nk225 さんの感想・評価
4.3
悟天、トランクスとミスター・サタンの娘、ビーデルは6つのドラゴンボールを集め、あと残り一個を探しに大氷河が広がるナタデ村に向かう。一方、7年前惑星ベジータで悟空との戦いに敗れた伝説の超サイヤ人ブロリーが大氷河の万年雪から復活していた。悟天とトランクスの“気”がブロリーの眠りを目覚めさせたのだ!怖いもの知らずの悟天とトランクスはブロリーに戦いを挑むが全く歯が立たない。そこに悟飯が登場するがブロリーのパワーに圧倒されていると、ドラゴンボールが不思議な輝きを発し、光の中から何とあの悟空が!?
1994年3月12日に公開された「ドラゴンボール」シリーズの劇場公開作第13弾である。
大全集には「劇中では悟空が死んでいること、ビーデルの髪型などから第25回天下一武道会開催の直前と推測できる」と書かれている。この期間の孫悟飯は、自身の強さや超サイヤ人のことはビーデルには秘密にしているため、悟飯が超サイヤ人に変身するのはビーデルが居合わせていないか気絶している時であり、ビーデルにブロリーを倒したことを問い詰められた時も「僕じゃない」と否定していた。
オープニングテーマ - 「WE GOTTA POWER」
エンディングテーマ - 「奇蹟のビッグ・ファイト」
ASKA さんの感想・評価
4.0
旧ドラ夢幻三剣士です。
今回はのび太が好きな夢を見たい!!と言って気ままに夢見る機という好きな夢を見る道具を使ってファンタジーの世界で冒険するという内容になります。
道具でできたパラレルワールドで冒険するという事で、「魔界大冒険」と少し似ていますね。
ただ、オチが謎で、どういうこと?とモヤモヤしました。
Dkn さんの感想・評価
4.3
大長編ドラえもんシリーズ第14作。
ドラえもん映画化15周年記念作品。
F先生曰く一種の失敗作。
「気ままに夢見る機」というドラえもんの出した道具。
それは自分が見たい夢を見ることが出来るというもの。
「あなたはもっとすごい力が手に入る。ただし、
『夢幻三剣士』の世界でのことだが…」と謎の老人から
言われた「のび太」は、その日未来デパートから届いた
ダイレクトメールに書かれた「夢幻三剣士」のタイトルを目にする。
この作品でテーマとして扱われ、印象的なのが、「夢と現実との境界線が薄れていく」ということ。
これは夢見る機の副作用であり現実世界でのび太達に様々な出来事が起こっていく。
原作者の藤子・F・不二雄先生によれば、「夢の暴走」をテーマに描きたかったらしく、最後には夢の中の
化け物達が現実に這い出し夢と混合してしまうというラストにしたかったとか。でもそれはドラえもんの
テーマにそぐわないということで変更し、その後はキャラクター達が勝手に動き出してしまい、
意図しない所へ行ってしまったらしい。なんともまあ、夢のある話ですね^^
夢幻三剣士を「一種の失敗作」と称した先生ですが、
夢と現実の混合する恐怖や、印象的なシーン,キャラクターなどが魅力的です。
先生がご存命だった時に唯一原作がない「パラレル西遊記」にも共通する展開が出てきますね。
異色を放つ出来となった、大長編ドラえもん。
ちあき さんの感想・評価
4.0
この映画に出てきた好きな夢を見る秘密道具があったらいいなぁと子供ながらに思いました。いまの仮想現実などの発想に似ていると思うのですが……。
ストーリーの展開もVMMORPG的な発想と似ていると思います。
ドラえもんのアニメ映画では、武田鉄矢氏が手掛ける歌がとても印象的で、作品の良さを更に引き立ててくれます。本作では珍しく2曲手掛けています。「世界はグー・チョキ・パー」「夢の人」
「世界はグー・チョキ・パー」は、子供向けな歌ながら深い歌詞です。
みんな違うから あいこでしょ♪
ASKA さんの感想・評価
4.0
ドラえもんの併映作品で、ドラミちゃん主役のスピンオフです。
ドラミちゃんがある日カカシロボットのクロウ君というロボットの落とし物を届けたことで、クロウ君のお城への道に付き合うことになります。
短編ですが、ドラミちゃんとクロウ君の友情を描いていて、観ていて微笑ましかったです。
阿紫カービィ さんの感想・評価
4.7
ヤン・シュヴァンクマイエル作品は
私にとっての
「哲学書」であり
「絵画」である。
よって
感想を書くことはないと思っていた…
のだが…
尊敬する心友に
背中を そぉっと おされたので
書いてみようと思う。
尚、ヤン氏については
「作品」しか知らないので、
的外れな考察である事を先に謝っておきます。
小さな 小さな部屋に
バラバラの身体、「器官」が
「ノック」をして入ってくる。
左手→目玉→右手→耳→鼻(顔面)→舌と歯→脳→足→性器→大量の粘土…の順に。
途中
手に耳をくっつけたり
首に手をくっつけたり
とても可愛いらしく
ユニークな場面が続く。
私は思った、
何故「脳」の訪問が、遅いのだろう?
そこで
身体器官を「五感」として考えてみた。
触覚→視覚→聴覚→臭覚→味覚…
となり
「思考」は付属でしかなく
「五感」「本能」こそ、本質だ
と 伝えているのかな?と。
五感も、人によって
優先順位は違う。
「大切なもの」の順番が違う様にね。
話を戻そう、
「大量の粘土」で 器用に 不器用に胴体を造り
一人の男性が誕生する。
彼は
ロダンの「考える人」の像に見えた。
とても歪な。
この小さな「部屋」は
「迎え入れる事」しかできない。
「外には出れない」のだ。
怖い!
「地獄を見ているロダン(ダンテ)」に
成れなかった彼に
私は
優しい言葉をかけ続けよう。
性器の考察
{netabare}ものすごーく好きなシーン、それは…
「男性器の訪問」(笑)
激しいノック(ドアが空くほど)で現れた
お○◎●、「手足」で必死に「侵入」を阻止(笑)
そこで「手」が、コップに水を注いできて…
バシャッと、かけるんです。お○○○に。
なんて可哀想な!
男性は…その…○○◎○を
「汚いもの」って思ってる人、多いですよね!?
世界共通なのかしら?(笑)
ちなみに、
私は汚いって、思ったこと、ありませんよー!{/netabare}
この作品は
とても面白い。
何も考えずに観るのも良し、
私の様に
色々考え巡らせるのも…
一興?
YouTubeで視聴できますよ!
ワドルディ隊員 さんの感想・評価
3.5
この作品は、チェコを代表するヤン・シュヴァンクマイエル監督
が手掛けた約8分の短編クレイアニメである。
私自身、ヤン・シュヴァンクマイエルを知ったのはつい最近の事だが
海外ではとても評価の高い監督の一人として知られている。
内容を一行で言い表すと、一つの部屋に人体のパーツが訪問し、
合体することで人形が出来上がるというもの。
非常にシンプルなのだが、パーツの一部が生々しく描かれていたり、
合体の仕方がユニークだというのも相まって私は魅入られてしまった。
初っ端から強烈なシーンが多かった。
・目玉を指先にくっつける
・耳はちょうちょの様に飛び回る
・ゾウさんにしか思えない鼻(?)をもった顔が出てくる
等々…。
ただ、なぜかその時の光景に愛おしさを感じてしまった。
私だけかもしれないが。
また、一部の器官はちょいとグロテスクな仕上がりになっている。
舌と歯はほぼそのままの形で出現するのは勿論の事、
脳みそが歩いていく様も独特だ。
何事もなかったように収納する様には感動すら覚える。
頭部と手足が合体するシーンは流石に笑ってしまった。
まるで○○○○を見ているかのような錯覚に陥った。
こういったユーモアを適度にちりばめている監督の
技量の高さには誠に感服した。
手が唐突に水のコップを持ってきたシーンに関しては
余りにも唐突すぎて頭が追い付かなかった。
性別を決定するための手段なのだろうか。
水をかけた後、○○○がヨチヨチ歩きで登場したので私はそう判断した。
オチも個人的は好きな部類だ。人を虜にするなにかが
この監督には間違いなくあると確信した瞬間でもある。
道理で世界に注目されるわけだ。
もっと早い段階でヤン・シュヴァンクマイエル
を知っておけば良かったと後悔した。
あにこれで知っている人は確かにいるものの、やはり海外の作品は
そこまで注目されていないのだろう。
いや、あにこれで登録されていることを素直に喜ぶべきか。
あにこれでは非常にマイナーな作品として位置づけられている
のは言うまでもないし。
(もっと知られてもいいとは思うのは私だけか?)
こういった独特な作品を好む方には一度視聴して欲しいと感じる。
個人的には間違いなく良作だと思う。
ASKA さんの感想・評価
4.0
藤子先生の作品であるウメ星デンカの映画版。ドラえもんではないですが、不二子作品ということで併映されたのだと思います。
物語の最初から、ウメ星デンカおよび王様やおきさき様などウメ星の王家の人たちがなぜ太郎のうちに居候することになったのかが描かれます。