コンプレックスおすすめアニメランキング 77

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメのコンプレックス成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2022年12月03日の時点で一番のコンプレックスおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

72.1 1 コンプレックスアニメランキング1位
古見さんは、コミュ症です。 2期(TVアニメ動画)

2022年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (148)
529人が棚に入れました
2022年4月予定
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ストレスがない令和的な安定した面白さ。それだけに記憶に残るのか?

 ギャグは1期の方が面白い、ラブは2期で進展したかなあ。コミュニケーションはちょっとだけ進化した感じです。

 作品としての出来がいいですよね。爆発的ではないけど安定している感じです。面白さ、キャラ、ストーリー…そしてアニメで言えば作画、演出もいい。1期1クールで切れる作品が多い中、やっぱり2クール面白さを継続するというのは、作品に力があるということだと思います。

 放送と同時に見る分にはこういう評価ですけど、数年後に再視聴というには、今のところまだまだ足りない部分があります。ゼロ年代の無茶無茶だけど記憶に残るラブコメのパワーはないです。事件も恋愛の障害もないので見やすい令和的な作品という評価でしょうか。




以下 視聴中のレビューです。

{netabare}  5話まで。ギャグとしてみると面白い。コミュ障はテーマではなくモチーフでしょう。

 さて、2期冒頭でこの高校って「面接で個性が問われる」って言ってましたけど、設定って1期で説明ありましたっけ?となると、古見さんってどうやって入学したんだっけ?ちょっと記憶にありませんし、不思議です。あとで1期見返してみます。

 本作についてです。私が多分勘違いしたんだと思いますが、古見さんって、作品的に「コミュニケーション」がテーマという思い込みがありましたね。題名と導入、キャラ設定から言ってそう見えます。

 でも、過去ラブコメにテーマ性があったか…というか。ラブコメのテーマ性って結局ラブの行方じゃね?と気が付きました。あだち充の野球とかもありますけど…まあ味付けです。
 本作もコミュニケーション障害が古見さんのキャラ付けとしてしか機能していません。それぞれのエピソードにコミュニケーションの進化という視点はあまりなさそうです。たまに電話でしゃべれるようになったりはしますけど。つまり、本作におけるコミュニケーション障害はキャラ設定と舞台設定である、ということだったんでしょう。
 
 本作のラブの行方はどうみても一択です。本作は只野くんのハーレム化の傾向も見られませんしライバルが登場するのもないかなあと思います(むしろ古見さんハーレムですね)。まあネタとしてそういうキャラが出る可能性はありますけど、結局は只野、古見エンドしかないと思います。
 バッドエンドはありえないでしょう。たまにいる作者が病んだような狂った選択をする場合はこの限りではないですけど。 

 作品としては、卒業までつかず離れずで→付き合う、付き合う→ラブラブで卒業、卒業まではイベントと新キャラで繋ぐんでしょう。
 何か展開がある可能性(転校等のお互いが合えない状況、家族関係の想いネタなどなど)もありますけど、作風からいってあまり重い展開はなさそうです。ギャグが成立しなくなりますし。

 となるとギャグのクオリティおよびキャラの描写がどうか、ですね。その点では、1期は楽しめたと思います。古見さんのキャラを活かして面白いエピソードが多かったと思いますし、2期も同じ水準が継続しています。
 1年生ということで、新キャラとかイベントがまだ1周目で機能しているんでしょうね。字幕ギャグもいいし、まだ新鮮さがあると思います。
 
 そうそうラブコメを面白がるコツも発見しました。一気見しないこと、ですね。もともと連載ものとして楽しまれた作品ですからね。同じように週1で見たほうが面白いと思います。
 どんな秀逸なギャグも飽きますし、同じ作者のギャグに対して刺激に耐性ができます。ですのでギャグ主体だと長期連載が出来ない宿命があります。長期連載できているものはギャグとラブ以外のメインの要素がある場合でしょう。

 本作はラブとギャグがメインです。2年になったときが勝負でしょうね。ラブを進展させる(付き合う?ライバル?)、主役級の秀逸な新キャラが登場する、ギャグに飽きない工夫ができる、でしょうね。ただ、古見さんと只野くんが付き合っちゃうとエンド感があるかなあ。ホリミヤとか付き合ったあとグダグダだったし…

 本音をいうとコミュニケーションのテーマ性には挑戦してほしかったですけどね。新境地になったと思います。が、それはちょっと作者の意図じゃない感じです。キャラ萌えとギャグでいいんでしょう。そうなると、ギャグが面白いうちにきっぱりと結論付けるべきでしょうね。


8話 気が付けば毎週の楽しみ。キャラも話も面白い。

 さて、本作の修学旅行回って、まだ1年生じゃなかったっけ?まあ、それはいいでしょう。学園ものの修学旅行回としてはかなり面白かったと思います。
 一休さんが出て来たり、古いアニメのオマージュがその他2作品ほど気が付きました。その辺制作スタッフがおじさんばかりなのでしょうか。

 で、気が付けば今期楽しみにしてるのって、本作、阿波連さん、くノ一、幼女幽霊でした。前期からの続きで、舞妓さんちも楽しんでます。

 恐らくは見返してみて、一気見しても今ほど楽しめるかわかりませんが、週1回のお楽しみ作品は、結局ギャグかコメディ、癒し付きでした。

 で、本作、阿波連さん、くノ一、幼女幽霊、舞妓さんに共通するのはなにか?まず、キャラ萌えですね。女性が主役ばっかりじゃん、というのはもちろんですけど、一時期のスタンプと呼ばれていた無個性からの脱却がみられます。
 毒というかストレスが少しだけある、キャラがテンプレでなく個性がある、そして何よりギャグが面白いです。その辺が少し前の日常系から進化したなあというのを感じました。

 そして最大の共通点、絵柄の特殊性です。いや古見さんの等身って何等身?12等身くらいありそうですね。そして、ほかのキャラも同様に顔が小さくて等身が高い。そして、なんといっても女子たちが萌え絵でないことです。

 先ほどあげた他の作品もスタンプのような萌え絵から脱却し、それぞれが作品のモチーフと組み合わせって可愛らしさに個性があります。その日常を毎週追うからいいんでしょうね。
 当初、少し見方の作法がわからないこともあって、低くみていましたが、いいですね。

 ということで、本作は毎週楽しみにしています。{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 13
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

合わないと分かりきってたのに見てしまった

{netabare}
独占配信だとこの機会逃したら見る機会ないなと思って合わない作品でも見てしまうという病気。
感想がほぼ一期と同じになってしまう気がする。

何といってもつまらないのがキャラ。
このキャラはこういうことをする、あのキャラはああいうことをするというのが予め決まっていてその通りにしか行動しないせいで、基本的にサブキャラ全員、何なら古見さん含め全く人間味がない。
キャラ一人一人で持ちネタが決まっていて、舞台がどう変わろうと結局その持ちネタしかしないし、キャラの掘り下げ的な展開もろくにないからさすがに飽きる。キャラがbotみたい。
だから、例えばガタイくんの登場回は新鮮で面白かったけど、同じネタしかないせいですぐにまた飽きるんだよね。
各キャラに個性を持たせるのではなく、1つの記号的性格しかないキャラを大量に出してワチャワチャさせることで、キャラの薄さを補っている感がある。
とりあえずネタが切れたら追加で変なキャラを出して変なことをさせておけみたいな作品。

ここまでキャラが記号的な作品も珍しいから、この作品を楽しめる人はむしろその部分をこの作品の個性として捉えて楽しんでるのかもしれないけど、少なくとも自分は楽しめない。

後安定して古見さん持ち上げが気持ち悪い。喋れないキャラのどこに魅力があるんだと言いたくなる。
このアニメ好きなキャラが0人で、嫌いなキャラは大量に要るという...こんな作品本当にこれぐらいかもしれない。
特に山井とか本当に気持ち悪すぎだし、安定して中二病や米谷とかいうキャラは滑ってる。

話としてもコミュ症と言うものに本気で向き合おうとする話も減ったなぁという印象です。喋ろうとする努力や改善しようとする努力の描写もなくなってしまった。なんかたまに主人公には普通に話せるようになってるけど、過程が雑だしやっぱりジャンルとしては完全にギャグアニメだなと。
とにかくキャラが微妙だからラブコメとしてもそんなに楽しめず。
お互い意識してる描写もラブコメ要素強めの回ぐらいにしかなく、丁寧さが足りないせいでラブコメとしての出来も高くない。
古見さん→只野はともかく、只野→古見さんは友達の空気感だし、あまり恋愛的感情は感じとれない。

作画は一期より落ちたというか露骨に微妙な回もあったけど、自分的にはこれぐらいの方が落ち着いていて見やすかったかな。
一期みたいな過剰な漫画風演出も少なくなってその点でも見やすかった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
クソアニメの時間。まさかのガラケー。え、OPこれ?
1クール目に比べると肩透かし。
このガタイとかいう奴はちょっとおもろいな。あれ意外と面白い?
間を開けたら面白く感じるタイプのアニメだった?
あかんわ、いつもの古見さんに戻った。シャーペンやろ普通。横覗くな。
最近この歌手よくEDに起用されてんな。クッソ微妙なED
一期はOPもEDもめっちゃ良かったのに。

2話 ☆2
OP下手すぎる。阿波連さんに比べると面白く感じる。
普通にもうしゃべれるのねw キャラがぶっ飛んでるのがな。あかん眠いわ。
OPは下手なだけだけど、EDはほんと聞くに堪えん。

3話 ☆1
つまんねえ。小学生なら楽しめそう。
ツラ貸せよとか普通に生活してたら使わんだろ。
穴があったら入りたい。ホモかな? これ浮気だろ。
古見さんのどこに惚れる要素が。ED不協和音だな。

4話 ☆1
OP微妙すぎる。伊藤美来の唄って何で人気なのか本気で分からん。
ゲームとしてもキスは悪乗りが過ぎるわ。つまんね。
古見さんもつれてくるな。古見さん持ち上げが気持ち悪い。
毎回の一人プレゼンの流れが死ぬほどつまらん。

5話 ☆2
退屈。古見さんとかいうゴミ。白髪の子かわいいな。
こいこいの説明いる? 雨四光揃ってて草。価値やろ。古見さんに甘い世界。
あの白髪の子の出番が増えたらこのアニメ推す。

6話 ☆2
何してるんだよ神社で。ガタイ君の方が真のコミュ障感ある。
古見さん空気。

7話 ☆2
大したことないやろ。どっちにしろ言い訳してる感w
成瀬君少し面白いのでは。米谷が糞寒い。なんだこの茶髪。
ほんと古見さん信者キモ。
この中学の感じが本来のコミュ障だよな。
で、何で今はこの頃に比べて成長できたの?
なんで中学の頃はできなかった友達が今はこんなにいるの?
古見さんがマジで好きになれん。

8話 ☆2
この古見さんの取り合いの流れ何回やるんだよ。
クソつまらん。スイーツ(笑) ほんと古見さん持ち上げが気持ち悪すぎる。
バスガイドの話はまあまあ。
きっしょ。気持ち悪いキャラしかいない。

9話 ☆6
キャラに人間味がない。
ヨーヨーの流れ面白かった。二期で初めて面白いと思えたギャグ。
まるで将棋だな。
唐突に将棋アニメが始まった。ED映像の演出はマジでいいと思った。

10話 ☆4
つまんねえ。バレンタインって実際そんな盛り上がらないよね。
いちいち漫画風の吹き出しで見てる側からすれば分かり切った心情を表現するのが嫌い。誰だよこいつら。もうそうだった。
片井くんはコミュ症ですでやれ。やっぱりホモじゃないか。もらえねーよ。
男からもらったという事実だけが残るのなんかやだなw

11話 ☆1
ほんとキモいキャラしかいない。
また扱えもしないのにキャラ増やすのか。
ほんと話の作り方下手。出して仲良くなったで以降は有象無象化
それ以降はメインを張ることもなく。また新キャラかよ。盤面写せ。

12話 ☆3
何やってんの。ひよってるヤツいる?
とりあえず変なキャラに変なことさせとけばいいみたいな安直な。
米谷とか言うやつのノリほんときもい。
おっそうだな。何だかんだ独占だからという理由で最後まで見てしまった。

曲評価(好み)
OP2「青100色」☆3.5
ED2「小喋日和」☆2.5
{/netabare}
{/netabare}
7/5 訂正

投稿 : 2022/12/03
♥ : 3
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「1cmずつ 恋に落ちる」

【物語 3.0点】
1期から中1クールで放送された2期。話数も1期から継続。
実質分割2クールで1年生編を完走。

内容はごくごく平凡な学園生活・歳時記の再生産。
古見さん&只野君の関係等も、
OP主題歌から拝借したレビュータイトルの通り、
互いに遠慮しながら、ゆっく~りと亀の歩み。

“コミュ症”視点から、もしくは変人だらけのクラス構成から、
一年間、普通の青春がつつがなく完遂される価値を再認識し、
当たり前が幸せとホッコリできるか否かが折り合いポイント。
よって一定以上のキャラ理解や共感は不可欠。

私は古見さんが振動している姿を見ているだけで癒されるので、
本作は毎回脱力して楽しめる安全スポットでした。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・OLMが引き続き、光を反射する埃まで捉える高水準を維持。

歪ませた背景に回想を映し出すなど、作画と一体となって演出された映像美も健在。
{netabare}愛しの古見さんのストッキングを奪取して頭に被り逃走する山井さん。{/netabare}
など良く動くカメラワークにも妙な迫力がありw

顔の各パーツを少しずつ赤らめながら、距離を測って測って詰めないw古見さんなど、
心情表現も繊細で拾ってみるとキュンキュンできます。

それだけに漫画らしい心情説明の吹き出しテロップ。
説明文のツッコミがギャグの中核と理解しつつも、
私はやはり蛇足に感じることも……。
一度、一話限定で良いので、テロップも解説ナレーションも只野君の補足もなしで、
古見さんの心情解析に視聴者がチャレンジする回も欲しいと思ってみたり。


【キャラ 4.0点】
新たな強面“コミュ症”片居誠が登場し、古見さんに弟子入り(本人非公認)し、
相互誤解に基づいたギャグが多様化するなど、
ともだち100人に向けて“古見友人帳”は微増傾向。

そんな中、私の印象に残ったのは今回も大人。
{netabare}修学旅行のバスガイドさん。変人サファリパークの1年1組相手に、
ほとんど誰も聞いてない観光説明などで懸命に場を作ろうと奮闘。{/netabare}
行事が滞りなく進行するのって快挙だなw
と普通のかけがえのなさをここでも痛感。
1組担任みたいにもっとテキトーで良いのにと思いつつも、
その不器用な努力を応援したくなります。

14話からは三バカトリオが“クラスの女子 付き合うなら誰?”などと妄想を開始w
私も1組は意外と魅力的な女子が多いと錯覚w
私は、帰宅時、家にいたら安心できるという観点で言えば
尾根峰さんか尾鶏さんかな?(※あくまで妄想上の話w)

只野君が鈍感キャラではなく、
{netabare}バレンタインデーにチョコもらえなくて落ち込む{/netabare}わりと普通に青い男子だったのが胸キュンポイント。
そんな兄のドギマギを同室二段ベッドの特等席から観察する妹・瞳は共感度高し。
(というより普通に女子力高めで可愛い。リアルに付き合うなら瞳が本命まである←いい加減、妄想やめいw)

長名なじみのコミュ力もちょっとウザいかもと思い始めた2期。
ですが23話、{netabare}古見さんと只野君が詰将棋でギクシャクした際、
「いつの間に 喧嘩するほど仲良くなったの?」とサラリと一言で氷塊させてしまう。{/netabare}
“全校生徒の幼馴染”は伊達じゃないと脱帽しました。


【声優 4.0点】
古見さんの弟・笑介役の榎木 淳弥さん。
古見 硝子役の古賀 葵さんと合わせて、
喋ってナンボの声優さんの中でも、さらに巧みな喋りが人気のお二人が、
息遣いだけで掛け合いを展開する贅沢さが相変わらず笑点w
たまに喋ったらイケボなのもまたジワジワ来ますw
古賀さんも綺麗な声で一生懸命伝える場面が少しずつ増えては来ましたが……。
19話で絞り出した{netabare}修学旅行{/netabare}への想いグッと来ました。

寡黙なコミュニケーションも深まりナレーション・日高 のり子さんも
“執行ボイス”による心情判定に大忙しw
中盤には照れ隠しな手紙の代読までカバーする活躍ぶり。

2期ではさらに成瀬 詩守斗(しすと)の行動解説役などとして、
米谷 忠釈役の鵜澤 正太郎さんが淡々と茶々入れ。

声に出せない想いが積み重なるクラスとは対照的に“解説席”はにぎやか。


【音楽 4.0点】
ほとんど喋らない古見さんの反動なのか主題歌は饒舌。

OP主題歌は伊藤 美来さんの「青100色」
サビの終わりにかけて、喋り足りない胸の高鳴りを早口で畳み掛けて行くこの構成。
どこかで……と思っていたら、楽曲提供に川本 真琴さんの名がありビックリ。
四半世紀ほど前にアニメ版『るろ剣』OPなどで一世を風靡したシンガーの曲調に再会できるとは。
この点からも本作は古き良き青春アニメ志向。

ED主題歌はFantasticYouth「小喋日和」(こしゃべりびより)
こちらは想いがポエトリーにまで溢れ出す系。
EDアニメーション。表情のないキャラのシルエットが動き回るクラスの日常風景。
説明解説なしでも誰が何してるか分かってしまうキャラの濃さ。
上記の通りテロップアレルギー気味の私にとってはED眺めるのが、
毎回、何気に一番ウキウキする時間だったり。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 19

94.5 2 コンプレックスアニメランキング2位
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 4.0 (1650)
7026人が棚に入れました
思春期症候群―― 多感で不安定な思春期だけに起こると噂される、不思議な現象。 たとえばそれは、 梓川咲太の目の前に現れた野生のバニーガール。 彼女の正体は、高校の上級生にして活動休止中の女優、桜島麻衣先輩だった。 魅惑的な彼女の姿は、何故か周囲の人間の目には映らない。 謎の解決に乗り出した咲太は、 麻衣と過ごす時間の中で、彼女の秘める想いを知って...... 次々と咲太の周囲に現れる、“思春期症候群”を抱えたヒロインたち。 空と海が輝く町で、心揺れる不思議な物語が始まる。


声優・キャラクター
石川界人、瀬戸麻沙美、東山奈央、種﨑敦美、内田真礼、久保ユリカ、水瀬いのり
ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

さっすが咲太、ブタ野郎だね♪

こーゆー学園現象系は大好きです。他作品で例えると『ココロコネ○ト』に近いですね。『STEINS;○ATE』好きな方も楽しめるかも?です。
ただこの作品の損してるとこはタイトルかな(汗)


原作・未読。
アニメ・全話視聴。(全13話・30分アニメ)


『双葉』には親近感が湧きました。私もアルコールランプで湯を沸かしてカップうどん食べたりコーヒー作ったりしてたなぁ。
とまぁ無駄話はともかく、単純な私のお気に入りになった作品です。この作品の作者は『さくら荘のペットな彼女』の方なんですね。


ここから先、少しネタバレを含みます。
少しでもネタバレを見たくない方はお戻り頂ければ幸いです。

{netabare}

主な【思春期症候群】など。


・1〜3話『透過現象』【シュレディンガーの猫】

「彼女って、誰だっけ?」
んで、野生のバニーガールに会ったという日記(5/6)。それからOP曲が始まりバニーガールの先輩が踊ってるのを観て最初は「あ、またこーゆーラノベの…」と思いました。
1話のAパートだけなら視聴を辞めようと思いましたがそこからいい意味で期待を裏切ってくれました。
妹のお兄ちゃん好きも後々の伏線だったのもビックリしましたがそれは後程。

空気と戦うのはバカバカしい、【病院送りにした】という噂を持つ主人公の『梓川咲太』は周りに誤解されたまま高校に通う。
ある日、野生?のバニーガール『桜島麻衣』と遭遇(咲太より一つ年上)。どうやら『咲太』以外には視認されていない。そこから物語が動く。


見えない、または見えなくするという事の使い方は上手いなと思いました。『観測』されないなら『確定』されない。無いと同じ。
周りが空気を読んで『見えない』ようにされてる『桜島』。ま、『咲太』も噂+αとなって見えない事になってますが。
『無い』ということに世界もそれに収束していく。視認も記憶も接触も語る事も残していた物も全てが…それは最初から居なかったように。
学校が『箱庭』、『桜島』が『猫』、まさに『シュレディンガーの猫』だなと。空気の現象は+αされてるって感じでしたね。

これをどうやって解決、『観測者』に『咲太』がなったのか?が凄く楽しめました。物語の流れもシリアスな部分とコメディ部分もいい配分だったと思います。世界の中心…ではなくてグラウンドで叫ぶのは凄いなぁ。『空気』と『戦う』ってのは本当にカッコイイなと思いました。カロリーも使うし場合によっては社会的に殺される。
なので飾らない言葉で『咲太』の行動は凄いと。
本当、『咲太』は青春ブタ野郎だな。


・4〜6話『タイムループ』【ラプラスの(プチ)悪魔】

咲太「好きです、付き合って下さい」
桜島「…ときめかない」



ヒドい!(笑)

冗談を言いながら甘々な男女(咲太と桜島)の関係に…となる筈がまた次の現象が。今日も『6/27』を過ごす『咲太』。
やはりおかしいと思い『双葉』に相談。原因を探す。繰り返す『6/27』に違う行動をとる人(または原因)を探す。全世界の人類分の1?を探すのに辟易する。が、意外と近くに居た。『透過現象』の時に尻を蹴りあった『古賀朋絵』。
今回も青春ブタ野郎は奔走する。


原作だと『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』の部分ですね。原作は見てないですがアニメだけの感想だと1番甘酸っぱくて青春してるなと思いました。こう胸が熱くなる感じ?でしょうか。
パワーはあるのにどう使って良いか分からない。失敗を恐れる。自分がダサいと思われたくなくて他人を貶める、独りが怖い…等々よく表現出来てたと思います。
それに加え『朋絵』役のCV『東山奈央』さんの福岡訛りがキャラの魅力を醸し出してました。


このストーリーではやはり『スマホ』というか『SNS』ですね。リアルでも数分でも返信遅れたら仲間はずれや炎上させるコンテンツにさせられたり、それが大きくなり過ぎて収集つかなくなってもう取り返しがつかない事になる事がしばしば。
『SNS』が主流になってから情報量が数千倍〜数万倍と言うくらいに膨れ上がってます。
その情報が簡単に手に入る今だから共有が出来ないと分かった時の反発がイジメの原因にもなったり。
なので今回の事象の『朋絵』の立場は今をよく表現出来てたなと思います。
敵役…というか、貶める奴等というかそいつ等の使い方も良かったですね。ここでも確証もない情報を信用する周りの『空気』が気持ち悪く感じました。
ここでの『空気』と戦う『咲太』の行動はスカッ!としました。


「友達になってくれ」
この言葉が『朋絵』にとってとてもとても苦しい物だなと感じました。6話は観てグッと来ました。
AパートとBパートでの『朋絵』の気持ちが、空気の読める『朋絵』の気持ちが、演技をしてる『朋絵』の気持ちが痛いくらいに伝わってきました。
表現というか描写も良かったなぁ。
今までは時が進んでたのに今度は『7/18』がループしだす。その理由も、その日の天気の使い方も。
あのにわか雨(夕立)が、『楽しい7/18』と『哀しい7/18』を上手い具合にマッチしてたなと。
演技ではなく、嘘ではなく、自分の心からの声で意志を告げた『朋絵』、本当に切なくなりました。

『咲太』も嘘を付いたのかな?『咲太』は空気が読めるのに読まない。『朋絵』を想っての事かな?と思いました。
CV『東山奈央さん』の演技が大変良かった、それもあって『朋絵』がとっても魅力的に見えた現象パートでした。

そして…『6/27』。
周囲に合わせる為、必死で空気を読んでいた少女は気が付くと未来まで読めるようになっていた。


…。


この、『咲太』のブタ野郎が!
『双葉』、再現実験だ!『咲太』の尻を蹴れ!


・7〜8話『(マクロな世界の)量子テレポーテーション』【ドッペルゲンガー】


「そうだね、よくある都市伝説…」


その後に続く「そっちは」とは?


昔『咲太』がやさグレている時に会った女子高生の『牧之原翔子』。それがある雨の日、捨て猫を拾おうかどうしようか迷ってる中学生の女の子が。その娘の名前は『牧之原翔子』。
その中学生の女の子は『咲太』を知る訳がない。
それを『双葉』に相談しようとしたら『双葉』にも異変が。
『8/2』、親しい友人『双葉理央』の為にブタ野郎は奔走する。


原作だと『青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない』ですね。このストーリーの『双葉』の気持ちはよく分かります。友人、恋心、大切な物、これを失ってしまうかもしれないという焦燥感。
年頃だけで無くとも今まで仲良くやってた人が居なくなるかも?となると『双葉』の行動は分からない訳ではないですね。それが自分を苦しめるかもしれない行動だったとしても。


これは難しい議題でもありますね。
メンタルヘルス論では男女の間では友情は成立しないとか言われてるし。かと言って『アセクシャル(無性愛)』とは違いますし。
でも『双葉』と『咲太』と『国見佑真』にはそれがあった。「双葉、メンドクセー」と言いながら『咲太』は『双葉』の為に行動。『双葉』がピンチと知ると急いで駆けつける『国見』。
かまってほしいが為に行動してる『双葉』、その手段を許さない『双葉』、『思春期症候群』の影響で2つに分裂した『双葉』の心理をよく表現出来てたと思います。


『咲太』『双葉』『国見』の関係性はとても羨ましいなと思います。学生時代だからとはいえ夏休みのほとんどを使って『双葉』の為に行動するなんて信頼関係が無いと出来ないと思います。
『双葉』の家に『咲太』が泊まる話は『桜島』は少しムッとしたろうなぁ(笑)

『咲太』の無神経な行動にやっと本音をぶち撒けた『双葉』、そこで言われた『咲太』の言葉により救われた、変えられた『双葉』。本当に心の底からホッとしたんだろうなと思います。「一生友達してもらうつもり」は『双葉』の心に刺さったのかな。
『国見』は『咲太』と『双葉』の相談は理由も聞かずに聞いてくれたりすぐに駆けつける。『双葉』にとって2人は本当に大切な…。

使い方が合ってるか分からないけど二律背反かな?と。片方の『双葉』は嘘を付いて隠してましたし。
それで正直な気持ちをブツけた時にパラドックスが解消された…とまぁ、素人の考えです。流して下さい。


『双葉』は結構お気に入りのキャラですね。
人間くさいと言うかなんというかそんな感じです。

でもまさか『青春ブタ野郎』と命名した『双葉』がその『青春ブタ野郎』に救われるとはね。
んで、いつの間にか普通に『朋絵』と友達になってた『咲太』。訛りを真似してやがった!

さっすが咲太、ブタ野郎だ♪


・9〜10話『人格(見た目)入れ替わり現象』【量子テレポーテーションの一種】


桜島?「アンタ誰?」

『9/1』、色々あった夏休みが終わり2学期が始まる。夏休み中は『桜島』にあまり会えなかった『咲太』。学校が始まったら会えると思ったら学校に来ていない。何かあったのかと『桜島』のマンションに向かう。そこで見たのは確かに『桜島』なのだが様子が…。
今回は腹違いの『桜島』姉妹の為にブタ野郎は奔走する。


原作だと『青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない』ですね。正直な気持ちを書くと他のストーリーよりパンチが弱かった様に感じました。
だからと言ってつまらないって訳では無いですが。
単純に解決の糸口が最初から明白だったし起承転結が大体想像通りだったからという理由です。
しかし現象に慣れた『咲太』達と現象が初めての『豊浜』の言動はちゃんと表現出来てたと思います。しかし現象はどんどん範囲が広くなってるなぁ(笑)


『咲太』の「友達居ますって、3人も。」ってセリフは少しニヤッてしました。「あ、『朋絵』が『咲太』の中で!」ってね。

さて今回は単純。『義姉へのコンプレックス』。
物語の始まりから『豊浜』が『桜島』に対しての話し方がなんか中途半端。変な敬語、それは『咲太』が居たからなのか、『腹違いの姉妹』だから?と最初は思いました。だからこんなたどたどしい間柄なのかと。
が、早い。9話のAパート後半で大体吐露されました。10話冒頭、『咲太』のセリフ「早く仲直りしてくんないかなぁ」につきます。
解決方法は大体分かってるのに姉(桜島)の意地と姉への劣等感(豊浜)が邪魔をしてる。
そこに『豊浜』には追い打ちとなる出来事が1つ2つとたて続けに食らう。
何もかも嫌になって卑怯なやり方や感情的に行動する『豊浜』は人間臭くて良かったと思います。
憧れだった、素敵な人が姉になり、嬉しかったのに比べて比べられて次第にコンプレックスになり不安で押し潰されてしまう『豊浜』。
だから努力して練習して少しでも喜んでもらいたい人に褒めてもらいたかった。ただそれだけだったのに。しかし「練習したら、努力したら報われる」訳ではない。これが余計に『豊浜』を苦しめる。
同時に『桜島』との差も。
出来ない事までやろうとしてる『豊浜』は凄いやつだなとは思いますが報われるかどうかは別ですしね。

こんなにコンプレックスを持ってる『豊浜』だったからかな。解決時の気持ちの堰(せき)を切る所はやっと楽になれたのかな?と感じました。
本当に長い間溜まっていたから感情が溢れて良い表現でした。そして『桜島』も…。


甘い事を言ってビンタ… …あ、あれ?なぜ『咲太』に?なぜご褒美に?(笑)
『桜島』の作品の『彩子』のセリフ。「いっぺん死んでみる?」は『地○少女』…、あ、すみません。
ちょっと疑問点が1つ。『豊浜』は「横浜にあるお嬢様学校」に通ってるんですよね?そーゆーとこって芸能活動とか大丈夫なのかな?と。ま、気にする事では無いですね(汗)


『かえで』に対しても良いお兄ちゃんやって『桜島』の妹の『豊浜』にも認められて…

さっすが咲太、ジゴロ…じゃなかった。ブタ野郎だ!


・11〜13話(終)『解離性障害』【思春期症候群を含んだストーリー】


かえで「かえでの今年の目標です!」


『10/16』、『かえで』から重大発表をされる。
「お兄ちゃん以外の人からの電話に出る」「お兄ちゃんと外に出る」…etc、そして最後に「学校に行く」。
『咲太』の妹、『かえで』が突然今年の目標を宣言してきて行動する。なぜ『かえで』はそんな行動をしようと思ったのか、なぜ【今年】なのか…
今回は妹の『かえで』の為にブタ野郎は奔走する。


原作では『青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない』ですね。最終話後半は『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』をちょっとやって劇場版へって流れ。
正直とてつもなく胸が苦しくなったストーリーでした。涙も結構出ました。
1話目の表現だけだったら『シスコンブタ野郎』ですが(ま、このストーリー観てもそうだなと思いますが(笑))、『咲太』の妹に対しての行動がとてつもなく胸を打ちました。その行動をするきっかけとなった『翔子さん』の言葉も。
ここのストーリーは私は文句なしでした。


「罵られて悦ぶブタ野郎」と『双葉』に言われいつも通りに、『朋絵』は『咲太』に対して友達と思って接してる(訛り等も隠さなくなったなど)等を観てるとこの2人は思春期症候群を乗り越えて強くなったんだなと少しホッコリしました。


『解離性障害』と言うか『解離性同一性障害』と言うか『かえで』は防衛本能だったんですね。それに『思春期症候群』が+αされた状態。
昨日まで一緒に過ごした、行動してた人が今日になったら自分と過ごした記憶が無くなってる。
…記憶を持ってる人も記憶を失った人も心身共にシンドイでしょうね。正直体験した事が無いので想像でしか言えないですが。
いくら説明しても、いくら言葉にしても伝わらない。病院で診察されても「思い込み」とか言われたら『咲太』の様に何もかもが嫌になるでしょうね。
ここで人生の先輩(翔子さん)からの素敵なアドバイスに『咲太』は救われたんだなと。
私もあの言葉は知らない価値観だったので凄く胸を打たれました。CV『水瀬いのりさん』の演技もとても合っててセリフがスッと入ってきました。

そして『咲太』の『かえで』への行動は泣けましたね。『花楓』ではなく『かえで』。
「今ここに居るのは今の『かえで』だから」…
『翔子さん』の言葉に胸を打たれて、『翔子さん』の様に生きて行こうと決めて行動に出せるって凄いですよね。感化されてもいざ行動となるとそうそう出来るかどうかは分からないと思うので。

母親は病んでしまったが『咲太』は『翔子さん』に、『かえで』は『咲太』に救われた。
でもやはり『かえで』は『花楓』であって記憶が戻ったら…という事案は必ずある。
ここまで視聴を進めた時に『かえで』の目標の意味やなぜ「今年」の目標なのかが薄々感じられて少し胸が苦しくなりました。


『10/16』から始めた今年の目標、『11/23』には登校しようとするまでに。が、出来ず。
そして『11/26』にとうとう爆発。『思春期症候群』の痣が出てきて無理をしても「かえでにはゆっくりしてる時間がないんですよ!」と自ら強行。
ここまで来ると流石に涙腺がヤバかったです。
とっておきの場所に連れてって『かえで』を勇気づける。年間パスポート、一人で出来た買い物、夜間だけど学校とノートの目標達成、そして…

かえで「明日が楽しみです!明日が待ち遠しいです!」


『11/27』

咲太「お前…花楓、なのか?」

ここのセリフはもうダメでしたね。胸を締め付けられました。『かえで』の待ち遠しい『明日』が…。
次の13話に行くのが少し嫌でした。


最終13話。どうしようもない気持ちを叫び、悲しみに打ちひしがれる『咲太』。当然ですよね。失った痛みが『咲太』を蝕んでるんですから。

咲太「翔子さんに何が分かるんですか?」

こう当たるのは分かります。

『翔子さん』が『かえで』の日記を『咲太』に読み聞かせて、これまでの行動が[お兄ちゃんと一緒に目標を叶えて多くの思い出を作ること]を知った『咲太』は辛かったでしょうね。
でもそこに『翔子さん』が居てアドバイスを貰えた事によりやっと悲しみを受け止め泣き叫べた。
ただ割り切れるものではないでしょうね、『咲太』も。だから悲しみを抱えながら現実を生きていく事になる…ってキツいなぁ。


後半の『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の部分は少しだけで残りは劇場版なので省きます。いよいよ今日から上映ですね。
今回私は色々とあるので行けないけど、結構パンチの強い内容なので観てみたいですね。


それぞれの事象でED曲を歌う歌手が変わるのは良いですね。最終話は事象が起こった全ての歌手で。
『咲太』…は無かったか(笑)
石川くん、残念。

OP曲の『君のせい』はお気に入りです。
歌詞、絵のカットイン、曲のノリ、物語を盛り上げてました。


私個人はかなり楽しめた作品ですが好きフィルターがかかってると思うのでオススメするかは控えておきます。

{/netabare}

2019/06/15上映予定。CMでは『牧之原 翔子』が映し出されていた。今回は彼女のストーリーなのか、それとも違う誰かなのか、今回のブタ野郎がどんな事に奔走するのか非常に気になります!

投稿 : 2022/12/03
♥ : 10
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

べ、べつに「青ブタ」なんて変なタイトルで悪目立ちしなくても、ちゃんと面白いんだからね!(笑)

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、本当にレビュタイ通りで、普通に素敵で高いクオリティのラブコメですよ!

「化物語」や「俺ガイル」に近いかな。

ヒロインがちゃんと可愛くて、主人公がちゃんと格好よくて、笑えて萌えて考えさせられて。

(よりもい など未視聴ですが)2018唯一の☆5であり、「亜人ちゃん」以来のお気に入り棚です♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、本作は五つのパートに分かれるので、それぞれの感想を。

〈青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない(桜島麻衣 編)〉
{netabare}
☆5。「消える」という切なさをちゃんと使っていた。設定的には幽霊との恋愛に近いかもしれない。

梓川咲太と桜島麻衣の魅力をしっかりと紹介し、たった3話とは思えない程の、切なくも美しい恋愛を魅せてくれた。麻衣は、面倒臭い可愛さというか、ちゃんと「先輩」として、萌えました。また、咲太 は、本当に「静かな根性」があって。睡眠薬のシーンとか、本当に好き。

この3話で、「麻衣のことも咲太のことも大好きになり」「二人の仲を応援したい」と思えたことが、後々に効いてきたと思います。

ラストの一人告白大会も、観ているこっちの方が恥ずかしくなりそうでしたが(笑)、あのくらいやってくれると、いっそ清々しかった♪
{/netabare}

〈青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない(古賀 朋絵 編)〉
{netabare}
☆5。私は「報われないサブヒロイン萌え」なので、古賀にはかなり萌えた♪ 流石、「Just Because!」の鴨志田一さん!

また、「空気を読むなんて間違ってる」「スマホなんてなくても生きてける」と、現代の子供達に本当に観てほしいテーマをカチッと描いている。

ラストも好き。砂浜の少女と福岡のイモ娘が伏線になって、地味グループの方に入るとか。良いオチ!
{/netabare}


〈青春ブタ野郎はロジカルウィッチの夢を見ない(双葉理央 編)〉
{netabare}
☆4。このシリーズが一番勿体ない。

双葉理央は、文化的なエロさもあり、毒舌も鋭く、かなり良キャラだと思うけど、ちょっと肩透かし。

誰もがきっと、国見佑真とくっついてほしいと思っているのに、ラストの告白失敗も、随分アッサリ。まあ、2期にまたあるのかな。とにかく、3話あれば、、、と思わざるを得なかった。
{/netabare}

〈青春ブタ野郎はシスコンアイドルの夢を見ない(豊浜のどか 編)〉
{netabare}
☆3。この話は、正直、いらなかったかなと。

勿論、存在意義は分かります。

まずは、桜島麻衣の悩みを描くことで、彼女の魅力を倍増させること。それから、咲太の家族観を描くことで、次のシリーズに繋げる大切な役目。

なんだけどまあ、ラストもすごく平易なオチだったし、キレイにまとめ過ぎて、面白くなかった。

下に書くけど、取捨選択の中で、他のやり方、見せ方もあったかなと。
{/netabare}

〈青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない(梓川 かえで 編)〉
{netabare}
☆6(笑)。正直、このシリーズが始まるまでは、☆4にしようか、☆5にしようか悩む感じでしたが、このシリーズでお気に入り棚入りが決定!

ずっと違和感のあった梓川花楓という妹キャラが、梓川かえで だったということで、色んなことに納得。

咲太の「達観しすぎじゃね?」という違和感も、かえで の為に無理して作っていた部分であることも分かり、なんか納得。苦しむ咲太に、感動。最後、かえで の手紙てで、本当に久々に、アニメでちょっと泣いた。ガーリッシュナンバー以来だわ(笑)
{/netabare}

総じて、本作の良さは、

①梓川咲太と桜島麻衣を中心にした、軽妙なやり取り。会話のセンスが抜群だと思った。

②「雰囲気は明るく」「設定はファンタジー」「しかしテーマは深くリアリティーをもって」というあたりのバランスが絶妙だった。

③2~3話の短編を重ねながらも、縦軸となる咲太と麻衣の恋愛を深めていく構成の上手さ。

特に、①と②は特出していたと思う。

ただ、不満もあるにはあります。

まず、シリアスなシーンで、多少作画が残念なところがあったところ。コメディは多少崩れても良いけど、シリアスは余計に気合い入れてほしいと思った。

次に、「メインパートが終わったキャラが生かしきれていないこと」。特に、古賀は、あんなに良いキャラだったのに、空気になってしまって残念だった。もっとうまく絡ませてくれれば尚よかった。

最後に、「双葉理央 編」「豊浜のどか 編」のクオリティが、他の3パートに比べて低かったところ。特に、「豊浜のどか 編」は、なんか安易だったなと。ただこれは、多分、「2話」という短さが壁になっていたので、1クールで「梓川 かえで 編」までやろうと思った時に、仕方がなかった、いや、むしろよく頑張ったなとは思いますが。

なんで、現状でも充分に満足なのですが、あえて代替案を示すならば、「双葉理央 編」をまるっとカットするという選択肢はなかったものかなと。

勿論、色々不具合は出てくるし、批判もあるだろうけど、「豊浜のどか 編」は、「家族」というテーマを扱う以上は、ストーリーから外せないし、双葉理央はすごく好きなキャラなので、あのような中途半端なオチにするくらいだったら、2期にとっておいて、国見とくっつく(よね?多分)までをガッツリ魅せるのもアリだったのではないかと。んで、「桜島麻衣 編」と「豊浜のどか 編」に1話ずつ追加して、クオリティを上げていくのも良かったかな、なんて思いました。

いや、「お気に入り棚」に何を文句つけているんでしょうね(苦笑)

とにかく、「2018年、これより良いアニメはあった」「2018年、これより好きなアニメはなかった」ということで、個人的覇権&お気に入り棚です♪

好きはクオリティを超える♪

久々に、純粋な気持ちでアニメを楽しめました!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
俺ガイルみたいな雰囲気? 作画は普通に良いね。設定と会話センスはなかなか良い。やりたことは分かった。主人公だけに見えるというのは、幽霊とのラブコメに近い設定だな。いつかは一時的に見えなくなる展開もあるんだろうな。

2話目 ☆4
シュレーディンガーの猫なんて、クソ厨2病要素をド正面からってのは、なかなかに潔い。電話のやりとり、格好良いな。マジで蹴るとか(笑) デートからの中々の流れ。

3話目 ☆5
まあ、そういう展開だよな。orangeに比べると、ずいぶんと切実かつ意味ある、未来への手紙。根性あるな~。睡眠薬のクダリとか、良かったな。よく、3話でここまでもってきたなとも思うし、これが10話とかだったら本当に感動したなとも思う。

4話目 ☆4
ちゃんとバニー先輩との関係は深まって行くのですね♪ エンドレス8(苦笑) こんどはラプラスの悪魔か。一人は恥ずかしい。リアルなところだね。ドMじゃねぇか(笑)

5話目 ☆4
妹ちゃん、良い感じだね。演技が本気に、、、古賀のことなんだね。1周回ってアリな先輩(笑) 古賀が不細工なら、、、酷いけど、高校生ならマジでそうだからな(汗) これ、古賀がマジで咲太に惚れて、告ってフラれて、エンドレス8? 「僕は童貞だ!」w

6話目 ☆5
色々なやる気(笑) 妬いてるw 情緒不安定(笑) まあ、そういう流れだよな。これで古賀が嘘ついてたら素敵だな。同じ日でも繰り返したい。報われないサブヒロイン好きとしては、ポイント高い。結末も、良いな。砂浜の少女と福岡のイモ娘がここにきて伏線になって、地味グループの方に入るとか。スハラシイ!

7話目 ☆4
上手になるまで何度でもって、童貞が聞いたら悶えて喜びそうなフレーズやな(笑) やりとりが軽妙で良いよな。エロ賢い(笑) チョココロネ、、、こういう些細なことだよな。携帯恐怖症。サクッと彼氏。

8話目 ☆4
完全に同人格ではないとね。二人の問題でしょ、という自然な発言。作画、ちょい厳しい? 一種の自傷行為て、そんなもんなのか? 愛を知り、怖さを知る。作画がカタカタしなければ、もっと萌えられる泣きのシーンなんだけどな。夜の学校、入れるの?
ここでエロ双葉の方に戻るとしたら、ダーク双葉が分離体? これまで、パートの〆は次場らしかったのに、なんか中途半端。

9話目 ☆3
やがて君になる、かな(笑)?

10話目 ☆3
親を、親だと思っている。何気に深い。咲太、あまりにも達観しているけどな。父親、違和感しかないな。咲太のキレっぷりが良いな。う~ん、ちょっと綺麗にまとめ過ぎかな? 咲太をビンタwww 戻る瞬間。

11話目 ☆5
このいじめの顛末は、最近の特徴だよな。いじめっこが晒されて、いじめられる。なぜなら、力のある者(ガキ大将)がいじめるというより、モブ的な奴が数の力を頼りに、上位層や下位層をいじめるいじめ。いじめられる人間がいなくなると、立場が入れ替わるだけ。

引きこもり改善。ちゃんと、スモールステップ意識してるし、咲太の視点が温かい。図ったな、お兄ちゃん(笑) あんまり順調だと、、、。楓の事実。

12話目 ☆5
なかなかシリアス。見える世界は人の数だけ。真実。確かに、今の「かえで」。咲太、メチャいい奴。記憶喪失モノの定番だが、今の人格がどうなるか問題。統合が一番スッキリするけどな。小も大も、弱音も。笑いの道は険しいw 今の「かえで」のうちに、やりたいことやりたいわけね。年間パス、いちいち素敵なニクさ。教室でもなく保健室でもなく、夜の学校。カウンセリングマインドが、実に理にかなっている。かえで が、花楓に。安易に「かえで」を残さないのが、また、素晴らしい。次に復活させるかもだけど。

13話目 ☆5
記憶喪失の復活について、ここまでしっかりと喜びと悲しみを、対比をつけて表現したアニメは知らないな。咲太の叫びは胸にくる。ただ、ああいうところはもっと作画を頑張らないと、安っぽく見える。祥子さんは、咲太が作ったのかな。かえでの日記、泣くわ。バイト、そのためか。かえで は消えたくないけど、咲太の為の目標であり、前進か。トマトとパンのところ、リアル。「こんな時でも腹は減るんだな」とか、無駄に言わせないところが良い。咲太が本当にツラい時にいるのが自分ではなく、咲太が求めていたのも祥子さんで、という悔しさと悲しさと。過剰だが、それが良い。マネージャー、ナイスだな。ブタ野郎エンド(笑) これは、二期だな。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 55
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

『プロット』と『キャラ』、貴方はどちらが大切ですか?

名作アニメ『図書館戦争』の原作者で、
僕が心から敬愛する作家、有川浩さんの小説の書き方は、
なかなかに素敵です(わりと有名な話ですが)。

モチ-フとする題材の取材を徹底的に行い、
おおまかなプロットを決めて、キャラクター設定を作り込む。

ふつうの作家は、この段階で書き始めます。
なかには、飛行機の設計図みたくプロットを作り込む人もいるそうですが、
まあ、ふつうはエイヤっで書き始めます。

だけど有川さんは、何日か放置しておきます。
別にさぼっているわけではなく、
キャラクターが動き出すのを『待っている』のだそうです。

で、有川さんの中でキャラが動き始めたら、それを文字で追っていく。

だから、有川さん自身が書きながら
「おお、ここでそうきたか」とか「こいつ、動かね~っ」とか、
まるで観劇者みたくキャラの言動を楽しんでいる、みたいな。

おかげで、最初に出したプロットとまるで違う作品になることもあるとか。
それを「面白いからいいや」で通す編集さんもエラい。

この書き方の最大の利点は『キャラがぶれない』ことです。

もちろん、物語の序盤と終盤でキャラの言うことが変ったりしますが、
それは人間的な成長・気づきによるもので、
業界的に『振り幅』と呼ばれ、キャラぶれとは全く別のものです。

この『振り幅』はドラマを成立させるための大切な要素であり、
逆に『キャラぶれ』は、
ドラマを崩壊させてしまう欠陥因子です。

これは文芸の世界ではあたりまえのことなのですが、
残念ながらライトノベルの世界、
そしてそれを原作としたアニメの世界では、
それが『あたりまえ』になっていない感があります。

ええと、相変わらずマクラが長くて恐縮です。

僕がどうしてこんな話をぐだぐだ書いているかというと、
本作『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が、
ものすごく『惜しい』作品だと思うからです。
{netabare}

作画は文句なしに素晴らしい。
OP、EDや劇伴もよくできていると思います。
とりわけOPのカット割りは、珠玉の出来と言っても過言ではありません。

役者さんも豪華で、力の入ったお芝居をしています。

物語も、量子がどうしたこうしたという物理学まがいはこじつけですが、
『思春期症候群』というばくっとしたくくりで
次々といろんな超常現象を登場させていくというのは、
視聴者を飽きさせない素晴らしい工夫だなあ、と。

それぞれヒロインが違うのにハーレムにならないところも好感度大。
言葉の掛け合いも軽妙で、
おお、と思わされる言い回しが随所に出てきます。
{/netabare}

いろんな要素に秀でていて、
総合的に評価が高くなるのも当然というか、
あにこれで総合ベストテンに入るのも、頷けるところであります。

ただ……好きな人ごめんなさい、
僕の耳には『キャラぶれ』がひどい、です。
とりわけ、主人公の梓川咲太が。
{netabare}

最初に思わず顔をしかめてしまったのは、
古賀朋絵の章のラス前、展望台での告白シ-ンです。

このシ-ン、朋絵に自分から「好き」と言わせる必要は何もないです。
リ-プを繰り返しても自分の気持ちは変わらない、
それを伝えるだけで目的が達成できるわけですから、全くの無意味かと。
残酷に追い詰めて嫌われようとするなら、
最後に「よく頑張ったな」なんて優しい言葉をかけることもないわけで。

要するに、このシ-ンでの咲太は「あんたなにさま?」の一語に尽きます。
ぶっきらぼうながらも人に優しかった咲太というキャラが、
ここではものの見事にぶっ飛んでいるんです。

そして、それを受ける朋絵のキャラも、よじけています。

朋絵は「何度も繰り返せば咲太の気が変わり、麻衣から略奪できる」
なんて本気で考えるほど、バカでも黒いキャラでもなかったはずです。
虚しいと自分でもわかっているけど、
一縷の望みにしがみついてやめられなった、
そう読むのが正解なのが、ここまでの古賀朋絵像ではなかったかと。

ところが、告白内容はまさかの黒キャラ、確信犯。

朋絵を演じてる東山奈央さんも「はあ?」と思ったんでしょうね。
熱演っぽく演ってますが、実はテンプレ読み。
気持ちが入った時の東山さんの芝居って、こんなもんじゃないです。

結局『展望台で告白』というプロットありきで、
そこに無理やりキャラを当てはめるから、
言霊がペラペラの、やすいシーンになっちゃったわけです。


この『プロットありき』は、この後も頻発します。

双葉理央編。
花火大会を控えた真夏の出来事なんだから、
雨の中を自転車で走ったぐらいで病院に担ぎ込まれるわけがありません。
本当に低体温症になってたら、
そのまえの理央との会話ができないわけで。

これも『病院で会話・解決』というプロットありきですね。
リアリティなんか置いてけぼりです。
炎に包まれながらべらべら喋るのと同じことかと。


豊浜のどか編。
のどかが狂言自殺で海に入る理由がまったくありません。
咲太を試したのだとしたら、何のために試すのか目的が不明です。

咲太はあくまでも姉の恋人であって、
直近になってようやく心を許しかけたぐらいの間柄です。
たとえ麻衣のライブにショックを受けてむしゃくしゃしていても、
ふつうにやつあたりするのが関の山では。
それまでの言動も、わがままではありましたが、
他人の前で狂言自殺するほど身勝手で非常識なキャラじゃなかったし。

これも『のどか、海に入る』というプロットありきですね。
派手で衝撃っぽいシ-ンが欲しくて、
とりあえずおまえ海に入っとけや、と。


で、最高にげんなりさせられたのが、梓川かえで編の咲太です。

かえでが花楓になり、ブラコン妹の人格が消えた。
それはまあ、ショックを受けるのは受けるでしょう。
だけどそれと同時に、花楓の記憶が戻ったことを喜ぶべきでは。

花楓は思春期症候群で心身ともにボロボロになり、自我を失い、
何年かぶりにようやく記憶が戻ったわけです。
なのに、それを喜んでくれるどころか、
その間の代替人格であったかえでの消失のみを嘆き悲しまれ、
街を彷徨われたりした日にゃあ、立つ瀬がありません。

あたし、ひょっとして記憶戻っちゃいけなかった? みたいな。

麻衣に「花楓が壊れるまで気づいてやれなかった、何もしてやれなかった」
なんて殊勝な話をしておきながら、
その花楓が帰ってきたら喜ぶどころか嘆き悲しむって、咲太あんた……。

最低でも、喜びと喪失感がごちゃまぜぐらいでないと。

もちろんこれも『プロットありき』です。
ここで咲太が打ちひしがれないと、翔子さんが出せません。
ここで翔子さんが出せないと、
翔子さんの手紙を見て立ち去った麻衣を咲太が金沢まで追いかけるという、
雪の中の感動シ-ンに結びつきません。

だから、つまるところ、
  おまえ、これまで口に出したことは全部忘れて、
  とりあえず泣いてそのへん彷徨っとけや
となったわけで。

もはや、キャラ設定も何もあったもんじゃありません。


原作者の鴨志田一氏はウィキペディアによると、
岡田麿里さんと意気投合した盟友みたく書かれていますが、
とんでもないと僕は思います。
岡田さんは、自分で原作を書く時には、
プロットに合わせてキャラの脳みそを入れ替えたりしませんから。
{/netabare}

とは言うものの、アニメとしては全体的にとてもよくできています。
そして、もっとひどい『キャラぶれ作品』が、
巷にあふれかえっているというのも目を逸らせない事実です。

ですからO型性格丸出しの人に、
  フリさん、言うことが細かすぎなんだってば。
  どうせラノベ原作のアニメなんだし、
  かわい~っとか、面白れ~っとか、
  そういうので楽しんだらいいじゃんかさ。
なんて言われたら、そうなのかなと思ってもみたり。

あ、でも、創り手としてのプライドというものが……うにゃうにゃ。

とりあえず、おすすめ度としてはAランクです。
キャラクターのぐらつきを、
  こいつはぐらついた性格をしてるんだ
の一言であっさり片づけてしまえれば、
最後まで楽しく、ワクワクしながら視聴できると思います。

ただ、本気でプロを目指している若い方には真似して欲しくない、かな。
  プロットがなんぼのもんじゃいっ
そう言ってちゃぶ台をひっくり返せる方、心より応援いたします。
リアルではけっこう苦労しそうですし、
ひょっとすると思わぬ敵を作っちゃうかも知れませんが、それでも、ね。

{netabare}
ちなみに、あまり人気のない豊浜のどか編ですが、
あれ、お芝居としてはかなり難しいです。

麻衣役の瀬戸麻沙美さんは、単にのどか役を創るんじゃなく、
内田真礼さんがのどか役を演った場合の口調・発声の真似をして、
しかも自分の声で、気持ちを入れて演じなきゃいけない。

内田真礼さんはその逆ですね。

自分の理解した役を自分の声で演る、
他人の口調・発声の真似をする、
どちらか一方ならプロ役者はできて当然ですが、
その二つが重なると、難易度が一気にはねあがります。

男女の入れ替わりなら多少雑になってもごまかせますが、
同性間の入れ替わりはそうもいきません。

それでも内田さんの場合、
過去に瀬戸さんの演じた「麻衣サンプル」が八話分ほどあったわけですが、
逆の「のどかサンプル」は二言三言しかなかったわけで、
瀬戸さん、めちゃくちゃ苦労したことと思います。

『ココロコネクト』なんか、その辺の作り込みが雑で、
誰が誰なのか全然わかりませんでした。
まあ、あれは入れ替わって発する台詞がごく僅かでしたが。

その点、本作では瀬戸さんも内田さんも、めっちゃ作り込んでます。
とりわけ、サンプルの多かった内田さんはすごい。
全然声質が違うのに、ちゃんと瀬戸さんの台詞に聞こえるもの。

確かに、お話自体はたいして目新しくなかったですが、
お芝居は一流でした。
熱演されたお二人の努力とプロ根性に、敬意を表したく。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 29

82.7 3 コンプレックスアニメランキング3位
その着せ替え人形は恋をする(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (573)
1806人が棚に入れました
雛人形の顔を作る、「頭師(かしらし)」を目指す男子高校生・五条新菜(わかな)。 真面目で雛人形作りに一途な反面、同世代の流行には疎く、中々クラスに馴染めずにいる。 そんな新菜にとって、いつもクラスの輪の中心にいる人気者・喜多川海夢(まりん)はまるで別世界の住人。 けれどある日、思わぬことをきっかけに、海夢と秘密を共有することになって……!? 決して交わるはずのなかった2人の世界が、動き出す――! 『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)にて連載中・福田晋一による大人気原作を、CloverWorksが待望のアニメ化! 豪華スタッフが贈る、コスキュン? ストーリー!
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

メタモる者は幸いである。天国は彼らのものなればなり。

もうずいぶん前にアメリカに住む友人から聞いた話なので、
いまはひょっとしたら事情が変わっているかもしれないけれど、
アチラの方々はコスプレをするに際して
  『自分のなりたいキャラになって楽しむ』
という信念をお持ちの方が、かなり多数おられるようであります。

大きなイベント会場に足を運ぶと、
ビヤ樽みたいなおなかを突き出したキラ・ヤマトなんか可愛い方で、
ケツあご筋肉もりもりのおっさんがセ-ラ-ムーンのコスをして、
嬉しそうに『OSHIOKI YO!』とか叫んでポ-ズとってるとか。
いやもう、サバトっすよマジで、心から嫌そうにその友人が言ってました。

  最近は日本でもそういう方がおられるようで、
  まあ、やりたいようにやればいいと思うのですが、
  いやはや、なんだかなであります。

ちなみに、若い頃からいろいろやらかしているワタクシではありますが、
コスプレは経験ありません。
やれと言われたらたいがいのことはやる性格なので、機会がなかっただけですが。

その代わりと言っちゃなんですが、女装は十代後半のときに経験あります。
ただまあ、正直、作品にまるっきり関係ない話なので、
ネタバレで隠しときますね(開く必要ありません、マジで)
{netabare}
男女六人ぐらいで宅飲みしているときに、
部屋主の女の子が「フリは女装したら絶対かわいくなる」と言い出し、
じゃあまあやってみましょうか、みたいなノリになりまして。

  出来の方は、なんと言うかその……
  シャレにならなかったというか、
  『リアルことりちゃん』みたいになっちゃいました。

自分が『女の子顔』をしていることは薄々気づいていたんですが、
(小学校卒業するまで時々女の子に間違われてた)
いやまさか『かわいこちゃん』になるとは……
笑いをとるはずが、怪しげなチェキ会みたいな空気になってしまい、
ノリノリでポ-ズをとってみたり、翌朝、酔いがさめて恥ずか死んだり。

もちろん、それで何かに目覚めることもなく、
いたって平穏かつノーマルに今日を迎えております。
てか、僕のタッパ(180)で女装癖あったらアウトではないかと。
{/netabare}

マクラが長くなってしまいました(自分語りが多い男ってやだわ)。
さて、本作はそんなメタモルフォーゼ、コスプレを題材にした、
ウンチクありいのお色気ありいのといった、ラブコメであります。

人づきあいが苦手なジミ夫くんがクラスのリア充花形女子に引っ張られ、
という感じの作品はかなりたくさんありますが、
この作品はそのなかでも出色のできばえではなかろうかと。

  なんと言っても引っ張られるきっかけが
  『お裁縫の技術目当て』
  というのが、わかりやすくて良き。

コスプレがしたくてたまならいけど自分も周囲にも裁縫力がないヒロインが、
ひな人形職人見習で縫製技術のある同級生(新菜=わかな)と知り合い、
コス衣装をお願いして作ってもらう、というのが物語の骨子であります。
{netabare}
ひな人形が好き、という自分の嗜好を恥ずかしく思っていた新菜が、
そのことをあたりまえのように認めてくれたヒロインに感動し、
彼女の『好き』を叶えてあげたくて奮闘するうち、
自分もコスプレの楽しさにハマりだし、
共同作業を重ねるうちに二人の距離も縮まっていく、という展開ですね。

  この『二人の距離の縮まり方』も、
  なかなか繊細で良き。

新菜には、恋愛感情だの下心だのはありません。
自分の『好き』を初めて認めてくれた『いい人』のお役に立ちたくて、
一所懸命にやっているだけ。
(えっちな夢や妄想はあるけれど、そこは若い男の子だからお目こぼし)

最初に恋愛感情を抱くのはヒロイン、海夢(まりん)の方です。

ただし、最初はほんとに、クラスメイトに無理なお願いをしてるだけ。
 ・参考に渡したエロゲーを真剣に、最後までプレイしてくれた。
 ・めちゃくちゃ細かい三面図を作り、買い物にも付き合ってくれた。
 ・軽く言った言葉を真に受け、寝る時間も削って衣装を作ってくれた。
 ・その衣装が素晴らしい出来で、夢が叶った。
なんてことがあっても、気持ちは『感謝』『いい友だち』のままなんです。
ほんと、全12話のうち5話の終わりまでそんな感じ。

まりんって見かけは「学校にそんなパンツ穿いてくんなよ」的バカ女なんですが、
このあたりの身持ちの堅さ、良きです。
ちょい助けられたとか秘密を守ってくれたとかでホイホイ惚れてしまう、
そのへんのご都合ラブコメヒロインとは一線を画しています。

……が、

新菜が大切にしていた『きれい』という言葉を自分に向けてくれた途端、
彼を異性として意識し始め、
それまでの感謝や友情だった気持ちのベクトルが一斉に恋愛感情へと方向転換することになります。

この『身持ちの堅さ』と『チョロさ』の同居が、実にリアルで良き。
てか、いかにも女の子っぽい。
体温の感じられる、いいキャラクター設定ですよね。

  ただ、ですね……実をいうと新菜くん、
  ウィッグ屋のスワローテイルを訪れたとき、
  わりと簡単に『きれい』とか心の中で思っちゃってるんですよね。

  脚本家は同じ人だから、ミスではなく確信的な演出として。

  だからまあ、それほど深刻に『重い』言葉でもないわけなんですが
  そこはほら、モノローグだから、まりんにわかるわけもなく。
{/netabare}

ちなみにこの作品、メインとなる登場人物は、
主人公の新菜とヒロインのまりん、
そして先輩コスプレイヤーのジュジュと妹で撮影担当の心寿(しんじゅ)の四人のみ。
新菜の師匠であるおじいちゃんとかも出てくるものの、
あくまでも物語を成り立たせるためのサブキャラなんですね。
(いやあ、音響費が安くあがって制作大助かり)

そのジュジュと心寿が登場するのも六話以降。

それまでの丸々五話、ほとんど100分を費やして、
若菜とまりんの人間性やコスプレ、衣装づくりに関する蘊蓄が、
けっこうえっちなイベントやギャグを織り込みながら楽しく語られていきます。

   へえ、コスプレイヤーさんってこんなふうに衣装作ってるんだ、
   そういうニッチな知識が得られるのも良き。

お話的には、六話にジュジュと心寿が登場してきてからは、
さらに深いコスプレのウンチクと写真ウンチクなんかも散りばめられて、
見る人を飽きさせない作りになっています。

  さすがにネタが尽きてきたのか、
  十一話以降はふつうのラブコメに落ち着いてきた感があり、
  もしも二期があるんならどうやって引っ張るんだろうといらん心配もしてみたり。



おすすめ度としては、お気軽ラブコメとして堂々のAランクです。

なんと言っても『大真面目にコスプレをやっている』というのが好感度大。
妄想ラブコメのモチ-フとしてコスプレを拝借するのではなく、
コスプレが主軸で、ラブ要素はそこから二次的に派生しているんですよね。
はあ? コスプレって何なん?
という方にも是非ご覧いただきたい、楽しい作品です。

惚れ要素のないダメ夫に美少女がいきなり寄ってきてキャッキャウフフ、
という『妄想アニメ』に辟易している方も、
この作品ならば、ある程度は納得していただけるのでは。

そもそも新菜くんって、実は『ダメ夫』じゃないんですよね。
性格は確かに地味で内向寄りですが、
『高身長』『明確な夢をもって努力』『真面目で誠実』と、
なにげに高スペックだし、顔も悪くないし。
ゲ-オタと違い、将来設計もきちんとしている優良物件ではないかと。

ヒロインのまりんも、見てくれはバカ女っぽいアレですし、
エロゲ好きだの読モだの既視感ばりばりな設定もナニなんですが、
中身の方は『さばさばしてて、行動力のあるヲタク』に過ぎません。
料理・裁縫などはポンコツですが、
家の中は一人できちんと片づけてますし、女子力がないこともなし。
{netabare}
  ツ-ショットでのエロゲト-クやラブホはOK、
  同じくツ-ショット、しかも室内できわどい水着や衣装、ノーブラもOK。
  全身のサイズをくまなく知られるのもOK。

  いやあんた痴女でしょと思いきや、下着見られるのは恥ずかしいとか、
  破天荒な線の引き方も、一周回って個性としてアリかな、と。

  ナウシカ的な高度清廉性を求める方には無理っぽいけれど、
  一般的には「いやあいつバカだから」の一言でたいてい済まされる、
  わりとどこにでもいる『親近感の持てる女の子』設計なんですよね。
{/netabare}

ジュジュ姉妹、ロりっ子と巨乳美少女も登場しますが、
二人ともオトコよりコスプレ、という『狭い方々』ですので、
変なハ-レム展開にならず、安心して見ていられます。


映像も、時々乱れるものの、全体的にはかなり良き。
ヒロインのまりんのキャラデ、斬新です。
下品と感じる方がいるかもですが、こういう思い切り、大切ですよね。

  ボディラインだの襟足だの、
  オトコゴコロをくすぐりたいところはしっかりくっきり。
  アニメ-タ-さん、魂込めてます。
  かと思えばひな人形の顔がものすごく精緻に描かれていたり、
  要所要所をきっちり締めて、物語に芯を通しています。


お芝居についても、
キャリアの少ない役者さんが多いのに及第点。
みんながんばってます。

  新菜役の石毛翔也さんは、ゴジラSP以来、ほぼ二本目の主演作。
  ただし、劇団四季出身でいまは鈴村さんの事務所に所属するなど、実力は充分の方。
  事務所移ってから確実にお仕事増えているみたいだし、
  スターダスト離れたのは正解だったような。

  まりん役の直田姫奈さんは、アニメではこれが初主演ですよね。
  バカっぽいのびのびした演技が印象的でした。
  ただ『静』の部分の表現は若干の改善余地があるような。
  これからいい役を引ければ、化ける可能性があると思います。
  芸を磨きたいなら、バンドリと縁を切った方がいいんじゃないかしら。

  心寿役の羊宮妃那さんは、セレプロ以来、二本目の主演。
  青二ジュニア所属、期待の若手さんですね。
  上田麗奈さん同様の、ブレス多めのウィスパーボイスが印象的。
  表現力はまだまだ上田さんに遠く及びませんが、
  この基礎声質は需要が多く、研鑽を積めば、重宝されると思います。

  ジュジュ役の種﨑敦美さんは、この中では『別格』かなと。

  あと、劇中劇の『フラワープリンセス烈!!』で、
  桑島さんと宍戸さんという『時代に合わせた』キャスティングに拍手。
  画面アスペクトも4:3だし、いやあ、芸が細かい。


音楽は、劇伴・OPは楽しくて、世界観にも合っていて問題なし。
EDはちょっと甘々に振りすぎたかな、と。
演出もいささか『狙い過ぎ』と感じられたので、評価がちょい低めです。
ベタ甘にしない方が、作品に芯が通ったと思うんだけど、
まあ、そこはあくまでも好き好きの話で、良し悪しではありません。


ちなみに本作の原作マンガって、
えっちいシーンがやや多めで基本は男性向けかなと思いきや、
女性ファンが三割もいて、さらに増え気味なんですってね。日販調べ。

  もちろん『服飾』がメインモチ-フというのもあるでしょうが、
  決してそれだけではなく、
  やっぱ『共感できる人物造形』ができていることがミソなのでは。

  以前レディコミの編集者さんに教えてもらったのですが、
  女の子にだって性欲も好奇心もあるし、どきどきもしてみたい。
  だけどそこに至るには、結果だけを求めるオトコと違い、
  ちゃんとした『プロセス』と『理由』、
  つまり『エクスキューズ』が必要なわけであります。

  この作品は、そこをしっかり押さえています。
  だから「はあ? このオンナなに発情してんの」的評価にならず、
  一緒にどきどきしたりゲラゲラ笑ったりできるわけで。
  (この辺、さすが原作者が女性だなあ、と)

そんなわけで、本作は性別問わず誰にでもお勧めできる逸品であります。
いささかお下品な部分がないこともないですが、
そこも含めて実に楽しい、お気楽に見て笑える仕上がりになっております。

  ラブコメという名のオタ妄想に食傷気味なあなた、
  コスプレという名のあやしい趣味に懐疑的なあなた、
  洋裁の実習や宿題にトラウマをお持ちのあなた、

  そんな方にもご覧いただきたい、素敵な娯楽作品なのでありますよ。


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ええと、ここからは本編に関係ない洋裁のウンチクをば。

作品では、ひな人形の衣装づくりをしている新菜くんが、
ドレスみたいな制服を仕上げますが、
和装と洋装では縫製技術が根本的に違うんですよね。

リアルに考えると『ムリ』『できたら奇跡』みたいなものなんですが、
そこはほら、アニメだからできちゃうわけで。
それにしても新菜くん、ほんとよくがんばった。

で、何がどう違って難しいのかを、簡単に解説してみようかな、と。
本編にはあまり関係ないのでネタバレで隠しておきますね。
ほんとムダ知識なので、興味のある方だけ、どうぞ。
{netabare}

 和服って、畳んだらぺたんと平面になるけれど、ドレスはなりませんよね。
 (だからハンガーで吊るすわけですが)
 これは、服そのものが立体的になるよう縫われているからなんです。

 具体的には『いせ込み』という技術。
 (ギャザーやタックについては、ややこしくなるから除外します)
 わかりやすく言うと、
 長さ10㎝の布Aと9㎝の布Bを、
 始めと終わりがぴったり合うようにAを押し込みながら縫う技法です。

 これ、ひきつらないよう縫うのは初心者レベルだとかなり大変です。
 この技法というか、概念そのものが和裁にはありませんから、
 新菜くん、縫い合わせるだけでも相当苦労したことと思います。

 そして、ただ縫うだけでも難しいのに、
 その何倍も難しいのが、縫う前のパ-ツ、パターン(型紙)の作成です。

 世間では『立体裁断』なんて言葉が使われていますが、
 平面である布地を立体的に切ることなんか、もちろんできません。
 要するに『縫い合わせたときにきれいな立体になる』よう、
 各パ-ツのいせ込む量を計算して型紙を起こし、裁断することなんです。

 単純なタイトスカートでさえ、狙ったシルエットを出すためには
 プロのパタンナーでも、何度も別布で仮縫いを繰り返して調整します。
 ドレスというのはその何倍もパ-ツ数が多く、
 おまけに分量感の強弱が極端でシルエットも複雑なため、
 初めて手掛けるパターン作成がドレスって、ほとんど死亡フラグなんですよね。

 もう一つ、和装と洋装が決定的に違うのが『地の目』の概念です。

 布地というのは基本的に縦糸と横糸で織り込まれているのですが、
 これがどの部分でどの方向に走っているかによって、
 身体を入れたときにできるドレープ(布の自然なたわみ)が全く変わってきます。

 和裁は基本的に『使う布地量を最小にする』よう各パ-ツを切り出しますが、
 洋裁、特にドレスなどエレガントさが求められるものは、
 いかに自然で優雅なドレープを作るかを考えてパ-ツを切り出します。
 (求められるレベルによって、パ-ツの数も布の用尺も全然変わります)

 他にもクセ取りアイロンによる繊維の調整技術など、
 細かい違いを言い出したらキリがありません。
 要するに、そういうことをまるで知らない和装職人の新菜くんが、
 まともな道具も教えてくれる先生もなく、
 素人向けの本を一冊読んだだけでああいうドレスを作るっていうのは、

          かなりの『無理ゲー』なんです。

 特に最初のドレスは、
 トルソー(胴体だけのマネキン)もないから
 シ-チング(別布による仮縫い・型紙チェック)もできないわけで、
 それであんな難しいもんよく作ったなあ、と。
 まあ、そこは正直、アニメだからとしか言いようがなく。

   ちなみに『明日ちゃん』のお母さんによるセ-ラ-服作り、
   かなり正確な描写になっていました。
   洋裁慣れした人でも、ああしないと作れないんですよ、ほんとは。
   (気になる人は一話Aパ-トをチェック)


 もちろん、どこまでいってもコスプレ衣装。
 あくまでも趣味の範疇なわけですから、
 なにをもって『よし』とするかは人それぞれなわけです。

 僕が言ってるのは『製品レベル』の話であって、
 個人が作って個人が楽しむだけなら、極論、何だっていいわけで。

 本編でジュジュが出来栄えにほれ込んだという設定だから、
 『ある程度以上の出来だった』ということで、
 いやそれは洋裁初心者さんには難しいですよ、というお話に過ぎません。


 たださあ……

   お金を取って売ってる出来合いのコスプレ衣装って、
   正直「なにこれ?」ってレベルのものが多いんですよね。
   袖がペンギンとかフラップがひきつってるとか、マジありえない。

   個人が趣味で作るものと、
   企業が製品として市場に出すものは、
   やっぱ明確な違いが必要なのではと思うワタクシでありました。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 30
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まあ2期きますよね。この先シリアス展開にならないようお願いします。

 サキュバスのところがちょっとなあ、とか作画が安っぽいとか背景とかいろいろ文句はありますが、全体としてはなかなか面白かったと思います。

 ラブコメってやろうと思えばいくらでも引き延ばせるので、ほどほどで進展してほしいところ。引き延ばすと途端にクオリティが下がります。過去回想とか新キャラ頼りになったり、シリアス展開になりますからね。それだけは避けて欲しいと思います。恋愛も言葉だけにならないようにして欲しいですね。

 最後の締めは良かったですし、2期はほぼ確実だと思います。原作は{netabare} 男装ホスト{/netabare}のところまでチェックしました。そこの出来が原作通じて一番面白かったので楽しみです。五条君の進化回ですね。あそこまで行ったらもう恋愛進展させていいと思うんですけど…引き延ばしかなあ…9巻でるんですよね?チェックしておきます。

 それと最近は飽きられるのも早いですので、数ヶ月あいたら忘れます。2期やるならすぐリリースしてほしいですね。22年夏秋は無理でしょうが、23年冬からやったほうが効果が高いと思います。

 ということで、マンガもアニメも好みがありますので、満点ではありませんし、アニメーション(つまり映像)としての不満回は結構ありましたが、今期の中ではほぼ1,2位と言っていい面白さだったと思います。楽しませてもらいました。



以下 視聴時のレビューです。

1話 話としては、秘めたる趣味を共有する2人の恋愛…みたいな感じでしょうか。ストーリーは原作付…なんですかね?テンプレですが面白そうなスタートでした。

{netabare} ただ、絵ですね。人物の作画は基本CGなんでしょうね。技術的なことは最早ついて行けないですが、非常に綺麗ですがのっぺりして平坦ですし、輪郭線が活き活きしてない気がします。これは慣れかなあ…今後はこういう作画が主流になるんでしょうか。あとは全然動いてないですね。退屈になります。
 そしてなんといっても画面…背景ですね。学校パート。これはひどい。魅力が全くありません。窓の外は適当だし、高校の教室の雑多な感じが全然伝わってきません。後半が暗室なのは仕方ない…のでしょうか。ですが、見せ方があるでしょう。ストーリーが面白くても視聴が辛くなります。

 むしろEDのアニメの方が魅力的でした。画作りがいいですね。動きもデザインも良かったです。

 なお、人形の街埼玉県岩槻はひな人形で有名ですね。頭師の仕事、動画で何度か見たことがありますが、ミシンって使いました?まあ、いいですけど。

 うーん、話は興味があるので2~3話、様子見ですね。画は、何とかしてください。{/netabare}

2話 サイズ測定回…男の夢?ご褒美かあるいは罰なのか。

{netabare}  美少女がピュアというかイディオット的な無垢さで、自分の肉体のサイズを測定しろと迫ってくる…大胆な水着で。男の夢でもありますが、草食系男子には心臓バクバクでどうしたらいいかわからない。それは、ご褒美かあるいは罰なのか。そういう回でしたね。

 そして恥辱部というパワーワード…うーん。面白いかも。ヌル女2を是非見てみたいですね。つまり、真面目に考える話ではなく、そういうビッチ系が草食系をエロく翻弄しながらも、最後は…みたいなラブコメなんでしょうか。
 2.5次元ものとか、ビッチが真面目に恋をする、美少女がエロゲ大好きみたいな最近はやりのジャンルの組み合わせですね。

 前回気になったヒロインの作画ののっぺり感は、今回は気になりませんでした。背景がまともになったせいでしょうか。そうなると作画の良さが味わえるようになります。男の作画があからさまに手抜きなのが笑いますが。OPの作画も良かったですね。

 あまり深く考えず男子の妄想を気楽に楽しむ、というチューニングにシフトチェンジすると非常に良作かもしれません。{/netabare}

3話 やっぱり背景に違和感が…

{netabare} ストーリーはラブコメですよね。ビッチ…かどうかはこれからですけどパリピと陰キャの趣味を通じた恋愛でしょうね。コスプレのノウハウものとしての話にもなるでしょうか。
 ヒロインがデレるんでしょうか。エロさも陰湿じゃないので見やすいです。話はかなり面白いですね。
 
 ただ、冒頭の夢のシーンですけど…後で回想するときティッシュのカットが入っていましたね。これはちょっと露骨すぎるかなあ…そこまで説明的な演出にしなくても分かります。視聴者をもうちょっと信頼していい気がします。

 で、気になるのが背景です。ユザワヤとかウイッグの店のシーンですけど…ショップとタイアップでしょうか。非常に精密な作画に見えますけど、店内の写真を画像処理で背景に変換したんでしょうか。外の景色も含めてなんか写真にいろんな処理を使って手抜きしている感じが…手抜きじゃなくて工夫なのかもしれませんけど…なんか、アニメ作品として違和感がすごかったですね。キャラに視点が集まるような作画になっていない感じで、キャラが浮いています。引きの画の時、人物を探してしまいます。

 簡易なイラストやデザインだけのシーンや極端にぼかしている場面と、精密な場面が混在していて何がしたいんだろう?という感じです。

 うーん。コスプレの話ですからキャラの作画全振りかもしれませんが…背景を含めての作品ですからね。これでいいんでしょうか?{/netabare}

4話 化粧&着替えシーンにリソース全振り?すごかったですね。

{netabare}  最後の化粧と着替えのシーンの作画は丁寧でしたね。手も髪も動いていました。ただ、着替えた後のコスプレ衣装で動くんでしょうか。あの薔薇の刺繍のストッキングを履いている姿で動かせたら大したものです。来週楽しみです。

 ですが、やっぱり人物の作画は、マンガに慣れているせいか、輪郭線が一本調子なのが味気がないですね。ヒロインのキャラデザはいいし髪とか瞳とか丁寧にデザインされていて、それが破綻なく動いているので悪くないんですけど…まあ、これからはこうなるんでしょう。
 第2原画の方は海外の方の名前しかありませんでした。動かす部分は海外でコンピュータ処理ということでしょう。こういう作画が普通になるんでしょうね?慣れないといけません。

 それにしても冒頭の駅と電車のシーンの背景?あるいは作画なのかもしれませんが、やけに綺麗で手数がかかっていましたね?対して病院とか自宅の玄関の背景、学校の味気ないこと。この辺のバランスどういう感じなんでしょうか?
 人物ありきの作品なので人物の作画が乱れるくらいなら、リソースは人物にかけて欲しいですが、それにしてもなあ…もったいない…

 話は、まあ予想の上にも下にもいかない、青春ラブコメ+さわやかエロみたいな感じでやっぱり面白いですね。人気もあるみたいです。2期きそうですね。{/netabare}

6話 メチャメチャ面白い。演出が最高です。いろいろ言いましたが…いつの間にか話に引き込まれていました。

{netabare} 背景とかCG作画とかいろいろ文句を言いましたが、結果的に滅茶滅茶面白いです。今期の見ている中では最高ですね。ラブコメとしてかなりの水準だと思います。

 いままで文句を言っていた背景とかCG作画、5、6話辺りから気にならなくなりました。実際に良くなっているのか、感情移入しているからキャラに集中しているのかわかりませんけど。
 
 6話の演出で海夢が電車に乗っている場面、ガラス窓に映った表情と学習塾のポスターの男女の演出良かったですね。ジュジュが泣いた場面の後、ティッシュの山を見せてどれだけ反省したかを上手く表していましたし。赤べこを入れるカットなどもありました。OPの入りのタイミングも海夢とジュジュの区切りとして良かったと思います。

 絵コンテ・演出の牛嶋新一郎という方。君の膵臓を食べたいの監督をやった方みたいですね。それ以外の仕事は良くわかりませんが、この6話の面白さは絵コンテ・演出の要素が大きかった気がします。

 構図とかカメラのアングルもいいですし。お風呂場の危ないシーンの瞳の中の映り込みとか最高でした。

 食事の様子とか、まどマギ+プリキュアみたいな劇中劇も面白かったです。

 恋愛感情を自覚するのと、新キャラ登場ということで話が盛り上がる部分というのもあるでしょうけど「アニメ作品」としての出来が非常に良かった気がします。素人なので具体的に指摘できませんが、楽しませてもらいました。

 それと「行動力」って決め台詞。いいですね。新菜の性格と趣味に情熱を傾ける人間の差を非常に良く表している言葉だと思います。{/netabare}



8話の後半の作画は、きっと何かを表現したかったのでしょう。

{netabare} 8話後半の海のシーンの作画。ちょっとSONNYBOYを思い出すような線でしたね。動きも今までとはがらっと変わって独特で、人物を動かそうという意図が感じられましたし、実際動いていました(というより身体全体を動かそうという感じ?)。綺麗な絵ではあったけど動かない前半とのギャップが面白かったですね。
 背景は実写からおこしたような感じですし、前半で説明があった焦点距離の被写界深度によるぼかしを使っていました。そこに違和感がなくはないですが、現実感…を表したかったのでしょうか。というより非現実感…特別感?躍動感ともいえます。いずれにせよ見ていてなかなか新鮮で好感が持てる演出だったと思います。

 この後半の絵作りの意図はわからないですが、私は青春の一場面として、かなり重要なシーンという位置付けをしたんだろうなあ、と思います。でなければ人物の作画は前半の方法論で十分綺麗にできると思いますし、止め絵になるはずだと思います。

 実際、ラブストーリーとしての一場面として江ノ島の海ですからね。かなり良いシーンだったと思います。今後も作画というより、こういう面白い演出を見せてもらえると楽しめます。 {/netabare}


9話 動かねー 8話でがんばりすぎちゃいましたか?

{netabare}  面白いので、評価はしてますけどね。全編ほぼ止め絵でしたね。動かねー…紙芝居ですね。極主夫道みたいでしたね。パンとエフェクト、目と口だけ動かすだけでした。作画が乱れるくらいならいいですけど。

 それと時系列を入れ替えて、妹ちゃんの驚きを演出したかったと思いますし、視点の問題で構成上やむを得ないと思いますが、突然のことで一瞬頭が混乱しました。{/netabare}

10話 そのセリフは有りだった?

 {netabare} 後は見終わったら総評を書こうと思ってたんですけど、気になるセリフが。

 終盤の「五条君がいないとコスできないじゃん」は、恋愛感情を持っているなら言ってはいけない気が…というか恋する女子としては先に「何か気に障った?」とかが自然な気が…経緯が分かってるからいいですけど、ここって何となく使っちゃった?ラブコメポイント的にはかなりの減点かなあ。原作は見終わったらチェックしますが、これって原作から?

 細かいポイントですが、集中して見てたから気になっただけですけど。{/netabare}


11話 いや…やっとけ?この場面こそ「行動力!!」でしょ?

{netabare} ラブホに行って、それは無くね?しかも上に座るとかまでしておいて…喜多川さんってビッチ設定じゃないの?ビッチな娘が真面目な男に恋するから切なさを感じるし可愛いのに…

 まあ、少年誌だから出来ないのはやむを得ないけど、ならこの場面はどうなのよ?話として入れさせなければ良かったんじゃ…
 喜多川さんが無垢なエセビッチだったってことになると、いい話だと思ってたのが、台無し…とまでいいませんけど…ビッチの淡い恋と言う詩情が…なんかちょっと少年誌の限界を感じるなあ…「少年誌だから」とはあんまり言いたくないですけど…やらせたくないなら、五条くんが逃げる方がまだ自然です。

 連載が進んで人気が出ると実は「純情でした」のパターンかなあ…それとも喜多川さんがラブホなんて慣れてるから、コスプレに集中しててヤバいことに気が付かなかった?で馬乗りでヤバさに気が付いた??

 先週の「コスできないじゃん」に引き続き好きな男とラブホに入って押し倒さないのは、恋するビッチの乙女としては不自然に感じるなあ。このサキュバス編?はエピソードありきで話を無理に作りすぎた気がします。90点で来てたのに10,11話で75点くらいになっちゃったなあ。

 あげ足を取りたいわけではなく、ラブコメだからこそ、セリフとかこういう危うい場面の表現については繊細に考えて欲しいなあ…そこが感動ポイントなになるわけで…女性の原作者なんですよね??女性の原作者だからこそ処女性とかこだわる必要ないはずなのに。

 まあ、五条くんはヘタレだしコスプレに夢中だった、喜多川さんはラブホなんて慣れてるからコス優先だし、五条くんとは今のところコスプレでつながった絆だから、コスプレ=五条くんとのつながりで恋愛表現…というそういう解釈にしておきましょう。

 ただなあ…実は処女エンド?ってことはないよね???今時1つ2つのピアスでどうこういいませんし現実の娘がどうかも知りません。片方で5つですからね。マンガ・アニメ表現の記号として5つのピアスは処女でない象徴かと思ってましたし、そもそものキャラ造形がビッチ前提のはずですが…うーん…


 なお、ビッチというセリフは日本的な性的な意味合いも込めて使ってます。本来は単なる女性に対する悪口で性的な意味合いは無いらしいですけどね。{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 39
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

ギャルの定義は、「己を貫く生き様」 byマツコの知らない世界

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
純粋なラブコメでここまで面白いのは久しぶりですね。

ギャル系のヒロインは苦手なのですが、喜多川さんは、ギャル系のヒロインの中では、過去作で一番好きになりました。1800作品以上観てきて、記録更新です(笑)

そういうこともあり、久々にアニメを心から楽しめたので、「青ブタ」以来のお気に入り棚にinです♪ 当然、今期の覇権ですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
レビュタイですが、「マツコの知らない世界」という番組に、伝説のギャル雑誌『egg』を復活させた、ギャルのカリスマみたいな方が出ていて、「白ギャル」「黒ギャル」「清楚系ギャル」等紹介し、マツコさんが「今のギャルって幅広いのね」と言い、「ていうか、マツコもギャルだよ。ギャルって、周りが何を言っても、自分の好きなファッションとか生き方を貫いている人のことだから」という趣旨の発言をしていて、マツコさん(も私も)「なるほど」と腑に落ちていたことからとりました。

作者がそういう定義を知っていたかは分かりませんが、本作の作風とヒロインの設定がバチっと合っていて、それだけでも素敵なアニメだと思いました。

本作は、ラブとコメディのバランスがすごく良かったのが印象的です。

恋愛面では、「好きになる過程」がしっかり描写されていて、これは女性作家っぽいな~と感じました。男性作家の場合、「好かれる過程」を描いてる感じがしますし、なんなら「好かれた後」「どんな風に愛着表現されるか」がメインで描かれることが多いと思います。一方、少女漫画とかは、ちゃんと尺とって、納得感のある「好き」が生まれます。

特にそれを感じたのは、4話。池袋コスイベ前、喜多川さんの為に自分を追い詰めて衣装を作ったが、「実は焦らなくても良かった」と分かった時、全く怒らず、喜多川さんを責めず、即座に「良かった~」と言って安心した五条くん。彼の人柄、優しさがうまく表現され、ああいうところから好きになっていくのはとても自然だし、女性らしい視点だと思いました(そういう「さりげない素敵シーン」が随所にあったのが凄い)。

2人は全く真逆に見えて、「好きなものをちゃんと好き」で共通しているし、何より、他人の好きを否定せず、先入観を持たずに、相手の好きに興味を持つ。とても素敵な関係だし、2人が次第に惹かれ合っているのが納得できた。

一度好きになると、何でも好意的に捉えられ、「お祖父ちゃんとならめっちゃしゃべるじゃん、可愛い」とかは、ホント、男にはない発想だよなと感心した。

そして、恋愛が深まりそうになると、、、鮮やかにコメディでかわす。

しゅきーー!は、笑ったな~(笑) あれが似合い、ちゃんと萌えに繋がるのは喜多川さんだけな気がします。

凄く質の高いコメディを積み重ねてきただけに、ラストをシンプルな青春恋愛モノにし、美しい花火をしっかり魅せる演出が効いたのだと思いました。

基本、ラブコメはキャラが良ければストーリーは並でも良い、というのが私の持論です。私はとにかく、喜多川さんも五条くんもとても好きです!

今年のスタートで、お気に入り作品に出会えたことに感謝!
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
人形職人の話? 凄いところに目をつけるな。岩槻、埼玉県にある人形の町なんだね。ごめん、痛くなかった?(笑) ラブコメ、良いね。どんなタイトルだよ(笑)

2話目 ☆4
初心者に凌辱系のエロゲを薦めるなや(笑) なんかこう、良いカップルだな(笑) 普通のラブコメ、楽しいな~。水着と下着は違わない(笑) 流石に恥ずかしい(笑) お祖父ちゃん、衝撃(笑)

3話目 ☆5
エロをちゃんとギャグに昇華しているのが良いですね。影から光へ手を引く。池袋駅前にこんな店あるのか。まあ、乙女ロード出来たしな。原作理解度(笑) バイトで金ためたとか、小さな好感度積み重ねるよな。既製品やプロに任せるところは任せる五条、それに素直に言うこと聞く北川さんも、んで、ラーメン食って帰るあたり、共に好感度高い。メトロポリタン口近くの地下通路w お互い、本音の言い合い。

4話目 ☆4
忙しいな~。キャパオーバーする経験も大事。俺も初めてそこで、人に頼ること覚えたし。人間、自分の為だけなら、100%までしか頑張れないしね。そこで他人を責めないのが、優しい人間。こういうのから惚れていくのは、説得力あるよな。その笑顔で、全て報われる。

5話目 ☆4
サンシャインのとこだよな。コスプレの世界は分からないけど、撮りたい人と撮られたい人の要求がばっちり合うわけだな。五条君が好きになる過程も良いよな。からの、「服脱げそう」(笑) 熱中症対策もエロくなる(笑)

6話目 ☆5
不意打ちにより、北川さん、惚れてまうやろ~(笑) からの、揺さぶり笑えない。シュキー(笑) からの女子力のなさ(笑) 「お祖父ちゃんとならめっちゃしゃべるじゃん、可愛い」の発想はないやな。やっぱこれ、原作者、女性? ライバルかな? そこでツルツル思い出すなや(笑) 所々の赤べこが良い(笑) そこで北川さん呼ぶのが五条くんの良さだよな~。ジュジュも良いキャラしてるな(笑)

7話目 ☆4
ちゃんと本業に跳ね返ってるの良いね。カラコンを気にする乙女心(笑) 幻滅してる(笑) こぼしてるのがリアル(笑) まあ、チキンライスまでは誰作ってもそこそこ旨いしな。そして、チャーハンだった(笑) 中学生で178cmは、スポーツ界も注目なんだけどな。

8話目 ☆4
真珠ちゃん、これまでいない、真っ直ぐなピュアキャラか? ちょい闇キャラか? ジュジュ様、いつもストレートだな。一目惚れ、大事だよな。ジュジュ様、ウブ(笑) え? え?(笑) 五条の世界が広がっていく、北川さんの行動力。超ワカメ(笑) そこでギャップの縞パンとかにしないで、黒レースなのが逆に良い。波の作画も頑張ってる。北川さん、勇気出したな~。

9話目 ☆3
水着をみて、色々あった(笑) 見せブラとの違いは、未だによく分からん(笑) そうか、中学生だったな(笑) そうでもない(笑)

10話目 ☆5
姉としての、正しい素敵な対応。好きになるポイントが、妹を大切にしてくれたから。本当は誰にでも色々ある。ホント、その通りだよな。焼きもち焼く北川さん可愛い(笑) 行動力!(笑) 男のロマン(笑) 健康的な下乳を見ると、健康的になれる(笑) 全部大好き過ぎる(笑) 恋は盲目(笑) めっちゃ普通にデートしてるな(笑) 北川さん、嬉しそう(笑) 

11話目 ☆5
シンプルに自分を認めてくれ、自分の可能性を広げてくれ、自分の背中を押してくれる。ちゃんと好きになる過程を見せた直後の、コメディのバランス。そこで、電マに反応するんだ、五条くんも(笑) ゴリゴリのノリツッコミ(笑) ナイスなボケとツッコミ(笑) あれだけ押しといて、乗っかるのが恥ずかしいとか、声出たのが恥ずかしいとか、この辺、北川さんだよな(笑)

12話目 ☆5
最終話は。あえてギャグを廃して作画に力入れ、恋愛面、青春面をフォーカスか。意図は分かるから、アリかな。花火綺麗だったし。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 43

71.0 4 コンプレックスアニメランキング4位
古見さんは、コミュ症です。(TVアニメ動画)

2021年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (239)
812人が棚に入れました
“コミュ症”とは──人付き合いを苦手とする症状。またはその症状を持つ人を指す。留意すべきは──苦手とするだけで、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。桜舞う高校1年、極度のコミュ症である古見さんが出会ったのは、“普通すぎる”クラスメイト・只野くん。人前で緊張してしまう古見さんの夢は、「友達を100人作る」こと。古見さんの「1人目の友達」になった只野くんは、残り99人の友達づくりを手伝ってくれることになりました。個性派ぞろいの高校で、古見さんの夢は叶うのでしょうか?伝えたい、でも伝えられない…そわそわ、どきどき、思わずにやにやでも時折、胸にチクリと突き刺さる?沈黙の美少女・古見さんのコミュ症コメディーです。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

今年のギャグアニメで一番つまらなかった

コミュ症を患った古見さんが主人公のギャグアニメ

{netabare}
まあギャグ作品なので好みはあるんだろうけど、自分の評価は上記通り。

まず、キャラが良くない。
喋れない古見さん、はっきり言って作中人物視点だと魅力0、いくらかわいかったとしてもそこまで好感の持てないであろうキャラを全員が頭おかしいぐらい崇拝しているのがかなり気持ち悪かった。
ギャグだとしても明らかにやりすぎで視聴者視点だとかなりイカれているように感じる

古見さんを除いても、キャラも全員寒かったし、ギャグも一話に一回面白いと感じられるところがあればいいぐらいだった。
特に中二病キャラとかどうやったらあんなに寒くできるんだってレベルで寒かった。
本当にこのアニメで面白いと思ったキャラ、魅力のあるキャラが一人たりともいない。
ギャグは上で述べた通りだいたい古見さん万歳のワンパか、古見さんがデフォルメで震えてるだけの気持ち悪目のギャグで本当に面白い要素が一つもなかった。
デフォルメはほんと寒いし、漫画風の吹き出しで突っ込みや解説をするのもかなり滑ってる。
不要な場面でもめっちゃこういう演出を入れてきて却って寒くなってるし、はっきり言って過剰演出

OPとEDはめっちゃよかったです。
今期で二番目ぐらいに見るのが苦痛なアニメだったから、二期は見ないかもしれない。
正直言って弱キャラ友崎くんの方がまだこれよりは5倍は面白かった。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆5
こういう系ダメそう。 2人ともコミュ障か?
こういう適当な名前付け面白くないって
コミュ障ではないよなぁこれ。
コミュ障じゃなくて喋れない人じゃん。
コミュ障は黒板でも会話できないよ、コミュ障だから分かるけど…
まあ喋ろうと努力するヒロインというのはいいかな。
けどこんなに文字かけるのはコミュ障では無いよなやっぱ。
壮大なbgmいいな。
上手くやれば友崎くんの上位互換になりそう。
自分はコミュ障だけど人と関わり持ちたくないけどねw
学校の設定は面白いなw

2話 ☆4
自分はコミュ障でも他人とかかわり持ちたくないけどね。
主人公もコミュ障じゃないの? 
こういう適当な名付け嫌い。
こいつはハードル高いだろw
これやっぱりつまんないな。
コミュ障が誇張されすぎで糞つまらん。
受け答えぐらいはできるだろ。
ホモ?w スタバ店員の下りだけ面白かった。

3話 ☆3
あがり症は初めて聞いた。あほくさ
友達って作ろうと思って作るものではないでしょ。
ガラケーw ほんとバカらしいアニメ。あのゲームなつい

4話 ☆2
こういう名付けほんと嫌い。デフォルメのノリも寒すぎる。
自分の嫌いな要素が詰め込まれすぎている。
何でこういうときだけ震えてないんだよ
これ見ると友崎くん前半の方が10倍面白かったわ。
ギャグとしてやってることをシリアスにとらえて感動展開にするの嫌い。

5話 ☆3
ラーメン美味そう。このアニメ記号的な性格でしかキャラを描けてないよね。中二病寒い。

6話 ☆2
何だこのくるっとする見せ方w
は?唐突にそんなの書ける奴コミュ症じゃねーよ。
このアニメのデフォルメくっそ嫌い。
何でチャイナドレス。名前の雑さ。
最後のシーン、初めて只野意外に話せたという成長を描いてるんだろうけど、コミュ障が完全にファンタジーのコミュ症だから何とも思わないんだよね。
だからこのアニメにはギャグしか期待してないんだけど、そこもお世辞にも面白いと言えないしなぁ。

7話 ☆4
プール回。親とすら喋れないってどうなってんの
水着回嫌い。からの気持ち悪いキャラ。
こんなに水着楽しみにする他人いる?
ここはその通りだな、変に合わせるより遊んだほうが気を使わなくて済む。
古見さんも楽しめて他の皆も楽しめる物を探す流れは好き。
父譲りかよ。

8話 ☆4
男の方の陰キャ感w
射的のとこギャグ見せ方が下手なのか全く面白くない。
1000本くじのおばちゃんのゲーセンゲーム感。
このパートは面白かった。中二病ほんと寒い。

9話
今時こんな田舎者いなそうw 何でティッシュをわざわざほしい方とか言って配るw 普通無言で受け取るだろw
必要ないことまで漫画風のセリフ演出するの嫌い。
コミュ障は名前で呼んでくれなんて言わない。

10話 ☆2
冷え冷えなのはこのアニメ
芸術点ってなんだよ。いやしょーもな。
何でそんなジャッジするんだよ。
中二病がこんなに寒く感じるのはこの作品が初めて。
なんで古見さんにみんな椅子譲ったりするんだよ。
ギャグでもさすがに行き過ぎてて面白くない。
朝アニメのギャグでもこれより面白いぞ。
コケたのに追いつけるの草。他の奴ら本気でやってる?
冷え冷えだよ...。ここのコミュ症の紹介はちゃんとしてるのに。
プリクラもおもんないなぁ...。

11話 ☆1
ブルピリのためにネトフリ入ったから今回は初めてPCで視聴だけどどうだろう。
自分テレビよりPC、スマホで見た方が楽しめる気がするから。
ギャグとは言えここまで全員が古見さんのことを考えてるのは気持ち悪く感じる。
くっそ退屈。古見さん持ち上げが気持ち悪い。
喋らないのにここまで持ち上げられるのが。
テレビで見た時より余計につまらなく感じたわ。

12話 ☆2
OPカットとかこのアニメの二つの楽しみのうちの一つがないようなもんじゃん...
笑いがずっと止まってるんだが。
漫画風の演出が過剰、デフォルメもいらん ほんとに退屈。
この吹き出しで解説するのがほんとに寒いんだよ。
曲名パロだけは少し面白い。
1話に一か所面白いと感じる点があればいいアニメ。

曲評価(好み)
OP「シンデレラ」☆8.5
ED「シンパシー」☆6
ED2「ヒカレイノチ」☆9
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 5
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

古見さん、バイブレーション♪

“コミュ症”だが本当は友達100人作りたい美少女・古見 硝子と
変人だらけの私立伊旦高校の日々を描いた同名コメディ漫画(未読)のアニメ化作品第1期。


【物語 3.5点】
上品。

"コミュ障”ではなく"コミュ症"
人様のコンプレックスを底辺と見下して嘲り嗤う下品な"イジり”芸ではなく、
明快に性格をデフォルメされたキャラたちの掛け合いを通じてクスリと笑いを取りつつ、
対人関係あるあるを拾っていく繊細なタッチ。

ヒロインの古見さんもカースト下位でやさぐれているタイプとは異なり、
容姿端麗でルッキズムの視点に晒されても貶められることは無く、
むしろ、無口でも好意的に誤解され、"神"に祭り上げられる有様で、
いっそうコミュ困難になるのが基本のギャグパターン。

少しずつ人間関係が進展するため、構成はゆったり平坦。
けど古見さんがコミュ取って達成したかった当たり前の学生生活が実現する度に、
放たれる空気は確かに神々しく、後味は綺麗。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・OLM(TEAM KOJIMA)

高水準。

背景は桜並木などを描き込み季節を好表現。
人物も、例えば古見さんも、黒髪ロング&凛とした瞳というザ・サンデー美人って感じのリアルタッチから、
丸目が可愛いコミカルタッチまで崩さず描き分ける。
CGも隠し味に調整しながら、多数の人物が交錯しても映像の遠近感が保たれ、
工程の安定を感じる。


正直、漫画ならではの吹き出し文字表現等を流用する演出は、私はあまり好みではないです。
基本アニメーションは絵で魅せて欲しいと言いましょうか。
ただ、古見さんに限っては、喋れない彼女の心情を精一杯描いた上での
テロップ追加説明なので斟酌できます。


特筆したいのは、古見さんは、字も綺麗なのがステキです♪
憧れ、そして、習字をサボって来た、我が人生を悔いますw


【キャラ 4.0点】
"コミュ症"だから、古見 硝子(こみ しょうこ)
波風立てない凡人でいたいから、只野 仁人(ただの ひとひと)
みんなの幼馴染になれる位コミュ力お化けだから、長名(おさな) なじみ。

人物名の語呂合わせで外面を視聴者に覚え込ませた上で、
掘り下げて、意外な一面を見せて興味を繋ぐ、明快なキャラ構成。


この高校は変人度がキツイので、
仮に、私が入学したら速攻ロックマンの如く四散してゲームオーバーでしょうねw
山井 恋の{netabare}拉致監禁{/netabare}を伴う病みっぷりは言うに及ばず、
友ではなく{netabare}イヌ{/netabare}になり下がる上理 卑美子ですらアクが濃すぎてしんどいレベル。
友達100人も要らない。上の三人だけでいいw


古見さんの母親で自称永遠の17歳・秀子も美人さん。
父親も古の寡黙な親父の系譜を継ぎ、娘と会話したいけど中々できないシャイっぷりで、
古見さんの容姿、性格の遺伝に説得力を持たせる。
古見家・父娘による沈黙のコミュニケーション。昭和の親父はコミュ症ですw


それとコミュ症から顧客満足を勝ち取るカリスマに圧倒される新人美容師の新井さん。
カリスマへの道、陰ながら応援致しておりますw


【声優 4.5点】
古見さん役・古賀 葵さん。
喋らずに息遣いでリアクション&感情表現、自身の振動効果音?まで。
たまに出す声は凄く可愛い。しゃっくりも可愛い。という無茶振りに対応。

それ以上に、なじみ役・村川 梨衣さん。
声色だけで友達100人作れそうな人たらしボイス。
古見さん”サボウェイ”にパシらせたり、結構キツイことも言って、
そもそも性別どっちだよ?とツッコミどころも多いはずなのに、
あっと言う間に懐に入り込んでくるのはこの声質あってこそ。

その他、只野くん役・梶原 岳人さんの声から滲み出る優しさ&安心感とか。
声質で性格を体現する声優の力を実感。


ナレーションには日高 のり子さん。
『PSYCHO-PASS』ドミネーター役でもお馴染みの淡々とした執行ボイスで、
コミュ症が、他人と係わりを持ちたくない、とは思っていないことだ。
など留意事項を注意喚起。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は橋本 由香利氏。適宜ポップなサウンド等でコミカルな場面にも対応。
が、やはり印象的なのは古見さんがコミュの階段を昇って気持ちが高まる場面で、
ピアノ、ストリングス、アコースティックギターで優しく寄り添うメインフレーズ。

OP主題歌はサイダーガール「シンデレラ」
丁寧語で語りかける男性ボーカルが、只野くんの古見さんへの心情に重ねやすい良好なアニソン。
"気の利いたことは言えないけど”などと謙遜していますが、
“一緒に猫に会いにいきませんか”とか、こんな洒落たこと中々言えません。

ED主題歌はKitri「ヒカレイノチ」
女性ボーカルに柔和な音を幾重にもアレンジした、古見さんの心情を重ねやすい一曲。
Kitriのピアノ連弾シスターズとしてのアーティスト性がより現れた「シンパシー」
古見さんの最初の一歩を軽快なピアノサウンドで後押し。


【感想】
ドドドドドド……。

昨秋の視聴中、古見さんのコミュ力が限界値(初期値低め)が突破した際の、
心音&振動のコミカル演出が病みつきになった私。
その供給が絶たれたこの冬期。私は禁断症状が辛いので、
震える古見さんのLINEスタンプをスマホのロック画面に仕込み、ますます症状を悪化させましたw

春から始まる2期。震えて待ちます。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 27
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

高校生になったぁ~ら♪

原作未読


美形とは小さい頃から声かけられまくるんだから対人感受性鍛える機会には恵まれてるもの(独言)


“○○な誰それ(♀)さん”系統の作品です。
“○○”にはその娘さんの気質といいますかコア行動を当てはめるわけでして、タイトル見ただけでヒロインがどんなか想像しやすい親切設計となってます。ただし諸刃の剣で“○○”縛りが制約となり一辺倒に陥ればソッコーで飽きるリスク含みだったり。
個人的には“○○”に全フリせざるを得ないキャラ設定が内面/心の動きの多様性を奪ってるように見えて一歩引くケースが大半。ギャグ枠といったところでしょうか。そのくせ悪い意味で欲しがるケースが多々ありまして、単発スキルに全振りした娘さんにキュン要素をはめこもうとする。現実味ない娘さんにはギャグを貫いてほしいのですがそれだと作品成立させるの難しいようですね。よって個人的な打率は低いものとご承知おきください。

さておき本作。…うーん半々。ややポジティブ寄り。
舞台は人とのコミュニケーションに難のある古見硝子(CV古賀葵)が高校に入学するところから。難どころかほぼ無言なので会話が成立しません。そうなんだけど友達を作りたいとのこと。なかなかスパイキーです。古見さんは美形のため周りも興味津々。そこに主人公只野仁人(CV梶原岳人)が通訳みたいな役回りを買って出て古見さんの世界を広げていくといったお話。

 人付き合いは苦手だけど人が嫌いなのではない

こういう後ろ向きでないところは良い印象でした。簡単に整理↓

■良かったとこ(ネタバレ無し)
 きちんとギャグ寄り。それと周辺キャラが優秀でした。長名なじみ(CV村川梨衣)と山井恋(CV日高里菜)の両名が抜きんでてまずが他も粒ぞろい。古見さんと只野くんに頼る構成だときつかったでしょう。周辺にクセの強い良キャラを配置して成功を収めた『かぐや様は告らせたい』に通ずるものがあります。 
 村川さんにしても日高さんにしても10年選手でしたね。振り幅大きいキャラに中堅どころを配置する手堅さに表れてるように、小道具含めた演出全般について作り手の目が届いているなと思える丁寧な仕上げをされてたと思います。

■悪かったとこ(ネタバレ無し)
 古見さんいろんな意味でかわいくありません。苦手な意思疎通を一生懸命試みる健気な姿を目にしてもこちらがときめく気配はございません。せめて挨拶くらいしなさいよと思わなくもなく。コインの表裏みたいなもので、脇役との応酬で両雄並び立つわけでもなく輝いてる脇役の完全に食われてるように見えました。主役に視点を置いて物語を追うと、言葉変えれば主役に引っ張ってって貰いたいと思うと期待値を上回らないかもしれません。 
 それに古見さん周囲が勝手に盛り上がる勘違い漫才の基本のパターンを逸脱せずに全12話進みますので馴染むか飽きるかのどちらです。キャラの途中投入で押し切った感あるのは致し方ないでしょう。


どうも自分には「友達100人作ろうと奮起するなら就学と同時によろ!」9年遅いよね~が頭から離れず乗り切れはしませんでした。
ただ丁寧な仕事には敬意を払いたいですね。仕事した上で好む好まざるがあるというのが健全な作品の在り方でしょうしこの作品がそれに該当するんだと思います。




※ネタバレ所感

■丁寧な仕事?
小道具が凝ってたり、そこ別に手を抜けばいーじゃんってなとこに異常に力入れてるの好きです。

例){netabare}『定点観測』BEEF OR CHICKEN
  それっぽいコード進行にとことんどうでもいい歌詞。サンドウィッチマン伊達ちゃんの『契り』を彷彿させる仕上がり。{/netabare}


■こういうのいらん
気持ちわからなくもないけど胡散臭くなるのよね。そんな善人顔しなくてよい。↓

 {netabare}『人付き合い、または
  コミュニケーションに
  たまに胸が締めつけられる
  全ての人に捧ぐ』{/netabare}

{netabare}とことんギャグで貫くには“コミュニケーション不全”ってやりにくい題材だったのかしら。配慮してますみたいな言い訳が必要なのかもしれません。
個人的には某『聾の〇』の西宮さんと同じ“硝子”の漢字を被せんでもいいのにとは思いました。{/netabare}


※備忘

{netabare}2期決定で制作中。1クール空けての2022年春クール目指す!ってただの分割ですやん。{/netabare}



視聴時期:2021年10月~12月 リアタイ

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2022.01.23 初稿

投稿 : 2022/12/03
♥ : 26

69.3 5 コンプレックスアニメランキング5位
ラブコン(TVアニメ動画)

2007年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (425)
2482人が棚に入れました
舞台は大阪の高校、舞戸学園。
主人公の小泉リサ(身長172cm)と大谷敦士(身長156.2cm)は、入学当初からの犬猿の仲。その身長差が傍目に愉快なことと口げんかがまるで漫才のようであることから、不本意ながらも学園のオール阪神・巨人として有名だった。
会えばけんかばかりだったリサと大谷だが、これ以上ないほど性格や音楽の趣味が合うことが判明し、またお互いが身長という同じコンプレックスを抱いていることにも気づく。それと同時にリサは、大谷が持つさりげない優しさや男らしさにも気づき、だんだん惹かれていくことになる。
自分にとって最高の相手である大谷、ただ一点、身長を除いては…。

声優・キャラクター
岡村明美、永田彬、東さおり、徳山靖彦、こじまかずこ、津田健次郎、小野坂昌也、瀧本富士子、諏訪部順一、松岡由貴、荒木香恵
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

原作は、少女漫画で一番好き♪

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
かなりコメディ色の強い、ラブコメ。

全編にわたる関西弁のやり取りが面白く、漫才を見ているような気になる。

古いけど、かなりオススメできる作品です(特に原作)。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
内容的には、ド直球のラブコメ。身長の大きな女子(小泉さん)と、身長の小さな男子(大谷君)のお話。最初はそれぞれに好きな人がいて、友達(相方)として、互いに想い人とうまくいけるよう協力していくが、その中で次第に惹かれ合っていく。という流れは、ラブコメの殿堂「とらドラ」に似ている(ラブコンの方が先)。というか、王道であり定番の流れなのでしょうね。

王道ラブコメの成否は、キャラの魅力と、ラブ&コメの質の高さによります(ストーリーは規定路線ですので)。その意味では、十分に合格点です。

なにより「コメ」の部分が素晴らしい。オール関西弁で描かれていることもあり、質のよい夫婦漫才を観ている気分。「なんでやねん!」って、視聴者としても突っ込みたくなる。てか、作者はノリツッコミ好きですね(笑)

ラブ、の部分では、小泉さんが可愛かった。身長高くても、モデル系の美人ではなく、デカイ上に乙女ゲー好きでおバカな、色々残念な彼女だが、何気に一途で、純粋で、不器用で、がんばり屋なところが良い。特に、大谷を好きと気付いた後のがんばりは、見てて応援したくなった。女子力高めの友人のちょい間違っているアドバイスに耳を傾けつつも、「どうせウチみたいなデカイ女が、こんなんやってもアカンやん。てか、おもろいやん。」と、自分を客観視して自虐に走りつつ、(あまりに的を射ているので)それを友達も上手くフォローできず、だんだんダークサイドに落ちていき、一周回って吹っ切れる感じが、個人的にはツボでした(笑)

そういう意味では、大谷君にはちょっと不満が残りました。まあ、悪い奴ではないんだけど、小泉さんに対して鈍すぎだし、ヒドイ態度とりまくりで、正直、イラッとしました。これは、リアルでもそうなんですが、男で、自分の「可愛さ」を自覚して利用してる奴は、自分の「格好よさ」を自覚して利用してる奴より、だいぶ嫌いです。まあ、大谷君の場合、本当は格好良くありたいと思ってて、可愛さを利用しつつも苦悩してる描写があったんで、そこは良かったかな。いずれにしても、少女漫画原作って、ヒロインは好きになれても、メインの男が好きになれないことが多いです。まあ、私が男だからでしょうね。

色々ありますが、面白いことは間違いないです。原作漫画は、少女漫画の中では一番好きですし。ラブコメのコメ寄りが好きな方なら、間違いはないでしょうね。サブキャラも、(みんな何かしかで残念ですがw)かなり良いキャラそろってますよ♪

どうでも良いのですが、作者の中原さんは関ジャニ∞が好きで、大谷君の元ネタは渋谷すばるさんだというのは、ファンの中では結構言われているみたいですね。

でも、私は昔、大谷君=T.M.Revolutionの西川さんを思い描いてましたw 親友の中尾君は、よゐこの有野さんで、ライバルの遥はウエンツ瑛士さん。台無しですね(笑)
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 21
ネタバレ

暇つぶし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

息ピッタリな凸凹カップル万歳

身長が高い事がコンプレックスな小泉さん。
身長が低い事がコンプレックスな大谷くん。
周りからは、オール阪神巨人と揶揄される程息の合った名コンビ。
異性として意識していなかった大谷くん。
ひょんなことから好きになってしまう小泉さんの奮闘記。
友達から特別な人への変異。何となく気になって、何となく好きになって。自分の生活が彼を中心に回り出す。

内容の方はいたって普通。というより、わりとイラッ☆(ゝω・)vっとするほど大谷くんが鈍感。
アホだけど、真っ直ぐで爽やかな彼は大変魅力的。アホだけど。
でも、何でやねん!ってツッコミたくなるレベルで恋愛に関して鈍い。
小泉さんが頑張っているのに、それをことごとくスルーしていく大谷くんに怒りすらわくレベル。
ただ、ずっと相方のように感じていたから、全くの想定外だったのだろうとは予想は出来ます。
これが敏感だったら話がすぐ終わっちゃいますしね。

結構ぐだぐだな展開ですが、会話のテンポは最高。
関西特有のボケ・ツッコミが終始光ってます。
完全にシリアス入りまーす的な展開でも、ボケが入ってくるのでそこまでモヤモヤした気持ちになりません。
それに、小泉さんの前向きな姿勢が大変気持ち良い。
普通なら諦めちゃうところなのに、頑張ろうとする姿にグッときます。
好きな男の子に、{netabare}「お前とチューするところを想像するのは面白いから無理。」 {/netabare}とか言われたらショック過ぎると思います。
でも、諦めず、ポジティブシンキン!で一途に想う彼女を見ていると応援したくなりました。
会話とか完全に大阪のおばちゃん。飴ちゃん食べる?とか普通に言いそう。
身長が高い女の子ってカッコ良いってイメージあるけど、小泉さんはすごく可愛いなって思いました。

また、あんまり男の子の嫉妬って苦手なんだけど、これは一味違いました。
散々振り回してた大谷くんの可愛い嫉妬にニヤニヤが止まりません。
{netabare}
イケメン教師の煽り方。それに反応する大谷くん。
そうこれが、これこそが、最高に『ハイ!』ってやつだアアアアア!
今までの小泉さんの頑張りを見せられている分、気分爽快。
そして、花火のあのシーン。∩(´∀`∩) ワショーイ∩( ´∀` )∩ワショーイ (∩´∀`)∩
{/netabare}
小泉さんが本当に可愛いと思える作品で大変満足。
周りのキャラもいい味出しているし、笑える明るいラブコメだなと感じました。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 2

jethro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

関西弁恐るべし

小泉リサは身長170cmの長身の女子高校生
彼女は事あるごとにクラスメイトで身長156cmしかない男子
大谷敦士と喧嘩を繰り広げており
身長差16cmの息の合った口論っぷりに
クラスの中でオール阪神巨人と呼ばれていた。
喧嘩友達から最高のパートナーへ
大阪の高校を舞台にした関西弁ラブコメディ

2007年制作の画角4:3のSD画質作品

ラブコメで男側の鈍感気質ってあまり好きじゃないのですが
本作の大谷君は確かに鈍感な面はありますが
それがストレスに感じる事はありませんでした。
なぜならば鈍感気質の質が違うからです。

大谷君と小泉を見ていて思ったのが
男女間に「友情」は存在するということ
いわゆる友達以上、つまり「親友」というやつですね
これって確かに他者から見れば
「そんなに仲が良ければ付き合っちゃえばいいのに」と
言いたくなるような状態だけど
当事者たちにとっては全くもって
「思いもよらない」事だったりするんですよね
物語の中では女の子側が最初に恋心を抱くようになりますが
大谷君は一心に親友への友情を貫いていきます。
この二人の気持ちの差異が、付かず離れず果てしなく続き
ニヤニヤ、キュンキュン状態の継続へと繋がっていくわけです。

「今まで、たくあん だったものが、いきなりカニにはならへんやろ」
最もです。

普通のラブコメだと告白→成就で物語は終わりますが
本作に於いては、シリーズ中盤以降ターニングポイントを迎え
「その先」が描かれます。
真骨頂とも言えるこの展開はラブラブベタベタではない所がミソ
関西弁の良さが遺憾なく発揮されるのも
むしろこの後半からと言っても過言でないと思います。

とはいえ、関西弁恐るべし
もやもやした感じがないというか、ハッキリしてるというか
実に清々しい
こう思うのは私が関西圏でないからなのかも知れませんが
たった一人の新任教師以外全て関西弁で固められており
関西弁ラブコメ以前に、関西弁アニメな訳で
これだけ関西弁で固められた作品は他に
「じゃりん子チエ」くらいじゃないでしょうか

ラブコメ作品の中でも充分 傑作の部類に入る
もっと評価されるべき作品です。

蛇足
白石涼子さんが主役を演じていたら・・・いやいや
岡村明美さんも十分魅力的です。
(白石さんの関西弁キャラ発掘以前の作品だから仕方ないか)

蛇足でした。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 5

71.6 6 コンプレックスアニメランキング6位
ワンダーエッグ・プライオリティ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (288)
902人が棚に入れました
「高校教師」「家なき子」「高嶺の花」ほか話題のドラマを多く世に送り出した、脚本家・野島伸司さんが初めてアニメ作品の原案・脚本を手掛けるオリジナルアニメーション。監督は「22/7 あの日の彼女たち」キャラクターPV、「僕はロボットごしの君に恋をする」アニメーションPVの監督他、数多くのアニメ作品に携わる気鋭の演出家・若林信さん、アニメーション制作は「空の青さを知る人よ」「約束のネバーランド」などのCloverWorksが手がける。2021年1月より日本テレビほかにて放送予定だ。

声優・キャラクター
相川奏多、楠木ともり、斉藤朱夏、矢野妃菜喜
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

(視聴開始10秒で思う) あ、これ、適当に観ちゃいけないアニメだ。

[文量→特盛り・内容→雑談系]

【総括】
テーマは、どストレートに「いじめ」。それに付随する、「不登校」「自殺」。

はっきり言って、かなり重いアニメです。観るのが疲れます。過去に、いじめられた経験がある人なら、胸にズシンとくるだろう描写もあります。

それでも、クオリティの高さは確かです。

私の最近の視聴スタイルとして、「クールの始めに、1~3話くらいまでをまとめて観て、切る作品を決める」のですが、本作は、視聴開始10秒くらいで、(作画や演出等から)「これ、適当な気持ちで観ちゃいけないアニメだ」と直感し、1度、視聴を止めました。そして、全話放送後、腰を据えて観ました。

もし本作に興味があったら、負荷が強いアニメなので、じっくり時間をかけて観ることをオススメします。私は、2話以上一気に観るのはムリでした(笑)

ちなみに本作は、「途中」で終わります。数ヶ月後にこの続きがあるみたいなので、アニメそのものに対する感想は、そちらに書きます。この、レビューでは、いじめや不登校に関する私見を。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
先日、「学校に通っている人はロボットに見える」との理由から「不登校系YouTuber」になった少年が、(ほぼ通学していない)小学校の卒業証書を破り捨て、「中学校には進学しない(不登校を続ける)」と宣言したという記事が、Yahoo!のトップページに載っていた。

その少年は、「死ぬこと以外はかすり傷(だから不登校は大した問題じゃない)」と言っています。

それに対して、こんなコメントがありました。

「死ぬこと以外はかすり傷、というのは正しい言葉だと思いますが、それは、人とぶつかり合い、傷つき、それでも立ち上がった人の言葉です。かすり傷すら負わないように生きている人の言葉ではないと思います」

ど正論だなと。

このコメントを借りるならば、本作の4人の少女は全員、「死ぬこと以外はかすり傷」と言える資格があると思います。

物語は途中で終わっていて、評価が難しいアニメですが、この傷つき、戦う4人にそれぞれ、救いがあって納得感があって既視感のない(そしてSFもしっかり回収)、そんなラストが用意できているなら、本作の評価は爆上がりですね。

さて、この直接的なアニメを観た以上、いじめについて書かなければならないかな。

私は、いじめられたことはありませんが、学級の大半から無視されてた時期はあります。小学校4年生くらいの時です。

「それはいじめじゃないのか?」と思うでしょうが、まあ、客観的に観ればいじめなのでしょうが、私はプライドが高くて、「自分がいじめられてる」という状態が許せなかったので、、、

とりあえず、自分を無視しているクラスメイトを、片っ端からぶん殴っていきました(笑)

まあ、小4にしては身体がでかく、剣道で鍛えていたのはラッキーだったのでしょう。無視はすぐになくなりました(勿論、男子しかぶん殴っていませんが、4人目くらいで、他の皆も無視をやめましたよw)。

ようは、「いじめっ子(首謀者)」より、自分の方が怖く(面倒くさく)なったということでしょう。小学生のいじめなんて、しょせんそんなもんです(以降、無視はなくなりましたが、危険人物として避けられましたw)。

ちなみに、その首謀者が、保育園から一緒の幼馴染みで、自分の人生で一番最初に(3歳くらいで)できた友達だったと知ったのは、二十歳を過ぎてからですね。

私自身、もう忘れていたくらいですが、ある同級生と久しぶりに呑んでいたら「実は」と謝られました。曰く、皆も「何でそんなことしなければならないんだろう」と思いながらも、裏では彼が色々やってて、それが怖かったらしいです。

彼は、いわゆる「陽キャラ」でコミュニケーション力が高くて友達も多い。学級のムードメーカーみたいな存在でした。私は単純に昔馴染みの友達の1人として、「頼りになるな~」「凄いな~」と思っていたのですが、そんな彼がまさか皆から「慕われている」のではなく、「怖がられていた(から友達風の奴が多い)」だけで、実はメッチャ嫌われていたことを大人になってから知り、自分がいかに鈍感だったか、何も分かっていなかったかを痛感し、逆に笑えました(笑)

ちなみに、そんな彼はもう地元の呑みには呼ばれなくなりましたね。大人になれば、怖いとかないし。

ちなみにちなみに、クラスの大半が私を無視している時でも、毎日一緒に登下校していた、実家の三軒隣に住むA君は、今でも唯一の親友で、めっっちゃ良い奴です。ガキの自分が折れなかったのは、彼の存在が大きかったのかもしれませんね。

さて、本作はかなり直接的にいじめを取り扱っています。

詳細は余談にありますが、私は、昔より今の方がいじめがひどい、とは思っていません。質はともかく、数は間違いなく昔の方が多かったと思っています。マスコミが報道するかしないかの問題かなと。

いじめについて、昔と今で違うことがあるとすれば、昔はピラミッド型、今はダイヤモンド型と呼ばれていることです。

ピラミッド型とは=ガキ大将型。一部の強者(ピラミッドの頂点)が弱者(ピラミッドの底辺)をいじめるという構図。

この時、いじめられっ子は多数派であり、いじめらっ子同士の連帯感があります。ちょうど、ジャイアンにいじめられる、のび太やその他モブ達が悩みを共有できるという構図に近いですね。

それに対してダイヤモンド型(菱形)とは=数の暴力。ダイヤモンドは中心部分が一番面積が大きい。集団の中で数として最多なのは、「普通」の人。上位と下位は少人数。ダイヤモンド型のいじめは、多数派が少数派をいじめます。この場合、劣等生も優等生も等しくいじめの対象になります。普通(目立たない、はみ出ない、空気を読めること)こそ正義。

ドラえもんに例えるならば、主要キャラになれないモブ達が、のび太も出来杉君もいじめることになります。金持ちのスネ夫も、美人のしずかちゃんも、いじめの対象になるかもしれませんね。

ピラミッド型は、それが腕力であれ学力であれ、「力」がある者がいじめっ子になるのですが、ダイヤモンド型の場合、何の「力」もない「普通」の奴らがいじめっ子になるため、「数の力」(見てみぬふり)しか頼る部分がない。よって、いじめられっ子は少数派となり、孤独に潰されそうになります。

この「いじめられっ子同士の連帯感の有無(孤独になること)」が、昔のいじめ被害者と、今のいじめ被害者の違いと言われています。

さらに、LINEなどコミュニケーションツールが発達したことで、いじめっ子が隠れて連携でき、24時間いじめを行えるのが、現代型のいじめの特徴です。

こういう、現代のいじめの特徴を色濃く、直接的に反映しているのが、本作。

愛は「オッドアイ」という、超少数派。それに加え、イケメン先生に贔屓されているという嫉妬も加わります。7話で「アンチ」が出てきた時、「いじめられっ子はヒーロー」ということを言っていましたが、ある意味で的を射ていたと思いました。

まあ、いじめられる側からすれば、ふざけんなよ、ですがね。

また、愛が登校を再開した後、いじめられなくなったという描写は、凄くリアルだと思います。なぜなら、人が1人死んでいるから。いじめっ子達はビビったことでしょう。自分が逮捕されるのではないかと。

いじめっ子とは、本質的に弱い存在です。「弱い犬ほどよく吠える」と言うけど、正にそれ。自分に自信がなく、他者を貶めることでしか自分を確立できない。

そして、想像力が欠如した、平和ボケ。

以前、テレビ番組のなかで、千原ジュニアさんが、「街中でイキッてる奴いるけど、あいつら、めっちゃゃ強くないとつじつま合わないよな。相手がナイフもってて刺しにきても、余裕でかわせるくらいじゃないと、あんなにイキれないよな」

と言っていましたが、本当にその通り。いじめて、それでただで済むと思っています。「人を呪わば穴二つ」という言葉を知らないのでしょう。バカなんです。

これも詳しくは余談にあるけど、いじめは犯罪なので、いじめっ子にはきちんとした制裁が必要だと思います。ただしそれは、自分が死ぬとか相手を殺すだとかそういうことではなく、きちんと法律に則った方法で。ボイスレコーダーでも、スマホでも良いから、証拠を持って。

私みたいに、周りをぶん殴るというのは極端な行動としても、いじめっ子なんて強くも怖くもなんでもないです。だから、いじめられている人は、あんな雑魚共に屈せず、司法を味方につけて下さい。正義は、自分にあるはずです。

ちなみに、完結編の予想?を少し書くと、彼女らは最終的に皆救われてほしいのですが、それには、マザー・テレサの言葉がヒントになってくると思います。

彼女は、「私は多くの人を救っていると言われますが、逆です。私が多くの人から救われているのです」と言っています。つまり、人を救うことで、自分自身の心が救われるという感覚。

前述の「人を呪わば穴二つ」と真逆の考え方ですね。

彼女らは、エッグを通してたくさんの人の心を救ってきました。もちろん、それは自分自身の目的のためではあるのだけれど、事実として、たくさんの人を救ったことで受けた、感謝の気持ち、得た自信、自己肯定感。繋がれた、友達。

弱いのではなく、優しい彼女らは、他人の心の痛みを考えられるから、傷つくし、攻撃する側に回れない。そんな彼女らが、そして、彼女らのような視聴者が救われるようなラストを期待しています。
{/netabare}

【余談 ~「いけにえの教室」から転載~】
{netabare}
昔あにこれで、この「いけにえの教室」のレビューを書くのが局地的に流行り、その時に書いたレビューを転載します。

私以外でも、何人かのレビュアーさんが、それぞれに「いじめ」に関する私見を書いていますから、興味があったら覗いてみて下さいね♪

↓以下、転載内容

まず私が言いたいのは、「今の子供達は、ここまでバカでもないし、タチが悪くもない」ということです。

このような事案が0だとは言いません。もっと酷いこともあるでしょう。でも、それは本当に一部のことであり、総体として、今の子供達が昔の子供に達に比べ、明らかに人間性が低いとは思ってほしくないです。私感ですが、いじめは昔の方が酷かったように思います(本当に私感です)。

今は、いじめが多いんですか? 酷いんですか?

これは、少年犯罪にも言えます。今の子供達がダメ? 本当にそうですか? それは、マスコミに作られたイメージではないですか? 懐古主義ではないですか? 警視庁の統計を見ると、少年犯罪の件数は勿論、犯罪率も基本的には過去から右肩下がりです。

高度経済成長期の日本はどうだったのでしょうか。ゴミは捨てっぱなし、川の水は汚い、街角で殴り合いの喧嘩はする……例えばそんなこともあったのではないでしょうか。私、個人の見解ですが、日本人の「モラル」は、特に子供世代においては、むしろ高まってきているんじゃないかと思います。

また、本作では、教師が超無能に描かれています。

本当に今の先生が無能かと言えば、正直、疑問です。生徒は勿論、先生方(学校)も頑張っていると思っています。確かにダメな教師もいます。でも、この国の教育は先生方の献身と良心で成り立っている部分もあるように思うのです。

OECDの調査でも、日本の教員は世界の教員の中でぶっちぎりで一番働いていることは明白になっています。給料も特段に高いわけではありません。学力に関しては、GDPにおける公的教育費の割合と学力は基本的に比例していますが、日本だけが異質。日本のGDPに占める公的教育費の支出額の割合は3.2%と、OECD加盟国で最下位(2014年)なのに、学力は大体ベスト10以内で頑張っているのが日本の教育です(とはいえ、このような劣悪な環境で、しかも世間から尊敬されず、アニメでまでバカにされるような魅力のなさでは、よい人材が集まらず、先生の質は下がっていくでしょうね。学力世界一のフィンランドは、博士号をとらないと先生になれず、給料や待遇もよく、子供がなりたい職業1位が教師らしいです)。

このアニメは、現代の子供たちや教師の悪い部分や一部の例を、これでもかと誇張して描いているアニメに感じるんですよね。

と、なんか、ちょっといじめの描写が極端で、(私は基本的に、近頃の若者は的な考え方には反感をいだきがちで)やるせない気持ちになったので、感情的になってしまいました(苦笑)

とはいえ、教育アニメとして、一定の役割はあろうかと思います。ただ、そのメッセージのひとつが「あなたも誰かをいじめたら、いじめ返されるかもよ」では、ちょっと寂しい(決して教育的ではない)。まあ、痛烈ではありますが。

このアニメがうすら怖くて、胸くそ悪くなることには激しく同意なので、このアニメをみて、一人でもいじめに対しての嫌悪や恐怖を抱き、ひとつでもいじめがなくなることを切に願います。

あと、学校現場から、表面的にでもいじめがなくなるためには、以下の言葉が指針となると思います。

『いじめを無くすには、いじめ、という軽い言葉をなくせば良いと思う。いじめ、ではなく、「暴行」「虐待」「恐喝」「殺人」という言葉を使う。いじめは立派な犯罪なのだから、いじめっ子は犯罪者と言う。犯罪という言葉を使い、罪の意識を重くすれば、いじめは減ると思う。』

by 美輪明宏

……激しく同意ですな。さらに言えば、もしいじめられたら、とっとと被害届出して、警察が動く仕組みにすれば良いと思います。「いじめをしない人間に(心を)育てる」のは教育の役割ですが、「いじめをしたこと(行為の結果)に責任をとらせる」のは司法の役割です。

もしいじめで自ら命を断ってしまうくらいなら、警察の力や裁判所の力を借り、いじめっ子の人生に痛恨の一撃を加えてやればいい。遺書でリベンジなんかしなくても、十分に勝てる。今はボイスレコーダーでも隠しカメラでも何でもある。したたかに証拠を集め、出るとこ出てやればいい。

(私はあまり思わないが)もし、いじめっ子の将来まで考えたい(前科をつけたくない)なら、義務教育の間は親に責任をとらせても良い(罰金とか)。いじめを助長、隠蔽する動きがあるなら、教師や学校を訴えても良い。

勿論、いじめられている子どもが精神的に追い詰められ、そんなことが思い付けない情況もわかる。だから、親でも教師でも、周りの大人が遠慮なく訴える。また、訴えるぞと警告できる。訴えがあったら事件性の有無に関わらず警察が動いてくれる。そういうシステムを、雰囲気づくりを、国が率先して行えばやってやれないことではない。学校現場に警察が介入することをタブー視する、教師の努力放棄だとする論調を捨て、むしろ英断だと評価する世論があれば良い。

勿論、それがいきすぎれば、「弱者の強迫」や「国家統制」など、別種の問題を引き起こすかもしれない。でも、いじめによって心に深い傷を受けたり、命を失ってしまうことを考えれば、まだマシかと思う。

そのぐらい、私はいじめが嫌いです。まあ、過激な意見なので、賛否はあるだろうけれど。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
作画良いな。オッドアイだし、不登校だし。いじめ。心の傷とか、そういうこと? 見て見ぬふりをするか否か。なるほど、いじめられたのは自分ではなく、友達か。カラコン、つければ? 

2話目 ☆4
OP、巣立ちの歌か。卒業式の歌で、一番好きなんだよな~、日本語の流れが美しい曲。先生、お母さんとデキテル? いじめを見過ごしてきたくせに、てところかな。今度は、先生がトラウマ。

3話目 ☆4
新キャラ。明るいけど、影がある。がっつり、リストカットを映したアニメは初めて観たな。担任、そっちかい。それ、小糸ちゃんが死んだのは、沢木先生が手を出したから? リスカの位置が、細かい。外側ではなく、内側なのは闇が深い。でも、アイドルだから人目につきにくい二の腕の内側。

4話目 ☆3
ママ、糞過ぎるだろ。男と女の自殺は違う。んなことないと思うけど。

5話目 ☆4
女でいたい毒親ね。なんで私を観るの?(笑) なんか、この4人の友情が深まるのを、誰かが死ぬ前フリとしか思えないな(苦笑)

6話目 ☆4
友達ができたからな。リカ、悪役やってやってんだよ。重いな~。

7話目 ☆4
アンチね。虐められっ子が、ヒーローか。まあ、その流れだろうけどさ、いやいやいやいや、先生も母親もクソだろう。タイミングが違う。子供が苦しんでいるこの状況で、それはない。普通は卒業後、せめて、学校復帰してからでしょう。かなり突っ込むな~。実際、あるしな、連れ子への虐待。ここで学校に行く。先生を、好きなの? 通り雨、なんて、そんな素敵な比喩、とっさに言えるか(笑)?

8話目 ☆4
りか。なかなか闇が深い。悶々はやらしい(笑)。そりゃ、自殺者が出れば、誰ももういじめないだろ。パパ活(笑) 笑いながらする話ではないよな、酔っ払い。共依存。どちらもいない。妄想しちゃうんだよ、逆に。リスカは、ムリに止めたら止めたで、危険なんだよね。宗教か。守られる者、守る者。超電磁ヨーヨー(笑)

9話目 ☆4
ねいる、いわゆる試験管ベイビーか。どんな風に生きたいか。寿、アルビノでオッドアイ。アカ、裏アカ。

10話目 ☆4
男子だと思われ、男子から告白。絵描きとしてが本当の夢。とりあえず髪伸ばせば良いと思うけど、それで女子と見られるのが悔しいというのもあるんだろうね。LGBTは複雑だよな。「体の性は男、心は女、でもレズとして女子が好き(だから普通の恋愛に見える)」とかもあるみたいだし。剣道部の顧問、剣道家の片隅にも置けないクズだな。死の恐怖。トラウマ。

11話目 ☆4
フリル。ここにきて、新しい要素というか、本題に入るか。

12話目 ☆1
よく分からんが、ここで終わりか。一応、後で完結させるみたいですが、やはり、ここを最終話とするなら、この評価です。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 23
ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

伝わらない、野島イズム

長いこと待たされた特別編、やっとOAされました。

野島伸司さんらしいというか、なんというか
  う~~~~~ん…………
この人ぐらい『やりたいことが明確なのに理解されない』タイプって、
そうそういないのではないかと思います。

本作もそうなのですが、
野島さんの脚本の多くは重く、痛々しく、時には陰惨でさえあります。
彼は視聴者である若者に対して、
大人がひた隠しにするものを隠そうとしないんです。
(だからPTAとかにぎゃんぎゃん言われたりもするのですが)

人生、お花畑の中だけを最後まで歩いて行ける人はめったにいません。

挫折したり、理不尽な暴力や悪意に苦しめられたり、
努力を揶揄されたり、愛するものを奪われたり、酷い妥協を強いられたり、
騙されたり、裏切られたり、人間扱いされなかったり。
リアルに目をやれば、
いままさにそういう『裏の現実』にさらされている若者が大勢います。

野島さんは、そういう若者たちに中途半端な慰めなどせず、
むしろそういう現実を包み隠さず突きつけたうえで、

             それでも生きろ

というメッセージを作品の中で叫び続けている方です。

{netabare}
本作のタイトルが、そのまま彼の『言いたいこと』に直結しています。
ワンダーエッグ、直訳すると『奇跡の卵』は、
作中に出てくる不思議な卵だけでなく、
なんにでもなれる『無限の可能性を持った若者』にかかっています。
そしてプライオリティ、その若者が最優先で成さなければならないのは、
作中でも明言されていますが
              生きることです。


いじめ、裏切り、教師のパワハラ、同性愛、レイプ、性同一性障害、
まるで三面記事のオンパレードのごとく、
無慈悲な現実にさらされて自死を選んだ子供たちが次々と登場します。

だけど、何があっても野島さんはその死を肯定しません。
それを肯定する声を、断罪し続けます。

生きていたらこんないいことがあるよ、なんて無責任なことは言いません。
ただ『ミテミヌフリ』や『アンチ』をくだらない小者に描き、
次々と爽快にぶった切っていきます。

そしてフリルは『自死の背中を押す第三者』の具象化です。
その存在を前面に出すことによって、
あなたは本当に自分の意志で死にたいの、という問いを投げかけます。

パラレル・ワールドというのは、
  あなたは今よりずっと良いようにも悪いようにもなる、なれる
という無限の可能性を示唆しているように受け取れます。

そして特別編では、ねいるが『あっち側』に行ってしまい、
桃恵は戦意喪失して白旗をあげ、
共にフリルと戦った仲間たちは自然消滅してしまいます。

それでも、アイは最後に『復活』します。
理不尽な自死に対し、
自分の意志で、たった一人で抗い続けることを決めたのです。

          たとえ一人になっても生きろ、戦え。

それが本当に野島さんの言いたかったことではないかと、僕は愚考いたします。
{/netabare}


ねいるはどうなったのかとか、フリルとの決着、
四人組は復活するのか、小糸の自死の真相はなんだったのか、など、
特別編で積み残した課題はたくさんあります。

だから二期なり劇場版なりがあっても不思議ではありません。
むしろある『べき』なのでしょう。

だけど、野島さんはもう言いたいこと言っちゃってるので、
次が『ない』なら『ない』で、
それはもう仕方ないかなあ、と僕は秘かに思っています。

それに、たとえ第二期があったとしても、
野島さんが伝えたいことが
視聴者に届きそうな気がまったくしませんし。

届かないだろうと予想する理由は、大きく分けると三つあります。

{netabare}
ひとつめは『ギミック盛り過ぎ』。

アニメファンに関心を持ってもらおうとしたのか、
全体的なエンタメ性を意識したのか、
プラティだのAIだのパラレルワールドだのワンダーアニマルだの、
いろんなギミックが、これでもか、と詰め込まれています。

だけど、1クールものでここまで詰め込むというのは
  やはり『盛り過ぎ』ではなかろうか、と。
実際、伏線すら回収しきれなかったわけですからね。

いかにもそれっぽいものを配置しすぎちゃったおかげで、
あっちこっち目移りして焦点が定まらず、
逆に根底にあるものが見えにくくなっちゃっている気がします。


ふたつめは『脚本の字数多すぎ』。

野島さんってネットドラマなどで30分枠ちょこちょこ書いてるんですが、
それってだいたい、実尺22~3分ぐらいあるんですよね。
だけどアニメの30分枠って、
ABパ-ト合わせても、実尺20分しかないんです。
それなのに、これまでと同じ分量書いちゃったのかな、と。

だから「テンポがいい」と言えなくもないのだけれど、
どうしても『タメ』と『余韻』にとれる尺が少なくなって、
重い話がさらっと流れちゃっているんです。

作品が扱っているテ-マの重さから考えても、
最低一割、あるいは思い切ってぐらい三割ぐらい字数減らし、
ダイナゼノンぐらいの『間』でやった方が、
どっしりと見ごたえのある作品になったと思います。

 ただし、これは野島さんのせいではなく『監督の責任』です。

 野島さんは、あくまでもアニメは初めての方です。
 彼の言いたい内容を表現するには何枚(文字数)ぐらいが適切なのか、
 あらかじめきちんと伝えておくか、
 上がってきた原稿にリテイクをかけなければなりません。
 決定稿の責任は、すべて監督にあります。

 若林信さんは、この作品が初監督だそうです。
 だからそこまで気が回らなかったのか、
 あるいは野島伸司という名前に気後れしたのかはわかりませんが、
 はっきり言って、大チョンボです。


そしてみっつめ、これが最大の要因なのですが、『ミスキャスト』。

はっきり言って、
メインヒロイン四人では楠木ともりさん以外、
野島さんの脚本を演れるだけの実力がありません。

主役の相川さんは、まだ高校生。
別に若いからダメだということではありませんし、
『ちはやふる』の瀬戸さんみたいに、
回を追うごとに目覚ましい進歩を……と期待したのですが、
最後まで『ちょっとカンのいい高校生』のままでした。

あとの二人、斎藤さんと矢野さんは、
年齢こそ楠木さんより上だけれど、もろ、歌手・アイドル寄り。
テンプレに毛が生えた程度の芝居しかできてません。
ただ『それっぽい』だけで、
少なくとも僕の耳には、痛みもつらみも伝わってきませんでした。

  野島さんの脚本にこのキャスティングは、ないわ。

ただでさえ、前述のように文字数が多くて『タメ』の作りにくい作品です。
ゲストで入った実力派の役者さんたちも苦労していました。
それなのにメインを彼女たちに任せるのは、荷が重すぎました。

ですから正直、誰に対しても感情移入しづらかった、です。

それぞれが『痛み』や『やりきれなさ』を抱えているのはわかります。
だけどそれが全部、軽く感じられるんです。
それはそっちの話だよね、みたいに割り切れちゃう。

最後、アイが復活したときも「あそう、よかったね」みたいな。

せめて楠木さんをアイにあてていれば少しは違ったのでしょうが……
四人が会話していても全然引き込まれないし、
なんかもう作品全体が『他人事』みたくなっちゃっていました。

 これも、監督の大チョンボです。
 楠木さん含め、四人ともみんなSMEがらみのキャストですが、
 グループ会社なんだから、
 楠木さん以外はぜんぶ蹴っ飛ばしちまえばよかったんです。
 それをせず首を縦にふった段階で、
 この作品の失敗が決してしまったと言っても過言ではありません。


{/netabare}

おすすめ度としては、限りなくCに近いBランクです。

映像はすごく素晴らしいですし、
大切なことを伝えようともしてくれているのですが、
いかんせん、伝わりにくい、伝わらない。

ふつうに流して見てたら
  野島は結局なにが言いたかったんだ
みたいな感想しか出てこないだろうと思います。

いろんな伏線を投げっぱなしジャ-マンのまま話を畳んじゃったのも、
アニメなれした方にはマイナス要素かと。
もしも二期があれば、それは回復いたしますが……どうなんだろう?


ただ、レビューでは野島さんを非難する声が多いようですが、

     それは違うだろ、どう見ても監督責任じゃん。

初監督で経験不足だったのか周囲の圧力にびびったのか、
詳しいところはまったくわかりません。
だけど監督は、出来上がった作品が全てです。
  野島さんの世界を届けるだけの力量がまだ備わっていなかった
という評価は、避けることができないんじゃないかと。


これに懲りず、
野島さんにはこれからもアニメに挑戦して欲しいと思います。

  もうね、人のカタチすらしていない『マンガ映画』はうんざりなんです。

もちろん、アニメ専業の作家・脚本家さんのなかにも、
素晴らしい方がたくさんいらっしゃいます。
野島さんにも、時々でいいからその輪に加わってもらい、

  ジャパニメーションの発展に貢献していただきたいと、
  心から願う次第であります。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 22
ネタバレ

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

普遍的な名作になり得たかもしれないのに・・・。

タイトルのとおり、普遍的な名作となり得るスペックと可能性を秘めた作品と感じた。
が、最終的にアリはアリだが、もう少し深掘りできた可能性を活かせなかった印象。
ただ、それでも全体的な雰囲気と作品のスペック自体は相当高い。

私は、相変わらず某アベマなTVでまとめて放送されたものを視聴しての感想なのだけれども、
この作品、とある方のyoutubeを拝見すると、最終話の放送回を遅らせて、特別編として放送する旨を告知の上、実際に特別編が放送されたとのことだ。
で、そのお方も仰ってられたように「なんで延長した最終回の半分を振り返り回にしたんだよ」との印象は私も持った。
とてももったいない時間の使い方と感じた。
その30分があれば、もっと物語を深掘りできただろうに・・・と言う意味でだ。

以下、今から、オッサンがネタバレの要素と自身の妄想も含めたきもい表現をします。
{netabare}
この物語、ある意味非常にデリケートでセンシティブな話題「自○」と言うものをキーとしているポイントがある。しかも、対象となっているのはいわゆる「少女」たち、そしてその自○の原因として描かれる理由もまた、様々(物語的には、本当の「理由」があるとされるが)。
この自○の理由となるエピソードも、この現代では望ましい事ではないが、確実に存在し、これもまたセンシティブでデリケートで胸糞悪いものだ。

さらにメインの主人公たちもまた、いわゆるところの「少女」たち。
この少女たちが、自身の現状に悩みながら、さらには戦う理由にも迷いながら、それでも自分の生き返らせたい人の為に、どこかの魔法少女のように戦いに巻き込まれていき、さらには、昨今流行りのAIネタまで登場してくる。

これらを物語の流れの中で「ワンダーエッグ」をキーツールとして繋げていく。
この多彩な要素を含む物語を終盤までは、いや、一応最終盤までも何とかまとめていたのは大したものだと思う。
途中までは「これどうまとめるんだ?話数足りるのか?映画でもつくんのか?」と本気で思っていたくらいだし、私的に。

そもそも、これらのセンセーショナルなワードを多く含み、その主人公たちが「少女」となれば、丁寧につくれば大抵の場合興味をそそる物語にはできると思う。
男女平等、ジェンダーフリーが叫ばれる中で、こういう表現はいかがなものかとは思うけれど、
いわゆる「思春期の女性」の持つ、幼さ、大人と子供の間の不安定さ、ミステリアスさ、はかなさ、力強さ、微妙な色気、美しさ、可愛さ、etc・・・。
この時代の女性を表現する言葉は数えきれないほどあるだろう、
オジサンの今もってしても、当時の自身からみても「そういう季節の女性」が大変魅力的にうつるのは否定しようもない。
これは、洋の東西、古今を問わずこの年代の女性が主人公となった文学、映画作品などに名作がある事からも明らかだろう。
そういうテーマとして扱いたくなる素材であるという事だ、
そういう、魅力的な素材を使っているのだから、そこにこれだけのエッセンスをぶち込めば、良くも悪くも興味深い作品にはなるものだ。

と、素人的には思う。


{/netabare}

この作品、
物語は本当に心が苦しくなるシーンもあったが、ユニークで面白かった。

この辺りは野島伸司が脚本となれば、納得のいくところ。
この彼が、いつからかドラマにも「コンプライアンス」が侵食して、僕のような物書きは翼をもがれた感覚で、より自由度の高い場所を模索していました。今回、アニメの世界を描く場をいただき、本当に久しぶりに楽しかったです。
と語っていることから、こういう意味でもドラマよりも少し羽を伸ばして脚本を書いたことがうかがえる。

これどうなるんだろうという興味がそそられたし、実際、進んでいく物語の中で主人公の少女たちの成長(使い古された安易ないい方だなぁw)が見て取れる。
実際は、成長と言うより「(気持ち、目的を含めた上での)変化」と言う方が印象に合っている気はするけれど。
途中から、物語の裏(真相)のエピソードが語られると、なお一層この先に興味がそそられた。

そして、作画は本当に綺麗に丁寧に描かれており、美しかった。
クオリティとしては映画並み、と言ってもいいのではないだろうか。
私的には、キレイな作画が視聴の原動力となるケースが結構あるので、そういう意味では素晴らしい求心力を持っていたと思います。

声優優さんたちも、キャラに合っていて素晴らしかったと思う。

また、音楽もノスタルジックな雰囲気をもちつつ、作品の世界観とはほんの少し、意図的にずらした感じ(う~ん、EVAで翼をくださいが流れた感じ?)がギャップが活かせていたと思う。

キャラもそれぞれが、それぞれの思いと影と明るさと・・・闇、色々な表情、個性を持っていて魅力的でした。
それぞれがそれぞれの意見と行動をし、それでも友達になれてよかったと言っている姿がほほえましかったです。

だからこそ、最終話でもうひと頑張りをしてほしかった。
どうすればよかったのかはわからないんですが、やはり振り返りTIMEで時間を費やしたのはもったいなかった。
ここで、少し手を抜いた感が・・・いや、頑張りきれなかった感が生まれてしまったのはもったいなかったと、本当に思います。


この作品、ジャンルは違うかもしれませんが、
「マギカ」のように名作の一つとして記憶に残る作品になり得た作品ではないか、と私的には思っています。
作品のクオリティとしては十分そのレベルには達していると思うのです。
現在の終わり方でも、それは揺るがないとは思うのですが、もうひと頑張り、もうひと頑張りしていただければ・・・と言う思いが残ったままなのは残念です。

少々、心に苦しい要素も含む作品なのですが、
観る価値はある作品だと思います、機会がありましたら、ぜひご覧ください。

好きか嫌いか?はい、好きな方の作品でした。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 19

68.7 7 コンプレックスアニメランキング7位
フラグタイム(アニメ映画)

2019年11月22日
★★★★☆ 3.6 (90)
328人が棚に入れました
誰とも関わりたくない、関われない。人付き合いが苦手な森谷美鈴は、3分間だけ時間を止められる高校生。ある日彼女は、時間が停止している間に、クラスいちの美少女・村上遥のスカートの中を覗いてみたが、なぜか村上には時間停止の力が効かず、秘密がバレてしまう。お詫びとして森谷は、村上の願いを何でも聞くと約束するが…

声優・キャラクター
伊藤美来、宮本侑芽、安済知佳、島袋美由利、拝師みほ、梅原裕一郎、田所あずさ、高橋未奈美、佐倉綾音

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

それは刹那の夢だが、二人にとって確かに実在した時間…

この作品の原作は未読ですが、「あさがおと加瀬さん。」を手掛けられたスタッフによる作品であること、そして伊藤美来さん、宮本侑芽さん、知佳ちゃんたちが出演されていると知って視聴を楽しみにしていた作品でした。

公式HPやwikiでも主な登場人物として紹介されているのは上記3人だけですが、物語には島袋美由利さん、田所あずささん、高橋未奈美さんやあやねるも出演されています。
公式HPではこの作品に対するコメントも寄せられているので、気になる方は要チェックです^^


"3分間だけ、あなたのことを好きにさせて。"

誰とも関わりたくない、関われない。
人付き合いが苦手な森谷美鈴(CV:伊藤美来さん)は、
1日3分間だけ時間を止められる高校生。

ある日彼女は、時間が停止している間に、
クラスいちの美少女・村上遥(CV:宮本侑芽さん)のスカートの中を
覗いてみたが、なぜか村上には時間停止の力が
効かず、秘密がバレてしまう。

お詫びとして森谷は、村上の願いを
何でも聞くと約束するが…


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

ほんの出来心…すら無かったのかもしれません。
今回時間を止めたのは急にクラスメイトから声を掛けられたから…
そして、きっとこれは彼女にとって初犯では無かった…

これまで時間を止めている間に彼女が何をしていたかは分かりません。
今回はたまたま足の赴いた先に、クラスいちの美少女である村上遥が存在していただけのこと…

村上遥は美少女というだけではありません。
勉強もできるし、何よりいつも彼女の周りは友達で溢れているんです…
自分とは真逆なんだけど、とても森谷にとってとても気になる存在だった…

きっとスカートの中を覗く動機なんてこの位しか無かったのではないでしょうか。
でもこの一歩を森谷が踏み出さなかったら、村上遥との接点は永遠に無かったでしょう。
踏み出すことの大切さを痛感する場面です。

一方、物語の方はまるで薄氷の上を彷徨っているみたいな感じ…
不安定で、何度も同じところをループして…
でも仕方無かったのかな。
頭の中で何度シミュレーションを繰り返しても導き出される答えは禁則事項だけなんですから…
「言わなきゃ本音は伝わらない…」
そんなの頭で分かっていても、身体が動かせない時だってありますからね。

だからこの作品は残酷で優しい…
自らが動かないと本当に欲しいモノは手に入らないと突き放すのに、一歩踏み出した相手の気持ちの受け止め方がとてもしっくりくるんです。
一番欲しい時に一番欲しい場所に手が差し伸べられるみたいな…

無限にある選択肢の中で「たったひとつ本当の自分」を見つけ、保ちつづけるのは簡単なことじゃない。
誰かをがっかりさせたくなくて、皆に求められる自分を演じ、
少しずつ積もっていく息苦しさに気付かない振りをし続けるうちに、
いつのまにか自分が判らなくなっていく——。

佐藤卓哉監督のコメントの一部を抜粋させて頂きました。
出会った頃の森谷と村上の関係性が確かにこうだったかもしれない…
けれど、お互いがお互いの「気付き」に昇華し、これまでの自分と決別するために踏み出した一歩は、甘酸っぱさを通り越し、相応の熱量すら感じられました。
相手のこと、そして自分のことをちゃんと見ているからこそ紡がれる言動の数々…
きっとこれが青春なんでしょうね^^
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、森谷美鈴(伊藤美来さん)、村上遥(宮本侑芽さん)による「fragile」
元々はEvery Little Thingさんの楽曲ですが、お二人が奏でるハーモニーは心底綺麗だと思います。

上映時間が約1時間程度の作品でした。
割と短めですが、物語は濃厚なのでしっかり堪能できる作品だと思いました。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 14

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

淡い百合映画を観に行ったつもりがガチの青春SF大作で我らアニヲタ同盟から絶賛の嵐です!!!

2013年から2014年にかけて秋田書店の女性向け漫画雑誌とWEB誌で連載された、さと先生の青春ガールズラブコミックを『あさがおと加瀬さん。』の佐藤卓哉監督率いるスタッフと元A-1Picturesから独立したティアスタジオが制作した59分の中篇映画


森谷美鈴はコミュニケーションが苦手な女学生
何故かは自分にも解らないが3分間だけ周囲の時間を止めて自由に動ける能力を有しており、バツの悪い事が起こるとすぐ時間を止めてしまう逃げ癖があった
ある日、時間を止めた世界でふとした気の迷いから優等生で人気者として有名な村上遙のスカートの中をこっそり覗いてしまう
しかし止まっているものだと思っていた村上は実は停止した時間の中でも動く事が出来た
森谷を「変態」とからかった村上は秘密を共有する仲となった森谷と彼女の時間停止能力に興味を示しだす…


『あさがお』のヒットで味を占めたぽにきゃんが同じ様に60分で出来る百合モノを模索していた中、何故か5年も前に完結したマイナーなマンガを原作に持ってきた
まず一番に驚いたのは何よりも原作者のさと先生本人でしょう
「何故?今アニメ化?」と
60分で纏めるにはちゃんとした起承転結のドラマが必要でしょうし、わざわざ劇場に足を運んで貰う為にもキャッチーな導入が欲しかったというのがプロデューサーの寺田さんの思惑
佐藤監督と『あさがお』スタッフで組む事が前提だったので、監督は初め難色を示しつつも、ご自身が得意とするSF路線でドラマチックに仕上げる方向で脚本をお書きになられ、それを勝手知ったる『あさがお』スタッフが丁寧に丹念に映像化したという印象です


今作には青春SFとしての主軸が存在します
具体的に申し上げますと“時間停止能力”と“停止時間の中で動ける能力 ”が彼女らに発現した理由が明白に描かれている事
そしてそれが思春期の少女特有の悩みや葛藤から発現に繋がるモノである事です
ここからは仮に停止時間を「フラグタイム」と呼称させて頂きますね


何が言いたいのかお判りいだだけますでしょうかw
つまりこの作品のフラグタイムって『青ブタ』の思春期症候群と同じと言って良いはずなんです


原作と同じニュアンスなのかは原作未読の為、よく分からないのですが、少なくともアニメではフラグタイムの中で動けるのが村上だけである理由と、物語後半で森谷のフラグタイム能力が薄れ消えゆく理由、がハッキリとしていますし、その原因が彼女達の内面にある事も描かれているのです


『あさがお』の様に百合を丁寧な【恋愛感情】として描いた作品もアリですが、今作は【思春期の少女達の繊細な感情と傷の舐め合い】を、百合というシチュエーションで描いているというワケです


だから『あさがお』の多幸感を求めて劇場に足を運んだ方は後半の鬱屈とした展開に期待を裏切られる事でしょう
逆に僕の周りのSFファンからは大絶賛されております


特に『あさがお』と同じレベルの映像美やrionosのしっとりとした劇伴に加え、森谷を演じた伊藤美来と、村上を演じた宮本侑芽の耳触りが良くて等身大の少女を感じる芝居が載った状態は素晴らしい


今作のシナリオ、別に百合じゃなくて普通に男女カップルやBLでも成立しますし、なんなら『初恋ロスタイム』ともシナリオが似ているので実写でやってのける事も普通に可能で、特に偏って描かれてはいない普遍的なテーマ性を感じます
ですが【あえてソレをアニメで百合にした】という所に美しさを感じます
そういった意味で『あさがお』と同等かソレ以上に上品な作品であると評したいと思います


佐藤監督とぽにきゃんは来年初夏には遂に志村貴子作品の劇場アニメ化に着手した様で、こちらにも俄然期待が湧きますね

投稿 : 2022/12/03
♥ : 7

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

フラグタイムの意味は?

視聴理由 特になし

視聴前 百合かな

視聴後 う、うmm-?

この話は3分間だけ時間が止められる少女の話
ジャンルは百合・学園
ええとこれはイチャイチャする百合ではなく、マジなほうです。そしてちょくちょく男子が出てきます。あまり百合については分からないのですが、完全に女子のみじゃないと受け付けないという人もいるらしいので一応言っときます
内容です。全体的なことを言うならば「惜しい」という感じです。
テーマは良く、終盤になりにつれシリアスになってきます。さすがに戦闘はおきませんが、考えさせられるようなシーンがちょくちょくでてきます。百合というのは比較的にシリアスシーンになる傾向がありますが、時代が立つにつれてジェンダーうんたらかんたらでそういったシリアスシーンもなくなってくるんでしょうか。
しかし、テーマが良いとは言ったもののあまりすっきりしません。なんか曖昧なまま終わってしまいます。まぁ百合作品の特徴の一つでもありますが、終わりをぼかすことで先の展開を視聴者に想像させる、という手法を使っています。
この手法はラストではなく作中に言いたいことがちりばめられていることが多いです。なので最後に期待するのではなく、作中の会話一つ一つに注意の目を向け、ラストの曖昧さに対応するのがこの手法の楽しみ方です。この手法を否定するつもりは無いのですが「好きじゃない」という方の意見もわからないこともないかなぁという感じはします。個人的には割と好きですよ
さて話がずれてしまいましたがラストが曖昧だと何が起こるかというと「全く何が言いたかったのかわからなかった」か「中盤が一番盛り上がった」の二択になってしまいます。かけですね。制作側もかけですが、視聴者サイドもそれ相応の覚悟も必要です。さらには内容のシリアスさも加わり、胸が痛くなるような作品となっています

タイトルを英語表記するとfrag time 直訳すると「いやな上司を殺す時間」絶対違う。しかしfragというとそのような意味しか...
もしかしたら「脆い」という意味のfragileかな。fragile time略してfrag time。
もしくは「破片」という意味のfragment.fragmet time略してfrag time的な?まぁ両方かけているんでしょうかね。脆くも断片的な面でしか時間という概念を感じることができない、ということならば内容にもあいますし、そういうことにしときましょう。ありがとうgoogle先生

監督・脚本は佐藤卓哉さん。stay night(スタジオディーン)のシリーズ構成を担当した方ですね
キャラクターデザインは須藤智子さん。今作が初のキャラデザだそうです
劇伴はrionosさん。私の好きな「さよ朝」の主題歌を作編曲・歌唱した方ですね。
制作はティアスタジオさん。なんここを制作したところですが、今逆に話題ですよねwまさかの従業員に給与未払いの「夜逃げ」をして今叩かれてますよねw

作画は普通でした。トンズラしたのは(今はもう死語なのかな)社長だけなので直接かかわったアニメーターさんの安定した作画を楽しんで下さい
持田香織さん作詞、菊池一仁さん作曲m谷口尚久さん編曲、森谷美鈴さん(伊藤美来)、村上遥さん(宮本侑芽)歌唱の「fragile」
まさかのEvery Little Thingがくるとは...忘れたころにやってくる名曲。
声優さんは良く、演技に力が入っていたと思います

総評 夜逃げ制作の百合作品。見る際は覚悟をともに

投稿 : 2022/12/03
♥ : 7

70.1 8 コンプレックスアニメランキング8位
バキ 大擂台賽編(Webアニメ)

2020年7月6日
★★★★☆ 3.6 (61)
250人が棚に入れました
「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)連載の原作「刃牙」(バキ)シリーズは、地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙(はんま バキ)と“地上最強の生物"と呼ばれる父・範馬勇次郎(はんま ゆうじろう)との壮絶な死闘を軸に、さまざまな格闘士たちの闘いを描いた大人気格闘漫画。アニメ「バキ」の最凶死刑囚編は、2018年にNetflixにて配信された後、同年にテレビ放送された。2020年内に配信される予定の第2期・大擂台賽編では、引き続き監督を平野俊貴さん、シリーズ構成を浦畑達彦さんが務め、アニメーション制作をトムス・エンタテインメントが担当する。

声優・キャラクター
島﨑信長、大塚明夫、大塚芳忠、保志総一朗、雨宮天、緒方賢一、小山力也、飯塚昭三、幸野善之、川津泰彦、遠藤大智、蓮池龍三、石川ひろあき、星野貴紀、池田知聡、滝知史、銀河万丈、青山穣、手塚秀彰、安元洋貴、中尾隆聖、古谷徹
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

途中参加はいつでも可能な仕様です

原作はところどころ虫食いで


原作の内容は記憶の彼方。アニメは死刑囚編でデビューしその流れで続編に該当するこちらを視聴。
元はNetflix。最近こればっかですね。中国に渡ってさっそくの1DAYバトルトーナメント参加ということで全編戦いっ放しです。


元々アニメは2001年4クールかけて放送された『グラップラー刃牙』を第1作と位置付けており、シリーズ25周年を記念しての第2作においての1期が『バキ最凶死刑囚編』。2期が本作『バキ大擂台賽編』となります。読みは“だいらいたいさい”。

名目は中国武術最強の称号“海皇”を決めるChineseのための大会なんですけどJapaneseやAmericanが特例参加するという意味不明さ。整合性を求める諸兄に視聴はオススメいたしません。
一応、“父親超え”なるオイディプスコンプレックスの亜種みたいな主人公バキの想いが中核となる物語ではあります。があまり重視はいたしません。
そもそも私がこのテの作品に求めるのは


 {netabare}民明書房刊臭{/netabare}


民明書房とは、大正15年(1926年)に創業された出版社であり、幅広い専門書籍を精力的に出版し続ける奇書・怪書の代名詞として好事家・趣味人に広くその名を知られているやつ。野郎の知的好奇心を満たしてくれる稀有な存在。


{netabare}「俺は今までボクシングには蹴り技がないと思って生きてきた」by主人公(第6話){/netabare}

{netabare}はい。ボクシングの蹴り技とは何か?を解説いただくだけで充分。{/netabare}そんな作品です。

その意味では、1期死刑囚編と比べマイルドになってました。刺激に慣れて麻痺してるのかと言われるとそうでもなく、1試合が短く駆け足で、いい意味合いでの“無駄な溜め”がない。場面場面でもったいぶれないわけです。その分中弛みはありませんが全体に作品自体がフラットで起伏のない印象。
求めるものが何かにもよりますが、当方の尺度に照らし合わせると物足りなさを感じる2期でした。
OPは1期に引き続きGRANRODEO。好きなノリ。EDも悪くないっす。



※余談

■中国四千年

作中連呼されてた常套句。増えてません?私が子供の時の記憶より千年上乗せされてます。
トランプと習近平の対談時

ト「五千年?」
習「いや三千年」
ト「エジプトは八千年だってよ」
習「エジプトのが“少しだけ”古いっすね」

なるほど。誤差という感覚なんですね。
元はみんな大好き『キングダム』の秦“兵馬俑”があって考古学的発見や新解釈など学術的なあれやこれやで延びてったとのことです。だが知り合いのchineseに言わせると、日本の皇紀が二千ウン百年なら三千年と言うさ。なんならオマケでもう千年。メンツだよ、と。さらに最近はお隣半島の五千年に対抗し六千年説がぼちぼち聞かれるようになったとのことです。さすが“白髪三千丈”の世界ですね。

別にこれといったこだわりはないのですが、できることなら子供の頃より慣れ親しんだ“三千年”でお願いできませんかね?どうも“四千年”だとしっくりこない昭和生まれ。


■備考

{netabare}全13話。というより12話+1話。
#1-#8中国編→#9-#12アライJr戦。そして再凶死刑囚のその後顛末を追い続編に含みを持たせた1話分。それで終了。こりゃ続編あるね。{/netabare}



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2021.07.20 追記

『バキバキ強刺激ッッ』

サントリーとのコラボがジワる。木場駅でのプロモだったり本気でこういうことやるの好き!



2020.10.03 初稿
2020.11.06 タイトル修正
2021.07.20 追記

投稿 : 2022/12/03
♥ : 22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

何だかんだいって面白いのが不思議な格闘技漫画原作のアニメ

原作漫画は『グラップラー刃牙』から数えて何作続いているんだか良くわからないし、現在シリーズのコミックス単行本が合計何冊出ているのかも良くわかっていませんが、とにかく今も週刊少年チャンピオンの看板になっている格闘技漫画(?)シリーズ作品が原作のアニメです。

ちなみに本作の原作『バキ』はシリーズ2作目の連載です。

そして『バキ』の中では前作(2クール)から数えて本作は2期目に相当します。ですがどこかでシリーズのどれかの漫画を目にして地下闘技場戦士のレギュラー陣を漠然と知っていれば、たぶん前作を観てなくてもあんまり気にしないで視聴可能だと思います。

タイトルになっている「大擂台賽(だいらいたいさい)」というのは作中に出てくる100年に一度開催される中国武術の頂点を決める大会で、本来は「海王」という称号を持つ武術の達人のみが出場を許され、優勝すると海皇を名乗ることができるという海王の頂上決戦のはずでした。

そこに毒に侵された主人公、範馬刃牙を烈海王が「解毒治療のために」連れて行くという字面で見ると意味不明な理由で、それも刃牙のみならず地下闘技場の戦士たちがこぞって出場するという得体の知れない前半のストーリーですが、大真面目で何かをやるとギャグに見えるという体(てい)でとても面白いです。

100年に一度の大会のはずなのに前回優勝の郭海皇(かく かいおう)が現役として出場しているというのも凄くて、なかなかキャラが立ったお爺ちゃんなのであります。

そして後半は刃牙の恋人である松本梢江に横恋慕したモハメド・アライJr.が梢江の恋人の座をかけて刃牙に挑む、はずが「どうしてこうなった」という斜め上展開でストーリーが進んでいきます。これもあまりの超展開に(原作も読んでたはずなのに)笑ってしまいます。

誰にでもお薦めすることができる作品でもないような気もしますが、刃牙は他作品でパロディーのネタとして使われることも多いので本作か前作あたりを観ておくのも悪くはないかもしれません。

個人的にはかなり楽しませてもらいましたが、ストーリーはあってないような物なので高得点はつけられませんし、作画にしても特に良いわけでもないのでやはり高得点にはなりません。

でも評点以上に私個人は面白かったですよ。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 17

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

1対1の戦いを繰り返すだけなのに飽きさせない、かなり笑える格闘バトルアニメ

人間離れした強さを持つ男たちが戦いを繰り広げる、格闘バトルアニメ。全12話。
物語は、2018年の「バキ 最凶死刑囚編」の続き。毒で絶命の危機にあるところを中国へ運ばれた刃牙が、体調の回復しないまま、中国武術界最強を決める100年に一度の大会「大擂台賽」(だいらいたいさい)に出場する、みたいな流れ。前作の感想には、面白いからもっと観たいような、残酷だからもう観たくないような、微妙な気分になる、といったことを書いたのですが、結局今回もまた観ることにして、そしてやっぱり面白かったです。ストーリーは、基本的に1対1の戦いをひたすら繰り返すだけなのに、キャラの強烈な個性や、強さを説明する様々な「ほら話」などによって、観るものを飽きさせない手腕はたいしたものだと思います。特に、寂海王や郭海皇の試合などは、馬鹿馬鹿しくて笑わせてもらいました。作品の後半では、刃牙とマホメド・アライJr.の対決を描いていますが、戦いが盛り上がったかどうかは別にして、EDの映像にもあるような、刃牙の彼女である梢江をめぐる争いなどはやはり笑えて、これはこれで面白かったです。また、残酷描写については、なんでもありのストリートファイトが多かった前作よりは、大会での試合が中心の今作のほうが、若干マイルドで観やすくなっていたように感じました。
作画、声は、問題なし。音楽は、OPもEDも、適度に下品で荒々しい感じがして、この作品にぴったりでした。
最後まで観終わって、笑えるところがたくさんあって、とても楽しめました。すでに、この続きも「範馬刃牙」というタイトルでアニメ化が決定しているようで、また観るつもりですが、個人的には、残酷描写はほどほど程度だといいな、と思っています。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 4

70.8 9 コンプレックスアニメランキング9位
シャインポスト(TVアニメ動画)

2022年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (100)
219人が棚に入れました
「世界中の人達にアイドルを大好きになってほしい!そのための輝く道標……それが、シャインポストだよ!」大きな夢を抱くも、小さな成果しかあげられないアイドルユニット『TiNgS』の玉城杏夏、青天国春、聖舞理王。彼女らに救いの手として用意されたのは、曰く最強マネージャー、のはずが……「僕、マネージャーはやらないよ」現われたのは、まるでやる気のない男、日生直輝だった。だが、彼には一つ特別な力が備わっていて……?これは、絶対アイドルを目指すため、君と少女たちが光り輝く物語。
ネタバレ

TaXSe33187 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ガワは素晴らしい

ザ・アイドルアニメって感じのやつ
物語冒頭のライブシーンが素晴らしいクオリティ

3DCGと手書き部分を織り交ぜるのが本当に上手い
遠景でダンサーが並ぶ壮観さや、立体的なカメラワークの迫力、
アップにしたときのキャラの可愛らしさが完璧に表現されていた
このシーンがアニメとしての一番の山場と言っていい

クオリティの高さは「アイドルとしての下手さ」を描くのにも活かされてる
ちょっとしたバラつきや姿勢の違いが滑らかな動きの中で描かれていて、動きの説得力は非常に高い
それだけに脚本部分の拙さが目立ってるとも言える

{netabare}
ある種の王道、ベーシックなシナリオなのはいい
ベーシックなシナリオに自分なりの味付けをしているのもわかる
でも、そのベーシックを捻る手段が「アイドルの性格がおかしい」なのは…
明るく溌剌なキャラクターなのはいいけど、仕事相手に初対面からタメ口だのキミ呼ばわりだの普通に失礼

マネージャーの能力的に「元気で素直な子」の表現なのはわかる
でも、これって素直とかじゃなくただ人間関係に対する気遣いがないだけじゃない?
直向きさの演出ってつもりかもしれないけど、これじゃ考えなしにしか見えない
観客を呼べなくて助けて「もらう」側と思えない態度で、もう1話から嫌いになった

他の2人のうち、金髪はよくいる素直になれない的なキャラだから別にいい
テンプレ過ぎて特徴が無いけど、少なくとも悪い部分はない
もう一人はなんか雑なドッキリだかボケだかやってて普通にキツい
「売れないアイドル」って説得力はあるけど、逆に言うと売れそうな雰囲気が全く…

この2人はマネージャーの能力的にも完全なオマケ扱いみたいな感じなのも問題
というか3人のユニットなのに初っ端で特徴がないだのマジで売れなそうだのオマケだのって…
この2人を捨ててソロデビューでもさせる気なの?とすら思えてしまう
性格の悪いメインキャラと、シナリオ上眼中にないモブのユニットって感じで魅力がない

こういう無理めなキャラ付けで強引に話を動かす場面が目立つ
王道展開は王道らしくやるから輝くのであって、捻ったところで上手くいかないって典型
これならテンプレをそのまま踏襲したほうがよっぽど良いんじゃない?
少なくとも作画で盛り上げた期待値には全然見合わない

つーか社長肝いりのアイドルなのに9ヶ月で動員37人って、
社長に見る目がないかプロモーションが度を越して下手かのどちらかじゃない?
なんかドヤ顔でアイドルちゃん達を自慢してたけど、その自慢は自分の無能を喧伝してるだけでは…

声優の演技は一人だけアレだよね
というかほか二人がちゃんとした声優演技をできる人だから余計に浮いてる
これなら3人とも新人から用意したほうが良かったんじゃない?
演技になってないレベルの棒ではないんだけど、他とのアンバランスさで悪目立ちしてる

歌はまぁアイドルモノならこんなもんかな
冒頭のソロアイドルはちゃんと上手かったので問題なし
後半の挿入歌は、ほんとにただの挿入歌って感じで歌唱に惹かれる部分はなかった
アイドルっぽい曲だなーとは思うけど、個々の特徴が出てないから1話だけだと判断できない
それぞれの歌声、特に演技が怪しい子がどれだけ歌でポテンシャルを発揮出来るかがポイント
{/netabare}

せっかくガワはきれいに整ってるのに中身は全然駄目
脚本は最低限の出来だけしか期待できないけど、その分ライブシーンだけ楽しみにするかな

2話視聴
チケットの手売り、からの満員の定期ライブで片鱗を見せる
……ただし真ん中の子だけが

{netabare}マジで両サイドをモブにでもする気なのかな?
3人アイドルのセンターが魅力的、というのは大事な要素だと思う
でも、それの引き出し方が「両サイドのバランスの悪さをカバーしてる」というのは…
モブを捨て石にセンターだけ売るシナリオならある意味面白そう
まぁOPEDでさらにメンバーが増えてるから有り得ないんだけど

で、一番気になったのが「こんなすごい子どこで見つけてきたの!?」って台詞
この子達ってやっぱ見る人が見れば一目で分かる才能の持ち主なわけじゃん?
しかもダンスも歌もしてない、ただチケ売り中の目を見ただけで分かるレベル
そんな子たちをガラ空きのライブ会場で放置してた社長やっぱド無能だよね

マネージャーはなんで社長の審美眼を称賛してんだよ、手腕のなさにちゃんとキレろよ
「クビ寸前」「マネージャーでテコ入れ」まではいいけど「社長肝いり」で全部崩れてんだわ
設定を盛るならちゃんとバランスを考えて盛らないと、話の説得力がなくなってしまう

あとはマネージャーの手腕について
アレ延々根性論を語ってただけだよね?
そりゃ手売りに根性が必要なのは当然だけど、あの子達はその状況を1年近く続けてるわけじゃん?
となると問題は売り方か売る場所だとすぐに分かるわけだし、配布場所なんて事務所ですぐ確認できるよね?
人気アイドルのライブ終了に時間帯を合わせたたのはわかるけど、
そのことと分かりきった徒労をさせることは別の問題
それにライブ直前のアドバイスもふわっふわだし…

ライブパートに関しては、やっぱ作画は良い
3人のぎこちなさがしっかり表現されてて、一目見るだけで現状が分かる演出になってる
前回の練習風景をもう一度見せることも表現に一役買ってる

でも歌は正直微妙かな
というかマネージャーのドヤ語りやらアイドルオタクの寸評やら挟まるから歌の印象が薄い
「アイドルを育てる」という目線のアニメだからこれで正しいと言えなくもない
でも、そのために作中の盛り上がりを阻害されると…

あと、作画の頑張りに対して歌唱は思い切りCD用の収録音源使ってるでしょ
作画があんなに頑張って「未熟なアイドル」を演出してるのに、歌だけ変に安定感でて浮いてる
マネージャーの台詞のバックで流れてる時はともかく、キャラアップの時はちゃんと歌わせないと
ここもやっぱり作画に対して他のこだわりが追いついてないと感じる
{/netabare}

今のところはやっぱり作画だけのアニメ
歌は歌唱力も曲の質もこだわりや個性は感じないし、シナリオはお粗末
期待値を下げれば普通に見れるけど、期待されないアイドルって哀れだな…

4話視聴
{netabare}色々あるけど、とりあえず一番気になったのは「光る能力が邪魔」
これのせいで内容自体はシリアスなのに、話がものすごく安くなってる

嘘を見破れるという特殊能力によるキャラ付けが、作品としての個性になってない
「光った=反対のことを思ってる」というのが視聴者への言い訳に使われている
つまり、キャラ同士の絆や関係性を描く手間を省く道具という使われ方
お悩み解決に必要な「会話を通して本心を探る」という要素がなくなっている

マネージャーを主役にして話を進めるなら、この能力も役に立つはず
「ここで光る理由はなんだ?」を起点に、マネージャーが情報を集めて答えを探る一種の謎解きになる
4話のファストフード店での会話も、そうして集めた情報から本心や過去に繋げていける
でも、この話のメインはあくまでアイドルの女の子たちだから、マネージャーは裏方でしかない

能動的に使うべき「主人公的な」能力と、マネージャーという立ち位置が合致してない
そのせいで過去と、そこから見える悩みの核心を全部本人ひとりの回想で片付ける羽目になる
せめてマネージャーが声をかけてから回想に移れば多少は印象も変わっただろうに…

なんつーか光るシーンってアドベンチャーゲームの選択肢画面って感じなんだよな
女の子が光った瞬間「何を言いますか?」と選択肢を提示されて、
上手く答えたらイベントスチルを回収できるような…
「主人公がその能力でどうするか」という能動的・長期的な想定はしていなくて、
「主人公に正解を選ばせる局所的な小道具」みたいになってる
もう話として全然上手くないんだわ

主役じゃないため表立って動けないマネージャーは後手に回って、
マネージャーが動き出す時間を埋めるためにアイドルが勝手に脳内で回想をはじめて、
何も知らないはずのマネージャーが「光った」の一点で全て見抜いて、
事情を知らないマネージャーの言葉でアイドルが救われる
立場ごとの情報量の差を全然考えてない、ご都合というにもあんまりな流れ

マネージャー、というより人間関係って「嘘がわかる」の一点で済むほど安いものなの?
涙を流すど苦しい悩みは事情を知らない相手のズレた答えで解決しちゃうの?
そもそも「光ったことと逆のこと」というだけで答えを得た気になるって印象悪くない?

マネージャーの普段の態度も見透かしたような寒い空気が漂ってるけど、見せ場はそれに輪をかけて酷い
結局ふわふわした雑な一言で解決した感じになってるけど、実際の悩みに対する答えはだせてない
全て知った視聴者の目線なら一応理解できるけど、物語のキャラクター目線では話が微妙に成立してない
やっぱこの脚本は出来が悪いよね…

今回のライブシーンは良かった
前回の失敗と、それを乗り越える流れとして「下手な入り」で始まってくれた
軌道に乗ってからはしっかりとした歌に切り替わっていて、作画・CGと釣り合う場面になっていた
こういうシーンが作れるなら脚本以外は割と楽しめるかもしれない
まぁ肝心の楽曲に関しちゃ凡庸もいいとこで単品としての聴き応えは全然だけど…
{/netabare}

マネージャーの使い方を完全に持て余してる
主役に据えたいのか、脇役としてアイドル自身に答えを見つけさせたいのか、
立ち位置をちゃんと定めないとこっから更に酷いことになるだろうなぁ

{netabare}あの子社長のスカウトなのかよ!
てことはなに?自分がスカウトして肝いりでデビューさせて、
でもプロモーションに失敗してライブの動員ができなくて、
スカウトしたメンバーが失敗したことに対するメンタルケアをせず放置したの?
コイツどんだけ無能を晒せば気が済むんだ…?

「才能を見抜くすげー人」なアピールのはずが「才能を潰すヤベー奴」になってて笑えない
やっぱクビ寸前って設定まで盛ったのは失敗だよね
「嘘を見抜く目」もそうだけど、要素を盛るだけ盛って整合性や役割を考えてないのは…
この脚本家、普通に創作としての基本が出来てないタイプなんじゃねーの?
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 1
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

《全身全霊》アイドルアニメ!

【まえがき】
アイドルに関する独り言が長いので折りたたみw

{netabare}以前、中年になった元・昭和の女性アイドルたちが座談会にて、
若い頃、自分はお菓子作りとか全く興味ないのに、
雑誌プロフィールに趣味・お菓子作りとか載せていたと放言していた件が妙に印象に残っています。
が、私はそこに不快感は覚えません。
何故ならアイドルは虚像を飛ばして人々に夢を与えるものだと思っているからです。

アイドル(英:idol)はラテン語の偶像崇拝(宗教的な堕落を揶揄するニュアンス込)をルーツに持つ語句。
「アイドルはトイレに行かない」と言われた頃の往年のアイドルについては、
時に、アイドルを虚像と換言してまで、ブームの熱狂を相対化する言説がはびこったものです。

私は度々、会いに行ける群ドルより、カリスマ的なソロアイドル(本作でいうと“絶対アイドル”螢)の出現を待望しています。
これは近年の群ドルは距離が近すぎて、ファンもアイドルも現実と虚構の区別が付け辛い。
それに起因して、グループ内外で、嘘の扱いの不器用さから様々な問題が発生している。
手が届かない神格化できる存在に、現実と虚構を明快に線引して欲しいという願望が一因となっています。

まさに嘘はアイドルの核心なのです。{/netabare}


【物語 4.5点】
嘘を見抜ける主人公の男性敏腕マネージャーの登場という初回からシビれたアイドルアニメでした。

嘘付きが禍々しいオーラを放って見えるのではなく、輝いて見えるという設定がまた素晴らしいです。
嘘に塗れたアイドル業界に疲弊して、不人気アイドルTiNgSが所属する事務所に落ち延びて来た形のマネージャー。
ですが、決して全ての嘘を否定しているわけではなく、{netabare}ロケで苦手なピーマンを笑顔で食べる{/netabare}といった、
夢を壊さないための嘘ならば方便として認めている。
ただ、嘘をこじらせて真実を見失い、才能を発揮できずにいるアイドルたちを観察し、
{netabare}「アイドルは正しいことをするんじゃない。やりたいことをやるんだ」{/netabare}
などと的確過ぎる指示、助言(名言)を送ることで、背中を押してやる。
アイドルの核心を見事に捉えた、この設定、パターン。
スタッフたちが自分なりのアイドル論を突き詰めないと絶対に出て来ない。
そのアイドル愛に悶えます。


構成はグループの危機を起爆剤に、5人の主要メンバーを約2話ずつ使って掘り下げる。→転機→まとめ。
という典型的なアイドルアニメ。
が、足腰となる設定が強固なため、見知ったド直球な筋書きでも、心にズドン!と来るパワーがあります。
{netabare}TiNgS→TINGSで完全体{/netabare}という仕掛けもベタですがテンション上がりました。
アイドルアニメファンならば、杏夏→理王の{netabare}劣等感→覚醒{/netabare}コンボが決まる6話までにほぼ確実に落ちると思います。
と言うより、アイドルアニメファンなら見なきゃ切腹ですw

そして、本作で1クールアイドルアニメのメンバー数は5人が最適解との確信が一層、深まりました。
各人のアイドル志望のキッカケを“絶対アイドル”螢のワンステージに集約したプロットも、
シナリオ混線防止の観点からも、シンプルで良かったです。
「シャインポスト」の本当の意味でのタイトル回収もプロットの骨格として機能していました。


【作画 4.0点】
アニメーション制作・スタジオKAI

昨年、アニメ版『ウマ娘』2期のウイニングライブでも魅せてくれた同スタジオ。
放送中コロナ禍により延期を挟みながらも
(お陰様で私はギリギリ最終回までに視聴猛追間に合いましたがw)
CGも交えながら躍動感のあるアイドルステージを死守。
作画カロリーも然ることながら、来春、中野サンプラザにて、
これをライブで再現するキャストさんのカロリー消費量も相当なことになりそうです。

ただ、トップアイドルが絶望する才能などの違いについてはやや演出に頼った感。
そこを作画で伝わるレベルになればもっと突き抜けたという欲は残りました。

泣きの心情描写も手慣れたもの。
特に、涙を嘘で隠し損ねる表情。グッと来ます。


【キャラ 4.5点】
杏夏が「お茶目なジョーク大成功です♪」などと滑っていた序盤などは、
正直、このキャラたちで1クール押すのは難しいのでは?との懸念もありました。
が、彼女たちが見せるキャラクターは、本音をグループ、作品内外に覆い隠すための虚飾。
それらが引き剥がされ、虚実が一体化したアイドルたちの真実の輝きが眩しいです。

良作アイドルアニメに良ファンあり。
杏夏推しの古参ファン・トッカさん(CV.金元 寿子さん)。
推しに貢ぐだけでなく、ちゃんと苦言も送れるドルヲタの鑑。
ただ推しの晴れ姿に撃ち抜かれたら気絶するのがw
{netabare}中野サンプラザでも序盤で敢なく失神w
これ、推しが武道館にいってくれたら死ぬんじゃないかと心配になりますw{/netabare}
その他、勝負どころで、ファンたちがTiNgSを広める力になる描写。
ロケ先の色んな職業の方々が新規ファンになって行く流れも熱かったです。

敏腕マネージャー・日生(ひなせ) 直輝とは違った意味で凄腕なのが日生 優希・社長。
発掘した才能のためなら笑って嘘も付ける食えないお方w
若くしてついている杖の理由。詳述待ってます。

【声優 3.5点】
青春国(なばため)春を演じた鈴代 紗弓さんみたいな歌もいける声優さんもいれば、
聖武 理王(りお)役の夏吉 ゆうこさんみたいに当初から声優アイドルとして発掘、育成された方もいれば、
玉城 杏夏(きょうか)役の蟹沢 萌子さんみたいに現役アイドルからの声優初挑戦もある。

キャラの二面性を演じるには経験不足を感じる場面もありました。
が、アイドルグループ内の嘘も飛び交う悲喜こもごもを捉えた本作においては、
心情を理解しているであろうアイドル経験者の声には、時折、技術云々を越えた説得力も感じました。

某エピソードでは歌唱力も求められましたが見事にクリア。
{netabare}CV.夏吉 ゆうこさんの「Yellow Rose」。デパートで耳にしたら私も思わず足を止めると思います。{/netabare}


ただ、マイMVPは、主人公マネージャーを演じた山下 大輝さんの包容力がある落ち着いたイケボかなと。

【音楽 4.0点】
『ラブライブ!』シリーズ等にも楽曲提供してきた高田 暁氏・作曲・編曲のOP主題歌「ワンダー・スターター」を始め、
アイドルアニメソングとしては、変哲もないメロディ。
が、典型的な歌詞世界に隠された、
エピソードを見届けた視聴者だけが知ってるアイドルの本音。
というプレミア感が付加されれば心に染み込んでくる。
これもベタですがアイドルアニメの醍醐味。いとおかし。

楽曲として好きなのがHY:RAIN(ハイレイン)の「GYB!!」
嘘が上手すぎて自縄自縛するアイドルたちの中にあって、
HY:RAINリーダー・黒金 蓮は、突出して嘘が下手。{netabare}変装{/netabare}も下手w
クールなアレンジに乗せて“Get you back!”と直球で連呼する歌詞に、
不器用さが滲み出ていて、何か癒やされます。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 19
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

なぜかハマらなかった

{netabare}
たぶん今期のアイドルもので一番評価が良かった作品なのかな?
実際最近のアイドルアニメにありがちなキャラ多すぎ問題もなく、アイドルグループTINGSの成長と言うテーマを真面目に描いていた良作だったと思う。
けど、あまりハマらなかった。
自分でも何故好きになれなかったのかわからない、アイドル物嫌いじゃないし、キャラデザも好みだったし。まあ強いて言うならこの監督作品のキャラのノリが合わないというのはあるけど。

無理やり自分が合わなかった理由を好み以外の問題に押し付けようとしているだけな気もするけど、一応たぶんこれが合わなかった原因だろうなと言うのも書いておくと、キャラの行動が違和感あったことかな...。
理王の行動もちょっと行き過ぎていると思ったし、その後の話での晴やゆきもじの行動や処遇もちょっと漫画的すぎるように思えて、リアルなアイドルを描いた作品としては展開にフィクション臭さを感じてしまったのはある。
無理矢理人間ドラマを作ろうとしてる感?
だけど、そんな部分はおまけに過ぎなくて、仲間との高め合いからのキャラの成長といった軸の部分はしっかりと描けているし、結論上手くできていた作品ではある。

これだけは駄目だと思った点は、男が掘り下げ薄な割に万能すぎて少し気持ち悪さがあったのと、嘘つきが光る能力があまりストーリーに活きていないことか。まあ、これもこの作品においてスパイスでしかない部分だけど。

好み補正ありだと物語とキャラの点数が2.5ぐらいになるけど、その評価は違うと思うのでこれぐらいで。
自分の感想なんかより他の人が書いてる感想の方が妥当。
合わなかったけど、こういう真面目な作品は評価されるべきだと思う。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
初手ライブ。このハイテンションいいわ。巽かな?
何この透けブラ表現。気持ち悪い。異世界転生しそう。
思ったより悪くない。謎の主人公指名。ピッカピカで草。
嘘を見抜ける能力? お前つまんない嘘つくね。
嘘つき二人いるとか絶対ギスるじゃん。

2話 ☆6
OPいいな。ピカピカで草。男の描写をメインにしないと不味くない
このアニメは。孔明かな? さすがにそうはならんくない? 体目的。
アイドルオタじゃないから知らんけど。キモい客多いな。

3話 ☆7
主人公に特殊な設定があるんだからもっと主人公の方をメインにして欲しい感はあるな。ピッカピカで草。認知度大切。
tingsって前々からあったんだったな。
普通にセンターにしていくw 普通に面白いけどそこ止まりだな。

4話 ☆7
これ決して悪くないけどなんか好きになれん...。ノリ嫌い。

5話 ☆6
なんかこの男も完璧すぎて気持ち悪さあるんだよな。いい曲。

6話 ☆5
謎企画。ピカピカを大してストーリーに活かせてないよな。
これのギャグ顔嫌い。はい黒人激怒。ピーマンそんな苦ない。
これ却って足引っ張ってるやろ。
こんなことやってたらそれこそイメージダウンだろw
ちょっと行動が行き過ぎてて気持ち悪さがある。

7話 ☆7
シリアス回か? さすがに他人思いが行き過ぎててちょい違和感あるな。
ピカピカで草。期待してやれよ。歌上手いな。

8話 ☆6
ギスった。ピカピカで草。カード払いにしろ。強引な勧誘だなw
なんで今になってそんなに戻らせようとしてるw 本気出してないとは。
黒幕ムーヴ ピカピカで草。

9話 ☆8
クエかな? そういや前もそんなこと言ってたな。
なんでそんなん分かるん。これが過去回だと今気づいた。
わざわざそんな事のためにライバルになるってすごいな。
同じチームで追い抜く努力しても良かったのに。ピカピカで草。
やっぱ話はいいよねこれ。

9話 ☆8
上手すぎる人いても言うほど傷つくか? なぜ辞めた?
上手すぎるだけでそんなことになる?
辞める方がメンタル弱いだけじゃね?
実力あるのに仲間のために本気出してないとか現実味がない話だからあまり共感できない…。1人で無理なのに4人だと行けるの?
CMで先にこれから流す予定の曲流すなw
マネージャーと普通に会うんかい。
何で合わないんだろうなぁこれ
やっぱり大文字になるのね。曲いいな。これあと3話何するんだろう。
CGも、作画もクオリティ高いな。ルミナスにも分けてくれ()
さすがに最後のシーンはTINGSの団結力感じられて良かったな。
ある意味勘違いしてるハルを正した的な。

10話 ☆5
そんなに売れんのか?前回の回想の、晴についていけなかった人達だったりする? てか今更だけどこの作品のメインって晴の方なのね。
アイドルアニメでスポーツアニメみたいにライバルが描かれるのがあまり好きじゃないんだよな…。

11話 ☆7
話ずっと暗いな。怖い。本人たちの前でそれ言っちゃうの性格悪い。
杏夏曇らせ。まあ、真っ当にやってるアイドルアニメという感じはする。

12話 ☆8
マネージャーずっとサブキャラだったな。
結局自分が合わなかっただけで良作という感じはする。

曲評価(好み)
OP「ワンダー・スターター」☆6.5
ED「パレットガールズ」☆7
4話ED「一歩前ノセカイ」☆7.5
6話ED「Yellow Rose」☆9
1話挿入曲「TOKYO WATASHI COLLECTION」☆8
9話挿入曲「Be Your Light」☆8.5
10話挿入曲「GYB!!」☆7
12話挿入曲「On Your Mark!!」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 7

68.1 10 コンプレックスアニメランキング10位
佐々木と宮野(TVアニメ動画)

2022年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (50)
166人が棚に入れました
女顔がコンプレックスな腐男子の宮野由美は、ある夏の日、校内で喧嘩の場に遭遇してしまう。 勇気を出して止めに入ろうとしたとき、宮野の肩を押し留め、代わりに向かってくれたのはちょっとだけ不良な先輩・佐々木秀鳴だった。 それ以来、なぜか佐々木に気に入られてしまう宮野。 あろうことか「好きなマンガを貸してくれ」と言われ――!? そして佐々木は、瞳を輝かせてBLを語る宮野に、少しずつ惹かれていく…。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

丁寧なBL作品

BL作品、BL版あだしま的な?

{netabare}
別にBLが好きとかではないし、女でもないけど、この作品は面白かった。
話が良くてもBLだから不快に感じたら切ろうと思って見てたけど、基本的にBLといっても、男同士が好きになる程度で特にこれと言ったことはなかったので不快感無く見られた。作品全体の雰囲気もBLとはいえ、大抵コミカルな感じに進んでいくので日常系アニメとしての面白さがあり、BL好きじゃなくても楽しめるようになってた。
ただ、日常と言っても体感1話の1/5ぐらいはBL本の話をしている結構狂った日常だけどw

メインは男同士の恋愛の話だけども、それぞれがお互いを好きになる過程などの心理描写がすごく丁寧になされていたので、二人に共感できたし、恋愛要素がかなり上出来だったと思う。
最初は男を好きになっていることを受け入れられずに現実逃避するも、終盤で本当に好きなことを実感して告白という流れが実際のLGBTもこんな感じなんだろうなって感じですごく良かった。
というか、このアニメはBLとか関係なしに恋愛アニメとして良かったかな。
BLだからよかった、ではなく恋愛アニメとしてのいい要素が詰まってた。
どうでもいいけど、こういう丁寧すぎるぐらいに心理描写をやってる作品って大抵、LGBT系な気がする。

着せ恋よりもこっちの方が面白いと思ったあたり、自分やっぱりラブコメ作品よりも恋愛作品と言った感じの作品の方が好きなんだなってこれ見て思った。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
ホモ枠。ガチホモじゃんw 同人誌渡せ。
いやこれ面白いわ。美少女百合アニメと同じ感覚で見られる、ホモだけど。

2話 ☆9
どうどうとしてんなw 腐男子と言う単語を初めて聞いた。
学校で何聞いてんだよw 最後不穏。このアニメ好きだわ。

3話 ☆7
何の話してんねん。思いっきり落ちてんじゃん。

4話 ☆10
一生BLの話してるやべーアニメ。いやマジで何なんだこのアニメw
執着が怖すぎる。心理描写が丁寧だ。
どうしてもホモと言うことを否定したい主人公w
これはBL版やが君になれるかもね。

5話 ☆9
大胆な告白。ほんと丁寧だな。金髪w 反省文で免除ってw
電話の内容が追い打ちでしかない() 

6話 ☆9
このアニメみたいにな。男が好きって聞くとか直球すぎる
好きなこと認めてるし。やべーなこのアニメw 

7話 ☆8
BL脳 この世界ではBL読んでるのが普通なのか(困惑)
てかEDのイントロがハッピーストレンジフレンズ感ない?

8話 ☆9
触手w なんで女装するんですかねえ。はよ自分の気持ちに気づけ。
ホモに目覚めてしまった。

9話 ☆7
さすがにきつい。したい(意味深) ヤンキーカフェとはw

10話 ☆8
ホモしかいねえw そういやこのアニメ女は一人も出てこないのね。
負けるのかね。はよ告白しろw

11話 ☆8

12話 ☆10
やっぱいいなこのアニメ。結構ガチなホモだなw
これ二期あったとしたらきつく感じるかもしれないw 

曲評価(好み)
OP「瞬き」☆8
ED「いちごサンセット」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 4

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

あだちとしまむらの男版。爽やかで清々しい純愛BLアニメ

【紹介】
高校生の長身のイケてるグループ系イケメンが小さくて可愛い顔した内向的なイケメンにガチ恋するBLアニメ

タイトルが似ているから百合アニメ「あだちとしまむら」に似たやつかな?って思ったらBLバージョンでした。
最初からBL全開なので興味ない人はすぐに切りましょう

少しめんどくさい関係のあだちとしまむらよりもこっちのほうが爽やかでピュアな感じしますね。

【キャラクター】
キャラデザはBLにありがちな色気のあるデザインではなくちゃおとかの可愛い感じのデザインですね。
こういうキャラデザのBLって結構新鮮かも。
どうしてもBLで女性作者だから男性の仕草や口癖に女っぽさが入って気持ち悪いところちょっとあるけど
BL作品ではだいぶ控えめなほうで、BLの入門としてもよさそうです。

【作画】
女性向けのデザインと安定した作画。
エフェクトがかなり多くて大げさすぎでウケる。

【シナリオ】
ずっとピュアな感じのBLで癖がないので見やすい。

BLは別におかしくないじゃん?みたいな感じの世界観が好み分かれそうな部分。
BL好きな人には、周囲から祝福されない禁断の恋愛とか、BLに偏見あるのにそれでも踏み込んでしまう倒錯的な気持ちが好きな人もいると思うのですが、この作品はごく自然に恋愛が発展していく感じなので、どっちが好みかってことですよね。
ごく自然と言っても男性が恋愛対象なのかどうかって部分で悩むところはもちろんありますが。
同性愛に偏見の目がない世界観は現代の感覚だと変な感じだけど、教科書に出てくる偉人にも同性愛の人結構いますからね。

男子校がどんな感じか知らないけど、たぶんBLをオープンにしてる人はいないですよね?
女子同士だと女子校じゃなくても仲のいい親友と百合の境目って結構曖昧だから、男同士よりは外聞を気にしなくて良いと思う。

視聴者の好みはともかく相手が同性でも堂々と好きって言える世界はきっと幸せでしょうね。

【感想】
たまたま男同士なだけで、ほとんど普通の男女の恋愛アニメ見ているみたいな感じなのでBLが苦手な人だとそこが気持ち悪く感じるかも。
すごく爽やかでピュアな恋愛で良かったです。BLが苦手じゃないならおススメ!

投稿 : 2022/12/03
♥ : 13

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

普通

 
原作未読。

(全話視聴後)

リアルな男はこんな仕草しない…
そう思わせる描写が多いせいかファンタジー感が強い。BLとはそういうものなんだろうけど。終始ライトな雰囲気で考えさせられる部分もなく、ファンタジー男子のイチャイチャにキュンキュンみたいな人にはオススメ。

徐々に変化していく描写はいいと思うが、特に練られたストーリーではないし、知的な面白さは皆無なのでどうも物足りない。演出もワンパターン。それは逆に何も考えずBLファンタジーに酔えるシンプルさと言えるかも。

普通。この言葉がとてもシックリくる作品。

__________

(3話視聴後)

ものすごくオーソドックスなラブコメをBLにしてしまった感じ。胸がドキドキして顔がカアッと赤くなって、ふわふわほわほわ流れる空気が光っちゃう。

…でもキービジュアルのとおり男同士。ひとつ違いの先輩後輩。ときどき遠回しに肉体的な何かを想像させる描写もあったりなかったり。
同性をカワイイと思ってしまうことに戸惑ったり、相手が周囲からヘンな目で見られないよう気にしたり、まだライトながら同性ならではの悩みは描かれている。

作画はしっかり女子ウケ狙いしてるし、音楽もいいと思う。なのでBLを忌避しない人なら愉しく悶えながら観れるのではないか。

けどこういう時代なのに申し訳ないが、自分はキツめのBLや百合を観てると気持ち悪くなってくる。まだ内容がライトなので継続できてるが、今後深まってくると許容できなくなるかもしれない。

評価はあらためて。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 2

87.6 11 コンプレックスアニメランキング11位
サマーウォーズ(アニメ映画)

2009年8月1日
★★★★☆ 4.0 (4147)
21039人が棚に入れました
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。

声優・キャラクター
神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、仲里依紗、斎藤歩、富司純子
ネタバレ

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

【残念賞】ストーリー構成が雑すぎて冷めた

❏総評

細田守監督作品。
前作の「時をかける少女」が面白かったので見てみたけど
う~んちょっと物足りなかった。何かイマイチだった。



❏作品テーマについて

テーマは以下の2つ
「コンピュータに依存しすぎる社会への警告」
「(大)家族の絆、人の絆」

そしてこの2つのテーマを交差させたものが、この物語の骨組み。
コンピュータに依存した社会で問題が発生したけど、
家族の絆、人の絆があれば乗り越えられるんだ。涙。(←でなかったけどw)

テーマと骨組みは別に悪くない。いくらでも面白くできそうなテーマだ。



❏何故イマイチだったのか?

・2つの作品テーマを結びつけて、物語を収束に導くために不合理で必然性がない設定を多用しすぎ

・問題を解決したのは「家族の絆」ではなく「個人のスキル」の度合いが強いのに、
 映画は「家族の絆」で解決したような印象操作をしている

上記の2点により冷めてしまった。

一旦冷めた気持ちは温まることなくラストまで継続。


以下、具体的にネタバレ込みでダメなとこ書きますね
{netabare}


1. OZシステムにリアリティがない。

 これは技術的にハードルが高すぎて現実的に不可能という意味ではない。
 仮に技術的に可能だとしても、このようなシステムを多くの人が利用し、
 ここまで人々の社会の隅々にまで入り込むはずがないという意味だ。

 ツッコミどころはたくさんある。

 ・仮想世界に店舗を出すメリット、必要性が見いだせない
  (アバターがアバターの服を買うなど仮想世界内だけで完結するものは別として)

 ・社会インフラと仮想世界がつながるメリット、必要性が見いだせない。
  しかも、OZシステムがハッキングされただけでこの大騒ぎって、どんだけ脆弱なのかw
  普通はセキュアなシステムとは外の世界と繋がらないようにするものだ。
  だからこんなこと100%ありえないと感じてしまう。

 ・AIはゲームをしたいんだみたいな感じだったが、
  何故AIはそう思うのか?米国政府が興味を持つようなものがそんなんでいいのか?

 ・AIがアバターとして視覚的な存在になって、
  戦闘行為とかするのは非効率じゃないのか。(AIさん遊びたかったの?)

 ・アカウント乗っ取るとAIの戦闘力が増す意味がわからん、ハッキング技術があるなら
  数値調整すりゃいいじゃんw

 ・衛星落とすのになんでAIさん2時間くれたの?そのまま落とせよw


 設定担当の人にITリテラシーが無いか勉強不足なのかもしれないし、
 視聴者はITリテラシーが無いという前提で、わかりやすくするためにこのような表現になったのかもしれない。
 いずれにせよ、もうちょい煮詰めて欲しかった。



2. 家族の絆のおかげで問題が解決したのか?

 映画では一生懸命そういう風に見せようとしてますが、
 問題を解決したのは結局のところ「個人のスキル」です。

 AIと戦闘できたのも、池沢佳主馬の「スキル」だし
 AIに花札で勝てたのも、篠原夏希の「スキル」だし
 最後に暗号解いたのも、小磯健二の「スキル」だし
 AIを制御できたのも、陣内侘助の「スキル」なのだ

 ちなみにAI作ったのが陣内侘助ってのもOZシステムに負けず劣らず都合が良すぎで閉口。

 栄婆ちゃんが、色んな人たちに電話かけてがんばってたり、
 陣内家の男性陣が、仮想世界内でアバターでちょびっと助けてくれたりして、
 家族が最後一つになって雰囲気はよくなってたけど、
 問題を収束させる役にたったのかというと残念ながらほど遠いw

 花札のシーンで世界の人が協力してくれたのは唯一スキルではなく「絆」が
 役に立ったシーンですが、設定に必然性がなく冷めながら見てたので
 ここも感動が薄まった。

 このシーンを活かすには、
 例えばもっと前の場面で非協力的だった傍観者を伏線として描いておいて、
 そしてラストのここにきてようやくなんらかのきっかけで協力させるとかしないと薄いです。
 唐突すぎて「あ、助けてくれてありがとう。ややジーンとした」レベルwです。


 映画製作者は
 家族が一つになって問題解決したよーやった!→感動
 って方向に持ってきたいのに、

 こちらはスキルで解決しただけじゃん って思ってるので
 正直終始興醒め状態ですw

 スキルを身につけるのに血の滲むような努力をして、
 最後、それでAIを倒すのなら感動できるでしょうが、
 スキルで解決しても「すごいじゃん」って一人ぐらい若い子が言うだけで
 大家族の殆どはスキルの凄さを誰も認知していない。

 なんかこのレビュー書いてて段々腹が立ってきたw

{/netabare}



❏ささやかなフォローをしてみる

物語の進行中にいちいち設定で冷めながら見てましたが、
人物の表情や心理描や声優さんの演技に救われて、
他の面に関しては楽しく見れた。

なので上記でダメ出しは多いけど、時間の無駄とかにはならなかった。

さらに言うと設定の部分や絆の描き方に何ら疑問を持たずに見れたラッキーな人に
とっては素晴らしい作品だったのではないかと思う。


❏世間一般の評価

・観客動員数123万人
・Blu-ray Discは初登場5.4万枚の売上げで週間ランキング1位
・初動記録としては当時のアニメ作品歴代1位
・BD総合歴代2位
・同日発売のDVDも総合ランキングで初登場5.5万枚で1位
・同一アニメ作品のDVD・BD両メディアダブル首位
・シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門 (Gertie Award) 最優秀長編作品賞(第42回)
・日本SF大会星雲賞メディア部門(第41回)
・『金曜ロードショー』での地上波初放送視聴率は関東地区で13.1%
・『金曜ロードSHOW!』2回目の地上波放送。視聴率は前回を上回る14.1%

↑自分の感覚との違いにびっくり。
 何でここまでの評価と実績があるのか疑問。
 作品のプロモーションにお金かけたから売れただけなのでは?と疑念を払えないw

投稿 : 2022/12/03
♥ : 7
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

夏の清涼感たっぷりの作品です

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。


 初見でした。
 時をかける少女と同じ監督の作品とのことですが、随分違う描き方をしていたので驚きました。あまりフラグや考察ポイントを作らずに、ストーリーとテンポでぐいぐいと引っ張っていくような作品です。時をかける少女よりはより子供向けを目指していたのだと思われます。顔が赤くなる、鼻血が出るなどアニメ独特の表現をふんだんに取り入れているため、荒唐無稽とも思える設定(設備とか才能とか)も許せてしまうようになっています。面白かったです。鬱になるシーンもないのでまだ見ていない方はぜひとも気軽な気持ちでご覧になるといいでしょう。

テーマ:
 人とのつながりでしょう。家族との対面でのつながりを描いたのちに、黒電話によるアナログ感たっぷりの人とのつながり、ネットによる架空での人とのつながり。話が大きくなるにつれてつながりの質も規模も変化していくところは本作における見どころのひとつになっていたと思います。
 主人公におけるつながりの表現も良かったです。一人で食事をし、友達も一人しか登場しない主人公。最初に、訳も分からずにおばあちゃんに認められます。そして、ある人を「よろしくお願い」されることになります。最後に、とある家族とつながりを持つようになりました。ストーリー展開の規模に比べて随分小さなステップですが、確実に踏み越えていくこの描写は、夏の背景と合わさって清涼感たっぷりのエンディングを迎えさせてくれました。


疑問点・不満点:
{netabare}
①探査機の名前
 探査機のモデルは明らかですが、名前はオリジナルですよね?探査機のニュースは随所に出てきますが、襲われることには唐突な感じを受けてしまいました。探査機の名前が、過去のいくさや野球の対戦相手、地名などと同じであったり模してあったりすると襲われることも腑に落ちたかな、と思いました。裏設定があるのでしょうか?それとも見落としたかな?

②探査機のターゲット
 ターゲットが犬なのか家なのか、どちらか分かりませんでしたが、「なぜここに!?」というのはありましたよね。まぁ敵と認識したところに落としただけなのでしょうが説明不足な感じもありました。
 ①と関連するのですが、探査機の名前か犬の名前でこの違和感を解消して欲しかったです。おばあちゃんと犬のエピソードを入れてその中でフラグを立てておくのも良かったでしょう。犬の名前は作中で出ていましたが、確かほとんど意味のない名前だったように記憶しています。いずれにせよ、当然ここに落ちてくる、と視聴者が気構えておけるような理由付けをして欲しかったです。

③花札
 最後の花札のシーン、決め札がはっきりとは確認できませんでした。バトルの締めのシーンなので、決め札を「思い出の札」にすべきだったと思います。視聴後に確認したところ、雨四光に桜を加えた五光でした。つまり決め札は桜。ここだけはやや強い不満があります。サマーとタイトルが付いた作品で、桜で締めでは納得しがたいものがあります。名シーンであるだけに心残りとなってしまいました。

 では、決め札は何にすべきだったのか。花札には種類ごとに月が決まっています。五光に限っていいますと、松に鶴は1月、桜に幕は3月、ススキに月は8月、柳に道風は11月、桐に鳳凰は12月です。夏に対応する五光はありません(8月は秋です)。適当な候補がないんですよね。

 ということでストーリー上に五光のどれかにふさわしいシンボルを用意しておくべきだったのでしょう。ここで注目すべきは家族の象徴である鳥型の家紋です。家紋はおばあちゃんの背中で強烈に印象付けられるのですが、その後使われたのは敵を閉じ込めるシーンだけです。家族の象徴なのにこれだけなんてもったいないように思えます。
 鳥を模した家紋なので決め札は鶴が妥当でしょう。作中の家紋の鳥(おそらく鶴ではない)を鶴に改編して、家紋の鶴の札で勝った(=家族の力で勝った)、という結末のほうがスッキリしました。このためのフラグとして、2回ある対人戦ではいずれも鶴の札で勝利させてあげるべきでしょう。おばあちゃんに鶴の札に関する思い出を語らせるのも良と思います。おばあちゃんは家紋と同じだから鶴の札が好き、ワビスケはおばあちゃんの好きな札だから鶴の札が好き。こうすることでワビスケからおばあちゃんへの愛情にも重みが増すと思われます。作中では手をつないでいるシーンくらいしか直接的な表現はありませんから。
 作中の家紋自体は実在のものを使っている可能性もありますが、前述したようにアニメらしく作っている作品です。山に船を運んでしまうくらいですから、鶴をモチーフに創作したオリジナルの家紋でも良かったのではないでしょうか。

 一度敗れた敵に、仲間とのきずなでリベンジする、という技法は少年漫画で散見されるものですが、この作品に採用しても上手く機能したと思えるのです。もっとテーマを露骨に表現して欲しかったです。
{/netabare}
 この3点を解消するだけで、物語の説得性と厚みが増すと思うのですが、いかがでしょうか。
 とはいえ、気になった程度であり、作品をダメにしているのでは決してありません。アニメ表現を利用したご都合主義を採用しているのですから、とことんやってしまえ、と思った次第です。現状でも十分な名作であることは間違いありません。

対象年齢:
 ただ見るだけなら小学校低学年くらいからでも大丈夫だとは思いますが、理解することを条件とするなら小学校の高学年くらいからでしょう。家族ものですのでそれ以上の年齢であればどなたでもご覧になれます。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 5
ネタバレ

シェリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

人の想いに境界なんてない

主人公の高校2年の小磯健二。
得意なことは数学。先日惜しくも数学オリンピック日本代表を逃したもののその実力は本物。
その日健二は学校のアイドル的存在である夏希先輩たっての希望で先輩の実家についていくことになりました。
なんでも祖母の誕生会で親戚一同が集まるらしくそのお手伝いだそうです。
すると急展開。夏希先輩が祖母に紹介する際、健二のことを彼氏だと言ったです。
夏希の本当の目的はこれ、いもしない彼氏の代役だったのです。
そして夏希の親戚26人の前でもそのウソを突き通し、変に疲れた1日が終わりかけたときOZから1通のメールが届きました。
それはたくさんの数字の羅列でした。
しかし、健二にはそれがちゃんと数学の問題としてみえるのです。
彼はボールペンで紙に数字を書き殴りその問題を解き、返信しました。
そう、これが後に社会に大きな弊害をもたらし、身近な人々を苦しませる事の発端でした。
すでに賽は投げられていたのです。

とてもすっきりとした物語だと思います。観終わった後が気持ち良い作品です。
まあ話の構成は『僕らのウォーゲーム』と同じではありますが『サマ-ウォーズ』らしさもしっかり出ていたと思います。
特徴は大人数の登場人物とOZです。
名前と顔を持った'One of them'でない人たちがたくさん出てきます。
みんな職種も様々でそれぞれに性格を持ちそれぞれの意志で行動している様は現実そのものでした。
インターネット上の仮想空間「OZ」はデザインもよく、その存在の有効性や影響力を大きく伝えることによって物語の両義的な柱となっていました。
戦いの場もOZでありながら、現実では多くの人が汗を流すといった
本来は間接的であるはずが現実に介入してきましたしひっくり返るような場面もいくつかありました。
そのように世界観が互換性を持っていることもこの作品の大きな魅力だと感じました。

でもまあなんといっても人の絆の描写は見事です。熱いです。
純粋に解決に向かおうとする健二もとってもかっこいいですしそれについていく周りの人々にも感動してしまいます。

EDは山下達郎さん『僕らの夏の夢』とってもいい曲です。

『サマーウォーズ』
夏らしく、人の温かみが伝わってくる良い作品です。



{netabare}

ちょっと細かくて非常に個人的な文句を。

上記にも書きましたが『僕らのウォーゲーム』と話の構成はまあ同じですねw
いや、面白いから別にいいんだけどなんかねえ、それでいいの?みたいな。
栄おばあさんが侘助に向かって薙刀振り回してここで死ね!って
また殺す気もないくせになあ。死ねって言葉を笑い所以外で用いるならばそれなりの状況や場所が大切です。
じゃないとなにが本心なのか分かりにくくなってしまいます。なにより教養のあるお年寄りがそんな言葉を言うわけがない。
健二が手錠かけられたときにいきなり語り始めたところは少しサブい気がしたかな。
おそらく健二の家庭の描写を他に入れるところがなかったんでしょう。
最後の衛星落下の軌道調整って『僕らのウォーゲーム』とは違って逃げれば助かっちゃうんです。
しかもその微調整を誤って人のいる方に落ちたらとんでもないことになるなとも思いました。

面白いならそれでいいじゃないかと思われる方もいると思いますがまったくその通りでもあり、違うとも思います。
まあ僕としては面白さや雰囲気にかまけて映像や音楽やストーリーの急展開で誤魔化して
そういうのを平気に素通りしていくのは我慢できませんし、それを許してしまうとなんでもありになってしまいます。
やっぱりそういうのは良くない。
でもそんなんして観てたら何を観たってつまんないじゃん、とか言われそうですが、
実際そんなことはないですし仮にそういう人がいるならば自ら進んで観ないです。
現に色んなことを言ってきましたが僕はこの作品大好きです。

それにしても夏希は可愛いです!w
僕はやっぱり最初の「募集人員一名なの!」ってとこに一番グッときました。

本当に何度観ても面白いです。良い映画です。


{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 27

91.4 12 コンプレックスアニメランキング12位
<物語シリーズ>セカンドシーズン(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★★ 4.2 (3385)
19915人が棚に入れました
とある田舎町の男子高校生・阿良々木暦は、街に現れた瀕死の女吸血鬼を助けたことがきっかけで、吸血鬼もどきの人間となってしまう。女吸血鬼はその力を封じられたものの、「怪異の王」たる吸血鬼の出現はこの街の霊的エネルギーを乱し、様々な怪異の類が出没するようになる。暦はそうした怪異に憑かれた少女と出会い、彼女たちを助けるうちに人間的に成長していく。

声優・キャラクター
神谷浩史、斎藤千和、加藤英美里、沢城みゆき、花澤香菜、堀江由衣、櫻井孝宏、坂本真綾、喜多村英梨、井口裕香、三木眞一郎、阿澄佳奈、根谷美智子
ネタバレ

Ballantine さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

恋物語今夜1:30~ 再/一挙放送のスケジュール

5/26 今夜 恋物語 MX 1:30~3:30          ←★いまココ★
5/29 木曜 ひたぎクラブ niconico 21:00~
http://live.nicovideo.jp/gate/lv180234158
5/31 土曜 キャラクターコメンタリー放送 MX 23:30~
6/2 月曜 まよいマイマイ niconico 21:00~
6/5 木曜 するがモンキー niconico 21:00~
6/7 土曜 キャラクターコメンタリー放送 MX 23:30~
6/9 月曜 なでこスネイク niconico 21:00~
6/12 木曜 つばさキャット niconico 21:00~
6/13 金曜 つばさキャット niconico 21:00~
6/14 土曜 キャラクターコメンタリー放送 MX 23:30~
6/15 日曜 化物語一挙放送 niconico 17:00~
6/21 土曜 キャラクターコメンタリー放送 MX 23:30~
6/28 土曜 キャラクターコメンタリー放送 MX 23:30~

8/16 土曜 花物語 一挙放送 MX? ??:??~

──────────────────────────────────
終物語(下)に入っていた広告の偽物語プレミアムアイテムボックスの忍にまた短篇集が付いて来るようですね。
今度は完全受注生産のようなのでガハラさんの時みたいにあまらなさそうなので予約しなくては…何処で…?w
ちなみに予約締め切りは7/1発売は11/21

7月には化物語のKeyAnimationNote下巻が発売されますが、アニメジャパンのイベントで先行販売チケットを売ってましたね。行けなかったのでオクで手に入れてハガキ送ったし届くの楽しみだ!
BDも7月に届くし今年の夏は暑い!じゃなく熱い?w


原作既読(終物語(下)まで)。

2クール全23話+総集編3話+花5話
セカンドシーズンの構成
『猫物語(白)5話』総集編Ⅰ
『傾物語4話』総集編Ⅱ
『囮物語4話』総集編Ⅲ
『鬼物語4話』『恋物語6話』
☆2014/05/31から☆
『花物語5話』


ファーストシーズンは
『化物語(上・下)』『傷物語』『偽物語(上・下)』『猫物語(黒)』の6巻。

セカンドシーズン←★今ここ★

ファイナルシーズンは
『憑物語』、『暦物語』、『終物語』(上)(中)(下)、『続終物語』の予定。現在終物語(下)まで刊行されてます。
そして物語シリーズがいよいよ完結しました。
見事に化物語からの伏線やら色んな物語からの伏線が全て回収されました。
ただ個人的に予想していた終わり方と違った形になってしまったので予想は見事にはずれてしまいちょっと残念でしたが続終も楽しみですね。
続終からはアフターストーリーかな…?


■関連サイト
公式サイト:http://www.monogatari-series.com/2ndseason/
講談社BOX公式:http://bookclub.kodansha.co.jp/kodansha-box/topics/nishio/
まとめWiki:http://www40.atwiki.jp/nisioisin-anime/


□猫物語(白) あらすじ等
{netabare}主人公:羽川 翼(cv.堀江由衣)
OP:chocolate insomnia
作詞 meg rock 作曲・編曲 神前 暁 MONAGA / 歌 - 羽川 翼

ファイヤーシスターズに関わっていた怪異―蜂と不死鳥の事件のあった夏休みが終わり、私立直江津高校は二学期を迎えようとしていた。翼は二学期早々、巨大な虎の怪異に出会う。

その日、翼の家は火事になり全焼する。行くあての無くなった翼は学習塾跡や戦場ヶ原ひたぎの家、阿良々木家、と寝床を転々とするのだが、原因不明の記憶の欠落に悩まされる。もうひとつ、困ったことに暦が新学期から行方不明になっているのだった。{/netabare}

各話感想(文字数限界に達したので感想途中まで
{netabare}第懇話
『つばさタイガー其ノ壹』
001
ルンバこんな煩いのか。
OP
なんとも可愛らしいOPになっちゃって。
羽川さんのイメージとなんか違うw
なんか切ない感じが欲しかったなぁ
002
朝飯うまそうだ。
シャンプーとかコップも3つあったな
絵で別々の調理器具の違い見せられると衝撃度が上がるなぁ。
003
戦国時代の合戦の上りみたいなのがいっぱいささってるのは何を表しているのだろう。赤多め白数本。
004
白虎かっけぇ!概ね想像通り。おっ?声誰だろ。メッチャでかいな。
005
ガハラさんのシャフ度は健在。
結構無駄話はカットされてるようだ。サクサク進む。
あれ?羽川さんこんなに細かったっけ…
もうちょっとぽちゃっとしてたような。
目の中に目の保養w
寄りかかったガハラさんなんかまっすぐピーンとしすぎじゃないか?こんなもんかな。
006
自分以外の誰かに助けを求める事が出来ない。なんという不労者生活。
CM
009
ガハラさん泣いてる所も可愛いなぁ…と思ったら一瞬凄い顔になってたな。
声が完全に別物になってるぞwガハラさんの声のまま泣くのは難しそうだなぁ…
010
羽髪さんになってる羽川さん可愛いw
なんでグレーのスウェットなんだw
化物語の時の可愛いパジャマどうしたんだよw
011
羽川さん口説くなw髪型直さないのかwルパン来たw
あれそういや化物語の頃の下着は純白じゃなかったっけ。
付き合い始めて色気づいたのかなw
下着で(`・ω・´)シャキーンワロタ
服を着ろ服をwなんかガハラさんさらに痩せた気がするのは気のせいか。
どうやら傾と鬼の合間だったのねここの話。
いくらアリャリャギさんでもこりゃかまってられないな。
ガハラさんの汗がキラキラした笑顔が神原駿河にしか見えない。


第懇話
『つばさタイガー其ノ貳』
012
アララギ君の話からか。
op
うーんやっぱ羽川もっとむっちりしてたような気がする。
CM
014
章数ってこれの事だったのか1話の。今回は章ナンバーに言い換えたのはわざとかな?
まさかのシャワーシーンktkr!!
眩しいまぶしすぎる!!!!おい光がじゃまだ!
なんか羽川の目元の影が変だなぁ。
ガハラさんの変顔やばすぎるwwどうしてこうなったw
羽毛布団w
015
萌ヤシww野菜炒めかな?男の好みw
アララギ君の嫌いなとこw
016
若干うざくなった戦場ヶ原さんww
CM
017
ブラック羽川登場。なるほどそういう事だったのか!
章数は伏線だったのか。
018
虎現る。まぁ同化しちゃってるし障り猫ではなくブラック羽川だもんな。
ちょw何処まで空高く飛んでるのよww
降り立ったら河原。
019
ガハラさんwエニャジードレイン。
020
なるほど羽川さん覚えてないのか。
021
目玉焼きは醤油派だなぁ。たまにソースにする位か。
マヨはつけたりつけなかったり。
何にもかけないのね羽川は。以外とここ深いよなぁ。
「今でもアララギ君が好きだってもっかい言える?」


『つばさタイガー 其ノ參』
022
セミの抜け殻がいっぱいw
ガハラさん今日は赤い服か。どんどん普通の子になっていくな。
アララギ君が偽物で羽川さんが本物。この辺偽物語見てないと駄目だな。
角砂糖を積み上げるなw鉛筆やめたんだなw
ヤカンでかくね?4リットル位入りそう。
悪ぶることでリスク回避。
白すぎる。白無垢すぎる。なんか羽川さん丸っこくなった?
聖人でも聖母でもなくて闇に鈍いとか駄目すぎる。落第。
白々しい。
CM
あら?op無し?
023
戦場ヶ原さん何故インフルエンザにしたんだw
やっぱショートのほうが似合うな。
このメールは花物語の布石だっけな。
うーん物語シリーズ1から全部時系列で本書き直してくれないかなぁ…
確認すんのがめんどくさい。
筋違いだから助けを求めないと。
024
お父さん久しぶりに出たなw声変わらなくていいねw
神原に嫉妬w神原の左腕つまり猿の手が必要な事態なんですね。
お父さん紅茶の注ぎ方ww優しいお父さんだなw
ガハラさんが普通入れるとこだろ!
その通りにゃん。これは猫の時の事を覚えてるか探りを入れたのかな?
CM
025
火憐ちゃん髪型変わったな。お見舞いをおみまいw
正義でピーンときたか。何も出来ない妹w
この世に正義がないということがわかった事だし。
ガハラさん完全に煽ってるw
そしてファイヤーシスターズに解決させると。
火憐ちゃんは翼さん。月火は羽川さん。
月火の髪の毛メッチャ伸びてるwぐるぐるまきじゃないかw
どうして手を組んだw握手じゃないのかw
アララギ君が帰ってくるまで…。
026
あら?スカートのレース別々なのか。内側に一緒にくっついてるもんじゃないのか。
懐かしい洗濯機。
一人で助かる気が無い。野生として落第。
この部屋の物は好きに使っていいからってアララギ君のだろw
そういやバナナ型のこの椅子実際に作ってみた人がいたっけw
興味のある人はニコ動で検索してみてね。
027
ペアリングが切られておる。これなんだっけなぁ。
鏡に映らなくなった話とつながるんだっけ。
天井からぶら下がってる紐なんだよw
猿なんて今更でピンと来たか。
ターミネーターとターミネーター2みたいなものw
ご主人の裏人格。表も裏も表裏一体。
ってかなんでパイナップルみたいに変にそれてんだwケープでもかけてんのか?w
虎。でかい虎。はやい虎。しゃべる虎。自身にしか見えない虎。
短縮できるってエナジードレインが…効かないのか!?
学習塾跡は…全焼していた。


『つばさタイガー 其ノ肆』
052
随分飛んだな…やっと羽川さん気付いたのか。
耳が生えてないか確認してるのか。
ブラック羽川になり慣れるなw
053
阿良々木母登場。声はまぁこんなもんか。警察官っぽい。まぁ少佐とかでも良かった気がする。
我が子どもと仲が悪いのはそれだけで虐待みたいなもの。母親として。
現実逃避を止めなさいという事ですね。
出ましたねエピソードさん。
これ傷物語知らない人は「え?誰?」ってなりそう。
まさかの6歳。なんでこの街に戻ってきたのか?不明。呼ばれたから夜行バスで来たという。観光客カ。トラ退治には関係なし。
貸しがある部分は確か傷物語の話だったっけ。
ヴァンパイアの視力を持ってしても羽川と認識出来なかった。
羽川の凄みみたいなものがさっぱり消え失せてる。なんの痕跡もなく。
あいつだよあいつ。呼び出した本人。忍野メメの先輩。
054
さぁ出ましたね臥煙イズコ。声のコレジャナイ感が半端ない。
格好がチャラいな。思ったより可愛いキャラデザだなぁ。
もっと忍野メメっぽい雰囲気を出す感じで大人っぽい感じかと思ったけど…
そしてなんでも知ってる臥煙さん。
なんでもは知らないわよ知っている事だけの羽川さん
の対比として
私はなんでも知っている全てを知っている臥煙さん
虎の問題。苛虎。君自身の問題で阿良々木君の問題でもない。
自分が知らないという事さえ知らない。
無知の知ならぬ無智ノ無智。むっちむちの豊満ボディーとかエロ過ぎる。
自分が馬鹿だって事実程堪らない。
まぁ忍野メメより最強のキャラ臥煙さんだもんなぁ。
今後たびたび出てくるんだよなぁ
055
学校からの帰り道に寄り道。過去について詮索に行く。
056
新刊。新種。新種の怪異なのだとしたら…
057
ちなみに神原の何かよ。母方の姓が臥煙って姓よ。
※ここ重要
トラウマ。虎馬。
羽川さんの家の火災と虎の関連性。寝床が燃えた事実。それにともなっての戦場ヶ原さん宅と阿良々木家の全焼の危険性。
058
いよいよ物語も佳境に入りましたね。
059
熱い情熱。正義。月火も火憐も名前に火が入っている。
恋心。5月頃のアララギ君の恋相談。完全に羽川さんの話ですね。
偽物語に出てきた話だっけなぁ…確か欲求不満がどうとかっていうあれかな。
正義=怒り 熱い気持ち。
水鳥君は火憐の彼氏。月火の彼氏は蝋燭沢君。どっちもお兄ちゃんみたいな人。
完全にブラコンの妹二人。
ヤキモチを焼く。嫉妬。現実から目をそらす羽川。
阿良々木君が妹の彼氏から目をそらすように、羽川も現実から目をそらす。
060
記憶を切り離し、心を切り離す。
自分を殺そうとしたエピソードと歓談に話していた羽川。
奇行であり異常な羽川。
だからってアララギ君の布団にマーキングすんなw裏山けしからんw
何故色んな写メ撮ったんだwアララギ君に送ったんだよね確か。
記憶があるはず。EDの入りが神ってる…
この手紙メッチャ感動した覚えが…
この物語の最後に手紙で〆だったはずだけど凄い感動した覚えが。


『つばさタイガー 其ノ伍』
061
早速手紙か。
生まれて初めて人に頼る羽川。
私を助けて下さい。
opカットかな?
苛虎の説明。
嫉妬の権化の虎。3日前。新学期初日。父親(と呼ぶべき人)と母親(と呼ぶべき人)が朝食を食べていた姿。
同じメニューの朝食。その嫉妬が生み出した苛虎。
羽川が切り離した色んな人格を受け入れる時ですね。
062
母ではなく双子の姉。白くて白々しい美しい姉。
障り猫は阿良々木君への恋心から生まれた化け物。
障り猫(ブラック羽川)vs苛虎(嫉妬の権化)
羽川さんの中だけで3匹程怪異が出来ちゃうとか怖い。
真っ白な羽川→障り猫→進化してブラック羽川→苛虎
3重人格所か羽川含め4重人格。なんともややこしい羽川さん。
ガハラさんがピンチ。
063
萌えキャラではなく燃えキャラだな。
064
受け入れようとバトルが始まるものの、苛虎は強かった。
羽川からよろしくお願いされたブラック羽川。
ガハラさんからよろしくされた障り猫。
強すぎた。
無理だった無茶だった無駄だった。諦めかけたその時。
阿良々木君キタ━(゚∀゚)━!HERO現る!やっと出番が来たな。
最高のタイミングでの登場。なんだその赤いボロボロの服w
065
阿良々木君がかっこよすぎて泣ける。
まぁ一人で全部抱え込まなくても阿良々木君が助けになってやるよって話だね。
そして初めての告白。まぁもちろんガハラさんがいるわけで…
羽川の失恋物語もこれでおしまいですね。本当に泣ける。
066
あれから10日ほど経過後。
猫耳はなくなり髪の毛の半分位白髪になり毎朝染めている。
初めて部屋を貰った羽川。
家族も家も見失って迷子だった羽川。
やっと心の扉が開いたようだね。そして自分を受け入れた。
ただいま。

あぁもう4話5話は連続で見たほうが泣けるなこれ。
後でまた何度も見るだろうし感動はその時にとっておこう。

しかしまぁ来週総集編Ⅰってどういう事なの?
変に総集編なんか入れずに物語本編を作りこんで欲しいなぁ。{/netabare}

──────────────────────────────

□傾物語 あらすじ等
{netabare}主人公:阿良々木暦(cv.神谷浩史)
OP:「happy bite」
作詞 meg rock 作曲・編曲 神前 暁(MONACA) / 歌 - 八九寺真宵(cv.加藤英美里)

8月20日、八九寺真宵の忘れ物を届けるために外出した阿良々木暦は、式神の童女・斧乃木余接と遭遇した。余接にアイスをおごっただけで結局、真宵を見つけられず家に帰った暦は、宿題を何一つやっていないのに、明日が始業式である事に気が付く。{/netabare}

各話感想(※原作補足文には原作内容の一文が含まれます。)
{netabare}傾物語壹話予告
http://www.monogatari-series.com/2ndseason/story/kabuki01.html


第閑話
『まよいキョンシー其ノ壹』
001
何かおかしいと思ったらこれが足りなかった。
○原作補足文
{netabare}どうして冒頭で、そんな無関係な人物を紹介するのかと言えば、正直それをうまく伝える自信はないのだけれど、なんというか、彼女はそんな風に思わせるタイプの人間なのだ。{/netabare}
この紹介文が無かったからだ。
全然イメージとちげぇ。もっと斧乃木ちゃんみたいなのイメージしてた…
なんか目が気持ち悪い。そういや声誰なんだ。これから結構出てくるしなぁ公式にもう載ってんのかな?
交差点の赤信号が3秒のタイムラグがあって全部赤になる瞬間がある話。
扇ちゃんもなんでも知ってるキャラじゃなかったっけか。
いやバランサーか。まだ謎が多いからようわからんな。
あの物語とともにって事は鬼物語と話やっぱつなげるのか。
もしかして物語内の時系列順に放送する可能性もある?
そうなると9話で2つ物語消化とかありそうだなぁ。

ここカットしちゃ駄目だっただろう。
○原作補足文
{netabare}信号機にはもうひとつ、赤色と青色の間に、黄色があるのだと。
そしてそれこそ彼女の促したかったものなのだ。{/netabare}
これじゃ原作持ってない人には扇が何がなんだかさっぱりわけわからん人物になってしまっているだろう。
まぁ原作持ってても未だ正体不明なんだけどさ…
それでも最小限の説明は必要だと思うんだ。
002
キメ顔でそう言わなくなったかやっぱw
青信号過ぎてまた赤に戻ってますよーw首がシャフ度化したw
キメ顔の話出すのかw だまれww僕の黒歴史w
忍の話をなんで聞いたのかって部分これ見た目だけでわかるだろうか?
アイスをおごってあげるうんぬんの話抜けてるけどこれアニメだけだと奢られてる感じには見えないよなぁ…
何をしに来たのか。呼ばれた。派遣された。式神だけに。
八九寺が家に遊びに行った時の話って短編小説だっけなぁなんだっけ。
リュックサックは八九寺が阿良々木君の部屋に忘れた忘れ物。
八九寺がどういう経緯で幽霊になったのかは不明。
ってかこの変色々カットして改変しててカオスになってんなぁ。
斧乃木ちゃんが八九寺のこと知ってたっけとかのやりとりとかなくなってるし。
八九寺のプライベートの事隠して慌てるシーンとか何処行った。まぁ概ねあってるからいいのかな?
斧乃木ちゃんは付喪神の式神。100年使われた人間の死体の付喪神。
アイス何個食ってるんだっていうw
後期高齢者の忍w
阿良々木君は死んだが鬼の力で不死身。
一度死んで生き返った生まれ変わりの斧乃木ちゃん。
八九寺は死んだっきりの幽霊。
「自分がなんのために生まれてきたのかって、考えたことある?」
「僕は生まれたときからずっと考えている。そうでなければ、ここにいちゃあ駄目な気がするんだ」
八九寺の迷っている理由。3ヶ月前に果たされたはずの理由。
幽霊になって幸せかどうか?ここ可愛い顔w
羽川の望んだ結果がそこに生み出しているうんぬんの話はカットでいいのかなぁ?
まぁこれは猫黒とかでも言われてるからいいのか…うーん。
003
八九寺の望みを叶えてやりたい。
そして忍がじゃあ叶えちゃえと。
聞くべきでさえ無い。叶えてやれと言ったけど叶えられないだろうと。
夏休みの宿題一個もやってない。
バッサリカットされたわけだがこれペアリングの話カットしちゃまずいんじゃないのか?
004
助けてのぶエモーンw
8月20日夏休み最終日残された時間は残り二時間。
タイムマシンを出してくれw
そして「やっちゃお」
だーいぶカットされてるな。まぁ大半雑談だから問題ないか。
CM
005
北白蛇神社の鳥居でタイムワープ開始。
「混沌を支配する赤き闇よ! 時の流れを弄ぶ球体をいざ招かん! 巡りに巡る終末の灯火をただ繰り返し、溢れ出す雷で空を満たせ! 黒を歩む者、灰を泳ぐ者! 罪深きその忌み名をもって、自らを運び屋とせよ!」
スレイヤーズ思い出したwwかっけぇwこれは文字に起こしたくなるw
ゲートを開いた力は場の力。妖怪大戦争になりかけた位の神社だしな。
実に軽いノリなんだよなぁこれw
006
そして目が覚め昼の12時。
傷だらけだな忍の足w
やっぱりペアリングの話がカットされてるんだな…
帰りも神社から…帰れ…無い…
場の力でワープしたからつまり明日の神社力は使用済みだが今日の分は力がある。
今日の力を使えば明日、今日へ戻ってこれない。
タイムパラドックスですね。
未来に戻る分はエネルギー消費量少ないらしい。
タイプA本人がいる。
タイプB本人がいない。どっちかは不明。
携帯電話の時計の話がカットされてる…
あれこれ携帯の時計のちのち出てこなかったっけ?カットでいんだっけ?
ママチャリの話も無いだと!?まぁこれは無くてもいいのか。
ってやっぱ携帯電波の話とかもカットされてる…
まぁ携帯関連全カットならいいのか…?
「5月13日ですよ。」11年前の西暦。
あらED変わらないのね。てっきり毎巻変わるのかと思ってた。
ってかOP無かったなぁ来週楽しみにするか。


『まよいキョンシー其ノ弐』
007
○原作補足文
{netabare}大体、つい先頃、斧乃木ちゃんの『|例外のほうが多い規則《アンリミテッド・ルールブック》』で玄関をぶっ壊されたばかりだというのに、その玄関が何ごともなかったかのように、作り直す前の古きよきデザインで存在している時点で、忍の|虚言《きょげん》という線は消えた。
 物質創造能力を持つ吸血鬼である忍と言えど、いくらなんでも、町一つ巻き込むレベルの質量を作り出せるわけじゃあるまい。{/netabare}
この部分書いておかないと時系列わからなくなるんじゃ…
拾壹年前。伍月拾参日。
北白蛇神社は吹き溜まりとしてエネルギーが溜まっていたのは忍が来たから溜まっていた。なので帰れないじゃん。
忍の内的エネルギーでなんとかなる。
1日2日遊んでから帰る事に。
ってかここの掛け合いほとんどバッサリカットだったなぁ。
忍が身長的な意味で下から目線を送ってきているのに超上から目線でものを言う姿が面白かったのになぁ。
ショタラギさん。
OP
八九寺OPキタ━(゚∀゚)━!「happy bite」
008
拾壹年前ノ町並ミ(これは作画の省略ですか?w
ここバタフライ効果の話とか忍野メメに絶対にやってはいけない事として止められていたと言う話あるけどくどくなるからまぁカットでいいのか…な?
009
なんで拾壹年前なのか。なんで5月13日で5月の第二土曜日なのか。
ピンポイントで飛ぶ理由は明日が八九寺の命日。
なんでここ画面縮めちゃったんだろうか…
1つ確かな事は明日が母の日だっていう事。八九寺真宵は母の日に交通事故にあって死んだのだ。
戦場ヶ原の悩みを解決する事が出来るのではないか。
人は一人で勝手に助かるだけ。誰かが誰かを助ける事は出来ない。
でも八九寺の交通事故は偶発的だから助けられるのでは?
事故が起こるのが翌日か翌々日に先延ばしにされるだけ。
だが母の日に死ななければ迷う事は無かった。試してみる価値はある。
怪異は運命の輪から外れた存在だからあくまでも怪異化だけは避けられるかもしれない。
ここに来た理由は八九寺を助けてやるためだった。
010
八九寺の母親の名前は綱手という名前。
忍のぶら下がり方wwなんで前からぶらさがってんだよw
これあれか影の問題でこういう演出にしてるのか。
ロリ川さんキタ━(゚∀゚)━!
羽川つばさちゃーーーんww
近寄り方が超絶気持ち悪いロリラギ君www
追っかけまわすなww
おい下からスカートの中覗くなww
おい頭爆発してるwwボボボみたいになってるw血の涙を流すなw
名前は付いてないように見えるんだけどw原作でも付いていなかったw
「何でもは知りません。知ってることだけ。」
そして案内された先はまさかの交番w
しっかりものどころの話じゃないw
CM
011
綱手さんの何?
まよいちゃんの友達ですw苦しい言い訳w
助けてしまうという意味。
道に迷わないという事は11年後会えなくなると言う事。
ここで入れて欲しかったネタ↓
まあ忍野は何を知っていても不思議じゃあないか。
何でもは知らないわよ、余計なことだけって感じ。
これには笑ったw
012
拾壹年前ノ八九寺家(ここも作画手抜きか!いやないかw
013
予定通り寝床を探すか。
ちなみに原作ではこの後公園を探して適当に寝に行ってます。
014
伍月拾肆日。
中学生眼鏡忍キタ━(゚∀゚)━!なんか羽川さんに見える不思議。
まぁこれはロリ川さんに事前にあってた事と真面目な中学生を模しているわけですね。
原作にあったツンデレ忍が見れなかったのは残念だった。
忍をなんで中学生にしたのか?という掛け合いで忍は可愛いくて綺麗でと阿良々木君が褒める所を忍が恥ずかしがってツンデレ化する所が萌えるシーンでもあったのだが…
015
八九寺パパ顔は映さないのね。
016
運命の強制力でどうしても今日、死ななければならないのかもしれない。
阿良々木君が急ブレーキをかけてすっ転ぶシーンでの忍の飛び方なんだけどどうやらシャフトはムーンサルトを知らないようだ…
これじゃまるでスケートの三回転ジャンプじゃないか。元機械体操部としてはガッカリだ。
後ろから這いよる姿が気持ち悪いw
いきなりのスカートめくりww歴史の強制力関係ねぇだろw
017
原作では一切轢かれているわけではなく吸血鬼の力で走っていたせいで勢い良く八九寺を突き飛ばしたと同時にアララギくんもすっ転んだだけなんだよね。
しかしまぁこれトラックを蹴った?ようなカットがあったのでそのせいで轢かれたように見える件。
まぁどっちでもいいんだろうけど引いてるならトラックがひき逃げしたじゃねぇか運転手何処行ったー!とはならないわけだ。
「そうか変態かー許せないな」
どうみても変態はおまえだろエロロギ君w
本来原作ではここで八九寺からのツッコミが入ると予測していた阿良々木君だが八九寺は元々人見知りだと言うことに気づくシーンがある。
018
原作ではインターホンを押すまで1時間かかっている。
帰る事になり北白蛇神社へ。神社はボロボロ。
間違えて未来に来たのかもしれない。
「いやそれはないよ」ここのセリフ不自然だよなぁ…
「いやそれはないじゃろ」ならわかるんだが。原作確認するか。
この時代もまた霊的エネルギーに満ちあふれている。
忍的な何者かが来たということかもしれないが…
まあ、結論から先に言って、僕と忍が時間旅行から十一年後の世界に帰ってみれば…
世界が滅んでいた。
ここ原作読んでた時めちゃめちゃ鳥肌たったっけなぁ…
物凄いゾクゾクして一気にのめり込んで読んだっけ。
いよいよ来週から本番ですな。


『まよいキョンシー其ノ参』
019
概ね想像通りの世界感だな。
OP
8/21午前月曜日。タイムワープは成功。
5時間ほどかけて家の周りを探索。
マヨイを助けた為に世界が滅んだ。
020
6/14夜半頃までは世界がありのままだった。
朝刊が作られるまでに何かが起きた。
怪異のせいで世界が滅んだ。世界が滅んだ原因とは…
021
またもやタイムワープしに神社へ。しかしエネルギーが残っていない。
種類ではなく効果の違う札。まさにバタフライ効果。
霊的エネルギーを散らす札だったが、今目の前にある札は霊的エネルギーを吸収する札。妖怪大戦争を防ぐのには同じ意味になる。
この札は阿良々木君や忍のような怪異には触れない札。
022
ゾンビ登場。
○原作補足文(原作とのゾンビ表現の違い
{netabare}どろどろに融けたような、どろどろに爛れたような、着ているボロボロの服と、身体のどろどろの肉が半ば交じり合っているかのような、そんな死体が。
ぼとり、と。
そんな死体の――腕が一本、地面に落ちる。
否、一本ではない。
あっちこっちで、あっちこっちのゾンビの腕が、ぼたぼたと、まるで水のように、地面に落ちて、地面に溶けていく。
否、腕だけでもない。
あるいは足が、あるいは胴体が、あるいは頭が。
脆い粘土細工のように、崩れて落ちる。
けれどそれらはそんなことには頓着しない。
さながら粘土細工を作り直すように。
腕はどろりと再生し。
足はぐちゃりと再生し。
胴体はぐだぐだに再生し。
頭はにゅるんと再生する。
元通りになって、元通りに崩れる。
それをただただ繰り返す。
永遠に死に続ける死体のように、繰り返す。{/netabare}

ここでこのBGM。世界が滅びた演出としては良かったかな。
○原作補足文(あんまりいらないかな…w
{netabare}斧乃木ちゃんが言うところの死に続けているタイプの怪異。{/netabare}

悪いのは忍。忍のせい。
ゾンビではなく吸血鬼の成れの果て。阿良々木君と同じ吸血鬼。
この歴史においてこの世界を滅ぼしたのは忍であった。
023
6/14に忍が全人類を吸血鬼化した。6/14の夜に。6/15は文化祭の前日。
初デートの日でアロハが消えた日で羽川と対決した日でそして忍が家出した日でもあった。
あの日阿良々木君が忍を見つけなかったら世界を滅ぼすつもりだった。自暴自棄で八つ当たり。
忍の家出に一番最初に気付いたのは八九寺だったのである。
八九寺に出会わなかった世界。
八九寺がいなくなったせいでブラック羽川に殺され阿良々木君のいない世界。
アロハはわかっていた事。阿良々木君がいなくなれば最強の吸血鬼に戻れる忍。
キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレード。
恐らくこの歴史の忍はすでに死んでいる。誰も殺せないのでつまり自殺。
忍が死んだことによって吸血鬼がゾンビ化したという事。
今の忍は謝る必要はない(´;ω;`)ブワッ
滅んだ世界でたった二人で生きていかなきゃいけないんだから…助けあおう。
忍は何も悪くない。ここ泣ける…
○原作補足文(何故カットしたし…
{netabare}ソファから腰を上げ、かがんで、彼女と顔の高さを合わせ。
その金色の瞳を真っ直ぐに見つめて。
「僕とお前は一心同体だ」と言った。
「僕がやったことはお前がやったことで、お前がやったことは僕のやったことだ。仮にお前が何かをやらかしたとして、僕はそれに怒るかもしれないけれど、それで僕がお前を見限るということは絶対にない。僕は戦場ヶ原のことが一番好きで、羽川のことを誰よりも尊敬している。八九寺と喋るのは何より楽しい。だけど、一緒に死ぬ相手を選べと言われたらお前を選ぶ」
「……お前様」
「もしも何か背負い込んでいるものがあるのなら、ひとりで抱え込むな。それは僕とお前がふたりで背負うべき荷物だ。どちらかと言えば、お前に隠し事をされるほうが傷つく」
 幼女の小さな肩を、少し強くつかみ過ぎたのか忍は痛そうに、身をよじる。そんな反応を受けて、僕は彼女から手を離したが忍はもう、僕から気まずそうに目をそらすことはなかった。
そして、「儂も」と言った。
「儂も死ぬときは、お前様と一緒だと思うとる」
「……ああ。そんなことはあまりにも当然で、言葉にするまでもない」
忍が明日死ぬのなら、僕の命は明日まででいい。
その誓いは、未だ揺るぎなく。
僕の心に刻まれている。
深く、深く。
どこまでも深く。
血肉となって骨身に刻まれている。{/netabare}

024
誰かが生きているかもしれないので花火を打ち上げることに。
ここの自給自足するために食料だけは必要で血を吸い合ってどうにかなるものじゃない件はいらない…かな?血を吸えばどっちも生きていられるだろってツッコミはせめて入らなくなるんだけど。
ここばっさりカットされちゃったな。
日本の霊的エネルギーの各所をめぐる話は何処行ったんだよ。しかも全部封じられてるっての伏線じゃなかったっけ?
あと八九寺だけはゾンビになってなかったって件とか…
原作でのもう二人で生きていくしかないと言う件での阿良々木君と忍のやりとり見たかったなぁ。精神を病んじゃってもそれは正気じゃないからスルーしてくれのとことか…
本来はこのやりとりで阿良々木君と忍が気持ちの切り替えをしている部分なんだがまぁ無くてもいいのかな?あったほうが重みと言うか深みは出たような気がするけど。
025
曇の日を待って花火を上げることに。
ちなみに原作では夜に打つことは不可能で晴れだと見えないしで曇になったと言う流れがあり三日三晩その日を待ち続け夜はずっと空の上で飛び続け忍とイチャコラしていたという。
花火がナイアガラの滝ばりに流れている件。良いイメージ映像だ。
相手は女子中学生とは限らんぞ。これ割りと伏線だよな。
026
そこへ現れるゾンビの群れ。
やっぱペースが淡々としてるなぁ…
原作もこんな感じだったかな。後で確認しよう。かなりカットされていた…orz
次回もあっという間に落ちまでいっちゃいそう。傾物語かなり好きなんだけどなんか色々残念だ。 


『まよいキョンシー其ノ肆』
三百人?五百人?ゾンビに囲まれる。
OP抜きだなこれ。
確かこれ夜だからゾンビが湧いたんじゃなくて雲で暗くなったからなんだよね。
謎の女性が米でゾンビ退治。持った得ないので米を拾い集める。
CM
さぁ待ちに待った大人版八九寺真宵さん登場。
真宵の話なのにいつになったら真宵出るんだよと原作読んだ時思ったっけ。
なんか声が羽川みたいだな。
忍野からの手紙。
027
うわー忍野メメの声がなんか懐かしく感じる。
この話を、僕は委員長ちゃんとのあれこれがあった。ゴールデンウィークの前に、もう聞いていた。
町中を巡って、怪異譚の収集をしていた頃の話だね。
八九寺さんとはそのときに面識を持った。

○原作補足文
{netabare}それに、忍ちゃんに時間移動はやめておいたほうがいいと言いはしたものの、全てのルートの忍ちゃんが、それを守ってくれるとも、僕は思っちゃいなかったしね。
特に。きみとの関係が良好な忍ちゃんだったらきっと何かあったときに、その手を使うだろうとは思っていた。
{/netabare}
今の忍との良好な関係を保っている阿良々木君は√Aで宿題を忘れて戻った世界は√Xだった。
そして√Xの11年後。
つまりこう斜めに飛んじゃった。
√A 本来の現在➘─────────────────────○本来飛びたかった場所
√X 今いる世界──────────────────────○11年前のここに飛んだ
       ↑さらにそこから縦移動で11年後に戻ってきたわけだ。この場所に。
シュタゲとかタイムトラベル系の物をよく見る人にはすぐ理解出来るだろうけどこの速さで説明されると普通の人はわからないんじゃなかろうか。っと思ってなんとなく図を書いてみた。
多世界解釈なんだよね。要するに世界はいくつも存在していると言う考え方。
八九寺が死んでいた√の世界。八九寺が生きていた√の世界。同時に存在する的な話。なので別世界ですよって事。

○原作補足文
{netabare}八九寺さんが生きている世界は、そんな運命は、ありえないのだろうか、とか。
そんなことを、忍ちゃんとリンクしているきみが考えたとするなら、その思いこそがナビゲーションシステムとなって、きみ達がこのルートXに飛んできた理由はわかりやすいんだけど。
忍ちゃんがフットペダルで阿良々木くんはハンドルなんだから。
この推理はどうだい?
当たっているかい?
それとも的外れかな。
ここペアリングの話もカットされてるから分かり辛いかもだけど忍はどんどん阿良々木君に似てきているんだよね。
そしてメメはこの推論ギャンブルに勝つ自信はあると原作では述べている。
{/netabare}
キスショットアセロラオリオンハートアンダーブレードは生きている。
眷属作りにも失敗している。眷属を作り続ければ細胞が劣化していくように失敗し続ける。失敗した吸血鬼。
ハートアンダーブレードは自殺未遂を経験した後に姿を消している。
そして現在ハートアンダーブレードを捜索中のメメ。知り合いの貝木と影縫とタッグを組んで最後の特攻をするつもりだけどたぶん無駄に終わるだろう。
ここ影縫いさんとかの絵のタイミング完全にズレてるんだが…
ゾンビたちは不完全な眷属なので倒せば人間に戻せる。
狂気に走ったハートアンダーブレードは誰にも止められない。本人以外には止められない。本人である阿良々木君達にしか止められない。
吸血鬼せいを失っている阿良々木君達には全盛期のキスショットには勝てないんじゃないか?と考えるんだろうがそれならそれでいい。
教養は出来ない。でも目の前の女の子は救ったほうがいい。
君の親愛なる友人。忍野メメ。
まぁ完全にこれバック・トゥー・ザ・フューチャーのオマージュだよね。
028
子供の頃に親切にセクハラしてきたのは阿良々木君です。
そして一緒には行かない。
どこかであったことはあるかな?ここではぐらかす阿良々木君。
でも生きていてくれてありがとうございました。
果たして真宵はこの言葉に気付いたのだろうか?
世界を救いに行くのではなく女の子を助けに行く。
いよいよクライマックスですね。
死ぬかもしれない所か勝てるわけがない全盛期のキスショットと戦いにこれから向かう。
物語くらいには世界を傾けられるのでは無いか?
そしてここで傾物語となる。
世界を救って女の子も救う。それがいまどきのHERO像。
阿良々木君はまたHEROになるんですね。
生きる時も一緒、死ぬ時も一緒。実に可愛い笑顔の忍。
CM
029
そして冒頭の刀で武装して待ち構えるシーン。
ちなみに原作ではこの妖刀心渡は忍の具現化能力で4本レプリカを作り出している。
おまけに血を吸ってもらって吸血鬼の能力を最大までお互いに高めて見た目は幼女のままという設定。
そんでもってゾンビが来ないのは2人共人間からかけ離れた状態になっているからと説明されている。
うわー総集編Ⅱかよ…
そして階段で話しているのは斧乃木ちゃんと話した生きたまま死んでいるとか死んだまま生きているとかの話。
懇親の叫び声を上げてキスショットを呼び出す。
しかしこのBGMいいよなぁ。
そして現れたキスショット。

○原作補足文(キスショットの違い
{netabare}全身が焼け爛れ。
腐敗したような異臭を放ちつつ、片足を引き摺りながら現れた無残とも言える姿。
ゾンビよりもゾンビのような。死者よりも死んでいるような。
半身不随で全身が泥のように溶けながら。と言う感じの恐ろしさである。
正直もっとグロくして悲壮感を煽って欲しかった。思い入れが全然違ってくる。
{/netabare}
焼身自殺をしたあの男と同じように。ここ伏線だよな確か。
大声で笑い出すキスショット。笑っただけで石畳が割れて風が舞い上がる。
そういう√もあったのかと言いながら血の涙を流す。
そんな可能性を魅せつけられては。
忍も血の涙を流す。
埋められたはずだった違い。
もう少し歩み寄っていれば成功していたはずだった。
キスショットが元の世界へと帰してくれると言う。
忍が血を吸って身体自体をエネルギーに変換。
手紙にはキスショットを打倒してほしいとは書いてなかった。
阿良々木君達が会うだけで、ほんのそれだけのことで女の子は救われる。
ただのお願い。
「ワシの頭を撫でてもらえんか?」(´;ω;`)ブワッ
ここ傷物語しらないと感動も違うんだろうなぁきっと。
この撫で撫でする行為が色々深い話だったんだよな。
030
携帯を見て日付(8/21)を確認する。帰ってきた。
メッチャ感動した。
そこへダッシュで抱きついてくるロリクジ真宵。
このシーン偽物語であった奴の逆バージョンか!wすげぇ良い演出だw
阿良々木君が人形になってるw
久しぶりに帰ってきたギャグパートw懐かしいw
リュックサックを忘れてきてしまったので取りに来た八九寺。
パラレギさんw久しぶりのかみまみた。かみま\(^o^)/
生き返りたいと思ったこと無いの?ありませんねぇもうすぐ死んでからの時間のほうが長くなりそうですし。
幽霊になった事は不幸せだけど阿良々木君に会えたのは幸せ。
総合的には幸せ。阿良々木君と会えたから。
一歩一歩踏みしめるように前向きに歩み続ける。この√を。

いやぁ感動した色々感動した。本当に良い話だ。
っつうか5話でやればよかったじゃないか!!
なんなんだよ総集編Ⅱってそんなのいらないだろ!いい加減にしろシャフト!
ってかここでⅡを入れてくるって事はやっぱ毎巻入れるんじゃねぇだろうなぁ…もう嫌な予感しかしない。
しかし感動したからまぁいっか。

ちなみに最後まで見て八九寺全然出て来なかったじゃねぇかいい加減にしろ!って思ったのは俺だけじゃないはず。
それが西尾維新の作風なんですね。
でも安心して下さいちゃんと八九寺メインの物語も今後出てくるので。{/netabare}


「猫物語(黒)」「傾物語」
エンディングテーマ「アイヲウタエ」
作詞・作曲 - じん(自然の敵P) / 歌 - 春奈るな
──────────────────────────────

□囮物語 あらすじ等
{netabare}主人公:千石撫子(cv.花澤香菜)
OP:もうそう♥えくすぷれす
作詞 meg rock 作曲・編曲 神前 暁(MONACA) / 歌 - 千石撫子(cv花澤香菜)

詐欺師・貝木泥舟の「おまじない」によりギスギスしている千石撫子の学校のクラス。
そのため、毎日憂鬱な気分で登校している撫子だったが、そんなある日、彼女はあちこちで白い蛇の姿を見かけるようになる。
{/netabare}

各話感想(○原作補足分は原作文を引用しているので開く時はネタバレ注意
{netabare}第乱話
『なでこメドゥーサ其ノ壹』
001
原作通り自己紹介から開始。
002
○原作補足分
{netabare}「だから撫子ちゃん。もしもお前が過去に帰りたいと望むのなら、その願いを叶えてやってもいいんだぜ――なんせこのクチナワ様は、お前達が言うところの神様なんだからよ」
神様設定を何故カットしたのだろう?伏線だろこれ。
ちなみに神様なので強さ的には神様>超えられない壁>怪異>超えられない壁>人間って解釈でよかったっけ?
{/netabare}
そしてこのラスボスである。
なんかもっと物凄い蛇の髪の毛想像してたけどこんなもんか。
原作だと10万本の蛇の髪の毛って表現だったのに残念になってしまった。
毒は吸血鬼にも有効だから修復出来ない阿良々木君。アンチ無敵効果スキル。
うおっ思った以上にグロかったw
OP
なでこVer冒頭のうふふが怖いななんかwまぁ安定のざーさん。
映像なんか見たことあるような感じだと思ったら恋愛サーキュレーションの逆回しになってんのかwよく出来てる。
003
10/31火曜日。くちなわさんと出会った日。
扇ちゃんアクロバティックだなw相変わらず気持ち悪いw
いやいや制服長すぎるだろwこの袖の長い部分は原作には無い良改変。
コーパイじゃなくて後輩。このネタわからないな原作にもあるけど。
被害者のままの千石撫子。加害者が被害者ぶっている話。
なんか凄く洗脳映像っぽいw千石撫子の物語なのだが、
○原作補足文
{netabare}「千石ちゃんの件って、番外編なんだよね」と扇ちゃんに原作では言われている。
{/netabare}
004
原作だとシュシュが蛇に見えたような表現だったけど最初から蛇だった。
○原作補足文(撫でられる件
{netabare}撫子は駄目なのです。
気を悪くされることがわかっていても、駄目なのです。
人に触られるのが駄目なのです。
人に触るのが駄目なのです。
握手なんてもってのほかですし、軽いスキンシップで、顔や腕を叩かれるのも苦手です――びくっ、て、なってしまうのです。
びくびくってなってしまうのです。
撫子、なんて名前ですけれど、頭を撫でられたりするのも嫌なのです。
撫でないで子なのです。
極端な話、殴られたほうがマシだとさえ思います。
それなら一瞬で「それなら一瞬で」――混ざる余地がありませんから「混ざる余地がありませんから」。
何が混ざるかと言えば、温度です、体温です。そうです。
撫子は人の体温が苦手なのです――ひと肌のぬくもりを感じるのが、苦手なのです。自分の体温と、誰かの体温が混ざるのが心底苦手なのです。
嫌な汗をかくレベルで。

これ以上無い程人見知りと言う表現。まぁ無くてもいいんだろうけど。
{/netabare}
005
貝木泥舟のせいで千石の人生が変わった。当確の文字が原作とは違っている。
被害者面しているのをわかっていながらも周りのせいにする千石。
上辺だけが平和なクラス。壊れた人間関係のクラス。
006
くちなわさんが割りと可愛いw夜の22時に楽しみに待っちゃう千石。無理やり切っちゃう感じが可愛いw
蛇という怪異<阿良々木君と話せる事なのでナイチンゲール症候群みたいな状態なんだよねここ。
幻覚見えたから助けに来てよっと大した事でもない事で阿良々木君に心配されたいオーラでクチナワさんの実体化をさせちゃう千石。
そしてテレカの絵柄なんだよw原作だとアニメイトで特典でもらったもので阿良々木君に突っ込まれている。
○原作補足文(羽川の件
{netabare}羽川さんの件全カットってどういう事なのこれ。
「知識と言うなら、本来頼るべきは羽川なんだけどな――今はあいつ、いねーし」
「いない? 羽川さん……どうしたの?」
「いや、別にどうもしねーよ。単にあいつ、今は旅行中ってだけ」
「休学届を出して……一ヵ月ほど、旅に出てるんだ。まああいつは進学するつもりも就職するつもりもないんだから、出席日数なんて考慮する必要ねーんだけど、ただそこはそれ、僕の羽川は生真面目な奴だから、手続きはちゃんとしたかったらしくって……」
「ふうん……でも、旅って、どこに行ったの?」
「世界一周」
「世界一周!?」
「違う違う。卒業後、世界を見に行くにあたって、まずは在学中、高校生というわかりやすい身分のあるうちに下見に行くんだって」
「下見……」
 やはり只者ではありません。 世界を見に行くにあたって、まさかロケハンをするとは……

これも後々の伏線じゃなかったっけか。
{/netabare}
007
物語シリーズ内だと今のところ一番グロイな。
キスショットのボロボロ加減もグロくてよかったのになぁ。
008
許しをこう所か手を貸す気満々の千石。
○原作補足文(加害者だった件
{netabare}被害者なんていないという、クチナワさんの言葉の意味を、どうやら撫子は取り違えていました――いえ、勝手に、自分に都合のいいように解釈していた、というべきでしょう。
被害者もどこかで事件の原因を背負っている加害者なんだとか、今回はたまたま傷つけられる側だったけれど、一つ間違えば誰だって加害者になってしまうのだとか、そういう意味じゃないのかと――そんな、よく聞くような意味じゃないのかと、いいように解釈していたのです。
自分にいいように解釈していたのです。
でも違いました。
千石撫子は――『たいりょうさつりく』の犯人だったのです。
普通に加害者だったのです。

これ入れたほうが分かりやすかったんじゃないかと…
ちなみに原作だとここで化物語の時の事件の回想が詳しく書かれています。
クチナワさんの同胞を殺しているのに平気で阿良々木君の気を引いている様子が書かれています。
なので原作では平気で手を貸しているわけではなくて加害者だと自分で気付いたのでしょうがなく手伝う感じが書かれています。

これ程印象が変わるとは。今季の制作陣駄目なんじゃないの。{/netabare}
ED
新EDはうーん鬼終わる頃まで聞かないと評価出来ないかな。第一印象は普通。
まぁ化物語が神すぎたんだよなぁ…


『なでこメドゥーサ其ノ弐』

『なでこメドゥーサ其ノ参』

『なでこメドゥーサ其ノ肆』
021
忍に煽られ自暴自棄になる。
022
御札でありクチナワさんのご神体を飲み込んでクチナワさんの復活をさせた千石。
行き過ぎた愛情から来る殺人衝動。
023
冒頭へ。まるで扇にそそのかされるように神様になってしまった撫子。
他の人間と恋されるのが嫌で一層のこと殺しちゃえば良いって気持ちはよくわかる。
しかし狂ってる事もよく分かるのでアウト。
そしてここで戦場ヶ原さん。実に感動した。そしてここでED。
024
ここで遂にラスボスのネタバレが。

いやぁ堪らない演出だぜ_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!
神だけに!(何もかかっていない{/netabare}

「囮物語」「鬼物語」
エンディングテーマ「その声を覚えている」
作詞 - こだまさおり 作曲 - 神前 暁(MONACA) / 歌 - 河野マリナ



□恋物語 あらすじ等
{netabare}主人公:貝木泥舟(cv.三木眞一郎)
OP:木枯らしセンティメント
 作詞:meg rock 作曲・編曲:神前 暁(MONACA)
歌:戦場ヶ原ひたぎ、貝木泥舟(CV:斎藤千和、三木眞一郎)

一月一日、宿敵である貝木泥舟に電話をかけた戦場ヶ原ひたぎ。それは自分と、そして阿良々木暦を「死の宣告」から救うための、苦渋の選択だった。{/netabare}


各話感想(省略)
{netabare}{/netabare}

「恋物語」
エンディングテーマ「snow drop」
作詞:meg rock 作曲・編曲:田中秀和(MONACA)




以下テンプレ
○原作補足文
{netabare}{/netabare}
□物語 あらすじ等
{netabare}主人公:(cv.)
OP:
作詞 作曲・編曲 / 歌 -

{/netabare}

各話感想
{netabare}{/netabare}

「物語」「物語」
エンディングテーマ「」
作詞 - 作曲 - () / 歌 -
──────────────────────────────

投稿 : 2022/12/03
♥ : 94
ネタバレ

fluid さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ゴーストバスターがイケメンでした(笑)

化物語では女の子達との出会い、
偽物語では本物とは何か?
猫物語では人の表裏が語られ、
今回はその続編、成長や別れ、片思いの物語。

このアニメはホント奥が深いです。
一度見ただけでは把握できないですし、しかも理解すると全然ちがったドラマが見えてくるところが素晴らしい。
人間観察ほど面白い娯楽はこの世には無い、まるでパズルを解くような楽しみ、そんな言葉が良く似合うアニメでした。

■猫物語(白) つばさタイガー
委員長ちゃんが「自分で勝手に助かるだけ」なお話。
{netabare}
あらら?何か物足りないと思ったら、、あららぎ君不在というビックリ展開(笑)
完璧な良い子でいることが唯一の解決策だと勘違いし、周囲に劣等感や気持ち悪さを与えていた委員長ちゃんでしたけど、
今回はいよいよ周囲の認識を自覚していくストーリー!

ブラック羽川のときに委員長ちゃんの問題は解決していたように見えましたけど、よく考えたらストレスが解消されただけで怪異の問題が解消されたわけじゃないんですよね。
前々回、死にかけのあららぎ君が「何の解決にもならないかもしれないけど」と言いながら命をかけてたのはまさにこの事。
せめて一時でも問題が解消されるなら命を捨ててやろうっていうあららぎ君の覚悟はかっこよかったですね。

そして、今回は3回目!
そもそもストレスが溜まるだけでなんで怪異が生まれるのか、その答えはあららぎ君のお母さんが教えてくれました。
「人は嫌なことがあったらどんどん逃げていいんだけど、目をそらしているだけじゃ逃げたことにはならないんだよ。」
「君が現状を良しとしている限り外からは手出しが出来ないんだから。」
深い!!

ふつう親なら逃げるなと言いそうなところを逃げろって言うところがカッコいいですね。悟ってますね。
しかも、「目をそらす」と「逃げる」を普通は一緒に考えてしまいそうですけどしっかり分離してるところがすごい。
こんな親ならあららぎ君みたいな正義マンが生まれるのも納得ですね(笑)
逃げるって悪いことのように錯覚しちゃいますけど、たしかに逃げ道を作れる人の方が人生上手くいくイメージありますよね。

でもそれって完璧であろうとする委員長ちゃんにとっては想像すらしてなかったこと。逃げるなんて絶対に許せなかったこと。
逃げる代わりに目をそらすことで現状を維持していたわけですね・・・(悲)
そして耐え切れなくなった心の一部が切り離され、ストレスは障り猫に、嫉妬は苛虎に!


物語の前半は、ひたぎと絡むことで自分が人とどう違うのか、周囲からどう見られてるのか気付き始める展開。
料理の味付けがおかしかったり、自分の宿泊先が苛虎に襲われているということをひらぎに指摘されるまで気づかなかったり、
回りのことならなんでも知ってるのに自分自身については盲目という事実が発覚(笑)
今まで完璧な良い子を演じきれてるつもりだったのに、実はそうではないという自分に気づき始める委員長ちゃん。

さらに追い打ちで、何でも知っているという謎の女性に遭遇。。
「何でもはしらないつばさちゃん」と言われ、格差を見せつけられちゃいましたね・・・
唯一の生き方を否定されたように感じたんじゃないかな?
今まで苦労して演じてきたものが無に帰す感覚・・・?
さすがにこの辺りから、完璧な良い子でいることがなんか違うんじゃないかな?と感じ始めたみたいです。
というよりは、もともと気付いてたのに弱い自分を受け入れられずに居たのかも?


全ては自分の心の問題ということに気づいて最終決戦!
自分自身を受け入れることで分離していたブラック羽川と意識が統合、そしてこの台詞。
「私は本物じゃなくて人物でありたい」
「美しくなくていい、白くなんてなくていい、私はあなた達と一緒に汚れたい!」
人物を汚れたものと表現するところがカッコいいですね。。。
本来、人間ってすごく弱いもの、もろくて、崩れやすくて、失敗もする。それが人間らしさ。
だからこそ完璧に近づくほど人間らしさが失われ、気持ち悪いとまで言われてしまう・・・委員長ちゃんのように。
人間らしさって何だろう?っていう良く見かけるフレーズに答えてくれてるかのような台詞でした。

だけど猫が虎に勝てるはずも無く・・・ピンチになる委員長ちゃん。
そこにタイミング良く登場したあららぎ君!やけにかっこよかったです。
シリーズ通して一番輝いてた気さえしますね(笑)

切り離した心を取り戻したらどんな自分に変化するのか心配する委員長ちゃんでしたけど、
全部お前だよ、変わってもお前だよと言いながら猫耳が垂れ下がった頭をなでるシーンは感動的でした。
そしてこの台詞、
「こんな風に優しくなでて欲しかった」
張りつめてた心の緊張が一気に解き放たれたような表情をする委員長ちゃん。
今まで弱みを見せられずに、言葉にできずにすれ違ってきた二人が初めて通じ合った瞬間なのかもしれないですね。

善良すぎて気持ち悪いとまで言われていた委員長ちゃんが弱みを見せられる人間らしい人物に変化する展開が素晴らしい物語でした。

{/netabare}

■傾物語 まよいキョンシー
しのぶと一緒に旅をしながら小さい頃の委員長ちゃんや大人になった八九寺に出会えるお話。
最終的に、映画のアイ・アム・レジェンドみたいな世界規模の話になってビックリしました。
シリーズの中で一番迫力がある物語なんじゃないかな?
{netabare}
今回、八九寺メインの話かと思ったらほとんどしのぶ回でしたね。
なかなか登場しないしのぶが沢山見れたのは良かったです。
中学生の大きさになれるとか便利すぎでしょう(笑)
そしてなぜかメガネっ子。委員長ちゃん風?あららぎ君の趣味ですかね(笑)

信号の話は、なるほどなぁと感心。
「世界が赤信号で埋め尽くされたときが最も安全で、青信号で埋め尽くされたときが最も危険という矛盾」
でも冷静に考えたら、自分にとっては危険でも相手にとっては安全という状態の視点を入れ替えただけの話なので矛盾ではないのかな?
青信号で命を落とした八九寺を連想させようとしたんでしょうけど、扇のことですからこの無駄に見えるやりとりに何か仕掛けがありそうですね。


その他面白かったシーン↓

のぶえもん!
たかが時間移動じゃろうが
このタイムトラベルは typeA? typeB?
本人がいるタイプと本人がいないタイプ
高校におけるお前様の立場みたいなもんか
僕はいつだっているよ!(泣)

つるペタ羽川さいこう!
お前様、冷静になれよ
我慢 我慢 我慢 我慢!
なにこの人、怖い
血の涙を流して直立してるよ、こんな高校生がいるなんて
そうだ、ちょっと道を教えてほしいんだけど
→交番
騙された・・・幼女の頃からしっかりしていた羽川だった(笑)

スカートめくり → しまった!ちくしょう、これが歴史の強制力というやつか!
八九寺をつかもうとすると必ず邪魔が入る!
いまのは自業自得としか
なんだか変な人に変態的に追われて焦っていたんです
そうか、変態か、ゆるせないな
まあ、世の中 変な奴はいっぱいいるから気を付けなければいけないな(笑)

{/netabare}

■囮物語 なでこメドゥーサ
なでこが爆発するお話。
{netabare}
女子から見たらなでこはずるい性格?なんでしょうかね。
なでこを質問攻めにする月火ちゃんが怖かった・・・
この子 B型 っぽいなぁと思ってwiki見たら。。。正解!
あの性格にさだこみたいなホラー演出重ねてくるのが面白いですね(笑)
いつもの可愛らしい妹キャラの月火ちゃんはいったいどこへ?Σ

にしても、なでこの前髪パッツンはひどかったですねー(笑)
良かれと思って心を開いてあげたんでしょうけど、、とんでもない展開に・・・

そしてラスボスなでこ登場。
迷いなくあららぎ君をめった刺し、何も感じてないような笑みを浮かべながら、、、狂い方が一番やばいですね。
ブラック羽川なんて比じゃないですね。。
おとなしい子ほどなんとやら。

でもリアル女子って割とこんな感じですよね。
今回は、リアル女の子の裏事情を聞かされてるような気分になる物語でした(笑)

おとなしい子にはたぶん2種類いて、表情と内面が一致していて本心が本当におとなしい子、
次が、おとなしい表情を仮面として使い分けてるタイプ。
なでこは後者ですね、最初から相手なんて眼中にないタイプ。
みかけはどちらも同じだから区別が付かないところがやっかいですね。
しかもなでこの場合、誰に対しても両親に対してすら仮面が24時間体制だから誰もその事実に気づかなかったという、一番やばいタイプ。

貝木でさえ見誤るほどの内側に潜んでいたのは、とても精神年齢の低い子供。
いままで誰とも本気で向き合ってないのですから、精神の成長が遅れるのは当然ですね。
そして、幼い子供ほど残虐性を秘めているというのは言うまでもないでしょう・・・数々の作品で取り上げられてるネタですし。
そういう意味では、本物のラスボスでした(笑)

あと、なでこが怪異について語るシーン、
「怪異にあえば怪異にひかれる」
「怪異を知ることで怪異を信じることになってしまう」
あららぎ君の周りにばかり怪異が集中してるのが不思議でしたけど、あれってやっぱりあららぎ君の影響が大きいみたいですね。
身近なところに吸血鬼なんか居たらそりゃ確かに、なにが起こっても不思議じゃないという気分になりますよね。
そういう意味では、あららぎ君の影響を一番受けてたのがブラック羽川なのかも、事情に一番詳しそうでしたし。
むしろ、元々あの町には怪異を引きつける何かがあって阿良々木君たちが巻き込まれた、という見方が正しいかも?

怪異を実際に知ってるから、他の怪異談も信じやすくなり、新しい怪異が生まれる。
その怪異が目撃されてまた怪異が生まれて。。。。連鎖反応?(笑)

{/netabare}

■鬼物語 しのぶタイム
あららぎ君が女の子を誘拐しているように見えなくもないお話。
{netabare}
正体不明の暗闇に追われてるのに、、、
気絶した八九寺を抱える動作に胸タッチ&スカートめくり工程を組み込んでくるなんて、さすが阿良々木さん!(笑)

今回は、いつにも増してセクハラしまくる鬼いちゃん。
これがあの有名なつり橋効果!?
ピンチになると子孫を残そうとする本能が働くという・・・
いいえ、これがデフォルトです!

八九寺「触覚が折れました」
触覚だったんですね、あれ(笑)

「八九寺が寝てるってことは、何をしても良いってことだよな」
一般常識みたいな表情で言うところがすごいですね(笑)

{/netabare}

■恋物語 ひたぎエンド
ゴーストバスター貝木が主役のお話。
{netabare}
偽物語のときから、あれ?貝木って嫌な奴だけど実は良い人なんじゃない?とは感じてましたけど、、
今回の貝木はめちゃくちゃカッコいい!

あれだけ恨んでた詐欺師にまた依頼しなければいけないひたぎの心中はいったい・・・

前回、子供のようにあしらわれて勝ち逃げされたからでしょうか? 一泡吹かせようと鼻メガネで待ち受けるひたぎ。
それを見て敗北感にとらわれてしまった貝木がアロハシャツで登場。
二人とも無表情だからセットで並ぶと何とも言えない空気に(笑)
アロハシャツは忍野のマネかな?
緊張感で笑わずにはいられない人の心理を上手く付いてるシーンですね。

そんな二人が登場する古い青春ドラマみたいなオープニングもかなり笑わせてもらいました(笑)
そもそも、あの髪型は反則ですよね(笑)色白・無表情のツインヘッド、、、
後半、貝木も歌いだして二人でハモってるし、というかあのOPに【恋物語】のテロップは面白すぎでしょう(笑)


命を救って欲しいというひたぎの依頼を受けるかどうか自問自答するシーンは輝いてました。
どう考えても助ける理由が見当たらない。
何の得も無いどころか依頼を受けることが損にしかならない。
そこで最後の問いかけ、臥煙先輩の姉の忘れ形見=するがのためなら?

「神原駿河のためならにっくき戦場ヶ原と阿良々木を助け、千石撫子を騙すことが俺にはできるだろうか?」
そして迷いが一切無い何かを決意するような表情でこの一言。
「イエスだ!」
すがすがしいまでの悪人キャラが誰かのために本気になれるなんて、そこにどんな思いが込められているのか、、
本気顔のイエスには思わず感動してしまい、不覚にも涙腺がちょっとゆるんでしまいました。
このシーンはホントに素晴らしすぎて、あらら?ひょっとしたら主役のあららぎ君よりもカッコいいんじゃないのこの人?と思わせられるくらいでした。

するがの家の前に居るあららぎ君を見かけたことがあるだけなのに、するがと二人の関係性も分からないのに、
知人の知人の知人、、、果てしなく無関係に等しい繋がりなのに、
ましてや、騙した相手が自殺しても何とも感じないような人がです、
どうしてあんな本気顔になれるのか?貝木の生きざまから目が離せないですね。


結局のところ、貝木はひたぎのことが好きでその恋人あららぎ君のことが嫌いってことなんでしょうね。
初めて出会ったとき阿良々木君のことを好青年と言ってたのに、ひたぎと付き合ってるのを知ってからなぜか嫌悪してますしね。
阿良々木君が直接貝木を邪魔したこともないですし、あの嫌われっぷりには何かあるんじゃないかと考えざるを得ないですね。

2年前の詐欺も全てひたぎのためだったのに、感謝されるどころか恨まれてしまうという実はとても残念な人。
ばれると恥ずかしいからその勘違いに合わせて悪ぶった態度を通してるっていう。

そういう視点で偽物語からもう一度見直すとかなり面白いのでお勧めです。
助けたつもりが恨まれ、ひたぎの近くにいることがマイナスにしかならないと分かり自ら立ち去ったのに、久々に出会った彼女は自分の知らないところで勝手に助かったようなすっきりした雰囲気・・・
いったい彼女に何があったのか?
そこへ彼氏のあららぎ君登場!
そうかお前が・・・
自分がしてやったことが無に帰す感じ、おいしいところだけ持ってかれたような、さぞ腹立たしい気分になったことでしょう・・・

ひたぎがあららぎ君と付き合ってるって知ったとき、あの無表情が珍しくビックリ顔になったり、
わざわざ飛行機でひたぎに会いに来たり、
ひたぎの依頼を受けるための理由付けを必死にひねり出したり、

冷静に見ると、貝木の性格なら絶対にこんな行動とらないでしょっていうシーンが結構あるんですよね。
そして毎回その行動に別の理由付けをする。
誰が聞いてるわけでもないのに自分自身に対して(笑)

金のために自分のために生きてるように見えて実は残念な人、そして、ちょっと正義マンかもしれない?みたいな見かたをするとかなり面白い。
なでこに対しても親身になってる感じありましたし、
スズメバチのときも呪いをかけられた被害者にとっては悪人でしたけど、恨みを晴らすことが出来た依頼人たちにとっては善人なんですよね。
例えるなら、殺人犯が悪いのに、殺人犯が使用した武器を作った人まで逆恨みするような状態に近いかも?
それでも武器(おまじない)を広めて良いかどうかという倫理観の問題が残りますけど、
それを言ったら公的に認められてるとはいえ軍隊(自衛隊)とかも同じことのような気がしてきますし。
偽物語の時は意図的に悪人に見えるような視点ばかり取り上げられてたってことなんでしょう、今回の善人に見える物語の伏線として。

「俺のような仕事をなりわいとしているような者には、人の気持ちが一番大切なんだ」
と語る貝木、実は依頼人に対してはかなり誠実なんですよね。
そう考えると、委員長ちゃんとは正反対のキャラクターだったような気がしますね。
良い子を完璧に演じることしか頭になく、相手の気持ちなんて実は考えずに人助けをしていた昔の委員長ちゃん。
わざと悪人を演じつつも、依頼人の気持ちを深く読み取り願いをかなえようとする貝木。

そもそも忍野たちと一緒に過ごしてた人が悪人だとは思えないんですよね。
まだまだ見えてないだけで、実は忍野のように人を助けながら街を転々としてるだけなのかもしれない?
って考えるとちょっと面白いですね。
忍野と違って自分が良い人だと思われるのを極端に嫌ってるみたいですけど(笑)ツンデレ?

{/netabare}


▲ファーストシーズン
2009.07 → 15話 【化物語】
2012.01 → 11話 【偽物語】
2012.12 → 4話 【猫物語(黒)】
▲セカンドシーズン
2013.07 → 26話 【猫物語(白)→傾物語→囮物語→鬼物語→恋物語】
2014.08 → 5話 【花物語】
▲ファイナルシーズン
▲ネクストシーズン
▲劇場アニメ【傷物語】※主人公のエピソード → {netabare}こよみが吸血鬼になったストーリー。2012年公開予定だったのに延期され、現在は未定。{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 30
ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

THE END OF LOVE

先鋒 羽川翼 合わせ技一本 4点
次鋒 八九寺 焦り過ぎて時間切れ、判定負け 3点 
中堅 なでこ 圧倒し一本勝ちどころか三本価値 4.5点
副将 しのぶ?負傷退場、審判が相談した結果、有効1つ分の負け 3点
大将 かいき 十八番の相手を翻弄する技を正攻法で決める一本勝ち 4.5点

※今回はずっとこの調子です。柔道とかボクシングとかスポーツごちゃ混ぜかつ適当wネタバレあるかも

試合詳細
<白猫>{netabare}
 ゆったりとした試合運びながら、セクシーやガールズトークで惑わす。友人の心の底からの応援を胸に刻み、自分の中の自分とも折り合いを付け固い覚悟で挑み、友情・決意・猫で有効打を取り合わせ技一本。勝利の代償に白髪が増えたようです。
{/netabare}
<傾>{netabare}
 見事なスタートを切ったものの、潜在能力の一端を見せるに留まり不完全燃焼。長所である天真爛漫さが鳴りを潜め、ファンも力強い声援を送れなかった模様。決め手に欠き、最後には試合放棄とも取られない力のなさに、審判も落胆を隠せず判定負け。
{/netabare}
<囮>{netabare}
 前髪に隠れていた本性を晒し、相手も観客も恐慌を来す。感情に任せた試合運びはもはや独壇場。喜怒哀楽の外にある感情を馬力にした畳み掛けは他の追随を許さず圧勝。古いファンは何人か去ったものの、数えきれない新しいファンを獲得し、今後も新しい挑戦者を迎えるチャンピオンシリーズは盛り上がること請け合い。
{/netabare}
<鬼>{netabare}
 疾走感のある切り出しから、長い両者の睨み合い。過去の対戦がスクリーンに映し出されるも、この試合に何を期待するべきか観客も困惑。負傷退場し、隠し玉のさらに隠し技を出し、決着。魂をかけた大技に感動するものの消化不足感が否めない。困ってしまった審判団は相談の結果、有効1つ分を取られた程度の負けが妥当と判断を下す。
{/netabare}
<恋>{netabare}
 まさかの大将に前情報を持たない観客が驚くも、その声には期待の熱が帯びる。相手はチャンピオン、一筋縄ではいかない。挑戦者である大将は持ち前の人心掌握術と金銭活用術で相手に取り入ろうとする。しかし王者の孤独な鋼の意志の前では暖簾に腕押し、馬耳東風、全ての技を無に帰す。誠意のなさに僅かながら怒りを覚えた王者の一振りに試合が決したかの様に見えた。{/netabare}
{netabare} しかし王者故の慢心、獲物を前に舌なめずりをする間に反撃の隙を与える。急所を狙われ、試合が振り出しに戻る。否、元々試合にならなかったものを同じ土俵に乗せることに成功した。変則型の挑戦者がかける正攻法と言う変則技。最後には、王者のベルトへの執着心不足が試合を決した。{/netabare}
{netabare} 勝利をしたもののダーティープレイヤーとして荒稼ぎをしたツケにより、場外乱闘にて選手生命を断たれる。・・・舞台に上がれないファンの瞳から、追悼の霙がやまない冬となった。{/netabare}


この1,3,5が強いのって『道』が付くスポーツで良くある順番だからついw
しかし私の評価だからそうなったけど、他の人はどうなんだろうね。

この作品でガハラさんファンの私は、撫子と貝木のファンにもなりました♪
貝木さん、過去の話でいいからまた出てきて!
傾と鬼で辛口評価しましたが、その2つを含めてなんだかんだで楽しかったです♯

化物語、偽物語を観て、楽しめた人にはオススメ☆
あと、ファイナルシーズンがあることを知ってたので心穏やかに最終回を見届けられましたww



★愛情に満ち溢れた長ったらしい過去の感想、
 愛って早とちりしたり爆発したりしますよねw→{netabare}

2013.12.27 23:17
≪お詫びと訂正、観終わってませんでした≫
すいません、ものすごい早とちりしました。
他の作品がどんどん最終回が放送されていて、勘違いしました。
もう1話あったようです。

けど、まあファイナルシーズンがあることに気付いただけでも良かったです。

って全然反省してないな、このオッサンww 疲れてたってことにしてください。
どれぐらい取り乱したか、以下に残しておきますwww

{netabare}
2013.12.27 23:06
≪あれ?化物語ではTVでキリの良いところで終わったし、総集編で減った分はネット配信??≫

検索中・・・検索中・・・検索中・・・

ど、どーいうことなんだよーーーーー!!!!!

出ろーーーーー、ぅうううぃっきぃーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!

{netabare}1 概要
1.1 ファーストシーズン
1.2 セカンドシーズン
1.3 ファイナルシーズン

{netabare}ふぁいなるしーずん・・・だと!?{/netabare}

{netabare}どうやら一応終わったようです。
一応、番組ホームページなど見ましたが、ネット配信とかは見当たりませんでした。
私の眼と心が腐っている可能性は否定できないので、ご自分のマナコでお確かめください。

・・・落ち着こう、まだ焦るような時間じゃない。

{netabare}
落ち着きました。特に言うことはありません。十分言った気がします。

~評価~
恋物語 判定不能
うん、おもしろかったよ、僕。

鬼物語 3点
説明がダラダラと微妙、OPがないのも残念。が悪くもない。
「それにしてもアララギ君はいつも新しい女の子とイチャついてるね」
~~~~

←< To Be Continued >


2013.10.13 22:46
≪最後まで観て、それぞれの話の評価がぶれたら嫌なので、ひとまず物語ごとのざっくり評価≫
ネタバレしない程度で

その前に、物語シリーズをここまで観る人は、「化物語から好きで観ている人」だけってどっかのサイトで見たけど、
その通りだと思う。

けど、百万人に薄く支持される作品よりも、
十万人に熱狂的に支持される作品を作ることは商業的に間違っていない。(←例え話ね、実際のファンの数は知らん)
ニッチを掴んで離さないってのはね。

だから、つまらないと感じる人には仕方ない。
それでも、単純に「手抜き」って否定するのはどうかと思う。
お金がかかっているかどうかは知らんが、映像への熱意と技術は非常に高いと思う。
それに声優さんの奮闘っぷりはトップクラスだと思う、と言っておきます。

~~~

囮物語 4.5点
3話マジ最高☆☆☆☆☆
結末を見ると、動機もひととなりも割と普通だった。だが、それもイイ♪

傾物語 3点
1話はすごい好き☆☆☆☆
結末がよくわからんかった。結局、振りだし?に戻ったってことかな。尺が足りない感じだった。

白猫物語 4点
やっぱ、ガハラさん最高☆☆☆☆☆
ゆったりのんびりだが、このテンポも好き♪


↓もっと古い感想――――――――――――――――――――――――――――――――
{netabare}≪囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ参、頂点 (最初からこう書いておけば良かったのか)≫

☆☆☆☆☆
言わせてください。

囮物語 なでこメドゥーサ 其ノ参、面白すぎるwwwww
撫子は別にお気に入りのキャラとかじゃないのに、

建前、腹の中、見栄、メッキの剥がれ、語り、怪異、

物語シリーズが好きな人がこの話を見てイカれないことはないだろう。
良くも悪くも。
☆☆☆☆☆


少なくともこの猫物語(白)は、化だけではなく黒猫も観ていないと、私ほど盛り上がって楽しむことはできない。
今後のことを考えると、やはり偽も観ることをオススメします。

この3つ目の感想で一番伝えたいことは、
化・黒猫と関連性、連続性のある作品だからと言って、良いところも悪いところも同じであることを期待する、というか待ち構えているのはもったいない。
ストーリー上、2つを知らないと楽しめないが、1つの独立した作品、全く別の作品、
同じお店の同じ料理人が作ったものでも、懐石料理とイタリアンぐらい違うと思った方が楽しめる。

要するに、素直に面白かったです☆

駄文→(暇で暇でどうしようもない方だけどうぞ){netabare}

そうかそうか。
私は、勇者が魔王を倒す、練習して技術を磨き全国大会を目指す、
最高の食材と最高の職人による究極の料理を求める、
そんなことを何に対しても求めていることに気付いた。

物語シリーズ、セカンドシーズン、
つまり、化物語をファーストシーズン、つまり1と捉え、
今放送されているセカンドシーズンを2と捉えていた。

ドラゴンボールの次はドラゴンボールZと言った話だけではなく、
小学校の次は中学校、その次は高校、
大学1年生の次は2年生、その次は3年生、
未成年の次は成年、
誰にとっての当たり前であるかは問わないが、
きっと私にとっての当たり前をこの作品にも期待していたのだろう。

確かに、物語シリーズと書いてあるのだから、
関連性があり、連続性があることは否定できないが、
しかし、
小学生の次は社会人、
大学1年生の次は生後2か月の犬、
未成年の次が宇宙人、
ドラゴンボールの次はドラゴン桜、
となってはいけないとは誰も言っていない。というか、フィクションの世界において、
私が文字に起こせる程度の予想外など、
むしろ当たり前のような些細でつまらないことである。

つまり、化物語の良いところはこれだ、などと評論家ぶって言っておきながら、
良いところ以外を悪いところのように捉えてしまっていたのではないか。
化物語の様な良いところを「次」であるこの作品にも期待してしまった。
いや期待すること自体は問題がないのだが、それ以外を否定する予定を立ててしまったのではないか?

全く、自分と言う人間の小ささに嫌になる。
良いところは結局良いところ、イイものはイイ。
そんな当たり前のことを捨ててまで得た否定など、それこそ否定されるべきではないかと、
この2話目を見て思ってしまった。

これはこれ。イイものはイイ。
これを言えなくなったとき、自分はただ否定することでしか快感を得られない、
思考も行動までもステレオタイプの自分の範疇を超えることのない、予想通りの人間になる所だった。

と、物語っぽく言ってみたwww 駄っ文だ

放送中の追記はこれを最後にして、
放送後に気持ちの良い感想を挙げられればいいなと、願わずにはいられない。
{/netabare}

2つ目の感想→{netabare}
----------------------------------------
つい、自分の中で盛り上がり過ぎて、化の良さを確認するため蟹(カニ)を見てきました。
・・・化、めっちゃ面白い、自分の中では面白すぎw

んで、化に勝てそうにない点は、
・テンポの良さ、程よいストーリーの密度
・アララギ君との掛け合い
・忍野さん
・ときどきチープな作画や気持ち悪い実写を使った描写
あくまでも自分の好みですが、化ってすごい作品だったんだなぁと痛感しました。
話の密度がイイし、展開も早い。原作の時点でそうと思われる。作画も化の方がすっきりしているというか、カワイイというか。予告編と、○○編の最終回にある妹二人が起こしに来る後日談っぽい回想もすごい良かった。
これはどうしようもないんだけど、忍野さんがいるだけで場面が締まる。一気に引き込まれる。忍野さん、マジかっけー
あと、あの独特な描写。これは世間受けもあるだろうから、仕方ない。改善と捉えるべきなのかな。

なので、今後は、
・アララギ君がいてもいなくても面白い会話劇
・間延びさせない
・エロに走らない
この辺りを注意して、化とは別の作品としてがんばってほしいです。と、楽しみなのは変わりませんが、以前よりも期待値を下げることにしました。{/netabare}

以下、1つ目の感想です。盛り上がり過ぎて、若干恥ずかしいw
{netabare}----------------------------------------
あらすじ後の冒頭で惹きつけられました。
化物語に匹敵する名作の匂いがします。

物語シリーズの4作目? 化物語は見ておかないと楽しめそうにない。
化・偽を視聴済み、原作未読。化が大好き、偽は微妙、という人間の感想です。

1話から見えた、セカンドの良さは、
・シャフトさんと西尾さんの相性の良さが輝いている
・最初から本気(OP/EDを含め)
・アララギ君の視点ではない(今後もどうなるかは分かりません)

ここからもっと大いにネタバレしながら熱く語ります。{/netabare}
{netabare}冒頭で寝ている羽川さんが、どこに寝ているかに気付いた瞬間に引き込まれ、
廃墟でガハラさんが心配の余りに羽川さんの頬を叩くシーンで虜(トリコ)にさせられました。

そういえば、化物語の主人公たちは千石を除いて、かなり不幸な境遇にある、あるいは事故にあっていたことを思い出しました。

ガハラさん、アララギ君、忍野さんの優しさは、化物語の魅力の1つである。それは、
大切な人を絶対に守るという強さと脆さ、
誰であろうとどんな苦労を厭わずに協力するという贖罪のような奉仕の精神、
助けないという選択肢のない無自覚な寛容さである。
私はこの三人が好きです。※アララギ君はあまりエロくないときに限る
特にガハラさん。3人の次に好きなのが羽川さん。

羽川さんを通して、ガハラさんの優しさが痛いほど伝わり、私はもう既に泣きそうでした。

物語シリーズは基本、アララギ君と誰か(主に女性)の会話劇が基本。
偽物語を見てから気になっていたのが、その構図だとどうしてもエロい描写を入れやすい。

しかし、1話はアララギ君がいないことによって、アララギ君の重みと描写なしでの変態さに触れる、という技を見せてくれました。

ガハラさんも変態っぷりを見せるが、それはきっと羽川さんを思って彼女なりにおどけて見せているのだと思う。

何はともあれ、最高のスタートでした。
あとは、どんなストーリーが描かれるのか。また、どのように事件を解決していくのか。

偽物語のような、人が起こす事件よりも、化物語のような怪異の性質がもたらす事件が見たいです。(そういった意味では、蛇は人が起こした事件だと思っている。)

今後、アララギ君が出る場面があるだろうけど、このまま各編のヒロイン視点でストーリーが展開されることを期待します。

・・・セカンドって、偽がスピンオフで、化の正式な続編って意味なのかなって勝手に思っています。あと、黒猫を見た方がよさそうなので、借りてきます。
あと、知ったような口で語ってしまい、ファンの方にすんません。{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 34

86.0 13 コンプレックスアニメランキング13位
東京喰種(TVアニメ動画)

2014年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (2724)
15374人が棚に入れました
人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人・喰種が蔓延る東京。ある青年「カネキ」は喰種に襲われ瀕死となるが、喰種の臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることになる―――・

監督に本年度米アカデミー賞ノミネートの森田修平を迎え、前代未聞のスタッフ陣によって彩られる「東京喰種」の新たな世界に乞うご期待!

声優・キャラクター
花江夏樹、雨宮天、花澤香菜、宮野真守、菅生隆之、諸星すみれ、小西克幸、中村悠一、豊永利行、浅沼晋太郎、櫻井孝宏、伊藤健太郎、梶裕貴、浪川大輔、速水奨、立花慎之介、津田健次郎、土井美加、仲野裕、釘宮理恵
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

おし…え…てよ おしぃえ…てよ…、この…魅力を…。。。

2014年7月放送。
全12話。


【前置き】

ヤングジャンプで連載されている人気漫画のアニメ化ということで、放送前から話題になっていた作品でしたね。
原作未読の私としては、知名度の高い人気漫画なだけに差異の生じかねないうメディアミックスから入ることに少々躊躇いはあったものの、
「アニメだし、実写よりはキッチリ原作再現してくれるでしょ!」
という淡い期待の元、視聴しました。

さて、結果としてこの選択は正しかったのでしょうか…。
おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…。



【あらすじ】

人間世界に紛れ込み、人を喰らう正体不明の怪人『喰種(グール)』が蔓延る東京。

平凡な大学生『金木 研(かねき けん)』は、好意を寄せていた少女『リゼ』との初デートで、彼女が喰種であることを知ります。
襲われ瀕死の重傷を負った金木ですが、直後にリゼが鉄骨落下事故に巻き込まれ即死状態となるのでした。

病院に搬送された後、医師の判断で金木に喰種であるリゼの臓器を移植したことで、彼は『半喰種』となってしまいます。
それ以来、金木の人間と喰種との間で揺れ動く苦悩と恐怖に満ちた日々が始まります…。


※※※
『カニバリズム(食肉の風習)』を表現する作品は、どうしても内容を説明するに辺り視覚的なグロテスク描写を含みます。
こちらに関しては、ホント人それぞれの許容量の問題なので、見る前に御自身で御判断下さい。



【語ってみる】
{netabare}
まず、見る前と見た後では内容のギャップに驚きましたね。
『半喰種』という主人公の立ち位置も魅力的でしたが、喰種の持つ「赫子(かぐね)」と呼ばれる背中から出る捕食器官に関しては、異能バトルをする上での特殊能力そのものに思えましたので。
しっかり、ヤングジャンプの層をとらえた、バトルを想定した作品だったわけですね。
徹底的に人を喰う葛藤を重厚に描き抜いてくれるのかと思っていたので、そこは少~し残念な気もしましたが…、まぁ売れないよねそれじゃ…。


まず第一話での、その衝撃的展開を彩る作画の気合いの入りようには驚きましたね。
中盤のバトルは、前半と終盤に比べると少し息切れした感もありましたが、それでも常に一定以上のクオリティーを維持したように思います。
ただ、その内容からTV放送にあたっては黒塗りで表現された部分が圧倒的に多く、内容ありきのグロが魅力の一つであろう本作にとっては、残念で仕方ありませんでしたね。
絶妙な隠し具合で、何がどうなっているかは理解出来ない程ではないので、話についていけなくなることはありませんでしたが。

演出面において記憶に残ったのは、オープニング曲「unravel」の絶妙なかかり具合でしたね。
第1話の終わり、そして最終話での終わりでもそうでしたが、あの「おし…え…てよ、おしぃえ…てよ…」から始まる歌詞は勿論、凛として時雨ボーカルのか細い声色の演出が、作中の金木君の内心と非常にマッチングしており、まさに主題歌と呼ぶに相応しい曲だったのではないでしょうか。
曲としてはエンディング曲の「聖者たち」の方が好きですが、アニメ版「東京喰種トーキョーグール」と言えば、この「unravel」ナシでは語れないとさえ思いました。



ただ、そのストーリー展開としては、まさに目まぐるしいと表現するのが一番正しかったように思います。
原作ファンの方は特に声を大にして訴えていたようでしたが、原作の丁寧な感情描写をスッパ抜いて展開が早過ぎるといった具合だったようで…。

原作未読の私からすると、毎回衝撃的な展開が続きヒキも非常に上手いので、毎週見たくはなりました。
ですが、最終話まで見て結果的に面白かったかと問われると、少し疑問が残ります。
なんというか、キャラクターを好きになるタイミングが掴みづらかったといった感じでしょうか…。

本作に限っては、原作漫画を先に見た方が良かったのもしれませんね…。
だとするとアニメ版の本作に、更に不満を言いたくなったのかもしれませんが…。
ストーリーとしては、ある程度魅力的なのは自分の中では間違いなく、それぞれのキャラクターの葛藤も片手間では見れない吸引力がありましたので、いつかゆっくり原作を熟読したいと思います。


人物の葛藤の中でも、とりわけ記憶に焼きついたのは、喰種でありながら平和に暮らしていた母娘

『笛口(ふえぐち) リョーコ』(←美人)と『笛口 雛実(ふえぐち ひなみ)』(←可愛い)

でしたね。
いや…決して双方見映えが良いからとか、そういう邪な気持ちが働いたワケではなく…。

喰種だからと言って、誰もが好きで人を襲って食しているわけじゃないんですね…。
ただ…人間の言う美味しいものを食べても、全く喉を通らない…、吐き出してしまう…。
そういう風に生まれてしまったばっかりに人目を避けなければならず、娘(←可愛い)を小学校にも行かせてやれない母親(←美人)の気持ち。
何も悪いことをしていないその彼女達(←美人母娘)は、人間が組織した喰種対策局により、一方的な制裁を受けることになります。

社会としては喰種は全員駆逐すべきという考えが一般的なようですが、それでもそういった喰種もいるのだと世論が学んだ時、この社会が考えを改める機会がくると良いですね。
決して邪な気持ちによる同情とかではなく。

作中でも、人間と喰種の対比の表現として、ヒロインの『霧嶋 董香(きりしま とうか)』がこう言う場面がありました。

『ねぇ、ケーキっと本当はどんな味なの?

 吐くほど不味いから分かんないんだけどさ、アレ…人間は美味しそうに食べるじゃない。』

「自分がもしそうなってしまったらどうする?」という問題提起を孕んだ本作。
この状況で主人公のように、目の前にある食肉に手を伸ばす自分を律せられるような『人を見失わない人』は、果たしてどれくらいいるのでしょうか…。
平和に暮らしても殺されるかもしれない、この世界で………。



作中で金木は、「あんていく」と呼ばれる初老の喰種が営む喫茶店に身をおき、以降生活をしていきます。
自殺者等を回収し、比較的罪を犯さず食肉を得られる環境を整えた本店は、この区での喰種の生活の支えとなっていたんですね。
当初は「自殺者の数だけで何人も十分に養えるの?」なんて考えておりましたが、日本の自殺者数や行方不明者数を換算して都心部の人口で割り当てた場合、結構まかり通る数なのだそうで…。
日本コワイ…。

金木はそこで、臓器を移植した大喰いの喰種『リゼ』の片鱗を見せながらも、喰種として少しずつ生活に馴染みをみせ始めるのですが…。
喰種対策局や別の区の喰種が、その生活を脅かします。

そして最終話、カタの外れた喰種による度重なる拷問で、『人を見失わない人』であった金木も、遂に『リゼ』の心に耳を傾けるのです。


『間違っているのは僕じゃない、

 間違っているのは…、この世界だ!』


『それでいいのよ金木君…、生きるというのは他者を喰らうこと…。』


ここから白髮と化した金木が魅せた、これまたカタの外れた…というより足首の骨を外した圧倒的な戦闘能力は、気合十分の作画も含めて物語のターニングポイントに感じ惹きつけられましたね。
そこから何の後日談も予告も無く終わってしまうのもこれまた衝撃的でしたが、まぁ…2期はしてくれるでしょうし、ゆっくり通知を待とうと思います。
{/netabare}



【人を喰ったような発言を繰り返す、美食家月山の魅力】
{netabare}
さて、急速な場面展開からも今ひとつ心象に欠けるキャラクターが多い中、それでもやはり異彩を放つ奴が一人。
それが、喰種対策局から「美食家(グルメ)」と呼称される『月山 習(つきやま しゅう)』でしたね。
はぁ…どーしてまたこういうキャラ好きになっちゃうかなぁ…。。。
でも、原作者の石田スイ先生も彼がお気に入りだとか…。
ですよねぇ、キャラの当て方に愛が感じられますもの。

はてさて、そんな月山という男。
見た感じはモデルを思わせる端正な顔立ちで、言葉の節々に英語や音楽用語を用い艶めかしく話すキャラクターです。
呼称としては他にも「20区の厄介モン」「気持ち悪いキザ野郎」「(ストレートに)変態」等多数。
うん、やっぱり愛を感じます。(愛の表し方は、人それぞれです。)


実際、彼は金木君に共通の話題である本を用いて近付くのですが、その本心はまさに彼を食すことであり、彼の血が付いたハンカチーフを鼻に擦りつけて


『柔らかな甘みと、芳醇なハーモニー。

 ああああああぁぁぁ、新しいごちそうの発見はっ!

 人の幸福にとって、星の発見以上のものだ!!!』


と迷言を吐き散らす、まさに変態野郎でしたね。
声を担当された「宮野真守さん」はまさにハマリ役で、「DEATH NOTEの夜神月」等の冷静沈着タイプから「STEINS;GATEの鳳凰院 凶真」といった厨二病キャラまで突き抜けてこなせる宮野さんだからこそ、存分に魅力を見出せたように感じました。


第5話で月山は、金木君をどうやって食べようかと試行錯誤した末、

『金木くぅんンがっ!! 食べながら

 金木くぅんうおっ!! 食べたい!!!』

という奇想天外な発想に辿り着き、人質をとって彼に迫ります。
ここで金木君から「変態」発言が飛び出るのですが、彼は侵害だと返しながらも「そうさせたのは君なのだから責任をとれ」と責任転嫁する天晴ぶり。
中の人繋がりで言うと、まさに「駄目だこいつ…、早くなんとかしないと…」状態でしたね。

ただ、実際に董香が割って入り彼を制止するも、「美食家」を名乗るだけあって良い物ばかりを食してきた月山は、食事が戦闘能力に直結する喰種の中でも、抜群の実力を持っていました。
そこで奇策として、董香が金木を食すことになるのですが、それを見た月山の

『僕のだぞっっ!!!』

発言には、シリアスな場面展開にもかかわらず笑ってしまいましたよ。
きっとそういう方も多いのではないでしょうか。


そんな彼も、金木くんが攫われた終盤では、

『アモーレ!! heartbreak…。

 無二の友人である金木君が…、ワケの分からない連中の手によって危険な目にあってるなんて…

 No kidding!!』

と言い放ち、「あんていく」と共に、彼を助けに?向かいます。
この月山が本作において、こういう味方とも敵とも呼べない立ち位置のキャラになったわけですね、にくい構成でした。
彼の言動を全て「お前が言うな!」で収めてしまうのは簡単ですが、皆さんもどうか彼を温かい目で見て愛でてみませんか?


そうそう、少し余談となりますが。
TV放送のCMを飛ばさない方はご存知かと思いますが、金木君と月山が行なうBlu-rayの販促CMは面白かったですね。

金木「月山さん、イベント抽選券付きBlu-rayが発売ですよ!」

月山「チュレェヴィアアアアァン!!

   イベントと言うことは、皆に祝福されながら、僕達が一緒になる日が遂にやってくるんだね!!?」

金木「人を喰ったような発言はやめて下さい…。」

最期の金木君の冷静なツッコミが良いですね。
これが聴きたくてCMは毎回飛ばしませんでしたよ、私は。
{/netabare}



【総評】

作品として魅力に感じる部分は大いにありましたが、その原作をアニメで100%活かしきれなかったように感じます。
原作未読の私から見ても、全12話で表現しようとするシナリオ構成の幅に、若干無理が掛かったように見受けられました。

それでも、内容として手を抜いた作品では決して無く、演出面にも秀でておりグイグイ見させるだけの吸引力はしっかり兼ね備えておりました。
全般的にシリアスな内容ではありますが、その分Cパートで小ネタを挟み楽しませてくれますしね。
次に見る機会があれは、ちょっと恐いですが黒塗りが無い完全版で是非見たいですね。

2期はやるのか…いつになるのか…。
今現在まだ噂の粋を出た情報はありませんが、どうせなら熱が冷めない内に放送してほしいですね。
展開が早かった分、視聴者の熱が冷めるのも早い気がしますし。

その時は、また作中にハマったを主題歌だと尚嬉しいですね。


ではでは、読んでいただきありがとうございました。


◆一番好きなキャラクター◆
『月山 習』声 - 宮野真守さん

◇一番可愛いキャラクター◇
『笛口 雛実』声 - 諸星すみれさん



以下、カニバリズム(食肉文化)について。
(途中から妄想に突入してしまったので、〆ます。)
{netabare}

ちなみに私は恥ずかしながら、正直なところまだ一度もカニバリズムを体験したことがありません。
偏見を持たず多種多様な食文化に触れることは、人生観を広げる意味でも重要だと私は感じておりますので、ここは偏食なぞせずに、いつか体験しなければいけないなと考えております。

しかし、現代の日本において、そんな「ハンニバル•レクター」みたいな真似が出来る状況は早々ありません。
やはりここでも、『東京喰種トーキョーグール』の世界に妄想を抱くことで、脳内体験するのが社会人として果たすべき選択となるでしょう。


まぁ…どーせ喰べるなら、私好みの『チュレェヴィアアアアァン!!』な人間を捜すことにしましょう。

おっ、かなり好みの人間を発見!!
早速、声をかけてみましょう。


「あっ、お嬢ちゃん可愛いねぇ。

 ヒナミちゃんって言うんだぁ…。

 うんうん、髪型が(私好みな)ショートカットで似合うねぇ。(グヘヘ)

 へぇ、字のお勉強してるんだ、偉いなぁ。

 それならお兄さんが、こっちで詳しく教えてあげるよ。

 さぁ、おいでおいで!!(ゴクリ)」



……さて、数分後。
細切れになった私は、彼女の胃の中にいたワケですが…。

こんな可愛い美少女になら、喰われる側というのもまた乙なものでした。

でも、ちゃんと「ごちそうさま」って言おうね、ヒナミちゃん。
{/netabare}

投稿 : 2022/12/03
♥ : 61
ネタバレ

かげきよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

喰べたら「ごちそうさま」するまでが作品なのに

人を喰らう正体不明の怪人・喰種。
主人公カネキは喰種に襲われ瀕死となるが
喰種の臓器を移植されたことで半喰種となってしまう。
それ以来、カネキは苦悩と恐怖に満ちた日々を送ることに…。


凄惨な食事現場で始まり、凄惨な食事現場で終わった一話だったが
その課程には実に多彩だった。
Aパート開始時は安らぎや暖かさを感じさせつつも
黄色い道をゆっくりと歩む美女の姿が「迫る注意」「迫る非日常」を感じさせ
そこから緩急を織り交ぜ喜びから恐怖、救済に戸惑い、葛藤に絶望と
「赤い日常」へと変貌する様を流れるように観せてくれた。
この一話だけでジェットコースター一周分の感情を体感できる様な内容で
すぐにおかわりが欲しくなってしまった。
掴みとしては今期一番良いかも。今後も期待が高まってしまう。

考え過ぎかも知れないが、カネキが半喰種になる課程も単なる偶然とは思えず
どこか作為めいたものも感じている。
医者もグル(グール)かな?…とか、ミステリー好きの血も少々騒ぐ。

またこの世界での半喰種の存在意義がどうなるかにも注目している。
既存のグールなら自我を持っていないので、
その間に当たる半喰種には無条件で価値が生まれるが
この作品の喰種は既に自我や規律すら持ち合わせている模様で
半喰種との違いがどう現れるか気になる。
カネキの葛藤は半喰種ならではのものでずっと続いてしまうのだろうか?

※2話感想{netabare}
ヒデを救うためグールの力を借りグールの力に飲まれヒデを襲う衝動に駆られる…。
泥沼の葛藤が更なる深みへとハマっています。

それでも「人」の事「グール」の事、そして「自分」の事を知ろうとして
向き合う姿は立派でした。
ヒデも勘がいいので判っているご様子。良い友達じゃないか。
血の臭いだけでなく感動の匂いもしてきました。

あと触手を絡めた戦闘シーンもかなり上等で衝撃的でした。
そしてこの作品「目力」がハンパない! 夢に出そう…。
{/netabare}

※3話感想{netabare}
アンティークを中心に活動するグールの生活が覗けた回。
どうやら安定区と掛けてあるようでグールの中でも穏やかに
生活する者が集まっている様子。
食事も自殺者を確保している様で納得できた。…ここまでは。

でも、他の区に多数の凶暴なグールが居るとなると
描かれている平穏無事で危機感の無い人間社会に疑問が湧く。
グールの数が多すぎる。

設定通り、毎月グールの人数と同じだけの人間が殺されるとなると相当な被害で
もはや警察が事件としてどうこうでは無く
軍が出来て対応していたり半分以上グールとの戦争の状態に成っていておかしくない。
…というか成っていて普通、それくらいの危機だと思える。
面白そうな作品なだけにバランスも考えて練って欲しかったと思ってしまう。

ちょっとケチが付いたが今後の展開で
グールの繁殖方法やジェイソンみたいな奴の素性や存在意義が明かされれば
もう少しは納得行くかも知れない。
【予想】{netabare}グールは元々政府が作り出しているが隠蔽されている{/netabare}
みたいな話なら判らなくもない。期待はしている。
{/netabare}

※4話感想{netabare}
美食家、月山の裏の顔が見られた回。

人と仲良くしようとして無理矢理不味いモノを食べる霧嶋さんとは対照的に
美食を謳歌する月山。
狂った様に映るけどグールとしてはこちらが正常なのかな。
グールの味覚に着目したこの作品ならではの存在は面白く、次回以降も注目です。
{/netabare}

※5話感想{netabare}
早くも月山の食指がカネキに迫り、錦の切ない過去も露わに。

前回に続き月山の個性が圧倒的。颯爽登場!宮野真守無双。
狂気の中、生き生きしていてキャラ的にはみんなを喰ってたと思う。

錦もイイ話で単なる憎まれ役から脇役レギュラーへと躍進したかな。
でも、錦自身は内蔵の九割方破損した所から復帰したのに
姉さんは一般人相手に呆気なく死亡。(詳細不明)
そう言えば路地裏でカネキと最初に会ったグールも蹴り一発で死んでたし、
グールの耐久力に差がありすぎてご都合感が出ている。

美味しく質の良い餌を食べると即効でパワーアップ!
ってキノコマリオみたいな事を急に言い出してるし
話が進むにつれ、設定の詰めの甘さが見えて来てちょっと残念にも感じる。
{/netabare}

※6話感想{netabare}
何とか危機を脱したカネキ達。そして改めて浮き彫りになったグールと人との距離。

グールも人と同様に心があり愛があり家族があり。
「お母さん!」と言うヒナミの叫びがとても痛々しく突き刺さる。
同情できる話で何とかしてやりたいのだが、
「人喰い」…いや「人しか喰えない」と言う生態は致命的で
言葉や理屈が通じ心があるとしても相容れない存在になってしまうよなぁ…。

カネキの存在がグールと人との心の橋渡しになるかも知れないけど心が繋がったとして
約定作って「人を襲わない代わりに故人の体を提供する」って訳にも行かないし…。
設定上では既に詰んでいる…と言える落とし所のない問題にどう挑むのか
見物だと思うけど、ホントどうするんだろう?
バトルで何となく解決した風には成らないで欲しいけどな。
{/netabare}

※7話感想{netabare}
人にもグールにも義はある。それ故に復讐と憎しみの連鎖は止まらない。

カネキが到着するもヒナミのお母さんを助けられず悲しい結末になりました。
ヒナミにとっては本当に最悪の結末。
でも、母の表情から察するに復讐は望んではいない筈。
それは幼いヒナミに伝わっているのか?理解できるのか?
葛藤の中、芳村さんの道か薫香の道か何を選択するのか
この作品の肝になりそうで興味深いです。

真戸さんはグールにとって脅威だけど人側から観ると逞しい。
彼処まで出来る様になるには相当な修羅場と仲間や知人の死を経験しているのだろう。
グールに情をかけて殺された者もいそうだし、少々壊れてなきゃ務まらない。
悪っぽく描かれているけど背景を察していくと憎めないキャラだと思う。

一人殺されたとはいえ亜門達は何とかクインケ無しで対抗してましたが
身体能力考えると全員瞬殺されて当然なレベルで無理がある気がします。
せめて刃物弾くって設定無くしてくれないと人に勝ち目がなくないかな?
グールって設定自体矛盾だらけなので小さい事は寛容には観てるけど、
バランス感覚がちょっと悪いなって気がします。

次回は真戸と薫香の戦いが更に激しくなりそうで、
そして復讐に走る薫香をカネキはどう見るのかも楽しみです。
{/netabare}

※8話感想{netabare}
真戸さん亡くなってしまいました…。
良い悪役だっただけにちょっと寂しくもありますが復讐に囚われた者の末路として
意義を投げかけてくれました。

一方ヒナミは復讐に囚われず深い悲しみの中から「生きる」ことを決意。
溢れる涙が心に響きます。強く生きて欲しいですね。

カネキは不戦を貫き悲しみと復讐の連鎖を断ち
グールと人とを繋ぐ希望になって行きそうですが6話感想の懸念が個人的に引っかかる。
共生目指すならグール用の食料開発出来ないものかな?
{/netabare}

※9.10話感想{netabare}
悲しみを乗り越え日常を取り戻そうとするアンティークの面々、
そして新体制でグール対策に当たる捜査官達。

近隣の11区が騒がしく嫌な予感がしていたらやっぱり飛び火です。
捜査官も絡んできてなんだか仁義なき抗争モノの雰囲気が強くなってきましたね。
{/netabare}

※11話感想{netabare}
人とグールが入り乱れた抗争、そして拷問と血生臭く暴力の砦と化しています。
覚醒しつつある亜門くんをいつの間にやら応援しちゃってます。
現状アンティークの敵ですが何れ手を組む事もありそうですよね。

カネキくんから新たなカネキくんが生まれそうですし、
屋上には何やら怪物が…ってあれまさかマスターなのか!?
次回も気になります。
{/netabare}

※12話感想{netabare}
心身共に死よりも凄惨な地獄の様な苦しみ中、今までの全て否定し
生まれてしまったダークカネキくん。
これからこの作品はドコへ向かうのか?…って所で最終回!

せめて…せめて外での戦いにケリ付けてくれないと投げっぱなしにも程があるし
痛々しい拷問が最終回ってのも後味が悪すぎる。
この終わりならアニメ化しなくても良いんじゃない?って気さえします。
{/netabare}


【総評】
心理描写や戦闘描写は良く描けているしキャラも立っている。
そして設定上袋小路になっている人とグールの関係がどうなって行くのか
どういう結末になるのか期待と興味を持って観てこれたがとにかく後味が最悪でした。

人として生まれそしてグールとして再生して価値観や感性などを培い
積み上げたモノを最終回に全否定させて結論出さずにハイ退場!!

結局、1話で身体を失い、最終話で心を失った可哀想な青年の怪談のような話で終幕。
闇芝居なら三分で終わるわッ!
中身は投げっぱなしでブッツリ終わるアニメの中でも指折りの作品になってしまいました。
続きやるのですかね? やらない事には話にならないし観る意味もない作品です。
事情があるにせよ、この終わりを平気で観せる制作側の神経を疑います。
期待と観て来た時間までも全否定されるこの終わり方は許容できません。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 64
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

2018.08.17記


原作既読。いや、アニメ観てから原作揃えた人。
もともと職場の子から原作を薦められてたんだけど、その時スルーしてたのを後悔するはめに・・・


マンガはけっこうな売れ行きで、アニメも海外含め評価が高く、そのあと実写化までした大ヒット作です。
なにせ人を喰うおどろおどろしいバケモノの話なので、実写映画版では出演女優さんの一人が良心の呵責を覚えてなのか出家してしまうという騒ぎを起こしたほどです。
タイトルだけ見たら、人間視点でバケモノとの闘いを描いたバトルものか、グロ主体のホラーみたいなのを想像しがちです。そう、頑張れ人間!

 嫌われたっていいじゃないか 人喰いだもの

はいこれミスリードです。
ん?みんなもう知ってるって?

スプラッタホラーか超絶バトルものはちょっと、、、という先入観で本作を避けてしまうのはもったいないと思われ、むしろその先入観、この際棄ててもらってかまいません。

人間と喰種を分かつもの、それはたまたま人しか喰えない種族としてこの世に生を受けたか?そうではないか? 細かいところを除けば一点それだけ、この作品の基本設定です。

時には人間、時には喰種側の視点で
何が正しくて、何が間違っていて
勝利も敗北もないまま 孤独なレースは続いていきます

{netabare}8話戦闘シーンでの言葉の応酬に端的に表れてます。

亜門VS金木戦での亜門
『罪のない人々を平気で殺め…己の欲望のまま喰らう』『親を殺された子供たち…残された者の悲しみ…孤独…』『貴様はそれを考えた事があるか?』

真戸VS董香戦での董香
『訳もなく命を狙われる恐怖 あんたにわかる?』『大切な人が虫けらのように殺される あんたにこの気持ちわかる?』{/netabare}

単純に視点をどちらか一方のサイドに寄せて、というわけではない極めてドラマ性の高い作品といってよいでしょう。グロやバトルは作品を飾る要素として欠かせませんが、メインはあくまで人間?ドラマです。


そして人間でも喰種でも多少の個体差はあれ自分サイドの視点しか持ち合わせてません。
そこに{netabare}「もとは人間、今は半分人間半分喰種の」{/netabare}主人公金木研くんがどう割って入っていくかが作品の見どころとなってます。

{netabare}『自分の意思と無関係に、自身の体に改造がなされる。』
このへんは初代仮面ライダーみたいです。世の少年少女たちが心躍らせる伝統芸と言えるでしょう。
昭和の本郷猛はいかついあんちゃんでしたが、平成の金木研はナイーヴ優男である、というのも時代の流れでしょうか。{/netabare}


OP『unravel』は物語にドはまりしてる秀曲です。ムービー含めてインパクトがあり、カラオケのアニソンランクでも上位に食い込んでます。ただし、これ原キーで歌いきれる人っているんだろうか??
OPに隠れてますが、EDもクールダウンにちょうど良い曲です。ED後の巻末4コマ的なショートアニメもほっこりできますよ。


キャラは喰種も人間も多士多彩で登場人物多めです。
1期1クール12話で全員掘り下げきれるわけにもいきません。2期待ちか必要最低限か、私は掘り下げ不足を理由に感情移入できないといったことはありませんでした。

声優さんもキャラの多さに合わせて人数多めです。回によってはEDクレジットで3カット分使うほど用意してました。そして無駄に豪華です(褒め言葉)。
{netabare}
※印象深い演者さん
■金木研:花江夏樹
悲鳴に近い絶叫を担当するのに適任でした。梶さん(今回はアヤトの役)の絶叫も捨てがたいがよりナイーヴな感じを出すには花江さんじゃなきゃ無理かな。
■ウタ;櫻井孝宏、月山習:宮野真守
ハマってることはハマってるんだけど逆も見てみたい。
■エト:坂本真綾
ただ私が好きなだけです。
■真戸呉緒:大川透
マジキチぶりが伝わる好演。 病気からの復帰おめでとうございます。(2018年8月現在)
■鈴屋什造:釘宮理恵
意外な組み合わせ。什造を女性声優でというのはすごいアリ。什造の「見た目は青年中身は子供」感がよく出てました。
{/netabare}


※以下ネタバレタグは本当にネタバレ

引き込み充分な第一話。
{netabare}リゼを媒介におどろおどろしい喰種をまずは視聴者に印象づけます。そうですよね、人を喰うんですから我々人類の敵ですよ。
それで喰種の生態やら人間と喰種の関係性など適度にレクチャーが入るので初見殺しにはならない設計。Bパートからは半喰種になってしまったカネキ君の苦悩です。そしてクール通じてカネキ君は悩みに悩みます。{/netabare}
第二話アバンで物語のコア部分に触れるので、ノリが合わなさそうなら撤退を視野に入れてOK!
{netabare}
金木「僕は人間だ。お前らバケモンとは違うんだ。」
董香「どう?あたしがバケモノならあんたはなんなんだよ?」
金木「お願いします。教えてください。僕はどうしたらいいんですか?あの日から全てが最悪なんです。」
董香「最悪か?あたしだって教えてほしいよ。」
  「ねぇ?ケーキって本当はどんな味なの?吐くほど不味いから分かんないんだけどさ、あれ、人間がおいしそうに食べるじゃない?」
  「平和な生活はどうだった?CCGやグールに怯える必要のない日々は?
全てが最悪?ざけんなよ!」
  「だったらあたしは生まれた時から最悪ってわけ?なああんた!教えろよぉぉぉ!!」

・・・からの『おっしぃえってよっ』unravelインですからねぇ。カッコよすぎです。
{/netabare}
序盤に世界観の提示がなされるので、そこに抵抗がないなら最終話までいけるでしょう。無駄回無かったと思いますよ。1期の区切りもあの箇所までだったら納得です。


グロですか?

カレー食べながら観ることができましたので平気です。
そのへんは所詮アニメーションということで実物の映像とは違いますし、規制も効いてることから血しぶき+α程度のグロです。
{netabare}ただし画よりも音が嫌だということはあると思います。11話12話の拷問シーンでの悲鳴絶叫はきつい人にはきついでしょう。画はそうでもありません。{/netabare}
受け入れる視聴者側も、進撃の巨人あたりがこのへん切り拓いてくれたおかげで、出来上がった土台に乗りやすかったかもしれません。


さてさて金木くんは葛藤の末、どういった結論を出していくんでしょうか?

 しあ○せはいつも じぶんのこ○ろがきめる

最後に一つの結論を出します。共感するもしないもそういう物語なのでね。


続きは2期で!



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2019.06.28追記
《配点を修正》


視聴時期:2017年11月

シリーズは2018年秋クールまでの全48話をもって完結しました。
金木くんやトーカちゃんをはじめ、1期ではまだ子供っぽさの残る登場人物らが次第に深みを増していきます。
残念なことにあにこれでは期を重ねるごとに評価を落としていきましたが、私は好きですね。

投稿 : 2022/12/03
♥ : 36

82.6 14 コンプレックスアニメランキング14位
琴浦さん(TVアニメ動画)

2013年冬アニメ
★★★★☆ 3.6 (2417)
12226人が棚に入れました
琴浦春香は、一見普通の女子高生に見えるものの、人の心が読める能力を持つ。
しかしそのことをきっかけに、周りを疎外するようになっていった。と
ころが転校してきた早々に出会った真鍋義久がきっかけとなり、徐々に心が解され、また彼に惹かれていくのだが…。

―2012年8月にテレビアニメ化が発表された。

声優・キャラクター
金元寿子、福島潤、花澤香菜、久保ユリカ、下野紘
ネタバレ

アムールトラ さんの感想・評価

★★