2006年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画一覧 28

あにこれの全ユーザーが2006年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画を評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月26日の時点で一番の2006年春(4月~6月)に放送されたTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

91.0 1 2006年春(4月~6月)アニメランキング1位
銀魂(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.2 (3074)
15121人が棚に入れました
この世界の江戸時代末期、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人達が襲来した。まもなく地球人と天人との間に十数年間に及ぶ戦争が勃発し、数多くの侍、攘夷派志士が天人との戦いに参加した。が、天人の絶大な力を見て弱腰になっていた幕府は天人の侵略をあっさりと受け入れ条約を締結。侍達は廃刀令により刀を失い、世の中に天人がのさばり、幕府は天人による傀儡政権となった。
そんな時代、一人の銀髪の侍「坂田銀時」が、愉快な仲間達と共に奇想天外な生活を過ごしていく物語である。笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、得とご覧あれ!

声優・キャラクター
杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、太田哲治、若本規夫、石田彰、ゆきのさつき、くじら、杉本ゆう、立木文彦、小林ゆう、三木眞一郎、藤原啓治、坂口候一

めもり。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

「俺が守るものは、昔も今も変わっちゃいねぇーーーっ!!!」

毎週月曜発売(時々、土曜)少年誌ジャンプの
「ONE-PIECE」「NARUTO」「BLEACH」に並ぶ(?)人気作品のアニメです。

4年に渡り全201話を放送。
途中アニメが原作に追いつくという異常事態が発生。
5年目は「よりぬき銀魂さん」として傑作品集を放送。
そして、6年目にあたる今年(2011)から「銀魂’」として2期目を放送。


---というわけで今回、1期全201話を視聴。とても疲れました・・
こんなに長いアニメを見たのは初めてだったので。
でも疲労感以上に、この作品はとても面白かったです。
バトル、ギャグ、コメディ、パロディ、下ネタなど様々な要素があり、
更に登場キャラも多いので、飽きずに見ることが出来ました。声優さんもgood jobです。

前置きはこのくらいにして、物語のあらすじを説明しようと思いますが-----



「侍の国。僕らの国がそう呼ばれたのは今は昔の話。
20年前、突如宇宙から舞い降りた天人(あまんと)の帯刀と廃刀令により、
侍は衰退の一途を辿っていた--
そんな時代に、侍魂を持った男が一人。その名は『坂田銀時』。
ひょんなことから、この銀さんの営む万事屋で働くことになった
僕、志村新八と神楽ちゃん。
そういえば、かれこれ一年になるけど、給料ってまだちゃんと貰ってない気がする・・・」



(「銀魂」の第一話から抜粋してみました☆)
最近は、「天人」という設定も忘れ去られていますが、
まぁそんな設定なくても面白いので、大丈夫です(^q^)
話の構成的には、最初の方は1話完結型が主(15分2本立てで1話構成等もあり。)ですが
後半になると、3話~6話ぐらいで「○○篇」とした長編が出て来たりします。
1話完結型の話はギャグがほとんどですが、長編の方は、感動できる要素も入ってます。
緩急織り交ぜてくるのも、飽きない理由の一つかもしれません。
更に、飽きない理由の一つとして、レビューの最初で挙げた「キャラ」という要素も大事です。

死んだ魚の目をした主人公・銀さん(CV:杉田智和)に
ツッコミ担当のダ眼鏡・新八くん(CV:阪口大助)。
宇宙最強の種族、夜兎族のチャイナ娘・神楽ちゃん(CV:釘宮理恵)に
ペットの厨犬、定春(CV:高橋美佳子)
人情家、女帝・お登勢さん(CV:くじら)に
猫耳団地妻・キャサリン(CV:杉本ゆう)、
メイドロボ・たま(CV・南央美)といった『お登勢一家』

ゴリラストーカー近藤さん(CV:千葉進歩)を隊長に、
マヨネーズ侍・土方さん(CV:中井和哉)副隊長、
サディスティック王子・沖田さん(CV:鈴村健一)等
個性派揃いの『新撰組』

狂乱のバカ貴公子・桂さん(CV:石田彰)や、
そのペット(?)エリザベス
厨二病末期の高杉さん(CV:子安武人)
OP、EDにしか出番のない坂本さん(CV:三木眞一郎)といった
銀さんと共に戦った攘夷志士たち。

等と、とてもとてもキャラが多く、その一人一人がとても濃い味を出してます
こんなに登場キャラが多いのに不思議と一人も嫌いなキャラはいません。
これもまた「銀魂」の魅力なんでしょう。


そして、こんなに長いとOP、ED共に良曲が多かったです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 22

ラスコーリニコフ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

距離感0、公式が手遅れ

原作は幕張を少し上品にして、イケメン追加して腐向けにしたような感じ
笑わせればなんでも良いんだろ的姿勢で、実際腹筋を持っていかれるから困る
下ネタがアリか無しかで評価が分かれそう

面白いシーンはニコでMAD化されるので公式放送は捨てても良いと思う
流行物をネタにする事が多く、今見ても面白くない話が多い。あと、今から1から
見るには量が膨大すぎる。

ニコの個人的なお勧めは

勇者 銀魂
1~4

サド沖田メモリアル
1~3

銀魂150話とエヴァ最終話を比較


【追記】別作品のレビュー書こうとしたら、これの距離感の無さを思い出した。

基本的に原作者&スタッフが脳筋以外の一般人(~病人)と頭の中身一緒、
そういうのの加算の成せる技。原作者がネタ好きな凡人が数時間かけて考えて出すネタ
を数分~数十分程度でひねり出せる超スペックだった。

に加え公式もやっぱり病気の連中が多くて、原作者が出して来たネタを元に更に病的に
改良・・いや、改悪しやがったw
ここで大量にレビュー書いたり、ニコMAD作ったりしてる奴とやっている事は同じ、
スケールがでかいだけ。

面白いもの探して飽きっぽくて浮気性でネタ好きで流行の波に乗って、モラル?金と快楽
のが大事よ、で、悪ノリしながら面白おかしく生きている。
つまり漫画にテレビ画面に、俺等と俺等が見ている世界が映っている、と同時にスタッフ
&原作者(が見ている世界)が映っている。距離感0も甚だしい。

銀玉を垂れ流すと傍で誰かが遊んでる気がして自分も遊びたくなる「なんで俺だけ頑張っ
てんだよwクソww」な感じがするから、流さない。
距離感無さ過ぎ、現実感あり過ぎ、単なるダメ大人の自由時間&休日風景。銀時を見てる
と鏡見てる気がする奴ばかりだろ。若い大人はあんなものだ。

日頃のぶったるんでる目と、何かを思いついた時の生き生きして不敵で悪そうな目、
そのままだ。と、だらけてしまう、ダレてしまうのでこの作品はよろしくない。
気が抜けている時の停滞感、怠け、弛み成分、お遊び成分そのもの

かといって自由な時間はリアル銀時を満喫しないとダメなので、やはりTV放送見る事は
無さそうね。ついでに銀時に親近感感じない♂大人とはプライベートで関わりたくない、
関わっても面白く無い、けど別の銀時さんと一緒にオモチャにはするわよ
リアル新八他弄りキャラ見つけて来た時の、リアル銀時の喜びようと言ったらないわ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ふきゅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

爆笑あり涙あり苦笑いあり。制作スタッフに同情もしばしば。

江戸時代末期のパロディなのですが
とても面白く組み込んであり、
ただのコメディではなく、大事なところで
大事なことを教わるとても素晴らしい作品です。

普段は死んだ魚のような目をした主人公ですが、本当にいい言葉言うんですよ!
サブキャラもやたら活躍しますし、
登場人物一人一人がいい味してて最高!
声優人陣も豪華で個人的にたまらない作品ですね!
パクリ、下品なギャグも銀魂なら許せるような許せないような・・・←
元ネタがわからないこともしばしば。
そしてシリアスな部分でもしっかりギャグが入っているところがとても好きです!

とにかく制作スタッフに同情します。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

89.4 2 2006年春(4月~6月)アニメランキング2位
涼宮ハルヒの憂鬱(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.1 (7748)
33159人が棚に入れました
「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」入学式後の自己紹介で、このぶっ飛んだ発言をした県立北高校の1年生「涼宮ハルヒ」。成績も運動神経も容姿も優れているのに、傲岸不遜な態度と中学以来の奇人ぶりから、クラスで浮きまくる。その上、普通のクラスメイトをつまらないと拒絶し、ますます孤立していた。そこで、ハルヒの前の席に座るクラスメートの「キョン」が話しかけたことをきっかけに、SOS団(世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団)に加入させられてしまうのだった…。

声優・キャラクター
平野綾、杉田智和、後藤邑子、小野大輔、茅原実里、松岡由貴、桑谷夏子、白石稔、松元惠、あおきさやか

チュウ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ハルヒパワーと言うより、京アニパワー??

一大旋風を巻き起こした話題作ではありますが、
個人的にはシナリオは可もなく不可もなくと言ったところ。
内容だけを考えれば、ごく普通のアニメだと思います。

ただ、声優陣は超豪華!
アニメーションも綺麗だし、作中のバンドのシーンではハルヒの歌う表情など、まさに神!!!
シナリオを除いた部分においては、この上ない完成度であると思います!

そのため、【ハルヒ】が凄いと言うよりも【京アニ】の凄さが目立った作品と言えるのではないでしょうか?
もっとも、全てを統合してアニメの良し悪しは決まりますので、京アニと出会えたハルヒは良作と言える作品なのでしょう☆★

投稿 : 2024/04/20
♥ : 26

ぽんて さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

注意

このアニメは各回を観る順番によって評価が変わると思います。 と言うのも、実は私は二期から観てしまい、中盤から終盤にかけてのグダグダした展開にあまり良い印象を受けませんでした。それは二期から観たからだと、勿論言われるるかもしれませんが、私がなぜ二期から見たかというと、二期は一期の全話を網羅し、かつ時系列順になっていると聞いたからです。ドラマでもアニメでも基本は時系列の順番に観るのが一番楽しめます。なので時系列順になっている二期から視聴すれば楽しめると思ったのです。まあ結局2期の終わり方に不満を持っていた私は1期の順番で視聴してみる事にしました。そうするとストレス無く観る事が出来、かなり良い印象に変わりました。二期から観ると序盤にオチがある形でエンドレスエイトの回でだんだんと盛下がる一方ですが、一期から観ると終盤にオチがあるので自然な形で観る事が出来ます。なので、一期の順で観ることをオススメします。当たり前ですが、自分の様に間違える方もいるかも知れませんので一応書いておきます……。
一期(2006年度公開)を中心に二期(2009年度公開)の新14話をova程度の意識で見るのが一番楽しめると思います。

参考までに

2006年版2009年版
放送順 放送順サブタイトル
第2話 第1話 涼宮ハルヒの憂鬱 I
第3話 第2話 涼宮ハルヒの憂鬱 II
第5話 第3話 涼宮ハルヒの憂鬱 III
第10話 第4話 涼宮ハルヒの憂鬱 IV
第13話 第5話 涼宮ハルヒの憂鬱 V
第14話 第6話 涼宮ハルヒの憂鬱 VI
第4話 第7話 涼宮ハルヒの退屈
- 第8話 笹の葉ラプソディ
第7話 第9話 ミステリックサイン
第6話 第10話 孤島症候群(前編)
第8話 第11話 孤島症候群(後編)
- 第12話 エンドレスエイト
- 第13話 〃
- 第14話 〃
- 第15話 〃
- 第16話 〃
- 第17話 〃
- 第18話 〃
- 第19話 〃
- 第20話 涼宮ハルヒの溜息 I
- 第21話 涼宮ハルヒの溜息 II
- 第22話 涼宮ハルヒの溜息 III
- 第23話 涼宮ハルヒの溜息 IV
- 第24話 涼宮ハルヒの溜息 V
第1話 第25話 朝比奈ミクルの冒険 Episode00
第12話 第26話 ライブアライブ
第11話 第27話 射手座の日
第9話 第28話 サムデイ イン ザ レイン


ー長くなりましたが総括ー
良アニメです。『涼宮ハルヒの憂鬱』タイトル自体はかなり前から知っていたのですが、当時アニメには全く興味がなく、観る機会がありませんでした。 
 感想は変な癖もなく観易いので、アニメ初心者にオススメ。主人公のキョン(男)が視聴者の突っ込んでほしいところを突っ込んでくれるし、ナレーションもいい感じ。何処と無く、とらドラ!の高須竜児に似てるかな…。 OPやEDがポップな感じでテンションあがる。キャラが少ないので、変にキャラが被らない。そこもいい所かな。逆にエンドレスエイトの回は要らなかったかな。序盤のよい勢い勢いを止めてた。結果、観るのを面倒に思ってしまった。そして二期の最終話に複線があるんですが、気になります。これは映画版で解決してくれるのかな? 一番重要な、ハルヒがセカイがどうこうって話も進んでない。長門、朝日比奈さん。古泉の対立?も果たしてどうなるのか?カーディガンの件も気になるし。気になる事ばかりの最終話だった。多くのなぞを残したままなので、続編映画の「涼宮ハルヒの消失」で解決される事を期待したいと思う。
 あと個人的な事だけど、自分の知っているロケーションが映っていたのはうれしかった。 

観る順番によって評価が変わってしまう作品だと思うけれどオススメできる作品です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 15

だんちょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

おもしろい!

元々アニメはガンダム作品しか見てなかった私が色々なアニメを見始めるきっかけになった作品。

普段から『だんちょー』と言うニックネームで呼ばれていたのですが、ある日知り合った方に『団長』と書かれた三角錐をプレゼントされた事で…

だんちょー『なにこれ?』 友人『ハルヒ知らないんですか?それでなんでだんちょーなんですか?』

これがアニメにドップリはまった原因ですw

第一印象:話しが繋がってない? 最初は放送された順番で見てたので全然意味がわかりませんでした。後で調べたら時系列バラバラで放送されてた事を知り、再度見直しw

第二印象:やだこれ、ぶっ飛んだ設定だけど面白い(^o^) なるほど、これが『萌え』と言うものなのか?とも感じたりwww

ストーリー的にはキョン視点でひたすらグチグチと文句を言ってるとこが嫌いな人もいるかもしれません。

個人的には今までアニメという分野を全く知らなかったせいか衝撃的な作品でした^^

この作品を見た事で、色々なアニメに興味が出て、いろんな素晴らしい作品に出会えた、大事な作品です。

なので評価は少し高めにしてますwww

投稿 : 2024/04/20
♥ : 39

88.3 3 2006年春(4月~6月)アニメランキング3位
ひぐらしのなく頃に(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (4982)
21997人が棚に入れました
舞台は、鹿骨(ししぼね)市にある雛見沢村と呼ばれる、人口2,000人に満たない寂れた村である。過去に、この村はダム建設による村の水没を、村民の団結した行動で阻止しており、村の連帯感は今も強固である。
ダム建設計画の無期限凍結から5年後の昭和58年、前原圭一はこの村に引っ越してくる。彼は、持ち前の性格と明るさで、新たな学校や友人に打ち解けていく。
しかし、そのまま楽しく平和に過ぎていくと思われた日常は、綿流しという祭りの日から、様相を変えていくことになる。
過去4年連続で、綿流しの日に起きたという怪死事件。そもそも、雛見沢村にはどんな秘密があるのか…。

声優・キャラクター
保志総一朗、中原麻衣、ゆきのさつき、かないみか、田村ゆかり、茶風林、大川透、伊藤美紀、折笠富美子、小林ゆう、関俊彦、かわむら拓央、鶴岡聡、松元惠、瀧本富士子、尾小平志津香、井上喜久子、廣田行生、こぶしのぶゆき、立木文彦、塚田正昭、樫井笙人、小野大輔、水野理紗、金田アキ、宝亀克寿、くじら、渡辺美佐、松本保典、松井菜桜子、中野元、須加みき

とうふ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

最後までみるべきアニメ

先に原作のゲームを知っている状態で視聴。
キャラのデザインが残念に思うのは私だけ?なんかバランスが悪い。可愛いけど…

キャラクターは主人公とヒロイン達、その周囲の人達、皆それぞれ良い味出してると思います。ストーリーもよく考えられていると思うし本当に楽しめた。

音楽もアニメなのかゲームなのか記憶が確かではありませんが「ひぐらしのなく頃に」の「you」という曲は大のお気に入りです。

観てない人は
「ひぐらしのなく頃に」は全く知らない状況で観ると鬱・グロ・意味不明の三拍子で辛いかもしれないです。(私はゲームの知識ありでみたので特に辛くはありませんでしたが…ゲームだともっと長くて辛かったです。)

でも前半の意味不明さがあるからこそ後半が非常に面白く、主人公達に頑張ってほしいと思えるので観てない人には是非全て観て欲しい。どうしても辛いなら暇つぶし編か目明しまで、と決めて観てみるとか。
最初だけで観るのを断念するのは勿体ない作品です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 30

jack555 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

正直震えた:(;゙゚'ω゚'):狂気乱舞・・・((((;゚Д゚))))

タイトル通りです。

メジャーな作品ながら観てなかったんですが最近何故か思い立って観てみました。

この作品の存在を知ったのは大学生の頃でした。部活の先輩の家におジャマした際にこの単行本を発見しまして。当初は恥ずかしながら絵的にただの萌え~だと思ってたんですよ。(当時アニメだとかマンガだとかにはほとんど知識がなかったもので・・・)

その先輩からは観てみりゃ分かるよと言われたきり、当時は深夜アニメ、及びそれらの原作にあまり興味がなかったので観ずにそのまま数年が経ちまして・・・つい最近全て観てみたところ

なるほど・・・これはすごいと思いました。アニメ観てて登場人物のキャラだとかその物語の世界観に感動したりすると鳥肌が立つものですが、恐ろしくて鳥肌が立ったのは初めてです。「恐ろしい」、これは個人的には決してオーバーな表現ではないと思うんです。(一応自分怪談話とかホラー映画もほとんど何ともない方の人間なんですよ^^;)

実写の表現には限界があるのに対し、アニメはどんなことでも表現できるからこそ、観る側の精神に純粋に入り込んで来ますよね。だからこそひぐらしはちょっと怖かった・・・。OP、EDは曲とアニメーションが物語の世界観とリンクしすぎてどちらも気に入りました。特にOPの方は瞬時にひぐらしの世界観に引きずり込まれるというか何というか。

てか何気に一番鳥肌立ったのはOPの歌詞ですww「この指とまれ 私の指に その指ごと連れてってあげる」この表現の仕方には恐ろしさの中に芸術性を感じました。ヴォーカルエフェクトも文句なしにかっこいい。

各観点を総合的に観た場合素晴らしい作品だといえますが、描写的には要所要所かなりエグいです。もしまだ観てない人なんかいて、よし観よう!って人がいたら観るべき「時間」はわきまえるべきかも。グロ耐性がない人ならば食事中はなるべくやめといた方がベター。

この作品はパラレルワールドのような形式になっており、4,5話ほどで一つのストーリーの完結、そのストーリー一つひとつが〇〇編としておおよそ同じ登場人物でまた違うストーリーの繰り返しといった具合になっています。

さてさてこの調子で次作も観てみようかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

らいむぐりーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

この時期観たくなるanimation。ひぐらしの鳴き声を聞くとリンクしてしまう....

深夜アニメ=ヲタク

当時、自分はこんな先入観を持ってました。
(多くの人間が最初はそうなんではないでしょうか?)


この既成概念を容赦なく粉っっ々にぶっ壊されて
自分が二次元にハマるきっかけをくれた、
すごい印象深い作品です(゜-゜)ヒナミザワコワイ。。


4話~6話ずつで一つのエピソードが終わり、
後被さりで話が繋がっていくというストーリー構成で、
後の二期で解決されていくもの。


「萌え」「シリアス」「推理」「グロ」「ひぐらしの鳴声」
が、主な構成成分ですかね~


とにかく面白かった!
今でも見返しますね。


ネタバレはしたくありませんので、あまり掘り下げはしませんが、

萌えテイストで和気藹々と萌えたあと、
いきなり全力でシリアスに急ターン。
グロも交えて話が浮遊したまま、次のエピソード。。
田舎の緑豊かな背景に、可愛いキャラ達が行き来し、
夕暮れの田んぼ道では、「ひぐらしの鳴声」が響き渡る。
そして平和な日常と思いきや、容赦なく「オヤシロ様」の怪。


ストーリーの進み方がよく作りこまれていて、
見ていて全然、退屈しません(*^。^*)
まさに、「萌え」と「グロ」の併せ技。
見続けると新しい感覚に襲われました( 一一)オヤシロサマー

ちょいちょい出てくる雛見沢署の大石刑事
(個人的にはかなりキーパーソン)のCVが
名探偵コナンの目暮警部と同じ「茶風林」さん
めっちゃいい声してますよね~~\(゜ロ\)(/ロ゜)/





オラオラ系の友人が帰郷してきた際、、
(アニメなんて興味ないぜぇぇ的なスタンスの友人でした。)

「ひぐらしのなく頃に」を勧めてみたところ、
見事にドハマりしたみたいで、4日でⅡ期までを全クリという快挙。

彼曰く「もっとはやくこの作品に出逢いたかった」と(*^^)v



自分が好きな作品を友人と共有できるって
ほんと楽しいし、アニメって素敵だな~って思います。
自分がこうやってレビュー書く理由も
似たような動機かもしれません。
文才極薄の稚拙な文面で恐縮なんですが、
これからも好きな作品のレビューを書き、
より多くの方に読んで頂けたら幸いです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 104

84.8 4 2006年春(4月~6月)アニメランキング4位
桜蘭高校ホスト部(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1757)
9174人が棚に入れました
桜蘭高校特待生1年の藤岡ハルヒは、勉強ができる静かな場所を求めて第三音楽室に辿り着く。そこでは「暇をもて余す美少年が、同じく暇をもて余す女生徒をもてなし潤わす」ホスト部なる集団が営業していた。
不注意から校内オークションに出展予定だった「ルネ」の花瓶を割ってしまったハルヒは、弁償金800万円の完済まで部の「犬(雑用係)」となるが、眼鏡を外した素顔が美形だった事から接客係に格上げとなる。そして部長・須王環に借金帳消しの条件として、100人(後に1000人追加)の指名客を集めるノルマを課せられ、ホスト部員としての第一歩を踏み出す。自分が「女」である事に気づかれないまま…
かくしてホスト部紅一点のハルヒと、それを知った部員達との関係と思惑は、様々な出来事を経て次第に変化していくのだった。

声優・キャラクター
坂本真綾、宮野真守、松風雅也、鈴村健一、織田圭祐、齋藤彩夏、桐井大介

セメント さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

扉を開けると、そこはホスト部でした

骨のあるアニメを次々生み出すボンズ製
DTB、ハガレン、エウレカに並ぶ金字塔
いやぁ面白い
まさかこんなに面白いとは思わなかった


最初はイメケンばっか出て来る、BL系アニメだと思ってたんですが
まったくその通りでした、双子のBL描写の濃厚さといったら・・・
でも、これは男向けでも全然いけます、ほんとに
ストーリーは概ねコミカルな雰囲気で、時々感動、2クール
前半はギャグ中心の流れで、後半は各キャラにスポットを当てて過去回想話、最終回でドン!!!と、若干最後の方が駆け足だった気がしますが、極めて評価良し
最終2話はオリジナルだったようで、面白い、面白いんだけど、尺があったらもっと良かった
演出もいいス、とにかくテンポがいいス
脚本は榎戸洋司氏、エヴァやウテナの脚本にも携わってる方
監督は五十嵐卓哉氏で、このタッグはタクトと同じですね
五十嵐陣営、やりおるでぇ、レイアウトやカット割りのきめ細かさは職人芸
こだわりを感じるメタ的描写とか、とにかく見てて飽きません
個人的神回は13話と最終回です

作画はかなり高レベルです
まず崩れないんです
多少少女漫画っぽいタッチではある、てか、イメケンばっかだから、そう見えるんですが、全然作画アニメと言えます

OP,EDともに神、映像もグレイト
会いたい~今~優しい君に~桜キッス~トキメイタラ~爛漫恋しよっ~♪
普通にいい曲、少しビッチっぽくて辟易
右手左手振りかざして~闇を切り裂いてGO~♪
普通にいい曲、少しリア充っぽくて辟易

さて、声優。ぴったりとしか言いようがないですよ
タマキ、宮野真守、うんすごい合ってる
ハニー先輩に齋藤彩夏、双子に鈴村と藤田を持ってきてて、センス感じます
ゲスト声優が豪華なのも素敵
一番は坂本真綾かな、あれ、演技うますぎね?最高です

薄い色塗りに細い線画の美男子たち
これを腐女向けと決め付けて切ってしまうのは明らかにもったいない
キャラクターがすんごい立ってるんですよ
メイン7人だけじゃなくて、マネージャーのれんげとか、ロベリア女学院の人たちとか、パパさんとか
れんげのラーゼフォンのコスプレは笑いました



完成度は高いです
腐っぽいと忌み嫌うのではなく、新しい世界に飛び立つのだと思って・・・?

投稿 : 2024/04/20
♥ : 12
ネタバレ

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

庶民出身、藤岡ハルヒ ただの男には興味ありません( ー`дー´)キリッ 

■前置き■

タイトルで失敗しちゃってるよ~( ´゚д゚`)アチャー
ホストなんて言ったら、まぁ普通の人は寄り付かないよね・・
でも仕方ない、だって「桜蘭高校」の「ホスト部(クラブ)」の話だもの。
話の中心がそこだから仕方ない!
なんて、私も興味はあったけど、心の中では「何となく想像できる設定」
例えば「メ〇ちゃんの執事」「花〇かりの君たちへ」(ドラマのみ視聴)「花より〇子」(コミック既読)
そんな少女漫画の【よくあるパターンの逆ハーレム】だと、特に興味を持ってませんでした。
(逆ハーレムが嫌いとか、ダメとかでは決してないですよ)
事実、この作品がドラマになりましたが、主演の山〇裕典君が出演するドラマを欠かした事のない私ですが(∀`*ゞ)テヘッそれでも全く興味をそそられず・・
じゃあ、何で観たかと申しますと、ほんのちょっとした会話からでした!
勧めてくれたのは、なんと男性・・?(●´∀`)σキミダキミ!
もしかしたら・・妙に話合うけど女性?|・`ω・)ウタガイノメ

と、ほんの少しのきっかけで観始めたら・・
めーーーーーーーっちゃ面白かったんですよねw
(一応言っておきますが、「笑い」の面白いです)
ちなみにですが、私 はまり過ぎてしまい原作18巻を大人買い( `・∀・´)b Yes!!
数週間で、ホスト部マニアにw

■ストーリー■
「私立桜蘭学園は1に家柄、2にお金 財あるものは暇を持つ かくして桜蘭ホスト部とは暇を持て余す美少年達が(自分で美少年と言う)、同じく暇な女生徒達をもてなし、うるおわす スーパー金持ち学校独自の華麗なる遊戯なのである」
もう、始めに語られるこのギャグセンスたっぷりの台詞の中に全てが詰まってますよ(´∀`*)ウフフ

そんな学校にある夢(ここは特にアニメでは肝心ではない)を持って特待生で入学する「藤岡ハルヒ(庶民)」
そして、そこで誤って入ってしまったホスト部で誤って割ってしまっ超高級な800万円の花瓶の借金を返済する為、ホスト部に男のフリをし、入部する訳です・・
そこから、スーパー金持ちのホスト部を中心に、同じくスーパー金持ちの他の生徒達とと庶民の珍学校生活がスタートする訳ですo(●´ω`●)oワクワク♪
もちろん、みんなハルヒが庶民なのは分かってます!
でもそこで、「花より〇子」のようにイジメがあったりする訳では全くないです!
この作品の良い所の1つですが、そのイジメになっちゃう様な事すら笑いに変えてしまう所ですね☆
ハルヒは、あくまで庶民です、スーパー貧乏ではありません!
なので、あまりにも自分達と違う境遇のハルヒに興味津々になるホスト部メンバー
|_□´)_ー´)‿◕。)∀・´)∀・´)*´∀`)ノ゚.:。+゚(←ホスト部メンバーを顔文字で表現してみました、笑)

スーパー金持ち君達の庶民のイメージはヒドイもので・・
そこでも爆笑しちゃうんですよね(*ノ∀`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
そして、そこには全く悪気が無い!そしてハルヒは結構冷静なんで、その温度差がいいんですよ♫
あと、スーパー金持ちと言えば、よくある「庶民とは付き合ってはいけません!」的な流れ。
心配なさるな、そういった事は {netabare} 原作の終わりの方で少々しか{/netabare}ありません。
それよりも、序盤は本当にバカばかりしていますが、
後半は家族愛だったりを感じられる事もありますよ(´∀`*)ポッ
そこがこの作品の2つ目にいい所じゃないでしょうか?


そんな流れで、manaのメモ((φ(-ω-)カキカキ
■キャラクターとか声とか■
主人公・藤岡 ハルヒ(cv坂本 真綾)--属性・ナチュラル系
常にやる気がないですよ、この子。一応主人公なのに(;´∀`)
あくまで女の子ですが、本人曰く、性別は気にしてません!
超天然さんだけど、頭はいいんですよね。
そして良く言えば、素直で正直、悪く言えば、毒舌+頑固かなw
恋愛に関しては超初心者だし、超鈍感。
真綾さんの低めの声でとても中世的に・・落ち着いた仕上がりになってますよ♫

須王 環(cv宮野 真守)--属性・王子様系
ホスト部部長にして、指名率No1♫
この方も頭は良いんですが・・めっちゃバカ!行動がバカ!w
その行動に笑わせられる事間違いなしっ♪
感情表現が豊かで、基本ムードメーカーですが、隠された暗い過去が・・
宮野さんにしか出来ないキャラでしたよっ、
ガヤだったりは結構アドリブが入ってるらしくて、めっちゃ笑わせてもらいました(゚∀゚)

鳳 鏡夜(cv松風 雅也)--属性・クール系
ホスト部副部長 兼会計?(兼、裏の部長)全て計算で動くんです、彼は!
全ては金の為~世の中金~な彼・・
何故彼のような人間がホスト部に?と思わせるキャラですが、それは後のお楽しみ(*´∀`)
松風さんは、ギャグが多い中、とてもクールに演じられてました!
でも、裏では みんなにつられて 監督さんに「鏡夜はもっとクールだ」と、注意されていたらしいですw

常陸院 光・馨(cv鈴村 健一・藤田 圭宣)--属性・小悪魔系
ホスト部のトラブルメーカー?とにかくイタズラ好きの双子!一見、光の方がやんちゃで、馨は落ち着いたように見えますが、光が兄で、馨が弟☆
この作品において精神的に一番成長を見せるのが光だったんじゃないかな~って思います。
色んな意味で(´∀`*)ウフフ
ちなみに前髪が右分けが光、左分けが馨ですよ~♫
鈴村さん、藤田さんのシンクロ率は400%でしたw
台詞が長いのにも関わらず、何であんな息が合うのかと驚かされますよ!
そして、やんちゃな光にも、落ち着いた馨にもぴったりな声でした♫

埴之塚 光邦(cv齋藤 彩夏)--属性・ロリショタ系
属性を見てもらえば分かるように、小さくて可愛いです(*´ω`)
けど、一番年上なんですよね~そして実はしっかりしてるし、めっちゃ強いんですよw
ハニー先輩(通称)はきっとホスト部の兄貴的存在ですよ♪
まぁ~斉藤さんは可愛らしい声でしたね☆ハニー先輩その物でしたw

銛之塚 崇(cv桐井 大介)--属性・ワイルド系
兎に角、無口。そして、この方もホスト部には自ら入らないタイプですが、そこにも秘密が・・(・∀・)ニヤ
マニアな女子生徒にモテル模様w
モリ先輩(通称)は超低音ボイスだし無口・・と言う事で
桐井さんは他にも脇役などで色々登場していたそうです!
そこにも注目ですね☆

■最後に■
原作を全て読み終わりましたが、アニメになっても、全く失敗はしてません!
むしろ動き+声が入る事により面白さが際立ってました(・∀・)イイ!!そして、ほぼ原作通りです!大成功です!
最後の方はオリストですが、特に問題ない いい終わり方だったと思います。
{netabare} 少し原作の話をしますと、やはり少女漫画ですので最後はラブストーリー的展開になって行きます。
しかし、アニメの方はギャグ8割・ラブ2割位?むしろギャグ9割?位だったんじゃないでしょうか?
なんで、{/netabare}
男性の方にも全然観て頂ける作品でしたよ~☆
アニメを気に入った方は是非、原作オススメです!
少女漫画であんなに声出して笑うなんて初めてでしたよ、
そして、ラストは泣きながら大笑いする事でしょう(´;∀;`)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28

oki96 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

笑える!

逆ハーレムでしたけど、男でも結構楽しめる作品でした。
笑えるし、感動できる。

高校でホストクラブ。結構斬新で良いです。キャレクターもストーリーも結構良くて、笑いが止まりません時もありました。

でも、いらない話は一つか二つかあるかな。

ハルヒって言われたら涼宮よりこっちのハルヒの方が先にが浮かびますね。

最後はアニメオリジナルでしたけど、とても良いエンディングを描いてくれました。でも、このエンディングで原作の続きを作るのは難しいかもしれません。

二期があれば嬉しいな・・・
逆ハーレム苦手の方にもこれはおすすめしたです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

81.6 5 2006年春(4月~6月)アニメランキング5位
うたわれるもの(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1476)
8825人が棚に入れました
ここではないどこか、今ではないいつか。
時は戦国時代。国は分かれ争い、民草が飢え苦しむ時代。ある山奥ののどかな辺境の村に、瀕死の怪我を負った男が運び込まれた。
彼は村人に助けられる以前の全ての記憶を失っておた。新たに『ハクオロ』という名を村長から授かった彼は、村の生活を豊かに発展させ、村を襲った災厄を退け、村人達の信頼を勝ち取ってゆき、既にこの村の無くてはならない家族となっていた。しかし戦乱と貧困の風は、この平和な山村にまで吹き付け、人道に反する重い税を押し付けた藩主に反発したことが原因で、村人に強く信頼されていた村長が殺害されてしまう。
ハクオロの中に生まれた、深く静かな怒り。ハクオロは指導者として謀反を起こし、暴虐の限りを尽くした圧制国家を打ち崩して、新たな国トゥスクルを建国する。
戦いは終わったかに見えたが、まるで何らかの作為が働いているかの如く、次々とトゥスクルとハクオロの元に戦の業火が降りかかる。ただ平和だけを望む自分の存在や行動が、結果的に戦渦を広げている事に苦悩するハクオロ。しかし、もはや彼に逃げ道は何処にもない。人の身には余る知識と知略、積み重なっていく重責と不条理な現実。そしていまだ深い霞に隠されたままの自分自身の正体。
多くの苦悩を抱えつつも、ハクオロはトゥスクルの『皇』として、いまだ終わる兆しの見えない戦争の日々に身を投じる事となる…。

声優・キャラクター
小山力也、柚木涼香、沢城みゆき、京田尚子、桐井大介、中原麻衣、渡辺明乃、石川ひろあき、ゆきのさつき、浪川大輔、小山剛志、大原さやか、釘宮理恵、田中敦子、三宅華也、吉野裕行

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

独特な世界観が個人的に好きです♪

あの昔ながらで独特の世界観好きです!
個人的には原作よりもアニメの方が良い感じがします!
エロゲが原作の、この作品ですがエロ要素は一切無し!!
エロゲ作でエロを取り入れない=シナリオが素晴らしく、
十分勝負できる内容であることの裏づけだと言っても過言ではない内容です!!

また、音楽関連は完璧です!Suaraの歌唱力も素晴らしいですが、
挿入歌の入れどころなども非常に良い!!また、あの世界観を再現する独特の曲調やサウンドが素晴らしい☆

シナリオに関しては、スピード感があり、話がどんどんと進んでいくため、飽きを感じさせないです!
唯一の欠点は、地名や人名を舞台であるアイヌのものを使用しているため、
なかなか馴染みがなく、結構覚えにくい点のみ!

キャラに関してはエルルゥ・アルルゥを中心に個性的な良いキャラ揃い!!
そしてまた、感情の起伏を表情や言動で感じられるため、
その分凄く感情移入しやすく、物語に深く入り込めます!!
特に【沢城みゆき】演じるアルルゥは本当にヤバイ!!!!
トゥスクルが亡くなった時の、アルルゥの泣く姿は本当に強烈でした!!

個人的にはほぼ満点の作品!!是非、オススメしたいアニメの1作です!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 66

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シミュレーション戦争RPGみたいにどんどん仲間が増えていく戦争アニメ

タイトル通り
どんどん仲間が増えていって、ただの村からどんどん勢力が拡大していきます(ここが一番の見所!)
シミュレーションRPGっぽい内容、萌え要素<戦争で戦争を本格的に頑張っていてなかなか面白かったです
主人公も意味も無く惚れられるハーレムアニメと違い、しっかりとした王様らしさ+魅力が出ているので、ここも評価高め

「物語」
エロゲ原作と聞いて期待はしていなかったけど、戦争の雰囲気が出てて結構面白かった

「作画」
汚い時もあるが、この年度ではそこそこ頑張った方

「声優」
割と豪華です、くぎゅうううもいますw

「キャラ」
キャラが沢山いるのにくどくも無く、うまく使いこなせている。戦争アニメは色んな人の視点から見れてこそ良いですね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

うぃず さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ああんっ!?

「偽りの仮面」から遡ってこちらを視聴しました。

まずは忘れちゃいけない事。
このアニメは史実に基づいた戦記物じゃないんです。
あくまでSFファンタジーなのです。

そして元はアダルトゲーム....なのですね。笑

「偽りの仮面」だけでも十分楽しめたのですが、
こちらを観ておいた方が「うたわれるもの」シリーズが持つ世界観がより深く伝わると結果として感じました。前半日常パートが多めだった「偽りの仮面」に比べると、こちらは戦闘シーンが多いかな。とはいえ、全26話はちょっとした長期戦。皆さんガンバですっ!

まず「ギャグ」パートや「ムフフ」パートも「偽りの仮面」に比べるとかなり少ない事に気付かされます。一方で戦闘シーンに対しての描写はこれでもかって位に細かいのです。これには思わず観入っちゃうほど。キャラクターデザインに多少時代を感じさせますが、そこはすぐに慣れちゃうと思うかな。(クオン調に)

前述、多数を占める戦闘シーンで表現されるグロ描写に関して、このアニメがいかに写実的で真摯に作られていた事を窺わせると同時に、規制の緩さには時の経過を感じさせられました。当時、夕飯時の18時半にオンエアーされていた事を考えると、たった10年で規制というのはだいぶ厳しくなったのですね....うーん、私だったらハンバーグ食べられないわ。笑

ふとした事で一国の主となった主人公「ハクオロ」と魅力的なヒロイン達との交流に、時に笑顔、時に同情?笑、時にホロりと、一方で近隣諸国で起こる避けたくても避けられない(いわゆる民族間の)問題に、苦しみや怒りを表す姿に気付けば感情移入していました。細かなキャラクター設定や綿密な心理描写、そして声優陣の演技の素晴らしさにその理由が挙げられると思います。

後半の超展開にはウッカリ感極まってしまいました。

あ、OVA版は進化の過程といいますか....いやそこはポジティブに。笑
キャラクターデザイン含めてだいぶ変わっています。
とはいえやっぱり面白いのです。
見える所も見えます。(男子目線)

でも、どちらかと言えばDVDに収録されたショートEPの方がアホ度MAXなコミカルさで好みかな....笑いが止まりません。

そうそう、「あにこれ」の「うたわれるもの」TOP画像に写る男性は主人公では無いですからね~笑

-----------------------------

それにしても、これを観終わってから「リトルバスターズ」の一挙放送を観始める気力が全く無いのですが.....これも気合いが必要だなぁ。笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

81.6 5 2006年春(4月~6月)アニメランキング5位
うたわれるもの(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (1476)
8825人が棚に入れました
ここではないどこか、今ではないいつか。
時は戦国時代。国は分かれ争い、民草が飢え苦しむ時代。ある山奥ののどかな辺境の村に、瀕死の怪我を負った男が運び込まれた。
彼は村人に助けられる以前の全ての記憶を失っておた。新たに『ハクオロ』という名を村長から授かった彼は、村の生活を豊かに発展させ、村を襲った災厄を退け、村人達の信頼を勝ち取ってゆき、既にこの村の無くてはならない家族となっていた。しかし戦乱と貧困の風は、この平和な山村にまで吹き付け、人道に反する重い税を押し付けた藩主に反発したことが原因で、村人に強く信頼されていた村長が殺害されてしまう。
ハクオロの中に生まれた、深く静かな怒り。ハクオロは指導者として謀反を起こし、暴虐の限りを尽くした圧制国家を打ち崩して、新たな国トゥスクルを建国する。
戦いは終わったかに見えたが、まるで何らかの作為が働いているかの如く、次々とトゥスクルとハクオロの元に戦の業火が降りかかる。ただ平和だけを望む自分の存在や行動が、結果的に戦渦を広げている事に苦悩するハクオロ。しかし、もはや彼に逃げ道は何処にもない。人の身には余る知識と知略、積み重なっていく重責と不条理な現実。そしていまだ深い霞に隠されたままの自分自身の正体。
多くの苦悩を抱えつつも、ハクオロはトゥスクルの『皇』として、いまだ終わる兆しの見えない戦争の日々に身を投じる事となる…。

声優・キャラクター
小山力也、柚木涼香、沢城みゆき、京田尚子、桐井大介、中原麻衣、渡辺明乃、石川ひろあき、ゆきのさつき、浪川大輔、小山剛志、大原さやか、釘宮理恵、田中敦子、三宅華也、吉野裕行

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

独特な世界観が個人的に好きです♪

あの昔ながらで独特の世界観好きです!
個人的には原作よりもアニメの方が良い感じがします!
エロゲが原作の、この作品ですがエロ要素は一切無し!!
エロゲ作でエロを取り入れない=シナリオが素晴らしく、
十分勝負できる内容であることの裏づけだと言っても過言ではない内容です!!

また、音楽関連は完璧です!Suaraの歌唱力も素晴らしいですが、
挿入歌の入れどころなども非常に良い!!また、あの世界観を再現する独特の曲調やサウンドが素晴らしい☆

シナリオに関しては、スピード感があり、話がどんどんと進んでいくため、飽きを感じさせないです!
唯一の欠点は、地名や人名を舞台であるアイヌのものを使用しているため、
なかなか馴染みがなく、結構覚えにくい点のみ!

キャラに関してはエルルゥ・アルルゥを中心に個性的な良いキャラ揃い!!
そしてまた、感情の起伏を表情や言動で感じられるため、
その分凄く感情移入しやすく、物語に深く入り込めます!!
特に【沢城みゆき】演じるアルルゥは本当にヤバイ!!!!
トゥスクルが亡くなった時の、アルルゥの泣く姿は本当に強烈でした!!

個人的にはほぼ満点の作品!!是非、オススメしたいアニメの1作です!!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 66

うっきー星人 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

シミュレーション戦争RPGみたいにどんどん仲間が増えていく戦争アニメ

タイトル通り
どんどん仲間が増えていって、ただの村からどんどん勢力が拡大していきます(ここが一番の見所!)
シミュレーションRPGっぽい内容、萌え要素<戦争で戦争を本格的に頑張っていてなかなか面白かったです
主人公も意味も無く惚れられるハーレムアニメと違い、しっかりとした王様らしさ+魅力が出ているので、ここも評価高め

「物語」
エロゲ原作と聞いて期待はしていなかったけど、戦争の雰囲気が出てて結構面白かった

「作画」
汚い時もあるが、この年度ではそこそこ頑張った方

「声優」
割と豪華です、くぎゅうううもいますw

「キャラ」
キャラが沢山いるのにくどくも無く、うまく使いこなせている。戦争アニメは色んな人の視点から見れてこそ良いですね

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

うぃず さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ああんっ!?

「偽りの仮面」から遡ってこちらを視聴しました。

まずは忘れちゃいけない事。
このアニメは史実に基づいた戦記物じゃないんです。
あくまでSFファンタジーなのです。

そして元はアダルトゲーム....なのですね。笑

「偽りの仮面」だけでも十分楽しめたのですが、
こちらを観ておいた方が「うたわれるもの」シリーズが持つ世界観がより深く伝わると結果として感じました。前半日常パートが多めだった「偽りの仮面」に比べると、こちらは戦闘シーンが多いかな。とはいえ、全26話はちょっとした長期戦。皆さんガンバですっ!

まず「ギャグ」パートや「ムフフ」パートも「偽りの仮面」に比べるとかなり少ない事に気付かされます。一方で戦闘シーンに対しての描写はこれでもかって位に細かいのです。これには思わず観入っちゃうほど。キャラクターデザインに多少時代を感じさせますが、そこはすぐに慣れちゃうと思うかな。(クオン調に)

前述、多数を占める戦闘シーンで表現されるグロ描写に関して、このアニメがいかに写実的で真摯に作られていた事を窺わせると同時に、規制の緩さには時の経過を感じさせられました。当時、夕飯時の18時半にオンエアーされていた事を考えると、たった10年で規制というのはだいぶ厳しくなったのですね....うーん、私だったらハンバーグ食べられないわ。笑

ふとした事で一国の主となった主人公「ハクオロ」と魅力的なヒロイン達との交流に、時に笑顔、時に同情?笑、時にホロりと、一方で近隣諸国で起こる避けたくても避けられない(いわゆる民族間の)問題に、苦しみや怒りを表す姿に気付けば感情移入していました。細かなキャラクター設定や綿密な心理描写、そして声優陣の演技の素晴らしさにその理由が挙げられると思います。

後半の超展開にはウッカリ感極まってしまいました。

あ、OVA版は進化の過程といいますか....いやそこはポジティブに。笑
キャラクターデザイン含めてだいぶ変わっています。
とはいえやっぱり面白いのです。
見える所も見えます。(男子目線)

でも、どちらかと言えばDVDに収録されたショートEPの方がアホ度MAXなコミカルさで好みかな....笑いが止まりません。

そうそう、「あにこれ」の「うたわれるもの」TOP画像に写る男性は主人公では無いですからね~笑

-----------------------------

それにしても、これを観終わってから「リトルバスターズ」の一挙放送を観始める気力が全く無いのですが.....これも気合いが必要だなぁ。笑

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

80.6 7 2006年春(4月~6月)アニメランキング7位
ARIA The NATURAL(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★★ 4.2 (940)
4971人が棚に入れました
ARIAシリーズ第2期のアニメ作品。前シリーズ最終回で描かれた大晦日のエピソードから数日後。ARIAカンパニーで修行中の灯里(あかり)たちは、新年を祝うカーニヴァルへ繰り出そうとしていた。しかし、毎年この時期になると、アリア社長ら猫たちはなぜか姿を消し、街にはカサノバの扮装をした者が現れるのだった。少女たちの「出会い」をテーマに、切なくも心温まるストーリーが展開する「癒し系」作品。

声優・キャラクター
葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり

せもぽぬめ(^^* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9

「NATURAL」とアリスちゃんとσ(・・*)アタシ♪

■ARIA2期「NATURAL」を観る前にちょっとチェックですよ♪
さて前作「ANIMATION」は楽しみましたでしょうか?まだの人は是非々々「ANIMATION」からご覧くださいね♪
前作を観た方は「ネオ・ヴェネツィア」の魅力をほわ~んとしながら堪能して頂いたかと思います♪
本作「NATURAL」では魅力溢れる街「ネオ・ヴェネツィア」をこよなく愛する人々と、灯里ちゃんたちウンディーネの心温まる物語が沢山散りばめられていますよ♪
特にキャラクター毎のショートストーリーを堪能できますので、みんなの素敵な所をたくさん見つけてみてくださいね♪
「NATURAL」で感情移入出来るかどうかで「ORIGINATION」で受ける感動の大きさが変わってくると思のです♪
私はドップリでしたので、問題なく(。>0<。)ビェェン でしたけどw

■大好きなアリスちゃんと良き先輩の灯里ちゃん藍華ちゃんの仲良し3人娘について
ちょっとだけ語らせてくださいね♪

★アリス・キャロル(Alice Carroll)
大好きな大好きなアリスちゃんへ♪
本当にあなたはとっても甘えん坊で、照れ屋で、ひねくれ物で、先輩思いの可愛い後輩ちゃんですねw
「でっかい○○です」が口癖のアリスちゃん。きっとその口癖も照れ隠しからきているのかなぁ♪
最初は無愛想で無口で内気で人付き合いがとっても苦手な女の子でしたね♪
でもね、そういう不器用ところが可愛いのですよー☆彡
そんなアリスちゃんも、「ネオ・ヴェネツィア」で灯里ちゃんと藍華ちゃんっていうとっても素敵な
先輩と出会って合同練習するようになってから、本当の素直な自分を見つける事ができましたね♪

第6話「その鏡にうつる笑顔は・・・」ではアリスちゃんの悪い所が出ちゃってましたね、そうですよ、素直になれなくって、自分から他人と距離を置いちゃうから、孤独になっちゃってたんだよね!!
そう、鏡ってありのままの自分を映して、他人にもそのまま見えちゃうんだよ♪
そうですね、アリスちゃんのネガティブな気持ちが伝わっちゃってたのですね!!
でもよく気が付きました、そして勇気を振り絞りましたね♪自ら友達に歩みよろうとしたアリスちゃん♪
またひとつ成長しましたね♪

13話「その でっかい自分ルールを・・・」では、意地っ張りで子供っぽいアリスちゃんが全開です♪
家まで影を踏んで帰るという自分ルールを作ったのだけど・・・・途中で追加ルール「日なたを半分踏むのは許可!!」ってめちゃくちゃ自分には甘いのねwちょっと可愛アリスちゃんでした♪
ただ、途中でアテナさんの手助けを借りてしまうと、意地を張って最初からやり直したり・・・・
また悪い子だよw
でも、そんな意地も最後の最後にアテナさんがアリスちゃんを思う気持ちに勝てませんでしたね♪
アテナさんの歌声がぐっと心に響きました(。>0<。)ビェェン

アリスちゃんと言えば、髪型にも注目、第25話の「レデントーレ」のお祭りのお話の中で、
3回も髪型が変わっているのですよ♪
①普段のウンディーネ時の髪型
②とっても可愛い制服姿時の髪型
③貴重な料理姿のお団子の髪型
なんか得した気分です♪

本当に良い先輩達に恵まれたアリスちゃん、「ORIGINATION」では更に素敵なアリスちゃんがまってますよキャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ


★藍華・S・グランチェスタ
アリスちゃんの事を「後輩ちゃん」と呼んだり、「恥ずかしい台詞禁止」でおなじみの藍華ちゃん。
元気いっぱいで負けず嫌いだけど、涙もろい一面もある可愛い女の子ですね♪
第3話では、恥ずかしい台詞禁止が連発でしたwアル君と流星群を見るというロマンチック話でした♪
実は、仲良し3人組の中で一番女の子しているのは藍華ちゃんですよね(*δ,δ)σ恋する乙女ですねw

藍華ちゃんといえば第18話ですね!!
バーベキュー大会で自分の大切な髪を焦がしちゃったのです・・・その時実は笑ってしまいました(>o<")
本当にごめんなさい藍華ちゃんw
その髪型にはとっても大切な思いがあったのですね><
なくなく願掛けしていた髪を切ってしまいました・・・Σ(T▽T;) ぐわわぁぁ~ん!
ここでびっくり!!ショートヘアの方がとってもキュートで可愛いかったのです♪
藍華ちゃん株ここで急上昇でしたw


★水無灯里
ほのぼの天然キャラの灯里ちゃん。とっても感受性が強く人を不思議と惹きつける魅力を持つ女の子♪
灯里ちゃんの笑顔は周りのみんなも笑顔にする魔法の笑顔ですね♪もみあげも素敵ですw
「はひーっ リ ̄ロ ̄リ、はわわわわΣ( ̄ロ ̄/」っといった口癖にももう慣れましたよ♪
灯里ちゃんについてはたくさんの名シーンがありましたが、その中でも感動したのは第16・17話の愛用のゴンドラとの別れのお話です。
自分のゴンドラに「さん」を付けて呼ぶ灯里ちゃんだからこそ、ゴンドラさんの気持ちがとっても良くわかったんだろうなぁ~って♪
そしてアリシアさんにとっても思い出のゴンドラだったんですよね~。
そんなゴンドラとの最後の一言。

『本当に・・・本当にお世話になりました・・・。』

こんな感情を抱くのは灯里ちゃんだけですよ!とっても素敵です。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。
そして、新しいゴンドラさんと初めて会った時にも灯里ちゃんは、こう声をかけてましたね・・・・

『新しいゴンドラさん。ふつつかものですがこれからどうぞよろしくです。』

なかなかこんな事いえないですよね♪そんな優しい灯里ちゃんも大好きです♪


■最後に一言
私は「NATURAL」でも沢山の癒しと感動をもらいました♪
そして「ネオ・ヴェネツィア」に集う人々の物語をもっと見ていたいと思うようになっていました。
この続きはOVAの「ARIETTA」を挟んでいよいよ3期『ORIGINATION』へと受け継がれて行きます♪
ここまでARIAの世界をご視聴になられた方ならば、もう何も言う事はありませんw
是非完走して、感動の声を届けてくださいね♪
 
 
■MUSIC♪
OP曲『ユーフォリア』 16・17話は『ウンディーネ』
 【作詞】河井英里【作曲・編曲】窪田ミナ【歌】牧野由依
 1期OP曲の「ウンディーネ」に続いて、2期も牧野さんのウィスパーボイスで癒されちゃいますね♪
 窓からそっと~♪ 朝陽がのびて~♪

ED曲『夏待ち』1~15話
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 季節の移り変わりにちょっと切なく感じる気持ちを歌ったナンバーです♪
 雨があがる~♪ 遠く空眺め~♪ 雲の切れ間探す~♪
 
ED曲『Smile Again』16~25話
 【歌】葉月絵理乃
 灯里ちゃん役の葉月さんがしっとりと歌ってくれたナンバーです♪
 こちらも夏の思い出の名残り惜しい気持ちを歌ってくれてます♪
 去り行く夏の日~♪ 思いを寄せて~♪  集うバルコニー~♪
 
ED曲『Rainbow』26話(1期ED)
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 
挿入歌『潮騒』9話
 【歌】ROUND TABLE feat. Nino
 素敵ポイントを探す灯里ちゃんと藍華ちゃんとアリスちゃんのお話でしたね♪
 なにげない日常から幸せを感じさせてくれるナンバーです♪
 
挿入歌『コッコロ』
 【作詞・歌】河井英里【作曲・編曲】窪田ミナ
 バルカローレに続くアテナさんのカンツォーネの曲なのです♪
 造語の歌詞にレイヤードボーカルの美しい歌声は素晴らしいです(^-^)//""ぱちぱち
 
挿入歌『雨降花』17話
 【作詞・歌】牧野由依
 ゴンドラの紳士がそっと傘をさしてくれる名場面が思いだされます♪
 灯里ちゃんの涙を連想させるような「雨」を歌った心に染みるナンバーですね♪
 
挿入歌『髪とヘアピンと私』
 【歌】斎藤千和
 藍華ちゃん役の斉藤さんが歌っている曲なんですよ♪
 和音で奏でられるピアノの音色に歯切れのよい藍華ちゃんの歌声が素敵です(*^o^*)
 斉藤さんは戦場ヶ原ひたぎさま~のイメージですけどARIAファンの私は藍華ちゃんですw
 
 
2011.07.08・第二の手記「ORIGINATION」を観終わって大幅修正
2011.11.16・第三の手記(追記:■MUSIC)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 70

ねこmm。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

キラキラの出会いがあなたを待っています  【ねこ's満足度:90pts】

毎話ところどころにあなたを幸せにするための魔法が仕掛けられています。
(恥ずかしいセリフ禁止ーーー!!笑)

2期となる今作では、作品を通して「出会い」というテーマがあります。
ヒロイン達がどんなステキな「宝物」に出会うことができるのか、
ゆったりのんびりした気持ちで見守りましょう。
一話一話にこめられた、心温まるメッセージを感じとってくださいね。

今回のオススメエピソードは、2、4、8、9、14、16、17、22前、23・・・まぁほぼ全部です(笑)。
中でも17話は、灯里のその美しい涙にこちらまでもらい泣きしてしまいました。
もちろん、その他のお話もステキなものばかり。
心が弱っているときには、その傷を優しく癒してくれることでしょう。

音楽も相変わらずいい感じ♪
特にED曲の「夏待ち」は、わたしのシリーズ一番のお気に入りです。

そして、全26話観終ったときに気づきます。
この作品との「出会い」は、わたしにとっての「宝物」だったということに・・・。
(再び恥ずかしいセリフ禁止ーーー!!笑)
ARIAスタッフのみなさん、やさしくてステキな物語を届けてくださって、
タントグラーチェ!!-tanto grazie-(たくさんありがとう☆)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 58

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

16話からが神回。

「ウテナ」
「ピンドラ」
「地獄少女」

世の中の不条理を描いた作品ばかり
観てると抑うつ気分になりますが
そんな時この作品を観ると
ホッとします。
心が洗われると言うか・・・

脚本に吉田玲子さんが加わると
神度が増します。

16話

雨の中
ゴンドラとの別れを惜しむ灯里の
その姿だけで心をやられました。

世界中の人がこのアニメを観て
優しい気持ちになれたらいいのに。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

72.3 8 2006年春(4月~6月)アニメランキング8位
xxxHOLiC ホリック(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (726)
4713人が棚に入れました
アヤカシに好かれてしまう高校生・四月一日君尋は、願いを叶えるミセの女主人・壱原侑子と出会う。アヤカシが寄り付かない体にしてもらう為、その対価として彼女の下で半ば強制的にバイトをしている間に、悩みを抱えた人間や人でない者等の不思議な客と出会い、奇怪な出来事に遭遇していく。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

《物語シリーズ》より、個人的にはこっちの方が好き・・・

原作マンガは今も少年誌に続編が断続的ながら連載中で、2年前には実写TV番組も作られた人気作。
そしてアニメの方は、2005年夏に公開された劇場版を皮切りに、2006年/2008年とTV版が制作され、その後も2009-2010-2011年とOVAが制作されています。

で、その劇場版・TVアニメ・OVAが全て、監督(水島努氏)+制作(Production I.G)の組み合わせで、劇場版を除いて、シナリオ構成および脚本に原作者CLAMPの大川七瀬氏が深く関わっており、原作マンガとアニメの世界観が揃っていて、『ツバサ』の時のような違和感を余り持たずに楽しめました。

※但し、一番最初に作られた劇場版『真夏ノ夜ノ夢』だけは、原作マンガやTVアニメと全く繋がりのないオリジナル・シナリオ(担当スタッフを確認すると、CLAMP大川氏が全く関わっていないようです)で、他のシリーズ作品とは異質な内容なので要注意です(この劇場版はOVAまで見終わったあとに、ついでに見とけば十分と思います)。


◆シリーズ別評価

劇場版(真夏ノ夜ノ夢) ☆   並 3.5 (70点相当)
第1期         ☆  並 3.8 (76点相当)
第2期(継)      ★  良 4.2 (84点相当)
OVA(春夢記)     ★  良 4.3 (86点相当)
OVA(籠)       ★★ 優 4.5 (90点相当)
OVA(籠 あだゆめ)   ★  良 4.2 (84点相当)
---------------------------------------------
総合         ★  良 4.2 (84点相当)

※因みに 原作マンガ ★★  優 4.7 (94点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


=============== 劇場版 xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢 (2005年8月) ==============

{netabare}全1話 ☆ コレクター達への招待状、xxxHOLiCの意味(=何々中毒者){/netabare}

主題歌 「サナギ 〜theme from xxxHOLiC the movie〜」

※同時上映された『ツバサクロニクル鳥かごの国の姫君』と内容がリンクしていますが、xxxHOLiCの他作品とは余り繋がりがなく浮いた作品(脚本担当がCLAMPではなく、只のドタバタ喜劇に終わってしまっている印象)


====================== xxxHOLiC (2006年4-10月) ======================

{netabare}- - - - - - - OP 「19才」、ED 「Reason」 - - - - - - -

第1話 ヒツゼン ★ アヤカシを引き寄せる性(さが)、願いの叶う店
第2話 キョゲン ★ 幸運の女神?それとも・・・(九軒(くのぎ)ひまわり)、小指の呪い
第3話 エンゼル ★ 百目鬼(ドウメキ)との相性、コックリさん
第4話 ウラナイ ★ 偽者占い師、本物占い師
第5話 シリトリ ★ 狐のおでん屋  
第6話 タンデキ ☆ ネット中毒
第7話 アジサイ ☆ 雨童女(アメワラシ)、彼の岸と此の岸の境
第8話 ケイヤク ☆ サルの手
第9話 ユビキリ ☆ クダ狐、運命の赤い糸
第10話 トモシビ ☆ 百目鬼(ドウメキ)の寺での百物語(怪談)
第11話 コクハク ★ 座敷童(ザシキワラシ)、烏天狗(カラステング)
第12話 ナツカゲ ☆ 避暑先の幽霊
第13話 ヘンボウ ☆ 背中に羽根の生えた少女、餌(エ)

- - - - - OP 「19才」、ED 「蜉蝣 -かげろう-」 - - - - -

第14話 フウイン ☆ 双子姉妹、※初の2話続きもの
第15話 カイホウ ★ (続き)、言霊(ことだま)、言葉の縛り
第16話 サイカイ ★ クダ狐、座敷童へのお返し
第17話 ジショウ ☆ 幸せを受けとらない人
第18話 ホオズキ ★★ 百鬼夜行、座敷童、おでん屋の子狐、甘露、「全ては必然」
第19話 リフジン ☆ 年の瀬、雪合戦、願ったものが出てくる箱 
第20話 アガナイ ☆ 過去を映し出す写真、※脚本がやや安直
第21話 ツメキリ ★ 迷信・言い伝え、四月一日(ワタヌキ)の回想
第22話 ユウワク ★ 四月一日の心に忍び寄る婦人、※2話続きもの
第23話 センタク ☆ (続き)
外伝   ツイオク ★ 四月一日(ワタヌキ)の小学生時代の話、神隠し、誕生日{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)、★★(優秀回)1、★(良回)11、☆(並回)12、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.8

※ここまで視聴しただけだと「ちょっと物足りない人情噺」という感想になってしまうかも。


===================== xxxHOLiC◆継 (2008年4-6月) ====================

{netabare}第1話 蜘蛛 クモノス ★ 四月一日・百目鬼の失敗、※第2期は続きもの
第2話 左眸 ヒダリメ ★ 本の虫、猫娘、烏天狗の懇願
第3話 朋分 ハンブン ★★ 座敷童、女郎蜘蛛、片目の半分
第4話 夢買 ユメカイ ★ 夢の矢、異世(コトヨ)、夢カイ
第5話 由縁 コハネ ★ 霊能師の少女(五月七日小羽(つゆり・こはね))、桜の霊
第6話 平和 コノハナ ☆ 麻雀回、桜の霊の昇天
第7話 水猫 ミズクミ ★ 猫娘との井戸水汲み、指切り、小指の痛み
第8話 鈴音 ササヤキ ★ 増えていく鈴、その場に居てはいけない者
第9話 流噂 フウヒョウ ★ 小羽の家庭事情、霊能師のTV特番出演
第10話 不戻 キヅキ ★★ (続き)
第11話 秘事 ヒトリ ★★ 小指の悪化、怪我、ひまわりの秘密
第12話 真実 ホントウ ★★ (続き)
外伝  報恩 オカエシ ☆ 狐のおでん屋に主要キャラ集合{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)4、★(良回)7、☆(並回)2、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.2


OP 「NOBODY KNOWS」
ED 「Honey Honey feat. AYUSE KOZUE」

※第2期は、一話完結回がほとんどだった第1期とはガラっと変わった続き物になっており、見違えるほどの面白さでした。


================ xxxHOLiC 春夢記 (OVA) (2009年2-6月) ================

{netabare}前編 ★ 百目鬼(ドウメキ)の祖父(遥さん)の依頼、※小狼・サクラ初登場
後編 ★★ 夢の中の世界、夢の世界でのサクラとの出遭い、「侑子さんの願いは何ですか」{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「sofa」
ED 「CHERISH」

※前編はCLAMP原作OVA 『ツバサTOKYO REVELATIONS』、後編も同じく『ツバサ春雷記』とリンクした内容なので、両OVAを先に視聴しておくことをお勧めします。


==================== xxxHOLiC 籠 (OVA) (2010年4月) ==================

{netabare}全1話 ★★ 侑子との別れ、10年後、飯縄(イズナ)使いからの依頼と対価{/netabare}

ED 「風(かざ)なぎ」

※前OVA『春夢記』そして本OVA『籠』で、ようやく物語が大きく動くので、xxxHOLiCの視聴を開始した方は、何とかここまで頑張って視聴を続けて欲しいところです。


================ xxxHOLiC 籠 あだゆめ (OVA) (2011年3月) ==============

{netabare}全1話 ★ 夢違え(ゆめたがえ){/netabare}

OP 「あだゆめ」
ED 「「ごめんね。」」

※第1期の第1話以来の様々なエピソードが回想されるアニメ版の事実上の最終回らしい良い出来と思いました。


◆総評

CLAMP原作作品は、

(1)前半で一見しただけだと詰まらないと感じてしまうようなエピソードを小出しして、視聴者にしだい次第に主要キャラへの愛着を持たせていき、
(2)後半のどこかのタイミングで一気にストーリーを動かして、視聴者のその愛着を強い感情移入へと転化させてしまう、

という王道の感動パターンを踏襲した良作が多いと思いますが、本作も第2期そしてOVAまで確り視聴すれば、そうした期待にまたしても応えてくれる作品に仕上がっているのではないでしょうか。

同じアヤカシ(怪異)を扱ったアニメ作品でも、内容に余り一貫性のない西尾維新氏原作の《物語シリーズ》より、個人的にはこちらの方により好感を持ちました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 33

クチナシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

コトバの強さ

原作が好きだったので、アニメもちょこっと観てみました。

「あやかし」を引きつけてしまう体質の主人公が、ある日惹きつけられるように一軒の家に入る。
そこは、それ相応の対価を払えばどんな願いでも叶えるというお店で、主人公は自分の体質を治してもらう代わりに、その店でアルバイトをすることになる……という所から物語は始まります。

妖怪モノのアニメというよりも、不思議な現象に悩まされたり、自分の性格を直したいというお客がやって来て、その原因を解明し、その人が心の奥に抱えている心理を明らかにするという感じ。
それを妖怪や昔からの日本の習わしと関連づけているので、とても面白いです。
何より、それぞれのエピソードで教訓めいたセリフがある所が好き。
例えば15話の「カイホウ」という話が良かったです。
いつも自分に自信がなく、「どうせ自分はできない」が口癖の女性の話ですが、言葉の持つ力がテーマになっています。
「コトバは人の生き筋さえ縛る」ということを改めて実感できました。
この話を観た後は、なるべく自分にも他人にも「できない」という言葉を使わないようにしようと心がけています。

日本文化やちょっと不思議なものが好きな人、アニメを通してちょっと知識を得たい人にはオススメ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

偶然じゃないわ~必然よ

おのれーどうめきの分際でー!
と言ったのは主人公の四月一日(わたぬき)君ですw
百目鬼(どうめき)、九軒(くのぎ)と最初はみんな名字が読めませんでしたw

原作未読 CLAMP作品 全23話+外伝1話
ミステリーホラーコメディ作品

お話は、主人公 四月一日君尋(わたぬき きみひろ)は、霊能力が強いために妖が嫌でも集まってくる体質です。ある日いつものように妖に追われていてなんとか撒いた主人公は、ある家に意志とは関係なく家に引き込まれ、その家の主人でもうひとりの主人公 壱原侑子(いちはら ゆうこ)に悩みを見透かされ、願いを叶えるために対価としてバイトすることになりました。その家を中心に色々な不思議なことや悩みを解決するお話です。

最初に感じたのが、キャラクターの体型です。みんな異常に手足が長くて胴体とアンバランスなので、すごい違和感がありました。慣れるまで2~3話かかりましたねw

でもキャラクターはすごい魅力的でした。ミステリアスでどこか浮世離れしてますが、大酒のみでちょっとお茶目なところがある侑子さんと、几帳面で料理が得意でいつも散々な目に合う四月一日との対比が面白いですねw{netabare}(通信機とか言ってちょびっツのちぃと同じ耳を付けたときは噴いてしまいましたw){/netabare}
他にもレギュラーで出ている、友人じゃないのにw友人の百目鬼静(どうめき しずか) 、主人公が恋い焦がれている九軒ひまわり(くのぎ ひまわり)さん、CLAMP作品と言えばよく出てくる黒モコナ、舘にいる可愛いお調子者のお手伝いさん2人マル&モロ(フルネームは書けませんw)、など中々面白い個性的な人々が集まっています。

日常を題材にしているお話が多く、結構身につまされますね~
{netabare}(嘘、占い、キューピットさん(こっくりさん)、しりとり、パソコン依存症などなど){/netabare}
ギャグ展開の話の中にもピリリと辛いスパイスの聞いた日常の不思議なお話となってます。メリハリが効いていていいですね。1話完結が多いので観やすいです。侑子の一言一言が胸に沁みました。
最後は少ししんみりしましたね。

侑子さん役の大原さやかさんの魅力的な声と四月一日役の福山潤さんのはじけぶりが見れる作品ですw
レンタルDVDで観たのですが、1枚に3話入ってますのでお財布にもやさしくなってますね。ミステリアスなお話が好きで、この作品の独特の世界観が気に入れば好きになれる作品だと思いますので、もし興味がありましたら観てくださいね。オススメです。

OP スガシカオさんが歌ってます。スガさんらしい曲ですね。
ED 2曲ありましたが、後半は{netabare}BUCK-TICK{/netabare}この作品に合う合わないは別として、びっくりしましたw

最後に、印象に残った言葉は「だってわたぬきなんだもん~」じゃなくてw 「あなたの願い叶えましょう」ですね^^

まだまだ分からないことばかりです。それでは2期を観てみますね。
{netabare}CLAMPさんはマカロニほうれん荘が好きなんですね~私も好きですw{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 37

70.5 9 2006年春(4月~6月)アニメランキング9位
彩雲国物語(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.9 (399)
2292人が棚に入れました
架空の国、彩雲国を舞台に筆頭名門紅家直系長姫ながら貧乏生活を送っているヒロイン紅秀麗があるきっかけで「官吏になりたい」という一度諦めた夢を追い求め叶えようとする物語。

……keniee…… さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

心洗われる作品です 是非みなさんに観ていただきたい秀作

まだ あにこれ さんにお世話になってないころ
逆ハーレムという言葉を知り
検索して出てきた作品です

ハーレムという言葉で敬遠しないでください

イケメン男性が主人公のまわりにたくさんいる

という解釈で 敬遠せずに観ていただきたい
ストーリーは まったくハーレム系ではないです(^.^)


架空の国(古代中国)彩雲国で
つきすすんでいく女性(17歳)が成長していく物語です
ほっこりする場面なども もちろんありますし
難しいお話ではありません

一言でいうなれば 心洗われる
自身はそんな印象をもちました

そして
突き進んでいく主人公を
影で支える強き(力の面でも心の面でも)
人たち(性別問わず)

    素敵です

この 一期 では
主人公の女性と
関わる男性の心の動き
なども興味深いところです


主役を囲む男性たちは 
みな不自然なほどイケメンです
何度も申しあげちゃいますが
決して逆ハーレム的な内容ではないです (#^.^#)

ラブコメではなく 純粋な・・・

ご覧いただけたら 後悔はしないと思います


ストーリーは長いです

2期もあります 
1期 39話、2期 39話

1期でいちど完結いたします
1期のみでも問題ありません

きっとのめりこんで 2期も続けて観たくなります (*^_^*)

お時間のない方には大変かもしれませんが
決して 長いストーリーが苦痛にならない
そんな作品です

もっと続いてほしいです

本日2期が観終わってしまい
とても寂しく思っています

大人から子供まで
みなさんに観ていただきたい


年齢問わず観て頂きたい
素敵な素敵な作品です

投稿 : 2024/04/20
♥ : 18

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

NHKアニメは長いぜ・w・

ヒロイン:紅 秀麗(こう しゅうれい)声:桑島法子
キャラ設定は、しっかり者で優しい姉って感じがしました。
物語では、色々事件が起きたりするのですが、その正義感と慈悲を持って解決したり
殿下の事を解っていくにつれ、母性本能?的にあれやこれやあったりと
ちょっとしたドラマを感じれるアニメでした。
この1期は39話と3クール分あるので、観賞するにはそれなりに時間を要します。
2期も同様に39話あります・w・ノ

投稿 : 2024/04/20
♥ : 2

CHI さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

最高傑作。

とにかく声を大にして言いたい。いや、大どころじゃ足りないので拡声器、
むしろ全国放送でオススメさせて下さい!
漫画も、DVDも全部揃えて、静蘭役の緑川さんにだだハマりしたこの作品。
小説は揃えようと思ったけどラストが理想とは違ったので断念、無念。
(アニメでは小説の半分くらいまでしか放送してない)

緻密に張り巡らされたストーリーに、キャラクター1人1人の人間性、
生きる教訓から、豪華過ぎる、豪華過ぎる(大事なことなので2回言わせてもらいました)声優陣!
もおね、出てる人がみんなイケメンなんですよおおお。
アニメってさ、どうしてこんなに空気が読めないの?
どうしてここでいきなり耳が聞こえなくなるの?
どうしてそんな変な服着てるの?
どうしてどうしてがもおホンットに多いじゃないですか。
NHKが長期に渡って放送しただけあって、凄く話に芯があるんです。
でもだからと言って子供向けではないですね。いろんな役職や設定が出てくるし、
話し自体が大人向けです。元々ラノベですからね。
際どいシーンもありますし、惚れた腫れたも大放出!
見るか悩んでるお嬢さんは、絶対に見た方がいいです。
しかしこれ、ホントに長いので私って理想脆いかも☆って人は金曜の夜に
見てください。

一言でまとめると、古代中国風女の子成り上がりイケメンパラダイスファンタジー。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

66.4 10 2006年春(4月~6月)アニメランキング10位
NANA ナナ(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (220)
1367人が棚に入れました
東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々と、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ。2人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属するBLACK STONESとナナの恋人の本城蓮が所属するTRAPNEST、2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

それぞれの なるべくして開かれた道

主人公の考え方に共感や憧れを持てるか否かって視点で言えばこの作品、
観る人の世代や、誰を主人公にして観るかでだいぶ違ってきそうな気がする。

同じ名前を持ち、対照的な性格の2人の女の子 
ナナと奈々のそれぞれの道の歩み方と2人の友情、
バンド活動をもとに、プロのミュージシャンを目指し、
やがてプロとして成功しながらも数々の葛藤や試練が待ち受ける展開は興味深く、
山あり谷ありでメリハリをつけ、面白く描かれていた。

またナナ以外のバンドメンバーをそれぞれの視点から見ると、
けっこうビターな物語で、ある意味リアルだったなと。

ただ、ファーストシーズンだけで4クールあったにもかかわらず、
意外にスローな展開だったので、少々中だるみを感じてしまった。
が、しかし今思えば、人気コミック作品だったせいもあり、
原作を愛するスタッフさんたちは丁寧に忠実に描きたかったんだろうなとも思う。

ちなみに、実写映画版も2本制作されているけれど、
OP、EDなど音楽はアニメ版のほうが個人的には好みだった。

印象的なシーンはいろいろあったけれど、
なぜか花火のシーンだけが、一番心にやきついている。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 51

yusurika さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

好き嫌いが分かれると思う

個人的には原作も含めて好きだけど、君に届けみたいなドキドキな恋愛を求めてる人には合わないかもしれない。
ただ、こんなにどろどろした作品はあまりないので、見てみると意外にハマるかもしれませんよ(笑)

【物語】
•原作に忠順なのが良い
•どろどろしているので、ダメな人にはダメかも
•主に友情、恋愛、バンドの話
•恋愛といっても、ドキドキキラキラな純粋な恋愛はほとんどなく、大人のどろどろした恋愛って感じ
•またバンドといっても、高校でやるような軽音部みたいなのではなくて、本気でプロを目指してるような話

【声優】
•最初は原作と比べるとナナの声に違和感があったけど、見ているうちにぴったりだなって思える

【キャラ】
•みんなカッコいいし、みんな可愛い
•ヤスがかっこよすぎて惚れた

【音楽】
•ちゃんとバンドっぽくて、原作のイメージを壊していない
•実写版の映画の曲の方が有名だが、曲はアニメのほうが原作にあってると思う

投稿 : 2024/04/20
♥ : 11

sobako777 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

未完なのがとても残念だけど、魅力的な秀作!

矢沢あいの大ヒット少女漫画をみごとアニメ化! ヒロイン2人の内の1人が大嫌いなタイプの‘ぶりキャラ’だったので、最初は観ていてストレスとなったが、続けて見ていくうちに、そのぶりキャラ自体が、実は浅はかさと計算高さとを同時に併せ持つリアルな女の子として魅力的に思えるようになっていった。ダークな面も多いストーリー展開だが、グングンと引きこまれ飽きずに見れる47話、音楽も最高だし、少女漫画ファン必見の秀作だと思う。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

66.0 11 2006年春(4月~6月)アニメランキング11位
ウィッチブレイド Witchblade(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (321)
1746人が棚に入れました
近未来、東京。
そこには「最強の武器」を求める二つの巨大組織があった。 最強兵器の開発を目論む導示重工。遺伝子操作により優秀な人間を造り出そうとするNSWF。
彼らが欲するのは、最強の威力を持ち、選ばれた女(モノ)だけが手にすることが出来るという「ウィッチブレイド」と、それを自在に扱うための力。
震災から6年経った東京に、天羽雅音、梨穂子親子の姿があった。二人での暮らしを夢みて児童福祉庁の施設を抜け出してきた二人。
しかし、彼女達を待っていたのは、ウィッチブレイドを取り巻く闇の力と、過酷な運命であった...。
ネタバレ

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

ドラマチック 母の勇姿をその目に焼き付けろ!!

物語:3.8 作画:3.6 声優:4.1 音楽:4.0 キャラ:3.8 【平均:3.9】                           (62.9)

ジャンル        :変身、SF
話数          :全24話
原作          :マイケル・ターナー(アメリカ・トップ・カウ・プロダクション)
アニメーション製作 :GONZO
監督          :大橋誉志光
シリーズ構成     :小林靖子
脚本          :小林靖子、吉村清子、井上敏樹
キャラデザイン    :うのまこと
音楽          :宅見将典
主人公声優      :能登麻美子
OP           :「XTC」作詞・作曲:YOFFY / 編曲:大石憲一郎 / 歌:サイキックラバー
             :「Dear Bob」作詞・作曲:AKIO / 編曲・歌:KOOLOGI
ED           :「あしたの手」作詞・作曲・編曲:橋本由香利 / 歌:能登麻美子
             :「靴ひも」作詞:asami / 作曲:山沢大洋 / 編曲:武藤星児 / 歌:山本朝海

参照元         :Wikipedia「ウィッチブレイド (アニメ)」
公式ページ      :http://www.gonzo.co.jp/archives/witchblade/

【あらすじ】
 天羽雅音と娘の梨穂子は震災から6年後の東京で児童福祉庁の目から逃れながら住まいを探していた。しかし、雅音は震災直後より選ばれた女だけが手にすることが出来るという最強の武器「ウィッチブレイド」を身に着けており、最強の武器を開発する2つの巨大組織「導示重工」と「NSWF」が彼女を捕縛しようとする。雅音は力のことを梨穂子に隠しながら給料を稼ぐが、夢のマイホーム生活に憧れる2人にとってあまりにも過酷な運命が待っていた。公式ページ「STORY」参照

【特徴】
①親子愛
②企業間事情と社内事情
③ホームドラマ的側面
④親子愛に主眼を置き、ドラマチック。バトルもの、アクションものとは異なる。

【特徴の補足】
①本作は親子愛をメインテーマとした作品である。そのため天羽親子の愛情を感じ取れるストーリーとなっている。様々な設定に関しては感動的なストーリーを導く為の設定という印象が強い。
②親子愛に加えてドラマ性を高めている要素。導示重工とNASWFは根深い関係があり、絶妙なバランスの上に成り立っている企業であり、物語の謎はこの2大企業に関することが多い。
③天羽親子は奈月ビルで暮らすことになるが、この雑居ビルに住むキャラクター達が天羽親子の味方となる。また天羽親子を含むキャラクター達のコミュニケーションが愉快であった。
④ ①の補足。アクションシーンに使う尺をあまり割いておらず、バトルの片は直ぐにつく。その反面ドラマ性は高くなっており、濃密である。

【総括】
 親子愛を感じられる物語で感動出来ましたが、それ以上に物語は次々に進展して行き、先々でどうなってしまうのか気になる展開となり飽きとは無縁の作品でした。しかし、幾つかの事柄は明らかにならず消化不良を強く感じ、粗削りに感じさせてしまうストーリーを少々残念に思いました。ですが、キャラクター達の個性は際立っており非常に魅力的でした。また、普段の雅音と変身後で見事なまでの演じ分けをする能登麻美子さんには感銘を受けました。


【思った事・蛇足】

ここまで紹介しておいてなんですが
面白いのに強くお勧めすることが出来ない作品だと思いました。
不本意ではありますが実際その様に思ったのだから仕方ない。


理由は消化不良や不満が多かったこと。
(不満に関しては必要に感じないキャラクターなどその他諸々)
そしてなにより最終話。
消化不良だけならまだ良かったのだが
終盤の展開がお座成りに感じた。

{netabare}
結末は中盤に差し掛かる前辺りで大方の予想が付き
結果その通りになったが
故意に見せない演出が個人的には裏目に出ている様な気がしました。
その為かあっさりし過ぎていてキャラクターの気持ちを読むことが出来ず
自分自身でキャラクターの気持ちを想像する必要があった。
もう1話分も必要ないが30秒程度の後日譚があってもいいような気もします。
{/netabare}

結末には肩透かしを食らってしまったのですが
物語の展開は非常に面白かった。
非常にです。
キャラクターも「後々こんな事になるとは思ってもみなかった」という人物が何人か居ました。
故に結構予想を越える事態になることが多かったので大変楽しめた。
また
一貫して最後までブレずに母の愛情を描きったことは良いと思う。


「面白い?」と聞かれれば迷うことなく首を縦に振るが
「良かった?」と聞かれれば少々間を置いてから横に振ってしまうであろう
かなり評価に困る作品でした。


しかし
人によっては涙が止まらず最高でしたという感想を持っている方もいらっしゃいますし
記憶に残るであろうインパクトのあるストーリーであることは間違いありません。
なんとも歯切れの悪い感想になってしまいましたが
作品の良し悪しは観て頂くよりほかないと思いました。



●天羽雅音 声 - 能登麻美子
普段はがさつで子供っぽいところが目立ってしまう少々不出来な母親。
導示重工の鷹山局長とは対照的で垢抜けていない。
プロポーションは良い(?)
変身後の荒々しい性格と共に変化する口調が鋭くカッコイイ。
時には梨穂子に一方的な愛情を注いでしまうこともあったが
なにより娘を第一に想う気持ちは母親そのものであり魅力的。
梨穂子は果報者。



●グラフ[物語の転機が分かってしまう可能性あり※ネタバレ注意]
http://shinbakuns.blog.fc2.com/blog-entry-41.html

投稿 : 2024/04/20
♥ : 6

キタキツネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

うーん(汗)

好みが分かれる作品だと思います。
私はあまり楽しめない作品でした。

演出上、仕方ないかもしれませんが、最初は周囲の迷惑を顧みない、ただの我儘な母子として過剰演出気味に描かれます。
この段階で、相当イライラする視聴者も多いのでは?
ここで挫折しなければ、後は極端に鼻につく演出は抑えられるので普通に見ていけるはずです。

テーマは親子の絆なんでしょうけど、この作品でそれが上手に描かれているかは微妙です。
主人公親子は、全編通して仲良し親子として描かれています。母親が事件に巻き込まれた割に、親子の関係は乱れる事もなく、常に一定のまま描かれます(現実世界では望ましい事ですが)。波風が無いのでドラマとしては平坦で山が無く、母親や娘の気持ちに感情移入がし難いと感じました。少なくとも私には、このアニメで思わず涙するシーンは無かったです。
敵?ウィッチの立ち位置も微妙で、結局なんだったんでしょうか悩みます。
特に最終回は、思いっきり肩すかしを食らった感じでした。

*母親の苦悩、娘の心配などのシーンもそれなりにあるので、それが印象に残らないと言うのは、脚本と言うより演出の問題なんでしょうね。


作画は最後まで安定しているので安心です。
女性キャラがエロく描かれているとの評価もあるようですが、余りそんな印象は感じませんでした。

見終わって失敗したとは思いませんが、なんだか消化不良になった気がする一本でした。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

イブわんわん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

お父さん、お母さんは涙なしには見れないアニメだと思う

全24話、アメコミ原作GONZO製作。

このアニメは色んな形の母親と子の愛情がベースとなっております。
確かにバトルシーンも多いのですが、娘の梨穂子(りほこ)に対する母親である雅音(まさね)の愛情や絆、そして母を想う娘の姿が何度も涙腺を刺激し続けました。

戦い続ける雅音の心の描写はリアル且つ丁寧でとても素晴しいものです。
最終話にかけて物語は収束して行きますが、それに伴う雅音の不安や恐れ、娘を思う母親の思いは涙なしには見ることができませんでした。

しぐさや台詞のひとつひとつが何とも言葉では言い表せません。
「おおかみこどもの雨と雪」より泣けました。
破壊力は「AIR」くらいあったように思えます。
アニメに対する好みもありますが、子を持つ親御さんに是非見て欲しいアニメですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 20

65.5 12 2006年春(4月~6月)アニメランキング12位
スクールランブル 二学期(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (240)
1497人が棚に入れました
塚本天満、恋する乙女の高校2年生。同級生の烏丸大路に恋をしているが、一向にキモチを伝えることができずにいた。
播磨拳児、恋する不良の高校2年生。同級生の塚本天満に恋をしているが、これまた一向にキモチを伝えることができずにいた。
天満にフラれたと勝手に思い込みショックで日本から逃げ出していた播磨だったが、入魂の漫画を描き上げ、マグロ漁船を降りて日本に戻り、再びに天満に告白すべく矢神高校に帰ってきた!
その頃、2-Cは文化祭の出し物を決定すべく、クラスは喫茶店軍と演劇軍に分かれ、深夜の学校でのサバイバルゲーム始まろうとしていた!!

声優・キャラクター
小清水亜美、小西遼生、高橋広樹、能登麻美子、堀江由衣、生天目仁美、清水香里

チュウ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

笑い有り、感動有りのギャグ漫画

もちろん面白い作品でした♪♪
しかし、一期と比較すると個人的には、どの部分においてもクオリティが下がった気が…。
どちらかというと、一期の惰性でそのまま見切った感があります。。。

しかし、そこはやはりスクラン!キャラが良い!!
【播磨】を筆頭に、沢近や天満など良い味を出してくれています!!
皆バラバラのようで、それぞれのキャラがそれぞれの持ち味を最大限に発揮した結果、何故か1つの面白い作品と化してしまうなんて、まさに無敵ですね♪♪

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

oki96 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

ドタバタの二期。

一期を上回るドタバタでした。

恋愛関係も複雑になっているし、キャラも多くなっています。
主人公以外を主にした話も多くなったけど、個人的にはほかのキャラの方が面白いので結構楽しかったです。

でも、理不尽はちょっとありすぎかな。バカバカしくて笑えるけど、無理もちょっとありますね。後半にわけ分からない話も出てきてちょと退屈になりました。

一条かれんの声優が変わったことには残念だが、違いが分からない位声が似てたので良かったです。

一期に引き続き、ギャグが面白いです。笑いが止まらない所も沢山あります。一期が好きなら、二期も好きになるでしょう。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

大和撫子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ピコピコ髪にピクン!

いつ見ても天満の触角みたいなピコピコ髪は可愛いですね。
普通に考えたら絶対にありえない動きですが・・・。

◆この2期では・・・
1期と同様にギャグのノリが良く非常に楽しめる内容でした。
しかしエピソードによっては、すごく笑える時もあれば、ただの茶番に感じる話もありました。
特に第20、21話は幼稚な内容だったと言わざるを得なかったです。

◆悪いところは・・・
上に書いたエピソードによってはただの茶番のつまらない回があるの他、登場人物の多さから「この人誰だっけ?」と考えてしまうキャラがいる、たまに「この後どうなったの?」と思ってしまうような中途半端な終わり方のエピソードがある事など。

◆2期の良いところ・・・
1期よりも八雲の出番がかなり多くなっていたところが非常によかったです。
これは「能登麻美子」ファンには嬉しいところ。

◆スクランの日常は楽しいのです・・・
天満と八雲はとっても憧れる関係の姉妹ですね。
能天気で何にも出来ない姉としっかりモノだけど謙虚な妹、それぞれお互いの事は何よりも大切にしている絆があります。
こんな姉妹がほしいものですね。
そしてこの姉妹に播磨が絡むズレた恋の掛け合いにはおもわずニヤニヤになる展開で楽しめました。
この3人や他キャラの複雑に絡み合った恋の行方には目が離せません。

◆最後に一言・・・
播磨君!君にはいつも日本男児の男気を感じますよ!

投稿 : 2024/04/20
♥ : 7

65.1 13 2006年春(4月~6月)アニメランキング13位
ストロベリーパニック(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (279)
1637人が棚に入れました
この日本のどこかに存在する、巷でも屈指の名門女子校「聖ミアトル女学園」「聖スピカ女学院」「聖ル・リム女学校」に通うことになった、3人の少女・渚砂、光莉、絆奈。しかも3人とも家を離れて、3校の寄宿舎である「いちご舎」に入る事に。慣れない集団生活に心細くなる3人を、それぞれの学校の生徒たち「ストロベリーズ」は時に優しく、時に厳しく、そして時に情熱的に支えてくれる。積極的な女生徒たちの行動に戸惑う3人の妹たちは、大好きなお兄ちゃんからのアドバイスを受けながら、魅惑の女子校ライフを送るのだった。

声優・キャラクター
中原麻衣、清水愛、生天目仁美、斎藤千和、松来未祐、甲斐田裕子、桑谷夏子、野川さくら、中島沙樹、宮崎羽衣、福井裕佳梨
ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ようやく分かりかけてきた。つまり「百合こそ至高」

*初投稿 2014年5月22日

みなさん、ごきげんよう。
今日は百合アニメの名作である本作のレビューを致しますわ。
「キマシタワー」や「タマリマセンワー」などの
百合好き御用達の名台詞を生み出したのも本作ですわ。ご存知だったかしら。

最後までこの口調でレビューを書こうかと思いましたけども、
非常に読みづらい上、そこはかとなくイラッとくるのでやめますワ~♪

最近は百合要素を盛り込んだアニメが非常に多いです。
しかしそれは可愛い女の子たちがキャッキャウフフしてて
所謂萌豚さんたちを「ブヒブヒ」鳴かせる為のアイテムとして
使われているように思えます。要は萌えの1種としての百合ってことですね。

本作にもそういう要素はありますが、
切ないまでに相手を想う気持ちとかをメインに描写されています。
人を想う気持ちというのは尊いものですが、同時に苦味を伴うことも多いわけです。
誰かを想えどその人がこちらを振り向いてくれるとは限りません。
たとえその人の隣にいるのが私ではない他の誰かだったとしても
その人が笑っていられるのならそれでいいという
奥ゆかしいまでの彼女たちの姿を丁寧に描いている点が
最近の萌えの1種としての百合とは大きく異なるところです。
ちなみに私は萌えの1種としての百合も大好物です。ブヒブヒ。
また、キスシーンなんていうのもありますが、
発情した犬のように毎回「ん・・あん・・・チュパチュパレロレロ」なんて
タイプの百合モノとは明らかに趣が異なる作品ですということも記しておきます。
もちろん・・私はそういう作品も嫌いじゃないですよ キリッ(前傾姿勢で)

本作の舞台となるのは美しい自然に囲まれた(隔離された)アストラエアの丘にある
聖ミアトル女学園、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校の姉妹校である3校なのですが、
これは宝塚歌劇団で言うところの花組や月組といった
組を想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
一応言っておきますけどあくまでイメージの話ですよ。
各組(校)には組長(生徒会長)が存在します。
そして宝塚なら各組にトップスターが存在しますが、たとえば各組ではなく
宝塚全体のトップスターが本作で言うところのエトワールです。

本作には御聖堂、聖歌隊、温室の植物園といった舞台装置が至る所で散見され、
どこか「少女革命ウテナ」を彷彿とさせる世界観です。
というか昔の少女漫画のような世界観ですと書いた方が分かりやすいですねw

聖ミアトル女学園4年(中高一貫の高校1年)に編入する蒼井渚砂が
道に迷い森の中でエトワールの花園静馬と
運命的な出会いを果たすところから始まる物語なのですが、
話の展開としては蒼井渚砂だけを追うというものでなく群像劇ですね。
先程の宝塚の例で言えば、花組の回もあれば、月組の回もあります。
もちろん各校に魅力的なキャラがいるというのは言うまでもないことでしょう。
聖アストラエア合同寄宿舎(通称いちご舎)を介しての各校の交流もあるので、
完全に独立した話がそれぞれ展開されるということではなく、関連性はあります。

全26話ですが、
出会い~キャラ紹介、エトワールとの接近そしてエトワールの過去、エトワール選と
明確なテーマが存在し、
また他のキャラの話も挿入されているので飽きることなく視聴できました。
もっとも展開がベタベタ過ぎて先が読めるなんてことはたびたびありましたがw

作画に関しては顔があまりに簡素化してたり、パースが狂ってるところがあって
ちょっと気にはなりました。

蒼井渚砂役の中原麻衣さんの声はふにゃふにゃとした甘さがあって
「タマリマセンワー!」と言いたくなる気持ちがよく分かりますw

時に可愛く時に可憐な彼女たちを眺めているだけで心が洗われるようでしたw
これはもはや「癒やし」と言ってもいいかもしれません。
「百合こそ至高」という言葉の意味が少しは理解できたような気がしますw


「どーでもいい雑感」

{netabare}天音様がイケメン過ぎますワ~~~ッ!!
夜々ちゃんがエロいですワ~~~~~~ッ!!タマリマセンワー!
そして剣城要さんww地球温暖化って何なんですのwww
お口の中の麦汁を吹き出してしまいましわwww
「ユーアーザ チューズン ワン 君は選ばれし者だ」も
わたくしのお鼻から盛大に麦汁がこぼれましてよ!!
そして千華留様が本当に天使ですワ~~。
光莉ちゃんが千華留様の胸に顔をスリスリしているのを見て
おい!ちょっと俺と代われ!!(前傾姿勢で)
と本気で羨ましいと思いましたのはみなさまには秘密ですわ。
あらいやだ、ちょっとお下品な萌豚さん口調になってしまいましたわ・・失礼。うふふ♪











誰ですの? 今「うぜええええ」とかおっしゃった方は? {/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 38
ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

正統派百合アニメ。「この声の震え!この慄き!半ベソの渚砂ちゃん!あぁ~ん、タマリマセンワ―!!」

制作はMAD HOUSEのメディアミックス作品です。
ジャンルはGL系学園群像劇です。
ガチな作品なので、女性同士の恋愛ものに抵抗がある方は注意です。
有名ですが、百合な場面でよく見かける「キマシタワー!」の元ネタ作品。



アストラエアと呼ばれる丘に鼎立する聖ミアトル女学園、聖スピカ女学院、聖ル・リム女学校というそれぞれに個性的な姉妹校。
両親の海外転勤で、伯母の母校であるミアトル4年(高校1年)に編入することになった主人公の蒼井渚砂と、スピカ3年(中学3年)の此花光莉を中心に、それぞれの学校で巻き起こる騒動と恋愛模様を描く。



4作目の百合作品視聴。
長さも丁度いいし、いろいろな方から推されたのでこれを見てみることに。



まず、言わなければならないこと。
私の好きな“百合”はこういう“百合”ですw
学園閉鎖・少女漫画系の作品が百合漫画では好きだったので、かなりツボりましたw

ガチっぷりでいうと、「百合を見たい」という考えならば多分これが標準レベルかな?
登場人物ほぼ全員が女性にときめいちゃうので一般の方は余裕で引くけど、百合好きには丁度いいくらいでしょうか。
事前事後な描写は結構ありますけど、行為自体は映っていませんから多分セーフw


途中で主題歌が変わりますけど、そこでⅠ部Ⅱ部に分かれています。
Ⅰ部はいわゆる日常回で登場人物の交流を中心に描き、Ⅱ部は本作の肝である「エトワール選」について描いています。
Ⅱ部は結構シリアスなので好みは出そうですが、私はⅡ部の方が好きでした。
Ⅰ部で描かれた想いが段々と氷解していく後半はホント、タマリマセンワ―w
{netabare}例えば19話、20話、21話のトリプルコンボ。
静馬の過去、玉青の想い、深雪の想いが描かれています。
多分ここら辺が本作の一番のピークでしょう。
光莉と天音が結ばれる25話、静馬がついに自分の想いのままに動く26話(最終話)も、まあいいんだけどね。
最終話「少女迷路でつかまえて」の編曲もステキ。{/netabare}



本作の難しさは、視点を誰に当てて見ればよいのかという点、勿体つけるような伏線がやたらに多い点に集約されています。

この作品のヒロインは渚砂で、サブヒロインは光莉であることは間違いないでしょうが、この二人だけを注視してしまうと後半で「?」になること請け合い。
仮に視聴する際には、一番分かりにくい先輩たちの心情描写を最重要視してみてください。

普通の作品だったらだいたいセリフで説明してくれますが、本作は不親切設計で画面をちゃんと見ないと分からないことが多々あります。
加えて正直シリーズ構成があまり上手くないので、いろいろ見逃さないようにしないと本当の意味で楽しめないかも。



こう書くと面倒くさい感じがプンプンしますが、本作独特の雰囲気を形成しているのも間違いなくこれらの要素。
面倒くさいくらいに張り巡らされた心情描写が私の心をつかんで離しませんでしたw
こういうところを丁寧にやってくれるから、百合はたまらんよねw

キャラも主要人物は結構立っているかと。
{netabare}そんな私が思う一番のナイスカップルは剣城×鬼屋敷。
剣城さんの温暖化には笑わせてもらいましたw
てかこいつらラブラブすぎるだろw
私の好きなカップリングは王道を行く渚砂×静馬。
好きなキャラは玉青、静馬、夜々、千華留という若干の不憫萌え傾向。
特に玉青ちゃんが好きだったので、終盤の三角関係には悶えましたw{/netabare}



総括して、多分あにこれに居なかったらあまり興味を持たなかっただろう作品なのでホント感謝です(「咲-saki-」以来4回目)。
こういう系統の作品ですのでかなり人は選びますが、私にとっては「またもう一度見たい」と思える良い作品でした。

どうでもいいですが、タイトルは私のお気に入りのセリフ。
あぁ~ん、百合はタマリマセンワ―!!
声優的には、私の好きな中原さん×斎藤さんで萌えたけど、もうちょっと出番欲しかったかも。
それにしても、放送当時にこれを見た人はどんな気持ちになったのでしょうかw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 31

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4

思ってほどではなかった・・・

全26話。

某百合姫様推薦のすごい作品らしいですが・・・

とりあえず、キャラ絵等は嫌いではありませんが内容があまりにも凡すぎる。

先が読めすぎる展開で、最後のほうはほとんど流し見でした・・・

期待してた(?)百合描写もそれほどでもなく・・・

結構きつい作品と聞いてましたが普通に見れた私が変なのか?

主人公、なんか聞いたことある声かと思えばCLANNADの渚役の中原さんですね^^

BLはオエッってなるんですが、百合は綺麗だと思う私はやっぱり変(態)のかな?偏見はいけませんね。愛は自由ですw

ED曲は何故声優さんの実写(百合風味)なんでしょう。正直( ゚д゚)ポカーンでした。

いじょ。。。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

63.8 14 2006年春(4月~6月)アニメランキング14位
ああっ女神さまっ それぞれの翼(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (127)
761人が棚に入れました
藤島康介のコミックを原作にしたTVアニメシリーズ第2弾。
恐怖の大王の脅威も去り、穏やかで平和な日常を取り戻した他力本願寺。
だが一連の騒動によって、天上界では多くのデータが破損していた。その中には何と、お助け女神事務所の登録ファイルも含まれており、ベルダンディーと螢一の契約も消滅したままになっていた。
「女神としての責務を負うベルダンディーを、契約無しにこのまま長く地上会に留まらせておくわけにはいかない」神様の特命を受けたリンドは、管理神エクスと共に女神事務所のデータについて調査を始める…。

声優・キャラクター
菊池正美、井上喜久子、冬馬由美、久川綾、梁田清之、二又一成

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

僕はストライク  (*´ー`*) 

原作 漫画 未読

第2期

全24話

ラブコメファンタジー


今回は、1期に続きベルダンディー達 三姉妹と、その他大勢の非日常ドタバタラブコメになってます。

登場チャラも少しずつ増えていって、益々二人きりの時間がなくなります ^^;
それに
主人公の螢一が、いい意味で純情 悪い意味でヘタレな為、中々二人の仲が発展しないので、見てるこっちは ちょっとイライラ 
 ε- (´ー`*) はぁ~

それでも いろんな出来事があり、それを乗り越えて幾たび、二人の絆が深まっていくのが分かります。



ここからは個人的な感情です^^;

あ~ぁ、終わっちゃった・・・
もっと見てたかったな・・・
原作まだ続いてるから、3期4期と製作してくれないかな・・・


ベルダンディーが理想の女性みたいな感じなので、毎回 彼女を見て うっとりしてました。
 (〃ω〃)
これほど主人公と変わりたい!って思った作品は無かったです。

ベルダンディーの笑顔と井上喜久子さんの声、ホント癒されました。
(●´ω`●)ゞ
ず~っと見てたかったです・・・(-ω-)

見る人によっては
今回も?小学生の様な二人の恋愛に飽き飽きしてしまう人もいるだろうし、
マンネリ化したイチャラブにうんざりしてしまうかもですが・・・
女性には あまり嵌らない作品かもですね。

ラブコメが好きな人や
1期の1~3話見て、ベルダンディーが魅力に感じれば
オススメな作品です。



OP:「幸せのいろ」 歌 - 石田燿子

ED:「僕らのキセキ」(第1話 - 第11話)歌 - 石田燿子
   「恋人同士」(第12話 - 第24話) 歌 - 樹海


PS:ホントに3期 作って欲しいです!お願いします。

コミック46巻(2013年8月現在) 読みます。 (*´ー`)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 36

JBさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ノワール3姉妹

まず、原作者である藤島康介が大好きなのです(´∀`*)
「ああめが」で一番最初に惹かれたのは
変かもしれませんが、女神の羽です。
藤島康介が描く羽が、ともて綺麗で目を奪われました。
車やバイク等もビンテージ物が出てくるのは、さすがの藤島康介。
「逮捕しちゃうぞ」から続くメカニカルな要素も入っているので、個人的に興味をそそられるところが・・・w
その他、癒し・恋愛・コメディー・ドタバタ・ハーレムな要素など色々盛り込まれており
藤島康介、バンザイ( ゚∀゚)ノなのですw

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
ネタバレ

横浜ゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アースお助けセンターです❤

女神さまの2期です。

ペイオースやヒルドが出てきます。
いやぁ~ペイオースは結構好きかも❤

2期は魔族との話が多くなります。
ベルと蛍一との関係も1期よりいっそう深くなりますので、
更に楽しめる作品になっています。

OPの石田燿子さんの「幸せのいろ」も素敵です。
バグパイプの音色に乗せてWOW~WOW~が耳にこびりつくww

1期と同レベルの出来で良い感じで作画も悪くないと思います。

女神たちの姿に にへら~~~ っとしてしまう私に気づくww
同じ気持ちになった方は私とお友達です~www

でも・・・
{netabare}
最後らへんで、千尋さんの店に勤めている蛍一が描かれているが、
かなりすっ飛ばしてないか???
桂馬さんとかの話はやってほしかったなぁ~
エンディングに桂馬さんチョイ出してたが。。。
そこだけ残念かな~~~
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

63.6 15 2006年春(4月~6月)アニメランキング15位
ツバサクロニクル 第2シリーズ(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (164)
1277人が棚に入れました
第2シリーズ最初の舞台はピッフル国。
モコナに導かれてやって来たこの世界は「ドラゴンフライ」と呼ばれる空飛ぶ乗り物が飛び交う近未来のような世界だった。まもなく開催される「ドラゴンフライレース」の優勝商品がサクラの羽根だとわかり、羽根を手に入れるため、小狼たちはレースにエントリーする。サクラも運転の練習に励み、全員本選レース出場を果たすが、予選レース中に予期せぬトラブルが次々に起こるのだった…。
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

異世界を旅する《サクラ&小狼》のもう一つの物語

本作のヒロイン(サクラ)、相手役(小狼(シャオラン))は共に14歳。
現在放送中の『カードキャプターさくら -クリアカード編-』のヒロイン(木之本桜)&その相手役(李小狼(リー・シャオラン))と同じ魂・同じ顔立ちを持った異世界の別人、という設定なので、同作の進行状況がもどかしい方は、こちらの方を併せて視聴していくと、より一層楽しめかも知れません。

本作のあにこれでの評価は、第1期が総合得点65.8点・ランキング1419位、第2期が総合得点63.6点・ランキング2126位(2018年2月26日時点)とイマイチですが、この機会に私の考える本作の良さを、思いつくままに挙げていくと・・・


【1】 一番分かりやすい美点として、「音楽」が素晴らしい

TVシリーズの挿入歌(全21曲)のうち“スピカ”を除く20曲全てを梶浦由紀氏が一括して作詞・作曲しており、“a song of storm and fire”、“ユメノツバサ”を始めとして、彼女の才能の煌めきが他のどんなアニメ作品よりも広く・深く堪能できること、に加えて、CLAMP作品には欠かせない歌姫・坂本真綾さんの歌うED“ループ”(第1期)、“風待ちジェット”(第2期)も、毎度ながら秀逸。
キンヤの歌うOP“BLAZE”、“IT'S”も決してダメな曲ではないのに、このEDと挿入歌の出来の良さの前に、その印象が霞んでしまうほどです。

・・・でも、本作の中で個人的に一番好きなのは、劇場版の主題歌“アムリタ”、そして二番目はOVA『ツバサ春雷記』の主題歌“SONIC BOOM”です(ともに歌:坂本真綾)。


【2】 王道「ヒーロー&ヒロイン」を片方に偏らず両立させた作品として貴重

名作・良作といわれる作品には、強く印象に残る「ヒーロー」「ヒロイン」が欠かせませんが、その場合でも、大抵は、「ヒーロー」側(※例として『コードギアス』のルルーシュ、『STEINS;GATE』の岡部倫太郎)、あるいはヒロイン側(※例として『魔法少女まどか☆マギカ』の鹿目まどか&曉美ほむら、『マクロスF』のランカ&シェリル)・・・のどちらか一方に偏ったキャラクターに魅力が集中していて、その相手役の方はイマイチ印象が薄いか、全く描かれてさえいないことが普通です。

そして、その事情は、本作の派生元となった『カードキャプターさくら -クロウカード編・さくらカード編-』でも同様で、同作の場合、ヒロイン(木之本桜)の魅力は、これ以上ないほどに完璧に描き尽くされている一方、その相方(シャオラン君)の方は、確かに好感の持てるキャラクターではあるけれども、作中でのその立ち位置は、終盤になってグッと重みが増すとはいえ、「ヒロイン」兼「主人公」(※プロタゴニスト(*1)参照)のさくらに比べると、どうしても文字通り、「相手役」(※つまり、あくまでヒロインの「パートナー」であって「主役」ではない)という表現がピッタリくる描かれ方に留まっています。

ところが、本作の場合は、もともと『週刊少年マガジン』連載マンガが原作ということもあって、シャオラン君がちゃんと最初から魅力ある「ヒーロー(hero)」兼「主人公」として描かれている一方、サクラ姫の方も、最初から魅力ある「ヒロイン(heroine)」兼「(もう一人の)主人公」として確り描かれているので、結局本作は、作品全体を通して、シャオラン&サクラという「ヒーロー&ヒロイン」の、どちらかがメインでどちらかがサブという区別のない、完璧な「ダブル主人公」ものとして、成立しているように思います。

こういう作品は、私の知る限り、ちょっと他に見当たりません。
(※「ダブル・ヒロイン」ものや、「ダブル・ヒーロー」ものの名作・良作は多いけど、魅力あるヒーロー(少年)・ヒロイン(少女)が、対等な位置づけの「ダブル・主人公」となっている作品は本作以外に見当たらない、という意味です。)

(*1) 「主人公」・・・物語論による改まった表現だと「プロタゴニスト protagonist 演劇の主役 ← 語源 .prot+agonistes で《第一の闘争者》」というそうで、「ヒーロー hero (※英雄・勇士から転じて、物語の男性メインキャラの意味も派生)」「ヒロイン heroine (※heroの女性形で、物語の女性メインキャラの意味も派生)」とは一応、区別されるキャラ分類だそうです。


【3】 『カードキャプターさくら』のテーマの一部を引き継ぐ内容

『カードキャプターさくら』(※旧シリーズの方)では、主人公さくらにとって一番大切なものは、{netabare}「さくら自身の“誰かを好き”という気持ち」{/netabare}である・・・ということが繰り返し描かれていて、クロウカード編のラストでは、{netabare}「その気持ちをなくさないために」{/netabare}さくらは奮闘しますし、劇場版『封印されたカード』では、さくらに{netabare}「その気持ちをなくす」{/netabare}決断が迫られる点に、ひとつの大きな見所がありました。

結局、同作の場合は、そうした危機は辛うじて回避されるのですが、本作では、

 <1> サクラの側の{netabare}“好きという気持ち”が、その記憶とともに跡形もなく失われて{/netabare}しまい、
 <2> シャオランの側にだけ、{netabare}その気持ちと記憶{/netabare}が残ってしまう、

・・・という、『カードキャプターさくら』では描かれなかったIFストーリーになっている点で、同作を視聴済みの方には見所が多い作品ではないか、と思います。

因みに、上記の<1><2>の二人の関係は、原作マンガの中盤(※アニメではOVA第1作)に至って、{netabare}そっくりそのまま逆転{/netabare}してしまい、そこから先の展開が神懸っているので、せっかく本作を視聴し始めた方は、何とか頑張ってそこまで継続されると、大きく報われた気持ちになれるはずです。


【4】 「浮遊する神の愛娘」「霊感に憑かれた巫女」というヒロイン像が新鮮

巫女(みこ)といってもここでは、緋袴(ひばかま)を掃き千早(ちはや)を羽織った日本ローカルの「巫女さん」に限らず、東アジアの各地や古代ギリシャ・ローマにも存在した「霊感に憑かれて、その託言(神託・神意)を人々に告げる若年の女性(=宗教学でいう シャーマン shaman)」という広い意味で使用します。

「巫女」ヒロインを描いたアニメ作品は非常に多いのですが、そのほとんどは、「格好だけ」で、「巫女」とは本質的にどのような存在なのか?ということを確り描き出した作品は、なかなか思いつきません。

その点、本作の場合は、

 <1> ヒーロー(少年)の側は、困難を乗り越えるために常に身を挺して戦う存在(つまり、文字通りの「英雄・勇士」)
 <2> ヒロイン(少女)の側は、霊感に憑かれる特別な存在(つまり、文字通りの「神の愛娘」)

・・・として、ダブル主人公の間で、その役割・位置づけがきちんと描き分けられており、とくにヒロインの側に「美少女戦士」が登場する作品(*2)によくあるような、あくまで“男性戦士の亜流・劣化版”に過ぎない存在ではなく、「真性の巫女」というヒロインにしか不可能な役割が割り当てられている点が非常に良いと思いました。

(*2) 例えば、昨年の大ヒット作品『劇場版ソードアートオンライン』は、やはり、ヒーロー(キリト)&ヒロイン(アスナ)のダブル主人公構成ですが、その両者ともバトルに注力する「英雄・勇士」という位置づけに差異がなく、これでは、ヒーローの側はともかく、ヒロインの側に何か特別な存在意義があるのか?と改めて考えてみると「実は何もない」印象が強いように思います。

少し前に書いた、「変身(魔法)少女アニメ」の幾つかのレビューで、

(1) その大ブレイクの発端となった『美少女戦士セーラームーン』ではそれに先行した少年向けアニメと同じく、主人公(ヒロイン)に「敵を粉砕する戦士」という役割が割り当てられていたのに対して、
(2) その強い影響を受けつつ制作された『愛天使伝説ウェディングピーチ』・『ナースエンジェルりりかSOS』の2作品では、主人公(ヒロイン)に「敵をも癒し・浄化する天使」という役割が新たに割り当てられ、

・・・それが近年の『プリキュア』シリーズや『魔法少女まどか☆マギカ』に至るまで、同ジャンルの主人公(ヒロイン)のあり方のデフォルトとして踏襲されているのではないか・・・ということを指摘しました。

本作の場合は、主人公(ヒロイン)は、そもそも戦わない(※その役割はもう一人の主人公(ヒーロー)の側に全て委ねられる)、専ら「霊感」によって周囲の人々の進む方向を導く存在・・・・すなわち本質的な意味での「巫女」「シャーマン」として、実は非常に個性的に(=他に類例が思いつかないくらいに特徴的に)描かれていると思いますし、その点だけでも視聴する価値がある作品ではないか?と個人的に思いました。

・・・もしかしたら、私がそういう主人公(ヒロイン)を描いたアニメ作品をたまたま知らないだけで、例えば、邪馬台国の女王卑弥呼を描いたアニメ作品があれば、こんな感じのヒロイン像になるのかも知れませんけど。


◆作品別評価

第1シリーズ           ★   4.3 (26話)
劇場版(鳥カゴの国の姫君) ☆   3.9
第2シリーズ           ★   4.1 (26話)
OVA1(東京REVELATIONS) ★★ 4.5 (3話)
OVA2(ツバサ春雷記)     ★   4.3 (2話)
-------------------------------------------------------------
総合                ★   4.3 (計52話+劇1本+OVA5話) 

※因みに 原作マンガ     ★★  4.6


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ         CLAMP(『週刊少年マガジン』2003年-2009年連載)
監督            真下耕一(第1シリーズ)、モリヲカヒロシ(第2シリーズ)、川崎逸朗(劇場版)、多田俊介(OVA)
TV版シリーズ構成・脚本 川崎ヒロユキ
劇場版脚本         後藤みどり・藤咲淳一・川崎逸朗
OVAシリーズ構成・脚本 大川七瀬
キャラクターデザイン   CLAMP(原案)、芝美奈子(TV版)、菊池洋子(OVA)
音楽           梶浦由記
アニメーション制作    ビィートレイン(TV版)、Production I.G.(劇場版、OVA){/netabare}


◆各話タイトル&評価(※3~4周目)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
話数の前後に*付きは原作マンガにないオリジナル回


=========== ツバサ・クロニクル 第1シリーズ (2005年4-10月) ===========
{netabare}
第1話 必然のデアイ ★★ 玖楼(クロウ)国、四散するサクラ姫の心、異世界への旅立ち、次元の魔女
第2話 戦うチカラ ★ 「貴方の代価は関係性」、ハンシン共和国、記憶の欠片(羽根)
第3話 破魔のカタナ ☆ 1枚目の羽根回収、サクラ意識回復 ※挿入歌「ユメノツバサ(Eng. ver.)」
第4話 汚れなき放浪 ★ 変わらないサクラの本質
第5話 魔術師のバトル ☆
第6話 泣かないナミダ ★ 2枚目の羽根回収、戻らない記憶
第7話 砕けたカタミ ☆ ナユタヤ国
第8話 神の愛娘 ☆
第9話 妖しきオンナ ☆ 
第10話 別離(わかれ)のカガミ ☆
第11話 選ばれたアシタ ☆ 3枚目の羽根回収
第12話 暖かなエガオ ★★ 湖底の町を見る話、小狼とサクラの記憶の齟齬、※ようやく作品の雰囲気に慣れてくる
第13話 まぼろしのオトギ ★ ジェイド国スピリットの町、エメロード姫
第14話 真実のレキシ ★  
第15話 信じるココロ ★ 4枚目の羽根回収
*第16話* 強さと優しさ ★ シュトルム国、心の強い人  ※挿入歌「ユメノツバサ」
第17話 桜の国のカフェ ★★ 桜都(おうと)国、※回想シーンに注目(「済みません」と「有難う」)
第18話 にゃんことワンコ ★ 戻らないサクラの記憶 ※『X-1999-』他CLAMP作品キャラ続々登場 
第19話 生きるカクゴ ☆ 謎の歌姫・織葉(CLOVER) ※挿入歌「風の街へ」
第20話 午後のピアノ ★ 小狼の剣術修行、織葉のサクラ接近 ※ラスト千歳登場、挿入歌「you are my love」
第21話 鬼児(おに)のスガオ ☆ 新種の鬼児、桜都国に干渉する者(星史郎)
第22話 消せないキオク ☆ 緊急事態発生 ※すもも・琴子(ちょびっツ)登場
第23話 消えゆくイノチ ★ ファイ、小狼、サクラが次々と・・・
第24話 死闘のヤイバ ★ エドニス国フェアリーランドの異変、いの一番の鬼児 
第25話 究極のゲーム ★ 緋炎抜刀、羽根を回収できないまま次の異世界へ ※OVAへの伏線多数 
*第26話* 最後の願い ★ ツァラストラ国(空中神殿のある村)、サクラの祈り、5枚目の羽根回収 ※挿入歌「ユメノツバサ」{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)13、☆(並回)10、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.3


OP 「BLAZE」
ED 「ループ」

※全26話中、アニメ・オリジナル回2


/////////////////////////////////////////////

====== 劇場版 ツバサ・クロニクル 鳥カゴの国の姫君 (2005年8月) =====

*全1話* ☆ {netabare}※トモヨ姫の出番多し{/netabare} 35分弱の短編

OP 「aerial」
ED 「アムリタ」
挿入歌 「ジャスミン」


/////////////////////////////////////////////

=========== ツバサ・クロニクル 第2シリーズ (2006年4-11月) ===========
{netabare}
第1話 危険なレース ★ ピッフルワールド、異世界のトモヨ、ドラゴンフライ・レース開始
第2話 三つのバッジ ☆ 
第3話 栄光のゴール ★ 6枚目の羽根回収、次元を渡る者
*第4話* 哀しいキセキ ☆ 再びツァラストラ国、7枚目の羽根回収 ※原作との設定矛盾は×
*第5話* 少年のケツイ ☆ 漁船ラゴスタ号、藤隆少年、亡霊の島
*第6話* 魔術師とデート ★ 夜の明けない城塞都市ピット、ファイとちぃの話
第7話 阿修羅のイワレ ☆ 紗羅(しゃら)ノ国、旅芸人一座、予定調和の旅の終わり
第8話 終わりなきイクサ ★ 阿修羅王と夜叉王 ※珍しく作画乱れあり
第9話 ふたつのキオク ★ サクラ姫の「手当て」、小狼の謎 ※物語が少し動きだす
第10話 時をこえるオモイ ★ 夜叉王の写身(うつしみ)、8枚目の羽根回収、未来の書換発生、時間移動の力を持つ魔女
*第11話* おえかきモコナ ★ エメロード姫の絵本の「物語」世界、9枚目の羽根を回収するが・・・
*第12話* 危険なロード ☆ 長距離バスで荒野を移動する話 ※挿入歌「風の街へ」
*第13話* 始まりのワカレ ☆ 9枚目の羽根を再度回収
第14話 黒き鋼 ★ ニホン国諏倭(すわ)領、黒鋼&トモヨ姫の過去話
第15話 図書館のヒミツ ★ レコルト国中央図書館の「記憶の本」を求めて
第16話 望郷のカナタ ★★ 記憶の中の玖楼(クロウ)国、小狼の異変、10枚目の羽根回収
第17話 五つ目のチカイ ★ 黒鋼&トモヨ姫の過去話(続き)
*第18話* ケロちゃんとモコナ ☆ ケルベ国の守り神ケルベロス
*第19話* 二度目のクナン ☆ 再度ナユタヤ国へ
*第20話* 秘術のゴクイ ☆ キィシムの国、11枚目の羽根回収
*第21話* はたらくサクラ ★ 雪の町「ラグタイムワールド」
*第22話* 羽王カオス ☆ タオの国、玄鶴の羽根
*第23話* 歪んだネガイ ★ ※小狼のライバル登場、サクラ持て過ぎ笑
*第24話* 決意のナカマ ★
*第25話* 凍てつくミタマ ★ 囚われの姫、偽りの記憶
*第26話* 明日へのツバサ ☆ 12枚目の羽根回収、私たちの旅はまだまだ続くEND {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)14、☆(並回)11、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.1

OP 「IT'S」
ED 「風待ちジェット」

※第2シリーズは原作の第14巻途中までの内容で終了
※全26話中、アニメ・オリジナル回15(TV版通算だと全52話中、アニメ・オリジナル回17)


/////////////////////////////////////////////

========= ツバサ TOKYO REVELATIONS (OVA) (2008年3月) =========
{netabare}
第1話 魔術師の伝言 ★★ 酸性雨に腐食された東京、迫る右目の封印切れ
第2話 少年の右目 ★★★ 小狼(本体)の目覚め、写身(ウツシミ)暴走、吸血鬼の双子
第3話 姫君の視た夢 ★★ サクラの気付きと決意、飛王(フェイワン)リードの企み {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)2、★(良回)0、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.5

OP 「synchronicity」
ED 「さいごの果実」


※本OVAは原作第14巻途中~第18巻途中までの内容
※REVELATIONは「黙示録」「秘密の暴露」「意外な新事実」の意味
※{netabare}吸血鬼の双子(カムイ-スバル){/netabare}がルルーシュ似!!CLAMP作品なので当然なのですが、思っていた以上にコードギアスと作画が似ていて思わず嬉しくなってしまう。
※第3話に、「あの人({netabare}木之本桜{/netabare})」が登場するアニメ・オリジナルのボーナス・シーンあり


/////////////////////////////////////////////

=================== ツバサ春雷記 (OVA) (2009年1月) ==============
{netabare}
第1話 ★ セレス国からの帰還、日本国の桜
第2話 ★★ 夢の中の国、本体vs.写身(ウツシミ)、サクラ散る、玖楼(クロウ)国へ {/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)1、☆(並回)0、×(疑問回)0 ※個人評価 ★★ 4.3

OP 「SONIC BOOM」
ED 「記憶の森」

※本OVAは原作第21巻途中~第23巻末までの内容

投稿 : 2024/04/20
♥ : 10

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

果てなく続く旅・・でも何時か必ず♪

「サクラの記憶の羽根」を求め、異世界を冒険する物語。

CLAMPなので『XXXHOLiC』等他作品に登場人物が出たり
相互出演しているキャラなどが居る。

冒頭から侑子さんが出たりする♪

サクラ(牧野由依)は、ある程度記憶を取り戻したが・・
小狼(入野自由)に関する過去の記憶は取り戻せない・・

それでも小狼はサクラの記憶の欠片である羽を探す旅
を諦めずに前向きに続けていく。

黒鋼(稲田徹)やファイ(浪川大輔)や、もこな(菊地美香)
と一緒に5人の異次元の世界への旅は続く。

パラレルワールドで、基本的に魂を同じくする者同士の
関係を「異世界の同一人物」「同じだけれど違う人」と表現
している為、登場人物の役割が世界により異なる。

概ね友好的なキャラはどの世界でも友好的、敵意を持つ
者は敵意を持つ関係になる事が多い※魂を同じくする者。
※関係性が浅いキャラは流動的な設定もある。

小狼の設定から・・已む無しなのですが・・無機質で
羽を集める為の機械人形みたいで・・どうしても良い
印象を持てない・・一途で一生懸命で良いのですが・・
その他のキャラが個性を発揮してるので面白いけど♪

相変わらず音の使い方もインパクトがあって好きだけど
もう少し・・映像も頑張って欲しかったかな・・
表情の中で眼線が殆ど移動しないのも違和感かな~・・
瞬きや顔の角度が変わっても眼線は定位置に収まる・・

音の迫力や効果で勢い任せに煽られていると感じる描写
が多く、再視聴してみると音に騙されたっぽい印象も・・
音がそれだけ好みに嵌って世界観に浸れたって事だけど。

エピソードが何らかのオマージュの様な感じだったり
これでも昔は科学者の端くれ。ポチッとな♪ とか・・
密かに声優繋がりネタも入ってたりします。


以下キャスティングなどはスターシステムの様に他作品
から魂は同一又は、別人として多数出ている。

サクラ/木之本桜(牧野由依)
小狼/李小狼(入野自由)
桃矢/木之本桃矢(三木眞一郎)
雪兎/月城雪兎(宮田幸季)
藤隆/木之本藤隆(川島得愛)
クロウ/サクラの父(水島裕)
知世/大道寺知世(坂本真綾)
初出は『カードキャプターさくら』

飛王・リード/飛王(中多和宏)
陰謀を目論むクロウの血縁者。本作オリジナルキャラ。

星火(小林沙苗)
飛王と同じ場所にいる謎の女性。本作オリジナルキャラ。

カイル=ロンダート(宮本充)本作オリジナルキャラ

鈴蘭(川澄綾子)本作のオリジナルキャラクター。


封真/桃生封真(岸祐二)
神威/桃生封真(宮野真守)
有洙川空汰(陶山章央)
有洙川嵐/鬼咒嵐(平松晶子)
浅黄笙悟(檜山修之)
初出は劇場版『X』の同名人物。

チィ(名塚佳織)
千歳/日比谷千歳(本多知恵子)
すもも(清水愛)&琴子(下屋則子)
初出は『ちょびっツ』のちぃ。

昴流(下野紘)
初出は『東京BABYLON』の皇昴流

蘇摩(甲斐田裕子)
初出は『聖伝-RG VEDA-』の同名人物。

春香/チュニャン伊藤静
初出は『新・春香伝』の同名人物。

「魔法騎士レイアース」「東京BABYLON」「CLAMP学園探偵団」他
CLAMPが関わった繋がりのある作品の同情人物が殆ど。

上記以外に島本須美・神谷浩史・豊口めぐみ等声優も多く
出演している。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3
ネタバレ

ななろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2

続編が見たい

そう続編が見たいです。

サクラの記憶の羽根を求めて異世界を旅するのですが、異世界の同一人物が登場したり、時には時間も旅をしたりとなんでもありでした。

そのおかげで、物語もなんでもありで、他のアニメで見たようなキャラが出てきたりして楽しめました。

冒頭に書いた通り、続編が見たいというのは、話が完結していないのです。

{netabare}サクラの記憶の羽根を求めなければならなくなった事の発端を作った謎の組織が謎のままですし、サクラの羽根を集める話も途中で終了してしまい記憶が戻ってないままです。 {/netabare}

原作がどのように終わっているのかわかりませんが、出来たら完結して欲しいアニメです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

62.9 16 2006年春(4月~6月)アニメランキング16位
THE FROGMAN SHOW 古墳ギャルのCoffy[コフィー](TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (29)
133人が棚に入れました
"古墳GAL コフィーちゃん"は、前方後円墳の女子高生コフィーちゃんがさまざまな事件に遭遇。持ち前の明るさで難事件をいともたやすく解決していく。時には"中の人"(埋葬された遺体)をチラリと見せて恥ずかしがるコフィーちゃん。憧れのニントクくん(前方後円墳)や四隅突出型墳丘墓(墳丘墓で正確には古墳ではない)のダニエル、落ち武者の桶狭間先生とともに、楽しい学園生活を過ごしていく。

ちんとんしゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

すべてがくだらなのにおもしろい。

タカの爪団(吉田君)で有名な蛙男商会の超ゆるゆる系アニメです。タカの爪も大概だけれど、そのぶっとびぶりといったら、コフィーちゃんが上を行くと思います。内容は…みて確認して頂きたいです(笑)。ひとつ言うなら、古墳ギャルが主人公です。偶然深夜アニメで見てからその摩訶不思議さに魅了されてしまいました。全体的にゆるゆるなので、評価をしたらそんなに高くならなかったけど…でも変に面白いです。映画やパート2よりも初期のシリーズが一番好きでした。見た事ない人、くだらないのも好きなひとにはぜひ一度みてもらいたいです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

come-on Y さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

中の人(の演技の面白さ)がでちゃう~

FROGMANお馴染みのフラッシュアニメ。
彼の作品の中では「鷹の爪」と甲乙つけ難いくらい大好きな作品。

古墳をキャラ化するアイディアやそのキャラ達の性格・会話内容ともに面白いのですが、私が
この作品で一番気に入っている部分はコフィー役(2代目)の相沢さんの演技です。コフィーの
キャラ性を巧く掴んで盛り上げてくれています。

今なら『チャンネル5.5』等で気軽に1話視聴可能なのもいいですね。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

62.7 17 2006年春(4月~6月)アニメランキング17位
おねがい マイメロディ くるくるシャッフル!(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (22)
106人が棚に入れました
サンリオの人気キャラクター「マイメロディ」のスピンオフ作品。マイメロディは、人間の夢や希望を喪失させるダークパワーの野望を阻止するという役目を果たし、人間界で友達になった夢野歌たちに別れを告げ、マリーランドへ戻っていった。しかし、拘束していたクロミとバクが魔法道具を持って間界へ逃亡したため、それを追って再び夢ヶ丘市へと向かう。その頃、人間界の歌もマイメロに会いたいと思っていた。その夢の匂いを嗅ぎつけ現れたクロミが悪夢魔法をかけてしまい、学校中が大騒ぎに。一方、1stシリーズでダークパワーを発動させ、人々を危機に陥れた天才バイオリニストの柊恵一はマリーランドで裁判を受け、「ウサミミの刑」を課され人間界に戻ってきたが……。

我的旋律♭ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

最高です

初っ端からはじけてます。最高でした。
けど52話も見るのは大変だった・・・。

ウサミミ仮面の活躍は文句のないほど素晴らしい上、潤と恵一の和解に至るまでの、じりじりと、だんだとん打ち解けていくような違和感のないストーリーが良かった。でもやっぱり一番は52話のクロミ。ロミ―はかっこ良すぎですね!

作画を5としたのは、クロミ様の髑髏がクロミ様本人の顔とシンクロしているところの可愛さに思わず評価。

1期よりも面白いし見所が満載ですね。ド・マイメースなマイメロと悪人ながらも常識人なクロミ様の織り成すストーリーが素敵。


2017/05/20 改めて評価し直しました
2017/08/28 改めてレビューしなおし

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

62.0 18 2006年春(4月~6月)アニメランキング18位
ブラックジャック 21(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (60)
343人が棚に入れました
ブラック・ジャックの続編。謎の組織の陰謀をBJが世界各地を駆け巡り、また自らの出生の秘密を解き明かすため、世界中を巡る。
無免許医のブラック・ジャックを逮捕するためにやってきた友引警部が連行した場所は警察ではなく、病院だった。
ブラック・ジャックにある患者の手術を指示し、病院の医師たちが審査を行い、患者を治せたら医師免許を申請するという。その患者とは顔が腫れ上がった獅子面病の青年だった…。

声優・キャラクター
大塚明夫、水谷優子、佐藤ゆうこ、小野涼子、川瀬晶子、富田耕生、岩田光央、石井真
ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

21世紀のブラックジャック

ブラックジャックとブラックジャック21の全話観た感想です。
ブラックジャック21は、続編となってるけど、こちらだけでも十分おもしろかったです。

{netabare}
OP、EDが、結構良い曲ばかりでした、特に良かったのは下記です。当然iPodにダウンロード済みです。(;^_^A

「Fantastic」歌 - 鈴木亜美
「careless breath」歌 - EXILE
「Destiny -太陽の花-」歌 - 島谷ひとみ
「月光花 -Black Jack Mix-」歌 - Janne Da Arc

一期のブラックジャックに関しては、ほぼハッピーエンドに改変されていたり、原作を知っていると、この改変はよくないなーっと、思ってしまう話が多いと感じました。
現代では表現しにくいのは、わかるけど。。。

二期のブラックジャック21は、原作の話をうまく取り入れて新しい謎を解明していくストーリーとなっていて、イメージを損ねることなく改変されていて、とても、良くできてると思ったし面白かった。

一期は、微妙でしたが、続編にあたる二期は、新しいブラックジャックのお話として、面白かった。こちらだけでも、観る価値はあると思った。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 5

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

オリジナルもありかも

能面とか兜かぶった奴出てこんやんけ。なんだこの画像。

原作とオリジナルを織り交ぜながら話が進行。一気見できちゃう。

父の新しい嫁が火傷をして整形で自分の母の顔に作り替えるところからスタート。爆発、追跡、逃亡、戦闘色々ダイナミック。
フェニックス病を巡る陰謀が1話完結ストーリーと共に進行していく。ずっと旅行してる。あと人工心臓。
悪人でも何でも手術する正義感一貫していてカッコイイ。

原作の内容かなり忘れてたけど、アニメで父母の名前が明かされたのが初めてだったとか。

命を狙ってくる紅蠍は腹違いの妹とはね。切ない。


OP
Destiny -太陽の花- 島谷ひとみ
ED
careless breath EXILE
Silence whispers TRF
挿入歌
月光花 -Black Jack Mix- Janne Da Arc
島谷ひとみさん好きだなあ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

61.0 19 2006年春(4月~6月)アニメランキング19位
THE FROGMAN SHOW 秘密結社 鷹の爪(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (55)
272人が棚に入れました
THE FROGMAN(蛙男商会)が作画、監督、アフレコを手がけるFLASHアニメーション。"秘密結社 鷹の爪"は、みんなが幸せになれる世界を作るべく世界征服を目論む総統を中心に、憎たらしいけど可愛い戦闘員吉田、クマのレオナルド博士とともに正義の味方デラックスボンバーに挑む。

takumi@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

唐辛子のようにピリッとはこない脱力ギャグ

監督、作画、声優までもほとんどFROGMAN一人が
手がけているというギャグアニメ。

見かけによらず、実は心優しい総統。
ナイスなツッコミが光る吉田君。

目指すは世界征服らしいのだけれど、とんだお間抜け。
やたらと声がカッコイイ デラックスファイターに
いつも美味しいところを持っていかれてしまうのがなんとも。。

爆笑の連続というようなギャグではないものの、
時事ネタを織り交ぜた日常的な脱力コメディが、
モヤモヤっとした頭をリフレッシュしてくれたりする。

一度見たら忘れないキャラデザや、濃いキャラ立ち。
いつでも気楽に見れる手軽さが良いです。

ちなみに、総統の本名は「小泉鈍一郎」(純じゃなくて鈍ね)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 24

こたろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9

TVでやる必要はない

いいセンスしています。
ほとんど全てを1人で作成したというflashアニメーション。
思いの他シナリオがよく出来ていて、笑いのセンスが光ってました。
何役もこなしている声も製作者自身があてているとのこと。
変声機能などを使いこなし、上手くキャラクターが作られています。
いや、ほんとに1人で作ってるのには感心します。


ですが所詮はflash。
webサイトで公開したりpcソフトのオマケとしてなら上出来なんですが、TVで放送したりDVDソフトとして販売するようなシロモノではありません。
奇抜さで関心は買えるかもしれませんが、すぐに飽きます。


シナリオのセンスがいいだけに、見ていると段々、
「まともに動く画なら、もっと面白いだろうになぁ」
と残念に思えてきました。
「このシュールさがいい!」
なんて、文化人気取って言う人もいるかもしれませんが、
できるのに演出としてあえてシュールに作るのと、
技術的・予算的・時間的に限界があってできないとでは大違い。
本作は、もちろん後者にあたります。




キワモノですが、笑いのセンスはほんとにイイので、お暇なときにでもどうぞ。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

P2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

本当は秘密なのですが

 秘密結社鷹の爪の記念すべき1作目
 脱力系アニメ 疲れている時にボーっと見ると、クスッと笑えて結構癒されます。
 回を重ねるごとに面白さが増して行くんですけど、とりあえず団の結成と構成員の生い立ちがわからないと話にならないのでまずはこれを見ることを推奨
 これを見た後なら、後はどれをチョイスしても大丈夫
 ちょっとでもつぼったら関連映画やスピンオフ作品にもどんどん手をだしちゃってください。
 一度はまれば、下らん国境を取り払って、世界をひとつに結び、疑いやいがみ合い、傷つけあうことなく、格差をなくし、誰の子供も自分の子供と同じくらい愛する世界征服を一緒にしたくなること間違いなしです。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

60.9 20 2006年春(4月~6月)アニメランキング20位
錬金3級 まじかる?ぽか~ん(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (96)
384人が棚に入れました
訳アリで魔界から人間界にやってきた4人のプリンセス・「魔法使いのゆうま」、「ヴァンパイアのパキラ」、「オオカミ少女のりる」、「人造人間の鉄子」が繰り広げるドタバタコメディー。

声優・キャラクター
斎藤桃子、平野綾、生天目仁美、明坂聡美

ワタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

脱力系コメディ 2期マダー?

魔法使いのゆうま、ヴァンパイアのパキラ、オオカミ少女のりる、人造人間の鉄子
なんとも奇妙な4人の少女達による日常を描いた脱力系コメディ。

これは面白い、というより好きなアニメ。キャラ可愛いし。
個人的に、極上生徒会と並んで2期を長い間待ち望んでいる作品。

微エロや分かりやすい萌え要素もあるけど
どちらかと言えばキャラの自然な可愛さを追求、表現してるところがイイ。

いわゆるシチュエーション・コメディの形式で、多様な話のパターンを盛り込んでいるし
1話につき2本立ての構成ということもあり、飽きが来ない見やすい作りになっている。
まあぶっちゃけ笑えない話も結構多くて
笑いどころが分からず、思わず「ぽか~ん」としてしまうこともしばしば。
そんな微妙さも作品の味?(まじぽか脳。この感覚は「イカ娘」に近いものがある)

謎シリアスなOPや、4人と見せかけて実は・・・とか、面白い伏線も多い。

声優の演技も素晴らしい。斎藤桃子、平野綾、生天目仁美、明坂聡美。
今振り返るとなんちゅーカオスなキャスティングw
斎藤桃子の時代が来ると思ってましたよ・・・このまじぽかに、ソルティ、ねこにゃんダンス、
ここ数年ではステルスモモ、ワーキングのなずなぐらいか。
パキラの平野綾はハマリ役でしたね~ ハルヒ以上と言っていいぐらい。


※余談
ストライクウィッチーズの3期が決定したようですね。
ストパンのヒットの要因として、スタッフ的には股監督こと高村和宏や
原作・キャラデザ原案のフミカネ氏に注目が集まりがちだけど
日常シーンを全面監修した八谷助監督(「まじぽか」の監督)の功績が大きいのは明らかだ。
八谷さんがいないとどうなってしまうか、ビビッドレッド・オペレーションを見ればよく分かる。
ストパンではキャラの行動原理に尻滅裂さを感じることなんてなかったですからね。
と、いうわけで、3期のスタッフに八谷さんがいれば安心です。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 21

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

ヌルい内容、確かな「萌え」

俗に言う萌えアニメです。
原作のないアニメオリジナル。
4人の個性の違うキャラを揃えて、それなりの声優を起用し、魔界のプリンセスという設定を用意して、さらにお色気(サービスシーン)も毎回アリのコメディ。
可愛いキャラデザインで作画は終始安定してるし、EDは各キャラの声優が歌う電波ソング。
萌えるのに必要な要素が死角なく詰め込まれています。


ただ、内容がユルすぎました。
ちょっとした出来事をネタにしているんですが、無味無臭なエピソードにぬるいギャグと微妙なオチ。
良く言えば、ほんわかとしている。
悪く言えば、無個性でヒネりがない。
面白くないわけじゃないんですが、ほんとに起伏がないので、すぐに忘れそうな、どーでもよさに満ちていますw

深読みして考察すると、こういうヌルさをあえて狙っているのかもしれません。キャラ萌えするのに、ストーリーとか刺激的なギャグは邪魔だから。
・・・って、んなワケないですよねw


同時期にハルヒやひぐらしといった、個性的な作品が放映されていたので、埋もれてしまった不遇さはあります。
面白味には物足りなさを感じますが、作品としての質はそんなに悪くありません。

こういう系統がお好きな方なら、ご視聴してみるのもアリかと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

これは酷い(褒め言葉)

なんだこのアニメは!
いろいろとひどい作品ですw
REMIC制作のオリジナルアニメです

3級魔法使い、ヴァンパイア、狼少女、アンドロイド。
4人の少女たちの平和な日常を描くものです
…いや、このキャストで平和は無理でしたね
バカで無茶苦茶でバカなことをやってくれてます
なんだか目が離せない作品でした
ゆうまの地獄から永久追放は面白かったw

もしOP詐欺の意味が分からない方がおられましたら、
この作品を観ればOK!
それくらい曲と中身が合っていない 笑
妖精帝國のかっこいい曲なのでミスマッチすぎるw
この作品のことです。わざとかもしれません
油断出来ないアニメだぜ…

そんなに笑えないです
すごく面白いとも思いません
なのでおすすめはしません
でもウケる人にはウケるのではないでしょうか
私はこういうの好きですよ
キャラもかわいらしいですし

ひどい作品を笑って誤魔化せる人に観てもらいたいです
なんでか面白い。そう思える作品でした

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

60.5 21 2006年春(4月~6月)アニメランキング21位
デジモンセイバーズ(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (69)
482人が棚に入れました
異世界「デジタルワールド」からやってくる“デジモン”の脅威から人間界を守る、少年・大門大とパートナーのアグモン、デジモン事件に立ち向かう秘密組織「DATS」のメンバーたちの活躍を描いたテレビアニメデジモンセイバーの新シリーズ。

声優・キャラクター
保志総一朗、野島裕史、新垣結衣、松野太紀、中井和哉、ゆかな

59.0 22 2006年春(4月~6月)アニメランキング22位
魔界戦記ディスガイア(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (63)
386人が棚に入れました
魔族と人間のハーフの少年が、父亡き後魔王の座に就き、父を乗り越えるべく奮闘する。2年間何者かに眠らされていたラウールは、ある日父の死を知る。

声優・キャラクター
水橋かおり、笹本優子、半場友恵、鈴木千尋、間島淳司

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

魔界が一番暮らしやすそう

シミュレーションRPGゲーム原作。
中古でかなり安かったから買うのも手かな、アニメ面白かったし。

このアニメ、棚に入れてる人も少なく、
知名度低いっぽいですがなかなかに面白かったです。
ストーリーよりキャラの掛け合いが見事です。
ギャグアニメとして捉えても強ち間違いではないのかなと。


自己チューで自分勝手、プライドの高い魔王の息子ラハール。
野心家でそれでいてツッコミ役でもあるラハールの家来エトナ。
穏やかな性格でたまにズレた発言をかます天使見習いのフロン。
このメイン3人のやり取りがけっこう笑えます。

なかでもお気に入りなのはフロン。
フロンのあの優しげな表情から繰り出される毒舌とも言えるような発言の数々。
終盤は特に絶好調でした。
彼女の存在だけでも観る価値はありそうです。
ロリの可愛さも兼ね備えてますしね。


物語はラハールが魔王になることを目指し、
エトナとフロンを引き連れ、奮闘していく感じです。
冒険ってわけでもないですが雰囲気はまさに旅そのものです。
その途中で様々な事件が起こるのですが、それを解決(?)していく3人の姿は見ものです。
どんなときも笑いを忘れない作風は好印象であります。
シリアスになりそうでならない、そんなアニメですね。
キャラだけでなく物語も好みでした。

魔界、天界、人間界のあいだで戦争勃発!?
何気に壮大感のある世界観も良かったと思います。


OP「愛したげる」 歌ーLOVERIN TAMBURIN
ED「鎖り」 歌ー川上彬子

2曲とも好きです。
それと、EDの映像で37代目地球勇者ゴードンの高笑いがうざすぎますw



けっこう楽しめた作品でした。
魔界、天界、人間界の世界観は活かしきれてませんでしたが、
これは私が思うにギャグアニメなので問題ないです。
そのギャグの精度もなかなかのものですし、満足しています。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 28
ネタバレ

メア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

趣味は夜更かしに火遊び高笑い、その名もラハール様!!

日本一ソフトさんの看板やり込み作業ゲーム、ディスガイアのアニメ化作品です。でした。

内容に関しては記憶に古いため部分部分と最後しか覚えておりません。申し訳ありません。またゲームのほうをやっているのである程度補正がかかっております。

作画は全く覚えていないので未評価。
そこまで……。

とある魔界の魔王様の息子、高笑いが趣味且つ特徴傍若無人悪逆非道悪の化身最強主人公ラハール様と、先代魔王様の家来サディスト野心家貧乳小悪魔エトナさんと、天界からのスパイで愛と戦隊マニア天然交じりの天使見習いフロンさん、その他一括りで送るコミカルでギャグありシリアスありのお話です。魔界天界人間界をまたにかけた壮絶なお話です。今のは嘘です。序盤のギャグからは想像しがたいですが割といいお話です。

{netabare} 敢えて最後をプリニーEND(恐らく一般的にはノーマルED)にしたことが自分としては高評価です。他にも(原作ゲームでは)いくつかの終わり方があり、流石にバッドエンドはないしグッドエンドになるのだろうと思っていた(気がする)のですがその予想を打ち破ってくれたのが嬉しかったのでしょう。 {/netabare}

歌はアニメで流れたのかは覚えておりませんが「戦友よ」「赤い月」「ラハール様の讃美歌」などなどと好きなものが多いので評価が上がっております。もちろんOff vocalにもいい曲はあります。(あ、そっちの方がアニメでは流れていそうな気が……。

最後に余談です。独り言なので無視してくださってかまいません。
{netabare}
最初の方に書いた通りこの作品の原作のゲームはひたすらやり込む、それも作業的にやり込むゲームです。たしか売り文句が『史上最凶やり込みSRPG』だったかな。形式上最高レベル9999ですが、転生システムなどがあり実際には総合10万越え程度は普通の、プレイ時間が3桁越えは普通のゲームです。未だやってない方は、根気がありSRPGが好きな方でしたらお勧めします。自分は初作、二作目のみやっております。2ではただひたすら強くもない盗賊を育ててました。フロンちゃんじゃないですが、

「愛よね!!」

それとタイトルはラハール様の讃美歌から拝借しました。
さらに関係ないですがビューティー男爵ナルシストで噛ませ役のようで実は大物な自称ライバルのちょっと残念さが滲み出てる中ボスさん大好きです。ラハール様やフロンちゃんエトナさんには及びませんが。
以上です。失礼しました。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

林檎´ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日本一ソフトウェアの実力

この作品。もともとPS2ゲームソフトで発売され、今や知る人ぞ知る史上最凶やり込みシュミレーションRPGで有名。そんな作品がまさかまさかのアニメ化計画とは!気付かなかった・・・。アニメが制作されていただなんて!もう5、6年も気付かなかったとは; 

ディスガイアにはディスガイア特有のユニークさがあり、これが個人的にハマってしまった。ゲームやったらわかるけど、ここまで笑わせてくれるRPGは見たことない。ただ、アニメはだいぶ前の作品という事で、作画がイマイチに感じてしまう。まあ仕方ないんだけどね。

でもね、予告PVはその時代にしてはかなり頑張って作ってあるね。今流してもウケそうな作りだった。さすが日本一ソフトウェア。こだわりますなー。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

56.5 23 2006年春(4月~6月)アニメランキング23位
ガラスの艦隊(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.3 (53)
230人が棚に入れました
遙かな未来。人類は大多数の者が信仰する宗教、十字星教の教義に従い惑星から離れ、コロニー化した宇宙戦艦を領土と見なして閉塞された宇宙空間を征く、中世ヨーロッパ風の貴族主義が横行する戦乱の時代を生きていた。

その世界に於いて近年、勢力を拡大し、旧勢力たる貴族連合を討ち倒した貴族ヴェッティは自らを神聖帝国初代皇帝(神聖皇帝)と名乗り、新たな統一国家である神聖帝国を樹立する。そして更なる支配を求め、人民に圧制を強いた。この事態を憂いた若き斜陽貴族の当主ミシェルは人民解放を掲げて人民軍を結成。然し圧倒的な戦力を誇る神聖皇帝軍の前には歯が立たず、遂に追撃艦隊の前に敗北を迎えようとしていた。

声優・キャラクター
津田健次郎、甲斐田裕子、石田彰、植田佳奈、白石涼子、山口太郎、樫井笙人、宮林康、伊藤静、釘宮理恵、青山穣、大川透、吉川亜紀子、飯田浩志

YOSIMIX さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

隠れたスペースオペラが、まだここにある!!

レビューが少なくその存在もあまり知られていない様子だが
スペースオペラとして面白みのある作品はまだ存在する。
【二人の英雄が繰り広げる戦争物語】という味方からすれば
ありきたりのパターンともいえるが、物語そのものは新しい
展開と面白さがあり、また黒々した陰謀渦巻くスペースもの
の中に、ちょっと柔らかみが入って優しくなったような作品
という所だろうか。

古代文明、惑星の結合、領土艦、予言、第三勢力、黒十字、
新しい流れを組む要素が沢山見られるが、全体の話が少ない
放送話の為に、少し内容を切り詰めている感が勿体なく思わ
れる。その為か、内容もありきたりがちになってはいるが、
作品そのものは悪くはなく、それなりに楽しむ事が出来る。

キャラ性(個性)が豊かな部分もあり、それぞれ必要な所を
うまく出していて、その辺はうまく作用している。戦争的な
観かたをするよりも、宇宙系のアクションアニメとして楽し
むには要素も事足りる。主人公無敵(艦)的なところが観ら
れるも、ラストまで観て行けば意味合いや理由もはっきりし
てくるが、その繋がりは観たものにしかわからない辺りは、
最初でやめてしまうとそんなところかもしれない。

私個人としては、もう少しレビューが増えて色々な意見が出
てくれば、もっと楽しむ要素が発掘されるのではないかと感
じる作品の一つである。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

戦艦無双のごとく…。

タイタニアと銀河戦国群雄伝をひっつけたような作品。
銀河戦国群雄伝というか、New Space Order -Link of Life-の方が
しっくり来るかな。
(NSOを知らない人は、フラッシュノベルがあるので、興味がある人は見てください。)

で、内容の方は
構想自体は悪くないんだけど、とにかくクサい。
何と言うか…大枠だけ考えて、細部まで詰めなかった結果
節々チープになってしまったような、そんな感じ。

戦艦一隻が無双するし
男色変態超人ヤンデレ皇帝と自称王族の超人ツンデレ海賊が
戦艦や剣で一騎打ちを繰り返す中、人民革命軍リーダーが振り回される。
そして、お決まりの宗教コンボ。
レギュラーを増やしすぎたせいなのか、後半ポコポコ人が死ぬ。
そんな流れ。

納得いかない部分がいくつか…。
12話後半で話を端折って、13話が1~12話の総集編になっている部分。
意味不明すぎる。製作が間に合わなかったのか?
それと、復讐を宣言しておきながら、最後まで登場しない準レギュラー。

これが王家秘伝なのか…。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 4
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

銀英伝を期待しちゃうと、、、(汗)

[文量→小盛り・内容→酷評系]

【総括】
一応、ジャンルとしてはスペースオペラであり、勿論、そういう要素として楽しめた部分はあったが、、、演出のクドさ、荒さがすべてを台無しにした感じですね。なんか、ずっと格好悪かったです(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、宇宙空間を生身で動けるというのがね(汗)

宇宙戦争を貴族的世界観で動かすのは、銀英伝に通じるものはあるのだけれど、料理の仕方でこうも違うかね(笑)

あと、腐臭というより、もろBLでしたね(苦笑) 艦隊戦はそこそこ楽しめたけど、結局、主人公チートだしな~。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/20
♥ : 9

55.8 24 2006年春(4月~6月)アニメランキング24位
NIGHT HEAD GENESIS-ナイトヘッドジェネシス(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (45)
312人が棚に入れました
超能力者の兄弟、霧原直人と直也は、幼い頃から結界の張られた森に建つ研究所に隔離されていた。15年後、二人は結界の切れた研究所から脱走し、自由な外の世界へ飛び出す。しかし、「二人が外に出ると、マイナスの力を引き寄せてしまう」という言葉が脳裏をよぎる。果たして、外の世界で二人を待つ運命は。

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

人間の脳は70%を使用されていないといわれている。使用されていない脳はこう呼ばれることがある「NIGHT HEAD 」

超能力者の兄弟・霧原直人と直也は
幼い頃から結界の張られた森に建つ研究所に隔離されていた
15年後二人は結界の切れた研究所から脱走し自由な外の世界へ飛び出す


~感想~
あに友さんより紹介してもらった作品です(^^)

・超能力を持つ故に苦しむ兄弟
・終始シリアスな展開
・兄弟の性格
などなど…全体的に重く暗く全く花がない作品です
面白くないと思う方も多い作品でしたが私は楽しめました

お互い依存しているが
幼いころから周りから恐れられ隔離までされ
2人しか信じられる人がいなければ仕方ないかなと思う
特に直也の性格は好きじゃなく普段であれば毛嫌いしていたけど
能力のせいもあるので人間不信になってもおかしくないと思えば
どうってことがなった

何より予想外なのがストーリー
あらすじからは考えられない内容だった
この兄弟によって世界がどう転ぶか…
そこまで壮大な内容のわりには驚くほどのあっさり解決

世界観・人物等の説明不足ため
なぞがなぞのままで終わる事が多々ある
たくさんあるので私の疑問は省略します

OP・EOはもっと考えて作ってほしかったです

悪い点ばかり上げていますが私は面白かったです
きっと嫌いじゃない雰囲気のアニメだったのだと思います。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 8

ソーカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

曾根崎ラップ

超能力をもつ兄弟の過酷な運命を描いた作品。

こんなオカルトが大好き!だった時もありました。
様々な謎が提示されていくので見応えはありますが、ストレスフルな鬱々とした展開。爽快感は皆無なミステリー。作画演出とにかくヴィジュアル面は苦しかったと思う。90年代のドラマのリメイクなので、そのオカルトブームにハマッてた人なら見る価値はあるかもしれない。

ただアスラン声の弟君がひたすらにうざかった。
なんかある度にぎゃーぎゃー喚く。寝ても覚めても「兄さん」と呼んでた気がする。
おそらく「兄さん」という言葉が最も使われたアニメではないだろうか(笑)
「アナザヘヴン」はアレですが、BLというわけではありません。

何話だったか忘れましたが、曾根崎という悪役が出てきて「この世は破滅だー!」とラップを披露するんですが、これがとんでもない破壊力です。もちろん爆笑したけど、あれ何だっただろう(笑)

投稿 : 2024/04/20
♥ : 13

豚汁豚抜き さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

脱走したわりに何を考えているかわからない

超能力のせいで家から研究所のような所に隔離されてしまう兄弟。
兄は自由になりたいと思い続け青年になってからようやく2人で施設を脱出しますが自由になりたいと願い続けたわりに兄はすぐキレて超能力を行使し続ける。
こういう境遇だったら自分の能力を嫌って超能力なんかあるわけないと偽って生きていくのが自由でいるための最善手だと個人的には思ったので超能力を馬鹿にされることに対して何故そこまでイライラしてるのか全くわからない。その能力が原因で親と離れざるを得なかったのでは……。
これが子供のキャラクターだったら印象も違うと思いますが如何せん絵柄も声も成人済みにしか見えず、ここまで短気なキャラクターは違う意味で不気味でした。
怒りながらフォークやスプーンを曲げるシーンには失笑です。とにかく兄弟の行動どれもがストレスフルで見続けるのは断念しました。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 0

54.9 25 2006年春(4月~6月)アニメランキング25位
ソウルリンク Soul Link(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.1 (58)
362人が棚に入れました
西暦2045年。中央士官学校予科3年の相澤涼太は、先輩の七央や同級生の沙佳らと共に、国際宇宙港に集まっていた。宇宙研修のため、周遊型スペースステーション・アリエスに向かうためだ。やがて一行はアリエスに向けて飛び立ち、涼太の初めての宇宙研修が始まった…。

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3

スリルリングな雰囲気は味わえた。

2006年4月~TV放送アニメ。全12話+特別編※一部規制有り。
2004年12月にNavelから発売されたアダルトゲームが原作。

西暦2045年の宇宙ステーション「アリエス」を舞台にしたSF物
で、陰謀に巻き込まれ、戦いに翻弄されつつ謎に迫るなかで
本当に隠された真実に辿り着けるのか?というサスペンス。

エログロ傾向のアクションや陵辱などを含むシリアスで陰惨
な描写を含む内容でした。TV放送はディレクターズカット等
R15他何らかの規制をして放送した様です。

一部の表現や描写がTV放送には不向き不適切というもので、
基本的には如何にもアドベンチャーゲームが原作というよう
内容で、緩急にラブコメ等の他コミカルな描写等も多少有り
ますが、基本はシリアスでサスペンス煽りが多かったです。

敵から身を護る為のアクション等もそこそこ有りますが・・
動きはそれほど良くなく、演出がそれなりでギリギリな感じ。

キャラデザ等も良く崩れますが必要な場所ではそつなく・・
デザイン自体も、特に良くも悪くもなく普通かなと感じた。
展開も比較的セオリー通りで、そこそこ次の展開が気になる
感じで、演出は上記の通りスリルを煽る感じも良く感じた。
音楽も特にチープな感じもなく、普通に雰囲気に合った感じ。

10.5話の特別回想編 -CELLARIA/NANAMI-を含めても全13話で
短いので、展開や諸設定等に興味が有る内にどんどん進み、
勢いがあるうちにクライマックスを迎えるので割りと見易い。

特にこのアニメでなければ、という固有の推しが無いので、
根明なハーレム系アニメの規制とは違う部分での規制云々が
推しみたいで、明確に視聴者を分けてしまいそうな作品かな。



相澤 秀平:伊藤健太郎、幼少期:小林ゆう
中央士官学校本科2年。頭脳明晰にして運動神経抜群。
予科(少年科)を2年飛び級して本科に入学したエリート。
仲間達を代表する統率力と行動力があり正義感も強い。
少々デリカシーに欠如した軽い性格で一般常識に疎い。

相澤 涼太:荻原秀樹、幼少期:井ノ上奈々:秀平の弟。
中央士官学校予科3年。おっとりとしたマイペース派。
争い事は好まず、やや流されやすく引っ込み思案な性格。
周囲に振り回され易いが、正しいと信じた事は譲らない。
秀平がいない間、仲間を纏めるリーダー的存在となった。


森崎 七央:佐久間紅美:相澤兄弟の幼馴染で秀平の恋人。
中央士官学校予科4年。医療班に所属。清楚な美少女。
確り者で真面目で努力家。お嬢様育ちの為やや天然気味。
家庭的でお菓子作りが趣味。他人へは優しく親切。

永瀬 沙佳:増田ゆき:乗り物の運転センスは天才。
中央士官学校予科3年。予科では委員長を務めている。
乗り物マニア。既に大半の乗り物の操縦免許を取得済み。
積極的であり責任感が強い。黒髪ロングの活発な美少女。

新田 亜希:大野まりな:猫被りだが勝ち気で生意気。
中央士官学校予科1年。金髪ツインテールの美少女。
異母兄の和彦とは仲が悪いが、心の奥では信頼している。
天才的頭脳。特にコンピュータ関係の扱いに長けている。

ユウ=ヤマナミ:嶋方淳子:謎が多く
アリエスに取り残された民間人女性。戦闘能力は高い。
緑色ロングの髪を横にまとめ横ポニーテールにしている。
寡黙で冷静沈着で他人との接触を嫌い、単独行動を貫く。

稲月 ななみ:柳瀬なつみ
民間人の少女。いつも笑顔でいるムードメーカー。
食料倉庫に隠れていたお菓子が大好きな食いしん坊。
性格は外見同様に幼いが、やたら物覚えが良く勘も鋭い。

セラリア=マーカライト:手塚ちはる:合衆国国籍の軍人。
中央士官学校の女性教官。英語、機械技術、特別演習。
「特別交流プログラム」制度によって招かれた臨時講師。
眼鏡をかけ冷静でクールに見えるが意外と情熱家である。

カレン=タチバナ:庄子裕衣:底抜けな明るい陽気な性格。
南アメリカ大陸の出身の日系人の子孫で日本語が堪能。
戦闘能力は高く勘も鋭い。ただし人情に弱いところがある。
元々は正規の軍人であったが、現在はハララクスの一員。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 3

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

宇宙ステーションでの学園アニメ

宇宙ステーションでの楽しい学園生活のはずが、テロリストに占拠されてしまう。
こんなのが仕官になって大丈夫か?みたいな生徒なので、最初の数話はガマンが必要。
テロリストが活動を始めて、これからと思ってもテロリスト側もたいしたことがないのでガマンが必要。
ギャグアニメにするか、もっとまじめに行動してくれればいいのにと、イライラがつのる。
しかし、所詮エロゲー原作、「いやー、未来は平和でいいねぇ」と思えば、腹も立たなくなり、見事完走できた。
本来ならば、感動のシーンであるはずの場面が、登場人物たちのダメっぷりで全て台無し。
これ、設定やあらすじはよいのだから、キャラの性格と脚本練り直してリメイクすればかなりイイアニメになると思うのだが・・・。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1

ネロラッシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

もう一捻りして欲しかったな

士官学校の生徒たちが訓練をする宇宙ステーションがテロリストに乗っ取られての脱出劇。
と、単純にこれだけにしていれば良かったのに、映画スピーシーズ、ゾンビネタもぶち込んで来て、嫌いなネタではないが、緊迫感が足りないし、原作エロゲにしてはエロ少ないし…
W主人公Wヒロインがいきてないというか。
特典映像で補足はしていたが、もう一捻りして欲しかったな。

テロリストの捕虜になった民間人杉本亜弥(CVナンジョルノ)が俺的にはメインヒロインじゃね?であった。

投稿 : 2024/04/20
♥ : 1
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