2020年度に放送されたおすすめアニメ一覧 375

あにこれの全ユーザーが2020年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月09日の時点で一番の2020年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
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年代別アニメ一覧

55.6 251 2020年度アニメランキング251位
異常生物見聞録(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.6 (73)
217人が棚に入れました
とある北方の田舎町で、職がない、彼女もいない、ごく普通の23歳の青年・好人(よしひと)は生計を立てるため、自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことにした。初の入居者として、ちょっぴりおバカなおてんば娘「莉莉(りり)」を迎え、家まで案内する途中、吸血鬼「ヴィヴィアン」に襲いかかられる。そして、莉莉も人類ではなく「人狼」ということに気づき、二人の異常生物のバカげたやり取りの末、三人のルームシェア生活が始まる。その後、好人はひょんなことで多元宇宙の秩序を維持する希霊帝国にスカウトされ、審査官見習いとなる。様々な異常生物を入居者として迎え、彼らを管理することが好人の仕事となったのだ。好人はひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、他の次元界と表世界のスペースをさすらい、様々な異文明に遭遇し、宇宙にまつわる謎を解き、事件を解決していくのである。

声優・キャラクター
三上丈、洲崎綾、夏吉ゆうこ、檜山修之、本多真梨子、玄田哲章、諏訪ななか、川田紳司

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ただのお人好しの俺が異種族と同居しながら神様の手伝いをしているんだが…

この作品の原作は未読ですが、原作は中国のWeb小説なんだそうです。
アニメーション制作がMMT Technology Co.,Ltd、監督や音響・音楽関係のスタッフに日本人が起用されているようですが、その他のスタッフは中国人で占められているので、中国発のアニメといっても過言ではないと思います。


無職で彼女もいないごく普通の青年・好人(ヨシヒト)は、
自分が住んでいる一軒家の空き部屋を貸すことで生計を立てていた。

彼は仕事探し中にちょっぴりおバカなおてんば娘・劉莉莉と出会う。
彼女が家を探していることがわかると、さっそく好人は莉莉に空き部屋を紹介。
お部屋を案内していると、2人は突如現れた吸血鬼・ヴィヴィアンに襲撃される。
さらに莉莉は人狼へと変身・・・・・・気が付くと異常生物たちとの謎の共同生活が開始していたのだった。

ひと癖やふた癖もある異常生物の入居者たちとともに、
異世界と現世を行き交ってはさまざまな異文明に遭遇し、
挙げ句の果てには宇宙にまつわる謎にまで直面することとなり・・・・・・。

果たして、好人は次から次へと発生する無理難解な事件に立ち向かうことができるのか!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

異種族と同居しながら神様のお手伝いをする…
この設定は割と斬新だと思いますが、キャラデザについては正直既視感が否めませんでした。
特にワンちゃんの変身した姿なんか、まんまブラック羽川でしたから…
でも、キャラデザが似通ってしまうのは仕方ないことなのかな…?

公式HPのキャラ紹介欄に種族・年齢・職業が記載されていたので、大家さんと同居者について抜粋して記載します。
好人(CV:三上丈さん)職業:ごく普通の一般人 年齢:23歳 職業:大家、審査官見習い
劉莉莉(CV:洲崎綾さん)職業:人狼 年齢:不明 職業:フリーライター、獣医
ヴィヴィアン(CV:夏吉ゆうこさん)職業:高級血族 年齢:1万歳超 職業:料理担当
イザックス(CV:玄田哲章さん)職業:悪魔 年齢:不明 職業:元・魔王
南宮五月(CV:諏訪ななかさん)職業:セイレーン 年齢:不明 職業:旅芸人

人狼とか悪魔って職業なんでしょうか…?
ヴィヴィアンの「高級血族」って職業は一体…?
それに劉莉莉の「獣医」という設定は微塵も表現されていなかったんですけど…!
加えて劉莉莉は人狼ではなくシベリアンハスキーなんですけどね^^;
キャラ設定だけで、こんなにもツッコミどころがある作品も久しぶりの様な気がします。

キャラ設定はこんな感じですが、演じている声優さんは粒揃いです。
劉莉莉のCVの洲崎さんは言わずもがなですが、ヴィヴィアン役の夏吉ゆうこさんは、2020年夏アニメで放送された「魔王学院の不適合者」のサーシャ・ネクロン役のほか、2020年秋アニメで現在放送中の「アサルトリリィ BOUQUET」にも学院を代表するリリィの一人である白井夢結を演じるなど、絶賛ブレイク中の声優さんです。
それに、諏訪ななかさんはAqoursのメンバーですし…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、+α/あるふぁきゅん。さんの「運命のラプソディー」
エンディングテーマは、ピュアリーモンスターさんの「多次元トラベリング」
ピュアリーモンスターさんがテーマソングを歌うのは久しぶりではないでしょうか。

1クール全13話の物語でした。
物語としては、これから次の物語が始まろうとする直前で終わるという、中途半端な結末だったのは少し残念でした。
もしかすると続編制作前提だったりして…?
でも、ネットをググってもそれらしい情報は見当たりませんし、何より中国の作品って「〇億ダウンロード突破」とか「再生回数〇億回」など、数を前面に出してくるのが多い中、この作品にはそれも見当たらないんですよね…
う~ん…謎だ^^;?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

その"異常"は、わたしが思う「異常」と同じでしょうか?

原作知らず。

2話目まで見て、離脱とさせていただきます。

物語自体、あまり新しさは感じません。ですが、ネタとしてはどう転がしてもよさそうな、面白くすることも容易なネタだと思います。

作画はあまり誉めるポイントがないと思います。キャラデザは悪くないのですが「よく見る感じ」。アニメーションとしては、下の上がいいところと思います。FPS低すぎる。OP映像のクオリティを上げられないのは、やはり厳しいです。口の動きも明らかにNot日本語対応。

笑いの感覚が違いすぎていて、着いて行きづらい。なんていうか、、、昔の感じがします。BGMの選択もちょっとな・・・わからないんだよな。

んー。。。なんか惜しい気がするんだ・・・・{netabare}

OPに並ぶお名前の段階でおおよその状況を把握しました。

仕事で中国・台湾の方とのやりとりもするのですが「同じ言葉(漢字)」がかえってややこしい認識ずれをうむ場面に何度か遭遇しました。で、思ったのは「異常」という言葉のニュアンスが違うんじゃないかということです。少なくとも僕が感じる日本語での「異常」は「通常ではない」+「ネガティブ」でできあがっていると思います。もしかしたら、中国語の「異常」って単にUnusualなだけでポジティブもネガティブもないのではないだろうか。詳しい方、教えてほしいw

っていうか、作中に答えめいたものが既に提示されていて、作中では人じゃない存在をさして「異類」って呼んでます。そっちでよかったんじゃないかなー。

スタッフリストを見ていて気がついたのですが、脚本が国外の方、脚本調整に日本の方という構成で脚本が書かれているようです。なんか納得。おそらく脚本の方は長い日本滞在経験がある、あるいは、日本生まれだったりすると思います。その能力や努力を否定するものではないのですが、言語的ローカライズには現地ローカルをメインに据えなければどこかで違和感を生みます。1話ではそれほど感じなかったのですが、2話の前半で何か「違う」感じを受けました。

仕事で中国南部や韓国の数都市を巡ったことがありますが、作中の町並みがそのまんまなんですよね。。。ほかの方も指摘されているように、無理矢理@日本にする必要がなかったと思います。そのまま中国を舞台とした作品として展開してくれた方が、実態の中国を知らない我々には受け入れやすかったと思います。新宿(にいじゅく・しんじゅく)やら八王子なんて地名を出さなくても良かったはず(実際、家や電柱の形を除けばあんな感じの場所は八王子市内にあるんだがね)。@中国のこととしてなら、2話で出てきた「北=↑」や「コウモリ=羽+ネズミ」もすんなり受け入れられたかも。

{netabare} いやね、中国が本気でアニメを国外展開したいのなら、自国の文化もあわせて国外に紹介するものとして作っていけばいいと思うんだ。それを受け入れられない国や文化圏は拒否すればいいだけのことで。なぜにJapanimationに変な迎合をしたんだろう。 {/netabare}

なんだか残念な、そんな感じです。{/netabare}

[2020/07/15]

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
GYAOにて視聴…って、なんでこんなん見てるんだ?
“はてなイリュージョン”の系統として面目躍如なるか見届けようと思ったのかも知れない。

で、内容は…同じ中華だと“ファントムインザトワイライト”が近いのか?
但しそれと比べて内容がとにかく謎。
やりたいこと・伝えたいことをもうちょっと整理してからシナリオ書けば良いのに、とついつい思っちゃう出来。
まず主人公の家が人里離れたド田舎にあるってことなんだけど、夕暮れ時には周辺に明かりの灯った家屋が普通に描かれててとてもそうは見えない。
もっとこう、周りは田んぼだらけとか森の中とか人気の無い場所じゃないのか、人間を描かなければ人気が無いってことじゃないっしょ、“実験品家族”の方がそこんとこはよく描けてたような?
そして入居したいと言って来た女の子がケモノに変身して、「このことは内緒に」と言われて、主人公はまだ詳しいことはサッパリ分からない状態(「キミ一体何者なんだ」から進んでない状態)かと思ったら、普通に飼い猫に「この人は人狼のリュウ=リリ」と紹介してて「?」。
人狼が当たり前に認知されてる世界じゃないっぽいんだがどういうこと?
そして中国ではデレビが点かない時はアンテナを疑うものなの?リモコンや本体ではなく。
点いたけど画面が砂嵐やブルスクだったらアンテナ疑うのも分かるんだが…結局これ「窓に向かう」をやりたかっただけというのが丸見え。
で、窓を凍らせたのもよく分からなければ招待されてもないのに吸血鬼が部屋に乱入もよく分からない…本人は血族と言ってるし私の知ってる吸血鬼とは違うっぽい。
その後食事をしつつ吸血鬼と人狼の設定を早口で紹介、もうちょっとこうテンポというものは無いのか。
「お金が無いのでここくらいしか住むところが無い」→「家賃前払いします」→「お金を落としてしまって無い」の流れは意味が分からない、私がバカなのかな?
また「お金を落としてしまって~」の描写としてカバンから葉っぱら出てくるって演出をしてて、私はてっきり狸にでも化かされたのかな?と思ってしまったのだが、普通に落としただけらしい。
なんていうか「え、そういうこと?」という連続、なんか常識がグラグラ揺らぐ。
なによりリリとヴィヴィアンの言い合いが日本語とは思えない。
言語は日本語なのだけど会話のキャッチボールができてないというか、中国人はこんな感じで会話してるのか?と思わざるを得ない。
最後も「間違い電話です」で切れよと。
ここら辺の突っ込んだ部分、今後「実は○○だったのです」と納得の行く展開があるのかちょーっと疑わしい、あれば良いんだけどなぁ。

と、好き勝手書いてしまったけどリリの声の州崎綾目当てで見続ける…のか?
エンディング見るまで井澤詩織だと思ってたのはここだけの秘密だ。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

52.3 252 2020年度アニメランキング252位
ジビエート(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★☆☆ 2.3 (156)
356人が棚に入れました
舞台は2030年の日本。地球全土にあるウイルスが広まっていた。ウイルスの感染者は怪物になり、年齢、性別、人種により姿が変化する。そのウィルスは、変化する多様な種類から「ジビエ(ジビエのようにバラエティに富んでいる)」と呼ばれた。そんな荒廃した日本に現れた、一組の侍と忍。江戸時代初期からタイムスリップしてきた二人は、ジビエを治す研究をしている博士に協力し、行動を共にすることになる。時を置かず襲い来る数多のジビエ、食糧を求めて旅人を襲う無法者、周囲を敵に囲まれた命懸けの旅が始まる…。

声優・キャラクター
柿原徹也、藤井ゆきよ、東地宏樹、羽佐間道夫、池田秀一、木村良平、石井康嗣、郷田ほづみ、落合福嗣、七海ひろき、崎本大海、伊藤えみ
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

俺の考えた画期的“和風”

1995年の開幕戦/巨人軍のスタメンオーダー

1番セカンド・岡崎(4番経験者)
2番ショート・川相昌弘
3番ライト・松井(4番経験者)
4番ファースト・落合(前中日の4番)
5番サード・ハウエル(前ヤクルトの5番)
6番レフト・広沢(前ヤクルトの4番)
7番センター・マック(次の年一時期4番)
8番キャッチャー・デーヴ大久保(4番経験者)
代打:原辰徳(元主砲の晩年)、吉村禎章(怪我さえなければ…)、岸川勝也(ダイエーの元4番)
監督:長嶋さん

まあ優勝できないのは当然として、監督がカリスマだったからまだAクラスに留まったものの、似たような布陣のこちらのアニメでは長嶋さんを確保できなかったんでしょうね。当時の巨人以上にチームが機能せず見事に瓦解してました。
1番から9番まで打線には役割があるのに4番並べたところでというのもだし、こういうことやられると目の肥えたファンはやる前から期待より不安が先行します。そこに上乗せして、中身云々より金に物言わせやがってというのはアンチ巨人が結束する魔法の言葉でした。
聞いたことある名前を並べることにお金を使って中身がスッカスカになりました、たぶん。

ジビエ+エイト:ジビエを食べて堪能するアニメ?
ジビエ+エール:ジビエ食を応援もしくはビールで胃に流し込むアニメ?

事前情報なしで突入し、吉田兄弟とか天野喜孝はエンドクレジットで気づき喜んだ第1話です。
野生動物のお料理に舌鼓を打つ事前の予想は全く的外れで、バイオハザードものに戦国時代からお侍さんがタイムスリップしてきてみたいな作品でした。

技術的なツッコミはされまくる仕様となってます。そこあげつらうといくらでも掘れちゃうし誰かやってくれそうなので技術的なことは私から一点だけ。

 {netabare}御大“池田秀一”氏が素人のよう

役柄に合ってないのか第1話でどこの素人だ?と思ってEDクレジットを見てびっくりというかショックを受けました。お歳もお歳なのでルパンPart4の小林清志さんみたいに老いは隠せないのかな?と一瞬思いましたが、他の主要キャラ神崎千水(CV柿原徹也)、船田キャスリーン(CV藤井ゆきよ)、真田兼六(CV東地宏樹)も軒並み違和感があったり聞き取りづらかったりする。これ音響の指示間違ってるとか編集下手くそとかそういうことなんじゃないかな。誰か詳しい人教えてください。{/netabare}


実はキャスリーンの第1話での一言が悪い意味でめっちゃひっかかったものの、こういうキャラや脚本・作画・演出も含めて挙句には世界観に至るまでスベリ倒しているくせにスタッフは大真面目に作ってそうな勘違いアニメは好きです。よって第1話時点で細かいことを気にしちゃいけないと受け入れ態勢を作る腹積もりでした。
しかし結果は途中撤退です。後日、本作のプロデューサー青木良氏の日経ビジネスの記事を読んで、その悪い意味でひっかかった部分について妙に納得感を得られたこともあって撤退を決めました。

ちなみに受け入れ可能としたのはこんなとこですよ↓
{netabare}・お侍さんの受け入れが早い
・現代人の受け入れが早い
・要は「すごい!」の一言でタイムトラベラーを受け入れる度量
・てゆーかみんな飲みこみ早過ぎる
・丁度いいことに家に刀が!
・お侍さんに「DNA」「ワクチン」と言って通じる世界
・そのワクチンは予防ではなく治癒薬の扱い

これ全部第1話だけの話で第2話3話4話と回を重ねるごとに増えていくのは内緒です。{/netabare}


著名な方々はしっかり仕事されてたと思います。ただし機能はしていない。
{netabare}・毛筆でアルファベットはもったいない
・和の音階を多用すれば三味線が活きたのに
・キャラデザの原型はどちらへ?{/netabare}
コンセプトやプロデューサーからの指示/依頼内容がしょぼかったのでしょう。
さはさりながらB級アニメと割り切って、スベリ倒しっぷりを愛でようとの構えだったのは確か。
アニメ的にどうかはともかく一般的には豪華メンバーと断言してよい布陣。稀有な作品に変わりありません。ネタとしてどうぞ!



※ネタバレ所感

■記事内容骨子

日経ビジネス記載のプロデューサー青木良氏と天野喜孝氏へのインタビュー記事です。引用や纏めた骨子はほぼ青木氏の発言部分。

{netabare}グローバルを狙うと明確に目的を定めた上で立ち上がったプロジェクト。
オリジナルアニメは「フック」の弱さが課題。よって世界的に知名度のある方とコラボしようとした。

【日本アニメの課題】
まず前提として日本アニメの強み弱みを研究してきたと氏は自認。

日本のアニメは日本のファンに応えるためにガラパゴス化した、と。
ツンデレ等キャラ変は理解が追いつかない。ハリウッド映画ではキャラの一貫性が保たれてる。
高い教育を受けてない人が見てもわかるようにストーリーは単純化しなければいけない。

お約束を裏切ることに腐心するあまり複雑化した日本アニメはグローバル市場では勝てない。
海外で大ヒットを記録した作品の誕生は2000年代以前。最近のではない。

【日本アニメの処方箋】

お約束の復権。お決まりを避けるのではなくそこをずんずん押していこう、と。
和風なものはそれだけで魅力はあると思うのでそのまま使ってあげよう、と。

※以上ここまで。。。{/netabare}


胡散臭いでしょ?
ポスト安倍の魔人ブウ似なあの方並に「だから何?」感が漂います。表層だけ舐めてる感じ。
口ぶりから『ドラゴンボール』や『キャプテン翼』が海外でウケた強みをもう一度思い出そうよ、ということかと。たしかに設定ガバガバでも『キャプつば』に文句を言う人はいません。

現物に戻ってみると、たしかにキャラの二面性はなさげだし仲間も増えてって氏曰く『和製アベンジャーズ』を意識した展開になってます。そこに和モノ被せということでむしろ往年の『忍者タートルズ』を理想としてるのかもしれません。

と理解を示しつつ、結局は海外向けを意識しすぎていて、国内でも海外でも評価されない未来が待っているのでしょう。失敗前提で話しちゃいますけどきちんと分析して次に繋げていただきたい(棒)と言い切れる惨状です。

海外と一口に言っても、アメリカとヨーロッパ、東アジアと中東、全然マーケット違うのにね。ハリウッド比較でアプローチをアメリカに寄せるならディズニーという巨頭にどう向き合うの?ってのもあると思います。
だったら自身の強みをということで“和”ということなんでしょうけど、思いつきで推敲してないだろうよと思われるレベルで稚拙でした。


■“和”をプッシュするなら…

作ってる本人が自国のあれやこれやの理解が足らないため何が魅力か整理できてません。よってそれをどう魅せるかの処方箋がずれてます。
これを日本人クリエイターがやっちゃったのが情けない。私の撤退理由です。
普通はできるんもんですけどね。ジブリの稼ぎ頭『千と千尋』『もののけ姫』は言わずもがな和テイスト満載でしたし、そんなに和をプッシュしてない『君の名は。』ですらスパイスを効かせたパートはありました。
この『ジビエート』はOPに三味線を使い、サムライを引っ張ってきて、タイトルは書家に頼んで毛筆、とこれでもかと投入。しかしそこまでしても和を感じない。海外のどっか片田舎で日本料理店と銘うった店に入ってがっかりする経験に近い。味噌汁がナンプラーの味してたり、チリソースで食べる照り焼きだったり(笑) 頑張ってカリフォルニアロールを寿司というくらいなら微笑ましさがあって『キルビル』みたいに笑えるんですけどそれもない。


むしろ和を捨てて、お約束重視と熱弁してた部分だけを磨き上げといてほしかったです。なぜか?

ジビエートの“和”問題①:軽い考証間違い

{netabare}・関ヶ原の時点で“藩”の概念も言葉もありません
・日本刀は繊細です。刃こぼれする使い方を現役がするわけない
・一向宗の僧侶は嫁子供います。比叡山=女人禁制のイメージからくる安直な発想{/netabare}

まあ外人は気にしません。とはいえ同胞からは「お前知らねーだろ」と見透かされます。
それに持ってくるネタも微妙。例えば“女人禁制”を無理解なまま下手に扱ったらポリコレ棒で叩かれそうなもの。そのへんのマーケティングできてるのか微妙だと思って次↓


ジビエートの“和”問題②:マーケティングミス?

{netabare}・秀吉ネタで朝鮮出兵を持ってくるのって韓国でウケるの?
・ヴェネツィアではなく武漢発祥だったらパンチ効いてて良かったのに
…あとなんか忘れた{/netabare}

センスがイマイチ。売るものがコンテンツではなく喧嘩になってないか心配です。
なおCHINAネタは当局に怒られるけど人民にはウケると思います。そして本丸。こちらしゃれにならん。わざわざ嘘で自国を貶めなくてもいいでしょうというのが最後↓


ジビエートの“和”問題③:無自覚な自虐

{netabare}・千水の仕えたお殿様。侍大将に罪被ってもらいましたー!って家康が許すわけないじゃん
・『あなた達の江戸から今はもう何百年も経ってるの。より平民が住やすい世の中になったのよ。この80年以上日本は戦争もしてないわ』
・南蛮人を剣の師匠とかナメてんの?(差別ではないです)
…あとなんか忘れた{/netabare}

スペインの世界戦略に気づいて安全保障の面で大陸にくさびを打とうとしたのが朝鮮出兵で大名もそれ承知だっちゅうに。侵略目的の連中に国内を自由に移動させるわけないじゃない。そんな国内事情で、千水の剣のお師匠さんがアレというのはあり得ないことです。侵略してこようという相手に尻尾振る行為。さらに上乗せでこれはついぞ最近『スターウォーズ』にアジア人キャスト入れたような不自然さを感じる。主人公がハーフなことを含めてとりあえず欧米人入れとこ的な魂胆がミエミエ。
さらに納得いかないのが千水の上司。さすがに部下の独断で同盟先を取り違えるとか現代においてもありえないし、部下の不始末は上が取る美学がより濃かった時代にトカゲのしっぽ切りみたいな発想の賤しさもなんだかね。しっぽ切り許さんって同調圧力もハンパないはずなのにあの上司の態度はありえません。ゲスはどの時代にもいたでしょうがこれは質が違います。
キャスの第1話のセリフは撤退の遠因。この戦後民主主義の申し子が放ったかのような一言に萎えたことは間違いありませんね。その他『(戦国時代の)大名はメンツのために戦った』みたいなセリフもひどかった。なんで自国の歴史を矮小化しようとする人がいるんでしょうね。そんな人が作る“和”ものなんて見たくありません。というか日本を語ってほしくないなぁ。

そもそもディズニーじゃない日本人ならではのアニメーションをアピールしたいのに魅力的じゃない日本人像をこれでもかと見せつけて逆効果じゃないですかね。


考えすぎとのご指摘があれば甘受します。
ただ私はこの作品に外国人から見た日本によく見られるちんちくりんさのような違和感を覚えましたし、この人エンタメなめてんじゃねーの?と突っこみを止めることができそうにないです。
アニメーションの品質以上に底に流れる哲学への非共感が先に立った作品でした。


 national 知らなきゃ“inter”national わかるわけないよね


久々にこのシンプルな原則を思い出しました。
アニメは繰り返しになりますがネタ枠です。

 青木良?

覚えときます。



視聴時期:2020年7月~9月 リアタイ

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2021.06.08 追記

比較してむこうも迷惑だと思いますが、『ましろのおと』で吉田兄弟と再会しました。
そうそうこれこれ!感すごいあるのが実状です。
いいよねぇ三味線…


2020.08.29 初稿
2021.06.08 タイトル修正

投稿 : 2024/05/04
♥ : 43
ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1

日本アニメ界を困惑させた、伝説になる迷作

アニメーション制作:ランチ・BOX、スタジオエル、
監督:小美野雅彦、キャラクター原案:天野喜孝、
音楽:古代祐三、
企画・原作・製作総指揮:青木良

アカデミー賞の前夜にその年の最低の映画として
表彰される『ゴールデンラズベリー賞』。
アニメ界に同様の賞があったら、
ダントツの票数で選出されることは間違いない。
まだ今年は終わってないが、
それほど群を抜いたポテンシャルのある
ある意味2020年度を代表するアニメだ。

その圧倒的な破壊力は1話を観ただけでも
感じ取ることができる。ここまで突き抜けた作品は、
なかなか思い出せないほど驚きの連続。
つい最近なら、『いもいも』や『メルヘン・メドヘン』という
伝説級の作画崩壊作品があるが、それを超えているインパクト。
私が観た中で比較するなら
中国web小説が原作の『剣王朝』に近い。
何しろ、『剣王朝』は、数分ごとに引っ掛かり、
突っ込みどころばかりが気になる、ほぼギャグアニメ。
ストーリーが支離滅裂で、
辻褄の合わない場面のオンパレード。
観ていると、ずっと突っ込まないといけない。
必要なものがカットされているので、
なぜそうなるのかということが理解できないのだ。

この作品も同様のタイプ。
ただ『剣王朝』は、元々あったアニメーションの尺を
短くして作り変えているというエクスキューズがあった。
この作品にもコロナ禍という部分があるが、
おそらくそれとは関係のない部分が問題なのだ。

製作総指揮の青木良という人物に力があるのは分かる。
よくいるワンマン社長タイプで、
顔が広く、色々なところから仕事を取ってくる。
口が達者で人を引き付ける魅力があるので、
入口までは大きな仕事を持ってこられるが、
自分で多くのことをこなせるため目立ちたがり屋が多く、
現場のことも知らずに下手な指示ばかりして
物作りを破綻させる典型的な人物だ。
こういうヤツは現場に口出しさせてはいけない。
金だけを集めさせておけばいいのだ。

それにしても集めた面子の顔ぶれを眺めると大したもの。
それがこの作品のとんでもなさの印象に
より拍車をかける。

FFシリーズ・キャラクター・デザインの天野喜孝氏、
津軽三味線奏者の吉田兄弟、書道家の紫舟氏、
刀鍛冶の石田四郎國壽氏、日本人形職人の金林真多呂氏、
三味線職人の小松英雄氏、音楽プロデューサーのSUGIZO氏、
ドラマーの真矢氏、ヒット歌手の大黒摩季氏。

これだけの面子を一アニメ作品に関わらせるのは、
普通の人には、なかなか難しい。
ところが、集めた人物は有名人ではあるが、
アニメ制作には、それほど関係のない人ばかり。

翻って制作側に目を移すと、数年前にできた
アップルパイ屋とグロス受けを専門とする会社のタッグ。
一応、監督は立てているが、作監上がりの
経験不足の人物。モンスターデザインは、
『バイオハザード』公式漫画の作画担当の芹沢直樹氏。
企画・原作・シリーズ構成・製作総指揮を
青木良氏が1人で手掛けているためやりたい放題。
最初から上手くいく可能性は相当低い。

作品を観ると、ストーリーが稚拙で作画が動かない。
アップと止め絵の連続の紙芝居だ。
脚本はSFパニック作品なのに、何かが起こったときに
人間はどのような反応をするのかという
基本的な想像力が欠如している。

細かいことを言い出したらキリがない。
1話で前田という老人は、ジビエが大量に跋扈する廃墟に
嬉々としてひとりで刀を取りに行ったり、
6話の山奥のトンネル内で夥しいジビエと戦っていると、
なぜか女性警察官が突然ひとりで現れて加勢したりと
一つひとつの行動を見るだけでいくつもの
疑問符が浮かび上がる。
いわゆるB級ホラー映画のテイスト。
これを真面目にやっているのだから、
観ているほうは数分おきに困惑してしまう。

物語は2030年の未来の日本で起こったパンデミック。
まるで現在のコロナ禍のような背景。
人を怪物に変化させる感染症の病が蔓延する。
病気は、人種や年齢などによってさまざまに変化することから
(そんな設定なのにモンスターは数種類しか存在しない)
ジビエートと呼ばれたのだった。
そんな未来の日本にタイムスリップした侍と忍者が現れ、
まるで何事もなかったかのように現実に対応し、
怪物たちと戦いを繰り広げる。

製作総指揮の青木良氏曰く、
日本のアニメでグローバルを狙おうと思った、とのこと。
おそらく大ヒット海外ドラマの『ウオーキング・デッド』あたりを
意識したのだろうが、売れる作品が
「単純で分かりやすければいい」という考え方は、ずれている。
そこには、キャラクターの設定や世界観などを
しっかり作り込んで、視聴者を納得させなければならないし、
作品全体に通底する価値観を作らなければならない。

ところがこの『ジビエート』という作品は、全てが浅薄。
「恋人が手籠めにされて、相手を殺してしまったんだ」と告白され、
「本当にその人のことが好きだったんだね」と
笑顔で話すキャスリーン。
こんな脚本を書くことが、許される体制。
しかも、一部だけではなく、
全てで、こういう会話が繰り広げられる。

キャラクターたちのことは、ほとんど何も考えられていない。
主人公である仙水と兼六、雪之丞の過去話が突然挿入されるが、
日本史の部分について表面をなぞっただけ。
何よりそのエピソードがほとんど本編に
関係してこないのにも驚かされる。
途中で参加する仁侠映画に登場しそうな親分は、
ひとりだけ劇画調タッチで、ヤクザ映画さながらの
立ち居振る舞いにいちいち吹き出してしまう。
またこの親分と彩愛の親娘ストーリーが陳腐すぎて面白い。
そして親分の子分たちが爆弾魔や棒高跳びの選手、
拳銃使いで、それぞれの安直なストーリーを時おり挟んでくる。

最大の見せどころは11話。
{netabare}3話から登場していた昼でも動けるジビエ・
メテオラが現れ、あっけなく退治されてしまうのだが、
そこからヨシナガ博士のとんでもない告白が始まる。
自分とメテオラは同じ星の宇宙人で
結婚を約束した間柄だったというのだ。
メテオラが特殊な血を誤って口にしてしまい、
それが原因でジビエになってしまった。
彼女を冷凍カプセルに入れて宇宙船で移動中に
太陽に近づきすぎたため、冷凍カプセルが切り離され、
地球に落ちてしまったというのだ。
メテオラを追いかけて日本に降り立ったヨシナガは、
ジビエを人間に戻す薬を開発し、
メテオラに知性を持たせることを目論んでいた。
ところが、それが叶わなくなったので、
お前たちは生かしておけない、と宣告する。
しかし、3話でメテオラが登場したときの
ヨシナガ博士の反応は、普通にジビエとして対応しているし、
兼六がヘリコプターで体当たりして爆発させたときも
何の反応も示していない。
おそらく後付けで思いついたストーリーだったのだろう。
この話を11話の数分でヨシナガ博士が一気に話すため、
視聴者は全くついていけない。
話の流れや理屈、感情もあったものではない。
これはもう完全なB級ホラー映画だ。
ただB級ホラー映画の場合、映像やコメディなどで
楽しませてくれるのだが、
この作品には何もないというのが決定的な違い。

ヨシナガ博士が自分の研究した薬でジビエに変身するが、
その姿はドラゴンボールのフリーザやピッコロ、
ハンターハンターのメルエムを混ぜたような造形。
ラストはよくある自爆劇だ。{/netabare}

褒められるところがあるとすれば、
ジビエウイルスに感染すると、
水の滴る音がするというイメージと
3人がタイムスリップしてきたことに、
宇宙船の落下が関係していて、
それがキャスリーンの「祈り」に端を発していることだ。
ここにはオリジナリティが感じられる。

自分でもよくこの作品を最後まで観たと思う。
ただ、やはり最後まで観ると、
作者が何をやりたかったのかは見えてくる。
グローバルだとか、アクションだとか、
「和」を表現するとか青木良氏は
色々とインタビューで語っているが、
仁侠ものと時代劇をやりたかっただけなのだなと感じた。
ゾンビ(ジビエ)やSFというのは、
あくまでグローバルを目指すための隠れ蓑であって、
実際にやりたかったのは別にあったのだ。
それを証明するかのように劇伴は完全に
時代劇の曲調で、視聴していて集中できない。
要するにSF作品には全くそぐわない。

そしてやりたかったことは分かるが、
その内容があまりにもお粗末といえるもの。
仁侠にしても武士道にしても全く中身がない。
これでグローバルなんてことを言うと、
外国人に対して失礼だ。最近では日本文化に詳しい
外国人も多い。例えばジム・ジャームッシュ監督の
映画『ゴーストドッグ』を観ればいい。
深い日本文化への理解に感心させられる。

私はあまり評価の低い作品はレビューしないが、
これは、時代を代表する1本ということで、
書かないといけない気持ちに駆られた。
不出来なアニメを観る趣味はないので、
断言はできないが、史上最低レベルの作品だ。

まず、今後はお目にかかることのできない
純日本製C級アニメーションといえるだろう。
(2020年10月17日初投稿)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 48
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

認めたくないものだな。世界を意識した故の、日本をダサく見せてしまった過ちというものを。

[文量→大盛り・内容→酷評系]

【総括】
バイオハザードですね。ゾンビになるか怪物になるかの違いはあれど。そこに、タイムスリップした侍が、、、という、B級映画のような設定。

コロナ渦中で、キー局が(内容的にタイムリー過ぎるので)放送を見送ったのは、不幸な偶然だったとは思いますが、仮に平時に放送していても、視聴率とれたかは微妙です。

本作は、「海外でウケる」ために、意図的に「和」を取り入れた作品になっています。それ自体は別に悪くないのですが、作画が紙芝居なのと、脚本の古くささにより、何ともダサい作品に仕上がってしまっています。

一応、「世界の謎」的なものはまだ明かされていないので、今後ひと盛り上がりくらいはありそうですが、そこまで視聴を続けたいとは思えないので、3話で断念とさせて頂きます。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(3話まで)】
{netabare}
私は、ゾンビNGなのですが、そこは逆に大丈夫でした。なんたって、リアリティがない(苦笑)

ゾンビものの良さ(私にとっての悪さ)の1つに、「身近な者がゾンビ化」し、その命を奪うかどうかの葛藤なにをもって生きているとするかという議論があると思うが、(今のところ)本作にそれ(複雑な心理描写)は感じられません。

ファイナルファンタジーのキャラデザインで知られる天野喜孝さんや、シャア・アズナブルの声優である池田秀一さんの起用など、嬉しいサプライズはあったものの、それが効果的かと問われれば、微妙。

天野さんのデザインは、元々かなり好き嫌いがはっきり分かれる(私は好きですが)と思いますが、本作のキャラデザも、おそらくは「合わない」と感じる方の方が多いと思います。また、池田さんのボイス、たまらなく格好よくて好きなんですけど、本作のB級感の中では(あのA級ボイスが)悪目立ちしている印象を受けました。

また、「侍」「忍者」「僧兵」など、いかにも外国人が好みそう(と、これまた日本人が勝手に思っている)キャラクターがそのまま、何の工夫もなく使われているのが、安易で安易で。

近代兵器が普通にある世界で、時代遅れの忍者や侍がさほど役に立つとも思えません。周りも、「ジビエがいるんだから、タイムスリップがあっても不思議じゃない」なんてメチャクチャなロジックをすんなり信じているし。ビックリしたわ(苦笑)

日本の、「和」の魅力って、なんでしょうね? 江戸時代以前に戻らなければ、表現できないものなのでしょうか?

そもそも、「今の日本らしいアニメ」が世界で充分に評価を受けているのだから、日本人らしい繊細さや直向きさで、単純にクオリティの高いアニメを作る方がよっぽど日本の魅力を出せたと思います。

てゆうか、かなりに力を入れたプロジェクトだったはずなのに、なにに予算割いたのさ? 

題字に世界的書家(アーティスト)の紫舟さん、刀剣のデザインやコラボ企画に、刀匠の石田國壽さん。ジビエのデザインは、漫画版バイオハザードを描いた(読んだことないけど)芹沢直樹さん。さらに、音楽はイースなどを製作した古代祐三さんや、プロ三味線奏者の吉田兄弟、X JAPAN、LUNA SEA、のメンバーでもあるギタリストのSUGIZOさんやドラムの真矢(+中国のロックバンドVOGUE5さん)が作るサウンドに、大黒摩季さんの歌声。

どの方もその道では超一流なんでしょうが、アニメで生きていました? 

結局、作画は酷い(仮に作画監督に力があっても、単純にマンパワーが足りてないと思う)、監督は初監督だし(というか、初監督でこれだけ個性豊かなメンバーを1つにまとめろっていう無理ゲー汗)、脚本は……今まで何のアニメ書いた人?(調べたら、シリーズ構成が恋味パティスリーだけとか)

なんか、補強ポイント違うくないかい? 

ベテランで給料高い助っ人外国人フォワードを呼んでみたものの、守備陣やセンターラインが脆弱で、全くチームにフィットせず、選手とチームが互いに不幸になっているサッカーチームみたい。

日本のアニメは、複雑すぎてガラパゴス化しているから、ピクサーやディズニーのように、世界中の誰もが楽しめるシンプルなアニメを作りたいという志は素晴らしいと思うが、これでは、シンプルなアニメというより下手なアニメ。シンプルにはクオリティが伴わないといけないし、だったら京アニとかPA、A1あたりが本気出さないといけないのに、ランチ・BOXて(汗)。

いくら、「オールスター」を集めたといっても、寄せ集めの世界選抜とチャンピオンズリーグ優勝のクラブチームが試合すれば、たぶん、クラブチームが勝つわけで(というかこのアニメの場合、イチローやマイケル・ジャクソン、タイガー・ウッズ級を集めてサッカーさせているようなもんだし)。

公式サイト見たけど、天野さんや芹沢直樹さんのデザイン画はめっちゃ格好良い(のにアニメになるとダサい)、紫舟さんの書も石田國壽さんの刀も完全にクールジャパン(だが、アニメ的にはわりとどうでもよい部分)。

アニメ本編より、関連グッズの方が圧倒的に格好良いって、是如何に?
{/netabare}

【余談~ジビエは旨い? ジビエートは面白い?~】
{netabare}
奇しくもこの作品は、「ジビエ料理」のようなアニメになっていると思います。

岩手の山奥で育ち、ジビエがわりと身近にあった身としては、昨今のブームに疑問を抱いています。

ジビエの魅力は、その独特の風味や肉質を味わうものだろうけれど、それは、「美味しい」というより「面白い」という感覚に近く、あくまで「目新しさ」「希少価値」を含めた、総合評価としての魅力だと思います。

シカもイノシシも確かに旨いけど、単純な肉の旨さとして、松阪牛やアグー豚に勝てる気がしません(笑)

もし、本当にジビエの方が、品種改良を重ねた家畜動物より旨いのだとしたら、日本の狩猟はこんなにも廃れていないと思います(生産性の問題はあるが、それこそ、和牛やブランド豚以上の旨さがあるのなら。まあ、安全性考えると、安易にジビエは勧められないのもあるし)。

我々はとかく、「野生」とか「天然」とか「原種」を高評価しがちですが、「品種改良」や「養殖技術」というのは、人類が進化して得た武器です。努力の結晶です。だから、もっときちんと評価されても良いと思ってます(ブリなんか、旬じゃない時の天然に比べれば、養殖の方が断然旨いし)。

本作にもこういう「時代錯誤感」を感じました。

いや、何も天然モノを否定しているのではなくて、「天然=旨い」と盲目的に捉える人がいるように、「忍者=和=外国にウケる」という発想が、あまりにも安直に見えてしまったということです。

アニメだって、この何十年で、色んな努力をし、成長してきたのに、そこをあえて「古くささ」を押して海外に勝負するのが、なんとも時代に逆行していて、痛々しかったです。

色んな意味で、90年代の低予算アニメだったなという印象でした。

(、、、ちなみに、私はジビエの中では猪が好きです。鍋にすると旨い。でも本当は、猪よりも猪豚の方が、より旨いと思っていますw)
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
バイオハザード? コロナの時期を狙ったわけではないけど、タイムリーではあるわな。鉄パイプを、「こんなもの」と言ったけど、江戸時代の人が鉄パイプ見たら、その技術に驚くと思うけどな。空気感染せず、1日に1人しか増殖できず、電撃が効くらいなら、人類はここまでやられるかな? 人々を安全圏に逃がして、爆撃で駆逐できると思うんだけど。

2話目 ☆2


3話目 ☆2
ラストシーンの止め絵には笑ったw 色んな意味で、90年代のアニメだな。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 34

52.1 253 2020年度アニメランキング253位
君は彼方(アニメ映画)

2020年11月27日
★★★☆☆ 2.4 (18)
60人が棚に入れました
澪は幼馴染の新の事が気になっているが、気持ちを伝えられず微妙な関係を続けていた。ある日、些細な友人の言葉をきっかけに2人はケンカをしてしまう。澪は何とか仲直りをしようと雨の中を新の元へ向かう途中、交通事故に遭ってしまった。意識を取り戻した澪が目を開けると、そこには見たこともない不思議な世界が広がっていた。

声優・キャラクター
松本穂香、瀬戸利樹、早見沙織、小倉唯、山寺宏一、大谷育江、木本武宏、瀬名快伸、仙道敦子、竹中直人、夏木マリ

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

いくら何でも酷評過ぎるでしょう…と思ってましたが…

 勉強頑張りましょう、好きなら告白しましょう…を約90分で教えてくれる感じです。
 テーマ性はあります。ルサンチマンの克服ですね。「いつ死ぬかわからない」からこそ「言い訳しないでやるべきことは頑張ろう」「好きな人がいるなら生きているうちにちゃんと告白しよう」ということは良いと思います。ただテーマはありますけど、それだけですね。国語の教科書の寓話か道徳の時間の動画でももう少し複雑だと思います。

 しかし、本作の最大の欠点は「面白くない」の一言に尽きます。エンターテイメントの部分として致命的です。死後の世界の冒険にもなっていないし、現世での彼氏の奮闘もないです。美しい背景もない、エロもバトルもほぼない。ライバルも中途半端だし…描きたい何かがあって作ったように見えません。 
 それぞれの展開が何かのアナロジーになっている訳でもなく、何が描きたいのか、視聴者をどうやって喜ばせようとか、そういうのが全く伝わってこず、自分勝手にヒロインを動かしているだけ、という感じに見えました。

 学生の気分として勉強イヤだというのは共感できるかもしれません。また、極端に堕落するとか、趣味に生きるわけでもなくダラダラと学生を続けているのは設定としてはわかります。告白できないというのも今風です。
 ですが、キャラに魅力が無さすぎです。というか設定の為の設定のキャラで生きている人間にも見えません。堕落しているにしても、青春時代の生々しさがほとんど感じられないというのでしょうか。そのくせ恋愛ばっかり頭がいって、色ボケという感じです。
 そう、この組み合わせは悪かったですね。勉強イヤで成績悪くて追試なのに、恋愛脳で遊び歩いているのが、単なるイヤな奴になってしまっています。

 今時の映画です。ひどいと言ってもある程度の水準はあるだろうと思って見ましたが…まあ、点数が示す通りです。

 作画とかも低予算でしたが、どうでもいいです。音楽も印象にないです。内容に全部持っていかれました。

 点数は意味ないです。「非推奨」それだけですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ド三流ドラマのなり損ない

視聴前 サムネから察するに青春系かな

視聴後 ...

この話は諦め癖が付いた少女の話
ジャンルは恋愛・学園・霊能力
まず全体的な印象としては「ド三流ドラマの脚本だったな」という印象です。

基本的に恋愛を描いているのですが、まぁよくわからない。
なんかキャラが出てきて、なんやかんやあって謎の力で解決的な?
正直見た後でも良く分かっていません。とりあえず恋の力というのは医大で強大だということですね。うん。そういうことにしとこう。

おそらく「とりあえず脚本は書いたもののドラマで下手なCGよりもアニメのほうが安くすみそう」という安直な考えのもと、できたような作品です。もしこれを最初からアニメで作ろうとしてたならプロデューサーだか監督だか脚本だかの面白さを疑いますね。え、全部同じ人?え、あぁ...

序盤の導入もつまらなく、説明が薄いまま進んでいき、この時点で結末を予想できます。中盤もわけわからず進んでいきますが、すべて予想通りだったり二番煎じだったり、と変化のない内容。終盤はハチャメチャ理論と主人公補正でなんやかんや解決とそれっぽいエンドロール。果たして何を伝えたかったのかまるでわかりません。

原作・監督・脚本は瀬名快伸さん。
劇伴は斎木達彦さん。
アニメ制作はデジタルネットワークアニメーションさん。初の元請けですね

作画は悪かったです。
主題歌はsajiさんの「瞬間ドラマチック」合っていない
声優さんは俳優女優さんばかりで下手丸出しでした。本職声優さんも使い方が雑で非常に残念です

総合評価 見ないで良い

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

さ迷う女子高生

 ガサツ、めんどくさがり女子高生、澪がとある瞬間から、現実から離れた世界に迷い込み、現実に帰ろうとする神秘体験を描いたお話だったです。何故か?映画館も含め、見慣れた池袋も舞台にしているです。

 澪の身近な人物を含む存在が、この世界において大きく関わってくる展開です。非常にかかわるのが、幼馴染みの新であるのです。
 妖怪列車のような電車、現世の記憶の欠如、占い、霊体、幽体離脱、この世の境まさに死後の世界??、付きまとう悪い奴と、鬼太郎、昔の故某俳優製作映画や、某団体制作アニメみたいな展開を見ているようだったです。

 歌は好きだけど苦手といいながら、序盤で歌いだした誰かさんを不思議に思えたです。

 ある意味、宗教を連想するような澪のあがき、それをとりまく存在、葛藤、澪を思う新の行動に迷走しているみたいだったです。帰れない原因も、澪自身から明らかになってくるです。

 どこで、澪がこの世界に迷い込んだのか?澪が実はどうなっているのかという点も、何だかありがちな気がしたです。

 この世界から、抜け出せなければ話にならないけど、最後にまたありがちな業とらしさを感じたです。
 澪、新も心のわだかまり、本心、試練を見せていたようだったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
姉なるもの(OVA)

2020年7月1日
★★★☆☆ 3.0 (3)
69人が棚に入れました
両親を事故で失い、親戚の家を転々とする孤独な少年・夕。彼の前にある日突然、異形の美女が現れる。「大事なものと引き換えに、望むままを与えましょう」そう告げる彼女に、夕は「姉になって欲しい」と願う。“千夜”を名乗り、人の形をとった彼女は、夕の姉となることを誓うのだった。こうして二人の名状しがたい生活が始まった──。

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
薄明の翼(Webアニメ)

2020年1月15日
★★★★★ 4.3 (9)
66人が棚に入れました
少年ジョンは幼少の頃から入院生活を送っている。彼はテレビ中継で初めてポケモンバトルを見た時からチャンピオン・ダンデの大ファン。いつかダンデの試合をスタジアムで観戦したいと夢見ている。その彼の元に、リーグ委員長のローズが訪れるところから物語は始まる。各話で主人公が入れ替わる本作。物語をつなぐのは1台のそらとぶタクシー。少年の夢、ジムリーダーたちの隠された苦悩など、様々な想いを乗せて今日もガラルを飛んで行く。

声優・キャラクター
悠木碧、真堂圭、櫻井孝宏、三瓶由布子、Lynn、山路和弘、長尾歩、新垣樽助、雨宮天、喜多村英梨、広橋涼、荻野晴朗

ぱんだ20歳 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

クオリティが高い!

短いアニメですが、それなりに纏まっています。
作画も曲もハイレベル!映像だけで物語るシーンもありすごい!

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
陰陽百鬼物語(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 4.0 (2)
61人が棚に入れました
これは、人と妖が共存していた時代の物語である。もとより陰界の属していた魑魅魍魎は、恐怖に慄く人々の間に潜んで機会を伺い、陽界の秩序は危機にさらされていた。しかし幸いなことに、この世には天文を読み解き、呪術を操るだけでなく、陰陽二つの世界を自在に行き来し、霊体を司ることすら可能にする異能者がいた。彼らはそれぞれの能力を駆使して、陰陽二つの世界の均衡を保つため、己の命を懸け戦っている。そんな彼らを、世の人々は敬意をこめて、陰陽師と呼ぶ。魑魅魍魎たちが織り成すこの絢爛豪華かつ奇想天外な世界が、今あなたの目の前で始まる…

声優・キャラクター
杉山紀彰、釘宮理恵、鈴木達央、沢城みゆき

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
ゴールデンカムイ コミックス第23巻 支遁動物記 (OAD)

2020年9月18日
★★★★☆ 3.6 (9)
49人が棚に入れました
アイヌのコタン周辺で動物が惨殺される事態が発生。犯人と目される姉畑支遁は学者で、刺青の脱獄囚の一人でもあった。ところが、姉畑に村田銃を盗まれた谷垣が犯人と間違われ、捕らわれてしまう。誤解を解こうとする杉元に対し、アイヌ側は3日以内に真犯人を連れてくることを要求。谷垣によれば、姉畑はヒグマに強い関心を示していたという。姉畑がヒグマに食われてしまう前に、谷垣を救い、刺青を奪取することはできるのかッ!?

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
「かぐや様は告らせたい?」×中国日清・合味道スペシャル動画第1弾「かぐや様は食べてみたい編」(Webアニメ)

2020年10月19日
★★★★☆ 3.3 (9)
45人が棚に入れました
TVアニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」が、中国でも多くの方に愛されている「合味道」(カップヌードル)とコラボレーションいたしました!
秀知院学院生徒会のメンバーが繰り広げる、合味道をめぐる“天才級”のやりとり。
オリジナル動画の第1弾は「かぐや様は食べてみたい編」。
あまりの美味しさにあの禁断のセリフが…。

りょん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

食べたい

合味道は色々なアニメとかとコラボしていてとても興味のある物。
日本ではどうやって買えるのでしょう……。
上手いマーケティングだと思います。

食べたくなっちゃったのでカップヌードルを買います笑

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
アグレッシブ烈子 シーズン3(Webアニメ)

2020年8月27日
★★★★☆ 3.9 (9)
37人が棚に入れました
一流商社でOLとして働く主人公でレッサーパンダの烈子は、毎日ムカつく上司からの仕事や同僚の愚行に不満がたまりつつも、言い返せず我慢する日々を送っている…。そんな烈子の趣味は、仕事帰りに一人でカラオケに行き、デスボイスでメタルを歌ってストレス発散すること! 同じ会社で働くバリバリのキャリアウーマン・ゴリ部長や、敏腕美人秘書の鷲美など個性的なキャラクターと、会社というサファリパークで日々奮闘する姿を描く。

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ついにタイトル回収キタァアア!!!。入魂と運命の時な第三部。

 積み上げてきた灰田くん萌えが新キャラの戌井さんとの絡みでついに発火点に達する程に熱さに燃え上がる!。事故からの〜怖い人、でまさかの野獣先輩展開か!と思いきやアイドル展開でついに烈子の魂の行き着く場所を見出すことになるとは…。キャラをしっかり丁寧に描きこむ愛情の積み重ねと、切実なメッセージが一緒になって思わず涙腺が…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

たくあん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

無駄なシーン無く、最高のハッピーエンディング

尺が短く、変に頑張ってみる必要が無い。1日で一気に見れる内容。おそらく最終シーズンになると思われるが、最高の終わり方で幕を引いたと思う。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
言霊少女 the Animation -Microphone soul spinners-(Webアニメ)

2020年1月11日
★★★★☆ 3.8 (7)
36人が棚に入れました
聖ヒエラルキー学園―それは全校生徒がスター候補のエンタメ学園の最高峰。その最下層からラップバトルでのし上がろうとする4人の少女達「Microphone soul spinners」のまばゆい思い出を、余すところなくドラマ化した魂のバイオグラフィーである!

声優・キャラクター
斎藤亜里菜、天野萌、田上真里奈、塩出美彩希

まっかーとさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

向田らいむちゃん可愛い!!

個性豊かなキャラクターが出てきてどのキャラクターも可愛いです
ストーリーも分かりやすく来週も見たいと思えると思います

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日(アニメ映画)

2020年10月31日
★★★★★ 4.1 (6)
36人が棚に入れました
ある土曜日、のどかがちゆ、ひなたと宿題を終わらせた後に花見に出かけようとすると、「明日」をつかさどる精霊ミラクルンが、「昨日」をつかさどる精霊リフレインに追われているのを見かける。のどかたちはプリキュアとなってミラクルンを助けようと戦い、HUGっと!プリキュア・スター☆トゥインクルプリキュアの協力もあって何とか危機を脱する。

しかし、「永遠に明日がこない世界」にしようともくろむリフレインの力によって、時間が巻き戻ってしまい、のどかたちは永遠に「明日」が来ない、「今日」を繰り返す世界に閉じ込められてしまう。のどかたちは協力し合ってミラクルンを守り、「明日」に進むため奮闘することになる。

声優・キャラクター
悠木碧、依田菜津、河野ひより、加隈亜衣、武田華、金田アキ、白石晴香、成瀬瑛美、小原好美、安野希世乃、小松未可子、上坂すみれ、木野日菜、吉野裕行、引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、多田このみ、野田順子、福島潤

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

正直申し上げまして微妙…。ただ、見所がないかと言うと….。

 本編に関してはタイトルの通りです。ハッキリ言って脚本があまりよろしくない!。短い時間の中でループ物という、時間がダブる部分があったりする大変な仕様なのにあんまり上手くスムーズに進めてない…。ツカミも微妙…。


 ループ物ならではの面白さや切なさもあんまりないし、ゲストのミラクルんも悪役のリフレインも1mmも脳に残らなかった…。作画も戦闘時はなかなかだが、平場は劇場レベルとは言い難いかな。先代プリキュアとの出会いや登場シーン、クロスオーバーなども工夫がそんなに見えなかったかな。


 こんなこと言うから見た甲斐がなかったかというと、そうでもありません。今回見てて一番上ったのはエンディングです!。以前のオールスターでもありましたが、エンディングは凄いゴージャス!。このクオリティーと贅沢さを本編でやって欲しかったような…。


 コロナのせいで色んな作品が大変なことになってしまったが、今年の匕ープリは正直不幸なことになってしまったかな。ああ、コロナ前はあんなり希望に溢れていたのに…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
HUNGRY DAYS ワンピース 頂上騎馬戦 篇(Webアニメ)

2020年2月6日
★★★★☆ 3.2 (8)
35人が棚に入れました
「騎馬戦、スタート!」
藤虎の隕石の落下と同時に、高校生活で最もアツい戦いが幕を開ける。
赤組の三大将を前に、互角の戦いを繰り広げる白ひげ率いる白組。
しかし、戦局は一瞬にして変わった…
誰もが白組の敗北を確信したとき、白ひげは言う。
「意志は受け継がれる。」
次の瞬間、白ひげの背後から1人の男が飛び出していった・・・
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

ちゃかしちゃ、ダメ(苦笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
カップヌードル&ONE PIECEのコラボCMの最終回。

これまで、ゾロ編→ナミ編→ビビ編、ときて、次はウソップかチョッパーかな? と思ってましたが、今回は特定のキャラではなく、白ヒゲVS海軍本部、黒ヒゲ来襲という頂上決戦をモチーフにしています。

とりあえず、映像としては、凄いです。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ほとんど人が死なない原作漫画の中で、「エース」「白ヒゲ」という強いキャラクターが明確に死ぬという、ターニングポイントになるのが、頂上決戦。

本CMシリーズは、多様のパロ、というか比喩が特徴ですが、この頂上決戦をモチーフにするのはなんかな~。あんまりイジってほしくないエピソードなんすよね。

まあ、人気のエースを出したかったのと、ミソ味を推したかった(襲来にかけて)んでしょうが、だったらエース編でも良かったと思う。

あと、映像としても、確かにド派手で豪華なんですが、流石に意味が分からな過ぎて。

ゾロ編やナミ編が邦画なら、本作はハリウッドのアクションって感じ。私は、ストーリーに深みがある(行間を読める)、ゾロ編やナミ編が好きでした。

てか、私はウソップのエピソードが一番好きなんですよ。カヤの話も、ゴーイングメリー号の話も。そこをアニメにして欲しかったな~。

私にとっての「麦わら海賊団」のオリジナルメンバーは、イーストブルーの5人なんです。だから、ウソップやサンジをやらないで、ビビをやるのも、頂上決戦をやるのも、ちょい違和感。

まあ、チョッパーとロビンは、麦わら海賊団として、受け入れてます。チョッパーはマスコットみたいなもんだし、ロビンは、CP9のところで、心を打たれたので。

(麦わら海賊団の仲間になるには、A仲間になる(加入)エピソードの後に、B「本当の仲間になるエピソード」が必要な気がします。ゾロなら、Aモーガン、Bミホークとの戦い。ナミなら、Aバギー、Bアーロン。ウソップなら、Aカヤ、Bゴーイングメリー号。サンジなら、Aクリーク、Bジェルマ66。Aロビンなら、Aクロコダイル、B CP9。みたいな)。

フランキーとブルックに関しては、感覚的には「仲間(仮)」なんですよね。戦力的にも、そこまで必要感もないですし(船大工は必要ですが)。

と、話が脱線してしまいましたが、とにかく、せっかくならウソップ編か、ロビン編が観たかったな~という話です。
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
ガンダムvsハローキティプロジェクト特別PV第3話「愛・戦士」(Webアニメ)

2020年1月14日
★★★★☆ 3.5 (5)
35人が棚に入れました
ガンダムの戦いの場に現れたキティはいつもの調子で明るくアムロに話しかけ、2人が出会った意味を訴える。そして...

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-(アニメ映画)

2020年11月13日
★★★★☆ 3.7 (7)
34人が棚に入れました
2020年、日本を襲った突然の大地震。ごく普通の家族、武藤家の歩と剛の姉弟は一家4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく彼らを追い詰めていく。極限状態で突きつけられる、生と死、出会いと別れの選択。途方もない現実と向き合う中、歩と剛は、未来を信じ、懸命に生き抜く強さを身につけていく…

声優・キャラクター
上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき、吉野裕行、森なな子、小野賢章、佐々木梅治
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

生きるのも地獄、死ぬのも地獄?と思えもするサバイバル!

 ネット配信は見たことないけど、見に行って見たです。
 阪神大震災、東日本大震災、熊本大震災とは、比較にならない壊滅的な国内の状況を不安、犠牲をともないながらも、ある情報を信じて前進していく武藤一家と仲間達のお話だったです。

 震災を知っているとこんなことが、起こるかもしれないと思えるようなリアルで生々しさを感じたです。乗り越えるためのサバイバル展開もなんか 凄いです。

 自分を大切にするあまりに冷静さを失い、逃げてしまったことを悔いるすがたは、誰にもありうるように思えたです。

 偶然にしてはできすぎた、まさかの悲劇の繰り返しには、傷まれない物があったです。
 この惨劇に命欲しさに自分のことしか考えられなくなっている人の様子、惨劇をよそに欲望に暴走する人、苦しみを逃れるため薬物に依存する人、怪しい団体の安住の地に安らぎを求めるけど、悲劇的な最期を遂げる人たち、助ける人を区別する人達など、生々しかったです。
 どこに行っても地獄のような反面に、協力してくれる人たちとも出会うこともできたです。

 武藤歩が最初の方で、わがままな面にイライラもしたです。愛する人たちを徐々に失っても、悲しむ余裕を持てなく進むしかなかった武藤一家たちの在り方は、やるせなさを感じたです。

{netabare} 最後の方で、仲間に見捨てられたようなシーンがあったけど、実はそうではなく命を張った行動には、驚かされたです。
 最後は、偶然なのか必然なのかで、うまくまとめられたようだったです。悲しみを乗り越えているのか?もしれないけど、家族の大切さを振り返り現在に至る姉弟だったです。一度でも{/netabare}日本が本当に沈んでしまったら、冗談どころでないで済まないと思ったです。 

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

taketake4 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

見る時期が悪かった

22年晩夏に視聴
という時期のせいか、特に中盤の某団体がね

ネトフリアニメなので海外視聴層を強く意識してるのかなと
日本人あんまり出てこないし悪人も日本人ばかり
正直、コロナが無くてもう20〜30年遅く作られていたなら海外に開かれた日本もそれほど違和感なかったかも
配信版は未視聴ですが、こっちの方で十分だろうなあ

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
イエスかノーか半分か(アニメ映画)

2020年12月11日
★★★★☆ 3.7 (6)
32人が棚に入れました
人気若手アナウンサーの国江田計は極端に裏表の激しい性格。王子と称される完璧な外面とはうらはらに「愚民め」が心の口癖の強烈すぎるもうひとつの顔を持っている。そんなある日、取材で知り合った映像作家の都築潮と再会するが、幸い都築はくたびれたジャージにマスクの男があのアナウンサーの国江田計とは気づかない。とっさに「オワリ」と名乗った計は、行きがかり上怪我をした都築の仕事をしばらく手伝うことに。いやいやながらはじまった協力関係だったが、計は唯一自分を偽らずにいられる潮との空間を好ましく感じ始める。一方で潮は取材で顔を合わせるアナウンサー・国江田計の立ち振る舞いに惹かれ……物語は計・オワリ・潮の奇妙な三角関係へと発展していく。

声優・キャラクター
阿部敦、川原慶久

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
テイルズ オブ クレストリア―咎我ヲ背負いて彼は発つ―(TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
32人が棚に入れました
【世界はそれを、罪だと言った。】 中田ヤスタカ×神風動画のコラボレーションが再び実現! スマートフォン向けRPG「テイルズオブクレストリア」のメインストーリー序盤となる主人公たちの旅立ちまでを、本映像用に15分弱の短編アニメーションとして再構築。本作独自の世界観をハイクオリティな3Dアニメーションにてお届けします。 一般公開に先駆けて、アニメ本編と主要キャストによる特番でお贈りする「TVスペシャル」番組も放送決定! 【これは、咎我ヲ背負いし者達の旅立ちの物語――。】

声優・キャラクター
天﨑滉平、石川由依、内田雄馬、野中藍

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

生きる。それが罪だとしても。

この作品の原作ゲームは未プレイです。
元々この作品は、2020年の10月に放送された3DCGの短編アニメーションです。

サブタイトルである「―咎我ヲ背負いて彼は発つ―」通り、本作の主人公であるカナタと、ヒロインであるミゼラが旅立ちを決意するまでの物語となっています。


罪を犯した人間を、人々が祈りによって裁くため
「ビジョンオーブ」の所持が義務付けられた世界。

村で尊厳を集める修道士のひとり息子「カナタ」は、
修道院で暮らす孤児の少女「ミゼラ」にほのかな恋心を抱いていた。

運命の夜、悲劇に見舞われたミゼラを救う為、カナタは重大な罪を犯してしまう。
そしてミゼラもまた、カナタを守る為に罪に手を染める。

その結果、ビジョンオーブにより人々から制裁を望まれてしまったカナタとミゼラは
「執行者」に追われる身「咎我人(とがびと)」となる。

そんな中ふたりが出会ったのは、「咎我鬼(とがおに)」と呼ばれ、
世界から忌み嫌われ恐れられている存在、「ヴィシャス」だった――。

「選べばせてやるよ。罪に飲まれるか、罪を喰らうか……!」

ヴィシャスの問いかけに、ふたりは己と向き合い、
罪を背負って生きていく覚悟を決める。
「ブラッドシン」という新たな力を手に入れたふたりは、
安息の地を求め、ヴィシャスと共に旅立った。


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

原作ゲームは、テイルズシリーズ25周年記念作品なんだそうです。
アニメーション制作が神風動画さんだけあって、作画は総じて緻密です。
流石テイルズシリーズといったところでしょうか。

この作品の原作がゲームだからなんでしょうか…
キャラによってキャラデザが違うんです。
例えば、主人公のカナタのキャラデザは藤島康介さんですが、ヒロインのミゼラのキャラデザはいのまたむつみさんなんです。
そういえば、22/7のキャラデザも複数の方がいらっしゃいましたっけ。
藤間桜ちゃんのキャラデザは、カントクさんでしたもんね^^

この作品で私の琴線に触れたのは、ヒロインのミゼラです。
キャラデザがいのまたむつみさんという時点でテンション爆上がりですけど、CVが石川由依さんというのが最大の理由です。
進撃の巨人のミカサ・アッカーマン、ヴァイオレット・エヴァーガーデンのヴァイオレットちゃんを演じている方と聞けばピンとくる方も多いと思います。
常に自分を見失わない芯の強さと、ヒロインのカナタを救うためなら手段を厭わない危うさを併せ持つ彼女自身も十分魅力的なんですけどね。

15分弱の作品です。
現在もYou Tubeで配信されているようですし、キャストによるコメンタリー版も用意されています。
後は、ゲームだけじゃなくアニメ化されることを祈るばかりです。
キャストの皆さんもアニメ化されるのを期待していましたし…
あの作画のままでアニメーション化されたら、どんなに素晴らしいだろうと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (4)
30人が棚に入れました
いたずらの王者を目指すキツネの主人公・「ゾロリ」と、その弟子で双子のイノシシ兄弟「イシシ」と「ノシシ」が、旅をしながら行くさきざきで活躍する冒険ストーリー!

声優・キャラクター
山寺宏一、愛河里花子、くまいもとこ、梶裕貴

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
クソゲーって言うな!アニメーション (TVアニメ動画)

2020年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (8)
29人が棚に入れました
クソゲーなんて言わせねぇ!を合言葉にゲームの2週目をアドリブで乗り切る勇者たちだが、ストーリーはあらぬ方向へと逸れていってしまうのだった・・・

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

RPGのキャラたちがアドリブ劇でシナリオ改変!? 汚名返上系ドタバタコメディー!

この作品の原作は未読です。
完走後にwikiをチラ見して知ったのですが、原作は小説で漫画版も発売されたものの、1巻発売後に打ち切られたんだそうです。
バクマンを視聴したので、この漫画家の道の厳しさは知っているつもりでしたが、打ち切りの情報を見ると改めてこの世界の厳しさを肌で感じた気がしました。

配信元はTwitterのようですが、私はdアニメで視聴しました。


無事にエンディングを迎えた、とあるRPGゲームの世界。

世界を救ったパーティーの一員・賢者マリウスは、勇者リーディスの頼みで、あることを調査していた。

それは、エンディングまでプレイしてくれたユーザーからの、このゲームの評判。

ところが、マリウスの調査結果は…このゲームの評判は「クソ」です!!見どころナシのクソ盛り合わせです!!特にシナリオの評判が悪いと知り、騒然となるリーディスたち。

何とか評判を覆すため、彼らは奥の手の「編集モード」を使うことにした。

これを使えば、キャラクターがシナリオを無視して自分たちの意思で動き、物語を作ることができる。

ただし、ユーザーに疑われないよう、すべてを矛盾なくアドリブで納めねばならない!!ゲームの評判を「クソ」から「神」へと覆すべく、
勇者たちの抱腹絶倒の楽屋裏の冒険が始まる!!


公式HPのあらすじを引用させて頂きました。

ゲームのキャラが、自分たちのゲームの評判の悪い事を知り、何とか面白くしようとあれこれ画策する、という設定は新鮮味があり個人的には面白かったと思います。

ですが、あくまでもショート作品の範疇での話…
これが30分アニメになったら、きっとネタと勢いが持続しなかったと思います。
色々とぶっ飛んでいたり、少しくらい破綻しているのもショート作品の醍醐味なのではないでしょうか。

だから色々とツッコんだら負け…という感じの作品ですが、
ヒロインの扱いの雑さも面白さに拍車をかけていたと思います。

1クール全12話の物語でした。
dアニメでは第1話~第6話、第7話~第12話までの全2話で放送されていました。
6話分が纏まっているので、私の様に一気見する人にとっては優しい仕様だと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

あんまりスタッフの熱意が感じられませんでした。

ショートアニメなんてこんなもんだろ?という声が聞こえてくるようでした。いやいや、ショートアニメだって面白いものはいくつもありますよ。
エンディングの「クソゲーって言うな」連呼もイラッとしました。
幾多のクソゲーをプレイしてきた私にはわかります。このアニメのスタッフ(原作者?脚本?監督?)は大してクソゲーをやっていません。クソゲーという言葉に乗ってみただけですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
バジャのスタジオ~バジャのみた海~(TVアニメ動画)

2020年夏アニメ
★★★★☆ 3.9 (8)
28人が棚に入れました
詳細不明

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

海は広いな大きいな♪

約28分

キャッチさんからの情報で、バジャのスタジオの続編が放送されるということで観てみました。

祭日の早朝の放送だったので見逃してしまうところでしたねw

主人公は郊外の小さなアニメスタジオで飼われているハムスターぽい生き物のバジャ、夜バジャしかいないスタジオで制作しているアニメのキャラクターが動き出し、パジャが巻き込まれる不思議なお話です。

サブタイトルにもある海がキーワードです。

アニメスタジオにいるパジャが海とどう関わりあうのかと思い観ていましたが、そこはファンタジーでしたねw

前作のパジャのスタジオで出ていたキャラが今回もみなさん出てきます。

今回は監督も活躍しましたね。

観るとホッコリします。

主題歌は童謡みたいなやさしい感じの曲でした。

最後に、バジャ、ガーちゃんといつまでも仲良く暮らしてくださいね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
大家さんと僕(TVアニメ動画)

2020年冬アニメ
★★★★☆ 3.7 (8)
26人が棚に入れました
1階には大家のおばあさん、2階にはトホホな芸人の僕。挨拶は「ごきげんよう」、好きなタイプはマッカーサー元帥(渋い!)、牛丼もハンバーガーも食べたことがなく、僕を俳優と勘違いしている……。39歳の“僕"と87歳の“大家さん"が織りなす、泣いて笑える“不思議な二人暮らし"。大都会・東京の片隅で息づく、2人だけのユーモラスで心温まる日々の交流。ふと立ち止まり、そっと優しい気持ちにさせてくれる温かいショートストーリーです。

声優・キャラクター
上川周作、渡辺菜生子

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

ジブリ高畑監督ギャグ作品のような味わい

原作コミックは図書館に蔵書していたのでだいたい読んでいます。アニメ版も見たいと思っていましたが、このほどdアニで見つけて実現しました。NHKでの放送はまったく知りません。確か地上波ではなかったような気がします。

アニメーション的にはジブリ高畑ギャグ作品の「ホーホケキョとなりの山田くん」「かぐや姫の物語」のアニメートとよく似た処理をされています。主題歌も山田くんと同じ矢野顕子さんなので、本当にデジャブ感がものすごくありました。内容的にも、大家さんの戦時中や戦後の回想録にこだわるあたりが、ジブリ的でありました。その分一般のアニメファンは敬遠する内容になっていたかと思います。私などは戦時中の話をよく親から聞かされて育ちましたから、この手の話に耳を傾けることのできる最後の世代なのかもしれません。

しかし全体的にはほのぼのとした大家さんの日常譚で、主人公の矢部さんがそれに対してつっこみのリアクションを内心でするという繰り返しになっています。大家さんの浮世離れしたかわいい老女ぶりが見ものの作品で、実在の人物がモデルになっています。話の舞台は東京ですが、芸人さんが主人公なので、私の地元の大阪と言ってもそれほど違和感のない話で、大変面白かったです。残念なことにdアニでは続編のものは収録されていないですが、もし機会があれば拝見したいと思いました。そして、大家さんの声優の方が大変ぴったりだと思いました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 Extra Stage(TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (4)
25人が棚に入れました
ゲーム内コミック「シンデレラガールズ劇場」を題材にしたアニメ作品で過去にテレビ放送していた「しんげき」シリーズ(第1期~第4期)とは異なり、ソーシャルゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」とアプリゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」(デレステ)の2タイトル限定公開で、毎回オリジナルストーリーの作品を1話ずつ公開している。

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
トミカ絆合体 アースグランナー (TVアニメ動画)

2020年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (9)
24人が棚に入れました
地球の自転エネルギーから放たれるアースエナジーを狙って、宇宙から謎の敵ダークスピナーが現れた!彼らの野望を食い止めるべく立ち向かうのが、双子の兄弟――ライガとクウガ、そして地球防衛隊『アースグランナー』――果たして彼らは地球を守ることができるのか!?ゆけ!少年たちよ! ゆけ! アースグランナー!

声優・キャラクター
石上静香、桜井春名、檜山修之、日野聡、福山潤
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

そうだ、僕らがヒーロー〈最終話まで〉

2020年4月放送開始のTVアニメ。
玩具展開・アニメ制作共に『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察』のノウハウを引き継いだ、トミカ誕生50周年記念作品。

以下各話感想・メモ。
読みにくいけどご容赦ください。
(※追記:総括の中で3クール予定なら…と書いてしまったんですが4クールの可能性もあります。DVDの収録話数が明記されてないのでまだ詳細不明です)
※さらに追記。DVDの収録時間から計算すると4クールと思われます。やったー!

【19話までの総括(?)】
{netabare}アースグランナーも、もしも3クール予定なら折り返し地点となります。
最初から示されていたテーマも一貫しつつ、描き方は深くなってきていて、守るべき人や動物をこまめに登場させているのが誠実で好ましい作風ですね。
シリアスとコミカルとほのぼののバランスも、暗くならない良い塩梅。和むし楽しいです。
玩具販促の工夫も感じられて好き。

物語としてはまだ中盤なので早計かも知れないですが、追加戦士枠のジョーが口にする「ファミリー」という言葉、これが一つのキーワードになりそうだなと感じています。
15話でマンリキおじいちゃんが「車は友であり、仲間であり、家族だ」と言ってくれたのがとても好きなんですよね。
ロボットアニメとしては、レオ達ガオグランナーは地球を守る仲間であり、アースケイブの「ファミリーの一員」あるいは地球で生きる生命のひとつなのだと思っています。
アースケイブの面々は家族が多くて地球を守る組織としてはちょっと不思議な雰囲気なんだけど、その少し緩い繋がりは私の中では「ファミリー」という言葉がしっかり嵌ってくれたんですよね。

家族も他人も日本人以外も人間以外もいるアースケイブは、血縁・人種・種族の枠を超えて「ファミリー」で、いずれはカケルとサーベルもここに加わるのでしょう。
そしてアースケイブが守る対象として人と動物と地球…つまりはあらゆる生命があって、大きく考えれば全体が「ファミリー」と言っても良いのかも、と感じています。
ダークスピナー側も同じようなコミュニティを形成しているし、今後の展開によってはダークスピナーもここに加わるかもしれない。

アースグランナー、とても良い作品だと思うのでこのまま最後まで貫いてほしいと思います。{/netabare}(2020.8.9)


【第1話~第11話感想・メモ】
{netabare}第1話、第2話
ライガとクウガが自分より小さな子達と交流するシーンが1話にも2話にもあるのが好き。動物とか子供とか、守るべき存在がきちんと描かれるのはヒーローものの鉄則だと思う。
ガオグランナーに認められて相棒になる理由が「守りたい人と動物がいる」ことで、ゴウさんがフラれた理由を2話目で明かすのも適切なタイミングかなと。
敵キャラクターが愛嬌たっぷりで憎めないのも良い。敵3人組のダンスとEDダンス、リアルのスーツが用意されてるのでヒーローショーのようなイベントもできそう。ドライブヘッドもメカのスーツはあったらしいから。

第3話
ゴウの運転技術を学ぶっていうのがどう話に反映されるのかと思ったけど上手く組み込んであって関心させられた。
敵とのファーストコンタクトがちょっと軽いノリだったり敵メカ踏んじゃって終わったり、コミカルさも凄く好みで楽しい。
ドライバーとしての執念からゴウはグランナーにを諦めきれないのかー…前回ゴウに足りないものはわかってるけど。育った環境で適性を獲得したライガとクウガに対し、ゴウは今からそれを得られるのか?っていうことなのかな?ドラヘの黒江田さんは上手く距離を作って子供たちの活躍を邪魔しないようにしてたけど、ゴウは少し難しい立ち位置かもしれない。

第4話
私は元々兄弟の話が好きなので、二人の日常や性格の違いを見せてくれるの楽しい。1話のポッキー半分こも好きだった。
冒頭で隼の話があったけど、ああいう生き物の解説みたいなの続けてくれると嬉しいかも。販促が忙しそうだから無理かな?
アースグランナーは玩具販促しっかりしててとても好き。ていうか一番大切ですよね。商品数が多めならどんどん出すべきとも思う。そこに動物に興味を持ってもらうような+αがあるからさらに楽しい。知育要素も好きなんだよね!
クウガメインの回だけど、ライガにも良いところ作ってくれるので安心して見てられる。ゴミやスモッグを題材にするのも好感が持てた。クウガとイーグルの関係も掘り下げてくれて、とても安定してる。このまま巧く積み重ねていって欲しい!

第5話、第6話
動物の豆知識をシナリオに組み込んでいるのがとても良いと思う。
お母さんが毎回GJで、上手に双子の背中を押してくれる。動物への愛情、職員として楽しそうに働いている姿もすごく良い。
5話ではダークエナジーを必要としている理由が語られて、ストーリーとしては和解フラグなんだけど、正反対のものを惑星のエネルギーとして必要としているとなると結構難しい問題になるかなと。それをどう解決していくかという話になるかな?リンの兄のことも出てきて、多分彼がブラックのパイロット。ブレーキー様とチャンバーも甘やかしてるように見えて厳しい所もある良い親子だし、レオとイーグルの相棒バカぶりも微笑ましい。
クウガの全体を見通す力は4話でも描かれていて、6話の作戦立案にも繋がっている。

7話
「それぞれの長所と短所」と水の話。
前回はライオンと鷹の狩りの特徴で補い合っていたのに対して、レオの短所が完全にネックに。地球上での水の循環という知育的な要素から得意と苦手…レオの苦手なもので繋がる。それにしてもイーグルと違いレオは直す気ないのねw イーグルの短所をフォローしたクウガと問答無用で洗車機に突っ込むライガ。ふたりと二機の違いはここでも。まあね、ネコの水嫌いは直せないからね。仕方ないねw水嫌いを認めないレオが可愛いとも、デカい図体と自信満々な態度からすると憎めないなあとも。…水場に暮らすジャガーなら水は問題なかったんだろうか?w
回転するものばかりでなく液体固体気体に変わる水…「循環するもの」もアースエナジーを宿している、と持って行くのが上手い。これまでは物理的に回転するものを出していたけど、そのものが循環する水なら話は別で、小さなプールでも水があればいいわけだ。

第8話
初めて合体前にCM入った?
遊園地楽しむ6人が可愛い。やっぱり最終的には和解展開になるだろうな。観覧車で別の景色を見ていても家族で笑って帰る。協力する時はする、背中を預けられるのはとても良いことだと思う。
今回男兄弟なのに悪態ついたり言い合ったりしないなあと思っていたら高橋ナツコさんの脚本だった。ライガとクウガがちょっと大人びすぎている気も。これまでの回では喧嘩も普通にしてたのでたまにはこういうのも悪くはないかも知れないけど。レオとイーグルがあまり絡んでこなかったので、ちょっと物足りなさもある。
高橋ナツコさんは少年向けは非常に苦手だしシリーズ構成も良かったり良くなかったりでとてもムラがあるけど、女の子向けは向いているし時には詩的な表現も見れたりするので、個人的には好きでもあり嫌いでもある。今回に限っては得手不得手が両方出ていて、チャンバー達との絡みはとても良いし双子の信頼関係の描写も光ったが、ロボの存在感が薄く双子の言葉選びは男の子同士とはあまり感じられなかった。

第9話
アバンのクウガの様子と作戦中の行動をしっかり繋げて描いている。これをほぼ毎回やっているのが凄い。クウガはこう見るとお父さんの血が色濃いかも知れない。バリキ博士はオーストラリアに出張していて改めて凄い科学者だと感じさせる。お父さんは子供向けとしてコメディリリーフの役割もかなり担っているから、他の科学者の描写で持ち上げるのが鉄板な手法だなあと。
今回のスピンガーの特性もあってアースエナジーの消費が加速し不利に陥る。スピンガーがコミカルなデザインで不気味かつ可愛い。ガオグランナーシャークのお目見え・イーグルシャーク活躍回だけど、イーグルもイーグルチータもレオチータも印象付けてくれるのがロボものとして嬉しい。特にクウガを信じて任せ、スピンガーが地表に落ちるまでチャンスを狙っていたライガとレオチータ、信頼関係と群で狩りをする特性が出ていて良いなあと。チャンバー達もチームプレイしているけど、双子に一歩届かなかった感じも好き。大きな魔法陣作ると何倍も踊らないといけないのも、簡単に出来ることではないとはっきりさせていて良い。
シャークがチータを助けるシーン、シャークはやることが粗い。気性も荒いのかがとても気になるw

第10話、第11話
今更だけどEDダンスの振り付けにアースブレスを回す動作が入ってるのに気づいて嬉しくてテンション上がってるw
熊猫カケルとガオグランナーサーベル登場。サーベルと人間の間に深い溝があり、無理に呼び起こされたサーベルは人間に利用されているとしか感じられない。当時の様子からして、熊猫司令官は相当焦っていたんじゃないかと…。バリキ博士、1年足らずで開発者の中核を担ってるって相当凄い人だなあ…
ライガとクウガは今生きている動物や自分よりも小さな子供たちを守りたいという意志が固くて、戦う理由が自分たちの中にある。レオとイーグルもまた、今生きている命を守る意思がある。
でもカケルとサーベルはそうではないのだなあと…。特にサーベルに対して仲間がいない地球を守れというのは少々酷な話かもしれない。地球を傷付ける敵からのエネルギー供給を受けるほど、気持ちの上では人間との溝が深い。
今後和解に至ると思うけれど、共に戦う新しい理由を描いてくれることを期待しているし、この作品のスタッフはそれを蔑ろにはしないんじゃないかな。でもサーベルがカケルのために一緒に戦おうって言ってくれたらそれも嬉しい展開になると思う。
もしかしたらダークスピナーとアースグランナーの間を取り持つ役割も出来るかもしれない。…し、違うかも知れないw
バトルもとても良かった。同じ体格の相手と戦うことは設定的に滅多にないから、いつもとはまた違っていて、特にブーメラン状のクロウの活躍が好き。エネルギーの消費を上手く利用してお互いに大きなダメージなく戦闘を中断したのも、禍根を残さない良い展開だと思う。
次回、ずっと待ってた整備班のおじいさんが登場するっぽい!楽しみ。
カケルが優しく意志の強い子で、食事シーンとか大好きなので最初から応援したいキャラになった。家族の話、相棒との話も好きだし、ライガ達も回転寿司のシーンでまた一皿を二人で分けて食べたり見てて楽しいw
反面、カケルはひとりぼっちでこそないけど同じ食事をサーベルと共にできるわけではなく、それを中学生位の男の子が一年というのは少し寂しいかも知れない。
{/netabare}
(2020.6.14)

【第12話~第16話】{netabare}
第12話
整備班のおじいさんは双子のおじいちゃんだった。ガオグランナーではなく車の整備士っていうのが、車を推したい作風に合ってて最初は驚いたけど納得もした。戦いに関係する父親と戦いに関係ない祖父が、メカニックという仕事を接点としてアースグランナーを親しみやすいものに感じさせる。暮らしを感じさせる内容はすごく好き。
地元のお祭りとその良さに魅せられた外国人を一緒に描くのが素敵な作品だと思う。
トルクロック、スクリューウェーブお披露目のためかな、サーベルを止めるのとダークスピナーを止めるのとで双子が別々に動くのが上手い。

第13話
駆動博士はカケルの事知らなかったのにカケルは駆動博士のこと知っているのか…。
生身の殺陣と格闘戦がとてもいい。何をやっているのかもわかりやすい、トレスみたいな変な印象もない、丹念なのに勢いもあって今風。トルクロックとスクリューウェーブって本人たちも使えるんだ。
感情が強く出ることの多いライガはカケルとの絡みが多く、冷静な面が強いクウガはスピンガーに当たることが多いか?序盤で役割分担の大切さを丹念にやってきたのが説得力に繋がっている。イーグルが結界の中に入らなくてエネルギーが残っているから、最後に牽引して帰ろうって流れになっていてクスリとしてしまった。クウガの冷静な判断がまた良いものだった。リンと指令へのフォローも、双子それぞれの気遣いに個性が光って良かった。

第14話
探検回。収集家というリンの意外な顔が(笑)。
検太は多分普段の双子とあまり変わらない年齢だと思うけど、双子がグランナー(青年)になっているのでOP歌詞の通り、本当に「君の番」だったりする。そういえば以前アースグランナーって新聞か何かに出ていたっけ。意外と知名度が上がっているのかもしれないなあ。きちんと検太に見せ場を作ってくれて嬉しい。
今回はスピンガー出てこなかったけど、イーグルが不利な地形(天井の低い鍾乳洞)で苦戦していて、2対1の不公平感が薄れていた。カケルとサーベルが強いのは確かだけど、双子が弱い印象にならないよう毎回かなり気を使ってる感じ。カケルはもっと早く味方になるかと思っていたけど、結構長くチャンバー達と行動を共にしてる。今後がどうなるか楽しみ。

〈ネット上での拾い物〉
地名調べてくれた方がいた。自分のためにメモしておきます。ありがとうございます。
・アースグランナーの登場地名・
グッチヤマシティ=山口県
シュウヨシダイ=秋吉台
ムレウマシティ=群馬県
ソウツ=草津
浜名レイク=浜名湖
ジョーノ動物園=上野動物園
ズイズイタウン=伊豆
(2020.7.11)

第15話
おじいちゃん来た!孫たち可愛がってるの和む。リンちゃんがグッズ集めてるのも好き。おじいちゃんも不法侵入(?)したりしてとてもやんちゃ。この祖父にしてこの双子あり。あっさり正体ばれするのも笑ってしまうけど、車に対する拘りから来た不和を1話でスパッと解決するの良い。車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間、グランナー達は仲間だと明言してくれてとても良かった。
一方カケルは人とサーベルの間で板挟みで気の毒だなと思う…。サーベルさんもう少しカケルの気持ちも考えてあげて…「(人間は)自分達だけのために他の生命を平気で利用する。そんな身勝手な存在に守る価値などあるものか」

第16話
アメリカ支部から新しいグランナー、ジョー・パケーロ来日。リンとカケルが兄妹だと知っていきなり「戦えない」って言うジョー、良くも悪くも極端で笑ってしまった。大牧場の子で動物好きでグランナーの資格があり、一緒に戦う全ての人をファミリーと言える、フレンドリーで良い子だった。そしてまた食事風景(笑)。
バッファゲータ登場回として、これまでいなかったパワー型で突進力のある機体、ノリが良かったりサーベルに「ホームに戻ってこい」と言ったり性格も味がある。パワー勝負タイマンで良い形で見せ場を作ったと思う。来週はダークスピナーをおびき出す作戦。楽しい回になりそう。
チャンバー達が家に戻ったけど宇宙船磨かなくて済んだのかな(笑)?今回「ファミリー」という単語が出たのでそれも繋がってるかな。この作品、家族や血縁や仲間まで含めた「ファミリー」という関係性が一つの柱か。この単語はぴったり嵌ってる。
動物園でパンダ弁当買いに行こう!ってやりとり気になる。
デッカイドウのジュッカツ=北海道の十勝かあ。そういえばロールサイロのある牧場だった。
そういえばコロナで休止もしなかったし、新しいEDはすごく動くし、このアニメどんなスケジュール管理してるんだろう?(笑)
(2020.7.23){/netabare}

【第17話~第19話】
{netabare}第17話
楽しい回だったけどサーベルVSバッファローもあって盛沢山だった。
原っぱに円形作ってるとき皆楽しそうだったし、村興しに使われてるのも良い。和む。ダークスピナー達もやたら可愛い。熊猫指令とバリキ博士がサーベルのタイプチェンジトミカ作ってるの良いシーンだなあ、早くカケル戻ってこないかなって思ってたらラストあんな面白い展開ですか(笑)
サーベルと一般人が出会ったときちょっとヒヤリとしちゃったけど、何事もなくて一安心。避難誘導のシーンはとても好き。
ジョーは作戦立案でおバカと言われ、サーベルをアリゲータの罠に嵌めた所で頭がまわるなあと思わせ、最後のクロウでオチをつけるのが上手い。クロウ、やんちゃでフリーダム。早く味方にならないかなあ…
アースケイブの仮基地がオレンジピット…展開が読めない(笑)。ニューガタビレッジ=新潟かあ。さすが米処(違う)。
ゴウさんの車とか男の子にあげたトミカとか、車がよく映る回だったね。ゴウさん本当に有名人。人徳高いな。次回また楽しそうなお話だー。(2020.7.26)

第18話
ハートフルで楽しい回。守るべき人達や動物との関係をきちんと描いてくれるのが好き。
ダークスピナーはカケルとサーベル抜きで戦おうとする。調子が悪そうなサーベルのもとにクロウがタイプチェンジトミカを持って帰ってくる。
ヤマンガタウン(=山形かな)のアースエナジーステーションでエネルギーをチャージするけど、あまりに時間がかかりすぎてダークスピナー・スピンガーと戦闘したのはバッファローのみ。チャージの順番待ちはバッファローのキャラ立てしつつ楽しいシーン。イーグルの「出ましたねー…バッファロージョーク…」に笑った。
エネルギー補給不足で各形態を順次出してくのが上手い販促だなあ。車をしっかり見せたいとホビー誌で言っていたのでよくやってるなあと感心する。
ジョーのキャラ立て回ではあるんだけど、「ファミリー」という言葉が作品全体の方向性を一貫してくれてる。

第19話
前回までとの雰囲気に緩急がついてて上手いなあ。シリアスとコミカルとほのぼののバランスが秀逸。
お父さん、トミカ取られたの忘れちゃだめだよ…とは思うけど、前回エネルギーチャージしないと動けなかったから忘れてなくても結局取返しには行けなかったよね。
全体的に深刻にしない良い塩梅。カケルがドリフトサンダートミカ試してるとき、チャンバー達が絡んでくるのが可愛い。リンが思い出す幼少のカケル見てると、早く戻ってきてほのぼのしてる所が見たい。説明書見ないことに「俺と同じだ!」っていうライガ、君はきっとそうだよね(笑)
全員に戦闘で見せ場を作るのも丁寧で好き。新アイテムを鉄塔の電力でさらにパワーアップさせ、3対1を覆して、かつ3人がただ弱く見えないようにしている。3人が捜索のために別行動していた所を各個撃破されたのも、弱く見せないための工夫かなと。コアグランナー対決、ガオグランナー対決、アースグランナー対決でもある。
ダークエナジーがサーベルに負担をかけていたのもここまでに何度か描写されていたからこの痛み分けは上手い。サーベルとカケルの精神的な繋がりも一時的に切れて、本来絆を重視するグランナーとガオグランナーにとっても歪な状態だった。サーベルにとってはカケルは唯一の仲間だと思うし、その呼びかけを意図していなかったとはいえ無視したことはショックが大きいだろうなあ。自分の声が届いたのはカケルだけだったと言っていたし。思えば15話でサーベルはカケルを傷付けそうなことを言ってたから、その頃から精神に影響が出てたのかもしれない。
サーベルの不調はながらく整備を受けていないことも影響しているかもしれないし、ずっと思っているけど早くカケルとサーベルに戻ってきてほしい。今回は誰の心情を思っても心が痛かった。
カケル達が戻ってきたらダークスピナーにも増援があるだろうから、そこも注目してる。サーベルがいないとチャンバー達には全く勝ち目が無くなるわけだから。
次回、GTRトミカ。コラボ回ですね。どういう展開にするかな?{/netabare}
(2020.8.9)

【YOUTUBEにて夏休み無料配信中】
8月1日から8月31日まで。
今なら1話から追いつけるので、興味がある方は是非。

【第20話~第22話】
{netabare}20話でおじいちゃんの活躍が凄い。仲間、友達、家族の先へ、人と車が一つになること。GT-RのCMを元ネタにしたフレーズもあってノリも良い。カケルとサーベルは二人だけで戦っているのに対して、ライガ達は皆で戦ってるのが上手く対比になっているなと。おじいちゃんは孫を心配しながらもガオグランナー達を認めて、子供のやりたいことを後押ししてくれているのが好き。21話で熊猫指令がカケルに危ないからもうやめなさいと言っていたのが対照的。親として当然の心理だしあの状況で止めないのはおかしいとも思うけど、それがカケルを追い詰めているのも事実。
21話冒頭でオレンジピットからアースケイブへ戻る一行。バリキ博士はダークエナジーの影響でサーベルがコントロールできなくなっていると分析。熊猫指令はカケル達と決着を付けると。
指令は自分の責任を重く感じているからこそカケルを無理にでも連れ戻そうと、リンが心配していることを持ち出してカケルに一種のプレッシャーをかけもする。妹のことを言うのはちょっと卑怯では…?で、サーベルを追い詰めるということはカケルを追い詰めるのと同じで、カケルもまた破滅するまでとか言ってしまうし。指令といいカケルといい、熊猫家の男は真面目過ぎるというか思い詰めすぎるなあ(苦笑)。
指令がレオ・イーグルは双子と一緒に居ても良しとしているのをカケルがわかっているなら、父親の言う事をダブルスタンダードと感じても仕方ないと思う。仕事する大人がケースバイケースで判断するのは間違ってないんだけど、肉親の子供ならば納得はできないだろうな、と。
21話の時点でサーベルは自分でダークエナジーを補給し始めているし、22話では自分の命を削ってダークエナジーに変換する。22話、サーベルからダークエナジーを取り除くけどレオ達3機が動けなくなる。本来ダークエナジーはアースエナジーと真逆のもの。エネルギーの問題は最後まで付き纏いそうだね。
サーベルに置いて行かれてもカケルはついて行ってしまう。
サーベルと父親は、共にカケルのためにサーベルを降りろ、帰って来い(帰れ)と同じことを言ってるんだけど、最終的にカケルは自分の意志で選んだ。これは大事なことだと思う。戻ってくるには父親が考えを改めないといけないだろうし、サーベルとの関係性の修復もしないと。熊猫指令の言う事は親としてはもっともだけど、カケルはそろそろ自立する年齢あるいは反抗期だということは考えなければならない。
カケル交えてのほのぼのがもうずっと見たいんだけど、なかなか帰ってこないのでカケルが心配なんだよね…。いや、子供向けでは大事な命題で普遍的な内容なので耐えよう(苦笑)。
それから、ラストのチャンバー達の台詞に改めてこの子ら異星人だわって思った。異文化との感覚や文化の溝がサラッと入って来てちょっとうわっ…て思わされるの好き。遊園地回とのギャップも上手いし、高橋ナツコさん「ウラハラ」でもそういう感覚あったなあと。
22話で気になったのは台詞とかが上手く噛み合ってない感じ。特にファミリーを大切にするジョーに「もうスイッチを押すしかない」というのは言わせてはいけなかった気がする。トータルでは悪くないんだけど重要な回なのに決着がつくまで若干間延びした印象もあった。もう少し緻密な作戦行動が描かれても良かった気もする。
次回から新展開になるようだし、ゴウさんも新しい行動を見せてくれるかも?クウガが理知的なアプローチをしようとしてる?これまで情に訴えてカケルを連れ戻そうとしてきたから何か状況が変わるかもしれない。家族の情で軋轢が生まれてその解決までやるなら、この作品しっかり考えて作ってるということだね。(2020.8.30) {/netabare}

【第23話~第26話】
{netabare}第23話~24話
この前後編で新展開になる。前回までより少し展開をゆっくりめにして作品の主要な要素と玩具販促と新キャラ紹介とカケル達の顛末をきちんと入れてて、丁寧な作りだと思う。
世界各地のスピニウム反応を頼りに、エネルギーを求めるだろうサーベルを捜索する。イギリスで感知した反応を調査しに向かうクウガ。アースグランナー所属の宇宙考古学者・国道シゲルとしっかり者の助手アウトバーン登場。ライガは国内担当、ジョーはアメリカ担当。
ゴウさんは「俺のもうひとつのレースが始まる」とカナダ支部に。恐竜の化石とグランナーらしき大型の車両。絶滅したサーベルタイガーが出てきた時から感じてたけど、昔の動物や古代の謎(検太くんのエピから宇宙人とかのオカルト含め)も絡んでくるかなって思ってはいた。
「超古代文明守護スピニュウガー」登場。今後は宇宙が関係する遺跡でチャンバー達は力を得て戦うのかな?ジャイロン、国道、アウトバーンは地下遺跡に落ちてしまう。
一人で苦戦するクウガ、おじいちゃんからもらったお守り・タイプチェンジトミカスープラで反撃する。チャンバーがダークエナジーを送ることでスピニュウガーはパワーアップする。イーグルシャークになるがクウガが焦ってしまい苦戦。クウガをたしなめるイーグル。以前は逆パターンがあった。
カケルはタイプチェンジトミカ・グリップブリザードを見つける。

カケルとサーベルの再会を早めに見せてくれてまずは一安心かな。家族の元から去ることを自分で選んだカケル、これからどんどん強くなって行くだろうなと思わせてくれる。もしかしてアースエナジー発生してない?いや、ダークエナジーが完全に抜け切ったという表現かな…?
久しぶりに双子のケンカが見れて和む。寂しがるクウガを気遣うイーグルも。心配でお守りを渡すおじいちゃんも。ライガが嘘をつくとお母さんに気づかれるから…っていうのも良いなあ。少々間の抜けた国道としっかり者のアウトバーンも助け合って仕事してる。新キャラ出ればいつも食事シーンが入るね(笑)。
皆離れていても一人じゃないっていうのがよく描けてる。未就学児向けの作品はテーマや骨子を定期的に繰り返して描くのは大切だと思う。
エネルギーと生き物という二つの要素から地球の歴史(というとちょっと違うか?)を掘り下げていくんだろうか?面白いアプローチ。アースエナジーとダークエナジーの関係は古代にあるってことかな。(2020.9.13)

第25話
アメリカのヨソミテ(=国立公園ヨセミテ?)でクラッチは超古代遺跡を発見して起動する。一歩遅れて国道とアウトバーンもたどり着くが、スピニューガー・ジャモクが起動する。エナジー不足のサーベルとカケルはヨソミテの森の中で休息を取っており、ジャモクに感知される。クラッチはカケルに一緒にアースグランナーを倒そうと誘うが、サーベルのためにアースに戻ると決断したカケルはそれを断りバトルに。
一方アメリカ大陸に戻りカケルを探すジョーは、アメリカ支部から居場所を知らされてカケルの元に向かう。ミニジャモクも出てきて苦戦するカケルとサーベルは間一髪ジョーとバッファローに助けられる。
ジャモクは地熱を利用してパワーアップ。国道はジョーとカケルにジャモクの制御クリスタルの事を教え、カケルはグリップブリザードトミカを使用する。ジョーはエナジーをバッファローからサーベルに補給し、地熱の攻撃を全て凍り付かせて勝利する。サーベルはカケルと共にアースに戻ることを承諾する。
クラッチは芸術家肌?クラッチがカケルを相棒と言った時サーベルがめっちゃ反応してるの面白かった。
「昨日の敵は今日のファミリー!」ホント極端だなジョー、好きだよそのノリ(笑)。ジョーはバッファローに気を使って牛肉食べて無さそうだなと。ジョーって見てるとかなり気の良い男の子なんだよね。
多分カケルがあっさりアースに帰ることを決めたと思ってる人もいると思うけど、私は前に書いた通り、カケル自身がどうするかを決めることが一番大事だと思う。絆は双方向から結ぶもので、サーベルがカケルについて行くと決めたということはカケルはサーベルの命を預かったということ。前回カケルが「俺の未来はサーベルと共にある」と食い下がったことで、サーベル自身がカケルの命を預かっていたことを自覚した所もあったと思う。カケルが皆に求められてもアースに帰らなかったのは、カケルにとって最優先事項はサーベルだったから。
そこにほぼ初対面…というかむしろカケルからは敵対関係を取ってきたジョーが、あっさりと二人を受け入れた。反発してきた父親や前回拒絶してしまったリンに言われるよりも、カケルからしたら受け入れやすかったのではないかと思う。
戦場でエネルギーを満タンまでサーベルに融通するなんて、絶対的な信頼の証じゃないかと。ほぼ空っぽのサーベルを満タンまでチャージするってことは、敵を倒せなければバッファローは無防備になってしまう。エネルギー問題がここまで大きく描かれてきたのが説得力を生んでいる。
最後のオチ可愛かった。バッファローは自分の眷属が食用になるのが苦手なんだね。まあ仲間が目の前で喰われるわけだからトラウマだよね…。レオの苦手の話を思い出すなあ…また治したくても治せないやつだ(笑)

第26話
カケルとサーベルが戻って喜ぶアースケイブの面々。熊猫指令からは「すまなかった」と。グランナー達はそれぞれ世界各地に留まり警戒を続けることに。国道教授によるとスピニュウガーは遠い昔に地球に来た異星人が残したもので、今の地球の科学力では及ばない。国道は何か役に立つ研究を完成させたらしい。
デジマシティのセンカンジマ。オイラーはダークスピナーのエンジニア。センカンジマ・浮遊要塞テッペンダーを起動させるオイラー。テツ君が家族で観光に来ていて巻き込まれてしまう。テッペンダーの起動により以前ダークスピナーがサークルを作った場所でダークエナジーが再度発生。浮遊戦艦は移動してイーストシティに向かってくる。駆け付けたグランナーRとレオチータ。テツと家族を助けるために敵の攻撃を受けて動けなくなってしまう。そこに割って入るグランナーGとガオグランナーティラノ。アースグランナーティラノトプスに絆合体する。
カケルとサーベルは無事戻ってこられたけど、サーベルが他の人間と意思疎通できるようになっているか、サーベルと熊猫指令の関係が修復されるかが個人的には気になる。指令は当時はガオグランナーに意志があると解っていなかったっぽくて、今はそうではないはずだからサーベルにきちんと向き合えればある程度解決するかなと。短いシーンでも良いので指令とサーベルの和解を描いてほしいと思う。やってくれるかどうか不安と期待が半々。
前回クラッチが芸術家みたいなことを言ったり、オイラーがエンジニアだったり、これまでは3人一組で描かれてきたから今後少しだけでもそういうのが描かれれば良いなと。
使い慣れていないアクセルガンとかセンカンジマの錨みたいな攻撃を利用したりとか、押されっぱなしだったけどレオチータの戦闘良かった。グランナーG、正体バレバレで子供向けとしては正しすぎて微笑ましい…担当声優さんくらい隠そうよ(笑)。
(2020.9.27){/netabare}

【第27話~第29話】
{netabare}
第27話
OPがマイナーチェンジしてる!5人のグランナーの並びが完全に戦隊(笑)。
2話から今までのゴウさんの心境の変化が、ティラノとの絆を結んだ理由にしっかり反映されていてとても良かったと思う。ティラノは眠らずに地中に埋もれていたという事なのかな?サーベルと違う誇りを持つ生き物なんだなと。彼らの忍耐強さは頼もしい。
ドレッドノートの豆知識が出てきたの良いなあ。久しぶりの知育要素良い。
ゴウさんの反射神経の良さとか、しっぽビーム砲を逆手にとっての撃破とか。ゴウさんのレーサーとして培ってきた能力と、悔しくても戦いを見守りってきたことが反映されているのが上手い。
アース内部の関係性が安定してきたことで熊猫指令の人柄の良さも表に出てきてとても良い。普段が子供目線で感想書いてるので誤解されてそうだけど、私だって指令が好きだし親の立場からはそうせざるを得ないとわかっているんだよ?
成人男性がやたらとヒーローに憧れていて微笑ましい。ツッコむリンがまた可愛い。
ドライブヘッドの大人たちがレスキューや警察官といった実際の職業に近い人たちだったから有能で厳しい職業人だったのに対して、アースグランナーの大人たちは有能ながら少し抜けていて子供に引っ張られる面もあって、どっちも作品テーマの狙いを徹底した描き方で好ましい。どちらの作品も大人と子供の立場を入れ替えることはできないからこそ、どんな表現にするかしっかり考えを固めてきてるんだと思う。
※27話から、副監督に須藤典彦さんがクレジットされました。いつからどんな風に関わっていたんだろう?ゾイドワイルドも好きだったし同じ動物要素があるアニメに来てくれて嬉しいなあ。
(2020.10.4)

第28話
クイズ大会とかなんなのこの楽しい回…(笑)。特にライガが楽しんでいるのが子供らしくて微笑ましい。観客の声援が入ってるのがまた楽しい。ジャイロンが可愛くて沢山映ってくれて嬉しい。外野のガオグランナー達の応援が微笑ましくて好き。レオがぶちかませ!しか言ってない(笑)早押しで失敗したり正解したりのライガが見てて和む。ガオグランナー達がやっぱり相棒バカなんだなあとか(笑)脚本がシリーズ構成の山田さんだった。息抜き回でもあるし販促回でもあるし、微笑ましい内容がとても良かった。
…とか思っていたら次回予告が衝撃だった!(笑)女の子は戦闘に参加しないで行くのだろうなと思っていたらそうでもなかったか?
(2020.10.11)

第29話
孤高のメカ、コアグランナーNSXとは…?
アメリカ支部でなかなか打ち解けられないカケルと無口なサーベル。リンが送った荷物には和服と玩具の刀が入っていて、それを切っ掛けに打ち解けるカケル、バッファローとジョーの出会いを聞いて少し態度が軟化するサーベル。モースター島でスピニュウガーのモーアイ像に苦戦するバッファロー、修理中のサーベルが助けに入り、新しいトミカを使う。おにいちゃんがんばれ♥スピリッツ(OGスピリッツ)は笑った。
熊猫家は変わり者が多いのか…駆動家も大したものだけど熊猫家の方が普通じゃないかも知れない…アバンでナレーションがテンション高いって思ってたけどこういう内容だからか(笑)
ジョーの面倒見の良さとか気の良さとかホント貴重な資質だなあ。ノーデリカシーだけど(笑)歓迎パーティーを何故格納庫で…いやまあ考えてみればサーベルとバッファローがいるんだから当然か…
バッファローがいつも賑やかで楽しそうなの、ジョーのお陰だった。イライラしてたことがあるなんて想像してなかった。皆充実してるんだなって微笑ましい。
NSXトミカはリンが頼み込んで作ってもらった上に自分が性能を引き出すっていう…。マンリキおじいちゃんのポカーンしてるの凄い好き。リンの美声やめて(笑)。サーベルも故障をおして来てくれるし、皆の矢印がカケルに向いてる回だった。1ヵ月位前までカケルの心配しまくってたのがなんだか遠い過去のことのようだ(笑)
(2020.10.18) {/netabare}

【YOUTUBEにて一挙配信中】
10月18日~11月2日10:00まで、第1話~第29話を無料配信しています。
興味のある方、見逃した回がある方は是非!

【第30話】
{netabare}ナンデスカという場所に地上絵が出現して、グランナーGと国道教授アウトバーンが向かう。拾った飛行機で飛んでくるのが無茶すぎる上にゴウさんはそれが格好いいと思うんですね(笑)
ゴウさんの変身シーン初披露。嬉しそうで何よりです(笑)
一方クラッチはハチドリの地上絵からスピニュウガー・ハチドリドンを起動する。一緒に目覚めた赤と青のプテラノドンは超古代文明遺跡の守護者だったが、契約が切れているらしい…。どういうこと(笑)?国道教授はプテラ兄弟を仲間に誘おうとする。「彼らには心があるに違いない!太古の恐竜の思念が!」と…これはとても良い展開だし話も早いな!アウトバーンで餌付け、グランナーGの母親の真似、仲間になる契約書にサインさせる…手段がカオスだけど(笑)
プテラ兄弟はダークエナジーをチャージされて攻撃してくるが、ティラノのツッコミ「なんでやねん!」で正気に戻る。ティラノがお願いしたらすぐ仲間に…ってまあサーベルで長いこと気をもませた要素だから引っ張らないのは解るんだけど、これが許せるのはさすがアースグランナー(笑)
ティラノトプスが力で押されているので今回のスピニュウガーはなかなか強力なんだろうけど、プテラ兄弟がノリノリすぎる上にフルカスタムの見せ場で喰われてちょっと悲しい(笑)
最初にグランナーGの正体の話とグランナーGが変身を解くシーンがあるの、小さい子達に改めてわかるようにするためかな…?基本的には緩いんだけどこういう丁寧な所は外さないの好きだなあ。(※ツイッターで感想を漁ってて、成人男性3人の妄想大会のシーンで「うちの子はGの正体が誰?ってわからなくなっちゃったみたい」っていう可愛い話を見たことあるので、アニメスタッフも一発で覚えてもらえるわけではないと考えていたのかも?)
7千万年寝ていたというプテラ兄弟、何故関西弁で漫才?可愛いけど(笑)ティラノと違って普通にしゃべってるのは7千万年前まで起きてたからなんだろうか?
プテラ兄弟いつからいるんだろう?超古代文明とも協力関係を作れるというのは今後の展開に影響するかな?また展開が読めなくなってきて楽しい(笑)(2020.10.25){/netabare}

【第31話】
{netabare}いきなりピザ(笑)
イタリアでピッツァ巡りしてるクウガ、国道、アウトバーン。博士とアウトバーン仕事のためなのかどこにでも行くなあ。有名なピッツァを食べたりキッチンカーで料理したり。アウトバーンが珍しく突っ込まれる側に(笑)。宇宙超古代文明に向かう3人、巨大な鉄球がいくつも転がっている。
ボロボロの宇宙超古代文明のガーディアンを修理して蘇らせるオイラー。最近遺跡のメカが可愛いなあ。ゴロゴロンガーは起動しコアグランナーで応戦するが、高速で鉄球が飛ぶので攻撃が当たらない。グランナーG達が助太刀に。グランナーGの言い訳が苦しい(笑)。ティラノトプスが盾になりながらイーグルが攻撃するが撃破できない。ティラノトプスは硬くてパワータイプかな?以前紙一重でかわしてたのはゴウさんの反射神経って言ってたもんなあ。
ティラノトプスと合体できるんだからイーグルとも出来るだろうと予測してブルーカスタムトミカを作っていたバリキ博士。凄い発想というかちょっと飛躍してないかな?(笑)合体する二人が近くに居なくても出来るとか凄すぎるのでは。
初対面の人とくっつけるか!!と揉める二人。ずっと絆合体って言い続けてきたのにいきなり強制合体ってえらく大雑把な(笑)いぐやん青どん兄さんって呼び方に笑った。来週はれおやん赤どん兄貴って呼び合うようになるの?
CM明けに「意外な組み合わせが合うんだよ!」ってそういうこと…?ピザ作りでは楽しむことが大事、食べて(やって)みないとわからないっていうのもそういう…?「良いコンビは最初から息が合うもの」って…
(2020.11.1){/netabare}

【第32話~第35話】
{netabare}
第32話
レオがガオグランナーとなってから初めて夢を見る。白いライオンのようなロボットの姿「王を名乗るなら証を見せろ」。中国浙江省に宇宙超古代文明が見つかり、ライガは張り切って海外遠征へ。準備する様子が可愛くて和む。中国についてからもライガははしゃいでいてレオはちょっと元気がない。中国の獅子舞の豆知識が出たりとか。国道博士とアウトバーンを共に遺跡のある湖へ。教授は遺跡の調査に潜り獅子のレリーフを大量に発見する。レオは潜れないので待機。チャンバーが遺跡を起動したためにライオンの彫像が動き出し襲ってくる。遺跡のガーディアンは「われらが王が蘇る」と。蘇ったのはレオの夢に出た白いライオン。レオチータを軽々と圧倒し、レオはライガに発破かけられる。「力が及ばなくとも、共に戦う仲間が、彼らを守りたいと思う心が自分を強くする」
レッドカスタムトミカでカスタムチェンジ。赤ドンの話はもう聞いてない(笑)。レオも飛べるようになったけど、レオと赤ドンはケンカしているのでしばらくは大変かも?次回予告がレオとライガなのがすごく賑やかで好きだ(笑)
前回と今回は対比が光る。ギャグとシリアスなのもそうだけど一気に仲良くなるイーグルと青ドンに対して気は置けないが口喧嘩を始めるレオと赤ドン。「真面目なのも大事だけど楽しむのも大事」と言っていた前回と「王たる証を見せる、仲間との絆を確認する」今回。それぞれ離れていたから明示出来ることかも。
今回の遺跡の元ネタ、中国浙江省で1959年にダム湖底に沈んだ都市が「獅城」と呼ばれていて、今はダイビングスポットらしい。

第33話
白い獅子王のことで宇宙超超古代文明の存在がはっきりする。教授がずっと追いかけていた仮説で、超古代文明よりも優れた技術を持っていたと思われる。国道は学会では爪弾きにされた過去があるが、国道は気にしていない様子でアウトバーンの方が怒っているが、下心もある。
カケルとジョーは国道たちと炎の遺跡・地獄の窯へ。何故かガスコンロなんじゃないかと仮説を立てている(笑)。クラッチとオイラーは遺跡で合流。
国道はカケルにダークスピナーについて聞き、ダークスピナーの事情…母星の危機を推察し、カケルの絵からダークスピナーと遺跡のコンタクト方法である胸のジュエルに気づく。
スピニュウガー窯の守り人が今回は強力で、炎の力でグリップブリザードも効かず。ロデオモード初めて。国道はガスコンロのつまみがあるのを発見して勝利する。
国道によると宇宙超古代文明が突然滅び、その後も宇宙超超古代文明は存在していたと考えられる。唯一見つかっている超超古代文明の半分に割れた石板に白いライオンが。…右半分はもちろんあの鳥ですよね(笑)?
カケルにダークスピナーのことを尋ねないのが周りの気遣いが理由だったのも良かったと思う。ダークスピナーとカケルの関係については、繋ぎの役目になるのかこのまま触れずに行くかどっちだろう?とは思っていたので良かった。玩具販促が落ち着くまで、みたいな理由もあったのかな?
子供向けアニメとして、ダークスピナーを侵略者に間違いないと言うアウトバーンに国道が「思い込みは物事の本質を掴むのに最も良くないこと」と言ってくれたのが良いなあ。重要な回だけど緩いのがらしくて楽しい。
バッファゲータ、今日は出られず。アリゲータは乾燥に弱くて戦線離脱。動物の生態に絡んだネタ、前回に引き続き出てきて楽しい。
32話で教授がライオンが宇宙超古代文明において重要なものだと考えていたのは、今回出た石板のせいだった。次回ライガとクウガが揃う。グランナーGのお話かな?(2020.11.15)

第34話
日本に戻ったクウガ、ライガは大規模の宇宙超超古代文明の海底遺跡を守るために出動する。イクゾウさんは少しでも家族の時間を過ごせるようにと気を使ってくれた。家族団らんを楽しむ駆動家、久々に話し込むレオとイーグル。一方のダークスピナー達も海底遺跡を狙う。
巨大な海の怪物が棲むという海域・ポイントMへ。グランナーGも合流し、移籍へ生身で潜ることに。ガーディアンを倒して奥へ進み、制御クリスタルへ辿り着くがチャンバー達に起動されてしまう。グランナーGは多数のガーディアンを引き付けて双子にスピニュウガーを任せて先に行かせる。イーグルシャークはスピニュウガーに吸い込まれ、レオチータと同時に同じ場所を攻撃することでスピニュウガーを倒す。グランナーGはエナジー切れで正体がバレる。
今回はシリアス寄りの爽やかな回だった。3人全員の見せ場がきっちりあるのがすごく良い。久々の双子の合流で息の合った戦闘、同じく息の合った駆動夫妻、双子の絆を信じるバリキ博士。それを見守る周囲の人たち、グランナーR,K,G三人とも格を落とさない展開は非常に上手い。無理に華やかにせず、本作らしいドラマ性を含んだ正体バレ回。これまでのゴウさんの歩み、双子との関係が積み重ねられてきたからこそ胸に沁みる展開だったと思う。
なんだろうな…派手さはないし感動系を無理に狙わないっていうのは、視聴者が作品をきちんと見てる(作風への理解もある)ことをスタッフが信じてくれている感じがしてなんだか嬉しくなるし、それが伝わるように制作してきた自信があるんだなって思える。やっぱりいいアニメだ。

第35話
ゴウさんのことグランナー誰も気づいてなかったのかあ…凄いなそれ(笑)。
宇宙で巨大なダークエナジーが発生。巨大宇宙船が観測される。通信状況が悪くなって宇宙船を追えなくなってしまう。国道教授はスーパー国道モードで天体観測から降下ポイントを割り出す。通信手段の回復等のために翌日アメリカのガランドキャニオンへ向かうことに。
駆動家特性スタミナスープの話良いなあ。双子は熱出すのもお揃いかあ(笑)。まどかさん「二人ともお父さんの仕事のお手伝いしてるんでしょう?バリ元気で帰って来てね」っていうのが…うん、大好きだこのアニメ。
ブレーキーはダークスピナーにとって最後の手段を実行する決意をする。ガランドキャニオンの遺跡に母船を接続してアースエナジーを吸い上げる、失敗すれば母星ダークには帰れなくなる。ママとのことを思い出しパパを母星に連れ帰る決意を新たにするチャンバー達。
ガランドキャニオンへそれぞれのルートで向かうことになるが、アーストンネルが別の宇宙超古代文明の遺跡にふさがれている。遺跡の中には住居らしいものと、それを守るガーディアンが。クウガは住居を破壊することを嫌がり、ガーディアンはそれを察知して戦闘は回避される。
帰る場所がある駆動家と失ったダークスピナーの対比が。
アメリカ大陸横断レースにはマラソンや自転車やクラシックカー、レースでなく個人的な挑戦としての車椅子での横断などもあるようで、創作ものなら馬での横断レースなども。車を見せたい、重視したいこの作品では確かにうってつけの題材かも知れない。この作品こういったアイディアも素晴らしいと思うし、日本、世界、宇宙と順当にスケールアップしつつ、そこに生きる人の暮らしも描いているのが凄く良いなあと。ミクロとマクロがちゃんと繋がってテーマ性に直結する、それを積み重ねてきた。(2020.11.29){/netabare}

【第36話、第37話】
{netabare}第36話
各ルートからガランドキャニオンへ向かうグランナー達と母船オー。母船は2回のトラブルで修理したり。ゴウはファンに囲まれたりクラッチのスピンガーで足止めされたり。ジョーとカケルは食事休憩中にサーベルとバッファローがレッカーされたり。ライガとクウガは高速道路で道を間違えて遅れたり食事したレストランで強盗を捕まえたり。最終的にはグランナー達はギリギリ間に合わず、母船オーはガランドキャニオンへドッキングしてしまう。
カケルは休憩でカレーを食べた時にチャンバー達の事を思い出していて、投げっぱなしにしないの良い。カジノ街の観覧車で久々のスピンガーが出て来たのが懐かしいし敵の対応としても順当。ティラノトプスフルカスタムの活躍もあり、GTR、スープラ、NSXのスピードレースも見れて良かった。他社とのコラボ玩具を入れられる限り入れようとするの素晴らしいと思う。ジョーは今回特に見せ場無しだけど今後何かあるでしょう。楽しみにしてる。
ロードムービー&ロードレースの詰め詰め感がテンポ良くて楽しい。ニューヨークからどの位かかったんだろう?一番頑張ったのは双子だろうな(笑)後先考えずに道間違えた結果、強盗を捕まえて人助けしてるのが等身大のヒーローだなって和む。
結構切迫した状況なのに楽しい雰囲気を崩さないのがスタッフのポリシーを感じて良い。皆それぞれちょっと抜けたことしてるので、シリアスとコミカルのバランスが取れていて好き。次回予告もやたら明るいし何がどうなるのか全く読めない(笑)
よいこのお二人のゲスト出演もすごく良かった。二人組のゴウファンと警察官A、B。明るく等身大の感じが作風によく合ってたと思う。(2020.12.6)

第37話
母船オーが地軸に接続され、アースケイブの側でもダークスピナーの狙いがはっきりする。相手の防衛ラインが厳しく3つのルートで攻略することに。グランナーK、Jはガランドキャニオンの迷路を進むがイーグルをかばったバッファローが岩に埋もれて足止めされる。グランナーR、Xは周囲の堀(湖)をグリップブリザードトミカで凍らせて進むが氷が割れてレオをかばったサーベルが落ちてリタイア。内部に侵入しようとしたR、Kはワープさせられて入れず、グランナーGが高速で突破。ティラノトプスの助けでR、Kも侵入する。

以前のクイズ大会の再来(ダークスピナー側)みたいな回だったなあ。コントローラーやピコピコハンマーはガーディアンなの…?4クールなので放送期間はまだあって、雑誌などで明るい雰囲気で作るとスタッフがはっきり言っているのでまあこのノリだよね(笑)。良い感じにボケ、ツッコミ、ボケ返しツッコミ返ししていて可愛い。タンブルウィードもちょっと豆知識。ティラノトプスが落ちてくる門を抑える所、独特のノリとお約束ネタが好きなテンポだ。バッファローって実は根アカでもないらしく、それでいじられキャラとは苦労するなあ(笑)。サーベルの大丈夫じゃねえー!!も良い。赤ドン青ドンのエナジー不足で~っていうのも展開をコントロールしつつギャグにされてて良し。
ダークスピナーは時間稼ぎが出来ればいいので、この流れでピリピリする必要もないし籠城戦としても妥当な手段を用いているし、独特の雰囲気を維持しつつ楽しい。次回対話や和解の方向に行くのか、戦うのかも注目所。(2020.12.13){/netabare}

【第38話、第39話】
{netabare}第38話
母船オーの変な機能が色々…(笑)。二手に別れてエナジーの集積場所と吸収機能を攻撃する。ライガとクウガはブレーキーに当たるが、エナジーを使い再生し続ける。エナジーの吸収機能はゴウが当たるがチャンバー達に苦戦しているところに、カケルとジョーが駆けつけてくる。双子もブレーキーを撃退し、奪われたエナジーを取り戻す。ここぞという時に生身の戦闘が入って来るのが好き。改めて敵も味方も皆で戦っているのがとても良いなあと。
Bパートはクリスマスパーティー。ペンキ塗られるガオグランナー達が可愛い。ブレーキー様はエナジー無くなると消えてしまうんだろうか…。要はAIみたいなものだよね?ブレーキー様の基盤がおかしくなってるっぽいので、ラストクールはそれをアースが助けるような展開になるのかな?

第39話
これまでのお話のおさらいをジャイロン、ライガ、クウガ、レオ、イーグルのメンバーで。導入が「皆もグランナーになってね!」なのが可愛い(笑)ゴウさんがカッコよく正体明かしたがっていたのがバレてしまった。これは少し恥ずかしいんじゃないだろうか(笑)。レオ、イーグルが力強く同意するのはすでにアースグランナーでは様式美だね。
…ジャイロンって回ごとに結構差があるというかアニメーターさんの癖が出てる感じで面白いなあ。球形だから描くの大変そうだな~とか変なことを思ってしまった(笑)。(2020,12,27) {/netabare}

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【第40話~第43話】
{netabare}
第40話
攻勢に出るという大きく物語が動く回でもあるけど、お父さん達の過去話とかもあってちょっと中休み的な内容でもあった。
宇宙に駐留するブレーキー達に攻勢をかけるため、スペースカスタム計画が実行に移される。二機しか宇宙に上がれないので、チームワークが出来ているライガとクウガに託される。
ジョーノ総合大学時代、バリキ博士と熊猫指令は同学年だった。バリキは高校を飛び級していて年齢はバリキの方が下。バリキとイクゾウは大学の人達の助けになるようなことをし続けていた。その頃に初対面のマドカの頼みでゾウの難産を助けている。ライガのアホ毛はマドカさんの遺伝かあ(笑)。
ブレーキーの様子がおかしいのを気にするチャンバー。サークロン3機が宇宙へ上がるためのアースエナジーを狙ってくるが、ジョー達が3人で撃退。
まさかの悪いヤツ登場…!3クールまで楽しく優しい展開で来たので結構意外だ。
今回作画が良いなあ。いつも良いけどスポーツの作画とか周りの人の芝居付けとかも全体的に凝ってる。中の人の話になるけど一家4人で宇宙に出たんだなあ。指令と博士の距離感も過去と今とで変わっていないのを感じる。(2021.1.11)

第41話
ジャイロンが半分宇宙船の外に出てるの可愛い(笑)。アースグランナーの状態で宇宙空間から地球を見たり、昼寝したり自由だなあ。
地上ではジョー達は訓練に明け暮れ、アースケイブは宇宙に上がったメンバーへのバックアップ体制を整える。国道とアウトバーンは遺跡の調査に向かい、白鷲の石板を見つけるが、それが発光したときクウガとイーグルの前に白い鷲が現れて問う。「地球の文明を守ってもいつかは全て消えてしまう。それなのになぜ戦う?」
自分がクウガを泣かせたことに憤るイーグル。「共に過ごした思い出が消えることなどない」というのが大事なところ。イーグルも地球を守るべき星と認識していて、夢の中で白い鷲から問われても理由などいらないと言えるのが好き。大切なものがいつかは消えると思えば揺らぐけど、これまでの時間が積み重なって未来になると思えば今を粗末にはできないよね。
地球を見ながらクウガはイーグルと一緒なら何も怖くないと言う。最後にもう一度繰り返されるのが良い。

第42話
ブレーキーはサビに母星ダークを滅ぼされた時のことを思い出す。チャンバー達は協力して、最後のダークエナジーでこれまでの全てのスピンガーを復活させる。パフパフのダンスが可愛い。しかしプテラの力で協力になっているのでレオチータとイーグルシャークに全滅させられてしまう。その時母船オーはサビに乗っ取られてサビブレーカーに変わり攻撃してくる。バリキ博士の宇宙船を庇いレオとイーグルが危機的状況になった時、地上で石板が完成し、二機は新たな姿になる。白い究極の力はサビと何か関係があるっぽい?次回予告、ライガとクウガはチャンバー達を保護するっぽい。楽しみ。
白獅子の石板を保管した金庫の番号がわからなくなり、国道とアウトバーンが色々打ち込むのに笑った。しかもメインキャラの誕生日をどんどん明かしていくからファンサービスみたいな所も。前回の次回予告でクウガ(とライガ)の誕生日が2月2日って話してたのはこういうことだったのね(笑)
レオは王者としての在り方に白獅子と違う回答を示しており、イーグルは母星を守るのに理由は必要ないしいつか消えてしまうにしてもこれまでの営みそのものに意味があると答えを出している。この作品は絆をテーマにし、失われた文明を物語に織り交ぜてきているので、それらがちょうど繋がるようになっているのかな?過去とは違う結末になる布石は打ってあるなあと。きちんとした筋立てになっている。
いつか消えてしまうかもしれないのに何故地球を守るのかっていう白い鷲の問い、子供向けらしくふわっとした言い方で重いこと言ってますね…。何十年後には自分たちは死ぬからって考えることを放棄する、みたいな人は結構いるかも…。自戒も含めて。

「これまでの時間が積み重なって今がある」と思うと、その前に40話で親世代の過去を描いてるのが上手だなと。大昔の滅びた遺跡を巡るのも歴史を意識させるけど、さらに親世代やグランナー達のこれまでに言及すれば歴史の一部に自分たちも含まれてることがわかりやすくなる。
そして同じような歴史を辿るかもしれない分岐点がおそらく今。それでも、レオは白い獅子とは違う答えを持っていて、イーグルもまた白い鷲とは違うから、違う未来を迎えるんだろうなあと感じさせるのが良いよね。(2021.1.24)

第43話
大昔、サビに母星を追われたキングオブビースト(白獅子)とスカイカイザー(白鷲)は地球に辿り着き宇宙超古代文明を築いた。サビの襲来を予期して宇宙超超古代文明へと高めたが、地球そのものを守ることはできたが文明は滅んでしまった。石板の中に二人は思念を残し、今また目覚めたが、不安定で常に姿を見せ続けることはできない状態。
ライガとクウガは白獅子と白鷲の力を失い一旦地球に帰還。チャンバー達もまたブレーキーと母船を失い、命からがら地球へ落ち延びる。チャンバー達はアースから逃げつつ、以前カケルに渡していたダークスピナーフォンで連絡を取り助けを求める。助けに向かったカケルを追いかけてリンとグランナー達は全員集合してしまう。ダークはダークエナジーを用いて機械仕掛けで母星を維持している状態なので、アースエナジーを奪いに来ていた。
ダークスピナーの事情を知って助けることにしたグランナー達。ゴウが指令達に口利きすると約束し、チャンバー達は一時的に駆動家に身を寄せることに。ライガとクウガは隠してるつもりだけど、まどかママには動物でも拾ってきたのかな?ってバレバレ。
そしてついにサビブレーカーが地球へ降り、次回へ。
カケルやっぱり説明書読んでなかった(笑)。ラインスタンプ可愛すぎて発売して欲しい(笑)。ジョーのダークベイベーって呼び方に笑った。チャンバー達がダークの人達にとってはヒーローだったんだ、っていうセリフ良かった。昨日の敵は今日のファミリーってセリフまた聞けると思ってなかったなあ。カケルの天然がさく裂している(笑)。ダークスピナーにとってアースケイブが悪の組織っぽく演出されてるの、楽しくて可笑しいシーンだけどお互い様なんだよなって思うとなかなか示唆に富んでるかも。チャンバー達が寝袋の代わりにお母さんの着ぐるみ来てるの可愛すぎる。
今回作画がめっちゃ可愛い(笑)仕草と表情が細かくて見てて楽しい。次回、グランナー達の訓練回?最近なかなか活躍の場がないバッファゲータに見せ場が欲しいなあ。

ロボットで戦争ものって今は流行らない、今の子供たちは戦争ものを好かないとかって聞くけど(真偽は不明だけど)、戦争って複数の陣営の正義のぶつかり合いでそれをどう描くかだと思っている。
チャンバー達がアースケイブに改造される!!って頓珍漢な想像してるの可笑しいけど、往々にして戦時に情報不足だと相手陣営にあらぬ想像(敵は人非人だ!みたいな)を抱きがちだよね。アースグランナーは子供向けらしく重くならないように、楽しく優しい描き方で誤魔化さずにやってて感心してしまった。「母星ダークにとってチャンバー達はヒーロー」というのもそれを補強している。
白い鷲の問いかけといい、こんな風にさらりと核心を突いてくるの、スタッフは意図的にやってるのかなあ…ちょっと驚くんだけど。タカトミの子供向けロボットアニメで、戦うことに回答を示した作品は近年いくつか出会っていて、大げさだけど改めて時代の流れを感じた。(2021.1.31){/netabare}

【第44話~第47話】{netabare}
第44話
地球を守るためには無謀な戦いをするわけにはいかない、ということでGJスピリッツシステムでゴッドの力を使えるようにすることに。ゴッドチェンジトミカを作るためにバリキ博士とマンリキおじいちゃんが行動を始める。その間、グランナー達は訓練に明け暮れる。
シミュレータを使っているのでグランナーではなく普段の姿で戦う姿が見れる。きちんと書き直してるのが凄い。特撮では最終戦で顔見せでバトルするお約束があるからそんな感じだよねえ。だからバッファローが戦うのが省略されてしまったのは勿体ないなあ。
マドカママにあっさり見つかり夕飯食べてるダークスピナーが可愛い。ママの懐が深すぎる。熊猫指令にも秘密を打ち明けるライガ達。国道教授や白獅子と白鷲のとりなしもあり、アースグランナーとダークスピナーは協力することに。

第45話
地球の地軸が傾き、自転も止まりそうな状況だがまだ動けないでいるアースケイブ。トミカが完成するまで自分たちの戦いを見直すグランナー達。映像を見直してる時の会話から、一切の訓練無しでガオグランナーに搭乗しアースグランナーの合体まで行えたのはライガとクウガだけらしい。
バリキはどんなことをしても子供達を守る決意を固めている様子。珍しく「どんなスピリットでも使ってみせる」というきつめの言葉を使ってるのが印象的。子供達には見せていなくてもバリキ博士にも大人としての厳しい面はある。宇宙で双子が体を張って自分を守ろうとした際の恐怖も記憶に新しいのだから当然だよね。
グランナーとガオグランナーの会話が皆可愛い。まさに最終決戦前という感じ。アースエナジー=絆の力。地球自然現象、循環や相互作用によって育まれる命達の絆。
全体が一貫してるなと再確認する内容だった。
(2021.2.14)

第46話
OP映像が一部変更されました。EDもだけど最終決戦仕様になってるなあと実感。動物園が避難所になっていてマドカさんたちが支援していたりとか。白獅子と白鷲からサビブレーカーの攻略法を聞いて作戦を立てるアース。本体とアンカーに同時攻撃を仕掛けることになる。サークロンで戦う3人がすごい活躍してる。ジャイロンとパフパフが可愛い。バトルシーンが多いだけあって見栄切りとかしてるのが良いなあ。バッファローのロデオモードでレオチータが助かるのとか上手い。販促を最後まで抜かりなくやるのは頭が下がる。
同時攻撃で外殻を破壊し、露出したコアを叩く作戦だったが、コアがダミーにすり替えられていて失敗。内部までサビに浸食されたガオグランナー達はコアグランナーを脱出させる。
小さい子には結構怖い展開かも。感想漁ってると思ったよりショック受けてるお子さんとかサビ出て来た頃から怖がるようになった子とかもいるっぽくて、ここまで緩く来たのは正解だったんだなと思う。(2021.2.23)

第47話
熊猫指令「ぶつかり合うのは気持ちを一つにして前に進むためにするべきだ。お互いの怒りをぶつけるだけではバラバラになるだけだ」という台詞、自分が過去にカケルへの対応が良くなかったと思っているからかな?穏やかな言い方だけど説得力がある。
大人の対応がめっちゃ素敵。国道教授はクウガとライガのやり場のない気持ちのために自分に責任が無いにも拘わらず頭を下げて自分にできることを探そうとし、熊猫指令は皆を諫め、バリキ博士は自分にしかできないことをあきらめずにやろうとする。マドカさんも自分にできることをしつつ、皆が元気を出せるような嬉しいことを逐一報告。守るべき者をきちんと描いてきたのがここにきて効いてるなあと改めて。
チャンバー達が発破をかける展開めっちゃ良いなあ。ずっと失い続けてきたダークスピナーがライガとクウガを元気づけようとするの、相手の気持ちがわかるからっていうのとグランナー達の強さを信じているからっていうのが良いなあ。チャンバーがすっかり司令官の器…。
リンちゃんみたいな皆の頑張りを見て応援するタイプの女の子が報われるの最高。チャンバーがメンバーのトップを行くヒロインならリンはメンバーを見守るヒロイン。
動物思念が不在の一方通行でもアースエナジーが貯まっていくの、マンリキおじいちゃんが「車は戦うものじゃなくて友であり家族であり仲間」って15話時点で言ってるんだから不思議でも何でも無かった…!
国道とアウトバーンがどう働く(活躍の場をもらう)のか。別の意味で楽しみ(笑)。次回予告の掃除機がまたよくわからない(笑)。赤ん坊のライガクウガが見れるのかな?楽しみ。(2021.2.28){/netabare}

【第48、49話】
{netabare}第48話
冒頭の皆でマルマルオッケー!が和む。チャンバーと仲直りして皆で作戦会議、パパの思念が母船オーに同化したときのことを思い出すチャンバー。サークロンに生身で乗り込みサビブレーカーに乗り込む一行。ダークスピナーの専用掃除機で細かい思念を探し収集することに。3手に分かれる一行、それぞれノリが良くて面白い。サビはライガとクウガだけを誘い込み罠に嵌める。大切な記憶を闇の彼方に消し去ろうとするサビ。残ったわずかな動物思念が双子を守る。皆でアースブレスで思念を集めて回収し、ブレーキーの思念に助けられて脱出、ゴッドの力を借りて追ってを振り切り帰還する。おじいちゃんは準備万端にしてくれていて、皆をもとに戻してくれる。赤ちゃんのころからライオンと鷲が好きだった双子。レオとイーグルは生きていたころから最初から二人を知っていてずっとそばにいて、「もう一度会いたかった」と。それでガオグランナーの思念になったのか…。バッファローのただいま!が可愛い。
アイキャッチがゴッドバージョンで格好良いなあ。次回予告がまた軽くなってる(笑)
記憶=絆の源と考えれば確かに理にかなっている。体が覚えている、行動で呼び起こされる心…物質に残った記憶、遺物から読み取る記録。車(意思の無いもの)とも絆を結ぶことが出来るというのはそういうことかも。縁の深さ、特別な存在というのは生命に限らない。

ラブパトとアスグラのコラボ回(ラブパト32話)視聴しました。何となくラブパトの人気の理由がわかった気がする。キュートなファッションと華やかなダンスをしっかり物にしていて嵌ってた。

第49話
サビアンカーを破壊するために地下をスピンガーで掘り進め、ライガとクウガが向かい、他の3人はサビブレーカーを攻撃して目くらましする作戦。小さなスピニュウガー達が宇宙超古代文明のエネルギーをライガとクウガに託してくれ、そのおかげで白獅子と白鷲の思念が安定する。ゴッドチェンジトミカを時間制限なく使うことが出来るようになった。
ゴウ達3人の絆レベルが120%に上昇する。絆レベル無限大ってなんだろう?
チャンバー達が作ったドッカンズー・マークⅡで双子は地下を進む。国道とアウトバーンは白獅子と白鷲に憑依された振りをして用心深いサビの気を引こうとサビブレーカーに乗り込む。アウトバーンの現金さがなんとも俗物っぽくて好き。間一髪、レオがアンカーを捉えてイーグルが攻撃して二人で破壊っていうのが阿吽の呼吸で双子らしい。イーグルがサビを「獲物」って言ったのが猛禽類らしくて痺れた。イーグルは普段が落ち着いていて聡明な面のほうが目立つので。
絆レベル無限大のプランがバリキ博士の頭の中にあるということで、ゴッドにならない三体にも活躍の場ができそうで楽しみ。
国道教授とアウトバーンに最終局面で出来ることがどれだけあるんだろうって思っていたら超古代エナジーの調達やら命懸けの時間稼ぎやら、予測できないことを平然とやっていて笑ってしまった。この人たち地球陣営のジョーカーかも知れない。(2021.3.14) {/netabare}

【第50話~最終話】{netabare}
第50話
作戦しっかり決めて挑むのがこの作品らしい。サーベルのドリフトサンダートミカも再登場したり。逆転マンボをみんなで踊る時、アースケイブの面々が速攻で踊り始めるのも好きだし、テレビ見てた人達もノリ良く踊り出すのも楽しい。たとえば理屈で考えると無理があるとしても、3歳の子が逆転の時だと思いながら見ていたらここで水を差すのは野暮と思うので。
サビの悪あがきの連続ではあるんだけど、アースケイブ、ダークスピナー、普通の人達との絆の力、双子の絆の力、グランナー達の絆の力と段階踏んで描き続けた結果をここで見せつけるわけだからこれだけのボリュームになるのはすごく納得する。そして帰るまでが遠足…というか最終決戦だから、仲間のアースエナジーで引き合うのも良い。絆レベル無限大になる前からバッファロー達もゴッドの力を発現させているのが歴史を紡いできた文明や現在の人達が全員が同じ気持ちで戦っているんだなと思える。

最終回
ナレーションの声でいきなりしゃべりだす地球。なんで皆自然に受け入れているのか(笑)。地球にいつでも見守られているというのが優しい作風によく合っていて良い。
アースエナジーがあふれ出してチャンバー達に星の再生のために持たせる分も捻出できる状況。母船オーの修理をマンリキおじいちゃんが買って出て、エナジータンクをバリキ博士が作ってくれることに。数日間はダークへは向かえないので遊園地で遊びご飯を食べて、ダークでの話を聞いたり再会を約束したり。母船復活、エナジータンクが完成し、別れの時。友人との別れがきちんとしてるの凄く良い。カケルが「あの時ダークスピナーに会わなかったらどうなっていたか」と言うのが凄い好き。友人との別れでもあり、同じ宇宙に暮らす人達との友好の約束でもある。
OP、ED、アイキャッチが結構細かく変わる作品だったけれど、最終回でヘルメットオフの青年姿が見られるとは思わなかったなあ(笑)。サービス精神旺盛。皆の「それから」が丁寧でそれも良かった。ガオグランナー達の日常が普通の人達の交流の中にあるのが良い。命は皆仲間という語りにウソが無くて、最後まで貫き通したのが素晴らしかった。
最序盤のゲストキャラの今も出て来たの好き。スペースグランナー計画、ダークとの連携、ダークの平和な様子とか。
スペースグランナー計画で〆るのが本当に上手。アニメは終わるけど今度は「視聴者の君の番」であり、OPがそこでかかるのも上手い。でもアースグランナーは役目を終えていなくて、バリキ博士やイクゾウ指令も自分自身の夢を追い続けて行くし、グランナー達の夢も新しい段階に入っていく。そこからED「僕らがヒーロー」に入るのも良い演出。内容としても50話ラストのバリキ博士のモノローグ「辛くてもあきらめない。それが生きること」というのが綺麗に繋がったと思う。
夢と愛があってとても優しい作品でした。スタッフさん1年間ありがとうございました!

・オマケ・
最終戦のライガとカケルの「○○は絶対にあきらめない。だから俺も絶対にあきらめない。だから俺たちは永遠に諦めないんだ!」の音声のごっこ遊びが実際の玩具(レオとイーグル両方のトミカに入っている)でできるそうで、玩具とアニメの連携が飛びぬけて良く出来た作品だった。コロナで玩具発売が多少遅れたりして残念だったけど、予定通りだったらもっと売れていたかも?
ラブパトリーナとの相互コラボ。私は詳しくないんだけど、コロナの影響はラブパトとアスグラのイベントをかなり減らしてしまっていて、アニメの中でラブパトが通常のイベントをやっている姿が見られたり、ラブパトの本編内でアスグラのスーツ姿が見られたりして詳しいファンには嬉しいことだった様子。
フィギュア王278号にて特集が組まれており、3歳の子供達にロボットを受け入れてもらい、そこからトミカを手に取ってもらう狙いがあったと。徹底して明るく楽しい作劇が貫かれていて、親御さんがツイッターで「子供が怖がったりしないで1年間楽しんだ」と言ってるのを度々見かけた。感想を漁るのもすごく楽しい作品だった。(2021.3.28){/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

今観てる

1話感想{netabare}
なぜアニメ?
作りを見るとどう考えても特撮のフォーマット。
タカトミ+OLMがバンナム+東映(キラメイジャー)へ殴りかかりに行ってるとしか…シンカリオンの流れじゃアカンかったのか?
もう特撮作ってるのが東映(円谷はまぁ、うん)しか無いので、タカトミは仕方なくアニメにしたって感じがする。
実際OPの大石マサヨシのCMやEDのダンスがスーツアクターを使った実写で、玩具のCMはコマ撮り…くそうこれで本編やってくれよ!せめてアイゼンボーグみたいな作りには出来なかったのかな?
東宝がまだ特撮作ってたらそこで製作してたんじゃなかろうか、つまりはコンマイのせい、おのれコンマイ、超星神シリーズ再開しろ、してください。

内容はどこかで見た寄せ集め感が凄い…けどキッズ作品ならこれでいいのかも。
カーレンジャーだと思ったらムテキングっぽい、と思ったらマクー空間でスーパーマン。
色々とキラメイジャーとも被ってる気がするけど…ってかキラメイジャーがピカちんキットと被ってる気がするけど、そっちはバンダイだからOK?
そして凄く気になったのが…ヒロイン居なくね?
まさかチャンバーをヒロインと見なす流れ?妙にチャンバーを可愛く見せるように頑張ってた気が…。

と思ったら監督がウシロシンジでした。
あれー?じゃあなんかあっと言わせる様なの仕込んでる可能性アリ?期待していいのかな?


どうでもいいことだけど、主人公2人の名前がライガとクウガで…レトロシューティングマニアならピンと来る名前。
「じゃあ生き別れの兄弟でロウガってのが居るんじゃね?」と思っちゃうんだけど、まさかそんなことは無いよね?{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
BLUE - l i n e・s t e p・b r u s h -(Webアニメ)

2020年2月13日
★★★★☆ 3.6 (6)
24人が棚に入れました
壁にぶつかり、苦しみ悩む3人。
アオイ、タツヤ、ツバサがそれぞれの場所で、新しい自分探しのため走り出す、オムニバス形式のショートストーリー。

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

タイトルなし

「夢を夢で終わらせない」アミューズメントメディア総合学院のオリジナルアニメ。
学生制作にしてはしっかりしてるなと思ったら、メインスタッフを卒業生で固めて制作したアニメとのこと。
原画動画は記載ないけどもしかして学生が参加してたり?
面白い試みだなと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=CNT2AoOJ_PQ&feature=emb_logo

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
ちはやふる番外編 「新に会いにあわらへいこっさ!」 (Webアニメ)

2020年1月28日
★★★★☆ 3.6 (4)
24人が棚に入れました
千早と太一が、北陸新幹線 建設中のあわら市 にやってきた
ところが肝心の新にはなかなか会えないようで…⁉️

計測不能 254 2020年度アニメランキング254位
大成建設 「ミャンマー」篇(その他)

2020年3月20日
★★★★☆ 3.5 (9)
23人が棚に入れました
近年、急速な経済成長を遂げているミャンマー。
国の高度医療を支えていく「ヤンゴン新専門病院」の建設に携わる若手社員が、今回の主人公です。
遠く日本から離れた現場でたくましく働く彼の成長を、日本で暮らす姉からの手紙という視点で描いたストーリーになっています。
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