幻想的おすすめアニメランキング 109

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの幻想的成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2019年11月15日の時点で一番の幻想的おすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

90.5 1 幻想的アニメランキング1位
天空の城ラピュタ(アニメ映画)

1986年8月2日
★★★★★ 4.2 (2198)
12864人が棚に入れました
ある夜、飛行中の飛行客船を、航空海賊の一団が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを奪い取る。窓を伝って逃げようとするが、海賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船から転落してしまう。雲間を落ちていく中、気を失った彼女の胸にかかっていたペンダントの青い石が突然光を放ち、シータは光に包まれゆっくりと降下していった。鉱山町で働く少年パズーは、青い光とともに空からゆっくりと降りてきたシータを助け、自宅にかくまう。一夜明けパズーは、シータの行方を追う空賊や政府からシータを守り逃走を図る。

声優・キャラクター
田中真弓、よこざわけい子、初井言榮、寺田農、常田富士男、永井一郎、糸博、鷲尾真知子、神山卓三、安原義人、亀山助清、槐柳二、TARAKO
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.5

色あせないキングオブ冒険! あとおまけ。

「親方、空から女の子が!」

主人公パズーの元に現れた一人の少女。
シータという名乗るその少女が持っていた、「飛行石」を巡る争い。
そして、その先には、パズーの父親が見たという、伝説の浮遊城「ラピュタ」の存在があった。


これぞ冒険!
どれだけ見ても飽きません。

・敵役含め魅力的なキャラクター
・ハラハラする展開。
・今でも通じる名言の数々

子供の頃見ても、大人になった今見てもワクワクさんが止まってくれません。
「自然との共存」「人間の愚かさ」など、ジブリではおなじみのテーマ性を持ちつつも、まったく説教くささを感じさせないストーリーです。

テーマソング「君を乗せて」も耳から離れなくなる名曲。

こういうストレートな冒険作品、また出ないかな。
ジブリ作品はこうであって欲しいです。


↓以下、超駄文、一応ネタバレ↓
{netabare}
地上波で「バルス!」って叫ばれると2ちゃんが落ちるってどういうことですか!(Twitterは耐えたそうですが…)

さすが滅びの呪文。

でも、万が一、飛行石の持ち主が体育会系で、「頑張るッス!」
とか言ったらラピュタ崩壊するんですよね。
危険な呪文は長い方がいいと思うんですが。。。

ラピュタへの道を示す呪文ですら、
リーテ ラトバリタ ウルス アリア ロス バル ネトリーヌ
……とか長いのに(しかもどっかでかんだら滅びの呪文を言っちゃいそう)。

ということで、みなさん。
貴重なアカウントのパスワードは、長いものにしておいたほうがいいと思います。
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 68
ネタバレ

イムラ

★★★★★ 5.0

地球は回るよいつまでも

<2019/8/30 追記>
金曜ロードショー観ました。
やはり名作中の名作。
ジブリの最高峰だと思ってます。

<2018/8/26初投稿>
今から32年前、友人から「これを観ないと人生損する」と強く勧められ、映画館で観ました。
今思うと映画館で観といて良かった。
結局二番館、三番館に転げ落ちたの追いかけて5回観に行きました。

言わずと知れた名作です。
極めてオーソドックスなボーイミーツガールですが、そのカテゴリの中では最高峰じゃないでしょうか。

まずキャラクターが魅力的。

主人公パズーは鉱山で働く好奇心旺盛で快活な男の子。
声は後の「海賊王になる」の人。
挫けそうになるけど挫けない。
たまに名探偵じゃない方のコナンばりのアジリティを見せつけます。
年に一度、ツイッターのサーバを落とすスーパーハカーという噂も。
そしてラピュタパンの発明者。

シータは楚々として誠実、優しく芯の強い、でも怒らすとたぶんむちゃくちゃ怖いであろう典型的な宮崎ヒロイン。
普段は山間部で畜産業に勤しんでます。
ヒロインは空高くから落っこちてくるものだという固定観念を日本人に植えつけた人でもあります。
コナンの彼女とよく似てる気がする。
パズーと組んで年に一度ツイッターに御迷惑をおかけしている。

空の海賊の頭領ドーラは{netabare} ク○ババ○枠、じゃなかった「いい女」枠の肝っ玉ばあちゃん。
豪傑な悪役として最初登場しますが実は気っ風の良い優しいク○ババ○。{/netabare}
毒蝮三太夫と気が合いそう。
若い頃はシータとそっくりだったらしい(人間ってそういうもんだよ)。
特技はホンジャマカの石ちゃんより美味しそうに肉を食べること。

ムスカは{netabare} 寺田農さんの声がハマりすぎるくらいハマってるThe・悪党。
ツイッターと並ぶバルスの被害者。
コナンの敵役とキャラ丸かぶりだけど、なだぎ武のモノマネのおかげで知名度はこちらの方が上。
「見ろ!人がゴミのようだw」「眼がぁー眼がぁー」は名言として今も日本人の心に刻みつけられています。
合掌。{/netabare}

なんと濃ゆい皆さんでしょう。
ステレオタイプなはずなんですが、味付け加減が抜群で魅力的になってます。

1900年代初頭のヨーロッパのような味のある世界観ですが、街中というか平地はあまり出てきません。
切り立った渓谷の上とか、空中船の上とか、ラピュタの上とか高いところがメインなのですが、これらが本当に高く見えて絶景!
高所恐怖症の私は映画館で観ててちょっと怖くなってきたの覚えてます。
VRで観たら大変かも。
でもVRで観てみたい気も。

飛行機や飛空船は宮崎デザインの集大成みたいな感じ。
こういうの本当に好きです。

ストーリーの内容紹介は省きますが、物語はシンプルに展開されつつも、ゆったりした日常と緊迫した場面のメリハリが効いていてひと時も眼が離せません。

フラップターに乗った{netabare} パズーとドーラが、燃え盛る要塞に突っ込んで塔の上から囚われたシータを助け出す{/netabare} シーンは毎度毎度背筋がぞわーーーーーとします。
この時の劇伴も最高に好きです。

映画館で観られて本当に良かった。。

というわけで私の中では文句なしの満点評価です。

<おまけ・・・都市伝説について>
ラピュタでよく言われるエンディングでの都市伝説。
スタッフロールが流れる中、{netabare} パズーがシータをゴンドアの家に送るシーン{/netabare} を見た記憶が私もあったんですよね。
なのでレンタルビデオや金曜ロードショーで観た時、あれ?となったんですけど。
そんなシーンは最初からなかったらしいのですが。
結構はっきり意識にあったので、なんか不思議な感じです。

<2018/7/28追記>
今日、関東は夕方ごっついゲリラ豪雨がありました。
その豪雨を降らした雲がラピュタの「竜の巣」のようだと話題になってますね。
ネットで調べたらまさに「竜の巣」でした。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 64
ネタバレ

Yulily

★★★★★ 5.0

「天空の城ラピュタ」天空のジブリ大博覧会に行って来ました

私が あにこれで5つ星を付けている宮崎駿 監督作品「天空の城ラピュタ」「風の谷のナウシカ」この2作は同点首位、監督のなかでも1、2を争うほど好きな作品です。

映画公開から何十年もたちますが全く色褪せない名作ですね。
日本アニメ映画を代表する冒険ファンタジーではないでしょうか。

思い入れがあるシーンは幾つもあります
物語の幕開け…

ヒロインのシータが飛行船から落下
一瞬の静寂の音を聴き
ピアノ旋律で始まる音に引き込まれます...
ラピュタの文明や衰退の絵が印象的でイメージを掻き立てられます。

序々に盛り上がる その旋律に心揺さぶられ、高まる期待で胸がいっぱいになる
そんな始まりを告げるにふさわしい曲です。

天空の城ラピュタ
ラピュタという伝説の空中都市に憧れた幼きあの日を思い出しました。

目の前にある大きな入道雲、その雲の向こうには きっと何かがそこにあるのではないか
そんな風に思って空を眺めたものです。
今では、入道雲を見る度に作品を思い出して また会いたくなります。

ラピュタを背景に流れる「君をのせて」
物語を回想させるのに これ以上の曲は無いかもしれません…

父さんが残した 熱い想い

母さんがくれた あのまなざし

地球は回る君を隠して

輝く瞳 きらめく灯火

地球は回る 君をのせて

いつかきっと出逢う 僕らをのせて...


幾度もこの作品を観てきましたが
興奮と感動へと いつでも連れていってくれるのです。

熱い想いが この作品のメッセージ
出会えたことに感謝します。


ネタバレはありませんがレビューではないので閉じます。
【三鷹の森ジブリ美術館 2015.2.28】
{netabare}
今回は美術館内での天空の城ラピュタの部分だけ書きます。
ジブリ美術館は主に天空の城ラピュタと となりのトトロの展示が多いように思えます。

太陽が降り注ぎ、青空が眩しいこの日、美術館の らせん階段を登る私 この瞬間はいつも心が高鳴るのです。

その理由は屋上にロボット兵が待っているからなんです♪
圧倒的な存在感で この美術館を見守っているかのようです!

外なので写真撮影が出来るこの場所。大人気なロボット兵との2ショットは一瞬の駆け引きです♪

離れた場所にはムスカがラピュタを操っていたあの石も置かれています。

一番好きな場所は監督の作業机のある部屋です。
コルクボードに貼ってあるシータやパズー、監督の構想段階のラピュタには目が釘付けになります!

天井から吊るされていたのはパズーが持っていた羽ばたく模型飛行機
幼い頃、空を飛ぶ事に憧れを持っていた監督。
パズーは監督だったのでしょうか…

館内の壁を飾るワンポイント
光のキラキラ ステンドグラス**

私が見つけたのはラピュタは「シータとパズーにタイガーモス号の」「天空の城ラピュタ」の2枚でした♪

お花、花瓶etc♪美術館のあちらこちらに夢がつまっています。
そんな夢のファンタジー空間でした♪
{/netabare}
【ジブリの大博覧会 2016.7.28】
{netabare}
強い陽射しが肌に じりじり感じる夏の日
天空のフロアで開催している『ジブリの大博覧会~ナウシカからマーニーまで』
六本木ヒルズ52階へと行ってきました。

やっぱり私、宮崎駿WORLDを感じられる場所って大好きです♪
同じジブリファンに会えるのもなんだか嬉しいし

入口からこれまでのジブリ作品のポスターがお出迎え
どの作品も見慣れたポスターです。

そこを抜けると部屋があり
入場者をカウンターから待つトトロが
『え、・・かわいい~♡』
後ろに秘密そうな場所があったので覗きに行ってみると、、
暗めの階段の先には まっくろくろすけがいっぱい♪

つい見逃してしまうような、このさりげなさ
これはきっと・・監督の遊び心ですね。
ファンタジックな空間に胸のどきどきが止まりません。

壁一面に展示しているポスターの原案や新聞の広告

棚や壁いっぱい、そして天井にまで ジブリグッズが並べられた展示部屋はまるでおもちゃ箱の中にいるみたい

時間を忘れて お気に入り作品の もしかしてかなりレアなんじゃないかな~?と思うグッズを探してみました♪

結果。「天空の城ラピュタジュース」を見つけた時はなんだか嬉しくなりました♪

そして次の部屋にはなんと
リアルサイズ?のネコバスが愛嬌のある笑顔で待っています。
額の行き先が「六本木」になっています。
この場所が目的地みたいですね。
あれ?よく見ると「木」の文字が上下逆さま~

取り敢えず毛並みを触りながらふわふわなネコバスに乗車します。

そして、座る!!
『わぁ~、、、』って声が出るくらいに
沈んで、やわやわむにゅむにゅもふもふ
そんなネコバスの柔らかい座り心地♪
何度も遊んじゃいました・・♡


そして最後は「空飛ぶ機械展」
大きな天井の高いホールには

「天空の城ラピュタ」に登場する巨大な船の模型が飛んでいます。
写真OKということでパシャパシャ
もう、大満足。

トトロに癒されたり、素敵なスケッチやネコバスに遭遇したりドキドキが沢山
そんな贅沢ジブリ時間
お土産とパンフレットを手にいれて
夏の素敵な思い出のひとつになりました。

最後に…
ミュージアムカフェ
パズーのあの目玉焼きの乗ったパズーパン(勝手に命名)や
記念パフェがあるので召し上がった方は報告&感想欲しいです♡

是非、心響くジブリの歩みを振り返る旅には天空の大博覧会へ。
9月11日(日)まで開催しているみたいですよ。

今日も読んでくれてありがとうでした*^^*
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 111

86.4 2 幻想的アニメランキング2位
千と千尋の神隠し(アニメ映画)

2001年7月20日
★★★★☆ 4.0 (1628)
10943人が棚に入れました
10歳の少女、荻野千尋(おぎの ちひろ)はごく普通の女の子。夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルを見つける。嫌な予感がした千尋は両親に「帰ろう」と縋るが、両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまう。仕方なく後を追いかける千尋。

出口の先に広がっていたのは、広大な草原の丘だった。地平線の向こうには冷たい青空が広がり、地面には古い家が埋まっていて瓦屋根が並んでいる。先へ進むと、誰もいないひっそりとした町があり、そこには食欲をそそる匂いが漂っていた。匂いをたどった両親は店を見つけ、断りもなしに勝手にそこに並ぶ見たこともない料理を食べ始めてしまう。それらの料理は神々の食物であったために両親は呪いを掛けられ、豚になってしまう。一人残された千尋はこの世界で出会った謎の少年ハクの助けで、両親を助けようと決心する。

声優・キャラクター
柊瑠美、入野自由、夏木マリ、内藤剛志、沢口靖子、上條恒彦、小野武彦、我修院達也、はやし・こば、神木隆之介、菅原文太、玉井夕海、大泉洋

suggest@休止

★★★★☆ 3.9

不思議な世界に迷い込んだ少女の話!

車で引っ越しの途中に山のなかに行き着いた千尋たち。千尋の両親が山のトンネルへと足を進めると千尋も恐れながらついていくがここから千尋は大変な世界に迷い込んでいく...

千尋の小さな胸の中に秘められた強い気持ちがよく見えていて良かった。
千尋が周りの人たちに好かれていく理由がしっかりとあり、旅館の人たちも最後はいい人ばかりになってくれて感動でした!

活気ある街とその裏側で起きている黒い部分との差がこの作品の見どころですが、出てくるキャラたちが人間臭くてこの設定がより活きているように感じました(^^)

物語の不思議な雰囲気やキャラの心理状況、料理の美味しそうに見える感じがとてもジブリらしく思えました(^∇^)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 65
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.1

日本だからこそ!

ジブリ作品。

小学5年生の少女、千尋(ちひろ)と、その両親は、神々の住まう土地に迷い込む。
そこで両親のとった行動により神々の怒りを買ってしまう。
千尋は名前を奪われ、両親を人質に「油屋」という旅館で働かされることになる。
そんな千尋の成長物語。


正直言うと、ジブリの中ではあまり好きなアニメではありません。
{netabare}
すべてを奪われてしまった千尋が、自分の力で元の自分を取り戻し、さらに成長する。
それを追うように数々の主要キャラが再び走り出す。
{/netabare}
再出発への意識。
逆境から抜け出す力強さ。

そんなテーマ性は感じるものの、ちょっと物足りないんです。
また、ノスタルジーを感じるには年齢層が合わない気がしました。
少女の冒険記として見るには初期のジブリ作品のほうがはっきりしています。
どのように見ても中途半端な印象を受けちゃったんですよね。

しかし、ここまでは、個人的に合うか合わないかという問題です。


このアニメを見て、強く感じたことがひとつあります。
それは「舞台が日本だからこそ違和感も持たずに見られること」です。

西洋が舞台ならドラゴンやエルフが出てきても違和感がないように、日本では八百万の神々に違和感をいだきません。
数々の奇妙なキャラクターが出てきますが、自然に受け入れられます。

特にきわ立っていたのは、
{netabare}
ハクが名前を取り戻す場面。
千尋は「琥珀川(こはくがわ)」としか言ってないんですよね。
それなのに、ハクは自分の名前である「ニギハヤミコハクヌシ」という名前を取り戻しています。
その間には、おぼれたときのわずかな回想が入るだけです(→パッケージイラスト)。
{/netabare}
たったそれだけで「自然が人格を持っている」と視聴者は判断します。
そして、すんなり受け入れてしまいます。

日本人のアニミズムに対する意識は、こうも自然に根付いているモノなのかと、再認識させられるアニメでした。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 94
ネタバレ

Yulily

★★★★★ 4.4

いいなあ、愛の力だなぁ...

いまでも思い出す...夏の日のあの不思議な出来事...

それは目に見えない不思議な何かに導かれたように思えた...
トンネルの出口の光を目指してまっすぐ進む...
その先は眩さに包まれていて...
緑の草に覆われたどこまでも広がる草原だった...

「トンネルの向こうは、不思議の街でした」

このキャッチコピーに、まだ足を踏み入れたことがない向こう、遠い世界への憧れ、言葉では言い表せないワクワクする気持ちを思い起こします...

不思議の街へと足を踏み入れた千尋と両親。そこは異世界なのに、どこかひどく懐かしい雰囲気を感じる街並み。日本の和を強調させた独特の世界観に心惹かれます...

夜の訪れとともに赤い提灯(ちょうちん)が連なり、見る者を夢幻的世界に誘(いざな)うようです。
ノスタルジックな風景の中に在る赤は存在感が際立っています。赤い光に満ちた提灯が揺らぎ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
映像の美しさのみではジブリ作品で首位だと思う程に素晴らしいです。

千尋から千(せん)へ...
親を失い、恐怖に脅え泣く千尋が数々の困難に立ち向かい、出会いや経験を重ねる度に強くなっていくのです。
この不思議な街で涙する度に大人の表情に変わっていく。そんな千尋が愛おしいですね。
{netabare}
ラスト直前で空に舞う千尋の涙があふれるシーン
他人を心から思いやって流した涙もあったね、けれど最後の千尋の涙は、自身の幸せがあふれた笑顔の涙。その表情と共に、どこまでもあたたかいんです...
{/netabare}
爽快さと感動に満ち、心からやさしい気持ちになれました...
素敵な作品でした。

「千と千尋の神隠し」以降、ジブリを熱く語れる作品に未だ出会えていません。
また、出会いたいですね・・

 {netabare}最後にタイトルですが「愛」というワードを発する釜爺の名言!愛をよく分かっているんですよね♡「わからんか。愛だ、愛」「いいなあ、愛の力だなあ..」 {/netabare}

呼んでいる 胸のどこか奥で
いつも心踊る 夢を見たい
かなしみは 数えきれないけど
その向こうできっと あなたに会える...

投稿 : 2019/11/09
♥ : 67

77.9 3 幻想的アニメランキング3位
蛍火の杜へ(アニメ映画)

2011年9月17日
★★★★☆ 4.0 (999)
4768人が棚に入れました
祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。

声優・キャラクター
内山昂輝、佐倉綾音
ネタバレ

cross

★★★★☆ 3.7

儚い恋の始まりから終わりを短い時間の中で纏め上げた感動作品【総合評価:77点】

2011年9月に放映された作品。

夏目友人帳の原作、緑川ゆきの短編をこれまた夏目友人帳のスタッフが作り上げた作品です。
夏目友人帳のスタッフが手掛けていますんで、雰囲気、絵、音楽、更には人間と妖怪の心の触れ合い、どれをとっても夏目友人帳を彷彿とさせます。

人に触れられると消えてしまうという妖怪のギン
祖父の家に遊びに来て、森の中でギンと出会った少女蛍。
とある夏の日に森に迷い込んだ蛍と森に住まうギン、二人の偶然の出会いから、徐々に恋へと移り変わる10年に渡る物語
祖父の家に訪れる夏の間の数日だけ会う約束をする二人。
子供から徐々に大人になるにつれ、ギンへの想いが強くなる蛍。
出会った時から、全く姿は変わらないもののギンも徐々に蛍に心を許していく。

触れさえしなければ、何時までもそこに居てくれるギン。
しかし、成長していく自分に対してギンはほとんど成長しない。
いずれ自分がギンの歳を追い越してしまうのか?
そんな不安を抱えながらも、はやく夏になって欲しい、ギンに早く会いに行きたい。
思春期を迎える蛍は、日々そんな風に考えるようになっていく。

蛍とギン、触れ合うことは出来ずとも心の距離を会う度に縮めていった二人の心情がとても丁寧に描かれています。
展開としては非常にシンプルで時間も50分と言う短い作品ですが、それでもラストでしっかりと感動できたのは、やはり二人の心情描写をしっかりと描けていたからでしょう。

{netabare}そして迎えるラストシーンではもう感動せずに入られませんね。
時を重ね、互いへの思いを深めていった二人が最後の最後に抱き合うシーン
消え行く中でも、今まで触れたくても触れる事が出来なかった蛍へと触れられる喜びに「やっとお前に触れらる」と顔をほころばすギン
そして、最後の最後にギンに触れ、残されてしまう蛍に、今まで蛍とギンを温かく見守って来ていた妖怪達の「ありがとう」と言う言葉にも感動でした。
何というか、本当にギンは幸せの中で消えていったんだなぁと感じさせられました。{/netabare}

予想に容易い展開ではありましたが、切なくも儚い展開には感動を抑え切れませんでした。
視聴後、非常に心温まるとても素晴らしい作品、夏目友人帳が好きな方なら、絶対に楽しめると思います。
終始、暖かく優しい展開、それでいて夏目友人帳以上に心情描写を丁寧に描いている様に思えます。
それ故にラストでの感動は、寧ろ、夏目友人帳を超える作品ではないかと思います。
是非とも一度視聴してみる事をオススメ致します。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 60
ネタバレ

takumi@

★★★★★ 4.6

出逢ったのが彼女で良かった

『夏目友人帳』でおなじみのスタッフでおくる50分ほどのアニメ映画で、
なんともせつない、だけど心にやさしくしみるお話。

主な登場人物を公式サイトから抜粋すると


〔ギン〕
山神の森に住むキツネの面をかぶった少年。

〔竹川 蛍〕
6歳の時 森で迷子になったところをギンに助けられて以来、
彼に懐き、毎年の夏 彼のもとへ通うことになる少女。


ある夏、妖怪たちが住むと言われている山神の森で迷子になった蛍。
泣いているところを助けてもらったのが、ギンとの出会い。

それ以来の毎夏 森で逢うことを重ね、強く惹かれ合っていくのだが、
人でも妖怪でもないというギンには
「人に触れると消失してしまう」という掟のようなものがあり、
互いに触れ合えないまま蛍だけが高校生へと成長し、
やがてふたりは・・・というお話。

触れ合えないという大きな枷があるせいで、
手を繋ぐことも、抱きしめることもままならない関係。
蛍がまだ幼さの残る少女だった頃は面白おかしく描かれるのだけれど、
中学、高校へと成長していく彼女の、彼への想い方や、
お互いの向き合い方の変化、そしてなんとも初々しい二人の逢瀬など、
丁寧にきめ細やかに描かれていくので、
観ているこちらはもどかしくも切ない想いに駆られる。

このお話は詳しく書いたら野暮なのであまり書けないが、
{netabare}
ギンの正体の真相というか素性に加え、
胸が苦しくなるような出来事が起きた後の妖怪たちの言葉に、
{/netabare}
「あぁ・・・そういうことだったのか」と
山神様がかけた術の本当の意味がわかり、
こらえていた涙がどっとあふれてしまった。

雰囲気的には、『夏目友人帳』1期の8話「儚い光」や
3期の4話「幼き日々に」に近いテーマを感じた。

せつないけれど、悲しいのとは違う温かさ。
妖怪たちや山神の純粋でやさしい想いと、ギンへの愛情。
それらは、観る前に想像していた以上のもので。

また、これは2回以上観るとすぐに気づけるのだが、
蛍の選んだ道がわかる部分にも、ほっとできて。
とても良い後味と、しっとりした余韻に、
エンドロールがなくなってもなお、みつめ続けてしまうほどだった。

満天の星がきらめく夜空や、緑深い森に流れる木漏れ日のようなピアノ曲や
少しとぼけた感じのオルガンのメロディーも、
ふんわりとしたこの作品の空気感を盛り上げてくれる。

現実的に考えれば、少女がたった一人で森に行くというだけで
事件が起きそうな不安がよぎるし、ましてやギンなんて不審者扱いを受けそうな
今の世の中なのに、なんて平和なんだろう・・と。
観ていると・・・のどかでゆったりしていた時代が恋しくなる。

そして個人的に、ずっとずっと大切にしておきたい愛すべき作品の1つです。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 81
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.5

恋は儚い人の夢

「夏目友人帳」の緑川ゆきが原作で、同作品のアニメスタッフによって作成された短編映画です。


恋は儚い人の夢。
蛍の様に光り、白銀の雪のように輝き、やがて……。


誰もが開始3分で「あっ……これは」と思うはず。
分かってるんですよ、分かってるのに30分後には泣いている私がいる。


蛍は裏表のない、明るくも利発な女の子。

ギンは雰囲気こそ神秘的なものがあります。
しかし、その行動は迷い、恋し、決断する、真っ直ぐな男。

ピュアなキャラによるピュアなラブストーリーです。


{netabare}気軽に触れられる{/netabare}男子生徒。
蛍から{netabare}のプレゼントのマフラーを身につける{/netabare}ギン。
二人が{netabare}会えない季節も{/netabare}どんどん距離が縮まっていく。
ちょっとしたシーンにも説得力がありますね。

夏のイメージが強い本作ですが、冬があるからこその夏。
それが夏の風物詩である「蛍」と冬のイメージがある「ギン」という名前に込められた意味なのかもしれません。


そしてラスト。
涙が止まらない。

{netabare}
お面越しのとてもとても美しいキス。
その後ギンは転びそうになった人間の男の子に触れてしまいます。

「来い、蛍。やっとお前に触れられる」

お面の向こうの蛍の顔はそれまでにないほどの笑顔でした。


……でもね、これは事故ではないんです。
何年も何十年もお祭りに参加しているギンが、うっかりミスをするとは思えない。

「何があっても、私に触らないでね」

この約束がある限り、ギンも蛍も直接お互いに触れることはできません。

そして、後の妖怪の言葉。

「ギンはやっと人に、触れたいと思ったんだね」

つまり、これはギンの意志だったわけです。

確固たる意志を持っていたわけではないのかもしれません。
しかし、ギンは、蛍との約束を破ることなく、罪悪感を残すこともせず願いを叶えたかった。

そのためにギンは事故を装い、{netabare}「人の手というチャンス」{/netabare}を掴んだのでしょう。
{/netabare}


わずか45分という短くシンプルなストーリー。
それでいながら洗練されていて、温かさ、切なさ、色んな感情が溢れてきます。

美しいお話で完成度が高く、今まで見たアニメ映画の中では一番。
本当に大好きな作品です。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 135

87.4 4 幻想的アニメランキング4位
蟲師(TVアニメ動画)

2005年秋アニメ
★★★★★ 4.1 (1789)
9406人が棚に入れました
「蟲」(むし)は作者の創作であり、我々が一般的に知っている「虫」いわゆる「昆虫」ではない。「蟲」とは、我々の世界でいえば幽霊や妖怪のような存在がそれにあたり、霊能力者を「蟲師」(むしし)という「蟲」専門の医者、かつ研究者、退治者としている。
時代設定については「鎖国を続けた日本」、もしくは「江戸期と明治期の間にある架空の時代」といった所との事。ゆえに作中においては、登場人物は主人公を除いて全員和装をしており、登場する風景も日本の原風景を思い起こさせるようなノスタルジックなものとなっている。
本作は、「蟲師」である主人公ギンコが「蟲」により引き起こされる様々な謎を解き明かしていく物語であり、基本的に一話完結で物語が構成されている。

声優・キャラクター
中野裕斗、うえだゆうじ、土井美加

takumi@

★★★★★ 4.7

原風景の中の幻想美

ほとんど何の予備知識もなく観始めた初回。
まず、Ally Kerrの歌うOP「The Sore Feet Song」で唸ってしまった。
なんて柔らかで、やさしいんだろう。
整備された庭ではなく、自然そのままの草原のきらめき。
そんな印象からも、物語に対しての期待が高まった。

透明感のある作画も、無駄のない音楽も、どこか懐かしい。
今まで観たどのアニメ作品とも違う新しさを感じつつ、
1話完結型 全26話の物語に、どんどん惹き込まれ、
架空の話のはずなのに、すごくリアリティがあり、
実際に蟲も蟲師も存在するのかも・・と信じたくなるほど。

きっとそれは、多くの現代人が失ってしまっているような
魂レベルでの原風景との出逢いを、そこに感じたからなのかもしれない。
そしてたぶん、蟲が人間の言葉を使ったりしないということも大きかったように思う。

主人公は蟲に関するあらゆる事件を扱う、蟲専門の医者、研究者であるギンコ。
また、ギンコ以外は、ほぼ1話ごとに登場人物が違うのも特徴。

これまで、霊的なものや妖怪、怪異など扱った作品はさまざまあったが、
この『蟲師』で描かれる話は「蟲」により引き起こされる様々な謎を解き明かしつつ、
人に憑依して害を及ぼすような蟲であっても、むやみに退治するというのでもなく、
登場する人物の背景によっては、決してハッピーエンドでもないので、
そういう部分でもリアリティを感じたのかなと。

そしてなぜそうなのかを考えれば、蟲というものは結局、
生態系の中に生まれる精霊に近い、命の源流のようなものだから、
自然と人とのベストな距離を保ちつつ、本来は共存していくべきものなのだろうと、
観ている間そんなことを考えていた。

ちなみに、EDも各話ごとに違い、曲も幽玄の世界というか、心の奥を
そっと叩いてくるような静かで美しい曲ばかりなので、じっくり余韻に浸れる。
同時に、この作品の丁寧な作りに驚かされながら、スタッフさんたちの愛情も感じた。

どの話も秀逸と思うけれど、個人的に特に心にやきついているのは
「緑の座」「瞼の光」「沖つ宮」「籠のなか」「暁の蛇」「一夜橋」「綿帽子」「春と嘯く」

しみじみと、人間というものの儚さを考えさせられ、
そんな命を大切にしたくなる作品だった。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 97

アシュコロン

★★★★★ 4.5

「蟲」も「人」もそれぞれが「在るように在るだけ」

この物語を見るにあたって
まず「蟲」という存在をよく理解する
必要があります。

この物語の「蟲」というのは私たちの知る昆虫の「虫」とは
異なるものです。特に違う点は非常に「霊的」な
存在であるということです。なので
ほとんどの人には見えません。

しかし 私は本質的には「蟲」と「虫」は
似ていると思います。
「蟲」は生命を育む過程でさまざまな現象を起こします。
それは我々人に影響を及ぼすものもいれば
そうでないものもいます。
それは昆虫の「虫」も同じです。
例えば 
蚊が産卵のために人の血を吸ったり
蜂が巣を守るために人を刺すなど
大なり小なり人に影響を及ぼすものです。

つまり「蟲」と「虫」との違いは
人に見えるか見えないかだけの違いだと思います。
この作品はその見えないもの「蟲」が
私たち人にどのような影響を及ぼしあるいは
現象を起こすのか…
その「蟲」と人がどのように関わっていくか…
という所が見どころだと思います。

「蟲」が人にあたえる影響には
人にとってとても害であり
悲しかったりするのもあります。
ただ 注意してほしいのは
どこかの怪物や悪霊みたいに意味もなく
害を及ぼすのではなく
「蟲」も人も生きるために
それぞれが「在るように在るだけ」ということです。

続章とても楽しみです^^

投稿 : 2019/11/09
♥ : 93
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.6

完成度が高く、催眠術のように人をひきつけるアニメ

原作未読。

「蟲(むし)」と呼ばれる下等で生命の根源に近い存在。
その蟲の専門化である「蟲師(むしし)」のギンコ。
彼の旅の回想録、1話完結の全26話です。


いやー、ハマりました!

まず、独特の雰囲気がポイント。
和風で静けさを持った風景が、ノスタルジーを感じさせます。
そして、光、闇、色、音、声、間の取り方。
どれもが、まるで催眠術のような空気感を作り出し、画面にひきつけられます。


ストーリーは蟲と呼ばれる、人ならざる存在に関するものです。
しかし、動植物や妖怪や幽霊、八百万の神々のどれとも異なります。
動植物ではないが、何かをよりしろにすることで生命活動を行っている存在。
それも、「音」「文字」「夢」などの抽象的なものに支えられて生きています。

そんなあいまいなものからヒューマンドラマを展開する発想力はお見事です。
そして、1話完結にも関わらず、初めから終わりまで安定したクオリティです。

なお、ハッピーエンドとは限らず、疑問を残すような終わり方も多いです。
これを良しとするかは人によるでしょう。
しかし、テーマにつながっているのは確かです。


テーマは「命のあり方」といったところ。
人も蟲も命ある存在です。
しかし、人も蟲も「そこにあるだけ」で互いに影響しあっています。

ただ生きているだけで相手を傷つけてしまうこともある。
そんなとき、何を優先するべきなのか? 共存の道はあるのか?
ギンコの旅を通して、さまざまな考え方を表現しています。
{netabare}
人にも蟲にも罪はありません。
ギンコはあるがままを受け入れ、共存できる道を探しているように見えますね。
他の蟲師のやり方(蟲退治)を嫌がっている面があります。

12話で明らかにされたギンコの過去。
ギンコはぬいと一緒にいた記憶が失われているはずです。
しかし、彼はぬいと同じ考え方を持っています。
トコヤミや光脈に触れたことによる影響なのかもしれません。

つまり、その根源である蟲たちの行動原理も、ギンコの行動から読み取れるのかもしれません。
その方法が「あるようにあるだけ」なのかも。
{/netabare}

テーマは深いですが、そこまでシリアスというわけではありません。
ギンコがおちゃめな点を見せて、ちょくちょく笑わせてくれます。
その他の登場人物は、1話完結のせいもあって覚えにくいです……というか覚えられません。
まあ覚えなくても問題ないのでご心配なく。


1話ごとに深みがあり、全体的に解釈が難しいです。
また、穏やかな雰囲気に飲まれ、見ていると眠くなるかも。
しかし、かめばかむほど味の出る話。
1周目では、出来事を追って終わってしまった話も、2周目には、別の意味が見えてきたりします。


ジャパニメーションの力が存分に発揮されていますね。
完成度が高く、人をひきつける力を持っています。
しかし、内容の抽象性を考えると、考察が好きな人や雰囲気アニメが好きな人に合う作品だと思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 104

89.4 5 幻想的アニメランキング5位
君の名は。(アニメ映画)

2016年8月26日
★★★★★ 4.2 (2124)
8852人が棚に入れました
新海誠監督による長編アニメーション。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
言ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す

声優・キャラクター
神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島﨑信長、石川界人、成田凌、谷花音

scandalsho

★★★★☆ 3.8

作画はきれいだった。もの凄く!だけど・・・、

物語としては、『見終わった後に何も残らない作品』という印象。
個人的には『この世界の片隅に』、『聲の形』の圧勝だな~。やっぱり。

様々なSF要素の詰め合わせは、アニメ初心者には斬新に見えるでしょう。
だけど、私には目新しさよりむしろ、矛盾とご都合主義が気になってしまう。

普段アニメをあまり見ない人たちがこぞって見に行った結果が、空前の大ヒットなんでしょう・・・。
まあ、私のようなアニオタがこぞって見に行ったくらいでは、あそこまでの大ヒットにはならない。
『素人をいかに取り込むか!』
この部分に特化した作品ということなのでしょう。

最後に。
やっぱり声優はプロの声優さんに任せるべきだと思うんですよ!
誰とは言わないけど、ひどい人がいた!

投稿 : 2019/11/09
♥ : 106
ネタバレ

shino73

★★★★★ 4.3

世界はきっと美しい

売上や動員数ばかり話題になりますが、
映像クリエイターからすれば、
青春期というものは創作の大きな源泉です。
初々しくも華やかな青春を、
美しい風景とともにまとめ上げた手腕は、
評価に値すると思います。
多くの大人達もどこか自分に合わせ、
追体験できたのが大きかったのでしょう。
大事な人、忘れたくない人、
僕たちにも思い出はあるのですから。

少年少女は生きる上で、
「喜怒哀楽」の純度が高い。
強く生きること深く愛すること。
その一瞬をフィルムに収める。
少女の全力疾走はいつだって感動しますね。

糸守町の歴史と組み紐の教え。
宮水神社に伝わる伝統儀礼。
{netabare}夢の中で入れ替わった2人は、
不思議な体験を通じ心の距離を近づける。{/netabare}
古来より継承されてきたものが出逢う引力となる。
素敵な出逢いが訪れますように。
これは星が降った日の奇跡の物語。

留めておくのが難しい美しい一瞬を、
まだ美しいと感じれる自分がいて良かった。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 140
ネタバレ

Progress

★★★★★ 5.0

夢の儚さを越えて二人は繋がる。

見終わった後、私は夢から覚めて、まどろんだ時ようなな気持ちになりました。

あのシーンの背景が良かったとか、あそこのスピード感が最高だったとか。
でも、その記憶は、強く「覚えていよう」と思い、まるでこれは面白い夢から覚めた時と同じじゃないかと。

でも、人の記憶は曖昧で、全ての良いシーンを覚えておこうと思っても、次第にディテールが失われていきます。
やがて夢の記憶は、「面白い夢をみた」に代わり、そして夢をみた事をも忘れていく。

時間に対して夢の中の記憶はあまりにも儚い。

この作品はそんな弱い繋がりで繋がった瀧君と三葉の物語です。



感想
{netabare}

【演出】
二人の入れ替わり生活が始まるときに曲が入り場面の切り替わりのスピード感は新海監督らしい演出。

二人の入れ替わり生活とは別に強く印象に残っているのは
時間が100倍速になった感じで都会の光や信号が光を放つシーン。
これは時間の経過を示しているのでしょうが
その綺麗さが強烈に印象付けられました。

また、夢の中の出来事という作品の設定のように
幻想的な美しさが視聴者を夢と現実の境界線に引き込んでくれます。

三葉の人生が瀧に見えたときのシーンもグッと来ました。何でだろう?
人の生き死にに涙もろいのかな。
あのシーンは母親との直接的な繋がり(へその緒)や親との別れ、家族の濃い「人と人の繋がり」を感じてしまったからでしょうかね。

【展開】
「瀧君、覚えてない…?」という三葉のシーンは本当に胸が痛くなりました。
3年後の瀧君にとってはずっと前から繋がっていた。三葉にとってはようやく繋がった。
だけど瀧君はこのときはまだ知らない、三葉は不審そうにこちらを警戒する瀧君に思いを伝えられない。
「二人が会えた」「繋がった」という嬉しさと同時に
勇気がでずに思いを伝えられない三葉の姿に自分を重ねてしまいました。



【キャラ考察】
瀧君がクレーターの上で君の名は!と涙ながらに叫んだ気持ちがわかってしまう。
大切な人に会いたいと、思いが募ると、苦しくて、吐き出したいなにかが心のなかにたまってきて、自然と涙が出てくるんですね。

三葉の境遇について
母親を幼い頃に亡くしていて、それをきっかけに父親が神職をやめて離ればなれとなっています。
離れて暮らしながらも、政治というなにかと目立つ仕事をしている父親のせいで
学校で本人の意思とは関係なく少し浮いてしまう三葉。
そんな狭い村社会に嫌気が差してどこかに逃げたい気持ちでいる時に起こる入れ替わり。
三葉にとって入れ替わりは逃避になり得た(まさに夢に逃げる)のですが
突然終わる入れ替わりは、夢の終わりであり、それは自分の逃げ場所がなくなったともいえます。
夢の続きが見たくて。そういう気持ち(逃避)、わかります。
東京にいるはずの瀧君に会いに行き、あの日々の続きがみたい。
でも、せっかく会いに行ったのに瀧君は三葉のことを知らなくて、繋がりの喪失を感じてしまった。
(ですか、ここで過去と未来を繋ぐ糸を渡したシーンの懸命さや、その糸が忘れかけた瀧君と三葉を繋げてくれた意味を持つアイテムであることの重要性が「繋がった!」と嬉しさを感じさせます)

その後の三葉の行為は、瀧君への思いをたちきりたくての髪を切る行為だったのでは。(切るということは思いや繋がりをたちきりたいための行為?)(夢の終わりが夏祭りの近くの日、つまり、一般的には夏の終わり近くです。夏の終わりの儚さと夢の終わりの儚さをかけているのではないでしょうか)

また、三葉が夏祭り前に暗い部屋で涙を流すシーンには、喪失感を感じ、失恋等のなにかを失う出来事を思わせました。


その後の彗星の衝突により、三葉は現実の問題と向き合い乗り越えることができました。
瀧君の残した「すきだ」が現実と向きあう最後の勇気をくれたのかもしれません。

そして、瀧くんにとっては、一生忘れられない体験であり
忘れられない繋がりだったのではないでしょうか。
それが記憶がなくなっても四年後も繋がりを求めていた理由かもしれません。
忘れたくないと思っても忘れてしまう、だけどどこかでおぼえているその繋がりのことを。
だから、これはなくなってほしくないという、繋がりの肯定なのではないかな。
【美術】
新海監督の作品は見たり見なかったりなのですが、背景の綺麗さは今作もすばらしかったです。
田舎のゆったりとした風景にはそこに溶け込めそうな気分にさせてくれました。まるで、その場所が自分の帰る場所のような。

都会の朝の風景はどこか孤独だけどエネルギーを感じます。
夕方の忙しそうな風景には少し寂しさがあって、早く帰りたいな、そんな気持ちにさせてくれます。

季節感も夏に始まり、春に終わるという、季節ごとの綺麗な風景を描いてましたね。

最後に桜さく路地の階段で二人が出会うシーンも、優しさと暖かさをリアルに感じてとてもよかったです。


【記憶が失われる設定について】
多くの人がここについて指摘してきました。
ですが、私はレビューの最初に書きました通り、夢だから、でストンと納得しています。
作中で夢をフォローしているシーンがあるのは覚えていますか?
三葉の祖母が三葉(瀧くん)に「三葉、お前、今夢を見ているな」と言う印象的なシーンです。
また、三葉も「夢の中で見たあの人の名前が思い出せない」と言い、友人を困惑させます。
それはそうでしょう。普通のひとはそんなことを非常時でも平常時でも口に出したりしません。
共通認識として「夢の中の内容は忘れやすい」ということがあるからです。
ですので、スマートフォンの中の日記が消えていくあの表現や、
二人が御神体のクレーターで出会うシーンが、
夢と現実の境界線が曖昧な時間や場所を表現していて
見た人間も、夢と現実の境界線にいるようなそういう作品だと思っています。

【朝、目が覚めるとなぜか泣いている】
印象的な導入のセリフです。
二人の繋がりを失ってしまったことを自分の中のどこかが泣いている。
そして、それにとりつかれているようになってしまっている。
私はそうやってどこかに繋がりを探すような感情を現す言葉は知りませんが
自分のどこかに、よく似た感情があると確信があります。
それが、私の心にズキズキとした胸騒ぎを起こしてくれます。

【総評】
色々書きましたが、瀧君と三葉のような10代の気持ちや考え方を上手く描いています。
君の名は。でとめていますが、これは相手への問ですよね。
相手の名前を知らないからこそ尋ねる(訪ねる)。
そして相手の事を知りたいからこそたずねる。
相手の事を知りたいという感情をエネルギーにして伝えてくる作品でした。

また、人と人の繋がりを感じる、もしくは、心の中のどこかにあるつながりを求める感情を肯定する物語だったとまとめさせていただきます。

【蛇足】
三年前の瀧君と三葉が東京でであったとき、二人の糸はどう繋がったのか、一瞬はまりかけました。
二人の糸は絡みあって大きなわっかを作った。そんな思いです。でも始まりはどこかよりも、今と未来の彼らが気になって(笑)

キービジュアルの瀧と三葉が東京の坂で振り返って見つめる絵って
ラストの5年後の二人を、であった頃の高校生の姿に置き換えているのかも?
これが「出会い」の絵なのか「再会」の絵なのかちょっと気になって面白い。

幻想的で儚さのある二人の奇跡の繋がりと、現実の繋がり。
ラストで二人の繋がりを現実の繋がりにすることで生まれる嬉しさ。
なぜだろうか?多分、二人が求めていたその繋がりは、人間が奇跡を信じたい気持ちの肯定だからでしょうか?

{/netabare}

ストーリー考察?(繋がりを軸にストーリーを考えてみました。)
{netabare}
三葉の祖母が、糸に例えて人と人の繋がりを話しました。繋がって、絡みあって、離れて、近づいて、また繋がっていく。その繋がることを結びという。

瀧と三葉の関係もまたそうでした。夢で繋がって、入れ替わりを繰り返して二人の糸は絡みあう。
入れ替わりは突然になくなる。突然糸が切れたように。
三葉のいる場所は時間を越えて遠く離れた場所だった。
真実を目にした時、三葉との思い出は一瞬で消えていき、崖から突き落とされたようなスピードで二人の距離は離れていく。(二人の距離が明確に離れていくことに儚さや悲しさを感じました)
でも、瀧は「そこにいかなくちゃいけない」という自分でもわからない使命感に押され御神体のある場所へ
三葉のいるかもしれない場所へ近づいて行く。(確信のない行動です。しかし、そこには記憶という曖昧な繋がりよりも、もっと深いところでの繋がりを感じます)

そしてまた入れ替わり、二人はお互いを自分の体で出会う。
今まで顔を合わせて話したかったことをいいあって、笑う。(ようやく、もがいてもがいた結果、出会えたという喜びを感じます)

互いの姿が見えなくなって、名前を忘れた瀧は叫ぶ。
「君の名前は!」忘れちゃいけない大切な人を思い出せない苦しさで一杯になる。(本気で相手の事を求めるシーン、記憶がなくなっても、もっと深いところからの欲求です)

名前は思い出せない。でも誰かが大切なことは覚えてて
誰かが思ってくれていることが「すきだ」という言葉からわかる。だから三葉はやりとおせた。

そして時が流れ、あの時間の記憶もなく、あるのはかすかな心残り。
どこかに大切な繋がりがあるような。

冬が終わり春が来る。
二人はまた近づく、自分の中の心残りの先にある繋がりを探して。
そして出会い、ずっと探し続けてきた繋がりだと信じて問いかける。「君の名前は」。
(最初のシーンと繋がる。どこかに特別な繋がりがあるという不思議な感覚。ラストはなんとなくわかるという感情の肯定が、とても心地いい)
{/netabare}


2018年1月3日 地上波放送を見て。
{netabare}
本当は追記する予定はありませんでした。
でも、見たら、自分の中に生まれた何かを書きたい衝動を抑えられなくて、
書こうと思いました。

今回の再視聴で感じたのは、
繋がりが消えることの悲しさでしょうか。
どこか身近に感じていた、繋がりの断絶。
私が繋がりの断絶を感じたのは、福島なんですが、
レビューを社会派にする気はないので詳細は伏せます。

それは、人間の営みの断絶であったり、人の関係の断絶。
繋がりが消えてしまうことへの悲しさ、つらさ。
そういったものが多分糸守町の消滅、三葉と瀧の入れ替わりの終わり、
そういった作品世界の出来事から、私はいつも感じていたこと、
繋がりの断絶を感じていました。

繋がりの断絶と同時に、繋がりを求める声も同時に感じました。

三葉が瀧に会いに東京に出た時も、瀧が三葉の名前を忘れて叫んだ時も、
繋がりを求めるその行動、その思いが、私には、
無くした繋がりを取り戻したい気持ちを感じて、
どうしようもなく、泣いてしまいました。
(すこし安っぽい表現ですが、実際少し泣いてます。
多分泣いた理由は、登場人物達と同じ理由で、
繋がりを求めたから、でしょうかね。
多分これが、共感何でしょうね。初めて実感出来たかも)

こんな瀧君のセリフがありました。
「今はもうない街の風景に、何故ここまで胸を締め付けられるのだろう」
心のどこかで糸守に繋がりを感じている瀧君。
私も、どこかで知らない街の知らない人の営みに、
繋がりは感じないまでも、営みの中にある繋がりを見て、
親近感を感じたりするのです。
それは人と人の繋がり、人と土地の繋がり、繋がりの中で生まれた営み、
そういったものを、私は求めているのだろうし、
大切にしたいし、失いたくないと思うのです。

だから、この作品を再視聴して、このレビューは、
完全に私の感想であるのですが、
私が求めていた繋がりを描いてくれているし、
私が恐れている繋がりの断絶も描いてくれている。

だから、私は、この作品が好きなんでしょうね。



{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 133

81.4 6 幻想的アニメランキング6位
有頂天家族(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (1553)
7434人が棚に入れました
京都には人間と狸と天狗が住んでいる。下鴨神社・糺(ただす)ノ森に暮らす下鴨家。狸界の頭領であった父・総一郎は、ある日何の前触れもなく狸鍋にされたのだが、その経緯は今も謎に包まれていた。残された四兄弟のなかでも偉大な父の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎は「面白きことは良きことなり」をモットーに、生真面目だが土壇場に弱い長兄・矢一郎、蛙の姿で井戸にこもっている次兄・矢二郎、臆病ですぐに尻尾を出してしまう末弟・矢四郎、そしてタカラヅカ命の母に囲まれて暮らしていた。隠居中の大天狗・赤玉先生の世話を焼いたり、神通力を得た人間の美女・弁天に振り回されたり、はたまた五山送り火の夜空で宿敵・夷川家と空中決戦を繰り広げる日々の果てに、突如下鴨家を襲う絶体絶命の危機! 父が鍋にされた真相が明らかになるなか、固い絆で結ばれた一家の運命はいかに!

声優・キャラクター
櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、井上喜久子、石原凡、佐倉綾音、梅津秀行、飛田展男、西地修哉、畠山航輔、樋口武彦

にゃっき♪

★★★★★ 4.5

an enterprising fool needs little wit

作品世界では、古都京都では昔から天狗やタヌキが人に紛れて暮らしています。
タヌキたちは普段は人間に化けていて、化ける力にも個人差があり、驚いたり苦手なものや怖いものに出会ったりするとすぐに化けの皮が剥がれてしまうタヌキもいますが、檻に閉じこめられると、どのタヌキも化ける力を発揮できないようです。
タヌキの名門である下鴨家の、四兄弟の三男である弥三郎を主人公に、四季折々の風情溢れる京都で繰り広げられる人情喜劇は、どこか落語を眺めているような気分で、予想を遥かに越えた素晴らしい作品でした。主人公の父親はタヌキの一族を束ねる「偽右衛門」だったのですが、金曜倶楽部のタヌキ鍋にされてしまい、次の偽右衛門をめぐって、一家の復権を願う長男の矢一郎と叔父の夷川早雲との対立が引き起こす、トラブルやその行く末など、ちょっとシリアスなエピソードもありますが、最後まで楽しんで視聴できました。

必ず忘年会ではタヌキ鍋を食べるという、タヌキの天敵のような金曜倶楽部は、それぞれが七福神を名乗る人間の名士の集まりで、「食べることは愛することだ」という大学教授など、メンバーは風流で浮世離れしていて、それぞれの人生を謳歌しているようでした。特に、天狗の赤玉先生を恋の虜にして、飛行術を身につけ、天狗のアイテムを貢がせたメンバーの弁天は、気まぐれでつかみどころのない妖艶な魅力に溢れる女性で、タヌキにとって敵か味方かもわかりません。何をするか予想のつかない彼女が絡むことで物語全体に緊張感が生まれ、魅力ある作品になったのは間違いないと思われます。

阿呆の血の赴くままに面白く生きるという主人公は、残念な事に周囲の起こした騒動に巻き込まれてしまうようなケースが多く、もう少し自ら率先して阿呆な言動をやらかして欲しかったように思いました。
それにしても阿呆レベルが横綱クラスの従兄弟の金閣と銀閣や、その妹で以前は主人公の許嫁であったのを親の都合で破棄され、決して主人公に姿を見せようとしない海星など、周囲をかためるキャラが素晴らしく、作画も丁寧につくりこまれた出会えて良かったと思える傑作で、久しぶりに京都に出かけてみたくなりました。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 62
ネタバレ

Ballantine

★★★★★ 4.2

今期一番まとめが完璧だった!(最終話まで

全13話。原作小説未読。

京都を舞台に、狸と天狗と人間が入り乱れて繰り広げる波瀾万丈のハイセンスコメディドラマ!


●関連URL
・番組公式サイト:http://uchoten-anime.com/
・番組公式Twitter:http://twitter.com/UchotenAnime


※相関図
http://p.twpl.jp/show/orig/wjOMs


最初はたぬき合戦ぽんぽこ的なジブリ風のアニメになるのかなぁと想像していたんですが、まさかの四畳半風味!
なんか主人公のセリフ回しが凄く四畳半っぽい。
四畳半凄い好きだったので期待値8/10。
絶対最後まで見る。


原作未読の人向け、ネタバレ無し補足説明

・主人公・矢三郎はタヌキ
 天下の大ダヌキ・下鴨総一郎の息子四兄弟の三男

・赤玉先生は天狗
 4兄弟のもと先生。赤玉ポートワインが好物。弁天にベタ惚れ。昔は名を馳せていた凄い天狗だった

・弁天(鈴木聡美)
 天狗の赤玉先生にさらわれてきた、もと人間
 修行の末、ほぼ天狗になった
 大人になったのか、もともとの性格なのか、先生をほったらかしで遊び回っている

・金曜倶楽部
 京都の重鎮たちのよりあい。月イチで宴会をする。メンバーを七福神の名で呼び合う
 忘年会で毎年タヌキ鍋を食うのがなわらし


○総評
いやぁ実に良いアニメだった。
弁天キャラが全然好きになれなかったので途中で見るのを放置していたが実に良いアニメだった。
この辺で断念した人もいるのではなかろうか?惚れた理由は結局明かされなかったって言うか最初のあれでって事なのかな。
最後まで魅力は感じなかったが。
しかしこのアニメ弁天の話が中心ではない。人間と天狗と狸の三つ巴の話なのである。
主軸は要するに勢力争い見たいな話。なのでちょっと話がややこしいので一気見とかの方がお勧めかも?
キャラの名前や誰が何処の勢力かとか覚えてないと分かり辛い話かもしれない。
簡単に言うと大人版たぬき合戦ぽんぽこ?ジブリ?みたいな感じw
萌え路線のアニメにうんざりした人やジブリ好きにはお勧めの作品です。
あと化物語っぽい会話劇も特徴かな。じっくり話聞いてないとわからなくなる感じがあるかも。


各話感想
{netabare}2話
ママンの話かな。なんで主人公はいつも女装してるんだろう。
アニキはカエルに化けてるのね。
招き猫はさっきの双子が化けたのかな?
何故口が動かないんだ。手抜きなのか化けてるから動かないのか。
虎でけぇ!なんか妖怪大戦争みたいになってきたw
何処噛んでるんだよw
結局オカッパ双子も狸だったのね。
兄さん絶望先生っぽいなwさすが同じ作者のデザイン。
母上なんで狸になっているんだろう。
母上また人間に化けたか。
父上は弁天に食われたのか?金曜クラブに食われたのか?
うーんそのうち鍋にされて食われちゃいそうな予感がしてきた。
弁天はやっぱ敵なんだな。何故惚れたし。


3話
うーーん弁天が本当に良くわからない。なんで惚れたんだ?
なんか漂うビッチ臭が気に入らない。
しかし相変わらず背景の映像が綺麗だなぁ。良くも悪くもジブリっぽい。
クジラのしっぽが引っ張ってみたいとか意味がわからない。

弁天にイラっとしてから見てなかったが再開。


4話
母上はなんでいつも宝塚の格好なんだろう。
先生入り口で何してんだwなんともへそ曲がりなじいさんだw
弁天キャンセル多いなw
ちらし寿司食べたくなってきた。なんとも便利な茶釜エンジン。
たんぽぽくらいの毛玉って随分ちっちゃいんだな。
蔵馬天狗vsヤクシボウ&父上って事か。偽如意ヶ嶽事件。
なんかホント弁天イラっとするキャラだなぁ。
なんという花火戦争w
風神の扇子かなんかなのかな?
貴重な燃料ワインを飲むなw
風神雷神の扇無くしちゃったのか。
逃げの弥三郎w


5話
金曜クラブのトップは弁天なのかな?
お茶飲んでる相手は誰なんだ。今日も牛丼かw
なんで慌てているのか。ダルマに変身したか。
箪笥の引き出しに入ってるのは金角と銀閣の妹だったのか。
あぁそういやあの空飛ぶ家壊したらって約束してたっけ。
ってか胸が口元と一緒に動いてるw
すき焼きうまそうだ。ホテイさんと肉の取り合いw
この集まりは人間の集まりなのか。
この弁天の上から目線な感じがうざいなぁ。
ホテイさん見とれすぎだろw
狸は雑食なのかな?雷を怖がるってもしかして母上か?
食べちゃいたいほど好きなのだ。なんだこの人もかw
弁天ホント嫌なキャラだなぁ。わがまますぎる。まるでバブル女だな。


6話
連れ去っちゃったのかよw師匠となった赤球を蹴り落としたとか何がどうなってんだw
ホテイさん無理し過ぎだろw
父上が食われた夜にホテイさんは惚れたのか。
ん?弁天泣いてるのか?
葉巻のポイ捨てかよ。まぁフィルター無いから問題無いか。
なんで握り飯と酒持ってんだよw
焼きおにぎりはうまいよなぁ。味噌焼きオニギリが好きだ。
一風変わったと言うより一昔前のバブル女じゃないか。
毒の入ったものでも食うもんなぁ人間は。発酵食品だの腐ったもんでも食うしな。
なんか銀の匙みたいになってきた。
狸に食われるのが良いだと?ホテイさん上級者すぎて付いて行けない。
昔そう言った狸がいたって父上か。やっぱりか。
立派な狸だからおいしいって理論はおかしいだろ。
やっぱり母上を救った人だったのね。
キスしただけで惚れたとかって理由なら実に下らないな。まぁよくある話でもあるけど。
弁天はなぜ泣くのだろう?


7話
酒は飲めるうちに飲んでおくことだ。良い事言ったように見せかけてそうでもない罠。
弟可愛いな。先生天狗風を吹かすって天狗じゃないのかw
香水ってファブリーズ?w先生力が無くなってるww
なんともうまい流れを作ったもんだ。ちゃんと風呂行くきっかけを作ったわけか。まるで秘書とか官僚みたいだ。
それでも先生なかなか入る気無いのかww子供か!w
どうしようもないエロじじいだなぁまったくw
おい股の手ぬぐいで殴るなきったねぇww
今度は風呂に使ったら出ないのかよwwまったくどうしようもない大人の子供はこれだからたちが悪いw
何気に弥三郎を気にかけてるのな。
なんだなんだここは両国の風呂なのか?夷川親衛隊とはなんだ?タダ飲みの愚連隊なのか。
まーた金角と銀閣か。相変わらず弱いこの小物感が実に良いキャラしてるw
誇大広告って四文字熟語じゃねぇw前の樋口一代もあれだったがw鉄のパンツってなんだよw
いやいや兄上おまえが風呂に放り込んだんだろwアッー水風呂はやめたげてw
捕まった日誰かとぐでんぐでんになるまで飲んでいたのか。一体誰と…弁天か?
なんとカエル兄貴と飲んでたのか。
もしかしてカエルから戻らないのも責任を感じてとかかな?
酔っ払った父上をほったらかしにしたのか。やっぱりそれで責任を感じて井戸から出ずにカエルから戻らずにいるのか。
生きている限り必ず別れはやってくるからな。ある程度一線置いて事前に受け入れておかないと辛いものになってしまうんだよね。
あれなんか深い話になってきたかな?


8話
おや兄さんえらくゴキゲンの悪い声だ。
元気そうだね阿良々木君、何かいいことでもあったのかい?を思い出した。
京都で一番やる気のない狸とは誰の事だ?カエルの兄様か。
弥三郎の許嫁に恋しちゃったのか。えびす川カイセイ…
父上になんでも相談してたんだな。人間ならそうそう無いだろうなこういうの。父親と仲良くやっている友人を見た事が無い(男限定だが)。
うーむしかし酔っ払っている風ではなかったよなぁホテイさんの話だと。
勝手に勘違いして責任感じちゃってる感じかな。なる程ねぇ。
しかし間々で入ってくる絶望先生風?のMOBがシュールw
乳ではなく父だろw何がそんなにおっぱいに魅力があるのかわからない。おっぱいよりケツだろ!
父上に最後にあったのは先生だったのか?化けられる身ではないとはいかに?
え?死んだ後の話なのか?それとも先生の妄想なのか?それとも死ぬ事を覚悟しての発言なのか?
母上だったのかこの人。変身するとわけわからんな。
カイセイが好きだった事を言っちゃうのか。なんだ母上は知ってたのか。
弥一郎(´;ω;`)ブワッ
「1つの大きなさよならが残された者達をつなぐこともある」名言(/_;)


9話
なんかややこしくなってきた。カイセイの名は父が考えたのか。
ちょwホテイさんバームクーヘンどんだけ重ねてるんだよw
なんという大食いw一口で飽きるわこんなのw
後三週間で狸狩りが始まるのか。
あぁなるほど双子の妹ちゃんがカイセイだったのか。未だ姿を見せないから覚えられない。
弁天の前だと化けれないってどういう事?魅了されちゃってって事なのかな?
さてどちらが後釜になるのやら。師匠に託しちゃうんかいw
女の子はオシリを冷やすと子宮に影響があるからなっておいお前は男だろw
先生相変わらず動かないのなwきっかけ作るんだろうなまたwなんともツンデレであるw言い換えれば不器用ってとこか。
実にうまく交渉したもんだな。
だからなんでそんなシリを温めたいのよwカイセイの声!?いい加減姿を表したらどうなんだ…
なる程女湯から話してたのかw割りと可愛かったw
妹ちゃん兄貴をバカアニキと言いつつも慕ってるんだな。
生天狗か。まぁ狸の天敵だもんな。
元許嫁だったのかよ。今は違うのか。あれ?そういやどっかでそんな話あったような…
謝罪のコメントはなんだったんだろうか。


10話
偽えもんを決める日がやってきたか。
父上に憧れていたのか兄貴。夷川が何か企んでるのか。
父の死んだ日だったのか。兄貴気をつけろよってなんか死亡フラグな気がしてくる…
弟ちゃんまた騙されてるのかよ。やっぱり閉じ込められたか。
ヤジロウはほっとけばいいって完全にフラグだよな。
フライドチキンを食べるカエルってなんかシュールだな。歯が無いのにw
父上の最後の言葉…
何か大変嫌な事が起こりそうなのか。雷神が来たのか。
風神雷神の扇拾った奴は誰なのか。
恐らく金曜クラブに拐われたか…?
鍋にされるのかやっぱ。おじさまを鍋にしたのは私の父だと!?妹ちゃん姿現すの初めてじゃないか。
なる程妹ちゃん変身したまま話聞いてたのか。弁天…
なんで兄弟を売ったんだ。そしてまたこいつの策略か。


11話
弁天は味方になるのか。弁天うぜぇ…
都合よく天狗だの人間だの言いやがって。ツンデレかよ。
淀川教授なんで変身して店員になったんだ。母上まで捕まってたのかよ。
なる程薬を混ぜるためだったのか…って金閣銀閣だったのかよ。
あーあ皆捕まっちまったか。完全に悪代官w
なんだよその鉄のおむつw
そういやカエルの兄さんだけか捕まってないの。
なんだ妹に弱いのかよw
卑怯極まりないな夷川。まるで天狗や人間のする事…
ドナドナドーナードオナー…
おっ妹ちゃん赤色灯に気付いたか。見つかるの早っ!何故巴投げw力つええw


12話
カエルの兄ちゃんまた変身出来るようになるのかな?電気ブランで燃料投下か!?
キタ━(゚∀゚)━!
なんつう酔っぱらい運転w逆に捕まえたかwなんだこいつらが扇持ってたのか。
「おもしろきことはよきことなりー」
自転車は押して歩きましょう。ってのがシュールw
電車の外の背景が永遠ループしてるんだが…やっぱりか。
なっいつの間に電話をしてたんだ!おいおいET並に空飛んでるなw空飛べるのかよwww
そーっと所じゃねぇwwwぶっ飛んだぞw
檻を開ける作画省きやがった。
母上の事か…潜入捜査かよwなんだ弁天さっきの耳打ちで告げ口したのかと思ったら違うのか?それとも…
選挙のほうがせまってきているのか。先生ナイスタイミングwwしかも泥酔状態w間に合ったか。
うわっ金曜クラブも来たのか同じ所に…何か大変なことになりそうだな。
うおー凄い盛り上がり方が良い!遂に次回最終回!


13話
人間と狸と天狗の三つ巴。さてどう結末が着くのだろうか。
むしろ弁天が何を企んでるんだ…
あっそうだ!ホテイさんそういえば母上助けたんだったっけ…鳥肌立った。
遂に鉢合わせたかw
ん?なんでそこまで夷川が母上に固執するんだっけ?
さすがホテイさん!w待ってました!いいぞもっとやれ!w
まぁ矛盾があるのが人間だよな。さぁて弁天どう動く?
っと思ったら師匠www何してんのww浮気の現場wうまいなw
アッー!全部ふっとんだーw先生激おこプンプン丸w
師匠相変わらずちょろいなww
あれそういやカエルの兄さんもう変身戻れるのにw
ヤジロウ兄さんとお母さんの会話でなんか泣けた(´Д⊂ヽ
ホテイさんと話してる時の後ろで弟の仕草が可愛いw
カイセイちゃんマジヒロイン!
最終的にこのセリフに落ち着くな。「おもしろきことはよきことなり」
いやぁ今期最高にうまいまとめだったのではなかろうか?実に良いアニメだった。
本当に面白かった。{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 63
ネタバレ

てけ

★★★★★ 4.1

おもしろき こともなき世を おもしろく

原作未読。


主人公は下鴨矢三郎(しもがも やさぶろう)。
タヌキの名家である下鴨一族の三男坊。
彼は「面白く生きる」ことをモットーに生活していた。
その言葉どおり、彼のまわりにはひとクセもふたクセもあるタヌキや人間やテングが。
そんな中、タヌキ鍋にされて亡くなった父、総一郎(そういちろう)の死の真相にせまっていく。


あらすじだとミステリーっぽく聞こえるかもしれません。
しかし、実際は「家族」を扱ったハートフルコメディ。
そこそこ笑って、ちょっとほっこりできるアニメです。

テーマ性はレビューのタイトルに書いたとおり。
OPの歌詞の中によく似たフレーズが含まれています。

これは、高杉晋作の言葉とされています。
下の句を含めると、

「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり」

世の中は望もうと望まないと無常に過ぎていくもの。
面白いどうかは、その人の心のあり方によって決まる。
それなら、楽しい方向にとらえないでどうすると。
どうでもいいことだって、見方を変えれば面白いものになります。

それを表現するように、随所にばらまかれた小ネタの数々。
やっていることはハチャメチャなのですが、それを面白く見せるマジックが効いています。
特にセリフの選び方が上手ですね。
面白さの半分は言い回しでできていると思います。
{netabare}
また、どうでもいいことに変に力が入っていたりしますよね。
赤玉先生の風呂のシーンでうまいこと前を隠したり、芸が細かいw
{/netabare}

キャラクターの存在感もポイントです。
下鴨一族はみんなそれなりに個性的で愉快です。

・子供思いの母親
・責任感たっぷりな長男
・ニートな次男
・通称アホだけど機転の利くの三男
・臆病でかわいらしい四男

敵役もどこか憎めません。
じいさんも妙にかわいい。


この「ほどほど感」がクセになります。
1~2話では見えてきませんが、回を重ねるごとに魅力が増してきました。

とにかく何事も深追いはしない。
おかげで疲れとは無縁です。
見ていて時間の経過を忘れました。

この「疲れない」ってのがポイントですね。
日常系ではないのにまったり見られます。
それでいて次回が気になるんです。

和やかな気分で笑いながら見たいけれど、日常系には飽きた。
そんな人に向いている作品だと思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 69

78.2 7 幻想的アニメランキング7位
ARIA The NATURAL[アリアザナチュラル](TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.2 (839)
4551人が棚に入れました
ARIAシリーズ第2期のアニメ作品。前シリーズ最終回で描かれた大晦日のエピソードから数日後。ARIAカンパニーで修行中の灯里(あかり)たちは、新年を祝うカーニヴァルへ繰り出そうとしていた。しかし、毎年この時期になると、アリア社長ら猫たちはなぜか姿を消し、街にはカサノバの扮装をした者が現れるのだった。少女たちの「出会い」をテーマに、切なくも心温まるストーリーが展開する「癒し系」作品。

声優・キャラクター
葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり

逢駆

★★★★★ 4.4

~一期一会~

笑っている人の前では自分も楽しくなるし
萎縮している人の前では自分もつい緊張してしまう
鏡が自分の姿を映すように人もまた自分の心を映すのよ
…笑ってごらん
そしたらあなたの前にいる人もきっと笑い返してくれる―――――


柔らかな日常を情感豊かに描いたARIAシリーズの第2期。
前作の優しい雰囲気はそのままで、今作のテーマは『出会い』
それも人との出会いだけではありません。猫の妖精との出会いであったり、まだ知らない素敵との出会いであったり…
たくさんの新しい『出会い』を通じてARIAの世界を深く知ることができました。
ここで体験した時間が第3期で押し寄せる感動に繋がりました。


『出会い』があれば『別れ』がある。
素敵で溢れた世界にももちろん別れはあります。たくさんの出会いがあるほど、たくさんの別れがやってきます。でもそれを悲しんで出会わなければ何にも始まりません。それに別れというものは寂しいけれど悲しいことではありません。別れがあるからこそ新しい出会いがある。
出会いと同じくらい別れも大切にしなきゃだめですね。改めて教えてくれました。
今作はそういった素敵な出会いだけではなく寂しい別れの部分もとても丁寧に描かれていて良かったです。


また前作に比べて“水の三大妖精”ことアリシア・晃・アテナの先輩方3人が印象的でした。
綺麗で優しくて後輩にとっては憧れの存在なのに灯里と同じ目線、同じ歩幅で歩いてくれるアリシアさん。いつも厳しく怒ってばかりだけれど言葉の裏にはいつも愛情が溢れていて、泣き虫の藍華にそっと手を差しのべてくれる晃さん。後輩に叱られるほどのドジっ子だけれど、いつも最年少であるアリスのことを影で支えてくれているアテナさん。
後輩の育て方は三者三様ですがどの方も本当に素晴らしく尊敬できる方たちばかり。
今作は第1期で育んだキャラクターの魅力を踏まえつつ、それぞれの先輩・後輩の関係性をうまく表現していたエピソードが多くあったなと感じました。

『失敗や寄り道をしなきゃ見つからないものもある』
『本気で頑張って反省している人を叱っても無意味っしょ』
『きっと本当に楽しいことって比べるものじゃないよね』

ひとつひとつの言葉に後輩を想う優しさが伝わってきました。
かけがえのない人達からのかけがえのない贈り物に感謝の気持ちでいっぱいです。


ARIAの魅力というものはたくさんありますが言葉で表わすことができない部分も本当にたくさんあります。
そういう言葉に出来ない感動もこの作品のでっかい魅力なのかなと思います。
ここまで観てきてずっと安らぎを与えてくれ心をなごませてくれました。
至福のひとときが終わったあとはいつも幸せな気持ちに包まれました。
いつか来た道は遠いけれど、振り向いた場所にはいつもARIAがいてくれる気がします。
それはARIAとの『出逢い』がくれたかけがえのない宝物です。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 56

ねこmm。

★★★★★ 4.6

キラキラの出会いがあなたを待っています  【ねこ's満足度:90pts】

毎話ところどころにあなたを幸せにするための魔法が仕掛けられています。
(恥ずかしいセリフ禁止ーーー!!笑)

2期となる今作では、作品を通して「出会い」というテーマがあります。
ヒロイン達がどんなステキな「宝物」に出会うことができるのか、
ゆったりのんびりした気持ちで見守りましょう。
一話一話にこめられた、心温まるメッセージを感じとってくださいね。

今回のオススメエピソードは、2、4、8、9、14、16、17、22前、23・・・まぁほぼ全部です(笑)。
中でも17話は、灯里のその美しい涙にこちらまでもらい泣きしてしまいました。
もちろん、その他のお話もステキなものばかり。
心が弱っているときには、その傷を優しく癒してくれることでしょう。

音楽も相変わらずいい感じ♪
特にED曲の「夏待ち」は、わたしのシリーズ一番のお気に入りです。

そして、全26話観終ったときに気づきます。
この作品との「出会い」は、わたしにとっての「宝物」だったということに・・・。
(再び恥ずかしいセリフ禁止ーーー!!笑)
ARIAスタッフのみなさん、やさしくてステキな物語を届けてくださって、
タントグラーチェ!!-tanto grazie-(たくさんありがとう☆)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 58

せもぽぬめ(^^*

★★★★★ 4.9

「NATURAL」とアリスちゃんとσ(・・*)アタシ♪

■ARIA2期「NATURAL」を観る前にちょっとチェックですよ♪
さて前作「ANIMATION」は楽しみましたでしょうか?まだの人は是非々々「ANIMATION」からご覧くださいね♪
前作を観た方は「ネオ・ヴェネツィア」の魅力をほわ~んとしながら堪能して頂いたかと思います♪
本作「NATURAL」では魅力溢れる街「ネオ・ヴェネツィア」をこよなく愛する人々と、灯里ちゃんたちウンディーネの心温まる物語が沢山散りばめられていますよ♪
特にキャラクター毎のショートストーリーを堪能できますので、みんなの素敵な所をたくさん見つけてみてくださいね♪
「NATURAL」で感情移入出来るかどうかで「ORIGINATION」で受ける感動の大きさが変わってくると思のです♪
私はドップリでしたので、問題なく(。>0<。)ビェェン でしたけどw

■大好きなアリスちゃんと良き先輩の灯里ちゃん藍華ちゃんの仲良し3人娘について
ちょっとだけ語らせてくださいね♪

★アリス・キャロル(Alice Carroll)
大好きな大好きなアリスちゃんへ♪
本当にあなたはとっても甘えん坊で、照れ屋で、ひねくれ物で、先輩思いの可愛い後輩ちゃんですねw
「でっかい○○です」が口癖のアリスちゃん。きっとその口癖も照れ隠しからきているのかなぁ♪
最初は無愛想で無口で内気で人付き合いがとっても苦手な女の子でしたね♪
でもね、そういう不器用ところが可愛いのですよー☆彡
そんなアリスちゃんも、「ネオ・ヴェネツィア」で灯里ちゃんと藍華ちゃんっていうとっても素敵な
先輩と出会って合同練習するようになってから、本当の素直な自分を見つける事ができましたね♪

第6話「その鏡にうつる笑顔は・・・」ではアリスちゃんの悪い所が出ちゃってましたね、そうですよ、素直になれなくって、自分から他人と距離を置いちゃうから、孤独になっちゃってたんだよね!!
そう、鏡ってありのままの自分を映して、他人にもそのまま見えちゃうんだよ♪
そうですね、アリスちゃんのネガティブな気持ちが伝わっちゃってたのですね!!
でもよく気が付きました、そして勇気を振り絞りましたね♪自ら友達に歩みよろうとしたアリスちゃん♪
またひとつ成長しましたね♪

13話「その でっかい自分ルールを・・・」では、意地っ張りで子供っぽいアリスちゃんが全開です♪
家まで影を踏んで帰るという自分ルールを作ったのだけど・・・・途中で追加ルール「日なたを半分踏むのは許可!!」ってめちゃくちゃ自分には甘いのねwちょっと可愛アリスちゃんでした♪
ただ、途中でアテナさんの手助けを借りてしまうと、意地を張って最初からやり直したり・・・・
また悪い子だよw
でも、そんな意地も最後の最後にアテナさんがアリスちゃんを思う気持ちに勝てませんでしたね♪
アテナさんの歌声がぐっと心に響きました(。>0<。)ビェェン

アリスちゃんと言えば、髪型にも注目、第25話の「レデントーレ」のお祭りのお話の中で、
3回も髪型が変わっているのですよ♪
①普段のウンディーネ時の髪型
②とっても可愛い制服姿時の髪型
③貴重な料理姿のお団子の髪型
なんか得した気分です♪

本当に良い先輩達に恵まれたアリスちゃん、「ORIGINATION」では更に素敵なアリスちゃんがまってますよキャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ


★藍華・S・グランチェスタ
アリスちゃんの事を「後輩ちゃん」と呼んだり、「恥ずかしい台詞禁止」でおなじみの藍華ちゃん。
元気いっぱいで負けず嫌いだけど、涙もろい一面もある可愛い女の子ですね♪
第3話では、恥ずかしい台詞禁止が連発でしたwアル君と流星群を見るというロマンチック話でした♪
実は、仲良し3人組の中で一番女の子しているのは藍華ちゃんですよね(*δ,δ)σ恋する乙女ですねw

藍華ちゃんといえば第18話ですね!!
バーベキュー大会で自分の大切な髪を焦がしちゃったのです・・・その時実は笑ってしまいました(>o<")
本当にごめんなさい藍華ちゃんw
その髪型にはとっても大切な思いがあったのですね><
なくなく願掛けしていた髪を切ってしまいました・・・Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
ここでびっくり!!ショートヘアの方がとってもキュートで可愛いかったのです♪
藍華ちゃん株ここで急上昇でしたw


★水無灯里
ほのぼの天然キャラの灯里ちゃん。とっても感受性が強く人を不思議と惹きつける魅力を持つ女の子♪
灯里ちゃんの笑顔は周りのみんなも笑顔にする魔法の笑顔ですね♪もみあげも素敵ですw
「はひーっ リ ̄ロ ̄リ、はわわわわΣ( ̄ロ ̄/」っといった口癖にももう慣れましたよ♪
灯里ちゃんについてはたくさんの名シーンがありましたが、その中でも感動したのは第16・17話の愛用のゴンドラとの別れのお話です。
自分のゴンドラに「さん」を付けて呼ぶ灯里ちゃんだからこそ、ゴンドラさんの気持ちがとっても良くわかったんだろうなぁ~って♪
そしてアリシアさんにとっても思い出のゴンドラだったんですよね~。
そんなゴンドラとの最後の一言。

『本当に・・・本当にお世話になりました・・・。』

こんな感情を抱くのは灯里ちゃんだけですよ!とっても素敵です。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
そして、新しいゴンドラさんと初めて会った時にも灯里ちゃんは、こう声をかけてましたね・・・・

『新しいゴンドラさん。ふつつかものですがこれからどうぞよろしくです。』

なかなかこんな事いえないですよね♪そんな優しい灯里ちゃんも大好きです♪


■最後に一言
私は「NATURAL」でも沢山の癒しと感動をもらいました♪
そして「ネオ・ヴェネツィア」に集う人々の物語をもっと見ていたいと思うようになっていました。
この続きはOVAの「ARIETTA」を挟んでいよいよ3期『ORIGINATION』へと受け継がれて行きます♪
ここまでARIAの世界をご視聴になられた方ならば、もう何も言う事はありませんw
是非完走して、感動の声を届けてくださいね♪
 
 
■MUSIC♪
OP曲『ユーフォリア』 16・17話は『ウンディーネ』
 【作詞】河井英里【作曲・編曲】窪田ミナ【歌】牧野由依
 1期OP曲の「ウンディーネ」に続いて、2期も牧野さんのウィスパーボイスで癒されちゃいますね♪
 窓からそっと~♪ 朝陽がのびて~♪

ED曲『夏待ち』1~15話
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 季節の移り変わりにちょっと切なく感じる気持ちを歌ったナンバーです♪
 雨があがる~♪ 遠く空眺め~♪ 雲の切れ間探す~♪
 
ED曲『Smile Again』16~25話
 【歌】葉月絵理乃
 灯里ちゃん役の葉月さんがしっとりと歌ってくれたナンバーです♪
 こちらも夏の思い出の名残り惜しい気持ちを歌ってくれてます♪
 去り行く夏の日~♪ 思いを寄せて~♪  集うバルコニー~♪
 
ED曲『Rainbow』26話(1期ED)
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 
挿入歌『潮騒』9話
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 素敵ポイントを探す灯里ちゃんと藍華ちゃんとアリスちゃんのお話でしたね♪
 なにげない日常から幸せを感じさせてくれるナンバーです♪
 
挿入歌『コッコロ』
 【作詞・歌】河井英里【作曲・編曲】窪田ミナ
 バルカローレに続くアテナさんのカンツォーネの曲なのです♪
 造語の歌詞にレイヤードボーカルの美しい歌声は素晴らしいです(^-^)//""ぱちぱち
 
挿入歌『雨降花』17話
 【作詞・歌】牧野由依
 ゴンドラの紳士がそっと傘をさしてくれる名場面が思いだされます♪
 灯里ちゃんの涙を連想させるような「雨」を歌った心に染みるナンバーですね♪
 
挿入歌『髪とヘアピンと私』
 【歌】斎藤千和
 藍華ちゃん役の斉藤さんが歌っている曲なんですよ♪
 和音で奏でられるピアノの音色に歯切れのよい藍華ちゃんの歌声が素敵です(*^o^*)
 斉藤さんは戦場ヶ原ひたぎさま~のイメージですけどARIAファンの私は藍華ちゃんですw
 
 
2011.07.08・第二の手記「ORIGINATION」を観終わって大幅修正
2011.11.16・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 67

72.6 8 幻想的アニメランキング8位
蟲師 続章(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (672)
3716人が棚に入れました
およそ遠しとされしもの──下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達。それら異形の一群を、ヒトは古くから畏れを含み、いつしか総じて“蟲"と呼んだ。時に蟲はヒトに妖しき現象をもたらし、そしてヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。ヒトと蟲との世を繋ぐ者──それが“蟲師"。すべての生命は、他を脅かすために在るのではない。みな、ただそれぞれが、在るように在るだけ──。

声優・キャラクター
中野裕斗、土井美加

ninin

★★★★★ 4.4

蟲師は蟲師

分割2クール、2クール目は秋に放送予定

原作未読 全10話 + 蟲語(むしがたり、スタッフによる座談会)全2話(6.5話×2回・10.5話)

蟲という普通の人には見えないが生命を根幹をなす生き物に、人々が干渉することにより様々な出来事が起こります。
その地域、地域での蟲とのかかわりあいを、蟲師と呼ばれる蟲についての生業としているギンコを通じて描いています。

きめ細やかな背景の描写と作画、そこに流れてくる素敵なBGM、怖くも美しい蟲の描写、蟲師の世界が帰ってきました!

1期と同様、いえそれ以上に作画や音に圧倒されましたね。

ギンコが旅の中の蟲に関するお話で、1話完結なので観やすいです。

全話印象深いお話ですが、その中でも6話の「花惑い」は非常に印象深かったですね。

全てがハッピーエンドには終わりません。人間の欲深さや醜い部分も出てきます。

でも観終わった後は嫌な気持ちにはなれません。作画、演出、内容がそうさせるのかも知れませんね。

2期から観ることも出来ますが、1期から観るとギンコの生い立ちから仲間との出会いなども描かれていますので、お時間があれば是非観てくださいね。
オススメです。

OP・EDともに蟲師の世界に引き込まれますね。

最後に、6.5話が2回もあって違う話なのかと思いましたが、同じでしたw あれだけのクオリティを保つように頑張っている制作現場は大変なのでしょうね。

8月にある特別編「棘の道」と2クール目楽しみですね~

投稿 : 2019/11/09
♥ : 44

PPN

★★★★☆ 4.0

雰囲気漂う伝奇もの( - . ¦¦¦ )y-~~

名作、良作の呼び声高い伝奇もの作品。
分割2クール、全20話。


前作から約10年を経ての続編となるようです。
今回、時間の都合で前作は未視聴でしたが
前作からの繋がりを気にする事もなく視聴できました。

物語の概要は至ってシンプル。
「蟲師」である主人公・ギンコが「蟲」と
対峙していくというもの。

見慣れぬ「蟲」や全体的に暗い配色、音楽など
一見、不気味な雰囲気が漂うアニメですが
そこはこの作品の世界観を盛り上げる要因。
丁寧な作画も特徴の1つですね。

ギンコ役の中野裕斗、ナレーションの土井美加も
いい味を出してくれています(・∀・)v

心温まる話から不思議な結末を迎える話まで
各話充実したお話が揃っていました。
どの話も1話完結で構成されているものの
観ている人を引き込む力を持った仕上がりは秀逸。


まだ観てない方にはオススメしたい作品ですが
「蟲」の映像がダメって方もいるかも(;´∀`)
数話観て判断して頂ければとw

元来、人の持つ心の闇や恐怖などを「蟲」という存在と
独特の世界観で表現した見事な作品だと思います。




《キャスト》
ギンコ(中野裕斗)
ナレーション:土井美加



《主題歌》
OP
『SHIVER』/ Lucy Rose

投稿 : 2019/11/09
♥ : 50

てけ

★★★★★ 4.6

やっぱり蟲師、8年経っても大丈夫!

原作未読。

見る人を不思議ワールドに吸い込む「蟲師」が帰ってきた!

1期の放送は2005年~2006年。
8年以上という長い空白がありながら、クオリティは健在です。

安定感がものすごいです。
1話完結なのですが、どの話から見てもすいすい入れます。
そして、時間を引き延ばせば、そのまま映画にできるようなレベルの高さです。

シナリオだけではなく、アニメーションの質にも注目。
咳き込むときの細かい服の動きとか、風になびく草花の動きなど。
ぬるぬる動くし、原画の枚数が多分やばいです。
激しい動きは少ないですが、その分ごまかしがききません。


さて、「蟲師」の世界では、人間も蟲も、ただ在るように在るだけ。
それなのに、お互い影響しあってしまう。
その相互干渉で引き起こされる異変を、解決して歩くのが蟲師の役目。

今回は「自然のままでいることの大切さ」というのが目立っていた気がします。
存在領域を侵し、蟲の世界に手を染めた人間は、その代わりに何かを失うことになる。

ただ、それを見たギンコは、忠告はしますが、無理に止めたりはしないんですよね。
ギンコは蟲師の中でも特に蟲寄り、ほぼニュートラルな立ち位置にいます。
しかし、やっぱりギンコも人間です。
最終的には本人の意志を尊重します。

その結果、因果応報となることが多いですが、必ずしもバッドエンドというわけではありません。
一度懲りた人間が、成長して再び歩み出す。
そんなパターンが多いです。
1期に比べれば、どうしようもない状態というのが少ないですね。
 
しかしまあ「蟲師」って、ハッピーにもバッドにも簡単に転びそうな話ばかりなんですよね。
ちょっと選択を変えるだけで結末ががらりと変化する。
そして、結末のパターンをどちらか一方に決め打ちしない。

淡々とできごとを追いかけるだけで、ルールみたいなのがない気がします。
言ってしまえば、日常アニメなのかも。
ただし、蟲のいる日常。


ギンコのキャラは相変わらずいいですね。
無表情で淡々と専門知識をしゃべるギンコ。
それでもずっと聞いていたくなるような不思議な語りぐさ。
無愛想に見えて、義理堅く、結構お茶目。

声優(俳優)さんの力も強いです。
1期の雰囲気をそのままに、自然体で演じてくれています。


「蟲師」、私は大好きなアニメです。
しかし、もちろん合う合わないはあります。
絵がのっぺりしていて苦手とか、ストーリーの起伏が少ないとか、理由はいろいろ。

ただ、オリジナリティだけは確かなものだと思うんですよ。
「蟲師」に似た作品を挙げてくださいと言われても、ちょっと浮かびません。
ときどき「夏目友人帳」が引き合いに出されますが、「異形のものが見える」という以外、共通点はないと思います。
この「独特な世界観と雰囲気」にハマる人が増えることを願います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 60

78.8 9 幻想的アニメランキング9位
ダーリン・イン・ザ・フランキス(TVアニメ動画)

2018年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (798)
3197人が棚に入れました
遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることとなる。

声優・キャラクター
上村祐翔、戸松遥、梅原裕一郎、市ノ瀬加那、田村睦心、山下七海、後藤ヒロキ、早見沙織、市川蒼、石上静香、小西克幸、井上麻里奈、堀内賢雄

雀犬

★★★★☆ 3.7

一言で表すと、パッチワーク

・10話まで見て

俺は最初このアニメのタイトルを
ダーリン・イン・ザ・フランスキスと空目してなんかエロそうだなーと思ってたんだ。
すまんタイトルはフランキスだった。
でもまぁ勘違いしたままでも問題なかったようです。

変なアングルのカットが多いのはA-1Picturesの病気だから仕方ないとしてだ。
女の子を四つん這いにして男が後ろで構える操縦方法が露骨にエロい。
「パートナーとの相性」とか「変な声出すな!」とか「ヘタクソ」とか
意味深な台詞も多すぎぃ!

このアニメのコミカライズ担当はよりによって矢吹神だそうで。
早速少年誌の限界に挑戦しているようです。

もうタイトルは「操舵で交わる色欲のロボに…」でいいよ。
よくこの内容で新聞に一面広告出したな!

…という煽情的な第2話から一転、何事もなかったかのように
王道的な熱いロボットアニメが展開される。

今のところ大変楽しく観ています。
でも知っているぞ。どうせ鬱展開やるんでしょこれ!!

イチゴちゃんが幸せになってくれるか。
ボクはもうそれだけが心配で心配で。

---------------------------------------------------

・最終話まで見て
おっかしいなぁ・・・
俺はこのアニメにはもっといい点数付けようと思っていたんだけど。
いや部分部分は良かったんですよ。

第13話は過去の記憶を辿るエピソードとして秀逸だったし、
前半クールのアイドルソング風のED曲に合わせた
パラサイトの少女たちのifを描くムービーも面白かったし、
バトルシーンは迫力十分で見応えがあったし、
ヒロは最近では珍しくカッコいいと思える男性主人公だったし、
イチゴちゃんはかわいかったし!!

でも全体を通して見れば「パッチワーク」としか言えないんだなぁ。
ロボット、SF、青春群像劇、ラブストーリー、
ディストピアファンタジー、スペースオペラ等々。
これらの要素のまとまりがなくて継ぎはぎが目立つ
不細工なアニメになってしまったと思う。

テーマは「生命賛歌」だと思うけどなんだか大味になってしまったね。
なんだよあの超展開はwww
ラストを派手にやりたいのは分かるけど自重しようよ。
あーでもないこーでもないと展開予想したり
考察したりしたけど無駄でしたね。
最後の方は字幕カットインするたびにゲラゲラ笑ってしまったよ。
たぶん笑うところじゃないんだろうけど!

なんだかんだいって、半年間楽しませてもらったので
そこそこの点数は付けておきます。
でもお勧めはしづらい作品になっちゃった。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 60
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.6

比翼の鳥

TRIGGER×A-1Picturesの豪華共同制作。
キャラクターデザイン田中将賀。
漫画「TO LOVEる」の矢吹健太朗。

荒廃した地上で人類は移動式の要塞都市を築き、
襲い来る叫竜と呼ばれる巨大生命体との戦闘が続く。
戦闘を義務付けられた記号的な子供たちは、
男女が対となり命を懸けて戦いに身を投じている。

初回はロボットアニメの王道で、
ボーイミーツガールからの搭乗、戦闘、勝利と、
基本に忠実な展開と演出でこれで良し。
ヱヴァに銀河美少年と既視感が半端ないのですが、
僕としては気になりません。
それよりも残念だと感じたのは、
フランクス(戦闘機体)に黒目(瞳)を入れたこと。
これで中途半端に機体に命が宿ってしまった。

13話視聴追記。
後半戦に繋がる非常に重要な回です。
{netabare}ガーデン、子供たちだけが暮らす閉じた世界。
美しいものは絶えず外の世界にあり、
知りたいことだけが増える檻の中の日々。
ゼロツーの壮絶な過去。{/netabare}
世界を粉々にしてほしいです。

最終話視聴追記。
賛否両論、大歓迎ですね。
好みの物語が中盤から後半にいくつかありますが、
全体を通して心を動かされることはなかった。
それ以上に今の時代、
メルクマールに成り得るロボットアニメは、
もう存在しえないのでしょうか。
いつも言葉を選びコンパクトにまとめていますが、
色んなことをずっと考えています。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 77
ネタバレ

scandalsho

★★★★☆ 3.8

エヴァが大の苦手の私にも、合う作品なのでしょうか?

最終話まで視聴しました。

【視聴前に・・・】
TRIGGERとA-1 Picturesの共同制作オリジナルアニメーション。
キルラキルとリトルウィッチアカデミアでお馴染みのTRIGGER作品ですからね。
見逃す手は有りませんよね?

とはいえ・・・。
以前、別の作品のレビューでも書きましたが、私はロボアニメが苦手です。

2足歩行の意味が分からない。(足にダメージ食らったらお終いだよね?)
手に武器を持つ意味が分からない。(そもそも、腕はともかく手の必要性ってありますか?)
顔が存在する意味が分からない。(逆に、顔が必要な理由ってありますか?)

あと、主人公が『ウジウジ』、『グズグズ』系も大の苦手です。

そんな私は、エヴァが大の苦手です。(笑)
さて、そんな私に、本作は合うでしょうか?

【全話視聴後の感想】
終盤の盛り上がりは異常でしたね。
予想を大きく裏切る展開って、やっぱり良いですね。

だけど、ここに至るまでが長い。
本当に長い。長かった・・・。
きっと、途中で挫折された方も多かったんじゃないでしょうか?

かくいう私も、途中で何度挫折しそうになったことか(笑)。
{netabare}ヒロやゼロツーが何かを決断すると、いちいち突っかかるイチゴたち・・・。{/netabare}
こんな場面が何度も繰り返される。
こういう展開は、正直苦手なんですよね・・・。

あと、最終回は、これで良かったのか???
第23話の終わり方があまりにも綺麗だったので、少し拍子抜けというか・・・。
{netabare}主人公であるヒロとゼロツーが何かを決断する度に、突っかかってばかりだった面々の幸福を描かれてもねぇ?
感情移入が難しいと思いませんか?{/netabare}
とても複雑な感情を抱いてしまった、最終回でした。

ところで・・・。
上記の通り、私はロボアニメが苦手です。
簡潔に言うと、ロボットに顔や手が必要な理由がよく分からないからです。
しかし、この作品に関しては、顔や手が必要な理由がありましたねぇ。
第23話の『ストレリチア・真・アパス』の姿!
なるほど。これなら顔や手は必要かなと・・・(笑)。
結構シリアスな回なんですけど、まさか、吹き出す羽目になるとは!


【以下は各話のレビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
【第1話】
フランクスという人型ロボット兵器を、男の子と女の子のペアが操縦し、叫竜と呼ばれる巨大生命体と戦う話のようだ。
{netabare}「ゼロツー」と呼ばれる叫竜の血を引く少女と、主人公・「ヒロ」がペアで乗り込んだ機が完全体になったらしい。{/netabare}
落ちこぼれた主人公が、実は最強だったという、ありきたりな第1話。
ゼロツーのキャラが可愛い。

【第2話】
第1話から気になっていたのだが、主人公の少年は他の少年達と折り合いが悪いらしい。
{netabare}イチゴちゃん・・・。報われなかったねぇ・・・。チョット可哀想・・・。{/netabare}

しかし、『二足歩行のロボ』と『四つん這いで操縦席にいる女性陣』の関係性が意味不明。
『エッチな感じにしたかったんだろうなぁ』
他に理由が分かる人、いらっしゃいますか?

とにかく、主人公の『ウジウジ・グズグズ』な展開だけは避けて欲しいところ・・・。

【第3話】
おおっ!いい感じに{netabare}少年たちが{/netabare}やられていく。
第1話から、フラグ立ちまくりだったからなぁ。
こうじゃないと主人公が報われない。
{netabare}ミツルは死んだか?(笑)
身の程知らずの自業自得なんだから全く同情できない。
きっと、この先も同情する必要は無いと思われる自爆行為。{/netabare}
男の嫉妬ほど醜いものはないと再確認。

{netabare}ヒロ+ゼロツー=上官が認めてくれない
ゴロー+イチゴ=イチゴがゼロツーにヤキモチ中。
ゾロメ+ミク=何だかんだで良い感じ
フトシ+ココロ=ここも良い感じ
ミツル+イクノ=もう修復不可能でしょ!あれだけ言われたら・・・。{/netabare}

【第4話】
なんだ、ミツル{netabare}生きてんじゃん{/netabare}(笑)

再び叫竜の襲来。
{netabare}やはりカマセの少年たちは、しょせんカマセだった(笑)
早々にピンチを迎える。

大人たちに連れていかれるゼロツー。
『行かないでくれ!ゼロツー!』
『俺をストレリチアに載せてくれ!』
再びコンビを組んだヒロ+ゼロツーで敵を圧倒!{/netabare}

【第5話】
キッシング=2つのプランテーションが合体し、燃料の受け渡しをすること。
同時に多くの叫竜を呼び寄せてしまうらしい。

ヒロとゼロツーがイチャイチャ。
フトシとココロが早速「あ~ん」はウケた(笑)。

{netabare}イチゴが不機嫌。
そして、ヒロの体調不良を知ったゴローも・・・。

ラスト。ヒロの身体に異常が・・・。{/netabare}

【第6話】
う~ん、第6話の内容を分かりやすく言うと・・・。
{netabare}「カマセ1号ズ」が「カマセ2号ズ」の連携攻撃に驚き、
「カマセ2号ズ」が抜かれた叫竜を、「カマセ1号ズ」が何とかかんとか撃破していたら、
待ちきれなくなったヒロとゼロツーが飛び出して敵を一蹴して、「カマセ2号ズ」に怒られて、
ラスボスが変形して巨大化したら、「カマセ2号ズ」は圧倒された挙句、馬鹿にしていた「カマセ1号ズ」に救われる始末。
「カマセ1号ズ」は、自分たちの立場をわきまえ、「縁の下の力持ちズ」に昇格。
そしてヒロとゼロツーが・・・。{/netabare}
おおっ!我ながら完璧な解説だ(笑)←(なんのこっちゃ)
実際には、もう一波乱あるんだけど・・・。

ヒロ+ゼロツーが絶体絶命になったところで『来週に続く』なんて展開もありそうなものなんだろうけど、あえてそういう安っぽい演出をしない本作は、『とてもとても高評価』です。

【第7話】
これは、テコ入れ回なのか?サービス回なのか?

ヒロとゼロツーと、「縁の下の力持ちズ」の距離が一気に縮まったのか?
それとも・・・?

【第8話】
まさかのテコ入れ&サービス回その2(?)
ひょんなことから男性陣と女性陣が小競り合い。
最終的にはゼロツーが引っ掻き回して・・・。

前回に引き続き、ヒロとゼロツーと、「縁の下の力持ちズ」の距離が一気に縮まった回。

【第9話】
ここにきて三角関係ね・・・。
この手の話を引きずられると、物語の軸足を見失いそうなんだけど・・・。

【第10話】
ほほう!ここにきて新たな展開かな?
詳細については語られなかったが、ゾロメが見聞きした話は、非常に興味深い話だった。
今後、重要な意味を持つ回かもしれない。

【第11話】
パートナーシャッフル。

ミツルのヒロに対する嫉妬にも似た感情は、{netabare}裏切られたと感じ{/netabare}ていたためなのか・・・。

イクノがミツルを冷静に責める。
3話で色々あったしね。当然だね。
むしろ、3話のあとで普通にコンビを組んでいたことが不思議なくらいだったからね。

今回は「縁の下の力持ちズ」中心の話。
正直、退屈。
ミツルのグダグダ話とか、フトシの恋愛感情とか、この期に及んで誰が興味あるんだ?

幼少時の薬の投与とかヒロに至っては記憶をいじられているってこと?
なんか、キナ臭い話になっちゃったな。

【第12話】
気になる話のオンパレードの回。

明らかにイラつくゼロツー。
しかし、大人たちのゼロツーに対する扱いの悪さが気になる。

検査のために、ヒロたちが育ったプランテーション内の施設へ。
なんだろう?この施設。
「私たちってどこから来たのかな?」
「いまさら何言ってるのよ。パパたちが造ってくれたに決まっているでしょ」???
はぁ?どういうことだ?

ゼロツーは叫竜を殺せば殺すほど人間に近づけると信じている。
そして、ゼロツーはヒロのことを”餌”と呼ぶ。
以前のゼロツーでは考えられないことだ?
どうした?

そしてラスト。
気になる。

【第13話】
ここまで最大の『神回』。
ゼロツーとヒロの過去。
様々な謎が解き明かされる。

そして、ゼロツーの甘い初恋の物語。
なぜ、ゼロツーは人間になりたいのか?
なぜ、ゼロツーは甘いものが好きなのか?
なぜ、ゼロツーはヒロのことを”ダーリン”と呼ぶのか・・・。

絵本「魔物と王子様」の物語。

やはり、ヒロは記憶をイジラレていた。

この世界の大人たちは、完全にイカれている。
後半の物語から目が離せなくなってきた。

【第14話】
ゼロツーも「ヒロ=あの時の王子様」であることを知る。
その上で、ゼロツーはヒロに何か話したいことがあるようだ。
しかし、イチゴがそれを阻止する。

この世界の大人たちは、完全にイカれている。
そんな大人たちに教育を受けてきたイチゴも、大事な何かが欠けている・・・。

{netabare}無事に帰還したヒロを、ゼロツーと会わせないというイチゴ。
それに従う”烏合の衆”。
所詮「縁の下の力持ちズ」なんだ・・・。
でしゃばるとロクなことにならないのに(笑)。

ゼロツーが、どうしてもヒロに会って話がしたいという。
イチゴたちがゼロツーをヒロの部屋に連れて行くと、ヒロがいない。
怒り狂うゼロツー。
ヒロが部屋に戻ると、ゼロツーにゴローたちは倒され、イチゴが胸ぐらを掴まれている。
一番ゼロツーの近くにいたはずのイチゴが、最後にやられているということは、イチゴが怯んだか、他の全員がイチゴを庇ったか・・・。

どちらにしても、イチゴ、少し見損なったな。
自分からゼロツーに”意地悪”しておいて、ゼロツーがキレたら尻込みって・・・。

連れていかれるゼロツー。
それを見送りながら、イチゴがヒロに言う。
「これで良かったんだよ」
はぁ?
「ヒロが私のすべてだった・・・。私、ヒロが好きなの!」
はぁ?
これでは、イチゴは単なるヤキモチでゼロツーとヒロを遠ざけたことになってしまう。
そういう風にしか伝わらない。
これではヒロの心は掴めない。
若いというか何と言うか・・・。{/netabare}

今まで、何度ゼロツーに命を救われたのか?
そもそも、ゼロツーがいなかったら、ヒロはここにはいない。
ゼロツーは、イチゴたちにとって、いくら感謝してもし足りない存在ではなかったのか?

まともそうに見えるイチゴも、何かが欠けている存在。
それがよく分かる一話だった。

【第15話】
「縁の下の力持ちズ」が調子に乗っている。
嫌な予感しかしない。

ゼロツーの暴走に、案の定、イチゴは・・・。
イチゴの気持ちが分からない訳じゃないけど、チョットいいカッコし過ぎ。
誰のせいでこんなことになったのか?
まさか忘れたとは言わせない!
所詮、ヒロインでは無かったということで(笑)

ヒロが駆けつけると、ゼロツーの角が・・・。
ヒロとゼロツーの心が通じる。

心地良い展開。
超王道的な展開。
イイじゃないですか!

ラストの超展開は一体?
この世界の大人たちって一体?

【第16話】
次の指令まで待機中。すでに1か月経過しているらしい。
色々あったけど、ゼロツーもすっかり馴染んでいる。

ココロがミツルとキス・・・。
この人たちにとって『パートナー』とは恋人の事?
11話の「パートナーシャッフル」ってこういうこと?
しかし、フトシは割り切れていない様子。

”プチ”サービス回でもある。

【第17話】
ヒロの額にはツノらしき物が・・・。

ヒロたちの元にナインズがやってくる。
そんな時、ココロが1冊の本を落としてしまう。
{netabare}「初めての出産」{/netabare}というタイトルの本。
この世界の子供たちは、”パパ”によって作られたものとして教えられているはず・・・。

ナナさんとハチさんが言う。
「こんなテストは終わりにすべき」
この”テスト”こそが、ヒロたち第13部隊が孤立無援状態だった理由らしい。

そんな時、ナナさんにも異常が・・・。

大人たちが言う『叫竜の姫』とは何者?

【第18話】
ミツルとココロが結婚することに。
ヒロたちは全員で、手作りで結婚式を執り行う。
しかし、そこへ『パパ』の手が伸びる。

連れ去られたミツルとココロ。
何十日も経って、ミツルとココロがみんなの元に帰ってくる。
しかし、ミツルとココロは記憶を操作されていた。

【第19話】
博士の過去の話。
七賢人について。
そして、『叫竜の姫』・・・。

謎の多くが明かされ、私の頭には新たな疑問が生まれた19話。
重要な回である事には変わりない。

今後、どういう方向に向かって行くのか?
これが、今の、最大の関心事。

【第20話】
ナナさんが別人に?

『叫竜の姫』がヒロとストレリチアを強奪。

叫竜={netabare}叫竜人が造りだした生体兵器。雌雄2体の叫竜人から出来ている。{/netabare}
フランクス={netabare}叫竜を、遺伝子的に近しい人間が使えるようにした物。{/netabare}

侵略者『VIRM』。
叫竜は侵略者から地球を守るために戦っていた。

{netabare}七賢人の中に侵略者が混じっていた?{/netabare}

【第21話】
侵略者が仕掛けたプログラムによって、ストレリチアは巨大な爆弾に!

戦う相手を見失ってしまう「縁の下の力持ちズ」。
もう、上からの指示は無い。
自分たちで考える以外に方法はない。

{netabare}叫竜の姫は唯一の叫竜の生き残り。
ゼロツーは、叫竜の姫の複製。
ナインズは、ゼロツーのクローン。
ゼロツーとナインズの違いは、叫竜の意を引き継いだか否か。{/netabare}
次々と明かされる衝撃の事実。

ヒロとの約束を守るため、ゼロツーはヒロの元へと向かう。
そしてストレリチアは・・・。

【第22話】
侵略者『VIRM』を撃退したヒロたち。
パパたちのいなくなった世界で、残された者たちの生きていくための戦いが続いていた。
必死に畑と作るゴローたち。

そんな中、ゼロツーは廃人のような姿に。
そして、ココロは妊娠・・・。

博士の指示で、ナナとハチがヒロたちの元へ。
ゴローたちの助けとなるために・・・。

そんな中、ヒロはゼロツーが廃人のようになった原因を突き止める。
ゼロツーの心は、ストレリチアとともに、宇宙で侵略者と戦い続けていたのだ。

ゼロツーの心の元へと旅立つ決意をするヒロ。

とまあ、ここまでの物語は上手いと思いましたよ。
ちょっと疑問に感じたのは、ヒロとゴローのイザコザ・・・。
イチゴといい、ミツルといい、そして今回のゴローといい・・・。
ヒロが何かを決断すると、いちいちヒロに突っかかる。
本当に、少しずつ”何か”が欠けている子らの物語。

ラスト。
ゼロツーを助けるために、ヒロは宇宙へ。
そして、イチゴやゴローたち、ナインズ、ナナさんも、一緒に宇宙へと旅立つ。

全てにケリをつけるために。

【第23話】
いやぁ、圧巻でしたねぇ。「縁の下の力持ちズ」
最後まで、自分たちの役割を分かっている。
ナインズも、他もみんなも頑張っている。
ヒロのため、ゼロツーのため・・・。

しかし、ストレリチア・真・アパスの姿はあれで良いのか?
ここまできて、まさか吹き出す羽目になるとは(笑)。

さすがのタイトル回。
最終回かと思ってしまった。(時期的にもね)

【第24話】
なぜか、前話の終わり方があまりにも綺麗だったので、少し残念な最終回だった気がします。

ヒロとゼロツーの終わり方は、これで良いとしても、『縁の下の力持ちズ』の終わり方は???
{netabare}主人公であるヒロとゼロツーが何かを決断する度に、突っかかってばかりだった面々の幸福を描かれてもねぇ?
感情移入が難しいと思いませんか?{/netabare}

もの凄く、複雑な心境で視聴を終えることになってしまいました。

{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 69

75.8 10 幻想的アニメランキング10位
このはな綺譚(TVアニメ動画)

2017年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (469)
1919人が棚に入れました
あの世とこの世の間にある宿場町に建つ「此花亭」。
ここは神様に仕える狐っ娘たちが働く温泉宿。
期待と緊張で胸をふくらませ「此花亭」へ奉公にやってきた柚。
個性的な先輩たちに迎えられ、仲居修行が始まりました。
ある日、ちょっと頑張り過ぎてしまった柚は、お客様である薬屋さんを転ばせてしまい、
先輩仲居である皐とともに謝罪へと向かうのですが…。

声優・キャラクター
大野柚布子、秦佐和子、諏訪彩花、久保田梨沙、加隈亜衣、沼倉愛美
ネタバレ

剣道部

★★★☆☆ 3.0

美しいものを美しいと思う、あなたの心が美しい。 by みつを

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
とても美しい作品でした。

それは、映像だったり、風景だったり、音楽だったり、人の心だったり。

自分が観てきたアニメの中で、(設定はちがいますが)一番近い雰囲気がするのは、「ごちうさ」かな? どこまでもピュアピュアで微百合なところがね。

日常系百合萌えアニメとしては、かなり高いクオリティにあると思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
、、、でも、ピュアピュアハートを直視できない私は、心の汚れた大人です(笑)

別に嫌いじゃあないんだけど、そういえば「日常系百合萌えアニメ」って、どハマりはしないな~と。

「ごちうさ」も、「うらら」も、「ひなこのーと」も「きんモザ」も、嫌いじゃないし楽しめたけど、そこまではハマりませんでした。

どちらかと言えば、「ゆるゆり」とか「ゆゆ式」の方が好きですね。つまり、ややギャグよりの方が好みということです。

とはいえ、自分の好みを度外視すると、やっぱりハイクオリティなアニメだったと思います。お気に入りは、櫻、でしたw 和みましたw

本作の特徴としては、主人公の柚がとにかくピュアだということですね。一点の曇りもない、澄み渡った春の空のような柚の視点で物語が紡がれるため、ドロドロとしたものは描かれません。描かれないというか、ドロドロしたものに、柚のエッセッンスが1滴でも加わると、すっと綺麗な物語に変わるんですよね。他の登場人物達も(ゲストキャラ含め)、柚のピュアピュアハートに触れることで自分の中にある「黒いモノ」が、スッととかされていくようでした。

例えるならば、「油汚れの~J○Y♪」のCMのように(油汚れに1滴垂らすと汚れがパッと散るような感じw)。

多分、柚にはいろんな事が美しく見えている、見ようと努めているのでしょうね。

尤もそれは、柚が生まれつきもっていた資質ではなく、実際、幼いときの柚は、「あの人嫌い」「きっとこういう風に(悪く)考えてるんだ」なんて言っています。でも、八百比丘尼に深く愛され、育ったことで、人を愛せる力を身に付けたのでしょう。実際、子供の時に(親などから)深い愛情を受けて育った人は、大人になってからも、しっかり人を愛せるように育つと言いますしね。

やはり、柚の心が綺麗だから、世界は美しく見えるし、そんな本作を楽しめた皆様は、やっぱり心が綺麗なんだと思いますよ♪ (私と違ってw)

、、、ところで、主人公の柚を、「おおきく振りかぶって」の「三橋 廉」に似ていると思ったのは、私だけでしょうか(笑)? 口の形とか、ピュアピュアでカワイイところとかw
{/netabare}

【余談~ 美しい作品、「美」の語源 ~】
{netabare}
「美」は、やはり「美人」「美声」「美化」など、「外形がりっぱできれい。うつくしい」という意味合いで使われます。

しかし、本来の「美」はもともと、「心の有り様、心の美しさ」を表す言葉でした。

「美」を上下に分解すると「羊」と「大」に分けることができます。大きな羊が美しい? というのは、「大きな羊は皆で分け合って食べることができる。その様が美しい」ということです。

誰かのことを考える優しさ。誰かを救い、共に在ろうとする心。それが本来の「美」であり、「美人」。

そう考えると、やはり柚は「美しい人」なんでしょうね。作風にぴったりの漢字です♪

※勿論、語源には諸説あります。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
萌え&百合系? そこまで好きなジャンルではないかな。絵と音楽はかなり綺麗だね。ロリっぽいキャラデザはあまり好きじゃない。1話で二人のキャラ紹介とか、かなりテンポが早い。主人公の柚は、「おおふり」の「三橋」っぽい(笑)

2話目
例え家が焼けても優雅にw やはり、テンポが早いな~。桜満開から祭の流れは、いくらなんでも早すぎないか? 情緒不安定かw 今のところ、イマイチついていけてない。

3話目
みんな同じことしかできないなら、仲間はいらない。その通り。百合百合してるな~。柚だから気がつかないのもアリだと思ったがw 百合百合してるな~(汗)

4話目
なんかこう、どこまでも素敵なアニメで、逆に、観るのがツラい(苦笑)

5話目
まず、雨粒を機織りするというのがね、なんともこの作品らしいね。

6話目
柚の資質が後天的であることが分かる回だね。

7話目
夏祭り回は鉄板だね~。迷子が逆w ここでこの間の幽霊さんが登場って、素敵♪ 蓮の二面性、深いところのコンプレックスや心の傷は、愛しくなりますね。

8話目
ウソップとカヤみたいだな、ONE PIECEの。ん? なんかこう、人間界の世知辛さと、此花亭の温かさとの対比かな? なるほど~、よく出来た、いや、よく出来すぎた話だな~。劇団ひとりさんの小説、「陰日向に咲く」みたいだな。

9話目
コメディタッチだね。あわなみ? 知らない神様だな。

10話目
柚の成長だね~。ゴシップ好き(笑) お姉ちゃん(笑) なるほど、柊の真実、やっぱり優しい世界だ。

11話目
ハロウィン、ディスってる、イイねw 二人の神様、マツコさんとミッツさんがモデルかな(笑) 人形、女の子の友達ってのは、素敵解釈。お菊、今、初めて遊んでもらってる最中だから、成仏しないんだね。

12話目
自分の為の願いは、自分で叶えるものだから、自分の為以外の願いしか叶えない。なるほど。邪なものの中にある、美しいもの。ウカ様、いなこんw 椿(女将さん)の真実、いいね♪
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 41

scandalsho

★★★★★ 5.0

背景の美しさが際立つ、心温まるほのぼの系アニメ

原作未読。最終話まで視聴。

最初は、花咲くいろは+うらら迷路帳的な作品だと思っていた。
『ケモ耳は正義』って人向けの作品かなぁ・・・くらいの印象でした。

その印象は第5話で一掃されました。

前半はお菊ちゃん絡みのコメディ回。お菊ちゃんが面白可愛い。
後半は神作画回。モノトーンの背景に傘の『赤』とアジサイの『青・紫』が、息を飲むほど美しい。

第6話は打って変わって感動回。柚と八百比丘尼の心温まる物語。

『背景の美しさ+コメディ+心温まる物語』のバランスの良さ。
これがこの作品の魅力だと思います。

第8話は物語として完璧すぎる神回。
ラストの展開が見事すぎる・・・。

第10話の紅葉の風景も絶品。

そして感動の最終話。
ラストの所で、少し泣きそうになったじゃないか!(笑)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 51

えたんだーる

★★★★★ 4.5

キャラの見た目に騙されるけど、意外とちゃんと仕事しています!

原作マンガ『此花亭奇譚』および『このはな綺譚』は未読です。これを書いている時点では第6話まで視聴済み。

此花亭の「あの世とこの世の間にある宿場町にある温泉宿」という設定が、わかったようなわからないような……、な本作ですが仲居として働いているのは(女の子の姿をした)狐ということで、ケモノ耳と尻尾がついています。

主人公の柚(ゆず)は狐でありながら人間(?:伝承通りなら不死ですけど…)である八百比丘尼(やおびくに)に育てられたため、人間界には他の狐たちよりも詳しいようですが、新人仲居として働いています。

基本的にはカワイイ仲居の狐たちの様子を観ていて和むという感じの作品ですが、仲居たちの間での恋愛(?:でも最初の連載が「コミック百合姫S」だったらしいですし)的な関係性や、接客などを通しての成長の様子を見守る感じの作品でもあります。

各エピソードは基本的に1話完結ですし、各話の中でもキャラクター間の(いわゆる「カップリング」的な意味での)関係は分かりやすく描かれていますので、途中からの視聴でもそんなに置いてきぼり感はないと思います。

各話毎のストーリーは、大別すると主にお客との関係に重きを置いたいわゆる「いい話」系のものか、従業員のみで進行するコメディ的なもの(「百合」的ラブコメ(笑)含む)に分かれると思います。

後者の展開のときには「あんたら仕事してんの?」と思いますが、前者の展開のときには意外とちゃんとした仕事ぶりですね。

作画も良いようですし、普通に面白いですよ。観てて疲れませんし、深夜アニメに癒しを求める向きにはお勧めできます。

あ、入浴シーンはけっこうあります…。

2017.12.21追記:
全話観終わって思いましたが、これは原作もさることながらシリーズ構成・脚本がとても良い仕事をしていたと思います。

各話に含まれている複数パートであるパートが別パートの伏線になっていたりで全パート合わせてきちんと「1話」を構成していて、素晴らしい脚本になっていました。

さらに話数が進むにつれてのキャラクター同士の親密度なども、きちんと計算された脚本だった思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 48

66.6 11 幻想的アニメランキング11位
思い出のマーニー(アニメ映画)

2014年7月19日
★★★★☆ 3.8 (306)
1602人が棚に入れました
この世には目に見えない魔法の輪がある。

海辺の村の誰も住んでいない湿っ地(しめっち)屋敷。
心を閉ざした少女・杏奈の前に現れたのは、
青い窓に閉じ込められた金髪の少女・マーニーだった。

「わたしたちのことは秘密よ、永久に。」

杏奈の身に次々と起こる不思議な出来事。
時を越えた舞踏会。告白の森。崖の上のサイロの夜。
ふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、
杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく。

あの入江で、
わたしはあなたを待っている。
永久に―。

あなたのことが大すき。

声優・キャラクター
高月彩良、有村架純、松嶋菜々子、寺島進、根岸季衣、森山良子、吉行和子、黒木瞳

♡ェみーる米麹米子

★★★★☆ 3.9

縁は異なもの味なもの

今日はこの感じのものばかりに当たるなぁ…。

思春期の女の子独特な雰囲気で
幻想的、かつ後味よろしく仕上がっており
個人的にはジブリの中で一番好きな作品。


主人公杏奈はぜんそくの療養を目的に
親戚が生活している海沿いの村にやって来た。
そんなある日、誰もいない屋敷の中に女の子マーニーを見つける。
ジョーン・G・ロビンソンの児童文学を映画化したもので
秘密や思春期などの内面をつぶさに表現してる美しい作品。

隣の芝生は青く見えるものである。
それは若ければ若い程狭く浅く
他人が自分とは全くかけ離れた存在で、幸せに見える。

恵まれてるわ

お互いの内面を知り深く強くそれは絆になっていくもの。
浅さや狭さがほんの少し広がって来る。
何でもそうだよね。
知らなければ好き放題言えても
知ってたらそれは言えなくなる。
何故か?
それは、貴方の視野がほんの少し広く深くなったから。
それに、もしかしてこの繫がりは偶然ではないのかもしれないと
思わせてくれる素敵な作品。

ネットの世界は切れたり離れたりめまぐるしくて。
この世界はこの世界で儚く脆いものだと思ってる。
でもどこかで繋がってる安心感は得られるからみんなハマっていくのだと。
今はネット依存症が増えて中高生で50万人とも言われてる。

思春期のほんの一瞬の煌めきだったり
焦燥感だったり暗黒面だったり
ちょっとつまんでみせてくれるのがさすがジブリだなぁと。

若者よ、ネットで終わらせて良いのかその煌めきを。
そう、コツンとこづかれた気がする。

見る前に、百合か!?百合なのか!?と思わせぶりな会話をしていた
disaさんとワタさん。
罪な殿方達だと思いましたわ。

この映画を見て、サイロが出てくるのですが
私が小さい時に叔父が
下に牛が沢山居て、牛乳が沢山入ってる塔だと教えられ
疑う事もなく18歳の時に、人にそれを告げたら爆笑されました。

男なんて罪作りでしかないのだわ…。

微妙な思い出が蘇り、枕でバタバタした事は内緒です♪

投稿 : 2019/11/09
♥ : 47

魔女旅に出る

★★★★★ 4.5

推理小説みたいな作品

喘息を患っており療養のため夏休みの間だけ親戚が住んでいる田舎町に来た高校生の杏奈と、金髪で青い目をした外国人っぽい外見の不思議な少女マーニーのダブルヒロインで物語が構成されています。人見知りでネガティブな少女安奈が社交的で明るい性格のマーニーと出会って成長していく物語…だと前半は思いました。しかし後半になるにつれ謎の少女マーニーの素性がわかってきます。視聴者は安奈目線でマーニーの謎を紐解いていくのでまるで推理小説を読んでいる感覚で映画を楽しむことができると思います。そしてその謎がわかったとき、きっと感動することでしょう。また戦争や環境問題がテーマの宮崎作品とは異なり少女の成長を描いているので子供でも分かりやすい内容となっております。勿論大人も楽しめますよ。あと余談ですが北海学園大学の劇団のチームナックスが声優として参加しています(笑)是非劇場でご覧になって下さい。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 65
ネタバレ

offingbook

★★★★☆ 4.0

いつか『思い出のマーニー』を観るあなたへ。

一生この作品を観るつもりのない人、もう原作等で物語を知っている人は別にいいのですが。

これから、もしくはいつか『思い出のマーニー』を観る予定の人へ。

とにかく余計な情報を入れず、まっさらな気持ちで、真っ白な状態で観ることをオススメします。

僕の以下の文章も、特にネタバレはしていませんが、
正直読まなくてもいいです。つーか観るなら読むな。(笑)

というのもこの作品、いくつかの大きな秘密を抱え込んでいる物語だから。

といってもミステリー作品でもなければサスペンス作品でもないです。
(ミステリアスな部分は多いですが)

この映画は、主人公の少女・杏奈と謎めいた少女・マーニーの物語。

2人の少女の物語。

杏奈が世界のまぶしさに気付く物語。
杏奈が愛につつまれる物語。
マーニーが杏奈に伝える物語。
マーニーが杏奈に寄り添う物語。

2人の繊細な感情の機微や距離を見つめる作品。
だから、その核心部分だけが見所ってわけではないけど、でもやっぱり一度最後まで観てみて、
あぁ、あんまりこの作品について詳しく調べなくて良かったな~と、心から思いました。

今の時代、ちょっと検索しただけで色んな情報が目に入っちゃうからね。

そういった意味で、あまり情報や感想が公開される前の試写会で
この作品にふれることができたのは幸運でした。

とにかく、いつかこの『思い出のマーニー』を観るあなたへ。
何も知らずに観たほうが、きっと楽しめます^^

…まるでレビューになってなくて申し訳ないです^^;(笑)

『思い出のマーニー』良かったです。
一度最後まで観た今、もう一度最初から観直したいと思える映画です。
…まぁそもそもジブリ映画は何度も観て良さを噛みしめるような作品ばかりですが^^


…以下は本当にネタバレを含む感想をぽつぽつと…。
観てない人は絶対読まないでね~。

{netabare} 予告編だけ見ると百合な物語と勘違いしそうだけど、
後半、怒涛の勢いでわかる真実で、ようやくわかった。そうかこれは、家族愛の物語なのだと。

マーニーが杏奈を崖の上のサイロに置いてけぼりにしたことを謝り、
杏奈に許しを乞い、そして杏奈がそれを許す場面。

最初に観た時は、正直そんな大げさに描くシーンだろうかと
疑問があったけど、最後まで観てようやくなるほどと思えた。

あれは、崖の上のサイロに杏奈を“置いてけぼり”にしたことへの謝罪と、
祖母であるマーニーが、杏奈をこの世界に“置いてけぼり”にしてしまったことへの謝罪、
二つの意味が込められていた大事な場面だったのかなぁと。

杏奈の瞳の色は伏線だったのね~。
幼い頃の杏奈が持っていた、マーニーに似ている人形はミスリードか。

あ~この真実を見届けた上で、もう一度観たい!(笑)

一回観たらもう一回観たくなりますね、この映画。

そしてチームナックスの5人が特定のキャラ以外にも、杏奈の回想の場面、工事の場面などなど、
いろんな場面に出てて道民の自分には面白かったですw {/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 51

76.8 12 幻想的アニメランキング12位
やがて君になる(TVアニメ動画)

2018年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (469)
1563人が棚に入れました
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」

声優・キャラクター
高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子

えたんだーる

★★★★★ 4.7

今のところとても面白いです。(顔がめっちゃ芝居する!)→第7話補完作品『やがて君になる 佐伯沙弥香について』(電撃文庫)絶賛発売中! BDにはスタッフコメンタリーも!

== [下記は第2話まで視聴時のレビュー: 以下、追記あり。] ==
現在2話目まで視聴済みです。

原作マンガはかなり有名作品だと思うのですが、未読だったのでアニメ放送開始前からとても気になっていたタイトルです。

大正時代にはやった(生まれてないから本当にはやったのかは知らん(笑))らしい「エス」(女学生同士の恋愛物)とかの継承者的な路線ですかね。40年以上前から少女漫画とかでは連綿と続く系譜の一つですよね。男性向けの深夜アニメのメインストリームからは外れた作品だと思うので爆発的には人気は出ないと思われます。

私としてはけっこう好みかも。キャラクターデザインも、わりと好きな方です。男性も出てくるのは今風なのかな?

気に入ったので推さないとと思って評価は仮に付けましたが、途中で変更すると思いますので悪しからず。
== [ここまで。] ==

2018.10.26追記:
生徒会選挙での演説前の一幕、最高でした。

後輩なのにメンタル強な侑の強キャラ感はめっちゃ好みです。侑のお姉さんもなかなか良いですね。

表情の作画、情報量が多くて凄く良いです。原作も良いのでしょうが、今のところどストライクで好みです!

2018.10.27追記:
第4話目まで視聴完了。煽りキャラの存在で話が動いてきましたね。原作未読だけど、とりあえず見つかった脚本のキャスト表が伏線だというのはわかりました。

2018.11.3追記:
第4話からの勢いで原作既刊分の単行本を全巻読破したところで、第5話を視聴終了。

原作を忠実になぞっているようで第3話の生徒会長選挙の演説が実はアニメで補足されていることがわかったりとか。実は花田先生が目立たず良い仕事をしている…?

第5話については、原作にもあるエピソードですけど怜ちゃん(侑のお姉さん)GJ(笑)!

2018.11.10追記:
第6話を視聴終了。ストーリー展開は原作にほぼ忠実ながらもオリジナルなシーンがけっこう入っていたような。

例の川での飛び石のシーンも含めて、監督・演出・脚本みんな良い仕事してますね!

2018.11.17追記:
第7話まで視聴終了。ここまでただの脇役と目されていた箱崎先生がストーリーに参加してくるエピソードが、ついにアニメでも放送でした!

なお、本エピソードで触れられた佐伯沙弥香と先輩の中学生時代のエピソード詳細を含む『やがて君になる 佐伯沙弥香について』が11/10に電撃文庫より刊行されております。

原作漫画『やがて君になる』のスピンオフ作品という触れ込みで、歪んだ女性キャラを書くことでは定評のある(?)、入間人間(いるまひとま)先生によるノベライズとなっています。

原作未読でもアニメ第7話まで観ていれば特にそれ以降のエピソードに関するネタばれ要素はありませんので、佐伯先輩に興味を持たれた方は是非お読みになることをお薦めします!

2018.12.29追記:
第13話(最終回)まで視聴終了。原作コミックス5巻の4割くらいを消費して、エピローグ的に今後の展開を期待させる映像での締めでした。(← 悪く言えば「おれたた」END(笑))

結局原作の各話サブタイトルはそのまま残されて、特に特定の回が跳ばされることなくアニメ化されるという『3月のライオン』に近い形でのアニメ化となりました。この構成で原作がまだ続いているので最終回をどうまとめるかはかなり大変だったかと思いますが、シリーズ構成・脚本の花田先生、お疲れさまでした。

そんな中、劇中劇の内容を練習という形で少し先取る形で見せて、アクロバティックに話をまとめてしまいました。このアニメの制作スタッフの恐るべき底力!

脚本だけではなく演出もハイレベルな作品でした。

2019.2.4追記:
12/21にBD 1巻、1/30に2巻が発売されました。

BDの初回特典として付くブックレットには対談形式のキャストインタビューが収録されており、他にコンテ各1話分が付きます。そして毎回特典ですがスタッフコメンタリーが付くのですが、これが1、2巻とも素晴らしいです。

1巻:
キャストインタビュー: 高田憂希・寿美菜子
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・仲谷鳰(原作者)
コンテ: 3話

2巻:
キャストインタビュー: 寿美菜子・茅野愛衣
キャストコメンタリー: 高田憂希・寿美菜子・市川太一
スタッフコメンタリー: 加藤 誠(監督)・あおきえい(第6話コンテ)
コンテ: 6話

特に演出関連のスタッフコメンタリーが大好物な私としては、アニメ化のレベルの高さにふさわしいパッケージでBD 1巻、2巻ともに大満足。以降のBD 3巻、4巻も楽しみです!

投稿 : 2019/11/09
♥ : 74
ネタバレ

ぺー

★★★★★ 4.2

どうも開発された感がある

2019.01.04記


原作未読


これまで百合百合どうのこうのは未経験だったのと、花田十輝氏脚本で寿美菜子さんが先輩役をされているとの情報に誘われ視聴決定。
気づけば毎週の放送が楽しみな作品の一つとなってました。{netabare}3話でスイッチが入り、6話で沼に嵌りこんだ自分です。{/netabare}

“好き”を知らず、“好き”を知りたいと思いながらも誰にも“特別”な感情を抱けない高校一年生小糸侑。
一学年上で“特別”を求められ指向するも誰も“好き”になったことがない七海燈子。
この二人の「好き」「特別」をめぐるひとつの愛のかたちを丹念な心情描写で魅せる良作です。燈子の同級生で同じ生徒会仲間の佐伯沙弥香を含めるとトリプルヒロイン?になるかと思います。

抒情的な文学をよんでいるような作品でした。そして観てて疲れます。表情や会話の間、手足の動きにジェスチャー、光の使い方や背景、OPやED、直喩に暗喩いろいろ駆使した演出で、画面からひと時も目が離せません。
演出の一つで感心するのがサブタイトルの一枚絵カットでしょうか。毎回CM前後や大事なとこで印象的なセリフと一緒にサブタイトルが映されますが、ストーリーを追っていくと膝を打つものばかりです。
{netabare}例)6話サブタイ「言葉で閉じ込めて」
⇒橋のシーンで、侑の好きになりたいという気持ちを「好きにならないよ」という自分の言葉で蓋をする。帰り道に、侑が橙子を好きにならないように、橙子が「好きだよ。君はそのままでいて」の言葉で閉じ込める。{/netabare}

話の重ね方も惹きつけるものがありました。一つは物語が“上乗せ”されていくこと。“上書き(更新)”ではありません。
{netabare}・例えば燈子について、5話で忠犬ばりのデレ具合を見せてから6話での拒絶。5話の経緯から油断してた侑(視聴者もですね)に不意打ちを食らわせる。ただそれも3話で兆候は示されてる話であり幾重にも織り重なる構成です。{/netabare}
{netabare}・例えば沙弥香について、6話「私が無邪気に信じていると思った?」と侑にマウントを取りにきてからの7話沙弥香回でのネタ明かし。沙弥香に対して“怖さ”を感じさせて、次の回で“共感”させると揺さぶりをかけてきます。{/netabare}
そのキャラの持つ引き出しが増えていくイメージと言ったらいいでしょうか。

もう一つはむやみにイベントを作らないこと。
{netabare}・槙くんが口を割ったり二人に過度に干渉して一波乱起こすこともできたでしょうに。
・沙弥香が推薦人から漏れたことで彼女が立候補するまたは立候補言い出すなどかまってエピソードを挟むこともできたでしょうに。
・水族館デートを誰かに目撃されて一悶着とかとか、ありがちなイベントを挿入して物語の波を作ることを避けてます。{/netabare}
その分、尺を心情の極々微妙な変化や行ったり来たりの揺り戻しの描写に多くを割いてました。これで冗長さとか中弛みにならないところは素晴らしいです。

話の重ね方2点を含む演出といった技術的な特長をもって、それだけでも観る価値はありそうです。全13話は原作の4巻分に相当するとのこと。巻数だけから判断するとしてもあまり端折る必要のない話数であり、丁寧に掬いあげたんだろうことがわかります。



恋愛物語としては三人の心情を慮ると、

 『ひたすら切ない』

です。侑、燈子、沙弥香が報われることのない袋小路に迷い込んで抜け出せない。これは心が千々に乱れますよ。

{netabare}燈子が“特別”を演じる自分と弱い自分両方を肯定される「好き」があることに気づけば呪いは解けそうなのだが。{/netabare}

燈子を中心に侑と沙弥香が取り巻く構図です。自己肯定感がない燈子は二面性の人。特別であろうとする燈子を支える存在が沙弥香、素の弱い(なにもない)燈子を支える存在が侑。

●沙弥香
{netabare}燈子が誰のものにもならないことを理解してて、だからこそ「想いは叶わなくても一番近くにいられる」ことを支えにしてたのに、そんな燈子が他の誰かを特別に想い始めてることを感じる。
{netabare}お願いだからそのままの君でいて{/netabare}{/netabare}

●侑
{netabare}特別を知りたい。好きを教えてあげられるのは燈子だけなのに、その燈子は侑が好きになることを拒絶する。一方で燈子は侑に好きを全面にだしてくる。
{netabare}お願いだからそのままの君を好きになって{/netabare}{/netabare}

●燈子
{netabare}自己矛盾を抱えていることを理解しつつ、拠りどころの侑が離れていくことを極度に恐れている。{/netabare}
{netabare}いくら頑張っても他人にはなれないのに。合宿で、生徒会OBに今までの自分の理想や努力を否定されてアイデンティティが揺らぐ。
{netabare}お願いだから自分を好きになって(視聴者一同){/netabare}{/netabare}

三人とも本当の気持ちを飲み込む辛さを知っているのです。

ゆっくり時間をかけて進むラブストーリーは、その進行速度とは相反して緊張感を常に孕んでます。
演出が多岐にわたるということは考察しがいのある作品になるかと思いますので、登場人物の心情をいろいろ観察してみるとより面白くなりそうです。


なお、冒頭の百合百合どうのこうの、というのはいまだよく分かりません。女性同士の恋愛ということであればそうなんでしょう。
いたく心を動かされたので、百合適性が“開発された”のかもしれませんが、じゃあ他の!とすぐなるかでいえばそれはないです。


最後に、生徒会の濃ゆい面々の中で堂島くんの存在は貴重でした。彼がいたことでだいぶ和みます。だって、けっこうヒリヒリするやりとりの連続でしたから。



-----
2019.06.16追記
《配点を修正》


どうしても「百合」ってもったいないと思ってしまう私

投稿 : 2019/11/09
♥ : 75
ネタバレ

フィリップ

★★★★★ 4.3

そして、本当の自分になる

アニメーション製作:TROYCA、監督:加藤誠、
シリーズ構成、脚本:花田十輝、
キャラクターデザイン、総作画監督:合田浩章、
原作:仲谷鳰

思春期の少年少女が直面する大きなテーマ。
自分とは一体何者なのか ―――――――
そして、なりたい自分とは。

憧れの存在に一歩でも近づきたいという想いが
少年少女たちの生きる原動力となる。
「好き」が分からない小糸侑、
「好き」を歪な形で知る七海燈子。
二人の少女たちが自分探しの旅に出る物語。

OPの映像が意味深で美しい。
つながれた二人の手に落ちるピンクと青の紫陽花の花びら。
ピンクのほうは左側の手に落ちる。
青の花びらは二人の親指で挟み込む。
花に囲まれた教室で椅子に座る少女たち。
ひとりが少女に手を伸ばすが指先を掠めて消えてしまう。
プラネタリウムの機器からあふれる星の数々。
花に囲まれた廊下で少女たちが自分の顔を隠す。
最後に再び現れたふたりの少女は手をつないでいるが、
その後、棘のある蔦に絡まった仮面を付けた姿に変わる。
ふたりが消えた後にはハナミヅキとモッコウバラが残っている。

紫陽花の花言葉がひとつのキーとなる。
作中では、その答えを知ることはできないが、
視聴者は物語の展開で、意味を感じ取ることができる。
紫陽花は色によって花言葉が変化する。
青~青紫色は「冷淡、無常、高慢、嘘つき」など。
ピンク~赤紫色は「元気な女性」、白色は「寛容」。
少女たちの心を花によって表現している。

私はこれまで百合の物語を漫画でもアニメでも
ほとんど目にしてこなかったが、この作品に関しては
寿美菜子が出演していたのが視聴のきっかけだった。
2話の時点で興味を失い、録画しているだけの状況に
なってしまったが、交流のあるレビュアーさんが、
面白いと言っていたので、何となく続きを観ることにした。
そして、6話の展開で物語に完全に引き込まれ、
本当の魅力がようやく分かった。
この作品は百合の物語だけに留まらず、
普遍的なことをテーマにしているのだと。

女性作家らしい繊細なストーリー。
キャラクターの造形がしっかり作り込まれている。
主人公のふたりはもちろん、脇役の少女たちについても
その背景がきちんと考えられているのが分かる。
例えば、後半で重要な役割を果たす叶こよみが、
2話でリボンが嫌いで可愛いものは自分のカラーではないと
語るところなどは、とてもリアリティを感じさせる。
また表情や口元の動き、会話の「間」にも
こだわりが見られる。侑と生徒会副会長の佐伯沙弥香が
初めてふたりで帰るシーンのやり取りは、とても丁寧だ。
そういう部分では『リズと青い鳥』を彷彿とさせる。

印象と実際の人物像に違いがあるという話にも現実味がある。
佐伯沙弥香はフワフワした女性に見えるが、
実際は細部に目が届き、気づいていても知らないふりができる。
キャラクターたちの徹底的な作り込みは、
作品を引き立てる特徴のひとつになっている。

全体のストーリーで大きな要素を占めるのが文化祭の生徒会劇。
燈子がずっと求めてきた本当にやりたかったこと。
劇のなかで記憶喪失の少女は、一体どんな自分を選択するのか。
侑は現実の世界で、燈子に大切なものを選び取ってもらうために
虚構の物語の結末にこだわって奔走する。

{netabare}とても良い作品だったのだが、
最終回は楽しみにしていた分、完全に肩透かしを食らってしまった。
ラストで生徒会劇が行われると思っていたら、
侑と燈子の水族館デートで終わるとは全く予想していなかった。
そういう意味ではとても残念だった。 {/netabare}
また、1話や2話を観ただけでは、
燈子が侑を好きになる理由が分からず、ただの百合物語に見えてしまう。
そのため、挫折しかけたのだが、
6話を観ると、色々な謎が明らかになり、
物語の全貌を理解することができる。
沙弥香の本心、燈子の本音が明かされる
絵作りや展開には思わず息を飲んだ。
特に川べりの演出は鮮烈だった。
{netabare}「私のことを好きにならないで」というセリフは、
あまり自分のなかではなかった感情を呼び起こした。 {/netabare}

1クールという限られたなかで、しっかりと構成された物語は、
原作の良さが大きかったと想像するが、よく練られていた。
最終回が残念だったが、これも原作の問題だったのだろう。
最後を上手くまとめれば、個人的には今年の作品の
かなり上位まで来るような秀逸な出来だったと思う。
しかし、今後も続いていくのであれば、
少女たちの選択が何をもたらすのか、最後まで追ってみたい。
それにしても今年は花田十輝に始まり、終わったという感じだった。

ちょっとした余談
{netabare}自分探しというと、私はショーン・ペンが監督をした
実話映画『イン・トゥ・ザ・ワイルド』という作品を思い出す。
裕福な家庭に生まれた青年が自分探しの旅に出かけ、
アラスカまで辿り着いて、ようやく大切なことに気づくという物語だ。
自分探しは、若者の特権でもあるのだが、
何かを掴もうと深く潜りすぎることは、悲劇を生むこともある。
この作品はどこへ向かっていくのだろうか。 {/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 79

65.4 13 幻想的アニメランキング13位
屍者の帝国(アニメ映画)

2015年10月2日
★★★★☆ 3.8 (244)
1439人が棚に入れました
19世紀末、かつてヴィクター・フランケンシュタイン博士が生み出した、死体に新たな生命を与えて「屍者」として動かす技術が世界に広まり、いまや屍者は労働力や兵力として世界を支えていた。
親友フライデーとの約束のため、自らの手で違法に屍者化を試みたロンドン大学の医学生ジョン・H・ワトソンは、その技術と野心を見込まれ、政府の諜報組織「ウォルシンガム機関」にスカウトされる。
そこで極秘任務を与えられたワトソンは、フランケンシュタイン博士が残した、生者のように意思を持ち言葉を話す屍者=ザ・ワンを生み出す技術が記された「ヴィクターの手記」を求めて旅に出る。

声優・キャラクター
細谷佳正、村瀬歩、楠大典、三木眞一郎、山下大輝、花澤香菜、大塚明夫、菅生隆之

♡ェみーる米麹米子

★★★★★ 4.3

緑の雪は夜光虫

アニメってバカにできないよねって思う一品。
作画は綺麗だし、BGMも素敵。
サイバーパンク・スチームパンク好きにはたまりません。
原作がしっかりしてるから
とても見ごたえのある作品に仕上がっているのだと思う。

最初は認知症と介護を彷彿とさせた。
一瞬正気にかえる様が見たくてとかさ。
科学者だったり研究してれば
先が知りたいって思うものね。
そこが貪欲じゃなければ何者かにもなれないし。

魂の重さは21gで決定になったのかな。
私が見た時は16gだったような気がするけど
21gが多いみたいだね。
測定の仕方は、ベッドごとはかりに乗せて
生と死の体重測定だったと思う(ウロ)

人間の傲慢さや醜さ、美しさ
生と死、奇跡、意思、感性諸々が描かれているけれど
元々命というものは神の領域だったのだから。
脳の構造が全てわかれば未来も予知できると言われているけど
人間そのものが奇跡みたいなものだよ。
なんでも作り手だとかの判断に委ねられていて
良いことにも悪いことにもなり得るのだから
心の精度というか美しさは
あって欲しいと願う。
より良きものをという思いがなければ
それは毒にもなり得るのだから。

さて。
魂ってなんだろねっていう哲学的な問い。
人間は器で魂が入っているという考え方もあるし
生きていても屍みたいな人間だっているわけで。
昔考えたな〜でも今は難しいこと考えるのが億劫になってしまって。
存在意義とか魂のあり方だとか。
よーするに、謳歌して感受性を磨けよという結論に至ってる。
プラトンがーとかもう面倒になったので書くのは省略。

EDがEGOISTって皮肉めいた感じで好き。
ラストあたりのパイプオルガンとかツボ。
こういうのって映像化難しいよね。
それと、私はゾンビ系が苦手で(;´∀`)

表現は綺麗だったと思う。
幻想的で。
興味深く拝見させていただきました。
これだからアニメって…いいなぁって思うの。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 28
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす

★★★★★ 4.3

娯楽作品としては原作よりよくまとまっています

-・-・-・-・-・-・-視聴前レビューー・-・-・-・-・-・-
本日公開の作品
私は来週けみかけさんと観てくる予定ですが
全くレビューが無かったので
誰か少しでも興味を持ってくれればと思い
筆を執ることにしました

この作品はノイタミナムービー第2段
Project Itoh3部作の一つとして
先陣を切る形になります

Project Itohというのは
2007年に彗星のごとくデビューし
2009年に世を去ったSF作家伊藤計劃の作品を
アニメ映画として公開するプロジェクトです

計劃が作家として活動できた期間は短く
世に送り出した長編作品は
虐殺器官
METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS
ハーモニー <harmony/>
の3本だけですが
その短い期間で書き上げられた作品は
閉塞していた国内SF界に
新たな潮流を巻き起こす契機となりました

PSYCHO-PASSが最初にアニメとして放映されていた時も
ネットでは計劃作品との共通点などが指摘されていましたが
こうやって同じノイタミナプロジェクトとして発表されると
やはりPSYCHO-PASSシリーズのルーツの一端は
伊藤計劃にあったんだなぁと改めて思います

既にお気づきの方もいると思いますが
前に述べた3作品の中に屍者の帝国は入っておりません
昔から文芸の神様というやつは
俊才を見つけるとすぐに手元に置きたがるようで
計劃もこの作品を数十ページ書いた時点で
神の御許へと召されていきました

後を引き継ぐ形で残りを円城塔が書き上げたものが
このアニメの原作となる屍者の帝国となります
円城氏はスペースダンディの豪華すぎる脚本家の1人だったので
小説はあまり読まない方でも
アニメに精通している方ならばご存知かもしれませんね

しかしまぁ
この作品は計劃自身がほとんど関与できていない上
他2作は近未来SFだったのに対し
この作品は19世紀を舞台にしたいわゆる伝奇ロマン
これをProject Itohトップバッターに持ってくるのは
かなりの冒険だと思います
Project Enjohの間違いじゃないのか?
とか突っ込みを入れたくなります
これがこけたら他の計劃作品に響くんじゃないか?
とか心配になります

しかしこの小説を計劃作品と認められるかどうかは別として
読み物として十分に面白かったのは確かですので
映画版の出来はどうなのかこの目で確かめてこようと思います

-・-・-・-・-・-・-視聴後レビューー・-・-・-・-・-・-

原作から比べると大分いろいろ弄ってありますが
概ねプラスに働いていたように思います

原作未読既読に関わらず楽しめる作品だと思います
原作を一切読まずに見た場合
ストーリーの細かい部分はよくわからないでしょう
しかし、そこを画面の中で細かく描写してテンポを損ねるよりも
アクションシーンで一気に押し切ってしまう方が
ずっとスクリーン映えするのは間違いありません
終盤の圧巻の映像美にはただただ絶句するばかりであります

そもそもの原作自体がハイパーテキスト性の高い小説です
文学におけるハイパーテキストすなわち超文脈とは
語句や人物、事件などの名前だけを作中に使い
その説明は作品の外に置いてあるものを指します。
もしもその言葉をしっかり理解したければ
Webのhtmlリンクをクリックして別のページに飛ぶように
別の小説や聖書、哲学書、理工書など開かなくてはいけません
場合によっては映画、漫画、アニメなどに行きつく場合もあります

この手法を使う事で限られた紙面の中に
無限の奥行きを出すことができますが
同時にベースとなるジャンルの知識に乏し人間には
その面白さがさっぱり理解されない危険性も孕みます

かつてエヴァンゲリオンが空前のブームを引き起こした背景に
この手法がありました
難解な言葉を断片的に並べ一切説明しない
その結果たくさんの解説本考察本が出版され
それらが飛ぶように売れたのは
作品の外にある科学・哲学・宗教を
ガジェットとして次々に使い捨てた結果
非常にたくさんのハイパーテキストリンクが張られていたからです

この屍者の帝国という作品でも鏤められた要素全てを理解するためには
SF・ミステリ・科学・哲学・宗教そして19世紀の歴史背景など
幅広いジャンルの造詣を要求されます
また原作ではハイパーリンクを張らずに
作中にて詳しく解説されている事柄も
映画では冗長すぎるため解説部分を丸々削除されていたりします

こんな風に書いていくと
まるでこの映画が極めて難解で一握りの人だけが楽しめる作品
というように見えがちですが
この作品の見事なところは
細かいところがわからなくても楽しめる点にあると思います
まっさらな状態でこの映画を見て細部まで理解するのは不可能ですが
スタッフもそんなことは承知の上で
全てを理解できなくても楽しめるように作ってあります
原作の魅力を言葉で説明するのではなく
直接感じてもらうというのがこの作品の切り口で
それは非常にうまくいっていたと思います

従って原作未読既読問わずオススメできる映画だと思います

以下原作と映画版の相違点について
{netabare}
かなりいろいろな点にアレンジが入っていますが
各国陣営のキャラ数の削減と果たす役割の変化が一番大きいと思います
物語の流れに沿って違いを確認していきましょう

英国

ジョン・H・ワトソン&フライデー

本作主人公にして最も大きく改変がされた人物
後にシャーロック・ホームズの右腕となる男
原作のワトソンは医学部の優秀な学生で
教授に推薦されウォルシンガムに所属することになります
そこで貸与された最新鋭の実験体が
Noble_Savage_007コードネーム:フライデー
つまりもともとワトソンの友人であったという設定自体が
映画版のオリジナルです
時折見せるフライデーの暴走も映画のみの設定
映画版のワトソンを突き動かす動機の大半はフライデーにあり
ワトソンとフライデーのエピソードは作品の中核の部分です
この部分がオリジナルなので作品としてはもはや別物に近い印象
先に映画を見てから原作本を読んだ人には
淡白すぎるワトソンがただ周りに流されて動いている様は
おそらくかなり物足りないのではないでしょうか?
このワトソン&フライデーの肉付けの巧さが
映画版を原作以上に魅力的な物語にしています

フレデリック・ギュスターヴ・バーナビー

ワトソンたちとは逆で原作でも映画版でも全く変わりませんw
実在の人物でアジアロシア境界を旅行し手記を発行しています
作品内ではその経験と胆力を買われ諜報員に選ばれたようです

エイブラハム・ヴァン・ヘルシング&M

ワトソンたちの上司にあたる人物たち
映画版では一人に役割をまとめています
原作ではMはほとんど出てきていませんが
弟が探偵をしているという発言から
マイクロフト・ホームズであると考えて良いでしょう
しかしマイクロフトはものぐさで人嫌いな性格なので
実際に表に出てきて指示を出したり対立したりする役割は
ブラム・ストーカーの作りだしたヴァンパイアハンター
エイブラハム・ヴァン・ヘルシング卿が担当しています
映画ラストにつなげるためにMの方の名前を残したのだと思いますが
クライマックスの立ち回りはMではなく
ヴァン・ヘルシングにやってほしかったところですね
なおトランシルヴァニアにおけるヘルシング卿の活躍も
作中ではザ・ワンと花嫁を巡って対決していたことになっています

ロシア

アレクセイ・フョードロヴィチ・カラマーゾフ&ニコライ・クラソートキン

どちらもカラマーゾフの兄弟の登場人物です
アレクセイとクラソートキンの設定は改変されていません
改変されてはいませんがいろいろと省略されています
そして結末もいじってあります

アレクセイの計画は自身を屍爆弾化し
「証拠品」として大物を吹き飛ばすという一種の自爆テロ
原作ではクラソートキンは屍者化しません
アレクセイを連れてぺテルスブルクに行き
アレクセイの計画を実行する役割がまだ残っているからです

映画の方ではインパクトを重視してか
アレクセイとクラソートキン両方とも屍者化してしまいました
これでは計画が実行できません
実行できない計画そのものの話が無かったことになり
アレクセイが一体何をしようとしていたのか
真相が明らかにされぬまま物語は進んでいきます

アメリカ

レット・バトラー

風と共に去りぬにおけるスカーレットの恋人です
原作ではピンカートンの一員でハダリーの上司
ハダリーの能力を使ってグラントを襲撃している張本人
本来なら主人公パーティの5人目だった男です
ハダリーが火炎放射器で屍者を一網打尽にするシーンは
元々は彼の登場シーンのはずでした

原作では大里化学の事件の後
日本編は続きがあり
会談するグラントと日本皇帝が襲撃されますが
首謀者が居なくなっている以上
エピソード丸々カットになっています

ハダリー・リリス

出典はSF小説未来のイヴ
映画版では発明王トーマス・エジソンが作ったことになっていますが
未来のイヴにでてくるのはそれをもじったエディソン博士
元に戻さずにエディソンで良かったような気もしますね

原作ではピンカートンの一員としてグラントに仕えていますが
実際の主はレット・バトラーで
彼の利益になること以外はやりません
屍者を操りグラントを襲撃していましたが
レット・バトラーが出てこなくなったことで
その設定もうやむやとなり
作中の彼女の存在意義自体がだいぶ薄くなっています

さらにはラストシーンでも出番を奪われています
原作では事件を終息に導いたワトソンは諜報機関に高く評価されます
しかし、その評価は身内だけではなく敵対者も含まれていました
レット・バトラーを人質に取られたハダリーが
暗殺者としてワトソンの前に現れます
ワトソンは事件の際に手に入れた屍者を作る菌株あるいは言語の結晶
それをハダリーの手で自らに注入し
諜報機関が容易に手出しの出来ない重要度の存在へと引き上げます
しかし、それによって元のワトソンの人格は失われてしまい
それが映画のラストシーンに繋がります

このシーンは介助者がハダリーからフライデーに変更され
そこに至るまでの経緯の描写もなくなっています
原作と同じような顛末なのかどうかも分かりません

日本

登場人物には特筆するものがありません

暗殺未遂事件の話は先ほど述べたとおり

ヴィクターの手記を見つけてからのシーンはほぼオリジナル
あそこも映画版ワトソンとフライデーの絆が確認できる良いシーンでした
ここに限らずフライデー絡みの改変はとにかく出来がいいですね

このあたりからロンドンに戻るまでは
ほとんど別物と言っていいくらいのオリジナル展開です

ザ・ワン

フランケンシュタインの怪物
チャールズ・ダーウィン
Noble_Savage_001
原作ではヴィクターによって造られたのではなく
ヴィクターが見つけ出し再起動させた古代文明の遺産のようです
その肋骨から生み出された彼の花嫁となる存在を
心変わりしたヴィクターが命を吹き込む直前に殺してしまったことが
メアリー・シェリーが脚色し記述した事の発端の物語という事になっています
映画版ではハダリーを花嫁に作り替えようとして失敗していますが
原作では虚空から花嫁を召還することに成功し
花嫁を連れて現場を去りそのまま行方知れずとなって終わります

おそらく原作を読んでいない人は
たいていの人がハダリーが花嫁になるシーンで
ワトソンたちが阻止して終わることをなんとなしに予測すると思いますが
ザ・ワンが花嫁を手に入れる原作の結末を先に知っていると
本当にどっちに転ぶかわからない手に汗握る展開でした

全体的に映画化における原作改変は成功だったと思います
やはりワトソンにフライデーという強い動機を与えたことが何よりも大きいでしょう
傍観者の代名詞でもあるワトソンを主役に据えたはいいものの
元来の傍観者としての性質と物語を動かしていく主人公の性質が
どちらも中途半端に発揮されてしまっているのが原作ワトソンです
よりアクティブなワトソンを用意して
傍観者となったのは事件後であると繋げた映画版のほうが
一味上手だった印象です{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 26

shino73

★★★★☆ 3.5

思考は言葉に先行する

思考は言葉に先行する。
言葉があるから心がある。
そこに魂=意識が宿る場所があるのだ。
この作品のエッセンスが凝縮された印象深いモノローグ。

舞台は19C末のロンドン/英領ボンベイ/日本。
ワトソンとフライデーのある男の手記を探す冒険譚。
人類史上最初に死者を蘇らせた男の手記。
「人は死亡すると体重が21g減少する」
そこに魂は存在するのか?
そこに言葉はあるのか?
圧巻の映像で鬼気迫るものを感じる。
多くの指摘があるように後半物語は崩れていきます。
ただこのテーゼはきつい、勝算がない。
人類が現実で出せてない答えだ。
果敢にも挑戦したスタッフを評価したいと思う。
原作は早逝した伊藤計劃。
本来この作品も未完なんです。
天才とまで称された彼ならどんな結末を見せてくれたんだろう。
切り捨てるには惜しい作品。
一見の価値あり。

ハダリーリリスがエロカッコいい、
おかえりフライデー。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 39

74.8 14 幻想的アニメランキング14位
ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)

2018年8月17日
★★★★☆ 4.0 (126)
649人が棚に入れました
小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。

声優・キャラクター
北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人
ネタバレ

shino73

★★★★☆ 3.8

私たちはどこから来て、どこへ行くのか

森見登美彦原作、制作スタジオコロリド。

石田祐康監督、待望の初長編作品。
ひと夏の不思議な体験を鮮やかに描く、
心弾む思春期ファンタジーの傑作であろう。

主人公アオヤマ君は研究熱心で、
世界の不思議に興味津々、
日々学んでは知の探究に励む。
少年特有の好奇心と冒険心も旺盛で、
気になるお姉さんのおっぱいにも、
多大な関心を持つどこにでもいる少年だ。
突然広場の空き地に現れたペンギンたち。
少年の一生忘れる事のできないひと夏が始まった。

少年の視点で描かれる素晴らしい演出、
世界や異性に対する戸惑いと妄想こそ、
どこにでもある思春期の原風景なのだ。
ペンギンハイウェイとは何であろうか!?
{netabare}それは人が歩む進化への道であり、
つまりは思春期から大人になるための道標だ。{/netabare}

ここでは2つの世界が衝突している。
{netabare}折りたたまれ亀裂が生じた「世界の果て」と、
成長の儀礼として少年が歩む「内的世界」だ。{/netabare}
僕はどこか村上春樹「海辺のカフカ」を想像する。
あちらの主題は「アンチオイディプス」である。

移ろいゆく記憶を「夏」という季節に見出す。
少年に習い1つの仮説を立てよう。
それは美しい等式、解けない「夏」の方程式。
これからどれだけの冒険をして大人になるのだろう。

僕たちは幾つになっても道の途中なのだ。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 43

える908

★★★★☆ 4.0

愉快で不思議で、ちょっと切ないファンタジー

これからの季節にお勧めです!

科学的探究心が旺盛な、小学校4年生のアオヤマ君のひと夏の活躍を描く、
ミステリーのような、冒険譚のような、楽しくて、ちょっと不思議な味わいのお話しです。
いろいろ辻褄合わなくても全然かまいませんw そういうお話しじゃないって思うから。

小学生のくせに、大人ぶっていて、でも大人の女性の胸に興味津々で、
それを恥ずかしいと自覚するまでにも至ってない、二次性徴を迎える前で
恋とか愛とかも、当然知りもしないアオヤマ君。
潔い、というより、まだ性に目覚めていないから、
素直に「おっぱいが好きだ」って堂々と主張して悪びれもしない。
なんだかそんなところ、すごく可愛い!
きっと2~3年もしたら、自分の「お姉さん研究ノート」が、
死ぬほど恥ずかしくなって、
黒歴史として封印しちゃうんだろうなあww
ああ可愛い(^^)
わたしショタとか全然趣味じゃないですけど、
こんな、無自覚に背伸びして小理屈こねくり回してる子供がいたら!!
可愛くて堪らなくていじりまくりそう!

お姉さんもなんだかとっても素敵です。
奇麗なだけじゃなくて、キュートでファニーな、
それでいてちょっと謎もある、少年の目にも大人過ぎない、
ちょうど魅力的に映える感じで。
あと重要なファクターの、
お姉さんの胸の描き方が、いい意味でアニメっぽくなくて、
グロテスクな巨乳とかじゃなくて、ちゃんと普通に、女性の胸らしく、自然で綺麗な線で描かれているのがとってもナチュラルでいいって思います。

それと、サブヒロインになるのかな?
ハマモトさんもすごく、可愛いんです。
プライドは高いんだけど、子供らしく真っ直ぐに生きてて、
年相応に賢いのがとっても好感度高いです。

お話し自体は、ジブリっぽいっていうか、
トトロとポニョを足して二で割ったような感じで、
夏休みにファミリーで楽しめるように作られていて、
森見さんの原作なのに嫌味な感じが全然しなくて。
監督も、教えられるまで気付かなかったけど、
あの「フミコの告白」作った石田祐康さんなんですね。
初の長編商業作品で、ここまで出来るってすごい!

アニメ上級者の方にはちょっと物足りないかもですけど、
そんな方以外の、普通の人なら、
誰が観ても楽しめるんじゃないでしょうか。

アニメ初級者の私は、すごく楽しめました(*^▽^*)

投稿 : 2019/11/09
♥ : 30

イムラ

★★★★★ 4.1

子供の時に図書館で読んだらはまりそう

<2019/6/9初投稿>

WOWOWで昨夜放送されてたの観たので、蒼井優結婚記念レビューです。

小4の理系の男の子を主人公としたジュブナイル・フィクション。

サイエンスのない方のファンタジーなので現象に理屈を求めても意味のない作りになっています。

大人が見てもそれなりに楽しめると思いますが、小学高学年〜思春期ぐらいまでに「小説」で読むと真価が発揮されるタイプではないでしょうか。

小学校の図書室によく置いてあるちょっと不思議な話。
それを森見登美彦テイストに大人でも楽しめるようにしました、という印象。

例えば「花田少年史」とかは、あれも子供を主人公としたファンタジーですが、視点は「読者」「視聴者」。
つまり読んだ人目線で作ってある。

本作はあくまで小4の主人公アオヤマくん目線。
なので年齢が近い人の方が楽しめるんじゃないかと。

そして、映像は素晴らしかったのですが、何が起きてるのかを映像と台詞だけで説明するのは少しむずかしかったのかな、という気も。

小説で、文字で、「アオヤマくん」になりきりながら、起きていることを理解し、その映像を想像して、読み進めていくと楽しさが広がっていく気がしました。

以下、感想。
・アオヤマくんのおっぱい好きが異常。
このまま偏執的な巨乳好きに成長しそうで将来が心配。
ところで巨乳好きな男の嫁さんや彼女って意外とそうでもないこと多いんですよね。

・お姉さんが魔性っぽい。
蒼井優だからかな。
それはそうと蒼井優さん、魅力的な演技でしたねえ。

・アオヤマくんの子供部屋。
あんなん最高だろ。子供としては。恵まれてる子供だ。

・アオヤマくんのおかあさん。
能登さんなんだけど、能登さんの子供ってうらやましいと真剣に思ってしまった 笑。
看病のシーンとかさ。
確か、割と最近出産されたんですよね。
生まれてきたお子さんがうらやましい(←自分でもおかしなこと書いてるって自覚はある)

・監督さんが「フミコの告白」の人。
へえ。そうなんだ。という感じ。
まだ作風は掴みきれてません。

以上です。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 29

58.3 15 幻想的アニメランキング15位
18if(TVアニメ動画)

2017年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (122)
512人が棚に入れました
ここは夢世界。
欲望、希望、絶望が形を成した意識と無意識の狭間。

いつも夢見る自分の部屋の中で、
再び眠りにつこうとした月城遥人は、偶然にも他人の夢に紛れ込んでしまう。
それは、この夢世界に心を囚われた魔女達の夢。
現実を拒絶し、夢に逃げ、眠り続ける「眠り姫病」に陥った彼女達の夢の姿。

魔女の夢世界に迷い込んだ遥人は出口の扉を探し、
彼女達と出会い言葉を交わしていく。

声優・キャラクター
島﨑信長、子安武人、名塚佳織、福圓美里、東山奈央、加隈亜衣、浅倉杏美、遠藤綾、田村奈央、折笠富美子、水瀬いのり、嶋村侑、新田恵海、南波志帆

ミミック

★★★☆☆ 2.9

ここまで見ごたえのないアニメは久しぶり

全話視聴したのですが、まあ評価通りですね。
設定が面白そうなので視聴を始めたのですが、
良いところもあったのですが、いろいろとま
ずい点のほうが目立ってしまったのかなという印象。


気になったところ
・夢に主眼を置いているんで設定的矛盾が多々あり。
・なんでもかんでも、夢だからで片付けられる。
・ひたすら重い話を続けて強引にハッピーエンド。etc.


それでも
・夢という難しい題材を扱いSF的展開に挑戦したところ。
・展開の先読みが難しいところ。
・アニメならではの視覚からの演出。
など良いところも観れたので、少々もったいなかったかな
という感じも否めません。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 17

えたんだーる

★★★★★ 4.2

『トワイライト・ゾーン』(TVドラマ)的な何か

ちなみにタイトルに挙げた『トワイライト・ゾーン(The Twilight Zone)』っていうのは、アメリカでかなり前に作られたオムニバス形式のドラマです。

『トワイライト・ゾーン』は『未知の世界』とか『ミステリー・ゾーン』とかの邦題で、日本でもテレビ放送されました。

同タイトルのTVドラマシリーズが何作か作られたり、劇場版があったりします。ちなみに特撮の『ウルトラQ』は日本版『トワイライト・ゾーン』を目指していたらしいとか、フジテレビ系列で放送された『世にも奇妙な物語』に影響を与えてたりするようです。

本作『18if』の場合は「眠り姫病」という設定があり、「夢世界」の中で「魔女」になってしまう登場人物が毎回いるという作劇上の縛りはあるのですが、監督や脚本が持ち回りだったり夢が舞台ということで普通だと起きないような奇妙なことが起きてしまったりするとか、欲望や復讐などの人間の感情がテーマだったりとかというあたりで、『トワイライト・ゾーン』っぽさを連想する点は多々あるように思われます。

こういう「わけわからんことがおきる」というお話はアニメーションという表現とはわりとマッチしているとは思うのですが、昨今の「深夜アニメ」のメインストリームからは外れた作品だと思うので、あまり一般受けはしない気がします。

ただ作中で魔女になる動機の普遍性とか夢世界での心象表現とかは良いと思いますので、私個人としては高めの得点をあげたいです。作画は良し悪しを付けづらいので、あえて評点は4にしておきます。

かなり実験的な作品ですね。流行るかどうかは正直わかりません(たぶんはやらない)。

2017.10.2追記:
全話視聴終了。こう言ってはなんですが、終わり方はけっこう普通な作品でしたね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 34
ネタバレ

剣道部

★☆☆☆☆ 1.0

全てが夢オチという、便利な世界でのデート・ア・ライブ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
なんか、「日本アニメーター見本市」の作品群を連続で観ているような気分でした。

良く言えば、挑戦的で芸術的。悪く言えば、粗削りで自己満足。

私は低評価です。が、もしかしたら、逆にお気に入り棚に入れるくらい高評価される方がいても「理解」できます。そのぐらい、好き嫌いの分かれる、突き抜けた作風だということです。

ちなみに、剣道部の☆評価は、「良し悪し」ではなく「好き嫌い」です。基本的には(グロ・エロは苦手。鬱も好きじゃないんです)。

日常生活で十分に苦しんでいるのに、アニメ(趣味)でまで苦しみたくないんすよね、、、。(あっ、ただ仕事が忙しいだけで、深刻な悩みはないっすよw)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
1話完結のオムニバス形式で、さらに各話で監督を変えるという手法。それ自体は別に良いんだけど、あまりに各話に繋がりや整合性がなく、キャラもぶれてる。ただ、「なんか、好きにワケワカンナク作って下さい」という点だけ共有しているように思う。そんな作風なのに、作画もペラペラ。

「いや、夢ってそんなもんでしょ? 狙いですから(キリッ)」と言えば全て解決できると思っているのかな? かなりパワープレイだと思う。

のわりに、なんか「芸術性高い」的な演出が鼻につく(似た作風の「スペースダンディ」「フリップフラッパーズ」は、作画も良かったから、芸術性もあった)。

好きな方には申し訳ないが、これまで800以上観てきたアニメの中でも、特に2話目は、ワースト3に入るほど嫌いだったエピソード。観てるのが辛くなった。逆に言うと、ああいう作風が好きな方にとっては神エピソードになるかも。多分、7話とかもそう(2話を観た時点で☆1をつけようと思ったから、逆に最後までちゃんと観なければと思った)。

「嫌い」な話とその理由一覧

1話→こんなん好きでしょ?芸術的でしょ?感が嫌。
2話→グロくてキモくて生理的にキツい。
5話→あまりにも救いが無さすぎるラスト。
6話→前半良かったが、後半からふざけた。
7話→意味分からなすぎ。30分で扱って良いテーマ?
9話→作画と内容、あえて酷く作りましたよ感が嫌。
10話→いきなり始まるミュージックビデオ。

構成として、1話~10話をかけて、様々な「苦悩」を背負い、それから脱却した魔女たちを描き、終盤に、全ての「苦悩」の元になったラスボスを、彼女らが説得し、世界を救うというもの。

これだけ観ると、意外と王道な作品なのだと思う。最後を綺麗にまとめてくれたから、☆1→☆2にしようかと思ったけど、、、ハルト死亡エンド? もとの姿(アダム)に戻ったということ? う~ん、微妙にスッキリしない。

やっぱり、好きになれないな。

昔、まだガキンチョだった(リアルが能天気に過ごせていた)時は、鬱系の話も好きだったし、NHKのドキュメントとか大好きだったんだ(所詮、他人事、作り物として楽しんでいた)けど、年をとるごとに、辛くて(同情して)観られなくなってきたんだよね。3.11特集とか、マジ、ムリ(岩手県民として辛すぎる)。

つまりは、アニメに何を求めるかだと思う。私はやっぱり、夢と冒険。実際には体験できないことを疑似体験できるのが楽しみ。だから、ファンタジーとかバトルとかロボとかスペースオペラとかラブコメとか大好き。シリアスも、鬱系グロい系以外は好き(まあ、ラブコメを擬似体験というのは悲しいがw)。

ということで、単に私の好みに極端に合わなかっただけで、私のレビューごときで、作品の評価は下げなくて良いと思いますよm(._.)m これ系の作品として、見所があったというのは、なんとなく分かります。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
なんかつまらない。ゴスロリでスクラップラーな展開をさせておけばうけるんじゃね? みたいな感じ。

2話目
分かりやすさ、という点では1話目より上。が、胸くそ悪さという点でも、1話目より上。夢での殺人が現実になるって、すでに1話目との矛盾が。

3話目
今までで、一番よかった。作画も改善されていたように思う。最初からこんな風に作れば良かったのに。監督の違いが大きいのか?

4話目
夢遊病&摂食傷害ってこと? あとどうでも良いが、本物のモデルさんとちょこっと知り合ったことあるけど、細過ぎて怖かったです。言葉は滅茶苦茶悪いんだけど、宇宙人やカマドウマ的に見えました。やっぱり、普通が一番だと思いますが(大人になると、ホントに好みが変わる。スレンダーな人より、健康的な、ややポッチャリくらいの人が可愛く思える)。

5話目
もう一度戻れるなら、大学に戻りたいな。そして、体育会系運動部などには入らず、チャラい学生生活を送ってやる(ムリw) テニスサークルとかロードショウとか、古臭いノリは伏線だったんだね。話のスジは良い(スケートの楽しさを思い出す感動系な)のに、オチに救いがなさすぎて、苦しくなる。これ、目覚めない方が幸せだったんじゃ……。氷の上にいるときが輝いてるって気付いて現実に戻り、氷の上に乗れない年齢になってるとか……。

6話目
見るアニメを間違えたと思うじゃないかw 聖地巡礼w いじめてくる人間がいる世界と、いじめてくる人間すらいない世界のどちらが良いか、という過激な問題提起? いじめをすれば穴2つ、の方がタイトル的に良かった気もする。途中までシリアスで良かったのに、なぜ、ふざけた?

7話目
まったく、ワカラン。ポル・ポト?

8話目
ライブの観客、動かすの二人だけなら、いっそ動かすなやw だから全編字幕ね。視聴者に聾者を想定? まあ、なんかユニバーサルデザインだな。アニメにも、字幕。確かに、DVDにはメニューとしてあっても良いね(買わないから知らないけど)。

9話目
いや、もう、ひどいね、全部。「狙いですから(キリッ)」と言えば、全部許されると思ってない?

10話目
演出という名の、手抜き。ようやく、核心に触れたね。まあ、そんな感じはしてたけど。

11話目
なんかまとめたい、ということだけは分かった。

12話目
佳代、まさかの再登場。やはりNo.1ヒロイン。ちなみに、「死んだ人」って言葉はあまり好きじゃない。「亡くなった人」という表現の方が良い。いや、歌わないんかーーーい! ビックリしたw

13話目
じゃあ、白イヴ(リリィ)を殺せば、黒イヴも殺せたんじゃ? まさか、こんな軽いノリでラストを乗り切るの?
{/netabare}

投稿 : 2019/11/09
♥ : 27

67.6 16 幻想的アニメランキング16位
聖戦士ダンバイン(TVアニメ動画)

1983年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (120)
506人が棚に入れました
海と陸の間にある世界“バイストン・ウェル”。モトクロッサー志望の青年ショウ・ザマは、その夜、突然、仲間たちの目の前から消え去り、“オーラロード”を通ってバイストン・ウェルへと召還される。それは“アの国”の地方領主ドレイク・ルフトの仕業だった。野望を抱く彼は、地上人ショット・ウェポンがもたらした科学技術によって作られた人型兵器“オーラバトラー”を操縦する力、“オーラ力”を持つ地上人を“聖戦士”として欲していたのだ。 中世を連想させる騎士や城が存在し、フェラリオ(妖精)が暮らす、地上とはまったく異なるこの世界が、ドレイクによって支配されようとしている事実を知らされたショウは、抵抗勢力であるニー・ギブンたちと行動を共にすることを決意する。

声優・キャラクター
中原茂、川村万梨阿、土井美加、安宅誠、高田由美、田中正彦、速水奨、逢坂秀実、西城美希、立木文彦、大塚智子、横尾まり、高橋美紀、色川京子、佐々木るん、火野カチ子、曽我部和恭、大木正司、若本規夫

ひげ

★★★★☆ 3.6

富野監督のライフワーク

いつもいつまでも、バイストンウェルはお気に入りのようです。

ロードスよりも古いので日本で最初のドラクエ系ファンタジー(アニメ)ではないかといわれています。
そんなことはどうでもいいですが、
モンハンよろしく(まぁあのゲームの防具をみれば・・リスペクトを感じるでしょう)野生のモンスターから剥ぎ取りをして装甲や筋肉をつくる設定がたまりません。
動力は人間の精神力(オーラちから)、ロボットというかただの鎧なんです。
一般的な魔法も存在せず、魔法といわれてるものは地上界から迷い込んだ人間の科学力になっています。
楽しそうでしょ?世界観はほんとうによくできてるんです。
あまり早すぎた、先を行き過ぎたともいえます。


富野監督が目を離した?隙にスポンサーの力であらぬ方向へ進んでいったそうです。『ダンバイン』。。。
だれがスポンサーだかわかりやすいです。トミーもですけど。

それの象徴がビルバイン。後継機(テコ入れ)は反対ではなかったらしいのですが世界感からかけ離れたあのカラー、デザインが怒りにふれたそうな。
しかしながら後年打ち切りはビルバインのおかげで回避できたとも・・。
せめてもの反抗か後期には迷彩カラーに。

ゲームででも興味もったかた 時間があれば観てみてはいかがかと。最初と最後はおもしろいです。非常に魅力的で荒削りな作品です。
焼き直ししてほしいなぁ・・

投稿 : 2019/11/09
♥ : 13
ネタバレ

ピピン林檎

★★★★☆ 3.6

序盤・中盤はダラダラと長く退屈だが、地上編はまずまず楽しめました。

取り敢えず観終わった・・・ということでレビューを挙げておきます。

◆総評

富野由悠季監督の代表作ということで、これまで見てきた『機動戦士ガンダム』(1979年)、『伝説巨神イデオン』(1980年)の両作が、それぞれ元々4クール1年分の作品として構想されながらも、どちらも放送開始後の視聴率不振・不人気で放送短縮・打ち切り(*1)となったことと比較すると、その少し後に制作された本作は、流石に富野氏も視聴者受けを重視したのか

(1) 主人公の性格をグッと前向きでハツラツと好感の持てるものに変更して、
(2) シナリオもまずまず分かり易いものを採用した(※但し最終盤の{netabare}死者続出の欝な{/netabare}展開は相変わらず)

・・・ようで、前2作と違って本作は当初予定どおり4クールきっかり完結できたようです。

特に、第32話「浮上」以降の展開(“地上編”)は、米ソ冷戦たけなわだった1980年頃の世界情勢を反映しているのかも?な個所もあって、なかなか楽しめました(※なお第37話「ハイパー・ジェリル」は本作唯一の★★(優秀)回となりました)。
ただ、例えば第18話「閃光のガラリア」で、{netabare}自衛隊を無神経に悪者扱い{/netabare}するシーンがあったりして、今の感覚からするとやはり微妙な感想になってしまうことは否めませんが。

(*1)この両作はTVシリーズは不振で打ち切りとなったものの、その後制作された劇場版で何とか面目を保ち、富野監督と同世代の編集者・執筆者が多かったアニメ雑誌からは逆に絶賛されて、その強い影響を受けた読者層から事後的に「名作」扱いとされたそうです。


◆制作情報
{netabare}
原作         矢立肇、富野由悠季
総監督        富野由悠季
キャラクターデザイン 湖川友謙
メカニックデザイン  宮武一貴、出渕裕
音楽         坪能克裕
アニメーション制作  日本サンライズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

============== 聖戦士ダンバイン (1983年2月-1984年1月) ============

 - - - - - - - - - - バイストン・ウェル編 - - - - - - - - -
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第1話 聖戦士たち ★ ショウ・ザマのバイストン・ウェル召喚
第2話 ギブンの館 ★ アの国の領主ドレイク&ギブン双方の謀略、ギブン館強襲
第3話 ラース・ワウの脱出 ★ ショウ&リムル密会、マーベル隊のドレイク館急襲、リムル墜落
第4話 リムルの苦難 ★ リムル捜索、バーンvs.ショウ、バーンのリムル救助、聖戦士ショウ
第5話 キーン危うし ☆ ショウの怪鳥ギャラン撃退・キーン救助
第6話 月の森の惨劇 ☆ ショウvs.トッド、ロムン・ギブン死亡
第7話 開戦前夜 ★ ドレイクの策謀、アの国の愚王、ニーのドレイク館潜入・リムル奪取失敗
第8話 再び、ラース・ワウ ★ ショウのシルキー救出作戦、悪妻ルーザの野心、作戦失敗
第9話 天と地と ☆ フェラリオの国、アメリカ・ダラス上空へ、バイストン・ウェル帰還
第10話 父と子 ☆ バーン隊のミの国侵攻、キブツ・キースの頼み、キブツ戦死
第11話 キロン城攻防 ★ ミの国の王ピネガン・ハンム、ドレイク軍の総攻撃、ビネガン王敗死
第12話 ガラリアの追跡 ★ 武の国ラウ国王フォイゾン・ゴウ、ドレイク軍来襲、パットフォット&エレ母娘退去
第13話 トッド激進 ☆ シルキー再度の地上人召喚、トッド&ガラリアのタータラ奇襲、トッド機撃墜 
第14話 エルフ城攻略戦 ★ ドレイクのアの国乗っ取り戦開始、ゼラーナ隊来援・ガラリア隊撃退
第15話 フラオン動かず ☆ ショットの野心、愚王フラオン・エルフ、ショウの力不足
第16話 東京上空 ★ ショウvs.ガラリア、オーラロード開かれる、ザマ家の困惑、ガラリア暴走
第17話 地上人たち ★ 新宿副都心壊滅、ショウへの尋問、エルフ城陥落、ガラリア捕獲失敗・再度の暴走
第18話 閃光のガラリア × 両親とショウの擦れ違い、ガラリア消滅 ※無神経に自衛隊を悪者扱いしてる点がかなり微妙・・・
第19話 聖戦士ショウ ☆ ショウ再度BWへ(ラウの国)、ショウVS.新召還者、ショウとマーベルの再会
第20話 バーンの逆襲 ★ ショットの新機(レプラカーン)、ショウvs.バーン
第21話 逃亡者リムル ☆ 元音楽教師ミュージィ・ポーvs.ショウ、ポーの実父圧殺、リムルとニーの再会
第22話 戦士リムル・ルフト ☆ リムルの無謀な出撃
第23話 ミュージィの追撃 ☆ 新召還者(フェイ・チェンカン)vs.ショウ、フェイ戦死
第24話 強襲対強襲 ☆ トッド回復・ビショット(クの国王)仕官、新召還者(アレン)vs.ショウ、トッド機来襲
第25話 共同戦線 ☆ バーンとトッドの再会、ショウvs.バーン、リムル奪取(トッド)
第26話 エレの霊力 ☆ 新召還者(ジェリル)のエレ母子襲撃、エレの予知能力、トッドvs.ショウ、ドレイク&ビショット同盟本格化
第27話 赤い嵐の女王 ★ 異世界レッドサッド漂着、シーナ(ナの国女王)との出遭い、BW帰還
第28話 ゴラオンの発進 ☆ ドレイク軍のタータラ城攻撃、ラウ王の隠し玉(巨艦ゴラオン)
第29話 ビルバイン出現 ★ タータラ城陥落、ショウvs.アレン、ポイゾン王戦死、アレン戦死
第30話 シルキーの脱出 ☆ ナの国の援軍到着、ショウのドレイク館侵入・シルキー救出、ジャコバ・アオンの裁き
第31話 黒騎士の前兆 ☆ 入り乱れるドレイク&ビショットの思惑、両軍のナの国侵攻、黒騎士vs.ショウ、ジャコバ・アオンの怒り{/netabare}

 - - - - - - - - - - - - - 地上編 - - - - - - - - - - - -
{netabare}
第32話 浮上 ★ 戦闘者・兵装全て地上へ、黒騎士の執念
第33話 マシン展開 ☆ ショウvs.トッド、トッド機の異変、撃退
第34話 オーラ・バリアー ☆ 地上戦の困難、バーンの涙
第35話 灼熱のゴラオン ★ 地上軍の核兵器使用、地上軍特使トルストール戦死 ※エレの特殊能力発動は唐突×
第36話 敵はゲア・ガリング ★ 米国企業との取引(高性能レーダー導入)、ビショット軍来襲、エレの決意
第37話 ハイパー・ジェリル ★★ 地上軍&ジェリル機来襲、ジェリルのオーラ力暴走・自滅
第38話 時限爆弾 ★ ソ連特使の核持込・ゴラオン爆破計画、マーベル貢献
第39話 ビショットの人質 ★ トッドのマーベル捕獲、ビショット&ルーザの姦策、シーラの決断、マーベル救出(黒騎士のサポート)
第40話 パリ炎上 ★ ビショット艦への偽装投降、黒騎士vs.ショウ
第41話 ヨーロッパ戦線 ★ シーラと英国女王の会見、ビショット隊vs.シーラ隊&エレ隊、シーラ負傷、ジャバ戦死
第42話 地上人の反乱 ★ オスロ市民の抵抗、ビショット隊vs.エレ隊、リムル逃亡失敗
第43話 ハイパー・ショウ ★ 北海の戦い、ロンドン防衛戦
第44話 グラン・アタック ★ ドレイク軍のシーラ艦波状攻撃、ゼラーナのドレイク艦強襲
第45話 ビヨン・ザ・トッド ★ エレ艦のビショット艦急襲、ショットの小型戦艦出現、トッド戦死 
第46話 リモコン作戦 ☆ ミュージィ偽装投降作戦、米軍機のビショット艦体当たり攻撃
第47話 ドレイク・ルフト ★ ゼラーナ轟沈、ドレイク&ビショット各々の思惑
第48話 クロス・ファイト ★ 乱戦、エレ死亡、リムル死亡、ルーザ死亡、ビショット死亡、エレ艦&ビショップ艦轟沈 ※オーラ力云々を粗雑に使うのは止めてほしかった×
第49話 チャム・ファウ ★ スプリガン轟沈、マーベル戦死、ドレイク艦&シーラ艦轟沈、ショウ&バーン相撃ち、浄化{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)28、☆(並回)19、×(疑問回)1 ※個人評価 ☆ 3.6

OP 「ダンバイン とぶ」
ED 「みえるだろうバイストン・ウェル」


※なお、本作からの派生作品として『New Story of Aura Battler DUNBINE』、『リーンの翼』のOVA2本が制作されているので、併せて評価しておきます。

このうち、

(1) 『New Story of Aura Battler DUNBINE』の方は、特に見るべき所のない後日譚でしたが、
(2) 『リーンの翼』の方は、富野氏の戦争観をもしかしたら垣間見せてくれているのかも?な異色作でした。
(※個人的には突っ込みどころが多過ぎて余り高く評価しませんが、それでも、いずれ再視聴して、ちゃんとレビューしてみたい作品となりました。)


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◆制作情報(New Story of Aura Battler DUNBINE)
{netabare}
原作         富野由悠季
監督         滝沢敏文
キャラクターデザイン 幡池裕行
メカニックデザイン  出渕裕
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

========== New Story of Aura Battler DUNBINE (1988年2-8月) ========
{netabare}
第1話 復活 ☆  ※1988年2月25日
第2話 七百年の野望 ☆  ※1988年5月25日
第3話 地上に近き者 ★ ※1988年8月25日{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)0、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5

主題歌 「Last No」(第1話)
     「モノローグを染めて」(第2-3話)

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◆制作情報(リーンの翼)
{netabare}
原作小説       富野由悠季(雑誌『野生時代』1983-86年連載)
総監督        富野由悠季
脚本         高山治郎、富野由悠季
キャラクターデザイン 工藤昌史
メカニックデザイン  篠原保、沙倉拓実
音楽         樋口康雄
アニメーション制作  サンライズ{/netabare}

◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=============== リーンの翼 (2005年12月-2006年8月) =============
{netabare}
第1話 招かれざるもの ☆ ※ラスト近くの安直に子供を使った演出がイマイチ×
第2話 ホウジョウの王 ☆
第3話 地上人のオーラ力 ☆
第4話 王の奸計 ☆
第5話 東京湾 ★
第6話 桜花嵐(おうかあらし) ★{/netabare} 
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)2、☆(並回)4、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.9

主題歌 「MY FATE」

投稿 : 2019/11/09
♥ : 15

えたんだーる

★★★★★ 4.5

ひたすらカッコいい。

どうせストーリーとかキャラクターについては既にさんざん語られているに違いないので、本作のカッコよさをアピールしておきます。

1. OPがカッコいい
主題歌『ダンバインとぶ』ですがイントロのチョッパー・ベース、現MIQ(当時: MIO)さんのボーカル、(特に1クール目の)背景アニメーション、歌詞のいずれをとってもカッコよくないところがないという素晴らしいOP。当時の主題歌なので主役メカ「ダンバイン」の名をサビで連呼してしまうのはご愛敬。

2. オーラバトラーがカッコいい
実はたいていのロボットアニメで主人公機はあまりカッコよくないと思ってしまう派なのですが、そんな私でもダンバインは文句なくカッコいいと言える。

もちろんドラムロ、レプラカーン、ダーナ・オシーなどのカッコよさには及びませんが…。そしてビルバイン、お前は顔を洗って、もとい色を塗り直して出直して来い(笑)!

3. 世界観がカッコいい
文明はほぼヨーロッパ中世レベルなのに、オーラマシンのテクノロジーだけ突出してしまっている異世界バイストン・ウェルのファンタジーな設定が素晴らしい。妖精(フェラリオ)とかもいるし。いや、文明が中世レベルなんで(ガロウ・ランへの)差別とかもあるんですけど…。

4. ドレイク・ルフトがカッコいい
いや、敵の親玉を褒めるなっていう話なんですけどこれがヨーロッパでは凄くモテそうな精力的な漢なんですね。ハゲですけど(笑)。(← なのでアニメファンへのウケは悪そう)

知っている人は知っているエンディングのせいで物議をかもしたりする本作ですが、そんな最終回も含めて大好きな作品です。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 18

61.8 17 幻想的アニメランキング17位
京極夏彦 巷説百物語(TVアニメ動画)

2003年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (70)
479人が棚に入れました
妖怪小説の大家、京極夏彦作品初のアニメ化。
時は幕末、「百物語」の開板を目指す物書き志望の若者、山岡百介は、旅の道中で、又市、おぎん、長耳という妖しげな3人組に出会う。
彼らは、さまざまな罪を犯した者たちをその手で裁く『闇の仕掛け人』だった…。

声優・キャラクター
中尾隆聖、小林沙苗、若本規夫、関俊彦

もちすい

★★★★☆ 3.9

つるりとした白面の男

人間の業、心の闇を怪異に見立てて裁く、必殺仕事人風の怪談ものです。

原作とはかなり内容が違っちゃってますが、別物と考えれば、これはこれでありだと思います。
結構好きなアニメで、自分でもその良さを把握しきれてないのですが、とても雰囲気がよく、この雰囲気作りにはスタッフの美学を感じます。

ホラーや怪談といった、この手の物語とアニメって、すごく相性がいいと思うのです。
アニメというメディアが苦手とする細やかな心理描写というものは、怪談の怖さを演出する上では、そこまで弱点になりませんし、逆に利点である自由な色調や構図などは、ものすごく効果的に生かせるのではないでしょうか。
スタッフは、そのことをよく熟知した演出をしているように思えます。

そのように、とにかく心理描写が少なめで説明も断片的な上にテンポが結構早いので、内容がすごくわかりづらいです。
物語を論理的に把握して、じっくり感情移入するという観方には向かないと思われます。

かなり人を選ぶ作品だとは思いますが、独特の雰囲気がありますし、もう少しメジャーになってもいいような気がします。

しかし、最終話までの3話分は、ひどいです。
無理して山場作ってまとめようとしてるので雰囲気ぶち壊しで残念です。。。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 10

負け猫

★★★★☆ 4.0

今の法律を考えてしまうよね

友人「こんなん誰が読むん(笑)」
私 「・・・・・持ってるねんけど。」
友人「・・・」

となるくらい原作はすごい人を選ぶような雰囲気漂う作品。

それがアニメ化と聞いてすごい楽しみにしていました。

おおまかな流れは、人では裁ききれない罪を、妖怪の仕業に見立てて裁いていくといった内容です。

原作とは結構違う作りになっていましたが、1つ1つの話しの流れはほぼ同じでした。

また独特の作画によりオドロオドロしさをかもしだしています。

地獄少女(←個人的には苦手)が好きなら結構観れると思います。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 8
ネタバレ

★☆零華☆★

★★★☆☆ 2.8

去年観たのに印象に残っていないホラー作品

ホラーベスト10作るのに、いざレビュー書こうと思ったら、全然内容覚えてなくて困った。。。


悪い事をした人間に対して、3人組みの妖怪?が成敗を下すお話だった気がします。
ほんとにうる覚え。笑
そして、3度の飯より怪奇現象の話が大好きという変わり者の
山岡百介(主人公)が、視聴者視点で話に混ざって絡み合う感じです。


{netabare}この作品は妖怪や幽霊の仕業に見えるけど、人の心の闇が妖怪や幽霊の仕業に見える様になっているだけで
実際は幻影みたいなものです。{/netabare}


一つだけ印象に残っている話を挙げれば、柳の木で全身真っ二つのシーンかな?
話というよりシーンでしたね。笑


オープニング、エンディングなどの楽曲が良いわけでもなく、キャラクターも地味。
仕舞いには物語も地味でうる覚えなので、お勧めしないホラー作品ですね。

投稿 : 2019/11/09
♥ : 14