星雲賞おすすめアニメランキング 22

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの星雲賞成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年10月20日の時点で一番の星雲賞おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

84.2 1 星雲賞アニメランキング1位
電脳コイル(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1865)
10596人が棚に入れました
今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。

声優・キャラクター
折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

怒涛の超展開。これぞ、NHKの本気。

ヤサコとイサコを中核に電脳メガネに関わる少年少女の目線でARの普及した近未来世界を描いており
謎と不思議に満ち溢れる未知数概念を、都市伝説や専門用語の多用により、効果的に具現化している。
シュールなメッセージ性を根幹に斬新かつ洗練された各種設定など、視聴者を釘付けにする要素満載。
緻密かつ丁寧なストーリーも然ることながら、怒涛の超展開を繰り広げる近未来系SFアニメの最高峰。
特に序盤から中盤にかけ散布された伏線を巧みに利用・回収する終盤の展開は圧巻に次ぐ圧巻であり
表向きは子供向けの顔をしながらも、大人が鑑賞するに十二分に耐え得る汎用的な内容となっている。

現実と虚構の狭間で揺れ動く思想・価値観の変化を通じ、ジュブナイル的成長が顕著に描写されており
それと同時に、子供・大人の分け隔てなく巧い具合に近年のネット社会に対する警鐘が鳴らされている。
ただし、ユーモアも込められている故、堅苦しい感は皆無に等しく、ビジョンの在り方が示唆されている。
コミカル・ハートフル・シリアス・ミステリー・ホラーなどジャンルも幅広くSF大賞・星雲賞など数々の賞を
受賞するだけあり、どれもこれも一級品のレベル。因みに、第12話「ダイチ、発毛ス」は、SFファン必見。

また、小難しいストーリー構成とは対照的にジブリを彷彿させる愛嬌あるキャラを著しく際立たせており
非常に良く動く躍動感・疾走感のある映像は独創性にも富んでおり、本作を象徴する魅力の1つである。
ノスタルジックな雰囲気が漂う昭和風テイストの町並みとサイバーパンクSFの融合も綺麗かつ鮮やか。
しかし、作画以上にストーリーが素晴らしい。心の痛みを乗り越えて、成長していく過程の集大成であり
感動の最終話は、涙なくしては見られないと言えるほど凝縮されており、これぞ、NHKの本気と言える。
新たなシャープな切り口としてアニメ業界以外にも大変意義のある功績・可能性を示した秀作であろう。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 53

医薬部外品 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

オタクアニメが苦手な人でも観れるミステリー系

子供の頃、駄菓子屋で買ってきたものでみんなで遊んだり、いたずらしたり。
そんな子供の遊びがそのまま進化した未来を描いていて、未来アニメなのにどこか懐かしくなってしまう。
子供っぽい設定とは裏腹に、巧妙な伏線と、次々に深まる謎、徐々に大人も巻き込んで進む話は質の高いミステリーとして確立している。

毎回キャラクター全員が、追いかけたり捕まえるべきところで、名前を叫ぶだけで棒立ちしていることには整合性がなさ過ぎてイライラしてしまうが、そこを除けばかなり出来がいい。

美形、萌え、BL、百合のような、商業目的な画やキャラクターは一切なく、全く媚びていない所も評価できる。未来物でお約束のメカですらシンプルでメカっぽいものがなく、物語や人物像、世界観を深める上で邪魔なものはこれでもかと排除してあり、いわゆるオタクっぽいアニメが苦手な人でも観やすい。

試しに、人に聞かれて恥ずかしくない程度のアニメから観始めたいって人にはお勧めです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 8

うい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

人と人をつなぐ心の道は、細く途切れ易いそうです

どんなお話かというと...電脳メガネと呼ばれる街のどこからでもネットに接続できる機能を持ったアイテムを子供たちが持っている時代。
優子という女の子が小学校最後の夏休みを前に引っ越すことになり、そこで出会う子供たちと共に電脳空間と呼ばれるところでいろんな出来事を体験することになる。その先には...


登場する子供たちは大体が小学6年生ということで、よくある女子が『ちょっと男子!!ちゃんと掃除しなさいよー』的なノリもあって懐かしい!?感じがします。(まさかあにこれユーザーに小学生っているのかな(@_@;))

前半はそんな小学生っていう感じもありながら物語が進んでいきますが、後半から一気に物語が動き始めます!!様々な伏線もあります。、子供向けアニメとなめてました(T_T)
OP,EDもとてもやさしくて個人的には好きでした。

最近流行りの萌え( ゚∀゚)o彡とか、グロ、エロ要素はありません。
見終わるとなんか心暖まる...そんなアニメです。

そんなアニメですが、ある回の1シーンだけモザイクがかかっています笑 あれはウケました(^^ゞ

見たことのない方はぜひ見てみて下さいね。(モザイクのシーンじゃないですよw)

投稿 : 2020/10/17
♥ : 32

88.0 2 星雲賞アニメランキング2位
サマーウォーズ(アニメ映画)

2009年8月1日
★★★★☆ 4.0 (4045)
20358人が棚に入れました
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。

声優・キャラクター
神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、仲里依紗、斎藤歩、富司純子

gibuson さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

声優に声をあてて欲しかった

ストーリー、個々の人物、作画などは非常に良かったので、
総合するとすごく良い評価になります。
ただ1つ惜しむらくはCV。
声優に声をあてて欲しかったです。


良い声、良い演技をなさる俳優は数多くいらっしゃいますが、
本作に声をあてた俳優さんは
「声のみで表現する」力が少し足りなかったように思います。
出演は俳優達の成長のためだったのかもしれませんが、
ラストシーンの違和感は忘れられません。


名のある俳優をCVにすることによる
宣伝効果は大きなものがあると思います。
俳優自身のネームバリューもそうですし、
事務所のバックアップも声優よりすごいでしょう。
ただ、「声のみで表現する」声優の能力をもって
作品をより素晴らしいものにすることで補えなかったのかと思うと…
それだけが心残りです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 12
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

気持ち悪いセンスの過大評価アニメ

この辺から本性をあらわしたようで、全編にわたって監督の気持ち悪い趣味が前面に出てくるようになった。
{netabare}佳主馬はショタホモっぽいし、主人公とヒロインの最後の結ばれ方も気持ち悪い。
真田合戦をモチーフにしているのが押し付けがましいというかうっとおしい。
祖母が無双するのもなんかずれた社会風刺と言うか。

花札で勝負とかよろしくおねがいしまーすも、何でそれ?何でそのセリフ?という印象。{/netabare}

頭の悪い人間がメッセージ性のあるアニメを作ろうとしたらこうなったというか…とにかく、生暖かい暑苦しさ(?)が気持ち悪い。
次のおおかみこどもでおかしな点を大量に指摘されて馬脚を現しちゃったよなこの監督。
副監督の伊藤さんがこの作品で去ったのも何か思うところがあったんだろうか。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 19

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

友情・愛情・感動・絆・おばあちゃーん!!

まず一言!!ヾ(・o・*)シ
「サマーウォーズ」は大人から子供までどんな年齢層でも楽しめるような作品なので、多くの方々に観
て頂きたいなぁーと思える作品なのです♪
 
タイトルとパッケージのイラストからはとても想像できない様な、とっても壮大な物語なのですよ!!
なんといっても、今回の物語の舞台となっている長野県上田市の自然豊かな田舎風景とパソコン・仮想
空間・アバター・アカウントと言った現代社会の代名詞とも言えるIT文明を、見事なまでに融合させた
シナリオ構成には本当に関心させられましたのです(゚0゚*)ホ--ッッ!
 
■超簡単なあらすじ!!
世界一のセキュリティーを誇るOZと言うバーチャル空間がありました。そのセキュリティーゆえに、全
世界の人々のあらゆる身近な生活から、企業、政治、軍事まで密接にかかわるネットワークとなってい
たのです!
OZの世界でアルバイトをしていた主人公の健二。ある日の夏、本作のヒロインで先輩の夏希から、ちょ
っと変わったアルバイトに誘われてしまうのでした!!
そして、なぜか夏希のおばーちゃんの家に行く事になるのですw
その旅先で、健二がOZに関わるある事件を起してしまうのです!!その事件が引き金で、全世界が大混乱
におちいってしまうのです!!
お世話になっている夏希の田舎、陣内家の人たちとともに、この大混乱に立ち向かっていくのです!
健二と夏希の運命はいかに!!
 
■ここが見所かもね!!
・一見普通の男の子の健二ですが、とってもすごい能力が!?そもそもこんな能力なかったらねぇw
・花札やったことない人はちょっとだけルールを覚えておくと、感動が2倍になるかもね♪
・上田市と言えば!!そう幸村ですよ♪陣内家=真○家なのですね、そんな由緒正しい家柄に注目♪
・栄おばあちゃんの侘助(わびすけ)対する言動と行動に注目!!なぎなた姿は素敵でした♪
・『74』→『75』この数字覚えておいてくださいね♪名シーンですw
・警察官の翔太にはイラっとできますwでもこういうキャラいないとねぇ♪
 
 
他にも見所がたくさんですが、緊迫感も味わえて、人と人との絆、家族愛など、いろんな感情を味わう
ことが出来る作品した。とにかく、栄おばあちゃんが最高です!家族全員が慕っているのが本当に良く
わかりますよ♪
田舎を思い出させてくれるアニメってあまりないですよね。私のおばあちゃんの家も長野なので尚更でしたw
観てよかったなぁ~おもしろかったなぁ~ってED曲聴いて余韻に浸ってくださいね♪

投稿 : 2020/10/17
♥ : 30

88.8 3 星雲賞アニメランキング3位
マクロスFRONTIER[フロンティア](TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★★ 4.1 (3795)
17664人が棚に入れました
西暦2059年。「新統合軍」が擁する戦闘艦と一体化した居住艦を中心に、1000万人以上が住まう超巨大宇宙移民船団の一つ「マクロス・フロンティア」(通称「フロンティア」)は、銀河系の中心部を目指す航海の中にあった。
ある日、近隣で航行中の「マクロス・ギャラクシー」船団出身の歌姫・シェリル・ノームが、コンサートのためにフロンティアを訪れる。同じ頃、パイロット養成学校に通う少年・早乙女アルトは、シェリルのステージの一部であるエア・アクロバットに出演することになっていたが、彼女の大ファンだという女子高生・ランカ・リーとひょんなことから出会う。そんな折、フロンティアへ謎の宇宙怪獣が突如来襲。アルト、ランカ、シェリル、そしてフロンティアの人々は、否応無しに宇宙怪獣との戦いに巻き込まれていく・・。キラッ☆

声優・キャラクター
中村悠一、中島愛、遠藤綾、神谷浩史、福山潤、桑島法子、小西克幸、豊口めぐみ、大川透、小林沙苗、三宅健太、田中理恵、平野綾、福原香織、井上喜久子、西村知道、杉田智和

人工知能 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

これぞ現代のマクロス!

これを手に取ったのは、周りで人気だったから。そんな気持ちで手に取った作品だったのですが……。
やべぇ!こんなに続きが楽しみなアニメ、久しぶりだ!レンタルしにいかねぇと!続きがねぇ!ふざけんなぁ!
とかなり熱中し暴走したのを覚えています。
 ただ萌え要素だしただけかと思えば、そんなことはない。ちゃんとマクロスってました!シェリルとランカとアルトの三角関係、バジュラとの戦い、アイドルとして歌う二人の歌。ちゃんとマクロスの三原則守ってる!その上、前シリーズのオマージュもたくさん隠れていました。ZEROとか7とか。シリーズ見てから見るのもよし。初めてのマクロスシリーズとしてみるも良しかと。せめて初代マクロスの知識はあったほうがいいかもね。初代マクロスの劇場版を見てからをお勧めします。そのほうが世界観は共通なのでわかりやすいかも。歌、音楽が素晴らしいです。最終話なんか鳥肌ものです。キャラクターも魅力的です。
「ロボットアニメはちょっと…」と敬遠している方にぜひお勧めしたい作品です。
 ちなみに自分はクラン大尉が一番好きです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 25

reverb さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

持ってっけー?!

主題歌、挿入歌の良さは認めます。イヤ認めさせてください。じゃなくて認めるなんておこがましい事を…
以下の感想は、ストーリーや絵に関しては皆無です(爆)

歌詞が変なんです。悪い意味じゃなくて、これまで聞いたこと無いんです。「持ってっけー」とか「生き残りたーい」とかあんまり歌詞に使わないし(笑)

でもって、ドッグファイトのシーンなんかでこの曲が流れると寒イボ(鳥肌?)が出るんすよ。
お気に入りは「ライオン」かな、菅野ようこさん凄すぎです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 14
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

『初代マクロス』を見ているかどうかで評価が激しく変わってしまいました

(2018.11.19)レビュー全面改訂

◆『初代マクロス』完走前に視聴した時の個人評価(☆ 3.6)と、完走したあとに改めて視聴した時の個人評価(★ 4.3)が余りにも違い過ぎる・・・

初見時の私は、例えるなら、「古今和歌集」を読んでいない人が、いきなり「新古今集」を読んでしまい、頭の中がチンプンカンプンになって、どう評価していいのか分からない状態に近かった?

・・・つまり、本作は、その第1話から終盤の決着のつけ方まで、あるいは主要キャラの配置やメカの設定まで、『初代マクロス』を様々な形で「本家どり」していて、その「本家」の方をきちんと見ていないと、そうした様々なシーンや、主要キャラの行動パターンでさえも、いかにも“ワザとらしい・不自然な”モノにしか思えなくて、私のような一部の視聴者には、本作の全編に溢れるそうしたサービスが、却って意味不明で不必要、場合によっては不愉快なものにすら感じられてしまう作品ではないでしょうか?(もしかして私だけ?)

・・・というわけで、本作の個人評価を大きく変更します。
ファンの皆さん、長い間「マクロスF」をディスってて・・・ゴメンナサイ。

但し、ここで少しだけ弁明するとすれば、このTVシリーズの方は、後半のシナリオが若干甘いと思う(※とくに、後半になって急に存在が大きくなる{netabare}グレースとブレアのキャラ{/netabare}が何だかブレていて、いまいちシックリ来ない点)。

その後、制作された劇場版2本では、この欠点は見事に解消されており、とくに劇場版後編(サヨナラノツバサ)は、TVシリーズとはひと味もふた味も違ったドラマチッな展開で、私の個人評価もかなり高くなりました。

取り敢えず、しばらくして、TVシリーズ→劇場版の順に今度は落ち着いてもう一周して個人評価をキッチリ確定したい作品です。


◆視聴メモ(2回目以降)
{netabare}
・第1話視聴終了時点
展開の速さは◎、但しヒロイン(ランカ)の声演の下手さはやはり気になる。
・第2話視聴終了時点
アルトがランカを可変戦闘機から救助するシーンは『超時空要塞マクロス』で一条輝がリン・ミンメイを救助するシーンのオマージュ。
一瞬ながら大気の希薄な状態に投げ出されてしまったランカが無事だったのは、彼女がゼントラン(ゼントラーディ人)とのクォーターだったから→なるほど上手な理由付けだと感心。
・第7話視聴終了時点
バトル&歌融合回として◎
・第10話視聴終了時点
この回って『マクロスゼロ』をモチーフとしていたんですね。なるほど・・・。
またアルトが歌舞伎の家元の跡取り息子であることがランカにバレる回だけど、シェリルは以前からそれを知っていたらしいことが述べられる回でもある。
なお、ランカを襲った獣(ヒドラ)の原産地・惑星エデンは『マクロスプラス』にでてくる設定。
・第12話視聴終了時点
この回は『超時空要塞マクロス』全体をモチーフとしており、同作のブリタイ/エキセドル/カムジン似のゼントランが登場、またランカ=ミンメイが明確になる回。
・第15話視聴終了時点
ここで、黒幕グレイスによる「プロジェクト・フェアリーは失敗と判断。フェアリー・ナイン廃棄。本作戦はリトル・クィーンという重要な駒を得て新たな段階に進む」という宣言。
・第16話視聴終了時点
『超時空要塞マクロス』第27話の“ミンメイ・アタック”を本家取りした“ランカ・アタック”が描かれる回。
・第17話視聴終了時点
オズマのエピソードに絡めて『マクロス7』の曲が沢山挿入される回。
・第21話視聴終了時点
アイランド3誘き出し作品で使用される爆弾の名称が「リトル・ガール」というのは、いくら何でも安直で脚本家(吉野弘幸氏)のセンスを疑う。
・第24話視聴終了時点
次回予告が実写でアルバムをめくるシーンになってるのは明らかに『超時空要塞マクロス』のEDへのオマージュ。
・第25話(最終話)視聴終了時点
SMSオーナー(リチャード・ヴィルダー)がラスト付近でリン・ミンメイの写真入りのロケットペンダントを暫し眺めて閉じるシーンが入る点、およびその一つ前のシーンで子供時代のブレラ&ランカ兄妹と母親に交じって、『マクロスゼロ』のマオ・ノーム(※シェリルの祖母)が小さく映し出されている点、に注目。
{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作             河森正治/スタジオぬえ
総監督・ストーリー構成 河森正治
監督             菊地康仁
シリーズ構成・脚本    吉野弘幸
キャラクターデザイン   江端里沙、高橋裕一
メカニックデザイン    河森正治、石垣純哉
音楽             菅野よう子
アニメーション制作    サテライト{/netabare}


◆作品別評価

(1) TVシリーズ (全25話) ★  4.4 (2008年4-9月)
(2) 劇場版1(虚空歌姫)  ★★ 4.5 (2009年11月) ※119分
(3) 劇場版2(恋離飛翼)  ★★ 4.7 (2011年3月) ※115分
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  総合          ★  4.4 (25話+劇2≒35話相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============== マクロスFRONTIER (2008年4-9月) ==============

 - - - - OP「トライアングラー」、ED「ダイアモンドクレパス」他 - - - -
{netabare}
第1話 クロース・エンカウンター (最接近) ★ 移民船団マクロスF(西暦2059年)、歌姫シェリル公演、バジュラ来襲・SMS出撃、市街戦 ※ED「アイモ」
第2話 ハード・チェイス (猛追撃) ★ 続き、バジュラ撃退・再襲来、三人の鉢合わせ(早乙女アルト/シェリル/ランカ)
第3話 オン・ユア・マークス (位置について) ★ 閉じ込められた三人、オズマ負傷、アルトSMS入隊志願、ランカ歌手志願
第4話 ミス・マクロス ★ 入隊最終試験、ランカのミスコン参加、アルト初戦果、三角関係の始まり ※挿入歌「私の彼はパイロット」
第5話 スター・デイト ★★ 巨人都市、歌い始めるランカ、鹵獲バジュラの目覚め
第6話 バイバイ・シェリル ★ 非常事態宣言・マクロスギャラクシー救援作戦開始、キャシーSMS着任、戦闘艦SMSマクロスQtr(クォーター)発進 
第7話 ファースト・アタック (最初の急襲) ★★ シェリル・サヨナラライブ、バジュラ母艦VS.マクロスQtr、アルトのルカ救出戦、謎の機体(ブレラ・スターン搭乗) ※ED「アイモ」
第8話 ハイスクール・クイーン ★ ランカ美星学園1年転入、シェリル来園騒動、幼生バジュラとの出遭い、シュリル学園転入
第9話 フレンドリー・ファイア (誤射) ★ 狙撃手ミッシェルの迷い、バジュラの巣、謎の敵との遭遇戦
第10話 レジェンド・オブ・ゼロ ★★ ランカ&アルトの映画『鳥の人』出演、アルトの個人事情、ブレラのランカ救助、ランカ大抜擢(マオの気持ち、海中撮影) ※ED「アイモ〜鳥の人」
第11話 ミッシング・バースデー (失われた誕生日) ★ アルト誕生日(3つの選択肢)、アルトの選択(シェリル護衛)、振られたランカ ※ED「ねこ日記」
第12話 ファステスト・デリバリー (最速の移送) ★★ 惑星ガリア4慰問、シェリル体調不良・ゼントラン暴動、ランカ熱唱、不時着・旧世代型マクロス発見 ※ED「愛・おぼえていますか」
第13話 メモリー・オブ・グローバル (グローバル号の記憶) ★ 第117調査船団旗艦、バジュラの巣、囚われたランカ、グレイス豹変・ガリア4崩壊 ※シナリオの大味さは×
第14話 マザーズ・ララバイ (母の子守唄) ★ バジュラ大群来襲、マクロスF船団防衛戦、ランカの歌とバジュラの混乱、ブレラのランカ救出、バジュラ壊走、リトル・クィーンの涙 ※同上×{/netabare}

 ^^^^ 物語の便宜的な折り返し点(※ここでこれまでの総集編的な種明かし回が入る) ^^^^

{netabare} 
第15話 ロスト・ピース (失われた欠片)※半総集編 ☆ オペレーション・カニバル(黒幕の策謀進行)、三島レオン主席補佐官のランカ召喚、SMSオーナー(リチャード・ヴィルラー)のアルト召喚 ※ED「ダイアモンドクレバス50/50」
第16話 ランカ・アタック (ランカの攻撃) ★ ランカの新任マネージャー&ボディガード、魔法の石フォールドクォーツ、バジュラ殲滅成功、戸惑うランカ ※ED「ノーザンクロス」{/netabare}

 - - - - - - - - OP「星間飛行」、ED「ノーザンクロス」 - - - - - - -
{netabare}
第17話 グッバイ・シスター  ★ 義兄オズマの想い、常に進化する生物、オズマ負傷、シュエリルのグレイス問い詰め{/netabare}

 - - - - - - - - OP「ライオン」、ED「ノーザンクロス」他 - - - - - - -
{netabare}
第18話 フォールド・フェーム (折りたたまれた名声) ★ グレイスの実験体、シェリル凋落、超長距離フォールド作戦開始・成功、ランカの腹部激痛 ※挿入歌「愛・おぼえていますか」
第19話 トライアングラー (三角関係の者達) ★★ 美星学園ランカ公演、告白の決心(ランカ)、クーデター計画発動、屋上の鉢合わせ ※ED「トライアングラー」
第20話 ダイヤモンド・クレバス(ダイヤ 形の亀裂) ★★ 幼生バジュラ襲撃、大統領暗殺、絶望の中で立ち上がる歌姫、クラン告白、ミッシェル戦死 ※ED「ダイアモンドクレバス」
第21話 蒼のエーテル ★★ レオンの全権把握、アイランド3誘き出し作戦成功、アイ君の脱皮、ランカ告白、ブレラとの旅立ち ※ED「蒼のエーテル」
第22話 ノーザン・クロス (北の十字架) ★ シェリルの新しい可能性、新大統領就任演説、マクロスQtr離脱、バジュラ母星
第23話 トゥルー・ビギン ★ シェリル&アルトの共同生活、バジュラの習性判明、ランカの記憶回復、バジュラ母星侵攻計画開始
第24話 ラスト・フロンティア ★★ グレイスの謀略進行、最終決戦、シェリル絶唱、ランカの本当の力、アルト機被弾 ※挿入歌「愛・おぼえていますか」{/netabare}

 - - - - - - - - - - OP(なし)、ED「トライアングラー」 - - - - - - - - -
{netabare}
第25話 アナタノオト (貴方の音) ★ マクロスQtr来援、バトルギャラクシー出現、バジュラの女王乗っ取り(グレイス)、バジュラとの意思疎通成功、クィーン融合グレイス殲滅 ※挿入歌「アナタノオト」他{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)7、★(良回)16、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4


=== 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜 (2009年11月) ===

全1話 ★★ 4.5 ※TV版前半を再構成、シナリオ改変・新規映像も多い ※119分


==== 劇場版 マクロスF 恋離飛翼 〜サヨナラノツバサ〜 (2011年3月) ====

全1話 ★★ 4.7 ※完全新規映像のアナザーストーリー ※115分


============== 娘クリ Nyan×2 Music Clip (2010年12月) ============

全1話 ★ 4.0 ※シェリル&ランカ両者のインタビュー付きミュージック・クリップ、映像は2/3新規&残り1/3は「マクロスF」及び「マクロスゼロ」より流用

投稿 : 2020/10/17
♥ : 38

90.7 4 星雲賞アニメランキング4位
プラネテス - ΠΛΑΝΗΤΕΣ(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (2963)
14686人が棚に入れました
時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。
毎日、地上と宇宙とを結ぶ高々度旅客機は軌道上と宇宙とを往復し、宇宙ステーションや月面には多くの人たちが生活し、様々な仕事をしている。しかし、長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。
主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。

声優・キャラクター
田中一成、ゆきのさつき、折笠愛、子安武人、岡田吉弘、後藤哲夫、伊藤舞子、加門良、渡辺久美子、檜山修之、倉田雅世、若本規夫、小林恭治

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

近未来の宇宙を彷彿させるヒューマンドラマ。

宇宙開発に伴い発生するデブリと呼称される宇宙に漂うゴミが社会問題となった近未来SF系作品であり
オムニバス形式で進行していく、夢や人生についての一連の人間模様には言葉に出来ないものがある。
手に汗握る見所満載のヒューマンドラマを筆頭に、物語・演出・音楽など総合的に完成度は非常に高い。
滑り出しからグイグイと引き込まれる構成ではないが、原作・アニメを問わず、素晴らしい出来栄えであり
原作コミック・アニメーションとSF界至高の星雲賞をダブル受賞(風の谷のナウシカ以来の快挙)を達成。

環境問題のみならず、格差・人種差別・テロ・国際紛争など、現代社会が内包する問題点を示唆しており
あらゆる角度から喚起している。風刺や皮肉も随所に込められており、深いメッセージ性が読み取れる。
SFのジャンル枠とは、別個に設けられている普遍的な日常や哲学的なニュアンスの挟み方も秀逸であり
少し詰め込み過ぎであるが、消化不良に至らなかったのは脚本と演出の歯車が噛み合った成果である。

宇宙という真空空間を現実的に表現するための無音演出や無重力空間における動作など高次元であり
作風的には地味であるが、派手さがなくとも、徐々に世界観に引き込まれる神秘的な魅力を放っている。
最終話は鳥肌が止まらず、感無量の一言であり、これぞ、超が付く名作であると言っても過言ではない。
各キャラを深く掘り下げる場面や巧妙な伏線等もあり、知らぬ間に夢中にさせるテクニックは絶妙であり
中盤から終盤にかけてのハチマキの「夢」、タナベの「愛」に対する熱い想いは、琴線に触れるであろう。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 88
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

リアルな未来

NHKの本気。

宇宙のゴミ拾い、デブリ課。
みんなにははんぱもの扱いされていますが、縁の下の力持ち。
この仕事がないと世の中が成り立ちません。
そんな職場で働く宇宙サラリーマンの物語です。


すばらしい作品です。
教育現場に取り入れて欲しいくらいですね。
教科で言うと、社会、理科、道徳でしょうか。
楽しみながら見られて、自然に勉強になる、そんな作品。


1話1話に強いメッセージ性があります。

・生と死
・命の重さ
・愛と嫉妬
・夢と決意
・口先と実践
・孤独とつながり
・世界情勢と格差社会
・政治と陰謀

最も大きなものを強いて挙げるなら、{netabare}「愛」{/netabare}ですね。

空に見える星と星は、近くにあるように見えて、実際は遠くにある。
間にあるのは冷たく残酷な空間だけ。
しかし、{netabare}その星々を遠くから見ていくと、星系を作り、銀河を作り、宇宙を作る。
人は孤独であるように見えて、すべて「宇宙の一部分」に過ぎない。
そして、それをつなぎ止めているモノが「愛」。
田名部は口先だけではなく、それを証明しようとした{/netabare}……と。


そして、名言のオンパレードです。
好きなものをいくつか。
{netabare}
・「愛で人が救えるの? じゃいますぐ救って見せてよ!」
・「星々の間には暗くて冷たくて残酷な宇宙が広がっている」
・「船には港が必要だ。いつまでも待ってくれる港が」
・「孤独も苦痛も、もったいないんだよ、テメーなんかにやれるかよ!」
・「愛の反対は無関心」
・「国をあるべき姿に戻すべきなんだ」「国? 習ったよ! 地球ってそういうもので分けられてるんだってね! 私、月生まれの月育ちなの、ここから見える? おじさんの国は?」「確かに……確かに見えないな、そんなものは」
そして、
{netabare}
・しりとりで「『け』『結婚しよう』」「『う』『うん』」「お前の負け!」
{/netabare}
最高の演出でした。
{/netabare}

序盤は1話編成のオムニバス形式でキャラクターの紹介をしていきます。
ギャグを交えつつも後々のテーマや展開につながる伏線をちりばめていきます。

中盤に入って加速。
シリアスな展開が始まり、物語が本格的に動き始めます。
みんなが現実と夢の間で葛藤。

終盤はハラハラドキドキ、そして、感動の展開でした。

終わりに近づくほど盛り上がり、伏線もしっかり回収しています。
場面場面で感動させるのではなく、物語全体を通して心を動かしてくれます。


また、無駄な人物がほぼいません。
1話かぎりのネタキャラだろうと思ったら、あとでちゃんと出てきて活躍してくれます。


そして、なにより宇宙空間での描写がお見事です。

・重力の強さによって、歩き方やモノの散らばり方、移動距離が異なる
・空気のない月面では砂ほこりが風に舞って巻き上がったりしない
・宇宙でモノが衝突しても全く音がしない
・通信をするときに時差の描写がある
・宇宙線や重力差による体への負担もしっかり練り込まれている

JAXA(日本版のNASA)が協力しているので、そういったリアリティが徹底されているんですね。


名作と呼ぶにふさわしい作品だと思います。
キャラデザが苦手な人はいるかもしれないですが、一度は見てほしいアニメです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 152

huu さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

一度はみてほしいアニメかな。
面白い上に教養も同時に身について最高。「夢」がテーマの物語です。
私は、正直いうとNHKのアニメに偏見を持ってたのですが、いざみてみるとどうやら「食わず嫌い」ならぬ、「みず嫌い」だったみたいで嵌りました。
(だって、忍たま乱太郎だとかおじゃる丸を想像してしまうじゃないですか)

小学校でみたっていう人もいるかもしれません。その位、親しまれているアニメらしいです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 26

92.3 5 星雲賞アニメランキング5位
COWBOY BEBOP - カウボーイビバップ(TVアニメ動画)

1998年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3036)
14531人が棚に入れました
時は2071年、いっこうに減らない犯罪者達を捕らえるために「バウンティー・ハンター制度」が生まれた。賞金稼ぎのスパイクとジェットの2人が乗るビバップ号は、太陽系全域にまで拡大した人類の生活圏の中で、火星周辺を中心に活動している自家用宇宙船である。だが捕らえ方が荒っぽいために、捕り物後に巻き込まれた一般人からの訴訟も多く賠償させられてばかり。飛び込んでくる賞金首の情報に選り好みするほどの余裕も無く、日々を行き当たりばったりに過ごしていた…。

声優・キャラクター
山寺宏一、石塚運昇、林原めぐみ、多田葵、高島雅羅、若本規夫

九条 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

クールかつスタイリッシュな大人の雰囲気。

太陽系を飛び回り展開される賞金稼ぎの動向を中心に各キャラの過去を回想するハードボイルド作品。
基本的に、一話完結のストーリーではあるのだが、各話シーンから垣間見える完成度の高い伏線もあり
短絡的な構成ではない。多少の起伏はあるものの、卓越した演出の数々により視聴者を退屈させない。
キャラ・声優・台詞・映像の一体感は言うまでもなくスパイスの効いた非凡なギャグセンスも兼備しており
クールかつスタイリッシュな大人の雰囲気を有り余るほど満喫出来る高水準のヒューマンドラマを誇る。
ただ、万人向けよりもコアなファン向けの印象が根強く、渋さの際立つ他に類を見ない稀有な名作であり
取り分け、異彩を放つ菅野よう子の楽曲は西部劇を彷彿させる世界観と絶妙なハーモニーを奏で秀逸。
ルパンを彷彿させるかの如く、「ジャズ」をベースにOP・ED・BGMと申し分なく、もはや芸術の「域」であり
本作愛好家は、渡辺信一郎が手掛けた和風版ビバップ「サムライチャンプルー」も見逃せないであろう。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 45

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

センスの良さに酔いしれました(´ー*`)キラーン

●3つの魅力が詰まっているハードボイルドの最高傑作!!
 
<魅力①:音楽>
この作品を語るのに避けては通れないのが、「音楽」ですよねー!
タイトルにもある通り「ビバップ」という言葉はこの作品を象徴する単語なんだなぁって感じました!
そもそも「ビバップ」ってジャズのジャンルみたいなものなのですよ♪
どんな音楽性かと言いますと、最低限の規則性の中、自由気ままに演奏する即興演奏なのです。
 
余談ですけど・・・私の大好きなジャズピアニスト「バド・パウエル(Bud Powell)」もBebopを代表する
ジャズニストの一人なので、もし興味があれば一度聴いてみてくださいね♪
 
それで、今回音楽担当されている菅野よう子さんも即興ピアニストと言う肩書きを持ってらっしゃる
のですよ!
ただ、菅野さんの場合、音楽のジャンルを分け隔てることなく、幅広い活動をされていた方なので、
菅野さんの抜群のインスピレーションとセンスの良い楽曲が、ストーリー毎にジャズ調であったり、
ブルース調であったり、はたまたロック調であったりと、変幻自在にその雰囲気を作り出していると
ころが、魅力的でまさにビバップですね♪
 
<魅力②:作風・作画>
カウボーイと聞くと、「ガンマンが出てくる西部劇の取っ付きにくいアニメ」ってイメージを抱いて
しまいそうですけど、COWBOY =「賞金稼ぎ」を題材にして、70年台・80年代のレトロな雰囲気と、
太陽系の各惑星をテラフォーミングした近未来的なSF作品の雰囲気を見事に融合させた作風はまさに
必見ですね!
そんな作風もまさにビバップです♪
 
しかも映像にCGも多く取り入れているのですが、CG特有の無機質感や不自然さが感じられないので、
丁寧に作品を作り込んだスタッフの姿勢が伝わってくるような最高にクオリティの高い作品には拍手
を送りたいです""ハ(^▽^*) パチパチ♪♪
 
<魅力③:キャラの相関関係>
ある男は、昔のライバルと唯一好きになった女の事を・・・
ある男は、昔の相棒と過去の出来事に・・・
ある女は、昔の自分と居場所を求めて・・・
ある女は、自分の帰るべき場所を求めて・・・
ある一匹は、解り合える仲間を求めて・・・
 
宇宙船ビバップ号に集う仲間、スパイク、ジェット、フェイ、エド、アイン、それぞれ過去のしがら
みを抱えていて、お互いの距離感が近すぎず、遠からずな関係なのです。
そして多くを語らない台詞回しからも、距離感や雰囲気を感じ取れるのですよ♪
 
自由気ままに出会い、お互いが主張し合って、後先考えずに出て行き、なんとなく帰って来る・・・
自分勝手なやつらなのだけど、一緒にいて嫌じゃない気の合う仲間!
いつのまにか彼らの帰る場所になっていったビバップ号♪
そんな関係もまさにビバップです♪
 
 
■総評
序盤の1~2話位までは特に面白みは無いかもしれませんけど、それ以降は観れば観るほど面白くな
って、「カウボーイビバップ」の魅力にどんどん惹き込まれて行きますよ♪
この作品のストーリー自体は特別秀逸なものでは無かったと思います。
ただ、キャラクターの個々の魅力と最高に盛り上げてくれた音楽と近未来の中のレトロ感がうまくま
とまって、心地よさを感じるようなアダルティーな雰囲気に浸ることが出来るとってもクールでカッ
コいい作品です♪
こういう雰囲気に浸れる作品は今後も大切にしていきたいですね♪
 
 
2011.08.06・第一の手記

投稿 : 2020/10/17
♥ : 77

なる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

myベストアニメ

これこそ最高のアニメと言うべき作品。
特筆すべき点は菅野さんが監修する音楽。BGM自体も素晴らしいがそれを生かした演出の良さも光ります。
また、荒廃した世界観や人間味溢れるキャラクター達も魅力的で、見ている人を一気に引き込むパワーをこの作品は持っています。
人物描写の点でも隙が全くなく、僅かな表情の変化や手の震えといった細かな描写にも気を使っています。
幅広い年代の人に勧められるイチオシのアニメですが、細かい心理描写やメタファをちゃんと拾える人には特にオススメしたい逸品です。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 22

74.5 6 星雲賞アニメランキング6位
機動戦艦ナデシコ(TVアニメ動画)

1996年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (745)
3573人が棚に入れました
22世紀末。突如として木星方面より現れた謎の兵器群木星蜥蜴(もくせいとかげ)は、圧倒的な戦闘力で火星、月の裏側を次々に制圧。今や、地球各地にもチューリップと呼ばれる母艦を多数降下させるに至っていた。2196年。そんな中、木星蜥蜴の支配下に置かれた火星に残された人々を救うべく、民間企業ネルガル重工は「スキャパレリプロジェクト」を計画し、その要となる実験戦艦 ND-001 ナデシコの艤装を終了させていた。クルーには「能力が一流なら性格は問わない」と言う方針の下、一癖も二癖もある人物ばかりが揃えられた。ナデシコ発進の日、火星生まれの青年テンカワ・アキトは、偶然再会した幼なじみミスマル・ユリカを追って出港直前のナデシコに乗り込む。アキトはコックとしてナデシコのクルーに採用されるが、IFS処理をしていたため、人型機動兵器「エステバリス」のパイロットとしても戦っていくことになる。

声優・キャラクター
うえだゆうじ、桑島法子、伊藤健太郎、高野直子、岡本麻弥、南央美、飛田展男、関智一、小杉十郎太、小野健一、真殿光昭、一城みゆ希、田中信夫

だんちょー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

SFロボット+ドタバタラブコメの融合?

全26話。

久々に見返してみたのでレビュー更新。

評価点を若干下方修正。

基本はギャグ多目のロボットアニメ。個人的にギャグ系はあまり得意ではないのですが、それなりに楽しく見れました。

かなりラブコメ要素が多いのだが、SF設定もしっかりしててロボット物好きな方も、ラブコメ好きな方でも楽しめる作品ではないかと思う。

若干思い出補正もあるかなっと思いましたが、今見ても良かったですね^^

作画等は当時としては良いほうだと思うのですが・・・

好きな声優、桑島法子さんの実質のデビュー作ですね。どちらかと言えば落ち着いた役が多い(?)桑島さんのハイテンションが見れますw

続編で劇場版があるのでそちらも是非♪劇場版はTV版と変わって結構鬱展開ですがね・・・

投稿 : 2020/10/17
♥ : 14

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

すごく楽しいSFアニメ

宇宙戦艦ヤマトとガンダムにラブコメ・熱血などの要素を強く取り入れたような作品です。
OP曲は元気がでる曲として有名。
シリアスなシーンも結構あるが、ラブコメ要素がかなり強い為、SFアニメの中でも最も明るいアニメのひとつです。
戦闘シーンは見ているこちらまで叫びたくなるような高テンションになりました。
ヒロインのユリカ役の声優は絶大な人気を誇る桑島法子、天然のかわいい女艦長を演じ航海を楽しませてくれます。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 8

ジョニー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

これが自分の原点かなぁ。

放送時期的にはエヴァの方が早いけど、実際テレビ放送をみたのはナデシコが先で、ハマったのもナデシコが先なので、これが私の原点と言っていい作品です。

この作品の良さは、『キャラの個性』ですね!
とにかく一人ひとり個性ありまくりです。
個性の塊ですw
そんなキャラがホントに沢山います。
そんな作品が面白くないワケがない!!

とはいえ、SFロボットアニメとして、設定やストーリーは、以外と重厚でふざけて笑ってばかりいたら、いつの間にか人が死んでいたりします。

たぶん、こんな昔の作品なのにこれだけのファンが居るのは、エンターテイメントとして求められる要素の多くを備えているからなんでしょう。
逆に言えば、今の作品に無いモノも感じると思います
私は今後も絶対この作品は忘れる事はないです。

追記 祝!やっとBDBOXゲット!(←どーでもいいw)

投稿 : 2020/10/17
♥ : 6

69.3 7 星雲賞アニメランキング7位
宇宙戦艦ヤマト(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (140)
743人が棚に入れました
西暦2199年、地球は謎の異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラスは冥王星に前線基地を建設し、西暦2192年より、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。最後の地球防衛艦隊が、冥王星空域でのガミラス宇宙艦隊との交戦で壊滅し、人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。しかし、この海戦の最中に外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着、通信カプセルが回収される。その中にはイスカンダル星から、「放射能除去装置・コスモクリーナーDを受け取りに来るように」との救援メッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。

声優・キャラクター
富山敬、納谷悟朗、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、伊武雅刀、小林修、平井道子

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何もかも皆懐かしい

1970年代に放送されたSFアニメの先駆けともいえる作品。
地球を救う為に、はるか彼方にある惑星を目指すという壮大なストーリーは、ロマンを十分に感じ魅力的でした。
ワープしたり絶対的な破壊力の波動砲を放つヤマトを見た時は熱狂したモノです。
また敵役も含め登場キャラ達が繰り広げる人間ドラマには引き込まれ、作中に流れる宇宙を感じる音楽にはうっとり聞き惚れてしまいました。
昔のアニメなので作画が悪いのは当然ですが、第1話目のチャちな戦闘を見たときには、昔のアニメの懐かしささえ感じられました。
各話最後に表示された「地球滅亡まであと~日」という演出がとても印象的です。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 12
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメ草創期の名作<追記;最終回を観て>

日本アニメ草創期の宇宙冒険もの。
宇宙戦艦ヤマト2199のリメーク元です。
ガミラスの攻撃による人類滅亡まであと1年。
宇宙戦艦ヤマトはわずかな希望を抱き、ガミラスと戦いながら、救世主イスカンダルを目指します。

ストーリーとしては王道。
しかし、子供向けアニメが大半の当時としては、真新しい設定でした。
私も含め、今のオジサンたちは結構好きな人が多いかもしれません。

月から火星へのワープで服が透けるとか、波動砲発射時にはエネルギー充填120%とか、アナライザーが人間味あふれるとか、今思えば斬新ですね。

ラストのシーンは、ひたすら感動した記憶が。
あまりにもシンプルで、今でも強烈に心に残っています。

ED曲「真っ赤なスカーフ」、当時は単なる悲しい曲と思っていました。
ところが、歳を重ねた今では身に染みる曲であることに気づきました。
これほど悲壮感のあるアニソンは、タイガーマスクのED曲くらいです。

<冥王星の話>
手に汗握る冥王星での反射衛星砲をめぐる攻防戦。
戦いの大きなポイントとして、冥王星の衛星が登場します。
なんと、冥王星の衛星カロンが発見されたのは1978年。
1974年に制作されたこのアニメは、冥王星の衛星の発見を予言していたことになります。
当時、ホントびっくりしました。

<追記;最終回を観て>
今の薄汚れた眼で、最終回だけ観てみました。

ひどい作画です。
でも、突然クリアになります。
制作者の意気込みが感じられて面白いです。

ひどい演技です。
臭すぎます。
当時はそれが精一杯だんたんでしょう。

ひどい設定です。
無理やりですね。
{netabare}デスラーが消滅する場面がスイッチオンとは・・・{/netabare}
尺が取れなかったとはいえ、雑ですね。

ラスト、感動しません。
歳を感じますね。
純粋な心をもった子供の時にもどりたい。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 52
ネタバレ

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

初代は名作。これ以降の同タイトルとは全くの別モノ

言わずと知れた超有名作。
宇宙モノとしての溢れるロマンと、本格SFっぽい設定が、当時としては斬新でした。
時空を跳躍して宇宙を移動する「ワープ航法」なんて概念を世に定着させたのは他ならぬ本作。
原作者の松本零士氏が企画段階からアニメ制作に関わり、細部に渡り拘り抜いた作品ですが、裏番組(ハイジ)が強力すぎたために、本放送は視聴率奮わず打ち切りの憂き目にあってます。
再放送で人気を再燃させたのは有名な話ですね。


さて、ヤマトと言えばテーマは「愛」だと思っている方もいらっしゃると思いますが、愛を謳い始めたのは、松本零士の関わっていない2作目以降です。
初代ヤマトは重厚なメカニック設定に支えられた、「戦争」を描いています。よくよく考えれば、戦艦なんですから、それがあたりまえ。愛だの平和だのと言ってる方が異常なんですけどね。

主ストーリーは、汚染された地球環境を復元するための装置を、宇宙の果てまで取りに行く話。
ですが、ちょっと見方を変えれば、宇宙からの侵略者から自国を守るための防衛戦争で、戦線を押し戻していく話でもあるわけです。
{netabare}
名だたる蒙将を退け、主要な艦隊を殲滅し、最後は切羽詰まった敵国の本土に攻め込みます。
地球を滅亡から救うためという大義名分の下、戦争という殺戮劇の果てにあったのは、敵の母星であるガミラス星の壊滅した姿でした。
地球人もガミラス星人も違いはない!と、苦悩と悔恨の涙を流す主人公。
ここにこそヤマトのテーマがあります。
{/netabare}
愛なんて、映画宣伝のための後付けキャッチコピーにすぎません。


人気沸騰のため、この後、続編また続編と毎度毎度死霊のように死んだ筈のキャラクターが蘇り、御都合主義で新作が作り続けられる事になるヤマト。
結局、商業的にボロボロになるまで骨までしゃぶられ、世界観を凌辱し尽くされたうえ、多くのヤマト世代のアニメファンからは見放される事になるわけですが、この第一作目はやはり別物です。

打ち切りになった作品が一番テーマ性が深いというのは皮肉な事ですが、名作と呼ばれるものは、そういう試練を超えてなお支持されるからこそ名作なのかもしれません。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 25

66.0 8 星雲賞アニメランキング8位
ママは小学4年生(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (30)
255人が棚に入れました
1992年、水木なつみは夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。両親の都合でロンドンに引っ越すことになったが、急な都合で両親は1日早くロンドンに向かわなくてはならなくなり、なつみは1人で一夜を過ごすことになる。雷が鳴る嵐の夜の中、震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともにテレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろなことを学んでいく。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、吉田理保子、伊倉一恵、山崎たくみ、田原アルノ、川島千代子、高乃麗、林玉緒

90.9 9 星雲賞アニメランキング9位
魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画)

2011年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (10221)
35850人が棚に入れました
市立見滝原中学校に通う普通の中学2年生の鹿目まどかは、ある日不思議な夢を見る。そこは少女が魔法で戦う異世界。その少女の戦いを目撃する自分と、謎の白い生物に「僕と契約して魔法少女になってほしい」と告げられる夢であった。翌朝、見滝原中学へ転校してきたのはなんと夢で見た美少女の暁美ほむらだった。ほむらは、まどかに「魔法少女になってはならない」と警告する。
放課後、親友の美樹さやかとCDショップへ行ったまどかは謎の声に呼ばれ、ビルの一角へ迷い込む。そこで見たものは夢の中で見た生物キュゥべえの傷ついた姿と、それを殺そうとするほむらの姿だった。まどかとさやかは戸惑いつつも、当たり前の優しさからキュゥべえを助けるが、直後に今度は本当に異世界へ迷い込んでしまう。魔女の使い魔と称される化物達に囲まれた2人を救ったのは、同じ中学の3年生でキュゥべえと契約した魔法少女の巴マミだった。事後、改めてキュゥべえに「魔法少女になってほしい」と告げられたまどかとさやかは、思いがけない好機に興奮する。だが、それは2人が直面する様々な苦難の始まりであった。

声優・キャラクター
悠木碧、斎藤千和、水橋かおり、喜多村英梨、加藤英美里、野中藍
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

史上最高傑作@オーディオコメンタリ感想完了

■私がまどかにハマった経緯
震災で10話で止まっていた頃にネットで異常な話題になっていたのがとても気になり、ニコ動の以下の全10話パックを購入して視聴したところ一気に大ファンになってしまった。
http://ch.nicovideo.jp/ch260/pack/pk655
11話と12話はテレビで観たが、その前に筋書のプロットがネットで流出してしまい、それを先に見てしまったのは痛かった。しかしネタバレを知っていても全く問題なく感動できたのはさすがまどかと言える。謎の白い液体CMは無い方が良かったけど。
BDは遅れて買ったので(魔法少女たちのお茶会CDは入手できなかった)、一巻のマミさんが二度喋る不具合は修正された版だった。
なお「まどマギ」はしばらくしてから使われた略称で、まどかファンは使わない。初期は「魔まマ」という略称もあったがこれは廃れてしまった。

■レビュー
まどかの最大の魅力はバランスの良い一切の無駄の無いその自己完結性だろう。
{netabare}12話構成で、1~3話がマミの章、4~6話がさやかの章、7~9話が杏子の章、10~12話がほむらの章と綺麗な構成になっていて、{/netabare}それぞれのキャラクターの魅力がしっかりと描かれている。だから大ブームが起きてもキャラ人気に(あまり)差が出来なかった。これがコンテンツとしての大きな魅力となり、深みとなった。ガイドブックの最初の構成案では全13話だったが、うまくブラッシュアップできたと思う。
ストーリーにおいては大枠として{netabare}ループ物であることが重要な要素となっている。ループ物はまどか以前にもゲームや洋画などで多く見られるが、アニメではひぐらしの後にはヒット作が少なく(しかもひぐらしはループ物であることがネガティブに評価されていた。ハルヒのエンドレスエイトも同様)、出来の良いループ物として新鮮に受け取られたのだろう。アニメのシュタゲよりわずかに前に出せたのも幸運だった。シュタゲも一応ニトロプラスだが、それより前のデモンベイン等から虚淵玄がループ物の面白さを凝縮してまどかに盛り込めたのだと思う。(虚淵玄はまどかは映画メメントの影響が大きいと言ったそうだが、その映画は観ているけどよくわからん…今なぜこうなったのか?を帰納的に描く構成が共通しているってことかな){/netabare}
そしてほむらを中心とした各キャラクターの関係性が絶妙に設定されている。{netabare}ほむらはまどかを大切に想っているが、まどかの親友はさやかであり、マミと出会うとマミに心酔してしまう。しかしほむらはさやかとマミとはそりが合わない。ほむらと価値観が近く意気投合出来るのは杏子だけだが、杏子はさやかに惹かれてしまう…といったパワーバランスが実に巧妙である。ほむらがこの状況をどうにかしようとリトライを繰り返す様が、ループ物として比例無い面白さを創出している。{/netabare}
それとキュゥべえというキャラクターだが、これはFate/Zeroの聖杯が元になっているように思える。{netabare}願望機を破壊せずに願望機で世界を改変したら面白いのではないか?{/netabare}と虚淵玄はZeroを執筆しながら考えていたのではないだろうか。まどかは卒業試験の課題と言っていたのはそういう意義もあるんじゃないかと思う。
また、つい真似したくなるような面白いセリフが多い。虚淵玄の過去の小説を読むとまどかに出てきたような言い回しが散見されるので、虚淵節のようなものを持っていて、それを一つの作品に凝縮できたのが良かったのだろう。ただそのせいかそれ以後の虚淵作品にはそれほど印象に残るセリフが見受けられない気もするが…。

そしてこれに新房監督や蒼樹うめ、劇団イヌカレーの洗練されたデザイン、絶妙な演出が加わって完成度がさらに高まった。脚本を読むとマミさんの武器が投網だったりほむらがなぜか杖を持ってたりと、キャラ設定がヘンだったりするのだが、他のスタッフが最高の仕事をしてくれた。

また声優の力もとても大きい。それぞれ若手でなくベテランの域に入る人で(悠木碧も若いけど業界歴は長い)、声優として脂が乗っている時期に最高の演技ができたと思う。それ故かまどか以後にだんだんと仕事が減ってしまった人が多いのは寂しいところでもあるが…。

そして音楽も欠かせない。これほど記憶に残りやすいメロディアスな曲が多いアニメは珍しいだろう。これも梶浦さんが最高の仕事をしてくれたと思う。最近はKalafinaの曲はどれも同じに聞こえると言う声があるので、この辺がピークだったのかなぁと思ったりもする。そうでないことを望むけど。

このように、魔法少女まどか☆マギカはアニメを構成する全ての要素がMAXの完成度で集積したことで生まれた現代における奇跡だと私は思っている。

なお庵野秀明氏も雑誌NewType2011年12月号でまどかを絶賛している。以下要約。
・いいですよね、キュゥべえ。口パクも排除し記号としてのキャラクターとして徹底され気持ちいい。
・魔女の記号化も巧い。
・いいですよね、音楽。営業のテーマなど好きな3曲の劇伴欲しさにブルーレイ2巻買った。
・いいですよね、10話。ほむほむの描き方がよかった。

2015/3/12
世界に紹介したい作品に『まどマギ』 国民投票7万7631票獲得
http://www.oricon.co.jp/news/2049850/
まどかが初代グランプリに!めでたいです。

2015/12/1
MADOGATARI展の感想
http://www.anikore.jp/review/1382175/

2015/12/7
設定資料集PRODUCTION NOTEの劇団イヌカレーIMAGE NOTEについての考察。
P82、#05の落書きの魔女の使い魔の説明について。
{netabare} 「彼女はまわりの人間を新しいボールへと変え、おなかがすいたらボールを食べます。どんなに新しいボールを手に入れても彼女は余り賢くないのですぐになくしてしまいます。彼女は一生ボールを追いかけています」
とある。これは公式サイトにある説明に無い情報が含まれている。それはボールを食べてしまうということ。
http://www.madoka-magica.com/tv/special/dic/card11.html
5話でさやかは魔女だけでなく使い魔も倒すべきだと杏子に主張するが、その背景として使い魔が人間を犠牲にしているという設定がある事が読み取れる。{/netabare}

P85、#07の影の魔女。ここには重要な設定が記載されている。
{netabare}「女の子は世界を救うためにマホウショウジョになりました。けれども、ちっとも、まったく何もかわりませんでした。きっと救いが足りないのです。救わなくては、救わなくては、平等に全て等しく」
影の魔女の元の魔法少女が契約した願いは世界の救済だった。しかし何も変わらなかったのはまどかや歴史上の女傑と比べ、背負う因果の量が不足していたのだろう。
キュゥべえは叶わない願いをされてもかまわず契約していたという事だ。
人々を救う為に戦っているさやかの倒した相手もまた、かつて世界を救おうとした少女の成れの果てとは、あまりにもアイロニーに満ちた悲劇だと言える。{/netabare}

2015/12/20
{netabare}影の魔女の頁には「仏教と教会のハイブリッド」「天草四郎的な」といったコメントも書かれている。影の魔女エルザマリアは日本の中世においてイエスの教えに基づき民衆を救う為に立ち上がった少女の末路だったのだろうか?後のコンテに「マジョ、元は貴族の娘。時代が古いので着物」とあるので公家の生まれ?貴族というと西洋のイメージがあるが、そこかしこに和風であることが記載されている。
さやかの親友の杏子が宗教家の娘であったことを併せると、さやかはかつては神の教えに傅いた二人の少女に与せず、己だけの力で人々の救済を目指して道半ばに斃れたと言えるだろう。物語中盤ではそういった三人の少女の相克が対比的に描かれていることになる。
なおこの資料には十字架の形状などが詳細に描かれているのだが、アニメでは太陽の塔のようになっている。アニメで十字架を描くのはタブーだからだろう。もし十字架だったらさやかの戦いはより背徳的に感じられたが、あまり宗教臭がきつくなるのも良くないと思うので現状でいいだろう。音楽もハレルヤが指定されているがエヴァっぽくなりそう。{/netabare}

P94、#09人魚の魔女。
{netabare}杏子とまどかがさやかの結界に入る前の廊下は水族館のイメージ。「裏設定で水族館で恭介との思い出があるとか」と記載。この場所についての設定が詳細に書いてあるが、アニメでは一瞬で終わってしまうwその前のレンガの廊下のシーンの方が長いんだよね。
音楽はクラシックで動物の謝肉祭「水族館」らしいが、ちょっと聞いてみるとなかなか神秘的でこれでもよかったかなと思う。でもここの杏子とまどかの会話は重要なので、現状のBGM無しでいいけどね。

P95のオクタヴィアの戦闘シーンは音楽は歌詞付きアヴェマリアとなっている。ここはそれでも良かったかなと思う。
P96のオクタヴィアのデザインは2案あって、今の目が三つじゃなくて「騎士乙女」と描かれた可愛い図案もあった。まぁ今の不気味な姿の方が痛々しくていいと思うけど。{/netabare}

2015/12/31
{netabare}P99では人魚の魔女の中身のさやかの絵も描かれている。ドロドロの姿で、目玉が落ち続けるといったグロテスクなイメージ。完全に自我は無いという記述から、魔女は知性を失った生ける屍でしかないという設定を再確認できる。{/netabare}

P103、#10鳥かごの魔女。
{netabare}彼女は魔法少女として長生きし、20代中盤から30代くらいに魔女化したとのこと。ゆえに魔法少女としてかなり強かったのではないかと推測されるが、「もう少女ではなかったのでマジョとしては弱い」と記載されている。
魔女化が遅れると魔女としては弱くなる設定らしい。お菓子の魔女が強かったのはなぎさが幼くして魔女になったからということか。うーむやはりまどかは奥が深い…。

P104には、ワルプルギスの夜は全ての不幸を無くすため全人類を戯曲の中に取り込もうとする、とある。戯曲の中の悲劇は脚本に過ぎず真の悲しみではないからとのこと。
ワルプルギスの夜は元々は善なる意志から生まれたのだろうか?最大の凶悪な存在と敵視されているワルプルがそうであるのは何という皮肉だろう。{/netabare}

2016/3/15
P110。ワルプルギスの夜出現時。
{netabare}ワルプルギスは首を綱で結ばれて象のパレードにひっぱられているという設定だが、これはアニメではカットされた。
使い魔のセリフはファウスト第一部「牢獄」の発狂したマルガレーテのセリフだそうだ。アニメでは笑ってるようにしか聞こえないが。
設定を読んでると舞台装置の魔女だけに演劇をしているというイメージらしいのだが、アニメで表現されていないように見える。
ワルプルの使い魔は攻撃するのではなくほむらにじゃれついてくるそうだが、これもアニメではそうは見えない。
ピタホムスイッチについては有名なので割愛。
P114の魔獣の設定。攻撃は指先から細いレーザーというのもまどかファンなら周知だろう。魔獣は世界のバランスを戻すためにグリーフシードを集めているそうだが、魔獣自体も呪いから生まれたはずだけど。
魔獣の姿は聖者のイメージで、黒い翼のほむらは悪役に見えるようにと書かれている。この時点で設定に叛逆の萌芽が見られる。ほむらの翼については「マホウのちから」としか書かれてないが。
P115「巨大宇宙マジョ(?)」原文ママだが、正式名称が欲しかった。ムンクの絵のイメージらしい。
P116にほむらの魔法エフェクトのイメージは「背徳」とあるが、これは時間のルール違反によるところらしい。イヌカレーはほむほむ派と言いつつほむらにネガティブだと感じる時があるが、それが元なんだろうか。{/netabare}

2016/4/15
P117からは初期メモ。本編で捨てられた設定が多く書かれているので注意する必要がある。ただし活字体の補足説明には現設定も含まれている。
P120にはこの資料で最重要クラスの情報がある。
{netabare}お菓子の魔女の願いは「ひとつきりのチーズケーキ」だった。幼いなぎさはキュゥべえに騙されたのだろう。
初期設定での願いは病気のお母さんにチーズケーキを食べさせることだったらしい。これを本設定だと誤解している人をたまに見かける。
P122。ワルプルギスは初期案では歯車で攻撃する予定だった。それが人魚の魔女の車輪攻撃に引き継がれたとのこと。
ワルプルギスが舞台で上演しているのはゲーテのファウスト(初期案?)
委員長の魔女は外が雨なので服を部屋干ししているというイメージが出発点だったそうな。映像では外に干しているようになったけど。{/netabare}

2016/4/19
P125。グリーフシードの設定。
{netabare}第一案は見た目がソウルジェムに似ていてネタがバレるのでボツになっている。
これ以後はスケッチだけなのでここで終わり。次は虚淵玄脚本の原案について書こうかな?{/netabare}

2016/5/17
公式ガイドブックのP124製作段階資料集について。
・企画メモ
{netabare}☆魔法少女は願いをかなえると魔女になる。
→いきなりである。これこそがこの作品の根底にあるテーマなのだろう。

☆理想主義の少女と現実主義の少女。二人の友情をベースに。
☆魔女になっちゃ駄目!と主張してきた理想主義の少女が、世界のために力を使い”魔女”になる
→ここは出来上がった作品とかなり違う。アニメでまどかは魔女になっちゃ駄目!とは一言も言ってない。これだけ読むと願いを叶えると代償として即魔女化するように読み取れる。世界を救う為に魔女になるかどうかまどかとほむらが葛藤する話を考えていたのだろうか。

☆上記の二人+二人の計四名がメイン
・理想主義の少女。明るい。前向き
→まどかのことだろうが、アニメでは全然明るい感じにならなかった。
・現実主義の少女。全てを知っている感じで大人びている。知力体力に秀でた優等生。
→ほむらのイメージは最初から固まっていたようだ。
・天才少女。魔女の血を引く。天賦の魔力。
→マミさん。魔女の血を引くってどういう設定にするつもりだったんだろう。
・学術少女。魔法・魔術を体系的に学んでいる。おたくっぽい。
→???さやかや杏子とも違うし、マミさんに吸収されたか、完全にボツになったか。

→これを見ると最初の時点ではまどかとほむら以外のことはあまり考えていなかったことがわかる。

☆彼女たちを戦いに導く小動物をお願いします。ただし、見た目は可愛いけど「君が死ぬだけで世界が助かるんだよ?」みたいな恐ろしいことをロジカルにニコッと言う様なギャップあり。全てを知っているが故の残酷さ。
→キュゥベエは最初から固まっていたようだ。アニメで「この宇宙のために死んでくれる気になったら~」というセリフがあるが、このセリフはこだわりがあったのだろう。{/netabare}

2016/5/23
・設定会議議事録
{netabare}2010/5/23に久保田社長・新房監督・劇団イヌカレーで行われた会議の議事録。
気になったのは「監督の魔法少女アニメ『魔法少女リリカルなのは』とは全く違うイメージのアニメにしたい(まどかは監督の中では『コゼットの肖像』の延長線にある作品)」という記載。
私はコゼットも見たがこの延長がまどかだとは全く感じなかった。むしろなのは一期の方がまどかのベースに見える。コゼットはまどかのベースと言うよりその後の新房監督作品の拠り所・シンボルのような存在なんじゃないだろうか。
それ以外はほとんど魔女結界のデザインについての話題だが、おおむね理解できる内容。
街の風景については少し未来的だが電線は残すと書かれているが、そこはシャフトらしいこだわりなのだろう。電線の鉄塔とか印象的だしね。映画「セブン」のラストシーンのイメージがあるのかな。
コンテ作業開始が6月で監督チェックが7月とあるが1か月でほぼ作ってしまうのだろうか。{/netabare}

2016/5/26
・構成案
全13話構成で2ページにわたって各話毎のあらすじが書かれている。そう、最初の構想では12話ではなく13話だったのである。
{netabare}1話
いきなり全登場人物がワルプルギスと戦い死んでいると書かれている。まどかを除く全員がかりでもワルプルギスの夜は倒せないのである。ネタバレになるのでアニメではマミや杏子の死体は描かれなくなったということだが。
この構成案では1話はマミ登場前で終わることになっている。
2話
キュゥべえは妖精と名乗るとあるが、アニメではなくなった。抽象化・記号化されたということだろう。
マミが魔法少女について説明をするのはアニメと同じだが、薔薇園の魔女戦はここでは無いらしい。
3話
ここでマミさんが魔女戦で死んでほむらが助けるのはアニメと同じ。ただし、さやかがここで契約の決心をするのは違う。
4話
「マミの死でびびるまどか」という記載は吹くwまどかが契約を止めようとしてこの時点でさやかと喧嘩するというのはだいぶアニメと違う。こうならなくてよかったと思う。
5話
アニメと違い、さやかが初めて戦う魔女と杏子が同時に出現し、杏子が横取りされまいとさやかを攻撃する。これでは杏子があまりにセコくて小者すぎるので、アニメのように魔法少女として生きるためには使い魔を倒すことなんか無意味だと諭す方が先輩って感じが出ていて良いだろう。あのシーンは使い魔の説明も兼ねてるけど。
6話
杏子の生い立ちの説明。アニメは7話なのでタイミングが早い。まどかのジェム投げは構成案だと次の7話なので、逆になっているのである。杏子がさやかに仲間意識が芽生えてから生い立ちを話す、って流れでないとおかしいが、記述を見ると内面の心理描写で済ますつもりだったようだ。でもアニメのようにさやかに話す方がいいね。
7話
1話遅いタイミングでまどかのジェム投げ。
8話
アニメと同様にここで、会話をしているうちにまどかがほむらに違和感を覚え始める。
構成案ではここでもまだ杏子とさやかは対立しているらしい。アニメだとこの頃は杏子がかなりさやか好きになっているが。
9話
「さやかが決定的に絶望するエピソード。恭介がらみ?」としか書いていない。アニメだと杏子のオクタヴィア戦だからここで1話分ずれるようだ。インタビューでもしまどかマギカが2クールだったらさやかの話を長くやっていたと言ってたそうだが、13話構成でもそうなのだろう。かなりの中だるみになるので、本当に12話で良かったと思う。
10話
構成案ではここでオクタヴィア戦。その後まどかが過去の魔法少女達のイメージをキュゥべえに見せられるとあるので、アニメ11話のあれをここで先にやるのだろう。
11話
ほむらがまどかに真実を打ち明けるのはアニメと同じだが、アニメ10話のほむらの過去話をこの告白の中で済ましてしまう予定だったようだ。もしそうだったら作品として大幅に出来は劣っていたことだろう。ファンとして恐怖を覚える。
なお「今回はまどかがもっとも長く生存できたケース」というほむらのセリフがあるが、これは今見るとおかしい。ワルプルギス戦までまどかが契約せずに居たケースはあるので。もちろんアニメではこのセリフは無くなったが。
12話
内容はアニメ11話と同じ。ただワルプルギス戦はあんな重火器戦ではなく、1話アバンのようなものを想定していたらしい。まどかに契約するなと叫びながら戦うそうだ。
13話
内容はアニメ12話と同じだが、まどかが浄化した魔法少女は死なずに済むことを想定していたらしい。希望と絶望が等価値の契約に釣り合わなくなるので死ぬ様に変えたのだろうが、それが正しい。
あのセリフは「ありがとう―いつだって、ほむらは私の友達だった―」となっているが、最高の友達の方がインパクトがあるから変えたのだろうか。そのせいでさやかェ…になってしまったが。
終わり方は「最後にまどかは、自らの過去へと飛躍し、かつての平和だった優しい日々を覗き見して追体験しながら、その愛しさを噛み締める」というものでアニメと全然違う。これはこれで見て見たい気もするが(このほうがもっと泣けそう)、アニメのほむら視点ENDでいいと思う。{/netabare}
総評としては、もしこのままアニメ化していたら私はまどかファンになっていなかっただろう。最初に言った通りまどかの魅力は完璧な構成による美しさだと思っているので。これが最高の脚本になってくれて本当に良かったと思う。

2016/6/11
見ごたえバッチリ! 大学生が選ぶ、ストーリーが重厚なアニメ5選
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160601/Mycom_freshers__gmd_articles_37210.html
僕だけがいない街・魔法少女まどか☆マギカ・シュタインズ・ゲート・Fateシリーズ・鋼の錬金術師
まどかが入るのは当然として、僕街は無いだろうと思う。俺ガイルとか入れた方がいいんじゃない。

2016/6/22
ネットでたまに「まどかはスマガに似ている」という指摘を見かけたり、原作者の下倉バイオが「まどかはスマガのTV版」などとTwitterで暴言を吐いているのを見て(同じニトロ作品とはいえ言語道断)、この作品が気になっていた。
PCゲームのため敷居が高くて手が出なかったが、原作に近いノベライズ版があると知ったので手に取って全三巻を読み終えた。

結論から言うと「魔法少女まどか☆マギカはスマガには似てない」。

確かに設定だけは似た所はある。{netabare}ループものであること(死に戻りなのでむしろオールユーニードイズキルやリゼロの方が似ているが)、ヒロイン達が魔法を使う魔女(エトワール)である事。
そして極めつけは、敵の悪魔(ゾディアック)の正体が魔女の成れの果てであることだ。読み進めてこの設定を知った時はさすがにショックを受けた。
しかし、スマガは魔女が悪魔になってしまう事実についてはさらっと流していて、全く掘り下げていない。魔法少女が魔女に成り果てる悲劇を徹底的に描いているまどかとは大きく違う。というかスマガがそこを掘り下げていたら同じニトロに属する虚淵玄はまどかを書かなかっただろう。
スマガはエロゲらしく男の主人公のハーレム恋愛を描いているが、まどかは少女たちの葛藤や戦いを描いている。根本的に別のコンセプトの作品だと言えるだろう。

スマガはヒロインが3人いて、表紙でわかるように各巻をそれぞれのヒロインのルートに割り当てている。
1巻は綺麗なストーリーで、エロゲ原作らしくセックス描写もあるが(最終巻はヒロインが裸の挿絵もあった)、それも含めて完成度は高いと思う。
しかし2巻はギスギスした鬱展開となり、3巻では話を終わらせるためにご都合主義展開の連続になってしまう。
街に攻めてくる悪魔が街の中央の天象儀に到達したら世界が滅ぶという設定はエヴァに似ているし、中盤のセカイ系ヒロイン展開はハルヒ、終盤はトップをねらえ!にかなり似ている。最後はオカエリナサイのパロまでやっているし。
終盤は主人公がこれは小説だと認識してしまうという非常にメタフィクションな展開になるが、これはしらける人が多いんじゃないか。
これらのことから1つの作品としてはあまり完成度が高いとは言えないと思う。原作ゲームは違うのかもしれないが。

それとパロディが非常に多いのに辟易した。シリアスシーンまでパロネタをやるのは興醒めした。ただ、この作品は筋肉少女帯の歌をモチーフにしていて、登場人物が歌詞のセリフを言ったりするが、個人的にはいいと思ったシーンもあった。{/netabare}

結論としては、原作ゲームがこの小説と同程度の出来だとしたら、下倉バイオがスマガをまどかと比肩できると思っているのはおこがましいと言えるだろう。

2016/8/23
ジブリ鈴木Pがまどかを絶賛。宮崎駿の評価が聞きたい…。
http://natalie.mu/eiga/pp/godzilla2016_01/page/3
近年で観て面白かったのは虚淵(玄)さんが脚本を書いた「まどマギ(魔法少女まどか☆マギカ)」かな。押井守があるとき「まどマギ」を審査員として評価したでしょ。僕、逆だろうって思ったんですよね。押井さんが作るものより「まどマギ」のほうが面白いもん(笑)。

【ネタバレ注意】タイムリープ・ループを扱った傑作アニメ7選
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160821/Mycom_freshers__gmd_articles_40015.html
『魔法少女まどか☆マギカ』『ゼーガペイン』『四畳半神話大系』『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『ひぐらしのなく頃に』『僕だけがいない街』『リトルバスターズ!』

シュタゲは入れるべきだと思うけど。私の評価は以下
https://www.anikore.jp/anime_rankings/view/43652/

2016/9/6「ループ物の起源は?」
{netabare}アニメの分野だけでなく全ての創作物におけるループ物の起源は何かという議論で、名前が挙がる作品の一つは1987年の小説「リプレイ」だろう。
これは一般的なループ物の定義に合致する内容で、確かにその候補と言える。ただし私も読んだが、娯楽作品としては面白みに欠けるのでループ物の金字塔としては挙げにくい。結末が拍子抜けで、ループ現象が発生した理由が説明されないのがSFとして見劣りする。

私が挙げたい作品は1941年のロバート・A・ハインラインの短編小説「時の門」である。
内容はドラえもんの「ドラえもんだらけ」に似ている。というよりこの話の元ネタが時の門なのだろう。
この作品は主人公が未来や過去の自分と出会うタイプのタイムリープ物であり、まどかのような意識と記憶(魂?)だけが過去の自分に上書きされるループ物とは違う。
それでも、主人公が時間の堂々巡りから以前と違う行動を取って抜け出そうとしても叶わないという強制力、因果律の呪縛が書かれている部分において、時の門をループ物の起源と捉える事も出来ると思う。

この時の門では「因果律」という言葉が会話に出てくるが、この作品では主人公が過去を変えようと頭で考えていても、体は同じように過去の事象をトレースしてしまう不可避な拘束力を因果律と称している。
まどかでは因果とは少女が願いを成就させるための対価のような扱いになっているが、これはまどかのオリジナリティと見ていいだろう。ただ12話のキュゥべえの「因果律そのものに対する反逆だ」というセリフにおいては、ほむらが決してワルプルギスの夜を倒せないという宿命を因果律と言い表していて、ここは時の門と同じ用法だと言えるだろう。

もう一つ、時の門には「エントロピー」という言葉が出てくる。エントロピーとは熱力学においては高温と低温が混合する現象を意味する。世界の熱の混合は無限に増え続け(エントロピーの増大)、この温度の平均化が宇宙規模にまで増大すると熱エネルギーは失われて宇宙は死滅してしまう。キュゥべえはそれを阻止するために地球の思春期の少女の希望と絶望の相転移からエネルギーを得ようとする。
時の門においては、主人公がタイムパラドックスとして因果律への疑問と共に、時間移動により生じるエントロピーと質量保存の法則の矛盾を提示する。これについて主人公が導出した結論は「タイムマシンは質量、エネルギー、エントロピーを連続体の一方から他方へ漏洩させ得る、という場合を含められるように敷衍(押し広げる)ないしは一般化している」である。つまりこのタイムマシンは物理法則を別の時空にまで押し広げて解決しているということだろう。
結局、時の門はエントロピーという言葉をタイムトラベルにおいて解決しなければならない物理法則の中の一現象として扱っているだけに感じた。 虚淵玄が時の門をまどかの元ネタにしたかどうかはわからないが、まどかのほうがエントロピーという現象をストーリーにおいて面白い設定として利用できていると言えるだろう。

結論としては、時の門は「因果律」「エントロピー」というワードが出てくるタイムリープものという意味ではループ物の起源の候補の一つであり、まどかマギカはその2つのネタを「押し広げて」面白くした傑作だと言う事である。

あとあまり関係ないがハインラインで有名な「夏への扉」は私はあまり好きではない。過去に帰る手段とヒロインの扱いがダメ。
つーかSFのアイデアってハインラインとフィリップ・K・ディックで出尽くしてるよね。それを藤子F先生が日本の大衆に紹介して。{/netabare}

2017/1/28
せっかくBD全巻を持っているのだから、オーディオコメンタリについての全話感想を書いてみる。
まどかのオーコメは悠木碧と斎藤千和の二人がメインで、毎回違ったゲストを呼ぶというスタイルになっている。
オーコメ付きを見るのは二度目だけど、前回は声優ってずいぶん自分で考えて演じてるんだなという印象だった。特に千和さんの考察っぷりが凄い。千和さん一人で語りすぎ碧ちゃんにも喋らせてという印象もあったが…。
アニメって良くも悪くも声優の主観や資質にずいぶん左右されてしまうんだなと思った。トークでもこの作品は人生経験の浅い若い声優だけでは無理だっただろうと言われている。

1話
{netabare}収録が10話まで終わって、放送時は3話の頃らしい。ゲストは喜多村英梨さん。
オーディションでは千和さんと碧ちゃんが会って、終わった後御飯食べに行ったらしい。
碧ちゃんはまどか役は「普通の人」を貫こうと思っていたとのこと。
オーディションは碧ちゃんよりさらに若い子が多く、千和さんは落ちると思ったそうだが、結果を見ると年齢的に堅実なキャストになったなぁという印象とのこと。魔法少女物なのに?と思ってたが、始まったら「あー人生経験を積んでないと出せない闇があるね」と感じたという。
モブ男子のガヤは「男子がやれる人ー」と募って女性声優にやってもらってるそうだけど、そういうノリなんだ。あやねるもそのガヤ声優の中に居たんだよな…。
鶴岡監督から「普通の人のまどかを指針に各キャラを演じろ」とみんな言われたそうだけど難しい指示されるんやね。
千和さんは「あなたは鹿目まどかのままでいればいい」というフルネーム呼びセリフがとても言いづらいそうで苦労したそうだ。
ほむらが体育の棒高跳びで髪を結ばずに飛んでるとか突っ込むのは女子ならではだろうね。
イヌカレー演出をおしゃれ怖い・スタイリッシュ・妖艶な世界観というのは言い得て妙だなと思った。
瀕死キュゥべえをそのまま捨てて逃げろ!とかマミマミたんキタースーパースター!とか言われてるのは笑った。
キタエリはこの作品のキーワードは「間違い」とのこと。
碧ちゃんが歌ってるBD特典の「またあした」は後から見ると平和で「痛い歌」。痛い、には色々な意味があるのだろう。
また見るのは退屈じゃないかなあ…と思ったが、見直してみると面白くて再発見もあるなという印象。{/netabare}

2話
{netabare}今回のゲストは蒼樹うめ先生。うめてんてーの声はかわいい。
うめてんてーは碧ちゃんと同じくらいの身長なのか。
1巻のドラマCDがネタバレだって言ってるけど確かにそうだよな。まあBD買う人は全話見てる人が大半だろうけども。
うめてんてーのまどか評は「中学生の人間ドラマ」らしい。でも5人で思春期っぽいのはさやかだけだよな。
魔法少女の服装は武器に合わせたってのはここが初出だっけ?
碧ちゃんが絵が上手いと言われてうめ先生の前でと恐縮してるのは面白い。
キュゥべえのデザインはインキュベーターであることを考慮したということだけど、インキュベーターらしさって何なんだw
千和さんがほむらのキャラソンがあるならキュゥべえへの恨みつらみを歌いたいと言ってたけどなんでほむらのキャラソン作らなかったんだ―!!
2話はいまいちかな。うめてんてーにもっと突っ込んだ質問してほしかった。前も見てて思ったんだけどオーコメはネタバレ考慮はしないで欲しい。突っ込んだこと話せないんだよね。
あと見てて思ったけど2話の作画はいいよな。1話と3話の引きキャラの崩れがほんと残念。時間置いてみるとちょっと客観視できる。{/netabare}

3話
{netabare}今回のゲストは水橋かおりさん。あえて3話に呼ぶのがいい。
水橋さんの家にテレビが無いって他でも聞いたな。
千和さんはキュゥべえ役のオーディションを大魔法峠のパヤたんみたいな喋り方をして落ちたみたいね。碧ちゃんは声が甘ったれすぎるという理由で落ちたそうな。
ネットでは「マミる」は使うな!って言ってるマミさん原理主義者がいるけど、このオーコメではマミるマミる言いまくってんだよなw
千和さんはマミさんと普通に喋る会話シーンが欲しかったと言ってるけど俺もそう思う。
水橋さんからのまどかマギカの魅力は、役者としてこのセリフ言いたい!と思うセリフが多い事とのこと。
このオーコメの時点では11話まで収録でまだラストを知らないのか。
キュゥべえのことを「べえさん」って言ってるけどこれは定着しなかったな。
まどかを契約に誘い込むマミさんの弱さと狡さはみんな感じるだろう。
水橋さんは死ぬ演技についてはこういうリアルな突然死なのでそれまでは普通でいいんじゃないかと思ったそうで、さすが。{/netabare}

4話
{netabare}今回のゲストは虚淵玄先生!
まあ他のインタビューで聞いた話も多いけども…。
先生はオーディション参加はまどかが初めてなんやね。ファントムやブラスレイターは…。
ほむらがちょっとだけデレを見せるとまどかは調子に乗ってそこにつけ込むという碧ちゃんのまどか評は面白い。
千和さんが喜多村さんが一番キャラと同じ性格でさやかそっくりと言うのも面白いな。
先生がキュゥべえは男では無く性別無しと言ったのはここだけだっけ。
先生の「人は正しくないから素晴らしいのであって、正しい事だけを突き詰めるとQBになってしまう」と言うのは真理なんだろうね。
先生によるとまどかの脚本はアニメを見て説明過多と感じたそうだが、映像見てまた直したらどうなってたんだろう。総集編でそうしても良かったんじゃないか。
ブラスレイターで板村監督からセリフで説明しすぎるなとよく言われ、叩きこまれたと思ったけどまだまだだなと感じているとのこと。でも俺はがっちり説明するところが好きなんだけどね。
先生がアニメ見て一番印象が変わったキャラはマミさん。もっと距離があるまま消えるだろうと思っていたとのこと。意図したより喪失感が大きくなった。確かにそのせいでなんでマミさんを願いで生き返らせないの?って突っ込まれたわな。だから総集編でマミさんのシーンを減らしたんだろうか…。たださやかがマミさんに固執する説得力が出たのは良かったらしい。
先生は12話の終わり方については救いのある終わりにしたつもりだが、完全なる救いではないかもしれないとのこと。{/netabare}

5話
{netabare}今回のゲストは野中藍さん。
碧ちゃんは杏子好きなんだよね。
あいぽんはオーディションは杏子とマミさんで受けたのか(オーコメ聴くの二度目なのにかなり忘れてるな…)。
あいぽんの杏子の最初の印象はヤンキーっぽい、昭和っぽいとのことでまあそうだろうなと。
話聞いてると、あいぽんは千和さん碧ちゃんと比較してあまり考えて演じることができない声優というのが丸わかりで、アニメの仕事が来ないあいぽんの現状の兆しが見えてしまってるのは悲しい現実かなと思う。
まどかの風景について碧ちゃんの「行き過ぎた資本主義」千和さんの「退廃的」と言うのは極めて妥当やな。
碧ちゃんは学園祭で杏子コスしたかったそうだが千和さんにまどかの恰好をしろと言われまくってて笑う。
オーコメと関係ないけどさやかと杏子のバトルの水玉に映る演出が凄いよな。
結局あいぽんあまり喋ってないなw

冊子のうめてんてーの四コマ漫画が結構ぶっ飛んでて吹く。ほむらのセリフが面白い。{/netabare}

6話
{netabare}今回のゲストはシリーズディレクター(演出)の宮本幸裕さん。劇場版からは監督を務めている。
かつておとこ祭りというHNでTwitterをやっていて、フィルム特典についての失言で炎上したことがあった。Twitterをやめたのはそれが原因かもしれない。個人的にはそっちよりもまどかは震災中断の前に製作が間に合ってなかった発言の方が問題だったような。
碧ちゃん千和さんとはすでに何度も会っているということで、宮本さんくらいのスタッフだと声優に会う機会も多いようだ。でありながら二人は宮本さんが何の仕事をしているかはわからないという。
千和さんレベルの人でもシリーズ構成と演出の違いがわからなかったりするんだ。そういうの変に詳しいオタクって嫌な存在なんだろうね。
「例えば夜でもシャフト作品は暗くなくて真っ赤か真っ黄色だったりするかもしれない。それを指示するのがシリーズディレクターの仕事」とのこと。
監督からダビング(音入れ)の後のタイミングで背景やキャラを変えろと言われるのが嫌だったと言うけど、新房監督そういう人なのね。
杏子のDDRの所は阿部さんが死んだと言ってるけど、他のインタビューでも言ってたがまどかで一番作画コストかかったのは意外にもここらしいんだよね。喋りながら踊るというのは極めて難しいらしい。
宮本さんはプレスコのほうが声優に合わせられてやりやすいようなことを言ってるけど、いつもアフレコ時点で作画が間に合ってなくて事実上のプレスコになっちゃってるみたいね。
宮本さんはキュゥべえが好きと言うけど、叛逆でもずっとそう言ってるんだよね。
宮本さんが全カットチェックしているというけど新房監督はどのくらい見てるんだろうか。
この宮本さんの仕事は5ライン同時だというのが一番ショックだったな。まどか以外にも荒川とか電波女とか4本やってたってことで。
キュゥべえは口動かないから製作が楽は笑った。
ほむらがさやかのジェム取りに行くところは最初ぜえぜえ演技をしてたけど、かっこよくないという理由でNGにされたんだ。面白い話だな。
宮本さんが嫌だったのが原画マンが作品を楽しみにしててストーリーの先をチェックしてくれないのが辛かったというのも面白い。仕事の対象が面白すぎると仕事にならないんやね。{/netabare}

7話
{netabare}今回のゲストは新谷良子さん。なお新谷さんはPSP版ではかなりの熱演をしている。
新谷さんはオーディションは仁美は受けてなかったのか。さやかとほむらを受けて落ちたから仁美になった。
千和さんは恭介とキュゥべえしか受けなかったんか。弱気だったのね。
あいぽんの演技が良く褒められているけど、その後のあいぽんがな…。
この回は雑談みたいでイマイチだな。千和さんの独演会みたいになってきている。
新谷さんは自分の仕事終わった後は離れちゃったのか。うーん。
この回に新谷さん呼ぶと仁美を擁護する話しかできないのがなw
新谷さんの「私は自分の役目を全うできたかな」というのは重い言葉だな。
影の魔女戦は明るくすればちゃんと描いてあると言うけどそれ見てみたい。
この回はキタエリを呼んだ方が良かったんじゃないかと思った。{/netabare}

8話
{netabare}今回のゲストは総作画監督の一人、谷口淳一郎さん!!作監がオーコメに出るのって珍しくね?
TV版のキャラクターデザインは岸田さんだが谷口さんがオーコメに呼ばれているってことは、この頃すでに事実上谷口さんがメインでやっていたってことなのかな。
谷口さんによると総作画監督の仕事とは絵柄を統一する事。
輪郭を茶色くラフっぽくしたのは岸田さんがやったとのこと。これについて突っ込んだ碧ちゃんは凄いと思う。
表情が難しかったのは仁美で、まつげが多いので統一が難しかったとのこと。
逆に簡単だったのはほむらで、クールなキャラは描きやすい。クールキャラを描くのが好きな原画マンが多いとのこと。
ホスト役二人を決めたのは鶴岡さんなのか。碧ちゃん大喜び。
谷口さんが自宅で仕事しているのは会社で徹夜作業が嫌だからとのこと(当たり前)。
まどかが噴水の前で話してるシーンで噴水の色がピンク→点滅→黄色→緑に変わるのはまどかの心情を表してるんだよね。シャフト演出の極み。
泣いてたほむらがキュゥベエを見て急に表情が変わるのは、素の女子でもある事と千和さんが力説しているけど、これは他でも言ってた。

この時谷口さんは斎藤千和さん悠木碧ちゃんと話してるわけだが…後にTwitterで「打ち上げで金元寿子さんと話せた!嬉しい」って言ってたのを見てなんだかなぁと思った。
あとホムヨナ事件…には触れたくない。{/netabare}

9話
{netabare}今回のゲストはえみりん。
キュゥべえ大ブームで碧ちゃんの大学の自サークルでも流行ってたらしい。
股間にソウルジェムw
収録は絵コンテすらなかったのか…画面にキュゥべえという字が出てる時に喋るとか、タイミングしか指示されない。谷口さんも事実上プレスコになってしまうって言ってるしな。
キュゥべえの演技はまどかにだけは勧誘対象なので優しくしてたそうだが、それもいいミスリードになったんだろうね。
9話のまどかとキュゥべえの会話は鶴岡さんからまどかは人を憎まないのでキュゥべえに敵意を向けず苦悩するように演じてと指示されていたそうが、碧ちゃんはキュゥベエが憎いので難しかったという事。
LoveMeDoが切ないって言われてるけど出るの一瞬だけなんだよなあ。
碧ちゃんがシャルロッテの病気のお母さん設定の話をしてるけどそれってプロダクションノート読めばわかるが無くなった設定なんだよなwwwオーコメで誤解を広めているというwww
ここでの碧ちゃんのマジ泣きは有名だな。{/netabare}

10話
{netabare}今回はゲスト無し。
声優陣にほむらが眼鏡っ子だとか全然説明なかったんだよねw
鶴岡さんは10話のまどかの演技はナチュラルハイにしろと。
台本のないしょだよっ!の終わりに自分で★をつけた碧ちゃん。
千和さんばかりでなく碧ちゃんも喋りたいと言うんだけど結局千和さんばかり喋ってるんだよね。
碧ちゃん感想言うのあんま上手くないかもな~最近のTwitterのキノの旅の感想も微妙だったし。
千和さんが声優陣の先輩のポジションはまどかが最初だったと言ってるけどそうなんだろうか。バンバイアバンドは…。
千和さんの言う「絵に任せる」「説明過多に演技すると絵が死んでしまう」は大事やね。過剰演技は禁物。そういうアニメもあるんだよな…。
まどかの介錯で拳銃の音が小さいのはほむらの唸り声を聴かせるため。最初の銃声ははもっと大きい音だったらしい。
千和さんは碧ちゃんとコネクト歌いたいと岩上Pに訴えたそうだがなんでやらなかったんだー。今からでもいいと思うけど。ClariSの曲は他が歌えないとかあるの?{/netabare}

11話
{netabare}今回のゲストはえみりん、キタエリ、あいぽん、ミズハスと勢ぞろい。
水橋さんの地声は宮子みたいだよな。
さやかの葬式の所でキタエリに話をふるのがまどかマギカ。キタエリも出てなくてもシロバコ貰ってたのか。つーか前聴いた時はシロバコの意味がわからなかったw
杏子とマミさんの会話欲しかったなー。ドラマCDはあるが…。
えみりんはこの時はいい役って言ってるけど後のほうではなんかそうでもないと思ってるような。
えみりんの言うキュゥべえはぶれないのがいいってのは本当だよね。。
あいぽんのワルプル倒してぇ~杏子が槍投げたら当たるかな~は笑った。{/netabare}

12話
{netabare}最後のゲストは虚淵先生とうめてんてーと宮本さん。監督ェ…。泥犬と梶浦先生も出てほしかった。
スカスカの脚本=自由度が高い 虚淵先生と宮本さんとのせめぎあい。
虚淵先生によるとまどかの願いは間違いではない!とのこと。うめてんてーも良く考えたのではと。宮本さんも妙手だと。碧ちゃんは残酷だけど素敵なお願いとのこと。
碧ちゃんは余り女神っぽくならず女の子らしく演じたとのこと。
あーここで血を拭いてあげてよって碧ちゃんが言ったから総集編でそうなったのか…宮本さんいるしな。
碧ちゃんのまどかへの「ずるいなお前」は吹く。
でも正直虚淵先生ヘラヘラしてるけどこの機会にここでもっと解説してくれれば良かったのにって思う。
虚淵先生、もし男同士ならグレンラガンみたいになるなってぶっちゃけすぎ!聴き直すと発見あるな。
碧ちゃんが杏子みて「うぁ、かわいかった」ワロタ。
虚淵先生によるとたっくんがまどかが見えるのは猫が部屋の隅を見ている感じ。たっくんが知恵付けて常識知ったら見えなくなるとのこと。
虚淵先生によると改変後はキュゥべえはソウルジェムの秘密は魔法少女に教えているということ。消えられると困るので。
宮本さんは二期を決めてほしいとのこと(映画になったが…)。
後の叛逆の話もしているが…。{/netabare}

見終わって思ったのだが、オーコメでも言われているように、キャラクターの感情表現を背景で代弁させる表現技法(街の灯りで心情を表したり、荒涼殺伐とした雰囲気の時に工場を映したり、悲しいシーンで雨をしとしと降らせたり、不安な気持ちを斜めカメラで表現したり、ほむらの謎の部屋はまさにそれ)は本当に秀逸で、シャフト作品含めて他の作品では見当たらない域に達している映像であり(物語シリーズはあまり背景に焦点を当ててない)、演出加味して作画5.0はやはり妥当だと再認識した(加味しないでも絵面やキャラデザだけで5.0でいいと思ってるが)。他のアニメを多く見ないと気づかない良さもあるなと。

あと碧ちゃんと千和さんが後の作品のオーコメでどう言ってるのかなと思った。まどかは特別だ特別だと言っているが後の作品でもそう言ってたりしてないよな…。

2017/8/12
https://twitter.com/staff_aoi/status/895982183977934848
確かにあの歌詞はほむほむを連想するな。さすが碧ちゃん。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 194
ネタバレ

偽ニュー隊長 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

わたしの、最高のアニメ(95点)

全12話。
シャフト制作のオリジナルアニメ。

個人的満足点:95点
アニメ系統:ハートフル魔法少女物

可愛らしいキャラデザ。
王道の魔法少女物。
暖かい日常風景。
女の子達がキャッキャウフフする物語。

以下のネタバレは上から順にひらいてください。
いきなり下から開くと壮絶なネタバレになりますのでw

{netabare}

だと思って、とある事情のもと視聴し始めた本作。

しかし、3話以降いままでの魔法少女ものとは、
全く別物と思い知らされることになった。
とある事情など、どこかへすっ飛んでいた。
まずは3話までは見てほしい。
そして6話まで見ればもう引き返せないだろう。

オリジナルアニメの先の分からないドキドキ感を十二分に発揮
そして堪能させてくれた。
全ての要素において製作者側の策略を感じることができる。

こんなにも次回が気になって仕方がなかったアニメを他に知らない。
リアルタイムで見ているときは1話終わるごとの喪失感が半端なかった。
毎週、放送終了後そのまま3周するのはもはや日課と化していた。

この秀逸な脚本は虚淵氏が書いている。
ハッピーエンドを書けない作家と言われている氏だが
果たしてどんな結末を描いてくれたのか
そこにも注目していただきたい。

キャラデザは蒼樹うめ先生がつとめ、なんとも可愛らしい。
キャラデザに好き嫌いが出そうで、
実際私も始めは好きではなかったが、
終わってみればこのキャラデザ以外考えられない。
それほどこの世界にマッチしていた、そう思わずにはいられない。

オープニングも「こんなの絶対おかしいよ」と思っていたが
観ていただければ、本当の意味を本編の中で知ることになるだろう。

作中の音楽も秀逸で物語の1つ1つのシーンを盛り上げるのに
大いに役にたっている。
物語にのめり込むほどに、音楽だけでぐっときてしまう。
お気に入りは9話の音楽であるが、是非本編で確認して欲しい。

アニメーションはシャフトが
バトルシーンは劇団イヌカレーが手がけ、
独特の演出で観るものを虜にしてくれる。
あの何ともいえない独特の空間。
そして迫力ある戦闘シーン。
シャフトならではの光と影の演出。

全ての要素が絶妙に絡み合いこのアニメを最高の物にしていると思う。
どれか1つが欠けていても、この作品は成功しなかったのではと思う。
新房監督によくぞこのメンバーを集めてくれたと感謝したい。

最終話に賛否両論あるのだが、2,3度観ていただければ
感動が増すことは間違いないだろう。
私も1度目は正直ポカーン状態だったのだが
結末を分かった上で、あらためて見直した時の感動は今でも忘れない。

2度3度見直すのがこの作品の正しい見方だと個人的には解釈している。
皆様も繰り返し見ていただければ、きっと新しい発見があるはず。

ここまで見直してもさらに面白いアニメはなかなかない。
初めてブルーレイを購入&終わる前に全巻予約したほど。
またスピンオフ漫画、CDも全て購入。
「後悔なんて、あるわけない」

BD1巻特典のドラマCDは本編の補足的でよかった。
まさかそうくるとはと思わず鳥肌がたった。
3巻特典のドラマCDはアナザー的位置付けだが
これもまた非常にいい出来だった。
思わずニンマリしてしまうほどにw
5巻特典のドラマCDでは杏子の過去が語られる。
本編の1年前ぐらいの話のようだ。
これは杏子ファンにはたまらない。
是非ともすべて映像化をお願いしたい。

私はこれまでフル5点など付けたことなどないのだが、
総合力であえてフル5点を付けさせていただいた。
自信を持ってお勧めできるアニメ。

是非、観ていただきこの感動を共有できればと
魔法少女まどか☆マギカのレビューとさせていただきたい。


と、まあかなーり色々書いてきたが
つまりは何が言いたいかというと

このアニメを気に入ってくれたなら
「それはとっても嬉しいなって」



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上記はネタバレにはなっていないかな。

以下、ややネタバレかも


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{/netabare}

{netabare}

本編中、伏線回収していなと思われる点を3点。

OPの黒猫。
杏子の特殊能力。
杏子の食料調達方法。

その内、黒猫は1巻特典ドラマCDにて回収される。
興味のある方は特典CDを聞いてみてくれ。
思わずそう来たかと思ってしまった。

杏子の特殊能力はDB5巻特典のドラマCDで回収。
杏子の食料調達方法は雑誌インタビューにて回収された。
ちゃんと設定があったのである。
決定稿には記載があるが、演出上省略されているようだ。


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★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■まどか自己満足考察的レビュー

以下で超自己満足考察的レビューを書いてみようと思う。
『完全にネタバレ』のため、視聴していない方はくれぐれも読まないでいただきたい。
まどかの面白さは先が読めないという部分にあると思っている。

それでは、お時間許す方は読んでくれたら嬉しいな。

{/netabare}

{netabare}
まず、この魔法少女まどか☆マギカは
「ミスリード」と「希望と絶望」で出来ていると思っている。

魔法少女という少女向けのタイトル及びタイトルロゴ
うめ先生による、可愛らしいキャラデザ
そしてOPの可愛らしいアニメーション
ほとんどの方がこの時点でだまされていたのではないだろうか。
この時点でこのような展開になると誰が予想できただろうか?

ただ、完全なミスリードでは無いと私は思っている。
ミスリードの中にもどこか不自然さを残している。
そもそも私はOPアニメに違和感を感じていた。
「どうしてまどかは泣いているのか」
「悲しげな表情で雨の中を走っているのは」
「そして、曲の歌詞が意味するものとは」
この違和感が埋まるのにはもう少し時間がかかるのではあるが、
この時点では私も少しの違和感程度であった。

そして、1話に突入するのだが、ここでもミスリードが生かされる。
まどかの平和的な早朝風景、学園生活
タイトルから想像する魔法少女風の導入である。
そして、異様な雰囲気を出しているほむらの登場。
ただ、このほむらの言動にも何か違和感を感じずにはいられなかった。
これから魔法少女になるまどかのまわりで異変が起こっている、そんな印象だった。

そして、1話終盤、その異様な雰囲気のほむらが
魔法少女ご用達のマスコットキャラ「キュウべえ」を殺そうと追いかけているのである。
この時点で完全に、「ほむらは敵」「キュウべえは魔法少女の味方」的構図を作り出した。
そして、本来の魔法少女的役割としてマミが登場する。
そう、この1話は視聴者をミスリードするために存在するといってもいい。

2話へ突入し、魔法少女が何なのか、当然、表向きの意味ではあるが、それが明らかになってくる。
一般的な魔法少女の設定である。悪者を倒し、皆を守る。
危険なことではあるが、その魔法少女への憧れをマミを通じてまどかとさやかが感じていくのである。
そして、この時点での違和感、それは「魔女」という言葉であった。
私自信、何で敵が「魔女」なんだ?と疑問だった。
魔女ってどちらかというと魔法少女側では?とも思った。
魔女っていうと一般的にいって大人の女性をイメージするであろう。
魔法少女が大人になったら魔女っていうのなら分かるがと。
しかし、本作の魔女はそんなイメージとはほど遠い。
グロテスクでモンスターと言った方がよほどしっくりくるデザインであった。
ここでも少しの違和感を残しつつ物語は進むのである。

そして、運命の3話である。
いよいよマミを通じてまどかが魔法少女になりたいと気持ちを最高潮にしていく。
そして、これからマミとまどか2人の魔法少女による話が始まるとそう思わせる運び。
だが、しかし、ここで物語りは大きく方向転換する。
ここまで引っ張ってきたミスリードを覆すのである。
衝撃の走ったマミった事件。
私のこの時の率直な感想は「おい、これどうなるんだよ」
「魔法少女まどかって魔法少女になれないのじゃないか?」
中学生の少女が希望あふれていた時に目の前で絶望を味わった。
まどかは命の危険があるとは認識していただろうが、
いや、本当の意味では理解していなかったはずである。
現実で残酷な死に方を見せられたのである。
この状態で魔法少女になるなんて考えられない。

願いでマミを生き返らせるという選択肢もあったかもしれないが
どんなにいい人でも出会って1週間ほどの人の命のために
自分の命を投げ出すなんて出来るのか?
しかも、その人の死に方を目の前で見せ付けられている状態で。
もはや、この時点で先の読めない展開に数々の妄想を膨らませるようになった。
そういう意味で3話はキーポイントと言える。
また、3話後に初めて流れるEDは秀逸。
いよいよ、物語が本性を表しはじめた感じがした。

そして4話からではあるが、これはさやかを通じてもう1人のまどかを表現したのでは無いかと思う。
さやかはもし、まどかが魔法少女になる道を選んでいたらを描いたのではないか。
そういう意味では中盤の主人公はさやかであろう。さやか☆マギカである。

人を助けるために魔法少女になる。従来の魔法少女的位置づけである。
好きな人の怪我を治し、親友を救い、魔法少女として順風満帆な滑り出しといえるさやか。
まさに希望あふれる展開である。
しかし、ここから徐々にさやかを絶望へと追い込むストーリーは圧巻。

まずは、ライバルとなる杏子の出現。
さやかとは正反対の考えをする杏子と対立する。
そして、自分は違うんだとより正義に向かうわけではあるが
それが、結果彼女を追い込んでいくことになる。

そして、衝撃の6話を迎える。
さやかと杏子が戦うのは間違っていると、まどかの直向な思いと行動から衝撃の事実が発覚する。
この時のほむらの行動にはぐっときてしまう。
唯一真実を知っているほむらは全力でソウルジェムを追いかける。
この辺りで完全にほむらに釘付けであったのは言うまでもない。

7話以降のさやかの絶望への落ち方はなんとも言えなかった。
自分が人間では無くなってしまった事実に悩み。
そして、大好きな人を親友に取られてしまうかもしれない悲しみ。
それでも、自分は正義の魔法少女として戦うことを諦めないさやか。
また、この辺りからキュウべえの本性が徐々に明らかになってくる。
いままで正義のマスコット的位置にいたように感じたが何かが違う。
この辺りの見せ方も秀逸といっていい。

そして、さらなる衝撃の8話。
ついにさやかが壊れ始める。
魔女との戦いで痛みを感じないことを実感し同時に人間では無いと自覚する。
そして、その想いをまどかにぶつけてしまう。
自分の言っていることは的外れだと分かっていながら親友にぶつけてしまう。
なんとも切ない。
そんなさやかに追い討ちをかける仁美。
仁美もさやかの状況を知らないからこそ、運命のいたずらにやるせない気持ちになる。
そして、ついにさやかが魔女化する衝撃。
最後に残したさやかの言葉はなんとも言えない。
「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。
  私達魔法少女って、そう言う仕組みだったんだね」
希望と絶望は差し引きゼロ。
7話で杏子が言っている
「希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされる」
「そうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだよ」
の本当の意味を理解して、そして、魔女になってしまう。

最後のキュウべえのセリフには寒気がした。
そう、私が2話で違和感を覚えた「魔女」の本当の意味である。
ここから怒涛の伏線回収がはじまる。

9話は涙無しでは語れない。
ここの杏子の行動に賛否あるのは分かる。
序盤かなり敵対していたさやかをそこまで救う理由が見当たらない。
確かにその意見は正しいと思う。
だが、しかし、私は杏子が言っている
「アタシだって、考えてみたらそういうのに憧れて魔法少女になったんだよね」
「すっかり忘れてたけど、さやかはそれを思い出させてくれた」
に集約されていると思っている。
昔の自分に重ね合わせて、そして、なんとか救ってやりたい、そう思ったに違いない。
そして、さやかを取り戻すために戦いに向かう杏子とまどか。
しかし、まどかをも殺そうとする魔女についには杏子も希望を失う。
そして、さやかとともに自爆の道をたどる。
杏子の最後のセリフはかなりぐっときてしまった。
このシーンはとても美しくそして悲しすぎる。
この時のバックミュージックが無くなる演出にもしびれる。

そして、ほむらの真実が明かされる10話。
1話からのほむらの行動の謎が全て解き明かされる。
ほむらが何故、あれほどまどかにこだわるのか。
バラバラだったパーツがしっくりはまってくるのである。
1話からずっと続いていた違和感が無くなっていく気持ちよさ。
それと同時にほむらの切なさが伝わってきた。
何度も何度も繰り返してきたはずである。
ほむらの心情を考えると胸が熱くなる。
後半のまどかのソウルジェムを打ち抜くシーンは鳥肌ものだった。
この千和さんの何ともいえないうめき声は圧巻。
本当はSEを入れる予定だったらしいが、演技を生かすためにSEをなくしたらしい。
ナイスジャッジであろう。
涙が止まらない。

そして1話アバンに繋がる。
そう1話のアバンはこのシーンだったのだ。
10話は鳥肌たちまくりだった。
タイムリープものではよくある手法ではあるが、色々な思いがめぐって相当やばかった。

そして、ここでのOP曲。
OP曲の違和感がここで解消するのである。
10話は本当に圧巻だった。

リアルで見ていた時は、ここで1ヶ月待たされることになった。
この1ヶ月はほんと長かった。
無事に放送となった時はどれだけ歓喜したことか。

そして、待ちに待った11話12話連続放送。

まどかの強さの秘密がここで明かされる。
そして、ついにほむらがワルプルギスに挑む。
圧巻だったのは戦闘シーン。
この戦闘シーンの迫力はすごかった。
ほむらのこれまでの想いをぶつけるがごとく怒涛の攻撃。
あれだけの準備をしてきたのを想像するとまた胸が熱くなる。
しかし、それでもまったく歯が立たない。
そして、ついにはほむらも絶望しそうになる。
繰り返せば繰り返すほどまどかの魔女化はひどくなるのではと?

また、まどかはキュウべえから過去の魔法少女のことを聞かされる。
そして、思い悩む。
ほむらの想いも聞かされる。
この時のほむらの語りは相当やばかった。
今までのほむらの想いが伝わってきて泣けてしまう。

その後のキュウべえの追い込みがすごい。
まどかを何とか魔法少女にしようとほむらの所へ向うようにしむける。
そんな、まどかはついに決心してほむらの元へ向う。
私はこの時点ではあまり深く考えていなかった、まどかの考えを。
それを理解したのは12話を見た後であった。
このときの母の制止を振り切って出て行ったまどか。
後になってこのシーンがあまりにも切なく感じてしまう。

そして、賛否両論の12話。
まどかがついに魔法少女になるのであるが
その願いがあまりにも大きすぎ、また、ハッピーエンドぽくもなく
バッドエンドともいいがたい微妙な印象を受けた。
私も正直1度目はポカンとしてしまった。
しかし、もう1度11話から見直して、そして、自分としては満足できた。

11話の母を振り切るシーンに戻るが、あの時点でまどかは
自分がいなくなってしまうことを覚悟していたのである。
それでも自分の母を振り切っていくまどか。。。
どれだけの想いでほむらの元へ、そして、全ての魔法少女の想いを救うために
出て行ったのかと思うと、母を振り切るシーンで涙が出てきてしまった。

そして、まどかの願いだが、全てを無くしてしまう事はできない。
それは、これまで魔法少女が築き上げてきた歴史までも無くなってしまうから。
魔法少女のシステム自体はなくせ無い。
それでも皆を救いたいという想いから、魔女にならないようにする願いにしたのだと思う。
その代償は自分が人間として存在できなくなるとしてもだ。

そのため、救われなかったのが、ほむらであろう。
結局ほむらはまどかを救えなかった。
そういう意味ではハッピーエンドではないとは言えそうだが
完全なハッピーエンドにしようとすればかなり無理が生じる気がする。
アニメに無理とかいっても始まらないかもしれないが
私としては絶妙の落とし所だったと思っている。
まどかの命は救えなかったかもしれないが、まどかの想いは救えたのだ。

こんな感じで私は非常に満足してしまっているのである。
これは大筋の部分で書いてきたが、このアニメのもう1つの楽しみ方は
それぞれのキャラ視点で物語を観ていくとさらに面白い。

1話からまどか視点で見たとき、ほむら視点で見たときで見え方が違ってくる。
さやか視点、杏子視点、さらにはキュウべえ視点でも非常に面白い。
それぞれのキャラ視点にたって物語を観たときにどのキャラにも愛着がわいてしまう。
悪役だと思われるキュウべえでさえ、自分の信念に基づき行動している様は好感が持てる。
結局のところ悪いキャラなどいないのではないかと思える作りは素晴らしい。

そして、私が個人的にこのアニメのすごいと思う所は
どの話も秀逸で6話以降の展開など甲乙つけがたいできではあるが
本当にすごいのは1話ではないかと思っている。
これだけ暗い話であるにも関わらず、1話の段階でそんな感じをまったくださず
ミスリードを誘発してくれて、それでいて、見直したときに
衝撃を受けるように作りこまれている1話にこそ賞賛を送りたい。

と、なんかまとまりが無くなってきてしまったが
とりあえずはこの辺りにしておきたい。
また、気が向いたら追記修正を行うかもしれない。

ここまで、読んでくれた方、本当にありがとうございます。


■2011/10/15追記

ふと、恐ろしいことに気がついたので追記。
仮定の話だが、もしほむらがワルプルギスの夜を倒して、
まどかが魔法少女になることを阻止できていたらと考えた。
そうすると、ほむらは設定上、時間停止はできない、時間も巻き戻せない。
設定上、最弱級の魔法少女ということになる。
もはや武器の調達も出来ない。
そんな状態で魔女に勝てるわけもなく、ソウルジェムを浄化もできない。
ただただ魔女への道を進むしかない。
恐らく、ほむらはその事は分かっていたはずである。
それでも親友を助けようとしていたほむら。
まどかを救った後、恐らくだが自ら死ぬつもりだったに違いない。
胸が締め付けられる想いだ。
それと同時にこのアニメの深さに痺れる。


■2012/1/18追記

ラストCパートの英字を記載しておく。

Don't forget.
Always, somewhere,
someone fighting for you.

As long as you remember her,
you are not alone

忘れないで。
いつも、どこかで、
あたなのために戦う誰かがいることを。

彼女を思い出す限り、
あなたは一人じゃないよ。


まどかとほむらの想いが上手く表現できていると思わずにはいられない。

{/netabare}

■2/12英語版プチ感想追記

ニコ生で英語版の1話が放送された。
声優陣にかんしてプチ感想を。

まどか:まずまずの印象
QB:英語でもなかなかの営業w
パパ:渋いwww
たっくん:可愛い
ママ:ちょっとかっこよくなった?
さやか:ちょwwwキタエリ英語喋ってるんじゃねえの?
ひとみ:いい感じ
先生:迫力あったよw
ほむら:もう少し影があるとGOOD
マミさん:あぁぁぁぁぁぁマミさんががががが、老けたw
     ティロフィナーレがどうなるのか気になるw

投稿 : 2020/10/17
♥ : 252

horo さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

他の魔法少女ものとは明らかに違う作品

魔法少女と言えば最近ではプリキュアが代表され、小さな女の子に夢と希望そして愛と正義を与える作品である。
ストーリーも毎週違った敵と戦い勝つだけの単純なものだ。

しかし、まどか☆マギカは全く異質の作品である。
通常の魔法少女ではやってはいけない様なストーリーを展開し、回を進めて見て行くうちに鬱な気持ちへと誘われるが、その続きを見ないではいられなくなる。
序盤、1・2話では、違和感を感じつつ一般の魔法少女的な雰囲気で見ていられるが、3話で一気にショックを受ける事になる。
このストーリーを見続けて行くためには、この3話のハードルを越える必要がある。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 37

89.7 10 星雲賞アニメランキング10位
時をかける少女(アニメ映画)

2006年7月15日
★★★★☆ 4.0 (3891)
20232人が棚に入れました
東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなある日、仲の良い2人の男友達との関係に、微妙な変化が訪れていく。

声優・キャラクター
仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、原沙知絵、谷村美月、垣内彩未、関戸優希

MKT さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

夏に見たい青春アニメ

この映画がきっかけで奥華子さんのガーネットに完全にハマりました(笑)

☆時をかける少女 / ガーネット
http://www.youtube.com/watch?v=b_Y4XXkJDW0

いやぁ なんとも言えない切ない余韻が残るエンディングでした。
まさに夏に見たい青春アニメという感じです。

タイムリープで過去に戻れるかぁ。
俺ならいつに戻るかな?
小学生からやり直したいなんて欲は言わないから、
去年の夏に戻りたいかなぁ・・・。

でも戻れないしなぁ。

過去になんて戻れないこそ、後悔の無いように人生楽しんで行こう!と改めに思い返すきっかけになりました☆

投稿 : 2020/10/17
♥ : 20

offingbook さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

若者のすべて

2006年7月に公開されたアニメーション映画。約1時間40分。細田守監督作品。

原作は筒井康隆の同名小説ですが、この作品は原作から約20年後の物語。
予備知識全くなくても問題なく楽しめます。

2人の男友達と仲良く何となく日々を過ごしていた主人公の女子高校生・紺野 真琴がある日、
時間を跳躍する力・タイムリープの能力を身につける。
夏の季節が舞台の、青春ストーリー。

その等身大の日々に、それぞれの優しい想いに、
バカバカしく笑いあう時間に、
一歩を踏み出せないもどかしさに、
焼き付くような真夏の匂いに、
突き抜けるような青空に、茜色の夕焼けに、
背中を押す挿入歌に、
温かく包み込む主題歌に、
前を向き翔け抜ける躍動に、
まっすぐな空気に、
感情が伝わってくる呼吸に、
一生忘れられない一瞬に、
少しずつ、本当に少しずつ変わっていく時間の中、
つまずきながらも必死に未来へ走っていく青春に、
その全部に、そのすべてに、
心をわしづかみされて、観る度に切なくなって、胸が苦しくなって、感動して、
爽やかな心にしてくれて、最後には素晴らしい余韻を残してくれる。

細かいことを言えば、気にしたら、多分きりがないんだろうけど、
そんなのどーでもいいくらいに、すっげぇ大好きな青春アニメです。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 77

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

時を越えても良い作品なのですね!!

「時をかける少女」ってタイトルだけは昔から良く耳にしていたのですが、原田知世さんの映画を含
め、今までまったく見た事がありませんでした!!
アニメ化されてからも、観た記憶はなかったので、よし、観てみようと思って視聴を開始・・・・
(^・ω・^).....ンニュニュ?デジャブ!?
無機質で嫌な予感を感じさせる、商店街の機械仕掛けの音楽隊!!
・・・・・なんか知ってるよこれw
どうやら、ふとつけたテレビでちょうど放送されてた所をそのまま観たのだと思いますね♪
まったくもって覚えていなかったので、面白くなかったのかなぁ~などと考えながら見ることになっ
たのです♪
 
物語は、真琴(まこと)・千昭(ちあき)・功介(こうすけ)の仲良し3人組がいつものように野球をした
り、ごくごく普通の学校生活を送るはずだったのです。
でも、この日はちょっと不幸な1日だったのですね♪プリンを食べ損ねたり、家庭科で油に引火させ
たり・・・それだけでは終わらずに、帰り道に死を覚悟するような踏み切り事故に遭ったのです!!
その瞬間にタイムリープに目覚めた日でもあったのです♪
タイムリープを手にした日からの真琴の日常が劇的に変わって行くのですよ!!
 
■「時をかける少女」で外せないポイント♪\_(*゚▽゚)
・黒板に書かれた「time waits for no one」観終わった後でこの意味の重みを感じてくださいね♪
・真琴と千昭の関係に注目!!親友から恋心に変わるタイミングってどこだったのでしょうか?
 友達の友梨との会話なんかもヒントになりますね-(・0・。)
・魔女おばさんの言葉に注目!!「待ち合わせに遅れてきた人がいたら・・・」この言葉に真琴がとった
 行動とは・・・
・千昭の言葉「未来で待っている」に込められた想いとは・・・o( ̄ー ̄;)ゞううむ
 その後、真琴が功介言った「実はやることが決まったんだ」に答えが見え隠れしますね♪
 
色々突っ込み所は満載でしたけど、人間観察が好きな人ならきっと楽しめたはずですよ♪
タイムトリープ後の世界で微妙に違っている人間模様をぜひ堪能してみてください、そして、真琴の
心理描写を絶妙に表現・演出している所も、全体を通して注目して欲しいですね♪
何気なくすごしている、何気ない時間って、良く考えたら取り戻せないのですよね(゚-゚*)(。。*)ウンウン
「時は金なり」って言う言葉がありますが、まさに、時間は貴重であり有効なものであるから、無駄
に費やしてはいけないよって、改めて時間の尊さを教えられたような気がするのです♪
そんな貴重な時間を割いても、観て損はない作品だと思いますよo(`⌒´*)oエッヘン!
 
最後に、主題歌:ガーネットの歌詞は真琴の気持ちが込められていて、観おわった後に改めて聞くと
改めてジーンとなれますよ♪歌詞が千秋の言った言葉のネタバレにもなっているからなのかもw

投稿 : 2020/10/17
♥ : 41

90.5 11 星雲賞アニメランキング11位
風の谷のナウシカ(アニメ映画)

1984年3月11日
★★★★★ 4.2 (1853)
11871人が棚に入れました
極限まで発達した人類文明が「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こし、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)が発生した。それから千年余り、拡大を続ける腐海に脅かされながら、わずかに残った人類は、古の文明の遺物を発掘して利用しつつ、細々と生きていた。腐海のほとりにある辺境の小国「風の谷」は、大国トルメキアの戦乱に巻き込まれる。風の谷の族長ジルの娘であるナウシカは、運命に翻弄されながらさまざまな人々と出会い、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の営みに向き合い、大国と小国、そして腐海と人類との共生の道を探っていく。

声優・キャラクター
島本須美、納谷悟朗、松田洋治、永井一郎、榊原良子、家弓家正、辻村真人、京田尚子

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ジブリの初作品

やはりジブリは初期の頃の作品の方が素晴らしいですね。
腐海とそこに生きる生態系の斬新な世界観から、人間と自然の共存についてのテーマや人間の愚かさなどを明確にこの作品は表現されていて良かったです。
ワクワク、イキイキするような展開はなくシリアスで暗い内容ではありますが、見ていてこの作品の世界観に引き込まれました。
また主人公の女の子にすごく好感が持てます。
無鉄砲なところもあるけれど、純粋で強く優しく思いやりがあってまさに聖女。
声優が「めぞん一刻の管理人さん」の人っていうのも良いキャスティングでした。
生物達がちょっと気持ち悪い・・・。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 11
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

風の谷の伝説のナウシカ

「風の谷のナウシカ」原作既読
原作の壮大な物語の一部を切り取って映画化した作品です。

久石 譲さんの美しい音、旋律は風の谷のナウシカの完成度を完璧なまでに高めてくれています...

終末後の世界...
「腐海」と呼ばれる人間が住むことの出来ない毒の森が広がる世界は独創性に満ち溢れ圧倒されます。

腐海の毒が届かない「風の谷」に住むヒロインのナウシカ。

自然を愛し蟲の心を理解する彼女は腐海も含めた、この世界全体の共存を望み進むべき道を探します。

ナウシカは目に映るものばかりにとらわれず、自分の信じたものを大切にし、そして大切なものを守れる強さを持つ。
そんな優しさと強さを併せ持つナウシカは私の永遠の憧れ、私の中で不動のNo.1ヒロインです!

{netabare}
共存や人々の争いの終結の願い、 平和を身を挺(てい)して訴えるナウシカに何度泣かされたことでしょう。


腐海と人類を結ぶ架け橋。古の伝説の救世主としてこの世界に再び蘇った彼女の姿は、美しく、涙なくしては見られません。
{/netabare}

風の谷のナウシカの音楽は久石 譲さんが担当。やはり宮崎 駿さんと久石 譲さんのコンビは素晴らしい。


~久石 譲in武道館~
連れていってもらえたのは幸運でした。エントランスに「宮崎 駿」さんから久石 譲さんへ贈られた華やかな祝スタンドの花があり興奮しました!

久石 譲さんのピアノを聴き、音色、曲、同時に流されたジブリの映像に魅了されました。
音楽に対する情熱を目の前で受けとめ鳥肌が止まりませんでした。

中でも「風の伝説」「鳥の人」には特に強い思い入れがあります。
幻想的な光景が目の前に浮かび上がるようで、時に激しく素晴らしい曲です。
ストーリー、音楽共に長年に渡り愛され続けていくことでしょう…
このような素晴らしい作品を世に生み出してくれて本当にありがとうございます!

「思い入れ5つ星作品です!!」

投稿 : 2020/10/17
♥ : 111
ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

優しさと怒り、心の強さと弱さ

何回目の視聴なのかわからない、金曜ロードショーでの視聴。

【自然と人間の対立?】
現実世界では自然破壊により人間に自然は奪われていっているばかりで、自然は人間ではないので悲しみや怒りは存在しません。この世界では明確な自然の怒りが、自然を破壊しようとする人間に対して示されます。それにより生まれる人間の腐海への憎しみが常態化した世界になっています。
{netabare} しかし、実は腐海はかつて人間の汚染した土地を綺麗にしているという事実があり、人間は腐海と共生していくべきではないか、という道が示されます。
{/netabare}
また、この世界では人間が生存可能な土地を巡り戦争が続いていて戦争により自然の怒りを買い、土地が腐海にのまれることが頻発しています。結果的に合理的でない人間と人間の対立、戦争の愚かしさがみえてきます。

【優しさと怒りの対立】
{netabare}
ナウシカの特殊な特技は「虫の怒りを静める」というものです。ですが、その特技の根底には腐海と共生できるという考え方からくる虫への優しさがあるからこそ、虫の怒りを静められると思うのです。
ナウシカの優しさに対し、対立する怒りとは。それは、前述した人間の腐海に対する怒りや恐れ、王蟲の人間に対する怒りです(そこには生存領域を脅かす人間への恐怖が存在しているのかもしれません)。
腐海への恐れや人間への憎しみに借られた人間が起こした王蟲の風の谷への誘導作戦は、女性たちの哀れみや慈愛により放たれたナウシカは風の谷へ向かうことができました。

子供の王蟲が怒りで我を忘れて酸の海に入ろうとするのをナウシカは止め、そこで王蟲はナウシカに優しさを向けます。また、その子供王蟲とナウシカをはね飛ばしてしまう王蟲の軍勢はナウシカの自己犠牲により、その怒りを静めました。自己犠牲まで出来る蟲へのナウシカの優しさは、ある種の人間の理想なのかもしれません。優しさを実行する事は精神的強さが必要です。その強さに人は憧れを感じ、その簡単ではない優しさの結果に尊さを感じるのだと思いました。

そしてナウシカも自分の中にある怒りの強さに恐怖しています。人を殺してしまうほどの感情。
自分の中の怒りに恐怖していたナウシカが怒り狂った王蟲の軍勢の前に立つ。この時のナウシカは聖人のように怖さがなかったでしょうか?私は、ナウシカは怖かったんじゃないか?と思います。幼い頃に子供の王蟲が連れていかれるのをみて「殺さないで」というナウシカから、死への恐怖、別れへの恐怖はあったと思います。

ですが、自分の中の恐怖に打ち勝ち、あの場所にたったんじゃないでしょうか。打ち勝てた理由は、幼い頃から変わっていない、蟲と仲良くなりたい、共生出来るという思いがあったからだと思ってます。
恐怖によって生まれる憎しみや怒りが弱さなら、慈しみの心からくる優しさは強さであるという事を感じました。そういった感情を感じれるからこそ、「風の谷のナウシカ」は共感を得られるのかもしれません。
{/netabare}

【総評】
何度も見ているはずなんですが上手く言葉に出来ない感動がこの作品にはあります。

巨神兵の活躍のシーンや巨大な飛行機、戦闘機のドッグファイトなどが子供の頃は楽しみでした。

神秘的な腐海の姿や空を気持ちよく飛ぶナウシカのシーンも心地いい雰囲気があって好きです。

大人になって見てみると、苦手だったナウシカの幼少期のシーンも、ナウシカを説明するのに大切なシーンだなと少し感動しました。

ナウシカのように優しく強い人になってほしいと思いが伝わって来ました。何度でも機会があれば見返したい作品です。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 49

79.8 12 星雲賞アニメランキング12位
図書館戦争(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (1924)
11209人が棚に入れました
時は2019年、公序良俗を乱し人権侵害の表現を取り締まる「メディア良化法」が施行された現代。
強権的かつ超法規的な「メディア良化委員会」とその実行組織『良化特務機関』の言論弾圧に唯一対抗できる存在、それが図書館だった。かくして図書館は武装し、良化機関との永きに渡る抗争に突入することになる。図書館の自由を守るために。

声優・キャラクター
井上麻里奈、前野智昭、石田彰、鈴木達央、沢城みゆき、鈴森勘司、佐藤晴男、田中理恵

にゃにょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

カミツレの花言葉

もしかしたらそんなに遠くはない未来に…と思いつつも、たぶんここまでは無いであろう…、けど近いものは起こりうるかもしれないと思わせられる話でした。
深いお話だと思います。
言論の自由や出版・閲覧に関することを色々と考えさせられました。
武力による規制に対して武力で対抗することを余儀なくされた図書館。
何だか胸が痛くなります。

そんなお話を主軸に甘い恋愛要素が程良く混ぜ込んであります。(ちょっと甘めかもしれませんが私は好み!)
見ていて小っ恥ずかしくなるような純情路線です。
「ああぁぁ~お前らそこで行かずしてどうする!いけ!いくんだ!ぬお~このヘタレどもめ~><」みたいな(笑
何とも可愛らしい恋愛模様でキュンキュンさせて頂きました。

カミツレの花言葉「苦難の中の力」「逆境に耐える」「逆境の中の活力」などだそうです。忘れません。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 6

- JIN - さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

王道ラブコメでありながらメッセージ性も強くオススメ

「あらすじ」は本作の舞台解説、本質は教官と新兵のラブコメなのです!
恋愛モノが好き、がんばる人が好きな方にオススメできる作品でした
表現の自由を守るための軍隊に入隊した女性新兵が担当教官の指導により
成長すると共に徐々に惹かれあう。まぁここまでは王道なのですが・・・
興味を持って頂いた方の参考になれば
全12話でドラマ仕立ての完全ストーリー型作品なので順番に見てください
1話目でのツカミは非常に良くできてると思いますので、ここで心が動けば
ほとんどの方は楽に完走できると思います。逆なら見切る方向で・・・
注意点として序盤は戦闘シーンが多く描かれてますが、あくまで作品背景の
理解に必要な描写であってずっと続くわけではないことです
戦争作品やバトル作品として期待されてる方にはオススメできません
(私は初見で勘違いしてしまって作品の方向性を見失いかけましたw)
.
本作の特徴は「表現の自由を守るために戦闘する」と言う無茶な設定が
作中では自然に感じられてしまう確立された世界観だと思います
そこで描かれるすべての登場人物はやさしさと深みを帯びていました
.
一話一話に重みがあり、エンディングで集約される作品にハズレなし!
ストーリー展開も軽快で、各話の内容に無駄やスキがないため
ほとんどの回の終わりで心を動かされました
追い討ちをかけるようにED曲を重ねられると・・・(´;ω;`)ブワッ
.
結論:紙ベースじゃなくデータ保管すれ(ry [検閲中]

投稿 : 2020/10/17
♥ : 12

にゃんた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

視聴スタンス次第

2011.4.18第1レビュー
2012.3.12第2レビュー
(原作未読)

★結論★
「教官!私はドジでノロマな亀・・・&戦闘シーンもあるよ!あ、あと、表現の自由は大事だよね!」

背後にあるメッセージに着目すると、あまりにも浅くてお粗末だが、
肩の力を抜いて、難しいコトを考えずに気楽なラブコメだと
思って観れば、満足できる作品だと思う。

★以下、詳細★
恋愛コメディ要素と軍隊バトル要素、青春成長要素を含めた作品。
すべての要素がある程度の作り込みで、一応満足できるが、
結局どっちつかずの印象もある。

もっとも、これが制作者の狙いなのかとも思う。

つまり、作者の伝えたいメッセージを、より多くの人に伝えることが目的なのであるから、
そのための手段として、多くの人に受け入れられやすい平均的で無難な作りにする必要があったのだと思う。

その点では、
「表現の自由の危機を、より多くの人に知ってもらう」
という、作者の目的は十分果たせたのではないだろうか。

ただ、肝心のメッセージ部分が浅くて薄い。
たしかに、多くの人に知ってもらうために内容を簡素化するのは、
1つの方法だとは思う。
しかし、そのために一番大事なメッセージ部分まで簡素化してしまっては、
本末転倒なのではないだろうか。
それとも、作者はこの問題について、この程度の理解で問題提起をしたのだろうか。

(或いは、原作者はしっかりと書いていたが、アニメ化するにあたり、
話数の都合で浅くせざるを得なかったのかもしれない)


この作品のメッセージ部分は、
「表現の自由が、国や自治体の規制によって危機に瀕している。
表現の自由を守らなければならない!」

という主張なのだが、
これが極めて一方的な主張に過ぎず、説得力が弱い。

ある主張をする場合には、自分の主張だけを声高に主張するだけでなく、
反対側の立場の意見を考慮したうえで、
さらにそれを上回る反論をして説得力を増す必要がある。

本作品には、そこがまったくない。

主人公サイドの掘り下げはあったが、敵対組織サイドの掘り下げがほとんどない。
敵側人物の掘り下げをすることで、メッセージの説得力も増すし、
アニメ作品としても面白さが増したのではないかと思うのだが・・・。

表現規制の合憲性という、最高裁でもたびたび争われてきた深い問題について、

表現の自由を守る側=善 規制する側=悪

という単純な構図で描かれていたように感じられたのが残念だった。


★さらに詳細(表現の自由に関する問題点)★

~問題点~
出版物について、
その内容や描写が「有害である」との指定をして販売を規制するのが、
問題となった条例のおおまかな内容です。

~規制する側の言い分~
エロ本、エロマンガ等を野放しにすると、
青少年の健全な成長に悪影響を与えます。
青少年は保護しなければなりません。
悪影響を与えるような本は、
「有害図書」に指定して、出版方法を規制しましょう。


~規制される側の言い分~
エロ本じゃなくて芸術なんだ。表現なんだ。
「有害図書」とか、お前が決めるな。
規制されるかもって不安があったら、自由に作品を書けなくなる。
また、青少年にも、色々な出版物を読んだり知ったりする権利があるんだ!
それに、一律に規制したら、関係ない成人にも影響するんじゃない?


両者の言い分は、どちらが正しいのか?
それらをどのように調和させていけばいいのか?


最高裁は、平成元年の判決で、
岐阜県の青少年保護育成条例について
憲法に反していない、という判断をしました。

この判決(の多数意見)は、条例が憲法違反となるかどうかについて、
明確な判断基準を示していないと言われています。

このような判決の下では、同じような条例がどんどん制定されたり、厳しく改正されやすくなるかもしれません。
表現の自由や知る権利が無防備に規制される可能性があります。
そして、東京都で改正された青少年育成条例の問題がマスコミ等にも大きく取上げられました。

ですので、このアニメの良化委員会が「公序良俗!」だけを理由にどんどん規制をしてくる姿勢は、
実は、このような不安定な状況まで含めて表現している、とも受け取れます。

・・・もっとも、この作品が、判例解釈まで含めた深い考察をしていたかについては、かなり疑問ではあります。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 26

87.8 13 星雲賞アニメランキング13位
となりのトトロ(アニメ映画)

1988年4月16日
★★★★☆ 4.0 (1555)
10674人が棚に入れました
小学3年生のサツキと5歳になるメイは、お父さんと一緒に都会から田舎の一軒屋にと引っ越してきた。それは退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためだった。近くの農家の少年カンタに「オバケ屋敷!」と脅かされたが、事実、その家で最初に二人を迎えたのは、“ススワタリ"というオバケだった。ある日、メイは庭で2匹の不思議な生き物に出会った。それはトトロというオバケで、メイが後をつけると森の奥では、さらに大きなトトロが眠っていた。そして、メイは大喜びで、サツキとお父さんにトトロと会ったことを話して聞かせるのだった。

声優・キャラクター
日髙のり子、坂本千夏、雨傘利幸、糸井重里、島本須美、北林谷栄、高木均

レイルトレーサー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

子葉の前で何度両手を合わせて上に突き上げたことか…

僕の中ではこれぞジブリという感じがする作品です。
「見なければ人生損する」という言葉はあまりすきじゃないのですが、この作品に対しては思わずつかってしまいます。

一番すごいと思うところは、視聴者の心を完全にトトロの世界に引き込んでしまうところで、子供の頃はちょっと草むらを探せばトトロがいるような気さえしていました。
そんなところがまさに
――いつでも隣にいる気がする――
『となりのトトロ』という題名もすごいと思います。

成長してからみると、田舎、自然の素晴らしさ美しさもわかるような作品だと思いました。

とにかくどんな人にでも一度は見てもらいたい作品です。
(実は、『まっくろくろすけ』という『すす』をあそこまで可愛いキャラクターにしたところに魅了されていたりも…)

投稿 : 2020/10/17
♥ : 8
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

こんなもん誰も作れない。

ストーリーは
{netabare}
結核で退院できない母に会いにいった迷子の妹を探すため姉が妖精の力を借りる。
{/netabare}
たったこれだけ。
本来予定されてた尺が短かったという原因があるのだけれど。

やはり酒の席でだいたい論争になるのはこの点を評価するかどうか。

私のように、どうでもいい話でよくぞここまで面白くできたなというのと、
ここまで作りこんであってもストーリーが単純すぎる。
トトロももののけ姫という絵本で既出だったり、どうみてもパンダコパンダ・・。まぁそこまでつっこんでくるのは歳のいったオッサンだけだけど。


否定派の気持ちもよく分かる。
宮崎パパはむかしっから行き当たりばったりっで作るんでも有名だし。たしかにたまたま上手くできたのかもしれない。
だからこそすごいというか、狙って作れる次元ではないというか。

結局、キャラクターとの相性、あの半世紀前の所沢が見た人間の原風景となるかどうか。
個人の趣向だから。逆にラピュタ好きじゃないし。

酒の肴になってしまうこと自体が豚とか千尋あたりまでのジブリの真のおもしろさでもあり。
喧嘩したいのではなく酒の席で他人様の感性が知りたいわけだ。

とにかく何度見ても飽きない。何度みたかわからない。
いつまでも瑞々しい作品。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 18
ネタバレ

Yulily さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夢だけど夢じゃない!となりのトトロ

子供の時にだけ あなたに訪れる
不思議な出会い....

幼き日に出会ったとなりのトトロ。その出会いは思い出せない程...生まれる前から知っていたような、そんな気さえしてしまうのは...ノスタルジアが共存する不思議な魅力に溢れた作品だからなのでしょうか...

メイ、サツキたち家族の引っ越し先の庭には緑の夏草が広がり、清々しい夏の香りがしそうな自然にあふれていました。

新しい家を探索する二人の生き生きとした好奇心旺盛で豊かな表情やダイナミックな仕草を見ていたら

つぎつぎと新しいなにかを見つけ、引き寄せるパワーを感じずにはいられません。
{netabare}
妹のメイが迷いこんだ茂みの先、みどりのトンネルの先にある場所。そんな日常の風景の中にあった落とし穴のような場所で不思議なくらい自然にトトロと出会うシーンお気に入りです。

メイ、サツキとトトロの不思議な時間

バス停でトトロの持つ傘に落ちた雨の雫の音が弾け、傘で奏でた雨粒での合唱。

夜中、不思議な躍りでトトロが草の芽をパッと成長させ、トトロとともに空へのさんぽ。大きな木のてっぺんでオカリナを吹いていたシーン。
お気に入りのシーンは幾つでも思い浮かびます。
{/netabare}

トトロを大人になり視聴して改めて思うのはこんなにも心を動かされる作品なんだということ

メイ、サツキが出会い感じたあの夏の冒険。夢だけど夢じゃない...

大人に成長した私を幼い頃の純粋な気持ちに引き戻し大切にしていた気持ちをよみがえさせるのです。

宮崎駿監督の ファンタジーは素晴らしい。色褪せず、いつも私の心にある、そんな大切な作品です。

そして昔から変わらない想い。トトロって本当にとても可愛いんです!

投稿 : 2020/10/17
♥ : 88

71.0 14 星雲賞アニメランキング14位
モーレツ宇宙海賊[パイレーツ](TVアニメ動画)

2012年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (912)
4431人が棚に入れました
どこかの宇宙・海明星(うみのあけほし)に住む高校一年生の加藤茉莉香。茉莉香はある日、故人である父親が実はつい最近まで生きており、宇宙海賊船・弁天丸の船長であったことを知る。
弁天丸が海賊として活動を続けるのに必要な、私掠船免状の継承のためには直系の跡継である茉莉香が船長になるのが条件と告げられ、元・父親の船である弁天丸、そしてそのクルーとともに、女子高生兼宇宙海賊船船長としての生活を送ることになる。痛快スペースオペラ、華麗に登場!

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

白凰海賊団に入団希望しますd(❀╹◡╹)っ

■モーレツ♡宇宙海賊ってタイトルで甘く見てたら大火傷よ♥
原作は『ミニスカ宇宙海賊』っていうライトノベルで、その著者の笹本祐一さんは自身で「現役最古のラノベ作家」と言ってるようですねw
アニメ化発表から2年の月日を経て『モーレツ♡宇宙海賊』と改名して放送開始にこぎつけたみたいです o(^ー^)o☆パチパチパチ

ストーリーはと言うと、主人公の加藤茉莉香[marika]はごくごく普通の女子高生で喫茶店でバイトしながら楽しい学園ライフをすごしていたのですけど、突然なにやら怪しげな人たちがバイト先にご登場w
なんと宇宙海賊船・弁天丸の乗組員でしかも茉莉花のママである梨理香[ririka]の知り合いっていうじゃないですか(;・∀・)ハッ?
先代船長のゴンザエモンって誰?Σ(- -ノ)ノ エェ!?パパなの…食中毒で死亡ってw
ママは何者Σ(- -ノ)ノ エェ!? 伝説の女海賊!?∑(゚◇゚;) ゲッ
突然カミングアウトされた茉莉花に驚くべき提案が…
海賊船・弁天丸に乗りなさい! 工エエェェ(´д`)ェェエエ工
茉莉花の青春の学園生活はどうなっちゃうのでしょうねw


■モーレツ♡宇宙海賊に出逢った日の日記 φ( ̄∇ ̄o)
1話観た瞬間、こっこれは…面白いって思っちゃいました♪
宇宙海賊と高生生活の両立という奇抜な設定とか、制服にいかにもっていう海賊服のコラボレーションといったギャップが新鮮で面白かったです♪
設定は斬新なのですけど、その中身はどうやら「まともな宇宙モノ」って事なのでシリアスなアクションシーンなんかも期待できそうです♪
作画の方もクオリティが高くって、艦隊戦なんかかなりの迫力があるんじゃないかなぁって楽しみにしてます!

キャストの方もかなり豪華なんですけど、ヒロインで主人公役の茉莉花役に大抜擢されたのが小松未可子さんでしたね!
引っ張りだこの人気声優さんたちを押しのけてのキャスティングだけに、彼女の演技力にも注目したいところです♪

茉莉花を中心に、学園生活と海賊の2つの視点からキャラの友情や成長をみれそうなので、今後の展開を((o(´∀`)o))ワクワクしながら楽しみたいと思っています♪


■総評
「決断は自分で選んだベスト!!」って茉莉花も言ってましたけど、「モーレツ♡宇宙海賊」ってタイトルで判断しないで本当に良かったなって思いました♪
作品のタイトルを初めて見た時は、品の無さそうなタイトルだなって思っちゃったんですよねwヾ(´ε`*;)ゝ
それが1話観た時に、あっ!面白そう♪って思って第一印象は良かったんです!
ただ2クール作品なので、最後までこの期待に応えてくれるのかな?ってちょっと不安も抱きつつ視聴だったんですけどね(^ー^* )フフ♪
そんな不安もどこ吹く風って感じで、観るたびにo(^O^*=*^O^)o ワクワクさせてくれてグイグイ作品の魅力に惹きこまれていくのでした( ̄▽ ̄)=3 プハァー

まずσ( ̄∇ ̄*)アタシの目を釘付けにしたのは、優雅で秀麗な「オデットⅡ世」でした♪
宇宙空間でありながら「帆船」という設定がとっても新鮮で、マストを広げソーラーセイルに太陽光を受けて静かに航行する船体はとっても美しく、白凰女学院ヨット部らしい船体だったと思います(゚∇^d) グッ!!
また映像としての見せ方もとっても良かったですね♪
宇宙空間に限らず、遠近を意識した見せ方が秀逸で、地上と宇宙空間など適材適所でCGの使い方にも工夫が観られました!
オデットⅡ世は磨き上げられた汚れ一つない美しい船体なんですけど、弁天丸やバルバロッサ等の現役の海賊船は使い古された感じに仕上げていて、そういった細かい所にまで配慮されているところも好印象でした(*^^*)

女子高生と海賊というアンバランスな設定を見事に融合してしまったこの作品の世界観をつくり上げるために、キメ細かい設定がなされているのですけど、それが観ている視聴者にわかり辛くならないように心配りされているシナリオ構成は、2クールを無駄なく安定した面白さを見せてくれていた印象です(⌒^⌒*)b
各話の冒頭のナレーションは「ガンダム」とかでもお馴染みですけど、細かい設定や世界観を少しでも理解しやすくするためには有効ですし、作中での説明臭くなる部分をここで解消する役目もあるんでしょうね♪
また、この時代では砲撃戦や白兵戦の前に「電子線」がとっても重要であることも、白凰女学院ヨット部の演習のシーンで取り入れることでさり気なく指南してくれてましたね♪
ただヨット部のメンバーと弁天丸を関連付けるのにちょっと強引だったかなって思いましたけど(感染症で隔離ってねw)、それ以外は茉莉花を中心に個々の個性を生かしつつバランスよくキャラを動かしていた印象です(*^^*)

声優さんでは茉莉花役の小松未可子さんは自信の一生懸命な感じが相まってなのか「海賊船見習い」と言う微妙な立場を上手く演じていてとっても良かったと思います♪
また、茉莉花の親友で役を演じた小見川千明さんも演技にも関心しました☆彡
「花咲くいろは」でミンチ役を演じていた小見川さんだったんですか∑('◇'*)エェッ!?って驚いちゃいました!声優さんって♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!

そういえば、1話でミーサさんがこんな事言ってましたけどρ( ̄∇ ̄o)
「ホントだったら加藤船長もこんなことはしたくはなかったんだろうけど・・・」
この本当の意味はなんだったのでしょうね♪
原作を読んだことないのでわからないですけど、故・・・ゴンザエモン船長wと、「ブラスターリリカ」こと梨理香さんの思惑が不透明なままなので続きがあるのかな?
茉莉香が正式に船長になった姿も観てみたいですし、まだまだ弁天丸の活躍を観たいので続編を強く希望します八(^□^*) オネガイ!!


■MUSIC♫
OP曲『猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」』
 【作詞・作曲・編曲】前山田健一 【歌】ももいろクローバーZ
 ヒャダインこと前山田健一さんとももクロとのコラボはドラゴンクライシスのED曲「ミライボウル」以来かな?
 ももクロの元気な部分を前面に押し出したモーレツなナンバーですw
 
ED曲『LOST CHILD』
 【作曲・編曲】NARASAKI【歌】ももいろクローバーZ
 こちらも「ミライボール」の編曲を担当したNARASAKIさんの楽曲です♪
 荒削りさが癖になるももクロの魅力を惹き立てる軽快なエレクトロニカなナンバーですd(-_^)good!!

ED曲『Black Holy』(第9話、第12話、第16話)
ED曲『透明な夜空 〜瞬く星に包まれて〜』
ED曲『未來航路』
 【歌】小松未可子
 ももクロのあとに聴くとなんだかC=(^◇^ ; ホッ!としちゃう憂いがある小松さんの歌声♪
 楽曲はオーソドックスでキャッチーな構成となってるのでとっても聴きやすいです。☆⌒d(*^ー゚)b グッ!!
 個人的には『Black Holy』のようなBメロからサビにかけて盛り上がるアップテンポな曲がお気に入りです♪


2012.01.21・第一の手記
2012.10.07・第二の手記(追記:■総評、■MUSIC)

投稿 : 2020/10/17
♥ : 69
ネタバレ

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

さぁ!オッサンホイホイの時間だ!!

個人的に1話でドツボにキた。
ハーロックネタw爆笑。まさか21世紀に聞けるとは。
中身は70、80年代から散々読んで、観てきたもの。
始祖たるヤマト、銀英のパロ、ナデシコ、タイラーで大輪となった,おちゃらけたスペースオペラの風格。
肌が合う合わないでいったら15年ぶりに幼馴染にであったような・・・。いちいち涙が出てくる演出。
エヴァとかの大月Pまでいるwナデシコメンバーなんですね。納得です。
オカエリナサト

キャラ原案が変態絵師、あきまん
お布施はよくしてる。
∀ガンダム以前、カプコンの頃から愛してる。ストゼロくらいが好きだったな。
ユーストでエロいマミさんだか描いてBANくらったとか。
昔たまに書いてたデリヘルの感想がおもしろかった。


今年はコイツだけやっぱりひとつ抜けてるかな・・
売れはしないだろうけど・・
オンナのコが主人公ってだけで恋愛、ハーレム的なものを感じない。おっさんだって登場するし。きょうびのテンプレアニメと違うけど、90sはこれがテンプレw
まさに黄金期のアニメ、世代にはたまらないよね・・。

ZEROのあとにあのアバン、ナレーション、シュールだなぁ・・・。

ゼーガの音響さんらしく花澤チアキちゃんががなぜかかわいいのも見所。
ざーさんがこんなにかわいいわけがない。


くだらない感想{netabare}
途中からちょっと雰囲気が変わってくるのですが、
あえて原作を追い抜いたとか。
やるからには作者と協議の上だろうけど。

それ以降、海賊→オタクっていう暗喩な気がしてきたよ。
ネット社会でなまじ光の速さを超えてしまった(超えてないけど)我々への提言なのか。オトナになって離散してしまったオタクたちのことなのか・・。
それについてのメッセージだとするのであれば・・。

どこぞで読んだらストロングスタイル?プロレスだぁ?ww
オタクにはかわらないな。あたらずしも遠からず・・・
茉莉香がレスラーの娘で、後ついで、親父がガチもやってみないかと?wくだらねえww
UFCバリならいいけどガチでも空気読む試合はイヤよ・・。
てことは映画は関係なくて、2期はガチとエンタメどっちがいいか、ファンが決めてくれってことだね?
ガチにしたら個性がかけるな。
見世物だけど、たまに頭に血がのぼっちゃってガチっぽくなるのががプロレスの真髄。あと技の美しさ。
どこぞのアメプロくさく、親父とのくだらない抗争劇とかでもいいよ。


作品概要
最初は部活の話、で海賊になって仕事をする話、部活と海賊を合わせた話、ガチンコの宇宙海賊としてマジでやりあうラスト。

実際には3種の構成なのか。
原作未読ですが、海賊なるまでにものすごーーくかかると聞いております。
さすがにそれはイカンので、2クールとはいえなかなかのハイペースで進みます。正確には一気に時間が飛ぶんです。

必然的に主人公の成長物語はほぼシカト。第一話から海賊になって仕事して、そこまでは比較的丁寧には描いてありますが、理解できません。
形式的にやってみました感が・・。

結局茉莉香が海賊になる資格を持っていて、英才教育、エリート娘。天性の宇宙海賊なだけじゃんかと。それに納得するかどうかってだけ。まぁそれでいいんですこんな話。

むしろ隙間がたくさんあるのでOVAででも補完話がたくさんでたらたのしいな。


この作品のすげえなってとこ

キャラクター
とにかくこれ。あきまんがたぶんヤバイんだと思う。もっといえばキャスティング。
大量に登場するヨット部員だが、クラスの(この場合部活だが)書き分けできてるのは名作とはよくいったもの。
ビジュアル、ちょっとしたしぐさで誰がどんなやつか分かる。逆にメインを食わないように添え物程度にしてあるのでほっといても問題ない。
その程度の扱いなのだが無駄に豪華なキャスト。
声優さんや外見の特徴のみでできるだけ表現。
そのサジ加減が秀逸。

SF考証も同じく、セリフを少なく、作画からどれだけの情報を視聴者にわからせるかといことに徹底してる。



オッサンじゃないとわからない舞台演出
みんないってることですが、古今SFのパロオマージュなどなどで構成。
本家作品でツッコミ入れられてたようなことに対してさりげなく修正、フォローをするというか・・
これならあの演出が成立するよねという。
電子戦は独特ですが、宇宙船モノではってめずらしいだけ。
レーダーのエフェクト、対艦戦のインターフェイスとか心当たりはいっぱいあるでしょう。ナデシコパロもあるのがニヤリ・・。そこいらがわからないと説明がほとんどないので会話の意味が不明になるかと。
物語はあまり関係ないのですが・・。この作品独自の楽しさがわかりません。

そんなこんなでここまでオタク、オヤジ知識を必要とする作品・・・よく出せたなと。。
{/netabare}













以下リアルタイムな覚書
{netabare}

3話まで、
ひたすら舞台説明、こちらも宇宙旅行を強制させるチュートリアル。海賊になる前にしっかり勉強しろてね。
どうやら日本語が常用なのか?習字してるし、船のあのシステム・・。
練習艦のデザインもOPにでるお約束の弁天丸ブリッジとは違い、トップなどのSFオタで言われてきた円卓、証券取引所タイプ。
お約束程度にお色気をいれてるが健康的なだけでエロも萌えもない。女子高生をガキあつかい。オトナとしてまったくもって正論。
船外でロープつけないのも絡まってあぶないからだろうな・・。ガスガン的なものがあるんでしょう。
セイリングじゃない、一般の通常エンジンなら半日で太陽回って往復できるってのもさりげない。あの世界は巡航でもすさまじい速度ってことですね。
プラネテス以来の本格宇宙SFだった。
リアリティと世界観にこだわってそのままおちゃらけだけどハードスペースオペラなのか・・基礎は知ってるんだぞと示しといて独自設定とかでぶっ壊すのか・・・楽しみ。

4話
もうこれこのまま部活作品でいいんじゃねえの。十分作品が成立してる。本格的に弁天丸に乗っちゃったら、おしまいな気がしてきた・・。みんなで乗り込むのか?二束のわらじか。
そんなことより小見川千明さんが恋しいのだが、またでるよね?・・・。電子戦とか地味だなぁwwこれは売れねえww楽しすぎるんだけどw

5話
エピソード1的な一区切り。
丁寧に説明を重ねてきた世界設定がついに明らかになる。
これ、かなり見せ方もお話もすごくうまいと思う。
あそこまで電子戦を見せといて、視聴者も登場人物もそんな航行システムっておかしくね?って思ったらコンピューターが無くても手動で操艦できるにきまってるじゃんって。ですよね。そもそもオデット2世は元々スタンドアローンのシステムだったわけだし。ちゃんと前フリしてる。
そして部長の通信が伝説の台詞『バカめ』wwwおまえがなw
あの攻撃方法とかあの作品のあれやしな。SF愛してるんですね。
視聴者の疑問に一気に回答をだし作品のノリも示してくれた。風呂敷たたむのがすごく綺麗。
ついでに宇宙空間で制服なのにパンツは絶対に見せないという製作の勇気!!。
普通なら着座の際に慣性の法則に逆らえないでスカートがめくれるはずなんだが・・・。仕掛けがあるんでしょう・・。

6話
やはり学園モノのほうがいいなぁ・・。まだまだ部活アニメのがよかった。海賊になったらエンディグでwざーさんが転校してしまったのが残念。たまに海賊って感じを期待。
そんなことより当OPを披露したはじめてみたももクロが斜め上のユニットすぎて衝撃的だった。。。

~10話
完全に銀英バリのスペースオペラになってきたYO。
作戦も銀英じゃねーかYO。
ポーズのかっこよさとか余分な台詞のなさとかすげえぞこの作品。
たまらんわぁ・・俺らはオタクであってヲタクではないというのを再認識させてくれる。
セレニティってアレか、セラムンからか。
戸松っちゃんヘタクソだなぁww。
ざーさんも好きじゃないけど、チアキちゃんいいな・・なんか似合ってるしかわいいわ。
マミとの絡みもなかなかでしたが、ノリノリで営業やってるのがなんともかわいらしい。

14話
こんなこともあろうかと・・なチアキチャン。
某作品でいう声優さんのギャラとか下世話なこと考えるとこ絶対やると思ったがなんか出すのが早いw〆にするべきネタじゃない?
日笠部長、レズらしいのにマジかっけえよ。
じつはこれがラストエピソードってことはないよね?かなりの長編にすんのかな・・。もうすこしタメがほしかった激アツいネタっすね・・。

~16
弁天丸にヨット部を乗せることでついでにSF考証というか説明もしてくれちゃう、普段のクルーがどれくらいすごい奴らなのか・・ってな。
うまいな・・
~17話
ブッ!!っていう衝撃のガチレズ展開。ドン引きするレベルのキスがすげごいっす。完全に入ってる音にわざとしているのは、ノリノリのアドリブか、いやがらせかw
ピンチになったらとにかくワープってもういつからだ・・古典的なお約束で燃えますね。

19
開幕から座右の銘が全否定されました。
なんか台詞の雰囲気もかわったな・・。


24
ド王道なクライマックス、ハーロックにツッコミをいれるセリフ。ガンダムだと演出見て察しろというだなw。かっこいいからは真理。
途中から感じていたがやはり海賊=おたく、オタクのような気がする。


海賊会議・・・あれですねヨーホーヨーホーのパクリっすね。
ハーロックの船外操縦→ホログラム、サイボーグ化で実現。
意味はない、かっこいいからだって・・wわかってるね。


クオリティは一定しないが絵の動かし方は要所要所でうまい。作画→本来アニメでは絵をうごかすこと。
セリフの使い方、テンポはすばらしい。説明的になりがちだが最小限。画面よく観とけってことかな。
アニメというよりは完全にガチなSF、


売り上げがまぁまぁすごいとの結果が・・世の中捨てたモンじゃねえな。


OPについて
モヒカンになったドラえもんが弾いているようなイントロからはじまり、どう考えてもロマサガイトケン節、ドラクエ風(というかクラシック)のごとく拍子が代わり、しょっちゅう変調、サビは90s王道のアニソンメロディー。泣き?っていうの?変にオサレぶらずにそのまま上がり続けて限界まで突破するという・・。で〆はFFのクリスタルのテーマってか。

ジャンル的にはシンフォニックメタルっていうの?。よく知らないけど。
マーティがあらぶってるのはわかった。
久しぶりに聞いたアニソンの珍曲なのは間違いない。
おもしろいけど、とにかく詰め込みすぎで疲れる。しかし中毒性が・・。
『ポゥ』じゃねーよ。マイケルネタかよ。

ももクロがヘタクソとかいわれるが、こんなすごいメロデイー誰もこのままは歌えないよ・・。きれいに歌うとたぶんダサいぞ。
あくまでタイアップじゃなくてアニソンだし、イメージってもんもある。
あえてアイドルのヘタクソボーカルなのがいいんだと思うよ。
ヒャダインさんもプロなんだから考慮してるんじゃないかな。
こういうヘンテコな曲を弾くとピアノを習っていたときのドラクエ4の気球のトラウマスイッチガ・・・・

{/netabare}

投稿 : 2020/10/17
♥ : 50

大河だろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

「さぁ海賊の時間だ!!」茉莉香、行きます

宇宙ヨット部の部活やレトロ喫茶店のアルバイト
に忙しい、ごく普通の?女子校生『加藤茉莉香』

彼女はある日突然、死んだ父親の部下だと名乗る
怪しい男女二人組から宇宙海賊船『弁天丸』の
船長就任要請を受ける

しかして茉莉香は女子高生兼宇宙海賊船長として
の生活を送ることに…

痛快スペースオペラらしい

OP 『猛烈宇宙交響曲、第七楽章「無限の愛」』
ED 『Lost Child 』

OP, ED ともにももクロが担当

PV 見たところ面白そうだったのでとりあえず
一話を見ようと思ってます

投稿 : 2020/10/17
♥ : 17

81.0 15 星雲賞アニメランキング15位
けものフレンズ(TVアニメ動画)

2017年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (1115)
4231人が棚に入れました
この世界のどこかにつくられた超巨大総合動物園「ジャパリパーク」。
そこでは神秘の物質「サンドスター」の力で「アニマルガール」へと変身した動物と、訪れた人間たちが賑やかに楽しんでいました。
しかし、時の流れは残酷なもの。数年前の事件をきっかけに 、今では訪れる人もいなくなってしまいました・・・。
そんなパークに、ひょんなことから迷い込んだ主人公“かばん”。
帰路を目指すための旅路が、アニマルガール達も関わって、大冒険になっちゃった!?

声優・キャラクター
尾崎由香、本宮佳奈、小野早稀、内田彩、佐々木未来、根本流風、田村響華、相羽あいな、築田行子、近藤玲奈、津田美波、藤井ゆきよ
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

脚本は上手く作ってあるけど(ただ一点致命的な粗がある。二期に持ち越し?)やはりCGのショボさがネック

※この作品自体は特にどうとも思わないが(gdgd妖精sの方が上だけど)、信者が悪質すぎる。デマを広めたり、違法アップロード動画視聴を勧めたりと悪行三昧を繰り返している。リゼロ信者より酷い。制裁として点数を下げる

一部でやたら持ち上げられているオリジナルアニメ。(追記:最初は注目されていなかった。初期に書いた文は敢えて残しておく)
このパターンは「フリップフラッパーズ」と同じような流れなので嫌な予感がする。

内容は擬人化動物キャラがアフリカのような世界を旅するゆるいロードムービー。
キャラはフルCGだけど背景は手描き+CGでよく出来ている。この辺も一部で評価が高い一因だろう。

1話
{netabare}かばんちゃんのカラフルなエフェクトがサンドスターか。
図書館に行くとか「タイムマシン」「新世界より」のパターンか。
唐突な動物解説w
この世界は元々はアトラクションだったっぽいな。
地図のチラシ最初からあるやん。オリジナルヒューマンのかばんしか認識できない?
ネウロイみたいな敵やな。セルリアンの語源はCell?
シャベッタアアアア{/netabare}

2話
{netabare}廃テーマパークなのが確定か。
帽子の羽根の伏線。
キャラ多すぎ!早乃香織って早見沙織と紛らわしすぎw
バスが分断されたのは伏線なんだろうか?
電気自動車なんだ。
ボスの声優が未公開なのも伏線だな。かばんと同じ人のうっちーかな。監督とかスタッフの声でメタなオチとか。
ED映像は実在の廃墟遊園地。{/netabare}

3話
{netabare}金田朋子の歌スゲーな。さすがちよちゃん。
充電池を持っていくから重いよな。
「動物だった頃より」←伏線
日本の国鳥はトキではなくキジである←豆知識
トキってアフリカにはいないはずだが…。
図書館まで飛んでけばいいんじゃねは禁句?
ジャパリまんってどこで手に入れたの。
planetarian思い出すな。
いや歌あまり変わってないだろw
うわこのロープーウェイすげえ怖そう。
バスのロードムービーって神様のいない日曜日思い出すな。{/netabare}

4話
{netabare}ネコはすぐ飽きるな。
フレンズ化?
ジャパリまんって地面掘れば出てくるんだ。バーチャルなデジタル世界かな。
遺跡?
例の異変?
どうぶつとフレンズは別なのか?
「あいつ、絶滅していなかったのか」←やっぱ人類は衰退しましたENDだろこれ{/netabare}
ここまで謎を仕込むと実はすべてミスリードで大方の予想と外してくるのでは?とも思うが…。

4話まで見た印象は、タイトルから受けるゆるい印象とは違い、世界の謎を解き明かす系の物語になっている。キャラ自体はゆるいけど{netabare}バトル要素もあるし。{/netabare}

このアニメが一部で持ち上げられている理由は、以下によると思われる。
①{netabare}「猿の惑星」{/netabare}等を彷彿とさせる多くの思わせぶりなあざといSF的伏線。
②(ソシャゲ原作だけに)キャラクターが豊富で飽きない。
③動物園への取材に基づく意外と本格的な動物要素(動物紹介は実写で見たかった)。

①については私は全く評価できない。これを一番重視して持ち上げている人はアニメをあまり見たことないのでは?私は{netabare}「人類は衰退しました」のように{netabare}人類が滅びていて、かばんが{netabare}助手さんのような最後のオリジナルヒューマン{/netabare}{/netabare}というオチかなと思うが、サービスが終了したソシャゲのVR世界が舞台という「オーバーロード」みたいなオチの可能性も高いだろう。{/netabare}

②③についてもそれほど持ち上げるほどでもないし…という印象。物語のオチを未だかつて無い画期的なENDに出来るわけもないだろうし、今のところ先が読めない謎解きオリジナルアニメ好きの人々が持ち上げてるだけの過大評価に見える。

大天才脚本家綾奈ゆにこ先生様、けもフレを鋭く解説!
綾奈ゆにこ ‏@unicococ
ちなみにけもフレ1話で泣いたのは、{netabare}飛行機が飛んできた{/netabare}瞬間です。何もできないフレンズじゃないんだ
綾奈ゆにこ ‏@unicococ
フリフラ4話も、そういうお話

そうか、{netabare}かばんが紙飛行機で助ける所はフリフラの無人島でパピカとここなが助け合う{/netabare}所と通じるんだね!さすがは電波女きんモザろこどるフリフラのシリーズ構成を務められた先生だよ!バンドリもここから巻き返すに違いない!

5話
{netabare}プレーリードッグってキスしまくんのか。
今回は特に新しい事実は無し。アライさんがかばんをお宝と言ったくらい?{/netabare}
Eテレでやったほうがいいような内容だよね。
何かを持ち上げたい人たちの対象になっただけ。それが前期はフリフラで、今期はけもフレだったということ。

ここから最大限意表を突くオチにするなら、{netabare}ジャパリまんはフレンズの肉から作られていた!って展開にするしかないのかな。「カンビュセスの籤」「さよなら銀河鉄道999」でやってる使い古された手法だけど。このオチだと終盤が凄く重くなりそう。{/netabare}
最終回はこんな感じ?
{netabare}ボス「ジャバリまんはフレンズの肉を原料としているよ」
かばん「そんな…」
ボス「かばんが属するニンゲンはフレンズ化前のけものの肉を常食していたよ」
かばん「…サーバル、僕を食べていいよ」
サーバル「どうして!食べないって言ったでしょ!」
かばん「僕が食べられることで、少しでも僕たちの罪を償わせて」
サーバル「…ニンゲンの罪なんて、かばんちゃん一人で背負えるものじゃないんだよ」
かばん「サーバル…」{/netabare}

6話
{netabare}かばんちゃんが軍師に。
最後の最後でかばんちゃんはヒトではないか?というセリフが出て次回はついにジャパリ図書館。中盤で真相が分かって、その後どんでん返しがある展開か?そうでないと「ヒトってすごーい!」だけで終わっちゃうよね。人のけものに対する罪を裁かないと。{/netabare}
CGのしょぼさはやっぱり気になる。寝ている時に地面にめりこんでたり。剣のバトルはセハガール2話の方がずっとすごかった。gdgd妖精sから始めてCGを改良していった石ダテコー太郎監督が嫉妬するのが分かる気もする。

7話
{netabare}OPが結構変わった。後半モードって感じ。
かばんがヒトで人類は絶滅していた、は大方の予想通り。ジャパリまんは野菜だけから作られる?カレーにも肉を入れてなかった。カバンがしてきたことは人類の進歩の歴史のトレースと言われていたが、火を起こすあたりがまさにそれだった。
今後はヒトはなぜいなくなったのか、セルリアンとは何なのかを探る展開になりそう。セルリアンの正体はヒトだった、だと虚淵作品みたいだが。
そもそもジャパリパークがリアル世界なのかバーチャルなのかという所からはかせに聞くべきだったと思うが。オーバーロードみたいにネトゲ世界に人間一人だけ残されて他は全部NPCってオチっぽいけど。
アライさんたちはどこかにフレンズにとって大切な物が埋まっているという情報を知ってるらしい。
次はアイドル回らしいが、ペンギンのユニットを推さなければならない大人の事情だろうか。{/netabare}

8話
ガチのアイドル回。{netabare}ライブは影が無いのが気になった(いつも無いけど)。
ブシロは佐々木未来を推したいならラブライブのミューズに入れれば良かったのにといつも思う。
ストーリー的にはジャパリパークが島で人は港から脱出したことと、アライさんが帽子を取り戻すためにかばんを追っていることが分かったくらい。
{netabare}進撃の巨人{/netabare}みたいなオチ?{/netabare}

9話
雪に足跡やタイヤの跡などがついてないのが気になった。この辺ちゃんとしないのならCGでなく手描きにするべき。
{netabare}ストーリー的には事件の調査に来たミライさんの話あたりがポイント。ミライともう一人の声はEDで???だけどWikipediaのゲーム版の頁を見ると二人とも正体がわかってしまうwストーリー展開も予想がついたような…。
Cパートの話はごちゃごちゃしてたな。ジャイアントペンギンは他のフレンズと違い「動物だったもの」から生まれた。ジャイアントペンギンは絶滅しているので化石や残存DNAから作られたということなんだろう。
この伏線を仕込んだということは、人類は絶滅していてかばんも実は死んでいたというオチにつながるのだろうか。ジャイアントペンギンの話の直後にかばんも今年生まれたと言っていたし。{/netabare}

10話
あいぽん(野中藍)キタコレ!!
{netabare}…ただ、あいぽんがアミメキリンの役をやりつつも、先代サーバルの声もやっていることがEDで公開された。
これはゲーム版であいぽんがサーバルをやっていたことによるが…{netabare}それについて調べると、ミライさんの声が誰かわかってしまうんだよね。???さんは全然違う声を出せてすごい。
あいぽんは声幅が狭い声優なのでアミメキリンも先代サーバルも同じ声なんだけど、これについてはスルーするのだろうか?それとも先代サーバルの魂がアミメキリンに宿ったとか説明づけするのかなあ?{/netabare}
先代サーバルが出てきた時、今のサーバルはしらばっくれてたけど、前回、先代サーバルの声を聴いたときは知ってたから嘘をついてるよね。かばんがサーバルの盗み食いを見抜いたことで、そっちを注目させて、この嘘の見落としを巧妙に伏せているのは上手い脚本だと思う。
最後に港について、物語が佳境に入った感じ。帽子の羽根を奪った黒い影が黒幕?{netabare}今のサーバルである可能性が高いけど。今のサーバルがフレンズ型セルリアンというかなり残酷なオチになりそうだが、どうなるかな?{/netabare}{/netabare}

少し整理してみたけど、
{netabare}・どこかにフレンズにとって大事なものが埋設されているbyフェネック
・アライさんにかばんを追わせればシシン(四神?)の位置が分かるかもしれないby助手{/netabare}
かばんとサーバルとセルリアンの正体以外に、この二つか大きな謎となっている。この伏線がうまく回収されたら高評価したいと思う。{netabare}セルリアンが人間のそばに多く出るとか湯の花との関係とかもあるけど。{/netabare}
↑うまく回収されませんでした。

11話
火口のあたりの展開が解り難かったが…{netabare}ようはシシンというのは毒物のサンドスターロウをフィルタリングする装置で、それが1つなぜか移動してしまったからセルリアンが現れた?(移動した理由は説明されなさそう)
シシン(四神)という言葉はゲームに出てきた物だから使ってるんだろうが唐突すぎる。博士が副賞でくれたマッチ箱が役立つのも強引に感じた。セルリアンが明かりを追う習性もそういうものだと思うしかないのか。
セルリアンが人の近くにいるのは人が明かりを持っているから、湯の花が出ると増えるのは噴火でサンドスターロウが放出されるから、で回収してるけどこれもわかりにくいな。
あと野生開放は説明されるのかなw←ゲーム版にある設定らしい。四神もそうだが説明しないならそんな言葉使わなければいいのに。{/netabare}
やっぱり終盤にきて駆け足伏線回収でバタバタしてきたね、伏線張り過ぎたアニメはみんなこうなる。「ガラスの花と壊す世界」「フリップフラッパーズ」っぽいな。

12話
未回収伏線がある。{netabare}9話でサーバルが先代の声を聴いて「あ、今の声」と言っていたのは何だったのか?サーバルが次回で知らないと嘘をついたという前提で予想してたのに。ミライと先代の映像を見て涙を流した理由がわからない。
あと帽子を奪った黒い影は?それが今のサーバルだったんじゃないの?
かばんの正体はミライの髪の毛から生まれたフレンズだったけど、サーバルについては伏せてしまったな。ボスの声優は内田彩でなくミライにしてたのはどういう意味なんだろう。まあ同じ事だけど。
人の近くにセルリアンは明かりがあるからと思ったら単に人がセルリアン対策をしていたからかw

かばんはヒトのフレンズだから戻ってもヒトのままはいいとして、サーバルとの旅との記憶が消えるくらいやって欲しかったな。ボスの体以外に何も失わずENDは{/netabare}ちょっとご都合主義。
続きも作りたそうな終わり方だったけど、低予算みたいだからあるかな?ネットの話題性はMAXでも売上がよくわからんのだが。

振り返ると序盤の{netabare}「ヒトが絶滅した」{/netabare}ってセリフはミスリードだったなぁ…まあそこは考察班を振り回してくれて良かったと思う。
★あと{netabare}先代サーバルの存在が無い方が良かった。脚本のいくつかの問題点はみんなそこに集約している。先代サーバルがいなければアミメキリンの声の矛盾もなくなる。10話で先代サーバルを見た今のサーバルの涙の意味を説明しないままなのは酷い。{/netabare}
↑タイトルの致命的な粗がこれ。

【総評】
この作品の特長はゆるいキャラクターにそぐわない骨太なSF風謎解きストーリー展開だろう。
もしこの作品から謎解き要素・考察の楽しみを除いた場合、フルCGゆるギャグアニメとしては「gdgd妖精s」一期の方が圧倒的に勝るし(★そんなことないと思うならgdgd一期見てみろ。見てから文句言え)、手描きアニメと比較すれば、今期だけでも動画工房のガヴリール、京アニのメイドラゴンの方がずっと勝る。このCGじゃ話にならない。よってSFミステリー要素以外は評価に値しない。

ネットでの盛り上がりを見て既視感があるな…と思ったが、「東方プロジェクト」だと気づいた。
頭身が低くておしゃれな服装の亜人少女キャラクター、異世界が舞台の謎の多い世界観、考察で盛り上がるファン、二次創作ガイドラインがある等が共通する。
東方っぽくするのはヒットさせるためのメソッドのうちの一つだろう。

監督のたつき氏という謎の人物について調べてみたのだが、この人は以下の4作品のCGパートを担当されている。
「C」「ガッチャマンクラウズ」「てさぐれ!部活もの」「サイコパス2」
…てさぐれを除き見事なまでにディストピア系SF作品ばかりである。おそらくこれらの作品からたつき監督はインスピレーションを受けてけものフレンズの世界観を構築したのだろう。また、けもフレと同じヤオヨロズが制作した「直球表題ロボットアニメ」の影響もあるのではないだろうか。{netabare}人がいなくなって荒廃した世界でゆるキャラたちが何をなすべきか考える物語 {/netabare}という共通点を持っているのは偶然とは思えない。

なおgdgd一期や直球表題やてさぐれを作った石ダテコー太郎とたつきの関係は、押井守と神山健治、飯野賢治と上田文人の関係に似ていると思う。どの関係も、師匠の難解な作風を弟子がより広く理解されるように噛み砕いて作品にしたことが共通する。例えればダイヤの原石をカッティングしたということだ。
岡田斗司夫と庵野秀明に似てると言う者もいるが、石ダテコー太郎はオタキングのようなプロデューサー・評論家ではないのでそれはちょっと違うと思う。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 28
ネタバレ

戸愚呂(青春) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

最強すぎるだろ、、、

つい使いたくなる様々なフレーズを残していった今期最大の話題作。
ただそれだけじゃない、それはわかる。
だけどわからない。

だから早く皆様のレビューを読みたい。
その為に、なにか書かなきゃ、、、

なんですかね、
様々な要素が奇跡的にハマった結果としか言えないです。
様々な要素とは、「安いCG」「幼稚な雰囲気」「不穏」「謎解き」「OP,ED」「BGM」「動物性」、、、等々

安っぽくて幼稚という「陽」な雰囲気の中に、どこか不穏で悲しげなで不気味な「陰」が見え隠れしている。
そして双方の要素をより強く引き立てるBGM。
OPは明るく、EDは切なげ。

私がこの作品に心奪われた1番の要素は恐らくこういうギャップのようなもの。
ただこれだけではどうにも説明のつかない面白さと、爆発力がありました。

元々、本当に良くできている作品であるが、こんなにも異常なまでの人気はやはり奇跡なのだうか、、、
もし、綺麗な映像だったら、それは違いますし。
安いCGだからこそ、興味をひき、面白さも引き立てている。
価値観の倒錯の様なことも引き起こしてるかもしれません。

少し話が変わりますが、私はこの作品、5話放送頃から追いつき(スルーしていたましたすみません)、そこから通常録画を観た後に、ニコ生での放送もタイムシフトで観てました。(つまり、1話につき2回視聴)
何となく、その盛り上がりの様子を感じたかったからです。

そこでの放送はまぁとにかく盛り上がっていてお祭り騒ぎでした。
コメント多すぎてまともに観れたものではありません。(むしろOPなんかコメント多すぎてコメントが画面半分までしか流れないとかそんな感じ)
ただ、やはりこういうお祭り騒ぎは楽しいもので、「皆で盛り上がる」感覚は心地よかったです。

そこでふと思ったこと、こういうノリだけで観ている人も絶対にいるな、と。
勿論、それが悪いとは微塵も思ってません。楽しみ方なんて人それぞれですし、何事も楽しんだもん勝ちだと思ってます。
最初はノリだけで、ただ後々本気で内容に惹かれていく人。
最後までノリだけで楽しんだ人
きっと様々だと思います。

つまり、ニコ生に限らず、このように作品云々ではなく、盛り上がりを楽んだ層も少なからずいるであろうと。

言わずもがな、魅力的、興味深い内容である程度の人数を惹きつけることが大前提となりますが、それを成し遂げ、かつ皆んなで盛り上がれるような良い意味で「わかりやすい」内容。

全体的には「わかりやすい」が、半ばで「陰(謎、不穏)」を撒くことでなにこれなにこれ!なになにこれと、また盛り上がる。

このように、「共有する楽しさ」というのもこの作品の怪物性を形成しているのではないかと思います。

そして、それを最後まできちんとやり遂げ、期待に応えた事、本当に素晴らしいと思います!

◼︎まとめ

こんなにつらつらかくつもりはなかったんです。
わーい!たーのしー!みたいなネタレビュー書こうとしてたんです!!
とにかく、1番好きなセリフは「最強すぎるだろ、、、」です。
1番好きなフレンズは「スナネコ」
あと、11,12話は本気で感動しました。{netabare}サーバルの必死に作った感の滲み出てる紙飛行機{/netabare}、、、グッときました。

この作品を一言で表すと「ピエロ」ですね。
個人的に、ピエロって継接ぎで安っぽく、遊園地なんかにいて「陽」気に大衆の興味を惹きますが、どこか不気味で「陰(かげ)」があるように見えます。
何かしでかすんじゃないか、何か起こるのではないか、と考えてしまうところが本作と何となくリンクします。

けもフレには良い意味で「騙された」とも思いますしね!


あー最後に!
EDの「ぼくのフレンド」むっっっちゃくちゃ好きです!
本当にいい曲!!
今期1番好きな歌ですよ!!!
歌っているのはスナネコ役のみゆはんさんです!!!!
「自己スキーマ」というアルバムに収録されているのですが、他の曲も良くてオススメの盤です!!
もうなんかファンになっちゃいそうですよ!!!

、、、でもまあ、さわぐほどでもないか。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 42
ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

評判通り面白かったけど、いくつかの謎が置いてきぼり?

最終話まで視聴。

最初は「子供向けか」と少々バカにしていたけど、評判通り、とても面白かった。

初めの頃はぎこちない動きと抑揚の少ない声優さんの演技に首を傾げざるをえなかった。
だけど、次第にそれこそがこの作品の魅力だと感じるようになった。

何と言っても物語として面白いのと、物語をしっかりと下支えするキャラの良さが目を引いた。

全体の2/3は、ひたすらほのぼの。
後半1/3は、ほのぼのとした中にも、シリアスな展開。
バランスが非常に良いと思った。
{netabare}最終話。紙飛行機が飛んできたところは本当にヤバかった。{/netabare}

ところで、いくつかの謎が置いてきぼりのような???

物語(かばんちゃんとサーバルちゃんの冒険)もまだまだ続きそうなエンディングだったし、もしかして第2期とかあるのかな?

2017.04.05追記
ようつべやニコ動で12.1話『ばすてき』が公開されましたね。
けものフレンズの快進撃は終わらない!!

投稿 : 2020/10/17
♥ : 111

77.7 16 星雲賞アニメランキング16位
劇場版 ガールズ&パンツァー(アニメ映画)

2015年11月21日
★★★★★ 4.3 (815)
4171人が棚に入れました
学校の存続を懸けた第63回戦車道全国高校生大会を優勝で終え、平穏な日常が戻ってきた大洗女子学園。
ある日、大洗町でエキシビションマッチが開催されることに。
大洗女子学園と知波単学園の混成チームと対戦するのは、聖グロリアーナ女学院とプラウダ高校の混成チーム。
今やすっかり大洗町の人気者となった大洗女子学園戦車道チームに、町民から熱い声援が送られた。
戦いを通じて友情が芽生えた選手たち。試合が終われば一緒に温泉に浸かり、お喋りに華が咲く。
そんな時、生徒会長の角谷杏が「急用」で学園艦に呼び戻される。いぶかしがる大洗女子のメンバーたち。果たして「急用」とは…?
大洗女子学園、決断の時―。新たな試合(たたかい)が始まる!

声優・キャラクター
渕上舞、茅野愛衣、尾崎真実、中上育実、井口裕香、福圓美里、高橋美佳子、植田佳奈、菊地美香、吉岡麻耶、桐村まり、中村桜、仙台エリ、森谷里美、井上優佳、大橋歩夕、竹内仁美、中里望、小松未可子、多田このみ、山岡ゆり、秋奈、井澤詩織、山本希望、葉山いくみ、瀬戸麻沙美
ネタバレ

志賀丸太 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

3DCG&手描き2D絵バトルの最高峰。だがもはや戦車戦ではないw

■前売り券第三弾特典小説「台風戦車」の感想
ガルパンはあまり好きでは無いのだが、吉田玲子の小説が特典につくと知って興味があったので購入した。
ページ数44P、島田フミカネの表紙と、杉本功が描いた挿絵が半ページ3枚。最初受け取った時は薄く感じて「やられた!」と思ったが読んでみると割とびっしり書いてあるので、特典としては十分なボリュームはあると思う。

以下詳細な感想(超ネタバレなので注意!!)
{netabare}内容はTVアニメと映画の中間の時期のお話。
大洗を優勝に導いた名将として生徒会から無理矢理イベントで講演をさせられることになったみほ。
6P
あいかわらず桃ちゃんはアホですねw
7P
みぽりんの内気な性格は相変わらずのようだ。
9P
この辺の髪などについての描写はさすが女性作家だなと思う。沙織は男に飢えたアホな子というイメージだが吉田先生の中では5人の中で重要なポジションのようだ。
池田って子はアニメではモブ?大会後はクラスメートと話すようになったというが、そういえばみほは最初ぼっちだったね。
11P
ここの焼き魚の描写もそうだが学園艦の上という設定をよく意識して書かれてると思う(上から目線)。
秋山殿の「主人を案ずる犬のような目」ってw
14P
みつだんご美味そう。
17P
秋山殿はヨーグルト飲料、沙織はミルク、華はお茶、麻子はトマトジュース、さすが吉田先生こういうキャラクター描写はしっかりしている。発射や装填や通信といった戦車道に絡めている流れも見事。キャラクターをしっかり描いていく冴えるプロの技。さす吉!
20P
うさぎさん(1年生)チームは優花里を秋山殿と呼ぶのか…秋山殿は一年にも敬語なのね。
21P
うさぎさんチームが学園艦で迷った回の話、使ってきたね。
23P
ロリカ・セグメンタタとか急にコアな歴史ネタ持ってきてびびる。てかカエサルさんサバゲーで古代ローマ時代の鎧って意味あるん?
秋山殿がサバゲに参加したがっていたがガルパンキャラのサバゲアニメ作ったら売れるんじゃないかと思った。今までのはみんなコケてるけど。
25P
歴女チームと1年生チームのからみについての描写ワロタ。
28P
バレー部はまだ復活できてないようだね。自動車部の無理矢理出している感wあと出てないのは風紀委員チームとネトゲチームか。
33P
風紀委員チームvs歴女チーム。
歴史ネタ連発、吉田先生歴史好きなのかな。
35P
ここにきてツチヤのドリフトの解説w
38P
ようやく最後のネトゲチーム参戦。出番少ないけど、これがアリクイさんチームの味なのかな。
42P
西住流に匹敵する島田流戦車道?そういう設定があるのか。ガルパンあまりよく知らん。
44P
公演で悪名高いアリサ役をそど子ってなんかあてつけだろうかw
カチューシャとまほは大洗では人気あるんだ。まほはわかるがあのカチューシャが人気なのは謎。{/netabare}

総評
短いページ数で8チームをうまく使ってキャラをそれぞれ際立たせていたと思う。さす吉!
ただ{netabare}台風はあんま関係ないと思った。カッパ頭と雨ガッパくらいか。{/netabare}

■映画の感想
素晴らしかった。ガルパンは好きでないと言う自分をして大傑作と言わしめる高い完成度を見せつけてもらった。
バトル重視の構成が良かったと思う。ただ、二時間に小ネタがびっしり詰め込まれているので、何度も見ないと堪能できないだろう。
映画館の迫力ある音響が凄かったので音楽に点数を加算する。

出だしは告知されていた通りグロリアーナとの試合でまあこんなもんかなという程度だったが、そこから(ネタバレ注意!){netabare}大洗の廃校は免れていなかったという展開に。学園艦から去って廃校舎で寝泊まりする話は駆け足に感じたが、おそらく学童疎開をモチーフにしているようで面白かった。ガルパンは心理描写が浅いと言ってきたが、ここは母校を失った大洗女子たちのもの悲しさが良く出ていたと思う。桃ちゃんが成長してたのも良かった。ポコミュージアムも面白かったね。背景の美術が凄いと思う。
そして大洗復活を賭けての戦い。今まで小出しにしていた伏線、島田流のアリス率いる大学生チームとの戦いでかつてのライバルたちが転校してくるという展開は強引だったが、見ていて胸が熱くなった。
それから今回の目玉、カール自走臼砲!映画館で聴く着弾の大轟音はすさまじかったね。まぁ強すぎるので割とあっさり会長たちに倒されたけど。
最終戦は殲滅戦なのが良かったと思う。最後の壮絶な消耗戦には見ごたえがあった。
決戦の場は廃遊園地で色々なギミックがあって楽しかった。観覧車使うとかもはや戦車戦じゃないけどw
最後のアリスと西住姉妹の戦いはセリフを抑えていて緊迫感があってよかったね。

今作では日本の象徴である知波単学園がコミックリリーフだったが、彼女らの優柔不断さ(ヘタリアの日本と同じやね)やすぐ突撃したがるなげやりさには日本人としては苦笑してしまった。撤退ではない転進だ!とか…。でも西隊長は正統派黒髪美人なので人気出るかも。
皆と距離を置いている不思議な雰囲気の継続高校(フィンランドがモチーフの高校?マジノ高校なのかと思ってた)は能登さんがいい演技してたと思う。

不満だったのは敵将の島田アリスという人物があまり描けていなかったことかな(特典の色紙は彼女の絵だったが「誰?」と思った)。
それとエンドロール後のラストが学園艦の遠景で終わりはあっけなく感じた。館内でもえ?終わり?みたいな空気だった。まぁみほと母親との和解を中途半端に描くよりは良かったと思うけど。{/netabare}
総じて、これを超えるCG&手描きバトルアニメはもう作れないのではないかと言わせるほどの出来だったと思う。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 23

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

無駄尺など一瞬たりとも無く瞬き禁止!やりたいことと出来ることを全てやった結果としての120分は深夜アニメからの映画として至高にして究極か!?(各劇場鑑賞記録付き)

2012年秋期からシリーズが地味に続く『ガルパン』
3年間の集大成とも呼ぶべき完全新作映画
1945年以前の戦車を用いた武芸「戦車道」が女子の嗜みとされる世界観の元、美少女キャラオンリーによる戦車戦を描いたハートフルなミリタリーメカアクションです


深夜アニメから地続きになった作品ながら、映画としての完成度はオイラ個人の見解としてあの『アルペジオ』を超えて究極の1本と呼ぶべき仕上がりです
ただし登場人物が【物凄く多い】ので全くの初見だと顔と名前と声の一致は厳しいかと思います
ただし単純にミリタリーメカアクションという観点から観れば、本当に全世界類を見ない史上最高のアニメだと確信出来る素晴らしい作品ですので強くオススメしますb
ちなみに本編前にテレビシリーズを軽く振り返るSDキャラによるミニコーナーがあるので「テレビシリーズ忘れちゃったよ!」って方もwelcomeです


まず早々に名将ダージリンさんがお茶を飲むシーンから始まるのですがその矢先に激しい砲撃の爆音が劇場の壁を震わす
まさに耳を劈く轟音
『アンツィオ戦』の時にも書きましたが、この迫力は是非劇場で体感していただきたいですね
斜め後方から砲弾が空気を切り裂き真横をかすめ目の前で破裂する
オイラの目の前はまさに戦場、いや戦車道の試合会場
砲塔がこちらを向くカットでは緊張のあまり思わず目を逸らしたくなります!
再録された劇伴もより厚みと抑揚を増しつつ、立体音響で味わうとより一層感情を奮い立たしてくれます


この冒頭の試合シークエンスだけでも1800円の鑑賞料金を払う価値は十分あると言っていいでしょう
テレビシリーズ終盤、あの「黒森峰戦」“以上の”クオリティがずぅ~っと続くと思って下さい!
3DCGを用いて描かれるが故の繊細な戦車のモデリング、滑らかな動き、迫力のカメラワークはもちろん見どころ
しかしその他の背景や噴煙のエフェクトは手描きなんですよ
そりゃ制作に時間がかかるのも頷けます


冒頭の試合の舞台となるのはもはやお馴染みとなった茨城県大洗市の中枢部
先日ぽ~か~さんやしゅりーさん達と「劇場版ではココが戦いの舞台になるのでは?」と前回のシリーズでは描かれていなかった地区を予習しておいたんですが・・・結構予想当たってたぁw嬉しいですw
それにしても劇中では「試合で破壊されることは縁起の良いこと」とされているもののあwそwこwまwでw粉微塵に壊される大洗市の様はあたかも怪獣映画のよう
聖地巡礼ビジネス+迫力のミリタリーメカアクション=破壊の美学ってことでこーゆーのが好きな人には堪らない限りですな


『ガルパン』の魅力の一つとして、その個性的な登場人物の多さ故に群像劇としても秀でている、という点も忘れてはなりません
主人公サイドである大洗女子はもちろんのこと、テレビシリーズではライバルだったキャラ達もが総登場
しかも素晴らしいことにその多彩なキャラ一人一人にちゃんとした見せ場が用意されてるんです!
これはもうシリーズを追いかけて来た者にとって最高の感動ですよ
裏を返せば無駄な尺稼ぎなんて一切としてやってないんです
石原監督も新房監督も長井監督も出来てないことを、水島監督は「やりたいことを全部納めるため」に実践してるんですね!素晴らしい!


そして名前だけが出ていたフィンランド軍BT-42を駆る継続高校、新たに大洗女子に協力をすることとなる日本軍戦車で構成された知波単学園、ドラマCDや設定のみだったキャラの初アニメ化等なども含め、多くの新キャラの活躍も見逃せないところ
継続高校はフィンランドがモチーフってことでフィンランド民謡が流れるシークエンスは愉快痛快、楽しくなる名場面


そして、もちろん最大の見せ場となるのは大洗女子の新たなライバルである大学選抜チームとの死闘
これは今までのシリーズとは違い数が物言う乱打戦で、かつまたも個性豊かな敵戦車の登場で胸躍らす展開の連続です
『スターウォーズ』で例えるなら【エンドアの戦い】、『ガンダム』で例えるなら【『ビルドファイターズ』の最終回】、まさに集大成に相応しい舞台です


いやぁ、でもバカスカドカボコ撃ち合ってるだけの映画じゃないんだコレ;
中盤で散り散りになることを余儀なくされる大洗女子の面々に泣き
ウサギさんチーム7人の「笑顔で別れようって言ったじゃなーい」で泣き
泣き叫ぶ桃ちゃんで泣き(あれは作画がネ申掛かっていた)
孤立しかけるカチューシャの場面で泣いて4回も泣いてしまった・・・(雨が降ってくるあの場面の脚本、良かったですよねb)


そして主人公にして大隊長のプレッシャーを一手に背負う西住みほ、彼女を支え、そして救うのが【姉妹愛】だってことがまた美しいです


本当に2015年は良い映画と良いアニメ映画に恵まれた1年間でした
もしかすると今年を超える1年はもう暫く出てこないのかもしれません
だからこそ、この歴史的傑作に出会えた現在に感謝を込めつつ・・・最高の1本でした、とただ声を大にして言いたいわけです


で、とりま誰か一緒に富士急ハイランド行こうぜ?w

























鑑賞1回目
新宿バルト9
バルト9はスクリーン毎の差も少なく大きな画面と迫力の音響が保証されたオイラが最も信頼するシネコンです
ガルパンに限らず期待を裏切らない映画体験が出来るので強くオススメします


鑑賞2回目
立川シネマシティ極上爆音上映
極爆第二形態、センシャラウンドファイナルLIVE
正直なところ、立川シネマシティはあまり好きな映画館ではありません
極爆以外の上映は音を絞る映画館なんですあそこは
1年前にマッドマックスで極爆を経験した時は単に音が大きい、その割に不快な感じはしないな凄いな、程度でした
今回のセンシャラウンドファイナルLIVE仕様はカールの着弾や観覧車先輩が落下した時の迫力の凄まじさたるや、音というよりは突風とか衝撃波に近い感じを受けます
流石話題になるだけはありますね
それよりなにより、コレはどの映画館でも体験出来なかったなぁ、と心から感心したのは劇伴がとてもクリアに聴こえたことです
ハーベストミュージックフェスタに行った時に生で聴いたオーケストラ
まさにあの音がまんまスクリーンから聴こえてきたんです
これには思わずウットリしました
立川はともかく極爆はとてもオススメですb


鑑賞3回目
ユナイテッドシネマ入間4DX
もうちょっと音量が欲しかったかな?って点以外は最高です!
ひたすら揺れ続け、震え続けるので乗り物酔いし易い方や腰を痛めてる方には全くオススメ出来ませんw
が、よくよく考えれば遊園地などでも長くて30分ほどしかない体感シートアトラクションを120分もぶっ続けでやるのですからそりゃ疲れもしますw
ミカが現れる度に彼女の周りでは風が吹いてソレが4DXでも演出されるんですが、【心なしかイイ匂いがした】のはオイラの気のせいでしょうかw;
風呂でシャボン玉が飛んできたのとボコがボコボコにされるのには爆笑しましたw
それと遂にキャプテンのスパイクをこの身で(顔面で)受け止められる日が来ようとは感激の極み
山頂からひまわりチームが撤退する時の雨が車内と車外で素早く切り替わっていたのも細かい
本当に楽しかったですb
それこそアトラクションのようにどっかでずぅ~っと上映し続けて欲しいぐらいですね


鑑賞4回目
立川シネマシティ極上爆音上映
極爆第三形態、センシャラウンドファイナルエクストラ6.1ch(マサラ上映)
マサラ上映とはいわゆる声出しOK上映なのですが、実はこれ第二回ハートフルタンクカーニバルのライブビューイングを観に行ったが機材トラブルで中継不可になってしまい、劇場からのお詫びとして劇場版を流したという幻の1回
当然、ライビュが観れないならと帰る客がいるのかと思いきやオイラ含め満席の観客全員が拍手で劇場版鑑賞を許諾
そしてオイラの横のお客さんがライブの鬱憤晴らしに声出しにしてみては?と提案したところ、劇場も観客もこれを快諾
かくして幻の1回、極爆マサラにオイラも立ち会うこととなったのです
まあ実際は音がデカくて声張り上げても殆んど聞こえないんですがw
バレー部の掛け声に合わせたり、あやちゃんの「ぶっ殺せー!」を叫んだり、「家元、蝶野様がお見えです」に対し「どっちのー?」「プロレスラー!」と返したり…
まあ馬鹿騒ぎ出来ましたw
これまでで一番楽しい、そして何より思い出深い鑑賞になりました


鑑賞5回目
立川シネマシティ極上爆音上映
極爆第四形態、センシャラウンドファイナルLIVEエクストラ6.1ch
音響調整卓の新調で第四形態と称した状態で再調整された仕様です
本来、劇場版ガルパンは5.1ch作品ですが後方センタースピーカーを搭載したので後方の音を三方向に分散させるよう岩浪音響監督自らが再調整されてます
一週間後にはウーファーの新調が予定されていたので実質第四形態の最終上映です
第15回あにこれOFFのメインイベントとして計六人で観てきました
オイラ以外は極爆初体験で、またこの鑑賞の直前に劇場版SAO極爆も観ていたので比較にちょうど良かったと思います
主にそのイカレ具合についてwww
鑑賞前に劇場スタッフからロングラン上映御礼の挨拶がありました


鑑賞6回目
立川シネマシティ極上爆音上映bスタジオ
極爆の仕様変更で話題になるのはシネマシティのシネマツーaスタジオという最大スタジオなのですが、今回aスタのウーファー新調に伴い元々aスタにあったウーファーをbスタに移設して実現したおそらく片手で数える程度しかしていないbスタのガルパンです
aスタは縦に長い長方形の客席配置ですがbスタはほぼ正方形で音の広がりを実感出来、またスクリーンそのものもやや大きいです
肝心の音はバルト9と同程度ぐらいと思って頂ければいいでしょうか
aスタではドラムンベースが響き過ぎてマトモに聞こえないエンドロールの「Pice of Youth」が普通に聞こえますw


鑑賞7回目
シネマサンシャイン平和島4DX効果マシマシ版
4DX開始当初から話題でした平和島の4DX
エフェクト類をパワーアップさせた効果マシマシ版と、さらにシートモーションを最大値に設定したエクストリーム上映の2種類が存在しますが、効果マシマシ版の方を観てきました
ハコそのものが大きめなのですがスモーク、風、香りがハッキリ強いと感じます
特に香りは一年前の入間ではイマイチ分からなかったんですが、ミカの語りに合わせて吹き抜ける風のミカからするいい匂いw、ダージリンの紅茶、大洗港の磯の香り
これらが全部同じ匂いなんですが(笑)確かに漂ってきたのが感じられましたね
あと改めて4DXで観るとセンチュリオンが如何に馬鹿げた動きをしてるのかがわかります
一番好きなカットはパーシングを追撃せんとするアリサが履帯を破損する集中砲火を受けて車内でとっちらかるのを体感出来るところですねw


鑑賞8回目
シネマティックコンサートinパシフィコ横浜国立大ホール
シネマティックコンサートとはハーベストミュージックフェスタも担当された東京フィルハーモニー楽団による生オーケストラが、本編の映像に合わせてその場で劇伴を演奏するというスタイルのオーケストラコンサートです
横浜公演では自身も「ガルパンおじいさん」を自称する栗田博文さんが指揮を担当
もちろんカンテレの奏者はミカのカンテレの中の人こと、あらひろこさん
ただでさえ本編映像に合わせての演奏という無理難題を見事にこなしてしまう栗田さんと東京フィル…本当に素晴らしいパフォーマンスでした
カンテレに至ってはほとんどSE担当じゃないか…
映像素材はBD版を使い、SEこそ抑え気味にされているもののセリフはかなりハッキリと聴こえる中、それに負けじと迫力の演奏をなさっていたのが印象深かったです
試合直前、絶対絶命の大洗女子の前に次々と助っ人が加勢する軍歌メドレー「学園十色です!」で栗田さんがパンツァーフォー!の握りこぶしを挙げていたのがカッコヨカッタwww
流石は生オーケストラ!と、特に味わい深かったのは大学選抜のテーマ
「好敵手です!」と「無双です!」の演奏でしたね
本編後にアンコールでフルバージョンも披露していただけました
オーケストラならではだったのがボコが歌う挿入歌「おいらボコだぜ!」や継続高校の快進撃「Säkkijärvi Polka」、そしてエンドロールの「Pice of Youth」がオーケストラアレンジされていたところですね
ちなみにこの日が大宮公演を病欠していたchouchoさんの復帰一日目でした
思い出深い体験をありがとうございましたm(__)m


鑑賞9回目
立川シネマシティ極上爆音上映
センシャラウンドファイナルシャープネスBDver
aスタ、bスタ共にスクリーンを新調してよりクリアな画質とセンタースピーカーの抜けを良くしたとのこと
潔く3D非対応のホワイトスクリーンにしたとのこで、シルバースクリーンはよろしくないと思っていた自分には朗報です
映写機も双眼式から単眼式になったことで画質が向上してるそうです
aスタはシャープネス、bスタはグラマラスと命名されてました
さらに最終章第1話の公開直前ということでブルーレイ用マスターを1週間限定で上映
熱心なガルパンおじさんならお判りかと思いますが上映用マスターとブルーレイ用マスターだと作画、撮影効果、音響効果など推定100箇所以上リテイクが入っているので画面的にはほぼ別物
音響面でもセリフの反響音など細かい部分が聴き易くなっており、また今回の立川シネマシティの仕様変更のおかげもあってか立体音響感がかなり増しており特に後ろから響く音がハッキリ後ろから飛んでくる移動感が強くなりました
それと、個人的には『オーディナルスケール』を観て以来10ヶ月ぶりのaスタだったのですが、aスタ特有の破裂音(カール、観覧車先輩)のソニックはそのままに、西裏門での縦深防御戦で響くティンパニの歪みが抑えられ普通に聴けるし、「piece of youth」もズンドコ感が控えめに
セリフ面は好みが分かれそうですが劇伴や効果音面ではもうこれ以上に無い?と思わせる仕上がりですね


鑑賞10回目
シアタス調布4DXセンシャラウンドMAXエクストリーム効果マシマシ
出来てまだ1年の真新しいシネコン、シアタス調布にて4DX版のリバイバル上映を観てきました
シアタス調布は『最終章第1話』のdts-x版を上映した東日本唯一の劇場でもありますが、今回は劇場版4DXとなります
また、このリバイバルに合わせてMX4D式の劇場でも『劇場版』及び『総集編』が公開されてます
4DXは韓国の会社が作った規格でMX4Dはアメリカの会社が作った規格です
最も大きな仕様の差は4DXでは雪が表現出来て、MX4Dではそれが出来ないというところですが『劇場版』に関しては雪が降るシチュエーションが無いので参考までに
ちなみに『総集編』でも何故か雪は降りませんでした(他の映画では降ったんですけどねぇ)
ただしシートの可動のリニア感、空気砲や水しぶきの表現力は4DXの方が明らかに繊細です
MX4Dは可動がワンテンポずれたり、空気砲がうちわで扇いだような風なのに対し、4DXは可動も素早く立ち上がり、空気砲も針で刺されたような鋭いものが飛んできます
規格の違いによる価格差も無いので"演出"という観点から観ても4DXの方が断然オススメですのでMX4Dと4DX、両者とも選択肢に入る地域にお住まいの方は必ず4DXで観ることをオススメします!
さて、肝心のシアタス調布の4DXですが、シートモーションを最大値に設定したエクストリーム上映仕様に加え、スモークや風などの劇場エフェクトもフル稼動となります
シートモーションに関しては慣れたせいもあるのかそれほど大きな違いに感じませんでしたが、磯の香りと温泉の香りは全然別物とわかるぐらいハッキリ香ってました
また、ハコが小さめなこともありスモークが出るシチュエーションが続くとスモークが多過ぎてスクリーンが観えなくなることすらあるのは思わず笑いますw
初めて観るタイトルの映画だったら効果マシマシは避けた方が無難ですね(笑)
音響の方も岩波良和音響監督が直接調整されたということもあって爆音や破裂音のソニックと劇伴やセリフのクリアさが両立した満足のいく出来栄え
なんでもイオン幕張の支配人がこちらに移転されてきたとか?
立川、幕張に続く新たなガルパン聖地の誕生でしょうか?
ちなみに4DXで観るたびに笑うんですがwあさがおチームが突破された時に追撃しようとしたアリサがボコボコにされるシーンが一番好きなんですw

投稿 : 2020/10/17
♥ : 58
ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

戦車道(喧嘩・バトル)にまぐれは無い 興行収入21億!! 戦車道はCLANNAD or Xenobladeだッ!! うおおおおおおお 激アツ!戦車道

大会で優勝し友達とシマを守りきった西住殿と大洗's
これは別な意味で Xenobladeを思い出させてくれた
しかし、またシマの危機が訪れる...(悪いが本編で語ったのはあくまでも口約束だった。つまり文科省の本音では無かった...)
裏ボスから守り抜け、みぽりん(ロゼッタ殿)...

再放送のCMにて:2年の時を越えてベートーヴェンのデデデデーン♪wwwww
今度の奴らはラスボスだった姉貴以上の強さを持っている
ダージリン側とカチューシャ側に追ったメンツが・・・(しかしここはエキシビジョン、終わってからが本編さ..,)

2014.5/21放送のナニコレ珍百景で取り上げられてましたwww
感謝人人人
それとこち亀にもネタにされていました

ゲームに関してはトロフィーを9割回収した。もういいしケータイアプリもいい
2015.11/21か、近場でやってくれることを祈ろう
あ,ごめん、県内無理だったwwwDVDを待とう
雑誌買ってエピソード知ってもやはり映像で見たいわ
島田流の洗車道をな...
貴女にも守りたいものがある
西住殿が好きな人形をな...

新キャラは11人
そこには能登さん(エコーさん)や竹達さん(あずにゃん)が...
悪いがDVDを見てからレビュー書くんで...
さて買った。これでいつでも見れる
ゼノブレイドクロスが...!

10億かーらーのー!?興行収入21億ッ!!まどマギを抜いたッ!!
桐生さん「ぼろ儲けだぜ...」

{netabare}開幕、茶柱が立った
だがしかし、そこはもう戦場だった...wwwもうエキシビションかよ!www
そこに継続'sが観戦していてそこに能登さんが...で名言を...

そして知波単(アニメ本編では姉貴に木っ端微塵にされた)を操っている隊長:西さんはパンツァ―フォーを知らなかったwwwふざけんなwww
そしていくらなんでも突っ込み過ぎやwwwwそれフラグだからやめや!www
いくらキズナが強くても命令は従わねえと...

倒せそうなのに下がったら、カチューシャ(イカ)&ノンナ(テイルレッド)のターンッ!
そしてノンナはロシア語使ってる~wwwjpaneseでおK
いくら命令するのはダージリンだけれども、プリキュアでも3年先輩だからね~
向こうも新型車両か
そして黒森峰と同じ轍は踏みませんよ~~
そしてアピール(挑発)に乗るなよ~
うさぎ'sがまさかのノンナと対峙したが...
悪いけど放映前の3年間のキャリアとリーチが違うんでね...
砲身で抑える=オーラピラーッ
丸山の口はまたしても開いたが「ちょうちょ...」
寝てな!!ブレイザーブレイドッ!!
いいぶっ飛びだったwwwwww
カチューシャ「なんかあった?」
ノンナ「いいえ、何でもありません」{/netabare}

エキシビジョンは端折らせてもらう、後でまた書くかも
{netabare}大洗にある潮騒の湯に入っていたら、放送が入った。こっから本編の始まりさ...
は?!!?学園が差し押さえられてる!?折角みぽりん達が守ったのに...
そしてみんなは学科ごとに離脱することに
戦車はサンダースのケイさんが抑えてくれたので、これでひとまず守れたが、この仮の学園がなあ...(神社の上ん所にあった)

天候手続きのために親のハンコは必要になった。家に向かう途中
今回の戦いの要因がそこにあった。ボコミュージアム...
それは凄くボロボロだった
ステージのショーの隣の席におった...ラスボスが...

さて会長は戦車道理事長にナシをつけていた、蝶野さん込みで
だってネットに載ることだからなあこれ
そうか最終章の伏線はあったんだな、2年後の世界大会のために
今度はみぽりんの母さんまで連れてナシをつけるのかよ、まあ数が揃えば説得は有利になるからね~
戦車道にマグレはねえ...みぽりんを馬鹿にすんじゃねえよ眼鏡...

そしてラスボスである愛里寿にも守りたいものが
西住流に勝ったらミュージアムのスポンサーを頼んでいた
廃館を食い止めたいために...(1期のみぽりん達と同じ境遇)

おいまだ泣くんじゃねえ、そど子達(ミカ)よ、まだ終わっちゃいねーから、連れ出すのは麻子(未来)だった、シンフォギアGXじゃ敵対だったけど...ハンカチで鼻かめよ、沙織(斬歌)のだけど{/netabare}

ここで1hour経過
{netabare}そして相手は30両
こちらは8両、それでも引いたら道はねえ
ホント苦労をかけるわ、みぽりんには
でもみんなと茨の道を通って来た。だから恐れてはいない
友がいるから戦えるんだ{/netabare}

{netabare}そして当日、みぽりんは策を呟きつつ...
挨拶した時にやってきた...プリキュアオールスターズと同じくとっても激熱いもんがなぁ!
「私も行こうか?」
「待って貰おう!」
「変わるぞ!私達も!○○からぬけ出すのみ!!」
悪いが他の学園の戦車は私物扱いじゃけん...
確か「乱入してはいけない」ってルールに書いて無かったからねえー
これまでのライバル達がやってきた!!これが激アツってもんなんだよぉ!!
そして知波単は頭数多いけど数は30に合わせな!{/netabare}

さて、ハドル(作戦会議)
あ...まほの眼付き、千鶴さん!?wwwwカチューシャことイカちゃんがここでもビビってる~監督狙ってたやろwwww
まあエリカはシンディさんだしwww
3チームごとに中隊長を組むことに

さあ、最高のパーリィ(喧嘩)を始めようか...
これでどちらかでも名勝負を操作でも観覧でも行える
どう戦局が転んでいったのかを...

{netabare}いやあ~~
あんだけ大量に戦車が並進していたら壮観だわ~~
そしてまほ達は見る、あのデカい丘を乗っ取るために...
しかしその裏をかくのが愛里寿

丘からの離脱の時...ああ伝わった...
ノンナ達よ、あなたたちの犠牲は無駄にはしないッ...!!

そして運命を決める廃遊園地
そこであの子たちが未来を変えるッ...!
だがそれでも譲らない、愛里寿を護る三銃士達の
バ ミ ュ ー ダ ト ラ イ ア ン グ ル{/netabare}

{netabare}最後の10~5分はほぼ喋っちゃいねえ
勝 負 は 最 後 の 5 分 で 決 ま る 
バイキングや空中ブランコの壊れた破片が降り注ぐ...
貴女の敗因はそこに在った
金田一に挑んだ犯人達と同じく...
折角みほの背中を取ったのに...

そしてトドメは...空 砲 D A S H
姉貴...貴 女 が 残 る ん だ{/netabare}

そして伝説は最終章へ...
これを超える戦を作るんだ...

投稿 : 2020/10/17
♥ : 37

88.2 17 星雲賞アニメランキング17位
銀河英雄伝説(TVアニメ動画)

1990年春アニメ
★★★★★ 4.3 (901)
3729人が棚に入れました
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。宇宙に進出した人類は、専制政治を敷く銀河帝国と民主共和政を唱える自由惑星同盟の二大勢力に分かれ、 150年にもわたる断続的な戦争を続けていた。長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、両陣営に2人の英雄が出現する。銀河帝国の貧乏貴族の家に生まれたラインハルトは、姉を皇帝に奪われた事をキッカケとして、銀河帝国を奪い取る野望を胸に軍人となり、出世していく。 一方、敵国である自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人になってしまい、不本意にも関わらず功績を立て続けるヤン・ウェンリー。 一見正反対の彼ら2人の登場により、人類の歴史が大きく展開し始める
ネタバレ

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

銀英とあにこれとアニメ業界について

あにこれに参加して1ヶ月時点で書いたレビューを書き直しました。

この作品のレビューを書くのが目標だった。(2013/11)
{netabare}
◆一つのアニメとして

色々な要素を一つ一つ見て、トータルして完成度が高いのは攻殻。

ただ、銀英はアニメ作品というの枠の外。それをあえてアニメ作品
として評価するとしたら・・、

物語:98.0 作画:3.5 声優:72.0 音楽:4.0 キャラ:86.0

こういった馬鹿げた事になってしまう。

名作アニメ達が「3階建て、エレベーター、室内プール、シアター
ルーム、防音設備完備、トイレは各階に5つ」とかそんな規模なのに、

「万里の長城みたいなのを作りたいんだけど・・、一応設計図はある
んだ」と、そして出来てしまった。

つまりアニメ作品単体と比較するのではなく、アニメ業界全てと対比
すべきよーなもの。


◆世間一般でのイメージ

検索 富野由悠季VS田中芳樹
検索 銀河英雄伝説対ガンダム全作品

方向性が違うので、比較するような事では無い気がする。


◆対象年齢

ある程度水準が高めの大人にしか多分本当の価値は理解できない。

けど、中学~高校の若いうちに見た方が、色々な意味で有益な作品。
10人中7~8人位が分かる程度の内容にはなっています。


◆若いうちに見る意味

キャプテン翼は日本だけではなく海外のサッカー選手にまで大きな
影響を与えた訳ですが、

検索 キャプテン翼をこよなく愛する海外のサッカー選手
検索 キャプテン翼に影響をうけた海外のサッカー選手

それは単に面白いサッカー漫画であるという事で、サッカーを始め
るきっかけや精神面、モチベーション部分に良い影響があった。

キャプテン翼を読んだ、あるいは視聴した
⇒ドライブシュートが打てるようになった
⇒それが実際のサッカーでも役に立った
という事では無い訳です。

最近話題の黒子君のミスディレクションにしても、バスケで使える
かと言えば、使えない、無理がある。

銀英も基本的にはそういった性質、作品を見ただけで具体的な何か
が向上するという事ではなく、あくまでエンターテイメント。

しかし、サッカー作品ならサッカーに、バスケ作品ならバスケに、
同じ分野に関わらない限りはほぼ役に立たない多くの作品と違って、
銀英は普通の人生を送る上でも色々な面で良い影響がある。

多くの事に興味が持てるようになる、知識が吸収しやすくなる。

学生のうちは国語(現代文、古典)、政治(政治経済)、哲学(倫理)
歴史(日本史、世界史)、軍事(戦略、戦術)、権力や宗教、戦争の
本質、世の中の仕組み、魅力的な話し方、文章の書き方等。

自分は理系で学生の頃は興味無い分野は嫌々勉強していましたが、
この作品をもっと早く見てれば色々楽しめたはず、知識が身に付くの
も早いかっただろうな・・と、今でも思います。


ニュースを見ていてもビジネス書籍を読んでいても銀英の内容は頻繁
に思い出す「下手糞な言い方してるけど、結局銀英の~じゃん」的な。

イメージ出来るシーンがあると、面倒な話もすぐに理解出来る。

「マンガで分かる~」シリーズの本をジャンル問わず数百冊まとめて
読むよーな、そういった効果があります。

小説(原作)になると序章がキツめなので、まずはアニメから見るの
をオススメします。


◆物語

話の完成度は異次元。三国志クラス。とても個人の脳内から出て来た
話だとは思えない。

星界の紋章、まおゆう(原作の方)、コードギアス、狼と香辛料、カイジ
他福本作品、医龍(漫画だけ)、C - The Money~省略、一部ガンダム
作品(seed destiny等)、攻殻、十二国記、MONSTER、ヨルムンガンド、
デスノート、プラテネス。

全部足して萌えや恋愛、異能の力を抜くと、銀英っぽい話が出来る
かもしれない。


◆キャラ

やはり三国志クラス。

キャラ数を1/10にしても、やはり5.0を付けてしまうと思う。


◆作画

ある程度は我慢してください。

物語、声優、キャラで5.0以上を付けれない為、その分を盛って5.0に
しておきます。


◆声優

桁が違う。作品が出来た時期が非常に良かった。

検索 銀河声優伝説


◆音楽

OPとEDは我慢してください。これも盛ります。

戦闘時はクラッシック使っているので、多分不満は無いはず。


◆名言

名言だらけと言われてる作品と比べ、桁が「2つ」違う。

だから現在でもよくパクられるし、あのアニメのこの名言のネタ元は
ここだったのか・・が結構あると思います。

この銀英の原作者の田中芳樹が、どこからそのネタ持って来たのかを
調べる作業が自分の中で今もなお続いており、その為に読んだ書物が
100~200冊どころではない。だからこそ若い人に薦めたい。


◆戦術は戦略に従属し、戦略は政治に、政治は経済に従属する

銀英で出て来る名言を1つだけ、その応用の仕方も含めて紹介。

現実でも通じる話で、普通の作品はこれ等の一部だけが扱われる
のですが、銀英だと全てが登場し、それ等の関係性が分かります。

 経済 > 政治 > 戦略 > 戦術

【経済】
お金とモノ、それ等の流れ、社会の生産活動の調整、あるいは生産
活動そのもの。個人ならば自分にお金が流れる仕組み(≒何の職
に就くのか、何の仕事をするのか?給与は?)、といった感じ。

【政治】
お金をどう使うか配分を決める、時にはその一定量を戦争に向ける
事もある。

個人ならお金と時間を何に向けるか?戦争に関しては「何を戦争と
捉えるか?」で変わって来ると思います。(一般的には受験や資格
試験、あとは恋愛系、異性に対してのアプローチとか)

【戦略】
どこと戦うか、何と戦うか、そもそも戦うか否かの決定。敵を分析
して戦闘前に有利な状況を作り出したり、計画を立てる。

誰でも知っているであろう「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
というのも、ここに関係してくる。勝てそうにないなら、避けたり
先延ばしにしたり。

【戦術】
戦う事にした、あるいは戦わざるを得なくなった。ではどう戦うか、
追撃は?撤退するタイミングは?という話。

個人で考えると「アニメの視聴」は政治面、戦略面での失敗の類。

アニメ好きで膨大な時間(時にはお金)を投入している方、自分も
同じですが、その時間を有効に使う方法はいくらでもあります。

撤退が嫌なら経済、政治、戦略面に良い影響を与える視聴の仕方を
考えると良いです。

【補給は大事】
銀英は補給を重点的に捉えていて、その事で「実際の戦争は・・」
と軍事オタクの方々によく突っ込まれている。

個人であれば食事や睡眠。精神が疲弊して来たら気分転換、休息、
英気を養う為に遊んでみたりと、そう考えると納得出来るはず。

田中さんがサボるのが好きなので「単に性格が出ているだけ」とも
考えられますけど。


◆話は分かりやすくする事

ある程度専門知識を持ってしまうと、インテリぶって自己満足で相手
の理解を無視して話を進める人が多く、

自身高校~大学の頃はそういった傾向があった訳ですが、この作品
見てからそれが無性に恥ずかしくなり、なるべく知識が無い人にでも
通じる言葉で話す事を心がけるようになりました。

自分より遥かに頭が良くて知識がある人が、分かりやすい面白い話、
つまり銀河英雄伝説を書いていた(アニメでやっていた)ので敗北感
で一杯に、チンケな見栄やプライドをへし折られた訳です。


専門的な事を誰にでも分かりやすく話すのは、自分1人が理解する
3倍の理解が必要ならしいですが、理解不足のお馬鹿に限ってあまり
一般的ではない用語を使い、難しく分かりにくく話す。

聞き慣れない用語を並べるだけ、具体例が出せない、イメージさせる
事が出来ない、簡単に言い換えられない ≒ よく分かっていない。


現実で歴史に「天才」として名を残している人の言葉で

シンプルさは究極の洗練である(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

とか。あとはアインシュタイン、

Everything should be as simple as it is,but not simpler

訳:できるだけシンプルに、ただしシンプル過ぎないように
  できるだけシンプルに、そしてシンプル過ぎないように とか。

銀英の原作者の田中芳樹は「一体何が凄いのか?」という事ですが、
アインシュタインの方の「名言のそのもの」みたいな人で、

情報の噛み砕き方、翻訳の仕方、そのバランス感覚が神憑っている。

この内容は簡単にした方が良い、これは比較した方が分かりやすい、
ここは具体例を出した方が良い、~な内容は直接だと不味いので笑い
に繋げてぼやかす、ここは直球で、ここは理解の妨げになるので全て
省略、これは大事なのでしつこく、みたいなセンス。


人間の脳みそは「大体の事は理解できるが、ちょっと分からない事が
がある位の情報」に出会った時一番活発に働く、心地良いと感じると
言われていますが、

知識が全く無い人にとってのそのレベルの内容を常にキープしている、

「少し難しい、分からない事もあるけど、大体理解出来る、頭に入る、
面白い、どんどん読める、どんど見れる」な感じ。


という事は「元々簡単なジャンルの情報」とか「元々興味がある人に
エンターテイメント性を抜きにして教えるだけ」だったら、出来る人
は結構いる訳ですが(池上○の学べるニュース!みたいな)、

本来一部専門の人しか扱わない情報の数々を大衆が見て楽しめる
レベルにまで落とし、娯楽作品として加工、それが流行るという事が
いかに不気味な事か。


各界で天才と言われている人も、所詮「食えそうな食材を(含めて)
料理している」訳でして、田中は本来食えないもの、彼以外は調理が
できないものを組み合わせて、一流の料理にしてしまった。

古めの漫画、アニメでたまにある「カレーを作ったら爆発した」の逆、

「食材とは思えないものから、見栄えが非常に良い料理が出来、それ
が非常に美味しい」というケース。

食材選択、分量の調整、味付け、料理の腕等で皆が争っている時に、
錬金術的なことをやらかした。


銀英より面白い作品、消費者ニーズに合っている(萌え、エロ、恋愛、
厨二、ゲーム系)作品は腐るほどありますが、銀英は人生で役に立つ
健康食品で構成されているので、いくら食べても大丈夫です。

似た事を冨樫作品(幽遊白書やHUNTERXHUNTER)のレビューにも
書きましたが、彼もまた錬金術士の1人でありながらも、メインで使用
するのは化学調味料たっぷりの有害物質。

非常に美味い、腕は超一流、しかし現実では何の役にも立たない。

2人ともサボり癖がある事で有名ですが、錬金術は膨大なエネルギー
が必要なのでしょう・・ね。そう思わないと、腹が立って仕方がない。


◆比喩を使う

普通の人は本読んだり会話した時に、その内容の1/10も記憶に残る事
がないらしいですが、だったら「少しでも伝わった方が良い」

大抵の場合、話は10のうち7~8位が伝われば十分で、10のうち7~8位
が正確ならばあまり問題は生じない。

そして7~8/10で良いなら例え話、比喩を使うのが手っ取り早く伝わり
やすい。

銀英には色々な比喩が出てきて、古いものや特殊なものも多いですが、
比喩というもの自体に興味が持てるようになると思います。

そもそも銀英という話自体大型の比喩みたいなもので、どの分野の事
も7~8/10程度の中身しか無いし、正確さもやはり7~8/10くらい。

だからこそ簡単で理解しやすい。


◆でも、より正確にしなければいけない話もある

主観なのか客観なのか、想像なのか事実なのか、自分の言葉なのか
誰かに聞いた言葉なのか、本音か建前か、絶対か多分か、

~らしい、おそらく~、~とも言える、~のような、~だと~が主張
している等。

より正確に伝える為に大雑把にまとめたり、別の言葉で言ってみたり、
自分のレビューでも結構あると思いますけど、主に銀英・・というか
田中芳樹の影響。という言い方自体が、田中の影響。


◆話は面白く、印象深く

ネットが一般に普及し、情報過多の時代なので、情報を選別しパッケ
ージングする(まとめる)技術は多くの人が向上している訳ですが、

その分「誰が」の部分、個性が薄れている、記憶にあまり残らない。

大半がテンプレ通りで、似たような情報を似たようにまとめている。

そんな中で「個」を出せるのは、非常に大きな武器になる、アニメの
レビューを書くのをやめても様々な場面で役に立ちます。


◆銀英の作者、田中芳樹の凄いところ

表現、創作を生業にする人の中で天才と呼ばれる方は結構いますが、
言葉の響き、使い回し、意味ありげなぼやけた表現で読者、視聴者を
惹きつける人ばかり(歴史に名を残している人含め)の中で、

そういったセンスを十二分に持ちながらも、基本的には「言葉の持つ
意味、内容の力」でダイレクトに惹く。

芸術家的な気取りがない、含みで盛る部分が無い、あっさりしている。


・名言や過去の偉人達と友達感覚

「権力、権威」を重視しない気持ちが「情報、過去の偉人達」にまで
及んでいて、必要以上に敬意を持っていない。

嫌いなもの、納得のいかないものはあっさり否定が出来る、ひねくれ
た解釈も出来る、だから普通組み合わない様々な情報と結び付いて、
通常の作品の数百倍になる量の数々の名言が生まれる。

いかなる名言、表現であろうとも一般的な情報と同等、一度原点部分、
意味の方に立ち返り、ストーリーの状況に応じてアレンジしあっさりと
再構築が出来る。

知識が凄いんじゃねーんです、知識も化け物染みてますが、その使い
方が凄いんです、色々な作品に出逢えば出会う程にその凄さが分かる。

最終的にはその部分を学んで欲しいです。そうすれば少ない知識でも
書ける事、話せる事の幅が何倍、何十倍にも広がると思います。
{/netabare}
アニメ視聴数が100未満、銀英を見た事が無い若い人に向けてのメッセージ的な。


あにこれの影響力とアニメ業界全体について
{netabare}
◆あにこれの影響力

運営している方々が優秀なお陰で「アニメ ○○」という検索ワード
でランキング、おすすめ、口コミ、評価等で1位や2位にあり、アニメ
業界の人間は意識せざるを得ない。

消費者からの評価、口コミというのは年々影響力が強くなっている為、
「ここでダメな評価をされにくい作品」を制作しなくてはならない。

少なくとも「どういったものが好まれるのか」の傾向はある程度掴む、
余程アホな企業じゃ無い限りは、その位の仕事はしているはず。

検索 今年のアニメのBD/DVDの初動売上をまとめたら凄いことになった

とは言うものの、ここの評価と売上には「あまり関係性は無い」ので、
そこまで重視はされない。


・業界への影響力を向上させるには

売れたアニメは片っ端から見て評価する人が増え、ここのランキング
が売上に近い形になれば、あにこれというサイト自体と、各レビュー
の影響力が増す訳ですが、

普通にレビューを書く分には、そんな事まで考える必要は無いと思う。

政党で言うと国会の議席数が20未満の野党、いくら騒いでも直接的な
効果はあまりない。

しかし、文章には、というよりも言論には数値とは別の力がある訳で、
優れた意見、主張、見解、分析、批評、論評は人から人へと伝搬する。

小さな点、たとえ1行レビューからだろうと、それが真に的を得ている
のであれば、爆発的に広がっていく。

たかだかレビューサイトの1つと言えども、アニメ業界の人々に「良い
作品を作ろうと思わせる力」「クソな作品を気分良く作らせない力」は
十分に有しているので、

そういった環境でレビューを書いているという事は覚えておくと良い
ような。「いくら文句を書いても無駄」とか、そんな事は無いです。


◆イノベーター理論(Innovator theory)

1、イノベーター(Innovators:革新者)
冒険的で新商品が出ると進んで採用する層。市場全体の2.5%を構成。

2、アーリーアダプター(Early Adopters:初期採用者)
社会と価値観を共有しているものの、流行には敏感で、自ら情報収集
を行い判断する人々の層。市場全体の13.5%を構成。

3、アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
新しい様式の採用には比較的慎重な人々の層。慎重派ではあるものの、
全体の平均より早くに新しいものを取り入れる。
市場全体の34.0%を構成

4、レイトマジョリティ(Late Majority:後期追随者)
新しい様式の採用には懐疑的な人々の層。周囲の大多数が使用して
いるという確証が得られてから同じ選択をする。
市場全体の34.0%を構成

5、ラガード(Laggards:遅滞者)
最も保守的な人々の層。流行や世の中の動きに関心が薄く、イノベー
ションが伝統化するまで採用しない。市場全体の16.0%を構成。
中には、最後まで不採用を貫く者もいる。


マーケティングの世界では有名な理論で、顧客を新製品やサービスの
購入態度で分類したものですが、「評価」というのも同様。

つまり「2.5%の人の行動(評価)が、97.5%の人の行動(評価)に影響
を与える」という事。

「積極的に新しいアニメを見て、自分で考え自分で評価しいてる」という人
は現在のあにこれでは非常に多く、

アニメは視聴だけならば無料という事もあって、イノベーターの割合は
他のジャンルより多いと思いますが、

それでも10%~20%位の人の行動(評価含む)が、80%~90%に影響
を与えていて、

レビュアーは大多数に影響を与える少数に属しているという事。

勿論、影響を与えると言っても一部(マイノリティを気取りたい人とか、
厨二病的な人)にはマイナスの影響だったりもしますが。


銀英だとハイドリッヒ・ラングが

「全体を100としてそのうち51を占めれば多数による支配を主張でき
 ます。ところが、その多数派もいくつもの派閥に別れています。

 即ち、その51のうち26を占めれば、100という全体を支配できます。
 多数支配などという共和制の建前が、如何に虚しいものであるか~」

という話をしていますが、そんな感じで考えても良いですし、あとは

パレートの法則:経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成
するうちの一部の要素が生み出しているという説(80:20の法則)

カオス理論のバタフライ効果:通常なら無視できると思われるような
極めて小さな差が、やがては無視できない大きな差となる現象

とか。

実際、どの程度の影響があるかはよく分からないですけど、レビュー
を書くという事は「大多数に影響を与える行為」な訳です。

レビューの内容に迷った時はその事を意識する。


読者に与える影響

他のレビュアーに与える影響

長期で考えて、あにこれに与える影響

更に長期で考えて、アニメ業界全体に与える影響


普段はろくな事を書いていないので、あまり他の方のレビューを紹介
したくないですが、今書いている事自体が

劣悪な衆愚アニメの決定版
http://www.anikore.jp/review/242462/

このレビューの内容が伝搬したものであり、それは書きながら不意に
思い出したのですが、あにこれの隅っこであろうと、誰かはこの事を
訴え続けていかなくてはならない。

銀英的に言うと、政治権力に対するジャーナリズム、そういった立場
にレビュアーはあるという事。

最近クソアニメばかり視聴し、あまり本気でレビューを書く気が起き
ない自分は、二度とこんな事を書くことは無いような気もする。

よって、これを読んでいる誰かが「頑張ってやらないとダメな事」な
訳です。頑張ってください☆

ペンは剣よりも強し。こいつは真理など滅多に存在しない人間社会
の中で、数少ない例外の一つだ。と、ヤン提督も仰っておられます。


◆マズローの欲求5段階説

ビジネス絡みだとたまに持ちだされる話ですが、長期間レビュアーを
していても、似たような欲求の変化が起きる。

自己実現欲求  : 自己の向上、活動をより充実したものにしたい
  ↑
尊重、承認欲求 : レビュアーとして尊重されたい、承認されたい
  ↑
所属、愛の欲求 : メッセージが欲しい、交流したい等
  ↑
安全の欲求 : 批難されたくない、叩かれたく無い
  ↑
生理的欲求 : 読まれたい、サンキューが欲しい

多分、こんな感じ。

欲求を外でも満たせるなら、最初の欲求以外の途中の段階をすっ飛
ばす事もあるでしょうし、必ずしも下から順にという事はないです。

「頑張ってやらないとダメ」とか書きましたが、欲求が最終段階に到達
した一部が勝手に考えて上手く書くと思うので、他に欲求があるうちは
特に意識する事は無いと思います。


◆アニメ業界の衰退

検索 アニメ業界、売上4年連続減、テレビ放送頼みからの脱却を模索
検索 5年ぶりに制作分数が増加、レポートから見るアニメ業界の現状

実際は低迷とか衰退とか言う程にひどい事は無いですが、予兆のような
ものは確実にある。

製品ライフサイクルでいう成熟期~衰退期の段階で

検索 【アニメとマーケティング分析3】今のアニメ産業の『ライフサイクル』について考察!

少し知識があると誰でも考えるよーな話。


銀英の 第40話 ユリアンの旅・人類の旅 から、一部の話を

~しかしながらその平和が続く中で、人類の上にいわゆる中世的停滞
の影が持ち掛かりました。

疲労と倦怠が希望と野心を抑え、消極が積極に、悲観が楽観に、退嬰
が進取に取って代わるようになって来たのです。

実際に科学技術による新たな発見や発明が後を絶ち、人類の生存圏の
拡張も再び頭打ちになっていったのです。

更に政治的にも民主共和政治が自浄力を失い、利権漁りと権力闘争に
のみ興味を示す衆愚政治と化していったのです。

社会的活力が失われ、社会生活や文化は廃退の一途を辿った、人々は
無気力化し老若男女を問わず麻薬や酒、性的乱交や、神秘主義に耽る
者が続出した。

あるいはスピードや暴力に刺激を求め、事故や犯罪が激増し、反比例
して検挙率は低下した。

生命を軽視し、モラルを嘲笑する傾向は深まる一方だった~


人類の未来の架空の歴史の話な訳ですが、開拓が一段落して頭打ちに
なると、大抵のものはグダグダになる。

創造的活力が失われ、アニメ業界、文化は廃退の一途を辿る、人々は
萌豚化し老若男女問わず萌えやエロ、ハーレム話に耽る者が・・

とか、そんな感じに。

進撃の巨人は良い作品だと思いますが、閉塞感の中でスピード、暴力
という点では「まさに衰退期の象徴そのもの」で、ちょっと危ない。


と言っても視聴側には大した被害は無い訳でして、一番悲惨なのは

検索 アニメ制作の現場で働く20代の平均年収110万円

採算ラインに届かないアニメが大量に制作された結果

アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ@wiki - 売上ライン一覧

その皺寄せが下っ端に来ている、というのはどこの世界でも同じ事。


◆あにこれは多分まだ成長期

登録者数の推移は知らないので、そういった点ではよく分からない訳
ですが、レビューの質は日々向上し、多様化している気がする。

各自がレビュアーであると同時に読者。そして技量に関係なく読者数
とその質が調整出来る、という点は上手く使えば非常に快適。

どうやって調整するかは書かないですが、察してくださいな事ですが、
単純に増やす事に躍起になった後は、レビュー内容についても色々と
考えると面白いと思います。

作品へのレビューは様々な点からのアプローチが可能で、ここで評価
基準になっている物語、作画、声優、音楽、キャラ以外からでも、


・見た時の状況

年齢が高い方の書く、当時の視聴状況についての話は面白いので好き
です。


・歴史的なアプローチ

ヤン提督の如く、歴史からの考察。歴史と言っても色々な歴史からの
アプローチが可能で、あにこれに長く居るとその歴史からでも色々と
書ける。


・売上からのアプローチ

ここの評価と売上は全く違うので、

検索 アニメDVD・BD売り上げまとめwiki

dvdbd.wiki.fc2.com と www38.atwiki.jp/uri-archive/? の2種類

検索 アニメDVD・BDの売り上げを見守るスレ@wiki

この2つはチェックしておくとレビューの幅が広がるかと。


・社会学的、工学的アプローチ

得意な人はやれば良いと思いますが、あにこれだと若干供給が多過ぎ
な気も。インテリな方々が多いんですよね、ここ。


・原作や声優、監督、スタッフ等からのアプローチ

レビューとしては王道ですけど、それだけに若干供給過多気味。


・笑いに繋げる

笑えるレビューが若干少ない気がする。Amazonの

アニマル ビッグフィギュア【親キリン】(等身大フィギュア)とか
対ライフル用防弾シールド

のレビューでも読んで、そういった方向性で突っ走るのも良いかと。


◆言葉は大事に使いなさい、ユリアン

言葉では伝わらないものが、確かにある。だけど、それは言葉を使い
尽くした人だけが言えることだ。

だから、言葉というやつは、心という海に浮かんだ氷山みたいなもの
じゃないかな。

海面から出ている部分はわずかだけど、それによって、海面下に存在
する大きなものを知覚したり感じとったりすることができる。

言葉を大事に使いなさい、ユリアン。

そうすればただ沈黙しているより、多くの事をより正確に伝えられる
のだからね。


◆ポプラン、シェーンコップ、ムライからの影響

自分の話になりますが・・

・ポプラン、シェーンコップからの影響

この2人私生活が酷い有様でも、年少者に対しては「まともぶった事を
言う事がある」訳で、最低限のモラルは有している。

ヤンや田中芳樹とかはどう頑張っても届きそうには無いものの、この
2人くらい・・には、なんとか、的な気持ちがある。


・ムライからの影響

あんなジジイは嫌いですけど、彼が第39話でユリアンに話していた事
はこれまで迷った時に何度も思い出す事になったし、現在ここまでの
内容を書いているのも、ムライからの影響が大きい。


~ 今だから言うが、私の任務はヤン提督の引き立て役だったのだ。

別に卑下したり不平を鳴らしている訳では無い。ヤン提督は指揮官と
しての資質と、参謀としての才能を両方兼備する珍しい人だ。

あの人に参謀が必要だとすれば、それは他人がどう考えているのかを
知って作戦の参考にする為さ。

だから、私としてはエル・ファシルの英雄に参謀として望まれた時、
自分の果たすべき役割は何かと考えて、すぐには結論を出せなかった。

それが出たのはイゼルローン陥落以後だ。で、私は役割を弁えて殊更
常識論を唱えたり、メルカッツ提督にも一線を引いて対応したりした
訳だ。

鼻持ちならなく見えた点もあろうが、分かってもらえるかな ~


要するに、自分が必要無いと感じた時も「できる事は何か?」を考え、
その役割に徹する、普通は積極的にやらない事をする、という事。

と言ってしまえばどこの誰でも言いそうな話ですが、たまたま自分に
はムライの言葉が強く残っていた。

あにこれに来た直後、自分よりアニメそのものに対しては知識豊富な
人が沢山いる、そんな状況何を書こうか迷った末に、あにこれ全体に
不足していたものを補う役割に徹しようと思った。

その為には、一部から憎まれようが嫌われようが知った事では無い。

という点についは、「あしたのジョー」からの影響もあり、ストレス解消
という意味での利害も一致したのですが・・。


私は役割を弁えて殊更変な視点でのレビューを書きまくったり、人気
作品にも一線を引いて対応したりした訳だ。

鼻持ちならなく見えた点もあろうが、分かってもらえるかな!


2013年夏に復帰した時、今度はレビュアーの質が向上しているという
点に目が行き「自分は何も書く必要なくね?」という状況に陥る。

「私が死んでも代わりはいるもの」じゃねーですけど、現代人特有の
「あれっ、自分いらなくね?」的な捻くれた感じ方は普通にする訳で、
そうすると途端にやる気が無くなる。そして休止。

冬に復帰した直後(つまり現在)もまた同じ事で悩み始めたのですが、
「あにこれがレビューサイトとして正常に機能している」という点では
特に問題は無いものの、

アニメ業界全体は? 萌えエロ産業で、問題だらけ。

レビュアー全体は? 自分と同じように休止する人は多い。

あにこれの細部は? 改善点を上げればキリが無い。

問題点は見えても、不満はあっても、自分にはなんとかする力が無い。

とはいえ、その事をレビューに書くことは出来る訳で、あとはそれを
読んだ力のあるレビュアー(将来的に力を身に付ける人を含め)達に
熱意は伝わる、そしてなんとかしようと活動するかもしれない。

ヤンは民主主義の芽を上手く残した、熱が冷めやすい自分は熱が急激
に上がった際に湧きでたここまでの思考をレビューに残す。

この行為の意義については、後世のアニメ好き達が判断する事さ!
{/netabare}
こちらはアニメ視聴数が100以上、投稿レビュー数もそれなりの人への話。
銀英の話を持ち出しているので、多少のネタバレを含みます。

投稿 : 2020/10/17
♥ : 87
ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

週刊 銀河英雄伝説 復刊!第20号

復刊のご挨拶
 年の瀬も押し迫ってまいりましたが、如何お過ごしでしょうか。
 さて、皆様への御約束通りここに「週刊 銀河英雄伝説」の復刊を宣言いたします!(一週遅れてしまいましたが)
 まだ折り返しにも到達しておりませんが、今後もより一層気を引き締めて刊行を続けていく所存であります。
 今後とも何卒ご愛顧のほどをお願い申し上げまして、挨拶に代えさせて頂きます。
       平成27年12月20日 ヤピゴスティーニ代表 やっぴー


休刊のお詫びと挨拶
 {netabare}いつも「週刊 銀河英雄伝説」を購読していただいてありがとうございます。
 そんな皆様にこんなお知らせをしなければならないことを残念に思います。
 詳細は私のプロフを参照していただくとして、今後の再開予定について述べさせていただきたいと思います。
 な、なんと!本年11月4日よりファミリー劇場において「銀河英雄伝説(本伝)」の再放送が始まるのでございます。
 月~木に各日2話ずつ放送するそうなので、おそらく、12月中には39話まで追いつくのではないかと推測されます。
 そういうわけですので、今年中には我が「週刊 銀河英雄伝説」を再開することができる見込みでございます。
 しばらくのお別れとなりますが、また会える日まで、皆さまご自愛なさいまして、健やかにお過ごしください。
                   ヤピゴスティーニ代表 やっぴー
{/netabare}

創刊の挨拶
 {netabare}この度は「週刊 銀河英雄伝説」創刊号をお手に取っていただき、誠にありがとうございます。
 本マガジンは、全55号を予定しております。
 各マガジンには2話分のレビューを掲載し、
 週に一度のペースで刊行する予定となっております。
 もはや改めてここで申し上げる必要などないと存じますが、
 銀河英雄伝説についてご紹介をさせていただきます。
 田中芳樹原作のスペースオペラをほぼ忠実にアニメ化した作品であり、
 全110話(本伝)に及ぶ大作であります。
 この大作を攻略するにあたり、
 どうすれば最後まで視聴することができるか?
 との視点で愚考を重ねた結果たどり着いたのが、
 週に2話のこのマガジン形式であります。
 55号と1年を超える長きにわたるお付き合いとなります。
 途中至らない点も多々あると思いますが、
 何卒広い心で見守っていただけるようお願い申し上げます。
                   ヤピゴスティーニ代表 やっぴー{/netabare}

 第一話「永遠の夜の中で」
 {netabare}実質的にアスターテ会戦前半。
 絵もキャラデザも古さは否めない。
 そこは目をつぶろう。
 それを言い出したら視聴できなくなる。
 そこで、私の銀河英雄伝説歴について語ろう。
 原作は5回は通読しているはず。
 アニメ版は何度か視聴を試みて断念している。
 もちろん魔術師ヤン・ウェンリー派であった。
 SFというよりは戦記物と捉えるべき作品であろう。
 私としても、三国志を読むのと似た感触で読んでいたような記憶がある。
 友人の中には「未来の話なのに帝国で専制君主制なんて・・・」と受け付けない人間もいた。
 専制君主制・・・いつ復活してもおかしくないと思いますがねw{/netabare}

 第二話「アスターテ会戦」
 {netabare}ヤン・ウェンリーの面目躍如。
 彼の出世の決定的な要因となる。
 敗戦ゆえに英雄が必要・・・とはいつの世も変わらぬもの。
 負けても大勝利の同盟政府には大衆衆愚政治の臭いがプンプンです。
 流石に全110話。
 話の進みが遅いです。
 ら、来週も頑張るぞ!{/netabare}

 第三話「第十三艦隊誕生」
 {netabare}自由惑星同盟の国歌・・・
 わざわざ作曲したんでしょうね。
 歌詞は何語だったんでしょう?
 それにしてもマーラー多用されてますね。
 憂国騎士団恐すぎw
 やる事も過激すぎ!
 女でも殴っちゃうんですか!
 第十三艦隊誕生っということで、
 イゼルローン要塞攻略前夜ってとこですかね。{/netabare}

 第四話「帝国の残照」
 {netabare}「ジーク、弟と仲良くしてやってね。」
 ジークフリード・キルヒアイスの運命はこの一言で決まってしまった。
 ラインハルトへの友情が偽りだとは言わない。
 しかし、髪を撫でられながら聞いたアンネローゼの言葉は、
 彼にとって、
 女神の神託にも等しいものであった。
 ラインハルトのシスコンぶりも尋常ではないが、
 キルヒアイスの一途さもこれまた尋常ではない。
 これは、もはや、愛をこえている?
 これは、もはや、信仰?{/netabare}

 第五話「カストロプ動乱」
 {netabare}古代ギリシャ風?
 古代ギリシャは西洋文明のいわば理想だが、
 現代のギリシャは完全にヨーロッパのお荷物・・・
 どうなる?EU。
 デフォルトしちゃうの?
 ・・・話が逸れた。
 キルヒアイスはローエングラム伯の腰巾着ではない。
 ということをラインハルトとアンネローゼ以外の人間に知らしめた一件。
 キルヒアイスの胸中がどうであれ、
 権力を持つ者は勝手な思惑を抱く。
 彼には他の選択肢はありえないのだが・・・{/netabare}

 第六話「薔薇の騎士」
 {netabare}帝国側(ラインハルト)と同盟側(ヤン)を交互に描く、
 というのがこの作品の基本的な流れなんだけど、
 ラインハルト → 堅苦しい
 ヤン     → 気楽
 って印象を受ける。
 これは中心人物のキャラクターに負うところが大きい。
 ヤンの気負わない性格、
 少なくとも気負っていないように見せかける態度が、
 なんとなしに温かみのある集団を形成しているように感じられる。
 それはそうと、
 いよいよイゼルローン要塞の攻略戦。
 戦(いくさ)と言っていいのかどうか・・・
 どんな素晴らしいハードもそれを扱う人間しだい・・・
 いつの世も変わらぬ真実ですね。{/netabare}

 第七話「イゼルローン攻略!」
 {netabare}イゼルローン要塞攻略戦の目的とは、
 自明のことかもしれないが、
 イゼルローン要塞を奪取することである。
 つまり、攻略戦後も要塞として機能するように占領することである。
 だから、シェーンコップは白兵戦に訴えてまで制圧する必要があった。
 もし