1974年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 14

あにこれの全ユーザーが1974年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年10月11日の時点で一番の1974年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

65.2 1 1974年春(4月~6月)アニメランキング1位
ゲッターロボ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
191人が棚に入れました
早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していたハチュウ人類が長き眠りより目覚めて地上奪回を目指して侵攻を始めた。ゲッターロボのエネルギー源として研究されてきた、人類にとっては未知の宇宙線、ゲッター線は実はハチュウ人類を地底へと追いやった元凶だったのである。ゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国の帝王ゴールは早乙女研究所を襲った。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬、神隼人、巴武蔵の協力によって戦闘用に改装されたゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、西尾徳、吉田理保子、富田耕生、菊池紘子、神弘無、野田圭一
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

当時だからこそ出来たシビアで挑戦的な作品

1974年放送のTVアニメ。全51話。
合体変形ロボットの草分け的作品であり、ダイナミックプロと永井豪石川賢両先生が原案を担当したメディアミックス作品。
石川賢先生の漫画版は同時進行で発表されており、キャラクターの名前とロボットのみ共通の別作品と言った方が適切です。そのくらい全く違います。

当時のロボットアニメは、今のように全体の構成に体系化された王道展開が無いのが特徴ですね。
終戦から30年ほど後の作品で、恐竜帝国とは種の生存をかけて争う展開。スタッフには戦争経験者もいたのかも…と思うくらいシビアな戦争ものです。
ロボットアニメとしては玩具販促を徹底していて、各形態が常に変形しながら戦うのがすごく楽しい。少しおもちゃっぽさがありつつ戦闘内容は凝っていて驚かされます。

録画が一般的ではない時代ですから、一話完結形式で各回展開が早く内容が濃い。
作画は当時としては標準的かな?劇画的な作画も好きですし、動きや表情も生き生きしていて楽しいです。
印象的な劇伴も良いですし、後半になると人気が出たためか挿入歌が充実してきます。ささきいさおさんのゲッターソングってこんなにあったんだね…めっちゃ格好良い。
声優さんも盤石。何人かの声優さんは兼役されているので聞き分けるのも楽しいです。
昔の声優さんたちは発音と発声がハッキリしていて聞き取りやすいですよね。皆さんとても好き。緒方賢一さんは今作がアニメデビューだったそう。


【キャラクター】
「三つの心を一つに」がかなり丁寧に描かれています。
各キャラクターは全体的に味付けが濃い(笑)。皆一長一短で面白いです。
{netabare}
竜馬は基本的にリーダーとして決断力と実行力があり、自分の考えもしっかり言える印象。お父さんとのお話が凄く良かった!隼人と武蔵も竜馬が帰ってきたのを喜んでいたのが微笑ましいです。
ただ、たまに責任感が行きすぎてチームの中でトラブルになったり、苛烈な作戦を発案して視聴者をドン引きさせたりはしますが…(苦笑)

隼人って最初は何せ無口で、雰囲気出したい時も誤魔化したい時もハーモニカ吹いたりとか(笑)。言いたいことがあるなら喋ってよって思うのが面白い。
段々3人がコミュニケーションを取れるようになり、一番印象が変わるのが隼人です。災難続きの姉がいて、3年前に亡くなった母親のことを引きずっており、父親に反発しているなど、仲間がいなかったらもっと大変だっただろうなと思いますね。仲間を得て良かったなと一番感じるキャラクター。

武蔵はマイペースでムードメーカー、失敗しても愛嬌があり、時には意地を張るけど人に譲ることもできる癒しキャラ。3人がまだチームになりきれていない噛み合わない時期でも、安定して一服の清涼剤でした。
竜馬と隼人がぶつかっても、その間に入れて意地を張らなくていい空気を作ってくれるっていう印象でしょうか?武蔵がラストで死んじゃうのがわかっているので何だか最初っから切ないなあと思いつつ視聴しました。

ミチルさんは3人が戦うきっかけになるヒロイン。…なのにたまに一番男らしくなるのが好き。父親の研究に協力して一人前に戦える精神力と周囲へのフォロー力や女性らしさが素晴らしい。正直一番格好良いです(笑)。

早乙女博士がゲッターチームの父親みたいになってる所も良かった。それでいて3人を一人前に扱っているし、自分も戦いに行くし。たまにしか出ませんでしたが、妻の和子さんとの関係や会話も好きでした。最終話で死を覚悟してスーツ着る時の夫婦の会話と雰囲気は一番好き。戦時中の本土爆撃にトラウマを持つ和子さんとの馴れ初めも知りたかったなあ…
夫婦にとってはゲッターチームの3人も我が子みたいなものだろうなと思って和みました。
{/netabare}

【良かった点】
3人の心を一つに、という基本構造をとても丁寧にやっていて、チームが成立するまでに結構時間がかかっている分応援したくなりました。
そのうえで合体変形を生かした戦闘のバリエーションをやりきったのは特筆すべき点。
{netabare}ここまで徹底して3機を入れ替え続けた戦闘描写が毎回続くとは思いませんでした。お話がシンプルな分、戦闘が濃くて時間も長いです。ほとんど間延びしないのが凄い。
死者もかなり出ますし、原子力や生物兵器も登場します。科学的な考証は別にして、当時のスタッフが目を背けてはいけないと思った要素がしっかり組み込まれているのが興味深い。子供視聴者を甘く見てはいませんよね。

味方のドラマと敵のドラマも濃くて面白かったです。
一話完結で録画が一般的ではない時代なので何話にもわたって掘り下げることはありませんが、印象の強い回がかなりあります。
恐竜帝国の描写も終盤に向け切羽詰まって行って、つい両陣営を応援してしまう…。

細かい所としては、ゲッターチーム全員が早乙女博士に対して「僕」と言うのも好き。目上の人に対しては「私」か「僕」なのが、子供向けとしては気を使っている要素なのかなあと。
他のアニメに同じことを求めはしませんし、大人向けアニメならむしろ不要な部分かも知れませんが、私は好意的に取りました。{/netabare}

【勿体ない点】
{netabare}武蔵の死に方が可哀想すぎるのが…。
他の人のために戦うのは問題ないとは思います。でも最後の台詞とか悲しくなるんですよね。中盤でお母さんとの良い話があったりする分悲しみが増します…。

子供向けなのであまり人死にの重苦しい空気を引きずるのは良くはないんですけど、最初に死んだ博士の長男達人さんのことが後半全く触れられず、なかったことになっている感じが流石にどうなんだろうなあと…。

ゴール様の苦労人ぶりもどうにかならなかったのかとちょっと悲しい…。
ユラー様必要だった…?ゴール大帝の苦労が増しただけでドラマ性の拡張やスケールの大きさにも繋がらなかったのが残念でした。
ゴール大帝とゲッターロボの一騎打ち見たかったな…。{/netabare}

アニメアークをきっかけに視聴しましたが、古い作品にも今の作品には無い鮮烈な面白さがありますよね。これほどシビアできわどい内容は現代では出来ないでしょうし。
長い尺を活かしたドラマと戦闘描写が楽しかったです。


【ツイッターメモ】
{netabare}初代ゲッターロボ、dアニメでちょいちょい見てるんだけど毎回濃くて飽きないなあ。全体の構成に体系化された王道展開が無いのが70年台のTVアニメの特長かなと思うけど、それにしても毎回2回くらい出動してるし各形態コンスタントに出るし。子供向けで玩具販促アニメだからそこは徹底してるんだろうな

東映版ゲッターロボ、話がシンプルな分戦闘シーンが長くて濃い。そしてキャラも濃い…。
ミチルさん何度も拐われたりして助けられてるのに、強くて格好良い女性ってイメージ強いのが面白いな(笑)
あと武蔵の魅せ方に愛を感じる。小さい子には人気だっただろうなあ。最後死んじゃうの?え~…

隼人はだんだん喋るようになってきたけど、最初は言いたいことあるならハーモニカ吹いてないで喋ってくれ!!って何度思ったことか(笑)
竜馬、基本リーダー的で格好良いけどたまに変なことするし武蔵に辛口になるな…。バイクに一回転して飛び乗るの笑ってしまう

あと噂通りゲッタービーム効かない…(苦笑)。一撃で決まるとゲッター1だけで良いじゃん?ってなるし2と3の販促にならないから当然ではある。
ここが一気に見られるOVAとは一番違ってて、録画できない時代ならではの不自由で面白い所。


東映版は博士がすごいしっかりしてて頼れる大人だなって思う。あとリョウや隼人が博士と話すとき自分を「僕」っていうの、地味だけど子供に見せるアニメだと意識してる感じが好感度高い。ターゲットを意識して細かく配慮できるアニメ好き。

竜馬、九州男児だったなんて知らなかった…元気くんが親子良く似てるよっていうシーン好き

竜馬のお父さん格好良すぎない?しかも凄く良い人だ…
竜馬が故郷へ帰るのがショックで憎まれ口叩く元気くんめっちゃ可愛いし、竜馬が帰ってきた時の隼人と武蔵が嬉しそうなのとか良い

東映版の20話、戦後30年って当時のリアルタイムだよね…。スタッフも戦中派だろうしこういう話子供向けとしては入れたかったんだろうな…
家族の話でもあるしこういうの私は好き。どういう経緯で博士と奥さんが結婚したのか気になるな(笑)

東映版21話
テキサスマックきた!ネオとは結構違うデザインだけどメリーの戦闘機がハットになったり不思議変形で盾になるのは取り入れてるんだ…(笑)

ゲッターチームが口の悪いジャックを気に入らないのはわかるんだけどそこ意地はってる場合じゃないのでは…みたいなのはあるな。でもこの回一番気が強いのはミチルさんだと思う…


恐竜帝国と人間のはざまで揺れ動く…って東映版22話でもうやってたんだな…。戦士としてはキャプテンラドラで既にやってるから今度はパターン変えてるけど王道って強い。味付けを変えれば何十年経っても通用する。
父の葛藤は良いなあ。ゲッターって父と子の物語が縦軸の一つかもしれない。

竜馬の父が出た回があったからゲッターチームは早乙女博士が預かってる若者って側面も強いし。
そういや子供時代の達人さんも見たかったな…。子供向けで死んだキャラ引きずるのもアレだから仕方ないかも知れないけど忘れられすぎてて悲しい。

それにしても古いアニメは新しい設定とかすぐ追加されるんで戸惑う時も(笑)。
当時は録画できないから見逃したら終わりだから子供が見逃す可能性も考えて長期スパンでの構成は避けていたんだろうけど。

東映版は尺の長さ生かしてゲッターエネルギー発電所の話とか色々やってるのが良いなあ。ただ高校生にロボットに乗るだけじゃなくて死にそうな役割やらせてるのが時代を感じる。車の運転とかしてるし…(笑)

ゲストキャラが老若男女多いのが見てて楽しいんだよね
昔の長期アニメの醍醐味よ

東映版初代31話、これ今じゃ放送できないネタだけど私は好き。隼人が無茶したのは地上にメカザウルスが出たら地上が汚染されるからだよな…まあ結局地上に出ちゃうけど、先手取れたのは大きいと思う。
それにしてもゲッターチーム初期からめちゃくちゃ仲良くなったな!和むなこれ

しかも次もまたヤバいネタじゃん…
バイクで崖から落ちて隼人が竜馬と武蔵を助けるけど、誰も彼もフィジカルメンタル凄いな!?

ちょっと研究しただけで中和剤が効かない薬物作れるとか恐竜帝国の科学力も凄いし、一話20分強のTVアニメでよくこれだけ詰め込むな…。敵前逃亡した前任殺してチリュウ一族の司令官が出撃して討ち死にとか無常すぎるし

何で前任者が敵前逃亡したかって毒ガスに対抗できないからだけど、部下を見殺しにするのはダメだよね…
でもってチリュウ一族の司令官も従わない部下殺しちゃうし…まあわからないでもないけど
東映版33話、リョウと隼人のケンカ回、二人ともいい加減にしろよ!ってなるけど男の子って単純で微笑ましいなあみたいな。とはいえ君らケンカしてる状況じゃないだろとも思うし隼人くんリーダーのこと認めてはいたのねって思うのもある。

これで武蔵死んだらそりゃこの二人の友情はどうしたって強くなるよな…。二人の間に入って賑やかにして意地張らなくて良い空気作ってくれる仲間がいなくなっちゃうんだから


東映版初代、一通り見終わったんだけど濃かった(笑)!面白いけど毎回詰め込みすぎてて疲れた…。
個人的に一番格好良かったのはミチルさん。捕まっても内部工作する回とかあって、人当たり良くて女性らしいからそう見えないだけで女傑だろ!?ってなった(笑)。誰が一番脈があるんでしょうね?

カップリングについてはどっちかというと早乙女夫妻の描写で萌えた。モロ昭和の夫婦だったし少ししか見れなかったけど好みでした。お母さんが健気で最終話で博士見送るのとか切ない…。もっと絡みが見たかった。

なんか予想外の所ばっかり印象に残ってるな(苦笑)
これじゃカップリングばっか気になったみたいじゃないか…(笑)
もともと私は女性キャラのほうが好きなんだよ!男女キャラ半々のアニメが一番落ち着くけど

東映版初代の良い所はやっぱりチーム3人・ゲッター各形態の活躍が片寄らなかったこと。
3人とも長所短所がきちんと描かれたこと。
最初はミチルを理由にゲッターに乗るけど、次第に守りたいものが広がって皆のために戦うようになること。
早乙女博士が3人とミチルを大人として扱い認めていること。

3人は仲良いけど喧嘩もすること。親しくなったからこそ起こる喧嘩もあるよね。

あと、1話完結形式の良い所悪い所がすごく出てた。
前の回の悲劇を次回に引きずらないのは子供向けとしてとても良いことだと私は思う。
でも達人兄さんの話が後半出ないのはやっぱり寂しいなあ…

時代性が出ている所は私は好きなのでむしろ楽しんでた。

でもリョウの決断が結構リスキーなのが多くてヒヤヒヤした( ;´・ω・`)あれはリョウの性格なんだろうか…。あの父にしてこの子ありで納得出来る範囲越えてたなあ

あと個人的に気になった所。時代性や子供向け故にそうなっている点は除いて。

ムサシの最期は色々言われているけど、ホント切ない…。もう少し良い描写にできたと思う…
ゲストヒロイン死ぬ話3回はさすがに多いでしょ…。
あとアニメだからって高校生に車運転させるのはちょっと…(笑)

ムサシの最期が特攻は良くないのでは?って意見がスタッフから出てああなったと聞いたけど本当なのかなあ…。それにしては特攻に近い作戦や攻撃も結構してたような気がするけど…

ユラー様はあれで良かったんか?いなくても話回った気がする…ゴール様が気の毒だったよ…。{/netabare}
(2021.11.6)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 9

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

タイトルなし

「三つの心が 一つになれぇばー」
凄い人気咲くになりました。『ゲッターロボ』のシリーズです。
「G」とか「真」とか「號」なんて有りまして、OVAもかなりの数が出ています。
kainの見たのは初代とGとリメイクの何か。
 とりあえず初代の話ね。
他のは・・・多分書かないと思うので、G以後の作品で言いたい事が有る人は、ここで存分に書き込んでいってください。

まずは歌ですね。
OP曲は凄くノリが好く始まります。
END曲もOPのように激しい曲です。

次に まだロボットモノ自体少ない頃なのに、これは いきなり合体ロボですよ!
この作品が初めてでしょうか?
 しかも三体のロボットが合体するのですが、合体する組み合わせによって、三タイプになるというのですからメッチャ凄いものです。
この時代に この発想は何年も先をいっていました。
 後の作品にも多大な影響を与えたのは間違い無いでしょう。 ドリルとかw

ストーリー自体は 今でこそ平凡ですが、当時は三人のパイロットという事で、それまでに無い話も有ったと思います。

それと主役メカが交代して、すぐに「ゲッターロボG」が始まったのですが、これも後に様々な作品がマネしていきますね。

このように、その後の多数の作品の元祖的な要素を多数創った 記念的な重要作品でもあります。

 でも「G」は個人的に あんまし ・ ・ ・

OP曲と 三段変形が好かったです。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

巨大ロボットアニメ第3のエポックメイキング作品

ゲッターロボは確実にロボットアニメの流れを作った作品だと思います。

鉄人28号→マジンガーZ→ゲッターロボとなると思います。

ゲッターロボが合体ロボの流れを作ったのは間違いないのですから、イーグル号、ジャガー号、ベア号の組み合わせによって、ゲッター1、ゲッター2、ゲッター3と変形するギミックには当時驚いたものです。

そしてチームワークが揃わないと合体できない流れもゲッターロボからです。

この流れで後のコン・バトラーVやボルテスVなどの合体ロボの流れができましたね、そして、世のお父さんが合体マシンを買い揃えような世の中になっていくのでした(笑)バンダ○さんとかタカ○さんとか大喜びですよね(笑)

合体自体はウルトラセブンに出てくるウルトラホーク1号やゼロテスターがありましたが、合体してロボットにるのはゲッターロボが最初です。

原作とアニメはだいぶ違うようですが永井豪先生が凄いのは確かですね

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2024/10/05
♥ : 6

64.1 2 1974年春(4月~6月)アニメランキング2位
魔女っ子メグちゃん(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (32)
138人が棚に入れました
魔界の次期女王候補でライバル同士のメグとノン。女王にふさわしい資質を身に着ける修行のため、2人は人間界に送られ先輩魔女である神崎家と郷家の娘として暮らすこととなる。普通人を装って生活することになった2人の周囲には次々に騒動が発生し……。

声優・キャラクター
吉田理保子、つかせのりこ、大竹宏、山口奈々、はせさん治、山本圭子、千々松幸子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東映魔女っ子シリーズ最高峰作品

原作無しのオリジナルTVアニメ。

魔界の次期女王候補として修行のために人間界にやってきたメグのお話。タイトルは「魔女っ子メグちゃん」であり主人公は間違いなくメグなのだが、同じく次期女王候補であるノンの存在が本作では大きく、やや「W主人公」に近い感じもしなくもない。

近年の多くの魔法少女ものでは人間が何らかの経緯で魔法を使えるようになることが多いですが、それらとは異なりメグもノンも生来の魔女であり、出身の魔界は明確に人間界とは異世界という設定です。

が、魔界側から人間界に人を送り込むことは可能であるらしく、メグが人間として暮らす神崎家もノンが人間として暮らす郷家も、母親役をしているのは先輩の魔女だったりします。

人間に情が移って「魔法で人間を助けてあげたい」と考えるメグも、「魔法が使えない人間は下等種族だ」と考えるノンも根底のところでは「魔女の方が人間よりも優れている」と考えているとも解釈できて、メグとノンが裏表の存在であることで本作のドラマとしての魅力が増しているように思われます。

そんなメグとノンだがライバルとして反目し合うだけではなく、大きな目的のためには協力し合える理性的な関係でもあり、ストーリー的にはかなり面白いと思います。

ただ6クール(1年半)というかなりの話数の作品であるため、改めて全話観ようとすると大変かもしれないですね…。

2017.6.23追記:
私の知る限りでは、おそらく初めての「魔法少女同士がバトルする」作品です。しかも、この時点で既に「魔法を使用しない物理攻撃も辞さない(殴る、蹴る、掴む、etc.)」という原型が出来上がっているのもさすがという他はありません。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 32

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

60~70年代の、NET月曜7時の少女向けアニメ枠の金字塔ではあるけれど、メグちゃんの最大のライバルは実はノンではなく、キューティーハニーだったんで、

男子小中学生もあきらかに視聴ターゲットとして意識した、
お子様向けチョイエロ路線に梶を切ったオリジナルアニメの意欲作。

魔法使いサリーからつづく、
NET(現テレビ朝日)の少女アニメ枠でありながら、
東映魔女っ子シリーズでは異色な、お色気要素が詰め込まれていたのは、
当時ライバル視していた、同じ東映動画制作・NET放送の
キューティーハニーと張り合っていたからこその大サービスで、
男の子にとって、ハニーの視聴は背徳感があって親の目線が痛かったが、
メグちゃんは、伝統の魔女っ子シリーズなんで、
妹でもいれば何も恐れず堪能できたのがポイントだった。
(まさしく自分がそうでした。)

チョイエロにシフトするために、
主人公である神埼メグの年齢設定を中3にしたのも刺激的で、
OPからパンチラ全開、
本編でも透け透けネグリジェやらお風呂シーンやら大健闘、
ハニーのむこうを張って頑張ってくれました。

そして実は重要なことなのが、
このジャンルに詳しくないから適当だけど、
ライバル魔女=ノンが出てきたり、裁定者がいたりして
現在の魔法少女モノの原型ともとれる設定を多数盛り込んだのも、
今にして思えば、オリジナル作品ならではで、
ハニーと対抗するために智恵を絞った結果、
先見的にして、東映魔女っ子シリーズの最高傑作となったのでした。

東映魔女っ子シリーズの作品群の中で、
どれかひとつ視聴するチャンスが今あるなら、
やはり見たいのは、メグちゃんです!笑

投稿 : 2024/10/05
♥ : 22

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

魔女っ子シリーズの最高峰

魔法使いサリーから連なる魔女系アニメの最高峰。
次期魔女の女王候補の二人が
人間界で研修する事によって繰る広げられるヒューマンドラマ。
その二人が対照的なのがとても良く、
話によっては対立したり
時折共闘したりするのが良かった。
主人公のメグは性格も明るく、男勝り。
ライバルのノンは肌も青白く、いつも黒い服を着て
使い魔のネコをしっかり連れている(まさに魔女!)。

個人的にこのOPは伝説レベル。
まだ小さかった私は
「お化粧なんかしなくても、貴方は私にもう夢中。
可愛く唇開いたら、男の子なんてイチコロよ」の歌詞と
その色っぽい歌声にイチコロになってしまった、、
※現代は情報化の時代でこのOPを様々なところで
聞き直すことができるのですが、
この歌手の方はそのままキューティーハニーも
歌ってらっしゃたのですね。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 12

63.1 3 1974年春(4月~6月)アニメランキング3位
小さなバイキングビッケ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (22)
123人が棚に入れました
スウェーデン王国の児童文学作家ルーネル・ヨンソンが1960年代に著したジュブナイル冒険譚をアニメ化。バイキング・フラーケ族の族長であるハルバルには息子がいた。その名はビッケ。身体が人並みよりも大きくて力自慢のハルバルに対し、ビッケは身体こそ小さいが大層な知恵者だった。妻のイルバに苦言を呈され、名誉回復を望むハルバルは息子のビッケに石の運びくらべで勝負をしようと提案。だがその結果は頭脳を活かしたビッケの勝利に終わり、これを機に彼はバイキングの遠征に加わることを認められた。詩人のウルメたちとともに大海に躍り出るビッケ、一行を待ち受けるものははたして。本作の製作は途中までズイヨー映像が担当し、第53話以降は日本アニメーションに委ねられている。

声優・キャラクター
栗葉子、松金よね子、富田耕生、滝口順平、八代駿、里見たかし、北村弘一、和久井節緒、西尾徳、中西妙子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大きな功績のビッケw

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
内容としては、海賊を扱った、ほのぼの子供向けのアニメ。

主人公は、海賊の頭領の息子「ビッケ」であり、力はないが、口が達者で頭の回転が早い少年である。

そんな「ビッケ」が、力は強いがどこか間の抜けた、でも、温かな海賊達をリードし、様々な冒険を繰り広げていくアニメです。

ちなみに、「観終わった」になってますが、多分、全話は観ていないと思います。如何せん、ガキの頃で、記憶が定かではない(苦笑)

あにこれの区分に、「観てた」とか「観たことある」があれば良いんですが。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ONE PIECEの作者、尾田栄一郎さんが、本作のファンであるのは有名な話ですね。

ちょうど、1巻で、シャンクス達に可愛がられているルフィとか。ビッケは、ああいう雰囲気がしますね。

豪快で、陽気で、前向きで、時折、鋭い。

本来、略奪などを行う海賊に、「陽気」「正義」「和み」なんてイメージを付けたのは、大きかったと思います。

それに、当時の(同期は、デビルマン・ガッチャマン・ど根性ガエル・マジンガーZ・赤胴鈴之助など)冒険ファンタジーで、弱い(非力な)少年を、主人公にしたのは、珍しいというか、先見の明があったのでは?と思います。

ちなみに、日本語ではどちらも「海賊」ですが、ビッケはバイキングで、ONE PIECEはパイレーツですね。バイキングは、北欧の民族を指しますし。

なんにせよ、ビッケがなければ、(日本一売れている漫画である)ONE PIECEは生まれなかったらしいので、その功績は凄まじいものがあると思います。

だってねぇ、もし、ビッケが「ヴィンランド・サガ」のようなシリアスなストーリーで、ルフィが復讐のために生きてたら、こんなに全世代に愛される作品にはなってなかったでしょうし(笑)

あ、ヴィンランド・サガ自体は、原作全部買ってるほど、好きなんすけどね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 13

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

山瀬マミが熱く語ってたね昔・・・

子供が見るにはすごく面白い。
余裕で世代ではないので再放送組み。
当時安心のテレ東

ストーリー、テーマは簡単。バイキングの次期族長の天才少年ビッケ。チビでやさしくって、勇ましくもない、でも持ち前の頭の回転で数々の困難のユーモラスな船員たちと乗り越えていく。
主題歌はかなり好きだなぁ・・

投稿 : 2024/10/05
♥ : 2

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

海賊版一休さん

・・・いや、こっちの方が古いんですけどね(^_^;)

子供の頃「食事中はテレビを消しなさい」と言う父が
ビッケだけは別という我が家のルールを思い出します。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

57.8 4 1974年春(4月~6月)アニメランキング4位
昆虫物語 新みなしごハッチ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (14)
94人が棚に入れました
ついに最愛の母と妹アーヤに再会したハッチ。しかし幸せは永くは続かなかった。スズメバチたちの来襲によって母を失ったハッチは、アーヤを新しい女王にすべく母の故郷”美しの丘”を目指す。

声優・キャラクター
栗葉子、野村道子、北浜晴子、堀絢子、峰恵研、前田敏子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

驚愕の新展開( ; ゜Д゜)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
自分的、蜂レビュー、シリーズ完結編です(笑)

まあ、あにこれのあらすじにも載っているんで、ネタバレじゃないんでしょうね。



母親、死にます(驚)w



1期であんなに苦労して母親と再会したのに、1話目で、わりとあっさり逝きます(汗) これには幼心に、「そりゃないぜ~」と思っていた記憶が……。しかも、妹を新女王にするために、もう一度過酷な旅に出るとか、う~ん。

『前作の続編(続編はタツノコ初)。前作でめぐり会えた母が死に、本当のみなしごになったハッチが、母の遺言を元に、妹のアーヤと共に「美しの丘」へと旅立つ物語。前作より遙かに少ない26回で打ち切り終了した。』

と、Wikiにありました。そりゃそうだ(苦笑)

しかし、なんで私はこんなに「みなしごハッチ」を観ていたんでしょう? 多分これ、レンタルビデオか何かで観てたんでしょうが、ウチの親は、私に何を伝えたかったのでしょうか(苦笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最後は確か、ハッチや妹のマーヤ、あと、他の昆虫の仲間(子供)達だけで、(亡き母の故郷である)美しの丘に辿り着くんでしたっけ? そこで、若い世代による新王国樹立? その辺がテーマ性?

よく分からんが、一応ハッピーエンド。でもまあ、スタートがすでに最高にバッドスタートだからな~。その後に何をやっても悲劇にしかならんよね。

正直、蛇足。作らなくても良かったアニメなんじゃないかな~と。
{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 12

手乗り変態ガ~ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ほとんど覚えてないが

母親と出会う常呂は覚えている

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

50.4 5 1974年春(4月~6月)アニメランキング5位
チャージマン研!(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 2.4 (123)
343人が棚に入れました
宇宙からの侵略者を相手に、超科学の強化服を装着して戦う少年ヒーローの活躍を描くSF冒険もの。21世紀後半。地球は高度な科学文明を築いていたが、そこに侵略者・ジェラル星人の魔手が迫る。はるか200万光年の彼方から来襲した強大な侵略者相手に戦うのは、スーパーヒーロー・チャージマン研。その正体は、特殊強化服で超パワーを得た泉研少年だった。陸海空を自在に進む愛機スカイロッド号に乗った研の戦いが続く。72年の先行作『アストロガンガー』で巨大ロボットアニメを手がけたアニメ製作会社ナックが、続いて挑戦した正統派SFヒーローアニメ。平日の夕方、毎回10分で1話完結の帯アニメとして製作放映された。
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

恐怖!糞レビュー

        £

「ナレーション」
今日は「チャージマン研!」という糞アニメを紹介するんDA!
1974年の作品で全65話だけど1話実質5分半くらいのアニメなんだDA!
1話あたり50万円という低予算で作られて、
スタッフたちの熱意もまるで感じられないんDEATH! 分かるだろ?
ちなみにこの情報はwikiからパクっただけなんDA!

「タイトル」
恐怖!糞レビュー        ζ

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」

ムスカ「レビューの途中ですが、臨時ニュースを申し上げます
今日朝方、アニメレビュー投稿サイトのあにこれに何者かによって糞レビューが投稿されました」
(大事なことなので二度言いました)

研「パパ、これには何かある。僕調べてきます」

(アニメレビュー投稿サイトあにこれにて)
takarock「ふふふ、今日はいい糞レビューを投稿できたぜ」

研「これはひどい。お前、さてはジュラル星人だな!」

takarock「あっ!貴様はチャージマン研!!何を根拠にそんなことを!」

研「黙れ!僕の目は誤魔化されないぞ!こんなキ❍ガイレビューを書くのは
ジュラル星人に違いない!」

takarock「おのれ、こしゃくな。
糞レビューを広めることによってあにこれを滅ぼすという計画を邪魔しおって!」

研「やはりお前はジュラル星人だな!どうも怪しいと思っていたんだ!許さないぞ!」

研「チャージ ゴオォォォ!!!(やる気のない声)」

研「えい!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人A)「うわああああぁぁぁ!!」

研「  (光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人B)「ぎゃあああああぁぁぁ!!」

takarock(ジュラル星人C)「たぁ!!(目からビーム)」

クルクル回転しながら研「それ!!(光線銃発射)」

takarock(ジュラル星人C)「いやぁぁああああ!!」        〆

(エピローグ)
研の妹キャロン「うーん、上手くレビューが書けない~」

研「お嬢さん♪ 少しはいいレビューが書けましたかね?ふふふ」

キャロン「もう~!お兄ちゃんのいじわる~!!」

研「アハハ、アハハハハ」






















(尺余り)完。                  ξ


「おまけ(シリアスギャグについて)」


{netabare}シリアスギャグとは、シリアスな話なのに何故か笑えるというタイプの笑いです。
元々は、制作側が笑わせようとする意図のない箇所を消費者があげつらって笑う、
早い話が小馬鹿にするということだと思います。
ネットの普及によって不特定多数の他者との情報の共有化が容易になったことによって
一般化した笑いのタイプだと私は思っています。
ニコニコ動画と言えば分かりやすいと思います。

シリアスギャグには、基本的に劇中にツッコミ役など存在しません。
ツッコミ役はユーザー側が担うことになります。
それも当然の話で、ツッコミ役が劇中にいるということは、
それはすなわち、制作側の意図した笑いということになるでしょうからね。
劇中のツッコミ役に頓珍漢なことを言わせてユーザー側にツッコませるというパターンも
ありますけどね。

そもそもツッコミというのはボケが生み出したズレ(ギャップ)を修正するということです。
上方漫才のツッコミ役が発する「なんでやねん」は
何故そうなるの?という意味で使われることが多いわけですが、
これをもっと突き詰めて言うと、
「通常(常識)ならこうなのに、何故そのようなズレが生じているの?」ということです。
笑いというのは、このズレ(ギャップ)なくして成立しないでしょう。

ズレの種類(お笑いのパターン)というのは、もはや出尽くされており、
このズレはこの芸人さんがやっていたパターンといった具合にすべて分類可能だと思っています。
ですので、ズレを認識できるかどうかというのは理屈によって可能ということです。
ズレを認識できるからこそ、それに対して「なんでやねん」とツッコめるわけですから、
ツッコミ役は論理的思考能力が求められることが多いということだと思います。
本作を楽しむ為には、このズレを認識できるということがまず求められます。

ズレは認識できる。ただ、それの何がおもしろいのか分からない。
どのようなズレを生じさせるかというのは発信者の感性なり個性によって様々であり、
それを受信者がおもしろいと思うかどうかというのは、これはもう好みの問題です。
発信者が意図しないで生じさせたズレは、通常天然系のお笑いと言われます。
陳腐な作画や音楽、空気を読まないキャラの言動等、
大きな括りで言えば、本作は天然系のお笑いアニメと言えるのかもしれません。
それが自分のユーモアセンスと合うかどうかは観て判断してみてください。

2つの要件を満たした場合、本作を最大限楽しむことができると思います。{/netabare}

投稿 : 2024/10/05
♥ : 33

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

問題作。

あらすじ

やあ、みんな!チャージマン研!は1974年の4月初頭から6月末まで放送されたSFヒーロー活劇なんDA!
西暦2073年、原子力によって科学技術が発達した夢の様な近未来、人類は幸せに暮らしていたんDA!
でも、母星に住めなくなった…かわいそうなジュラル星人、彼らは移民先に地球を選んで侵略をしに来たんDA!
しかも、住めなくなった原因が日本人がジュラル星に地球の植物を植えて生態系が破壊された…とひどい話だろう?
でも、人類にとって、それは知ったことじゃない、地球は人類の物!これは、生存権を賭けた戦いなんDA!
そして、このアニメは地球の平和を守るため!悪いジュラル星人の絶滅を心に誓った、
僕らのヒーロー・チャージマン研の戦いの記録なんDA!

登場人物

 泉研
チャージマン研の正体。変身じゃなくて変装らしい。(服は変わらないのに)
正義のためなら人間に犠牲者が出てもほとんど気にしない。ていうかしょっちゅう見殺しにしている。
むしろ、ジュラル星人抹殺を楽しんでるシリアルキラー。
友達だろうと、惚れてた美少女だろうと、正体がジュラル星人とわかると即SATSUGAI!
子供らしい可愛らしさを必死にアピールしようとしているが正直ウザい。ていうかマジキチww
変身するときのKVが未だに謎。やっぱりキチガイビクトリーなの?

 泉キャロン
研の妹。おしゃまな性格。家族の名前が博、さおり、研なのに何故ひとりだけ外人っぽいのか?
キラキラネームを昭和50年前に先取りしてたのか?まさに先見の明。

 研の両親
医者の父・博と主婦の母・さおり、一見優しくて素敵っぽい親に振舞っているが、
研が間違いなく彼らの息子だと納得できる狂気が時折垣間見える。

 バリカン
ヤカンのようなボールのようなブサイクなロボット。
マスコットキャラらしいが可愛くもなければ、かなりウザい性格をしている。

 吉坂博士
通称・生足博士。日本を代表する科学者らしいが明らかに不審人物。

 ボルガ博士
かわいそうなボルガ博士。

 チントン亭
「一体何がどうなってんの?」

 ジュラル星人
演技派だが弱すぎ。撃ってくださいと言わんばかりに、胸部に的がついている。

 魔王様
頑張れ!   

駄アニメとしてこれは、ネットではカルト的な人気がありますね。
私は、二年前ぐらいに全部見ました(物好きだな…)

とりあえず…レビューを!

 物語の評価 
社会派なテーマを盛り込んでいましたが、
今でなら放送事故レベルの危ないエピソードがやたら多いです!
色々とおおらかな時代だったんですよね。

 作画の評価
古いアニメということを考えても処理とか酷くて
最低レベルだと思います。
キャラデザは、ほりが深くてやたらと濃いですね。

 声優の評価
劇団近代座のひとたちが熱演してましたね。
でも、滑舌悪すぎて空耳のネタにされています。

 音楽の評価
キチレコとかいろいろ印象的な曲が多いですね。
あと、効果音が仕事しないことで有名。

 キャラの評価
主人公の研くんが一番頭がオカシイですね。
敵であるジュラル星人のほうがよほど人間的です。

 総評
あの鉄腕アトムの丸パクリ企画、スーパータロムが原型らしいです。
興味がある方は、スーパータロムで検索してみてください。
盗作で訴えられるレベルのヤバさで抱腹絶倒間違いなしです!

このアニメは珍味としてなら十分に面白いと思います。
でもやっぱり点数で評価されるには完成度が低すぎでしたorz

投稿 : 2024/10/05
♥ : 45

こたろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

最悪・最低も、極わまるとむしろ人気になるという不思議

世に三流といわれるものは数多くあれど、三流の中でも傑出していると際立ってしまい、イジるネタとしてネット上で話題になる・・・・そういう時代ですね。
チャージマン研!は、まさにその典型例。
動画サイトなどで検索してみると、そのカルトな人気ぶりが伺えます。
「昔の作品だから仕方ない」という一言では片づけられないカオス。ネタ作品として、これ程見所が満載なのも珍しい。
ツッコミに次ぐツッコミでアッという間の5分間です。
もう、視聴してて、忙しいったらありゃしないッスw


真面目に解説するのもアホらしいですがw、一応どんな内容かと申しますと、悪い宇宙人から地球を守る正義の味方、チャージマンの活躍を描いたお話。
研という少年が変身して未来チックな乗り物や光線銃を駆使して悪と戦います。まー、”男の子用TVまんが”ではありがちな設定です。悪者が悪さをして正義の味方がやっつける、めでたしめでたし、チャンチャン♪
毎回、これを繰り返すだけの五分間のショートアニメです。(全65話)
設定や作風はごくありふれた、古臭い泡沫作品と何ら変わりはありません。

さて、そんなチャージマン研!ですが、現代になって着目されるのにはもちろん理由があります。
動画サイトで、通称「チャー研」と呼ばれて愛される本作。特筆すべきところは、やはりその品質の低さ。
崩れまくる作画、紙芝居でも再現できるような動かない動画、棒読みで早口の聞き取りづらい声優、映像とズレるテンションの低いアフレコ、気まぐれにしか入らないSE、無音になるシーンもしばしば。
毎回が放送事故?といってもいいレベルです。

映像的に酷いのもさることながら、それにも増して凄まじいのが内容の破綻ぶり。突き抜けています。
たぶん、このアニメの制作現場で重要視されていたのは、ストーリーでも作画でも演出でもなく、”五分間持たせる事”、いわゆる尺稼ぎ。ただその一点のみ。
どこかからパクってきたエピソードで合間を繋いで、時間が来たらとにかく畳む。それまでどんな話が展開されていようと、だいたい最後は「もう、めんどくせぇ」って勢いでチャージマンは敵を皆殺しにして終わります。もうね、研が変身したら問答無用の虐殺タイムの始まりです。

敵じゃない一般人でも、不都合ならもちろん見殺しにします。ヒデェ利己的な正義のヒーローですw

ネタとして笑わせようとか、奇抜なことをやってやろうという意図からくるものではなく、なんというか「子供のみるものだから、テキトーでいいや」的なやっつけ仕事の産物なんですよね、コレ。まさしく子供だまし。子供をなめんな!アニメをなめんな!!って言いたくなっちゃいますが・・・・・予算、無かったんでしょうねぇ。

そのあまりの出来の悪さに大爆笑。
悪趣味ですが、嘲笑の対象として、これほど傑出したアニメは他にみたことがありません。

視聴なさるのなら、ニコニコ動画のコメント付きで。
みんなでツッコミながらみるのが、このテの作品のお約束ですw

投稿 : 2024/10/05
♥ : 38

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
ダメおやじ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
50人が棚に入れました
『週刊少年サンデー』で連載され、三波伸介主演の実写映画も作られた古谷三敏によるペーソスサラリーマン漫画が原作。会社でうだつのあがらない日々を過ごすサラリーマンの天野ダメ助。だがそんな彼にとって本当に大変なのは、家で待ち受ける悪妻のオニババこと冬子や子供たちの無残なシゴキだった! 何とかいい父親でありたいと願うダメ助の思いをよそに、今日も会社から帰れば家族のいじめが……。そんなダメ助に平穏な時は来るのか? アニメ版の製作はナックが担当。テレビ東京(当時は東京12チャンネル)自身がはじめて製作に関与した作品でもある。主人公のダメ助は個性派俳優・大泉滉、その長男のタコ坊は名子役として名を馳せた雷門ケン坊が演じた。

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

元祖欝アニメ。儚き狂気のフルボッコ

日本における元祖欝アニメ。

赤塚作品に一種の儚さはつきものだが、
古谷三敏は、この作品で儚さと狂気を
さらに加速させた作品に仕上げている。
(初期は赤塚自身も古谷を名乗り、書いていたようだが)

社会的にも受ける精神的暴力や肉体的暴力。
そして、本来愛する者からも受ける暴力の嵐。
あまりにもツラすぎて、毎回見ていられない。
連続して見続けると何もかもが嫌になる、
本物の欝アニメ。
見ると時は、時間をおいて数話ずつ見ることを
オススメする。

ここまで精神的に追い詰めてくる作品は、
成熟し尽くしたアニメ作品の中でもなかなか見当たらない。
当時、TVで放送していたのも大らかな時代なのだろう。
特に、初期は凶暴さを越えて狂気としか言いようがない。

現在とは時代背景こそ異なるものの、
イジメや草食・肉食系とか言う言葉がある種
極まったこの現代に、不思議なほどしっくりとハマる。
逆に、当時の時代背景で、ここまでの内容の作品を
作り上げていた先見性には目を見張るものがある。
そういった意味では、この作品が奇異で異色な作品で
あったかが良く分かる。

時代を考えると、この作品に見られるような、
社会的なセオリーとの乖離や、絶対的現実こそ
シュールギャグを切り開いた道筋だったと思える。

高井研一郎(総務課山口六平太)や、
北見けんいち(釣りバカ)ら
元フジオプロのアシスタント中でも、
一番色濃く赤塚の系譜を引き継いでいたのは
古谷氏ではないだろうか?
ただ、彼自身も、現在のレモンハートにて、
ほのぼの蘊蓄路線を確立したことや、
アシが皆、同系統の漫画家になっているのを
考えると、何だかとても胸がアツくなる。

個人的には、劇場版とTV未放送の最終話を見れて
いないのが残念なところ。

漫画原作は、アニメより凶暴な部分も多いが、
逆に救いや大円団もあり、さらにカオス化している。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 4

maruo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

楽しいの対極にある作品 D

原作未読

何のために描かれたのか理解に苦しむ作品。
いや、子供の頃は理解しようともせず、ただダメおやじが家族から虐待されているのを眺め続けていました。
見ていて楽しいと思ったことも、子供ながらに考えさせられたことも全くないにもかかわらず、見続けていた作品です。(再放送でしたが)
アニメが少ない頃だったので見てはいましたが、今ならば確実に視聴を止めるレベルでした。

近頃知ったのは、原作者は古谷三敏ですが、赤塚不二夫が大きく関わっていた作品ということです。
とすると、大人だからこそ理解できる(子供向けではない)部分が多分に含まれていたのではないかとも思えます。
しかし、それを理解したいがために、今一度見てみようという気は全く起きません。
これはある意味で凄いことだと思います^^;

作中で、息子がダメおやじの側に付いた回もありますが、それがむしろこれから始まるさらなる虐待への序曲のように受け取れるくらい、子供ながらにこの家庭からは愛情を感じ取ることができませんでした。

この作品を見ると吐き気を催したという人にも会ったことがあります。
楽しいかったという人がいたらお会いしてみたいくらいです。

投稿 : 2024/10/05
♥ : 0

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

☆昭和の怪作その2

会社では無能ぶりで上司にパワハラに晒され家に帰ると鬼のような
奥さんと意地の悪い娘と息子から虐待に晒される哀れなオジサンの
ペイソス溢れる内容です。

ただなぜか笑えません。悪意のあるちょっと酷い設定ですね~哀しくなります。(>_<)



1974年 ナック

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
星の子チョビン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (9)
44人が棚に入れました
萬画家・石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)を原作に迎え、大手芸能プロダクションの渡辺企画が製作。渡辺企画が携わっただけあって、同社にかつて在籍していたアイドル歌手の天地真理が本作のナレーションを務めている。天川博士とその孫娘ルリが夜空の星を観測していると、突如として空飛ぶ円盤が飛来。その円盤に乗っていた者こそ、妖精の星フェアリースターから脱出してきた王子チョビンだった。悪党ブルンガのために星を奪われ、さらには愛するママ上とも生き別れになってしまったチョビン。ルリたちやクマんどんら森の動物の協力を得ながらチョビンは、ママ上との再会そして故郷の平和を取り戻すため、ブルンガ一味と戦い続けるのだった。本作は国産アニメの黎明期を支えた製作会社スタジオ・ゼロの最終作としても知られている。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
星の子ポロン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
23人が棚に入れました
宇宙人の少年ポロンを主人公に、社会や生活などのルールを教える情操教育アニメ。宇宙の彼方から地球にやってきた宇宙人ポロン。動物たちを気に入って地球での暮らしをはじめるポロンだが、動物の中にはみんなが困るようなことをする連中も少なくない。そんな相手にポロンは愛のムチを加え、世の中のルールを諭すのだった。本作はニュース映画などを手がけた時報映画社のアニメ制作部門・日本動画が製作した5分番組。地方で先行放映された後、関東でオンエアという経緯を持つ。ちなみに脚本には新東宝の映画『ノンちゃん雲にのる』に参加していた村山節子も名を連ねている。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
新造人間キャシャーン(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★☆ 4.0 (3)
18人が棚に入れました
タツノコプロが制作した、人間ドラマ味も濃厚なSFヒーローもののTVアニメ。その劇場版作品。 世界的ロボット工学の権威・東博士は、全人類のため高性能の公害処理用アンドロイドBK1号を制作した。だが落雷の衝撃で独自の自我を持ったBK1号は、殺人アンドロイド・ブライキングボスに変貌。東博士と同家の科学システムを支配下に置き、全人類を制圧する強大な悪夢のロボット兵団「アンドロ軍団」を編成した。こんななか、東博士の一人息子・鉄也は、自分の精神を超高性能ロボット「新造人間」の中に移植し、不死身の超人キャシャーンとしてアンドロ軍団と戦うことを決意する。だがそれは、再び人間に戻る可能性すら見えない、果てしなき戦いの日々の始まりなのだった……。 TVシリーズ第1話「不死身の挑戦者」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、特撮映画『ゴジラ対メカゴジラ』などと同時上映された。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
アルプスの少女ハイジ(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
18人が棚に入れました
ズイヨーが制作した大人気の名作アニメ。その最初の劇場版作品。アルプスの山小屋での祖父アルムとの生活にもすっかりなれた、少女ハイジ。季節はもう真夏で、ハイジは仲良しの少年ペーターが面倒を見ている羊たちの牧場にいた。だがそこに雷雨が到来。ハイジは初めて山の悪天候の恐怖を経験したが、嵐が去ったあと、木から落ちた一羽の小鳥のヒナを見つける。ハイジは祖父アルムおんじのもとにそのヒナを連れ帰り、自分の家族として育てようとするが……。内容は、TVシリーズの第4話「もう一人の家族」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、「ゴジラ」映画20周年記念作品『ゴジラ対メカゴジラ』などとの同時上映で公開された。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
柔道賛歌(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
15人が棚に入れました
梶原一騎と貝塚ひろしが1972~1975年に週刊少年サンデーで連載していた青春柔道漫画をアニメ化。 1970年代における“スポ根”ブーム最終期の作品となった。千葉県立紅洋高校に入学した少年・巴突進太。腕っぷしにめっぽう強い突進太は多くの運動部を相手にケンカで圧勝してゆく。そんな中、柔道部の主将・大東坊に苦戦する突進太だが、巴投げを駆使して逆転。これを機に柔道部へ入部することとなった。奇しくも突進太の母親はかつて“女三四郎”と呼ばれたほどの柔道家であり、この紅洋高校には彼女に敗れて自殺した兄を持つ教師・利鎌竜平がいた。兄の復讐を果たすべく自らも柔道に打ち込み、柔道部のコーチとして突進太を狙う利鎌。突進太の柔の道ははたして……? 本作の製作はトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー)が担当。作画監修の楠部大吉郎をはじめ、作画監督には川尻善昭や荒木伸吾ら実力ある面々が顔を並べていたのもトピックのひとつ。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
となりのたまげ太くん(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (3)
13人が棚に入れました
1965年に萬画家の石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)が『週刊少年マガジン』で連載したSFギャグ作品をアニメ化。原作は他誌でも散発的に掲載され、このアニメ版放送当時は、読売新聞にも連載されていた。両親や姉と暮らす小学生ヤスシの家の隣に、不思議な親子が引っ越してきた。気が弱い恐竜のポチをペットにしていることも含めて何かと不可解なこの親子、どうやら未来からやってきたらしい……!? タイムマシンを使って珍騒動を巻き起こすその子供=仰天たまげ太くんのため、ヤスシの平凡な日常は一変して大変なことに! 本作は早朝のバラエティ番組「おはよう!こどもショー」の1コーナーとして月~金曜に放映された5分のミニ番組。たまげ太の“とんがり頭が火をふく”描写は児童層の間でちょっとした話題になった。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

たまげ太くんのおとおりだぃ!!

おはようこどもショーで放映された(おそらく)5分程度のギャグアニメです
未来からやってきたたまげ太くんが巻き起こすスラップスティックコメディ(゜∀゜)
たまげ太くんが怒り心頭に達すると、たまねぎ頭が大噴火します(゜Д゜)
 
・・・ずっと記憶の片隅にあった作品なんですが「たまねぎくん」だと思っていて、原作も
藤子不二雄か赤塚不二夫だと思っていたので(実際には石ノ森章太郎)検索でHITせず
記憶の彼方に追いやられていた作品でした(゜-゜)
 
・・・どこかで観ることができるのかな?(゜-゜)

投稿 : 2024/10/05
♥ : 3

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
侍ジャイアンツ 殺生河原の決闘(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★☆ 3.7 (3)
10人が棚に入れました
梶原一騎と井上コオの原作による、プロ野球青春ロマンの劇場版・第二弾。 川上哲治監督が求めるジャイアンツ魂を少しずつ学び出してきた、野性児・番場蛮。そんな折、川上は蛮の先輩で万年二軍選手の八幡太郎平に、一つの指示を出す。それは今後の蛮のさらなる成長がため、礎になれという内容だった。川上は八幡の人柄と友情に期待を込めたが、一方で自分自身が野球選手として評価されてないと自覚した八幡にその言葉は大きなショックだった。絶望して投身自殺を図る八幡を前に、蛮は叫ぶ。それは自分が、先輩が礎になるだけの価値がある男なのかどうか、野球勝負で決闘して確かめてくれ、というものだった! TVシリーズの第14話で蛮と八幡の友情を描いた秀作編「殺生河原の決闘」をブローアップ。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として公開され、同時上映は特撮怪獣映画『ゴジラ対メカゴジラ』など。

計測不能 6 1974年春(4月~6月)アニメランキング6位
ガンとゴン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
詳細不明
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