2021年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメ一覧 110

あにこれの全ユーザーが2021年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の2021年冬(1月~3月)に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

59.4 76 2021年冬(1月~3月)アニメランキング76位
アイカツプラネット!(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.8 (10)
49人が棚に入れました
私立星礼高等学校に通うごく普通の高校生 音羽 舞桜はある日、突然姿を消した陽 明咲のかわりに「アイカツプラネット!」のトップアイドル ハナとしてアイドル活動することになっちゃった!でも舞桜がハナだってことは、みんなにはヒミツなんだって!あこがれの世界「アイカツプラネット!」では、だれもがとってもかわいいアイドルになれる!ハナになった舞桜は、スイングを使ってドレシアの力が宿ったドレスを着て、ライバルたちとアツいバトルステージをくり広げるんだ!大親友の本谷 栞、モデルとしても活躍中の珠樹 るり、カッコいい先輩の梅小路 響子と一緒に本当のトップアイドルを目指す!なりたい自分になれる場所!アイカツプラネット!始まります!

声優・キャラクター
伊達花彩、小椋梨央、瑞季、長尾寧音、渡邊璃音、エイミー、宇野愛海、羽野瑠華、斎賀みつき、田所あずさ、諸星すみれ、下地紫野、白石涼子、堀江瞬、松永あかね、逢来りん

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

唯一の完走レビュー?

あにこれを始めてそれなりの時間が経ちましたが、
初めて完走レビュー1番乗りをとれましたw
と言っても、娘が見ていたのを横目で
見ていた程度ですが・・・。

そもそもアイカツ自体が初めてなので、
今までのアイカツとか、
本作品が前作からのファンから大バッシングだったとか
そこら辺の経緯はあまりよく分かりません。

ただ、娘には本作が刺さったようで、
劇中歌とかゲーム機媒体に
それなりにハマっていたようです。
確かに、曲自体はそんなに悪くなかったと思います。

まあ、出演している女の子の演技は
お世辞にも上手とは言えませんが、
可愛い子が歌って踊れば、
アイドル物といってもいいんでしょうね。

願わくば、私のレビューが
唯一の完走レビューにならんことを祈りますw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

59.2 77 2021年冬(1月~3月)アニメランキング77位
プレイタの傷(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.9 (55)
180人が棚に入れました
東京―『暁特区』。国が新たに打ち立てた経済特区予定地で、大企業『サキシマ・ホールディングス』に行政権が譲渡された。特区内でのみ適用される課税軽減などの利権を巡り、敵対企業が陰謀を巡らせた結果、大型な暴動・暁抗争が勃発。内政は荒れ果て、『サキシマ・ホールディングス』も解体。暁特区は国の自治も及ばない不管理地域となる。その無法地帯となった街を守る男たちがいた。『ディヴァイン・タトゥー』という、荒ぶる神獣の力を封じ込めたタトゥーを持つ人間、通称『スカード』はそれぞれ固有の特殊能力と、全ての攻撃を無力化するほど―銃弾が身体に届く前に弾け飛び、刀は砕ける―の防御力を有する。タトゥーの能力を生かし、街を守る『ヘリオス』、組織を守る『アルテミス』、秩序を守る『公安特務』たちが新興勢力となり、暁特区に鎮座する。未だ日常的に、微力ではあるが抗争が続く中で、それでもなお彼らは自らの『正義』を貫く。これはそんな激動の中を生きる彼らの、当たり前の日常を描いた物語である。

声優・キャラクター
高坂篤志、千葉翔也、榎木淳弥、ランズベリー・アーサー、益山武明、野上翔、八代拓、畠中祐、福原かつみ、津田健次郎、上田燿司
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

大きな矛盾は無いが特段面白い部分も無い

前情報一切ナシで1話を見た個人的な感想、作品の感想というよりスタジオへの感想
{netabare}まず“K”は見てません。
その一方で“ハンドシェイカー”は見てまして、話が途中で終わってて「なんだよー」と思ったらまさかの“W'z”という続編が始まって一応の完結を迎えてくれました。
気になるのは、なんで“ハンドシェイカー2”ではなく“W'z”って別タイトルだったのか。
そもそも“W'z”の開始前の宣伝がまるっきり女性向けの別作品かのようなもので、実際本編を見るまで続編だったと気付かなかった人は多いんじゃないかな。
そこで思うのは…ひょっとしてアニメスタッフは「今度は女性向けに『新作』作りまーす」とスポンサーに偽企画を言いつつコッソリと続編を作ったのではなかろうか?と。
“ハンドシェイカー”が途中で終わっててモヤモヤするのでどうしても最後までやりたかったとするなら視聴者のこっちとしては「よくやった」と感謝の極みなんだけど、その一方で「そんなことやって業界から干されない?」という心配までしちゃいましてw
今作“プレイタの傷”が放送されたことで干されてなかったみたいでいや~良かった良かった、と胸を撫で下ろすと同時に、これ、ひょっとして…。

“W'z”を作る時に出した偽企画の内容通りに作ったモノなのでは?

なぁ~~んてことを思ってしまったりw
もはや陰謀論ですかね?けどそう考えて見るとなかなかに感慨深い…かも?
まぁ“K”を見てないんでねー、思い切り見当違いなこと言ってるかも…“K”見た方が良いっすかね?しんどいんだよなぁ…。{/netabare}

1話感想
{netabare}背景に対しキャラが浮いてるのは“ボーンフリー”みたいなものだと思ってまだ我慢しよう。
けど…終盤のジッポの炎、なんだアレは!?
他の方も指摘されてるけどキャラの髪がバザバザなびくほどには風が吹いてるのに…あんなんじゃ点かないってw
ついでにその後のタバコの煙もあまり風の影響受けてないし、もの凄い違和感。
髪の毛作画する人とタバコの煙描く人が別で連絡上手く行ってなかったのか?
似た現象は前期“100万の命の上に俺は立っている”でもあったけど、こっちの方が作画頑張ってるせいで余計に目立つ。
“ハンドシェイカー”→“W'z”でクオリティが下がった印象だったけど、こっちはW'zから更に落ちた?大丈夫か??

で内容だけど、前半で逃がした少年の件、匿ってもらうんじゃなくてどこかに姿をくらましてしまったけど、依頼した側はそれでいいのか?
今後もあの少年登場する?
でもっていきなり専門用語(ギリシャ神話由来で造語ではないけど)が多数飛び交って…勢力は3つ?いやそれ以上あるみたい。
覚えるの面倒臭いようだったら脱落しちゃうかも。{/netabare}

3話までの感想{netabare}
2話は公安、3話はアルテミスという勢力の紹介ってところかな。
これでこの世界はどんな力関係なのかの説明が終わって、ようやく次から本格的に話がスタート…と思って良いのだろうか?

3話、「アルテミスの監視の目をかいくぐってダスクが特区にこんな武器を持ち込めることはありえない→アルテミス内に裏切り者が居る?」
ということからの、ヘリオスの溜まり場(エイジの弟のレストラン、まだ本部かどうか分からないので)に「アルテミスに追われてる、特区の外に逃がしてくれ」と少女が駆け込んでくる。
で、その後の「双翼」の態度やダスクの行動からして、少女や両親を追ってた「アルテミスの怖い人」とやらは単なるダスクの成りすましなだけかアルテミス内部の裏切り者か。
エイジを撃った「魔弾」の出所やフェンリルがそれに絡んでる…のか?
──と、いかにもな謎は提示されてるのだけど、いやちょっと待って。

1話の「ただその場から逃がすだけ」でその後の身の安全に無関心だった少年の扱いに疑問だったのだけど、3話で駆け込んできた少女が…特区の中に入れてくれと外に逃がしてくれとの違いはあれど、ある意味では焼き直しで。
逃がした後まんまとダスクに囲まれて~って展開は…な、なんて言えばいいんだ。
「そうそうこれこれ、1話で逃がした少年もその後こういう目に遭ってるんじゃないの?」って思ったワケなんだけど、「ハイそうです」と別のキャラで答えを見せられた感じ。
答え分かってんなら1話の段階でどうにかせーよw
もしくは1話の少年もあの後アルテミスか公安に助けられてたってタネ明かしが今後される…のかなぁ?
ぶっちゃけ1話と3話は混ぜて1話にまとめられた気がする。

まぁそれよりも、エイジが死んだことは世間にバレててパワーバランスが大きく崩れたと思うのだけど、ヤマトが昏睡してた一週間何も大きな動きは無かったのか。
ヤマトもヤマトで公安に置いてきた弟のことを心配しようよw
ハンドシェイカー→W'zと同じノリで「対立することもあったけど実は皆イイ人」ってことになりそうなんだけど、現時点では公安はコワイ人扱いじゃないの?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
4話は公安にせっつかれてヤマトがヘリオスに正式加入する話。
ああ、この回までが世界観説明回か。
ここまでに提示された謎は「フェンリルとは?」「ダスクが特区に銃器持ち込みできたのは?」「魔弾の出どころは?」。
ヘリオス、アルテミス、公安、各勢力の持ってる情報がそれぞれ別で、それを集結させて真実に迫る展開なのかな?

と思ってたら5話、3話の続きでダスクの銃器持ち込みにはアルテミス内部(厳密には隠居)に裏切り者が居たということでソイツを始末する話。
おや?これで「ダスクの銃器持ち込み」は解決しちゃった?
ダスクはネームドキャラ不在でスポットを当てた話も無く、無条件でやっつけていい悪モノ扱いなので、もうちょいダスク側の事情に迫ってくれると有難いんだが…。
と思ってたら6話、ダスクのイケメンキターー!
最後の方でちょろっと出ただけなので掘り下げるのは次回か。
これは俄然次回が楽しみに……うーんどうなんだろう?

「これって何?」→「ハイこういうことです」→「これってどうなるんだろう」→「ハイこうなります」。
と、視聴者の興味の持つ方向へリードしてく…視線誘導でいいのかな?それは出来てる気はするんだけど、如何せん肝心の「興味を持つ」の熱量が低い。
私にしたってこうして文章に起こしてるから把握してるだけで、ただダラっと見てただけでは何が起きてるのかサッパリ分からなかった予感。
話が難しくて分からないのではなく、興味が薄くて頭に入らない。

絵面が淡々としてる(BGMも眠い)せいかな?とは思ってるんだけど、それに加えて世界がキレイ過ぎるのが没頭することを妨げてる?
酒瓶持った浮浪者がドラム缶の焚き火で暖取ってる後ろでゴロツキ同士が喧嘩してる、そんな世界観じゃないのん?と。
町には掃除のおばさんが居て子供も一人で通学してそう、みーんな身奇麗で電気ガス水道等のインフラ完備で毎月律儀に光熱費払ってるかのよう、マッポー感では“エクスアーム”に劣る。
他の作品でもこういう現象ってあるけど、手描きアニメだとフィルターがかかるせいかあんまり気にならないハズなんだけどなぁ。
雰囲気が近い作品として“千銃士”を個人的にはちょいちょい思い出すのだけど、あっちはこの件(キレイすぎる問題)に関しては気にならなかった。
ところがゴーハンズはそうならない、CGアニメで起きがちな違和感(※)を手描きで起こすってのは凄いことなのかどうなのか。
意図的なのは分かるけど、どうにも作風が内容に合ってない気ががが…。


手描きアニメだと手描きならではの歪みの部分に「汚れ」を感じるのかな?
比較例として…“モンストアニメ”の3期がフルCGで、ルシファー編は「まぁこいつらみんな天使だからな(宝石の国と同じ感覚)」で脳内処理できたけど、アーサー編に移ったらどいつもこいつも新品卸したての装束を纏ってるような違和感が凄かった。
祝典に参列って設定ならまだしも、数ヶ月間放浪してたランスロットも超身奇麗で、一応マントのスソがビリビリにはなってはいるものの「最初からそういうデザインの新品のマント」にしか見えなかった。
それと同じ現象がこの作品に起こってる感じ、手描きなのにw
こういう画風で作品作るなら、そもそも人間じゃないとか物凄く管理の行き届いた世界とかを舞台にする方が向いてると思うんだけどなぁ…。{/netabare}

9話までの感想{netabare}
7・8話、アルテミスのトップ(アズサ)の強さのお披露目&攻めてきたダスクを退治する話。
ああ、アズサがこんだけ強いなら公安(政府)もおいそれと手出しできずに特区が特区でいられるワケか、と一定の説得力はあったものの…えっ、これでダスクやっつけたってことでダスク絡みはお終い?
ダスク側が「なんでアルテミスが手出ししてくるんだ」みたいなこと言ってたが、アルテミス幹部を抱きこんで武器密輸してたのがバレたんだから報復はむしろ当たり前のような?
悪巧みがバレたってのを気付いてなかった設定だったのだろうか。
報復を食らう前にヘリオスを制圧して地固めしよう、って展開の方が自然だったんじゃないかな。
ってかよう、エイジが死んでから一週間=ヤマトが昏睡してた間、これといって大局に変動が無かったのが不思議で、その期間にダスクが襲撃しなかったのは何で?の説明は…無し?
追い詰められたホクトの「計画が狂った、どこからだ?」は、エイジが死んだと聞いて即座にヘリオス潰さなかったせいだと思うぞ、その時期ならまだ武器密輸もバレてなかっただろうに…う~ん?
序盤ホクトに余裕ぶっこいた演技させてたせいでひっどくアホキャラに成り下がってしまった。
「ダスクとフェンリルは繋がってなかった」って情報は重要かも知れないが、ホクトはそのためだけの噛ませキャラだった?

そんなことより7話、1話で逃がした例の少年が再登場し、更に今まで画面に映さない様にしてた特区で生活してるらしい一般住民も登場。
…。
なんで「か弱い村民」みたいな描写なんだ?
外ではお尋ね者で生きていけない犯罪者共が特区に居座ってるんじゃないのか。
(公式のB1の項目にも「暁特区で最も荒れた場所。貧しい者、犯罪者、訳ありの者たちが流れつく無法地帯。住人のほとんどが不法居住者。」と書かれてる)
設定的には火炎瓶の一つでも投げそうなモンで、1話の少年もそこらに転がってる死体から耳削いで生活してる(花の慶次ネタ)んじゃないのか。

9話、フェンリルの正体に何か勘付いたカガミがティターンを飛び出し、その頃アルテミス本部ではアズサがフェンリルに襲われたらしい。
「あんなに強いアズサがどうして!?」とビックリして欲しいところなのかな、いや全然。
秘書?から「何かを聞いた」双翼がカズマ達に襲い掛かり、「カガミが倒れてるのでちとタイム」ってところで次回へ続く~。
「フェンリルの正体は一体…?」ってことに興味持って欲しいのかな、いや全然。
秘書?が何を言ったのかは一応気にはなるけど、それよりその…魔弾の件はどうなったんだろう?
まだフェンリルと魔弾は出所が同じとは明言されてないよね?
実はエイジがフェンリルで、魔弾撃ったのはフェンリル倒そうとしてたヤツって可能性は…どうだろ?
そもそも上記の感想にも関係するけど特区のパワーバランスに係わるエイジ死亡情報はどうやって世間にバレたの?という部分には違和感を覚える。
身内のヘリオスですら公安(コウガ)から聞かされたヤマトから聞くまで知らなかったくらいで、英雄の死を悼んだ大々的な葬儀がB1地区で行われたワケでもないみたいだし、なんでアルテミスとダスクは知ってるんだ?と。
ホクトの身柄も公安が預ってるみたいだし、公安ないしその裏がなにか企んでる?
次点でアルテミスの秘書。{/netabare}

10話感想{netabare}
フェンリルの正体はカズマでした、但し「今この瞬間だけ」って可能性は消えてないかな。
ある意味順当ではあるんだけど…何て言えばいいんだろうなぁ、「あれ?これおかしくない?」って部分が意図的(伏線やミスリード)なのかヘボいだけなのか、判定できるのは先まで見ないとどうにもならない。
最後までおかしいままだったら総評の方に書こうと思ってたのだけど…どうやらミスリードを狙ってたっぽい。
で、そのおかしい部分というのは「カズマがフェンリルを目の仇にしてる理由が薄い」。
ちと気になって公式のあらすじを見てみたけど、こっちでもやっぱりそう。
3話あらすじの一部「エイジの死に関わった可能性がある謎の男『フェンリル』のスカードとの関係~」って…可能性なだけじゃねーかw
しかもそんなに高くない、「え、関連あったっけ?」ってレベル。
今一度整理すると──

・エイジにトドメを刺した(まだ疑わしい)のはあくまで魔弾
・魔弾を撃った者とフェンリルが同一だとは語られてない
・なのに、何故かカズマは魔弾はスルーしてフェンリルを「あたかも」エイジの仇とばかりに捜査にご執心

理由が「無い」ではなく「薄い」で、好意的解釈を広げればなんとか理屈が成立するのが厄介なところ。
カズマは、エイジが死んだのはヤマトのせいだと責めたいのだけどそうもいかず、行き場を失った怒りの矛先をフェンリルに向けた?、とか。
そもそも1話がヘンテコで、エイジが撃たれた場所とカズマがフェンリルと遭遇した場所は離れてる。
「ダスクに追い回されて孤立したエイジの援護に向かいたいところをフェンリルに邪魔された→だからフェンリルを恨んでる」と思おうにも、カズマがフェンリルと遭遇したのはエイジが撃たれてケルベロスをヤマトに譲渡した後で、フェンリルに邪魔されずに合流できたとしても手遅れ。
これは視聴者にしか分からないことなのでカズマが思い違いしてるでも構わないのだけど、そうはいっても、じゃあ次に恨むのはフェンリルじゃなくてダスクじゃね?となる。
そこから更に「ダスク如きがエイジを倒せるワケない」→「犯人=TUEE奴」と信じたがってるって描写が一応あるので「そう解釈しろ」ってことなんだろうけど…いやぁまどろっこしいって。
正直深読みしないと「なんでエイジ殺したのがフェンリルみたいなことになってるの?」だし、そんなゴチャゴチャしたことよりも…魔弾を気にしろよと。
魔弾は関わった可能性があるどころじゃなくて「確定」だろ?何故そっちを優先しない?
で、この感想はカズマだけじゃなくて他のキャラにも当てはまることで、フェンリルフェンリルって、そんなん放っておいても向こうからやってきてくれるってw

どこかの感想で「キャラ達が何をやってるのか分からない」ってのを見たけどそりゃそうだ、勘違い(ミスリード)させようとして騙しきれてない。
ミステリー系で、物凄く怪しい容疑者が居るのにそっちには目をくれず、容疑者とも呼べない他人を追い続ける話を(後で繋がるとしても)ダラダラやられても「何やってんだコイツら?」としかならない。
まぁ今後魔弾について掘り下げてくと思うのでその締め方次第かなぁ。
これで魔弾に話が向かわなかったらちとヤバいかも。
ヤマトにわざわざ魔弾の件を教えた公安になにかウラがありそうな気がするが、果たしてどうかのう。

ついでに今回新たな謎が生まれました。
フェンリルはどうして瀕死に追い込むだけでトドメ刺さないの?
これについてもちゃんと理由提示されたらいいなぁ、宿主の良心が寸でのところで阻止したでもいい、単なる作り手側の事情(商品展開的にキャラを殺せない)だけだったらヤダなぁ。{/netabare}

11話感想{netabare}
予想では「1話より前の時期からフェンリルはエイジにとり憑いてて、魔弾に撃たれたことで離れてそこでカズマと遭遇したってことかな?」と思ってたが違った。
ずっと前からカズマに憑いてたんだって、へーえ。
1話で現れたフェンリルはカズマ自身の欲求が見せた幻だって…えええええ。
カズマの「エイジを殺したのは魔弾なのにそっちを追求しないでフェンリルを必死に追う」という異常行動の説明もされたけど、そもそもそれが異常行動だと感じるのはかなり真面目に見てないと分からない(キャラがおかしいのかシナリオがおかしいのか分からない)ワケで、もうちっと分かり易くしても良かったような?
ってか魔弾についても調べてたって、後から言われてもちょっと…。

でもって肝心の魔弾、作ったのも撃ったのもカガミでした。
これは順当…かな?ってかこれ以上新キャラ出されても厳しいのでホっとした。
けど、やっぱり動機がなぁ。
英雄という重しから開放したかったって、寿命縮めてそんなことしたってエイジ的には悔いが増すだけのような…。
…ハッ。
婦女子向けってことでそれ的に考えると、カガミはエイジの心に自分を刻みたかった?
実は先代ケットシーに嫉妬してたとか?
ってかそれくらい病んでるのなら動機としては充分だけど、だったらなんでそう描かないの?って疑問。
婦女子的に妄想の余地を残したってこと?う~んわからんなぁ…。
あと「魔弾を撃つためのライフルも特注品で、それを特区に持ち込むためにダスクとアルテミスの裏取引を利用した」みたいなのを期待してたんだけど、それは無いのか。
先代フレスヴェルグが噛ませ扱い過ぎな気が…ダスクのトップ(ホクト)といい、出したはいいけど扱い切れてない様な?

公安(政府)の“当初の狙い”はエイジが死ぬことでダスクがヘリオスを倒し、次いでアルテミスと直接対決をおっ始めて治安が悪化することだったらしい。
ん?アルテミス(アズサ)の戦力を割く、じゃないの?「つまりはそういうこと」ってこと?
今までの描写を見る限り戦闘力だけならアルテミス以外のスカードはぶっちゃけ機動隊でもなんとかなりそうで、政府が特区に手を出せずにいるのはアズサを警戒してるからって感が強い。
抽象的な言い回ししないでハッキリ言った方が良い気がするんだがなぁ。

公安(コウガ)がまだなにか企んでるみたいなのでそれに期待か、頼んますよ。{/netabare}

13話までの感想{netabare}
前から指摘してる通り「エイジの死亡、なんでみんな知ってんの?」が不思議だったのだけど、案の定公安が嘘の情報を流したってことでした。
あーあ。
魔弾は作るだけでなく撃つ時にも寿命を犠牲にするらしい。
ってことでエイジ生存でカズマに揺さぶりをかけてフェンリルを抑えてたところにエイジが魔弾を撃ってフェンリルを倒して今後カガミと一緒に呪いを解く方法を探そう、でエンド。
いやさ、エイジの死を誰も疑わなかったの?と。
カズマはもとよりカガミなんて、エイジからスカードの能力を奪って英雄という社会的地位から抹殺しようとしてたワケで、本当の本当に目論見は失敗したのかどうか気にするでしょー。
「死体見せろ、それを見るまで信じない」と散々公安に詰め寄るんじゃないの?
ってか視聴者的にも死体見せてないので死んだという実感が無く、「死んだと思ったでしょ?実は生きてたのでしたー」も全然騙せてない。
ニセの死体を用意して葬式を偽装するシーンくらいはあっても良かったんじゃないかな?

ってかよう、物語的にヤマトって居る意味あった?弟とは結局離れ離れのまま終了だし。
意味が無かったといえばイツキもそうだし、更には前任者との思い出なんて物語を分かりにくくする雑音でしかなかった。
物語に直接関係なくても世界観に深みを増すための描写なら良いのだけど、ほかにもっと優先すべきと感じるシーンがおざなりの状態でそれをやられても…。
一番はなんといってもエイジを英雄と称える特区の住人(民衆)が一切出てこないこと、ティターンもいっつも閑古鳥だし。
いくらセリフで英雄だ英雄だ言われても全くピンと来ない。
そしてこれはかなり個人的なことになってしまいそうだけど…ダスクのトップのホクトがど~にも可哀想に思えてしまって。
まんまと公安に踊らされて、アルテミスに裏工作が利かなくなって、フェンリルの噛ませになって、最後は公安に捕まってエイジと同じ様な扱いをされるのだろう。
なんか脚本家にとって都合の良い駒って感じで、何も悪いことしてない(悪いことしたのかも知れないが、それはアルテミスも同様)のにヒッデーなぁ、と。
続編は無いだろうけど、もしあったらホクトを主役とした復習劇をやって欲しい。{/netabare}

総評{netabare}
大きな矛盾は無いが特段面白い部分も無い

あえて言えば「特区」の設定が大嘘過ぎて受け入れられないかも?
こういう特殊な世界設定でありながらそこに住む住人の暮らしぶりが見えないのはキツい。
普通に現実の世界の延長にして、マフィアの抗争──アルテミス組とダスク組が縄張り争いをしてて、地元素人集団のヘリオスが自警する話──ではいけなかったのかな?
いや、そのつもりだったのかも知れない、が、いかんせん皆がみんなピッカピカの小奇麗な格好で、リアリティというか生活感が無い。
ヘリオスのアジトの喫茶店?軽食屋?そこに食事目的の客って来るのかどうかも疑わしい。

が、これもよくよく考えると矛盾ポイント(ツッコミどころ)ではなくなるのが話しにくい部分でしてw
フェンリルにしろ魔弾にしろ、騒動の火元は少人数しか居ないヘリオスばかりで「ヘリオスって問題しか起こさないな」と思う一方で「ま、素人集団だしね」ってことでは筋が一応通る。
サキシマの御曹司が居てソレ?って思わなくもないけど、エイジを救いたくて頭がおかしくなったってことなら、まぁ…。

特区の住人の暮らしぶりもさることながら「描かないことで視聴者の想像に任せる」部分が多く、目一杯好意的解釈をすれば矛盾は無い(面白いかどうかは別)のだけど、そんな好意的な視聴者ばかりじゃないでしょう。
テキトーに流して見る分には「何をやってるか分からない」だし、肝心のミスリード(騙し)をした後で真実を明かして驚かす展開も、そもそも前提の「騙し」で騙せてない。

・フェンリルの正体は、な、なんと味方であるハズのカズマだったのでした!
・エイジを魔弾で撃ったのは、な、なんと味方であるハズのカガミだったのでした!!
・エイジは死んだと思ったでしょ?な、なんと実は生きてたのでした!!!

この作品のビックリポイントは上記3つだけど、「ああ、味方だったんだ」「ああ、死んだ扱いだったんだ」程度しか受け取らないのが大半じゃないかな。
実際あにこれ外で感想を収集してみたところ「この前敵対してたのになんで親しくなってるの?」とか、逆に「この前親しくしてたのになんで戦ってるの?」とか、状況を把握してないことが多い。
…まぁそりゃそうだよ、細部(主に汚い部分)を隠してるせいで世界観そのものに興味沸きづらいんだもの。
また、分かったところで大して面白くないのも…リアリティ(主に汚い部分)が無いので感情移入できない、どれも「へー、そーなんだ」としか心が動かない。
例えば3番目で言えば、匿ったエイジを死んだと偽るために公安は物凄いトリックを仕掛けたのか?というとそんなモノは無い。
「おお、そんなことをして世間を騙したのか、やるねぇ」と思えることが何も無い、スカしてるだけで誰もカッコ良くない。
個人的に一番感情移入できたのは登場頻度の少ないホクトで、こういう現象(登場の少ないキャラが一番マトモに見える)って…その…クソアニメではよくあることで…。

結論、キレイキレイ過ぎて全然その世界に没頭できない。
「キレイキレイ過ぎ=汚い部分を隠してる」で、その隠してる部分まで想像を働かせば色々と納得(矛盾を感じない)はできるけど、そこまで付き合うのはかなり億劫。
そしてそこまでしたところで面白くはない。

そうそう、作画に関しては、ハンドシェイカー→ウィズ→コレ、で確実にクオリティが落ちてる。
アクションシーンとか頑張ってる様に見せかけてカメラをグルグル回してるだけだったり。
どうしたんだ一体?だだだ大丈夫か?{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2

視聴対象はピンポイント

作画はパーツごとは良く見えるけど不自然すぎる。
合わせたら全然マッチしなかった…というか最初からそこは軽視してまともに指示してないのでは?、と見える。なかなか残念なレベル。

それより気持ち悪かったのが台本。
ストーリーよりオレ様を見ろよ的セリフばかり吐いて萎える。
作画もそうだが「アイドルの舞台」であれば内容は二の次。誰かを推してくれさえすれば成功になる。

そうか、ストーリーどうでもいいなら観続ける意味が無い。というわけで2話で失礼します。
せめて映像で魅せてくれれば継続したんだが。

あとOP曲、ていうか歌が残念すぎて苦笑い。
ある意味そこに作品が集約されてると言える。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

実はKの続編だったと言われても、信じる(笑)

[文量→大盛り・内容→感想系]

【総括】
いや、Kの続編ではないですよ(笑) ただ、制作会社が同じで、作画やキャラデザ、雰囲気がとても近いということです。

GoHandsのキラキラした作画、私はあまり得意ではありませんが、こういう、「この作画や演出はあの制作会社だ」と分かる、個性豊かな制作会社は結構好きです(だからこそ、盗作問題はいただけませんが)。

基本的には、イケメン達のバトルアクションを観るアニメですが、そこにミステリー的要素が入るのが新しかった。ネタバレ厳禁系ですね。

意外と、と言っては失礼かもしれませんが、意外と面白かったです。

レビューでは、本作の複雑なストーリーを、時系列にまとめて整理してみました。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ヘリオス、アルテミス、特務、ダスク。様々な組織が絡み合う展開なのに、複雑になりすぎないのは、各組織の主要人物が2~4人程度に絞られていたから。

この辺、Kっぽい。

あと、登場人物が皆、もったいぶった言い方をするのも、厨2秒丸出しなのに格好つけているのも、

Kっぽい(笑)

いや、悪口じゃなくてね、それが個性だよなと思うんです。

さて、本作の場合、「フェンリルが実はヤマト」「エイジが実は生きていた」という、2つのビックリ箱をどう評価するか、というのがポイントでしょうね。

個人的には、「動機と結末には納得できるが見せ方が不十分」でしょうか。

本作を時系列にまとめると、

①カズマ、フェンリルになるも、ケットシーで封印。
②エイジ、戦いの果てに心が壊れかける。
③カガミ、エイジを救いたいと考える。
④コウガ、カガミに魔弾でのケルベロス破壊を提案。
⑤カガミ、エイジを救うため魔弾を作製。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑥アニメ1話スタート
⑦カガミ、エイジを魔弾で撃つ。
⑧ヤマト、エイジを庇い、魔弾を受ける(計算外)。
⑨エイジ、ケルベロスを譲ることでヤマトを救う。
⑩エイジ、瀕死の重症(死んだと思われる)。
⑪コウガ、エイジ助け、手札とする。
⑫カズマ、エイジの死を受け、暁特区を憎む。
⑬カズマ、強い憎しみにより、フェンリル顕現。
⑭ヤマト、カズマと共にフェンリルを追う。
⑮ダスクやアルテミスになんやかんや(笑)ある。
⑯カガミ、カズマがフェンリルであることを明かす。
⑰エイジ、再登場。
⑱なんやかんやあって、全員が救われる。
⑲終わりよければ、全て良し(笑)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⑳今後、エイジはカガミを助ける方法を探し、ヤマトとカズマは暁特区を守る。

ということでしょうか、多分(間違いあったら教えて下さい)。

まあ、どう見てもコウガが悪者ですよね(笑) でもそれは、先輩の死を受け、一般市民や公安に出来るだけ被害を出さず、スカード内の抗争で、物事を納めようとしたからであり、その動機や方策には納得できる。

カガミもまあ、エイジのことが好きだんだねぇ、ということで、ちょっと色々間違えているけど、その後、自分の計画を台無しにした、でも、自分の愛するエイジが守ったヤマトを、複雑な心境の中で支え続けた苦しみで、間違いが帳消しになっている感じ。(ふと思うが、殺気を感じるケルベロスを持つエイジなら、カガミが自分(ケルベロス)に向ける殺気にはとうに気づいていたのではないだろうか。タイミングは別にして、いつかカガミに撃たれることを、望んでいたのかもしれないなと思う。)

ヤマトとカズマに関しては、主要人物なのに蚊帳の外、何も知らないからな~。何も出来ようがない。

ラン、ジン、アズサの3人(アルテミス)は、自衛の為の戦いであり、巻き込まれただけ。本筋には関係ないし。イツキ君もまあ、己の正義に従って、知り得る情報の中で懸命に戦っているだけだしね。

誰が悪いということはなく、少しボタンをかけ違えたことが、大きなドラマを生み出していくというシナリオ構成は、とても良かったように思います。

ただ、「カズマがフェンリル」も「エイジ生存」も、もう少し伏線を視聴者に提示しないと、ただの後出しジャンケンになるから、その「見せ方」が、ミステリーとしてはイマイチだったかもしれない。

最上のミステリーとは、誰もが聞き流したり見過ごしたりする、何気ない発言や行動が、ネタバレ後に見直すと「確かに変だわ。クソ、なんで俺はここで気づけなかったんだよ!」という1本取られた感があるものだが、本作はここが足りなかったと思う。

特に、「エイジ生存」は、「生きてたんか~い」という視聴者の総ツッコミが、聞こえたような気がした(笑)

まあ、多少の問題はありつつも、男でも楽しめたし、女子にはちゃんと素敵なカップリングを魅せられた、良いアニメだと思う。

ただ、「世界から見捨てられた街の、最も危険な街」なのに、ヤマトがやたらオシャレで綺麗な部屋に住んでいるのは、気になりましたが(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
なんか、ゲームのOPみたいだな。Kの制作会社だっけか。世界から見捨てられた街の、最も危険な街なのに、やたらオシャレで綺麗な部屋だな。

2話目 ☆3
う~ん、ケルベロスって、そんなに強いか? まあ、未来予知だけど、定番は、回避不能の広範囲攻撃だよな。

3話目 ☆


4話目 ☆


5話目 ☆3
津田さん、わりと早く退場。アルテミスの内情ね。

6話目 ☆3
いい、パジャマだ(笑)  

7話目 ☆3
返り討ちに。互いを認めてきたか?

8話目 ☆3
何話観るつもりだよ(笑) 少し面白くなってきた。

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆3
ケットシーでフェンリルを封印。カガミが魔弾を? 早送りみたいなバトルだな。

12話目 ☆3
生きてた(笑) それやっちゃうと、な~。まあ、ハッピーエンドは好きだが、これまで全ての話が茶番になるんだよな~。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

58.1 78 2021年冬(1月~3月)アニメランキング78位
WAVE!!~サーフィンやっぺ!!~(アニメ映画)

2021年1月11日
★★★☆☆ 2.8 (24)
66人が棚に入れました
海の上なら僕たちは自由になれる!文字通り一年中大きな波が海岸を洗い続ける、茨城県の大洗海岸で生まれ育ったマサキは、王子様のような転校生ショウと出会い、一枚の板を挟んで地球と対峙する究極のスポーツ・サーフィンを知る。それは、波乗りの魅力に憑りつかれた少年たちの、終わらない物語の始まりだった。

声優・キャラクター
前野智昭、中島ヨシキ、白井悠介、岡本信彦、小笠原仁、佐藤拓也、土岐隼一、森久保祥太郎
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

今期見たアニメの中でワースト

サーフィンを題材にしたアニメ。
{netabare}
良かった点はほぼありませんでした。

サーフィンアニメなのに悪天候の中でサーフィンをするとかいうサーフィン未経験者が見ても明らかにやばいことをして、主人公が死にかけるし、主人公が尊敬していたショウというキャラはそれで死ぬし。で、そうかと思いきや、最終回のラストで実はショウは生きてましたオチ。何で生きていたことを隠してたの?といった疑問も当然解決されない。最初はショウが死ぬ脚本だったけどやっぱり生きてたことにするか、程度の考えで生きてたオチにしたようにしか見えない。

ストーリーも盛り上がりが全然ない。主人公は回を増すごとにサーフィンは上手くなるけど、それで何か結果を残すわけでもない。
CGも雑いし、サーフィンで波から飛ぶシーンが全部同じにしか見えない。
終盤に大会があって、ここで主人公が活躍するのかと思いきや、一瞬で負ける。
この大会自体初登場キャラを見せるためだけのものだったという。
序盤ならともかく9話でこれは...
せめて主人公とその新キャラが接戦して主人公が負けるとかでよかったのでは?
あと実況も棒読みでした。
大会もこれ以降なくて、主人公が活躍する場は一切ないという。

キャラも魅力がない。基本女向けで男キャラしかいない似たようなアニメでも、今季のSK∞のキャラは全員よかったので、自分が男だからとか関係なく単純に脚本がダメ。キャラ数は別に多くないのに、掘り下げが浅すぎた。
ただ、ハヤミチからの主人公へのアドバイスは良かったかな。
あと温泉シーンがやたら多かったし下品だったけど、女の人は喜ぶのかな?

OPはかなり好きな部類です。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

マサキのサーフィン!!

 『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第一章』見たです。

 ガルパンでも知られる大洗を舞台とした、波乗りに魅了された少年、陽岡マサキがひたすらサーフィンに打ち込み、最後に大きな目標を見つけたお話だったです。戦車は出てこなかったです。

 犬かきしかできないマサキが、秋川シュウとの出会いをきっかけにサーフィンの素晴らしさを知り、親友の田中ナルとともに3人で、サーフィンにのめり込んでいったです。
 マサキのひたむきな姿はとても純粋で、それがゆえに無理な行動もしてしまう姿があったです。シュウ、ナルのそれらに絡む姿も、見所です。
{netabare} 「Show must go on !」という言葉が、キーワードになると思うです。{/netabare}

 サーフィンを題材にしているアニメなので、海もきれいだし、出てくるキャラたちによって、波に乗る姿が結構カッコいいです。

 終盤に様々なライバルたちも登場し、盛り上がったです。上達したマサキは、どれだけ通用するのか?シュウ、ナルの本気にも注目です。そこで、マサキは何を見つけるのか?見てのお楽しみです。

【2020/10/05】少年を変えたきっかけ



『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第二章』見たです。

 サーフィンが全くないわけでないけど、今回は波乗りが、目立たないような印象だったです。マサキが進学して舞台は、大洗から湘南になるです。
 先の夢を見つけてこれからというとき、思わぬ波乱が起きたです。死んだような空気の中、マサキもふくめ出てくるキャラ達3人、話が進むなかで落ち込みから、サーフィン少年たちの励ましもあって、立ち直るお話だったです。

 落ち込んだ時、サーフィンがそれぞれ自分にとってどういうものなのかを見直す少年の展開だけに、一章に比べると沈んだような面があたので、話的には、面白みに欠けるかもしれないです。

 丸く収まって、三章どうなるのか?予告映像では、今作で波乱があったと思った誰かさんの登場がある?PVだったです。


【2020/10/17】 マサキにとってのサーフィンは?



 『WAVE!!~サーフィンやっぺ!!第三章』見たです。

 二章で後半、少し出てきた新キャラ、フケ倫道の登場が、マサキ達、マサキ自身の進む方向に大きな影響を与えたです。マサキが、自分自身これから、何をしていくのか?マサキのサーフィンを見出すお話だったです。

 はじめは、自分のサーフィンしか眼中になく、マサキを相手にしないそぶりを見せる、フケ倫道がどうかかわっていくのかも注目です。

 さらに舞台は、一転し湘南の次は、ハワイと舞台の大きな変化があるです。いろいろくつろぎもある中そこで、前回行方不明になったシュウに大きく関わる新キャラの登場で、マサキにさらに影響があったのです。
 シュウの過去も知り、これからのサーフィンについて、マサキはどういう結論を出すのかが、成長させていくのです。

 それとはべつにそれた、仲間を思うサイドエピソードありというのもあるです。

 やはり最後は大洗と、自分を見つめなおしたマサキは、どんな決意とどんなサーフィンを見せてくれるのか?な感じです。{netabare}このあたりになると、フケ倫道のマサキ達に対する態度にも変化があるかもしれないです。{/netabare}

 また、最後の最後になると、この人いるんだったら、なんで今まで出てこなかったのと思える前作のPVに関連したキャラの登場は、何を意味するのか?なみたいだったです。

 この三作の感想としては、一章のほうが盛り上がった気がしたです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ドキ! 丸ごとウェットスーツ! 男だらけのサーフィン大会!(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
し、視聴率がとれなそう(笑)

まず、「作画やっぺ!!」ですし(苦笑)、女子向けのイケメンパラダイスではありますが、ホモホモしい描写はなく、普通にイケメン同士がサーフィンして友情を深めているアニメです。

ストーリーは、王道と言えば、王道。初心者の成長物語。

ただ、サーフィンの技術的なことはあんまりやらないので、サーフィンが好きな人には物足りないだろうし、私のようにサーフィンにまったく興味がない人間にとって、サーフィンのことには詳しくなれないアニメでした(笑)

視聴終了、とはいえ、実は何話かとばしてしまったのですが、良くも悪くも気になりませんでした(笑)
 
《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
色んなところで書いていますが、私は、スポーツそのものが好きなので、スポーツアニメにはマニアックな技術面をしっかり魅せてほしいんですよね。

本作は初心者の成長物語ですが、技術的な成長よりも、主に精神的な成長を描いているので、これじゃあサーフィンを題材にしている意味がなくなる。

精神面なら精神面で、「サーフィンならではのメンタリティ」を描くなら良いけど、「憧れの人を追いかけるのではなく、自分らしくプレーする」という、サーフィン関係ないものですからね。

唯一、へ~と思ったのは、「湘南は波が小さい」というネガティブ情報。私は、サーフィンに疎いので、勝手に湘南はすんごい波が来る、だから聖地だと思ってましたが、違うんですね。単純に、都会で人口が多くて、グルメや観光など波以外の要素が充実しているから聖地なの? それとも、初心者向きの小さな波が多いからサーファーの絶対数が増えて聖地になってるの?

よく分からないけど、サーフィン導入アニメで、ネガティブな情報流して何がしたいんだろうね。この辺は、実際にサーフィンやっている人に聞きたいですね(私は北国なので、サーファーじゃなくてボーダーなのでw)。

ラスト、ショウが実は生きているのがはっきり描かれるけど、本当は「生きているかも」くらいの方が良かったかな。

ショウが死んだフリをしていたのは、コーギーが自分の影を追っていることに気づき、このままではコーギーが成長できないから、自立と成長を促すために目の前から消えたってことでしょうね。んで、コーギーが一人立ちしたから、姿を表したと。

まあ、分かるけど、海での行方不明は、実際は海上保安庁やら地元漁協やらが動いて、大変だっただろうな~と。アニメだから別に良いけどさ。

にしても、大洗か~。まあ、陸ではガルパン、海では本作と、住み分けられるから良いのかな。駅のガルパンパネルは、追い出すことは出来ないだろうけど(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆2
なんか、男ばかりで嫌な予感が(笑) てか、王子さま、どやってスマホ持ってるの?(苦笑) 

2話目 ☆3
サーフィン導入ですね。私には、なかなか魅力が分かりませんが(笑)

3話目 ☆3
サーフィンをちゃんと魅せてくれるなら、そりゃそこそこは面白いよね。

4話目 ☆


5話目 ☆4
まあ、本当に死んだ? 記憶喪失、とか、そんな感じで再登場? なかなかじっくりとストーリーを魅せる。丁寧だな。

6話目 ☆3
それぞれの道。湘南って、波小さいんだ、意外。本場と思ってたのに。まあ、初心者が多くないと、流行らないしね。なるほど、小さい波をどう扱うか、ね。

7話目 ☆


8話目 ☆
解説の棒読み、ヤバイな(笑)

9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆2
ショウ、生きてたんか。はっきり見せない方が良かった。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

56.9 79 2021年冬(1月~3月)アニメランキング79位
じみへんっ!!~地味子を変えちゃう純異性交遊~(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.7 (32)
159人が棚に入れました
地味子は意外に…エロかった。社内一の地味子は、おめかしすると超美人に!?可愛過ぎて焦った俺は、ラブホの前でつい誘うような台詞を吐いてしまう…だが意外に相手も満更じゃないようで…!?地味子のくせに何でもさせてくれるし…しかも「もっとください…」なんて…俺だけが知ってる乱れた姿…もっと見せて――

声優・キャラクター
風音、河村眞人、藤咲ウサ、七篠響

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

地味子は意外に…

この作品の原作は未読です。
僧侶枠第17作目の作品となります。


地味子は意外に…エロかった。

社内一の地味子は、おめかしすると超美人に!?

可愛過ぎて焦った俺は、ラブホの前で
つい誘うような台詞を吐いてしまう…
だが意外に相手も満更じゃないようで…!?

地味子のくせに何でもさせてくれるし…
しかも「もっとください…」なんて…
俺だけが知ってる乱れた姿…もっと見せて――


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

17作目にもなるとシチュエーションは様々ですが、展開はマンネリ化してきたような気がするのは私だけでしょうか^^;?
もっとも僧侶枠の中でもBL系は視聴していないので、良く分からない面もありますけれど…

今回のメインヒロイン役である行橋 玲奈を演じたのは、声優の風音さん。
主にアダルトゲームに声を当てているそうなんですが、wikiをチラ見した際、以下の記載を見てしまいました。

「年間を通しての出演作品が50作品を超え、アダルトゲーム声優のなかで最多本数を記録したことがある。」

年間の出演作品が50作品超…
それだけ出演されている風音さん自身も凄いと思いますが、アダルトゲームが年間50作品以上発売されていたことに驚きです。

主題歌は、葉月さきさんの「アフターファイブ・シンデレラ」

1クール全8話の物語でした。
これまでの作品には起承転結の「転」の部分に第3者の陰がチラついていましたが、今回はそういう展開は無かったので気持ち的に安心して視聴できたと思います。
2021年春アニメでも僧侶枠の作品は放送されています。
この快進撃…一体どこまで続くんでしょうね^^?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

52.7 80 2021年冬(1月~3月)アニメランキング80位
EX-ARM エクスアーム(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.3 (125)
328人が棚に入れました
2014年、機械嫌いの高校生・夏目アキラは自分を変えたいと思い一歩を踏み出す。が、突如とトラックにひかれてしまう──。そして2030年。東京港湾部、未知の兵器「EX-ARM」取引現場に潜入した警察・上園美波とアンドロイド・アルマのコンビを、「EX-ARM」No.08を装備した敵が襲う。彼女たちは起死回生を賭け、敵から奪った「EX-ARM」No.00を起動させるが……!?

声優・キャラクター
斉藤壮馬、小松未可子、鬼頭明里、浪川大輔、上坂すみれ、石川由依、八代拓、左座翔丸、小林ゆう、富田美憂、新井里美、遊佐浩二

takato さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

ハッキリ言って私は見ておりません。ただ、teruさんの解説動画が滅茶苦茶面白かった。

 クソアニメというのも色々ある。もう不快レベルの物も存在するが、本作は原作ファンの方以外はネタとして楽しめる点があるという点で良いクソアニメといえる。そこまで話題が爆発しなかったが、実態を知ると半端ねぇ…。


 teruさんが全話欠かさず解説動画をあげてくくているのだが、褒め殺しのようで的確に急所をつく解説には爆笑させて頂きました。見ないでレビューを書くのはどうかと思いますが、ちゃんと全部見るのは流石に精神的に危険なので。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 14

waon.n さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

ドン( ゚д゚)マイ

 基本的に最後まで観ないってなったアニメはレビューしない方針だけれど、ひとこと書き残したい。

『ちゃんとした制作会社でリメイク待ってるやで!』



と以前書いたが、あれは嘘だ。


実はラジオ感覚で見るではなく、別作業中に流していたんです。
いやぁまじでストーリーは良いです。
あと、たまに見ると戦闘は良いです。
アイキャッチの絵も良いです。

じゃあ、何が駄目にしてしまっているかって言うと…演出が良くありません。
レイアウトが良くありません。

本当に演出がなぁ~。

原作絵が良いんだから、CGにしなくても良いと思うんです。
綺麗な作画で、素晴らしい演出が入った映像でこの作品が観たい!観たいんだよぉ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8
ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

みんな目が死んでる~

3話までの感想{netabare}
原作未読、前情報一切ナシ。
視聴した瞬間の第一印象は「お?忍者コレクションCG導入したんだ」。
うん、まぁ作画っていうか映像クオリティは酷い。
思い切ってフルCGなら“RWBY”みたいに「この世界はこういうもの」と、抵抗あるかどうかは別として没入できそうなところを中途半端に挟まれる手描きアニメがそれを阻止する、素に返る。
ってか手描き部分が標準レベルのアニメで、そこはCGに合わせて死んだ表情にすれば多少は違ったんじゃないかなー?
まぁRWBYに比べたらアクションもガッタガタでとても見てられない部分もあるんだけど…2話のヘリなんてもうなんだよと、劇場版ゴルゴ13かよと。

けど、あくまで個人的にはだけど、“ジビエート”よりは随分マシ。
ちゃんとした原作のあるなしの違いなのかな?ストーリーや台詞の掛け合いは普通に出来ている。
ジビエートなんて内容スカスカで30分もたないから会話の途中に妙な間が空いたり、カーナビやカレー等のお寒い尺稼ぎしたり、アップ多用で位置関係が謎だったりしたもんだけど、こっちではそういうことは…無い、多分。
先述の2話のヘリも、作画スタッフのアレ加減を見て急遽差し替えたような感じで、コンテ段階まではマトモだったんじゃないかな?と予感させる。
どのシーンを切り取るか、どのシーンに何秒取るか、そういった辺りは普通に出来てて、それに作画が追いついてないだけな気がする。
その…酷いこと言っちゃえば、画面見なければ楽しめるかも?
ジビエは画面見なくても不愉快だったからね、この差はデカいんじゃないかなー?(物凄い底辺の争いではあるけど)

一番残念なのは、アルマって“ビートレス”のレイシアや“プラメモ”のアイラみたいな役所ちゃうん?
もっと突っ込んで言えば“楽園追放”のアンジェラ的な、「なんでそういうキャラってレオタードなの?」「いいんだよ!好きなんだから!!」と押し通す熱意が画面からは微塵も感じない。
…って、これ中国スタッフが大きく係わってんの?意図的に扇情的な描写を避けてる?キスシーンが全然嬉しくないのもそれ??ま、まさかね…。


んでストーリー。
死んで目が覚めたら異世界に転生ではなく、脳だけになって未来に飛ばされてました。
エクスアームっていう異能を巡って犯罪が横行してるらしい。
んで主人公はハルモニエ使いで“ビッグオーダー”みたいな夢をちょいちょい見てるんだってさ。

ワザと投げやりな書き方したけど、実は結構好きな設定だったりw
3話なんてメイドロボがギュケスに乗って襲ってきたのでブリアレオスを駆って対抗だー!ってところでのヒキで、抑えるところはチキンと抑えてる…と思うんだよなぁ。
予想としては事故死した弟を蘇生させようと研究してたらエクスアームってのが開発できちゃって、封印してる間にアンドロイドの実用化まで技術が進んだ、とか?
果たして主人公は肉体を取り戻すことができるのでしょうかー、ってところが見所になると思うのだけど、果たしてアニメがそこまでやるかどうかは知らない。
ブリアレオスがメインボディで固定化しちゃったら面白さ半減するかも。{/netabare}

4話感想{netabare}
一度交わした約束を頑なに守るのが美徳とするなら、一度受けた指令を実行し続けるロボットはある意味人間なんかより尊い?
というテーマはありがちっちゃありがちだけど、やっぱり良いもんです。
今回のメイドロボがそれだったって話で、しかも元人間の主人公が暴走して人ならざるものになりかけたのを電脳世界?から連れ帰って来れたのが皮肉にもアンドロイドのアルマだったといのもエスプリが効いてる。
どこかで見た話とはいえ映像が他に類を見ないので独自性を感じる…ってのは好意的過ぎ?9割嫌味ッス。
いやホント映像は酷い。
そんなでも戦闘シーンにしっかり尺を取ってて、比較に上げるのは悪い気がするが戦闘シーンをカットするのをカッコいいと思ってそうだった“ノーガンズライフ”よりも好感が持てる。
ってか無理にでも戦闘シーンを入れるこのノリは…香港映画の流れ?なんかそれっぽさは感じる。
また、ただドッカンバッキンを続けるのではなく逆転送や衛星ズラしてGPSの座標を変える等、攻略の道を切り開く辺りも…これまた比較に上げるのはアレだけど、ほぼ1話戦闘に使っといて結局力押ししかしてない“蜘蛛ですが~”の4話よりも全然面白い。
やっぱコンテまではマシな作りなんじゃない?というか原作がよく出来てるのか??

で、上でも書いた様に原作未読なワケだけど、表紙を見てみた限りとっても士郎正宗wそれは構わない。
アップルシードのブリアレオスみたいなのはオーガって名前らしいが、いっそ開き直ってヘカトンケイレスで良かったんじゃ?とさえ思えるw
原作がマトモでお約束をしっかり守るのであれば…今度こそ多脚砲台を期待していいのかな?
やっぱクライマックスにデカブツは欲しいところで、映像はどうであれ話の方だけでもやって欲しいなぁ、と。

まぁその…原作者はスタジオ訴えていいんじゃね?{/netabare}

5話感想{netabare}
伝えたいことを文章だけで表すってのはホント難しい。
ってことで「文章だけ」は諦めて、「これ見てくれたら簡単に通じるかな」というのがあったのを思い出したので貼ってみる。
他にもっと参考になるモノが転がってそうな気もするけど、ここに貼っていいものかどうかワカランし、公式が上げてるヤツってことで──

モンストアニメができるまで-アーサー編-【モンストアニメTV】
https://www.youtube.com/watch?v=sIvCC8GtJow

全部手描き・CGと手描きの合成・フルCG作品とで工程違うし、現場や規模によってもまた違う(特にこういったのが公表されるのは劇場作品が多いと思うのだけど、劇場版はTVアニメへの参考としては…)のであくまで話のネタ程度に留めておいて欲しのだけど…。
エクスアームはここでいうレイアウトアニメーションを見させられてる気分。
ゲームの開発段階で「そこに村人が立ってる」って場所に、村人グラが完成してないので仮のオブジェクトを配置してる感じ(と言った方が通じるのかな?)。
当然「未完成品を見せるな」という主張は尤もだし否定はしないけど、「レイアウトアニメーションとしてはよくできてる」というのが個人的な感想。
何度も比較に上げてアレだけど“ジビエート”はコンテ撮の段階からおかしい、作画をどんなに頑張ってもどうにもならないクラス。
作画崩壊で有名な“いもいも”はコンテ撮まではマトモだったような気がする、指示がいい加減だったか上がった原画が指示通りじゃなかっただけのような?
同じく作画崩壊で有名な“はてなイリュージョン”はコンテ撮からおかしかった上に急遽差し替えが発生したかの様。
一方、作画は頑張ってるけどレイアウトがダメダメと感じる作品は枚挙に暇が無く…分かり易い例ではキャラがワープするとかカメラに映ってない間はフリーズしてそうとか。
──と、完成品の出来の良し悪しだけじゃなく、工程のどの段階からどうだったのかを想像するのもアニメの楽しみ方としてはアリでは?と思ったり思わなかったり。
まぁ事実は関係者しか分からないんだけどねー。

とはいうものの5話はちょっとフォローし切れんかも。
内容は悪くないのだけど、お色気シーンはやっぱ当局からストップがかかってるのかな?
アルマを轢きかけたトラックが画面外で処理というカメラアングルで、これはモデリングが間に合わなくて急遽変更した?(ロイヤルリムジン使えばいいのにw)
そしてなんといってもアクションシーン、もう、うん、もう…「画像は開発段階のものです」「お使いのテレビは正常に作動してます」と画面にテロップ出しておいて欲しい。
画面に映ってる絵がおかしいだけで間の取り方はマトモなのでMMDで作り直した方が完成度高いのが出来そう、誰かやってくれんか?モデリングからやり直しで。


それと…これは考えすぎだとは思ってるけど、それでもやっぱり言わずには居られない。
日本アニメの評判を落とすために中華が仕掛けてきたんじゃないか?
そこまでではないにしろ、原作潰しを狙ったんじゃないかと邪推したくなる、だってこれでちゃんとした“エクスアーム”のアニメ化は無くなったでしょ。
失礼なこと書くけど台無しにしても構わない程度の原作なんて他にもっとあるし、かといってスタジオ変えて作り直しするほどこの原作が超人気って訳でもなさそうだし。
指差して「クソだクソだ」と笑い飛ばして終わらせてしまうだけでいいのか?とちょ~~っと心のどこかに引っかかりを覚える。
更には“鬼滅”の大ヒットで、それまでアニメに係わったことのない企業が首突っ込んでくる可能性もあるワケで、なんともかんとも…。
考えすぎであって欲しいけどね。{/netabare}

総評{netabare}
アニメを作る工程の、どの段階でアレだとこうなってしまうのか。
それを探るには良い教材だったと思う。
要はコンテ撮?Vコン?そこまではしっかりと作られてた…ような気がする。
最終工程の「仕上げ」がキレイなだけでシナリオやコンテがヘンテコな作品よりは見れるんじゃないかなー?と。
言い方変えれば「画面は開発中のものです」として、完成品を想像しながら見る分にはそこまで変ではなかった。
…。
とはいえそれも中盤まで。
台本ではどう書かれてるか知らないけど「ハッ」だか「ウッ」だか、息を呑む・ハっとする時に出す声、これが中盤以降妙に増える。
場繋ぎのテクというか急場しのぎというか…作画が間に合わない影響がとうとうコンテ・台本にまで及んでしまった、そんな雰囲気が漂ってきてガックリ。

話ちょっとズレるけど、糞作画だった放送版を円盤で修正した例(最初から放送と円盤では違うってのとは別)っていくつか見たけど、基本直すのは作画だけでコンテ・レイアウトの段階から~ってのは私は知らない。
ましてや台本(セリフ)を修正ってのは無いんじゃないかな?私が知らないだけ?
で、大抵作画が糞な作品ってのはそれに合わせた「手間のかからないコンテ・レイアウト」になってるモンで、例えば──。
巨大な戦艦が登場してキャラクターが「なんて巨大な船なんだ」と呆気に取られるシーンがあったとして。
戦艦がどれだけ巨大か見せるシーン──町のビルと戦艦を同じ画面に入れて対比を見せるとか──を描く手間が無くて、ひたすら呆気に取られてるキャラの顔だけを映すことで誤魔化しました、と。
そこのキャラの顔が作画崩れてたってことで後で円盤で修正したところで「どれだけ戦艦が巨大か見せるシーン」が省かれたことには変わりが無かったり。

で、話を本作に戻すと、中盤以降は「想像上の完成品」も限度が知れた感じになってしまいました。
「ハッ」や「ウッ」の間の取り方だけでなく、ストーリーの方も…いやでもこれはどうなんだ?原作からこうなのか?
ユグとか登場しても一体何が出来るのかまだよく分かってない(キャラの掘り下げが浅い)状態で「もうよく知ってるでしょ?」って体で話が進んだり、アルマがプログラムを書き換えられて敵に寝返ってもそこまで思い入れが無いので「な、なんてこった」とは思えず「ふーん」としか感じなかったり。
一癖もふた癖もありそうだったオークション参加者(※)があっさり退場したり、イリヤ博士が目覚めた必要性や議事堂に突撃した課長の安否など、投げっ放しに感じるシーンもチラホラ。
話を複雑にしようとして複雑に出来なかった感。
なんか…週間連載漫画で「次回で打ち切り」ではなく「あと4回で打ち切り」ってなった時の畳み方を彷彿とさせる、この原作がどうかは知らないけど。
アニメは無理やり話を詰め込んだ?掘り下げが浅いというか必要なシーンがスッポ抜けてる気がする。

とはいえ、多脚砲台が出たりハッキング能力で〆たりとお約束はしっかり守ってて、エンタメとして軽く流して見る分には楽しめると思う。
少なくともノーガ…ノーガン…いや言うまい、あれよりは面白い、作画班入れ替えて欲しい、もしくはキャラがみんなニヤけてるから炎炎と…ゲフンゲフン。
但し軽く流して見るには作画がねぇ…「完成品を想像して」って集中力が要るワケで、ここで思い切り矛盾が発生w
いやぁ誰向けになるんだろう?



初登場時は手描きだったのにその後CGになるキャラが居て、「手描きのキャラはモデリングが間に合わなかった脇役だろう」という先入観を良い意味で裏切られました。
現場がゴタゴタしてたせいの偶然だろうけど、これは面白い副産物だったと思う。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

49.5 81 2021年冬(1月~3月)アニメランキング81位
異世界の門(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★☆☆ 2.2 (10)
42人が棚に入れました
異世界の門~紡がれた絆と共鳴する生命(いのち)~
ピクチャーアニメ―ション第一期

大重 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1

すごいものを見た。負の方向に。

あ、本作は糞アニメ、ネタアニメ好きさんにはおすすめです。
話のネタになる酷さです。

しかし、普通に批判していいものなのでしょうか?
素人さんが個人で作った作品を、貯金をはたいてTVで放送したなら、まあ頑張りましたね、と生暖かく見る気持ちはあります。

なので悩ましくて色々調べてみましたが…さっぱりわからない。
公式ページはtwitterくらいしか出てこないし、本当にもう、一体何なの? どこの誰が、何の目的で作ったの…?

わからないけれど、一応ある程度の集団で作っているらしいし、TVで放送したからには身内以外に見られる覚悟もしているはず。容赦なく行きます。

本作はピクチャーアニメーションを自称しているようです。
ゲームのアドベンチャーパートのような、キャラの立ち絵が表示され、それに声をあてる形式。

口パクもなく、正直これをアニメと呼んで良いのか…。要するには、ノベルゲームのオートモードです。
ただまあ、素人がアニメを作るのに、一番簡単な方法はこれだと思うので…。まあ、この方式については一応有りとします。
実際エロゲーやギャルゲーは、この形式で数々の面白い、感動的な作品を作り上げてきたわけで。

さて、キャラの立ち絵の品質の方は、まあそれなり。
プロとして上手いとは言い難いものの、アマチュアとしてはまずまずで、ヒロインの絵は可愛らしいです。
しかし男の絵などは、かなり微妙です。腕の太さが左右違っていたり…。
複数人で描いているから実力にばらつきがあるんでしょうか。それとも女は描けるけど男は描けない人なのか。
でもまあ昔のエロゲーにはこんなのもあったよな…、と、懐かしい気持ちになったので、まあギリ許す。

じゃあ何がそんなに酷いかというと、まずは声ですね。

…完全に素人ですね。大変に聞き苦しい。
せっかくTVで放送する機会なんだし、新人声優でも良いから雇いましょうよ…。
それとも、こんなレベルの新人声優が居るのでしょうか?
残念ですが、本作に登場した方が新人声優なら、よほど鍛え直さないと今後まともなアニメに出られるとは思えません。
いや、素人ですよね? 制作スタッフが声を当てているだけですよね? そうであって欲しい。

テレビで放送する金を使うなら、声優をケチる意味がわからないです。
声優を当てて、ニコ動やらYoutubeで流した方が良いのでは…。
それとも千葉テレビの放送料は、声優代より安いのでしょうか。

と思ってちょっと調べてみました。福島テレビは、深夜は30分28万円からなんですね。意外と安い。
千葉テレビは首都圏だし、もっと高いかと思いますが… そんだけ出してるなら、もうちょっと頑張って声優呼んだ方が…。


で、最後は内容。
…典型的な、中二病黒歴史ノート。

いやー、ここまであからさまな、もうこの手の設定は何百万回も見た、と言いたくなるような、ひねりも何にも無い中二病黒歴史ノートを公開するのって、逆に珍しいのでは。
ま、こういう中二病スピリッツを持っている所は嫌いじゃないです。

中二病の何が悪いのか…。結局の所、面白くない、格好良くない、という所に尽きるのでしょうね。
面白かったり格好良かったりすれば、良いんですよ。
「これがモノを殺すということだ」とか「生きているなら神様だって殺す」とか、一部に偏りましたが、格好良ければそれで良いんです。

それが、ゲートキーパーって格好いいですかね。門を守るならせめてそれを生かした特殊能力を持っているとか…。
何か珍しかったり独特な個性でもあれば、認めるのですが。
ところが、面白くも珍しくもない設定をぐだぐだ…。

こういう設定は聞いても、上滑りして頭に入ってきません。
そして、実際頭に入れる必要も無いでしょう。
だって結局、剣と魔法でバトルするだけなんでしょ? 何の必要もない情報でしか無い。

こういう虚無な作品というのは、擁護のしようもないです。
そりゃ、中二病黒歴史ノートを公開するのって、きっと製作者からすると楽しいことなのでは無いでしょうか。
でも視聴者が見て面白いかって視点、ありますかね?

で、内容が酷いのに輪をかけて、演出も酷いです。
ダサくて芋っぽい。ひどい内容をさらに滑稽に見苦しくしています。
酷い内容を酷い演出でより酷く。凄い相乗効果ですね。

さて、ここまで驚くほど質が低いと、逆に見る価値があるのでは? という錯覚すら覚えます。
面白いのに見れないアニメは他に山ほどあって、時間の無駄なのは百も承知で、ちょっと時間を無駄にしてみようかな。

そう思うくらい突き抜けた、衝撃的な酷さでした。

4話まで視聴
いやまあ、あまりの酷さに、頑張って見てしまいました。
悪い部分のオンパレードでいい部分が一つもない、圧倒的な駄作っぷりはすごいと言えばすごい。
しかし、良い作品は良かった以外語ることがない、悪かった作品はどこが悪かったか語りたくなるのでつい文章が長くなる傾向はあるのですが、悪い部分しかないと逆にどこをどう語っていいかわからなくなるということがわかりました。
というわけで、大変悩ましいのですが…。

とにかく演出的な部分が酷かったと思います。
本作はゲーム的な立ち絵が表示される仕組みなのですが、ゲームによくある地の文が無いのですね。こういう形式の場合セリフで何が起きたか話さなきゃいけなくて、くどい不自然な文章になりやすく、他のゲームでも難儀している所です。
ところが本作は地の文が無いことに対する配慮がなにもないので、情景がさっぱりわからない。
いや剣で戦ってるとかその程度はわかりますが、キンキン滑稽な描写にしかならないわけですね。
いやそもそも滑稽じゃない部分が無いのですが…。そもそもつまらない、クオリティが低いだけじゃなくて、他人が見てわかりやすいかという配慮が一切無い方が問題かなーと思いました。
まあそもそも何もかもレベルが低すぎて論外なのですが。
セリフとセリフの合間の不自然な間があって立ち絵がしばらく表示されたままになるところとか…。

本作のクオリティがどれくらいだったら許せるか考えたのですが、『高校の文化祭のクラスの出し物で出した映像作品』という形式だったら、まあ妥当かなと。
映像系、ゲーム系部活やサークルの作品なら、もうちょっと頑張った方が良いと思います。
続編鋭意製作中とか… まだ作るんだ…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

XrJne07636 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

配信媒体、間違ってますよ

驚くべきことに某地方局にてアニメとして放送されたため、作画崩壊どころではないなどと一部界隈で騒がれてはいるが、
どう見てもテキストの取っ払われたサウンドノベルもしくはソシャゲのストーリーパート、あるいはちょっと動く紙芝居のついたラジオドラマであり、
正直「そういうもの」として見てしまえばただ「そういう作品」でしかない。
まあ話題性はあったのでマーケティング的には成功と言えるか。

しかし、絵はほぼ止め絵(何らかの効果がかかるようなときはブルブル震えたりぐるぐる回ったりする)なのにお世辞にも上手くはなく、声も棒読みは当然の権利として、素人が宅録したようなこもった音声(このご時世だし本当に自宅の貧弱な設備で収録したのだろう)が散見されており、なんというか、ちょっと残念な出来の同人作品(並の同人作品と思えばちょっと、程度のクオリティではあろう)という感じである。
よく放送したな、チ○テレビ。

ストーリーについては現時点(2021年2月10日)では全話見ていないため、割愛する。
が、特筆する点もなさそうなので割愛しっぱなし濃厚。

総じてヤバさのある作品ではあるが、バックの大きさなどを考えたら今期はエクスアームのほうがよっぽどかな、という気はする。
本日限定で2話がYouTubeにて配信中(前回の異世界の門パートもあるので、まだ追いつけるぞ!)、残り2話も順次配信予定のようなので、気になる人はチェックしておこう!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal<前編>(アニメ映画)

2021年1月8日
★★★★☆ 3.6 (9)
53人が棚に入れました
本作で描かれるのは、原作の4期にあたる≪デッド・ムーン編≫。
ちびうさとエリオスの淡い恋とセーラー戦士たちの成長が描かれる、原作の中でも屈指の人気エピソードを映画化。「どんな時でも絶対にあきらめない心」「仲間を信じ、守り抜く強さ」そして「恋のときめき」が、スクリーンに鮮やかによみがえり、再び世界中を夢中にさせること間違いありません!

声優・キャラクター
三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児、松岡禎丞
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

セーラー服美少女戦士の夢を取り戻す劇場版

原作少女漫画の「デッド・ムーン編」を描いた
『~Crystal』シリーズの第4期劇場版・前編。

(原作は恐らく未読。90年代TVアニメ版の『~SuperS』や『~スターズ』も多分観てないはず。
尚、webアニメ版『~Crystal』は1期3話でリタイア)

【物語 3.5点】
内部太陽系戦士5人+ちびうさが自身の夢と向き合う葛藤をすし詰め。

サターンら外部太陽系戦士4人も絡んで来るが、活躍は後編に回し、
前編ではムーン&ちびうさ、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスのエピソードに絞る。
悪夢をエネルギー源に、地球と月の支配を目論む「デッド・ムーン・サーカス」の構成員をぶつけ、
自分を見失わせる精神攻撃等に曝すことにより、
戦士としての運命、乙女としての生き方を改めて問い直し、成長の糧となるオムニバス風。

90年代TVアニメ版に見られたコミカル脱線は最小限、
シリアス重視で尺を削る『~Crystal』シリーズの構成下でも、80分はやや窮屈。

ジックリ心情を表情、仕草等で表現するだけの間は取りきれず、
心の声含めて概ねキャラに語らせる。
浅いと言えば浅いが、分かりやすく明快。
これなら女児でも理解可能。(但し、私の回、子供いませんでしたがw)


このペースでも楽しめたと言うことは、
私と4期より参加の筆安 一幸氏の脚本とはリズムが合うのでしょうか。


【作画 3.5点】
より90年代TVアニメ版に傾斜。

『~Crystal』初期は原作少女漫画寄りのデザインだったが、
本作では“無印”~劇場版『~R』までのキャラデザも担当した只野 和子氏が参加。

私にとっては一番馴染みが深い絵柄に近かったのも劇場鑑賞の決め手に。

変身シーンも1期では悪い意味でCGが目立っていたが、
4期までに変身バンクも手描き寄りとなり、
前編では内部惑星戦士5人+ちびうさの変身&必殺技+決め台詞が
スクリーンに乱舞し華やか♪


あと、背景美術による、
東京のシンボルは、あくまでも東京タワーという点に、
セーラー服の時代の主張を感じますw


【キャラ 4.0点】
敵「デッド・ムーン・サーカス」

その尖兵たるアマゾネス・カルテット。
ヘソ出しに加え、90年代は自主規制された生脚も解禁した、
魅惑のロリ・サーカス団が前編の悪だくみの主軸。
特にパラパラちゃんは言動が子供っぽく危なっかしいが、
窮地に陥ると部下残してトンズラする辺り、キチンと幹部やれてますw

がっちりパターン化された敵に煽られ、
セーラー戦士5人+ちびうさのキャラ再確立も順調。

うさぎ、衛、ちびうさの前世&未来絡みの特殊な関係故、
距離を詰め切れないモヤモヤには、
キーとなるペガサスのエリオスが“乙女捜し”にやって来て、
レディーの純情をさらに掻き乱す。

世界の一大事と乙女心の均衡は健在。


【声優 4.0点】
初代から継続のセーラームーン役・三石 琴乃さん以外の主要戦士に
豪華声優陣を新規起用している『~Crystal』シリーズ。

本作で対峙するアマゾネス・カルテット役にも、
諸星 すみれさん、高橋 李依さんらを配役し対抗。

さらに力が入っているのが~カルテットの手駒であるアマゾネス・トリオ。
日野 聡さん、富永 利行さん、蒼井 翔太さんの強力男性声優トリオが、
何故かオネエ風ボイスでセーラー戦士の乙女心にズカズカと上がり込むw

ペガサス・エリオス役には松岡 禎丞さん。
ごく自然に、{netabare}ちびうさの唇を奪う{/netabare}イケメン無罪ぶり?
で衛役の野島 健児さん等との共演でも引けを取りません。


意外性はラスボス・女王ネヘレニア役の菜々緒さんとジルコニア役の渡辺 直美さん。
そんなキャストで、この敵組織は大丈夫か?
と懸念しましたが、中々、個性的なボイスで悪の存在感を示し、野望を後編に繋ぐ。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は高梨 康治氏。本シリーズや『プリキュア』で培われて来た
シンフォニック・ロックによる変身、バトル演出は盤石。

主題歌は、ももいろクローバーZの「月色Chainon」を内部惑星戦士5人と共に歌唱。
ももクロは1期OP「MOON PRIDE」以来の参戦だが、
今回は打って変わってシットリとしたヒロインソングで、総勢9人による合唱にも適した構成。

EDは「私たちになりたくて」
作詞・秋元 康氏。藤谷 美和子さん歌唱の『SuperS』のEDテーマを、
かつて『~R』のEDも担当した石田 燿子さんがカバー。
“リトルレディー”の秘めた恋心を描いた良作ラブバラード。


【感想】
変身ヒロインも高校に上がると、夢見るばかりの少女じゃいられない。
目標に向け具体的に行動するのか、自分の可能性に見切りを付けて、自己嫌悪の悪夢に堕ちるのか。
そろそろリアルが夢を問い質し始める時期。
大体、正義の味方なんてやってる場合なのか?

こうした高校生変身ヒロインの難解さへの挑戦も感じたエピソードでした。

この観点から本作の個人的MVPにはセーラージュピター/木野まことを推したいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

スーパーセーラー戦士とやっぱり決め台詞

 TV放送された「美少女戦士セーラームーンCrystal」のすぐ続きです。Crystalで、うさぎとちびうさ、衛が日食を見ようとすると鈴の音が聞こえたシーンがその後どうなったかが、分かるです。
 助けを呼ぶ声、怪しい船の出現からが物語を進むのです。ちびうさの行動をきっかけに、わかりやすい怪しい新たな敵による動きから戦い始まる、セーラー戦士のお話だったです。

 助けを呼ぶ声の正体は、何なのか?、わかりやすい敵の目的は?だったです。
{netabare} 「デッド・ムーンサーカス団」と宣伝し、居場所を教えてるようなところが、受けるです。
 また「乙女よ」と恥ずかしくなく語らうペガサスが、正体を見せちびうさ相手に大胆なことをするのも、ビックリです。「乙女よ」と反応するお二人も自意識あるなぁと思ったです。

 動物や芸人少女、オカマ達が、襲ってくるです。セーラー戦士一人一人、敵の心の隙間を突く罠にハメられるです。{/netabare}自らの使命に向き合ったとき、何が起こるのか?注目です。
 あと、序盤のうさぎとちびうさの変化も見所です。衛に体調の異変は、何を示すのか?明らかになるです。

 良いところで、終わってしまったです。後編の予告{netabare} もあり次回は、残りのスーパーセーラー戦士出演、明らかになる{/netabare}です。
 進行が順を追ったようで、やや単調ながらもCrystalより作画が洗練され、変身シーンも綺麗で良くなっていたのは、goodです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal<後編>(アニメ映画)

2021年2月11日
★★★★☆ 3.6 (7)
43人が棚に入れました
詳細不明

声優・キャラクター
三石琴乃、金元寿子、佐藤利奈、小清水亜美、伊藤静、福圓美里、野島健児、松岡禎丞
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

This is COOL ♄ SAILOR SATURN

【物語 3.0点】
本編前の前編ダイジェスト挿入は親切心だけじゃない。
冒頭いきなり外部惑星戦士4人の日常から概況を捉え直す視点移動→参戦。
セーラー10戦士集結の流れをスムーズにするための振り返りでもある。

外部惑星戦士の新たな“家族”の半年は駆け足。
そのまま80分の尺の多くを決め台詞や必殺技、
スーパーだの、エターナルだの、能力インフレに費やす、お祭りバトルモードへ。

前編では、心情説明がすし詰めになり、登場人物の独白等でカバーしたが、
後編では、状況説明まで各キャラが担う。

シナリオに前世の因果も絡むため、回想含めて超常現象も多発。
背景を押さえて整理しないと混乱するかも。


そんな中、{netabare}「誰でも皆、胸の中に星を持っている」{/netabare}
というムーンの一言にテーマは集約。
ただ後編は口上で結論を叩き付ける場であり、
テーマの深い理解のためには、日常における人間の光と闇を掘り下げた前編の記憶が必須。
前編で温めたハートが冷めない内に、後編に突入するのが吉。


【作画 4.0点】
キャラデザ・只野 和子氏。顔面だけでなくボディの描き分けも繊細。
かつて担当した『無印』『~R』では、
セーラー戦士も女子中学生ばかりだったが、
本作では、うさぎたちは高校1年生に。他に高2や両性や女子大生。
さらには、劇中、赤子から急成長する土萠ほたる/セーラーサターンがいる。

公開前、話題になって驚きましたが、
サターンの変身シーンはアニメでは本作が初披露だそうで。
(一応、セガサターン版のゲームのおまけで簡単な変身ムービーはあったらしい。
レビュタイはサターンのハードが透けていた頃のキャッチコピーから拝借しましたw)

各々のカラーで透き通るような戦士たちの多彩で美しいボディーが踊る変身&バトルシーン。
堪能しましょう。

尚、本作の活躍度はムーン、ちびうさがトップで、
サターンはその次くらいなので過度な期待は禁物。


背景美術は鏡や万華鏡の中に閉じ込められたような幻想的なバトル空間等が、
ファンタジー色を強めるムードを盛り上げる。


【キャラ 4.0点】
主役のエターナルセーラームーン/月野うさぎ/プリンセス・セレニティ/
など因果を重ね過ぎてキャスト欄が凄いことになっているキャラが3名程w


序盤、ほたるがプレイしていた太陽系誕生シミュレーション。
月の誕生について現在では有力とは言えない、月が外部から飛来した捕獲説を採用。
セーラー戦士たちが地球人とは異なり、外からやって来て転生を重ねた存在だと再認識。
(プルート/冥王星の準惑星降格?認められないわw)

地球など、エナジーだの悪夢だのを収穫したらポイする。
それが“異星人”としては我欲に忠実な無難な惑星利用法なのかもしれない。
その角度から見るとセーラー戦士VSデッド・ムーンも勧善懲悪とは言い切れない。
女王ネヘレニア討伐も邪念に塗れた呪いからの救済の性格も色濃くなって来る。

その上で、噛み締めるムーンの{netabare}「この星を守る。それはいつだって、私達のリアル」{/netabare}との台詞。
ありがとうウルトラマン。ありがとうセーラ戦士たち。
といった感謝も入り混じってグッと来ます♪


【声優 3.5点】
女王ネヘレニア役の菜々緒さん。幹部ジルコニア役の渡辺 直美さん。
前編ではゲストながら面白い声かもと擁護しましたが、スイマセン掌返しますw
本格的に戦士たちを煽る後編。状況説明含めて、声の力に依拠する構成では、
断末魔ボイスも含めて、敵役に、このお二方では荷が重すぎました。

反面、セーラーサターン役の藤井 ゆきよさん等、声優陣は盤石。
破滅の一言に触れるだけで因果を感じさせる憂いを含んだ好演。ゆきよさん流石です。


あと、アマゾネス・カルテット役の原 優子さん、上田 麗奈さん、諸星 すみれさん、高橋 李依さん。
{netabare}セーラー戦士就任おめでとうございます♪
但し髪型はアマゾンスタイル?の奇抜ヘアーのままですがw{/netabare}


【音楽 4.0点】
旧作TVアニメのBGMも凡百の変身ヒロイン音楽とは異なる領域に確立されていましたが、
『~Crystal』シリーズの劇伴もここに来て大成した感。

序盤、よりハードロック寄りにアレンジしたシンフォニックロックが炸裂する、
外部惑星戦士の参戦→変身→必殺で流れるBGM群の興奮度が凄い。
作曲・高梨 康治氏ご本人も「完成した!」との手応えを口にされていますが伊達じゃありません。


ロック調の流れで、クライマックスではセーラー10戦士が「Moon Effect」を大合唱して
パワーをエターナルに集中♪

主題歌「月色Chaion」に続く後編EDは、{netabare}「“らしく”いきましょ」
TVアニメ版『~SuperS』後期EDをミュージカル版でムーン役も務めたANZAさんがカバー。
壮大な激戦の後にしては、やや変化球な一曲だが、
来るエリオスとの再会にも備えて、女を磨くことも戦いとの決意を受けた上なら納得の締め。{/netabare}


【感想】
『~Crystal』シリーズは1期3話で挫折している私……。
企画当初のこれはTVアニメ版のリメイクじゃない新シリーズ。
原作少女漫画再現を意識した妙にツッパった主張。

『セラムン』と言えば初期のTVアニメ版が馴染み深い私にとっては
折り合いが悪く、離れていましたが、
本劇場版PVのキャラデザ等で、角が取れた部分を感じ取り、
途中乗車しましたが正解でした。

後から調べると、シリーズも3期の時点でだいぶ作画等にクセが無くなってる感。
私もほたるちゃん目当てで、見直してみようかなw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

スーパーの次は、エターナル

 Eternal前編の続きとなるお話で、お決まりなセーラー戦士集合、デッド・ムーンとの決着をつけるお話だったです。

 サラッと前編のおさらいから、Crystal後のはるか、みちる、せつな、ほたるの回想だったです。またほたるの覚醒より、元の力を取り戻した彼女たちが、続きにいきなり現れ合流するです。

 敵を追いながらエリオスも絡み話は進み、幻の銀水晶やらゴールデンクリスタルがでてきて、敵の変な婆さんやいかにも悪そうな親玉女性と対峙していくです。
 敵の親玉の陰謀然りな感じです。
 ピンチからの展開もどこかもはやわざとらしく見えるようになり、いちいち奇跡が起きて何でもありなのかなぁな印象です。
{netabare}  敵の前編から出ていた誰かさんたちも実は?だったりしたです。

 めでたく終わらなければ話にならないけど、これってまだつづくのだったです。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
異能のアイシス(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.5 (4)
37人が棚に入れました
東京都ゲソ区にはとあるアプリが流行しつつあった超能力アプリ『AICisアイシス』。それは手にした人間に特別な力、『超能力』を与えるアプリ。力を手にした能力者は私利私欲を満たすため、次々と悪事に手を染めていくのであった━━これは超能力を専門に解決する『学生探偵』の物語。

声優・キャラクター
浅見春那、小笠原仁、都丸ちよ

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
SDガンダムワールド 三国創傑伝(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (5)
32人が棚に入れました
幾度となく繰り返された大戦争により、かつて栄華を誇った国々は滅び、大地は瓦礫の山と化した時代。ようやく復興の兆しが見え始めた矢先、「黄化トリニティ」と呼ばれる謎のトリニティが全土に蔓延し、自我を失ったBUG(バグ)が次々と人々を襲い始めた。残された人々は襲い来るBUGから身を守るため、城塞都市の中での生活を余儀なくされていた。しかし城壁の中では、前領主の死後、領主の董卓が傍若無人の限りを尽くしていた。運命に導かれるように、関羽ν ガンダム、張飛ゴッドガンダムと出会った劉備ユニコーンガンダムは、世界を救うことを決意する。やがて世界は、三人の若者達の情熱によって、大きく動き始めることとなる。新たな英傑たちが新時代を創り出す!

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

絵がめちゃ良い

とにかく一番推したいポイントは、絵がカッコよいこと。

3Dモデルがバキっとしていてカッコよいだけではなく、キメのシーンではアニメーション的な煽り構図もあり、3Dである違和感が限りなく少ない作品。
SDだけど今回はカッコよく行くぞ!!!という意志がずいしょから伝わってきます。

その特徴のひとつは口が動かないこと。
SDガンダムにしろトランスフォーマーにしろ、喋る時に口の部分がモニョモニョ動くのはお約束の風がありますが、やはり動かない方がメカっぽさが増してずっとよいです。
体の演技や画面に制限が生まれてしまうかもしれませんが、違和感はありません。
ボイスドラマっていうものがあるんだから、声だけでも普通に判断つくのかも。


意外だったのは15分*10話の短さ、配信は30分ずつまとめてだったので5週で終わった!
と思わせておいてSDガンダム ワールドヒーローズに続く!
なるほど!!!

150分の短さは、むしろこのアニメのためには良く働いています。
逆にこのアニメを前日譚にしてワールドヒーローズを1年ペースでゆっくりやったら間延びして感じるのでは……という不安がちょっとあります。
でも楽しみ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
小野下野のどこでもクエスト2(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.1 (4)
31人が棚に入れました
小野大輔と下野紘の最強タッグ再び!! 北海道を制覇する!と意気込んだ小野大輔と下野紘がスタッフから 与えられる行き当たりばったり感満載な企画 〈クエスト〉に再びチャレンジ! 雨にも負けず!風にも負けず! スタッフの無茶ぶりにも負けず! 果たして小野下野は様々な試練を乗り越え今回の クエストも攻略できるのか!? そして北海道を制覇できるのか!? ぶっつけ本番リアル本格RPGバラエティ待望の続編!!

(C)どこクエ2製作委員会

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

アニメじゃないのになぜ登録されている?

小野さんと下野さんの掛け合いが面白く1期の時から観ています。
2期ではおよそ1年前に行った冬の北海道ロケに加え、本来は夏のロケも行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で夏のロケは中止になりました。
番組の尺を稼ぐため代わりにBS11社内で北海道すごろくゲームを行っており、番組前半は北海道ロケ、後半はすごろくゲームの様子を放送しています。
夏のロケが中止になったのは残念ですが、すごろくゲームの方もお二人のおかげで楽しい企画となっている点は救いです。
ところですごろくゲームの中で室蘭市のマスに止まったときに、アイヌ文化復興のために造られた施設「ウポポイ」が登場したのですが、ウポポイの所在地は白老町であり室蘭市とは別の自治体なので道民としてその点は気になりました。誤った情報を流さないように、番組スタッフには気を付けていただきたいですね。

それからあにこれに対する疑問ですが、なぜ実写バラエティのどこクエが登録されているのでしょうか。声優出演番組ということを理由に登録したのなら、アニゲーイレブンとかも同じですけど。

最後に星の評価ですがアニメじゃないので、物語は番組の面白さで4、声優とキャラは小野さんと下野さんへの評価で5としました。作画と音楽は評価できないので3のままです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
パシフィック・リム:暗黒の大陸(Webアニメ)

2021年3月4日
★★★★☆ 3.3 (9)
30人が棚に入れました
かつて、太平洋の海底から次々と現れたKAIJUを迎撃するため、人類は巨大なロボット兵器イェーガーを開発した。時は流れ、今度はオーストラリアがKAIJUに襲撃され、大陸全土で人々は避難を余儀なくされることに。取り残された少年、兄テイラーと妹ヘイリーは、老朽化のために長く打ち捨てられていたイェーガーの操縦を覚え、わずかな望みを胸に、行方不明の両親を捜す決死の旅に乗り出す。

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

燃えたぎれ、KAIJU魂!

私にとって、円谷プロと東宝の黄昏は、それこそ半世紀に渡る日本のSFに対する幻滅の歴史であった。
子供の眼から見ても、余りにお粗末な特撮と陳腐なストーリー、繰り返されるハリウッド映画の二番煎じを前に、何度心が折れたことか(涙)。
そう、ロマンの灯は、海溝の底に沈みこむ日本列島が如く、太平洋プレートの辺境についえたはずであった。

そんな時、突然現れたのが“KAIJU”であり、降下猟兵であるイエーガーのド派手なバトルであった。

対流するマントルにの中で蓄えられた想いは、所を変え、サンアンドレアス断層を揺るがす地鳴りの如く、パシフィック・リム、環太平洋の反対側から湧き上がるのである。

そして今、独立独歩、唯一命脈を保ち続けてきた頼みの綱、日本アニメの力が試されようとしている。

DCコミックスの映画化で名を馳せたレジェンダリー・ピクチャーズと“シドニアの騎士”のポリゴン・ピクチュアズがタッグを組むだけでもテンションが上がるというものだ。

ただ、シーズン1を観る限り、キャラの弱さは否めない。
加えて、バットマンやスーパーマン張りのダークさを表に出した展開が少し重く、“暗黒の大陸”という副題そのままに、陰鬱な空気を感じるかもしれない。

だからと言って面白くないかと言えば、そんなことは無く、ウルトラマンではないが、怪獣に対する思い入れを込めたエピも含め、良く練られた設定と展開は好ましい。

なかなか良い作品であることは確かで、シーズン2への期待も高まるのである。

あと、同じく配信中の“ラブ・デス&ロボット”、さすがエミー賞を取った作品で、とても面白いSF短編集である。

なぜ“あにこれ”に入っていないのかな?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

地球外生命体はやって来た

映画パシフィック・リム シリーズの後継作品。
既存作品のアニメ化ではなくオリジナルで、アップライジングの続編です。
最初から2シーズン予定で作られているアニメの前半部で、後半は2021年8月現在進行中、続編ありきのため、本作は収まりの悪い中途半端なところで終幕となります。

ブリーチと呼ばれる裂け目から現れた怪獣により制圧され、イェーガーの奮戦も叶わず放棄されたオーストラリアが舞台。
生存者がいるまま孤立した大陸で、怪獣と戦うため立ち去った両親に残された幼い兄妹テイラー・トラビスとヘイリー・トラビスが本作の主人公です。
他の子供達とともに孤立した土地に置き去りにされて5年経ったある日、二人は打ち捨てられたトレーニング用のイェーガーを発見したことで物語が動き出します。
襲いくる怪獣に対処し、両親を見つけるために広い荒野を往く旅に出るという展開となります。

アメリカ製アニメで、絵柄はのっぺりとしていて動きもぎこちないです。ゴジラの怪獣惑星に雰囲気が近いですね。
英語音声の日本語字幕で観ましたが、ヘイリーが時々かすれたような声になるのが少し気になりました。
作画や声優に執拗なこだわりを感じないので、日本産のアニメファン向けではないと思います。
また、前半では恋愛要素も皆無です。
イェーガー「アトラス・デストロイヤー」をメインで操縦するのはテイラーとヘイリーの兄妹で、ヘイリーは表面上兄を叱責するが、実はお兄ちゃん大好きなツンデレヒロインとかでは残念ながらないです。
仲良しだから一緒にお風呂に入るとか、そういう兄妹では定番のシーンもないです。
また、メインキャラとしてロアという中国系の女性兵が登場するのですが、こちらもエロさのかけらもなく、顔見知りになった後も主人公を狙撃してきます。
シンプルに"実写でやることをアニメにしました"という作品なので、アニメ慣れしていない層にも安心ですね。

パシフィック・リムは映画の2作を視聴済み、ただし、随分昔で内容もおぼろげなのですが、楽しんで視聴できました。
前半の本作時点では、映画の内容はそれほど重要でもないかなと思います。
映画のできごとが前提で、設定等踏襲しているので、観ていた方が楽しめますが、観ていなくてもなんとかなるかなと思いました。

巨大ロボットと巨大怪獣がバトルするという構図は原作から健在です。
ただ、怪獣とのバトルが描かれますが、メインは人vs人なストーリーです。
また、怪獣も、無条件に人間を襲う完全な悪ではなく、事情を匂わせるような展開となります。
怪獣とは単純に殴り合って欲しい私としては、理屈っぽさがマイナスに感じましたが、とりあえず前半では謎が残りまくっているので、後半を待ちたいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
エビシー修業日記(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (6)
28人が棚に入れました
僕エビシー!
テレビマンに憧れて、エビシTVに就職しましたが……
こんなに大変なんて聞いてないです!!
テレビ業界のルール、個性豊かな同僚たち、一癖も二癖もある出演者たち、
そして、ちょっと変わった家族……
果たして僕は、一流のテレビマンになれるのでしょうか?
テレビ業界の裏側と僕の奮闘&混乱をどうか暖かく見守ってほシ~!!!

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
どるふろ -癒し編2-(Webアニメ)

2021年3月12日
★★★★☆ 3.7 (6)
25人が棚に入れました
西暦206X年、第三次世界大戦後の荒廃した世界で、民間軍事会社「グリフィン」の戦術人形たちは人類に仇なす「鉄血工造」と終わりなき闘いを繰り広げている、はずだったが……。パロディ! シリアス!! サプライズ!? 新しいキャラクターによる新しいストーリー! 「癒し編2」はどんなサプライズを仕掛けてくれるのか!? 謎が謎を呼ぶ脱力系ハイテンションミニアニメをお見逃しなく!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

あの伝説の「キャベツ」が再び降臨…!?

この作品の原作ゲームは未プレイですが、前進となる「どるふろ -癒し篇-」と「どるふろ -狂乱篇-」は視聴済です。
完全に原作ファンへのサービスに特化して制作された作品なので、登場するキャラも物語の展開や面白さも正直さっぱり分かりません。

それでも、これまで視聴してこれたのは演じている声優さんの顔ぶれが豪華だったから…
ハルカス、ゆかりん、えみりん、福原さん、能登さんに野中さん、それに奈央ぼうまで登場するのですから、超が付くほど凄い布陣ですよね。


西暦206X年。第三次世界大戦後の荒廃した世界で、
民間軍事会社「グリフィン」の戦術人形たちは、
人類に仇なす「鉄血工造」と終わりなき闘いを繰り広げている、
はずだったが……

大好評につき、
ミニアニメ「どるふろ -癒し編-」の続編「どるふろ -癒し編2-」が2021年3月12日(金)より、配信開始!
新しいキャラクターによる新しいストーリー、
「癒し編2」はどんなサプライズを仕掛けてくれるのか、お楽しみに!


公式HPのニュースに掲載されている一部を引用させて頂きました。

ゲーム自体を知らないので特段感想も無いのですが、気になった点が一つだけ…
第10話でカレーライスを作るシーンがあるのですが、人参の後に出てきた食材…
恐らく「キャベツ」だと思うのですが、ただのキャベツじゃなかったんです。

とあるアニメ作品の1シーンを強烈に彷彿させるキャベツ…
そう、「夜明け前より瑠璃色な ~Crescent Love~」のキャベツそっくりだったんです。
この作品が発端となり「キャベツ検定」なる言葉が誕生するほど伝説級の話題ですが、当時作画崩壊と言われていたキャベツが実在していたのはご存じでしたでしょうか^^;?

ヨーロッパで広く販売されているキャベツがこれに該当するそうです。
見た目はメロンの様で葉がギッシリと詰まった球状の形をしているんです。
しかも包丁で切った後の形もそっくり…
葉脈があるかないか…くらいの違いしかないんです。

当時キャベツの作画崩壊が発生した理由もネットの記事になっていました。
真偽は分かりませんが、この様な形でフォローされることに作品への思い入れが感じられて嬉しく思いました。

1クール全12話の物語でした。
完走後にwikiをチラ見して際に知ったのですが、「天地創造デザイン部」や「WAVE!!〜サーフィンやっぺ!!〜」を手掛けた旭プロダクションさんのアニメーション制作で2021年にTVアニメが放送されるみたいですね。
もう公式サイトが立ち上がっていました。

https://gf-anime.com/

気合いの入ったティザーPVを見ましたが、このPVのクオリティでアニメが制作されるならきっと期待できる作品に仕上がってくれると思いました。
放送時期は未定の様ですが、楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
HoneyWorks 10th Anniversary “LIP ×LIP FILM×LIVE”(アニメ映画)

2020年12月25日
★★★★★ 4.2 (4)
25人が棚に入れました
男子高校生2人組バーチャルアイドルユニット『LIP×LIP』。
その知られざる結成秘話が、今、明かされる!

勇次郎は、いつか歌舞伎の舞台に立つことを夢見て稽古に励んでいたが、
後継者には選ばれず道が絶たれてしまう。

一方、歌うことが好きな愛蔵は、
一緒に暮らす母や兄の奔放な姿にイラだちを覚える日々を送っていた。

そんな2人はある日、ふとしたキッカケでアイドルオーディションに応募する。
会場で出会った勇次郎と愛蔵は、些細な事から言い争いに。
最悪の出会いをした2人だったが、オーディションの結果は合格!
しかし、喜ぶ2人に田村社長がデビューの条件を告げた――。

「ユニットを組んでデビューしてもらいます」

――これは、正反対の2人が、大人気アイドルになるまでの物語。
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

この二人って、ヤバイのですか?です。

 いきなり登場「LIP ×LIP」だったです。退屈な毎日を変えたい、今までにない非日常を求め、自分を変えるため、生活を変えるために駆け出した少年二人がいたです。運命?の出会いから、ユニットを組んで葛藤し、正反対な二人が、アイドルデビューするお話だったです。つまり、結成秘話?というやつです。

 育った環境、迷い戸惑い違和感を覚える日々、二人が同じ頃に同じ夢を抱き扉をたたくです。衝突するそれぞれ性格も違う二人が、まさかのユニットを組まされることにです。
 嫌がりながらも共に行動し、陰から互いを見ることで理解し距離を縮める様が、成長を表しているようだったです。

 二人のしぐさファンに対する受け答え、恥ずかしいキザったらしいセリフは、中学生にしてカッコつけすぎというのか?やや大人びているみたいだったです。目立ちたい、変わりたい、舞台に立ちたい思いは、ジュリエッタと呼ばれる大勢の女性ファンの前に立つ前、大胆な首元、思い以上の大きな世界へ羽ばたいたようでしたです。

 デビューライブ間近になってこの二人の取り巻く環境は、互いに変わらないままでも、自分たちは進んでいくみたいだったです。

 最後{netabare}、ゲストも交えたCGライブ{/netabare}見れるです。にしても、見に来た人女性ばかりで、一部サイリウム振る人もいたです。このアニメ私は、劇場CMで知っただけだったけど・・・です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
一番近くて遠い星(Webアニメ)

2021年2月19日
★★★★☆ 3.8 (4)
25人が棚に入れました
星が煌めく街に生まれ育った小学生の《香織》は、課外授業で訪れた天文台で、満天の星空に心を奪われる。
それは、《香織》の中に一つの夢が生まれた瞬間でもあった。
夢を叶えることは簡単ではない。きっと人は、誰しも葛藤を抱えながら生きている。
冷たい現実に涙する高校生の《香織》。しかし、そんな彼女を支えたのは、他でもない、かつての自分自身だった。
星の光が、長い時間をかけて届くように。花火の光が、懐かしい記憶を思い出させるように。
未来への輝きを秘めた少年少女たちは、強い想いに連れられ、また歩き始める。

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
マルコメ 料亭の味 フリーズドライ顆粒みそ 気をつけてね篇(その他)

2021年1月31日
★★★★☆ 3.5 (9)
18人が棚に入れました
一人暮らしの娘、サチを心配して度々「気をつけてね」とメッセージを送ってくる母と、そんな母に戸惑いつつも母の愛情を感じ、感謝を伝えるサチの物語を描く。

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
トランスフォーマー:ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー第Ⅱ章:アースライズ(Webアニメ)

2020年12月30日
★★★★★ 5.0 (1)
17人が棚に入れました
オールスパークを失い荒廃していくサイバトロンでは、メガトロン率いるディセプティコンと、エリ―タ-1らオートボットとの闘いが続いていた。一方、オールスパークを追うオプティマス・プライムたちの前には、トランスフォーマーたちに力を与えた創造者"クインテッソン"が、新たなる脅威となって現れた。

声優・キャラクター
玄田哲章、井上喜久子、木村良平、乃村健次、大塚芳忠、井上和彦、茶風林、佐藤せつじ

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
七ヶ浜でみつけた(Webアニメ)

2021年3月10日
★★★★☆ 3.7 (6)
15人が棚に入れました
東京から七ヶ浜に引っ越してきた小学6年生のやよいは、
同級生のカイト、ナギ、ミチル、ミナトたちと仲良くなっていく。
そしてやよい達の中学校の卒業式の日、東日本大震災が起きる。
巨大地震と大津波からなんとか避難できた彼らだったが、
自分たちの大切な町、七ヶ浜はとても大きな被害を受ける。
そこから復興へ向かう町とそれぞれの未来を描く。

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

震災と復興を記録し伝承する作品

製作:宮城県七ヶ浜町
制作:川口印刷工業株式会社
アニメーション制作:自治体アニメ株式会社(石川プロ)

https://www.youtube.com/channel/UCp8jx2fGK8mSW9pZir74Hlw


自主製作から始まり制作会社設立となった石川プロ

2010年8月16日に自主制作として発売された「くっつきぼし」全2巻は特にお気に入り

それから企業・自治体のアニメ作成会社を設立

オリジナルアニメの制作と監督、
企業キャラクターのアニメ制作、
PVアニメ、ゲームのオープニングアニメ等

さまざまな媒体のアニメを個人で制作とのこと

動表現こそ動画枚数的に少し残念ではありますが
少ない予算範疇で見劣りしない構図と切り替え

脚本・演出は綺麗で素直な流れ醸し

すっきりしたキャラ画設定なども良い感じでした。

これからも頑張ってほしいですね(^ω^)




投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
23時の佐賀飯アニメ(Webアニメ)

2021年2月15日
★★★★☆ 3.5 (5)
14人が棚に入れました
全国のみなさんに佐賀飯の魅力を直接胃袋に訴えかけようと、日本を代表する声優・宮野真守さん、アニメーション監督・藤本さとるさん、作画・伊藤郁子さん、広告演出・石田洋平さん、アニメーション制作・スタジオKAIと、強力なメンバーを制作陣に迎え制作いたしました。
数ある佐賀飯の中から、今まさに旬を迎えている冬の食材を中心に10食材を選出し、2月15日(月曜日)の、つい小腹の空いてしまう深夜23時から、10日間連続で公開いたします。

声優・キャラクター
宮野真守

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
あの頃をもう一度(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.3 (4)
13人が棚に入れました
音楽やダンスで賑わう活気ある都会の街。ダンスが好きな年配の男性と心はまだまだ若いが年老いた彼の妻は、ある夜に不思議な雨に導かれダンスをする喜びを再び思い出す。そして、その喜びが彼らを若い頃の姿へと変えてゆくのだが…。

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
おかしなさばくのスナとマヌ(TVアニメ動画)

2021年冬アニメ
★★★★★ 4.2 (2)
13人が棚に入れました
「言い訳するネコしないネコ」…失敗は潔く、言い訳は大胆に!変なネコ?いいえ正当なネコたちです。お砂糖の砂漠に住む、しゅがねこのスナのいえにまったりねこのマヌがやってきて…あま〜いおやつとやさしい時間 いそがずあわてずひとやすみまちにまったおきゃくさまへのとっておきのすいーとなおもてなし!スナとマヌ、おかしなさばくのおはなしです。

声優・キャラクター
葉山翔太、岩崎諒太

計測不能 82 2021年冬(1月~3月)アニメランキング82位
白雪姫の赤い靴と7人のこびと(アニメ映画)

2021年3月19日
★★★★★ 4.5 (4)
12人が棚に入れました
ちょっとぽっちゃりな白雪姫。ある日白雪姫は魔法の赤い靴を手に入れます。その靴は、履いた時だけ背が高くスレンダーな姿に、脱ぐと元の姿に戻ってしまうのです。赤い靴を履いた白雪姫のあまりの美しさに目を奪われた7人のこびとたち。実はこのこびとたち、元イケメンの王子たちで悪い魔女の呪いにかけられて、小人の姿に変えられてしまったのです。そしてその呪いを解く方法はただひとつ、世界で最も美しい娘のキスを受けること・・・。
 本当はぽっちゃりだけど魔法の靴でスレンダーになった白雪姫と、本当は元イケメン王子だったけど魔法で姿を変えられた7人のこびとたち。
 わけありな白雪姫とこびと達が、悪い魔女に戦いを挑み、元の姿を取り戻す冒険へ!
ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

外見だけに捕らわれるとバチが当たる事を教えた真実の愛

 「1/2の魔法」と同じようなCGなので、ディズニー/ピクサーと勘違いしてしまうけど、韓国制作のアニメだったです。一部の劇場だけで、なんで全国上映されないのか?わからないです。ミュージカルシーンもあり、決行面白かったです。字幕、英語で話していたです。

 どっかの城で魔女レジーナが、赤い靴を作って若返ろうと目論んでいたです。父親を捜しに白に忍び込んだ、スノーホワイトがその靴を履いて美人に変身した後を見つかり、狙われることにです。
 成り行きで逃げた先が、緑の小人の家だったです。子の小人たちの正体は、一番最初に明らかにされるです。ここで、変わった自分に初めて気が付き、レッドシューズと名乗るです。
 スノーは父親を捜すこと、小人は元に戻ることを賭けた冒険のお話だったです。

 レッドシューズを知らない小人たちとのやり取りをする有様や、野望のためいかにも悪い魔女レジーナの行動が面白いです。
 小人のアーサー、仲間達も面白いけど、特にスノーと小人のマーリンとの交流が興味深く、描かれているです。マーリンがレッドシューズといるとき、自分の世界に入り込むときミュージカルシーンになるところも良かったです。

 レジーナの刺客との対峙や、最終決戦も見所です。マーリンとスノーが互いに理解しあえるのか?その答えは、マーリンの活躍によって証明されるのです。
 21世紀版「白雪姫」を謳う感動の結末は、最高だったです。

 個人的には、スノーホワイトは太っていても魅力的だと思ったし、それを理解し本当の美しさを見つけたマーリンも良かったです。
{netabare} ただ、残念だった点は、エンドロールの一番最後でマーリン?の歌が、中途半端に途切れ、ENDなどもなくいきなり終わるところだったです。{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

韓国発、アクションファンタジーラブロマンスムービー

原題:레드슈즈
年度:2019
製作:韓国
時間:92min
監督:ホン・ソンホ

本当の美しさとは?

ルッキズムをテーマとした本作、
女性コメディアンに対するオリンピッグ発言が物議醸した矢先とリアル交差、

ピクサーアニメーションに韓国映画のエッセンス、

ハリウッドがアジアを取り入れるとチャイニーズになりがちですが今作はキャラの容姿・性格からアクションまでコリアンムービー醸す、

3DCGでありながらストップモーションにも通ずる動作と質感・温感醸す作画作風、

笑って泣いてハラハラワクワク面白かった( ^ω^)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6
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