戦闘おすすめアニメランキング 599

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年04月01日の時点で一番の戦闘おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

68.3 1 戦闘アニメランキング1位
Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (117)
629人が棚に入れました
人理継続保障機関・カルデアは、魔術だけでは見えない世界、科学だけでは計れない世界を観測し、2017年で絶滅することが証明されてしまった人類史を存続させるため日夜活動を続けている。人類絶滅の原因、歴史上のさまざまな箇所に突如として現れた「観測できない領域」――“特異点"。カルデアに唯一残されたマスター・藤丸立香は、デミ・サーヴァントのマシュ・キリエライトとともにこの特異点の事象に介入することで、これを解明、あるいは破壊する禁断の儀式――“聖杯探索(グランドオーダー)"を遂行してきた。今回、新たに発見されたのは七つ目の特異点――紀元前2655年の古代メソポタミア。不老不死の霊草の探索を終えた、“賢王ギルガメッシュ"が統治し繁栄を誇ったウルクの地は、三柱の女神と数多の魔獣による蹂躙で滅亡の危機にあった。そして、過去への時間旅行――“レイシフト"によってウルクの地に辿り着いた藤丸とマシュが出会うのは、魔獣の猛攻を食い止める要塞都市・絶対魔獣戦線と、脅威に曝されながらも懸命に生きる人びとの姿だった。襲い来る神々と魔獣。そして、それに抗う人類―。そこは人と神が袂を分かつ、運命の時代。六つの探索(オーダー)を駆け抜けてきた二人――藤丸とマシュが挑む最後の戦いが始まる。

声優・キャラクター
島﨑信長、高橋李依、川澄綾子、鈴村健一、坂本真綾、関智一、小林ゆう、櫻井孝宏、浅川悠、植田佳奈、早見沙織、稲田徹、三木眞一郎
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

古代メソポタミアに神々と人が共存してた記録?!。学校の授業でも聞いたことがないです。

 『Fate/Grand Order』見たことなかったです。見てみたらキャラクターなど好感が持てたので、見てしまったです。グランドオーダー、サーヴァントなど、細かい用語はあるようだけど、見ていったです。

 ドクターとかいうのが、最後と言っていた七つ目の特異点である紀元前2655年の古代メソポタミア、ウルクに主人公達が行くです。レイシフトと呼ばれるタイムワープで藤丸立香、マシュ・キリエライト、フォウが、送り込まれるです。彼らがどうしていくのか?何が待ち受けているのか?な、お話だったです。

 藤丸たちに出会いがあって進んでいき、主にウルクの王様によって、導かれる展開だったです。ここら辺、戦闘以外における藤丸、マシュの魅力を見たです。
 平和を楽しむ場面あったり、ウルクにおける日常も面白かったです。
 三女神同盟?、ティアマト神?、冥界?は何なのか?というあたりが、ポイントになると思うです。
 話が進むにつれ、強大な敵との戦闘、犠牲、終わるはずと思えた矢先で、どんでん返しな展開で、藤丸、マシュたちがどうしていくかも私には、引き付けられたです。{netabare}キングゥの絡みが、ただものでなかったです。アナの真実も明らかに!です。{/netabare}

 全体的な作画の良さがあった中{netabare}で、最終決戦の場面、ビーストの存在感、行動、目的が、圧倒的だったです。{/netabare}これは、すごいと思ったです。これに対抗する藤丸たちの生きている限り、諦めない立ち向かう姿も良かったです。この結末は、いかに!です。

 藤丸たち以外に出てくるキャラ、私にはいい感じで、イシュタル、キングゥ、マーリン、アナ、ギルガメッシュ王、牛若丸、ジャガーマンなどなど、どれも個性的で魅力あったです。

 ジャガーマンという名前とキャラ設定なんか面白く、見た目、性格と違った強さがあったです。
 
 ギルガメッシュ王も王としての威厳を持った姿勢でありながらも、ただ威張るのでなく、内に秘めた心の大きさというのか?優しさも良かったです。終盤での大活躍や、最後の最後まで彼らしい佇まいというか、言葉、姿勢が良く見えたです。

 藤丸たちの前に唐突な登場をしたイシュタルが、私にとって一番輝きを見せたキャラだったと思うです。結構、藤丸に絡み女神には思えず、ツンデレ?という部類の性格、強さ、女性らしさ、たくましさを感じたです。最後の最後まで、イシュタルな行動だったです。体術もさながら、幽助の霊砲、フリーザ指光線や鬼太郎の指鉄砲(2019)に匹敵する、光線がカッコいいです。

 藤丸、マシュの信頼関係が、goodでしたです。{netabare}ケツァル・コアトル、エレシュキガル女神らに{/netabare}正面から向き合った勇気、人を引き付ける大きさを藤丸には感じたです。

 終わり方も{netabare}最後の最後を覗き{/netabare}、非常にまとめられていたと思ったです。{netabare}ギルガメッシュ王が最後、藤丸、マシュに聞いた言葉は、本人にとってうれしい言葉だったはずです。
 最後の最後、水を差すような展開は、余計に思えたです。これが最後の特異点だったのでは?です。ソロモン??。続きがあるのは、しょうがないか!です。{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

taijyu さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

さすが人気タイトルだけあって、さすがのハイクオリティ

さすが人気タイトルだけあってさすがのハイクオリティ。
一見淡白そうな絵柄でしたが動く動く。これはすごい。
原作は知っていますが、原作随一に面白かったシナリオなので、このクオリティでアニメ化してくれるなら楽しみですね。

しかしゲーム的には主人公は5人ほどサーヴァントを引き連れています。
連れているサーヴァントはどういう扱いなのか疑問でしたが、アニメ=物語的にはやっぱりマシュしか連れてない前提なんですね。
まあ牛若丸2人とかもできるのは流石に論外ですが、マシュ+ゲスト一人で攻略できる難易度では無いかと思いますが…。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 2

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

想像を遥かに超える傑作

自分はFGOを一通りプレイしてるのでアニメからの方よりも前提知識がある分、評価が過大になっている可能性がありますが、それを考慮してもソシャゲ原作でこんなに素晴らしいアニメはなかなかないと感じています。

ゲームを既にプレイしている分、ストーリーの展開などは全て知っていたので正直最初はそんなに期待していなかったです。
それが実際に動いているキャラクターたちを見ているとテキストだけじゃ分からなかった発見に溢れていて気がついたら毎週見るのが楽しみになっていました。

キャラクターに関しても文句の付けようがありません。特にキングゥ役の小林ゆうさんの演技は鬼気迫るものがありすばらしいです。キングゥの1人のシーンですでに2回ほど号泣しました。他のFate作品では高圧的な暴君たるギルガメッシュが賢王として描かれる唯一無二の作品でもあります。

作画に関しても手抜きが一切ないハイクオリティなものになっています。最初ufotableじゃないのかと思って残念がっていた自分が恥ずかしくなるくらいバトルシーンがヌルヌル動いています。特に終盤の宝具の演出は感動を覚えるほどの作画でした。

音楽も最高です。最高潮に感動的なシーンでmiletさんのtell me が流れると自然と涙が溢れ出てきます。オープニングもかっこいいですし、1,2期どちらのエンディングも耳に残る良曲でした。

本作は総集編3回+特番1回と調整が多いイメージがありますが、番組放送前から全21話と明言していたことから製作の遅延というよりは全体の尺調整という感じがあるのであまりマイナスには感じません。

FGOプレイヤーならもちろん、そうでない人でもぜひ1度は見て欲しい素晴らしいアニメです。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 4

82.0 2 戦闘アニメランキング2位
盾の勇者の成り上がり(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (769)
3197人が棚に入れました
図書館で出会った一冊の本。そこから勇者として異世界に召喚されてしまった主人公・岩谷尚文。盾を使う能力を持った彼は、陰謀と裏切りに会い、異世界ですべてを失ってしまう。どん底からの成り上がりを描いたヒロイック・ファンタジー!

声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、日高里菜、松岡禎丞、高橋信、山谷祥生
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

憎しみの連鎖

アニメーション制作:キネマシトラス
監督:阿保孝雄、シリーズ構成:小柳啓伍
総作画監督:鈴木 豪、山本由美子
キャラクターデザイン、総作画監督:諏訪真弘
原作:アネコユサギ

異世界系アニメは嫌いではない。
パーティーを組んでモンスターを倒すという
今では誰もが知っている物語自体に
不思議と惹きつけられるからだろう。
しかし、物語の骨格が共通のため
誰もがストーリーを作りやすいこともあり、
作者の嗜好が分かりやすく伝わってくる。
そのため、私にとっては好みがはっきり
分かれるジャンルの作品でもある。
物語が目指しているものが見えたときに
感じたのは、『盾の勇者の成り上がり』は、
私が好きな異世界ものだということだった。

20歳の大学生、岩谷尚文は「四聖武器書」という
本を読んでいるときに異世界に召喚されてしまう。
そこには、剣、槍、弓、盾の4人の勇者が揃い、
尚文は盾の勇者として召喚されていた。
4人の勇者は定期的に訪れる「災厄の波」に
対抗するために呼ばれた存在。
しかし、なぜか盾の勇者である尚文だけが
召喚したオルトクレイ王やその娘・マインから
迫害されてしまうのだった。

序盤を乗り切れるかどうかが
いちばんのカギになるかもしれない。
主人公の尚文が周りの人々から騙され、
迫害され続けるため、観ていてストレスが溜まるからだ。
個人的にはフィーロとドラゴンのレースでの
マインのやり方があまりにも滑稽で笑ってしまい、
そこから、安心して観られるようになった。
尚文が迫害されることが、この物語の核心の
部分なのだろうと思ったからだ。
おそらく盾の勇者についての本当の秘密は、
物語の最終段階にまで来なければ、
明かされないのではないだろうか。
そもそも尚文だけが「盾」の勇者ということで、
武器ではなく防具だというのは変な話で、
攻撃を受け続けることを示している。
それによって、憎悪の炎が蓄積されていき、
強大な力を持つ話になっている。

結局、何千年も続く人類の歴史で
戦争が終わることのないのは、
憎しみが連鎖するからだろう。
これを断ち切らない限りは、
私たちはいつまでも破滅の危機と
直面し続けなければならない。

マチュー・カソビッツ監督の『憎しみ』という
映画があるのだが、フランスでの
有色人種たちが差別を受け続け、
悲劇を生んでしまう様をモノクロの映像で
スタイリッシュに描いている。
フランスというとサッカーの
ジダンやアンリなど有色人種のスター選手が
多いイメージだが、反面、差別が根強いと聞く。
国粋主義者が一定数以上いて、
スラム街のような場所も存在する。
フランス国内の暗部が描かれた、
とても心に残った作品だった。

『盾の勇者の成り上がり』を観ていて、
そんなことを思い出したのだが、
この作品は、テーマや教訓を込めた童話。
明らかに西洋の童話がバックボーンにある。
だいたい、マインや教皇、ほかの勇者の行動が
あまりにも常軌を逸しているわけで、
明確な目的をもって物語が紡がれていく。
そのため些か、極端な展開になっていて
好みが大きく分かれるだろう。
例えば、先述したように盾の勇者は、
攻撃を受け続け、憎悪の炎で自らと
世界を滅ぼすほどの力を備えているように見える。
それを助けるのが奴隷商で売られていた
タヌキの亜人のラフタリアと
神鳥と呼ばれるフィーロである。
本心から信じてくれる大切な人が近くにいることが、
人を憎悪の念に縛られることから救ってくれる。

また、「災厄の波」に際して、
モンスターを退治していくのと同時に
一般の村々が被害を被り、
モンスターの死骸が周辺地域に
災害をもたらす話もある。
勇者たちがモンスターを倒すことで
後始末をしないと被害が拡大していく発想は面白い。
そんなときに尚文が人々を助けるのだが、
必ず報酬を要求する。
つまりは「ギブ&テイク」の精神だ。
人と人との関係というのは、いくら親しい間柄でも
「ギブ&テイク」を忘れてしまうと、
簡単に関係性が崩れてしまうことがある。
一方が与え続けているだけの関係性は、
いくら口では「気にしないでいい」と
言われたとしても、長続きすることはない。
これは親子であっても同様だ。
誰もが頭では分かっている、人と人との関係性の常識を
物語でしっかり伝えているのは好感だった。
この常識は最近の社会では忘れかけられていると思う。

そして、物語に一貫して流れているのは、
「信じる」とは、どういうことかということ。
盾の勇者は、ほかの使い物にならない勇者たちと
共闘しなければならないことをフィロリアルの王から
課される。人を信じたり、託すことによって、
初めて未来が拓けることを示す。
{netabare}勇者たちには、それぞれ特殊能力が設定されており、
他の勇者のことを信じることで、
その能力を全員が使えるようになっている。{/netabare}
おそらく、この物語では、人が持たなければならない
いくつもの大切なものを身につけなければ、
「災厄の波」に対抗することができないのだろう。

物語全体としては「なろう系」らしく、
設定や物語の粗が散見され、
主人公以外の頭が悪すぎてイライラする。
タイトルもこの作品が内包するテーマとは
かけ離れていると思うし、失敗だと感じる。
おそらく編集者がつけたのだろう。
しかし、キャラが魅力的で、
やりたいことがはっきりしている。
最後に仲間に加わるのも、樹のチームから
追い出されたキャラということで徹底している。
作画は安定していて、顎のとがった造形が特徴。
美術面もなかなか興味深く、
ローマやマヤ文明の遺跡を参考にした
絵作りが好感だった。

別の異世界から訪れたグラスやラルク、
そして、勇者たち全員が
それぞれ別の世界の現代から召喚されたこと、
盾が抱える暗い秘密など、
気になる点はたくさんある。
2期と3期の制作が決定したということで、
続編を楽しみに待ちたい。
(2019年11月10日初投稿)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 59
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

タイトルに偽りなし!

原作未読。最終話まで視聴。

主人公がハメられ、酷い目に逢わされる第1話から始まる、他の異世界転生モノとは一線を画す作品。
主人公の尚文たち同様、視聴者も、何度もどん底に突き落とされる。
こういう所が、好き嫌いの分かれ目かも知れない作品。

私も何度も、どん底に突き落とされ、不快な思いをしました。
尚文たちが少しでも上向くと、必ず、突き落とされる。

{netabare}終盤に、女王の帰還をもって初めて、正当な評価を得られる。

しかし、『クズ』と『ビッチ』は逆恨みを増長させるばかり・・・。
剣、槍、弓の勇者もどきは、尚文たちに謝罪の一言もなく、相変わらず、一人前に勇者気取り・・・。
むしろ、ここまでくると笑えてくる。{/netabare}

人間たちの内側に秘めた汚さ・愚かさの表現が秀逸。
逆に、尚文とラフタリア、フィーロ、メルティの絆の美しさが光る作品。

ラフタリアとフィーロの感情表現の豊かな表情が、とても好印象の作品です。

続編を期待して待ちたいと思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 52
ネタバレ

フィーロたんlove さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

大人向け名作童話 人間臭い主人公の魅力が光る

総評

バトルシーンを除けば大人向けの童話です。
本編「盾の勇者の成り上がり」、外伝「槍の勇者のやり直し」
を通して読むと、「モモ」、「星の王子様」、「百万回生きた猫」
などに通ずるものがあると感じました。

ただ、大人向けです
この作品は忍耐強さ、誠実さ、気高さ、美しさ、愚かさ、醜さなど
人間の有する善悪両面を真っ向から描いています。

ですのでストレス耐性が少なく、理解力が浅く物事を表層的にしか
捉えられない中学生以下(あくまで一般的基準です)の方にはお勧
めしません。

22話感想
{netabare}
ウェポンコピー、転移スキル、武器の強化方法
あと信じてみる事の必要性
ここに来て重要な情報がようやく一部開示されました
ラルク(でしたっけ?)登場でしたね
たぶん小説版から登場したのでよく知らないキャラです
人気が高いキャラのようなので期待しておきます
{/netabare}

21話感想

綺麗に収まったと思います 
これぞアニメ版というとこでしょうか
特に言うべきことはありません

あと先週の声優さんの特番見ました
ねんどろいど可愛いです
フィーロの出来が良ければ買おうかな

番組を見ていて声優さん、スタッフの方、監督さん、
スポンサーさんなど、この作品がたくさんの大人の
心を動かし、このアニメが出来たことが感じられ
ました




20話感想
雑魚ボス戦での無理やりな盛り上げ方が気になりますね
{netabare}
今回のバトルはアニメ版の最大の盛り上げ場所のつもりだった
のでしょう。

これでもかと味方の攻撃が繰り広げられてましたが
なろう版でもコミック版でもなかっただろう攻撃
アクションが多かったように思います

無理やり全員参加型のバトルにして盛り上げようとしたのも
まるでプリキュアをみているような恥ずかしさが感じられて
ちよっとなーという思いでした

一応最後は原作通りナオフミの捨て身のスキルで締めたので
何とかまとまった感はありました
意図はわかるのでまあやむなしというところでしょうか


主人公の魅力について

①精神的なタフさ

 アニメを見てると3バカ勇者のマヌケぶりが目立ちますが
実際自分に置き換えた時どうでしょうか?果たして彼らより
うまく立ちまわれるでしょうか?ネットでググることもでき
ず、知り合いもいない、誰が嘘をついてるかわからない中で
正しい判断ができるでしょうか?

 ナオフミと自分を置き換えた場合も同じです。状況を判断
する情報が不足する中で、不条理に迫害されても下向かず
頑張れますか?自分の決めた方針を貫けますか?

 彼は周囲の冷たい視線の中、いろいろ思うことはあるにせよ
愚直にやるべきことをやり続けて周囲の評価を覆していきます。
近年稀に見るなんとも男臭い、人間臭いヒーローだと思います。

②懐の深さ

アニメ版では見れないでしょうけど、なろう原作ではだいぶ先に
精神的にポンコツな他の3バカ勇者を見事にまっとうな勇者とし
て再生していきます。

この作品が真っ向から描こうとしているテーマの一つは人間の
愚かさ、醜さでしょう。愚かさも醜さも人間臭さの一つです。

そして愚かで醜い人間も努力や他者の助けで立ち直れることも
この作品は示唆しています。

{/netabare}

 

*********
19話感想
尺を合わせるためか残念な展開に
{netabare}
たぶん2クールでカルミラ島までやって終わるつもりなのでしょうか
尺合わせのため後半が間延びしてる感じが否めませんね
マンガでもなろう版でもこんなに長くなかったと思います
どうせなら亀までやって2クール終了にすればいいと思うんですけど。
三勇教との戦いで3回使うとは思いもよらなかったです。
他の勇者とのぐだぐたも相まってちよっと残念な展開になっています。
教皇なんて雑魚ボスなのに3回もつかうとは。
脚本も割と裁量あるみたいなので、すっとばせるところはすっとばして
もいいと思うんですが。
いままでが良かったので、最近の制作サイドの不作為には少し失望し
評価は下げます(とは言ってもすでに最終話まで作っているでしょうが)。

アニメ版の現在の残念な展開はともかく原作は素晴らしいと思っています
原作の素晴らしさの一つに伏線の巻き方と回収の仕方が秀逸ということが
あります。

たいていの小説には読んでいくと穴ぼこというか伏線があります
情報が欠けている、訳がわからない、意味があるとは思えない情報
などの違和感です。違和感が読者の想像力を刺激するわけです。

本作品で言えば、

「情報が欠けている」は例えば波とはそもそも何か?結論を言えば最後
の最後で明らかにされます。読者は違和感を持ちながら展開される物語
から想像を重ねますが、別の「訳が分からない」ことが出てきたりして
簡単に先読みできません。

「訳が分からないこと」は例えば、マイン(第1王女)は何故そこまで盾の
勇者を貶めようとするのか?他の四聖勇者が仲良くなることを邪魔する
のか?これも結論から言えば最後の方まで明らかにされません。

「意味があるとは思えない情報」は例えば3話でナオフミがラフタリアを
始めて食堂に連れて行った時のお子様ランチの旗です。これは度々ラフタ
リアの初心忘れるべからずの決意表明で引用されるアイテムになります。
旗についてはなろう版では記述が無かったのですが、アニメ版15話ではエクレアの父が自分の領地で亜人が自由に暮らすことを保証する象徴で、白骨化したリファナちゃんが最後まで握っていたという設定になっています。恐らくこれは作者か編集者が後で思いついた伏線の回収でしょう。お話の膨らまし方として上手いと思います。

 作者は穴ぼこ(違和感)はできるだけ大き目に空けて後から埋める、伏線
は多めにばらまいて自由に回収するスタイルをとっていると感じます。なので本編でも回収が進んだとは言えず、外伝の「槍の槍なおし」で回収しまくっています。

 先読みが出来て読む気が無くなるようなことはなく、読み続けるほどに、あーなるほどそういうことかと腑に落ちていきます。厳密に言えば論理破綻しているところもありますが、別に法律文書でもなく娯楽小説なのでおもしろければ問題ありません。なお「槍のやりなおし」ではリファナちゃんが活躍するリープ周もあります。

{/netabare}

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18話感想
{netabare}
ようやく黒幕登場。高等集団儀式「裁き」すごすぎるだろう
クレーターできちまったじゃないか。
今回はモトヤスの勇者としての一途さ熱さが垣間見れた回じゃ
ないでしょうか。今は騙されておまぬけお馬鹿キャラですが
実は勇者としての資質をちゃんと持ち合わせているんですね。
{/netabare}
かなりWEB(なろう)版と異なるので、コミックス13巻まで
読んでしまいました。読んでわかりましたが、アニメ版は
コミックス版とも若干異なるのですね。脚本演出の方がセリフ
や話をうまくまとめていることがわかりました。
本作品においてバトルはストーリーをうまく転がしていくため
の手段というかつなぎなので、今のようなあっさり目で丁度
よいと思います。あくまで本作品の魅力はストーリーと登場
人物なので。


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17話感想
{netabare}
展開的には停滞・一時停止です
いろいろ伏線を撒く回になりましたね 
この先の難敵には勇者が一人でも欠けてはならないこと
何回目かの波の後多くの命が奪われること
人間を救うことと世界を救うことが違うこと
過去の勇者が人間を救おうとしたこと、それが茨の道であること

物語の展開上核心的な部分なのですが
いまいち理解できてなかった部分です アニメ版だとどういう
説明になるんでしょうか まあ今クールではそこまでいかないと
思うので制作サイドもノーアイデアかもしれませんが

「やるだけやってみるさ 期待はしないでくれ」と言って、
ちゃんとやってしまうのが主人公です。期待しています。

予告で太い熱線みたいな魔術攻撃がレンとイツキ一行に降り
注いでました。例の団体の例の術だと思われますが、たぶん
イツキとレンは死なないと思います。これで決定的に理解し
たのだと思うので説得できるでしょう。それともフィトリア
から聖域から出すときに他の勇者のところに下すって言って
いたけど、まさかナオフミ一行が降ってきたのか?かなり
過激な下し方です。違うと思うけどね。問題は現段階では
一番お馬鹿なモトヤスですが、なんとか2クール内に説得できる
ことを祈ります。

フィトリアは昔のご主人様の事を思い出して幸せそうでした。
人間と寿命が違うので仕方がない事ですが 残されたフィトリア
は不憫ですね でもフィーロがいるから 茶飲み友達にはなれ
そうです
たぶん出てこないと思いますけどフィトリアのご主人様の時の
四聖勇者の外伝も見てみたい気はしています
{/netabare}
いろいろ重要な情報が開示された回でした

*************************
16話感想
{netabare}
WEB版とだいぶ内容が変更されているんですね
フィトリアが想像より遥かに大きかったです
可愛いけどでかすぎる そして強すぎる

流れからすると勇者同士の協力が2クール内で
実現しちゃうのかな だいぶ早い気がするんですが
フィトリアは争うのはダメだけじゃなくて理由とか
どうしたら強くなれるのか教えてあげればいいんだけど
何せ鳥頭だから記憶力悪いのはしょうがないか

ナオフミも1国につき勇者一人で波に対抗できるという
ところから、本来この時点で勇者はもっと強くなっている
はず、何かが足りないんだと気づけば....
そういう展開になるんでしょうか?
勇者が目指すべき最終的強さがフィトリアレベルという
のは理解できたとは思うけどどうなんだろう

もうあれだねフィトリア先輩にレベリングしてもらって
後々出てくる〇〇や△△に負けないぐらいの最強になったら
各国に一人ずつ配置すればいいじゃん それで全部解決
フィトリア先輩「今日から私がお前ら四聖を鍛える」
イツキ(弓)「鳥なんかに教わることはありませんよ」
モトヤス(槍)「フィトリアちゃんがデートしてくれるなら」
レン(剣)「群れるのは嫌いだ」
ナオフミ「お前ら」
全員フィトリア先輩にボコられる
四聖「わかりました先輩」
こんな感じかな

{/netabare}
だいぶロリ色が強くなってきて、胃もたれ気味になってきましたが
最後まで視聴します
*********************************

15話感想
{netabare}
今回は神回でした。
リファナちゃんが不憫でなりません。
もしかしたらヒロイン候補だったリファナちゃんの
白骨まで見せられるとは思いませんでしたが
まあ流れからOKです
旗にはそういう過去があったのですね
「違う」「そうじゃない」「お前は間違ってない」
ナオフミは3回言い換えました 誠実さを感じます
やっぱりいい奴だわ 友達になりたい
他の方のコメントにもありましたが音楽がとてもあっていました
{/netabare}

改めて感じた本作品の美点は
①キャラが立ってる 
②伏線の撒き方と回収の仕方が天才的
③亜人、魔物が可愛い 動物好きには高評価
④OP(新しい方)が素晴らしい
  雨の中の物憂げな表情の登場人物達
  この時期のストーリー展開にぴったりです
  特にモトヤスの悲しげな表情にぐっときます
  ところで鎌をもってた人は誰だろう
  楽しみにしておきます
⑤挿入曲がすごくあっている
⑥作画が丁寧で素晴らしい
⑦ストーリー展開演出に手抜きがなくて嬉しい

全体的にスピーディーな展開や爽快感は少ないですが、じわじわ来る
叙述的展開がたまりません。違うと思うんですけど、作者は女性なの
かな。

まあ中二病主人公、お手軽俺最強主人公、暑苦しいまでの絆押し付け主人公の作品や、ハーレム作品、主人公はまあいいけど展開が単調な作品などゴミ作品が多い昨今では、希少な本格的なアニメだと思います。


*******************************************

物語設定、テーマ設定、キャラ設定だけで言えば最高傑作
進撃の巨人などのTOP作品よりも群を抜いていると思います

WEB版を通読した限りでは「モモ」とか「星の王子様」とか
「百万回生きた猫」とか童話、寓話に通じるものがあり一貫性を
感じますアニメ版を見ていまいちと感じる方は是非WEB版を通読し
てみることをお薦めします

主人公が逆境を乗り越えて成長していくというスタイルは程度の
差こそあれそこそこあります。しかしこの作品は迫害という程度の
強いものなのでストレス耐性があまり備わっていない若年層には
物語前半は苦痛になるかもしれませんね。そういう意味では大人
向けアニメかもしれません

アニメでもすでに憤怒の盾が出た時点で勇者の中では一番強くなって
しまったのでこれからは比較的楽に視聴できると思います。

ラフタリアとの関係は、「ゼロから始める異世界生活」のレムを
彷彿とさせますね リゼロも秀作だったと思います

槍のやりなおしを読んで、私もフィーロたんloveになってしまい
ましたですぞ

投稿 : 2020/03/28
♥ : 12

92.6 3 戦闘アニメランキング3位
幼女戦記(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (1679)
7661人が棚に入れました
統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”

声優・キャラクター
悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

小さなACABCモンスター

原作未読、コミカライズは読んでいます。

ある人物がある理由により戦時下へと異世界転生する物語。
「見た目は子供。頭脳は大人。その名は、ターニャ・デグレチャフ」。


時代背景は第一次~第二次世界大戦ごろによく似ています。
地形なんかはそのままですが、

* 魔導師が存在する(生存率が高いなど、話に色を付ける程度の魔法使い)
* 1910~20年代にしては科学テクノロジーがやや高い

という違いがあります。

また、地域名が分かりにくいので整理しておきます。
{netabare}
国勢図が異なるので現在のおおよその位置です。

| 国名 | 呼び名 | 現実世界との対応 | 解説 |
| --- | --- | --- | --- |
| ??? | 帝国 | ドイツ | ターニャの国 |
| レガドニア | 協商連合 | スウェーデン・ノルウェー | スキー板 |
| ノルデン | ノルデン | デンマーク | 紛争地域 |
| ダキア | ダキア | ルーマニア | 大歩兵部隊の国 |
| フワンソワ | 共和国 | フランス | 空飛ぶ木馬 |
{/netabare}

歴史の流れも似ているため、ターニャは知識的に最初から有利です。
また、元の能力の高さと、転生の因果が重なって、ものすごい優秀。

そんな人物が軍に入り、世界大戦への情勢の中で奔走し、活躍(?)する物語です。


さて、イラストを見ればわかると思いますが、この幼女、怖いです。
原作絵や漫画版はもっとキュートなんだけど……(EDの絵)。
アニメでは顔芸と動きに特化したデザインになっています。


ターニャは人命を非常に軽視しているフシがあります。
演技で道徳心を装うことはありますが、見破られています。

これを聞いて湧いてきたキーワードが「サイコパス」。

人に共感せず、人を操り、衝動性が強く、責任感が欠如している。
これが「サイコパス」、後天的であれば「ソシオパス」の特徴です。

しかし、ターニャは責任を最後までしっかり果たす人物です。
決して衝動的ではなく、論理的に思考してから行動します。
また、自分で自分の性格の歪みを認知しています。


* 固定観念、目的意識が強い
* 冷淡で、マイペースで、情に動かされない
* 強引に人を釣り、自分に従わせるが、責任はしっかりとる
* 職務上では間違いなく尊敬を得るが、社交上では敬遠される

うん、こんな感じ。


あ、これ……私が考えたターニャの紹介文じゃないです。

性格テストで有名な「エゴグラム診断」の「ACABCタイプ」の診断結果です。
[エゴグラムによる性格診断結果](http://www.egogram-f.jp/seikaku/kekka/acabc.htm)
アニメを見た人はわかると思いますが、これとってもターニャっぽくないですか?

決して多くはありませんが、大人では一種の典型的な性格。
つまり、小さな女の子がこの性格で凄むから目立つわけです。


さて、「社交上では敬遠される」とある通り、ターニャはなるべく関わりたくない人物です。
キャラとしては立っているけど、現実にいたら嫌なタイプ。
(サイコパスはむしろ魅力的に映る)

そんなターニャが楽をするために策を巡らせます。

「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」

結果、評価され、より重大で危険な任務を任されてしまいます。

「最悪極まる!!!」

外目には成功するものの、本人的には失敗。
完全にギャグになり、笑えます。

外目には失敗するものの、尊敬に値する行動を取ることもあります。
この場合は嫌なやつなのに意外性が生まれ、ギャップ効果で普通以上に感心できます。

つまり、成功も失敗も楽しめるんですよね。
そういったキャラクター設定、ストーリー運び、演出がとても上手な作品です。


歴史物、戦争物としても楽しめます。
戦術もなかなか練られています。
ターニャはめちゃめちゃ強いのですが、戦争はひとりの戦力でどうにかなるものではありません。
戦術単位では高度差だとか陽動だとか、作戦レベルでは一点突破や電撃作戦等、説得力のある描写も多々見られます。

戦争の歴史を、

* 知らない人は混乱しつつも、ギャグやアクション等に引き込まれる
* ちょっと知っている人はどちらも楽しめる
* よく知っている人は設定の粗探しを始めてしまう

くらいであり、それなりに重厚だと思います。

「この番組はフィクションであり、
登場する人物、団体、場所、『法律』、名称等は
実在のものとは一切関係ありません」

「法律」ってのがいい。

ただ、空中戦で空気抵抗の高そうな木馬に乗っていたり、ゴーグルをかけていなかったりします。
アニメでは映像的なわかりやすさを優先しているのでしょう。


映像、音楽、効果音はレベルが高いです。
OPもEDもかなりカッコよく、何度も見たくなりますね。
話の内容に合わせた曲の使い分けにも注目です。


1クールながらまだまだ書けることはあります。
属性の非常に多い作品であり、展開の余地も大きいです。
「物事の二面性」のようなテーマにも触れつつあります。


タイトルから誤解を受けますが、このアニメの幼女に萌えるのは難しいです。
しかし、それ以外の目的なら満足できる可能性が高い作品です。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 69

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

戦闘シーンが生々しい。1、2話のエピソード順はこれで正解じゃないかな…。

[2017年冬作品1クール視聴終了時ランキング] コメントより
==
1月末から順位は落としましたが、面白かったです。ただ、原作はもっと面白いと思いました。
==

小説投稿サイト「理想郷(アルカディア)」発らしい。原作があるはずですが、未読です。

ドイツ帝国っぽい「帝国」と周辺諸国(協商連合、共和国、連合王国、連邦)が、第一次世界大戦レベルの武器+魔法で戦争をしている状況らしい。普通の魔道士が観測兵として迫撃砲の命中精度を上げたり、飛行兵として空中から銃器で歩兵を攻撃するのがせいぜいっぽい世界で、「幼女の皮を被った化物」と呼ばれるターニャ・デグレチャフ少尉は戦術級の強大な魔法攻撃で無双している感じです。

このターニャと、その部下であるヴィーシャ伍長が中心人物のようですね。

協商連合のモデルは良くわかりません(ベルギーとか?)が、共和国はフランス、連合王国はイギリス、連邦はロシアがモデルでしょうか。

1話ではライン戦線の現状が、2話では時間を遡ってターニャが何も任官するまでの経緯が語られました。

魔法が普通に軍事技術化しているのは中々面白そうです。しばらく注目して観てゆきたいですね。

2017.1.23追記:
→アニメの第2話まで観て面白かったので、原作を読み始めました。2巻目まで読み終わりましたが面白いです!
戦記としての面白さとギャグ要素のバランスが良いですね。

2017.3.2追記:
協商連合は、帝国との国境位置的にフィンランドですね。

2017.4.1追記:
アニメ化部分よりも先に原作を読み進んで、既刊分7巻まで読了後にアニメを観終わりました。

原作のグランドストーリーに大きな影響のある改変は無いものの、ちょこちょこと改変はあります。私は原作原理主義者ではないので、現状レベルの改変ならOKです。でも、これだけ高い点数を付けたアニメよりも、原作の方が面白いと思います。

私は原作に出会わせてくれたことを本作品に感謝します。でも、そうさせてくれたのは「存在X」ではないと思っています(笑)。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 76

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

見た目は少女、中身は・・・おっさん!?

原作未読。最終話まで視聴。

【物語】
1話を視聴し終わった時には、単なる「主人公最強系」かと・・・。
それにしては、主人公が『幼女』っていうのが意味が分からなくて・・・。

2話を視聴して初めて物語の世界観が分かった。

一見、現実の世界とリンクしているようで、でも『魔導師』なんて現実には存在しない存在がいるという不思議な異世界。
現実世界と異世界が入り混じった世界観が好きでした。

【作画】
背景や登場人物はとても綺麗に描かれていたと思います。
主人公の目は、主人公のひととなりを表しているというか何というか・・・。
セレブリャコーフ少尉は、もう少し可愛く描いてあげれば良かったのに・・・(笑)。

【声優】
何と言っても、主演の悠木碧さん。最高でした。
ACCAのロッタちゃんと中身の人が同一人物とは信じられない!

【音楽】
OP・EDとも作品の雰囲気に合っていて良かったと思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 103

86.3 4 戦闘アニメランキング4位
鬼滅の刃(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (839)
3170人が棚に入れました
血風剣戟冒険譚、開幕。舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!

声優・キャラクター
花江夏樹、鬼頭明里、下野紘、松岡禎丞、櫻井孝宏、大塚芳忠、梶裕貴、加隈亜衣、岡本信彦、森川智之、悠木碧、井澤詩織、浪川大輔、山崎たくみ、緑川光、子安武人、坂本真綾、山下大輝、早見沙織、千葉繁、上田麗奈、日野聡、小西克幸、花澤香菜、河西健吾、杉田智和、鈴村健一、関智一、関俊彦、木村良平、福山潤、小松未可子、諏訪部順一、内山昂輝、小清水亜美、森久保祥太郎、白石涼子、稲田徹
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

本当に骨が折れる大正バトルアニメ

原作コミックは未読。

OPの最後、守りたい禰豆子(ねずこ)の手を握る炭治郎の、
マメや傷だらけの掌が象徴するように、
苦行や苦闘を積み重ねて強くなる、
渋い味わいがグッと来る、素晴らしいバトルアニメでした。

他にも戦いはそんなに簡単じゃないと主張する描写が、
本作は徹底していたと思います。

首を落さない限り、部位欠損してもすぐに復活してしまう鬼を相手に、
戦闘で負傷しても、人間側には即時回復する手段等が乏しい所も厳しい。
しかも、回復もそこそこに次の任務を通告しに来る黒いカラスさん。
鬼殺隊……ちょっとブラック過ぎやしませんかねw
で、次の戦いでも、治りきってない骨折が尾を引いたりする。

{netabare} 私も一応、長男坊の端くれですが、
流石に肋骨にヒビが入ったまま、
自らを「頑張れ!」と鼓舞して鬼に対峙する根性はありませんw{/netabare}

大物を相手に大怪我を負い、やっと治療施設に入っても安心できません。
長いリハビリテーション及び再強化の苦難をもじっくり描いて、
成長物語として成立させてしまう。
作者とスタッフの手腕に脱帽です。

ナイチンゲール以来、女性看護師を優しい白衣の天使だのと崇める文化?がありますが、
本作を見ていて思い起こすのは、私の幼い頃のナースに関するトラウマ。
痛い注射や苦い薬を強いる怖いお姉さんと言う思い出が蘇って来ましたよw
鬼より怖い看護婦さん!リハビリこそ地獄!!


{netabare}渡る世間には鬼しかいないのか……!?
苦難の連続に喘ぐ私にとって、
激戦の最中、蝶の羽根を広げて舞い降りた、しのぶさん(CV早見 沙織さん)は、
一瞬、天使と見まごう神々しさでした。

ですが、間もなく、彼女の色々な意味で毒を出す毒キャラ属性が判明w
舞い上げて落されましたw{/netabare}


その他、鬼でありながら、人間の家族愛などを求めて彷徨う哀しき性、
その想いを汲み取り、安らかに逝かせる炭治郎の優しさなど、
簡素なセリフ回しとは裏腹に、
心情描写もなかなか繊細で、それらが丁寧な修行描写等と合わせて裏打ちとなり、
アクション、エフェクトの作画の綺麗さだけでは出せない、
胸を打つ美しさに繋がっていたのだと思います。


個人的には本年のみならず、
2010年代の中でも心に残るバトルアニメの一つとなりました。



評判の19話を観て……。

長いので折りたたみw
{netabare}
最近は動画配信サイトでおよそ一週遅れで追い掛けている本作。
この19話も私が観る前に、原作者が号泣して、20回観ただの、
好評や絶賛の声やAbemaTVの宣伝?やらが次々に耳に入ってきて……。

これは是非とも気合いを入れて観ねば!
と、深夜アニメで久々にハードルを高々と上げての視聴となりました。

ハードルを越えて来るのは作画だろうか?シナリオだろうか?キャラだろうか?
そう高をくくっていましたが、甘かったです。

俗に“神回”と称される話は、映像、音楽、脚本あらゆる要素が、
限界突破して次々にハードルを越えて来るもの。

私は、この夏アニメも視聴遅れ気味だと言うのに、
ビックリして思わず二度見してしまいましたよ♪

2010年代のバトルアニメシーンを語る上で、
挙げねばならない回の一つとなりました。


内容は……{netabare} 典型的な主人公覚醒回。

凡百のバトルアニメの覚醒回では、大体、主人公がプッツン来て、
理屈をぶっ壊して、ついでに作画もプッツン来て、繊細さより、勢い重視。
大音量の音楽や声優さんのシャウトの威も借りて、力押しして……。
というパターンが多い印象。

けれど、本作の場合は、主人公がピンチになるほど冷静になり集中力が高まり、
起死回生の打開策が見出される。今回はそれが極限まで高められた感じ。
作画もこれまでの話のクオリティが上限?と思い始めたこの19話で、
“全集中”して、隠し持っていたギアを一気に入れて来た感じ。


人が死に際に走馬灯を見るのは、
生き残るための手段を無意識に過去の記憶から探し出そうとする現象。
と言う着想がキーになる回でもありました。

これも走馬灯から奇跡の逆転劇だけだったら、
展開が詰まったバトル漫画の苦し紛れと斜に見るところ。

本作の場合は、走馬灯から見出した一縷の望みを、主人公少年が体現できるようになるために、
血反吐を吐くような修行と戦いの日々を繰り返したことを、
視聴者はこれまでの話でしっかりと共有できている。{/netabare}


シナリオ面でも、制作面でも確固たる理由があるから感動できた。
この手応えが、とても嬉しかったです♪

自分は価値ある走馬灯を見るだけの人生を送っているのだろうか?
それを生かすだけの日々の積み重ねをしているのだろうか?
何か生き方も問われたような、印象的な回でした。{/netabare}



【5話迄の感想】地道な修行と業の積み重ねが言動に魂を込める

これも、長いので折りたたみw
{netabare}


今のところ、良い意味で古風な少年バトルアニメとして、私は非常に楽しめています。
最近のチートレベルのキャラが無双する作品も爽快で良いですが、
やっぱり多少時間はかかっても、愚直に修行を積み重ねる。
呼吸法のレベルから、人間が人を喰う鬼と対峙するための強さを
着実に身に付けて行く、本作のような作品も良い物です。

展開も5話費やしてやっと土台となる修行を終えるスローペース。地味と言えば地味です。
さらに初見時は、これも私が最近の小中学生相当の少年少女にすら、
悟りや哲学を語らせるが如き、“名言”量産アニメを見過ぎていたせいでしょうか?
本作のセリフ回しは良く捉えれば素朴、悪く言えば凡庸に感じ、
失礼にも、この作者さん、もしかしてボキャ貧?などと不安に駆られたりもしました。

ところがそんなセリフについても、回を重ね、
積み重ねた修行の成果やら、登場人物が背負って来た業やらを共有する内に、
変哲もない単純な一言が胸に迫って来るから不思議です。

五話で{netabare}鱗滝さんに「よく、生きて戻った……」と言われてもらい泣きしそうになった時は、自分で自分に驚きました。
また、最終選別からの帰路で主人公少年が行き倒れそうになるシーン
をわざわざ描く辺りがグッと来るのですよ。{/netabare}

序盤を終えて、修行や物語だけでなく、作画や劇伴・主題歌も手応え十分なので、
今後も是非、鍛え上げられた足腰から放たれる直言を喰らわせて欲しいと期待しています。{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 52
ネタバレ

sudasouich さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ポエム成分多め?

知人が劇場先行試写会に行ったらしく、絶対面白いから観ろと言われた。
ググると、週刊少年ジャンプの人気漫画が原作らしい。
第1話の掴みとしては上々、なにより作画に力が入っている。
劇伴も作風に合っていて上質。
ただ、主人公のポエム成分多めなのは気になったかな。
なぜか甲鉄城のカバネリを重ねてしまうんだが、あのような惨事にならなければ
最後まで楽しめるかも?
あとは、巷で話題の脱税疑惑が影を落とさないことを願おう。

■4話目まで
もう年齢的に少年漫画原作のアニメは敬遠気味なんだが・・・・・
{netabare}いや~、熱いわこれ(笑){/netabare}

■5話目
体感10分だな。
{netabare}ここ数年でもTOPクラスの面白さ。
主人公のポエムもあまり気にならなくなってきた。
公式サイトを見ると円盤は全11巻らしいので2クール?
このまま崩れずにアニメ化大成功で終わって欲しい。
○○君、勧めてくれてありがとう(仮){/netabare}

■9話目
動く動く(笑)
動きだけじゃなくアングルがまた素晴らしい。
グロさと可愛さも加わって、ここまでは言うことなしだわホント。
評価も上方修正しておこう。

■10・11・12話目
何だか急におかしくなってきたな。
{netabare}クドくてお寒いギャグ連発のせいなのか?
ついでに作画のキレも無い。
新キャラも出てきて話自体はまぁ面白いんだが・・・・・困ったねこりゃ。
とりあえず評価は大きく下方修正。{/netabare}

■13話目
ちょっと間延び気味。
そのせいかテンポが悪い。
{netabare}この先も観続けるかどうか迷っていたが、物語自体は気になっていたので
ネカフェに行って既刊全部読んできた。
・・・うん、これ以降どんどん面白くなるのね(笑)
ということで期待してます。{/netabare}

■14話目
後半突入。
{netabare}いやー、引き出しが少ない松岡禎丞さんだけど、今作でははなかなか頑張って
らっしゃるような?
作中のギャグが絶望的なのは2クール目になっても相変わらず。
アニメ化の時点で何とかならなかったのか・・・。{/netabare}

■18話目
伊之助神回。
この章に入って一気に盛り返した感。
残りラストまで息切れせずに頑張れ。

■19話目
炭治郎神回。
残り話数的に今作のクライマックスかも(全26話)。
{netabare}ヒノカミ神楽の舞はモーションキャプチャー? ロトスコープ?
まぁTVアニメの動きじゃないな。{/netabare}
それにしても前回といい熱いねぇ・・・途中で断念しなくてよかったわ(笑)

■22話目
ここに来て柱の総お披露目。
{netabare}花澤さんの声と演技はやっぱり好きだわ~(笑)
それにしても声優陣が豪華だなぁ。{/netabare}
つーかこのアニメ、もしかして当初から2期決まってんじゃね?

■最終話
当初から決まっていたのは2期じゃなくて劇場版だったのねwww
漫画だとここから右上がりに面白くなっていくので、劇場版の後に2期来るのを
正座して待つことにしよう。
(・・・といっても、原作にそれほどストックがある訳じゃないからなぁ)
何にしろ、甲鉄城のカバネリのような惨状にならずに最後まで楽しませてくれた
傑作TVアニメだったのは間違いない。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 17
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

良いほうの『少年JUMP』

艶やかな街の灯り
静謐な山間の雪景色

とにかく綺麗な作品です。
色使いが独特といいますか鮮やかな色の組み合わせが印象に残ります。
主人公炭治郎の羽織(緑と黒)はサムネでも確認できる組み合わせ。

その一方で、毎話冒頭サブタイトルコールの墨色を用いた水彩風の演出にも味わいがある。全体の色味が和風なんですよね。

そしてこれがぐねぐね動くのを目の当たりにすることになります。
バトルシーン。抜刀時の緊張感。連続した体動作の流麗な運び。対立する“鬼対人”の果てなき抗争の物語のためバトルシーンは多くあり、手を替え品を替えての演出に都度唸ることでしょう。


制作会社『ufotable』は、『劇場版 空の境界』でアニメビギナーだった私の心が鷲掴みにされたこともあって、本作『鬼滅の刃』は事前から楽しみにしていた作品でした。

『空の境界』は、和装のヒロインの殺陣がとにかく流れるようだったのとそれを活かすコマ割りで、これまでバトルを“迫力”という概念でしか見れてなかった自分に”美しさ”というものを教えてくれた忘れられない作品です。



さて『鬼滅の刃』に戻ります。
冒頭作画に触れたのは、この一点だけでも「買い」だと思ったから。なお原作は未読です。
週刊少年ジャンプは『ONE PIECE』が連載される前に卒業した私ですが、いかにもジャンプらしい作品と言えるのではないでしょうか。たしか

 “ 努力 友情 勝利 ”

でしたっけ?
その王道を行くかのような竈門炭治郎(CV花江夏樹)が主役の物語。鬼に親兄弟を惨殺され唯一生き残った妹も鬼と化してしまう。その妹竈門禰豆子(CV鬼頭明里)を人間に戻す手段を探るべく、人外なる鬼を討伐する組織へと身を投じていく流れとなってます。

良いですね。
炭治郎が素直で努力家で妹思いで諦めない強い意志を感じさせるいい奴なんです。私としてはこの主人公と冒頭述べた作画の2点推しです。
・・・以上なんですけど一応5項目整理しておきます。


▼物語

あらすじ読むと暗そうな話ですが、実際展開されたのはシビアな場面とギャグパートとのほどよい緩急。すっと肩の力を抜けるポイントが用意されてそこそこ笑えます。
それにインフレし過ぎない敵キャラ。鬼舞辻無惨(CV 関俊彦)を最終目標と定めてのブレない展開も好感。
炭治郎の鍛錬シーンに尺を取り強くなっていく過程を丁寧に描いたことは戦闘の重みや背負うものの大きさなどに説得力を持たせる効果がありました。また、鬼を一方的な悪として描かないこともお家芸とはいえ好きな設定。


▼声優

弱っちいけど芯のある人物を演じるには花江さんの選択は良かったかと。2018年初頭『グランクレスト戦記』『ラーメン大好き小泉さん』でその名を認知したのち、視聴作品が被ってなかった鬼頭明里さんのフルボイスを久々聞けたのは個人的に◎。
敵方の “ 十二鬼月 ” そして鬼殺隊エリートの “ 柱 ” 両陣営にも豪華声優陣を配置。 一部しか登場してないので今後の発展性の面でも楽しみが残ります。

{netabare}禰豆子を人間に戻すためのキーマン珠世を坂本真綾さんが演じられているのも耳に心地よい。もっと珠世を出しておくれ!{/netabare}


▼キャラ

我妻善逸(CV下野紘) 嘴平伊之助(CV 松岡禎丞)の位置づけが絶妙でした。
濃いっすね。途中からお笑い担当みたいになってましたが…
{netabare}協力プレイで敵を撃破!という印象がないのです。
意図したものなのか、兄と妹の絆に焦点あてていて友情プレイは控えめでした。今後の伸びしろを感じるところです。{/netabare}


▼作画

既述。
追加で、室内戦闘の描写もすさまじかったですね。
{netabare}ジャミロクワイの名曲『Virtual Insanity』のPVイメージで、そこの灯りを暗くして動きをめちゃくちゃ激しくしたような響凱(CV諏訪部順一)との戦闘も目を奪われました。鼓を打つ鬼とのバトルですね。{/netabare}


▼音楽

安定の梶浦案件。
地味に評価したいのが2クールの前後半通してOPEDが変更されなかったことでしょうか。昨今のお作法からみても異例な気もしますが不自然さは感じません。
{netabare}後半で曲を一新して、最終話クライマックスで前半OPどーん!演出って分かっていてもアガるんです。でもそれをしない勇気といいますか、作品の一貫性考えると変えないほうがいい気がします。{/netabare}




整理してみると、個別項目でのマイナスはあまりなかったです。
続きは劇場版でということでしょうが、まだ開けてない引き出しも豊富なので不安はないでしょう。

ただし、2クール後半でやたらキャラ増やしてお披露目パートみたいになってたのをどう見るか?
ちょっとイマイチでした。単に私が消化しきれなかっただけで、これも続きありきということなら仕方のないことなのかもしれません。

それに少年漫画らしいシンプルな面白さを追求した感があって、エンタメとして申し分ないわけですが、天井をぶち抜くような破壊力まではありませんでした。あくまで感覚的なものです。

きっと作画表現に度肝を抜かれたこともあって同等かそれ以上のレベル感で「深み(絶望)のある物語」を期待してしまったのではないかと思われます。


いや充分面白いんですよ。今期(2019年9月終了もの)TOP3に入るのは間違いありません。全方位でおすすめです。



-------
視聴時期:2019年4月~9月 リアタイ視聴


2019.10.04 初稿

投稿 : 2020/03/28
♥ : 63

64.7 5 戦闘アニメランキング5位
賢者の孫(TVアニメ動画)

2019年春アニメ
★★★☆☆ 2.9 (426)
1643人が棚に入れました
ある青年が事故をきっかけに、異世界に赤ん坊として転生。そんな彼を稀代の魔術師・マーリンが拾い、シンと名付ける。シンはマーリンの孫として育てられ、魔術も学ぶ。だがマーリンは、常識を教えるのを忘れていた……。

声優・キャラクター
小林裕介、小松昌平、本泉莉奈、若井友希、屋良有作、高島雅羅、森川智之

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

私には珍しく先に原作読んじゃってます。か~ら~の~アニメ視聴!なるほどぉ~こういうふうになるんだぁ~って感じでした^^

ん~~っと、やっぱり先に原作読んじゃうと
ワクワク感とか半減しちゃいますね;;

いつものように??(笑)あれから始まります^^
そして、これもいつものように??(笑)主人公は〇〇です^^
それから~って、もういっか^^

もう、見ていたら色んな面で羨ましい限りです^^
なんでもありなんじゃない?って感じです。

自分だと思ってスッキリしちゃう視聴方法もありなのでは?
とおもったりw

「いつものように」と書いてますけど、
今作品が1期ですよ^^(2期があるとは書いてない)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 8

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

テンポが良くて見やすい

少し前にコミック版を見てて、アニメ版がある事を知って一気見しました。

話はテンポよく進んで心地よい感覚で視聴できました。(ただこれは自身がある程度話を知っているからかも?)

アニメの戦闘シーンなどよく動いてるように見えましたし、話の途中に入るコメディも程よいレベルで、とてもいいバランスだったのではないかなと思います。
近年の他のアニメ作品の様に見てて恥ずかしくなるような事はなかったです。
王道青春っぽいシーンも微笑ましい感じで見れました。

ただ合同演習の話で途中気になったのは声優さんです。棒読みで不自然さを感じた箇所がいくつかありました。(そういう指示の元でそう演技されたものかもしれませんが)

総合的に見て良かった思える作品であり、2期が出ることに期待してます。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 5

81.2 6 戦闘アニメランキング6位
転生したらスライムだった件(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (939)
4160人が棚に入れました
スライム生活、始まりました。

サラリーマン三上悟は気がつくと異世界に転生していた。
ただし、その姿はスライムだった。
魔物種族と仲間となり、獲得したスキルを駆使しながら、
さまざまな問題を解決していくスライム創世記。

声優・キャラクター
岡咲美保、豊口めぐみ、前野智昭、花守ゆみり、古川慎、千本木彩花、M・A・O、江口拓也、大塚芳忠、山本兼平、泊明日菜、小林親弘、田中理恵、日高里菜
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

しっかりと練られた物語が面白い異世界転生モノ

原作未読。最終話まで視聴。

主人公が、元の世界では37歳のおじさんだったことが幸いし、中二病要素が少なく、好感度の高い、サクサクを視聴できる作品でした。

【課程と所以がしっかりと描かれる、好感度の高い主人公最強系】
{netabare}単純に、「転生したら最強でした」という話じゃないところがとても良いです。

転生した時点で得ていたのは、大賢者と捕食者といくつかの耐性くらい。
ここから始まって、徐々に強くなっていく。
この過程がしっかりと描かれている物語は好感度が高いです。{/netabare}

【主人公の目的は街づくり】
{netabare}主人公が常に攻められる側というのも面白いです。
主人公一行が、周囲の国々に攻め込むことはない。
主人公一行は、いつも降りかかる火の粉を払うだけ。
その結果、徐々に仲間を増やし、レベルアップしていく。
そして、主人公一行は、安心して暮らせる街づくりを進めていく。

そして、また攻められて・・・(笑)。

こんな優しい物語なので、サクサクと視聴できます。{/netabare}

【ハーレムじゃないところも好感度が高い】
{netabare}主人公最強系って、ハーレム要素が強くなる傾向にありますが、この作品に関しては、ハーレム要素はかなり薄めです。

もちろん、主人公の周りには可愛い女性たちが集まりますが、それ以上に男性も集まってきます。
こういう、男女の分け隔てなく周囲の人に愛される主人公って、好感度が上がりますよね。

周囲の人々に愛される理由が明確なのも良いです。
作者の都合じゃないって所がとても好感度が高いです。{/netabare}

第2期も、とても楽しみにしています!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 47
ネタバレ

てぃーえむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

もしかして最強では?

異世界に転生したらどんな魔物の能力・特性でもコピーして自分のものにしてしまうチート能力を持った最強スライムでしたというお話。

最近よくある主人公最強系ですが、主人公がスライムというのは実はそのうちでてくるネタだろうなとは思っていました。

元々が人間なだけあってその絶対的な能力使って悪い事しようとは考えませんし、あんまり暴れる感じじゃなくて、平和利用することが多いですね。

原作知りませんが、OP曲のアニメがすごいネタバレ満載なんですが・・・。

パクリとかストーリー単純とか言われてますけど、結構面白いです。
私は好きです。
音楽もいいし♪

それからエンディングアニメもこだわりがあっていいですね!
歌は一緒だけど、背景とか登場人物がその話に出てきた場所や人が出てきて
こだわりを感じます。 こういうところいいですね。

4話
{netabare} 頭の中がエルフでいっぱいなリムル様。
エルフの単語が出るたびに何度も何度も美女エルフのイメージをふくらませてますけど、
これって、典型的な想像していたのと違った!!(`□´)フラグですね!
さてどんな妖怪が出てくるものやら・・・( p_q)

と、思ったら普通に可愛らしいエルフばっかり出てきました。
あそこまであからさまなフラグ重ねたのに、まさかのフラグじゃなかった!!
でも、これは折れていいフラグ!
だって女の子はカワイイほうがいいに決まってるじゃないですか!( v ̄▽ ̄)

わたしはエルフのイケメンってあまりいいキャラのイメージないので、個人的にいらない。(なんか悪役多いエルフ男性)
ドワーフのイケメンは出てこないのでしょうか・・・?イケメン分がちょっと足りないと思いますヽ(`Д´)ノ

{/netabare}


11話では {netabare} ドライアドって言葉に反応してまた美少女イメージしますけど、こっちもイメージ通りの美少女が現れました。
この作品にはお約束ってのはないんでしょうか?w
{/netabare}

主人公が強すぎるので負けるところとか想像できないので緊張感に欠けますが、少しずつ仲間を増やして強大な敵に立ち向かっていく感じは見ていて気持ちいいですね。
お仲間のキャラクターもなかなかいいキャラがそろっています。

モンスターが名前つけられて進化した後の姿を見るのが毎回ワクワクしますね。(OPEDアニメでネタバレされてることは忘れましょう)
一番の衝撃はやっぱりリグルドですよね。あれはどう見ても別人w

名前の付け方にも適当なようでこだわりがあって、
特にオーガの皆さんの名前のフォントがとても和な感じでカッコいいです。
書道家が書いたんでしょーか?すごい気合入ったフォントでしたっ!


好きなキャラクター多いですけど、
リムル、ドワーフ王、カイジン、ベニマル、ソウエイ、ハクロウ、ランガが好きです。
オーガの皆さんカッコいい人が多くていいです。

シュナ姫ちゃんも可愛くて素敵(*´艸`)

最近はラノベ原作の主人公最強系が飽和状態で飽き飽きですが、
私はこの世界観にハマってしまいました。
最後まで視聴しますd(゜ー゜*)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 21

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

異世界建国記、ただし国主はスライム…?(本編は第23話まで)

原作ライトノベルは同タイトルの「なろう作品」(投稿サイト「小説家になろう」投稿作品)を元に商業出版されたものですよね。コミカライズ版もあるようですがいずれも私は未読です。

が、タイトル自体はかなり有名でアニメ化にあたっても強く期待されていたと思います。例によって「テレビアニメ観るならタダだし」でさっそく視聴開始。

後輩カップルを庇って死んだ独身サラリーマン男性が異世界でスライムに転生したという「なんだそりゃ」なスタートなのですが、人間時代の記憶や知識は主に文化的な生活や社会規範を形作るために使われていて、それ自体が異世界での無双につながったりはしない感じのお話になっています。

いわゆる「チート」にあたるスキルは<大賢者>と<捕食者>で、このスキルを元に争いのない文明的な共同体を広げていこうとしていった結果としての一大建国記になるのだと思います、よう知らんけどたぶん…。

なおストーリーとして戦記や建国記が好きな分、「物語」の評価は甘めになっているかもしれませんが悪しからず。

余談: スキル獲得の演出は『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』のアニメ版と比べると明らかに優れていますね。こういう、わかりやすいのが良いと思います。

2019.1.9追記:
第14話を視聴終了。原作未読だから良くわかりませんが、リムル様の勢力拡大という意味ではここで一区切りってことになるのでしょうか?

OP主題歌は変更ありませんでしたが、ED主題歌が変わりました!

2019.3.27追記:
本編と呼べるのは第23話まで。第24話「外伝: 黒と仮面」はリムル転生よりも前のシズさんに関しての前日譚、閑話「ヴェルドラ日記」はリムルの体内に取り込まれている竜であるヴェルドラ主観で語る第1期:第1~23話の総集編的なお話でした。

「ヴェルドラ日記」ですが、たぶんコミックスの巻末に載っている短編小説「ヴェルドラのスライム観察日記」に着想を得たんじゃないかと思います。

最近はこういった「1話跳んでも大丈夫」みたいな作りにして不測の事態に備えるのが流行っているのでしょうか。ただ、本作に関してそのような事態は発生しなかったようで何よりです。

なんだかんだで面白かったです。第2期目の制作が決まったそうなので結果的に本作は第1期目ということになりますが、この範囲での話としては概ね順調な建国記であり波乱要素は少なかったと思います。

2期目がどんな具合になるのか、原作を読んでいないので知らないのですが楽しみにしています。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 59

74.6 7 戦闘アニメランキング7位
ケムリクサ(TVアニメ動画)

2019年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (404)
1273人が棚に入れました
赤い霧に包まれた、荒廃した建造物に囲まれた人気の無い世界を舞台に3人の姉妹が生き抜く物語。物語の中心的人物でまとめ髪の特徴的なりん、猫耳でいつもおっとりしているお姉さんキャラのりつ、メイド調の服に身を包み天真爛漫なムードメーカーりな。謎多き世界でこの姉妹が目指すものは一体…

声優・キャラクター
小松未可子、清都ありさ、鷲見友美ジェナ、野島健児
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

世界の終末に「好き」を探すロードムービー

アニメーション製作:ヤオヨロズ、
原作・脚本・監督:たつき、
作画監督:伊佐佳久、美術監督:白木優子

赤い霧が漂う暗黒の空間。
廃墟と化した街並みはまるで世界の終末だ。
最初の舞台は長崎の軍艦島。
そこで、異形の化物である赤虫と戦い、
懸命に生きる3人の姉妹がいた。
彼女たちはまるで植物のように、
水を飲むことで生命を維持し、
道具としてケムリクサを駆使していた。

けものフレンズを指揮した、たつき監督が
かつてニコニコ動画に投稿した自主制作アニメを元に
再構築して完成させた作品。
降板したけものフレンズの続編と放映タイミングが重なり、
何かと作品以外の部分でも話題となった。
脚本、演出、監督を全てたつき氏が担当し、
CGを駆使して作り上げている。
制作はたつき監督が属するirodoriの
たつき、伊佐佳久、白水優子を中心に行われた。
キャラの動きや赤と黒をメインにした作画は、
少人数体制を思わせる粗い仕上がりだが、
世界観や巧みな脚本によって、それらの全てが
あまり気にならないように見せている。

私は未視聴なので分からないが、
世界観は、けものフレンズとの共通点があるようだ。
廃墟に囲まれた謎の世界で3人の姉妹が赤虫と戦い、
水を求めながら生きている。
そこに突然、わかばという男が現れる。
謎が解明されないまま、姉妹と男は
旅をすることになる。

スタートが軍艦島(長崎県)でスペースワールド(福岡県・閉園)、
道後温泉(愛媛県)、瀬戸大橋(香川県、岡山県)、
梅田駅(大阪府・泉の広場は撤去予定)、琵琶湖(滋賀県・沖島)、
黒部ダム(富山県)、富士山(静岡県)、
八王子(東京都・日清食品)、中野(東京都)、新宿(東京都)まで。
日本各地をロードムービーのように旅していく。
{netabare}そして、最後の赤い木との戦いは、
おそらく東京タワーだと思われる。{/netabare}
コラボしていた日清食品も登場。
実際に観ていて、道後温泉や黒部ダムは
分からなかったが、ほかは自分が旅でよく見ていた
場所ということもあって、驚かされることが多かった。
彼らの旅を観ながら、場所を特定する楽しさがある。
サイトでは詳細に比較しているものもあり、
かなり正確に廃墟として再現しているのが分かる。

10話までは少しずつ謎を小出しにしていくだけなので、
なかなか観続けるのが難しいかもしれないが、
11話でこれまでの様々なことが明らかになり、
最終回まで一気に畳みかける展開は見事。
{netabare}全ての出来事が、日本の街並みを再現した
巨大宇宙船のなかで起こっていたという
SFも興味深く、彼らがここにいた意味、輪廻転生、
想いを引き継ぐことを物語に上手く落とし込んでいる。
EDが登場人物の死や誕生の順番を表しているのも面白い。
EDの最終回には、りりとワカバが触れ合う描写もある。{/netabare}

{netabare}ラストで、りょうから語られるのは、
「全員が好きを手に入れられた」ということだった。
おそらく、感覚だけではなく、
りりの「好き」の感情も6つに分かれていて、
りんだけが、手に入れてなかったのだ。
この結末はりんの言葉を「アニメーションが」とするのが、
監督の純粋な想いなのかもしれない。{/netabare}
(2019年4月13日初投稿)

ちょっとした余談(2019年4月14日追記)
{netabare}監督はどこかのメッセージで、好きなことを
このアニメでやった、ということを書いていたが、
おそらく、登場するのは監督の好きなもの
ばかりなのだと想像する。
タイトルの煙草(ケムリクサ)、廃墟、
日本各地の観光地、長崎の路面電車、ルンバ。
そういえば、シロの仲間がたくさんいた
黒部ダムのガルベと呼ばれる遊覧船もそうなのだろう。
この作品は超テクノロジーの暴走によって、
世界が破壊されるという暗い話だが、
監督の「好き」が溢れていることを感じさせてくれた。{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 70
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

1度見終わってからの2巡目視聴が断然面白い

最終話まで視聴。

【この作品の評価は大きく割れそうだなぁ】
{netabare}多くの謎を残したまま物語は進んでいき、ラスト2話で物語の根幹に関わる過去の出来事が”部分的に”明かされる。
要するに、世界観・物語に関する詳しい説明が本編中には無い。
ラスト2話の物語と、それまでの彼女たちの会話から推測するしかない。

世界観や物語について、好意的に推測出来れば高評価、出来なければ低評価になってしまう作品。{/netabare}

【個人的にはハマっちゃいましたね】
{netabare}結局、『ケムリクサとは何?』という問題は、最後まで残っちゃうんだけどね。

りん、りつ、りな姉妹の会話のテンポの良さはクセになる。
独特なキャラデザもクセになる。

そんな感じの作品。(どういう作品?)(笑){/netabare}

視聴前にネタバレしちゃうと、面白さが半減しちゃうので、訳の分からないレビューでゴメンなさい。

【最大の魅力は2巡目視聴が心地良いこと】
{netabare}自分なりに世界観を構築してから視聴する2巡目視聴は、とても心地良いです。
1巡目視聴の際は、意味不明だった出来事が理解できたり・・・。
自分の解釈とつじつまが合わないところは、再検討してみたりとか・・・。

2巡目視聴に耐えられることは、面白い作品の証拠だと思っています(笑)。{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 45
ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

SF好きなら一見の価値あるかも

<2019/7/26初投稿>
これ、原作あるのかな。

本放送時はスルー。
というのも「けものフレンズ」一通り見てピンとこなかったんですよ。
同じ監督さんで似たような絵柄だったから似たような話かと思って。

ちなみに「けもフレ2」は見てないので因縁ですか?は興味ないです。


そしてケムリクサ。

最近たまたまCS1-298で第2話やってて、なんとはなしに「ながら見」したら・・・

あらやだ!
面白いじゃないのよ( ̄∇ ̄)

そんで11話まで見て。
おお?と盛り上がり、最終回楽しみー♪とか思ってたら、またCS1-298で1話から放送始まったので1話見て

んで今日、最終回見て。

という変則な見方したんですが

やー面白い( ̄∇ ̄)

SFですね。

ネタバレすると{netabare}

貴重な地球の文明、文化をコピー保存するために宇宙人がやってきました。
その宇宙人さんは「クサ」と呼ばれる謎技術を使って
地球の文明である建造物や交通機関その他諸々を都市ごと、宇宙船内のある種、仮想空間的なところにせっせせっせとコピーしていきます。

そんなある日、その宇宙人さんは地球人の女の子を拾い・・・{/netabare}

というお話かな、たぶん。

10話までは上記のネタバレを隠していて、謎が謎を"淡々"と呼ぶという不思議な話の進み方をします。

この"淡々と"謎が増えていく展開にワクワクできるか、飽きちゃうかで賛否両論の作品なのかなーと。

私はワクワクしました。

「クサ」

「リンを始めとする人間を自称する謎の姉妹たち」

「とってつけたような廃墟の街並み」

「ワカバというお人好しの青年の地味な不思議さ」

「ロードムービーのようなのに旅の目的がよくわからない」

ここら辺に興味を持てたらハマると思います。

いずれにせよ見る人を選ぶ作品ですが、純粋なSF好きの人にはオススメしやすいかも。

見逃さなくてよかった、と思えた作品です。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 42

58.4 8 戦闘アニメランキング8位
インフィニット・デンドログラム(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (69)
405人が棚に入れました
2043年7月15日、各々のプレイヤーによって千差万別、否、“無限"のパターンの進化を辿る独自のシステム<エンブリオ>を有するダイブ型VRMMOが発売された。それまでのVRMMOが実現できず、技術的に不可能とされてきた要素を備えていたは瞬く間に一大ムーブメントとなって世界を席巻した。大学受験を終えて東京で1人暮らしを始めた青年・椋鳥玲二は、長い受験勉強の終了を記念して、かねてより兄に誘われていたを始めるのだった──。

声優・キャラクター
斉藤壮馬、大野柚布子、日野聡、小市眞琴、高田憂希、村瀬歩、小倉唯、日笠陽子、悠木碧、春瀬なつみ、井澤詩織、鈴村健一、東山奈央

64.0 9 戦闘アニメランキング9位
Fairy gone フェアリーゴーン 第2クール(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (99)
319人が棚に入れました
かつて妖精は、“兵器”だった―。 この世界には、動物に憑依することで不思議な力を宿す、妖精が存在していた。 妖精が憑依した動物の臓器を摘出し人間に移植することで、妖精を分身として出現 させ、兵器として扱えるようになる。妖精を戦争の道具として自在に操る兵士た ち、彼らは『妖精兵』と呼ばれた。長きにわたる戦争が終結すると、彼らはその役 目を終え、行き場を失う。あるものは政府に、あるものはマフィアに、あるものは テロリストに。それぞれの生きる道を選択する。 戦争から9年の歳月が経つ。主人公のマーリヤは、妖精に関連する事件を捜査・鎮 圧する、違法妖精取締機関『ドロテア』に配属されたばかりの女の子。 未だ不安定な政治情勢の中、戦争によって受けた傷や過去を持つ犯罪者が現れ、 復讐のためテロを起こす。 これは、無秩序な戦後に抗い、それぞれの正義を求め戦う 『妖精兵』たちの物語―。

声優・キャラクター
市ノ瀬加那、前野智昭、福原綾香、細谷佳正
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

あれれれれ?

分割2クールの第2期。最終話まで視聴。

第1期は、物語の『起・承』に当たるため、正直、ついて行くのが大変だった。
味方と敵の構図が少々複雑だったのが原因だったと思う。

第2期になって、敵の数が徐々に減ってくると、敵味方の構図はシンプルになってくる。
物語は一気に分かりやすくなるけど・・・。

あれれれれ?その1
{netabare}ビター・スウィート・・・。いつの間にかフェイドアウトしちゃったなぁ?{/netabare}

いよいよ真の敵が明らかになって・・・。

あれれれれ?その2
{netabare}ウルフランとヴェロニカ・・・。簡単に心変わりしたなぁ・・・。
今までのゴタゴタは一体?{/netabare}

こんな感じで、終盤まではとても楽しく視聴していたんですけど、最終盤が少々残念。

あれれれれ?番外編
{netabare}妖精武器って意味ありました?{/netabare}

期待が大きかった分、少々着地が残念な作品だった。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 24

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過去に抗い、未来を掴め。それぞれの正義を胸に

言わずもがなですが、本作品は「Fairy gone フェアリーゴーン」の続編になります。
物語の内容に繋がりがあるので、前期未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

クロムクロ、天狼 Sirius the Jaegerに続くP.A.WORKSさん3作目のハードタッチなアクション系の作品です。

P.A.WORKSさんというと、「Angel Beats!」や「Charlotte」のような学園モノ、或いは「花咲くいろは」、「SHIROBAKO」や「サクラクエスト」のような働く女の子シリーズ、「凪のあすから」や「色づく世界の明日から」の様な「P.A.WORKSらしさ」を前面に押し出したオリジナル作品が有名ですが、個人的にはアクション系の作品も相当好みです。

加えて、音楽を「灰と幻想のグリムガル」も担当した(K)NoW_NAMEさんが手掛けられる、ということもあって、気合いを入れて1期の視聴に臨んだのを覚えています。
唯一、難を挙げるなら敵味方が区別しにくい、ということくらいだったでしょうか。
物語の核心に迫る2期…黒幕は誰なのか、途切れることの無くレイ・ドーンへの復讐心を燃やすヴェロニカ・ソーンの本懐は遂げられたのか、そもそも同郷のマーリヤとの繋がりはどうなったのか、この他にも見どころが山ほどありました。

私が一番気になっていたのは、やはりマーリヤとヴェロニカが故郷で暮らしていた時の様な仲を取り戻せるかでした。
故郷で「災いの子」と呼ばれたマーリヤは、「幸いの子」と呼ばれたヴェロニカと姉妹の様に暮らしてきたんです。
その記憶はマーリヤにとっての心の支えでしたし、ヴェロニカにとっても眩しい記憶となっていた筈です。
そもそも、故郷が焼き払われたりしなければ、二人は離れ離れにはならなかったし、ヴェロニカがレイ・ドーンを憎むことなんて無かった。

それなら、何故レイ・ドーンは村を焼き払ったりなんかしたんでしょう…
その場所は二人の故郷であると同時にレイ・ドーンの故郷でもあるというのに…

でも、もし全てを承知で背負う覚悟の上での行いだとしたら…?
もちろん、当時幼かったマーリヤとヴェロニカは知る由もありません。

ここで生まれるのが心の中での矛盾めいた葛藤です。

生存競争、弱肉強食と世の中に順番を付けるための競争はきっと決して無くなることはないでしょう。
私たちの身近なところでも、スポーツ、コンクール、入試や就職などは最たる例だと思います。
これらは結果に対する個人の感情は別にすると、適正で公平なルールの上で成り立っているものです。
だけど、戦争ともなると話は別です。
どうして人は妖精を戦争の道具にしたんでしょう…
本来妖精は人を殺める存在では無いんです。
妖精を戦争の道具にさえしなければ、村を焼かれることも妖精の悲鳴を人が聴くことも無かったのに…

結局妖精は、戦争の道具以上の厄災を人びとに振りまくことになりました。
でも、それは妖精が悪いんじゃありません。
自分勝手に、自分の都合の良いように妖精を弄んだ人間の愚行の産物でしたから…

最終話におけるヴェロニカの咄嗟の判断はきっと正しかったのでしょう。
だけど見たかったのはマーリヤの大粒の涙じゃなかったんだけどな…
どうして人間って過ちを犯したり、大切なモノを失わないと気付けない生き物なんだろう…
これはこの物語に限ったことではありません。
心の強さを試されている様な気がします。
自分の弱さに流されない自分で有り続けたいと改めて思いました。

オープニングテーマは、「STILL STANDING」
エンディングテーマは、「Ash-like Snow」
どちらも(K)NoW_NAMEさんの楽曲です。

後半1クール12話で、全2クール24話の物語でした。
全般的に暗めで、P.A.WORKSさんお得意の華やかさとは少し縁遠い作品でしたが、全体的なクオリティが高いので、腰を据えてじっくり堪能できる作品だったと思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 15

67.0 10 戦闘アニメランキング10位
うみねこのなく頃に(TVアニメ動画)

2009年夏アニメ
★★★★☆ 3.4 (952)
4914人が棚に入れました
時は、1986年10月4日。舞台となるは、大富豪の右代宮(うしろみや)家が領有する伊豆諸島の六軒島。年に一度の親族会議を行う為に、当家の親族達が集結しつつあった。一見和やかに、久しぶりの再会を楽しむ親族たち。

しかし、島で待っているのは「当主死亡後の財産分割問題」という、親族同士に暗雲を呼び込む議題。かつて当主が、島に隠れ住んでいるとされる魔女ベアトリーチェから、資金調達の担保の為に授けられたとされる10トンの金塊を巡って、長男の横領を疑う親族たち。それに対して、親族たちの困窮を見透かすかのように、反撃に出る長男。さらに余命の迫った当主は、自らの命だけでなく、親族郎党・資産のすべてを生贄として捧げ、最愛の魔女ベアトリーチェの復活を願っていた。

声優・キャラクター
小野大輔、井上麻里奈、堀江由衣、鈴村健一、釘宮理恵、小林ゆう、麦人、小杉十郎太、篠原恵美、伊藤美紀、広瀬正志、小山力也、田中敦子、小清水亜美、船木まひと、上別府仁資、羽鳥靖子、石住昭彦、佐藤利奈、遊佐浩二、茅原実里、大原さやか、田村ゆかり、緒乃冬華、井上喜久子、杉田智和、甲斐田ゆき、斉藤佑圭、米澤円、日笠陽子、吉田聖子、新名彩乃、山岡ゆり、豊崎愛生、喜多村英梨、水野マリコ、廣田詩夢

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

洋風版ひぐらしの鳴くころに

「ひぐらしの鳴くころに」にアガサクリスティの「そして誰もいなくなった」や「逆転裁判」、「魔法による戦闘」などの要素を取り入れファンタジー化したようなアニメです。
4部構成になっており、話を理解するのはかなり難しいですが、面白い作品には違いありません。
このアニメを見るなら先に「ひぐらしの鳴くころに」を見てからのほうが理解しやすいと思います。
また「ひぐらしの鳴くころに」の登場キャラクターと酷似した人物が何人か登場します。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 7

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

物語・演出・キャラクターは良かった。漫画・原作ゲームで補完が必要。

原作は「ひぐらしのなく頃に」の竜騎士07氏制作の同人ゲームです。
今作は1986年10月4日から5日にかけて右代宮家が領有する六軒島で起こった大量殺人事件を見ながらその殺人事件が魔女によるものかニンゲンのトリックによるものかを推理していくミステリー作品です。
主人公の戦人(ばとら)と魔女のベアトリーチェが対決するシーンをはさんでEpisode1から4までを見て行きます。ただEpisode4までだと問題編しかアニメ化されていないので、Episode5以降の話は漫画かゲームをやるしかないです。Episode4までだと謎が残ります。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 12

御玉杓子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

2期がないと面白さは伝わらない・・・

この"うみねこのなく頃に"は前作の"ひぐらしのなく頃に"と同様に平行世界を軸にした物語で六軒島という島の中で起きた事件を主人公が魔女に対しファンタジーをミステリーで説明していくという内容となっています。
原作はEP1~8に区切られており、1期ではEP4まで放送されました。

個人的に"うみねこのなく頃に"は考察をすることで楽しむアニメだと感じているので、1期を見ただけでは大半の方が肝である事件の考察をするのも難しいのではないかと思います。


理由としてはファンタジーで物語を締められたら考察要素が極端に狭まるし、普通の人はあれだけの情報、解き方のノウハウを知った程度で考察は難しい(多分)ということが挙げられます。
個人的な意見としては原作で言うEP5まで行けば相当考察が現実的なものになると考えています、だから私は二期を推しているのですが・・・。

現時点の評価がそこまで良くないのも上記の理由と無理にグロ系にしたことやキャラが突飛すぎて一般受けしないからじゃないかなぁと私は考えています。
でも、物語の構成は良いし原作をした人ならわかる作画の質の高さには魅かれるものがあると思います。


出来るだけネタバレに抵触しないよう説明したつもりなのでただでさえ拙い文章が更に拙くなりましたが、少しでも興味を持たれた方がいたら是非アニメ鑑賞&原作プレイしてみることをお勧めします。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 10

81.3 11 戦闘アニメランキング11位
オーバーロード II(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (877)
4225人が棚に入れました
如異世界に転移して以来、アインズはナザリック地下大墳墓の主として、守護者たちの偉大なる支配者として振る舞う日々を送っていた。一方で、情報収集と資金獲得のため、冒険者モモンとしてエ・ランテルを拠点に活躍。ギガントバジリスクの討伐など、アダマンタイト級冒険者に相応しいとされる実績を積み重ねていく。そんな中、ナザリックへ帰還したアインズは、守護者を統括するアルベドと人間界で得た情報を含めた現状の報告会を執り行う。

声優・キャラクター
日野聡、原由実、上坂すみれ、加藤英美里、内山夕実、加藤将之、三宅健太、千葉繁、沼倉愛美、東地宏樹、楠見尚己、雨宮天、石井康嗣、安野希世乃、逢坂良太

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

出落ち作品の中盤として良しとすべきか否か。

ダンまち外伝ばりの不要さまでは到達していないが相応の駄作とならないことを祈らざるおえない不安なナンバリングシーズン。



最初に伝えておこう。この作品は3期ありきな作りであった。モブとモブのどうでもいい話を無理矢理膨らませたような物語はとてつもなく退屈な物語。物語の内容としては本来10話も割く必要は多分無い。
今年の夏アニメに3期が来るアナウンスがあったようだがこの作品の放送以前からアナウンスしないと蛇足のような、野菜嫌いの人にシリコン製の野菜蒸し器を送るような無駄さしか感じない。途中切りしたり離れて行く人も多いかもしれないな。私なら2期は途中切りして3期の放送が始まってから2期を一気見しているでしょうね。


絵はキャラと背景のアンマッチと言うか大きさや奥行きの対比に違和感がある。これぞマッドハウスなんです!よりもいみたいに綺麗だけじゃないんだぞ!手描きのような柔らかさやアンバランスな背景こそマッドハウスを感じてしまうのはもはや自分がおかしいとしか思えない。まぁどっちも好きなんですけど。
音楽もカッコいいしその辺りは流石なのだが如何せんストーリーが要らな・・・。いと言い切らせないものを3期に期待しよう。


無印が相当にツカミ良しな作品だっただけに残念な作品となりました。原作見ないから原作ファンしか喜びそうにない作品ってマジ勘弁。3期を視聴しこの作品の本当の価値は再評価すべきか否か。続編次第ですね。
3期まで一気に制作しちゃうあたり会社としては屋台骨にするのだろうから期待してるぜ!マッドハウス!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 32

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

三部作の中間にあたる第二章、この世界を角度を変えて楽しむ心構えが必要ですね。

2018年放送のテレビアニメ 第二期に当たる 全13話

スタッフは前作と大体同様です。
制作 マッドハウス

小説投稿サイトに連載され、人気を博し、書籍化、
「このライトノベルがすごい!」で第一位という原作です。

冬季アニメ終了後に一気見したのにかかわらず不燃焼気味なのは、
三部作の中間と言う位置づけで構成が前後に分裂してしまっているからでしょう。
1期観終わったときも、「なんだよこのラストは・・・」となりましたが、
今回も同様で引っ張って終わりでした。

真面目な話、全部終わってから3クール一気観するべき作品なのかもしれません。
そうは言っても「ドラゴンボール」を終わってから一気に観ようなんて人は居なかったように、
このオーバーロードもギリギリしながらも観てしまいます。

中間であるのが分かっている以上、物語にけりがつくのを期待しても詮無いので、
キャラの魅力と世界の謎解き(全然分からんが)とモモン様の無敵ぶりを楽しむとしましょう。

いや、1期もそうでしたが、モモン様はそんなに無敵でもない、
と言うか適当に調節して楽しんでいるのか、微妙な展開です。

原作未読なので各キャラの種族とか立場とかは良く分かりませんが、
黙って見てると面白いので、適当な視聴になりました。

前作では「マーレ・ベロ・フィオーレ」(男の娘の方)とジャンガリアンハムスターがご贔屓キャラでしたが、
今回は登場頻度が少ないので、執事セバスとツアレニーニャ・ベイロン萌えです。
登場人物の中ではものすごーく普通なところが目立ちます。
ツアレニーニャの声優も地味な感じが良いです。中堅ですが。

1期と3期のつなぎと言うことで、前半と後半に分断されて、
いつものメンバーの出番も少ないと言う構成はどうかなとも思いましたが、
1話1話は大変に面白くて目が離せない作品ではあったので、
三期に期待が高まる良作ではあると判断しました。

三期があることを知らずに観た人は辛い思いをしたのかもしれません。
原作力で持っている作品なので、次回作は問題なく楽しめると予想します。

第三期は7月からの予定ですね。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 38
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

デミ(ウルゴス)ちゃんは語りたい!“versionⅡ”

何やら色々書いたんですが、(数千文字くらい)最終回観てどうでもよくなった。

っしゃぁ!!

『ナザリックに栄光あれ!!!!』



リザードマン編と王国編の2部構成でやったオーバーロードⅡ。作画は同社マッドハウスで同時進行の『宇宙よりも遠い場所』『カードキャプターさくら-クリアカード編-』に作画班のリソースを割かれたのかと思うほど悪い回はとことん悪い。無駄な伏線を張りすぎて中だるみしそうな構成も視聴中はイマイチだと感じたものの、最終回ラストに速報で流れたオーバーロードⅢの制作決定を聞き、ある程度納得しました。部分的に淡白で全体的に詰め込んだ印象ですがナザリックの面々が登場している時は概ね好評だったようです。作品の性質上海外のアニメファンにかなり人気らしく国外での評は箔が付きますね。個人的には何度見返しても面白いアニメになりました。


【↓雑記:長文注意】
{netabare}
レビューという名のメモ書きを置いておきます。(タイトル通りデミウルゴスくらいナザリック贔屓で進行。)

至高の御方のひとり、アルベド他数名のNPCを作った「タブラ・スマラグディナ」は、宝物庫に〈エメラルド・タブレット”=古代エジプトで存在したらしい錬金術のノウハウが描かれたエメラルド板〉から引用した――

「かくて汝、全世界の栄光を我がものとし、暗きものは全て汝より離れるだろう」

…の、長ったらしいパスワードを採用したプレイヤーで、アインズをして「設定厨」と称される人。OVERLORDは作者の「丸山くがね」先生自体が設定厨で、鬼のような設定で有名な「TYPE-MOON」の、「月姫」ファンディスクでシナリオ担当をしただけあります。ちなみにこの時、奈須きのこさんの文才を感じ、自分には向いてないと悟り業界を諦めたそうです。その後サラリーマンを経て趣味で投稿していたオーバーロードは趣味と割り切ったからこそかもしれませんが、世界の細部まで作り込み、余白に想像が膨むファンにとって楽しい時間を与えてくれます。掘り下げていくと、書籍版・Web版・※隠し番外編にも作中の情報が散りばめられており、最早宝探しゲームの気分です。

(※“隠し番外編”は、作者がweb版の感想掲示板に読者への返信と共に少しだけ書いたIFストーリーや物語の裏話)

先にも触れましたが、不安材料だったリザードマン編を制作側がやると決めたものの1巻分で1クールやるわけにはいかず、王国編まで終わらせることに。主人公側の活躍を楽しみにしていたアニメ視聴者から非難の声も出ましたが丸々リザードマン編を省略するのは確実にファンから苦言を呈されたと断言できます。制作側の試行錯誤がしっかり見えたと感じたのは一番危惧されていたリザードマン編全編カットor1クール丸々リザードマン編という暴挙に出なかったことで、正直作品の鮮度や制作資金も考えるとこれ以上の構成は無かったし、これがBetterだった訳です。アニメで入った方、もしくは内容が理解できない箇所があったという方はどんな観方をしていたか気になる所で、各シーンや本編感想の前にステータス設定の基本をおさらいしてみます。↓
{netabare}
OVERLORDにはアニメで語られない設定がいくつかあり、ナザリック地下大墳墓は元々が体感型のオンラインゲーム“ユグドラシル”にあった為、ゲーム内のステータス設定に“カルマ値”というステータスが存在し、NPC達の性格付けに大きく関わっています。カルマ値とは「ゲーム内で善行や罪を犯すことで±される数値」で、ユグドラシルではキャラクター制作時に±500で決定されます。人間種・亜人種に当てはまらない“異業種”で構成されるギルド「アインズ・ウール・ゴウン」では、多くのNPCキャラクターが【カルマ値】マイナス…つまり悪性の【属性】ばかりで守護者に至っては極悪も存在します。

ナザリックの面々を悪性順で並べると―――

アインズ・ウール・ゴウン【極悪】【-500】(モモンガ、漆黒の英雄モモン、本作の主人公、萌えキャラ)
アルベド【極悪】【-500】(ヒドイン、守護者統括、モモンガを愛している、書籍版で追加されたヒロイン)
デミウルゴス【極悪】【-500】(守護者一の知恵者、忠義心のお化け、悪魔、仲間に優しいインテリヤ◯ザ)
シャルティア・ブラッドフォールン【邪悪~極悪】【-450】(パッド入り吸血鬼、エロゲ要素満載の変態)
ナーベラル・ガンマ【邪悪】【-400】(モモンの相棒、虫博士、ドッペルゲンガー、ポンコツ、棚ぼたナーベ)
ソリュシャン・イプシロン【邪悪】【-400】(有能ショゴスメイド、たまに太る、人を体の中で溶かすのが好き)
ルプスレギナ・ベータ【凶悪】【-200】(ワーウルフの赤髪メイド、サディスト、三歩で忘れる通称:駄◯。)
アウラ・ベラ・フィオーラ【中立~悪】【-100】(ダークエルフ、双子の姉、シャルティアやユリと仲良し)
マーレ・ベロ・フィオーレ【中立~悪】【-100】(双子の弟、男の娘、心も女の子寄り疑惑?、天然鬼畜)
エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ【中立~悪】【-100】(擬態した蟲メイド、…はぁ…エントマちゃんかわゆ…)
ハムスケ【中立】【0】(ジャンガリアンハムスター、モモンの乗り物、♀、婚活中、デスナイトと仲良し)
コキュートス【中立】【+50】(武人、氷属性の蟲、バトルマニア、武器マニア、デミウルゴスと仲が良い)
ザリュース・シャシャ【中立~善】【+100】(トカゲの戦士、旅人、飼っているヒュドラの名前はロロロ)
シズ・デルタ【中立~善】【+100】(自動人形メイド、可愛い物好き、あと数回変形を残しているロボ(嘘))
ユリ・アルファ【善】【+150】(プレアデス副リーダー、デュラハン、お姉さん、メガネっ娘&ボクっ娘)
セバス・チャン【極善】【+300】(プレアデスリーダー、竜人、チバスチャン、紳士、Web版ではハーレム王)

創造主に作られたNPC達は善悪の基準や“そうあれ”と定められた設定の中で“ロールプレイ”をしています。ゲームらしい面白い点ですし、実はユグドラシルがサービスを終了する前から意識が有りプレイヤー達の会話を聞いていたらしく、その時に自由に動き言葉を発することは出来なかったものの記憶にあるらしいです。喋らないNPCを設定する時にはわからなかった、性格付けと設定が乖離し相反する場合も多く、作中ではギャップになっていて魅力になっています。例えばシャルティアは江戸時代に遊女が使っていた“廓詞(くるわことば)”「~ありんす」などを語尾につけて喋りますが素は普通に喋りますし、アルベドはサキュバスで処女。プレアデスのメガネをかけたメイドのユリは、教師である「やまいこ」に創造され、規律正しい姉的な立ち位置と裏腹に“ボクっ娘”であり普段は恥ずかしいので私と言う…など。(やまいこの一人称も僕)ちなみに王都で活躍するセバスとソリュシャンの2人は極善と邪悪のコンビで、ソリュシャンの残虐性をセバスが窘めている構図でした。行動原理をこれらのステータス設定で考えると他の場面やキャラクター達に対しても合点がいき面白いかもしれません。
{/netabare}

《ネタバレ有り感想》

原作を読んでないと気づかない部分も含めのネタバレですが、この先3期が有れば明らかになる謎も多いので、1シーンで完結している情報だけ載せます。

まずはリザードマン編。
{netabare}
前作のラスト、洗脳されたシャルティアとの戦闘から間もない時分、プレイヤーの存在などを考慮し行動するナザリックの面々に新キャラクターが登場します。1話冒頭から犬のメイド長やら“ぷっちょ”みたいな頭をしたバーテンダーに執事助手の弱っちぃペンギンなどファンからすると最高のファンサービスで、とても嬉しい第一話でしたしワクワクもしましたが伏線にしかならないキャラクター達をこんなに登場させて話がまとまるのかと心配な部分でも有りました。(今考えればⅢ期あったからなのですね)原作ファン以外にはわからない部分も多そうで伏線として覚えていられるかはどれだけ本作を真剣に観ているかで変わります。アルベドさんは相変わらず病んでいます。最後に5話までメインとなるリザードマンの長と戦士ザリュースの顔見せをして1話は終わりです。

その後、各集落へと赴き共同戦線を築こうとするリザードマン達とナザリックの面々が交互に登場。この戦いに赴くコキュートスは前述の通りカルマ値が中立の善寄りの為、虐殺や蹂躙といった思考で無く武人として敬意を払い戦いを仕掛けます。これがデミウルゴスやシャルティアなら嬲り殺しでしょう。このオーバーロードⅡでは前半が“善寄り”のコキュートスとセバスが主役のために悪のギルドらしからぬフェアプレイを行うことが多かったですね。なんだかんだ有り、リザードマンが団結しナザリックの新キャラクター達の紹介も終わりました。

5話(笑)シャルティアへの罰(ご褒美)の“アインズの椅子になる”変態プレイと“トカゲックス”というファンの間で作られた新語に笑わせてもらいました。お茶の間に悪影響しか及ぼさない展開目白押しのTHE深夜枠アニメオーバーロードⅡ。その後もシャルティアへの罰を見て歯ぎしりをし壁を壊すアルベドとは対照的に、デミウルゴスの『守護者に座するとは!!』の嬉しそうな声と顔には笑わせてもらいました。アルベドが遠隔視の鏡<ミラー・オブ・リモート・ビューイング>でクルシュ達を見てボソッと一言「羨ましい…」とサキュバスの本能を見せ、閨を共にしてくれないアインズ様とあんなことがしたいと妄想しています。本能だから仕方ないので、アインズ様はいつか男を見せて下さい。(身体無いけど)

ここでも前回の失敗から得たユグドラシルプレイヤーの存在を考慮して動いていて、この先アインズの行動には全て当てはまると考えて良いでしょうね。『氷結の武神』の格好いいサブタイトル通り、死闘(コールドゲーム)を終えた後、コキュートスの進言から己の意志で判断し成長する余地を感じたアインズは喜びます。アインズやギルドメンバーが苦労して制作したNPCたちに対し自分たちの子供であるように接していて、この辺りから守護者に対し成長を促すよう積極的に取り組み始めます。守護者他NPCたちも至高の御方々を神(創造主)や親として崇拝し信頼(信仰)を寄せているので親子のやりとりを見ているようで物騒な話をしていても和みますね。

死から復活した後の朦朧とし舌が回らないザリュースの演技が絶妙で評判が良かったようです。東地宏樹さんはラジオにゲストとして来てらっしゃいましたが、リスペクトを持って演技をしてくださっていたらしく、本作の役者さんはOVERLORDを愛してくれる方が多くて嬉しい。ドラマCDから声優変更が無い珍しいパターンで、付き合いの長くなったレギュラー陣は特に思い入れが強いようです。そしてリザードマン編が終わり次の章へ……カットされていた見せ場など多くありますが構成的にここらで終幕にしないといけません。{/netabare}

ここからは王国編です。
{netabare}
王国編のスタートは、ナザリックの執事『セバス』と、プレアデスのメイド、『ソリュシャン』が活躍します。娼館で奴隷として扱われていた少女をセバスが拾い滞在する屋敷へと連れ帰ります。その後ソリュシャンに彼女の介抱を任せますが、アニメではあえてボカしたシーンがありました。少女(ツアレ)がかかった梅毒や性病、骨折や切られた腱などの傷を癒やしたソリュシャンでしたが、この時ツアレに向かって三日月型の異業種らしい笑みを浮かべ意味深な台詞を言います。

「まずは食べてしまうとしますか」

セバスに“彼女を元の状態に戻すこと”を強調して確認したソリュシャンには狙いが有りました。それはツアレ自身も知らない“お腹にいる胎児を食らうこと”。ソリュシャンはモンスターですが人型なので、下手をすると倫理規定に触れる危険性と、いつ出来た子供なのか娼館であった出来事も連想してしまうのは想像に難くなく、人食が好きな異業種(ショゴス)の描写を察しのいい人と原作既読組が気づく程度にしていました。アニメ版では残酷描写や発言がソフトになっている事が多く、本来なら拷問や人間の使い道と成れの果てまで細かく描写する上、Web版では捕らえた人間を性奴隷として扱うことも当たり前なので、アニメは地上波用の「ダーク(50%)ファンタジー」として作られています。…ですが、これでも顔を歪ませている視聴者は多かったようです。

王都での守護者各員が集まった、報告の義務を怠ったセバスへの糾弾のシーン。これもわかりにくかったですね。アニメからの方はほとんど「?」だったかと。アインズをはじめ守護者各員が集う中、御方への忠義心を試すため、この場でツアレを殺せと言われるセバス。忠義に一点の曇りも無いセバスに選択肢は1つしか無く、自身が招いた最悪の結果に苦しみながら拳を振るいます。これはデミウルゴスが仕掛けたテストでナザリックへの忠義心を試すものでした。創造主である「たっち・みー」と「ウルベルト」の仲が悪かったことや「正義」と「悪」の両極であるセバスとデミウルゴスは反発しあう水と油の性格であることも関係していたようです。ツアレも死なずセバスへの疑いも晴れ、アインズがガルガンチュアを抱えナザリックに戻るシーンで、

「グレーター↓・・テレポーテ~↑ションッ!!」

普段と違うテンションで数人が訝しげな顔に…。実は裏切りの可能性があるセバスの前にナザリックの代表が顔を出すのは如何なものかと、影武者を立てています。影武者CV:宮野真守の能面の彼で、変身能力を持つパンドラズ・アクター。アインズに作られたドッペルゲンガーで〈変身能力〉のあるパンドラズ・アクターはアインズの影武者でもあります。その後、本物が転移してくるというシーンでした。

セバスと行動を共にしているソリュシャンはプレアデスの中でもかなり優秀で、アインズに報告を怠るセバスに心中かなり不満を持っており、彼女はそれでもセバスの言を守り我慢してギリギリまでアインズへ報告をしません。その上で、問題が起きると躊躇いなく裏切りの報告をする有能メイド。事が収束してからの小麦の買い付けで仕事を終え嬉しそうなソリュシャンの顔は密かに好きな部分だったりします。ドラマCDで先行してやったところがいくつかアニメ化したひとつで、出稼ぎに出ているモモンが必要な物が多く出費がかさんで仕方ないと愚痴ります。この資金不足は最終回のゲヘナ作戦において人間から金品を大量に奪い当面の解決に至ります。※ここから王国の人々が出てきますがデミウルゴスちゃんが語っているので人間側には触れません。(嘘です。Ⅲ期への伏線が多くあって、どこが使われるか使われないか不明のためネタバレ防止として触れられませんのであしからず。)

ついにエントマの本性がでました。この戦いは原作から楽しみにしていて、番外編の「ぷれぷれプレアデス」の1期のエンディングテーマ「L L L」をプレアデス達が歌う回(特別編)で少しだけ本性が漏れ出ていました。プレアデスで大きく活躍するのはソリュシャンとエントマですが、他のメイドたちも一期より活躍が多かったかもしれません。丸山くがね書きおろしドラマCDではプレアデスや守護者客員も大活躍なのですが、閑話休題の話ばかりなので大筋にはあまり出てきません。たまに見かける意見で日常系のような回をもっとやってくれという意見も多いようで、だからこそオマケとして存在するファンサービス「ぷれぷれプレアデス」なのでしょう。

最終話直前で姫の狂気を表す作画がイマイチだなと思っていたのですが、12話の最後に出た姫の表情は良かったです。この辺まで来ると特に人間側は3期+その後への伏線が多くなるので感想はやめにしておきます。{/netabare}

【:余談】
{netabare}
東映作品に関わっていた時の“作画は3000枚まで”の制限が役立ったと監督がインタビューで仰ってました。その記事では、「250カットを止められれば50カットをフルで動かすことで躍動感のあるアニメーションが作れるのではないか」という低予算での苦肉の策であり作品をより良い物にしようと思う熱意が語られていました。原作が面白くても、アニメでは全く別の神経をつかうでしょうからアニメが面白くなったのはスタッフ陣の力も大きいのでしょう。次回予告やネット限定配信など、自由度の高さと作品への愛情がよくわかります。オーバーロードに思うことは原作ファンに優しく、ターゲットを限定的な場所へと置いていると感じるところ。興味を持てば持つほど楽しくなっていく作品なので、作品のことを考えている時間が長ければ長いほど印象に残っていく感覚が過去に夢中になったアニメと重なるのだと思います。

前回と同じくラジオもやっていて、2期が決まった時も復活したラジオで初出しでした。情報源や裏話として大活躍しているコンテンツなので興味ある方は聞いてみて下さい。知っている方はOVERLORDにドップリはまっている人でしょうね。仲間です。

そんなラジオでデミウルゴス役の「加藤将之」さんがゲストで来た回はコラボしたメイド喫茶に日野さん含め男3人で行っていました。加藤将之さんはTwitterなどでも作品愛を語っていて原作も熟読しているので理解が深く嬉しい限り。この熱意はオーディオコメンタリーやⅢ期のラジオで再びゲストとして登場した回に聞けますし、もしかするとまた来てくださる気がしますね。間違いなくキャスト陣一番の〈OVERLORD知恵者〉加藤将之さんの話も聞ける「~ナザリック地下大墳墓 定例報告会~」をよろしくお願いします。

同時進行していた「ぷれぷれプレアデス2」も最後まで緩く、原作ファンが喜ぶ設定など入れ込んでいて大いに楽しんでいました。ネットで公開されていた次回予告のノーマルバージョンとスペシャルバージョンも、本編で活躍のあまり無いキャラクターが出演するなど嬉しいものでした。
{/netabare}
最終話:感想
{netabare}
最低の作戦、英雄と崇められる者が実は極悪人というマッチポンプはお見事です。流石のカルマ値【-500】【極悪】ヤルダバオト(デミウルゴス)。ここでは作戦名「ゲヘナ」において使われる魔像や作戦概要などを説明した後、王国側の戦力と適当に戦います。人類にとって強大な戦力かつ重要人物であるイビルアイは、アダマンタイト級冒険者チーム〈蒼の薔薇〉の一員で種族はヴァンパイア。彼女の知識は長寿の為にOVERLORDの根幹を暴いてしまうキャラクターらしく、書籍でも多くは語られていません。作中屈指の人気であり人気投票4位!アニメでも結構活躍しました。Ⅰ期Ⅱ期Ⅲ期と人気投票上位の特に目立ったサブヒロイン達がいて、Ⅰ期がクレマンティーヌ、Ⅱ期はイビルアイ、Ⅲ期は「―――」(お楽しみに~)

打ち合わせ通りの戦いが始まり、メイドのユリとシズが共闘しイビルアイと戦いますが、二人相手にも結構いい勝負をしするイビルアイ。エントマはイビルアイが使う殺虫スプレーのような魔法への相性が最悪だった為大きく不利な状況でしたが、肉弾戦を得意とし防御魔法も貫通させるユリと、銃火器での援護が出来るシズはイビルアイと相性が良い組み合わせでした。ナーベラル曰く、相性が良くても一対一だとユリとシズよりイビルアイが上まわる可能性が高いようです。激戦が繰り広げられる横では戦っているはずのメイド達とナーベラルが仲睦まじく歓談をしており微笑ましい。「人間の名前を記憶できる?」なんて話をしていました。彼女たちは姉妹として作られていて、全員同じ部屋で暮らす仲良し姉妹だそうです。英雄モモンとイビルアイが初めて対面する時、エントマを戦闘不能にしたイビルアイにナーベラルが怒りを隠しきれなかったのは“家族”を殺されたかもしれないと思ったからで、もしヤルダバオトが間に入らずイビルアイがエントマを殺していたなら、ナーベラルが飛び出す前にアインズがイビルアイを殺していたかもしれません。勿論状況把握や利用価値も考え短絡的にならないようにする可能性もありますが、アインズには自分たちが作り上げたNPCに対してそれほど愛情があり、NPCたちもそれぞれ絆の深い者がいます。ユグドラシル(ゲーム)運営が作ったNPCとは思い入れが違うのは理解できますし、ましてや体感型だった所から現実世界になった上、この世界で唯一の仲間(家族)たちなので、考えてみれば当たり前かもしれません。

ヤルダバオトとの戦闘時モモンが使ったのは魔法ではなく魔法力を持った槍と剣でサブウェポン。剣士状態(漆黒の英雄モモン)の時は魔法が使えないため、補助の属性攻撃として携帯しているアイテムでした。この時使った氷の剣“フロストペイン”はザリュースのものではなく、模倣した結果本家の性能を超えた自作物。ヤルダバオトが驚愕に慄いているのは演技ではなく本気でこの剣の存在を知らなかったようです。書籍ではもう少し戦うのですが尺の都合上コンパクトになっています。Ⅰ期の時にハムスケとの戦闘が劇場版で追加されることもあったので、もしまた期間が開いてⅣ期をやるなんてことになったら補完のために劇場版を作って欲しいですね。劇場行きます!!{/netabare}

これにて最悪最低のマッチポンプも終わり続章へと進んでいきます。
{/netabare}
そして――2018年7月から3期がスタート!!

今度はナザリック陣営も大活躍!!!


刮目して待て!!! わたし!(・∀・)←

投稿 : 2020/03/28
♥ : 36

65.3 12 戦闘アニメランキング12位
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei Herz!(TVアニメ動画)

2015年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (354)
2179人が棚に入れました
魔法少女のネクストレベル イリヤと美遊とクロの3人の魔法少女たちが紡ぐ新たな物語の幕が開く!! Fate<運命>に巻き込まれた少女たちの物語は遂に夏休みに突入!?海! 水着! 誕生日! 魔法少女たちの日常(⁉)はこれからが本番!!

声優・キャラクター
門脇舞以、名塚佳織、斎藤千和、植田佳奈、伊藤静、大原さやか、生天目仁美、小清水亜美、高野直子、松来未祐、杉山紀彰、七緒はるひ、宮川美保、小山力也、伊瀬茉莉也、加藤英美里、伊藤かな恵、佐藤聡美、伊藤美紀、玄田哲章
ネタバレ

Querl さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

もぅ~~イリヤ・・・ちょ~可愛い~~~('ω'*)アハ♪

イリヤを観ているだけで、満足のワタシです。。。(´ω`*)

今回は、前半は終始コメディタッチの日常回、後半はこのお話の本筋、

カード回収で、シリアスパート。

はっきり分かれていた気がします。前半は、タツコがぶっ飛んでたり、

百合っぽい所があったりして、あとあと、イリヤの突っ込みっぷりを

観ていると、何故か 「ディ~ふらぐ」の風間堅次くんを思い出してしまう

のゎワタシだけでしょうか・・・(´ω`*)

後半は色々と謎の部分は少しですけど解明されてきましたね(´ω`*)

{netabare} 美遊の事とか、それとあの子供はギルガメッシュですよね
{/netabare}

4期もあるみたいだし、まだ謎めいた所もあるので、またイリヤを観れる

と思うと、もぅ待ち遠しいです(^m^ )クスッ

投稿 : 2020/03/28
♥ : 13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正直ここまで続くと思っていませんでした^^;

この作品は、Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤの3期に位置する作品です。物語の内容に繋がりがあるので、前期の作品を未視聴の方はそちらからの視聴をお薦めします。

本編である「Fate/stay night」におけるイリヤの運命があまりにも不憫だった事もあり、イリヤを主人公としたスピンオフには賛成でしたし、アニメ化を知った時には嬉しい気持ちで一杯でした。
今もその気持ちは変わらないのですが・・・このシリーズの並々ならないパワーを感じます^^
ここまでポンポンと続編の決まる作品も珍しいのではないでしょうか^^?
しかも3年連続で放送するって、原作やゲームなども含めてそれだけ人気の作品・・・という事なのでしょうか^^;?
この勢いのまま、どこまでも突っ走って欲しいと思っています。

でも・・・人気が出るのも分かる気がします。
まず主人公のイリヤですが、本編のキャラに萌え要素が多分に盛られており、名前でやっと本編と同一人物である事が分かるくらい徹底的に弄られています。
そして見た目には幼さを残しながらも、「きっとこんな小学生はいない」というくらいの色気を身に纏っています。
そしてすっごく子供っぽい時と大人びいている時のあるリアクション・・・
そして何よりマジカルステッキを使う魔法少女として、クラスカード回収という日常とはかけ離れた極めてシリアスな事をやってのけてしまうこと・・・
これらの半端無いギャップが彼女の魅力に拍車を掛けているのだと思います。

そしてそのギャップは単独で出せるものではありません。
クロや美遊といった同じ様な立ち位置のキャラとの絡みがよりギャップを引き立たせてくれています。
イリヤとクロの絡みなんかが正に良い例だと思います。
小学生2人の仕草にドキッとさせられることなんて・・・何回もありましたから(//∇//)

こういうのを「あざとい」という事は分かっています・・・分かっていても吊られちゃうんですよね^^;
今期もこの作品をドキドキしながら視聴していました^^;

物語の方ですが、これまで聖杯戦争の英霊の数と同じ7枚のカードの回収を行ってきました。
2期では同じ回収者であるバゼットと死闘を繰り広げたり新たなカードが示唆されたりと、イリヤ達が行っているカード集めは最早単純な回収作業ではない事がハッキリしました。

こうして3期が始まるのですが・・・まず日常パートにおける過激さは着実に増している様な気がします。
イリヤ達3人はまぁ置いておいたとしても、学校の同級生の発言や妄想が結構激しいんですよね^^;
今の小学生って、こんな感じなんでしょうか^^;?

物語は回を重ね・・・ついに新たなカードとご対面する事になるのですが、このカード・・・何となく想像していましたが、とんでもない強大な力を秘めていました。
皆んなが束になってかかってもビクともしないんです・・・
でも、どうしても勝たなきゃいけない相手・・・だから、どんなに跳ね返されても立ち向かうのを決して諦めないイリヤ達・・・その活躍は是非本編でご確認下さい。

そして本シリーズにおけるこの作品の重要性が明るみになります。
3期はこれまで目を背けていた事・・・聞けずにいた事・・・確かめようとしなかった事・・・
これらが明るみになるんです。
一歩踏み出せなかったのは、この関係が壊れるのが怖かったから・・・
でも大丈夫・・・一緒に紡ぎ上げてきた時間が不安を現実にはさせないから・・・

オープニングテーマは、fhánaさんの「ワンダーステラ」
エンディングテーマは、「ハプニング☆ダイアリー」と「Wishing diary」
どちらも幸田夢波さんが歌っています。
イリヤとfhánaさんの組み合わせは想定していませんでしたが良い感じだったと思います。

1クール10話の作品でした。始めの頃は10話じゃ尺が短い・・・と思っていましたが、これだけ物語が続いてくれると1クール10話の構成も気にならなくなりました。
物語は思い切り続きを思わせる終わり方・・・そしてエンドテロップは「・・・to be continued」
了解しました。続報を楽しみに待たせて頂きます^^

投稿 : 2020/03/28
♥ : 20

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

英霊ギルガメッシュを倒せ!イリヤの戦いは佳境に!?

2015年放送のテレビアニメ 全10話 プリズマ☆イリヤの第3期
スタッフキャストは2014年放送の2期と変わらず。

プリズマ☆イリヤ ツヴァイ!の後編です。

これは見事な日常ギャグアニメ。
前回ありそうでなかった水着回もあり、いろいろ微エロ満載の美少女アニメ。
Fateファンが愕然となりそうな明るい雰囲気ですが、
後半には強烈な戦闘シーンが待ってます。

イリヤ(門脇舞以)マジカルルビーの力で魔法少女プリズマ☆イリヤに変身する
美遊(名塚佳織)マジカルサファイヤの力で魔法少女に変身する。
クロエ(斎藤千和)カードの力でイリヤから分離した
マジカルルビー(高野直子)自称、愛と正義のマジカルステッキ
マジカルサファイヤ(松来未祐)ルビーの妹 冷静沈着だが露出が多い

遠坂凛(植田佳奈)貧乏で凶暴な元魔法少女 どう見ても少女ではない
ルヴィア(伊藤静)金持ちで凶暴な元魔法少女 巨乳過ぎてどうにも・・・

他に脇役で士郎などFate/stay nightのキャラが多数出演する。

ツヴァイ編の後編と言うことで前編の伏線回収もあり、
戦闘も真のラスボスとのキャラ総出演全力戦になる。
そして聖杯戦争とのつながりも語られはじめ、新たな謎を生み、
翌年の4期となる、プリズマ☆イリヤ ドライ!!へとつながるのです。

ふくよかで優しく少しエッチなマジカルサファイヤを演じた松来未祐さんの、
最後の作品になりました。
2015年10月27日死去。38歳。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 23

65.4 13 戦闘アニメランキング13位
ブレイブウィッチーズ(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (303)
1387人が棚に入れました
扶桑国佐世保航空予備学校に通う生徒・雁淵ひかり。
エリートウィッチで佐世保の英雄でもある姉・雁淵孝美に少しでも追いつくため、
日々努力を重ねる魔法少女は今日も一人山道を走っていた。
そんなある日、父の務める無線発信所に一報の電信が届く

「今日の午後、第三航空戦隊が入港する」

「三航戦・・・お姉ちゃんだ!」

喜ぶひかりは居ても立ってもいられず、その場を飛び出すのだった。

声優・キャラクター
加隈亜衣、末柄里恵、村川梨衣、高森奈津美、原由実、照井春佳、五十嵐裕美、佐藤利奈、石田嘉代、水谷麻鈴
ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

過渡期のなかの機微と解像

とりもなおさずED曲がズルい、・・・世代的にクるものがある。ストパン(シリーズ)は年を経るごとに物語が成熟していく。正直、ストーリーだけ取り出すなら、本作のしなやかな機微はシリーズ中随一だと思う。

{netabare} 一方、わたしが引っかかったのは作画。戦闘シーンで手描きのキャラとCGのキャラが交錯するのだけれど、その水位の差がどうしても気になった。円盤でどのくらい修正が入るのかわからないけれど、ウィッチたちをCGで描くのであれば、もうすこしキャラ似せにコストを割くべきではないか(逆に手描き同士であれば、キャラ似せに拘泥する必要はないと思う)。ネウロイや艦艇をCGで描くのは理に適っているし、すでに大きな成果も挙げている。過渡期といえば、過渡期なのだろうか。 {/netabare}

とはいえ、わたしは本編の宮藤芳佳はまったくピンとこなかったけど、こちらの主人公雁淵ひかりはすごくイイと思う。「ダメな子」の「ダメさ」をこまやかに解像する脚本と作劇は好印象。

衝撃:★★
独創:★★
洗練:★★★
機微:★★
余韻:★★★☆

投稿 : 2020/03/28
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東部戦線異状あり。極寒の地での激熱物語

501部隊が西部戦線で勝利。
そのころ、東部戦線では502部隊によるペテルブルグ攻防戦が行われていた。
扶桑からの帰任中の雁淵中尉はネウロイの急襲により重体。
その代わりに、見習いとして妹のひかりが着任した。

ひかりは、やる気と根性と体力は一人前。
しかし、魔法力は足りず、ウィッチとしては力不足。
とても危険な特技、接触魔眼が唯一の武器です。
彼女の成長がこの作品の見どころといってよいでしょう。

やってみないとわからない!
彼女の無茶な申し出。
{netabare}対立はありつつも、仲間と共闘し次第に認められるひかり。
とくに熱血漢菅野中尉との関係が特筆すべき。
当初はひかりを認めない菅野中尉。
しかし、最終的には相棒に。
最悪な関係からの好転は、ひかりの前向きな明るさによるものでしょう。
{/netabare}全身全力でぶつかるひかり。
学ぶところ大です。

最終決戦は{netabare}激熱。
私、これまでの想いがこみ上げ、目がウルウルです。
極寒の地であの格好。
寒いを通り越して痛いでしょう。
そんなことを忘れるほどの熱い熱い戦いでした。

春3月。
ひかりは温かい日差しの元、502部隊に正式着任。
そして新しい戦いが始まるのです。たぶん・・・{/netabare}

投稿 : 2020/03/28
♥ : 24
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

“勇敢な魔女たち”を応援したくなる、レニングラード攻防戦モチーフ《架空戦記》

『ストライクウィッチーズ』(2008年)(※個人評価 ★ 4.2)、『ストライクウィッチーズ2』(2010年)(※個人評価 ★ 4.3)に続く「ワールドウィッチーズ」シリーズのTV企画第3作です。
そして、この3作の中で、個人的には一番好きで高く評価している作品(※個人評価 ★★ 4.6)であり、本作の第1-2話をたまたま視聴していなかったら、前2作に再挑戦して完走する気にならなかっただろう、と思うくらいに良い意味で刺激を受けた作品でした(※その辺の事情は、『ストライクウィッチーズ』のレビューに書きました。)

・・・ただ、この手の作品(※WWIIの出来事をモチーフとするミリタリー系作品)は、どうしても極端に低い点数を付けるアンチが涌くのか、それとも、既存のあにこれ評価をみて何となくそれに合わせて低めの点数を付けてしまう自分の目に自信のない人が多いのか、本サイトでの評価が意外にも低めになってしまっているのは、とても残念な気がします(※円盤売上がコンスタントに5,000枚を超えるヒット作だったのにね)。

・・・ということで、本作の実際の面白さは、個々人が自分の目で見て確認して下さいね。
以下のレビューは、その魅力の一端の紹介です。


◆まずは、作品舞台である聖ペテルブルグ市街の描写が圧巻

本作のヒロイン達が所属する「ブレイブウィッチーズ」と呼ばれる航空戦隊の基地があるオラーシャ帝国のペテルブルグ市は、現ロシア連邦の聖(サンクト)ペテルブルグ市がモデルであり、作中に登場するラドガ湖や北海・ネヴァ河といった地名、またペトロザヴォーツクやムルマン(スク)は実在の地名や都市名で、本作はロシアの中でもフィンランド(※作中ではスオムス共和国)の国境に近い一番北側の地方を舞台としています。

で、ネヴァ河の河口付近にあるペトロパヴロフスク要塞(※作中で幾何学的な外癖に囲まれたウィッチ達の基地がある小島)から自然河川と運河を介して東西南北に広がり、朝は霧が立ち込め、昼は青空が広がり、時に冷たい雨や雪に見舞われ、冬はオーロラ・初夏は白夜に包まれる、幻想的な聖ペテルブルグ市街の様子が、かなりの再現度で美しく描き出されている点が、まず素敵だと思いました。

歴史好きな人は御存じかと思いますが、この聖ペテルブルク市は、ロシアの名君として知られるピョートル大帝が、それまでバルト海周辺を支配していたスウェーデンとの激しい戦争(北方戦争)に打ち勝って、ようやく手に入れた海への出口に、それまで内陸国であり文化的・経済的に立ち遅れていたロシアに先進的なヨーロッパの文化・技術を招き入れる拠点とすべく建設した人工都市であり新都であって、その都市建設(1703年)・モスクワからの遷都(1713年)から、ロシア革命によるソヴィエト政権の成立とモスクワへの再遷都(1918年)までの間、約200年に亘ってロシア帝国の首都として機能した街です。

そして新都の建設の際に、ピョートル大帝が旧都モスクワの貴族や商人達に強引に移住を促し、また彼らが住みやすい環境を整えるために運河の開削を進めたことから、聖ペテルブルグ市は、モスクワのような自然発生し拡大した都市には有り得ない人工的な景観が与えられ、ことに運河の多さから、“北方のヴェネチア”とも称えられる美しい街並みを今に至るまで保っています。

ただ、どうしても気候環境が厳しく、とくに暖房の効く室内の空気と壁との温度差が大きいことの影響なのか、聖ペテルブルグの建物は外観はともかく、室内の壁がその境目部分からボロボロになってしまうそうで(※同市で一番の有名施設であるエルミタージュ美術館(※もとロシア皇帝の冬の宮殿)の各室内がそうなっています)、アニメでもウィッチ達の基地の室内の壁がやはり境目からボロボロになっている様子が忠実に描き込まれている点にも好感を持ちました。

あとは、ロシアの中央部から北は小麦が取れず、従って白パンが作れないので、より冷涼な気候に強い大麦・ライ麦から作る黒パンが主食になっていることが確り描写されている点も好印象でした。


◆次に、軍人の本分を体現しているキャラが多くて好印象

詳しくは、『ストライクウィッチーズ』のレビューの方に書きましたが、私が最初に同作の視聴を始めた頃、その1/3も見終えないで視聴を断念してしまったのは、そこに描かれる主人公・宮藤芳佳の、たとえ巻き込まれた結果とはいえ、一旦は軍務を任された者に似つかわしくない無責任な行動・思考パターンに納得いかなかったこと、が一つの大きな原因でした(※もうひとつは、不必要にしつこいパンツ押しに嫌気が差したためです笑)。

ところが、本作の主人公・雁淵ひかりや彼女の姉・孝美は、その正反対で、第1-2話から存分に飛ばしてくれます。

まさに、“軍人の本分は、後に続く者を信じて前進すること”
涼宮ハルヒ風にいえば、“Super Driver 突進まかせて 何てったって前進”(※第2期OPの歌詞より)

・・・この気概がなければ、そもそも軍隊なんて機能するはずがありません。
どれだけ優秀な作戦を立案できる参謀や、最適な決断を下せる指揮官がいようと、最後に事の成否を決するのは軍人の行動力であり、その行動力を奮い起こすのは彼らの気概でしかあり得ません。

前作・前々作(『ストライクウィッチーズ』1-2期)も、最初は遠慮がちながらも、結局のところは、そうなる道理を描き出すしかなかったわけですが、それから制作時期が下った本作では、世間一般の空気の変化にも後押しされてか?、最早、それまであったしつこいパンツ押し(※これは軍人を描いた作品ではなくてただのギャグなんですよ・・・だから目くじら立てて怒らないでね評論家さん!という制作側の苦心のアリバイ作り?)なども脱ぎ捨てて、真正面からそうした道理を描き切った点に、私は非常な好感を持ちました。

なお、ここで「なんで女の子が軍隊に?」という問いを持ち出すのはナンセンスです。
だいたい、この手(※いわゆるミリタリー系)の作品に女性視聴者が余り付くとは思えませんし、そうした専ら男性視聴者をターゲットとした作品にするんだったら、彼らが見易く応援しやすい設定にして人気が出るのを狙うのは当然の制作方針でしょう。
何のことはない、彼らは女の子キャラに仮託しつつ、実際のところは(特に性別に関係のない)その気概や心情に共感し応援しているわけですから。

・・・思うに、前々作の宮藤芳佳や、古くは『機動戦士ガンダム』のアムロのように、結局は軍務に就いて散々に敵主力を撃滅するキャラに成長しようとも、少なくとも作品登場当初、あるいは軍務に就くことになってからも相当の長きに亘って、「軍隊なんか大嫌いだ、自分は戦いたくない」と憤(むづか)って(=機嫌が悪くなり、泣いたりすねたりして)周囲に迷惑をかけまくるのがデフォルトの主人公が要求された(※そういう主人公にしないと、アニメ雑誌などの安保闘争世代(団塊世代)やベトナム戦争世代(全共闘世代)の評論家に叩かれたり無視されて、そういう評論に影響されがちだった一般視聴者にも人気が出にくかった)時代がようやく終わり、そういう変なアリバイなしに、堂々と正面から軍人の本分を描き出す作品が、それに相応しい評価と人気を獲得できる時代に回帰しつつあるのではないか(※例えば、かって『宇宙戦艦ヤマト』や『太陽の牙ダグラム』が人気を博したように)。

・・・そういう取り留めない期待をふと感じた作品でした。


※以下は、本作登場キャラの簡単な紹介です。
(本作は設定が凝っているので、視聴を始める前に予め登場キャラとその属性をある程度把握しておくと便利です。)

◆連合軍第502統合戦闘航空団(ブレイブウィッチーズ)メンバーと階級・固有魔法
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{netabare}(1) 雁淵ひかり (扶桑皇国=日本) 軍曹 接触魔眼 ※負傷した姉に代わり入隊志願
(2) 雁淵孝美  (扶桑皇国=日本) 中尉 絶対魔眼 ※配属前に負傷し長期離脱
(3) 管野直枝(愛称ナオ)  (扶桑皇国=日本) 中尉 超硬シールド
(4) 下原定子  (扶桑皇国=日本) 少尉 複合魔法視力 
(5) グンドュラ・ラル (帝政カールスラント=ドイツ) 少佐(※司令(隊長)) 偏差射撃 
(6) ヴァルトルート・クルピンスキー (帝政カールスラント=ドイツ) 中尉 マジックブースト
(7) エディータ(愛称パウラ)・ロスマン (帝政カールスラント=ドイツ) 曹長(※教育係)
(8) ジョーゼット(愛称ジョゼ)・ルマール (自由ガリア=フランス) 少尉 治癒魔法
(9) アレクサンドラ(愛称サーシャ)・I・ポクルイーシキン (オラーシャ=ロシア) 大尉(※戦闘隊長) 映像記憶能力
(10)  ニッカ(愛称ニパ)・エドワーディン・カタヤイネン (スオムス=フィンランド) 曹長 超自己回復魔法{/netabare}
--------------------------------------------------------------
※このようにウィッチーズの国籍分布は、日4、独3、仏・露・芬(フィンランド)1・・・の計10人で、各々そのお国柄を反映したキャラ設定になっています。

※なお、本作の開始時期は、 『ストライクウィッチーズ』(第1期)のラストに描かれた、宮藤たち第501統合戦闘航空団(通称“ストライクウィッチーズ”)によるガリア地域のネウロイの巣破壊・同地域解放(1944年9月)から間もなくの頃、という設定です。

※また、レビュータイトルにある「レニングラード」は、ソ連邦(ソヴィエト政権)時代の聖ペテルブルグの呼び名で、ピョートル大帝の名前にちなんだ「ペテルブルグ」から、ロシア革命の指導者レーニンにちなんだその都市名に改名されていました(ソ連邦崩壊後に再改名)。
そして、第二次世界大戦中の1941-44年、長期にわたるドイツ軍とソ連軍のレニングラード攻防戦が繰り広げられ、その中には本作に描かれた北海沿岸ムルマン(スク)への英国艦隊の補給作戦やドイツ軍の巨大列車砲グスタフ&ドーラの戦線後方搬入も史実としてあったそうです。


◆制作情報
{netabare}
原作          島田フミカネ&Projekt World Witches
監督          高村和宏
シリーズ構成      ストライカーユニット
脚本          鈴木貴昭、浦畑達彦、あおしまたかし、村上深夜
キャラクターデザイン  島田フミカネ(原案)、高村和宏
軍事考証・世界観設定 鈴木貴昭
音楽          長岡成貢
アニメーション制作   SILVER LINK{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

================ ブレイブウィッチーズ (2016年10-12月) ===============
{netabare}
第1話 佐世保の魔法少女? ★ 佐世保航空予備学校1年・雁淵ひかり(14歳)、姉の一時帰国、欧州派遣軍選抜試験
第2話 羽ばたけチドリ ★★ 北極海ネウロイ迎撃戦、絶対魔眼、ひかり出撃、BW来援、入隊志願
第3話 第502統合戦闘航空団 ★ ひかりの魔法力不足、ラドガ湖周辺の戦(ひかり/菅野/ニパ、剣一閃)
第4話 戦いたければ強くなれ! ★ ペテルブルグ軍集団結成、ロスマン先生の期限付き特訓、接触魔眼 ※オベリスク登りが◎
第5話 極寒の死闘 ★ ジョゼの治癒魔法、定子の博識、吹雪のペトロザヴォーツク戦(ジョゼ/定子/ひかり)
第6話 幸運を ★ ネウロイのゲリラ攻撃、対擬態ネウロイ戦(サーシャ/ニパ/ひかり) ※ペテルブルグの街の描写は◎
第7話 聖なる夜に ☆ ネヴァ河畔の氷床、ひかりの風邪、補給不足、サトゥルヌス祭、SW来援(エイラ&サーニャ)
第8話 君の瞳にぶどうジュース ★ ブリタニア船団護衛任務(クルピンスキー/ひかり/ニパ/菅野)、クルピンスキー奮闘・負傷
第9話 ブレイクウィッチーズ ★★ 補給路の危機、菅野&ひかり共同作戦(接触魔眼、剣一閃)、孝美の目覚め ※宮藤ちょい出
第10話 姉と妹と。 ★★★ フレイヤー(グリゴーリ撃滅)作戦、孝美BW着任、ひかり転属命令、姉妹の魔眼能力の優劣
第11話 やってみなくちゃわからない ★★ 作戦開始、列車砲グスタフ&ドーラ護衛・コア特定任務、魔導鉄鋼弾投下、真コア捕捉作戦
第12話 ひかり輝いて… ★★ 続き、グリゴーリ撃滅(剣一閃、幸運の一撃){/netabare}
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★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)6、☆(並回)1、×(疑問回)0 個人評価 ★★ 4.6

OP 「アシタノツバサ」
ED 「LITTLE WING ~Spirit of LINDBERG~」


============ ブレイブウィッチーズ (特別編)(OVA) (2017年5月) =========

全1話 ペテルブルグ大戦略 ☆ 3.5 ※第7-8話の間の日常回(エイラ&サーニャ活躍)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 11

58.6 14 戦闘アニメランキング14位
百錬の覇王と聖約の戦乙女(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★☆☆ 2.7 (238)
994人が棚に入れました
戦乱の黎明世界「ユグドラシル」に迷い込んだ現代の少年、周防勇斗。弱肉強食、幾多の氏族が覇権を争うこの世界で、勇斗は現代知識を武器にわずか十六歳で数千もの軍勢を率いる宗主(パトリアーク)にまで昇り詰めていた!異世界で王になった少年と、盃の契りを結び彼に絶対の忠誠を誓う麗しき戦乙女たちが織りなす、爽快無双ファンタジークロニクル‼

声優・キャラクター
酒井広大、末柄里恵、伊達朱里紗、河瀬茉希、船戸ゆり絵、内田彩

74.7 15 戦闘アニメランキング15位
甲鉄城のカバネリ 海門決戦(アニメ映画)

2019年5月10日
★★★★☆ 4.0 (170)
830人が棚に入れました
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜に覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。 極東の島国である日ノ本で、カバネの脅威に立ち向かい、前線をくぐり抜けている分厚い装甲に覆われた蒸気機関車(通称、駿城)の一つ甲鉄城で生き残った生駒たちは、カバネと人の攻防戦の地、日本海に面する廃坑駅「海門」で玄路、虎落、海門の民と「連合軍」を結成し、カバネ撃退の策を立てていた。そんな中、生駒は、海門の地のカバネたちは統制され、集団行動をとる特徴を持っていることに気づく。そのことを連合軍へ報告を行う生駒だったが、相手にされず、逆にカバネリであることから連合軍から虐げられてしまう。怒りに身を焦がし冷静さを失った生駒は単身で敵地へ乗り込むことを決意する。一方無名は、これまで自分を支えてくれた生駒に対してこれまでとは違う感情が芽生え始めていた。しかし、そこへ生駒が単身で敵地に乗り込むつもりであるという知らせが飛び込んでくるーー。新たなカバネとの戦い、そして、無名と生駒の運命はー!?

声優・キャラクター
畠中祐、千本木彩花、内田真礼、増田俊樹、沖佳苗、伊瀬茉莉也、逢坂良太、佐藤健輔、マックスウェル・パワーズ、三木眞一郎
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

完結ありがとう

紆余曲折あったけどうつくしく完結しました!

このアニメのテレビ放送版、おもしろいのにな~~~からの急減速でおもしろいのになこのアニメ…と複雑なおもいを抱かされてました。

そんでこれ海門決戦おもしろいやん!!!!!ってなりまして。
{netabare}
なんといっても途中になっていた生駒と無名のおはなし。
これに決着がついたのがもっとも良いことです。
ほぼほぼご成婚おめでとうと言って良いでしょう。

そしてまた良いこと、また惜しいことはEDの意味するところです。
EDの踊り、いわゆるダンスEDというだけではなく、お祭りっぽい雰囲気です。
お祭りっぽい踊りといかにも平和~っという雰囲気の里を交互に映していくわけで、たぶんハッピーエンドを意味しているのだとおもいます。
このアニメはいわゆるポストアポカリプスというジャンルですが、ハッピーエンドを向いていたはずです。
パニックや緊迫感を主体に置く同ジャンル作品とは明らかに違っているようにおもえます。。
テレビ版中盤でも直接的にそのことを言うシーンがありますし、どのレベルのハッピーを目指していたのかわかりませんが(地上からカバネ消滅とか果たしてあったのか)、そういう世界観でこの作品のEDは、ハッピーエンドを迎えたという意味だと受け取ってよいのではないでしょうか。

惜しいのは、そうだとしてその道筋があいまいになってしまったことです。
伏線の張り方と今作の急ぎ足な部分などから、2クール目か、もしかしたらもっと長いスパンで説得力のあるハッピーエンドを目指すつもりだったのかもしれません。
それが見られればもっと良かったのは確かです。

メインストーリーはすこし地味ですが、単独のお話を持つ敵ではなく生駒のお話の延長としての敵だったので、「生駒と無名のおはなし」としてのカバネリにおさめるはピッタリだったように思えます。

{/netabare}
とにかく、生駒と無名の2人の話。
これを楽しく、よくまとめたのは素晴らしいことです。
雑なところも無いわけではありませんが、見せるべき部分と流す部分の選択肢は正しいものでした。
これが重要なことです。
2人が好きでこのアニメを見ていた人には満足できる作りになっているはずです。

ここまで見れてよかった。
ありがとう。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 6

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

うわっ!続編じゃないですかっ!

アニメ映画になるなのかな?
其の一~其の三それぞれ25分ずつの全3話です。

本編のその後を描いてくれてます^^
久しぶりに見たら・・・
・登場人物考え方とか含めてかっこいいし
・絵はきれいだし
・EGOIST最高ですし!

やっぱりいいですね^^
WIT STODIOさん流石です。

今回はカバネの核心に少し近づいた感があって、
あと、やっぱりラストはそうでなくっちゃね^^
少しだけ本編からのウヤムヤがスッキリしました!
何かというのは・・・内緒w

でもまだまだ謎はいろいろ多い気もしますし、
目的果たすまでの道のりも遠い気がします。

今回のように少しずつでもいいので
続いてほしいですね~

投稿 : 2020/03/28
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

その旅路の先に、新たな運命。

本作は、2016年の春アニメでTV放送された「甲鉄城のカバネリ」の続編となります。
TVアニメ放送後に総集編の前後編が上映されましたが、そちらは未視聴です。

劇場では2019年5月10日から2週間限定で上映されるようですが、私はNetflixで視聴しました。
劇場での上映と配信が同時に行われることってあるんですね。
最近、Netflixに入っていて良かったな…と思えることがちょくちょくあります。

一番嬉しいのはNetflixオリジナル作品のバリエーションが増えてきたことです。
それと最新のTVアニメも放送されているので、万が一、録画に失敗したとしても追いかけ視聴ができるのもメリットの一つだと思います。

カバネリ…といって真っ先に頭の中に浮かび上がるのが無名の存在です。
TV本編では色々と大変だった彼女でしたが、甲鉄城の旅はまだ終わっていなかったのです。
生まれ故郷を目指す一行が辿り着いたのは、日本海に面する「海門(うなと)」という廃坑駅でした。
ここでは海門を奪取すべく、人間とカバネの激しい抗争が繰り広げられていたんです。

ここを通らなきゃ故郷に帰れない…
甲鉄城に乗った菖蒲らは、カバネを撃退する連合軍に参戦することとなり…物語が動いていきます。

アニメーション制作が「WIT STUDIO」で監督が荒木哲郎さんといえば「進撃の巨人」と一緒ですよね。
カバネが人間を襲う様を見ていると、お互いの作品の共通点に成り得ると思いました。
そしてこの作品でも見惚れてしまうほど圧倒的なのが、戦闘シーンにおけるキャラの躍動感です。
本作品は劇場版で特に気合いが入っていたからでしょうか…
無名の…生駒の戦闘シーンの迫力は半端ありません。

きっと、何もかもがTV版の延長だったら、レビューで書けるのはきっとこのくらい…
でも、TV版とは大きく違っている点がこの劇場版にはしっかり用意されていたのです。

それは、ベタですが無名と生駒の関係です。
これまではお互い信頼関係にあって、カバネとの戦いにおいて背中を預けられる間柄でした。
でも、この劇場版ではもう数歩気持ちの面が進んでいるんです。

特に作中における無名と、炊事や子守りに精を出している鰍との会話シーンがあるのですが、見方によってはコイバナに見えちゃったり…
無名…戦闘スキルの高さとカバネに対する残忍さは相変わらずですが、こと生駒の話になると態度が急変するところも、彼女の可愛らしさに拍車をかけています。

そりゃそうだと思います…
あれだけの激戦と苦しい状況を切り抜けてきたのですから…
そんな気持ちの変化が戦闘や普段の言動にどの様な影響を及ぼすのか…
この作品の見どころの一つだと思います。

それと根っこの部分の共通点は忘れられません。
正直カバネリになって良いことなんてあったでしょうか…?
強くなったかもしれない…
でも所詮はどっちつかずの中途半端な存在である上、いつカバネ化するか分からないリスクだって孕んでいます。
それでも、無名と生駒の二人がカバネリだったから乗り越えられた局面だってありましたし、二人にしか感じられない世界を共有することだってできるんですから…

でも、そのくらいの恩恵はあって然るべきなのかも…
甲鉄城に乗っている時間が長くて忘れていましたが、カバネリって人から虐げられる存在だったんですよね。
様々なリスクを想定して進言してもまともに取り合って貰えないし、挙句の果てには諸悪の根源みたいな存在を受ける始末…
心が折れても仕方無い場面だってゼロではありませんでした。

ですが、軍人や民衆が二人をどの様に評価しても、これまで一緒に苦難を乗り越えてきた甲鉄城の仲間は、二人に対する疑念など一点の曇りもありません。
最初は彼らだって違ったのに…甲鉄城で過ごした時間と揺ぎ無い実績が、絶対的信頼に値することを彼らは知っていますから…

海門での決戦の行方…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
個人的には、その後の…無名の行動の方がよっぽど気になりましたけどね…^^
あんな真っ赤な顔の無名…きっとそうお目にかかれるモノではないと思いました。

主題歌は、EGOISTの「咲かせや咲かせ」
個人的に、この楽曲は結構感慨深かったです。
何故なら、この楽曲の背景で流れているのは、甲鉄城の乗組員…無名、菖蒲、鰍に生駒ら男性陣も加えたヨサコイなんです。
彼らの旅が終わったかどうか…私には分かりません。
ラストの風景に、それらしさも感じられましたが、日ノ本の殆どを覆い尽くしているカバネの影響はそう易々とは無くならない事でしょう…
それでも、笑顔でヨサコイが踊れるのは少なくても今は平和だから…にほかなりません。
束の間かもしれない…これからどんな試練が待っているかも分からない…
何せ伏線が回収しきれていませんから…
けれど、ここで見せて貰った笑顔は本物だったと思いました。

願わくば、みんなのその笑顔が少しでも長続きすることを…
みんながこれから手にするのは人殺しの道具ではなく、鳴子のような人々を笑顔にする道具でありますように・・・

投稿 : 2020/03/28
♥ : 25

59.2 16 戦闘アニメランキング16位
戦×恋(TVアニメ動画)

2019年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (123)
491人が棚に入れました
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲から怯えられ、上手く他人と関わることが出来ない孤独な高校生・亜久津拓真は、ある時、一人の少女を助けたことがきっかけで、悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)たちと、一つ屋根の下で暮らすことに――。恋をするほど強くなるという戦乙女たちの恋人となり、彼女たちと恋の特訓を乗り越え世界を救うことが出来るのか!?

声優・キャラクター
広瀬裕也、本渡楓、加隈亜衣、日高里菜、内山夕実、原由実、清水彩香、逢田梨香子、河瀬茉希、小岩井ことり、新田ひより、平川大輔、種﨑敦美、M・A・O、福圓美里

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

恋して戦え、乙女たち

この作品の原作は未読ですが、起用された声優さんの布陣で視聴を決めた作品です。
本渡さん、くまちゃん、ちゃんりな、うっちー、原由実さんと超が付くほど豪華なこの顔ぶれ…
視聴するのが楽しみでした。


人類に迫りくる悪魔を迎え撃つ9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)
彼女らの原動力は1人の高校生との“恋”だった…
「アクマ」というあだ名をつけられるほどの強面の風貌から周囲に怯えられ、
上手く他人と関わることができない孤独な高校生・亜久津拓真。
一人の少女を助けたことをきっかけに、
悪魔と戦う9人姉妹の戦乙女(ヴァルキリー)の恋人となって育て、
人間界を守ってほしいと頼まれる。

その方法は…
戦乙女と“恋”イチャイチャをすること!!

9人姉妹と恋人契約を結んだ拓真は彼女らと一つ屋根の下で暮らし、
様々な濃いミッションを乗り越え、彼女らを戦いへ導くことに…

恋が世界を救うことを証明せよ!

戦乙女ヴァルキリー、発動…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

まぁ、美人系9人姉妹と一つ屋根の下…しかも、全員が恋人でイチャイチャするって、ハーレム過ぎるにも程があるだろっ…という突っ込みがあちこちから聞こえてきそうな純ハーレム作品です。

これで、ハーレムを牙城にする主人公が無双系イケメンだったら、あまりにも出木杉で逆に視聴意欲は萎えてしまったかもしれません。

ですが、主人公の亜久津 拓真は、お世辞にも2枚目とは程遠い風貌で、しかも顔つきが怖く周囲が彼を「アクマ」呼ばわりされるような存在なんです。
それが積み重なって主人公の行き着いた先は人間恐怖症…

そんな人間恐怖症が美女とイチャイチャなんて…出来る訳ないですよね。
人間には大小の違いはあるも、対人恐怖的感覚って誰にでもあるんだと思います。
それが度を過ぎると、逆に可哀想に思えてきちゃったり…

そんな彼を擁護する考えを起こした先から、目の前ではお約束のラッキースケベな展開と、戦乙女に必須なイチャイチャが繰り広げられるんですから堪りません。
彼のことを擁護する必要なんて、きっと微塵も無いのだと思います。

ですが、戦乙女にとっては死活問題なんです。
何故なら、今の彼女たちのレベルでは悪魔に到底太刀打ちできないから…
だからイチャイチャを重ねてレベルを上げなきゃならないんです。
しかも、それだけじゃ駄目…
拓真を心から恋人として認めないと、レベル上げだってままならないんです。
人間恐怖症の拓真にとって、正に四面楚歌の状態と言っても過言ではないでしょう。

だから、彼女たちの心の移ろい模様を是非見て欲しいと思います。
きっかけは人それぞれ…
だけど、拓真が9人の唯一無二の存在に昇華するという最終目標に対して、どこまで辿り着くことができるのかは、この作品の見どころだと思います。
ラストまで視聴すると、レビューに「彼を擁護する必要が無い」と記載した理由が分かると思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、逢田梨香子さんの「for...」
エンディングテーマは、「UP-DATE × PLEASE!!!」なんですが、3タイプのバージョンがあります。
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 1.7.8」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 2.6.9」
「UP-DATE × PLEASE!!! ver 3.4.5」
verの次の1~9数字が9人姉妹の生まれ順になっています。
個人的には一番ハジけていた「ver 2.6.9」がお気に入りです。

1クール全12話の物語でした。
「これから面白くなりそう…」というところで終わってしまったのが悔やまれます。
ここで終わってしまっては、単なる販促作品となってしまうのが、とても勿体無いと思うんです。
元々ハーレム系は嫌いじゃなく、寧ろ好みなのでしっかり満喫させて貰いましたけれど…
でもやっぱり続きが気になります。
奪われたモノは奪い返さなきゃですし…
続編が制作されることを期待しています!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 14

63.0 17 戦闘アニメランキング17位
Go!プリンセスプリキュア(TVアニメ動画)

2015年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (65)
281人が棚に入れました
ごきげんよう!わたし、春野はるか!『ノーブル学園』に通う中学1年生!!わたしには大切な夢があるんだ。それはズバリ「プリンセスになること」!!大好きな絵本に出てくるプリンセス…そんなステキな人に絶対なりたいの!昔『カナタ』という男の子とも、夢はあきらめないって約束したんだ。新しい生活、がんばっちゃうぞ~~! と思っていたら、人々の夢を「扉」の中に閉ざし絶望に染めてしまう悪いやつらが目の前に現れて……!!『プリンセスパフューム』と、『カナタ』にもらってお守りにしていた『ドレスアップキー』で、わたし、なんと『プリンセスプリキュア』に変身しちゃった!!「つよさ・やさしさ・美しさ」をかねそなえた真のプリンセスとなり世界を救うこと…それが『プリンセスプリキュア』の使命なんだって。夢のためにも、みんなを守るためにも悪いやつらに閉ざされた夢の扉はわたしが開いてみせる!!

声優・キャラクター
嶋村侑、浅野真澄、山村響、東山奈央、古城門志帆

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

プリキュア史上最高傑作

プリキュアファンの間では最高傑作がどれかというのは絶えず議論になりますが、私は比較的新しい作品ですが敢えて本作、Goプリンセスプリキュア(Goプリ、ゴープリ)を推したい


全プリキュアの中でトップクラスの完成度(物語、作画、キャラ、声優、音楽全ての安定感という意味で)

戦闘シーンの作画の良さ、躍動が頭一つも二つも抜けてる

序盤から中盤、終盤まで絶えず夢を目指すというテーマを貫き通した点も非常に素晴らしい

キャラもかなり可愛い目だし、成長ってのも後付けとか帳尻合わせじゃなく段階的に説得力をもって進んでいくから、いつの間にか心の底から応援してしまうwwww

辛い事と向き合い続け、それでも前を向き、理想を追い続け、笑顔を忘れない彼女達には毎回勇気づけられる

プリキュアとか見た事無い人はこれかスマイルから観て欲しい
絶対楽しめる

投稿 : 2020/03/28
♥ : 3

ACやざわ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

シリーズ最高傑作

序盤中盤終盤、隙がない。
文句なしにシリーズ最高傑作だろう。

夢というものは時に残酷であり、そーゆうものとも向き合いつつ進まなくてはならない。
きれいごとだけでは終わらない、厳しいけどそれが現実。

子供だけではなく、間違いなく大人が見ても楽しめる。
登場キャラは無駄にせず、広げた風呂敷を見事にたたむ。
いやー、なんもいえません。終わってしまって心ポッカリ、Goプリロスですわ
次回作も期待。








以下過去コメ

プリキュアシリーズ10作目(通算12作目)
今回はかなり気合が入っているようだ

プリンセスプリキュアってネーミングが少し気になった
前作に似たようなのがいただけに

まだ始まったばかりで内容はなんとも言えないがいまのところ期待できそうだ
キャラも魅力的で、なによりも作画!気合入ってるね
今後に期待

プリキュアシリーズが好きな人は1年楽しめそう
それ以外の人でも戦隊バトルものが好きな人にはぜひ

きららちゃんがかわいい

投稿 : 2020/03/28
♥ : 3

おむえむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

プリンセスの夢を追いかけて

素直に面白いです。中盤を過ぎて中だるみが危惧される時期でもストーリラインが非常に丁寧で、まれに見るほどハズレ回の少ないプリキュアだと思います。バイオリンの演奏にはじまり場を盛り上げる劇伴はどこか高貴な感じがしますし、作画も見せるところはきちんと作ってきてるのではないでしょうか。

夢と絶望の対比をテーマに据え、プリンセスになるという夢を追いかける春野はるかのノーブル学園での生活がストーリーのメインとなるのですが、このはるかちゃんが元気いっぱいで非常に可愛い。表情もころころ変わり、見てるこっちまで元気になれる気がします。
また全寮制のノーブル学園での生活は、共学ではありますが往年のマリア様がみてるなどの世界観を彷彿とさせ、いわゆるお姉様である生徒会長の海藤みなみさんの登場などは明らかに狙ってきているなという感じでしたね。
読者モデルをやっている諸星きらりちゃんの現代っ子風な感じもえもすれば古臭くなってしまいそうな舞台を引き締めているように見えます。

ホープキングダムの辛い過去や敵勢力の強大な悪意に晒されながらも、シリアスはシリアスに、ギャグはギャグにと卓越したバランス感覚で話数を重ねていく今回のプリキュア。
これから物語が佳境に入りどういった活躍を見せてくれるのか。目が離せません

投稿 : 2020/03/28
♥ : 2

90.5 18 戦闘アニメランキング18位
攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG(TVアニメ動画)

2004年冬アニメ
★★★★★ 4.3 (2166)
11400人が棚に入れました
「笑い男事件」が解決して半年…労働力不足を補うため国外から招かれた約300万人の招慰難民。日に日に存在感を増す招慰難民と、国家の孤立を謳うインディビジュアリストたちの対立は深まり、テロが頻発するようになった。その状況の中で「個別の11人」を名乗るテロリストがテロと自決を決行する。
だが「個別の11人」のその行為の背後には、あるからくりがあり、その仕掛けに踊らされていただけだった。それに気づいた公安9課は、その事件の黒幕へと迫っていく。
一方、自決した「個別の11人」の生き残りであるクゼは、招慰難民のカリスマ的指導者となり政府と対立を深めていく。そして素子(もとこ)はそのクゼとの間に奇妙な因縁を感じ始める…。

声優・キャラクター
田中敦子、阪脩、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大川透、小野塚貴志、山口太郎、玉川砂記子

campanule さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

公安9課、再結成!

前回に引き続き、監督は神山健治、しかしストーリーコンセプトにはあの押井守が参加しています。

主軸のストーリーは公安9課VSテロリストという感じですが、1話完結のストーリーも要所に織り交ぜながら進行します。
相変わらず、非常に細かいデティールで綴られており、見ていて飽きません。

少し難解な思想論も出てきますが、それが攻殻の世界観です。

文句なしに高評価できる作品です。
個人的にはパズが最高にかっこいいです!

投稿 : 2020/03/28
♥ : 3

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

策謀渦巻く戦い、一期を凌駕する内容の濃さ

言わずと知れた、攻殻シリーズのテレビアニメ2期
個別の11人と呼ばれる謎の組織が起こす事件の数々
招慰難民、米帝(アメリカ)や内閣情報庁などの思惑が交錯していく

本筋のストーリーに加えて、一話完結型のエピソードが入ってくるので
一期よりか若干ストーリーのテンポが悪くなったような気がします
それでもやはりクオリティは素晴らしいですね
政治的な内容が多いですから、一期より内容は結構難しいかもしれません
もし日本が難民を受け容れたら、こんなことになるやも知れません。

登場人物や組織が一体何をしようとしているのか、
これを頭の中で常に整理しながら見ていかないと、終盤はなかなか理解が難しい・・・
一回全部見たあとからそれを考えてみるのもありかなと思います
策謀うずまく戦いは見ていて楽しいし、少佐の心情の描き方も秀逸だった。
娯楽性の面では一期の方が優れているし、テーマも分かりやすいので好きなのですが
二期の方が圧倒的に内容が濃いので、ひとつひとつの台詞も聞き逃せない緊張感がありましたw

しかし、やはり個人的に政治的なものを扱ってる作品は
あまり好みではないので一期の方がお気に入り。この辺は好みの問題だと思うけど。

追記

このアニメの内容は極めて政治的内容が濃いので
右派と左派では違った見方があるのかなぁと思ったりする
特にネット右派の人はどう感じるのだろう・・・

茅葺総理の理想に共感する人は多いのは間違いありません。
彼女の言ってることは、今の日本の理想ですから。
しかし、クゼの思想というのはネット社会に対しての痛烈な批判に聞こえる
(ネットに限った話ではないが)
これは一期の笑い男事件でもそうだったわけですが・・・

この攻殻シリーズは、ネットユーザーをかなり意識した問題提起しているので
その辺を考えながら見ると、より楽しめると思います。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 26
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

リアリティが半端じゃない! スキのないすばらしい作品

原作未読。
1期の続きです。

「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX[スタンドアローン・コンプレックス]」
http://www.anikore.jp/anime/475/

「攻殻機動隊S.A.C 2nd GIG」
http://www.anikore.jp/anime/588/

「攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society[ソリッドステートソサイエティ]」
http://www.anikore.jp/anime/1635/

1期レビュー → http://www.anikore.jp/review/646727/


1期から2年、公安9課が再び動きだす。
今回は「個別の11人」を名乗るテロ集団が相手。
その過程で、社会情勢、国際問題に発展する事件に関わっていく。


完成度がとても高い作品です。
個人的には1期をはるかにこえています。
ストーリー、音楽、演出とどれもがハイクオリティ。

特に設定の細かさには驚かされます。
攻殻機動隊ワールドともいえる一つの世界観。
科学技術、社会情勢、思想にいたるまで入念に設定されています。
また、何か一つの行動に対し、影響のあることをきちんと拾い上げています。

・マスコミの反応
・国家上層部の対応
・世論の動き

など。
そのリアリティがたまりません。


文句はないのですが、あえていうなら話が難しいです。
社会的、政治的な話のうえに、言葉が難解で、情報量が多いです。
まとめて見ると疲れたり、内容が頭に入ってこなかったりする可能性があります。

ただ、そこをうまくカバーしているのが癒やしキャラである「タチコマ」の存在。
1期でも際立っていたAIロボットです。
かわいらしい声とかわいらしい話し方。
物語にぐいっと感情移入させてくれます。
{netabare}
タチコマの自爆で泣きそうになりました。
「ごめんね」って(´;ω;`)ウッ…
{/netabare}

テーマは「心と体の可分、不可分性」。
魂(作中では「ゴースト」)は、体に宿るものなのか。
それとも、体から離れて存在するものなのか。
{netabare}
ネットワークを介して、個々の人々が、一つの意志を持つかのようにふるまう。
それが「スタンドアローン・コンプレックス」。
「水が低きに流れるように」、人々の意志も一定方向に誘導される。
難民問題を通じて、それを意図的に高い位置に導こうとしたのが、クゼの行動なんですね。
{/netabare}

1期ではテーマ性がぼんやりしていました。
しかし、2期ではっきりしたことで、胸のつかえがおりました。
腰をすえてじっくり見る必要がありますが、すばらしい作品です。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 56

81.3 19 戦闘アニメランキング19位
ぼくらの(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1708)
9004人が棚に入れました
政財界の権力者たちは、「子供たちの契約を解く鍵を探す」という建前の元に、ジアースの技術を研究して産業や軍事に利用しようとする。子供の親たちは、子供を救う方向に世論を動かす為に、ジアースの情報公開を目指して協力し合う。しかしその企ても権力者の陰謀によりつぶされ、子供たちはこの地球からも孤立してゆく。

声優・キャラクター
皆川純子、阿澄佳奈、野島健児、三瓶由布子、牧野由依、能登麻美子、浅沼晋太郎、比嘉久美子、宮田幸季、高梁碧、織田圭祐、井口裕香、杉田智和、保志総一朗、阪口大助、東地宏樹、石田彰
ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

鬱と言うより泣かせメインの作品。昭和の戦争映画的かも。

点数上方修正します。
いい作品だと思ったし不満もそれほどないので、平均4.0では低すぎかなと思いまして。
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観終えましたので追記

 どうも後半のアニメとしてのアレンジが評判悪いみたいですが、私はそれほど気にはならなかったですね。
私が観たのが休日だったのも有りますが、飽きずに一気に観れましたです。
原作未読の私なんぞは、こういうお話なんですと言われれば素直に受け入れられましたです。原作に比べるとかなりソフトにアレンジされてるとの事ですが、充分救いの無い世界ですね(汗)
もう基本シチュエーションだけで残酷な上に、個々の子供たちの身の上まで不幸な訳でちょっとツラい作品なのは間違いないです。
私的には特にダイチの回とマキの回は泣いちゃいましたね。これは私が親だからってのもあるでしょう。赤ん坊・幼児が絡むとオッサンとしては涙腺がユルユルになってしまうもんで(汗)
 確かに重い話ではありますけど僅かながらも光明射す終わり方する作品でもありますので、それほど鬱だ鬱だと臆することなく観てもイイんではないかと。客引きのネタとして子供たちの死を利用した悪趣味な作品とは私は感じなかったですね。
 但し、個人的には女の子持つ男親は観ない方がいいかなと。
チズの件がちと、ね。
うちは息子だからまだ良かったです(汗)

 ただ、やはり契約してしまった子供達の姿には私は若干の違和感感じましたです。
{netabare}
 勝っても負けても死しかないと言う状況下で、あそこまで狼狽しないなんて達観しすぎじゃないかなと(汗)
ワクとコダマは自らの置かれた状況を把握することなく死んでますから別として、どうも皆13歳らしくない腹の括り方に見えるというか・・・。
ここら辺は個々のシーンをどう観たかと言う個人的な差異はあると思いますけども。
個々の心情描写にムラがあるというか、バックボーンは丁寧に見せる割には戦闘前後の姿の見せ方がアッサリ目な気がします。
13歳の子供が我を失って醜い姿を晒すなんてシーンばかりでは、流石にTV的絵面では無いと言う判断だったんでしょうか?
ここ最近はそういう心理面の描写が巧み且つ生臭いアニメも多い気がするので、今コレをアニメ化したら違ったイメージの作品になるのかもですね。
裏を返せば2007年制作のこの作品には、チズのエピソード以降に関しては散り際の潔さと儚さによる美談として概ね纏めようとしてる作り手側の意図が感じられる気がします。
世間で言われるほど鬱な作品では無いとの感想抱く方居るのも納得です。
私も視聴前は、死を前に泣いてわめいて命乞いをして自暴自棄になる子供達の生き地獄を延々と見せられる強烈な作品と思ってました。
完全に勘違いでしたw
まぁそんなドSな世界にカナちゃん放り込まれた姿は見たくないので、アニメ版位で良かったんだと思います。私的には彼女とダイチの妹が成長した姿だけがこの世界の救いのビジュアルでした(汗)
{/netabare}

人物の細かい描写の不満点とか時系列で?なところが僅かに気になりましたが、アニメ版も単独の作品としての話の収め方も悪くは無いと思います。
子供達主体の中盤までとタモツさんが出てくる辺りの終盤ではなんか別作品みたいな印象も受けるけど、チグハグな印象は無いです。
因みにこの作品も主人公たちの物語は完結するけど、世界の謎の全容は明かされないタイプの奴なので、そういうのがお嫌いな方はスルーした方が良いかも。

どうやら死に対するスタンスが随分と違う様子ですので、機会が有れば原作も読んでみたいですね。

//////////////////////////////////////////////////////
 以前から観たいと思いつつも、期待していた故に出来に失望したら嫌だなという事で手を付けず。盆の連休だから鬱々するのもいいかなと観始めてみました。
話の骨子は知っているつもりなので、もうしょっぱなから心が苦しいですね。こんな良く言えば悲しい、悪く言えば悪趣味な作品よくも考えたと思います。うちの子はまだ小学校にも上がってませんが、自分の子が・・・と思うとちと抵抗はあるんですよね。
だったら観なけりゃいいじゃんとも思いますが、残酷でも素晴らしい作品なのか否かは自分で感じたいなと思いまして。

 まだ2話しか見てませんが、確かに感情に纏わる描写に違和感有るかもですね。子供でも判るであろう異常なシチュエーションでも異常な程の感情の昂りが有る訳でも無く、ワクの転落に対する狼狽の無さも然り。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 15

IraIra さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

アンインストール

鬱アニメ作品で検索すると殆どのQ&Aに名がでる鬱作品。
途中で諦めないで最後まで見て欲しい作品です。
私はこの作品をすべて見終わった後、2,3ヶ月はこの作品が頭から離れませんでした。しかし1話からの戦いが最終的に無かったことになるようなアニメだったら頭からすぐ離れていったでしょう。そこが鬱アニメ好きにはたまらないのですが…
鬱アニメが好きな傾向の方は平気かと…、見る人によっては結構重いかと思いますので、あまりお奨めできないです。
勝手にジャンル付けするならばロボットものですが、ストーリー自体が独特の世界観に重点しているので、バトルものの様なアクション性は少ないです。OPだけ見るのもありかと。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 18
ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

解釈することが、できないことのこわさ

■意図的な「雑な死」の表現

 「死」の表現が雑な話には二種類ある。
 単に「人が死ねば悲しいだろう」と思ってあざとい感動エピソードとセットにされて、どかどかと人が死ぬ話と、そもそも「死の瞬間」というのが雑な形でしか到来しないという無意味さを描こうとする話だ。
 「あざとい死」がただの泣かせの安っぽい方法論であるのに対して、「乱暴でちゅうぶらりんな死」というのは死そのものを描くことが話の目的になる。死の表現の雑さ、という点においては両者は同様なのだけれども、「死」に対して物語上の意味が与えられていれば前者のような表現になるし、物語上の意味が意図的に放棄されていれば後者のような表現になる。
 この表現は、決してわかりやすいものではない。
 正確にいうと「わかること」ができない。
 人が死ぬ瞬間、というのは、だいたい、たいした理由はない、というそれ自体を描こうとしているわけだから。

■ちゅうぶらりんな死

 いろいろな思いをかかえていた人間があっけなく、なんの理由もなく、理不尽に、ランダムに死んでしまう。そういうかたちで、多くの場合、死は突然にやってくる。「世界をすくうための崇高な犠牲として死を自覚的に選択できる」などというようなことはまず、ない。「ループする世界のはてから脱出するために死を選択する」とか、そういうことも、およそ幸福で稀な事態であると言ってよいだろう。

 鬼頭 莫宏という漫画家は、そういう、理不尽で偶発的な事件が、突如として悲劇としてあらわれてくるような。そういう事態を繰り返し、繰り返し描いている。そこには、巨大な情熱も、巨大な失望も、抱く間が無い。間抜けな形で到来する。


 鬼頭作品は、そもそもそういうタイプの世界の乱暴さを描く話だった。そういう世界の乱暴さばかりを描いてきた作家の仕事としては、『ぼくらの』はやや丁寧に属する部類の仕事だ。設定がこっていて、「死」を迎えるまでの時間が、ほんの短い時間ではあるけれども、ゆるされている。
 だけれども、やはり、その時間は「ほんの少し」だ。しかも、人生で何かをなしとげた人間の時間ではなくて、まだ何もなしとげていない少年少女たちの時間だ。
 死の前の少しの時間の暮らし方は、やはりどう転んでもぶざまだ。ぶざまで、感情移入をするまでには、時間が足らない。時間が足らない、その時間の足らなさ、こそが不気味な表現になっている。
 彼ら/彼女らのなかにある十分な物語を知る時間もあたえられず、ちゅうぶらりんなまま、人がぼろぼろと死んでいく、そういう乱暴な風景こそが、『ぼくらの』の醸し出す物語の怖さだろう。

 エンターテインメントとしてみてみれば、なるほど、描写は不十分ともいえるかもしれない。映画でいえば、絶対にアカデミー賞はとれないだろう。エンターテインメントとしては、ぎりぎりのバランスで成り立っている。わかりやすくないから。
 だけれども、わかりにくいもの、ばかりが世界にはたくさんごろがっていて、そのわかりにくさの、違和感のようなものを、ごろっと露呈させてみせる、その違和感があらわれる瞬間。そこに何かを感じ取ることが可能かどうか、ということが、鬼頭の書く物語を良いと思うか、悪いと思うかということの評価へと直結するだろう。ある人は、その違和感にたじろぎ、ある人は単に雑なものだと感じるかもしれない。


■セカイの生き死に自体がちゅうぶらりん

 ただ、こうした死の乱暴さそのものは、は実は決して知られていなかったものではない。世界の名作文学でも映画でもいい。あるいは、高名な哲学者の議論でもいい。戦争にいったことがない我々でも、そういう乱暴な死が世界中によこたえていることは知っていた。

{netabare} 『ぼくらの』の特殊性は「個人の死」が乱暴で、いいかげんで、ちゅうぶらりんに訪れるというだけでなく、「セカイの死」自体も、いいかげんで、乱暴で、ちゅうぶらりんな形でしか訪れない、ということだろう。
 この話は、「凡庸なぼくたち」が、セカイを救う物語であると同時に、セカイを滅ぼす話でもある。セカイを滅ぼす理由も、救う理由も、これといって明確な理由はない。サイコロを転がして決めているのといっしょだ。ただ、その過程に、たたかいを挟むから、じゃっかん本人たちの努力が可能なだけで、たたかいをする巨大ロボットが強いかどうか、ということはサイコロを転がすのと何もかわりはない。

 「セカイの成立」自体が乱暴で適当だという想像力は、「生命」自体が乱暴で、適当だという想像力の、さらに先にある、おそろしさをもっている。

■セカイ系作品としての異質性

 いわゆる「セカイ系」作品は、少年少女の憂鬱や、情熱の程度によって世界が救われたり滅びたりする。ハルヒしかり、エヴァしかり、エウレカしかり。
 「ぼくらの」もセカイ系の一種だと考えることはできる。滅びるべき世界/救われるべき世界は、「頑張らなければ世界がほろびる」。だが、そうは言っても、異世界の少年/少女たちもまったく同じ状況におかれているという点で、ロシアンルーレットの弾をこめるような意味においてしか、少年少女の憂鬱や情熱には意味がない。

 「セカイ系」においては、世界の救済や滅亡と、少年少女の情熱が、ダイレクトにつながる、ということが少年少女の「わたしには価値がある」という承認欲求を満たすものとして機能していた。
 しかしながら、『ぼくらの』はそういった構造を完全に逆転している。「わたし」ががんばろうが、がんばるまいが、どこかでセカイは滅び、どこかでセカイは残る。わたしの努力は「このセカイ」に対してこそ、一定の有効性はもつが、努力や情熱はごくむなしいものとしてしか、与えられない。少年少女は、みなロシアンルーレットの弾丸、としてしか役割を与えられていない。

 セカイ系の設定をかりながら、<「わたし」の承認欲求を否定するセカイ系>というごく、無残でみじめな世界を示すことを、あえて提示してみせる。
 鬼頭的な、世界の乱暴さをつきつけるという仕業、セカイ系という少年少女の逃げ場を否定することで、どうしようもなく、成立している。
 おまえらに、逃げ場なんてねぇんだぞ、と。
{/netabare}

■作品比較:『イキガミ』『バトルロワイヤル』

 なお、本作とある程度ちかい設定をもった作品としては、『イキガミ』『バトルロワイヤル』などがあるだろうが、いずれも世界の乱暴さを描くという点においては、『ぼくらの』の足元にも及んでいない。

 たとえば、『イキガミ』は、死にいたるまでの、当人たちの「物語」があまりにもきっちりと完結しすぎており、世界はあまりにも残酷ではなさすぎる。死にはきっちりとした意味があたえられ、物語世界はあまりにも簡単に解釈をゆるしてしまう、安易な「いい話」以上のものにはなりえていない。(そもそも心理描写の水準のだめさや、人間観のバラエティがステレオタイプに満ち満ちていて、論外なあたまのわるさ……ということはあるが、それをさておいても、そうだ。)

 また、『ぼくらの』がもし、失敗しているとすれば、やはりエンターテイメントとして作品をみる、という作法以外に作品を見る方法を知らない読者や視聴者層を大量に相手にするマーケットで作品をリリースしているということだろう。そういう視聴者層には、この表現は単に物足りない表現としてしか届かないケースが多い。つまり、『ぼくらの』は失敗している。作品の内容において、ではなく、売り出し方において失敗している。
 その意味では、エンターテイメントとして暴力表現を前面に押し出した『バトルロワイヤル』のほうが、大勢の人への伝わりやすさという点では、『ぼくらの』よりも世間的なインパクトは獲得できている
 しかし、『ぼくらの』の描く死はどうしようもなく中途半端であるゆえに、『バトルロワイヤル』などよりもはるかに残酷な風景を描いている。我々は、恍惚のうちに死ぬことができない。


■漫画版と比較して

 漫画のほうは、まだ全部はよみおわっていないのだけれども、おおむねアニメ版のほうが、見やすかった印象がある。一話完結である程度、はなしの起伏をつけているので。アニメの方がエンタテインメントとしては優れているだろう。
 エンターテインメントとしてではない、評価としては漫画のほうがすぐれているという人も多いかもしれない。
 わたしは、アニメのほうがやや気に入った。単純に映像もきれいだったのいうのもある。

■関連推奨作品:『パルプ・フィクション』『いのちの食べかた』

 なお、アニメでも漫画でもないが、本作が好きな人にすすめたい作品としては、
 まず映画ではもはや、古典ともいえる地位を獲得しているタランティーノの『パルプ・フィクション』は高い確率でハマるだろう。人が乱暴にしんでいく作品としては、まず多くの人が挙げるものだろうと思う。
 また、私個人のおすすめとしては、ドキュメンタリー映画『いのちの食べかた』をぜひおすすめしたい。『ぼくらの』に続けて、このドキュメンタリーをみたひとは、確実にゾッとする体験をあじわえるのではないか、と思う。

投稿 : 2020/03/28
♥ : 32

84.4 20 戦闘アニメランキング20位
紅の豚(アニメ映画)

1992年7月18日
★★★★☆ 4.0 (1142)
7435人が棚に入れました
舞台は、空中海賊が暴れまわっていた第一次世界大戦中のアドリア海。空中海賊退治で活躍していたのが、紅の豚ことポルコ・ロッソでした。イタリア空軍の英雄だった彼は、ある理由で豚になり、社会に背を向けるようになったのでした。あるとき、二人の女性ジーナとフィオを巻き込み、彼女たちが見守る中、ポルコを倒すためにアメリカから来たカーチスと決闘をすることになりました。・・・・・

声優・キャラクター
森山周一郎、岡村明美、加藤登紀子、大塚明夫

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いまさら説明不要(再

ダンディで、ハードボイルドで、キザな台詞がびしっ!と決まって、古き良き時代のノスタルジー。
洗練された大人の時間です。

迫力の空中戦も見所のひとつですが、
加藤登紀子演じるマダム・ジーナの色っぽさ、憎めないマンマユート団、ダンディなMrカーチスと、脇を固めるキャラがそれぞれ魅力的。

あえての「豚」だからこそ、きっと笑っちゃうくらいのカッコ良さも素直に受け入れられるのですね。
もし主役が人間だったら、きっとここまでキマらないでしょう。

もはや男の教科書です。
『カッコイイとはこういうことさ』

投稿 : 2020/03/28
♥ : 12
ネタバレ

CountZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女性がかっこいい紅の豚

さて、押井守監督のスカイクロラのレビューを書いたので、飛行機つながりで紅の豚も書いてみたいと思います。

空への憧れと飛行機へのこだわりは、すでに宮崎駿監督のトレードマークになっていますが、この作品はそんな監督の趣味がたくさん詰め込まれた物語になっています。
なので、飛行機それも第一次大戦から第二次大戦終結までの間に最高潮へと達した、プロペラ機を愛する飛行機野郎たちにとって、紅の豚はマストなジブリ作品です。
{netabare}物語のラストでフィオがホテルアドリアーノへ飛んでくるシーンからもわかりますが、{/netabare} 大戦以降飛行機はジェットエンジンの時代に入るので、飛行機の趣がだいぶ変わってくることを考えると、この作品で描かれている1930年代前後は、飛行機乗りの古き良きロマンチシズムが残る最後の時代と言えるかもしれません。
それだけにこの作品はジブリ作品の中でもとりわけロマンあふれるセリフと描写がたっぷりです。
特に主人公のポルコ・ロッソは当然のようにかっこいいのですが、この作品では女性陣もとってもかっこいいのです(笑)

まず、若きヒロインのフィオ・ピッコロ。
17歳の設計担当で、ポルコの飛行機の新しい翼の設計を任されます。
若くて天真爛漫で優しく賢く積極的なところは、典型的な宮崎アニメのヒロインです。
{netabare}ストレートに「ポルコ大好き!」って言えるところとか、
若いのに「初めての仕事だからきちんとやりたいの」って芯が強いところとか、
同行を断ろうとするポルコに「私はポルコの人質になるの、それで工場のみんなは仕方なく協力したことにすれば、当局に言い訳がたつでしょう」なんて機転が利くところとか、
ポルコの飛行機からの眺めに「綺麗…世界って本当に綺麗」(ナウシカも同じこと言ってたような気もしますねー)って素直に言えちゃうとことか、
でも時には大勢の空賊相手に「意地も見栄もない男なんて最低よ!堂々と戦いなさい!」なんて啖呵切れる度胸もあったり、{/netabare}ううーん!眩しすぎます(笑)

そしてもう一人のヒロインのマダム・ジーナ。
ポルコの幼なじみなので、多分ジーナも30代の大人の女性ということになりますが、このジーナがまたかっこいいんです!
{netabare}「マルコ ありがとう。いつもそばにいてくれて。もう、あなただけになっちゃったわね、古い仲間は…」っていう、お互いのことをよく知っているからこそのしっとり重い感謝の言葉とか、
「マルコ、今にローストポークになっちゃうから。あたし嫌よ、そんなお葬式。」って言う品のいいジョークの効いた皮肉とか、
カーチスに求婚された時の「でもダメ。私がこの庭にいる時、その人が訪ねてきたら…今度こそ愛そうって賭けしてるの」「いけない? ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」なんてクールすぎる返答とか、
ダウンしたポルコを奮起させるさせるために「マルコ!マルコ!聞いてる?あなたもう一人女の子を不幸にする気なの?」とか、
最後の「ずるいひと。いつもそうするのね」と不満を口にしつつも優しく許してあげちゃう包容力とか、もう最高です(笑)
ジーナだけがポルコを本名の「マルコ」って呼ぶところに幼なじみの気楽さや愛情も感じます。
{/netabare}あとジーナは仕草やファッションも本当に素敵です。

紅の豚というと「飛ばねえ豚は…」に代表されるポルコのセリフに注目されがちですが、実は女性陣もものすごく魅力的な作品です。
誰でも楽しめるスタジオジブリの名作なので、最近のジブリしか知らない若い方には是非観てほしいなあなんて、ジブリで育った私は心からお勧めします。

あと、個人的に飛行機乗りの物語に心惹かれるようになったきっかけになったのはこの作品でしたが、この紅の豚の中でも涙なしでは見れないポルコの回想シーンの元ネタにもなっている、ロアルド・ダールの「飛行士たちの話」や、飛行機乗りの物語の定番サン・テグジュペリの「夜間飛行」やフレデリック・フォーサイスの短編「シェパード」といった小説も素晴らしいので、合わせてお勧めです(笑)

投稿 : 2020/03/28
♥ : 34

ひげ さんの感想・評価