2001年春(4月~6月)に放送されたおすすめアニメ一覧 50

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79.5 1 2001年春(4月~6月)アニメランキング1位
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(アニメ映画)

2001年4月21日
★★★★★ 4.1 (657)
3867人が棚に入れました
昔懐かしいテレビ番組や映画、暮らし等が再現された「20世紀博」というテーマパークが日本各地で開催されていた。毎日付き合わされていい加減辟易しているしんのすけら子供達を尻目に、ひろしやみさえら大人達は、懐かしさに触れて20世紀博を満喫する。街中でも昔の自動車やレコード、白黒テレビといった古いものが売れるようになり、帰宅しても大人達は昔の懐かしい特撮番組やアニメ番組に取り憑かれたかのように夢中になる。ある晩、テレビで『20世紀博』から「明日、お迎えにあがります」という放送があり、これを見た大人達は突然人が変わったようになり、すぐさま眠りについてしまった。


声優・キャラクター
矢島晶子、ならはしみき、藤原啓治、こおろぎさとみ、真柴摩利、林玉緒、一龍斎貞友、佐藤智恵、津嘉山正種、小林愛、関根勤、小堺一機
ネタバレ

れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

『オレの人生はつまらなくなんかない! 家族のいる幸せを、あんた達にも分けてやりたいくらいだぜ!』

劇場版クレヨンしんちゃんの第9作。
2001年公開。


【前置き】

原恵一さん、脚本&監督作品の第5弾。

本サイトのレビュー数を見ても、本作がシリーズの中で如何に多くの方の心に焼きついた作品かが窺えますね。
かくいう私も当時、これまた予告とは全く違った色を見せた後半の感動的な展開に、かなり面食らったものです。
勿論それは、数々の賞という形でも評価され、原恵一監督と劇場版クレヨンしんちゃんを、広く世間に知らしめた作品ともなりました。

本作に限っては、レビューするに辺り見返す必要もない程に内容を覚えていたのですが、やっぱり流れを追って本作も見たくなり視聴しました。

いやはや覚悟はしていましたが、やっぱり涙と鼻水が口に入ってしまう程、やられちゃいましたね。



【あらすじ】

昔懐かしいテレビ番組や映画、暮らし等が再現された『20世紀博』というテーマパークが誕生。
それからというもの、しんちゃん達子供を退け、大人達はこのテーマパークに夢中になっていきました。

しかしこのテーマパークの本質は「ケン」と「チャコ」をリーダーとする秘密結社『イエスタデイ・ワンスモア』による、大人を子供に戻して「古き良き昭和」を再現し、未来を放棄するという、恐るべき『オトナ帝国』計画の始まりだったのです。



【論じてみる】
{netabare}
まず本作が、これまでの劇場版シリーズと大きく違うのは、徒手空拳や銃火器による格闘であったりというバトル展開が一切無いことですね。
一応、無いことは無いですけどねww(※後述)
前半はそれでもいつものようにコミカルな展開が続きますが、後半からは完全に前作までの方向性から脱し、家族愛を重きにおいた感動巨編となっているのです。

ただ、やはり前作まで追っていた側としては、あまりの方向性の違いに面食らい、「思っていたのと違う」とズレを感じたのも正直な話。
それに、この方向性で〆るとするならば、前半のコミカルな部分は「ただのいつものクレヨンしんちゃん」に感じ、映画としては尺稼ぎ感のある部分が非常に強く、全体として完璧かと言われると少し疑問が残ります。

それでも、本作が名作として名高いのは、本シリーズを初めて見る多くの人が「いつもの」と「予想外の感動」を、同時に分かりやすく味わえるところだったのかなと思いました。
加えて、何よりこの「感動」という部分が一番大事なわけですが、そこに関しては誰もが太鼓判を押す出来ですしね。



さて、そのコミカルな部分の前半ですが…。
少しずつ大人達が懐かしさにやられ幼児化していく様は、コミカルに描かれながらも改めて考えると、それでも恐ろしいものがありましたね。

マサオ君が冒頭で喋っていましたが

「うちのママ、この前一人で着せ替え人形で遊んでたよ。」

も、想像すると、特にその子供からすれば、とても恐いものがあるでしょう。

懐かしいという響きは誰しも心躍るもので、条件反射のように胸が熱くなってしまうこともあるかと思うのですが、その気持ちが行き過ぎて全ての大人が、それまで当たり前であった仕事を放棄してまで遊びに興じてしまう様というのは、もしクレヨンしんちゃんでなければ、背筋の凍るシーンにも成り得たように感じます。
事実その大人達は、我が子ですら蔑んだ目を向けるようになってしまうのですから。
中盤でしんちゃんに対し、ひろしが

「キッショー憶えてやがれクソボーズ!!!! 必ずメッタメタにしてやるからなぁっ!!!!」

なんて暴言を吐く台詞は、正直胸が痛かったです。


ケンとチャコは、テーマパーク内に立てた仮初めの昭和世界「夕日町銀座商店街」を作り出したことで、「懐かし匂い」をも作り出し、それを拡散させることによって大人達を幼児化させました。
それは勿論、しんちゃん達平成を生きる子供にとっては全く効かないわけですが、作中でバーに入ったしんちゃん達がその「雰囲気」にやられ異様なテンションになってしまうも、後々冷静になると冷めてしまう場面があったように、これは決して大人達だけがかかる魔法でないことが窺えます。

「懐かしいという雰囲気だけで、全て良いと思ってしまっていないか?」
「雰囲気だけ感じて、よくも理解しないで楽しんでいないか?」

本作は、「昔は良かった」や「皆が良いと思うから良い」という現代人の思考を捉えた上での、一種のアンチテーゼのような作品に私は感じました。
勿論、「懐かしい物が良い」という言い分は間違ってはいないと思うのですが、だからといって今現在の物を過小評価してしまうのはいかがなものか、ということを原監督は言いたかったのかもしれませんね。



さて中盤、「20世紀博」により洗脳され子供に戻った大人達は、ケンとチャコと共に子供達の捕獲に向かいます。
これまで世界規模のテロ組織と対峙してきたシリーズの中で考えると、この軍団は非常にお粗末なのですが、これはこれで非常に面白くて、作品を盛り上げてくれました。
どこかの名探偵の台詞を借りると、「身体は大人、頭脳は子供」なワケですから。

攻撃手段は、パチンコに玩具のピストルに手裏剣、あげくはロケット花火に、ブルース・リーの真似事。
冷静沈着なケンとチャコの傍らで勢揃いするのが、このような輩ばかりなわけで、非常にシュールな絵になっていました。

このケンとチャコ。
(モデルは、1980年のテレビドラマ「ケンちゃんチャコちゃん」からきているそうです。)
彼らは、これまでのシリーズのボスキャラと違い、武力による攻撃は一切せず、やっていることも一言で悪とは決めつけられない為(むしろ少なからず共感を覚えてしまう)、非常に厄介な相手でした。

ただ、本シリーズの敵キャラである以上、しんちゃんのお下劣な洗礼?を受けてしまうのは、致し方ありません。
この中盤で、大事な大事な旧車「トヨタ・2000GT」を、しんちゃんの立ちションにより汚されるシーンは、見ていて大変に気の毒でした。
(どーでもいいですが、この立ちションのシーンは、まさに今で言う「ビビットアングル」でした。)
{/netabare}



【ひろしの回想】
{netabare}
感動作と名高い本作の名シーンは、大きく分けて終盤の2つではないでしょうか。

まずその一つ、『ひろしの回想』を振り返ってみましょう。


ケンからの報酬で、子供に戻って懐かしの万博アトラクションを楽しんでいた ひろし。
シロの鼻でそこへ辿り着いたしんちゃんは、ひろしの悪名高い「靴の匂い」をきっかけに、

「父ちゃんは父ちゃんなんだよ、この匂い分かるでしょ!」

と、諭します。
ひろしは、その匂いをきっかけに、幼少期から現代までの自分を、静かにフラッシュバックさせていくのでした………。


しんちゃんそっくりの銀の介爺ちゃんの自転車に寄り添って、一緒に釣りへと出かける幼き日のひろしが、そこにいました…。
ここから学生時代を経て、恋と失恋を経験し、秋田から埼玉の春日部へ上京していきます。

新入社員として営業職につき、上司に叱咤をくらい、先輩に励まされ、ひたむきに社会で働いていた現実の自分。

それは決して辛いことばかりではなく、みさえと出会い、そして最愛の息子と出会ったこと。
(ローンが後32年残っている)家を建て、一家の大黒柱として守るものが出来た瞬間、自分は生き甲斐を感じたのではないか。

真夏の炎天下の中でも足を棒にして歩き回り、夜中に帰宅する辛い毎日。
ただ、家のドアを開けると迎えてくれた、みさえ、しんのすけ、ひまわり。
子供達と一緒にお風呂に入り、妻の食事と一杯のビールを味わった時、その辛さが全てが帳消しになる程、充実した一日に変わった筈じゃなかったのか。

自分がいつか父にしてもらった、家族を連れて釣りに出かけた日。
それを今度は、自分が父親となり再現出来たことが、どれだけ幸せなことだろうか……。


「父ちゃん、オラが分かる…?」


そう優しく問いかけるしんちゃんに、ひろしは止まらない涙を拭うことなく、その最愛の息子を抱きしめるのでした。


普段は冴えない親父である ひろしですが、その彼がこれまでどれだけ家族を愛し、ひたむきに家族守るために社会に立ち向かっていたか…。
これは決して、ひろしにだけ言えることではなく、自分の父親は勿論のこと、周囲の子を持つ親父達全てが格好良く見えてくるシーンに思えました。

このシーンを見て、彼に共感し感動した人もいれば、彼の献身に心動かされ改めて父へ感謝の気持ちを持った人もいるのではないでしょうか。
ちなみに私は、どっちもでした。

この回想は、完全に台詞無しの音楽のみなのですが、ここで流れる曲「ひろしの回想」の出来が最高で、絵とも非常にマッチしており涙腺崩壊へと更に拍車をかけてきました。
「家族愛」に弱い人は、まず間違いなく涙腺崩壊する程の破壊力ではないでしょうか。
社会で働く男性には、是非一度見て欲しいシーンです。
{/netabare}




【21世紀を手に入れろ】
{netabare}
ひろしとみさえが正気を取り戻したことにより、再び一つとなった野原一家「ひろし」「みさえ」「しんのすけ」「ひまわり」「シロ」。
それに気付いたケンは、匂いの拡散による世界掌握の計画を全てバラした上で、

「おまえ達が本気で21世紀を生きたいなら行動しろ。

 未来を手に入れて見せろ。」

と、言い放ちます。
この点から見ても、彼らがただ闇雲に、自身の欲望を叶えたいだけの輩でないことが窺え、少し胸が痛みましたね。

東京タワーを模した建物の最上階、匂い拡散装置へと必死に駆け上がる野原一家。
「エレベーターは途中で止められたらアウトだ」という理由からですが、ここでもひろしの

「親にもらった足があんだろ!」

と言うシーンは、胸に響きましたね。
一家が走り去る様を見てケンが、「最近、走ってないな…」と、ポツリと呟くシーンも、何気にお気に入りです。


ですがやはり終盤の、もう一つの泣きどころ。
一家を尻目にエレベーターで最上階へ向かおうとするケンとチャコを、必死に食い止めるひろしからの一連シーンは、もう涙が止まりませんでした。


『オレの人生はつまらなくなんかない!

 家族のいる幸せを、あんた達にも分けてやりたいくらいだぜ!』


作中の数ある名台詞の中でも、この台詞が私的には、やはり群を抜いて大好きです。
同じ考えを持っている方も、きっと多いのではないでしょうか。


ここからケンとチャコを食い止めるために、まずひろしが消えます…。
最後は追手に踏みつけられながら

「テメー、チャコさんのパンツ見やがって、何色だった!?」

「白だよ白!!」

なんてやりとりをしながら………。。。
教えてくれてありがとう、男だぜ、ひろし。


そして、疲労で足が止まった みさえも、後方に自ら落ちて追手を制止することで、戦況から消えます…。

「母ちゃん!!!」

と叫ぶ、しんちゃんに対し、

「止まらないで!! 早く行って!!」

と息子に未来を託す様が、また涙を誘うんですよねホントもぅ。
勿論、みさえの手元にいたひまわりも、頭突きで追手を牽制してお兄ちゃんをサポートしてくれました。


それでもたった一人だけ追ってきた追手に対し、今度はシロが小さな身体から渾身のアタックで相手を牽制。
揉みくちゃになって落ちてったであろうシロの鳴き声が、とても痛ましかったですね。
(ちなみに、ここらへんで私の涙腺は最早、最初から防波堤なぞ無かったような程にドバドバしておりました。)

ここで、シロが消え……残されたのは、しんちゃんただ一人………。


「くっそおおおおっ!!!!」

と、ケンとチャコが表情一つ変えずエレベーターを上がっていく傍らで、しんちゃんは家族と未来を懸けて、必死に階段を登り続けます。
転んで鼻血を垂らしても……。
フラついて意識が遠のいても……。
それでも、その足は絶対に緩めませんでした。

その様は見ていて非常に痛々しいものでしたが、正面を捉えて離さないしんちゃんの鬼気迫る表情は、これまでの劇場版でも見せたことのない程の、本気のしんちゃんだったように思いました。


ここのシーンで流れる曲のタイトルは「21世紀を手に入れろ」。
これまでのクレヨンしんちゃんらしくない壮大な曲でしたが、監督が後に

「あのシーンは、音楽の面の功績も非常に大きい。」

と語った通り、非常に盛り上がりの良い、このシーンに相応しい名曲でした。
後に、本作を含む劇場版11作のBGMが収録したサントラが発売されましたが、私は本曲と前述の「ひろしの回想」は、聞くと条件反射のように泣いてしまいかねないので、再生の際は気をつけている程です。



タワーの最上階。
間に合わなかったと思われたしんちゃんでしたが、次の瞬間ケンの足を弱々しい力で必死に掴んでいました。
振り払っても振り払っても…、それでもまた掴んで離さない…。

それは、彼らの気持ちよりも先に、それを中継で見ていた「夕日町銀座商店街」の町民の心を動かし、その懐かしい匂いを消し去り、未来を望ませることに成功したのでした。
改めて、この締め方は非常に上手いと思いましたね。
シナリオの矛盾が少なからずあることが多い「劇場版クレヨンしんちゃん」ですが、本作は大人の鑑賞にも耐えうる感動作として、その締めもキッチリ的を射たような終わりを魅せてくれました。


ここで「現実の未来なんて、醜いだけなのに!!」と言い放つチャコに、しんちゃんは


『オラ、父ちゃんと母ちゃんやひまわりやシロと、もっと一緒にいたいから…ハァハァ。

 喧嘩したり、頭に来たりしても一緒がいいから……。

 あとは…オラ、大人になりたいから…ハァハァ。

 大人になって、お姉さんみたいな綺麗なお姉さんと、いっぱいお付き合いしたいから!!』


と、毅然と言い返しました。
こんな子供が、次世代の将来を担うのかと思うと、未来は本当に安泰だと私は感じましたね。
ケンも、きっとそう思ったからこそ、

『坊主、オマエの未来、返すぞ。』

と、最後に言葉を添えたのでしょう…。


最後は、自ら死を選ぶというシリーズらしからぬ展開を見せる2人でしたが、それは「家族」が許しませんでした。
飛び降りる瞬間の、しんちゃんの「ズルいぞ!」は、偶然にも?功を奏し、この世界への逃げに対してと、きっと彼らは捉えたのでしょうね。
{/netabare}


【総評】

これまでの劇場版と比べ、かなり色の違う作品ではありますが、シリーズ初心者からクレヨンしんちゃん自体に興味が無い人も含めて、心を掴むには十分な出来の作品だったのではないでしょうか。
その雰囲気だけでなく、昔懐かしの「白い色は恋人の色」「ケンとメリー 〜愛と風のように〜」といった曲や、「モーレツ!」「ケレル!」「アッと驚く為五郎」等の台詞も沢山登場しますので、当時に少なからず縁のある世代は、思わず「懐かしい!」と言いたくなるシーンに出会えることでしょう。

ただ、後半の良さと比べてしまうと、やはり前半のコメディーパートは長ったらしく感じてしまう部分も然り。
ですが、それ無くしては本作が「クレヨンしんちゃん」である意味もなくなってしまうと思うので、そこは致し方無いかとも感じましたね。

ちなみに、しんちゃんの声優である矢島晶子さんも、本作が劇場版の中で一番好きと断言しており、次回作の『戦国大合戦』の2作は別格との位置付けをしているそうです。


さて、作中ケンとチャコが、屋内の仮初めの商店街で、こう言い合うシーンがありました。


「昔、外がこの町と同じ姿だった頃、人々は夢や希望に溢れていた。

 21世紀があんなに輝いていたのに。

 今の日本にあふれているのは、汚い金と燃えないゴミぐらいだ。

 これが本当にあの21世紀なのか。」


「外の人達は心がカラッポだから、物で埋め合わせしてるのよ。

 だからいらない物ばっかり作って、世界はどんどん醜くなっていく。」


未来を返した彼らは、今もどこかできっと生きていることでしょう。
彼らが、今この2014年を見たら、改めてどう思うのでしょうね……。

それは誰も分かりませんが、私は本作を通し、決して「昔の方が良かった」とは言わず、今を何より楽しむことを忘れずこれからも生きていきたいと強く感じました。

それでは、いつも以上にモーレツ!に長々となっちゃいましたが、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第10作「嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」です。


◆一番好きなキャラクター◆
『野原ひろし』声 - 藤原啓治さん


◇一番可愛いキャラクター◇
『チャコ』声 - 小林愛さん



以下、チャコさんについて。
(※例の如く、どーでもいい話なので〆ます。)
{netabare}
ちなみに私は、チャコさんのパンツはずっと『ベージュ』ではないかと推察しておりましたが、ひろしの話を聞く限り「白」だそうで…。

では後は必然的に、どんな材質とタイプなのかという話になるかと思います。

私は、ナイロン92%・ポリウレタン8%のローライズのティーバックではないかと考察しました。


さて、今日も楽しい夜を過ごせそうです。

21世紀をこんなに楽しむ私を見て、チャコさんもきっと未来に希望を抱いてくれるに違いないでしょう。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 35
ネタバレ

renton000 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

罪深いなぁ

あらすじは他の方のレビュー等をご参照ください。

 初見でした。90分くらい。劇場版第9作目。
 この映画が初見なだけではなく、クレヨンしんちゃんシリーズの映画自体が初視聴でした。もちろん、記憶にないだけで子供のころに何か見ているかもしれませんけどね。
 総評としては、「泣ける話」といった感じです。ヒロシが八面六臂の大活躍をしていました。


良かったところ:{netabare}
 ありきたりかもしれませんが、しんちゃんが階段を駆け上がるシーンは良かったですね。「自分の後方が迫ってくる」というのは、この作品においては「過去が迫ってくる」ということなんだと思います。一定の感覚で引いていくカメラが「時間」ということですね。そして、しんちゃんは、観客側(未来側)に向かって走る。このシーンでは、「過去」と「未来」とその間にある「時間」を主体にしていたからこそ、しんちゃんがカメラの中心にいなかったのだと思います。
 大人のヒロシやミサエではなく、子供のしんちゃんが「過去にとらわれないように未来に向かって走る」というのは、この作品の軸の一つですからね。非常に上手く演出していたと思います。
 ただ、ちょっと尺が長すぎるような気もしましたけど。まぁ気にするほどじゃないですかね。

 「足の匂い」という象徴物も良かったと思います。これはヒロシのキャラ設定としてあるものなんだと思いますが、この作品においては「ヒロシの歩んできた過去」なんだと思います。この「ヒロシの歩んできた過去」は、全ての人を救えるような効力は持ち得ませんでしたが、ヒロシ自身とヒロシの家族だけは救うことができました。
 自分の歩んできた過去は、誰も彼もを救えるわけではなく、守りたい人だけを救えるんだってことでしょうかね。この描き方も、とても良かったと思います。
 個人的には、ちょっと気持ち悪かったですけどね(笑)。
{/netabare}

テーマ:{netabare}
 テーマ自体は、「過去と未来をどう捉えるか」ということに集約されるんですが、ここを中心に多角的に展開していたように思います。

 その一つとして「家族」というものがあったと思います。
 ヒロシの回想シーンには、かなりの尺が使われていました。その内容は「懐古」なんですが、描かれるのは楽しいエピソードだけではありませんでしたよね。恋人との別れや仕事で怒られるシーンなどのイヤなものも入っていました。懐かしさ(過去)の中には、良いことばかりではなく、悪いことだってあるんだよ、と描写されています。
 ですが、童心に返った大人たちは、楽しいことばかりを繰り返しています。仲間内でケンカをすることもなく、ただただ遊びという楽しさを享受しているだけです。
 つまり、この作品は、過去の全てを受け入れる「懐古」に対しては肯定的に見ているのですが、逃避的で良いとこ取りな「懐古厨」に対しては批判的に見ているということです。

 だから、ヒロシの子供時代の「月の石」のエピソードが入っていたのでしょう。
 このエピソードは、童心どころか子供に返ってしまったヒロシが、「過去の楽しさを享受できるかどうか」ということが主眼に置かれていたのだと思います。
 ヒロシは、自分の子供であるしんちゃんを前にして、「月の石」を諦めざるを得ませんでした。子供の前では大人になるしかなく、そのためには子供の自分を捨てなければならない。過去の辛い思い出も受け入れなければならない。過去の良いことも悪いこともひっくるめて大人になる。そして、自分が大人になって初めて、自分の子供と家族になれる。

 「大人の子供化」や「安易なノスタルジー主義」に対する社会風刺ですが、家族観をベースとする描き方は原恵一監督の得意としているところですね。「カラフル」や「河童のクゥ」なども社会風刺作品ですが、ベースにはいつも「家族観」を置いていました。


 もう一つだけ重要なことを挙げておきます。それは、大人にとっての過去ではなく、子供にとっての過去のことです。
 カザマくんは、「懐かしいってそんなに良いことなのかな?」と聞いていました。そして、しんちゃんは階段のシーンで、一度も後ろを振り返らずに前を向いて走り続ける。
 つまり、大人にとっての過去とは良きも悪しきも受け入れるべきものですが、子供にとっては過去なんて気にせずに、未来だけを向いていれば良いということですね。同じ過去を共有できないからこそ、大人たちは子供たちを敵視していました。
 この「大人と子供は違うんだ」というメッセージは、この作品の根幹に当たるんだと思います。子供は子供であるだけで十分なのですが、大人が子供になってはダメなんだってことですね。
{/netabare}


 この作品の罪深さについて、少しだけ苦言を呈したいなと思います。
 前提として、「物語の評価」と「泣けたこと」の関連について述べます。この作品は結構泣けたんですけど、私は泣けたからという理由で、作品に高評価を付けるようなことはしていません。泣くかどうかは私の主観ですし、「物語の評価」は客観でしたいと思っていますから、それぞれ別物として考えています。そもそも私は簡単に泣く方ですから、自分の泣きセンサー自体を全く信用していないっていうのもありますけどね。


対象年齢①:{netabare}
 この作品の対象年齢ってどうなっているんでしょうか?

 私は、「物語の評価」に関してだけは、明確な採点基準を設けています。公表はしていませんが、3点を基準に、4項目について±0.5点で評価点を付けています。そのうちの1項目で、かつ最も重視しているのが、この「対象年齢」です。子供向け作品でエログロや難解なテーマを描いていたら不適切、みたいなことです。
 例えば、まどマギ。私は、深夜にやっていたから傑作として評価しています。ですが、もし子供向けとして日曜日の朝にやっていたら、問答無用で駄作にしていたと思います。まどマギは、子供向けとしてはふさわしくありません。

 クレヨンしんちゃんのアニメのメインターゲットは、園児から小学生くらいまでだと思います。子供の中でも、とりわけ幼い世代を射程に入れている。この世代の子供たちは、どこまでこの作品を楽しめたのか、すごく疑問に思えました。中盤までは楽しめたのは間違いないでしょうが、終盤も楽しめていたのでしょうか?

 もちろん、楽しめたと言う人もいるでしょうし、子供には分からないって言う人もいると思います。主観的には、いろいろな意見があると思うのですが、作品内の表現から見ると、子供には分からないよねって言っていたと思います。
 それは、上で挙げたカザマくんのセリフ「懐かしいってそんなに良いことなのかな?」があるから。このセリフは、未来だけを見ている子供には「懐古」なんて分からないよね、というのを作劇上の前提としていたからあったはずなんです。それは子供たちが「オトナ帝国」に支配されないことにも表れています。
 つまり、原監督自身もこの作品を、子供向けではなく大人向けだと認識していたのだと思います。
{/netabare}

対象年齢②:{netabare}
 私は、この作品を「大人も楽しめる」作品だと聞いていました。
 「大人も楽しめる」というのは、「子供も大人も楽しめる」ことであるはずです。でも、この作品のターゲットに子供は入っていません。子供向けを標榜するのなら、自殺阻止エンドになんてしなかったはずです。分かりやすい敵キャラクターを配置して、バトルの末の大団円にしていたでしょう。子供には、ストレートなメッセージでなければ伝わりません。
 つまり、この作品は、「大人も楽しめる」作品ではなく、「大人だけが楽しめる」「子供を対象としない」作品になっているんだと思います。

 この作品を「大人だけが楽しめる」作品であると評するなら、それは構わないし、むしろ堂々とそう宣言すべきだとすら思います。そうであれば、この作品は傑作かそれに準ずる作品として評価されるでしょう。カザマくんのセリフを入れた以上、原監督が目指していたのは、この「大人のためのクレヨンしんちゃん」だと思います。

 ですが、子供向けを前提にしていないのに、「子供向けとしても成立している」と評してしまったり、「大人が楽しめるからいいじゃないか」と開き直ってしまったりするのは、間違っていると思います。この子供をないがしろにする発想は、作品内における「オトナ帝国」の在り方そのものです。あくまでも謙虚に「大人向け」を宣言すべきです。

 私は、子供向けのタイトルでは、きちんと子供向けをやってほしいと願っています。
 この作品は、「誰もが知っている家族」でなければ成立し得ないものです。その中でも「野原一家」でなければいけないものだったとも思います。つまり、「クレヨンしんちゃん」という作品でなければならなかった。
 ですが、子供向けの「クレヨンしんちゃん」からは逸脱してしまいました。子供向けのタイトルを冠して、堂々と大人だけを対象とした作品にしてしまった以上、この作品に功罪の両面を見るしかないと思います。子供向け作品で、大人向けをやっていることは功ですし、子供を除外してしまったことは罪だということです。
 「子供向け」としては駄作、「大人向け」としては傑作、とするのが正しいように思えます。


 しんちゃんの最後の「おかえり」に、私はすごくドキッとしました。あのセリフは、居心地のいい「オトナ帝国」からのヒロシの帰還をいうのであって、同時に辛さもある現実の中にヒロシを落とし込むものでした。「懐古厨」にとってのバッドエンドに相当します。
 ですが、ヒロシたち大人に救いがないわけではありません。ケンとチャコという、大人に夢を見せてくれた存在が生きているからです。だからヒロシは、「懐古厨」にならずに、あくまでも「懐古」で留めることができた。
 ヒロシは、しんちゃんから「おかえり」と言われる前に「ただいま」と自分から言っています。自分から「オトナ帝国」からの帰還を宣言していたのです。ヒロシに先に言わせた監督の意図をくみ取りたいし、私もヒロシと同じように自分から「ただいま」と言いたい。

 「クレヨンしんちゃん」が本来子供向けであることを無視して、大人向けとして絶賛することは、自分が「オトナ帝国」の一員になってしまったかのような違和感を感じます。私は、何としても「オトナ帝国」の一員になることだけは避けたい。
 「クレヨンしんちゃん」は子供向けであるべきです。この作品の「対象年齢」を減点したいと思います。
{/netabare}

おまけ:{netabare}
 「対象年齢」のところは、「対象年齢」を評価対象にしていない人には全く関係ない話ですけどね。
 「クレヨンしんちゃんは子供向け」というテーゼに対して、「クレヨンしんちゃんは大人向け」というアンチテーゼを見せたことは評価しますが、捨てていいテーゼではないと思いました。ジンテーゼにはできなかったんでしょうか。

 カザマくんのセリフが無ければ、すなわち、子供を除外することへの配慮が見えなければ、私は「この作品こそがオトナ帝国だ」と批判していたと思います。映画館に来た親子に対して「親だけが楽しんで行ってね」というのは、「オトナ帝国を批判しながら、オトナ帝国を作る行為だ」ってことです。

 ヒロシと「オトナ帝国」の違いって、結局は子供への配慮のところに表出すると思います。この作品について、「この作品の良さが分からないのは子供だから」みたいな意見がありましたけど、これを言ってはダメですよね。その人自身が「オトナ帝国」になっているし、この作品自体を「オトナ帝国」にすることにもつながってしまうと思います。
 「子供には面白くないかもね。すまんね。でも大人は楽しめるんだよ」という姿勢じゃないとダメですよね。ヒロシは過去の良し悪しの両方を受け入れる姿勢を見せたわけですから、私たちも同じように功罪の両方を受け入れる謙虚さを見せるべきだと思います。

 この作品のもう一つの罪を記載しておきます。
 この作品は非常に優れた作品です。それゆえ、これ以降の劇場版は、常にこの作品と比較されているだろうことは想像に難くありません。比較するのはもちろん大人たちです。この作品は「懐古される万博」そのものになっているのだと思います。
 いくらこの作品が優れていたからといって、「懐古厨」にならないように気を付けなければいけませんね。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

隠蔽された欲望を真正面から問う、という正統的な名作

 本作は「クレヨンしんちゃん」の映画シリーズの名声を一挙に高めた作品だろう。名作である、とはわたしも思う。



 大筋をいえば、

A.大人の退行願望と 
B.ノスタルジーの欲望
という、普段、一般に隠ぺいされているタイプの欲望をあえて全面に押し出しつつ、
 物語のラストで、その欲望を否定してみせる。
 という筋書きだ。敵は「イエスタデイ・ワンスモア」という70年代カーペンターズな名前からもわかるとおり、本作を視聴するターゲットとして想定されている「大人」は1960年~1970年生まれぐらいの、クレしんにハマっている子供の親世代がおおむね中心となっているものと思われる。


 でだ。
 本作は、賛否両論のある作品で、まあ作品の捉え方がけっこう別れるものにもなっている。

■肯定論:隠蔽された欲望を真正面から問う物語として


 ベタな肯定の仕方としては、
 1.「あえて、隠ぺいされた欲望/しかし、単純には否定できない欲望」としての退行願望&ノスタルジーを隠さずに正面から描いたこと、それが一概に否定できない大事な欲望であるということも隠さないこと。
 2.大事な欲望ではありながらも、最終的には「でもやっぱり」という形で、否定されるべき何かでもありうる、ということを認めること。
 という、ような感じだろうか。大筋は。

■否定派:そもそも、欲望されている風景に惹かれない

 否定派の議論は、おそらく肯定派のいうような話とはたぶんすれ違う。、
 敵役の欲望としていっしょくたにして書かれている A:退行願望と、B:ノスタルジー の二つの欲望とが、一緒に見えない、ということだろう。
 ごく単純に「その風景、ノスタルジーでもなんでもないんですけど…」ということだ。
 つまり、ノスタルジーとして表象されている60年代~70年代の風景を、80年代以後生まれの人間は「懐かしい風景」として共有できない、ということだ。これは、浦沢『20世紀少年』にせよ、『あの花』にせよそうだけれども、ノスタルジーものの宿命のようなところがあって、ノスタルジーとして表象される特定の時代性のようなものに入り込めない世代は絶対に出てくる。そうなると、ターゲットでない世代の人は「おっさん/おばさんたちのオナニー」とか言う人も出てくるわけだよ。これはけっこう避けがたい。※1
 
 椛澤美洋さんがむかし、『20世紀少年』への批判で
 「描かれた酔うべき思い出は、読者にも甘くみえなきゃダメだろ。万国博覧会、太陽の塔、三波春夫の魅力を、浦沢直樹は描くつもりがなさそうである。それらに、あらがいがたき魅力がないんだったら、悲劇は切実になってこない。それなのに作中、ただ敵も味方も酔っぱらってて、連中の観念のあいだに死体が散ってる。」
 http://homepage3.nifty.com/manga/manga/0501nikk.htm
 って書いてたけれど、そうなんだよね。

 これは、作品の問うている一定の思想的な問題設定/問いの作法に対する疑念というよりも、作品の表現手法に対する興ざめ感。
 だから、否定派と肯定派の議論はまじりあう余地がそれほどなくて、自分がどっちのリアリティの側に属する人間だったか、ということだけが、問題になってくるような。そういう評価の別れかたが成立する作品になっている。

■わたしの評価:理性的に評価するけど、感覚的には若干ひっかかりを覚える。

 わたしの評価は、

i.率直にいえば、1980年生まれなので、この作品で描かれている風景は、なんか一個上の世代の人たちのノスタルジーだなぁ、という感じがしてしまって、そこの部分の表現の切実さの足りなさ、みたいなところで、引いてしまったというのはある。つまり、感覚的には上述の否定派だといってよい。
ii.ただ、そういう世代感覚的なところは一端さておいて、ノスタルジーものを「退行願望」として描くという、方法は、<理性的には>すばらしいものだと、感じている、
 という感じである。

 比較して論じる作品としては、やはり、浦沢の『20世紀少年』だと思うが、20世紀少年が、1970年代的な
 A’.素朴な近代的ユートピア思想の暴力性と 
 B’.ノスタルジー 
 という二つを共犯関係として描いていたの比べると、クレしんの「退行願望」のほうが、より普遍的な欲望だというようには思う。高度成長期的なユートピア夢想なんて、さすがに批判すべき思想としても、もはや死に体でしょうよ、と。そんなん批判してどーすんねん、という感じになる。けれども、退行願望みたいなのは、100年や200年で滅びたりすることはまずない。
 そのように考えれば、本作は『20世紀少年』などより、はるかにすぐれた作品であると思う。

 *

 しかし、繰り返しになるけれども、ノスタルジーもの、の宿命としての、「世代はずれるとおいてけぼり」問題なるものを、これもまた解消はしきれていない。
 もちろん、ターゲットど真ん中で命中したらめっさのめりこめるだろうとは思うのだけれども、外れちゃうとなかなかに厳しい。
 ノスタルジーによって描くことをやめて、単に退行願望だけで正面突破してくれたら、もっとさらに素晴らしい作品だったと、わたしは思ったかも…しれない。(ただ、ノスタルジーによらずに、「幼少時代」を表象するための仕掛けというのは、実際むずかしいとは思うので、けっこう原理的にむずかしい批判だとは思うのだけれども)

 ま、あと、「大人の退行願望」のほうは日常的には隠蔽された欲望であることには違いないけれど、「ノスタルジー」のほうは、実は隠蔽されているどころか、テレビのゴールデンタイムとか「目覚ましテレビ」のような、エッジ感のかけらもない万人向けメディアにおいてすらばんばんと押し出されているような表現でもある。
 なので、ノスタルジーの表象に同意できないと、なおさら「オナニー乙」的な、反感も呼びおこしやすい。ノスタルジーというのは、そういう危うさがあって、スタンスの作り方が実はある側面においては、けっこう難しいものではある。
 まあ、そうは言っても、これは、けっこう意地悪な文句で、エッジ感とかを大事にするマイノリティなどに対して説得的な表現である必要は、マーケット的にはないとは思う。けれど、長年の名作みたいなところにランクしようという思うと、そこらへんで、まあようやくひっかかるような、そういう文句である。



■追記:ここでいう「正統性」について

 なおタイトルに「正統的な」と付けたのは、「文学批評文脈において正統的な」ということ。むかしっから、いわゆる「ブンガク的」という表現をする場合に、高い評価をうけるものの、ある種の典型であろう、ということです。
 とはいっても、この<ブンガク>の典型をやるのはとても難しくて、それはそれで大変なことに挑戦しなければいけないということは言うまでもありません。
 ただし、この<ブンガク臭さ>に気づいた、反骨精神あふれる一部の人々は、あえて「オトナ帝国だっせぇ」とか言ってみるという差別化ゲームに身を投じたりもするものです。あるいは、「オトナ帝国そのものはいいと思うけれども、これをベタに好きだとか言いたくない」という、ある種の派閥性に対する敏感のようなものを呼び起こすものです。それはそれで、ある程度あたまのいい子じゃないとできない差別化ゲームなんだけれども、その王道性によっても「否定派」を生む、ものになっていると思います。
 わたしは、本作はなんだかんだで良いものだと思っています。

※1 全員が全員だとは申しません。物語構造的に、ノスタルジー無視しても、じゅうぶんいい話、というのは、それはそれでそうだと思います。わたしがここで書いてる話は、受容論に目がむきがちなので物語構造的な側面から本作のよしあしを論じるのも、それはそれで興味深い議論になると思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 19

73.2 2 2001年春(4月~6月)アニメランキング2位
バンパイアハンターD(アニメ映画)

2001年4月21日
★★★★☆ 4.0 (156)
1004人が棚に入れました
菊池秀行の人気小説『吸血鬼ハンターD』を天野嘉孝キャラクター原案で映画化した劇場版アニメ。最終戦争後、人類の頭上には貴族“バンパイア”が君臨していた。そのバンパイアに対して戦いを挑むプロフェッショナルは、いつしかハンターと呼ばれるようになっていた。ある日、理想のハンターとして知られるダンピール――Dは、バンパイアに誘拐されたエルバーン家の娘・シャーロットを救出するよう依頼される。バンパイアの馬車を追うDのもとに現れたのは…。

声優・キャラクター
田中秀幸、永井一郎、山寺宏一、林原めぐみ、篠原恵美、屋良有作、大塚芳忠、関俊彦、大友龍三郎、大塚周夫、青野武、清川元夢、辻谷耕史、西凜太朗、沢海陽子、藤原啓治、鈴鹿千春、矢島晶子、小山力也、かないみか、石塚運昇、前田美波里
ネタバレ

とまときんぎょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

…飛んで!飛ぶのよ!!

川尻善昭監督作品。
登場人物たちは奇抜な能力を持っており、アクションが盛大ですが、人間くさいところも凄く良かったです。

かつて発売されていた竹谷隆之作のスタチューの出来が素晴らしく印象的でした。
アニメも雰囲気が良いのだろうな、クラシックな吸血鬼の雰囲気かな、酔えるんだろうな、いつか観よう、と思っていたのですが。もっと早く観てもよかった。


吸血鬼と人との間に生まれ、祝福されない宿命を背負った吸血鬼ハンターのD、どこか禍々しい能力を身につけて吸血鬼を追う出稼ぎハンター達、冷徹そうで美しい吸血鬼族達、吸血鬼に雇われた用心棒の怪物共…
その中で戦いぬき、時に気持ちが揺れ動く様子が見て取れた女戦士・レイラ姐さんが、ラストへ向けて力強く光っていました。

吸血鬼によって孤児にされ、復讐のために生きてきた姐さん。
彼女がたてまえや信条とは離れたところで受け入れたもの、励ましたもの、希望したもの、それらが多く語られることはないのだけれど。終盤のセリフと林原めぐみの演技から滲み出る発露に胸打たれ、ジワジワ泣けました。
「…飛んで!飛ぶのよ!!」って、忘れられないと思います。


ハンターの人間たちは、一体どうやったらそんな魑魅魍魎じみた身体になれるんだ?という、ジョジョやバジリスクのような特殊な能力をもった者ばかりです。
レイラ姐さんの仲間のグローヴ兄さんの能力が、切なかったですね。
平時は寝たきり状態の痩せ細ったグローヴ兄さん、戦闘時に薬物で霊体として出現すると、眩い後光を放出しながら滑るように浮遊し、吸血鬼達をなぎ倒してゆくのです。この時の解き放たれた恍惚の表情が、命の限りの向こうを匂わせる夢うつつの切なさです。


絵の動きは非常に細かく美しいです。天野喜孝キャラデザの幽玄さが生かされた独特の動きで、今風の作画とは異なりクドイと感じられる人もいるのだろうなと思います。
しかしこのねちっこいのが、よいですねぇ。植物の成長を早回しで視せられている時のようです。

何度も書きますが、レイラ姐さんがよかった…。
彼女の見せる吸血鬼への正義が、吸血鬼貴族の耽美でささやかなロマンスにぶち当たって振りかざされるシーンで最も生きていました。
{netabare}(吸血伯爵にさらわれた美女は、実は彼と純愛を貫こうとしており、伯爵は彼女の血を吸うことをはばかり、ただ二人が生きられる場所へ行こうとしていました。そうなると追手である者達のほうが不粋に見えてくるのですが、レイラはキレる。「それがなんだっていうの!関係のない者達がたくさん犠牲になったのよ!?」)
しかし、彼らの健気な寄り添いあいを視ているうちに、レイラ姐さんの中で何かが変化してゆきます。 {/netabare}
吸血鬼女カーミラの館で見せられる幻想の中で、幼子(自分の子供時代)の頑なな孤独を癒そうと抱きしめるシーンでも、懐深さが垣間見えてきます。
そこからラストの種としがらみを超えた励まし…。

事件から数十年後にDがふと見守ったものは、彼女の強さと優しさからもたらされた幸せの一端のようでした。

Dをかばう職人爺さんの存在もいい味でした。スジを通す仕事人、かっこいいです。この人も胸アツです。

Dももちろんかっこよいのですが、「つ、土に埋まらねば…」の所がちょっとオモシロかったです。私も砂風呂に憧れます。


クラシックな雰囲気の人間ドラマが好きな方、ぜひ観ていただきたいです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 28
ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

左手の人面疽はミギーの先輩かも

この作品は菊地秀行氏のヴァンパイアハンターDシリーズ三作目「D-妖殺行」を原作とした映画で、先に英語版がアメリカで発表され、後にDVD化されるにあたり日本語吹き替え版が追加されました。
英語版も勿論良いのですが、個人的には断然日本語吹き替え版を勧めたいです。
{netabare}その理由として声優陣が豪華だし画に集中出来て見易いというのもあるのですが、吹替版を薦める理由はラストシーンで神父が唱える祈りの言葉にあります。
この祈りの言葉が実は原作六作目「D-聖魔遍歴」でヒロインとDが唱える祈りの言葉を唱えているのです。
普通に聴いていればありきたりな祈りの言葉でしかないので、これに気付けるのはおそらく原作ファンだけです。(しかも麗しボイスで聴けてお得)
違和感削ぐことなく判る人には判る仕込みをしてくれたことに感心してしまいましたよ。{/netabare}

さて本作の物語は種族を超えた悲恋を描いていて、逃げる者、追う者、守る者、それぞれの思惑が入り乱れたダークファンタジーです。
題材としてはありふれていますけど、もうとにかく美しい!
元々の小説が個性的且つ凄く美しい作品で「映像化は不可能じゃないか」と思われていましたので、ファンにとってこの作品の出来の良さは特別嬉しい事でした。(一度映像化されているのですが、その画はかなり残念でしたので…)
背景、美術、音楽、動きその全てに拘りを感じる事が出来て、ちょっとした風景にすら美術を感じます。
建物はそれぞれの場所で細かく描かれていて、そこがどういう場所なのかすぐに分かりました。
特に感心したのが乗り物の描き分けで、人間の扱う昼夜を問わず動く物は薄汚れ生活感を醸し出し、夜しか動けない物は特殊な処理を施されているのか汚れもせず独特の美しい装飾を保ち続けます。なのでそれが人間の日常から隔絶された代物であると理解させてくれます。
音楽や効果音もレベルが高く作られてるし、独特のおどろおどろしさと美しさを損ねない使われ方をされていて良いですね。

キャラクターは戦う者が多く、各々癖が強く個性的な武器や特技を駆使して戦います。
異能者同士の戦いは描き分けが難しいと思うが、見事に差別化を図り魅力的で迫力のある戦闘シーンが展開されました。

剣士、弓使い、銃使い、影法師、霊体、寄生体等のあくが強い登場人物が多い本作だけど、中でも主人公Dの動きは美しく冒頭の登場シーン等はさながら彫刻の様で何度見ても目を奪われます。
ここまで美しさに拘られた作品は少なかったと思うので、当時とても新鮮に感じたのを憶えています。
そしてこういった独特なキャラクター達の派手な戦いが全編で随所にありつつ、同時にシリアスなストーリーを淀みなく進めてくれるので見ていて飽きさせません。

美しい映像と音楽が織りなすドラマと芸術的ともいえるバトルアクション。
それぞれのキャラクターが歩む顛末と哀しくも温かいラスト…と一見の価値がある作品だと思いますから、多くの方に見て頂ければ幸いです。

そうそう個人的にですが主題歌がちょっと雰囲気とそぐわない様に感じましたので、そこだけはお薦め出来ません。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

映像・世界観・音楽の3拍子

2年くらい前にAT-Xにて視聴

2001年公開のアニメ映画。
人間とバンパイアのあいだにできた子供である
主人公のバンパイアハンター「D」が、
あるバンパイアにさらわれた娘を、依頼を受けて救出に向かうという
ゴシック調の世界観のバトルファンタジー&少々ラブロマンス


・本作の良い点
それは映像美に尽きる。と思う。

天野善孝氏がキャラクター原案を務めた繊細で美麗なイラストが、
そしてゴシック調で薄暗い、ダークで繊細、美麗な世界観が、
大概の視聴者の抱くイメージどおりそのまま画面に叩きつけられる。


他にも
キャラクターや武器や馬車、飛んでくる コウモリや化け物たち、
それらが迫力をもって奥から手前に、画面の前にいる視聴者に迫りくる。
アニメーションそのものもセル画制作でありながらヌルヌルと動く。
そういった部分も相まってか本作は
繊細さを持ちながらも、非常にダイナミックな印象を視聴者に与えるであろう。


対象物が奥から手前に迫ってくる時の「音、音楽」これも映像の迫力を強くしている一因だろう。

音はそのまま、対象物が奥から手前に迫ってくればどんどん音が大きくなっていく。
作品中の音楽は迫力とともに緊張感も出している。
これも良い。


映像、世界観、音楽
これら3つの持つ繊細さと迫力。
あくまで私個人の意見だが、本作はこれらが全てだと思う。


本作のシナリオは冒頭で書いたとおりである。
バンパイアにさらわれた娘を、主人公が依頼を受けて救出に向かう。
それだけ。

私個人、世界観と映像は素晴らしいと思ったが
このストレートなシナリオは好きになれない。
そのためシナリオは私にとってプラスに出来ない。

もうちょっと複雑なシナリオだったら私はシナリオも高く評価した。

ただ、前述の通り世界観と映像を見せるアニメだとすれば、このストレートなシナリオで十分なのだろう…


主題歌であるDo As infinity「遠くまで」は本作には曲調が明るすぎて、やや合ってないように聞こえる。
しかし歌詞は割と…?
どうだろう?
個人的には結構お気に入りの曲である。



ダイナミックな映像。
ゴシック調でダークで美麗な世界観。

そういったものが見てみたいという方にはオススメする。
映像・世界観・音楽の3つがうまく絡みあった傑作でした。

下手くそな文章、お読み頂きありがとうございます。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

71.3 3 2001年春(4月~6月)アニメランキング3位
R.O.D READ OR DIE - リードオアダイ(OVA)

2001年5月23日
★★★★☆ 3.9 (434)
1942人が棚に入れました
読子・リードマンは、神田神保町で非常勤講師の仕事をしながら読書三昧の自堕落な生活を送っている活字中毒のビブリオ・マニア(蔵書狂)であるが、同時に大英図書館特殊工作部に所属し『ザ・ペーパー』と言うコードネームを持つエージェントである。\nある日、アメリカ議会図書館が何者かに襲撃され、大量の稀覯本が盗まれる事件が発生した。犯人が「偉人」と名乗る正体不明の異能者であるという事態を重く見た大英図書館特殊工作部は、読子に稀覯本奪回作戦を命令する。
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

短いが、作画・ストーリーともに完成度の高い紙アクションアニメ!

原作未読。

活字中毒だが、紙を自由に操る能力を持つ、読子・リードマン(よみこりーどまん)。
彼女がある一冊の本を手にしたところ、正体不明の何者かに襲撃を受けてしまう。
その本を巡って、世界を巻き込んだ戦いが始まる。


アクション・バトルアニメ。
一部では称賛の意味をこめて「紙アニメ」と呼ばれているとかなんとか。

見所は、アクションそのものですね。
人物の動き、動物の動き、物の動き、どれも丁寧、かつ、スタイリッシュです。
細かいしぐさから、アクロバティックな格闘まで、手抜き無く描かれているのが特徴。

また、主人公の読子さんは、ドジッ子、眼鏡、三つ編みという3属性をマスターしているキャラ。
しかし、一度紙を使わせるとかっこいいんだなこれが( ゚д゚)!

10年以上前の作品ですが、古くささを感じさせることなく、十分に魅せてくれました。
{netabare}
・読子とリリエンタールの戦い
・三蔵法師と潜水艦の戦い
・ナンシーvsクローンナンシー
・読子と平賀源内のチャンバラ

かっこよかったですねー!
どれも垂涎ものでした。
{/netabare}


ストーリーは、3話という短さ。
しかし、しっかりと伏線を張り、視聴者を騙すテクニックがふんだんに盛り込まれています。

設定も独特で楽しいですね。
短いので詳しくは話せませんが、敵は「偉人」と名乗っています。
これが何を意味するかは……。

そして、ユーモアも効いたやりとりに、熱いストーリー展開。
「うーん、ウマイな!」と何度うなったことか。
何気ないやりとりが、あとで大事な意味をもってくるので、視聴の際はお見逃しなく!

また、命がけの戦いなのに、笑ってしまうシーンもしばしば。
{netabare}
・リリエンタール「しねええええええ……しぬうううううう!!」
・大英図書館スタッフ「北朝鮮からの返信が届かない……あ、今来た」
・大統領「核だ! まだ核攻撃がある!!」SP「取り押さえろ」→大統領失禁(実は1話目でも……)
{/netabare}
ブラックユーモアが効いてますねー。

続き物の原作が元になっているので、全てが解決するわけではありません。
しかし、世界観の紹介から、1つのエピソードを完結させるまでの流れとしては、とても綺麗にまとまっている作品です。

3話合わせてもおよそ100分。
能力バトルもの好きで、短くて楽しめる作品を探している方にかなりオススメです!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 39
ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

斬新な動機

まず驚いたのが主人公の行動する動機。
他のキャラたちが任務で本奪回に励む中、ただそれを読みたい一心で「本返して下さい!」と懇願する。
命を懸けてまで本が読みたいのか!? 恐るべし『読子・リードマン』。

設定の方も、かの有名な偉人が敵だったり、主人公が女性で能力が見た目地味(紙使い)だったりと少し風変わり。
その反面、ストーリーはテンプレで推進力はあまりないですが、この場合はあり。理由は下記に。

この作品の良いと思ったところをまとめてみます。
①わかりやすい
  上記の通りストーリーがシンプルで、かつ馴染みやすい設定なので世界に入りやすいです。(孫悟空の話やベートーベンの曲など)
  全3話という短さや動機、目的が明確なのも◎。
②構成がきっちりしている
  特別上手いわけではないですが、ちゃんと伏線が機能してます。
  特に設定を利用しているのが良いですね。(これは厳密には伏線とは呼ばないかな?)
  {netabare}紙のパラシュートで脱出、潜る能力で手を離す、など。{/netabare}
  例えば、かなづちのキャラがいたら
    A.海に入らなかったので一人だけ難を逃れる。またはその逆。
    B.溺れている友達を助けたいけどかなづちなので助けられない。
    C.馬鹿にする周りの人間を見返すために努力し続け、やがて凄い選手に。
  などストーリーや演出面で利用しないと設定の意味が薄いんですよね。
  当たり前のようでこれが為されていない作品って意外と多い気がします。

逆にちょっと残念だったところ。
・ナンシーさん関連
  短い故に一部分の心理描写がイマイチ。{netabare}なんであの男が好きなの?その割にはあっさり殺し過ぎじゃない?
一回くらいは”葛藤→やっぱりできない”くらいの展開が欲しかったです。{/netabare}
  あの設定と締めは流石にないかな。{netabare}クローンや双子はかなり上手くやらないと厳しい。尺を考えれば選択するべきではないと思う。
あんな仕打ちを受けて「妹(クローン)をよろしく」? しかも妹さんにはお咎めなし。
綺麗に終わらせたいのはわかるけど流れ的に不自然。{/netabare}

長々と駄文を連ねましたが、面白かったです。
私は本編の方をまだ見てないのでこれから見ます。o(^o^)o ワクワク
取っつきやすい作品なので見てない方は是非。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

偉人の謎・・

TV版より先に作られてる。
TV版はOVAから5年後という設定。
※諸設定も結構違う感じ。
「菫川ねねね」は重要人物として名前
だけ登場。TV版との繋がりもある。

スチームパンク風SFファンタジー?
スリルとサスペンスのアクション系。
ん~世界観は可成り独創的で面白い。

挿入歌などはジャズ風でとても良い。
OP/EDの雰囲気は可也好きで良い感じ。
映像も要所で可成り拘りを感じる♪
キャラデザやメカデザも良い感じ。
物語も結構本格的で設定なども好き。
ヒロインを推し間違えた感じがする。
演出ミスかな・・シリアスを殺す・・
映像のギャップより違和感が大きい。

1話 読子さん、事件ですよ。
2話 読子さん、インドですよ。
3話 読子さん、ピンチですよ。

主人公は紙を自在に操る「紙使い」の
読子・リードマン(三浦理恵子)。

大英図書館特殊工作部に所属する
優秀なエージェントでコードネーム
は「ザ・ペーパー」。能力は高いが・・
生粋のビブリオマニアで本以外の事
に関して・・全く無頓着・・

可成り天然系?で行動は無計画・・
正直な所・・声も甘く舌っ足らずで
嵌り過ぎで気持ち悪く苛々する・・
が役割として完璧?・・けして演技
の巧い声優ではない・・

ヒロイン以外の声優も知らない人が
多いけど可也良い感じでシリアスに
嵌っていた・・女性キャラのキャスト
は平均アニ声(甘め)で全体の描写の
トーンとは可也違和感ある。

wiki参照あ~声優じゃないじゃん・・
元CoCo・・ミニスカパン・・女優?
特命係長・只野仁にでてた人らしい。
特命係長・只野仁は再放送で視たけど
結構お馬鹿な展開で面白かった♪
KONTA等ほかも私が知らないだけで・・
話題性優先の声優起用があるのかも?
それなら映画の様に徹底してシリアス
貫けば良かったのにとか思ったり・・

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

70.9 4 2001年春(4月~6月)アニメランキング4位
学園戦記ムリョウ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (137)
815人が棚に入れました
2070年春、東京上空に謎の巨大飛行物体が出現し、全ての都市機能を麻痺させてしまう。世間が大混乱に陥りかけた矢先、今度は謎の巨大ヒーローらしきモノが現れ、飛行物体をやっつけた。
そして翌日の朝、政府の広報官があっさりと言い放った一言をきっかけに、地球人類の歴史が大きく動き始める…。
「えー、宇宙人は、実はいました」。
村田始は神奈川県天網市の御統中学に通うごく普通の中学生の少年である。
宇宙人の実在が明かされた日、始のクラスにとっくの昔に廃れた「学生服」を着た不思議な少年、「統原無量」が転校してくる。謎の転校生無量と友達になったことをきっかけに、始は地球と宇宙を巡る大きな流れと天網市に暮らす人々の使命に関わる物語に関わっていくのだった。

声優・キャラクター
宮崎一成、野島健児、朴璐美、杉田智和、浅野真澄、うえだゆうじ、小林由美子、山崎和佳奈、石森達幸、釘宮理恵、石原凡、小野健一、京田尚子、佐々木瑶子、阪口大助、遠近孝一、松本さち、渋谷茂、肥後誠、長嶝高士
ネタバレ

zemin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

地味な村田始と個性的な仲間たち

2001年にNHK-BSで放送されたアニメですが、
最初に見たときの印象は地味な日常系アニメ(?)でした。

このアニメの一番の魅力は一見地味な日常パートにあると思います。
とても地味な主人公、村田始(むらた はじめ)の懐の深さ、意思の強さ、そして人間の大きさを脇役の目を通して実感していくアニメだと思う。
強くないのにすごい人間、それが村田始である。

次に、地味なのに魅力的な天網市の住民。
学生、先生、商店街の人たち、宇宙人の皆さん、とキャラが多いのにその全員のキャラが立っていることがすごい。
1話限りのキャラでさえ個性がしっかりと描かれています。

個人的に、好きな脇役を選ぶと、ジルトーシュ、ムリョウ、瀬津名さん、那由多、京一、八葉さん、
瞬、双葉ちゃん、晴美、今日子母さん、和夫さん、
みんな好きすぎて選べないです(笑泣)

合わなくても最初の数話切ってしまうのはもったいないです。
学園戦記ムリョウの世界のこと、登場人物のことが分かってくると
この世界に住みたいと思うようになるのではないでしょうか。

いつか二次元の世界に入れる日が来たら、天網市の住人になりたいです(笑)

好きな話
{netabare}
 第1話 「戦記、始まる」
 第3話 「その名は、シングウ」
 第7話 「君の、えがお」
第10話 「だから、明日のために」
第17話 「どさくさに、ゴメン」
第21話 「助っ人、相まみえる」
{/netabare}

特に好きな話(神回)
{netabare}
 第8話 「ささやかな、うたげ」
第13話 「かくれさと、ふるさと」
第14話 「僕たちの、夏」
第15話 「父、帰る」
第19話 「きよらなる、拳」
第25話 「虚人、めざめる」

超絶神回
第24話 「さだむるもの、ここに」
第26話 「戦記は、つづく」
{/netabare}

このアニメは私が一番好きなアニメです。少しでも多くの人にこのアニメを見てほしいのですが、地味なアニメなので布教するのが難しい・・・。

My Favorite Character
村田始(むらた はじめ)。自分から前に出るタイプではないのに、確固たる意思を持っているので優柔不断という印象は全く感じません。
村田始の人間の大きさを、登場人物たちが時間をかけて自然と理解していく過程が好きです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 6

保見川 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常とXデーの奇跡の融合

~
 隠れた名作としてよく名前が挙がる作品の一つ。「飛べ!イサミ」や「宇宙戦艦ナデシコ」などで有名な佐藤竜雄(さとう・たつお)が、原作・脚本・監督をまとめて担当した贅沢なオリジナルアニメ。舞台は近未来の日本。宇宙人の存在が明らかになったところから始まる。誰しもが一度は想像したことのあるXデーのひとつ「宇宙人との邂逅」がテーマ。一歩間違えれば「インデペンデンス・デイ」や「宇宙戦争」と隣り合わせになりそうな物騒な設定なのに、この作品ではみんな落ち着いた対応をしていて少し気の抜けた雰囲気に包まれている。本来、未来を描く目的としては発達したテクノロジーが一番の理由だと思うが、この作品はそうではない。この作品では成熟された人の精神が主な目的とされている。だから宇宙人が来ても冷静。それは主人公・ハジメ君を中心に、友人のムリョウ、ハジメ君の家族、そして同じ学園のクラスメートたちまでもが、完成された精神を持ち合わせている。誰しもが隔てなく認められていて、否定もされず、余裕のある人格が確立された世界は素直に羨ましいと思う。まさに理想郷であり憧れ。こんな街に住みたいと思ったアニメは「カードキャプターさくら」以来かも知れない。そんな余裕のある人たちの穏やかな生活が映し出されたこの作品では必然的にゆるやかな時間が流れていて、何気なく見ているだけではその魅力には気づきにくい。人によっては「日常にしてはやや過激」と思うかもしれないし「SFにしては地味」なんて思われそうな気もするが、決して物語で押すタイプではない作品であることを理解していないと楽しめない。この作品はキャラクターの内面にこそ一番の魅力がある。それ故に、やや未熟な那由他(なゆた)と京一(きょういち)に強い親近感や愛着が湧くのは、現代に生きる私たちからして見れば道理なのかも知れない。

個人的評価:★★★★☆(4.0点)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

上を向いて歩こう  【ねこ's満足度:85pts】

『機動戦艦ナデシコ』の佐藤竜雄監督によるNHKジュブナイル。
神奈川県天網市に暮らす住民と、宇宙人たちとの関わりを描いた近未来SF学園アニメです。

「えー、宇宙人は……実はいました」(政府・広報官)

突如政府から発表された驚愕(?)の真実。
なんともふぬけた発言ですが、ノリ的には意外とこんな感じなのです。
”戦記”としながらも、ベースにあるのはのんびりまったりとした日常描写。
戦いそのものを描くよりも日常を描くことによって戦いを特別なモノにしている、そういう作品です。

地球規模のとんでもないコトが起きてるのに、周りはいつも通りの平和な日々……。
それってある意味リアルなことなのかも知れません(笑)。

そんなゆったりとした空気の中、勃発する”戦い”。

コメディチックな学園ドラマが、宇宙を舞台とした壮大な物語へ発展していく様は見応え十分です。
静かすぎるほど静かに、それでも確実に盛り上がっていく終盤の数話は引き込まれまくりでした。

主人公の立ち位置も特徴的です。
”顔”である無量(ムリョウ)と、”案内人”である村田始。
このふたりを、あえて戦いの中心に置いてないというところが”ミソ”。
それにより登場人物全員が主役になっている。それこそがこの作品の本当の狙いのような気がします。

そんなふたりに代わり”戦い”を担当するのが、守山那由多(なゆた)。
朴ロ美のハスキーボイスも手伝って魅力満点でした。というかホント可愛かったなぁこの子(笑)。
今まで観てきたアニメの女性キャラの中でも、相当好感度高いです。いいヒロインでした。

演出や音楽も効果的。とにかく胸躍ります。こういう作品もっと観たーーーい!!
それにしても、ムリョウの正体は一体……。やっぱり{netabare}神様の生まれ変わり、{/netabare}なのかな?(笑)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 24

69.0 5 2001年春(4月~6月)アニメランキング5位
名探偵コナン 天国へのカウントダウン(アニメ映画)

2001年4月21日
★★★★☆ 3.7 (292)
1965人が棚に入れました
キャンプの帰り、西多摩市に新しくできたツインタワービルを訪れた少年探偵団。しかしそこにはジンの愛車ポルシェ356Aが待ち受けていた。奴らはいったい何をしに来たのか訝るコナンだが、タワーの建造にかかわった人物が相次いで殺害される事件が発生。

タワーオープンパーティに来ていたコナン達は、組織によって仕掛けられた爆発に遭遇する。コナンは蘭と辛くも脱出するも、少年探偵団がいなかった…。

声優・キャラクター
高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ
ネタバレ

入杵(イリキ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

黒の組織出ます!

劇場版名探偵コナンに始めて黒の組織が登場する本作は、
前々作では初登場に関わらずたいした活躍が出来なかった
元黒の組織のメンバー、灰原哀がメインの作品だ。

以降の「ネタバレ」はWikiから引っ張ってきたあらすじです。
読みたい人は読んでください。核心には触れていません。
{netabare}
コナンは、阿笠博士や少年探偵団とキャンプをするために西多摩市を訪れていた。キャンプの夜、元太はトイレに行くと公衆電話を利用する灰原の姿を目撃する。キャンプの帰り、西多摩市に新しく完成したツインタワービルを訪れた彼らは、偶然蘭たちと遭遇する。蘭たちは、小五郎の後輩であるツインタワービルオーナーの常盤美緒に招待されていたのだ。コナン達はツインタワービルに入り、パーティに出席する市議会議員の大木岩松、日本画の巨匠・如月峰水、ビルの設計者・風間英彦、常葉の秘書である沢口ちなみ、「TOKIWA」専務の原佳明と知り合う。その直後、ビルの玄関前にジンの愛車ポルシェ356Aが停まっていたことが判明。黒い組織が何をしに来たのか訝るコナン。その夜、タワー内のホテルの一室で大木岩松が何者かに殺害され、遺体の横には割られたお猪口が一つ置いてあった。

大木岩松殺人事件の調査を始める少年探偵団だが、後に原佳明の遺体を発見、彼の横にも割れたお猪口が見つかった。警察はお猪口から連続殺人として捜査を進める一方、灰原は夜中に怪しい行動をとるようになる…。

タワー関係者の殺人事件が相次いだために警察はタワーオープンパーティの延期を要請したが、予定通り行われることになり、コナン達も出席する。しかし、パーティーの最中に常盤美緒が遺体で発見され、さらに黒の組織によって仕掛けられた爆弾が地下4階と地上40階で爆発。コナンと蘭は避難経路を絶たれて絶体絶命の危機に陥ったが、辛くも脱出する。しかし、少年探偵団の姿がなかった…。
{/netabare}

本作は、ツインタワーが舞台というだけあって、
高いタワーを舞台にコナン達の「天国に近い」リスキーなアクションが繰り広げられる。
今回は少年探偵団が大活躍!
元太も光彦も灰原を助ける為に男を見せます。
しかし、ちゃんとコナンと蘭との感動のシーンも用意されています。
そして、犯行の動機、事件の概要もすっきりしていて好印象です。

{netabare}
また、犯人の如月さんが自殺をはかったとき、コナンが麻酔銃で彼を眠らせて、
「悪いな...探偵としてアンタを死なせるわけにはいかないんだ…。」と言ったシーン。
ここも、名場面です。月影島の件が生きてますね。
{/netabare}

本作のポイントであるカウントダウン。
計三回ありましたが、最後のカウントダウンは、緊張感に溢れたカウントダウンでした。

主題歌の「always」は、私の大好きなアーティスト、倉木麻衣が歌っています。名曲です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

元太と光彦の10年後の姿に爆笑ww

劇場版コナンシリーズです。

今回はいつもの事件プラス黒の組織が絡んでいましたねえ。

少年探偵団も大活躍!

●あらすじ
少年探偵団+あがさ博士でキャンプに行く途中に見たツインタワービル。

キャンプの帰り道に寄ると,小五郎,蘭,園子と遭遇。

そしてみんなで見学。

しかし後日,ツインタワービルで殺人事件がおこり…。

そして怪しい行動をとる哀ちゃんは…?

ジンとウォッカの狙いは…?


●感想

安定のコナン。

事件の真相,ちっとも推理できませんでした(笑)

でもまあ,特に「おもしろかったー!」とも感じなかったかなー^^;

つまらないとも感じなかったけれど。

いつも通りという感じです。

いつもと違うのは爆破スケールの大きさかな?笑

脱出シーンは手に汗握るわくわくどきどきでした。

少年探偵団の活躍がよかったよ!

やりとりもおもしろいしww


蘭姉ちゃんといい,あゆみちゃんといい,恋する乙女は強いんだね!

あゆみちゃんにきゅんきゅんしてました。あーかわいい。

みんなの10年後の姿を写す写真があって,そのあゆみちゃんがまたかわいかったー。

元太と光彦の10年後は爆笑wwwwいるいるそういう高校生www

蘭姉ちゃんも撮ったのにどんな姿かは見せてくれずだったよね…?うーん,見たかった。


とまあ,つらつら書いてますがそんな感じ。

コナンが好きな人は普段通り楽しく見れると思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14

虚言癖 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

メイン、サブとファンに嬉しい場所にスポットを当てた劇場第5作目!!

あの名探偵の劇場アニメ作品第5作品目。

今作のスポットはメインキャラクター灰原哀。
そして、あゆみちゃん(少年探偵団)、と黒の組織!!

黒の組織も絡んでくるけど、がっつりでもなかった。
黒の組織、ジンの無能ぶりが楽しめる「貴重な」劇場作品だ。

冒頭で今作はなんと、アガサ博士自ら発明品を紹介してくれる!!
進一の正体を知っている人物も4人と増え、物語が進んでいるのが伺える。

前半はストーリーラインの構成のための舞台、
人物説明に割り振られ静かに進んでいく雰囲気。
すこし冗長に感じるが、この貯めが後半に活きていた。

後半は一気にストーリーを回収。
アクションシーンでは蘭ねーちゃん超人芸!!
蘭ねーちゃんのアクションにも磨きがかかってきた!!

残念だったのは、物語が動きだすまでに時間がかかること。
サスペンス部分が前作以前の劇場作品に比べ
薄い、迫力にかける、あっさりと少し印象弱めだった事だ。

ラストシーンの締めくくりから本作で
やりたいことはうかがえ、それを十分に伝えきった作品であった。

作品ファンならば、劇場デビューの黒の組織を見ない手はないだろう。
劇場アニメ作品としては傑作、良くもないが、悪く"は"ない。
アニメファンには手に取ってほしい作品の一つであります。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

68.4 6 2001年春(4月~6月)アニメランキング6位
ジャングルはいつもハレのちグゥ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (200)
1156人が棚に入れました
ジャングルで母親と2人平和に暮らす少年ハレの前に突如現れたナゾの少女グゥ。
何でも食べてしまい、お腹に異次元世界を持っているグゥが巻き起こす珍騒動の数々と、グゥに振り回されて苦労の絶えないハレの姿を描いたギャグアニメ。
基本的にはハレとグゥとその周辺のジャングルでのお話だが、第37話~第58話では、ウェダ(ハレの母)の実家のある都会に話の舞台を移す(「コンクリートジャングル」という意味合いもある)。
ある晩、ウェダが村の集会に行き、孤児のグゥを連れて帰ってくるところから第1話が始まる。


声優・キャラクター
愛河里花子、渡辺菜生子、茂呂田かおる、中村尚子、井上和彦、岩永哲哉、保志総一朗、白鳥由里、前田このみ、松岡由貴、岸尾だいすけ、石田彰、氷上恭子、玄田哲章

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

頭を軽くして見てください

視聴回数 全話二桁回くらい(好みの回が複数)

子供向けの定番ギャグアニメが「クレヨンしんちゃん」だとすれば、
この作品は青年以上向けの定番ギャグアニメだと思います。

作画は子供向けにも見えますが、大人の諸事情が含まれているので
子供向けとは言いづらい。。。というか台詞の意味が理解できないかと。

作成スタッフ 水島努監督&横手美智子構成のタッグはこの作品が
初で、後に「XXXHOLiC」や「侵略!イカ娘」「SHIROBAKO」などで
視聴できます。

物語の本筋はあるのですが、ほとんどがグゥの奇行&発言と
ハレのツッコミ&自問自答で構成されています。
(要所ではシリアス展開もあります)

私の主観なのですが、このアニメはアニメに興味ない大人であっても
少し見ただけで笑いが理解できる作品であるのが素晴らしいところです。
(シュールな台詞の間やネタのキャッチボールなど)

ほぼ気持ちが暗くなる要素がなく、逆に明るい気持ちになれます。
あまりに会話のくだらなさが、そういう気持ちにさせているかと。

メインキャラクターのハレは心配性、周りに気をつかう、子供だけど
子供ぽくない性格。
(CV愛河里花子の早口は凄いです。特に次回予告。これだけ発音できる声優は他で聴いたことありません)

グゥは行動と会話が支離滅裂で、たまにまともな事を言うのですが
それが妙に大人びたシュール発言(哲学で的を得ている)

他にもポクテとかマンダといった、よく分からない生物も楽しいです。

オープニング曲「LOVE☆トロピカ~ナ」は中毒性が高くて、
作品インパクトはこの曲で決まってしまいます。

ちなみに親戚の小学生低学年にこの曲を視聴させると、意味不明な踊りを
始めだして、覚えてないくらいリピート要求させられました。
(どうやらグゥのしかめ面と踊りが手本らしい。。。)

この作品を作画で敬遠されている方もいると思いますが、ギャグアニメを
純粋に楽しみたい方や、普段は笑うことが少なくて笑いに飢えている方などは一見の価値はあると思います。

恐らく最期まで視聴されたら、続編の「デラックス」と「FINAL」が
見たくなるかと。

個人的な意見ですが、大人向けギャグアニメの出来栄えから言えば
対比できる作品があまりないと感じています。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

とろぴかーなー

ちょっと感動的な部分もあるけど基本的にはopの雰囲気にマッチした
元気で明るく楽しく!なギャグアニメですね。

住んでる生き物も奇妙なら登場人物も変わり者が多く
特にグゥのキャラは一度見たら忘れられないくらい強烈!
そもそも人間なのかも怪しいですが、{netabare}人を食べたり、体を入れ替えたり、人格を変えたりと{/netabare}
毎回無茶苦茶やるので話の盛り上げ役になっています!

面白いキャラも多い一方ハレの母親は唯一好きになれなかったかな。
父親である保険医に関しては男女差別的な嫌な部分があっても
{netabare}おばあさんに追いかけられた{/netabare}り嫌な目に結構あってるからバランスもとれてると思うのですが
ウェダはハレにだけ温かいようで冷たく、
雑用をほとんど普段から押し付けてる所とかもそうですが{netabare}
銀行強盗に捕まってる回は印象をハレがピンチの時に必死には必至になるみたいな感じで挽回しようとしてるけど
1話の時とかにあれだけハレが化け物が出たって訴えてるのに
軽くあしらって行っちゃうみたいな{/netabare}とこがあったので違和感がありました。

TV版の内容としては都会編ラストは
ウェダ関連になってくるのでそれまでに比べると微妙に感じちゃいましたが
{netabare}ウェダとウェダのお母さんが対面する{/netabare}ラストは話の締め方としては良かったと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

ぽぽたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ハイスピードなツッコミは名人級。ギャグアニメの名作!

ギャグアニメ数あれど、登場人物全員ボケに対して
ツッコミ1人で展開するアニメも珍しいです。
この1人ツッコミを担当する声優
愛河さんの演技力は相当なものです。
ツッコミは超ハイテンションかつマシンガン!

愛河さん演じるハレはジャングルで生活する普通の子供なんですが
突如同居することとなる人間の姿をした???なグゥと
同居することとなります。
この少女が人を飲み込んだり、奇行の連続で
ハレは心が休まる暇がありません。

ジャングルを舞台にしたほっこりストーリーが軸ですが
とにかく奇人が多い村なので
ハレは休まる暇がないんです

見所はグゥの底知れない奇行と達観した毒舌
そしてハレのハイテンション+長台詞ツッコミでしょう

愛河さん笑っていいともに出演して演技力を披露されたことも
ありました。

下ネタやパロディに頼った笑いが多い中
ボケとツッコミという王道で笑いをとるスタイルは
本格派といってよいのではないでしょうか?

キャラデザもとても可愛らしく、(原作者は今は女性誌連載が多い)
水島努監督の代表作といっても過言でないでしょう

ギャグの王道アニメ
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14

68.2 7 2001年春(4月~6月)アニメランキング7位
メトロポリス(アニメ映画)

2001年5月26日
★★★★☆ 3.8 (136)
997人が棚に入れました
 手塚治虫の原作を大友克洋脚本、りんたろう監督で映画化したSFファンタジー・アニメーション。ロボットと人間が共生する巨大都市国家・メトロポリス。一見理想的な社会かに見えるこの国だが、発達したロボットによって大きな恩恵を受けた者がいる一方、そのロボットたちによって働き口を奪われた者、ロボットにも人権をと主張する団体など様々な確執が噴出し始めていた……。

シェリングフォード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

人とアンドロイドのお話

なかなか好きな作品です。
絵も綺麗ですし、それに合わせて流れるジャズのメロディが
体を包み込み作品へと引き込んでいきました
セリフやカメラワークに無駄がなく、とっても楽しめました。
あの映像はここにしかないものでした。


合理性を掲げた高度資本主義社会の中で必然として生み出されてきた機械(アンドロイド)。
しかし、時の流れと技術革新により本来担い手であった人間を疎外していってしまう。
そこで当然人々は「権利」なるものを取り返そうとする。
人の勝手で生み出され、それにより壊されようとされるアンドロイドたち。
そこに新たに人造人間「ティマ」が現れる。中立的な立場として。

ティマは上に書いた仮想社会の問題点を具現化したような存在。
彼女はこの作品の中で周囲の人々から
「アンドロイド」と「人間」の両方の立場で扱われるのです。
彼女は初めに人間に会い、その見た目、他人から認められること、
意思の疎通ができることから自然に自分のことも彼と同じだと解釈します。
しかし、ある人たちからは自分のことはアンドロイドだと言われます。
そして彼女は人にもそして自分にも「わたしは誰なの?」と問い続けます。
人と寸分変わらない見た目をしたアンドロイドが
「人間」と同じように扱われるか、
それとも今までの通り「アンドロイド」のままなのか。
人は目の前に引かれた境界を跨ぎ、歩み寄ることができるのかということが
この「ティマ」を受け入れることひとつに集約されているのです。

この映画では答えは出されませんでした。
そこは非常に残念でしたが他の部分は、その過程などは良く描けていたと思います。


計算ミスをする電卓は「人間」ではない。
それはどこまで行ってもそれは機械である。

では人間を「人間」たらしめるものはいったいどこにあるのか?


そんなことを少し考えた作品でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

てっく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

人間の欲と情、争いと革命。そして、、、破滅。

手塚治虫氏の漫画をアニメーション化された作品。

物語は、人とロボットが共存する都市に主人公ケンイチと叔父の探偵ヒゲオヤジが生体を使用しロボット開発をしている国際指名手配中のロートン博士を探しにやって来た。
しかし、その都市の権力争いをしている大統領とレッド公との争いに巻き込まれることになる。
レッド公はロートン博士に今は亡き娘を模した人造人間の制作を依頼していたが、レッド公の息子(実子ではない)はその事実を知り破壊しようとする。
この争いに巻き込まれる形になったケンイチ達の物語。

一昔前の作品が原作という事もあり、キャラや風景などの描き方については、どこか懐かしさと寂しさのあるタッチ。
最近の煌びやかな描き方を白色LEDと表現するなら、この作品は温かみのある裸電球といったところでしょうか。

いつの日か近い将来、様々な制約や制限はあるものの、意思を持ったロボットと共存していく日が訪れた時、人類は上手に共存して行けるのだろうか?
はやり、争いは絶えないのだろうか?
そんな事をふと考えながら観させてもらいました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

映像は凄い

人間とロボットが共生する社会を描いたSF
手塚作品が原作ですが、僕自身遠い昔に読んだことあるようなないような・・・あまり覚えていません
この映画のストーリー自体はとても簡単で分かりやすい。

主人公ケンイチとティマとの交流がメインで、
そこに人間とロボットとの軋轢やらなんやら絡んでくる話
ただちょっと見所に欠けるというか、盛り上がりに欠けるような気がします
万人受けをする話に見えるんですが、今ひとつ感情移入できない
内容が無難な分、「安心して見れる」ということもあるので単純にマイナス要素にはなりませんけどね

ただ映像は本当に素晴らしい!
ここまで綺麗に細かい動きをさせるとは大変でしょうね
手塚キャラも魅力的なので、そこは純粋に評価出来ると思います

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

67.7 8 2001年春(4月~6月)アニメランキング8位
フィギュア17 つばさ&ヒカル(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (43)
235人が棚に入れました
『フィギュア17 つばさ&ヒカル』は2001-2002年まで13回にわたりアニメシアターXで放送された連続アニメ番組、またはそれを元にした漫画・小説作品。
【ストーリー】北海道を舞台に、宇宙からの侵略生命体に立ち向かう2人の少女の姿を描いた傑作SFアニメ。北海道の牧場に住む少女・椎名つばさが人間化したリベルスである少女・椎名ヒカルと共にフィギュア17に変身し、同じく宇宙から来た生物兵器マギュアを倒していく。
また、内気で内向的な少女であるつばさはヒカルとの生活やこれらの闘いの中で、精神面でも少しずつ成長していく。

声優・キャラクター
矢島晶子、折笠富美子、小山力也、井上喜久子、佐藤政道

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

じっくりコトコト煮込んだ少女の成長記

主人公が変身して宇宙から来た怪物マギュアと戦っていくという非日常と、その影響を受けながらも保たれる日常の両面における、主人公の戦いと成長を描いたオリジナルSFアニメ・・・だそうだが、一話45分全13話の大半は緩やかな日常描写で、その懐かしさを覚える緻密な日常描写の中での主人公の「つばさ」の成長ぶりじっくり見守る楽しみ方が適当。つばさは内向的で何事にも消極的な少女ですが、自分と瓜二つでありながら快活なヒカルと過ごすうちに精神的に成長していく・・・というのがこの作品の根幹です。作画も美麗だし、音楽はTHE ALFEEで雰囲気は凄く良いです。

「北の国から」+「遊星からの物体X」を目指した作品らしい。
「北の国から」は真面目に見た事がないのでよく分からないですけど、美しい山や野原の情景、繊細に描かれた緩やかな日常、そのアニメらしからぬ雰囲気は似ているかも知れないです。
「遊星からの物体X」に関しては、ヒカルがつばさの複製であるという設定とマギュアのデザインはそれっぽいな・・・とは思います。モンスターデザインは確かに作風と不釣り合いなぐらい気持ち悪いですが、キモグロっていうほどではない。ましてや人に成りすましてギョエーみたいなホラー展開にはならないので、まぁそこら辺は全然違います。余裕がない!危機だ!と言われても実際起こったのは木が枯れるぐらいで、マギュアが全く日常を脅かす存在にもならなかったという点は、肩すかしに感じられるかも知れません。日常と非日常、現実と非現実が融合した作品がお好みな私には不満の残った作品でした。バトルも終盤こそ盛り上がるけど、それまでは何処か作業的でモンハンみたい(笑)

まぁ、やはりこの作品の良さは人物描写と日常描写なのです。小学生の何でもない日常があまりにもリアル。北海道を舞台にした美しい山々や野原の情景とともに、各々の登場人物を丁寧に描いています。瓜二つなのですが、つばさとヒカルの表情の違いは見てればすぐ分かる。もう一人の自分、理想の自分が常に傍にいると絶対辛いこともあると思うんですが、その辺も妥協せずに真っ直ぐに描いてました。少女の内面の成長をガチンコで描いたという一点のみでも十分評価に値すると思います。尺の長い日常シーンの退屈さ、あと微妙に説教臭い点はアレですが、その積み重ねが終盤に活きてくるような作品なので、何か感じるものがあれば・・・最後まで見る事をオススメします。どうでもいいですが、つばさとヒカルが合体してフィギュア17に変身したときの姿が「鉄腕バーディー」にちょっと似てるんですよね、二心同体って意味でもちょっと似てる・・・です。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 9

ビスケット1号 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

「今の自分は好きですか?」

これは良いです!
オススメです!

2001年なので絵柄とか古い感じもするかもしれませんし
派手さもないアニメですがすっごく丁寧に作られています
このレビューのタイトルは第1話のサブタイトルです
作り手が何を大事にして作られたのかがよくわかります

主人公は北海道に引っ越してきた小学4年生の少女です
そこで異星人と偶然出会い事件に巻き込まれ…という物語
私は北海道生まれなので舞台というだけでも弱いんですが
でもロリではないし(^_^;) かつそういう要素は皆無です

「北の国から」+「遊星からの物体X」を目指したという
監督のトンデモ企画を意図して作られたらしいんですが
これがなんとまぁ、見事に大成功して傑作になってますw

「自分自身が嫌い」「住んでいる場所が嫌い」…っていう
主人公=つばさが、もうひとりの自分=ヒカルに出会って
少しずつ変わっていくというリアルな感じの小学生の話と
他の惑星から来た異星人の必死な戦いが並行して進みます

どちらも人物たちの気持ちがしっかり追いかけられて
もともと各話1時間という珍しい枠で作られたせいか
早い展開ではないのでもしかしたら大人のヒト向けかもです


これを観て、「ヒドゥン」というSF映画を思い出しました
近所のレンタル屋のホントの隅っこにあったのを見つけて
名前が「hidden」なんて…これがホントの隠れた名作か?
なんて2〜3年前に借りて観たんですが本当にそうでしたw

かなり古い映画で 今ググったら1987年の制作だとのこと
おそらくかなーりの低予算で作られたと思うんですが
見事にSFしていてドラマとしてメチャメチャ面白いです
一部ではとても高評価なちょっとカルト的映画なのかも

何故思い出したのか?…というか、2作の共通点としては
・異星人が人間に紛れ込み”隠れて”生きている
・とても地味ながらSF的設が細かくストーリーに活きている
・「ヒトの気持ち」「動機」のリアリティが素晴らしい
・「愛」がある (^_^;)
というところでしょうか。


このアニメはdアニメストアで観られます
月額400円払ってでも観る価値ありと思います
・・・まわしものではないですよ! (^_^;)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

Robbie さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

日常とSFが融合した成長物語

本当にじっくりと丁寧に作られていることが分かる作品だった。
1話当たり通常のTVアニメ2話分の為、ゆっくりと物語が進んでいく。
そしてこれにより日常パートもSFパートもどっちつかずにならなかったと思う。
主人公のつばさが成長する話なのだが、順調に成長していくのではなくあることがきっかけで途中で一旦成長が留まるどころか序盤よりも未熟になってしまうところもまたリアル。
ここら辺はキャラに感情移入し易い分、かなり観る側にもストレスが溜まるが頑張って観て欲しい。
最後は絶対に感動する。
作画に関してはToHeart(1作目)にかなり似ているためもう文句なしの高クオリティー。
唯一の不満が挿入歌というか劇中BGMなのかよく分からない謎な曲。
これが延々とラを女性の声で連呼するだけのもの。
ゆっくりとした方はまだ聴けるのだがSF場面の戦闘シーンの方は本当に邪魔でしかなかった。
しかし、OPとED共に本当に素晴らしい曲なので音楽の評価は高め。
中々ない作りのアニメのため一見の価値あり。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

67.3 9 2001年春(4月~6月)アニメランキング9位
デジモンテイマーズ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (180)
1327人が棚に入れました
デジタルモンスターシリーズのテレビシリーズ第3作。
どこにでもいるごく普通のデジモン大好き少年だったタカト。そんなタカトが見つけた青いカードは、カードリーダーを本物のデジヴァイスに変える不思議な力を秘めていた。
憧れであった本物のテイマーになってしまったタカトだが、他のテイマーやデジモンを消滅させようとする謎の組織と時に協力し、時に敵対するうちに現実世界とデジタルワールド双方を巻き込む戦乱に巻き込まれていく…。

声優・キャラクター
津村まこと、野沢雅子、山口眞弓、多田葵、折笠富美子、今井由香
ネタバレ

天上しょーと♪♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

知名度的にはアドベンチャーほど有名ではないものの初代に負けないくらいの傑作

デジモンシリーズ3作目。

テイマーズでまず最初に心惹かれるのがOP曲「The Biggest Dreamer」。
小さい頃はサビの部分の英語が分からなくて「ビガビガッビガビガッ!」て歌ってた覚えがありますw。
ED曲や挿入歌も素晴らしいです。

進化の方法も今までと変わっていてカードをスラッシュしての進化となっていて
前2作とは違う世界のお話だけどウォーグレイモンの盾とか
後半にはレディーデビモンのカードとかが使われていたりしました。

前作ではキャラが多すぎて役どころを奪われる伊織や性格が劣化するタケルなど
さまざまな問題が発生したためなのかは分かりませんが
この作品では最初はパートナーデジモンがいるキャラはタカト、リー君、ルキの3人で始まります。
序盤はタカトの夢だったデジモンが実際に誕生し
ギルモンはどこで暮らせばいいか?などのドタバタな日常と
デジモンと戦って強くなることだけを考えてたルキの心境の変化までのお話。

そして現実世界に{netabare}デーヴァ{/netabare}が現れ始めます。
僕としてはこの辺りが正直微妙でした。
強いデジモンという割にあんまり迫力が無いというか「強いぞー!」という感じがしなかったです。
{netabare}ジュリ{/netabare}のパートナーデジモンとしてアドベンチャーで好きだったレオモンが登場したのが嬉しかった!

{netabare}クルモンがさらわれて{/netabare}デジタルワールドへと旅立つ子供達。
この辺から今までより面白くなってきました。
アドベンチャーでもそうでしたが子供達と親との関係性がいいですよねー。

そしてデジタルワールドで{netabare}クルモン{/netabare}探しの旅。
ジジモン、ババモンなどの面白いデジモンや
アドベンチャーなどで登場したメラモンなどのデジモンが登場し
パートナーデジモンがいる子供も{netabare}遼、ヒロカズ、ケンタ、小春{/netabare}など一気に増えました。
アドベンチャーで良いデジモンだったアンドロモンが相変わらず正義のために戦ってたのも良かったです。
{netabare}そしてインプモンが進化したベルゼブモンによってレオモンが死んでしまう・・・。
この作品は今までの作品と違ってはじまりの町とかそうゆうのがないので
死んだらもう戻らないと考えると余計に悲しかったですね。{/netabare}

そしてもう一度現実世界編
{netabare}デ・リーパーはテイマーズ敵キャラの中では存在感が強く怖い存在でした。
顔がないジュリに化けたときがすごく怖かった・・・。

「うるせーバーカ。助けに来たに決まってんだろ」とかジュリを助け出そうとしてる時など
優しい心を取り戻したベルゼブモンが超かっこいい!
最終回の別れなど後半はかなり泣いちゃいました。{/netabare}

残念な点は
{netabare}全く活躍してないケンタは必要あるのかなーってことですねー。
ヒロカズはまだ自作のブルーカードをタカトに渡して進化させたりというイベントはあったけど
ケンタに関してはタカト達を少し助けたりしてる時でも大体ヒロカズとセットだし
マリンエンジェモンは少し活躍したけどケンタは全く活躍した記憶が無いです。{/netabare}

残念な点はあるけれども面白かったです!
あとクルモンはデジモンの中で一番かわいいと思う!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

ぱに さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

評価が分かれる3作目

全51話

2作目まではパートナーが戦闘に参加せず、外野からやんややんや喚いていたが、今作からデジモンを補佐するテイマーとして参加する立ち位置に変わった。

カードを使い、強化・能力付与・命令を下すことができ、より白熱したバトルを演出できている。
主要人物をしぼったストーリー構成は個人的には好き。

また、成長をテーマとしているためかデジモンにもスポットが当てられ、デジモン自身の悩み・苦しんで成長していく姿に人間味を感じさせられる場面も多い。


余談ではあるが、「カードシュラッシュ!」の場面が一度は真似してみたくなるクールな演出で、そこから読み取る方向や角度、カード名を叫ぶところが必殺技を繰り出すようにキマッている。

何が言いたいのかというと、以下の流れをよく真似していた記憶(黒歴史)が蘇ったので紹介する。

タカト「カードシュラッシュッ!」←力強く!
   「高速プラグインH!」←流れるように早口で言う


・・・。

さて、本編内容はこの辺にして、主題歌の紹介をしよう。



OPは「The Biggest Dreamer」
言わずと知れた名曲。
滑舌が悪い人は苦労したのではないだろうか。


ED「My tomorrow」
  「Days-愛情と日常-」
AiMさんが歌う曲はどれも好きで、学生の頃はよく聴いていた。
特に好きだったのは、映画「デジモンテイマーズ 暴走デジモン特急」のED曲である「夕陽の約束」

しっとりと歌い上げる声が夕日が沈む儚さと約束への期待を感じさせられる。
また、留姫cv.折笠富美子verも存在し、印象の違った世界観を楽しめる。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

Kちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

久しぶりに視聴してみた!

この前の「ニコ生デジモン放送」以来、デジモンシリーズの再視聴がマイブーム。
久しぶりに視聴したけれど、やっぱり面白い。デジモンシリーズの中では一番ストーリーがしっかりしているんじゃないかなあ。主人公のデジモン達もカッコ良くてどの形態も割と好き。ただ、カードスラッシュが最後まで生かしきれていなかったのが少し残念。
後、昔見ていて怖かった加藤さんは、今見てもやっぱり怖かった。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

67.0 10 2001年春(4月~6月)アニメランキング10位
Z.O.E Dolores,i-ゾーンオブエンダーズドロレス アイ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (31)
260人が棚に入れました
『Z.O.E Dolores, i』(ゾーン・オブ・ジ・エンダーズドロレス・アイ)は、2001年4月6日よりテレビ東京系で放送されたロボットアニメ作品である。時間軸的にはプレイステーション2用ゲームソフト『Z.O.E』の後の話だが、内容的には前述の限定版に同梱されたアニメ作品『Z.O.E 2167 IDOLO』の続編にあたる。初老の運び屋ジェイムズ・リンクスと、彼を「おじさま」と呼んで慕う巨大ロボットオービタルフレームのドロレスを中心に、陰謀と戦乱の中での家族ドラマを描いた作品。

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

良きパパになるための家族愛ロボットアニメ

初老の運び屋ジェイムズ・リンクスと、彼を「おじさま」と呼んで慕う巨大ロボットオービタルフレームのドロレスを中心に、陰謀と戦乱の中での家族を描いた作品。

随分前に見たので記憶は朧気ですが、なかなか面白い作品だったと思います。
主人公がオヤジで、ヒロインがロボットという斬新な設定が嵌っていて、ロボットアニメとしてもヒューマンドラマとしても魅力あるエンタメでした。
無実の罪で指名手配犯となってしまった主人公が良きパパとなるために、どんどん格好良くなっていくのが本当に良い。加齢臭漂うオヤジが家族の信頼を取り戻すという、なんだかアメリカンナイズされたロボットアニメみたいだが、アニメではこういうのなかなか見れないので希少ではないかと思う。

一番の存在感を放つのがロボットのドロレス。
「何一つ知らない無垢な少女」の仮想人格なんだそうだが、これが可愛いんです。
おじさまーってジェイムズ慕う姿がなんとも乙女チックで不気味(笑)
彼女と主人公のやりとりは見ていて微笑ましいと思いますよ。はい。

終盤から火星人だか地球人だかの争い?なんかどっかで見たような陳腐なストーリーにちょっとガッカリした部分もあったが、俺たち家族が世界を救うんだ!っていう熱いアニメでこれまた悪くはなかった。
質としては良いとは言えないかもしれないが、SFとしても面白いものがあったし埋もれさせとくには勿体ないとは思える良作でした。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

神撃のニャンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

面白いのに 観てる人が非常に少ない;

運び屋の主人公は宇宙トラック?の運ちゃん
観たのが大分前なので覚えがないのですが

何かトラぶって 妙な女性のAIを積んだ
人型汎用ロボットを得て お尋ね物になり

息子 娘を巻き込んでの 大波乱になります
家族との交流が無かったので 

息子 娘とのコミニケーションに四苦八苦するパパさん
むさい親父な主人公なのですが そんな面を観て

頑張れパパ!と応援しながら観てましたw
SFロボアニメが好きならお勧めしますよ

※ このレビューを載せてから
二年?経ちました? 気まぐれで このアニメのレビュー
などを確認したら 観てる人の少ない事;

家族関係に苦悩する中年親父に
愉快なAIを搭載した主役機のコンビと

癖のある敵キャラとか 私はこのアニメを
かなり気に入ってますが レンタルビデオとかで

借りて観れないのがチョット残念
観たいなら バンダイチャンネルとかで

月々の料金を支払って観るか
アニメを持ってる方に見せてもらいますかね;

それにしても本っ~~当にこの順位で良いの?
このアニメ;って思う位納得のいかない順位ですね;

投稿 : 2020/07/04
♥ : 10

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ドロレスが時間を掛けると意外に可愛く感じるw

初老の運び屋ジェイムズと、彼を「おじさま」と呼んで慕う巨大ロボットの
ドロレスを中心に、陰謀と戦乱の中での家族を描いた作品。

最初に、この作品を見るならOVAは見といたほうが良いと思います。
OVA自体は面白いとはいえませんが、世界観を掴む為には
必要かと思います。

っで、感想。自分は何気に好きな作品。おじさんが主人公モノって引かれる
ものがあるってのも大きいかもだけどw

話としては、割と単純な逃避行、そこから色んなことがあってって話なんだけど、
話の流れや展開の仕方は面白くて結構楽しめました。

それに、おじさんが年甲斐もなく色々考えながら試行錯誤して進んでいく姿は
なかなか面白かったです。

まぁ昔の作品なので、古臭さとかはあるんだけどね~終盤の展開とか自分は納得
出来なかったしねww

でも、トータルで見ると悪くない作品だったと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 5

66.6 11 2001年春(4月~6月)アニメランキング11位
ギャラクシーエンジェル(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (153)
889人が棚に入れました
「ギャラクシーエンジェル隊」は、トランスバール皇国近衛軍に属する特殊部隊である。その任務は、古代文明が残した科学技術「ロストテクノロジー」の回収なのだが、実際にやってる事は、猫の捜索や誘拐事件の犯人捜し、VIPや超重要犯罪者の護送、アステロイドに放置された粗大ゴミの処理や惑星に刺さった釘抜きなどと、ほとんど「何でも屋」。
一応、本来の業務もしているのだが、回収されたロストテクノロジー自体が「船そのものがダイエットマシーンの巨大宇宙船」「周囲の人間の魂を入れ替えた挙句に強制成仏させる墓石」「人間を幼児化させる外郎」など、果たしてこれらが文明の発展にどう寄与したのかどうか疑問を抱かせるテクノロジーばかり。さらにライバルの「ギャラクシーツインスター隊」には挑戦されたり、時空の歪みに引きずり込まれて着いた惑星で原始生活を始めたり、皇国にまつわる秘宝を巡って欲を張り合って隊員同士で乱闘をしたり、基地内に昆布の神が降臨するなどと、果たして彼女たちに安楽の日は訪れるのであろうか?

声優・キャラクター
新谷良子、田村ゆかり、沢城みゆき、山口眞弓、かないみか、藤原啓治
ネタバレ

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

【コミカルギャグ】じゃ~んけ~んジャッカル!

宇宙生活があたりまえな未来の話。
ロストテクノロジーという超古代人が作り出したわけのわからないテクノロジーを収集するエンジェル隊のわけのわからない女五人がまきおこすドタバタギャグコメディ。

ぱっと見「サクラ大戦風のぬるめの萌えアニメ?」と邪推したのですが、シリーズ通して全4期計126話は伊達じゃない。
勝者の粗を探して嫉妬心をやわらげ、敗者の弱点をついて優越感を得る、強欲で自己中心的な女達がおりなす舌打ちケンカギャグを、細部まで丁重に作り込むという先入観の斜め前行くブラック萌え良作。
あとこれ総監督はロードス島の水野良なんですね。

当たり外れの波がなくどの回も安定して面白いですが、中でもお気に入りは
第一期
6話 (壊れたフォルテ)
9話 (GA独特のバカノリ)
10話(モテモテランファ)
14話(ダンディフォルテ)
15話(うそ臭い天然ノリ)
18話(尺登場)
22話(ミントの人間性ダダモレ)
26話(ランファの人間性ダダモレ(毎回モレてるが))
第二期
4話 (巨大化)
8話 (合体ロボ)
12話(フォルテの過去)
15話(フォルテ魚釣り)
17話(ミルフィーユ不運)
18話(超能力開花)
第三期
3話 (それぞれなり代わり)
5話 (ピンチの対応)
8話 (ハゲミント)
14話(幼児退行)
16話(性別入れ替わり)
18話(足の引っ張り合い)☆最高
24話(合コン)
31話(GAバレーボール)☆最高
32話(ランファ隊長)
34話(バラバラ温泉)
39話(ダンディ中年)
47話(入団面接)
49話(戦隊もの)
第四期
1話(疲れた中年)
2話(とってもかわいいエクボ)☆最高
6話(クモ)☆最高
13話(ギター)☆最高
16話(OL)
21話(ハイジャック)☆最高

各回の次回予告、中間カットでのコント、特に第四期の中間カット「じゃんけん十三奥義!」は最高です。じゃ~んけ~ん・・・

絵面からは想像出来ない意地汚い内容てんこ盛りで、マイナスイオンで萌えたい人、バカバカしいもの好きにオススメです。
なお、原作側は知りませんが、内容はまったく別物らしいです。

会話一例
{netabare}
------------------------------------------------------
ランファ「フッ、純真無垢でいたいけな少女みたいな顔してるけど、あたしは騙されないよ。あんたが計算高いしたたかな女だって、わかってるんだ。さぁジョニーさんと何を話したのか言ってみなよ。」
ミント 「ランファさんって男の人が絡むと理性のコントロールが出来ないのが欠点ですわね。」
ランファ「あぁ?」
ミント 「以外と男性の免疫、なかったりして」(笑)
ランファ「ミントォー!」
ミント 「なんでしょう?」
ランファ「んぅぅうぅううぅー!!!」(怒)

------------------------------------------------------
ランファ「オイッチニ、オイッチ二っと。やっぱジョギングはダイエットの基本よね~」
ミント 「は~い警察です。左によって止まってくださ~い」
ランファ「なに? いきなり」
ミント 「はい。体重を申告してください」
ランファ「なんで警察に体重いわなきゃいけないのよ」
ミント 「申告拒否・・っと。じゃ逮捕ですね。署まで行きましょうか」
ランファ「うわっ。ちょっちょっ(と)。分かりました。耳貸して。×××」
ミント 「はい、5キロオーバーですね」
ランファ「なにオーバーって。失礼な」
ミント 「じゃ、免許出してください」
ランファ「なんの免許?」
ミント 「あらら。無免許ですか~」
ランファ「だから何の」
ミント 「じゃやっぱり逮捕ですね。冬の留置所はきついですわよ」
ランファ「訳わかんないって」
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11

ひげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

両方原作といえる。同時に作られた別世界のGA   まさかのwBDBOX発売記念にニコ動&MXで全シリーズ再放送だと?!!

マジで見てほしい。ミルキィの先輩がいかに規格外の外道達だったかという様を・・・ミントこと沢城みゆきがいかに稀代の天才だったかということを・・。2期3期が秀作多し。
そういえば偽物語でガハラさんのマニアックな罵倒ネタだったはずなのにスルーされたな。おれはタクトがいるほうは好きじゃないが千歳の扱いには同情するぜ・・・。そんなわけでガハラさんもドアラ木さんも好きらしい。


原作ゲームがどうのと申しましても、
アニメはマッドハウスにも版権があるんでございます。
企画のときはゲーム版と同じ時空って話だったんですが・・
それじゃぁおもしろくないじゃんってことで・・。
一応ゲームの半年前ってことにしてありますが。
放送がショートアニメなのとゲームがぜんぜんできなかったw。これが理由。
よって大きな差異は5人のキャラが同じだけどもはや違う、タクト(主人公)がでない。中佐とノーマッドという人気キャラがでる。
そもそもゲームはさくら大戦ちっくなスペースオペラ&美少女もの。アニメは100パーセントのギャグ。。。



美少女アニメの体をなしているが中身はシモネタなしの銀魂である。パケに騙されてはいけない。ある意味まどマギ以上である。
女であるぶんギャグと表現はもっとえぐい。
『あのCCさくらのスタッフがおくる美少女アニメ』って詐欺がかった触れ込みもえぐい。
ブロッコリーの最盛期と終焉のはじまりでもある。まぁ木谷社長(当時)は会社つぶしてでもGAのアニメを作り続けたかったらしい。
初代は最後のセルアニメらしい。
15分もので構成される。
キー局放送になった2.3期は名作と名高い。
そんな内容も銀さんに負けず劣らずあぶない。

今はすっかり人気ないのはなぜ?まぁいまのブロッコリーに金をやることはないが。
ちなみに跡目としてミルキィががんばってるがどうにもいまひとつこいつらには敵わない。スタッフさんもどうにか追いつきたいらしいが・・ギャグセンスもそうなんだけど、女のあさましさ、邪悪さがたぶん決定的に足らない。
新谷良子(新人)に対し若き沢城みゆきと田村ゆかりに関しては最初からクライマックスの怪演、いや好演である・・

ちなみにpiaキャロット、デ・ジ・キャラットとならびメイドカフェの前身、コスプレカフェを作った偉大な存在。
ブロッコリーさんはぶっとんでた。
でまぁ写真を探せばわかるが・・店員さんが社員?のオバちゃんだったりするのがいろいろと残念・・・。時代である。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

Bang!Bang!

躍ろー遊ぼーブラボー!


シチュエーション・コメディを絵に描いたような作品だと思ってます。
ギャグセンスは非常に高く、2話構成なんですが、印象に残る回が多いです。
ロストテクノロジーという、魔法のようなパーツを求めて宇宙を駆け回るスペースオペラなんですけど、このロストテクノロジーが万能で大体のことを解決できてしまうのが強いですね。
脚本家や演出家が好き勝手やって作られたアニメ、これほどのアニメには早々お目に掛かれないでしょう。

原作のゲームとは全く趣向を異にするんですよね、アニメはおちゃらけてますが、ゲームは男キャラも出てきてシリアスです。
製作にブロッコリーとバンダイビジュアルが連名されており、今では考えられない事ですが、それだけにやりたい放題にやってます。
「デ・ジ・キャラット」と共に当時のオタク達が挙って群がった萌えアニメの一つでしょう。
今「GA」といえば「芸術家アートデザインクラス」になるんでしょうか。

声優が良いですね、ミルフィーユ役に新谷さん、ランファ役に田村さん、ミント役に沢城さん、フォルテさん役に山口眞弓さん、ヴァニラさん役にかないさんですか。
「ミルキィホームズ」でG4の面々がこの辺の声優さん起用してて感動しましたね。
山口さんは、あまり他のアニメだと見ないんですが、好きですよー、ツッコミキャラが冴え渡ってました。

エンジェル隊の歌う「ギャラクシー★Bang!Bang!」は最初のOPということもあって、本作を代表する楽曲ですねぇ。
3期OPで歌詞が変わって再録されたりしてます。

キャラとしてはどなたも個性溢れすぎてて好きなんですが、どうだろう。
やはりノーマッドは外せないですかね、一々棘のある発言が面白いです。
彼はアニメオリジナルキャラクターで、版権がバンダイにある所以で、メディアミックスだと登場しないのが残念でならないんですが。


21話のデコピザ回は、当時起きた"歌舞伎町ビル火災事件"を受けて放送自粛という形をとっており、今でこそ普通に上映されたりしてますが、当時は密かに幻の回だったりしました。
まぁどの回も基本的にハズレがなくて、ギャグアニメといえば本作、要チェックです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

66.6 11 2001年春(4月~6月)アニメランキング11位
コメットさん☆(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (21)
137人が棚に入れました
トライアングル星雲の三つの星国、タンバリン星国・カスタネット星国・ハモニカ星国による星国間ダンスパーティーの日に、ハモニカ星国の姫である私を置いてこともあろうに逃げちゃったタンバリン星国の王子様。
どうやら<地球>という星に逃げ込んだらしいって。だから、私も<地球>に行くことにしたの。早く彼を見つけ出して、コクらなきゃ!……なーんて言うのは口実。ホントは<地球>という星で遊びたかっただけ。

この星国間ダンスパーティーは一番大きな星国のタンバリン星国が、カスタネット星国とハモニカ星国のどちらかと統合する為に仕掛けたお見合いパーティーだったの。星国間の政略結婚に利用されるなんてまっぴらゴメンだけど、すっと<地球>に遊びに行ってみたかったんだ。だって私は、なによりも「星遊び」が大好きなんだもの!……でも……ちょっとは王子様のことも気になる、かな?

蒼い星 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ファンシーなアニメだけど…。

宇宙にある魔法の国に住むお姫様コメットさんが
地球に逃げ込んだ王子様を探しに来たお話。

藤吉家に居候して魔法の力『ほしぢから』が
ドラえもんのひみつ道具みたいな扱いで
毎回お話が進んでいきます。
藤吉のパパとママは優しくて
双子のツヨシくん、ネネちゃんは可愛らしいですね。

ライバルキャラとしてメテオさんがいます。
タカビーでやたらライバル意識を燃やしてくる娘で
一見性格悪いですが、根はとってもいい子です。多分…。

このアニメ、ほんわかほわほわしてて子供の情操教育にはいいかな?
でも、アニメマニアが見ても全く面白く無いと思いますw

投稿 : 2020/07/04
♥ : 8

たいちょ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

純粋なアニメ

毎週欠かさず見ていたアニメがコメットさん☆でした。当時は何も気にせず見れたのですが、最近また見ようと思い途中まで見て思い出に浸れていましたが、結局数十話見たところでそっと閉じました。ただ今でもコメットさん☆のOP(君にスマイル)は最高だと思います。コメットさんに憧れておもちゃのバトンを振り回してたあの頃がとても懐かしいです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

An@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

おもちゃ

うーん。

いいところ・・・。
そうだ。
バトンブームが来た(かなりの短期間)ことは覚えている。

OP、EDマニアの自分が一切曲を覚えていない。
正直、かなりめずらしい。
これだけでというのは失礼だが、
同時期のアニメの中ではかなり評価を低くさせてもらった。

バンダイ?タカラ?のCMということで・・・。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

66.2 13 2001年春(4月~6月)アニメランキング13位
NOIR -ノワール(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (201)
1626人が棚に入れました
パリで裏の仕事を営むミレイユ・ブーケは、ある日、夕叢霧香と名乗る日本の女子高生から不思議なメールを受け取る。そのメールから流れてくるオルゴールの曲を耳にして、ミレイユは驚愕した。その音楽こそ、かつて家族が惨殺された日、現場で流れていた曲だったからである。
ミレイユは霧香にオルゴールの曲について尋ねるために日本へと飛ぶが、霧香は過去の記憶を失っていた。そして、とある事件がきっかけで二人はコンビを組み、裏社会の仕事人として仕事を始めることになる。ユニットの名は「NOIR(ノワ-ル)」。
様々な依頼をこなすうちに2人は真のパートナーとしての絆に目覚めていくが、そんな彼女達の前に秘密組織ソルダの影が忍び寄る。
ソルダとは一体何なのか?その正体は?そして「ノワ-ル」の名が持つ真の意味とは…?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

「あなたと私の過去への巡礼…」

この作品は2001年春から放送された「銃と少女」をコンセプトとした2クールのオリジナルアニメ作品です。
作品に関する事前情報といえば、音楽を梶浦由紀さんが担当されている事くらい…

梶浦さんといえば、魔法少女まどか☆マギカやソードアート・オンラインといった超人気作の音楽を担当されていますが、コゼットの肖像やPandoraHeartsなど、少しマイナーでも梶浦サウンドを思い切り堪能できる作品が存在します。
そういった事から考えても梶原さん目当てで作品を視聴しても大きく外れる事は無いと思っていましたが、今回も予想通り外れクジではありませんでした。

この物語の主人公は、高校生の夕叢霧香(ゆうむらきりか)…パッと見は普通の女子高生…ですが、彼女には自分の過去に関する一切の記憶がありませんでした。
目覚めた時に彼女の持っていたモノの全ては「ノアール」という単語の記憶と飾りの入った懐中時計だけ…

そんな彼女の前に現れたのは銃を持った刺客の数々…
もちろん目覚めたばかりの彼女は銃を持った屈強な男たちに追われる理由なんか分かりません。
ただ一つ分かっている事といえば「自分が殺らなきゃ殺られてしまう」事だけ…
でも不思議と彼女には対処すべき技が身体に染み付いていて、次々と襲い来る刺客を次々と返り討ちにしていくんです。

「自分の過去を取り戻したい…」
こう考えるのはごく自然の摂理だと言えるでしょう…
彼女はパリで暗殺代行業を営むミレイユ・ブーケに一通のメールを発信するのです。

メールを受け取ったミレイユは、頭を金槌で殴られた様な衝撃を受けました。
メールから流れてくるオルゴールの音色はかつて両親の持っていた懐中時計のメロディーと同じだったから…
ミレイユの両親は、ミレイユがまだ幼い頃に何物かによって暗殺されていたのでした。
だからミレイユの頭の片隅には「両親の敵討ち」が離れる事はありませんでした。

日本に渡り霧香と接触したミレイユでしたが、霧香の持っていた懐中時計以外、彼女の敵討ちを進展させる情報を得る事はできませんでした。
「自分の過去を取り戻したい」霧香と、「両親の敵討ちしたい」ミレイユはお互いの利害関係が一致することから、パリで共同戦線…暗殺ユニット「ノアール」を立ち上げ物語が動いていきます。

銃自体の扱いに長けたミレイユと、全身とありとあらゆるモノを殺傷道具にしてしまう霧香とのコンビは最初はチグハグでした。
この作品の見どころの一つは、この暗殺ユニットの成長していく様だと思います。

ミレイユはこれまでずっと一人でした。
相手の事を考えながら生死を掛けた殺し合いなんてできる筈がない…
だってもしもの時の足枷になる…

確かにミレイユの考え方もある意味では正しいと思います。
有事の際のリスクを最小限にするという事においては…
でも「ノアール」での活動を通してミレイユはリスク以上のモノを手に入れたと思います。

活動の幅とバリエーションが広がり、戦闘時におけるリスクを分け合うことができるから…
誰とでも…という訳にはいかないと思います。きっと霧香とミレイユだからこそ、色んなモノを分かち合えたんだと思います。
お互いがお互いの背中を預けるに足るスキルを身につけている…これってやっぱりどんな場面でも大切な事なんですね…

二人が自分たちを「ノアール」と名付けたのは、かつての偉大な暗殺者の伝説にあやかったからでした。
でもこの世には「真のノアール」が存在する…という事実が明らかになった以降、物語の転がり方がこれまでと比べてだいぶ異質に変化したと思います。

これまでは二人の仲を育んできました。
でも、二人の間に様々な横やりが入る様になったんです。
それは物語の核心に近づいているから…

霧香とミレイユへの下に執拗に繰り返し送り込まれた刺客の数々…
全ての免罪符の様な「真のノアール」の存在…
それぞれに意味があり、それらは1本の糸で繋がっていました。
全ての手札が揃い、そして大鉈が振り下ろされる…
物事の真実と二人がどう向き合うのか…気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ALI PROJECTさんの「コッペリアの柩」
エンディングテーマは、新居昭乃さんの「きれいな感情」
オープニングの旋律はかなり独特で一度聴いたらフレーズが頭から離れない系の曲でした。

2クール全26話の物語でした。
しっかりと物語が完結している事が素直に嬉しく思えます。
アニメの持つ販促性の高さも理解できますが、やっぱり腰を据えて制作頂いた作品は確実に見応えが増すと思います。
過去作の視聴も細々ですが、これからも継続していきたいと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 14

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

黒百合物語

【概要】
 2001年春-夏に放送された全26話のオリジナルアニメ。dアニメストアで視聴しました。ノワールとは「黒」を意味するフランス語。

 パリに住み裏社会で名を馳せる殺し屋ミレイユ・ブーケ、記憶を失い本名すら忘れてしまったが超人的な殺人術を身に付けている夕叢霧香(ゆうむら きりか)。2人が出会い、暗殺ユニット「ノワール」を結成し「過去への巡礼」を始める美少女ピカレスク・ロマン。

【感想】
 序盤は1話完結形式で、2人の過去にまつわる話はじわりじわりと進行する。話が動くのは後半からですね。今のアニメに比べると台詞が少なめでスピード感に乏しく、同じシーンの繰り返しも多いので一気見はしんどいかもしれない。

 見所はやはりガンアクションでしょうか。色々凝った演出で楽しませてくれます。ただ後半はやや単調になります。ガンアクションの宿命か、当たると致命傷になってしまうので、当然のことながら主人公の2人はなかなか弾が当たらないんですよね。黒服に何人囲まれようが、弾を平然と交わしていきます(笑) 引き金を引くのを躊躇って取り逃がす場面が敵も味方も多すぎるんですが、これもピンチの場面ではそうせざるをえないガンアクションのお約束というものか。あと、放送当時は表現規制が厳しかったのか撃たれても流血することがなく、やや違和感あり。

 メインストーリー(真相)は引っ張ったわりにやや平凡な印象を受けた。マスターキートンにようにヨーロッパの文化・風習・歴史あるいはミリタリ蘊蓄を盛り込んで話に厚みを持たせた方がよかったかもしれない。

【作画】
 背景は良く書き込まれており、ヨーロッパの街並み・景観・自然はデジタル作画にはない絵画的な味わいがあって素晴らしい。

 キャラデザインはちょっと古い感じがします。あと目の大きいキャラと小さいキャラの差がありすぎるようにも思う。終盤に霧香が覚醒して目つきが鋭くなるのだけど、ややギャグっぽくなってしまった感があります。あと、アイキャッチが超ださい。

【音楽】
・オープニングテーマはALI PROJECT「コッペリアの柩(ひつぎ)」
・エンディングテーマは新居昭乃「きれいな感情」

 とにかくOP曲が耳に残ります。気が付くと「♪コッペリアの柩~♪」が脳内で無限再生されるので注意が必要。「ロッテリアのひつじ」に空耳するという声もある。ED曲はあまり印象に残らず。

 そして梶浦由記さんの音楽が最高に良いですね。ムードたっぷりで曲数も豊富。中でも戦闘時にかかる「salva nos」は必聴。

【百合】
 「ノワール」は深夜アニメにおける百合の古典としても知られています。暗殺者コンビ、ミレイユと霧香が紡ぎ上げる奇妙な絆に注目して見るべき作品です。

 すでにヨーロッパの暗黒街を舞台に「裏の仕事」を引き受け名も上げていたミレイユが霧香をパリまで連れていき一緒に生活し世話をするという保護者的な関係で始まる。
 
 2人で仕事をこなし死線をくぐるうちに強い信頼関係が生まれ、霧香はミレイユに対して親愛の情を深めていくのですが、実は戦闘能力にかけては霧香の方が数段上で、実際にミレイユはピンチを霧香に助けられる場面も多く次第に霧香に対してコンプレックスを抱くようになるのです。

 そこに「真のノワール」を名乗る第三の女、キリエが加わりますます混沌としてくる。やがて真実を知った後、非情な試練が2人待ち受ける…

 仕事のパートナー以上の存在でありながら、親友でもなく、姉妹でもなく、恋人でもなく、「ノワール」という固有の名称でしか表現できない関係性。殺し屋として罪を重ね続け、他の道を選べぬ呪われた少女にとっての唯一つのよすが。うーん、これこそが至高の百合なのかもしれないな。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 15

ビアンキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

「深夜アニメらしさ」とは

数年前、AT-Xで全話視聴


2001年に深夜帯で放送されたテレビアニメ

主人公の少女:夕叢霧香と、
単独で行動していた少女の殺し屋:ミレイユ・ブーケが、ある必然で出逢い、
かつて存在した伝説の殺し屋「ノワール」
の名を名乗って「仕事」をしていき、
やがて二人を引き合わせた「ソルダ」という組織の謎にせまっていく
美少女ガンアクションアニメ


本作の魅力を語ってみる。


本作は「雰囲気」と「音楽」のアニメ
だと私は思う。


雰囲気
まず本作は、多くのアニメファンから、
「深夜アニメらしい深夜アニメ」と言われる。
そう言われる理由は「雰囲気」だろう。

「殺し屋」というダークな題材もそうだが、
2001年という、もうデジタル制作がアニメーション
制作の主流になりつつあった時代の作品でありながら、本作は全編セル画制作である。

セル画制作であったことによって、
デジタル制作とは一味違う、独特な発色、そして薄暗さが出ている。
この独特な発色や薄暗さが、
本作のダークさ、そして「深夜アニメらしさ」を強めている。

一説によると監督の真下耕一氏が、
デジタル制作を嫌がったから らしいが、
本作において、この判断は正解だと思う。

この「ダークさ」や、「深夜アニメらしさ」が
強く出た「雰囲気」は、本作の大きな魅力の一つであろう。



音楽
梶浦由記の制作した劇中の音楽が素晴らしい。
本作を一度でも見た方なら、まず誰でも思い出すであろう、
戦闘中に流れるBGM「salva nos」を始め、
どの曲も、ダークな上、ヨーロピアンテイストな世界観の本作にかっちりハマっている。

音楽単体でも十分魅力的なのだが、
このセンスの良いお洒落な音楽が
本作の演出、そして本作の雰囲気、この両方をしっかりと支え、高めあっており
本作そのものも、音楽も、より魅力的にしている。



オープニング曲・エンディング曲

オープニング曲:「コッペリアの柩」
「salva nos」と並び、本作を代表する一曲、と言っていいだろう。
ali projectによる癖の強いボーカルが、
本作のダークさ、深夜アニメらしさを上手く演出している。
アニメーションもそれに拍車をかけて、一層高めている。

もし、本作を見るかどうか悩んでいる方がいたら、
とりあえずオープニングを見てほしい。
オープニングは、それほど本作らしさが出ている。



エンディング曲:「きれいな感情」
とても静かな曲である。かすれたようなボーカルの声が良い。
アニメーションは、本編よりも明るい色を用いた塗りが目を引いた。これも良かった。



本作は、アニメーションに対する規制の強い時期に
制作されたテレビアニメのため、
銃で撃たれ、人間が大量に死んでいくものの、
血が全く流れない。
流血があれば、もうちょっとダークでミステリアスになったかもしれないが、
まぁ仕方ない。こういうのも味だ、味。


深夜アニメらしい深夜アニメ
劇中の音楽が良いアニメ

そんな作品を見たい方にはオススメする
秀作でした。

下手くそな文章をお読み頂き、ありがとうございます。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11

65.0 14 2001年春(4月~6月)アニメランキング14位
機動天使エンジェリックレイヤー(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (89)
506人が棚に入れました
エンジェリックレイヤーとは、「天使」(エンジェル)と呼ばれる人形を卵状の入れ物から孵し、それを自分なりの天使に育てて戦う新感覚の格闘ゲーム。天使は、特殊な回路を利用してプレイヤー・「操縦者」(デウス)のイメージしたものを受け取り、その通りに動く。開発者はいっちゃんこと三原一郎。

主人公の鈴原みさきは、偶然見かけたエンジェリックレイヤーに魅了され、即天使の卵を購入した。生まれた天使に「ヒカル」と名づけ、公式トーナメントに参戦する。

声優・キャラクター
榎本温子、福山潤、ゆきのさつき、白鳥由里、小野坂昌也、保志総一朗、三石琴乃
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

もう一つの「CLAMP×大河内一楼」作品

◆「何故か助けたくなるキャラ」みさきの魅力を堪能する作品

本作はCLAMPの少年誌連載マンガが原作ですが、本サイトの総合アニメ得点ランキングでそれぞれ1位(R2)と4位(R1)を占めている大人気アニメ『コードギアス』(※キャラクターデザイン原案がCLAMP)のストーリー原案・シリーズ構成を担当した大河内一楼氏のシリーズ構成デビュー作でもあります。

内容としては、{netabare}マスター(※本作では「デウス」と呼称されます)同士が自分で育成した身長15センチ程度のフィギュア(※本作では「天使(エンジェル)」と呼称されます)を大会で戦わせて覇を競うバトル&人情劇(親子の愛情&ライバルたちの友情に加えて恋愛要素もあります){/netabare}ですが、ヒロインみさきを取り巻く登場キャラたちの心の動きに色々と見どころがあっただけに、ラスト2話の安直さはかなり残念でした(その一点で個人評価がちょい低めとなってしまいました)。

でも全26話のうち、第24話まではそれなりに楽しめたので、CLAMP作品が好きな人なら見て損はないと思います。

因みに、ヒロインみさきの育成フィギュアは、CLAMPの人気作『魔法騎士レイアース』のヒロイン(獅堂光(しどう ひかる))を模しており、名前も同じ「ヒカル」なので、同作を併せて視聴すると一層楽しめます。


◆視聴メモ
{netabare}
・第2話視聴終了時点
ふんわりとした絵柄と展開なのにOP/EDとも結構ドラマチックで不穏な雰囲気なのが気になる。
・第5話視聴終了時点
やっぱりCLAMP原作らしく登場キャラたちの人間劇に見どころのある作品・・・という印象が強まる。
・第11話視聴終了時点
「王者の仁」を感じる内容。やっぱりCLAMPは特別か。
・第15話視聴終了時点
作中に挟まれる会話
 「友達の三ヶ条、なぁーんだ?」
 「ひとつ、嬉しいときも悲しいときも、何となーく。そばにいること」
 「ふたつ、たまにはガツンとぶつかって、喧嘩すること」
 「同じだと思うけどな、親子も。三つ目は、迷っている相手の決意を促すこと」
※こういうエピソードが挟まれることも、CLAMP作品の魅力の一つなのかも。
・第16話視聴終了時点
CLAMP大川七瀬氏は「老子」マスターなのか?
・第17話視聴終了時点
楓のセリフ「(みさきの)人徳のおかげですね」←これまでの対戦相手が軒並み「みさき」の関東大会優勝祝いに集まって和気あいあいと交流している点に注目。
・第20話視聴終了時点
風邪で熱を出した鳩子に代わってみさきのセコンドを買って出た三原王二郎「勝たせてやりたかったから」←みさきは「何故か助けたくなるキャラ」
・第25話視聴終了時点
ここで急に安易な人情噺になってしまって残念。原作がまだまだ着地点が明らかになっていない状況で強引にアニメ化を進めて、その結果CLAMP原作のテイストとは懸け離れた詰まらないオリジナル・エンドを迎えてしまった印象(シリーズ構成が大河内氏だっただけに余計に残念)。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      CLAMP(『月刊少年エース』1999年2月-2001年11月連載)
監督         錦織博
シリーズ構成      大河内一楼
脚本         大河内一楼、稲荷昭彦、吉田玲子、吉永亜矢、錦織博、葉月九ロウ
キャラクターデザイン CLAMP(原案)、小森高博
メカニックデザイン  石垣純哉
音楽         田中公平
アニメーション制作  ボンズ{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


========= 機動天使エンジェリックレイヤー (2001年4-9月) =========

 - - - - - - OP「Be My Angel」、ED「☆the starry sky☆」 - - - - - -
{netabare}
Battle 1 はじめまして! 私だけのエンジェル ☆ 鈴原みさき上京、天使の卵、「ヒカル」誕生
Battle 2 がんばれヒカル! はじめてのファイト!! ★ みさきエリオル学園中等部入学(虎太郎・鳩子・珠代との出遭い)、初対戦(対シャドーパンサー)
Battle 3 あなたは誰? みさきのドキドキレッスン ☆ 練習の成果、エンジェルカード貸与
Battle 4 天使が舞いおりた日 ☆ 公式大会エントリー、光速の鈴鹿(鳩子A)、対カタリナ戦
Battle 5 負けたくない! ヒカルを信じて… ★ 対破壊神バスケス戦、鳩子の苛立ち
Battle 6 光速の鈴鹿! 鳩子のライバル宣言! ★ みさき8連勝、対鈴鹿戦(デウス同士の戦い)、初めての敗北
Battle 7 ギリギリの戦い… みさきのラストチャンス ★ 対ツバキ戦、関東大会出場決定 ※レイヤーバトルの愉悦を知る
Battle 8 みさきVSミサキ? 危険な同級生 ☆ みさきの母の現状、岬了との練習試合
Battle 9 歌え! みさき デウスはアイドル!? ☆ 関東大会開始、対ランガ戦(瀬戸林子)、虎太郎の声援
Battle 10 いじわる姉妹! 狙われたヒカル ☆ 2回戦、3回戦(対マオ戦)、有栖の不正工作
Battle 11 決着! ヒカルとマオの真剣勝負 ★ 続き、三原王二郎のサポート、ヒカルの弱点
Battle 12 みさきと虎太郎 二人のわくわくデート ★ 弱点探し、空手見学、四角ラブの始まり、新システムの開発
Battle 13 純白のブランシェ 楓のほほえみ ☆ 関東地区決勝大会(四強戦)開始、対ブランシェ戦、ハイパーモ-ド{/netabare}

 - - - - - - - - - OP (変わらず)、 ED「雨あがり」 - - - - - - - -
{netabare}
Battle 14 あきらめない! そして天使は生まれた ★ 続き、鈴原萩子(しゅうこ)の難病(神経断続症候群)と三原一郎のAL開発、エンジェルの声
Battle 15 白姫VS鈴鹿! アイスマシーンの秘密 ★ 準決勝第2試合(城乃内最×鳩子)、一瞬の勝負、友達の三ヶ条 
Battle 16 決勝戦! ヒカルのラストアタック ★ 対白姫戦、みさき関東大会優勝
Battle 17 あなたに決めた! みさきの選んだヒト ★ みさきの優勝祝い、セコンド選び  
Battle 18 強敵がいっぱい! あこがれの全国大会 ☆ 無敗のチャンピオン(シュウ)&アテナ
Battle 19 システムダウン!? 嵐の船上決戦! ☆ 1回戦(対エレーン戦)
Battle 20 敵はいっちゃん? 戸惑いの二回戦! ☆ 対新型エンジェルSI174号戦(セコンド・三原兄弟)
Battle 21 夏の海! 誰かが誰かに恋してる ★ 珠代告白回
Battle 22 突然の二人きり 秘密のダブルデート ★ みさき×王二郎デート、エレベーター停止事件、準決勝(対ウィザード戦)
Battle 23 魔法の壁を破れ! みさきVS王二郎 ★ 続き、王二郎の過去、想いの強い方が勝つ
Battle 24 みさきに届け! この想い虹を越えて ★ 準決勝(アテナvs.白姫)、仮面放棄
Battle 25 運命の再会 涙に濡れたエンジェル ☆ 母子の再会
Battle 26 天使の翼よ! 私とヒカルをいざなって ☆ 決勝戦{/netabare}
--------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)14、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.7

投稿 : 2020/07/04
♥ : 11
ネタバレ

スガル72 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

竜頭蛇尾で話数が進むほど苦痛になるアニメ

エンジェリックレイヤーとは、プレイヤー同士が互いの人形を闘わせて勝敗を決する玩具のことで、プラレス3四郎の少女版とも言えます。
作中ではエンジェリックレイヤーのユーザーはほとんどが若い女性で、女の子のお人形遊びの延長として認識されています。
稀に存在する男性ユーザーは、(テクニックもルックスも上位の者を除いては)クラスの女子たちから、男のくせにエンジェリックレイヤーなんてやってるといって馬鹿にされます。
作中でこんなセリフがあります。

「女の子は誰でも、子供の頃大切な人形に名前をつけるでしょう? それって、人形じゃなくて友達なの。」
(どうでもいいことですが、1980年代前半頃までのパソコン黎明期、当時のパソコン雑誌を読むと、男の子は誰でも自分のパソコンに名前をつけていました。)

物語の初期は、主人公の少女みさきの声優の演技がすごく合っていて、とても魅力的です。
しかしどういうわけか、物語中盤から声優の演技がそれまでの元気いっぱいの脳天気な感じから、消極的で幼な過ぎる演技に変わり、まるで別人のように魅力がなくなります。
当初みさきには女の子らしい可愛さがあり、それでいて女々しくないので好感が持てますが、みさきには運命を切り開く力はなく、全てはお膳立てされます。
和歌山から東京のおばさんの家に引越して来た日に、エンジェリックレイヤーの生みの親である天才技術者いっちゃんと出会い、東京の学校では良い友人達と出会い、たまたま友人の妹がエンジェリックレイヤーの有名なプレイヤーでした。
初めの頃は、みさきとの絡みにおけるいっちゃんのギャグ等とても面白いのですが、その後みさきがエンジェリックレイヤーの公式大会に出場することになると、物語がとたんにつまらなくなります。

ライバルの大人びた幼稚園児の女の子は、エンジェリックレイヤーに全てを懸けています。
当初本人は高い視点から主人公の未熟さを見下しているつもりですが、とても視野が狭く、彼女が「一日エンジェリックレイヤーのレッスンを休むと、取り返すのに三日かかる」と言って思いつめる様子は、ピアノのレッスンに執着するような人と相通ずる所があるかもしれません。
仮に彼女が大人になり、我が子の命とエンジェリックレイヤーのプレイが出来なくなることを天秤にかけるような状況になった時に、一瞬でも迷うくらいには未熟なんじゃないかと思います。
自分がプライドを懸ける分野で真剣にやっているから、同じ分野に居る相手にも真剣にやってほしいと思い、真剣にやっていない相手を見下し、そして相手が真剣になると相手を認めます。
このような嫌な性格の類型的なライバル達が、主人公との戦いの中であっさりと改心する単純さ、それが結構繰り返されるので、ワンパターンさに見るのが段々苦痛になります。
そもそもエンジェリックレイヤーの試合中のドラマ部分が一番退屈という時点で失敗作です。
それにライバル達のほとんどは、個人的なストレス(親が相手をしてくれなくて寂しいとか、女なのに背が高くて辛いとか)のはけ口を、ただエンジェリックレイヤーのプレイにぶつけているだけのように感じます。
戦闘の駆け引きにも捻りがなく、とても単純な解決方法で敵を倒して行きます。
いっそいっちゃんとみさきがSF的な事故で異世界に飛ばされて、二人でコメディタッチの冒険を繰り広げるスピンオフでも作った方が面白いと思います。

中でも一番見ていて苦痛なのは、みさきの母親が我が子に会わない理由です。
{netabare}いつでも会えるのに、足の不自由な車いすの姿を見られたくないという理由から、幼少のみさきに仕事で会えないと嘘をつき、和歌山の父母にみさきを預けたまま東京で暮らし、以降自分の姉妹とは頻繁に会うのに、我が娘が中学生になって東京に上京してきても、7年も連絡を取っていないにもかかわらず、まだぐずぐすして会いません。
車いすに頼らずに歩けるようになるまで我が子に会いたくないという、それはとても身勝手なエゴで、我が娘が母に会いたいだろう、寂しいだろうという気持ちは完全に無視です。
 いっちゃん「電話くらいしたったらよかったんちゃうか?」
 みさきの母「みさきの声聴いたら挫けちゃうから」
足よりも精神の方がおかしい。{/netabare}

みさきといっちゃんが最初から最後まで関西弁で通すのは、中々斬新で良かったです。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

かなり悩まされた^^;

これはちょと複雑な心境だなぁ^^;
正直、評価するのが難しい。
全26話で、とてもいい話もあって感動もするし演出もいいけど、
かなり突っ込みたいところもあったりする・・・。
そして、ホビー系アニメとしては、かなりアツイ設定だと思うのだけど
たまに基本設定を忘れてるんじゃないかと突っ込みたくなる場面もあったりで
物語のトータル評価点が付けにくい・・・w
作画も同様にエンジェルの動きにはとても迫力があるし
動きも多彩で人体の動きをよく研究もしていて
製作は大変だったろうなってのは容易にわかるし
演出上、そう見せたかったのだろうなってのも分かるのだけど
突っ込みたい動きや切り替えしもあったりで・・・=w=;
キャラ評価も正直、悩む・・・^^;
アンバランスなキャラもいるし、煮詰め切れていないキャラもいるけど
キャラの性格や性格からくる言動は理解できる。
けどキャラとしての役から考えると、その言動はどうなの・・・と
突っ込みたくなったりもするわけで=w=;
いいアニメなのは確かなのだけど、完成度が高い部分と未熟な部分が
入り混じっている複雑なアニメなんじゃないかと思いました。
評価とか考えずに観るのがいいかもね^^;

投稿 : 2020/07/04
♥ : 1

64.2 15 2001年春(4月~6月)アニメランキング15位
新白雪姫伝説プリーティア(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (43)
240人が棚に入れました
『新白雪姫伝説プリーティア』は、佐藤順一・成瀬かおり原作の漫画作品。それを原作としたTVアニメ。
【ストーリー】元気で前向きな女子高生・淡雪姫乃は、小説家の父・薫と貧乏暮らしをしていたが、父の作品のファンで富豪の未亡人・夏江が父と再婚したことにより生活が一転。メイドたちにかしずかれる不慣れな豪邸暮らしに加え、夏江の連れ子・繭根と真綿も心を開いてくれず、シンデレラさながらの日々を過ごしていた。
そんなある日、姫乃の前にリーフェナイツと名乗る7人の美少年が現れる。「災妃(さいひ)」フェンリルのために世界が危機にあり、姫乃こそが世界を救う伝説の戦士「プリーティア」であるという。協力を求める彼らに戸惑う姫乃。そして、プリーティアに変身する方法とは…。

声優・キャラクター
吉田小百合、鳥海浩輔、櫻井孝宏、成瀬誠、森久保祥太郎、矢島晶子、福圓美里、仲西環、ゆきのさつき、神田朱未、うえだゆうじ、井上喜久子、堀江由衣、子安武人、田村ゆかり

nani-kore さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

あと一歩で「まどマギ」を超えた魔法少女モノ??

カレイドスターで大感動した、佐藤順一氏総監督作品。
少女モノといえばこの人といわれるだけの、さとジュンの魂が込められた感動の良作でした~;
ラストにはもう感涙;;
もはや少女の時をとっくに過ぎた私を、胸キュン&涙させる佐藤順一(1960年生魚座)53才って、一体何者なんだろ?
乙女心を萌えさせるオッサン、想像するとちょっとキモい。。

もし、少女の頃にリアルタイムでこの作品を観たら、「カレイドスター」に劣らず(むしろ増して)どっぷりとハマり込み、佐藤氏の玄関前に座り込んで、サイン&弟子入り(ナンのや;)をせがんだに違いない。
ただ「カレイド」と大きく違う点は、本作にハマり込んでも何も得られない事と、自分が親なら絶対娘には見せたくないという事実だ。
恋に恋して夢見るばかりで、現実に向き合えない、むっつりスケベな腐女子が一匹出来上がるだけだからである。
自分の大切な娘を、そんなおぞましい化け物に仕立て上げたい親がドコにいるだろうか?
少女たちの健康な精神を侵す、猛毒のような危険物ともいえよう。

それにしても甘い毒だ。
キャラデザはちょっと古いが、○★星矢から抜け出たよーなツンデレイケメン、甘いヴォイスで繊細な雰囲気のメガネ男子、熱血素朴系、そして母性本能からロリに走ってしまいそうなキャワイイ少年たち。。
これら7人の美少年たちが、ヒロインの少女とプリートして戦う。プリートというのは、つまるところ「合体」である。
この「合体」シーンが、ジュブナイルの範囲を超え、ナンだかとてもエロいのだ;
さぞかし当時の少女たちの平たい胸をドキマギさせたことであろうが、親たちの反応はよろしくなかったと思われる。
物語としては面白い良作なのに、13話で終了している背景には、こんな親たちの声が影響しているのではなかろうか。

そのストーリー構成はなかなかのもので、ネタバレになるから詳しくは説明できない(私は一部ネタバレ指定の書き方がわからないので;)が、あと一歩で「まどマギ」を超える魔法少女モノになった可能性をも秘めていたと思う。
孤独や不信から生まれた絶望的な災厄が、少女たちの悲しみとして認識され、ヒロインによる悲しみの共感と圧倒的な受容が世界を救う。。その大円団は「まどマギ」を大きく超えた、素晴らしいラストだとも思った。
うん、ラスト数話はアダルト腐女子も唸る大感動だった。

作画には少し触れたが、少しセンスは古いが魅力的なキャラデザ、特に幼い少年たちはめっちゃ可愛くて危険;
時折デッサンが崩れるけど、作画は当時の最高峰カモ。
戦闘シーンはいつも短いが、少女モノにしては作画が丁寧で迫力があり、なかなかヨロしかろ~
男性にウレシイのはプリート(合体!)シーンかな?
これはエロすぎるだろ~~;;

それと、他の投稿者さんたちも書いておられるが、OPイイです♪

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16

めじな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

感想

全13話。変身・逆ハーレム・バトル・ファンタジーもの。

ARIAシリーズやカレイドスターを手掛けた佐藤順一監督の作品。

やっぱり、同じ監督が手掛けられているだけあって世界観や作画の雰囲気が似ているように感じました。

メインキャラの紹介。

ヒロインの姫乃は母性愛溢れる元気でドジな性格の少女。素直で心優しい性格。

主人公のハヤテは風のリーフェナイト。
ツンデレ男です。前半はかなりツンツンしてますが、後半は一転しデレデレしてますw
カレイドスターでいえば、レオンに少し似てるでしょうか。

ササメは音のリーフェナイト。
カレイドスターでいえば、ユーリ・キリアンに似てますね。

ヒロインと七人のリーフェナイツがプリートして、魔妖蟲などの敵を倒していく変身もの作品。
このときプリートのときの姫乃の表情がwそれにエロい?

本作も児童・女性向けのアニメ制作を得意とする泣かせの佐藤順一と呼ばれるだけあって、そういう構成でした。

前半は典型的な魔法少女もので、
その間ギャグなどのコメディもあってなかなか楽しめました。
後半は一転してシリアスな展開。この後半は前半と流れが全然違うのが驚きでした。
また、こんな作品でも前半に後半にかけての伏線が張ってあったのには驚かされました。

それに、キャラの心理描写もうまく描けていました。

最後にOP曲がなかなか良かったです。

変身ヒロインものの作品としては楽しめました。
大人から子供まで楽しめる作品かと思います。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 13
ネタバレ

おみや さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

プリキュア?いえいえ「プリーティア」です。

お宝発見とはこういうことか、、、、。

あらすじは、あにこれで十分ですね。

父親の再婚がきっかけで貧乏生活からお嬢様待遇へ。
慣れないながらも日々を過ごしていたところへいきなり
伝説の戦士のご指名。

実は「災妃」という存在のために危機が迫っていた訳ですねぇ。
主人公が戦士に変身し活躍するのですが、ここでこの作品の
特徴になるのがリーフェナイツという存在。
{netabare}7人いるのですがそれぞれ誰と一緒に変身するかで
変身後の力が変わるんですねぇ。これは斬新。{/netabare}

自分と父親、そしてある日突然存在する母親や姉妹
まぁ順調にはいかないでしょうが、この他人同士が日々の中で家族
としての絆を深めて行くのはなかなかグッときます。

それに、ただのヒロインものだと思ったら大違いです。
主人公をはじめ各キャラがいろいろと現状に対して葛藤してます。

しかもいわゆるボスキャラ的存在の「フェンリル」も、もともと
は人間だったのです。それがなぜ「災妃」となってしまったのか?

そして災妃を倒し平和を取り戻せるのか、、、
最後はすごい展開です。

魔法少女ものとはちょっと毛色が違うけどそれが好きな方には
おすすめかなぁと思います。

えー、最後にこれだけは書いておきますけど、、、、、
ハッピーエンドです!(じゃないと観ないし、、、。w)

投稿 : 2020/07/04
♥ : 12

63.9 16 2001年春(4月~6月)アニメランキング16位
頭文字[イニシャル]D Extra Stage インパクトブルーの彼方に・・・(OVA)

2001年3月22日
★★★★☆ 3.6 (26)
139人が棚に入れました
公道最速を目指す走り屋たちがバトルを繰り広げるカーレース漫画のアニメ版。本作『インパクトブルーの彼方に…』は、女走り屋コンビ・インパクトブルーの佐藤真子と沙雪の2人が主役の番外編で、原作の「インパクトブルーの彼方に」と「センチメンタルホワイト」の2本の短編をアニメ化している。碓氷峠最速の走り屋コンビ、真子と沙雪。だがお年頃の真子はフラれたことから走りのリズムを崩したり、新しい彼氏に走り屋をやめるよう言われたりと、恋とクルマの間で揺れる日々を送るのだった。2008年には、やはり真子と沙雪が主役の後日談『頭文字D Extra Stage2~旅立ちのグリーン~』もリリースされた。

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

遠い昔の

もはや昔を懐かしむアニメになってきてるのかなぁ

この感じのを見ると、同じような絵コンテだった

バリバリ伝説やあいつとララバイが思い出される・・・・

さらに遠い昔の話になって行く(笑

頭文字Dの影響でもないし、別に走り屋って訳でもなかったけど

免許取立ての頃、86ではなく92トレノで、よく支笏湖に走りに

行ってたのも思い出されてくる(年だなぁこれわ・・・・昔話の。。


頭文字Dのセカンド?サ~ド?の中の話の外伝的な話で

群馬エリアの峠すべてを制覇しにきたランエボだけの走り屋チ~ム

エンペラ~を、臼井峠最速の女の子のコンビ、マコとサエキが

叩きのめすという感じの話ですb

投稿 : 2020/07/04
♥ : 3

さぁ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まあ良かった

おもんなかったイメージがあってんけど、そうでもなかったしまあ良かった

それにしてもいつまで経っても作画が定まらへんアニメや
1期が上手かったわけではないけど 一番特徴捉えてて良かったと思う

真子と沙雪も前の方が雰囲気出てて良かった

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

63.7 17 2001年春(4月~6月)アニメランキング17位
逮捕しちゃうぞ Second Season(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (51)
391人が棚に入れました
夏幸と夏実に憧れて女性警察官になった佐賀沙織が、墨東署交通課に配属されるところから始まる。
期待に胸を膨らませる沙織だったが、墨東署のメンバーは気が抜けっぱなし。聞けば花見の季節だというのに、墨東署は忙しくて交通課の花見が延び延びになってしまっているのだとか。愚痴る夏実たちに、「警察官の本分とは…!?」と檄を飛ばす沙織だったが…。


声優・キャラクター
玉川砂記子、平松晶子、小桜エツコ、松本梨香、島田敏、関智一、政宗一成、飯塚雅弓、根谷美智子、光岡湧太郎、齋藤彩夏、折笠富美子

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

安定したバラエティーな面白さ。

2001年4月~9月に放送。タイトル道理2期 全26話。

第1話・・新人投入から・・
ロマンティック路線は思い切り継続で掴みも強引。
作画は手抜き?・・デザインは悪くない。
瞳の色が変わってたり細い変更点は多いようです。
2話目で処が3階建てだったり4階だったり・・まぁ
いっか・・内容が面白ければ・・。
序盤からラブコメ全開な雰囲気でノリは良い。
夏美の怪力描写が多いw
飯塚雅弓・・ゆかなかと思った・・
シリーズも新しくなるほどギャグなどが洗練されて
というか・・当然近年に似たセンスで笑い易くなる。

作画不安定過ぎる気もするけど・・メカデザとか・・
それでも力の入った回や拘りの強い描写は楽しめる。

2期の2クールなので若干中弛み感はあるけど、派手な
シーンばかりの内容ではなく、ハートフルな話も多い
のであまり気にはならないかな?


辻本夏実   玉川砂記子
小早川美幸  平松晶子
二階堂頼子  小桜エツコ
葵双葉    松本梨香
中嶋剣    島田敏
課長     政宗一成
東海林将司  関智一
佐賀沙織   飯塚雅弓

ストライク男 堀秀行
原付おばさん くじら
中嶋大丸   青野武
中嶋瀬奈(若林)折笠富美子
FOX和尚   有本欽隆
徳野警部   沢木郁也
金子留理子  嶋崎はるか
遠藤祐香   大野まりな
林綾音    萩原えみこ
田中夏代   高橋美佳子
ゆうた    高崎慶佑
しょう    秋山拓也
まほ     坂口杏奈
本田敏郎   光岡湧太郎
本田恵    齋藤彩夏
蟻塚警視正  渡部猛
木下かおる子 榊原良子

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

良さはいくらか残ってはいるものの……

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
1期の良さであった、「全年齢が楽しめる痛快エンタメ作品」という部分が薄れ、やや青年誌感が増しました。恋愛要素は、スパイスとして存在していたから良かったのですが、そこをガッツリやられるとねぇ。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
(更に信頼し合う布石だとしても)夏実と美幸の間柄にも微妙にヒビが入り、まあ、(長かっただけに)1期とは違う作風にしたかったのは分かりますが、正直、微妙ですね。特に美幸は、本命がダメだからいけそうな男で済まそうとするビッチに見られる恐れあり。三角関係全般が良くないとは言いませんが、この作品には合わなかったかな、と。

でも、ここから入った視聴者は、逆に違和感なく楽しめるかもしれませんね。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 21

負け猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

夏実さんがスゴイかわいい

二期だよ~^^

ストーリーの流れや展開の仕方などは一期とほぼ同じで安心して楽しめるアニメ

全体的なキャラデザが若干変更されており、見やすくなった感じがします。
(ある1人に関してはあんた誰?レベルの変更)

新たに新人婦警として交通課に配属されるあの子も登場し
劇中内の時間の経過を非常に感じる。

夏実さんに至っては一期終盤での事もあり、
二期では恋する乙女としてかなりカワイイ一面が伺えるw

美幸さんに関しては・・・まぁ・・・ね?

一期よりも短い話数となっているので
前回は長すぎたという人には丁度いいかもしれません

投稿 : 2020/07/04
♥ : 0

61.4 18 2001年春(4月~6月)アニメランキング18位
PROJECT ARMS -プロジェクト・アームズ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (37)
215人が棚に入れました
「事故」や「事件」に巻き込まれて失った身体の一部に、義手や義足ではなくナノマシンの集合体『ARMS』を移植され、それにより世界規模の陰謀に巻き込まれて行く少年少女たちの物語。
高校生・高槻涼、世界屈指の傭兵の両親を持ち、幼いころから父親にサバイバル技術・格闘術を叩き込まれてきた。
ただ、当の本人はそんな事はつゆ知らず平凡な高校生生活を送っていた―右腕に隠されたARMSが覚醒するまでは…。
「力が欲しいか…?欲しいのならくれてやる!」
涼の感情が昂ぶった時、それは突然発動した。無尽蔵の破壊力を秘め、「憎悪」の意思を示すオリジナルARMS"ジャバウォック"(魔獣)。
ジャバウォックに取り込まれて度々破壊の権化と化してしまうも、自分の中の「魔獣」の存在に怯え常に葛藤する涼。また、ARMSの「共振」により、同じようにARMSを持つ新宮隼人、巴武士とも出会い、彼らを狙う謎の組織「エグリゴリ」との過酷な戦いの中でナノマシンは進化し続け、彼らもまた成長していく…。

Amarok さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ふつう

1stseasonまで見ました。展開としては、舞台がアメリカへ移るまで、
カツミの生存、これからが真の戦いであることが明らかになるところ

個人的に、原作は名作認定してるけど、今見ると、つくづくB級ですね

コマを繋げてみると、こんなにもチープな展開してたか、と驚きました

作画が不安定なのも後押ししてる。コロコロ変わるので、逆にネタとして面白いレベル
作画見るだけでは、低予算、ゲテモノ、ホモ、エロアニメとか色々な印象を持った。1stseason最終話では少女アニメ化、目がキラッキラしてた
思い入れもあるし、ジャバウォックのカッコ良さは当時から確立されつつあった皆川ブランドというべき画力が支えてた部分も大きいと思うので、作画が良くないのは残念ですね
それ以上にキワモノ臭が漂うBGMが鼻につきました。あと、唐突なSEに草を禁じ得ない

演出はやり過ぎ感もありましたが、原作以上にカッコいいところもあった
最初の覚醒で白画面に英語が出るのには痺れた

その他には、初期の恵はやっぱりウザかった

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

血風連あにこれ支部 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

原作コミックの方がお薦めです

あまり作画に文句を言う方ではないですが、流石にきつい。
とにかく作画が安定しない。
ジャバウオック覚醒シーンやナイト覚醒などの要のシーンはかなりいいんですが、悪い時はとにかく絵が崩れて話どころではなくなってしまう。

2ndチャプターからは一部のシーンがすっ飛ばされたり、特定のキャラがいなくなってたり({netabare}ジェームズホワン{/netabare}がいなくなってたのが特に不満)、不自然なシーン繰り返しなどがあって結構ガッカリさせられました。
そして、とどめといわんばかりの{netabare}最終話総集編{/netabare}…。
エグリゴリ総本部が要塞になってたのが、当時アメリカ同時多発テロがあった時期だからその影響でスケジュールが崩れたのかな?と思いました。
原作コミックのファンなのですが、やはり大きくガッカリさせられてしまう出来ではありました。
漫画版を見ましょう! 漫画版は面白いのでお薦めですよ!

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2
ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

力が欲しいか? 力が欲しいならくれてやる

2回目視聴、久しぶりに52話
長いなぁ

■シナリオ・キャラ
良い、今見ても豪華声優陣

■作画
話数により変動するけど、抑えて欲しい場面では抑えてくれて良い出来です。

主人公のキャラは本来明るい性格なんだが、話がどんどんシリアスになる為、暗めにならざるをえない
でも前向きで好きです。

最後気になる点は有るが、総合で面白い作品でした。




★原作でも涙した名言★

{netabare}
確かに貴方は私がお腹を痛めた子じゃない
でもこれだけは覚えておいてね
貴方は私が生涯で最も心を痛めた自慢の息子よ{/netabare}

投稿 : 2020/07/04
♥ : 17

61.3 19 2001年春(4月~6月)アニメランキング19位
魔法戦士リウイ(TVアニメ動画)

2001年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (37)
204人が棚に入れました
『魔法戦士リウイ』(まほうせんしリウイ)は、水野良のファンタジー小説、それを原作とした漫画、アニメ。
《ストーリー》魔術師の見習いを卒業したばかりの青年・リウイは、女性だけの"冒険者"グループと出会う。神官・メリッサ、盗賊・ミレル、戦士・ジーニ。命がけの冒険に憧れていたリウイは"冒険者"になるべく仲間入りを志願するが、あっけなく断られてしまう。彼女たちが探していたのは、女性の魔法使いだったのだ…。

声優・キャラクター
小西克幸、井上喜久子、川上とも子、高山みなみ、矢島晶子、麦人、紗ゆり

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

『伝勇伝』に少し似てる・・かもしれなくもない

魔法戦士というだけあって、
まさにRPGゲームのような作品。
どうでもいいけどドラ○エの魔法戦士好きだったな。


~あらすじ~
神官メリッサ、盗賊ミレル、戦士ジーニの女3人で構成された旅のメンバー。
とある地点で魔法が必要なことから、女の魔法使いを探すも、
一緒に行ってくれる人はなかなか見つからない。
そこで現れたのがリウイ(冒険がしたい男)。
この出逢いが意味するものとは――。


これ面白いです。
最初はリウイとかいう魔法戦士が無双する作品なのかな~
なんて思ってましたが、まったくの真逆でした。
リウイ、使えない子でした。
魔法は間違えるし、大事な杖は折るし。
腕っぷしはそれなりにいいですけれど。

そう、彼は魔法がちょっぴり使える少し強い男。
3人の求めてた人材では全くなく、願い下げ状態。
それでも、様々な経緯から3人はリウイを仲間に加えるのです。


そしてそこからの冒険がとても楽しいです。
敵との戦闘、ライバルの登場…etc.
1話完結のようなエピソードが多く、観やすいと思います。
ギャグが多彩なのも評価したいポイントですね。
ドタバタコメディとしても全然観れます。



OP「Twinkle Trick」 歌ー奥田綾乃
ED「Love&Pain」 歌ーハッポンアシ

OPが大好きなんじゃ~。
作品自体が2001年放送のため、
やや古めかしい曲ではあるのですが、これは気に入りました。
すごく良い曲です。

映像も気に入る要因となっているかも。
サビの『トゥインクトリッ』のところでメリッサの後輩3人が歌う様子が可愛らしかったです。


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見所の1つとして『リウイの扱い』が挙げられます。
3人の彼への仕打ちはそりゃまあ酷いものでした。(褒め言葉)
リウイと3人の関係性が面白いんですよね。
常に1vs3でしたけど。


それと私は"冒険"や"旅"の雰囲気を好む人間ですので、
その要素を強く持つ本作には当然の如く惹かれました。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 20

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

魔法戦士じゃなく格闘家では・・・

オーファン国王の魔術師ギルドで育った見習い魔術師リウイが、
冒険者に憧れ、ひょんなことから冒険者のミレル(盗賊)、
ジーニ(戦士)、メリッサ(神官)と冒険に出ることに~

主人公は、魔術師なのに、なぜか肉弾戦を好むのはまだいいけど、
24話もあって、特に成長もなく脳筋で終わったのは残念。

話自体も、日常的な冒険話から急な展開で、
俺たちの戦いはこれからだ!的な終わり方ってどうなんだろーと。

あと、パーティー構成上、ハーレムに見えるけど、
基本ドタバタだし、そういうのでもなく、ヒロインもいないんじゃないかな?

色々ともったない感が強かった印象。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 2

おその さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

不本意です、不本意です〜

よくある剣と魔法のファンタジー・・・・
かと思いきや、物語の4/3はコミカル&ギャグ
後半チョットだけシリアス展開

主人公リウイは魔道士なのに剣を使ったり殴るほうが得意という変わり者
そんなリウイに冒険の話が来てからてんやわんやな展開

基本女子に囲まれてるけどハーレム系ではない

ラストがちょっとはしょり過ぎかな〜

たまにこんなのも見返すのも良いかもね。

投稿 : 2020/07/04
♥ : 16