1992年度に放送されたおすすめアニメ一覧 195

あにこれの全ユーザーが1992年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の1992年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

86.5 1 1992年度アニメランキング1位
紅の豚(アニメ映画)

1992年7月18日
★★★★☆ 4.0 (1212)
8040人が棚に入れました
舞台は、空中海賊が暴れまわっていた第一次世界大戦中のアドリア海。空中海賊退治で活躍していたのが、紅の豚ことポルコ・ロッソでした。イタリア空軍の英雄だった彼は、ある理由で豚になり、社会に背を向けるようになったのでした。あるとき、二人の女性ジーナとフィオを巻き込み、彼女たちが見守る中、ポルコを倒すためにアメリカから来たカーチスと決闘をすることになりました。・・・・・

声優・キャラクター
森山周一郎、岡村明美、加藤登紀子、大塚明夫

あーるぐれい さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

いまさら説明不要(再

ダンディで、ハードボイルドで、キザな台詞がびしっ!と決まって、古き良き時代のノスタルジー。
洗練された大人の時間です。

迫力の空中戦も見所のひとつですが、
加藤登紀子演じるマダム・ジーナの色っぽさ、憎めないマンマユート団、ダンディなMrカーチスと、脇を固めるキャラがそれぞれ魅力的。

あえての「豚」だからこそ、きっと笑っちゃうくらいのカッコ良さも素直に受け入れられるのですね。
もし主役が人間だったら、きっとここまでキマらないでしょう。

もはや男の教科書です。
『カッコイイとはこういうことさ』

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12
ネタバレ

CountZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

女性がかっこいい紅の豚

さて、押井守監督のスカイクロラのレビューを書いたので、飛行機つながりで紅の豚も書いてみたいと思います。

空への憧れと飛行機へのこだわりは、すでに宮崎駿監督のトレードマークになっていますが、この作品はそんな監督の趣味がたくさん詰め込まれた物語になっています。
なので、飛行機それも第一次大戦から第二次大戦終結までの間に最高潮へと達した、プロペラ機を愛する飛行機野郎たちにとって、紅の豚はマストなジブリ作品です。
{netabare}物語のラストでフィオがホテルアドリアーノへ飛んでくるシーンからもわかりますが、{/netabare} 大戦以降飛行機はジェットエンジンの時代に入るので、飛行機の趣がだいぶ変わってくることを考えると、この作品で描かれている1930年代前後は、飛行機乗りの古き良きロマンチシズムが残る最後の時代と言えるかもしれません。
それだけにこの作品はジブリ作品の中でもとりわけロマンあふれるセリフと描写がたっぷりです。
特に主人公のポルコ・ロッソは当然のようにかっこいいのですが、この作品では女性陣もとってもかっこいいのです(笑)

まず、若きヒロインのフィオ・ピッコロ。
17歳の設計担当で、ポルコの飛行機の新しい翼の設計を任されます。
若くて天真爛漫で優しく賢く積極的なところは、典型的な宮崎アニメのヒロインです。
{netabare}ストレートに「ポルコ大好き!」って言えるところとか、
若いのに「初めての仕事だからきちんとやりたいの」って芯が強いところとか、
同行を断ろうとするポルコに「私はポルコの人質になるの、それで工場のみんなは仕方なく協力したことにすれば、当局に言い訳がたつでしょう」なんて機転が利くところとか、
ポルコの飛行機からの眺めに「綺麗…世界って本当に綺麗」(ナウシカも同じこと言ってたような気もしますねー)って素直に言えちゃうとことか、
でも時には大勢の空賊相手に「意地も見栄もない男なんて最低よ!堂々と戦いなさい!」なんて啖呵切れる度胸もあったり、{/netabare}ううーん!眩しすぎます(笑)

そしてもう一人のヒロインのマダム・ジーナ。
ポルコの幼なじみなので、多分ジーナも30代の大人の女性ということになりますが、このジーナがまたかっこいいんです!
{netabare}「マルコ ありがとう。いつもそばにいてくれて。もう、あなただけになっちゃったわね、古い仲間は…」っていう、お互いのことをよく知っているからこそのしっとり重い感謝の言葉とか、
「マルコ、今にローストポークになっちゃうから。あたし嫌よ、そんなお葬式。」って言う品のいいジョークの効いた皮肉とか、
カーチスに求婚された時の「でもダメ。私がこの庭にいる時、その人が訪ねてきたら…今度こそ愛そうって賭けしてるの」「いけない? ここではあなたのお国より、人生がもうちょっと複雑なの」なんてクールすぎる返答とか、
ダウンしたポルコを奮起させるさせるために「マルコ!マルコ!聞いてる?あなたもう一人女の子を不幸にする気なの?」とか、
最後の「ずるいひと。いつもそうするのね」と不満を口にしつつも優しく許してあげちゃう包容力とか、もう最高です(笑)
ジーナだけがポルコを本名の「マルコ」って呼ぶところに幼なじみの気楽さや愛情も感じます。
{/netabare}あとジーナは仕草やファッションも本当に素敵です。

紅の豚というと「飛ばねえ豚は…」に代表されるポルコのセリフに注目されがちですが、実は女性陣もものすごく魅力的な作品です。
誰でも楽しめるスタジオジブリの名作なので、最近のジブリしか知らない若い方には是非観てほしいなあなんて、ジブリで育った私は心からお勧めします。

あと、個人的に飛行機乗りの物語に心惹かれるようになったきっかけになったのはこの作品でしたが、この紅の豚の中でも涙なしでは見れないポルコの回想シーンの元ネタにもなっている、ロアルド・ダールの「飛行士たちの話」や、飛行機乗りの物語の定番サン・テグジュペリの「夜間飛行」やフレデリック・フォーサイスの短編「シェパード」といった小説も素晴らしいので、合わせてお勧めです(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 35

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

何で? どうして? は置いてきた

ジブリ作品。
宮崎駿監督が引退するということで、掘り出して視聴しました。

舞台は20世紀前半のイタリア。
主人公のポルコ・ロッソは、空の海賊である「空賊」を狙った賞金稼ぎ。
彼はなぜか豚になってしまったのだが、そんなことなど意に介さず、我が道を行く。


戦争、世界恐慌、男尊女卑という時代を背景にしています。
言ってしまえば、だれがいつ死んでもおかしくない世界観です。
しかし、舞台を生かしつつも、裏にある暗さを感じさせません。
楽しげな雰囲気づくりに成功しています。


話の主軸は、空賊と賞金稼ぎのけんか。
対立構造を作ることで、はっきりとした起承転結がつけられています。
しかし、明確な悪役というものが存在しません。
むしろ、とらえようによっては悪 vs. 悪です。
ところが、両者ともにとてもおしゃれな姿が描かれています。

そう。
なんといってもキャラがカッコイイ。
出てくる女性はたくましく、男性はお茶目で渋いんです。
それを代表するのが、主人公のポルコ・ロッソと、女性技士のフィオ。
特にフィオは、男性顔負けの大胆不敵さと、女性特有のしおらしさを持ち合わせた良キャラ。
男性優位主義に真っ向から対する立ち位置にいます。
そんな、魅力あふれるキャラクターたちの絡みが見所の作品です。

やや早口で、テンポのいい会話劇も見逃せません。


ただし、細かいことは放置です。
なぜポルコ・ロッソは豚なのか?
飛行機はどういう理屈で飛んでいるのか?
後日談は?
まあ、いちいち気にしていたらキリがないです。
でも、設定に深みを求める人には向いていないのかも。


また、テーマ性がジブリ作品にしては薄いのも特徴ですね。
メリットは、難しいことは考えなくて済むことです。
デメリットは、余韻が少ないことでしょうか。


とにかくキャラの魅力で勝負しているアニメです。
見終わるとすがすがしい気持ちになります。
敵を倒すことでストレスから解放されるからではありません。
登場人物たちのすてきな未来を描いているからです。
したがって、勧善懲悪ものに飽きたときに見るのがいいのかもしれません。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 64

82.5 2 1992年度アニメランキング2位
幽☆遊☆白書(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.9 (929)
5942人が棚に入れました
主人公の浦飯幽助は、車に轢かれそうになっていた子供を助けたが、死んでしまう。しかし、幽助の死は霊界にとって予想外の出来事であったため、生き返ることになった。そして、妖怪が人間界で起こす悪事を取り締まる霊界探偵として働き始める。

声優・キャラクター
佐々木望、千葉繁、緒方恵美、檜山修之、田中真弓、深雪さなえ、天野由梨、京田尚子、林原めぐみ、折笠愛、白鳥由里、中原茂、飛田展男、玄田哲章、鈴木勝美、古田信幸、二又一成、子安武人、真殿光昭、納谷六朗、辻谷耕史、曽我部和恭、若本規夫、山口勝平、松本保典、森川智之、近藤玲子、菅生隆之、高山みなみ、江原正士、大谷育江、西村知道

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

いわずと知れた大人気作

探偵モノからはじまりバトルモノ、トーナメントと当時のジャンプの王道をいくストーリー。

アニメ幽白の特徴は作画があまり乱れないこと。
DBZやスラムダンク、剣心に比べてだが。かなりがんばってる。
あと原作が短かったので引き伸ばしがあまりない。
前話回想はあるけど、見れるレベル。

もうひとつはやはり声優さんのチョイスがすばらしいこと。
問題が起きたのはイメージとあまりに違うという仙水くらいじゃなかろうか。あれも慣れてしまえば別に。声優さんの演技もうまかったし。声質がたしかたにあわなかったよね。

ほかは飛影、蔵馬をはじめ新人も含むキャスティングがすばらしい。緒方さんの出世作なのは有名。

邪気眼、炎殺黒龍波、その龍を宿しいつもうずいてる左腕、のちに体に宿し漆黒の羽がw。
厨二の開祖、邪眼師飛影も大人気の一翼、最強クラスのキャラなのに戦うったあとは妖力補給で寝ちゃうという・・。かわいいやつ。誰が好きかっていったら桑原、玄海、酎あたり。
なんだろうね、オトナになるほど桑原のかっこよさがわかってくるんだよね。


『アンバランスなキスして』など名曲ぞろいのOPED。
個人的には原作の「最初と最後の探偵編が好きだなぁ・・・




投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「戸愚呂100%の恐怖!」

原作コミックは立ち読み程度。

いきなり{netabare}主人公少年・浦飯幽助が死に、生き返るための試練に挑む。{/netabare}
と言う意表を突いた導入から広がる霊界設定などが特徴的だったジャンプ原作アニメ。

当初は霊界探偵など特色ある展開もあったものの、
次第に暗黒武術会だの、魔界統一トーナメントだの、
ジャンプ黄金期の能力インフレーションや、
昨日の強敵(とも)が今日の仲間になるといった王道の論理に惹かれるように、
結局は能力バトル物としてヒートアップしていった作品。

私も印象に残っているのは能力バトルアニメとしての諸要素。
人間にしても、妖怪にしても、
生き様と言いましょうか、死に様と言いましょうか……。
各々が背負った宿命や性格が、明快にバトル空間で表現されています。
やはりジャンプらしいバトル長期化により、お話はなかなか進みませんがw
応酬される減らず口共々、熱くなれる王道バトル作品だと思います。


後々、私の嗜好に影響を与えたキャラも多数おり、
例えば蔵馬。飛影と共に、主人公・幽助を凌ぐ人気を誇った、
妖狐の力を受け継ぐ美少年。
棘のある薔薇が似合う美男子(CV緒方恵美)が時に血まみれになりながら、
可憐に戦う姿には、男の私にも危険な衝動を巻き起こしましたw

後年、私に乙女向け作品の美男子に一定の耐性が付いたのは、
『聖闘士星矢』の瞬と蔵馬のお陰だと思っていますw


次いで玄海。幽助の師である天才霊能力者で、お婆さん。
弟子を突き放した言動も見受けられますが、
実際には弟子想いが興じてトーナメントに覆面で乱入する程、
師弟愛に溢れたお方。

後年、私が老体に鞭打って死力を尽くすキャラに惹かれたりしたのは、
玄海の老いの一徹を目撃していたからだと思っています。


さらに触れておかねばならないのは、戸愚呂(弟)。
生物学的におかしいレベルに発達した蠢く筋肉とグラサンがダンディな、
暗黒武術会編でボスキャラとして立ちはだかる大妖怪で、
彼とのバトルは物語中盤のクライマックス。

特に100%フルパワーを発揮した時の彼は激ヤバで、
{netabare}発散する妖気で観衆の四分の一が消滅するわw
肉体もガチムチ筋肉を通り越して
もはや動く屋久杉か世界樹(ユグドラシル)みたいにグロテスク化するわw
実際、玄海に相当修行を仕込まれてパワーアップしたはずの幽助が、
殴ろうが蹴ろうが大木やギガスシダーの如くビクともしないしw

極め付けが、妖気を込めた指で、空気の弾丸を飛ばして、
幽助を吹っ飛ばす圧巻のパフォーマンスw
如何に舐め切った攻撃でヒーローを叩きのめして絶望感を与えるか。
と言う90年代のトレンドを存分に体現したラスボス感溢れる堂々たる振る舞い。

尚も、指で空気弾を連謝して幽助を追い込んでいく戸愚呂弟の勇姿を眺めていて、
……ぶっちゃけ、残りの筋肉イラネーじゃんw
と爆笑しながらも、当時の私は画面に釘付けになりました。{/netabare}

仲間を想い過ぎた故に、色々こじらせた生き様や
突き抜けた言動と併せて、私にとって、戸愚呂弟は、
『ドラゴンボール』のフリーザや、『~ダイの大冒険』の大魔王バーンらと並ぶ、
90年代ジャンプを代表するボスキャラの一人です。


馬渡松子さんのOP曲「微笑みの爆弾」を始めとした主題歌もハズレがなく人気でした。
本作全盛期の当時、放送はフジテレビ系列でしたが、
テレビ朝日のバラエティで人気アニソンランキングをやったら、
上位全部『幽☆遊☆白書』だったと言う異様な光景が妙に記憶に残っていますw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

pixie さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

マンガ<アニメ!人間なら一度は見ておくべき。

原作からアニメ化で劣化することは多々ありますが
この作品はむしろアニメのほうがよい気がします。
まぁマンガは連載途中で富樫がサボったりしていたので
仕方ないでしょうが・・・。(最後のほうも適当)
富樫がマンガで端折った戦闘シーンもアニメではしっかりあったりします。
楽曲はOP・EDともに名曲だと私は思います。
あと昔のアニメによくある「こいつこんなに幼かったっけ?」程度の作画崩壊は目を瞑ってやって下さい。笑
この作品は大好きで書き出したらとまりませんので
この辺にしておきますね。笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

72.0 3 1992年度アニメランキング3位
ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日(OVA)

1992年7月23日
★★★★★ 4.1 (115)
530人が棚に入れました
シズマ博士が開発した、完全無公害・完全リサイクル可能な夢のエネルギー源、シズマドライブの恩恵で、未曾有の繁栄を迎えた人類。しかし、争いの種は尽きなかった。世界征服を企む秘密結社BF団と、それに対抗するため組織された国際警察機構が世界の裏面で激しい闘いを続けていたのだ。国際警察機構側の九大天王を筆頭としたエキスパート達、BF団側の十傑集を筆頭にしたエージェント達が争う中、エキスパートの一人である草間大作は、父の形見である巨大ロボット、ジャイアントロボを操り、人類の未来と平和のためにBF団と戦っていた。

babylon913 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高のエンターテイメント

文句なしの満点ですよ
個人的今川作品No.1
まず評価したいのは劇伴
天野正道先生とワルシャワフィルによる日本アニメ史上最も壮大なオーケストラ
それまでアニメ劇伴で最も規模がでかかったのはヤマトの劇場版で30人ほどのオーケストラだったそうですがこれはその倍以上です
後に天野正道交響曲第二番GRとして纏められる楽曲は日本の現代音楽の代表作の一つに数えられるほど
全七話でサントラ総数七枚!
圧倒的です
次ですがキャラクターはこれ以上魅力のある作品他にあるか?!というレベル
スターシステムによって横山大先生の作品から選りすぐりの好漢が集結
もちろんオリジナルキャラクターも引けを取りません
特に人気の十傑集をはじめ国際警察機構の皆さんもかっこよすぎます
声優はあの銀河声優伝説にも負けないほどの超豪華キャスト
作画はセル画時代最高峰と何をとっても美味しいとこばかり
ストーリーは御自分の目でということで
何度も言いますが最高の作品です
是非見てください

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

うーむ…どうした事だ。何故我々までもがこんな所に

いや、これも孔明様の狙い通りに違いない。
そうだ。事態に急変あらばこの袋を見ろと言っていた。ハラリ
なるほど……。OVAジャイアントロボのレビューをしろという事か……。

あらすじを短くまとめると、近未来、第三のエネルギーシズマドライブが繁栄している時代において
BF団と国際警察機構の二大勢力が火花を散らす中、進行される「地球静止作戦」をめぐって
シズマドライブ第三のサンプルを争いあうという話だ。

作画は超絶クオリティだ。CGでなく手書きのセル画だというのに、
あまりにも見ごたえのあるクオリティでとても90年代のアニメとは思えない。
声優はベテラン声優が並ぶ豪華布陣だ。
作曲はポーランド国立ワルシャワフィルハーモニックオーケストラによるフルオーケストラ。
まさに溜息が出るようなクオリティなのに、話の質がまったく足を引っ張ってないどころか
横山キャラと今川監督のハイテンション作劇が引き起こす化学反応が
あらゆる視聴者を釘付けにしているあたりはまさに圧巻!痺れます。
だが本作の魅力は、まだまだこんなものでは語り尽くせない。

例えば、テーマ。この作品に提示されてるテーマは二つ。
「父と子」と「エネルギー問題」。
「エネルギー問題」は、現代において動力という足をもがれた地球人が、なすすべもなく見ていることしか出来ないという重苦しさを描きながら、{netabare}その元凶である敵ロボットに立ち向かえるのが、かつて人類が恐れもしたいにしえの動力、原子力を使って動くジャイアントロボだけ{/netabare}という因果関係が実に良かった。
また「父と子」というテーマにおいて。大作と幻夜、共に父親から遺産を託された者同士が、ぶつかりあう関係性が非常に良かった。
{netabare}幸せは犠牲なしには得る事はできないのか、時代は不幸なしに越えることは出来ないのか。
ep7にて父親の言葉を信じて戦い続ける大作の姿と、それを支える大人達の姿がなんとも胸を打つのだ。
{/netabare}
恐るべきは今川監督である。これほど重いテーマを横山作品のスターシステムという土台でハイクオリティに描ききった手腕は、やはり評価されてしかるべきではないだろうか。実現は不可能に近いと思っても、続編が見たいものだとこれほど切に願うアニメも無い。

ところでこのアニメ、我らが血風連の首領である怒鬼様もOVA6巻より参戦しておられるぞ!
出番は少ないし台詞だってないが、実に凛々しい風貌をしておられる。その勇姿は是が非ともご覧あれ!
そしてBF団と国際警察機構。二大勢力の激突と草間大作の戦いの行く末を見届けるがいい!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

Gガンダム×横山光輝オールスター=爆熱大傑作。

Gガンダムの今川監督作品だけあって、正に男泣きロボット?アニメの傑作


ジャイアントロボより凄い人間達が多数登場するトンデモナイ作品


歴代横山光輝キャラが敵味方に入り乱れる、他にないオールスター作品。


頑張りすぎて続編は…


敵でも味方でも漢!な奴はは素晴らしい!


マスターアジアに続く、最高の敵役の衝撃のアルベルト


指パッチンが武器な敵がいるのは今川作品だけ!


結論:遺言はちゃんと残しましょう


今川監督の先品がまた見たい。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

71.1 4 1992年度アニメランキング4位
美少女戦士セーラームーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (264)
1562人が棚に入れました
『美少女戦士セーラームーン』は、1992年の放送開始後、爆発的な人気を誇り社会現象にまでなった、武内直子原作によるファンタジーアクションアニメの第1シリーズ。【ストーリー】東京の麻布十番街(作中では東京の十番町、中学名は十番中学校)を舞台に、平凡だった中学2年生(初期シリーズ)の月野うさぎが黒猫ルナと出会い、セーラームーンに変身し、仲間たちと共に街を襲う悪者(妖魔、ダイモーンなど多数)を倒して行く。

声優・キャラクター
三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加、潘恵子、高戸靖広、古谷徹、小野坂昌也、柿沼紫乃、真地勇志、高木早苗、川島千代子

お茶 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

Cawaii!

以前TVかネットでイタリアの女子達がセラムンのコスが流行っているのを思い出したのでレビュー。

セーラームーンって魔法少女バトルを確立させたと同時に必殺技や、太陽系を属性にし明確なキャラ分けと、意図的なヒロインの複数化した雛形アニメなのでしょうか。

本作は従来男子の土俵だったバトルと、女子の憧れだった魔法美少女を上手く融合させてヒットしたんですかね。ただ、引っかかるのは女子の気持ちは分かりかねますが、戦う女子に憧れを見出す姿とかって男子の妄想でもあったりして、男子も隠れながら観ていた気がします。

もう死語なのかも知れませんがCawaiiは独自の言語として、外国では扱われているし、外国からするとかわいいは女性に対して失礼な言葉を持つ側面もあって、男性に対してかわいいと日本で言う意味と同じような意味合いで解釈される側面も持つ。

セーラームーンの世界の敵は、見るからに大人の女性でしかも半裸wそこにまだ未熟な美少女達が戦う構図がCawaiiを再現している。敵は蛇などの隠喩的エロ要素を持ち、逆にセラムン戦士達の未熟なかわいさを映しているように感じる。またタキシード仮面がピンチで登場するのも一つのかわいさの表れである気もする。やはり男に守ってもらうという構図は、彼女達がいかに強かろうと、その時は脆弱な乙女に戻る。

この脆弱さこそが、儚げでロマンティックで、懐かしくもすぐ手に届くようで届かない。凡庸だからこその親密性と、脆弱だからこその神秘性がCawaiiと勝手に感じております。ただ、そう考えるとかわいいと言われて嫌な気持ちも分からなくはないと思ったりもします。

日本ならではの感覚の言葉で無常を「もののあはれ」と表現したり、「いき」とか「わびさび」とか「うまみ」何て言う抽象的な言葉の一つとして「かわいい」が定着してきたのかもしれません。何でも枕草子が「かわゆし」と表現した言葉が源流のようですし。

ちなみに自分は何故かセーラーウラヌスが好きだったんですよね。ボーイッシュなのに乙女なところがギャップっていうんですかねwよく分からんレビューになってしまいましたが日本に生まれてヒャッハーーー最高だぜprpr

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今みたらまぁきたない画なんすけど・・

当時は演出がかっこよくってみんなハマってましたね。
Rまではおもしろかったかな・・原作も読んでた。
男子は結局誰派かの派閥闘争なわけで。物語では感動もしないし泣きもしない。女子はなぜないてるんだと。。。ただかっこいいと思うだけ。
当時小学生だったわたくし、初代からの生粋の亜美ちゃん派だった。今思うとバカじゃないかと・・マイノリティでしたね。
ガキってだいたいは、うさぎ、レイ後半で美奈子なんだけど。
もちろん大友では亜美ちゃんがぶっちぎりでしたが最初はそうでもなかったすよね。そもそも打ち切りの危険があった作品ですし。そういえば大友て久川さんが名付け親でしたね。いろんな意味で偉大な作品

たまに聞かれたりするが、リメイクしたら儲からない?てかオトナ向けのグッズなくない? 
それは・・・『子供はどうしたらできるの』ってくらい答えづらい質問だよ。。。。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

はんぺん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

懐かしい・・・

結構最近、懐かしくなって見直しました(笑)

今はプリキュアとかが人気ですけど、やっぱり楽しかったです。面白いっていうより楽しいです!

セーラー戦士ってすごい発育良いけど実は中学生だったんですもんね。そこからびっくり(笑)
プリキュアの絵柄も、もう少し大人っぽかったらはまれそうな気がするんだけどなあ…。

セーラームーンは悪役がかっこいい人ばっかりです。特にネフライトが大好きです。あとは緑川光さんとかもイケメンの悪役で出てきます(笑)

同じような話の繰り返しもありますが、基本的にどの回も楽しいし、話の終盤は純粋に感動できるので昔見た人とかは見直してみるのも楽しいかもしれないです!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

70.6 5 1992年度アニメランキング5位
宇宙の騎士テッカマンブレード(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.8 (67)
396人が棚に入れました
連合地球暦192年。謎の宇宙生命体『ラダム』が突如として地球に来襲、人類の宇宙進出の夢を懸けて作られた軌道エレベータ基地・オービタルリングを瞬く間に占拠し、地球侵略を開始した。地球製兵器では傷つけることすらできない強靭無比のラダム獣に対し、唯一対抗し得る兵器であるオービタルリングのレーザー砲を奪われた人類には対抗する術がなく、その侵攻をただ黙って見ているしかできなかった。そんなある日、地球上のラダム獣や地上に根付くラダム樹の調査・分析をしている外宇宙開発機構の前に、正体不明の記憶喪失の青年が現れる。

声優・キャラクター
森川智之、松本保典、林原めぐみ、横山智佐、鈴置洋孝、飯塚昭三、中原茂、子安武人、水谷優子、小杉十郎太、島香裕、横尾まり、飛田展男

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

作画は不安定だが、とても見ごたえのあるSFヒーローもの

この作品は、1975年に放送された『宇宙の騎士テッカマン』
を元に制作されたオリジナルアニメである。

私は、この作品の後に宇宙の騎士テッカマンを知ったため
詳しくはコメントできないが、一部の設定を除き、全く
異なる作品として作り上げられているようだ。
別物として、考えた方がいいだろう。

作品のジャンルとしては、復讐劇としての要素が非常に強いSF
ヒーロー物だが、1990年代の作品の中でも特にハードで、主人公が
最初から最後まで報われない鬱展開に仕上がっている。少なくとも、
近年のテレビアニメでは中々お目にかかれない卓越したストーリー
展開であることは間違いない。

一時的に暴走したのを機に戦意を完全に喪失したり、自分の目的を
達成するために、後半では寿命を削ってでも肉体を強化しようと
試みるのだが、今度は脳に障害を起こす等とことん負のスパイラルが
連鎖していくのだ。最終的には平和をもたらすことに成功したものの
その代償はあまりにも大きいものだった。
今までの事を考えると、あの終わり方が彼にとって一番幸せ
なのかもしれない。切ない。耐性がない人は視聴しないほうがいい。

それを可能にしたのは、主人公の憎むべき敵であり、全ての
元凶ともいえるラダムの凶悪さにある。いわばキャラクター設定だ。
なぜ、ラダムがオービタルリングを占拠したのか、
どうして主人公以外のテッカマンが存在するのか、
ラダム獣が植物化してラダム樹へと変化すると何が起きるのか
こういったことは作中できちんと説明されるので安心して欲しい。
ラダムの凶悪性が把握できている頃には、主人公がなぜあそこまで
ラダム討伐に力を注いでいるのか分かってもらえると思う。
(ここまで行くともはやいじめの領域に達しているような
気がしないでもない)

ラダムだけに関わらず、主人公を支えるブルーアースのメンバー
やラダム側のテッカマン達にもきちんと焦点が当てられているため
そういった点にも抜かりはない。

個人的に思い入れのあるキャラクターが非常に多く、選び出すと
キリがないだが、ここではあえて劇中屈指のネタキャラとして
愛されているテッカマンランスを挙げていこうと思う。
彼はラダム側のテッカマンの一人であり、戦闘力も高いのだが、
やたら自信家な人物として描かれている。

単独行動を取り、先にブレードを仕留めようとウキウキな気分で
立ち向かっていたのだがタイミングが悪かったのか、たいした
活躍を見せずに消えてしまったなんとも哀れな奴だ。
要はただの咬ませ犬である。

まあ、別の見方をすれば自らの命を犠牲に
死亡フラグを丁寧にレクチャーしてくださるありがたい教師ともいえる。
彼を象徴する代表的な台詞と言えばやっぱりこれ。

「フッ、いくら進化したと言えど、この至近距離からの
ボルテッカではひとたまりも……なにっ!?」

文字だけ見ても、典型的な咬ませ犬のテンプレそのものだ。
そりゃあ、テッカマセランスと呼ばれても仕方ないわな。合掌。
(他のラダムテッカマンと比較しても存在感はかなり薄い方だったので、
ぶっちゃけいなくてもいいんだけどね。)

作画に関してだが、非常にムラがあり、とても不安定な点はぬぐえない。
キャラクターの顔が多岐にわたっているのは勿論の事、
一部のシーンは色塗りがされていなかったり、使いまわしている
場面も多い。

原因は、予算や時間の都合によるものだというのは納得していたが
流石に48話のエビル作画だけは非常に目についてしまった。
なんせ顔だけでなく、髪の色がまるっきし違うのだ。
「あいつこんな色してたっけ?」と自分に問いかける始末。
もう少しで話が終わるのでせめて色だけはきちんとして欲しかった。
勿体ない。声優の演技に救われたのは言うまでもない。

作画はそこまで気にしない、濃厚なストーリー展開を好む
SF好きの方にはオススメ。但し、これでもかといわんばかりの鬱要素が
詰まっているのでそこだけ注意して欲しい。

個人的には、名作の域に入っても不思議ではないと感じるほど
とても面白かった。 名作だと思う。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「仮面の下の涙を拭えっ!!」

1992年タツノコプロ製作。
『宇宙の騎士テッカマン』(1975年 未見)から設定・世界観を一新し、
ハードSFアニメとして再構築した4クール作品。

【物語 5.0点】
悲壮。過酷な宿命を背負った主人公“Dボゥイ”こと“テッカマンブレード”が、
宇宙からの侵略者にひとり立ち向かう。
仲間の協力も得ながら徐々に心を開いていくが、
そこへ襲い掛かるさらなる悲劇と絶望のフルコース。
それでもヒーローは、男は、燃え尽きるまで戦い続けねばならないのだ。

プロット自体は変身ヒーロー物の王道だが、
主人公に課せられる試練が心身共にアニメ史上屈指のベリーハード。
キャッチコピー「仮面の下の涙を拭えっ!!」は伊達じゃない。

運命に立ち向かう男の生き様に魂が震える。


【作画 2.5点】
不定形。本作唯一の弱点。

作画そのものは実はそんなに悪くはなく、
むしろ戦闘シーンのメカニック描写などは上々。

ただ作画担当によってキャラデザ?何ソレ?
と言わんばかりに大きく変動する人物描写は、
声優さんの演技がなければキャラ判別困難。


【声優 5.0点】
主人公Dボゥイ役の森川 智之さんVSライバル・テッカマンエビル役の子安 武人さんによる
宿命バトルには単純な演技を超えた鬼気迫る物がある。

そして、{netabare}その決着を受けて、大トリを務めるラスボス役・若本 規夫さんの煽り文句は圧巻。{/netabare}

さらにはヒロイン役を務めた林原めぐみさんだけでなく、
クールだが秘めた情は厚い司令官フリーマン役の鈴置 洋孝さん
オカマなメカニック役の中原 茂さんら、
脇を彩るボイスも濃厚。
あとは{netabare}ミユキ役の水谷 優子さんとか。{/netabare}

本作はフリーマン視点で物語を俯瞰する脚本であり、
ナレーションも務めた鈴置さんの沈着冷静なナビゲートが
ハードな展開をいっそう引き締める。
(上記のキャッチコピーはフリーマンによる次回予告の締め文句でもあり、
彼が語ってこそ味わいが出る)

90年代アニメの中でも、本作の魂が籠もった熱演は別格かつ伝説級。


【音楽 5.0点】
極上。総勢60余名のオーケストラ編成に
勇壮な混声コーラスをアレンジしたメインテーマなどの迫力のBGM。
繊細な弦楽が、ロボットとも有機生命体ともつかないテッカマンの神秘性も内包しつつ、
地球圏に跨がるSFバトルを大いに盛り上げる。

OP&ED主題歌は前後期4曲とも小坂 由美子さん。他に挿入歌もあり。
確かな歌唱力に裏打ちされた、伸びのあるビブラートが、主人公の哀しみと共鳴。


【キャラ 5.0点】
悲運が積み重なった主人公には“Dボゥイ”ほか様々な名前、異名があり、
そのこと自体が彼の過酷な運命を象徴している。

ここでは本作の徹底した悲劇設定から生まれた主人公名言だけ引用しておきます。

{netabare}「Dボゥイも相羽タカヤも今ここで死んだ。俺はテッカマンブレードだ」{/netabare}


【感想】
“隠れた名作”としての悲劇が語られることも多い本作。

よく見るのが『セーラームーン』の裏番組で埋もれてしまったとか、
テレビの自主規制で表現萎縮が進む中、
ハード過ぎる描写故にろくに再放送もされなくなっていったとか。
(エロ面でも、一応、一部変身シーンで乳〇が見えるアニメでもありますしね)

けど都会の人気アニメが放送後回しにされる北陸在住の私には無関係(苦笑)
本作も『セーラームーン』の裏ではなく、
全国放送終わった少し後の夕方16時台~17時台の枠で観てました。
因みに後の『エヴァ』何かも、私は旧劇公開に合わせた夕方再放送を視聴してました。
後回し地方民も悪いことばかりではありませんね。

夕方、帰宅してすぐにグロエロ不問でハードなアニメを自主規制なしで楽しむ。
あの頃は良い時代でしたな~(遠い目)
(もっとも、帰宅しなくてもスマホの動画見放題サービスで本作を視聴できる
今もまた良い時代ですが)


本作は私が“神アニメ”と呼べる数少ない傑作の一つ。
今世紀実現した『スパロボ』参戦後も依然埋もれているようなので、
一人でも多くの人に掘り起こして欲しいと願います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 17

チョコ太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

テックセッターー!!

ラダムと地球人類の壮絶な戦いを描いたスペースオペラ!!

この作品の見所はテッカマンブレードであるDボウイのあまりにも重く過酷な運命を、遊びなしのシリアス路線で全49話に渡り描ききっているところだと思います!!  
個人的に48話は神回でした!!^^


作画が安定せず作画崩壊している回も多く、映像の使いまわしも多いです^^;しかし、見ごたえのある作品なのは間違いないです!!

90年代の傑作アニメだと思います!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

69.8 6 1992年度アニメランキング6位
美女と野獣(アニメ映画)

1992年9月1日
★★★★☆ 3.9 (82)
652人が棚に入れました
第64回アカデミー賞でアニメとしては初の作品賞ノミネートされた、芸術的仕上がりのディズニー・アニメ。有名な、真実の愛によってしか救われない野獣と化した王子の寓話が原作。彼が心優しい少女ベルと知りあって、頑な自閉状態から脱却すると、奇跡は起こって……と言うお話。セリーヌ・ディオンとピーボ・ブライソンが唄う主題歌(オスカー受賞)は「アラジン」のそれとどう違うんだ、と作者のA・メンケンに聞きたいが、この映画で素直に泣けない女の子とはつきあえない気がする……という10代の意見も貴重? こちらの関心は自ずと、ギャグ部門担当のポット夫人(声はA・ランズベリー!)とその息子に向かう……。

声優・キャラクター
ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン、レックス・エバーハート、リチャード・ホワイト、デビッド・オグデン・ステイアーズ、ジェリー・オーバック、アンジェラ・ランズベリー、ブラッドレイ・マイケル・ピアース、ジェス・コルティ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人間賛歌

全編ミュージカル風ディズニーエンターテイメントアニメ。
音楽がない場面でも、オーバーアクションです。

ツッコんで良いのやら悪いのやら。
猪突猛進的ストーリーには清々しさを感じます。

物語の骨子は美女と野獣の関係。
人の心を見つめることのできる美女。
性格に難点はあるけど素直な野獣。
この二人の結末は・・・自然とそうなるわなあ。

呪いのお城は楽しいお城。
表情豊かに動くおしゃべり静物がコミカル。
こんなお城なら住んでみたい。

あと、ひとつ感心した所。
自動薪割り機は伏線だったんだ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 23
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

もはや見すぎてどれがアニメの話だったかw

フランスの民話“美女と野獣”が元になったアニメーション映画。

1991年制作なのですけど、もっと昔な気もしますね。

最近、実写映画の美女と野獣あったじゃないですか?
あれ凄く良かったんですけど、ひとりで見に来てるのが自分だけでちょっと所在がなかった思い出w

普通は恋人同士で見に来るタイトルですよね。アニオタの自分は場違いだったw

それで、このアニメ自体観たのは数回観ましたけど、最後に観たのは少なくとも20年前くらいなんですよね。なのに内容しっかり覚えてるのは何度も擦られるタイトルだからでしょう。劇団四季ミュージカルの美女と野獣も数回見に行きましたから、もうお腹いっぱいだったのに実写はとても丁寧で世界観を絶妙に表していました。近年のディズニー映画でもかなりの意欲作。

エマ・ワトソンがめちゃめちゃ可愛かった。はまり役ですねえ~♪
ガストンもいい味出してたなー。ルーク・エヴァンズが完璧に演じてたw
{netabare}
異類婚姻譚としての代表作とも言える本作は、個人的には野獣のままでも良いのにーと思ってたんですけど、もしかしたら少数派かもしれない。いや、だって野獣のほうがかっこ良くないですか?どうなんだろ?何度もこのタイトルを観て、毎回ラストであーあーと思ってしまう。駄目なやつです(笑)
{/netabare}

アニメの感想を書いてないな・・。この当時のディズニーアニメらしい良い出来でした(雑w)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

私的ディズニーNo.1イケメンは…

 ガストン…てのは冗談で、ビーストだったりします

 あの不器用な優しさが堪らない…山寺さんのイケボも相まって…
 美しいベルとのカップリングが堪らなく好きで、個人的にディズニー作品の中でも特にお気に入りの作品だったりします

 このカップル以外でも、ポット夫人やルミエールなどの魅力的なキャラクターが多数いると思うんですが、このサイトのキャラの評価が低いのがなんとも腑に落ちなかったりします

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

69.8 6 1992年度アニメランキング6位
楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星(アニメ映画)

1992年8月8日
★★★★☆ 4.0 (13)
95人が棚に入れました
ある日、ムーミン谷に住むムーミン一家の元にジャコウネズミがやって来て、「彗星がきて、この世は滅びる」と言い出す。彗星のことが気になったムーミンは、友だちのスニフ、ミーと共に「おさびし山」の天文台へと向かう。「あと4日で彗星が地球に衝突する」とのニュースを得たムーミンは、道中出会ったスナフキン、フローレンらと共にムーミン谷を目指す。フィンランドの作家、トーベ・ヤンソンの「ムーミン」シリーズをTVアニメ化した『楽しいムーミン一家』の劇場版。同名の原作小説を元に、丁寧にアニメ化している。TV版のレギュラーメンバーであるスナフキン、フローレンと、ムーミンとの初めての出会いも描かれている。
ネタバレ

前田定満 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不安に立ち向かうこと

スタッフ
 原作:トーベ・ヤンソン(小説)、ラッセ・ヤンソン(漫画)
 監督.絵コンテ:斎藤博
 脚本:宮崎晃
 演出:小島正幸
 音楽:白鳥澄夫
主題歌
 OP:「しあわせのモルガーネ」
 ED:「この宇宙(そら)へ、伝えたい」
キャスト
 ムーミン:高山みなみ
 スニフ:中尾隆聖
 ミイ:佐久間レイ
 スナフキン:子安武人
 フローレン:かないみか
 スノーク:平田康之
 ムーミンママ:谷育子
 ムーミンパパ:大塚明夫
 ジャコウネズミ:山内雅人
 ヘムレン:矢田稔
公開
 1992年8月8日

 原作はトーベ・ヤンソンさんの小説「ムーミン谷の彗星(ムーミンシリーズ第2作)」。
テレビアニメ「楽しいムーミン一家」の劇場版です。


あらすじ
{netabare} ムーミン谷に引っ越してきたばかりという設定です。
ムーミンパパが家の前の川に橋を作ったその夜、
不気味な黒い雨が降ります。
川に住む哲学者のジャコウネズミは「この雨は普通じゃない。悪いことが起きる予兆」と言います。
そしてパンを使った演出で「大きな星がぶつかれば小さい地球なんか木っ端みじん」だと。
それを聞いた子供達は不安と恐怖で落ち着きません。
そこでムーミンパパとママの提案で彗星のことを知るために、
ムーミン、ミー、スニフはおさびし山の頂上にある天文台を目指して旅をします。
おさびし山に向かう途中スナフキンと出会い、スナフキンも一緒に天文台へ向かいます。
おさびし山の天文台に着いたムーミン達は天文学者からあと3日で彗星がやって来ると言われます。
それを知らせるため急いでムーミン谷へ帰還します。
この旅の帰り道でフローレン、スノークと出会い、共にムーミン谷へ帰還します。

好きなシーン
{netabare} フローレンが食虫植物のアンゴスツーラに捕まり、食べられそうになっているシーンです。
アンゴスツーラの気を自分に向けさせようとスナフキンは暴言を吐きます。
{netabare}「やいや〰い!このボロ雑巾みたいなアンゴスツーラめ!聞いてるのか!腐れネズミめ!お前はシラミの卵だ〰!」
「やいやいアンゴスツーラのへなちょこ野郎め!お前は昼寝してる豚の夢みたいな情けないやつだぞ!」{/netabare}
あの真面目で優しいスナフキンがこんな暴言を吐くとは…

 このシーンで素晴らしいのはムーミンとミーがアンゴスツーラに反撃する所のBGMです。
曲の名は「魔法のシルクハット」という曲です。
テレビアニメの「楽しいムーミン一家」の方で初めて流れた曲ですが、
ノリがよく明るい曲なのですが、綺麗とも感じる素晴らしい曲です。
ぜひ一度お聴きにいただければと思います。
{/netabare}

{/netabare}

映画最大の魅力:主題歌
{netabare}
OP「しあわせのモルガーネ」
歌:白鳥英美子
作詞.作曲:白鳥英美子
編曲:渡辺雅二
ED「この宇宙(そら)へ、伝えたい」
歌:白鳥英美子
作詞:白鳥英美子、作曲:白鳥澄夫
編曲:渡辺雅二

{netabare} この主題歌がこの映画の点数を上げる最大の要因です。
特にエンディングの「この宇宙(そら)へ、伝えたい」。
彗星の影響で干からびてしまった海が戻って来るという感動シーンからエンディングの締めくくりまで流れます。
歌詞も素晴らしいのですが、
分かりやすく美しく、さらには「宇宙(そら)へ、伝えたい」という言葉に相応しい壮大なメロディーが大変印象的です。
映画のストーリーや演出ともマッチしており、名曲以外の言葉が見つかりません。
どこまでも届きそうな白鳥英美子さんの透明感のある歌声もさらに魅力的です。{/netabare}

{/netabare}


映画のテーマ
{netabare} この映画における最も重要なポイントは旅のはじまりにあります。
ジャコウネズミの言葉により不安に陥るムーミン達。
この不安をどう解消したらいいのか。
それはその後のムーミンママとムーミンパパの提案が答えなのです。
「天文台へ行きなさい」。
不安から逃げてばかりいては逆に恐怖を感じるが、
不安に立ち向かえば、それは大きな冒険になる。
この旅そのものがこの「ムーミン谷の彗星」の大きなテーマです。

 この話でもその例えとなるキャラクターが2名います。
ジャコウネズミとスナフキンです。
ジャコウネズミは自らジッとして考え恐怖を煽る発言をする。
しかしスナフキンは旅をして色々な人から話を聞き、その真実を知る。

まさにこの映画のテーマを象徴する2名です。{/netabare}


彗星という存在
{netabare} 最後にこの映画の最大の問題児。それは彗星について。
彗星は一定の軌道を通らず、気まぐれに動く天体。
行動が読めない者は恐ろしいです。
子供時代の友達にいましたよ…

この映画では彗星は地球より巨大な上にぶつかるかもしれないという。
彗星は天体ですが、もし彗星に気持ちがあったらどんな気持ちなんでしょうか。

ムーミン達は「あの彗星は独りぼっちで寂しそう」と言います。
それに対してスナフキン「皆から恐れられる存在になると、孤独になってしまう」。

独りぼっちの人間って実は嫌われたくないんですよ。
この彗星に気持ちがあれば嫌われたくないはずです。
楽しいムーミン一家でもモランがその存在です。

結局彗星は地球に近づきましたが、予想外の軌道を通り地球にかすって去っていきます。

あるムーミンの解説本で「彗星も嫌われたままでいたくなかったのかも」と書いてありましたが、
まさにその通りだなと思った次第です。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

69.3 8 1992年度アニメランキング8位
さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(アニメ映画)

1992年12月19日
★★★★☆ 4.0 (16)
71人が棚に入れました
国民的人気作品『ちびまる子ちゃん』の劇場版長編新作第2弾。原作者のさくらももこが数年間にわたって構想し続けてきた物語を、自身の手で脚本にしている。 音楽の授業で習った歌『めんこい仔馬』を気に入るまる子。そんな中、まる子は絵描きのお姉さんと知り合いになる。やがて図画の授業で「わたしの好きな歌」がテーマとなった際、もちろんまる子は『めんこい仔馬』を題材に選ぶ。放課後に絵を完成させようと努力するまる子は、絵描きのお姉さんをたずねてみることに。お姉さんの家で『めんこい仔馬』の歌の続きを知ってしまうまる子だが。 本作はTVシリーズ『ちびまる子ちゃん(第1作)』の監督である須田裕美子らが同職を務め、まる子ほかの声優陣もTV版とほぼ同様だが、実制作はTV版が日本アニメーションだったのに対し、本作は亜細亜堂が担当。コピーライターの糸井重里によってつけられた本作のキャッチフレーズは「しみじみしましょう」である。

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

やさしさに包まれたなら

原作・脚本さくらももこ、
全編を通じて劇場版より珠玉の一遍。

図工の時間「わたしの好きな歌」というテーマで、
絵を描くことになったまる子は、
音楽の時間に習った「めんこい仔馬」を選ぶ。
上手に書きたくても失敗が続くまる子。
街で知り合った絵描きのお姉さんに絵を教わり、
心温まる交流が始まるのです。

どこにでもある日常をユーモアを交え、
優しい眼差しで描き続けたさくらももこ。

生きている間には色んな事があり、
大事なものを回復したり失いそうになったり、
日々忘れてしまいそうな小さな出来事にも、
私たちを支えてくれる物語があるのかも知れません。

ちびまる子はもう現代の童話でしょう。
これからもお茶の間で愛され続けるに違いない。

優しい気持ちになれる小さな日常の風景だ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37
ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

まるちゃん達の「好きな歌」が詰まった好き勝手自由に作られた名作

 WOWOW様の一挙放送で初めて鑑賞(書き下ろし漫画は読了済)
 これDVD化されてないみたいですね…WOWOW様に感謝です(まるでステマですね…DVD化してほしい作品です。色んなアニメ好きな方々に、この独特な世界観を味わってみてほしい。)

 ちびまる子ちゃん劇場版の第二作。今の時代にはなかなか難しい、本当に見せたいものを自由に作って詰め込んだような作品。劇中の映像と音楽は芸術的で、音と映像が好きな人には特に勧めたい映画です。

 図工の時間で「わたしの好きな歌」についてお絵かきするという宿題から物語が始まることもあって、様々な音楽が詰まっている映画になっています。「音楽シーンが長くて苦手」って方もいるみたいですが、個人的には劇中の曲や映像が素敵だったので、鑑賞後即CD屋さんに直行してしまいました。湯浅政明が演出してるシーンとかもあって、ファンは必見ですよ!

 内容的にも泣けるんです。以下ネタバレ付き感想{netabare}
 
物語:まる子と絵描きのお姉さんの交流と別れを描いている作品。前作に続いて今作もなかなか泣かせてくれますし、しっかり笑いもあります。個人的にはお気に入りキャラの永沢君の性格の悪さ?がツボでした。(前作では一介のモブに過ぎない役回りでしたので…)。最後にオチがあるのがまる子ちゃんですよね!
 好きなシーンは、音楽のシーン全般と、終盤の「めんこい仔馬」の歌と重なるようにまる子が万歳するシーンですかね…(ほぼ全部ですね)

声優:安定の面々にゲスト声優として主題歌を歌う高橋由美子が「絵描きのお姉さん」を演じていますが、なかなか良いです。キートン山田(ナレーター)も相変わらずいい味出しています。

キャラ:これまた安定の面々。多くのキャラクターに見せ場がある映画でもあります。B級男子たちが滅茶苦茶格好いいシーンなんかもあるんですよ!

作画:レベルがかなり高いです。音楽シーンはどれも独特な世界観の映像を見せてくれて、それだけでも楽しいです。私の大好きな湯浅さんらしさ全開のシーンもあります。

音楽:この映画の凄い点が音楽とそれに合った映像だと思います。劇中で特に好きだった曲を以下で紹介

1、1969年のドラッグレース(大滝詠一)
 演出・作画担当が湯浅政明(代表作:四畳半神話大系、ピンポン等々)。鑑賞中すごく湯浅さんっぽいと思ったら、本当に湯浅さんでした 笑
 花輪君の車で静岡まで行く際に流れる曲なんですが…歌詞も格好いい。ドライブに最適な名曲です!
 今作のOP代わりの一曲ですが、早速センスに脱帽させられます。

2、ダンドゥット・レゲエ(チャンプルー・DKI)
 花輪君が選んだ「わたしの好きな歌」。小3にしてこの曲を選ぶとは…花輪君は本当にセンスが化け物級です。インドネシア系の癖になる楽曲と寺院を訪れた花輪君が踊り子に魅了される心象風景を描いた独特な映像。何度も観たくなるシーンです。

3、買い物ブギ(笠置シヅ子)
 はまじが選んだ「わたしの好きな歌」。どうやらはまじの子守歌らしいです…笑。親のセンスがやばい。1950年?の古い曲で、この映画で初めて聴いたんですが、はまっちゃいました。
 これまた演出・作画担当が湯浅さんで、子供たちには少し怖いかもしれない強烈な個性を感じるシーンとなっています。大人になってみても少し怖く、それでいて癖になる面白い映像です。

4、星を食べる(たま)
 まる子と絵描きのお姉さんが水族館を見て回るシーンで使用。個人的に一番印象的な映像だったかもしれません。魚の形の乗り物に乗って、空を飛んでいる魚をお姉さんと一緒に見て回る映像なんですが…水族館の薄暗さや静けさを表現しているのかも知れませんが、それにしてもこの曲を選ぶか!ってぐらい不思議な雰囲気の音楽と映像で…凄く素敵です。(歌詞に「ぼくは君の首をそっと絞めたくなる」っていうちびまる子ちゃんらしからぬ部分もあって…すごい世界観です。)見せたいものを自由に詰め込んでる感じがいいですね。

5、B級ダンシング(はまじ・関口君・ブー太郎)
 これも本当に聴いてほしい曲です。イマイチいけてないB級男子達であるはまじ・関口君・ブー太郎のトリオ(ドラムは永沢君が叩いています)がビートルズを思わせるような曲とライブ映像で魅了してくれます。
 なんだこいつら…めっちゃ格好いいじゃねえか!
 はまじはクラスの人気者なので、いつも目立ちますが、関口やブー太郎が脚光浴びるアニメーションは新鮮でうれしいですね。妄想なんですけどね…
 
6、だいすき(高橋由美子)
 最後にこの作品のエンディングで流れるこの主題歌を。最後はやっぱりいつもの「ちびまる子ちゃん」を思わせるような元気な曲でした。
 歌詞がすごく単純で「あなたが大好きなの!」「会いに来て!」とか直接的な歌詞が多く、パワフルで元気が出ます。「相手を好き」という強いメッセージが真っ直ぐ伝わってくるような素敵な曲でした。
{/netabare}
 この映画のおかげで、好きな曲が増えました。
 みんなに鑑賞を勧めたい作品ですが、なかなか難しいのが玉に瑕です。
 今の時代、ここまで自由気ままに作られる作品ってなかなかないですよね…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

68.9 9 1992年度アニメランキング9位
天地無用! 魎皇鬼 第1期(OVA)

1992年4月1日
★★★★☆ 3.8 (143)
716人が棚に入れました
封印されていた鬼、魎呼を復活させ、様々な事情で地球にやってきた宇宙人たちに振り回される日々を過ごす天地だったが、今度は樹雷王国の力の謎を解き明かそうとする悪の科学者・神我人の陰謀に巻き込まれていく…。

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ロップイヤーって可愛いよね(´∀`*)

90年代初めの微エロハーレムアニメ。
OVAだからなのか、はたまた、まだこの時代の為か、
光や湯煙などのディフェンスがなかったりするんだよね@w@
6話構成の為、多少急ぎ足なストーリー展開だったりもするけど
細かい部分の設定等、オリジナリティに富んでいる為
結構面白く魅力あるアニメだと思います。
その一角として、服飾や家具、武器に兵器も結構デザインが
面白い調和を取っている為、歓心を買うものがあったりしました・w・
ちなみに最終話となる7話はスペシャルエピソードで本編40分です。
後に2期が製作された事により、このスペシャルエピソードは
7話目という位置づけになったそうです・w・

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

ほくほく さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

色あせない!

少年時代にハマった記憶が懐かしい。
すべてにおいて魅力的!
そのあとに派生した作品は完全におまけ。
この第1期が天地のすべてです。
女性キャラが個性的で魅力的。
また、服装などのデザインもこの作品にしかない
素晴らしいデザインだと思います。
たった6話ながらストーリーがしっかりまとまっていて、
とにかくわくわくする展開がたまらないです。
最終話は少し詰め込みすぎで
天地の活躍があっという間でしたが
間違いなく名作と呼べる作品だと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

タチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ハーレムアニメ

天地シリーズの第1作目。
 アニメ版とは内容がちょっと異なりますのでアニメ版だけ見た人もみてほしい。
 OVAということで作画もよく、テンポよくスムーズに見れると思います。
ハーレムモノが好きなら見ることをオススメします。

「シリーズ」と言われることだけあって天地無用以外でも、よくこの作品に関係しているのではないか?というシーンが梶島さんの作品ではよく見られるので先に魎皇鬼から見ておくと面白いかもしれませんね。


投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

68.7 10 1992年度アニメランキング10位
らんま1/2 決戦桃幻郷!花嫁を奪りもどせ!!(アニメ映画)

1992年8月1日
★★★★☆ 3.8 (43)
412人が棚に入れました
 高橋留美子の同名ドタバタ格闘漫画をアニメ化。本作は劇場用作品、第2作目。父と共に格闘修行をしている早乙女乱馬。乱馬は修行の途中のアクシデントで、水をかぶると女の体に、お湯をかけると男に戻るという奇妙な変身体質になってしまっている。ちなみに、父親はパンダに変身する。そんな早乙女親子は、乱馬の父の友人が開いている天道道場に居候している。また、天道家の三女・女子高生のあかねは乱馬の許嫁でもあった。ある夏の日、南の島へバカンスに出かけた天道家。だが、謎の影に女性たちが次々とさらわれるという事件が発生する。犯人は、桃源郷の幻術皇子“トウマ”。トウマは自らの妃を選ぶために、女たちを誘拐していたのだ。しかし、乱馬には事件の真相よりも気になるウワサがあった。トウマが、生き物を人間の男に変える秘薬を持っているというのだ。乱馬はその薬を手に入れるため、そして、連れ去られたあかねを取り戻すために桃源郷に乗り込んでいく…!

もずくず さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

劇場版らんま2分の1 2作品目

劇場版オリジナルアニメです。

らんま劇場版で一番これが好きです。

あかねに対してらんまが最後にいうセリフ。

しびれますね。

ツンデレにもほどがあるだろこいつら・・・。といいたくなるようなラストシーンは必見です。

水着シーンもいいっ!

戦闘シーンはいつも通り!

ギャグもいつも通り!

楽しく見える作品です。

通常アニメみてなくてもこの映画から入るのも全然ありだと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

68.7 10 1992年度アニメランキング10位
風の中の少女 金髪のジェニー(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (10)
69人が棚に入れました
「アメリカ民謡の父」といわれる名作曲家スチーブン・フォスターと、のちに彼の妻となった少女ジェニー・マクダウェルとの音楽と恋に掛けた青春の日々を描く史劇ドラマ。1838年のアメリカは、ペンシルベニア州ローレンスヴィルの町。ハーモニカの好きな少年スチーブン、バンジョーを愛する黒人少年ビルとともにピアノレッスンに打ち込む美少女ジェニー。だが彼女を、心臓が悪かった母の急死という悲劇が襲う。ジェニーはこれを機会に、病気や怪我で苦しむ人々へ献身する人生を決意、医師の道を志す。一方、スチーブンもまた音楽家への道を志望。ビルもまた自分の進路を模索し始めた。製作は日本アニメーションで「世界名作劇場」の傍流的な作品のひとつともいえる。1話から本編中にフォスターの作曲した楽曲のメロディー群が使用されたのも話題。好評の番組は一年間の放映予定を貫徹し、最終回でジェニーとスチーブンは結ばれる。

声優・キャラクター
堀江美都子、藤田淑子、菊池正美、有本欽隆、神田和佳、キートン山田、勝生真沙子、優希比呂、石森達幸、岡のり子、中村秀利、はやみけい、鵜飼るみ子、白鳥由里、三浦雅子、西原久美子、玉川砂記子、島本須美、千田光男

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

「名作劇場」以外の名作劇場系作品

フランダースの犬をはじめとする「名作劇場」とは別枠なのだが同系列と言っていい性格の作品だ
いかにも古い原作がありそうな作品だが日本人が有名な「アメリカ音楽の父」スティーブン・フォスターをモチーフに書いた物らしい

19世紀のアメリカを舞台としておりその時代にのっとった設定がなされている為視聴において違和感を感じることなく楽しめたし名作劇場系の作品としては平均的なできばえと言える起承転結がありラストは感動的に締めくくられており
子供に見せたいアニメと言って差し支えない

ただ途中の流れがやや助長過ぎるような気がするが原作を持たない作品で1年間通しての視聴を前提とする52話構成では多少は仕方がないかもしれない

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

68.5 12 1992年度アニメランキング12位
機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(アニメ映画)

1992年8月29日
★★★★☆ 3.7 (162)
1173人が棚に入れました
ロボットアニメの一大ブームを巻きおこした「機動戦士ガンダム」のアナザーストーリー。OVAシリーズ「機動戦士ガンダム スターダストメモリー」を再構成し、新作映像も追加している。ジオンと地球連邦の1年戦争が終結して3年。突如としてデラーズ・フリートと名乗る組織が地球連邦に宣戦布告してきた。目的はジオンの復興、そして連邦の滅亡だ。彼らは星の屑作戦を敢行するため、モビルスーツのテストパイロット、コウ・ウラキの目の前で、ガンダムの試作機を奪取する。

声優・キャラクター
堀川りょう、佐久間レイ、大塚明夫、山田義晴、伊倉一恵、真柴摩利、大塚周夫、小林清志

おふとん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

最終戦だけ観るならOVAより劇場版かと。

物語の解説は『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』のレビューを参照してください。
ちなみに私の書いたものは偏りすぎで参考にならないので、他のレビュアーさんのを読むのが吉。


全13話の本編OVAを120分に纏めた、92年公開の劇場作品。
本編前半のエピソードが容赦なくカットされて、終盤の宇宙戦に特化した構成になっています。

特に最終戦には尺の4割以上を割いているので、本編に遜色ないレベルで描かれていますし、
BGMの使い方がより効果的で、引き締まった緊迫感のある戦闘シーンが楽しめました。

キャラの台詞回しは全般的に劇場版のほうが力が入っていて、
例のガトーの名言はOVAより遥かに魂こもってます。微妙な違いですがそう感じます。
ガノタ以外にとってはどうでもいいこの一言が聴けるだけでも、劇場版に価値ありだと
勝手に思っています。 ガトーCVの大塚明夫さん、本当にありがとうございました。

身震いする程嫌いだった本編のラストシーンがカットされているのも良かった。
この結末の方がガンダムらしくていいと思いますが、
あまりにも救いのない終幕となったので、この辺は評価のわかれるところでしょうか。


劇中で適時ナレーション入れてくれるので、本編を観ていなくても置いてきぼりにはならないですが、
総集編と呼ぶには編集のバランスが悪いと思いますので、やはり本編OVAを観た方が無難。

中途半端に終わらせてしまうエピソードや、いつの間にか消えてるキャラもいたりして、
バランスが悪いだけでなく、編集そのものも上手とは言えません。
「最終戦だけ観るなら」という条件付きでしかお薦めできないのが残念。

個人的には幾つかOVAより良い点を見い出せたので、これはこれで手放せない作品ではあります。


以下余談

VHS版での感想なので、台詞やBGMに関してDVD・BD版はどうなっているかはわかりません。
主観ですが、宇宙世紀シリーズをDVD・BD化する際の音源リテイクは、
BGMもSEも台詞回しもとかく悪い方向へ行く事が多いようなので、本作もかなり心配です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

ザンギエフ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なぜか

個人的には一番好きなガンダム作品です

なぜかこのサイトにはOVA版の「機動戦士ガンダム0083Stardust Memory」の項目がないんですがもともとはOVAです
(追記:発見しました。自分が馬鹿なだけでした…orz)


OVA全13話を120分にまとめているのでかなりの部分をはしょっています
OVA版は物語の評価は☆5を与えたいほどの内容です
他の方も書かれていますが観るなら是非OVA版を御覧ください

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

最も好きなガンダムの一つ

OVA版は10年近く前に視聴したのですが、劇場版は初見でした。

非常に好きな作品ということもあって、内容はかなり覚えていました。劇場版特有のモノローグや省略は、仕方がないですね。

しかし改めて見ても、ニナとは恐ろしいキャラクターですね(笑)。僕は佐久間レイさんの声が大好きなはずなのに、その声がものすごく耳障りに感じられるくらいでした。その辺りは佐久間さんの演技力の賜物なのでしょう。

そして僕がガンダムシリーズのキャラクターの中で一番好きな(笑)シーマ様は、思ってた以上に笑っちゃうくらい悪役でした。やっぱり大好きです。

人間ドラマにおいて省かれている場面も多いので、やはり最初はOVA版の視聴をオススメします。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

68.2 13 1992年度アニメランキング13位
ドラえもん のび太と雲の王国(アニメ映画)

1992年3月7日
★★★★☆ 3.7 (104)
610人が棚に入れました
天国の存在を信じるのび太は皆にバカにされてしまい、ドラえもんの力を借りて天空に雲の王国を作り上げる。ところが空には別の王国があり、ドラえもん達はその王国に迷い込む。絶滅した動物が集められたその王国で、パルパルという少女と出会い、宿舎に案内されるが、素晴らしくもどこか怪しい世界に不安になってドラえもん達は脱出する。ところがしずか達が追っ手に捕まり、地上征服を企むグリオのノア計画の裁判で地球人代表として裁かれることに。

声優・キャラクター
大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、肝付兼太、たてかべ和也、加藤正之、千々松幸子、田中亮一、伊藤美紀、村山明、高乃麗、松尾佳子

gtbeetboot さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

馴染んだ作品

のび太は雲に乗れることを信じていたが、皆に馬鹿にされた。そんなのび太にドラえもんは手を差し伸べて、雲に楽園を作ろうとする話です。

見ていただかないとわからないのですが、ドラえもんの作った王国は非常に頑丈で、力を持っていました。物語後半ドラえもんはある決断をします。そのシーンにいくまでに涙をぬぐえるものを用意しておきましょう。

家にビデオがあったので、子どもの時から何回もみてました。それでいえることはいい作品は何度見てもいい!!!みなさんもぜひお試しください。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

アリス★彡 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

環境問題を扱った作品です。少しばかり押し付けがましいところがポイントですね。

子供の頃に観た作品です。
ドラえもんの映画は、子供向けに作られていますが、親子と観る事が多いだろうと予想されているので、意外とディープなテーマが描かれています。
本作については、環境問題をテーマとして扱っており、人類の行動が地球温暖化へと繋がっているという作者のメッセージが強く作品に表れています。

この押し付けがましいほどのテーマ性が本作の魅力で、とにかくこれを描くために{netabare} 地上を洪水にさせたり{/netabare}だとか、{netabare} 天空の人々と地上の人々の対立{/netabare}を描いたりとか、そのテーマについて徹底的に掘り下げられています。

しかし、少しだけ現実味の無い話が多いので{netabare} (天空が地上を洪水にさせる理由、心理だとか){/netabare}、その辺りに疑問を感じると、真剣に観れなくなるかもしれません。この辺は、個人の価値観ですね。
EDの「雲がゆくのは」からは、渋くて作品全体のイメージとしてはぴったりだと思いました。

なんだかんだで、地球温暖化について考えさせられるアニメです....。
地球に生かされているんだなぁって、そういうものをグッと感じるアニメ映画でした。

序盤で、{netabare} 夢の雲の王国{/netabare}をのび太たちが作って、それを壊すように厳しい現実が襲いかかるというのがポイントなんですよね。
そういうギャップで、「現実はそう上手くはいかない、こういう問題もあるんだよ?」ということを表現しています。
ストーリーを観ても起承転結はしっかりしています。はらはらドキドキ感がありますから、エンタメとしても、なかなか面白かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

いっき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

このアニメは子供にも見てもらいたいアニメです。

ドラえもんといえば子供アニメという印象ですが、昔のドラえもんはとてもシュールなのは分かる人には分かると思います。

この映画は不二子さんが得意とする環境問題を前面に出した作品です。

雲の上には、人間(天上人)がすでに暮らしていて、文明を栄えている。それよりか地上の人間の蛮行な振る舞いを見かねて、地上一掃計画まで立てている。そんなSFな物語。

このような環境、人間のしてきたことの償いをハッキリと描いたドラえもんアニメは無いんじゃないかというくらい、今では出来ない、描写が沢山あります。

この頃から今では有名になった''京都アニメーション''の代表八田陽子さんが下請けとして現役の時に仕上げをしています。

それによって描写はすごくリアルです。これぞ日本アニメという感じです。

ジャイアンが雲の王国でバッティングをするときなんか涼宮ハルヒの野球シーンの躍動感があります。

今では、ドラえもんがガスタンクに突っ込んで爆発とか出来無そうです。水害で町もろとも流○すとかも・・・

そういう極限の、人間模様と、問題に直面した描写はこの旧ドラえもん映画ならではではないでしょうか?

大人向けですが、小さかった頃の自分にはとても参考になった作品でした。

{netabare}

ドンジャラ村とか、キー坊のパロディーなどドラえもん映画やりたい放題ですw

そういったら、不二子さんが無くなった後の映画も南海大冒険や、ワンニャンなんかもすでに原作あったものですけどねw


このアニメは、アニメも素晴らしいですが、歌も素晴らしかったのが印象です。

この「雲のゆくのは」は名曲でした。

この歌は武田さんを知らなくても思い出に残っている。もう世代がばれそうですがw

しいて言えば、ドラえもんの名曲といえば、堀江さんの「ごーらんよ、あのー空が・・・」とか気球とか・・・もうやめておきます。

このアルバムを買ったことはとても良かったとおもいます。日本誕生や、宇宙小戦争などの歌が集録されています。

この頃の''死''とか''直面する事実''を描いているドラえもんこそがアニメ会社にも恵まれたドラえもんでした。

{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

68.2 13 1992年度アニメランキング13位
新世紀GPXサイバーフォーミュラ11[ダブルワン](OVA)

1992年11月1日
★★★★☆ 3.8 (46)
220人が棚に入れました
 2016年、第11回サイバーフォーミュラGPSが開催された。前年度チャンピオンのハヤトは、続々と投入されるライバルのニューマシンやチャンピオンであることのプレッシャーでなかなか調子が出せず荒れていたが、周囲の支えや持ち前の闘志で這い上がり、どうにか調子を取り戻す。 しかし菅生修ことシューマッハが突然アオイZIPから復帰し、サイバーフォーミュラで走るすべてのドライバーに挑戦状を叩きつけたことから事態は一変。明らかに敵としてシューマッハがハヤトの前に立ちはだかる。しかもかつて父と共にアスラーダを開発したマシンデザイナー、クレア・フォートランが心強い仲間として登場する一方で、存在意義を見失ったみきはチームから離脱。 不協和音がスゴウを覆うなか、ハヤトは二年連続の世界チャンピオン、ダブルワンの栄光を手にすることができるのだろうか。

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

互いの信念が交差しつつも一つになる想い

(2013.4/29)
全6話のOVA。

勝てない…そんな不安がハヤトを襲う。
スランプ、レーサーとして成長してきたハヤトにとって最大の試練が付きまとう。
勝ちたいと思う想いはマシンの性能を凌駕する事ができるのか?


タイトルの11(ダブルワン)とは:風見ハヤト×N・シューマッハ、新条直輝×城之内ミキ、グーデリアン×ハイネル
彼らの事じゃないかと思います。

栄光と挫折、勝利と敗北
それぞれの事から得られるものはゼロじゃない。
「ゼロジャナーイwww ゼロジャナーイwww」


最後は意地と意地のぶつかり合いでしたが、こういう熱い展開嫌いじゃないです(^^)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

優麒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

ここからブーストオン!!

サイバーフォーミュラシリーズのOVA1弾です。
現在だと少し絵的につらいとこもありますが、このシリーズを観るならこの作品からが入りやすいかと思われます。

コンピュータ制御(あくまで補助)でマシンを走らせてレースをするという設定です。
それらAIの補助などをまとめてサイバーシステムと理解して頂けるとわかりやすいかと思います。

主人公のマシンは独特でサイバーシステムが教育型になっており、ドライバーとともに進化していきます。さらに会話もできちゃいます。それが「アスラーダ」。マシン名にもなっています。

若い主人公がアスラーダとともにレースの中で成長していくお話になります。

基本の流れは、主人公は負けたり不調になるとアスラーダのせいにしてアスラーダと喧嘩をし、ライバルたちの助言で立ち直り、アスラーダと仲直りしてレースに勝つ。ってパターンです。

またかと言うほど主人公は成長せず、何度も同じ事を繰り返すのが癖になります。

レースもさることながら、ライバルたちも魅力的です。

このシリーズは新しいものほど、
 レース<人間関係
という感じにシフトしていくのも面白いです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

AG64 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

「シューマッハァッ!!」

何度でも見ちゃうサンライズ✖福田己津央の名作。約一年間のレースを全6話で描ききってしまうのが凄い。前作で見事世界チャンピオンになった風見ハヤト。意気揚々と来季のレースに臨もうとする彼の肩には元チャンピオンとしての期待と重責がのしかかり、ニューシーズンにもかかわらず旧世代マシンで戦わなければならない現実。悩んで悩んで悩みながら成長していく風見ハヤト。
今でもダブルワンを観たら続けてSINまで見ちゃうほどサイバーフォミュラが大好きです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

68.1 15 1992年度アニメランキング15位
走れメロス(アニメ映画)

1992年7月18日
★★★★☆ 3.8 (17)
94人が棚に入れました
紀元前360年、妹の婚礼に必要な品々を買い求めるため、羊飼いのメロスは、シシリー島のシラクサの町にやって来た。この町でひょんなことから、メロスは石工のセリヌンティウスと出会い、意気投合する。セリヌンティウスはシラクサの町で知らぬもののない有名な石工だったが、3年前から石を彫ることを止めて、酒びたりの生活を送るようになり、人を愛することもやめてしまっていた。そのことをセリヌンティウスの恋人・ライサと町の老人・カリッパスから聞いたメロスはセリヌンティウスという人間に興味を覚え、彼の作品が多く飾られている王宮へと足を踏み入れる。

声優・キャラクター
山寺宏一、小川真司、中森明菜、坂口芳貞、小林昭二、水沢アキ、青野武

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

文芸作品の映像化だけど、難しい題材でよくやったと思う

太宰治さんの「走れメロス」の完全映像化、当時「The 八犬伝」を応援していて、主人公のキャラが犬田小文吾と似ていたのが気に入った作品。題材がギリシャ時代で難しいのに、よく調べて設定とか起こしていたと思います。話は文芸作品のあらすじの通りで、特にひねりもないんだけど、素直に映像化したので好感が持てます。ヒロインの声優さんが中森明菜さんで、主題歌が小田和正さん(♡)
なのが、私の趣味だった。小田さんはなぜかジブリでは歌わないで、こういった文芸作品によく呼ばれています。他には「グスコーブドリの伝説」でとか。大人の事情なのでしょうか。終盤でメロスが馬車で激走するあたりが見どころです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

67.8 16 1992年度アニメランキング16位
間の楔-あいのくさび(OVA)

1992年8月1日
★★★★☆ 3.7 (44)
217人が棚に入れました
『間の楔(あいのくさび)』は、『小説JUNE』の'86年12月号から'87年10月号まで連載されて人気を博した吉原理恵子・作、道原かつみ・挿画による"SF激愛ロマン"。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

近未来都市のアクション作品かと思いきや?

支配する側、される側に身分の差別が確立されてしまった近未来都市での
支配する側Tanaguraのエリート イアソンと、
支配される側Ceresのスラム育ちの若者、リキとの破滅的愛憎物語。
「間の楔」という言葉は、相容れない両者を結ぶものを指すらしい。

原作は吉原理恵子による小説で、「BL」という言葉が存在していなかった
1986年に連載され、このOVAは1992年の制作。

観終えてみて・・一言で言ってしまえば、ペットとご主人様なんて
主従関係は、SMと同じような関係ではないか・・と。
権力を持っているイアソン、弱みを握られ、束縛されているリキ。

この作品、個人的にあまり感情移入してしまうと、
とてつもなく壮絶なトラウマが爆発しそうなので、
あくまでも作品・・あくまでも作品なのだと内心、覚悟して観ていたが、
凌辱的な絡みシーンはほとんどなく、イメージ的であり
ほとんどは近未来都市でのアメコミ風アクションで覆われているので
案外、誰でもすんなり観れてしまうかも。

愛にもいろいろなカタチがあるけれど・・・
愛と憎しみって表裏一体な部分があるよね。
愛ゆえに憎しみ、憎しみがあるからこそ心から離れることなく、
心の奥底でもがき苦しみながら、戻っていくしかないという堂々巡り。
断ち切るには、どちらかが死ぬか、その場所を捨てて出て行くしかない。
しかしそう簡単に、終われないものがある時、渦巻く情念に気づく・・

キャラデザはハッキリ言って、あんまり好みではなく
この作品の存在も随分前から知っていたものの、敬遠していたのだが
見慣れるとそれほど気になることもなくなり、
むしろ音響の良さ、音楽の美しさに魅了されてしまった。
なのでこの作品はヘッドフォン推奨。

(このままレヴューは『間の楔 完結編』に続きます。)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あれ、こっちがレビュー書くトコかな??

間の楔、こっちにも書くトコあったので、UPします~
つーかこっちに扉絵があるので、こっちがホントかな??
(以下、前回と同文)

ナンか花冷えで、気持ちがウツって来ちゃったみたい~
ので、ちょっとBLでも♪

BL初期の傑作とされる本作、古い作品だけに、作画にはものすごい歴史を感じさせますが、やたら気合いが入っていて怖い位です;
特に登場人物のアップに、執念すら感じさせられます。
イアソン、怖いくらい美しい。。

お話は。。冒頭の「恩返し」にはちょっと吹きましたが、後はシリアスです。
ふ~む、ヒエラルキーが主題となっているのかしら?
BLはストーリーそっちのけの作品が多いですが、コレにはしっかりとしたお話がありそうです。。かなりクラシックなSFっぽいけど。

シティ〇ンターを思わせるような、古風な美青年ぞろい(イアソンは別格)で、女性は全く登場しません。
良くありがちな、女の子っぽい男の子のBLではないので、まさに正統派。

クラシックな作画にどーしても馴染めない方、リメイク版もあるみたいですよ~
こっちも観よっと♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

annabanana さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ただのBLと思うなかれ

姉がそっち系の人間なので、かなり幼いころからBLは読んだり見ていたのですが、今まで見てきたBLアニメには正直少女漫画的な、「○○かっこいい」っていう感想以外これといって印象に残るものはなかったです。

私が見たことあるのはだいたい
A:お、男同士で好きなんてありえないだろっ…!///

B:でも俺はお前のことが好きだっ!

A:もしかして俺もあいつのこと…(ドキッ)

C:Bは昔俺と付き合ってたから俺の方があいつのことよく知ってる!しかも俺はまだあいつのことが好きだ!

A:(Bにひどくしてしまって自分との距離を感じ始めたことで本当の自分の気持ちに気付き)俺もBが好きなんだよ!お前にはやらない!!

AB仲直りでラブラブ。めでたしめでたし。
みたいな流れだったので、正直マンネリというか、どれを見ても特に違いを感じませんでした。

ですが、いやもう、今まで見たBLがなんだったのかよくわからないぐらいこの作品にはまりました。

~あらすじ~
髪色で身分が分けられるようになった未来。
スラム出身の雑種であるリキと電脳都市タナグラの頂点に君臨するエリートのブロンディーであるイアソン。
偶然出会った二人はやがてペットと主人と言った歪んだ関係で結びつく。
そしてスラムを離れて3年たったある日、リキは元の仲間の元へ戻ってくるが…

まず世界観がちゃんと考え抜かれていると感じました。
ちゃちゃっと身分差の恋愛を演出できればいっか~みたいな適当な感じではなく、しっかりとした近未来のSFの要素が背景にあります。

そしてキャラも深くて魅力的。
だいたいBL作品は、いわゆる受けのほうのツンデレ感が好きになれないのですが、この作品はリキが最終的に攻めに屈してメロメロになっちゃうような、なよなよしい受けっぽく描かれてなく、逆に最後までとても男らしくて強いので大好きです。
イアソンなんて全てがかっこよすぎて…あーもう彼については感想なんてかけません(^q^)
でもカッツェもかなり好きです!

結構古い作品なので絵柄が無理って人もいると思いますが、私は気にならないというか、むしろかなり好きです♪
でもやっぱり女性向けな絵柄だとは思います。

最後に、勝手なイメージですが、古いBLってストーリーがしっかりしていると思います。
実際そんなには見たことないのですが、萌えとか行為重視な昨今のBLと比べ、ストーリーの重さをすごく感じました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

67.7 17 1992年度アニメランキング17位
クレヨンしんちゃん(TVアニメ動画)

1992年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (222)
1213人が棚に入れました
舞台は埼玉県春日部市。ふたば幼稚園に通う5歳児・野原しんのすけと家族の生活を描く。当初は父・ひろしと母・みさえの3人家族であったが、後にしんのすけが捨て犬のシロを拾う。さらにその後、長女・ひまわりが誕生。近年ではみさえの妹であり、ニートのむさえが居候していた。

声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、納谷六朗、高田由美、富沢美智恵、三石琴乃

ふきゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

さっすが!

素晴らしい作品です!
普段は下品な行動ばかりのしんちゃんですが
子供らしい芯の通った何かを持っていて
感動物でもあり、爆笑ものでもあるアニメです!!!

小さな子供さんから大人の方まで好きだと思いますし、
昔のOPとか歌える人も意外と多かったりして・・・
とにかくこれからも続いて欲しい長寿番組ですね!

余談:しんちゃんの声優、矢島さんは某ものまね番組にも出ていましたね(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

俺が1歳の頃から始まり、現在に至っています 27年間ありがとう、矢島さん

母も「まだ続いてたんか」って言ってました
原作は見ませんが、映画は時折見に行くタイプです
2013年のテーマは俺の好物であるB級グルメです

90年代やひまわりが生まれた頃やまたずれ荘に移った所が面白かったなあ

ゲームに関してはアドバンスの頃から購入しました
映画(ボーイズまでと花嫁までのADVとDS)2作品
食玩ADVとDS2作品

忍者
を題材にしたのはプレイ済みです(粘土やB級グルメまではやってません)
しかし難易度はアドバンスの頃と変わらず非常に易しいです。近年はちょ~やさしいも出されました。
ナムコは基本子供や万人向けのゲームが多めであるため任天堂やKONAMIとは全く異なるし、操作性も悪いのが多かった

音ゲーである「太鼓の達人」のナムコオリジナルに含まれる2000シリーズは良曲揃いではあるがクオリティは低い
曲のクオリティではKONAMIに非常に劣るためそれ以外で伸ばすしかないと考えます
高校時代にやり込んでましたが飽きました
現在たまーに叩いています
今じゃあラブライブやBEMANIシリーズが・・・!

高校時代「カードにするんじゃないかな」って思った矢先
カードが実施されたのは驚きでしたと同時に笑いましたwww

でもアニメキャラクターを多く題材にすることでは任天堂に負けていないんだよね
なのはシリーズやトリコシリーズ等も出しているから
それとまどマギもスパロボもゲームセンターCXも
そこで伸ばすしかないと考えます

これは余談ですが
太鼓においてプリキュアの難易度(おに)が落ちているのは何故?
スプラッシュとプリ5GoGoとハトプリが難易度高かったのにそれ以外と最近はレベル5程度なので簡単過ぎるからやる気が出ないんだよね...
しかしGoプリでは超久々の8ッ!これノーミス無理かも...
じゃあ魔法プリは?落ちていました^^

それと2016.5/13
救いのヒーローが帰って来る...!!
声は...アララギ君...!!

9/9
今度は藤原さんが療養に入った
早い回復を願う
そして2代目ひろしを演じるのは...森川さん...!

そして2017年6月に吉報
藤原さんが少しずつ復帰ッ!!(マジンガーZ INFで聴けれて良かった~)
でもこちらに帰ってくるのは...

藤原さんが復帰したのがよかったが、
また悲報が
じゃあな...矢島さん...
もうしんちゃんの声が聞けぬのか...
2代目は小林由美子ッ!
彼女は切札勝舞とか東和馬を演じていた
さあ踏み出せ、LEGENDへ向かって...

そして2019年5月
あの子と出会ってしまった...
サンリオの看板と...

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

メア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

タイトルなし

毎週見ている作品ではないですけど、おもしろいです。
しんちゃんがおバカなことしてるのが1番多いですけど、他のキャラも負けず劣らずなかなかに個性的で、たぶん小さい子から大人までみんな楽しめる作品だと思います♪

また、映画は(普段通りのバカな話もあるけど)感動できるいい話です。
普段は『おもしろい』だけに、映画では『感動』というのはギャップなどもありますし、普通にいい話なのでそちらも好きです。


ただ、音楽に関しては昔は好きでしたが、最近のはあまり好みではなくなってしまいました。
そこが個人的に残念です。






残念なことに原作の作者さんが死んでしまいましたが、テレ朝は
「今後も続けていきたい」
という方針らしいので、サザエさんとか見たいにずっと続いてほしいですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

67.2 18 1992年度アニメランキング18位
風の大陸 The Weathering Continent(アニメ映画)

1992年7月18日
★★★★☆ 3.8 (11)
36人が棚に入れました
1992年夏に、竹河聖によるライトノベル作品である古代の動乱の大陸アトランティスを舞台に、旅と冒険、そして大陸の運命を描く長編ファンタジー小説シリーズを『NEO英雄伝説』と題し、松竹東急系で劇場公開。原作のアゼク・シストラの回をほぼ忠実にアニメ化している。砂に埋もれかけた遺跡に、三人の旅人がたどり着いた。そこには旅人たちの真新しい死体があり水樽はすべて破壊されていた。水を求めて遺跡の奥へと足を踏み入れる三人。この遺跡は、繁栄を極めた都市であったが、豊かさと幸福を死後の世界でも享受し続けたいと願った人々によって作られた、死者の霊が永遠に住み続けている呪われた都市であった。遺跡の中で、旅人を襲った盗賊と鉢合わせしてしまった三人であったが、辛くも逃げ出し、運命の神セイタの神殿に逃げ込んだのだが……。

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

角川NEO英雄伝説?

角川劇場版アニメですね。
原作は読んでいませんが、、、、
金髪で女性を思わせる容姿の男、
(役割はシャーマンかな)
少年を装っている女の子(確か亡国の皇女)、
そして見た目からも傭兵を思わせる大男。
その3人が、古代アトランティスを救うべく旅する話ですが
この映画は「砂に埋もれた遺跡の町-アゼク・シストラ」のみ
をテーマにしていました。

水を求め、遺跡の奥のへ向かった3人は
太古の呪いと戦う羽目になります。
話の中では原作を読んでいないと分からない
シーンや言葉があります。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

miki0908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

思い出補正

もう25年前です。そりゃ歳も取ります。

ハイクオリティなアニメ映画で、
原作もしっかりした小説でしたが、
当時の自分には難解でつまらない印象でした。

今思い出すと重厚感あるストーリーと
声優陣の圧巻の演技。
余韻の残る後味で涙すら出ます。

ファンタジー系のアニメはこのころの大変活気があり、
ロードス島戦記などに続き、
今もファンタジー作品は人気です。
もうちょっと古いのも探してみます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

男であれ女であれ— — —死者は皆、土に還るものだ— —。

ゴールデンカムイ3期を観たさにdアニメ加入してみたら・・・思いもよらず、こんな作品まで!
懐かしすぎる・・・。

25年ほども前になるんでしょうか。
角川アニメがぶいぶいいわし始めた頃。
それだけに・・まあ、古い。
当然cgなどなく全て手書き。
でも、クオリティは高い。
古いけど、きっちりアニメ化、劇場版の韻を踏んでいます。
尺が短いぶん、ストーリーもあっさりですがじゅうぶんに楽しめますし、
主役3人がそれぞれ魅力的ですので、続きがみたくなります。

昨今のお手軽異世界ファンタジーではなく、正統ファンタジーに飢えている人にはおすすめしたいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

66.9 19 1992年度アニメランキング19位
ママは小学4年生(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (32)
272人が棚に入れました
1992年、水木なつみは夢が丘小学校に通う小学4年生の女の子。両親の都合でロンドンに引っ越すことになったが、急な都合で両親は1日早くロンドンに向かわなくてはならなくなり、なつみは1人で一夜を過ごすことになる。雷が鳴る嵐の夜の中、震えながらリビングでテレビを見ていると、突然の激しい落雷とともにテレビの画面から赤ちゃんが現れる。慌て驚いているところに、一緒に現れたコンパクトから母親らしき人からの声がする。翌日再び聞こえてきたその声の話によると、何と彼女は15年後の2007年のなつみ自身であり、赤ちゃんは未来の自分が産んだ娘だというのだ。不思議な出来事だが、なつみは赤ちゃんに「みらい」と名付け、無事に未来に帰れる日まで、日本に残って育てることを決心する。こうして赤ちゃんと小さなママの成長ストーリーが始まった。みらいちゃんが起こす騒動に振り回されるなつみだが、喧嘩仲間の大介や親友のタマエとえり子、未来から来た育児アイテム、文句を言いながらも根は優しいいづみおばさんなどの助けもあって、経験のない育児の中でいろいろなことを学んでいく。

声優・キャラクター
こおろぎさとみ、吉田理保子、伊倉一恵、山崎たくみ、田原アルノ、川島千代子、高乃麗、林玉緒
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

元気がある時もない時も抵抗なく見られる名作

1992年放送のTVアニメ。全51話。
ずっと気になっていた作品で、dアニメストアで視聴しました。確か子供の時に何話か見ていた記憶があるような…?

視聴者が元気な時でも元気が無い時でも無理せず見られるとても良い作品。一話完結形式で笑いあり涙ありハラハラドキドキもありと、尺の長さを活かしながらも飽きないのが凄いです。


【物語】
小学4年生の女の子・水木なつみが15年後の未来から時を超えてやってきた自分の赤ちゃん・みらいちゃんを育てる物語。
犬と赤ん坊が大嫌いな漫画家志望の叔母・島村いづみと共に子育てに奮闘する、SF仕立てのホームドラマです。

【作画】
腕の良いアニメーターさんが揃っています。今でも最前線で活躍している方が複数原画をされていますが、当時はきっと若手から中堅くらいだったんだろうなあ…。
当時の長期アニメとしては標準的でシンプルで、作画枚数が多くないかわりに仕草と表情がめっちゃ生き生きしてますね。特にみらいちゃんは赤ちゃんらしく全くじっとしていなくて、すごく活発でおてんば。作画班がとても楽しそうでした。

特にOP、EDはコンテ・演出、作画、楽曲、歌唱の全てが素晴らしい。絵コンテは富野由悠季監督が手掛けていて凄く良い。必見です。


【音楽】
BGMは千住明さん、神林早人さん、加藤みちあきさん。
OP、EDは樋口康雄さん。
全体的にクラシック寄りの美しいメロディラインが魅力。


【声優】
皆さんめっちゃ上手。
なつみ役のこおろぎさとみさんは悲鳴が本当に上手でドキドキさせられます。
いづみ役の伊倉一寿(一恵)さんも、きつい演技と優しい演技の緩急が上手でした。
みらいちゃんの吉田理保子さんはこの時期すでに20年ほど活躍されていたベテランで演技も素晴らしく、かといって大人の声とも聞こえないのが凄いですね。

【キャラクター】
若干リアルな描写もあり、魅力的で個性的なキャラクターが揃っていて良かったです。

メインは母子の物語なので、なつみの祖母ふたりがテーマを背負ったキャラ造形をされていたのは感心させられました。
父方の絹代おばあちゃんは子育ての大先輩として安心して見ていられる人物像で、鈴木れい子さんの田舎のお年寄り然とした演技も良かったです。
母方の小春さんは若々しいキャリアウーマンで、仕事と子育ての両立の難しさも浮き彫りにしていました。小春さんの登場回はいづみおばさんの物語としても印象深いです。



【印象に残った所】
みらいちゃんに振り回されるなつみといづみに和み、なつみに協力するクラスメート達を応援し、さらにそれに翻弄される周囲の大人たちが滑稽で笑って見られてとても楽しい作品です。楽しいだけでなく、子育てに関わる深い内容にも踏み込んでいて好印象。
{netabare}
大介の物語で家庭問題も取り上げたのも丁寧ですよね。子育てを扱ったアニメで無視できない内容だったと思います。


この作品で描かれるのは子育ての大変さだけではありません。子育ては人生の一部なんだなと思わされます。
面白いのが、子育ての中で母子の物語、友情や恋愛、ご近所付き合い、学業や仕事との両立の大変さなどを浮き彫りにしていること。みらいちゃんの様子を細かく描きながら、個々のキャラクターを丁寧に掘り下げました。

子育てで親が自分を犠牲にするのは正しいとは言えないし、かといって子供の未来を考えないのは問題。
子育てがその人のライフスタイルにどんな影響を与えるかは千差万別で、それぞれの選択に正解は無いんですね。育てる側が自分の人生をしっかりと生きているからこそ、子供はその背中を見て育つのです。

作中で子供の目線と母親の目線を両方持っているのはなつみといづみだったと思いますが、私が特に印象に残ったのはいづみ。
自分勝手な振る舞いをしているようでいて、心底ではなつみとみらいを心配しています。といって彼女が子供よりも仕事を優先するという考えは、いづみらしい人生を送る上で間違っているわけではない。そこには良くも悪くもキャリアウーマンだった母親への反発もあり、子育てを最優先した姉の選択を身近に見ていた影響もあります。
いづみはどちらも知った上で漫画家の道に邁進しながらも、なつみに協力してみらいを育てており、泥臭くて格好良いなと私は思います。

終盤のゴシップライター・横島との対決も見事で、ペンによって周りの人に何を与えるか・訴えるかという信念の対決として見ました。
いづみはバイオレンス漫画を描いている頃から面白いものを描きたいという欲求が強かったんですよね。デビュー作「ちびっこママ」はいづみの叔母としての変化が表れているんですけど、面白いものを描きたいという気持ちは変わっていないんだろうなと感じます。{/netabare}


今の時代では出来ないだろうネタもいくつかありますから、再放送などはなかなか出来ないかもしれませんが、とても面白い作品です。
(2021.2.28)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

66.8 20 1992年度アニメランキング20位
姫ちゃんのリボン(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
396人が棚に入れました
 主人公の中学生、野々原姫子(姫ちゃん)は、三人姉妹の次女で、いつも元気いっぱいのとんでもないお転婆娘。そんなある日、魔法の国の王女エリカが姫ちゃんの部屋に現れ、王位継承の修行のために作った魔法のアイテムである魔法のリボンを1年間使ってほしいと頼まれ、協力することになったのでした。
魔法のリボンには人間界にいる人になら誰にでも変身することができる能力があったのです。 姫ちゃんが、その魔法のリボンを使って、小林大地やお供でライオンのぬいぐるみのポコ太とともに活躍します。姫ちゃんと大地は、出会ったころは、激しく反発し合うこともありましたが、次第に親しい関係になっていきました。
しかし「喧嘩するほど仲が良い」とは言いますが、それにしてもよく喧嘩もしているのです。

声優・キャラクター
大谷育江、大輝ゆう、伊倉一恵、水原リン

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

パラレルパラレル…○○になぁれ

連載誌/りぼん
原作/水沢めぐみ
放送期間92.10~93.12 全61話

登場人物
野々原姫子・エリカ/大谷育江
小林大地/大輝ゆう

OP「笑顔のゲンキ」SMAP
ED「ブラブラさせて」(31話まで)SMAP

元気な君が好き♪
今は遠くで見てるよ♪
ほら♪笑顔が、ううん♪君には♪
やっぱり似合ってる~

SMAPさんの歌うOPサビのフレーズが好きでした。

SMAPさん6人時代(森君が居た)2度登場でセリフは草彅剛さんのみ。
香取慎吾さんも出てたと記憶してたのは後の赤ずきんチャチャと記憶が混同してたからか。
SMAPさん後の活躍するきっかけアニメ。


変身する時はパラレルパラレル、戻る時はルレラパルレラパだったけ?

恋愛要素は後番組の赤ずきんチャチャより強めだった。
90年代女の子アニメはセーラームーンと共にこれかな。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

アニメ版は、なんといっても……

SMAPに尽きるのではwww

歌声が若々しかったですよね~。
当時カラオケで何度か歌いました。

原作漫画は確か『りぼん』に掲載されてましたよね。
それで、リボンなのか……と思ったような記憶があります。

原作も読んでましたが、年のせいかその辺の記憶が曖昧でwww

話は展開も面白くて結構覚えていますが、アニメと原作が同じだったか……(ゴメソ)

一応、評価を入れておきます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

翡翠は俺の嫁 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

最初から最後までハラハラドキドキがノーブレーキ!

魔法を使って、あのおじさん、あのお婆さん、あそこの子供、憧れのあの人にだって変身!
おてんば娘、姫ちゃんはいつだって一生懸命。だけど、いつもどこか空回りしてて・・・・・
私がいつも姫ちゃんにハラハラとさせられるシーンは決まって変身後です。それは、魔法のことが他人にバレてしまうと、魔法に関する記憶が全て消されてしまう、同じ世界に同じ街に姿格好声すべてがうり二つな人間がいることになる。ただ違うところといえば、どちらかが変身した姫ちゃんだってことです。
姫ちゃんはうまくやってやろう!そう意気込むのですが、突っ走るような性格のため、やはりどこか抜け目があって、いつだって紙一重!危なかった!危機一髪! 思わず、ふぅ、と胸をなでおろしたり。
おてんば娘だって憧れの人、好きな人はいるわけで。でも姫ちゃんはそういうことには奥手だったりして、なかなか自分の気持ちは伝えられず。じれったくもかんじつつも、そんな姫ちゃんのギャップに思わずほころんでしまいました。
登場人物の日比野ひかるが何かと大きな秘密を持つ姫ちゃんを攻めるわ攻めるわ、登場から最終回まで嫌いなキャラだったけれど、この作品を姫ちゃんのリボンたらしめるとても良いキャラだったと記憶しています。

昔の作品はあまりそういうことにこだわりはなかったのかもしれないのですが、声を当ててる人に違和感が結構あることも。端的に言ってしまえば下手だったわけですが、もともと専門家じゃない人がやってたわけですからそれもそのはずですかね。まあまあそこは私の所感なので悪しからず。
しかし、逆に有名声優もちらほら。きっとどこかで今も聞こえてくる声が聞けるはずですよ。

1992年の作品、つまり今の時点で25年前の作品ということになりますが、そんな過去現在もふっ飛ばして、この先も忘れない作品になることでしょう。

ところで余談ですが、25、解散したアイドルと聞いてピンとくる方はいるでしょうか?
大晦日に解散したあの人達を。
一人、声を当ててますw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

66.5 21 1992年度アニメランキング21位
伝説の勇者ダ・ガーン(TVアニメ動画)

1992年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (18)
169人が棚に入れました
ひょんなことから地球の分身である宝珠「オーリン」を手にした小学生高杉星史は、地球が産み出した8体の勇者たちの隊長に選ばれる。勇者は世界各地で宝珠(勇者の石)の姿で眠っているが、現代人の作ったメカと一体化することで変形ロボットとなり星史の指示に従い戦うのだ。地球の運命をかけた伝説の勇者ロボと侵略者レッドロンとの戦いが始まった。

声優・キャラクター
松本梨香、速水奨、高乃麗、子安武人、神奈延年、島田敏、紗ゆり、白鳥由里、岸野一彦、五十嵐麗、沢木郁也、塩屋浩三、冬馬由美、梁田清之、笹岡繁蔵、千葉耕市

十字路 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

良いバランス

途中で主役機であるダ・ガーンが一時的に抜けたり、手放しに全てがいいという事もいえないですが、敵キャラクターも魅力的で、主人公の大人子供としてのバランスもとても良い作品です。

大人びている部分とやっぱりまだ子供という部分の描き方が上手く、ちゃんと子供として見られる主人公というか、子供なのに頑張ってるなとか、少しだらしない部分もあるけど良い子だよなと思える主人公でした。

勇者と言ったら、機械ではなく地球外生命体が機械に宿っている生き物であるという事、主人公の少年の成長、勇者と少年の絆が魅力だと思っているので、谷田部3部作のエクスカイザー、ファイバード、ダ・ガーンが特に好きなのですが、ダ・ガーンは主人公の成長の描き方が特に良かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

AG64 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

叫ぶ芝居って簡単だよね!?

アニメに詳しい人に松本梨香って誰?と聞くと殆どの人がポケモンの人というかもしれません。けれど今も昔も私の中では松本梨香=高杉星史なんです。劇中星史は何度も叫びます。泣く時だってあります。けれどそれは声優さんが演じているんじゃありません。星史が怒ったり泣いたりしているんです。この言葉の意味を是非作品を視聴して感じてください。彼女ほど絶叫が上手い声優さんは他に知りません。画面の奥で星史が「生きている」ということを教えてくれます。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

65.7 22 1992年度アニメランキング22位
ヤダモン(TVアニメ動画)

1992年夏アニメ
★★★★☆ 3.6 (14)
130人が棚に入れました
魔女の森の女王に追放されて人間界に修行にやってきた魔女・ヤダモンは、時の妖精タイモンと共に、野生動物保護島「クリーチャーアイランド」のルブラン家に居候することになる。 ヤダモンは、彼らと暮らす中で学び、遊び、時には我侭や悪戯で警告の×(バツ)マークをつけられたりしながら、ジャン、マリア、エディ、ハンナといった人々と様々な経験をしていく。

声優・キャラクター
かないみか、水原リン、岩坪理江、二又一成、鈴木麻巳、南杏子、川浪葉子、皆口裕子、安西正弘、塩沢兼人
ネタバレ

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【悲喜劇】行ってくるねヤダモン

NHKの名曲アルバムの後に放映されていた10分番組。
ベースはありふれた一家庭にチビッ子魔女が住み着き日々悲喜劇を起していく内容ながら、有名となったのは116話以降の終盤シナリオで、シャアとアムロ、水銀燈と真紅よろしく繰り広げられるキラとヤダモンのドロドロの対立は、それまで「可愛いヤダモン」を見続けてきた人にはセンセーショナル。
1話見切り回は「死」が絡むものも存在し、NHKにナディアありのイメージをヤダモンありに上書きしました。
また、本作の素晴らしい所は「子供が見たら子供の目線で」「成人が見たら成人の目線で」汲み取れる、楽しめる二重底作品であった事で、重いテーマでありつつ簡素な娯楽作品でもある名作です。

ネタバレ終盤シナリオ
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{netabare}
ガンダムのシャアのソレと同じ葛藤を体験し、社会批判と改善に真正面から向き合うキラは妥協する事なく社会倫理と対立し続け、結果自らの存在を犠牲に地球を滅ぼす。
対立する形で巻き込まれたヤダモンもまた、自らの存在を犠牲に地球を再生する。「本当の魔法はみんながみんなを大好きだって事!」
・・・逆シャアのラストそのものです。
{/netabare}
-------------------------

また、本作で印象深いのが声優さんで、皆口裕子(YAWARA)の丁寧声vsかないみかの無邪気声がシナリオのインパクトを更に盛り上げてくれる事に。

うろ覚えながらオススメは
72話   10歳の思い出
77話   スーパージャン
86~90話 ジャンのユ・ウ・ウ・ツ
91話   タコタコ上がれ!
116~170 終盤

ただ欠点も多々。全170話中つまらない話や作画崩壊が大量にあったり(特に序盤は酷い)、10分中毎回OP/EDがあったり(170回以上マジカルドリーマーを聞いたと思うとゾっとします)、そもそも170話となると人にオススメし難い上、シナリオに対して絵面がお子様向け等々・・・後半シナリオでリメイクして欲しいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

65.6 23 1992年度アニメランキング23位
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(アニメ映画)

1992年3月7日
★★★★☆ 3.5 (116)
652人が棚に入れました
デンデが地球の神となり、その後も新ナメック星ではいつもとかわらず平和な日々が続いていた。しかし、ある時巨大な要塞が新ナメック星を覆った。新ナメック星からの危機を知らされたデンデは孫悟空たちに救援を要請。悟空たちは大型の宇宙船で新ナメック星へと向かうが、そこに現れたのは、かつて悟空が倒したはずのフリーザの兄・クウラだった。宇宙に一つのコンピューターチップがあった。それは長い歳月をかけてどんどん増殖していった。死んだと思われていたクウラは、脳だけで宇宙を漂っていたが、運良くそのコンピューターチップに辿り着き、巨大移動型要塞「ビッグゲテスター」を築き上げた。その後、新ナメック星を侵略するために覆い尽くしていたのである。そして、悟空とクウラの因縁の対決が再び始まる。

お茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

100億パワーの苦笑作 崖の上のクウラとスーパーアシストベジータ王子<実況風>

[ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち]
ドラゴンボールZ劇場版第6作。
倒したはずのフリーザの兄クウラがメタルクウラとなって、
再び戦うお話。舞台はナメック星で人造人間編の前の時期の設定。

本作は何故か今も脳裏に焼きついて離れない作品です。
いつも苦笑してしまうギャグアニメ。
個人的感想なので悪しからず。

ロボット兵達とピッコロ、悟飯、クリリンが戦う中で影を潜めていたウーロンのセリフ
「や…やっぱ世の中甘くないよなあ」wとそこに現れたメタルクウラ「その通りだ。孫悟空」
・・・クウラさん世の中甘くないんですね(笑)了解です。

パワーアップし何度倒してもビッグゲデスターという巨大コンピューター
で復活するメタルクウラ。悟空さんが超サイヤ人になって戦うも苦戦する。
クウラに喉を掴まれ息が出来ない悟空さん。とそこにクウラの後頭部に攻撃が・・・
悟飯のピンチにはピッコロさん。悟空のピンチにはこの人。
「勘違いするなカカロット。オレはお前を助けに来たわけじゃない、お前を倒すのはこのオレだからな」
で、でました!ベジータ王子です。

ですがこの後ベジータ王子に過酷な試練が待っていた。
メタクウラと悟空さんの瞬間移動バトルが始まってしまいベジータは何も出来ず、
やたらめったらに攻撃しボコされるwそして「くそったれーーッ!!」と言う始末。
何とか二人のフルパワーで一体のメタルクウラを倒すが、、

崖の上からメタルクウラが1体、2体、3体とぞろぞろ出てくる。
羊が一匹、羊が2匹。気づけば崖の上に無数の光り輝くメタルクウラw
この光景が鮮烈で今も忘れられない。
その無数のクウラ達をどうやって倒すのか、それは気の爆発であった。(もう気残ってなかったのにw)
悟空「はあああああーーっ!!」ベジータ「くそったれーーーっ!!」(2回目)

場面変わりビックゲデスター内部で二人はエネルギーを吸収されていた。
悟空「オレ…達をどうするつもりだ…っ!」
クウラ「その桁外れな生命エネルギーを全てもらう。これからはメタルスーパーサイヤ人を何万人と持つことができるのだ。ハッハッハッハッ!」
メタルスーパーサイヤ人てなんですかクウラさん(笑)

エネルギーを吸収しすぎてオーバーヒートするクウラ。
クウラの核との対決になる。だが気が残っていない悟空さんはクウラのワイヤーに、
巻き付かれて身動きがとれない。
そこに悟空アシストマンベジータの気円斬!そして悟空の極少エネルギー玉で撃破。
(まじ極少です。よくあれで倒せたなw)
ベジータさんはアシストの天才です。メタルクウラさんは実は紙装甲でビックゲデスターは、
クウラだけにエネルギーをかなり食ウラしいですw(´・ω・`)サムッ
クーラーの付けすぎにくれぐれもご注意を。崖の上のクウラ恐るべし。
と、私のレビューの方が苦笑でしたwすみませんでしたm(__)m

投稿 : 2024/04/20
♥ : 27

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

劇場版『ドラゴンボールZ』としては初めて前作の完全な続篇となっている。

新ナメック星が正体不明の星に突如襲われる。地球の神デンデから頼まれた悟空は、悟飯、クリリン、亀仙人、ピッコロ、ヤジロベーたちと新ナメック星に向かう。そこに現れたのはあの激戦で悟空に敗れたはずのクウラだった。一度は死んだクウラはサイボーグ化されて甦ったのだ。悟空はスーパーサイヤ人となり、自己修復機能を備えたサイボーグ・クウラと死闘を続けるがいつまでも決着がつかない。そんな中、悟空がしかけた技が裏目に出てクウラからの放電に感電、再起不能に。悟空、危機一髪!そして、そこに現れたのは?!

1992年3月7日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第9弾である。

大全集には「悟空のマークなしの道着、神がデンデ、ベジータの超サイヤ人化などから、セルゲーム開幕宣言からセルゲーム開幕までの事件と推測できる」と書かれている。劇場版『ドラゴンボールZ』としては初めて前作の完全な続篇となっている。

本作は、ベジータの映画初出演作である。なお本作の公開時点では原作でもデンデは神になっていなかった。本作以降『ドラゴンボール』の劇場版は、それまでの悟空VSボスキャラクターという形態から、チーム戦を主体とした描写が多くなる。

オープニングテーマ - 「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
OPの映像はTVシリーズ第118話以降のものを採用している。
エンディングテーマ - 「HERO(キミがヒーロー)」

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

65.5 24 1992年度アニメランキング24位
東京BABYLON A SAVE FOR TOKYO CITY STORY (OVA)

1992年10月21日
★★★★☆ 3.6 (18)
140人が棚に入れました
「あなたは東京が嫌いですか?」 主人公の皇昴流は人々を呪いや怨霊から守る陰陽師一族の若き当主。やさしく繊細な彼を見守り励ます、明るい双子の姉の北都。皇家に敵対する強大な力を持ち、かつ残忍な暗殺集団といわれる桜塚護の一族で獣医師の桜塚星史郎。絶対に相容れない一族同士のはずが星史郎は常に昴流と行動を共にし、やさしく振舞う。果たして彼の真意は……。奇妙な組み合わせの3人が、東京を舞台に活躍する怪奇ファンタジー。

65.1 25 1992年度アニメランキング25位
みかん絵日記(TVアニメ動画)

1992年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (35)
174人が棚に入れました
小学生の吐夢(トム)は、学校帰りに、ぽつんと空を見あげるネコをみつけた・・・その表情に強くひかれてしまうトム。ある日、そのネコは、トムの気持ちに応えたのか、トムの家までついてきて、飼ってもらうことに・・・。 そして、トムは、夜中に台所の異変に気づく、「えっ?ねこが・・・酒盛りをしながら・・・うたってる・・・?」 そうなんです「みかん」と名づけられた、そのねこは、人間の言葉がしゃべれるのです!

声優・キャラクター
TARAKO、平松晶子、小野健一、島本須美、麻見順子、伊倉一恵、田野めぐみ、佐藤智恵、横山智佐、チョー、松井菜桜子、小桜エツコ、鈴木勝美、安西正弘、矢田稔

けみかけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

【けみかけと】追悼の意を込めて【石黒昇監督のおもひで】

ヤマト?マクロス?
もちろん素晴らしかったですし、大好きですよ
あとメガゾーン23もね
あんま覚えてないけどw

でもオイラ世代に石黒昇と言えば【みかん絵日記】ですぜ!
ホワッツマイケルほどリアリティは無いが、3丁目物語ほどファンタジーもしてないっていう「ぬっこぬこライフ」アニメの先駆けです
少女マンガ原作の繊細なキャラデザが当時は先鋭的でした
そう、いつも最先端は18禁か少女マンガから出てくるのヨw(大嘘
これを石黒監督が選抜した超精鋭アニメタが丹念に描くわけです
そんな中には若かりし頃の『ぽよよんろっく』大先生もいたりでまあ知る人ぞ知る作ヲタ得なアニメでしたのよね

いやーしかしw
最近はタイタニアとかあんま良いイメージ全くなかったですけどwww
死んじゃうともうなんも言えませんよのぉ・・・

言いたい放題でごめんなさい;

今はただご冥福をお祈りしますよ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 16

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

不思議なオレンジ色の猫みかん(cvTARAKO)が魅力的!ハートフルな日常を描くレトロ良い作品

原作漫画未読。
1992年放送。全31話

人間の言葉を話せる特別な猫"みかん"と家族の、ハートウォーミングな日常を描いた物語。

レトロで可愛い絵柄にひかれて見始めましたが、ハートウォーミングなストーリーと、とってもチャーミングな"みかん"というキャラクターに癒された作品でした。

みかんが一緒に暮らすことになる草凪家の人達の人柄が素晴らしく、父親も母親も穏やかで優しく、見た目も若くて夫婦仲が良い。一人息子の小学生のトムも子供だけど優しくて穏やかな良い子。母親役のcv島本須美さんが夢に描くような理想の母親を演じていてもう泣けるレベルで最高のお母さん。穏やかで優しくいつも笑顔でいてくれるお母さん。泣けちゃう。

TARAKOさん演じる猫:みかんの魅力も素晴らしく、愛嬌があって賢く元気いっぱいなんだけど、時に見せる悲しげな過去が愛したくなる素敵なキャラクターとして完成されていました。TARAKOさんと言えばちびまる子ちゃんのイメージが強かったですが、この作品のみかんというキャラクターにぴったりな声で素敵な演技でした。

この家族の中で、弟のような存在として一緒に暮らしていくみかんの姿が描かれていますが、こんな家族憧れちゃうってくらいに素敵。ドタバタ事件も起きるけど本当に平和。猫仲間とのエピソードも皆ほほえましくて平和。
こういう穏やかな作品がもっとあっていいと思う。

昨今のアニメは刺激がありすぎるからか、久しぶりにこんなに穏やかな作品を見たからか、なんだかとっても染みました。
いい作品に出逢えました、TARAKOさんに感謝を。
疲れている時、動物ものを見たい時、癒されたい時オススメです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10
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