1962年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメ一覧 2

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年01月26日の時点で一番の1962年秋(10月~12月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

62.0 1 1962年秋(10月~12月)アニメランキング1位
ある街角の物語(アニメ映画)

1962年11月5日
★★★★☆ 3.3 (11)
47人が棚に入れました
 手塚治虫の設立した虫プロダクションの記念すべき第1作目。セリフなどは一切なく、音楽と映像のみの演出で構成されている。手塚の代表作「鉄腕アトム」などの大ヒットTVアニメーション群とは一風違った、手塚治虫の実験アニメーション群のさきがけとなった。物語はとある国の大きなプラタナスのある街角の風景からはじまる。少女とクマのぬいぐるみ、同じアパートに住むねずみの一家、街灯といじわるな蛾、ヴァイオリンを演奏する青年とピアノを弾く少女の2枚のポスターなどそれぞれの織りなすドラマが進行していく。やがて街角には戦争の靴音が響きはじめる。独裁者のポスターが壁一面に貼りつけられ、平和な街は戦争に巻き込まれてしまう。爆弾の雨が降り、街角は戦禍でボロボロの焼け野原になってしまうのだが…。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

色んな想いがこもった素敵な出会いのお話。

これ、40分ほどの短編作品なのですが、どんな大作映画よりも心に訴えかけてくる美しさを感じました。

驚くべきはあの『鉄腕アトム』と同時期に手塚治虫先生自身によって制作されたということです。しかもこちらは白黒ではなくカラーで、色鮮やかな美術を堪能できます。


さてお話しの方は、ある街の一角で巻き起こる幾つもの物語を俯瞰的に捉えた不思議な雰囲気となっています。


「一人の女の子と一匹のねずみのお話」
「ポスターに描かれた青年バイオリニストと少女ピアニストのお話」
「消えかけの街灯とそれに群がる一匹の蛾のお話」
など・・・


字面だけ見るとすごく地味に感じられます(笑)

でもそれを魅力的に見せてしまうのがこのアニメーションの凄さです。
言葉では上手く伝えられない、伝わらない感性の部分に直接訴えかけてくる映像美こそアニメーションたる意義を感じます。

台詞は一切なく、絵画のようなデザインのキャラクター達が演劇のように振る舞います。BGMはオーケストラの静かな演奏のみです。

ポスターの中の人や街灯など本来生き物ではない物体にも生命を吹き込む映像と音楽が、街の中で一体化していて雰囲気に呑まれてしまいます。

時代も相まってレトロな作風となっていますので、そこが気にならなければ間違いなくハマります。


手塚先生が手がけた実験的なアニメーションの数々は普遍的な価値観を有していると思います。
その中でも「ある街角の物語」は、文化や人の豊かさを強く感じさせてくれました。




…そう言えばクレジットの原画スタッフの中に‘杉井儀三郎’の名前が。杉井ギザブローさんの本名だそうで、知って驚きました。

投稿 : 2020/01/25
♥ : 9

計測不能 2 1962年秋(10月~12月)アニメランキング2位
おす(アニメ映画)

1962年11月5日
★★★★☆ 3.3 (4)
16人が棚に入れました
 虫プロが制作した、人間の男(オス)と女の駆け引きを主題にした約3分の短編アニメ。 暗闇にスポットライトが当たり、一人の若者がそこに座り込んでいるのがわかる。どうやら恋に悩んでいるようだ。そんな彼に、自分の方は彼女とイチャイチャしているオスネコが、あれこれと意見をぼやく。ネコも人間も彼女を求めて寂しがるのはいっしょなのに、どうして人間の方に限って、俺たちネコみたいに簡単にくっついたりしないのか、と。 テレビアニメ『鉄腕アトム』の第1話、先行お披露目上映会用が決定したのち、虫プロの方向性の多彩感をアピールするため、急遽企画制作された添えもの作品。そういう制作事情もあって、スポットライトが部分的に闇をくりぬく手法を活用し、なるべく作画面積も動きも少ない技法で見せている。ある意味では「動かないアニメ」に挑戦した作品ともいえる。
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