1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVA一覧 2

あにこれの全ユーザーが1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月10日の時点で一番の1998年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

56.2 1 1998年春(4月~6月)アニメランキング1位
聖少女艦隊バージンフリート(OVA)

1998年4月25日
★★★☆☆ 3.0 (12)
32人が棚に入れました
『サクラ大戦』『機動新撰組 萌えよ剣』などの近代日本をモチーフとした作品で知られる広井王子が原作・総指揮を担当したアニメ作品。『新機動武闘伝Gガンダム』『ジャイアント・ロボ THE ANIMATION』などで知られる今川泰宏が原作・構成・シナリオを担当した意欲作でもある。 大艦巨砲時代の日本をモチーフとした「我が国」を舞台に、超能力を持つ少女を集めた海軍特殊部隊「バージンフリート」候補生たちの奮闘を描く。ごく普通の女学生・海野潮風はある時、超能力「バージンパワー」の高さを見込まれ、新生バージンフリート隊の候補生となる。だが、お嫁さんに憧れる潮風は未婚を強いられるバージンフリートへの参加に思い悩むのだった。

田中タイキック さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

艦●れが糞アニメ?馬鹿言っちゃあいけねぇよ!!

1998年4月25日~1998年10月25日
全3話

『サクラ大戦』『魔神英雄伝ワタル』の広井王子と
『Gガンダム』『ジャイアントロボ』の今川泰宏がコンビを組んだOVA作品
このどうやったって混ざらなそうな二人が原作ということで気になり
さらに聖少女艦隊バージンフリートというタイトル
少女?艦隊??んんっ!?
私の中の羅針盤が行けと命じたような気がしたので視聴しました


時は世界戦争末期の1923年
敵である連合軍の圧倒的な物量によって「我が国」の本土、横浜に上陸されそうになる
絶体絶命の危機に立たされた「我が国」は切り札として
処女のみで編成されたバージンフリート隊を投入し、彼女たちが使う未知の能力"バージンエネルギー"の威力によって連合軍は撤退
連合軍とは休戦条約を締結し、大戦は一応の集結を迎える

それから15年後、「我が国」は来るべき再戦に備えるため
バージンエネルギーを使える処女を育成する施設「海軍中野女子分校」を設立
物語の主人公、海野潮風(うみの しおかぜ)はその分校に入学することになった


以上のあらすじを冒頭2分程度の回想と簡単な説明で済まし物語は始まります
(ズキッ…うっ何か既視感がっ…)

最初の説明の不親切さと尺の短さも手伝ってストーリー展開は非常にわかりづらい
「女の子のみの隊」で「処女の女の子の力」を使うっていうエロゲみたいな設定なのにエロ展開はほぼ無し
メインの女の子も3人と少なく、みんな明るくて良いんだけどギャグ展開が多く
性格がいまいち掴めないままストーリーはどんどん進んでいく


主軸となる「バージンエネルギー」にしたって一体どういう力なのかまるで分からない
説明はほぼ無く映像で感じろってことなんだろうけど出てきた描写といえば
『ピカッと光を放ったと思ったら敵艦隊をやっつけていた』
『ピカッと光を放ったと思ったら撃墜された飛行機が飛べるようになっていた』


な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をしたのかわからなかった…
超能力だとかそんなチャチなもんとしか思えなかった
もっと恐ろしいものの片鱗を味わいたかったぜ…

っていう感じでいまいち盛り上がりに欠ける

2話でけっこう衝撃的な終わり方をして、お!?ってなるんだけど
3話でその衝撃的な展開が無かったことになるみたいな締め方をして
キャラクターたちはすごいハッピーエンドみたいな空気出してて…
見てるほうは物凄く肩透かしを食らってしまいます
(ズキズキッ…うっまた何か既視感がっ…)

あとフリートなんてタイトルに入ってるもんだから
迫力の艦隊戦を見せてくれるものだと思っていたんだけど
そういう描写も見当たらず…


【総評】
バージンエネルギーの設定も、キャラクターも、世界観も、
何一つ活かせて無くなにか突き抜けた物も無く
ただひたすら退屈なお話でした

キャラデザと声優さんはよかったよ
主題歌も最近には無い感じで面白かったし

タイトルにも書いたけどいろんな意味で艦これのプロトタイプというか
お姉さん的な位置の作品だと思うと面白いのかなーという印象
(お話が残念な面も含めて)

dアニメストアで配信中

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

rocknlol さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

3話分のプロローグ

サクラ大戦の広井王子の作品だけあって、少しダサいOP曲からして同類の匂いが漂う。

サクラ大戦でもそうだったが、この広井王子なる人物からは乙女に対するただならぬ執着を感じる。もちろん私も乙女は好きだが、この作品の問題は「乙女が好き。ただそれだけ」という点にある。
ヴァージンなどとご大層な単語を用いている割には、その手のエロ描写はまったくなく、パンツはおろか水着まで一切出ない。入浴シーンさえも。
そうだ。ただ「美しい乙女を愛でるだけ」の作品なのだ。パンツはもちろん、ポロリさえも珍しくなくなった昨今の作品と比べるといまいち刺激にかける。まぁ、これは変態な私の感想なので一般人の方々はさほど気にならないだろう。

では、一般人の方々にも楽しんでいただけるようストーリが興味津々なのかというと、いや、全然そんなことはない。
サービスシーン好きな私なのだが、私がアニメを見る第一の理由はエロではない。その方面には18禁アニメの方がずっと役に(何の?w)立つ。私を含めみんな、基本的にアニメには面白さと感動を求めているのだ。
しかしこの作品はそのどれも備えていない。

始終盛り上がりに欠ける展開:淡々というより延々と続いていると言った方
が正しいくらいの日常パート。健全というより常識的過ぎてあくびしまくりのギャグパート。フリートなのに艦隊戦などは全くなく空中戦一色の戦闘パート。とにかくつまらないの一言に限る。
戦争の冷たい現実を突きつけられる2話のラストにはさすがに興味が沸いたが、結局はめでたしめでたしで片付けてしまうむなしさ。
極めつけは「我々の物語はこれからだよ!」と言わんばかりのしまりのないラスト。

わけの分からない設定:ヴァージンエネルギーという未知の力がこの作品の核心のようだが、それが最後まで未知の力である。ざっと念動力+都合のいい万能の力なのだが、これは未知と言うよりわけの分からないと言った方が正しいかも。しかも処女ではなくなると使えなくなるという何と面倒くさい設定までついている。さすがにこれには何も期待できまい。また「36歌仙12官女」という言葉が始終聞けるが、これに対する説明も無いに等しい。これはもはや不親切ではなく安普請だろう。


そして、ウィキペディアで検索してみてようやく納得した。
そうだ!そもそも期待していた私が間違っていたのだ。これは後に発売されたゲーム版の販促用デモだったから。
アニメ版でファンを集めてゲーム版で一儲けするするつもりだったんだろうけど、アニメ版がこれじゃ逆効果だったに違いない。

一般的にアニメに対して「必見の価値あり」、「見ない方をオススメします」、「まあまあかな」などの評価があるが、この作品に対しては「見なくても(大いに)結構」です。うむ、ぴったりだ。



最後に一つ。作品性とは別に関係ないかもしれないが、主人公は16歳なのに声が老けていて聞くたびに少々イタかった。どう見てもあれは精精30後半だろう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3
ネタバレ

境界線の観測者 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6

結婚しません、勝つまでは!!

世界大戦の最中、超常の力を持った未婚の少女で
結成された海軍特殊部隊バージンフリート隊が存在した。

「我が国」は来るべき時に備え「バージンエネルギー」を持つ少女達を集め
バージンフリート隊の復活を目指し少女達を集めていた。

時代を鑑みれば作画は良い。

設定は面白いけれど、扱い切れていない。
ストーリーが致命的に面白くない。
キャラクターに欠片も魅力がない。

ないない尽くしのOVA。

時間的制約を鑑みても駄作の域。
OVA 30分×3話=90分の短い時間でも魅力的で面白い作品はいくらでもある。

アニメ的SF演出の面白さと説得力を出せずうまく調理「出来ていない」

正直見る価値はないかもしれないが絞り出すのなら
少女×超能力×軍隊(兵器)の先走りアニメ的な存在ではあるのだろうから
知識として知っている、見ている分には話のネタにはなると思われる。



自分用メモ

第一号作戦 初体験
{netabare}

「子供は国の宝物」

模擬艦隊と連絡不通
艦橋にずらずらと出てくるのは笑うよね

今のは実弾!!

いかれぽんち ふるーつぽんち

実弾使っておいて「誰がそこまでしろって言った―!!」

あのバージンエネルギーがあふれる初体験の快感が ⇒ は?

若本規夫さんがキャストにいるくらいしか価値を見出せない一話であった
{/netabare}
第二号作戦 五月の雪
{netabare}

なぜだー!!(迫真)

こわーい職業の人

糞みたいな茶番で尺がもったいないレベル

「強いバージン……あなただったのよ」
作戦に穴があるってレベルじゃないんですけど(笑)

これは戦争なんだよ、だから死ぬよね。
{/netabare}
第三号作戦 初夜桜
{netabare}

結婚しよう。

敵、爆撃王。

「我々は軍人であるぞ」
「それまでは女を守るのも男の役目」
女々しい嫌がらせしてるキャラに言わせるセリフではない

そんな勝手は許されない!!

茶番。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 2 1998年春(4月~6月)アニメランキング2位
ジオブリーダーズ 魍魎遊撃隊 File-X ちびねこ奪還(OVA)

1998年5月21日
★★★★☆ 3.7 (7)
28人が棚に入れました
「動く磁気情報」となって現代社会の闇にひそむ化け猫たち。普通の青年・田波洋一は、そんな化け猫を封印するため組織された「神楽総合警備」という警備会社に、何も知らないまま就職してしまう。ある日、化け猫が原子力発電所を占拠する事件が発生。厚生省の秘密武装機関「ハウンド」も出動する中、神楽のメンバーはこっそりと発電所に突入。しかし、化け猫の激しい反撃に会い撤退を余儀なくされたにもかかわらず、なぜか原発を放棄して姿を消す化け猫たち。それから数日後、神楽のオフィスを「毎朝新聞」に偽装した謎の武装集団が襲撃。その火力に圧倒された田波らは、神楽に居候する化け猫少女の「まや」を拉致されてしまう……。なけなしの給料を使って依頼人として「まや奪還作戦」を神楽に依頼する田波。ところが、事件は思わぬ展開を見せはじめる……。大人気アクションコミックの、アニメ完全オリジナルストーリー。
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