが、嬉しい時に見せてくれる可愛らしさは半端ありません。

オープニングテーマは、栗原雪・桃月心也の「大好きだよ大好きだよ 生まれてきてありがとう」
エンディングテーマは、Mia REGINAさんの「ETERNALエクスプローラー」
オープニングテーマがアニメと曲がマッチしていてお気に入りです。
オープニングで写真を撮る栗原さんの身のこなしが尋常じゃないところが特にお気に入りです。
今度カラオケで挑戦してみたいと思います。

1話15分で1回で2話ずる放送され全26話の作品でした。
毎回キュンキュンしながら視聴した作品でした。これは続編の制作を是非希望したいです。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 22

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

カワイイ変態JK純愛物

主人公 栗原雪ちゃん高高校2年生と一学年下の桃月心也君の変な恋
一話15分×2話構成 ×13セット=26話でした
一話完結なので 部分的に見るのもありかとは思いますが
見て見ようと思う方は、完結と言っても その後の人間関係にも影響していますので 途中あけないことをお勧めします

桃月君は 小さくてかわいい男の子 そんな桃月君(もも君)に恋?してしまった
雪ちゃんともも君、それとお友達の関係を描いた作品

雪ちゃんの変態っぷりには笑えます
もも君がゴミ箱に捨てた 牛乳パック(いちごミルク)のストローを真空パックで保存したり
もも君が使った割り箸もね
そんな変態っぷりに 冷静に意見するのが 雪ちゃんの同級生で友人ののりかちゃん

雪ちゃんがボケでのりかが突っ込みと言ったところ
のりかの常識人っぷりと雪の変態っぷりの対比も面白かったです

ももくんの同級生には ボーイッシュで格好いい女の子 早柿莉央ちゃん
宝塚の男役のような位置づけで女子にもてもて そして女子力も一番高い
彼女も 実は もも君のことが・・・
早柿?  やっぱり ももくり  ももくり3年柿8年から由来してるんですね

沢口理人(リヒト) 同級生で ももくんに対する のりかちゃん的存在
もも君への突っ込み担当

宇佐美郁江 う~ん あんまり目立たないし絡んでこないんで 微妙

それと 島田柚姫(ユズキ)と閑翔太
この二人 いとこ同士という設定なんだが
柚姫ちゃんも翔太君もお互い憎からず思っているご様子
本人達は小さいころから一緒で いつもそうして傍にいたからと言って
それが当たり前になっているとのことだが
つまり既に 空気のようにお互い無くてはならない存在になっているわけで・・・

この二人の関係も今後どうなるのか気になるところです
そして 莉央ちゃんの想いもどうなるんでしょう?

そして特筆すべきは 雪ちゃん役の加隈亜衣さんの演技の幅
最近 色々なアニメでメインヒロイン演じられて 飛ぶ鳥落とす勢いの彼女

セレクターウイクロスのるうこ役から ブリリアントパークの千斗いすず役
アスタリスクのユリス役 それぞれ そのキャラにあった演技されてりますが
ももくりでは それらとはまったく違った演技も見せてくれています
彼女のファンは必見ですよ
ほんと最近の深夜アニメはこの人と種田さんの二人で メインヒロイン総ナメにしてる感が強いですね

そしてもうひとつダメ押し的に この作品のOPまで歌っちゃってます ももくん役の岡本信彦さんとヂュエットですけど
歌も 結構いけてます。

加隈さんのカワイイ変態っぷりが見たい人は是非ご覧ください
笑えると思います

投稿 : 2020/04/04
♥ : 12

87.1 9 初恋アニメランキング9位
秒速5センチメートル(アニメ映画)

2007年3月3日
★★★★☆ 3.9 (3796)
17409人が棚に入れました
東京の小学生・遠野貴樹と篠原明里はお互いに対する「他人には分らない特別な想い」を抱えていた。しかし小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことが無くなってしまう。貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木の明里から手紙が届く。それをきっかけに、文通を重ねるようになる2人。しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。鹿児島と栃木では絶望的に遠い。「もう二度と会えなくなるかもしれない…」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。

声優・キャラクター
水橋研二、近藤好美、尾上綾華、花村怜美
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

中身はある?ない?

 レビュー内容を全改訂しました。これに伴い前回レビューは削除しています。
 細かな話は後回しにして、まずはストーリーと象徴物から述べます。

秒速のストーリー:{netabare}
 秒速は、一言で言えば再出発の話だと思います。これは、第三話から分かります。
 今カノと別れ、仕事も辞め、さてどうしようか、となってしまった。そんなときに、自分を縛っていた「過去」に再び出会い、その「過去」を振り切ることで「さぁ頑張ろう!」になる、というお話。この前向きな姿勢が表れているのが、最後のタカキの笑顔なんだと思います。

 「秒速は恋愛映画である」という指摘自体は正しいものですが、「恋愛だけを射程としている」とまで限定してはいけないような気がします。秒速がアカリとの「恋愛の話」ならばもちろんバッドエンドですが、これだと最後の笑顔の説明が付きませんからね。
 秒速を「再出発の話」として整理することで、最後の笑顔も含めてストーリー全体が合理性を持つのだと思います。視聴者が感じる喪失感はともかくとして、描かれていた結論は前向きなものだと感じました。

 全体の構成としてはこんな感じ。
 第一話では、過去への執着の原因が描かれた。第二話では、過去に縛られているタカキの停滞が描かれた。第三話では、過去に執着していたために今失うものが描かれて、「さぁ頑張ろう!」になる。
 第二話が第三者からの視点で描かれていることを除けば、シンプルな三段型の構成だと思います。
{/netabare}

象徴物①電車:{netabare}
 電車が最初に登場するのは、第一話冒頭の踏切のシーンです。アカリが「来年も一緒に桜、見れるといいね」と言ったタイミングで、二人の間を電車が横切る。同じ状況が再現されているのが第三話の冒頭(とエンディング)です。タカキの「振り向けば」という展開から、また両者の間を電車が横切る。
 電車が輸送車に形を変えて現れるのが第二話です。輸送車は、タカキとカナエの前方を横切る。

 「タカキとアカリの『間』を横切る電車」と「タカキとカナエの『前方』を横切る輸送車」という違いがありますが、どちらも使われ方としては同じものです。
 道路というのは、作劇上は主人公の進行方向(未来)を意味しますから、そこを横切る電車や輸送車というのは、主人公の進行を邪魔するものという意味を持ちます。つまり、秒速における電車や輸送車というのは、「望む未来に対する阻害要因」として描かれているのです。各話のいずれもが残念な結末を迎えるのは、そのフラグとして阻害要因が象徴的に置かれていたからに他なりません。

 一応、「間」と「前方」という横切り方の違いにも触れておきます。
 第一話では、タカキとアカリの共感が描かれています。共感を得た者同士を引き裂くわけですから、「二人の間」を電車が横切ることになります。
 第二話では、タカキに告白したいカナエが描かれています。タカキとカナエは共感には至っておらず、共感に向けて関係を前進させたいカナエの願望があるのみです。ですから、その前進を遮るように「二人の前方」を輸送車が横切るのです。
 細かな違いはありますが、「望む未来に対する阻害要因」としては電車も輸送車も描かれ方は一緒です。
{/netabare}

象徴物②鳥(とロケット):{netabare}
 続いて、鳥について。まずは最初に鳥が登場するシーンの確認から。
 第一話でタカキの引っ越しが決まった後、タカキがアカリに会いに行く算段を付けているシーンがあります。タカキが路線図をなぞっているところに、アカリのセリフ「電車に乗って会いに行ける距離ではなくなってしまう…」が入ります。この後に鳥が初登場します。この鳥は、東京を出発し、夜空を経由して栃木まで到達します。
 この「路線図→電車はムリ→鳥」という流れから、電車と鳥が対比されていることが分かります。阻害要因である電車を越えて、空を飛んでいくものが鳥だということです。つまり、鳥は「飛んでいけたら」というタカキの願望(や逃避)を象徴するものとして描かれているのです。

 また、電車と鳥の関係から、「現実である地上」と「理想である空」の対比が成立します。ですが、秒速の構造はこれで終わりではありません。空の先には、宇宙が位置付けられています。
 第二話では、タカキの夢の世界が登場します。この夢の世界において、タカキとアカリが一緒に見ているのは、空ではなくその先にある宇宙です。この時点では、タカキとアカリは何年もの間連絡を取っていませんから、二人の乖離はほぼ決定的です。タカキの引っ越しによりさらに疎遠が拡大し、「理想である空」すらも一緒見られる状況ではなくなってしまったのです。だから、「理想である空」の先である「叶わぬ夢である宇宙」を見ている。

 では、「理想である空」を「叶わぬ夢である宇宙」に変えてしまった原因は何なのか? それが、タカキの引っ越しと引っ越し先にあったロケットです。タカキは、種子島に引っ越したことで電車の呪縛からは逃れました。ですが、そこは鳥では届かぬ距離だったのです。また、種子島には、新たな阻害要因である輸送車がありました。タカキに「叶わぬ夢である宇宙」を実感させたのは、この輸送車の中にあったロケットでした。これにより、タカキは孤独感を強めていきます。

※鳥についての補足
 この最初に登場する鳥はアカゲラだそうです。アカゲラについて、ウィキペディアにはこう書いてあります。
「日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息する。四国での生息数はきわめて少ない。九州以南には分布しない。」
 東京や栃木には生息できるけど、九州の南方に位置する種子島には生息できない、と読めます。つまり、東京―栃木間の橋渡しは出来るけど、種子島―栃木間の橋渡しは出来ないのです。このことが「理想である空」でのつながりを断たせ、ロケットの登場と「叶わぬ夢である宇宙」を引き込んだ、ということなのでしょう。
 意味もなくアカゲラを選んだわけではない、と私は思います。
{/netabare}

 ここまでがいつも通りのレビューですが、個人的には前提やおまけくらいに考えています。ここから先は批判的な内容が続くのですが、批判に終始すると「ちゃんと見てないだろ!」という反論が起こりかねません。ですから、それを回避するために「この程度には見ていますよ」という線引きをしただけです。本題はここから。

ざっくりした話から:{netabare}
 秒速の感想を読むと、多数の「感動した派」と少数の「中身がない派」に大別されるように思います。私の中ではこの二つは背反するものではありませんから、個人的には「感動したけど中身がない派」を採っています。
 で、私が主張する中身の無さというのは、ストーリーの無さではありません。そもそも心情を描く作品では大したストーリーは必要ありませんし、秒速のストーリーは比較的まとまっていると私は思っています。中身がないのは、心象表現の方です。

 上述した象徴物には、根本的な違いがあります。
 電車というのは、ストーリー上の象徴物です。道路と関連させることで、この先の展開がどうなるのか、というストーリー展開を示唆する役割を負っています。
 一方で、鳥というのは、心象表現上の象徴物です。電車に阻害されたタカキがそれに対してどう思っているのか、という心情が乗っています。ロケットもこちらですね。

 結論から言うと、ストーリー上の象徴物である電車は機能していました。ですが、鳥とロケットは機能していません。正確に言うのなら、鳥を失敗したせいでロケットも機能しなかったのです。そのために、電車を使ったストーリーはまとまっているけど、心象表現が失敗している、になるのです。

 勘違いして欲しくないのですが、私は「心情がダメ」とは言っていません。「心象表現がダメ」です。
 心情というのは、「うれしい」のことです。心象表現とは、「うれしいことが分かるように表現すること」です。全く違う内容ですから、混同しないようにお願いします。作品の良し悪しを決定づけるのは、後者の方です。
 ここから進めていくのは、秒速の心情は分かるけど、その表現がお粗末だという話です。多方面から指摘するつもりではありますが、まずは象徴物を片付け、その後に独白と背景について述べます。

電車再び:{netabare}
 電車はこの作品ではかなり機能していると述べましたが、電車の使われ方に文句がないのか、というとあります。作品への評価ではなく、新海監督自体への評価を下げました。

 道路を使った演出というのは比較的定番のものではありますが、定番だからダメ!などというつもりはありません。
 そうではなくて、秒速の前の作品である「ほしのこえ」でも全く同じ使い方をしているからダメなのです。「ほしのこえ」においても、別れの前には電車を通過させています。「阻害要因を、同じ道路と電車を使って、二作品連続」というところに「またかよ」というガッカリ感を感じてしまいました。端的に言うと、新海監督の表現の幅の狭さを感じたということです。もう少しアレンジを加えるべきだったと思います。
{/netabare}

鳥再び:{netabare}
 鳥は登場回数が多すぎました。象徴物というのは要所で使えばいいのです。フラグで一回、締めで一回。これで十分に機能します。意味を徐々に限定したり別の視点を見せたりする場合にのみ、複数回使えばいいのです。
 電車演出は、第一話の「分かたれたタカキとアカリ」というフラグが、第二話の「同行するタカキとカナエ」に変化して、第三話でまた「分かたれたタカキとアカリ」で締める、という「フラグ→変化→締め」の流れがスムーズだったからこそ機能していたと言えるのです。
 一方で、鳥はあまり必要でないところでもバサバサと飛んでいました。初回の登場時には、「電車と鳥を対比させたいんだな」と素直に受け取れたのですが、その後の登場回数があまりにも多いために、最終的には鳥自体の持つ象徴性がほぼ霧散してしまいました。

 視聴者への説明の仕方も悪いです。第一話で登場した鳥がアカゲラである意味はあったと思います。その意味を継続させるためには、「東京―栃木間(第一話)は飛べる」ということと「種子島―栃木間(第二話)は飛べない」ということの違いをはっきり見せ続けなければなりません。
 視聴者は、第一話で登場した鳥を「アカゲラである」とはまず見抜けません。「九州以南では生息できない」なんて以ての外です。「第一話でアカゲラが飛び、第二話で別の鳥が飛んだ」とは解釈できず、「第一話でも第二話でも鳥が飛んだ」と解釈するのが精いっぱいだと思います。
 視聴者が見抜けないことを前提として、次善の策を打つべきでした。第二話では一切鳥を飛ばさないか、鳥を飛ばすのならきちんとカメラで抜いて、アカゲラとは違うことを分かるようにするか。ですが、実際には何らかの鳥が飛び、それがアカゲラかどうかを確認する術がありません。アカゲラの持つ象徴性を台無しにしています。視聴者への配慮に乏しく、挙句に象徴性を毀損しているのは、いかがなものかと思います。
{/netabare}

ロケット再び:{netabare}
 そして、鳥の扱いの悪さがロケットにも響いています。
①タカキとアカリが東京にいた頃は、「現実である地上」(=徒歩)でつながっている。
②アカリが栃木に引っ越してからは、「現実である地上」が電車に阻害されてしまい、鳥を介して「理想である空」でつながることになる。
③タカキが種子島に引っ越してからは、「理想である空」よりも更に離れてしまい、ロケットを介して「叶わぬ夢である宇宙」でしかつながれなくなってしまう。
 という流れですよね。①②が第一話で、③が第二話。この流れ、すなわち、「地上→空→宇宙」と「電車→鳥→ロケット」の構成(「対面→手紙→送れないメール」も関係しているのかもしれません)については文句はありませんし、私は良かったと思っています。
 でも、ですよ。ここまで整理をしてしまえば「なるほど!」と思うかもしれませんが、ここまで整理をするのが容易ではないのです。②の鳥の扱いが雑すぎるために、「①→②」で一旦切れてしまうのです。

 新海監督が想定していたのは、次のような構成だと思われます。
 「①→②→③」という流れを作った上で第二話を締める。第三話の冒頭で、第一話をリフレインさせる電車を入れて、もう一度①の「現実である地上」に戻す。でも、新たな①からは②→③と進行させずに、そのループを否定する。①と新たな①の進行先が異なることを見せることで、停滞が再出発へと変化をし、最後は笑顔で終わる。

 ですが、鳥が全編を通して登場してしまったために、同じく全話に登場する電車(と輸送車)とのリンクを強めてしまい、「タカキが①と②(現実と理想)の間で揺れ動いている」という印象を積み重ねてしまいました。そのために、③が浮いているように見える。

 ③までスムーズにつながないと、カナエの心情は補完できません。カナエは第二話のラストで「トウノ君は私を見ていないんだと気付いた」と言っています。これがカナエとタカキを分かつ決定要因ですね。なぜカナエがこう思ってしまったのかというと、タカキと一緒にロケットの発射を見た際に、タカキが「叶わぬ夢である宇宙」しか見ていないことに気付いてしまったから、ですよね。タカキが「現実である地上」を見ていないから、現実(地上)で一緒に歩くカナエは気持ちを伝える意味を見出せなくなってしまったのです。カナエの心情は多分に③に依存しています。

 ③を機能させるためには、鳥が電車とロケットをつなぐ単なるステップとして描かれなければなりません。あくまでもステップですから、鳥の主張が強くなりすぎてはダメなのです。にもかかわらず、バサバサと飛ばしてしまった。
 鳥は電車と違って、シチュエーションに縛られずに気軽に飛ばすことが出来ます。尺の都合か表現のつもりかは分かりませんが、だからと言って飛ばし過ぎて作品を毀損するのなら本末転倒だと思います。

 また、私は「①→②→③」の流れが機能していた、という意見を受け入れる気にはなりません。
 このレビューに先だって、ロケットに関してどのような解釈があるのかを調べてみましたが、そのどれもがタカキの独白を投影させた単独解釈でした。単独解釈自体がダメということはもちろんありませんが、単独解釈だけで終えてしまうと、「なぜ種子島なのか」「なぜ飛行機ではなくロケットなのか」「なぜあのタイミングで飛ばす必要があるのか」などの作品内における位置づけが欠落してしまいます。
 新海監督は、気まぐれで種子島に引っ越しをさせ、気まぐれでロケットを描き、気まぐれで第二話の終わりで飛ばしたわけではないはずです。もしそうだったのなら三流監督ですが、新海監督はそこまでアホな監督ではありません。
 種子島はロケットを宇宙へ飛ばすために必要な舞台であり、そこに電車がないことも理解していた。だから、電車とロケットに象徴性を持たせ、その両者の間を鳥でつないだのでしょう。ここから、「地上→空→宇宙」という構成でストーリーを作り上げたのだと思います。

 でも、この流れを視聴者には読み取ってもらえませんでした。鳥で失敗してしまったためにロケットへのつがなりを見せられず、ロケットが単独解釈ばかりになってしまったのだと思われます。
 監督がきちんと論理的に作って、それでも視聴者が読み取れないのなら、それは視聴者側の問題です。ですが、そもそも論理の構築に疑義があるのなら、それは監督側の問題だと思います。
{/netabare}

独白:{netabare}
 心情は、何かが起こった時に変化します。ぼーっと座っているときには心情の変化は起こらず、何らかのきっかけで心情が動く。このきっかけには、事故のような大きなものから会話のような小さなものまでを含みます。
 秒速というのは、このきっかけが極端に少ない作品です。事故もなければ、会話も少ない。そのため、心情の変化というものはほとんど描かれていません。だから悪い、というのではなくて、そういう特性を持っているということ。
 で、この変化の無さを埋めているのが、登場人物たちの独白です。

 私は、基本的には独白というものをほとんど評価していません。なぜなら、独白というのは心象表現ではなく心情そのものだからです。言葉の選び方がどうであれ、「電車が止まって悲しかった」と言わせてしまうと、「悲しいことが表現されている」のではなくて、「悲しい」なんです。
 登場人物が悲しんでいることを視聴者に分からせるためには、悲しいエピソードを用意したり、悲しんでいる姿を描いたりすればいいだけです。「友人が死んだ」「涙を流した」、これで悲しいことは十分に伝わります。ここに「友人が死んで悲しいのです」なんて独白を入れるのはバカバカしいとすら思います。
 第二話でのロケットを見送るタカキとカナエの心情は、ロケットさえ機能していれば独白がなくとも伝わります。タカキが「叶わぬ夢」を見て、カナエはそんなタカキを見てしまう。これで十分です。

 ですから、独白を多用する作品に対しては、「心情は表せてはいるが、心象表現はされていない」という判断をすることになります。一般の作品は、独白による心情の垂れ流しを避けるために、心象表現に力を入れているのです。でも、秒速は独白がなければ意味が伝わらない描写ばかりです。挙句に、秒速の独白は抑揚のない単調なセリフです。ここにも表現は見受けられません。
{/netabare}

背景:{netabare}
 背景による心象表現というのは、ほぼ主観に依拠します。夏は開放的、雨は憂鬱、夕暮れはノスタルジーなどが成立するのは、客観ではなく主観です。また、背景は説明するのが難しいために、セリフや象徴物ほど明確なメッセージを伝えることは出来ません。それにもかかわらず、背景表現は多くの作品で機能しています。なぜなのか?
 それは、背景表現が主観を越えて、監督側と視聴者側の共通観念として成立しているからだと思います。説明されなくても、雨を降らせれば視聴者は憂鬱だと分かってくれる。
 でも、新海監督は、この共通観念へのチャレンジを見せています。「ほしのこえ」でも「言の葉の庭」でも、晴れているときが憂鬱な現実で、雨が降っているときに希望ある理想を描いていました。私はこの姿勢を高く評価しています。

 ですが、秒速ではこのチャレンジ精神が見えにくい。雨に代わる候補としては桜がありますが、桜自体が「出会いと別れ」や「始まりと終わり」という両面性を持つために、共通観念を覆すのが難しい。また、鳥と同じく多頻度で登場するために、象徴物としての意味を限定するのも困難でした。鳥と同じ間違えを起こしています。

 もう一つ懸念を感じたことがあって、それは背景が綺麗だったこと。綺麗であり続けたこと。
 「あらしのよるに」という児童向け作品があります。この作品の背景は、野原での日常風景は淡い線で、生死のかかった雪山でのシーンは刺々しい線で描かれていました。これは心情ともリンクした「表現」であったと思います。
 CGの技術的なことは分かりませんが、秒速がゴースト(光源から出るキラキラした像)やフレア(画面をボヤっとさせる光)を多用するなど、光の描写に注力していたことは分かります。光と影の対比にも相当気を使っていたのも分かります。ですが、綺麗であり続けることは、美しさを描けた反面、単調さにもつながってしまったのではないかと感じました。
 単調であるということは、裏を返せば強調がないということです。単なるつなぎのシーンも山場もエンディングも、全てが同じように美しい。強調すべきシーンを引き立てるために、もう少しメリハリをつけた方が良かったと思います。
{/netabare}{/netabare}

おわりにかえて:{netabare}
 私は、「中身がない派」にも少々の懸念を感じていて、それは「中身がないことを積極的に説明してくれない」ということです。ですが、それは仕方のないことだとは承知しています。「ないこと」を証明するためには、「あるとはどういうことなのか」を列挙して、その全てに該当しないことを証明しなければなりません。いわゆる「悪魔の証明」と同じ構造ですから、ほぼ不可能な事柄です。「中身がない派」の苦労も分かるというものです。

 最後に、「なぜ感動してしまうのか」に対する見解を述べておきます。
 この作品は、「心情はあるけど、心象表現がない」「キャラクターはいるけど、個性がない」という骨子だけの状態だと思います。「枠線はあるけど、塗られてはいない」というぬり絵のようなものですね。
 作り手からの色指定が不十分なために、視聴者はどんどん自分の好きな色を塗っていってしまう。そして、自分の好きな色で仕上げてしまうから、「感動した!」となるのだと思います。そして、自分のぬり絵自慢になってしまう。
 「タカキはアカリを振り切っているのか」「振り切ったのならいつなのか」などに対する意見がまちまちなのは、「自分の作品」になっているからだと思います。宇宙の説明がヘタだったからこんなことになるのです。
 私は、感情的にも構造的にも作品を見ますから「感動したけど中身がない派」を採っていますけど、構造的に見れる人は「早く色を塗れよ」と感じたままに終わってしまう。だから「中身がない!」になるんだと思います。

 秒速がすべての表現を排除して、視聴者の主観に委ねた作品だったのなら、それはそれで評価の仕様もあるのですが、この作品は「やりたいこと」が透けて見えるし、それに「失敗したこと」まで伝わってしまう。新海監督は、まだまだ発展途上の監督だと思います。「言の葉の庭」では幾分改善したところもありますが、まだ及第点ではありません。ポスト宮崎駿を冠するのは、まだムリです。別に私は信者でもアンチでもないですから、頑張ってほしいとは思いますけどね。

 マンガや小説をオススメする声もありましたが、こればっかりは新海監督がかわいそうだと思いました。映画だけでは説明できてないって突きつけているようなものですからね。マンガや小説をオススメしている人ほどこの作品を称賛しているというのは、何とも皮肉なものだと感じました。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 21

ラ ム ネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

壁画と空白。

 初見から三年ほど経って、本作への感情の微熱もだいぶ冷めてきたので、全文改正をしてみました。前よりはいろいろ見えてきた、というのもあります。前回のレビューは底の方に隠しています(隠すのやめました、恥ずかしいし)。人は変遷を続けるのに、作品は変わらずそこにあるので、改めてみると、なんか大人になったなという気がします。初めて見たときは感情の拒絶反応が出ましたから。それはおいおい別題で書くとして、散文はここまで。…結局、散文的になったか…。


*監督の狙い。…構想の考察。

 新海誠監督は、自分の作品に一貫するテーマが「喪失」だと言っていますが、その「なくなった」という喪失の光景の前後には、「何かがあった」「なくなったのでまたつくっていこう(生きよう)」が用意されています。一話が、「何かがあった」。二話が「でも、なくなった」。三話が「…なくなったのでまたつくっていこう」と単純に三分割してみました。本作は話しが終わる毎に、次の話に見る側が心を引かれるようになっています。そうして映像にあやかった心が導かれるのは三話です、つまり結論は喪失の後にある心の回復、「秒速五センチメートル」は「回復」の物語です。
 主人公の貴樹は、何を喪失し、何を回復するのか。まず「明里との恋愛」は回復されません、回復されない、それなのに貴樹には救いがある、その点から見て、大切なところが恋愛だけではないことが見て取れます。恋愛は、「秒速」においては象徴的出来事であり、しかし大切な核ではない、それ”だけ”ではないんです。三話で会社を辞めた理由を、「かつての思いが失われていることに気がついて」と貴樹は独白しますが、失っているのは「恋」よりそれ以前にある「純粋さ」です。ただ恋を喪失するのではなく、純粋を喪失してその中で恋まで失うのです。
 年少に見られるような純粋の喪失については、詩で言うと谷川俊太郎の「かなしみ」とか、洋文で言えばカポーティの「遠い声遠い部屋」が私は思い出されます。カポーティについてですが、彼の著作本が劇中に意味ありげにわざわざ描写されています。本作三話の「山崎まさよし+パラパラ」のなかで、高校時代?の明里が駅のプラットフォームで持っているのですが、文庫版の「草と竪琴」という本です。「草の竪琴」は「遠い声遠い部屋」から続く二作目であり、少年から青年への移行期にある主人公の不安を自伝的に活写したものです。監督は、これをオマージュしようとしたのではないか、と考えています。つまり、移行期に失われた純粋の欠乏感と、その回復を。
 一話の各所に、年少期によく見られるような純粋さを表すシーンがあります。たとえば導入にある「桜の花の落ちるスピードってさ」「ひと晩で三十億年分読んじゃった」「アノマロカリス!」などです。それが純粋さの記憶として三話のラストあたりで回帰します。
 かつての明里との恋は貴樹にとって、世俗を離れた、「あの頃の純粋さ」を象徴的に示す出来事でした。あくまで「明里という少女の記憶」=「純粋の象徴」なのです。
 三話で貴樹が、恋人と別れ(それをきっかけに?)、人生を自覚し、過去の「純粋」と対照し、その喪失に気づき、今ある退廃した生活を捨て、仕事を辞め、新生活をスタートさせる。自室での仕事の合間に、 桜を見に過去の思い出の道を散策し(記憶の逍遥)、そのときにこそ「純粋さの象徴」である「明里」とすれ違う(向こうも振り向きかけるわけだから当人とする)。でも彼女は「少女」ではなく「大人」になっていて、時間は経ってしまっている(桜並木道沿いの公園の木々が切られたように、…貴樹はここでも微笑む)。・・・一話で原体験、二話で過去への執着と停滞、三話で現実を容認して回復、貴樹の微笑みは現実容認の表現になります。
 微笑みの意味が、恋愛にあるとすれば、それは皮肉的で、人生はうまく行かないという慰めになるかもしれないが、監督の狙いはそうじゃありません。
それが私の見た流れです。彼女がそこに”いるかいないか”は、救済とは何の関係もないのです。そもそも、貴樹はもう自らの力で救済されてしまっていて(自立的救済)、彼女が現れることで救済になるなんてことはなく(依存的救済)、すでに良い思い出、懐旧の念、延長があろうとなかろうと、よいわけです。自分は自分、彼女は彼女、「純粋さの象徴の”今”」に出会えた、それだけで奇跡だ、そして彼女は彼女の人生を生きている、自分も生きねば、それでいいわけです。
 純粋さについては「花とアリス殺人事件」でも少しだけ書きました。
 以上が、構想と考えます。

    *   *

 構想を見てきました。それには感動します。しかし、この監督の構想(イメージ)に視聴者はしっかりと導かれているのか。難しいところです。それは監督が伝えきれてないのか、観客が読み切れてないのか、どっちなのか。
 跳んだら着地しなくてはなりません。同じように、物語に飛び込んだら、どこかまともなところに着地させられ、物語の幕も閉じられます。「いつもの現実」飛び込む→幻想体験→着地「ちがう現実」、というのが流れです。児童文学や宮崎アニメにはその構造が見やすいです。そういう風に、芸術は「作品の自己化」を行います。影響を与えるのです。
 「秒速」での監督の狙いは、「執着の開放、純粋さの回復→再出発(生きよう)」でした。狙いがその通り伝われば、「作品の自己化」によって、構想が観客に宿る、はずでした。
 しかし現実そうはなっていないのです。「内容がある/内容がない」「感動する/感動しない」と感想は二極化しています。私は、「鬱派(感動した)」少数→「称揚派(感動した)」多数→「けだるい派(内容ない)」少数→現在(感動するけど内容ない)と、本作への感想が変わっています。…そしてどの派にも、多くは監督の狙った通りの「作品の自己化」が内在することなく、多分に「自己の作品化」があるばかりです。
 押し広げて見ていきます。


*鬱派と称揚派とけだるい派を経て。

 ほぼ私の体験談です。初見で感情的な拒絶反応が出ました。三年か二年前のことです。思春期で何かを実行する勇気を挫いてしまった人が、哲学や文学的なところに根差す光景はよくよく見られますが、芸術や学問の幻想体験による「作品の自己化」によって、気力を回復し、勇気を回復しようとする逃避族の意識的試みです。ですから、芸術家には現実逃れをする病みっぽいところがあるわけです。要するに、はじめは鬱屈派でした。私はてっきり、これは「恋愛の回復」の物語で、すなわち結びつきハッピーエンドだと勘違いし、やってきた意味不明なバットエンド(なんか微笑んで去っちゃうし…) によって、宙にあった妄想を地上の現実まで突き落とされた、という流れだったと思います。「純粋の回復」という観点から見ると、微笑みが快いものに見えるのですが、この場合、貴樹の微笑みが人生への皮肉に見えてしまいました。全身が鬱的にだるくなり、細胞が重い砂のように心をひきずります。それこそ、自立や回復というお話なのに、より落されたという残念な話です。
 結論…何かにもたれようとする依存的な人格が、不条理な現実を逃れてアニメや文学といった虚構によって自らを満たそうとし(恒常性の補完)、貴樹のような純粋回帰(自分に立ち返る!)を経験していなかったので、願望の強さも手伝ってか、「秒速」を「純粋回復」ではなく「恋愛回復」である、そうでないと救われない!と思いたがえ、「踏切」にて地上に叩き落された。以上が、鬱派の精神分析です。
 それから、大人な人に参考になるような意見を求め、「明里は自分の人生を生き、それを察した貴樹が微笑む」という意見によって、「貴樹の微笑み」への理解が生まれ、鬱派から称揚派に転身することになります。美しい恋のアニメ、と感動して称賛するのです。私は経験測による共感ではなく、理解による共感をしました。理解した時点で、すでに作品は私に影響していた、内在化していたと言えます(作品の自己化)。監督の狙い通りの内在化、作品の自己化とはちょっと違いますが。監督の狙いは「自分に立ち返って前を向こう(再出発)」でした。
 やがて私に時間の経過によって「内在化された作品の(恋物語としての)印象」に慣れが進行します。飽き始めるのです。感情の微熱も冷めて来て、冷静になります。すると、感情を分離されたので、理性的に見られ始めました。そこで、「ん?」と気が付きます。全体がとても曖昧に見えはじめたのです。考えてみれば、なんでこうなのか、よくわからない部分が多い。ちゃんと作られてないんじゃないか?と感じ始めたのです。そうして見るのも嫌になってきました。こうして、けだるい派に属したわけです。けだるい派は感情を分離できる理性的な性格の人たちです。三通り体験しました。
 願いを裏切られた鬱派、恋愛喪失(誤)や純粋回帰(正)に感動した称揚派、冷めたけだるい派、それらを経てわかったのが「秒速は恋物語だ」と思っている自分の勘違いです。ただを非情な現実を突きつけるものではないのです。‥‥確認すると、純粋さを喪失して恋まで失ったが、いま純粋さを回復して、すると恋の相手が現れ、でも時間までは回復しなかった、それでもいい、歩いていこう‥‥そういう構想だと気づきました。ハッピーエンドを予想した「恋の回復」という内在化は、恋より下位にある「純粋さの回復」として新たに再内在化したのです。つまり、恋としてはハッピーエンドでないが、純粋さとしてはハッピーエンドだ、だから貴樹の微笑みは「前を向こう」だということです。


*余白と空白。

 本作には多くの「うやむや」があるように思えます。曖昧さ、空白とも呼べます。それが監督の意図的に作られたものである、つまり空白ではなく余白であるなら納得できるのですが、どうも余白でもないのです。緻密な表現がなされていると観客はスクリーンに放心します。宮崎アニメなどは、感情的にそうなります。入りこんでしまえるのです。しかし、構造やその表現に抜け目がある、作品を流れる感情の吹き溜まり的な、空白、曖昧さができると、そこに観客は、自らを投影します。表現があると放心し、表現がないと投影して、幻想の現実感を補うのです。物語の整合性、統一性を保持しようとする試みです。文学などでも、言及しないことによって、読者に主観的な想像をさせて、余韻を生む手法がありますが、それにたとえられます。余白と放心、空白と投影の営みは、そのすべてが「自己の作品化」に該当します。
 「秒速」のそれ(一見曖昧に思えてならないところ)は、監督の意識的な余白(技巧によるもの)なのか無意識的な空白(技巧によらないもの)なのか。やはり後者です。ただ、「空白」ではなく、語感としては「うやむや」に近いと思います。
 余白にも空白にも観客は投影する、描かれないものを察して補おうとします。しかし、余白は表現の技巧であり、生まれさせたもの、空白(うやむや)は、生まれてしまったデタラメです。詰まるところ、余白には感情移入し、空白には自己投影するのです。余白には物語の前提がありますが、空白は前提がありません、突発的なもので、ただの作り手の失敗です。前提が用意されていれば、余白があっても、観客は物語の上でその描かれない部分を察することができます。しかし、空白には前提が用意されていないので、観客は主観的に、時に都合的解釈によって、作品に個人的な上書き、色塗りをしてしまいます。
 たとえば、ラストの踏切シーンで、明里が去ってしまうことについて、明里ばかりに共感のまなざしを向ける人がいますが、それはつまり「明里は婚約したのだし自らの幸せを守ろうとして立ち去った、過去の恋より今の愛が大切なのだ」と考えることです。しかしそれは、たしかに真相に近いのかも知れませんが、倦怠期の夫婦が自己肯定するための解釈にも思えます(アイロニカルなユーモア!笑)。あと例えば、ダメな「慰め」になるパターンなどもありますか。
 エヴァは「自己啓発セミナー」と呼ばれますが(大塚英志)、語呂合わせゲームをしてみれば、秒速は「自己投影アルバム」です。
 監督の狙い?であるラストシーンの"希望的着地"に導くには、観客に"希望的観測"を与えるだけの体験をさせなければなりません。体験されるようなつくりになっているのか、それとも物語を読めない視聴者がにぶいのか、それを言論するのに作品構造の欠損を列挙しなくちゃならないわけだ。ああ。なるほど。んー。
 とにかくここで留めておきたいのは、作品構想が「作品の自己化(純粋回帰!)」を目指しているのに、視聴者の多くは「自己の作品化(例、恋愛喪失)」に導いてしまっている。オタクだろうがなかろうが、現実的な人格だろうがなかろうが関係なく、勘違いする人が多いわけです。それも簡潔な、とてもシンプルな結論なのに。その失敗の原因が「うやむや」にあるのではないかということです。


    *    *

>纏め。半分自分用メモで、機会あれば洗錬します。このレビュー、自分の勉強用として
も書いています。その垂れ流しです。
放心=「作品の自己化」→緻密な構想表現 投影=「自己の作品化」→漠然な構想表現。
・秒速は「作品の自己化」を目指した作品であるのに、その多くは「自己の作品化」になっている(のではないか?)。
・・鬱派→人間性未熟(作品構想にある感情の未経験者)→物語を「純粋の回復」(自立的要素)ではなく「恋愛の回復」と勘違い→(明里がそこにいてほしい!)依存的救済を求める(自己投影)→願望に裏切られて鬱にさいなまれる。
・・称揚派→比較的人間性あり(作品構想にある感情の経験者)→構想感情で鑑賞し、構想表現は無視、または自己投影して穴埋め。
・・けだるい派→理性の人(指揮者ムジクスと演奏者カントルの論理で言う前者)→構想表現を鑑賞、構想感情は踏まえても興味なし。或いは、監督の構想に飽きた。「描くほどのことか?」。
ったくなにを書いているんだか。


*構想と表現の上滑り。
 本作は構想が表現を上滑りしている空回りしたものです。作品に流れる感情と、それを支える比喩表現、構造、その組み合わせ、統一性、整合性、それらに長けていて有名なのが宮崎アニメです。「千と千尋の神隠し」が巧みだと思います、だから子どもにも(鋭い感性に)人気が高い。まず構想があり、それの表し方がある。物事は、言葉以前のところにあるから、言葉以前のところで言い表さないと鑑賞側に伝えきれない。感情も言葉以前にある。感情は抽象的、悲しいときに「悲しい」とは言わない。だから、比喩で表現する。文学は文字によって、修飾的な表現になる。映像の比喩は、より具体化が可能。比喩の現象化、物体化されたものが、抽象ではなく(二次元的)、構想の象徴表現(三次元)、である。

・各話の構造。…一時間の物語を三分するのは、構想的に悪かった(ぼやける)。
「一話」…純粋がある、明里に会える(秒速5センチ、身近)、桜の朝、田園。
「二話」…純粋がなくなっていく、明里会えない(時速5キロ、乖離)、黄昏、離島。
「三話前半」‥純粋喪失、会うことを忘れた(1000回メールをして1センチ、喪失)、夜、都市。
「三話後半」‥気づいて純粋回復、明里会えた(秒速5センチ、容認)、桜の朝。
電車(二人を隔てるもの、結びつけるもの)、種子島(電車でいけない、孤独感、隔離された)、ロケット、鳥(?)、弓道(届かない思いの表現) 、ロケット輸送車 (二人を遮るもの)、
二話の海岸に二人がいて朝日を見ている幻想(願望?)、その朝日を的に見立てて弓を放った(?)、ロケットは、もう思いが届かないという意味での宇宙? 三話の「山崎まさよし+パラパラ」は簡略化、要約?あんなのができるのはストーリー構成が甘いからでは?
 色々ありますけど、安易だと思えてしまいます。構想と表現、感情と構造は、一体物として機能します。しかし、目的がわかっているのに、手段がわからないような、構想が率直すぎて、表現が安易である、安易であるのに、目的の手段・構想の表現として機能しない。機能してないから、突発的に不可解的に象徴表現が表面に出てしまう。構想を描くはずの表現が、構想の邪魔をしている、邪魔というか、単にわかりづらい。それに、一時間の物語を三話分割して、「ある」「ない」「もどる」と続き、それほど魅せる劇もなく、やはり構想は率直で、これはしっかりと放心させてほしい作品であるのに、曖昧さが隠せない、不足感が見え見えてしまう。残念な点です。「描くほどのことか?」という、けだるい派もわかります。
 しかしハッピーエンドを掲げずに、前向きな姿勢を描き、それを観客に体験させようとするのは、とても気に入っている構想です。自分に立ち返れない人が多い世の中でこそ機能する、世代的(なのか?)作品ではありますが。


*監督の実在推察。

 監督は作品について「バンドエイドみたいなものでいい」と言われていましたが、要するに「慰めとしての作品」、虚構による現実の欠乏感の補償、観客の自慰に使われていい、ということでしょう?うーん。それを映画監督が言ってしまっていいのだろうか。いやーまあそういう使われ方もあり?酒や鎮痛剤と同じ?
 なぜ、なんども同じようなテーマ、パターンがなされるのだろう。人に見せるよりも自分が見たいものが優先されるのか。一貫されるテーマと言われる「喪失」にしか、深い原体験を見出せなかったのか。しかも喪失というのは、とても世代的で、文学的だ。歴史的で、哲学的なのではない。だから一時代の流行に過ぎない。いや、もしや、私の評価基準が高すぎるのかも知れない。
 最新作「君の名は」の予告を見て思いましたが、「またか」という感じで、表現が変わらないので、「飽き」「けだるさ」を感じてしまいました。見て見ないとわかりませんが、過去作品の前提を以てしても未だうきうきしているのは、性的退行世代の願望を抱えた人なのでは。ここまで批判する権限は私にあるのか?ごめんなさい。
 表現が狭い、狭く、深めていく。深めるので普遍性には構想が触れる。でも、やはり狭いことに変わりはないのです。それが、新海監督が「世代的」であるという理由です。このままでは、ただの流行に過ぎません。
 綺麗な壁画、それは監督の作品が二次元的であることの表れではないでしょうか。そういう意味で、小説の方が読みやすかった。いつか、三次元の奥ゆかしい広々とした作品を期待します。ああ、またこんな終わり方に…。そんなことをつぶやく私は確信犯か?失礼しました。失礼しましたと言いながらデリートしないのだから、確信犯確定だ。許してくれるな。眠いぞちくしょう。2016/05/07

2013/10/3「結局、誰とでも一生同じ場所で生きることは叶わないのだ。人は、こうやって喪失に慣れなくてはいけないのである。」二度目の投稿。→称揚派の時。サンキュー23。
2016/05/07「壁画と空白」改正。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 33
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

究極の未練(全部書換

一回目見た時がかなり前でうろ覚えでしかなかったので修正。
それとあれ?こんなアニメだっけ?とまさかこんなに感覚が変わるとは思わなかった…
いや寧ろ前の評価で合っていたのかもしれないようなうーん。


まさにこのアニメにぴったりな言葉は究極の未練。
1話2話3話と年月が飛んでいる分あれこれ妄想の余地がある分ずるい。
色々な解釈が取れるのではなかろうか?


※見る人によっては恐らく嫌なアニメになりかねないと思われます。ネガティブ思考で恋多き人は見ない方がいいかも?
逆じポジティブで恋多き人にはお勧めかも?うーん人に勧めるには実に難しい。

っがわかった!気付いた!これを見て欲しい人はあれだ。
別れたばかりの恋人。別れたばかりの夫婦。別れてから、失っからこそ初めてわかる大切さ。ここですよここ!そういう事ですね。こういう人たちへ是非ともお勧めしたいです。
過去は取り戻せないんですよ!今しかない頑張れ!
幸せな未来を手に入れる為に今だけ我慢すればいいんだそうだがんばってくれーって事で後は皆様にお任せします。


感想
{netabare}今と昔どっちが良いのだろう?(駄文感想
なんかもやもやしてた思いがあるのは今の社会とこういう携帯もネットも無い時代。
果たしてどちらがイイ時代なのだろうか?
昔のこういう時代では手紙という手段か家電位でしか連絡が取り合えなかったであろう。
俺の世代はこのぎりぎりの境目位だったかな。大体物語位とそんな変わらなかったような気がする。
小さい頃は手紙程度だったがいつ頃だったか携帯やPHSが普及し始めていたっけ。
こうやって離れ離れになってしまった関係を維持するには今の時代のほうがいいのだろう。
しかしこれ裏を返せば浮気し放題でもあるんだよね。
相手側の情報が全然わからないしいつ何処にいるかもわからない。
連絡取ろうにも取りようがない。

が、現代の社会だとそうもいかないわけで。
いつだって連絡の取れるものがあるのだから。
何かやましいことが無ければいつだって連絡が取れるしってもまぁ仕事中じゃあれだけど。
何処だって出会える時代でもある。
離れていても心はつながっていることは昔よりは簡単だ。
電車が止まっても連絡が取れるし、心のすれ違いも昔よりは和らぐだろう。
しかしそこには罠があり、昔はなかなか会えなかったり連絡が取れない分長々と綴って考えて考えての日々の出来事や思いを深く書いて伝え合える。まぁ文章力の問題もあるが…
今は簡単にいつでもメールが出来ていつでも話せる事が出来てしまう分内容は薄っぺらくなっていく。
「おはよう」「おはよ」
「今何してんの?」「カラオケ」
「私のこと好き?」「好き」
「じゃ誰と行ってるの?」「友達ー」
「男?女?」「どっちでもいいだろー」
「私のこと嫌いなの?」「なんでそうなるんだよ」
まぁ大体この辺から喧嘩だよね。
俺は携帯を初めて持った頃はこんな感じだった。
いつしか電話ばっかしか使わなくなったが。
メールだとなんかしらの思いが、伝わらないだのちょっとした事ですれ違いが起きてくる。
電話だってそうだ。いつだって話せるけどそれは相手の顔を見て話せない分信用度は落ち不安になりすれ違いや勘違いが発生する。
人間関係も薄っぺらくなってくる。


今の時代ではさらに出会いのツールが山のようにある。最近の流行りはLINEだったりするわけだけど。
ネットで言えばスカイプだのメッセンジャーだの出会いのツールは沢山ある。
SNSやブログ。ソーシャルゲームやオンラインゲーム。
出会い系ツールなんて要らない位に出会いの場は無限に広がっているのだ。
その分こっちはこっちで浮気もしやすいし出会いも増えている。
浮気の点ではそうそう変わらないのかもしれないな。
いやまだ連絡取れるだけましか?うーんでも幾らでも偽装は可能だけどまぁバレやすい時代ではあるか。
しかしこれだけ出会いが増えてしまうと今度結婚した時が怖い。
結婚相手が沢山の人といつでも何処でも繋がることが出来てしまうわけで。
結婚には不向きな時代かもしれない。いや彼女にしたっていい男が欲しいと幾らでも探し放題なわけで。
もうこうなってくると人間関係すら薄っぺらくなってくる。無縁社会?近所づきあいも無い?もうさぁ今の彼氏や彼女と駄目なら他の子と付き合えばいーじゃーんってのが当たり前でしょ?知らんけどw少なくとも俺らの時はそっちのが多数派だった。良い男見つける為にキープ君いたって悪く無いでしょ?みたいな。
これ程希薄な人間関係があっていいのだろうか?
友人関係より恋人関係の方が下になってないか?
本当にそれでいいのだろうか?軽い付き合いでいいのか?
俺はリスクを考えたら明らかにおかしい社会だと思う。
男が下に見られている社会なんじゃなかろうか…
処女だと恥ずかしいって思っちゃう時代なんでしょ?
付き合うのは結婚したいが為じゃなく良い男見つける為なんでしょ?
別に間違ってるとは言わないが信用出来ないな。
好きな男とやるんでしょ?結婚したい男とするわけじゃないんでしょ?
結婚相手にはならないよね。
料理も出来なければ火事炊事も出来ないんじゃどうにもならない。
果たしてこれで男に結婚するメリットがあるのが甚だ疑問だ。
そうじゃない女性へは申し訳ありません。別に女性を叩いているわけではないのであしからず。


うーん。どっちの方がメリットあるのかなぁ…
なんだかわからないけど昔の方がいいような気がしてくる不思議。
ただの懐古厨なのかもしれない。
結論…は出ないw駄目だこりゃw書いてみて頭のなかが整理できるかと思ったけど酔っぱらいは駄目でしたとさ。
そのうちまた考えてみようかな。そんな不毛な思考を。ずっと昔から悩むこの考えをいつかスッキリさせたいな。


絶対に未練が残るタイプと自分のことを推察していたので未練が残らないように絶対に別れた女との思い出は、全て写真から何から整理するタイプで意図的に思い出す事もしないようにしてた。
いつしか自動的に思い出すこともなくなり誰に過去の女の事を聞かれても話さなくなっていた。
昔は自慢ばっかしていたが…
そのせいで忘れっぽくてもう思い出そうとしても逆に思い出せなくなり、あぁなんかあったような位でしか思い出せない事ばっかだったりしていたが、映画や青春物見てるとふぅっと思い出す時がある。もう見ている物語なんかそっちのけであぁこんな事あったっけとか…
ってかこんなおっさんになってから近頃やたら思い出すようになってきたのは歳のせいだろうか?
寧ろ昔の傷が癒えたからこそ思い出すようになったのかもしれない。

ただ、恋をした事のある人ならば誰しもが経験した事のある思い。
昔付き合っていた人との離れていく思いや付き合っている時の感覚。
会わない遭えない人間程遠くなっていき気持ちが薄くなってしまうんだよね。
自然と気持ちが離れていってしまう。
個人的に1年連絡しない人間は携帯整理してたな。仕事とかは関係ないが。

そして気持ちが離れたり会えなくなってしまうと新しい環境で新しい出会いが始まってしまう。
人間とは視野の狭い生き物である事を痛感させられてしまう。
実に狭い。
自分の周りだけが生きている世界で、自分がいるという事の認識は周りの人間がいる事で自分がいると実感出来る。
常に自分と一緒にいてくれる人だけが自分という認識をさせてくれる。
「とうのくん、これ以上私に優しくしないで」
っと言った瞬間ミサイルは打ち上がった。これはまさに恋心の爆発を暗喩しているのではなかろうか?
そしてケリがついた瞬間だったのではなかろうか?
ってかここで2話と3話の間に何が合ったかわからないのがまた色々想像させる所でもある。
実にズルい。

かなえは寝とる気は無かったから、好きだったからこそ身を引いたのではなかろうか?

まぁ最後は本当に未練の塊みたいなもんだよね。
このアニメは人の分だけ色々な解釈が出来る面白いアニメでもあると思う。
あんな恋をしたっけ。こんな恋をしたっけ。
そう、あの時あの場所でこうしていたらきっと人生変わっていたのでは無かろうか?
今頃何が起きていたのだろう?そんな思いを思い出を巡らせれば巡らせるほど辛いことはない。
これ程自分が惨めになるアニメも無い。
いやいい思い出もきっとあるだろうが俺は基本ネガティブだしもう何思い出しても嫌な思い出ばっかしか出ない。
なんだろう映画のアルマゲドンの最後のような走馬灯のような感覚で涙がこみ上げてくる。
共感出来るような事がある人ほど、恋多き人ほど想像力の高い人程きっとこみ上げてくるものはあると思う。
しかし俺みたいに思い出を封印している人もいるだろう。そんな人には泣けないかもしれないが。
そして最後の思わせっぷりな踏切でのすれ違い。
実に切ない物語。

ここからの妄想の余地を残してる所も実にズルい。
例えば不倫関係になってしまう√。
はたまた結婚が破談になり踏切でまた出会ってしまった二人からの新しい始まり√。
踏切でお互いがやっぱりと走り寄ってからまた連絡先を交換してしまう未来。

しかしこの中で唯一許せるのはこのまますれ違う事だろう。
人の女や男を寝とるような行為だけは本当にしてほしくない。
なので終わり方としては最高なのではなかろうか?

見てよかったかと言うとハッキリ言って見なくて良かった。好きか嫌いかで言えば大嫌いだ。
何故なら思い出したくない過去ばかり思い出してしまったからである。
良い思い出も嫌な思い出も今となってはどっちでもそんなに変わらないが、本当に青春の頃の思い出なんて思い出して良い事なんて無い。未練だけが募るだけだ。そんな未練が募ってしまって元カノの家にでも押しかける奴が現れたらならその子を不幸にするような自体だって発生してしまうかもしれない。
あまりその点では評価されて欲しくない作品です。
え?結婚?してません。結婚しててもこういうのだけは絶対に見たくないし彼氏彼女がいても絶対見たくない。過去の人間思い出して未練が募ってしまったらどうすんだよ。辛いだけだろ。っと言いつつ涙がジワジワ出ちゃいました。
やっぱ見なきゃよかった…


未練が募ってもその過去の思い出をバネに成長しろ?いやいや人間誰しもそんなに強い人間ではないのですよ…
恋愛すればする程すっかり凹んで恋愛なんてする気なくなっちゃいましたよ。


タイトルの秒速5センチメートルは何を表すか?
別れるまでのスピードですよ。いやいや冗談です。
個人的な解釈としては秒速5センチメートルでさくらの花びらが落ちるスピードだけれども、人と人との距離感なんじゃないかな?お互いが丁度いい距離感とも置き換えられるのではなかろうか?監督の意図はどうあれ勝手にこう解釈しました。


しかしこれだけ人の心を揺さぶって感動させてくれるアニメも無いので評価は高めです。ってかベクトルが違う意味で実に素晴らしい作品である事は間違いないが、二度と見ないようにするためにも感想を記しておきたいと思う。{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 39

83.3 10 初恋アニメランキング10位
中二病でも恋がしたい!戀(REN)(TVアニメ動画)

2014年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (2511)
14474人が棚に入れました
色々な事情が重なり、一緒に暮らすことになった勇太と六花。
付き合い始めた二人にとってはどきどきな内緒の同棲!
なはずが…
普通の女の子とも付き合ったことのない勇太には、中二病の彼女はハードルが高すぎた!?
恋愛をどう進めていけばいいか悩む勇太。そして1つ学年が上がってパワーアップした丹生谷、くみん、凸守たち。
さらには十花に六花との同棲がばれて……
またまたドタバタな生活が始まる!

声優・キャラクター
福山潤、内田真礼、赤﨑千夏、浅倉杏美、上坂すみれ、長妻樹里、天野由梨、福原香織、設楽麻美、保志総一朗、井上喜久子、仙台エリ
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

経験値を溜めて恋から戀へ進化…まではしてないな。

現役中二病感者:六花と元中二病感者:勇太の恋の行方と
それを優しく見守る仲間達の日常コメディ。

特に意識してたつもりはなかったけど、OP聞いたら意外とワクワクしていました。
結構楽しみにしてたみたいです。(^_^;)

一期終了時と恋の距離は変わらずですが環境が激変し二人きりのほぼ同棲生活がスタート。
「今更、父の仕事の都合」や「祖父が誤って退去手続き」等強引過ぎるだろっ!
とは思ってしまいますがご愛敬。
1話分くらい勇太の家族の物語も観たかった気もしていたので残念さも少々。
その分二人の淡い恋の物語が色濃く味わえる内容になってくれると思うので
期待して観たいと思います。

注:【考察・予想】というのが時折出ますが、原作を知らない状態で書き込んでいます。
ネタバレとは異なりますが先入観を持ちたくない方はスルーしてください。

※1話感想{netabare}
同棲という大きな設定変化がどう生かされていくんでしょうか?
強引に変えたのですから親が居ては少々ヤボったくなるエピソードが待っていそうです。
一話では設定固めでストーリーはこれからという感じでした。
…ので、感想の代わりに各キャラの見所を少々。

淑女モードの森夏…その内めんどくさくなって元に戻りそうな気がする。
なんだかんだで面倒見の良い彼女の優しさが好きなので
今期もそういう所が観られると嬉しいです。

一色君は相変わらずモテたい魂が空回り。
また坊主フラグが立ってしまいましたし彼の恋は進むどころか始まりが見えない。

凸守は遂に高校生デビュー!
寂しがり屋の彼女にも今期はよい想いをさせてあげて欲しいです。
森夏との師弟愛(?)のエピソードもまた増えそうです。

相変わらずのマイペース癒し系のくみん先輩は受験勉強よりお笑い道…
実は一番心配なのは彼女かも。

十花さんは保護者的立場で苦労も多そう…
彼女の目線や心理でも物語が観られればストーリーが深く感じられるかも?
でもでも!勇太の妹がいれば同棲OKはアリなんですか!?

そして共同生活が始まる六花と勇太。
お互い不器用ながら相手を大切に想う気持ちをどう伝えるのかが見所ですね。
{/netabare}

※2話感想{netabare}
森夏はしれっと髪型が元通りに。やっぱめんど臭くなったんでしょう。
自分で気づいてない様だけど対戦格闘の動きしちゃうのは中二病ですよー。

手つなぎデートは初々しくて可愛らしく中二病の思考や言動も上手く取り入れられ
二人ならではの自然なデートが微笑ましかったです。

一色の存在はかんなぎさん以下に…坊主も復活で南無。

そして新たな中二病患者が。
クミンは買いませんでしたが恋の方には刺激がありそうです。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
六花は中二が悪化してますね。観る分には楽しいけど勇太は大変そう。

六花以外も中二色が強くなっている中、そこに中二師匠・七宮が加わり
かなり濃くなっている気がします。…いや確実に濃くなってます。
二期ではこの子が色々と巻き起こしてくれそうです。

恋愛的にはジェラシー要素がプラスされちょっとハラハラさせてくれます。
ちょっと不満&不安顔の六花も可愛くこういう細やかな表情は流石京アニクオリティーです。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
ついにモリサマーが本物だと分かり凸守との関係に進展が!
…っと思ったんだけど結局は元通りの関係に戻ってしまいましたね。
でもまぁくみんの言う通りこちらの方が落ち着きますし
いつまでもマスターのサーバントで居て欲しいのでこれでハッピーエンドですかね。
深読みすると本当はもう凸守は森夏の正体に気付いた上で元通りに接しているのかな…
っとも考えられますが今はそんな事考えず楽しんだ方がお得かな。
何れにせよ森夏と凸守の優しく可愛い良い所が観られた今話でした。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
くみん先輩を中心とした昼寝回。
「極東魔術昼寝結社の夏」も無茶苦茶な同好会ですが
この学校の同好会って他もろくでもなさそうですね。

中二病がひどいのも困り物ですが一日中眠そうなのもかなりマズいです。社会的に。
でも六花達の居場所を嗅ぎ付けたり結構鋭い所も有るので
上手く生きて行けているのでしょう。

昼寝と中二病バトルの融合は作画の良さもあり楽しめました。
勝敗とかルールとか良く分かりませんが
くみんのこの場所を守りたいという気持ちが勝利を引き寄せたのでしょう。

完全にサイドストーリーで本編進んでいませんが
くみんが六花達の理解者である事が微笑ましく寝顔が可愛く癒されました。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
暗視ゴーグルでテンション上がるのは分からなくもないけど、
かな~りお気に入りでしたね。

修学旅行が始まり恋の歯車も動き出してきました。
なんとも初々しいほっぺにチューでした。
相変わらず六花の仕草が可愛らしく優しさ溢れる勇太も健在でした。
一方、森夏は溢れる中二病が止められなかったみたいですが…。
もう過去バレしてるし、周りの友達もそうゆうのに寛容なんだから
無理に否定しなくても良さそうなものですが。

次回は二人だけの思い出が出来そうです。
6/12って誕生日なのかな?
{/netabare}

※7話感想{netabare}
二人きりの時間かと思えば、智音とバッタリ遭遇。
気兼ね無く接する勇太と智音を眺める形となってしまった六花。
積み重ねた時間にまだ差があって六花が切なく辛くなってしまいましたね。
コインについて【ちょっと考察】{netabare}
智音の持つコインには大切な思いが込められ
(1話でノートから落ちた)メモにはその事が書かれていたんでしょうか。
六花の「勇太は契約の事忘れている」という台詞はこちらにも掛かっていそうです。
サヨナラを言わなかったりしているので
再会とか一緒にいるというおまじないが掛かっているのですかね?
上の階に越して来たり、遠く鹿児島で出会ったりするのは偶然ではなく
『中二病の想いの力』なのかも知れません。
智音が魔法魔王少女であるかぎり勇者と共に居られる
という事になっているのではないでしょうか。
{/netabare}
今回は上手く仲直りが出来てお互いの距離が縮まる結果になってまずは良かったです。
六花には笑っていて欲しいですしね。

ただ、この先も色々と恋の波乱はありそうですし
中二病と現実、どう折り合いを付けていくのかも問われていきそうです。
そして本当に偽モリサマーが現れてしまいこちらの方も気になります。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
森夏の古傷をエグる様な新モリサマー登場。
中二病バトルで信頼を得るって展開はこの作品ならではのノリなので乗っかって楽しみました。
上辺の凸守を愛するモリサマーに対し
等身大の自分を見てくれているモリサマーの方に心は傾いた様ですね。
何だかんだで互いを理解しがっちりと友情が伺えました。

…んでも、結局偽サマーは誰で何処からマビノギオン学んだとか詳細は謎なのかな?
やや消化不良な点はあるのでまた出て…来なさそうだな。(^_^;)
キルラキルと対極な小清水さんが聴けたのは良かったですが。

後、ついに一色くん登場せずでした。
二期ではぞんざいに扱って笑いの種なんですがバカでも優しい面がまた観たいです。
二期中に一度くらい照明を当ててあげて~!
{/netabare}

※9話感想{netabare}
現実の恋が膨らみ中二病の力が隅へと追いやられる六花。

確かに現実の恋なら中二病の力を失うかも知れないけど
勇太とは特別でオンリーワンな関係を築けると確信し復活を果たしました。
絶対的な「この人となら」と思える恋、
互いを理解し受け入れ信じ合える二人の関係が眩しく感じました。

智音は恋も中二病も捨てない選択をした六花を見て
「あの時、恋しても良かったのか?」と
自身の選択の後悔と共に恋心が再燃してしまった様子…。
でも、前半ならいざ知らずここまで来ると既に付け入る隙がないですよね…
失恋の道しか見えず恋心を押し殺したとしても告白しても傷つくのは智音の気が。
傷つくのも青春かも知れないけど可能性が無い恋を観せられるのはちょっと辛いかも。

六花が力を失いかけていた事や取り戻していた事と
勇太が気づかなかったハズの事をナレーションしていて振り返っている感じだから
やはり色々と告白され想いをブツケられる流れになるのかな。
{/netabare}

※10話感想{netabare}
出口どころか入口すら無い智音の恋。
感情豊かな表現は流石京アニの真骨頂。
でも後付け設定のキャラなのであまり感情移入出来てなかった模様。
可哀想にと思いつつグッと切なくならなかったな…。
続きは次回に跨いだけど
ちゃんと告白してちゃんとフられないと諦めきれないんじゃないかな?
{/netabare}

※11話感想{netabare}
智音は中二病なりのやり方で正面から告白してフられるのかと思ってたけど、
暗に恋心が伝わった後に暗炎竜と戦い吹っ切れる形でした。
誰も余り傷つかない決着となり良かったような気もするし
これで吹っ切れるものなのか?とも思ってしまいました。
ただ六花と勇太の愛情の深さを目の当たりにしたら
叶わないし幸せになって欲しいとも思うでしょうからその辺りがケジメに繋がったのだと思います。

六花と勇太の愛情エピソードや智音を気遣う森夏などなど
今回は良いシーンが多くちょっと感動してしまいました。
六花と勇太は本当に良いパートナーになってますね。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
最終回はちょっぴり胸キュンな暖かい終わり方でした。
上級契約(キス)出来なかったのはこの作品らしいと言えばらしいけど、
しちゃった方が締まったと思います。
精神的な繋がりは更に強まってるし、二人の恋愛の形に口出すのも差し出がましいけど
恋の成長や進化を観せた作品の区切りとしては必要だったかなとは思います。
不満と言う程ではないけど、ここまで引っ張って「しない」となるとハードル上げ過ぎてます。

この調子だと三期もありそうな気配なので気長に待ってみます。
{/netabare}

【総評】
中二病を前向きに楽しく描いていますし、また丁寧に作られているので安心して楽しめました。
恋の初々しい表情や仕草その他の機微に至るまで京アニ作画と相性が良く引き立っていました。
ストーリーとしても中二病を活かしたやりとりが絡み良く出来たラブコメに仕上がっています。

ただ「安心」って裏を返すと「無難」でもあるので
驚きやハラハラする展開にはなっていなかったです。
10話のみ話を次回に引きましたが他は1話完結しているので喧嘩やトラブルがあっても
すぐに解決で良かった良かったとなっていますので、
1期のように「どうなっちゃうんだろう?」と言う引きは弱まってしまっていました。
2期全体を通して冒険はせずファンに寄せてきた印象もあります。

智音に関しては掘り下げも甘くエピソードも不足しキャラが弱く感じました。
普通の作品なら面白いキャラかも知れませんが
中二病が当たり前で個性的なキャラが多いこの作品の中では平凡。
後半の展開になる前にもう一押しして他メンバーと対等に感情移入できる存在になっていれば
一気に面白味が増したと思います。
また、いかにもな後付けなので中学の頃の勇太のストイックな筈の設定も
壊してしまっていて残念です。
もう少し上手く加われ無かったものでしょうかね。

それと一色の不遇さはちょっと気の毒に感じました彼の優しさが伝わる
エピソードもちょっとは入っていて欲しかったかな。

ともあれ、全体的にはみんなの暖かさの伝わる納得の出来ですし
毎週楽しませてくれたこの作品が終わってしまい寂しく感じています。
また暫くしたら続きが観られることを期待しています。

コメディ強めですがラブコメとして楽しく観られる良い作品でオススメできます。
無論、1期観ていて楽しめた人は引き続き楽しめると思います。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 59

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

勇太の闇の炎に抱かれたい!! …消えたくはないけどネ。

ここでは、1期と2期のレビューをまとめて書くことにする。
とは言っても、1期と2期では特にストーリー面において評価がかなり異なる。
他作品においても言えることだが、続編が初期版を上回るか、あるいは同等の評価を得ることの難しさを改めて感じた作品だった。

「中二病でも恋がしたい!」というキャッチーなタイトル、そして過去に患っていた中二病を黒歴史として封印し「普通に」高校デビューを果たしたい男子と、絶賛中二病罹患中の女子という組み合わせという時点で、かなり強力なツカミだ。
しかし、それは裏を返せばスタートダッシュこそ良くても、序盤の新鮮さを維持できずに徐々に失速していくスタイルになりかねない、という危険性を秘めている。

そのリスクをうまく回避し、最後まで瑞々しさを失わずにストーリーを描き切った1期は素晴らしかった。
勇太と六花が少しずつ互いに惹かれあい、恋に落ちていく様子は、演出や脚本等による「見せ方」が秀逸で、初恋の甘酸っぱさや初々しさが嫌味なく描かれていて非常に好感が持てた。
おせっかいな周囲のキャラクターの存在も、場合によっては出しゃばり感がうざったく感じることもあるが、この作品の1期に限って言えば、恋愛に不器用な主人公達を上手くアシストしていたという印象。
また1期における重要なキーとなる、六花が頻繁に口にする「不可視境界線」が真に意味するものが徐々に明らかになっていく辺りのシーンなどは特に、ドラマチックに心情に訴えかけてくるものがあった。

そのような感じでハッピーエンドで幕を閉じた1期に続く2期、当然ハードルは上がる。
既に恋人関係になった2人のイチャイチャ映像を延々ワンクールやるわけにはいかない。となると当然、2人の絆を試すような危機が訪れるのは見る前から容易に想像がつくわけで。
新キャラ・七宮が登場し、OP映像で派手に六花とバトルを繰り広げている様子から、2期では彼女が大暴れするのかと思ったが、期待した程の「活躍」はなし。
時々サブキャラクター達の単話モノのエピソードを挟みつつ、ドタバタラブコメに落ち着いてしまった感で終わったのは残念である。
1期における「不可視境界線」と同じく、2期では「暗炎竜」という中二ワードが暗喩的に出てくるが、これのネタ明かしも1期に比べると弱かった。
終盤は正直11話を最終話としても良かったのではないかと感じたが、あと残り1話で何をやる…?あ、そうか「アレ」がまだだな…と思っていたら、その通りの内容だったので、ここは予想を裏切って欲しかった。

恋人ができると、よく「リア充」などと揶揄されることがある。この作品でも「恋愛=リアル」であるが故に、独自の妄想世界に浸る「中二病」とは本来相容れないもの(両立できないもの)という考え方がある。
その辺りの矛盾と、その矛盾に葛藤する六花や七宮の描写は良かった点か。

作画に関しては文句のつけようがなく★5である。
特に、中二病全開のバトルシーン(妄想)の描き方が、完全にそこいらのファンタジー系バトルアニメのそれを凌駕している。日常系ラブコメ作品にはもったいないくらいの壮大さと美しさ、お見事!

確かに中二病は痛い。リアルを否定し、自分の思い描いたファンタジックな世界に自身を閉じ込めて悦に入るシンドロームだ。
しかし私は思う。この作品の中で実は最もリアルに程遠い存在、それは主人公の「勇太」ではないかと。
考えてもみて欲しい。彼にとって封印したい筈の過去の中二病設定を無理矢理掘り起こそうとする六花は、本来なら避けたい相手ではないのか。
なのに勇太は出会いの段階から既に、呆れつつではあるにせよ六花の中二病にキチンと付き合っている。
そして恋人になる前も、なった後も、彼は六花の突飛な言動にまるで保護者のような目線で相手をし続けている。高校生にして、なんて器の大きな男だろう。
さらに妹たちや母親にも優しく、進学校に通っているということは、勉強もデキる。家事全般もこなせる。あの料理スキルの高さ、私がお婿さんに欲しいくらいである。

なかなかここまで良スペックな男性とは出会えないものだ。六花が羨ましい。ああ、どこかに勇太落ちてないかなー…

投稿 : 2020/04/04
♥ : 11

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

酷評レクイエム

1期のレビューでは、後半のシリアス展開に対しては否定派で、
無理に内容なんて求めなくてもいいのにと酷評しました。
子猫のようなキャラがじゃれ合っているだけでよかったのに
ということだったのですが、
2期となるとその理屈は通用しません。
それだけでは駄目だということは視聴前から分かっていました。
なぜなら2期はマンネリとの闘いから逃れることはできないからです。
例外はあるにせよキャラがじゃれ合っているだけで許されるのは1期までの話です。

視聴者を引きつける波を作れるかどうかという視点で視聴していましたが、
その点で言えば結果は無残なものだったと言わざるを得ません。

また、キャラのやり取りという点でも本作には欠陥があると思います。
笑いとは原則的にギャップから生まれます。
例えば1期では中二病を卒業して普通の高校生活を送りたいと願う勇太が
六花に乗せられてつい中二病言動を・・・というギャップが存在し、
そこをモリサマーに見られてジト目で
「何してるの?富樫くん・・・」なんて言われて
「い、いや、違うんだ!丹生谷!!」と必死で弁解する勇太
というようなやり取りがあり、そこで笑いを生んでいたわけです。

ところが本作では勇太と六花は既に付き合っている間柄であり、
六花の中二病言動を許容しているどころか
「我ダークフレームマスターが邪王真眼に告げる」とか乗っかりまくってます。
ここにはギャップからの笑いなど存在せず、
端から見ればバカップルの戯れを延々と見せ続けられているようなものです。

「初々しい二人だな~ふふふ♪」とそのやり取りを楽しめるかどうかが
本作をどう評価するかにおいての大きなポイントでしょうね。
私はちょっと白けた態度で視聴していました。

ならばここで新キャラの七宮智音がかき回してくれるのかと期待してたら
「いやいや、ダークフレイムマスターは邪王真眼のものだから・・・」と
異様に物分かりのいいキャラで当て馬にすらなっていません。
見せ場はありましたが、はっきり言って期待はずれもいいところです。
別にガチな重い三角関係の話なんて望んでいませんが、もう1歩踏み込んで欲しかったです。
もちろん七宮は可愛かったですけどね。

良かった点を挙げれば凸守とモリサマーの関係はおもしろかったです。
ただこの二人の関係がいくら良いと言っても
それだけでは物語全体を盛り上げる推進力にはなり得ないです。

まぁそれでも各話ごとで言えばそこそこ観れるので
ごちゃごちゃ余計なことを考えずに観れば悪くないのかもしれません。
ただ、前述したように勇太と六花のやり取りや七宮の立ち位置などに欠陥を抱えており、
特に前者はこの作品のようなキャラクター重視のアニメにおいては致命的だと私は思いました。
さらに言えば後者のフォローの言葉として
「もちろん七宮は可愛かったですけどね」と言いましたけど
結局のところ、本作自体もキャラを愛でれるかどうかに大きく依存し過ぎているというのも
個人的には残念なところです。
しかしそれでも七宮智音のエピソードのような
嫌われない可愛いキャラ>ストーリー
になっちゃっている中途半端なものを作品の中心にするのではなく、
凸守とモリサマーのように観ていておもしろいじゃれ合いを中心にした作りの方がまだよかったです。
ただ、冒頭で述べたように2期でそれだとマンネリなのかもしれませんけどね。

1期酷評、劇場版酷評、そして2期である本作も酷評。
決してこの作品が嫌いなわけじゃないですし、むしろ好きでした。
なのにどうしてこうなった?
本作に限ってはシナリオ・脚本やキャラ構成の問題だと私は思ったので
一概に京アニのせいだとは言えないのかもしれませんけど
なんか適当にお茶を濁しておけばいいやって空気を感じたんですよね。
本気は「たまこラブストーリー」でってことだったのか?
さすがにそれは邪推し過ぎか・・・
とにかくこの作品はなんだかんだでキャラはいいですし、
ポテンシャルは十分にある作品だと思っていただけに残念で仕方ありません。
3期? 私はお腹いっぱいなのでもう結構です。どうか末永くお幸せに。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 52

84.9 11 初恋アニメランキング11位
会長はメイド様!(TVアニメ動画)

2010年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (2396)
12173人が棚に入れました
元男子校だった星華高校は未だに男子の数が多く、女子は肩身の狭い思いをしていた。そんな中、初の女性生徒会長になった鮎沢美咲は男子の横暴から女子を守るため日夜戦っていた。男勝りな美咲は男子を圧倒するが、実は彼女には秘密があった。苦しい家計を助けるため、メイド喫茶でアルバイトをしていたのだ。しかしある日、その秘密を学校一のモテ男にして変人・碓氷拓海に知られてしまい…。

声優・キャラクター
藤村歩、岡本信彦、椎橋和義、花澤香菜、小林ゆう、市来光弘、寺島拓篤、細谷佳正、鈴村健一、五十嵐裕美、豊崎愛生、植田佳奈、阿澄佳奈、伊瀬茉莉也、鳥海浩輔、阿部敦
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「好き」の形は色々。だけど一番は・・・【4.0】

物語:3.8 作画:4.0 声優:4.8 音楽:3.5 キャラ:4.0 【平均:4.0】                          (63.1)

ジャンル        :少女漫画
話数          :26話
原作          :藤原ヒロ(漫画)
アニメーション製作 :J.C.STAFF
監督          :桜井弘明
シリーズ構成     :池田眞美子
キャラデザイン    :井本由紀
音楽          :前口渉
主人公声優      :藤村歩
OP           :「My Secret」作詞 - 春和文 / 作曲 - 山元祐介 / 編曲 - 前口渉 / 歌 - 水野佐彩
ED           :「予感」作詞 - 義彦、ナオ / 作曲 - ナオ / 編曲・歌 - heidi.
             :「∞ループ」作詞・作曲 - ナオ / 編曲・歌 - heidi.

参照元        :Wikipedia「会長はメイド様!」

【あらすじ】
 かつては男子校で、現在は共学校の星華高校は未だに男子の数が多く、女子は肩身の狭い思いをしていた。そんな中、初の女生徒会長になった男勝りな女子高生鮎沢美咲は男子の横暴から女子を守るため日夜戦っていた。屈強かつ強い美咲は男子を圧倒するが、彼女には学校では決して見せない一面があった。それは、苦しい家計を助けるため「メイド喫茶」でアルバイトをしていること。ある日、その秘密を学校一のモテ男にして変人・碓氷拓海に知られてしまう。

【特徴】
①学園ラブコメ
②メインとなるイケメンが居る
③色々なタイプのイケメンが登場
④女性キャラも多数登場(逆ハーレムではない)
⑤コメディー色強め

【長所】
①女性が理想とする恋愛シチュエーションが多数描かれている
②クセの少ないキャラクターデザイン

【短所】
①一部のキャラクターに関するエピソードが消化不良に感じる

【短評】
{netabare} 明るい内容の作品でした。特徴で想像出来るかもしれませんが、学園恋愛物の王道的少女漫画作品でした。

 始めに長所①です。基本的にメインのイケメン碓氷との恋愛が物語の主軸となる訳ですが、次々に主人公の美咲にすり寄ったり妨害したりする男子が現れ、ピンチの美咲を碓氷が救うという展開になります。その為、碓氷以外の男子との恋愛に発展するという事はありません。しかし、助けた後は必ずと言って良いほど碓氷からのアプローチが待っているので、視聴者はどの様なアプローチをするのか期待が持てる作りでした。因みに敵役男子も女性が好きそうなタイプの男子でした。どの様なタイプの男子が登場するかは観てのお楽しみという事にします。
 続いて②です。クセの少ないキャラクターデザインとは、顎がやたらと尖っている、肩幅が広すぎる、頭が小さすぎる、手足が長すぎるというようなデザインでは無いという事です。若干足は長めでしたが気になる程ではありませんでした。以上のことから、万人に受け入れられ易いという意味で長所だと思いました。

 次に短所です。一部諦めのつかない様子で美咲から離れるキャラが居たのですが、その後登場しませんでした。また、後半EDにある碓氷の生い立ちらしき描写は本編で説明されません。{/netabare} 

【総括】
 少女漫画の学園恋愛物語の王道的作品だと思います。真面目で率直な性格の主人公が頬を赤らめる様子は可愛らしく見えますが、基本的に恋愛模様は女性向けに描かれています。しかし、コメディーは男性向けラブコメと変わりません。尚、僅かに伏線未回収と感じる部分もあるがメイン二人の恋愛関係の変遷はしっかり描かれています。また、作画、音楽、声優もコメディー作品にマッチした出来で良質に感じました。最期にお勧めの観賞方法ですが、照れる主人公を愛でる目的で観る事も悪く無いですが、やはりなんと言っても、女性が理想とする男子との恋愛シチュエーションとコメディーを楽しむ事に尽きると思います。



【思った事・蛇足】

観終えて
(美咲はズルイなぁ・・・。)と
そんな風に思いました。


私はもう少し美咲が碓氷の気持ちに応えてもいいんじゃないかなと思いました。
ですが
中々なびかない辺りが碓氷にとって非常に魅力的だったのでしょう。



●鮎沢 美咲(主人公)
星華高校初の女生徒会長
そして
メイド喫茶では「ミサ」

文武両道で世話焼き。
星華高校の女生徒が過ごし易い環境にすべく努力し
日々の生徒会活動に励む。
アルバイトのメイド喫茶は貧しい家計の為。
苦手なキャラ作りも勉強によって克服する。

色恋に関しては鈍感というより
頑なに恋の感情を認める事の出来ないというような
そんな感じ。

メインのイケメン碓氷 拓海のさり気ないようで大胆なアプローチに
始めの内は鬱陶しく感じているものの次第に心動かされてゆく。

人物像は
純粋で真っ直ぐな心を持った努力家。



●碓氷 拓海
美咲と同じ学校に通う容姿端麗で文武両道の男(金髪)。
一見完璧に見えるが美咲に対してだけセクハラをするので変態宇宙人と呼称される。

また、独占欲が強く、いつも美咲の事を陰から見守っている。
自称ストーカー。
更には少しS気があって美咲の事をからかっては彼女の反応を見るのが好き。

しかし、美咲のピンチを救い、害悪な男からも守る。
正に美咲のヒーロー。

人物像は
独占欲の強いだけの男という訳ではなく
一途な想いを寄せる少し不器用な男。



●成分タグ「逆ハーレム」について
美咲の友人やメイド喫茶の先輩達がかなりの回数登場します。
なので逆ハーレム物というよりは
女性向けに作られた女が主人公の学園ラブコメという感じです。



●男でも楽しめるかどうか
正直分かりません。


可愛いものを愛でる目線で観ると
様々なコスプレをする美咲をはじめ
メイド喫茶の先輩達もかなり可愛かったです。


感情移入に関しては全く出来ない訳では無かったのですが
美咲に関しては碓氷にからかわれて心を掻き乱されて
自分の気持ちが分からなくなるという部分は良く理解できました。
しかし、いつまで経っても突っぱねる辺りは高校生にしては少し幼いように見えました。
その突っぱね続ける心境に中々理解には及ばず感情移入が難しかったです。


碓氷に関しては自ら告白するのは性に合わないとの性格です。
相手の心境を変化させて告白させたいという恋愛スタンスだったので
視聴者はそれなりのS気が無いと感情移入が難しいと思いました。
美咲に好いて貰いたいという気持ちは理解出来ますが
キザなセリフが少し現実離れしてて感情移入し辛かったです。
しかし、美咲が照れている部分は毎度とても可愛かったので
私は第三者的立場で観る事が多かったです。


例えば、キザなセリフを言いそうな場面では
(さぁ!くさいセリフで美咲をデレさせるんだ!)
という感じで碓氷を応援しながら観てましたw


コメディーは微笑出来るか否かの微妙な面白さでした。



●どんな人にお勧め?
「観たい」と思った人にお勧めです。
これは男女問わずです。
内容は多くの学園物少女漫画と同じだと思うので
想像通りの展開になると思います。
よって期待を裏切らない物語展開になっていると思います。


作画もコメディー作品に合った作画で綺麗です。
声優は演技がとても良かったです。
キャラはクセが少なくて観易く
扱いも丁寧です。
音楽は効果音がコミカルです。


兎に角
「直感的」に気になったなら観て損は無い作品だと思います。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 6

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

普段は気が強くて、生徒想いの生徒会長。そして放課後は、メイド様♪

少女漫画が原作のアニメ作品。

だけど、恋愛描写もさらっとしているし、
強い少女漫画っぽさを感じないので、

どちらかというと少女漫画が苦手な私もとても楽しめました^^

キャラがいいよ、キャラが♪

全26話+番外編1話です。


● ストーリー
元々男子校だった名残で、全校生徒の8割が男子。

そんな星華(せいか)高校で、
初めての女子生徒会長になった鮎沢美咲(あゆざわ みさき)は、
肩身の狭い思いをしている女子生徒を守るため奔走していた。

そして放課後は家庭の事情から
他の生徒には内緒で、メイド喫茶でアルバイト。

だけどそれが
学校一モテる男子生徒・碓氷拓海(うすい たくみ)にバレてしまう。


素行の悪い生徒に全力でぶつかっていく。

そんなかっこいい生徒会長である美咲が、
放課後はメイド喫茶でバイトしているというギャップに加え、

なんでも器用にできる碓氷にピンチを助けられ、
素直になれないながらも、仲を深めていく様子にはときめきが止まらない♪

学校や、バイト先である“メイド・ラテ”が絡んだエピソードを中心に、
1話完結の話が多いです。

美咲の周りでは次から次へと何かが起きて、
さらに碓氷との関係も気になるので、面白くてどんどん観れます^^


● キャラクター
メインキャラである、美咲と碓氷のキャラがいい!

美咲は無茶もしながら、
生徒のために奔走するかっこいい会長。

だけどその真面目さと正義感ゆえに危なっかしさもあって。

それを支えるのが、碓氷。

ストーカー並に美咲のそばにいて(笑)、
ピンチには必ず駆けつけて助けてくれる。

そんな碓氷にだけは敵わなくなって、
赤面しちゃう美咲もかわいいし、

クールな碓氷も美咲の事になると
なりふり構わず行動しちゃうところにきゅんとしちゃう♪

さりげなく力を貸してくれて、支えてくれる。
碓氷はそれを自然にやってしまう余裕っぷりが、イケメンなのよね。

美咲もかっこいい女の子だけど、
美咲を見守る碓氷がかっこよすぎ♪

最強で、いいコンビです^^

ちなみに、観始めた頃から美咲に親近感湧くなーと思ってたら、
中学生時代、思い立ったら即行動だった自分と重なるのだと思い当たりました。

校舎裏でタバコ吸ってる不良たちに対して、
霧吹きを片手に「消火活動ー!」と追い回していたあの頃…。笑

今となっては
当時の自分の怖いもの知らずな行動力は羨ましくもあります。笑


主役の二人がずば抜けて目立っていますが、
脇役もいいキャラがそろっていて、全体的にバランスいい♪

私のお気に入りベスト3は、

<3:副会長・幸村(ゆきむら)>

このかわいさは、反則だよ幸村!

男の子だけど、
もはや会長よりヒロイン役が似合うw

妹想いのお兄ちゃんなところもまたかわいくて魅力的♪


<2:兵藤葵(ひょうどう あおい)>

女装が好きな男子中学生。

周囲から理解されなくて傷ついた過去もあるけれど、
それでも自分の好きなものを曲げない強い心の持ち主です。

かわいいものが好きな男の子ってかわいい♪笑

でも個人的には女装AOIちゃんより、
素の葵くんのほうが好みなのだけどなー。笑


<1:深谷 陽向(しんたに ひなた)>

昔は冴えなかった男子が、かっこよくなって現れて、
しかも好意を寄せてくるなんて、
そのシチュエーションだけで萌えるー(*´Д`)ハァハァ

美咲と碓氷の関係で十分なのに、
ライバルの存在とか下手すれば邪魔になりかねないけど、

陽向の人当たりの良さと、
犬っころみたいなかわいさは、いいスパイスとなっていました(*´Д`)

転校生という設定を生かした方言が、またかわいいの!


男の子キャラばかり挙げてしまいました。さすが少女漫画。笑

他にも美咲の妹の紗奈(すずな)もかわいいし、
3バカなど、欠かせないキャラがたくさんですw


● 音楽
【 OP「My Secret」/ 水野佐彩 】

この曲好きです♪
まさに、ちょっと昔のアニソンという感じですw

歌詞が美咲の境遇にぴったりですね^^


【 ED「予感」「∞ループ」/ heidi. 】

2曲とも碓氷をイメージした曲なのかな?

でも個人的にはあまり好きになれませんでした^^;

というのも、本編のきゅんとする話の後に
この曲が流れると雰囲気が台無しな気分になって。

あまりこの作品のEDとしては合ってないのではないかなーと思いました。


● まとめ
美咲と拓海の関係ににやにやきゅんきゅんしながら、
美咲の身の回りに起こる出来事を楽しむストーリーでした。

見やすいし、ストーリーの面白さも安定しているし、
良作だったと思います♪

27話も、そんなに長いと感じませんでした。
美咲と碓氷のその後のエピソードをもっと見たかったなー。

男性にも女性にもおすすめできる作品です^^

投稿 : 2020/04/04
♥ : 21
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生徒会長様がメイドカフェでバイト!?……ですが萌えには媚びません

【あらすじ】

{netabare}男子校→共学になったばかりで男子生徒が8割を占める高校。
女子にも過ごしやすい校風をと奮闘する、勝ち気な女子生徒会長・鮎沢 美咲。
美咲にはメイドカフェでアルバイトしているという秘密があって……。
それを苦手なイジワル・イケメン男子の碓氷 拓海に知られてしまい……。{/netabare}

ヒミツの共有から始まる同名ラブコメ少女漫画(未読)のアニメ化作品。


【物語 4.0点】
タイトル&あらすじだけ見ると、ま~たギャップ萌えを狙った、
量産型の萌え&ツンデレアニメか?となるところ。

が、実態は2010年前後、二次元世界を覆う萌えの空気も取り込んで、
恋人未満のドキドキ、大切にしたい乙女心(※男の娘含む)
といった少女漫画の王道継承が追求された正統派作品。
(ま、美咲ちゃんにはフツーに萌えますけどねw)

女の子の人格を無視したチョロイン扱いやハーレム趣味は、
本作においてはむしろ制裁対象。


私のツボ:{netabare}さくらの乙女心を踏みにじる男のネクタイを
美咲が引っ掴んで喝破するシーン。生徒会長……イケメン過ぎます。
(尚、制裁された男にも後日ちゃんと救済措置あり){/netabare}


三角関係の要素もあるものの、
基本は結ばれる前のヒロインVSイケメンの駆け引きが延々と続く。
で、{netabare}アニメでは未完で終わる。{/netabare}

ハーレム、乱戦に馴染んだ視聴者には、じれったく感じる展開を、
サブキャラ回などで角度も変えつつ、消化しやすいよう料理し提供。


【作画 3.5点】
作画ソースは決して潤沢ではないが、色彩は明るくラブコメにマッチ。
非シリアス展開に合わせた“3バカ”トリオらの低等身化や
群衆のマネキン化、てるてる坊主化など、
作画カロリー抑制と楽しく見やすい画面作りが両立され統率が取れている。


【キャラ 4.5点】
早々に秘密が暴かれたヒロイン・美咲とは対照的に、
碓氷 拓海は正体不明の“フェロモン星人”のまま。

謎が多いイケメンに、セクハラと拒絶しきれないギリギリで攻めて来て欲しい。
だけど私の心の準備が出来るまで待っていて欲しい。
いつもは余裕で何でもこなして見せる男に、いざという時には身体張って守って欲しい。
私が奪われそうになったら、嫉妬して見せて欲しい。

色々な願望が具現化&凝縮されたキャラクター人気投票第1位。


その他、サブも各キャラで1話成立するくらい人材豊富。
女装家男子や女装させたくなる草食系男子など、
百合、BL、ショタなど幅広い需要にも対応可能。


【声優 4.0点】
ヒロイン美咲役・藤村 歩さんVS碓氷 拓海役・岡本 信彦さん。
イケメンボイスが“鬼の生徒会長”の凜々しいボイスを引き剥がしていく、
ドキドキの掛け合いが本作の基軸。

その周辺で、ピュア過ぎて隙だらけな、さくら役・花澤 香奈さんや、
メイドカフェに骨抜きにされる“3バカ”の一角に細谷 佳正さんなど、
現在も一線級で活躍されている声優さんがキャスティングされているのも、
本作の秘かな聴き所。


【音楽 4.0点】
明快な劇伴でラブコメに対応。
「メインテーマ」は胸キュンが高まった時だけでなく、
このキモチは守る!などと、筋を通す際の奮戦曲としても活躍する。

OPは水野 佐彩さんの「My Secret」が秘密と時めきを抱えたヒロインの心情を好表現。
EDは前後期共に男性ロックで、碓氷 拓海の謎に包まれたホンネに迫る。


【感想】
相変わらず、ラブコメ漫画家ってアイデア無尽蔵だなと思い知らされます。

生徒会長がメイドカフェ店員!?くらいなら、
萌えに鼻の下伸ばした私のような素人紳士でも、
頭のぶつけ所が悪ければ思い付くかもしれませんが。

作品として継続するとなると、
その後も楽しませるためのキャラや展開を、
時にジャンルを飛び越えて閃き続けねばならない。

{netabare}「桃太郎までもメイド様」{/netabare}にはたまげましたw

アイデアの源泉たる作家さんの頭の中を覗きたくなってしまう
2010年代初めの良作です。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 17

70.2 12 初恋アニメランキング12位
好きっていいなよ。(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (1100)
5366人が棚に入れました
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストーカーにつきまとわれた時、呼んだらすぐにきてくれた大和は、めいを守るためとキスまでしてきて……!?

声優・キャラクター
茅野愛衣、種田梨沙、櫻井孝宏、島﨑信長、内山夕実、寿美菜子、前野智昭
ネタバレ

ヒカリ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

甘酸っぱくて、切なくて、胸がいっぱいになる作品


友達がいない歴16年・橘めい
学校1のモテ男・黒沢大和

そんな2人のラブストーリー。


大和くんの友達、中西くんがめいちゃんのスカートをめくろうとした→そばにいた大和くんにめくられたと勘違いするめいちゃん。→回し蹴り

少女マンガあるあるの出会いから始まります。

いきなり回し蹴りをしてきためいちゃんに、他の女の子にはないものを感じて、1話目から大和くんはめいちゃんに猛アタック。

だけどめいちゃんは、携帯のアドレス帳に自宅とバイト先しか入っていない、16年間、友達がいない女の子。

とりあえずアドレス帳には「黒沢大和」が増える事になるのですが、

めいちゃんは大和くんにとまどい、抵抗を続けます。

それからめいちゃんはストーカーにあい、大和くんにとっさの電話。そうしてストーカーを撒くため2人はキスをします。

ここまでがよく「好きっていいなよ」のあらすじとされる部分です。


★{netabare}私は再視聴で作品に良さに気付く事が多いのですが、この作品もそのパターンでした。

理由は大和くん。
大和くんがめいちゃんに猛アタックして、2人は恋人となるのですが、めいちゃんは友達いない歴16年に対して、大和くんは学校1のモテ男。
それも君に届けの風早くんタイプではなく、女の子と結構遊んでるタイプの男の子です。

そんな2人が付き合い始めて、めいちゃんはおどおど、大和くんは余裕の笑み。
恋人ができても女の子と出かけることもあるし、モテるし、そりゃめいちゃんの立場になって考えると、
「どうして私なんか…」ってなりますよね。
でも大和くんはキスしてきたり…

そんな大和くんに不信感を覚えてしまった私は、あまりこの作品の良さに気付けず…(もったいない!)

再視聴で大和くんにも悪気がないんだし、何より当事者のめいちゃんが幸せならそれで…ということに気付き、好きっていいなよってこんなに感動ものだったっけ?と涙しました。

それともう1つ、この後手つないで、キスして…と物語の先が見えて、冷静に視聴できたからかもしれません。{/netabare}


★この物語のテーマとなっている「人を信じるということ」
それは
ヒロインのめいちゃんにあてたものでもあり、大和くん、そしてライバルとして登場するめぐみさん。
色んな人に、というか観ている側の私たちにも、語りかけてくれているような、そんな気持ちになって、いろんな感情がわっと溢れてきます。

各キャラの「人を信じる」エピソードをかいたので長くなりました。ほんとに全部かいてあるので、視聴予定の方は注意してください{netabare}
☆大和くんと付き合うようになって、めいちゃんには、信頼しあえる友達・あさみちゃんができます。

{netabare}あさみちゃんは友達もいるし、大和くんとも仲のいい、華やかな子なんですが、それゆえに嫉む人だっているんですよね。

巨乳のあさみちゃんは、胸をたとえて「スイカ」とバカにされて、あげく大和くんの友達、中西くんに自分の事を「巨乳で可愛い」としか思われていないと思って…
でも中西くんは本当にあさみちゃんの事を可愛いと思っていて、背中を押してくれたのがめいちゃん。

あさみちゃんと中西くんは恋人になり、あさみちゃんとめいちゃんは親友になって、
めいちゃんはそれを「黒沢のおかげ」といって。
あさみちゃんにお揃いのストラップをもらって、嬉しそうなめいちゃんは本当に可愛らしかったです{/netabare}


☆それから、初めてのライバル愛子ちゃん。
{netabare}初めてのデート中、こちらもまたデート中の愛子ちゃんに出会って、4人でポウリングに。

そこで愛子ちゃんは、大和くんに好かれてるくせに、そっけないめいちゃんが気に入らなく、大和とは1度関係を持ったといい、動揺しためいちゃんは帰ってしまいます。

でもめいちゃんが大和くんに対して本気なのを認めて、それから話数を重ねていくごとに、めいちゃん、あさみちゃん、愛子ちゃんの3人で過ごすことが増えていますね♪3人とも恋人がいるので6人でいることも。{/netabare}


☆そして、一番やっかいだった、最大のライバル・モデルの「めぐたん」ことめぐみさん。
{netabare}人気読者モデルのめぐたんがめいちゃんの学校に転入。そして大和くんと出会います。
放課後、めぐたんは
「私ぃ~大和くんに一目惚れしちゃってぇ~、彼女がいてもいいから、付き合おうよ。私たち、ハイレベル同士で♡」

え?モデルやってるんだったら、大和くんじゃなくても、お気に召す人が周りにいるんじゃ?と思ったのはさておき。

大和くんは「そういう見た目しかみてないやつは嫌い。俺には彼女がいる」
と言いばっさり。
こうして観てみると、そうして1度目の視聴で大和くんの、こういう一途なところに気付かなかったんだろう…と思いますね笑

次の日めぐたんは「ごめんなさい」と謝り、大和くんとは友達になりたい、と友達に。もうこのときからすでに、悪い方向へ進んでいるのが見えますよね笑

それから大和くんをモデルに誘い、「めいがカッコいいって言ってくれてるし」と大和くんはモデルになって…
あさみちゃん達もやりなよ~と盛り上がってる中、不安だからといって止められないですよね。うん、いいと思う、とめいちゃん。

雑誌に、大和くんはめぐたんとカップルみたいに載っていることも多くて、もう観てるこっちがハラハラ。
2人ほんとのカップルみたい!橘よりどう考えてもめぐたんの方がお似合いだよね~
周りもそんな感じで、めいちゃんの耳にも入って。
それからめぐたんの家に大和くんが出入りしているろいう噂(これは本当)

やっぱりこんなとき支えてくれるのは、友達なんですよね。
あさみちゃんと愛子ちゃん、それぞれの慰め方で、めいちゃんも少し元気が出たみたいでとりあえずホッ。

これからも色々、もうほんとに色々あるんですが長くなるのでとりあえずは省きます。


そんなこんな、めぐたんでしたが、やっぱり大和くんが選ぶのはめいちゃん。
どうして私じゃないの?とあさみちゃんたちを誘って、めいちゃんを誘わなかったり、こわっ!女子こわっ!
愛子ちゃんがびしっと「私らはテメーのペットじゃねーんだよ」とびしっと言ってくれました!女子に人気が出そうなヒールキャラですね♪♪

ネット上でもめぐたん性格わるい、ブス、早くやめろ
と書き込まれまくって、(女子こわい!)
今まで、我慢してたポテチなどなどを買い込み、引きこもり、両親とも仕事先とも、連絡をたって、

そこで現れた“ももちゃん”という存在。ももちゃんは前からめぐたんのことを気にしていたんですが、幼なじみだったんですね!

そんなもももちゃんが家に来ても「あんただってバカにしてたんでしょ!」
と拒絶。大和くんがきて、ももちゃんはめぐたんに
「周りからどう思われたっていいじゃん!私はめぐが1番カッコいいって思ってるよ。」

めぐたんはやっと出てきて、ももちゃんはずっとみてきてくれてたのに、と気づきます。

大和くんを追いかけてきためいちゃんをひと睨み。
めぐたんにとってはすべての元凶だもんね。。

実はめぐたんも昔、ブスブス!と長身をバカにされていた過去があって、こうやったら可愛いじゃんと、声をかけてくれたのはももちゃん。

イジめてたくせに、可愛くなったら、なかったかのように声をかけてくる男子に嫌気がさして、スカウトをきっかけにモデルになって、、
自分は全部「めぐたん」を演じてきたんだと、髪をばっさり。

最後には、
えー大和くん今日風邪なの?お見舞いいこっかなぁ?
はいはい、とももちゃんに引っ張られるすごいいいキャラになってくれました☆彡{/netabare}


☆そしてやっぱりめいちゃんと大和くん
{netabare}めいちゃんが友達を作らなかった理由。それは小学生のころ、学校で飼っていたウサギに、クラスメイトがお菓子などをあげて、
ウサギが死んでしまって、どうしたの?という先生に
めいちゃんが~と言われ、それから人は人をすぐ裏切るから、
となったからでした。

そんなめいちゃんにまっすぐぶつかってくる大和くん。
実は大和くんも、中学生の時、1番仲の良かった友達がイジめにあって、表面上はみんなと一緒にイジめて、裏で話していて、結局その友達は転校してしまった過去があった。だからめいを見たとき、惹かれたんだと言いました。その友達も登場しますね♪

ほんとにどうして私は大和くんのこういうところを観てこなかったんだろうと思います笑

大和くんの妹、凪ちゃんは不登校で、学校は楽しいよって教えてあげたのはめいちゃん。人は人を裏切るけど、そんな人ばかりじゃないんだよって
きちんとわかってるめいちゃんだからこそ、できたのでしょうね。
{/netabare}

すごく長くなってしまいました…。特にめぐたんの話はすごく印象ぶかくて…
{/netabare}

OPはフルーツバスケットの主題歌などの岡崎律子さん。
とっても優しいメロディと歌声で、大好きです。

それからめいちゃん役の茅野愛衣さん。
大和くんに話しかかられて、照れながら「ぅん…」というのがとーっても可愛らしかったです。
あさみちゃん役の種田梨沙さんも「あ~またいちゃついてる~」とめいちゃんと大和くんをからかうのが、とっても可愛くて、きゅんきゅんしました!

お2人のが好きな方はぜひチェックしてくださいね♡ ♥/●´v`)┃(´v`●\♥♡

長くなりましただが、読んでくださった方、ありがとうございます。

投稿 : 2020/04/04
♥ : 30
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

<最終回まで視聴完了> なんだんねんw

いろんな意味で、少女マンガの王道だったかもだね。
誰かの嫉妬から嫌がらせを受けたりして傷ついたり、
ありもしない噂流されたら本人に確認する前に信じちゃったり、
そういう人間くさい愚かな部分を描きつつ、恋を実らせ育んでいく2人。

やきもきしたり、じれったかったり、イラッときたりしながら
最後まで観たわけだけれど、う~ん・・笑っちゃったな。

期待しすぎてしまったのかな。もう少し感動が欲しかったんだと思う。
なぜそこでそう思う・・?ってことがあまりに多くて
それは、めいにも大和にもすごく感じた。
{netabare}
しかも、めいと大和の間に会話はあまりないようで、
お互いがもっといろんなことを何でも話し合ってる仲だったら
こんなことにならないのに、ってことが多かった気がする。
付き合いが浅いからこそ、たくさん話をすべきだし
それがないから、すごく好きなのに信頼関係が浅いってことに
なってしまうんだろうね。
{/netabare}
でも、愛子やあさみっち達のようにいろんなカップルがいるわけで
その2人だけのカラーみたいなものは確かにあるし、
めいと大和も、これまでの経験と教訓を生かしながら
今後はもっともっと会話に花を咲かせたり、信頼関係を深めていくのかも。
そう思わせてくれる可愛く初々しいい話ではあった。

ちなみに、愛子やカイがいてくれたから成り立ってたし
この2人がとても魅力ある人物で、けっこうお気に入りだった。

展開的には前回(12話)のほうがよほど最終回にふさわしい内容で
盛り上がれたような気がするなぁ・・

リアルだなとは思うのだけれど、せっかくのアニメ作品だし
もう少し見せ場が欲しかったのは正直なところ。
それでも、作画は毎回美しかった。
背景がきめ細かく、隅々まできれいに描かれていて
つい見落としそうな小道具や部屋のインテリアや
置いてあるものなんかで、キャラ設定もわかりやすかったし、
そういう行き届いた想いが伝わってくるのは嬉しかった。

それに表情の微妙な変化なんかも細かくて。
あと、OPに岡崎律子の歌が起用されていたことも嬉しかった!
彼女のやさしい歌声とメロディーはとてもピッタリだったと思う。

一応、原作が手元にあるのでこれから読んでみるつもり。
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<8話の感想>

モテるからって恋愛上手なわけじゃない。
大和は確かに八方美人なところ、あるよね。
誰にでも優しくしてしまうのは、中学時代・・苛められないよう
表面を取り繕ってた時から変わってないんだなぁ。
嫌われたくない思いと、女の子は大事にしたいって思いは
わかるけれど、目先だけで動いてしまうんだろうなぁ。
あとは実際、恋愛経験が少ないから気が付かなさ過ぎてるだけ。
でも本気で好きな子がいるなら、その子を不安にさせちゃダメだよね。
めいみたいな子と出逢ったことで、これから彼もわかっていくんじゃないかな。
めいも大和と出逢って、自分の気持ちを表現するにはって悩みながら
どんどん変わっていってるしね。
新キャラの男の子、大和を昔から知ってるような感じだったし
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
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<7話の感想>

読モのめぐちゃんは、自分に正直な子。
しっかりしたところもあって決して悪い女の子ではない。
愛子はけっこう冷静に観察しているけど、情に厚い姉御肌。
{netabare}
デリカシーないのか?と思ったあさみっちも、実はちゃんと気づいてた。
大和は、心変わりや裏切りなどしてないし、
めいには誠実なんだけど彼女の本音までは見抜けなかったかもだね。
ずっとメールを待っていためいが、大和からのメールに
「遅かったね」と打ちそうになったのを「おつかれさま」に
変えた気持ちが痛いほどわかる。
{/netabare}
でも、やっぱり気持ちは伝えないと伝わらない。
お互いが本音に気づいてあげられるほどの関係じゃないから、なおさら。
嫌な噂を耳にして、不安が疑惑に変わってしまったり
理解してるつもりで本音を隠し、いい子ちゃんぶってしまう・・
誰にでもよくあることかもしれない。
でもそのままにしておくと、気づかないうちにどんどん歯車がズレていく。
いつのまにか離れてしまってた、なんてことがないように
大切なその自分の想いをまずは信じて、勇気出すしかないのだよね。
{netabare}
愛子やあさみっちに気持ちを打ち明けためい、一歩前進できて良かった。
大和を想う気持ちの分だけ、少しずつ髪が伸びていっているめい。
気持ちをわかってくれる友達もできて、ますます変化が楽しみ。
{/netabare}

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<6話の感想>

ふたりで下校中の夕焼け空を一直線に横切る飛行機雲が、
一途な思いを揶揄しているように見えた。
でも、めいが久しぶりに1人で下校したときの夕焼け空は
どこか淋しげに映った。
だけど彼女は、今まで恋をした経験も友人もいなかったわけで
大和に対しても好意は持ちつつ、まだ自分を見失うほどの情熱には
発展していない段階なのだよね。
大和や他の登場人物の言動によって、自分の気持ちに少しずつ気づいたり
相手のことを信じれるようになったり、全部まだこれからって状態。
そんな中、大和の気持ちが今のところ揺らがずにいてくれてるのが
せめてもの救いだし、安心して観ていられる。
1クールなのかな?だとしたらそんなに話も入り組めないから
めいが今後、心乱されながらも大和と信頼関係を築いて
ほんとうに「好き」って言えるまでを描くのかもしれないね。
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<5話の感想>

猫を通してさらに距離が縮まっていく流れがいい感じ。
生真面目で優しい、めいのキャラがとてもよく表現された回だった。
そして、大和のちょっとだけ生意気な妹の繊細な気持ちが
いろいろな言動に表れていて、思わず抱きしめたくなった。
オーブン電子レンジからケーキを出すあの後姿が、めちゃ可愛い!
子供の頃の自分と重なる想いやエピソードもあって切なくなったけど
彼女には めいがいてくれて良かった。
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<4話の感想>

大和の友だちである早川君、音立てて汚い食べ方(苦笑)
イヤ~な奴の描き方がすごくわかりやすいよね。
それぞれの人物の細かな表情の変化、しぐさ、目線、指先。
そういう演出がとても良いと思う。
場面によっては、こっぱずかしくて赤面しそうなんだけど
それは、そのピュアさが今の僕に無くなりつつあるからなのかな。
大和とめいの信頼関係が少しずつ少しずつ深まっていくのは
心地良いし、素直に応援したくなる。
毎回OP聴いてるだけで泣きそうになるんでホント反則だぁw
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<3話の感想>

この作品、OPがものすごく好きだけれどEDもいいな♪
歌だけでなく、あの紫陽花色のイラストの数々がすごく好きだ。

人には多少なりとも心の傷があったり
罪悪感や劣等感を持ちながら前へ進んでいるよね。
そんな自分の心のうちを大切な人に打ち明けることで
お互いの距離を縮めたり、理解したり、しようとしたり。
大人ならさらっと流してしまうことでも、彼らは高校生。
ひたむきさ、みたいなものが伝わってきて
大和やめいはもちろんだけれど、波乱因子になりそうな愛子のことも、
ちょっと憎めないものを感じた。
それにしても、大和モテすぎだろww
まぁ、実際ああいう人いたけどね(笑)
{netabare}
チャラいようで実は、めいを好きになった理由がちゃんとあったってことが
今回は言いたかったみたいだね。
{/netabare}
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<2話の感想>
{netabare}
中西くんが意外にいい奴で、初々しくも想いをはっきり伝えてるところ
なんかけっこう好感持てた。
あさみっち、ライバルになるのかと思ったら、
いいお友達になれそうだしホッとした~
にしても、あのチュー攻めは観ててニヤケながら複雑というかw
思わず顔がほてったww いったいどんな展開が待ってるやら。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/04
♥ : 63
ネタバレ

plm さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

典型的チャラ男&ビッチ像を眺めるアニメ

純愛ものを期待している人には基本的におススメできない。
この作品の楽しみ方は、ちょっと偏った見解によって生み出されたかのようなキャラクター・恋愛観を、
少し離れた位置から生暖かく傍観する感じがよろしいかと思います。
ある意味作者のこういうのを描きたい!みたいのがその都度わかりそうなので、
穿った見方で読み解こうとするレビュワーにとっては良い題材、もしくは曲者かもしれない。
そういうわけで感想たくさん書けたけど、やっぱり色んな意味