2005年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 3

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ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月06日の時点で一番の2005年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

63.9 1 2005年冬(1月~3月)アニメランキング1位
キノの旅 何かをするために life goes on(アニメ映画)

2005年2月19日
★★★★☆ 3.6 (141)
620人が棚に入れました
【劇場版 キノの旅 何かをするために-life goes on.-】
キノは生まれた国を飛び出して、師匠とエルメスと一緒に森の中の小屋に住んでいた。
家事の手伝いをしながら、師匠にパースエイダーの訓練を受け、エルメスの運転の練習などをしながら、キノは平和に暮らしていた。そんなある日、川に水を汲みに行ったキノは、生まれた国で出会った青年(自分をかばって命を落とした青年)と同じコートを着た旅人を見かけ、話を聞く。そして、キノはある決心をする。――切なくも哀しい、そして衝撃的な話。

Mir先生 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

もっとどうにかなると思っていたけど…

テレビアニメ版でも相当こてんぱんにやられていたけれど、
劇場版だからもっとどうにかなると思ってた。
でも、変わりませんでしたねえ。

小道具や背景はいいのに、
アニメーションが全体的にもっさりしている。

それとコンテの切り方が古すぎる。
まるで90年代前半のアニメを見ている様でした。名作劇場みたいな?
もし意図的に、作品のイメージとしてやっているのなら大間違い。
もっと違う魅せ方があったはずです。

というか監督が渡部高志さん。
ロストユニバースの監督でヤシガニ事件でその名を轟かせたお方。

『制作体制に問題があるタイトルに関わることが多い監督』
ということらしいんですが、
ブギーポップとか、真月譚月姫、打ち切りと噂されるスターシップ・オペレーターズに関わっている。
本当についてない方ですね。

近年監督をしたシャナシリーズ、緋弾のアリア、閃乱カグラは
作画や全体的なクオリティに問題はなさそうだった。
ある意味これで汚名返上したのかな?

私は正直納得出来ていない。「こうじゃない感」がずっとしている。
例えばの話なんですが、もっとジブリ風に描けば名作になっていたと思う。
キャラクターは少々ほのぼのでも、内包している話のテーマは、大人向けでシャープだったりする。
生き方や幸福論、儚さなども強く感じる。それがキノの旅。

なので、そこを引き締めるのは演出だったはずです。
そこをもう少し深く考えて欲しかったです。

オリジナルイラストを描いた黒星紅白先生の、
淡く繊細なタッチはアニメに相応しくなったのかな、と。

(と初めて見たときは思っていたけど、
シャフト制作のキノの旅劇場2作目のクオリティは高く、
やっぱりシャフトは力があるんだな、と言うところに落ち着く)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

いつもどうり難解ですね

キノの旅はやっぱ独特です。
哲学的考察がいるかもwww
まぁ不思議な世界観には魅了されましたね。
ちょっぴり鬱展開もかなりよかったです。
キノのルーツみたいなものも描かれていて
観ていて興味深い内容でした。
キノの訪れる国はいつも特色があって面白いですね。
自分もこんな国を旅したいなぁ~。
あまり知られていないアニメですけど
十分、楽しめる内容になっていると思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

キノは如何にして出来上がったか

テレビ放送で触れられなかった両親の処から脱出した少女が師匠と出会い、旅人キノへと成長を遂げるまでの話と、塔の国の2話構成。
クールな視線で人間への洞察を淡々と描いているところはテレビ放送のまま。謎だったキノと師匠の関係性が判って良かったです。師匠がクールすぎて格好良いです。

70点。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

63.4 2 2005年冬(1月~3月)アニメランキング2位
ワンピース映画 オマツリ男爵と秘密の島(アニメ映画)

2005年3月5日
★★★★☆ 3.6 (129)
672人が棚に入れました
「オマツリ島」への永久指針と地図を拾ったルフィ一行は、パラダイスだというその島を訪れる。島の当主と名乗るオマツリ男爵により数々の不条理な試練を受けさせられ、最初は楽しんでいたものの、仲間達が試練での苛立ちでどんどん不協和音を鳴らし、仲間割れを起こしてしまう。そんな中、チョッパーとロビンは島の不自然さを感じ始めていた。

声優・キャラクター
田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、大塚明夫、草尾毅、青野武、池松壮亮、綾小路翔

風紀 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ワンピースっぽくない

最高です。
実はワンピースあまり知らないんですが、この作品はとっつきやすかったです。

まずキャラデザがいつもとちがう!
CMを見たときの第一印象がそれでした。
なんかみんなすっきりしてて見やすい絵だなって思いました。

映画を見終わった時の衝撃は半端なかったですよ。
最初はみんなでわんちゃかと騒いでいたのに、
だんだん雲行きが怪しくなって最終的にはホラー鬱アニメになってました。
最後の戦うシーンは正直私でさえ怖かったので、子供にはトラウマレベルかと。
ちょっとぞくってします。

でも、作画がいい!
細田監督だけあってアニメの長所をバンバンいかしてました。
独特な会話のテンポもいいし、演出も最高!
久々にアニメらしいアニメを見た感じがしました。
りょーちもが参加してたのもうれしかったですし。
正直、いつもは原作に押されてる感じがあったのでワンピで良作画を見れたのは嬉しかったです。
みんなかっこいい!

が、ワンピぽくない。
ストーリーがダメってわけではないけどなんか違う。
普段は旅先で誰かとあって悪者をやっつけるみたいな流れですけど、
どこかが違うんですよね。
いや、オリキャラは登場してるんですよ。
悪者もちゃんとやっつけてるし。
けど、なんか雰囲気が違います。

きっと、人情話がないからかなーって個人的には思います。
仲間の絆で感動するシーンがなくて、
むしろ、気兼ねなく付き合える友達に対する友情がメインだった感じでした。
「仲間」じゃなくて「友達」。
あまり重苦しくなくラフな感じがこの差異を生んでいるんでしょう。
感動を期待してる人にはおすすめできません。
むしろ、ハラハラドキドキのアクションが好きな人は見るべき。
ワンピのことをあまり知らなくても十分面白いです。
ていうか、面白かったです。


ふつうに良作です。
ワンピによくもこれだけ細田監督らしさを引き出せたなって思います。
ちょっと怖いけど。
「サマーウォーズ」のバトルシーンと「時をかける少女」のクライマックスをさらに強烈にした感じです。

大人が見ても楽しい。
でも、キャラがいつもと違うのでファンにはあまり好評じゃないみたいですね、

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

エウネル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

いつもと違うワンピース

序盤はいつも通りでした。船上で楽しく過ごし、島に上陸後も最初は楽しく遊んでいます。ですが後半がいつもと違いました。結構怖い。雰囲気が不気味になり、絶望感が凄いです。僕はそういう話も大好きですが、いつものワンピースを楽しみにしてる人は少し違うかもしれません。
他にいつもと違う点としてはチョッパーが活躍していたところですかね。いつものワンピースの映画だとどうしてもルフィ、ゾロ、サンジが主に活躍して終わりですが、チョッパーメインの話以外でゾロとサンジと同じくらいチョッパーが活躍することは珍しいと思います。基本的に怖がりなチョッパーが怒り敵に向かって行くシーンは割と好きなんですよね。結構カッコよかったですよ。
僕は好きな話でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

シェリー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

ワンピらしさがない

なんと細田監督作品です。

それだけに画がよく、それだけにワンピらしさがなくて
結果、つまらなかったです。

物語は、オマツリ島でゲームに勝って楽しいことをしよう!みたいな感じ。
そしてゲームをしていくうちにみんながバラバラになっていってしまう。


でもこのバラバラになる過程がすごく不自然。
そんな事ではそうはならないよ、とつっこみたい。
それ以前に会話に使われる言葉もなんか違うような気がします。

ワンピースにないようなことばかりで
最初から最後まで違和感に包まれてスッキリとしない映画でした。

男爵の肩にいるリリーは可愛かったですb

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

計測不能 3 2005年冬(1月~3月)アニメランキング3位
キノの旅 -the Beautiful World- コロシアム(前・後編)スペシャル・エディション版(アニメ映画)

2005年2月19日
★★★★☆ 3.6 (6)
68人が棚に入れました
テレビシリーズの第6~7話を劇場用作品として再編集したもの。今回キノが訪れた国では、巨大な闘技場が街の中央にそびえていた。そこで行われるトーナメント形式の戦いに勝利を掴んだ者が、市民として暮らせる権利を得られるという。戦わねば奴隷としての身分や処刑が待っているというその戦いに、キノは参戦を決意する……。テレビシリーズでは唯一前後編で描かれたエピソード。剣の達人である青年シズとの対決で、キノの凄腕っぷりが改めて披露される一編だ。
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