2019年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画一覧 24

あにこれの全ユーザーが2019年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2020年08月09日の時点で一番の2019年冬(1月~3月)に放送されたアニメ映画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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81.9 1 2019年冬(1月~3月)アニメランキング1位
劇場版『Fate/stay night Heaven’s Feel』 第二章(アニメ映画)

2019年1月12日
★★★★★ 4.2 (285)
1439人が棚に入れました
「俺の戦うべき相手は――まだこの街にいる」

少年は選んだ、自分の信念を。そして、少女を守ることを。
魔術師<マスター>と英霊<サーヴァント> が願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」。
10年ぶりに冬木市で始まった戦争は、「聖杯戦争」の御三家と言われた間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、歪み、捻じれ、拗れる。
臓硯はサーヴァントとして真アサシンを召喚。
正体不明の影が町を蠢き、次々とマスターとサーヴァントが倒れていった。
マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎もまた傷つき、サーヴァントのセイバーを失ってしまう。
だが、士郎は間桐 桜を守るため、戦いから降りようとしなかった。
そんな士郎の身を案じる桜だが、彼女もまた、魔術師の宿命に捕らわれていく……。
「約束する。俺は――」
裏切らないと決めた、彼女だけは。
少年と少女の切なる願いは、黒い影に塗りつぶされる。

声優・キャラクター
杉山紀彰、下屋則子、神谷浩史、川澄綾子、植田佳奈、伊藤美紀、中田譲治、津嘉山正種、水沢史絵、真殿光昭、小山力也、関智一、浅川悠、諏訪部順一、門脇舞以、七緒はるひ、宮川美保、稲田徹

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

正義の味方〜二章〜 [正義は誰のために]

原作未プレイ 約120分

本日観に行ってきました!年末からテレビなどで放送されていた劇場版「Fate/stay night Heaven’s Feel」 第一章 presage flowerの続きなので事前に観ることをオススメします。

Fate/stay nightの3ルートの最後、間桐 桜ルートの劇場版三部作の第二章です。

今回は特に間桐 桜が中心で、一章で謎だった部分が分かるようになっています。

そして士郎・桜2人にとってとても切ない内容となっています。

今回、特に慎二はとことんゲスでした。

バトルは1章と同様、迫力満点で大音響の響きに圧倒されたましたね。

作画は、1章同様劇場版という感じで、特に水の表現が実写を観ているかのように綺麗でした。

様々な思いが交差する終盤は、かなり核心に迫ってきましたね。

ますます続きを観たくなるような終わり方でした。

結構凄惨な場面が多いので苦手な方はご注意くださいね。

EDは1章と同様、Aimerさんが歌っています。しっとりした曲ではなく結構アグレシッブな感じでした。

最後に、最終章は2020年の春公開予定とのことです。約1年三ヶ月後待ち遠しいですね。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 22

てぃーえむ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

超満員の観衆が固唾をのんで桜を見つめる2作目

フェイトの桜ルート2作目。 3作目は2020年の春だそうです。
1作目がとても良かったのでコスプレ仲間で、セイバーのコスプレするくらいフェイト好きな友達と一緒に映画見に行きました(普通の服装で)

ゲームをプレイしているので結末は知っていますけど、圧倒的な作画と声優の演技、そして息をつく間もない物語の展開に息をのまれて結末知っていても楽しめました。

どれくらい凄いかというと、普通、映画って見ている間に寝る人とか、ごそごそ動く人とか、子どもの声とか、ポップコーン食べる音とか気になったりしますけど、みんな物語に引き込まれてそういった雑音が全く感じられないんですよ。
超満員なのにこんなに静まり返った映画館の様子なかなかないかも。
静まり返っているのは、桜ルートが全体的に暗く重々しいのも原因の一つなんでしょうけどね。
超満員の観衆みんなが固唾をのんでバーサーカーやアーチャーの戦いを、ドキドキしながら桜を見守るそんな2時間。

バーサーカーどう見てもラスボスの風格ですねぇ
こんなの敵で出てきたら絶望しかない。
アーチャーもとてもカッコ良かったです。セリフにグっときます(*'ー'*)

1作目はフェイトの世界観を飛ばし飛ばしで一気に紹介する映画な感じでしたが、2作目はいよいよヒロインである桜の話が中心になります。重いです・・・。めっちゃくちゃ重いです。

桜ルートは桜がとにかく可哀そうで、愛おしくて、守ってあげたくて、でも重くて、敵も暗くて重くて。2作目はずっと暗く重い話が続きます。

桜可愛いなあ。守ってあげたいなあ。
セイバールート、凛ルートではこの人頭おかしいんじゃないかって思う士郎ですが、桜ルートの士郎は結構好きです。

1作目と3作目全部見ることを前提とした作品ですね。

3部作の2つめという性質上、まだまだ話は続きますので、3作目まで待てる方でないとつらいかもしれません。

あと、注意する点は、エッチなシーンがあるのと、虫とか残虐なシーンが苦手な人はちょっと吐き気がするかも。いないとは思うけど小さなお子様には見せないほうがよさそうです

個人的には桜は好きだけど、桜ルートは他2ルートで強かったキャラの扱いが悪かったりしてちょっと気になるところがありますね。

それでもこの映画のクオリティの高さにはただただ関心しました。
滅多に満点なんてつけないんですが、これは満点をつけざるを得ないです。

フェイトが好きな人はぜひ映画館で見てください!

投稿 : 2020/08/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

少女の願いは静かに、爛れ、散りゆく…

このレビューは第1章の視聴が終わっていることを前提として書いています。
第1章を未視聴の方は、まずそちらの本編からの視聴をお勧めします。

ずっと視聴したいと思っていた本作品…ようやく視聴に漕ぎ付けることができました。
一番不安だったのが、いきなり第2章を見て問題無いか…ということでした。
というのも第1章を視聴したのが結構前なので、内容を忘れていることが多分に考えられたからです。

だから視聴するならもう一度第1章から…と決めていたのですが、2本の視聴で約4時間もの時間を要すると思い躊躇していた面は否定できません。
そしてようやく本日、無事完走することができました。


「俺の戦うべき相手は…まだこの街にいる」

少年は選んだ、自分の信念を。そして、少女を守ることを。
魔術師<マスター>と英霊<サーヴァント>が
願望機「聖杯」をめぐり戦う…「聖杯戦争」。

10年ぶりに冬木市で始まった戦争は、「聖杯戦争」の御三家と言われた
間桐家の当主・間桐臓硯の参戦により、歪み、捻じれ、拗れる。

臓硯はサーヴァントとして真アサシンを召喚。
正体不明の影が町を蠢き、次々とマスターとサーヴァントが倒れていった。

マスターとして戦いに加わっていた衛宮士郎もまた傷付き、
サーヴァントのセイバーを失ってしまう。

だが士郎は間桐 桜を守るため、戦いから降りようとしなかった。
そんな士郎の身を案じる桜だが、彼女もまた、魔術師の宿命に捕われていく…。

「約束する。俺は…」
裏切らないと決めた、かのじょだけは。
少年と少女の切なる願いは、黒い影に塗りつぶされる。


公式HPのSTORYを引用させて頂きました。

完走したばかりなので、まだ身体中の熱が全然治まっていません。
そういう状況で公式HPのSTORYを拝見させて貰った訳ですが、見た人の気持ちを煽る文字と構成…これは滾ります。

そう、これまでセイバールート、凛ルートと視聴してきた訳ですが、今回の聖杯戦争がこれまでの中で最も「いびつ」だと思います。
聖杯戦争の体を成していない…という表現が正解かもしれません。
でも、これが間桐家の当主・間桐臓硯の本気なのでしょう。

しかし、聖杯戦争の見どころの一つで、且つこの作品の「売り」でもあるのがサーヴァントらによる圧巻のバトルシーンだと思います。
激しくぶつかり合い、せめぎ合うサーヴァントの戦いは、自らの願望のため彼らの意志で武器を手にしていることを否が応でも認識させられます。

ですが、これまでキーパーソンだったサーヴァントが早々に脱落していくんです。
中にはこんな序盤で貴方のそんな姿を見たくなかった、或いは、見惚れるほどの技を楽しみにしていたにも関わらず、何もすることなく消えていったり…
みんな己の本分を全うすることに誇りを持っていた英霊たちばかり…
しかもセイバーまでもが消えてしまうなんて、物語が破綻するんじゃないかと思いましたよ。

でも、味方を変えると「そうでもしなきゃ、"Heaven's Feel"の物語が完結しない」ということと同義なんだと思います。
これまでの中で最も残酷なルートだと思います。

その思いの根幹にあるのは、やっぱり間桐 桜の存在にほかならないでしょう。
穏やかで優しくて可憐で…桜みたいな女の子が妹だったら、きっと私の人生も変わっていたかもしれません。

第2章は、そんな桜の色々を知る物語でした。
何となく気付いていたこと…
初めて知ってビックリしたこと…
悔しくて下唇を噛むことしかできなかったこと…

どうして「間桐 桜」だったんでしょう。
どうして慎二の妹だったんでしょう。
決して誰かを身代わりに…なんて事は思いません。
でも、何も桜じゃなくたっていいじゃありませんか…

確かに桜は魔術師としての高い適正があるのかもしれません。
たった一つのそれを除くと、大好きな人と一緒に静かに暮らしたいと願うただの女子高生なのに…

桜に聖杯戦争は似合わない…
だけど魔術師としての血の呪いが、桜を聖杯戦争に引きずり込むんです。
完走してwikiをチラ見して知ったこと…
それは桜は、もともと髪の毛や瞳は凜のような色だったんだそうです。
今の色になったのは体質が変化したから…いえ、変化させられたからです。
なんて惨いことを…

そして…物語は転がり始めました。
目の前で次々と起こるのは、凡そ最悪と呼ばれる範疇の出来事ばかりです。
そしてその慣性に抗えない桜もまた堕ちて…

一体この物語はどこに向かおうとしているのか…
サーヴァントを失ったマスターは、この状況にどう立ち向かうのか…
最強最悪の敵にとどめを刺す勇気と覚悟はあるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

主題歌は、第1章から引き続きAimerさんの「I beg you」
梶浦さんとのタッグ再来です。

上映時間117分の物語でした。
もう、私の中では一時だって目が離せない物語に昇華しています。
最終章となる第3章は、2020年の春に上映が予定されています。
続きが視聴できるのを楽しみにしています。
最後に桜に救いの手があらんことを…

投稿 : 2020/08/08
♥ : 16

80.2 2 2019年冬(1月~3月)アニメランキング2位
劇場版「幼女戦記」(アニメ映画)

2019年2月8日
★★★★★ 4.1 (294)
1474人が棚に入れました
統一暦1926年。ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、南方大陸にて共和国軍残党を相手取る戦役を征す。凱旋休暇を期待していた彼らだが、本国で待ち受けていたのは、参謀本部の特命であった。曰く、『連邦国境付近にて、大規模動員の兆しあり』。新たな巨人の目覚めを前に、なりふり構わぬ帝国軍は、自ずと戦果を拡大してゆく……時を同じく、連邦内部に連合王国主導の多国籍義勇軍が足を踏み入れる。敵の敵は、親愛なる友。国家理性に導かれ、数奇な運命をたどる彼らの中には、一人の少女がいた。メアリー・スー准尉。父を殺した帝国に対する正義を求め、彼女は銃を取る。

声優・キャラクター
悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠、飛田展男、濱野大輝、笠間淳、林大地、小林裕介、土師孝也、小柳良寛、高岡瓶々、森川智之、福島潤、田村睦心、戸松遥、チョー、稲垣隆史
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

今さらタイトルで敬遠もなかろうて

原作未読 TV版視聴済み


“存在X”とか説明なしに語られてるためTV版を視聴済みであることはお作法といってよいでしょう。
あいかわらず主人公が幼女である意味がわからない『幼女戦記』の劇場版となります。

たいしたこと書いてないけどミリタリ的見解はTV版のレビューに載せとります。
俺たたENDなTV版の最後覚えてます?※一応隠しときます。

{netabare}砂漠みたいな南方戦線に飛ばされて「どうしてこうなったー!?」ENDでした。
存在Xに対峙するには、信仰にすがるのではなくあくまで合理性で勝負する路線を突き進むのかどうなのか?と続編の注目ポイントをわたくしレビューで書いてますね。このモノの見方はブレてないです。{/netabare}

続きが気になる終わり方だったのでおおむね劇場版に期待するのはこんなところ↓
Q
1.答え出るん?
2.戦闘は派手になる? ※そこはホラ、、、映画だし(^^)

ざっくり回答は↓
A
1.出ません。
2.派手になります。市街戦闘ではぬるぬる変態的な動きをしてます。

スタッフや声優を引き継いで制作してるので大外しはありえません。安定して面白かったです。
ついでに、“信仰心と合理性”なのか“感情と理性”なのか?
“存在X”とターニャが対峙するかのような図式に見えてたけっこう重要な部分。
ターニャの対立軸として、この“信仰心”ないし“感情”を体現する存在が登場したこともファインプレー。もちろん{netabare}ターニャとの死闘の末戦死したアンソニーの娘。メアリー・スー(CV戸松遥){/netabare}のことです。

これで見やすくなりました。神VS人間よりも対立する両極端な人間同士のほうが物語が破綻しにくい。
己が正義とのぶつかり合いになって譲れない争いになりますし、元はといえば存在Xという同じ親から生まれた相反する二つの概念であるという深みとコクも出てきます。

【作品テーマ】

 存在Xとの落とし前をどうつけるのか?

⇒これは道半ばです。

【劇場版の面白いとこ】

 ◎ ターニャ VS メアリー・スー
 ○ 市街戦闘

きわめて劇場版らしい。劇場版に期待するところを満たした『劇場版幼女戦記』でありました。



※ネタバレ(もある)雑感

■世界観の意図

既視感のある国・人・軍事パーツを素直に楽しめる一方で、WWⅠとⅡをごっちゃにして~の史実との乖離や魔導部隊なる設定。純歴ヲタだとアレルギー出そうなのもわからなくもない。なんせ空飛ぶ人間が銃剣で戦闘機の翼をたたっ斬ることができちゃう世界ですから。これには一家言あって、


 これ外国でも流すんですよね?


アニメ大好きフランス・イタリアやアメリカ。ドイツも例外ではありません。それらの国を配慮して…なんてアホなことは言いませんよ。

 {netabare}ガチ史実ベースの世界作ってアナザーストーリー{/netabare} 

それに欧米人が耐えられるか?って無理だからちょっと外した世界観なのだと劇場版観て思いました。

選挙で選び渦中は熱狂した事実を無視して全部ナチスに罪を被せて、ニュルンベルク裁判の前と後とで分断を図り逃げ切ったドイツ。
反省したドイツを見倣え!って彼ら反省なんて微塵もしてませんけどね。「我々とは別のナチス」を作っておっかぶせただけです。もちろん賠償には応じてません。

次にアメリカ。原爆投下を正当化するストーリーは皆さん耳タコでしょう。自らの罪に向き合ってない点ではドイツと一緒。

イデオロギーにしちゃうのはどうぞご自由に!彼らの意見に乗ろうがかまいませんが、少なくとも私は日本国籍を有する者なら「違うだろ」と指摘し続けることがお作法であるとの考えです。

何が言いたいかっていうと、彼らのン百倍は反省している、なんなら反省しなくてもいいことまで、それにおかわりで“俺たちの反省はこれからだ”の勢いで反省している我々からすれば、

 {netabare}正当化だらけのお前らの豆腐メンタルじゃ受け止めるのは無理!{/netabare}

と思っちゃうんですよね。世界広しといえどもドイツ第三帝国を茶化せるくらいの表現の自由が認められてるのは我が国くらいなもんです。
ぶっちゃけ仮想ナ○スが活躍する作品なんてリアルに寄せすぎると×。これくらいのファンタジーっぷりでちょうどよいと思えるのです。そのうえでやや無理筋な作品設定については流れてる哲学が荒唐無稽でなければ無問題と考えます。


其の一:{netabare}「コミー(commie)」と共産主義者を忌避/軽蔑する単語をターニャ筆頭にガンガン発してます。

「なんでお前らソ連と組んでんねん?」みたいな。
日本に視点移せば、大日本帝国が必死でソ連食い止めてんのに何してくれてんだ?の心境です。レイトカマーのアメリカがアジア利権にちょっかい出すために日本を外そうとして失敗。中華人民共和国成立など共産国家の台頭を許し、朝鮮戦争からのベトナム戦争と余計な結果になったよな、と。
やや盛ってこれくらい言ったうえで、「でも今は仲いいよな」とするくらいでちょうどよいのです。{/netabare}


其の二:{netabare}義勇軍?メアリー・スーも狂気を帯びたちょっと危ない人設定です。

「正義を振りかざしてどんだけ無茶してきてん?」みたいな。
仮想連合国の象徴みたいな存在にメアリーを持ってきた意図。合わせ鏡と思いなさい!{/netabare}



■ドキッとくる至言

トンデモ設定もあるにはあるけど底流がしゃんとしてると私は思います。
たまにグサリとくる高速ストレートありませんでしたか?

・{netabare}「無能な働き者か…やっかいだな」

序盤。メアリー・スーの上官がメアリーを指しての一言。

 1.有能でやる気のある
 2.有能でやる気のない
 3.無能でやる気のある
 4.無能でやる気のない

リアルの現場でも3.が最も厄介であり、組織を破綻に導く存在として心にとどめて置かねばなりません。覚醒するまではひどかったですからね、彼女。{/netabare}


・{netabare}「まずもって勝つことが大事 正しく勝たねばなりません」
 「でなければいずれ歴史に笑われます」

参謀本部にて後方勤務の希望を伝えた時のターニャ。
勝ったほうが歴史を作るのはまさにまざまざと見せつけられているのが我々現代日本人でしょう。つまり転生前のおっさんターニャの知ってる歴史。賢者は歴史に学ぶ。よって、次は勝たねばなりません。
「思考放棄した俺の勝ちね」くらいの程度の低さを露わにしてるのが我が国です。軍事研究なぞしませんとドヤ顔で発表してる横で北朝鮮の核開発のために亡命する教授を輩出した某帝国大学とかなんのブラックジョークでしょう。「勝つために考えること」と「行使すること」は違います。

ガラスを拳で叩き息巻くお偉いさんに戦の収め方のプランはあるか?と問うたターニャさん。正しく勝たねばなりません。先述、日本を叩き潰したことでソ連の増長や朝鮮戦争ベトナム戦争へと発展した結果を見るにアメリカにとって正しい勝利だったのでしょうか?

リアルではこれがなかったのが大日本帝国の最大のやらかしです。正確には正しい勝利ならぬ正しい敗北のプランニング。戦闘で敗北しても戦争目的を果たす困難な作業をです。ぎりぎりで國體が守れたものの結果オーライ。次は結果オーライにならないように真剣に考えましょう。

でなければいずれ歴史に笑われます。
令和初頭の日本人が未来の日本史の教科書でどう書かれているかみものですね。{/netabare}



■(オマケ)主題歌について

{netabare}TV版の主題歌をアレンジ加えてもってくる演出にしびれます。
ターニャ役悠木さんが歌う「Los! Los! Los!」。このへん「トラ!トラ!トラ!」をなんかしら意識したのだろうと、“LOS”を調べてみましたが、スタジアムの名前だったりタイ王国の愛称だったりビンゴそうなのはなく、そのまま“LOST(喪失)”くらいの意味合いで受け取りました。{/netabare}



これ2期ないと詐欺ですよ。待ってます!



視聴時期:2020年2月 

-------


2020.02.26 初稿

投稿 : 2020/08/08
♥ : 43

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なんでこーなった!

原作未読 1時間45分

TV版の「幼女戦記」の続きです。先にTV版を観ることをオススメします。

次々と最前線の戦場を駆け巡る(駆け巡らされる)異世界から転生させられた少女ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる帝国軍第二〇三航空魔導大隊のお話。

今回は、TV版で因縁が出来たある少女とのお話がメインとなっています。

TV版と同じく調子に乗ったところもあり、夢の後方勤務とはならず大部分が戦場でのお話でバトルシーン満載でした。

バトルシーンは大画面と音響で映画ならではの大迫力です。

ターニャの禍々しい顔芸も健在ですw 観ていると幼女という感じは全然しなくなりますねw

まだまだ続きがありそうです。次回があるのならばTVに戻ってほしいですね。

EDは、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐役の悠木碧さんが歌う「Los! Los! Los!」とTV版のOPを歌うMYTH & ROIDさんの新曲でした。

最後に、TV版と同じで自業自得な面が多かったですねw

投稿 : 2020/08/08
♥ : 37
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

妖怪がヨーロッパを徘徊している――共産主義と幼女という妖怪が

PVでも披露された狂気を孕んだ“幼女”の挑発的なダンスに
まんまと映画館へとおびき出された私でしたがw
毒素たっぷりで、とっても楽しい劇場鑑賞でした♪

凄惨な近代戦に、魔法や爆撃機が飛び交う空中戦。
“幼女”ことターニャ・デグレチャフ少佐の
含蓄ある毒舌や顔芸も交えた独演にプレゼン。
あとは{netabare}国歌斉唱とかw{/netabare}
さらには各所に配置された大きくて、脆くて、良く爆発する
オブジェクトの手助けもあって、
各要素の劇場スクリーンでの最大化効果は期待以上でした。

あくまで本シリーズのブラックジョークが楽しめる方限定ですが、
ファンならば是非、映画館で毒酒に酔いしれることをオススメします。


思えば我々の世界における、先の大戦では、
原爆、ホロコーストと多発したジェノサイドの影に隠れがちですが、
独ソ戦もまた語り継がねばならない惨劇でしょう。
ファシズムVS共産主義。人類史上屈指の殺戮数と収容所数を誇る両独裁体制の直接対決。
虐殺、粛清を統計上の数値と割り切って人材を浪費し続ける国家同士による阿鼻叫喚の戦場。

元々、戦争など非合理的な破壊と殺戮と冷ややかに見る“幼女”ターニャ。
デグレチャフ少佐に置かれましては、
本人の出世と保身、何より安全な後方任務を実現するためにも、
歴史的教訓も生かして、この世界の「連邦」との戦いは
できるだけ穏便に済むよう尽力して欲しい所。

ですが、自由を愛する者として、
神こと“存在X”に対する憎悪と復讐に匹敵するくらい、
共産主義へのアレルギーが激しいターニャ。
“コミー”に嫌がさせをしたいと言う反共の欲求は抑えがたく、
後に禍根を残しまくるであろう見せ場を次々に披露w
結果、泥沼化した東部戦線は控え目に言って地獄wどうしてこうなった(笑)

合理的な近代人を気取りながら、感情が判断に影響した故に、ドツボに嵌っていく……。
この“幼女”やっぱりどこか可愛いらしいですw

こうした個人的感情が客観的な戦局判断に優越するケースは他でも頻発。
ターニャ自身もまた、他人の感情にさらされ、運命を掻き乱されることに。
本作ではかねてよりターニャに復讐心を向けて来た件の少女だけでなく、
さらなる厄介者にも粘着される羽目に……。
{netabare}ロリコンの“同志”が戦局を左右する歴史的瞬間を目撃して、私も背筋に悪寒が走りましたw{/netabare}

妖怪・共産主義に対する皮肉もスパイシーで病みつきになりますw
例えば、{netabare}最前線の断末魔にも似た悲報が、上層部には朗報として到達する共産官僚組織の腐敗とか。
敵前逃亡者はその場で粛清とか。畑の農産物出荷みたいに兵士をつぎ込む人海戦術とか。
自国の魔導師は邪魔な学者や知識人みたいに収容所に送っちゃったとか(笑){/netabare}


鑑賞後は狂宴の続きをせがみたくなる。
好きな人にとっては満足度も中毒性も高い劇薬ムービーです♪

投稿 : 2020/08/08
♥ : 31

78.8 3 2019年冬(1月~3月)アニメランキング3位
スパイダーマン:スパイダーバース(アニメ映画)

2019年3月8日
★★★★★ 4.3 (47)
278人が棚に入れました
ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。
しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。
その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、
全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった――。

声優・キャラクター
《日本語吹替版》小野賢章、宮野真守、悠木碧、大塚明夫、吉野裕行、高橋李依、玄田哲章

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

スパイダーマンファンは必見のCGアニメ映画

この作品は、マーベル・コミックの中でも知名度が高いヒーローもの
スパイダーマンを原作としたCGアニメ映画である。スパイダーマン
の映画としては初となるアニメ作品であり、主人公が従来の
ピーター・パーカーではなく黒人のマイルス・モラレスと
なっているのが大きな特徴だ。また、複数のスパイダーマンが
登場するという設定も付与されている。

全体を通した感想だが、沢山の受賞・ノミネートを獲得するのも
納得の出来だった。特にアニメーションの出来が凄く、スタッフ
からスパイダーマン愛を心の芯から深く感じられた。誠に感服した。
但し、全てが良いとも言い切れなかったように感じたので、
それも踏まえたうえで書いていきたいと思う。

主人公にきちんと焦点を当てており、変にだれることはなかった
ように思う。従来のスパイダーマンと同じような展開では
あるものの、必要な要素の一つだと確信していたため
私はそこまで気にならなかった。

また、比較的テンポもいいので、途中で眠くなるようなことは
起きなかった。映像も目を見張るものがある。色だけに留まらず、
演出や音といった部分まで徹底されているのは素晴らしい。

個人的なお気に入りは、夜の街並みをスパイダーウェブ
で操作しながら、駆け巡るシーンだ。臨場感に溢れた光景を
劇場で見られて本当に良かったと思っている。

今作も、他のマーベル作品と同じようにスタン・リーがゲスト
として登場する。細かい部分は省略するが、違和感を感じること
なくうまい事登場させる場面は毎度毎度感心させられる。

ちなみに、キャプテンマーベルだとオープニングロゴが全部
スタン・リーVerに刺し変わっているため、そういう意味でも
違った楽しみ方ができるかと思う。

主人公である、マイルス・モラレスやピーター・パーカーには
きちんと焦点を当てられているが、彼ら以外のスパイダーマン
への掘り下げは足りなかったように思う。ただ、
スパイダーウーマンに関してはマイルスとのやりとりが事前
にあったのでまだ納得できるが。

問題は残りの3人。戦闘シーンや紹介以外でのピックアップは
全くと言っていいほどされてない。モブキャラと化
してしまっているのだ。まあ、マイルスの引き立て役として
作品に大いに貢献したと考えれば、問題はないか。

敵キャラに魅力を感じられなかったのは致命的だ。プラウラー
を登場させたことに異論はないが、なぜ悪の道に進んだのか
という動機が不十分だった。キーパーソンとして重要なキャラ
であったのは明確に書かれていたので、彼についてもっと
掘り下げるべきだった。非常に勿体ない。

勘がいい人なら物の数分で正体に気づいてしまう恐れが
あるが、そこは伏線回収に繋がるという理由で自らを
納得させることにした。

キングピンに関しては言わずもがな。ぶっちゃけ、只の
でくの坊と化している。動機の説明はされているのが
唯一の救い。もういっそのこと、ドクター・
オクトパスでいいんじゃないかなと思ったのは私だけではないはずだ。

書いていて思ったのだが、アベンジャーズを意識した作り
にしたかったのではないかと考えるようになった。

なんせ、今年の4月末にはアベンジャーズ:エンドゲーム
が公開されるのだ。詳細は省くが、アベンジャーズの
4作目という位置付けになっている作品だ。

前作の戦いから、ヒーローたちが再集結し、サノスに
再度戦いを挑むというシナリオになっている。心の底から
待ちわびているといっても過言ではない程
私が楽しみにしている映画だ。恐らく、劇場での視聴になるだろう。
どのような出来になるか気になって仕方ない。

また、夏にはスパイダーマン:ファー・フロム・ホームの
公開も予定されている。但し、これに関しても言い出すとキリが
ないので、wikiを参照してもらいたい。(許して)

スパイダーマン好きの人向けに制作されているのも相まって、
スパイダーマン入門作品としては適さないのは間違いない。
スパイダーマンシリーズが好きな方、あるいはマーベル作品が
好きな方ならば見る価値はある。
個人的には間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 12

上芝 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

こだわり過ぎなんじゃない?

アカデミー賞ノミネートされていたり
アニー賞とったり
ゴールデン・グローブ賞をとったり

まあ、わかりましたよ。
pv見たとき、動きカクついてるなーと思ったけど、それはこだわり。
チカチカして疲れるなーと思ったけど、それもやっぱりこだわり。
緩いアニメに見慣れてしまった私には刺激が強すぎましたね。

ストーリー、絵作り、どちらも客観的に見て面白かったです。
特にファンにはたまらないでしょう。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 11
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

まったく新しいスパイダーマン

 字幕版、吹替版を見たです。吹替版の時折出た漫画のようなふきだしが印象的だったです。今回は、吹替版のほうが馴染みやすかったです。

 実写映画のスパイダーマンは知っているけど、今作や漫画は知らなかったです。かなり昔幼いころ、実写に巨大ロボットに乗るのもいた記憶があるです。スパイダーマンも色々だなぁと思う今作だったです。ピーター・パーカーなんてこれを見るまで、よくわからなかったです。

 スパイダーマンが、5人と一匹、考えたことも見たこともなかったです。コスチュームも違うし、スパイダーマンに似つかないロボットに乗る少女だとか、豚がスパイダーマンと呼べるのか?疑問に思ったです。CGと若干そうでないのの融合なアニメだったです。

 今作の主人公は、アフリカ系の少年マイルス。両親、叔父さんに愛される少年が、スパイダーマンとして成長するお話です。

 能力を認識し始めたマイルスが、悪い奴と戦っていたスパイダーマン(ピーター・パーカー)に使命を託されたです。その後、別の次元から来たピーター・B・パーカーと出会い、協力?していく先で、スパイダーマンが増える展開です。目的は、元の世界に帰ること、次に託された使命を果たすことという感じです。

{netabare} マイルスが、アーロンおじさんから教わったショルダータッチ「ヘ~イ」。これが、後半で大きな役割を果たすことになるです。{/netabare}


 敵のアジトに潜入するシーン、バトルシーン、スパイダーマン達との別れ、使命の達成、演出が良かったです。

 マイルスの成長、スパイダーマン達との団結、子を思う親の姿の詰まった見ごたえのあるアニメだったです。

 

投稿 : 2020/08/08
♥ : 5

77.3 4 2019年冬(1月~3月)アニメランキング4位
コードギアス 復活のルルーシュ(アニメ映画)

2019年2月9日
★★★★☆ 4.0 (221)
1362人が棚に入れました
光和2年。世界は再編成された超合集国を中心にまとまり、平和な日々を謳歌していた。しかし、平和は突如として終わりを告げる。仮面の男・ゼロとして、ナナリーの難民キャンプ慰問に同行したスザクが謎のナイトメアフレームに敗れ、2人は連れ去られてしまった。シュナイゼルの密命を受け、戦士の国・ジルクスタン王国に潜入したカレン、ロイド、咲世子はそこで、謎のギアスユーザーに襲われる。そして、その場には襲撃者に“元嚮主様"と呼ばれる、C.C.が居た。かつて神聖ブリタニア帝国の大軍すらも打ち破った無敵の王国を舞台に、人々が描く願いは、希望か絶望か。果たして、ギアスのことを知るジルクスタン王宮の面々と、C.C.の思惑とは——。

声優・キャラクター
ゆかな、櫻井孝宏、名塚佳織、村瀬歩、島﨑信長、高木渉

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

こんなラストを待ち望んでいた!!コードギアスの最後に相応しいものだった。

時系列ではアニメ版の続きにあたる物語。
ゼロレクイエムの後を描いた作品。
コードギアスを観た人ならば、誰もがあの意味深なラストが気になったであろう。
ルルーシュは生きているのか?死んだのか??
その答えがここで明らかになった!

■劇場版らしい物語
今作のストーリー自体は劇場版らしいなというのが素直な感想だ。
アニメのような作り込まれたものでははっきり言ってなかった。
あくまでもファンのために作られた番外編という感じ。
新規で観れなくもないが、やはりアニメファン向けだろう。
だが、別に面白くなかったということでは一切ない。
私は普通に面白かった。
なので、過度な期待をしすぎるとがっかりしてしまうので上記のような心持ちで行くのがBESTだろう。

■キャラたちが勢揃い
懐かしのあのキャラたちが大集合!
そしてなんといっても、C2が久々に観れた!!
見に行く人のの大半がC2目的ではないだろうか?
もうね……最高!
C2に介護されたい~~ってなったw
予告編ではスザクが映ってるシーンが多かったが、今作はルルーシュとC2の二人がメインとなるストーリーだった。
なので、その二人の関係が観たい人たちは安心して観てきて欲しい。
もちろん、スザクも大活躍なのでスザク推しもモーマンタイ!

■総評
アニメ版ではルルーシュが犠牲になることで世界が平和になった。
しかし、ハッピーエンド派の私としては未練が残る最後となった。
そんな私からすれば、今作はかゆいところに手が届きスッキリできた。
みんな笑顔の大団円!!
今作単品で見ると、イマイチなのかもしれないが、シリーズ通してみると最高のできだったと思う。
コードギアスという物語の最後に相応しい。
あのラストにモヤモヤした人、コードギアス自体が好きな人はぜひ劇場に足を運んで欲しい。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 14
ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

本編を超えることは期待してなかったけど、ファンなら泣けるところ多し。

※コードギアス本編のネタバレが多数あります。未視聴の方はご注意ください。

本編のテレビシリーズは、最初の構想や設定がガバガバなのに勢いで押しまくって4クールの全話が面白くて最後は絶対に泣かせる、という奇跡の様な作品で、おそらく今後もこれを超える作品はそうそう出てこないだろうと思います。

この映画は、2時間程度の尺にR2の後からの整合性やファンサービスを入れないといけないこともあり、話の内容自体は二の次で本編に遠く及びません。
敵の{netabare}過去に戻るギアスに対しては、ルルーシュのいつもの頭脳戦で攻略しますが、それが謎理論になっちゃって、ちょっとどころかかなり無理があって納得できかねるものでした。まあルルも復活したばっかりだから寝ぼけたんだよね?とファンならギリギリ許せるレベル?{/netabare}
それでも、コードギアスらしいスピーディな展開は充分満足できるものでした。


そして随所にあるファンサービス的な演出・映像が、10年待ったご褒美のようで涙ものでした。
以下、ファンサービス的に泣けたところ
{netabare}
・R2の後半で影の薄かったカレンが全編通して活躍してくれた。戦闘だけでなく微エロも相変わらず担当してくれてるのが泣けた。

・ゼロレクイエムのメンバー(咲世子、ロイド、セシル、ニーナ、ジェレミア)の出番が多かったこと。地味ながらルルーシュを最も理解しているメンツです。咲世子ジェレミア以外は戦闘能力ないのに、また無事に集まって悪巧みしてるのが泣けた。

・コーネリアがルルに詰め寄る際に、ユフィだけでなくダールトンが死んだことにも言及したこと。部下思いで泣けた。

・シュナイゼルが政治家としてマトモなこと。付き従っていたカノン・マルディーニも、ギアスにかかってもないのに真面目にがんばってるのが泣けた。

・今まで敵だったキャラが全員共闘するという胸熱展開。特にカレンとスザクで戦術を立てるところは、これまでずっと敵同士だっただけに泣けた。

・エンディングのシャーリー。あの笑顔と涙を見て、泣かない人はいるのか? 私は映画館で号泣でした。

・扇が総理大臣を辞めていたこと。しかし、なんだかんだで幸せな人生を歩んでいることは甚だ残念。
ヴィレッタに愛想を尽かされて三行半を突きつけられた上に玉城にカフェゼロでこき使われてる描写があれば、嬉しくて泣けた。{/netabare}

投稿 : 2020/08/08
♥ : 10

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

なんですか?、これは・・。

なんですか?、これは・・。

「拾え」と言われた気分です・・><。

・・視聴者に都合のよい世界を。


視聴者が”ルルーシュを失った寂しさ”から逃れられる世界。

これではルルーシュが否定した”シャルルの世界”と大差ないのでは??。


もしくは”未来予想図の見れる「視聴者のための改良型リフレイン」”なのかもしれません。。


いずれにせよ”かりそめ”・・??。

いや、”まがいもの”の間違いでは?。


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とはいえ、せっかくの機会ですので

本作こと「視聴者のための改良型リフレイン」にはしばし楽しませていただきました^^。


どうしてもTV版本編(R1・R2)への思い入れが強すぎるため

場面によっては涙してしまうことも・・。。


・・・(うるうる)。。。


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ハイ。結論としては

ピクチャードラマやサウンドエピソードのうちの1作品として捉えるならば高評価!。

本編再構築版の正式続編として捉えるならば、超超低評価・・・といったところが本音です><。


とにかく、制作陣の方々からの作品愛が、とにかく感じられません・・・><。

”金のなる木”優先感が強すぎます・・(個人的感想です)。


とにかく、R1・R2から時間が経ちすぎ・・・・。

せっかく同じ声優さんが続投されてるキャラでも

「おまえ、誰!?」

と感じてしまう場面が多々・・・(キャラデザ劣化もあいまって・・)。

(演技とキャラを忘れてしまってる?・・というかもう再現できない??)



あと、本作での敵対勢力の多くの新キャラに対して、魅力を感じることができませんでした・・。


ギア〇設定をまた持ち出したのにも、若干、いや過分に閉口です・・。

ギア〇って、もう少し制限条件が厳しかったり限られてなかったりしてなかったですか??。


なんか、某なろう作品リゼロのような能力になってくると

もはやギアスの域を超えてしまってるのでは・・・??(ただの超常能力じゃんw)。


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本作を観終えての現在の率直な欲求としましては・・

「ピクチャードラマやサウンドエピソードをもっかい1から全部見たい!!!」・・・です♪。



音だけで映像の想像力をかきたててくれたあの作品群にはホント脱帽です!!!!!。


やはり当時の、艶と勢いのある演技で耳を幸せにしてくれたあのサウンド作品群の世界観に

再度没入させてもらいたいと思っています!!!(最高のリフレインなのかも?)。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 9

76.7 5 2019年冬(1月~3月)アニメランキング5位
劇場版総集編 メイドインアビス【後編】放浪する黄昏(アニメ映画)

2019年1月18日
★★★★★ 4.2 (37)
328人が棚に入れました
 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴「アビス」。深く巨大なその縦穴には奇怪な生物たちが無数に生息し、現在の人類には作ることのできない貴重な遺物が眠っている。
 偉大な探窟家だった母の後を追いアビスの奥へ旅立った少女リコとロボットの少年レグは、互いに支え合いながら様々な困難を乗り越え、深層へと進んでいく。
 やがて絶体絶命の危機に陥った2人の前に、長い耳を持つぬいぐるみのような不思議な生き物ナナチが現れ…

声優・キャラクター
富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、大原さやか、豊崎愛生、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

こちらも舞台挨拶へ・・・

劇場版総集編2作のうち後編です

基本的にTV版の終盤をほぼそのまま使っている感じです
私はイベ被りで観に行けてないですが
最終話1時間SPは劇場で最速上映会があったので
そこでの映像にその前の部分をダイジェスト化して繋げた感じのようです

TV版を見ている
前編を見ている
原作漫画を読んだ

のどれかに当てはまらない人は
基本的にお勧めできません

前編は少年少女の冒険譚として
TV版から名シーンを切り取って
TV版の3倍ワクワクドキドキする作品でした

それに対して後編はTV版の3倍

痛い・・・
苦しい・・・
辛い・・・
哀しい・・・

前編の時は楽しく舞台挨拶まで見終えて
かぐや様の先行上映に向かったわけですが
日程がずれていて後編の後にかぐや様だったら
とてもギャグ作品を楽しめるような状態じゃなかったです・・・
もうその日一日上昇負荷で廃人になったような状態で
まさにハートフルぼっこファンタジー(伊瀬茉莉也命名)でした

娯楽作品としてはあまりにも上昇負荷がきつすぎるので
むしろそれこそこの作品の醍醐味なのは理解しつつも
物語の評価を4.5とすることにしました
観に行く際はその日一日何も手につかないのを覚悟のうえでどうぞ

さて、TV版になかった追加シーンとして
最後にボ卿が出てくるシーンで
プルシュカとの絡みが追加されています

こ・・・この声は!?
水瀬いのり!

この先彼女に待ち受ける過酷な運命を知らなければ
ただの仲睦まじい親子の姿にしか見えないシーンですが
なまじ先を知っているだけに
プルシュカの愛らしい姿と声に戦慄しました・・・

TV版は前半と後半で雰囲気に激しい落差があり
OP・EDは中盤以降の展開には
はっきり言って合ってない状態でしたが
今回のEDは当然ながら終盤の展開に合わせて作られており
作品の閉めに相応しい1曲でした

~・~・~・~・~・~・~・~舞台挨拶レポート~・~・~・~・~・~・~・~

上映後舞台挨拶にて・・・
{netabare}司会のおねーさん(カドカワのP)

司「皆さんおはようございまーす」
客「ぉ…はょぅ…ざ…」
司「あ、思ったより元気ですね♪」
お前は鬼か!

富田美憂

今回のアフレコでは
一か所だけセリフの録り直しがあったそうです
それはベニクチナワとの再戦シーン

あの辺は今回の総集編で
極限まで尺を削られてるので
削った絵に合わせて録り直す必要が出たんでしょうね

伊瀬茉莉也

本編の放送の時と総集編を見た時で
泣けるポイントが変化したと言って
劇場版で泣けるポイントとして挙げたのが
リコが目を覚ます直前のミーティとのシーンだそうです

後編は泣けるシーン目白押しですからねぇ

他に面白かったのは
試写会で監督と会話した時の話

EDまで観終わった監督が一言
「この音楽はずるいなぁ
いろいろ頑張って作ったのに
ED曲が全部持ってっちゃった」
確かにあのEDはきれいにハマってましたねぇ

なお、今回録り直しは
息遣いなど言葉以外の部分だけだったそうです

井澤詩織

登場しての挨拶

「んなぁ・・・
お前ら泣いてんのかよ
しょうがねぇなぁ
おいらがモフモフさせてやるよ」

あ・・・ありがとうございます(-人-

ラストシーンのプルシュカの話になって

井澤「すごいだろ!水瀬いのりだぞ!人気声優だぞ!」
伊瀬「あんたもだよ」
井澤「あ・・・ありがとう(///ω///)」

不意打ちに弱いしーたむw

今回録り直しは一切なかったそうです
つまり前後編あわせても取り直しなし
アフレコはシュークリーム差し入れただけだったそうです

なんてこったw
ギャラ発生する仕事舞台挨拶だけかよ!{/netabare}

投稿 : 2020/08/08
♥ : 13
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ナナチ加えて次の旅へ、大画面でリピート、リピート +

 マルルクの見送りから、さらに先へと始まる後編だったです。

 知られている展開ではあるけど、リコのピンチ到来、ナナチ登場は、見始めて意外と早かった印象です。

 TV放送も含めて何度見ても、ナナチとレグのやり取り、ナナチとミーティの衝撃の過去には、感慨深いものがあったです。

 キャラデザと世界観とギャップのありすぎるR12指定されたと思われるあのシーンは、仕方ないと言われればそうかもなのです。{netabare}上昇負荷や毒によるリコの損傷、腕の骨を折る場面その後、特にはミーティが慣れ果てに変わる場面、実験された無残なミーティの姿だったと思うです。{/netabare}TV放送で見たときも、深夜放送でなかったらと思ったです。

 にしてもナナチとの出会いが、これから先の冒険を大きく変えるだろうと思わせる、大きな起点になる必然だったと今でも思うです。

{netabare} 印象に残ったのは、TV放送でもお馴染み、永遠に生き続けなければならない呪いを受けたミーティとの別れだったのでは!です。
 ナナチがいなくなったとしても、生き続けなくてはならないミーティ。ミーティを苦しまず殺す方法を探していたナナチ。ではあったはずだけど、いざその時が訪れたときのナナチのためらいは、何か以上にやるせない悲しみがあったです。泣き崩れるナナチとレグの姿は、いたたまれなかったです。

 回復したリコに一緒に来てほしいと頼まれたナナチ、決断し今まで暮らしていた住み家を眺めた姿は、何を思うのか?だったです。{/netabare}

 リコ達の冒険支度場面は、私の記憶が確かならばTV放送となんか違う?気がしたです。音楽は違っていたと思うです。EDの音楽もどこか神秘的で序盤の方で「あああああ~」と女性が歌っているのか?うなっているのか?わからないけど良かったです。

{netabare} にしてもナナチとミーティを慣れ果てにした張本人ボンボルド、偽善をおよそい子供を実験台にしか考えない、正当化するどこか不気味な姿には、憤りがありすぎるです。最後の最後にでてきた、TV放送に登場しなかったボンボルドをパパと呼ぶ謎の少女プルシュカは、{/netabare}これからあろうメイドインアビスの続きにどうかかわるかみたいで、とにかく「私、気になります」です。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 7

meuh さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

上昇負荷で席から立てない

前編に続きとても良くまとめられていました。
劇場だとリコのシーンは話を知ってる身としても臨場感が半端ない。ずっとハラハラしてました。
ナナチとミーティの話はよりぐっと心を抉られるし。
そして最後。
より一層続編が非常〜〜に楽しみになりました。
ありがとうスタッフさん達!

投稿 : 2020/08/08
♥ : 1

76.6 6 2019年冬(1月~3月)アニメランキング6位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(アニメ映画)

2019年2月15日
★★★★☆ 4.0 (101)
798人が棚に入れました
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
東地宏樹、有本欽隆、浅野真澄、てらそままさき、大原さやか、関智一、野島健児、石田彰、伊藤静、沢城みゆき、本田貴子、花澤香菜、佐倉綾音
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

刑事の勘は永遠に……

『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の新作・劇場版三部作の二作目の舞台も日本。
但し、メインの時代はTVアニメ1期の少し前の過去。
本作で起きる事件もまた、霞ヶ関のタテワリが障壁になる難事件ですが、
この当時はまだ“伝説の刑事”で、公安局の“猛犬”征陸(まさおか)智己<執行官>が健在。
シビュラの権限が規制される、他省庁の“聖域”にあっても、
征陸の事件への執念は潰えず、その牙は一度食らい付いたら離れません。

ついでに征陸の息子・宜野座<監察官>もこの頃は絶賛反抗期中w
宜野座は家名の通り、{netabare}沖縄が実家。
沖縄絡みの捜査からの脱線が炎の険悪親子関係に油を注ぐことにw{/netabare}
久々に熱い?親子喧嘩もスクリーンにぶちまけられて感無量ですw

征陸や事件の関係者を通じて、組織の中でも折れない個人の信念を感じたシナリオでした。
例えば征陸<執行官>はTVアニメ1期でも、
シビュラが捜査、執行全般を指示する時代になっても尚、
刑事の勘を前面に押し出した、昔気質のデカを貫き通していましたが、
本作でも、その生き様に再会できて熱かったです。

加えて、そんな個人の信念の継承も確かに感じられました。
各省庁の秘密主義が招いた事件は、相変わらず組織が個人を圧殺する後味の悪い物でしたが、
刑事の勘は、先の第一部にて<執行官>に受け継がれていましたし、
本作では、そんな胸糞な事件が続く中でも、たまに感じられると言う
刑事の正義や信念を引き継ぐ意志もありました。


一方で<シビュラシステム>については、今回もまた、
{netabare}硬軟織り交ぜて対立省庁を屈服させる狡猾さが際立ちました。
事件を通じて、クーデターの危険性が最も高い軍隊に対し、暗部と言う首根っこを抑える。
その上で生かさぬよう殺さぬよう、使える武力だけ残して、
貸しも作って<シビュラ>に抗えない体勢に持って行く。

タテワリが壊される様なんかも、通常は規制緩和など革新的でポジティブなイメージですが、
本シリーズのタテワリ打破は、三部作通じて、
霞ヶ関支配の地歩を固めて行くであろう、<シビュラ>の着実さが目立ち薄気味悪いですw{/netabare}


うん……やっぱりシビュラくん、性格悪いわ~w


付記:第二部公開を控えた今月に入って、
征陸智己<執行官>役の有本欽隆氏・食道がんで死去の訃報が飛び込んで来ました。

<シビュラ・システム>の伸長により“伝説の刑事”から
<潜在犯>として公安局の“猟犬”に落されても尚、
自身の矜持を捨てずに、泥臭く食い付いていく征陸の生き様は、
システムに疎外されても消えない人間性を語る上で重要な要素でした。

それを人間味溢れる演技で再現した欽隆さんの声は地味ながら作品に欠かせない物でした。

元々、本作は、{netabare} 生前の征陸を悼む視点{/netabare}もあった上に、
さらに“弔辞”コメントも相次いだという舞台挨拶のニュース等も含めて、
中の人の追悼ムードも加わり、
より故人の遺志というテーマを意識させられた劇場鑑賞となりました。

ご冥福をお祈り致します。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

「フットスタンプ作戦」…あそこで、本当はいったいなにがあったんですか!

この作品は、2019年に上映された劇場版アニメ三部作の第2弾です。
現在、過去、未来の三部作のうち、今回は「過去」に位置付けられる作品となります。


常守朱が公安局刑事課一係に配属される前の2112年夏、沖縄。
国防軍第15東郷任務部隊に所属する須藤徹平は、優秀なパイロットとして軍事作戦に参加していた。
三ヶ月後、無人の武装ドローンが東京・国防省を攻撃する事件が発生する。
事件調査のため、国防軍基地を訪れた刑事課一係執行官・征陸智己は、須郷とともに事件の真相に迫る。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

今回の物語の主役は、執行官の須藤徹平さん…
正確に言うと、執行官になる前の軍人だった頃の須藤徹平です。
恥ずかしながら私の記憶から完全に抜け落ちていたキャラでした。

このシリーズは、これまで主人公が次々と事件を解決していくスタイルが主流でしたが、今回の物語は一味違っていました。
確かに事件は発生するのですが、事件を解決するのはあくまで公安局の仕事…
それじゃ須藤徹平はというと…完全に巻き込まれた感じでしたね。

でも、こういう目線も大切だと思います。
何故なら、私たちが何かの事件に関わるなら圧倒的に第3者で巻き込まれる確率が最も高いでしょうから…
生きていて、何度も事件の第一人者には成り得ませんしね。

でも、周囲を巻き込む力…というより、抑え込む力のが物凄く強い事件だと思いました。
最近、「働き方改革」という言葉をよく耳にしますし、職場にも浸透し始めています。
それから比べると、今回登場した国防軍は明らかに逆行していました。
もちろん、機密事項の漏洩はどこの部署においても絶対禁則事項です。
ですが、職場の風通しという意味では、現代社会と随分なギャップを感じました。
今より未来の世界の出来事なのに…

レビューのタイトルで用いた「フットスタンプ作戦」は、本作品の中で素性が明らかになるのですが、思っていた以上に残酷で、悲しみしか生まない作戦だったのではないでしょうか。
諸悪の根源は、作戦の指揮者にほかなりません。
ですが、例え何も知らなかったとしても、自分が加担していたことを後から知らされたらどうでしょう…
何もかも開き直れる訳なんて…ありませんよね。
だから、潜在犯に認定されるのは、直接犯罪に手を染める以外にも多種多様なケースが存在するのだと思います。

本作では、シビュラシステムにはあまり触れられませんでした。
これまでは、全ての犯罪はシビュラシステムに直結していたので違和感ありませんでしたが、システムに関係無いところでも、事件って起こるんですね。

主題歌はCase.1と変わらず、エンディングテーマは、1期後半のエンディングが使用されていました。
もちろん、Case.1同様リミックスバージョンです。

上映時間が約60分の作品でした。
Case.1とコメントが重複しますが、兎に角物語の濃厚さが半端ありません。
「正義と信念の感じられる仕事」という台詞を耳にしました。
自分も「かくありたい」と思える台詞でした。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 12

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

柾岡執行官がかっこいい

SS3部作の中では、一番好きな作品です。

柾岡執行官が、とにかくかっこいいです。
最後も、いかにもシビュラシステムが考えそうな落としどころだったので、楽しめました。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 6

76.0 7 2019年冬(1月~3月)アニメランキング7位
劇場版総集編 メイドインアビス【前編】旅立ちの夜明 (アニメ映画)

2019年1月4日
★★★★★ 4.1 (34)
304人が棚に入れました
 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。
 アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い、こっそり連れ帰るが…

声優・キャラクター
富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、大原さやか、豊崎愛生、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾
ネタバレ

ぽ~か~ふぇいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

舞台挨拶に行ってきました

劇場版総集編2作のうち前編です

最近は総集編と言いつつ
新作カットがたっぷり入ってたり
今までの映像の使いまわしでありながら
ストーリー的にはほとんど新作
みたいな劇場版も多いのですが
これに関してはリコの両親がらみが
ちょっと追加されてる程度で
ほとんどTVアニメからそのままです

真新しいものがないなら
別に観なくてもいいかな!
なんて思った方には少し待ってほしい
確かにTVアニメからの追加分はほとんどありません
だからメイドインアビスにどっぷりハマってる方もしくは
TV版は観てないけどメイドインアビスが気になる方
以外にはあまり得るものが多くない作品のように見えます

しかしそれはこの作品を後々家庭で鑑賞する場合の話
メイドインアビスはTV版の時点で既に
劇場版かと見紛うようなクオリティの作品でした
それを映画館の大スクリーンと音響設備で観れる
というのはもうそれだけでお金を払う価値があると思います

私はTV版1話も先行上映会に観に行っていたのですが
1話ラストのアビス全景が映るシーンは
幻想的な音楽と圧倒的スペクタクルに鳥肌が立ちっぱなしでした
もちろん居間でのんびり寛ぎながら見るのも
それはそれで悪くない視聴環境ではあるのですが
メイドインアビスの世界をよりはっきりと肌で感じたいなら
やはり劇場まで足を運ぶしかないと感じました

今回の前編映画はTVアニメで言うと8話まででしたが
その中でもアビスの絶景に始まり
劇場を震わせる大音量の火葬砲
不気味な笑みを張り付かせたドアップの不動卿など
これは劇場に足を運ぶ価値があるなぁ
と思わせるだけの仕上がりになっていました

TVアニメを見て気に入った方ならば
劇場で振り返ってみるだけの価値はあるのではないでしょうか?
もちろんまったく作品に触れたことがない人でも
問題なく楽しめるつくりになっていますので
レビューを読んでみてちょっと興味がわいたよ
なんて方も是非どうぞ

~・~・~・~・~・~・~・~舞台挨拶レポート~・~・~・~・~・~・~・~

舞台挨拶の様子をざっくりと
{netabare}
富田美憂

TV版1話先行の時はまだ高校生でしたが
1年半ですっかり大人になった印象です
あの時は外見も中身もザ・クソガキってかんじで
まぁでもそのざっくばらんな感じが
リコ役にはうってつけなのかなぁ?
なんて思ったものですが
今回は容姿もトークも別人のように落ち着いてました
声優としてはどうかわからないですが
人間としてすごく成長した感じがしました
若いながらも社会人として立派に仕事をしているわけですから
自然と身についてきたものなのかもしれませんね

伊瀬茉莉也

今回の総集編では
新規に録ったボイスはそこまで多くなかったそうです
そんな中で自発的に録りなおしたセリフがあったそうな
ナットたちとの別れのシーンで
絵だけの状態で録ったため
後からついた強風のSEが
自分が思っていたよりも強く
この強風の中で出す声なら
もっと張り上げないと届かない!
ってオンエアを見て思ったそうです
周りの声優陣からも
OK出てるセリフに自分からリテイク要求する人初めて見た
と驚かれており
そのプロ意識の高さに感心させられました

井澤詩織

今回の劇場版前編はTV版8話まで
ラストにワンカットだけナナチが映りましたが
今回ナナチにセリフはありません!
つまりはしーたむ出てませんw
TV版1話先行の時同様
出てない作品の舞台挨拶に駆り出されるという
なんとも度し難い状態でしたw
当然アフレコにも参加してないわけですが
アフレコ現場に差し入れを持って行ったそうで
その話でキャスト勢と盛り上がってました
{/netabare}

投稿 : 2020/08/08
♥ : 15
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

アビスの世界、リコとレグ、大画面でリピート

 総集編だけにTV放送の場面そのままが結構目立ったけど、劇場スクリーンならではの迫力、うまく話が初めて見る人にもわかるようにまとめられていたです。

 一番最初は、新作カットかなぁだったです。{netabare}ナレーションによるアビスの説明の見覚えがない場面、リコが生まれる前におけるリコを宿した母親ライザの登場がTV放送で、確か見覚えがなかったと思うです。夫のトーカも初めて見た気がするです。{/netabare}

 その後、TV放送でも見たことのある進行になったです。うまくまとめられているため話は分かるようになっているけど、細かいいきさつは、TV放送の方が良いと思うです。

{netabare} やはり、火葬砲の凄さの披露、シーカーキャンプでの出来事がメインになっていたです。マルルク何か、可愛いです。{/netabare}見たことのある場面とはいえ、マルルクの見送りのシーンが印象深いです。

 OP、EDは劇場使用のようで、リコとレグの歌とは違った良い感じです。次回、再び見る知られているあのキャラの登場、ワクワクするです。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 13

イヌイル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

総集編でも良かった。

まさかの総集編でも映画なので音楽や作画がよりいっそう良いと思いました。
後編があるので楽しみです。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 2

74.1 8 2019年冬(1月~3月)アニメランキング8位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に」(アニメ映画)

2019年3月8日
★★★★☆ 3.9 (88)
622人が棚に入れました
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
関智一、諸星すみれ、本田貴子、志村知幸、磯部勉、高木渉、鶴岡聡
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

終わりなき自分探しと居場所探しの果てに……

少し前、世界を旅すれば人生の指針も自分も発見できると言う、
旅万能論に基づいた自分探しの旅がもてはやされた時代がありました。

実際には、サッカー選手が世界を旅して改めてサッカーに関わりたいと思い直す。
くらいの心のリフレッシュ効果があれば良い方で、
旅先で人生前後不覚になり“沈没”するリスクまであると言うのに。
俺は旅で夢を見つけたと自身の半生を伝説化する経営者など、
旅が美化される風潮に私はある種の気色悪さを感じたものでした。


このような捻くれ根性で、本作を劇場鑑賞した私にとって、
狡噛慎也が長い放浪の旅の果てに辿り着いた、
ヒマラヤを望む「チベット=ヒマラヤ同盟王国」
その絶景はシャンバラさながらの理想郷の姿をしながら、
内実は、麓の都市文明同様……いやそれ以上に矛盾を抱えたディストピアそのもの。

因みに現実のヒマラヤ山麓も、麻薬問題、貧困による児童人身売買が横行。
“幸福度世界ナンバーワン”の触れ込みで度々来日してくる某王国も、
足下では内紛の火種を抱えているのです。

この世の果てとも言うべき、“世界の屋根”に至っても尚、
人は、狡噛もまた、己が背負う過去や宿命から解放されることはない。
作品内世界、リアル世界共に、乖離しがちな理想と現実に
私は苦虫を嚙み潰しながら、
復讐に囚われた少女と向き合う狡噛の姿を見ていて、
もう旅もそろそろ終わりで良いのでは?と何度も語りかけたくなりました。

さらに極めつけだったのは黒幕の所業。
(※重大なネタバレ有)
{netabare}傭兵ガルシアに至っては、平和維持活動による世界平和という理想郷を演出するため、
鎮圧すべき紛争を自作自演して、己の存在意義をでっち上げるマッチポンプぶりを披露。
過去の自分の理想像に囚われ、シャンバラを汚す人間の姿はどこまでも哀しいです。{/netabare}

よって……(※ラストの重大なネタバレ有)
{netabare}日本帰国の決断に至った狡噛の心情は筋が通っていると感じました。
狡噛が行った復讐とそれにより生じた諸々の葛藤のモヤモヤを晴す
万能薬は世界の何処にもなくて、
やはり、狡噛自身が、発端となった日本で解決する以外にないのだと納得しました。{/netabare}

結局、己の運命を決めるのは、旅先の壮大な自然風景ではなく、
自分自身の心の風景次第。
私の中の旅万能論への懐疑が一層、強まる(苦笑)
苦味が利いた有意義な映画鑑賞となりました。



主人公らを一新して迎えるTVアニメ3期は、本劇場三部作でも描かれた
シビュラが社会を統制するシステムとしての地歩を固めるため、
繰り広げて来た、霞ヶ関内での暗闘が引き続き背景になるものと思われます。

これまで厚労省のシビュラVS他省庁については、
本三部作第二部では、{netabare} 国防省{/netabare}の威信を失墜させる陰謀が明らかとなり、
TVアニメ2期では、{netabare}「パノプティコン」で社会基盤の座を争う経済省{/netabare}の野望粉砕の過去が明かされ、
他にも、政官の中枢にまでシステム末端を食い込ませる策士ぶりを見せています。

そして、今回、前作劇場版&本三部作を通じて次なるライバルとして
{netabare}外務省{/netabare}の暗躍が強調されました。
旧世紀、伏魔殿と恐れられた難敵。シビュラも相手にとって不足はないでしょうw
伏魔殿の手先たるフレデリカさんも金髪美人だし、巨乳だし、
スナイパーだし、雑賀流・心理学の使い手みたいだし、
何より“棄民”とかシビュラの痛~い所をネチネチと突いてくるし、
排除するにも一筋縄ではいかないでしょう。


ただ、本劇場三部作は2期、劇場版1作目と3期をつなぐ上で事前に予習必須なのか?
と言うと何とも微妙なところと思っていて。

3期を視聴していて、例えば、新主人公コンビの脇に回された旧作メンバー等を見ていて、
おや?こんな人間関係あったっけ?と気になった時なんかに、
或いは、黒幕が過去何をしていたのか知りたくなった時なんかに、
フラリと本三部作に舞い戻る感じでも遅くはないのかなと私は思っています。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 21
ネタバレ

shino73 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

正義は歪んだ世界を照らす

シリーズ原案、虚淵玄。

秋からの新シリーズに備えよう。
今年公開された新劇場版3部をまとめて。

[1]罪と罰
[2]FIRST GUARDIAN
[3]恩讐の彼方に

人間の心理状態を数値化し管理する近未来。
犯罪係数を基に潜在犯を追う刑事のSF活劇。

新劇場版はかつての物語の補完として、
テレビシリーズ直前直後の事件を描いている。
2112年~2117年が舞台である。

霜月と執行官となった宜野座の物語では、
経済省特別行政区からの女の逃走劇から始まる。
その犯罪者隔離施設「サンクチュアリ」では、
潜在犯たちを鉱山労働に従事させている。
{netabare}事件の背後で見え隠れする各省庁の動き、
そして秘密裏に任務を遂行するシビュラ。{/netabare}
まるで「笑い男」事件のようだ。

続く第2部では、
国防軍所属時代の須郷と征陸の邂逅。
外務省花城フレデリカの色艶に興奮する。
素晴らしいキャラクターだ。

物語を締めくくる第3部は、
日本を脱出しアジアでゲリラ活動を続ける、
狡噛の新たな旅路の物語である。
このまま現世を彷徨う悪霊となるのか、
{netabare}自問自答の果てに日本へ帰還することを誓う、{/netabare}
彼に興味は尽きない。ここは沸きましたね。

新たな敵と遭遇し信念を基に行動する。
この物語が提示するものは正義に他ならない。
僕たちもまた正義と向き合い躊躇うのでしょう。
これが正しい道なのか!?と。

ますます新シリーズが楽しみになった。
新劇場版が躍動する起爆剤になって欲しい。

そう願いを込めて待っています。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

わたしの、先生になってもらえませんか

この作品が、2019年に上映された劇場版アニメ三部作のラストになります。
現在、過去、未来の三部作のうち、今回は「未来」に位置付けられる作品となります。


2116年に起きた東南アジア連合・SEAUnでの事件後、狡噛慎也は放浪の旅を続けていた。
南アジアの小国で、狡噛は武装ゲリラに襲われている難民を乗せたバスを救う。
その中には、テンジンと名乗るひとりの少女がいた。
かたき討ちのために戦い方を学びたいと狡噛に懇願するテンジン。
出口のない世界の緑辺で、復讐を望む少女と復讐を終えた男が見届ける、
この世界の様相とは…。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

作り手の粋な計らいを感じます。
まさか、2015年に公開された劇場版の後日談と、こんな形で出会えるとは予想だにしていなかったので…。
そっか、ここで狡噛が出てくるのか…
劇場版のラストシーン…あんな形で狡噛をばっさり切り捨てるなんて、奥歯に何かが挟まっていた感じはあったんですよね。
この計らいも計算されたモノだとは思いますが、頭の中で点と点が繋がる瞬間はやっぱり嬉しいです。

でも、点と点が繋がるのは狡噛の件だけじゃないんです。
第2作「Case.2『First Guardian』」でチラッと登場した方も本作ではキーパーソンになっていました。

しかし狡噛さん…
どうして自分の居場所を無くす…未来の可能性を削る生き方しか出来ないんでしょう。
狡噛の選択は概ね間違ってはいないと思うんです。

そりゃ、過去に超えてはいけない一線を超えたことはありました。
それが原因で日本から脱出せざるを得なかったことも理解しているつもりです。

ですが、SEAUnの事件の時…折角繋がることのできた旧知の仲間との接点まで
切り捨てる必要は無かったんじゃないかと個人的には思っています。

放浪の旅…吟遊詩人みたいで聞こえは格好良いかもしれませんが、特定の居場所を持たず、衣食住がままならなず、加えて狡噛の目指す先は何時だって戦場なのですから、命の保証だって無いんです。

確かに、狡噛が放浪の旅を続けていなければ、目の前で親を惨殺され復讐を誓ったテンジンとの出会いは無かったかもしれません。
ですが、彼がそこまで自分を徹底的に推し殺さなければいかねい業を背負っているとも思えないんです。
あくまで個人的意見ですけれど…

「あなたには救える人がいる…やることがある…」
物語の中で流れてきたこの台詞が耳に残っています。
この一言が狡噛自身の救いになったのではないかと思っています。
だって、物語の中で彼は物凄く大きな決断をするのですから…

一連の出来事の中狡噛が何を拾うのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングアニメは、3部作に合わせて全て刷新されていました。
主題歌はCase.1と変わらずですが、エンディングはリミックスされた「名前のない怪物」でした。
「名前のない怪物」って、原曲のクオリティが鬼懸かっているんですね。
だから、どの様な形に編曲されても格好良さが失われない、というのが分かりました。

アニメーション制作はProduction I.Gさんなので、クオリティは折り紙付きです。
3期視聴を待ってでも先に視聴する価値のある劇場版だったと思います。
これでようやく…待ち望んでいた3期が視聴できます。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 12

73.0 9 2019年冬(1月~3月)アニメランキング9位
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.9 (101)
649人が棚に入れました
3つの物語の舞台は約100年後の日本とアジア――その現在、過去、未来に起きる事件が語られる。事件に立ち向かうのは、規定値を超えた〈犯罪係数〉を計測された〈執行官〉たちと〈シビュラシステム〉が適性を見出したエリート刑事〈監視官〉たち。犯罪を未然に防ぐために必要なものは、猟犬の本能か、狩人の知性か。事件は思わぬ事実を明らかにし、世界のあり方を映し出す。これまで語られていなかった『PSYCHO-PASS サイコパス』のミッシングリンクがついに紐解かれる。

声優・キャラクター
野島健児、佐倉綾音、弓場沙織、平井祥恵、岡寛恵、小山力也、斉藤貴美子、多田野曜平、中川慶一、花澤香菜、東地宏樹、櫻井孝宏、伊藤静、沢城みゆき
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

青森のサンクチュアリ

『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の新作・劇場版三部作の一作目の舞台は日本。
青森の<潜在犯>隔離施設“サンクチュアリ”から脱走した女に関する公安局の捜査に、
不自然な横槍が入ったことをキッカケに、公安局屈指の女<監視官>二人とその一味らが、
青森と東京、前衛と後衛、二手に分かれて喰ってかかる、やや刑事ドラマ色の強いシナリオ。

自動運転が絡んだ事件の発端。行動予測がすっかりスタンダード化した捜査。
あとは{netabare}旧優生保護法絡みの裁判でも問われた、
社会が不適合とみなした人間から出産、育児の権利を剥脱した件とか。{/netabare}
日々アップロードされ続ける社会に対する懸念もふんだんに盛り込みながら、
社会正義の在り方を問いかける構成にはらしさは出ていたと思います。

ただ、尺不足は感じます。
青森を聖域たらしめた根拠となった<潜在犯>更生のアプローチ。
即ち{netabare} 集団心理を活用した個の圧殺による<犯罪係数>低位安定を土台とした“ユートピア”実現。{/netabare}
に関しては特に心理描写の欠落による説得力不足を感じました。

これは1クールに枠が短縮されたTVアニメ2期以来、ずっと感じていることですが、
最近の本シリーズは、着眼点は面白いのですが、
個々の要素の掘り下げはやや物足りない印象が続いています。
『PSYCHO-PASS』は1期みたいにシステムの弊害や穴を突いた犯罪を描き
テーマを投げかけた上でさらに、
社会の変容が個人の価値観や芸術活動に及ぼす影響までえぐり出してこそ価値がある。
と私は思っているので、今回のネタも例えばTVアニメ3期2クール相当の枠内で、
“楽園”で暮らす<潜在犯>の生活感も含めて、
じっくり、ネットリ表現して欲しかったと言うのが正直な所です。

それでも劇場版ならではのSFバトルシーンなど見所はありました。
この第一部では、先輩<監察官>を差し置いて、
公安局のエース(自称)である霜月美佳<監察官>が捜査の前線・青森で活躍しちゃいます♪
正義の名の下に猪突猛進しそうになる、じゃじゃ馬ぶりは相変わらずw
まったく<監察官>と宜野座<執行官>どっちが“猟犬”だか分らなくなりますw

そんな中でも事件を通じて抑える所は抑える。美佳の成長は感じられました。
宜野座<執行官>がこぼした{netabare}「人うまく使えるようになったじゃねぇか」{/netabare}とのひとり言は、
美佳に対する賛辞だと私は理解しています。
但し本人には決して言いません。だって煽てると調子に乗っちゃいますからねw
この辺りは流石に“忠犬”宜野座さん。<監察官>の扱い方をよく心得ていますw

また今回の<シビュラシステム>に関しては、
治安を託し得るか?という論点に加え、政治を託し得るか?という点も強く意識させられました。
何せ毒をもって毒を制するシビュラ君は性格悪いですからw
高度な政治的判断とか任せて良いのか逡巡してしまいます。

特に今回エグいと思ったのはラストにて、やや重大なネタバレになりますが、
{netabare}美佳が<シビュラシステム>に対して事件関係者の人生保証と言う個人の幸福と引き換えに、
システムの欠陥やスキャンダルの暴露を断念した幕引き。
一見、提案したのは美佳だけど、私はこれ絶対<シビュラ>は最初から美佳たちが、
個人への情に価値を置くことを分っていて仕組んだだろうと言う疑念を持っています。

<シビュラ>はシステムのガンになりつつあった青森の<サンクチュアリ>を、
自らの手は直接汚さず、しかもイメージダウン等、切除のダメージは最小限にして、
<潜在犯>をゴミ呼ばわりしていた管理者もろとも、大掃除した。

結局、今回もまた<シビュラ>の掌の上で踊らされていたと私は解釈しています。{/netabare}

うん……やっぱりシビュラ君、性格悪いわ~w

投稿 : 2020/08/08
♥ : 21

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ここで引き下がったら公安局刑事課のエース、霜月美佳の名が廃るっ…

この作品は、2019年に上映された劇場版アニメ三部作の第1弾です。
3つの物語の舞台は、約100年後の日本とアジア…その現在、過去、未来に起きる事件が語られるんだそうです。
これまでは、主人公である常守朱を主体として物語が構成されてきましたが、本作の主人公は、何とあやねる演じる霜月美佳監視官なんです。
「格好良い」あやねるボイスを満喫できる作品でした。


2117年冬、公安局ビルに一台の墓相車両が突入する事件が発生。
その運転手は青森にある潜在犯隔離施設<サンクチュアリ>の心理カウンセラー・夜坂泉だった。
しかし取調べ直前に夜坂の即時送還が決定する。
監視官の霜月美佳は、執行官・宜野座伸元らとともに夜坂送還のため青森へ向かう。
そこで待っていたのは、<偽りの楽園>だった。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

上映時間が約1時間の作品なのですが、物語の濃厚さが半端無い上、兎にも角にもあやねるボイスが満載なんです。
もう、霜月美佳監視官があやねるにしか見えませんでしたよ^^;

これまで、何か事件が起きると、常守監視官が我先にと現場に急行していましたが、先輩監視官…だからでしょうか。
青森まで送還する役目を霜月監視官に一任するんです。

責任ある仕事を任されるとやっぱり嬉しいですよね^^
あやねるも…いえ、霜月監視官も喜びの表情全開で任務に向かいましたっけ。

サンキュチュアリって「聖域」や「自然保護区」などを意味する言葉です。
ですが、青森の施設は聖域などとは程遠い場所であるのが徐々に感じられるんです。
最初に感じるのは、公安に対する言動の違和感…
ですが、この違和感が途中から激しさを増していくんですよね。
そしてその違和感は「気持ち悪い」と感じるレベルにまで跳ね上がる…

人間は間違える生き物です。
だから人間には他の動物と比べ物にならないくらい修正力が高いから、ここまで進化してこれたんだと思います。
ですが、サンクチュアリでは自分たちに不都合なことは、全て悪になっちゃうんです。
そして悪を見つけたら全力で排除しようとする…
それは、明らかに正しいことを言っていても捻じ曲げてしか伝わらないんです。
それが「気持ち悪い」と思える所以でした。

だからこそ公安の活躍が光っていたんだと思います。
何度もピンチがみんなに襲い掛かります。
でも霜月監視官の不撓不屈の闘志が、みんなの切れそうな糸を繋いでいくんです。
こういう役を演じるあやねるの声質…堪らなく格好良いんですけど!

主題歌は、1期オープニングだった「abnormalize」
エンディングは、2期エンディングだった「Fallen」
どちらもリミックスバージョンになっていました。

このシリーズのファンの方や、あやねるボイスを堪能されたい方にはお勧めの一作なのではないでしょうか。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 12

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

サイコパス新3部作の序

2015年の劇場版サイコパスから4年。
近未来SF風刺作品として名高い本作が戻ってきました。
一作目の副題は「罪と罰」になっています。

特に今までの復習やキャラクターの紹介もないので
軽く人物を復習してから見られることをおすすめします。

3部作1作目となる今回は常守朱の後輩である霜月監視官(cv.佐倉綾音)と
今回彼女のお目付け的役割の宜野座執行官が中心となり事件に挑みます。
アクションシーンも多く全体で60分なのですがそれ以上見ていた感覚でした。
60分の中で事件の始まりから終わりなので敵は結構あっさりとしています。
アニメでも何度か登場した思想犯、殺人犯の収容所、
映画の舞台はその収容所のうちの1つです。(アニメでは初登場)

一見しっかり更生プログラムを実行しているように見える施設、
その施設が抱える闇に霜月監視官らが挑んでいく展開になります。

男(おっさん)キャラが多い中で今回のCase1の癒しは佐倉綾音ボイスの霜月監視官、
彼女の作画だけはサイコパスでは可愛いを重視しているような気がします笑
映画館は満席で宜野座の美顔を求めていた女性の方も多くおられました。
でも今回の宜野座執行官はとてもかっこよかったですね。
アニメの記憶が薄れているのですがこんなにかっこよかったけ?で見た後も思っていました。

主題歌については
1期のアニメの曲のRemixでした。
意外に良かったのでCD音源化してほしいです。

まだ1作目で今後のストーリーにつながりがあるか分かりませんが
今作もいつも通りのシビュラシステムでした。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 10

72.9 10 2019年冬(1月~3月)アニメランキング10位
ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow(アニメ映画)

2019年1月4日
★★★★☆ 4.0 (84)
374人が棚に入れました
浦の星女学院のスクールアイドルとして参加する最後の「ラブライブ!」で見事優勝を果たしたAqours。新たな学校への編入の準備を進める2年生、1年生の前に、想定外のトラブルが連発!?さらに、卒業旅行へ向かった3年生が行方不明に!?離れ離れになって初めて気づく、お互いの存在の大きさ。新しい一歩を踏み出すために、Aqoursが辿り着いた答えとは——?みんなで目指した輝きのその先へ!未来へはばたく全ての人に贈る、最高のライブエンターテインメント・ムービー!

声優・キャラクター
伊波杏樹、逢田梨香子、諏訪ななか、小宮有紗、斉藤朱夏、小林愛香、高槻かなこ、鈴木愛奈、降幡愛
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

サンセットモードを発動したく候

スクフェスとは無縁


ここまで、μ’sのラブライブ1期2期劇場版とAqoursのサンシャイン1期2期を視聴済みです。
普段交流のあるレビュアーさんからは意外に思われるかもしれませんね。好んで観るやつではないのは確か。視聴動機は、

・紅白出たり世間騒がしてたよね
・当時の新卒くん(20代前半)のお薦め

てところですが、なにより深夜アニメに興味を持って観始めてから間もない時期。観るものすべてが新鮮。これまで馬鹿にしてたキモオタの嗜好物を覗いてしんぜよう!くらいの心持ちでした。
想像してみてください。これまでアニメと無縁のアラフォー既婚男。ドルオタ経験なし。十代の学生でもあるまいし、二次元アイドルグループのアニメを視聴すること自体どれだけハードルが高いものか?

結果、

 意外とみれる

なにより知らなかった世界の新鮮さが先行してましたし、μ’sのライブ映像で心から感動した私です。


あれから二年
アニメと知り合った頃は新鮮でした
一緒に居るだけでなんとなく幸せでした

あれから二年
ずらが口癖の娘からはズラかりたくなり
ヨハネにはもう用はね~となってしまったのです


賞味期限が切れました。ビギナーズなんとかの鮮度が落ちたことを実感します。ゲームしてなかったり声優さん達のライブをチェックしてないのも関係してるのかもしれません。
もともと1クールでの1期2期を経ての劇場版。1年生~3年生の構成を余儀なくされるためオリジナルメンバーでの活動は一年限定。シリーズをリセットしてメンバーを入れ替えれば継続可能でしょうがマンネリは避けられません。視聴歴を重ねていけば自ずと経験値も上がっていきます。
Aqoursに話を戻せばメンツ変われどμ’sと構造上一緒なわけで、推し感覚があれば別の展開も望めたでしょうが免疫のないおっさんにはつらいものがありました。至極当然の結果なんだと思います。

ただーし、
TV版でもセイントスノー理亞とルビィのエピソードは大好きだったこともあり、彷彿とさせるエピソードがあってそこだけは俺得でした。
{netabare}※理亞の一番の理解者がルビーってところです。{/netabare}


たぶん興味ない方はノーマークなんでしょうが、アイドル系ジャンルの中では良い方なのでは?と想像してます。それほど本数こなしてないのであくまで想像。現実のライブ活動など展開していることが理由です。キャラソン作ってお終い!とは違う大きなお金が動くので雑すぎる仕事はお断りでしょう。一度は食べて判断したいジャンル。

小原鞠莉が作った煮込み料理みたいなもんかもしれませんね。曰く“シャイ煮”。
見た目アレでも一口めは美味い。おかわりしたいかは本人の嗜好ということでお願いします。なかなか貴重な経験ありがとうございました。



■イタリアン

{netabare}パック旅行なのかマリーがいるから安心という判断なのか。

高校卒業旅行でイタリアってふつうやるの?
ヴェニス→フィレンツェ→ローマの黄金ルートだけど危なくないかなぁ。

『ローマの休日』のヘップバーンばりにジェラート頬張りながらまったりしたいスペイン広場で、すでにジェラート売りが消えて久しいことは有名です。
そんな観光地ど真ん中を占拠して歌って踊れるかみたいなツッコミをする人はもはやいないでしょう。{/netabare}



■感想戦

μ’sか?Aqoursか?で喧々諤々するほどでもないですが、例の後輩クンとは振り返りました。
物語はμ’s、曲はAqours、だそうです。自分は逆でしたから面白いもんだと思いました。

{netabare}スペイン広場で踊って歌った「Hop? Stop? Nonstop!」

この映画でのキメの曲でライブでも盛り上がるのだろうことは想像がつく良曲でした。{/netabare}



ライブとセット。キャラないし声優さんの成長物語に身を委ねたもん勝ち。
そしてμ’sとはまた違う結論を出したAqoursの子らにも注目ですよ。



視聴時期:2020年3月 

-------


2020.03.06 初稿
2020.04.22 タイトル修正

投稿 : 2020/08/08
♥ : 25
ネタバレ

おぬごん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

相当Aqoursが好きじゃなければ見なくていいかな…

あけましておめでとうございます。2019年も何卒よろしくお願いします。

さて、前作に引き続き今作も公開初日に見てきましたのでレビューしていきます
2019年一発目のレビューはこの劇場版ラブライブ!サンシャイン!!にしようと前から決めていましたw
ちなみに前提として、私はμ'sに魅了されたラブライバーです
サンシャインはライブに行ったりするくらいには好きだけど、アニメ他の出来には正直全く納得していない…どうしてもμ'sのラブライブと比較してしまう…というような面倒臭い感じですw
(前作劇場版レビュー:https://www.anikore.jp/review/1262366/)
(サンシャイン1期レビュー:https://www.anikore.jp/review/1549253/)
(サンシャイン2期レビュー:https://www.anikore.jp/review/1750356/)


内容はサンシャイン2期最終回の完全な続編です
また各キャラの状況や今後についての話が中心となりますので、TV版の視聴は必須だと思います
(まあ前作も同様でしたが映画からハマった人もいたので、ハマる人はハマるんでしょうけど)

それでいて驚くような展開も無ければ感動的な場面も特に無く、大きな山も谷もなく無難で平凡
視聴にあたってハードルを下げていた私でも「まあこんなもんかな」と思ってしまうレベルのものでした
よく言えばキャラたちの小さく確かな成長が描かれたんですが…悪く言えば大きなことは何も無かったんです
{netabare}3年生が卒業した後も「浦の星女学院」の名を残すためAqoursを続けていく…3年生抜きでもちゃんと頑張る…というのがストーリーの主軸でした。これは3年生卒業とともにきっぱり終わったμ'sと対照的で、1期12話で決意したようにAqoursがμ'sとは完全に別の道を進んだという一つの形でした。ただ、Aqoursの目的を考えたらそれほど驚きも無かったわけで…キャストもことあるごとに「Aqoursは続いていく」って言ってましたし。{/netabare}
余程Aqours(サンシャイン)に入れ込んでる人でなければ感動はできないと思います
それか、部活動を本気でやっていた人とかなら刺さるかもしれません

ライブシーンは計6回
前作劇場版はCG混じりのいつものライブシーン3回+全手描き作画3回でしたが、
本作は全て手描きとCGの混ざったものでした
CG技術が進化し、大画面での視聴に耐えうるものとなっていましたからね
ただ楽曲もイマイチで…そもそもCMで流れてた曲(Hop? Stop? Nonstop!)がコミカルな曲でしたからねえ
前作の「Angelic Angel」や「僕たちはひとつの光」のような感動できる曲はありませんでした
強いて言えば{netabare}Saint Snowのライブシーン{/netabare}は良かったです

また不満点として、聖地推しの下手さがあります
物語の舞台は大きく分けてAqoursの地元・沼津と、劇場版恒例の海外・イタリアの2つです
で、イタリアはヴェネツィアとフィレンツェがしっかり魅力的に描かれてる一方で、ローマがかなりやっつけ気味に挟まれるんですよねw CMでも分かる通り、イタリアライブの舞台はローマ・スペイン広場なのに!!
μ'sはちゃんとNY観光をしっかりしながら舞台を吟味していたのに、本作はいつの間にかローマにいていきなりスペイン広場でライブを始めるんですよね…これは残念でした
また最初のライブシーンを始めとした沼津推しがちょっと強すぎるかな、と
実際の沼津でラブライブを推してくれてる店や施設が、これ見よがしにフィーチャーされるんですよね
中には実在の店員・従業員さんが描かれていたりして…
TVシリーズではAqoursは廃校阻止のため地元アピールをする必要があり、そのため作中の沼津推しにも必然性があったんですが、本作は特に意味もなくリアルな実在店舗・施設が描かれるため違和感がありました
これも聖地巡礼するような熱心なファン向けのサービスなんでしょうね…

じゃあ見どころは?と言うと、キャラの私服と髪型アレンジが多かったところですかね
この作品、Aqoursメンバーは場面が変わる度に服装・髪型が変わるんですよね
これはTVシリーズと違い、劇場版では視聴者の大多数がキャラを完全に把握していて、服装・髪型が変わった程度で「誰?」とはならないからこそできる遊びですよねw
特に1年生は大人びた髪型、服装になっていることが多く、成長が感じられて可愛かったです!


総じて、かなり入れ込んだファン向けの作品になっていたかと思います
作品の導入にもならず、中途半端なファンでは感動もできないと思われるため、初見の方やTVシリーズを何となく見ていただけの方なんかはわざわざお金を払って見に行くほどではないかと思います
まあ劇場特典その他でコアなファンから絞れるだけ絞り取るのが目的でしょうから、それが正解なんでしょうが…

投稿 : 2020/08/08
♥ : 13
ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

有り得ないようなことは気にしなければいろいろといい感じに見れるかな

●視聴した理由やきっかけ
今回はラブライブ!サンシャイン!!の2期への後日話となるので、直に見たいかなという感じで見ようと思いました。μ'sでの映画もとても良かった印象があり、その時はまだ深夜アニメの存在を知らなかったので今回は是非見たいと思い視聴しました。

●評価ポイント&感想
{netabare}
先ほどもおっしゃいましたが、今回は2期でのラストで浦の星女学院が実質廃校となり終わったから恐らく数日後の話ぐらいのだと思います。そこから映画の時系列が始まります。

ラブライブシリーズといえば、挿入BGMや音楽ですよね。今回もバッチリありました。ちゃっと気に入ったのは、どこの部分の曲か忘れたのですが、カメラワークがμ'sの1期のOPテーマのラストに流れる全体が回転しながらの演出でチームリーダーが走っている演出はグッときました。懐かしい要素でとても印象に残っています。

今回のストーリーの脚本も花田さんということでいつも素晴らしいストーリー構成なのですが、今回少し思ったのはこれは映画で本当にやるべきことだったのか?というところです。別にこれでも良いのですが、簡潔に言えば、これは本編でやってほしい内容でした。では何故か...

それは今回ストーリーの展開が少し早いのではないかというところです。印象に残っているシーンが細かく出来てしまうことで「これも良かった」「あれも良かった」と良いシーンがたくさんありました。それは良いことです。
ですが、この100分を1クールにしてもよろしかったのではないでしょうか?というところです。確かに最初で最後の映画のメンバーだからこそ本気でやりかったのかもしれません。そう思うと映画の内容も難しいところですね。
映画の内容が総集編よりかは全然良いのは分かります。

●総集編について ※作品とは全く関係ない話です
{netabare}
総集編映画として有名なのは京都アニメーションさんのアニメタイトルですよね。確かに見る価値はあると言えばあるかもしれないし、ないと言えばないです。でも絶対に見るべきとまでは言えません。それは簡単なことです。
普通にアニメでやっていた内容をまとめたものだからです。「見る価値ある?」それがまず疑問に浮かぶかと思います。

私も実はそう思っていた時期がありました。それもつい最近まで。しかし、それがそうでもないということに気づきました。それに気づかせてくれた作品が「ガールズ&パンツァー」でした。このアニメでは音響にとても特化しており、劇場版ではないと勿体無いぐらいの素晴らしさがありました。
ですので、京都アニメーションの作品でもその可能性があるのかもしれないと思って、少しずつですが、総集編でも映画を見に行こうと思いました。
{/netabare}

では、そろそろ本編について本格的に話していこうと思います。

●ストーリー構成 ★4.5
最初の写真サービスタイムは衝撃でした。「みんな撮っているしwまじか」
みんな流石すぎるよ。と思えました。
何故かというと、花田さんのこともあって内容は素晴らしい。でもこれは本編ではないのか?という疑問も生まれました。

今回のストーリーですが、1年生組と2年生組どちらもこれからのAqoursのために自分は何をすれば良いのかを探求するような描写が多かったですね。部活動もそうですが、頼りになる先輩たちがいなくなると本当に改めて先輩たちはよくやって来たんだなあと実感してしまいますよね。自分も実は部活の部長になったことがあり、その気持ちが凄く共感しました。また引退してからも私がいなくなったことで後輩たちもそのような気持ちになったそうです。

ここで言いたいのは「頼りになる人は今しかいない」ということを。
また廃校になって、そして分校となる結末が嫌でライブを自分たちで制作したのもとても良い。それは自分たちで変えたいという意識があるからこそ動ける行動だと思います。

ですが、そう簡単には行動が出来なかったのはラブライブで優勝候補とも言われていたSaint Snowのメンバーの理亞ちゃんです。でもその気持ちが分かってあげられるのはルビィちゃんしかいませんでした。

こっちも同じ気持ちになったいたばかりだったので、その気持ちをちゃんとメンバーに言ってAqoursでもやはり元気にはならないと分かっていたのは流石でした。

また3年生組では、鞠莉ちゃんと母親の関係に溝がありました。いつも鞠莉は勝手に自分で行動していたのが、裏目に出てイタリアまできましたが、今回で自分は今何を見て何を感じて何をしたいのかという私たちの世界でもとても重要のテーマを与えてくれた作品でした。

そして、Saint Snowが本当にラストに披露したかった曲が今回流れましたね。一言でいえばとてもカッコイイ衣装と声でそして、曲が始まる前の無音も素晴らしかったです。

ラストにあった【efシリーズ】でも好きな神飛行機ですね。でもこっちの意味は絶対に違うでしょう。でも何かしらの意味があるのではないでしょうか

ストーリーが濃厚だったからこそ0.5クールでも追加してやれば良かったのではと思いました。
{/netabare}

投稿 : 2020/08/08
♥ : 9

72.5 11 2019年冬(1月~3月)アニメランキング11位
えいがのおそ松さん(アニメ映画)

2019年3月15日
★★★★☆ 3.9 (27)
133人が棚に入れました
二十歳を過ぎてもクズでニートで童貞の松野家6兄弟。ある日訪れた、高校の同窓会で再開した同級生たちは、社会人として生活する、ちゃんとした大人になっていた。ごまかしきれず、冴えない自分たちの現状を曝されてしまった6つ子たちは、そっと家路に着く。すっかりやさぐれて酒をあおり、眠ってしまったおそ松たち。翌朝、目覚めた彼らが目にした光景とは・・・

声優・キャラクター
櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾、鈴村健一、國立幸、上田燿司、飛田展男、斎藤桃子

デルグ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

テレビスペシャルとかで良かったかも。

仕事帰りに観てきました。
感想としては、タイトル通りテレビで良かったかなぁと。

作画も特に突出している訳ではない。
※自分はテレビ放映と劇場上映で画創りに対する
 評価が切り替わります。

キャラクターに依存する作風なので
ネタも結局1期から変わっていない。

1期を話題に釣られて配信サイトで観た時は
素直に素晴らしいと思いましたが、
2期を毎週視聴で違和感を感じた口です。

今作はどちらかと言うとまだ1期寄りではある。
…とは思いますが、
飽きが来てしまった感もある。

正直、おまけ程度の謎も余り考察する気にもならない。
作り手側がお気楽に観ようが、推測しようが
どちらでも楽しんでくださいと言っている様にも見える。

かなり辛口にレビューしてしまいましたが、
今でも「おそ松さん」というコンテンツを愛している方なら、
間違いない1本になっているのでは?と、思います。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 5

fu+i さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

テレビアニメの最終回のようなノリ

過去の自分と対話するシーンは泣きそうになってしまいました
ストーリーは、少し難解で 難しく考えると、しっくりこないところがあるんよね 鑑賞者の想像におまかせなのだろう
思い出の中で撮った写真が存在するのは?過去が改変された?なら、競馬で儲けた金は、どこへ?とか
高橋さんの意識は、黒猫の中にあったのでは?とか
いろいろ想像できちゃいます
本編前に女性向けのCM多かったし、高橋さんは、女性の鑑賞者をターゲットに想定して、準備されたキャラクターなんだろね

投稿 : 2020/08/08
♥ : 3

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

「婦女子」の回顧録

観るにはTVシリーズのおそ松さんが好きでないと、映画としてはあまり面白くありません。ファンサービス的なモノが色濃く、声優が好きとか、BL好きの人がイケメンに飽きて少しのんびりしたい時に見る感じのソフトな印象です。

よほど「おそ松さん」に入れ込んでる人向けです。

そう思うのは、この映画がこういった「男性アイドル声優」や「乙女ゲー」が好きな人。特にオタクで地味で学校でも日陰の存在であると自覚している人にとってとても救いになる映画であり、オタクであり続けたり、「腐女子」で有り続けたりすることへの「肯定」の話だからです。

そういう意味では、映画としては非常に「深み」がありますが、あくまで「ファン」に対しての「深み」なので、もう少し「万人」に対しての映画として作って欲しいです。

しかし、非常に感動的で「映画的」なアニメではありました。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 2

72.4 12 2019年冬(1月~3月)アニメランキング12位
劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>(アニメ映画)

2019年2月8日
★★★★☆ 3.9 (46)
252人が棚に入れました
裏社会ナンバーワンの腕をもつシティーハンター冴羽獠は、普段は新宿に事務所を構え、相棒の槇村香と様々な依頼を受けている。そこに、何者かに襲われたモデル・進藤亜衣がボディーガードを依頼にやってきた。美女の依頼を快諾した獠だが、撮影スタジオで更衣室を覗いたり、もっこり全開のやりたい放題…。亜衣がキャンペーンモデルを務めるIT企業の社長・御国真司は、なんと香の幼馴染。撮影現場で久々に香と再会した御国は彼女をデートに誘う。しかし、獠は香に無関心で亜衣にスケベ心丸出し…。一方、海坊主と美樹は傭兵が新宿に集結する、という情報を入手した。そして、傭兵達は何故か亜衣を狙うのだった…敵の正体を探る冴子が直面する巨大な陰謀!来日する大物武器商人・ヴィンス・イングラードと最新兵器――御国の登場により、すれ違う獠と香。シティーハンターは亜衣と新宿を護りぬくことができるのか!?

声優・キャラクター
神谷明、伊倉一恵、一龍斎春水、玄田哲章、小山茉美、飯豊まりえ、山寺宏一、大塚芳忠、徳井義実
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

4Dで“もっこり”♪

劇場版“もっこり”大ヒットを祝して云々……との理由で
今月から4D版の上映も始まった本作。

正直、この作品、別に4Dいらんやろうwと訝しみつつ、
昔、色々と世話になったアニメだし、
お調子者のノリには付き合っておこうと、
【4DX/2D】でリョウたちと再会を果たして来ました♪


内容は新宿を舞台に、改めてこの街の価値を再確認しつつ、
往年のメインキャラ、キャスト、主題歌を一通り動員した、
お祭り映画の色彩が強い展開。
銃撃戦、カーアクションなども派手で、4Dともまずまず好相性でした。

“もっこり”を始めとしたギャグも盛りだくさんで楽しませてくれました。
銃弾や、砲弾、爆弾だけでなく、トンボや、カラスや、ハンマーも良く飛んでいましたw
“もっこり”に対する香の超重量級・制裁の衝撃が首筋に違和感として残っていますw


一方で案外だなと思ったのは敵の小物感。
いや……彼にしたって、グローバル規模で、
新宿を火の海にできる人材やテクノロジーを大集結させている。
ついでにキャストも大物なわけで、決して小物ではないはず……。
なのですが、これまでシティーハンターと対峙してきた敵には、
もっと肝が据わった奴がいた。それに比べると……。
といった感じで私の過去の記憶の美化とも相まって、
どうしても敵を軽んじている自分がいましたw
本作に関してはリョウが本当にピンチだなと手に汗握るシーンはなかったかなと……。
むしろ、{netabare}香の“もっこり”対策トラップの方がよっぽど凶悪かとw{/netabare}

そんな程度じゃ、シティーハンターを狩り、新宿を喰らうなど、
ましてやリョウと香の仲をどうこうすることなどできやしないだろう。
ハラハラドキドキより、リョウたち相手なら、そうだよな~。そりゃそうなるだろうな~。
と同窓会気分で微笑ましさを覚えながらの鑑賞となりました。

まぁ、敵さんも色々と軽率だったからこそ、
新宿で絶対に突っかかっちゃいけない人間や、攻撃しちゃいけない店に、
もれなく突っ込んでいったりして、
例のカフェオーナーまで巻き込みながらパーティーが盛り上がったとも言えるわけで、
その点は良い余興になったと感謝はしていますがw


お祭りの中でも、現代、未来のテクノロジーとの関わりについてテーマも垣間見えました。
リョウたちとガジェット、ロボットとの掛け合い?から、
現代仕様にアップデートされた主要人物のキャラクター性や、
それでも不変のポリシーなどが開拓、再発見され、その点もニヤニヤさせられました。
せっかく進歩した文明の利器。破壊や争いではなく、
“もっこり”……いやw人類の生活向上やエンタメに役立てて欲しいものです。


相変わらず“もっこり”100%?なノリなので、
今の時代、お子様連れの母などに薦めたりするのは躊躇われるアニメですがw
一部で“実質本編”と評されていると言うEDと併せて、ファンが懐かしむには最適な、
過去の人気アニメ、久々の復活作としては上々の劇場版だったと思います♪

投稿 : 2020/08/08
♥ : 16

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ターゲットは30代40代かな。 本編を知ってる人がより楽しめる作品!

「シティーハンター」が20年の時を経て帰っていた!!
それも、エンジェルハートではなくシティーハンターという形で!!
香がいる……

私自身は大まかなストーリーは知ってる、アニメや漫画を全て視聴した訳ではなくにわか勢だ。
全然にわかでも楽しめる作品ではあったが、シティーハンター大好きな人たちは私なんかよりも遙かに楽しめたのではないかと思う。

■懐かしの音楽
今作では、アニメ映画にしては挿入歌が多めの仕様だった。
しかも、それはシティーハンターで使われていた曲!!
これで上がらない人はいないでしょ!
全曲は知らなかったが、それでも熱くなった。

■物語はコメディの割合が高め
締めるとこはもちろんビシッと締めているが、全体を通して冴羽獠はもっこり~ってしてる時間の方が長かったと思う。
それがかえって、かっこいいシーンを際立たせてくれていた。
冴羽獠無双だった。

■キャッツアイとのコラボ
これも今作の魅力の一つだろう。
まさか、一緒に観られることになるとは……
ありがとうございます!!
他にも、海坊主やファルコンなども登場していた。

昔すごく好きだったな~って人には是非是非観てもらいたい。
そして、知らない人たちもこの映画きっかけで本編の方にも手を出して欲しい。
ちなみに、私の入場者特典は香でした。
どちらかといえば、獠がよかったかも……

投稿 : 2020/08/08
♥ : 9

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

「七つの海を統べる王」と「新宿を守るスイーパー」

運良く、DCコミック原作「アクアマン」と少年ジャンプ黄金期のハードボイルド漫画「劇場版 シティーハンター」を観せてもらった。

どちらも共通するテーマは「世界を救うのは自分自身であり、行動が英雄を作り上げる」ということであった。

DC「アクアマン」は1941年から現在まで続く漫画ではあるものの、スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンとほぼ同期なのだが、評価が著しく低いヒーローであり、本国でもパロディにされるほどなのだが、今回大真面目に舵を切り、「国を統べるものの資質」や「英雄」とはなんたるかを説くスーパーヒーローの王道のテーマを扱っており、試写会の反応は大変素晴らしい絶賛の嵐だった。

「シティーハンター」もしかり、客層はアクアマンよりは年齢層が高いモノの、1980年代バブル期の男の格好良さとはなんたるかを得意の下ネタをはさんでコミカルにそしてなによりハードボイルドとして描く。

普段は三枚目のダメ男がイザとなると頼りになる二枚目と変身する姿は「美味しんぼ」の山岡士郎しかり、キン肉マンしかり、コブラしかり、長年の男の夢の具現化した存在である。

どちらも「男の美学」を忌憚なく掲げる姿に人は大いに感動するだろう。

しかしながら、苦言を呈せば作画がイマイチ良くなく30周年記念なのに手を抜いているところが結構目立ったところだ。あと、ネタバレになるのであまり書かないが、終盤の盛り上がりは結構良いものがあるものの、序盤のギャグの連続が少々今の時代には寒い。しかも滞りなく連続で見せてくるあたりも食傷気味だった。

しかし、両者に共通する「男とはこうあるべき」のような哲学が今やない時代に改めて提示されると、我々男子というものはそれに呼応してしまう性なのである。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 8

71.5 13 2019年冬(1月~3月)アニメランキング13位
劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-(アニメ映画)

2019年2月15日
★★★★☆ 3.7 (156)
779人が棚に入れました
神時代以前より受け継がれている【神月祭】に沸き立つ迷宮都市(オラリオ)――【リトル・ルーキー】として都市を賑わせた冒険者ベル・クラネルと、彼の主神ヘスティアも、その喧騒の只中に身を置いていた。夜の闇を照らし出す、色とりどりの屋台や催し、都市全体を淡く包み込む月光。都市の喧騒の遙か上空で、月は静かに佇み、ただ待っている。英雄の誕生を、そして新たな冒険譚の始まりを――

声優・キャラクター
松岡禎丞、水瀬いのり、坂本真綾、内田真礼、細谷佳正、斉藤壮馬、早見沙織、茅野愛衣、大西沙織、木村珠莉、石上静香、戸松遥、久保ユリカ、日笠陽子
ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

切ない片想い あなたは気づかない

劇場版

私の場合こんな感じの視聴順です。

1.ダンまち1期(2019年1月~3月・再放送)
2.ダンまち外伝(2019年7月)
3.ダンまち2期(2019年7月~9月・リアタイ)
4.オリオンの矢(2019年10月)←今回はこれ

リリース順でしたら1→2→4→3ですし、時系列も(1=2)と(3)の間の話なので、順当にリリース順で追ったほうが自然かと思います。
また、1期を土台に2期に向けての地ならしネタがいくつかある劇場版ではありますが、単体での鑑賞でも構わないと思います。気に入ったらTV版に回帰してもよろしいかと。

本編とはやや毛色の違う82分のまさにこれぞ劇場版と言えるスピンオフ作品となっておりました。


みどころは2つ

・紐女神さまのプライベートが覗けます
・坂本真綾さん ※私が好きなだけ

ヘスティアって紐と胸と水瀬さんの声が魅力だってだけじゃないんですよ。
ベルくんと一緒の時に見せるデレ具合でもありません。

ベルくんと一緒でない時に裏で駆けずり回っている健気な姿。締めるところは締める凛としたお姿。
恋愛ポンコツ一辺倒でない多様な魅力が私には刺さるわけであります。ここは強く訴えたいっ!

これまで小出しでしか語られなかったヘスティア天界時代の様子が、親友アルテミスを通して露わになってきます。
ヘスティアについてこれまで影日向に描かれてきたのはほぼほぼ全てベクトルがベルくんに向いてるお姿。それがベルくんと切り離してのヘスティア個人の考えや思いに本作では切り込んでいきます。

2期でもヘスティア個人の考えや思いに触れる場面があるのは承知してます。ただこっちのほうが色濃いですよ。ヘスティアファンで劇場版未鑑賞の方はこの一点だけでもマストでしょう。


その親友アルテミス。劇場版オリジナルキャラとなります。演者は坂本真綾さん。2つめのみどころです。
○○さんが出るなら観る! 推しのCVさんがいらっしゃる方も多かろうと思いますが、私にとってのその一人が坂本真綾さん。評価も甘くなるのでたぶんこのレビューは参考になりませんw

さて物語に戻って真面目なお話。
謎めいたアルテミスの登場から始まり、ベルくんやヘスティアとのやり取りを通じて徐々に明らかになっていく事の真相は『ダンまち』らしからぬ重さでした。
シリアス展開のキーとなる重要な役どころに真綾さん。うってつけの配役といってよいでしょう。


82分なのでさくっとどーぞ!
世界観の説明や奥行きを拡げる役割のあった『ソードオラトリア』や『2期』はシリーズものとして重要な位置づけではありますが、物語としての面白みの点では、『1期』に次いでるのがこの『オリオンの矢』でした。




※ネタバレ?

■ふんわりとギリシャ神話

本作の設定やエピソードのあれやこれやはギリシャ神話からの伝承を匂わせるものでした。
欧米人がニヤッとしそうなネタですね。

例えばこんな設定↓
{netabare}・処女神と呼ばれているのははアテナ、アルテミス、ヘスティア
⇒だから二人は仲良し
・太陽の神アポロンと月の女神アルテミスは兄妹
⇒月ですよ月!そしてアポロンと絡めた2期の考察もできそう
・アルテミスは狩猟の神でもある
⇒炉や窯の神様ヘスティアとは戦闘力が段違いです
・オリオンはポセイドンの血を引いていて狩りの名人
⇒そしてアルテミスとは恋仲だったりもしてね{/netabare}

そしてこんな話も↓
{netabare}・オリオン座はアルテミスとオリオンの悲しい恋の結末からできた星座でした。
・それとは別史で、威張り腐ったオリオンを射止めた(殺した)さそりが論功行賞で星座になったともあります。

だからオリオン座(冬)とさそり座(夏)は同じ時期に眺めることができないとかなんとか。
プラネタリウムの学芸員さんからだったり林間学校の星の授業の時に聞くような有名な逸話ですよね。
アルテミスはこの悲しみから、二度と恋をすることはなかったといいます。処女神といわれる由縁です。{/netabare}


■オリオンって名曲多くね?

なかばこじつけなので軽めに ※歌詞からの引用

{netabare}・Another Orion(藤井フミヤ)
 君のために僕は強くなる
 たとえどんなに離れていても
 あの星を見上げてる いつでも{/netabare}

{netabare}・ORION(中島美嘉)
 泣いたのは僕だった
 弱さを見せないことが そう
 強いわけじゃないって君が
 言っていたからだよ{/netabare}

{netabare}・orion(米津玄師)
 神様 どうか 声を聞かせて
 ほんのちょっとでいいから
 もう二度と離れないように{/netabare}

ベルくんの気持ちを代弁してるかのようです ※ファンの方ごめんよ


■見どころ2つと言ってましたが・・・

・ベルくんが何故に神様たちに人気なのか?

{netabare}とりわけ美貌の女神フレイヤがご執心なのが気になります。ラスボス感もハンパない(いや、違うんだろうけど・・・)。

 穢れ無き純真な魂=矢を持つ資格

本作ではこうでした。なんとなく神様たちの中でも“英雄待望”の機運を感じられる2期までの流れですが、あらゆる男を手玉に取ってきたフレイヤにとっては男どもの打算や欲望などいくらでも目の当たりにしてきたことでしょう。
そこからちょっと外れた“穢れなき純真な魂”を持つベルくんは特異な存在であり執着する理由になってるのでは?と思います。そんな描写が『1期』でもあった気がします。{/netabare}


・ベルくんの成長第二ステージ※重度ネタバレ

{netabare}これに尽きます。

 「神様、ぼく強くなりたいです」

ヘスティアファミリア加入時の印象的なセリフです。が、明らかに意味合いが違うことはこの作品を観た人全員がわかるもの。意味合いもそうですが、重みも違います。頑張れ!ベルくん!
そしてそのベルくんに対するヘスティアの返しがとてつもなく良い。

 {netabare}「うん」

ただこの一言だけ。全てを分かって受け止めるヘスティアでした。
あのベルくんと一緒の時は恋愛ポンコツ暴走女神がですよ。これはその前段の語りかけとコンボでグッときました。そういえば2期のラストもそんな空気でした。{/netabare}

次は3期が控えているわけで、シリアス展開きそうな気配です。{/netabare}



最後にどこか食えないヘルメス♂さん
みんな好きですよね?私も好きです。

 {netabare}「恥を知れこの豚ども」(アルテミス)

 「ありがとうございまーす」(ヘルメス他){/netabare}

このままブレずにいってほしいものです。



視聴時期:2019年10月

------


2019.10.20 初稿
2020.04.18 タイトル修正/修正

投稿 : 2020/08/08
♥ : 38
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ヘスティア祭りw

原作未読 約80分

TV版「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」「ソード・オラトリア ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝」を事前に観るとキャラの関係性が分かります。

今回は、新キャラの神様に纏わるお話で、ヘスティア・ファミリアのベルやヘスティアたち、他のファミリアたちも巻き込まれます。

本編の続きというより、本編とはあまり関係ないエピソードって感じでしたね。

最後は感動的なシーンがありましたが、私には今ひとつ感情移入できませんでした。
{netabare}
それは新キャラであるアルテミスのお話だったからです。キャラが悪いのではなく本編に絡んでいないキャラなので、感情移入するには時間が短すぎました。
ヘスティアが主に関わるお話だったら、良かったのにと観ていて思いましたね。
{/netabare}
お話はきちんと終わっています。

ただ、TV版に出ていたキャラがほとんど出てきます。特にヘスティアちゃんはたくさん出てきますので、ヘスティアファンの方は観てもいいかもしれませんね。

ED 井口裕香さんが歌っています。

最後に、2期が決まりましたね〜(2019年夏TV)楽しみです^^

投稿 : 2020/08/08
♥ : 24
ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

女神アルテミスとベルの冒険譚 あっという間の82分でした○o。.。

あらすじはあにこれを参照ください。
放映時期:2019年2月~
時間:82分 

△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

〇物語
内容は劇場版オリジナル 時系列では先にⅠ期を観てください。

女神アルテミスと出会い
オラリオからはるか離れた大陸の果て
大樹海の秘境に存在するエルソスの遺跡での
冒険依頼を受けるベルたちの物語です。

〇キャラ
いつものベルたち以外にヘルメスファミリアが登場
アスフィ以外のメンバーも出ています。

〇音楽
井口裕香が歌う”おなじ空の下で”
作品の内容に合ってる感じがイイです。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって
Ⅰ期で登場した面々が登場するし 
オラリオの外といういつもと違う舞台も新鮮でした♪

劇場版って通常よりスケールが大きくて
何かお祭りみたいな感じがあると嬉しかったりしませんか?

今作は これらが82分にぎゅっと詰まった作品!!

女神アルテミスとベルの物語は
子供の頃読んだ 神々の冒険譚のようでした。
{netabare}
”これは女神を殺す物語じゃない
これは 君が泣いてる女の子を救ってあげる物語”

まさにそうです♪ ヘルメスもたまには良いこと言いますね○o。.

他にも
アルテミスと仲が良いからこそ異変に気付き
変えられない未来に苦悩するヘスティア 切ないですよね

そして これまで不可能を可能にしてきたベルくん
今回ははじめて苦い経験をします

決着の後 
周囲を憚らず泣きじゃくるベルくんは観ていて胸が痛かったです

最後ベルくんが

”神様 ぼく 強くなりたいです!”

この場面 わたしの目には 
彼がいつもより少し逞しくなったように感じました。{/netabare}

最後 この先の彼の成長を見守っていきたくなる終わり方!
Ⅱ期も楽しみ♪ 期待に胸が膨らみます○o。.。 

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。








 



 

投稿 : 2020/08/08
♥ : 22

70.9 14 2019年冬(1月~3月)アニメランキング14位
映画ドラえもん のび太の月面探査記(アニメ映画)

2019年3月1日
★★★★☆ 3.8 (14)
55人が棚に入れました
国民的アニメ「ドラえもん」の長編劇場版シリーズ39作目。直木賞受賞作「鍵のない夢を見る」、ドラえもんのひみつ道具を各章のタイトルに起用した「凍りのくじら」などで知られる人気作家の辻村深月が、映画脚本に初挑戦し、月面を舞台にドラえもんとのび太たちの冒険を描いた。月面探査機がとらえた白い影がニュースとなり、それを「月のウサギだ」と主張したのび太は、周囲から笑われてしまう。そこで、ドラえもんのひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」を使い、月の裏側にウサギ王国を作ることにしたのび太。そんなある日、不思議な転校生の少年ルカが現れ、のび太たちと一緒にウサギ王国に行くことになるのだが……。監督は「映画ドラえもん」シリーズを手がけるのは3作目となる八鍬新之介。ゲスト声優に広瀬アリス、柳楽優弥、吉田鋼太郎ら。

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

月の異説が定説になる時

まさか二年連続の『ドラえもん』劇場鑑賞になるとは思っていませんでしたが、
脚本が直木賞作家・辻村 深月氏と言うことで今年も映画館に足を運びました。

辻村氏は兼々、文壇から漫画やアニメ、ゲーム等の趣味、
自著の映画化よりアニメ化の夢を公言して憚らない作家さん。

氏の著作は本屋大賞受賞作の『かがみの孤城』くらいしか、まともに購読したことがありませんが、
読むとなるほど、オタク世界で消費されたシナリオのトレンドは、
一通り押さえられており、その中二病は筋金入りのようでw

その手腕は、氏の原体験の一つ、藤子・F・不二雄原作作品でもある
本作脚本でも遺憾なく発揮されています。


『ドラえもん』も特に“大長編”ともなると、
大人の現実(リアル)世界と子供の夢の世界。その境界線を、ひみつの道具等を駆使して飛び越え、
如何に抵抗なく鑑賞者を夢世界へと旅立たせることができるのか。
プロット構築に意外とSFの力量が求められる印象。

その打開策として本作では、原案が原作コミックから発掘して来た、
ひみつ道具「異説クラブメンバーズバッジ」
すなわち、この“異説”は“定説”であると決めた事柄を、
バッジを付けたメンバーだけが真実として知覚共有できる道具。

道具を使用して共有した「月にはウサギが棲んでいる」などと言う異説仮想ファンタジーへのジャンプ。
これらの仮想体験を、本物のSF世界、未知との遭遇に向けた準備運動として効果的に活用。
身近な遊びから世界の命運を左右する一大事へ……
と言う“大長編”の王道が着実に整備されていきます。


ガリレオの地動説も、異説として異端視されて来た。
世界は異説が切り開いて来たのだ。

ドラえもんに代弁させた、夢見る子供に対する白眼視への牽制も十八番で、
次代の夢追い人(中二病患者w)育成もすこぶる順調です。


声にうるさい大きなお友達にとっては、相変わらず、
実力のある声優と、重要どころにキャスティングされたゲストとの落差で、
夢から醒めるリスクはあるもののw

概ね楽しい夢旅行を満喫できるステキな“大長編”だったと思います。


また、今回アニメ映画脚本で一線を越えた、辻村氏については、
今後も二次元世界に出没する可能性があると思うので、
引き続きマークしておきたいと思います。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 11
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

気球を使って宇宙にでるとは!流石ドラえもん!!考えつかなかった

  何となく見てきたです。毎年やっているなぁと思いながらも見てしまったです。

 ニュースで月の映像を見たのび太が月にウサギがいると信じることから、学校でバカにされドラえもんに泣きつくいつもらしいだったです。

{netabare} この先を見て、思い出す見たことがあったです。アニメでも原作でも見たことのあった異説倶楽部メンバーズバッチの登場!古井戸の先に地底世界があって地底人がいる設定!。(EDでも私が知っていた原作が出てきたです。)
 ここでは月のウサギにリメイクとオリジナルの話を織り交ぜた融合だったです。{/netabare}

 出会いがあって、友情があって、悪い奴が出てきて、めでたしになって、別れと感動があるです。毎回変わらない設定ではあるけど、まさにドラえもんの映画らしいといえば、らしいです。

 悪く言えば設定の使いまわしではあるけど、こんなリメイクも子供が見るにはいいかもしれないです。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 6

70.5 15 2019年冬(1月~3月)アニメランキング15位
シュガー・ラッシュ:オンライン(アニメ映画)

2018年12月21日
★★★★☆ 3.9 (22)
150人が棚に入れました
好奇心旺盛な天才レーサーのヴァネロペと、彼女の大親友で心優しいゲームの悪役キャラクターのラルフは、レースゲーム<シュガー・ラッシュ>の危機を救うため、誰も見たことのないインターネットの世界へ飛び出す。見るものすべてが新鮮で刺激溢れるネットの世界に夢中になっていくヴァネロペと、早く元の世界に戻りたいラルフは、次第に心がすれ違ってしまい…、ラルフのふとした行動からネットは崩壊寸前!二人の冒険と友情も最大の危機に!?はたして彼らを待ち受ける驚くべき運命とは…。

声優・キャラクター
ジョン・C・ライリー、サラ・シルヴァーマン
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ネット世界へと突き抜けるディズニーのブラックジョーク

レトロゲーム趣味から現代の風潮に二さん毒霧を吹き付けた前作。
今作は『~:オンライン』と言うことでインターネットに対する
皮肉の一つや二つは覚悟しての劇場鑑賞でしたが、
想像以上にブラックな毒突きの連打を鳩尾に喰らい、
KOされた私は椅子からずり落ちそうになりましたw

システムをデフォルメ、擬人化するセンスに関しては、
日本の漫画・アニメに一日の長があると思っていましたが、
どっこいディズニーだって負けずに風刺の最前線で大暴れw
はたらくインターネット!?といった感じで、
ネットの諸要素がCGで巧みに街並化、キャラクター化され、
こんな表現方法もあったのか!と目からうろこが落ちます。

豊富な資金と技術をつぎ込んで、
適宜カクカクな動きも再現する質感自在な作画構成も健在。
そこから繰り出されるネットあるあるのシュールなギャグに、
引きつった笑いがこみ上げて来ますw

例えば{netabare} ネット通販で多彩すぎる支払い方法に目を回した時、
予測変換によるトンチンカンな検索候補を薦めて来られた時、
怪しげなポップアップ広告をうっかり踏みそうになった時、
SNSでハートをもらった時など、{/netabare}
ネット利用の際、思い出し笑いをしてしまうネタを多数、心身に埋め込まれましたw

オフラインのゲーセン出身キャラが未知のインターネット世界に放り込まれる視点を通じて、
昔、初めてネットを体験した自分の記憶を呼び覚まされ、
訳の分からない専門用語やルールが蔓延るネット世界に
戸惑い直す&笑い直す切り口も良かったです。

前作同様、短時間で次々にシーンが転換するハイペースなシナリオ構成も、
ネットサーフィン(←死語w)していたら、
いつの間にかとんでもないサイトに迷い込んでいた。
という苦い思い出とリンクして、何だか懐かしかったですw


ネットに一方的に毒針を刺すだけじゃアンフェア。
そう言わんばかりに、本作ではディズニー自身への皮肉も交えたコラボ要素もウリ。
自刃する勢いで、ディズニー映画のお約束を嗤う等、自虐ネタも突き抜けています。

お陰様で、今後ディズニーのミュージカルシーンを観る度に
思い出し笑いをしてしまうネタまで埋め込まれましたw


……これ、ヘタなウイルスより危険な映画ですねw


ご鑑賞の際は、是非エンディング後まで……と言いたい所ですが、
お子様は本編が終わったらとっとと帰った方が、トラウマにならなくて良いかもしれませんw

投稿 : 2020/08/08
♥ : 16
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

意志を持ったゲームキャラが、ネットに入ったら・・・

 2018年最後に見た映画は、『シュガー・ラッシュ:オンライン』吹替版MD4Xになったです。

 リトワクさんのゲームセンターのゲーム内で、意思を持ったゲームキャラらとして生きるヴァネロペ、ラルフの物語だったです。
 ある日、シュガー・ラッシュが壊れてしまって、政策会社は倒産していて部品が手に入らない!です。そんな時、ネットの世界で部品が手に入ることが分かった、ヴァネロペ、ラルフが、Wi-Fiに載ってインターネットの世界で、部品のハンドルを手に入れに行くお話です。

 その中で今までに得られなった環境に触れるたヴァネロペの心の変化、ヴァネロペと離れたくないラルフを極端に描いていたです。

 このアニメにおいてのインターネットの世界?裏側?、人間社会に例えられた流れで、インターネットで何が行われているのかわかりやすくって面白いです。
 その中で、ヴァネロペとディズニープリンセスキャラの絡みが少しあったです。それに絡んだ、ミュージカル展開面白くていい感じです。

 ヴァネロペが出会った新しい世界は、迫力凄かったです。MD4Xの椅子も振り落とされるような展開だったです。
 そんな世界に居場所を見つけ元の世界に帰りたくなくなったことを知ったラルフの行動が、とんでもない事態を巻き起こすです。その事実を知ったヴァネロペ、ラルフを突き放したり更に信じられない騒動が起こったりと、結構目が離せないです。

 にしても、ヴァネロペとラルフって「うちのメイドがウザすぎる」に例える{netabare}と高梨ミーシャと鴨居つばめと重ねてしまうです。{/netabare}
 ラルフがヴァネロペと離れたくないって思いは、よくありふれた友達のように見えて分からなくもない気がするです。

 最後、二人が選んだこの先に注目です。サプライズが最後の最後に観れるので、それが吹替版だけかもしれないけど面白いです。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 4

てっく さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ディズニーらしくない?今回の作風。

前作で親友になったラルフとヴァネロペが、今度はネット回線を使って外の世界に繰り出すお話し。

ヴァネロペの可愛さは安定です^^
ラルフの一生懸命さも健在です。

物語ラストには、それぞれが思う最善の選択をする訳ですが、
私にはラルフ自身は心からの本心ではなくヴァネロペの思いを尊重し下がった姿が印象的でした。
その雰囲気というか感じを上手く表現されてるのは流石だなと。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 3

68.6 16 2019年冬(1月~3月)アニメランキング16位
グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION(アニメ映画)

2019年3月15日
★★★★☆ 3.6 (81)
391人が棚に入れました
“国の組織CIRS(サーズ)"によって新たに作られた、特殊技能訓練校「美浜学園」… 様々な理由で行き場を失くした少女たちに与えられたのは、銃と実弾。 拳銃を使用するレナ、狙撃を得意とするトーカ、爆弾と情報処理のクリス、諜報活動担当の忍者ムラサキ。 彼女たちは、日々、SORD(ソード)のメンバーとして、警察や自衛隊には解決できない事件にあたり、危険な活動を繰り返す。K県U港――。入国予定だった要人が突如として姿を消した。 SORDのメンバーは失踪事件の捜索を開始するが、消えた“荷物"を捉えようとする度に、もう少しの所で逃げていく。 姉妹校『京船桜が丘』のSORDメンバーである、双子姉妹との協力、および確執。 そして――夜の街を疾走する謎の女ライダー「ソウルスピード」・マキの噂――。 追跡はやがて壮絶な死闘となり、心身ともに引き裂かれてゆく。…しかしそれは、レナたちの出逢いにまで遡る過去への旅でもあった。

声優・キャラクター
内田真礼、佐倉綾音、名塚佳織、種﨑敦美、南條愛乃、代永翼、井澤美香子、行成とあ、近江知永、北垣内春香、ブリドカットセーラ恵美、須藤翔
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

シリーズのストーリーや背景がわからなくても楽しめた

バンダイチャンネルにて視聴


コンパクトに纏めたストーリー

動作に特化し丁寧な作画

キャラに同化す声優陣

BGMも問題ナッシング

このシリーズは「グリザイアの果実」を過去に1話観ただけ、
ストーリーや背景もよくわかってませんが、{netabare}冒頭パートの「竿師」発言に大ウケしてしまい視聴継続、{/netabare}そつのない作り込みに惹入完走しました。

殺人などハードなストーリーに拒否無い方、
シリーズ過去作はもちろん「プリンセス・プリンシパル」や「RELEASE THE SPYCE」がお好きな方は気に入るんじゃないでしょうか(^^)

投稿 : 2020/08/08
♥ : 7

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

過去を打ち抜くたび、少女は大人になる―。

この作品の前進である「グリザイアの果実」「グリザイアの迷宮&グリザイアの楽園」は視聴済です。
主人公だった「風見雄二」は確かに格好良かったですけど、印象強く残っているのは彼と一緒に美浜学園で学ぶ5人の少女たち…
中でも物語後半で見せてくれた入巣蒔菜と小嶺幸の雄姿は今でも脳裏に焼き付いています。


日米合同対テロ組織「防衛省中央調査部諜報2課分室」通称CIRS、会場油田爆発事故が引き金となりその存在は公のものとなった。
秘匿組織としてのCIRSは刷新されて以降、極秘活動を引き継ぐ形で新組織SORDが発足された。
将来的に国防を担う人材の育成を目的として設立されたSORDは、全国各地の学園組織に間借りする形で展開していった。
廃校後、私設の解体費用もままならぬまま放置されていた「美浜学園」は個人に買い取られ、新たに「特殊技能訓練校」としての役目を得た。
そんな学園で、様々な理由で行き場を失くした少女達に与えられたのは銃と実弾。
国防の名目のもとに、彼女たちは命すらも顧みることのない危険な超放棄的活動を繰り返す。

どうせ磨り潰される命なら、銃を手にして戦うことを選んだ少女達の未来は…?


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

前作のヒース・オスロと風見雄二との確執、そして5人の少女たちによる大奪還劇は記憶に新しいです。
そう、グリザイアといえばこの6人という図式が出来上がっていたのですが、この作品では登場人物が総入れ替えになっていました。

そういえば前作で風見雄二と5人の少女たちは無人島に移住していましたからね…
思い返してみるとその島にも美浜学園が出来たと記憶しているのですが、きっと分校だったのかもしれませんね。
きっと今頃みんなで悠々自適な生活を送ってるんだろうなぁ…
でも一人だけ今作でも登場するキャラがいますけどね^^

そんな皆さんの生活っぷりも気になるところですが、
本作は序盤からそんな懐かしい思い出など一瞬で打ち消す展開から物語が始まります。
しかも声優さんの配役もバッチリ決まっているので、迫力と見応えは抜群です。

主要登場人物と声優さんを紹介させて貰います。

深見玲奈(CV:まややん)
獅子ヶ谷 桐花(CV:あやねる)
鯨瀬・クリスティナ・桜子(CV:名塚佳織さん)
狗駒 邑沙季(CV:種崎さん)

作り手の皆さんは、誰に誰を演じて貰うのが一番良いかをちゃんとご存知でした。
どうです、この非の打ちどころの無い布陣は…?
彼女たちが役どころをキッチリ把握した上、完璧なまでの演技でキャラに命を吹き込んでいるんです。
そんなキャラが画面一杯所狭しとぬるぬる動くのだから堪りません。

視聴を進めていくうちに少しずつ明らかになるのは彼女たちの生い立ち…
ここまでで分かるのはごく僅かなことだけ…
生まれ育った環境はお世辞にも良いとは言えず、物心のつく頃には人生の選択肢を迫られる…
選択肢といっても2択しかないんですけどね。

久しぶりに見た美浜学園…そして彼女たちの宿舎は前作のまま登場するので
懐かしさを感じるところですが、彼女たちは前作より相当追い込まれた窮地で生きている…
その窮地こそ自分たちの居場所だと思っている節を感じました。

それを決定付けたのがこの台詞…

「―私達は、この世界に生かしてもらっているんですよ…。
でも、生かしてもらっているだけではダメなんです、
それじゃあ生きている意味がない。
だから、生かされるだけではなく、自分の力で生きるんです、
戦い抜いて、生き残るんです。
そして生き残った子だけが、生きることを許されるんです―」

彼女たちは花の女子高生なんです…
年相応の女の子が追い求めているのは、保護者の庇護のもとで恋に化粧やファッションetc…
自分を着飾ることで目一杯なお年頃の女の子の口から出る台詞とは到底思えないんですが、これが彼女達の抱える現実なんですよね。

私も年相応の生き方しかしてこなかったので偉そうなことは言えません。
だからこそ自分で歩めなかった道を一歩一歩進んでいく彼女たちが輝いて見えるのかもしれません。
彼女たちが自分の存在意義をどの様に認識しているのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、黒崎真音さんの「幻想の輪舞」
エンディングテーマは、南條愛乃さんの「サヨナラの惑星」
この作品における2人のコンビも鉄板になりつつありますね。

OVA全2話の物語でした。
物語は全然完結していませんが、「#03 スターゲイザー」のアニメ化プロジェクトが始動しているのは嬉しいお知らせです。
どの様な形でお目見えできるかは未だ分かりませんが、視聴できるのを楽しみにしています。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 7
ネタバレ

根越 詠汰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

こういう学園は、あくまでここだけのお話で!

 上映劇場も限られているせいか?、平日昼間なのに見に来る人も多かったし、上映4日目でパンフ完売状況だったです。

 いきなり任務で、敵を追い詰めることから始まったです。女の子が殺し屋要請学園??にいて、危険な人たちを倒していくことが、目立つお話だったです。3話形式です。

 この世界観だからなんだろうけど、簡単に人を殺すことにためらいもなく普通としている女の子たちの感覚が、ある意味マヒしているようにも見えたです。

 日常生活において、ごくどこににでもいるような学園生活を送っている女の子たちだけれども、指令がくだると任務とはいえ態度が、豹変するように見えたし、またゲーム感覚のような感じに見えたです。{netabare}敵を倒すというより、殺すという言葉になるような、当たり前にしているところなど、倒された敵の無残な姿などもR12指定だったのかなぁ?です。
 また、学園長がふざけて大胆な格好をしたり、出てくる女の子の一人の過去に出てくる娼婦がでてくるところもそうなのか?と思ったです。{/netabare}

 特殊任務ということはわかるのだけれども、私には過激にみえたのが印象的です。戦闘シーンが、女の子にしては凄かったです。
{netabare} 盛り上がっていたと思われるシーンは、3話目の昔の姉妹の再開から、戦闘、仲間になるその辺のいきさつだったと思うです。{/netabare}この出てくるキャラ独特の価値観の違いがある、キャラ達にしかわからない通じ合い、友情、つながりがあったと思うです。 


 

投稿 : 2020/08/08
♥ : 4

68.2 17 2019年冬(1月~3月)アニメランキング17位
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第七章「新星篇」(アニメ映画)

2019年3月1日
★★★★☆ 3.7 (13)
31人が棚に入れました
SFアニメの金字塔「宇宙戦艦ヤマト」を現代版としてリメイクした「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編となるテレビシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」を、全7章にわけて上映する劇場上映版の第7章。第23話から最終話となる第26話の計4話で構成される。悪魔のような選択を突きつけられたキーマンだったが、「縁」の連なりがなす奇跡が事態を思わぬ方向へと導いていく。一方、ガトランティスを滅ぼす力である「ゴレム」を奪取すべく、都市帝国の中枢へと突撃したヤマトは、無数の砲火にさらされる。


声優・キャラクター
小野大輔、桑島法子、鈴村健一、大塚芳忠、赤羽根健治、國分和人、千葉優輝、麦人、千葉繁、森谷里美、チョー、細谷佳正、佐藤利奈、田中理恵、甲斐田裕子、東地宏樹、雨谷和砂、楠見尚己、高垣彩陽、江原正士、菅生隆之、小島敏彦、玄田哲章、山寺宏一、神谷浩史、手塚秀彰、柴田秀勝、内山昂輝、神田沙也加

67.1 18 2019年冬(1月~3月)アニメランキング18位
あした世界が終わるとしても(アニメ映画)

2019年1月25日
★★★★☆ 3.5 (43)
220人が棚に入れました
幼いころに母を亡くして以来、心を閉ざしがちな真。彼をずっと見守ってきた、幼なじみの琴莉。高校三年の今、ようやく一歩を踏み出そうとしたふたりの前に突然、もうひとつの日本から、もうひとりの「僕」が現れる――。

声優・キャラクター
梶裕貴、内田真礼、中島ヨシキ、千本木彩花、悠木碧、水瀬いのり

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

世界と中二病は終わらない

2019年1月公開のアニメ映画。
Huluで公開された『ソウタイセカイ』という作品を
ブラッシュアップして劇場アニメにしたもの。

本作はスマートCGアニメーションで制作されているのだけど、
要はフジ系列の+Ultra枠の「revisions」「INGRESS」とルックは同じ。
制作・監督は「INGRESS」と同じで
「revisions」を観ているとこの映画のCMが流れてくる。
3Dは動きの速いシーンは綺麗なんだけど、
そうではない場面ではフワついた動きが気になるんだよね。
まぁ発展中の技術ということで仕方ないのかな。

で、映画の内容ですが、公式サイトにはあまり説明はなく
2つの日本を舞台にしたアクション・ラブストーリーとしか書いてなくて
「こういう内容だとは思わなかった!」という意外性が楽しい作品だろうから
ちょっと書きづらいんだよな。

まぁ、はっきり言ってしまうとB級パニック映画の類です。
幼なじみの高校生男女の日常をニマニマ眺めるシーンから始まり、
微妙に不穏な空気を感じつつ、いい雰囲気の場面で超展開が起こり、
古谷徹のナレーションで「ここで解説しよう!」とばかりに
中二病全開の世界観説明が行われる。
この時点で多くの人が「この映画はヤべエ!」と感じるであろう。

そこからは、中学生の黒歴史ノートを
そのままCGアニメーションにしたような怒涛の展開となる。

特にラストは「THE適当」という感じで、ある意味面白い。
作品タイトルをど~んとスクリーンに大写しにして
スタッフロールが流れれば、
どう解決したのか全然説明がなくても終わりなのだから仕方ないな。
投げ槍な終わり方に反して
あいみょんの主題歌が普通にいい曲なのがジワジワくる。

と、ここまでディスっておいてなんだけど
B級映画は好物だからそれほど不満はないです。
終始半笑いで楽しく観させていただきました。
水瀬いのりさんが双子の妹キャラで好演していたので
彼女のファン(特にReゼロのレム好き)は観に行く価値があるかも。

でも感動の青春ストーリーなんかを期待していた方は
「俺はあいみょんの曲を聴くために、
1800円払って劇場に来たんじゃねえゾ!」
と怒りに肩を震わせて映画館を出ることになったかもしれない。

それにしても、
20年以上たってまだ新世紀エヴァンゲリオンのオマージュをやってる
アニメ業界は大丈夫かぁ?

投稿 : 2020/08/08
♥ : 23

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

アラ探しはし無粋

ツタヤで先行レンタルされてたのでDVD借りて観ました。

ざっくり説明すると
第二次世界大戦に開発したなんたらの影響で次元に歪が生まれ、もう一つの地球が存在する現象が起きてしまう。
そこには同じ世界、日本があり、自分と相対する同じ人物が生存していて、どちらかの世界の人間が死ぬと、もう片方の世界の自分も突然死として死んでしまう設定で、もう一つの世界の日本では、荒れた世紀末のような世界で、「日本公民共和国」と名乗り、そこのヤバいTOPが主人公の幼馴染となる人物なので、そいつを殺すため、簡単に殺せるこっちの世界の幼馴染を殺すため、あっちの世界の主人公たる者がこちらへやってくるというSF映画のようなお話。

最初感じたのが、う~ん 中二病のなろう系かな?です。 ^^;
でも、この前やってたrevisions(リヴィジョンズ)にもなんとなく似てるかなぁ...でした。

映像はフル3Dで綺麗です。
数年前と比べれば、キャラの動きも大分スムーズだし、そんなに違和感はなかったです。(ちょっぴり感じますけど)

声優さんでは、
梶裕貴さん 内田真礼さん 千本木彩花さん 悠木碧さん 水瀬いのりさん
と、豪華なので安定の演技されてます。

話は、疑問に思うことや突っ込みたいことも多々ありましたが、それらに目を瞑れば概ね楽しめました。
どうしても言っておきたいのは、メインヒロインの扱いについて。
個人的には、恋愛も含まれた作品なのにあれはない。
最後も、う~んで、あまり納得いかなかったです。

全体的には、まぁ時間つぶしには十分良くって面白かったかな。
過度な期待は厳禁ですけどw 

投稿 : 2020/08/08
♥ : 10

ガタリリス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

リゼロのレム&ラムが現代風3Dになったお(^ω^)

『パラレルワールド間でもうひとりの自分が居て、そいつが死ぬと自分も死ぬ』という設定の現代風中二病3Dアニメ。
恋愛要素は一応あるが、SFとアクションがメインなので恋愛要素に関しては余り深みはない。
パラレルワールドの日本と、主人公たちが居る世界はリンクしていて、リンクした人物が死ぬともう片方の世界の人物も死ぬという量子縺れ的なSF要素がウリの作品。
そして、パラレルワールドの日本はディストピア的独裁国家であり、主人公たちが住んでる世界はディストピア国家から侵略を受ける。
しかし、それを守るためにミコ&リコという人型ロボットが現代日本に派遣された。
この後、色々あるんだけど、ネタバレになりそうなので、この辺りで控えたいと思います。

私がこのアニメを観て思ったのが、ミコ&リコがリゼロのレム&ラムに似てるなと感じた事。
主人に忠実であることや、髪の色が赤と青、それから亜人間であることなど共通点が多い。
声優も水瀬いのりさんだしねw
終盤、リコが和風のラスボスっぽい雰囲気になるんだけど、ラムの3Dバージョンみたいで萌え萌えでした^^
リゼロのレム&ラム好きの方なら、このキャラデザだけを目当てに観る価値はあるかもw

翻って内容に関しては、あまり面白くなかったかな。
典型的なご都合主義的展開で深みが全くない。。。
ラノベを短く纏めたような短絡的な内容で、軽さと薄さを凝縮したような作品でした。
3Dのキャラデザやアクションは良かったと思うのですが、如何せん内容が貧弱過ぎてそれを補えるだけの魅力に乏しい印象でした。
やはりストーリー重視の私としては、どんなに作画が良くても内容が伴ってなければ楽しめない体質ですので(もちろん作画が良いに越した事はないが・・・)、もう少し深みがあって感情移入できるモノを期待したいですね。

以上、拙い感想でした(・ω・)ノ

投稿 : 2020/08/08
♥ : 8

計測不能 19 2019年冬(1月~3月)アニメランキング19位
劇場版 王室教師ハイネ(アニメ映画)

2019年2月16日
★★★★☆ 3.6 (8)
66人が棚に入れました
ランツライヒ王国の4人の王子たちは、次期国王を目指し、王室教師ハイネ・ヴィトゲンシュタインの指導のもと、様々な困難を乗り越え、時に迷いながらも、少しずつ成長していた。そんな彼らの前に現れたのは、ロマーノ王国からきたという双子の王子。この王子たち、可愛らしい見た目に反して、実は超ドS…!そんな前代未聞の危機に、ハイネと4王子たちが「教育的指導」!?

声優・キャラクター
植田圭輔、安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

映画 王室教師ハイネ

2020.7.17 視聴完了。

ロマーノ王国の双子がグランツライヒ王国にやってきた。
両国の王子たちの交流を描いた物語。

内容的には可もなく不可もなくですね。
やはり目玉は歌で良かったです。

戦闘系アニメでささくれた心に沁みます。
目と耳の保養になりました(笑)

投稿 : 2020/08/08
♥ : 4

計測不能 19 2019年冬(1月~3月)アニメランキング19位
映画プリキュアミラクルユニバース(アニメ映画)

2019年3月16日
★★★★☆ 4.0 (3)
19人が棚に入れました
わたし、星奈ひかる!ある日星をみていたら、宇宙にワープしちゃった!?キラやば~☆この宇宙のどこかに、ミラクルライトを作る惑星があるって本当かな?あれ?えぇ~!?いきなり光が消えて、星たちが闇に包まれていく!?このままじゃ世界が真っ暗になっちゃう…大ピーンチ!!でも、宇宙の光を取り戻すために絶対にあきらめない!だからみんな、応援して!!

声優・キャラクター
成瀬瑛美、小原好美、安野希世乃、小松未可子、木野日菜、吉野裕行、引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、多田このみ、野田順子、福島潤、美山加恋、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、水瀬いのり、かないみか、水島裕、梶裕貴、小桜エツコ、田中裕二

ヌンサ(亢宿) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

「ムダな変身はやめなさい!」

今作視聴前のプリキュアシリーズ視聴状況

4割:キラキラ☆プリキュアアラモード
完走:HUGっと!プリキュア

「スター☆トゥインクルプリキュア」は、リアルタイムで追っています。





「オールスターズメモリーズ」での反省を踏まえて、土曜日の朝一に行ってみました。

思ってたほどお客さんはいませんでしたが、ミラクルライトを振る子供たちの姿を確認することができ、
家では体験することができない貴重な経験を得ることができました。



"HUGプリロス"になったのも束の間、あっという間にスタプリの虜になったワイなので、非常に楽しむことができました。

3作品のキャラクターを、絶妙なバランスで3グループにばらけさせて、うまい具合にドラマを展開させる形は、
王道アニメのお手本のように美しかったです。えみるは相変わらず動かしやすいキャラクターですね(笑)

個人的には、長老で遊ぶはぐたんが最高でした。

ものすごい今更ですが、ミラクルライトの使わせ方って、遊園地のアトラクションみたいですね。ゲーム的で。

タレントによる声の参加は、ものすごくセリフも少なかったので全く気になりませんでした。意外とうまかったですし。

一番驚いたのは田中裕二さんです。うますぎ。全く気が付きませんでした。



声は無いとはいえ、なんだかんだで歴代の全プリキュアが登場する展開には、やっぱり泣いてしまいます。

全てのプリキュアの顔を重ねた、すさまじい作画は必見です。





秋の映画も行くことは間違いありません。

それまでに、歴代の映画を少しずつ視聴していきたいですね。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 4

計測不能 19 2019年冬(1月~3月)アニメランキング19位
アナザー デイ オブ ライフ(アニメ映画)

2019年3月8日
★★★★☆ 4.0 (1)
8人が棚に入れました
1975年のワルシャワ、カプシンスキは素晴らしいベテランのジャーナリストであり、また理想主義者で、見込みの無い活動や革命の友と呼べる男でもあった。
彼は、国の独立前夜に血みどろの内戦が勃発したアンゴラへ派遣してくれるよう、ポーランドの通信社で上司を説得する。彼は、一見自殺ともとれる内戦の心臓部に向けての旅に出発する。アンゴラは彼を大きく変えてしまう:ポーランドを出たのは記者であったのに、戻って来たのは作家であった。

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

実写とアニメーションの融合

英題:ANOTHER DAY OF LIFE
年度:2018年
製作:ポーランド・スペイン・ベルギー・ドイツ・ハンガリー
監督:Raul de la Fuente & Damian Nenow
時間:1:26:00

TAAF2019 長編コンペティション作品

渋い映像表現は大人の為の作品という風情

実写ドキュメントにて登場人物が語り部、
過去への回想となる際にアニメーションへ移行、
モーションキャプチャーが使われ違和感じず過去へと潜沈、
ファンタジー描写時は通常のアニメーションにて
弾ける表現描写

ストーリーの進行に意識が染められ徐々陶酔へと、

発想と完璧な構成組立が素晴らしい。

長編コンペティション・グランプリ受賞おめでとうございます。

投稿 : 2020/08/08
♥ : 2

計測不能 19 2019年冬(1月~3月)アニメランキング19位
捨て犬(アニメ映画)

2019年3月9日
★★★★☆ 4.0 (1)
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ある日、犬のムンチは突然飼い主から捨てられてしまう。彼は漂流者のように、自由と幸せを探しに他の野良犬仲間たちと出かけ、夢の冒険の旅を繰り広げる。
ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★