1993年春(4月~6月)に放送されたアニメOVA一覧 21

あにこれの全ユーザーが1993年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の1993年春(4月~6月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

69.0 1 1993年春(4月~6月)アニメランキング1位
銀河の魚(OVA)

1993年5月21日
★★★★☆ 3.9 (20)
98人が棚に入れました
絵本作家、映像作家、イラストレイターとして活躍のマルチクリエイター・たむらしげるによるファンタジーもののOVA。水に囲まれた町。そこの湖に浮かぶ島に暮らす天文学者の老人と孫のユーリーは、ある夜、こぐま座の異変に気づく。ボートに乗って川をのぼる二人は人間の町、そして地球からも離脱。天の川に赴き、魔法使いトンガリと会う。トンガリと情報を交換した老学者とユーリー。実はこぐま座には、邪悪な巨大な怪魚が出現。銀河の星を襲っていた。ユーリーはトンガリから託された銛で怪魚に挑むが……。原作、脚本、監督、作中イラストレーションは全てたむらしげるが担当。ドラマよりも独特の雰囲気とイマジネーションを味わうOVA。全編がCGによる、当時としては画期的な作品だった。毎日映画コンクール大藤信郎賞など複数の賞を受賞。

Anna さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

真っ青な星空に広がる、素敵なファンタジー!

マルチクリエイター、たむらしげるによる、ファンタジーアニメーション。彼の絵本が原作で、23分のショートストーリーです。

天文学者のおじいさんと、その孫である男の子は、水に囲まれた街に2人で暮らしていた。星座たちに異変が起きていることに気づいた2人は、星を元に戻すため、ボートに乗って小さな冒険の旅に出かけるのだった…。

真っ青な海、真っ青な青空、真っ青な夜空。
同じ青色でも、少しずつ色みを変え、鮮やかで神秘的な世界を作り上げています。
遊び心のある音楽もとても素敵で、本当に癒されます。
魚の群れが飛び跳ね、水しぶきがきらきら光る様子が美しく描かれています!
水面の下に見える街の様子や、黄金の渦巻き銀河がとても綺麗で印象的。

ちょっぴりお茶目なおじいさんと、心優しい少年が繰り広げる、とっても素敵な冒険の物語です!


投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

ソーカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

心安らぐ芸術、夢の幻想美

たむらしげるのアニメーションの素晴らしさはどう説明すればいいのか・・・
私の語彙力では無理なので、とりあえず見てくださいとしか言えません(笑)
大体の人はブロードキャスターのOPだったりハウスシチューのCMの人、と言えば分かるでしょうか。
非常に幻想的で美しすぎて思わず溜息が漏れるほどの映像美。
空と水面と光のグラデーションには見入ってしまうことでしょう。
キャラクターデザインもシンプルで動きが凄く愛らしい。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

68.6 2 1993年春(4月~6月)アニメランキング2位
海がきこえる(OVA)

1993年5月5日
★★★★☆ 3.6 (272)
1270人が棚に入れました
高知の進学校から東京の大学に入学した杜崎拓は、吉祥寺駅のホームで武藤里伽子に似た女性を見かける。その後、はじめての夏休みに同窓会のために故郷・高知へと帰省する道中、拓はその高校時代を思い起こす。季節外れに東京から転校して来た里伽子との出会い、ハワイへの修学旅行、里伽子と2人だけの東京旅行、親友と喧嘩別れした文化祭。ほろ苦い記憶をたどりながら、拓は里伽子の存在を振り返っていく。

声優・キャラクター
坂本洋子、飛田展男、関俊彦

ぶっかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

感じろ!方言SEXY

ジブリ作品だが、その枠であまり評価を受けることがない本作
珍しく劇場公開でなく、TVのスペシャル版として企画された
地方から出て来て、東京で学生生活を送る主人公が
同窓会で帰京することをきっかけに、当時を回顧する

この主人公の出身と言うのが、高知県
ちょっと前にあの『幕末バカ』がブームになったことで
馴染みもあろう、土佐弁を操るかの国である
作中は見事なまでに、全員がこれで会話をするがで、独特な雰囲気が物語を覆っちゅうよ

東京で生まれ育った私としては、この手の地方を舞台にした群像劇には凄く惹かれてしまう
ゆったりと流れる空気感は心地がよく
何より前述した方言が、実際に土地の人に触れてるような錯覚をさせてくれ、非常に魅力なのだ

これはご理解頂けないかもしれないが
私の中に『方言SEXY』と言う感覚がある
その土地固有の言語を操る人に宿る艶っぽさ
京都弁等はベタな所で「色っぽいよね」なんて話を良く聞くが、もう、どこの土地だろうが無差別に、もちろん発する人の性別さえ問わず感じる、郷土愛、勝手にイメージする純朴さをバックボーンとした色気に、メロメロになってしまうのである
ちょっと、伝わってない気がするので、これを書いた今、猛烈な悪寒に襲われているが…
本作を見てこの意味を少しでも体感して頂ければと思う

と、本作のポイントはヒロイン
離婚した親の事情で東京から母の生家である、高知へ
主人公の学校へ、途中から転校して来る東京モンであるが
これが性悪wだが美人
正確に言えば、配慮の無いやり手なだけなのだが
純朴な田舎の若者達の中にあっては、図太い悪女のような描かれ方をしている
主人公は因果あって、この美人に振り回される
馳浩のジャイアントスイングを彷彿とさせるほど振り回す

関わらなければいいのに、世話を焼く主人公にイラ立つ方も多いかもしれないが
私は彼の気持ちが理解できた
だって美人ですよ。
頼られてみなさいよ、ちょっとくらい面倒だって
骨折ってやりたくなるのが、男の父性と言う本能
男って、基本そう言う生き物だと思ってるし
『ツンデレ』って言葉が定着したのも、この現象と同じラインにあることだと認識してるのですが
まぁ「男が皆お前と同じだと思ったら大間違いだよ」
って突っ込まれたら、ぐぅの音も出ないんだけど…ね♪

いい大人になった男がノスタルジーに浸るには持って来いの作品となっておりますので
未視聴なら是非どうぞ

投稿 : 2024/04/27
♥ : 31

きつねりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

一人語り青春アニメの名作

何度も見ている、そしてこれからも何度も見たい作品のひとつ。ジブリの中では最初は「ふーん」くらいだったけど大学生、社会人といった年代になってバシバシ刺さる作品になりました。

自分の周りが全てだと思ってた世界が意外と狭かった、人生を揺るがすような悩みも見方を変えてみたらなんてことはなかった、時間が経つと苦い思い出もいい思い出になったといった大人あるあるが続々とぶち込まれ、今では到底出来ない無茶を平気でやっていた昔を自然と思い起こさせるような絶妙なラインのエピソードの数々が描かれます。

主人公・拓の自分語りも適度かつ印象的に挟まれ、最後のシーンのセリフは名言だと思います。そこからのエンディングも最高。

そして終盤・港の夕暮れのシーンが最高にエモいと付け加えておきます。あそこで「海になれたら」のBGM流すのは反則・・・

後はバリバリの土佐弁の存在感が後を引きます。クセになる。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 17

パンパンパン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

あぁ

懐かしぃ!!!!
とうとう再放送しましたね!
これはかなり評価が分かれるみたいだけど、りかこをどう感じるかが分岐点だと思う。

単純に言えば、家庭内で、いろいろ複雑な悩みを抱えたヒロインに振り回されて翻弄されるが惹かれてく主人公の話!なのだけれどね。

彼女のわがままさに焦点が合い過ぎる人はだめでしょう・・・
知り合いはリカコに反感があるよう・・?
さり気無く進めたけど、だめだったね・・・
人選ぶよね。
なんとなくわかるけど・・・
ハリーポッターの話がでてもね・・・
・・・




アニメかどうかは個人的に基本的に関係ないのだけれど・・・

まあ、ある種の偏見は無くなって欲しいよね!









未熟な思春期の未完成なそしてわがままさの行動・・・



何を想い何を求め、どう行動し・・・



あぁ・・・青春ですね!!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 10

67.3 3 1993年春(4月~6月)アニメランキング3位
ぼくの地球を守って[ぼくたま](OVA)

1993年4月1日
★★★★☆ 3.7 (99)
571人が棚に入れました
少女たちの間でひそかな前世ブームを呼んだ人気少女漫画をOVAにしたもの。東京の高校に転入してきた少女・坂口亜梨子(ありす)は、知り合ったふたりの少年が同じ内容の夢を見ているということを聞かされた。彼らは夢の中では別の名を名乗り、月の基地から地球を見守っているらしい。しばらくして、亜梨子もまたふたりの語った世界に自分がいる夢を見る。それは三人の前世を示しているのか……、他の仲間もまた転生しているかもという可能性を探るため、雑誌の投稿コーナーで呼び掛けることに。一方で、亜梨子の隣に住む悪ガキ・輪は転落事故に遭って以降、超能力を用いて暗躍を開始する。

sho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

見るごと理解が深まる作品

視聴1回目
 あまり意味が分からずただ毎回気になって見ていました。

視聴2回目
 なんとなく意味が分かってきました。

原作読破1回目
 アニメの続きなども見ることができ、
 更に解釈が深まりました。

視聴4回目
 原作を読んだので、
 色々な事が見えてきました。

原作読破2回目
 自分自身の心が成長したのか、
 色々考えるとこがあり涙が止まりませんでした。

視聴5回目
 またまた涙が止まりませんでした。


まとめると、
何回か見ないと理解できない作品ということです。

見る毎に本当に新しい発見ができるので、
ぜひアニメ見て、原作見て、アニメ見るというとこまで
して欲しい作品です。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

前世にまつわる人間たちが示す未来への道標。

もう20年以上も前の作品だというのに全く色褪せないものだと思いました。
名作は時代を超えて評価されるということを実感します。



主人公の坂口亜梨子(さかぐちありす)は、隣に住む少年・小林輪を誤ってマンションのベランダから突き落としてしまう。

そのことを切っ掛けに前世の記憶が甦り能力に目覚めた輪や、

同じ夢を共有し合っているというクラスメイトの小椋迅八(おぐらじんぱち)と錦織一成(にしきおりいっせい)らと出会い、

彼女は前世を共有するという人間たちの因縁に巻き込まれていく・・・・
というのがあらすじです。



見る前は前世を共有するなんてロマンチックだなあなんて思っていたら、そんなに甘いお話でもなくてけっこうショックでした。

彼女たちが前世暮らしていた月面基地の人間関係は愛憎に包まれていて、決してメルヘンではなく複雑なものでした。


もちろんその複雑な関係は現世でも無関係ではなく、お互いの前世を知ってしまった時から再び苦悩に包まれるのです。


前世と現世と来世。この全てが相互に作用しあう様が非常に巧く描かれていると思いました。


ただ、このアニメ決してBL作品ではないのですがナチュラルにそういった描写を盛り込んでくるので苦手な方はご注意ください。

自分はそういう気はないのですが、なんだかあまりにも美しいので危うく目覚めそうになりました(笑)



こういったミステリアスなテーマに合った映像、そして音楽のレベルが非常に高く、視聴者を作品の世界に引き込みドップリと浸らせるだけの魅力が詰まっています。


EDテーマの「時の記憶」。
この曲は皆さんが触れているように菅野よう子さん作曲によるものですが、本当に見事の一言。

歌っている方の歌声はもちろん、間奏などから感じる壮大な表現力は聴いていて鳥肌が立ちました。



ただ、やはり6話だけでは上手くまとまっているとは言い難いです。
最終話である6話は特に、これを見ても話の帰結を理解できるとは思えません。


登場人物の出番の比率に偏りがある所も残念ではあります。

前述の小椋くん・錦織くんはまだいい方で、前世で関係する国生桜(こくしょうさくら)や土橋大介はほとんど描かれていません。


あと最大の難点は、この作品は輪くんと亜梨子が話の核になっているのに肝心の亜梨子がおざなりになってしまっている所でしょうか。

もっと亜梨子ちゃんが他人と交流する場面や覚醒する様子をアニメで見てみたかったと思います。



その分アニメでクローズアップされていた笠間晴彦くんはお気に入りのキャラになりました。

晴彦役の山口勝平さんはらんまや新一のように活発なキャラを担当することが多いだけに、晴彦のようなか弱い美青年を演じていること自体新鮮でした。

でもこういった繊細なキャラでこそ光る勝平さんの魅力に気づかされ、
また晴彦というキャラ自体がもつ力強さと儚さに魅かれました。


あと彼の知り合いの薬師丸未来路(やくしまるみくろ)くんも二枚目でクールな所がカッコイイと思います。
無愛想に見えて人間味溢れた性格がギャップで良いです。声優さんが関俊彦さんなのも個人的に有り難い。



サクっと見られるライトな作品でなく、深く雰囲気に引き込まれるような作品を求めている方には、正にうってつけのアニメだと思います。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 12

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

夢に楽土を求めたり

あれ、書いてなかったのかぼくたまのレヴューと
今になって気がつきました。もしかすると私の中で
一番好きな漫画かもしれない、僕の地球を守って。

こちらのアニメは途中までしかありませんので、
ご注意下さい。でも、漫画(原作)ファンの方は見て損はないです。
動いてるアリスが!輪が!となることうけあいです。

原作を全く知らなくて、子どもの頃、夏休みアニメ劇場で
見てはまってから、漫画を全巻買ったんだなあ。懐かしい思い出だわ。

EDは管野よう子さん作曲の時の記憶。
この曲は、何度も何度も聴きました。
透き通る歌声に、響き渡る曲。この作品にぴったりです。

声優さんも豪華。あら、このキャラがこの人だったのね!
と大人になってから知ったりして。時間の流れを感じます。

長くなりましたが、原作もこちらもオススメしたくて
たまらない作品のひとつです。

PS
木蓮のお父さんの声優さんてあの人だったのか!!!!
まじか!!!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

66.7 4 1993年春(4月~6月)アニメランキング4位
今日から俺は!!(OVA)

1993年4月1日
★★★★☆ 3.6 (64)
281人が棚に入れました
同時に美容院と理髪店から出て来たふたりの高校生は一時間前とは見違えるヘアスタイルになっていた!金髪パーマの三橋、バリバリ・ウニ頭の伊藤。それぞれ千葉県の新興住宅地にある軟葉高校への転校をきっかけに”今日からツッパリ”を決意したのだ。その翌日。軟高2年4組の派手な転校生2人は、一躍全校に名を轟かすことになった。シメにかかる番長グループも、正義感・伊藤とヒキョーな三橋の攻撃の前に敗退。軟高を支配下にいれた2人だが、彼らの本当の試練はまだ始まったばかりであった…。

ANK2gou さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タイトルなし

原作未読。OVA全10巻

第1巻 (サブタイトルなし)     約60分
第2巻 夕陽に赤いヒキョー者  約45分
第3巻 日本一のワガママ男   約50分
第4巻 なのに あなたは京都へ行くの! 約55分
第5巻 名もなく 貧しく ズルッこく  約37分(以下同じ)
第6巻 逆襲・暴徒たちのララバイ
第7巻 マブダチ作戦 GO! GO! GO!
第8巻 道場やぶりをブッ飛ばせ!
第9巻 ワンス・アポン・ア・タイム・イン千葉
第10巻 極道のつまはじき達

不良の話だが基本的にギャグ、コメディー路線なのでシリアス場面でも酷いグロ表現などはなかったはず。(随分昔に見たので記憶が曖昧)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 1

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
仮面ライダーSD 怪奇クモ男(OVA)

1993年3月22日
★★★★☆ 3.7 (8)
44人が棚に入れました
特撮番組「仮面ライダー」シリーズのヒーローや怪人たちをSDキャラクターにした『仮面ライダーSD』。コミックや玩具などで幅広く展開された同作だが、このOVAもそのメディアミックスの一環として制作されたもの。ちなみに本作の怪人であるクモ男は、本家『仮面ライダー』第1作の第1話に登場した敵。 みんなから“おやっさん"と慕われている初老の立花藤兵衛とともに暮らしている正義の戦士SDライダーズ。だがそんな彼らの前に、悪の巨大組織グランショッカーが出現。グランショッカーは最強の改造人間を生み出すため、世界中の優秀なスポーツマンを拉致していく。そしてその魔の手は仮面ライダーBLACK RXが憧れる少女ミチルにも伸びた……。 本作のトピックは本家「仮面ライダー」シリーズの育ての親でもある脚本家・伊上勝の息子・井上敏樹が脚本を担当した点。平成「仮面ライダー」シリーズでも活躍の井上だが、このOVAは彼が携わった初の「仮面ライダー」でもある。なお本作の立花藤兵衛は、実写版と同じ小林昭二が演じた。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
ドラゴンハーフ(OVA)

1993年3月26日
★★★★☆ 3.7 (6)
36人が棚に入れました
主人公ミンクはドラゴンと人間のハーフであるドラゴンハーフ。アイドル騎士ディック・ソーサーに一目ぼれするが、ソーサーはドラゴンスレイヤーであるためにこのままでは決して結ばれない。ピド=ポーションという人間になるための秘薬を探しにミンク、ルファ、ピアの3人で冒険の旅に出発するが、ピドの街は大魔王アザトデスに支配されピド=ポーションも独占されていた。人間になるための冒険を続けるうちに大魔王アザトデスと、その一族を戦うことになる。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
魔物ハンター妖子3(OVA)

1993年4月11日
★★★★☆ 3.6 (4)
32人が棚に入れました
美少女伝奇アクションとして90年代前半に高い人気を誇った、OVAシリーズ第三弾。 妖子がある晩、夢に見たのは絶世の色男・美龍からのプロポーズ。妖子はただの夢だと思っていたが、突然招かれた異世界で美龍の存在を確認する。そして、美竜が龍王によって宝珠の中に閉じこめられたことを知ると、彼を救出に向かう。見事恋が成就すれば、処女にしか務まらない魔物ハンターの職務から解放されるかも? そんな願いを胸に抱く妖子は、戦いの中で同じく龍王に封印されていた柳姫を助けた。彼女と美龍の関係とは? 発売当初はシリーズ最終作としてアナウンスされていだけに、アクション&お色気共に見応えある一作に仕上がっている。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
雲界の迷宮ZEGUY(ゼガイ)(OVA)

1993年5月21日
★★★★★ 4.3 (2)
30人が棚に入れました
歴史上の有名人が多数登場し繰り広げられるスペクタクルロマンス。前後編からなるOVAとして発売された。 女子高生・美希と親友のさやかは、ある日突然乗っていたバスごと異世界にトリップ。そこは雲の上に広がる「雲界」と呼ばれ、神の力を得られるというゼガイの門を開けるための巫女と称されたさやかは、野望に燃えるヒミコに狙われ拉致されてしまう。彼女を助けるため、その地で戦っていた土方歳三や平賀源内の協力を受け、自らも戦う決意を固めた美希。そんな彼女自身もまた、ゼガイの門を解き放つ鍵らしいのだが……? 80年代にアニメーターとして名を馳せた影山楙倫が原作・脚本・監督を務めた一作。悪役として、かの諸葛孔明やダ・ヴィンチなども姿を見せている。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
MINKY MOMO in 夢にかける橋(OVA)

1993年5月21日
★★★★★ 4.1 (4)
23人が棚に入れました
人気魔法少女アニメの第2シリーズから派生したOVA作品。 とある大きな橋で誰かを待ち続けているモモは、そこで同じく待ちぼうけをくっている少年と知り合う。その橋には言い伝えがあり、ここで知り合った者はたとえ別れ別れになっても必ずまた逢えるらしい。少年はそのことを信じずにその場を去ったが、モモは彼との再会を願って来る日も来る日も橋で待ち続けた。やがて季節は巡り、橋の上では様々な人間模様がモモの眼前で繰り広げられていく……。 スラップスティックな雰囲気の強かったTVシリーズとは異なり、しっとりとした味わいの一編。モモ以外お馴染みのキャラクターは一切登場せず、見せ場なはずの変身シーンすらないという異色のエピソードだ。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
機神兵団(OVA)

1993年3月25日
★★★★☆ 3.2 (7)
20人が棚に入れました
和製レトロフューチャーな世界観で作られた異色のロボットアニメ。OVAとして全7巻が発売された。 時は1937年。襲来してきた異星人のオーバーテクノロジーを回収した人類は、さらなる侵略を予期して三体の巨大人型兵器を保持する「機神兵団」を設立。一方、機神を稼働させるモジュールをひそかに運搬していた鷹村博士一家は、列車で移動中に関東軍とエイリアンの襲撃を受けた。ひとり生き残った息子の大志を救うべく、機神兵団が出撃する! SF作家・山田正妃の手掛けた原作をモチーフとして、このアニメ版では新たに少年主人公・大志を設定し、冒険活劇の要素を強くした。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
砂の薔薇(デザート・ローズ) 「雪の黙示録」(OVA)

1993年4月25日
★★★★★ 4.3 (2)
15人が棚に入れました
戦場を舞台とした作劇を得意とするマンガ家・新谷かおる原作のミリタリーアクションをOVA化したもの。 胸元に薔薇の形の傷痕をもつ「薔薇のマリー」。テロリストによる空港爆破事件に巻き込まれ、夫と息子を失ってしまった真理子・ローズバンクの通り名だ。そうした経緯から彼女はテロリズムそのものを何よりも憎み、女性ばかりで構成された傭兵部隊CATの指揮官として世界中を駆け回っている。今回のミッションは、スイス山岳地帯における各国首脳会議の警護だ。いずれ劣らぬプロフェッショナルだが普段のノリが軽いCATの面々は、果たして巧妙に用意された敵の策略を見抜けるのだろうか? 新谷かおる自ら本作のために脚本を書き下ろしており、45分の中編ながら見どころの多い内容となっている。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
がんばれゴエモン 次元城の悪夢(OVA)

1993年3月26日
★★★★★ 5.0 (1)
14人が棚に入れました
ゲーム玩具会社KONAMIの看板作品である「がんばれゴエモン」シリーズを原作としたアニメ作品。「ゴエモン」シリーズと同じKONAMIの代表作品「グラディウス」シリーズなどのパロディ要素も取り入れられている。本作は元々1991年の「ゴエモン」生誕5周年キャンペーン用の賞品として一部に流通されたものだが、1993年にOVAとして正式にリリースされている。 弱い者を見捨てておけない義賊のゴエモンが住む町に、謎のUFOがやってきた。その結果、町には不気味な城塞=次元城が築かれ、城主のじゃばはみんなのアイドルである女の子おみっちゃんをさらっていった。これを一大事と見たゴエモンは相棒のエビス丸を連れて次元城へと潜入。3つの階層に分かれた次元城をゴエモンたちは攻略できるだろうか? 本作の実制作はAICが担当。三橋美智也が歌う「ゴエモン」のテーマ曲「ゴエモン音頭」をEDに使用。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
KO世紀 ビースト三獣士II(OVA)

1993年5月21日
★★★★★ 5.0 (1)
13人が棚に入れました
人気TVアニメ『ラムネ&40』のスタッフにより制作されたOVAシリーズの第二弾で、全四巻にて完結している。 かつて地球を滅ぼしかけたという「ガイア」という存在を巡って、ワン・ダバダを始めとした半獣人「ビースト」の少年少女たちと、人類の生き残り「ヒューマン」の争いはますますヒートアップ! 先の戦いで神霊王という絶大な力を手に入れたビーストに対し、ヒューマンを率いるツアー・マスターはC・シーガルという強力な刺客を送り込む。仮面に隠されたその素顔は、どうやらワンたちと共に旅をするヒューマンの少女ユーニと、なんらかの関わりがあるらしい? 前シリーズよりも激化したロボットバトルが見もの。なお新シリーズとなってテーマソングも一新され、ローリー寺西の参加するバンド・すかんちが担当することになった。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
お洒落小僧は花マルッ(OVA)

1993年4月23日
★★★★☆ 4.0 (2)
10人が棚に入れました
少女漫画誌「マーガレット」に連載された安積棍子の同題恋愛コミックを約30分のOVA化。「マーガレット」「別冊マーガレット」の著名コミックをOVA化する「マーガレットVIDEO」シリーズのひとつとしてリリースされた。ファッションにこだわる主人公・寿のキャラクターを重んじ、わずか30分の中で彼女が16着もの洋服を着こなしている点も見どころ。不二家寿はファッションにちょっとうるさい14歳の女子中学生。ある時、寿は自分が憧れている原宿裏通りのブティック「ガロピーヌ・エ・ガロパン」のオーナー兼デザイナーの国重穂高と喫茶店で相席になる。そこで寿は穂高の彼女に立候補! ……だが、もののはずみで20歳の大学生だと余計なウソまでついてしまう。それでも何とか寿は穂高の心に少しずつ近づいていくが、彼女の両親からの電話でウソがばれてしまい……。本作の実制作はマッドハウスが担当した。寿は三石琴乃が演じている。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
SINGLES(OVA)

1993年5月28日
★★★★☆ 3.4 (2)
10人が棚に入れました
「別冊マーガレット」で連載された藤村真理の原作による同題少女恋愛コミックを約30分のOVA化。「マーガレット」系列作品のOVAシリーズ「マーガレットVIDEO」のひとつとして刊行された。高校時代の先輩にして姉・乃梨子の恋人でもある風見要への片想いを断ち切ったはずの少女・咲坂早紀。だが要のいる大学に入学した早紀に対し、要は彼女の想いをよそに自分が所属するビデオサークルに勧誘。彼は今度のビデオコンクールの出品作用に早紀を撮りたいという。そんな中、早紀は要が乃梨子と別れて互いにシングルとなったことを知る。それでも要への想いを隠し続けようとする早紀だが、同じビデオサークルの新入生・立花は彼女の心情を察し……。本作の実制作は他の「マーガレットVIDEO」の『A-Girl』などと同様にマッドハウスが担当。主人公・早紀は皆口裕子が演じた。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
あなたが振り返るとき(OVA)

1993年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
10人が棚に入れました
花井愛子の原作による小学館「パレット文庫」の同題少女小説を約30分のアニメ化。脚本と監督も原作者の花井が手がけている。 海堂高校の入学式で新一年生となった女子・水穂は3年生のハル先輩こと石田晴彦に一目ぼれ。水穂は運動が苦手なのにも関わらず、ハル先輩がスキー部のキャプテンをしているという理由だけで同部に入部してしまった。それでもまだ片思いのままの日々を過ごす水穂だが、大親友の華名子は彼女の恋を成就してやろうと気配りするが、ハル先輩の卒業は次第に近づいてきた。そんな中、水穂は晴彦の幼なじみである秀継と……? 本作は第1話「FU・WA・FU・WA」、第2話「ホワイト・バレンタイン」そして第3話「神様のシナリオ」の全3話で構成。第1話は水穂、第2話は華名子それぞれの視点から描いていた。本作の実制作はグルーパープロによるもので、晴彦の友人・秀継の役として俳優の宮下直紀が特別出演している。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
キキとララのお姫さまになりたい(OVA)

1993年4月21日
★★★★☆ 3.7 (3)
9人が棚に入れました
1975年の初デビュー以来、サンリオの代表的キャラクターとして不動の座を確立している姉弟のキキとララ(通称はリトルツインスターズ)。約30分の本OVAはそんなキキとララを主人公にした、ミュージカル仕立ての作品である。「サンリオアニメーションシリーズ」の第18巻として刊行された。 遠い宇宙にあるという美しいゆめ星雲。そこのおもいやり星で生まれたキキとララは元気で心の優しいふたごの姉弟。そんなお姉さんのララがあこがれるのはゆめ星雲のお姫様だった。はたしてララの願いはお星様に届くのだろうか……。 本作は1993年に連作されることとなった「キキとララ」OVAシリーズの第1弾でもある。演出と脚本は本シリーズの後の2作品(第2弾の『~ヘンゼルとグレーテル』、第3弾の『~白鳥座のお姫さま』)も手がける波多正美と渡辺麻美がそれぞれ担当した。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
愛物語 9 LOVE STORIES(OVA)

1993年6月1日
★★★★☆ 4.0 (2)
9人が棚に入れました
1992年に発売されたOVA作品。『沈黙の艦隊』『ジパング』『太陽の黙示録』などの人気作品で知られる作家・かわぐちかいじのショート・ラブストーリーを原作としている。骨太で社会派なイメージが強い同氏には珍しく、大人の恋愛模様を描いた内容となっている。サブタイトルにもあるように、9つの物語で構成されたオムニバス作品。1991年には実写作品も制作されており、主題歌には山下達郎氏の名曲「GET BACK IN LOVE」が採用されている。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
FIGHT!!(OVA)

1993年6月18日
★★★★☆ 3.7 (2)
8人が棚に入れました
『八犬伝』などの代表作を持つ漫画家・碧也ぴんく原作の同題コミックをOVA化。原作者自身が用意したプロットをベースに制作され、原作コミックの挿話的な構成となっている。鬼を発見するために異世界の地界から天界(人間界)へやってきた刑部の青年・隠部(いんべ)月之丞。彼は幼き時からの因縁で結ばれた人間界の高校生・日座(ひぐら)陽之介と力を合わせ、日座家に伝わる刀=地天泰を武器に鬼退治の任に就く。それから三ヶ月が過ぎたある時、陽之介と月之丞が口喧嘩をしたことがきっかけとなり、月之丞が宿っている地天泰の小柄を陽之介は落としてしまう。これを拾った老人により小柄は古道具屋の店頭に並べられるが、それを買ったのは何と鬼が宿った画家の男。月之丞がいないことに気づいた陽之介は、必死になって心で呼び合うが……。本作の実制作はJ.C.STAFFが担当。キャラクターデザインは大貫健一が手がけた。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
なんぼのもんじゃい!2 ヤンキー愚連隊(OVA)

1993年5月28日
★★★★★ 5.0 (1)
7人が棚に入れました
個性的なギャグ漫画を描くことで定評のある、どおくまんプロ原作のヤンキー漫画を題材にしたオリジナルビデオアニメ作品のシリーズ第2弾。主人公は大阪の札付き暴走族の鬼羅舞。彼らは爆笑ギャグ満載で、スケベ・フルスロットルの珍騒動を巻き起こしていく。本作は、「凄腕レディースとズッコケ男族」「天下無敵のゾク魂」の2話を収録。監督に『プラレス3四郎』『ゲッターロボ』などを手掛けた落合正宗、脚本を『戦闘メカ ザブングル』の荒木芳久と『ゲゲゲの鬼太郎(第1シリーズ)』の安藤豊弘がそれぞれ担当している。

計測不能 5 1993年春(4月~6月)アニメランキング5位
念仏物語(OVA)

1993年4月1日
★★★★★ 5.0 (1)
6人が棚に入れました
浄土真宗の教えを解りやすく説くことを目的に、本願寺出版とビジュアル80が企画制作したアニメビデオシリーズ。お釈迦さまの種々のエピソードをアニメ化したビデオアニメシリーズ『仏典物語』に続くものとして企画された。浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のエピソードの紹介がテーマとなっており、「蓮如さま」(上)(下)、「恵信尼さま」「歎異抄」などのタイトルがリリースされた。当初は10数巻のリリースが予定されていたが、最終的に全7巻でシリーズは終了している。
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