1991年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメ一覧 61

あにこれの全ユーザーが1991年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月09日の時点で一番の1991年夏(7月~9月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

70.0 1 1991年夏(7月~9月)アニメランキング1位
おにいさまへ…(TVアニメ動画)

1991年夏アニメ
★★★★☆ 4.0 (32)
175人が棚に入れました
『ベルサイユのばら』で有名な少女漫画界の巨匠・池田理代子の原作を、名匠・出崎統が監督した学園ロマン。出崎作品の多くで連携する名アニメーター杉野昭夫が、妖しくも美しい、そして胸にしみる作画を表現している。名門私立女子高・清蘭学園。そこではメンバー限定の学生社交グループ“ソロリティ”が絶大な権力を握っていた。その中に何故か入会を許された一少女・御苑生奈々子。彼女の学校生活は、徐々に思わぬ方向に向かう。

声優・キャラクター
笠原弘子、戸田恵子、小山茉美、島本須美、玉川砂記子、神田和佳、堀内賢雄、玄田哲章

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆ベルばらの池田先生作品

名門女子高校のドロドロの愛憎劇。

元祖百合アニメみたいな感じです。(*^^*)

「ソロリティ」という選ばれたメンバーのみが
入会できるサークルに選ばれた御苑奈々子と
ソロリティの個性的なメンバーの物語。

NHK 1991.7.14-1992.5.31(全39話)

原作/池田理代子

監督/出崎統


アニメーション制作/手塚プロダクション.NHK エンタープライズ


主観的評価(B)


追記欄_

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

sarari さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ふ、ふつくしい・・・

全39話

作者とアニメ監督がベルばらと同じと聞いて見始めました。

女性たちの生きざまみたいなものが描かれてます。

衝撃的なシーンが多く、雰囲気は昼ドラとか大奥みたいな感じです。

舞台がお嬢様学校(女子校)だからか、かっこいい女性にあこがれたりと、少女漫画なのに百合っぽいのが印象的でした。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7

ZRX1200R さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

思い出補正もあるだろうけど

かなりイイ。
相当イイ。

いまだに心に焼き付いている神アニメ。

ちなみに原作はいろんな意味で△

これはアニメで見なければならない。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

69.6 2 1991年夏(7月~9月)アニメランキング2位
老人Z(アニメ映画)

1991年9月1日
★★★★☆ 3.7 (213)
1038人が棚に入れました
看護学校に通うハルコはボランティアで高沢老人の介護を行っていたが、高沢が最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれ、お役御免となってしまう。見舞いに行った先でチューブだらけになった高沢の姿を見てショックをうけたハルコは高沢を助け出そうとするが失敗。実習先で知り合ったハッカー老人らに助けを求めるが…

声優・キャラクター
松村彦次郎、横山智佐、小川真司、近石真介、辻谷耕史

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

介護、その真の意味は・・・?

秀作中の秀作。
1991年にこのストーリー・・・。本当に今敏監督は天才以外の何者でも無いです。

一番評価したいのは作画と物語。昭和の雰囲気をそのまま出した作画は最近のアニメと違って逆にリアルです。
アニメだからこそ出せる「アニメ内での真実」というものを上手く表現しています。
ストーリーのベースとなる、時代、季節、キャラクターなどを選択するのは製作者の自由なんですが、一度設定してしまえばその設定に、その雰囲気を突き通さなければいけない。
それが「アニメ内の真実」です。

今作品は1991年と言う当時のそのままの風景を設定にしてあります。無駄に近代化もしてなければレトロにもしてない。
で、作画のタッチもその昭和の雰囲気を表現するに相応しい、薄くて輪郭がぼやけながらも、活気みたいなものを視聴者に無意識化で伝達するような感じになっていてその世界観にずるずる引き込まれます。
似ているのは「かみちゅ!」です。「かみちゅ!」でもぼやけた輪郭が焦点が合わさっている物をより強調する効果を持っていたのと同時に懐かしいような雰囲気を醸しだしていました。

で、その作画だけでも素晴らしいのですが、一番興味深いのはその「THE 昭和」にコンピューターネタを持ってくることです。
しかもそのアイデアそのものは2012年の今でも通用する、「意思の介入」というもの。
一般家庭にパソコン自体普及していないような時代にこのネタは本当に天才としか良い様がありませんね。まさに圧巻です。

最近の同じネタとして扱った作品として挙げられるのは「サマー・ウォーズ」です。
ラブ・マシーンという探究心を持ったプログラムがOZという架空世界でどういった行動を起すのかを描いていました。


実は、私はコンピューターネタとしては今作品、「老人Z」の方が一枚上だと考えています。
「サマー・ウォーズ」との一番の違いは現実世界か架空世界か、です。
そして、現実世界でコンピューターが意思を持つということの方が作品として描くのが難しいと私は思うんですよね。
なんせ、現実世界には(老人Zでは昭和の神奈川付近)現実世界のルールがある。それは本編でもよく描かれていました。
マスコミなどは、本当にそのもので、これだけでもオススメしますよw
で、その現実世界のルールの従いながら、または破りながらどう矛盾無く視聴者をその世界観に引き込むか。
架空世界だと製作者側でどうにも変えられますからね。


物語は単純明快でして、しかも世の中の有様を非常によく表しています。
特に厚生省や国際情勢などの詳細な説明はありませんでしたが、そこは普段からニュースを見ていたら分かります。というより、分かりすぎて面白いww
1991年からマスコミや政府は変わっていないことが良く分かりますよw

例えばマスコミ。初めのロボットを厚生省が発表を記者会見でする時、こんなセリフがありました。
「そのロボットの原動力はなんなんですか?」
「ミニ原子力です!」
「え?そんなの大丈夫なんですか?放射線が洩れて患者の容態が悪くなる可能性は?」
「大丈夫です。万が一の場合はロボット自体が緊急信号を発信します」
「成る程!それなら大丈夫だ!」

ってな感じで、ホント厚生省の発言を鵜呑みにするマスコミ報道陣。もっと調査報道しろっての!

他にも1991年に製作されたにも関わらず、今の日本と通ずつシーンがチラホラ。
そういう点は非常に共感できるのと同時に面白いです。


ちなみに、この作品の一番の焦点は「介護」であって、コンピューターが意思を持つということではありませんのど、そこだけは気をつけてください。

コンピューターが、ロボットが意思や探究心を持つなどと言った作品は他にも沢山ありますし、もっと深いところで問題提起する作品もあります。
というより、今作品では第六世代コンピューターというものの、基礎チップ(多分CPUのことだと思う)がバイオテクノロジーで作られているということしか記されていなくて、それがどう探究心に繫がるのかは曖昧でした。

対照的に「介護」は物語の全体を通して上手く描いていました。
介護とは人の体を清潔に、とか出来るだけ手間を省いて効率良くとかじゃなくて、如何に患者に負担をかけずに、患者の気持ちを汲んで幸せにするか、だということです。

こういう点はサービス業とリンクして、花咲くいろはで出ていた幾つかのセリフを思い出しました。

物語は簡単ですが、そのメッセージ性は独特かつとても強調的でダイレクトに心に響きます。
何度目か分かりませんが、本当に1991年とは信じられない。
いや、むしろ1991年だからこんなにも輝いているんだと思います。
時間がある人も無い人も是非見てください^^

投稿 : 2024/10/05
♥ : 17

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

浅薄だがおもしろい、そんな歪なアニメ映画

1991年公開のアニメ映画。
監督:北久保弘之氏、
メカニックデザイン:大友克洋氏、キャラクターデザイン:江口寿史氏
作画を担当しているのも、今敏氏、沖浦啓之氏、黄瀬和哉氏、井上俊之氏
鶴巻和哉氏、松本憲生氏等々数え上げればキリがない程超豪華スタッフです。

「簡単なあらすじ」
看護学生の三橋晴子がボランティアで看護している寝たきり老人の高沢喜十郎は、
ある日突然日本政府の推進する最新型介護ロボット「Z-001号機」のモニターに選ばれる。
体中チューブだらけの高沢に胸を痛める晴子。
そんな中介護ロボットは暴走していくことになる・・・。

*現在においては看護と介護の違いは明確化されていますが、
ここではほぼ同義語として取り扱います。

さて、私が本作を観終えた直後の率直な感想を述べると、
アニメーションとしてはおもしろいと思う・・・
けれども、一体何なのこの作品? 何が言いたいの? そもそも何の為に作ったの?
と狐につままれたような気分になりましたw

本作を視聴する前は当然介護問題を取り扱った作品だろうと想定しているわけです。
劇中でも「愛のある看護でなければいけない」的なことを晴子が発言していたので、
ああ、そういうメッセージ性の作品なんだと思っていたんですけど、
テーマ性、ストーリー性、舞台設定、キャラ造形、さらには話のオチに至っても、
その全てが浅薄極まりなく、もうペラッペラですw
本作を観終えて、「介護問題について深く考えさせられた」なんて言われた日には
真顔で「は???」と聞き返してしまうレベルw

高齢化社会が進んだ現在において介護問題は当時とは比較にならない程深刻化しています。
家族の認知症介護の経験者、あるいは現在介護している立場の方からしたら、
本作は極めて不愉快なものに映るかもしれません。

高沢をどこか小馬鹿にしたかのような描写、
高沢の願望の為に介護ロボットとして暴走し、周りに迷惑をかける描写、
劇中にアーパーギャル(死語)などという言葉が出てきましたが、
晴子含めアホな学生たちの軽佻浮薄な言動、
ご都合主義にも程があるだろうという登場人物の存在等々
本作の欠点は数え切れない程ありますし、
見る人によっては不謹慎だなんて言う人もいるかもしれません。

しかし、アニメーションとしては結構おもしろいw
何故ゆえにこんな歪な作品が出来上がったのかその背景に興味をそそられました。
それで、ちょっと調べてみたんですけど、
「アニメ監督・北久保弘之氏、『老人Z』の当時のエピソードを語る」という
Twitterのつぶやきがありました。興味があれば是非ご覧になってください。

この北久保弘之氏のつぶやきを要約すると、
飲み屋で酔っ払った北久保弘之氏と大友克洋氏がノリと勢いで作った企画を、
プロデューサーに持ちかけたら、よもや企画が通ってしまって、それで作るはめになったとw
売れる企画って何だ?→売れるといったらロボットものでしょ!!
→最強のロボットの操縦者が逆に寝たきり老人だったらおもしろくね?
→可愛いお姉ちゃんも必要でしょ→じゃあ、江口寿史さんに描いてもらっちゃう?(笑)
こんな感じだったのでしょうねww
それで、集められたスタッフは(もちろん今振り返るというのは考慮しても)超一流揃いだったので、
出発点がバカ企画とは思えない本格的なSF作品に仕上がってしまったとw

制作動機も不純ですし、見る人によっては不快感を与えるかもしれません。
前述したように不謹慎と捉える人もいるでしょう。
こういったブラックユーモアはエンターテインメントとして成立しづらいのが、昨今の風潮です。
それは、多少不謹慎だろうとおもしろければなんだっていいじゃん!という、
当時は当たり前のように受容されていた往年の❍ジテレビのようなノリが
もはや時代錯誤ということなのでしょう。

個人的にはこの程度のブラックユーモアなら許容できる範囲だと思いますし、
現在のあまりに行き過ぎた規制の掛け方は、表現する側にとっても窮屈でしょうし、
なによりも業界から活気を奪うので、如何なものかという思いはあります。

ちょっと話が逸れましたが、
本作を楽しむには、テーマ性? キャラ造形? 
そんなもんおもしろければなんだっていいじゃん!という
ある種バブリーなノリが必要なのかもしれませんね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 34

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

単純なAI機械批判ではない、介護老人として生きる意味とは?

 マトリックスが1999年。本作が1991年です。機械文明の中で生きるということはどういうことかと、考えさせる作品です。攻殻機動隊の初出が1989年でコミック発売が1991年です。アニメ映画ですから準備に2年かかるとすると、おそらくは同時に進んだんでしょうね。シンクロニシティともいえるし、時代がそれを考える時期に来ていたということでしょう。

 本作は、超高齢化社会における機械とコンピュータによる介護を一見チャップリンのモダンタイムス的にとらえて、批判的に見ることは出来ます。ヒロインのハルコさんとの生身のつながりを描くことで、やはり人間による介護が必要だという結論になるのかな、と思ってしまいます。

 が、結果的に主人公?となる老人はAIで再現された疑似人格の元妻によって救済を得ます。そして、老人の逃亡を手助けしたのは、ネットワークでつながった別の老人の支援でした。人間がバーチャルに拡張することでボケた老人に生きる意味が生まれるのでは、という可能性もありました。

 私ごとになりますが、私は機械で介護されたほうが気が楽です。人間関係や生身の生活は今までの蓄積がありますので、この先がバーチャルでも何の問題もありません。むしろ、生命維持の呪縛から解放してくれるならこのアニメの介護機械を選択すると思います。もちろん、機械を信用するにたる安全性の担保は欲しいですけどね。

 では、この老人は何のために生かされるか、ですね。ここが資本主義の不思議なところで、経済成長のためには、消費し贅沢し浪費し蓄財したいと思う理由が必要になります。人間の価値は将来は機械につないでも生かされることになります。つまり、マトリックスの世界ですね。


 本作のヒロインにより物語は進行しますが、彼女の思想はおじいちゃん可哀想ということと看護担当としての使命感だけです。本作のテーマ性はヒロインには見えてきません。
 感情移入は、ボケてしまった老人に将来の自分の姿を重ねることができるかどうか、になってくると思います。

 この時代にそこを考えていたかわかりませんが、人の出会いと思い出が老人には必要です。最期に誰を想うか…まあ、そこはネタバレなのでいいませんが、老人になることについて深く考えさせる非常に良い作品でした。


 で、本作の面白さですが、面白いです。古さはありますけど、テンポよく話が進みますし、映像のカットが凝っているので見ているだけで飽きません。
 それに、物語はかなり時系列的には単純に進行しますが、展開が早くて日常から荒唐無稽な世界にどんどん移行してゆく中、ヒロインを中心にキャラがよく動きます。

 メカやAIのイメージも秀逸です。1991年にしては、というカッコ書きはつきますが、作画のレベルが非常に高いので安っぽさはないですし、むしろ映像的な面白さは新鮮です。AKIRAで培った技術がはっきり生きていましたね。まあ、ここは二番煎じ的ではありますが、大友カラーともいえます。

 ヒロインの可愛さは秀逸です。大友克洋の美少女苦手と江口寿史の美少女しか描けないが組み合わさって、各キャラが個性的な造形で、ヒロインは非常に可愛かったです。萌え絵感はまったくありません。看護婦姿(死後でNGワードですがどうしてもこの言葉を使いたいです。正しくは女性看護師)最高です。作画も素晴らしいです。
 目が後半の方が大きかった気もしますが、後で確認します。

 SF設定、センスオブワンダー、テーマ性。「当時としては」というカッコ書きをつけたくなりますが、良く考えると2022年だからこそ更にテーマが身近になっているとも言えます。

 上述の文中に挙げた各作品に劣らない名作でした。話のスケールが小さいのでSF大作に見えませんが、立派な作品だと思います。


 点数では、85点/100点ですかね。ヒロインの内面がもうちょっと見えると良かったかな。それとキャラが今風からいえばちょっとくどいですね。ただ、作画キャラデザは素晴らしいです。
 テーマ性、SF設定は秀逸。センスオブワンダーはまあ及第点という感じです。
 音楽はあまり見るべきところがなかったかな?



追記 美術設定、原画に今敏さんが参加していました。映像的には最高のメンバーでしたね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7

67.8 3 1991年夏(7月~9月)アニメランキング3位
おもひでぽろぽろ(アニメ映画)

1991年7月20日
★★★★☆ 3.5 (340)
1746人が棚に入れました
東京の会社に勤めるタエ子は東京生まれの東京育ち。27歳のある日、結婚した姉の縁で、姉の夫の親類の家に2度目の居候をしに出かける。山形へ向かう夜汽車の中、東京育ちで田舎を持つことにあこがれた小学生時代を思い出し、山形の風景の中で小学5年の自分が溢れ出す。

声優・キャラクター
今井美樹、柳葉敏郎、本名陽子、伊藤正博、寺田路恵、増田裕生、山下容莉枝、三野輪有紀、北川智恵子

◎TARGET さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

この作品は大人にならないと良さがわからないってことを、今日知った

❏総評

 高畑勲監督。1991年作。

 ジャンルは昭和ノスタルジー

 設定では主人公は1956年生まれとなっているので、
 2013年現在57歳ぐらいの人が若かった時代のお話。

 ネタバレしない程度に簡単にあらすじ

 東京でOLをしている岡島タエ子。彼女は代々東京育ちの家系なので
 田舎というものに憧れていた。そして彼女は休暇を取って汽車で
 山形へ向かうのだった。

 彼女は小学校時代田舎に憧れていた自分を思い出し、そこから
 子供の頃の記憶が次々と溢れだす。

 彼女は田舎で何を感じ取り、子供の頃の記憶から何を思うのか…


❏大人になってから見て欲しい唯一のジブリ作品

 子供の頃見た時は、主人公に感情移入できなかったので
 まったく印象に残らず、ふ~んって感じだったのだが、

 だいぶ人生経験を積んでから見てみると脇役も含め、
 全ての登場人物の気持ちが手に取るように分かるので、
 作品に深みが増し、評価が格段にアップ事は確かである。

 だから子供は見ちゃダメw
 最低でも主人公の年齢27歳は超えてから見るぐらいがオススメ

 そもそも私と主人公の世代が違うので、作品内の価値観全てに共感
 できるとは言いかねるが、昔はこうだったんだなと思いながら
 すーっと感情移入できちゃう作品。


❏昭和の親は厳しく、子供は我慢強い

 昔のお父さんって、あんな感じなんだろうか。もし今あんな親父が居たら
 子供に反感買っちゃうかもしれないけど、少なくとも当時の家庭には
 秩序があるよう見えるし、それはそれで良かったのかもしれない。

 また、子供たちも今の子に比べて我慢強いような雰囲気がある。

 こういうのって昔は良かったとかって美化されることもあるんだけど、
 昔の子供は今の子供に比べると、悪く言えば抑圧されていたわけで、
 どっちが正解ってのは難しい所である。

 個人的には現代の方が好き。

 昔より自由があるし、
 大人への主張も許されてるし、
 大人からの体罰も無くなったし

 でもトレードオフで秩序が無くなってしまったけどね。

 まぁバランスが大事ってことで。


❏しわイラネ。笑うとババァに。

 顔の表情をリアルに出すために、この作品は先に声優の録音を済ませ、
 絵を言葉に合わせていく作り方をしたそうだ。

 その際、頬骨の動きを表現するために顔に線をつけてるだけど
 27歳の岡島タエ子の顔が一気に40代ぐらいの見た目になる。

 その後のジブリアニメには、この老けジワは登場していないので
 よっぽど不評だったのだと思われる。


❏最後に

 この作品は大人にならないと良さがわからないってことを、今日知った。

 昭和ノスタルジーが苦手な私でも普通に見れた。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

しまっちゃうおじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

時を経て

子供の頃に幾度と無く視聴しています。

私の実家はクソ田舎です。小学校からも離れていて家の近くに友達の家は無

く、学校から帰ると金曜ロードショーを録画したビデオをテープが切れるほ

ど何度も繰り返し見ていました。父が録画していてくれていたのでほとんど

がジブリとルパン、アクション系の洋画でした。セリフなんかもほとんど覚

えていました(笑)その中にもちろんこの作品も入っていました。

当時、キャラクターのほうれい線が大嫌いだったのを今でも覚えています。

主人公のキャラクターデザインも全然可愛くなくてジブリの中で1位2位を争

う嫌いな作品でした。だけど、ギバちゃんが何故かツボにはまって腹を抱え

て大笑いしてました。夜も布団の中で思い出して1人で笑っていたのを覚えて

います。客観的に当時の自分を思うと「子供のくせにギバちゃんの良さがわ

かっていたのか」と少し感心してしまいます(笑)

何ヶ月か前にやっぱり金曜ロードショーで放送されていて、「久しぶりに見

てみるかー」なんて軽い気持ちで視聴しました。




「なにこれ・・・最高じゃん。」




と、ジブリの凄さを思い出してしまいました。


現代(大人の妙子)で起こる出来事が「あの時は」と小学5年生の自分と照ら

しあわせて、今と昔を交互に移し替えながら物語が進んでいきます。

小学五年生の自分が今の自分に何を伝えようと、おもひでとして出てくるの

か、自問自答し答えはわかっているのにその答えから目を反らしているよう

に感じます。人間臭さがいい味を出しています。

そして、最後の「おもひでを置いていく」と思わせるカットは胸に来るもの

があります。


ジブリの作品の中でも「大人向け」と評価はいまいちですけど、今だからこ

そ評価できる作品だと思います。

「あの時」だけを切り取って日常モノとして「妙子の日常」なんてあったら

面白そうなんて思うのは私だけでしょうか?妙子と妙子を取り巻く登場人物

は個性があっていい物語になると思います。特に妙子をないがしろにするま

ん中の姉と人生を達観していそうな祖母の一言、貫禄があるのに娘に甘い父

が良いキャラクター過ぎます。

今まではジブリ作品の中でも下から数えたほうが早い順位でしたが、今回一

気に急上昇しました。「千と千尋の神隠し」以降ジブリは観なくなってしま

いましたが

「ジブリってほんっとに良いものですね」

「あの頃は」なんて言いたくはありませんがこの頃のジブリはホントに良い

と思います。


「妙子の日常」はマジで観てみたい。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 7

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「小学5年生、それは女の子が一つ階段を昇って成長するためのさなぎの季節なのかもしれない。」

最近だと「かぐや姫の物語」でよく名前を聞いた高畑勲監督。

1991年公開のジブリ作品です。

大人向けの作品。大人の人が、昔の自分を懐かしむ作品。

私はとても気に入りました^^


●ストーリー
岡島タエ子は、東京で働く27歳のOL。

小学生の頃から田舎にあこがれていたタエ子は、姉の夫の縁で山形の農家に居候に出かける。

小学5年生の思い出があふれ出し、昔の自分とともに山形へ旅立つ。


大きなテーマは「小学5年生の思い出」「農家」「田舎」かな。

見ながら自分も小学生の時のことをたくさん思い出して温かい気持ちになりました。

小学5年生って自分にとってもたくさんの思い出があって、とても大好きで大切な時期でした。

何度あのころに戻りたいと思ったことか(笑)

友だちも、恋も、クラスでのいやがらせも、男と女の微妙な距離も、未来への迷いのない気持ちも…。

そのすべてが繊細に表現されていたように思います。

タエ子ちゃんの子どものころの時代背景は、ミニスカートだったり、スカートめくりの流行だったり、ひょっこりひょうたん島だったり。

テレビに映っているひょっこりひょうたん島のBGMとタエ子ちゃんの心情がリンクするところは素直に「うまい描写だなー。」と感心しました。


●名言
この作品には名言が多いなあと思いました。

レビューのタイトルもそうだし、タエ子ちゃんが分数の割り算について話すところも私はとても気に入っています。

大人向けの作品だと最初に言いましたが、子どもたちが見ても共感して、ほっとできるセリフがちりばめられているように感じました。


●エンドロール
主題歌は「愛は花、君はその種子」。

あま~い感じの歌です。この曲知ってたけど、この作品の主題歌なのは知らなかった。

甘い曲と一緒に流れるエンドロールに…涙がぽろぽろ…(TT)

過去を懐かしむ本編から、未来へつなげる。

小学5年生=さなぎ
27歳の自分=さなぎ

だからこそ、27歳のタエ子ちゃんは同じさなぎだった小学5年生のことをたくさん思い出したのかな。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 20

67.6 4 1991年夏(7月~9月)アニメランキング4位
リトル・マーメイド(アニメ映画)

1991年7月1日
★★★★☆ 3.8 (73)
652人が棚に入れました
“ディズニー・ニュー・クラシック”と称される、近年のディズニー・アニメの流れを作るきっかけとなった作品。童話としてはスタンダードな人魚姫の素材をディズニー風ミュージカルにアレンジして描いている。アメリカ本国で大ヒットを記録し、しばらく低迷していたディズニー・ブランドがこれで息を吹き返した。ヒットの要因は、現代風の軽快なテンポや、レゲエをふんだんに使った音楽のノリの良さ等様々あるが、中でも注目されたのが、従来の説教臭さを一新し、主役の人魚姫を中心にティーンエイジャーの青春ドラマとして仕上げた点。これが、アメリカでは十代二十代の観客の絶大な支持を集め、以後ディズニーの大作が注目を集めるようになった。'82年に大量採用した新人スタッフを大胆に投入したのもこの作品からで、その効果がよく出てリニューアルに成功した。映画の成功を受けてTVシリーズ化もされている。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

2Dお姫様アニメ最終作。画面は良いが内容は無い。

 この作品の位置付けとして重要なのは、ディズニーの2次元アニメのほぼ最終作というところだと思います。(リロアンドスティッチもありますけど、過去の名作の映像化という点とはちょっと文脈が違います)

 実はディズニーアニメ。1970~80年代にはあまり作られなくなっています。一度ラインナップを検証してみてもらえばわかると思います。

 で、1990年代に入って「アラジン」「美女と野獣」のデジタルと融合した優れた2次元画像のアニメ作品により復活しました。特徴は目のサイズで分かると思いますが、おそらくは日本アニメの影響を受けていることです。要するにヒロインが美少女化しています。
 それで一時成功をおさめ、ライオンキングで爆発的なヒットになるわけですが、しかしその後衰退していきます。と、同時にトイストーリーの1作目が公開されています。

 何が言いたいかと言うと、本作はディズニーの2Dアニメの集大成ということです。線の美しさ、華やかさ、動きの良さなどディズニーのアニメ技術の集大成として楽しむことができます。
 見どころはミュージカルシーンや気持ちを込めて歌い上げる歌だとおもいます。

 が、話は面白くはないです…オリジナルの絵本で読むような話をミュージカル仕立てにしてハッピーエンドにしたような作品です。ただでさえ、児童向け的話に悲劇性もないので含意が希薄になっています。

 お姫様願望のバリエーションの一種、つまり、シンデレラ、眠れる森の美女、白雪姫等々につらなる王子様と結ばれることが目的のような映画です。要するに内容的には6歳くらいまでの児童書の更にマイルド版です。

 もう童話の中に夢をみる時代が終わったということだったのか、アメリカ人を初め、世界的に2Dよりも3D映像が見たいという欲求にとってかわられたのか。

 ですので、この手のお姫様願望的ストーリーは打ち止めになります。興行的にもあまり良い成績では無かったみたいです。


 でまあ、例のポリコレの件にちょっと触れておくと、ディズニーはもともと戦争のプロパガンダ作品を作る会社でした。反共産を経て、その後はマーケティングを徹底して行う大衆の分析者になって行きます。
 その時の大衆が何を望んでいるかのか、をアニメ化してきたのがディズニーです。ですので、過去のお姫様願望は多分核家族、大量消費のハッピーなアメリカの家族像の表れだったのでしょう。
(思想の洗脳者的陰謀論も考えれますけどね…実際作品の中身をみるとそう取れるのでは?と思ってしまうくらいべったり政治よりです。まあ、政治がそのままポピュリズムの国ですから、つまり大衆の気分なんでしょう)

 アナ雪は女性の独立心…というか勝手に生きていいんだよ、というエクスキューズを与える免罪符として機能しました。まあ、そういう会社ですから、ポリコレがどうこう言われても元からそういう会社じゃん、としか言いようがないです。要するにアナ雪の成功をポリコレでやっているようなものです。

 スターウォーズを殺したのも、ルーク・ハンソロ・レイアを「人気のために」もう一回だせ、というだけの話です。ポリコレどうこういっても今更何をと。ディズニーはもともとそう言う会社です。

 何作かは失敗するかもしれませんが、そのうちマーケティングの力で見事にポリコレ作品で面白いのを作ってくると思います…まあ、東アジアの市場で通用するのは難易度は高いでしょうし、私は興味ないですけど。

 話的にはこの作品を誰がやろうとたかが知れています。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

DVDで観るべきは本編だけではない!

1989年に公開された、ディズニー長編アニメ第28作目の作品です。
1966年にウォルト・ディズニーが亡くなってから、
しばらくヒット作が無く、ディズニー暗黒期と呼ばれていたそうです。
しかし、この「リトル・マーメイド」をきっかけに暗黒期を脱します。
「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」、「アラジン」、「ライオン・キング」は後に、
ディズニー第2黄金期と呼ばれるようになります。

原作は ハンス・クリスチャン・アンデルセンの「人魚姫」という童話です。
原作では声と引き換えに人間になり、
「王子にキスされないと海の泡になる」と言われます。
原作では人魚姫は最後泡になりますが、
さすがディズニーではアリエルと人間の王子エリックは結ばれて、
ハッピーエンドで終わります。
この話の名シーンであり名曲はやはり、
蟹のセバスチャンが歌う「Under The Sea」です。
人間に憧れるアリエルに海底の素晴らしさを伝える歌です。
またセバスチャンの声は歌ってる人の顔が想像できるような声です。



さあ、ここからが本題です。
リトルマーメイドのDVDを持っている方、
もしくはTSUTAYAで借りようと思っている方は、
本編だけでなく特典映像を観ることをオススメします。
特典映像には同じアンデルセンの「マッチ売りの少女」の約6分間の短編アニメが収録されています。
有名な童話ですね!
あにこれにディズニー「マッチ売りの少女」のレビューページがあれば、そこに書きたかったのですが、
ないのでこちらに書かせていただきます。

あらすじは{netabare}
両親にマッチを売り切るまで帰ることを許されない少女が、
街中で必死にマッチを売ろうとします。
しかし時代はライターのある時代。マッチは売れません。
雪の中、寒さに凍えながら少女は手元のマッチに火をつけます
すると幻覚が見えはじめ、最後には亡くなった大好きなおばあさんまでが幻覚にあらわれます。
そして辺りは朝を迎え、天国のおばあさんは少女の魂を迎えに来てお話は終わります。{/netabare}

少女が死ぬという点ではバッドエンドと思われるかもしれませんが、
実は苦しみの末に大好きなおばあさんに会えたという、
形は違いますがハッピーエンドなのです。
本編の「リトルマーメイド」とは全く正反対のハッピーエンドです。

「幸」という漢字の象形文字は「手かせ」を表し、
手かせの刑で苦しみから解放されるという意味が元々の「幸」という漢字の意味だそうです。
ですから「マッチ売りの少女」は幸せの真の姿を描いているような気がいたします。
非常に奥が深いです。

映画の演出はファンタジアと同じで、
クラシック音楽にアニメーションを当てるというスタイルです。
曲は「ボロディン弦楽四重奏第2番 第3楽章 ノクターン」という曲です。
物悲しいですが、大変美しい曲です。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 10

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

Part of Your World

リトル・マーメイドの主題歌Part of Your WorldやUnder The Seaは飽きるほど聞いているのですが、全編見たのは初めて。英語・字幕無しで視聴。
原作はラダーシリーズ・レベル1・アンデルセン・クラシックスで既読w

地上に憧れを持つ人魚のお話。

原作はバッドエンドなので、原作魔改造のディズニー版の方が好き。
喜怒哀楽の感情が全て詰め込んであるのはディズニーとして当然ですが、喜怒哀楽の山と谷が次々出てきて2時間で10回は泣けますw

アリエルは好奇心旺盛な思春期の女の子。アリエルが地上への憧れを漏らす度に切なくなり、何度もため息が出てしまいます。アリエルがたまらなく愛おしい。父親のトリトンとの微妙な関係も必見。意外と細い父と思春期の娘の描写があって驚いた。

男なのに何故だかディズニー・プリンセス物が大好物なんですが、アラジンとリトル・マーメイドどっちが好きかと言われると辛い選択かも知れない。もっと早く見ればよかった・・・色々挙げるとキリがないのですが、100回見ても泣ける文句なしの名作。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 6

66.9 5 1991年夏(7月~9月)アニメランキング5位
1982 おたくのビデオ(OVA)

1991年9月1日
★★★★☆ 3.7 (22)
131人が棚に入れました
舞台は、「ガンダム」「マクロス」「ナウシカ」といった名作劇場アニメが連発された80年代前半。当時のおたくたちの青春を描いた異色のOVA。ごく普通の大学生として毎日を送っていた久保は、高校時代に友人だった田中と再会する。おたくとなっていた田中とその友人たちとの交流の中で、久保は不思議な楽しさとともに、自分もおたくとなっていることを自覚する。

夢咲ヒロ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

オタクやヲタクではなく「おたく」の物語

この作品は数年前に一度見て以来、2度目の視聴となった。
オタク学的に言うと登場人物はヤマトやガンダムに影響を受けた第一世代。
そして、久保のキャラクターは大学生の頃の山賀博之そのもの。
島本和彦の「アオイホノオ」でも分かるとおり、この当時の彼にはオタクとしての知識なんて全くなく、あるのはオタクの素質と野心だけ。
(手塚治虫すらも知らないレベル)
しかしその中で、庵野秀明や赤井孝美といったオタクに出会い、それによりオタクの世界へ飛び込んでいく様子がこのアニメでは田中たちサークルとの出会いで描いている。
そして、終盤のオタク差別に疑問を抱いている様子は山賀というよりかは岡田斗司夫に近い雰囲気を持っている。
(というか、これの後の展開からして完全に岡田斗司夫)
この作品は今だと歴史資料のように認識できる。
かつて、オタク界を盛り上げた第一世代の熱く痛い生き様、今に語り継がれるべきであるおたくの指南書、それこそがこのアニメなのだ。
個人的にはこうありたいと思うし、そういう意味で久々の5点満点を授けたい。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「オタク」とはなんだったのか?

「オタク」とはなんだったのでしょうか?

今やアニメやゲームは日常的なものであるし、映画業界の興行収入を占めるのもアニメ映画ばかり。

それだけでなく、場合によってはアダルトゲームなどのニッチな商売でさえ、女性でもそういう趣味があってもおかしくないほどにまで至ります。

アメリカなどの海外でもコミックはエンターテイメントの一部としてハリウッドでも重要視されるほどです。

昔は、日本でもアメリカでもオタクは根暗なイメージそのものでした。今のようにコスプレが流行ったり、踊ったり歌ったりするのはオタクではなかったのです。

そこにきて本作は、オタクという人種そのものを描いているという点においては我々の原点なのかもしれません。黎明期とも呼べるその実態と映像や趣味に対する熱量は昔の方があったのかもしれませんね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 6

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

夢のある時代だったなぁ…

2017再観。

「オタクの肖像」部分に関しては各所で語られているので繰り返さない。

アニメパートは流石のガイナックスと言うべきテンポの良さと絵づくりの面白さで盛り上がる。
園田健一のキャラデザも光る。
佐藤さん可愛いよ佐藤さん…!

物語、というか主人公の成長は無論ドラマチックに誇張されてはいるが、同時代人(おたく)なら誰もが夢見たビジョンである事も確か。
まぁ、夢の形も時代によって姿をかえるということだよなぁ。

あと、KINGを目指す、がニアイコール商業的成功を収めるなのは第一世代オタクとその後のオタクとの差を感じさせて感慨深いものがある。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

65.6 6 1991年夏(7月~9月)アニメランキング6位
ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強(アニメ映画)

1991年7月20日
★★★★☆ 3.6 (114)
628人が棚に入れました
サイヤ人の中から伝説の超サイヤ人が現れ、いずれ自分の脅威となることを危惧したフリーザの手により、惑星ベジータもろともサイヤ人の大部分が吹き飛ばされる直前、惑星ベジータから一人の下級戦士の赤ん坊「カカロット(後の孫悟空)」を乗せた宇宙ポッドが辺境惑星に発射されていた。フリーザの兄であるクウラはその一部始終を映像で見ていたが、その際クウラの部下が悟空を乗せた宇宙ポッドを発見。しかし、クウラはフリーザの不注意でポッドを見落とした以上、フリーザ自身が始末をつけるべきとして見逃した。その二十数年後、フリーザがサイヤ人に倒されたことを知ったクウラは、そのサイヤ人を滅ぼすために機甲戦隊を引き連れて地球へと向かうのだった。

声優・キャラクター
野沢雅子、田中真弓、古川登志夫、中尾隆聖

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

大全集には「劇中で「悟空のやつ、ナメック星から戻ってきて(略)」と亀仙人が語っている。

悟空は悟飯たちと渓谷でキャンプを楽しんでいたが、サイヤ人を滅亡させるために地球に攻め込んできたフリーザの兄、クウラらに襲われる。悟空は必死に応戦するが、クウラの巨大なパワーに圧倒され、千尋の谷に落下してしまう。容赦ないクウラは止めを刺そうとエネルギー弾を放ち、地球はみるみるうちに破壊されていった。悟飯たちは悟空を救うために仙豆をとりにカリン塔へ向うが、クウラ達にみつかりハイヤードラゴンは殺されてしまう。悟空と悟飯はこのまま息絶えてしまうのか、クウラに地球をめちゃくちゃにされてしまうのだろうか?!

1991年7月20日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第8弾である。

大全集には「劇中で「悟空のやつ、ナメック星から戻ってきて(略)」と亀仙人が語っている。この点からトランクス登場から人造人間出現までの3年間の間の事件であることは間違いないだろう」と書かれている.

なお、映画公開時点では原作でもトランクスが登場したばかりで、作中で悟空がフリーザを倒したという台詞がありながらアニメ『ドラゴンボールZ』ではナメック星での戦いは終わっていなかった。このように、物語が大きく動いている最中に作られた映画作品である。

オープニングテーマ - 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
エンディングテーマ - 「とびっきりの最強対最強」

投稿 : 2024/10/05
♥ : 8

閻王 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

カッコいい!

時系列的にはフリーザ編直後くらいなのでしょうか、まだ超サイヤ人に自分のコントロールではなれない時代のお話です
お話はさておき、超サイヤ人もたしかに格好いいですが、界王拳が好きな私にとってはめっちゃ盛り上がる作品です(笑)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

クウラかっけ~

クウラの最終形態はかっこよかったです

クウラの部下の名前由来はサラダの調味料からw

てか超サイヤ人の戦闘短くないですか?

大体上半身の衣服破れてぼろぼろになってから逆転が多すぎるw

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

64.8 7 1991年夏(7月~9月)アニメランキング7位
DETONATORオーガン(OVA)

1991年7月25日
★★★★☆ 3.6 (17)
57人が棚に入れました
西暦2292年。
地球には高度な技術が発達し、コンピューターが生活の大部分を担うようになっていた。
そんな地球に、二億六千万光年彼方の宇宙からの侵略者「イバリューダー」が迫る。
彼らの襲撃に巻き込まれた少年、真道トモルは「オーガン」と名乗る者と出会い、イバリューダーとの激しい戦いに身を投じていく。

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

テッカマンブレードとコレ同時期に見ると混乱するのです

確かコレが先にOVA出て、その少し後にTVでテッカマンブレードだった様な・・・記憶違いでしょうか。
兎に角、似てるのです。謎の存在の先兵が攻めてきて、主人公オーガンとして戦って尚且つそのオーガンのテクノロジーを利用し、適性のある男性でいわば量産型オーガンの軍隊を編成して人類全体で戦うという流れだった気がするんですが。記憶違いかも。
テッカマンブレードも人類側が疑似テッカマン作りましたもんね。

ただ、こちらの方が"戦争感"強かった気がします。
時間かけて反撃の準備を整えていく中で、オーガンとして戦いに行く人たちが人類の存亡を託された英雄ではあるものの、ちょっと悲しい雰囲気もあって意外と好きでしたね。ただあくまでメインは大張メカアクション見て見て作品ですので誤解無きよう。この頃はそういうの多かったですw

別に面白くて好きだからレビュー書いた訳じゃないんですけどね。
今思うと、コレは先行リサーチみたいな作品だったのかとも思うんですよね。今は原作付をアニメ化しとけば需要予測もある程度可能そうだし大コケは無い筈。昔は大変だったんじゃないかなと。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【エイリアンSF】【変身バトル】「あなたは平沢進を何処で知りましたか?」「オーガンで(*^。^*)」

未来の話。宇宙からの侵略者に対し一人変身して戦うSFバトルアニメ。

異星人とコンタクトを取る作品は多々あれど、どこぞの作品よろしくオイテケボリになる事なく、安定して判り易いシナリオ構成にちゃんとした結末付き、丁寧で細かい作画、意欲的なサウンドと、メガドラCDを買う動機としてもギリギリセーフだった、かな?
また、3話完結なのでダレる事なく見終われたのも○で、私としてはエヴァンゲリオンより好みです。

変身ヒーローモノに苦手意識がある私でも楽しめた本作。良質SF好きにオススメです。

別な話、皆がそうであった様に本作キッカケに平沢進のCDを買うようになりました。
ラララララ~ラララララ~♪ラララララ~ララ~ラ~♪

投稿 : 2024/10/05
♥ : 4

64.3 8 1991年夏(7月~9月)アニメランキング8位
ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え(OVA)

1991年8月9日
★★★★☆ 3.5 (53)
377人が棚に入れました
ニューヨークのプラザホテルにG7の各国首脳が集まり、先の湾岸戦争によって崩壊した経済の立て直しを図るべく会議を始める。時同じ頃、ニューヨーク近代美術館にルパン三世からの犯行予告が届き、さっそく銭形警部がやってくるのだが、警備に呼ばれたニューヨーク市警察のやる気のない警察官ばかりたったの4人…あきれた銭形警部であったが、犯行予告の時間が迫っていたため、仕方なく4人の警察官と共にルパンに対することとなる。その頃、首脳会議では1人の老学者が経済立て直しの、ある案を説明していた。その打開策とは、中世ヨーロッパで栄華を誇っていた「ルパン帝国」の財宝を探し出し、今の金額にして2千億$とも言われる財宝を経済の建て直しに利用するというもの。その財宝のありかを知っているこの世でただ1人のルパン一族の末裔、ルパン三世を探し出せばよいことを知った各国首脳達は、自国に問い合わせてルパン三世捕獲作戦を開始する。

声優・キャラクター
山田康雄、納谷悟朗、小林清志、井上真樹夫、増山江威子、大平透、戸田恵子、吉水慶、大塚周夫、速水奨、大木民夫
ネタバレ

唯衣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

メモ

~TVスペシャル3作目~

お宝
   ナポレオンの辞書

キーパーソン
   木戸 千恵子
   国家保安局の捜査官

{netabare} ニューヨークのプラザホテルにG7の各国首脳が集まり、先の湾岸戦争によって崩壊した経済の立て直しを図るべく会議を始める。

時同じ頃、ニューヨーク近代美術館にルパン三世からの犯行予告が届き、さっそく銭形警部がやってくるのだが、警備に呼ばれたニューヨーク市警察のやる気のない警察官ばかりたったの4人…あきれた銭形警部であったが、犯行予告の時間が迫っていたため、仕方なく4人の警察官と共にルパンに対することとなる。

その頃、首脳会議では1人の老学者が経済立て直しの、ある案を説明していた。その打開策とは、中世ヨーロッパで栄華を誇っていた「ルパン帝国」の財宝を探し出し、今の金額にして2千億$とも言われる財宝を経済の建て直しに利用するというもの。その財宝のありかを知っているこの世でただ1人のルパン一族の末裔、ルパン三世を探し出せばよいことを知った各国首脳達は、自国に問い合わせてルパン三世捕獲作戦を開始する。その際、アメリカ代表であるヘーカーは近代美術館にルパンが現れるということを知り、ニューヨーク中の警察官を全て近代美術館に向かわせるように指示する。

一方、近代美術館にはついにルパンが現れ、銭形警部たちとのオニゴッコが始まる。なにを盗むかと思いきや、ルパンは1908年製のクラシックカー「パッカード」を盗んで近代美術館を後にする。実はルパンは女とのデートに車を使うためにパッカードを盗んだのであったが、その女は別の男と去っていき、さらに大勢の警官隊を率いた銭形警部に取り囲まれる。しかし、パッカードにつけたスイッチを入れると、どこからともなくヘリコプターが飛来し、ルパンはパッカードごと逃走に成功する。

ルパンは、そのパッカードを利用してマルチンベック財団の主催するマドリード~パリ間のクラシックカーレースに参戦すると言いだす。そのレースの優勝者への賞品とは「ナポレオンの辞書」。ナポレオンの辞書は、あの有名なナポレオンが所有していた辞書であったが、ナポレオン3世の時代に盗まれたという。そして、その辞書を盗んだ女が、ルパンの祖父であるアルセーヌ・ルパンと結婚したというのだ。

こうしてナポレオン家からルパン一族の元へ所有権が移ったナポレオンの辞書であったが、ルパン一世はルパンいわく「ケタ外れの遊び人で毎晩女を集めて宴会をやっていた」というのだ。あきれた妻は財宝を隠し、その隠し場所をナポレオンの辞書に記載した。案の定ルパン帝国は崩壊……唯一残されたナポレオンの辞書は息子のルパン二世が所有していたのだが、その二世も父親に似た遊び人で、辞書を酒の飲み代として奪われてしまい、それっきり行方不明になってしまっていたものが、今回のレースの賞品として出てきたのだという。

クラシックカーレースのトップ集団に追いついたルパンと次元は、その集団内に不二子がいることを知る。だが、さっそくアメリカCIAのエージェントであるホークたちに捕まってしまい、車内に監禁されてしまう。しかし、その情報をつかんだフランスの外人部隊とイスラエルのモサッドが協力してルパンを奪うべくやってくる。あっという間に戦闘が開始され、ルパンと次元が逃走手段を考えていた矢先に五ェ門が登場。縄を斬ってもらったルパンと次元は逃走に成功する。

一方、ルパンを追っている日本を除く各国は、湾岸戦争時と同じように「多国籍軍」を再び結成。ルパン三世包囲網を築く。

ナポレオンの辞書を争奪戦の末、やっとのことで手に入れたルパンは、財宝のありかがノルマンディーの孤島にある先祖の別荘「ニプル城」にあることを知る。さっそくノルマンディーに向かったルパンたちであったが、情報をつかんでいた多国籍軍も陸・海・空から大軍隊を送り込んでくる。

かくしてルパンVS多国籍軍による財宝争奪戦が始まる。果たしてルパン帝国の財宝とは?そしてルパンたちの運命は…。
{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

史上最大の作戦!! 五ェ門が漢の世界で萌える!!

1991年8月9日に日テレ「金曜ロードショー」にて放送された。

モンキー・パンチ原作のアニメ「ルパン三世」のTVスペシャル
シリーズ第3作。


あらすじ。

湾岸戦争終結後の世界の財政難を打開すべく、「ルパン帝国」
の財宝のありかが記されているという「ナポレオンの辞書」を
めぐる、ルパンファミリーと多国籍軍の争奪戦を描く。

ニューヨークのプラザホテルにG7の各国首脳が集まり、先の
湾岸戦争によって崩壊した経済の立て直しを図るべく会議を
始めるが・・どの国の代表もお偉い学者連中もノープランの
中で1人の老学者が経済立て直しのある案を説明していた。

その打開策は、中世ヨーロッパで栄華を誇った「ルパン帝国」
の財宝を探し出し、今の金額にして2千億$と言われる財宝を
経済の建て直しに利用するというもの・・

各国の首脳陣は「ルパン帝国」一族の末裔"ルパン三世"を捕獲
して情報を引き出そうと多国籍軍まで出動させる・・

ルパンは無事多国籍軍から逃れお宝をものに出来るのか?

一方ルパンは、レースの優勝者への賞品「ナポレオンの辞書」
を狙っていた・・ナポレオン3世時代に盗まれたというが、
その辞書を盗んだ女は、ルパンの祖父アルセーヌ・ルパンと
結婚したという・・ルパンの祖父の秘話がとお宝の謎が・・
解けるのか?という物語♪


「幹事長とも相談しますが」by○○・・とか各国首脳とか学者
様方を結構痛烈に風刺してたり滑稽に描写するのは毎度の事
※海部と書いて"うみべ"総理らしいです。

銭形警部に切れ者の国家保安局の捜査官等が同行するのも
珍しくはないけど才女風なのはシリーズでも珍しいかな?

ストーカーミサイルとカーチェイス・・
薪エンジン??

任侠映画視た後・・肩をいからせて歩く・・分かります・・
五ェ門は何時でも美味しいw

孔雀にもライオンにも・・常に女豹なイメージだけど♡

また湾岸の時みたいに組もうぜ?!
日本はどうする?! また経費だけ出させりゃいい!!

おいw

そして・・日本はまた参加しないのかい?!って・・
結構黒いね・・


銭形警部にも愛が♡

ニキシー管でも同じか?

最後に良い事言ってます!!

戦いなんてもんはなぁ 
ほんの些細な行き違いや思い違いで 起こるもんさ♪




ルパン三世 - 山田康雄
次元大介 - 小林清志
石川五ェ門 - 井上真樹夫
峰不二子 - 増山江威子
銭形警部 - 納谷悟朗
木戸千恵子 - 戸田恵子

ヘーカー - 大平透
ロバート・ホーク - 吉水慶
マッカラム - 大塚明夫
エリック - 速水奨
ハマー - 田原アルノ
マルチンベック - 大木民夫
老学者 - 北村弘一
ホテルの職員 - 星野充昭
海辺首相 - 秋元羊介
日本代表 - 小形満
イギリス代表 - 塚田正昭
フランス代表 - 池水通洋
ドイツ代表 - 島香裕
荒川太郎
河原佳代子

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

本当に不可能という文字がないのか?

湾岸戦争の終わった時期に制作したこともあって、ルパンワールドならではの笑えるG7会議からストーリーが始まります。
ルパン帝国の財宝をめぐってナポレオンの辞書を狙う話が展開するのですが、見どころはなんといってもルパンと銭形警部のライバル関係。
お互い好敵手への想いが非常によく描写されていて心にジーンときます。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

64.2 9 1991年夏(7月~9月)アニメランキング9位
人魚の森(OVA)

1991年8月16日
★★★★☆ 3.4 (18)
97人が棚に入れました
長期に渡って「週刊少年サンデー」に不定期連載された、高橋留美子の伝奇ファンタジー「人魚」シリーズが原作。監督は劇場版「ポケモン」シリーズの撮影監督としても知られる水谷貴哉。キャストは山寺宏一、高山みなみ、土井美加ほか。2003年には「高橋留美子劇場 人魚の森」として、別のスタッフによるTVシリーズ全11話が放送されている。 不老不死をもたらすという人魚の肉を食べたために、何度も生き返ってきた湧太と真魚。人間に戻る方法を求めて放浪の旅を続ける二人の前に、人魚の毒で恐ろしい容姿となってしまった少女・登和が現われる。

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

高橋留美子渾身のホラー

前にも書きましたが、この作品は萩尾望都の「ポーの一族」のリメイクです。

しかし、萩尾望都の漫画よりも重厚で陰鬱な内容であり、基本コメディ作家である高橋留美子の漫画とは真逆。

この作品が恐ろしいのは日本人本来の気質というか、農民根性というか。。。空気や周囲の状況に応じて態度が変わる人間たちの卑しさを描いていて、さすが女流の作家だけあって陰湿さや人間のリアリティは他の漫画ではなかなか味わえないハードさがあります。

漫画原作アニメは基本入門編ですね。やっぱり原作を読みましょう。



追記:フランスでの漫画最高賞アルグレーム国際漫画賞グランプリおめでとうございます。大友克洋や鳥山明と同じく、誰もが認める真の天才だと思います。心から尊敬しております。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 11

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

不老不死

1991年8月発売、全55分。OVA
2003年TV版でリメイクされ放送されている。

同タイトルの原作を基にアニメ化した作品で、
基本的な雰囲気やエピソードは同じ。
展開や台詞まで被っているものが多く含まれ、
原作を重視しているようですが、途中に原作
には無い設定や展開が有る。

作画はサスペンスホラー風の雰囲気が出ている。
声優はあまり上手とはいえない人が多く感じた。
音楽等雰囲気が良く出ていて良かったと感じた。

湧太 - 山寺宏一
真魚 - 高山みなみ
登和 - 土井美加
佐和 - 此島愛子
椎名 - 槐柳二
椎名(青年時代) - 田中和実
佐和(少女時代) - 山崎和佳奈

投稿 : 2024/10/05
♥ : 4

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

古く感じるのは昔の作品だから。。話は良いかな。

古く感じましたが
そりゃ昔の作品だものね

ホラーも描けるのかっとびっくりしたものでした。
ちょっとやっぱ暗いなぁと感じましたが
話を忘れてたので
あのオチはグッと来ました。


なにぶん古いので原作ファンにはオススメ。
めぞん一刻を観た後でしたので
お医者さんがめぞん一刻の響子さんの義理の父でびっくりでした😅

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

63.6 10 1991年夏(7月~9月)アニメランキング10位
電影少女 VIDEO GIRL AI(アニメ映画)

1991年6月29日
★★★★☆ 3.5 (22)
123人が棚に入れました
 桂正和の人気コミックスを映像化。限られた尺数の中で原作の持つエッセンスをうまく消化して製作されており、1本の作品としてテーマが完結する展開となっている。同級生もえみへ自分の気持ちが伝えられない内気な高校生洋太。そんなある日、洋太がレンタルビデオで借りたビデオの画面から不思議な少女あいが飛び出し、洋太とともえの恋を実らせようと提案する……。

キリン  さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

全6話なんて勿体無い

私が中学3年から高校1年の時
初めて購入したOVA
ここまで、何とか親に交渉だけでゲームやおもちゃを
買って貰おうとして、勝率が2割以下の私が
高校に合格したから、なんかくれと
スーパーファミコンを手に入れたばかりだと言うのに
さすがにこれは無理だと思って
(電影少女て・・・ビデオガールて・・・)
ずーっと貯めていたお年玉を
ついに使うときが来た!!
と決意したのがこの『電影少女』でした。

当時、私の学校では
週刊少年ジャンプで『電影少女-ビデオガール-』
を読んでる奴はエッチな奴
と言うレッテルが貼られていました。

しかし
ちっちゃな頃からエロガキで~15で変態と呼ばれたよ~♪
の私にとっては、エロレッテルなど、
どうってことは無い感じでした。
この感覚も現在とは少し違うので
多分、今の15歳の方が観ても
なんだ、この程度のエロか・・・って思うんじゃないかな?

そもそも私はエッチなシーンが
目的で読んでいたわけではなく、
桂正和先生の絵が大好きだったのと
やっぱりウイングマンの頃からのファンと言うことで
読まないわけにはいかない
という使命感から読むようになりました。

そのアニメがTV放送じゃなくて
ビデオってどういう事じゃい!?
とも思いましたが、
「ピュアな心の持ち主なら買う」
という訳の分からない自分への言い聞かせで
納得する方向へ持っていきました。

この“ピュア(純粋)”というのが
物語のひとつの鍵で
主人公の弄内洋太が失恋するところから始まり
洋太がピュアな心の持ち主だったからこそ
ビデオガール天野あいに出会うことになるわけです。

若干、中2病をこじらせていた私は
「ピュアな心があったら
ビデオガールとエッチなことが出来るかも・・・」
と本気で思いピュアになる様に努めましたが、
その考え自体が全然ピュアじゃないことに
しばらく気が付きませんでした。

アニメは原作の一区切りの山場までですが
全6話という短い話数で
よく出来ていると思います。
欲を言えば、原作(あい編)の最後までやってほしかったです。
あんなにBGM効果も声優もない状態で
感動して泣けた漫画は初めてでした。
本当にやっていたら、
きっと私の中の知る限りでラブコメアニメ1位です。

ちなみに主題歌は桂先生が大ファンの
酒井のりピーですが、
いい雰囲気の歌で私も好きです。
のりピーは、まあ、アレでしたけど
私ものりピー好きなのでいいです。

青春時代の思い出って自分のことより
『電影少女』の内容思い出す方が
胸がキュンとしてしまう・・・
恋に恋する乙女じゃねーか!!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 16
ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

今のアニメのハーレムもいいが、90年代アニメの純愛もいいよ

このアニメを見ると、この時代の良さが出ていてとてもいい。

恋愛の心理描写も淡白なものではなく、主人公や親友にとても共感できた。

そして、ここ最近復帰した、酒井法子さんが絶頂期の時代、何故か観ていて心地よく感じる、アニメが時代を物語っていました。


{netabare}

内容としては、失恋した主人公を慰める為に、ビデオから少女がでてくるという斬新なもので、SFラブコメという分野である。


結論からいえば、もっとほっこり終わるのかと思ったら、ロボットアニメみたいな劇場型の終わり方に少し興ざめしてしまった。

それにしても、桂さんが書く少女は美しい。

声優の豪華さも観る価値あるだろう。

6話という短い作品なので、暇があれば観て欲しい。

{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 6

ダマサキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

おもしろかった

最近観たが、クオリティの高さにびっくりした。
なんと言っても、林原めぐみの声。
最近の声もいいが、若い頃の声も特徴的で魅力的。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

63.4 11 1991年夏(7月~9月)アニメランキング11位
ソル・ビアンカ2(OVA)

1991年7月21日
★★★★☆ 3.5 (10)
48人が棚に入れました
宇宙海賊船「ソルビアンカ」に乗り込んだ5人の美少女戦士たちが活躍するSFアドベンチャーの続編。監督は前作に引き続き『バブルガムクライシス』などを手がけた秋山勝仁。恩田尚之によるセクシーな女性キャラクターと、竹内敦志がデザインを手がける「ソルビアンカ」の美しい曲線は本作でも健在だ。また、声優陣も松岡洋子、佐久間レイ、高山みなみ、渕崎ゆり子、伊藤美紀らが前作に続いて好演を見せている。惑星トゥレスまで少年リムを送り届けたフェブ、エイプリル、ジャーアー、ジュン、メイ。その頃、トゥレスの二重惑星ウノでは、リムの父親が打倒・皇帝を掲げて反乱を始めていた。5人はリムの母星を守るために力を貸す。
ネタバレ

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

未完どころか始まりですらない D

ソルビアンカの続編です。
ソルビアンカのレビューについては↓をご覧下さい。
http://www.anikore.jp/review/364996

「ソルビアンカ」では1話で話が完結していましたが、この作品では、これから始まる物語の伏線をばらまく回に充てられています。

例えば、

{netabare}登場人物のジュンがダウンしている間、ソルビアンカ(題名ではなく船の方です)の機能が全面的に停止してしまう。

ソルビアンカメンバーを逮捕した警察に、警察本部のお偉方
がどうしても会いたいと介入してきた。彼がフェブに「久しぶりだな」と呼びかけても、フェブは彼のことを全く知らなかった。しかも、その彼の声は池田秀一(これは気になるww)。

首尾よく警察から脱走した彼女達だったが・・・というところで終わっています。
続編は作られませんでした。{/netabare}

何と言う投げっぱなし状態で、いや、まだ投げるべきネタを全部ばらまいてもいないのだろうなぁ、という状態です。
結局作られなかったという続きが気になって仕方がありませんので、「ソルビアンカ」で止めておいて、本作は見ないことを推奨します。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

うん

ちょっとだけ攻殻の宇宙版って感じがした。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

62.5 12 1991年夏(7月~9月)アニメランキング12位
アルスラーン戦記(OVA)

1991年8月1日
★★★★☆ 3.4 (39)
154人が棚に入れました
大陸の東西公路の要所として巨額の富と華麗な文化を誇り、巨大な勢力を持つパルス王国が西方の蛮族ルシタニアの侵攻を受けた。時の国王アンドラゴラス三世率いる大軍は、強力な兵力で他を寄せ付けなかったが、万騎長カーラーンの裏切りによって一日で壊滅。王都は炎上し、ルシタニア軍の足音が高らかに響き渡った。アンドラゴラスは不気味な銀仮面の男に捕らえられ、国王を守ろうとした大将軍ヴァフリーズは殺されてしまう。難を逃れた王太子アルスラーンは、忠誠のもとに集まった強者たちダリューン、ナルサス、ギーヴ、ファランギース、エラムら五人の協力を得て、王国復興のために立ち上がった。

Zel さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

善と悪、権力と夢、憎悪と欲望渦巻く、疾風怒濤のスペクタクル英雄絵巻

1991年上映角川作品

原作は田中芳樹による大河ファンタジー小説
中世が舞台の剣と鎧の時代
大陸公路の中心に位置する大国家パルスの皇太子アルスラーンの物語
敵国ルシタニアによって攻め込まれ、奇襲、策略、裏切りにより王都エクバターナが炎上、陥落してしまうところから物語は始まる
なんとか逃げ延びたアルスラーンは万騎長(マルズバーン)の一人である黒衣の騎士ダリューンに護られながら王都奪還を掲げ流浪の旅に出る
アルスラーンは14歳という若さながら不思議なカリスマを持つ少年
その人柄、王としての器に惹かれ
本当は宮廷画家になりたい天才軍師ナルサスや女好きの吟遊詩人であり弓の達人ギーヴなど個性的で強力な仲間を得て軍として、王として成長していく

もともと原作者は銀河英雄伝説の著者なので戦略などのアイディアは超一流
世界観はしっかり設定されてて、作画も綺麗、キャラも魅力的、音楽も素晴らしく極上の作品に仕上がっています
間違いなくお勧めできるタイトルですよ!

レンタルショップにはなぜか置いてないのだが、観る機会があれば是非見て欲しい作品です
僕はAmazonでフランス版のDVD-BOXが安かったので購入
オリジナル日本語版も付いてるので問題ありません
リージョンコードがPALなので日本製のDVD Playerで再生はできません
PCなら問題なく視聴可能です

主人公皇太子アルスラーン演じるは山口勝平さん
犬夜叉や名探偵コナンの怪盗キッドもやってます

黒衣の万騎長ダリューン演じるは井上和彦さん
タッチの新田明夫、夏目友人帳のにゃんこ先生などを演じるベテラン声優さんです

天才軍師のナルサスを演じるは(故)塩沢兼人さん
希代の名優です
ふしぎの海のナディアのネオ皇帝
ゲームスナッチャーではランダム・ハジル
など様々な名キャラを演じてます

アンドラゴラス王演じるは大塚明夫さん
攻殻機動隊のバトーさんですね

古い作品なだけあって有名声優が目白押しで出演しているのも見所の一つです!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 16

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

この1話だけではどうしようもないが、1話の質自体は高い。

アニメ業界に大きな一石を投じた
銀河英雄伝説の原作者による、
(原作は)銀英伝よりも長い原作
(しかも今尚終わっていない)のアニメ化。

その為、当時期待も高かったし、
ロードショーもしていた。
劇場版なので1話自体の質は高いが
長い物語の序章なので、物語としての
評価は書きようもない。
(実際出ていない主要人物多数)

いきなり冒頭で、主人公の国が
戦争で負け国王が捕らえられる。
(その戦闘は十分迫力があるし、見ごたえもある。)
ただ、この原作者の最大の良さはキャラが立つ事だが、
1話ではキャラの立ちようもない。
(せいぜいダリューンが不器用だと言う事くらい。
あとナルサスが性格がひねくれているという事くらいか、、)

せいぜい、掴みはOKと言うところ。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

夜。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

【memo】

《靴跡の花》
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10367674

遊佐未森

作詞:工藤順子
作曲:遊佐未森

高い星の輝きが欲しくて
君は一人歩き出す
砂にまみれ 揺れる花の色も
遠い眼には映らない

涙ひとつ覚えた朝は
足を止めて 気づいて

道に続く幾つもの足跡
皆んな同じ夢を見た

失くしたもの数えるならば
更多更詳盡歌詞 在 ※ Mojim.com 魔鏡歌詞網
瞼閉じて 忘れて

強い風が過ぎた その傷跡も
いつか埋めるでしょう あの白い花

人の夢は小さな花の
命よりもはかなく

君の歩いた道 その靴跡に
いつか咲くのでしょう あの花が
君の歩いた道 その靴跡に
いつも揺れるでしょう あの白い花

投稿 : 2024/10/05
♥ : 1

62.4 13 1991年夏(7月~9月)アニメランキング13位
うる星やつら 霊魂とデート(OVA)

1991年6月21日
★★★★☆ 3.4 (10)
59人が棚に入れました
1978~87年に「週刊少年サンデー」で連載された、高橋留美子のコミック「うる星やつら」を原作とするOVAシリーズ第11作。監督は、かつてシンエイ動画に所属し、『ドラえもん』の絵コンテ・演出などを手がけていた森脇真琴。 サクラとつばめのデート当日、つばめに舞子と名乗る美少女の霊がとりついてしまった。サクラはさっさと除霊してデートに戻ろうと、舞子の額にお札を貼るが、なぜかまったく怖がらず、ますますつばめにベッタリする始末。そんな舞子に猛アタックを開始するあたる、あたるの気配を感じて現われた面堂、そこへ炸裂するラムの電撃……幽霊騒動の結末やいかに?

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

BBA?そりゃあ やっとられんよね><・・

1991年OVAシリーズ第11作。

サクラさんにライバル?

デートに遅れるツバメの家に舞子(小林優子)という
謎の美少女が・・。 テンの告げ口に動揺しつつも
まさかツバメが浮気などと突っ張るサクラだけど・・
明らかに動揺♪ ツバメの家に確認に向かうラムと
あたるとテン・・そしてサクラの目の前で抱き合う
ツバメと舞子・・サクラさんのヤキモチが希少かも♪

ちょっと台詞が可笑しいw

悪気が無い無垢な感じでラムも言いたい放題ww

当事者以外は恋を知らずに死んだ舞子に涙するが・・
話はとんでもない方向に♪

ラブコメって良いよね♪


終わり良ければ全て良し!♪



・・・

・・




おおw終
太郎ね・・

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

フツーにおもしろい

コミックスのTV未放送のエピソード。
あの名エピソード「最後のデート」とは違い、まったくのドタバタコメディ。
テン、つばめ、サクラ、チェリー、終太郎・・・。とサブキャラの登場が少ない。
DVDレンタルあり【OVAカルテット その2】「ヤギさんとチーズ」「ハートをつかめ」「乙女ばしかの恐怖」「霊魂とデート」の4本立て。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

61.6 14 1991年夏(7月~9月)アニメランキング14位
サイレントメビウス(アニメ映画)

1991年8月17日
★★★★☆ 3.4 (10)
53人が棚に入れました
『快傑蒸気探偵団』などの俊英漫画家・麻宮騎亜の躍進作となった、大人気SFポリスアクションのアニメ化。西暦2028年。人口・情報・経済活動、全てが肥大化した都市TOKYOに、異次元世界ネメシスから妖魔の影が襲い来る。これに挑むのは、万能乗用車マシーンスピナーに搭乗、それぞれの能力で敵に挑む美しき者たち。対妖魔用特殊警察=AMPに集う婦警の面々だった。凄絶な戦いに挑む彼女らの前に、いままた新たな局面が。

声優・キャラクター
川久保潔、松井菜桜子、藤田淑子、鶴ひろみ、池田昌子、中田浩二、具志堅ティナ

60.0 15 1991年夏(7月~9月)アニメランキング15位
うる星やつら 乙女ばしかの恐怖(OVA)

1991年6月21日
★★★★☆ 3.2 (10)
59人が棚に入れました
1978~87年に「週刊少年サンデー」で連載された、高橋留美子のコミック「うる星やつら」を原作とするOVAシリーズ第10作。監督はアニメ映画『ガラスのうさぎ』などで知られる四分一節子。テンから謎の病気をうつされてしまったあたる。それは、乙女のような瞳になってしまう「乙女ばしか」で、男性だけがかかる伝染病だという。ラムに巨大注射を打たれ、病気が治ったと思い込んだあたるは、早速町へ出てガールハントを開始。しかし、「乙女ばしか」は2、3日安静にしないと治らず、あたると接触したコタツネコと面堂終太郎が次々と乙女の瞳に変身。ラムはトリモチ銃を手にあたるの後を追いかける。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

憂いに満ちた乙女の瞳♪

1991年 OVA9作目から2年経っての10作目のOVA。

テンから謎の病気をうつされてしまったあたる。
乙女のような瞳になってしまう「乙女ばしか」で、
男性のみかかる伝染病・・こんなものが錯乱坊
や校長や♨先生・・龍之介の父に感染したら・・
っとラムに説得されるも・・

そこは「うる星」ですので・・大変なことに♪

乙女顔のコタツ猫はなかなか可愛くて良い♪
龍之介の乙女顔に期待したけど・・俺は女だ!
そうだったねw

友引町の全ての男性が乙女の様な憂いの瞳に
なってしまうのか・・まさかあの番長まで・・

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

フツーにおもしろい

コミックスのTV未放送のエピソード。
ジャリテンが宇宙の病原菌を持ち込んで、友引町は大パニック。
うる星式バイオハザード。
DVDレンタルあり【OVAカルテット その2】「ヤギさんとチーズ」「ハートをつかめ」「乙女ばしかの恐怖」「霊魂とデート」の4本立て。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 1

58.6 16 1991年夏(7月~9月)アニメランキング16位
ふしぎの海のナディア 劇場用オリジナル版(アニメ映画)

1991年6月29日
★★★★☆ 3.2 (37)
164人が棚に入れました
好評・熱狂の内に終了したテレビシリーズの後日談として制作された、主人公ナディアとジャンの新たな冒険の物語。今回の本編製作はグループ・タックが担当する。19世紀末、世界に大戦勃発の緊張がみなぎる中、各国の要人蒸発の怪事件が起こる。現在は新聞記者見習いとして働くナディアは、奇妙な人造人間についての書類を手にした。一方ナディアの恋人のジャンも謎の少女ファジィと出会う。彼らが迎える新たな事件の内容とは?

声優・キャラクター
鷹森淑乃

Zel さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

汝の名は冒険者か?されば我を求めよ!

1991年上映作品
TV版の3年後を描く劇場版

TV版を制作したGAINAXは今回はキャラデザのみの関与
監督も庵野監督は辞退

あれから3年後、世界では突然各国の要人が煙を噴き上げ蒸発してしまうという奇妙な事件が連発していた
ジャンとナディアは偶然出会ったファジィという少女と共にこの事件に関わっていくことになる
黒幕であるネオアトランティスの残党が科学に溺れたガーゴイルの失敗に学び、今度は医学を駆使して世界征服を企んでいた

制作会社と監督が代われば同じキャラと世界観で作った続編もまったく別物になるものだ
あれ程面白かったオリジナルの面影はほぼ皆無
特にノーチラス号の生き残りメンバーやネモ船長とエレクトラの子供の現在が一切描写されないのはファンを舐めてるとしか思えない
オリジナルのファンが劇場版に何を求めてるかをもう少し配慮したストーリーにしても良かったのではないだろうか?

超個人的意見だが、ガーゴイルファンとして一言
劇場版の悪の親玉がオリジナルの悪役ガーゴイルを「超科学に溺れた愚か者」と蔑むのは物語上仕方がないとしても、最後には「ガーゴイルはやはり偉大な悪だった。自分など足元にも及ばない…」という感じで死んでいくようにして貰いたかった!

総評としてオリジナルは神クラスの作品なので是非未鑑賞の方には視聴してもらいたいが、こちらの劇場版は観る必要性はさほど無いように個人的には思います

投稿 : 2024/10/05
♥ : 11

watawata さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

本篇の完全なおまけ作品

ガイナックスの手を離れて他の制作会社が作ると悲惨な結果になってしまうという悪い例

すべての点で良い点がない蛇足的な作品。

何より作品に対する愛がない まあどうしてこういう事になってしまったのか…

2匹目のドジョウを見つけようと商業的にとりあえず作成してしまうとこういう事になってしまうのですなぁ

投稿 : 2024/10/05
♥ : 8

nayotake さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

TV後のお話

TV版のラストで昇華してるので映画は蛇足だった気がするなぁ、と思った作品。
でも、成長した二人を見れるという楽しみはありました。
メガドライブ版のナディアをリメイクしてアニメにしてくれればなぁ・・・と最近また思ってます。
TV版好きな方はやっぱりおすすめですよ!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
銀河英雄伝説/初陣(アニメ映画)

1991年8月31日
★★★★★ 4.4 (6)
64人が棚に入れました
銀河英雄伝説OVAシリーズの第27話は、今作より第二期シリーズに突入。新兵訓練中に突如帝国軍と遭遇してしまったアッテンボロー。訓練生がいきなり実戦に出ることに。その新兵の中には軍属となったユリアンがいた。ヤンの勇名を恐れた帝国軍は、動きの鈍い同盟軍にいぶかしさを覚えながらも、積極的な行動を起こすことができないでいた。だが、あまりの鈍さにヤンの不在を確信した帝国軍は、一気呵成に同盟軍へと襲い掛かる。大混戦の中、スパルタニアンに搭乗したユリアンは、ワルキューレ3機、巡航艦1隻を撃沈。初陣にて華々しい武勲を挙げる。

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
うる星やつら’87(OVA)

1991年6月21日
★★★★☆ 3.9 (9)
50人が棚に入れました
1978~87年に「週刊少年サンデー」で連載された、高橋留美子のコミック『うる星やつら』を原作とするOVAシリーズ第3作。劇場版『うる星やつら 完結篇』にも登場したキャラクター、因幡くんが活躍する。監督は『プレイボール』で総監督を務めた出崎哲。 友引商店街を歩いていたしのぶは、ウサギの着ぐるみを着た少年・因幡くんを助ける。彼の正体は、なんと「運命製造管理局」のおちこぼれ局員。しのぶ、あたる、ラムは因幡くんの導きでそれぞれの未来を確認しに行くと、そこには意外な光景が。しのぶはオールドミス、ラムは面堂と結ばれ、あたるは面堂家の使用人となっていたのだ。怒った3人はほかの未来も見に行くが、どれも悲惨なものばかり。結局、それぞれが理想の未来を製造しようということになる。

Moji さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

長寿アニメならでは

他のうる星映画にもちょくちょく顔を出している因幡くんメインの話。
「夢の仕掛人、因幡くん登場! ラムの未来はどうなるっちゃ!? (OVA)」と同じ内容だと思うのだが、OVA版が見つからないので未確認。
「うる星」の映画やOVAは何も予備知識が無いヒトが視聴しても面白いが、やはり知っておくと数倍面白い。
TVシリーズ全218話+映画6作品+長編OVA2作品+短編OVA10作品・・・(単行本34巻)。
こんなに面白い作品がだんだん忘れられていくのか・・・(TT)。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 1

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

パッケージ違い?

1987年7月18日(原作31巻7-11)

うる星やつら 夢の仕掛人 因幡くん登場!
ラムの未来はどうなるっちゃ!?

この作品との差が良くわかりません^^;

誰か詳しい人いるのかな・・

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
創竜伝(アニメ映画)

1991年8月31日
★★★★☆ 3.1 (7)
47人が棚に入れました
 田中芳樹の伝奇アクション小説をアニメ化。監督はアニメ界の巨匠演出家・出崎統によるもの。 東京・中野。そこには一見して普通の人々と何ら変わりのない竜堂家の四人兄弟が暮らしていた。だが彼らは、実は聖獣である四海竜王の生まれ変わりであった。その力を狙い、日本政財界の黒幕といわれた鎌倉の御前が策謀をめぐらす。敵の罠にかかり、ついにその眠れる力を発揮させてしまう四男の余。事態はさらに竜堂兄弟の従姉妹・鳥羽茉理も巻き込んでゆき……。 本作は91年夏季から通信販売で毎月リリースされたOVAシリーズの第1~3巻をまとめて上映したもの。同じ田中芳樹原作のOVA『銀河英雄伝説 第2期シリーズ』の一編とともに公開された。

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

OVAですよね・・まとめて映画だっけ・・

田中さんの有名な作品。
OVAはそこそこおもしろいです。すぐ終わるから。。。
原作は・・6巻あたりで飽きた記憶が・・・。全巻あるんですが。
文庫本だと挿絵がCLAMPになるんですよね・・あざとい・・実にあざとい・・。
天野さん田島さんはかっこいいけどターゲットが違うよね。
って気がついたのでしょう。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

-刹那- さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

竜っていいね

作画やキャラなどつくられた当時相応です。

物語はそこそこに良かったです^^

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
ドラゴンクエスト ダイの大冒険(アニメ映画)

1991年7月20日
★★★★☆ 4.0 (2)
42人が棚に入れました
人気テレビゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズをモチーフとしたコミックがアニメ化された作品。コミックは『週刊少年ジャンプ』にて連載され、本作品は1991年夏の東映アニメフェアにて上映された。かつて、魔王ハドラーが勇者の手で打倒された。そして、魔王の部下であった怪物たちは、正義の心を取り戻して南海の孤島デルムリン島で平和な生活を送るようになった。そのデルムリン島に、難破船から一人の赤ん坊が流れ着く。その赤ん坊は怪物・ブラス爺さんに拾われ、ダイと名づけられて彼の手で育てられることになった。それから15年ののち、怪物たちに囲まれながら、すくすくと成長したダイ。そのデルムリン島へ、ある日、パプニカ王国の姫レオナと使者がやってくる。魔王が復活するという神官たちの予言を確かめるのが目的だという。しかして、予言は的中、魔王が復活を果たす。ダイは魔王を倒すため、立ち上がるのだった。

声優・キャラクター
藤田淑子、難波圭一、冨永みーな、田中秀幸、青野武、日高綾

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
ガンバとカワウソの冒険(アニメ映画)

1991年7月20日
★★★★☆ 4.0 (7)
38人が棚に入れました
 今もなおファンの間に根強い人気を誇るTVアニメ「ガンバの冒険」の劇場用オリジナル作品。斎藤惇夫の同名の原作を、TVシリーズと同じキャラクターを使って描いている。港で出会った美少女ナギサに、島へ渡る切符を譲ったシジン。ところが、彼女はいつまで経っても帰ってこない。心配になったシジンは、ガンバや他の仲間たちに、一緒に彼女を捜してくれと頼む。その頃、港では変わったウワサが囁かれていた。港に注ぐ大川のどこかに、カワウソが隠れ住んでいるというのだ。そのカワウソと、ナギサが共にいるという情報をキャッチし、ガンバたちは大川を上ることにした。

声優・キャラクター
野沢雅子、水城蘭子、内海賢二、富山敬、堀絢子、島田彰、南杏子、三石琴乃、折笠愛、塩屋翼、井上瑤、嶋俊介、鈴木れい子、辻村真人、島田敏、大塚明夫
ネタバレ

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

前作を踏襲した「良い」リメイク作

この映画は1984年に公開された映画(こちらはほぼTV版の再編集です)と異なり、完全新作の作品となります。

あらすじとして、行方が途絶えたシジンの婚約者ナギサを探すため南の島へ旅立ち、その島で出会ったカワウソ達と新たな敵に立ち向かう・・・というようなストーリーです。

{netabare}
この敵というのは野犬のことなのです。彼らは前作のイタチ以上の強敵で、実際にイタチを容易く殺してしまいます。ノロイほどではなくとも、中々鬼気迫る迫力がありました。
{/netabare}


スタッフが一新されているので、ガンバ達や作品の雰囲気が変わっています。
そのため前作に感じられた不気味さ、壮大さはやや薄れていた感があります。牧歌的な背景や挿入歌にその一端が見られます。


しかしスタッフなりの前作への意識や工夫も随所に感じました。

まず、川の水の美しさが綺麗に描かれていました。出崎監督の場合は海にこだわったそうですが、こちらも水の表現が良かったです。

それからネズミ達の繰り広げるドラマ、一匹一匹の個性が見事に表現されていました。ゲストキャラの使い方も上手かったです。無駄なキャラもシーンもなく、隙のない構成だったと思います。
{netabare} ・島ネズミのカゲロウ、ウキクサ
最期まで漢らしくてカッコイイ奴らでした。

・カモメのキマグレ
彼女は謎だらけで悟ったような言動をしますが、どういう生き方をしてきたのか非常に気になります。本編では判明せず。

・港ネズミのナギサ
ウキクサを引っ叩くシーンは感情がこもっていて素晴らしかったです。情に厚いネズミで、シジンが惚れるのも頷けます。

・カワウソのカワモ
いつもカモクを気遣い時には守るため戦う。「女は強し」を体現したようなキャラでした。 {/netabare}


この作品独自の特色も見られます。以下ネタバレ
{netabare}
この島でカワウソが激減したのは人間による環境汚染が原因という描写があります。野犬も同じく人間に行き場を追われた被害者であり、ガンバ達の真の敵は人間であった、という見方もできます。 {/netabare}



やはり、「ガンバの冒険」という名作の陰に埋もれて見えないのは仕方ないですが、今作も素晴らしいアニメ映画だと思います。見る機会があれば是非見ることをおすすめします。大人から子供まで楽しめること間違いないです。


あと蛇足ですが
{netabare}
シジンに婚約者がいることに驚きました(笑)意外にしっかりしてるんですね。
ナギサちゃんも確かに可愛らしかったですが、それ以上に自分はカワウソのカワモさんが魅力的でした。
ガンバの冒険でも忠太の姉シオジさんに魅かれましたが、弟持ちというより子持ちにしか見えない艶やかさがあります。 {/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 4

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
超人ロック 新世界戦隊(OVA)

1991年8月22日
★★★★☆ 3.4 (7)
37人が棚に入れました
1967年に同人誌にて発表、1979年より「週刊少年キング」などに連載された聖悠紀のSFアクション・コミックが原作。OVAは全3シリーズが制作されており、本作はその2作目。OVA「スケバン刑事」のひろたたけしが監督・脚本を手がけ、全2話がリリースされた。キャストは飛田展男、玄田哲章、本多知恵子ほか。 銀河連邦を統治する巨大コンピューター「エレナ」は、人類の秩序を守るためにエスパーの抹殺を計画。ロックと4人のエスパーたちは記憶を消されてしまう。彼らは「記憶を取り戻したければ“ツアー”と名乗る人物を殺せ」と命じられるが、長い迷走の末に出会ったツアーもまたエスパーだった。

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

独立したいのだよw

銀河連邦を巻き込むディナール星間戦争でESPは敵味方に分かれて活躍。そのためESP以外の人類に恐れられ、秘密裏にESPのみの国家を建設した。ところが連邦の研究所にあるコンピューター「エレナ」とその操作員である少年の陰謀により、ツァーなる指導者がでっち上げられ、銀河連邦と対決する事に。
結局エレナと少年は何がしたかったのか意味不明w
ツァーを破壊するなら宇宙艦隊だけでもよかったのでは
無理やり巻き込んだESPの方々は無駄に殺されたり計画の邪魔をしただけ

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
それいけ!アンパンマン とべ!とべ!ちびごん(アニメ映画)

1991年7月20日
★★★★★ 4.4 (4)
31人が棚に入れました
 やなせたかしが生んだ児童漫画の名作を原作にした、長期放映中の人気TVアニメのオリジナル劇場版第3弾。同時上映は「それいけ!アンパンマン ドキンちゃんのドキドキカレンダー」。雨の守り神ドラゴンの子のちびごんは、アンパンマンの100倍のパワーを持つのに、甘えん坊で気が弱いため、本当のパワーを発揮できない。彼の持つ緑の珠の力を狙って、ばいきんまんに追いかけられても、何も抵抗できずにただ逃げ回っているだけだ。ばいきんまんに好き放題暴れられ、美しかった緑の島はすっかり荒れ果ててしまう…。

声優・キャラクター
戸田恵子、中尾隆聖、増岡弘、佐久間レイ、山寺宏一

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
NG騎士ラムネ&40EX ビクビクトライアングル愛の嵐大作戦(OVA)

1991年7月21日
★★★★☆ 3.9 (6)
29人が棚に入れました
1990~91年にTV放送された『NG騎士ラムネ&40』のOVAシリーズ第1弾、全3話。監督は、TV版で絵コンテ・演出を手がけ、近年では『かみちゅ!』の監督も務めたますなりこうじ(現・舛成孝二)。シリーズ構成はあかほりさとる。主要キャストは草尾毅、横山智佐、玉川紗己子ほか。 ドキドキスペースでの戦いから3年後。馬場ラムネは中学生になっていた。ある日、ハラハラワールドのアララ城を謎のメカ軍団が襲撃。ミルク、ココア、レスカの三姉妹は、再びラムネの力を借りるべく人間世界へやってくる。しかし、再会したラムネは、ドキドキスペースでの大冒険をすっかり忘れてしまっていた!

rzv500 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

tvシリーズの延長ですね

それなりに楽しめました。でもそんなに大興奮って内容じゃないですね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

計測不能 17 1991年夏(7月~9月)アニメランキング17位
天空戦記シュラト 創世への暗闘(OVA)

1991年9月16日
★★★★☆ 3.7 (4)
25人が棚に入れました
1991年に発売されたOVA。テレビアニメの続編にあたる「創世への暗闘」。

葱塩ホルモン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

おもしろい

天界人として地球から天空界へ召還された主人公たちがくりひろげるバトルアクションアニメ。
設定ストーリーともに白黒はっきりしていて面白いです。
今のアニメほど複雑ではないので、物足りなさはあります。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0
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