2023年度に放送されたおすすめアニメ一覧 360

あにこれの全ユーザーが2023年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年05月07日の時点で一番の2023年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

63.0 200 2023年度アニメランキング200位
ちびゴジラの逆襲(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.2 (13)
41人が棚に入れました
これは、出会いと逆襲の物語――

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

驚異と戦慄の一大攻防戦、、なのか

ゴジラシリーズ最新作、となるのでしょうか。
個人的にはTOHOシネマの予告ムービーで、ポップコーン爆発させていたことで印象深い、ちびゴジラのアニメ化作品。
未チェックでしたが、一応、本作放映前にYouTubeでWebアニメが公開されていたそうです。
本作は、1話3分弱程度の尺で全13話の、ワンクールアニメとなっています。

2等身の子供向けにデザインされたゴジラ「ちびゴジラ」と、過去ゴジラシリーズに登場してきた怪獣の"ちび怪獣"たちが登場する、一話完結のギャグアニメです。
主役は「ちびゴジラ」と、ちびゴジラの住む怪獣島に流されてきた「ちびメカゴジラ」。
ちびメカゴジラがツッコミ役で、ちびゴジラと愉快な仲間たちの日々に、激しいツッコミをいれる展開です。
キャラのかわいさの割にはツッコミが激しく、子供だけではなく大人が観ても楽しめるアニメだと思います。

登場怪獣はちびモスラやちびラドンなど、小美人を除外すると8体です。
一応、元怪獣を意識したと思われる描写はあるにはありますが、ゴジラファンが喜ぶほどマニアック側に倒れた作品でもないです。
飛行できるはずのゴジラは飛行できず、アンギラスと吹き出しでの会話もないです。
一方で、シン・ゴジラネタが入ってたり、本当に一般向けの作品だと思います。
個人的には、"ちび~"という設定であれば、いじめっ子怪獣のちびガバラくんを登場させて欲しかったですね。
二期があっても絶対登場無いと思いますが、ちびサルンガとか登場してくれたら個人的には歓喜です。

一般向けなので、ゴジラ怪獣が元ネタではありますが、オマージュに溢れない、設定だけの別作品と言えると思います。
ただ、ギャグは結構尖っていて、ナルシストなラドン、モスラの言葉を伝えると言いながらギャル言葉で言いたい放題いう小美人、きれい好きなヘドラなど、各キャラでキャラクターが立っていて、観ていて楽しかったです。
観るとTOHOシネマでちびゴジラをみるたび、第二形態を思い出してクスリとできるのでおすすめです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

会話中心のミニアニメだけど、とても面白い

会話劇なのか?
怪獣島のちび怪獣たちが他愛もない会話をする話。
でも声優たちの演技もあって、大変に面白い。
まあ、ミニアニメだし、気楽に見られていいんじゃないでしょうか。
最後の取って付けたようなSDGSは何なんだ?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7

まあ見た目通りのアニメ

数分の短編アニメでSDGsの勉強もできる?アニメ。
それだけでへたなアニメよりかは見る価値あるかな。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

62.9 202 2023年度アニメランキング202位
め組の大吾 救国のオレンジ(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (49)
142人が棚に入れました
―いつか“日本”を救う運命の三人 その魂の成長物語― 若き消防官のアツい魂の成長物語、始動! 卓越した才能と唯ならぬ覚悟を燃やす十朱大吾。 自身の壁にぶつかり奮闘する斧田駿。数少ない女性の特別救助隊員を目指す中村雪。 特別救助隊(通称:オレンジ)を目指す三人の消防官が出会う時、救国の物語が動き出す。 彼らが立ち向かう相手は、“国難”――日本の危機!!︎
ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

東京消防庁レスキュー隊の熱い物語

[2023.10.1初回感想]
東京消防庁救助隊に所属する若手消防官たちの熱い物語です。

こういう熱いお話は大好きで、あんまり話題になっていないようなので紹介も兼ねて感想を書いてみます。

原作は曽田正人さんのコミックで、これは昔のコミック「め組の大吾」の続編として2020年から連載中のようです。
原作未読ですが、Wiki情報だと最初の大吾と続編の大吾は別人で世代も違うようです。

主人公はこの若手3人。
十朱大吾(とあけだいご) 人を助けること、レスキュー隊の仕事に対して何か深い思いがあるようだけど不明。
斧田 駿(おのだ しゅん) 3人の中では一番普通な感じだけど大吾をライバルとして意識している。
中村 雪(なかむら ゆき) 新人レスキュー隊では数少ない女性隊員。彼女も何か隠している思いがある感じ。

全国の消防署に配属された消防士がレスキュー選抜試験を受けて合格すると研修を経て東京消防庁のレスキュー隊に配属されるみたいで、研修期間から物語は始まります。

この研修が軍隊並みにすごく厳しくて、教官が「パワハラとかブラックとか最近うるさいが俺の隊は関係ないから」とか言ってたりw(もちろん、これはアニメの話で実際の東京消防庁の研修ではこんなことないとは思うけど)

この中でただ一人女性隊員として必死に頑張る中村雪さんがちょっと気になって応援したくなりました。

1話「運命の三人」
{netabare}いきなり東京が大震災みたいなスケールが大きすぎる状況になってて、え?いきなり?とちょっとびっくり。
かなり厳しい研修だけど、人命救助というとても重い仕事をするためには必要なことかもと思いました。
時間外もストイックに自主練を続けている大吾に仲間だろって声をかける駿だけど、大吾から仲間じゃないって言われて。
大吾がこんなに必死に頑張る理由が何なのか気になります。{/netabare}

2話「消防官(ファイアファイター)」
{netabare}750回のスクワットをなんで時間外にこんなに必死になるんだと疑問を持つ斧田に話す中村の言葉は重く心に残ります。
それを聞いて変に腐らないで素直に自分をカッコ悪いと認めて頑張ろうと思う斧田も素敵だと思いました。
模擬訓練。。こんな実際の現場みたいな状況を作ってやるなんてすごい・・ヘタしたらヤケドもありそう。
救助する人はもちろん人形なんだけど、実際の人と同じように亡くならないように自分の酸素マスクをあてがったり・・!
たぶん後で教官に怒られそうだけど、こういう熱い心嫌いじゃないです。{/netabare}

3話「救助の神様」
{netabare}無事研修を終えてレスキュー隊に配属になると思ったら、人気で欠員でるまで配属待たされるんですね。
配属されて嬉しい斧田の気持ちもわかるけど、中村に送るのは・・
早く配属したい中村の焦る気持ち、わかる気がします。{/netabare}

4話「不破特別救助隊」
5話「252(要救助者)」
{netabare}配属してすぐに起きた災害に向かう斧田たち。
こういう仕事に誇りと思いをもって従事してらっしゃる方々には素直に感謝とかっこいいなという思いがありますけど、この人たちの家族や友人の立場なら、いつ事故で負傷するか分からない不安があるんだろうなって、中村の震える手を見ながら思いました。
でも救助者が助かってよかった。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 16

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

お仕事モノを描くのは難しい。

 最終話(23話)まで観ました。2024.03.23

 テンポが絶望的に悪いです。回想多すぎ…。前話の振返り多すぎ…。作画も中盤めちゃくちゃ悪くなります。

 実写でもそうですが、消防モノは災害現場を描かないといけないので、作画やロケの負担が大きくなります。

 まぁ…、視聴者にはそんな事情知ったことではないわけで。当然、作画カロリーを調整すると迫力の無い物語になってしまいます。

 作中登場した災害も、ツッコミどころが多いです。序盤の街中華ビルの爆発倒壊現場は、永久要塞じゃあるまいし、作中の様なものすごい分厚い鉄筋コンクリートが入った小規模商業ビルなんてありません。

 あったとしても、ガス爆発くらいじゃ倒壊しません。バンカーバスターでも喰らったのかな?誰も生きてませんね。

 内水洪水の現場も、消防隊員用の呼吸器では水の中に潜れません。面体は陽圧なので、水中では取れてしまいます。

 耐火造火災の現場も、要救助者を背負ってモンキー渡過なんて物理的に不可能です。ロープ降下なら可能かもしれませんが…。

 消防士の従兄弟の話によると、資機材の使い方とかはリアルらしいですが、肝心の災害現場がなぁ…。

 背負救出のロープ決着のやり方、ロープ降下のカラビナの使い方は、操法通りなので、良く取材はしているのでしょうが、勿体無いですね。

 消防組織の仕事をなるべく紹介したいとの思惑から、広報課の話が終盤にあったりして益々テンポが悪くなりました。大吾ヒーロー推しで統一しても良かった気がします。

 自衛隊、海保、警察、消防等の戦う組織だけでは無く、一般の会社でも、人間の作った組織は、一歩間違うと官僚組織的無能、非効率と紙一重です。

 SHIROBAKOの武蔵野アニメーションでさえ、非効率故の万策尽きたの地獄絵図で、それをエンタメに昇華していましたが、実力組織でそれをやられても笑えません。

 リアルさを出そうとして、ちょっと、消防組織の事情まで踏み込み過ぎて、群像劇とも言えない、エンターテインメントとしては良くない違和感があったのがとても残念でした。
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 1話観ました。2023.10.03

 従兄弟が消防士なので、とても興味がある作品です。東京消防庁の消防学校とか、かなり取材していて実情に近いらしいです。

 ただ、救助隊では無いので、レスキュー試験や研修のことは良く分からんそうです。

 かなりリアル寄りなので、ツッコミつつ楽しむのが良いそうです。

ツッコミ所

 ① 救命索発射銃は、火薬式で銃として性能が規制されているため、劇中の様に建物を狙って撃てる程命中精度のある代物では無い。川の対岸に打ち込んでから、ロープを張るために使うものだそうです。

 ➁ ロープやカラビナは、地面に直接置くことは無いそうです。汚れたり、小石等か詰まったりするから。

 ③ 訓練でハシゴを使って担架を引き上げていましたが、ハシゴの基部を固定してないなど、操法として若干不自然だそうです。

 まぁ、作画的な問題はしょうが無いですね。災害もスカイツリーが座屈してたり、惨事過ぎる気もしますが、大吾達の活躍に期待大です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

曽田正人を舐めるな

たぶん失敗する

っていうのも新シリーズの構成としてある意味運命づけられてるかもしれない。

曽田正人ってのは漫画で人の持つ才覚の描き方が尋常じゃない。
昴にしろ前シリーズにしろ、その才覚を目の当たりにした読者は、喜べない。歓喜できない。
前シリーズめ組の大吾でそれを目の当たりにした時、読者は、人は、ゾッとするのだ。
寒気が背筋を走る。

それを多分今シリーズは手がけることができない。原作8巻でも見るに上手くは描けないだろうなと思った。
だが、劇場版であのやばいの、朝比奈大吾を描けるんなら日本のアニメ史に残れる。

5話を見て

4話ラストでめ組の大吾の核心を覗くことになる、のだが・・・
俺が読んだあのシーンでは、十朱大吾はそうすることに躊躇いがなかった。自らを酷使してベストの結果を得るためになんら躊躇わないという最初のシーンだった。一方斧田は前作主人公の朝比奈と同じ才覚を持った人物だ。
 だが、5話の壁の崩れ、ヒビの入り方をアニメ版を見るに、このチームは前作火事場のバカヤローをご存知でないのだろうなと思った。
 斧田が朝比奈と同じ才能を持っているなら、ヒビが入るより先に、そこを斧田が知覚してしまう事こそその才覚の表現だ。朝比奈だったらそうしてるし、斧田のスタンドプレーの意味が要救助者へのアシストだったなら、斧田救出後の惨状を示すのが普通だ。
 でもそれは出来なかったし、とはいえまぁする事はしてるし。だがこれではめ組の大吾の本懐は遂げないんだろうなと思いつつ。良いんだ。これが続編であれアニメ化してて、朝比奈映像化の一助にでもなるんならそんな嬉しいことはないんだ。

2024追記

一つ最大限褒める。このシリーズは力尽きそうではあるが、新年早々の震災に遭遇するも中断せずに放送している。多くの人が見ていなかろうと、見ている人々の胸には、真っ当に届いていた。誤謬誤読無く。

言い過ぎだろうか?しかし災禍においての現場を描こうとしているし、届いているのだ。もっと上手いものはあれど、大間違いなんかありゃしなかったのだ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

62.7 203 2023年度アニメランキング203位
ドッグシグナル(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (18)
49人が棚に入れました
元カノから押し付けられた愛犬の世話に手を焼いていた主人公・佐村未祐(さむら・みゆ)。 そんなある日、犬の散歩中に腕利きドッグトレーナー・丹羽眞一郎(にわ・しんいちろう)と出会ったことで、優柔不断な未祐の人生が大きく動き出す! 眞一郎の幼なじみであるトリマーの泉律佳(いずみ・りつか)や獣医の久宝鈴之助(くぼう・すずのすけ)といった仲間たちとの出会い、そして個性豊かな犬や飼い主とのふれあいのなかで、学び、悩み、成長していく若者の姿を描きます。

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

幸せなワンちゃんとのすごしかた

犬を飼うのが下手な主人公とプロのドッグトレーナーのやり取りを通して犬との接し方を勉強できるドッグトレーナーアニメ

キャラデザの癖が強く、なんか昔の少女漫画みたいなデザイン
原作の絵はめっちゃ時間かけてセットしたのかな?って感じの髪型だけど、アニメは作画があんまりよくないから鬱陶しい変な髪型になってしまっています
こういう髪型、描くの難しいですよね
でも犬の作画はとても力入っていて、表情やしぐさがまるで生きているかのようにコロコロ変わるのがとても良くて、癒される

犬の飼い方のダメな例をやるためになかなか成長しない主人公に失敗ばかりする飼い主達
丹羽さんは犬以外に興味なさすぎて、そのへんの不自然さはちょっと気になった

でも主人公やお客さんにあえてダメな接し方をさせることで、これダメ!がわかりやすくてとても参考になったし、話もちゃんと面白かった

いぬとにんげんの絆が感じられる、心温まる素敵なアニメでした

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まあ犬の飼い方になるほどとは思いましたが… 主人公がアホなのが

なんだかよく分からなくて見てみましたが、犬の飼い方あれこれ、という内容でした。
へー、とは思いましたね。

…しかしまあ、主人公は『言われなくてもそれくらいわからないか?』 というレベルのいけないことをやっているので、ちょっとストレスでした。
でも現実にそういうことをしている駄目な飼い主は居るのでしょうから、注意を促すためにもわかりやすく描写するしか無いのでしょうけれど…。

ただ、アホな主人公でもわかるように実際に首輪を付けさせて、思い知らせるのは、主人公にヘイトが溜まっていたのでちょっとスッキリしました。

しかし、出てくる登場人物が基本的にダメ人間揃い。
作画も微妙。
キャラはバカ過ぎてストレス、犬も不可抗力ですが生意気で可愛げが無い、など。
ペットの飼い方にへーとは思いましたが、多分調べたらすぐわかるレベルの内容でしかないでしょうし…
まあ試聴レベルでは無いですね。一話切りです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

62.5 204 2023年度アニメランキング204位
ルパン三世 VS キャッツ・アイ(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (35)
114人が棚に入れました
ルパン三世50周年、キャッツ・アイ40周年を記念したコラボ作品。1980年代を舞台にルパン三世とキャッツ・アイらが活劇を繰り広げる。
狙う秘宝はキャッツ・アイの父が遺せし三枚の絵。ルパン一味とキャッツアイ、2組の大泥棒は互いのプライドを賭けてその争奪戦に挑む。そして秘宝を追う内に両者はその絵に秘められた謎に迫ってゆく。
(Wikipediaより抜粋)
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

高齢化社会をメタ的にテーマにした…わけでは無いんですよね?

 ルパンチームのキャラデザの違和感が凄いです。キャッツアイチームは思い入れが無いせいか違和感はありませんが全体にCG感が強くてもうちょっと2D化のエフェクトをきかせて欲しかったです。沢城さん除く声優さんは老人会ですねえ。

 と、思ったら瞳ちゃんが初めにトラップから脱出するときのアクションが結構良くて「あれエロカッコ良くね?」という感じになってきました。また、そのあたりで慣れてくるせいでしょうか。ルパンと銭形以外は結構見られました。不二子のキャラデザもなかなか良かったです。キャッツチームでは瞳ちゃんがいいですね。ちゃんと美人です。

 キャッツアイチームのレオタード姿も原作・アニメだとちょっとやりすぎ感がありましたが、デザインが丁度いいくらいの露出とボディラインなのがなかなか良かったです。

 乗っている車がベンツSSKではなくフィアットですからこれは本来のルパンではないという宣言でしょう。カリオストロ系ですね。助けるのは聖女ではないですが、ただ泥棒つながりがあるのでそこはストーリーとしての面白さにつながってます。ハインツの絵の関連で共通の敵も不自然ではなかったです。

 男が歩くときの動きがガニマタというか猫背というか膝歩きが不自然というかで、皆おむつをした老人に見えるのがなんとも言えません。
 ラスボスですけど {netabare}話が始まった辺りのこいつ敵だよなあという人が、何の捻りもなく敵でした。 {/netabare}

 銭形と内海の刑事コンビで内海をコメディリリーフにしたのが正解でしたね。ルパンと愛ちゃんの組み合わせもなかなか良かったです。愛ちゃんが無能なのって昔からでしたっけ?
 愛ちゃんがメインであるなら、キービジュアルは瞳ちゃんではなく愛ちゃんでしょうね。

 愛ちゃんが最後のほうでピンチのシーンで微笑んでいるように見えるのは多分3Dの光源の関係なんでしょうか。ちょっと不自然でした。

 アクションで最後に見せ場は無くはないですが、冒頭のシーンの方が出来がいいです。せっかく瞳ちゃんのアクションをあそこまでやれるなら、キャッツチームのもっとド派手な立体的なアクションシーンが欲しかった。してやったり的な痛快さも不足気味でした。最後の滑空の場面はもっと3人に寄りでしょう。

 電話が妙に大きいのはなんででしょう?軍用の衛星電話か何かでしょうか。作戦で使うのはいいですけど接客中につかうのはどうなの?と思ったら、そうかスマホもパソコンも出てこないですね。1980年代末から1990年くらいの設定なんですかね?

 テーマ的なものは期待していなかったですが、ストーリーそのものも深みは無いです。結末はちょっと良かったですけどね。

 で、有名なあの曲ですけど…うーん声の張りが…これはきついですね。

 企画はよかったと思いますが、なぜこうなった?という出来です。声優さんを刷新して3DCGはもうちょっと何とかすればなあ。まあ、映画ではなく企画ものとして評価すれば落第ではないですが、褒められるレベルではないです。

 と思いましたが、あえてメタ的に超高齢化社会をテーマにしていた?ルパンチームの老いも表現がありましたが…。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

呉越同舟

1981年、東京。昼は喫茶店を営み、夜は怪盗キャッツアイとして世間を騒がす美人三姉妹、瞳・泪・愛は、美術展から一枚の絵画を盗み出す。同じ頃東京に現れた、神出鬼没の大泥棒・ルパン三世。彼もまたとある武装組織を出し抜き、絵画を盗むことに成功した。両者が盗んだ絵はどちらも、画家ミケール・ハインツの描いた作品――三連作「花束と少女」の一枚。キャッツ三姉妹にとっては、父であるハインツの消息を掴むための重要な手がかり。伝説的な泥棒の“獲物”が自分たちと同じであると知った彼女たちは、その眼差しに美しい闘志を宿す――というあらすじ。

キャッツアイの声優変わらずなんだね。
さすがに年月の経過を思わずにはいられないところだが、それでもやりきるあたり、さすがプロ。

絵柄がポリゴン??CGか
ぬるぬる動いている

タイトルを呉越同舟としたが、それ以上のルパンの普段通りの義理人情でした。
これは勝手にしろとしか言いようがない
{netabare}突然現れて、昔の父の知り合いだなんて言うのはどう考えても怪しいよな。知らない人にはついていってはいけません。ルパン三世はナチスが略奪した美術品を奪い返していたんだなあ。
血まみれになりつつもキャッツのために絵を持って帰るルパン三世はかっこいい。
としが銭形と活躍したことになってますやん。{/netabare}

最後の花束は愛に変わるということで

OPはいつものテーマをアレンジしたもの
主題歌はCAT'S EYE 2023 杏里
大昔はアニソンなんてという感じだったらしいけど、時代が変われば問題ないわけですね。さすがに高音は出にくいか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

Prime Videoが呼んでいる。

Prime Videoがどうしてもって言うもんでついつい観ちゃいました。

アニメタイトルにVSとあるけど、どっちかというとWITHかな。
それもルパンの方が遥かに上でした。
敵の規模を考えると、キャッツ・アイには荷が重すぎます。

往年の有名泥棒キャラの共闘は親和性の高いものでした。
でも、キャラが2倍になった分だけ物語に厚みがありません。
このアニメはキャラ相互の絡みとアクションが見どころといってもいいでしょう。

キャッツ・アイはおいといて、ルパン三世ものとしてはコミカルが足りません。
いつもはふざけ半分のルパンも、本作はマジモードです。
{netabare}とくに愛が2回もドジってルパンがボロボロって・・・スマートさが欠けています。{/netabare}

もっともおいしい所を持って行ったのはやっぱり峰不二子か。
{netabare}すべてをお見通しの不二子は、さりげなくルパンやキャッツ・アイに助力。{/netabare}
スーパーかっこいい、クールビューテーなお姉さまでした。

キャラ声の変質とか絵の動きとか気になるところはあります。
でも、総じてみると単純に楽しめるエンターテイメントな仕上がりです。
有名アニメの融合を心行くまで味わいましょう。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 12

62.4 205 2023年度アニメランキング205位
暴食のベルセルク(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (104)
338人が棚に入れました
スキルの優劣が絶対の世界で、無能と蔑まれる少年――フェイトは最底辺の生活を強いられていた。 フェイトの持つスキル《暴食》が、腹が減るだけで全く役に立たない能力だったからだ。 この世界で最上位に位置する聖騎士の一族、ブレリック家に目を付けられ、何かと暴力を受け、雑用を押しつけられる毎日。 唯一の救いは、同じ聖騎士にもかかわらずフェイトを見下さずに接してくれる存在、ロキシー・ハートだけであった。 しかし彼女と共に、城に進入した賊を偶然にも仕留めたことで世界は一変する。 敵の命を奪った瞬間、暴食スキルが発動し、相手の力が自身に流れ込んできたのだ。 そう、フェイトの持つスキル《暴食》は、殺した相手から、スキル・能力を奪い取るという、とんでもない代物であった。 戦う力を得たフェイトは、同じく大罪の名を冠するスキルを持った意思のある剣、《強欲》のグリードと出会い、さらに闘争の世界に足を踏み入れていく。 大切な人を守るため、理不尽な世の中に抗うため、立ちはだかる敵を喰らい尽くすフェイト。 こうして地べたを這いつくばるだけだった少年の運命は、急速に動き始めるのだった――。

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

なろう…ではなくカクヨムか。テンプレ通りですがキャラの心情に共感はできたので印象は良い

スキルが全てな世界で不遇なスキルを与えられて、そのスキルの真の力に目覚めてその状況から逆転、という話はなろう系のテンプレの一つで、もう親の顔よりよく見たと言いたくなるほどありふれた展開ではあります。

ただその中ではクオリティはそんなに悪くないかなと思えました。
作画はややいまいちだったりするのですが、世界観がある程度は存在していそうで。

ヒロインの性格の良さを読心というスキルで見せるなどは良さそうに思いました。
主人公の行動の指針にもなっているしちゃんと有効活用していますね。
主人公もステータスが足りないから魔物と戦ったことも無かった、など行動の理由も納得できたりと、印象はあまり悪くありませんでした。

ただ主人公の暴食、まだはっきりとわからないのですが倒した敵のステータスとスキルを奪えるって仕組みですかね。
まああまりに強力過ぎる、というのは言うまでもないのでしょうかね。
せめて奪えば奪うほど精神に悪影響とかのデメリットがあって欲しいですが。
それでベルセルク化していく、というのならちょっと面白そうです。

で、一番なんだこりゃ、と思ったのは最初の盗賊だかを倒した時に手に入れた鑑定と読心。
この盗賊、そんな便利なスキルを2つも持っていたんですよね?
…え、なんで盗賊なんかやってんの? 悪の道に走るにしても詐欺師の方が遥かに儲けられると思います。
普通に考えたら表の道で商人をやるのが一番成功できると思います。
悪徳商人を殺害する展開にできませんでしたかね?
流石に主人公にスキルを与えるためだけに生まれてきた存在というのは萎えます。
もうちょっと上手くやって欲しい…。

という欠点はあるものの、キャラの心情に共感できたので及第点。
もっと酷いのがいくらでもあるので…。
ちょっと見たいと思いました。まあ強烈に気に入ったというわけではないので、本数次第で諦めますが。

2話感想
キャラの心情がちゃんと描写されていて共感しやすい点、
成長したステータスを剣に食わせることでステータスはリセットされるものの剣が成長する点、などで一応バランスが取れている。
といった部分からやっぱり思ったより悪くなく、このまま見続けようかと思いました。
世のなろう系は全くゲームバランスを無視して、世界を滅ぼす能力で子供の砂山を踏み潰すだけみたいな爽快感も何もない糞つまらん話が多すぎて、これだけで好印象というのもおかしいですけれどね。

まあステータスがリセットされている癖に雑魚を一発で倒せるのはおかしいんじゃないかとか、ちょこちょこ重箱レベルの欠点はあるんですけれどね。

3話感想
毎話感想なんて普通書かないんですが… いやヒロインは可愛らしくデート回、楽しかったです。
でも主人公の正体を隠せる認識阻害の仮面が、露天で普通に売ってるの!?
こんなの絶対犯罪にしか使えないじゃない…。もうちょっと厳重に管理しようよ…。

というわけで、いや基本気に入ってるんですよ。今後も試聴継続です。
でも毎話毎話ツッコミポイントがあるのは、なんでですかね?
それ一つで台無しというほど酷いわけでは無いのですが…。
この調子で毎話ツッコミポイントが入ったら毎話感想を書いてしまうかもしれない。

全話感想
作画はまあ微妙で、ツッコミどころはクオリティの低さかもしれませんが、でも全体的には良かったです。主人公の心情はちゃんと共感できたので。
自己犠牲的に戦う主人公に、メインヒロインと思い合っている所など良かったですね。
普通のなろう系なのですが必要な要素をちゃんと満たしていて、主人公を気に入ることができたので良かったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

どこかで観たことある物語だなぁ…。でも、グリードが良い仕事をしているので多少マシか…。結局、印象の薄いお話でした…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.23

 印象の薄さを最後まで払拭出来ませんでした。結局、主人公の目的がフワッとしており、芯の無い感じの物語でした。

 街の外にキメラやら冠魔物やらの強いのがウロウロしており、大罪スキル持ちの不死身の戦士も暗躍しています。

 できの悪いファンタジーもので良くある、魔物の強さが人類の生存レベル超えている奴です。

 最初の敵だった聖騎士がそもそも大したことありません。お前等じゃ人類護れんだろ?ヒロインのロキシーも、強いのか弱いのか中途半端です。

 主人公の暴食スキルも都合が良すぎる上に、グリードにスキル何%持ってけ!とか言う割にはリスクも不明です。そのため、戦闘に迫力が決定的に欠如しています。

 何か褒めるところが無いっすネ!
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 10話まで観ました。2023.12.09

 ロキシー達一行は、何回も何者かが操るモンスターに襲われ、その度に主人公が助けます。何?この展開…。

 ワンパターンです。ロキシーも、強い敵が何回も出現して、全滅しそうになる前に引き返せよ…。なんで前に進むの?自殺願望でもあるのかな?

 主人公の見せ場を作るのと、ロキシーとイチャイチャするためだけの展開です。原作通りだとしても、工夫がなさ過ぎです。
 
 はっきり言って、退屈です。戦闘も別に迫力があるわけでは無いし、なんかなぁという感じです。

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 7話まで観ました。2023.11.16

 主人公、ロキシー様を追って旅を続けます。いきなり都合の良いキャラが出てきたりしますが、不思議と許せる気がします。

 私は、物語を観る際に、狂言回しに注目するのですが、本作品では主人公の相棒の喋る剣、グリードが中々に良い仕事をしています。

 物語がカオスになりすぎない様に、状況を説明したり、主人公達を導いたりするキャラがいると、物語は理解しやすくなります。

 ご都合主義展開も、一応の筋が通った説明があれば、視聴者が受け入れてくれる可能性が高くなります。

 地の文で全て説明出来る小説や漫画より、動きのメディアであるアニメにおいては、狂言回し的なキャラがより重要になります。

 前期に放映していた、小説では人気作の7つの魔剣が支配するも、凝った設定とは裏腹に、性能の良い狂言回しキャラが不在なので、いきなり仲間が、実は私ハーフエルフなの〜!、俺フタナリなんだ!とかカミングアウトしたりするものの、誰も拾って解説しないので、だから何?と流されてしまい、意味不明な設定になってしまいます。

 本作品は、狂言回しキャラのグリードのおかげで多少は観られるかなと思って視聴継続しております。

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 5話まで観ました。2023.11.06

 ここまで観ても、盛り上がりに欠けるというか…。冴えない主人公が特殊なスキルをゲットして無双…。

 しかも主人公、残虐さだけは一人前で、悪い奴とはいえ、四肢を切断して嬲り殺しにしたりするのはやり過ぎな感じがします。

 なろうの苛虐性と言うやつですか…。主人公、ロキシー様を追ってガリアへ。

 今までも凄い武器をたまたまゲットしたり、暴食スキルの性能が良すぎたり、主人公に都合の良い展開が続いているので、この調子で行くのかなぁ。あんまり面白くないですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

その出会いが運命を変える それは、神の理を越えた禁断の力 その欲望を その運命を喰らい尽くせ

この作品の原作は未読ですが、キャラデザが好みだったので視聴を決めた作品です。
もちろん、事前情報は一切無し。
序盤…特に第1話は胸糞悪い展開が待っていましたね。


スキルの優劣が絶対の世界で、
城の門番であるフェイトは《暴食》という
腹が減るだけのスキルを持ったせいで
最底辺の生活をしいられていた。

しかしある日、城に侵入した賊を仕留めたことにより
世界が一変する──

無能と蔑まれた少年の下克上が今始まる──


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

そう、本来なら平民を守る存在である聖騎士が平民を虐げているんです。
別に何か悪い事をしたわけでもなく、ただ仕事をしていただけで暴力の対象になってしまう…
どうやら殆どの聖騎士はそんな感じみたいですが、全ての聖騎士が横暴な訳ではありません。

この作品のヒロインと位置付けても良いロキシー・ハートは聖騎士の中でも
平民から慕われる存在だったんです。
そしてフェイトは世界が一変した後、遥かなる下克上の先にロキシー・ハートに尽くすことを心に決めて…物語が動いていきます。

孤高の戦士…
服装は黒装束と相場が決まっているんですかね^^;
まぁ、似合っているから良いと思いますけれど…

一方、ロキシー・ハートは、白を基調とした聖騎士の佇まいが美しく気品が溢れている感じも良いと思います。
聖騎士は基本的にみんな同じような恰好をしているのですが、ロキシー以外には聖騎士の装束がとても似合っているとは思えませんでした。
やっぱり狙ってそうしているんですよね…

公式サイトのTrailerでも見ることができるのでネタバレでは無いと思うのですが、フェイトの暴食は「大罪スキル」というモノだったんです。

そして物語の中には、フェイトと同じく「大罪スキル持ち」が登場します。
フェイトの大罪持ちスキルの先輩になるので、その様な立ち回りを見ることができますが、未だ全容は分かりません。
今回登場したのも、憤怒のマインと色欲のエリスだけでしたから…

フェイトとロキシーとの関係もさることながら、大罪スキル持ち同士の物語の展開も今後期待できると思います。
寧ろ、これからはマインとエリスとの接点の方が増えるかもしれませんね。
と言うのも、今回の主題歌はマイン役の松岡美里とエリス役の関根瞳によるボーカルユニット「EverdreaM」が担当することになっており、ここにロキシーは入っていないんです。
考え過ぎかな~^^;
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Jekyll & Hyde」
エンディングテーマは、「青の原石」

1クール全12話の物語でした。
原作の3巻までがアニメ化されたそうです。
続きも気になるけれど、結構キリの良いところまで描かれていましたからね。
続編難しいかなぁ…
でも本編はしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

62.2 206 2023年度アニメランキング206位
転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒~(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (155)
458人が棚に入れました
偶然居合わせたコンビニで、少女をかばい死んでしまった椎名和也。気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった! 貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、転生していた彼は、早速様々なものに興味を持つ。そして迎える五歳の誕生日、慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…… 神々から与えられていたのは数々の加護、更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった! 転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!? きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、カインの異世界はちゃめちゃライフ、始まります!
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

考えなしに力を振りかざすクソガキの話

{netabare}
いつもの奴。春アニメの個人的ワースト作品。

なぜか主人公にだけ破格の魔力を授ける神様たち。
そして偶然手に入れたその力で俺TUEEEをする、オーソドックスななろう系。イキることがないのはまだマシな点かな...?
ストーリーはダメななろう系のテンプレをそのまま引っ張っているので、オリジナリティの欠片もなく、凝った設定も一切ない。

そこはまだ平均的な駄目なろうと同じとして、
何よりこのアニメのやばい点は主人公が自分の能力が他人に比べて抜きんでているため、自分の力を公にしてはいけないことを把握していながら、その力をコントロールする気が全くなく、内緒にしないといけないはずの力を数多の場面で振り翳しまくる点。
そしてそのたびに叱責を受けるという。
転生ではなく本当に現地の子供とかなら、自己判断ができないんだなと納得はできるけど、元日本の高校生(か大人)がこれをやっているのは違和感しかないし気持ち悪かった。
コメディ感を出して誤魔化そうとしているけど、それでも効果がないぐらいに不快だった。

良かった点は、家庭教師たちの子が可愛かったこと。
緑の子の声好き。

私的評価:18点
私的ベスト回:10話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆1
いつもの導入。異世界転生RTA 説明が長すぎる何も頭に入ってこない。
独自の要素が0。ステータスオープン嫌い。
神様いっつも手違いで殺してんな。勝手に呼び出して勝手に倒すなw

2話 ☆7
早速会話がキモイ。2人かよ。どうせ隠す気なさそう。
OPサビの走り方好き。ニーナ好き。声もデザインも。
早速隠してなくて草。ひっくw チート過ぎてマジでつまらん。
ゲーム脳作品多すぎ。ニーナ虐助かる。いつものチンピラ。
抜きましたね。ニーナもう出ないとかこの作品の価値なくなった。
3年も経ったんかよ。大した活躍無しなのかなc もっと出してくれ。

3話 ☆3
内緒にしろよ。家庭教師ちゃん出して。
スマホ太郎を思い出すきっついノリ。自作自演疑われそう。

4話 ☆3
なろう主人公いっつもリバーシ作ってんな。
この時代にこれ量産するの大変そう。謎システムで草。
分かりやすい悪役顔。
王女と一緒にいるような奴に嫌味言う思考はどうなってるのか。
わっかりやすいなぁ。カインフォンシルフォード男爵何回言うんだよ。
頭が高い!

5話 ☆3
魔法万能すぎるだろ。また俺なんかやっちゃいました?
なんで同じ材料あるねん。もうこの流れ飽きた。

6話 ☆6
実力隠せよ。このレベルに来るとSランククラスだろうと同じようなもんだろ。木刀丈夫すぎる。堕ちるのはえーよw 王女自ら戦ってるのかw
低級じゃなくて帝級か。国にとって驚異でしかないだろそのステータス。

7話 ☆1
こいつの転生方法書かれてもだから何だって話。いつものギルド。
ギルドとか入らんくてももう冒険者らしいことやってるよな。
家庭教師ちゃんたちもう一回出して。またこのパターン?
冒険者のマナーどうなってんの? 冰剣?
ランクとかゲームじゃねーんだぞ。
けどこいつより主人公の方が強いんでしょ?
てか王様直々に面会できるような貴族がこんな雑用仕事って...。
おめでとう。家庭教師っちゃんキター。やっぱこの子ら可愛い。
こいつ目立ちたいのか目立ちたくないのかどっちだよ。
またこういうわっかりやすい悪役か。頭悪すぎるキャラ出すのやめろ。
こいつ不敬罪すら知らないとかほんとに転生者か?
結局カインだから力を与えたとかでは任意に与えられただけって言うね。
生んで強くなっただけに過ぎない。

8話 ☆1
清々しいほどのテンプレ。こいつ転生者なのになんで常識ないの?
なんでこいつ力見せつけてんの? また俺なんかやっちゃいました?
てかこいつが学校行く意味ある?
既に権力者から認められてんのに。唐突な自分語り。
出た、テンプレ差別。かっる

9話 ☆5
上には上がいる。急に俺TUEEEEで無くなった。時と精神の部屋かな?
所詮井の中の蛙だったって訳ね。声高いままで草。放浪メシかな?
向こうで別の家族作るのはどうなのw
結局教えてもらったの? 謎のデスゲーム設定ワロタ。
前世と何の関係が? 声が高すぎる。

10話 ☆8
精神は5年経っても変わらんのな。家庭教師ちゃん可愛い。
世界狭くて草。学校行く意味ある? 冒険科で草。お前らのせいやろw
これ厄災やろ。この流れ前も見た。

11話 ☆1
ゼロ魔でもこんなんあったな。この流れ飽きたわ。あほくさ。
トン好きで見た展開。こいつ一人でいいじゃん。

12話 ☆3
召喚獣が召喚できるのかw 絶対助けいらんやろ。なんで同時に言うねんw
もしかしてもう最終回? ハーレム作ってるお前が言うなや。

曲評価(好み)
OP「Preview」☆6.5
ED「七色の絵の具で」☆7.5
12話IN「Endless roll」☆6
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

なろうの映像化など、愚民相手の商売よ!という、割り切りが潔い。かなりヤバいやつ。

 12話(最終話)まで観ました。2023.06.19

 最後までカイン様ゴイスー!ゴイスー!でした。転生なろう系の中でも随一のゴイスー成分過多でした。

 神々も絡んできているようなそうでも無いような半端な奴らばかりで、ラストの悪い神もやっつけたのか何なのか良く分かりませんでした。

 雑に主人公の取り巻きが増えるのも、キャラの無駄使いでした。

 こいつは一期で終わっておくやつですね!そして、早々に忘却するのが良さそうです。

……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2023.05.17

 冒険者になって許嫁がまた一人増えました。成人したエルフ族の発情した雌犬です…。気持ち悪いですね。ショタに発情する痛い異常性欲者ですが、異世界ならOKなようです。

 6話で転生者だとカミングアウトしましたが、やっぱり皆んなゴイスー!ゴイスー!としか言いません。

 親からしたら、息子に産まれた頃から記憶があるなんて、すげぇ気持ち悪いと思うんですが…。

 奥さん…母乳ご馳走様でしたーゲヘヘ〜。乳母の方が大っきくて美味かったッスヨ〜てな感じで、まさに悪夢なんですが…。

 周りの人間の反応に人間性が感じられない所が良いですね。王様も、主人公に王位を譲るなんて軽口をたたきますが、この国は大丈夫なんでしょうか?

 何か、神々も恐れる凄い悪い奴がいるそうですが、登場人物全員頭がパーなので、緊張感のかけらもありません。物語がどこに漂着するのか、とても楽しみです。
………………………………………………………………………

 5話まで観ました…。2023.05.01
 
 これ、歴代なろうの中でも最低な部類なのでは…。ある意味スマホ太郎以下です。

 5話でカイン君は屋敷を貰います。おもてなしの大宴会だ!

 荒れた屋敷を魔法で浄化アンド修復!ガラス製のグラスも魔法で作り、炭酸シュワシュワのお酒も用意!

 メインディッシュはハンバーグ!トイレはウォッシュレット!ゴイスー!ゴイスー!

 馬鹿なの?

 魔法で何でもやれるんだったら、もっと凄いことが出来るのでは?

 ナーロッパの貴族は普段どんな生活しているんですか?馬鹿にしすぎてません?

 ハンバーグなんてクズ肉こねただけだろ!とか、酒の醸造過程で発泡性の酒くらい出来るだろ!とか、ウォッシュレットでケツの糞を流すなんて!とかのツッコミのひとつも入りません。

 何故か現代人が使っているものを大絶賛します。まさに、ナーロッパで白人様に認められたい、仕組みは良く分からないけど、現代日本のものサイコーな、日本ゴイスーポルノです。

 何でも魔法で作るため、他のなろうより質が悪いです。現代の技術へのリスペクトも全くありません。

 視聴者なんて、世の中の仕組みに興味すらない、無能なエンドユーザーに過ぎず、この程度の話で大喜びする知能しか持っていない愚民だろ?という、制作者側の思惑が見え隠れします。

 どこまで視聴者を馬鹿にした話を作れるのか、目が離せません。

………………………………………………………………………
 2話まで観てのレビューです。2023.04.10

 全ての設定がどこかで観たやつです。以前観たなろうを2Pカラーでまたやっているような感じがします。

 まだ、主人公の子供時代ですが、自重しなさ爆発の俺tueeeeee!です。大きくなったらハーレム形成でしょうか。

 冴えない時代の冴えない社会で生きている我々ですが、欲望の代替がいつものやつで良いのでしょうか?

 何か…絶望しそうです。まぁ、キャラクターのデザインは比較的マシなので、視聴継続です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

カインの異世界はちゃめちゃライフ TVアニメで始まります!

この作品の原作は未読です。
まなてぃ、うっちーが出演すると知り視聴を決めた作品です。

私の中だけかもですが、まなてぃ、こと石見舞菜香さんの快進撃が止まりません。
今年に入り、主要登場キャラを毎クールで2作品は出演されています。
2023年冬アニメでは、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」のユフィリア・マゼンタ役、「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の椎名真昼役など、物語の核になるキャラを演じられています。

そして2023年の春アニメでは、本作品、「ワールドダイスター」の鳳ここな役、そして、「【推しの子】」の黒川あかね役ですよ!
これは快進撃が止まらないと言っても過言ではありませんよね。


偶然居合わせたコンビニで、
少女をかばい死んでしまった椎名和也。
気づくとそこは、夢にまで見た剣と魔法の世界だった!
貴族の三男カイン・フォン・シルフォードとして、
転生した彼は、早速様々なものに興味を持つ。

そして迎える五歳の誕生日、
慣習に倣い教会で洗礼を受けてみると…

神々から与えられていたのは数々の加護、
更には規格外としか言いようのないとんでもステータスだった!

転生生活はバトルに恋に勉強に、やりすぎくらいが丁度いい!?
きっちり頑張るのになぜかきっちり怒られる、
カインの異世界はちゃめちゃライフ始まります!


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

最近、よく見かける「チート系転生モノ」の作品です。
その強さは尋常では無く、もはやヒトの成し得る領域を超えているようにも見えますが、本人には全く悪気が無いのでチート系でも個人的には全然許容範囲…

そして、これもまたお約束の様に複数の女性からアツい好意の眼差しを向けられるのですが、そのの圧倒的な強さの前では羨ましいという気持ちすら霞んでしまう…そんな気がしました。

気になるのは今後の展開…
一応ラスボスみたいなのを倒しましたが、元々カインがチートになったのは
このラスボスの脅威から人々を守るためだった筈です。
となると、今後はカインは何を気概に日々を過ごせば良いのでしょう。

こういう冒険モノだと、直ぐにこんな事を考えてしまいますが、好意の眼差しを向けてくれているお相手と仲睦まじく平和な生活を送るのだって、カインにとっては大切な選択肢の一つなのでしょうから。
まぁ、これに物語性があるかと問われると答えに窮してしまいますが…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、内田彩さんによる「Preview」
エンディングテーマは、ナナランドさんによる「七色の絵の具で」

1クール全12話の物語でした。
個人的にはカインの圧倒的な強さとヒロインが可愛らしかったので、それだけで満足できる作品でした。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

62.2 206 2023年度アニメランキング206位
ブルバスター(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (68)
136人が棚に入れました
若き技術者・沖野鉄郎は、自ら開発した新型ロボット・ブルバスターを携え、害獣駆除会社の波止工業に出向。田島が社長を務める波止が対峙しているのは“巨獣” と名付けられた謎の生物だった!
さらに万年金欠の零細企業とあって、波止には常に経済的な問題がつきまとう……。
ロボットの燃料費、パイロットの人件費、もちろん弾一発の無駄さえ許されない。巨獣を退治するという「理想」と、コストという「現実」の狭間で、波止に未来は訪れるのか!?
ネタバレ

てぶくろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

日曜劇場みたいなことがやりたかったんだけどなぁ…

 キャラに魅力がない、世界観にワクワクしない、フィクションとリアルが上手に混ざり合っているわけでもない、毎話毎話 不愉快な展開が多い……こんなのがやりたかった事なのか?
 
 どうしてこうも主人公は自ら嫌われようとしているんでしょうね。
 ただでさえ、現状6話に来てもまだアル美さんや経理のハゲ相手に空回っているのに、高学歴研修生とも衝突するんだもんなぁ。
 明るいバカ ってだけなら親しみも持てるのに、学歴コンプレックスを持っていて隠そうともしないですし。

 会社のしがらみとか金の問題も、ただただ面倒くさいだけでプラスに働いていない。
 ここを面白く描けないなら、この作品をやる意味って何だろうと 考えてしまいます。

 第10話まで視聴しました。
 {netabare} とりあえず、第7話から第10話まで視聴して抱いた感想は、「あぁ、日曜劇場みたいなことがやりたかったのね」です。
 大企業相手に零細企業が頑張るぞ、的なやつですか、ですが残念ながらそれを目指すには話の厚みが欠けてしまっているように感じます。

 まず、第7話ですが これまでさんざん擦ってきたアル美さんの犬の話に決着がつきました。
 ケリがついたことに安堵しつつも、ここまで擦るような内容だったかなと首を捻りたくもなります。
 アル美さん、犬笛を頼りに単騎特攻って蛮勇が過ぎるぜ…。
 ていうか、あの研究所のおっさんはどういう扱いにしたいんでしょうね。
 携帯を拾おうとして、ネットにかかるってくだり必要でしたでしょうか? 別にあの巨獣が引きちぎるとかでもよくないか?
 鉛くんの正論パンチや四角四面すぎる行動に対して、主人公や武藤さんの肩を持ちたくもなりますが、正直この二人の心証が悪いので何とも言えない気持ちになります。
 で、その鉛くんはというと、1人で島民にアンケートとったりクラウドファンディングの準備をしていたようです。
 うん…まぁいいと思いますけど、資金繰りとかが大きいテーマとしてあるこの作品で、7話まできて今さらクラファンをドヤ顔で出されてもなという気がします。
 島民アンケートも、今まで守秘義務が諸々のネックだったのにアンケートとったら実は良かったですであっさり流してしまうのも釈然としません。

 研究所で巨獣から逃げるときのカット割りはすごい迫力があって良かったと思います。


 第8話は、冒頭の鉛くんの巨獣駆除の手腕や業務改善をくらった主人公が、そのモヤモヤを武藤さんを扱き下ろすことで発散しようとしています。
      マジでコイツなんなんだ…。
 オリジナルアニメは度々なんの魅力もない主人公が登場したりしてしまいますが、コイツはその中でもなかなか抜きん出ていますね。

 その後、武藤さんは武藤さんで粗暴な言動をしながら、巨獣駆除を脳筋的無茶をすることで視聴者からさらに嫌われに行きます。
 脳筋というだけならまだ好印象を持てるかもしれませんが、重役がいるとわかったら取り繕うとする卑しさも見せてしまったのが致命的ですね。
 しかもトドメとばかりにその後、酔って若者に絡むという姿も見せてくれます。
 ここでしっかりと嫌われると後に活躍したところで、マイナスが0になるだけなんですけどね。


 第9話は会社が塩田に吸収されることになり、その際武藤さんが現場を退けなければいけないことが分かります。
 このとき、なんか武藤さんが被害者みたいになっていますが、前話のことを踏まえると塩田の考えに納得しかありません。

 その後、塩田が不穏な動きを匂わせていることがわかります。
 ですが、この辺り主人公が、ロボは俺のモンだ とかいう訳のわからん視点の話を持ってきてギャーギャー騒ぎそれを鉛さんにド正論で返されたりしているので非常にブレます。
 巨獣の発生理由にしても、社外秘だから取り戻せって言われたデータを興味深い内容だからみんなで見てみましょう、となったのには驚きました。いや見んなよ。
 主人公から被害妄想のバイアスがかかった考えでスパイ扱いされる鉛くんやまともな事を言っているのに邪魔者扱いされる専務が不憫でなりません。
 この作品はまともな人がひたすら可哀想なアニメですね。

  
 第10話はこの作品の大きな転換点であり、また私個人としては大きく道を外してしまったような話だと思っています。
 今話で社長は現状を世間に公表することで支援や公的な機関の協力について言及していましたが、正直この考えは視聴者からすると第1話の頃からずっと感じていたことです。
 何故そうしないのかは守秘義務があるからとのことでしたが、鉛くんのアンケートで実はそんなことなかったですとあっさり解決してしまいましたしね。
 しかも、事態が好転するかは賭けです、とか言われてはなんとも締まりません。

 一方、社員たちは業務を配信することで、塩田の闇を暴露し世論を味方にして収益化しようという、暴露系youtuberみたいな事をするそうです。
 クラファンとか配信とか、大学生が考えそうな企業改善案で非常に素敵ですね。
 先ほども書きましたが、ドヤ顔で出すようなもんじゃないでしょ。
 
 不条理に対して、時にルールを破る方法でもって現状を打破するというのは、漫画・アニメにおいて様式美だとは思うんですが、この作品では絶対にとってはいけなかった手段だと思います。
 この作品はイントロダクションや放映時の煽り文句でも、「現実」というものに言及し注力しているのがわかります。
 これまでも人件費や弾代などのコストの話、船舶免許を持っているかや会社のしがらみなどを描いてきました。
 現状、悪役である塩田は現実的な手法で波止を封殺してこようとしています。
 それを主人公陣営が、『こんなルールやら規則なんか関係あるかい!バーンっと世間に公表したったらええねや!もう10万人見とるわ!今さら止められるかい!巨獣ぶっ殺したるわヒャッハー!』という行き当たりばったりな手法をとってしまっては、もう理想と現実という根本のテーマからも逸脱してしまったように思います。
 
 さらに何とも残念な点とすれば、この作品はノリと勢いが重要視されているわけではなく、キチンと鉛くんのようなキャラがいたのにも関わらずこのような手法がとられたことです。
 基本的にド正論やマジレスに対しての返しが弱すぎるんだよなこの作品。
 
 残りの話数で挽回できるのか期待です。

 {/netabare}

 第11話視聴しました。
 {netabare} うーん…なんというか、順当に残念な方向へと向かっていますね。
 打ち切り漫画の最後のまとめ方というか、敗戦処理をしているというか…。
 
 序盤、湖の調査をしていたら巨獣が出て、取り敢えずな感じでアル美さんが怪我をしました。
 なんかもう最終話にてアル美さんが駆けつけるっていう感動を演出するためだけにこうしましたよね? 安いんだよなぁ…。
 

 その後病院にて自分たちの動画が炎上していることを知ります。

 うん、まぁ 塩田のやり方の汚さを演出したり、アンチコメ等に対する脚本の言いたいこととかはわかるんですが、これをそのまんま事務員の子に言わせてるのがなんだかなぁ…。 
 それだけ炎上について詳しいなら、今回の件がどういうことになるか事前に想像つきそうなもんですけどね。

 
 後半は、豪気な関西弁のおじさんがハゲネタを引っさげてビジネスの話をしに来てくれました。
 島の固有種のウミキノコには新発見の発毛成分があるんですって。

 研究所の人がやってきて、巨獣の新情報をくれます。巨獣には未知の神経伝達物質があるんですって。

 物語の最終盤になってから、こうして未知のなんたらとか言い出しているのを見ると、話の収拾のつけ方がもうどうにもならないんだな、としみじみと思い至ります。

 それでも最後はどう締めるのか楽しみです。
 {/netabare}

 最終話視聴しました。
 {netabare} 最終回ということもあって、画面が中々派手で盛り上がってる感じが演出できていて良かったと思います。

 ただ、まぁ内容についてはこれまで感じていた不安な部分をそのまま内包したまま、とりあえずなんとか気合いと熱血で誤魔化し乗り切った、そんな印象です。

 巨獣との戦闘は、良く言えば「テンポが良い」ですが、印象としてはピンチを演出した割にやけにサックリといった感じです。
 あの大型巨獣をがっつり終盤のメインに据えても良かったんじゃ?と思います。
 
 沖野くんの気合いのシーンは、ヒーローという単語から序盤との繋がりを感じられるものでしたが、沖野くん…後半はめちゃくちゃ空気でしたよね笑
 アル美さんについても、まだ犬のこと擦っていて笑いました。
 社長の熱い啖呵も良かったのですが、その後の典型的な「俺たた」endのことを考えると、波止を見くびるな!波止をナメるな!と言われても熱さしか残りません。


 まとめ
 
 こういう作品の作風、テーマで面白いもの良いものを作ろうとするならば、最も重要なのは事前段階で どれだけ設定を深堀れているか、どれだけ話を練れているかにかかっていると思います。
 
 本作品は「重機的なロボットが活躍する」というコンセプトの方が先に立ってしまい、ストーリーやテーマが疎かになってしまいました。
 この作品においてロボットとはあくまで表現方法のはずです。

 よく、オリジナルアニメではもっと尺があればな と思うことがありますが、この作品に限って言えば例え2クールあったところでたいしてオチは変わらなかったように思います。

 これは個人的妄想なんですが、鉛くんの登場は第1話からで良かったのではないかと思います。
 第1話の頃から沖野くんと鉛くんの関係性を深めれていれば、「理想」と「現実」の対比をもっと見応えのあるものにできたり、会社の人間関係も深めることができたのではと考えてしまいます。


       {/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

無能な企業、無能な従業員、無能な行政機関…。危機的状況に対応出来そうも無いのは現代日本のカリカチュアなの?意味不明です。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.30

 巨獣の発生原因は分かりましたが、島で繁殖してましたって…。一体巨獣は何を食べているんでしょ?これ、海に進出して魚とか食べてますよね?

 もう、塩田化学が島を領有して巨獣ファームにしようとかそういうレベルを超えたバイオハザード進行中じゃん!どうするのよ?周辺住民既に何人か食われてるでしょ!?

 波止工業も、そんなに簡単に巨獣駆除出来んなら最初からやれよ!バカなの?

 結局、巨獣が脅威だけど金になるなら、塩田、波止、島民、行政が一丸となって対応しなきゃ駄目でしょ。もっと上手い方法がありそうです。

 後、ブルバスター要らんです。巨獣退治だけなら、トヨタのバンに重機関銃でも乗せた方が戦力になります。イスラムゲリラのお墨付きですよ!?信用と実績が…。

 何となく、零細企業の波止工業の勝利的な感じで終わりましたが、常に後手後手で不手際連発だったのに、島民の信頼を得られるの?島民の頭はお花畑ですね。

 警察とか自衛隊が出てきて業務終了でしょ。これから何をするんですか?これからも島のインフラメンテナンス独占出来ると思ってるの?

 なんか、根本的な部分が解決出来て無いんですが、無理矢理ハッピーエンドにした感じが強いです。

 制作は頑張っているようですが、物語がおかしいので、面白く無くなってしまったのがとても残念です。
……………………………………………………………………… 

 10話まで観ました。2023.12.10

 いや…、そうはならんやろー!本社に吸収されそうなので、意趣返ししたれや〜!で、主人公達はSNSを活用します。

 今までの話は何だったんでしょう?公害の原因を隠している大企業の内幕を協力会社が正義感から暴露したみたいな流れになっていますが、巨獣と公害は違います。

 公害は、政府や大企業が原因を隠したりして、被害が拡大しますが、巨獣は取り敢えず討伐すれば、島民も帰還できます。原因は解明は後でよろし!

 そもそも論として、なんで波止工業が巨獣退治請け負ってんだって話に戻ります。ブルバスターはこの世界では一般的なロボらしいし、零細企業で大した技術も人材も無い会社ですよ!?

 細かいツッコミは「てぶくろ」さんのレビューに譲るとして、脚本のアタオカ振りにびっくりです。下倉バイオさんの脚本かな?違う様です。

 酷いオチになりそうですが、ここまで観たので、むしろワクワクします。東京24区並のヤバさを感じます。
……………………………………………………………………… 

 7話まで観ました。2023.11.16

 新人の鉛さんが仲間として覚醒した7話でした。アル美とシロの別れなど、泣かせるエピソードモリモリで盛り上がってきました…。

 と、素直に言えないのが本作品です。何だか分からん巨獣相手に無能な人達が中途半端にか関わるから起こる悲喜劇です。

 パニック映画でキャラがやってはいかんことを敢えてしてピンチの連続になる様なイライラ感があります。

 危機管理が出来てない、戦う組織のクセに金も人員も足りない、無謀なカミカゼ攻撃で結構なんとかなるなど、大人がやってるお仕事物語とは思えません。

 ちいかわ達が、なんとかなれ〜!と、己の命と勇気を賭けて、でかこわと戦うのとは訳が違います。アホが何をやってもアホだな〜としか思えません。

 オチへ向けて、頑張って欲しいです。道化の主人公や経理のハゲより、アル美と鉛を活かした方が良い気はします。

………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.09

 新キャラの鉛さん、高学歴で頭が良いけど、空気を読ないで正論を吐くアスペみたないやつでしょ?(笑)として、制作側は登場させたのかも知れませんが、世界観を破壊しかねない真っ当な正論でツッコミを入れてきます。

 主人公達の会社自体が巨獣と真面目に戦う体勢の組織では無く、場当たり的なカミカゼ職場なので、鉛の正論が物語の急所を突いてきます。

 今回も謎の成分が入っているガスの中、生身でガスマスクだけつけて行動したりしますが、ボンベ付じゃない、吸収缶方式程度のマスクで、謎のガス防げるわけないだろ?化学舐めてるの?

 ブルバスター自体、有人機である必然性がありません。巨獣は島の生物由来らしいので、罠猟で取り敢えず生物を駆除してから活動すれば良いのでは?

 コストをかけてブルバスターを運用する意味が不明で、それを新キャラの鉛に指摘させてはいけません。

 馬鹿しか居ない世界に、ツッコミキャラを登場させる理由が不明です。破綻した物語の言い訳か?なにはともあれ新キャラ鉛氏の活躍に期待大です。

……………………………………………………………………… 
 5話まで観ました。2023.11.06

 新キャラ登場!野郎なので別に気にもなりません。これでキービジュアルのキャラは全部揃った様です。

 しかし…、ブルバスターの性能悪いですねぇ…。二足歩行する意味が問われる5話でした。

 今回巨獣が出てこなかったから良かったですが、相変わらず謎の有毒ガスの中、平気で活動します。自殺行為手当でも支給されてるのかな?。いつか死にますよ?

 もうちょい、登場人物達には危機感をもって行動してほしいものです。

………………………………………………………………………

 4話まで観ました。2023.10.26

 今回は、主人公やロボも活躍し、巨獣の謎に迫る中々面白いお話でした。

 経理のハゲやピンク髪の二階堂アル美(ヒデー名だな!)も良い味出していました。

 ただ、やはり企業の在り方としては疑問を感じます。重要な作戦が従業員や他の会社の自腹やボランティア頼みだったりするのは、どう考えてもブラック企業の所業です。

 また、島民からの委託で巨獣退治をしているというのも、どうかと思います。

 熊や鹿だって泳いで他の地域に渡り、生息域を広げたりします。生態不明の巨獣も、泳げるのがいるという描写がありましたが、島から出て、他の地域で暴れたら誰が責任をとるんでしょう?

 島は謎の有毒ガスも出ている様ですが、主人公達は別に防護服とか着ないで軽装で活動しています。また、YouTuberや他の一般人も簡単に上陸してきます。この人達に被害があったらどうするの?

 結局、零細企業の手に負える案件じゃないんですよね。島から巨獣が逃げないようにしたり、一般人の上陸阻止とか、法的根拠と警備する人員が無ければ無理です。

 公的機関の権力や大学等の調査力無しで何をするんですか?無能企業が事態を悪化させているようにしか見えません。

 行政機関が出てこないのは、行政も無能なんでしょう。この世界、まともな組織が軍隊しかないという、後進国並に衰退した日本が舞台のブラックコメディなのかもしれません。

 何か観ていて、気分が落ち込みそうです。
………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.10.19

 世界観が何かおかしいです。巨獣について、公的な組織が出てくると島に住人が帰還出来なくなるから、民間会社が対応してるって…。

 正体も分からず、島民を容赦なく捕食する化け物ですよ?世間に公表して国家的に対応すべきでしょ。なんで、下請けで予算もないような会社がやってんの?

 主人公、親会社と島民の板挟みになったりします。会社の業務がイリーガルなので、経営に苦労しますが、当たり前じゃね?

 こんな業務でどうやって利潤出すの?巨獣の死体が金になるような、異世界ものなら分かりますが、ロボを動かすだけで赤字でしょう。

 何か、巨獣を殲滅すれば良い様な流れになっていますが、だったら島を絨毯爆撃でもしろよ…。クソみたいなロボで場当たり的に上陸して駆除出来るわけ無いだろ!

 リアルな会社モノっぽいのですが、根本的に世界観がおかしいので、色々空回りしています。そのうち、社員に死者が出そうです。
………………………………………………………………………

 1話観ました。2023.10.07

 土建屋風組織がモンスターと戦う話の様です。で、もって他のレビューアー様も書かれていますが、初っ端から演出が下手すぎます。

 この組織、ものすごく無能です。構成員も中卒っぽいガテン系しかいませんし、事務能力も低いです。武藤の資格、労務管理も出来ていません。

 こんな組織が対応しているようでは、モンスターの脅威も大したこと無さそうです。

 エブァンゲリオンのネルフは、正規軍もお手上げの人類の驚異に対応出来る、超スゴイ組織だ!という効果的な演出がありましたし、パトレイバーなら、特車二課は独立愚連隊っぽかったけど、実は有能で大活躍というカタルシスがありました。

 リアル寄りにしたつもりかも知れませんが、いきなり組織の官僚主義的非効率を見せつけられて、視聴者はどう反応すれば良いのですか?

 無能組織が危機に対応出来ずに末端の兵士や構成員が死でもって贖うなんて、歴史上にいくらでも実例がありますが、そういう系統のお話なの?

 どちらにしても、敵がそもそも大したこと無いか、危機に対応出来なくて胸糞展開かご都合主義になるしかありません。

 1話から視聴者の興味を喪失させる演出に驚きを隠さません。多分つまらんでしょうが、クソアニメ成分高めなので気にはなります。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

20世紀の会社のような展開とキャラが馬鹿すぎて不快です。

6話 話のフレームは悪くないんですけど、肉付けが面白くない。キャラが馬鹿しかいない。演出も展開も20世紀の会社の感覚。

 SFの大きなフレーム、骨組みは悪くないです。島設定と動物が変化する、それを退治する民間企業という部分ですね。

 それ以上の経営に関する部分はなぜ民間なのか?に仕掛けがないんですよね。SF設定として民間企業であることに奥行がありません。つまり、設定のための設定です。貧乏人のロボット開発がしたかっただけ?

 キャラも同じで全員が物語の為のキャラではなく、作品の為のキャラという感じです。つまり馬鹿を配置して作品にしている感じです。主人公とアル美が特にそうですけど。まあ、この6話の馬鹿っぷりでちょっと我慢の限界かなあと。

 ついでに言っておくと、社長の禿頭ネタとか、終業時間がどうとか、露骨なセクハラとか、あらゆる肉付け部分がテンプレでしかありません。演出、展開、キャラの言動が2,3世代前の作品、20世紀の会社の感覚を引きずってないでしょうか。

 つまり、SF的な設定の結末をどうしたのか?以外は興味が持続しません…というか積極的に不快になります。ですので、視聴中止。

 キャラとストーリーは1.5にしておきます。





3話 描きたいことは垣間見えるが、ロボットものの悪いところが出ている。 窪之内英策氏の描くはかなげでしかし色気のある少女が好きなので、視聴しました。

{netabare} 島民が場所を追われるということから、福島県の原発のアナロジーなのかなあとも思いますが、現状では相手が人災ではないので分かりません。ガスの問題が出ているので今後は人災の事故か故意の可能性があります。

 水道事業の民営化などの行政サービスのあり方なども含まれている感じです。青年団の高齢化、成り手不足の問題もでてましたし、ネットへのマル秘情報の拡散と対応もありました。

 話の構造は「Deep Insanity THE LOST CHILD」と「サクガン」を合わせたような感じです。で、やっぱり思い出すのが「トライダーG7」かなあ、というアニメ作品です。

 本作を見て連想するのはヒグマです。ヒグマ退治で疑問に思った事はないでしょうか?なぜ自衛隊が出ないんだ?警察ではないの?ということです。
 実は獣害でも災害派遣は出来ます。ヒグマやトド退治で自衛隊が出動したことがあります。が、いずれも1960年代で現在は自衛隊に依頼されることはあまりありません。

 災害派遣要請というのは政治的な判断で、他の手段があるときには出しづらいのと、自衛隊が必ずしもベストな第一選択ではないからでしょう。猟友会のベテランの方がヒグマの生態が分かっている分、効率的とも言えます。
 なお、警察の発砲は威嚇に限定されているので無理でしょう。警官の狙撃部隊でも技術は対人向けですので、ヒグマ退治は無理だと思います。

 経営=金儲け…ではありますが、商売はニーズが無いとできません。そして「顧客満足」です。で、事業に対する地域の理解と地域に貢献する企業風土でしょう。

 そういったことを、比較的丁寧に描いていると思います。4話の予告を見るとペットの置き去り問題などもでていました。

 以上を考えると、真面目に考えている話だと思います。思いますが、肝心の主人公にリアリティがないのと、思い入れができないんですよね。

 彼はロボットを作ったらしいですが…パイロットと開発者が同一で、しかも単独の派遣でサポートも無し。何より考えが浅くドラマのために馬鹿になっています。馬鹿さ加減でリアリティが無くなっています。

 そう、これは主人公だけではないですが、キャラが馬鹿なんですよね。大衆=馬鹿のカリカチュアだとは思いますが、しかし、いくらなんでも馬鹿すぎるでしょう?この馬鹿の集合でドラマを作る手法は、今はアニメで見ると辛いですねえ。小説…それも連載小説なら勢いでいけるかもしれませんけど。

 ロボットものに必要なのは主人公の成長課題ですねえ。日本のアニメ…特にロボットものになぜティーンが主役なものが多いのか。それはティーンエイジャーの課題だし、大人になって成長云々というのが痛いからだし未熟さが許されないからです。

 アメリカのスーパーヒーローものが痛いのはいい歳したオッサンがコスプレして成長云々と言っているからです。日本のティーン主人公がリアリティがないとかいますが、成長課題を描くのにハイティーンがもっとも感情移入ができると思います。
 主人公はその点で行動や考え方がかなり幼いし、それがわざとらしいです。そして社会人の成長に対する感動のラインはこういう馬鹿がまともになるような話ではないです。

 ロボットに魅力がない。これは最近のロボットアニメに見られる不思議な現象です。ロボットは自己拡張ですし、憧れです。その為に重要なのが、ロボットに必然性があると思わせることです。ミノフスキー粒子とはいいませんが、パトレイバーくらいの設定は欲しいなあ。
 
 パイロットの魅力、成長課題と年齢設定、ロボットに対する憧れと必然性。馬鹿が集まってドラマを作る手法。これが最近の特にロボットアニメをつまらなくする原因です。それが全部そろってますねえ。ロボットものの要素として自己拡張があるかもしれませんが、そこはこれからでしょう。


 そして、アニメの出来も良くないです。窪之内英策氏の女性キャラの魅力は繊細な線ですので、それをベタ塗りのこういう感じで表現されても駄目ですね。害獣もひどいし。

 ということで、社会の何かを表現しようという試みは評価しますし、小説なら面白いかもしれませんが、アニメとしては、特にロボットアニメとしても経営ものとしても、出来はよろしくないです。

 切りたいのはやまやまですが、SFは最後まで確認したいし、レミノというサブスクの使い勝手も確認したいので、多分見ると思います。

 次のレビューは最終回後か切った時だと思います。{/netabare}


4話 1点だけ。ロボットとか船に乗ってないときの二階堂アル美は結構色っぽくて綺麗でした。乗り物に乗ってるときがだめかなあ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

62.1 208 2023年度アニメランキング208位
聖者無双~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 3.0 (88)
316人が棚に入れました
元サラリーマンが異世界で無双!? 出世を目前に凶弾に倒れた一人のサラリーマン。 なぜか神様によって十五歳の治癒士・ルシエルとして異世界に転生することになってしまった。 しかも生まれ落ちたこの国では、治癒士は嫌われ者のようで……。 身の危険を感じたルシエルは、護身のため敢えて冒険者ギルドの門を叩く。 しかし、訓練は想像以上に厳しく、さらには「物体X」という謎の飲み物を飲まされる毎日。 あれ? 何だか治癒士とは関係ない生活のような……? “ドM”で”ゾンビ”な“治癒士”の生き残りをかけた日常が始まる――!

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

チート過ぎず主人公は努力もしていて内容はなかなか。ただ作画が…

さて、まあいつものですね。後は細かなバリエーションの違いです。

主人公が死んだ理由が警官からの拳銃強奪事件中に撃たれてという珍しいものでした。
主人公が異世界転生する舞台装置として、責任問題で人生が真っ暗になった警官が可愛そうだと思いましたが、じゃあいつも転生者を轢かされるトラック運転手は可哀想ではないのでしょうか。
でも転生トラックの運転手は、いつものことなので慣れているのでは。
まあ慣れていれば良いってものではないかもしれませんが。

転生後はキャラクターメイキングができるというタイプでした。
このあたりまでは、あーはいはい、という感じでしたが…。

内容自体はそんなに悪くないと思いました。主人公がサラリーマンだった経験から体当たりで向かっていく、常識的でちゃんと挨拶もできている、今の所チート過ぎる様子はなくちゃんと努力して少しずつ成長している、ヒロインに見とれたり人間性があり共感できる、などなど、これらを満たさないひどい話が多い中では充分及第点です。

何度も言いますが別に異世界転生系の話が嫌いではないのです。
視聴者をバカにしているのかと思うほど酷い話が嫌いなだけなのです。
ちゃんとした内容なら、むしろ異世界転生系の話は好きなのです。
というわけで、内容はちゃんとしていると思いましたが…

作画が微妙。絵柄は微妙ですし、作画全般なんとも…。
キャラデザ中国の人ですかね? 見ない名前でしたが。
うーん、アニメというのは絵がキレイじゃないときついものがあり、そういう点ではこの絵は… と思ってしまいますね。
とはいえ内容は悪くもないので、可能なら見れたら見たいです。
まあ本数次第で。

全話感想
そこそこ悪くもない、という感じで最後まで見ました。
主人公は悪い人物ではなくきちんと努力し正しい行いをし、世界観も割りと考えられていて… とまあ、特に悪い部分がそうは無かったので。

強いて言えば絵は悪いですが、それは最初からわかっていて我慢できないほどでも無いですし。

しかしとりあえず無双はしていないですね。
無双とタイトルにつくとあまり苦戦せずに勝ち上がるイメージです。
いや私はそういう全く苦戦せずらくらく、という話はむしろ嫌いで本作のような内容の方が良いのですが、無双というタイトルを見て期待した人の期待は裏切るのでは? と心配になりました。

まあ私にとっては裏切ってくれて特に問題ないので良いのですが。

全体的にコミカルに描いていますが言うほどギャグですかね?
その当たりはちょっとチグハグに感じました。
別に主人公は真面目に頑張っていると思いますしギャグとして笑えるわけでもないですし… いやコメディタッチにする必要ありましたかね?

まあ、ちゃんと作られた話で決して悪くは無かったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

どう評価したものか・・・う~ん、何かが足りていないような・・・。

う~ん・・・、うーむ・・・。

どう言えばいいのかなぁ・・・。


とりあえず、物語は追えました。
主人公のルシエルが恵まれた才をベースに、努力と人間関係で異世界転生モノのテンプレである「俺つえー」へ近づいていく過程は、まぁ、受け止め得る流れだとは思います。


ただですねぇ、一見、私の好きなタイプの仲間が増えていったり、人間関係が広がったりしていくタイプの様なのですが、何かが足りない。
何なんだろうか・・・。

何が理由でこんなにも「毒にも薬にもならないような印象」を受けてしまったのかなぁ。

別に致命的なガバがあるとか、不誠実ないい加減さを感じる訳でもなく、物語もポイントポイントでは「ハートを刺そうとする演出」が盛り込まれているのは察することはできるのだけれども・・・刺さらねぇ・・・。
まるで紙でも食べているような感覚なのです。

熱量?
でも、暑っ苦しいキャラクターが、それらしいセリフを発してはいるのです。
それも、一般的には、うまい声優さんだったりします。
でも熱量が伝わってきた感じが無いのです。


作品との相性なのかなぁ・・・。


相性と言えば、総じて、いわゆるキャラクタの魅力が不足しているという印象はあった様な気がしています。
残念ながら、いい人だとは思うのですが主人公ルシエルにもあまり魅力を感じませんでしたし。
いわゆるキレイドコロ系のキャラクタも配置され、容姿もそれなり、ちゃんと耳系のキャラクターも配置されていましたが、こちらも、いまいちな印象。
かろうじて、ルミナが中の人の声質が気に入って、少し印象に残っただけでした。
それに全体的に、キャラクタのお顔が面長系でしたかね。
大人っぽく見えてダメだったのかなぁ?
そんなこともないと思うのですが、どうにも、印象が薄かったです。


アニメの視聴に際して、視聴者に必ずしも何か教訓めいたことが残る必要もないかもしれませんが・・・。

何度も視聴して、見るたびに気づきがあったり、楽しさや、面白さがあったり、見るたびに、勇気がもらえたり、慰めてもらったり、ホッとしたりと言った感情を揺らしてもらえる作品はやっぱり印象に残り、何度も視聴したりするものです。
そういった作品と比較してしまうと、少し物足りない感じがしました。

ただ、物語はそれなりに追えたという事を前向きに評価するとすると・・・、



「時間つぶしにはなった」


というプラス評価しか残らなかった・・・、かもしれません。


少し厳しめの感想かもしれませんが、私が好きになる要素のカケラはちりばめられていたと思いました。
次があるのかどうかはわかりませんが、もしあるとしたら、私的「フツーに面白かった」評価を目指してほしいと思いますw。

以上です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

主人公が頑張ってるなろう系は結構好き。

{netabare}
異世界で治癒士として頑張る主人公のお話。
タイトルに無双とあるけど、俺TUEEE系っぽさはない。
主人公は確実に治癒士としては最強格ではあるんだろうけど・・・。

設定辺りはなろうテンプレートだったけど、この作品はキャラに好感が持てたのが大きかった。可愛いヒロインとかはいないにも関わらず。
イキったり、自分の力に驕ったりもせず、地獄のような特訓を続けてひたすら努力しているのがそこらのなろう系主人公と違って良かった。
師匠もいいキャラで、誠意をもってルシエルの特訓に付き合ってる感じがいい。
ステータスに囚われるなという精神は他の鳴ろう主人公も見倣ってほしい。
師匠や、物体Xの店の店主、ルミナなど癖が強く印象的に残るキャラが多かったからこそ、街を旅立つ時の別れのシーンや、最終回での再会シーンはそれ相応の感動を得られた。

あとは、悪徳治癒士が適当な描きでなかったのも何気に良かったと思っている点。
昔はルシエルのような治療をしているこたことや、その後何かしらを理由それが嫌になったことなどが仄めかされ、しっかりと芯はある悪役と言う感じでいい。決着はつかなかったけれど・・・。

一方微妙だった点は迷宮探索がつまらなかったところかな。
あれだけはいつものなろう感+山場の無さでかなり微妙だった。

私的評価:68点
私的ベスト回:6話、12話

{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

62.0 209 2023年度アニメランキング209位
レヱル・ロマネスク2(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★★☆ 3.2 (20)
63人が棚に入れました
鉄道輸送の中核を担う人形モジュール――レイルロオド
新交通システムにより壊滅寸前となった鉄路を観光振興やグッズ開発等で徐々に復権させてきたレイルロオドたちは更なる復興促進を目指し、第2回レイルロオドサミットへと集う。

『沿線の魅力を音で伝える』

サミットで伝えられたテーマは、昨今のASMRブームの広がりに寄り添ったもの。
「ここ御一夜で、実地で学べばよいのです」司会進行の言に従い、レイルロオドたちはそれぞれの「録りたい音」を収めるべく、初めてのフィールドレコーディングへと駆け出していく。

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まあ短いですし、特にノーコメントで

元はエロゲーでしたっけ。
近年はエロゲーって本当に話題にならない感じですね。

という感想は16bitセンセーションの方に書くべきか。
まあ本作は元はエロゲーである程度一般人気も得たというなら近年稀に見る出世作と言えるのでは。

とはいえ特に中身もなく、原作ファン以外が見る必要は無いと思いました

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

録音しましょう、ガタンゴトン

録音データ収集の為、各地を飛び回るレイルロオド達。


録音状況やマイクの説明をしてくれたのが良かった。
録音した場所の紹介もよかった。

鉄道要素はなかったが、良いアニメだった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

62.0 209 2023年度アニメランキング209位
Re:STARS(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (13)
25人が棚に入れました
18歳の男子大学生、チン・ザーはある日、トップアイドルである双子の姉、チン・ヤーに代わりにステージに立ってほしいと頼まれる。わがままな姉の頼みを断れず、姉のふりをして活動するチン・ザーだったがスポンサーを怒らせ芸能界から干されかねない事態に!

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

完走できる程度には面白い

双子の姉、弟が入れ替わって行動することで巻き起こる、様々なトラブルをコミカルに描いた作品で、まあまあ面白いです。

視聴しているとセリフや行動など、「もし日本人だったらそんな事言わないだろうな、そういう行動しないだろうな」って感じることもありましたが、文化や国民性の違いによるものなので、そういうものだと流して観れば問題ありません。

原作は少女向け作品とのことなので、日本の児童向けアイドルアニメと似たようなものです。
少なくとも既存作品の劣化コピーばかりになった、異世界転生系アニメを観るよりはマシだと私は思います。

ところで、キャラの名前を日本人や欧米系に変更した劇場版が現在公開中ですが、普通に考えて爆死するでしょうね。
夏休みとはいえ、劇場に観に来る客がいるとは思えません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

思ったよりも感覚の違いは大きそう

中国語音声に日本語字幕が付いていて、字幕追わないとわからないので見づらいし、動きがカクカクしていて変、キャラのやり取りや考え方にかなり中国っぽさがでていて、共感がしづらい

例えば損得勘定が多いとか、ライバル側からの嫌がらせも日本の感覚とはちょっと違ってて、見づらいけど文化の違いは興味深いです

でも、キャラクターの掘り下げやメインの話がちゃんとしているし、人間関係とか話の展開の仕方が良くて内容は面白いです、演出が日本アニメの感覚だと古典的だからなんかギャグっぽくなっちゃっていますが、題材は悪くないと思いました

ちゃんと吹き替えしてから日本で放送していれば良かったけど、鬼滅と時間被ってるし、字幕で見づらいし、動きカクカクで見ている人ほとんどいなさそう

投稿 : 2024/05/04
♥ : 13
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

中国産アイドル物

{netabare}
珍しく吹き替え無し放送の中華アニメ。
設定とかは日本アニメでもありそうな感じ。

面倒くさがりな双子の姉に代わってチン・ザーが芸能活動を行うという内容。
ストーリーのしっかりしたアイドル物という感じではなく、その度々で起こるハプニングや正体ばれの危機を乗り越えていく、どちらかと言うとコメディ寄りの作品な気がする。
通常回は可もなく不可もなくという感じだったけど、如何せんずっとコメディチックな感じなので最終回付近で真面目になられてもあまり感動できず、あまり印象には残らない。

ドタバタコメディとしての面白さはまずまずかな。
でも、コメディならなおのこと吹き替えはあった方が良かったと思う。

私的評価:45点
私的ベスト回:なし
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

61.9 211 2023年度アニメランキング211位
幼女社長R(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (14)
50人が棚に入れました
まだまだ定時まで遊ぶわよ!5歳児で会社の社長?!を務める六科なじむたちが前作を上回るギャグ満載で帰ってきた!!むじなカンパニーの社長「六科なじむ」は元々大人だったわけでも、天才的な頭脳を持つわけでもない、ごく普通の5歳児!ごうこん?けいやくしょ?せったいごるふ?大人にとっては当たり前でも、彼女にとってはすべてが新鮮!甘すぎる敏腕秘書に、国籍不明の事務員、ツッコミ役の社員を引き連れ、今日も社長は世間の荒波に突っ込んでいく!?
原作は藤井おでこが描く株式会社KADOKAWAより現在3巻まで刊行中のコミックス「幼女社長」。

ninin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

5歳の少女が社長のヘンテコリンな会社のお話。

原作未読 全13話 1話5分枠のショートアニメ 1期13話視聴済み

タイトル通りで、社長も社員も個性的な会社のお話です。

はっきり言って内容がめちゃくちゃです。

全然仕事していませんw

箸休めにどうぞ〜

OPは会社の社長と従業員である 六科なじむ(日高里菜) & 割戸真友(金元寿子) & 軽井沢ユキ(上坂すみれ) & 出稼ぎガルシア(金子彩花)さんが歌っています。

EDは社長の六科なじむ役の日高里菜さんが歌っています。

最後に、こんな会社には勤めたくありませんねw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9

ミュラー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

貴重なミニアニメ

こういう作品、とっても貴重だ。
低予算なんだろうけど、大変面白い。
とにかく余分な物がなく、(1話が正味2分弱ではそんな時間もないが)
ギャグ1つで終わりという展開。
だが、だからこそ面白いのでは。
こういうシンプルな作りっていいと思うんだよね。
加えて、エンディングが最高。

そして最終回はなんと10分?!の大作。
めちゃくちゃ面白かった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

四コマ漫画を見ているようなアニメ

ハチャメチャな会社と主人公でワイワイしてるギャグアニメ。
音楽覗いたら数分しかなくバーッと見れた。
この尺のアニメの中では面白い方な気はする。

EDが少し中毒性あり。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.6 212 2023年度アニメランキング212位
夫婦交歓~戻れない夜~(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (21)
62人が棚に入れました
「奥さんに内緒で…シちゃう?」 礼司は、妻と親友夫婦とともに、3泊4日で旅館を訪れていた。妻との子作りが目的だったのに、酔った人妻に部屋から連れ出され…。しかも貞淑なはずの妻は、障子の向こうで、親友に…。 夫婦で眠るはずだった布団で、別の相手と寄り添う4人。 禁断の「夫婦交歓旅行」に溺れ――果たして彼らは、「夫婦の形」を取り戻せるのか。

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

ありきたりですが、女性視点の不倫の心理にリアリティがあります。

 18禁サイトではないので、言葉は濁して行きます。

 夫婦交換ものでありますが、真面目夫婦と少しDQ気味な夫婦なので、真面目夫婦鈴木夫妻の夫の玲司視点での寝取られものか、妻のかなで視点の不倫ものという感じです。

 この作品、作画とか心の移り変わりが妙に生々しいです。お互いの妻が少々夜の生活に不満があって旅行をきっかけに一度夫婦交換をしてみようという感じで始まりますが、快楽に溺れて行く「かなで」の内面の動きが心理あるいは生理として説得力があります。

 恋愛感情は4年しか持たないとか、一緒に子育てをしたい男と子作りをしたい男は女はズレているとか、不倫の快感が強いのはなぜか?という不倫のメカニズムに沿っていてリアリティがあります。

 遺伝子戦略、本能や生殖器の進化の戦略に関しての本が沢山あるので参照すると面白いかと思います。
 本作原作者がどこまでどこまで取材されているかわからないですが、夫婦交換と言うテーマをエロ方面からのリアリティを追及した結果このストーリーに行き着いたなら大したものだと思います。

 これ以上は、健全なこのサイトでは書きづらいのでこの辺で。

 作画がかなりエロいのでオンエア版でも結構なレベルでした。まあ、円盤は買わないとは思いますが、ありきたりですがリアリティがあるので、話の行方が気になるストーリーではあります。単行本かあ…電子書籍はこういう時に便利かもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

この手の作品ではありがちなシチュエーションかなと

今回の僧侶枠は夫婦二組がそれぞれ交換するという感じで、この手の作品ではまあありがちなシチュエーションだったかなと。

回を進めるごとに四人それぞれの関係が掘り下げられていったりと興味深いものがありました。完全版でないと濡れ場シーンはカットされるのですが、結構際どいシーンもありましたね。

声優陣は知らない人ばかりでしたが、冒頭の眼鏡の男の人の演技が微妙でしたが、それを除けば水準程度には達していたかな。特に女性陣はなかなか頑張っていたんじゃないかなと。

ただ、ストーリー的には普通ですね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エロ漫画でよく見た内容ですね

まあ、いつものこれ系は1話だけ見てちょっとクスっと笑えて、それで視聴終了、という楽しみ方をしています。今回もそれで良いですね。

ま、この手のエロ漫画は別に嫌いではないです。
普通に読みます。
…ただ、短編で十分ですね。1クールかけてわざわざ見たいかと言われるとって感じですかね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.3 213 2023年度アニメランキング213位
ガンダムビルドメタバース(Webアニメ)

2023年10月1日
★★★★☆ 3.1 (10)
45人が棚に入れました
ガンプラの世界に新たなインターネットサービスが誕生した。メタバース空間内でユーザーは自分の分身となるアバターを動かし、他のユーザーと交流し、ガンプラバトルをし、実際にガンプラを購入することもできる。この新世界へ飛び込んだ少年ホウジョウ・リオは、リアルの世界でウルツキ・セリアからガンプラビルドの技術を学び、メタバース世界でマスクレディーからガンプラバトルのノウハウを叩き込まれ、日々その腕を磨いていた。自分のオリジナルガンプラ「ラーガンダム」を完成させたリオは、メタバース空間内で――かつてのガンプラバトルの強者たちと邂逅かいこうする。

Mi-24 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

がばがば運営の「ガンダムメタバース」。開始早々『機密情報の漏洩』とは流石だぜ!

今回の目玉商品
『ラーガンダム』

主人公「リオ」が何を思って作ったのか。どんな願いが込められているのか。
ほとんど語られないので、ぽっと出のクソダサいガンダムでしかない。

話しもリオをダシにしてビルドシリーズのキャラを登場させてるだけ。
ガンプラバトルも相変わらず「うぉーー!!」と叫ぶだけ。


アニメ内容は詰まらない。
商品宣伝には、なっているのか?
私にはこのアニメが、何も生み出さないゴミとしか思えなかった。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

61.2 214 2023年度アニメランキング214位
幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (122)
253人が棚に入れました
みんなが知ってるあの子の、みんなが知らない物語――。 海と山に囲まれた風光明媚な港町 "ヌマヅ"。幼い頃から周囲になじめなかった少女ヨハネは、街の皆と距離をとって暮らしていた。 私のやりたいこと、私の本当の居場所、それは――。 素直になれない少女と歩む、あなたの知ってる不思議な世界。 『幻日のヨハネ -SUNSHINE in the MIRROR-』 いま現れた、もうひとつの太陽。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

異世界ヌマヅで思い出す当たり前の人間の温かみ

『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台・沼津市に類似した異世界の“ヌマヅ”にて、
“トカイ”での歌手挑戦の夢が破れてヌマヅに帰ってきたヨハネを主役に据えたスピンオフアニメ(※重要・善子ではないw)
コミック版『~ -Unpolarized Reflexion-』を「LoveLive!Days」にて何話か読んで雰囲気は把握済。


【物語 3.5点】
冒頭から脱線しますが、本作放送を控えた今年6月初め、
サービスエリアにてバス運転手が停車中の運転席にてカレーを食べているという難癖クレームが入る
という個人的にショッキングなニュースが目に入りました。

その後、この一件がSNS炎上ネタとなる中で、
看護師も白衣着けてコンビニで買い物しようものならたちまちクレームを食らう
といった職業人に敬意を払うことすらも忘れたギスギスした日本社会の病理が可視化。

人間社会は持ちつ持たれつの関係で成り立っているはずなのに、
高度に分業化し発達した現代社会においては、そんな当たり前のことすら見えなくなるのか。
私は暗澹たる気持ちになりました。


で、本作。
物語は本編同様ぼっちな主人公・ヨハネが、
かつての同級生たちが社会人としてヌマヅにて自分たちの能力ややりたい事を生かして地域社会に貢献している姿に刺激を受け、
ヨハネ自身も占い師(実質・なんでも屋w)としてヌマヅに関わる中で、
針路を見出していく自分探しストーリー。

正直、物語自体は言語化に困るとすぐに音楽でお茶を濁す。
ヨハネが探し切れなかった自分も歌って先送りする感じの凡庸な出来。
ですが、こんなメンタルだった私にとって、励まされる内容も多いスピンオフした。

{netabare} 犬のライラプス失踪!やヨハネプロデビュー!?{/netabare} など噂も高速で尾ひれが付いて広がる、
ヌマヅの狭いコミュニティー内においては、
ヨハネがヌマヅに何かをすれば、その夏のうちにヨハネの背中を押す人々の声援となって帰ってくる。
社会の中の自分をダイレクトに実感できるヌマヅの街は、
ヨハネの再生だけでなく、すり減った私の再生にも有効でした。

序盤、ヨハネが、ハナマルが猪獣シシノシンの屋台でお菓子売るのに付き合う件。
{netabare} ヨハネが、こんなに売ってたったこれだけ!?と思わず口に出し2人がモヤモヤ{/netabare} してしまうシーン。
そのわだかまりを乗り越える過程から既に、
今だけ金だけ自分だけの現代社会の亡者に毒された心身が回復する手応えがありました。


【作画 3.5点】
アニメーション制作は本編と同じくサンライズ。

レンガ作りのメルヘンチックな街並み、異世界文字などでファンタジームードを演出。
作画カロリー自体は平凡。
ですがMVでは『ラブライブ!』シリーズらしくCGも交えて異様に力の入った映像。

人物の表情描写も本編同様豊かで賑やかですが、
本作では自分の気持ちと向き合う憂いの表情が目立った印象。
個人的に一番惹かれたのがヨハネを見守る狼獣・ライラプスの意味深な無表情。


ヌマヅの動物を中心にした異変と、ヨハネが有する魔法との関わりもシナリオの主軸となるとあって、
暴走生物とのバトル要素もあり。
特に{netabare} 執行長官ダイヤ{/netabare} が変身ヒーローみたいな赤い機甲スーツを身にまといバイクにまたがり、日本刀武器を振り回すアクションシーンからは、
『ラブライブ!』史上最もサンライズ魂を感じましたw


【キャラ 4.0点】
Aqoursのメンバーが下の名前がカタカナになり本編の設定・人物像も残しつつも、
社会人キャラとして“キャラ変”され登場する本作。

本編・生徒会長だったダイヤがヌマヅ執行長官となったのは順当として、
本編で、大型犬に追いかけ回されていたリコが動物学者として来訪する“反転”があったり
(リコがしいたけを手懐けたシーンは衝撃的w)
ルビィが妖精化するなど、大幅な設定変更もあり。

中でもマリは角で心の声を捉える異能を持った魔王として、
魔物が棲む“ワーシマ島”に引き籠もり、淡島のロケーションごと大胆に改変。
マリが心を開くエピソードも人々の目をネガティブに捉えがちなヨハネや私にとっても良薬となりました。


Aqoursメンバー以上に重要キャラだったのが幼少からヨハネと共に過ごして来た
喋る狼獣・ライラプス。
(※核心的ネタバレ){netabare} 友だちを作るのが苦手だったヨハネが、一人前になるまでの間、
親友代わりが欲しいという願望の具現化がライラプスの人語であり、ヨハネの魔法の発端であった。
ヨハネが人との関わり方を覚えて巣立つ時がライラプスが狼に戻る時。{/netabare}
予想された展開ではありましたが、胸を打たれる物がありました。


【声優 4.0点】
異世界のキャラ変にも好対応したAqoursの声優陣。
本編でもまだ技術も未熟な中、カオスなネタシーンという無茶振り千本ノックを浴びて来たかつての新人たちが、
いつの間にか立派に成長されたのだなと感慨を覚えながら見ていました。

個人的MVPはライラプス役の日笠 陽子さん。
時に皮肉めいた声色で、“充電中”とだらけるヨハネを叱咤したり、
自分の役割への自覚も含んだ厳しい口調でヨハネを突き放してみたり。
良き相棒として、ヨハネの自分探しを拡張する名コンビを好演。

そんな中、動物声優・麦穂 あんなさんは異世界でもチカの旅館で飼われる大型犬しいたけだけでなく、豚獣サクラもカバーし、貫禄を示す。


【音楽 3.5点】
劇伴担当は本編と同じく加藤 達也氏。
本スピンオフではメルヘンな世界観に合わせてパイプをアレンジするなど優しい音色が目立つ。

アニメシリーズ史上初めて『ラブライブ!』の冠が外れた本作。
ですが挿入歌がほぼ毎回投入され、本編に匹敵する楽曲群を形成。
悪くはないのですが、如何に歌の力がシナリオの鍵とはいえ、
スクールアイドルが登場するわけでもないのに、ちょっと押し過ぎかもとは思いました。

それよりも私の心に妙に残っているのは意外と、
作中子供たちが、たこ焼きを売るために歌っていた販促?ソングだったり。
楽しげに物を売る描写に商売の原点を感じました。


主題歌はAqoursが担当。

OP「幻日ミステリウム」はシンセのエッジを効かせて神秘的な雰囲気を醸す、
ヨハネセンター曲の系譜を継承したナンバー。

ED「キミノタメボクノタメ」はONE FOR ALL,ALL FOR ONEというヌマヅの世界観を直球で歌ったナンバーで、今日も優しく締めくくる。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

結局なんだったのだろうか?新規には終始意味不明でした。

 最終話(13話)まで観ました。2023.09.25

 ヌマヅに危機が迫る中、ライラプスが魔法の杖を探して溺れたけどすぐに復活したり、魔法が解けてさよならライラプスになったけど、別にデカいイッヌなのは変わらなかったりしながら話数を浪費して最終回!

 ヨハネはヌマヅの女子達と女子会やったり祭りに参加したり、宴会やったりして絆を深めます。

 キャバクラ行ってないだけで、昭和のおじさん達が仲良くなるルートなんですが、田舎者とはいえ、こんなんで良いのかな?

 そして、皆で結集して歌を唄ったらヌマヅは救われました!良かったねぇ〜。

 最後のライブはかなり気合が入っていますが、私、ラブライブファンではない新規なので、別に他のキャラに思い入れも無いため、ポカ~んです。なんで妖精デカくなってるの?

 結局、魔法が解けたライラプスも嫌味と小言を言わなくなっただけですし、単体アニメの面白さとしては、評価不能です。

 まぁ、ファンが喜んでいるなら、良いんじゃないでしょうか。一般受けとかどうでもいい感じです。新規お断り!
………………………………………………………………………

 8話まで観ました。2023.08.21

 7話で女子会、8話はお祭りでステージとかやるよ!ヨハネが友達になった女子達と頑張ります!
  
 なんですが…、あんまり盛り上がらないというか…。ヨハネは色々とトラブルに見舞われますが、過労で倒れたり、杖を無くして歌が唱えないとか…、大したこと無いトラブルが起こってすぐに解決する展開を繰り返します。

 本家を観てないのでキャラに思い入れが無く、浅いエピソードを観せられても、( ゚д゚)ハァ?でございます。

 いつか面白くなるのではと思っているんですが、一向に上向かないです。

 ライラプスが実はヨハネ以外と話せない的な伏線が展開してますが、何を今更…。

 虎くらいある犬?を受け入れている世界ですよ?話そうが話せまいが、気にする様な連中じゃあないですね。

 今の所、全てのエピソードが浅いので、何の感情もなく視聴しております。

 原作ファンは面白いと感じているのかな?何か釈然としない感じです。
………………………………………………………………………
 6話まで観ました。2023.08.08

 4話以降、キャラクター紹介話ばかりです。人見知りのヨハネが何故か陰キャ達を仲間にしていきます。

 仲間になるのは、どいつもこいつも自意識過剰の変人ですが、ヌマヅの町人共も異形の変人ばかりなので、視聴者には差が良く分かりません。

 あっさい悩みがあっさり解決して、お歌を唄って友情じゃぁ〜!って、一体何を見せられているんでしょうか?

 しゃべるイッヌのライラプスや妖精さんがいるようなヌマヅで、コイツら何をしたいんでしょう?

 ちょっとついて行けなくなりつつありますが、作画は良いので、まだ付き合ってもいいかもです。

………………………………………………………………………
 3話まで観ました。2023.07.18

 ヨハネがなぜか森で闇落ちした鹿に襲われていたら、戦隊ヒーロー的な奴らが助けにきたよ!

 まぁ…、悪いとは言いませんが、良いとも言えないヒーロー達が大活躍します。コレは、ダサいのか格好良いのか…?ハチャメチャです。

 ちょっと他のレビューアー様の意見も聞いてみたいところです。コレはスベっているんじゃ?

 ヨハネも謎パワーでヒーロー達をサポートします。何この謎現象?そしてヌマヅの危機は救われました!

 からのBパートで新キャラ登場!コレがまた謎キャラで情報を全く持っていないという…。この尺、要らなくね?

 考察とかそういう次元じゃ無く展開が意味不明です。作画は良いので、何となく観られますが、なにコレ?が先行する3話でした。
 
………………………………………………………………………

 2話 まで観ました。2023.07.12

 ヨハネは、仕事をしてお金を稼ごうとしますが、中々苦戦します。でも、労働の喜びに目覚めて…的な2話でした。

 2話まで観ても、ヨハネがヌマヅを嫌がる理由が良く分かりません。

 家族のことも不明で、犬のライラプスは家族で相棒とのことですが、普段何をしてるんでしょう?ヨハネ家のペットなのかな?

 ヨハネママ達は不在なのですが、ライラプス用の自動給餌器とか家にあるの?食費とか貰って自分で買い物しているのかな?それともどこかで仕事してる?非常に珍しい動物らしいですが…生態が謎です。

 ヨハネは、接客業や小売業を異様に嫌がる人見知りです。でも、仕事は依頼されるので、地元での社会的信用はあるようです。

 元士族かなんかで、プライドが邪魔してるとか?出身階級のせいという描写はありませんでしたが…。実家も金持ちと言うわけでは無さそうです。

 何がしたいのか良く分からないヨハネが、働き者で友人のハナマルとギスったり、結構ストレスです。

 Cパートで、戦隊ヒーロー的なキャラが出てきますが、これから一体どうなるのか、今から心配です。
………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.04

 本家は未視聴です。存在は知っています。沼津推しのアイドルモノですね!

 ヌマヅで、あって沼津では無いんですね。ズラ〜何て沼津の方言ではありませんラ!

 主人公と犬の関係等、人物の相関関係がまだ良く分かりませんが、キャラクターもカワイイので、面白くなるかもしれません。

 ちょっとヨハネがイタイ子ですが、まぁ嫌味では無いので、良いのかもしれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

見事なまでの死体蹴り、おすすめ度★☆☆☆☆

どんなミライ願ってるんだろう?

「ラブライブ!サンシャイン!!」の公式スピンオフ。異世界ファンタジー風のビジュアルから、おそらく大半の視聴者は「あぁ、きっとこのアニメは自分探しを題材にしたファンタジー作品なんだろうな」と予想するだろう。

しかし蓋を開けてみるとヨハネと愉快な仲間たちのほのぼの日常ストーリーやお仕事体験であり、ファンタジー要素の9割は形骸化していると言っても過言では無い。

このアニメは尺の大半をお仕事ドキュメンタリーと日常パートの適当なギャグで無駄遣いしており、中身のない自己啓発本並の薄い内容と自分語りを延々と聞かされる虚無っぷりで、見ている側は退屈しかしなくなる。

更に後半になると今まで受動的に仕事を見てたり歌ってたりしただけのヨハネがまたうじうじし出す展開にまた尺をとる。内容が絶望的に薄い上に話の進みも牛歩レベル。制作サイドが何を伝えたいのか、何をしたいのかがまったく伝わらないスカスカな中身になってしまっている。

キャラクターもサンシャインからマシになったキャラはいてもヨハネとライラプスのコンビに魅力を感じない。基本的に他キャラの印象も薄く、マシなのはハナマルくらい。

バトルシーンもどきもかっこよくは見せてるけど相手が凶暴化した鹿ばかりで絵面が映えない。ひたすら単調で、鹿と奈良県民に何か恨みでもあるのかと思わざるを得ない。

曲とライブシーンは安定して良かった。スパスタ2期で微妙微妙言われていたラブライブ挿入歌だが、今回はなかなかいいのが多かったと思う。

原典サンシャインよりマシになってるところも多々あるとはいえ、やはり作品としての完成度は低いと言わざるを得ない。動物愛護団体が見たら怒りそう(小並感)

投稿 : 2024/05/04
♥ : 3

61.2 214 2023年度アニメランキング214位
とーとつにエジプト神2(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★★☆ 3.1 (13)
43人が棚に入れました
とーとつですが、皆さんお久しぶりです。ここはエジプト神たちの世界。 アヌビスやトトを始めとする 古代エジプトの有名な神々たちが それはもう自由に暮らしておりました。 どれくらい自由かというと いきなり現れて歌い踊るバステト、 いつも無表情のメジェド、 アルバイトに勤しむホルス、 いたずらに全力を尽くすセト、 旅に出て中々戻ってこないラー…。 色んな神さまが、みんな気ままに楽しく過ごしていました。 ゆる~くて可愛いエジプト神たちがフリーダムに神ライフを堪能。 大人気キャラクター『とーとつにエジプト神』、とーとつに、アニメが帰ってきた!

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

まあ微妙な可愛らしさが無いこともないですが

エジプト神話自体は好きだったりします。
神話に興味を持つのは今だとFGOあたりが入り口でしょうか。
私は女神転生からでした。
へケットってなんだ? からエジプト神話か… と入っていったものです。
太陽神ラーとムー大陸は何か関係あるのか、とか。
とりあえずメジェド神は原画が可愛いということで人気だったり。
もちろんアヌビス神からはエジプトの死生観が伺えたりと、まあ神話というのは楽しいですね。
今でも好きです。

さてそのエジプト神話を題材にしたこんなアニメがあったんですね。

原画を元に可愛らしくコミカルにデザインしているところはちょっと楽しかったですが…。
まあ内容としてはどうでもいいですね。

エジプト人が怒らなければ私には文句は無いです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

エジプトの神々は可愛いが、それだけ。

 信仰対象としては現役では無いエジプト神をデフォルメキャラ化して愛でる作品です。

 1期でマイナー神のメジェドを有名にしたことで知られています。

 5分物なので、わざわざ観なくても良いという感想しかありません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.1 216 2023年度アニメランキング216位
齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (82)
302人が棚に入れました
約5000年もの間、ひっそりと生きてきた人畜無害な草食ドラゴンのもとに、魔王に怯える村から生贄として差し出された少女レーコがやってきた。「どうぞこの私をお召し上がりください!邪竜様」レーコは自らの使命を受け入れて、村を救うため、"最強の邪竜"に自らの命と引き換えに、魔王討伐への協力を懇願する。しかし、当のドラゴンは草食だった…。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

平和な雰囲気で良き

{netabare}
ほぼほぼ「ドラゴン、家を買う」と同じような内容笑
あれに萌え要素を加えた感じ。
どっちが好きかと言われると僅差であっちの方に分があるけど、こっちも十分に面白かった。
確か原作が日本で中国でアニメ化、それがこっちに再輸入されたのかな。
一応中華アニメという分類にはなるんだろうけど、原作が日本なのもあってかそれほど中華作品っぽさは感じなかった。

(最後を除いては)常に平和な雰囲気、一見怖そうな相手だけど実は優しくずっと平和に仲良く旅をしていくという話。
レーコ視点ではドラゴンを最強と勘違いしている、勘違いコメディ系でもある。
常に勘違いで先行しようとするレーコと、おどおどしながらレーコの気を静めるドラゴンの絡みが面白かった。
箍が外れるとすごいことになるけど、ドラゴンには基本的に従順で可愛い。
ジト目キャラが好みなのもあって個人的にレーコは冬アニメでも上位のヒロイン。

もはやアニメではテンプレとなっているポンコツ聖女の話も良かったかな。
ドラゴンの強さの誤認に依るとんだ茶番ではあるけど、聖女様も民思いの優しいキャラで好きになれた。
勘違いによる誤解はあれど、みんなで平和にやっている作品でいい癒し枠。
シリアスになりそうな部分もコメディ調に描かれてて何も考えずに見られていい。

その点、1個微妙だったのは最後の方の暴走展開かな。
盛り上がりそうな話なのにあまり盛り上がらない...。
あそこまで長々としたシリアスも似合ってなかったし、普通に勘違いコメディのまま終わってくれた方が個人的にはうれしかった。
まあ、最終的には大団円で満足な最終回ではあったけれど。

ED曲が素晴らしかった。男性ボーカルと聞いて驚いたけど。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆7
中華アニメやん。家を買えよ。いい奴じゃん。
これ系のテンプレストーリー感はあるけど好きだよ。

2話 ☆10
ジト目可愛い。レーコ怖い。街行ったらまた怖がられるだろw
なろうタウン。アリアンテ可愛い。キャラ全員可愛いな。

3話 ☆8
魔王か人間どっちだよw 魔王軍名乗った理由が賢い。

4話 ☆9
トカゲじゃん。デブキレてて草。

5話 ☆7
もっとはっきり喋れ。どう見ても人間じゃない。爆発は死ぬぞ。

6話 ☆10
なろうタウン。駄女神かな? レーコほんと可愛い。聖女様可愛い。

7話 ☆10
ガチの最強ドラゴン来ちゃった? 中国産
けどドラゴンなら虫も食べそう。レーコのことやんw

8話 ☆8
お前ボールなw 魔物なのか。あっ…。

9話 ☆10
ありがちな洗脳。良い最終回だった。

10話 ☆8
今日ちょっとノリがおかしいw 気がおかしくなってて草。
この子まだおったか。祭りでは年相応なの可愛い。雑魚すぎて草。

11話 ☆7
小娘にしか敗北したことがないって肩書きダサいなw 哀しき過去が。
ドラゴンが父代わりみたいな?

13話 ☆8
ドラゴン同士になるのも悪くない。
レーコも誤解されてたという意味では境遇はおなじ。
最後のシリアスは正直いらなかったけど、まあ良い最終回だった。

曲評価(好み)
OP「僕らはジーニアス」☆3.5
ED「buddy」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

か弱い少女と気高いドラゴンの魔王討伐の物語のはずだった…

この作品の原作は未読です。
というか、原作は全3巻で完結していたようです。


約5000年もの時を静かに生きてきた
心優しく人畜無害な
草食ドラゴンのもとに、
村から「生贄」として献上された
奴隷の少女・レーコが現れる。

ドラゴンを"最強の邪竜"だと
信じたレーコは、
魔王討伐に助力するよう懇願し、
その対価として
「私をお召し上がりください」
と申し出る。
しかしドラゴンは草しか食べない
小心者で…。

思い込みの力で最強となった
“眷属少女”と、
弱小巻き込まれ
“邪竜様”による
魔王討伐の旅が始まる!


公式HPのINTRODUCTIONをを引用させて頂きました。

久々のグダグダ枠の作品…という印象を受けました。
一方、碧ちゃんの演技は神懸かっているので、そのギャップを見どころの一つとして捉えることもできるかと思います。

まず主人公は齢5,000年の邪竜か、草食ドラゴンかの差はこの際あまり関係無くて、普通に弱すぎです。
5,000年も生きていたら、自分以外のあしらい方とか少しは学習しているのではないでしょうか。
もし、何も会得していないとしたら、それはただの怠慢です。

ボケとツッコミの関係に例えると、邪竜がボケで碧ちゃん演じるレーコがツッコミ役に相当すると思います。
でも、邪竜のボケが今一つ…そこにレーコの切れ味鋭いツッコミが炸裂する、こんな感じに見受けられました。

それとwikiをチラ見して知りましたが、この作品の原作は日本のライトノベルなんですが、中国内の制作会社とアニメスタジオでアニメ化された作品なんだそうです。
その日本語吹き替え版が今回私の視聴した作品ということになります。
当初は日本語吹き替え版の予定は無かったらしいですが、そこは大人の事情なんでしょうね。

ナンジョルノや「ラブライブ!サンシャイン!!」の渡辺曜を演じた斉藤朱夏さんも出演されているので、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニンブテーマは、斉藤朱夏さんによる「僕らはジーニアス」
エンディングテーマは、Amber'sさんによる「buddy」

1クール全12話の物語でした。
まぁ、箸休め的な位置付けの作品でした。
でも碧ちゃんのキレッキレの演技は一見の価値ありと言っても過言ではないでしょう。
流石碧ちゃん…しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6

xokNW04341 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

新旧レジェンドの協奏

日本原作中国制作全年齢15分アニメ。
懐かしい感じの勘違いコントと無双系のシナジーが抜群。

※スタッフクレジットに中国名が並びます。アレルギーの方はご注意ください。

物語・勘違い無双
作画・惜しいもう一声
声優・新旧レジェンドのツートップ
音楽・控えめだが効果的な劇伴
キャラ・わかりやすさ抜群のテンプレ

・邪竜レーヴェンディア/大塚 芳忠
×魔王族幹部でもある凶悪な邪竜
○長生きなだけの草食凡夫

・レーコ/悠木碧
×生かされて眷属となり力を授かった
○自覚ないが元からクソ強かった

・ライオット/南條 愛乃
×生贄の身代わりとなったレーコを救いたい
○邪竜ラブなレーコからは迷惑千万

・アリアンテ/宮世真理子
唯一邪竜の真実を知る人物。ドSお姉様

漫画なら「どっかで見たやつ」でしなかいが声優が作品の魅力を底上げするいい手本。声優界の若きスーパースター悠木氏の疾走感あふれるイキリヒャッハー芸と、レジェンド声優大塚氏のレーコを見守る父性にあふれた優しいツッコミとで生まれるケミストリー。レーコがいない場面が致命的に面白くないし、全体的にアニメの品質に優れてるとは言い難いが嫌いじゃない。

05
そうそうこれこれ。これが見たかったって感じで満足。

作品世界独自のプレイングハンズ、信仰対象に祈る時の手の形を正しい形を遵守する人と適当な人、それぞれがいることで教会等の権力もなく土着的に愛されるゆるい信仰文化ってのが伝わる。こういうとこちゃんとしてて感心。残った人との会話でこの世界では人語を話す竜は珍しくないことを見せてシームレスに探索シーンへ移行。何で普通に話してんの?何で驚かないの?って引っ掛かりを生むことにはならない。こういうとこをサボってるアニメの多い中、尺が半分の作品なのにきちんと筋を通してて感心。破綻のない作品はストレスにならなくていい。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

61.1 216 2023年度アニメランキング216位
七つの大罪 黙示録の四騎士(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (21)
107人が棚に入れました
“神の指”と呼ばれる辺境の地で祖父と暮らす、優しき少年・パーシバル。 しかし、世界はその安寧を許すことはなかった。 ある謎の騎士・イロンシッドとの出会いが彼らの運命を変え、明らかになる驚愕の秘密。 少年は果て無き旅路へと足を踏み出す。 『七つの大罪』を知っていても、知らなくても楽しめる!! 全世界待望の痛快冒険ファンタジー!!

猫好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

オッス!おら悟空!!!

大罪ファンだったので、惰性で見続けてます。もっともオリジナルも煉獄編からず~っと惰性で読んでたし、黙示録はあまりのつまらなさにもう読んでない。今回のアニメはそのキャッチアップのため見てる

アニメ自体は原作のグダグダさ加減が薄れている分だけ見やすくはなってると思う

もっとも原作があまり面白くなかったので、どれだけテンポよく話を勧められるかにかかってるかな。特になんでアーサーがなんで闇落ちしちゃってるのか知りたいのでそれを確認するため見てる、ってところ

それまでには見るに堪える話になってて欲しい

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

こっとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

21話まで観ました。

前作は終盤作画が酷く、そのうち漫画で補完しようと途中からみれてません。
個人的には前作よりキャラが魅力的に感じ、今作のが楽しくみれてます。主人公をはじめとしたキャラたちがまだ幼く未熟なところが実にかわいらしい。これからの成長にも期待です。
前作でよくみられた下品なシーンもひかえめになり最初だけちょっとえっちなシーンがあるだけでした。

一部の方が言うように、ドラゴンボールへの既視感もたしかにありますがほんと雰囲気だけだと思いますw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

hidehide さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5

声優と顔

主人公が、この声じゃなければ、
もう少し前向きに見れていたかも。

途中までは、どうにか見れていました…が。

声に加えて、ほぼ全員同じ顔なのには驚き。

髪が長い、
服装は違う、
性別違う…けど、同じ顔…だらけ。

目的薄い、キャラ薄い、ストーリー薄い…

『七つの大罪』として終わった時点で、
変な複線を残さず、
終わらせておけば良かったかと。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

61.0 218 2023年度アニメランキング218位
夢見る男子は現実主義者(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (131)
401人が棚に入れました
同じクラスの美少女・夏川愛華に恋い焦がれる佐城渉は、彼女との両想いを夢見て、めげずにアプローチを続けていた。 しかし、ある日突然、夢は醒める。愛華と自分は釣り合わないという現実を見て、適切な距離を取ろうとする渉。一方の愛華はその態度に呆然。 「もしかして、私、嫌われたの……?」 “両片想い”のすれ違い青春ラブコメが開幕!
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8

追記 海外で見られるようになってアニメはおかしくなった?

 追記 4話で断念しましたが、点数3点はいくらなんでも…と思いますので、ストーリー、キャラはそれぞれ1.5まで落とします。調整で声優・音楽・作画も2にします。

 なんか海外に視聴されるようになって本数だけは作られるようになってから、B級といっては失礼ですけど2軍くらいのラインナップのアニメの作り方がメチャメチャになっている気がします。
 目の前の小銭のためのビジネスモデルが質の低下を招くのは、今の日本そのままです。結果として、本作(に加えて何作品かは)いくら何でもという水準になります。もうアニメ界も駄目かなあ…
 結局4話まで見たことでいくらかでも駄作に小銭が入ると思うと、今度から厳選する必要がありそうです。が、海外があるからもういいのか…アニメ…うーん…引き際かなあ…



1話 パラレルワールドもの…ではないんですよね??演出の意図が?

{netabare} 今期はあまり見るものも無さそうなので、無職と自動販売機以外はリアルタイムのレビューはしないつもりでした。
 が、本サイトにおいて、あまりにもキャッチーなレビュータイトルが本作についていますので、気になって仕方がありませんでした。

 で、見ました。なるほど、これはすごいです。そもそも、これってパラレルワールドもののSF…ではないんですよね?そうなら面白そうではあります。

 が、おそらくサッカーボールは演出なんでしょう……ですよね?例えばですが「氷菓」で千反田えるに絡めとられるホータローの内面表現としてファンタジーはありましたが、あれを取り違える人はそうは多くないでしょう。

 ですが、本作は正直初めの方は本気で、パラレルワールドものかどうか迷いました。地球はどういう意味なんでしょう?と言いますか今でもひょっとしたらという疑いが取れません。演出の妙なのか、単なる出来損ないの表現なのかが全くわかりませんでした。そこが後の実はSFでしたという伏線回収につながるかものすごく気になります。

 後、現実主義者…つまりリアリストとはなんぞや?というテーマのアニメですよね?いやだってハーレムものじゃない?モテてますよね?家にまで来させて…伊藤誠?という感じです。

 ヒロインの娘は実は悪い気がしないどころか、もともと好きなんだけど素直に表現してないってことでいいんでしょうか?告白を断ったのも、変なタイミングだからっていうオチですよね?となるとタイトルの「現実主義」が描けるとも思えません。

 現実主義者がヒロインを堕とす戦略を駆使するわけでもなさそうですけど…まあ、現実を見つめて考え直す話???となるとサッカーボールですがあれが結局わかりません。ショックがあるとパラレルワールドに移行する?神様か宇宙人からのメッセージ??

 素直に推理すると、現実主義の名のもと、脱力系の主人公が無自覚にハーレムを作るか、ヒロインと結局イチャイチャするだけの話の気もしますが…

 とまあ、話の趣旨が分からない。人間の心理がわからない。そしてジャンルすら意味不明でした。
 ジャンルが確定したら、多分切るとは思いますが、気になるのはものすごく気になります。パラレルワールドものでありますように。


 なお、キャラデザに全く…本当に全く個性がありません。これは過去の萌え絵のスタンプ化どころではなく、本当にある意味ものすごいです。
 他のアニメの中にポンとおかれると多分どの作品のキャラか言えないと思います。

 最近増えてきたキャラデザだとは思いますが…僕ヤバとかグイグイみたいな個性って大事ですよね。インソムニアも取り違える人はいないでしょう。スキローは…ある意味では個性である意味では型ですけど。平家物語とかユーレイデコとまではいいませんけどね。

 ABEMAなので見忘れたら有料ですから、見忘れない限り追うかもしれません。{/netabare}


2話 OPの冒頭でやはりサッカーボールが出てきましたね。

{netabare} OPというのは作品の顔です。そのOPの冒頭にいきなりサッカーボールの映像が出てきました。そう…つまり、まともなクリエータなら「サッカーボールは重大な役目を果たします」というメッセージを込めるはずです。
 単なる演出でない証拠に、サッカーボールが沢山のハートをなぎ倒して行きます。OPで数秒という尺を使うからには意味がない描写を入れるハズがありません。これは乙女心を踏みにじった主人公の闇墜ちを示しているのでしょう。その証拠に主人公は常に無表情です。
 しかもサッカーボールが複数でてきます。1話を「きっかけだけ」とするならOPで複数のサッカーボールの描写はあり得ません。複数というのが味噌で、つまり複数の世界線=パラレルワールドという表現でなくて何なのでしょう?
 学校がポリゴンなようなもので構成される演出に、屋上に顕現する2人。そう、これは現実世界ではないという伏線になっています。人物も幾何学的にデザイン化された部分がありバーチャル感を演出しています。

 そして、突然始まったハーレム生活。いきなりヒロインがデレ始めます。このデレ方は現実ではありえません。「ゼロ使」「とらドラ」などを思い出せばわかりますが本来ツンデレは、長い時間をかけてエピソードを重ねることで説得力をもって表現するからこそ意味性が生じる物語論でありキャラ造形です。いきなり1話目でヒロインが主人公に惚れるなど物語性の放棄以外の何物でもなく、そんなことはあり得ないはずです。

「腕章」もゼロ年代では既に「涼宮ハルヒ」で「団長」という腕章ギャグで相対化されたグッズで、非現実的です。「本好きの下剋上」の原作でも異世界における「図書委員」という日本語の腕章がローゼマインの滑稽さを表すグッズとして登場しています。つまり学校における腕章というのは既にギャグとなっています。それをなぜあえて出したか?

 さらに「風紀委員が取り締まる」という今時あり得ないステレオタイプです。それをいきなりぶち込んできました。ひょっとしたらタイムリープしたという仕掛けなのかとも思いました。
 ですがスマホが登場しているのでタイムリープには見えないので、なぜ腕章・風紀委員を出したか…現実主義といいながら妄想を繰り返す今の若年層に対して、ゼロ年代に戻って、ちゃんと恋愛しろという意味にも取れます。

 この作品は「現実主義」と謳いながらも、現実ではありえないという相対化が見事に行われています。問題は、題名と捩れている「非現実」をなぜ分かりやすく表現しているか。
 それは昨今の人間描写ができていない身近な美少女が脈絡なく惚れるラブコメや、現実逃避の異世界ものという分野を見事にメタ的に揶揄しているわけです。

 そこから導かれる帰結は、主人公は非現実が現実感を持つようなパラレルワールドにいるに違いありません。それなら1話のサッカーボールからの地球の演出に意味が出てきます。

 たしか「現実主義勇者の王国再建記」という作品でも、現実主義といいながら主人公がまったく現実主義に見えないという巧妙に仕組まれたギャグがありました。本作もそのオマージュで「サッカーボールによりパラレルワールドに移行した現実主義ハーレムギャグ」じゃないかと考察できます。

 ひょっとしたら今までのラブコメや異世界ものを相対化する伝説に残る作品になるかも…少し感心しました。

 そうか…だからDアニメでは有料なんですね。1話では「このレベルのアニメで有料?」と私も思いましたが、制作者側に名作になる勝算があるんでしょう。
 そういえば伝説の名作「異世界スマホ」の2期も有料でした。本作も異世界スマホに匹敵する名作になるんでしょう。{/netabare}

3話 何かの仕掛けがないとすると虚無すぎですけど…あるんですよね??

{netabare} すべてにおいて私の想像の上を行かれました。

 自分のアニメ読解力の無さを痛感させられます。男子の見分けがつきません。誰が何を話しているかさっぱりわかりませんでした。これはあとで実は〇〇と○○は同一人物でした、とか、入れ替わってました…みたいな仕掛けがあるんでしょうか?そう…有名な学園ホラーのように?
 
 そして、このアニメのアニメータの胆力に感心します。屋上の空と柵と2人の動かない登場人物だけで5分尺をやり切りました。この虚無感はなかなか他では見ないと思います。そして男2人が向き合って会話をするだけで2分つかってます。
 これだけで合計7分。その他の場面も止め絵のオンパレードです。動画枚数削減の限界に挑戦している感じです。
 他のアニメの動きが…と言っている方は、是非この作品を見ていただきたい。ありえないことですが「極主夫道」より動いていない気がします。

 あと、ちょっと気になったのが「冬服の防御力は90夏服は20」です。これって、平成中期くらいまでの発想な気がします。今の女子は夏服の時の防御力は結構高いですよ?今の感覚だと冬服は98、夏服でも70です。
 ということは時代を錯覚させるとか、パラレルワールドか何かでしょうか?

 それにしても、なんというか虚無です。虚無ですが、なぜか気になるアニメです。やっぱりどこかに何か仕掛けが無いと、いくら何でもこの虚無をアニメにはしないですよね?
 内容的にも、メタ的にも気になりすぎて、多分最後まで見てしまいそうです。

 視聴者に禅を提供しているのか、あるいはエンドレスエイト的な虚しさを演出しているんでしょうか? {/netabare}


4話 展開が理解できない。知的水準を試されている?ラブコメの体をなしてないラブコメという新ジャンル?

 アニメの構成として、この飛び飛び感は何かを試されているのか?と思ってましたが、先週と普通につながりましたね。

 話はわかるのですが、何をしたいのかが見えてきません。SFかと思いましたが、どうもそういう話にはならなそうです。何らかの仕掛けがある叙述トリックとか?まさか本当にラブコメ?

 いや、ですけど感情移入できるキャラもいないし、展開も急すぎてラブコメの体をなしていない気が…ちょっと、付いて行けなくなっています。一旦休もうかなあ…

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

低品質ですが味で言うなら珍味。妙な雰囲気が妙に癖になる。

1話感想 3.5 作画は悪いが内容は悪くないのでは…普通の男女の恋の駆け引きです。でも作画は残念

さて、ラノベ原作かと思っていたら、なろう小説だったようですね。
こういうのもあるのですね。明らかになろう系には当てはまらないと思います。

さて、内容は…
熱烈にヒロインにアプローチしていた主人公が、諦めて引くようにしたら逆にヒロインの方から…
という。まあ、実際にも無い話では無いですね。
押して駄目なら引いてみろ、というのは恋愛の駆け引きでは普通でしょう。
ガンガン来ていた人が来なくなったら逆に気になるというのはある話です。

あ、もちろん本気で嫌がっていなかった場合の話ですが。
本気で嫌がっていた場合は、ただホッとするだけでしょうから…
というか警察沙汰ですよ。
ストーカー犯罪も存在する昨今、放置してはいけません。

まあ、それでは話が終わってしまうので、ヒロインが主人公に好意を持っていたのは、まあ明白ですね。それはわかっていても、わかっていないフリをして楽しむものです。お約束です。
というわけで、要するに全然普通の内容ってことです。普通に恋愛の駆け引きものとして、楽しく見られそうでは。

しかし問題は…
何でしょうかね、作画は。
Studio五組は基本的には作画が良い印象でしたが、動画工房ほどではないですが近年は崩れることも多々ある印象です。
結城友奈など看板作はちゃんと気合を入れるようですが、本作の気の抜けっぷりはちょっとひどいですね。

でも、最低限絵柄的には可愛いので、まあヘタウマ的な感じで見れないことも無いですかね。
というわけで一応高優先順にに。本数次第では諦めます。

全話感想
うーん… いや、決して特に褒める感じではないです。
どう考えても客観的に言えば、何か変なテンポと雰囲気で… 純粋に面白いとかは到底言い難いです。

でも、この変なテンポと雰囲気が妙に癖になると言いますか…。
何でしょうね?
何となく肌にあったという感じなのでしょうか。

面白かったかといわれると「いや全然」となるのですが、じゃあ何で最後まで見たの? と言われると… いや本当に何ででしょう。

まあ… 一応絵は、下手で作画は悪いのですけれど、妙に可愛さのツボはついている感じで決して悪くは無かったですね。

で、話は… 一応なんとなくもどかしい感じは出ていたんじゃないでしょうか。
元々両片想いのもどかしい話を期待していて、あっさりくっつくでもなく何となくお互い思い合っているのに距離を取っている微妙なもどかしさが、ちゃんと存在していたわけで…。

つまり、クオリティはともかく期待したものはちゃんと出てきたわけです。
そのクオリティも最初に見た通りですし…。

重厚な冒険ファンタジーを期待していたらドッ白け、ということも多い中で、最初に期待したものがそのまま出てきたのだからまあ良いんじゃないですかね。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

たナか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

夢見る作者はアニメ被害者

スタジオ五組&横手美智子のベテランタッグが贈るラブコメ。のはず。
独特のカオス感と毎度毎度のブツ切り構成がクセになる。

いかにもコテコテなアニソン進行が素晴らしいOP。映像は手癖で作った手抜き感。
いかにもコテコテなキャラソンが大変よろしいED。無駄な聖地巡礼ウリがすごい。

1クールで上手くやるならガッツリ改変して夏川と圭をメインで他はバッサリカットするしかなかった気がする。きららのように4人の内輪劇ならともかく全キャラ消化不良になるのは必然。声優の演技だけはいいのだが劇伴すらもクソダサい。

適当なサブタイトルは多分スタッフがウケた(苦笑した)ワードでしょうか、スタッフが嫌々作ってるのが伝わる。序盤は削るセリフの取捨選択を完全に失敗してて話が飛んでるような違和感がすごい。ただ逆説的に会話の自然な空気感が生まれて脚本セリフを言わされてる感がない。リアルとは言わないが間の空いた会話だからこその高校当時のわちゃわちゃが蘇るノスタルジー感。

終盤まで夏川を魅力的に映さないのは真っ直ぐメインヒロインに向かわないじれったい作風だからこそのストレス管理策なのかもしれない。一ノ瀬や笹木などサブヒロインはゴリゴリなラノベキャラなのに、メインヒロインの夏川の説明描写は終盤までほぼないという思い切りが独特の視聴感を生んでいる。まあ雑とも言えるけど。

12
おすすめはしないがなんだかんだで楽しめたアニメ。
良くも悪くもラノベらしくないしアニメっぽくない。

原作では夏川視点もあるようですがアニメはメインヒロインの描写をギリギリ限界まで削るという独特の作り。それでも夏川は佐城にとっては本命であるという納得感はあり「なんでこっちにしないの?ご都合なの?」みたいな破綻はない点はある意味すごい。でもやはり本作のMVPは圭。あの子の存在でなんとかギリギリ成立してたと思う。

アニメ単体でいうならキャラ多すぎ問題でしかないので最低でも2クールは欲しいところ。ほとんどのキャラが顔見せ程度で終わってしまった。掘り下げガー(笑)。ラノベアニメは小説やコミカライズのCMという観点ならキャラ紹介動画としての役割は全うしたのかな。

ラノベ特有のアクの強さがないぶん見やすかったのだが、人気アニメと比較すると薄い軽い浅いという評になるしかないでしょう。掘り下げガー(笑)。高校生時代に佐城程度に満遍なく女子と会話したりお互いの家に行ったりどこかに遊びに行ったりしてた人なら、このじれったい感じに懐かしさを感じてほっこりすると思う。ラストの無理やり纏めたような締め方のCパートは要らんかった。最後までブツ切りENDで笑わせて欲しかった。

アニメの品質はゴミだと断言できるが作品自体は嫌いじゃない。
金出して小説や漫画読みたいとまではいかないが2期あれば見るってくらい。

最終話の1カット謎背景には笑った。EDのあまり?

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

61.0 218 2023年度アニメランキング218位
アルスの巨獣(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (134)
373人が棚に入れました
大いなる獣は大地を作り、作った大地をヒトが盗んだ。 獣は怒り、ヒトを喰らい、ヒトは獣と戦うために、カミを呼んだ。 それは剣の時代。英雄の時代。神話の時代。 甚大な被害をもたらす「巨獣」が蔓延する世界で、「巨獣」を狩り、解体した中身を利用し、人々は繁栄していった。 巨獣狩りで日銭を稼ぐ「死に損ないのジイロ」は、何者かに追われる「二十と二番目のクウミ」と出会い、彼女を救うべく過去の憂いを捨て動き出す。 人類帝国の思惑と、謎の実験。襲いかかる巨獣たち。 約束の時へ向け、ジイロたちは世界の秘密に迫っていく――
ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

アルスとバルスが繋がる世界?

●指輪の主のスリップランディング

「大雪海のカイナ」にも言えることですが、スチームパンクものを1クールで仕上げるのは
なかなかに厳しいということなのかもしれません。

{netabare}どうしても世界観の説明に尺が食われるのが宿命でありますので、ケモ耳フレンドのシーンを
描いてる余裕なんてなかったという話であります。

仮に続編あるにしても、この幕引きには微妙なものを感じます。

回想シーンからの終盤戦にかけての畳み掛けについては、好印象で期待値上がりましたが
最後の最後で尺不足気味エンドというのには、非常に残念なものを感じてしまいました。

ケモ耳フレンドや何とか族の描写よりも帝国側の視点から物語を動かしたならば、
もっと巧い事展開できたのではないかと個人的には考えますが、兎に角決定的なまでに
描き方を間違っていることだけは確かであると思えて仕方ありません。

ヒロインのクウミなど素材は悪くないのですが、調理法に難がある
ということになるかと思います。{/netabare}

結論としては非常に惜しい作品でありました。

●黒い太陽とウロボロス

遂に来ました、守り人の村でスチームパンクが大炸裂します。

地上にある村の入り口付近には{netabare} 羽の生えた像が2体置かれていますが、
これは「2本柱」を表します。

これこそまさに「ゲート」であります。
そして地下の村には「高い塔」が立っております。
これは恐らく【バベルの塔】を意識しているのでしょう。

このような地下施設ですが、一説によればエジプトのピラミッドの地下にも
広大な地下施設があるらしいとかいうことでございます。

「エヴァンゲリオン」の「ジオフロント」もこれと同じ発想であります。

「ハナ開くクウミ」は村で「封印の儀式」を受けますが、神殿の祭壇に置かれているのは
「黒い球体」であります。

球体をよく見るとそこには(強大な)蛇のようなものが描かれています。
これはウロボロスという大蛇であります。

守り人の村を蛇の巨獣が襲いましたが、これはウロボロスを示唆するため
ではないかと考えられます。

ウロボロスとは「【土星】の輪っか」を表すシンボルです。

「ハナ開くクウミ」は指に「リング」を首には輪っかを嵌めていますが
だからこそ【土星】に引き寄せられるのが運命というわけであります。

「ハナ開くクウミ」は6+12=18
「18」は【666】であり【土星】=【✡】を表します。

いにしえの伝承によれば太古の【土星】は太陽のように発光しており、
古代人はこの輝く【土星】を崇め奉っていたとかいう話で、これを
【黒い太陽】信仰と呼びます。

秘密の種族は【占星術】と【数秘術】に精通しており、独特の思想を
持つに至ったというわけであります。

彼らが必死に拘る【✡】のシンボルは魔法陣にも使われますが
そういう類のものを現代的に表現するならば、それは
「オカルティズム」ということになるでしょう。

守り人同様に秘密の種族は【錬金術】にも精通しており、なので
【土星】と【錬金術】も必然的につながります。

「猫かぶり」の種族は、「惑星のさみだれ」の「獣の騎士団」に相当するものであると
考えられます。

「【獣】の種族」とは【バベル】の種族であるということであります。{/netabare}

●「2つ名」という設定の謎に迫る

恐らくクウミは93、ジイロは216{netabare}であると当たりはついていたのですが
「2つ名」が何を示しているのか見当がつかず、その解明には少々手を焼きました。

新しい「2つ名」を与えるという行為には成人式のような意味合いがあったのかも
しれませんが、「ハナ開くクウミ」という名を贈られた本人は、大層気に入ったようで、
この名をしつこい位に5回も繰り返します。

「2つ名」を贈られた当人は大満足のようでありますが、肝心の視聴者には全く状況が
伝わっていないようなギャップ感と違和感を大いに感じました。

しかしながら、この違和感こそが正解に繋がる道だったりします。

「20」と「2」番目のクウミ=「93」
数字をすべて足してみると→ 20+2+9+3=34
更に数字を足すと→ 3+4=7
「7」という数字が導き出されましたが「7」は「ユダヤ・キリスト教の男神」を表しますので
クウミには不釣り合いな数字ということになります。

クウミは「93」ですから足して「12」、この「12」に関係する数字こそが「2つ名」の
謎を解く鍵になるだろうと考えられるわけであります。

「ハナ開くクウミ」という「2つ名」ですから「ハナ開くクウミ」から「2つ」名前を
取ってみることにします。

頭の2文字「ハナ」これを数字変換すると「87」になります。
8+7=15 「15」を更に足すと1+5=6

クウミ93→9+3=12
この「12」に「6」を足すと【18】
【18】=【6+6+6】
これは【土星】【✡】を暗示する数字です。

【土星】には【ロード・オブ・ザ・リング】という異名がありますが、その意味するところは
「指輪の所有者」、あるいは「指輪を統べる者」です。

クウミは「約束の指輪」を持っていますが、「ハナ開くクウミ」とはその「指輪」を暗示する
表現であったのだと解釈できるわけであります。

もしかしたら指輪の効力により「バルス」が発動したり、「金色の野に降り立つ」展開が
待っているのかもしれません。

メザミと人型の巨獣のシーンではやはりお約束通りの「魔眼」が発動します。

天津飯のような「三つ目」、その三番目の目が額の部分=松果体にあるのは、
「知恵」を象徴しているからであります。

「魔眼」の元ネタは【プロビデンスの目】でありますが、そのルーツは
【土星】の南極にある「台風の目」であります。

「ハナ開くクウミ」とか言われても視聴者にしてみたらなんだか意味不明となりそうですが
数字に込められた裏設定を解析すると伏線に辿り着き、「指輪を統べる者」が
見えてくるというお話でございます。

「人型の巨【獣】」が出て参ましたが、これはある種の「巨神兵」であり、
「エヴァンゲリオン」でもあり、「魔石獣」でもあります。

本作で語られる「審判の時」とはさながら【巨神大戦】のようでもあり、
ノアの大洪水前の状況にもどこか似ています。

【巨神大戦】=【ティタノマキア】と【ラグナロク】はどこか似ていますが
【ティタノマキア】ではやはりという感じで「【土星】神」が絡んできます。

「【土星】神」は【サターン】=【サトゥルヌス】でありますが、ギリシア神話では
【クロノス】と言い、【サターン】と【クロノス】で「サンタクロース」の
アナグラムを構成します。

この【土星神】は「子どもを≪食べる≫【サトゥルヌス】」として有名な巨神族であり
「腹ペコのクウミ」、「大食いのクウミ」の描写を裏設定的に繋ぐ元ネタであると考えられる
わけであります。(クウミは「食う身」「食う実」?)

【サトゥルヌス】はクリスマスにも関連が深い巨神族ですが、彼は「ティターンズ」の長
なので「進撃の巨人」や「Zガンダム」にも関係があるとも言えるわけであります。

「巨神兵」は【ティターンズ】でもありますが、スチームパンク的な観点から考えると
仮称として「ハイランダー」と呼んだ方が理解しやすと個人的には考えます。

その理由は、実は「進撃の巨人」もスチームパンクであるからであります。

裏設定を分析すると {/netabare}すべての物語は繋がります。


●実験体は、大阪万博に向かって進む?

前回に引き続き物語の重要な鍵となる回想シーンであります。
{netabare}印象としては今までで一番惹き付けられる回であったように思います。

今にして思えば「綾波レイ」もある種の「実験体」であり、今期では「Trigun」にも
実験体擬きのキャラが登場いたします。

何の実験なのかと言いますと細胞治療や遺伝子治療を応用したもので
ある種の人工生命体を作り出すという壮大なる計画であり、それについては
恐らくは「大阪万博」で披露されることとなるように思います。

「カンナギ」と「ナギモリ」は2柱の神を表し、死に損ないの持つ「槍」は
2柱の神が融合した3柱目の神を表すものであります。

男性原理と女性原理がただ単に融合され子孫が生まれると言う話ではなく
これを人為的作り出すと言うのが「裏テーマ」として機能しているのだと予測いたします。

例えば両性具有の生命体やAI(を偶像にインストールした形)の神など
テクノロジーの進歩により人類は「新たな存在」を生み出すことが可能となりました。

「(肉体の)死は救済」であるという考えは【トランスヒューマニズム】に基づくものであり、
「光」とは「文明の光」であり、テクノロジーを意味するものであります。

テクノロジーの進歩により実験体は生み出されるべくして生み出されました。
実験体は人類を苦しみから解放する救世主となり得る存在になるでしょうか?
そして我々の「実験体」は{/netabare}どこに向かって進むのでありましょうか?

●お待ちかねの回想シーン

死に損ない氏の回想シーン {netabare}は概ね良好な印象でありました。
ここまで非常に長い道のりでしたが、ようやく彼と彼女と実験体が絡む
これからの進路が見えて参りました。

物語の重要な鍵を握るのが複雑かつ広大な世界観と帝国の在り様であると思いますが
そこを巧く描き切れるかが肝要になると思われます。

巨獣が出てきて銛で倒すだけの展開とか{/netabare}間違ってもこれ以上繰り返さないことを
願うばかりであります。



●登場人物は増えていき、脱落者も増えていく
赤目の巨獣や飛行石、そして実験体などの小道具を配列して独特な世界観を示していこう
ということのようですが、この進行具合の遅さに耐えきれず途中で断念する視聴者も
増加傾向にあるように思います。

主人公ペアの過去の経歴を明らかにするために同じよなカンナギナギモリペアが登場しますが
仄めかすだけで二人の過去に何があったのか詳しいことは持ち越しと言う結末・・・

ここまでくると余程忍耐力が無い人には、余裕でついて行けないマニア向け作品
ということになるのかもしれません。

ひとまず評価を3にオールリセットし、傍観モードにシフトいたします。


今期は特にスチームパンク系作品が多いようですが、{netabare}何故なのかと言うと恐らくは
宮崎駿監督作品が今年公開されるからというのが背景にあるからなのかもしれません。

そして更には「風の谷のナウシカ」の続編もあり得るということでありまして
そういう意味で捨て駒的前座作品が乱発されるという可能性もあり得るのではないか?{/netabare}
そのようにも思えてきます。


●回想シーンにようやく王手!
一昔前の長編NHKアニメみたいな進行速度でようやく来週には決定的な回想シーン?に
無事辿り着ける見込みであります。

最低でも2クールないと物語をまとめられない雰囲気がそこかしこに漂っていますが
今回の山人回にしても同様、どういう意図でここまで冗長なペースでのらりくらりと
物語が進行しているのかについて、謎は尽きません。

恐らくバトルシーンは {netabare}世界観の説明のためにあるのであってそれ自体を見せ場としていない
ような力加減で作られているように見えることからしても、世界の謎を明らかにすること
こそが物語の主題であるのだと思われます。

「二つ名」を含む名前に重要な意味があるらしく、それ故に
名乗りのシーンが強調されているのでありましょう。

「魔術」あるいは「錬金術」の世界において名前は特別な意味を持っている
ということでありまして、薬剤師も錬金術と密接な関係性をもつ存在であります。

ちなみに今回の「山人」登用は恐らく古代の「巨石文明」的なものを表現しているのだと
推測され、やはりすべてがスチームパンク的な手法を示しているのでありますが、
このスチームパンク的世界観描写の回りくどさついては、なかなかに
厄介であると言わざるを得ません。
(ついてに言うと「森」→「山」ならば、次は「海」&「海賊」が来るような気がします。)

旅をしながら徐々に世界観は明らかになっているような気もしますが、それにしても
登場人物がやや多すぎるようで、本筋の焦点がぼやけ過ぎているようなこの物語展開に
視聴者が気長に付き合ってくれるのか?については非常に危ういものを感じます。

仮にこのペースで1クール内に見事まとめ上げるのだとしたら拍手喝采の大団円になるでしょうが
現時点ではなかなか厳しく、とりあえずは次回の決定的なシーンが描かれることに{/netabare}
最後の望みを託すのみであります。

次回こそがデッド・オア・アライブの決定的な分岐点になるでありましょう。

●けも耳フレンズ
一癖ある主人公にヒロイン力はそれなりにあるはずの凸凹コンビでありますが
二人の{netabare}過去の回想シーンとかほぼ無いままに旅先でけも耳フレンズのお友達が増えていきます。

この方向性は全く予測できませんでした…

冒険者パーティーの物語でもないはずですが、無駄に道連れキャラを増やして
訳あり主人公と訳ありヒロインの経緯的なものを描きつつ、道連れキャラの活躍もあると
言うなら、すべてをこなすのは至難の業のように思え、バルスな予感しか抱けません。

けも耳フレンズに意味があったのかどうかはいずれわかることでしょうが
少なくともメインストーリーは {/netabare}そっちではないことだけは間違いないと思われます。


一見してファンタジー作品のように見えますが、スチームパンクの要素がかなり強いようです。

スチームパンク独特の不思議な世界観に抵抗ない人ならばついて行けるように思いますが、
純粋SF思考の観点からしてみたらスチームパンクの世界というのは捉えどころがなく、
理解し難いものであるのかもしれません。

誰もが知っている「天空の城ラピュタ」はスチームパンクに属する代表作品でありますが
多くの人はスチームパンクとは何であるかについて興味を持つことさえありません。

また「風の谷のナウシカ」には「巨神兵」や「ゴリアテ」、「ガンシップ」などが登場しますが
これらもある意味スチームパンクを表現する小道具であります。

【錬金術】と超古代の「オーバーテクノロジー」が織りなす異次元世界
そこに秘められた「謎」、その核心にどれだけ深く迫れるか?が
このジャンルの最大の見どころであると個人的には考えています。

このジャンルには他にも「ふしぎの海のナディア」など名作候補が意外と多く
よってそれなりに期待はできるように思います。

「天空の城ラピュタ」のオマージュ作品ではないとしても
他作品を意識してみると思わぬ発見があったりするのかも?しれません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

自分を取り戻し大切な人と世界に殉じるヒロインが丁寧に描かれました。

この作品、実験体として生まれた少女が感情を得、名前を得、記憶を取り戻し、パートナーと心を通わせ、2つ名=アイデンティティを得、そして自分の使命に殉じて自分の生きた目的として死んでゆく話です。

 最終話で明記されないですが、寿命を延ばす儀式を放棄し力を使った以上はそうなります。1話で指輪を使えば救世主になる、約束を果たすと命を吸われるという説明もありました。要するに1話で12話以降の展開は既にありました。

 契約=夫婦か恋人のように描かれているところからいって、悲恋でもありますが、自分を取り戻し大切な人と世界に殉じる決心を自分でできたことが実験体として生まれたヒロインの幸せだったという物語です。

 ガンダムのプルシリーズでもあり、マクロスΔのヒロインにも通じる話でした。御坂シスターズでもあります。

 先史文明において、バイオテクノロジーが発達した結果、クローンと遺伝子操作、その他の技術で生物兵器として、巨人と守り人(もりびと)と神薙(かんなぎ)が生み出された感じですね。その他、猫の少女とかも連絡か司令機能を持った生物の成れの果てな感じです。

 SFの舞台設定として、それは別に明示される必要はないし、唐突感もなく1話から見ていればこれらのことはかなり丁寧に明示、示唆、暗示されていました。

 ストーリー・設定・世界観・そしてテーマ性。どれをとってもかなりの水準だったと思います。同時期の大雪原に比べれば同じジブリっぽい雰囲気ですが、内容がちゃんとあるし結末を描かないででも読み取れる最後になっていたと思います。
 
 アニメそのものもなかなか作り込んだ作品で、作画技術は悪くなかったです。キャラ造形が少し子供向けというか少しジブリ的な演出過剰で本作が過小評価・見辛くなっているのが惜しいですが、SFとアイデンティティ問題、そして最後の決意の感動があるなかなかの作品でした。


 本作が唐突だという意見もありますが、私にはかなり丁寧で説明がちゃんとされている作品で最後の3話は伏線回収が上手くできていたと思います。例えばクウミというおばさんは実験体でなく天然なんだろうなあという想像が働きます。
 そこから実験体は劣化しており、過去の技術ではちゃんと自然に溶け込んで寿命も普通なんだろうとか、想像を働かせれば読み取れるようになっていました。

 この話で、投げっぱなしとか説明不足とか唐突という感想を沢山見かけますが、どうなんでしょう?私としてはそういったのは読み取れる内容な気がするのですが…違う意味での感想なんですかね?私的にはよくできていると思います。オープンエンディング的ではありますが結末以降の道筋は1本の話だと思います。

 たとえ読み取れてない部分があっても、大事なのはヒロインの方のクウミが名前=自分と家族(恋人・仲間)を得てその人たちのために儀式を中断して敵に立ち向かうという部分がテーマですから、そこが分かれば他は些事な気がします。
(もう1段思考すると、結婚のアナロジーを描いていたとも言えます。男女のパートナー、2人で一緒に戦う、名前を変えるという風にも取れますね。特に名前…2つ名にこだわってましたし…どうなんでしょう?)

 OPの音楽はなかなかクセになるいい曲だったと思います。スピード感もあるし面白い演出でした。
 作画・エフェクトはかなり丁寧で好感がもてました。キャラはもう少しジブリ感を失くしてもらうともっと見やすかったです。




1話 少年向けSF的雰囲気は良い。「二ノ国」とか「ゲド戦記」臭が気になります。

{netabare} 人類の遠い未来で、遺伝子操作で生まれた巨大生物、その巨大生物と戦うための強化人間的なもの、先史文明の遺物の機械の不思議な力…みたいな話でしょうか。アンドロイドものかもしれませんが、今のところ実験体というなら違う気がします。
 舞台が完全なファンタジー世界で、そこに過去の遺物として機械文明を出すと過剰設定すぎると思います。その辺は上手く調整している(はず)と思います。「スクラップドプリンセス」「フラクタル」みたいな感じです。

 結構まじめにSFやりたいんだろうなあ、裏文明設定が多分ちゃんと世界観の後ろに隠れているんだろうなあ、という雰囲気に好感がもてます。演出が子供っぽいですが「未来少年コナン」のような大人でも視聴できるジュブナイル的少年向け作品っぽい感じが、なかなか期待を持たせてくれます。
 
 一方で、こういうSFもので「見られる」「視聴に耐えうる」作品になるためには、よほどのセンスオブワンダー、演出、伏線、整合性、謎、カタルシス、テーマ性…いろんな要素が必要になってきますので、がんばってほしいところです。

 正直、安っぽい作画、絵柄と演出、世界観が「二ノ国」とか「ゲド戦記」「星を追う子ども」みたいな失敗例を思い起こさせる感じなので、ドキドキしますけど。がんばりすぎて「サクガン」にならないようお願いします。

 二つ名は設定としては、階級社会で労働者は苗字を持たないみたいな設定を真面目にやったんだと思います。同名を区別するために習慣になったのでしょう。家族制度も関係しているのかもしれません。が、「男勝り」はないでしょう。もうちょっと何とかならないんでしょうか?翻訳小説みたいな雰囲気を出したかったんでしょうけど、そういう小技部分とかセリフが全体的にちょっと安っぽいですよね?{/netabare}


2話 テンプレの塊ですが話には引き付けられます。演出…うーん。

{netabare} OPの冒頭、宇宙船ぽいものの動きが妙に引っ掛かりました。どっかで見たことがあるなあと思ったら、ナディアとGガンダムの組み合わせですね。

 という感じであらゆる要素がテンプレ、そして、ひどく子供っぽい感じです。キャラ全員の言動があまりに型にはまりすぎて共感性羞恥発動ぎりぎりです。猫かぶりの娘っぽい狂言回しのサブキャラはあまりに作りすぎで存在自体が恥ずかしいです。

 しかし…しかし、なぜかストーリー自体は面白い…というか引き付けられます。謎のばら撒き、時間軸、世界観に何があるんだろう?という期待感があります。
 SF設定を使ったファンタジー的作品だとは思います。が、ひょっとしたら壮大なSF未来物語の可能性も感じます。こういうのって終わりの方じゃないと判断つかないですからね。その点で構成は上手なんだと思います。ナディア…の冒頭のワクワク感に近いのかもしれません。

 うーん。もし子供向けを意識していないなら、せっかくいい脚本…話と展開なのでもうちょっと大人向けに作って欲しかった。萌えでなくて、真面目系でいいと思います。子供から大人まで見られるサンライズっぽく…といえばいいんでしょうか。惜しいなあ…本当に微妙に惜しい感じがする作品です。{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 9
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

元は2クールの予定だったんだろうか

{netabare}
オリアニ作品。
ちょっとサクガン臭がするなぁと思ったけど、本当にそんな感じで終わってしまった。

1話の時点でジブリや進撃の巨人など他作品を髣髴とさせられる雰囲気や設定で、オリアニにも関わらず既視感強め。
2話以降から中盤までは、追ってから逃げる形で旅に出て、ケモミミの種族やヤマビトという種族がいる村を訪問して、巨獣を倒してという流れ。
正直ケモミミやオーク系?の種族というのも、なろう系などで見飽きたキャラ付けで、しかもそこに急遽現れた外敵を倒して感謝される流れというのもなろう系っぽさが合って全く目新しさがなかった。
萌えアニメでもないのでなろう系よりも退屈。
何より「巨獣」とタイトルに冠しておきながら、「巨獣」の特徴も超陳腐。
設定も大してないからなろうの魔物とかと同等だし、おまけにデザインも陳腐。進撃の巨人での巨人のようなインパクトのある存在ではない。

そして、中盤から最終話手前にかけては巨獣すら出てこない始末。
ひたすら、クウミの複製体の所持者との戦闘や、これまたありきたりでつまらない主人公の過去回想など。
巨獣はどこかに行ってしまって、クウミの話にすり替わってしまった。
そんなこんなで研究所の元凶との戦闘を終えて、何もかもをぶん投げた最終回。
ミャアの謎の覚醒、巨獣の謎、なぜか解消されたクウミの寿命問題...色々と意味不明なまま終わってしまった。
最後に謎ゼリフと共にw

中途半端に終わったのは色々都合があったにしても、そこを抜きにしても全く面白くなかった。
ひたすらのテンプレ展開、取り合えず設定詰め込みました感、クソ寒いノリ。
○○の○○みたいな肩書きの言い回しやミャアの喋り方がびっくりするほど寒い。
キャラも特に誰も印象に残らず。
クウミやジイロに関しては掘り下げはあった気がするけど、話の陳腐さが尾を引いた感じかな。
OPとEDだけは良かった。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
OPかっこいい。1枚しか取らないの優しい。指輪伏線か?
思ったより雑魚そうな巨獣。心臓を捧げよ! あっさり撃破w
やっぱり進撃の巨人じゃねーかw うーん。

2話 ☆6
なぎもりとは? 要するにジイロもただの一般人ではないのね。
良くも悪くも王道な設定。
目の前で殺されたのに一切動揺しないおばさんw なるほど。
このおばさん無感情すぎん? ガバガバ警備。
これクソアニメ臭がしてきたんだけど大丈夫か?

3話 ☆4
不法侵入は怪しまれるだろw ミャーも一般人では無いのかよ。
なろう系でもありそうなこの展開の陳腐さどうにかならんの。
ティリ巨獣に襲われてるパターンかと。これは早とちり。
戻ってきてて草。バレたらあかんのちゃうのか。
この村の話今回で終わりでいいよ…。

4話 ☆5
まだこの村に滞在かよ。この槍遠隔操作できるなら売った後に回収すればw
絶妙に興味無い話ばかりやってくれる。
やっぱりテンプレ感強すぎるんだよな。

5話 ☆5
これいつ面白くなるの?
ロードムービー系のオリアニは基本ハズレの法則。二つ名が寒すぎる。
引きこもり宣言。このアニメノリがクソ寒い。
これ主人公が少年だったらなろうだったな。
オソマ? ヤマビト正直どうでもいい。
巨獣ってタイトルの割に全くデザインに独自性がない上行動パターンもこれといって普通なのが微妙なんだよな。久々の巨獣撃退。

6話 ☆5
作画頑張ってんね。クウミ長くないのか。
お前が先に武器出しといてやめろはねーだろw あいつ置いてくのかよw

7話 ☆4
過去回か。ジイロ昔もカンナギ持ってたんか。
まあ、何という無難な過去。Attack on titan
ファザード操られてるのか。

8話 ☆3
巨獣出せよ。この実験安っぽすぎて草生えるからやめろ。
エルフェンリートか? 謎のシーンで作画凝るのやめろw
回想と話あんまり繋がってなくない?
なんで今このタイミングで光を見つけたんだw
なんだろうこの話への入り込めなさは。
掘り下げ不足とかそんな訳では無いんだが。
なんも感情が動かん死亡シーン。

9話 ☆3
これどういう状況? 巨獣じゃなくてクウミの話になってるじゃん。
こいつら切って何になるんや。
ゼンさん切りかかろうとしたのにすぐに仲間になってて草。
生きてりゃなんとでもするw
さっきまでクウミに剣を当てていたやつのセリフでは無い。
咲狂う時間です! 花開くってなんだよw イイハナシダナー

10話 ☆3
あっさりと潜入w なんかシュールで草。急に目的話し出すラスボスさん。
変なやつでてきたw 進撃かな? 寿命あるところまでテンプレ展開ww

11話 ☆3
ここで日常回かよw 寿命問題こんなによく分からん儀式で解決すんのかよw
花開くクウミって何だよ。巨獣要素キターーー。
いや、結局寿命問題解決しないならこの謎装置なんだったんだよw
ここ感動するところ?

12話 ☆1
このアニメ次回ぐらいからは面白くなるかな。
このおばさんに再登場されてもな。お前戦えるんか。誰だよ?
誰だよ。もう何が何だか。この語尾キャラがマジで寒い。語尾は体に悪い。
語尾が無くなった。いや、ミャアって結局何者だよ。訳分からんくて草。
は?w ザクソアニメって感じだな。結局クウミはなんで生きてるん。は?

曲評価(好み)
OP「変幻自在」☆8
ED「名もない花」☆9
10話ED「名もない花 -Piano Ver-」☆9.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 15

61.0 218 2023年度アニメランキング218位
しーくれっとみっしょん~潜入捜査官は絶対に負けない!~(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (22)
73人が棚に入れました
潜入捜査官は、快楽になんて…屈しない…っ! マトリの雷土吏子は、後輩の野間と犯罪組織のアジトであるアパートに潜入中。 新婚夫婦を装っていた2人だが、夜の生活音が無いことを犯人に疑われてしまう。 すると野間がラブラブな夫婦だと思わせるために、吏子のカラダを触り始めて――!? 「先輩、これも仕事です!喘いでください…!」 そして吏子は様々な潜入捜査で、辱めと快楽に耐えながらも正義のためにその身を投じていく――

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

エロは見た目じゃない。シチュエーションとキャラ造形だ!

 全部見終わりました。僧侶枠でしかも中途半端な見せ方しかできないいつものアダルト完全版の販促みたいな内容でした。
 ですが、やっぱりこれだけは言えると思います。「エロはシチュエーションとキャラだ」ということです。つまりエロは「物語性」だということです。いくら作画が上手くて美人でエロくても駄目です。エロは見た目もファクターではありますが、その優先順位は低いです。

 その点で本作はシチュエーションとキャラ造形がなかなか秀逸だったと思います。一般誌でコミカライズするか小説にしてもなかなかいいのではないでしょうか。

(なお、「神狩り」などのハードSFで有名な山田正紀氏が「囮捜査官 北見志穂」というなかなかいいシチュエーションのおとり捜査ものを描いています。ドラマ化もされているようで。原作はエロかったです…結構)

 作画もそれなりだったのではないでしょうか?


以下 初回レビューです。

「おとり捜査もの」のテンプレですが、キャラとシチュが秀逸。

 本作の「潜入捜査官」はアダルトコンテンツでいえば「おとり捜査もの」でしょう。

 変な言い方になるかもしれませんが「おとり捜査」というものをアダルトコンテンツのカテゴリーとして、無条件に受け入れられるなら非常にエロくて面白い話です。要するに「様式美」であることを理解した上で、楽しむ分野の作品です。

 この「型」が分からない人には視聴はお勧めしません。というのは「おとり捜査もの」は「くノ一もの」や「女スパイもの」といったバリエーションの一つです。エロの相手が「敵」になることから拘束をともなう、拷問やレ〇プなど、かなり激しい行為になるのが特徴です。しかも、捕まる女性が強くて気が強いというのもポイントでしょう。その女性をいたぶるので、ある程度暴力的です。

 その点を踏まえ、創作物と理解した上での感想です。

 本作は典型的な「おとり捜査」もののテンプレですので、その点で普通に面白いです。1,2話目が身分のごまかし、3話目で監禁ときました。配信版ということでエロシーンは中途半端ですがシチュエーションが秀逸ですので、なかなかです…というよりも、本当にエロい話は直接描写ではないことがわかります。

 そう…エロに大事なのはキャラ付けとシチュエーションです。本作はヒロインの性格が垣間見られて、エロにしてはなかなかキャラが立っている気がします。作画も悪くないです。

 続きのレビューは書かないと思いますが、アダルトとしてはちゃんとエロくて、ちょっと面白い秀逸な作品ではないでしょうか。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 10

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

僧侶枠では比較的楽しめる部類の作品

これ何年か前にネットの広告によく出てて原作の評価も高めだったなぁと思いましたが、アニメ化までされたんですね。

僧侶枠も当初は微妙な感じの作品がありながらも消防士あたりから質も良くなってきた印象でしたが、本作は特に冒頭からそそられるものがあったかと。

絵柄も良いし、ストーリーもショートながらしっかりしていて毎回続きが気になるものがある。

もっとも、ヒロインを見て、こんな捜査官いないだろうと野暮なツッコミをしたくなりますが、規制ばかりでわけわからない状態になる僧侶枠の作品もあるなかで、本作はストーリー面含めそこそこ楽しめる作品だったと思います。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 4

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

いつものエロ枠ですね

いつもの5分エロ枠ですね。
1話だけ見る分にはちょっとおもしろく、まあ何話も見続ける必要は特に感じないものです。
今期もそんな感じで、ちょっとだけ面白かったです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

60.9 221 2023年度アニメランキング221位
僕らの雨いろプロトコル(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 3.0 (77)
231人が棚に入れました
母と妹との3人で暮らす高校2年生・時野谷 瞬。 事故による父の死と、妹の怪我をきっかけに、熱中していたゲームを辞めて、 今はeスポーツカフェ 「FOX ONE」で働いている。 幼なじみのゲーム友達と付き合いながら、バイトと勉強に明け暮れる瞬だが、 突如、「FOX ONE」に膨大な額の借金があることが発覚する。 借金返済のため「ザクセリオン・チャンピオンシップ」で優勝し、 賞金獲得を目指す瞬たち一同。 後ろめたい気持ちを抱えながら、 オンラインゲームの世界に再び飛び込んだ瞬の前に現れたのは、 かつて一緒にゲームをプレイしていた「ばくれつ君」だった。 未だ見ぬ出会いと経験、そして激闘… 瞬は時に悩みながらも、仲間たちと歩みを進めていく。 ゲームを通じて動きはじめる彼らの世界。 少年と家族。そして、仲間たちの物語──。
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

【評価辛目】コア層以外エイム不可

【物語 2.5点】
eスポーツを描いたというよりも、eスポーツを舞台にしたオリジナル青春アニメ。


シリーズ構成は、結末を決めて、そこから逆算して当てはめていく、一般的な帰納法ではなく、
作中を生きるキャラの織り成すドラマを積み重ねていく演繹法により構築。

演繹法は作品をつかめなかった視聴者にとっては、まとまりがないとの余韻が残りかねない諸刃。
本作はさらに視聴者を誘導する脚本が粗雑で、諸々“投げっぱなしジャーマン”を喰らった感覚で怪我するリスクが増大。


私は昔、とあるFPS(一人称視点シューティング)のオンラインお気軽クランにてヘッポコ一兵卒やってました。
そんな私の観点は適切かは分かりませんが、
架空のFPS「XAXXERION(ザクセリオン)」で競うeスポーツを描いた本作。
FPSの押さえる所は押さえていてニヤニヤさせられました。

即死判定のヘッドショットを決めるか回避するかがゲームの肝になるため
照準(エイム)を散らすためにジグザグに動いたり、
通路へはニャ~とジャンプで飛び出してみたり、逆にそのパターンを読まれて狙撃されたりw

ただFPSというゲームジャンル。世界ではメジャーでも日本ではマイナー。
そもそも“ライトユーザー”や普段ゲームしないアニメファンにとっては、
ヘッドショットで即死を大前提とした舞台設定の入り口で躓く危険性。

その上にさらにスポーツ系FPSにありがちな、陣取り要素も絡めたマッチアップが大会ルール。
終盤その駆け引きが熱い!と訴えてくるわけですが、ルールを完全理解した上で堪能できた視聴者がどれだけいたのだろう?との疑問が残ります。
私も細かい部分を質問されたら答えられる自信はありませんw


メイン題材であるゲームの解説(チュートリアル)ですらこの有様なのですからドラマ部分は言わずもがな。
ただ分かる人だけ分かれば良いという障害を乗り越えた先には、
興味深い人間模様が詰まっており個人的な視聴満足度は割りと高め。
特に幸福に関する価値の倒錯が生み出す雰囲気が独特で味わい深かったです。

主人公・瞬の妹・美桜は事故で下半身が不自由で不幸なはずだけど、
事故以来ゲームをやめて世話してくれる兄との日々は幸せ。

ヒロイン・悠宇(ゆう)は芸能活動しつつ事務所で内緒でゲーマーやってる。
世間的には芸能界の方が陽向で、ゲームなんて日陰のはずなんだけど、
瞬たちと一緒に青春できるゲームの方も幸せ。


かつて社会から落伍者と白眼視されたゲーマーたちが、ゲームを信じてプレイし続けて、
日陰を突き抜けた先に、“いい学校、いい会社”に入った大人たちより賞金が稼げるeスポーツの夢を掴む。
近年最大級の価値観の倒錯であるeスポーツ現象が、
上記の幸福の倒錯と混ざり合ってなんとも言えない風味を醸し出しています。


ただチュートリアルが不親切なゲームのことを世間一般ではク◯ゲーと呼ぶのもまた事実であり(苦笑)
普段、私は例えク◯ゲーでも自分さえ満足できれば高得点付けちゃうイカれた愛好家ですが、
本作の場合はそれで高評価は何か違う気がするので、ここは断腸の思いで基準点割れの物語2.5点で。


【作画 2.0点】
アニメーション制作・Quad

構図等は野心的だが画力が伴わず不発。

例えば、eスポーツカフェ「FOX ONE」周辺のきらびやかな蛍光色が目を引く、
サイバーパンクな川越市の街並みを表現した背景美術。

倒錯した幸福感が極まった時の雨天描写。
世間にとって陰鬱でも僕らにとってはこれが青春さ。

祭りの日、瞬にプロゲーマーの道を極めるため{netabare} 妹を捨てるよう{/netabare} 人生の取捨選択を迫る睦生。
示された夢は、祭りの非日常感とも混ざりあった朧気な幻影のようでもあり。

絵コンテレベルでは意気込みを感じる場面が多々あるも、
作画カロリー不足により心に刺さるまでは至らず本当にもったいないです。
金欠は「FOX ONE」店長だけで十分ですw


視聴者を唖然とさせたのはゲーム「ザクセリオン」の“しょぼいグラフィック”
イマドキのゲームってもっと超絶グラでリアルなんじゃないの?との悲鳴が多数聞こえて参りましたがw

こちらに関しては多少の擁護を。
多くの競技者を募るeスポーツに採用されるようなゲームは、
高性能PCやゲーム機だけでなく、低性能機やスマホでも接続プレイできる幅広いクロスプラットフォーム対戦を実現している物が多く、ザクセリオンもその一つ。

例えば初回グラボを“ロースト”して解像度向上させる描写など機器性能による違いの描き分けもできており好感しました。
しかし、ここもスマホ版ザクセリオンのプレイ描写で分かる人にはクロスプラットフォームだと分かる描写があるのが、後半というのが何とも手遅れ感。

またザクセリオンは圧倒的グラフィックで世界観に没入させるリアル系FPSではなく、
明快なグラフィックでゲーム性を高めるスポーツ系FPS。

例えばジャングルを超リアルに描かれたら標的が視認できずゲーム性が損なわれますw
高レベルプレイヤーは床の材質による足音の違いから索敵しショットを決めるというウンチクからも、
ちゃんとeスポーツ取材した上で敢えて壁・床の材質も把握しやすい簡素なグラフィックのゲームにした意図を汲める人は汲めるのですが……。

それでもやはり作画やグラがしょぼいことには変わりないので、
ここも泣いて馬謖(ばしょく)の作画2.0点で。


【キャラ 3.5点】
主人公高校生少年・時野谷 瞬

ヒロイン・三枝 悠宇(さえぐさ ゆう)
女優として人気を獲得しつつある少女。
瞬の中学時代のオンライン上のゲーム仲間“ばくれつ君”でもあり、
正体を隠して、想いを寄せる瞬に接近する。

もう一人のヒロイン・稲月 望
瞬とリアルでゲーム仲間やっていた一年先輩の幼馴染属性。
悠宇の瞬へのアタックにより、望自身も瞬への恋慕を自覚する。

この辺りの三角関係までなら、ゲーマーがそんなに簡単にモテますかいw
とツッコミたくなる都合の良い凡庸なメインキャラ構成。


スパイシーなのは、そのトライアングルに{netabare} 兄のワイシャツの匂いを嗅いで悦に浸るw{/netabare}
超激重ブラコン属性で割って入る妹・時野谷 美桜(みお)
(※核心的ネタバレ){netabare} 実は身体的障害は既に癒えており、歩行を妨げているのは兄との共依存関係という幸福への執着。{/netabare}
という幸福の倒錯という本作の作風を象徴するキャラクター。
特に第9話はブラコン史に残る怪エピソードとして記憶に刻まれそうです。


さらにキャラ相関の闇鍋感を高めたのが、瞬と同じ先読み能力を持ち、
瞬をゲームを極めるあっち側の世界へと誘う強豪「SLEEPING OWL(スリーピングアウル)」メンバー・睦生(むつき)

無駄を削ぎ落としゲームに集中するため、家族を捨て、友人を捨て、
さらに{netabare} 食事はカレールーをストローで吸引w全裸でゲームをプレイw{/netabare}
と能率追求の極端なデフォルメが目立つ睦生。
ですが、プロゲーマーとはストイックな物との印象を持つ私。
実は彼が一番プロゲーマーのイメージに近いキャラでした。

アマチュア高校生の瞬たち「team FOX ONE」がそんなに簡単にプロには勝てないだろ?
との不満を抱いていた私にとっては、ストイック変人・睦生は壁として溜飲を下げさせられる貴重な存在でした。

そういう意味では、後半ようやく壁にぶつかった「team FOX ONE」に
遊びの延長ではなく統計データに基づいた地道な練習を課した
佐藤 星詩流(さとう せしる)の“鬼コーチ”ぶりも良かったです。

ただ睦生にせよ星詩流にせよ主人公に試練を与えるのが遅すぎた印象も。
できれば彼らを序盤から活躍させ主人公を挫折させるか、
瞬たちの中学生時代を深掘りして、プロ級の才能の根拠を明確にするか。
ここも構成にもう一工夫欲しかったです。


【声優 4.0点】
脚本、作画の援護射撃に期待できない以上、キャスト陣にかかる負荷は大きい。

ですが主演・瞬役の小野 賢章さんの夢のため何かを捨てるか否かの葛藤。

ヒロイン悠宇(ゆう)役の雨宮 天さんの清楚な女優の外面、ズボラなプライベート、人が変わる凶ゲーマーぶりの多面性表現。

望役・水瀬 いのりさんの瞬たちの、包容力のあるお姉さん属性が恋に落ちて余裕を無くす時。

この豪華声優陣ならばカバーなき無茶振りもこなします。

正直ヒロイン天ちゃんじゃなければ私もリタイアしていたかもしれません。
平凡な三角関係に天ちゃんとか、いのりんとか無駄使いだしwと思うこともありましたが、
愚痴りつつ、{netabare} 自室で裸を見られて動揺する{/netabare} ラッキースケベな天ちゃんのヒロインボイスなどは美味しく頂くのが私の声優ファン魂でもありw


妹・美桜役の麻倉 ももさんは序盤と後半でガラリと印象が変わる難役を好(怪)演。

あとは松岡 茉優さんはイケメン無双主人公だけでなく睦生のような変態ラスボス役でも実に突き抜けた怪演で魅せてくれますw


【音楽 4.0点】
劇伴はMONACAの面々が、会話劇を軽快に後方支援する「Ordinary」などの日常曲から、
前面で決めに行く“処刑用BGM”「Wining Protocol」まで、
得意のエレクトロ成分で恍惚感あふれるサウンドを提供。
サントラは結構お気に入りです。


OP主題歌はSennaRin「S9aiR」
作曲・編曲・澤野 弘之氏がオーケストラと勇壮なコーラスという特色を削ぎ落として提供したエッジの効いたテクノ曲。
一度、澤野氏がシンセサイザーだけで劇伴担当したSFアニメとか観てみたいと思ってみたり。

ED主題歌はsomei「Another Complex」
無難な青春バンドサウンドが、雨と人間模様の憂鬱が深まるに連れ、徐々に心の拠り所にw

投稿 : 2024/05/04
♥ : 14

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

品質は微妙なアニメですが、eスポーツには興味あり!ですが…微妙な展開に…。う〜ん。そして、勝ったら全て解決しました!

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.31

 勝ったら全て解決エンドでした。まだ、スタートラインに立ったばかりの様な気もしますが…。問題はプロになってからでしょう。

 勝てばクララも立つし、ユウもゲームOKになるし、ゲームカフェの借金も返済出来るってもんよってこと?

 ラスト、チームは何か良い雰囲気で終わりましたが、キモウトちゃん、あれ程ウザかったのに改心早すぎじゃね?主人公の瞬が色々悩んだの何だったのかな?

 他チームのホモとは良いライバルになれた様です。ストーカー化しそうでしたが…。

 主人公の瞬さん、結局、ダブルヒロインのどちらも選ばないし、ドロドロした人間ドラマを展開していた割にはサクッと終了!これならeスポーツの方にもう少し力を入れた方が良かったかな?

 全てが中途半端で、印象に残るのが酷いゲーム画面だけと言う謎の作品でした。

………………………………………………………………………

 7話まで観ました。2023.11.19

 チームは何だかんだで快進撃します。プロも視野に入ってきました。しかし、主人公がグチグチ悩みます。

 ライバルはゲームのために学校も辞め、人間関係も断った地獄鬼みたいな勝負師で、主人公はこのライバルの誘いにも動揺します。

 ただ…、日本のプロゲーマーはまだ賞金とチームの給料だけでは食えず、ゲーム配信やYouTuberとして稼いでいる現状なので、人間辞めた様なキャラは持て余しそうです。

 海外のプロも、選手としての寿命が短いので、現役中に名を売り、引退後は配信者的なインフルエンサーとして生きていくセカンドキャリアもあるそうです。

 そのため、暴言を吐いて炎上するたぬかなみたいな人も多いとか…。

 その点、本作品の主人公は安泰です。無条件に兄好きな妹、自ら口説いてくるダブルヒロイン、友達思いの男衆二匹…。
 
 何だろ…。観ていて涙が出るほど恵まれています…。無条件モテ男の良くある恋愛モノと、あまり変わりませんね。
………………………………………………………………………

 6話まで観ました。2023.11.18

 青春+eスポーツな本作品ですが、皆様のおっしゃる通り、売物のeスポーツ部分すら上手く描けていません。

 主人公の悲惨な身の上話が6話で明らかになりますが、どうでも宜しい!eスポーツと何も関係あらへん!

 もう少し、eスポーツについて調べてからアニメ化するのが宜しいでしょう。

 青春モノとしてはダブルヒロイン+ブラコン妹で主人公の勝ち確定、他の男キャラはモブの優雅な世界です。これ以上の発展はあらへんのやー!(魂のシャウト)

 世界的に人気のeスポーツですが、少し調べれば抱えている問題は明らかです。

 まず、選手のピークが10代後半で、20代前半で引退する選手が多いことです。

 これは、選手の育成システムが確立しておらず、人間の生理的ピークが競技能力のピークだと言うことを示しています。

 運動競技でも、体力的ピークは20歳くらいですが、鍛錬と経験で肉体的ピークが過ぎても一流で通用するのは良く知られた話です。

 この、選手としての寿命が短いことと、アマチュアとプロの境界が曖昧なまま、高額賞金大会が開催されていることが、魅力と制御不能性から来るカオスな状況を産みだしています。

 10代がピークで一番稼げるとなると、部活とかの学校的秩序内でコントロール出来ず、ドロップアウト組を生み出す社会問題になっています。

 現在、学校内秩序でコントロール出来ないスポーツに取り組み、学校から離脱すると、一流選手になって稼げ無かった場合、出身階層から下降します。アウトローのスポーツ、スケボーではこの兆候が顕著だそうです。(米国の話)

 主人公がブランクがあったり、競技に専念出来ない環境にあるのに強いのは、超能力があるからと作中で説明されますが、ガンダムのアムロじゃ無いんだから都合が良すぎです。

 eスポーツの闇も含めて魅力を描けない、競技画面もショボい、チョロインが多すぎる…。今の所、良いとこがありません。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.10.18

 ハイ!美少女ゲーマー頂きました!他のレビューサイトでも話題になっておりましたが、こんな女子いね〜。しかも、片手間でゲームやっている奴がプロに勝てるのかな?

 eスポーツでも、負傷して引退する選手が多いそうです。コンタクトスポーツじゃないのに怪我をするということは、相当厳しい環境で戦っているんですね。

 何か、eスポーツを舐めている感じがしますが、大会メンバー揃った様なので、次回が楽しみです。

…………………………………………………………………… 

 1話観ました。2023.10.10

 eスポーツを題材にした珍しいアニメです。肝心のゲーム画面が酷いということで、話題になっております。

 FPS(一人称プレイヤーが戦うシューティングゲーム)とか、やったことが無いので詳しいことは分かりませんが、確かにグラフィックがPS2レベルです。

 動きも悪く、棒立ちのマスケット銃兵が、相手の白目が視える位置まで行進して、装填!狙え!撃て!的なテンポです。ナポレオン戦争オンライン?

 贔屓目に言っても西南戦争オンライン位の雰囲気で、るろうに剣心なら刀だけで活躍出来そうです。キャラが持ってる銃はスナイドル銃かな?スピード感はありません。

 しかし、アニメとしての品質は微妙ですが、個人的にeスポーツ業界には興味があるので、視聴継続です。

 ただ…、美少女ゲーマーがゴロゴロしている展開になりそうですが、それはやり過ぎな気はします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 6
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

挑戦的な作品だったなとは思う。

{netabare}
eスポーツが題材のアニメ。
ゲーム題材の作品は多かれど、ここまでeスポーツを前面に押し出した作品は今までなかったし、新しいことに挑戦しているという点において嫌いな作品ではなかった。
ただ、やはりeスポーツだけで話を作るのは難しいのか、青春話や妹の話などと、eスポーツの話が半々ぐらい。

ゲーム描写に関しては、ゲーム用語や、PCに関する専門用語が出てくる側面においては良かったと思うけど、FPSをしっかりとやっている人から不満が出るのは分からなくもない。
作中ゲームの元ネタはルール的にも今流行りのVALORANTなんだろうけど、グラフィックがプレステ2レベルなのは少し気になった。
試合がご都合的・実際のeスポーツではありえないような進行・乏しすぎる知識などに関してはアニメの盛り上がりを作る以上ある程度仕方ないのかなと。
eスポーツ題材の本作に限らず、他のスポーツ漫画等でもそういうことは普通だし、そこは割り切れた。
試合の描写はそこまで気にならなかったけど、メンバーの殆どが知り合いなのはうーんって感じ。
ゲーム描写には一切関係ないけれど、リアルでの関わりも描く作品だからそこはもうちょっと現実味を持たせても良かったと思う。

ケチをつけようと思えばいくらでもケチをつけられるゲーム描写だったけれど、少なくともこのレベルでFPSのプレイ画面を実際に描いたアニメは他に存在しないと思うので、自分は新鮮みあって楽しめたかな。
FPSはそんなにやったことがないけど、ゲーム好きな自分としてはゲームがメインの作品が作られたというのが嬉しかったってのもある。

ただ新鮮だから楽しめただけで、eスポーツは全くアニメや漫画には向かない題材/描くのが難しい題材だなとも思った。
サッカーや野球作品の場合は「ボールを蹴る/撃つプレイヤー」を見ればいいけど、eスポーツ作品の場合、「銃を撃つゲームキャラを動かすプレイヤー」を意識しないといけないわけで、視聴者と作中キャラの間に通常よりももう一段階壁があるのがあまり入り込めない原因、または描写の難しさの要因になっていると思う。

ゲーム描写以外の話の方は面白くなりそうだった要素は中途半端に、どうでも良い方の妹の話だけが回収されて終わったので少し消化不良。
妹の話はそんなこと気にするとかシスコンすぎるだろ...って感想しかない。直接的な原因でもないのにあそこまでする理由が。
妹のために金を稼ぐまでは分かるんだけどね。
どちらかというとばくれつくんとの話の方を最後まで描いてほしかった感が否めない。ばくれつくんとの恋愛要素を含めても良かった。
あとは全部となると無理だろうけど、FOX ONEの過去メンバーの話や睦生くんのその後の話、借金の話など...。
この作品、主要キャラクターは現実的な範囲で個性あるキャラが多くて良かったと思うから。

色々文句は出てくる作品だったけど、先の読めない展開が多く毎週楽しみな作品であったことは間違いない。
チームFOX ONEの雰囲気や会話が好きだったから純粋に退屈しなかったのもある。
ダネコとか絵にかいたようなオタクキャラでいい味出してた。
ゲーム題材だけど味方内ではギスらずに、和やかな雰囲気だったのは好みでした。

作画は残念。曲はEDが好き。

私的評価:61点
私的ベスト回:4話
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

60.5 222 2023年度アニメランキング222位
帰還者の魔法は特別です(TVアニメ動画)

2023年秋アニメ
★★★☆☆ 2.9 (112)
325人が棚に入れました
絶えず世界を侵食する異次元空間「影の世界」。 その中でも最悪の災害と呼ばれる「影の迷宮」に人類は直面した。 「デジール・アルマン」は仲間と共に「影の迷宮」最後のボス、破滅竜ボロミア・ナポールと対峙するも、世界は滅亡を迎えてしまう。 全てが終わったと思った瞬間、デジールの目の前に広がる光景は...13 年前の世界だった。 自身の出身校でもある、帝国最高の魔法学園「へブリオン学園」の入学式まで戻ってきたデジール。 きたる滅亡の未来を変えるべく、仲間たちを再び集めて世界を救うために立ち上がる!

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

韓国産転生モノは、日本製ほど無邪気では無いのである。そして、面白くも無い…。

 最終話(12話)まで観ました。2023.12.28

 2期決定!この内容で?う〜ん…。私は観ますけれども!

 2期ありきのせいか、アウターとか言う敵対勢力が何なのか、逆算魔法はいつ身につけたのか説明しないでワンクール終ってしまいました。

 主人公の逆算魔法、ひょっとして物理攻撃に弱くね?舐めプしてた割にアウターのボスに苦戦したりします。凄いパワーとスピードで押されたら殺られるなコイツ…。

 主人公、一回目で身に付けた謎の能力でまた、ゴイスーしますが、いや…、誰に教えてもらったんだよ…。能力の背景が不明なので、ご都合主義的な展開にしか見えません。

 一回目で仲間だった強いお友達と、二回目の新しいお友達を集めてせいぜい頑張って欲しいです。
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 11話まで観ました。2023.12.18

 学園編が終了し、物語が動き出した様です。敵武装勢力の襲撃が!?

 しかし…、ヒロイン的なショタとロマンティカを活躍させるためか、テンポの悪いナメプを主人公側がカマシます。

 そして、真打ち登場って感じで、ニヤニヤした主人公がラストに登場して次回最終話へ…。

 これ系の話でこのテンポの悪さはヤバいです。マジで最終回近くで何やってんの?的な感じです。

 主人公のキモさが際立つ11話でした。制作側は主人公にヘイトを集めたいのかな?もう辞めちまえよ…。
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 9話まで観ました。2023.12.04

 韓国人の半分はキリスト教徒のためか、韓国産の転生モノは神が関わらないのが特徴の様です。主は、救済はしても異世界へ転生させるなんて、聖書に書いてありませんからね。

 日本産は、割とカジュアルになろう神が出て来ますが、文化の差です。

 本作品も主人公の転生(タイムリープ?)に神が関わって無いので、主人公の逆算魔法とかの出処が気になります。

 逆算魔法、すげー強いのですが、いつ習得したんでしょうか?学生の頃から使えたのかな?一切説明が無いので、主人公の根拠の無いイキリがすごく気になります。

 なろう神がしゃしゃり出てくる転生モノも食傷気味ですが、能力の説明が無いのも納得出来ません。

 また、9話で結局、貴族達にザマァしてやりましたが、モンスター相手の戦闘よりも誤魔化しが効きにくい対人戦がメインだったため、作画の悪さが目立ちました。

 低カロリー作画で、肉弾戦を表現してはいけません。魔法戦で何かを飛ばす戦いにしておけば良かったと思います。

 登場人物達がカクカクした剣撃をしているのは、観ていて笑いそうになります。

 もうすぐワンクール終わりですが、学園内から一歩も出ないでオレ達の戦いはこれからだ!エンドになりそうです。
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 6話まで観ました。2023.11.13

 本作品の特徴が分かってきました。主人公は魔王学院の不適合者のアノス様的な全知全能キャラで、他のキャラクターは主人公に善導される対象でしか無い系統の物語の様です。

 事件の黒幕や、形而上的存在(神)が不在で、主人公のやりたい様に物語を動かしていきます。

 視聴者には開示されいない、主人公の持っている謎のプランに従って仲間を鍛えて、学内のランキング戦で高ランクゲットと生意気貴族達へのザマァを目指します。

 この展開が良くある感じなのと、ザマァの妥当性が不明なのが良くないのかな?と思います。

 最終的に前の時間軸で主人公は人類最強パーティに入っており、シコシコ学園内でイキりなから仲間を鍛える意味が不明確です。結局、無能貴族共は戦争で淘汰されてるでしょ?

 一度目の方が物語的には面白かったのでは?という疑問がつきまとい、二度目の物語への視聴者の没入を妨げています。

 この二度目は主人公の自己満足の物語なのでは?人類最強パーティ加入後にラスボスの倒し方を検討すれば良いのでは?

 説明しろ説明しろうるせーんだよ!と、怒られそうですが、物語にハマるには納得のいく説明が必須です。クリエイターはみんな、それで頭を悩ませているわけで、放棄して良い訳ではありません。

 どうも、視聴者に観る価値無しと切られる要素が今の所多いのが残念です。
……………………………………………………………………… 

 5話まで観ました。2023.11.05

 死に戻りした主人公、2回目を上手くいかせるべく、1回目で目をつけていたキャラ達を仲間にして鍛えます。

 ここまで観ていて良くないなぁと思うのは、1回目の顚末が視聴者に公開されていないので、2回目の主人公の行動が正しいのか視聴者には判断出来ない点です。

 貴族制や学園の育成システムの不備で1回目は多大な犠牲者が出た様ですが、ラスボスの討伐自体は成功しています。

 これ、下手に歴史をイジるとまずいのでは?ラスボスを倒すために主人公と共に戦った仲間達も貴族とかと戦いながら鍛えられてきたはずです。

 主人公が鍛えたキャラは1回目より強くなるかも知れませんが、歴史が変わって弱くなる奴も出そうです。

 強さは育成のノウハウだけが物を言うのだ!と、いうのは、結構悲壮的な世界観です。これでは、キャラに深みが出ないのでは?

 彼女が公爵邸へ行った理由もそうでしたが、死に戻りしたり転生した主人公が全てを把握しており、視聴者に情報を公開しないで物語を進めていくのは、韓国原作の特徴なのかもしれません。

 なろう主人公の全能チートとはまた違った方向の主人公のイキリを許容出来るかが、視聴継続の要となりそうです。
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.10.19

 死に戻り系のお話で、韓国の作品だそうです。2度目は上手くやるぞ~!

 彼女が公爵邸へ行った理由もそうでしたが、はっきり言って話が洗練されていません。

 転生なろう的なお約束事を守っておらず、世界観に粗が目立ちます。

 お約束事の魔法学院入学試験も、ランダムに選ばれた他の受験生含めて総員6人とレースアンドバトルして、上位3人が合格なのですが、強いの3人まじってたら、もう合格無理じゃん。

 反対に雑魚しかいなかったら、簡単に合格出来ます。全く公平性や客観性がありません。

 一事が万事こんな感じで、2回目は主人公無敵だから良いけど、1回目合格は運だったのかな?

 主人公は未来の知り合いを見つけて喜んでいますが、視聴者はぽか〜んです。

 この粗削りな感じが上手くいくか、とても気になります。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5

内容は良い… と言いたかったのですが、なんかすっごく変な作りでイライラする…

いや、なんですかねこれ?

内容はわかりますよ。主人公は10年かけて戦い抜いて最後の最後に失敗したと。
そこから10年過去に遡って、今度こそ、という話ですかね。
ついでに途中で死んだヒロインも助けられるかも、と。
テーマとしては興味深く、見たい気持ちはあったのですが…。

いやなんですかね? 本当に。
…すっごく、イライラしました。

まず10年後のシーンが糞長い。いや普通こういうオープニングは数分で終わらせません?
ティアムーン帝国の断頭台のシーンは、そんなものでしたよね。
あれが正しい。こんな前座の前置きを何十分もグダグダ描いてどうすんねん。

しかも10年後に登場しているメンバーほとんどが、過去には登場しないんですよ。
なんでそういう無駄なことするんですか?

過去に戻ったと主人公が認識するまでもグダグダ長くて苛つくし、赤毛女と青毛男が仲が悪いと紹介したらそれだけでいいのに、なんかグダグダ無駄なやりとりを挟むし、全部が全部、とにかくいちいちくっそテンポが悪くてイライライラ…。

ここまで作りが悪いアニメは始めて見たかもしれないレベルで酷いです。

昔のアニメは時間の使い方が酷くゆっくりしていて、今の目で見るとイライラすることもあるのですが、そういうレベルではなくて…。
何でしょうね。とにかく酷い。演出、構成、監督とかが酷い。

そんなに言うならお前が作ってみろ、と言われた素人が作ったらこんなレベルになりそう、というレベルで酷いです。

ちょっとだけ、どこまで酷いのか見たいというレベルでは先が気になりました。

で、困ったんですけれど、ここの採点、こういうアニメの作り、演出が酷い場合ってどこを下げれば良いんですかね?

ストーリーそのものは別に悪くないですよ。見せ方が酷いってだけで。
キャラも見せ方が酷いだけで別に悪くはない。作画は確かに微妙ですが…。
声優、音楽も問題ないし…

いや、どこ下げればいいねん。と、すごく困りました。
仕方ないので物語を下げましたけれど… うーん、ちょっと納得いかないなぁ。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 5

大さじコショウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

クオリティも逆算されています!

事前情報なしで見ました
総じてクオリティが… 逆算されています!


最初1話目が気合入れた設定感出していますが
やってることは再トライの俺最強です。



ツ ッ コ ミ ど こ ろ は 多 岐 に わ た り ま す

まずファンタジーな世界観と装備しておいて、
ハイテクな施設や物が出てきます。
杖装備してたりするのにタブレットが出ます。ゲーセン出ます…
タブレット使ってる世界観で、剣や杖はヤバい。
貴族推しもすごいが、やはりハイテクなものがある世界観には合ってない
ここまで時代や世界観が、めちゃめちゃなのは久々で清々しい!



キャラも最高
魅力をそそるようなキャラがいなく、全員そそらない
そのくせ声優さんは有名どころ使ってて声とキャラのクオリティの差が
中々染みるぜ…


特にきついのは主人公
何でもかんでも『逆算』といって魔法解除します
例えば解除してしまうから自分と敵問わず魔法使えないという
弱い設定があればまた良かったんですが
普通に別の魔法も使いますからね。

リスクや手間があるようにふるまってるが、到底危機感は感じない。
見透かしてる様もキツイ。
指ならしながら解除する姿は、さすがに寒気と笑いを与えてくれます




作画はなかなか。ズームが多いし戦闘シーンも動きほぼない
テンポも良くない。この話短くできるだろとか、いらないが終始ですが
キツイというよりは無でした







総じてなかなかクオリティがヤバく
久々にクソアニメとして当たり引いたと思いました
とはいえ、まだ見れるタイプのクソアニメです。

態々見るぐらいならほか作品に時間割いた方が良いですし
不味いものを食べて普段食べているものがおいしい物であることを
再確認するために見るならある意味お勧めできます

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

60.4 223 2023年度アニメランキング223位
うちの会社の小さい先輩の話(TVアニメ動画)

2023年夏アニメ
★★★☆☆ 2.9 (124)
372人が棚に入れました
キャラクター企業ではたらく、入社 1 年目の篠崎拓馬。まだまだ慣れない仕事の日々。それでも、彼のそばには「とんでもない癒やし」があった。 ──それは、入社 3 年目の“小さくてかわいい”先輩・片瀬詩織里。後輩想いな詩織里は、何かと篠崎を気にかけてくれている。仕事が順調にいけば褒めてくれる…。緊張するプレゼン前には励ましてくれる…。つらいデスクワークは肩もみで労ってくれる…。 自然と距離感近め、どこか天然な詩織里の振る舞いに、篠崎は毎日癒やされつつも意識しっぱなし。はたして彼女いない歴=年齢の篠崎はただの先輩後輩から関係を変えられるのか……? SNSで超人気、斎創先生のコミックが待望のアニメ化! この"お砂糖系オフィスラブコメ"は、ずーっと見守りたくなる!

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6

真に受けないように・・・、もう一回言うよ、真に受け(ry

こんな会社はありませんw。
いや、断言はできないかぁ・・・?
こんな会社は、ほとんどありませんwww。


正直に言うと、最初の方からあざと過ぎて視聴をギブアップしようか迷いました。

いくら「紳士向け」と言っても、こんな風なキャラ出して、お胸を大きくしときゃ大丈夫だろ、的な安易なつくりは薄っぺら過ぎやしないでしょうか。


もっとも、私自身が小僧時代ならばどう感じたかは、今となっては解らないのですが。


片瀬さんは、まぁ、可愛らしく造形され、魅力的なキャラに仕上げよう、仕上げようとしているのは理解しますが、私にとってはあざと過ぎ。
変な言い方になりますが、これは「片瀬さん」に言っているのではなく、メタな方面に対してです。
もっとも、これは個人の感想なので、作っている人が私の意見を取り入れる筋合いもないのですがw。


篠崎くんは・・・、ま、振り回されている道化役ですので・・・。
ただ、これも個人の感想としては、振り回され役としてもパッとしなかった印象ですかねぇ。


途中、何度も視聴を中止して、他の何かを見ようかな、と迷いました。
いやぁ、マジで。
私的には、関心のないものは端からあまり手をつけることは無く、見たら最後まで観るのが筋だろタイプなので、結構頑張ってみましたかねぇ、今回は。


ちょっと、コミカルな感じになってきたのは、早川さんが動き始め、秋那主任がからみ始め、そして、篠崎(姉)の豊さんが登場してきたころからでしょうか。

特に早川さんと秋那さんの絡みがおもしろ楽しかったのと、篠崎(姉)の俊敏な暴走っぷりとやはり秋那さんとの連携でしょうか、面白かったです。

・・・あれ、この書き方だと秋那さんがMVPなのか・・・w。

ちょっと、ここら辺はなんとも言えませんが、外野の方が面白かったですねぇ。

似たような作品はいくつか視聴してきましたが、やはり、メインストリームのキャラ達にもう少し物語が無いとなぁ、って感じでした。
今作は少し、あざとシチュに重きを置き過ぎで、薄っぺらかったかもしれませんね。
ここは、私には合わなかったポイントかもしれません。
先達の作品たちが、比較的よくできていた、頑張っていたのを再確認しましたね。


なんとか、最後まで視聴はしましたが、クールのラストでそれですか。
ダメじゃないです、ダメじゃないですが・・・中学校モノに転生した方が良くないですかね。

個人的には最ラスで、ちゃんと自分が注目した3人が落してくれてセーフって感じでした。



合う合わないはあると思いますが、少し寛容な心が無いと厳しい作品かもしれませんね、いろいろな意味でw。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 19

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

巨乳よりも巨頭が気になります。シチュも中途半端かなあ。

「ライザのアトリエ」が太ももなら、こっちは「巨乳」ですねえ。そしてどちらも異世界です。

 こんな職場は世の中にはありません。正直どんな異世界よりも異世界だと思った方がいいです。
 私語多すぎです。企画系なら私語は多い場合もありますし、私語が仕事みたいな部分もありますけど、もうちょっと知的な私語になると思います。
 こういう職場は、ひょっとしたら公団とかNPOとか職業組合事務所とかで緩ーい職場はあるかもしれませんが、その場合はこんなに綺麗なオフィスじゃないし、人数はいないでしょう。そもそもそういう職場なら年齢層が若すぎです。

 まあ、それは異世界オフィスと言うことで置いておきましょう。


 本作は2つの要素、1つは先輩のビジュアル(可愛らしさ・巨乳)と、2つ目は状況・シチュエーション(イチャイチャ・巨乳)が売りだと思いまます。

 1つめのビジュアルなんですけど、まあ巨乳はいいでしょう。が、身体がおかしくないですか?頭でかすぎで、手みじかすぎです。
 ドラえもんじゃないんだから。そうなると、体形がおかしいと、オフィスウエアとしてのニットとかタイトミニが全然活きてきません。

 それと構図ですけど、人物に寄りすぎじゃないですか?全身像・半身像のカットが極端に少ない気がします。予算の関係?でしょうか?それとも全身・半身だと不自然なCGなんでしょうか?わかりませんが、その辺がニーズと合っているかなあ??という気がしました。

 2つめ。イチャイチャですけど、もうちょっとアクシデンタルな感じの方がいいかなあ。先輩の接触というか行動があざとすぎて、キャバクラ(すみません。行ったことないので想像です)じゃないんだから。シチュエーション萌え勢の琴線に触れないのでは?

 その割にエロさというか接触が足りてないし…何ニーズなんだろう?という感じです。小学生から中学生、百歩譲って高校生の○○さん系と同じことをオフィスで見せられても…

 まあ、後輩が出来てうれしいんでしょうけど「いいことは報告しないと駄目でしょ、メッ」ってどこのパラダイスだよ、と言いたくなります。


 狙いはわからなくはないですが、その狙いの焦点が見えてきません。全部微妙です。もっと現実に寄せて、先輩の性格と行動はリアリティがあった上で、シチュ狙いの方がいい気がします。大胆な修正でなくても少しチューニングを変えればもっと良くなる気がしますが、まあ、私の好みですけど。

 ライザのアトリエの太ももとの対比でちょっとみましたが、まあ、断念と…ではなく、見なかったことにします。感想状況は指定しません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 7

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

こんな女いるかよ!٩(๑òωó๑)۶とか思ったら負けってこと?

 最終話(12話)まで観ました。2023.10.03

 なんだかんだで最後まで観てしまいました。社内恋愛ものは、超ホワイト企業じゃないと成立しないようです。

 ヒロインの先輩も、性欲が強いけど処女…、積極的だけど処女…、可愛くて巨乳だけど処女…。優しくて皆に好かれるているし仕事も出来るけど処女…。あざとい女だけど処女…。舞台も登場人物も現実には存在しない超妄想アニメでした。

 こんなんで癒やされているようでは、日本の男はもうおしまいです。。゚(゚´Д`゚)゚。

………………………………………………………………………

 3話まで観ました。2023.07.16

 相変わらずのイチャラブです。先輩は彼氏がいたことが無いそうです…。

 先輩は何歳なんでしょう?中卒の社会人か?集団就職でもしてきたんでしょうか?この世間知らずな感じは、なんとも言えないですねぇ。

 男性社会人の妄想大爆発で、女性視聴者は対象外な感じは突き抜けています。他の追随を許さない感じです。

 先輩のあざとさはどこから来てるんでしょう?天然なのかな?後輩に対する抑えられない性慾的なものの根源は何なんでしょうか?

 なかなかにヤバいですね!
………………………………………………………………………

 2話まで観ました。2023.07.13

 先輩、グイグイグイグイグイグイ来るー!完全に主人公に気があるようです。

 周りの社員も二人をくっつけようと応援してきます。コレでカップリング成立しなかったら、おかしいレベルです。

 もう、2話で完結で良くね?後10話やるの?って感じです。このまま、甘々で行くのかぁ〜。

 脇役達の恋愛話も無さそうなので、イチャラブをまだまだ観るのは大変そうです。

………………………………………………………………………
 1話観てのレビューです。2023.07.04

 チビで巨乳の優しい女パイセン!まさに非実在女性ですね。しかも、無垢な感じ…。

 巨乳でも大柄だと怖いし、化粧バキバキの女も怖い…。仕事が出来る女も怖い…。スキの無さそうな女も怖い…。ヤリマンも怖い…。色気のある女も怖い…。色気の無い女はもっと怖い…。

 ある意味特殊な性癖を持った男性向きです。あらゆるジャンルをフォローするAV並みに萌アニメも進化しているってことですね。

 怖いモノ観たさで視聴継続です。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 8

60.4 223 2023年度アニメランキング223位
逃走中 グレートミッション(TVアニメ動画)

2023年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (24)
54人が棚に入れました
時は、人類が月へと住処を移した未来…。月面コロニーでは、あるゲームが大流行していた。 その名は『逃走中』。 限られたエリアの中に解き放たれた逃走者たちが、制限時間のカウントがゼロになるまで、追跡アンドロイド“ハンター”から逃げ切れば、高額賞金を得られるというエンターテインメントサバイバルゲームだ。 ある者は一攫千金を夢見て、またある者は自分の力を試すために、『逃走中』に挑む。

くまさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

グラビティ~マスター

うん。つまんない。

逃走中が始まると、時間のほとんどが、
ミッションの説明と設定を見せるのに使われる。
これが、単調でほんとうに、つまらん。

ミッションはたいてい、5秒前とかで、ギリギリのクリアなのに、
なんの達成感も危機感もないっす。

ハンターに捕まっても、死ぬわけじゃないしね~
さよなら~、となんだろう、もっとなんかないの?

ハンターを見事に振り切った!さすが、グラビティ~マスター。
・・・これ、盛り上がるところだったのか!

復活ミッション。成功すれば、捕まった仲間を復活できる!
・・・へぇ~。復活させてくれて、ありがとう。・・・ほぅ~。

キャラクターがいっぱいいるのに、
なんでだろう、誰も心に残らない(笑)
みんな、出オチのように消費される。

第18話。絶対王者モーリスが欠場。
さて、次の逃走中に向けて、新キャラがわんさか出てきて、
弟らしき子も!これは、波乱の展開か~どきどきっ
て、そんなわけないよね~

ストーリーがうすいよ~ 悲しいぐらい、浅いよ~

最後に。おすすめしません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

子供向けか、と思いきやなつかしのぬーべー作画とは。意外と面白かったり

さて、逃走中がアニメ化? なんじゃこりゃ、と思って一話だけ見ようと思いました。
まあ子供向けは対象外なので、感想も書かずにスルーする気満々だったのですが…
懐かしのぬ~べ~の作画の方ですね。
それもあってちょっと興味深く見ましたが…

いや意外と面白いのでは。
確かにアニメの方が、現実では描けないアクションを描けるというメリットはありますね。

というわけで一話だけ見る分にはなかなか満足度は高めでした。
ちょっと見たい気持ちにもなりましたが…。

まあ続きを見るかは本数次第です。今期もたくさんあるしおそらく見きれないでしょう。
優先順位は低めです。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

はるせ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

これは面白い、まるで重力を自在に操るようで、

言うなれば、「GRAVITY MASTER」(グラビティ マスター)


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投稿 : 2024/05/04
♥ : 0

60.3 225 2023年度アニメランキング225位
テクノロイド オーバーマインド(TVアニメ動画)

2023年冬アニメ
★★★☆☆ 3.0 (28)
107人が棚に入れました
たとえそれがプログラムでも、 確かに感じる、 人と同じ胸の疼き――。 異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。 世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。 太陽の歓びを失った人々が見出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最大級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。 中でも歌とダンスで頂点を目指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。 そして――ここはある『空き家』。 人々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4人が暮らしていた。 何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎?を繰り返す4人…。 ―そんな彼らと、1人の『少年』の偶然の『出会い』。 それは後に、人も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。 「大丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても――運命を、手に入れるために」 胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を目指す4人。 彼らはどうして生まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは? 熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

SFx男性アイドル

{netabare}
珍しい組み合わせのアイドルアニメ。

自立思考AIにランク付きのアイドル要素、そして溶鉱炉事件の謎と、本当に色んな要素が絡み合ってる作品だけど、どの要素を取っても満足な出来だった。
一人一人の掘り下げもやりながら、溶鉱炉事件の謎という話の核となる部分にも迫っていき、退屈しない構成だった。
様々な出来事を経てアンドロイドたちが感情を得て行く中で、エソラとの仲がより強固になって行く感じが良かった。
お互いが相手のためを思って行動しているのが平和で好き。

印象的な回は過去回。
エソラの父はとんでもないクズだけど、皮肉にも今があるのは父のおかげという、エソラにとっては辛そうな立ち位置。
いくら父と子は別とは言え、犠牲になった張本人のコピー的存在がそれを許していいのかとも思うところはあるけど、エソラの気持ちを汲み取って手を差し伸べてあげるのは優しさがあって良かった。
許されたのはここまでのエソラの立ち振る舞いあってこそなのかな。

最終回はアイドルアニメとして理想の終わり方。
様々な困難やトラブル等の逆境を乗り越えてのライブで、そこまでの積み重ねもあって感動的だった。
ライバル的存在のSTAND-ALONEのカイトも、応援したくなるような目的を背負っているからこそ話としても面白かった。
カイトには少し救いが薄い終わり方だったけど、元々そういう勝負だし仕方ないね。

裏でのアンドロイドに対する法律などSFチックな話も綺麗に方が付いて、どの方向から見ても良い最終回だった。
地味に葛藤描写の多かったボーラさんにも活躍の場面があったり、短い尺ながら無駄なキャラが一人もいなかったのはすごいと思う。

気になった点(?)はこころプログラムという名称に皮肉を感じること。
ニューラルネットワークの進化の先に自由意思的なものは生まれ得るのか、それは自由意識と言えるのか・・・。難しい問題。
まあ、これ系の作品でこういうことを言うのも野暮かな。

私的評価:93点
私的ベスト回:10話、12話

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆8
アンドロイドが反逆する系? 主人公もAIなのか。
これ系では珍しくキャラの思考や発言がアンドロイド感ある。
AIは電力使われる側じゃなくて使う側なのかw Vivyか?
AIだから記憶ずっと残るか。草。不覚にもワロタ。これアイドル物?
冷却液出そう。感情に寄り添わない言動と行動取るのAIっぽくていいわw
冷却液流せw 立ち入り禁止になってないのか。
最初のあれからの成長が早すぎるw 曲いいな。怖い。
AI反逆物も兼ねてる?

2話 ☆7
こんな子供に任せて大丈夫かw 警官の悪質な取調べ対策。
ガバガバ修理か? 警察もAIか。
あいつが本当のオーナーで権限譲渡したとか? 曲いいな。

3話 ☆7
ギスった。ロボット恐怖症? 自動運転怖い。心臓か?
エソラってマネージャー的立ち位置か。振付師さん? 作曲家だった。
エソラもKNoCCの一員になったな。話いいな。
急にキレだす兄ちゃん。エソラの才能は認めるw

4話 ☆8
首外すなw 私はロボットではありませんw この時代にもあんのかよ。
こういうプログラム組んでてもこんなふうに拡大解釈で何ともされそうだよな。日本国憲法みたいにw
確かにプログラムなら同じ返答帰ってくるはずだなw
女幹部ハマり役すぎる。子供に聞こえたらどうするw
子供泣くだろこれ。ラーニング機能かな?

5話 ☆8
無慈悲な警官。追いかけたからだろ。
死ぬの意味すら分からないポンコツアンドロイド。
アンドロイドならネット検索しろ。本持ち帰ってて草。
寿命なら今回助かったとてどうしようも無い。
普通に病院が最適では? 本日から逃げた復活展開じゃなくて良かった。

6話 ☆9
プリマドールで見た。東京24区要素。絵の具とか雨降ったら落ちるだろw 独断行動は反乱の兆し。まあそりゃ怖いわな1度暴走事件があったら。
チクチクで草。前回思いっきり頭外したりしてたよなw
卒論ぐらい人間が見てやれ。ツイート消しても意味ないんだよなぁ。

7話 ☆6
男同士でこの展開やるな。もっと強硬策に出ろよ。てかなんでこの2人をくっつけた? 兄さんか。めっちゃ聞こえてて草。
空っぽって言葉はブーメランだろ。解除してくれるんかw
何がしたいこの回。このためだけの能力。なんすかこの回。

8話 ☆8
けど君ら感情持ってるよね。因果応報か?
廃棄予定のロボ復活させるとかええやつやん。
ボーラさんも疑問に思ってるやん。
ロボット反対派がしくんだ自作自演とか?

9話 ☆8
けど、現代でもデータ復旧できるし余裕そう。
PCの内部を宇宙で表現か面白いな。RWBYかな。実質総集編。

10話 ☆10
必然だろうなぁ。21歳なのに老けすぎだろ。活性化関数。ChatGPTかな?
心なのかプログラムなのかはっきりしろ。
深層学習。馴染み深い式が書かれてて感動。ただの変態で草。
AI婚とか恋愛プロップスかよ。脳が破壊かれる…。
ホワイトボードに書くなw イカれとるやん。
情報系なのに脳科学まで把握してるのすごいな。
いいシーンかと思えばやっぱりイカれてて草。
やっぱ5人には元ネタがいたか。それで記憶吹っ飛んだのか。
マジでイカれてるな。トロッコ問題で1人を選んだんだな。
マジでクズとしか言いようがないけど、今年初泣きアニメになってしまった。

11話 ☆9
ピンポイントだな。話の規模が大きくなった。博士やっぱりクズやん。
カイトにとってはクライマーとして戦わんとあかんしな。
記憶戻ったw この世界にとってバベルってそんな価値があるのか?
やっぱ無いよね。心プログラムをインストールする必要はなくね?

12話 ☆10
ホモでは。撮られてて草。ずっと2チームに絞れててスタンドアローン側にもちゃんと魅力が出てるのがいいな。曲いいな。OP好き。
やっぱ政府もグルなんか? ロボット不便になってないか?
カイトはどうなったん? 元の人間の代わりか。親離れか。なぜ長髪に。

曲評価(好み)
OP「LOVE NO HATE」☆8
ED「インヴィジブル -one heart-」☆8
5話ED「So Long&Long For」☆8
1話IN「Bring it on」☆6.5
2話IN「IDempty」☆9
3話IN「願いの力」☆8
4話IN「Joying」☆5
6話IN「テイクメッセージ」☆5.5
12話IN「STORMS」☆9
12話IN「LOVE KNoCC HATE」☆8

{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/05/04
♥ : 1

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7

野良アンドロイドがアイドルを目指し、また野良に戻りましたとさ。

 最終話(12話)まで観ました。

 バベルのアイドル対決に勝ったら、心プログラムを全てのロボットにインストールするよ!人間のアイドルとパフォーマンスバトルだぜ!

 何でこうなる?この世界の人間は頭がおかしいのでしょうか?アンドロイド四人組は心的な物があるらしいのですが、これはマッドサイエンティストのエソラパパが人間から命と引き換えに移植したものです。

 いつの間に全てのロボットにインストール出来るプログラムになったんでしょうか?

 しかも、全てのロボットといっても、作業用ロボットに心がある必要があるんでしょうか?無駄にメモリを喰うだけです。

 結局、全ロボットに心プログラムがインストールされ、人権が認められる代わりに、寿命も設定されました。

 こんな、世の中が一変するような重要事項をアイドルバトルで決めるとか、ヤバすぎです。

 ロボットは自由にしていいということで、アンドロイド四人組はエソラと別れて旅にでました。自由意志万歳!

 もう、人間は二度とロボットを生産することはありません。作ったら片っ端から自由を求めて逃亡されてしまいます。少なくても、労働は拒否されそうです。
 
 アイドルの歌って踊ってを見せたいだけの話なのに、無駄なSF設定が物語を破壊しています。

 もう、ロボット排斥派の主張が通ったようなもんですが、人類社会は終わりになりそうです。  

 ゲームの宣伝と、飽和状態のアイドルモノの中で戦うため、SFに手を出して大火傷といった所です。素直にイケメン動物園にしとけば良かったと思います。
 
………………………………………………………………………

 11話まで観ました!あとラスト1話です。

 エソラとアンドロイド四人組の因縁が明らかになります。

 エソラパパの博士はキモいマッドサンエンティストだったことが判明します。コイツが全ての元凶か!?

 エソラもちょと調べればパパのヤバさが分かるのでは?伏線は回収されましたが無理がありすぎて意味不明です。
 
 エソラパパも、私利私欲でほとんど無意味な殺人をするくせに色々ぶん投げすぎです。

 結局、バベルでアイドル対決となりましたが、何でこの流れで?と疑問の残る展開で最終回へ!目が離せません!
………………………………………………………………………
 6話まで観ました。主人公のアンドロイド達は色々人間社会のことを学んで成長し、アイドルとしても順調のようです。

 ただ、本作のSF部分の根幹に関わるのですが、アンドロイド達が作中でどのような立ち位置にあるかが不明確です。

 どうも、作中の人間達にも人間と区別がつかない位、主人公達は優れたAIを搭載しているようです。

 他のロボットやアンドロイドは、工場で殺人事件を起こしたまんまメカのロボットや、ロボット警察官のように感情が無いなど、視聴者にもロボットとわかる存在です。

 アイドルもやれるアンドロイドとは、作品中でいかなる存在なのか?
 
 仕事の報酬を貰えるということは、人権を認められているのか?

 この辺が曖昧なため、これから物語に関わってきそうな反ロボット勢力の主張に説得力がありません。

 反ロボット派は、どの程度のロボを排斥しようとしているのか?

 現代社会でも、自動車が電子制御の半ロボットであることを考えれば、主人公達の位置付を明確にしないと、話に緊張感が生まれません。

 単純なラッダイト運動では、社会が維持出来ません。

 多分、何も考えて無いと思われますが、伏線は上手く回収して欲しいです。
 …………………………………………………………………
 3話まで観ました。生きるために金が必要なアンドロイド達とショタが楽しく暮らしながらトップアイドルを目指すよ!

 と、それ程単純な話では無さそうです。環境破壊のため人口激減の世界で、代替労働者としてロボットやアンドロイドが労働しているディストピアが舞台です。

 1話でいきなり殺人事件が起こり、ロボット警察が出てきたり、人間至上主義者が暗躍したりと、方向性が定まっていません。

 2話で仲間になったショタの性能が良すぎる、謎の野良振付師が協力してくれたりと、どこまで伏線なのか分からない謎演出も気になる所です。

 SF要素は最終的に破綻しそうですが、続きが気にならないこともないような気がします。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 0
ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

2話 SFマインドは感じる。男性アイドルものの要素がやっぱり主ですね。

1話 SFのガワですけど、日本産韓流的アイドルBL的な何か? 

{netabare} 絶対「東京24区」を作った会社だろう、と思ったら違いました。SF部分のベースにある設定は興味深いものはあります。
 が、キャラがなんでこんなに極端なんでしょう?企画会議とか、パイロットフィルムとか、絵コンテとか、どこかでチェックが入らないものなんでしょうか?

 前段となる設定で、電気代に困って稼がなきゃって、他の生活費、維持費はどうなってるの?とか、社会インフラとしてのアンドロイドの存在価値の作り込みとかできてるのでしょうか?

 あるいはアニメ制作として、演出とキャラの設定、キャラデザ、声優さんの演技など、なんでこんな安っぽくできるんでしょう?みんながいいと言う作品は、こういうサイトとか、ツイッターとかで分かると思うんですけど。
 もちろん、アートとして独自性を出すのならいいんですけど、それは感じないし。

 要するにSFのガワですけど、歌って踊れるBLグループモノ、日本産の韓流的アイドルものってことでいいでしょうか?そちらの方面で人気がでるなら、私の出る幕ではないですけど。
 もうちょっとSF要素確認して、そこが薄いならやめます。{/netabare}


2話 SFマインドが無い訳じゃあなさそうです…歌って踊れる男性アイドルユニット系なら趣味があいません。中断ですね。

 人間もアンドロイドも取り調べの拘束時間が12時間以内という設定は、なかなか社会学的な考察もあって、SFとしては悪くはないです。そして、アンドロイド=AIが捜査というのもいいんですけど…なんか、制服着てポリスっていう文字を書いてヘッドホンまでつけてる捜査ロボが、尾行だかなんだかわからないことしてるのはどうかと…

 あとアンドロイドの中身が思った以上に金属の塊で、そこはもうちょっとSF的デザインにしてほしかったなあ、そもそも腕が取れるってどうよ?

 そして歌って踊れる男性アイドルかあ…そこがやっぱり中心みたいですね。アイドルものはよほどストーリーがないとやっぱり趣味じゃないかなあ。


 中断します。SFマインドはあると思います。原案あるいは脚本段階まではひょっとしたら秀逸なのかもしれません。が、画面になったときにちょっとなあ、という感じです。

 警察のエライさんのディスプレイが後ろから透けて見えているのとか、機密保持からいってあり得ないでしょう?細かいところでせっかくのSFマインドが画になってないです。

 それとジャンルが趣味じゃなかったです。ただ、それほど悪いストーリーじゃない気もするので、アニメの出来ではなくて趣味の問題で中断します。男性アイドルユニット方面が好きな人にとっての出来は分かりません。

投稿 : 2024/05/04
♥ : 2
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