1999年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVA一覧 48

あにこれの全ユーザーが1999年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月27日の時点で一番の1999年冬(1月~3月)に放送されたアニメOVAは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

79.8 1 1999年冬(1月~3月)アニメランキング1位
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 追憶編(OVA)

1999年2月20日
★★★★★ 4.1 (500)
2910人が棚に入れました
主人公剣心が、“人斬り抜刀斎”になるまでの経緯、雪代巴との出会いから別れ、そして不殺を誓うまでのエピソードが描かれているOVA作品。主人公が技名を叫ぶ等の漫画的な演出は排除され、徹底した脱少年漫画演出が施されている。また、テレビアニメや少年漫画誌では表現が困難と思われる、人が刀で串刺しにされたり、大量の血が飛び散るといった凄惨なシーンも目立つ(DVDでは、最初に「過激なシーンが含まれる」と出てくる)。第1幕 - 第4幕と、追加カットを収録した特別版は、アメリカの年間DVD売上チャートで7位を獲得するという快挙を成し遂げた。

ジョニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

海外でも評価が高い作品

自分はTVアニメ版は子供頃に見て、それ以来OVAの存在を知らずにいましたが、キャラクターデザインの細かさから伝わるスタッフの意気込みが伝わってきたので見てみました。

結果、今まで見てきた作品において唯一クラナドAFとガチでタメはれる歴代最高のアニメだと思っています。
とてもセルアニメ時代の良さがでていて背景からキャラクターとその動きに至るまでかなり作り込んであり、それに見合うだけのストーリーと演出がマッチしていて、見ている側を引き込みます。
ブルーレイが出たら即買いします。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

原作を知らなくても単品で楽しめる!感動の時代劇

るろうに剣心のOVA作品。
海外では、アニメ以外のDVD作品を含めて、7位を取ったこともあるほど人気作だそうです。


もともと熱い少年漫画のるろうに剣心。
そこから「熱さ」を取って、スパイスを加えたら「切なさ」が残りました。

必殺技名を叫ぶような少年漫画チックな部分がなくなり、時代劇を見ているかのような、シリアスな展開が繰り広げられます。

時代は幕末。
長州藩維新志士の裏で暗躍した人斬り抜刀齋の人生を描いています。
歴史上の人物として実在してもおかしくない、そんな「人斬り抜刀齋」の物語。

アクションアニメとしては、一瞬の判断力、体格差をカバーする身のこなしなど、見事な殺陣が見所。
例えば、
{netabare}
・刀を抜かず、鍔で剣を受け、反動を利用して目つぶし、バランスを崩した相手を抜刀で斬り込み、両手を添えて押し斬る
・2人を強襲し、先に剣を抜いた方に斬り込むと見せかけて、横にジャンプ、剣を抜くのが遅れたもう片方を先に斬り倒し、最初に空を斬ったもう1人を後から倒す
・階段を利用し、高所からのジャンプによって、刀ごと相手を斬る
{/netabare}
職業として人を殺す、人斬り抜刀齋の才能と冷徹さが、ひしひしと伝わってきました。

そして、中盤、愛情と憎悪の中で揺れ動く人間ドラマ。
{netabare}
自らの仇に愛情を抱いてしまった巴と、そうとは知らずに巴と夫婦生活を続ける剣心。
{/netabare}
全てを知った人斬り抜刀齋は、何を選ぶのか。
そして、頬に付けられた傷の謎とは?
{netabare}
最後の十字傷を巴が付ける、この改変はお見事。
「生きたい」という執念によって付けられた傷を断ち切るように付けられた2本目の傷。
これは巴の復讐でもあり、許しの証でもあった。
すばらしい解釈の仕方だと思います。
{/netabare}

原作でも出てくるエピソードをうまく調理し、上質なアクション・人間ドラマとして完成された作品です。

もちろん原作に沿ったエピソードのため、一部ネタバレになっているのですが、見たからといって原作の魅力が損なわれるわけではありません。
面白さの方向性が違うので、原作は原作、OVAはOVAとして楽しめます。

原作を全く知らなくても、十分に見応えのある作品です。
おすすめですよ!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 40

Nakei さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

原作と雰囲気は違うが、とても良い作品

OVAとして完成度の高い作品です。

ストーリー的に大筋は原作と同じですが、原作の遊びの面は一切なくなっているので、内容はとてもシリアスです。音楽・作画など全体的に暗いものになっていますが、雰囲気作りが徹底しており、とても見応えのある作品となっています。雪代巴役の岩男潤子さんの演技も良いです。そして何よりも、十字傷に関しての演出が素晴らしい!原作とは違った演出になっていますが、個人的にはこちらの方が好きです。

全4話で起承転結がしっかりとしているので、原作ファンはもちろん、原作を全く知らない人でも楽しめると思います。OVA4話をまとめた特別編がありますが、1話1話区切られている方がより演出を楽しめるのでオススメです。

多くの人に見てもらいたい傑作の一つです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 6

68.7 2 1999年冬(1月~3月)アニメランキング2位
真ゲッターロボ 世界最後の日(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.9 (86)
431人が棚に入れました
宇宙生物インベーダーとの戦いはゲッターロボの活躍で終結した。それから3年後…倒されたはずのインベーダーが地球圏に再度出現。さらに、ゲッターロボ開発者であり、流竜馬(実際は神隼人)によって殺害されたはずの早乙女博士が復活。ゲッタードラゴン軍団を率いて、人類に反旗を翻す。これに対し、解散していたゲッターチームのメンバーが、そして、早乙女殺しの罪で投獄されていた竜馬が、早乙女に立ち向かう。
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

イントロで完全燃焼させるHEATSというアニソン

スパロボ常連で御三家のゲッターですが、実はハッキリ見た事はなかったのでこの際と思い視聴してみる事にしました。
一言で紹介すると、3人のパイロットで3種の変形合体が可能な、ゲッター線という謎動力で動くゲッターロボとインベーダーと言う宇宙生物との戦いを描くスーパーロボット系SFですね。
とりあえずあらすじから追って説明していこうかと思ったものの。
実は最後まで見た私にも、大筋はわかるものの細かい部分はあんまりわかってないんですよねw({netabare} 博士が最初死んだ経緯とか、隼人が狂って斬りつける所{/netabare} とかもよくわかってないですし
絵的なダイナミックさで魅せる作風なので、大雑把でも何とかなるかなとは思ったんですが…。序盤あたりで撒いた伏線で回収しきれずってところがあり、しっくりこない感じはありましたね。
決して、いい加減に作られてる感じではないと思うのですが。(漫画とか、他アニメシリーズの知識が必要なのかもしれません。そこは詳しくないので何とも言えませんね。

wikiで調べてみると、最初の数話今川監督がかかわっていたなんて話があったそうですね。
1話で恐ろしく細かい作画の変形合体があったのですが、この辺で監督が予算を投入しすぎて監督を下ろされてしまったのかもしれません。
まったくしょうがないですねこの人は(白目)。
ストーリーがやや把握しずらいのは、途中で監督が交代した事が多少なりとも影響を及ぼしているのかもしれませんね。

第2部以降は作画がやや厳しいか?と思える所もありましたが。まあまあのクオリティを保っていたように思えます。(今川監督の演出と比べればどうしても落ちるけど、もうそれはしょーがないです。あの人が滅茶苦茶すぎる(褒め言葉)だけですし)
でも、(上記の噂が本当なら)今川ファンとしてはEDクレジットにも表記しないのはあんまりだなと思いました。

キャラ面においては、途中で主人公が交代した事が厳しいと思いました。流竜馬をはじめとしたゲッターチームはワイルドさもありすごく魅力的だと思いましたが。
その後を引き継いだ少年「號」は寡黙なキャラで何を考えてるのかよくわからず(もっと喋ってくれ~!)。
中盤あたり、話の牽引力が弱いのでは? とそう感じさせざるを得なかったです。
しかし、敵の得体の知れなさや絶望感等、色々感じさせる所もあり。荒っぽさもあるが魅力を感じさせる話でした。

ラストはグレンラガンの原型にもなっているようですね。(グレンラガンの脚本が、ゲッターロボサーガの編集者だったようですし)
ゲッターで描きたかった壮大な戦いの行く末がグレンラガンだって事をネットで見かけて、確かにそれっぽいなと感じました。

それから、特筆すべきはやはりOP2のHEATSですね! この曲は素晴らしいです。
イントロの時点で完全燃焼できてしまうのでは?と感じる程に、説明不要の暑苦しさ。
影山ヒロノブとゲッターロボとかいう、ガソリンにガソリンをぶっかけて火を付けたような組み合わせで熱くならねえわけがねえんだよ! とそう思いましたね。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 8
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

感情のジェットコースターに乗ってる気分になる

新作アニメ「ゲッターロボアーク」2021年夏公開決定を記念して、平成ゲッターOVAシリーズを期間限定でYOUTUBEにて配信していました。
細かいことは気にせずアクションとロボを楽しみたい方にお勧め。
※グロ多めなのでご注意を。

石川賢先生の漫画版を原作として展開されたOVA作品群の、記念すべき第1作目です。1998年発売、全13話。
色んな意味でこのアニメは伝説かもしれない…。

【物語】
上手く感想が纏められないアニメかも…
最序盤は異常なテンションで、中盤は一度落ち着いて、ラストでまた不思議な勢いで盛り上がっていく。感情のジェットコースターに乗せられますよね(笑)
{netabare}
私もよくわかっていない所があるので、説明を求められると困るんですけど。
物語の軸は以下二つが挙げられます。
「進化とは記憶の継承であり、ゲッター線のみによる進化を否定する」
「旧時代の罪の清算と、新世代への志の継承」
登場キャラクターも多いですし、伏線も多く入り組んでいてなかなか把握しにくい。

中盤の落ち着いた話が全体の理解を助けてくれる気がする。
北極へ行った回は竜馬の再登場時の見せ場。ですがそればかりでなく、人類が陥った危機的状況を打破しなければならないこと、死者の心と記憶が残された者の中に息づいていることなど、作品テーマに繋がる内容でもあったのだと思います。
{/netabare}

【作画】
凄いですよね。全体的に見所が多いです。
最初の3話の演出には斬新さが溢れていて、これ以降のゲッターの変形にとても影響を与えているそう。
4話以降はドラマパートでの感情表現のわかりやすさ、多数対多数のバトルの理解しやすさ、合体変形のギミックの活用と巨体感の演出など、ケレン味と安定感がメリハリを作っています。
インヴェーダーが様々な形を取る上、ロボットの種類も多くて作画班は大変だったと思う。作画スタッフの実力の高さも見てとれました。


【声優】
皆さん安定していて素晴らしいです。
3人組で行動することが多い作品で、どのチームも声優さんの声の印象が全く被らないんですよね。キャスティングから既に上手。
私は関智一さんの號の演技が好き。


【音楽】
OPとBGM好きです。EDはアイドルソングみたいで何となく懐かしい。
最終話のEDが「今がその時だ」だったのが嬉しいです。
「今がその時だ」は竜馬達の世代、責任を負わなければならない人達の歌で、「HEATS」は號達の世代、旧世代から託された世界の未来を切り拓く人達の歌なのかなと思っています。


【キャラクター】
3人組の役割の作り方、関係性の描き方が凄く好きです。
{netabare}
子供の頃に見た時には號が主人公なのに竜馬達が凄く活躍するな~と不思議に思ってたんですが、今見ると旧世代が自分達の失敗の責任を取って新世代に未来を託す物語だとわかりますね。
早乙女博士はインヴェーダー撃退のために號を生み出したけれど、その號にも新しい未来が待っているのが根っこの部分で優しい作品だなと感じました。渓への想いから次第に人間らしさを見せていくの良いよね。
渓は過去の負の遺産に抗う役回り、さっぱりしていてたまに女の子らしい所を見せるのが可愛かった。
剴はずっとフォロー役で振り回されつつも、やれることをきちんとやってて好き。
剴や弁慶のような地に足の着いたキャラクターはチーム内に一人いてくれると安心して見ていられるのでとても好きです。
{/netabare}

【雑感】
雑感というか、川越監督へのエールというか、初視聴当時から思っていた一部のファンへの愚痴というか…。
読み飛ばしてもらって大丈夫です。
{netabare}
一部では有名な話かと思うのですが、第1話~第3話は今川泰宏さんが監督を務めていたと言われています。というかクレジットされてはいませんが監督及びシリーズ構成を務めると雑誌で告知された事実があります。
ですが4話以降は川越淳さんが監督、藤田伸三さんがシリーズ構成とクレジットされました。
で、視聴した方ならわかると思うのですが4話以降大分テイストが変わるんですよね。それに対しての不満を初視聴時から私は結構見ていました。

私が言いたいのは、最初の3話が高評価なのは正当な評価だけど、4話以降も良い所は物語にも作画にも沢山ありますよっていうことです。OVAとしては話数が多いので波は当然あるんですけど。作画班は変わらず引き継げたのは大きいかもしれません。
まあ私は川越淳監督作品好きなので(笑)。今川監督作品は鉄人とGガンが好きだなあ。
どういう経緯で今川監督から川越監督に交代したのかはソースが見つからないので言及できないけれど、川越監督は本作が初監督作品なんですよね。引継ぎ出来ずにこの作品で監督デビューというのは、なんかもう鬼か‼って思うじゃないですか(苦笑)。
プロデューサーや脚本家など、周りのスタッフに恵まれてもいたのでしょう。アークのインタビューでも「最初から参加していたわけではないので、他のスタッフ達と共に交通整理(物語組み上げるための時系列等の確認)から始めた」というお話でしたから。

ダイナミック作品のコアなファンがどう思ってるかはわかりませんけど、予算と納期を守って一定のクオリティの作品を作ってくれる監督さんなので、「ゲッターロボアーク」も楽しみに待とうかなって私は思ってます。 {/netabare}
(2020.11.8)

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハルマゲドン時代を振り返って

視聴回数 全話3回くらい

最初に書いておきたい事が、この作品は初期ゲッターロボ(子供向け)と同等な内容を期待して見られないことを伝えます。

私はスーパーロボット大戦シリーズから視聴してしまったので、あまりの内容のギャップに最初は戸惑いました。しかし、それで私は逆に楽しめたのでよかったです。

物語の詳細は書きづらいのですが、初期と同じように友情は存在しています。
ただし、友情とは簡単に芽生えるものでなく、たくさんの感情(憎悪、悲しみなど)からも出来上がるものだということが、作品の中に含まれています。

登場するゲッターロボはロボットではあるものの、「ゲッター線」というエネルギーで構成されていて、それが物語を左右することになっていきます。
私としては、この点が最初にギャップを感じましたが、物語を最後まで見た後には納得がいきました。

オープニングは水木一郎さんが歌う曲と影山ヒロノブさんが歌う曲の2曲があります。
どちらも作品イメージ通りで好きですが、どちらかといえば影山さんが歌う躍動的な印象を与えてくれる「HEATS」が好みです。
シングル「HEATS」のカップリングがED「HURRY UP DREAM〜旅立ち~」ですが、このED曲も好きです。

永井豪、石川賢の作品に興味ある方にはオススメです。
それ以外の方にはスルーされても仕方ないかなぁ。。。と思えるとこが正直な気持ちです。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 7

64.6 3 1999年冬(1月~3月)アニメランキング3位
青山剛昌短編集(OVA)

1999年3月17日
★★★★☆ 3.5 (15)
58人が棚に入れました
青山剛昌の初期の頃の短編漫画を収録したコミックス。
そこに収録された漫画を原作としたOVA。

63.7 4 1999年冬(1月~3月)アニメランキング4位
イケてる2人(OVA)

1999年2月1日
★★★★☆ 3.5 (43)
296人が棚に入れました
主人公佐次京介は小泉明にゾッコンな高校生。かつては高嶺の花だった小泉明と初体験同士で結ばれ、その後はカップルになったはずだが、小泉は未だに邪険にしたまま。そんな二人の周囲を囲む、恋愛と友情の物語。

しまかぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

現代を舞台にしたりしてでも再アニメ化希望!!

佐野タカシ先生の1997年から2010年まで連載された漫画『イケてる2人』のアニメ版ですね。

1999年にワンダフルの枠内で放送されたので5分枠16話、ほとんどが原作初期1巻〜3巻内のエピソードになっています。
原作にあるような過激なエロ表現も、少し荒削りながらできるだけ再現できているので、原作を読んでみようかなと言う人に良いと思います。

さすがに作画らは15年前の90年代な感じで古く感じますが、キャラクター達の特にヒロインであるツンデレ美少女小泉明の可愛さは今でも十分魅力的に伝わってきました。

その後、原作も10年以上続き愛着もあるので、なにより小泉明が大好きなので『イケてる2人』の再アニメ化を熱望します!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

60.4 5 1999年冬(1月~3月)アニメランキング5位
Happy Tree Friends(Webアニメ)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.2 (19)
58人が棚に入れました
PG12指定
かわいい見た目とは裏腹に非常にえげつない行為が含まれている。
グロテスクな表現がメインの為、小さい子には見せてはいけない。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
青山剛昌短編集II(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.8 (7)
39人が棚に入れました
『まじっく怪斗』や『名探偵コナン』の青山剛昌が描いた短編コミックを映像化、オムニバス作品としてまとめたOVAの第2弾で、収録作品は3本となる。大きさは肩乗りサイズだが、れっきとした大人のミニミニ名探偵(?)という桐島祥二の活躍を描く『探偵ジョージのミニミニ大作戦 名探偵登場!』。『名探偵コナン』の主人公である江戸川コナンの母親・工藤有希子にスポットを当てた『夜空に飛び立つ10個の惑星』は、アニメオリジナルの作品だ。世界的な推理小説家である工藤優作が、締め切りを前に姿をくらました。残された暗号を手がかりに妻の有希子の推理が始まる……という『コナン』のスピンオフ的内容となっている。そして3本目は『プレイ イット アゲイン』。80歳を目前にした、かつての剣豪・剣三十郎。孫娘にも負ける己を恥じ、若さが欲しいと願う。すると庭に咲く桜の木によって十代の姿に若返ることに。また、このOVA独自の追加要素として『探偵ジョージのミニミニ大作戦』と『プレイ イット アゲイン』には互いにリンクする仕掛けが施されている。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ストリートファイターZERO -THE ANIMATION-(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.9 (4)
38人が棚に入れました
人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイターII』10周年記念作品として制作されたOVA。ストーリーは当時の最新シリーズ『ストリートファイターZERO』を元にしており、さくらやダン、ローズといった『ZERO』初出のキャラクターも登場する。真の格闘家を目指し、さすらいの旅を続けるリュウ。師匠ゴウケンの墓参りに訪れた彼は親友ケンと、リュウの弟を自称するシュンと出会う。新たな格闘トーナメントに向かう3人だが、道中リュウの肉体は強烈な破壊衝動「殺意の波動」に蝕まれていく。主人公リュウの声優は、ケイン・コスギが担当。なお2005年には続編である『ストリートファイターALPHAジェネレーション』が、北米地域でリリースされた。

ユニバーサルスタイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

闘うこととは何か?自分に問い掛ける物語

ストリートファイターⅡ十周年を記念して、Ⅱとゼロのキャラをクロスオーバーして制作されたOVAです。

約100分と長丁場のスケールで、
殺意の波動に目覚めてしまったリュウとその力を狙う巨大組織サドラー、そしてリュウの前に現れ実の弟を名乗る謎の少年シュンを巡る数奇な運命を描いています。


格闘家としての道を閉ざされんとする状況で、リュウはひたすら自分が闘ってきた意味やこれから闘っていく意味を自問自答していきます。


劇場版ストⅡと同じように、ドラマ仕立てで話が展開されてゆく構成は引き込まれるものがありました。


格闘シーンも動きにキレがあり尚且つ一撃一撃に重みを感じられて良かったと思います。

波動拳のド派手な演出など見所十分です。


一番驚いたのは、このアニメのキャラクターデザインや作画監督をなさっているのが『どれみ』や『プリキュア』で有名な馬越嘉彦さんであること。

見た感じ全然分からなかったし、普段の絵柄とかなり違う気がしたので驚きました。


また、ゼロのキャラクターであるらしい(やったことは無いので知りません)春日野さくらも熱血格闘バカな少女で好感が持てました。


リュウの声優をケイン・コスギさんが担当しているのですが、ひどいひどいと言われて見てみると案外大丈夫でした(笑)

確かに上手いとは言い難いですが、新人さんかな?って位の違和感で芸能人にしては上手い方かな、と。


それよりもやはりシナリオ部分に不満が残ります。

殺意の波動やサドラー、その他ゲストキャラの掘り下げが今一つでした。

前半後半50分ずつくらいに分割されているのですが、前半は良い分後半の駆け足な展開とあっさりとした終わり方は少し残念です。


拳と拳の語り合いより、リュウ自身の心情描写が強調されているので、落ち着いた雰囲気になっています。

投稿 : 2024/04/27
♥ : 3

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
同級生2 Special 卒業生(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.5 (3)
31人が棚に入れました
エルフから発売された同名人気シミュレーションゲームを、美少女アニメでは定評のあるケイエスエスが映像化。本作は『同級生2』のアナザーストーリーがメインの番外編。女子校生・友美の家庭教師・三四郎は、ある日、街でアイドル・可憐と出会う。驚く間もなく立ち去った可憐だったが、三四郎はその可憐の笑顔をきっかけに、ある女性との思い出をよみがえらせた。かつて愛し、そしてその想いを封印した女性・榊原みゆき。三四郎の心の中で何かが動き始めるのだった……。みゆき、唯、可憐、友美……。三四郎と『同級生2』のヒロインたちとの恋の行方は……!? ピンクパイナップル・レーベルで発売されたOVA。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ハーロック・サーガ ニーベルングの指環(OVA)

1999年1月25日
★★★★☆ 3.6 (4)
30人が棚に入れました
死滅した小惑星アクルシオンを調査していた死滅した小惑星アクルシオンを調査していたトチローとエメラルダスは、伝説の魔女ミーメからの知らせを受けて、謎の盗賊に襲われつつある惑星ラインへ向かう。ラインには“宇宙を支配する時間そのもの”である「ラインの黄金」が守られていたが、トチローらが到着したときはすでに盗賊に奪われていた。ミーメを救い出したトチローらは海賊ハーロックの船に乗り込み、宇宙が暗黒に包まれるのを防ぐため、盗賊の行方を追いかける。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
PURPLE HIGHWAY OF ANGELS 湘南爆走族 12 桜吹雪の卒業式(OVA)

1999年3月12日
★★★★☆ 4.0 (6)
28人が棚に入れました
漫画家の吉田聡の大ヒット作品を映像化したOVAシリーズの第12弾(最終巻)。桜の花が舞う中、波打際高校にも本年度の卒業式の時がやってきた。湘爆メンバーとして過ごして来た日々をかみ締めながら、それぞれ最後の高校生活を満喫する江口、アキラ、マル、ハラサーそしてサクライ。一方、江口たちに奇妙な友情を感じながらも、あくまで打倒湘爆を誓う権田は最後の決着のチャンスを探りはじめた。そんななか、互いに好きなはずの江口との、はっきりした心の絆を求めようとする津山よし子は……。前巻11巻から3年弱の期間を挟んで刊行された、シリーズの完結編。第1作からの総監督の西沢信孝、第10巻から参加の脚本の清水東など、OVAシリーズを支えた功労者たちが改めて集結し、フィナーレを飾っている。シンガーソングライター有坂美裕の歌う挿入歌「Forever」にも傾注したい。

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

湘南爆走族OVA第12弾【全12話の総評を含めて】

暴走族マンガの原点ともいえる『湘南爆走族』のOVA第1弾。
原作マンガは中高生の頃リアルタイムで読んでいたなぁ・・・。(あぁ、年齢がバレてしまう・・・)

湘南爆走族2代目リーダー兼波打際高校第25代目手芸部部長(!!)の江口洋助をはじめとする5人組・湘南爆走族のメンバーと仲間たち、ライバルの暴走族などとの友情や恋愛を描いた作品。
暴走族マンガらしくケンカのシーンも少しはあるけど、原作は、ほぼコメディ。


本作は卒業の話。
一つは、江口洋助と津山よし子の友達以上恋人未満の関係からの『卒業』。
もう一つは高校の『卒業』。
そして、湘南爆走族からの『卒業』。

【全12話の総評】
原作の世界観を1mmも壊さない、忠実なストーリーの全12作に感謝!!
他の暴走族マンガとは一線を画すシリアスとコメディのバランスの良さ。
原作に負けない表情豊かな登場人物たち。

いつでも中高生のころにタイムスリップできる本作に感謝!感謝!

投稿 : 2024/04/27
♥ : 5

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
Piaキャロットへようこそ!!2 DX(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.1 (5)
23人が棚に入れました
カクテル・ソフトの人気恋愛シミュレーションアドベンチャーゲーム『Piaキャロットへようこそ!!2』のOVA作品。ファミリーレストラン・Piaキャロットで巻き起こる、かわいい女の子たちとの恋愛を描いたラブコメディ。 友人に勧められ、高校の夏休みにPiaキャロットでバイトをすることになった前田耕治。とてもかわいくて個性的なウェイトレスが何人もいる職場にひとりで放り込まれた耕治。たくさんの女の子に囲まれた、甘く、切なく、そしてうらやましい青春ストーリーの幕が今開ける。甘露樹、みつみ美里といった人気デザイナーが生み出したキャラクターを『同級生』『下級生』などを手がけ、美少女アニメに定評がある杜野幼青が映像化。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
メルティランサー The Animation(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.6 (3)
22人が棚に入れました
21世紀末、異星人の犯罪を重く見た銀河連邦は、特殊能力を有する人間で構成された対異星人犯罪組織・GPO(銀河警察機構)を結成。その中でもシルビィをはじめとする6人の凄腕美女捜査官たちは「メルティランサー」と呼ばれていた。そして彼女たちの解散から1年……、異星人による重大な事件が発生。事件解決のため「メルティランサー」は再結成される。セガサターンやプレイステーションで人気を博した美少女育成シュミュレーションゲームが原作。ゲーム版の1作目と2作目の間を繋ぐエピソードが描かれる。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ツインビーPARADISE(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.5 (2)
22人が棚に入れました
 コナミの人気ゲームシリーズを原作にしたOVA作品。物語は、意思を持ったツインビーと呼ばれる戦闘機とそのパイロットのライトたちが、悪行を働くワルモン博士とザコビーらと戦う姿を描いている。

本作は、3つのエピソードで構成されている。迷子の宇宙人の赤シャンの親を探すために金星に向かう「ヴィーナスの微笑み」のVol.1。軍資金を稼ぐためにバイトに励むワルモン博士とザコビーたちの姿を描いた「真夏の蜃気楼(そのままじゃん)」のVol.2。魂が入れ替わる装置ソウルチェンジャーミニによって、パステルと猫が入れ替わり、大騒動が巻き起こる「悪よ復活せよ!」のVol.3。また、山口勝平や田中真弓、椎名へきるなどの豪華キャスト陣が参加していることでもよく知られている。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
刻の大地〜花の王国の魔女〜(OVA)

1998年12月22日
★★★★☆ 3.8 (3)
20人が棚に入れました
「月刊少年ガンガン」の人気コミックを基にした、ファンタジーOVA第1巻。
人間と魔物が共存する世界を舞台に、一緒に旅をする男女4人の友情と絆を描く。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
電脳戦隊ヴギィ'ズ☆エンジェル FOREVER AND EVER(OVA)

1999年1月25日
★★★★☆ 3.9 (5)
19人が棚に入れました
1999年に発売されたOVA作品。キャラクターには久川綾、三石琴乃、井上喜久子などの豪華キャストが声を当てており、現在も根強いファンが多い。本作品の内容はシリーズ第1期『電脳戦隊ヴギィ’ズ・エンジェル』の総集編だが、新作カットやミディ役の丹下桜が録りおろしたナレーションが追加されている。物語の舞台は、人類と瓜二つの地球外生命体・スペースエミグラントに侵略された地球。人類は海底に身を隠しながらも、地球を奪回するために計画された「最高司令部直属独立サイボーグ部隊 エンジェルス計画」を実行するのだった。なお、原作マンガは月刊「コミックガンマ」や月刊コミック「NORA」で掲載されていた。原作者は竹内葵。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
倒凶十将伝(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.6 (4)
19人が棚に入れました
庄司卓原作の大長編ライトノベルがOVA化。ドラマCD、コミックといった展開を見せたメディアミックスタイトルだ。声優には緑川光、堀江由衣といった実力派が多数起用されている。 物語の舞台は、諸国大名が國盗りに明け暮れる……という混迷とした世紀末の東京。400年のときを超えて転生した10人の若者「十幽将」と、人並外れた力を持ち、圧倒的な武力と知力をもって世界を支配しようとする武将「現世魔王」との戦いを描いた戦国伝奇ファンタジー。現世魔王の脅威的な快進撃に隠された恐るべき事実とは……。果たして十幽将たちは人類を救うことができるのか?

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
無人島物語XX(OVA)

1999年1月1日
★★★☆☆ 2.5 (2)
18人が棚に入れました
人気ゲームシリーズ『無人島物語』を突き進めた形で発表された、本作と同タイトルのアダルトゲームがOVAになって登場。閉ざされた孤島で、次々に美女たちが襲われていくハードなストーリーが展開される。 とある孤島の研究所で謎の爆発事故が発生し、三人の男と六人の女が閉じ込められてしまう。そんな中、研究所の目的が実は人間の人格改造実験ではないか、そして爆発事故を引き起こした犯人も、人格改造実験の被験者ではないかと噂が流れる。閉じ込められた男女に互いに不信感が募りはじめたその時、美女の一人が襲われてしまう―。次々に美女が正体不明の犯人の魔の手にかかってしまう、禁断のインモラルサスペンス。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ガンドレス完全版(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.2 (7)
17人が棚に入れました
キャラクター・メカデザイン原案に『攻殻機動隊』の士郎政宗を迎え、最新式のパワードスーツ・ランドメイドに身を包み、テロリストと戦う主人公たちを描くSFメカアクションが登場。銃(GUN)をドレス(DRESS)のように身に纏い、戦場に赴く美少女たちを描く。 舞台は西暦2100年のヨコハマ・ベイサイドシティ。首都・東京をしのぐほどの巨大な都市に繁栄したその陰には、テロリストによる凶悪犯罪の多発があった。そこで警察官のタカコ・ホウライジの元に特殊な能力を持つ少女たちが集められ、警備会社・エンジェル・アームズ社が立ち上げられる。戦いの日々を送る少女たち。しかし、ある日現れたテロリスト集団のリーダーのジャン=リュック・スキナーは、エンジェルアームズのメンバーであるアリサ・タカクラの元恋人であったことが判明、メンバーたちの間に動揺が広まる―。美少女と銃器・メカアクションを融合した、新感覚のサイバーアクション。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
スターライトスクランブル 恋愛候補生(OVA)

1999年1月1日
★★★★★ 4.1 (3)
17人が棚に入れました
2149年のスペースコロニーを舞台にパイロット候補生たちの成長と恋を描くSFラブロマンス。両親を亡くし施設で育った少女・岸波めぐみは、地球に行くためパイロットを目指して宇宙士官学校に入学。だが、その入学式にテロ集団が乱入し、その騒ぎで彼女は“問題児"の烙印を押されてしまう。宇宙、SF、恋愛を題材にプレイステーションなどで発売されたゲームのOVAで、その他CDドラマなどさまざまなメディアミックス展開も行われた。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
ミッキーのクリスマスの贈りもの(OVA)

1999年1月1日
★★★★★ 5.0 (1)
17人が棚に入れました
みんなの人気者ミッキーたちがビデオ・オリジナル長編に登場! 三編の心温まる短編ムービーを、オムニバス形式でお届けする。 舞台は年に一度の特別な日、クリスマス。第1部ではドナルドの甥っ子トリオ・ヒューイ、デューイ、ルーイの「毎日がクリスマスになりますように」という願いが叶ってしまい、嬉しいながらも大変な目にあってしまう。第2部では、サンタクロースが家にやってくると信じるグーフィーと息子のマックスが、家に入った泥棒をサンタと間違えドタバタコメディを繰り広げる。第3部では名作古典を原作に、ミッキーとミニーがお互いのために、自分の大切なものを犠牲にして「クリスマスのおくりもの」をプレゼントするのだが…。クライマックスではみんなでクリスマスキャロルを大合唱! ミッキーたちが贈る、愛情いっぱいなハートフルストーリーとなっている。

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
KOJI 快楽殺人調査官(OVA)

1999年1月1日
★★★☆☆ 2.7 (6)
15人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
臭作(OVA)

1999年1月1日
★★★★☆ 3.6 (1)
15人が棚に入れました
詳細不明

計測不能 6 1999年冬(1月~3月)アニメランキング6位
思春期美少女合体ロボ ジーマイン(OVA)

1999年2月25日
★★★★☆ 3.5 (4)
14人が棚に入れました
サンライズ初のオリジナル・ビデオ・アニメーション作品。美少女+メカを合体させた作品。浅草を舞台にした70年代の雰囲気を漂わせた世界観が印象的。また、ラブコメや家族愛などの人間ドラマ要素も随所に盛り込まれている。 西暦1976年。突如浅草に無機生命体オーガピエンスが出現。地球に対して攻撃を開始。彼らに対抗できるのは,月面で発見された「ジーデヴァイス」の設計図をもとに建造された巨大ロボット・ジーマインしかない。花川戸家の長女あやめは、謎の青年・甲児の導きによってジーマインを起動させ、見事これを撃破。かくしてオーガピエンスとの戦いの幕が上がるのだった。
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