1998年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 5

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年代別アニメ一覧

72.1 1 1998年冬(1月~3月)アニメランキング1位
銀河英雄伝説外伝/汚名(OVA)

1998年1月1日
★★★★☆ 3.9 (19)
158人が棚に入れました
田中芳樹原作のスペースオペラで、人気OVAシリーズの「銀河英雄伝説」外伝第4弾。銀河系宇宙の国家間で繰り広げられる英雄たちの群像劇を壮大なスケールで描く。第四次ティアマト会戦の終結後、休暇でクロイツナハIIIにやってきたキルヒアイスは、滞在先のホテルで暴漢に襲われた老人を救うが、その事件をきっかけに麻薬密売組織と関わりを持ってしまう。当地の治安責任者に麻薬密売組織の摘発を依頼されたキルヒアイスは……。脚本は、シリーズ全編を通して河中志摩夫が執筆を担当。

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

失われた時に愛惜を込めて・・・

銀河英雄伝説の視聴にあたって
(視聴とレビューの方針を1作目の「螺旋迷宮」に代表して記載しています)
https://www.anikore.jp/review/1475830/

【銀河英雄伝説の時系列】
 (1) 「螺旋迷宮」
 (2) 「白銀の谷」
 (3) 「叛乱者」(宇宙暦791年/帝国暦482年8月〜)
 (4) 「決闘者」(宇宙暦792年/帝国暦483年1月〜)
 (5) 「黄金の翼」
 (6) 「奪還者」(宇宙暦792年/帝国暦483年12月〜)
 (7) 「朝の夢、夜の歌」
 (8) 「千億の星、千億の光」
 (9) 「第三次ティアマト会戦」
 (10)「わが征くは星の大海」
⇒(11)「汚名」
 本編 第1話「永遠の夜の中で」
 ※ 「新たなる戦いの序曲」

この物語は、キルヒアイスがラインハルトより一足先に休暇に入り、訪れた休暇先で事件に巻き込まれる・・・そんなキルヒアイスを主人公に据えた物語です。
これまでのOVAや劇場版は、当然ながらラインハルトやヤンを主軸に置いていましたが、外伝丸々1作分を占めてキルヒアイスが描かれる・・・という事はよほど彼の人気が高かった事の証なんだと思います。

でも、この作品は何故本編より外伝やを後から制作したんだろう・・・と素朴な疑問が湧いています。
外伝だけでも相当な情報量があります。この情報が無くても本編は堪能できるように制作されているとは思いますが、時系列で視聴した方が頭に入りやすいのに・・・と個人的には思ったりもしています。

物語の方ですが、キルヒアイスは休暇先のホテルでチェックインをしていたところ、初老の男性が巨漢の男に襲われそうになっているのを見て助けるのですが、その男性・・・自身が中将として指揮していた先のアルレスハイム星域での大敗北の責任を糾弾され、少将降格の上退役となったカイザーリング男爵だったんです。

アルレスハイム星域での戦闘において、カイザーリングは同盟軍を奇襲するため待ち伏せしていたところ、攻撃のタイミングの前に艦隊が突如暴走して一斉射撃を行うという、前代未聞の出来事が起こったのです。
こんな有り得ない事が起こるなんて・・・何か理由があったに違いない、と誰もが思った事でしょう。ですが、彼は被告席で頑ななまでに沈黙を貫いた結果、「無能な卑怯者」という汚名を被る事になってしまったんです。

それでは、何故彼はそこまで頑なだったのでしょう・・・?
それは彼が一生独身を貫いた事にも関係があるのですが、彼なりの哲学があったようです。
どれだけ時間が過ぎても色褪せることのない想い・・・
そんな風に人の事を想える事自体はとても素敵な事だと思います。
でも、時間の積み重ねに伴い、その重さに心が耐え切れなくなり、結果的に正しい判断が出来なくなってしまったら・・・それはとても不幸な事だと思いますが、これは誰にでも可能性がある事だと思います。
だって・・・ずっと笑っていて欲しいじゃないですか・・・その笑顔を曇らせたくないじゃありませんか・・・

しかし、負う責任の重さが重くなるほど一個人の感傷は捨て去らなければいけないのかもしれません。
きっとその時は身を切るより辛いと思います。でもその決断によって忌まわしい連鎖が止められるのだとしたら・・・選択せざるを得ないんでしょう。
それが例えこれまでの自分を支えてきた全てであっても・・・

物語の内容的には心にズッシリくる感じなのですが、ここで引き立つのがキルヒアイスの優しさと礼節を重んじる姿勢です。
普段はラインハルトの後ろに控えていますが、そこに収まる器じゃ無い事は確かな様です。
これからの彼の活躍には期待したいですね^^

OVA全4話の作品でした。これで52話のOVAと2作の劇場版を視聴した事になりますが、人気のある有名作品である事を肌で実感しました。
まず、物語が面白いから作品の古さ自体はあまり気になりませんし、慣れてくるとこの作画が一番しっくりしている様にも思えてきました。
何よりコンピュターも無く殆どが手作業だった頃に、これだけの大作を作り上げるなんて・・・
ただ感服するばかりです。

でも完走の感動はOVAより本編の方がきっと大きいと思います。
全110話の作品なので、まるで大海原に乗り出すような不安感はありますが、しっかり堪能させて頂きたいと思います。
それでは、引き続き本編を視聴します。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

ahirunoko さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

やっぱりストーリー凄い!

原作小説。未読。

ストーリーは相変わらず文句無し!
リアルな因果相関の描写に舌を巻く。
あとBGMがオーケストラっていうのが凄くイイ!

さすがに1998年(約20年前!)製作なので作画などは古さは感じる。
だって連絡が固定電話だよ(- -;)
でもわりとキレイだったかな。

気になったのが、その当時のアフレコってボリューム一定、滑舌よく、って感じ?とても聞き取りやすいけど一本調子でイマイチ感情移入しにくい。
でもこれって、昭和元禄落語心中観たからかな?

リメイクされるのか理想だけど、何にせよ全話完走したいなぁ。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 9

68.6 2 1998年冬(1月~3月)アニメランキング2位
銀河英雄伝説外伝/朝の夢、夜の歌(OVA)

1998年1月1日
★★★★☆ 3.8 (17)
125人が棚に入れました
田中芳樹原作の人気シリーズ「銀河英雄伝説」外伝の第3弾。大佐に昇進したラインハルトは、キルヒアイスとともに研修で帝国軍幼年学校を訪れたが、旧態依然とした学内の雰囲気に嫌気がさす。さらに幼年学校から帰還した直後に発せられた新たな辞令が、彼の意にそぐわない憲兵隊への出向と知り、彼の憂鬱はますます増すばかりであった……。一方、幼年学校では、成績の振るわないライフアイゼンが、厨房関係者の横領の噂を聞いて、それを暴いて尊敬する先輩ラインハルトのように実績を得ようと食料倉庫に忍び込んでいた……。堀川亮、富山敬、佐々木望ら「銀河英雄伝説」本編と同様の豪華キャストで送るOVA。

63.2 3 1998年冬(1月~3月)アニメランキング3位
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 維新志士への鎮魂歌-レクイエム(アニメ映画)

1997年12月20日
★★★★☆ 3.4 (72)
437人が棚に入れました
幕末、薩長同盟の締結場所・鈴屋に「人斬り厳達」と呼ばれる剣客ら数人が襲撃してきた。護衛に当たっていた緋村抜刀斎は「人斬り厳達」と斬り合い、葬ることに成功する。その後、同盟は成立、そして時世は新時代と突入するのだった。時は過ぎて明治11年。新しく建設された洋館を見物するため、陸蒸気で横浜に向かった剣心達一行(なお左之助はアニメでは陸蒸気を極度に恐がっていたが、なぜかここではとても興奮していた)。その帰路、酔った外国水兵が器物破損等の迷惑行為を働いている現場に遭遇する。直後、一人の女性が水兵に悪行三昧を止める様に説得するが彼らの矛先は彼女に向かってしまう。そこに時雨滝魅という男が現れ剣心と共に水兵に立ち向かう。時雨はその剣腕で水兵の持つ武器を一瞬で破壊するが遅れてやって来た警官隊から身を隠すため、剣心とある寺に向かう。

63.0 4 1998年冬(1月~3月)アニメランキング4位
異次元の世界エルハザード(TVアニメ動画)

1998年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (16)
118人が棚に入れました
引退したミーズにかわり新たな水の大神官であるクァウール・タウラスが到着したが、就任式の日に誠たちは次元転移装置の暴走により異世界クレタリアの各地へと飛ばされてしまった。転移の原因となった命の泉の秘密とは?

声優・キャラクター
岩永哲哉、置鮎龍太郎、夏樹リオ、石井康嗣、井上喜久子、小桜エツコ、石村知子、阪口あや、島津冴子、櫻井智、吉田美保、坂本真綾、沢海陽子、子安武人、玉川砂記子、青野武

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

TV版神秘の続きと思ってはいけません

TV版神秘の続きと思ってはいけません。
異次元はOVA版エルハザードの続きなのです。

次元転移装置の暴走によって異次元へ飛ばされるエルハザードの面々。
この次元転移装置はOVA版1期のラストに繋がる最重要アイテムなので、紆余曲折なくしてあの感動は無しです。
たわいもない話ばかりだとしても。
異次元でルーン王女を助けて一緒に暮らしている青年は、どう見ても天地無用の柾木天地にしか見えんのが笑える。AICめ(^^)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 2

59.6 5 1998年冬(1月~3月)アニメランキング5位
銀河鉄道999 エターナル・ファンタジー(アニメ映画)

1998年3月7日
★★★★☆ 3.3 (21)
71人が棚に入れました
機械人間との戦いの旅から一年、地球に戻った少年・鉄郎は、今では新たな支配者・総督ボルカザンダIII世から危険分子とみなされ、処刑されようとしていた。
ところがその時、メーテルを乗せた999号が鉄郎を救った。
999に乗り込んだ鉄郎はメーテルと再会。
彼女から宇宙に暗躍する闇の支配者との戦いに鉄郎の力が必要であることを聞かされ、懐かしい車掌や星屑になった筈のクレア、新しい仲間である電子妖精のカノン、そして猫のミーくんらと共に、終着駅アルティメイトへ向けて新しい旅に出発する。
太陽系を通り越して、次の停車駅である惑星大テクノロジアへ向かう999。
途中、その軌道に異変を察知した銀河鉄道は、ブライトリングファイヤーフライ駅に緊急停車した。だが、そこで彼らを待ちかまえていたのは、闇の支配者の先兵、女騎士のヘルマザリアだったのである…。
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