1973年春(4月~6月)に放送されたアニメ映画一覧 2

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年代別アニメ一覧

計測不能 1 1973年春(4月~6月)アニメランキング1位
フリッツ・ザ・キャット(アニメ映画)

1973年3月31日
★★★★★ 4.4 (3)
10人が棚に入れました
アメリカでは成人指定を受けた長篇アニメで、諷刺作家R・クラムによる人気アングラ漫画が原作。脚本・原画・監督をR・バクシが手がけ、擬人化された猫の主人公フリッツがやじ馬的に60年代後半に起こったさまざまなアメリカ社会内の変革(性解放や学生運動、ヒッピー・コミューン)を体験していくさまをえげつなく毒々しく描き、すべての神話や聖性をぶち壊すかのような勢いを感じさせる。

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

.

アメリカ初のX指定を受けた
アニメーション映画。

1960年代にアメリカで発祥した
アンダーグラウンド・コミックスを
元にしている。

時代を映したブラックユーモア。

擬人化された動物たちが登場人物。

冒頭に現場仕事をしながら
愚痴を言う動物が、作りかけのビルの
鉄骨の上から立ちションベンをする。

ブラックバックにムーディーな
音楽が鳴り、黄色いきらめきと
共にテロップが出るところから
既にどんな映画なのか察する事ができる。

主人公のフリッツは
女好きで、軽薄で、口達者で、自惚れ屋
描写的には白人。

口の巧さでナンパした
女の子3人とバスタブの中で乱交をする。

パーティーにはハッパをヤリに
来た他の参加者が居て、彼らも参加し
セックスと自由を愛する人々が
クスリで脳を溶かしながら混ざり合う。

全体に見られる黒人を擁護し持て囃す表現は
時代のアンダーグラウンドにあった
この作品の象徴的でもある。

大麻、乱交、暴力、権力への侮蔑、抵抗。

余韻や幕引きも“らしい”作り。

中々刺激的な作品でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 1 1973年春(4月~6月)アニメランキング1位
日本漫画映画発達史・アニメ新画帖(アニメ映画)

1973年3月31日
★★★★★ 5.0 (1)
8人が棚に入れました
日本アニメ史の里程標的な作品を紹介したオムニバス映画『日本漫画発達史』の第二部で、1971年に公開された「漫画映画誕生」に続く戦後編。今回の内容は『かっぱ川太郎』『ふくすけ』『こねこのらくがき』『夢見童子』『白蛇伝』『鉄腕アトム』『人間動物園』『池田屋騒動』『追跡』『幻影都市』『新・二匹のさんま』『新天地創造』『展覧会の絵』『プラス5万年』の14本、そのハイライトシーンを編集して紹介。その他、東映動画(現・東映アニメーション)、おとぎプロでの貴重な制作現場のメイキング映像や、TVアニメ諸作品のスチールなども見られる。成人向けの洋画アニメ『フリッツ・ザ・キャット』との同時上映で公開された。
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