1969年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 10

あにこれの全ユーザーが1969年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2023年11月29日の時点で一番の1969年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.7 1 1969年冬(1月~3月)アニメランキング1位
長靴をはいた猫(アニメ映画)

1969年3月18日
★★★★☆ 3.6 (23)
92人が棚に入れました
フランスのシャルル・ペローの同名童話が原作。脚本に井上ひさしが参加。石川進、藤田淑子がそれぞれぺロ、ピエールの声を演じている。全編にあふれるユーモアとギャグが光り、「びっくりしたニャ」の主題歌も印象的。長靴を履いた猫ペロは、ネズミを助けたことから“ねずみを仕留めない罪"でボス猫に死刑を宣告されてしまう。それ以来、ペロはちょっとマヌケな3匹の殺し屋猫に追い回されていた。そんなある日、ぺロは二人の兄にいじめられている少年ピエールと出会う。家を出て町まで来た二人は、お城のローザ姫がおムコさんを捜しているという貼り紙を見つける。ペロは心やさしいピエールとローザ姫を結婚させるため、いろいろな作戦を計画。ピエールの真心がローザ姫の心をとらえ、あと一歩というところでお姫さまが、ライバルの魔王ルシファにさらわれてしまう。ペロのお姫さまを助ける大活躍が始まった!

63.4 2 1969年冬(1月~3月)アニメランキング2位
千夜一夜物語(アニメ映画)

1969年1月1日
★★★★☆ 3.7 (11)
53人が棚に入れました
バクダッドの水売り商人アルディンは奴隷市で一目惚れした女奴隷ミリアムを強引にさらってしまう。二人は互いに愛し合い幸せのひとときをおくるが、アルディンは富豪殺しのぬれぎぬを着せられ、二人の仲は引き裂かれてしまう。アルディンは監獄にぶち込まれるが、やがて看守長の手助けで脱獄を果たす。ミリアムの元へ急ぐアルディン。しかし、時すでに遅くミリアムはこの世を去っていた。自分を陥れたバドリーへの復讐を誓い、彼を追いかけるアルディンだったが、彼を待ち受けていたのは世にも不思議な冒険の数々だった…。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメラマ第一作、芸術性の高いアラビアンナイト

虫プロが総力あげて制作したアニメラマ三部作の第一作目。
ちなみにアニメラマ三部作とは「千夜一夜物語」「クレオパトラ」「哀しみのベラドンナ」
という三本のアート性の高い大人向けアニメ映画のことを指します

この作品は60年代のアニメですが、驚異的な出来で今でも十分通用するクオリティです
当時のことは知りませんが、相当鮮烈なイメージを残したんじゃないでしょうか
制作総指揮は手塚治虫、監督は山本暎一、美術監督にやなせたかし

とにかく豪華なキャスティングが凄い
青島幸男、岸田今日子、芥川 比呂志、加藤治子、橋爪功、小池朝雄・・・
友情出演に遠藤周作、小松左京、筒井康隆、大橋巨泉、立川談志・・・等々、多士済々
これほど恐ろしいメンバーが揃ったアニメは他にないでしょう。
上手い下手なんてもはやどうでも良いですw
まぁ下手な人結構いるけどおいそれと批判してはいけない気がするw

内容自体はアラビアンナイトの下敷きにしたもので
バクダッドの水売り商人・アルディンの数奇な運命を描いたものです
コミカルで見ていて結構面白いのですが、一つの物語としてまとまりに欠ける
ワンシーンワンシーンは非常に面白いのだけど、2時間通して見るとイマイチです
別段複雑なストーリーではないのだが、技巧に凝りすぎ、そして詰め込みすぎているんですよねぇ
娯楽性はあるものの、素直に面白いとは言いづらい

ただ実写を使った演出だったり、凄まじくエロティックな抽象描写だったり
鮮やかな作画、躍動感溢れるキャラの動き・・・諸々が凄い
芸術性もかなり高い作品なので、単純にストーリーだけでは語れない凄さがある
キャラのやりとりもコミカルで、好きな人は結構好きなんじゃないかな
まぁアニメラマの作品はどれもかなり官能的なシーンが多いのですが
この作品もエロティックな描写が目立つので、おすすめはしづらいです
キャラデザも結構アラビアンな感じで濃いですしw
アニメラマ三部作の中では、比較的視聴しやすい部類ではあると思います

投稿 : 2023/11/25
♥ : 9

アガパンサス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

古いはずなのに新しい

ところどころ実写映像やジオラマが出てくるのが新鮮でした。当時の技術でも描けるはずのシーンでわざとそれをやっており、臨場感を出しているのだなと。

ペラドンナと同様、相変わらず発想が自由です。女がヘビになり男を食べようとするとか・・・

物語はちょっと長すぎてダレてしまったような気がしますね。でも全体のつながりや構成はしっかりとつながって完結しています。

いまのアニメーターに足りないものは「自由な発想」ですね。「何でもあり」と言われる時代と言われるぐらい、彼らは「自由に発想」しているはずなのに、おかしいですね・・・

投稿 : 2023/11/25
♥ : 1

62.7 3 1969年冬(1月~3月)アニメランキング3位
ひみつのアッコちゃん(1969年)(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.4 (27)
123人が棚に入れました
加賀美あつ子ことアッコちゃんは、パパが豪華客船の船長をしているので、普段はママと二人暮し。アッコは、大切にしていた手鏡が割れてしまい、お墓をつくってあげます。その晩、輝きながら天へと登っていく鏡。そしてアッコは鏡の精から、鏡を大切にしてくれたお礼にとコンパクトをもらうのです。それは「テクマクマヤコン」の呪文を唱えると、望むものなんにでも変身できる魔法のコンパクト! お転婆で、泣き虫だけど友達思いのアッコが、気が強くてあわてん坊のモコやモコの弟で姉思いの熱血漢のカン吉、ガキ大将で意地悪もするけど人情家の大将、大将の弟の少将に、チカ子、ガンモたち仲間と加賀美家の飼い猫シッポナや赤塚家に居候中のネコのドラや動物たちと、魔法のコンパクトを使っていろいろな事件を解決していきます。

声優・キャラクター
太田淑子、白川澄子、大竹宏、市川治、高橋直子、坪井章子、丸山裕子、多岐川まり子、瀬能礼子

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

私も魔法のコンパクトが欲しかったです

「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、〇〇になーれ」
で、お馴染みのひみつのアッコちゃんです。
ちなみに変身解除は「ラミパスラミパスルルル」です。

原作はなんと赤塚不二夫先生なんですね、後から知ってビックリした記憶があります。魔法使いサリーちゃんの後番組として始まりました。

アッコちゃんの本名は加賀美あつ子です。決してアキコではありません。(笑)

鏡の精からもらった魔法のコンパクトで素敵な女性に変身できるようになりその力を生かしてアッコちゃんは人助けをしていくのです。基本コメディです。

第1作のアッコちゃんはちょっと泣き虫さんですが、後の2作、3作のおてんばのアッコちゃんより私は泣き虫のアッコちゃんのほうが好き(自分が泣き虫だったから(笑))

魔法のコンパクトは当時の女の子の欲しいおもちゃNo.1だったのではないでしょうか、女の子向け玩具が少なかったのよね(笑)

オープニングテーマもエンディングテーマも素晴らしかったです。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2023/11/25
♥ : 6

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
海底少年マリン(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (6)
32人が棚に入れました
1966年に放映された海洋冒険SFアニメ『がんばれ! マリンキッド』を改題、増補した作品。高度な医学技術と酸素を供給するオキシジェンガムの力で、海中でも自由に活躍できる少年マリン。彼は自分の父で海洋研究所の所長マリーナ博士の活動を支援。親友である白いイルカのホワイティとともに、世界の海を荒らす悪人たちに正義の戦いを挑んでいく。フジテレビでの初放送は、前作『マリンキッド』のエピソードも交えて放映。だが事情から新作エピソードの大半が未放映に終わり、1971年の日本テレビでの再放映の場で、初めて全話が放映されたという逸話を持つ。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
怪物くん(アニメ映画)

1969年3月18日
★★★★★ 4.5 (2)
21人が棚に入れました
怪獣ブームを背景にした藤子不二雄の傑作モンスターコミック、その初めての劇場アニメ版。宇宙から来た砂魔人。魔人は地球征服の手始めに、怪物ランドの王子・怪物くんの打倒を企む。体を細かい砂細胞に分裂することも合体させることも可能な魔人を前に窮地に立つ怪物くんだが……。砂魔人事件も解決したある日、ここは怪物くんの友人ヒロシくん学校・大中小学校。そのヒロシくんのクラスに、ちょっと風変わりな転校生・ハニワくんがやってきた。だが彼は並外れて道徳意識が強く、それゆえ不良たちから殴られてしまう。だがその夜、恐ろしいことが起きて……。テレビアニメ第22週目の前半「砂魔人をやっつけろ」と第3週目の後半「怪物くんとハニワ魔神」を編集した内容。EDには夏期シーズンの副主題歌「怪物くん音頭」が用いられた。「春休み 東映まんがまつり」の一プログラムとして上映され、併映は『長靴をはいた猫』ほか。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
Mr.ペンペンII(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
15人が棚に入れました
人気漫画家・室山まゆみの原作によるTVアニメスペシャルの第二弾。人間界を勉強するため、修業にやってきたペンギン王国の王子ペンペン。彼は小学五年生の少女ミカちゃんの家に居候し、そこでの生活にもなじんでいた。ペンペンはさらに人間社会に馴染もうとするが、世間知らずの王子ゆえいつも失敗。ミカちゃんを悩ませる。しかしペンペンは己のプライドにかけて、また生来の図々しさで、眼前の困難を乗り越えていく。今回は一時間枠の中で、新作エピソードを4話放映。制作は前回同様、シンエイ動画が担当した。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
ワンダー君の初夢宇宙旅行(TVアニメ動画)

1969年冬アニメ
★★★★★ 4.4 (3)
13人が棚に入れました
 虫プロが制作した、実写とアニメの合成による単発作品で、宇宙と初夢をテーマにした内容。 おじさんと年始回りにやってきた太郎くん。気がつくと太郎くんはメカニック装置のついた椅子の上にいて、しかも目の前には変わった男の子ワンダーくんがいた。ワンダーくんは太郎くんを宇宙の世界に案内する。初めて見る星の世界に次から次と疑問が湧き出る太郎くん。そんな質問にワンダーくんはひとつひとつ答えるが、やがて「宇宙の果て」が近づいてきた。
 お正月をテレビの前で過ごす子供たちのためにNHKが放映した20分の単発番組で、宇宙科学を啓蒙する側面もある。その一方で原案を提供した手塚治虫と、シナリオライター辻真先の共同執筆による脚本は、独特のファンタジー性を感じさせるものだった。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
ひみつのアッコちゃん サーカス団がやってきた(アニメ映画)

1969年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
赤塚不二夫の人気少女漫画を原作にした、東映動画(現・東映アニメーション)の魔女っ子路線2本目のTVシリーズ。その『ひみつのアッコちゃん』TV第一シリーズの、その劇場版の第一弾。 鏡の精から魔法のコンパクトをもらい、何にでも変身できる小学生の加賀美あつ子(アッコ)。そんな彼女のクラスに、山西サーカスの少年団員・守が転校してきた。同サーカスは猛獣の曲芸で有名だったが、守の父の団長はライオンの調教中の事故で死亡。今は母がサーカスを支えるが、守はすっかり猛獣恐怖症になっていた。そんな事情を知ったアッコは天使に変身し、守を励ますが。 TVシリーズ第3話「サーカス団がやってきた」のブローアップ版。「春休み 東映まんがまつり」の中で、長編作品『長靴をはいた猫』などといっしょに上映された。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
人のくらし百万年 マニ・マニ・マーチ(アニメ映画)

1968年12月29日
★★★★☆ 4.0 (2)
9人が棚に入れました
貯蓄増強中央委員会が東映動画(現・東映アニメーション)に依頼して制作した、貯蓄啓蒙のアニメ映画。 太古の人々は必要な時にだけ食物を捕っていた。だが食料を貯えたり、今後のために農作物を育たり、畜産をしてておけば便利だと、やがて気がつくようになる。そして各土地の産物が決まっていき、暮らしの集落である村が散在し始めると、今度は人々は物々交換の意義を見いだすようになった。さらに交通の複雑化も背景に、物を購入する貨幣の概念が芽生え始める。 太古からの人類の歩みを追いながら、物を貯え、増やすことの大切さを語りかけたアニメ映画。日米合作の実写特撮映画『ガンマ第3号宇宙大作戦』と同時公開された。作画監督は、のちの魔女っ子アニメ路線で大活躍の高橋信也。テーマ音楽は冨田勲が担当。

計測不能 4 1969年冬(1月~3月)アニメランキング4位
ひとりぼっち(アニメ映画)

1969年3月18日
★★★★★ 5.0 (1)
9人が棚に入れました
擬人化したリスを主人公に据えた、交通道徳を教える教育アニメ。 孤独でワガママなリスの少年ケン。彼は下校中の歩道では技と危ない歩き方をし、帰宅後は玩具のレーシングカーを衝突させていた。そんなケンは夢の中で、不思議なリスの少女ジュンと出会う。初めて友人ができた思いのケンは、現実の中でジュンとの再会を約束。やがてジュンが本当にケンを訪ねてくるが、しかし彼女の姿は、ケン以外の誰にも見えなかった……。 アニメの制作は東映動画(現・東映アニメーション)。脚本の柴田夏余は『ゲゲゲの鬼太郎(第二シリーズ)』『タイガーマスク』などでもメッセージ性の強い印象的な挿話をいくつも執筆しており、本作もそんな柴田の作家性がよくできた一編と評価される。併映は東映動画の長編アニメの名作『長靴をはいた猫』ほか。
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